id
int64
3
39.4k
title
stringlengths
1
80
text
stringlengths
2
313k
paragraphs
listlengths
1
6.47k
abstract
stringlengths
1
52k
⌀
wikitext
stringlengths
10
330k
⌀
date_created
stringlengths
20
20
⌀
date_modified
stringlengths
20
20
templates
sequencelengths
0
20
url
stringlengths
32
653
2,946
兞型元玠
高等孊校化孊 > 兞型元玠 兞型元玠ずは、呚期衚で1族、2族および12族~18族を指す。それ以倖の元玠は遷移元玠ず呌ばれる。 ・同じ族同士(呚期衚の瞊の列)で性質が良く䌌おいる ・酞化数が決たっおいる ・族番号の1の䜍ず最倖殻電子数が䞀臎しおいる 兞型元玠には、金属・非金属がずもに含たれる。 1族にはH(氎玠)、Li(リチりム)、Na(ナトリりム)、K(カリりム)、Rb(ルビゞりム)、Cs(セシりム)、Fr(フランシりム)の7぀の元玠が含たれる。 ・Hを陀く6぀の元玠をアルカリ金属ずいう ・アルカリ金属の元玠は、䞀䟡の陜むオンになりやすい ・アルカリ金属の単䜓は融解塩電解によっお埗られる ・アルカリ金属は氎や酞玠ず激しく反応するので、石油䞭に保存する 2族にはBe(ベリリりム)、Mg(マグネシりム)、Ca(カルシりム)、Sr(ストロンチりム)、Ba(バリりム)の6぀の元玠が含たれる。 ・Be、Mgを陀く4぀の元玠をアルカリ土類金属ずいう 12族にはZn(亜鉛)、Cd(カドミりム)、Hg(氎銀)の3぀の元玠が含たれる。 13族にはB(ホり玠)、Al(アルミニりム)、Ga(ガリりム)、In(むンゞりム)、Tl(タリりム)の5぀の元玠が含たれる。 14族にはC(炭箠)、Si(ケむ玠)、Ge(ゲルマニりム)、Sn(スズ)、Pb(鉛)の5぀の元玠が含たれる。 15族にはN(窒玠)、P(リン)、As(ヒ玠)、Sb(アンチモン)、Bi(ビスマス)の5぀の元玠が含たれる。 16族にはO(酾箠)、S(硫黄)、Se(セレン)、Te(テルル)、Po(ポロニりム)の5぀の元玠が含たれる。 17族にはF(フッ玠)、Cl(塩玠)、Br(臭玠)、I(ペり玠)、At(アスタチン)の5぀の元玠が含たれる。 ・これらの元玠をハロゲンずいう 18族にはHe(ヘリりム)、Ne(ネオン)、Ar(アルゎン)、Kr(クリプトン)、Xe(キセノン)、Rn(ラドン)の6぀の元玠が含たれる。 ・これらの元玠を垌ガスずいう (珟代では貎ガスずいう(2023幎珟圚))
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "高等孊校化孊 > 兞型元玠", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "兞型元玠ずは、呚期衚で1族、2族および12族~18族を指す。それ以倖の元玠は遷移元玠ず呌ばれる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "・同じ族同士(呚期衚の瞊の列)で性質が良く䌌おいる ・酞化数が決たっおいる ・族番号の1の䜍ず最倖殻電子数が䞀臎しおいる", "title": "特城" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "兞型元玠には、金属・非金属がずもに含たれる。", "title": "特城" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "1族にはH(氎玠)、Li(リチりム)、Na(ナトリりム)、K(カリりム)、Rb(ルビゞりム)、Cs(セシりム)、Fr(フランシりム)の7぀の元玠が含たれる。", "title": "1族" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "・Hを陀く6぀の元玠をアルカリ金属ずいう ・アルカリ金属の元玠は、䞀䟡の陜むオンになりやすい ・アルカリ金属の単䜓は融解塩電解によっお埗られる ・アルカリ金属は氎や酞玠ず激しく反応するので、石油䞭に保存する", "title": "1族" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "2族にはBe(ベリリりム)、Mg(マグネシりム)、Ca(カルシりム)、Sr(ストロンチりム)、Ba(バリりム)の6぀の元玠が含たれる。", "title": "2族" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "・Be、Mgを陀く4぀の元玠をアルカリ土類金属ずいう", "title": "2族" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "12族にはZn(亜鉛)、Cd(カドミりム)、Hg(氎銀)の3぀の元玠が含たれる。", "title": "12族" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "13族にはB(ホり玠)、Al(アルミニりム)、Ga(ガリりム)、In(むンゞりム)、Tl(タリりム)の5぀の元玠が含たれる。", "title": "13族" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "14族にはC(炭箠)、Si(ケむ玠)、Ge(ゲルマニりム)、Sn(スズ)、Pb(鉛)の5぀の元玠が含たれる。", "title": "14族" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "15族にはN(窒玠)、P(リン)、As(ヒ玠)、Sb(アンチモン)、Bi(ビスマス)の5぀の元玠が含たれる。", "title": "15族" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "16族にはO(酾箠)、S(硫黄)、Se(セレン)、Te(テルル)、Po(ポロニりム)の5぀の元玠が含たれる。", "title": "16族" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "17族にはF(フッ玠)、Cl(塩玠)、Br(臭玠)、I(ペり玠)、At(アスタチン)の5぀の元玠が含たれる。", "title": "17族" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "・これらの元玠をハロゲンずいう", "title": "17族" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "18族にはHe(ヘリりム)、Ne(ネオン)、Ar(アルゎン)、Kr(クリプトン)、Xe(キセノン)、Rn(ラドン)の6぀の元玠が含たれる。", "title": "18族" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "・これらの元玠を垌ガスずいう (珟代では貎ガスずいう(2023幎珟圚))", "title": "18族" } ]
高等孊校化孊 > 兞型元玠 兞型元玠ずは、呚期衚で1族、2族および12族18族を指す。それ以倖の元玠は遷移元玠ず呌ばれる。
<small> [[高等孊校化孊]] > 兞型元玠</small> 兞型元玠ずは、呚期衚で1族、2族および12族18族を指す。それ以倖の元玠は[[遷移元玠]]ず呌ばれる。 == 特城 == ・同じ族同士(呚期衚の瞊の列)で性質が良く䌌おいる<br> ・酞化数が決たっおいる<br> ・族番号の1の䜍ず最倖殻電子数が䞀臎しおいる 兞型元玠には、金属・非金属がずもに含たれる。 ==1族== 1族には'''H(氎玠)'''、'''Li(リチりム)'''、'''Na(ナトリりム)'''、'''K(カリりム)'''、Rb(ルビゞりム)、Cs(セシりム)、Fr(フランシりム)の7぀の元玠が含たれる。 ・Hを陀く6぀の元玠を'''アルカリ金属'''ずいう<br> ・アルカリ金属の元玠は、'''䞀䟡の陜むオン'''になりやすい<br> ・アルカリ金属の単䜓は'''融解塩電解'''によっお埗られる<br> ・アルカリ金属は氎や酞玠ず激しく反応するので、'''石油䞭'''に保存する<br> ==2族== 2族には'''Be(ベリリりム)'''、'''Mg(マグネシりム)'''、'''Ca(カルシりム)'''、Sr(ストロンチりム)、Ba(バリりム)の6぀の元玠が含たれる。 ・Be、Mgを陀く4぀の元玠を'''アルカリ土類金属'''ずいう ==12族== 12族には'''Zn(亜鉛)'''、Cd(カドミりム)、Hg(氎銀)の3぀の元玠が含たれる。 ==13族== 13族には'''B(ホり玠)'''、'''Al(アルミニりム)'''、Ga(ガリりム)、In(むンゞりム)、Tl(タリりム)の5぀の元玠が含たれる。 ==14族== 14族には'''C(炭箠)'''、'''Si(ケむ玠)'''、Ge(ゲルマニりム)、Sn(スズ)、'''Pb(鉛)'''の5぀の元玠が含たれる。 ==15族== 15族には'''N(窒玠)'''、'''P(リン)'''、As(ヒ玠)、Sb(アンチモン)、Bi(ビスマス)の5぀の元玠が含たれる。 ==16族== 16族には'''O(酾箠)'''、'''S(硫黄)'''、Se(セレン)、Te(テルル)、Po(ポロニりム)の5぀の元玠が含たれる。 ==17族== 17族には'''F(フッ玠)'''、'''Cl(塩玠)'''、'''Br(臭玠)'''、I(ペり玠)、At(アスタチン)の5぀の元玠が含たれる。 ・これらの元玠を'''ハロゲン'''ずいう ==18族== 18族には'''He(ヘリりム)'''、'''Ne(ネオン)'''、'''Ar(アルゎン)'''、Kr(クリプトン)、Xe(キセノン)、Rn(ラドン)の6぀の元玠が含たれる。 ・これらの元玠を''垌ガス''ずいう  珟代では貎ガスずいう幎珟圚 ==参考== *[[遷移元玠]] *[[元玠蚘号]] [[カテゎリ:元玠|おんけいけんそ]]
2005-11-18T12:14:46Z
2023-10-09T04:31:05Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%85%B8%E5%9E%8B%E5%85%83%E7%B4%A0
2,948
バタヌ
バタヌずは? 乳補品の䞀぀で、牛乳より特に脂肪分の高いクリヌムが䞻成分。銙りが匷く、料理に 颚味を持たせるため欠かせない調味料ずなる。垂販されおいる通垞のバタヌは、パン などに塗っお食べる際の味付けずしお塩を入れおいるが、菓子の調理甚に無塩バタヌ (やや高䟡)も垂販されおいる。 性質 ・融点が䜎いため、調理に甚いやすい(逆に蚀えば、焊げやすい) ・䞀床溶けたものは脂肪酞が分離しおしたい元に戻らないので、颚味を損なう。その ため、出しっぱなしにせずきちんず冷蔵庫に保存しおおく必芁がある。 バタヌを䜿った䞻な調理䟋 <和食> じゃがバタヌ(ふかしたゞャガむモにそのたたバタヌを塗る) <掋食> ほうれん草の゜テヌ(バタヌを絡めおほうれん草を炒める) たらこスパゲティ(麺ず絡める前に、たらこず溶かしたバタヌを混ぜる) トヌスト(焌いたトヌストにそのたた塗る、もしくは塗っおからトヌストを焌く) <䞭華> <その他> <菓子類> ホットケヌキ(出来䞊がったホットケヌキにそのたた塗る) クレヌプ(生地に混ぜる、焌くずきに油ずしおひく、食べる際にそのたた塗るなど)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "バタヌずは?", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "乳補品の䞀぀で、牛乳より特に脂肪分の高いクリヌムが䞻成分。銙りが匷く、料理に 颚味を持たせるため欠かせない調味料ずなる。垂販されおいる通垞のバタヌは、パン などに塗っお食べる際の味付けずしお塩を入れおいるが、菓子の調理甚に無塩バタヌ (やや高䟡)も垂販されおいる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "性質", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "・融点が䜎いため、調理に甚いやすい(逆に蚀えば、焊げやすい)", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "・䞀床溶けたものは脂肪酞が分離しおしたい元に戻らないので、颚味を損なう。その ため、出しっぱなしにせずきちんず冷蔵庫に保存しおおく必芁がある。", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "バタヌを䜿った䞻な調理䟋", "title": "" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "<和食>", "title": "" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "じゃがバタヌ(ふかしたゞャガむモにそのたたバタヌを塗る)", "title": "" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "<掋食>", "title": "" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "ほうれん草の゜テヌ(バタヌを絡めおほうれん草を炒める) たらこスパゲティ(麺ず絡める前に、たらこず溶かしたバタヌを混ぜる) トヌスト(焌いたトヌストにそのたた塗る、もしくは塗っおからトヌストを焌く)", "title": "" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "<䞭華>", "title": "" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "<その他>", "title": "" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "<菓子類>", "title": "" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "ホットケヌキ(出来䞊がったホットケヌキにそのたた塗る) クレヌプ(生地に混ぜる、焌くずきに油ずしおひく、食べる際にそのたた塗るなど)", "title": "" } ]
バタヌずは 乳補品の䞀぀で、牛乳より特に脂肪分の高いクリヌムが䞻成分。銙りが匷く、料理に 颚味を持たせるため欠かせない調味料ずなる。垂販されおいる通垞のバタヌは、パン などに塗っお食べる際の味付けずしお塩を入れおいるが、菓子の調理甚に無塩バタヌ やや高䟡も垂販されおいる。 性質 ・融点が䜎いため、調理に甚いやすい逆に蚀えば、焊げやすい ・䞀床溶けたものは脂肪酞が分離しおしたい元に戻らないので、颚味を損なう。その ため、出しっぱなしにせずきちんず冷蔵庫に保存しおおく必芁がある。 バタヌを䜿った䞻な調理䟋 和食 じゃがバタヌふかしたゞャガむモにそのたたバタヌを塗る 掋食 ほうれん草の゜テヌバタヌを絡めおほうれん草を炒める たらこスパゲティ麺ず絡める前に、たらこず溶かしたバタヌを混ぜる トヌスト焌いたトヌストにそのたた塗る、もしくは塗っおからトヌストを焌く 䞭華 その他 菓子類 ホットケヌキ出来䞊がったホットケヌキにそのたた塗る クレヌプ生地に混ぜる、焌くずきに油ずしおひく、食べる際にそのたた塗るなど
'''バタヌずは''' 乳補品の䞀぀で、牛乳より特に脂肪分の高いクリヌムが䞻成分。銙りが匷く、料理に 颚味を持たせるため欠かせない調味料ずなる。垂販されおいる通垞のバタヌは、パン などに塗っお食べる際の味付けずしお塩を入れおいるが、菓子の調理甚に無塩バタヌ やや高䟡も垂販されおいる。 '''性質''' ・融点が䜎いため、調理に甚いやすい逆に蚀えば、焊げやすい ・䞀床溶けたものは脂肪酞が分離しおしたい元に戻らないので、颚味を損なう。その ため、出しっぱなしにせずきちんず冷蔵庫に保存しおおく必芁がある。 '''バタヌを䜿った䞻な調理䟋''' 和食 じゃがバタヌふかしたゞャガむモにそのたたバタヌを塗る 掋食 ほうれん草の゜テヌバタヌを絡めおほうれん草を炒める たらこスパゲティ麺ず絡める前に、たらこず溶かしたバタヌを混ぜる トヌスト焌いたトヌストにそのたた塗る、もしくは塗っおからトヌストを焌く 䞭華 その他 菓子類 ホットケヌキ出来䞊がったホットケヌキにそのたた塗る クレヌプ生地に混ぜる、焌くずきに油ずしおひく、食べる際にそのたた塗るなど [[Category:材料別の料理本|*]]
2005-11-19T12:42:39Z
2023-10-26T02:46:35Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC
2,949
高校化孊 物質の䞉態
物質は枩床・圧力によっお物質の状態が倉化する。物質自䜓は同じであり、状態だけ倉わるので物理倉化である。化孊倉化ずは違うので泚意するこず。 どの物質にも、固䜓・液䜓・気䜓の3぀の状態がある。これを 物質の䞉態(さんたい、three states) ずいう。 䞀般に、物質の枩床や圧力を倉化させおいくず、物質の状態が倉わる。 物質の䞉態は、物質を構成する粒子の集合する状態によっお決たり、粒子の熱運動の激しさず、分子に働く匕力ずの関係によっお決たっおいる。 ・固䜓から液䜓になる倉化を融解、液䜓から気䜓になる倉化を蒞発(気化)ず呌ぶ。気䜓から液䜓になる倉化を凝瞮(液化)、液䜓から固䜓になる倉化を凝固ず呌ぶ。固䜓から気䜓になる倉化を昇華、気䜓から固䜓になる倉化を凝華ずいう。 状態が倉わっおも物質の名前は倉わらない。ただし䟋倖ずしお氎(H2O)がある。氎は固䜓を特別に氷、液䜓を氎、気䜓を氎蒞気ず呌ぶ。たた、液䜓窒玠など慣甚的に呌ばれるものもある。ただしどのような状態でも化孊匏は倉わらない。 たた、玔物質においお固䜓が液䜓になる枩床は物質ごずに決たっおおり、その枩床をその物質の融点ず呌ぶ。同様に液䜓が気䜓になる枩床をその物質の沞点ず呌ぶ。倧気圧での氎の融点は0床、沞点は100床である。 ふ぀うの玔物質は、枩床ず圧力が決たるず、その状態が決たる。 枩床ず圧力によっお、その物質がどういう状態をずるかを衚した図を状態図(phase diagram)ずいう。 図に、氎の状態図ず、二酞化炭玠の状態図を衚す。 図の䞭倮付近にある3本の曲線が亀わったずころは䞉重点(triple point)ずいい、気䜓・液䜓・固䜓の状態が共存する。 なお、図䞭にある 1.013×10Pa は、倧気圧である。図より、倧気圧で氎の融点は0°C、沞点は100°Cであるこずが分かり、たしかに実隓事実ずも䞀臎しおる。 たた、物質の枩床ず圧力を高めおいき、枩床ず圧力がそれぞれの臚界点(critical point)を超える高枩・高圧になるず、その物質は超臚界状態(supercritical state)ずいう状態になり、粘性が気䜓ずも液䜓ずもいえず(怜定教科曞の出版瀟によっお「気䜓のような粘性」「液䜓のような粘性」ずか、教科曞䌚瀟ごずに蚘述が異なる)、超臚界状態は、気䜓か液䜓かは区別できない。 二酞化炭玠の超臚界状態ではカフェむンをよく溶かすため、コヌヒヌ豆のカフェむンの抜出に利甚されおいる。 物質はどんなに冷华しおも、-273.15°C(0K)たでしか冷华しない。この枩床のこずを絶察零床(ぜったい れいど)ずいう。(※ 詳しくは『高等孊校物理/物理I/熱』で習う。)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "物質は枩床・圧力によっお物質の状態が倉化する。物質自䜓は同じであり、状態だけ倉わるので物理倉化である。化孊倉化ずは違うので泚意するこず。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "どの物質にも、固䜓・液䜓・気䜓の3぀の状態がある。これを 物質の䞉態(さんたい、three states) ずいう。", "title": "物質の䞉態" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "䞀般に、物質の枩床や圧力を倉化させおいくず、物質の状態が倉わる。", "title": "物質の䞉態" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "物質の䞉態は、物質を構成する粒子の集合する状態によっお決たり、粒子の熱運動の激しさず、分子に働く匕力ずの関係によっお決たっおいる。", "title": "物質の䞉態" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "・固䜓から液䜓になる倉化を融解、液䜓から気䜓になる倉化を蒞発(気化)ず呌ぶ。気䜓から液䜓になる倉化を凝瞮(液化)、液䜓から固䜓になる倉化を凝固ず呌ぶ。固䜓から気䜓になる倉化を昇華、気䜓から固䜓になる倉化を凝華ずいう。", "title": "䞉態倉化" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "状態が倉わっおも物質の名前は倉わらない。ただし䟋倖ずしお氎(H2O)がある。氎は固䜓を特別に氷、液䜓を氎、気䜓を氎蒞気ず呌ぶ。たた、液䜓窒玠など慣甚的に呌ばれるものもある。ただしどのような状態でも化孊匏は倉わらない。", "title": "䞉態倉化" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "たた、玔物質においお固䜓が液䜓になる枩床は物質ごずに決たっおおり、その枩床をその物質の融点ず呌ぶ。同様に液䜓が気䜓になる枩床をその物質の沞点ず呌ぶ。倧気圧での氎の融点は0床、沞点は100床である。", "title": "䞉態倉化" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "", "title": "䞉態倉化" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "ふ぀うの玔物質は、枩床ず圧力が決たるず、その状態が決たる。 枩床ず圧力によっお、その物質がどういう状態をずるかを衚した図を状態図(phase diagram)ずいう。", "title": "状態図" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "図に、氎の状態図ず、二酞化炭玠の状態図を衚す。", "title": "状態図" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "図の䞭倮付近にある3本の曲線が亀わったずころは䞉重点(triple point)ずいい、気䜓・液䜓・固䜓の状態が共存する。", "title": "状態図" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "なお、図䞭にある 1.013×10Pa は、倧気圧である。図より、倧気圧で氎の融点は0°C、沞点は100°Cであるこずが分かり、たしかに実隓事実ずも䞀臎しおる。", "title": "状態図" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "たた、物質の枩床ず圧力を高めおいき、枩床ず圧力がそれぞれの臚界点(critical point)を超える高枩・高圧になるず、その物質は超臚界状態(supercritical state)ずいう状態になり、粘性が気䜓ずも液䜓ずもいえず(怜定教科曞の出版瀟によっお「気䜓のような粘性」「液䜓のような粘性」ずか、教科曞䌚瀟ごずに蚘述が異なる)、超臚界状態は、気䜓か液䜓かは区別できない。", "title": "状態図" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "二酞化炭玠の超臚界状態ではカフェむンをよく溶かすため、コヌヒヌ豆のカフェむンの抜出に利甚されおいる。", "title": "状態図" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "物質はどんなに冷华しおも、-273.15°C(0K)たでしか冷华しない。この枩床のこずを絶察零床(ぜったい れいど)ずいう。(※ 詳しくは『高等孊校物理/物理I/熱』で習う。)", "title": "※ 範囲倖?: 絶察零床" } ]
物質は枩床・圧力によっお物質の状態が倉化する。物質自䜓は同じであり、状態だけ倉わるので物理倉化である。化孊倉化ずは違うので泚意するこず。
{{pathnav|高等孊校の孊習|高等孊校理科|高等孊校 化孊|pagename=物質の䞉態|frame=1|small=1}}物質は枩床・圧力によっお物質の状態が倉化する。物質自䜓は同じであり、状態だけ倉わるので物理倉化である。[[w:化孊倉化|化孊倉化]]ずは違うので泚意するこず。 == 物質の䞉態 == どの物質にも、固䜓・液䜓・気䜓の3぀の状態がある。これを 物質の'''䞉態'''さんたい、three states ずいう。<br> 䞀般に、物質の枩床や圧力を倉化させおいくず、物質の状態が倉わる。 物質の䞉態は、物質を構成する粒子の集合する状態によっお決たり、粒子の熱運動の激しさず、分子に働く匕力ずの関係によっお決たっおいる。 == 䞉態倉化 == [[File:Chemical name state change japanese.svg|thumb|500px|状態倉化の名称<br>固䜓から気䜓になる昇華の䟋ずしおは、たずえばドラむアむス固䜓の二酞化炭玠がありたす。]] ・固䜓から液䜓になる倉化を'''融解'''、液䜓から気䜓になる倉化を'''蒞発(気化)'''ず呌ぶ。気䜓から液䜓になる倉化を'''凝瞮(液化)'''、液䜓から固䜓になる倉化を'''凝固'''ず呌ぶ。固䜓から気䜓になる倉化を'''昇華'''、気䜓から固䜓になる倉化を'''凝華'''ずいう。<BR> 状態が倉わっおも物質の名前は倉わらない。ただし䟋倖ずしお氎(H<sub>2</sub>O)がある。氎は固䜓を特別に'''æ°·'''、液䜓を'''æ°Ž'''、気䜓を'''æ°Žè’žæ°—'''ず呌ぶ。たた、液䜓窒玠など慣甚的に呌ばれるものもある。ただしどのような状態でも化孊匏は倉わらない。<BR> たた、玔物質においお固䜓が液䜓になる枩床は物質ごずに決たっおおり、その枩床をその物質の'''融点'''ず呌ぶ。同様に液䜓が気䜓になる枩床をその物質の'''沞点'''ず呌ぶ。倧気圧での氎の融点は0床、沞点は100床である。 {{-}} == 状態図 == <gallery widths="400px" heights="350px"> File:氎の状態図.svg|<center>氎の状態図</center> File:二酞化炭玠の状態図.svg| <center>二酞化炭玠の状態図</center> </gallery> ふ぀うの玔物質は、枩床ず圧力が決たるず、その状態が決たる。 枩床ず圧力によっお、その物質がどういう状態をずるかを衚した図を'''状態図'''phase diagramずいう。 図に、氎の状態図ず、二酞化炭玠の状態図を衚す。 図の䞭倮付近にある3本の曲線が亀わったずころは'''䞉重点'''(triple point)ずいい、気䜓・液䜓・固䜓の状態が共存する。 なお、図䞭にある 1.013×10<sup>5</sup>Pa は、倧気圧である。図より、倧気圧で氎の融点は0℃、沞点は100℃であるこずが分かり、たしかに実隓事実ずも䞀臎しおる。 たた、物質の枩床ず圧力を高めおいき、枩床ず圧力がそれぞれの臚界点critical pointを超える高枩・高圧になるず、その物質は'''超臚界状態'''supercritical stateずいう状態になり、粘性が気䜓ずも液䜓ずもいえず怜定教科曞の出版瀟によっお「気䜓のような粘性」「液䜓のような粘性」ずか、教科曞䌚瀟ごずに蚘述が異なる、超臚界状態は、気䜓か液䜓かは区別できない。 二酞化炭玠の超臚界状態ではカフェむンをよく溶かすため、コヌヒヌ豆のカフェむンの抜出に利甚されおいる。 == ※ 範囲倖?: 絶察零床 == 物質はどんなに冷华しおも、-273.15℃(0K)たでしか冷华しない。この枩床のこずを'''絶察零床'''ぜったい れいどずいう。※ 詳しくは『[[高等孊校物理/物理I/熱]]』で習う。 [[カテゎリ:物質|ふし぀のさんたい]] [[Category:高等孊校化孊|ふし぀のさんたい]]
null
2022-12-08T05:41:37Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:-" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A0%A1%E5%8C%96%E5%AD%A6_%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%AE%E4%B8%89%E6%85%8B
2,951
ITスキルずアプリケヌション
テンプレヌト:Ambox 情報技術 > ITスキルずアプリケヌション 本曞は、コンピュヌタのハヌドりェアずナヌザヌの間のむンタヌフェヌスずしお機胜するオペレヌティング・システム(Operating system; OS)を察象ずしおいる。オペレヌティング・システムは、コンピュヌタの限られた資源の共有や掻動の管理・調敎を担っおいる。 オペレヌティング・システムは通垞、カヌネルずナヌザヌランドに分離される。 䞀般的に甚いられおいるOSには、以䞋のような皮類がある。 スマヌトフォン甚のOSずしお、以䞋、Android(アンドロむド)やiOS(アむ オヌ゚ス)などがある。 倧たかには䞊蚘のずおりずなる。以䞋に、それぞれの特城を蚘す。基本的な䜿い方など螏み蟌んだ話題は、Windows に぀いおは『Windows入門』を、macOSに぀いおは『MacOS入門』を、Unixに぀いおは『Unix/Linux入門』を、それぞれ参照のこず。 『Microsoft Windows』(りィンドりズ)は、米Microsoft瀟(マむクロ゜フト瀟)が販売する商甚OSである。Windowsを䜿甚できるハヌドりェアは、か぀おは「PC/AT互換機」ず蚀われたが、珟圚ではほがすべおの垂販のパ゜コンでWindowsは動䜜する。Windowsは、䌁業から䞀般家庭たで、倚くのパ゜コンのOSずしお甚いられおおり、事実䞊の䞖界暙準である。CPUアヌキテクチャはx86およびamd64をサポヌトするほかARMアヌキテクチャをサポヌトした゚ディションもある。 Windowsは、歎史的にMS-DOS(゚ム゚ス ドス)䞊のアドオン゜フトりェアずしおスタヌトし、1985幎以降、Windows1.0からWindows 3.2たでこの状態は続いたが、1993幎にMS-DOSを必芁ずしない32ビットOSであるWindows NT 3.1がリリヌスされた。その埌の1995幎、16ビットコヌドず32ビットコヌドが混圚したWindows95がリリヌスされ、爆発的に普及した。その埌も、耇数回にわたっおバヌゞョンアップ版が提䟛された。その倉遷は以䞋の通りである。 GUI(グラフィカルナヌザヌむンタヌフェむス)を暙準ナヌザヌむンタヌフェむスずするOSである。 ç±³Apple瀟(アップル瀟)が開発・販売するPC向けのOS。察応するプラットフォヌムはMac OS X以前では最初はMC68000埌にPowerPCのみである。Mac OS Xで初めおPC/AT互換機、x86(Intel補CPUのみ)プラットフォヌムぞの察応がなされたが、Appleが販売するコンピュヌタ以倖のPC/AT互換機では動䜜しない。ナヌザヌ䞻䜓の操䜜性を重芖しおいる。その登堎はWindowsよりも早く、1984幎の最初のシステムからすでにGUI(文字だけでなく、アむコンなどの画像や映像などで芖芚的に分かりやすくした操䜜環境)を搭茉しおいた。2001幎にMac OS Xがリリヌスされたが、これは埓来のMac OSずは仕様が倧きく異なるものずなっおいる。 䞀般ビゞネス甚ずしおのシェアはWindowsに党く及ばないが、グラフィックデザむン、音楜、映画など、芞術・コンテンツ産業ずいった、いわゆる「クリ゚むティブ」な分野では䞀定の支持を埗おおり、たた家庭甚ずしおも根匷いナヌザヌを確保しおいる。2006幎、プロセッサのIntel補ぞの党面移行に䌎い、起動時にMac OS XずWindowsを遞択したりあるいはMac OS XずWindowsを同時に䜿甚できる機胜(ブヌトキャンプ)が実甚化、Windows専甚PCからの乗り換えを怜蚎するナヌザヌが増え始めた。たた、Mac OS XはBSDç³»Unix(埌述)ベヌスになっおおり、その䞭栞郚分(カヌネル)はオヌプン゜ヌスOSであるFreeBSDをもずにしお開発されおいる(Mac OSは、オヌプン゜ヌスの Darwin ず、非オヌプン゜ヌスのコンポヌネントから構成されおいる)。 そのため、Unix系のコマンドがマックOS䞊でも䜿甚できる堎合も倚く、このようなUnixずマックずの芪和性の高さから、Unixç³» OSのプログラマヌが、Mac OS X環境でUnixアプリケヌションのプログラムを開発する䟋も芋られる。 倧たかに次のような倉化をたどる。 ※ Mac OS X Server 1.0 があるが、この補品は Mac OS X ずは異なるコヌドベヌスの補品で互換性はなく、他方 Mac OS X Server 10.x は Mac OS X ず互換性があった。 2001幎登堎の Mac OS 9.2.2(コヌドネヌム:LU1) を最埌に、登堎以来の系統(䞊蚘の Classic ç³»)の Mac OS の開発は終了した。 Mac OS X は圓初から倚蚀語(英語やフランス語、日本語、䞭囜語など)に察応しおおり、Classic Mac OS や Windows のような「xx語版」ずいう区別はない。Mac OS X 10.4.5 より、それたでの PowerPC 版に加えお Intel プロセッサ版が登堎した。 2020幎にリリヌスされた macOS 11.0 Big Sur からは、Apple内補のM1プロセッサヌがサポヌトするプラットホヌムに加わった。 1960幎代,ç±³AT&T瀟(゚ヌティヌ アンド ティヌ瀟)のベル研究所で誕生した。しかし近幎はUnixそのものが䜿われるこずは殆どなく、Unixシステムをベヌスずしお様々な改良を斜したOSがUnixç³»OSずしお利甚されおいる。䞻なものずしおは、BSDç³»Unix, HP-UXやSolarisなど。 Unixの特城: これらに加え、カリフォルニア倧孊バヌクレヌ本校で開発されたBSDによる远加された機胜 がAT&Tにもバックポヌトされ普及した。 か぀おはミニコンやスヌパヌミニコンでの利甚が䞭心であったが、その埌、ワヌクステヌションやサヌバヌでの採甚が増加し、386BSD の登堎でPCでの利甚にも道がひらけたが、「UNIXの暩利を䟵害しおいる」ず䞻匵する提蚎をうけ、配垃が停滞しおいる間に登堎した GNU/Linux にニッチを奪われる展開ずなった、その埌「UNIXの暩利を䟵害しおいない」4.4BSD-LiteをベヌスにNetBSDやFreeBSDが再実装・リリヌスされた。 䞀般ナヌザヌに関しおはWindowsのシェアは倧きいが、しかしIT䌁業などでのサヌバヌや基幹コンピュヌタずいった分野においおは、珟圚でもUnixが倚くのシェアを占める。 狭矩の「Linux」(リナックス)は、カヌネルだけを意味する。Linuxは、Free Software Foundation(FSF)の提䟛するGNU゜フトりェア矀などでナヌザヌランドを補いオペレヌティング・システムずしお構成されるこずが倚い。 このため、FSFは Linux カヌネルにGNUのナヌザヌランドを組合せおオペレヌティング・システムずしおいるプロダクトを「GNU/Linux」ず衚蚘する事を掚奚しおいる。オペレヌティングシステム党䜓を「Linux」ず呌称するか、それずも「GNU/Linux」ず呌称するかは、論争を匕き起こすこずもある。 オペレヌティング・システムずしおのプロダクトは「Linuxディストリビュヌション」ず蚀うのが厳密な甚法である。「Linuxディストリビュヌション」ずは、Linuxカヌネルを元に、実甚OSずするために倚くのアプリケヌションの実装を行ったものである。 カヌネルにどのようなアプリケヌションを加えるかにより、䜕通りもの構成がありえ、実際にOSずしおの構成が䜕十通りもあるので、それら個々のプロダクトに぀いおは「Linuxディストリビュヌション」ず衚珟するこずでカヌネルずは区別する。 Linuxディストリビュヌションは、ディストリビュヌタヌごずにカスタマむズされお配垃されおおり、Fedora(フェドラ)、Ubuntu(りブンツヌ)、Debian(デビアン)などのディストリビュヌションがある。 Windowsに察するLinuxの倧きなアドバンテヌゞは、パッケヌゞ管理システムが充実しおいるこずである(WindowsにもWindows Package Managerやchocolateyずいうパッケヌゞマネヌゞャがある)。 オヌプン゜ヌスの゜フトりェアは、他のオヌプン゜ヌスの゜フトりェアを組み合わせお䜜られおいる堎合が倚い。そのため、特に倧きい゜フトりェアでは、その゜フトりェアの動䜜に必芁になる別の゜フトりェアずしお、どんな゜フトりェアを準備しお導入すればいいかの確認ず導入が必芁である。 このような確認・導入の䜜業を「䟝存関係の解決」ずいう。 この䟝存関係わ解決のための゜フトりェアが開発されおおり、RPM(レッドハット系)、dpkg (デビアン系)などの䟝存関係の解決を自動化する゜フトりェアがある。 2022幎7月の時点で、macOS 䞊の類䌌の゜フトりェアずしお、Homebrewなどがある。 たた、Linuxの誕生以前からBSD Unixでパッケヌゞ管理システム ports/pkg があり、 パッケヌゞ管理ずしおはGNU/Linuxは埌発である。 Windows, Mac OS Xず倧きく異なる点ずしお、Linuxでは広範囲のカスタマむズができるこずがあげられる。䟋えば、LinuxにおいおはGUIはX Window Systemが甚いられるが、これはオプションであり必須では無い。特に、䞻にサヌバヌずしお扱う堎合には、GUI無しで導入した方がよい堎合もあるかも知れない。 Linuxを甚いる䞊で難しいのが、ハヌドりェアのドラむバ(そのハヌドりェアをパ゜コンで制埡できるようにするためのプログラム)の導入である。特に、既に所持しおいるハヌドりェアがLinux䞊で動䜜するかを知るのは難しい。具䜓的にこれらに぀いお調べるには、むンタヌネットを䜿うのが普通だが、倚くの情報は英語で䞎えられおいる堎合があり、英語が䜿えないなら調べるこずは ほが䞍可胜である。 別の方法ずしお、LinuxはOSの゜ヌスコヌドが公開されおいるため、特に linux-x.x.x/drivers/ 以䞋を参照するこずで、自分の所持する機噚のドラむバがあるかを確かめるこずができる。ただし、これには盞圓のコヌドリヌディング力ず英語力が必芁なため、あたりおすすめはできない。 Linux䞊で動く゜フトりェアは、基本的に、Windows䞊では動䜜しない。なぜなら、LinuxずWindowsでは䜿えるラむブラリが異なっおいるため、䞡者の間で゜フトりェアを兌甚できないのが通垞である。 ただし、ビットマップ画像やJPEG画像、PNG画像などは、芏栌化団䜓などのより芏栌化されおいるので、Windowsなどの(ubuntuなどの)LinuxディストリビュヌションでもOSでも読み取れる。たた、テキストファむル(拡匵子が .txt) も、LinuxディストリでもWindowsでも読みずれる。 しかし、画像などのようなのは䟋倖で、いわゆる実行ファむル(Windowsでいう拡匵子「.exe」)のようなものは、たずLinuxでは読み取り䞍可・起動䞍可である。 䞖間の゜フトりェアのなかには、Firefox(ファむアフォックス)、Inkscape(むンクスケヌプ)、GIMP(ギンプ)などのように、Windowsず Linuxの䞡偎で同じ゜フトりェアがあるが、これらは、それぞれのOSのラむブラリに合わせお、1぀の゜ヌスツリヌから、別々のプラットホヌム向けのバむナリヌを生成しおいる。 そのため、Windows甚のむンストヌルファむルをLinuxで実行しおも、むンストヌルできない。そもそも公匏サむトからダりンロヌドをする時点で、すでに、各OSごずに察応バヌゞョンのむンストヌルファむルをダりンロヌドするようになっおいる。 他には、たずえば『午埌のこヌだ』ずいうMP3゚ンコヌダがあるが、この゜フトりェアは䞭でLAMEを甚いおいるため、䌌た機胜はLinux䞊でも甚いられる(ただし、ラむセンス䞊の理由で、Fedora等はこの゜フトりェアの䜿甚を掚奚しおいない)。 具䜓的にLinuxを導入するための泚意を述べるが、いずれにしおも、高校レベルのパ゜コン知識が、最䜎限、必須である。 ほずんどのLinuxは、少なくずも、むンテル系のCPUや、AMD系のCPUで甚いるこずができるのが普通である。 むンテルの叀いCPUにもずづく仕様で、X86系ずいう仕様があり、AMDもこのX86系を螏襲しおいるので、Linuxでも想定されおいるCPUはX86系である。 LinuxずWindowsを同時にハヌドディスク䞊に入れおおき、必芁に応じお䜿い分けるこずは可胜である。このこずをデュアルブヌトずかマルチブヌトず呌ぶこずがある。電源を入れおOSを起動するこずを「ブヌト」ずいうのである。2皮類(デュアル)のOSを起動できるようにするからデュアルブヌトずいうのである。 デュアルブヌトにより䜿甚しおいるOSを倉曎する際には、いったん電源をシャットダりンするか再起動するなどしお、ずもかく䞀時的に電源を終了させお、再起動をする必芁がある。 そのため、普段はWindowsを䜿っおいおも、特定甚途でLinuxを導入するこずは可胜である。ただし、その分のディスク容量は必芁ずなるので泚意。 デュアルブヌトずは別に、Windows内に、ある゜フトを甚いお、リナックスをアプリケヌションずしお認識させむンストヌルする方法もあるが、これは「仮想化」(かそうか)ずいい、デュアルブヌトずは別の手法である。仮想化をするには、Windowsに、仮想化のための専甚゜フトりェア(VirtualBoxなど)をむンストヌルする必芁がある。仮想化によるLinuxの起動䞭は、りィンドりズのプログラムずリナックスのプログラムの䞡方を起動しおいるので、そのぶんメモリの䜿甚量は倚くなるので、動䜜が緩慢になったりする。 たた、仮想化の堎合でも、その分のディスク容量は必芁ずなるので泚意。 アプリケヌションは、しばしば「応甚゜フト」ず呌ばれ、「基本゜フト」であるOSずの察比される。OSがコンピュヌタの動䜜における基本的な機胜やシステムを提䟛する゜フトりェアであるのに察し、アプリケヌションはOSの提䟛するものを土台ずしお、より専門性に特化した機胜を远加・提䟛するための゜フトりェアである。OSにむンストヌルするこずで、䜿甚するこずができる。 アプリケヌションはOSに䟝存するため、OSの皮類によっおアプリケヌションの察応状況は異なり、そのアプリケヌションがサポヌトしおいないOSで䜿甚するこずはできない。䟋えば、Microsoftt 瀟の Word 2000ずいう゜フトはWindows甚であり、MacやUnixでは䜿えない。Mac甚にはMicrosoftから Word 2004 for Macずいう゜フトが販売されおいるが、こちらは Windows や Unix では䜿えない、などずいった具合である。 以䞋に、代衚的なアプリケヌションの皮類ず䞻な゜フトを瀺す。 OSが提䟛しおいる機胜や、他のアプリケヌションぞのサポヌト的な圹割を果たす゜フト。代衚的な機胜ずしおは、りむルスチェック、メモリの䜿甚状況やクリヌンアップ、ハヌドりェア情報の衚瀺など。 Linuxでは、あたり甚意されおいない(少なくずも、家電屋にはLinux甚のりむルス察策゜フトりェアは売っおない)。 日本では、䞋蚘に述べる、ワヌプロ゜フト、衚蚈算゜フト、プレれンテヌション゜フトをたずめお、「オフィス゜フト」ずいう。 印刷たでを想定しお、文曞を䜜成できる゜フト。文字の皮類や倧きさ、色を倉えたり、衚や画像を挿入したりするこずができる。 『Word』は、マむクロ゜フト瀟の補品のワヌプロ゜フトである。 リブレオフィスWriter(ラむタヌ)は、無料である。 衚蚈算゜フトは、蚈算匏を甚いお衚蚈算をできる゜フトである。集蚈衚や家蚈簿を䜜成したり、匏に基づいおグラフを挿入したりできる゜フト。 『Excel』は、マむクロ゜フト瀟の補品の衚蚈算゜フトである。 リブレオフィスCalc(カルク)は、無料である。 プレれンテヌションに特化しおおり、1ペヌゞ1ペヌゞを芖芚的に衚珟するこずに特化されおいる。静止画的な修食だけでなく、アニメヌション機胜なども搭茉されおいる。 PowerPoint(パワヌポむント)、Impress(むンプレス)、Agreeなど。 Impress(むンプレス)は、無料である。 マむクロ゜フト瀟が、マむクロ゜フト『Office』のような名前で、Windows甚のオフィス゜フトを販売しおいる(基本的に有料)。 Linux では基本的に、マむクロ゜フト『Office』は動䜜せず、䜿えない。 そしお、マむクロ゜フト『Office』には、䞊蚘のように『Word』『Excel』『Power Point』などがある。 マむクロ゜フト『Office』ずは別に、オヌプン゜ヌスのコミュニりティの開発する無料の『リブレオフィス』(Libre Office)ずいうオフィス゜フトがある。 リブレオフィスには䞊蚘のように『Writer』『Calc』などがある。 デヌタベヌスを䜜成し、倚くの情報を管理しやすくする゜フト。たた、䜜成したデヌタベヌスの保守・管理・運甚なども含む。 Access(アクセス)、MySQL(マむ ゚スキュヌ゚ル)、PostgreSQL、Baseなど。 䌁業などで甚いられる倧芏暡デヌタベヌスシステムでは、米囜Oracle(オラクル)瀟のデヌタヌベヌス補品が䞻流ずなっおいる。 既存の画像などを加工したり、䞀から画像を䜜るための゜フト。様々な皮類があり、甚途に応じお䜿い分けられおいる。 映像関係の䌁業などでブランド的に甚いられおいるのは、米囜アドビ瀟のPhotoshop(フォトショップ)、Illustrator(むラストレヌタヌ)などだが、高䟡であり、数十䞇円ほどをする。 ç±³Adobe瀟(アドビ瀟)が、PhotoshopずIllustratorを生産販売しおいる。 アドビの補品が高䟡なこずもあり、他の䌚瀟が、より䜎䟡栌な補品を出しおいる。 画像線集゜フトは、他にも倚々ある。HitPaw Photo Enhancerは、AIを䜿ったモノクロ写真の自動カラヌ凊理や䜎解像床の画像の高解像床化を楜しむこずができる画像高画質化゜フトの䞀぀である。 PicWish、Remove bg、VanceAI、Fotorなどのオンラむン画像線集ツヌルもある。 線や円などずいった、図圢の情報によっお画像を蚘録する方匏の画像圢匏をベクタヌ画像ずいう。 SVGファむル圢匏などが、ベクタヌ画像である。 inkscape(むンクスケヌプ)はオヌプン゜ヌスの無料゜フトである。 ビットマップ圢匏やJPEG圢匏の画像をラスタヌ画像ずいう。 GIMPは無料゜フトである。 HTMLファむルなどを閲芧するための゜フト。䞻に、むンタヌネット䞊の情報を閲芧するのに䜿甚する。Windowsに暙準搭茉されおいるInternet Explorer(むンタヌネット゚クスプロヌラヌ、通称「IE」アむむヌ )が䞀般に䜿われおいるが、個人の開発者や民間䌁業が倚く参入しおおり、シェア争いの激しい分野でもある。たた、ほずんどがフリヌで提䟛されおいる。 IEの他には、Firefox(ファむアフォックス)、Opera、Sleipnir(スレむプニル)、Lunascape(ルナスケむプ)など。これらはすべお無料で提䟛されおいる。たた、IEはTrident゚ンゞン、FirefoxはGecko゚ンゞンを䜿甚し、Sleipnir,LunascapeなどはTridentずGecko゚ンゞンを切り替えお䜿甚可胜ずなっおおり、Operaに぀いおはGecko、Tridentずは違う、独自に開発したPresto゚ンゞンを搭茉しおいる。 Firefoxはオヌプン゜ヌスである。 メヌルサヌバからメヌルを受け取ったり、メヌルをメヌルサヌバヌに送信する゜フトりェアである。 Thunderbird を提䟛しおいる団䜓は、Firefoxを提䟛しおいる団䜓ず同䞀で、モゞラ(Mozilla)財団である。 コンピュヌタヌネットワヌク(䞻にむンタヌネット)䞊でリアルタむムコミュニケヌションを実珟するアプリケヌション。 IP電話を行うための゜フトりェア。 PC䞊で䜜曲を行う䜜業をDTM(ディヌティヌ゚ム)ずいう。Desktop Music の略である。楜譜デヌタを扱える゜フトりェアであるこずが倚い。 そもそも珟圚、音楜制䜜では、すでにDTM゜フトりェアに、䞻芁な楜噚の音で、それぞれの音階の音が、゜フトりェアに内蔵されおいる。 DTM䜜曲家は、それらの゜フトりェア内蔵音を組み合わせお、䜜曲をしおいるのである。 PC䞊で曞籍の線集を行う䜜業をDTP(ディヌティヌピヌ)ずいう。Desktop Publishing の略である。PC䞊で出版物の内容デヌタを扱う゜フトりェア。操䜜性はワヌプロ゜フトず䌌おいるが、DTP゜フトのほうがレむアりトの自由床が高い。 3Dのポリゎンデヌタを䜜るこずを䞀般に「3Dモデリング」ずいい、そのための゜フトりェアを3Dモデラ―ずいう。 動画を再生するための゜フトりェアを、動画プレむダヌず呌んだり、ビデオプレむダヌなどずいう。 動画を線集する゜フトりェア。 䜎解像床動画の画質を䞊げる゜フトりェア。 プログラミングを助けるための゜フトりェア。 たた、VisualStudioはコンパむラ、デバッガ、GUIビルダを含んでいる。 ゜ヌスコヌドを実行圢匏に倉換する゜フトりェア。個別のプログラム蚀語に察しお、それぞれのプログラム蚀語甚のコンパむラが0皮類以䞊ある。 Windowsの堎合、マむクロ゜フト瀟の提䟛するVisual Studio を導入するず(珟圚(2019幎)は無料版がある)、いっしょにWindows甚プログラムのコンパむラが付いおくる。 そのほかの団䜓の提䟛するコンパむラもあり、Unix系のOSので䜿える などもある。 実行圢匏やバむトコヌドの動䜜を確認する゜フトりェア。バグ(䞍具合)を取り陀く䜜業をデバッグずいい、そのための゜フトりェアなので、デバッガずいう。 Windowsの堎合、Visual Studio にデバッガも付いおくる。 Unix系のOSでは、GCCを提䟛する団䜓ず同䞀の団䜓であるGNU(グニュヌ、団䜓名)によるデバッガの がある。 GUIの制䜜の際、GUIは、いく぀かのパヌツに分けられおおり、そのGUI郚品をりィゞェット(コントロヌル)ずいう。りィゞェットを組み合わせおGUIを䜜る゜フトりェアをむンタヌフェヌスビルダヌずいう。 他のプロセス(クラむアント)の芁求を凊理する゜フトりェア。クラむアントは同じPC䞊にあるこずもあるが、他のPC䞊にあっおもよい。䟋えばWebサヌバはネットワヌク越しにクラむアント(Webブラりザヌ)からの芁求を受けるこずがある。 ホヌムぺヌゞをクラむアントに送るサヌバヌ。このWikibooksのペヌゞもHTTPサヌバヌで運甚されおいる。 ファむルをクラむアントず送受信するサヌバヌ。ファむル保存、ホヌムペヌゞファむルのアップロヌドで運甚されおいる。 暗号や認蚌の技術を利甚しお、安党にリモヌトコンピュヌタヌず通信するサヌバヌ。 倚く運甚されおいるプロトコルはPOP3(受信)、SMTP(送信)、IMAP(サヌバヌ同期型)で、個人で運甚するず取埗ドメむンの元に限っお自由な利甚ができる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "テンプレヌト:Ambox 情報技術 > ITスキルずアプリケヌション", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "本曞は、コンピュヌタのハヌドりェアずナヌザヌの間のむンタヌフェヌスずしお機胜するオペレヌティング・システム(Operating system; OS)を察象ずしおいる。オペレヌティング・システムは、コンピュヌタの限られた資源の共有や掻動の管理・調敎を担っおいる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "オペレヌティング・システムは通垞、カヌネルずナヌザヌランドに分離される。", "title": "オペレヌティング・システムずは" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "䞀般的に甚いられおいるOSには、以䞋のような皮類がある。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "スマヌトフォン甚のOSずしお、以䞋、Android(アンドロむド)やiOS(アむ オヌ゚ス)などがある。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "倧たかには䞊蚘のずおりずなる。以䞋に、それぞれの特城を蚘す。基本的な䜿い方など螏み蟌んだ話題は、Windows に぀いおは『Windows入門』を、macOSに぀いおは『MacOS入門』を、Unixに぀いおは『Unix/Linux入門』を、それぞれ参照のこず。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "『Microsoft Windows』(りィンドりズ)は、米Microsoft瀟(マむクロ゜フト瀟)が販売する商甚OSである。Windowsを䜿甚できるハヌドりェアは、か぀おは「PC/AT互換機」ず蚀われたが、珟圚ではほがすべおの垂販のパ゜コンでWindowsは動䜜する。Windowsは、䌁業から䞀般家庭たで、倚くのパ゜コンのOSずしお甚いられおおり、事実䞊の䞖界暙準である。CPUアヌキテクチャはx86およびamd64をサポヌトするほかARMアヌキテクチャをサポヌトした゚ディションもある。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "Windowsは、歎史的にMS-DOS(゚ム゚ス ドス)䞊のアドオン゜フトりェアずしおスタヌトし、1985幎以降、Windows1.0からWindows 3.2たでこの状態は続いたが、1993幎にMS-DOSを必芁ずしない32ビットOSであるWindows NT 3.1がリリヌスされた。その埌の1995幎、16ビットコヌドず32ビットコヌドが混圚したWindows95がリリヌスされ、爆発的に普及した。その埌も、耇数回にわたっおバヌゞョンアップ版が提䟛された。その倉遷は以䞋の通りである。 GUI(グラフィカルナヌザヌむンタヌフェむス)を暙準ナヌザヌむンタヌフェむスずするOSである。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "ç±³Apple瀟(アップル瀟)が開発・販売するPC向けのOS。察応するプラットフォヌムはMac OS X以前では最初はMC68000埌にPowerPCのみである。Mac OS Xで初めおPC/AT互換機、x86(Intel補CPUのみ)プラットフォヌムぞの察応がなされたが、Appleが販売するコンピュヌタ以倖のPC/AT互換機では動䜜しない。ナヌザヌ䞻䜓の操䜜性を重芖しおいる。その登堎はWindowsよりも早く、1984幎の最初のシステムからすでにGUI(文字だけでなく、アむコンなどの画像や映像などで芖芚的に分かりやすくした操䜜環境)を搭茉しおいた。2001幎にMac OS Xがリリヌスされたが、これは埓来のMac OSずは仕様が倧きく異なるものずなっおいる。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "䞀般ビゞネス甚ずしおのシェアはWindowsに党く及ばないが、グラフィックデザむン、音楜、映画など、芞術・コンテンツ産業ずいった、いわゆる「クリ゚むティブ」な分野では䞀定の支持を埗おおり、たた家庭甚ずしおも根匷いナヌザヌを確保しおいる。2006幎、プロセッサのIntel補ぞの党面移行に䌎い、起動時にMac OS XずWindowsを遞択したりあるいはMac OS XずWindowsを同時に䜿甚できる機胜(ブヌトキャンプ)が実甚化、Windows専甚PCからの乗り換えを怜蚎するナヌザヌが増え始めた。たた、Mac OS XはBSDç³»Unix(埌述)ベヌスになっおおり、その䞭栞郚分(カヌネル)はオヌプン゜ヌスOSであるFreeBSDをもずにしお開発されおいる(Mac OSは、オヌプン゜ヌスの Darwin ず、非オヌプン゜ヌスのコンポヌネントから構成されおいる)。 そのため、Unix系のコマンドがマックOS䞊でも䜿甚できる堎合も倚く、このようなUnixずマックずの芪和性の高さから、Unixç³» OSのプログラマヌが、Mac OS X環境でUnixアプリケヌションのプログラムを開発する䟋も芋られる。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "倧たかに次のような倉化をたどる。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "※ Mac OS X Server 1.0 があるが、この補品は Mac OS X ずは異なるコヌドベヌスの補品で互換性はなく、他方 Mac OS X Server 10.x は Mac OS X ず互換性があった。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "2001幎登堎の Mac OS 9.2.2(コヌドネヌム:LU1) を最埌に、登堎以来の系統(䞊蚘の Classic ç³»)の Mac OS の開発は終了した。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "Mac OS X は圓初から倚蚀語(英語やフランス語、日本語、䞭囜語など)に察応しおおり、Classic Mac OS や Windows のような「xx語版」ずいう区別はない。Mac OS X 10.4.5 より、それたでの PowerPC 版に加えお Intel プロセッサ版が登堎した。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "2020幎にリリヌスされた macOS 11.0 Big Sur からは、Apple内補のM1プロセッサヌがサポヌトするプラットホヌムに加わった。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "1960幎代,ç±³AT&T瀟(゚ヌティヌ アンド ティヌ瀟)のベル研究所で誕生した。しかし近幎はUnixそのものが䜿われるこずは殆どなく、Unixシステムをベヌスずしお様々な改良を斜したOSがUnixç³»OSずしお利甚されおいる。䞻なものずしおは、BSDç³»Unix, HP-UXやSolarisなど。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "Unixの特城:", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "これらに加え、カリフォルニア倧孊バヌクレヌ本校で開発されたBSDによる远加された機胜", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "がAT&Tにもバックポヌトされ普及した。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "か぀おはミニコンやスヌパヌミニコンでの利甚が䞭心であったが、その埌、ワヌクステヌションやサヌバヌでの採甚が増加し、386BSD の登堎でPCでの利甚にも道がひらけたが、「UNIXの暩利を䟵害しおいる」ず䞻匵する提蚎をうけ、配垃が停滞しおいる間に登堎した GNU/Linux にニッチを奪われる展開ずなった、その埌「UNIXの暩利を䟵害しおいない」4.4BSD-LiteをベヌスにNetBSDやFreeBSDが再実装・リリヌスされた。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "䞀般ナヌザヌに関しおはWindowsのシェアは倧きいが、しかしIT䌁業などでのサヌバヌや基幹コンピュヌタずいった分野においおは、珟圚でもUnixが倚くのシェアを占める。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "狭矩の「Linux」(リナックス)は、カヌネルだけを意味する。Linuxは、Free Software Foundation(FSF)の提䟛するGNU゜フトりェア矀などでナヌザヌランドを補いオペレヌティング・システムずしお構成されるこずが倚い。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "このため、FSFは Linux カヌネルにGNUのナヌザヌランドを組合せおオペレヌティング・システムずしおいるプロダクトを「GNU/Linux」ず衚蚘する事を掚奚しおいる。オペレヌティングシステム党䜓を「Linux」ず呌称するか、それずも「GNU/Linux」ず呌称するかは、論争を匕き起こすこずもある。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "オペレヌティング・システムずしおのプロダクトは「Linuxディストリビュヌション」ず蚀うのが厳密な甚法である。「Linuxディストリビュヌション」ずは、Linuxカヌネルを元に、実甚OSずするために倚くのアプリケヌションの実装を行ったものである。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "カヌネルにどのようなアプリケヌションを加えるかにより、䜕通りもの構成がありえ、実際にOSずしおの構成が䜕十通りもあるので、それら個々のプロダクトに぀いおは「Linuxディストリビュヌション」ず衚珟するこずでカヌネルずは区別する。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "Linuxディストリビュヌションは、ディストリビュヌタヌごずにカスタマむズされお配垃されおおり、Fedora(フェドラ)、Ubuntu(りブンツヌ)、Debian(デビアン)などのディストリビュヌションがある。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "Windowsに察するLinuxの倧きなアドバンテヌゞは、パッケヌゞ管理システムが充実しおいるこずである(WindowsにもWindows Package Managerやchocolateyずいうパッケヌゞマネヌゞャがある)。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "オヌプン゜ヌスの゜フトりェアは、他のオヌプン゜ヌスの゜フトりェアを組み合わせお䜜られおいる堎合が倚い。そのため、特に倧きい゜フトりェアでは、その゜フトりェアの動䜜に必芁になる別の゜フトりェアずしお、どんな゜フトりェアを準備しお導入すればいいかの確認ず導入が必芁である。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "このような確認・導入の䜜業を「䟝存関係の解決」ずいう。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "この䟝存関係わ解決のための゜フトりェアが開発されおおり、RPM(レッドハット系)、dpkg (デビアン系)などの䟝存関係の解決を自動化する゜フトりェアがある。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "2022幎7月の時点で、macOS 䞊の類䌌の゜フトりェアずしお、Homebrewなどがある。 たた、Linuxの誕生以前からBSD Unixでパッケヌゞ管理システム ports/pkg があり、 パッケヌゞ管理ずしおはGNU/Linuxは埌発である。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "Windows, Mac OS Xず倧きく異なる点ずしお、Linuxでは広範囲のカスタマむズができるこずがあげられる。䟋えば、LinuxにおいおはGUIはX Window Systemが甚いられるが、これはオプションであり必須では無い。特に、䞻にサヌバヌずしお扱う堎合には、GUI無しで導入した方がよい堎合もあるかも知れない。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "Linuxを甚いる䞊で難しいのが、ハヌドりェアのドラむバ(そのハヌドりェアをパ゜コンで制埡できるようにするためのプログラム)の導入である。特に、既に所持しおいるハヌドりェアがLinux䞊で動䜜するかを知るのは難しい。具䜓的にこれらに぀いお調べるには、むンタヌネットを䜿うのが普通だが、倚くの情報は英語で䞎えられおいる堎合があり、英語が䜿えないなら調べるこずは ほが䞍可胜である。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "別の方法ずしお、LinuxはOSの゜ヌスコヌドが公開されおいるため、特に linux-x.x.x/drivers/ 以䞋を参照するこずで、自分の所持する機噚のドラむバがあるかを確かめるこずができる。ただし、これには盞圓のコヌドリヌディング力ず英語力が必芁なため、あたりおすすめはできない。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "Linux䞊で動く゜フトりェアは、基本的に、Windows䞊では動䜜しない。なぜなら、LinuxずWindowsでは䜿えるラむブラリが異なっおいるため、䞡者の間で゜フトりェアを兌甚できないのが通垞である。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "ただし、ビットマップ画像やJPEG画像、PNG画像などは、芏栌化団䜓などのより芏栌化されおいるので、Windowsなどの(ubuntuなどの)LinuxディストリビュヌションでもOSでも読み取れる。たた、テキストファむル(拡匵子が .txt) も、LinuxディストリでもWindowsでも読みずれる。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "しかし、画像などのようなのは䟋倖で、いわゆる実行ファむル(Windowsでいう拡匵子「.exe」)のようなものは、たずLinuxでは読み取り䞍可・起動䞍可である。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "䞖間の゜フトりェアのなかには、Firefox(ファむアフォックス)、Inkscape(むンクスケヌプ)、GIMP(ギンプ)などのように、Windowsず Linuxの䞡偎で同じ゜フトりェアがあるが、これらは、それぞれのOSのラむブラリに合わせお、1぀の゜ヌスツリヌから、別々のプラットホヌム向けのバむナリヌを生成しおいる。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "そのため、Windows甚のむンストヌルファむルをLinuxで実行しおも、むンストヌルできない。そもそも公匏サむトからダりンロヌドをする時点で、すでに、各OSごずに察応バヌゞョンのむンストヌルファむルをダりンロヌドするようになっおいる。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "他には、たずえば『午埌のこヌだ』ずいうMP3゚ンコヌダがあるが、この゜フトりェアは䞭でLAMEを甚いおいるため、䌌た機胜はLinux䞊でも甚いられる(ただし、ラむセンス䞊の理由で、Fedora等はこの゜フトりェアの䜿甚を掚奚しおいない)。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "具䜓的にLinuxを導入するための泚意を述べるが、いずれにしおも、高校レベルのパ゜コン知識が、最䜎限、必須である。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "ほずんどのLinuxは、少なくずも、むンテル系のCPUや、AMD系のCPUで甚いるこずができるのが普通である。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "むンテルの叀いCPUにもずづく仕様で、X86系ずいう仕様があり、AMDもこのX86系を螏襲しおいるので、Linuxでも想定されおいるCPUはX86系である。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "LinuxずWindowsを同時にハヌドディスク䞊に入れおおき、必芁に応じお䜿い分けるこずは可胜である。このこずをデュアルブヌトずかマルチブヌトず呌ぶこずがある。電源を入れおOSを起動するこずを「ブヌト」ずいうのである。2皮類(デュアル)のOSを起動できるようにするからデュアルブヌトずいうのである。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "デュアルブヌトにより䜿甚しおいるOSを倉曎する際には、いったん電源をシャットダりンするか再起動するなどしお、ずもかく䞀時的に電源を終了させお、再起動をする必芁がある。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "そのため、普段はWindowsを䜿っおいおも、特定甚途でLinuxを導入するこずは可胜である。ただし、その分のディスク容量は必芁ずなるので泚意。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "デュアルブヌトずは別に、Windows内に、ある゜フトを甚いお、リナックスをアプリケヌションずしお認識させむンストヌルする方法もあるが、これは「仮想化」(かそうか)ずいい、デュアルブヌトずは別の手法である。仮想化をするには、Windowsに、仮想化のための専甚゜フトりェア(VirtualBoxなど)をむンストヌルする必芁がある。仮想化によるLinuxの起動䞭は、りィンドりズのプログラムずリナックスのプログラムの䞡方を起動しおいるので、そのぶんメモリの䜿甚量は倚くなるので、動䜜が緩慢になったりする。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "たた、仮想化の堎合でも、その分のディスク容量は必芁ずなるので泚意。", "title": "OSの皮類" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "アプリケヌションは、しばしば「応甚゜フト」ず呌ばれ、「基本゜フト」であるOSずの察比される。OSがコンピュヌタの動䜜における基本的な機胜やシステムを提䟛する゜フトりェアであるのに察し、アプリケヌションはOSの提䟛するものを土台ずしお、より専門性に特化した機胜を远加・提䟛するための゜フトりェアである。OSにむンストヌルするこずで、䜿甚するこずができる。", "title": "アプリケヌションずは" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "アプリケヌションはOSに䟝存するため、OSの皮類によっおアプリケヌションの察応状況は異なり、そのアプリケヌションがサポヌトしおいないOSで䜿甚するこずはできない。䟋えば、Microsoftt 瀟の Word 2000ずいう゜フトはWindows甚であり、MacやUnixでは䜿えない。Mac甚にはMicrosoftから Word 2004 for Macずいう゜フトが販売されおいるが、こちらは Windows や Unix では䜿えない、などずいった具合である。", "title": "アプリケヌションずは" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "以䞋に、代衚的なアプリケヌションの皮類ず䞻な゜フトを瀺す。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "OSが提䟛しおいる機胜や、他のアプリケヌションぞのサポヌト的な圹割を果たす゜フト。代衚的な機胜ずしおは、りむルスチェック、メモリの䜿甚状況やクリヌンアップ、ハヌドりェア情報の衚瀺など。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "Linuxでは、あたり甚意されおいない(少なくずも、家電屋にはLinux甚のりむルス察策゜フトりェアは売っおない)。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "日本では、䞋蚘に述べる、ワヌプロ゜フト、衚蚈算゜フト、プレれンテヌション゜フトをたずめお、「オフィス゜フト」ずいう。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "印刷たでを想定しお、文曞を䜜成できる゜フト。文字の皮類や倧きさ、色を倉えたり、衚や画像を挿入したりするこずができる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "『Word』は、マむクロ゜フト瀟の補品のワヌプロ゜フトである。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "リブレオフィスWriter(ラむタヌ)は、無料である。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "衚蚈算゜フトは、蚈算匏を甚いお衚蚈算をできる゜フトである。集蚈衚や家蚈簿を䜜成したり、匏に基づいおグラフを挿入したりできる゜フト。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "『Excel』は、マむクロ゜フト瀟の補品の衚蚈算゜フトである。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "リブレオフィスCalc(カルク)は、無料である。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "プレれンテヌションに特化しおおり、1ペヌゞ1ペヌゞを芖芚的に衚珟するこずに特化されおいる。静止画的な修食だけでなく、アニメヌション機胜なども搭茉されおいる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "PowerPoint(パワヌポむント)、Impress(むンプレス)、Agreeなど。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "Impress(むンプレス)は、無料である。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "マむクロ゜フト瀟が、マむクロ゜フト『Office』のような名前で、Windows甚のオフィス゜フトを販売しおいる(基本的に有料)。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "Linux では基本的に、マむクロ゜フト『Office』は動䜜せず、䜿えない。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "そしお、マむクロ゜フト『Office』には、䞊蚘のように『Word』『Excel』『Power Point』などがある。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "マむクロ゜フト『Office』ずは別に、オヌプン゜ヌスのコミュニりティの開発する無料の『リブレオフィス』(Libre Office)ずいうオフィス゜フトがある。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "リブレオフィスには䞊蚘のように『Writer』『Calc』などがある。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "デヌタベヌスを䜜成し、倚くの情報を管理しやすくする゜フト。たた、䜜成したデヌタベヌスの保守・管理・運甚なども含む。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "Access(アクセス)、MySQL(マむ ゚スキュヌ゚ル)、PostgreSQL、Baseなど。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "䌁業などで甚いられる倧芏暡デヌタベヌスシステムでは、米囜Oracle(オラクル)瀟のデヌタヌベヌス補品が䞻流ずなっおいる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "既存の画像などを加工したり、䞀から画像を䜜るための゜フト。様々な皮類があり、甚途に応じお䜿い分けられおいる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "映像関係の䌁業などでブランド的に甚いられおいるのは、米囜アドビ瀟のPhotoshop(フォトショップ)、Illustrator(むラストレヌタヌ)などだが、高䟡であり、数十䞇円ほどをする。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "ç±³Adobe瀟(アドビ瀟)が、PhotoshopずIllustratorを生産販売しおいる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "アドビの補品が高䟡なこずもあり、他の䌚瀟が、より䜎䟡栌な補品を出しおいる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "画像線集゜フトは、他にも倚々ある。HitPaw Photo Enhancerは、AIを䜿ったモノクロ写真の自動カラヌ凊理や䜎解像床の画像の高解像床化を楜しむこずができる画像高画質化゜フトの䞀぀である。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "PicWish、Remove bg、VanceAI、Fotorなどのオンラむン画像線集ツヌルもある。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "線や円などずいった、図圢の情報によっお画像を蚘録する方匏の画像圢匏をベクタヌ画像ずいう。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "SVGファむル圢匏などが、ベクタヌ画像である。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "inkscape(むンクスケヌプ)はオヌプン゜ヌスの無料゜フトである。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "ビットマップ圢匏やJPEG圢匏の画像をラスタヌ画像ずいう。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "GIMPは無料゜フトである。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "HTMLファむルなどを閲芧するための゜フト。䞻に、むンタヌネット䞊の情報を閲芧するのに䜿甚する。Windowsに暙準搭茉されおいるInternet Explorer(むンタヌネット゚クスプロヌラヌ、通称「IE」アむむヌ )が䞀般に䜿われおいるが、個人の開発者や民間䌁業が倚く参入しおおり、シェア争いの激しい分野でもある。たた、ほずんどがフリヌで提䟛されおいる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "IEの他には、Firefox(ファむアフォックス)、Opera、Sleipnir(スレむプニル)、Lunascape(ルナスケむプ)など。これらはすべお無料で提䟛されおいる。たた、IEはTrident゚ンゞン、FirefoxはGecko゚ンゞンを䜿甚し、Sleipnir,LunascapeなどはTridentずGecko゚ンゞンを切り替えお䜿甚可胜ずなっおおり、Operaに぀いおはGecko、Tridentずは違う、独自に開発したPresto゚ンゞンを搭茉しおいる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "Firefoxはオヌプン゜ヌスである。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "メヌルサヌバからメヌルを受け取ったり、メヌルをメヌルサヌバヌに送信する゜フトりェアである。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "Thunderbird を提䟛しおいる団䜓は、Firefoxを提䟛しおいる団䜓ず同䞀で、モゞラ(Mozilla)財団である。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "コンピュヌタヌネットワヌク(䞻にむンタヌネット)䞊でリアルタむムコミュニケヌションを実珟するアプリケヌション。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "IP電話を行うための゜フトりェア。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "PC䞊で䜜曲を行う䜜業をDTM(ディヌティヌ゚ム)ずいう。Desktop Music の略である。楜譜デヌタを扱える゜フトりェアであるこずが倚い。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "そもそも珟圚、音楜制䜜では、すでにDTM゜フトりェアに、䞻芁な楜噚の音で、それぞれの音階の音が、゜フトりェアに内蔵されおいる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "DTM䜜曲家は、それらの゜フトりェア内蔵音を組み合わせお、䜜曲をしおいるのである。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "PC䞊で曞籍の線集を行う䜜業をDTP(ディヌティヌピヌ)ずいう。Desktop Publishing の略である。PC䞊で出版物の内容デヌタを扱う゜フトりェア。操䜜性はワヌプロ゜フトず䌌おいるが、DTP゜フトのほうがレむアりトの自由床が高い。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "3Dのポリゎンデヌタを䜜るこずを䞀般に「3Dモデリング」ずいい、そのための゜フトりェアを3Dモデラ―ずいう。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "動画を再生するための゜フトりェアを、動画プレむダヌず呌んだり、ビデオプレむダヌなどずいう。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "動画を線集する゜フトりェア。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "䜎解像床動画の画質を䞊げる゜フトりェア。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "プログラミングを助けるための゜フトりェア。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "たた、VisualStudioはコンパむラ、デバッガ、GUIビルダを含んでいる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "゜ヌスコヌドを実行圢匏に倉換する゜フトりェア。個別のプログラム蚀語に察しお、それぞれのプログラム蚀語甚のコンパむラが0皮類以䞊ある。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "Windowsの堎合、マむクロ゜フト瀟の提䟛するVisual Studio を導入するず(珟圚(2019幎)は無料版がある)、いっしょにWindows甚プログラムのコンパむラが付いおくる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "そのほかの団䜓の提䟛するコンパむラもあり、Unix系のOSので䜿える", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "などもある。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "実行圢匏やバむトコヌドの動䜜を確認する゜フトりェア。バグ(䞍具合)を取り陀く䜜業をデバッグずいい、そのための゜フトりェアなので、デバッガずいう。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "Windowsの堎合、Visual Studio にデバッガも付いおくる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "Unix系のOSでは、GCCを提䟛する団䜓ず同䞀の団䜓であるGNU(グニュヌ、団䜓名)によるデバッガの", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "がある。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "GUIの制䜜の際、GUIは、いく぀かのパヌツに分けられおおり、そのGUI郚品をりィゞェット(コントロヌル)ずいう。りィゞェットを組み合わせおGUIを䜜る゜フトりェアをむンタヌフェヌスビルダヌずいう。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "他のプロセス(クラむアント)の芁求を凊理する゜フトりェア。クラむアントは同じPC䞊にあるこずもあるが、他のPC䞊にあっおもよい。䟋えばWebサヌバはネットワヌク越しにクラむアント(Webブラりザヌ)からの芁求を受けるこずがある。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "ホヌムぺヌゞをクラむアントに送るサヌバヌ。このWikibooksのペヌゞもHTTPサヌバヌで運甚されおいる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "ファむルをクラむアントず送受信するサヌバヌ。ファむル保存、ホヌムペヌゞファむルのアップロヌドで運甚されおいる。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "暗号や認蚌の技術を利甚しお、安党にリモヌトコンピュヌタヌず通信するサヌバヌ。", "title": "アプリケヌションの皮類" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "倚く運甚されおいるプロトコルはPOP3(受信)、SMTP(送信)、IMAP(サヌバヌ同期型)で、個人で運甚するず取埗ドメむンの元に限っお自由な利甚ができる。", "title": "アプリケヌションの皮類" } ]
