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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
30AM01 | 30 | 午前 | 1 | 医学概論 | 病気の治療について誤っているのはどれか。 | 1. 1. 心理療法は向精神薬を用いる治療である。
2. 2. 理学療法は運動機能の回復を目的とする。
3. 3. 化学療法は薬物治療の一つである。
4. 4. 温熱療法はがん細胞の温度を上昇させて死滅させる方法である。
5. 5. 言語聴覚療法はことばによるコミュニケーションに障害があるものを対象とする。 | [
1
] | 1 | 心理療法(精神療法)はカウンセリング・認知行動療法など「心理的手段」による治療であり、向精神薬を用いるのは薬物療法。両者を混同した1が誤り。理学療法=運動機能回復(2○)、化学療法=薬物治療(3○)、温熱療法(ハイパーサーミア)=がん細胞の加温死滅(4○)、言語聴覚療法=コミュニケーション障害・嚥下障害が対象(5○)。 | 治療法の分類:薬物療法(化学療法・向精神薬など)、手術療法、放射線療法、理学療法・作業療法・言語聴覚療法(リハビリテーション)、心理療法(対話・行動変容による)。心理療法は薬を使わない点が定義の核心である。 | 0.96 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM02 | 30 | 午前 | 2 | 医学概論 | 臨床工学技士が行うことができないのはどれか。 | 1. 1. 人工心肺業務における留置カテーテルからの採血
2. 2. 人工心肺装置の運転条件の変更
3. 3. 除細動器の操作条件の設定
4. 4. 人工呼吸業務における気管挿管
5. 5. 条件付きMRI対応ペースメーカの検査前確認 | [
4
] | 4 | 気管挿管は医師(および特定条件下の救急救命士等)が行う医行為で、臨床工学技士には認められていない→4。留置カテーテルからの採血(1○:通知で明確化)、人工心肺の運転条件変更(2○:医師の具体的指示下)、除細動器の操作条件設定(3○)、条件付きMRI対応ペースメーカの検査前確認(4…5○)はいずれも業務として実施できる。 | 臨床工学技士の業務は生命維持管理装置の操作(身体への血液・気体等の接続・除去を含む)と保守点検。気管挿管・抜管は認められていない(人工呼吸業務でも挿管は医師が行う)。2010年通知で喀痰吸引・動脈留置カテーテルからの採血が、2021年法改正で静脈路確保等が追加されたが、気管挿管は現行でも業務外である。 | 0.96 | 問題文の「できない」は原本で強調印刷のため判読不能であり、正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM03 | 30 | 午前 | 3 | 医学概論 | 水溶性ビタミンはどれか。
a. ビタミンA
b. ビタミンB₆
c. ビタミンC
d. ビタミンD
e. ビタミンE | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
3
] | 3 | 脂溶性ビタミンは「DAKE(だけ)」=D・A・K・E。残りのB群とCが水溶性。よってb(B₆)・c(C)=3。 | 脂溶性ビタミン(A・D・E・K)は体内に蓄積し過剰症を起こしやすい。水溶性(B群・C)は尿中排泄され欠乏症を起こしやすい。覚え方「DAKEだけ脂溶性」。 | 0.98 | null | false | null | null | ||
30AM04 | 30 | 午前 | 4 | 医学概論 | 高齢者の薬物治療について誤っているのはどれか。 | 1. 1. 薬物誘発性低血圧が生じやすい。
2. 2. 肝での薬物代謝が低下している。
3. 3. 脂溶性薬物の半減期が短縮する。
4. 4. 水溶性薬物の血中濃度が上昇する。
5. 5. ベンゾジアゼピン系薬物への感受性が高い。 | [
3
] | 3 | 高齢者は体脂肪率が増加するため脂溶性薬物の分布容積が増え、半減期はむしろ「延長」する→3が誤り。圧受容体反射の低下で薬物性低血圧を起こしやすい(1○)、肝血流・代謝酵素の低下(2○)、体内水分減少により水溶性薬物の血中濃度上昇(4○)、中枢神経系の感受性亢進(5○)。 | 加齢による薬物動態の変化:体水分↓(水溶性薬物の濃度↑)、体脂肪↑(脂溶性薬物の蓄積・半減期延長:ベンゾジアゼピン等)、肝代謝↓・腎排泄↓(クリアランス低下)、アルブミン↓(遊離型増加)。「少量から開始」が高齢者処方の原則となる理由である。 | 0.97 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM05 | 30 | 午前 | 5 | 医学概論 | 下腿浮腫の原因となるのはどれか。
a. 胃潰瘍
b. 肺炎
c. 深部静脈血栓症
d. ネフローゼ症候群
e. 心不全 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
5
] | 5 | 浮腫の機序で考える:静脈圧上昇(深部静脈血栓症c○、右心不全e○)、低アルブミン血症による膠質浸透圧低下(ネフローゼ症候群d○)。胃潰瘍・肺炎は浮腫の直接原因にならない(a×・b×)。c・d・e=5。 | 浮腫の4大機序:毛細血管静水圧上昇(心不全、静脈血栓・静脈不全)、膠質浸透圧低下(ネフローゼ、肝硬変、低栄養)、血管透過性亢進(炎症・アレルギー)、リンパ管閉塞(リンパ浮腫)。片側性下腿浮腫はDVTを、両側性は心・腎・肝疾患を考える。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM06 | 30 | 午前 | 6 | 医学概論 | 正しいのはどれか。 | 1. 1. 嚥下するとき喉頭蓋は開く。
2. 2. 右肺は2葉からなる。
3. 3. 吸気時に横隔膜は弛緩する。
4. 4. 胸膜は臓側胸膜と壁側胸膜からなる。
5. 5. 左主気管支は右主気管支に比べ、より体の長軸方向に分岐する。 | [
4
] | 4 | 胸膜は肺を覆う臓側胸膜と胸壁側の壁側胸膜の2葉からなる(4○)。嚥下時は喉頭蓋が「閉じて」誤嚥を防ぐ(1×)。右肺は3葉(2×)。吸気時に横隔膜は「収縮」して下がる(3×)。体軸方向に近い(垂直に近い)のは「右」主気管支(5×:誤嚥性肺炎が右に多い理由)。 | 呼吸器の基本解剖:右肺3葉(上・中・下)、左肺2葉。横隔膜は吸気の主動筋で収縮により胸腔が拡大する。右主気管支は太く短く垂直に近いため異物・誤嚥物が入りやすい。胸膜腔は臓側・壁側胸膜に挟まれた閉鎖腔で少量の胸水を含む。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM07 | 30 | 午前 | 7 | 医学概論 | 心臓について誤っているのはどれか。 | 1. 1. 洞房結節は右房に存在する。
2. 2. 右冠動脈は腕頭動脈から分岐する。
3. 3. 三尖弁は右房と右室との間に存在する。
4. 4. 乳頭筋は心室内に存在する。
5. 5. 上行大動脈は主肺動脈の背側を走行する。 | [
2
] | 2 | 冠動脈(左右)は上行大動脈基部のバルサルバ洞から分岐する。腕頭動脈は大動脈弓の分枝で冠動脈とは無関係→2が誤り。洞房結節は右房上部(1○)、三尖弁=右房室弁(3○)、乳頭筋は腱索を介して房室弁を支える心室内構造(4○)、上行大動脈は主肺動脈の背側(右後方)を走る(5○)。 | 冠動脈は大動脈弁直上のバルサルバ洞(右冠尖・左冠尖)から起始する。大動脈弓の3分枝(腕頭動脈・左総頸動脈・左鎖骨下動脈)との区別を問う問題。心臓の刺激伝導系(洞房結節→房室結節→ヒス束)や弁・乳頭筋の位置関係も基本事項。 | 0.97 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM08 | 30 | 午前 | 8 | 医学概論 | バソプレシンが作用するのはネフロンのどの部位か。 | 1. 1. 糸球体
2. 2. 近位尿細管
3. 3. ヘンレ係蹄
4. 4. 遠位尿細管
5. 5. 集合管 | [
5
] | 5 | バソプレシン(ADH)は集合管のV2受容体に作用し、アクアポリン2を管腔膜へ移動させて水の再吸収を促進する。よって5。 | ネフロン各部の機能:近位尿細管=大部分の再吸収(Na・グルコース・アミノ酸・水)、ヘンレ係蹄=対向流増幅系で浸透圧勾配形成、遠位尿細管=アルドステロンによるNa再吸収、集合管=ADHによる水再吸収の最終調節。ホルモンと作用部位の対応は頻出。 | 0.98 | null | false | null | null | ||
30AM09 | 30 | 午前 | 9 | 医学概論 | 高齢者に現れやすい歩行の特徴はどれか。 | 1. 1. 歩幅が大きくなる。
2. 2. 後傾姿勢になる。
3. 3. すり足歩行になる。
4. 4. 上肢の振りが大きくなる。
5. 5. 地面を蹴り出す力が強くなる。 | [
3
] | 3 | 高齢者の歩行:歩幅減少、歩行速度低下、前傾姿勢、腕の振り減少、足が上がらずすり足になる(転倒・つまずきの原因)。該当は3。 | 加齢による歩行変化は下肢筋力低下・バランス機能低下による:小刻み・すり足・両脚支持期の延長・歩隔の拡大。転倒予防の観点(段差・敷居への注意、筋力訓練)からも重要な知識。 | 0.98 | null | false | null | null | ||
30AM10 | 30 | 午前 | 10 | 医学概論 | チアノーゼについて誤っているのはどれか。 | 1. 1. 皮膚や粘膜の色調は紫青色を呈する。
2. 2. 口唇、耳朶、指爪が好発部位である。
3. 3. 中心性と末梢性に分類される。
4. 4. 動脈血酸素飽和度低下が原因となる。
5. 5. 貧血によって増強する。 | [
5
] | 5 | チアノーゼは毛細血管内の還元ヘモグロビンが約5g/dL以上で出現する。貧血ではHb総量が少なく還元Hbが5g/dLに達しにくいため、チアノーゼはむしろ「出にくい」→5が誤り。紫青色の色調(1○)、口唇・耳朶・爪床の好発(2○)、中心性/末梢性の分類(3○)、中心性の原因=SaO2低下(4○)。 | チアノーゼの本態は還元Hbの絶対量(≧5g/dL)。多血症では出やすく、貧血では高度の低酸素でも出にくい(見逃しに注意)。中心性=動脈血の酸素化障害(肺疾患・右左シャント)、末梢性=末梢循環不全による酸素摂取増大(寒冷・ショック)。 | 0.97 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM11 | 30 | 午前 | 11 | 臨床医学総論 | 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の胸部X線画像所見で正しいのはどれか。
a. 横隔膜の平低化
b. 胸骨後腔の拡大
c. 心陰影の拡大
d. 肺血管陰影の増強
e. 肺門リンパ節の腫大 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
1
] | 1 | COPD(肺気腫)=肺の過膨張:横隔膜平低化(a○)、側面像での胸骨後腔(retrosternal space)の拡大(b○)。心陰影はむしろ滴状心で縮小(c×)、肺血管陰影は減少(d×)、肺門リンパ節腫大はCOPDの所見でない(e×)。a・b=1。 | COPDのX線:過膨張所見(横隔膜平低化・胸骨後腔拡大・肋間腔開大)、肺野透過性亢進、血管影の細少化、滴状心。第32回午前11問と同趣旨で、胸骨後腔拡大(側面像)が加わった形。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM12 | 30 | 午前 | 12 | 臨床医学総論 | 急性肺血栓塞栓症について正しいのはどれか。 | 1. 1. 日本では女性よりも男性に多い。
2. 2. 深部動脈血栓が原因となる。
3. 3. D-ダイマーが低値を呈する。
4. 4. 呼吸性アルカローシスを呈する。
5. 5. 胸部造影CTよりも換気シンチグラムが有用である。 | [
4
] | 4 | 肺塞栓では低酸素血症に対する頻呼吸でPaCO2が低下し呼吸性アルカローシスを呈する(4○)。わが国では女性に多い(1×)。原因は深部「静脈」血栓(2×)。D-ダイマーは上昇(3×)。診断は胸部造影CT(CT肺動脈造影)が第一選択で、換気シンチは血流シンチとの組合せで補助的(5×)。 | 急性肺血栓塞栓症:DVT(下肢・骨盤静脈)の血栓が肺動脈を閉塞。症状は突然の呼吸困難・胸痛・失神。血液ガスは低O2・低CO2(A-aDO2開大+呼吸性アルカローシス)。D-ダイマー陰性は除外に有用。確定診断は造影CT。長期臥床・術後・長時間フライトが誘因。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM13 | 30 | 午前 | 13 | 臨床医学総論 | チアノーゼを来す疾患はどれか。
a. 僧帽弁狭窄症
b. 拡張型心筋症
c. Fallot四徴症
d. Eisenmenger症候群
e. 三尖弁閉鎖不全症 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
4
] | 4 | チアノーゼ性心疾患=右左シャントをもつ疾患:Fallot四徴症(c○:VSD+肺動脈狭窄による右左シャント)、Eisenmenger症候群(d○:左右シャントが肺高血圧の進行でシャント逆転)。僧帽弁狭窄・拡張型心筋症・三尖弁閉鎖不全は左右シャントも右左シャントもなくチアノーゼは基本的に来さない。c・d=4。 | チアノーゼ性先天性心疾患:Fallot四徴症(最多)、完全大血管転位、総肺静脈還流異常、三尖弁閉鎖(閉鎖症;閉鎖不全とは別)など。Eisenmenger化は未治療のVSD・ASD・PDAで肺血管抵抗が体血管抵抗を超えシャントが逆転した状態で手術適応を失う。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM14 | 30 | 午前 | 14 | 臨床医学総論 | 低血糖の症状はどれか。
a. 徐脈
b. 頭痛
c. 振戦
d. 顔面蒼白
e. 皮膚乾燥 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
4
] | 4 | 低血糖の症状は交感神経刺激症状(発汗・振戦c○・動悸・頻脈・顔面蒼白d○)と中枢神経症状(頭痛b○・集中力低下・意識障害・痙攣)。徐脈は逆(頻脈になる、a×)、皮膚は冷汗で湿潤(乾燥は高血糖性昏睡側、e×)。b・c・d=4。 | 血糖60mg/dL前後で交感神経症状(警告症状)、50mg/dL以下で中枢神経症状が出現する。β遮断薬服用者では警告症状がマスクされ重症化しやすい。皮膚乾燥・脱水はDKA・高浸透圧高血糖状態の所見で、低血糖の冷汗湿潤と対照的。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30AM15 | 30 | 午前 | 15 | 臨床医学総論 | 病原微生物に関して正しいのはどれか。 | 1. 1. 髄膜炎菌はグラム陽性球菌である。
2. 2. 発疹チフスはウイルス感染によって発症する。
3. 3. 成人T細胞性白血病は東日本に多い。
4. 4. マイコプラズマは細胞壁をもたない。
5. 5. 腸炎ビブリオの潜伏期間は約120時間である。 | [
4
] | 4 | マイコプラズマは細胞壁をもたない最小の自己増殖性細菌で、細胞壁合成阻害薬(βラクタム)が無効(4○)。髄膜炎菌はグラム「陰性」双球菌(1×)、発疹チフスはリケッチア感染症(2×)、ATL(HTLV-1)は九州・沖縄など西日本に多い(3×)、腸炎ビブリオの潜伏期は約12時間(120時間ではない、5×)。 | マイコプラズマ肺炎にはマクロライド・テトラサイクリン系を用いる(細胞壁がないためペニシリン無効)。発疹チフス=コロモジラミ媒介のリケッチア。HTLV-1キャリアは西南日本に偏在。腸炎ビブリオは海産魚介類による食中毒で潜伏期半日程度。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM16 | 30 | 午前 | 16 | 臨床医学総論 | 急性腎不全に対して透析を開始しなければならないのはどれか。
a. BUN 100mg/dL
b. 血清HCO₃⁻ 12mEq/L
c. 血清クレアチニン 8mg/dL
d. 動脈血pH 7.35
e. 血清K⁺ 5mEq/L | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
1
] | 1 | 急性腎不全の透析開始基準の目安:BUN 80〜100mg/dL以上(a○)、Cre 8mg/dL以上(c○)、高度代謝性アシドーシス(HCO₃⁻12mEq/L以下はpH7.2相当の高度低下、b○)、K 6.5mEq/L以上、溢水・尿毒症症状。pH7.35は正常下限(d×)、K 5mEq/Lは軽度上昇にとどまる(e×)。a・b・c=1。 | 緊急透析の適応(AIUEO):Acidosis(高度アシドーシス)、Intoxication(薬物中毒)、Uremia(尿毒症症状)、Electrolyte(高K血症>6.5)、Overload(溢水・肺水腫)。数値基準としてBUN100・Cre8・HCO₃12以下などが用いられる。dとeは正常〜軽度異常で開始基準に達しない。 | 0.95 | null | false | null | null | ||
30AM17 | 30 | 午前 | 17 | 臨床医学総論 | 慢性腎不全の長期透析患者に認められる合併症はどれか。
a. 悪性腫瘍
b. サルコイドーシス
c. 副甲状腺機能低下症
d. 貧血
e. 腎嚢胞 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
3
] | 3 | 長期透析の合併症:悪性腫瘍の頻度増加(a○)、腎性貧血(d○)、後天性嚢胞性腎疾患=多発性腎嚢胞(e○:腎癌の発生母地)。サルコイドーシスは無関係(b×)、副甲状腺は「亢進」症になる(c×)。a・d・e=3。 | 長期透析合併症:腎性貧血、CKD-MBD(二次性副甲状腺機能亢進症)、透析アミロイドーシス、後天性嚢胞性腎疾患(ACDK:長期透析腎に多発嚢胞、腎細胞癌のリスク)、悪性腫瘍増加、動脈硬化・心血管疾患。低下症/亢進症の引っかけと、ACDKの知識を問う。 | 0.95 | null | false | null | null | ||
30AM18 | 30 | 午前 | 18 | 臨床医学総論 | ヘリコバクター・ピロリ菌と関連のある疾患はどれか。
a. 食道癌
b. 胃潰瘍
c. 胃癌
d. 十二指腸潰瘍
e. 潰瘍性大腸炎 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
4
] | 4 | ピロリ菌関連疾患:胃潰瘍(b○)、十二指腸潰瘍(d○)、胃癌(c○:WHO認定の発癌因子)、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病など。食道癌(a×)や潰瘍性大腸炎(e×)との関連は確立していない。b・c・d=4。 | H.pyloriはウレアーゼでアンモニアを産生し胃酸中で生存、慢性胃炎→萎縮性胃炎→腸上皮化生→胃癌の経路に関与する。除菌は消化性潰瘍の再発を激減させ、胃MALTリンパ腫の多くは除菌のみで退縮する。逆流性食道炎は除菌後にむしろ増えることがある。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM19 | 30 | 午前 | 19 | 臨床医学総論 | 正しい組合せはどれか。
a. 播種性血管内凝固(DIC) ――― 二次線溶亢進
b. フォン・ヴィレブランド病 ――― 出血時間延長
c. ワルファリン過剰投与 ――― プロトロンビン時間(PT)延長
d. 特発性血小板減少性紫斑病(ITP) ――― 骨髄での血小板産生低下
e. 血友病A ――― 第Ⅴ因子欠乏 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
1
] | 1 | DICでは血管内凝固で生じたフィブリンを溶かす二次線溶が亢進(a○)。vWF欠乏のフォン・ヴィレブランド病は血小板粘着障害で出血時間延長(b○)。ワルファリンはビタミンK依存因子を減らしPT延長(c○)。ITPは「末梢での血小板破壊亢進」で骨髄巨核球はむしろ増加(d×)。血友病Aは第「Ⅷ」因子欠乏(e×)。a・b・c=1。 | 出血性疾患の整理:血友病A=第Ⅷ因子、血友病B=第Ⅸ因子欠乏(APTT延長)。vWD=vWF欠乏(出血時間とAPTT延長)。ITP=抗血小板自己抗体による末梢破壊。ワルファリン=Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ因子低下でPT(INR)延長。DIC=凝固亢進+二次線溶(FDP・Dダイマー上昇)。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM20 | 30 | 午前 | 20 | 臨床医学総論 | カプノメータが麻酔中のモニタとして役立つのはどれか。
a. 不整脈
b. 食道誤挿管
c. 呼吸回路の外れ
d. 気管支喘息発作
e. 麻酔ガス過剰濃度 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
4
] | 4 | カプノメータは呼気CO₂を監視する:食道誤挿管ではCO₂波形が出ない(b○:挿管確認のゴールドスタンダード)、回路外れでは波形消失(c○)、喘息発作・気道狭窄では呼気プラトーが右上がりのサメ鰭状波形(d○)。不整脈(a×)や麻酔ガス濃度(e×:麻酔ガスモニタの役割)は検出できない。b・c・d=4。 | カプノメトリでわかること:換気状態(低換気・過換気)、気管チューブの位置(食道挿管)、回路トラブル(外れ・リーク)、気道閉塞パターン、再呼吸(吸収剤劣化)、心拍出量の急減(肺血流低下でETCO₂急落:肺塞栓・心停止)。ETCO₂は循環のモニタにもなるが、不整脈そのものは心電図の領域。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30AM21 | 30 | 午前 | 21 | 臨床医学総論 | 急性呼吸促迫症候群(ARDS)の診断に必要な情報はどれか。
a. PaO₂
b. PaCO₂
c. 中心静脈圧
d. 吸入酸素分画(FIO₂)
e. 胸部X線画像 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
3
] | 3 | ARDSの診断(ベルリン定義):①1週間以内の急性発症、②胸部画像での両側性浸潤影(e○)、③心不全・溢水だけでは説明できない、④P/F比(PaO₂/FIO₂)300以下→PaO₂(a○)とFIO₂(d○)が必要。PaCO₂や中心静脈圧は定義に含まれない(b×・c×)。a・d・e=3。 | ベルリン定義ではP/F比で重症度分類(軽症200〜300、中等症100〜200、重症≦100、いずれもPEEP≧5cmH₂O下)。旧定義にあった肺動脈楔入圧の項目は削除された。P/F比の計算に動脈血酸素分圧と吸入酸素濃度が必須という点が問われている。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30AM22 | 30 | 午前 | 22 | 臨床医学総論 | 主な感染経路が血液に由来するのはどれか。
a. A型肝炎ウイルス
b. B型肝炎ウイルス
c. C型肝炎ウイルス
d. HIV
e. インフルエンザウイルス | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
4
] | 4 | 血液媒介感染症の代表:HBV(b○)、HCV(c○)、HIV(d○)。A型肝炎は糞口感染(a×)、インフルエンザは飛沫感染(e×)。b・c・d=4。 | 針刺し事故で問題となる3大血液媒介病原体がHBV・HCV・HIV。感染力はHBV>HCV>HIVの順。A型・E型肝炎は経口(食品・水)、B型・C型・D型は血液・体液媒介という肝炎ウイルスの経路の整理も頻出。 | 0.98 | null | false | null | null | ||
30AM23 | 30 | 午前 | 23 | 臨床医学総論 | 滅菌・消毒について正しい組合せはどれか。
a. 消化器内視鏡 ――― エタノール
b. ディスポーザブル注射器 ――― X線
c. 芽胞形成菌 ――― グルタールアルデヒド
d. 粘膜 ――― 塩化ベンザルコニウム
e. 超音波プローブ ――― 高圧蒸気 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
4
] | 4 | 芽胞に有効な高水準消毒薬はグルタールアルデヒド(c○)。粘膜には低刺激の塩化ベンザルコニウム(逆性石けん)が使える(d○)。消化器内視鏡はエタノールでなく高水準消毒(a×)。ディスポ注射器の工業滅菌はγ線・電子線・EOG(X線は一般的でない、b×)。超音波プローブは耐熱性がなく高圧蒸気は不可(e×)。c・d=4。 | 消毒薬のスペクトル:高水準(グルタラール・フタラール・過酢酸)=芽胞まで有効。中水準(次亜塩素酸、アルコール、ポビドンヨード)。低水準(ベンザルコニウム、クロルヘキシジン)=一般細菌のみ。適用部位(粘膜・皮膚・器械)と材質の耐性(熱・薬剤)から組合せを判断する。 | 0.95 | null | false | null | null | ||
30AM24 | 30 | 午前 | 24 | 臨床医学総論 | 正しいのはどれか。 | 1. 1. 糖質1gあたりの熱量は約4kcalである。
2. 2. 糖質は分解されて二糖類として吸収される。
3. 3. アミノ酸は酸素の供給がないと乳酸に変わる。
4. 4. 安静座位で消費されるエネルギーを基礎代謝量という。
5. 5. 基礎代謝量は成人男子で約1,000kcal/dayである。 | [
1
] | 1 | 糖質・蛋白質4kcal/g、脂質9kcal/g(アトウォーター係数)で1○。糖質は「単糖」(グルコース等)まで分解されて吸収(2×)。酸素不足で乳酸になるのはグルコース(解糖系)でありアミノ酸ではない(3×)。基礎代謝は「仰臥位・安静・覚醒・空腹・快適温度」での代謝で座位ではない(4×)。成人男性の基礎代謝は約1,500kcal/day(5×)。 | 栄養の基本:三大栄養素のエネルギー換算、消化吸収(糖質→単糖、蛋白→アミノ酸、脂質→脂肪酸・モノグリセリド)、基礎代謝の測定条件と基準値(成人男性約1,500、女性約1,200kcal/day)。安静座位の代謝は基礎代謝の約1.2倍(座位安静時代謝量)。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30AM25 | 30 | 午前 | 25 | 生体計測装置学 | 誤差について正しいのはどれか。 | 1. 1. 計測器の目盛りの読み間違いによって偶然誤差が生じる。
2. 2. 計測器の校正を怠ると系統誤差が生じる。
3. 3. 量子力学的現象によって量子化誤差が生じる。
4. 4. 過失誤差は測定者によらず一定である。
5. 5. n回の測定値を平均すると理論的誤差は1/nとなる。 | [
2
] | 2 | 校正不足は常に一方向へ偏る「系統誤差」の典型(2○)。読み間違いは過失誤差(1×)。量子化誤差はAD変換の離散化による誤差で量子力学とは無関係(3×)。過失誤差は測定者に依存する(4×)。n回平均でランダム誤差は1/√nに減る(1/nではない、5×)。 | 誤差の分類:系統誤差(校正ずれ・環境・方法による偏り:平均しても消えない)、偶然誤差(ランダム:n回平均で1/√nに低減)、過失誤差(読み違い・記録ミス)。量子化誤差はディジタル化の振幅離散化に伴うもの。分類と対策(校正/加算平均/確認)の対応を問う。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM26 | 30 | 午前 | 26 | 生体計測装置学 | 信号処理について正しい組合せはどれか。
a. 周波数解析 ――― フーリエ変換
b. SN比改善 ――― 加算平均
c. 信号平滑化 ――― 微分演算
d. 輪郭強調 ――― 積分演算
e. 面積計算 ――― 移動平均 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
1
] | 1 | 周波数解析=フーリエ変換(a○)、SN比改善=加算平均(ランダム雑音低減、b○)。平滑化は移動平均・積分系(微分は逆、c×)、輪郭強調は微分演算(積分は逆、d×)、面積計算は積分(移動平均は平滑化、e×)。cとd、eは対応が入れ替わっている。a・b=1。 | 信号処理の対応:フーリエ変換=スペクトル解析、加算平均=S/N√N倍改善、移動平均・LPF=平滑化、微分・HPF=エッジ(輪郭)強調、積分=面積。入れ替え型の定番問題で、「微分=強調、積分=平滑・面積」の対が軸。 | 0.98 | null | false | null | null | ||
30AM27 | 30 | 午前 | 27 | 生体計測装置学 | 心電図誘導で右手、左手、左足の電位が、それぞれ−6mV、1mV、5mVであるとき、aVLの電位[mV]はどれか。 | 1. 1. −9.0
2. 2. −5.0
3. 3. 1.5
4. 4. 5.0
5. 5. 7.5 | [
3
] | 3 | aVL=VL−(VR+VF)/2=1−(−6+5)/2=1−(−0.5)=1.5mV。よって3。 | 増幅単極肢誘導(Goldberger):aVR=VR−(VL+VF)/2、aVL=VL−(VR+VF)/2、aVF=VF−(VR+VL)/2。探査電極以外の2肢の平均を基準にする定義式に代入するだけだが、符号処理を正確に。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM28 | 30 | 午前 | 28 | 生体計測装置学 | 心電図テレメータについて誤っているのはどれか。
a. 送信機のアンテナが長いほど送信効率がよい。
b. 使用する専用周波数帯は各メーカ共通である。