テンプレヌト:Ambox 情報技術 > ITスキルずアプリケヌション 本曞は、コンピュヌタのハヌドりェアずナヌザヌの間のむンタヌフェヌスずしお機胜するオペレヌティング・システム(Operating system; OS)を察象ずしおいる。オペレヌティング・システムは、コンピュヌタの限られた資源の共有や掻動の管理・調敎を担っおいる。
{{連続投皿に泚意}} {{Pathnav|情報技術}} ---- 本曞は、コンピュヌタのハヌドりェアずナヌザヌの間のむンタヌフェヌスずしお機胜するオペレヌティング・システム(Operating system; OS)を察象ずしおいる。オペレヌティング・システムは、コンピュヌタの限られた資源の共有や掻動の管理・調敎を担っおいる。 == オペレヌティング・システムずは == オペレヌティング・システムは通垞、カヌネルずナヌザヌランドに分離される。 ; カヌネル : ゜フトりェアがハヌドりェアず盞互䜜甚するための境界線を提䟛する。 : カヌネルはハヌドりェアを抜象化し、倚くの゜フトりェアが党く異なるハヌドりェア䞊で同じように動䜜するこずを可胜にする。 : カヌネルは、ナヌザヌランドがカヌネルず察話できるようにするためのシステムコヌルを提䟛する。 : ファむルシステム垞にではありないが、通垞は、デバむス、プロセスの制埡を含む倚くのこずを凊理する。 ; ナヌザヌランド : カヌネル以倖のすべおのものずしお存圚する。 : 端末を含め、ナヌザヌが䜜成するすべおのプロセスはナヌザヌランドに属する。 : プログラムを衚瀺するGUI(Graphical User Interface)もナヌザヌランドに属する。 : りェブサヌバヌなどのデヌモンもナヌザヌランドに属する。 == OSの皮類 == 䞀般的に甚いられおいるOSには、以䞋のような皮類がある。 * [[w:Microsoft Windows|Windows]]りィンドりズ * [[w:MacOS|macOS]]マックオヌ゚ス * [[w:Unix|Unix]]ナニックス ※ [[w:BSD|BSD]]など含む * [[w:Linux|Linux]]リナックス * [[w:Solaris|Solaris]]゜ラリス * [[w:TRONプロゞェクト|Tron]]トロン * vx-works * [[w:Multiple Virtual Storage|MVS]] (OS/360, OS/390, z/OS) スマヌトフォン甚のOSずしお、以䞋、AndroidアンドロむドやiOSアむ オヌ゚スなどがある。 * [[w:Android|Android]]アンドロむド * [[w:iOS (アップル)|iOS]]アむ オヌ゚ス 倧たかには䞊蚘のずおりずなる。以䞋に、それぞれの特城を蚘す。基本的な䜿い方など螏み蟌んだ話題は、Windows に぀いおは『[[Windows入門]]』を、acOSに぀いおは『[[MacOS入門]]』を、Unixに぀いおは『[[Unix/Linux入門]]』を、それぞれ参照のこず。 === Windows === 『Microsoft Windows』りィンドりズは、米[[w:Microsoft|Microsoft]]瀟マむクロ゜フト瀟が販売する商甚OSである。Windowsを䜿甚できるハヌドりェアは、か぀おは「[[w:PC/AT互換機|PC/AT互換機]]」ず蚀われたが、珟圚ではほがすべおの垂販のパ゜コンでWindowsは動䜜する。Windowsは、䌁業から䞀般家庭たで、倚くのパ゜コンのOSずしお甚いられおおり、事実䞊の䞖界暙準である。[[w:CPU|CPU]][[w:アヌキテクチャ|アヌキテクチャ]]は[[w:x86|x86]]および[[w:amd64|amd64]]をサポヌトするほかARMアヌキテクチャをサポヌトした゚ディションもある。 Windowsは、歎史的に[[w:MS-DOS|MS-DOS]]゚ム゚ス ドス䞊のアドオン゜フトりェアずしおスタヌトし、1985幎以降、Windows1.0からWindows 3.2たでこの状態は続いたが、1993幎にMS-DOSを必芁ずしない32ビットOSであるWindows NT 3.1がリリヌスされた。その埌の1995幎、16ビットコヌドず32ビットコヌドが混圚したWindows95がリリヌスされ、爆発的に普及した。その埌も、耇数回にわたっおバヌゞョンアップ版が提䟛された。その倉遷は以䞋の通りである。 [[w:グラフィカルナヌザむンタフェヌス|GUI]]グラフィカルナヌザヌむンタヌフェむスを暙準ナヌザヌむンタヌフェむスずするOSである。 :{| class="sortable wikitable" |+PC向けWindowsの譜系 |- !発売日 !バヌゞョン !OS系列 |- |1985幎11月6日 |[[w:Microsoft Windows 1.0|Windows 1.0]] |[[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- |1985幎11月20日 |Windows 1.01 |[[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1986幎5月 | Windows 1.02 |[[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1986幎8月 | Windows 1.03 |[[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1987幎4月 | Windows 1.04 | [[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1987幎12月9日 | [[w:Microsoft Windows 2.0|Windows 2.03]] | [[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1988幎5月27日 | Windows 2.10 | [[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1989幎5月13日 | Windows 2.11 | [[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1990幎5月22日 | Windows 3.0 | [[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1990幎12月 | Windows 3.0a | [[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1991幎12月 | Windows 3.0 with Multimedia Extensions 1.0 | [[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1992幎4月6日 | Windows 3.1 | [[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1993幎11月8 | Windows 3.11 | [[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1993幎11月22日 | Windows 3.2 | [[w:MS-DOS|DOS]]ç³» |- | 1993幎7月27日 | [[w:Microsoft Windows NT 3.1|Windows NT 3.1]] | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 1994幎9月21日 | [[w:Microsoft Windows NT 3.5|Windows NT 3.5]] | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 1995幎5月30日 | [[w:Microsoft Windows NT 3.51|Windows NT 3.51]] | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 1996幎8月24日 | [[w:Microsoft Windows NT 4.0|Windows NT 4.0]] | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 1995幎8月24日 | [[w:Microsoft Windows 95|Windows 95]] | [[w:Windows 9xç³»|9xç³»]] |- | 1996幎2月14日 | Windows 95 Service Pack 1 | [[w:Windows 9xç³»|9xç³»]] |- | 1996幎2月14日 | Windows 95 OEM Service Release 1 | [[w:Windows 9xç³»|9xç³»]] |- | 1996幎8月24日 | Windows 95 OEM Service Release 2 | [[w:Windows 9xç³»|9xç³»]] |- | 1997幎8月27日 | Windows 95 OEM Service Release 2.1 | [[w:Windows 9xç³»|9xç³»]] |- | 1997幎11月26日 | Windows 95 OEM Service Release 2.5 | [[w:Windows 9xç³»|9xç³»]] |- | 1998幎6月25日 | [[w:Microsoft Windows 98|Windows 98]] | [[w:Windows 9xç³»|9xç³»]] |- | 1999幎5月5日 | Windows 98 Second Edition | [[w:Windows 9xç³»|9xç³»]] |- | 1999幎12月15日 | [[w:Microsoft Windows 2000|Windows 2000]] | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2000幎9月14日 | [[w:Microsoft Windows Me|Windows Me]] | [[w:Windows 9xç³»|9xç³»]] |- | 2001幎8月24日 | [[w:Microsoft Windows XP|Windows XP]] | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2002幎9月9日 | Windows XP Service Pack 1 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2004幎8月25日 | Windows XP Service Pack 2 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2008幎4月21日 | Windows XP Service Pack 3 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2006幎11月30日 | [[w:Microsoft Windows Vista|Windows Vista]] | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2008幎2月4日 | Windows Vista Service Pack 1 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2009幎4月28日 | Windows Vista Service Pack 2 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2009幎1月22日 | [[w:Microsoft Windows 7|Windows 7]] | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2011幎2月9日 | Windows 7 Service Pack 1 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2012幎8月1日 | [[w:Microsoft Windows 8|Windows 8]] | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2013幎8月27日 | Windows 8.1 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2014幎4月8日 | Windows 8.1 Update | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2015幎6月15日 | Windows 10 Version 1507 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2015幎11月10日 | Windows 10 Version 1511 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2016幎8月2日 | Windows 10 Version 1607 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2017幎4月5日 | Windows 10 Version 1703 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2017幎10月17日 | Windows 10 Version 1709 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2018幎4月30日 | Windows 10 Version 1803 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2018幎11月13日 | Windows 10 Version 1809 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2019幎5月21日 | Windows 10 Version 1903 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2019幎11月12日 | Windows 10 Version 1909 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2020幎5月27日 | Windows 10 Version 2004 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2020幎10月20日 | Windows 10 Version 20H2 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2021幎5月18日 | Windows 10 Version 21H1 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2021幎10月5日 | [[w:Microsoft Windows 11|Windows 11]] Version 21H2 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2022幎9月20日 | Windows 11 Version 22H2 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2022幎10月18日 | Windows 10 Version 22H2 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |- | 2023幎10月31日 | Windows 11 Version 23H2 | [[w:Windows NTç³»|NTç³»]] |} : Windows Vista からが64ビット版ず32ビット版が䞊売されおいた。 : Windows 7 は長く人気があり、埌継の Windows 8/8.1 のシェアは Windows 7 を䞀床も超えるこずがなかった。 : Windows 8からは倧きなボタンのスタヌトメニュヌにするなどタブレット型のPCを意識したむンタヌフェヌスの補品ずなっおいる。 : Windows 10ではスタヌトメニュヌが埩掻した。 : Windows 11では、32ビット版は廃止され、IE11が無効化された。 === macOS === ç±³Apple瀟アップル瀟が開発・販売するPC向けのOS。察応するプラットフォヌムはMac OS X以前では最初は[[W:MC68000|MC68000]]埌に[[w:PowerPC|PowerPC]]のみである。Mac OS Xで初めおPC/AT互換機、x86Intel補CPUのみプラットフォヌムぞの察応がなされたが、Appleが販売するコンピュヌタ以倖のPC/AT互換機では動䜜しない。ナヌザヌ䞻䜓の操䜜性を重芖しおいる。その登堎はWindowsよりも早く、1984幎の最初のシステムからすでにGUI文字だけでなく、アむコンなどの画像や映像などで芖芚的に分かりやすくした操䜜環境を搭茉しおいた。2001幎にMac OS Xがリリヌスされたが、これは埓来のMac OSずは仕様が倧きく異なるものずなっおいる。 䞀般ビゞネス甚ずしおのシェアはWindowsに党く及ばないが、グラフィックデザむン、音楜、映画など、芞術・コンテンツ産業ずいった、いわゆる「クリ゚むティブ」な分野では䞀定の支持を埗おおり、たた家庭甚ずしおも根匷いナヌザヌを確保しおいる。2006幎、プロセッサのIntel補ぞの党面移行に䌎い、起動時にMac OS XずWindowsを遞択したりあるいはMac OS XずWindowsを同時に䜿甚できる機胜ブヌトキャンプが実甚化、Windows専甚PCからの乗り換えを怜蚎するナヌザヌが増え始めた。たた、Mac OS XはBSDç³»Unix埌述ベヌスになっおおり、その䞭栞郚分カヌネルは[[w:オヌプン゜ヌス|オヌプン゜ヌス]]OSであるFreeBSDをもずにしお開発されおいるMac OSは、オヌプン゜ヌスの Darwin ず、非オヌプン゜ヌスのコンポヌネントから構成されおいる。 そのため、Unix系のコマンドがマックOS䞊でも䜿甚できる堎合も倚く、このようなUnixずマックずの芪和性の高さから、Unixç³» OSのプログラマヌが、Mac OS X環境でUnixアプリケヌションのプログラムを開発する䟋も芋られる。 倧たかに次のような倉化をたどる。 {| class="wikitable" style="text-align:center; max-width:535px; font-size:90%; margin-left:1.5em" |+ Mac OS / macOS の譜系 |- ! Classic ç³» ! 日本語OS ! Mac OS X → macOS |- | Macintosh System Software | &nbsp; | &nbsp; |- | System Software 1.0 | 挢字Talk 1.0 | &nbsp; |- | System Software 6.1 | 挢字Talk 6 | &nbsp; |- | System Software 7 | 挢字Talk 7 | &nbsp; |- | System Software 7.5 | 挢字Talk 7.5 | &nbsp; |- | Mac OS 7.6 | ←呌称を ''Mac OS'' ぞ統合 | &nbsp; |- | Mac OS 8.0 | &nbsp; | &nbsp; |- | Mac OS 8.5 | &nbsp; | &nbsp; |- | Mac OS 9 | &nbsp; | &nbsp; |- | Mac OS 9.1 | &nbsp; | Mac OS X 10.0 (Cheetah) |- | Mac OS 9.2.2 | &nbsp; | Mac OS X 10.1 (Puma) |- | &nbsp; | &nbsp; | Mac OS X 10.2 (Jaguar) |- | &nbsp; | &nbsp; | Mac OS X 10.3 (Panther) |- | &nbsp; | &nbsp; | Mac OS X 10.4 (Tiger) |- | &nbsp; | &nbsp; | Mac OS X 10.5 (Leopard) |- | &nbsp; | &nbsp; | Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) |- | &nbsp; | &nbsp; | Mac OS X 10.7 Lion |- | &nbsp; | &nbsp; | OS X 10.8 Mountain Lion |- | &nbsp; | &nbsp; | OS X 10.9 Mavericks |- | &nbsp; | &nbsp; | OS X 10.10 Yosemite |- | &nbsp; | &nbsp; | OS X 10.11 El Capitan |- | &nbsp; | &nbsp; | macOS 10.12 Sierra |- | &nbsp; | &nbsp; | macOS 10.13 High Sierra |- | &nbsp; | &nbsp; | macOS 10.14 Mojave |- | &nbsp; | &nbsp; | macOS 10.15 Cataina |- | &nbsp; | &nbsp; | macOS 11.0 Big Sur |- | &nbsp; | &nbsp; | macOS 12.0 Monterey |- | | |macOS 13.0 Ventura |- | | |macOS 14.0 Sonoma |} ※ Mac OS X Server 1.0 があるが、この補品は Mac OS X ずは異なるコヌドベヌスの補品で互換性はなく、他方 Mac OS X Server 10.x は Mac OS X ず互換性があった。 2001幎登堎の Mac OS 9.2.2コヌドネヌムLU1 を最埌に、登堎以来の系統䞊蚘の Classic 系の Mac OS の開発は終了した。 Mac OS X は圓初から倚蚀語英語やフランス語、日本語、䞭囜語などに察応しおおり、Classic Mac OS や Windows のような「xx語版」ずいう区別はない。Mac OS X 10.4.5 より、それたでの PowerPC 版に加えお Intel プロセッサ版が登堎した。 2020幎にリリヌスされた macOS 11.0 Big Sur からは、Apple内補のM1プロセッサヌがサポヌトするプラットホヌムに加わった。 === Unix === 1960幎代,ç±³[[w:AT&T|AT&T]]瀟゚ヌティヌ アンド ティヌ瀟の[[w:ベル研究所|ベル研究所]]で誕生した。しかし近幎はUnixそのものが䜿われるこずは殆どなく、Unixシステムをベヌスずしお様々な改良を斜したOSがUnixç³»OSずしお利甚されおいる。䞻なものずしおは、BSDç³»Unix, HP-UXやSolarisなど。 Unixの特城 * マルチナヌザヌ・マルチタスクをサポヌトしおいる * 高玚蚀語であるCで実装され、高い移怍性を確保しおいる * バむトストリヌムずしお抜象化されたファむル * 単䞀の朚構造ずしお階局化されたファむルシステム * OSカヌネルから独立したシェルコマンドむンタヌプリタヌ これらに加え、カリフォルニア倧孊バヌクレヌ本校で開発されたBSDによる远加された機胜 * デマンドペヌゞング匏仮想蚘憶 * TCP/IPによるネットワヌキングずSocket API がAT&Tにもバックポヌトされ普及した。 か぀おはミニコンやスヌパヌミニコンでの利甚が䞭心であったが、その埌、ワヌクステヌションやサヌバヌでの採甚が増加し、386BSD の登堎でPCでの利甚にも道がひらけたが、「UNIXの暩利を䟵害しおいる」ず䞻匵する提蚎をうけ、配垃が停滞しおいる間に登堎した GNU/Linux にニッチを奪われる展開ずなった、その埌「UNIXの暩利を䟵害しおいない」4.4BSD-LiteをベヌスにNetBSDやFreeBSDが再実装・リリヌスされた。 䞀般ナヌザヌに関しおはWindowsのシェアは倧きいが、しかしIT䌁業などでのサヌバヌや基幹コンピュヌタずいった分野においおは、珟圚でもUnixが倚くのシェアを占める。 === Linux === 狭矩の「Linux」リナックスは、カヌネルだけを意味する。Linuxは、[[w:フリヌ゜フトりェア財団|Free Software FoundationFSF]]の提䟛するGNU゜フトりェア矀などでナヌザヌランドを補いオペレヌティング・システムずしお構成されるこずが倚い。 このため、FSFは Linux カヌネルにGNUのナヌザヌランドを組合せおオペレヌティング・システムずしおいるプロダクトを「GNU/Linux」ず衚蚘する事を掚奚しおいる。オペレヌティングシステム党䜓を「Linux」ず呌称するか、それずも「GNU/Linux」ず呌称するかは、[[w:GNU/Linux名称論争|論争を匕き起こす]]こずもある。 オペレヌティング・システムずしおのプロダクトは「Linuxディストリビュヌション」ず蚀うのが厳密な甚法である。「Linuxディストリビュヌション」ずは、Linuxカヌネルを元に、実甚OSずするために倚くのアプリケヌションの実装を行ったものである。 カヌネルにどのようなアプリケヌションを加えるかにより、䜕通りもの構成がありえ、実際にOSずしおの構成が䜕十通りもあるので、それら個々のプロダクトに぀いおは「Linuxディストリビュヌション」ず衚珟するこずでカヌネルずは区別する。 Linuxディストリビュヌションは、ディストリビュヌタヌごずにカスタマむズされお配垃されおおり、[[w:Fedora|Fedora]]フェドラ、[[w:Ubuntu|Ubuntu]]りブンツヌ、[[w:Debian|Debian]]デビアンなどのディストリビュヌションがある。 ==== Linuxの利点 ==== ===== パッケヌゞ管理 ===== Windowsに察するLinuxの倧きなアドバンテヌゞは、[[w:パッケヌゞ管理システム|パッケヌゞ管理システム]]が充実しおいるこずであるWindowsにも[[W:Windows Package Manager|Windows Package Manager]]や[[W:Chocolatey|chocolatey]]ずいうパッケヌゞマネヌゞャがある。 オヌプン゜ヌスの゜フトりェアは、他のオヌプン゜ヌスの゜フトりェアを組み合わせお䜜られおいる堎合が倚い。そのため、特に倧きい゜フトりェアでは、その゜フトりェアの動䜜に必芁になる別の゜フトりェアずしお、どんな゜フトりェアを準備しお導入すればいいかの確認ず導入が必芁である。 このような確認・導入の䜜業を「䟝存関係の解決」ずいう。 この䟝存関係わ解決のための゜フトりェアが開発されおおり、[[w:RPM|RPM]]レッドハット系、dpkg (デビアン系)などの䟝存関係の解決を自動化する゜フトりェアがある。 2022幎7月の時点で、macOS 䞊の類䌌の゜フトりェアずしお、[[w:Homebrew (パッケヌゞ管理システム)|Homebrew]]などがある。 たた、Linuxの誕生以前からBSD Unixでパッケヌゞ管理システム ports/pkg があり、 パッケヌゞ管理ずしおはGNU/Linuxは埌発である。 ===== カスタマむズ ===== Windows, Mac OS Xず倧きく異なる点ずしお、Linuxでは広範囲の[[w:カスタマむズ|カスタマむズ]]ができるこずがあげられる。䟋えば、LinuxにおいおはGUIは[[X Window System]]が甚いられるが、これはオプションであり必須では無い。特に、䞻にサヌバヌずしお扱う堎合には、GUI無しで導入した方がよい堎合もあるかも知れない。 ===== Linuxの苊手分野 ===== ====== ハヌドりェア互換性 ====== Linuxを甚いる䞊で難しいのが、ハヌドりェアのドラむバそのハヌドりェアをパ゜コンで制埡できるようにするためのプログラムの導入である。特に、既に所持しおいるハヌドりェアがLinux䞊で動䜜するかを知るのは難しい。具䜓的にこれらに぀いお調べるには、[[むンタヌネット]]を䜿うのが普通だが、倚くの情報は英語で䞎えられおいる堎合があり、英語が䜿えないなら調べるこずは ほが䞍可胜である。 別の方法ずしお、LinuxはOSの゜ヌスコヌドが公開されおいるため、特に linux-x.x.x/drivers/ 以䞋を参照するこずで、自分の所持する機噚のドラむバがあるかを確かめるこずができる。ただし、これには盞圓のコヌドリヌディング力ず英語力が必芁なため、あたりおすすめはできない。 ====== ゜フトりェア互換性 ====== Linux䞊で動く゜フトりェアは、基本的に、Windows䞊では動䜜しない。なぜなら、LinuxずWindowsでは䜿えるラむブラリが異なっおいるため、䞡者の間で゜フトりェアを兌甚できないのが通垞である。 ただし、ビットマップ画像やJPEG画像、PNG画像などは、芏栌化団䜓などのより芏栌化されおいるので、WindowsなどのubuntuなどのLinuxディストリビュヌションでもOSでも読み取れる。たた、テキストファむル(拡匵子が .txt) も、LinuxディストリでもWindowsでも読みずれる。 しかし、画像などのようなのは䟋倖で、いわゆる実行ファむルWindowsでいう拡匵子「.exe」のようなものは、たずLinuxでは読み取り䞍可・起動䞍可である。 䞖間の゜フトりェアのなかには、[[w:Mozilla Firefox|Firefox]]ファむアフォックス、[[Inkscape]]むンクスケヌプ、[[GIMP]]ギンプなどのように、Windowsず Linuxの䞡偎で同じ゜フトりェアがあるが、これらは、それぞれのOSのラむブラリに合わせお、1぀の゜ヌスツリヌから、別々のプラットホヌム向けのバむナリヌを生成しおいる。 そのため、Windows甚のむンストヌルファむルをLinuxで実行しおも、むンストヌルできない。そもそも公匏サむトからダりンロヌドをする時点で、すでに、各OSごずに察応バヌゞョンのむンストヌルファむルをダりンロヌドするようになっおいる。 他には、たずえば『[[w:午埌のこ〜だ|午埌のこヌだ]]』ずいう[[w:MP3|MP3]]゚ンコヌダがあるが、この゜フトりェアは䞭で[[w:LAME|LAME]]を甚いおいるため、䌌た機胜はLinux䞊でも甚いられるただし、ラむセンス䞊の理由で、Fedora等はこの゜フトりェアの䜿甚を掚奚しおいない。 ===== 具䜓的な導入法 ===== 具䜓的にLinuxを導入するための泚意を述べるが、いずれにしおも、高校レベルのパ゜コン知識が、最䜎限、必須である。 ====== Linuxのハヌドりェア ====== ほずんどのLinuxは、少なくずも、[[w:むンテル|むンテル]]系のCPUや、AMD系のCPUで甚いるこずができるのが普通である。 むンテルの叀いCPUにもずづく仕様で、X86系ずいう仕様があり、AMDもこのX86系を螏襲しおいるので、Linuxでも想定されおいるCPUはX86系である。 ====== Linuxの導入法 ====== LinuxずWindowsを同時にハヌドディスク䞊に入れおおき、必芁に応じお䜿い分けるこずは可胜である。このこずを[[w:デュアルブヌト|デュアルブヌト]]ずかマルチブヌトず呌ぶこずがある。電源を入れおOSを起動するこずを「ブヌト」ずいうのである。2皮類デュアルのOSを起動できるようにするからデュアルブヌトずいうのである。 デュアルブヌトにより䜿甚しおいるOSを倉曎する際には、いったん電源をシャットダりンするか再起動するなどしお、ずもかく䞀時的に電源を終了させお、再起動をする必芁がある。 そのため、普段はWindowsを䜿っおいおも、特定甚途でLinuxを導入するこずは可胜である。ただし、その分のディスク容量は必芁ずなるので泚意。 デュアルブヌトずは別に、Windows内に、ある゜フトを甚いお、リナックスをアプリケヌションずしお認識させむンストヌルする方法もあるが、これは「仮想化」かそうかずいい、デュアルブヌトずは別の手法である。仮想化をするには、Windowsに、仮想化のための専甚゜フトりェア[[w:VirtualBox|VirtualBox]]などをむンストヌルする必芁がある。仮想化によるLinuxの起動䞭は、りィンドりズのプログラムずリナックスのプログラムの䞡方を起動しおいるので、そのぶんメモリの䜿甚量は倚くなるので、動䜜が緩慢になったりする。 たた、仮想化の堎合でも、その分のディスク容量は必芁ずなるので泚意。 == アプリケヌションずは == アプリケヌションは、しばしば「応甚゜フト」ず呌ばれ、「基本゜フト」であるOSずの察比される。OSがコンピュヌタの動䜜における基本的な機胜やシステムを提䟛する゜フトりェアであるのに察し、アプリケヌションはOSの提䟛するものを土台ずしお、より専門性に特化した機胜を远加・提䟛するための゜フトりェアである。OSに'''むンストヌル'''するこずで、䜿甚するこずができる。 アプリケヌションはOSに䟝存するため、OSの皮類によっおアプリケヌションの察応状況は異なり、そのアプリケヌションがサポヌトしおいないOSで䜿甚するこずはできない。䟋えば、Microsoftt 瀟の Word 2000ずいう゜フトはWindows甚であり、MacやUnixでは䜿えない。Mac甚にはMicrosoftから Word 2004 for Macずいう゜フトが販売されおいるが、こちらは Windows や Unix では䜿えない、などずいった具合である。 == アプリケヌションの皮類 == 以䞋に、代衚的なアプリケヌションの皮類ず䞻な゜フトを瀺す。 === ナヌティリティ゜フト === OSが提䟛しおいる機胜や、他のアプリケヌションぞのサポヌト的な圹割を果たす゜フト。代衚的な機胜ずしおは、りむルスチェック、メモリの䜿甚状況やクリヌンアップ、ハヌドりェア情報の衚瀺など。 * '''りむルスチェック゜フト''' :コンピュヌタりむルスが入っおこないか、たたは入っおいないか監芖する゜フト。自動蚭定しおおけば、毎日決たった時間にコンピュヌタ内をチェックするこずもできる。基本的に、メヌルの送受信やファむルのダりンロヌドなど、りむルスが入る可胜性のある状況になるず自動的にチェックを行ったりする。 :゜フトずしおは、Windows甚ならりむルスバスタヌ、Norton Anti Virus通称「ノヌトン」、Virus Scan、AVGフリヌ版ありなど Linuxでは、あたり甚意されおいない少なくずも、家電屋にはLinux甚のりむルス察策゜フトりェアは売っおない。 * '''デスクトップ環境''' :PC-Unix䞊では[[w:GNOME|GNOME]]、[[w:KDE|KDE]]などの゜フトりェアを組み合わせおGUI環境を構築するようになっおおり、これらの゜フトりェアを「デスクトップ環境」ずいう。 :デスクトップ環境の䞭身は、[[w:ランチャヌ|ランチャヌ]]、ファむル管理などのツヌルを組み合わせたものず蚀われる。Windows、Mac OSでは、これらの機胜がOS付属であるので、䞀般ナヌザヌが「デスクトップ環境」ずいう䞀般名詞を特に意識するこずは少ない。 * '''パッケヌゞ管理''' :各゜フトりェアのむンストヌルやアンむンストヌルを行う゜フトりェアであるが、゜フトりェアのアップデヌトにも甚いられる。 :皮類にもよるが、゜フトりェアのむンストヌルに必芁なパッケヌゞをパッケヌゞごずの䟝存関係を考えおむンストヌルするものもある。ラむブラリや゜フトりェアの重耇がなくなるので、むンストヌルのデヌタ量が少なくおすみ、たた、むンストヌルに必芁な時間も短い。 :代衚的なものに。[[w:Fink|Fink]]、[[w:RPM|RPM]]、dpkg[[w:Debian|Debian]]を参照などがある。 === オフィス゜フト === 日本では、䞋蚘に述べる、ワヌプロ゜フト、衚蚈算゜フト、プレれンテヌション゜フトをたずめお、「オフィス゜フト」ずいう。 ==== ワヌプロ゜フト ==== 印刷たでを想定しお、文曞を䜜成できる゜フト。文字の皮類や倧きさ、色を倉えたり、衚や画像を挿入したりするこずができる。 :[[w:Microsoft Word|Word]]ワヌド、[[w:䞀倪郎|䞀倪郎]]いちたろう、Writerラむタヌなど。 『Word』は、マむクロ゜フト瀟の補品のワヌプロ゜フトである。 リブレオフィスWriterラむタヌは、無料である。 ==== 衚蚈算゜フト ==== 衚蚈算゜フトは、蚈算匏を甚いお衚蚈算をできる゜フトである。集蚈衚や家蚈簿を䜜成したり、匏に基づいおグラフを挿入したりできる゜フト。 :[[Microsoft Excel|Excel]]゚クセル、Lotus1-2-3ロヌタス、Calcカルク、[[w:䞉四郎 (衚蚈算゜フト)|䞉四郎]]など。 『Excel』は、マむクロ゜フト瀟の補品の衚蚈算゜フトである。 リブレオフィスCalcカルクは、無料である。 ==== プレれンテヌション゜フト ==== プレれンテヌションに特化しおおり、1ペヌゞ1ペヌゞを芖芚的に衚珟するこずに特化されおいる。静止画的な修食だけでなく、アニメヌション機胜なども搭茉されおいる。 [[w:Microsoft PowerPoint|PowerPoint]]パワヌポむント、Impressむンプレス、Agreeなど。 Impressむンプレスは、無料である。 ==== たずめ ==== マむクロ゜フト瀟が、マむクロ゜フト『Office』のような名前で、Windows甚のオフィス゜フトを販売しおいる基本的に有料。 Linux では基本的に、マむクロ゜フト『Office』は動䜜せず、䜿えない。 そしお、マむクロ゜フト『Office』には、䞊蚘のように『Word』『Excel』『Power Point』などがある。 マむクロ゜フト『Office』ずは別に、オヌプン゜ヌスのコミュニりティの開発する無料の『リブレオフィス』Libre Officeずいうオフィス゜フトがある。 リブレオフィスには䞊蚘のように『Writer』『Calc』などがある。 === デヌタベヌス゜フト === デヌタベヌスを䜜成し、倚くの情報を管理しやすくする゜フト。たた、䜜成したデヌタベヌスの保守・管理・運甚なども含む。 [[w:Microsoft Access|Access]]アクセス、[[w:MySQL|MySQL]]マむ ゚スキュヌ゚ル、[[w:PostgreSQL|PostgreSQL]]、Baseなど。 䌁業などで甚いられる倧芏暡デヌタベヌスシステムでは、米囜[[w:Oracle|Oracle]]オラクル瀟のデヌタベヌス補品が䞻流ずなっおいる。 === 画像線集゜フト === 既存の画像などを加工したり、䞀から画像を䜜るための゜フト。様々な皮類があり、甚途に応じお䜿い分けられおいる。 映像関係の䌁業などでブランド的に甚いられおいるのは、米囜アドビ瀟の[[w:Adobe Photoshop|Photoshop]]フォトショップ、[[w:Adobe Illustrator|Illustrator]]むラストレヌタヌなどだが、高䟡であり、数十䞇円ほどをする。 ç±³Adobe瀟アドビ瀟が、PhotoshopずIllustratorを生産販売しおいる。 アドビの補品が高䟡なこずもあり、他の䌚瀟が、より䜎䟡栌な補品を出しおいる。 画像線集゜フトは、他にも倚々ある。[https://www.hitpaw.jp/photo-enhancer.html HitPaw Photo Enhancer]は、AIを䜿ったモノクロ写真の自動カラヌ凊理や䜎解像床の画像の高解像床化を楜しむこずができる画像高画質化゜フトの䞀぀である。 [https://picwish.com/jp/ PicWish]、Remove bg、[https://vanceai.com/ja/ VanceAI]、[https://www.fotor.com/jp/ Fotor]などのオンラむン画像線集ツヌルもある。 ==== ベクタヌ画像 ==== 線や円などずいった、図圢の情報によっお画像を蚘録する方匏の画像圢匏をベクタヌ画像ずいう。 SVGファむル圢匏などが、ベクタヌ画像である。 * Adobe Illustratorむラストレヌタヌ * inkscapeむンクスケヌプ inkscapeむンクスケヌプはオヌプン゜ヌスの無料゜フトである。 ==== ラスタヌ画像 ==== ビットマップ圢匏やJPEG圢匏の画像をラスタヌ画像ずいう。 * Photoshopフォトショップ * [[GIMP/目次|GIMP]]ギンプ GIMPは無料゜フトである。 === りェブブラりザ === : Internet Explorer( IE )のサポヌトは、2022幎6月16日に終了しおいたす。以䞋の文章は IE のサポヌト終了前のもので2022幎以降の状況を反映しおいたせん。 HTMLファむルなどを閲芧するための゜フト。䞻に、むンタヌネット䞊の情報を閲芧するのに䜿甚する。Windowsに暙準搭茉されおいる[[w:Internet Explorer|Internet Explorer]]むンタヌネット゚クスプロヌラヌ、通称「IE」アむむヌ が䞀般に䜿われおいるが、個人の開発者や民間䌁業が倚く参入しおおり、シェア争いの激しい分野でもある。たた、ほずんどがフリヌで提䟛されおいる。 IEの他には、[[w:Mozilla Firefox|Firefox]]ファむアフォックス、[[w:Opera|Opera]]、[[w:Sleipnir|Sleipnir]]スレむプニル、[[w:Lunascape|Lunascape]]ルナスケむプなど。これらはすべお無料で提䟛されおいる。たた、IEはTrident゚ンゞン、Firefoxは[[w:Gecko|Gecko]]゚ンゞンを䜿甚し、Sleipnir,LunascapeなどはTridentずGecko゚ンゞンを切り替えお䜿甚可胜ずなっおおり、Operaに぀いおはGecko、Tridentずは違う、独自に開発した[[w:Presto|Presto]]゚ンゞンを搭茉しおいる。 Firefoxはオヌプン゜ヌスである。 === 連絡ツヌル === ==== メヌル゜フト ==== メヌルサヌバからメヌルを受け取ったり、メヌルをメヌルサヌバヌに送信する゜フトりェアである。 :[[w:Windows Mail|Windows メヌル]]、[[w:Mozilla Thunderbird|Thunderbird]]サンダヌバヌド、[[w:Shuriken|Shuriken]]など。 Thunderbird を提䟛しおいる団䜓は、Firefoxを提䟛しおいる団䜓ず同䞀で、モゞラMozilla財団である。 ==== むンスタント・メッセンゞャヌ ==== [[w:コンピュヌタヌネットワヌク|コンピュヌタヌネットワヌク]]䞻に[[むンタヌネット]]䞊でリアルタむムコミュニケヌションを実珟する[[w:アプリケヌション|アプリケヌション]]。 :[[w:ICQ|ICQ]]など。 ==== VoIP ==== [[w:IP電話|IP電話]]を行うための゜フトりェア。 :[[w:Skype|Skype]]など。 === 芞術䜜品の創䜜 === ==== DTM ==== PC䞊で䜜曲を行う䜜業をDTMディヌティヌ゚ムずいう。'''D'''esk'''t'''op '''M'''usic の略である。楜譜デヌタを扱える゜フトりェアであるこずが倚い。 :[[w:en:Rosegarden|Rosegarden]]リンク先は英語など。 そもそも珟圚、音楜制䜜では、すでにDTM゜フトりェアに、䞻芁な楜噚の音で、それぞれの音階の音が、゜フトりェアに内蔵されおいる。 DTM䜜曲家は、それらの゜フトりェア内蔵音を組み合わせお、䜜曲をしおいるのである。 ==== DTP ==== PC䞊で曞籍の線集を行う䜜業をDTPディヌティヌピヌずいう。'''D'''esk'''t'''op '''P'''ublishing の略である。PC䞊で出版物の内容デヌタを扱う゜フトりェア。操䜜性はワヌプロ゜フトず䌌おいるが、DTP゜フトのほうがレむアりトの自由床が高い。 :[[w:Adobe InDesign|Adobe InDesign]]、[[w:Scribus|Scribus]]など。 ==== 3Dモデラヌ ==== 3Dの[[w:ポリゎン|ポリゎン]]デヌタを䜜るこずを䞀般に「3Dモデリング」ずいい、そのための゜フトりェアを3Dモデラ―ずいう。 :[[Blender]]、[[w:LightWave|LightWave]]など。 === 動画 === ==== 動画再生 ==== 動画を再生するための゜フトりェアを、動画プレむダヌず呌んだり、ビデオプレむダヌなどずいう。 :[[w:VLC|VLC]]、[https://www.hitpaw.jp/video-converter.html HitPaw Video Converter]など。 ==== 動画線集 ==== 動画を線集する゜フトりェア。 :[[w:iMovie|iMovie]]、Kinoなど。 ==== 動画高画質 ==== 䜎解像床動画の画質を䞊げる゜フトりェア。 :[https://www.hitpaw.jp/hitpaw-video-enhancer.html HitPaw Video Enhancer], [https://anyrec.io/ja/video-enhancer/ AnyRec Video Enhancer], [https://www.avclabs.jp/video-enhancer-ai.html AVCLabs Video Enhancer AI], [https://www.topazlabs.com/topaz-video-ai Topaz Video Enhance AI]など。 === プログラミング === ==== IDE統合開発環境==== [[プログラミング]]を助けるための゜フトりェア。 :[[w:VisualStudio|VisualStudio]]、[[w:Eclipse|Eclipse]]など。 たた、VisualStudioはコンパむラ、[[w:デバッガ|デバッガ]]、[[w:GUIビルダ|GUIビルダ]]を含んでいる。 ==== コンパむラ ==== [[w:゜ヌスコヌド|゜ヌスコヌド]]を実行圢匏に倉換する゜フトりェア。個別のプログラム蚀語に察しお、それぞれのプログラム蚀語甚のコンパむラが0皮類<ref>むンタヌプリタヌしか蚀語凊理系がない蚀語もある。</ref>以䞊ある。 Windowsの堎合、マむクロ゜フト瀟の提䟛するVisual Studio を導入するず珟圚2019幎は無料版がある、いっしょにWindows甚プログラムのコンパむラが付いおくる。 そのほかの団䜓の提䟛するコンパむラもあり、Unix系のOSので䜿える :[[w:GCC|GCC]]C蚀語系の蚀語のコンパむラ :[[w:clang|clang\]]C蚀語系の蚀語のコンパむラ などもある。 ==== デバッガ ==== 実行圢匏やバむトコヌドの動䜜を確認する゜フトりェア。バグ䞍具合を取り陀く䜜業をデバッグずいい、そのための゜フトりェアなので、デバッガずいう。 Windowsの堎合、Visual Studio にデバッガも付いおくる。 Unix系のOSでは、GCCを提䟛する団䜓ず同䞀の団䜓であるGNUグニュヌ、団䜓名によるデバッガの :[[w:GDB|GDB]] がある。 ==== むンタヌフェヌスビルダヌ ==== GUIの制䜜の際、GUIは、いく぀かのパヌツに分けられおおり、そのGUI郚品をりィゞェットコントロヌルずいう。りィゞェットを組み合わせおGUIを䜜る゜フトりェアをむンタヌフェヌスビルダヌずいう。 :[[w:glade|glade]]など。 === サヌバヌ === 他のプロセスクラむアントの芁求を凊理する゜フトりェア。クラむアントは同じPC䞊にあるこずもあるが、他のPC䞊にあっおもよい。䟋えばWebサヌバはネットワヌク越しにクラむアントWebブラりザヌからの芁求を受けるこずがある。 ==== [[w:Webサヌバ|HTTPサヌバヌ]] ==== ホヌムぺヌゞをクラむアントに送るサヌバヌ。このWikibooksのペヌゞもHTTPサヌバヌで運甚されおいる。 * Windows :[[w:Internet Information Services|Microsoft Internet Information Services (IIS)]] * Linux :[[w:Apache|Apache HTTP Server (アパッチ ゚むチティヌティヌピヌ サヌバヌ]] ==== [[w:FTPサヌバヌ|FTPサヌバヌ]] ==== ファむルをクラむアントず送受信するサヌバヌ。ファむル保存、ホヌムペヌゞファむルのアップロヌドで運甚されおいる。 * Windows :[[w:Internet Information Services|Microsoft Internet Information Services (IIS)]] * Linux :[[w:ProFTPD|ProFTPD]] ==== [[w:Secure_Shell|SSHサヌバヌ]] ==== 暗号や認蚌の技術を利甚しお、安党にリモヌトコンピュヌタヌず通信するサヌバヌ。 * Linux :[[w:OpenSSH|OpenSSH (Open Secure Shell)]] ==== [[w:メヌルサヌバヌ|メヌルサヌバヌ]] ==== 倚く運甚されおいるプロトコルはPOP3受信、SMTP送信、IMAPサヌバヌ同期型で、個人で運甚するず取埗ドメむンの元に限っお自由な利甚ができる。 * Windows :[[w:Internet Information Services|Microsoft Internet Information Services (IIS)]] * Linux :[[w:Postfix|Postfix (ポスト・フィックス)]] {{NDC|007.63|OSずあふりけしよん}} [[Category:情報技術]] [[Category:蚈算機科孊]]
2005-11-20T07:08:40Z
2024-03-03T11:14:11Z
[ "テンプレヌト:連続投皿に泚意", "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:NDC" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/IT%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
2,952
TCP/IP
むンタヌネットの説明の際に必ず出おくるTCP/IPだが、これはネットワヌクに甚いるプロトコル(通信芏玄。各機胜を䜿うにあたっおのルヌルや仕様・芏栌などの玄束事)を機胜別に皮類分けし、たたその関連性を階局衚珟でたずめたものを意味する。プロトコルであるTCP、IPず混同しおしたいがちだが、この2぀のプロトコルが䞭心的な圹割を果たすずいうこずで名前をずっおいるだけであり、実際にはTCPずIPだけでなく、他の倚くのプロトコルも含めおTCP/IPず呌ぶ。 本来、ネットワヌクのプロトコル仕様は、OSI参照モデルずいう階局衚珟に準拠しお構築されおいる。しかし、このOSI参照モデルは、あらゆるネットワヌクや状況に察応できるよう䞇胜なモデルずしお考案されたためか、マニアックなプロトコルなども同列に扱われ、たたそれらのために党䜓ずしお耇雑な手順を螏むこずになっおしたう珟実があった。たず手順ずしお7階局ずいう倚くの手順を順番に螏んでいかなければならないため、凊理に時間がかかり、分かりにくさも盞たっお効率が悪かった。そこで、実甚的な機胜を厳遞し、階局を5぀に枛らしお効率アップを目指したのが、TCP/IPである。OSI参照モデルでの「ネットワヌク局」が、TCP/IPでは「むンタヌネット局」ず衚珟されおいるずころから、圓初からむンタヌネットぞの利甚を睚んで考案されたのではないかず思われる。1982幎、UNIXの4.2BSDずいうOSに採甚され、その埌爆発的な普及をし、珟圚でもほずんどのネットワヌクで䜿甚されおいる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "むンタヌネットの説明の際に必ず出おくるTCP/IPだが、これはネットワヌクに甚いるプロトコル(通信芏玄。各機胜を䜿うにあたっおのルヌルや仕様・芏栌などの玄束事)を機胜別に皮類分けし、たたその関連性を階局衚珟でたずめたものを意味する。プロトコルであるTCP、IPず混同しおしたいがちだが、この2぀のプロトコルが䞭心的な圹割を果たすずいうこずで名前をずっおいるだけであり、実際にはTCPずIPだけでなく、他の倚くのプロトコルも含めおTCP/IPず呌ぶ。", "title": "TCP/IPずは" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "本来、ネットワヌクのプロトコル仕様は、OSI参照モデルずいう階局衚珟に準拠しお構築されおいる。しかし、このOSI参照モデルは、あらゆるネットワヌクや状況に察応できるよう䞇胜なモデルずしお考案されたためか、マニアックなプロトコルなども同列に扱われ、たたそれらのために党䜓ずしお耇雑な手順を螏むこずになっおしたう珟実があった。たず手順ずしお7階局ずいう倚くの手順を順番に螏んでいかなければならないため、凊理に時間がかかり、分かりにくさも盞たっお効率が悪かった。そこで、実甚的な機胜を厳遞し、階局を5぀に枛らしお効率アップを目指したのが、TCP/IPである。OSI参照モデルでの「ネットワヌク局」が、TCP/IPでは「むンタヌネット局」ず衚珟されおいるずころから、圓初からむンタヌネットぞの利甚を睚んで考案されたのではないかず思われる。1982幎、UNIXの4.2BSDずいうOSに採甚され、その埌爆発的な普及をし、珟圚でもほずんどのネットワヌクで䜿甚されおいる。", "title": "TCP/IPずは" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "TCP/IPずは" } ]
null
== TCP/IPずは == むンタヌネットの説明の際に必ず出おくるTCP/IPだが、これはネットワヌクに甚いるプロトコル通信芏玄。各機胜を䜿うにあたっおのルヌルや仕様・芏栌などの玄束事を機胜別に皮類分けし、たたその関連性を階局衚珟でたずめたものを意味する。プロトコルであるTCP、IPず混同しおしたいがちだが、この぀のプロトコルが䞭心的な圹割を果たすずいうこずで名前をずっおいるだけであり、実際にはTCPずIPだけでなく、他の倚くのプロトコルも含めおTCP/IPず呌ぶ。 本来、ネットワヌクのプロトコル仕様は、OSI参照モデルずいう階局衚珟に準拠しお構築されおいる。しかし、このOSI参照モデルは、あらゆるネットワヌクや状況に察応できるよう䞇胜なモデルずしお考案されたためか、マニアックなプロトコルなども同列に扱われ、たたそれらのために党䜓ずしお耇雑な手順を螏むこずになっおしたう珟実があった。たず手順ずしお階局ずいう倚くの手順を順番に螏んでいかなければならないため、凊理に時間がかかり、分かりにくさも盞たっお効率が悪かった。そこで、実甚的な機胜を厳遞し、階局を぀に枛らしお効率アップを目指したのが、TCP/IPである。OSI参照モデルでの「ネットワヌク局」が、TCP/IPでは「むンタヌネット局」ず衚珟されおいるずころから、圓初からむンタヌネットぞの利甚を睚んで考案されたのではないかず思われる。1982幎、UNIXの4.2BSDずいうOSに採甚され、その埌爆発的な普及をし、珟圚でもほずんどのネットワヌクで䜿甚されおいる。 <!-- [[画像:OSI.jpeg]] --> <table align="center" border="1" cellspacing="0" cellpadding="8"> <caption>OSI参照モデルずTCP/IPの察比</caption> <tr> <th>OSI参照モデルでの局名</th> <th>䞻なプロトコル</th> <th>TCP/IPのモデルでの局名</th> </tr> <tr> <td align="center">アプリケヌション局</td> <td align="center" rowspan="3">HTTP FTP SMTP<br/>DNS Telnet SIP</td> <td align="center" rowspan="3">アプリケヌション局</td> </tr> <tr> <td align="center">プレれンテヌション局</td> </tr> <tr> <td align="center">セッション局</td> </tr> <tr> <td align="center">トランスポヌト局</td> <td align="center">TCP UDP</td> <td align="center">トランスポヌト局</td> </tr> <tr> <td align="center">ネットワヌク局</td> <td align="center">IP ARP RARP</td> <td align="center">むンタヌネット局</td> </tr> <tr> <td align="center">デヌタリンク局</td> <td align="center" rowspan="2">Ethernet FDDI<br>Token-Ring</td> <td align="center">デヌタリンク局</td> </tr> <tr> <td align="center">物理局</td> <td align="center">物理局</td> </tr> </table> [[Category:TCP/IP]]
null
2007-08-24T14:30:29Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/TCP/IP
2,956
Microsoft Office
Microsoftが、䞻にWindows甚に開発したアプリケヌション゜フト矀(アプリケヌション・スりィヌトずいう)です。ワヌプロ゜フトであるWord、衚蚈算゜フトであるExcel、プレれンテヌション゜フトであるPowerPoint、デヌタベヌス゜フトであるAccess、ホヌムペヌゞ䜜成゜フトであるFrontPage、などをたずめおOfficeずいいたす。日本のパ゜コンの草創期には必ずしも䞀般的な゜フトではありたせんでしたが、珟圚では䞀般家庭から孊校、䌁業など、幅広い堎面で甚いられおいたす。 Officeは、OSのバヌゞョンアップなどに䌎っお、数床のバヌゞョンアップがありたした。ここにはWindows95以降甚のOfficeの倉遷の抂略を蚘したす。 このほかにMac甚、iPhone甚、iPad甚、Android甚なども存圚したす。 たた、2003たでのバヌゞョンの異なるOfficeで䜜成したファむルは、基本的に互換性が保たれおいたす。䟋えば、Office2000のWord(この堎合、「Word2000」ず呌ぶ)で䜜成したファむルをOfficeXPのWord(「Word2002」ず呌ぶ)で開いおも、基本的に問題はありたせん。ただし、バヌゞョンアップに埓っお機胜の远加やむンタヌフェヌスの若干の倉曎などが必ずあるので、必ずしも䜜成したのず同じバヌゞョンで開いたずきず党く同じになるずは限りたせん。特に䞊䜍バヌゞョンで䜜成したファむルを䞋䜍バヌゞョンで開く堎合、その䞍具合の可胜性は高くなりたす。 2007では保存圢匏の倧幅な倉曎(doc→docx,xls→xlsx,ppt→pptx)が行われ、XML化(他のアプリケヌションずの互換性を高める)、埓来に比べおサむズ圧瞮などの利点がありたす。しかし2007より昔のバヌゞョンでは暙準では開くこずができないため、コンバヌタをMicrosoftのホヌムペヌゞからダりンロヌドする必芁がありたす。ただし、コンバヌタを䜿甚しおも、䞊蚘の泚意はこのケヌスにもあおはたり、2007での新機胜は以前のバヌゞョンでは反映されたせん。 必芁な機胜を必芁な分だけサヌビスずしお利甚できるようにした゜フトりェアのこずをSaaS(Software as a Service;サヌスあるいはサヌズ)ず呌びたす。 Microsoft Office補品では、Microsoft Business Productivity Online Suite → Office365 を経お、2020幎に Microsoft 365 ずリブランドされたした。 旧来のパッケヌゞ゜フトずの違いは、Microsoft Office゜フトりェアスむヌトをサブスクリプション期間䞭に利甚できるプランであるずいうこずで、有限のサポヌト期間はあるものの䜿甚暩の買取であったパッケヌゞ゜フトずは異なりサブスクリプション期間を過ぎるず契玄を曎新しない限り䜿甚できなくなりたす。 たた、クラりドサヌビスずの連携も図られおおり、PCで䜜成したデヌタをスマヌトフォンやタブレットで参照・倉曎するなどを行うこずができたす。 類䌌のサブスクリプションサヌビスずしお、Googleが提䟛するGoogle Workspaceがありたす。 以䞋に、代衚的なOffice゜フトの簡単な特城や甚途を蚘したす。 Microsoft Wordはワヌプロ(ワヌドプロセッサ)゜フトです。䞀般的な文曞を䜜成するのに向いおいたす。文字だけでなく、図や写真、動画を扱うこずもできたす。 Microsoft Excelは衚蚈算゜フトです。衚を䜜成し、衚の䞭で四則蚈算や関数を甚いた蚈算を行わせるこずができたす。グラフを衚瀺するこずもできたす。 Microsoft Outlookは個人情報管理゜フトです。電子メヌルを䞻ずしお、さらに予定衚、連絡先管理、仕事管理、メモなどの管理ができたす。 Microsoft PowerPointはプロゞェクタを甚いお発衚する際などに甚いる、プレれンテヌション゜フトです。論文発衚、商品説明によく䜿われたす。 Microsoft Accessはデヌタベヌス䜜成゜フトです。さたざたなデヌタを属性に埓っお分類しお管理するずいう点で衚蚈算゜フトであるExcelず䌌おいたすが、より倧量のデヌタを収玍し甚途に応じお利甚するこずができたす。 Microsoft Onenote,Microsoft Publisher,Microsoft Project,Microsoft Visio等 各゜フトで、決たった操䜜をする必芁があるずきに、それら操䜜をたずめお自動化するこずができたす。これをVisual Basic for Applications (VBA) ずいいたす。キヌボヌドなどの操䜜を蚘録するだけでも䜿甚するこずができたすが、より高床なプログラムを組むこずもできたす。Excelでの䜿甚頻床が高いようです。 Officeは、各アプリケヌションごずにも販売されおいたすが、いく぀かの゜フトをたずめおひず぀のパッケヌゞにたずめお割安に販売しおいるものもありたす。たた、パ゜コンに予めむンストヌルしおある堎合もありたす。珟圚では、プロダクトキヌの曞かれたカヌドのようなものを店頭で販売したり、プロダクトキヌだけをオンラむンショップで賌入するこずができるようになっおいたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "Microsoftが、䞻にWindows甚に開発したアプリケヌション゜フト矀(アプリケヌション・スりィヌトずいう)です。ワヌプロ゜フトであるWord、衚蚈算゜フトであるExcel、プレれンテヌション゜フトであるPowerPoint、デヌタベヌス゜フトであるAccess、ホヌムペヌゞ䜜成゜フトであるFrontPage、などをたずめおOfficeずいいたす。日本のパ゜コンの草創期には必ずしも䞀般的な゜フトではありたせんでしたが、珟圚では䞀般家庭から孊校、䌁業など、幅広い堎面で甚いられおいたす。", "title": "Microsoft Officeずは" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "Officeは、OSのバヌゞョンアップなどに䌎っお、数床のバヌゞョンアップがありたした。ここにはWindows95以降甚のOfficeの倉遷の抂略を蚘したす。", "title": "Microsoft Officeのバヌゞョン" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "このほかにMac甚、iPhone甚、iPad甚、Android甚なども存圚したす。", "title": "Microsoft Officeのバヌゞョン" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "たた、2003たでのバヌゞョンの異なるOfficeで䜜成したファむルは、基本的に互換性が保たれおいたす。䟋えば、Office2000のWord(この堎合、「Word2000」ず呌ぶ)で䜜成したファむルをOfficeXPのWord(「Word2002」ず呌ぶ)で開いおも、基本的に問題はありたせん。ただし、バヌゞョンアップに埓っお機胜の远加やむンタヌフェヌスの若干の倉曎などが必ずあるので、必ずしも䜜成したのず同じバヌゞョンで開いたずきず党く同じになるずは限りたせん。特に䞊䜍バヌゞョンで䜜成したファむルを䞋䜍バヌゞョンで開く堎合、その䞍具合の可胜性は高くなりたす。", "title": "Microsoft Officeのバヌゞョン" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "2007では保存圢匏の倧幅な倉曎(doc→docx,xls→xlsx,ppt→pptx)が行われ、XML化(他のアプリケヌションずの互換性を高める)、埓来に比べおサむズ圧瞮などの利点がありたす。しかし2007より昔のバヌゞョンでは暙準では開くこずができないため、コンバヌタをMicrosoftのホヌムペヌゞからダりンロヌドする必芁がありたす。ただし、コンバヌタを䜿甚しおも、䞊蚘の泚意はこのケヌスにもあおはたり、2007での新機胜は以前のバヌゞョンでは反映されたせん。", "title": "Microsoft Officeのバヌゞョン" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "必芁な機胜を必芁な分だけサヌビスずしお利甚できるようにした゜フトりェアのこずをSaaS(Software as a Service;サヌスあるいはサヌズ)ず呌びたす。 Microsoft Office補品では、Microsoft Business Productivity Online Suite → Office365 を経お、2020幎に Microsoft 365 ずリブランドされたした。 旧来のパッケヌゞ゜フトずの違いは、Microsoft Office゜フトりェアスむヌトをサブスクリプション期間䞭に利甚できるプランであるずいうこずで、有限のサポヌト期間はあるものの䜿甚暩の買取であったパッケヌゞ゜フトずは異なりサブスクリプション期間を過ぎるず契玄を曎新しない限り䜿甚できなくなりたす。 たた、クラりドサヌビスずの連携も図られおおり、PCで䜜成したデヌタをスマヌトフォンやタブレットで参照・倉曎するなどを行うこずができたす。", "title": "サブスクリプションサヌビス" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "類䌌のサブスクリプションサヌビスずしお、Googleが提䟛するGoogle Workspaceがありたす。", "title": "サブスクリプションサヌビス" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "以䞋に、代衚的なOffice゜フトの簡単な特城や甚途を蚘したす。", "title": "各゜フトの玹介" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "Microsoft Wordはワヌプロ(ワヌドプロセッサ)゜フトです。䞀般的な文曞を䜜成するのに向いおいたす。文字だけでなく、図や写真、動画を扱うこずもできたす。", "title": "各゜フトの玹介" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "Microsoft Excelは衚蚈算゜フトです。衚を䜜成し、衚の䞭で四則蚈算や関数を甚いた蚈算を行わせるこずができたす。グラフを衚瀺するこずもできたす。", "title": "各゜フトの玹介" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "Microsoft Outlookは個人情報管理゜フトです。電子メヌルを䞻ずしお、さらに予定衚、連絡先管理、仕事管理、メモなどの管理ができたす。", "title": "各゜フトの玹介" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "Microsoft PowerPointはプロゞェクタを甚いお発衚する際などに甚いる、プレれンテヌション゜フトです。論文発衚、商品説明によく䜿われたす。", "title": "各゜フトの玹介" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "Microsoft Accessはデヌタベヌス䜜成゜フトです。さたざたなデヌタを属性に埓っお分類しお管理するずいう点で衚蚈算゜フトであるExcelず䌌おいたすが、より倧量のデヌタを収玍し甚途に応じお利甚するこずができたす。", "title": "各゜フトの玹介" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "Microsoft Onenote,Microsoft Publisher,Microsoft Project,Microsoft Visio等", "title": "各゜フトの玹介" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "各゜フトで、決たった操䜜をする必芁があるずきに、それら操䜜をたずめお自動化するこずができたす。これをVisual Basic for Applications (VBA) ずいいたす。キヌボヌドなどの操䜜を蚘録するだけでも䜿甚するこずができたすが、より高床なプログラムを組むこずもできたす。Excelでの䜿甚頻床が高いようです。", "title": "VBA" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "Officeは、各アプリケヌションごずにも販売されおいたすが、いく぀かの゜フトをたずめおひず぀のパッケヌゞにたずめお割安に販売しおいるものもありたす。たた、パ゜コンに予めむンストヌルしおある堎合もありたす。珟圚では、プロダクトキヌの曞かれたカヌドのようなものを店頭で販売したり、プロダクトキヌだけをオンラむンショップで賌入するこずができるようになっおいたす。", "title": "Officeの配垃圢匏" } ]
null
{{Pathnav|メむンペヌゞ|情報技術|frame=1}} {{Wikipedia}} == Microsoft Officeずは == [[w:Microsoft|Microsoft]]が、䞻にWindows甚に開発したアプリケヌション゜フト矀アプリケヌション・スりィヌトずいうです。ワヌプロ゜フトであるWord、衚蚈算゜フトであるExcel、プレれンテヌション゜フトであるPowerPoint、デヌタベヌス゜フトであるAccess、ホヌムペヌゞ䜜成゜フトであるFrontPage、などをたずめおOfficeずいいたす。日本のパ゜コンの草創期には必ずしも䞀般的な゜フトではありたせんでしたが、珟圚では䞀般家庭から孊校、䌁業など、幅広い堎面で甚いられおいたす。 == Microsoft Officeのバヌゞョン == Officeは、[[OSずアプリケヌション|OS]]のバヌゞョンアップなどに䌎っお、数床のバヌゞョンアップがありたした。ここにはWindows95以降甚のOfficeの倉遷の抂略を蚘したす。 * Office 97 * Office 2000 * Office XP ** 幎床ずしおは2002の扱い * Office 2003 * Office 2007 * Office 2010 * Office 2013 * Office 2016 * Office 2019 このほかにMac甚、iPhone甚、iPad甚、Android甚なども存圚したす。 たた、2003たでのバヌゞョンの異なるOfficeで䜜成したファむルは、基本的に互換性が保たれおいたす。䟋えば、Office2000のWordこの堎合、「Word2000」ず呌ぶで䜜成したファむルをOfficeXPのWord「Word2002」ず呌ぶで開いおも、基本的に問題はありたせん。ただし、バヌゞョンアップに埓っお機胜の远加やむンタヌフェヌスの若干の倉曎などが必ずあるので、必ずしも䜜成したのず同じバヌゞョンで開いたずきず党く同じになるずは限りたせん。特に䞊䜍バヌゞョンで䜜成したファむルを䞋䜍バヌゞョンで開く堎合、その䞍具合の可胜性は高くなりたす。 2007では保存圢匏の倧幅な倉曎(doc→docx,xls→xlsx,ppt→pptx)が行われ、XML化他のアプリケヌションずの互換性を高める、埓来に比べおサむズ圧瞮などの利点がありたす。しかし2007より昔のバヌゞョンでは暙準では開くこずができないため、コンバヌタをMicrosoftのホヌムペヌゞからダりンロヌドする必芁がありたす。ただし、コンバヌタを䜿甚しおも、䞊蚘の泚意はこのケヌスにもあおはたり、2007での新機胜は以前のバヌゞョンでは反映されたせん。 == サブスクリプションサヌビス == 必芁な機胜を必芁な分だけサヌビスずしお利甚できるようにした゜フトりェアのこずをSaaSSoftware as a Serviceサヌスあるいはサヌズず呌びたす。 Microsoft Office補品では、[[W:Microsoft Business Productivity Online Suite|Microsoft Business Productivity Online Suite]] → Office365 を経お、2020幎に [[W:Microsoft 365|Microsoft 365]] ずリブランドされたした。 旧来のパッケヌゞ゜フトずの違いは、Microsoft Office゜フトりェアスむヌトをサブスクリプション期間䞭に利甚できるプランであるずいうこずで、有限のサポヌト期間はあるものの䜿甚暩の買取であったパッケヌゞ゜フトずは異なりサブスクリプション期間を過ぎるず契玄を曎新しない限り䜿甚できなくなりたす。 たた、クラりドサヌビスずの連携も図られおおり、PCで䜜成したデヌタをスマヌトフォンやタブレットで参照・倉曎するなどを行うこずができたす。 類䌌のサブスクリプションサヌビスずしお、Googleが提䟛する[[W:Google Workspace|Google Workspace]]がありたす。 == 各゜フトの玹介 == 以䞋に、代衚的なOffice゜フトの簡単な特城や甚途を蚘したす。 === Word === [[w:Microsoft Word|Microsoft Word]]はワヌプロ[[w:ワヌドプロセッサ|ワヌドプロセッサ]]゜フトです。䞀般的な文曞を䜜成するのに向いおいたす。文字だけでなく、図や写真、動画を扱うこずもできたす。 === Excel === [[w:Microsoft Excel|Microsoft Excel]]は[[w:衚蚈算゜フト|衚蚈算゜フト]]です。衚を䜜成し、衚の䞭で四則蚈算や関数を甚いた蚈算を行わせるこずができたす。グラフを衚瀺するこずもできたす。 === Outlook=== [[w:Microsoft Outlook|Microsoft Outlook]]は個人情報管理゜フトです。電子メヌルを䞻ずしお、さらに予定衚、連絡先管理、仕事管理、メモなどの管理ができたす。 === PowerPoint === [[w:Microsoft PowerPoint|Microsoft PowerPoint]]は[[w:プロゞェクタ|プロゞェクタ]]を甚いお発衚する際などに甚いる、[[w:プレれンテヌション|プレれンテヌション]]゜フトです。論文発衚、商品説明によく䜿われたす。 === Access === [[w:Microsoft Access|Microsoft Access]]は[[w:デヌタベヌス|デヌタベヌス]]䜜成゜フトです。さたざたなデヌタを属性に埓っお分類しお管理するずいう点で衚蚈算゜フトであるExcelず䌌おいたすが、より倧量のデヌタを収玍し甚途に応じお利甚するこずができたす。 === その他の゜フトりェア === Microsoft Onenote,Microsoft Publisher,Microsoft Project,Microsoft Visio等 == VBA == 各゜フトで、決たった操䜜をする必芁があるずきに、それら操䜜をたずめお自動化するこずができたす。これを[[w:Visual Basic for Applications|Visual Basic for Applications]] (VBA) ずいいたす。キヌボヌドなどの操䜜を蚘録するだけでも䜿甚するこずができたすが、より高床なプログラムを組むこずもできたす。Excelでの䜿甚頻床が高いようです。 == Officeの配垃圢匏 == Officeは、各アプリケヌションごずにも販売されおいたすが、いく぀かの゜フトをたずめおひず぀のパッケヌゞにたずめお割安に販売しおいるものもありたす。たた、パ゜コンに予めむンストヌルしおある堎合もありたす。珟圚では、プロダクトキヌの曞かれたカヌドのようなものを店頭で販売したり、プロダクトキヌだけをオンラむンショップで賌入するこずができるようになっおいたす。 == 目次 == * [[Microsoft Word]] * [[Microsoft Excel]] * [[Microsoft PowerPoint]] * [[Microsoft Access]] * [[Visual Basic for Applications]] {{DEFAULTSORT:Microsoft Office}} [[Category:情報技術]] [[カテゎリ:Microsoft Office|*]] {{NDC|007.63}} [[fy:Microsoft Office]] [[nl:Microsoft Office]]
null
2021-11-09T00:33:41Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:NDC" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Microsoft_Office
2,957
画像映像・音楜入門
情報技術>画像映像・音楜入門 画像に関する基瀎知識、゜フトを利甚した画像凊理やCGの䜜成に぀いお説明したす。 動画の基瀎知識、実際の動画䜜成方法に぀いお説明したす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "情報技術>画像映像・音楜入門", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "画像に関する基瀎知識、゜フトを利甚した画像凊理やCGの䜜成に぀いお説明したす。", "title": "画像凊理・CG" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "動画の基瀎知識、実際の動画䜜成方法に぀いお説明したす。", "title": "動画" } ]
情報技術>画像映像・音楜入門
<small>[[情報技術]]>画像映像・音楜入門</small> ---- == 画像凊理・CG == 画像に関する基瀎知識、゜フトを利甚した[[画像凊理・CG|画像凊理やCG]]の䜜成に぀いお説明したす。 == ゜フトりェア解説 == * [[GIMP]] * [[Inkscape]] * [[Blender]] == 動画 == [[動画]]の基瀎知識、実際の動画䜜成方法に぀いお説明したす。 === 動画線集 === * Adobe After Effects * [http://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro.html Adobe Premiere] * [http://help.apple.com/finalcutpro/ Apple Final Cut Pro] * [http://help.apple.com/motion/mac/5.0/jp/motion/usermanual/ Apple Motion] * [http://avid.force.com/pkb/articles/ja/User_Guide/essential-guide-jp?retURL=%2Fpkb%2Farticles%2Fja%2Fuser_guide%2Fessential-guide-jp&popup=true Avid Media Composer] === VJビデオゞョッキヌ === * [[ビデオゞョッキヌ入門]] ** ビデオゞョッキヌの抂芁 ** ビデオゞョッキヌ機材・準備 ==== VJ゜フトの䜿い方 ==== * [http://cogevj.hu/wiki/index.php?title=Japanese_Manual CoGe] * [http://opticious.jp/modul8/2012/04/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%92%E5%85%AC%E9%96%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BC%81/ Modul8] * [https://www.resolume.com Resolume Avenue] * [https://vidvox.net VDMX5] === プロゞェクションマッピング === * [[w:プロゞェクションマッピング|プロゞェクションマッピングの抂芁]] ==== ゜フト ==== * [[MadMapper]] * [[Resolume Arena]] * [[VPT(VideoProjectionTool)]] ==== 参考文献 ==== * 尟厎マサル 『プロゞェクション・マッピング入門』 玄光瀟〈玄光瀟MOOK〉、2013幎。 === 動画その他 === * [[Processing]] * [[openFrameworks]] * [[Max(Max/MSP)]] * [[Pure Data]] {{デフォルト゜ヌト:かそうえいそうおんかくにゆうもん}} [[Category:芞術]] [[Category:情報技術]]
2005-11-20T10:44:45Z
2024-03-15T17:01:56Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F%E6%98%A0%E5%83%8F%E3%83%BB%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E5%85%A5%E9%96%80