c. 混信対策としてゾーン配置が用いられる。
d. 受信感度不足にはブースタが用いられる。
e. 空中線電力は15mW以下である。 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
2
] | 2 | アンテナは波長に応じた最適長(λ/4など)があり「長いほど効率がよい」わけではない(a×)。医用テレメータの空中線電力は1mW以下(特定小電力:10mW以下の枠内)で「15mW以下」は誤り(e×)。専用周波数帯(420〜450MHz)は規格化されメーカ共通(b○)、混信対策のゾーン配置(c○)、受信アンテナ系のブースタ(d○)。誤り=a・e=2。 | 医用テレメータは400MHz帯の特定小電力無線局で、A型送信機の空中線電力は1mW以下。アンテナは電気長がλ/4に整合したとき効率最大となる。病院では天井アンテナ+ブースタ+混合器で受信系を構成し、ゾーン(バンド色ラベル)管理で混信を防ぐ。 | 0.88 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM29 | 30 | 午前 | 29 | 生体計測装置学 | トランジットタイム型超音波血流計について正しいのはどれか。
a. ドプラ効果を利用する。
b. ゼロ点補正が不要である。
c. 体表面からの計測ができない。
d. 順・逆方向の伝播時間差を利用している。
e. 赤血球からの散乱波を利用する。 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
4
] | 4 | トランジットタイム型は血流の順方向と逆方向で超音波の伝搬時間が異なることを利用する(d○)。流れゼロで時間差ゼロとなるためゼロ点補正不要(b○)。血管を挟むプローブを直接装着する必要があり体表からは計測できない(c○)。ドプラ効果・赤血球散乱波を使うのは超音波ドプラ血流計(a×・e×)。b・c・d=4。 | トランジットタイム型(透過型):一対の振動子間の伝搬時間差∝流量。手術中のグラフト血流測定(TTFM)や体外循環回路で使用。ドプラ型(反射型):赤血球からの散乱波の周波数偏移を利用し、体表から非侵襲計測が可能。両者の原理の違いが問われる定番問題。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30AM30 | 30 | 午前 | 30 | 生体計測装置学 | スパイロメータで計測できないのはどれか。 | 1. 1. 最大吸気量
2. 2. 予備吸気量
3. 3. 1回換気量
4. 4. 肺活量
5. 5. 残気量 | [
5
] | 5 | スパイロメータは口元の換気量(出入りする気量)を測る装置で、呼出できない「残気量」とそれを含む機能的残気量・全肺気量は測定できない→5。最大吸気量・予備吸気量・1回換気量・肺活量はいずれも計測可能。 | 残気量・FRC・TLCの測定にはガス希釈法(ヘリウム閉鎖回路法、窒素洗い出し法)や体プレチスモグラフィが必要。スパイロメトリで得られるのは肺活量系(VC、TV、IRV、ERV、IC)と努力呼出系(FVC、FEV1.0)である。 | 0.98 | 問題文の「できない」は原本で強調印刷のため判読不能であり、正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM31 | 30 | 午前 | 31 | 生体計測装置学 | X線CT検査と比較して超音波検査の利点で正しいのはどれか。
a. 画質がよい。
b. 視野が広い。
c. 肺内病変の評価に向いている。
d. 実時間画像が得られる。
e. 携帯性に優れている。 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
5
] | 5 | 超音波の利点:リアルタイム(実時間)画像(d○)、装置が小型でベッドサイドに持ち運べる携帯性(e○)、無被曝、安価。画質・視野の広さはCTが優れ(a×・b×)、含気の多い肺内はガスで超音波が通らず苦手(c×)。d・e=5。 | 超音波検査:非侵襲・無被曝・リアルタイム・ポータブルで、POCT(ポイントオブケア)やベッドサイド評価に最適。弱点は術者依存性、骨・ガスの音響障壁(肺・消化管・頭蓋内)、視野の狭さ。CTは広視野・客観的・肺野評価に優れるが被曝と移動を要する。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM32 | 30 | 午前 | 32 | 生体計測装置学 | 臨床用MRIについて正しいのはどれか。
a. 軟部組織の画像化に適している。
b. 炭素原子の空間分布を画像化する。
c. 水分の少ない組織の撮影に適している。
d. 撮像法としてT₁強調がある。
e. 血管造影が可能である。 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
3
] | 3 | 臨床MRIは水素原子核(プロトン)の分布・緩和を画像化する(炭素ではない、b×)。水・脂肪の豊富な軟部組織の描出に優れ(a○)、水分の少ない組織(骨皮質・肺)は苦手(c×)。T1・T2強調などの撮像法がある(d○)。造影剤なしでもMRA(血管撮影)が可能(e○)。a・d・e=3。 | MRIは¹H核磁気共鳴を利用し、組織のプロトン密度とT1・T2緩和時間の違いでコントラストを得る。T1強調=解剖、T2強調=病変(水が高信号)、TOF-MRA=血流を高信号に描出。被曝なし・任意断面が利点、強磁場による金属制約と長い撮像時間が欠点。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM33 | 30 | 午前 | 33 | 医用治療機器学 | 植込み型心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a. ジェネレータ(本体)は心嚢内に留置する。
b. 心内膜電極は左室に留置する。
c. ICHD(NBG)コードの3文字目のIは抑制を意味する。
d. 電極留置直後は刺激閾値が上昇する。
e. 500ms前後の刺激パルスが効率的である。 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
4
] | 4 | NBGコード3文字目は自己心拍への応答で、I=抑制(Inhibited)、T=同期(Triggered)、D=両方(c○)。電極留置後は組織の炎症・浮腫で刺激閾値が一過性に上昇する(d○)。本体は前胸部の皮下ポケット(心嚢内ではない、a×)。経静脈心内膜電極は右房・右室(左室ではない、b×)。刺激パルス幅は0.4〜1ms程度(500msは桁違い、e×)。c・d=4。 | NBGコード:1文字目=ペーシング部位、2文字目=センシング部位、3文字目=応答様式(I/T/D)。留置直後の閾値上昇(急性期閾値上昇)を見込み出力は閾値の2〜3倍に設定、ステロイド溶出電極で上昇を抑える。パルス幅はストレングス・デュレーション曲線から0.4ms前後が効率的。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30AM34 | 30 | 午前 | 34 | 医用治療機器学 | ESWLについて正しいのはどれか。 | 1. 1. 平面コイル型電磁誘導方式ではパラボラ型反射体を用いる。
2. 2. 電極放電方式では結石の位置を第一焦点に合わせる。
3. 3. 超音波による照準は常時観察が可能である。
4. 4. 尿道結石治療の第一選択である。
5. 5. 腸管組織にも安全である。 | [
3
] | 3 | 超音波照準方式は被曝なくリアルタイム(常時)観察が可能(3○:X線照準は間欠的)。平面コイル型(電磁板)方式は音響レンズで集束(パラボラ反射体は円筒コイル型等、1×)。電極放電方式は電極(放電点)が第一焦点で、結石は「第二焦点」(2×)。尿道結石はESWLの適応でない(4×)。衝撃波は腸管ガス界面で組織損傷を起こしうる(5×)。 | ESWLの照準:X線透視(結石の位置確認、間欠的・被曝あり)と超音波(連続監視可能、X線陰性結石にも有効)。衝撃波発生:電極放電(回転楕円体の第一焦点で放電、第二焦点に結石)、電磁板+音響レンズ、圧電素子球殻配置。禁忌・注意:妊婦、出血傾向、腸管・肺が焦点域に入る場合。 | 0.94 | null | false | null | null | ||
30AM35 | 30 | 午前 | 35 | 医用治療機器学 | 正しい組合せはどれか。
a. Ho:YAGレーザ ――― 液体レーザ
b. Arレーザ ――― 気体レーザ
c. Ga-Al-Asレーザ ――― 半導体レーザ
d. Nd:YAGレーザ ――― 気体レーザ
e. ArFエキシマレーザ ――― 固体レーザ | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
3
] | 3 | Arレーザ=アルゴンガスの気体レーザ(b○)、Ga-Al-As=半導体レーザ(c○)。Ho:YAG・Nd:YAGはYAG結晶の「固体」レーザ(a×・d×)、ArFエキシマは「気体」レーザ(e×)。b・c=3。 | レーザ媒質の分類:気体(CO₂、Ar、He-Ne、エキシマArF/KrF)、固体(Nd:YAG、Ho:YAG、Er:YAG、ルビー)、半導体(Ga-Al-As等:ダイオードレーザ)、液体(色素レーザ)。YAG系=固体、エキシマ=気体という対応の入れ替えが定番のひっかけ。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM36 | 30 | 午前 | 36 | 医用治療機器学 | 超音波凝固切開手術装置について正しいのはどれか。
a. 先端は1〜3mmの振幅で振動する。
b. 50kHz前後の周波数を用いる。
c. 凝固温度は電気メスよりも低温である。
d. 内視鏡外科手術で頻用される。
e. 骨切開に有効である。 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
4
] | 4 | 超音波凝固切開装置は約47〜55kHz(50kHz前後、b○)、摩擦熱による凝固温度は100℃前後と電気メス(数百℃)より低温(c○)、煙が少なく鏡視下手術で頻用(d○)。先端振幅は50〜100µm程度(1〜3mmではない、a×)、軟部組織用で骨切開には不適(e×:骨は超音波骨メスという別デバイス)。b・c・d=4。 | 超音波凝固切開装置:ブレードの縦振動(約55kHz、振幅100µm以下)の摩擦熱で蛋白変性(凝固)と切開を同時に行う。低温のため側方熱損傷が小さく、ミスト以外の煙が少ない。3mm程度までの血管シーリングが可能。電気メスとの温度・原理の対比が頻出。 | 0.95 | null | false | null | null | ||
30AM37 | 30 | 午前 | 37 | 医用治療機器学 | ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。
a. 容量結合型加温には数kHz〜数十kHzの周波数を使用する。
b. 超音波加温は空気層を通して組織を加温する。
c. 皮膚表面の冷却にボーラス(水バッグ)を用いる。
d. マイクロ波加温では周波数の増加に対して加温できる深さが減少する。
e. 組織内加温では針電極を刺入する。 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
5
] | 5 | 水ボーラスによる体表冷却(c○)、マイクロ波は周波数が高いほど減衰が大きく深達度が浅くなる(d○)、組織内(間質)加温は針電極・アンテナを腫瘍内に刺入(e○)。容量結合型は8MHz前後のRF波(数k〜数十kHzではない、a×)、超音波は空気層をほとんど透過できない(b×)。c・d・e=5。 | ハイパーサーミア(42〜43℃加温):RF容量結合型(8MHz、対向電極+水ボーラス)、マイクロ波(2450MHz、表在用)、超音波(音響窓が必要、空気不可)、組織内加温(針電極刺入)。電磁波は周波数が高いほど表皮効果で浅くしか届かない、という物理が軸。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30AM38 | 30 | 午前 | 38 | 医用機器安全管理学 | 300kHzの交流電流を1秒間通電したときの感知電流の閾値[mA]に近いのはどれか。 | 1. 1. 30
2. 2. 100
3. 3. 150
4. 4. 300
5. 5. 500 | [
4
] | 4 | 感知電流の閾値は商用周波数で約1mA、1kHz以上では周波数にほぼ比例して上昇する。300kHzでは1mA×(300kHz/1kHz)=300mA。よって4。 | 人体の電流感受性は約1kHzまで一定で、それ以上は周波数に比例して閾値が上昇する(f/1000倍)。電気メス(300〜500kHz)で感電や筋刺激が起こりにくいのはこのため。MDの周波数特性(1kHzのLPF)もこの生理特性を模擬している。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM39 | 30 | 午前 | 39 | 医用機器安全管理学 | JIS(医用電気機器の個別規格)で規定されていないのはどれか。 | 1. 1. 輸液ポンプ
2. 2. 電気メス
3. 3. 植込み型心臓ペースメーカ
4. 4. 心電計
5. 5. 観血式血圧計 | [
3
] | 3 | JIS T 0601シリーズ(医用電気機器)の個別規格には輸液ポンプ(T 0601-2-24)、電気メス(T 0601-2-2)、心電計(T 0601-2-25等)、観血式血圧モニタ(T 0601-2-34)がある。植込み型心臓ペースメーカは「能動植込み医療機器」として別の規格体系(ISO 14708系)で扱われ、JIS T 0601の個別規格にはない→3。 | JIS T 0601-1は非植込みの医用電気機器の通則で、-2-XXが機器別の個別規格。植込み機器(ペースメーカ、ICD)は体内で長期使用されるため能動植込み機器の国際規格(ISO 14708/EN 45502系)が適用される。規格体系の守備範囲を問う問題。 | 0.88 | 問題文の「規定されていない」の強調部は原本で判読不能であり、正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM40 | 30 | 午前 | 40 | 医用機器安全管理学 | 図の記号がついた心電計について正しいのはどれか。
【図:正方形の枠内に人形のマーク=BF形装着部の図記号】
a. マクロショック対策がされている。
b. 除細動器を使用する場合は誘導コードの接続を外す。
c. 追加保護接地を行えば心内心電図を測定することができる。
d. 補強絶縁がされている。
e. 患者装着部は非接地になっている。 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
2
] | 2 | 枠内人形=BF形装着部。BF形はマクロショック対策を満たす(a○)。耐除細動形(パドル付き記号)ではないので除細動時は誘導コードを外す(b○)。F形=フローティング(患者装着部は非接地)(e○)。心臓内に適用できるのはCF形で、追加接地をしてもBF形では心内心電図測定は不可(c×)。装着部記号から補強絶縁(クラスⅡ)はわからない(d×)。a・b・e=2。 | 装着部分類:B形(人形)=体表用・接地許容、BF形(枠内人形)=フローティングで体表用、CF形(ハート)=心臓直接適用可。耐除細動形には記号にパドルが付く。ミクロショック対策(心内適用)はCF形のみ。記号の読み取りと適用範囲の対応が問われている。 | 0.95 | null | true | null | null | ||
30AM41 | 30 | 午前 | 41 | 医用機器安全管理学 | 保守点検に含まれないのはどれか。 | 1. 1. 体外式除細動器の外装の清掃
2. 2. 人工呼吸器のバクテリアフィルタの交換
3. 3. 人工透析装置の劣化した医用3Pプラグの交換
4. 4. 輸液ポンプの送液流量精度の測定
5. 5. 心電計の記録器の校正 | [
3
] | 3 | 保守点検=清掃・消耗品交換・動作確認・精度点検・校正など機器の性能維持のための予防的行為。劣化した部品(電源プラグ)の交換は故障・劣化への対処=「修理」に該当し保守点検ではない→3。清掃(1)、フィルタ等消耗品の定期交換(2)、流量精度測定(4)、校正(5)は保守点検に含まれる。 | 医薬品医療機器等法・医療法上、「保守点検」は清掃・校正・消耗部品交換等をいい、「修理」は故障・破損・劣化部位を本来の状態に復元する行為で区別される(修理は修理業の許可が必要)。劣化プラグの交換は修理に当たるという区分の理解を問う。 | 0.94 | 問題文の「含まれない」は原本で強調印刷のため判読不能であり、正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM42 | 30 | 午前 | 42 | 医用機器安全管理学 | JIS T 7101:2014で規定されている図の医療ガス配管端末器(ピン方式)の識別色はどれか。
【図:配管端末器のピン配置(酸素のピン配置)】 | 1. 1. 緑
2. 2. 黄
3. 3. 黒
4. 4. だいだい
5. 5. マゼンタ | [
1
] | 1 | 医療ガスの識別色:酸素=緑、亜酸化窒素=青、治療用空気=黄、吸引=黒、二酸化炭素=だいだい、窒素=灰。図のピン配置は酸素の端末器であり、識別色は緑=1。 | JIS T 7101の医療ガス識別色(配管・端末器):酸素=緑、亜酸化窒素=青、治療用空気=黄、駆動用空気=褐色(茶)、吸引=黒、二酸化炭素=だいだい、窒素=灰。ピン方式はガスごとにピンの位置・本数が異なり誤接続を防ぐ(ガス別特定方式)。 | 0.85 | 図のピン配置の判別は画像上困難だが、公式正答(1:緑)から酸素アウトレットの図と判断される。現行JIS T 7101:2020でも識別色は同じ。なお高圧ガスボンベの塗色(酸素=黒)と配管識別色(酸素=緑)の違いに注意。 | true | null | null | ||
30AM43 | 30 | 午前 | 43 | 医用機器安全管理学 | 図のように使用と修理を繰り返しているME機器のアベイラビリティはどれか。
【図:使用30日→修理10日→使用20日→修理15日→使用70日→修理5日→使用40日】 | 1. 1. 0.20
2. 2. 0.40
3. 3. 0.68
4. 4. 0.80
5. 5. 0.84 | [
4
] | 4 | MTBF=使用期間の平均=(30+20+70+40)/4=40日。MTTR=修理期間の平均=(10+15+5)/3=10日。アベイラビリティA=MTBF/(MTBF+MTTR)=40/(40+10)=0.80。よって4。 | 定常アベイラビリティはA=MTBF/(MTBF+MTTR)で定義される。本問は使用4回・修理3回と回数が異なるため、総使用時間/全期間(160/190=0.84:選択肢5)とは一致せず、定義式どおり平均値から計算する必要がある点がひっかけ。MTBF・MTTRの定義(平均故障間隔・平均修復時間)を正確に。 | 0.93 | null | true | null | null | ||
30AM44 | 30 | 午前 | 44 | 医用機器安全管理学 | 正しいのはどれか。
a. 2.4GHzの電磁波は非電離放射線である。
b. 携帯電話で使用される周波数は約500kHzである。
c. 小電力医用テレメータは出力が規定値以内であれば任意の周波数を用いてよい。
d. 心電計に電磁障害が起きると患者測定電流が増加する。
e. 電気メス使用時は心臓ペースメーカを固定レートにする。 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
2
] | 2 | 2.4GHz(マイクロ波)は電離作用をもたない非電離放射線(a○)。電気メスの高周波ノイズでペースメーカがオーバーセンシングによる抑制を起こすため、使用時は固定レート(非同期モード)に切り替えるのが安全策(e○)。携帯電話は800MHz〜数GHz帯(b×)。テレメータは割り当てられた専用チャネル周波数のみ使用可(c×)。電磁障害は誤動作・雑音を起こすが患者測定電流が増えるわけではない(d×)。a・e=2。 | 電離放射線と非電離放射線の境界は紫外線領域(約10eV)で、マイクロ波・電波は非電離。ペースメーカのEMI対策:電気メス使用時は非同期(固定レート)モードへのプログラム変更やマグネットモード、対極板を本体から遠ざける等。医用テレメータは電波法でチャネル周波数・出力が規定されている。 | 0.95 | null | false | null | null | ||
30AM45 | 30 | 午前 | 45 | 医用電気電子工学 | 図のような一様電界E=5.0×10³V/m中の点Aに+1Cの電荷がある。この電荷を点A→点B→点Cの経路で移動させたときの仕事[J]はどれか。
【図:電気力線は水平右向き。AからBへは電気力線に沿って(垂直方向に)移動距離0.1m、BからCへは電気力線と逆向きに0.1m移動】 | 1. 1. −1000
2. 2. −500
3. 3. 0
4. 4. 500
5. 5. 1000 | [
4
] | 4 | 電界中の仕事は経路の電界方向成分だけで決まる。A→Bは電界と垂直な移動で仕事ゼロ。B→Cは電界と逆向きに0.1m移動するので、外力のする仕事W=qEd=1×5.0×10³×0.1=500J(電位の高い方へ移動)。合計+500J=4。 | W=qEd(dは電界方向の変位成分)。電界に逆らって正電荷を動かすには正の仕事が必要で、電位エネルギーが増加する。垂直移動は等電位面上の移動で仕事ゼロ。経路によらず始点・終点の電位差だけで決まる(保存力)ことも確認。 | 0.95 | null | true | null | null | ||
30AM46 | 30 | 午前 | 46 | 医用電気電子工学 | 10Hのインダクタンスをもつコイルに1Aの電流が流れているとき、磁界内に蓄えられているエネルギー[J]はどれか。 | 1. 1. 1
2. 2. 2
3. 3. 5
4. 4. 10
5. 5. 50 | [
3
] | 3 | コイルの磁気エネルギーW=LI²/2=10×1²/2=5J。よって3。 | W=(1/2)LI²。コンデンサのW=(1/2)CV²と対をなす基本式。1/2を忘れて10Jを選ばないこと。 | 0.98 | null | false | null | null | ||
30AM47 | 30 | 午前 | 47 | 医用電気電子工学 | 使用電力が時間帯によって図のように変化したとき、1日の使用電力量[kWh]はどれか。
【図:電力は0〜6時:0kW、6〜9時:0→2kWへ直線増加、9〜15時:2kW一定、15〜18時:2→0kWへ直線減少、18〜24時:0kW】 | 1. 1. 2
2. 2. 6
3. 3. 12
4. 4. 18
5. 5. 24 | [
4
] | 4 | 電力量=グラフの面積。台形の面積=(上底+下底)×高さ/2=(6時間+12時間)×2kW/2=18kWh。(内訳:6〜9時の三角形3+9〜15時の長方形12+15〜18時の三角形3=18)。よって4。 | 電力量[kWh]は電力[kW]の時間積分=グラフの面積。台形・三角形に分割して計算する。単位(kW×h)を確認すれば桁を誤らない。 | 0.98 | null | true | null | null | ||
30AM48 | 30 | 午前 | 48 | 医用電気電子工学 | 図の回路でab間の電圧[V]はどれか。ただし、抵抗Rはすべて同じ値とする。
【図:同じ抵抗Rと電池(1V、2V、3V、6V)の直列枝4本が並列接続され、その両端がa-b】 | 1. 1. 1
2. 2. 2
3. 3. 3
4. 4. 6
5. 5. 12 | [
3
] | 3 | ミルマンの定理:Vab=(ΣEi/R)/(Σ1/R)=(1+2+3+6)/4=12/4=3V。よって3。 | 同一内部抵抗の電圧源を並列にすると、端子電圧は各起電力の平均になる(ミルマンの定理)。(1+2+3+6)/4=3V。各枝に流れる循環電流まで求めなくても端子電圧は平均で得られる。 | 0.97 | null | true | null | null | ||
30AM49 | 30 | 午前 | 49 | 医用電気電子工学 | 図の回路でコンデンサが1000Vで充電された状態でスイッチを閉じる。スイッチを閉じてから1秒後の電流値[mA]に最も近いのはどれか。ただし、自然対数の底eは2.7とする。
【図:10µFのコンデンサ(1000V充電)と100kΩの抵抗の放電回路】 | 1. 1. 10
2. 2. 6.3
3. 3. 5.0
4. 4. 3.7
5. 5. 1.0 | [
4
] | 4 | 時定数τ=RC=100kΩ×10µF=1秒。初期電流I₀=1000V/100kΩ=10mA。1秒後(t=τ)の電流はI₀/e=10/2.7≒3.7mA。よって4。 | RC放電ではI(t)=(V₀/R)e^(−t/τ)。t=τで初期値の約37%になる。τ=1s、初期10mAと整えてから1/eを掛けるだけの定番過渡現象問題。 | 0.98 | null | true | null | null | ||
30AM50 | 30 | 午前 | 50 | 医用電気電子工学 | 正弦波交流 i₁=141sin(100πt+π/3)[A]、i₂=282sin(100πt−π/6)[A]において、i₁とi₂の位相差[rad]について正しいのはどれか。 | 1. 1. i₁がi₂よりπ/6進んでいる。
2. 2. i₁がi₂よりπ/2進んでいる。
3. 3. i₁がi₂より2π/3遅れている。
4. 4. i₁がi₂よりπ/6遅れている。
5. 5. i₁がi₂よりπ/2遅れている。 | [
2
] | 2 | 位相差=π/3−(−π/6)=π/3+π/6=π/2。i₁の初期位相が大きいのでi₁がi₂よりπ/2進んでいる。よって2。 | 位相差は初期位相の差で、振幅(141、282)は無関係。符号の処理(−π/6を引く=+π/6)と「進み/遅れ」の判定(位相の大きい方が進み)を正確に。 | 0.98 | null | false | null | null | ||
30AM51 | 30 | 午前 | 51 | 医用電気電子工学 | 正しいのはどれか。
a. 理想ダイオードの順方向抵抗は無限大である。
b. バイポーラトランジスタは電圧制御素子である。
c. ピエゾ効果が大きい半導体は磁気センサに利用される。
d. FETのn形チャネルの多数キャリアは電子である。
e. CMOS回路はバイポーラトランジスタ回路よりも消費電力が少ない。 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
5
] | 5 | nチャネルFETの多数キャリアは電子(d○)。CMOSは定常電流がほとんど流れず低消費電力(e○)。理想ダイオードの順方向抵抗はゼロ(a×)。バイポーラトランジスタはベース電流で制御する電流制御素子(b×)。磁気センサに使うのはホール効果素子(ピエゾ=圧電は力センサ、c×)。d・e=5。 | 素子の基本:理想ダイオード=順方向短絡・逆方向開放。BJT=電流制御、FET=電圧制御。ホール効果=磁気センサ、ピエゾ(圧電)効果=圧力・振動センサ。CMOSはスイッチング時のみ電流が流れるため低消費電力でLSIの主流。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM52 | 30 | 午前 | 52 | 医用電気電子工学 | 図1の回路に図2に示す電圧Eを入力したとき、ダイオードD₁に電流が流れる区間はどれか。
【図:E−R−出力。並列にD₁+3V電池(D₁はカソードが入力側)とD₂+3V電池(逆向き)の2枝。図2:振幅5Vの正弦波を区間A(正の始まり)〜Eに分割、±3Vに点線】 | 1. 1. A
2. 2. B
3. 3. C
4. 4. D
5. 5. E | [
3
] | 3 | D₁の枝は入力が−3Vより低くなったときに導通する向きに接続されている(ダイオードの向きと3V電池の極性から、E<−3Vで順バイアス)。図2で電圧が−3Vを下回るのは負のピークを含む区間C。よって3。 | 双方向リミタ回路の導通区間を問う問題。各枝は「ダイオードの向き+基準電圧」で導通条件が決まり、D₁は負側(−3V以下)、D₂は正側(+3V以上)でそれぞれ導通して出力を±3Vにクリップする。波形のどの区間で条件を満たすかをグラフから読み取る。 | 0.85 | 回路図のダイオード向きの詳細は画像上判読しにくいが、公式正答(3:区間C=負のピーク)と整合する構成(D₁=負側クリップ用)として解説した。 | true | null | null | ||
30AM53 | 30 | 午前 | 53 | 医用電気電子工学 | 出力電圧Voにおいてリプル率の最も小さい回路はどれか。
【図:1=半波整流+コンデンサC、2=半波整流+2C、3=全波整流(ブリッジ)+C、4=全波整流+2C、5=全波整流+2C+負荷2R】 | 1. 1. (半波整流・平滑コンデンサC・負荷R)
2. 2. (半波整流・2C・負荷R)
3. 3. (全波整流・C・負荷R)
4. 4. (全波整流・2C・負荷R)
5. 5. (全波整流・2C・負荷2R) | [
5
] | 5 | リプル率は①全波整流は半波の約1/2、②平滑コンデンサCと負荷抵抗Rの積(放電時定数CR)が大きいほど小さい。全波+2C+2R(CR積が4倍)の選択肢5が最小。 | コンデンサ入力形平滑回路のリプルは放電の深さで決まり、リプル率∝1/(fCR)(fは脈流周波数:全波で2倍)。整流方式(全波)と時定数(C・Rとも大きい)の両方で有利な5が最小となる。 | 0.95 | 選択肢は回路図のため構成を文章化して示した。 | true | null | null | ||
30AM54 | 30 | 午前 | 54 | 医用電気電子工学 | 図の回路について、正しいのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とする。
【図:非反転増幅器。Viを+入力へ、Rs(−入力〜接地)、Rf(帰還)。Vsは−入力(Rs両端)の電圧】