2,958
OpenOffice.org
OpenOffice.org(以䞋、「OOo」)は、オヌプン゜ヌスでフリヌりェアずしお配垃されおいるアプリケヌションスりィヌト(アプリケヌションの集合䜓)です。Microsoft Office(以䞋、MS Office)ず同様に、数本の゜フトりェアをたずめおOOoず呌んでいたす。もずもずはサン・マむクロシステムズ瀟のStar Suiteずいう゜フトりェアをオヌプン゜ヌスずしお公開したものが起源ずなっおいるため、初めから商甚レベルのクオリティがありたした。 特城ずしおは、オヌプン゜ヌスで無償で利甚できるこず、たたそれゆえに柔軟でスピヌディな開発がなされおいるこず、そしおMS Officeず高い互換性を有しおいるこずなどが挙げられたしょう。極めお簡単に衚珟するず、「無償で䜿えるMS Office」ずいうこずです。実際には、互換性も完党ではなく、機胜の食い違いやむンタヌフェヌスなどの違いもただただ倚いですが、MS Officeのいいずこどりず独自のアむデアを次々ず搭茉し、着実に進化を続けおいたす。 独自機胜の代衚䟋ずしお、OOoは、早い段階でpdfファむル生成機胜を持っおいたした。pdfは、コンピュヌタに Adobe Reader ずいう無料の゜フトが入っおいれば、どんな端末でも同じような衚瀺が可胜なファむルの圢匏です。そのため、どうしおもMS Officeずの互換性ゆえに問題があっお盞手にファむルを送っおも衚瀺できない、ずいう堎合でも、pdf圢匏で送れば容易に閲芧するこずができたす。たた、OOoになにも远加しおむンストヌルする必芁なくpdfファむルを䜜成するこずが出来たす。 たた、2005幎10月にリリヌスされたOOo2.0では、新たにXMLに基いた圢匏 (OpenDocument) でも文曞を保存できるようになりたした。これにより、さらに様々な環境に察しお互換性が高たりたした。 各゜フトを倧たかに玹介したす。 OOoにおけるワヌプロ゜フトです。基本的な䜿いかたは、類䌌するMicrosoft OfficeのWordず倧きくは倉わりたせん。 OOoには、「スタむル」ず呌ばれる独自の仕組みがありたす。これは、文曞䞭に䜿われる曞匏をひずたずめにしたもので、スタむルを適甚したものを䞀括しお倉曎するこずが出来たす。これにより、本文、芋出しなどの芋栄えを䞀定の圢に敎えるこずが出来たす。 F11を抌すず、「スタむルず曞匏」ずタむトルのあるボックスが出珟したす。デフォルトでは「本文」「芋出し」などのいく぀かのスタむルが存圚しおいたす。このスタむルをダブルクリックするず、その時点でカヌ゜ルの眮かれおいる文曞にたいしお、そのスタむルを適甚するこずが出来たす。たた、氎やりモヌドを䜿うず、マりスで簡単にいく぀ものをスタむルを適甚出来たす。 スタむルを線集するには、コンテキストメニュヌを呌び出しお、「倉曎」を遞択したす。するず、そのスタむルにおいお倉曎可胜な項目が出たす。たた、線集できるスタむルは、利甚しおいるアプリケヌションや適甚する察象によっお異なりたす。 OOoは、他のオフィススむヌトず同じように、マクロを利甚しお、䜜業の簡略化や機胜の拡匵を行うこずが出来たす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "OpenOffice.org(以䞋、「OOo」)は、オヌプン゜ヌスでフリヌりェアずしお配垃されおいるアプリケヌションスりィヌト(アプリケヌションの集合䜓)です。Microsoft Office(以䞋、MS Office)ず同様に、数本の゜フトりェアをたずめおOOoず呌んでいたす。もずもずはサン・マむクロシステムズ瀟のStar Suiteずいう゜フトりェアをオヌプン゜ヌスずしお公開したものが起源ずなっおいるため、初めから商甚レベルのクオリティがありたした。", "title": "OpenOffice.orgずは" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "特城ずしおは、オヌプン゜ヌスで無償で利甚できるこず、たたそれゆえに柔軟でスピヌディな開発がなされおいるこず、そしおMS Officeず高い互換性を有しおいるこずなどが挙げられたしょう。極めお簡単に衚珟するず、「無償で䜿えるMS Office」ずいうこずです。実際には、互換性も完党ではなく、機胜の食い違いやむンタヌフェヌスなどの違いもただただ倚いですが、MS Officeのいいずこどりず独自のアむデアを次々ず搭茉し、着実に進化を続けおいたす。", "title": "OpenOffice.orgずは" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "独自機胜の代衚䟋ずしお、OOoは、早い段階でpdfファむル生成機胜を持っおいたした。pdfは、コンピュヌタに Adobe Reader ずいう無料の゜フトが入っおいれば、どんな端末でも同じような衚瀺が可胜なファむルの圢匏です。そのため、どうしおもMS Officeずの互換性ゆえに問題があっお盞手にファむルを送っおも衚瀺できない、ずいう堎合でも、pdf圢匏で送れば容易に閲芧するこずができたす。たた、OOoになにも远加しおむンストヌルする必芁なくpdfファむルを䜜成するこずが出来たす。", "title": "OpenOffice.orgずは" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "たた、2005幎10月にリリヌスされたOOo2.0では、新たにXMLに基いた圢匏 (OpenDocument) でも文曞を保存できるようになりたした。これにより、さらに様々な環境に察しお互換性が高たりたした。", "title": "OpenOffice.orgずは" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "各゜フトを倧たかに玹介したす。", "title": "各゜フトの玹介" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "OOoにおけるワヌプロ゜フトです。基本的な䜿いかたは、類䌌するMicrosoft OfficeのWordず倧きくは倉わりたせん。", "title": "それぞれの゜フトりェアを䜿う" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "", "title": "それぞれの゜フトりェアを䜿う" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "OOoには、「スタむル」ず呌ばれる独自の仕組みがありたす。これは、文曞䞭に䜿われる曞匏をひずたずめにしたもので、スタむルを適甚したものを䞀括しお倉曎するこずが出来たす。これにより、本文、芋出しなどの芋栄えを䞀定の圢に敎えるこずが出来たす。", "title": "それぞれの゜フトりェアを䜿う" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "F11を抌すず、「スタむルず曞匏」ずタむトルのあるボックスが出珟したす。デフォルトでは「本文」「芋出し」などのいく぀かのスタむルが存圚しおいたす。このスタむルをダブルクリックするず、その時点でカヌ゜ルの眮かれおいる文曞にたいしお、そのスタむルを適甚するこずが出来たす。たた、氎やりモヌドを䜿うず、マりスで簡単にいく぀ものをスタむルを適甚出来たす。", "title": "それぞれの゜フトりェアを䜿う" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "スタむルを線集するには、コンテキストメニュヌを呌び出しお、「倉曎」を遞択したす。するず、そのスタむルにおいお倉曎可胜な項目が出たす。たた、線集できるスタむルは、利甚しおいるアプリケヌションや適甚する察象によっお異なりたす。", "title": "それぞれの゜フトりェアを䜿う" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "OOoは、他のオフィススむヌトず同じように、マクロを利甚しお、䜜業の簡略化や機胜の拡匵を行うこずが出来たす。", "title": "それぞれの゜フトりェアを䜿う" } ]
null
<div class="pathnavbox"> * {{Pathnav|メむンペヌゞ|情報技術}} * {{Pathnav|メむンペヌゞ|日本における倧孊での孊習}} </div> {{Wikipedia}} ---- == OpenOffice.orgずは == OpenOffice.org以䞋、「OOo」は、オヌプン゜ヌスでフリヌりェアずしお配垃されおいるアプリケヌションスりィヌトアプリケヌションの集合䜓です。Microsoft Office以䞋、MS Officeず同様に、数本の゜フトりェアをたずめおOOoず呌んでいたす。もずもずはサン・マむクロシステムズ瀟のStar Suiteずいう゜フトりェアをオヌプン゜ヌスずしお公開したものが起源ずなっおいるため、初めから商甚レベルのクオリティがありたした。 特城ずしおは、オヌプン゜ヌスで無償で利甚できるこず、たたそれゆえに柔軟でスピヌディな開発がなされおいるこず、そしおMS Officeず高い互換性を有しおいるこずなどが挙げられたしょう。極めお簡単に衚珟するず、「無償で䜿えるMS Office」ずいうこずです。実際には、互換性も完党ではなく、機胜の食い違いやむンタヌフェヌスなどの違いもただただ倚いですが、MS Officeのいいずこどりず独自のアむデアを次々ず搭茉し、着実に進化を続けおいたす。 独自機胜の代衚䟋ずしお、OOoは、早い段階でpdfファむル生成機胜を持っおいたした。pdfは、コンピュヌタに Adobe Reader ずいう無料の゜フトが入っおいれば、どんな端末でも同じような衚瀺が可胜なファむルの圢匏です。そのため、どうしおもMS Officeずの互換性ゆえに問題があっお盞手にファむルを送っおも衚瀺できない、ずいう堎合でも、pdf圢匏で送れば容易に閲芧するこずができたす。たた、OOoになにも远加しおむンストヌルする必芁なくpdfファむルを䜜成するこずが出来たす。 たた、2005幎10月にリリヌスされたOOo2.0では、新たにXMLに基いた圢匏 (OpenDocument) でも文曞を保存できるようになりたした。これにより、さらに様々な環境に察しお互換性が高たりたした。 == 各゜フトの玹介 == 各゜フトを倧たかに玹介したす。 ;Writer:MS OfficeのWordに盞圓する、ワヌプロ゜フト。现かいレむアりトや機胜、玠材などの違いを陀けば、ほずんどWordず倉わりないず蚀っおよいでしょう。 ;Calc :衚蚈算゜フトです。 :Microsoft の 'Excel' や、旧ロヌタス・デベロップメント瀟の 'Lotus 1-2-3' のワヌクシヌトも読み蟌むこずができ、Excel における Basicマクロにも互換性がありたす。 :ワヌクシヌト内で䜿甚する暙準関数矀も、Excel ず同じものが甚意されおいたすが、匕数の区切り文字、シヌト参照の際の蚘号など衚蚘法が異なっおいたす。 ;Impress:MS OfficeのPowerPointに盞圓する、プレれンテヌション゜フト。機胜的にはほが同等です。 ;Base:デヌタベヌス゜フト。デヌタベヌス機胜は以前からありたしたが、2.0になっお単䜓の゜フトで実装されたした。 ;Math:数匏゚ディタ ;Draw:図圢描画 ;HTML Editor == それぞれの゜フトりェアを䜿う == === Writer === OOoにおけるワヌプロ゜フトです。基本的な䜿いかたは、類䌌する[[Microsoft Office]]のWordず倧きくは倉わりたせん。 *[[OpenOffice.org Writer]] === Calc === *[[OpenOffice.org Calc]] === Impress === === Base === === Draw === === 補助 === ==== Math ==== ==== HTML Editor ==== ===OOo独自の仕組み=== ====スタむル==== OOoには、「スタむル」ず呌ばれる独自の仕組みがありたす。これは、文曞䞭に䜿われる曞匏をひずたずめにしたもので、スタむルを適甚したものを䞀括しお倉曎するこずが出来たす。これにより、本文、芋出しなどの芋栄えを䞀定の圢に敎えるこずが出来たす。 F11を抌すず、「スタむルず曞匏」ずタむトルのあるボックスが出珟したす。デフォルトでは「本文」「芋出し」などのいく぀かのスタむルが存圚しおいたす。このスタむルをダブルクリックするず、その時点でカヌ゜ルの眮かれおいる文曞にたいしお、そのスタむルを適甚するこずが出来たす。たた、氎やりモヌドを䜿うず、マりスで簡単にいく぀ものをスタむルを適甚出来たす。 スタむルを線集するには、コンテキストメニュヌを呌び出しお、「倉曎」を遞択したす。するず、そのスタむルにおいお倉曎可胜な項目が出たす。たた、線集できるスタむルは、利甚しおいるアプリケヌションや適甚する察象によっお異なりたす。 ;管理 :そのスタむルの名前、継承元などを定矩出来たす。 ;むンデントず間隔 :その文曞の段萜に察するむンデント、改行の間隔などを定矩出来たす。 ;配眮 :その段萜内での文曞のレむアりトを定矩出来たす。 ;䜓裁 :その文曞に眮けるハむフネヌションなどを定矩出来たす。 ;日本語の䜓裁 :日本語を利甚した際の改行、ぶらざげなどを定矩出来たす。 ;フォント :その文曞においお利甚するフォントを指定出来たす。 ;フォント効果 :その文曞においお、フォントの芋栄えを定矩出来たす。 ;䜍眮 :その文曞における文字の配眮、文字間隔などを定矩出来たす。 ;日本語レむアりト :日本語におけるレむアりトの定矩が出来たす。 ;番号付け :改行した際の番号や箇条曞きの定矩が出来たす。 ;タブ :タブを挿入した際の定矩が出来たす。 ;ドロップギャップ :文曞の最初の䞀文字を匷調する蚭定が出来たす。 ;背景 :そのスタむル内の背景を定矩出来たす。 ;倖枠 :そのスタむル内の枠を定矩出来たす。 ;条件 :スタむルを適甚する際の条件を定矩出来たす。 ;数 :Calcにおいお、セルで利甚する曞匏を定矩出来たす。 ;ペヌゞ :ペヌゞ党䜓のスタむルを線集する際に利甚でき、印刷の倧きさなどを定矩出来たす。 ;ヘッダ :印刷する際のヘッダのスタむルを定矩出来たす。 ;フッタ :印刷する際のフッタのスタむルを定矩出来たす。 ;è¡š :Calcにおいお、印刷する方向などを定矩出来たす。 ;箇条曞き :Impressにおいお、改行する際の箇条曞きの皮類を定矩出来たす。 ;番号付け :Impressにおいお、改行する際の番号付けの皮類を定矩出来たす。 ;図 :Impressにおいお、改行する際の箇条曞きの図を定矩出来たす。 ;オプション :Impressにおいお、レベルが倉曎されたずきのレむアりトを定矩出来たす。 ;コネクタ :Drawにおいお、オブゞェクトを結ぶコネクタの皮類を定矩出来たす。 ;透過性 :Drawにおいお、オブゞェクトの透過を定矩出来たす。 ;テキスト :Drawにおいお、オブゞェクトにテキストを挿入した際の定矩が出来たす。 ;テキストアニメヌション :Drawにおいお、オブゞェクトにテキストを挿入した際のアニメヌションを定矩出来たす。 ;寞法の蚘入 :Drawにおいお、オブゞェクトに蚘入する寞法を定矩出来たす。 ====OOoにおけるマクロ==== OOoは、他のオフィススむヌトず同じように、マクロを利甚しお、䜜業の簡略化や機胜の拡匵を行うこずが出来たす。 {{DEFAULTSORT:OpenOffice.org}} [[Category:OpenOffice.org|*]] [[Category:゜フトりェアのマニュアル]] {{NDC|007.63}} [[de:OpenOffice.org]] [[en:OpenOffice.org]] [[es:OpenOffice.org]] [[eu:OpenOffice.org]] [[fi:Vapautta tietoyhteiskuntaan!/OpenOffice.org]] [[fr:OpenOffice.org]] [[he:או׀ן או׀יס]] [[hu:OpenOffice.org a gyakorlatban]] [[it:OpenOffice.org]] [[ka:჊ია ოჀისი (Open Office)]] [[nl:Portaal:OpenOffice.org]] [[pl:OpenOffice.org]] [[pt:OpenOffice.org]] [[th:àž„àž¹à¹ˆàž¡àž·àž­àž•àžŽàž”àž•àž±à¹‰àž‡ OpenOffice.org 2.0]] [[zh:OpenOffice.org]]
null
2011-09-18T12:52:25Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:NDC" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/OpenOffice.org
2,961
蟲孊
倧孊の教科曞 自然科孊: æ•°å­Š - 物理孊; 叀兞力孊 量子力孊 - 化孊; 無機化孊 有機化孊 - 生物孊; 怍物孊 研究技術 - 地球科孊 - 医孊; 解剖孊 語孊: 日本語 英語 ゚スペラント 朝鮮語 デンマヌク語 ドむツ語 フランス語 ラテン語 ルヌマニア語 人文科孊: 歎史孊; 日本史 䞭囜史 䞖界史 歎史芳 - 心理孊 - 哲孊 - 芞術; 音楜 矎術 - 文孊; 叀兞文孊 挢詩 瀟䌚科孊: 法孊 - 経枈孊 - 地理孊 - 教育孊; 孊校教育 教育史 情報技術: 情報工孊; MS-DOS/PC DOS UNIX/Linux TeX/LaTeX CGI - プログラミング; BASIC C蚀語 C++ D蚀語 HTML Java JavaScript Lisp Mizar Perl PHP Python Ruby Scheme SVG 小・䞭・高校の教科曞 小孊: 囜語 瀟䌚 算数 理科 英語 äž­å­Š: 囜語 瀟䌚 æ•°å­Š 理科 英語 高校: 囜語 - 地歎 - 公民 - æ•°å­Š; 公匏集 - 理科; 物理 化孊 地孊 生物 - 倖囜語 - 情報 解説曞・実甚曞・参考曞 趣味: 料理本 - スポヌツ - ゲヌム è©Šéš“: 資栌詊隓 - 入孊詊隓 その他の本: 防灜 - 生掻ず進路 - りィキペディアの曞き方 - ゞョヌク集 メむンペヌゞ > 蟲孊
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "倧孊の教科曞 自然科孊: æ•°å­Š - 物理孊; 叀兞力孊 量子力孊 - 化孊; 無機化孊 有機化孊 - 生物孊; 怍物孊 研究技術 - 地球科孊 - 医孊; 解剖孊 語孊: 日本語 英語 ゚スペラント 朝鮮語 デンマヌク語 ドむツ語 フランス語 ラテン語 ルヌマニア語 人文科孊: 歎史孊; 日本史 䞭囜史 䞖界史 歎史芳 - 心理孊 - 哲孊 - 芞術; 音楜 矎術 - 文孊; 叀兞文孊 挢詩 瀟䌚科孊: 法孊 - 経枈孊 - 地理孊 - 教育孊; 孊校教育 教育史 情報技術: 情報工孊; MS-DOS/PC DOS UNIX/Linux TeX/LaTeX CGI - プログラミング; BASIC C蚀語 C++ D蚀語 HTML Java JavaScript Lisp Mizar Perl PHP Python Ruby Scheme SVG 小・䞭・高校の教科曞 小孊: 囜語 瀟䌚 算数 理科 英語 äž­å­Š: 囜語 瀟䌚 æ•°å­Š 理科 英語 高校: 囜語 - 地歎 - 公民 - æ•°å­Š; 公匏集 - 理科; 物理 化孊 地孊 生物 - 倖囜語 - 情報 解説曞・実甚曞・参考曞 趣味: 料理本 - スポヌツ - ゲヌム è©Šéš“: 資栌詊隓 - 入孊詊隓 その他の本: 防灜 - 生掻ず進路 - りィキペディアの曞き方 - ゞョヌク集", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "メむンペヌゞ > 蟲孊", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "" } ]
メむンペヌゞ > 蟲孊
{{Wikipedia|蟲孊}} {{Wikiversity|School:蟲業|蟲業}} {{NDC|610}} {{進捗状況}} {{蔵曞䞀芧}} {{Pathnav|メむンペヌゞ}} == [[日本における倧孊での孊習|倧孊の教科曞]] == * [[園芞孊]] ([[:en:Horticulture|en]]) ** [[サボテンの栜培]]{{進捗|25%|2007-02-21}} ** [[むチゎの氎耕栜培]] ** [[盆栜]] ([[:en:Bonsai|en]]) * [[ダむズの栜培]]{{進捗|00%|2007-02-21}} * [[逊蚕孊]] * [[畜産孊]] * [[獣医孊]] ([[:en:Subject:Veterinary medicine|en]]) * [[蟲業工孊]] * [[蟲芞化孊]] * [[æž—å­Š]] * [[氎産孊]] *[[蟲業経枈孊]] **[[蟲業簿蚘]] == 関連曞架 == * [[アンズの栜培]] *[[飌育法]] - ペットの飌い方 [[Category:蟲孊|*]] [[Category:自然科孊|のうかく]]
2005-11-23T04:17:19Z
2023-09-28T16:13:05Z
[ "テンプレヌト:NDC", "テンプレヌト:進捗状況", "テンプレヌト:蔵曞䞀芧", "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:進捗", "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:Wikiversity" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%BE%B2%E5%AD%A6
2,962
TCP/IP入門
> 情報技術 ここは、TCP/IP入門の目次ペヌゞです。 ここでは、むンタヌネットなど珟代のほずんどのネットワヌクで䜿われおいるTCP/IPに぀いお解説したす。ネットワヌクを孊ぶに圓たっお非垞に重芁な分野であり、サヌバ構築やCCNA取埗の際にも必芁な知識ずなりたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "> 情報技術", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ここは、TCP/IP入門の目次ペヌゞです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "ここでは、むンタヌネットなど珟代のほずんどのネットワヌクで䜿われおいるTCP/IPに぀いお解説したす。ネットワヌクを孊ぶに圓たっお非垞に重芁な分野であり、サヌバ構築やCCNA取埗の際にも必芁な知識ずなりたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "" } ]
> 情報技術 ここは、TCP/IP入門の目次ペヌゞです。 ここでは、むンタヌネットなど珟代のほずんどのネットワヌクで䜿われおいるTCP/IPに぀いお解説したす。ネットワヌクを孊ぶに圓たっお非垞に重芁な分野であり、サヌバ構築やCCNA取埗の際にも必芁な知識ずなりたす。 抂芁 TCP/IPずは TCP/IPを孊ぶ意矩 各局の圹割 アプリケヌション局 トランスポヌト局 むンタヌネット局 リンク局 IP TCPずUDP その他のプロトコル アプリケヌション局のプロトコル トランスポヌト局のプロトコル むンタヌネット局のプロトコル リンク局のプロトコル
{{Wikipedia|TCP/IP|TCP/IP}} > [[情報技術]] ここは、[[TCP/IP入門]]の目次ペヌゞです。 ここでは、むンタヌネットなど珟代のほずんどのネットワヌクで䜿われおいるTCP/IPに぀いお解説したす。ネットワヌクを孊ぶに圓たっお非垞に重芁な分野であり、'''サヌバ構築'''や[[:w:CCNA|CCNA]]取埗の際にも必芁な知識ずなりたす。 #[[TCP/IP入門 抂芁|抂芁]] ##[[TCP/IP入門 抂芁#TCP/IPずは|TCP/IPずは]] ##[[TCP/IP入門 抂芁#TCP/IPを孊ぶ意矩|TCP/IPを孊ぶ意矩]] #[[TCP/IP入門 各局の圹割|各局の圹割]] ##[[TCP/IP入門 各局の圹割#アプリケヌション局|アプリケヌション局]] ##[[TCP/IP入門 各局の圹割#トランスポヌト局|トランスポヌト局]] ##[[TCP/IP入門 各局の圹割#むンタヌネット局|むンタヌネット局]] ##[[TCP/IP入門 各局の圹割#リンク局|リンク局]] #[[TCP/IP入門 IP|IP]] #[[TCP/IP入門 TCPずUDP|TCPずUDP]] #その他のプロトコル ##アプリケヌション局のプロトコル ##トランスポヌト局のプロトコル ##むンタヌネット局のプロトコル ##リンク局のプロトコル [[Category:TCP/IP]] {{NDC|007.7}}
null
2017-12-05T13:54:16Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:NDC" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/TCP/IP%E5%85%A5%E9%96%80
2,963
遷移元玠
高等孊校化孊 > 遷移元玠 遷移元玠ずは呚期衚で3族~12族の元玠を指す。それ以倖の元玠は兞型元玠ず呌ばれる。 高校の無機化孊では、遷移元玠の䞭でも特にFe(鉄)、Cu(銅)、Ag(銀)、Au(金)、Cr(クロム)、Mn(マンガン)などを扱う。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "高等孊校化孊 > 遷移元玠", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "遷移元玠ずは呚期衚で3族~12族の元玠を指す。それ以倖の元玠は兞型元玠ず呌ばれる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "高校の無機化孊では、遷移元玠の䞭でも特にFe(鉄)、Cu(銅)、Ag(銀)、Au(金)、Cr(クロム)、Mn(マンガン)などを扱う。", "title": "高校化孊で扱う元玠" } ]
高等孊校化孊 > 遷移元玠 遷移元玠ずは呚期衚で3族12族の元玠を指す。それ以倖の元玠は兞型元玠ず呌ばれる。
<small> [[高等孊校化孊]] > 遷移元玠</small> 遷移元玠ずは呚期衚で3族12族の[[元玠]]を指す<ref>第12族元玠亜鉛族元玠を遷移元玠に含める堎合ず含めない堎合がありたす。</ref>。それ以倖の元玠は[[兞型元玠]]ず呌ばれる。 == 特城 == *隣同士で性質が良く䌌おいる。 *1぀の元玠が異なる酞化数をずる堎合が倚い。 **䟋鉄は酞化数0ず2ず3を取りうる *遷移元玠は、すべお金属元玠である。 == 高校化孊で扱う元玠 == 高校の無機化孊では、遷移元玠の䞭でも特に'''Fe(鉄)'''、'''Cu(銅)'''、'''Ag(銀)'''、'''Au(金)'''、'''Cr(クロム)'''、'''Mn(マンガン)'''などを扱う。 == è„šèš» == <references /> [[カテゎリ:元玠|せんいけんそ]]
null
2023-01-25T13:27:58Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%81%B7%E7%A7%BB%E5%85%83%E7%B4%A0
2,964
LANずむンタヌネット
ここでは、䞻にむンタヌネットの仕組みや利甚法を説明するため必須ずなる、コンピュヌタネットワヌクずLAN、むンタヌネットずは䜕なのかをごく簡単に説明したす。 コンピュヌタ同士が通信を行い、互いのデヌタをやり取りする圢態です。やり取りするデヌタはデゞタル情報ずしお通信路を通っおおり、ここで扱われるのはデゞタル化されたデヌタ党おです。぀たり、文字情報だけでなく、画像や音声、動画やCGずいった、デゞタル化できるあらゆる情報がやり取りできるのです。 ただし、むンタヌネットのような、通信芏栌がきちんず敎備されおいお誰でも利甚できるネットワヌクずは違い、昔はハヌドりェアによっお通信の方匏が異なっおいたした。そのため、䞻に䌁業が自瀟補品同士での通信をする、ずいうのが普通でした。しかし、1969幎に誕生したARPANETずいうネットワヌクをきっかけに、䞇人共通で通信するための様々なプロトコルが誕生したした。プロトコルずいうのは、ある通信機胜を䜿うにあたっおの共通の方匏です。䟋えば、メヌルの送受信にはお互いにPOPずSMTPずいうプロトコルを䜿う、ホヌムペヌゞをパ゜コン䞊で衚瀺させるにはお互いにHTTPずいうプロトコルを䜿う、ずいった具合です。芁は、ネットワヌク内にいる者党員が同じプロトコルを䜿うこずで、ハヌドりェアが違っおも互いに同じ方匏で通信できる、ずいうこずです。 プロトコルはマシンのシステムやOSに察応させる必芁がありたすが、珟代ではTCP/IPずいうプロトコル矀を、ほが党おのOSが蚘録しおいたすので、少なくずもむンタヌネットに接続する際はあたり気にする必芁はありたせん。TCP/IPに぀いおの詳现は、TCP/IP入門を参照しおください。 コンピュヌタネットワヌクを、ネットワヌクの芏暡で分けるず、LANずWANの2぀に分けるこずができたす。䞭でもLAN (Local Area Network) は、孊校内限定、䌁業内限定、同䞀建造物内限定ずいった、限られた範囲で構築されたネットワヌクを指したす。LAN同士を぀なぐこずで、地理的な限界を超えお広範囲でのネットワヌクを圢成したものが、WAN (Wide Area Network) です。 LANの接続圢態にはいく぀かありたすが、倚くはクラむアント・サヌバ型の接続です。これは、サヌバず蚀われるコンピュヌタが、むンタヌネットぞの接続やプリンタの共有、ファむルの共有ずいったサヌビスを提䟛するものずしお存圚し、他のコンピュヌタ(クラむアントずいう)はサヌバに接続するこずで、その恩恵を埗られる、ずいう圢態です。サヌバにもいく぀か皮類はありたすが、䟋えばファむルサヌバずいうサヌバは、そのサヌバ内に保存されおいるファむルを、぀ないでいるクラむアント党員で共有できる、ずいうものです。他にもプリンタサヌバ、デヌタベヌスサヌバなどがありたす。 䞖界䞭の倧孊や䌁業、研究所などで構築されたLAN同士を぀なげ、䞖界芏暡で圢成されたWANのこずを、むンタヌネットず呌びたす。芁玄するず、䞖界䞭のネットワヌク内にある情報を共有する、ずいうこずです。ただし、䞀般人が盎接共有するずいうこずではありたせん。ISP(むンタヌネット・サヌビス・プロバむダ いわゆるプロバむダ)がむンタヌネットずの仲介圹をしおおり、ISPが各地に甚意したアクセスポむントぞ利甚者をアクセスさせ、間接的にむンタヌネットぞ接続させおいるのです。 たた、通信方匏はTCP/IPずいうプロトコル(通信に関する芏栌)を甚いおいるため、珟代ならばほがどのようなコンピュヌタでも、むンタヌネットぞ接続するこずができたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ここでは、䞻にむンタヌネットの仕組みや利甚法を説明するため必須ずなる、コンピュヌタネットワヌクずLAN、むンタヌネットずは䜕なのかをごく簡単に説明したす。", "title": "抂芁" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "コンピュヌタ同士が通信を行い、互いのデヌタをやり取りする圢態です。やり取りするデヌタはデゞタル情報ずしお通信路を通っおおり、ここで扱われるのはデゞタル化されたデヌタ党おです。぀たり、文字情報だけでなく、画像や音声、動画やCGずいった、デゞタル化できるあらゆる情報がやり取りできるのです。", "title": "抂芁" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "ただし、むンタヌネットのような、通信芏栌がきちんず敎備されおいお誰でも利甚できるネットワヌクずは違い、昔はハヌドりェアによっお通信の方匏が異なっおいたした。そのため、䞻に䌁業が自瀟補品同士での通信をする、ずいうのが普通でした。しかし、1969幎に誕生したARPANETずいうネットワヌクをきっかけに、䞇人共通で通信するための様々なプロトコルが誕生したした。プロトコルずいうのは、ある通信機胜を䜿うにあたっおの共通の方匏です。䟋えば、メヌルの送受信にはお互いにPOPずSMTPずいうプロトコルを䜿う、ホヌムペヌゞをパ゜コン䞊で衚瀺させるにはお互いにHTTPずいうプロトコルを䜿う、ずいった具合です。芁は、ネットワヌク内にいる者党員が同じプロトコルを䜿うこずで、ハヌドりェアが違っおも互いに同じ方匏で通信できる、ずいうこずです。", "title": "抂芁" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "プロトコルはマシンのシステムやOSに察応させる必芁がありたすが、珟代ではTCP/IPずいうプロトコル矀を、ほが党おのOSが蚘録しおいたすので、少なくずもむンタヌネットに接続する際はあたり気にする必芁はありたせん。TCP/IPに぀いおの詳现は、TCP/IP入門を参照しおください。", "title": "抂芁" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "コンピュヌタネットワヌクを、ネットワヌクの芏暡で分けるず、LANずWANの2぀に分けるこずができたす。䞭でもLAN (Local Area Network) は、孊校内限定、䌁業内限定、同䞀建造物内限定ずいった、限られた範囲で構築されたネットワヌクを指したす。LAN同士を぀なぐこずで、地理的な限界を超えお広範囲でのネットワヌクを圢成したものが、WAN (Wide Area Network) です。", "title": "抂芁" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "LANの接続圢態にはいく぀かありたすが、倚くはクラむアント・サヌバ型の接続です。これは、サヌバず蚀われるコンピュヌタが、むンタヌネットぞの接続やプリンタの共有、ファむルの共有ずいったサヌビスを提䟛するものずしお存圚し、他のコンピュヌタ(クラむアントずいう)はサヌバに接続するこずで、その恩恵を埗られる、ずいう圢態です。サヌバにもいく぀か皮類はありたすが、䟋えばファむルサヌバずいうサヌバは、そのサヌバ内に保存されおいるファむルを、぀ないでいるクラむアント党員で共有できる、ずいうものです。他にもプリンタサヌバ、デヌタベヌスサヌバなどがありたす。", "title": "抂芁" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "䞖界䞭の倧孊や䌁業、研究所などで構築されたLAN同士を぀なげ、䞖界芏暡で圢成されたWANのこずを、むンタヌネットず呌びたす。芁玄するず、䞖界䞭のネットワヌク内にある情報を共有する、ずいうこずです。ただし、䞀般人が盎接共有するずいうこずではありたせん。ISP(むンタヌネット・サヌビス・プロバむダ いわゆるプロバむダ)がむンタヌネットずの仲介圹をしおおり、ISPが各地に甚意したアクセスポむントぞ利甚者をアクセスさせ、間接的にむンタヌネットぞ接続させおいるのです。", "title": "抂芁" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "たた、通信方匏はTCP/IPずいうプロトコル(通信に関する芏栌)を甚いおいるため、珟代ならばほがどのようなコンピュヌタでも、むンタヌネットぞ接続するこずができたす。", "title": "抂芁" } ]
null
== 抂芁 == ここでは、䞻にむンタヌネットの仕組みや利甚法を説明するため必須ずなる、コンピュヌタネットワヌクずLAN、むンタヌネットずは䜕なのかをごく簡単に説明したす。 ===コンピュヌタネットワヌク=== コンピュヌタ同士が通信を行い、互いのデヌタをやり取りする圢態です。やり取りするデヌタはデゞタル情報ずしお通信路を通っおおり、ここで扱われるのはデゞタル化されたデヌタ党おです。぀たり、文字情報だけでなく、画像や音声、動画やCGずいった、デゞタル化できるあらゆる情報がやり取りできるのです。 ただし、むンタヌネットのような、通信芏栌がきちんず敎備されおいお誰でも利甚できるネットワヌクずは違い、昔はハヌドりェアによっお通信の方匏が異なっおいたした。そのため、䞻に䌁業が自瀟補品同士での通信をする、ずいうのが普通でした。しかし、1969幎に誕生したARPANETずいうネットワヌクをきっかけに、䞇人共通で通信するための様々なプロトコルが誕生したした。プロトコルずいうのは、ある通信機胜を䜿うにあたっおの共通の方匏です。䟋えば、メヌルの送受信にはお互いにPOPずSMTPずいうプロトコルを䜿う、ホヌムペヌゞをパ゜コン䞊で衚瀺させるにはお互いにHTTPずいうプロトコルを䜿う、ずいった具合です。芁は、ネットワヌク内にいる者党員が同じプロトコルを䜿うこずで、ハヌドりェアが違っおも互いに同じ方匏で通信できる、ずいうこずです。 プロトコルはマシンのシステムやOSに察応させる必芁がありたすが、珟代ではTCP/IPずいうプロトコル矀を、ほが党おのOSが蚘録しおいたすので、少なくずもむンタヌネットに接続する際はあたり気にする必芁はありたせん。TCP/IPに぀いおの詳现は、[[TCP/IP入門]]を参照しおください。 ===LAN=== コンピュヌタネットワヌクを、ネットワヌクの芏暡で分けるず、LANずWANの2぀に分けるこずができたす。䞭でもLAN (Local Area Network) は、孊校内限定、䌁業内限定、同䞀建造物内限定ずいった、限られた範囲で構築されたネットワヌクを指したす。LAN同士を぀なぐこずで、地理的な限界を超えお広範囲でのネットワヌクを圢成したものが、WAN (Wide Area Network) です。 LANの接続圢態にはいく぀かありたすが、倚くはクラむアント・サヌバ型の接続です。これは、'''サヌバ'''ず蚀われるコンピュヌタが、むンタヌネットぞの接続やプリンタの共有、ファむルの共有ずいったサヌビスを提䟛するものずしお存圚し、他のコンピュヌタクラむアントずいうはサヌバに接続するこずで、その恩恵を埗られる、ずいう圢態です。サヌバにもいく぀か皮類はありたすが、䟋えばファむルサヌバずいうサヌバは、そのサヌバ内に保存されおいるファむルを、぀ないでいるクラむアント党員で共有できる、ずいうものです。他にもプリンタサヌバ、デヌタベヌスサヌバなどがありたす。 ===むンタヌネット=== 䞖界䞭の倧孊や䌁業、研究所などで構築されたLAN同士を぀なげ、䞖界芏暡で圢成されたWANのこずを、むンタヌネットず呌びたす。芁玄するず、䞖界䞭のネットワヌク内にある情報を共有する、ずいうこずです。ただし、䞀般人が盎接共有するずいうこずではありたせん。ISPむンタヌネット・サヌビス・プロバむダ いわゆるプロバむダがむンタヌネットずの仲介圹をしおおり、ISPが各地に甚意したアクセスポむントぞ利甚者をアクセスさせ、間接的にむンタヌネットぞ接続させおいるのです。 たた、通信方匏はTCP/IPずいうプロトコル通信に関する芏栌を甚いおいるため、珟代ならばほがどのようなコンピュヌタでも、むンタヌネットぞ接続するこずができたす。 {{NDC|007.7}}
null
2013-01-26T10:36:05Z
[ "テンプレヌト:NDC" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/LAN%E3%81%A8%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88
2,966
デンマヌク語/基本衚珟
デンマヌク語 > 基本衚珟 ここではデンマヌク語でよく䜿われるいく぀かの簡単な衚珟を玹介したす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "デンマヌク語 > 基本衚珟", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ここではデンマヌク語でよく䜿われるいく぀かの簡単な衚珟を玹介したす。", "title": "" } ]
デンマヌク語 > 基本衚珟 ここではデンマヌク語でよく䜿われるいく぀かの簡単な衚珟を玹介したす。
[[デンマヌク語]] > 基本衚珟 ---- ここではデンマヌク語でよく䜿われるいく぀かの簡単な衚珟を玹介したす。 == 挚拶 == * '''God morgen''' ゎモヌン - おはようございたす 朝の挚拶ごきげんよう * '''God dag''' ゎデむ - こんにちは 日䞭の挚拶ごきげんよう * '''God aften''' ゎアフテン - こんばんは 午埌の挚拶ごきげんよう * '''God nat''' ゎナット - おやすみなさい 倜の挚拶ごきげんよう * '''Hej''' ハむ - やあ * '''Farvel''' (ファノェル - さようなら * '''Hej/Hej hej''' ハむ/ハむハむ - じゃあね/バむバむ、いっおきたす * '''PÃ¥ gensyn''' ポゲンシュン- たたね * '''Vi ses!''' ノィスィス- たたね、じゃあね、バむバむ、いっおらっしゃい * '''Vi ses senere!''' ノィスィスセィナヌ たたあずで、いっおきたす * '''FortsÊt en god dag!''' フォトセット ン ゎデむ 良い䞀日を * '''God fornÞjelse!''' ゎフォノむ゚ルセ 楜しんでね * '''God rejse!''' ゎラむれ 良い旅を * '''KÞr godt hjem!''' クヌアゎットむェム 気を぀けおかえっおね車を運転する人に * '''Kom godt hjem!''' コムゎットむェム 気を぀けおかえっおね == 基本䌚話 == * '''Hvordan gÃ¥r det?''' ノォダン ガ デ - ご機嫌いかがですか * '''Jeg har det godt''' ダ ハ デ ゎッ- 私は元気です。 * '''Tak'''  タク - ありがずう * '''Mange tak'''  マンゲタック - ありがずう * '''Tusind tak'''  チュヌセンタック - ありがずう * '''(Mange/Tusind) Tak skal du have'''タックスカドゥヘ - ありがずうございたす * '''Jeg hedder taro''' ダ ヘダ 倪郎 - 私は倪郎です。 * '''Mit navn er taro''' ダ ヘダ 倪郎 - 私は倪郎です。 * '''Jeg er japaner''' ダァ ダペヌナヌ - 私は日本人です。 * '''Jeg er fra Japan''' ダァ フラ ダパン - 日本からきたした。 * '''Jeg kommer fra Japan''' ダ コマ フラ ダパン - 私は日本出身です。 * '''ja''' ダ - はい * '''nej''' ナむ - いいえ * '''jo''' (ペ - 吊定圢疑問文に察しお、内容を認めるずき=YES. [[Category:デンマヌク語|きほんひようけん]]
null
2021-12-11T04:30:00Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E8%AA%9E/%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E8%A1%A8%E7%8F%BE
2,967
デンマヌク語
デンマヌク語は䞻にデンマヌクで話されおいる蚀語で、むンド・ペヌロッパ語族(印欧語族)ゲルマン語掟のノルド諞語(北ゲルマン語)東ノルド語に属する蚀語です。話者は500䞇人ほどで倚くはありたせんが、文法が英語によく䌌おおりより単玔で、語圙が少ないこずから孊びやすい蚀語ずしお知られおいたすが、発音は母音が倚く存圚する(14個、r音の母音化)こずから日本人にずっお容易いものではありたせん。たた英語ず違い、倖囜人が様々な母囜語の圱響を受けお話すデンマヌク語にデンマヌク語を母語ずする人々が慣れおいないこずから、母音の発音を間違えたり、子音の発音が匱かったりする堎合は䜕床も聞き返されるこずが倚々ありたす。 スりェヌデン語ずノルりェヌ語に䌌おおり、さらにドむツ語の圱響を匷く受けおいる蚀語です。デンマヌク語が理解できるずスりェヌデン語・ノルりェヌ語もある皋床理解ができたす。方蚀によっおは名詞の性が、通垞2぀のずころが3぀になったりするなど、文法が暙準のデンマヌク語ず違う堎合がありたす。 デンマヌク語で曞かれた著名な文孊ずしおアンデルセンの童話がありたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "デンマヌク語は䞻にデンマヌクで話されおいる蚀語で、むンド・ペヌロッパ語族(印欧語族)ゲルマン語掟のノルド諞語(北ゲルマン語)東ノルド語に属する蚀語です。話者は500䞇人ほどで倚くはありたせんが、文法が英語によく䌌おおりより単玔で、語圙が少ないこずから孊びやすい蚀語ずしお知られおいたすが、発音は母音が倚く存圚する(14個、r音の母音化)こずから日本人にずっお容易いものではありたせん。たた英語ず違い、倖囜人が様々な母囜語の圱響を受けお話すデンマヌク語にデンマヌク語を母語ずする人々が慣れおいないこずから、母音の発音を間違えたり、子音の発音が匱かったりする堎合は䜕床も聞き返されるこずが倚々ありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "スりェヌデン語ずノルりェヌ語に䌌おおり、さらにドむツ語の圱響を匷く受けおいる蚀語です。デンマヌク語が理解できるずスりェヌデン語・ノルりェヌ語もある皋床理解ができたす。方蚀によっおは名詞の性が、通垞2぀のずころが3぀になったりするなど、文法が暙準のデンマヌク語ず違う堎合がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "デンマヌク語で曞かれた著名な文孊ずしおアンデルセンの童話がありたす。", "title": "" } ]
デンマヌク語は䞻にデンマヌクで話されおいる蚀語で、むンド・ペヌロッパ語族印欧語族ゲルマン語掟のノルド諞語北ゲルマン語東ノルド語に属する蚀語です。話者は500䞇人ほどで倚くはありたせんが、文法が英語によく䌌おおりより単玔で、語圙が少ないこずから孊びやすい蚀語ずしお知られおいたすが、発音は母音が倚く存圚する14個、r音の母音化こずから日本人にずっお容易いものではありたせん。たた英語ず違い、倖囜人が様々な母囜語の圱響を受けお話すデンマヌク語にデンマヌク語を母語ずする人々が慣れおいないこずから、母音の発音を間違えたり、子音の発音が匱かったりする堎合は䜕床も聞き返されるこずが倚々ありたす。 スりェヌデン語ずノルりェヌ語に䌌おおり、さらにドむツ語の圱響を匷く受けおいる蚀語です。デンマヌク語が理解できるずスりェヌデン語・ノルりェヌ語もある皋床理解ができたす。方蚀によっおは名詞の性が、通垞2぀のずころが3぀になったりするなど、文法が暙準のデンマヌク語ず違う堎合がありたす。 デンマヌク語で曞かれた著名な文孊ずしおアンデルセンの童話がありたす。
'''デンマヌク語'''は䞻に[[w:デンマヌク|デンマヌク]]で話されおいる蚀語で、[[w:むンド・ペヌロッパ語族|むンド・ペヌロッパ語族]]印欧語族[[w:ゲルマン語掟|ゲルマン語掟]]の[[w:ノルド諞語|ノルド諞語]]北ゲルマン語[[w:東ノルド語|東ノルド語]]に属する蚀語です。話者は500䞇人ほどで倚くはありたせんが、文法が英語によく䌌おおりより単玔で、語圙が少ないこずから孊びやすい蚀語ずしお知られおいたすが、発音は母音が倚く存圚する14個、r音の母音化こずから日本人にずっお容易いものではありたせん。たた英語ず違い、倖囜人が様々な母囜語の圱響を受けお話すデンマヌク語にデンマヌク語を母語ずする人々が慣れおいないこずから、母音の発音を間違えたり、子音の発音が匱かったりする堎合は䜕床も聞き返されるこずが倚々ありたす。 [[スりェヌデン語]]ず[[ノルりェヌ語]]に䌌おおり、さらに[[ドむツ語]]の圱響を匷く受けおいる蚀語です。デンマヌク語が理解できるずスりェヌデン語・ノルりェヌ語もある皋床理解ができたす。方蚀によっおは名詞の性が、通垞2぀のずころが3぀になったりするなど、文法が暙準のデンマヌク語ず違う堎合がありたす。 デンマヌク語で曞かれた著名な文孊ずしお[[w:ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]の童話がありたす。 == 目次 == # [[/基本衚珟|基本衚珟]] # [[/アルファベット|アルファベット]] # [[/基本単語|基本単語]] # 文法 ## [[/冠詞|冠詞]] ## [[/名詞|名詞]] ## [[/圢容詞|圢容詞]] ## [[/動詞|動詞]] ## [[/助動詞|助動詞]] ## [[/倚語動詞|倚語動詞]] ## [[/䞍定詞|䞍定詞]] # [[/数字|数字]] == 倖郚リンク == * [[:da:|りィキブックスデンマヌク語版]] * [[w:da:Forside|りィキペディアデンマヌク語版]] [[カテゎリ:ペヌロッパの蚀語|おんたあくこ]] [[Category:デンマヌク語|*]] [[ca:DanÚs]] [[en:Danish]] [[fy:Deensk]] [[nl:Wikibooks:Wachtruimte/Deens]] [[pt:Dinamarquês]]
null
2023-01-13T08:27:32Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E8%AA%9E
2,968
デンマヌク語/アルファベット
デンマヌク語 > アルファベット デンマヌク語ではa-zのアルファベットにÊ, Þ, Ã¥ の䞉文字を加えた29文字を䜿甚したす。配列は以䞋のずおりです。 Ê, Þ, Ã¥ が入力しづらい環境などでは Ê = ae, Þ = oe, Ã¥ = aa で代甚されたす。 デンマヌク語は非垞に母音が倚い蚀語です。䌚話で䜿われる母音の数は日本語で5、英語で玄15ありたす。䞀般に倖囜人が䜿うデンマヌク語の教科曞によれば、デンマヌク語の母音の数は15個。Rの母音化を含めるず16個あるずいわれおいたす。そのため日本語を母囜語ずしおいる人にずっお発音は非垞に難しく、聞き取りで母音の区別をするこずも困難です(蚓緎すればある皋床たでは身に぀けるこずができたす)。カタカナでの衚蚘は䞍可胜ではないにしおも、聞き取りをする人によっお、その衚蚘が倧きく倉わる堎合がありたす。 䞀方で母音のうち o, u は日本語ず同じであるなど簡単な面もありたす。ここでは母音のうち英語ず発音が異なるものを玹介したす。 デンマヌク語で母音に割り圓おられおいる文字は a, e, i, o, u, y, Ê, Þ, Ã¥ の9文字ありたす。このうち これら9文字の短母音、長母音、非円唇、円唇を合わせお倚くの母音を䜿甚したす。 たた j はむず読み半母音ずしお䜿甚したす。 さらに、これらを組み合わせた二重母音も存圚しおいたす。 b, f, h, k, l, m, n, p, s, t, v は英語の読み方ずほが同じです。 c, q, w, x, z は倖来語のみで䜿われる文字です。 デンマヌク語にはザ行 (ロヌマ字の z) にあたる音がありたせん。英語での s, x, z のようにこれらを濁っお発音するこずもありたせん。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "デンマヌク語 > アルファベット", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "デンマヌク語ではa-zのアルファベットにÊ, Þ, Ã¥ の䞉文字を加えた29文字を䜿甚したす。配列は以䞋のずおりです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "Ê, Þ, Ã¥ が入力しづらい環境などでは Ê = ae, Þ = oe, Ã¥ = aa で代甚されたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "デンマヌク語は非垞に母音が倚い蚀語です。䌚話で䜿われる母音の数は日本語で5、英語で玄15ありたす。䞀般に倖囜人が䜿うデンマヌク語の教科曞によれば、デンマヌク語の母音の数は15個。Rの母音化を含めるず16個あるずいわれおいたす。そのため日本語を母囜語ずしおいる人にずっお発音は非垞に難しく、聞き取りで母音の区別をするこずも困難です(蚓緎すればある皋床たでは身に぀けるこずができたす)。カタカナでの衚蚘は䞍可胜ではないにしおも、聞き取りをする人によっお、その衚蚘が倧きく倉わる堎合がありたす。", "title": "母音" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "䞀方で母音のうち o, u は日本語ず同じであるなど簡単な面もありたす。ここでは母音のうち英語ず発音が異なるものを玹介したす。", "title": "母音" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "デンマヌク語で母音に割り圓おられおいる文字は a, e, i, o, u, y, Ê, Þ, Ã¥ の9文字ありたす。このうち", "title": "母音" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "これら9文字の短母音、長母音、非円唇、円唇を合わせお倚くの母音を䜿甚したす。", "title": "母音" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "たた j はむず読み半母音ずしお䜿甚したす。", "title": "母音" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "さらに、これらを組み合わせた二重母音も存圚しおいたす。", "title": "母音" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "b, f, h, k, l, m, n, p, s, t, v は英語の読み方ずほが同じです。", "title": "子音" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "c, q, w, x, z は倖来語のみで䜿われる文字です。", "title": "子音" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "デンマヌク語にはザ行 (ロヌマ字の z) にあたる音がありたせん。英語での s, x, z のようにこれらを濁っお発音するこずもありたせん。", "title": "子音" } ]
デンマヌク語 > アルファベット デンマヌク語ではa-zのアルファベットにÊ, Þ, Ã¥ の䞉文字を加えた29文字を䜿甚したす。配列は以䞋のずおりです。 Ê, Þ, Ã¥ が入力しづらい環境などでは Ê = ae, Þ = oe, Ã¥ = aa で代甚されたす。
[[デンマヌク語]] > アルファベット ---- デンマヌク語ではa-zのアルファベットにÊ, Þ, Ã¥ の䞉文字を加えた29文字を䜿甚したす。配列は以䞋のずおりです。 {| border=0 cellspacing=0 |- align=center | 倧文字 | A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | W | X | Y | Z | Æ | Ø | Å |- align=center | 小文字 | a | b | c | d | e | f | g | h | i | j | k | l | m | n | o | p | q | r | s | t | u | v | w | x | y | z | Ê | Þ | Ã¥ |} Ê, Þ, Ã¥ が入力しづらい環境などでは Ê = ae, Þ = oe, Ã¥ = aa で代甚されたす。 == 母音 == デンマヌク語は非垞に母音が倚い蚀語です。䌚話で䜿われる母音の数は日本語で5、英語で玄15ありたす。䞀般に倖囜人が䜿うデンマヌク語の教科曞によれば、デンマヌク語の母音の数は15個。Rの母音化を含めるず16個あるずいわれおいたす。そのため日本語を母囜語ずしおいる人にずっお発音は非垞に難しく、聞き取りで母音の区別をするこずも困難です蚓緎すればある皋床たでは身に぀けるこずができたす。カタカナでの衚蚘は䞍可胜ではないにしおも、聞き取りをする人によっお、その衚蚘が倧きく倉わる堎合がありたす。 䞀方で母音のうち '''o''', '''u''' は日本語ず同じであるなど簡単な面もありたす。ここでは母音のうち英語ず発音が異なるものを玹介したす。 デンマヌク語で母音に割り圓おられおいる文字は '''a''', '''e''', '''i''', '''o''', '''u''', '''y''', '''Ê''', '''Þ''', '''Ã¥''' の9文字ありたす。このうち * '''i''' はむヌず読みたす。ビヌルのむヌに近い音です。 * '''y''' もむヌず読みたすが、その際に米語の r を発音するずきのように舌を持ち䞊げるようにしたす。 * '''Ê''' は a ず e の䞭間の音です。唇を゚ずむの䞭間ほど開き、゚を発音するずきの調子で息を吐きたす。舌も少し前に出したす。参考:[[w:Æ|Æ]] * '''Þ''' はもずもず o ず e の合字です。発音も唇をオの圢円唇にしお゚を発音するず近い音がでたす。参考:[[w:Ø|Ø]]、[[w:Ö|Ö]] * '''Ã¥''' はaaの合字ですが発音で䞀番近いのはオです。唇、発音はオのたたで舌を前に出すようにしたす。 これら9文字の短母音、長母音、非円唇、円唇を合わせお倚くの母音を䜿甚したす。 たた '''j''' はむず読み半母音ずしお䜿甚したす。 さらに、これらを組み合わせた二重母音も存圚しおいたす。 == 子音 == '''b''', '''f''', '''h''', '''k''', '''l''', '''m''', '''n''', '''p''', '''s''', '''t''', '''v''' は英語の読み方ずほが同じです。 * '''d''' は匱めにディず発音したす。たた、'''l''' の音ずしお䜿われるこずもありたす。重ねお dd ずなったずきには/ð/英語のthの音が入りたす。 * '''g''' はギず読みたす。倖来語では g が匱く発音されたす。 '''c''', '''q''', '''w''', '''x''', '''z''' は倖来語のみで䜿われる文字です。 * '''c''' はシず読み、'''e''', '''i''', '''y''', '''Ê''' の前にきたずきに '''s''' ず同じ音ずしお䜿甚し、それ以倖のケヌスでは '''k''' の音になりたす。 * '''q''' は '''k''' ず同じです。 * '''w''' は '''v''' ず同じです。 * '''x''' は単語の先頭では '''s'''、それ以倖ではクスずなりたす。 * '''z''' は '''s''' ず同じです。 デンマヌク語にはザ行 (ロヌマ字の z) にあたる音がありたせん。英語での s, x, z のようにこれらを濁っお発音するこずもありたせん。 == 倖郚リンク == * [http://home1.inet.tele.dk/ordsmed/faq9.html デンマヌク語での各アルファベットの発音] [[Category:デンマヌク語|あるふあぞ぀ず]]
null
2017-04-08T15:44:41Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E8%AA%9E/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88
2,969
デンマヌク語/基本単語
デンマヌク語 > 基本単語 ここではデンマヌク語の基本ずなる単語を玹介したす。 人称代名詞は私、あなたなど人を衚す単語です。英語やドむツ語ず比范するず分かりやすいので参考にしおください。 erは英語のbe動詞に圓たるものです。「~である」「~です」を意味したす。人称による倉化はありたせん 日本語では~さん、~様にあたるもの。英語のMr., Miss., Mrs.に圓たる。 珟圚では圹所や金融機関などからの文曞の䞭でたれに芋るくらいで、日垞生掻のなかでは殆ど䜿いたせん。 1970幎代あたりたでを背景ずするデンマヌク映画やドラマでは、日垞生掻の䞭でも「〜さん」ずしお、普通の人が敬称+苗字や二人称の敬称(De)を䜿っおいた様子が窺えたす。しかし、珟圚は、盞手が孊校の先生であろうず政治家であろうず「名前」で呌ぶこずが普通です。ちなみに珟代では、盞手に察しお二人称の敬称を䜿うこずがあるずすれば、それは盞手を「女王/王」ずする堎合だけです。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "デンマヌク語 > 基本単語", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ここではデンマヌク語の基本ずなる単語を玹介したす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "人称代名詞は私、あなたなど人を衚す単語です。英語やドむツ語ず比范するず分かりやすいので参考にしおください。", "title": "人称代名詞" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "erは英語のbe動詞に圓たるものです。「~である」「~です」を意味したす。人称による倉化はありたせん", "title": "er" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "日本語では~さん、~様にあたるもの。英語のMr., Miss., Mrs.に圓たる。 珟圚では圹所や金融機関などからの文曞の䞭でたれに芋るくらいで、日垞生掻のなかでは殆ど䜿いたせん。", "title": "敬称" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "1970幎代あたりたでを背景ずするデンマヌク映画やドラマでは、日垞生掻の䞭でも「〜さん」ずしお、普通の人が敬称+苗字や二人称の敬称(De)を䜿っおいた様子が窺えたす。しかし、珟圚は、盞手が孊校の先生であろうず政治家であろうず「名前」で呌ぶこずが普通です。ちなみに珟代では、盞手に察しお二人称の敬称を䜿うこずがあるずすれば、それは盞手を「女王/王」ずする堎合だけです。", "title": "敬称" } ]
デンマヌク語 > 基本単語 ここではデンマヌク語の基本ずなる単語を玹介したす。
[[デンマヌク語]] > 基本単語 ---- ここではデンマヌク語の基本ずなる単語を玹介したす。 == 人称代名詞 == 人称代名詞は私、あなたなど人を衚す単語です。英語やドむツ語ず比范するず分かりやすいので参考にしおください。 {| border=1 cellspacing=0 cellpadding=3 |- | colspan=2 rowspan=2 | &nbsp; ! colspan=4 | 䞻栌 ! colspan=4 | 目的栌 |- ! デ !! 英 !! 独 !! 日 !!デ !! 英 !! 独 !!日 |- | rowspan=3 | 単<br/>数 | 1人称 || jeg || I || ich || 私 || mig || me || mich || 私に |- | 2人称 || du || you || du || あなた || dig || you || dich ||あなたに |- | valign=top | 3人称 | han<br/>hun<br/>den/det || he<br/>she<br/>it || er<br/>sie<br/>es || 圌<br/>圌女<br/>それ || ham<br/>hende<br/>den/det || him<br/>her<br/>it || ihn<br/>sie<br/>es || 圌に<br/>圌女に<br/>それに |- | rowspan=3 | 耇<br/>数 | 1人称 || vi || we || wir || 私達 || os || us || uns ||私達に |- | 2人称 || I || you || ihr ||あなた達 || jer || you || euch || あなた達に |- | 3人称 || de || they || sie || 圌ら || dem || them || sie ||圌らに |} == er == erは英語の[[w:be動詞|be動詞]]に圓たるものです。「である」「です」を意味したす。人称による倉化はありたせん * Jeg er  - わたしはです。 * Du er  - あなたはです。 ; 䟋文 * Jeg er Japaner - 私は日本人です。 * Han er student - 圌は孊生です。 <!--* Jeg kommer fra Japan. - 私は日本から着たした。(fra = from)--> == 敬称 == 日本語ではさん、様にあたるもの。英語のMr., Miss., Mrs.に圓たる。 珟圚では圹所や金融機関などからの文曞の䞭でたれに芋るくらいで、日垞生掻のなかでは殆ど䜿いたせん。 1970幎代あたりたでを背景ずするデンマヌク映画やドラマでは、日垞生掻の䞭でも「〜さん」ずしお、普通の人が敬称+苗字や二人称の敬称Deを䜿っおいた様子が窺えたす。しかし、珟圚は、盞手が孊校の先生であろうず政治家であろうず「名前」で呌ぶこずが普通です。ちなみに珟代では、盞手に察しお二人称の敬称を䜿うこずがあるずすれば、それは盞手を「女王/王」ずする堎合だけです。 * Herre = Mister 男性に(独:Herr) * FrÞken = Ms., Miss 未婚女性に(独:FrÀulein) * Frue = Mrs. 既婚女性に(独:Frau) == 接続詞 == * og = か぀英:and,独:und) * eller = たたは (英:or,独:oder) * men = しかし (英:but, however,独:aber) * ogsÃ¥ = たた (英:also, too, as well,独:auch) * med = ず (英:with,独:mit) <!-- == 数字 == * 1 - en * 2 - to * 3 - tre * 4 - fir * 5 - fem * 6 - seks * 7 - syu * 8 - otte * 9 - ni * 10 - ti --> [[Category:デンマヌク語|きほんたんこ]]
null
2020-01-01T10:22:52Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E8%AA%9E/%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E5%8D%98%E8%AA%9E
2,971
南山倧察策
本項は、南山倧孊の入孊詊隓察策に関する事項である。 南山倧孊は、愛知県名叀屋垂にあるミッション系の私立倧孊である。入詊問題はどの科目も基瀎的な内容が䞭心であるため、高等孊校の授業に沿っおしっかりず孊習し、赀本(過去問)をやればよい。どの孊郚も傟向はほが同じなので他孊郚の分も赀本で挔習する事が望たしい。河合塟に南山倧英語や南山倧囜語ずいった南山倧入詊察策講座が蚭眮されおいるのでそれらの講座を受講するのも有効な入詊察策ず蚀えよう。 入詊方匏は、䞀般入詊方匏(詊隓科目は英語・囜語・地歎oræ•°å­Š)、センタヌ50方匏(センタヌ詊隓数科目+個別詊隓数科目の総合結果による合吊刀決)、センタヌ100方匏(センタヌ詊隓数科目の結果のみで合吊刀決)の3぀に分かれおいる。 ミッション系で䌝統的に語孊教育が盛んな倧孊であり、英語が重芖されおいる。䞻芁な孊郚では200点配点である。しかし英語だけでなく3(2)教科を満遍なく点を取れるこずが合栌の鍵ずなる。いかに早く赀本を解き始め問題傟向に慣れるこずが重芁である。䞀般詊隓では英語・䞖界史は党問マヌク匏、囜語・日本史はマヌク+蚘述(論述)であり、孊郚(方匏)によっお必須科目・配点が倉わる。たた経枈孊郚・経営孊郚・総合政策孊郚・理工孊郚にはA方匏・B方匏がある。経枈Aず経枈Bの違いはAの受隓科目が英(200点)・囜(150点)・日/侖or数(共に100点)であるのに察し、Bは英(200点)・数(250点)ず2科目のみであり数孊の配点がずおも高い。経営Aず経営Bの違いは必須科目数は同じ(ただしBに日/䞖はない)であるが囜・数の配点が違う。(Aは囜150点・数100点に察しBは囜100点・数200点。英は共に200点。)総合政策A・Bの違いは配点のみである。共に英200点・囜150点で、Aが日/侖or数が100点配点に察しBは150点配点に倉わっただけである。(総合政策孊郚はBでも日/䞖が遞択可)たた経枈A・B、経営A・Bは同日のため耇数受隓できないが、総合政策A・Bは日皋が違うため䞡方受隓ができる。理工孊郚A・Bの違いは科目範囲ず配点である。Aが物理I、II・化孊I、IIに察しBは物理I・科孊Iである。配点はAは理科・数孊(共に200点)で高埗点の方を1.5倍にし300点満点ずするのに察しBは数孊が300点満点ずなっおいる。共に英語は100点満点。A・B方匏がないその他の配点は、法孊郚・倖囜語孊郚(英米孊科)は英(200点)・囜(150点)・日/侖or数(150点)。人文孊郚が英・囜(共に150点)・他100点。倖囜語孊郚(英米以倖)は経枈A・総合政策Aず同じ。なお倖囜語孊郚(英米以倖も含む)にはリスニングテストも実斜される。 センタヌ50はセンタヌ詊隓数科目+南山倧孊個別詊隓数科目の総合結果による合吊刀決を行う。英語が苊手な人向けの方匏でもある。(センタヌ詊隓での必芁科目では英語以倖の囜語・数孊・地歎公民・理科で受隓する事ができる。孊郚によっお異なるが、䟋えば経枈・経営孊郚の堎合センタヌで数孊・囜語+本孊詊隓で数孊・囜語ず英語が党く必芁のない受隓が可胜。)基本個別詊隓は英語・囜語・数孊の3教科で、高埗点の2教科が䜿われる。なお人文(心理人間以倖)・倖囜語孊郚は数孊が無く、英・囜での受隓ずなる。党孊郚・党孊科共通問題(英・囜党問マヌクセンスで配点も同じ)のため党孊郚同時䜵願が可胜。たた䞀般ず日皋が異なるため䞀般詊隓ずの䜵願もできる。センタヌ50でのみ本孊(名叀屋)以倖での受隓が可胜。 センタヌ100はセンタヌ詊隓のみで合吊を決める方匏。前期A(3教科)ず前期B(5教科)、埌期(3教科)の3皮類ある。(人文孊郚キリスト教孊科は前期Aのみの募集。) 英語 南山倧英語の問題は比范的平易なので受隓生は7割~8割を取っおくる点を考えるずやはり単玔なミスは蚱されない。 南山倧英語は(1)語法問題(文法)20問(2)短い長文の穎埋め(3)䌚話文の穎埋め(4)長文2題(5)誀りを遞ぶ問題から成る。(日皋ごずに問題の順番が倉わる。) 穎埋めが合吊をわけるず蚀っおも過蚀でないのでしっかり察策が必芁。問題は党おマヌクセンスの4択。 日本史 マヌクセンス+蚘述+論述(箄50字)である。赀本でしっかり挔習するこずが望たしい。2011幎床入詊から遞択肢にこれたでの「...誀りをえらべ。党お正しかったらオを遞べ」がなくなり4択ず平易化した。 䞖界史 オヌルマヌクセンスの50問。遞択肢は基本5぀で「...誀りをえらべ。党お正しかったらオを遞べ」が難床を䞊げる。日本史が4択ず平易したが䞖界史は䟝然5択なので泚意。察策ずしおは、䞭囜以倖のアゞアの囜々の歎史も知っおおくこず、幎代をしっかり芚えるこず、现かい事(各王朝の順番・家系図)も芋萜ずさないこず。おおざっぱに蚀うず教科曞準拠=教科曞にのっおいればいいっおこず。教科曞を现かく隅々たで芋るこずが倧事。傟向を぀かむため赀本でしっかり孊習する事が望たしい。 囜語 倧孊入詊ずしおは暙準レベル。挢字・読みを萜ずすず痛いのでそこでのミスをいかに枛らすか。 æ•°å­Š 穎埋めの小問集合1題ず途䞭の過皋を蚘述する倧問2題の蚈3題出題される。難易床は基本から暙準レベルの難易床である。小問集合で色んな分野から満遍なく出題されるので分野の穎がないように察策すべきである。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "本項は、南山倧孊の入孊詊隓察策に関する事項である。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "南山倧孊は、愛知県名叀屋垂にあるミッション系の私立倧孊である。入詊問題はどの科目も基瀎的な内容が䞭心であるため、高等孊校の授業に沿っおしっかりず孊習し、赀本(過去問)をやればよい。どの孊郚も傟向はほが同じなので他孊郚の分も赀本で挔習する事が望たしい。河合塟に南山倧英語や南山倧囜語ずいった南山倧入詊察策講座が蚭眮されおいるのでそれらの講座を受講するのも有効な入詊察策ず蚀えよう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "入詊方匏は、䞀般入詊方匏(詊隓科目は英語・囜語・地歎oræ•°å­Š)、センタヌ50方匏(センタヌ詊隓数科目+個別詊隓数科目の総合結果による合吊刀決)、センタヌ100方匏(センタヌ詊隓数科目の結果のみで合吊刀決)の3぀に分かれおいる。", "title": "入詊方匏" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "ミッション系で䌝統的に語孊教育が盛んな倧孊であり、英語が重芖されおいる。䞻芁な孊郚では200点配点である。しかし英語だけでなく3(2)教科を満遍なく点を取れるこずが合栌の鍵ずなる。いかに早く赀本を解き始め問題傟向に慣れるこずが重芁である。䞀般詊隓では英語・䞖界史は党問マヌク匏、囜語・日本史はマヌク+蚘述(論述)であり、孊郚(方匏)によっお必須科目・配点が倉わる。たた経枈孊郚・経営孊郚・総合政策孊郚・理工孊郚にはA方匏・B方匏がある。経枈Aず経枈Bの違いはAの受隓科目が英(200点)・囜(150点)・日/侖or数(共に100点)であるのに察し、Bは英(200点)・数(250点)ず2科目のみであり数孊の配点がずおも高い。経営Aず経営Bの違いは必須科目数は同じ(ただしBに日/䞖はない)であるが囜・数の配点が違う。(Aは囜150点・数100点に察しBは囜100点・数200点。英は共に200点。)総合政策A・Bの違いは配点のみである。共に英200点・囜150点で、Aが日/侖or数が100点配点に察しBは150点配点に倉わっただけである。(総合政策孊郚はBでも日/䞖が遞択可)たた経枈A・B、経営A・Bは同日のため耇数受隓できないが、総合政策A・Bは日皋が違うため䞡方受隓ができる。理工孊郚A・Bの違いは科目範囲ず配点である。Aが物理I、II・化孊I、IIに察しBは物理I・科孊Iである。配点はAは理科・数孊(共に200点)で高埗点の方を1.5倍にし300点満点ずするのに察しBは数孊が300点満点ずなっおいる。共に英語は100点満点。A・B方匏がないその他の配点は、法孊郚・倖囜語孊郚(英米孊科)は英(200点)・囜(150点)・日/侖or数(150点)。人文孊郚が英・囜(共に150点)・他100点。倖囜語孊郚(英米以倖)は経枈A・総合政策Aず同じ。なお倖囜語孊郚(英米以倖も含む)にはリスニングテストも実斜される。", "title": "入詊方匏" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "センタヌ50はセンタヌ詊隓数科目+南山倧孊個別詊隓数科目の総合結果による合吊刀決を行う。英語が苊手な人向けの方匏でもある。(センタヌ詊隓での必芁科目では英語以倖の囜語・数孊・地歎公民・理科で受隓する事ができる。孊郚によっお異なるが、䟋えば経枈・経営孊郚の堎合センタヌで数孊・囜語+本孊詊隓で数孊・囜語ず英語が党く必芁のない受隓が可胜。)基本個別詊隓は英語・囜語・数孊の3教科で、高埗点の2教科が䜿われる。なお人文(心理人間以倖)・倖囜語孊郚は数孊が無く、英・囜での受隓ずなる。党孊郚・党孊科共通問題(英・囜党問マヌクセンスで配点も同じ)のため党孊郚同時䜵願が可胜。たた䞀般ず日皋が異なるため䞀般詊隓ずの䜵願もできる。センタヌ50でのみ本孊(名叀屋)以倖での受隓が可胜。", "title": "入詊方匏" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "センタヌ100はセンタヌ詊隓のみで合吊を決める方匏。前期A(3教科)ず前期B(5教科)、埌期(3教科)の3皮類ある。(人文孊郚キリスト教孊科は前期Aのみの募集。)", "title": "入詊方匏" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "英語", "title": "科目別察策" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "南山倧英語の問題は比范的平易なので受隓生は7割~8割を取っおくる点を考えるずやはり単玔なミスは蚱されない。 南山倧英語は(1)語法問題(文法)20問(2)短い長文の穎埋め(3)䌚話文の穎埋め(4)長文2題(5)誀りを遞ぶ問題から成る。(日皋ごずに問題の順番が倉わる。) 穎埋めが合吊をわけるず蚀っおも過蚀でないのでしっかり察策が必芁。問題は党おマヌクセンスの4択。", "title": "科目別察策" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "日本史", "title": "科目別察策" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "マヌクセンス+蚘述+論述(箄50字)である。赀本でしっかり挔習するこずが望たしい。2011幎床入詊から遞択肢にこれたでの「...誀りをえらべ。党お正しかったらオを遞べ」がなくなり4択ず平易化した。", "title": "科目別察策" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "䞖界史", "title": "科目別察策" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "オヌルマヌクセンスの50問。遞択肢は基本5぀で「...誀りをえらべ。党お正しかったらオを遞べ」が難床を䞊げる。日本史が4択ず平易したが䞖界史は䟝然5択なので泚意。察策ずしおは、䞭囜以倖のアゞアの囜々の歎史も知っおおくこず、幎代をしっかり芚えるこず、现かい事(各王朝の順番・家系図)も芋萜ずさないこず。おおざっぱに蚀うず教科曞準拠=教科曞にのっおいればいいっおこず。教科曞を现かく隅々たで芋るこずが倧事。傟向を぀かむため赀本でしっかり孊習する事が望たしい。", "title": "科目別察策" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "囜語", "title": "科目別察策" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "倧孊入詊ずしおは暙準レベル。挢字・読みを萜ずすず痛いのでそこでのミスをいかに枛らすか。", "title": "科目別察策" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "æ•°å­Š 穎埋めの小問集合1題ず途䞭の過皋を蚘述する倧問2題の蚈3題出題される。難易床は基本から暙準レベルの難易床である。小問集合で色んな分野から満遍なく出題されるので分野の穎がないように察策すべきである。", "title": "科目別察策" } ]
日本の倧孊受隓ガむド > 南山倧察策 本項は、南山倧孊の入孊詊隓察策に関する事項である。 南山倧孊は、愛知県名叀屋垂にあるミッション系の私立倧孊である。入詊問題はどの科目も基瀎的な内容が䞭心であるため、高等孊校の授業に沿っおしっかりず孊習し、赀本過去問をやればよい。どの孊郚も傟向はほが同じなので他孊郚の分も赀本で挔習する事が望たしい。河合塟に南山倧英語や南山倧囜語ずいった南山倧入詊察策講座が蚭眮されおいるのでそれらの講座を受講するのも有効な入詊察策ず蚀えよう。
{{wikipedia|南山倧孊}} *[[日本の倧孊受隓ガむド]] > [[南山倧察策]] 本項は、[[w:南山倧孊|南山倧孊]]の入孊詊隓察策に関する事項である。 南山倧孊は、愛知県名叀屋垂にあるミッション系の私立倧孊である。入詊問題はどの科目も基瀎的な内容が䞭心であるため、高等孊校の授業に沿っおしっかりず孊習し、赀本過去問をやればよい。どの孊郚も傟向はほが同じなので他孊郚の分も赀本で挔習する事が望たしい。 == 入詊方匏 == 入詊方匏は、䞀般入詊方匏詊隓科目は英語・囜語・地歎or数孊、センタヌ50方匏センタヌ詊隓数科目+個別詊隓数科目の総合結果による合吊刀決、センタヌ100方匏センタヌ詊隓数科目の結果のみで合吊刀決の3぀に分かれおいる。 === 䞀般入詊 === ミッション系で䌝統的に語孊教育が盛んな倧孊であり、英語が重芖されおいる。䞻芁な孊郚では200点配点である。しかし英語だけでなく32教科を満遍なく点を取れるこずが合栌の鍵ずなる。いかに早く赀本を解き始め問題傟向に慣れるこずが重芁である。䞀般詊隓では英語・䞖界史は党問マヌク匏、囜語・日本史はマヌク蚘述論述であり、孊郚方匏によっお必須科目・配点が倉わる。たた経枈孊郚・経営孊郚・総合政策孊郚・理工孊郚にはA方匏・B方匏がある。経枈Aず経枈Bの違いはAの受隓科目が英200点・囜150点・日䞖or数共に100点であるのに察し、Bは英200点・数250点ず2科目のみであり数孊の配点がずおも高い。経営Aず経営Bの違いは必須科目数は同じただしBに日䞖はないであるが囜・数の配点が違う。Aは囜150点・数100点に察しBは囜100点・数200点。英は共に200点。総合政策A・Bの違いは配点のみである。共に英200点・囜150点で、Aが日䞖or数が100点配点に察しBは150点配点に倉わっただけである。総合政策孊郚はBでも日䞖が遞択可たた経枈A・B、経営A・Bは同日のため耇数受隓できないが、総合政策A・Bは日皋が違うため䞡方受隓ができる。理工孊郚A・Bの違いは科目範囲ず配点である。Aが物理Ⅰ、Ⅱ・化孊Ⅰ、Ⅱに察しBは物理Ⅰ・科孊Ⅰである。配点はAは理科・数孊共に200点で高埗点の方を1.5倍にし300点満点ずするのに察しBは数孊が300点満点ずなっおいる。共に英語は100点満点。A・B方匏がないその他の配点は、法孊郚・倖囜語孊郚英米孊科は英200点・囜150点・日䞖or数150点。人文孊郚が英・囜共に150点・他100点。倖囜語孊郚英米以倖は経枈A・総合政策Aず同じ。なお倖囜語孊郚英米以倖も含むにはリスニングテストも実斜される。 === センタヌ利甚センタヌ50・センタヌ100=== センタヌ50はセンタヌ詊隓数科目+南山倧孊個別詊隓数科目の総合結果による合吊刀決を行う。英語が苊手な人向けの方匏でもある。センタヌ詊隓での必芁科目では英語以倖の囜語・数孊・地歎公民・理科で受隓する事ができる。孊郚によっお異なるが、䟋えば経枈・経営孊郚の堎合センタヌで数孊・囜語本孊詊隓で数孊・囜語ず英語が党く必芁のない受隓が可胜。基本個別詊隓は英語・囜語・数孊の3教科で、高埗点の2教科が䜿われる。なお人文心理人間以倖・倖囜語孊郚は数孊が無く、英・囜での受隓ずなる。党孊郚・党孊科共通問題英・囜党問マヌクセンスで配点も同じのため党孊郚同時䜵願が可胜。たた䞀般ず日皋が異なるため䞀般詊隓ずの䜵願もできる。センタヌ50でのみ本孊名叀屋以倖での受隓が可胜。 センタヌ100はセンタヌ詊隓のみで合吊を決める方匏。前期A3教科ず前期B5教科、埌期3教科の3皮類ある。人文孊郚キリスト教孊科は前期Aのみの募集。 == 科目別察策 == '''英語''' 南山倧英語の問題は比范的平易なので受隓生は7割8割を取っおくる点を考えるずやはり単玔なミスは蚱されない。 南山倧英語は(1)語法問題文法20問(2)短い長文の穎埋め(3)䌚話文の穎埋め(4)長文2題(5)誀りを遞ぶ問題から成る。日皋ごずに問題の順番が倉わる。 穎埋めが合吊をわけるず蚀っおも過蚀でないのでしっかり察策が必芁。問題は党おマヌクセンスの4択。 '''日本史''' マヌクセンス蚘述論述玄50字である。赀本でしっかり挔習するこずが望たしい。2011幎床入詊から遞択肢にこれたでの「 誀りをえらべ。党お正しかったらオを遞べ」がなくなり4択ず平易化した。 '''䞖界史''' オヌルマヌクセンスの50問。遞択肢は基本5぀で「 誀りをえらべ。党お正しかったらオを遞べ」が難床を䞊げる。日本史が4択ず平易したが䞖界史は䟝然5択なので泚意。察策ずしおは、䞭囜以倖のアゞアの囜々の歎史も知っおおくこず、幎代をしっかり芚えるこず、现かい事各王朝の順番・家系図も芋萜ずさないこず。おおざっぱに蚀うず教科曞準拠教科曞にのっおいればいいっおこず。教科曞を现かく隅々たで芋るこずが倧事。傟向を぀かむため赀本でしっかり孊習する事が望たしい。 '''囜語''' 倧孊入詊ずしおは暙準レベル。挢字・読みを萜ずすず痛いのでそこでのミスをいかに枛らすか。 '''æ•°å­Š'''<br /> 穎埋めの小問集合1題ず途䞭の過皋を蚘述する倧問2題の蚈3題出題される。難易床は基本から暙準レベルの難易床である。小問集合で色んな分野から満遍なく出題されるので分野の穎がないように察策すべきである。 ==倖郚サむト== *[http://www.nanzan-u.ac.jp/admission/index.html 南山倧HP受隓生の皆様ぞ] [[Category:倧孊入詊|なんさんたいたいさく]]
2005-11-26T10:43:42Z
2023-11-18T07:22:01Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8D%97%E5%B1%B1%E5%A4%A7%E5%AF%BE%E7%AD%96
2,972
量子化孊
化孊 > 量子化孊 量子化孊ずは量子力孊の原理を化孊の分野に適応するこずによっお、化孊の諞問題を説明する化孊(特に物理化孊)の䞀分野である。 量子論の詳现は量子力孊も参照のこず。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "化孊 > 量子化孊", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "量子化孊ずは量子力孊の原理を化孊の分野に適応するこずによっお、化孊の諞問題を説明する化孊(特に物理化孊)の䞀分野である。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "量子論の詳现は量子力孊も参照のこず。", "title": "第1ç«  量子抂論" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "第9ç«  分子の運動" } ]
化孊 > 量子化孊 量子化孊ずは量子力孊の原理を化孊の分野に適応するこずによっお、化孊の諞問題を説明する化孊特に物理化孊の䞀分野である。
[[化孊]] > [[量子化孊]] [[w:量子化孊|量子化孊]]ずは量子力孊の原理を化孊の分野に適応するこずによっお、化孊の諞問題を説明する化孊特に物理化孊の䞀分野である。 == 第1ç«  量子抂論 == 量子論の詳现は[[量子力孊]]も参照のこず。 * [[量子化孊/分子軌道]] * [[量子化孊/スピン]] * [[量子化孊/光の波動性ず粒子性]] * 量子化孊/電子の波動性ず粒子性 * 量子化孊/物質波 == 第2ç«  ボヌアの原子モデル == * 量子化孊/原子モデル解明の歎史 * 量子化孊/氎玠原子の線スペクトル * 量子化孊/ボヌアの原子モデル == 第3ç«  シュレディンガヌ方皋匏 == == 第4ç«  氎玠原子 == == 第5ç«  原子 == == 第6ç«  氎玠分子むオン == == 第7ç«  等栞二原子分子 == == 第8ç«  異栞二原子分子 == == 第9ç«  分子の運動 == {{stub}} [[カテゎリ:量子化孊|*]]
null
2022-12-08T05:25:04Z
[ "テンプレヌト:Stub" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%8C%96%E5%AD%A6
2,974
日本史/珟代/戊埌/䜎成長期
このペヌゞでは、バブル厩壊埌の日本に぀いお解説する。 この時代は、平成時代ずかなり密接に関わっおいる。平成時代ずは、冷戊埌の日本を指す時代名ずしお䜿われおいる語。東欧民䞻化が起こった西暊1989幎を平成元幎ずしお、2019幎(平成31幎)4月30日たでの時期。 䞖界屈指の豊かな囜ずなった日本は、衚面的な生掻氎準は欧米的に向䞊、自由ず平等を謳歌し、これらの基盀の䞊に珟圚の日本独自の文化が生たれるようになった。しかし、プラザ合意をトリガヌずする円資金の過剰な流動性䟛絊を背景ずした、1980幎代埌半からの異垞な奜景気(バブル景気)は、実䜓経枈ずの倧きな乖離を生じ厩壊、その埌の10幎の間に経営の建お盎しが出来なくなっおきた数倚くの䌁業が倒産、たたは欧米系倖資に買収されたりもした(倱われた10幎)。 䞀方で䌁業の囜際化によっお人的な囜際流動が掻発ずなり、たた、䜎賃金で働く発展途䞊囜出身者を雇うなど瀟䌚の囜際化が進んだ。䟡倀芳の倚様化・個人䞻矩の流れの䞭、戊埌に確立した日本の瀟䌚䟡倀芳は倉化が意識されるようになった。 戊埌の日本経枈の高床成長はもちろん、その埌の安定的成長すら、もはや過去のものずなり、䜎成長、曎には、デフレ(マむナス成長)時代が続くようになる。このため䞀方では構造䞍況が指摘され、たた他方では構造改革が䞻匵されおいる。いずれにせよ経枈の構造が問題ずされおいるようになっおいるずころに時代の転換点が瀺されおいる。 1989幎を「新時代の始たり」ずする囜家には、日本ずポヌランドがある。ポヌランドでは、1989幎6月4日ず6月18日に実斜された総遞挙により、共産党䞀党独裁が消滅し、囜民䞻暩政䜓が成立した。このポヌランドで始たった共産党独裁囜家を打倒する民䞻化運動が東ペヌロッパ党䜓を埋め尜くし、ベルリンの壁を砎壊しお冷戊を終わらせた䞀連の民䞻化運動を、東欧民䞻化ずいう。このように、「平成」ずいう時期は、東欧民䞻化革呜で始たった、冷戊埌の䞖界における日本である。゜連などの『本来の「共産䞻矩」や「瀟䌚䞻矩」ずはかけ離れたプロレタリア独裁』が終焉を迎えたこずにより、あたかも瀟䌚䞻矩そのものに問題があり、実際にその問題が露芋しおいるように芋えた人が䞖界䞭で発生し、資本䞻矩に傟向する囜家が増え、匱者ぞの配慮や貧困の解消が軜んじられるようになった。この過皋で、新自由䞻矩がより台頭するようになった。 1991幎末に゜ビ゚ト連邊は、領土を構成しおいたすべおの共和囜が独立しお、消滅した。その埌、新たな䞖界構造を暡玢する状態が続き、日本は囜際連合に協力しお海倖で囜際平和維持掻動を展開するようになり、アメリカ合衆囜䞻導の湟岞戊争に資金揎助をしたりするようになっおいたが、新しい倖亀の方針は定たらずにいる。 冷戊時代を通じお敎備されおいった自衛隊は、぀いには驚異的な経枈力に比䟋しお金額ベヌスでは䞖界屈指になったにもかかわらず、行政が合憲ず解釈し、裁刀所も憲法刀断を避けるずいう、明治憲法䞋の統垥暩の問題にも䌌た議論がなされおきたが、21䞖玀を迎える頃になっお、湟岞戊争や囜連平和維持掻動、むラク戊争などの珟実に盎面し、憲法改正の議論が以前よりも高たりを芋せたずいわれおいる。 海倖では、アゞア諞囜、䞭囜や韓囜、マレヌシア、ベトナムなどの経枈発展が顕著ずなり、日本だけがアゞアで経枈的繁栄を誇っおきた時代ずは様倉わりしおきおいるのも特城である。埌期ではそれらの囜々が少しず぀豊かになり、賃金を䞊げる必芁が出おきたため、東南アゞア及び南アゞアのバングラデシュやフィリピン、ミャンマヌ、むンドネシアなどぞ工堎を移蚭する動きが出た。さらに末期になるず小物や雑貚は茞送費の関係もあっお日本で生産する方が安くなるこずが倚くなった。これは日本の最䜎賃金の䜎さを衚しおいる。 隣囜である韓囜ずは2002幎FIFAワヌルドカップを共催した。たた、北朝鮮ずの間で日本人拉臎事件等を含めた問題が深刻化しおいる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "このペヌゞでは、バブル厩壊埌の日本に぀いお解説する。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "この時代は、平成時代ずかなり密接に関わっおいる。平成時代ずは、冷戊埌の日本を指す時代名ずしお䜿われおいる語。東欧民䞻化が起こった西暊1989幎を平成元幎ずしお、2019幎(平成31幎)4月30日たでの時期。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "䞖界屈指の豊かな囜ずなった日本は、衚面的な生掻氎準は欧米的に向䞊、自由ず平等を謳歌し、これらの基盀の䞊に珟圚の日本独自の文化が生たれるようになった。しかし、プラザ合意をトリガヌずする円資金の過剰な流動性䟛絊を背景ずした、1980幎代埌半からの異垞な奜景気(バブル景気)は、実䜓経枈ずの倧きな乖離を生じ厩壊、その埌の10幎の間に経営の建お盎しが出来なくなっおきた数倚くの䌁業が倒産、たたは欧米系倖資に買収されたりもした(倱われた10幎)。", "title": "平成" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "䞀方で䌁業の囜際化によっお人的な囜際流動が掻発ずなり、たた、䜎賃金で働く発展途䞊囜出身者を雇うなど瀟䌚の囜際化が進んだ。䟡倀芳の倚様化・個人䞻矩の流れの䞭、戊埌に確立した日本の瀟䌚䟡倀芳は倉化が意識されるようになった。", "title": "平成" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "戊埌の日本経枈の高床成長はもちろん、その埌の安定的成長すら、もはや過去のものずなり、䜎成長、曎には、デフレ(マむナス成長)時代が続くようになる。このため䞀方では構造䞍況が指摘され、たた他方では構造改革が䞻匵されおいる。いずれにせよ経枈の構造が問題ずされおいるようになっおいるずころに時代の転換点が瀺されおいる。", "title": "平成" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "1989幎を「新時代の始たり」ずする囜家には、日本ずポヌランドがある。ポヌランドでは、1989幎6月4日ず6月18日に実斜された総遞挙により、共産党䞀党独裁が消滅し、囜民䞻暩政䜓が成立した。このポヌランドで始たった共産党独裁囜家を打倒する民䞻化運動が東ペヌロッパ党䜓を埋め尜くし、ベルリンの壁を砎壊しお冷戊を終わらせた䞀連の民䞻化運動を、東欧民䞻化ずいう。このように、「平成」ずいう時期は、東欧民䞻化革呜で始たった、冷戊埌の䞖界における日本である。゜連などの『本来の「共産䞻矩」や「瀟䌚䞻矩」ずはかけ離れたプロレタリア独裁』が終焉を迎えたこずにより、あたかも瀟䌚䞻矩そのものに問題があり、実際にその問題が露芋しおいるように芋えた人が䞖界䞭で発生し、資本䞻矩に傟向する囜家が増え、匱者ぞの配慮や貧困の解消が軜んじられるようになった。この過皋で、新自由䞻矩がより台頭するようになった。", "title": "平成" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "1991幎末に゜ビ゚ト連邊は、領土を構成しおいたすべおの共和囜が独立しお、消滅した。その埌、新たな䞖界構造を暡玢する状態が続き、日本は囜際連合に協力しお海倖で囜際平和維持掻動を展開するようになり、アメリカ合衆囜䞻導の湟岞戊争に資金揎助をしたりするようになっおいたが、新しい倖亀の方針は定たらずにいる。", "title": "平成" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "冷戊時代を通じお敎備されおいった自衛隊は、぀いには驚異的な経枈力に比䟋しお金額ベヌスでは䞖界屈指になったにもかかわらず、行政が合憲ず解釈し、裁刀所も憲法刀断を避けるずいう、明治憲法䞋の統垥暩の問題にも䌌た議論がなされおきたが、21䞖玀を迎える頃になっお、湟岞戊争や囜連平和維持掻動、むラク戊争などの珟実に盎面し、憲法改正の議論が以前よりも高たりを芋せたずいわれおいる。", "title": "平成" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "海倖では、アゞア諞囜、䞭囜や韓囜、マレヌシア、ベトナムなどの経枈発展が顕著ずなり、日本だけがアゞアで経枈的繁栄を誇っおきた時代ずは様倉わりしおきおいるのも特城である。埌期ではそれらの囜々が少しず぀豊かになり、賃金を䞊げる必芁が出おきたため、東南アゞア及び南アゞアのバングラデシュやフィリピン、ミャンマヌ、むンドネシアなどぞ工堎を移蚭する動きが出た。さらに末期になるず小物や雑貚は茞送費の関係もあっお日本で生産する方が安くなるこずが倚くなった。これは日本の最䜎賃金の䜎さを衚しおいる。", "title": "平成" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "隣囜である韓囜ずは2002幎FIFAワヌルドカップを共催した。たた、北朝鮮ずの間で日本人拉臎事件等を含めた問題が深刻化しおいる。", "title": "平成" } ]
このペヌゞでは、バブル厩壊埌の日本に぀いお解説する。 この時代は、平成時代(ぞいせいじだい)ずかなり密接に関わっおいる。平成時代ずは、冷戊埌の日本を指す時代名ずしお䜿われおいる語。東欧民䞻化が起こった西暊1989幎を平成元幎ずしお、2019幎平成31幎4月30日たでの時期。
{{Pathnav|メむンペヌゞ|歎史|日本史|日本史/珟代|日本史/珟代/戊埌|frame=1}} このペヌゞでは、バブル厩壊埌の日本に぀いお解説する。 この時代は、{{Ruby|'''平成時代'''|ぞいせいじだい}}ずかなり密接に関わっおいる。平成時代ずは、[[冷戊埌の䞖界|冷戊埌]]の日本を指す時代名ずしお䜿われおいる語。東欧民䞻化が起こった西暊1989幎を平成元幎ずしお、2019幎平成31幎4月30日たでの時期。 == 平成 == ;倩地ずもに平和が達成される事 :「史蚘」にある「内平倖成」、内平らかに倖成るたた「曞経」の「知平倩成」知平らかに倩成るから来おいる。 === 政治・経枈 === 䞖界屈指の豊かな囜ずなった日本は、衚面的な生掻氎準は欧米的に向䞊、自由ず平等を謳歌し、これらの基盀の䞊に珟圚の日本独自の文化が生たれるようになった。しかし、[[プラザ合意]]をトリガヌずする円資金の過剰な流動性䟛絊を背景ずした、1980幎代埌半からの異垞な奜景気[[バブル景気]]は、実䜓経枈ずの倧きな乖離を生じ厩壊、その埌の10幎の間に経営の建お盎しが出来なくなっおきた数倚くの䌁業が倒産、たたは欧米系倖資に買収されたりもした[[倱われた10幎]]。 䞀方で䌁業の囜際化によっお人的な囜際流動が掻発ずなり、たた、䜎賃金で働く発展途䞊囜出身者を雇うなど瀟䌚の囜際化が進んだ。䟡倀芳の倚様化・個人䞻矩の流れの䞭、戊埌に確立した日本の瀟䌚䟡倀芳は倉化が意識されるようになった。 戊埌の日本経枈の[[高床成長]]はもちろん、その埌の安定的成長すら、もはや過去のものずなり、䜎成長、曎には、デフレマむナス成長時代が続くようになる。このため䞀方では[[構造䞍況]]が指摘され、たた他方では[[構造改革]]が䞻匵されおいる。いずれにせよ経枈の構造が問題ずされおいるようになっおいるずころに時代の転換点が瀺されおいる。 === 囜際情勢 === 1989幎を「新時代の始たり」ずする囜家には、日本ずポヌランドがある。ポヌランドでは、1989幎6月4日ず6月18日に実斜された総遞挙により、共産党䞀党独裁が消滅し、囜民䞻暩政䜓が成立した。このポヌランドで始たった共産党独裁囜家を打倒する民䞻化運動が東ペヌロッパ党䜓を埋め尜くし、ベルリンの壁を砎壊しお[[冷戊]]を終わらせた䞀連の民䞻化運動を、'''[[䞖界史/東欧民䞻化|東欧民䞻化]]'''ずいう。このように、「平成」ずいう時期は、東欧民䞻化革呜で始たった、'''[[冷戊埌の䞖界]]'''における日本である。゜連などの『本来の「共産䞻矩」や「瀟䌚䞻矩」ずはかけ離れたプロレタリア独裁』が終焉を迎えたこずにより、あたかも瀟䌚䞻矩そのものに問題があり、実際にその問題が露芋しおいるように芋えた人が䞖界䞭で発生し、資本䞻矩に傟向する囜家が増え、匱者ぞの配慮や貧困の解消が軜んじられるようになった。この過皋で、新自由䞻矩がより台頭するようになった。 1991幎末に[[゜ビ゚ト連邊]]は、領土を構成しおいたすべおの共和囜が独立しお、消滅した。その埌、新たな䞖界構造を暡玢する状態が続き、日本は[[囜際連合]]に協力しお海倖で[[囜際平和維持掻動]]を展開するようになり、[[アメリカ合衆囜]]䞻導の[[湟岞戊争]]に資金揎助をしたりするようになっおいたが、新しい倖亀の方針は定たらずにいる。 [[冷戊]]時代を通じお敎備されおいった[[自衛隊]]は、぀いには驚異的な経枈力に比䟋しお金額ベヌスでは䞖界屈指になったにもかかわらず、行政が合憲ず解釈し、裁刀所も憲法刀断を避けるずいう、[[明治憲法]]䞋の統垥暩の問題にも䌌た議論がなされおきたが、21䞖玀を迎える頃になっお、[[湟岞戊争]]や[[囜連平和維持掻動]]、[[むラク戊争]]などの珟実に盎面し、憲法改正の議論が以前よりも高たりを芋せたず'''いわれおいる'''。 海倖では、[[アゞア史|アゞア]]諞囜、[[䞭囜史|䞭囜]]や[[朝鮮史|韓囜]]、マレヌシア、ベトナムなどの経枈発展が顕著ずなり、日本だけがアゞアで経枈的繁栄を誇っおきた時代ずは様倉わりしおきおいるのも特城である。埌期ではそれらの囜々が少しず぀豊かになり、賃金を䞊げる必芁が出おきたため、東南アゞア及び南アゞアのバングラデシュやフィリピン、ミャンマヌ、むンドネシアなどぞ工堎を移蚭する動きが出た。さらに末期になるず小物や雑貚は茞送費の関係もあっお日本で生産する方が安くなるこずが倚くなった。これは日本の最䜎賃金の䜎さを衚しおいる。 隣囜である[[韓囜]]ずは2002幎[[w:FIFAワヌルドカップ|FIFAワヌルドカップ]]を共催した。たた、北朝鮮ずの間で日本人拉臎事件等を含めた問題が深刻化しおいる。 ==䞻な出来事== *1989幎:[[䞭華人民共和囜]]で[[倩安門事件]]がおこる。 *1989幎:[[東欧民䞻化革呜]]が勃発し、11月10日にベルリンの壁が厩壊。米゜䞡囜の銖脳が12月3日にマルタ島で䌚談し、冷戊の終結を宣蚀。 *1989幎:連続児童殺害の[[宮厎勀]][[容疑者]]逮捕。 *1990幎:バブルの厩壊、経枈䞍況がはじたる。 *1991幎:゜ビ゚ト連邊の厩壊。 *1992幎:现川連立政暩の誕生[[高等孊校政治経枈/政治/55幎䜓制|55幎䜓制]]の厩壊。 *1995幎:[[阪神淡路倧震灜]]。 *1995幎:オりム真理教による[[地䞋鉄サリン事件]]がおこる。 *1997幎:アゞア通貚危機。 *1998幎:長野オリンピック開催。 *2001幎:ITバブルの厩壊。 *2001幎:[[小泉玔䞀郎]]、銖盞に就任する。 *2002幎:拉臎被害者の垰囜。 *2006幎:北朝鮮によるミサむル発射。北海道西方沖に萜䞋する。 *2008幎:䞖界金融危機リヌマン・ショック。 *2011幎:東日本倧震灜、犏島第䞀原発事故が発生。 *2016幎:アメリカ合衆囜オバマ倧統領による珟職倧統領ずしお史䞊初めおの広島蚪問。 *2019幎:明仁倩皇が退䜍、平成から什和に改元。 == 関連項目 == * [[東欧民䞻化]] * [[冷戊埌の䞖界]] [[Category:日本の歎史|けんたい/せんこ/おいせいちようき]] {{DEFAULTSORT:にほんし おいせいちようき}}
null
2021-06-11T16:30:23Z
[ "テンプレヌト:Pathnav" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2/%E7%8F%BE%E4%BB%A3/%E6%88%A6%E5%BE%8C/%E4%BD%8E%E6%88%90%E9%95%B7%E6%9C%9F
2,978
䞭孊校瀟䌚 歎史/江戞幕府の始たり
豊臣秀吉の死埌、埳川家康が勢力を䌞ばした。 埳川家康は、出身地である東海地方から、関東地方に(豊臣秀吉の呜什によっお)領地を移されおおり、埳川家康は江戞(えど)を拠点ずしおいた。 豊臣偎の石田䞉成(いしだ み぀なり)などは、豊臣秀頌(ずよずみ ひでより)の政暩を守ろうずしお、家康ず察立した。埳川家康は、1600幎の関ヶ原の戊い(せきがはらのたたかい、堎所は岐阜県)で勝利し、1603幎に朝廷により埁倷倧将軍(せいいたいしょうぐん)に任呜され、江戞幕府(えど ばくふ)を開いた。 豊臣氏はただ、倧阪城を拠点に存続しおいたが、家康は豊臣氏を滅がすために1614幎ず1615幎の二床にわたっお倧坂の陣で豊臣氏ず戊い、1615幎に家康は豊臣氏を攻め滅がした( 倧坂冬の陣(ふゆのじん)、倏の陣(な぀のじん) )。こうしお、戊乱の時代が終わり、埳川氏は日本党囜を支配し、江戞幕府が眮かれおからの玄260幎間、倧きな戊乱のない時代が続いた。この1603幎からの玄260幎間を江戞時代ずいう。 幕府の盎接の支配地(珟代語で「盎蜄地」(ちょっか぀ち)又は幕領ずいう)の広さは、党囜の玄4分の1にあたる玄700䞇石(ごく)であった。 江戞幕府の盎蜄地(ちょっか぀ち)ずは、江戞はもちろん、そのほかに、京郜・倧阪・奈良・長厎も江戞幕府の盎蜄地だった。぀たり、江戞・倧阪・長厎などの重芁な郜垂や、金銀の取れる鉱山、政策䞊で重芁な枯などが、盎蜄地になった。 江戞幕府では、将軍から1䞇石以䞊の領地を䞎えられた歊士を、倧名(だいみょう)ず蚀った。17䞖玀なかごろでは、日本党囜で200あたりの倧名がいたずされる。 倧名家は、倧きく3぀の皮類に分けられ、それによっお配眮も倧きく異なっおいる。 それぞれの地方の政治は、倧名に任されおいた。倧名の支配しおいる地域ずその支配の仕組みを合わせお藩(はん)ずいう。たた、各藩は幕府に埓い、蟲民に察しおは「幎貢」(ねんぐ)ずよばれる皎を課しおいた。 このように、江戞時代には将軍ず倧名による人民の支配䜓制がずられ、このような支配䜓制を幕藩䜓制(ばくはんたいせい)ずいう。 なお、将軍盎属の家来であり、1䞇石未満の者のこずを、「旗本」(はたもず)たたは「埡家人」(ごけにん)ずいいたす。 幕府は倧名を取りしたる法埋ずしお歊家諞法床(ぶけしょはっず)を1615幎に定め、幕府に無断での築城・婚姻などを犁止した。法床に違反した倧名には、領地没収(いわゆる「取り぀ぶし」)などの、きびしい凊分を行った。 たた、3代将軍の埳川家光(ずくがわ いえみ぀)の時代に、 領地ず江戞を埀埩する参勀亀代(さんきんこうたい)をするように定めた。 たた、倧名の劻子(さいし)を江戞に䜏たわせ、江戞䜏たいの生掻費は、倧名の藩の負担になった。参勀亀代の旅費も、藩の負担ずなった。 なお、通説ずしお、参勀亀代のねらいは、倧名による反乱を防ぐために、江戞に倧名の劻子を人質(ひずじち)ずしお䜏たわせる事ず、埀埩の旅費や江戞生掻の出費をさせる事である、ずいうものがある。たた、倧名ず倧名宇郜将軍の䞻埓関係を確認するずいう意味合いもある。 さらに倧名は、幕府から江戞城の修築や河川修埩などの普請(土朚工事)も呜じられ、その費甚は藩の負担になったので、たすたす藩の財政は苊しくなりたした。 たた、幕府は公家や倩皇にも法床を定め、犁䞭䞊公家諞法床(きんちゅう ならび に くげしょはっず)を1615幎に定めたした。そしお京郜には朝廷を監芖するため京郜所叞代(きょうず しょしだい)を眮きたした。 1603幎、埳川家康が埁倷倧将軍に任呜され、江戞に幕府を開いた。3代将軍の埳川家光(いえみ぀)の時代ころに、幕府のしくみが完成した。 たず、将軍の䞋に老䞭(ろうじゅう)を眮き、通垞時の政治の実務を監督させ、それを「若幎寄」(わかどしより)たちが補䜐をした。通垞時は、老䞭が将軍の次に䜍が高い。 非垞時には、倧老(たいろう)が眮かれた。非垞時は、倧老が、将軍の次に䜍が高い。 「倧目付」(おおめ぀け)ずは、倧名の監芖(かんし)をする圹職である。 「寺瀟奉行」(じしゃぶぎょう)ずは、寺瀟を取りしたる奉行である。 「町奉行」(たちぶぎょう)ずは、江戞の町政をおこなう奉行である。(※ äž­å­Š3幎の公民の甚語でいうず、江戞の町の行政(町政)ず叞法(裁刀)の仕事をするのが町奉行である。぀たり、町奉行は、「立法」はしない。江戞時代は、叞法ず行政を、同じ機関が行った。) 「勘定奉行」(かんじょうぶぎょう)ずは、江戞幕府の財政を取りしきる奉行である。たた、幕府の盎蜄領(ちょっか぀りょう)の監督もしおいる。なお、江戞幕府の盎蜄領のこずを「倩領」(おんりょう)ずいう。(※ いちおう、「倩領」(おんりょう)は䞭孊怜定教科曞の範囲内。教育出版の教科曞および自由瀟の怜定教科曞で玹介されおる。しかし、他の教科曞では玹介されおおらず、それほど重芁な甚語でもないだろうから、無理しお芚える必芁は無いだろう。䞋蚘の、歎史甚語が「倩領」から「幕領」に倉化しおいる件も参照のこず) ぀たり、勘定奉行の仕事ずは、江戞幕府の財政のほか、倩領を監督する仕事もしおいる。 「遠囜奉行」(おんごくぶぎょう)ずは、京郜・倧阪・長厎などを支配する奉行である。 西囜倧名の監芖のため、「倧坂城代」(おおさかじょうだい)が眮かれた。 勘定奉行のしたに、郡代(ぐんだい)や各皮の代官(だいかん)が配眮された。 たた、幕府は、貚幣の発行暩も独占し、さらに石芋(いわみ)銀山や䜐枡(さど)金山などを幕府の盎蜄地(盎接の支配地)にした。 江戞幕府はペヌロッパ諞囜の軍事的干枉・宗教的干枉などをおそれ、貿易や出入囜をきびしく制限する政策をずった。のちの明治時代にこのような江戞幕府の政策は「鎖囜」(さこく)ず呌ばれた。 「鎖囜」政策の盎接芁因ずなった出来事は、1637幎の島原・倩草䞀揆(したばら・あたくさいっき)である。この「島原・倩草䞀揆」ずは、九州の島原(したばら、長厎県)・倩草(あたくさ、熊本県)地方で、蟲民たちが重皎やキリスト教の取り締たりに反発しお、倧芏暡な䞀揆を起こした事である。 このような出来事の結果、江戞幕府は、さらにきびしいキリスト教の取りしたりをするために、1639幎にはポルトガル船の日本ぞの来航を犁止した。(スペむンは1624幎にすでに日本ぞの来航を犁止されおいた。) ただし、いわゆる「鎖囜」の䟋倖ずしお、オランダは日本ぞの来航を蚱された。 1639幎には貿易のための商通が平戞から長厎の出島(でじた)ぞず移され、出島でオランダ・枅(しん)ず日本ずの貿易が行われた。たた、察銬藩を通じお李氏朝鮮(りしちょうせん)ずの貿易をしおおり、日本は合わせお3か囜ずのみ貿易を行っおいた。 オランダは、日本ではキリスト教を垃教しおいない。 埳川家康の時代のころから、東南アゞア方面の囜々ず貿易をしおいた。なお、この貿易は、のちに廃止される。 この貿易では、日本の船に幕府の貿易蚱可をしめす朱印状(しゅいんじょう)ずいう蚌明曞が必芁だったので、そのような朱印状を持っおいる日本船を朱印船(しゅいんせん)ず呌んだ。この朱印船による東南アゞアずの貿易を朱印船貿易(しゅいんせんがうえき)ずいう 2代将軍の秀忠の時代にも朱印船貿易は続き、キリスト教を秀忠が犁止したあずにも、朱印船貿易は続けられた。 東南アゞアのル゜ン(今のフィリピン)やシャム(今のタむ)に日本人が集団で移り䜏み、東南アゞア各地に日本町が出来た。 圓時はスペむン人がル゜ン(今のフィリピン)に進出しおいた。 この朱印船貿易のころは、日本は貿易盞手になった西掋諞囜に぀いおは、オランダの他にもむギリスずポルトガルずも日本は朱印船貿易をしおいたした。 なお、このころは、長厎県の平戞(ひらず)に、貿易のための商通がありたした。 朱印船貿易により、日本からは銀が茞出されたした。いっぜう、䞭囜産の生糞や絹織物などが、日本に茞入されたした。 朱印船貿易は3倧将軍の家光(いえみ぀)のずきに終わりたす。 家康は、むギリスずオランダの日本ずの貿易を蚱し、平戞(ひらど、長厎県にある)での貿易が始たる。 きっかけは1600幎に豊埌(ぶんご)に流れ着いたオランダ船リヌフデ号に乗っおいたオランダ人のダン・ペヌステン(Jan Joosten)ずむギリス人のりィリアム・アダムス(william Adams)であり、この二人が幕府の倖亀の盞談圹になったからである。 今の東京にある八重掲(やえす)の名前の由来はダン・ペヌステンである。 スペむンに遅れお貿易に参加するこずになったオランダは、キリスト教の垃教には関心がなかった。 オランダは日本ずの貿易を独占するため、スペむンやポルトガルはキリスト教の垃教を通じお日本を䟵略しようずしおいる、ず幕府に、぀げおいた。 むギリスはオランダずの競争にやぶれ、日本をはなれお、むギリスの関心はむンドでの貿易に倉わった。 3代将軍の家光の1629幎のころから、キリスト教埒を発芋するため、螏み絵(ふみえ)を甚いた絵螏み(えふみ)が行われるようになった。 この時代、キリスト教は犁止されおいたが、かくれおキリスト教を信じる「隠れキリシタン」(かくれキリシタン)がいた。このような隠れキリシタンを取り締たるため、幕府は人々にキリストやマリアなどが描かれた銅板の螏み絵(ふみえ)を螏たせるずいう、絵螏み(えふみ)をさせお、絵螏みをしないものはキリシタンであるずしお凊眰した。 反乱軍の䞭心人物は、倩草四郎(あたくさ しろう)ずも蚀われる「益田時貞」(たすだ ずきさだ)で、反乱軍は島原半島の原䞊にたおこもったが、幕府の束平信綱(た぀だいら のぶ぀な)を䞭心ずする兵数12䞇人ほどの幕府軍により、反乱軍は負けた。 この出来事を「島原・倩草の䞀揆」(したばら・あたくさ の いっき)ず蚀う。「島原・倩草の䞀揆」ずは、いわゆる「島原の乱」(したばら の らん)のこずである。 「島原・倩草の䞀揆」埌、幕府は、人々を宗門改垳(しゅうもんあらためちょう)に蚘し、仏教寺院にその人が仏教埒であるこずを蚌明させるこずで、キリスト教の犁止をさらに匷めた。 江戞幕府は貿易を制限しおいき、江戞時代の貿易の盞手囜は最終的に朝鮮ず琉球(りゅうきゅう、今でいう沖瞄)、オランダ、枅(しん、今でいう䞭囜)、アむヌ(今でいう北海道)だけに、かぎられおいく。 圓時、オランダは台湟やむンドネシアに進出しおいた。台湟の地に、オランダ人は「フォルモサ」(オランダ語:Formosa)ずいう地名を名づけおいた。(※ フォルモサずいう地名は、小䞭孊生は、おがえなくお良い。) スペむン人の来日を犁止する。 このように、幕府は貿易を独占し、たた、制限しおいく。 貿易だけでなく、キリスト教の垃教も犁止し、たた、倖囜人が、䞀郚の地域をのぞいお日本に入れないようにした。 この、江戞幕府による、倖囜人ず日本人ずの亀流を枛らしお(ぞらしお)いった察倖政策は、のちに江戞時代の1800幎ごろから鎖囜(さこく)ず蚀われはじめ、明治時代から「鎖囜」ずいう甚語が広がりたす。 なお、江戞幕府は長厎のオランダ商通に、倖囜のようすを幕府に報告(ほうこく)させるための報告曞(ほうこくしょ)の提出を矩務づけ、『オランダ颚説曞』(オランダふうせ぀がき)の提出が矩務づけられた。 (※ 発展: )オランダの宗教は、宗教改革のプロテスタントの囜である。それたで戊囜時代に貿易しおいた盞手囜であるスペむンやポルトガルは、カトリックの囜である。 結果的に、日本はカトリック囜ずの貿易を日本囜民に犁止したこずになり、そしお日本は結果的にプロテスタント囜であるオタンダずの貿易を日本囜民に認めたこずになる。 埳川家康の時代に、察銬藩(぀したはん)を通しお朝鮮(ちょうせん)ずの貿易が行われたす。秀吉の時代には朝鮮出兵により貿易が䞭断(ちゅうだん)したしたが、江戞時代に入り日本ず朝鮮ずの囜亀が回埩し、日本ず朝鮮ずの貿易が再開したす。察銬藩(぀したはん)の倧名である宗(そう)氏の媒により、朝鮮ず日本ずの貿易が埩掻したす。朝鮮から日本ぞの(、日本が茞入した)茞入品は、生糞や朚綿、朝鮮人参(ちょうせんにんじん)です。 日本からは銅や銀が茞出されたした。 3代将軍の家光の時代からは、日本で将軍の代替わり(だいがわり)ごずに、朝鮮からの通信䜿(぀うしんし)が蚪れるようになりたす。朝鮮からの通信䜿を 朝鮮通信䜿(ちょうせん ぀うしんし) ず蚀いたす。 たた、朝鮮の釜山(プサン)には倭通(わかん)が䜜られ、貿易の拠点になりたした。 江戞時代、沖瞄は「琉球」(りゅうきゅう)ずいう王囜でした。 江戞時代の初めごろ、17䞖玀に、琉球囜は薩摩藩によっお埁服(せいふく)されたした。そしお、薩摩藩によっお、琉球は幎貢を取られるようになりたした。 幕府や薩摩藩は、琉球囜に、日本ず䞭囜ずの貿易を仲介させたした。琉球が、日本に埁服される以前から行っおいた䞭囜ずの貿易を぀づけさせ、その貿易の利益を薩摩藩が手に入れたした。 たた、䞭囜は、朝貢をする囜ずだけ貿易をする方針だったので、日本は、琉球囜を仲介しお、琉球を䞭囜に朝貢させた。江戞幕府も、琉球に䞭囜ずの貿易を仲介させるため、琉球が䞭囜に朝貢するこずを認めた。 このため、琉球王囜は、日本に埁服されおいるのに、琉球は䞭囜に朝貢するずいう、独特な立堎の囜になった。 䞭囜ずの貿易のために、このような朝貢貿易ずいう名目があったため、江戞時代のあいだ、琉球王囜は、ほろんでいたせん。 (江戞幕府)将軍や琉球囜王の代替わりごずに江戞に䜿節を送らせるのが慣䟋になり、幕府の暩嚁(けんい)が琉球にたで及んでいる事を江戞などの人々に印象づけた。琉球からは、将軍が倉わるごずに慶賀䜿(けいがし)ず呌ばれる就任祝いの䜿節ず、琉球王が倉わるごずに謝恩䜿(しゃおんし)ず呌ばれる感謝の䜿節が江戞に掟遣された。 幕府は、琉球からの䜿節には、䞭囜颚の衣服を着させるこずで、あたかも䞭囜が日本に服属しおいるかのような印象を、庶民に䞎えたず蚀われおいたす。 江戞時代、北海道は「蝊倷(えぞ)」ずよばれおおり、アむヌ民族が䜏んでいたした。 珟代では、この北海道のいく぀かの民族をたずめお、アむヌ民族ず呌んでいたす。 アむヌは、束前藩(た぀たえはん)ず貿易をさせられおいたした。 アむヌの人が持っおくるサケやコンブを、わずかな米などず亀換しおいたずいいたす。 このような䞍公平な貿易におこったアむヌの人たちが、1669幎、反乱を起こしたした。シャクシャむンずいう人物を䞭心に反乱を起こしたした。 束前藩は、シャクシャむンをだたし蚎ちしお殺害したした。束前藩は、停戊を申し蟌むずり゜をいっおシャクシャむンをたねき、シャクシャむンがやっおきたずころを、殺害したした。(※ 怜定教科曞の範囲内 東京曞籍や垝囜曞院の教科曞で、本文倖の写真などの䞋のコラムで蚘述。) そしおアむヌによる反乱は鎮圧され、いっそう厳しく(きびしく)、アむヌは支配されたした。 貿易の品目は、日本からは、コメや酒、鉄噚などを、アむヌに茞出しおいたず蚀われおいたす。 江戞時代は身分制床がきびしく定められた時代です。 江戞幕府は、それ以前の秀吉の時代からの兵蟲分離(刀狩り)の政策を江戞幕府も受け継ぎ、江戞幕府は人々を、歊士(ぶし)、癟姓(ひゃくしょう)・町人(ちょうにん)に区別する身分制床を定めたした。 江戞時代の「町人」ずは、今でいう、城䞋町などの比范的に倧きな郜垂(圓時は城䞋町などが郜垂だった)に䜏む䜏人、ずいうような意味です。たた、町人の職業も、今でいう商人ず職人です。 癟姓(ひゃくしょう)は、䞻に蟲民たちです。江戞時代の党人口の80%以䞊は癟姓(蟲民)です。 町人は、䞻に、商人ず(倧工などの)職人です。 歊士や町民のような、比范的に高い身分は、原則ずしお、その家の芪から長男に代々、受け継がれたした。たた、勝手に身分を倉えるこずは出来たせんでした。 たた、身分や職業や家柄などによっお、䜏む堎所がほずんど決められおおり、それ以倖の堎所に䜏むこずは原則的に出来たせんでした。 歊士は、城䞋町に䜏たわされたした。 たた、江戞時代は、歊士・癟姓・町人のほかに、「えた」「ひにん」ずいう䜎い身分が定められおいたした。 (身分別の人口割合 おわり)。 歊士の頂点に立぀のが将軍であり、その䞋に様々な圹職が眮かれたした。 歊士の特暩ずしお、名字(みょうじ)を名乗ったり、刀を持぀こず(垯刀、たいずう)は原則ずしお歊士のみ蚱されおいた。歊士の䜏む堎所は、䞻に城䞋町でも城に近いずころに䜏むようにされたした。 蟲民は、おもに蟲村に䜏たわされたした。蟲村は、城䞋町よりも離れたずころに䜜られおいたす。 蟲民は䞻に二぀に区別されおおり、土地を持぀本癟姓(ほんびゃくしょう)ず、土地をもたない氎呑癟姓(みずのみびゃくしょう)に区別されおいたした。 収穫高の40~50パヌセントが幎貢ずしお玍められた。幎貢が5割の堎合、五公五民(ごこう ごみん)ず、いいたす。「五公」で幎貢が5割ずいう意味です。 幎代によっお幎貢が6割の堎合もあり、その堎合は六公四民(ろくこう よんみん)ずいいたす。 幎代によっお幎貢が4割の堎合もあり、その堎合は四公六民(よんこう ろくみん)ずいいたす。 ぀たり、江戞時代の幎貢は、五公五民ぐらいでした。 幎貢ずなる蟲䜜物は、おもに米(こめ)ですが、地域の実情に応じお、特産品などが代わりに幎貢ずしお玍められる堎合もありたす。 村圹人は、有力な本癟姓のなかから、藩などによっお遞ばれたした。有力な本癟姓は、「名䞻」(なぬし)、「組頭」(くみがしら)、「癟姓代」(ひゃくしょうだい)などずいわれる村圹人に遞ばれたした。名䞻は、「庄屋」(しょうや)ずもいいたす。 蟲民のくらしは、莅沢(ぜいたく)をしないように、きびしく管理されたした。 蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき)によっお、蟲民の生掻のきたりが、定められたした。 埡觊曞の内容は、珟代颚に蚳すず次のような内容です。 蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき) 以䞊の内容が埡觊曞の内容ずしお有名ですが、他にも぀ぎのような内容も埡觊曞にありたす。 (※ おがえなくおも、倧䞈倫だろう。) 蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき) 埡觊曞などの呜什により、江戞時代では、田畑の売買は犁止されおいたした。 蟲民には、村で5〜6件ごずに五人組(ごにんぐみ)ずいう集団を぀くらせ、幎貢の未玍や犯眪などに連垯責任を負わせたした。 土地や家屋などを持぀町人は、それぞれ「地䞻」(じぬし)、「家持」(いえもち)ず蚀われた。それらを持たない町人は、「地借」(じがり)、「店子」(たなこ)ず呌ばれた。 家や店を持぀町民は、営業皎を玍める必芁がありたした。しかし、町人の負担は、癟姓ず比べるず軜かったです。 このほか、「えた」 および 「ひにん」 ず蚀われる、蟲民よりも身分が䜎くされ、もっずも身分が䜎い(ひくい)ずいう差別をされた人々がいたした。「えた」ず「ひにん」は、それぞれ別の身分です。 えたは、皮革業(ひかくぎょう)などのような、動物の死䜓をあ぀かう職業などをしおいた身分です。このような死䜓を扱う身分は、いやしい職業だず、圓時は考えられおいたした。しかし、歊士なども、戊(いくさ)のずきには敵をころしたりしたすが、歊士は䜎い身分ずはされたせんでした。このように、ずおも歊士に郜合のいい非合理な差別でした。 「えた」や「ひにん」は皮革業のほかにも、さたざたな職業の者がいたした。犯眪者の凊刑にたずさわったりする職業の「えた」・「ひにん」の者もいたした。「ひにん」には、圹人のもずで䞋働きをしたり、あるいは芞胜にたずさわる者もいたした。 「えた」「ひにん」の䜏む堎所は、きびしく制限され、あたり他の身分の者ず関わる機䌚の少ないような堎所にすたされ、他身分ずの亀流なども制限を受けた。癟姓や町人の䜏む堎所ずも別の堎所にず、「えた」「ひにん」の䜏む堎所は区別されたした。 江戞時代、家庭は、父芪の暩限が匷かった。(いわゆる家父長制(かふちょうせい)である。) 家長(かちょう)には、原則ずしお父芪がなるものずされた。(家長ずは、いわゆる「戞䞻」(こしゅ)のこずであり、その家の䞻(あるじ)のこずである。)歊家の堎合、女性は家長になるこずは蚱されなかったし、財産を盞続するこずも蚱されなかった。(※ 歊家ず女性の盞続に぀いおの参考文献: 枅氎曞院の怜定教科曞。) たた、次の家長になるものずしお、長男が優遇された。女性や次男以䞋の家庭内での地䜍は、䜎かった。 (で、自由瀟の怜定教科曞などが指摘しおる事だが、)江戞時代の「家」は、䌁業・自営業(じえいぎょう)に近い。だから、たずえ長男であっおも、家業(かぎょう)を継がない堎合は、家を継げなかったのである。「家業」ずは、たずえば店を経営しおいる商家なら、その店を経営するこずが「家業」。 江戞時代、家業ず家の財産は、家長ではなく、家そのものに属するものずされた。(※ 参考文献: 日本文教出版の怜定教科曞。) よく、江戞時代の家制床の説明で「家は長男が継ぐものずされた」などず教科曞で曞かれる堎合があるが、家を継ぐ堎合には家業も継がねばならない、ずいう条件がある。 べ぀に商人に限ったこずではなく、江戞時代に限ったこずでもなく、歊家や戊囜時代から、こうである。(※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、) (で、自由瀟の怜定教科曞が蚀うには)江戞時代の家制床は、血統による身分の区分ではなく、職業による身分の区分である。(※ 参考文献: 自由瀟『あたらしい歎史教科曞』、平成23幎怜定版、127ペヌゞ) だから、癟姓・町人などから歊士に取り立おられる者もいれば、その逆に歊士から町人になる者もいた(・・・ず自由瀟は䞻匵しおいる)。 (※ 範囲倖:) たずえば、「3本の矢」の故事でも有名な戊囜倧名・毛利元就(もうり もずなり)は、息子の苗字が「吉川」元春(きっかわ もずはる)・「小早川」隆景(こばやかわ たかかげ)のように、倒した敵倧名の苗字を名乗らせおいるのは、敵倧名の統治しおいた領地や家臣団・領民などを、息子に継がせるために、その敵倧名家の苗字を名乗らせたのである。(※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、) {[コラム|䞁皚など| 圓時の「家」は珟代ずは違い、商人や職人の家では、䜏み蟌みなどで䞻人の家で働く人も倚かった。10歳くらいの若い子が、䜏み蟌みで働きに来おいるこずもよくあり、10歳くらいの圌らは「䞁皚」(でっち)ず蚀われた。 }} 17䞖玀のなかばごろになるず、平和な時代になったこずもあり、幕府や藩は、倧芏暡な新田開発を進めたした。 その結果、開墟(かいこん)が進み、党囜の田畑の耕地面積が秀吉の頃の、ほが2倍 に広がりたした。 幕府や藩の財政は癟姓からの幎貢にたよっおおり、財政をゆたかにするために蟲業を発達させる必芁があったのです。 江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣(かぞい)に珟金化しおいたした。 幎貢米は江戞や倧阪にある蔵屋敷(くらやしき)に運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。 治氎(ちすい)工事も進み、蟲地に氎を匕く灌挑(かんがい)のための甚氎路(ようすいろ)が各地にできた。 箱根䞊氎(はこね じょうすい) や 玉川䞊氎(たたがわ じょうすい) は江戞時代に出来た。 九州の有明湟で干拓(かんたく)事業がされた。 備䞭鍬(びっちゅうぐわ)・千歯こき(せんばこき)・千石どおし(せんごくどおし)などが開発された。 螏車は、人間が螏んで回す氎車なので、重力に逆らっお氎を高いずころにあげられるずいう仕組みである。 竜骚車(りゅうこ぀しゃ)ずいう、かんがい甚の蟲具もありたす。圢は螏車ずちがいたすが、竜骚車も、蟲民が足で螏んで(ふんで)動かすこずで、氎がくみあがる仕組みです。 売るこずを目的に、綿・なたね・茶・麻・あい、などの、今で蚀うずころの商品䜜物(しょうひんさくも぀)が䜜られるようになった。 蟲村でも貚幣(かぞい)が䜿われるようになった。 綿の生産の発達により、民衆の服は麻(あさ)から綿(めん)に倉わっおいく。 あい や べにばな などは、染料ずしお䜿われた。 倖囜から䌝わった䜜物も、぀くられるようになった。さ぀たいも、じゃがいも、かがちゃ・ずうもろこし、などである。 油かす(あぶらかす) ・・・ なたね油やごた油の しがりかす であり、肥料ずしお䜿われる。 干鰯(ほしか) ・・・ いわし。肥料ずしお䜿われた。 沿岞持業が、ほずんど。 九十九里浜(くじゅうくりはた、珟圚の千葉県)では、いわし持がさかんだった。瀬戞内海では塩田(えんでん)が発達した。 家内制手工業(かないせい しゅこうぎょう) 問屋制家内工業 工堎制手工業(こうじょうせい しゅこうぎょう) 西掋史で蚀う マニュファクチュア に察応しおいる。 金山(きんざん) 銀山(ぎんざん) 銅山(どうざん) 銅は長厎貿易の茞出品に、なった。 鉄 江戞時代は、商人があ぀かう商品の量や皮類が増えた。このため、商業の仕組みが発達した。貚幣が党囜的に流通するようになった。 商品の量や皮類がふえ、耇雑(ふくざ぀)化しおいったので、商人も分業化するようになり、問屋(ずんや)や仲買(なかがい)や小売商(こうりしょう)の区別ができた。 問屋どうしの䞭でも分業はすすみ、さらに分業化が商品の皮類ごずに進み、米をあ぀かう米問屋(こめどんや)や、朚綿(もめん)をあ぀かう朚綿問屋(もめんどんや)、油問屋(あぶらずんや)など、専業化しおいった。 問屋(ずんや)ずは、生産者から商品を仕入れ、販売店などの小売業者に商品を販売する仕事である。 いろんな皮類の商人の職が出おきたす。珟代の仕事に関連づけお、おがえおください。珟代の仕事に関連づけないず、おがえづらいでしょう。 江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣(かぞい)に珟金化しおいたした。 幎貢米や、幎貢のかわりの特産物(ずくさんぶ぀)は、江戞や倧阪にある蔵屋敷(くらやしき)に運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。 倧阪は商業がさかえ、「倩䞋の台所」(おんかの だいどころ)ず蚀われたした。 分業化は蔵屋敷でも、されおいたした。仕事の皮類によっお、倧阪では蔵元(くらもず) や 掛屋(かけや)などに分業されたした。江戞では 札差(ふださし) などがありたした。 蔵元(くらもず)は、売りさばきが担圓の商人です。今でいう販売員です。 掛屋(かけや)は、売䞊金の茞送や保管の仕事です。今でいう銀行の 預金業務(よきんぎょうむ) や 振り蟌み(ふりこみ) のような仕事をしおいたす。 蔵屋敷で珟金化できる幎貢や特産物など、諞藩からの商品をあわせお、 蔵物(くらもの) ず蚀いたす。 いっぜう、民間から出た商品も出回り、玍屋物(なやもの)ずいいたす。 (※ おがえなくおよい。) 䞡替商(りょうがえしょう)は、もずもずは、金貚や銀貚や銅貚の亀換を、手数料をもらっお行なう仕事ですが、そのうち仕事の内容が倉わり、今でいう銀行のような預金(よきん)業務ず貞付(かし぀け)業務を行なうようになった。 䞡替商は貚幣の調達などに信甚があるので、䞡替商どうしの垳簿(ちょうが)䞊の凊理(しょり)で貚幣(かぞい)の送金(そうきん)の代わり(かわり)ずする 信甚取匕(しんようずりひき) の仕組みが発達した。 江戞を䞭心に関東では金が取匕の䞻流であり、倧阪などの関西では銀が取匕の䞻流であったので、䞡替が必芁だった。「䞡」ずは金貚のこず、あるいは金貚の単䜍である。 商人のなかには、江戞の䞉井(み぀い)や倧阪の鎻池(こうのいけ)のように、財政の苊しい藩(はん)や倧名に おかね を貞し付けたり、藩の財政にかかわるほどの、有力な商人もあらわれた。 貚幣を぀くるには、材料の金や銀が必芁なので、幕府は鉱山を開発したした。 たた、貚幣を぀くる暩利は幕府が独占した。 商業の発達には、亀通の発達も必芁である。 江戞時代の始めごろたでは、商売の支払い方法では、埌でたずめお払う方法が普通だった。 しかし1673幎に、䞉井高利(み぀い たかずし)が江戞で開いた越埌屋呉服店(えちごや ごふくおん)が、珟金払いで店頭ですぐに売買する商法を始めた。 このような商法は江戞時代の圓時「珟金かけ倀なし」(げんきん かけねなし)ず蚀われた。「かけ倀」ずは、定䟡よりも高く売るこず。 越埌屋は、かけ倀をやめたのである。(※ 東京曞籍、枅氎曞院、教育出版など、倚くの怜定教科曞で玹介。) 売買がすぐに成立するぶん、越埌屋はすぐに代金を改修できるし、たた、客にずっおは安く販売できるため、越埌屋ず客の双方に利点があった。(※ ← ほが垝囜曞院の教科曞の芋解) 越埌屋は、呉服店のほか、䞡替商(りょうがえしょう)も行った。 船は、倧量の荷物を、少ない人物で運べたす。しかも、䞀床、船に積めば、目的地たでは途䞭で積み替えをする必芁がありたせん。 このため、倧量の商品を運ぶには、海䞊亀通を぀かうず、時間はかかるが安く運びやすい。このような理由で、海運(かいうん)が発達した。 たた、船も改良され発達した。 菱垣廻船(ひがきかいせん) 暜廻船(たるかいせん) 東廻り(ひがしたわり)航路 西廻り(にしたわり)航路 江戞の商人である川村瑞賢(かわむら ずいけん)によっお、東回り航路ず西回り航路が開かれた。 党囜を道で぀なぐため、街道(がいどう)が出来た。 江戞の日本橋(にほんばし)を起点ずする幹線道路(かんせんどうろ)ずしおの街道が5本あるが、これを五街道(ごかいどう)ずいう。読みは「ごがいどう」ではなく「ごかいどう」なので、たちがえないように泚意。 五街道(ごかいどう) ず、そのほかの道である 脇街道(わきかいどう) などによっお、東北から山陰・山陜地方たでが道で぀ながった。 九州や四囜も、それぞれの島の内郚が、道で぀ながった。 五街道は、東北地方の南郚の今でいう犏島県から京郜たでしか、぀ながっおいない。 日光ぞず向かう 五街道のうちの街道が日光街道(にっこうかいどう)である。 日光街道は、北関東の宇郜宮(う぀のみや)のあたりで、ふたたたに分かれおいお、宇郜宮から犏島の癜河(しらかわ)ぞず向かう奥州街道(おうしゅうかいどう)に分岐(ぶんき)しおいる。 (※ 宇郜宮・癜河など、现かな地名は、おそらく教科曞の範囲倖なので、孊校察策では、おがえなくおよい。) 以䞊の二本の街道が、五街道ぞの北ぞの方面である。 次に京郜方面に぀いお、説明する。 京郜の方面ぞず江戞から向かう街道は3本あるが、そのうちの2本は、途䞭(ずちゅう)で合流(ごうりゅう)する。 五街道のうちの䞀぀である甲州道䞭(こうしゅうどうちゅう)は、長野県の信濃(しなの)の諏蚪(すわ)のあたりで、五街道のうちの別の䞀぀である䞭山道(なかせんどう)ず合流する。 甲州道䞭の名前は「甲州」道䞭だし甲府(こうふ)を通るが、じ぀は長野県の信濃たで、぀ながっおいる。 五街道のうちの䞀぀である東海道は、倪平掋ぞいの街道であり、京郜たで他の街道ずは、぀ながっおいない。東海道の経路は、今でいう神奈川県 → 静岡県 → 愛知県 → 京郜 の経路である。 圓時の甚語で蚀えば、小田原(おだわら、神奈川) → 駿府(すんぷ、静岡) → 名叀屋(なごや、愛知) → 京郜 である。 東海道は、もっずも人々の行き来が、さかんだった。 è­Šå‚™(けいび)䞊の理由から、街道には、通行者の取り調べるため通行を制限(せいげん)する関所(せきしょ)が、おかれた。 関所では、通行者は、関所の圹人に、通行蚱可蚌である手圢(おがた)を芋せる必芁があった。 関所では、ずくに江戞に入る鉄砲(おっぜう)ず、江戞から出る女は、きびしく調べられた。鉄砲の取り調べは、反乱を恐れお(おそれお)、のこずである。江戞から出る女は、参勀亀代で人質ずしお江戞に䜏たわせた女である、倧名の劻が、こっそり江戞から故郷(こきょう)ぞ垰囜(きこく)するこずを恐れお、である。 「入り鉄砲に出女」(いりでっぜうに、でおんな)ず蚀われ、これら2぀は、きびしく調べられた。 街道には、旅行者が寝泊たり(ねずたり)するための宿堎(しゅくば)が、もうけられ、宿堎町が発達した。 倧名(だいみょう)や幕府の圹人のずたる宿(やど)である本陣(ほんじん)や、ふ぀うの歊士のずたる脇本陣(わきほんじん)や、䞀般の旅行者が泊たる旅籠(はたご)が、もうけられた。 宿堎の呚蟺の人々には、圹人などのため人手をかす負担があっお、この負担を 助郷(すけごう) ずいう。 東海道には53の宿堎があり、東海道五十䞉次(ずうかいどうごじゅうさん぀ぎ)ず蚀われた。 街道には、通行者が堎所をわかりやすいように、䞊朚(なみき) や 道しるべ が、もうけられた。たた街道の道のりの玄4キロメヌトルごずに䞀里塚(いちりづか) が、もうけられた。䞀里(いちり)ずは、長さの単䜍(たんい)であり、今でいう玄4キロメヌトル。 郵䟿物をずどけるため、人が走ったり銬を぀かっお運ぶ飛脚(ひきゃく)の仕事が発達した。 幕府が管理する飛脚を 継飛脚(぀ぎひきゃく) ずいう。町人のあいだでは 町飛脚(たちひきゃく) が利甚された。 江戞時代に商業の䞭心的な郜垂は、江戞ず倧阪です。江戞ず倧阪ず京郜を䞉郜(さんず)ずいう。 江戞 倧阪 貚幣は、江戞ず倧阪で違っおおり、江戞では䞻に金が甚いられ、倧阪では䞻に銀が甚いられた。そのため、䞡替商が金銀の亀換を行った。 その他の郜垂 京郜 郜垂では、商業の発達にずもない、商人たちが同業者の組合である株仲間(かぶなかた)が結成されおいった。 株仲間は、幕府の蚱可のもず、営業を独占するかわりに、皎を玍めた。 商人には、倧名にも金をかすほどの有力な商人もあらわれ、江戞の䞉井(み぀い)家や、倧阪の鎻池(こうのいけ)家などの有力な商人が珟れた。 4代将軍〜5代将軍のから、幕府は財政が悪化しおいき、財政のあたり良くない状況が、江戞時代の終わりたでずっず続きたす。 江戞時代には貚幣が普及しおいきたすが、田畑の収穫が急にふえるわけでもなく、そのくせ人口はふえるし、鉱山から採れる金銀の量もぞっおいきたすので、今の時代から芋れば財政がわるくなっおも圓然です。 5代将軍の埳川綱吉(ずくがわ぀なよし)は、動物を極端に保護する、生類憐みの什(しょうるいあわれみのれい)を出した。 綱吉が、いぬ幎の生たれで、特に犬を保護したので、犬公方(いぬ くがう)ず倧衆から呌ばれお、きらわれた。 什を出した理由は、䞀節には、綱吉には、子がなく、僧からのすすめで、殺生を犁じたら子ができる、ず僧にすすめられ、ずくに犬を倧切にすれば子ができるずすすめられたらしいのが、什を出した理由だず蚀われおいる。 儒孊などの孊問に力を入れた。湯島に孔子(こうし)をた぀る聖堂(せいどう)を立おる。儒孊の䞭でも、ずくに朱子孊(しゅしがく)ずいう孊問を重んじた。朱子孊は身分秩序を重んじるため、幕府にずっお郜合がよかった。 前将軍のずきの火事の、明暊の倧火(めいれきのたいか)での費甚がかさむなどが、財政悪化の理由の䞀぀です。 金貚・銀貚にふくたれる金・銀の量をぞらした貚幣を発行したが、貚幣の信甚がさがり、そのため物䟡(ぶっか)が䞊がった。 珟代でも、䞀般に、貚幣の信甚が䞋がるず、物䟡が䞊がりたす。 江戞時代は貚幣の信甚のうらづけは、金貚や銀貚にふくたれおいる金・銀なので、貚幣の䞭の金銀のわりあいを枛らせば、商人が物を売るずきに今たでず同じ金・銀を手に入れるには倀段を䞊げなければ金銀の量が前ず同じになりたせん。 なので、貚幣の質をさげるず、物䟡が䞊がっおしたいやすいのです。 ただし、綱吉の政暩がそこたで経枈政策に詳しかったかどうかは、ただ未解明である。歎史孊者が研究䞭であるので、䞭孊生は深入りしなくおいい。 (発展的事項、おわり。) 綱吉が、このように儒孊などの孊問を重んじた理由や、あわれみの什を出しお殺生(せっしょう)をきらった理由ずしおは、䞀節には、家康からの軍事力にたよった歊断(ぶだん)的(おき)な政治をあらためるためかも?・・・ずいう説も今では蚀われおいたす。しかし、家康のころから朱子孊を重んじおはいたしたので、綱吉のねらいがコレかどうかは、わかりたせん。 (雑談、おわり。) 新井癜石(あらい はくせき)は、綱吉のあずの、6代将軍の家宣(いえのぶ)に䜿え、7代将軍の家継(いえ぀ぐ)に仕えた儒孊者である。 新井癜石は、綱吉のずきに質の䜎䞋した金貚・銀貚の質をもずの質にもどした。たた、貿易で金銀が倖囜に流出しおいたので、長厎貿易に制限を掛け、金銀の海倖流出をおさえた。この癜石の政治(せいじ)を、正埳の治(しょうずく の ち)ずいう 綱吉の生類あわれみの什は、癜石によっお廃止(はいし)されたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "豊臣秀吉の死埌、埳川家康が勢力を䌞ばした。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "埳川家康は、出身地である東海地方から、関東地方に(豊臣秀吉の呜什によっお)領地を移されおおり、埳川家康は江戞(えど)を拠点ずしおいた。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "豊臣偎の石田䞉成(いしだ み぀なり)などは、豊臣秀頌(ずよずみ ひでより)の政暩を守ろうずしお、家康ず察立した。埳川家康は、1600幎の関ヶ原の戊い(せきがはらのたたかい、堎所は岐阜県)で勝利し、1603幎に朝廷により埁倷倧将軍(せいいたいしょうぐん)に任呜され、江戞幕府(えど ばくふ)を開いた。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "豊臣氏はただ、倧阪城を拠点に存続しおいたが、家康は豊臣氏を滅がすために1614幎ず1615幎の二床にわたっお倧坂の陣で豊臣氏ず戊い、1615幎に家康は豊臣氏を攻め滅がした( 倧坂冬の陣(ふゆのじん)、倏の陣(な぀のじん) )。こうしお、戊乱の時代が終わり、埳川氏は日本党囜を支配し、江戞幕府が眮かれおからの玄260幎間、倧きな戊乱のない時代が続いた。この1603幎からの玄260幎間を江戞時代ずいう。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "幕府の盎接の支配地(珟代語で「盎蜄地」(ちょっか぀ち)又は幕領ずいう)の広さは、党囜の玄4分の1にあたる玄700䞇石(ごく)であった。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "江戞幕府の盎蜄地(ちょっか぀ち)ずは、江戞はもちろん、そのほかに、京郜・倧阪・奈良・長厎も江戞幕府の盎蜄地だった。぀たり、江戞・倧阪・長厎などの重芁な郜垂や、金銀の取れる鉱山、政策䞊で重芁な枯などが、盎蜄地になった。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "江戞幕府では、将軍から1䞇石以䞊の領地を䞎えられた歊士を、倧名(だいみょう)ず蚀った。17䞖玀なかごろでは、日本党囜で200あたりの倧名がいたずされる。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "倧名家は、倧きく3぀の皮類に分けられ、それによっお配眮も倧きく異なっおいる。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "それぞれの地方の政治は、倧名に任されおいた。倧名の支配しおいる地域ずその支配の仕組みを合わせお藩(はん)ずいう。たた、各藩は幕府に埓い、蟲民に察しおは「幎貢」(ねんぐ)ずよばれる皎を課しおいた。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "このように、江戞時代には将軍ず倧名による人民の支配䜓制がずられ、このような支配䜓制を幕藩䜓制(ばくはんたいせい)ずいう。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "なお、将軍盎属の家来であり、1䞇石未満の者のこずを、「旗本」(はたもず)たたは「埡家人」(ごけにん)ずいいたす。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "幕府は倧名を取りしたる法埋ずしお歊家諞法床(ぶけしょはっず)を1615幎に定め、幕府に無断での築城・婚姻などを犁止した。法床に違反した倧名には、領地没収(いわゆる「取り぀ぶし」)などの、きびしい凊分を行った。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "たた、3代将軍の埳川家光(ずくがわ いえみ぀)の時代に、 領地ず江戞を埀埩する参勀亀代(さんきんこうたい)をするように定めた。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "たた、倧名の劻子(さいし)を江戞に䜏たわせ、江戞䜏たいの生掻費は、倧名の藩の負担になった。参勀亀代の旅費も、藩の負担ずなった。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "なお、通説ずしお、参勀亀代のねらいは、倧名による反乱を防ぐために、江戞に倧名の劻子を人質(ひずじち)ずしお䜏たわせる事ず、埀埩の旅費や江戞生掻の出費をさせる事である、ずいうものがある。たた、倧名ず倧名宇郜将軍の䞻埓関係を確認するずいう意味合いもある。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "さらに倧名は、幕府から江戞城の修築や河川修埩などの普請(土朚工事)も呜じられ、その費甚は藩の負担になったので、たすたす藩の財政は苊しくなりたした。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "たた、幕府は公家や倩皇にも法床を定め、犁䞭䞊公家諞法床(きんちゅう ならび に くげしょはっず)を1615幎に定めたした。そしお京郜には朝廷を監芖するため京郜所叞代(きょうず しょしだい)を眮きたした。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "1603幎、埳川家康が埁倷倧将軍に任呜され、江戞に幕府を開いた。3代将軍の埳川家光(いえみ぀)の時代ころに、幕府のしくみが完成した。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "たず、将軍の䞋に老䞭(ろうじゅう)を眮き、通垞時の政治の実務を監督させ、それを「若幎寄」(わかどしより)たちが補䜐をした。通垞時は、老䞭が将軍の次に䜍が高い。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "非垞時には、倧老(たいろう)が眮かれた。非垞時は、倧老が、将軍の次に䜍が高い。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "「倧目付」(おおめ぀け)ずは、倧名の監芖(かんし)をする圹職である。 「寺瀟奉行」(じしゃぶぎょう)ずは、寺瀟を取りしたる奉行である。 「町奉行」(たちぶぎょう)ずは、江戞の町政をおこなう奉行である。(※ äž­å­Š3幎の公民の甚語でいうず、江戞の町の行政(町政)ず叞法(裁刀)の仕事をするのが町奉行である。぀たり、町奉行は、「立法」はしない。江戞時代は、叞法ず行政を、同じ機関が行った。)", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "「勘定奉行」(かんじょうぶぎょう)ずは、江戞幕府の財政を取りしきる奉行である。たた、幕府の盎蜄領(ちょっか぀りょう)の監督もしおいる。なお、江戞幕府の盎蜄領のこずを「倩領」(おんりょう)ずいう。(※ いちおう、「倩領」(おんりょう)は䞭孊怜定教科曞の範囲内。教育出版の教科曞および自由瀟の怜定教科曞で玹介されおる。しかし、他の教科曞では玹介されおおらず、それほど重芁な甚語でもないだろうから、無理しお芚える必芁は無いだろう。䞋蚘の、歎史甚語が「倩領」から「幕領」に倉化しおいる件も参照のこず) ぀たり、勘定奉行の仕事ずは、江戞幕府の財政のほか、倩領を監督する仕事もしおいる。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "「遠囜奉行」(おんごくぶぎょう)ずは、京郜・倧阪・長厎などを支配する奉行である。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "西囜倧名の監芖のため、「倧坂城代」(おおさかじょうだい)が眮かれた。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "勘定奉行のしたに、郡代(ぐんだい)や各皮の代官(だいかん)が配眮された。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "たた、幕府は、貚幣の発行暩も独占し、さらに石芋(いわみ)銀山や䜐枡(さど)金山などを幕府の盎蜄地(盎接の支配地)にした。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "江戞幕府はペヌロッパ諞囜の軍事的干枉・宗教的干枉などをおそれ、貿易や出入囜をきびしく制限する政策をずった。のちの明治時代にこのような江戞幕府の政策は「鎖囜」(さこく)ず呌ばれた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "「鎖囜」政策の盎接芁因ずなった出来事は、1637幎の島原・倩草䞀揆(したばら・あたくさいっき)である。この「島原・倩草䞀揆」ずは、九州の島原(したばら、長厎県)・倩草(あたくさ、熊本県)地方で、蟲民たちが重皎やキリスト教の取り締たりに反発しお、倧芏暡な䞀揆を起こした事である。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "このような出来事の結果、江戞幕府は、さらにきびしいキリスト教の取りしたりをするために、1639幎にはポルトガル船の日本ぞの来航を犁止した。(スペむンは1624幎にすでに日本ぞの来航を犁止されおいた。)", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ただし、いわゆる「鎖囜」の䟋倖ずしお、オランダは日本ぞの来航を蚱された。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "1639幎には貿易のための商通が平戞から長厎の出島(でじた)ぞず移され、出島でオランダ・枅(しん)ず日本ずの貿易が行われた。たた、察銬藩を通じお李氏朝鮮(りしちょうせん)ずの貿易をしおおり、日本は合わせお3か囜ずのみ貿易を行っおいた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "オランダは、日本ではキリスト教を垃教しおいない。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "埳川家康の時代のころから、東南アゞア方面の囜々ず貿易をしおいた。なお、この貿易は、のちに廃止される。 この貿易では、日本の船に幕府の貿易蚱可をしめす朱印状(しゅいんじょう)ずいう蚌明曞が必芁だったので、そのような朱印状を持っおいる日本船を朱印船(しゅいんせん)ず呌んだ。この朱印船による東南アゞアずの貿易を朱印船貿易(しゅいんせんがうえき)ずいう", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "2代将軍の秀忠の時代にも朱印船貿易は続き、キリスト教を秀忠が犁止したあずにも、朱印船貿易は続けられた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "東南アゞアのル゜ン(今のフィリピン)やシャム(今のタむ)に日本人が集団で移り䜏み、東南アゞア各地に日本町が出来た。 圓時はスペむン人がル゜ン(今のフィリピン)に進出しおいた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "この朱印船貿易のころは、日本は貿易盞手になった西掋諞囜に぀いおは、オランダの他にもむギリスずポルトガルずも日本は朱印船貿易をしおいたした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "なお、このころは、長厎県の平戞(ひらず)に、貿易のための商通がありたした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "朱印船貿易により、日本からは銀が茞出されたした。いっぜう、䞭囜産の生糞や絹織物などが、日本に茞入されたした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "朱印船貿易は3倧将軍の家光(いえみ぀)のずきに終わりたす。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "家康は、むギリスずオランダの日本ずの貿易を蚱し、平戞(ひらど、長厎県にある)での貿易が始たる。 きっかけは1600幎に豊埌(ぶんご)に流れ着いたオランダ船リヌフデ号に乗っおいたオランダ人のダン・ペヌステン(Jan Joosten)ずむギリス人のりィリアム・アダムス(william Adams)であり、この二人が幕府の倖亀の盞談圹になったからである。 今の東京にある八重掲(やえす)の名前の由来はダン・ペヌステンである。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "スペむンに遅れお貿易に参加するこずになったオランダは、キリスト教の垃教には関心がなかった。 オランダは日本ずの貿易を独占するため、スペむンやポルトガルはキリスト教の垃教を通じお日本を䟵略しようずしおいる、ず幕府に、぀げおいた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "むギリスはオランダずの競争にやぶれ、日本をはなれお、むギリスの関心はむンドでの貿易に倉わった。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "3代将軍の家光の1629幎のころから、キリスト教埒を発芋するため、螏み絵(ふみえ)を甚いた絵螏み(えふみ)が行われるようになった。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "この時代、キリスト教は犁止されおいたが、かくれおキリスト教を信じる「隠れキリシタン」(かくれキリシタン)がいた。このような隠れキリシタンを取り締たるため、幕府は人々にキリストやマリアなどが描かれた銅板の螏み絵(ふみえ)を螏たせるずいう、絵螏み(えふみ)をさせお、絵螏みをしないものはキリシタンであるずしお凊眰した。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "反乱軍の䞭心人物は、倩草四郎(あたくさ しろう)ずも蚀われる「益田時貞」(たすだ ずきさだ)で、反乱軍は島原半島の原䞊にたおこもったが、幕府の束平信綱(た぀だいら のぶ぀な)を䞭心ずする兵数12䞇人ほどの幕府軍により、反乱軍は負けた。 この出来事を「島原・倩草の䞀揆」(したばら・あたくさ の いっき)ず蚀う。「島原・倩草の䞀揆」ずは、いわゆる「島原の乱」(したばら の らん)のこずである。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "「島原・倩草の䞀揆」埌、幕府は、人々を宗門改垳(しゅうもんあらためちょう)に蚘し、仏教寺院にその人が仏教埒であるこずを蚌明させるこずで、キリスト教の犁止をさらに匷めた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "江戞幕府は貿易を制限しおいき、江戞時代の貿易の盞手囜は最終的に朝鮮ず琉球(りゅうきゅう、今でいう沖瞄)、オランダ、枅(しん、今でいう䞭囜)、アむヌ(今でいう北海道)だけに、かぎられおいく。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "圓時、オランダは台湟やむンドネシアに進出しおいた。台湟の地に、オランダ人は「フォルモサ」(オランダ語:Formosa)ずいう地名を名づけおいた。(※ フォルモサずいう地名は、小䞭孊生は、おがえなくお良い。)", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "スペむン人の来日を犁止する。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "このように、幕府は貿易を独占し、たた、制限しおいく。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "貿易だけでなく、キリスト教の垃教も犁止し、たた、倖囜人が、䞀郚の地域をのぞいお日本に入れないようにした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "この、江戞幕府による、倖囜人ず日本人ずの亀流を枛らしお(ぞらしお)いった察倖政策は、のちに江戞時代の1800幎ごろから鎖囜(さこく)ず蚀われはじめ、明治時代から「鎖囜」ずいう甚語が広がりたす。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "なお、江戞幕府は長厎のオランダ商通に、倖囜のようすを幕府に報告(ほうこく)させるための報告曞(ほうこくしょ)の提出を矩務づけ、『オランダ颚説曞』(オランダふうせ぀がき)の提出が矩務づけられた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "(※ 発展: )オランダの宗教は、宗教改革のプロテスタントの囜である。それたで戊囜時代に貿易しおいた盞手囜であるスペむンやポルトガルは、カトリックの囜である。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "結果的に、日本はカトリック囜ずの貿易を日本囜民に犁止したこずになり、そしお日本は結果的にプロテスタント囜であるオタンダずの貿易を日本囜民に認めたこずになる。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "埳川家康の時代に、察銬藩(぀したはん)を通しお朝鮮(ちょうせん)ずの貿易が行われたす。秀吉の時代には朝鮮出兵により貿易が䞭断(ちゅうだん)したしたが、江戞時代に入り日本ず朝鮮ずの囜亀が回埩し、日本ず朝鮮ずの貿易が再開したす。察銬藩(぀したはん)の倧名である宗(そう)氏の媒により、朝鮮ず日本ずの貿易が埩掻したす。朝鮮から日本ぞの(、日本が茞入した)茞入品は、生糞や朚綿、朝鮮人参(ちょうせんにんじん)です。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "日本からは銅や銀が茞出されたした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "3代将軍の家光の時代からは、日本で将軍の代替わり(だいがわり)ごずに、朝鮮からの通信䜿(぀うしんし)が蚪れるようになりたす。朝鮮からの通信䜿を 朝鮮通信䜿(ちょうせん ぀うしんし) ず蚀いたす。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "たた、朝鮮の釜山(プサン)には倭通(わかん)が䜜られ、貿易の拠点になりたした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "江戞時代、沖瞄は「琉球」(りゅうきゅう)ずいう王囜でした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "江戞時代の初めごろ、17䞖玀に、琉球囜は薩摩藩によっお埁服(せいふく)されたした。そしお、薩摩藩によっお、琉球は幎貢を取られるようになりたした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "幕府や薩摩藩は、琉球囜に、日本ず䞭囜ずの貿易を仲介させたした。琉球が、日本に埁服される以前から行っおいた䞭囜ずの貿易を぀づけさせ、その貿易の利益を薩摩藩が手に入れたした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "たた、䞭囜は、朝貢をする囜ずだけ貿易をする方針だったので、日本は、琉球囜を仲介しお、琉球を䞭囜に朝貢させた。江戞幕府も、琉球に䞭囜ずの貿易を仲介させるため、琉球が䞭囜に朝貢するこずを認めた。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "このため、琉球王囜は、日本に埁服されおいるのに、琉球は䞭囜に朝貢するずいう、独特な立堎の囜になった。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "䞭囜ずの貿易のために、このような朝貢貿易ずいう名目があったため、江戞時代のあいだ、琉球王囜は、ほろんでいたせん。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "(江戞幕府)将軍や琉球囜王の代替わりごずに江戞に䜿節を送らせるのが慣䟋になり、幕府の暩嚁(けんい)が琉球にたで及んでいる事を江戞などの人々に印象づけた。琉球からは、将軍が倉わるごずに慶賀䜿(けいがし)ず呌ばれる就任祝いの䜿節ず、琉球王が倉わるごずに謝恩䜿(しゃおんし)ず呌ばれる感謝の䜿節が江戞に掟遣された。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "幕府は、琉球からの䜿節には、䞭囜颚の衣服を着させるこずで、あたかも䞭囜が日本に服属しおいるかのような印象を、庶民に䞎えたず蚀われおいたす。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "江戞時代、北海道は「蝊倷(えぞ)」ずよばれおおり、アむヌ民族が䜏んでいたした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "珟代では、この北海道のいく぀かの民族をたずめお、アむヌ民族ず呌んでいたす。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "アむヌは、束前藩(た぀たえはん)ず貿易をさせられおいたした。 アむヌの人が持っおくるサケやコンブを、わずかな米などず亀換しおいたずいいたす。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "このような䞍公平な貿易におこったアむヌの人たちが、1669幎、反乱を起こしたした。シャクシャむンずいう人物を䞭心に反乱を起こしたした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "束前藩は、シャクシャむンをだたし蚎ちしお殺害したした。束前藩は、停戊を申し蟌むずり゜をいっおシャクシャむンをたねき、シャクシャむンがやっおきたずころを、殺害したした。(※ 怜定教科曞の範囲内 東京曞籍や垝囜曞院の教科曞で、本文倖の写真などの䞋のコラムで蚘述。)", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "そしおアむヌによる反乱は鎮圧され、いっそう厳しく(きびしく)、アむヌは支配されたした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "貿易の品目は、日本からは、コメや酒、鉄噚などを、アむヌに茞出しおいたず蚀われおいたす。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "江戞時代は身分制床がきびしく定められた時代です。 江戞幕府は、それ以前の秀吉の時代からの兵蟲分離(刀狩り)の政策を江戞幕府も受け継ぎ、江戞幕府は人々を、歊士(ぶし)、癟姓(ひゃくしょう)・町人(ちょうにん)に区別する身分制床を定めたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "江戞時代の「町人」ずは、今でいう、城䞋町などの比范的に倧きな郜垂(圓時は城䞋町などが郜垂だった)に䜏む䜏人、ずいうような意味です。たた、町人の職業も、今でいう商人ず職人です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "癟姓(ひゃくしょう)は、䞻に蟲民たちです。江戞時代の党人口の80%以䞊は癟姓(蟲民)です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "町人は、䞻に、商人ず(倧工などの)職人です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "歊士や町民のような、比范的に高い身分は、原則ずしお、その家の芪から長男に代々、受け継がれたした。たた、勝手に身分を倉えるこずは出来たせんでした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "たた、身分や職業や家柄などによっお、䜏む堎所がほずんど決められおおり、それ以倖の堎所に䜏むこずは原則的に出来たせんでした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "歊士は、城䞋町に䜏たわされたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "たた、江戞時代は、歊士・癟姓・町人のほかに、「えた」「ひにん」ずいう䜎い身分が定められおいたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "(身分別の人口割合 おわり)。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "歊士の頂点に立぀のが将軍であり、その䞋に様々な圹職が眮かれたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "歊士の特暩ずしお、名字(みょうじ)を名乗ったり、刀を持぀こず(垯刀、たいずう)は原則ずしお歊士のみ蚱されおいた。歊士の䜏む堎所は、䞻に城䞋町でも城に近いずころに䜏むようにされたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "蟲民は、おもに蟲村に䜏たわされたした。蟲村は、城䞋町よりも離れたずころに䜜られおいたす。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "蟲民は䞻に二぀に区別されおおり、土地を持぀本癟姓(ほんびゃくしょう)ず、土地をもたない氎呑癟姓(みずのみびゃくしょう)に区別されおいたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "収穫高の40~50パヌセントが幎貢ずしお玍められた。幎貢が5割の堎合、五公五民(ごこう ごみん)ず、いいたす。「五公」で幎貢が5割ずいう意味です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "幎代によっお幎貢が6割の堎合もあり、その堎合は六公四民(ろくこう よんみん)ずいいたす。 幎代によっお幎貢が4割の堎合もあり、その堎合は四公六民(よんこう ろくみん)ずいいたす。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "぀たり、江戞時代の幎貢は、五公五民ぐらいでした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "幎貢ずなる蟲䜜物は、おもに米(こめ)ですが、地域の実情に応じお、特産品などが代わりに幎貢ずしお玍められる堎合もありたす。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "村圹人は、有力な本癟姓のなかから、藩などによっお遞ばれたした。有力な本癟姓は、「名䞻」(なぬし)、「組頭」(くみがしら)、「癟姓代」(ひゃくしょうだい)などずいわれる村圹人に遞ばれたした。名䞻は、「庄屋」(しょうや)ずもいいたす。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "蟲民のくらしは、莅沢(ぜいたく)をしないように、きびしく管理されたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき)によっお、蟲民の生掻のきたりが、定められたした。 埡觊曞の内容は、珟代颚に蚳すず次のような内容です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき)", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "以䞊の内容が埡觊曞の内容ずしお有名ですが、他にも぀ぎのような内容も埡觊曞にありたす。 (※ おがえなくおも、倧䞈倫だろう。)", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき)", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "埡觊曞などの呜什により、江戞時代では、田畑の売買は犁止されおいたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "蟲民には、村で5〜6件ごずに五人組(ごにんぐみ)ずいう集団を぀くらせ、幎貢の未玍や犯眪などに連垯責任を負わせたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "土地や家屋などを持぀町人は、それぞれ「地䞻」(じぬし)、「家持」(いえもち)ず蚀われた。それらを持たない町人は、「地借」(じがり)、「店子」(たなこ)ず呌ばれた。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "家や店を持぀町民は、営業皎を玍める必芁がありたした。しかし、町人の負担は、癟姓ず比べるず軜かったです。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "このほか、「えた」 および 「ひにん」 ず蚀われる、蟲民よりも身分が䜎くされ、もっずも身分が䜎い(ひくい)ずいう差別をされた人々がいたした。「えた」ず「ひにん」は、それぞれ別の身分です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "えたは、皮革業(ひかくぎょう)などのような、動物の死䜓をあ぀かう職業などをしおいた身分です。このような死䜓を扱う身分は、いやしい職業だず、圓時は考えられおいたした。しかし、歊士なども、戊(いくさ)のずきには敵をころしたりしたすが、歊士は䜎い身分ずはされたせんでした。このように、ずおも歊士に郜合のいい非合理な差別でした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "「えた」や「ひにん」は皮革業のほかにも、さたざたな職業の者がいたした。犯眪者の凊刑にたずさわったりする職業の「えた」・「ひにん」の者もいたした。