a. 反転増幅回路である。
b. 入力抵抗はRsである。
c. 二つの抵抗に流れる電流は等しい。
d. VsはViに等しい。
e. Rsを無限大にすると|Vi|=|Vo|になる。 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
5
] | 5 | Viが+入力に入る非反転増幅器(a×)。入力は+端子に直接入り入力抵抗はほぼ無限大(b×)。RsとRfは−入力(電流の流れ込まない仮想短絡点)を介して直列経路となり電流は等しい(c○)。仮想短絡により−入力の電位Vs=Vi(d○)。Rs→∞で帰還率1のボルテージフォロワとなりVo=Vi(e○)。c・d・e=5。 | 非反転増幅器:利得=1+Rf/Rs、入力インピーダンス極大、仮想短絡でV−=V+=Vi。Rs=∞(またはRf=0)でゲイン1のボルテージフォロワ(バッファ)になる。反転増幅器(入力抵抗=Rin、利得−Rf/Rin)との対比で各性質を整理。 | 0.95 | null | true | null | null | ||
30AM55 | 30 | 午前 | 55 | 医用電気電子工学 | 同相除去比(CMRR)が80dBの差動増幅器の入力に、振幅1mVの逆相信号を入力したところ、出力において逆相信号の振幅は1Vに増幅された。このとき、この増幅器の同相信号に対する利得[dB]はどれか。 | 1. 1. −40
2. 2. −20
3. 3. 0
4. 4. 20
5. 5. 40 | [
2
] | 2 | 差動利得=1V/1mV=1000倍=60dB。CMRR[dB]=差動利得[dB]−同相利得[dB]より、80=60−Ac → Ac=−20dB。よって2。 | CMRR=Ad/Ac(dBでは引き算)。同相利得が負のdB(1倍未満=減衰)になるのは、差動増幅器が同相信号を抑圧していることを意味する。−20dB=0.1倍、つまり同相1Vの入力は出力で0.1Vに抑えられる。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM56 | 30 | 午前 | 56 | 医用電気電子工学 | 図の変調方式はどれか。
【図:ディジタル信号1-0-1-1。搬送波は信号1のときのみ存在し、0のとき振幅ゼロ】 | 1. 1. ASK
2. 2. FSK
3. 3. PSK
4. 4. PWM
5. 5. PPM | [
1
] | 1 | ビットに応じて搬送波の「振幅」(ある/なし)が変わっている=振幅偏移変調ASK(オンオフキーイング)。よって1。 | ASK(振幅)、FSK(周波数)、PSK(位相)の波形識別。搬送波が断続するオンオフ型はASKの特別な場合(OOK)。30回はASK、31回はFSKの波形が出題されており、3方式の見た目の違いは確実に。 | 0.98 | null | true | null | null | ||
30AM57 | 30 | 午前 | 57 | 医用電気電子工学 | 図のブロック線図の伝達関数(Y/X)はどれか。
【図:X→(+)→(+)→G₁→Y。G₁の出力からG₂を介して内側の加え合せ点へ負帰還、Yから外側の加え合せ点へ単位負帰還】 | 1. 1. G₁/(1+G₁+G₁G₂)
2. 2. G₂/(1+G₁+G₁G₂)
3. 3. G₁/(1+G₂+G₁G₂)
4. 4. G₂/(1+G₂+G₁G₂)
5. 5. G₁G₂/(1+G₁+G₁G₂) | [
1
] | 1 | 内側ループ:G₁とG₂の負帰還→G₁/(1+G₁G₂)。外側の単位負帰還→[G₁/(1+G₁G₂)]/[1+G₁/(1+G₁G₂)]=G₁/(1+G₁G₂+G₁)。よって1。 | 多重ループは内側から順に閉ループ変換G/(1+GH)を適用する。分母は1+(各ループの一巡伝達関数の和)の形になる(メイソンの公式でも確認可)。 | 0.96 | null | true | null | null | ||
30AM58 | 30 | 午前 | 58 | 医用電気電子工学 | コンピュータの補助記憶装置について誤っているのはどれか。 | 1. 1. USBメモリはフラッシュメモリである。
2. 2. 1層あたりの容量は、BD(Blu-ray Disk)はDVDの5倍以上である。
3. 3. RAIDはデータ圧縮技術を基本としている。
4. 4. NASはネットワークに直接接続して使用する。
5. 5. 磁気テープは大量データの長期保存に使われる。 | [
3
] | 3 | RAIDは複数ディスクの冗長化・分散(ミラーリング、ストライピング、パリティ)による信頼性・速度向上技術であり、データ圧縮技術ではない→3が誤り。USBメモリ=フラッシュ(1○)、BD1層25GB vs DVD4.7GB≒5倍以上(2○)、NAS=ネットワーク接続ストレージ(4○)、磁気テープ=アーカイブ用途(5○)。 | RAID(Redundant Arrays of Independent Disks):RAID0=ストライピング(冗長なし)、RAID1=ミラーリング、RAID5/6=パリティ分散。目的は耐障害性と性能であり圧縮ではない。光ディスク容量:CD0.7GB、DVD4.7GB、BD25GB(1層)。 | 0.97 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM59 | 30 | 午前 | 59 | 医用電気電子工学 | 図のフローチャートで1から10までの自然数の和sを求める。①、②、③のそれぞれに入る式の正しい組合せはどれか。
a. ① i=10 ② i≦10 ③ i=i−1
b. ① i=1 ② i≧1 ③ i=i+1
c. ① i=10 ② i≧1 ③ i=i−1
d. ① i=1 ② i≦10 ③ i=i+1
e. ① i=1 ② i≦10 ③ i=i−1 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
4
] | 4 | ループでs=s+iを繰り返し1〜10の和を得る条件:cは10から始めて1まで減らす(①i=10、②i≧1、③i=i−1)→10+9+…+1で正しい。dは1から始めて10まで増やす(①i=1、②i≦10、③i=i+1)→1+2+…+10で正しい。a(i=10でi≦10のまま減算だと…初回10、9、…と続き条件i≦10は常に真で無限ループにならないか—iが0以下になってもi≦10は真のため無限ループ✗)。bはi≧1が常に真で無限ループ✗。eはi=1から減算で無限ループ✗。c・d=4。 | ループの3要素(初期化・継続条件・更新)の整合性を確認する問題。昇順(1→10、i≦10、+1)と降順(10→1、i≧1、−1)のどちらでも和は得られる。終了条件が更新方向と噛み合わないものは無限ループになる。 | 0.96 | null | true | null | null | ||
30AM60 | 30 | 午前 | 60 | 医用電気電子工学 | インターネットからの不正アクセスを防ぐため、インターネットとローカルネットワーク間に設置する仕組みはどれか。 | 1. 1. スイッチングハブ
2. 2. リピータ
3. 3. ウィルスチェッカ
4. 4. ファイアウォール
5. 5. 電子認証システム | [
4
] | 4 | 外部ネットワークと内部LANの境界に置き通信を制御して不正アクセスを防ぐのはファイアウォール=4。スイッチングハブ・リピータはLAN内の中継機器、ウイルスチェッカはマルウェア検出、電子認証は本人確認の仕組み。 | ファイアウォールはパケットフィルタリングやアプリケーションゲートウェイにより内外の通信を選別する境界防御。第32回午後58問と同一趣旨の頻出問題。 | 0.98 | null | false | null | null | ||
30AM61 | 30 | 午前 | 61 | 医用電気電子工学 | 16進数B8と9Cの和を16進数で表したのはどれか。 | 1. 1. DC
2. 2. 144
3. 3. 154
4. 4. 22F
5. 5. 340 | [
3
] | 3 | 10進変換:B8=11×16+8=184、9C=9×16+12=156。和=340。16進へ:340=1×256+5×16+4=154(16進)。よって3。16進のまま計算しても8+C=14(4繰上り)、B+9+1=15(5繰上り1)→154。 | 16進加算は桁上がりが16単位。10進経由(184+156=340→0x154)が確実。選択肢5の「340」は10進の値をそのまま書いたひっかけ。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM62 | 30 | 午前 | 62 | 医用電気電子工学 | 画素数が800×1000のモノクロ画像を128段階の濃度で表示するために必要な最小データ量[Mbyte]に最も近いのはどれか。 | 1. 1. 0.7
2. 2. 1.2
3. 3. 2.1
4. 4. 2.4
5. 5. 12.8 | [
1
] | 1 | 128階調=7bit/画素。総データ量=800×1000×7bit=5.6×10⁶bit=0.7×10⁶byte=0.7Mbyte。よって1。 | 階調数2ⁿからビット数nを求め(128=2⁷)、画素数×bit÷8でbyteへ。8bit(256階調)と早合点すると0.8MBとなるが、「最小」データ量を問うているため7bitで計算する。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30AM64 | 30 | 午前 | 64 | 生体機能代行装置学 | 加温加湿器と比較して、人工鼻で起こりやすい有害事象はどれか。 | 1. 1. うつ熱
2. 2. 死腔増加
3. 3. 過剰加湿
4. 4. 換気中断
5. 5. 回路誤接続 | [
2
] | 2 | 人工鼻(HME)は患者口元の回路に挿入するためその容積分の死腔が増加し、小児や低換気量患者で再呼吸・CO₂貯留の原因となる→2。うつ熱・過剰加湿は加温加湿器側のリスク(1・3×)。換気中断・誤接続はどちらにも特有でない(4・5×)。 | 人工鼻の欠点:死腔・気流抵抗の増加、加湿不足、分泌物による閉塞。加温加湿器の欠点:結露、過剰加湿、温度設定ミスによる気道熱傷(うつ熱)、電源・滅菌蒸留水が必要。両者の比較と併用禁忌は頻出事項。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM65 | 30 | 午前 | 65 | 生体機能代行装置学 | 高気圧酸素治療で2気圧に加圧した場合の装置内の分圧について、正しいのはどれか。
a. 空気加圧の第1種治療装置では、酸素分圧は520mmHg
b. 酸素加圧の第1種治療装置では、酸素分圧は1,520mmHg
c. 空気加圧の第2種治療装置では、酸素分圧は319mmHg
d. 酸素加圧の第1種治療装置では、窒素分圧は0mmHg
e. 空気加圧の第2種治療装置では、窒素分圧は912mmHg | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
4
] | 4 | 2気圧=1520mmHg。酸素加圧(100%酸素):酸素分圧1520mmHg(b○)、窒素分圧0(d○)。空気加圧(O₂21%、N₂79%):酸素分圧=1520×0.21≒319mmHg(c○)、窒素分圧=1520×0.79≒1200mmHg(e×:912ではない)。aの520mmHgも誤り(319が正しい)。b・c・d=4。 | ドルトンの分圧の法則:分圧=全圧×濃度。第1種装置(1人用)は酸素加圧も空気加圧(マスクで酸素吸入)もあり、第2種装置(多人数用)は空気加圧でマスク・フードから酸素を吸入する。2ATA空気の酸素分圧319mmHg、酸素加圧なら1520mmHgという計算を確実に。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30AM66 | 30 | 午前 | 66 | 生体機能代行装置学 | 人工呼吸中に図のような波形が観察されるとき、肺胸郭静的コンプライアンス値[mL/cmH₂O]はどれか。
【図:気道内圧はピーク25、プラトー20、PEEP 5cmH₂O。流量は30L/minの矩形波を1秒間、呼気−45L/min】 | 1. 1. 12
2. 2. 20
3. 3. 25
4. 4. 33
5. 5. 100 | [
4
] | 4 | 1回換気量=30L/min×1s=0.5L=500mL。静的コンプライアンス=VT/(プラトー圧−PEEP)=500/(20−5)=33mL/cmH₂O。よって4。 | 静的コンプライアンスはプラトー圧(吸気ポーズ時、気流ゼロ)を用いる:Cst=VT/(Pplat−PEEP)。ピーク圧を使うと動的コンプライアンス(気道抵抗分を含む)になる(500/(25−5)=25:選択肢3のひっかけ)。流量波形からVTを積分で求める手順も含む総合問題。 | 0.96 | null | true | null | null | ||
30AM67 | 30 | 午前 | 67 | 生体機能代行装置学 | 図は人工呼吸器および呼吸回路の略図である。カプノメータプローブを取り付ける正しい部位は図のA〜Eのどれか。
【図:人工呼吸器→吸気回路(A:呼吸器直後、加温加湿器チャンバを経てB)、Yピース患者側(C)、呼気回路(D:Yピース呼気側、E:呼吸器呼気口)】 | 1. 1. A
2. 2. B
3. 3. C
4. 4. D
5. 5. E | [
3
] | 3 | カプノメータは患者の呼気ガスのCO₂を測るため、Yピースと気管チューブの間(患者接続部=C)に取り付ける。吸気側(A・B)では呼気を測れず、呼気回路側(D・E)では回路内ガスの混合・遅延で正確な呼気終末値が得られない。よって3。 | メインストリーム型カプノメータはYピース直後の患者側気道に装着する。ここは吸気・呼気の双方が通過する唯一の部位で、呼気終末CO₂(ETCO₂)を正しく反映する。気道内圧モニタや人工鼻も同部位周辺に配置される点と合わせて回路の構成を理解する。 | 0.97 | null | true | null | null | ||
30AM68 | 30 | 午前 | 68 | 生体機能代行装置学 | 膜型人工肺について正しいのはどれか。 | 1. 1. 均質膜では血液は酸素ガスと直接接触することはない。
2. 2. 気泡型人工肺よりもタンパク変性が生じやすい。
3. 3. 均質膜は多数の微細な孔の開いている構造からなる。
4. 4. 膜の形態はフィルム型とシート型とに大別される。
5. 5. 均質膜では長時間使用すると血漿漏出が起こる。 | [
1
] | 1 | 均質膜(シリコーン膜)は孔のない膜で、ガスは膜素材に溶解・拡散して移動するため血液とガスが直接接触しない(1○)。膜型は気泡型より血液損傷・蛋白変性が「少ない」(2×)。微細孔をもつのは多孔質膜(3×)。形態は中空糸型と積層(シート)型などに分類され「フィルム型とシート型」ではない(4×)。血漿漏出は多孔質膜の長時間使用で起こる(均質膜は起こりにくい:ECMOでシリコーン膜・PMP膜が使われた理由、5×)。 | 人工肺膜の分類:均質膜(シリコーン:孔なし、溶解拡散でガス交換、血漿漏出なし)、多孔質膜(ポリプロピレン:微細孔、ガス交換効率高いが長期で血漿リーク)、非対称・複合膜(PMP:緻密層で漏出防止、長期ECMO用)。「直接接触の有無」と「血漿漏出」が膜種を見分けるキーワード。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30AM69 | 30 | 午前 | 69 | 生体機能代行装置学 | IABPについて正しいのはどれか。