「ひにん」には、圹人のもずで䞋働きをしたり、あるいは芞胜にたずさわる者もいたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "「えた」「ひにん」の䜏む堎所は、きびしく制限され、あたり他の身分の者ず関わる機䌚の少ないような堎所にすたされ、他身分ずの亀流なども制限を受けた。癟姓や町人の䜏む堎所ずも別の堎所にず、「えた」「ひにん」の䜏む堎所は区別されたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "江戞時代、家庭は、父芪の暩限が匷かった。(いわゆる家父長制(かふちょうせい)である。)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "家長(かちょう)には、原則ずしお父芪がなるものずされた。(家長ずは、いわゆる「戞䞻」(こしゅ)のこずであり、その家の䞻(あるじ)のこずである。)歊家の堎合、女性は家長になるこずは蚱されなかったし、財産を盞続するこずも蚱されなかった。(※ 歊家ず女性の盞続に぀いおの参考文献: 枅氎曞院の怜定教科曞。)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "たた、次の家長になるものずしお、長男が優遇された。女性や次男以䞋の家庭内での地䜍は、䜎かった。", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "(で、自由瀟の怜定教科曞などが指摘しおる事だが、)江戞時代の「家」は、䌁業・自営業(じえいぎょう)に近い。だから、たずえ長男であっおも、家業(かぎょう)を継がない堎合は、家を継げなかったのである。「家業」ずは、たずえば店を経営しおいる商家なら、その店を経営するこずが「家業」。", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "江戞時代、家業ず家の財産は、家長ではなく、家そのものに属するものずされた。(※ 参考文献: 日本文教出版の怜定教科曞。)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "よく、江戞時代の家制床の説明で「家は長男が継ぐものずされた」などず教科曞で曞かれる堎合があるが、家を継ぐ堎合には家業も継がねばならない、ずいう条件がある。", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "べ぀に商人に限ったこずではなく、江戞時代に限ったこずでもなく、歊家や戊囜時代から、こうである。(※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "(で、自由瀟の怜定教科曞が蚀うには)江戞時代の家制床は、血統による身分の区分ではなく、職業による身分の区分である。(※ 参考文献: 自由瀟『あたらしい歎史教科曞』、平成23幎怜定版、127ペヌゞ)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "だから、癟姓・町人などから歊士に取り立おられる者もいれば、その逆に歊士から町人になる者もいた(・・・ず自由瀟は䞻匵しおいる)。", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "(※ 範囲倖:) たずえば、「3本の矢」の故事でも有名な戊囜倧名・毛利元就(もうり もずなり)は、息子の苗字が「吉川」元春(きっかわ もずはる)・「小早川」隆景(こばやかわ たかかげ)のように、倒した敵倧名の苗字を名乗らせおいるのは、敵倧名の統治しおいた領地や家臣団・領民などを、息子に継がせるために、その敵倧名家の苗字を名乗らせたのである。(※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "{[コラム|䞁皚など|", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "圓時の「家」は珟代ずは違い、商人や職人の家では、䜏み蟌みなどで䞻人の家で働く人も倚かった。10歳くらいの若い子が、䜏み蟌みで働きに来おいるこずもよくあり、10歳くらいの圌らは「䞁皚」(でっち)ず蚀われた。", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "}}", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "17䞖玀のなかばごろになるず、平和な時代になったこずもあり、幕府や藩は、倧芏暡な新田開発を進めたした。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "その結果、開墟(かいこん)が進み、党囜の田畑の耕地面積が秀吉の頃の、ほが2倍 に広がりたした。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "幕府や藩の財政は癟姓からの幎貢にたよっおおり、財政をゆたかにするために蟲業を発達させる必芁があったのです。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣(かぞい)に珟金化しおいたした。 幎貢米は江戞や倧阪にある蔵屋敷(くらやしき)に運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "治氎(ちすい)工事も進み、蟲地に氎を匕く灌挑(かんがい)のための甚氎路(ようすいろ)が各地にできた。 箱根䞊氎(はこね じょうすい) や 玉川䞊氎(たたがわ じょうすい) は江戞時代に出来た。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "九州の有明湟で干拓(かんたく)事業がされた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "備䞭鍬(びっちゅうぐわ)・千歯こき(せんばこき)・千石どおし(せんごくどおし)などが開発された。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "螏車は、人間が螏んで回す氎車なので、重力に逆らっお氎を高いずころにあげられるずいう仕組みである。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "竜骚車(りゅうこ぀しゃ)ずいう、かんがい甚の蟲具もありたす。圢は螏車ずちがいたすが、竜骚車も、蟲民が足で螏んで(ふんで)動かすこずで、氎がくみあがる仕組みです。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "売るこずを目的に、綿・なたね・茶・麻・あい、などの、今で蚀うずころの商品䜜物(しょうひんさくも぀)が䜜られるようになった。 蟲村でも貚幣(かぞい)が䜿われるようになった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "綿の生産の発達により、民衆の服は麻(あさ)から綿(めん)に倉わっおいく。 あい や べにばな などは、染料ずしお䜿われた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "倖囜から䌝わった䜜物も、぀くられるようになった。さ぀たいも、じゃがいも、かがちゃ・ずうもろこし、などである。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "油かす(あぶらかす) ・・・ なたね油やごた油の しがりかす であり、肥料ずしお䜿われる。 干鰯(ほしか) ・・・ いわし。肥料ずしお䜿われた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "沿岞持業が、ほずんど。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "九十九里浜(くじゅうくりはた、珟圚の千葉県)では、いわし持がさかんだった。瀬戞内海では塩田(えんでん)が発達した。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "家内制手工業(かないせい しゅこうぎょう)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "問屋制家内工業", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "工堎制手工業(こうじょうせい しゅこうぎょう)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "西掋史で蚀う マニュファクチュア に察応しおいる。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "金山(きんざん)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "銀山(ぎんざん)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "銅山(どうざん)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "銅は長厎貿易の茞出品に、なった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "鉄", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "江戞時代は、商人があ぀かう商品の量や皮類が増えた。このため、商業の仕組みが発達した。貚幣が党囜的に流通するようになった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "商品の量や皮類がふえ、耇雑(ふくざ぀)化しおいったので、商人も分業化するようになり、問屋(ずんや)や仲買(なかがい)や小売商(こうりしょう)の区別ができた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "問屋どうしの䞭でも分業はすすみ、さらに分業化が商品の皮類ごずに進み、米をあ぀かう米問屋(こめどんや)や、朚綿(もめん)をあ぀かう朚綿問屋(もめんどんや)、油問屋(あぶらずんや)など、専業化しおいった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "問屋(ずんや)ずは、生産者から商品を仕入れ、販売店などの小売業者に商品を販売する仕事である。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "いろんな皮類の商人の職が出おきたす。珟代の仕事に関連づけお、おがえおください。珟代の仕事に関連づけないず、おがえづらいでしょう。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣(かぞい)に珟金化しおいたした。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "幎貢米や、幎貢のかわりの特産物(ずくさんぶ぀)は、江戞や倧阪にある蔵屋敷(くらやしき)に運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。 倧阪は商業がさかえ、「倩䞋の台所」(おんかの だいどころ)ず蚀われたした。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "分業化は蔵屋敷でも、されおいたした。仕事の皮類によっお、倧阪では蔵元(くらもず) や 掛屋(かけや)などに分業されたした。江戞では 札差(ふださし) などがありたした。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "蔵元(くらもず)は、売りさばきが担圓の商人です。今でいう販売員です。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "掛屋(かけや)は、売䞊金の茞送や保管の仕事です。今でいう銀行の 預金業務(よきんぎょうむ) や 振り蟌み(ふりこみ) のような仕事をしおいたす。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "蔵屋敷で珟金化できる幎貢や特産物など、諞藩からの商品をあわせお、 蔵物(くらもの) ず蚀いたす。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "いっぜう、民間から出た商品も出回り、玍屋物(なやもの)ずいいたす。 (※ おがえなくおよい。)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "䞡替商(りょうがえしょう)は、もずもずは、金貚や銀貚や銅貚の亀換を、手数料をもらっお行なう仕事ですが、そのうち仕事の内容が倉わり、今でいう銀行のような預金(よきん)業務ず貞付(かし぀け)業務を行なうようになった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "䞡替商は貚幣の調達などに信甚があるので、䞡替商どうしの垳簿(ちょうが)䞊の凊理(しょり)で貚幣(かぞい)の送金(そうきん)の代わり(かわり)ずする 信甚取匕(しんようずりひき) の仕組みが発達した。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "江戞を䞭心に関東では金が取匕の䞻流であり、倧阪などの関西では銀が取匕の䞻流であったので、䞡替が必芁だった。「䞡」ずは金貚のこず、あるいは金貚の単䜍である。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "商人のなかには、江戞の䞉井(み぀い)や倧阪の鎻池(こうのいけ)のように、財政の苊しい藩(はん)や倧名に おかね を貞し付けたり、藩の財政にかかわるほどの、有力な商人もあらわれた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "貚幣を぀くるには、材料の金や銀が必芁なので、幕府は鉱山を開発したした。 たた、貚幣を぀くる暩利は幕府が独占した。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "商業の発達には、亀通の発達も必芁である。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "江戞時代の始めごろたでは、商売の支払い方法では、埌でたずめお払う方法が普通だった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "しかし1673幎に、䞉井高利(み぀い たかずし)が江戞で開いた越埌屋呉服店(えちごや ごふくおん)が、珟金払いで店頭ですぐに売買する商法を始めた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "このような商法は江戞時代の圓時「珟金かけ倀なし」(げんきん かけねなし)ず蚀われた。「かけ倀」ずは、定䟡よりも高く売るこず。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "越埌屋は、かけ倀をやめたのである。(※ 東京曞籍、枅氎曞院、教育出版など、倚くの怜定教科曞で玹介。)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "売買がすぐに成立するぶん、越埌屋はすぐに代金を改修できるし、たた、客にずっおは安く販売できるため、越埌屋ず客の双方に利点があった。(※ ← ほが垝囜曞院の教科曞の芋解)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "越埌屋は、呉服店のほか、䞡替商(りょうがえしょう)も行った。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "船は、倧量の荷物を、少ない人物で運べたす。しかも、䞀床、船に積めば、目的地たでは途䞭で積み替えをする必芁がありたせん。", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "このため、倧量の商品を運ぶには、海䞊亀通を぀かうず、時間はかかるが安く運びやすい。このような理由で、海運(かいうん)が発達した。 たた、船も改良され発達した。", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "菱垣廻船(ひがきかいせん)", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "暜廻船(たるかいせん)", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "東廻り(ひがしたわり)航路", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "西廻り(にしたわり)航路", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "江戞の商人である川村瑞賢(かわむら ずいけん)によっお、東回り航路ず西回り航路が開かれた。", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "党囜を道で぀なぐため、街道(がいどう)が出来た。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "江戞の日本橋(にほんばし)を起点ずする幹線道路(かんせんどうろ)ずしおの街道が5本あるが、これを五街道(ごかいどう)ずいう。読みは「ごがいどう」ではなく「ごかいどう」なので、たちがえないように泚意。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "五街道(ごかいどう) ず、そのほかの道である 脇街道(わきかいどう) などによっお、東北から山陰・山陜地方たでが道で぀ながった。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "九州や四囜も、それぞれの島の内郚が、道で぀ながった。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "五街道は、東北地方の南郚の今でいう犏島県から京郜たでしか、぀ながっおいない。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "日光ぞず向かう 五街道のうちの街道が日光街道(にっこうかいどう)である。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "日光街道は、北関東の宇郜宮(う぀のみや)のあたりで、ふたたたに分かれおいお、宇郜宮から犏島の癜河(しらかわ)ぞず向かう奥州街道(おうしゅうかいどう)に分岐(ぶんき)しおいる。 (※ 宇郜宮・癜河など、现かな地名は、おそらく教科曞の範囲倖なので、孊校察策では、おがえなくおよい。)", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "以䞊の二本の街道が、五街道ぞの北ぞの方面である。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "次に京郜方面に぀いお、説明する。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "京郜の方面ぞず江戞から向かう街道は3本あるが、そのうちの2本は、途䞭(ずちゅう)で合流(ごうりゅう)する。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "五街道のうちの䞀぀である甲州道䞭(こうしゅうどうちゅう)は、長野県の信濃(しなの)の諏蚪(すわ)のあたりで、五街道のうちの別の䞀぀である䞭山道(なかせんどう)ず合流する。 甲州道䞭の名前は「甲州」道䞭だし甲府(こうふ)を通るが、じ぀は長野県の信濃たで、぀ながっおいる。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "五街道のうちの䞀぀である東海道は、倪平掋ぞいの街道であり、京郜たで他の街道ずは、぀ながっおいない。東海道の経路は、今でいう神奈川県 → 静岡県 → 愛知県 → 京郜 の経路である。 圓時の甚語で蚀えば、小田原(おだわら、神奈川) → 駿府(すんぷ、静岡) → 名叀屋(なごや、愛知) → 京郜 である。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "東海道は、もっずも人々の行き来が、さかんだった。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "è­Šå‚™(けいび)䞊の理由から、街道には、通行者の取り調べるため通行を制限(せいげん)する関所(せきしょ)が、おかれた。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "関所では、通行者は、関所の圹人に、通行蚱可蚌である手圢(おがた)を芋せる必芁があった。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "関所では、ずくに江戞に入る鉄砲(おっぜう)ず、江戞から出る女は、きびしく調べられた。鉄砲の取り調べは、反乱を恐れお(おそれお)、のこずである。江戞から出る女は、参勀亀代で人質ずしお江戞に䜏たわせた女である、倧名の劻が、こっそり江戞から故郷(こきょう)ぞ垰囜(きこく)するこずを恐れお、である。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "「入り鉄砲に出女」(いりでっぜうに、でおんな)ず蚀われ、これら2぀は、きびしく調べられた。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "街道には、旅行者が寝泊たり(ねずたり)するための宿堎(しゅくば)が、もうけられ、宿堎町が発達した。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "倧名(だいみょう)や幕府の圹人のずたる宿(やど)である本陣(ほんじん)や、ふ぀うの歊士のずたる脇本陣(わきほんじん)や、䞀般の旅行者が泊たる旅籠(はたご)が、もうけられた。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "宿堎の呚蟺の人々には、圹人などのため人手をかす負担があっお、この負担を 助郷(すけごう) ずいう。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "東海道には53の宿堎があり、東海道五十䞉次(ずうかいどうごじゅうさん぀ぎ)ず蚀われた。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 224, "tag": "p", "text": "街道には、通行者が堎所をわかりやすいように、䞊朚(なみき) や 道しるべ が、もうけられた。たた街道の道のりの玄4キロメヌトルごずに䞀里塚(いちりづか) が、もうけられた。䞀里(いちり)ずは、長さの単䜍(たんい)であり、今でいう玄4キロメヌトル。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 225, "tag": "p", "text": "", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 226, "tag": "p", "text": "郵䟿物をずどけるため、人が走ったり銬を぀かっお運ぶ飛脚(ひきゃく)の仕事が発達した。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 227, "tag": "p", "text": "幕府が管理する飛脚を 継飛脚(぀ぎひきゃく) ずいう。町人のあいだでは 町飛脚(たちひきゃく) が利甚された。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 228, "tag": "p", "text": "江戞時代に商業の䞭心的な郜垂は、江戞ず倧阪です。江戞ず倧阪ず京郜を䞉郜(さんず)ずいう。", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 229, "tag": "p", "text": "江戞", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 230, "tag": "p", "text": "倧阪", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 231, "tag": "p", "text": "貚幣は、江戞ず倧阪で違っおおり、江戞では䞻に金が甚いられ、倧阪では䞻に銀が甚いられた。そのため、䞡替商が金銀の亀換を行った。", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 232, "tag": "p", "text": "その他の郜垂", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 233, "tag": "p", "text": "京郜", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 234, "tag": "p", "text": "", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 235, "tag": "p", "text": "郜垂では、商業の発達にずもない、商人たちが同業者の組合である株仲間(かぶなかた)が結成されおいった。 株仲間は、幕府の蚱可のもず、営業を独占するかわりに、皎を玍めた。", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 236, "tag": "p", "text": "商人には、倧名にも金をかすほどの有力な商人もあらわれ、江戞の䞉井(み぀い)家や、倧阪の鎻池(こうのいけ)家などの有力な商人が珟れた。", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 237, "tag": "p", "text": "", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 238, "tag": "p", "text": "4代将軍〜5代将軍のから、幕府は財政が悪化しおいき、財政のあたり良くない状況が、江戞時代の終わりたでずっず続きたす。 江戞時代には貚幣が普及しおいきたすが、田畑の収穫が急にふえるわけでもなく、そのくせ人口はふえるし、鉱山から採れる金銀の量もぞっおいきたすので、今の時代から芋れば財政がわるくなっおも圓然です。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 239, "tag": "p", "text": "5代将軍の埳川綱吉(ずくがわ぀なよし)は、動物を極端に保護する、生類憐みの什(しょうるいあわれみのれい)を出した。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 240, "tag": "p", "text": "綱吉が、いぬ幎の生たれで、特に犬を保護したので、犬公方(いぬ くがう)ず倧衆から呌ばれお、きらわれた。 什を出した理由は、䞀節には、綱吉には、子がなく、僧からのすすめで、殺生を犁じたら子ができる、ず僧にすすめられ、ずくに犬を倧切にすれば子ができるずすすめられたらしいのが、什を出した理由だず蚀われおいる。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 241, "tag": "p", "text": "儒孊などの孊問に力を入れた。湯島に孔子(こうし)をた぀る聖堂(せいどう)を立おる。儒孊の䞭でも、ずくに朱子孊(しゅしがく)ずいう孊問を重んじた。朱子孊は身分秩序を重んじるため、幕府にずっお郜合がよかった。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 242, "tag": "p", "text": "前将軍のずきの火事の、明暊の倧火(めいれきのたいか)での費甚がかさむなどが、財政悪化の理由の䞀぀です。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 243, "tag": "p", "text": "金貚・銀貚にふくたれる金・銀の量をぞらした貚幣を発行したが、貚幣の信甚がさがり、そのため物䟡(ぶっか)が䞊がった。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 244, "tag": "p", "text": "珟代でも、䞀般に、貚幣の信甚が䞋がるず、物䟡が䞊がりたす。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 245, "tag": "p", "text": "江戞時代は貚幣の信甚のうらづけは、金貚や銀貚にふくたれおいる金・銀なので、貚幣の䞭の金銀のわりあいを枛らせば、商人が物を売るずきに今たでず同じ金・銀を手に入れるには倀段を䞊げなければ金銀の量が前ず同じになりたせん。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 246, "tag": "p", "text": "なので、貚幣の質をさげるず、物䟡が䞊がっおしたいやすいのです。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 247, "tag": "p", "text": "ただし、綱吉の政暩がそこたで経枈政策に詳しかったかどうかは、ただ未解明である。歎史孊者が研究䞭であるので、䞭孊生は深入りしなくおいい。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 248, "tag": "p", "text": "(発展的事項、おわり。)", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 249, "tag": "p", "text": "綱吉が、このように儒孊などの孊問を重んじた理由や、あわれみの什を出しお殺生(せっしょう)をきらった理由ずしおは、䞀節には、家康からの軍事力にたよった歊断(ぶだん)的(おき)な政治をあらためるためかも?・・・ずいう説も今では蚀われおいたす。しかし、家康のころから朱子孊を重んじおはいたしたので、綱吉のねらいがコレかどうかは、わかりたせん。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 250, "tag": "p", "text": "(雑談、おわり。)", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 251, "tag": "p", "text": "新井癜石(あらい はくせき)は、綱吉のあずの、6代将軍の家宣(いえのぶ)に䜿え、7代将軍の家継(いえ぀ぐ)に仕えた儒孊者である。", "title": "新井癜石あらい はくせきの改革" }, { "paragraph_id": 252, "tag": "p", "text": "新井癜石は、綱吉のずきに質の䜎䞋した金貚・銀貚の質をもずの質にもどした。たた、貿易で金銀が倖囜に流出しおいたので、長厎貿易に制限を掛け、金銀の海倖流出をおさえた。この癜石の政治(せいじ)を、正埳の治(しょうずく の ち)ずいう", "title": "新井癜石あらい はくせきの改革" }, { "paragraph_id": 253, "tag": "p", "text": "綱吉の生類あわれみの什は、癜石によっお廃止(はいし)されたす。", "title": "新井癜石あらい はくせきの改革" } ]
null
[[ファむル:Tokugawa Ieyasu2.JPG|thumb|300px|埳川家 (ずくがわいえやす]] == 江戞幕府の成立 == [[File:Edo P detail.jpg|thumb|450px|江戞城。 『江戞図屏颚』えど ずびょうぶ]] 豊臣秀吉の死埌、埳川家康が勢力を䌞ばした。 埳川家康は、出身地である東海地方から、関東地方に豊臣秀吉の呜什によっお領地を移されおおり、埳川家康は江戞えどを拠点ずしおいた。 豊臣偎の石田䞉成いしだ み぀なりなどは、豊臣秀頌ずよずみ ひでよりの政暩を守ろうずしお、家康ず察立した。埳川家康は、1600幎の'''関ヶ原の戊い'''せきがはらのたたかい、堎所は岐阜県で勝利し、1603幎に朝廷により埁倷倧将軍せいいたいしょうぐんに任呜され、'''江戞幕府'''えど ばくふを開いた。 豊臣氏はただ、倧阪城を拠点に存続しおいたが、家康は豊臣氏を滅がすために1614幎ず1615幎の二床にわたっお倧坂の陣で豊臣氏ず戊い、1615幎に家康は豊臣氏を攻め滅がした 倧坂冬の陣ふゆのじん、倏の陣な぀のじん 。こうしお、戊乱の時代が終わり、埳川氏は日本党囜を支配し、江戞幕府が眮かれおからの玄260幎間、倧きな戊乱のない時代が続いた。この1603幎からの玄260幎間を'''江戞時代'''ずいう。 幕府の盎接の支配地珟代語で「盎蜄地」ちょっか぀ち又は幕領ずいうの広さは、党囜の玄4分の1にあたる玄700䞇石ごくであった。 江戞幕府の盎蜄地ちょっか぀ちずは、江戞はもちろん、そのほかに、京郜・倧阪・奈良・長厎も江戞幕府の盎蜄地だった。぀たり、江戞・倧阪・長厎などの重芁な郜垂や、金銀の取れる鉱山、政策䞊で重芁な枯などが、盎蜄地になった。 {{コラム|江戞の経枈は家康の100幎前から栄えおいたかもしれないずいう説| :※ か぀おは倧孊範囲だったが、今は䞭孊の発展的な範囲になりかけおいる。2023幎床の読曞感想文党囜コンクヌルの課題図曞〈'''䞭孊校の郚'''〉のうちの䞀冊『人が䜜った川・荒川』で、扱われおいる話題。 昭和ごろの江戞幕府の圓初に぀いおの蚀い䌝えでは、家康が江戞の開発を始めるたでは、江戞は草朚のしげる、さびれおいた土地だったずされおいお、しかし埳川家康たちが開発をしお発展させたずされおいたが、近幎の研究では、その蚀い䌝えは吊定されおいる。戊囜時代の北条氏がこの地垯を亀通の重芁拠点ずしお、すでに発展させおいたらしい※ 参考文献: 『倧孊の日本史』、山川出版瀟、30ペヌゞ、2016幎第1版第1刷。家康統治前の江戞が草朚のしげれる堎所ずいう蚀い䌝えは、どうやら、江戞時代のなかば、埳川家康を耒め讃えるために䜜られた䌝説らしい。日本神話に、草朚のしげれるさびれた土地を切り開いお発展させたような物語があるので、それをもずにしお家康を神のような人物ずしおほめたたえるために䜜られた䌝説だろう、ず歎史孊者たちによっお考えられおいる。 なお、昭和のころの歎史小説などでは、家康の力をおそれた豊臣秀吉が、家康の力を匱めるために、家康の地元の東海地方から遠ざけお、さびれた江戞に移転させたず、蚀い䌝えられおいた。← で、この説が21䞖玀の研究で、吊定されかかっおいる。 2023幎床の読曞感想文党囜コンクヌルの課題図曞〈'''䞭孊校の郚'''〉のうちの䞀冊『人が䜜った川・荒川』でも、䞊蚘の江戞の歎史の真盞が玹介されおいる。江戞城は家康よりも100幎も前に倪田道灌おおたどうかんず蚀う人が立おおおり、その倪田道灌を蚪ねた倪田ずは別人のお坊さんの日蚘から、江戞の町の栄えおいた様子お城の東偎の枯の近くの垂堎の栄えおいる様子が蚘述されおおり、垞陞ひたち。今の茚城県のお茶、信濃しなの。今の長野県の銅など、亀易されおいたずのこず<ref>長谷川敊 著 『人が䜜った・荒川』、2023幎6月25日 初版 第3刷 発行、P50</ref>。 日蚘のほかにも根拠はあっお、この課題図曞によるず、江戞時代の圓時は自動車ずか無いから、川で物を運ぶ必芁があったが、品川しながわなどの川が近くにある江戞は、そういう物流にも䟿利だったずいう事。 }} == 江戞幕府 == === 倧名の皮類 === 江戞幕府では、将軍から1䞇石以䞊の領地を䞎えられた歊士を、'''倧名'''だいみょうず蚀った。17䞖玀なかごろでは、日本党囜で200あたりの倧名がいたずされる。 倧名家は、倧きく3぀の皮類に分けられ、それによっお配眮も倧きく異なっおいる。 ; 芪藩しんぱん : 埳川将軍家ず盎接の血瞁関係がある家。芪藩しんぱんのうち、玀䌊きい・尟匵おわり・氎戞みずを埡䞉家ごさんけずいう。 ; 譜代倧名ふだいだいみょう、譜代ずも蚀う : 関ヶ原の戊い以前から埳川氏に埓っおいた家。井䌊氏圊根や皲葉氏䌊豆が代衚的な倧名である。䞻に江戞の呚蟺囜や京郜・倧阪呚蟺などの芁地に配眮されおいる。 ; 倖様倧名ずざただいみょう、倖様ずも蚀う : 関ヶ原の戊い前埌から埳川氏に埓った家。土䜐の山内家や、加賀の前田家が代衚的な家である。䞻に䞉郜から遠く離れた地域に配眮されおいた。 それぞれの地方の政治は、倧名に任されおいた。倧名の支配しおいる地域ずその支配の仕組みを合わせお'''藩'''はんずいう。たた、各藩は幕府に埓い、蟲民に察しおは「幎貢」ねんぐずよばれる皎を課しおいた。 このように、江戞時代には将軍ず倧名による人民の支配䜓制がずられ、このような支配䜓制を'''幕藩䜓制'''ばくはんたいせいずいう。 なお、将軍盎属の家来であり、1䞇石未満の者のこずを、「旗本」はたもずたたは「埡家人」ごけにんずいいたす。 === 幕府による倧名や朝廷の支配 === 幕府は倧名を取りしたる法埋ずしお'''歊家諞法床'''ぶけしょはっずを1615幎に定め、幕府に無断での築城・婚姻などを犁止した。法床に違反した倧名には、領地没収いわゆる「取り぀ぶし」などの、きびしい凊分を行った。 たた、3代将軍の'''埳川家光'''ずくがわ いえみ぀の時代に、 領地ず江戞を埀埩する'''参勀亀代'''さんきんこうたいをするように定めた。 たた、倧名の劻子さいしを江戞に䜏たわせ、江戞䜏たいの生掻費は、倧名の藩の負担になった。参勀亀代の旅費も、藩の負担ずなった。 なお、通説ずしお、参勀亀代のねらいは、倧名による反乱を防ぐために、江戞に倧名の劻子を人質ひずじちずしお䜏たわせる事ず、埀埩の旅費や江戞生掻の出費をさせる事である、ずいうものがある。たた、倧名ず倧名宇郜将軍の䞻埓関係を確認するずいう意味合いもある。 <div style="border:1px solid #000000;"> :'''歊家諞法床''' 1615幎 ::侀. 歊士は文歊匓銬ぶんぶきゅうばの道に、孊問ず歊道に、ひたすら専念するこず。 ::侀. 倧名の城は、修理する堎合であっおも、必ず幕府に申し出るこず。たしおや、新しく城を築城するこずは、かたく犁止する。 ::侀. 幕府の蚱可なしに、勝手に婚姻を結んではならない結婚をしおはならない。 </div> <br /> <div style="border:1px solid #000000;"> :'''歊家諞法床''' 1635幎 ::侀. 倧名は、領地ず江戞ずに亀互に䜏むこず。たた、毎幎4月に江戞に参勀するこず。 ::侀. 500石以䞊の積みの船を䜜っおはならない。 ::侀. 幕府の蚱可なしに、勝手に婚姻を結んではならない結婚をしおはならない。 ::侀. 服装は、分盞応のものを着なければならない。 </div> さらに倧名は、幕府から江戞城の修築や河川修埩などの普請土朚工事も呜じられ、その費甚は藩の負担になったので、たすたす藩の財政は苊しくなりたした。 たた、幕府は公家や倩皇にも法床を定め、'''犁䞭䞊公家諞法床'''きんちゅう ならび に くげしょはっずを1615幎に定めたした。そしお京郜には朝廷を監芖するため京郜所叞代きょうず しょしだいを眮きたした。 === 䞭倮の組織 === 1603幎、埳川家康が埁倷倧将軍に任呜され、江戞に幕府を開いた。3代将軍の埳川家光いえみ぀の時代ころに、幕府のしくみが完成した。 たず、将軍の䞋に'''老䞭'''ろうじゅうを眮き、通垞時の政治の実務を監督させ、それを「若幎寄」わかどしよりたちが補䜐をした。通垞時は、老䞭が将軍の次に䜍が高い。 非垞時には、倧老たいろうが眮かれた。非垞時は、倧老が、将軍の次に䜍が高い。 <div style="font-size:120%;"> <pre>        ┏━倧老        ┃ (埳川家康)将軍━╋━老䞭━━━━┳━倧目付        ┃     ┃        ┃     ┣━町奉行        ┃     ┃        ┃     ┣━勘定奉行━━郡代・代官        ┃     ┃        ┃     ┗━遠囜奉行        ┃        ┣━若幎寄        ┃        ┗━寺瀟奉行 </pre> </div> 「倧目付」おおめ぀けずは、倧名の監芖かんしをする圹職である。 「寺瀟奉行」じしゃぶぎょうずは、寺瀟を取りしたる奉行である。 「町奉行」たちぶぎょうずは、江戞の町政をおこなう奉行である。※ 䞭孊3幎の公民の甚語でいうず、江戞の町の行政(町政)ず叞法裁刀の仕事をするのが町奉行である。぀たり、町奉行は、「立法」はしない。江戞時代は、叞法ず行政を、同じ機関が行った。 「勘定奉行」かんじょうぶぎょうずは、江戞幕府の財政を取りしきる奉行である。たた、幕府の盎蜄領ちょっか぀りょうの監督もしおいる。なお、江戞幕府の盎蜄領のこずを「倩領」おんりょうずいう。※ いちおう、「倩領」おんりょうは䞭孊怜定教科曞の範囲内。教育出版の教科曞および自由瀟の怜定教科曞で玹介されおる。しかし、他の教科曞では玹介されおおらず、それほど重芁な甚語でもないだろうから、無理しお芚える必芁は無いだろう。䞋蚘の、歎史甚語が「倩領」から「幕領」に倉化しおいる件も参照のこず ぀たり、勘定奉行の仕事ずは、江戞幕府の財政のほか、倩領を監督する仕事もしおいる。 :※ 備考: なお、近幎、歎史甚語ずしおは、江戞幕府の盎蜄領の呌び名は倉曎されおおり、「倩領」から「幕領」に倉わっおいる。぀たり「幕領」ずは、江戞幕府の盎蜄領のこず。高校の教科曞でも、山川出版瀟教科曞䌚瀟のひず぀の日本史Bの怜定教科曞を読むず、「幕領」ずいう呌び方に倉わっおいる。 :なお、江戞時代の圓時は盎蜄地のこずは「埡領」などず呌ばれえおいた。それが明治時代に入り、江戞幕府の消倱にずもない、旧・幕府盎蜄領が倩皇家の領土ずしお線入されたこずから、さかのがっお、江戞時代の幕府盎蜄領のこずを「倩領」ず呌ぶようになった経緯のようである。だが珟代の歎史孊の甚語ずしおは、明治時代に倩皇家の盎蜄領だったこずなんお最早、江戞時代の研究には䞍芁なので、なので幕府の盎蜄領なんだから、略しお「幕領」ずいったほうが合理的だろいうずいう刀断などにより、歎史甚語ずしおは「幕領」に倉わった。 「遠囜奉行」おんごくぶぎょうずは、京郜・倧阪・長厎などを支配する奉行である。 西囜倧名の監芖のため、「倧坂城代」おおさかじょうだいが眮かれた。 勘定奉行のしたに、郡代ぐんだいや各皮の代官だいかんが配眮された。 たた、幕府は、貚幣の発行暩も独占し、さらに石芋いわみ銀山や䜐枡さど金山などを幕府の盎蜄地盎接の支配地にした。 == 鎖囜 == 江戞幕府はペヌロッパ諞囜の軍事的干枉・宗教的干枉などをおそれ、貿易や出入囜をきびしく制限する政策をずった。のちの明治時代にこのような江戞幕府の政策は「鎖囜」さこくず呌ばれた。 {{コラム| デマ泚意 『鎖囜』の件 | :※ ネット䞊ではデマで、今の䞭孊教科曞に『鎖囜』の文字は無いず、ずきどき蚀われたすが、しかし ::垝囜曞院『瀟䌚科 䞭孊校の歎史』、平成23幎3月30日 文郚科孊省 怜定枈み、平成25幎1月20日 発行、102ペヌゞ、 :などに同等ず、『鎖囜』の文字があり、『日本人の出入囜を犁止した政策は、江戞時代埌半に『鎖囜』ずよばれるようになりたした』ず蚘茉がありたす。 :ネット䞊の知ったかぶりのデマに隙されないようにしたしょう。 ;今埌も「鎖囜」ずいう衚珟は䜿われる可胜性が倧です 䞭孊・高校の歎史の怜定教科曞を執筆しおいる歎史孊者のひずりである山本博文倧孊教授、東倧も、圌の著曞で、「鎖囜」ずいう蚀葉が間違いだずいうデマを批刀しおいる<ref>山本博文 著『【東倧流】流れを぀かかむ すごい日本史講矩』、PHP研究所出版瀟名、2020幎5月5日 第1版 第1刷、235ペヌゞ</ref>。 山本のいうには、 :・明治時代の「開囜」ずいう衚珟ず察比づける必芁性があるずいう理由や、 :・江戞時代にオランダ語通蚳の志筑忠雄しづき ただおによっお曞かれた「鎖囜論」ずいう曞籍の存圚、 :・「『鎖囜』は間違い」掟は、「江戞時代の日本は䞭囜・韓囜・アむヌ・琉球・ポルトガルずも貿易しおいた」ずいうのを自説の根拠にするが、そもそも「鎖囜」ずいう衚珟が問題芖されずに怜定教科曞から䜿われおいた昭和の時代からも、「江戞時代の日本は䞭囜・韓囜・ポルトガルず貿易しおいた」ずいう認識であるので、䞀蚀も「貿易しおいない」なんお昭和の歎史孊者は蚀っおおらず、「『鎖囜』は間違い」掟の蚀説がなんの反論にもなっおおらず、論理が砎綻しおいる、 ・・・ずいうような感じで山本は批刀しおいる。 芁するに、歎史研究の成果ずしおは、単に、アむヌや琉球ずいった埓来昭和ごろは未解明だった地域ずの貿易の実態が、21䞖玀頃から解明されおきただけにすぎない。 その研究成果を反映しお「4぀の口」䞭囜・韓囜・アむヌ・琉球ずいう衚珟がある歎史孊者によっお提唱されただけのこずである。この衚珟颚にいうなら、昭和の埓来説はさしずめ「2぀の口」䞭囜・韓囜だろうか。 ずころが、それを無知な䞖間の人マスコミなどが、「鎖囜」ずいう衚珟が「぀の口」に倉わった、ずいうデマに眮き換えおいるだけである。 念のため参考曞を調べおみおも、2020幎以降に出版された䞭孊参考曞孊研や旺文瀟などを芋おも、「鎖囜」ずいう甚語は匕き続き䜿われおいたす。 䞭孊だけでなく、高校の山川出版瀟教科曞䌚瀟名の2020幎発行の怜定教科曞ですら、「鎖囜」ずいう甚語がありたす。高校の参考曞でも、その出版瀟の本をみおも、「鎖囜」の甚語はありたす。参考曞によっおは「4぀の口」ずいう甚語を玹介しおいる出版瀟もありたすが、べ぀に「鎖囜」ず蚀う甚語ず眮き換えようしなんお、しおいたせんマスコミが勝手に「眮き換わっおいる」ず隒いでるだけです。 もはや「教科曞に『鎖囜』の甚語は無い」ず蚀うのは、完党なデタラメです。たたもし仮に将来、䞭孊教科曞から「鎖囜」の文字が消えたずしおも、高校教科曞には匕き続き残るでしょう。 }} {{コラム|※ 範囲倖: 「藩」ずいう甚語は廃藩眮県のずきに出来た、など| 䞖間では、「江戞時代の圓時、『鎖囜』ずいう甚語は䜿っおなかったので、教科曞から消すべき」ずいう意芋もありたす。 しかし、そもそも「藩」ずいう甚語は廃藩眮県のずきに出来たらしいです。『江戞幕府』ずいう甚語自䜓、滅んだ鎌倉幕府や宀町幕府を連想させるため、江戞幕府は自分たちの政暩を呌ぶのに『幕府』ずいう甚語を䜿わせなかった、ずも蚀われおいたす。歎史甚語にはこのように、圓時は存圚しなかった蚀葉も倚くありたす。 }} {{コラム|※ 範囲倖: 西掋ずはオランダだけず亀易するようになった背景 | :参考文献 『倧孊の日本史』山川出版瀟105ペヌゞによるず、江戞時代の圓初、江戞幕府は、秀吉のキリスト教の犁止政策をさらに培底させ぀぀も、貿易では日本ずオランダずの貿易だけでなく、日本ずポルトガルずの貿易も続けようずいう方針であったらしい。しかし、埌述する「島原・倩草䞀揆」したばら・あたくさいっきずいうキリスト教埒の起こしたずされる䞀揆により、江戞幕府はキリスト教のさらなる取りしたりの必芁性を感じお、その結果、貿易盞手囜をオランダだけに制限したらしい。 :※ ぀たり、<br /><br />  朱印船しゅいんせん貿易 → キリスト教犁止 → 島原・倩草䞀揆 → 鎖囜 <br /><br />ずいう順番である。 }} 「鎖囜」政策の盎接芁因ずなった出来事は、1637幎の'''島原・倩草䞀揆'''したばら・あたくさいっきである。この「島原・倩草䞀揆」ずは、九州の島原したばら、長厎県・倩草あたくさ、熊本県地方で、蟲民たちが重皎やキリスト教の取り締たりに反発しお、倧芏暡な䞀揆を起こした事である。 {{コラム| デマ泚意 『倩草四郎』の件 | :※ ネット䞊では、デマで、「倩草䞀揆のリヌダヌずされた『倩草四郎』の名前が今の怜定教科曞では削陀された」みたいなデマがありたすが、しかし怜定教科曞に堂々ず、 ::垝囜曞院『瀟䌚科 䞭孊校の歎史』、平成23幎3月30日 文郚科孊省 怜定枈み、平成25幎1月20日 発行、102ペヌゞ、 :に傍泚で四郎の肖像画ず䞀緒に曞いおありたす。教科曞の数十幎前ずの倉化は、実際は単にカリキュラム倉曎で高校の範囲に、倩草四郎など個々人のこずが回っただけですので、デマを鵜吞みにしないようにしたしょう。 }} このような出来事の結果、江戞幕府は、さらにきびしいキリスト教の取りしたりをするために、1639幎にはポルトガル船の日本ぞの来航を犁止した。スペむンは1624幎にすでに日本ぞの来航を犁止されおいた。 ただし、いわゆる「鎖囜」の䟋倖ずしお、オランダは日本ぞの来航を蚱された。 1639幎には貿易のための商通が平戞から長厎の出島でじたぞず移され、出島でオランダ・枅しんず日本ずの貿易が行われた。たた、察銬藩を通じお李氏朝鮮りしちょうせんずの貿易をしおおり、日本は合わせお3か囜ずのみ貿易を行っおいた。 オランダは、日本ではキリスト教を垃教しおいない。 === 江戞時代はじめごろの貿易 === * 朱印船貿易しゅいんせんがうえき [[File:Dutch-Japanese trading pass 1609.jpg|thumb|300px|right|埳川家康朱印状/オランダ囜立公文曞通蔵]] 埳川家康の時代のころから、東南アゞア方面の囜々ず貿易をしおいた。なお、この貿易は、のちに廃止される。 この貿易では、日本の船に幕府の貿易蚱可をしめす<big>'''朱印状'''</big>しゅいんじょうずいう蚌明曞が必芁だったので、そのような朱印状を持っおいる日本船を<big>'''朱印船'''</big>しゅいんせんず呌んだ。この朱印船による東南アゞアずの貿易を<big>'''朱印船貿易'''</big>しゅいんせんがうえきずいう 2代将軍の秀忠の時代にも朱印船貿易は続き、キリスト教を秀忠が犁止したあずにも、朱印船貿易は続けられた。 東南アゞアのル゜ン今のフィリピンやシャム今のタむに日本人が集団で移り䜏み、東南アゞア各地に'''日本町'''が出来た。 圓時はスペむン人がル゜ン今のフィリピンに進出しおいた。 この朱印船貿易のころは、日本は貿易盞手になった西掋諞囜に぀いおは、オランダの他にもむギリスずポルトガルずも日本は朱印船貿易をしおいたした。 なお、このころは、長厎県の平戞ひらずに、貿易のための商通がありたした。 朱印船貿易により、日本からは銀が茞出されたした。いっぜう、䞭囜産の生糞や絹織物などが、日本に茞入されたした。 朱印船貿易は3倧将軍の家光いえみ぀のずきに終わりたす。 * オランダずの貿易 家康は、むギリスずオランダの日本ずの貿易を蚱し、平戞ひらど、長厎県にあるでの貿易が始たる。 きっかけは1600幎に豊埌ぶんごに流れ着いたオランダ船リヌフデ号に乗っおいたオランダ人のダン・ペヌステンJan Joostenずむギリス人のりィリアム・アダムス(william Adams)であり、この二人が幕府の倖亀の盞談圹になったからである。 今の東京にある八重掲やえすの名前の由来はダン・ペヌステンである。 スペむンに遅れお貿易に参加するこずになったオランダは、キリスト教の垃教には関心がなかった。 オランダは日本ずの貿易を独占するため、スペむンやポルトガルはキリスト教の垃教を通じお日本を䟵略しようずしおいる、ず幕府に、぀げおいた。 むギリスはオランダずの競争にやぶれ、日本をはなれお、むギリスの関心はむンドでの貿易に倉わった。 === キリスト教の犁止 === :1612幎 家康のころ、江戞幕府は1612幎にキリスト教を犁止する犁教什きんきょうれいを出したす。 :1629幎〜 絵螏み [[Image:Jesus on cross to step on.jpg|thumb|300px|む゚ス・キリストの螏み絵]] 3代将軍の家光の1629幎のころから、キリスト教埒を発芋するため、螏み絵ふみえを甚いた絵螏みえふみが行われるようになった。 *螏み絵ふみえによる絵螏みえふみ この時代、キリスト教は犁止されおいたが、かくれおキリスト教を信じる「隠れキリシタン」かくれキリシタンがいた。このような隠れキリシタンを取り締たるため、幕府は人々にキリストやマリアなどが描かれた銅板の螏み絵ふみえを螏たせるずいう、絵螏みえふみをさせお、絵螏みをしないものはキリシタンであるずしお凊眰した。 :1637幎 九州の島原地方したばら、長厎県や倩草地方あたくさ、熊本県で、キリスト教の信者の蟲民など3䞇人をこえる反乱勢力䞀揆勢力の人数は3侇7000人だず蚀われおいるによる䞀揆が起きる。蟲民の反乱の理由は、キリスト教犁止によるキリシタンぞの匟圧、および、領䞻による重い幎貢などぞの反乱である。 反乱軍の䞭心人物は、<big>倩草四郎</big>あたくさ しろうずも蚀われる「益田時貞」たすだ ずきさだで、反乱軍は島原半島の原䞊にたおこもったが、幕府の束平信綱た぀だいら のぶ぀なを䞭心ずする兵数12䞇人ほどの幕府軍により、反乱軍は負けた。 この出来事を「'''島原・倩草の䞀揆'''」したばら・あたくさ の いっきず蚀う。「島原・倩草の䞀揆」ずは、いわゆる「島原の乱」したばら の らんのこずである。 * 宗門改垳(しゅうもんあらためちょう) 「島原・倩草の䞀揆」埌、幕府は、人々を宗門改垳(しゅうもんあらためちょう)に蚘し、仏教寺院にその人が仏教埒であるこずを蚌明させるこずで、キリスト教の犁止をさらに匷めた。 === 鎖囜さこく === 江戞幕府は貿易を制限しおいき、江戞時代の貿易の盞手囜は最終的に朝鮮ず琉球りゅうきゅう、今でいう沖瞄、オランダ、枅しん、今でいう䞭囜、アむヌ今でいう北海道だけに、かぎられおいく。 圓時、オランダは台湟やむンドネシアに進出しおいた。台湟の地に、オランダ人は「フォルモサ」オランダ語Formosaずいう地名を名づけおいた。※ フォルモサずいう地名は、小䞭孊生は、おがえなくお良い。 スペむン人の来日を犁止する。 :1633幎 朱印船以倖の海倖枡航の犁止。 :1635幎 日本人の海倖枡航の犁止。海倖にいる日本人の垰囜の犁止。 : 1637幎 島原の乱したばらのらんが起きる。  :1639幎 ポルトガル船の来航を犁止。 [[ファむル:Plattegrond van Deshima.jpg|thumb|300px|1824幎、もしくは1825幎に描かれた出島の鳥瞰図。扇圢をしおいる。]] :1641幎 平戞ひらど、長厎県にあったオランダ人の商通を、長厎の出島でじたに移した。長厎は幕府が盎接に支配する盎蜄地ちょっか぀ちである。 このように、幕府は貿易を独占し、たた、制限しおいく。 貿易だけでなく、キリスト教の垃教も犁止し、たた、倖囜人が、䞀郚の地域をのぞいお日本に入れないようにした。 この、江戞幕府による、倖囜人ず日本人ずの亀流を枛らしおぞらしおいった察倖政策は、のちに江戞時代の1800幎ごろから<big>鎖囜</big>さこくず蚀われはじめ、明治時代から「鎖囜」ずいう甚語が広がりたす。 なお、江戞幕府は長厎のオランダ商通に、倖囜のようすを幕府に報告ほうこくさせるための報告曞ほうこくしょの提出を矩務づけ、<big>『オランダ颚説曞』</big>オランダふうせ぀がきの提出が矩務づけられた。 ※ 発展: オランダの宗教は、宗教改革のプロテスタントの囜である。それたで戊囜時代に貿易しおいた盞手囜であるスペむンやポルトガルは、カトリックの囜である。 ::※ 教科曞䌚瀟の副教材ワヌクシヌトを読むず、こういった分析たで教えおいる。プロテスタントずカトリックずの知識を、日本の鎖囜政策ず関連づけさせる蚘茉も、ワヌクシヌトにある。 結果的に、日本はカトリック囜ずの貿易を日本囜民に犁止したこずになり、そしお日本は結果的にプロテスタント囜であるオタンダずの貿易を日本囜民に認めたこずになる。 * 朝鮮ずの貿易 [[File:Chōsen TsÅ«shin-shi Raichō-zu.jpg|thumb|300px|'''朝鮮通信䜿''' 江戞の町を朝鮮通信䜿の䞀行がおずずれた様子です。]] 埳川家康の時代に、察銬藩぀したはんを通しお朝鮮ちょうせんずの貿易が行われたす。秀吉の時代には朝鮮出兵により貿易が䞭断ちゅうだんしたしたが、江戞時代に入り日本ず朝鮮ずの囜亀が回埩し、日本ず朝鮮ずの貿易が再開したす。察銬藩぀したはんの倧名である宗そう氏の媒により、朝鮮ず日本ずの貿易が埩掻したす。朝鮮から日本ぞの、日本が茞入した茞入品は、生糞や朚綿、朝鮮人参ちょうせんにんじんです。 日本からは銅や銀が茞出されたした。 3代将軍の家光の時代からは、日本で将軍の代替わりだいがわりごずに、朝鮮からの通信䜿぀うしんしが蚪れるようになりたす。朝鮮からの通信䜿を <big>朝鮮通信䜿</big>ちょうせん ぀うしんし ず蚀いたす。 たた、朝鮮の釜山プサンには倭通わかんが䜜られ、貿易の拠点になりたした。 == 江戞時代の沖瞄ず北海道 == === 琉球りゅうきゅう王囜 === [[ファむル:Naha Shuri Castle16s5s3200.jpg|thumb|left|300px|銖里城しゅりじょう、方蚀スむ グスク。沖瞄県の那芇垂なは しにある<big>守瀌門</big>しゅれいもんは、この琉球の王朝のころに琉球王囜の囜王が䜏んでいた<big>銖里城</big>しゅりじょうずいうグスク「城」のこず、沖瞄方蚀の正門のこず。銖里城は 䞖界遺産せかい いさん に登録されおいる。銖里しゅりは、今でいう、那芇なはのこず。]] 江戞時代、沖瞄は「琉球」りゅうきゅうずいう王囜でした。 江戞時代の初めごろ、17䞖玀に、琉球囜は薩摩藩によっお埁服せいふくされたした。そしお、薩摩藩によっお、琉球は幎貢を取られるようになりたした。 幕府や薩摩藩は、琉球囜に、日本ず䞭囜ずの貿易を仲介させたした。琉球が、日本に埁服される以前から行っおいた䞭囜ずの貿易を぀づけさせ、その貿易の利益を薩摩藩が手に入れたした。 たた、䞭囜は、朝貢をする囜ずだけ貿易をする方針だったので、日本は、琉球囜を仲介しお、琉球を䞭囜に朝貢させた。江戞幕府も、琉球に䞭囜ずの貿易を仲介させるため、琉球が䞭囜に朝貢するこずを認めた。 このため、琉球王囜は、日本に埁服されおいるのに、琉球は䞭囜に朝貢するずいう、独特な立堎の囜になった。 䞭囜ずの貿易のために、このような朝貢貿易ずいう名目があったため、江戞時代のあいだ、琉球王囜は、ほろんでいたせん。 江戞幕府将軍や琉球囜王の代替わりごずに江戞に䜿節を送らせるのが慣䟋になり、幕府の暩嚁けんいが琉球にたで及んでいる事を江戞などの人々に印象づけた。琉球からは、将軍が倉わるごずに慶賀䜿(けいがしず呌ばれる就任祝いの䜿節ず、琉球王が倉わるごずに謝恩䜿(しゃおんし)ず呌ばれる感謝の䜿節が江戞に掟遣された。 幕府は、琉球からの䜿節には、䞭囜颚の衣服を着させるこずで、あたかも䞭囜が日本に服属しおいるかのような印象を、庶民に䞎えたず蚀われおいたす。 {{-}} === 北海道 === 江戞時代、北海道は「蝊倷えぞ」ずよばれおおり、アむヌ民族が䜏んでいたした。 珟代では、この北海道のいく぀かの民族をたずめお、アむヌ民族ず呌んでいたす。 アむヌは、束前藩た぀たえはんず貿易をさせられおいたした。 アむヌの人が持っおくるサケやコンブを、わずかな米などず亀換しおいたずいいたす。 このような䞍公平な貿易におこったアむヌの人たちが、1669幎、反乱を起こしたした。'''シャクシャむン'''ずいう人物を䞭心に反乱を起こしたした。 :※ 範囲倖よく「シャクシャむンの反乱」ず蚀われるが、しかしシャクシャむン自䜓は束前藩の支配䞋には入っおおらず、そのため、この呌び方に疑問が出されおいる<ref>高橋秀暹 ほか著『ここたで倉わった日本史教科曞』吉川匘文通、2016幎10月1日 第2刷発行、P133</ref>。そのためか、怜定教科曞では「シャクシャむンの反乱」ずは呌んでいない。なので、䞭孊生は人名「シャクシャむン」さえ芚えればいい。 束前藩は、シャクシャむンをだたし蚎ちしお殺害したした。束前藩は、停戊を申し蟌むずり゜をいっおシャクシャむンをたねき、シャクシャむンがやっおきたずころを、殺害したした。※ 怜定教科曞の範囲内 東京曞籍や垝囜曞院の教科曞で、本文倖の写真などの䞋のコラムで蚘述。 そしおアむヌによる反乱は鎮圧され、いっそう厳しくきびしく、アむヌは支配されたした。 貿易の品目は、日本からは、コメや酒、鉄噚などを、アむヌに茞出しおいたず蚀われおいたす。 {{-}} == 身分制床 == 江戞時代は身分制床がきびしく定められた時代です。 江戞幕府は、それ以前の秀吉の時代からの兵蟲分離刀狩りの政策を江戞幕府も受け継ぎ、江戞幕府は人々を、'''歊士'''ぶし、'''癟姓'''ひゃくしょう・'''町人'''ちょうにんに区別する身分制床を定めたした。 :※ 珟代語の「町」たち、ちょうずは、江戞時代の「町」ちょうは、意味がちがいたす。 江戞時代の「町人」ずは、今でいう、城䞋町などの比范的に倧きな郜垂圓時は城䞋町などが郜垂だったに䜏む䜏人、ずいうような意味です。たた、町人の職業も、今でいう商人ず職人です。 [[File:江戞時代の人口割合.svg|thumb|400px|left|江戞時代の身分別の人口割合。関山盎倪朗『近䞖日本の人口構造』より]] 癟姓ひゃくしょうは、䞻に蟲民たちです。江戞時代の党人口の80以䞊は癟姓蟲民です。 町人は、䞻に、商人ず倧工などの職人です。 歊士や町民のような、比范的に高い身分は、原則ずしお、その家の芪から長男に代々、受け継がれたした。たた、勝手に身分を倉えるこずは出来たせんでした。 たた、身分や職業や家柄などによっお、䜏む堎所がほずんど決められおおり、それ以倖の堎所に䜏むこずは原則的に出来たせんでした。 歊士は、城䞋町に䜏たわされたした。 たた、江戞時代は、歊士・癟姓・町人のほかに、「えた」「ひにん」ずいう䜎い身分が定められおいたした。 * 身分別の人口割合 :江戞時代の総人口: 3200䞇人 ::癟姓 : 箄85 ::歊士 : 箄 7 ::町人 : 箄 5 ::僧䟶・公家・えた・ひにん : 箄 3 身分別の人口割合 おわり。 {{-}} === 歊士・癟姓・町人 === ==== 歊士 ==== *:歊士は、人々を支配する身分でもありたす。足軜も将軍も、身分は歊士です。 歊士の頂点に立぀のが将軍であり、その䞋に様々な圹職が眮かれたした。 歊士の特暩ずしお、名字みょうじを名乗ったり、刀を持぀こず垯刀、たいずうは原則ずしお歊士のみ蚱されおいた。歊士の䜏む堎所は、䞻に城䞋町でも城に近いずころに䜏むようにされたした。 ==== 癟姓ひゃくしょう ==== *:党人口の80%ほどを癟姓ひゃくしょうがしめた。癟姓の倧半は蟲民ですが、持業や林業を行う人も癟姓にふくたれたす。 蟲民は、おもに蟲村に䜏たわされたした。蟲村は、城䞋町よりも離れたずころに䜜られおいたす。 蟲民は䞻に二぀に区別されおおり、土地を持぀'''本癟姓'''ほんびゃくしょうず、土地をもたない'''氎呑癟姓'''みずのみびゃくしょうに区別されおいたした。 収穫高の4050パヌセントが幎貢ずしお玍められた。幎貢が5割の堎合、<big>五公五民</big>ごこう ごみんず、いいたす。「五公」で幎貢が5割ずいう意味です。 幎代によっお幎貢が6割の堎合もあり、その堎合は六公四民ろくこう よんみんずいいたす。 幎代によっお幎貢が4割の堎合もあり、その堎合は四公六民よんこう ろくみんずいいたす。 ぀たり、江戞時代の幎貢は、五公五民ぐらいでした。 幎貢ずなる蟲䜜物は、おもに米こめですが、地域の実情に応じお、特産品などが代わりに幎貢ずしお玍められる堎合もありたす。 村圹人は、有力な本癟姓のなかから、藩などによっお遞ばれたした。有力な本癟姓は、「名䞻」なぬし、「組頭」くみがしら、「癟姓代」ひゃくしょうだいなどずいわれる村圹人に遞ばれたした。名䞻は、「庄屋」しょうやずもいいたす。 * 蟲民ぞの埡觊曞おふれがき 蟲民のくらしは、莅沢ぜいたくをしないように、きびしく管理されたした。 蟲民ぞの埡觊曞おふれがきによっお、蟲民の生掻のきたりが、定められたした。 埡觊曞の内容は、珟代颚に蚳すず次のような内容です。 <div style="border:1px solid #000000;">  '''蟲民ぞの埡觊曞おふれがき''' :侀. 朝は早起きをしお草を刈り、昌には田畑の耕䜜をしお、倜には瞄なわを぀くっお俵たわらを線むあむなど、それぞれの仕事をしっかりず行うこず。 :侀. 幕府の法什を怠ったり、地頭や代官のこずを粗末に考えず、たた名䞻や組頭のこずは真の芪のように思っお尊敬するこず。 :侀. 酒や茶を飲たないこず。 :侀. 蟲民は麊・ひえ・あわ などの雑穀ざっこくなどを食べ、なるべく米を食べないこず。 :侀. 蟲民の服は、麻あさず朚綿もめんだけであり、ほかの服は着おはいけない、裏地うらじにも他の垃を䜿っおはならない。 </div> 以䞊の内容が埡觊曞の内容ずしお有名ですが、他にも぀ぎのような内容も埡觊曞にありたす。 ※ おがえなくおも、倧䞈倫だろう。 <div style="border:1px solid #000000;">  '''蟲民ぞの埡觊曞おふれがき''' :侀. タバコは、吞うなすうな。 :侀. 名䞻なぬし、村長のこずは芪のように敬えうやたえ。 </div> 埡觊曞などの呜什により、江戞時代では、田畑の売買は犁止されおいたした。 * 五人組ごにんぐみ 蟲民には、村で5〜6件ごずに五人組ごにんぐみずいう集団を぀くらせ、幎貢の未玍や犯眪などに連垯責任を負わせたした。 <!-- コラムが長いので、先に「五人組」を玹介したす。 --> {{コラム|| ;「慶安の埡觊曞」は慶安のものではないずいう真盞 ※ 範囲倖。& 線集者ぞの情報 か぀お䞊蚘の埡觊曞は「慶安の埡觊曞」ずいわれおいたしたが、どうも慶安幎号のひず぀の時代のものではなく、元犄げんろく元幎※ 17䞖玀末ころに甲府藩で䜜成されたものであり、なのに倩保おんぜう、19䞖玀前半の頃に日本党囜に普及した際に、䜜成幎代が「慶安の埡觊曞」ず間違っお慶安の頃のものずしお䌝えられたらしい事が歎史研究で解明されおきた<ref>盞柀理『歎史が面癜くなる 東倧のディヌプな日本史【近䞖・近代線】』、株匏䌚瀟KADOKAWA (䞭経文庫)、P104</ref>。なので、「慶安」ずいう時代を限定する衚蚘は倖すこずになり慶安の時代ものではないので、単に「埡觊曞」たたは、埡觊曞だけだず䜕の埡觊曞か分からないなら「蟲民ぞの埡觊曞」のように蚀うようになった。 どうやら、江戞時代埌半の財政難やら飢饉などで悩んでいる諞藩の政治家たちが、江戞時代初期の江戞幕府が隆盛しおいただろうず思われた3第将軍・家光のころの時代を懐かしんで、「慶安の埡觊曞」ずいう名前を぀けたらしい<ref>盞柀理『歎史が面癜くなる 東倧のディヌプな日本史【近䞖・近代線】』、株匏䌚瀟KADOKAWA (䞭経文庫)、P104</ref>。なお、江戞時代、幎号を぀ける暩限をも぀のは倩皇である将軍ではない。慶安は3代・家光や4代・家綱の時代。 ;蟲民はそこそこ裕犏かもしれない たた、昭和の時代の歎史孊の通説では、「慶安の」埡觊曞などを信じお、江戞時代の蟲民は比范的に貧しかったず考えられおいたが、しかし、江戞時代の埌半になるず庶民の旅行ブヌム埡蔭参りおかげたいり なども発生するので、もし本圓に貧しいなら旅行の䜙裕は無いはずなので、぀たり実際の江戞時代の蟲民・庶民の暮らしぶりは、昭和の通説で考えられおいたよりも、生掻に䜙裕があったずいう可胜性も、21䞖玀の孊説では考えおいる。 なお、「埡蔭参り」おかげたいりずは、䌊勢神宮に参拝するブヌム。江戞や倧阪から数十日をかけお䌊勢神宮に参拝したり、東北や九州からも䌊勢神宮に参拝したり、そんな旅行ブヌムが江戞時代の埌半にあった。 }} ==== 町人 ==== *:町人の職業は、䞻に商人か職人です。 土地や家屋などを持぀町人は、それぞれ「地䞻」じぬし、「家持」いえもちず蚀われた。それらを持たない町人は、「地借」じがり、「店子」たなこず呌ばれた。 家や店を持぀町民は、営業皎を玍める必芁がありたした。しかし、町人の負担は、癟姓ず比べるず軜かったです。 === えた、ひにん === このほか、「えた」 および 「ひにん」 ず蚀われる、蟲民よりも身分が䜎くされ、もっずも身分が䜎いひくいずいう差別をされた人々がいたした。「えた」ず「ひにん」は、それぞれ別の身分です。 えたは、皮革業ひかくぎょうなどのような、動物の死䜓をあ぀かう職業などをしおいた身分です。このような死䜓を扱う身分は、いやしい職業だず、圓時は考えられおいたした。しかし、歊士なども、戊いくさのずきには敵をころしたりしたすが、歊士は䜎い身分ずはされたせんでした。このように、ずおも歊士に郜合のいい非合理な差別でした。 「えた」や「ひにん」は皮革業のほかにも、さたざたな職業の者がいたした。犯眪者の凊刑にたずさわったりする職業の「えた」・「ひにん」の者もいたした。「ひにん」には、圹人のもずで䞋働きをしたり、あるいは芞胜にたずさわる者もいたした。 「えた」「ひにん」の䜏む堎所は、きびしく制限され、あたり他の身分の者ず関わる機䌚の少ないような堎所にすたされ、他身分ずの亀流なども制限を受けた。癟姓や町人の䜏む堎所ずも別の堎所にず、「えた」「ひにん」の䜏む堎所は区別されたした。 {{コラム|「士蟲工商」しのうこうしょう| か぀お昭和の終わりころたで、江戞時代には「士蟲工商」しのうこうしょうの4぀の身分がある、ず蚀われおたした。 しかし、近幎の研究により、4぀の身分に区分するよりも、歊士・町人・癟姓の3぀に区分するほうが実態に近い事が分かっおいたす。 そもそも「士蟲工商」ずは、䞭囜今でいう䞭華人民共和囜の「䞭囜」の叀い曞物にある甚語だったようです。 }} == 「家」制床 == :※ 䞭孊歎史の範囲内です。怜定教科曞で江戞時代の家制床に぀いおの蚘述がある事を確認した。 江戞時代、家庭は、父芪の暩限が匷かった。いわゆる家父長制かふちょうせいである。 家長かちょうには、原則ずしお父芪がなるものずされた。家長ずは、いわゆる「戞䞻」こしゅのこずであり、その家の䞻あるじのこずである。歊家の堎合、女性は家長になるこずは蚱されなかったし、財産を盞続するこずも蚱されなかった。※ 歊家ず女性の盞続に぀いおの参考文献: 枅氎曞院の怜定教科曞。  :※ 範囲倖: 鎌倉時代は、北条政子ほうじょう たさこのように、歊家でも女性の地䜍が高かった。だが、しかし、江戞時代は違うのである。 たた、次の家長になるものずしお、長男が優遇された。女性や次男以䞋の家庭内での地䜍は、䜎かった。 で、自由瀟の怜定教科曞などが指摘しおる事だが、江戞時代の「家」は、䌁業・自営業じえいぎょうに近い。だから、たずえ長男であっおも、家業かぎょうを継がない堎合は、家を継げなかったのである。「家業」ずは、たずえば店を経営しおいる商家なら、その店を経営するこずが「家業」。 江戞時代、家業ず家の財産は、家長ではなく、家そのものに属するものずされた。※ 参考文献: 日本文教出版の怜定教科曞。 よく、江戞時代の家制床の説明で「家は長男が継ぐものずされた」などず教科曞で曞かれる堎合があるが、家を継ぐ堎合には家業も継がねばならない、ずいう条件がある。 べ぀に商人に限ったこずではなく、江戞時代に限ったこずでもなく、歊家や戊囜時代から、こうである。※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、 で、自由瀟の怜定教科曞が蚀うには江戞時代の家制床は、血統による身分の区分ではなく、職業による身分の区分である。※ 参考文献: 自由瀟『あたらしい歎史教科曞』、平成23幎怜定版、127ペヌゞ だから、癟姓・町人などから歊士に取り立おられる者もいれば、その逆に歊士から町人になる者もいた・・・ず自由瀟は䞻匵しおいる。 ※ 範囲倖: たずえば、「3本の矢」の故事でも有名な戊囜倧名・毛利元就もうり もずなりは、息子の苗字が「吉川」元春きっかわ もずはる・「小早川」隆景こばやかわ たかかげのように、倒した敵倧名の苗字を名乗らせおいるのは、敵倧名の統治しおいた領地や家臣団・領民などを、息子に継がせるために、その敵倧名家の苗字を名乗らせたのである。※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、 {[コラム|䞁皚など| ;侁繚 :※ 垝囜曞院の怜定教科曞パンフレットに蚘茉あり。 圓時の「家」は珟代ずは違い、商人や職人の家では、䜏み蟌みなどで䞻人の家で働く人も倚かった。10歳くらいの若い子が、䜏み蟌みで働きに来おいるこずもよくあり、10歳くらいの圌らは「䞁皚」でっちず蚀われた。 }} == 産業 == === 蟲業 === 17䞖玀のなかばごろになるず、平和な時代になったこずもあり、幕府や藩は、倧芏暡な'''新田開発'''を進めたした。 その結果、開墟かいこんが進み、党囜の田畑の耕地面積が秀吉の頃の、ほが倍 に広がりたした。 幕府や藩の財政は癟姓からの幎貢にたよっおおり、財政をゆたかにするために蟲業を発達させる必芁があったのです。 江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣かぞいに珟金化しおいたした。 幎貢米は江戞や倧阪にある蔵屋敷くらやしきに運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。 治氎ちすい工事も進み、蟲地に氎を匕く灌挑かんがいのための甚氎路ようすいろが各地にできた。 箱根䞊氎はこね じょうすい や 玉川䞊氎たたがわ じょうすい は江戞時代に出来た。 九州の有明湟で干拓かんたく事業がされた。 [[Image:Japanese-hoe-biccyukuwa,katori-city,japan.JPG|thumb|180px|備䞭ぐわ]] [[File:Japanese old threshing machine,Senba-koki,Katori-city,Japan.JPG|thumb|left|220px|千歯こき]] * 蟲具の発達 備䞭鍬びっちゅうぐわ・千歯こきせんばこき・千石どおしせんごくどおしなどが開発された。 :備䞭鍬びっちゅうぐわ ・・・ 耕すための蟲具で、深く耕せる。 :千歯こきせんばこき ・・・ 皲いねの穂ほから米぀ぶを脱穀するための道具。くし状の郚分が鉄補で、䜕本もの、くし状の「こき」があるので、䞀床に倚くの穂ほを脱穀できる。 :千石どおしせんごくどおし、ずおみ ・・・ 脱穀だっこくが出来る。脱穀ずは、もみを、ふるい分ける事。 [[Image:Mizuguruma,human power waterwheel,katori-city,japan.JPG|thumb|right|140px|氎車みずぐるた、螏み車銙取垂]] * 螏車ふみぐるた ・・・ 灌挑かんがい甚の氎車である螏車ふみぐるたなども開発された。 螏車は、人間が螏んで回す氎車なので、重力に逆らっお氎を高いずころにあげられるずいう仕組みである。 竜骚車りゅうこ぀しゃずいう、かんがい甚の蟲具もありたす。圢は螏車ずちがいたすが、竜骚車も、蟲民が足で螏んでふんで動かすこずで、氎がくみあがる仕組みです。 * 商品䜜物 売るこずを目的に、綿・なたね・茶・麻・あい、などの、今で蚀うずころの'''商品䜜物'''しょうひんさくも぀が䜜られるようになった。 蟲村でも貚幣かぞいが䜿われるようになった。 綿の生産の発達により、民衆の服は麻あさから綿めんに倉わっおいく。 あい や べにばな などは、染料ずしお䜿われた。 倖囜から䌝わった䜜物も、぀くられるようになった。さ぀たいも、じゃがいも、かがちゃ・ずうもろこし、などである。 * 肥料 油かすあぶらかす ・・・ なたね油やごた油の しがりかす であり、肥料ずしお䜿われる。 干鰯ほしか ・・・  いわし。肥料ずしお䜿われた。 * 氎産業 沿岞持業が、ほずんど。 九十九里浜くじゅうくりはた、珟圚の千葉県では、いわし持がさかんだった。瀬戞内海では塩田えんでんが発達した。 === 工業 === 家内制手工業かないせい しゅこうぎょう :蟲民は、蟲䜜業のないずきに綿花や絹などの織物おりものをしお商品を生産したり、菜皮油や麻あさ材料など、商品の生産をするようになった。 問屋制家内工業 :商人などが生産に必芁な蚭備せ぀びや資金しきんなどを癟姓に貞し䞎え、癟姓が生産しお、出来あがった補品を商人が買い取り、商人が販売するずいう方匏。 工堎制手工業こうじょうせい しゅこうぎょう [[File:Owari meisyo zue - yuukijima oriya.jpg|thumb|500px|工堎制手工業 (『尟匵名所図䌚』(おわり めいしょ ずえ)) ]] :商人や倧地䞻が、生産に必芁な蚭備を買い入れ、職堎に倚くの人をあ぀めお働かせるずいう、今でいう工堎のような生産方匏が出始める。<big>工堎制手工業</big>こうじょうせい しゅこうぎょうずいう。18䞖玀になるず、日本では工堎制手工業が行われるようになっおきた。 西掋史で蚀う <big>マニュファクチュア</big> に察応しおいる。 * 鉱業こうぎょう :鉱山こうざんの倚くは、幕府が経営した。そのため、埗られた金銀などは幕府の収入になった。生産された金・銀・銅は貚幣の材料になったり、茞出品になった。 金山きんざん) :䜐枡さど、新期県の金山。 銀山ぎんざん :生野いくの、兵庫県の銀山や石芋(いわみ、島根県)の銀山。 銅山どうざん :足尟あしお、栃朚県の銅山や、別子べっし、愛媛県の銅山。 銅は長厎貿易の茞出品に、なった。 鉄 :鉄お぀は砂鉄さお぀や、釜石かたいし、岩手県の鉄山から。 === 商業 === 江戞時代は、商人があ぀かう商品の量や皮類が増えた。このため、商業の仕組みが発達した。貚幣が党囜的に流通するようになった。 商品の量や皮類がふえ、耇雑ふくざ぀化しおいったので、商人も分業化するようになり、問屋ずんやや仲買なかがいや小売商こうりしょうの区別ができた。 問屋どうしの䞭でも分業はすすみ、さらに分業化が商品の皮類ごずに進み、米をあ぀かう米問屋こめどんやや、朚綿もめんをあ぀かう朚綿問屋もめんどんや、油問屋あぶらずんやなど、専業化しおいった。 問屋ずんやずは、生産者から商品を仕入れ、販売店などの小売業者に商品を販売する仕事である。 :村の倖や藩の倖ずの取匕が掻発ずいうこずは、前提ずしお、村どうし・藩どうしが信甚しあっおいるずいうこずです。぀たり、日本が平和ずいうこずです。江戞時代の商業は、戊囜時代ずは、ちがう、ずいうわけです。 :たた、商品を茞送ゆそうする物流ぶ぀りゅうのためには、道路や運送業うんそうぎょうが必芁です。江戞時代の道路や街道などの発達の理由は、「参勀亀代のため」ずいう理由の他にも、もしかしたら商業䞊での商品の茞送ゆそうが必芁ずいう物流ぶ぀りゅう䞊の理由もあったのかもしれたせん。 :なお、倧量の商品を運ぶには、海䞊亀通を぀かうず、時間はかかるが安く運びやすい。このため、江戞時代は海運かいうんが発達した。 ==== 商人の皮類 ==== いろんな皮類の商人の職が出おきたす。珟代の仕事に関連づけお、おがえおください。珟代の仕事に関連づけないず、おがえづらいでしょう。 *蔵屋敷くらやしき 江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣かぞいに珟金化しおいたした。 幎貢米や、幎貢のかわりの特産物ずくさんぶ぀は、江戞や倧阪にある<big>'''蔵屋敷'''</big>くらやしきに運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。 倧阪は商業がさかえ、<big>「倩䞋の台所」</big>おんかの だいどころず蚀われたした。 分業化は蔵屋敷でも、されおいたした。仕事の皮類によっお、倧阪では蔵元くらもず や 掛屋かけやなどに分業されたした。江戞では 札差ふださし などがありたした。 蔵元くらもずは、売りさばきが担圓の商人です。今でいう販売員です。 掛屋かけやは、売䞊金の茞送や保管の仕事です。今でいう銀行の 預金業務よきんぎょうむ や 振り蟌みふりこみ のような仕事をしおいたす。 蔵屋敷で珟金化できる幎貢や特産物など、諞藩からの商品をあわせお、 蔵物くらもの ず蚀いたす。 いっぜう、民間から出た商品も出回り、玍屋物なやものずいいたす。 ※ おがえなくおよい。 * 䞡替商 䞡替商りょうがえしょうは、もずもずは、金貚や銀貚や銅貚の亀換を、手数料をもらっお行なう仕事ですが、そのうち仕事の内容が倉わり、今でいう銀行のような預金よきん業務ず貞付かし぀け業務を行なうようになった。 䞡替商は貚幣の調達などに信甚があるので、䞡替商どうしの垳簿ちょうが䞊の凊理しょりで貚幣かぞいの送金そうきんの代わりかわりずする 信甚取匕しんようずりひき の仕組みが発達した。 江戞を䞭心に関東では金が取匕の䞻流であり、倧阪などの関西では銀が取匕の䞻流であったので、䞡替が必芁だった。「䞡」ずは金貚のこず、あるいは金貚の単䜍である。 商人のなかには、江戞の䞉井み぀いや倧阪の鎻池こうのいけのように、財政の苊しい藩はんや倧名に おかね を貞し付けたり、藩の財政にかかわるほどの、有力な商人もあらわれた。 * 鉱山の開発 貚幣を぀くるには、材料の金や銀が必芁なので、幕府は鉱山を開発したした。 たた、貚幣を぀くる暩利は幕府が独占した。 商業の発達には、亀通の発達も必芁である。 ==== 越埌屋 ==== 江戞時代の始めごろたでは、商売の支払い方法では、埌でたずめお払う方法が普通だった。 しかし1673幎に、䞉井高利み぀い たかずしが江戞で開いた越埌屋呉服店えちごや ごふくおんが、珟金払いで店頭ですぐに売買する商法を始めた。 このような商法は江戞時代の圓時「珟金かけ倀なし」げんきん かけねなしず蚀われた。「かけ倀」ずは、定䟡よりも高く売るこず。 越埌屋は、かけ倀をやめたのである。※ 東京曞籍、枅氎曞院、教育出版など、倚くの怜定教科曞で玹介。 :※ 圓時、越埌屋以倖の服屋では、倀札ねふだを぀けおない呉服屋が倚かった。そもそも、倀札や定䟡おいかずいう考え方そのものが、この時代は、うすかった。越埌屋以前の垞識では、呉服などの販売では定䟡をさだめずに、客の倀匕き亀枉に応じるこずこそマナヌだず思われおいたが、しかし越埌屋はその埓来の方法は効率を䜎䞋させる間違った手法だろうずしお、販売手法の改革をしたわけだ。 売買がすぐに成立するぶん、越埌屋はすぐに代金を改修できるし、たた、客にずっおは安く販売できるため、越埌屋ず客の双方に利点があった。※ ← ほが垝囜曞院の教科曞の芋解 越埌屋は、呉服店のほか、䞡替商りょうがえしょうも行った。 :※ ちなみに珟代の䞉越み぀こしデパヌトの䌚瀟は、もずを正すず江戞時代の䞉井の越埌屋がもずになっおる。「䞉」井の「越」埌屋の頭文字をずっお、䞉越ずいう名前を぀けたのである。 == 海䞊亀通の発達 == 船は、倧量の荷物を、少ない人物で運べたす。しかも、䞀床、船に積めば、目的地たでは途䞭で積み替えをする必芁がありたせん。 このため、倧量の商品を運ぶには、海䞊亀通を぀かうず、時間はかかるが安く運びやすい。このような理由で、海運かいうんが発達した。 たた、船も改良され発達した。 [[ファむル:Osaka Maritime Museum Naniwamaru.jpg|thumb|菱垣廻船の埩元船「浪華䞞」]] 菱垣廻船ひがきかいせん :積み荷が船から萜ちないように、船の䞡偎に垣(かき)が぀けられ、その垣の圢が菱型ひしがたに組たれおいたので、菱垣廻船ひがきかいせんずいう。 暜廻船たるかいせん :酒はくさりやすいので、玠早く運ぶ必芁があった。そのためのスピヌドが早くなる工倫をされた船である。 * 航路 東廻りひがしたわり航路 :東北地方の倪平掋偎から、倪平掋偎を通り、江戞たでをむすぶ航路。 西廻りにしたわり航路 :日本海偎の東北地方から、瀬戞内海を通り、倧阪たでをむすぶ航路。 江戞の商人である川村瑞賢かわむら ずいけんによっお、東回り航路ず西回り航路が開かれた。 == 陞路の亀通 == 党囜を道で぀なぐため、街道がいどうが出来た。 [[ファむル:Hiroshige le pont Nihonbashi à l'aube.jpg|300px|right|thumb|江戞の日本橋の、ようす。五街道は日本橋が起点。画歌川広重『東海道五十䞉次』より。]] 江戞の日本橋にほんばしを起点ずする幹線道路かんせんどうろずしおの街道が5本あるが、これを<big>'''五街道'''</big>ごかいどうずいう。読みは「ご<big>が</big>いどう」ではなく「ご<big>か</big>いどう」なので、たちがえないように泚意。 五街道ごかいどう ず、そのほかの道である 脇街道わきかいどう などによっお、東北から山陰・山陜地方たでが道で぀ながった。 九州や四囜も、それぞれの島の内郚が、道で぀ながった。 五街道は、東北地方の南郚の今でいう犏島県から京郜たでしか、぀ながっおいない。 日光ぞず向かう 五街道のうちの街道が<big>'''日光街道'''</big>にっこうかいどうである。 日光街道は、北関東の宇郜宮う぀のみやのあたりで、ふたたたに分かれおいお、宇郜宮から犏島の癜河しらかわぞず向かう<big>'''奥州街道'''</big>おうしゅうかいどうに分岐ぶんきしおいる。 ※ 宇郜宮・癜河など、现かな地名は、おそらく教科曞の範囲倖なので、孊校察策では、おがえなくおよい。 以䞊の二本の街道が、五街道ぞの北ぞの方面である。 次に京郜方面に぀いお、説明する。 京郜の方面ぞず江戞から向かう街道は3本あるが、そのうちの2本は、途䞭ずちゅうで合流ごうりゅうする。 五街道のうちの䞀぀である<big>'''甲州道䞭'''</big>こうしゅうどうちゅうは、長野県の信濃しなのの諏蚪すわのあたりで、五街道のうちの別の䞀぀である<big>'''䞭山道'''</big>なかせんどうず合流する。 甲州道䞭の名前は「甲州」道䞭だし甲府こうふを通るが、じ぀は長野県の信濃たで、぀ながっおいる。 五街道のうちの䞀぀である<big>'''東海道'''</big>は、倪平掋ぞいの街道であり、京郜たで他の街道ずは、぀ながっおいない。東海道の経路は、今でいう神奈川県 → 静岡県 → 愛知県 → 京郜 の経路である。 圓時の甚語で蚀えば、小田原おだわら、神奈川 → 駿府すんぷ、静岡 → 名叀屋なごや、愛知 → 京郜 である。 東海道は、もっずも人々の行き来が、さかんだった。 * 関所せきしょ [[画像:Ishibe shukubanosato02s3200.jpg|thumb|280px|関所の様匏の門。芳光テヌマパヌクでの埩元。]] 譊備けいび䞊の理由から、街道には、通行者の取り調べるため通行を制限せいげんする<big>'''関所'''</big>せきしょが、おかれた。 関所では、通行者は、関所の圹人に、通行蚱可蚌である手圢おがたを芋せる必芁があった。 関所では、ずくに江戞に入る鉄砲おっぜうず、江戞から出る女は、きびしく調べられた。鉄砲の取り調べは、反乱を恐れおおそれお、のこずである。江戞から出る女は、参勀亀代で人質ずしお江戞に䜏たわせた女である、倧名の劻が、こっそり江戞から故郷こきょうぞ垰囜きこくするこずを恐れお、である。 <big>'''「入り鉄砲に出女」'''</big>いりでっぜうに、でおんなず蚀われ、これら぀は、きびしく調べられた。 街道には、旅行者が寝泊たりねずたりするための<big>'''宿堎'''</big>しゅくばが、もうけられ、宿堎町が発達した。 倧名だいみょうや幕府の圹人のずたる宿やどである<big>本陣</big>ほんじんや、ふ぀うの歊士のずたる脇本陣わきほんじんや、䞀般の旅行者が泊たる旅籠はたごが、もうけられた。 宿堎の呚蟺の人々には、圹人などのため人手をかす負担があっお、この負担を 助郷すけごう ずいう。 東海道には53の宿堎があり、<big>東海道五十䞉次</big>ずうかいどうごじゅうさん぀ぎず蚀われた。 街道には、通行者が堎所をわかりやすいように、䞊朚なみき や 道しるべ が、もうけられた。たた街道の道のりの玄キロメヌトルごずに<big>䞀里塚</big>いちりづか が、もうけられた。䞀里いちりずは、長さの単䜍たんいであり、今でいう玄キロメヌトル。 * 通信の発達。飛脚ひきゃく 郵䟿物をずどけるため、人が走ったり銬を぀かっお運ぶ<big>'''飛脚'''</big>ひきゃくの仕事が発達した。 幕府が管理する飛脚を 継飛脚぀ぎひきゃく ずいう。町人のあいだでは 町飛脚たちひきゃく が利甚された。 == 郜垂の発達 == 江戞時代に商業の䞭心的な郜垂は、江戞ず倧阪です。江戞ず倧阪ず京郜を'''䞉郜'''さんずずいう。 江戞 :将軍のいる江戞城の城䞋町なので、江戞は「将軍の おひざもず」ず蚀われたした。江戞時代なかごろの18䞖玀には、人口が100䞇人をこえる倧郜垂になった。 倧阪 :党囜から幎貢や特産物が集たり、商業のさかんな街である。幎貢を珟金化する<big>蔵屋敷</big>くらやしきがあり、各藩の倧名の蔵屋敷が倧阪にあった。倧阪は「'''倩䞋の台所'''」ず蚀われた。 貚幣は、江戞ず倧阪で違っおおり、江戞では䞻に金が甚いられ、倧阪では䞻に銀が甚いられた。そのため、䞡替商が金銀の亀換を行った。 その他の郜垂 京郜 :倩皇の䜏む皇居こうきょがあり、寺瀟も倚い。䌝統文化の䞭心地だった。西陣織にしじんおりや枅氎焌きよみずやきなどの工芞品の産地でもある。 郜垂では、商業の発達にずもない、商人たちが同業者の組合である株仲間かぶなかたが結成されおいった。 株仲間は、幕府の蚱可のもず、営業を独占するかわりに、皎を玍めた。 商人には、倧名にも金をかすほどの有力な商人もあらわれ、江戞の䞉井み぀い家や、倧阪の鎻池こうのいけ家などの有力な商人が珟れた。 == 5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし == 4代将軍〜5代将軍のから、幕府は財政が悪化しおいき、財政のあたり良くない状況が、江戞時代の終わりたでずっず続きたす。 江戞時代には貚幣が普及しおいきたすが、田畑の収穫が急にふえるわけでもなく、そのくせ人口はふえるし、鉱山から採れる金銀の量もぞっおいきたすので、今の時代から芋れば財政がわるくなっおも圓然です。 5代将軍の埳川綱吉ずくがわ぀なよしは、動物を極端に保護する、<big>生類憐みの什</big>しょうるいあわれみのれいを出した。 綱吉が、いぬ幎の生たれで、特に犬を保護したので、犬公方いぬ くがうず倧衆から呌ばれお、きらわれた。 什を出した理由は、䞀節には、綱吉には、子がなく、僧からのすすめで、殺生を犁じたら子ができる、ず僧にすすめられ、ずくに犬を倧切にすれば子ができるずすすめられたらしいのが、什を出した理由だず蚀われおいる。 儒孊などの孊問に力を入れた。湯島に孔子こうしをた぀る聖堂せいどうを立おる。儒孊の䞭でも、ずくに'''朱子孊'''しゅしがくずいう孊問を重んじた。朱子孊は身分秩序を重んじるため、幕府にずっお郜合がよかった。 前将軍のずきの火事の、明暊の倧火めいれきのたいかでの費甚がかさむなどが、財政悪化の理由の䞀぀です。 金貚・銀貚にふくたれる金・銀の量をぞらした貚幣を発行したが、貚幣の信甚がさがり、そのため物䟡ぶっかが䞊がった。 * 発展的事項 貚幣の質ず、物䟡に぀いおの解説 珟代でも、䞀般に、貚幣の信甚が䞋がるず、物䟡が䞊がりたす。 江戞時代は貚幣の信甚のうらづけは、金貚や銀貚にふくたれおいる金・銀なので、貚幣の䞭の金銀のわりあいを枛らせば、商人が物を売るずきに今たでず同じ金・銀を手に入れるには倀段を䞊げなければ金銀の量が前ず同じになりたせん。 なので、貚幣の質をさげるず、物䟡が䞊がっおしたいやすいのです。 :※ 教科曞には「物䟡が䞊がったから䞍況になった」ずは曞かれおないこずに気を぀けようそういう教科曞もあるかもしれないが。珟代の経枈政策では、䞍景気のずきの察策ずしお、貚幣の䟡倀をさげるこずで、取り匕きを䞀時的に掻発にしお䞍況を脱しようずいう手法がある。なぜ貚幣の䟡倀をさげるず取り匕きが掻発化するかは、䞭孊3幎の公民や高校『政治経枈』などで習う。 ただし、綱吉の政暩がそこたで経枈政策に詳しかったかどうかは、ただ未解明である。歎史孊者が研究䞭であるので、䞭孊生は深入りしなくおいい。 発展的事項、おわり。 * 雑談 綱吉が、このように儒孊などの孊問を重んじた理由や、あわれみの什を出しお殺生せっしょうをきらった理由ずしおは、䞀節には、家康からの軍事力にたよった歊断ぶだん的おきな政治をあらためるためかも・・・ずいう説も今では蚀われおいたす。しかし、家康のころから朱子孊を重んじおはいたしたので、綱吉のねらいがコレかどうかは、わかりたせん。 雑談、おわり。 {{コラム|※ 範囲倖: 赀穂浪士の事件| :※ 垝囜曞院がコラムで赀穂事件を扱っおいる。 読者はテレビ時代劇などで『忠臣蔵』ちゅうしんぐらを芋たこずある人もいるでしょう。 この忠臣蔵の題材にもなった、赀穂浪士の蚎ち入り事件およびキッカケの事件が起きた時期17021703幎が、ちょうど綱吉の統治の時代です。 赀穂事件ずは、旧・赀穂藩の䞻人である浅野内匠頭あさのたくみのかみが、幕府のお偉いさんの吉良䞊野介きら こうずけのすけに過床に銬鹿にされたず思い、江戞城の䞭で、刀で吉良に切り぀けた事件です。 その埌、浅野内匠頭は凊刑されたしたが、旧・赀穂藩の歊士たちは、䞻人の埩讐のために、吉良家に蚎ち入りしたした。 歊士道の芳点からすれば、䞻人のカタキを取る旧・赀穂藩による蚎ち入りは矎談のように思えたすが、䞀方で幕府の圹人・吉良に反逆するこずは歊士道に反するように思えたす。 江戞時代の圓時からもう、庶民のあいだでも議論になっおいたした。 圓時の庶民が詠んだずされる狂歌に、次の歌がありたす。 :''たのもしや 内匠たくみの家に 内蔵くらありお 歊士の鏡を ずり出しけり'' :※ 怜定教科曞垝囜曞院で、この歌が取り䞊げられおいたす。 赀穂浪士たちの蚎ち入りのリヌダヌは、倧石内蔵助おおいし くらのすけずいう人物です。 幕府内ですら、さすがに蚎ち入りに凊眰を䞎える必芁性は倚くの幕府内の幹郚・孊者が感じおいるものの、ではどういう理由で凊眰を䞋すべきか、蚎ち入り盎埌の時期には幕府内でも意芋が割れたようです。 なお、赀穂浪士たちは最終的に幕府から切腹を呜じられ、切腹したした。 もしかしたら、1710幎や1718幎に歊家諞法床が改蚂されたのは、赀穂事件の圱響があるのかもしれたせんね。考えお芋たしょう。怜定教科曞<!-- 垝囜曞院 -->も、答えを出さずに、自分で考えるように掚奚しおいたす。 }} == 新井癜石あらい はくせきの改革 == [[ファむル:Arai Hakuseki.jpg|thumb|250px|新井癜石あらい はくせき]] <big>新井癜石</big>あらい はくせきは、綱吉のあずの、代将軍の家宣いえのぶに䜿え、代将軍の家継いえ぀ぐに仕えた儒孊者である。 新井癜石は、綱吉のずきに質の䜎䞋した金貚・銀貚の質をもずの質にもどした。たた、貿易で金銀が倖囜に流出しおいたので、長厎貿易に制限を掛け、金銀の海倖流出をおさえた。この癜石の政治せいじを、<big>正埳の治</big>しょうずく の ちずいう 綱吉の生類あわれみの什は、癜石によっお廃止はいしされたす。 :※ 範囲倖: 「正埳の改革」ずは蚀わずに「正埳の治」ずいうのは、日本史甚語でいう、江戞時代の「改革」ずは、将軍が宣蚀しお打ち出した改革のみに甚いられるずいう理由による。なので、癜石の政策の内容は珟代語で蚀う「改革」だが、しかし歎史甚語ずしおは「正埳の治」ずなる<ref>山本博文 著『【東倧流】流れを぀かかむ すごい日本史講矩』、PHP研究所出版瀟名、2020幎5月5日 第1版 第1刷、250ペヌゞ</ref>。 [[カテゎリ:䞭孊校歎史|えずはくふのはしたり]] [[カテゎリ:江戞時代]]
2005-11-28T01:47:50Z
2024-03-25T04:44:19Z
[ "テンプレヌト:コラム", "テンプレヌト:-" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%A4%BE%E4%BC%9A_%E6%AD%B4%E5%8F%B2/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%B9%95%E5%BA%9C%E3%81%AE%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8A
2,978
䞭孊校瀟䌚 歎史/江戞幕府の始たり
豊臣秀吉の死埌、埳川家康が勢力を䌞ばした。 埳川家康は、出身地である東海地方から、関東地方に(豊臣秀吉の呜什によっお)領地を移されおおり、埳川家康は江戞(えど)を拠点ずしおいた。 豊臣偎の石田䞉成(いしだ み぀なり)などは、豊臣秀頌(ずよずみ ひでより)の政暩を守ろうずしお、家康ず察立した。埳川家康は、1600幎の関ヶ原の戊い(せきがはらのたたかい、堎所は岐阜県)で勝利し、1603幎に朝廷により埁倷倧将軍(せいいたいしょうぐん)に任呜され、江戞幕府(えど ばくふ)を開いた。 豊臣氏はただ、倧阪城を拠点に存続しおいたが、家康は豊臣氏を滅がすために1614幎ず1615幎の二床にわたっお倧坂の陣で豊臣氏ず戊い、1615幎に家康は豊臣氏を攻め滅がした( 倧坂冬の陣(ふゆのじん)、倏の陣(な぀のじん) )。こうしお、戊乱の時代が終わり、埳川氏は日本党囜を支配し、江戞幕府が眮かれおからの玄260幎間、倧きな戊乱のない時代が続いた。この1603幎からの玄260幎間を江戞時代ずいう。 幕府の盎接の支配地(珟代語で「盎蜄地」(ちょっか぀ち)又は幕領ずいう)の広さは、党囜の玄4分の1にあたる玄700䞇石(ごく)であった。 江戞幕府の盎蜄地(ちょっか぀ち)ずは、江戞はもちろん、そのほかに、京郜・倧阪・奈良・長厎も江戞幕府の盎蜄地だった。぀たり、江戞・倧阪・長厎などの重芁な郜垂や、金銀の取れる鉱山、政策䞊で重芁な枯などが、盎蜄地になった。 江戞幕府では、将軍から1䞇石以䞊の領地を䞎えられた歊士を、倧名(だいみょう)ず蚀った。17䞖玀なかごろでは、日本党囜で200あたりの倧名がいたずされる。 倧名家は、倧きく3぀の皮類に分けられ、それによっお配眮も倧きく異なっおいる。 それぞれの地方の政治は、倧名に任されおいた。倧名の支配しおいる地域ずその支配の仕組みを合わせお藩(はん)ずいう。たた、各藩は幕府に埓い、蟲民に察しおは「幎貢」(ねんぐ)ずよばれる皎を課しおいた。 このように、江戞時代には将軍ず倧名による人民の支配䜓制がずられ、このような支配䜓制を幕藩䜓制(ばくはんたいせい)ずいう。 なお、将軍盎属の家来であり、1䞇石未満の者のこずを、「旗本」(はたもず)たたは「埡家人」(ごけにん)ずいいたす。 幕府は倧名を取りしたる法埋ずしお歊家諞法床(ぶけしょはっず)を1615幎に定め、幕府に無断での築城・婚姻などを犁止した。法床に違反した倧名には、領地没収(いわゆる「取り぀ぶし」)などの、きびしい凊分を行った。 たた、3代将軍の埳川家光(ずくがわ いえみ぀)の時代に、 領地ず江戞を埀埩する参勀亀代(さんきんこうたい)をするように定めた。 たた、倧名の劻子(さいし)を江戞に䜏たわせ、江戞䜏たいの生掻費は、倧名の藩の負担になった。参勀亀代の旅費も、藩の負担ずなった。 なお、通説ずしお、参勀亀代のねらいは、倧名による反乱を防ぐために、江戞に倧名の劻子を人質(ひずじち)ずしお䜏たわせる事ず、埀埩の旅費や江戞生掻の出費をさせる事である、ずいうものがある。たた、倧名ず倧名宇郜将軍の䞻埓関係を確認するずいう意味合いもある。 さらに倧名は、幕府から江戞城の修築や河川修埩などの普請(土朚工事)も呜じられ、その費甚は藩の負担になったので、たすたす藩の財政は苊しくなりたした。 たた、幕府は公家や倩皇にも法床を定め、犁䞭䞊公家諞法床(きんちゅう ならび に くげしょはっず)を1615幎に定めたした。そしお京郜には朝廷を監芖するため京郜所叞代(きょうず しょしだい)を眮きたした。 1603幎、埳川家康が埁倷倧将軍に任呜され、江戞に幕府を開いた。3代将軍の埳川家光(いえみ぀)の時代ころに、幕府のしくみが完成した。 たず、将軍の䞋に老䞭(ろうじゅう)を眮き、通垞時の政治の実務を監督させ、それを「若幎寄」(わかどしより)たちが補䜐をした。通垞時は、老䞭が将軍の次に䜍が高い。 非垞時には、倧老(たいろう)が眮かれた。非垞時は、倧老が、将軍の次に䜍が高い。 「倧目付」(おおめ぀け)ずは、倧名の監芖(かんし)をする圹職である。 「寺瀟奉行」(じしゃぶぎょう)ずは、寺瀟を取りしたる奉行である。 「町奉行」(たちぶぎょう)ずは、江戞の町政をおこなう奉行である。(※ äž­å­Š3幎の公民の甚語でいうず、江戞の町の行政(町政)ず叞法(裁刀)の仕事をするのが町奉行である。぀たり、町奉行は、「立法」はしない。江戞時代は、叞法ず行政を、同じ機関が行った。) 「勘定奉行」(かんじょうぶぎょう)ずは、江戞幕府の財政を取りしきる奉行である。たた、幕府の盎蜄領(ちょっか぀りょう)の監督もしおいる。なお、江戞幕府の盎蜄領のこずを「倩領」(おんりょう)ずいう。(※ いちおう、「倩領」(おんりょう)は䞭孊怜定教科曞の範囲内。教育出版の教科曞および自由瀟の怜定教科曞で玹介されおる。しかし、他の教科曞では玹介されおおらず、それほど重芁な甚語でもないだろうから、無理しお芚える必芁は無いだろう。䞋蚘の、歎史甚語が「倩領」から「幕領」に倉化しおいる件も参照のこず) ぀たり、勘定奉行の仕事ずは、江戞幕府の財政のほか、倩領を監督する仕事もしおいる。 「遠囜奉行」(おんごくぶぎょう)ずは、京郜・倧阪・長厎などを支配する奉行である。 西囜倧名の監芖のため、「倧坂城代」(おおさかじょうだい)が眮かれた。 勘定奉行のしたに、郡代(ぐんだい)や各皮の代官(だいかん)が配眮された。 たた、幕府は、貚幣の発行暩も独占し、さらに石芋(いわみ)銀山や䜐枡(さど)金山などを幕府の盎蜄地(盎接の支配地)にした。 江戞幕府はペヌロッパ諞囜の軍事的干枉・宗教的干枉などをおそれ、貿易や出入囜をきびしく制限する政策をずった。のちの明治時代にこのような江戞幕府の政策は「鎖囜」(さこく)ず呌ばれた。 「鎖囜」政策の盎接芁因ずなった出来事は、1637幎の島原・倩草䞀揆(したばら・あたくさいっき)である。この「島原・倩草䞀揆」ずは、九州の島原(したばら、長厎県)・倩草(あたくさ、熊本県)地方で、蟲民たちが重皎やキリスト教の取り締たりに反発しお、倧芏暡な䞀揆を起こした事である。 このような出来事の結果、江戞幕府は、さらにきびしいキリスト教の取りしたりをするために、1639幎にはポルトガル船の日本ぞの来航を犁止した。(スペむンは1624幎にすでに日本ぞの来航を犁止されおいた。) ただし、いわゆる「鎖囜」の䟋倖ずしお、オランダは日本ぞの来航を蚱された。 1639幎には貿易のための商通が平戞から長厎の出島(でじた)ぞず移され、出島でオランダ・枅(しん)ず日本ずの貿易が行われた。たた、察銬藩を通じお李氏朝鮮(りしちょうせん)ずの貿易をしおおり、日本は合わせお3か囜ずのみ貿易を行っおいた。 オランダは、日本ではキリスト教を垃教しおいない。 埳川家康の時代のころから、東南アゞア方面の囜々ず貿易をしおいた。なお、この貿易は、のちに廃止される。 この貿易では、日本の船に幕府の貿易蚱可をしめす朱印状(しゅいんじょう)ずいう蚌明曞が必芁だったので、そのような朱印状を持っおいる日本船を朱印船(しゅいんせん)ず呌んだ。この朱印船による東南アゞアずの貿易を朱印船貿易(しゅいんせんがうえき)ずいう 2代将軍の秀忠の時代にも朱印船貿易は続き、キリスト教を秀忠が犁止したあずにも、朱印船貿易は続けられた。 東南アゞアのル゜ン(今のフィリピン)やシャム(今のタむ)に日本人が集団で移り䜏み、東南アゞア各地に日本町が出来た。 圓時はスペむン人がル゜ン(今のフィリピン)に進出しおいた。 この朱印船貿易のころは、日本は貿易盞手になった西掋諞囜に぀いおは、オランダの他にもむギリスずポルトガルずも日本は朱印船貿易をしおいたした。 なお、このころは、長厎県の平戞(ひらず)に、貿易のための商通がありたした。 朱印船貿易により、日本からは銀が茞出されたした。いっぜう、䞭囜産の生糞や絹織物などが、日本に茞入されたした。 朱印船貿易は3倧将軍の家光(いえみ぀)のずきに終わりたす。 家康は、むギリスずオランダの日本ずの貿易を蚱し、平戞(ひらど、長厎県にある)での貿易が始たる。 きっかけは1600幎に豊埌(ぶんご)に流れ着いたオランダ船リヌフデ号に乗っおいたオランダ人のダン・ペヌステン(Jan Joosten)ずむギリス人のりィリアム・アダムス(william Adams)であり、この二人が幕府の倖亀の盞談圹になったからである。 今の東京にある八重掲(やえす)の名前の由来はダン・ペヌステンである。 スペむンに遅れお貿易に参加するこずになったオランダは、キリスト教の垃教には関心がなかった。 オランダは日本ずの貿易を独占するため、スペむンやポルトガルはキリスト教の垃教を通じお日本を䟵略しようずしおいる、ず幕府に、぀げおいた。 むギリスはオランダずの競争にやぶれ、日本をはなれお、むギリスの関心はむンドでの貿易に倉わった。 3代将軍の家光の1629幎のころから、キリスト教埒を発芋するため、螏み絵(ふみえ)を甚いた絵螏み(えふみ)が行われるようになった。 この時代、キリスト教は犁止されおいたが、かくれおキリスト教を信じる「隠れキリシタン」(かくれキリシタン)がいた。このような隠れキリシタンを取り締たるため、幕府は人々にキリストやマリアなどが描かれた銅板の螏み絵(ふみえ)を螏たせるずいう、絵螏み(えふみ)をさせお、絵螏みをしないものはキリシタンであるずしお凊眰した。 反乱軍の䞭心人物は、倩草四郎(あたくさ しろう)ずも蚀われる「益田時貞」(たすだ ずきさだ)で、反乱軍は島原半島の原䞊にたおこもったが、幕府の束平信綱(た぀だいら のぶ぀な)を䞭心ずする兵数12䞇人ほどの幕府軍により、反乱軍は負けた。 この出来事を「島原・倩草の䞀揆」(したばら・あたくさ の いっき)ず蚀う。「島原・倩草の䞀揆」ずは、いわゆる「島原の乱」(したばら の らん)のこずである。 「島原・倩草の䞀揆」埌、幕府は、人々を宗門改垳(しゅうもんあらためちょう)に蚘し、仏教寺院にその人が仏教埒であるこずを蚌明させるこずで、キリスト教の犁止をさらに匷めた。 江戞幕府は貿易を制限しおいき、江戞時代の貿易の盞手囜は最終的に朝鮮ず琉球(りゅうきゅう、今でいう沖瞄)、オランダ、枅(しん、今でいう䞭囜)、アむヌ(今でいう北海道)だけに、かぎられおいく。 圓時、オランダは台湟やむンドネシアに進出しおいた。台湟の地に、オランダ人は「フォルモサ」(オランダ語:Formosa)ずいう地名を名づけおいた。(※ フォルモサずいう地名は、小䞭孊生は、おがえなくお良い。) スペむン人の来日を犁止する。 このように、幕府は貿易を独占し、たた、制限しおいく。 貿易だけでなく、キリスト教の垃教も犁止し、たた、倖囜人が、䞀郚の地域をのぞいお日本に入れないようにした。 この、江戞幕府による、倖囜人ず日本人ずの亀流を枛らしお(ぞらしお)いった察倖政策は、のちに江戞時代の1800幎ごろから鎖囜(さこく)ず蚀われはじめ、明治時代から「鎖囜」ずいう甚語が広がりたす。 なお、江戞幕府は長厎のオランダ商通に、倖囜のようすを幕府に報告(ほうこく)させるための報告曞(ほうこくしょ)の提出を矩務づけ、『オランダ颚説曞』(オランダふうせ぀がき)の提出が矩務づけられた。 (※ 発展: )オランダの宗教は、宗教改革のプロテスタントの囜である。それたで戊囜時代に貿易しおいた盞手囜であるスペむンやポルトガルは、カトリックの囜である。 結果的に、日本はカトリック囜ずの貿易を日本囜民に犁止したこずになり、そしお日本は結果的にプロテスタント囜であるオタンダずの貿易を日本囜民に認めたこずになる。 埳川家康の時代に、察銬藩(぀したはん)を通しお朝鮮(ちょうせん)ずの貿易が行われたす。秀吉の時代には朝鮮出兵により貿易が䞭断(ちゅうだん)したしたが、江戞時代に入り日本ず朝鮮ずの囜亀が回埩し、日本ず朝鮮ずの貿易が再開したす。察銬藩(぀したはん)の倧名である宗(そう)氏の媒により、朝鮮ず日本ずの貿易が埩掻したす。朝鮮から日本ぞの(、日本が茞入した)茞入品は、生糞や朚綿、朝鮮人参(ちょうせんにんじん)です。 日本からは銅や銀が茞出されたした。 3代将軍の家光の時代からは、日本で将軍の代替わり(だいがわり)ごずに、朝鮮からの通信䜿(぀うしんし)が蚪れるようになりたす。朝鮮からの通信䜿を 朝鮮通信䜿(ちょうせん ぀うしんし) ず蚀いたす。 たた、朝鮮の釜山(プサン)には倭通(わかん)が䜜られ、貿易の拠点になりたした。 江戞時代、沖瞄は「琉球」(りゅうきゅう)ずいう王囜でした。 江戞時代の初めごろ、17䞖玀に、琉球囜は薩摩藩によっお埁服(せいふく)されたした。そしお、薩摩藩によっお、琉球は幎貢を取られるようになりたした。 幕府や薩摩藩は、琉球囜に、日本ず䞭囜ずの貿易を仲介させたした。琉球が、日本に埁服される以前から行っおいた䞭囜ずの貿易を぀づけさせ、その貿易の利益を薩摩藩が手に入れたした。 たた、䞭囜は、朝貢をする囜ずだけ貿易をする方針だったので、日本は、琉球囜を仲介しお、琉球を䞭囜に朝貢させた。江戞幕府も、琉球に䞭囜ずの貿易を仲介させるため、琉球が䞭囜に朝貢するこずを認めた。 このため、琉球王囜は、日本に埁服されおいるのに、琉球は䞭囜に朝貢するずいう、独特な立堎の囜になった。 䞭囜ずの貿易のために、このような朝貢貿易ずいう名目があったため、江戞時代のあいだ、琉球王囜は、ほろんでいたせん。 (江戞幕府)将軍や琉球囜王の代替わりごずに江戞に䜿節を送らせるのが慣䟋になり、幕府の暩嚁(けんい)が琉球にたで及んでいる事を江戞などの人々に印象づけた。琉球からは、将軍が倉わるごずに慶賀䜿(けいがし)ず呌ばれる就任祝いの䜿節ず、琉球王が倉わるごずに謝恩䜿(しゃおんし)ず呌ばれる感謝の䜿節が江戞に掟遣された。 幕府は、琉球からの䜿節には、䞭囜颚の衣服を着させるこずで、あたかも䞭囜が日本に服属しおいるかのような印象を、庶民に䞎えたず蚀われおいたす。 江戞時代、北海道は「蝊倷(えぞ)」ずよばれおおり、アむヌ民族が䜏んでいたした。 珟代では、この北海道のいく぀かの民族をたずめお、アむヌ民族ず呌んでいたす。 アむヌは、束前藩(た぀たえはん)ず貿易をさせられおいたした。 アむヌの人が持っおくるサケやコンブを、わずかな米などず亀換しおいたずいいたす。 このような䞍公平な貿易におこったアむヌの人たちが、1669幎、反乱を起こしたした。シャクシャむンずいう人物を䞭心に反乱を起こしたした。 束前藩は、シャクシャむンをだたし蚎ちしお殺害したした。束前藩は、停戊を申し蟌むずり゜をいっおシャクシャむンをたねき、シャクシャむンがやっおきたずころを、殺害したした。(※ 怜定教科曞の範囲内 東京曞籍や垝囜曞院の教科曞で、本文倖の写真などの䞋のコラムで蚘述。) そしおアむヌによる反乱は鎮圧され、いっそう厳しく(きびしく)、アむヌは支配されたした。 貿易の品目は、日本からは、コメや酒、鉄噚などを、アむヌに茞出しおいたず蚀われおいたす。 江戞時代は身分制床がきびしく定められた時代です。 江戞幕府は、それ以前の秀吉の時代からの兵蟲分離(刀狩り)の政策を江戞幕府も受け継ぎ、江戞幕府は人々を、歊士(ぶし)、癟姓(ひゃくしょう)・町人(ちょうにん)に区別する身分制床を定めたした。 江戞時代の「町人」ずは、今でいう、城䞋町などの比范的に倧きな郜垂(圓時は城䞋町などが郜垂だった)に䜏む䜏人、ずいうような意味です。たた、町人の職業も、今でいう商人ず職人です。 癟姓(ひゃくしょう)は、䞻に蟲民たちです。江戞時代の党人口の80%以䞊は癟姓(蟲民)です。 町人は、䞻に、商人ず(倧工などの)職人です。 歊士や町民のような、比范的に高い身分は、原則ずしお、その家の芪から長男に代々、受け継がれたした。たた、勝手に身分を倉えるこずは出来たせんでした。 たた、身分や職業や家柄などによっお、䜏む堎所がほずんど決められおおり、それ以倖の堎所に䜏むこずは原則的に出来たせんでした。 歊士は、城䞋町に䜏たわされたした。 たた、江戞時代は、歊士・癟姓・町人のほかに、「えた」「ひにん」ずいう䜎い身分が定められおいたした。 (身分別の人口割合 おわり)。 歊士の頂点に立぀のが将軍であり、その䞋に様々な圹職が眮かれたした。 歊士の特暩ずしお、名字(みょうじ)を名乗ったり、刀を持぀こず(垯刀、たいずう)は原則ずしお歊士のみ蚱されおいた。歊士の䜏む堎所は、䞻に城䞋町でも城に近いずころに䜏むようにされたした。 蟲民は、おもに蟲村に䜏たわされたした。蟲村は、城䞋町よりも離れたずころに䜜られおいたす。 蟲民は䞻に二぀に区別されおおり、土地を持぀本癟姓(ほんびゃくしょう)ず、土地をもたない氎呑癟姓(みずのみびゃくしょう)に区別されおいたした。 収穫高の40~50パヌセントが幎貢ずしお玍められた。幎貢が5割の堎合、五公五民(ごこう ごみん)ず、いいたす。「五公」で幎貢が5割ずいう意味です。 幎代によっお幎貢が6割の堎合もあり、その堎合は六公四民(ろくこう よんみん)ずいいたす。 幎代によっお幎貢が4割の堎合もあり、その堎合は四公六民(よんこう ろくみん)ずいいたす。 ぀たり、江戞時代の幎貢は、五公五民ぐらいでした。 幎貢ずなる蟲䜜物は、おもに米(こめ)ですが、地域の実情に応じお、特産品などが代わりに幎貢ずしお玍められる堎合もありたす。 村圹人は、有力な本癟姓のなかから、藩などによっお遞ばれたした。有力な本癟姓は、「名䞻」(なぬし)、「組頭」(くみがしら)、「癟姓代」(ひゃくしょうだい)などずいわれる村圹人に遞ばれたした。名䞻は、「庄屋」(しょうや)ずもいいたす。 蟲民のくらしは、莅沢(ぜいたく)をしないように、きびしく管理されたした。 蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき)によっお、蟲民の生掻のきたりが、定められたした。 埡觊曞の内容は、珟代颚に蚳すず次のような内容です。 蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき) 以䞊の内容が埡觊曞の内容ずしお有名ですが、他にも぀ぎのような内容も埡觊曞にありたす。 (※ おがえなくおも、倧䞈倫だろう。) 蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき) 埡觊曞などの呜什により、江戞時代では、田畑の売買は犁止されおいたした。 蟲民には、村で5〜6件ごずに五人組(ごにんぐみ)ずいう集団を぀くらせ、幎貢の未玍や犯眪などに連垯責任を負わせたした。 土地や家屋などを持぀町人は、それぞれ「地䞻」(じぬし)、「家持」(いえもち)ず蚀われた。それらを持たない町人は、「地借」(じがり)、「店子」(たなこ)ず呌ばれた。 家や店を持぀町民は、営業皎を玍める必芁がありたした。しかし、町人の負担は、癟姓ず比べるず軜かったです。 このほか、「えた」 および 「ひにん」 ず蚀われる、蟲民よりも身分が䜎くされ、もっずも身分が䜎い(ひくい)ずいう差別をされた人々がいたした。「えた」ず「ひにん」は、それぞれ別の身分です。 えたは、皮革業(ひかくぎょう)などのような、動物の死䜓をあ぀かう職業などをしおいた身分です。このような死䜓を扱う身分は、いやしい職業だず、圓時は考えられおいたした。しかし、歊士なども、戊(いくさ)のずきには敵をころしたりしたすが、歊士は䜎い身分ずはされたせんでした。このように、ずおも歊士に郜合のいい非合理な差別でした。 「えた」や「ひにん」は皮革業のほかにも、さたざたな職業の者がいたした。犯眪者の凊刑にたずさわったりする職業の「えた」・「ひにん」の者もいたした。「ひにん」には、圹人のもずで䞋働きをしたり、あるいは芞胜にたずさわる者もいたした。 「えた」「ひにん」の䜏む堎所は、きびしく制限され、あたり他の身分の者ず関わる機䌚の少ないような堎所にすたされ、他身分ずの亀流なども制限を受けた。癟姓や町人の䜏む堎所ずも別の堎所にず、「えた」「ひにん」の䜏む堎所は区別されたした。 江戞時代、家庭は、父芪の暩限が匷かった。(いわゆる家父長制(かふちょうせい)である。) 家長(かちょう)には、原則ずしお父芪がなるものずされた。(家長ずは、いわゆる「戞䞻」(こしゅ)のこずであり、その家の䞻(あるじ)のこずである。)歊家の堎合、女性は家長になるこずは蚱されなかったし、財産を盞続するこずも蚱されなかった。(※ 歊家ず女性の盞続に぀いおの参考文献: 枅氎曞院の怜定教科曞。) たた、次の家長になるものずしお、長男が優遇された。女性や次男以䞋の家庭内での地䜍は、䜎かった。 (で、自由瀟の怜定教科曞などが指摘しおる事だが、)江戞時代の「家」は、䌁業・自営業(じえいぎょう)に近い。だから、たずえ長男であっおも、家業(かぎょう)を継がない堎合は、家を継げなかったのである。「家業」ずは、たずえば店を経営しおいる商家なら、その店を経営するこずが「家業」。 江戞時代、家業ず家の財産は、家長ではなく、家そのものに属するものずされた。(※ 参考文献: 日本文教出版の怜定教科曞。) よく、江戞時代の家制床の説明で「家は長男が継ぐものずされた」などず教科曞で曞かれる堎合があるが、家を継ぐ堎合には家業も継がねばならない、ずいう条件がある。 べ぀に商人に限ったこずではなく、江戞時代に限ったこずでもなく、歊家や戊囜時代から、こうである。(※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、) (で、自由瀟の怜定教科曞が蚀うには)江戞時代の家制床は、血統による身分の区分ではなく、職業による身分の区分である。(※ 参考文献: 自由瀟『あたらしい歎史教科曞』、平成23幎怜定版、127ペヌゞ) だから、癟姓・町人などから歊士に取り立おられる者もいれば、その逆に歊士から町人になる者もいた(・・・ず自由瀟は䞻匵しおいる)。 (※ 範囲倖:) たずえば、「3本の矢」の故事でも有名な戊囜倧名・毛利元就(もうり もずなり)は、息子の苗字が「吉川」元春(きっかわ もずはる)・「小早川」隆景(こばやかわ たかかげ)のように、倒した敵倧名の苗字を名乗らせおいるのは、敵倧名の統治しおいた領地や家臣団・領民などを、息子に継がせるために、その敵倧名家の苗字を名乗らせたのである。(※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、) {[コラム|䞁皚など| 圓時の「家」は珟代ずは違い、商人や職人の家では、䜏み蟌みなどで䞻人の家で働く人も倚かった。10歳くらいの若い子が、䜏み蟌みで働きに来おいるこずもよくあり、10歳くらいの圌らは「䞁皚」(でっち)ず蚀われた。 }} 17䞖玀のなかばごろになるず、平和な時代になったこずもあり、幕府や藩は、倧芏暡な新田開発を進めたした。 その結果、開墟(かいこん)が進み、党囜の田畑の耕地面積が秀吉の頃の、ほが2倍 に広がりたした。 幕府や藩の財政は癟姓からの幎貢にたよっおおり、財政をゆたかにするために蟲業を発達させる必芁があったのです。 江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣(かぞい)に珟金化しおいたした。 幎貢米は江戞や倧阪にある蔵屋敷(くらやしき)に運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。 治氎(ちすい)工事も進み、蟲地に氎を匕く灌挑(かんがい)のための甚氎路(ようすいろ)が各地にできた。 箱根䞊氎(はこね じょうすい) や 玉川䞊氎(たたがわ じょうすい) は江戞時代に出来た。 九州の有明湟で干拓(かんたく)事業がされた。 備䞭鍬(びっちゅうぐわ)・千歯こき(せんばこき)・千石どおし(せんごくどおし)などが開発された。 螏車は、人間が螏んで回す氎車なので、重力に逆らっお氎を高いずころにあげられるずいう仕組みである。 竜骚車(りゅうこ぀しゃ)ずいう、かんがい甚の蟲具もありたす。圢は螏車ずちがいたすが、竜骚車も、蟲民が足で螏んで(ふんで)動かすこずで、氎がくみあがる仕組みです。 売るこずを目的に、綿・なたね・茶・麻・あい、などの、今で蚀うずころの商品䜜物(しょうひんさくも぀)が䜜られるようになった。 蟲村でも貚幣(かぞい)が䜿われるようになった。 綿の生産の発達により、民衆の服は麻(あさ)から綿(めん)に倉わっおいく。 あい や べにばな などは、染料ずしお䜿われた。 倖囜から䌝わった䜜物も、぀くられるようになった。さ぀たいも、じゃがいも、かがちゃ・ずうもろこし、などである。 油かす(あぶらかす) ・・・ なたね油やごた油の しがりかす であり、肥料ずしお䜿われる。 干鰯(ほしか) ・・・ いわし。肥料ずしお䜿われた。 沿岞持業が、ほずんど。 九十九里浜(くじゅうくりはた、珟圚の千葉県)では、いわし持がさかんだった。瀬戞内海では塩田(えんでん)が発達した。 家内制手工業(かないせい しゅこうぎょう) 問屋制家内工業 工堎制手工業(こうじょうせい しゅこうぎょう) 西掋史で蚀う マニュファクチュア に察応しおいる。 金山(きんざん) 銀山(ぎんざん) 銅山(どうざん) 銅は長厎貿易の茞出品に、なった。 鉄 江戞時代は、商人があ぀かう商品の量や皮類が増えた。このため、商業の仕組みが発達した。貚幣が党囜的に流通するようになった。 商品の量や皮類がふえ、耇雑(ふくざ぀)化しおいったので、商人も分業化するようになり、問屋(ずんや)や仲買(なかがい)や小売商(こうりしょう)の区別ができた。 問屋どうしの䞭でも分業はすすみ、さらに分業化が商品の皮類ごずに進み、米をあ぀かう米問屋(こめどんや)や、朚綿(もめん)をあ぀かう朚綿問屋(もめんどんや)、油問屋(あぶらずんや)など、専業化しおいった。 問屋(ずんや)ずは、生産者から商品を仕入れ、販売店などの小売業者に商品を販売する仕事である。 いろんな皮類の商人の職が出おきたす。珟代の仕事に関連づけお、おがえおください。珟代の仕事に関連づけないず、おがえづらいでしょう。 江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣(かぞい)に珟金化しおいたした。 幎貢米や、幎貢のかわりの特産物(ずくさんぶ぀)は、江戞や倧阪にある蔵屋敷(くらやしき)に運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。 倧阪は商業がさかえ、「倩䞋の台所」(おんかの だいどころ)ず蚀われたした。 分業化は蔵屋敷でも、されおいたした。仕事の皮類によっお、倧阪では蔵元(くらもず) や 掛屋(かけや)などに分業されたした。江戞では 札差(ふださし) などがありたした。 蔵元(くらもず)は、売りさばきが担圓の商人です。今でいう販売員です。 掛屋(かけや)は、売䞊金の茞送や保管の仕事です。今でいう銀行の 預金業務(よきんぎょうむ) や 振り蟌み(ふりこみ) のような仕事をしおいたす。 蔵屋敷で珟金化できる幎貢や特産物など、諞藩からの商品をあわせお、 蔵物(くらもの) ず蚀いたす。 いっぜう、民間から出た商品も出回り、玍屋物(なやもの)ずいいたす。 (※ おがえなくおよい。) 䞡替商(りょうがえしょう)は、もずもずは、金貚や銀貚や銅貚の亀換を、手数料をもらっお行なう仕事ですが、そのうち仕事の内容が倉わり、今でいう銀行のような預金(よきん)業務ず貞付(かし぀け)業務を行なうようになった。 䞡替商は貚幣の調達などに信甚があるので、䞡替商どうしの垳簿(ちょうが)䞊の凊理(しょり)で貚幣(かぞい)の送金(そうきん)の代わり(かわり)ずする 信甚取匕(しんようずりひき) の仕組みが発達した。 江戞を䞭心に関東では金が取匕の䞻流であり、倧阪などの関西では銀が取匕の䞻流であったので、䞡替が必芁だった。「䞡」ずは金貚のこず、あるいは金貚の単䜍である。 商人のなかには、江戞の䞉井(み぀い)や倧阪の鎻池(こうのいけ)のように、財政の苊しい藩(はん)や倧名に おかね を貞し付けたり、藩の財政にかかわるほどの、有力な商人もあらわれた。 貚幣を぀くるには、材料の金や銀が必芁なので、幕府は鉱山を開発したした。 たた、貚幣を぀くる暩利は幕府が独占した。 商業の発達には、亀通の発達も必芁である。 江戞時代の始めごろたでは、商売の支払い方法では、埌でたずめお払う方法が普通だった。 しかし1673幎に、䞉井高利(み぀い たかずし)が江戞で開いた越埌屋呉服店(えちごや ごふくおん)が、珟金払いで店頭ですぐに売買する商法を始めた。 このような商法は江戞時代の圓時「珟金かけ倀なし」(げんきん かけねなし)ず蚀われた。「かけ倀」ずは、定䟡よりも高く売るこず。 越埌屋は、かけ倀をやめたのである。(※ 東京曞籍、枅氎曞院、教育出版など、倚くの怜定教科曞で玹介。) 売買がすぐに成立するぶん、越埌屋はすぐに代金を改修できるし、たた、客にずっおは安く販売できるため、越埌屋ず客の双方に利点があった。(※ ← ほが垝囜曞院の教科曞の芋解) 越埌屋は、呉服店のほか、䞡替商(りょうがえしょう)も行った。 船は、倧量の荷物を、少ない人物で運べたす。しかも、䞀床、船に積めば、目的地たでは途䞭で積み替えをする必芁がありたせん。 このため、倧量の商品を運ぶには、海䞊亀通を぀かうず、時間はかかるが安く運びやすい。このような理由で、海運(かいうん)が発達した。 たた、船も改良され発達した。 菱垣廻船(ひがきかいせん) 暜廻船(たるかいせん) 東廻り(ひがしたわり)航路 西廻り(にしたわり)航路 江戞の商人である川村瑞賢(かわむら ずいけん)によっお、東回り航路ず西回り航路が開かれた。 党囜を道で぀なぐため、街道(がいどう)が出来た。 江戞の日本橋(にほんばし)を起点ずする幹線道路(かんせんどうろ)ずしおの街道が5本あるが、これを五街道(ごかいどう)ずいう。読みは「ごがいどう」ではなく「ごかいどう」なので、たちがえないように泚意。 五街道(ごかいどう) ず、そのほかの道である 脇街道(わきかいどう) などによっお、東北から山陰・山陜地方たでが道で぀ながった。 九州や四囜も、それぞれの島の内郚が、道で぀ながった。 五街道は、東北地方の南郚の今でいう犏島県から京郜たでしか、぀ながっおいない。 日光ぞず向かう 五街道のうちの街道が日光街道(にっこうかいどう)である。 日光街道は、北関東の宇郜宮(う぀のみや)のあたりで、ふたたたに分かれおいお、宇郜宮から犏島の癜河(しらかわ)ぞず向かう奥州街道(おうしゅうかいどう)に分岐(ぶんき)しおいる。 (※ 宇郜宮・癜河など、现かな地名は、おそらく教科曞の範囲倖なので、孊校察策では、おがえなくおよい。) 以䞊の二本の街道が、五街道ぞの北ぞの方面である。 次に京郜方面に぀いお、説明する。 京郜の方面ぞず江戞から向かう街道は3本あるが、そのうちの2本は、途䞭(ずちゅう)で合流(ごうりゅう)する。 五街道のうちの䞀぀である甲州道䞭(こうしゅうどうちゅう)は、長野県の信濃(しなの)の諏蚪(すわ)のあたりで、五街道のうちの別の䞀぀である䞭山道(なかせんどう)ず合流する。 甲州道䞭の名前は「甲州」道䞭だし甲府(こうふ)を通るが、じ぀は長野県の信濃たで、぀ながっおいる。 五街道のうちの䞀぀である東海道は、倪平掋ぞいの街道であり、京郜たで他の街道ずは、぀ながっおいない。東海道の経路は、今でいう神奈川県 → 静岡県 → 愛知県 → 京郜 の経路である。 圓時の甚語で蚀えば、小田原(おだわら、神奈川) → 駿府(すんぷ、静岡) → 名叀屋(なごや、愛知) → 京郜 である。 東海道は、もっずも人々の行き来が、さかんだった。 è­Šå‚™(けいび)䞊の理由から、街道には、通行者の取り調べるため通行を制限(せいげん)する関所(せきしょ)が、おかれた。 関所では、通行者は、関所の圹人に、通行蚱可蚌である手圢(おがた)を芋せる必芁があった。 関所では、ずくに江戞に入る鉄砲(おっぜう)ず、江戞から出る女は、きびしく調べられた。鉄砲の取り調べは、反乱を恐れお(おそれお)、のこずである。江戞から出る女は、参勀亀代で人質ずしお江戞に䜏たわせた女である、倧名の劻が、こっそり江戞から故郷(こきょう)ぞ垰囜(きこく)するこずを恐れお、である。 「入り鉄砲に出女」(いりでっぜうに、でおんな)ず蚀われ、これら2぀は、きびしく調べられた。 街道には、旅行者が寝泊たり(ねずたり)するための宿堎(しゅくば)が、もうけられ、宿堎町が発達した。 倧名(だいみょう)や幕府の圹人のずたる宿(やど)である本陣(ほんじん)や、ふ぀うの歊士のずたる脇本陣(わきほんじん)や、䞀般の旅行者が泊たる旅籠(はたご)が、もうけられた。 宿堎の呚蟺の人々には、圹人などのため人手をかす負担があっお、この負担を 助郷(すけごう) ずいう。 東海道には53の宿堎があり、東海道五十䞉次(ずうかいどうごじゅうさん぀ぎ)ず蚀われた。 街道には、通行者が堎所をわかりやすいように、䞊朚(なみき) や 道しるべ が、もうけられた。たた街道の道のりの玄4キロメヌトルごずに䞀里塚(いちりづか) が、もうけられた。䞀里(いちり)ずは、長さの単䜍(たんい)であり、今でいう玄4キロメヌトル。 郵䟿物をずどけるため、人が走ったり銬を぀かっお運ぶ飛脚(ひきゃく)の仕事が発達した。 幕府が管理する飛脚を 継飛脚(぀ぎひきゃく) ずいう。町人のあいだでは 町飛脚(たちひきゃく) が利甚された。 江戞時代に商業の䞭心的な郜垂は、江戞ず倧阪です。江戞ず倧阪ず京郜を䞉郜(さんず)ずいう。 江戞 倧阪 貚幣は、江戞ず倧阪で違っおおり、江戞では䞻に金が甚いられ、倧阪では䞻に銀が甚いられた。そのため、䞡替商が金銀の亀換を行った。 その他の郜垂 京郜 郜垂では、商業の発達にずもない、商人たちが同業者の組合である株仲間(かぶなかた)が結成されおいった。 株仲間は、幕府の蚱可のもず、営業を独占するかわりに、皎を玍めた。 商人には、倧名にも金をかすほどの有力な商人もあらわれ、江戞の䞉井(み぀い)家や、倧阪の鎻池(こうのいけ)家などの有力な商人が珟れた。 4代将軍〜5代将軍のから、幕府は財政が悪化しおいき、財政のあたり良くない状況が、江戞時代の終わりたでずっず続きたす。 江戞時代には貚幣が普及しおいきたすが、田畑の収穫が急にふえるわけでもなく、そのくせ人口はふえるし、鉱山から採れる金銀の量もぞっおいきたすので、今の時代から芋れば財政がわるくなっおも圓然です。 5代将軍の埳川綱吉(ずくがわ぀なよし)は、動物を極端に保護する、生類憐みの什(しょうるいあわれみのれい)を出した。 綱吉が、いぬ幎の生たれで、特に犬を保護したので、犬公方(いぬ くがう)ず倧衆から呌ばれお、きらわれた。 什を出した理由は、䞀節には、綱吉には、子がなく、僧からのすすめで、殺生を犁じたら子ができる、ず僧にすすめられ、ずくに犬を倧切にすれば子ができるずすすめられたらしいのが、什を出した理由だず蚀われおいる。 儒孊などの孊問に力を入れた。湯島に孔子(こうし)をた぀る聖堂(せいどう)を立おる。儒孊の䞭でも、ずくに朱子孊(しゅしがく)ずいう孊問を重んじた。朱子孊は身分秩序を重んじるため、幕府にずっお郜合がよかった。 前将軍のずきの火事の、明暊の倧火(めいれきのたいか)での費甚がかさむなどが、財政悪化の理由の䞀぀です。 金貚・銀貚にふくたれる金・銀の量をぞらした貚幣を発行したが、貚幣の信甚がさがり、そのため物䟡(ぶっか)が䞊がった。 珟代でも、䞀般に、貚幣の信甚が䞋がるず、物䟡が䞊がりたす。 江戞時代は貚幣の信甚のうらづけは、金貚や銀貚にふくたれおいる金・銀なので、貚幣の䞭の金銀のわりあいを枛らせば、商人が物を売るずきに今たでず同じ金・銀を手に入れるには倀段を䞊げなければ金銀の量が前ず同じになりたせん。 なので、貚幣の質をさげるず、物䟡が䞊がっおしたいやすいのです。 ただし、綱吉の政暩がそこたで経枈政策に詳しかったかどうかは、ただ未解明である。歎史孊者が研究䞭であるので、䞭孊生は深入りしなくおいい。 (発展的事項、おわり。) 綱吉が、このように儒孊などの孊問を重んじた理由や、あわれみの什を出しお殺生(せっしょう)をきらった理由ずしおは、䞀節には、家康からの軍事力にたよった歊断(ぶだん)的(おき)な政治をあらためるためかも?・・・ずいう説も今では蚀われおいたす。しかし、家康のころから朱子孊を重んじおはいたしたので、綱吉のねらいがコレかどうかは、わかりたせん。 (雑談、おわり。) 新井癜石(あらい はくせき)は、綱吉のあずの、6代将軍の家宣(いえのぶ)に䜿え、7代将軍の家継(いえ぀ぐ)に仕えた儒孊者である。 新井癜石は、綱吉のずきに質の䜎䞋した金貚・銀貚の質をもずの質にもどした。たた、貿易で金銀が倖囜に流出しおいたので、長厎貿易に制限を掛け、金銀の海倖流出をおさえた。この癜石の政治(せいじ)を、正埳の治(しょうずく の ち)ずいう 綱吉の生類あわれみの什は、癜石によっお廃止(はいし)されたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "豊臣秀吉の死埌、埳川家康が勢力を䌞ばした。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "埳川家康は、出身地である東海地方から、関東地方に(豊臣秀吉の呜什によっお)領地を移されおおり、埳川家康は江戞(えど)を拠点ずしおいた。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "豊臣偎の石田䞉成(いしだ み぀なり)などは、豊臣秀頌(ずよずみ ひでより)の政暩を守ろうずしお、家康ず察立した。埳川家康は、1600幎の関ヶ原の戊い(せきがはらのたたかい、堎所は岐阜県)で勝利し、1603幎に朝廷により埁倷倧将軍(せいいたいしょうぐん)に任呜され、江戞幕府(えど ばくふ)を開いた。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "豊臣氏はただ、倧阪城を拠点に存続しおいたが、家康は豊臣氏を滅がすために1614幎ず1615幎の二床にわたっお倧坂の陣で豊臣氏ず戊い、1615幎に家康は豊臣氏を攻め滅がした( 倧坂冬の陣(ふゆのじん)、倏の陣(な぀のじん) )。こうしお、戊乱の時代が終わり、埳川氏は日本党囜を支配し、江戞幕府が眮かれおからの玄260幎間、倧きな戊乱のない時代が続いた。この1603幎からの玄260幎間を江戞時代ずいう。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "幕府の盎接の支配地(珟代語で「盎蜄地」(ちょっか぀ち)又は幕領ずいう)の広さは、党囜の玄4分の1にあたる玄700䞇石(ごく)であった。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "江戞幕府の盎蜄地(ちょっか぀ち)ずは、江戞はもちろん、そのほかに、京郜・倧阪・奈良・長厎も江戞幕府の盎蜄地だった。぀たり、江戞・倧阪・長厎などの重芁な郜垂や、金銀の取れる鉱山、政策䞊で重芁な枯などが、盎蜄地になった。", "title": "江戞幕府の成立" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "江戞幕府では、将軍から1䞇石以䞊の領地を䞎えられた歊士を、倧名(だいみょう)ず蚀った。17䞖玀なかごろでは、日本党囜で200あたりの倧名がいたずされる。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "倧名家は、倧きく3぀の皮類に分けられ、それによっお配眮も倧きく異なっおいる。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "それぞれの地方の政治は、倧名に任されおいた。倧名の支配しおいる地域ずその支配の仕組みを合わせお藩(はん)ずいう。たた、各藩は幕府に埓い、蟲民に察しおは「幎貢」(ねんぐ)ずよばれる皎を課しおいた。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "このように、江戞時代には将軍ず倧名による人民の支配䜓制がずられ、このような支配䜓制を幕藩䜓制(ばくはんたいせい)ずいう。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "なお、将軍盎属の家来であり、1䞇石未満の者のこずを、「旗本」(はたもず)たたは「埡家人」(ごけにん)ずいいたす。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "幕府は倧名を取りしたる法埋ずしお歊家諞法床(ぶけしょはっず)を1615幎に定め、幕府に無断での築城・婚姻などを犁止した。法床に違反した倧名には、領地没収(いわゆる「取り぀ぶし」)などの、きびしい凊分を行った。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "たた、3代将軍の埳川家光(ずくがわ いえみ぀)の時代に、 領地ず江戞を埀埩する参勀亀代(さんきんこうたい)をするように定めた。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "たた、倧名の劻子(さいし)を江戞に䜏たわせ、江戞䜏たいの生掻費は、倧名の藩の負担になった。参勀亀代の旅費も、藩の負担ずなった。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "なお、通説ずしお、参勀亀代のねらいは、倧名による反乱を防ぐために、江戞に倧名の劻子を人質(ひずじち)ずしお䜏たわせる事ず、埀埩の旅費や江戞生掻の出費をさせる事である、ずいうものがある。たた、倧名ず倧名宇郜将軍の䞻埓関係を確認するずいう意味合いもある。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "さらに倧名は、幕府から江戞城の修築や河川修埩などの普請(土朚工事)も呜じられ、その費甚は藩の負担になったので、たすたす藩の財政は苊しくなりたした。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "たた、幕府は公家や倩皇にも法床を定め、犁䞭䞊公家諞法床(きんちゅう ならび に くげしょはっず)を1615幎に定めたした。そしお京郜には朝廷を監芖するため京郜所叞代(きょうず しょしだい)を眮きたした。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "1603幎、埳川家康が埁倷倧将軍に任呜され、江戞に幕府を開いた。3代将軍の埳川家光(いえみ぀)の時代ころに、幕府のしくみが完成した。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "たず、将軍の䞋に老䞭(ろうじゅう)を眮き、通垞時の政治の実務を監督させ、それを「若幎寄」(わかどしより)たちが補䜐をした。通垞時は、老䞭が将軍の次に䜍が高い。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "非垞時には、倧老(たいろう)が眮かれた。非垞時は、倧老が、将軍の次に䜍が高い。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "「倧目付」(おおめ぀け)ずは、倧名の監芖(かんし)をする圹職である。 「寺瀟奉行」(じしゃぶぎょう)ずは、寺瀟を取りしたる奉行である。 「町奉行」(たちぶぎょう)ずは、江戞の町政をおこなう奉行である。(※ äž­å­Š3幎の公民の甚語でいうず、江戞の町の行政(町政)ず叞法(裁刀)の仕事をするのが町奉行である。぀たり、町奉行は、「立法」はしない。江戞時代は、叞法ず行政を、同じ機関が行った。)", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "「勘定奉行」(かんじょうぶぎょう)ずは、江戞幕府の財政を取りしきる奉行である。たた、幕府の盎蜄領(ちょっか぀りょう)の監督もしおいる。なお、江戞幕府の盎蜄領のこずを「倩領」(おんりょう)ずいう。(※ いちおう、「倩領」(おんりょう)は䞭孊怜定教科曞の範囲内。教育出版の教科曞および自由瀟の怜定教科曞で玹介されおる。しかし、他の教科曞では玹介されおおらず、それほど重芁な甚語でもないだろうから、無理しお芚える必芁は無いだろう。䞋蚘の、歎史甚語が「倩領」から「幕領」に倉化しおいる件も参照のこず) ぀たり、勘定奉行の仕事ずは、江戞幕府の財政のほか、倩領を監督する仕事もしおいる。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "「遠囜奉行」(おんごくぶぎょう)ずは、京郜・倧阪・長厎などを支配する奉行である。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "西囜倧名の監芖のため、「倧坂城代」(おおさかじょうだい)が眮かれた。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "勘定奉行のしたに、郡代(ぐんだい)や各皮の代官(だいかん)が配眮された。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "たた、幕府は、貚幣の発行暩も独占し、さらに石芋(いわみ)銀山や䜐枡(さど)金山などを幕府の盎蜄地(盎接の支配地)にした。", "title": "江戞幕府" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "江戞幕府はペヌロッパ諞囜の軍事的干枉・宗教的干枉などをおそれ、貿易や出入囜をきびしく制限する政策をずった。のちの明治時代にこのような江戞幕府の政策は「鎖囜」(さこく)ず呌ばれた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "「鎖囜」政策の盎接芁因ずなった出来事は、1637幎の島原・倩草䞀揆(したばら・あたくさいっき)である。この「島原・倩草䞀揆」ずは、九州の島原(したばら、長厎県)・倩草(あたくさ、熊本県)地方で、蟲民たちが重皎やキリスト教の取り締たりに反発しお、倧芏暡な䞀揆を起こした事である。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "このような出来事の結果、江戞幕府は、さらにきびしいキリスト教の取りしたりをするために、1639幎にはポルトガル船の日本ぞの来航を犁止した。(スペむンは1624幎にすでに日本ぞの来航を犁止されおいた。)", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ただし、いわゆる「鎖囜」の䟋倖ずしお、オランダは日本ぞの来航を蚱された。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "1639幎には貿易のための商通が平戞から長厎の出島(でじた)ぞず移され、出島でオランダ・枅(しん)ず日本ずの貿易が行われた。たた、察銬藩を通じお李氏朝鮮(りしちょうせん)ずの貿易をしおおり、日本は合わせお3か囜ずのみ貿易を行っおいた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "オランダは、日本ではキリスト教を垃教しおいない。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "埳川家康の時代のころから、東南アゞア方面の囜々ず貿易をしおいた。なお、この貿易は、のちに廃止される。 この貿易では、日本の船に幕府の貿易蚱可をしめす朱印状(しゅいんじょう)ずいう蚌明曞が必芁だったので、そのような朱印状を持っおいる日本船を朱印船(しゅいんせん)ず呌んだ。この朱印船による東南アゞアずの貿易を朱印船貿易(しゅいんせんがうえき)ずいう", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "2代将軍の秀忠の時代にも朱印船貿易は続き、キリスト教を秀忠が犁止したあずにも、朱印船貿易は続けられた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "東南アゞアのル゜ン(今のフィリピン)やシャム(今のタむ)に日本人が集団で移り䜏み、東南アゞア各地に日本町が出来た。 圓時はスペむン人がル゜ン(今のフィリピン)に進出しおいた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "この朱印船貿易のころは、日本は貿易盞手になった西掋諞囜に぀いおは、オランダの他にもむギリスずポルトガルずも日本は朱印船貿易をしおいたした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "なお、このころは、長厎県の平戞(ひらず)に、貿易のための商通がありたした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "朱印船貿易により、日本からは銀が茞出されたした。いっぜう、䞭囜産の生糞や絹織物などが、日本に茞入されたした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "朱印船貿易は3倧将軍の家光(いえみ぀)のずきに終わりたす。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "家康は、むギリスずオランダの日本ずの貿易を蚱し、平戞(ひらど、長厎県にある)での貿易が始たる。 きっかけは1600幎に豊埌(ぶんご)に流れ着いたオランダ船リヌフデ号に乗っおいたオランダ人のダン・ペヌステン(Jan Joosten)ずむギリス人のりィリアム・アダムス(william Adams)であり、この二人が幕府の倖亀の盞談圹になったからである。 今の東京にある八重掲(やえす)の名前の由来はダン・ペヌステンである。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "スペむンに遅れお貿易に参加するこずになったオランダは、キリスト教の垃教には関心がなかった。 オランダは日本ずの貿易を独占するため、スペむンやポルトガルはキリスト教の垃教を通じお日本を䟵略しようずしおいる、ず幕府に、぀げおいた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "むギリスはオランダずの競争にやぶれ、日本をはなれお、むギリスの関心はむンドでの貿易に倉わった。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "3代将軍の家光の1629幎のころから、キリスト教埒を発芋するため、螏み絵(ふみえ)を甚いた絵螏み(えふみ)が行われるようになった。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "この時代、キリスト教は犁止されおいたが、かくれおキリスト教を信じる「隠れキリシタン」(かくれキリシタン)がいた。このような隠れキリシタンを取り締たるため、幕府は人々にキリストやマリアなどが描かれた銅板の螏み絵(ふみえ)を螏たせるずいう、絵螏み(えふみ)をさせお、絵螏みをしないものはキリシタンであるずしお凊眰した。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "反乱軍の䞭心人物は、倩草四郎(あたくさ しろう)ずも蚀われる「益田時貞」(たすだ ずきさだ)で、反乱軍は島原半島の原䞊にたおこもったが、幕府の束平信綱(た぀だいら のぶ぀な)を䞭心ずする兵数12䞇人ほどの幕府軍により、反乱軍は負けた。 この出来事を「島原・倩草の䞀揆」(したばら・あたくさ の いっき)ず蚀う。「島原・倩草の䞀揆」ずは、いわゆる「島原の乱」(したばら の らん)のこずである。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "「島原・倩草の䞀揆」埌、幕府は、人々を宗門改垳(しゅうもんあらためちょう)に蚘し、仏教寺院にその人が仏教埒であるこずを蚌明させるこずで、キリスト教の犁止をさらに匷めた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "江戞幕府は貿易を制限しおいき、江戞時代の貿易の盞手囜は最終的に朝鮮ず琉球(りゅうきゅう、今でいう沖瞄)、オランダ、枅(しん、今でいう䞭囜)、アむヌ(今でいう北海道)だけに、かぎられおいく。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "圓時、オランダは台湟やむンドネシアに進出しおいた。台湟の地に、オランダ人は「フォルモサ」(オランダ語:Formosa)ずいう地名を名づけおいた。(※ フォルモサずいう地名は、小䞭孊生は、おがえなくお良い。)", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "スペむン人の来日を犁止する。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "このように、幕府は貿易を独占し、たた、制限しおいく。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "貿易だけでなく、キリスト教の垃教も犁止し、たた、倖囜人が、䞀郚の地域をのぞいお日本に入れないようにした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "この、江戞幕府による、倖囜人ず日本人ずの亀流を枛らしお(ぞらしお)いった察倖政策は、のちに江戞時代の1800幎ごろから鎖囜(さこく)ず蚀われはじめ、明治時代から「鎖囜」ずいう甚語が広がりたす。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "なお、江戞幕府は長厎のオランダ商通に、倖囜のようすを幕府に報告(ほうこく)させるための報告曞(ほうこくしょ)の提出を矩務づけ、『オランダ颚説曞』(オランダふうせ぀がき)の提出が矩務づけられた。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "(※ 発展: )オランダの宗教は、宗教改革のプロテスタントの囜である。それたで戊囜時代に貿易しおいた盞手囜であるスペむンやポルトガルは、カトリックの囜である。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "結果的に、日本はカトリック囜ずの貿易を日本囜民に犁止したこずになり、そしお日本は結果的にプロテスタント囜であるオタンダずの貿易を日本囜民に認めたこずになる。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "埳川家康の時代に、察銬藩(぀したはん)を通しお朝鮮(ちょうせん)ずの貿易が行われたす。秀吉の時代には朝鮮出兵により貿易が䞭断(ちゅうだん)したしたが、江戞時代に入り日本ず朝鮮ずの囜亀が回埩し、日本ず朝鮮ずの貿易が再開したす。察銬藩(぀したはん)の倧名である宗(そう)氏の媒により、朝鮮ず日本ずの貿易が埩掻したす。朝鮮から日本ぞの(、日本が茞入した)茞入品は、生糞や朚綿、朝鮮人参(ちょうせんにんじん)です。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "日本からは銅や銀が茞出されたした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "3代将軍の家光の時代からは、日本で将軍の代替わり(だいがわり)ごずに、朝鮮からの通信䜿(぀うしんし)が蚪れるようになりたす。朝鮮からの通信䜿を 朝鮮通信䜿(ちょうせん ぀うしんし) ず蚀いたす。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "たた、朝鮮の釜山(プサン)には倭通(わかん)が䜜られ、貿易の拠点になりたした。", "title": "鎖囜" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "江戞時代、沖瞄は「琉球」(りゅうきゅう)ずいう王囜でした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "江戞時代の初めごろ、17䞖玀に、琉球囜は薩摩藩によっお埁服(せいふく)されたした。そしお、薩摩藩によっお、琉球は幎貢を取られるようになりたした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "幕府や薩摩藩は、琉球囜に、日本ず䞭囜ずの貿易を仲介させたした。琉球が、日本に埁服される以前から行っおいた䞭囜ずの貿易を぀づけさせ、その貿易の利益を薩摩藩が手に入れたした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "たた、䞭囜は、朝貢をする囜ずだけ貿易をする方針だったので、日本は、琉球囜を仲介しお、琉球を䞭囜に朝貢させた。江戞幕府も、琉球に䞭囜ずの貿易を仲介させるため、琉球が䞭囜に朝貢するこずを認めた。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "このため、琉球王囜は、日本に埁服されおいるのに、琉球は䞭囜に朝貢するずいう、独特な立堎の囜になった。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "䞭囜ずの貿易のために、このような朝貢貿易ずいう名目があったため、江戞時代のあいだ、琉球王囜は、ほろんでいたせん。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "(江戞幕府)将軍や琉球囜王の代替わりごずに江戞に䜿節を送らせるのが慣䟋になり、幕府の暩嚁(けんい)が琉球にたで及んでいる事を江戞などの人々に印象づけた。琉球からは、将軍が倉わるごずに慶賀䜿(けいがし)ず呌ばれる就任祝いの䜿節ず、琉球王が倉わるごずに謝恩䜿(しゃおんし)ず呌ばれる感謝の䜿節が江戞に掟遣された。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "幕府は、琉球からの䜿節には、䞭囜颚の衣服を着させるこずで、あたかも䞭囜が日本に服属しおいるかのような印象を、庶民に䞎えたず蚀われおいたす。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "江戞時代、北海道は「蝊倷(えぞ)」ずよばれおおり、アむヌ民族が䜏んでいたした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "珟代では、この北海道のいく぀かの民族をたずめお、アむヌ民族ず呌んでいたす。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "アむヌは、束前藩(た぀たえはん)ず貿易をさせられおいたした。 アむヌの人が持っおくるサケやコンブを、わずかな米などず亀換しおいたずいいたす。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "このような䞍公平な貿易におこったアむヌの人たちが、1669幎、反乱を起こしたした。シャクシャむンずいう人物を䞭心に反乱を起こしたした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "束前藩は、シャクシャむンをだたし蚎ちしお殺害したした。束前藩は、停戊を申し蟌むずり゜をいっおシャクシャむンをたねき、シャクシャむンがやっおきたずころを、殺害したした。(※ 怜定教科曞の範囲内 東京曞籍や垝囜曞院の教科曞で、本文倖の写真などの䞋のコラムで蚘述。)", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "そしおアむヌによる反乱は鎮圧され、いっそう厳しく(きびしく)、アむヌは支配されたした。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "貿易の品目は、日本からは、コメや酒、鉄噚などを、アむヌに茞出しおいたず蚀われおいたす。", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "", "title": "江戞時代の沖瞄ず北海道" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "江戞時代は身分制床がきびしく定められた時代です。 江戞幕府は、それ以前の秀吉の時代からの兵蟲分離(刀狩り)の政策を江戞幕府も受け継ぎ、江戞幕府は人々を、歊士(ぶし)、癟姓(ひゃくしょう)・町人(ちょうにん)に区別する身分制床を定めたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "江戞時代の「町人」ずは、今でいう、城䞋町などの比范的に倧きな郜垂(圓時は城䞋町などが郜垂だった)に䜏む䜏人、ずいうような意味です。たた、町人の職業も、今でいう商人ず職人です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "癟姓(ひゃくしょう)は、䞻に蟲民たちです。江戞時代の党人口の80%以䞊は癟姓(蟲民)です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "町人は、䞻に、商人ず(倧工などの)職人です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "歊士や町民のような、比范的に高い身分は、原則ずしお、その家の芪から長男に代々、受け継がれたした。たた、勝手に身分を倉えるこずは出来たせんでした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "たた、身分や職業や家柄などによっお、䜏む堎所がほずんど決められおおり、それ以倖の堎所に䜏むこずは原則的に出来たせんでした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "歊士は、城䞋町に䜏たわされたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "たた、江戞時代は、歊士・癟姓・町人のほかに、「えた」「ひにん」ずいう䜎い身分が定められおいたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "(身分別の人口割合 おわり)。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "歊士の頂点に立぀のが将軍であり、その䞋に様々な圹職が眮かれたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "歊士の特暩ずしお、名字(みょうじ)を名乗ったり、刀を持぀こず(垯刀、たいずう)は原則ずしお歊士のみ蚱されおいた。歊士の䜏む堎所は、䞻に城䞋町でも城に近いずころに䜏むようにされたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "蟲民は、おもに蟲村に䜏たわされたした。蟲村は、城䞋町よりも離れたずころに䜜られおいたす。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "蟲民は䞻に二぀に区別されおおり、土地を持぀本癟姓(ほんびゃくしょう)ず、土地をもたない氎呑癟姓(みずのみびゃくしょう)に区別されおいたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "収穫高の40~50パヌセントが幎貢ずしお玍められた。幎貢が5割の堎合、五公五民(ごこう ごみん)ず、いいたす。「五公」で幎貢が5割ずいう意味です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "幎代によっお幎貢が6割の堎合もあり、その堎合は六公四民(ろくこう よんみん)ずいいたす。 幎代によっお幎貢が4割の堎合もあり、その堎合は四公六民(よんこう ろくみん)ずいいたす。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "぀たり、江戞時代の幎貢は、五公五民ぐらいでした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "幎貢ずなる蟲䜜物は、おもに米(こめ)ですが、地域の実情に応じお、特産品などが代わりに幎貢ずしお玍められる堎合もありたす。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "村圹人は、有力な本癟姓のなかから、藩などによっお遞ばれたした。有力な本癟姓は、「名䞻」(なぬし)、「組頭」(くみがしら)、「癟姓代」(ひゃくしょうだい)などずいわれる村圹人に遞ばれたした。名䞻は、「庄屋」(しょうや)ずもいいたす。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "蟲民のくらしは、莅沢(ぜいたく)をしないように、きびしく管理されたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき)によっお、蟲民の生掻のきたりが、定められたした。 埡觊曞の内容は、珟代颚に蚳すず次のような内容です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき)", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "以䞊の内容が埡觊曞の内容ずしお有名ですが、他にも぀ぎのような内容も埡觊曞にありたす。 (※ おがえなくおも、倧䞈倫だろう。)", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "蟲民ぞの埡觊曞(おふれがき)", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "埡觊曞などの呜什により、江戞時代では、田畑の売買は犁止されおいたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "蟲民には、村で5〜6件ごずに五人組(ごにんぐみ)ずいう集団を぀くらせ、幎貢の未玍や犯眪などに連垯責任を負わせたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "土地や家屋などを持぀町人は、それぞれ「地䞻」(じぬし)、「家持」(いえもち)ず蚀われた。それらを持たない町人は、「地借」(じがり)、「店子」(たなこ)ず呌ばれた。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "家や店を持぀町民は、営業皎を玍める必芁がありたした。しかし、町人の負担は、癟姓ず比べるず軜かったです。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "このほか、「えた」 および 「ひにん」 ず蚀われる、蟲民よりも身分が䜎くされ、もっずも身分が䜎い(ひくい)ずいう差別をされた人々がいたした。「えた」ず「ひにん」は、それぞれ別の身分です。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "えたは、皮革業(ひかくぎょう)などのような、動物の死䜓をあ぀かう職業などをしおいた身分です。このような死䜓を扱う身分は、いやしい職業だず、圓時は考えられおいたした。しかし、歊士なども、戊(いくさ)のずきには敵をころしたりしたすが、歊士は䜎い身分ずはされたせんでした。このように、ずおも歊士に郜合のいい非合理な差別でした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "「えた」や「ひにん」は皮革業のほかにも、さたざたな職業の者がいたした。犯眪者の凊刑にたずさわったりする職業の「えた」・「ひにん」の者もいたした。「ひにん」には、圹人のもずで䞋働きをしたり、あるいは芞胜にたずさわる者もいたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "「えた」「ひにん」の䜏む堎所は、きびしく制限され、あたり他の身分の者ず関わる機䌚の少ないような堎所にすたされ、他身分ずの亀流なども制限を受けた。癟姓や町人の䜏む堎所ずも別の堎所にず、「えた」「ひにん」の䜏む堎所は区別されたした。", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "", "title": "身分制床" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "江戞時代、家庭は、父芪の暩限が匷かった。(いわゆる家父長制(かふちょうせい)である。)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "家長(かちょう)には、原則ずしお父芪がなるものずされた。(家長ずは、いわゆる「戞䞻」(こしゅ)のこずであり、その家の䞻(あるじ)のこずである。)歊家の堎合、女性は家長になるこずは蚱されなかったし、財産を盞続するこずも蚱されなかった。(※ 歊家ず女性の盞続に぀いおの参考文献: 枅氎曞院の怜定教科曞。)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "たた、次の家長になるものずしお、長男が優遇された。女性や次男以䞋の家庭内での地䜍は、䜎かった。", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "(で、自由瀟の怜定教科曞などが指摘しおる事だが、)江戞時代の「家」は、䌁業・自営業(じえいぎょう)に近い。だから、たずえ長男であっおも、家業(かぎょう)を継がない堎合は、家を継げなかったのである。「家業」ずは、たずえば店を経営しおいる商家なら、その店を経営するこずが「家業」。", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "江戞時代、家業ず家の財産は、家長ではなく、家そのものに属するものずされた。(※ 参考文献: 日本文教出版の怜定教科曞。)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "よく、江戞時代の家制床の説明で「家は長男が継ぐものずされた」などず教科曞で曞かれる堎合があるが、家を継ぐ堎合には家業も継がねばならない、ずいう条件がある。", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "べ぀に商人に限ったこずではなく、江戞時代に限ったこずでもなく、歊家や戊囜時代から、こうである。(※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "(で、自由瀟の怜定教科曞が蚀うには)江戞時代の家制床は、血統による身分の区分ではなく、職業による身分の区分である。(※ 参考文献: 自由瀟『あたらしい歎史教科曞』、平成23幎怜定版、127ペヌゞ)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "だから、癟姓・町人などから歊士に取り立おられる者もいれば、その逆に歊士から町人になる者もいた(・・・ず自由瀟は䞻匵しおいる)。", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "(※ 範囲倖:) たずえば、「3本の矢」の故事でも有名な戊囜倧名・毛利元就(もうり もずなり)は、息子の苗字が「吉川」元春(きっかわ もずはる)・「小早川」隆景(こばやかわ たかかげ)のように、倒した敵倧名の苗字を名乗らせおいるのは、敵倧名の統治しおいた領地や家臣団・領民などを、息子に継がせるために、その敵倧名家の苗字を名乗らせたのである。(※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、)", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "{[コラム|䞁皚など|", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "圓時の「家」は珟代ずは違い、商人や職人の家では、䜏み蟌みなどで䞻人の家で働く人も倚かった。10歳くらいの若い子が、䜏み蟌みで働きに来おいるこずもよくあり、10歳くらいの圌らは「䞁皚」(でっち)ず蚀われた。", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "}}", "title": "「家」制床" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "17䞖玀のなかばごろになるず、平和な時代になったこずもあり、幕府や藩は、倧芏暡な新田開発を進めたした。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "その結果、開墟(かいこん)が進み、党囜の田畑の耕地面積が秀吉の頃の、ほが2倍 に広がりたした。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "幕府や藩の財政は癟姓からの幎貢にたよっおおり、財政をゆたかにするために蟲業を発達させる必芁があったのです。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣(かぞい)に珟金化しおいたした。 幎貢米は江戞や倧阪にある蔵屋敷(くらやしき)に運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "治氎(ちすい)工事も進み、蟲地に氎を匕く灌挑(かんがい)のための甚氎路(ようすいろ)が各地にできた。 箱根䞊氎(はこね じょうすい) や 玉川䞊氎(たたがわ じょうすい) は江戞時代に出来た。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "九州の有明湟で干拓(かんたく)事業がされた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "備䞭鍬(びっちゅうぐわ)・千歯こき(せんばこき)・千石どおし(せんごくどおし)などが開発された。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "螏車は、人間が螏んで回す氎車なので、重力に逆らっお氎を高いずころにあげられるずいう仕組みである。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "竜骚車(りゅうこ぀しゃ)ずいう、かんがい甚の蟲具もありたす。圢は螏車ずちがいたすが、竜骚車も、蟲民が足で螏んで(ふんで)動かすこずで、氎がくみあがる仕組みです。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "売るこずを目的に、綿・なたね・茶・麻・あい、などの、今で蚀うずころの商品䜜物(しょうひんさくも぀)が䜜られるようになった。 蟲村でも貚幣(かぞい)が䜿われるようになった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "綿の生産の発達により、民衆の服は麻(あさ)から綿(めん)に倉わっおいく。 あい や べにばな などは、染料ずしお䜿われた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "倖囜から䌝わった䜜物も、぀くられるようになった。さ぀たいも、じゃがいも、かがちゃ・ずうもろこし、などである。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "油かす(あぶらかす) ・・・ なたね油やごた油の しがりかす であり、肥料ずしお䜿われる。 干鰯(ほしか) ・・・ いわし。肥料ずしお䜿われた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "沿岞持業が、ほずんど。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "九十九里浜(くじゅうくりはた、珟圚の千葉県)では、いわし持がさかんだった。瀬戞内海では塩田(えんでん)が発達した。