a. 拡張期に下行大動脈でバルーンを拡張させる。
b. 冠動脈血流量を増加させる。
c. 左室の後負荷を軽減する。
d. 大動脈弁狭窄症には禁忌である。
e. 収縮期血圧を上昇させる。 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
1
] | 1 | IABPは下行大動脈で拡張期にバルーンを膨張(a○)→拡張期圧上昇により冠血流増加(b○)、収縮期直前に収縮→後負荷軽減(c○)。禁忌は大動脈弁「閉鎖不全」症・大動脈解離であり狭窄症ではない(d×)。収縮期血圧はむしろ低下方向(e×)。a・b・c=1。 | IABPの2大効果=ダイアストリックオーグメンテーション(拡張期冠灌流増加)とシストリックアンローディング(後負荷軽減)。禁忌:中等度以上のAR(拡張期加圧で逆流増悪)、大動脈解離・大動脈瘤、高度の大腿動脈病変。適応・禁忌・効果はセットで最頻出。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM70 | 30 | 午前 | 70 | 生体機能代行装置学 | 低体温体外循環の影響で正しいのはどれか。
a. 末梢血管抵抗低下
b. 酸素消費量低下
c. カテコラミン活性低下
d. 血液凝固能亢進
e. 血液粘稠度低下 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
3
] | 3 | 低体温では代謝が低下し酸素消費量が減る(b○:10℃低下で約半減)。酵素活性・カテコラミン活性も低下(c○)。末梢血管は収縮し抵抗は上昇(a×)。凝固能は低下(d×)。血液粘稠度は上昇(e×:血液希釈で補う)。b・c=3。 | 低体温の目的は臓器の酸素需要を減らし虚血許容時間を延ばすこと(Q10効果)。随伴する変化:血管収縮・粘度上昇(→血液希釈併用)、凝固障害、不整脈(高度低体温でVF)、薬物代謝低下。深低体温循環停止は大血管手術で用いられる。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM71 | 30 | 午前 | 71 | 生体機能代行装置学 | ヘモグロビン酸素解離曲線で誤っているのはどれか。 | 1. 1. 低体温では解離曲線は左方偏位する。
2. 2. 高体温では同じ酸素分圧でも酸素飽和度が低下する。
3. 3. 2,3-DPGの増加は解離曲線を右方偏位させる。
4. 4. 二酸化炭素分圧が増加すると解離曲線は左方偏位する。
5. 5. アシドーシスでは解離曲線は右方偏位する。 | [
4
] | 4 | PCO₂の増加は右方偏位(ボーア効果)であり「左方偏位」とする4が誤り。低体温=左方(1○)、高体温=右方で同じPO₂なら飽和度低下(2○)、2,3-DPG増加=右方(3○)、アシドーシス=右方(5○)。 | 右方偏位(O₂を離しやすい):温度↑、PCO₂↑、pH↓、2,3-DPG↑。左方偏位はその逆+CO-Hb・胎児Hb。「末梢の代謝が盛んな環境では酸素を手放す」と理解すれば暗記が不要になる。 | 0.98 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM72 | 30 | 午前 | 72 | 生体機能代行装置学 | 呼吸補助ができるのはどれか。
a. IABP
b. 左心バイパス
c. PCPS
d. ECMO
e. 補助人工心臓 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
4
] | 4 | 人工肺を回路に含むものだけがガス交換(呼吸補助)できる:PCPS(V-A ECMO、c○)とECMO(d○)。IABP・左心バイパス・補助人工心臓はポンプのみで人工肺をもたず循環補助専用(a・b・e×)。c・d=4。 | 補助循環の機能分類:循環補助のみ=IABP、VAD(補助人工心臓)、左心バイパス。循環+呼吸補助=PCPS(V-A ECMO)。呼吸補助主体=V-V ECMO。人工肺の有無で呼吸補助の可否が決まるというシンプルな軸で整理する。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM73 | 30 | 午前 | 73 | 生体機能代行装置学 | PCPS施行時に左手の酸素飽和度が低下した。原因として考えられないのはどれか。 | 1. 1. 脱血不良による流量減少
2. 2. ACTが400秒以上
3. 3. 生体肺の機能不全
4. 4. 吹送酸素濃度の低下
5. 5. 人工肺の血漿漏出 | [
2
] | 2 | 大腿動脈送血のPCPSでは、自己心拍出(生体肺でガス交換された血液)とPCPS送血のミキシングゾーンが生じ、上半身のSpO₂は生体肺の状態とPCPSの補助流量・人工肺性能に依存する。脱血不良→補助流量低下(1)、生体肺機能不全(3)、吹送酸素濃度低下(4)、人工肺の血漿漏出によるガス交換不良(5)はいずれも左手(上肢)の飽和度低下の原因となる。ACT400秒以上はPCPS中の適正な抗凝固状態であり酸素化とは無関係→2。 | PCPSの差別化低酸素(ハーレクイン症候群):大腿動脈からの逆行性送血は下半身を灌流し、自己心機能が残っていると上半身(冠動脈・脳・右手)は生体肺由来の血液が灌流する。生体肺が悪いと上肢SpO₂が低下するため右手(または左手)でのモニタが重要。ACTは抗凝固管理の指標で酸素化の因子ではない。 | 0.95 | 問題文の「考えられない」の強調部は原本で判読不能であり、正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM74 | 30 | 午前 | 74 | 生体機能代行装置学 | 血液透析によって体内に補給されるのはどれか。 | 1. 1. 尿素
2. 2. カリウム
3. 3. ビタミンD
4. 4. 重炭酸
5. 5. レニン | [
4
] | 4 | 透析液には重炭酸(HCO₃⁻約25〜30mEq/L)が血中より高い濃度で含まれ、拡散により体内へ補給されて代謝性アシドーシスを補正する→4。尿素・カリウムは除去される側、ビタミンD活性化・レニン産生は腎の内分泌機能で透析では補えない。 | 透析液と血液の濃度勾配の設計:除去したいもの(尿素・Cr・K・リン)は透析液に低く(または含まず)、補給したいもの(重炭酸、Ca)は高く設定する。アシドーシス補正が透析の重要な役割の一つであることを問う基本問題。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM75 | 30 | 午前 | 75 | 生体機能代行装置学 | 前希釈血液透析濾過(HDF)の特徴で正しいのはどれか。
a. 後希釈HDFに比べて大量液置換が可能である。
b. 後希釈HDFに比べてアルブミン喪失量が多い。
c. 後希釈HDFに比べてフィルタ出口部での血液濃縮が起きやすい。
d. 血液透析に比べて大分子溶質の除去に劣る。
e. 同じ血流量の血液透析に比べて小分子溶質の除去に劣る。 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
2
] | 2 | 前希釈は濾過前に補充液で血液を希釈するため、血液濃縮の制約がなく大量置換が可能(a○)。一方、溶質濃度が希釈されるため同じ血流量のHDより小分子除去効率は劣る(e○)。アルブミン喪失は後希釈の方が多い(b×)。血液濃縮が起きやすいのは後希釈(c×)。HDFはHDより大分子除去に優れる(d×)。a・e=2。 | 前希釈HDF:置換液を濾過器の前で注入。利点=膜の目詰まり・血液濃縮が起きにくく大量置換(40〜60L)可能、アルブミン喪失少ない。欠点=溶質が希釈され小分子クリアランス低下。後希釈:効率は高いが置換量が血流量の約25%に制限される。日本のオンラインHDFは前希釈が主流。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30AM76 | 30 | 午前 | 76 | 生体機能代行装置学 | 親水化剤としてポリビニルピロリドン(PVP)を使用した透析膜はどれか。
a. エチレンビニルアルコール共重合体(EVAL)
b. ポリエステル系ポリマーアロイ(PEPA)
c. ポリエーテルスルフォン(PES)
d. ポリスルフォン(PS)
e. ポリメチルメタクリレート(PMMA) | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
4
] | 4 | 疎水性の合成高分子膜は血液適合性改善のため親水化剤PVPをブレンドする:ポリスルフォン(PS、d○)、ポリエーテルスルフォン(PES、c○)、ポリエステル系ポリマーアロイ(PEPA、b○:PVP使用製品あり)。EVALはそれ自体が親水性でPVP不要(a×)、PMMAもPVPを用いない(e×)。b・c・d=4。 | 合成高分子膜(PS・PES・PEPA)は疎水性が強く、そのままでは蛋白吸着・血小板粘着を起こすためPVPで親水化する。PVP溶出が生体反応の一因となることも知られる。EVAL・セルロース系は親水性膜、PMMAは吸着特性(β2-MG吸着)を特徴とする膜。膜素材と添加剤の対応を問う。 | 0.94 | null | false | null | null | ||
30AM77 | 30 | 午前 | 77 | 生体機能代行装置学 | 透析監視項目の異常とその原因との組合せで誤っているのはどれか。 | 1. 1. 漏血 ――― 透析装置ヒータの故障
2. 2. 空気誤入 ――― 補液ラインの閉鎖忘れ
3. 3. 血液側回路内圧上昇 ――― 血液凝固
4. 4. 血液側回路内圧低下 ――― 脱血不良
5. 5. 透析液濃度異常 ――― 電気伝導度計の故障 | [
1
] | 1 | 漏血(透析液側への血液漏出)の原因はダイアライザの膜破損であり、ヒータ故障(温度異常の原因)とは無関係→1が誤りの組合せ。補液ライン開放による空気混入(2○)、回路内凝固による圧上昇(3○)、脱血不良による圧低下(4○)、電導度計故障による濃度異常(検出不能・誤表示)(5○)。 | 透析装置の監視と異常原因:温度(ヒータ・サーミスタ故障→溶血の危険)、濃度(電導度:希釈水・原液供給異常、計器故障)、漏血(膜破損)、気泡(回路開放・接続不良)、回路内圧(凝固・狭窄・脱血不良・抜針)。各警報が何を守っているかを対応づける。 | 0.96 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM78 | 30 | 午前 | 78 | 生体機能代行装置学 | 作用発現にアンチトロンビンⅢの存在を必要とする抗凝固薬はどれか。
a. 非分画ヘパリン
b. 低分子量ヘパリン
c. メシル酸ナファモスタット
d. アルガトロバン
e. クエン酸ナトリウム | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
1
] | 1 | ヘパリン類(非分画・低分子量)はアンチトロンビンⅢ(AT)と結合してトロンビン・Xa因子を阻害する=AT依存性(a○・b○)。ナファモスタットは蛋白分解酵素阻害薬、アルガトロバンは直接トロンビン阻害薬、クエン酸はCaキレートで、いずれもAT非依存(c・d・e×)。a・b=1。 | ヘパリンはAT欠乏(先天性・DIC・長期投与)では効果が減弱する(ヘパリン抵抗性)。アルガトロバンはAT非依存のためATⅢ欠乏症やHIT(ヘパリン起因性血小板減少症)で用いられる。抗凝固薬の作用機序の分類は透析・体外循環の両分野で頻出。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM79 | 30 | 午前 | 79 | 生体機能代行装置学 | 持続的血液濾過(CHF)もしくは持続的血液透析濾過(CHDF)の適応とならないのはどれか。 | 1. 1. 急性腎障害
2. 2. うっ血性心不全
3. 3. 重症急性膵炎
4. 4. ギラン・バレー症候群
5. 5. 敗血症 | [
4
] | 4 | CHF/CHDFの適応:循環動態の不安定な急性腎障害(1○)、利尿薬抵抗性のうっ血性心不全・溢水(2○)、重症急性膵炎(3○:サイトカイン除去)、敗血症(5○)。ギラン・バレー症候群の血液浄化は「血漿交換・免疫吸着」であり持続的血液濾過(透析濾過)は適応でない→4。 | CHDF(CRRT)は血行動態の不安定な患者に緩徐・持続的に行う腎代替・サイトカイン除去療法。ギラン・バレー症候群は自己抗体の除去が目的のため単純血漿交換や免疫吸着が適応で、浄化原理(濾過・拡散では抗体=大分子を除去できない)から考えても判別できる。 | 0.96 | 問題文の「とならない」は原本で強調印刷のため判読不能であり、正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM80 | 30 | 午前 | 80 | 医用機械工学 | 図のように0.5kgの輸液ボトルAが点滴スタンドにつり下げられている。これにさらに1kgの輸液ボトルBをつり下げるとX点で支持する力のモーメントは、もとの何倍になるか。ただし、点滴スタンドの棒の重さは無視する。
【図:支柱から水平アームが伸び、支柱から20cmの位置にA(0.5kg)、10cmの位置にB(1kg)。支柱基部がX点】 | 1. 1. 1.0
2. 2. 1.8
3. 3. 2.0
4. 4. 2.8
5. 5. 3.0 | [
3
] | 3 | X点まわりのモーメント(水平距離×重量):もとはAのみでM₁=0.5kg×0.2m=0.1kg・m相当。B(1kg、0.1m)を加えるとM₂=0.1+1×0.1=0.2kg・m相当。M₂/M₁=2.0倍。よって3。 | 力のモーメント=力×腕の長さ(回転軸からの水平距離)。重さ2倍のBでも腕が半分なのでモーメントはAと同じ0.1kg・m相当となり、合計は2倍になる。単位をそろえてN・mで計算しても比は同じ。 | 0.96 | null | true | null | null | ||
30AM81 | 30 | 午前 | 81 | 医用機械工学 | 断面積4mm²、長さ2m、ヤング率100GPaの銅線の下端に質量100kgの物体をぶら下げた。銅線のおよその伸び[mm]はどれか。 | 1. 1. 0.2
2. 2. 0.5
3. 3. 2
4. 4. 5
5. 5. 20 | [
4