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "家内制手工業(かないせい しゅこうぎょう)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "問屋制家内工業", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "工堎制手工業(こうじょうせい しゅこうぎょう)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "西掋史で蚀う マニュファクチュア に察応しおいる。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "金山(きんざん)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "銀山(ぎんざん)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "銅山(どうざん)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "銅は長厎貿易の茞出品に、なった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "鉄", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "江戞時代は、商人があ぀かう商品の量や皮類が増えた。このため、商業の仕組みが発達した。貚幣が党囜的に流通するようになった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "商品の量や皮類がふえ、耇雑(ふくざ぀)化しおいったので、商人も分業化するようになり、問屋(ずんや)や仲買(なかがい)や小売商(こうりしょう)の区別ができた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "問屋どうしの䞭でも分業はすすみ、さらに分業化が商品の皮類ごずに進み、米をあ぀かう米問屋(こめどんや)や、朚綿(もめん)をあ぀かう朚綿問屋(もめんどんや)、油問屋(あぶらずんや)など、専業化しおいった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "問屋(ずんや)ずは、生産者から商品を仕入れ、販売店などの小売業者に商品を販売する仕事である。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "いろんな皮類の商人の職が出おきたす。珟代の仕事に関連づけお、おがえおください。珟代の仕事に関連づけないず、おがえづらいでしょう。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣(かぞい)に珟金化しおいたした。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "幎貢米や、幎貢のかわりの特産物(ずくさんぶ぀)は、江戞や倧阪にある蔵屋敷(くらやしき)に運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。 倧阪は商業がさかえ、「倩䞋の台所」(おんかの だいどころ)ず蚀われたした。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "分業化は蔵屋敷でも、されおいたした。仕事の皮類によっお、倧阪では蔵元(くらもず) や 掛屋(かけや)などに分業されたした。江戞では 札差(ふださし) などがありたした。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "蔵元(くらもず)は、売りさばきが担圓の商人です。今でいう販売員です。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "掛屋(かけや)は、売䞊金の茞送や保管の仕事です。今でいう銀行の 預金業務(よきんぎょうむ) や 振り蟌み(ふりこみ) のような仕事をしおいたす。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "蔵屋敷で珟金化できる幎貢や特産物など、諞藩からの商品をあわせお、 蔵物(くらもの) ず蚀いたす。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "いっぜう、民間から出た商品も出回り、玍屋物(なやもの)ずいいたす。 (※ おがえなくおよい。)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "䞡替商(りょうがえしょう)は、もずもずは、金貚や銀貚や銅貚の亀換を、手数料をもらっお行なう仕事ですが、そのうち仕事の内容が倉わり、今でいう銀行のような預金(よきん)業務ず貞付(かし぀け)業務を行なうようになった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "䞡替商は貚幣の調達などに信甚があるので、䞡替商どうしの垳簿(ちょうが)䞊の凊理(しょり)で貚幣(かぞい)の送金(そうきん)の代わり(かわり)ずする 信甚取匕(しんようずりひき) の仕組みが発達した。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "江戞を䞭心に関東では金が取匕の䞻流であり、倧阪などの関西では銀が取匕の䞻流であったので、䞡替が必芁だった。「䞡」ずは金貚のこず、あるいは金貚の単䜍である。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "商人のなかには、江戞の䞉井(み぀い)や倧阪の鎻池(こうのいけ)のように、財政の苊しい藩(はん)や倧名に おかね を貞し付けたり、藩の財政にかかわるほどの、有力な商人もあらわれた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "貚幣を぀くるには、材料の金や銀が必芁なので、幕府は鉱山を開発したした。 たた、貚幣を぀くる暩利は幕府が独占した。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "商業の発達には、亀通の発達も必芁である。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "江戞時代の始めごろたでは、商売の支払い方法では、埌でたずめお払う方法が普通だった。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "しかし1673幎に、䞉井高利(み぀い たかずし)が江戞で開いた越埌屋呉服店(えちごや ごふくおん)が、珟金払いで店頭ですぐに売買する商法を始めた。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "このような商法は江戞時代の圓時「珟金かけ倀なし」(げんきん かけねなし)ず蚀われた。「かけ倀」ずは、定䟡よりも高く売るこず。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "越埌屋は、かけ倀をやめたのである。(※ 東京曞籍、枅氎曞院、教育出版など、倚くの怜定教科曞で玹介。)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "売買がすぐに成立するぶん、越埌屋はすぐに代金を改修できるし、たた、客にずっおは安く販売できるため、越埌屋ず客の双方に利点があった。(※ ← ほが垝囜曞院の教科曞の芋解)", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "越埌屋は、呉服店のほか、䞡替商(りょうがえしょう)も行った。", "title": "産業" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "船は、倧量の荷物を、少ない人物で運べたす。しかも、䞀床、船に積めば、目的地たでは途䞭で積み替えをする必芁がありたせん。", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "このため、倧量の商品を運ぶには、海䞊亀通を぀かうず、時間はかかるが安く運びやすい。このような理由で、海運(かいうん)が発達した。 たた、船も改良され発達した。", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "菱垣廻船(ひがきかいせん)", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "暜廻船(たるかいせん)", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "東廻り(ひがしたわり)航路", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "西廻り(にしたわり)航路", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "江戞の商人である川村瑞賢(かわむら ずいけん)によっお、東回り航路ず西回り航路が開かれた。", "title": "海䞊亀通の発達" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "党囜を道で぀なぐため、街道(がいどう)が出来た。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "江戞の日本橋(にほんばし)を起点ずする幹線道路(かんせんどうろ)ずしおの街道が5本あるが、これを五街道(ごかいどう)ずいう。読みは「ごがいどう」ではなく「ごかいどう」なので、たちがえないように泚意。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "五街道(ごかいどう) ず、そのほかの道である 脇街道(わきかいどう) などによっお、東北から山陰・山陜地方たでが道で぀ながった。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "九州や四囜も、それぞれの島の内郚が、道で぀ながった。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "五街道は、東北地方の南郚の今でいう犏島県から京郜たでしか、぀ながっおいない。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "日光ぞず向かう 五街道のうちの街道が日光街道(にっこうかいどう)である。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "日光街道は、北関東の宇郜宮(う぀のみや)のあたりで、ふたたたに分かれおいお、宇郜宮から犏島の癜河(しらかわ)ぞず向かう奥州街道(おうしゅうかいどう)に分岐(ぶんき)しおいる。 (※ 宇郜宮・癜河など、现かな地名は、おそらく教科曞の範囲倖なので、孊校察策では、おがえなくおよい。)", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "以䞊の二本の街道が、五街道ぞの北ぞの方面である。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "次に京郜方面に぀いお、説明する。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "京郜の方面ぞず江戞から向かう街道は3本あるが、そのうちの2本は、途䞭(ずちゅう)で合流(ごうりゅう)する。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "五街道のうちの䞀぀である甲州道䞭(こうしゅうどうちゅう)は、長野県の信濃(しなの)の諏蚪(すわ)のあたりで、五街道のうちの別の䞀぀である䞭山道(なかせんどう)ず合流する。 甲州道䞭の名前は「甲州」道䞭だし甲府(こうふ)を通るが、じ぀は長野県の信濃たで、぀ながっおいる。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "五街道のうちの䞀぀である東海道は、倪平掋ぞいの街道であり、京郜たで他の街道ずは、぀ながっおいない。東海道の経路は、今でいう神奈川県 → 静岡県 → 愛知県 → 京郜 の経路である。 圓時の甚語で蚀えば、小田原(おだわら、神奈川) → 駿府(すんぷ、静岡) → 名叀屋(なごや、愛知) → 京郜 である。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "東海道は、もっずも人々の行き来が、さかんだった。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "è­Šå‚™(けいび)䞊の理由から、街道には、通行者の取り調べるため通行を制限(せいげん)する関所(せきしょ)が、おかれた。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "関所では、通行者は、関所の圹人に、通行蚱可蚌である手圢(おがた)を芋せる必芁があった。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "関所では、ずくに江戞に入る鉄砲(おっぜう)ず、江戞から出る女は、きびしく調べられた。鉄砲の取り調べは、反乱を恐れお(おそれお)、のこずである。江戞から出る女は、参勀亀代で人質ずしお江戞に䜏たわせた女である、倧名の劻が、こっそり江戞から故郷(こきょう)ぞ垰囜(きこく)するこずを恐れお、である。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "「入り鉄砲に出女」(いりでっぜうに、でおんな)ず蚀われ、これら2぀は、きびしく調べられた。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "街道には、旅行者が寝泊たり(ねずたり)するための宿堎(しゅくば)が、もうけられ、宿堎町が発達した。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "倧名(だいみょう)や幕府の圹人のずたる宿(やど)である本陣(ほんじん)や、ふ぀うの歊士のずたる脇本陣(わきほんじん)や、䞀般の旅行者が泊たる旅籠(はたご)が、もうけられた。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "宿堎の呚蟺の人々には、圹人などのため人手をかす負担があっお、この負担を 助郷(すけごう) ずいう。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "東海道には53の宿堎があり、東海道五十䞉次(ずうかいどうごじゅうさん぀ぎ)ず蚀われた。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 224, "tag": "p", "text": "街道には、通行者が堎所をわかりやすいように、䞊朚(なみき) や 道しるべ が、もうけられた。たた街道の道のりの玄4キロメヌトルごずに䞀里塚(いちりづか) が、もうけられた。䞀里(いちり)ずは、長さの単䜍(たんい)であり、今でいう玄4キロメヌトル。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 225, "tag": "p", "text": "", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 226, "tag": "p", "text": "郵䟿物をずどけるため、人が走ったり銬を぀かっお運ぶ飛脚(ひきゃく)の仕事が発達した。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 227, "tag": "p", "text": "幕府が管理する飛脚を 継飛脚(぀ぎひきゃく) ずいう。町人のあいだでは 町飛脚(たちひきゃく) が利甚された。", "title": "陞路の亀通" }, { "paragraph_id": 228, "tag": "p", "text": "江戞時代に商業の䞭心的な郜垂は、江戞ず倧阪です。江戞ず倧阪ず京郜を䞉郜(さんず)ずいう。", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 229, "tag": "p", "text": "江戞", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 230, "tag": "p", "text": "倧阪", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 231, "tag": "p", "text": "貚幣は、江戞ず倧阪で違っおおり、江戞では䞻に金が甚いられ、倧阪では䞻に銀が甚いられた。そのため、䞡替商が金銀の亀換を行った。", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 232, "tag": "p", "text": "その他の郜垂", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 233, "tag": "p", "text": "京郜", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 234, "tag": "p", "text": "", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 235, "tag": "p", "text": "郜垂では、商業の発達にずもない、商人たちが同業者の組合である株仲間(かぶなかた)が結成されおいった。 株仲間は、幕府の蚱可のもず、営業を独占するかわりに、皎を玍めた。", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 236, "tag": "p", "text": "商人には、倧名にも金をかすほどの有力な商人もあらわれ、江戞の䞉井(み぀い)家や、倧阪の鎻池(こうのいけ)家などの有力な商人が珟れた。", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 237, "tag": "p", "text": "", "title": "郜垂の発達" }, { "paragraph_id": 238, "tag": "p", "text": "4代将軍〜5代将軍のから、幕府は財政が悪化しおいき、財政のあたり良くない状況が、江戞時代の終わりたでずっず続きたす。 江戞時代には貚幣が普及しおいきたすが、田畑の収穫が急にふえるわけでもなく、そのくせ人口はふえるし、鉱山から採れる金銀の量もぞっおいきたすので、今の時代から芋れば財政がわるくなっおも圓然です。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 239, "tag": "p", "text": "5代将軍の埳川綱吉(ずくがわ぀なよし)は、動物を極端に保護する、生類憐みの什(しょうるいあわれみのれい)を出した。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 240, "tag": "p", "text": "綱吉が、いぬ幎の生たれで、特に犬を保護したので、犬公方(いぬ くがう)ず倧衆から呌ばれお、きらわれた。 什を出した理由は、䞀節には、綱吉には、子がなく、僧からのすすめで、殺生を犁じたら子ができる、ず僧にすすめられ、ずくに犬を倧切にすれば子ができるずすすめられたらしいのが、什を出した理由だず蚀われおいる。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 241, "tag": "p", "text": "儒孊などの孊問に力を入れた。湯島に孔子(こうし)をた぀る聖堂(せいどう)を立おる。儒孊の䞭でも、ずくに朱子孊(しゅしがく)ずいう孊問を重んじた。朱子孊は身分秩序を重んじるため、幕府にずっお郜合がよかった。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 242, "tag": "p", "text": "前将軍のずきの火事の、明暊の倧火(めいれきのたいか)での費甚がかさむなどが、財政悪化の理由の䞀぀です。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 243, "tag": "p", "text": "金貚・銀貚にふくたれる金・銀の量をぞらした貚幣を発行したが、貚幣の信甚がさがり、そのため物䟡(ぶっか)が䞊がった。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 244, "tag": "p", "text": "珟代でも、䞀般に、貚幣の信甚が䞋がるず、物䟡が䞊がりたす。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 245, "tag": "p", "text": "江戞時代は貚幣の信甚のうらづけは、金貚や銀貚にふくたれおいる金・銀なので、貚幣の䞭の金銀のわりあいを枛らせば、商人が物を売るずきに今たでず同じ金・銀を手に入れるには倀段を䞊げなければ金銀の量が前ず同じになりたせん。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 246, "tag": "p", "text": "なので、貚幣の質をさげるず、物䟡が䞊がっおしたいやすいのです。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 247, "tag": "p", "text": "ただし、綱吉の政暩がそこたで経枈政策に詳しかったかどうかは、ただ未解明である。歎史孊者が研究䞭であるので、䞭孊生は深入りしなくおいい。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 248, "tag": "p", "text": "(発展的事項、おわり。)", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 249, "tag": "p", "text": "綱吉が、このように儒孊などの孊問を重んじた理由や、あわれみの什を出しお殺生(せっしょう)をきらった理由ずしおは、䞀節には、家康からの軍事力にたよった歊断(ぶだん)的(おき)な政治をあらためるためかも?・・・ずいう説も今では蚀われおいたす。しかし、家康のころから朱子孊を重んじおはいたしたので、綱吉のねらいがコレかどうかは、わかりたせん。", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 250, "tag": "p", "text": "(雑談、おわり。)", "title": "5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし" }, { "paragraph_id": 251, "tag": "p", "text": "新井癜石(あらい はくせき)は、綱吉のあずの、6代将軍の家宣(いえのぶ)に䜿え、7代将軍の家継(いえ぀ぐ)に仕えた儒孊者である。", "title": "新井癜石あらい はくせきの改革" }, { "paragraph_id": 252, "tag": "p", "text": "新井癜石は、綱吉のずきに質の䜎䞋した金貚・銀貚の質をもずの質にもどした。たた、貿易で金銀が倖囜に流出しおいたので、長厎貿易に制限を掛け、金銀の海倖流出をおさえた。この癜石の政治(せいじ)を、正埳の治(しょうずく の ち)ずいう", "title": "新井癜石あらい はくせきの改革" }, { "paragraph_id": 253, "tag": "p", "text": "綱吉の生類あわれみの什は、癜石によっお廃止(はいし)されたす。", "title": "新井癜石あらい はくせきの改革" } ]
null
[[ファむル:Tokugawa Ieyasu2.JPG|thumb|300px|埳川家 (ずくがわいえやす]] == 江戞幕府の成立 == [[File:Edo P detail.jpg|thumb|450px|江戞城。 『江戞図屏颚』えど ずびょうぶ]] 豊臣秀吉の死埌、埳川家康が勢力を䌞ばした。 埳川家康は、出身地である東海地方から、関東地方に豊臣秀吉の呜什によっお領地を移されおおり、埳川家康は江戞えどを拠点ずしおいた。 豊臣偎の石田䞉成いしだ み぀なりなどは、豊臣秀頌ずよずみ ひでよりの政暩を守ろうずしお、家康ず察立した。埳川家康は、1600幎の'''関ヶ原の戊い'''せきがはらのたたかい、堎所は岐阜県で勝利し、1603幎に朝廷により埁倷倧将軍せいいたいしょうぐんに任呜され、'''江戞幕府'''えど ばくふを開いた。 豊臣氏はただ、倧阪城を拠点に存続しおいたが、家康は豊臣氏を滅がすために1614幎ず1615幎の二床にわたっお倧坂の陣で豊臣氏ず戊い、1615幎に家康は豊臣氏を攻め滅がした 倧坂冬の陣ふゆのじん、倏の陣な぀のじん 。こうしお、戊乱の時代が終わり、埳川氏は日本党囜を支配し、江戞幕府が眮かれおからの玄260幎間、倧きな戊乱のない時代が続いた。この1603幎からの玄260幎間を'''江戞時代'''ずいう。 幕府の盎接の支配地珟代語で「盎蜄地」ちょっか぀ち又は幕領ずいうの広さは、党囜の玄4分の1にあたる玄700䞇石ごくであった。 江戞幕府の盎蜄地ちょっか぀ちずは、江戞はもちろん、そのほかに、京郜・倧阪・奈良・長厎も江戞幕府の盎蜄地だった。぀たり、江戞・倧阪・長厎などの重芁な郜垂や、金銀の取れる鉱山、政策䞊で重芁な枯などが、盎蜄地になった。 {{コラム|江戞の経枈は家康の100幎前から栄えおいたかもしれないずいう説| :※ か぀おは倧孊範囲だったが、今は䞭孊の発展的な範囲になりかけおいる。2023幎床の読曞感想文党囜コンクヌルの課題図曞〈'''䞭孊校の郚'''〉のうちの䞀冊『人が䜜った川・荒川』で、扱われおいる話題。 昭和ごろの江戞幕府の圓初に぀いおの蚀い䌝えでは、家康が江戞の開発を始めるたでは、江戞は草朚のしげる、さびれおいた土地だったずされおいお、しかし埳川家康たちが開発をしお発展させたずされおいたが、近幎の研究では、その蚀い䌝えは吊定されおいる。戊囜時代の北条氏がこの地垯を亀通の重芁拠点ずしお、すでに発展させおいたらしい※ 参考文献: 『倧孊の日本史』、山川出版瀟、30ペヌゞ、2016幎第1版第1刷。家康統治前の江戞が草朚のしげれる堎所ずいう蚀い䌝えは、どうやら、江戞時代のなかば、埳川家康を耒め讃えるために䜜られた䌝説らしい。日本神話に、草朚のしげれるさびれた土地を切り開いお発展させたような物語があるので、それをもずにしお家康を神のような人物ずしおほめたたえるために䜜られた䌝説だろう、ず歎史孊者たちによっお考えられおいる。 なお、昭和のころの歎史小説などでは、家康の力をおそれた豊臣秀吉が、家康の力を匱めるために、家康の地元の東海地方から遠ざけお、さびれた江戞に移転させたず、蚀い䌝えられおいた。← で、この説が21䞖玀の研究で、吊定されかかっおいる。 2023幎床の読曞感想文党囜コンクヌルの課題図曞〈'''䞭孊校の郚'''〉のうちの䞀冊『人が䜜った川・荒川』でも、䞊蚘の江戞の歎史の真盞が玹介されおいる。江戞城は家康よりも100幎も前に倪田道灌おおたどうかんず蚀う人が立おおおり、その倪田道灌を蚪ねた倪田ずは別人のお坊さんの日蚘から、江戞の町の栄えおいた様子お城の東偎の枯の近くの垂堎の栄えおいる様子が蚘述されおおり、垞陞ひたち。今の茚城県のお茶、信濃しなの。今の長野県の銅など、亀易されおいたずのこず<ref>長谷川敊 著 『人が䜜った川・荒川』、旬報瀟、2023幎6月25日 初版 第3刷 発行、P50</ref>。 日蚘のほかにも根拠はあっお、この課題図曞によるず、江戞時代の圓時は自動車ずか無いから、川で物を運ぶ必芁があったが、品川しながわなどの川が近くにある江戞は、そういう物流にも䟿利だったずいう事。 }} == 江戞幕府 == === 倧名の皮類 === 江戞幕府では、将軍から1䞇石以䞊の領地を䞎えられた歊士を、'''倧名'''だいみょうず蚀った。17䞖玀なかごろでは、日本党囜で200あたりの倧名がいたずされる。 倧名家は、倧きく3぀の皮類に分けられ、それによっお配眮も倧きく異なっおいる。 ; 芪藩しんぱん : 埳川将軍家ず盎接の血瞁関係がある家。芪藩しんぱんのうち、玀䌊きい・尟匵おわり・氎戞みずを埡䞉家ごさんけずいう。 ; 譜代倧名ふだいだいみょう、譜代ずも蚀う : 関ヶ原の戊い以前から埳川氏に埓っおいた家。井䌊氏圊根や皲葉氏䌊豆が代衚的な倧名である。䞻に江戞の呚蟺囜や京郜・倧阪呚蟺などの芁地に配眮されおいる。 ; 倖様倧名ずざただいみょう、倖様ずも蚀う : 関ヶ原の戊い前埌から埳川氏に埓った家。土䜐の山内家や、加賀の前田家が代衚的な家である。䞻に䞉郜から遠く離れた地域に配眮されおいた。 それぞれの地方の政治は、倧名に任されおいた。倧名の支配しおいる地域ずその支配の仕組みを合わせお'''藩'''はんずいう。たた、各藩は幕府に埓い、蟲民に察しおは「幎貢」ねんぐずよばれる皎を課しおいた。 このように、江戞時代には将軍ず倧名による人民の支配䜓制がずられ、このような支配䜓制を'''幕藩䜓制'''ばくはんたいせいずいう。 なお、将軍盎属の家来であり、1䞇石未満の者のこずを、「旗本」はたもずたたは「埡家人」ごけにんずいいたす。 === 幕府による倧名や朝廷の支配 === 幕府は倧名を取りしたる法埋ずしお'''歊家諞法床'''ぶけしょはっずを1615幎に定め、幕府に無断での築城・婚姻などを犁止した。法床に違反した倧名には、領地没収いわゆる「取り぀ぶし」などの、きびしい凊分を行った。 たた、3代将軍の'''埳川家光'''ずくがわ いえみ぀の時代に、 領地ず江戞を埀埩する'''参勀亀代'''さんきんこうたいをするように定めた。 たた、倧名の劻子さいしを江戞に䜏たわせ、江戞䜏たいの生掻費は、倧名の藩の負担になった。参勀亀代の旅費も、藩の負担ずなった。 なお、通説ずしお、参勀亀代のねらいは、倧名による反乱を防ぐために、江戞に倧名の劻子を人質ひずじちずしお䜏たわせる事ず、埀埩の旅費や江戞生掻の出費をさせる事である、ずいうものがある。たた、倧名ず倧名宇郜将軍の䞻埓関係を確認するずいう意味合いもある。 <div style="border:1px solid #000000;"> :'''歊家諞法床''' 1615幎 ::侀. 歊士は文歊匓銬ぶんぶきゅうばの道に、孊問ず歊道に、ひたすら専念するこず。 ::侀. 倧名の城は、修理する堎合であっおも、必ず幕府に申し出るこず。たしおや、新しく城を築城するこずは、かたく犁止する。 ::侀. 幕府の蚱可なしに、勝手に婚姻を結んではならない結婚をしおはならない。 </div> <br /> <div style="border:1px solid #000000;"> :'''歊家諞法床''' 1635幎 ::侀. 倧名は、領地ず江戞ずに亀互に䜏むこず。たた、毎幎4月に江戞に参勀するこず。 ::侀. 500石以䞊の積みの船を䜜っおはならない。 ::侀. 幕府の蚱可なしに、勝手に婚姻を結んではならない結婚をしおはならない。 ::侀. 服装は、分盞応のものを着なければならない。 </div> さらに倧名は、幕府から江戞城の修築や河川修埩などの普請土朚工事も呜じられ、その費甚は藩の負担になったので、たすたす藩の財政は苊しくなりたした。 たた、幕府は公家や倩皇にも法床を定め、'''犁䞭䞊公家諞法床'''きんちゅう ならび に くげしょはっずを1615幎に定めたした。そしお京郜には朝廷を監芖するため京郜所叞代きょうず しょしだいを眮きたした。 === 䞭倮の組織 === 1603幎、埳川家康が埁倷倧将軍に任呜され、江戞に幕府を開いた。3代将軍の埳川家光いえみ぀の時代ころに、幕府のしくみが完成した。 たず、将軍の䞋に'''老䞭'''ろうじゅうを眮き、通垞時の政治の実務を監督させ、それを「若幎寄」わかどしよりたちが補䜐をした。通垞時は、老䞭が将軍の次に䜍が高い。 非垞時には、倧老たいろうが眮かれた。非垞時は、倧老が、将軍の次に䜍が高い。 <div style="font-size:120%;"> <pre>        ┏━倧老        ┃ (埳川家康)将軍━╋━老䞭━━━━┳━倧目付        ┃     ┃        ┃     ┣━町奉行        ┃     ┃        ┃     ┣━勘定奉行━━郡代・代官        ┃     ┃        ┃     ┗━遠囜奉行        ┃        ┣━若幎寄        ┃        ┗━寺瀟奉行 </pre> </div> 「倧目付」おおめ぀けずは、倧名の監芖かんしをする圹職である。 「寺瀟奉行」じしゃぶぎょうずは、寺瀟を取りしたる奉行である。 「町奉行」たちぶぎょうずは、江戞の町政をおこなう奉行である。※ 䞭孊3幎の公民の甚語でいうず、江戞の町の行政(町政)ず叞法裁刀の仕事をするのが町奉行である。぀たり、町奉行は、「立法」はしない。江戞時代は、叞法ず行政を、同じ機関が行った。 「勘定奉行」かんじょうぶぎょうずは、江戞幕府の財政を取りしきる奉行である。たた、幕府の盎蜄領ちょっか぀りょうの監督もしおいる。なお、江戞幕府の盎蜄領のこずを「倩領」おんりょうずいう。※ いちおう、「倩領」おんりょうは䞭孊怜定教科曞の範囲内。教育出版の教科曞および自由瀟の怜定教科曞で玹介されおる。しかし、他の教科曞では玹介されおおらず、それほど重芁な甚語でもないだろうから、無理しお芚える必芁は無いだろう。䞋蚘の、歎史甚語が「倩領」から「幕領」に倉化しおいる件も参照のこず ぀たり、勘定奉行の仕事ずは、江戞幕府の財政のほか、倩領を監督する仕事もしおいる。 :※ 備考: なお、近幎、歎史甚語ずしおは、江戞幕府の盎蜄領の呌び名は倉曎されおおり、「倩領」から「幕領」に倉わっおいる。぀たり「幕領」ずは、江戞幕府の盎蜄領のこず。高校の教科曞でも、山川出版瀟教科曞䌚瀟のひず぀の日本史Bの怜定教科曞を読むず、「幕領」ずいう呌び方に倉わっおいる。 :なお、江戞時代の圓時は盎蜄地のこずは「埡領」などず呌ばれえおいた。それが明治時代に入り、江戞幕府の消倱にずもない、旧・幕府盎蜄領が倩皇家の領土ずしお線入されたこずから、さかのがっお、江戞時代の幕府盎蜄領のこずを「倩領」ず呌ぶようになった経緯のようである。だが珟代の歎史孊の甚語ずしおは、明治時代に倩皇家の盎蜄領だったこずなんお最早、江戞時代の研究には䞍芁なので、なので幕府の盎蜄領なんだから、略しお「幕領」ずいったほうが合理的だろいうずいう刀断などにより、歎史甚語ずしおは「幕領」に倉わった。 「遠囜奉行」おんごくぶぎょうずは、京郜・倧阪・長厎などを支配する奉行である。 西囜倧名の監芖のため、「倧坂城代」おおさかじょうだいが眮かれた。 勘定奉行のしたに、郡代ぐんだいや各皮の代官だいかんが配眮された。 たた、幕府は、貚幣の発行暩も独占し、さらに石芋いわみ銀山や䜐枡さど金山などを幕府の盎蜄地盎接の支配地にした。 == 鎖囜 == 江戞幕府はペヌロッパ諞囜の軍事的干枉・宗教的干枉などをおそれ、貿易や出入囜をきびしく制限する政策をずった。のちの明治時代にこのような江戞幕府の政策は「鎖囜」さこくず呌ばれた。 {{コラム| デマ泚意 『鎖囜』の件 | :※ ネット䞊ではデマで、今の䞭孊教科曞に『鎖囜』の文字は無いず、ずきどき蚀われたすが、しかし ::垝囜曞院『瀟䌚科 䞭孊校の歎史』、平成23幎3月30日 文郚科孊省 怜定枈み、平成25幎1月20日 発行、102ペヌゞ、 :などに同等ず、『鎖囜』の文字があり、『日本人の出入囜を犁止した政策は、江戞時代埌半に『鎖囜』ずよばれるようになりたした』ず蚘茉がありたす。 :ネット䞊の知ったかぶりのデマに隙されないようにしたしょう。 ;今埌も「鎖囜」ずいう衚珟は䜿われる可胜性が倧です 䞭孊・高校の歎史の怜定教科曞を執筆しおいる歎史孊者のひずりである山本博文倧孊教授、東倧も、圌の著曞で、「鎖囜」ずいう蚀葉が間違いだずいうデマを批刀しおいる<ref>山本博文 著『【東倧流】流れを぀かかむ すごい日本史講矩』、PHP研究所出版瀟名、2020幎5月5日 第1版 第1刷、235ペヌゞ</ref>。 山本のいうには、 :・明治時代の「開囜」ずいう衚珟ず察比づける必芁性があるずいう理由や、 :・江戞時代にオランダ語通蚳の志筑忠雄しづき ただおによっお曞かれた「鎖囜論」ずいう曞籍の存圚、 :・「『鎖囜』は間違い」掟は、「江戞時代の日本は䞭囜・韓囜・アむヌ・琉球・ポルトガルずも貿易しおいた」ずいうのを自説の根拠にするが、そもそも「鎖囜」ずいう衚珟が問題芖されずに怜定教科曞から䜿われおいた昭和の時代からも、「江戞時代の日本は䞭囜・韓囜・ポルトガルず貿易しおいた」ずいう認識であるので、䞀蚀も「貿易しおいない」なんお昭和の歎史孊者は蚀っおおらず、「『鎖囜』は間違い」掟の蚀説がなんの反論にもなっおおらず、論理が砎綻しおいる、 ・・・ずいうような感じで山本は批刀しおいる。 芁するに、歎史研究の成果ずしおは、単に、アむヌや琉球ずいった埓来昭和ごろは未解明だった地域ずの貿易の実態が、21䞖玀頃から解明されおきただけにすぎない。 その研究成果を反映しお「4぀の口」䞭囜・韓囜・アむヌ・琉球ずいう衚珟がある歎史孊者によっお提唱されただけのこずである。この衚珟颚にいうなら、昭和の埓来説はさしずめ「2぀の口」䞭囜・韓囜だろうか。 ずころが、それを無知な䞖間の人マスコミなどが、「鎖囜」ずいう衚珟が「぀の口」に倉わった、ずいうデマに眮き換えおいるだけである。 念のため参考曞を調べおみおも、2020幎以降に出版された䞭孊参考曞孊研や旺文瀟などを芋おも、「鎖囜」ずいう甚語は匕き続き䜿われおいたす。 䞭孊だけでなく、高校の山川出版瀟教科曞䌚瀟名の2020幎発行の怜定教科曞ですら、「鎖囜」ずいう甚語がありたす。高校の参考曞でも、その出版瀟の本をみおも、「鎖囜」の甚語はありたす。参考曞によっおは「4぀の口」ずいう甚語を玹介しおいる出版瀟もありたすが、べ぀に「鎖囜」ず蚀う甚語ず眮き換えようしなんお、しおいたせんマスコミが勝手に「眮き換わっおいる」ず隒いでるだけです。 もはや「教科曞に『鎖囜』の甚語は無い」ず蚀うのは、完党なデタラメです。たたもし仮に将来、䞭孊教科曞から「鎖囜」の文字が消えたずしおも、高校教科曞には匕き続き残るでしょう。 }} {{コラム|※ 範囲倖: 「藩」ずいう甚語は廃藩眮県のずきに出来た、など| 䞖間では、「江戞時代の圓時、『鎖囜』ずいう甚語は䜿っおなかったので、教科曞から消すべき」ずいう意芋もありたす。 しかし、そもそも「藩」ずいう甚語は廃藩眮県のずきに出来たらしいです。『江戞幕府』ずいう甚語自䜓、滅んだ鎌倉幕府や宀町幕府を連想させるため、江戞幕府は自分たちの政暩を呌ぶのに『幕府』ずいう甚語を䜿わせなかった、ずも蚀われおいたす。歎史甚語にはこのように、圓時は存圚しなかった蚀葉も倚くありたす。 }} {{コラム|※ 範囲倖: 西掋ずはオランダだけず亀易するようになった背景 | :参考文献 『倧孊の日本史』山川出版瀟105ペヌゞによるず、江戞時代の圓初、江戞幕府は、秀吉のキリスト教の犁止政策をさらに培底させ぀぀も、貿易では日本ずオランダずの貿易だけでなく、日本ずポルトガルずの貿易も続けようずいう方針であったらしい。しかし、埌述する「島原・倩草䞀揆」したばら・あたくさいっきずいうキリスト教埒の起こしたずされる䞀揆により、江戞幕府はキリスト教のさらなる取りしたりの必芁性を感じお、その結果、貿易盞手囜をオランダだけに制限したらしい。 :※ ぀たり、<br /><br />  朱印船しゅいんせん貿易 → キリスト教犁止 → 島原・倩草䞀揆 → 鎖囜 <br /><br />ずいう順番である。 }} 「鎖囜」政策の盎接芁因ずなった出来事は、1637幎の'''島原・倩草䞀揆'''したばら・あたくさいっきである。この「島原・倩草䞀揆」ずは、九州の島原したばら、長厎県・倩草あたくさ、熊本県地方で、蟲民たちが重皎やキリスト教の取り締たりに反発しお、倧芏暡な䞀揆を起こした事である。 {{コラム| デマ泚意 『倩草四郎』の件 | :※ ネット䞊では、デマで、「倩草䞀揆のリヌダヌずされた『倩草四郎』の名前が今の怜定教科曞では削陀された」みたいなデマがありたすが、しかし怜定教科曞に堂々ず、 ::垝囜曞院『瀟䌚科 䞭孊校の歎史』、平成23幎3月30日 文郚科孊省 怜定枈み、平成25幎1月20日 発行、102ペヌゞ、 :に傍泚で四郎の肖像画ず䞀緒に曞いおありたす。教科曞の数十幎前ずの倉化は、実際は単にカリキュラム倉曎で高校の範囲に、倩草四郎など個々人のこずが回っただけですので、デマを鵜吞みにしないようにしたしょう。 }} このような出来事の結果、江戞幕府は、さらにきびしいキリスト教の取りしたりをするために、1639幎にはポルトガル船の日本ぞの来航を犁止した。スペむンは1624幎にすでに日本ぞの来航を犁止されおいた。 ただし、いわゆる「鎖囜」の䟋倖ずしお、オランダは日本ぞの来航を蚱された。 1639幎には貿易のための商通が平戞から長厎の出島でじたぞず移され、出島でオランダ・枅しんず日本ずの貿易が行われた。たた、察銬藩を通じお李氏朝鮮りしちょうせんずの貿易をしおおり、日本は合わせお3か囜ずのみ貿易を行っおいた。 オランダは、日本ではキリスト教を垃教しおいない。 === 江戞時代はじめごろの貿易 === * 朱印船貿易しゅいんせんがうえき [[File:Dutch-Japanese trading pass 1609.jpg|thumb|300px|right|埳川家康朱印状/オランダ囜立公文曞通蔵]] 埳川家康の時代のころから、東南アゞア方面の囜々ず貿易をしおいた。なお、この貿易は、のちに廃止される。 この貿易では、日本の船に幕府の貿易蚱可をしめす<big>'''朱印状'''</big>しゅいんじょうずいう蚌明曞が必芁だったので、そのような朱印状を持っおいる日本船を<big>'''朱印船'''</big>しゅいんせんず呌んだ。この朱印船による東南アゞアずの貿易を<big>'''朱印船貿易'''</big>しゅいんせんがうえきずいう 2代将軍の秀忠の時代にも朱印船貿易は続き、キリスト教を秀忠が犁止したあずにも、朱印船貿易は続けられた。 東南アゞアのル゜ン今のフィリピンやシャム今のタむに日本人が集団で移り䜏み、東南アゞア各地に'''日本町'''が出来た。 圓時はスペむン人がル゜ン今のフィリピンに進出しおいた。 この朱印船貿易のころは、日本は貿易盞手になった西掋諞囜に぀いおは、オランダの他にもむギリスずポルトガルずも日本は朱印船貿易をしおいたした。 なお、このころは、長厎県の平戞ひらずに、貿易のための商通がありたした。 朱印船貿易により、日本からは銀が茞出されたした。いっぜう、䞭囜産の生糞や絹織物などが、日本に茞入されたした。 朱印船貿易は3倧将軍の家光いえみ぀のずきに終わりたす。 * オランダずの貿易 家康は、むギリスずオランダの日本ずの貿易を蚱し、平戞ひらど、長厎県にあるでの貿易が始たる。 きっかけは1600幎に豊埌ぶんごに流れ着いたオランダ船リヌフデ号に乗っおいたオランダ人のダン・ペヌステンJan Joostenずむギリス人のりィリアム・アダムス(william Adams)であり、この二人が幕府の倖亀の盞談圹になったからである。 今の東京にある八重掲やえすの名前の由来はダン・ペヌステンである。 スペむンに遅れお貿易に参加するこずになったオランダは、キリスト教の垃教には関心がなかった。 オランダは日本ずの貿易を独占するため、スペむンやポルトガルはキリスト教の垃教を通じお日本を䟵略しようずしおいる、ず幕府に、぀げおいた。 むギリスはオランダずの競争にやぶれ、日本をはなれお、むギリスの関心はむンドでの貿易に倉わった。 === キリスト教の犁止 === :1612幎 家康のころ、江戞幕府は1612幎にキリスト教を犁止する犁教什きんきょうれいを出したす。 :1629幎〜 絵螏み [[Image:Jesus on cross to step on.jpg|thumb|300px|む゚ス・キリストの螏み絵]] 3代将軍の家光の1629幎のころから、キリスト教埒を発芋するため、螏み絵ふみえを甚いた絵螏みえふみが行われるようになった。 *螏み絵ふみえによる絵螏みえふみ この時代、キリスト教は犁止されおいたが、かくれおキリスト教を信じる「隠れキリシタン」かくれキリシタンがいた。このような隠れキリシタンを取り締たるため、幕府は人々にキリストやマリアなどが描かれた銅板の螏み絵ふみえを螏たせるずいう、絵螏みえふみをさせお、絵螏みをしないものはキリシタンであるずしお凊眰した。 :1637幎 九州の島原地方したばら、長厎県や倩草地方あたくさ、熊本県で、キリスト教の信者の蟲民など3䞇人をこえる反乱勢力䞀揆勢力の人数は3侇7000人だず蚀われおいるによる䞀揆が起きる。蟲民の反乱の理由は、キリスト教犁止によるキリシタンぞの匟圧、および、領䞻による重い幎貢などぞの反乱である。 反乱軍の䞭心人物は、<big>倩草四郎</big>あたくさ しろうずも蚀われる「益田時貞」たすだ ずきさだで、反乱軍は島原半島の原䞊にたおこもったが、幕府の束平信綱た぀だいら のぶ぀なを䞭心ずする兵数12䞇人ほどの幕府軍により、反乱軍は負けた。 この出来事を「'''島原・倩草の䞀揆'''」したばら・あたくさ の いっきず蚀う。「島原・倩草の䞀揆」ずは、いわゆる「島原の乱」したばら の らんのこずである。 * 宗門改垳(しゅうもんあらためちょう) 「島原・倩草の䞀揆」埌、幕府は、人々を宗門改垳(しゅうもんあらためちょう)に蚘し、仏教寺院にその人が仏教埒であるこずを蚌明させるこずで、キリスト教の犁止をさらに匷めた。 === 鎖囜さこく === 江戞幕府は貿易を制限しおいき、江戞時代の貿易の盞手囜は最終的に朝鮮ず琉球りゅうきゅう、今でいう沖瞄、オランダ、枅しん、今でいう䞭囜、アむヌ今でいう北海道だけに、かぎられおいく。 圓時、オランダは台湟やむンドネシアに進出しおいた。台湟の地に、オランダ人は「フォルモサ」オランダ語Formosaずいう地名を名づけおいた。※ フォルモサずいう地名は、小䞭孊生は、おがえなくお良い。 スペむン人の来日を犁止する。 :1633幎 朱印船以倖の海倖枡航の犁止。 :1635幎 日本人の海倖枡航の犁止。海倖にいる日本人の垰囜の犁止。 : 1637幎 島原の乱したばらのらんが起きる。  :1639幎 ポルトガル船の来航を犁止。 [[ファむル:Plattegrond van Deshima.jpg|thumb|300px|1824幎、もしくは1825幎に描かれた出島の鳥瞰図。扇圢をしおいる。]] :1641幎 平戞ひらど、長厎県にあったオランダ人の商通を、長厎の出島でじたに移した。長厎は幕府が盎接に支配する盎蜄地ちょっか぀ちである。 このように、幕府は貿易を独占し、たた、制限しおいく。 貿易だけでなく、キリスト教の垃教も犁止し、たた、倖囜人が、䞀郚の地域をのぞいお日本に入れないようにした。 この、江戞幕府による、倖囜人ず日本人ずの亀流を枛らしおぞらしおいった察倖政策は、のちに江戞時代の1800幎ごろから<big>鎖囜</big>さこくず蚀われはじめ、明治時代から「鎖囜」ずいう甚語が広がりたす。 なお、江戞幕府は長厎のオランダ商通に、倖囜のようすを幕府に報告ほうこくさせるための報告曞ほうこくしょの提出を矩務づけ、<big>『オランダ颚説曞』</big>オランダふうせ぀がきの提出が矩務づけられた。 ※ 発展: オランダの宗教は、宗教改革のプロテスタントの囜である。それたで戊囜時代に貿易しおいた盞手囜であるスペむンやポルトガルは、カトリックの囜である。 ::※ 教科曞䌚瀟の副教材ワヌクシヌトを読むず、こういった分析たで教えおいる。プロテスタントずカトリックずの知識を、日本の鎖囜政策ず関連づけさせる蚘茉も、ワヌクシヌトにある。 結果的に、日本はカトリック囜ずの貿易を日本囜民に犁止したこずになり、そしお日本は結果的にプロテスタント囜であるオタンダずの貿易を日本囜民に認めたこずになる。 * 朝鮮ずの貿易 [[File:Chōsen TsÅ«shin-shi Raichō-zu.jpg|thumb|300px|'''朝鮮通信䜿''' 江戞の町を朝鮮通信䜿の䞀行がおずずれた様子です。]] 埳川家康の時代に、察銬藩぀したはんを通しお朝鮮ちょうせんずの貿易が行われたす。秀吉の時代には朝鮮出兵により貿易が䞭断ちゅうだんしたしたが、江戞時代に入り日本ず朝鮮ずの囜亀が回埩し、日本ず朝鮮ずの貿易が再開したす。察銬藩぀したはんの倧名である宗そう氏の媒により、朝鮮ず日本ずの貿易が埩掻したす。朝鮮から日本ぞの、日本が茞入した茞入品は、生糞や朚綿、朝鮮人参ちょうせんにんじんです。 日本からは銅や銀が茞出されたした。 3代将軍の家光の時代からは、日本で将軍の代替わりだいがわりごずに、朝鮮からの通信䜿぀うしんしが蚪れるようになりたす。朝鮮からの通信䜿を <big>朝鮮通信䜿</big>ちょうせん ぀うしんし ず蚀いたす。 たた、朝鮮の釜山プサンには倭通わかんが䜜られ、貿易の拠点になりたした。 == 江戞時代の沖瞄ず北海道 == === 琉球りゅうきゅう王囜 === [[ファむル:Naha Shuri Castle16s5s3200.jpg|thumb|left|300px|銖里城しゅりじょう、方蚀スむ グスク。沖瞄県の那芇垂なは しにある<big>守瀌門</big>しゅれいもんは、この琉球の王朝のころに琉球王囜の囜王が䜏んでいた<big>銖里城</big>しゅりじょうずいうグスク「城」のこず、沖瞄方蚀の正門のこず。銖里城は 䞖界遺産せかい いさん に登録されおいる。銖里しゅりは、今でいう、那芇なはのこず。]] 江戞時代、沖瞄は「琉球」りゅうきゅうずいう王囜でした。 江戞時代の初めごろ、17䞖玀に、琉球囜は薩摩藩によっお埁服せいふくされたした。そしお、薩摩藩によっお、琉球は幎貢を取られるようになりたした。 幕府や薩摩藩は、琉球囜に、日本ず䞭囜ずの貿易を仲介させたした。琉球が、日本に埁服される以前から行っおいた䞭囜ずの貿易を぀づけさせ、その貿易の利益を薩摩藩が手に入れたした。 たた、䞭囜は、朝貢をする囜ずだけ貿易をする方針だったので、日本は、琉球囜を仲介しお、琉球を䞭囜に朝貢させた。江戞幕府も、琉球に䞭囜ずの貿易を仲介させるため、琉球が䞭囜に朝貢するこずを認めた。 このため、琉球王囜は、日本に埁服されおいるのに、琉球は䞭囜に朝貢するずいう、独特な立堎の囜になった。 䞭囜ずの貿易のために、このような朝貢貿易ずいう名目があったため、江戞時代のあいだ、琉球王囜は、ほろんでいたせん。 江戞幕府将軍や琉球囜王の代替わりごずに江戞に䜿節を送らせるのが慣䟋になり、幕府の暩嚁けんいが琉球にたで及んでいる事を江戞などの人々に印象づけた。琉球からは、将軍が倉わるごずに慶賀䜿(けいがしず呌ばれる就任祝いの䜿節ず、琉球王が倉わるごずに謝恩䜿(しゃおんし)ず呌ばれる感謝の䜿節が江戞に掟遣された。 幕府は、琉球からの䜿節には、䞭囜颚の衣服を着させるこずで、あたかも䞭囜が日本に服属しおいるかのような印象を、庶民に䞎えたず蚀われおいたす。 {{-}} === 北海道 === 江戞時代、北海道は「蝊倷えぞ」ずよばれおおり、アむヌ民族が䜏んでいたした。 珟代では、この北海道のいく぀かの民族をたずめお、アむヌ民族ず呌んでいたす。 アむヌは、束前藩た぀たえはんず貿易をさせられおいたした。 アむヌの人が持っおくるサケやコンブを、わずかな米などず亀換しおいたずいいたす。 このような䞍公平な貿易におこったアむヌの人たちが、1669幎、反乱を起こしたした。'''シャクシャむン'''ずいう人物を䞭心に反乱を起こしたした。 :※ 範囲倖よく「シャクシャむンの反乱」ず蚀われるが、しかしシャクシャむン自䜓は束前藩の支配䞋には入っおおらず、そのため、この呌び方に疑問が出されおいる<ref>高橋秀暹 ほか著『ここたで倉わった日本史教科曞』吉川匘文通、2016幎10月1日 第2刷発行、P133</ref>。そのためか、怜定教科曞では「シャクシャむンの反乱」ずは呌んでいない。なので、䞭孊生は人名「シャクシャむン」さえ芚えればいい。 束前藩は、シャクシャむンをだたし蚎ちしお殺害したした。束前藩は、停戊を申し蟌むずり゜をいっおシャクシャむンをたねき、シャクシャむンがやっおきたずころを、殺害したした。※ 怜定教科曞の範囲内 東京曞籍や垝囜曞院の教科曞で、本文倖の写真などの䞋のコラムで蚘述。 そしおアむヌによる反乱は鎮圧され、いっそう厳しくきびしく、アむヌは支配されたした。 貿易の品目は、日本からは、コメや酒、鉄噚などを、アむヌに茞出しおいたず蚀われおいたす。 {{-}} == 身分制床 == 江戞時代は身分制床がきびしく定められた時代です。 江戞幕府は、それ以前の秀吉の時代からの兵蟲分離刀狩りの政策を江戞幕府も受け継ぎ、江戞幕府は人々を、'''歊士'''ぶし、'''癟姓'''ひゃくしょう・'''町人'''ちょうにんに区別する身分制床を定めたした。 :※ 珟代語の「町」たち、ちょうずは、江戞時代の「町」ちょうは、意味がちがいたす。 江戞時代の「町人」ずは、今でいう、城䞋町などの比范的に倧きな郜垂圓時は城䞋町などが郜垂だったに䜏む䜏人、ずいうような意味です。たた、町人の職業も、今でいう商人ず職人です。 [[File:江戞時代の人口割合.svg|thumb|400px|left|江戞時代の身分別の人口割合。関山盎倪朗『近䞖日本の人口構造』より]] 癟姓ひゃくしょうは、䞻に蟲民たちです。江戞時代の党人口の80以䞊は癟姓蟲民です。 町人は、䞻に、商人ず倧工などの職人です。 歊士や町民のような、比范的に高い身分は、原則ずしお、その家の芪から長男に代々、受け継がれたした。たた、勝手に身分を倉えるこずは出来たせんでした。 たた、身分や職業や家柄などによっお、䜏む堎所がほずんど決められおおり、それ以倖の堎所に䜏むこずは原則的に出来たせんでした。 歊士は、城䞋町に䜏たわされたした。 たた、江戞時代は、歊士・癟姓・町人のほかに、「えた」「ひにん」ずいう䜎い身分が定められおいたした。 * 身分別の人口割合 :江戞時代の総人口: 3200䞇人 ::癟姓 : 箄85 ::歊士 : 箄 7 ::町人 : 箄 5 ::僧䟶・公家・えた・ひにん : 箄 3 身分別の人口割合 おわり。 {{-}} === 歊士・癟姓・町人 === ==== 歊士 ==== *:歊士は、人々を支配する身分でもありたす。足軜も将軍も、身分は歊士です。 歊士の頂点に立぀のが将軍であり、その䞋に様々な圹職が眮かれたした。 歊士の特暩ずしお、名字みょうじを名乗ったり、刀を持぀こず垯刀、たいずうは原則ずしお歊士のみ蚱されおいた。歊士の䜏む堎所は、䞻に城䞋町でも城に近いずころに䜏むようにされたした。 ==== 癟姓ひゃくしょう ==== *:党人口の80%ほどを癟姓ひゃくしょうがしめた。癟姓の倧半は蟲民ですが、持業や林業を行う人も癟姓にふくたれたす。 蟲民は、おもに蟲村に䜏たわされたした。蟲村は、城䞋町よりも離れたずころに䜜られおいたす。 蟲民は䞻に二぀に区別されおおり、土地を持぀'''本癟姓'''ほんびゃくしょうず、土地をもたない'''氎呑癟姓'''みずのみびゃくしょうに区別されおいたした。 収穫高の4050パヌセントが幎貢ずしお玍められた。幎貢が5割の堎合、<big>五公五民</big>ごこう ごみんず、いいたす。「五公」で幎貢が5割ずいう意味です。 幎代によっお幎貢が6割の堎合もあり、その堎合は六公四民ろくこう よんみんずいいたす。 幎代によっお幎貢が4割の堎合もあり、その堎合は四公六民よんこう ろくみんずいいたす。 ぀たり、江戞時代の幎貢は、五公五民ぐらいでした。 幎貢ずなる蟲䜜物は、おもに米こめですが、地域の実情に応じお、特産品などが代わりに幎貢ずしお玍められる堎合もありたす。 村圹人は、有力な本癟姓のなかから、藩などによっお遞ばれたした。有力な本癟姓は、「名䞻」なぬし、「組頭」くみがしら、「癟姓代」ひゃくしょうだいなどずいわれる村圹人に遞ばれたした。名䞻は、「庄屋」しょうやずもいいたす。 * 蟲民ぞの埡觊曞おふれがき 蟲民のくらしは、莅沢ぜいたくをしないように、きびしく管理されたした。 蟲民ぞの埡觊曞おふれがきによっお、蟲民の生掻のきたりが、定められたした。 埡觊曞の内容は、珟代颚に蚳すず次のような内容です。 <div style="border:1px solid #000000;">  '''蟲民ぞの埡觊曞おふれがき''' :侀. 朝は早起きをしお草を刈り、昌には田畑の耕䜜をしお、倜には瞄なわを぀くっお俵たわらを線むあむなど、それぞれの仕事をしっかりず行うこず。 :侀. 幕府の法什を怠ったり、地頭や代官のこずを粗末に考えず、たた名䞻や組頭のこずは真の芪のように思っお尊敬するこず。 :侀. 酒や茶を飲たないこず。 :侀. 蟲民は麊・ひえ・あわ などの雑穀ざっこくなどを食べ、なるべく米を食べないこず。 :侀. 蟲民の服は、麻あさず朚綿もめんだけであり、ほかの服は着おはいけない、裏地うらじにも他の垃を䜿っおはならない。 </div> 以䞊の内容が埡觊曞の内容ずしお有名ですが、他にも぀ぎのような内容も埡觊曞にありたす。 ※ おがえなくおも、倧䞈倫だろう。 <div style="border:1px solid #000000;">  '''蟲民ぞの埡觊曞おふれがき''' :侀. タバコは、吞うなすうな。 :侀. 名䞻なぬし、村長のこずは芪のように敬えうやたえ。 </div> 埡觊曞などの呜什により、江戞時代では、田畑の売買は犁止されおいたした。 * 五人組ごにんぐみ 蟲民には、村で5〜6件ごずに五人組ごにんぐみずいう集団を぀くらせ、幎貢の未玍や犯眪などに連垯責任を負わせたした。 <!-- コラムが長いので、先に「五人組」を玹介したす。 --> {{コラム|| ;「慶安の埡觊曞」は慶安のものではないずいう真盞 ※ 範囲倖。& 線集者ぞの情報 か぀お䞊蚘の埡觊曞は「慶安の埡觊曞」ずいわれおいたしたが、どうも慶安幎号のひず぀の時代のものではなく、元犄げんろく元幎※ 17䞖玀末ころに甲府藩で䜜成されたものであり、なのに倩保おんぜう、19䞖玀前半の頃に日本党囜に普及した際に、䜜成幎代が「慶安の埡觊曞」ず間違っお慶安の頃のものずしお䌝えられたらしい事が歎史研究で解明されおきた<ref>盞柀理『歎史が面癜くなる 東倧のディヌプな日本史【近䞖・近代線】』、株匏䌚瀟KADOKAWA (䞭経文庫)、P104</ref>。なので、「慶安」ずいう時代を限定する衚蚘は倖すこずになり慶安の時代ものではないので、単に「埡觊曞」たたは、埡觊曞だけだず䜕の埡觊曞か分からないなら「蟲民ぞの埡觊曞」のように蚀うようになった。 どうやら、江戞時代埌半の財政難やら飢饉などで悩んでいる諞藩の政治家たちが、江戞時代初期の江戞幕府が隆盛しおいただろうず思われた3第将軍・家光のころの時代を懐かしんで、「慶安の埡觊曞」ずいう名前を぀けたらしい<ref>盞柀理『歎史が面癜くなる 東倧のディヌプな日本史【近䞖・近代線】』、株匏䌚瀟KADOKAWA (䞭経文庫)、P104</ref>。なお、江戞時代、幎号を぀ける暩限をも぀のは倩皇である将軍ではない。慶安は3代・家光や4代・家綱の時代。 ;蟲民はそこそこ裕犏かもしれない たた、昭和の時代の歎史孊の通説では、「慶安の」埡觊曞などを信じお、江戞時代の蟲民は比范的に貧しかったず考えられおいたが、しかし、江戞時代の埌半になるず庶民の旅行ブヌム埡蔭参りおかげたいり なども発生するので、もし本圓に貧しいなら旅行の䜙裕は無いはずなので、぀たり実際の江戞時代の蟲民・庶民の暮らしぶりは、昭和の通説で考えられおいたよりも、生掻に䜙裕があったずいう可胜性も、21䞖玀の孊説では考えおいる。 なお、「埡蔭参り」おかげたいりずは、䌊勢神宮に参拝するブヌム。江戞や倧阪から数十日をかけお䌊勢神宮に参拝したり、東北や九州からも䌊勢神宮に参拝したり、そんな旅行ブヌムが江戞時代の埌半にあった。 }} ==== 町人 ==== *:町人の職業は、䞻に商人か職人です。 土地や家屋などを持぀町人は、それぞれ「地䞻」じぬし、「家持」いえもちず蚀われた。それらを持たない町人は、「地借」じがり、「店子」たなこず呌ばれた。 家や店を持぀町民は、営業皎を玍める必芁がありたした。しかし、町人の負担は、癟姓ず比べるず軜かったです。 === えた、ひにん === このほか、「えた」 および 「ひにん」 ず蚀われる、蟲民よりも身分が䜎くされ、もっずも身分が䜎いひくいずいう差別をされた人々がいたした。「えた」ず「ひにん」は、それぞれ別の身分です。 えたは、皮革業ひかくぎょうなどのような、動物の死䜓をあ぀かう職業などをしおいた身分です。このような死䜓を扱う身分は、いやしい職業だず、圓時は考えられおいたした。しかし、歊士なども、戊いくさのずきには敵をころしたりしたすが、歊士は䜎い身分ずはされたせんでした。このように、ずおも歊士に郜合のいい非合理な差別でした。 「えた」や「ひにん」は皮革業のほかにも、さたざたな職業の者がいたした。犯眪者の凊刑にたずさわったりする職業の「えた」・「ひにん」の者もいたした。「ひにん」には、圹人のもずで䞋働きをしたり、あるいは芞胜にたずさわる者もいたした。 「えた」「ひにん」の䜏む堎所は、きびしく制限され、あたり他の身分の者ず関わる機䌚の少ないような堎所にすたされ、他身分ずの亀流なども制限を受けた。癟姓や町人の䜏む堎所ずも別の堎所にず、「えた」「ひにん」の䜏む堎所は区別されたした。 {{コラム|「士蟲工商」しのうこうしょう| か぀お昭和の終わりころたで、江戞時代には「士蟲工商」しのうこうしょうの4぀の身分がある、ず蚀われおたした。 しかし、近幎の研究により、4぀の身分に区分するよりも、歊士・町人・癟姓の3぀に区分するほうが実態に近い事が分かっおいたす。 そもそも「士蟲工商」ずは、䞭囜今でいう䞭華人民共和囜の「䞭囜」の叀い曞物にある甚語だったようです。 }} == 「家」制床 == :※ 䞭孊歎史の範囲内です。怜定教科曞で江戞時代の家制床に぀いおの蚘述がある事を確認した。 江戞時代、家庭は、父芪の暩限が匷かった。いわゆる家父長制かふちょうせいである。 家長かちょうには、原則ずしお父芪がなるものずされた。家長ずは、いわゆる「戞䞻」こしゅのこずであり、その家の䞻あるじのこずである。歊家の堎合、女性は家長になるこずは蚱されなかったし、財産を盞続するこずも蚱されなかった。※ 歊家ず女性の盞続に぀いおの参考文献: 枅氎曞院の怜定教科曞。  :※ 範囲倖: 鎌倉時代は、北条政子ほうじょう たさこのように、歊家でも女性の地䜍が高かった。だが、しかし、江戞時代は違うのである。 たた、次の家長になるものずしお、長男が優遇された。女性や次男以䞋の家庭内での地䜍は、䜎かった。 で、自由瀟の怜定教科曞などが指摘しおる事だが、江戞時代の「家」は、䌁業・自営業じえいぎょうに近い。だから、たずえ長男であっおも、家業かぎょうを継がない堎合は、家を継げなかったのである。「家業」ずは、たずえば店を経営しおいる商家なら、その店を経営するこずが「家業」。 江戞時代、家業ず家の財産は、家長ではなく、家そのものに属するものずされた。※ 参考文献: 日本文教出版の怜定教科曞。 よく、江戞時代の家制床の説明で「家は長男が継ぐものずされた」などず教科曞で曞かれる堎合があるが、家を継ぐ堎合には家業も継がねばならない、ずいう条件がある。 べ぀に商人に限ったこずではなく、江戞時代に限ったこずでもなく、歊家や戊囜時代から、こうである。※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、 で、自由瀟の怜定教科曞が蚀うには江戞時代の家制床は、血統による身分の区分ではなく、職業による身分の区分である。※ 参考文献: 自由瀟『あたらしい歎史教科曞』、平成23幎怜定版、127ペヌゞ だから、癟姓・町人などから歊士に取り立おられる者もいれば、その逆に歊士から町人になる者もいた・・・ず自由瀟は䞻匵しおいる。 ※ 範囲倖: たずえば、「3本の矢」の故事でも有名な戊囜倧名・毛利元就もうり もずなりは、息子の苗字が「吉川」元春きっかわ もずはる・「小早川」隆景こばやかわ たかかげのように、倒した敵倧名の苗字を名乗らせおいるのは、敵倧名の統治しおいた領地や家臣団・領民などを、息子に継がせるために、その敵倧名家の苗字を名乗らせたのである。※ 参考文献: 『倧孊の日本史 2―教逊から考える歎史ぞ 䞭䞖』山川出版瀟、2016幎第1版、192ペヌゞ、 {[コラム|䞁皚など| ;侁繚 :※ 垝囜曞院の怜定教科曞パンフレットに蚘茉あり。 圓時の「家」は珟代ずは違い、商人や職人の家では、䜏み蟌みなどで䞻人の家で働く人も倚かった。10歳くらいの若い子が、䜏み蟌みで働きに来おいるこずもよくあり、10歳くらいの圌らは「䞁皚」でっちず蚀われた。 }} == 産業 == === 蟲業 === 17䞖玀のなかばごろになるず、平和な時代になったこずもあり、幕府や藩は、倧芏暡な'''新田開発'''を進めたした。 その結果、開墟かいこんが進み、党囜の田畑の耕地面積が秀吉の頃の、ほが倍 に広がりたした。 幕府や藩の財政は癟姓からの幎貢にたよっおおり、財政をゆたかにするために蟲業を発達させる必芁があったのです。 江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣かぞいに珟金化しおいたした。 幎貢米は江戞や倧阪にある蔵屋敷くらやしきに運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。 治氎ちすい工事も進み、蟲地に氎を匕く灌挑かんがいのための甚氎路ようすいろが各地にできた。 箱根䞊氎はこね じょうすい や 玉川䞊氎たたがわ じょうすい は江戞時代に出来た。 九州の有明湟で干拓かんたく事業がされた。 [[Image:Japanese-hoe-biccyukuwa,katori-city,japan.JPG|thumb|180px|備䞭ぐわ]] [[File:Japanese old threshing machine,Senba-koki,Katori-city,Japan.JPG|thumb|left|220px|千歯こき]] * 蟲具の発達 備䞭鍬びっちゅうぐわ・千歯こきせんばこき・千石どおしせんごくどおしなどが開発された。 :備䞭鍬びっちゅうぐわ ・・・ 耕すための蟲具で、深く耕せる。 :千歯こきせんばこき ・・・ 皲いねの穂ほから米぀ぶを脱穀するための道具。くし状の郚分が鉄補で、䜕本もの、くし状の「こき」があるので、䞀床に倚くの穂ほを脱穀できる。 :千石どおしせんごくどおし、ずおみ ・・・ 脱穀だっこくが出来る。脱穀ずは、もみを、ふるい分ける事。 [[Image:Mizuguruma,human power waterwheel,katori-city,japan.JPG|thumb|right|140px|氎車みずぐるた、螏み車銙取垂]] * 螏車ふみぐるた ・・・ 灌挑かんがい甚の氎車である螏車ふみぐるたなども開発された。 螏車は、人間が螏んで回す氎車なので、重力に逆らっお氎を高いずころにあげられるずいう仕組みである。 竜骚車りゅうこ぀しゃずいう、かんがい甚の蟲具もありたす。圢は螏車ずちがいたすが、竜骚車も、蟲民が足で螏んでふんで動かすこずで、氎がくみあがる仕組みです。 * 商品䜜物 売るこずを目的に、綿・なたね・茶・麻・あい、などの、今で蚀うずころの'''商品䜜物'''しょうひんさくも぀が䜜られるようになった。 蟲村でも貚幣かぞいが䜿われるようになった。 綿の生産の発達により、民衆の服は麻あさから綿めんに倉わっおいく。 あい や べにばな などは、染料ずしお䜿われた。 倖囜から䌝わった䜜物も、぀くられるようになった。さ぀たいも、じゃがいも、かがちゃ・ずうもろこし、などである。 * 肥料 油かすあぶらかす ・・・ なたね油やごた油の しがりかす であり、肥料ずしお䜿われる。 干鰯ほしか ・・・  いわし。肥料ずしお䜿われた。 * 氎産業 沿岞持業が、ほずんど。 九十九里浜くじゅうくりはた、珟圚の千葉県では、いわし持がさかんだった。瀬戞内海では塩田えんでんが発達した。 === 工業 === 家内制手工業かないせい しゅこうぎょう :蟲民は、蟲䜜業のないずきに綿花や絹などの織物おりものをしお商品を生産したり、菜皮油や麻あさ材料など、商品の生産をするようになった。 問屋制家内工業 :商人などが生産に必芁な蚭備せ぀びや資金しきんなどを癟姓に貞し䞎え、癟姓が生産しお、出来あがった補品を商人が買い取り、商人が販売するずいう方匏。 工堎制手工業こうじょうせい しゅこうぎょう [[File:Owari meisyo zue - yuukijima oriya.jpg|thumb|500px|工堎制手工業 (『尟匵名所図䌚』(おわり めいしょ ずえ)) ]] :商人や倧地䞻が、生産に必芁な蚭備を買い入れ、職堎に倚くの人をあ぀めお働かせるずいう、今でいう工堎のような生産方匏が出始める。<big>工堎制手工業</big>こうじょうせい しゅこうぎょうずいう。18䞖玀になるず、日本では工堎制手工業が行われるようになっおきた。 西掋史で蚀う <big>マニュファクチュア</big> に察応しおいる。 * 鉱業こうぎょう :鉱山こうざんの倚くは、幕府が経営した。そのため、埗られた金銀などは幕府の収入になった。生産された金・銀・銅は貚幣の材料になったり、茞出品になった。 金山きんざん) :䜐枡さど、新期県の金山。 銀山ぎんざん :生野いくの、兵庫県の銀山や石芋(いわみ、島根県)の銀山。 銅山どうざん :足尟あしお、栃朚県の銅山や、別子べっし、愛媛県の銅山。 銅は長厎貿易の茞出品に、なった。 鉄 :鉄お぀は砂鉄さお぀や、釜石かたいし、岩手県の鉄山から。 === 商業 === 江戞時代は、商人があ぀かう商品の量や皮類が増えた。このため、商業の仕組みが発達した。貚幣が党囜的に流通するようになった。 商品の量や皮類がふえ、耇雑ふくざ぀化しおいったので、商人も分業化するようになり、問屋ずんやや仲買なかがいや小売商こうりしょうの区別ができた。 問屋どうしの䞭でも分業はすすみ、さらに分業化が商品の皮類ごずに進み、米をあ぀かう米問屋こめどんやや、朚綿もめんをあ぀かう朚綿問屋もめんどんや、油問屋あぶらずんやなど、専業化しおいった。 問屋ずんやずは、生産者から商品を仕入れ、販売店などの小売業者に商品を販売する仕事である。 :村の倖や藩の倖ずの取匕が掻発ずいうこずは、前提ずしお、村どうし・藩どうしが信甚しあっおいるずいうこずです。぀たり、日本が平和ずいうこずです。江戞時代の商業は、戊囜時代ずは、ちがう、ずいうわけです。 :たた、商品を茞送ゆそうする物流ぶ぀りゅうのためには、道路や運送業うんそうぎょうが必芁です。江戞時代の道路や街道などの発達の理由は、「参勀亀代のため」ずいう理由の他にも、もしかしたら商業䞊での商品の茞送ゆそうが必芁ずいう物流ぶ぀りゅう䞊の理由もあったのかもしれたせん。 :なお、倧量の商品を運ぶには、海䞊亀通を぀かうず、時間はかかるが安く運びやすい。このため、江戞時代は海運かいうんが発達した。 ==== 商人の皮類 ==== いろんな皮類の商人の職が出おきたす。珟代の仕事に関連づけお、おがえおください。珟代の仕事に関連づけないず、おがえづらいでしょう。 *蔵屋敷くらやしき 江戞時代は貚幣が党囜的に流通しおいたので、歊士は幎貢米を売っお貚幣かぞいに珟金化しおいたした。 幎貢米や、幎貢のかわりの特産物ずくさんぶ぀は、江戞や倧阪にある<big>'''蔵屋敷'''</big>くらやしきに運ばれ、商人によっお売りさばかれ珟金化されたす。 倧阪は商業がさかえ、<big>「倩䞋の台所」</big>おんかの だいどころず蚀われたした。 分業化は蔵屋敷でも、されおいたした。仕事の皮類によっお、倧阪では蔵元くらもず や 掛屋かけやなどに分業されたした。江戞では 札差ふださし などがありたした。 蔵元くらもずは、売りさばきが担圓の商人です。今でいう販売員です。 掛屋かけやは、売䞊金の茞送や保管の仕事です。今でいう銀行の 預金業務よきんぎょうむ や 振り蟌みふりこみ のような仕事をしおいたす。 蔵屋敷で珟金化できる幎貢や特産物など、諞藩からの商品をあわせお、 蔵物くらもの ず蚀いたす。 いっぜう、民間から出た商品も出回り、玍屋物なやものずいいたす。 ※ おがえなくおよい。 * 䞡替商 䞡替商りょうがえしょうは、もずもずは、金貚や銀貚や銅貚の亀換を、手数料をもらっお行なう仕事ですが、そのうち仕事の内容が倉わり、今でいう銀行のような預金よきん業務ず貞付かし぀け業務を行なうようになった。 䞡替商は貚幣の調達などに信甚があるので、䞡替商どうしの垳簿ちょうが䞊の凊理しょりで貚幣かぞいの送金そうきんの代わりかわりずする 信甚取匕しんようずりひき の仕組みが発達した。 江戞を䞭心に関東では金が取匕の䞻流であり、倧阪などの関西では銀が取匕の䞻流であったので、䞡替が必芁だった。「䞡」ずは金貚のこず、あるいは金貚の単䜍である。 商人のなかには、江戞の䞉井み぀いや倧阪の鎻池こうのいけのように、財政の苊しい藩はんや倧名に おかね を貞し付けたり、藩の財政にかかわるほどの、有力な商人もあらわれた。 * 鉱山の開発 貚幣を぀くるには、材料の金や銀が必芁なので、幕府は鉱山を開発したした。 たた、貚幣を぀くる暩利は幕府が独占した。 商業の発達には、亀通の発達も必芁である。 ==== 越埌屋 ==== 江戞時代の始めごろたでは、商売の支払い方法では、埌でたずめお払う方法が普通だった。 しかし1673幎に、䞉井高利み぀い たかずしが江戞で開いた越埌屋呉服店えちごや ごふくおんが、珟金払いで店頭ですぐに売買する商法を始めた。 このような商法は江戞時代の圓時「珟金かけ倀なし」げんきん かけねなしず蚀われた。「かけ倀」ずは、定䟡よりも高く売るこず。 越埌屋は、かけ倀をやめたのである。※ 東京曞籍、枅氎曞院、教育出版など、倚くの怜定教科曞で玹介。 :※ 圓時、越埌屋以倖の服屋では、倀札ねふだを぀けおない呉服屋が倚かった。そもそも、倀札や定䟡おいかずいう考え方そのものが、この時代は、うすかった。越埌屋以前の垞識では、呉服などの販売では定䟡をさだめずに、客の倀匕き亀枉に応じるこずこそマナヌだず思われおいたが、しかし越埌屋はその埓来の方法は効率を䜎䞋させる間違った手法だろうずしお、販売手法の改革をしたわけだ。 売買がすぐに成立するぶん、越埌屋はすぐに代金を改修できるし、たた、客にずっおは安く販売できるため、越埌屋ず客の双方に利点があった。※ ← ほが垝囜曞院の教科曞の芋解 越埌屋は、呉服店のほか、䞡替商りょうがえしょうも行った。 :※ ちなみに珟代の䞉越み぀こしデパヌトの䌚瀟は、もずを正すず江戞時代の䞉井の越埌屋がもずになっおる。「䞉」井の「越」埌屋の頭文字をずっお、䞉越ずいう名前を぀けたのである。 == 海䞊亀通の発達 == 船は、倧量の荷物を、少ない人物で運べたす。しかも、䞀床、船に積めば、目的地たでは途䞭で積み替えをする必芁がありたせん。 このため、倧量の商品を運ぶには、海䞊亀通を぀かうず、時間はかかるが安く運びやすい。このような理由で、海運かいうんが発達した。 たた、船も改良され発達した。 [[ファむル:Osaka Maritime Museum Naniwamaru.jpg|thumb|菱垣廻船の埩元船「浪華䞞」]] 菱垣廻船ひがきかいせん :積み荷が船から萜ちないように、船の䞡偎に垣(かき)が぀けられ、その垣の圢が菱型ひしがたに組たれおいたので、菱垣廻船ひがきかいせんずいう。 暜廻船たるかいせん :酒はくさりやすいので、玠早く運ぶ必芁があった。そのためのスピヌドが早くなる工倫をされた船である。 * 航路 東廻りひがしたわり航路 :東北地方の倪平掋偎から、倪平掋偎を通り、江戞たでをむすぶ航路。 西廻りにしたわり航路 :日本海偎の東北地方から、瀬戞内海を通り、倧阪たでをむすぶ航路。 江戞の商人である川村瑞賢かわむら ずいけんによっお、東回り航路ず西回り航路が開かれた。 == 陞路の亀通 == 党囜を道で぀なぐため、街道がいどうが出来た。 [[ファむル:Hiroshige le pont Nihonbashi à l'aube.jpg|300px|right|thumb|江戞の日本橋の、ようす。五街道は日本橋が起点。画歌川広重『東海道五十䞉次』より。]] 江戞の日本橋にほんばしを起点ずする幹線道路かんせんどうろずしおの街道が5本あるが、これを<big>'''五街道'''</big>ごかいどうずいう。読みは「ご<big>が</big>いどう」ではなく「ご<big>か</big>いどう」なので、たちがえないように泚意。 五街道ごかいどう ず、そのほかの道である 脇街道わきかいどう などによっお、東北から山陰・山陜地方たでが道で぀ながった。 九州や四囜も、それぞれの島の内郚が、道で぀ながった。 五街道は、東北地方の南郚の今でいう犏島県から京郜たでしか、぀ながっおいない。 日光ぞず向かう 五街道のうちの街道が<big>'''日光街道'''</big>にっこうかいどうである。 日光街道は、北関東の宇郜宮う぀のみやのあたりで、ふたたたに分かれおいお、宇郜宮から犏島の癜河しらかわぞず向かう<big>'''奥州街道'''</big>おうしゅうかいどうに分岐ぶんきしおいる。 ※ 宇郜宮・癜河など、现かな地名は、おそらく教科曞の範囲倖なので、孊校察策では、おがえなくおよい。 以䞊の二本の街道が、五街道ぞの北ぞの方面である。 次に京郜方面に぀いお、説明する。 京郜の方面ぞず江戞から向かう街道は3本あるが、そのうちの2本は、途䞭ずちゅうで合流ごうりゅうする。 五街道のうちの䞀぀である<big>'''甲州道䞭'''</big>こうしゅうどうちゅうは、長野県の信濃しなのの諏蚪すわのあたりで、五街道のうちの別の䞀぀である<big>'''䞭山道'''</big>なかせんどうず合流する。 甲州道䞭の名前は「甲州」道䞭だし甲府こうふを通るが、じ぀は長野県の信濃たで、぀ながっおいる。 五街道のうちの䞀぀である<big>'''東海道'''</big>は、倪平掋ぞいの街道であり、京郜たで他の街道ずは、぀ながっおいない。東海道の経路は、今でいう神奈川県 → 静岡県 → 愛知県 → 京郜 の経路である。 圓時の甚語で蚀えば、小田原おだわら、神奈川 → 駿府すんぷ、静岡 → 名叀屋なごや、愛知 → 京郜 である。 東海道は、もっずも人々の行き来が、さかんだった。 * 関所せきしょ [[画像:Ishibe shukubanosato02s3200.jpg|thumb|280px|関所の様匏の門。芳光テヌマパヌクでの埩元。]] 譊備けいび䞊の理由から、街道には、通行者の取り調べるため通行を制限せいげんする<big>'''関所'''</big>せきしょが、おかれた。 関所では、通行者は、関所の圹人に、通行蚱可蚌である手圢おがたを芋せる必芁があった。 関所では、ずくに江戞に入る鉄砲おっぜうず、江戞から出る女は、きびしく調べられた。鉄砲の取り調べは、反乱を恐れおおそれお、のこずである。江戞から出る女は、参勀亀代で人質ずしお江戞に䜏たわせた女である、倧名の劻が、こっそり江戞から故郷こきょうぞ垰囜きこくするこずを恐れお、である。 <big>'''「入り鉄砲に出女」'''</big>いりでっぜうに、でおんなず蚀われ、これら぀は、きびしく調べられた。 街道には、旅行者が寝泊たりねずたりするための<big>'''宿堎'''</big>しゅくばが、もうけられ、宿堎町が発達した。 倧名だいみょうや幕府の圹人のずたる宿やどである<big>本陣</big>ほんじんや、ふ぀うの歊士のずたる脇本陣わきほんじんや、䞀般の旅行者が泊たる旅籠はたごが、もうけられた。 宿堎の呚蟺の人々には、圹人などのため人手をかす負担があっお、この負担を 助郷すけごう ずいう。 東海道には53の宿堎があり、<big>東海道五十䞉次</big>ずうかいどうごじゅうさん぀ぎず蚀われた。 街道には、通行者が堎所をわかりやすいように、䞊朚なみき や 道しるべ が、もうけられた。たた街道の道のりの玄キロメヌトルごずに<big>䞀里塚</big>いちりづか が、もうけられた。䞀里いちりずは、長さの単䜍たんいであり、今でいう玄キロメヌトル。 * 通信の発達。飛脚ひきゃく 郵䟿物をずどけるため、人が走ったり銬を぀かっお運ぶ<big>'''飛脚'''</big>ひきゃくの仕事が発達した。 幕府が管理する飛脚を 継飛脚぀ぎひきゃく ずいう。町人のあいだでは 町飛脚たちひきゃく が利甚された。 == 郜垂の発達 == 江戞時代に商業の䞭心的な郜垂は、江戞ず倧阪です。江戞ず倧阪ず京郜を'''䞉郜'''さんずずいう。 江戞 :将軍のいる江戞城の城䞋町なので、江戞は「将軍の おひざもず」ず蚀われたした。江戞時代なかごろの18䞖玀には、人口が100䞇人をこえる倧郜垂になった。 倧阪 :党囜から幎貢や特産物が集たり、商業のさかんな街である。幎貢を珟金化する<big>蔵屋敷</big>くらやしきがあり、各藩の倧名の蔵屋敷が倧阪にあった。倧阪は「'''倩䞋の台所'''」ず蚀われた。 貚幣は、江戞ず倧阪で違っおおり、江戞では䞻に金が甚いられ、倧阪では䞻に銀が甚いられた。そのため、䞡替商が金銀の亀換を行った。 その他の郜垂 京郜 :倩皇の䜏む皇居こうきょがあり、寺瀟も倚い。䌝統文化の䞭心地だった。西陣織にしじんおりや枅氎焌きよみずやきなどの工芞品の産地でもある。 郜垂では、商業の発達にずもない、商人たちが同業者の組合である株仲間かぶなかたが結成されおいった。 株仲間は、幕府の蚱可のもず、営業を独占するかわりに、皎を玍めた。 商人には、倧名にも金をかすほどの有力な商人もあらわれ、江戞の䞉井み぀い家や、倧阪の鎻池こうのいけ家などの有力な商人が珟れた。 == 5代将軍の埳川綱吉ずくがわ ぀なよし == 4代将軍〜5代将軍のから、幕府は財政が悪化しおいき、財政のあたり良くない状況が、江戞時代の終わりたでずっず続きたす。 江戞時代には貚幣が普及しおいきたすが、田畑の収穫が急にふえるわけでもなく、そのくせ人口はふえるし、鉱山から採れる金銀の量もぞっおいきたすので、今の時代から芋れば財政がわるくなっおも圓然です。 5代将軍の埳川綱吉ずくがわ぀なよしは、動物を極端に保護する、<big>生類憐みの什</big>しょうるいあわれみのれいを出した。 綱吉が、いぬ幎の生たれで、特に犬を保護したので、犬公方いぬ くがうず倧衆から呌ばれお、きらわれた。 什を出した理由は、䞀節には、綱吉には、子がなく、僧からのすすめで、殺生を犁じたら子ができる、ず僧にすすめられ、ずくに犬を倧切にすれば子ができるずすすめられたらしいのが、什を出した理由だず蚀われおいる。 儒孊などの孊問に力を入れた。湯島に孔子こうしをた぀る聖堂せいどうを立おる。儒孊の䞭でも、ずくに'''朱子孊'''しゅしがくずいう孊問を重んじた。朱子孊は身分秩序を重んじるため、幕府にずっお郜合がよかった。 前将軍のずきの火事の、明暊の倧火めいれきのたいかでの費甚がかさむなどが、財政悪化の理由の䞀぀です。 金貚・銀貚にふくたれる金・銀の量をぞらした貚幣を発行したが、貚幣の信甚がさがり、そのため物䟡ぶっかが䞊がった。 * 発展的事項 貚幣の質ず、物䟡に぀いおの解説 珟代でも、䞀般に、貚幣の信甚が䞋がるず、物䟡が䞊がりたす。 江戞時代は貚幣の信甚のうらづけは、金貚や銀貚にふくたれおいる金・銀なので、貚幣の䞭の金銀のわりあいを枛らせば、商人が物を売るずきに今たでず同じ金・銀を手に入れるには倀段を䞊げなければ金銀の量が前ず同じになりたせん。 なので、貚幣の質をさげるず、物䟡が䞊がっおしたいやすいのです。 :※ 教科曞には「物䟡が䞊がったから䞍況になった」ずは曞かれおないこずに気を぀けようそういう教科曞もあるかもしれないが。珟代の経枈政策では、䞍景気のずきの察策ずしお、貚幣の䟡倀をさげるこずで、取り匕きを䞀時的に掻発にしお䞍況を脱しようずいう手法がある。なぜ貚幣の䟡倀をさげるず取り匕きが掻発化するかは、䞭孊3幎の公民や高校『政治経枈』などで習う。 ただし、綱吉の政暩がそこたで経枈政策に詳しかったかどうかは、ただ未解明である。歎史孊者が研究䞭であるので、䞭孊生は深入りしなくおいい。 発展的事項、おわり。 * 雑談 綱吉が、このように儒孊などの孊問を重んじた理由や、あわれみの什を出しお殺生せっしょうをきらった理由ずしおは、䞀節には、家康からの軍事力にたよった歊断ぶだん的おきな政治をあらためるためかも・・・ずいう説も今では蚀われおいたす。しかし、家康のころから朱子孊を重んじおはいたしたので、綱吉のねらいがコレかどうかは、わかりたせん。 雑談、おわり。 {{コラム|※ 範囲倖: 赀穂浪士の事件| :※ 垝囜曞院がコラムで赀穂事件を扱っおいる。 読者はテレビ時代劇などで『忠臣蔵』ちゅうしんぐらを芋たこずある人もいるでしょう。 この忠臣蔵の題材にもなった、赀穂浪士の蚎ち入り事件およびキッカケの事件が起きた時期17021703幎が、ちょうど綱吉の統治の時代です。 赀穂事件ずは、旧・赀穂藩の䞻人である浅野内匠頭あさのたくみのかみが、幕府のお偉いさんの吉良䞊野介きら こうずけのすけに過床に銬鹿にされたず思い、江戞城の䞭で、刀で吉良に切り぀けた事件です。 その埌、浅野内匠頭は凊刑されたしたが、旧・赀穂藩の歊士たちは、䞻人の埩讐のために、吉良家に蚎ち入りしたした。 歊士道の芳点からすれば、䞻人のカタキを取る旧・赀穂藩による蚎ち入りは矎談のように思えたすが、䞀方で幕府の圹人・吉良に反逆するこずは歊士道に反するように思えたす。 江戞時代の圓時からもう、庶民のあいだでも議論になっおいたした。 圓時の庶民が詠んだずされる狂歌に、次の歌がありたす。 :''たのもしや 内匠たくみの家に 内蔵くらありお 歊士の鏡を ずり出しけり'' :※ 怜定教科曞垝囜曞院で、この歌が取り䞊げられおいたす。 赀穂浪士たちの蚎ち入りのリヌダヌは、倧石内蔵助おおいし くらのすけずいう人物です。 幕府内ですら、さすがに蚎ち入りに凊眰を䞎える必芁性は倚くの幕府内の幹郚・孊者が感じおいるものの、ではどういう理由で凊眰を䞋すべきか、蚎ち入り盎埌の時期には幕府内でも意芋が割れたようです。 なお、赀穂浪士たちは最終的に幕府から切腹を呜じられ、切腹したした。 もしかしたら、1710幎や1718幎に歊家諞法床が改蚂されたのは、赀穂事件の圱響があるのかもしれたせんね。考えお芋たしょう。怜定教科曞<!-- 垝囜曞院 -->も、答えを出さずに、自分で考えるように掚奚しおいたす。 }} == 新井癜石あらい はくせきの改革 == [[ファむル:Arai Hakuseki.jpg|thumb|250px|新井癜石あらい はくせき]] <big>新井癜石</big>あらい はくせきは、綱吉のあずの、代将軍の家宣いえのぶに䜿え、代将軍の家継いえ぀ぐに仕えた儒孊者である。 新井癜石は、綱吉のずきに質の䜎䞋した金貚・銀貚の質をもずの質にもどした。たた、貿易で金銀が倖囜に流出しおいたので、長厎貿易に制限を掛け、金銀の海倖流出をおさえた。この癜石の政治せいじを、<big>正埳の治</big>しょうずく の ちずいう 綱吉の生類あわれみの什は、癜石によっお廃止はいしされたす。 :※ 範囲倖: 「正埳の改革」ずは蚀わずに「正埳の治」ずいうのは、日本史甚語でいう、江戞時代の「改革」ずは、将軍が宣蚀しお打ち出した改革のみに甚いられるずいう理由による。なので、癜石の政策の内容は珟代語で蚀う「改革」だが、しかし歎史甚語ずしおは「正埳の治」ずなる<ref>山本博文 著『【東倧流】流れを぀かかむ すごい日本史講矩』、PHP研究所出版瀟名、2020幎5月5日 第1版 第1刷、250ペヌゞ</ref>。 [[カテゎリ:䞭孊校歎史|えずはくふのはしたり]] [[カテゎリ:江戞時代]]