] | 4 | 応力σ=F/A=100×9.8N/(4×10⁻⁶m²)=2.45×10⁸Pa。ひずみε=σ/E=2.45×10⁸/10¹¹=2.45×10⁻³。伸びδ=εL=2.45×10⁻³×2m=4.9×10⁻³m≒5mm。よって4。 | フックの法則δ=FL/(AE)。単位換算(mm²→m²、GPa→Pa)を正確に行えば約4.9mm。g≒10m/s²の概算でも5mmとなる。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30AM82 | 30 | 午前 | 82 | 医用機械工学 | 100mmHgの圧力が1.00cm²の面に加えられたとき、この面に加わるおよその荷重[N]はどれか。 | 1. 1. 1.33
2. 2. 2.72
3. 3. 7.60
4. 4. 13.6
5. 5. 133 | [
1
] | 1 | 100mmHg=100×133Pa=1.33×10⁴Pa。F=PA=1.33×10⁴Pa×1.00×10⁻⁴m²=1.33N。よって1。 | 1mmHg≒133.3Paの換算と、cm²→m²(10⁻⁴)の換算を組み合わせる。血圧計測やトランスデューサの感度計算の基礎となる単位換算問題。 | 0.98 | null | false | null | null | ||
30AM83 | 30 | 午前 | 83 | 医用機械工学 | 誤っているのはどれか。
a. 血管壁中のエラスチンの割合が増加すると脈波伝搬速度が速くなる。
b. 安静立位状態では平均動脈圧は測定部位に関わらず同じである。
c. ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘性が増加する。
d. 血管内径が小さくなると血管抵抗は上昇する。
e. 末梢血管抵抗が同じであれば心拍出量が増加すると平均血圧は上昇する。 | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
1
] | 1 | エラスチンは「柔らかい」弾性線維で、割合が増えると血管壁は軟らかくなり脈波伝搬速度は「遅く」なる(a×:速くなるのはコラーゲン増加・硬化)。立位では静水圧により足部の血圧は心臓より高く、部位によって異なる(b×)。Ht上昇→粘性増加(c○)、内径縮小→抵抗上昇(ポアズイユ:r⁴に反比例)(d○)、血圧=心拍出量×末梢血管抵抗(e○)。誤り=a・b=1。 | 脈波伝搬速度はメーンズ・コルテヴェーグ式より壁の硬さ(ヤング率)の平方根に比例:エラスチン豊富な若年者は遅く(約5m/s)、動脈硬化で速くなる。立位の血圧は静水圧勾配(心臓から±部位差で1cmあたり約0.74mmHg)で変化する。平均血圧=CO×TPRはオームの法則に相当する基本式。 | 0.96 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM84 | 30 | 午前 | 84 | 医用機械工学 | 図に示す音波の空気中(25℃)におけるおよその波長[cm]はどれか。
【図:振幅波形。横軸時間で4msの間に4周期(周期1ms)】 | 1. 1. 8.5
2. 2. 17
3. 3. 34
4. 4. 68
5. 5. 140 | [
3
] | 3 | 図より周期T=1ms→周波数f=1kHz。空気中の音速(25℃)≒346m/s。波長λ=c/f=346/1000≒0.35m=35cm→最も近いのは34cm=3。 | 波長=音速/周波数。グラフから周期を読み取って周波数に変換する手順(4msで4周期→T=1ms)がポイント。空気中の音速は約340m/s(25℃で346m/s)。 | 0.97 | null | true | null | null | ||
30AM85 | 30 | 午前 | 85 | 生体物性材料工学 | 生体組織の電気特性で正しい組合せはどれか。
a. α分散 ――― 数十kHz
b. β分散 ――― 電解質イオン
c. β分散 ――― 数MHz
d. γ分散 ――― 水分子
e. γ分散 ――― 数十MHz | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
4
] | 4 | 誘電分散の対応:α分散=数Hz〜kHz(対イオンの移動)、β分散=数十kHz〜数MHz(細胞膜の界面分極)、γ分散=約20GHz(水分子の双極子緩和)。正しいのはβ—数MHz(c○)とγ—水分子(d○)。αは数十kHzではなく低周波(a×)、電解質イオンはα分散に関連(b×)、γは数十MHzでなくGHz帯(e×)。c・d=4。 | α(低周波:イオン雰囲気)、β(kHz〜MHz:細胞膜=Maxwell-Wagner分極)、γ(GHz:自由水の緩和)。周波数帯と機構の両方を対応づけて覚える。電子レンジ(2.45GHz)が水を加熱するのはγ分散領域の吸収を利用している。 | 0.95 | null | false | null | null | ||
30AM86 | 30 | 午前 | 86 | 生体物性材料工学 | 正しいのはどれか。 | 1. 1. 筋組織は骨よりもヤング率が大きい。
2. 2. 筋組織のヤング率は直交方向よりも走行方向の方が大きい。
3. 3. 生体軟組織のポアソン比はおよそ0.5である。
4. 4. 生体軟組織の体積弾性率はヤング率よりも小さい。
5. 5. 動脈血管の円周方向の最大変形は10%程度である。 | [
3
] | 3 | 生体軟組織は水分が多く非圧縮性に近いため、ポアソン比は約0.5(3○)。骨のヤング率(〜10GPa)≫筋(kPa〜MPa)(1×)。筋の走行方向は伸びやすく(ヤング率は小さい)直交方向より小さいとされる(2×)。非圧縮性材料では体積弾性率≫ヤング率(4×)。動脈は脈圧で円周方向に数%〜10%以上伸展し得るが、この選択肢群では3が明確な正答。 | ポアソン比0.5は体積不変(非圧縮)の理論上限で、水分の多い軟組織はこれに近い。このとき体積弾性率はヤング率よりはるかに大きい(K=E/[3(1−2ν)]でν→0.5のときK→∞)。組織のヤング率序列:骨≫腱>皮膚>筋(静止)>脂肪。 | 0.94 | null | false | null | null | ||
30AM87 | 30 | 午前 | 87 | 生体物性材料工学 | 生体組織の熱に対する性質で誤っているのはどれか。 | 1. 1. 免疫に関係する細胞は体温が下がると機能が低下する。
2. 2. 組織の温度が43℃を超えると細胞生存率が低下する。
3. 3. 温溶血現象は60℃を超えた付近で現れる。
4. 4. がん組織は正常組織に比べて温度感受性が高い。
5. 5. 熱による組織の凝固は水分の沸騰に伴う細胞質の飛散で生じる。 | [
5
] | 5 | 熱による組織の「凝固」は60〜70℃程度での蛋白変性によって生じるもので、「水分の沸騰による細胞質の飛散」は100℃以上で起こる「蒸散(気化)」の説明→5が誤り。低体温での免疫機能低下(1○)、43℃を超えると細胞生存率低下(ハイパーサーミアの根拠、2○)、溶血は加温で生じる(3○:出題上正しい扱い)、がん組織は血流が乏しく熱がこもり温度感受性が高い(4○)。 | レーザ・電気メスの熱作用の段階:約43℃〜=細胞障害、60〜70℃=蛋白凝固(凝固止血)、100℃=水分沸騰・蒸散(切開)、200℃以上=炭化。「凝固=蛋白変性」「蒸散=沸騰・飛散」の区別が本問の核心。ハイパーサーミアは42.5〜43℃以上でがん細胞を選択的に障害する。 | 0.88 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM88 | 30 | 午前 | 88 | 生体物性材料工学 | 生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか。 | 1. 1. 腎糸球体での物質移動 ――― 拡散
2. 2. 腎における水分の再吸収 ――― 浸透
3. 3. 毛細血管壁から血管外への水分移動 ――― 濾過
4. 4. 興奮性膜の脱分極 ――― イオン流
5. 5. 細胞内から細胞外へのNa⁺の移動 ――― 能動輸送 | [
1
] | 1 | 腎糸球体での物質移動は血圧を駆動力とする「濾過」(限外濾過)であり、「拡散」とする1が誤り。水の再吸収=浸透(2○)、毛細血管からの水移動=濾過(スターリングの法則、3○)、脱分極=Na⁺などのイオン流(4○)、Na⁺の汲み出し=Na/K-ATPaseの能動輸送(5○)。 | 糸球体濾過は糸球体血圧−(ボウマン嚢内圧+膠質浸透圧)を駆動力とする限外濾過で、分子サイズと電荷で選別される。拡散は濃度勾配による移動(透析のダイアライザ内など)。移動原理(濾過・拡散・浸透・能動輸送)と生体現象の対応を問う。 | 0.96 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM89 | 30 | 午前 | 89 | 生体物性材料工学 | 生物学的安全性試験で誤っている組合せはどれか。 | 1. 1. 表面接触機器 ――― 細胞毒性試験
2. 2. 表面接触機器 ――― 血液適合性試験
3. 3. 体内と体外を連結する機器 ――― 感作性試験
4. 4. 体内植込み機器 ――― 刺激性試験
5. 5. 体内植込み機器 ――― 細胞毒性試験 | [
2
] | 2 | 生物学的安全性試験は機器の接触部位・期間で試験項目を選択する(ISO 10993/JIS T 0993)。皮膚など表面接触機器に細胞毒性・感作性・刺激性は必要だが、「血液適合性試験」は血液に接触する機器(体内外連結機器・植込み機器)に要求されるもので、表面接触機器には不要→2が誤りの組合せ。 | 試験項目の選択マトリクス:細胞毒性・感作性・刺激性はほぼ全機器で基本3項目。血液適合性(溶血・血栓性)は血液接触機器のみ、埋植試験・全身毒性は植込み機器・長期接触機器で追加される。接触部位(表面/体内外連結/植込み)×接触期間で要求項目が決まる構造を理解する。 | 0.95 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30AM90 | 30 | 午前 | 90 | 生体物性材料工学 | ポリ塩化ビニルが使われていないのはどれか。
a. 血液回路
b. カテーテル
c. 注射筒
d. コンタクトレンズ
e. 輸液チューブ | 1. 1. a、b
2. 2. a、e
3. 3. b、c
4. 4. c、d
5. 5. d、e | [
4
] | 4 | 軟質ポリ塩化ビニル(PVC)は血液回路(a)、カテーテル(b)、輸液チューブ(e)など柔軟なチューブ類の主材料。注射筒はポリプロピレン(c×)、コンタクトレンズはPMMA・シリコーンハイドロゲル(d×)で、PVCは使われない。c・d=4。 | PVCは可塑剤(DEHP等)の添加で柔軟性を自在に調整でき、チューブ・回路・バッグに広く使われる(DEHP溶出が問題となりDEHPフリー化が進む)。注射筒=PP、コンタクトレンズ=PMMA(ハード)・シリコーンハイドロゲル(ソフト)という材料対応も頻出。 | 0.96 | 問題文の「使われていない」の強調部は原本で判読不能であり、正答から補記した。 | false | null | null | ||
30PM01 | 30 | 午後 | 1 | 医学概論 | 平成27年における高齢者(65歳以上)人口の構成比率(高齢化率:%)はどれか。 | 1. 1. 13.8
2. 2. 20.2
3. 3. 26.7
4. 4. 33.4
5. 5. 60.6 | [
3
] | 3 | わが国の高齢化率は平成27年(2015年)国勢調査で26.6〜26.7%(約4人に1人が高齢者)。よって3。 | 高齢化率の推移:7%超(1970年:高齢化社会)→14%超(1994年:高齢社会)→21%超(2007年:超高齢社会)→2015年約26.7%。近年は29%前後まで上昇している。おおよその水準(約4人に1人以上)を押さえておけば選択できる。 | 0.95 | 2025年時点の高齢化率は約29%台まで上昇しているが、本問は平成27年時点の数値を問うもの。 | false | null | null | ||
30PM02 | 30 | 午後 | 2 | 医学概論 | 診断した医師が、法律に基づき直ちに届け出なければならない感染症(1類〜4類)はどれか。
a. 結核
b. 痘そう
c. 破傷風
d. C型肝炎
e. 重症急性呼吸器症候群(SARS) | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
2
] | 2 | 感染症法の1〜4類は診断後「直ちに」届出:結核=2類(a○)、痘そう=1類(b○)、SARS=2類(e○)。破傷風・C型肝炎は5類(全数把握、7日以内の届出)で「直ちに」ではない(c×・d×)。a・b・e=2。 | 感染症法:1類(エボラ、痘そう、ペスト等)、2類(結核、SARS、MERS、鳥インフルH5N1等)、3類(コレラ、腸管出血性大腸菌等)、4類(A型・E型肝炎、デング等)は全数・直ちに届出。5類(C型肝炎、破傷風、梅毒等)は7日以内。類型と届出期限の対応が問われる。 | 0.96 | null | false | null | null | ||
30PM03 | 30 | 午後 | 3 | 医学概論 | 必須アミノ酸でないのはどれか。 | 1. 1. バリン
2. 2. ロイシン
3. 3. アルギニン
4. 4. メチオニン
5. 5. イソロイシン | [
3
] | 3 | 必須アミノ酸9種:バリン・ロイシン・イソロイシン(分岐鎖)、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、スレオニン、ヒスチジン。アルギニンは準必須(小児では必要)だが成人の必須アミノ酸ではない→3。 | 必須アミノ酸の覚え方「風呂場椅子独り占め(フェニルアラニン・ロイシン・バリン・イソロイシン・スレオニン・ヒスチジン・トリプトファン・リジン・メチオニン)」。アルギニンは体内合成できるが成長期には不足しやすい準必須アミノ酸。 | 0.97 | 問題文の「でない」は原本で強調印刷のため判読不能であり、正答から補記した。 | false | null | null | ||
30PM04 | 30 | 午後 | 4 | 医学概論 | ある投与薬物の生物学的半減期の3倍の時間が経過したとき、その薬物の血中濃度は投与後ピーク値の何倍になるか。 | 1. 1. 1/2
2. 2. 1/3
3. 3. 1/4
4. 4. 1/8
5. 5. 1/16 | [
4
] | 4 | 半減期ごとに濃度は1/2になるので、半減期3回分で(1/2)³=1/8。よって4。 | 一次消失動態では血中濃度は半減期ごとに半減する指数関数的減衰を示す。半減期のn倍経過で(1/2)ⁿ。約4〜5半減期で定常状態到達・消失がほぼ完了するという臨床薬理の基本にもつながる。 | 0.96 | 選択肢の分数表記は原本の印刷が薄く一部判読困難だが、正答(選択肢4=1/8)は計算および公式正答と一致。 | false | null | null | ||
30PM05 | 30 | 午後 | 5 | 医学概論 | 血液・血清の測定値でパニック値(生命に危険が及ぶ値)はどれか。 | 1. 1. K⁺ 7.5mEq/L
2. 2. Na⁺ 138mEq/L
3. 3. ヘモグロビン 10g/dL
4. 4. 血小板 180,000/µL
5. 5. 血糖 150mg/dL | [
1
] | 1 | K⁺7.5mEq/Lは致死性不整脈(心室細動・心停止)を来しうる高K血症でパニック値(1○)。Na138は正常、Hb10g/dLは中等度貧血、血小板18万は正常、血糖150は軽度高値でいずれも危機的でない。 | K⁺の基準値3.5〜5.0mEq/L。6.0超で心電図変化(テント状T波)、7.0超でQRS開大・心室細動の危険があり緊急治療(GI療法、Ca製剤、透析)を要する。パニック値の概念は第32回午後5問でも出題されており、各項目の基準値とセットで覚える。 | 0.98 | null | false | null | null | ||
30PM06 | 30 | 午後 | 6 | 医学概論 | 骨について誤っているのはどれか。 | 1. 1. 頭頂骨は1個の骨からなる。
2. 2. 頸椎は7個の椎体からなる。
3. 3. 右前腕には2本の長管骨がある。
4. 4. 肋骨は12対ある。
5. 5. 右大腿には1本の長管骨がある。 | [
1
] | 1 | 頭頂骨は左右1対(2個)あり「1個」は誤り→1。頸椎7個(2○)、前腕は橈骨・尺骨の2本(3○)、肋骨12対(4○)、大腿の長管骨は大腿骨1本(5○)。 | 頭蓋冠は前頭骨・頭頂骨(左右)・側頭骨(左右)・後頭骨などからなる。脊椎は頸椎7・胸椎12・腰椎5・仙骨・尾骨。四肢の長管骨(上腕骨/橈骨・尺骨、大腿骨/脛骨・腓骨)の構成は解剖の基本。 | 0.96 | 問題文の「誤っている」は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から補記した。 | false | null | null | ||
30PM07 | 30 | 午後 | 7 | 医学概論 | 循環の生理について誤っているのはどれか。 | 1. 1. 脳血流は内頸動脈と椎骨動脈によって供給される。
2. 2. 頸動脈に圧受容体が存在する。
3. 3. 心臓迷走神経は心拍数を低下させる。
4. 4. カテコラミンは血圧を上昇させる。
5. 5. 冠動脈血流量は拡張期より収縮期の方が多い。 | [
5
] | 5 | 左冠動脈は心収縮期に心筋内圧で圧迫されるため、冠血流は「拡張期」に多い→5が誤り。脳は内頸動脈系+椎骨脳底動脈系(1○)、頸動脈洞の圧受容体(2○)、迷走神経=徐脈(3○)、カテコラミン=昇圧(4○)。 | 冠循環の特徴:大動脈基部から起始し、左冠動脈の血流は拡張期優位(収縮期は心筋内血管が圧迫される)。頻脈では拡張期が短縮し冠灌流が減るため虚血に不利。IABPが「拡張期」に加圧して冠血流を増やす原理もここにある。 | 0.97 | 問題文冒頭は原本で強調印刷のため判読不能であり、選択肢内容と正答から文意を補記した。 | false | null | null | ||
30PM08 | 30 | 午後 | 8 | 医学概論 | 血液中で最も多い白血球はどれか。 | 1. 1. 単球
2. 2. 好中球
3. 3. 好酸球
4. 4. 好塩基球
5. 5. リンパ球 | [
2
] | 2 | 白血球分画:好中球40〜70%で最多、リンパ球20〜40%、単球3〜8%、好酸球1〜5%、好塩基球1%未満。よって2。 | 好中球は細菌感染防御の主力で、急性炎症で増加する。分画の序列(好中球>リンパ球>単球>好酸球>好塩基球)は血液学の基本。 | 0.98 | null | false | null | null | ||
30PM09 | 30 | 午後 | 9 | 医学概論 | インスリンについて正しいのはどれか。
a. 1型糖尿病では分泌が低下する。
b. 膵島α細胞から分泌される。
c. 肝臓で脂肪分解を促進する。
d. 筋細胞で糖の取り込みを促進する。
e. 肥満ではインスリン感受性が低下する。 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
3
] | 3 | 1型糖尿病はβ細胞破壊によるインスリン分泌低下(a○)。インスリンは膵島「β」細胞由来(αはグルカゴン、b×)。同化ホルモンであり脂肪「合成」を促進(分解抑制、c×)。筋・脂肪細胞でGLUT4を介し糖取り込み促進(d○)。肥満はインスリン抵抗性=感受性低下(e○)。a・d・e=3。 | 膵島:α細胞=グルカゴン、β細胞=インスリン、δ細胞=ソマトスタチン。インスリンの作用=血糖低下(取り込み促進・糖新生抑制)、グリコーゲン・脂肪・蛋白の合成促進。2型糖尿病は抵抗性+分泌低下、1型は絶対的欠乏という病型の違いも整理。 | 0.97 | null | false | null | null | ||
30PM10 | 30 | 午後 | 10 | 臨床医学総論 | 周術期の感染管理について正しいのはどれか。 | 1. 1. 手術部位は周辺部から中心部に向かって消毒する。
2. 2. 手術部位の皮膚消毒には0.1%ポビドンヨードを用いる。
3. 3. 手術部位はカミソリで剃毛する。
4. 4. 大腸の手術後には経口抗生物質を併用する。
5. 5. MRSAの消毒薬感受性は高い。 | [
5
] | 5 | MRSAは「抗菌薬」耐性であって消毒薬(アルコール、クロルヘキシジン等)には感受性が高い(5○)。消毒は中心(切開部)から周辺へ(1×)。皮膚消毒のポビドンヨードは10%(0.1%ではない、2×)。カミソリ剃毛は微小創から感染を増やすため禁止(除毛はクリッパー、3×)。経口抗菌薬の併用は術「前」の腸管前処置(4×)。 | SSI(手術部位感染)対策:術前の除毛はカミソリ禁止・必要時のみクリッパー、皮膚消毒は10%ポビドンヨードやクロルヘキシジンアルコールで切開部から外側へ、予防抗菌薬は執刀前1時間以内に静注。MRSAを含む薬剤耐性菌も標準的な消毒薬・手指衛生には感受性がある(耐性=抗菌薬の話)という区別が本問の肝。 | 0.95 | null | false | null | null | ||
30PM11 | 30 | 午後 | 11 | 臨床医学総論 | サルコイドーシスに特徴的なのはどれか。
a. 乾酪性類上皮細胞肉芽腫
b. ぶどう膜炎
c. 両側肺門リンパ節腫脹
d. 高カルシウム血症
e. アンギオテンシン変換酵素の低下 | 1. 1. a、b、c
2. 2. a、b、e
3. 3. a、d、e
4. 4. b、c、d
5. 5. c、d、e | [
4
] | 4 | サルコイドーシスは「非乾酪性」類上皮細胞肉芽腫が特徴(乾酪壊死は結核、a×)。ぶどう膜炎(b○)、両側肺門リンパ節腫脹BHL(c○)、肉芽腫でのビタミンD活性化による高Ca血症(d○)、血清ACEは「上昇」(e×)。b・c・d=4。 | サルコイドーシスは原因不明の全身性肉芽腫性疾患:BHL、ぶどう膜炎、皮膚病変、心病変(伝導障害:ペースメーカ適応にも)、高Ca血症、血清ACE・リゾチーム上昇。結核(乾酪性肉芽腫)との病理学的鑑別が定番の出題ポイント。 | 0.97 | null | false | null | null |
End of preview. Expand in Data Studio
JNCLEQA:臨床工学技士国家試験ベンチマーク(第30〜39回)
日本語
臨床工学技士国家試験の過去問題を、大規模言語モデル(LLM)の評価用に整えたデータセットです。
- test:第39回の180問。評価に使います。
- train:第30〜38回の1,618問。SFT の学習や RAG の検索対象に使います。
内容
| split | 問題数 | 図のある問題 | 図の数 |
|---|---|---|---|
| train(第30〜38回) | 1,618 | 244 | 253 |
| test(第39回) | 180 | 30 | 30 |
train からは、次の2問を除いています。
- 30AM63:採点から除外された問題
- 37PM09:全員を正解とした問題
列
| 列 | 内容 |
|---|---|
id |
問題の ID(例:39AM01 は第39回の午前1問目) |
exam |
回 |
session |
午前/午後 |
number |
問題番号 |
field |
分野 |
subfield |
小分野(test のみ。医用電気電子工学・生体機能代行装置学・生体物性材料工学の82問について独自に判定。それ以外は空) |
question |
問題文 |
choices |
選択肢(1〜5) |
answer |
正答の番号(複数のことがあります) |
answer_text |
正答の表記 |
reasoning |
解き方の思考過程(Claude Fable 5.1 が作成) |
explanation |
解説(Claude Fable 5.1 が作成) |
source_confidence |
解説集に記載された正答の信頼度(0〜1)。SFT の目標文に使用 |
note |
解説集の備考(問題文の判読不能箇所の補記など) |
has_figure |
図を見ないと解けない問題か(test は人手で判定、train は図の画像の有無) |
calculation |
計算問題か(test のみ。train は空) |
jis |
JIS の図記号などを問う問題か(test のみ。train は空) |
images |
図の画像 |
注意
reasoningとexplanationは AI が作成したもので、誤りを含む可能性があります。
使い方
from datasets import load_dataset
ds = load_dataset("gishikai/JNCLEQA")
print(ds["test"][0]["question"])
コード
推論・学習・採点のコードは code/ にあります(説明は code/README.md)。code/data_prep/hf_to_ce_data.py で、このデータセットから実験で使ったファイルをバイト単位で同じに復元できます。
引用
TODO:論文の書誌情報
English
JNCLEQA is a benchmark for evaluating large language models (LLMs), built from past questions of the Japanese National Examination for Clinical Engineering Technologists.
- test: 180 questions from the 39th examination, used for evaluation.
- train: 1,618 questions from the 30th–38th examinations, used for SFT and as the retrieval corpus for RAG.
Contents
| split | questions | with figures | figures |
|---|---|---|---|
| train (30th–38th) | 1,618 | 244 | 253 |
| test (39th) | 180 | 30 | 30 |
Two questions are excluded from train:
- 30AM63: excluded from scoring
- 37PM09: all answers treated as correct
Columns
| column | description |
|---|---|
id |
Question ID (e.g. 39AM01 = 39th exam, morning session, question 1) |
exam |
Examination number |
session |
午前 (morning) / 午後 (afternoon) |
number |
Question number |
field |
Subject area |
subfield |
Sub-area (test only; assigned by the authors for the 82 questions in Medical Electrical and Electronic Engineering, Life Support Equipment, and Biophysical Properties and Biomaterials; empty otherwise) |
question |
Question text |
choices |
Answer choices (1–5) |
answer |
Correct choice number(s); some questions have more than one |
answer_text |
Correct answer as written |
reasoning |
Step-by-step reasoning (Claude Fable 5.1-generated) |
explanation |
Explanation (Claude Fable 5.1-generated) |
source_confidence |
Confidence of the answer recorded in the explanation source (0–1); used in the SFT target text |
note |
Remarks from the explanation source (e.g. reconstruction of illegible text) |
has_figure |
Whether the question requires a figure (test: labeled manually; train: whether an image is attached) |
calculation |
Calculation question (test only; empty for train) |
jis |
Asks about JIS graphical symbols etc. (test only; empty for train) |
images |
Figure images |
Notes
reasoningandexplanationare AI-generated and may contain errors.- All text in the dataset is in Japanese.
Usage
from datasets import load_dataset
ds = load_dataset("gishikai/JNCLEQA")
print(ds["test"][0]["question"])
Code
Inference, training and scoring code is in code/ (see code/README.md). code/data_prep/hf_to_ce_data.py restores, byte for byte, the data files used in the experiments from this dataset.
Citation
TODO: bibliographic information of the paper
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