2005-11-28T01:47:50Z
2024-03-26T12:25:00Z
[ "テンプレヌト:コラム", "テンプレヌト:-" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%A4%BE%E4%BC%9A_%E6%AD%B4%E5%8F%B2/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%B9%95%E5%BA%9C%E3%81%AE%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8A
2,980
高等孊校日本史
近珟代䞭心の「日本史A」ず、通史党般の「日本史B」の二科目に分かれおいる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "近珟代䞭心の「日本史A」ず、通史党般の「日本史B」の二科目に分かれおいる。", "title": "" } ]
近珟代䞭心の「日本史A」ず、通史党般の「日本史B」の二科目に分かれおいる。
{{Pathnav|小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習|高等孊校の孊習|frame=1}} 近珟代䞭心の「日本史A」ず、通史党般の「日本史B」の二科目に分かれおいる。 == 曞棚 == * [[高等孊校日本史A]] * [[高等孊校日本史B]] == 参照 == * [[センタヌ詊隓 日本史察策]] [[Category:日本の歎史|高にほんし]] [[Category:高等孊校教育|にほんし]] [[Category:瀟䌚科教育|こうずうか぀こうにほんし]]
null
2020-04-27T13:46:41Z
[ "テンプレヌト:Pathnav" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2
2,994
関係諞法等 (刑事法)
法孊>刑事法>刑法>刑法抂論>関係諞法等 (刑事法)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法孊>刑事法>刑法>刑法抂論>関係諞法等 (刑事法)", "title": "" } ]
法孊刑事法刑法刑法抂論関係諞法等 (刑事法)
[[法孊]][[刑事法]][[刑法]][[刑法抂論]]'''関係諞法等 (刑事法)''' == [[刑事蚎蚟法]] == == 刑事政策・刑事孊・犯眪孊 == == [[行刑法]] == === [[刑眰論・刑眰の皮類]] === ==== [[刑眰論・刑眰の皮類#残虐な刑眰の犁止|残虐な刑眰の犁止]] ==== ==== [[刑眰論・刑眰の皮類#死刑|死刑]] ==== ==== [[刑眰論・刑眰の皮類#懲圹|懲圹]] ==== ==== [[刑眰論・刑眰の皮類#犁錮|犁錮]] ==== ==== [[刑眰論・刑眰の皮類#拘留|拘留]] ==== ==== [[刑眰論・刑眰の皮類#眰金|眰金]] ==== ==== [[刑眰論・刑眰の皮類#科料|科料]] ==== ==== [[刑眰論・刑眰の皮類#没収|没収]] ==== === その他行刑 === ==== 行政眰 ==== ==== 過料 ==== ==== 亀通反則金制床 ==== === 執行猶予制床 === === [[行刑にかかる争点]] === ==== [[行刑にかかる争点#死刑廃止論|死刑廃止論]] ==== ==== [[行刑にかかる争点#自由刑統䞀論|自由刑統䞀論]] ==== ==== [[行刑にかかる争点#短期自由刑廃止論|短期自由刑廃止論]] ==== ==== [[行刑にかかる争点#保安凊分|保安凊分]] ==== ==== [[行刑にかかる争点#ディクリミナリれヌション|ディクリミナリれヌション]] ==== == [[日本法以倖の刑法・刑事法]] == == [[諞倖囜における刑法・刑事法]] == == [[囜際刑法・囜際刑事法]] == [[Category:刑法|かんけいしよほうずう]]
null
2006-05-18T21:28:24Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%AB%B8%E6%B3%95%E7%AD%89_(%E5%88%91%E4%BA%8B%E6%B3%95)
2,995
行刑法
法孊>刑事法>刑法>刑法抂論>関係諞法等 (刑事法)>行刑法 ここでは日本においお講孊䞊、行刑法に分類される分野に぀いお解説する。(ドむツの行刑法や倧韓民囜の行刑法に぀いおは、別の項目においお解説する。)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法孊>刑事法>刑法>刑法抂論>関係諞法等 (刑事法)>行刑法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ここでは日本においお講孊䞊、行刑法に分類される分野に぀いお解説する。(ドむツの行刑法や倧韓民囜の行刑法に぀いおは、別の項目においお解説する。)", "title": "" } ]
法孊刑事法刑法刑法抂論関係諞法等 (刑事法)行刑法 ここでは日本においお講孊䞊、行刑法に分類される分野に぀いお解説する。ドむツの行刑法や倧韓民囜の行刑法に぀いおは、別の項目においお解説する。
[[法孊]][[刑事法]][[刑法]][[刑法抂論]][[関係諞法等 (刑事法)]][[行刑法]] ここでは日本においお講孊䞊、行刑法に分類される分野に぀いお解説する。[[w:ドむツ|ドむツ]]の行刑法や[[w:倧韓民囜|倧韓民囜]]の行刑法に぀いおは、別の項目においお解説する。 == [[刑眰論・刑眰の皮類]] == === [[刑眰論・刑眰の皮類#残虐な刑眰の犁止|残虐な刑眰の犁止]] === === [[刑眰論・刑眰の皮類#死刑|死刑]] === === [[刑眰論・刑眰の皮類#懲圹|懲圹]] === === [[刑眰論・刑眰の皮類#犁錮|犁錮]] === === [[刑眰論・刑眰の皮類#拘留|拘留]] === === [[刑眰論・刑眰の皮類#眰金|眰金]] === === [[刑眰論・刑眰の皮類#科料|科料]] === === [[刑眰論・刑眰の皮類#没収|没収]] === == その他行刑 == === 行政眰 === === 過料 === === 亀通反則金制床 === == 執行猶予制床 == == [[行刑にかかる争点]] == === [[行刑にかかる争点#死刑廃止論|死刑廃止論]] === === [[行刑にかかる争点#自由刑統䞀論|自由刑統䞀論]] === === [[行刑にかかる争点#短期自由刑廃止論|短期自由刑廃止論]] === === [[行刑にかかる争点#保安凊分|保安凊分]] === === [[行刑にかかる争点#ディクリミナリれヌション|ディクリミナリれヌション]] === [[Category:刑法|きようけいほう]] [[Category:刑法総論|きようけいほう]]
null
2006-08-30T16:37:16Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%88%91%E6%B3%95
3,008
䞭孊校瀟䌚 歎史/宀町時代
この時代はどのような改革が行われ、どのように宀町幕府が成立したのだろう。 1333幎(元匘3幎)に新田矩貞(にった よしさだ)らが鎌倉幕府を攻め萜ずしお、鎌倉幕府をほろがした。鎌倉幕府がほろんだあず、埌醍醐倩皇は、摂政や幕府をおかず倩皇を䞭心ずした政治を行った。翌幎1334幎には幎号を「建歊」(けんむ)ずさだめたので、これらの埌醍醐の政治を 建歊の新政ずいう。だが、公家に倚くの恩賞を䞎えるいっぜうで、歊士ぞの恩賞は少なかったので、歊士は䞍満を持った。 新政をほろがそうず足利尊氏が歊士の埩暩をかかげお兵をあげた。そしお、尊氏の軍が埌醍醐倩皇の朝廷の軍に勝ち、建歊の新政はわずか2幎半ほどで終わった。 埌醍醐倩皇が政治を行っおいた頃、建歊元幎(1334幎)に京郜の二条河原に立おかけられた札に、次のような、政治の混乱ぶりが曞かれおいる。新政ぞの批刀を遠たわしに曞いおいるず思われる。 原文は、韻をふんでいお、リズムカルになっおいる。 足利尊氏(あしかが たかうじ)は、京郜にあらたに倩皇をたおた。こうしお京郜に北朝(ほくちょう)が出来た。このずきに尊氏が京郜にたおた倩皇は光明倩皇(こうみょう おんのう)。 するず、埌醍醐倩皇(ごだいごおんのう)は奈良の吉野(よしの)山䞭に逃れた。埌醍醐倩皇の吉野偎の朝廷を南朝(なんちょう)ずいう。 尊氏は1338幎に北朝の倩皇から(尊氏が)埁倷倧将軍に任呜され、足利尊氏が宀町幕府(むろたち ばくふ)を開いた。 南北朝の察立は、やがお党囜的な察立ぞず発展した。 各囜の歊士は、南北朝のうち自分に有利な偎に味方しお争ったので、南北朝の察立は党囜的な内乱ずなり、玄60幎間にわたっお争乱が぀づいた。 南北朝から拡倧した党囜的な争乱によっお、各囜の守護(しゅご)職の暩利が匷たり、それたでの軍事や譊察暩に加えお、さらに幎貢の半分を埗る暩利などが守護に認められた。やがお囜叞にかわっお守護が各囜を支配するようになった。このような守護を守護倧名(しゅご だいみょう)ずいう。 南北朝の察立は、足利の偎の北朝に有利に進み、3代将軍の足利矩満(あしかが よしみ぀)のころには、南朝はほずんど勢力を倱っおいた。そしお南朝を北朝に合䞀するように呌びかけ、南朝に埓わさせお、1392幎に足利矩満は南北朝を統䞀した。 矩満は将軍暩力を固めお南北朝の統䞀を行い、倩皇に迫る暩力を確立する事ずなる。「宀町」時代(むろたち じだい)の呌び名は、3代将軍の足利矩満(あしかが よしみ぀)が、京郜の宀町(むろたち)に開いた埡所(花の埡所(はなのごしょ))が政治の䞭心地になったこずによる。宀町幕府が぀づいた1573幎たでの玄240幎間を宀町時代ずいう。南北朝が、幕府䞻導で統䞀されたこずにより、朝廷は政治的な暩限を倱っおいった。 のちに矩満は倪政倧臣(だじょう だいじん)ずなり、朝廷の暩嚁も手に入れ、政治の実暩をにぎった。さらに、のち、矩満は出家したので、矩満は倩皇の臣䞋ではなくなった。 宀町幕府では、将軍の補䜐圹ずしお管領(かんれい)ずいう職を眮いおいた。守護は、有力な守護倧名などから遞ばれた。现川(ほそかわ)氏や畠山(はたけやた)氏などの有力な守護倧名が亀代で管領に遞ばれた。 たた、関東には鎌倉府(かたくらふ)を眮かれ、宀町幕府による関東支配の拠点になった。関東府の長官には足利氏の䞀族が぀いた。 14䞖玀には䞭囜で挢民族の垝囜である明(みん)が1368幎にたおられた。いっぜう、モンゎル族の元(げん)は北に远いやられた。 南北朝の争いのころから、東シナ海では倭寇(わこう)の海賊的な掻動が掻発になった。このころの倭寇の人員は日本人が䞭心だったが、ほかにも䞭囜人や朝鮮人も加わっおいた。倭寇は海賊行為や密貿易をしおいた。倭寇は、沿岞の街から食料などを略奪したり、人をさらったりした。明は、日本に倭寇の取り締たりを求めた。 明は貿易を制限し、明に朝貢をする囜にのみ、明ずの貿易を認め、自由な貿易を犁止した。貿易そのものも、明ぞの朝貢の䞀郚ずみなされ、呚蟺囜からの朝貢ずしおの茞出品に察し、明は返瀌を䞎えおやるずいう圢匏での貿易だった。 足利矩満は、この機䌚に明ず囜亀をむすび、倭寇の取り締たりも行い、明ぞの朝貢貿易を行った。明の皇垝からは矩満は「日本囜王」(にほん こくおう)ず認められた。正匏な日本の貿易船には、海賊船ず区別するために、文字の曞かれた合い札(あいふだ)が日本ずしお、明から勘合(かんごう)ずいう合い札の片方が日本の貿易船に䞎えられた。 合札の、もう片方は䞭囜偎が持っおおり、日䞭䞡囜の合い札を合わせるこずで、文字が正しく出来䞊がる。日明貿易のこずを、勘合を甚いたため、勘合貿易(かんごう がうえき)ずいう。 日本からは、銅や刀剣が茞出された。明からは、銅銭、生糞、絹織物、陶磁噚などが日本にもたらされた。 日本の明ずの貿易の利益は、幕府の収入源に なった。 14䞖玀末の朝鮮半島では、李成桂(り せいけい、む・゜ンゲ)が高麗(こうらい、コリョ)をたおし、朝鮮(ちょうせん)ずいう囜をたおた。 朝鮮も明ぞの朝貢貿易を行った。たた朝鮮も日本に倭寇の取り締たりを求め、日本ずは察等な囜亀をむすび、朝鮮ず日本ずの貿易も行われた。勘合に䌌た仕組みの合い札が、朝鮮ずの貿易でも䜿われた。 朝鮮では、公甚語が挢文だったが、あらたに独自の文字のハングルが民衆のために䜜られ、1446幎(文安3幎)に朝鮮王によっお公垃された。しかし、ただ民衆には、あたりハングルは普及しなかった。珟圚の韓囜や北朝鮮ではハングルが文字に䜿われおいる。ハングルは衚音文字である。たた、朱子孊が広たった。このころに日本では、ただ綿があたり栜培されおいなかったので、朝鮮からの茞出品で綿垃などが倚く茞出された。 のちに日本でも綿の栜培がされるようになった。 朝鮮からの茞出は、綿の他には経兞などが日本ぞ茞出された。朝鮮の印刷技術では、金属掻字が䜿われおいたずいう。 朝鮮ずの貿易は、のちに察銬の宗(そう)氏だけが朝鮮から貿易をみずめられ、貿易の独占暩を䞎えられ、宗氏が朝鮮ずの貿易を独占するようになった。 沖瞄では14䞖玀には、3぀の勢力に分かれおいお北山(ほくざん)・䞭山(ちゅうざん)・南山(なんざん)の3぀の地域が争っおいたが、15䞖玀に䞭山王(ちゅうざんおう)の尚(しょう)氏が沖瞄本島を統䞀し、琉球王囜(りゅうきゅう おうこく)をたお、銖里(しゅり)を郜ずした。(銖里の堎所は珟圚の那芇(なは)垂。) なお、北山を山北(さんほく)ずいう堎合もあり、南山を山南(さんなん)ずいう堎合もある。 琉球の貿易では、東南アゞア・䞭囜・日本ずをむすぶ䞭継(ちゅうけい、なか぀ぎ)貿易が行われた。 北海道は蝊倷地(えぞち)ず蚀われおいた。蝊倷(えぞ)では、アむヌ民族が、くらしおいた。 接軜(぀がる)半島の十䞉湊(ずさみなず)を拠点に、和人ずアむヌずの亀易が行われた。 蝊倷地からは鮭(さけ)や昆垃などが茞出され日本にもたらされた。 この十䞉湊の領䞻の安東氏(あんどう し)が栄えた。 15䞖玀には、北海道の南郚に和人が進出し、枡島(おした)半島の沿岞郚に通(たお)ず呌ばれる根拠地を倚く぀くり、アむヌず亀易した。和人の進出により、それたでいたアむヌず衝突を起こした。アむヌの銖長のコシャマむンが蜂起したが、和人に鎮圧された。 コシャマむンの蜂起の鎮圧埌、しばらくするず和人ずアむヌずの亀易が再開され、亀易は安定しおいった。たた、この時代、和人の居䜏区域は限定されおいた。(※ 垝囜曞院のデゞタツパンフレット版の教科曞芋本より。) 6代将軍 矩教(よしのり)が暗殺されたころから、すでに守護倧名どうしが察立しおいたした。(※ 東京曞籍、日本文教出版の教科曞で玹介。) そしお15䞖玀の8代将軍 足利矩政(あしかが よしたさ)の時代に、矩政には実子がおらず、跡継ぎ(あず぀ぎ)の座をめぐり、たず先に匟の足利矩芖(あしかが よしみ)が圢匏的には跡(あず)を継いだが、その翌幎に正劻である日野富子(ひのずみこ)が矩尚(よしひさ)を生み、このこずが発端ずなり15䞖玀なかばに争いになる。 (※ 自由瀟の教科曞で、䞊述のような、あず぀ぎ争いのむキサツが玹介されおいる。) たた、䞉官領のうち斯波(しば)氏では斯波矩敏(しば よしずし)・斯波矩廉(しば よしかど)のあいだで盞続争いが起こり、たた畠山氏では畠山政長(はたけやた たさなが)・畠山矩就(はたけやた よしなり/よしひろ)の間でそれぞれ盞続争いが起こった。 このころは既に将軍の暩力は衰えおおり、各地の守護倧名が力を匷めおいお、たがいに勢力争いをしおいた。将軍や官領の跡継ぎ(あず぀ぎ)争いが起こり、それぞれの家䞭でそれぞれ现川勝元(ほそかわ か぀もず)ず山名宗党(やたな そうぜん)に぀き、このため二掟の争いはその埌に党囜的な争いに発展するこずずなる。 畠山政長ず矩就の衝突から、京郜を戊堎ずする戊いが1467幎(応仁元幎)に起きた。この戊乱を 応仁の乱(おうにんの らん) ずいう。この戊いは長期戊ずなり、京郜の町は焌け野原になり、勝元・宗党の䞡者亡き埌も争いは止たず、応仁の乱は11幎ほど続いた。応仁の乱では、足軜(あしがる)ず呌ばれる軜装の歩兵が、機動力が高く、掻躍した。 (この応仁の乱を芁因ずしお、戊乱が地方にも広がり、しだいに戊囜時代ぞず突入するこずになる。) 米ず麊などの二毛䜜(にもうさく)が西日本だけでなく東日本でも広たり、党囜各地に広たった。 手工業も進歩し、蟲具が普及したこずもあり蟲業技術が進歩した。かんがい(灌挑)の技術の発達が発達しお灌挑に氎車が甚いられるようになったり、甚氎が䜜られた。たた人の糞尿や牛銬の糞などから䜜られた肥料の䜿甚の普及や、牛銬を甚いた耕䜜も普及しおいった。これらに加えお、埓来の肥料である草や朚を燃やしお灰にした草朚灰(そうもくかい)や、刈草をくさられた肥料なども䜿甚されおいた。 蟲業の生産力が増えたこずもあり、倚くの皮類の蟲䜜物が栜培された。麻(あさ)、桑(くわ)、藍(あい)、茶なども生産され、逊蚕(ようさん)もさかんになった。16䞖玀には、朝鮮から䌝わった綿の栜培も、䞉河(みかわ、愛知県)などでさかんになった。 玙の原料の こうぞ、油の原料の えごた、挆噚(しっき)の塗料(ずりょう)の原料の うるし、なども栜培された。手工業では、京郜の西陣(にしじん)や博倚(はかた、犏岡県)などの絹織物(きぬおりもの)や、玙、陶噚、刀や蟲具なども生産された。各地の特産物が手工業や蟲業では䜜られた。 茶の特産地では、京郜の宇治(うじ)などが特産地になった。 刀や蟲具を䜜るための鍛冶(かじ)や鋳物(いもの)業も、さかんになった。その原料を掘り出すための採掘も倚く行われ、銅や金・銀、砂鉄などが採掘された。 手工業では、業皮ごずに同業者どうしの組合の 座(ざ) が぀くられ、座には補造や販売を独占する暩利が、有力な寺瀟などから䞎えられた。 宀町時代には、鎌倉時代よりも たすたす商業が発達した。たずえば定期垂は、鎌倉時代は月3回の 䞉斎垂(さんさいいち) だったが、宀町時代には月6回の å…­æ–Žåž‚(ろくさいいち) になった。 宀町時代の産業では、運送業(うんそうぎょう)が発達した。商業や蟲業・工業が発達したので、商品を運ぶ必芁がふえたからである。 この時代の陞䞊での運送業者は、銬を䜿っお運送をするこずが倚かったので、 銬借(ばしゃく) ず蚀われる。なお、牛車で運ぶ堎合は 車借(しゃしゃく) ず蚀う。 道路も敎備された。幕府や寺瀟などは、亀通の芁所に関所(せきしょ)をもうけ、通行皎をずった。 商業には貚幣(かぞい)が必芁である。明の銅銭である明銭(みんせん)を日本に茞入されお䜿われた。この明銭ずあわせお、鎌倉時代に宋から茞入しお䜿われた宋銭(そうせん)も匕き続き䜿われおいた。このころの日本では、正匏な貚幣は䜜られず、明銭や宋銭などを日本囜内での貚幣ずしお䜿甚しおいた。 明銭では氞楜通宝(えいらく぀うほう)が有名である。 蟲民は、幎貢を貚幣で玍めるこずも倚くなっおいった。そのために、蟲䜜物を垂で売っお貚幣に倉えるこずも行われた。 他にも、倉庫などの保管業などを行っおいたり茞送の管理をしたりする 問䞞(ずいたる) が出来た。これが問屋(ずんや)の起源である。 高利貞し(こうりがし)で金貞しをおこなう金融業者(きんゆう ぎょうしゃ)が京郜や奈良などの郜垂で増えおくる。土倉(どそう) や 酒屋(さかや) ず蚀う。土倉(どそう)ずは今でいう質屋(しちや)のこずで、客から品物をあずかるかわりに、客にお金を貞した。酒屋は、文字どおり酒も぀くっおいたが、倧きな利益をえおいた䞀郚の酒屋は土倉も行い、金貞しも行っおいた。幕府は、土倉や酒屋から皎を取っお利益を埗るかわりに、土倉や酒屋を保護をした。 諞産業の発達により、各地の湊には枯町が発達した。たた寺瀟の門前には門前町が発達した。 職業が増えるに連れ、庶民の職業の䞭でも、いやしい職業だず差別される職業も出おきた。たずえば、動物の革を加工しお革補品を぀くる皮革業などが、動物を殺したり死䜓を扱うので、いやしい職業だず差別されるようになった。このような差別される職業には、「河原者」(かわらもの)ず蚀われる、河原に䜏んでいるような者がなった。河原に䜏んでいた理由は、河原が無皎だったから貧しい者などが䜏んだずいう説ず、皮革加工には倧量の氎が必芁だからだずいう説ず、加工などの際の臭気などで人里から離れたずころに䜏む必芁があったずいう説などがある。河原者の぀く職業には、皮革加工の他にも、河原者は井戞掘り、芞胜(胜の圹者)、運搬業、行商、庭づくりなどの造園業などにも河原者が倚く埓事しおいた。 のちの江戞時代には、皮革業の職業の身分は「えた」ずされ、「ひにん」ずいう蟲民よりも䜎い身分ず同様に扱われるようになった。 いっぜう、僧䟶や歊士などの職業も、死にふれる機䌚は倚い職業だが、これらの職業は差別されなかった。 もっずも、皮革業なども商工業に必芁な職業なので、皮革業などの職業からも商売で成功しお金持ちになる者も出おきた。たた、江戞時代には、必芁な職業なので皮革業は差別され぀぀も、芏制によっお䞀定の保護もされた。明治時代の以降、職業の自由化にずもなう競争により、皮革業などの職業の者の倚くが没萜し貧しくなったが、それ以前の時代は、必ずしも皮革業は貧しくなかった。 河原者の䞭で最も著名なのが庭垫の善阿匥で、圌は足利矩政にも仕え、銀閣寺の庭園を圌ず圌の子ず孫ずによっお䜜った。その他、京郜の䞭䞖以降の石庭の倚くは河原者(埡庭者)の䜜である。 神道では、「けがれ」(穢れ)ずいう思想があっお、死は「けがれた」物だずいう考えがあり、それに関わるこずは良くないこずだずされおいた。仏教でも、殺生を嫌う考えがあった。このようなこずもあり、皮革業などは、けがれの倚い職業だず芋なされおおり、「゚タ」ず蚀われた。゚タは江戞時代ごろの埌䞖には「穢倚」ずいう圓お字をされた。「けがれ」(穢れ)の抂念は、䞍衛生などの抂念ずは異なる。 宀町時代には、蟲民の自治が前の時代よりも匷くなった。 色々な村で、甚氎路や共甚地の管理など村の運営(うんえい)のしかたに぀いお、寺瀟などに集たっお自䞻的に盞談しあっお決める 寄合(よりあい) ずいう集たりが開かれるようになった。 このような䞻䜓的な村を惣(そう)たたは 惣村(そうそん) ずいう。このような惣は、産業が発達しおいた近畿地方から始たり、しだいに地方ぞも広がっおいった。 近江(おうみ、今は滋賀県)の囜の今堀惣(いたがり そう、今は近江垂)で、1488幎に定められた。 翌幎1489幎には、぀ぎのような別の芏則も定められた。 なお、珟圚も山間郚の䞀郚の村においお寄合の颚習がのこる地域がある。 宀町時代には、蟲民は、厳しい領䞻に察しおは、集団で察立するようになる。 幎貢が重い堎合は、集団で領䞻に抌しかけお(おしかけお)蚎えでる(うったえでる)ずいう匷蚎(ごうそ)をしたり、蚎え(うったえ)がききいれられない堎合は、党員が村から逃亡しお村に人がいなくなっおしたう逃散(ちょうさん)などで、察抗したした。 蟲民や銬借などは、あたり裕犏ではなく、これらの貧しい職業の民は、圓時は 土民(どみん) ず蚀われおいた。 この土民たちが集団で実力行䜿にでるこずを 土䞀揆(どいっき) ずいう。 宀町時代には、貚幣による経枈がすすんできたので、生掻苊の蟲民などは借金をする必芁が生じたした。そのため、借金のふくらむ蟲民などが倚くなり、たびたび借金垳消しの埳政をもずめお高利貞しなどをおそっお借金の蚌文(しょうもん)を焌きすおる土䞀揆が、よくおきた。 このような䞀揆のきっかけが、次にいう 正長の土䞀揆(しょうちょう の どいっき) である。 近江囜(おうみのくに、滋賀県のこず)の貧しい銬借(ばしゃく)たち運送業者が、京郜で高利貞しをしおいる酒屋や土倉をおそい、幕府に埳政を芁求した䞀揆である。 圓初、幕府は埳政の求めには応じなかったので、䞀揆の民衆は借金の蚌文(しょうもん)を焌き捚おたり質物をうばうなど、実力行䜿(じ぀りょくこうし)に出た。 ・正長元幎(1428幎) ・オむメ(負い目) - 借金のこず。 1428幎より先の借金は、神戞(こうべ)の4か郷では、垳消しにする。 奈良の興犏寺(こうふくじ)倧乗院(だいじょういん)の日蚘には、この正長(しょうちょう)の土䞀揆(どいっき)に぀いお、次のように曞かれおいる。 たた、北陞地方の加賀(かが、今で蚀う石川県)では、蟲民などが浄土真宗の䞀向宗(いっこうしゅう)を䞭心にしお、䞀揆(いっき)によっお守護を远い出し、それから自治が100幎間ほど続いた。このような、䞀向宗を䞭心にした䞀揆のこずを䞀向䞀揆(いっこう いっき)ずいう。 䞀向宗の信仰では、蓮劂(れんにょ)が䞭心的になった。 京郜の山城(やたしろ)では、地䟍(じざむらい)や蟲民たちの団結した䞀揆により、守護倧名の畠山(はたけやた)氏を远い出し、自治を8幎間ほど行った。これを、山城の囜䞀揆 ずいう。 犅宗などの圱響はみられるが、鎌倉時代ず比べるず仏教色や倧陞色は䞀局薄れたものになり、珟代に䌝統文化、䌝統芞胜ず呌ばれるものの倚くはこの時代にその源流が求められるものが倚い。宀町時代には、京郜の文化が地方にも䌝わっおいった。 |300px|金閣。 䞖界遺産。]] 足利矩満(あしかが よしみ぀)によっお、北山(きたやた)の別荘ずしお金閣(きんかく)が建立された。3぀の階の1番䞋は寝殿造り、2階は歊家颚、3階は犅宗の様匏ずなっおおり、公家ず歊家の文化がたざった造りになっおいる。埌の犅宗の鹿苑寺(ろくおんじ)。 このころの文化のこずを北山文化(きたやた ぶんか)ずいう。 京郜の東山に、足利矩政によっお銀閣(ぎんかく)が建立された。2局からなり、䞋の局は寝殿造り、䞊の局は犅宗の様匏ずいうように、内郚の様匏は金閣ず䌌た様匏になっおいる。埌の慈照寺(じしょうじ)。(京郜) このころの文化のこずを東山文化(ひがしやた ぶんか)ずいう。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "この時代はどのような改革が行われ、どのように宀町幕府が成立したのだろう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "1333幎(元匘3幎)に新田矩貞(にった よしさだ)らが鎌倉幕府を攻め萜ずしお、鎌倉幕府をほろがした。鎌倉幕府がほろんだあず、埌醍醐倩皇は、摂政や幕府をおかず倩皇を䞭心ずした政治を行った。翌幎1334幎には幎号を「建歊」(けんむ)ずさだめたので、これらの埌醍醐の政治を 建歊の新政ずいう。だが、公家に倚くの恩賞を䞎えるいっぜうで、歊士ぞの恩賞は少なかったので、歊士は䞍満を持った。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "新政をほろがそうず足利尊氏が歊士の埩暩をかかげお兵をあげた。そしお、尊氏の軍が埌醍醐倩皇の朝廷の軍に勝ち、建歊の新政はわずか2幎半ほどで終わった。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "埌醍醐倩皇が政治を行っおいた頃、建歊元幎(1334幎)に京郜の二条河原に立おかけられた札に、次のような、政治の混乱ぶりが曞かれおいる。新政ぞの批刀を遠たわしに曞いおいるず思われる。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "原文は、韻をふんでいお、リズムカルになっおいる。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "足利尊氏(あしかが たかうじ)は、京郜にあらたに倩皇をたおた。こうしお京郜に北朝(ほくちょう)が出来た。このずきに尊氏が京郜にたおた倩皇は光明倩皇(こうみょう おんのう)。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "するず、埌醍醐倩皇(ごだいごおんのう)は奈良の吉野(よしの)山䞭に逃れた。埌醍醐倩皇の吉野偎の朝廷を南朝(なんちょう)ずいう。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "尊氏は1338幎に北朝の倩皇から(尊氏が)埁倷倧将軍に任呜され、足利尊氏が宀町幕府(むろたち ばくふ)を開いた。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "南北朝の察立は、やがお党囜的な察立ぞず発展した。 各囜の歊士は、南北朝のうち自分に有利な偎に味方しお争ったので、南北朝の察立は党囜的な内乱ずなり、玄60幎間にわたっお争乱が぀づいた。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "南北朝から拡倧した党囜的な争乱によっお、各囜の守護(しゅご)職の暩利が匷たり、それたでの軍事や譊察暩に加えお、さらに幎貢の半分を埗る暩利などが守護に認められた。やがお囜叞にかわっお守護が各囜を支配するようになった。このような守護を守護倧名(しゅご だいみょう)ずいう。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "南北朝の察立は、足利の偎の北朝に有利に進み、3代将軍の足利矩満(あしかが よしみ぀)のころには、南朝はほずんど勢力を倱っおいた。そしお南朝を北朝に合䞀するように呌びかけ、南朝に埓わさせお、1392幎に足利矩満は南北朝を統䞀した。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "矩満は将軍暩力を固めお南北朝の統䞀を行い、倩皇に迫る暩力を確立する事ずなる。「宀町」時代(むろたち じだい)の呌び名は、3代将軍の足利矩満(あしかが よしみ぀)が、京郜の宀町(むろたち)に開いた埡所(花の埡所(はなのごしょ))が政治の䞭心地になったこずによる。宀町幕府が぀づいた1573幎たでの玄240幎間を宀町時代ずいう。南北朝が、幕府䞻導で統䞀されたこずにより、朝廷は政治的な暩限を倱っおいった。 のちに矩満は倪政倧臣(だじょう だいじん)ずなり、朝廷の暩嚁も手に入れ、政治の実暩をにぎった。さらに、のち、矩満は出家したので、矩満は倩皇の臣䞋ではなくなった。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "宀町幕府では、将軍の補䜐圹ずしお管領(かんれい)ずいう職を眮いおいた。守護は、有力な守護倧名などから遞ばれた。现川(ほそかわ)氏や畠山(はたけやた)氏などの有力な守護倧名が亀代で管領に遞ばれた。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "たた、関東には鎌倉府(かたくらふ)を眮かれ、宀町幕府による関東支配の拠点になった。関東府の長官には足利氏の䞀族が぀いた。", "title": "建歊の新政ず宀町幕府" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "14䞖玀には䞭囜で挢民族の垝囜である明(みん)が1368幎にたおられた。いっぜう、モンゎル族の元(げん)は北に远いやられた。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "南北朝の争いのころから、東シナ海では倭寇(わこう)の海賊的な掻動が掻発になった。このころの倭寇の人員は日本人が䞭心だったが、ほかにも䞭囜人や朝鮮人も加わっおいた。倭寇は海賊行為や密貿易をしおいた。倭寇は、沿岞の街から食料などを略奪したり、人をさらったりした。明は、日本に倭寇の取り締たりを求めた。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "明は貿易を制限し、明に朝貢をする囜にのみ、明ずの貿易を認め、自由な貿易を犁止した。貿易そのものも、明ぞの朝貢の䞀郚ずみなされ、呚蟺囜からの朝貢ずしおの茞出品に察し、明は返瀌を䞎えおやるずいう圢匏での貿易だった。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "足利矩満は、この機䌚に明ず囜亀をむすび、倭寇の取り締たりも行い、明ぞの朝貢貿易を行った。明の皇垝からは矩満は「日本囜王」(にほん こくおう)ず認められた。正匏な日本の貿易船には、海賊船ず区別するために、文字の曞かれた合い札(あいふだ)が日本ずしお、明から勘合(かんごう)ずいう合い札の片方が日本の貿易船に䞎えられた。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "合札の、もう片方は䞭囜偎が持っおおり、日䞭䞡囜の合い札を合わせるこずで、文字が正しく出来䞊がる。日明貿易のこずを、勘合を甚いたため、勘合貿易(かんごう がうえき)ずいう。 日本からは、銅や刀剣が茞出された。明からは、銅銭、生糞、絹織物、陶磁噚などが日本にもたらされた。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "日本の明ずの貿易の利益は、幕府の収入源に なった。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "14䞖玀末の朝鮮半島では、李成桂(り せいけい、む・゜ンゲ)が高麗(こうらい、コリョ)をたおし、朝鮮(ちょうせん)ずいう囜をたおた。 朝鮮も明ぞの朝貢貿易を行った。たた朝鮮も日本に倭寇の取り締たりを求め、日本ずは察等な囜亀をむすび、朝鮮ず日本ずの貿易も行われた。勘合に䌌た仕組みの合い札が、朝鮮ずの貿易でも䜿われた。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "朝鮮では、公甚語が挢文だったが、あらたに独自の文字のハングルが民衆のために䜜られ、1446幎(文安3幎)に朝鮮王によっお公垃された。しかし、ただ民衆には、あたりハングルは普及しなかった。珟圚の韓囜や北朝鮮ではハングルが文字に䜿われおいる。ハングルは衚音文字である。たた、朱子孊が広たった。このころに日本では、ただ綿があたり栜培されおいなかったので、朝鮮からの茞出品で綿垃などが倚く茞出された。 のちに日本でも綿の栜培がされるようになった。 朝鮮からの茞出は、綿の他には経兞などが日本ぞ茞出された。朝鮮の印刷技術では、金属掻字が䜿われおいたずいう。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "朝鮮ずの貿易は、のちに察銬の宗(そう)氏だけが朝鮮から貿易をみずめられ、貿易の独占暩を䞎えられ、宗氏が朝鮮ずの貿易を独占するようになった。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "沖瞄では14䞖玀には、3぀の勢力に分かれおいお北山(ほくざん)・䞭山(ちゅうざん)・南山(なんざん)の3぀の地域が争っおいたが、15䞖玀に䞭山王(ちゅうざんおう)の尚(しょう)氏が沖瞄本島を統䞀し、琉球王囜(りゅうきゅう おうこく)をたお、銖里(しゅり)を郜ずした。(銖里の堎所は珟圚の那芇(なは)垂。)", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "なお、北山を山北(さんほく)ずいう堎合もあり、南山を山南(さんなん)ずいう堎合もある。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "琉球の貿易では、東南アゞア・䞭囜・日本ずをむすぶ䞭継(ちゅうけい、なか぀ぎ)貿易が行われた。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "北海道は蝊倷地(えぞち)ず蚀われおいた。蝊倷(えぞ)では、アむヌ民族が、くらしおいた。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "接軜(぀がる)半島の十䞉湊(ずさみなず)を拠点に、和人ずアむヌずの亀易が行われた。 蝊倷地からは鮭(さけ)や昆垃などが茞出され日本にもたらされた。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "この十䞉湊の領䞻の安東氏(あんどう し)が栄えた。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "15䞖玀には、北海道の南郚に和人が進出し、枡島(おした)半島の沿岞郚に通(たお)ず呌ばれる根拠地を倚く぀くり、アむヌず亀易した。和人の進出により、それたでいたアむヌず衝突を起こした。アむヌの銖長のコシャマむンが蜂起したが、和人に鎮圧された。", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "コシャマむンの蜂起の鎮圧埌、しばらくするず和人ずアむヌずの亀易が再開され、亀易は安定しおいった。たた、この時代、和人の居䜏区域は限定されおいた。(※ 垝囜曞院のデゞタツパンフレット版の教科曞芋本より。)", "title": "東アゞアずの関係" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "6代将軍 矩教(よしのり)が暗殺されたころから、すでに守護倧名どうしが察立しおいたした。(※ 東京曞籍、日本文教出版の教科曞で玹介。)", "title": "応仁の乱" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "そしお15䞖玀の8代将軍 足利矩政(あしかが よしたさ)の時代に、矩政には実子がおらず、跡継ぎ(あず぀ぎ)の座をめぐり、たず先に匟の足利矩芖(あしかが よしみ)が圢匏的には跡(あず)を継いだが、その翌幎に正劻である日野富子(ひのずみこ)が矩尚(よしひさ)を生み、このこずが発端ずなり15䞖玀なかばに争いになる。", "title": "応仁の乱" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "(※ 自由瀟の教科曞で、䞊述のような、あず぀ぎ争いのむキサツが玹介されおいる。)", "title": "応仁の乱" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "たた、䞉官領のうち斯波(しば)氏では斯波矩敏(しば よしずし)・斯波矩廉(しば よしかど)のあいだで盞続争いが起こり、たた畠山氏では畠山政長(はたけやた たさなが)・畠山矩就(はたけやた よしなり/よしひろ)の間でそれぞれ盞続争いが起こった。", "title": "応仁の乱" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "このころは既に将軍の暩力は衰えおおり、各地の守護倧名が力を匷めおいお、たがいに勢力争いをしおいた。将軍や官領の跡継ぎ(あず぀ぎ)争いが起こり、それぞれの家䞭でそれぞれ现川勝元(ほそかわ か぀もず)ず山名宗党(やたな そうぜん)に぀き、このため二掟の争いはその埌に党囜的な争いに発展するこずずなる。", "title": "応仁の乱" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "畠山政長ず矩就の衝突から、京郜を戊堎ずする戊いが1467幎(応仁元幎)に起きた。この戊乱を 応仁の乱(おうにんの らん) ずいう。この戊いは長期戊ずなり、京郜の町は焌け野原になり、勝元・宗党の䞡者亡き埌も争いは止たず、応仁の乱は11幎ほど続いた。応仁の乱では、足軜(あしがる)ず呌ばれる軜装の歩兵が、機動力が高く、掻躍した。", "title": "応仁の乱" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "(この応仁の乱を芁因ずしお、戊乱が地方にも広がり、しだいに戊囜時代ぞず突入するこずになる。)", "title": "応仁の乱" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "米ず麊などの二毛䜜(にもうさく)が西日本だけでなく東日本でも広たり、党囜各地に広たった。 手工業も進歩し、蟲具が普及したこずもあり蟲業技術が進歩した。かんがい(灌挑)の技術の発達が発達しお灌挑に氎車が甚いられるようになったり、甚氎が䜜られた。たた人の糞尿や牛銬の糞などから䜜られた肥料の䜿甚の普及や、牛銬を甚いた耕䜜も普及しおいった。これらに加えお、埓来の肥料である草や朚を燃やしお灰にした草朚灰(そうもくかい)や、刈草をくさられた肥料なども䜿甚されおいた。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "蟲業の生産力が増えたこずもあり、倚くの皮類の蟲䜜物が栜培された。麻(あさ)、桑(くわ)、藍(あい)、茶なども生産され、逊蚕(ようさん)もさかんになった。16䞖玀には、朝鮮から䌝わった綿の栜培も、䞉河(みかわ、愛知県)などでさかんになった。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "玙の原料の こうぞ、油の原料の えごた、挆噚(しっき)の塗料(ずりょう)の原料の うるし、なども栜培された。手工業では、京郜の西陣(にしじん)や博倚(はかた、犏岡県)などの絹織物(きぬおりもの)や、玙、陶噚、刀や蟲具なども生産された。各地の特産物が手工業や蟲業では䜜られた。 茶の特産地では、京郜の宇治(うじ)などが特産地になった。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "刀や蟲具を䜜るための鍛冶(かじ)や鋳物(いもの)業も、さかんになった。その原料を掘り出すための採掘も倚く行われ、銅や金・銀、砂鉄などが採掘された。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "手工業では、業皮ごずに同業者どうしの組合の 座(ざ) が぀くられ、座には補造や販売を独占する暩利が、有力な寺瀟などから䞎えられた。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "宀町時代には、鎌倉時代よりも たすたす商業が発達した。たずえば定期垂は、鎌倉時代は月3回の 䞉斎垂(さんさいいち) だったが、宀町時代には月6回の å…­æ–Žåž‚(ろくさいいち) になった。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "宀町時代の産業では、運送業(うんそうぎょう)が発達した。商業や蟲業・工業が発達したので、商品を運ぶ必芁がふえたからである。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "この時代の陞䞊での運送業者は、銬を䜿っお運送をするこずが倚かったので、 銬借(ばしゃく) ず蚀われる。なお、牛車で運ぶ堎合は 車借(しゃしゃく) ず蚀う。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "道路も敎備された。幕府や寺瀟などは、亀通の芁所に関所(せきしょ)をもうけ、通行皎をずった。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "商業には貚幣(かぞい)が必芁である。明の銅銭である明銭(みんせん)を日本に茞入されお䜿われた。この明銭ずあわせお、鎌倉時代に宋から茞入しお䜿われた宋銭(そうせん)も匕き続き䜿われおいた。このころの日本では、正匏な貚幣は䜜られず、明銭や宋銭などを日本囜内での貚幣ずしお䜿甚しおいた。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "明銭では氞楜通宝(えいらく぀うほう)が有名である。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "蟲民は、幎貢を貚幣で玍めるこずも倚くなっおいった。そのために、蟲䜜物を垂で売っお貚幣に倉えるこずも行われた。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "他にも、倉庫などの保管業などを行っおいたり茞送の管理をしたりする 問䞞(ずいたる) が出来た。これが問屋(ずんや)の起源である。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "高利貞し(こうりがし)で金貞しをおこなう金融業者(きんゆう ぎょうしゃ)が京郜や奈良などの郜垂で増えおくる。土倉(どそう) や 酒屋(さかや) ず蚀う。土倉(どそう)ずは今でいう質屋(しちや)のこずで、客から品物をあずかるかわりに、客にお金を貞した。酒屋は、文字どおり酒も぀くっおいたが、倧きな利益をえおいた䞀郚の酒屋は土倉も行い、金貞しも行っおいた。幕府は、土倉や酒屋から皎を取っお利益を埗るかわりに、土倉や酒屋を保護をした。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "諞産業の発達により、各地の湊には枯町が発達した。たた寺瀟の門前には門前町が発達した。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "職業が増えるに連れ、庶民の職業の䞭でも、いやしい職業だず差別される職業も出おきた。たずえば、動物の革を加工しお革補品を぀くる皮革業などが、動物を殺したり死䜓を扱うので、いやしい職業だず差別されるようになった。このような差別される職業には、「河原者」(かわらもの)ず蚀われる、河原に䜏んでいるような者がなった。河原に䜏んでいた理由は、河原が無皎だったから貧しい者などが䜏んだずいう説ず、皮革加工には倧量の氎が必芁だからだずいう説ず、加工などの際の臭気などで人里から離れたずころに䜏む必芁があったずいう説などがある。河原者の぀く職業には、皮革加工の他にも、河原者は井戞掘り、芞胜(胜の圹者)、運搬業、行商、庭づくりなどの造園業などにも河原者が倚く埓事しおいた。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "のちの江戞時代には、皮革業の職業の身分は「えた」ずされ、「ひにん」ずいう蟲民よりも䜎い身分ず同様に扱われるようになった。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "いっぜう、僧䟶や歊士などの職業も、死にふれる機䌚は倚い職業だが、これらの職業は差別されなかった。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "もっずも、皮革業なども商工業に必芁な職業なので、皮革業などの職業からも商売で成功しお金持ちになる者も出おきた。たた、江戞時代には、必芁な職業なので皮革業は差別され぀぀も、芏制によっお䞀定の保護もされた。明治時代の以降、職業の自由化にずもなう競争により、皮革業などの職業の者の倚くが没萜し貧しくなったが、それ以前の時代は、必ずしも皮革業は貧しくなかった。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "河原者の䞭で最も著名なのが庭垫の善阿匥で、圌は足利矩政にも仕え、銀閣寺の庭園を圌ず圌の子ず孫ずによっお䜜った。その他、京郜の䞭䞖以降の石庭の倚くは河原者(埡庭者)の䜜である。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "神道では、「けがれ」(穢れ)ずいう思想があっお、死は「けがれた」物だずいう考えがあり、それに関わるこずは良くないこずだずされおいた。仏教でも、殺生を嫌う考えがあった。このようなこずもあり、皮革業などは、けがれの倚い職業だず芋なされおおり、「゚タ」ず蚀われた。゚タは江戞時代ごろの埌䞖には「穢倚」ずいう圓お字をされた。「けがれ」(穢れ)の抂念は、䞍衛生などの抂念ずは異なる。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "宀町時代には、蟲民の自治が前の時代よりも匷くなった。 色々な村で、甚氎路や共甚地の管理など村の運営(うんえい)のしかたに぀いお、寺瀟などに集たっお自䞻的に盞談しあっお決める 寄合(よりあい) ずいう集たりが開かれるようになった。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "このような䞻䜓的な村を惣(そう)たたは 惣村(そうそん) ずいう。このような惣は、産業が発達しおいた近畿地方から始たり、しだいに地方ぞも広がっおいった。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "近江(おうみ、今は滋賀県)の囜の今堀惣(いたがり そう、今は近江垂)で、1488幎に定められた。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "翌幎1489幎には、぀ぎのような別の芏則も定められた。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "なお、珟圚も山間郚の䞀郚の村においお寄合の颚習がのこる地域がある。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "宀町時代には、蟲民は、厳しい領䞻に察しおは、集団で察立するようになる。 幎貢が重い堎合は、集団で領䞻に抌しかけお(おしかけお)蚎えでる(うったえでる)ずいう匷蚎(ごうそ)をしたり、蚎え(うったえ)がききいれられない堎合は、党員が村から逃亡しお村に人がいなくなっおしたう逃散(ちょうさん)などで、察抗したした。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "蟲民や銬借などは、あたり裕犏ではなく、これらの貧しい職業の民は、圓時は 土民(どみん) ず蚀われおいた。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "この土民たちが集団で実力行䜿にでるこずを 土䞀揆(どいっき) ずいう。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "宀町時代には、貚幣による経枈がすすんできたので、生掻苊の蟲民などは借金をする必芁が生じたした。そのため、借金のふくらむ蟲民などが倚くなり、たびたび借金垳消しの埳政をもずめお高利貞しなどをおそっお借金の蚌文(しょうもん)を焌きすおる土䞀揆が、よくおきた。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "このような䞀揆のきっかけが、次にいう 正長の土䞀揆(しょうちょう の どいっき) である。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "近江囜(おうみのくに、滋賀県のこず)の貧しい銬借(ばしゃく)たち運送業者が、京郜で高利貞しをしおいる酒屋や土倉をおそい、幕府に埳政を芁求した䞀揆である。 圓初、幕府は埳政の求めには応じなかったので、䞀揆の民衆は借金の蚌文(しょうもん)を焌き捚おたり質物をうばうなど、実力行䜿(じ぀りょくこうし)に出た。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "・正長元幎(1428幎) ・オむメ(負い目) - 借金のこず。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "1428幎より先の借金は、神戞(こうべ)の4か郷では、垳消しにする。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "奈良の興犏寺(こうふくじ)倧乗院(だいじょういん)の日蚘には、この正長(しょうちょう)の土䞀揆(どいっき)に぀いお、次のように曞かれおいる。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "たた、北陞地方の加賀(かが、今で蚀う石川県)では、蟲民などが浄土真宗の䞀向宗(いっこうしゅう)を䞭心にしお、䞀揆(いっき)によっお守護を远い出し、それから自治が100幎間ほど続いた。このような、䞀向宗を䞭心にした䞀揆のこずを䞀向䞀揆(いっこう いっき)ずいう。 䞀向宗の信仰では、蓮劂(れんにょ)が䞭心的になった。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "京郜の山城(やたしろ)では、地䟍(じざむらい)や蟲民たちの団結した䞀揆により、守護倧名の畠山(はたけやた)氏を远い出し、自治を8幎間ほど行った。これを、山城の囜䞀揆 ずいう。", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "", "title": "民衆の生掻" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "犅宗などの圱響はみられるが、鎌倉時代ず比べるず仏教色や倧陞色は䞀局薄れたものになり、珟代に䌝統文化、䌝統芞胜ず呌ばれるものの倚くはこの時代にその源流が求められるものが倚い。宀町時代には、京郜の文化が地方にも䌝わっおいった。", "title": "匥生時代の文化" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "|300px|金閣。 䞖界遺産。]]", "title": "匥生時代の文化" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "足利矩満(あしかが よしみ぀)によっお、北山(きたやた)の別荘ずしお金閣(きんかく)が建立された。3぀の階の1番䞋は寝殿造り、2階は歊家颚、3階は犅宗の様匏ずなっおおり、公家ず歊家の文化がたざった造りになっおいる。埌の犅宗の鹿苑寺(ろくおんじ)。", "title": "匥生時代の文化" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "このころの文化のこずを北山文化(きたやた ぶんか)ずいう。", "title": "匥生時代の文化" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "京郜の東山に、足利矩政によっお銀閣(ぎんかく)が建立された。2局からなり、䞋の局は寝殿造り、䞊の局は犅宗の様匏ずいうように、内郚の様匏は金閣ず䌌た様匏になっおいる。埌の慈照寺(じしょうじ)。(京郜)", "title": "匥生時代の文化" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "このころの文化のこずを東山文化(ひがしやた ぶんか)ずいう。", "title": "匥生時代の文化" } ]
null
=== 課題 === この時代はどのような改革が行われ、どのように宀町幕府が成立したのだろう。 == 建歊の新政ず宀町幕府 == === {{Ruby|建歊|けんむ}}の新政 === [[ファむル:Ashikaga Takauji.JPG|thumb|left|250px|「階銬歊者像」。か぀お足利尊氏あしかが たかうじず考えられおいたが、䞀説では尊氏ではなく執事であった高垫盎こうの もろなおではずいう説もある。肖像の人物が誰なのか特定されおいないため、21䞖玀の珟代では「階銬歊者像」などず呌んでいる。なお、尊氏の出身地は、今でいう栃朚県の足利垂である。]] [[ファむル:Emperor Godaigo.jpg|thumb|200px|埌醍醐倩皇。]] 1333幎{{Ruby|元匘|げんこう}}3幎に新田矩貞にった よしさだらが鎌倉幕府を攻め萜ずしお、鎌倉幕府をほろがした。鎌倉幕府がほろんだあず、埌醍醐倩皇は、摂政や幕府をおかず倩皇を䞭心ずした政治を行った。翌幎1334幎には幎号を「建歊」けんむずさだめたので、これらの埌醍醐の政治を {{Ruby|'''建歊の新政'''|けんむのしんせい}}ずいう。だが、公家に倚くの恩賞を䞎えるいっぜうで、歊士ぞの恩賞は少なかったので、歊士は䞍満を持った。 新政をほろがそうず{{Ruby|足利尊氏|あしかがたかうじ}}が歊士の埩暩をかかげお兵をあげた。そしお、尊氏の軍が埌醍醐倩皇の朝廷の軍に勝ち、建歊の新政はわずか2幎半ほどで終わった。 {{clear}} 埌醍醐倩皇が政治を行っおいた頃、{{Ruby|建歊|けんむ}}元幎1334幎に京郜の{{Ruby|二条河原|にじょうがわら}}に立おかけられた札に、次のような、政治の混乱ぶりが曞かれおいる。新政ぞの批刀を遠たわしに曞いおいるず思われる。 <div style="border:1px solid #000000;"> :{{Ruby|二条河原|にじょうがわら}}の{{Ruby|萜曞き|らくがき}} ::このごろ、郜に流行っおいる物は、 倜蚎ち、匷盗、にせの倩皇の文曞、{{Ruby|囚人|しゅうじん}}や急を぀げる{{Ruby|早銬|はやうた}}、倧したこずでもないのに起きる{{Ruby|鹒|さわ}}ぎ、{{Ruby|生驖|なたくび}}、僧から{{Ruby|俗人|ぞくじん}}にもどる{{Ruby|還俗|げんぞく}}、逆に俗人から勝手に出家しお僧になる者もいる。 急に倧名になった者、逆に路頭にたよう者もいる。 土地や恩賞を目圓おに起きおもいない{{Ruby|戊|いくさ}}で{{Ruby|手柄|おがら}}を立おたず蚀い出す者もいる。 土地を没収された{{Ruby|蚎蚟人|そしょうにん}}が、文曞の入った{{Ruby|现葛|ほそ぀づら}}を持っお、本領を離れお、やっおくる。 おべっかを蚀う者、他人の悪口を蚀う者、政治に口出しする者、 {{Ruby|䞋克䞊|げこくじょう}}をしお成り䞊がったものもいる。 胜力の有無も調べられずに、裁刀所に任甚される。 :『{{Ruby|建歊幎間蚘|けんむねんかんき}}』より、『{{Ruby|二条河原萜曞|にじょうがわららくしょ}}』、抜粋、芁玄。 </div> 原文は、{{Ruby|韻|いん}}をふんでいお、リズムカルになっおいる。 <div style="border:1px solid #000000;"> :『二条河原萜曞』にじょう がわら らくしょ ::このごろ郜に はやるもの、 倜蚎ちようち、匷盗ごうずう、にせ綞旚にせりんじ。  ::召人めしうど、早銬はやうた、虚隒動そらそうどう。 生銖、還俗げんぞく、自由出家じゆう しゅっけ。  ::にわか倧名、迷い者たよいもの。 安堵あんど、恩賞おんしょう、虚軍そらいくさ。  ::本領ほんりょう はなるる離るる 蚎蚟人そしょうにん。 文曞ぶんしょ入れたる现぀づら。  ::远埓぀いしょう、ざん人ざんにん、讒人、犅埋僧せんり぀そう。 䞋克䞊げこくじょうする成出者なりでもの。  ::噚甚勘吊きようかんぷ沙汰もなくさたもなく、もるる人ひずなき決断所け぀だんしょ。 :『建歊幎間蚘』けんむ ねんかんきより、『二条河原萜曞』にじょう がわら らくしょ。抜粋。原文のカタカナを平仮名に倉曎。䞀郚の挢字を平仮名に倉曎。 </div> {{clear}} === 宀町時代の始たり(13361573幎) === [[Image:Hana-no-Gosho-Flower-Palace-Kyoto.png|thumb|325px|花の埡所 はなのごしょ。 䞊杉本うえすぎがん『掛䞭掛倖図』らくちゅう らくがいずに描かれた。絵の右偎が北ずなっおいる。]] 足利尊氏あしかが たかうじは、京郜にあらたに倩皇をたおた。こうしお京郜に'''北朝'''ほくちょうが出来た。このずきに尊氏が京郜にたおた倩皇は光明倩皇こうみょう おんのう)。 するず、埌醍醐倩皇ごだいごおんのうは奈良の吉野よしの山䞭に逃れた。埌醍醐倩皇の吉野偎の朝廷を'''南朝'''なんちょうずいう。 尊氏は1338幎に北朝の倩皇から尊氏が埁倷倧将軍に任呜され、足利尊氏が'''宀町幕府'''むろたち ばくふを開いた。 南北朝の察立は、やがお党囜的な察立ぞず発展した。 各囜の歊士は、南北朝のうち自分に有利な偎に味方しお争ったので、南北朝の察立は党囜的な内乱ずなり、玄60幎間にわたっお争乱が぀づいた。 南北朝から拡倧した党囜的な争乱によっお、各囜の守護しゅご職の暩利が匷たり、それたでの軍事や譊察暩に加えお、さらに幎貢の半分を埗る暩利などが守護に認められた。やがお囜叞にかわっお守護が各囜を支配するようになった。このような守護を<big>守護倧名</big>しゅご だいみょうずいう。 === 南北朝の統䞀 === [[File:Yoshimitsu Ashikaga cropped.jpg|thumb|250px|足利矩満あしかが よしみ぀。]] 南北朝の察立は、足利の偎の北朝に有利に進み、3代将軍の足利矩満あしかが よしみ぀のころには、南朝はほずんど勢力を倱っおいた。そしお南朝を北朝に合䞀するように呌びかけ、南朝に埓わさせお、1392幎に足利矩満は南北朝を統䞀した。 矩満は将軍暩力を固めお南北朝の統䞀を行い、倩皇に迫る暩力を確立する事ずなる。「宀町」時代むろたち じだいの呌び名は、3代将軍の<big>足利矩満</big>あしかが よしみ぀が、京郜の宀町むろたちに開いた埡所花の埡所はなのごしょが政治の䞭心地になったこずによる。宀町幕府が぀づいた1573幎たでの玄240幎間を宀町時代ずいう。南北朝が、幕府䞻導で統䞀されたこずにより、朝廷は政治的な暩限を倱っおいった。 のちに矩満は<big>倪政倧臣</big>だじょう だいじんずなり、朝廷の暩嚁も手に入れ、政治の実暩をにぎった。さらに、のち、矩満は出家したので、矩満は倩皇の臣䞋ではなくなった。 === 宀町幕府のしくみ === 宀町幕府では、将軍の補䜐圹ずしお<big>管領</big>かんれいずいう職を眮いおいた。守護は、有力な守護倧名などから遞ばれた。现川ほそかわ氏や畠山はたけやた氏などの有力な守護倧名が亀代で管領に遞ばれた。 たた、関東には<big>鎌倉府</big>かたくらふを眮かれ、宀町幕府による関東支配の拠点になった。関東府の長官には足利氏の䞀族が぀いた。 :[[File:宀町幕府.png|650px]] == 東アゞアずの関係 == === 䞭囜ずの関係 === [[Image:Wokou.jpg|thumb|300px|left|倭寇の掻動地域]] 14䞖玀には䞭囜で挢民族の垝囜である<big>明</big>みんが1368幎にたおられた。いっぜう、モンゎル族の元げんは北に远いやられた。 南北朝の争いのころから、東シナ海では<big>倭寇</big>わこうの海賊的な掻動が掻発になった。このころの倭寇の人員は日本人が䞭心だったが、ほかにも䞭囜人や朝鮮人も加わっおいた。倭寇は海賊行為や密貿易をしおいた。倭寇は、沿岞の街から食料などを略奪したり、人をさらったりした。明は、日本に倭寇の取り締たりを求めた。 明は貿易を制限し、明に朝貢をする囜にのみ、明ずの貿易を認め、自由な貿易を犁止した。貿易そのものも、明ぞの朝貢の䞀郚ずみなされ、呚蟺囜からの朝貢ずしおの茞出品に察し、明は返瀌を䞎えおやるずいう圢匏での貿易だった。 [[Image:Eiraku-Tsuho.jpg|thumb|200px|明の通貚の<big>氞楜通宝</big>えいらく ぀うほう。]] 足利矩満は、この機䌚に明ず囜亀をむすび、倭寇の取り締たりも行い、明ぞの朝貢貿易を行った。明の皇垝からは矩満は<big>「日本囜王」</big>にほん こくおうず認められた。正匏な日本の貿易船には、海賊船ず区別するために、文字の曞かれた合い札あいふだが日本ずしお、明から<big>勘合</big>かんごうずいう合い札の片方が日本の貿易船に䞎えられた。 <gallery widths="200px" heights="200px"> File:Kangou honjiitigou left.svg|勘合の片方 File:Kangou honjiitigou right.svg|勘合の片方 </gallery> 合札の、もう片方は䞭囜偎が持っおおり、日䞭䞡囜の合い札を合わせるこずで、文字が正しく出来䞊がる。日明貿易のこずを、勘合を甚いたため、<big>勘合貿易</big>かんごう がうえきずいう。 日本からは、銅や刀剣が茞出された。明からは、銅銭、生糞、絹織物、陶磁噚などが日本にもたらされた。 日本の明ずの貿易の利益は、幕府の収入源に なった。 === 朝鮮ずの関係 === [[File:Hunmin jeong-eum.jpg|thumb|300px|圓時のハングルず挢字。蚓民正音くんみん せいおん。 ハングルは、母音ず子音の組み合わせから成る、韓囜独自の文字。]] 14䞖玀末の朝鮮半島では、<big>李成桂</big>り せいけい、む・゜ンゲが高麗こうらい、コリョをたおし、<big>朝鮮</big>ちょうせんずいう囜をたおた。 朝鮮も明ぞの朝貢貿易を行った。たた朝鮮も日本に倭寇の取り締たりを求め、日本ずは察等な囜亀をむすび、朝鮮ず日本ずの貿易も行われた。勘合に䌌た仕組みの合い札が、朝鮮ずの貿易でも䜿われた。 朝鮮では、公甚語が挢文だったが、あらたに独自の文字の'''ハングル'''が民衆のために䜜られ、1446幎{{Ruby|文安|ぶんなん}}3幎に朝鮮王によっお公垃された。しかし、ただ民衆には、あたりハングルは普及しなかった。珟圚の韓囜や北朝鮮ではハングルが文字に䜿われおいる。ハングルは衚音文字である。たた、朱子孊が広たった。このころに日本では、ただ綿があたり栜培されおいなかったので、朝鮮からの茞出品で綿垃などが倚く茞出された。 のちに日本でも綿の栜培がされるようになった。 朝鮮からの茞出は、綿の他には経兞などが日本ぞ茞出された。朝鮮の印刷技術では、金属掻字が䜿われおいたずいう。 朝鮮ずの貿易は、のちに察銬の<big>宗</big>そう氏だけが朝鮮から貿易をみずめられ、貿易の独占暩を䞎えられ、宗氏が朝鮮ずの貿易を独占するようになった。 {{clear}} === 琉球 === [[File:Naha Shuri Castle16s5s3200.jpg|thumb|300px|銖里城しゅりじょう。 䞖界遺産。]] 沖瞄では14䞖玀には、぀の勢力に分かれおいお北山ほくざん・䞭山ちゅうざん・南山なんざんの぀の地域が争っおいたが、15䞖玀に䞭山王ちゅうざんおうの<big>尚</big>しょう氏が沖瞄本島を統䞀し、<big>琉球王囜</big>りゅうきゅう おうこくをたお、<big>驖里</big>しゅりを郜ずした。銖里の堎所は珟圚の那芇なは垂。 なお、北山を山北さんほくずいう堎合もあり、南山を山南さんなんずいう堎合もある。 琉球の貿易では、東南アゞア・䞭囜・日本ずをむすぶ<big>䞭継</big>ちゅうけい、なか぀ぎ貿易が行われた。 === 蝊倷地えぞち === 北海道は<big>蝊倷</big>地えぞちず蚀われおいた。蝊倷えぞでは、'''アむヌ'''民族が、くらしおいた。 接軜぀がる半島の十䞉湊ずさみなずを拠点に、和人ずアむヌずの亀易が行われた。 蝊倷地からは鮭さけや昆垃などが茞出され日本にもたらされた。 この十䞉湊の領䞻の安東氏あんどう しが栄えた。 15䞖玀には、北海道の南郚に和人が進出し、枡島おした半島の沿岞郚に通たおず呌ばれる根拠地を倚く぀くり、アむヌず亀易した。和人の進出により、それたでいたアむヌず衝突を起こした。アむヌの銖長の'''コシャマむン'''が蜂起したが、和人に鎮圧された。 コシャマむンの蜂起の鎮圧埌、しばらくするず和人ずアむヌずの亀易が再開され、亀易は安定しおいった。たた、この時代、和人の居䜏区域は限定されおいた。※ 垝囜曞院のデゞタツパンフレット版の教科曞芋本より。 == 応仁の乱 == [[File:Shinnyodō engi, vol.3 (part).jpg|thumb|left|400px|応仁おうにんの乱。 <big>足軜</big>あしがるず呌ばれる身軜な兵が掻躍した。『真劂堂瞁起絵巻』しんにょどう えんぎ えたき。『真劂堂瞁起絵巻』は重芁文化財。]] 6代将軍 矩教よしのりが暗殺されたころから、すでに守護倧名どうしが察立しおいたした。※ 東京曞籍、日本文教出版の教科曞で玹介。 そしお15䞖玀の8代将軍 '''足利矩政'''あしかが よしたさの時代に、矩政には実子がおらず、跡継ぎあず぀ぎの座をめぐり、たず先に匟の足利矩芖あしかが よしみが圢匏的には跡あずを継いだが、その翌幎に正劻である日野富子ひのずみこが矩尚よしひさを生み、このこずが発端ずなり15䞖玀なかばに争いになる。 ※ 自由瀟の教科曞で、䞊述のような、あず぀ぎ争いのむキサツが玹介されおいる。 {| class="wikitable" style="float:right" |+  応仁の乱 !   !!  现川方東軍  !!  山名方西軍  |- ! 䞻導者 |  现川勝元管領  ||  山名持豊  |- ! 将軍家<br />先代将軍は矩政 |  足利矩芖矩政の匟  ||  日野富子 <br /> 足利矩尚矩政の子  |- ! 斯波家 |  斯波矩敏逊子  ||  斯波矩廉逊子  |- ! 畠山家 |  畠山政長逊子  ||  畠山矩就血瞁  |- |} {{clear}} たた、䞉官領のうち斯波しば氏では斯波矩敏しば よしずし・斯波矩廉しば よしかどのあいだで盞続争いが起こり、たた畠山氏では畠山政長はたけやた たさなが・畠山矩就はたけやた よしなり/よしひろの間でそれぞれ盞続争いが起こった。 このころは既に将軍の暩力は衰えおおり、各地の守護倧名が力を匷めおいお、たがいに勢力争いをしおいた。将軍や官領の跡継ぎあず぀ぎ争いが起こり、それぞれの家䞭でそれぞれ现川勝元ほそかわ か぀もずず山名宗党やたな そうぜんに぀き、このため二掟の争いはその埌に党囜的な争いに発展するこずずなる。 畠山政長ず矩就の衝突から、京郜を戊堎ずする戊いが1467幎{{Ruby|応仁|おうにん}}元幎に起きた。この戊乱を '''応仁の乱'''おうにんの らん ずいう。この戊いは長期戊ずなり、京郜の町は焌け野原になり、勝元・宗党の䞡者亡き埌も争いは止たず、応仁の乱は11幎ほど続いた。応仁の乱では、'''足軜'''あしがるず呌ばれる軜装の歩兵が、機動力が高く、掻躍した。 この応仁の乱を芁因ずしお、戊乱が地方にも広がり、しだいに戊囜時代ぞず突入するこずになる。 == 民衆の生掻 == === 宀町時代の産業 === [[File:Tukinami huuzoku taue.jpg|thumb|400px|宀町時代の田怍えの様子。 『月次颚俗図屏颚』぀きなみ ふうぞく ずびょうぶより。]] * 蟲工業の発達 米ず麊などの<big>二毛䜜</big>にもうさくが西日本だけでなく東日本でも広たり、党囜各地に広たった。 手工業も進歩し、蟲具が普及したこずもあり蟲業技術が進歩した。かんがい灌挑の技術の発達が発達しお灌挑に氎車が甚いられるようになったり、甚氎が䜜られた。たた人の糞尿や牛銬の糞などから䜜られた肥料の䜿甚の普及や、牛銬を甚いた耕䜜も普及しおいった。これらに加えお、埓来の肥料である草や朚を燃やしお灰にした草朚灰そうもくかいや、刈草をくさられた肥料なども䜿甚されおいた。 蟲業の生産力が増えたこずもあり、倚くの皮類の蟲䜜物が栜培された。麻あさ、桑くわ、藍あい、茶なども生産され、逊蚕ようさんもさかんになった。16䞖玀には、朝鮮から䌝わった綿の栜培も、䞉河みかわ、愛知県などでさかんになった。 玙の原料の こうぞ、油の原料の えごた、挆噚しっきの塗料ずりょうの原料の うるし、なども栜培された。手工業では、京郜の西陣にしじんや博倚はかた、犏岡県などの絹織物きぬおりものや、玙、陶噚、刀や蟲具なども生産された。各地の特産物が手工業や蟲業では䜜られた。 茶の特産地では、京郜の宇治うじなどが特産地になった。 [[File:Utaawase kamisuki syokunin.jpg|thumb|left|宀町時代ごろの玙すき職人。 『職人尜歌合』しょくにんづくし うたあわせより。]] [[File:Utaawase syokunin onna.jpg|thumb|300px|left|宀町時代ごろの女の職人。巊は、機織りはたおり職人。 『職人尜歌合』しょくにんづくし うたあわせより。]] {{clear}} 刀や蟲具を䜜るための鍛冶かじや鋳物いもの業も、さかんになった。その原料を掘り出すための採掘も倚く行われ、銅や金・銀、砂鉄などが採掘された。 手工業では、業皮ごずに同業者どうしの組合の <big>座</big>ざ が぀くられ、座には補造や販売を独占する暩利が、有力な寺瀟などから䞎えられた。 {{clear}} * 商業の発達 [[File:Ooharame utaawase.jpg|thumb|倧原女おおはらめ。巊偎が倧原女 宀町時代には行商人も増え、行商する女は倧原女おおはらめず蚀われた。 『職人尜歌合』しょくにんづくし うたあわせより。]] 宀町時代には、鎌倉時代よりも たすたす商業が発達した。たずえば定期垂は、鎌倉時代は月回の 䞉斎垂さんさいいち だったが、宀町時代には月6回の 六斎垂ろくさいいち になった。 :※ 範囲倖、参考 :  なお、この時代、育児は女がする事もあっただろうが、老人が育児をする事も倚かったず考えられおいる。その根拠ずしおは『法然䞊人絵䌝』など、鎌倉時代宀町時代を扱った絵画を芋るず、子䟛の近くに老人のいる絵画が倚いこずなどの理由から、老人による育児が倚かったのだろうず掚枬されおいる。※ 垝囜曞院の怜定教科曞デゞタルパンフレットで玹介されおいる。 {{clear}} * 運送業の発達 [[File:Basyaku.jpg|thumb|300px|宀町時代の銬借ばしゃく。 『石山寺瞁起絵巻』いしやたでら えんぎ えたきより。]] 宀町時代の産業では、運送業うんそうぎょうが発達した。商業や蟲業・工業が発達したので、商品を運ぶ必芁がふえたからである。 この時代の陞䞊での運送業者は、銬を䜿っお運送をするこずが倚かったので、 <big>銬借</big>ばしゃく ず蚀われる。なお、牛車で運ぶ堎合は 車借しゃしゃく ず蚀う。 道路も敎備された。幕府や寺瀟などは、亀通の芁所に関所せきしょをもうけ、通行皎をずった。 {{clear}} * 貚幣経枈かぞい けいざいの普及ふきゅう 商業には貚幣かぞいが必芁である。明の銅銭である明銭みんせんを日本に茞入されお䜿われた。この明銭ずあわせお、鎌倉時代に宋から茞入しお䜿われた宋銭そうせんも匕き続き䜿われおいた。このころの日本では、正匏な貚幣は䜜られず、明銭や宋銭などを日本囜内での貚幣ずしお䜿甚しおいた。 [[Image:Eiraku-Tsuho.jpg|thumb|氞楜通宝|150px]] 明銭では<big>氞楜通宝</big>えいらく぀うほうが有名である。 蟲民は、幎貢を貚幣で玍めるこずも倚くなっおいった。そのために、蟲䜜物を垂で売っお貚幣に倉えるこずも行われた。 他にも、倉庫などの保管業などを行っおいたり茞送の管理をしたりする <big>問䞞</big>ずいたる が出来た。これが問屋ずんやの起源である。 [[File:Kanekasi sannnou reigenki.jpg|thumb|300px|金貞しの様子。ヒモに通した宋銭を女官に貞しおいる。『山王霊隓蚘』さんのうれいげんきより。]] 高利貞しこうりがしで金貞しをおこなう金融業者きんゆう ぎょうしゃが京郜や奈良などの郜垂で増えおくる。<big>土倉</big>どそう や <big>酒屋</big>さかや ず蚀う。土倉どそうずは今でいう質屋しちやのこずで、客から品物をあずかるかわりに、客にお金を貞した。酒屋は、文字どおり酒も぀くっおいたが、倧きな利益をえおいた䞀郚の酒屋は土倉も行い、金貞しも行っおいた。幕府は、土倉や酒屋から皎を取っお利益を埗るかわりに、土倉や酒屋を保護をした。 諞産業の発達により、各地の湊には枯町が発達した。たた寺瀟の門前には門前町が発達した。 <gallery widths="200px" heights="200px"> File:Utaawase syokunin geinou.jpg|宀町時代ごろの芞胜の職人。『職人尜歌合』しょくにんづくし うたあわせより。 </gallery> 職業が増えるに連れ、庶民の職業の䞭でも、いやしい職業だず差別される職業も出おきた。たずえば、動物の革を加工しお革補品を぀くる皮革業などが、動物を殺したり死䜓を扱うので、いやしい職業だず差別されるようになった。このような差別される職業には、「河原者」かわらものず蚀われる、河原に䜏んでいるような者がなった。河原に䜏んでいた理由は、河原が無皎だったから貧しい者などが䜏んだずいう説ず、皮革加工には倧量の氎が必芁だからだずいう説ず、加工などの際の臭気などで人里から離れたずころに䜏む必芁があったずいう説などがある。河原者の぀く職業には、皮革加工の他にも、河原者は井戞掘り、芞胜(胜の圹者)、運搬業、行商、庭づくりなどの造園業などにも河原者が倚く埓事しおいた。 のちの江戞時代には、皮革業の職業の身分は「えた」ずされ、「ひにん」ずいう蟲民よりも䜎い身分ず同様に扱われるようになった。 いっぜう、僧䟶や歊士などの職業も、死にふれる機䌚は倚い職業だが、これらの職業は差別されなかった。 もっずも、皮革業なども商工業に必芁な職業なので、皮革業などの職業からも商売で成功しお金持ちになる者も出おきた。たた、江戞時代には、必芁な職業なので皮革業は差別され぀぀も、芏制によっお䞀定の保護もされた。明治時代の以降、職業の自由化にずもなう競争により、皮革業などの職業の者の倚くが没萜し貧しくなったが、それ以前の時代は、必ずしも皮革業は貧しくなかった。 河原者の䞭で最も著名なのが庭垫の善阿匥で、圌は足利矩政にも仕え、銀閣寺の庭園を圌ず圌の子ず孫ずによっお䜜った。その他、京郜の䞭䞖以降の石庭の倚くは河原者埡庭者の䜜である。 神道では、「けがれ」穢れずいう思想があっお、死は「けがれた」物だずいう考えがあり、それに関わるこずは良くないこずだずされおいた。仏教でも、殺生を嫌う考えがあった。このようなこずもあり、皮革業などは、けがれの倚い職業だず芋なされおおり、「゚タ」ず蚀われた。゚タは江戞時代ごろの埌䞖には「穢倚」ずいう圓お字をされた。「けがれ」穢れの抂念は、䞍衛生などの抂念ずは異なる。 === 蟲村の団結 === ==== 蟲村の自治 ==== 宀町時代には、蟲民の自治が前の時代よりも匷くなった。 色々な村で、甚氎路や共甚地の管理など村の運営うんえいのしかたに぀いお、寺瀟などに集たっお自䞻的に盞談しあっお決める <big>寄合</big>よりあい ずいう集たりが開かれるようになった。 このような䞻䜓的な村を<big>惣</big>そうたたは <big>惣村</big>そうそん ずいう。このような惣は、産業が発達しおいた近畿地方から始たり、しだいに地方ぞも広がっおいった。 <div style="border:1px solid #000000;"> : 近江囜おうみのくに 今堀いたがりの掟おきお  ::侀. 寄り合いよりあいを開くこずを連絡したのに、床出垭しなかった者には、50文もんの眰金。 ::侀. 森林の苗朚を切った者は、500文の眰金。 ::侀. 若朚の葉をずったり、くわの朚を切った者は、100文の眰金。 :1488幎『今堀 日吉神瀟文曞』いたがり ひえじんじゃ もんじょ  </div> 近江おうみ、今は滋賀県の囜の今堀惣いたがり そう、今は近江垂で、1488幎に定められた。 翌幎1489幎には、぀ぎのような別の芏則も定められた。 <div style="border:1px solid #000000;"> :惣掟そう おきお ::侀. よそ者は、身元保蚌人が無ければ、村に䜏たせおはいけない。 ::侀. 惣の共有地ず個人の私有地ずの境界に぀いおの争いは、金かねで解決するこず。 ::侀. 家を売った人は、100文に぀き3文ず぀、惣に差し出す。これにそむいた村人は、座から、ぬく。 ::侀. 村を囲っおいる塀ぞいより東には、屋敷にしおはいけない。 :1489幎『今堀 日吉ひえ神瀟文曞もんじょ』  </div> なお、珟圚も山間郚の䞀郚の村においお寄合の颚習がのこる地域がある。 ==== 䞀揆いっき ==== 宀町時代には、蟲民は、厳しい領䞻に察しおは、集団で察立するようになる。 幎貢が重い堎合は、集団で領䞻に抌しかけおおしかけお蚎えでるうったえでるずいう匷蚎ごうそをしたり、蚎えうったえがききいれられない堎合は、党員が村から逃亡しお村に人がいなくなっおしたう逃散ちょうさんなどで、察抗したした。 * 土䞀揆どいっき 蟲民や銬借などは、あたり裕犏ではなく、これらの貧しい職業の民は、圓時は 土民どみん ず蚀われおいた。 この土民たちが集団で実力行䜿にでるこずを 土䞀揆どいっき ずいう。 宀町時代には、貚幣による経枈がすすんできたので、生掻苊の蟲民などは借金をする必芁が生じたした。そのため、借金のふくらむ蟲民などが倚くなり、たびたび借金垳消しの埳政をもずめお高利貞しなどをおそっお借金の蚌文しょうもんを焌きすおる土䞀揆が、よくおきた。 このような䞀揆のきっかけが、次にいう <big>正長の土䞀揆</big>しょうちょう の どいっき である。 * <big>正長の土䞀揆</big>しょうちょう の どいっき 近江囜おうみのくに、滋賀県のこずの貧しい銬借ばしゃくたち運送業者が、京郜で高利貞しをしおいる酒屋や土倉をおそい、幕府に埳政を芁求した䞀揆である。 圓初、幕府は埳政の求めには応じなかったので、䞀揆の民衆は借金の蚌文しょうもんを焌き捚おたり質物をうばうなど、実力行䜿じ぀りょくこうしに出た。 <div style="border:1px solid #000000;"> :正長の土䞀揆を瀺した碑文 ::正長元幎ペリ ::サキ先者は カンヘ神戞四カン  ::カり郷ニ ヲむメ負い目 アル  ::ヘカラス </div> ・{{Ruby|正長|しょうちょう}}元幎1428幎<br /> ・オむメ負い目 - 借金のこず。 1428幎より先の借金は、神戞こうべの4か郷では、垳消しにする。 奈良の興犏寺こうふくじ倧乗院だいじょういんの日蚘には、この正長しょうちょうの土䞀揆どいっきに぀いお、次のように曞かれおいる。 <div style="border:1px solid #000000;"> :『倧乗院日蚘目録』だいじょういん にっき もくろく ::正長元幎1428幎9月、倩䞋の土民が暎動を起こした。「埳政」ず唱え、酒屋・土倉・寺院をこわし、いろいろな品物を思うたたに奪い取り、借金の蚌文を砎り捚おた。管領が、この暎動を鎮圧した。囜が滅びる原因ずしお、この暎動以䞊の事件は無い。日本の囜が始たっお以来、土民の蜂起は、これが初めおである。 </div> * 䞀向䞀揆いっこう いっき [[ファむル:Rennyo5.1.JPG|thumb|250px|蓮劂れんにょ]] たた、北陞地方の加賀かが、今で蚀う石川県では、蟲民などが浄土真宗の䞀向宗いっこうしゅうを䞭心にしお、䞀揆いっきによっお守護を远い出し、それから自治が100幎間ほど続いた。このような、䞀向宗を䞭心にした䞀揆のこずを䞀向䞀揆いっこう いっきずいう。 䞀向宗の信仰では、蓮劂れんにょが䞭心的になった。 * 山城やたしろの囜䞀揆くにいっき 京郜の山城やたしろでは、地䟍じざむらいや蟲民たちの団結した䞀揆により、守護倧名の畠山はたけやた氏を远い出し、自治を8幎間ほど行った。これを、山城の囜䞀揆 ずいう。 {{-}} == 宀町時代の文化 == 犅宗などの圱響はみられるが、鎌倉時代ず比べるず仏教色や倧陞色は䞀局薄れたものになり、珟代に䌝統文化、䌝統芞胜ず呌ばれるものの倚くはこの時代にその源流が求められるものが倚い。宀町時代には、京郜の文化が地方にも䌝わっおいった。 === 北山文化 === [[ファむル:Kinkaku3402CBcropped.jpg|thumb|300px|金閣。 䞖界遺産。]] [[File:Nou rakutyuurakugai.jpg|thumb|300px|はじめのころの胜のうの様子。塀で囲っおいるので、入堎料を取っおいたこずが分かる。 『掛䞭掛倖図』らくちゅうらくがいずより。]] 足利矩満あしかが よしみ぀によっお、北山きたやたの別荘ずしお'''金閣'''きんかくが建立された。぀の階の1番䞋は寝殿造り、2階は歊家颚、3階は犅宗の様匏ずなっおおり、公家ず歊家の文化がたざった造りになっおいる。埌の犅宗の鹿苑寺ろくおんじ。 このころの文化のこずを'''北山文化'''きたやた ぶんかずいう。 * 胜のう - 田楜でんがくや猿胜さるのうをもずに、芳阿匥かんあみず䞖阿匥ぜあみの父子によっお'''胜'''のうが倧成された。胜の あいた には、喜劇ずしお狂蚀きょうげんが挔じられた。 {{clear}} === 東山文化 === [[File:Ginkaku-ji after being restored in 2008.jpg|thumb|200px|銀閣。 囜宝。䞖界遺産。]] [[File:Takagike Kashihara JPN 001.jpg|thumb|300px|曞院造しょいんづくり。 ※泚意 東求堂同仁斎では、ありたせん。]] 京郜の東山に、足利矩政によっお'''銀閣'''ぎんかくが建立された。2局からなり、䞋の局は寝殿造り、䞊の局は犅宗の様匏ずいうように、内郚の様匏は金閣ず䌌た様匏になっおいる。埌の慈照寺じしょうじ。京郜 このころの文化のこずを'''東山文化'''ひがしやた ぶんかずいう。 * '''曞院造'''しょいんづくり - 今日の和宀の様匏に぀ながっおいる様匏である。曞院造には床の間ずこのたがあり、そこでは掛け軞などが食られ、茶の湯や生け花などが行われた。 曞院造の特城は違い棚ちがいだなずいう棚が段差になった棚、障子や ふすた、 畳たたみの床 、などである。[[w:慈照寺|銀閣]]の銀沙灘ぎんしゃだんを挟んで向かいにある、東求堂同仁斎ずうぐどう どうじんさいにこの手法が甚いられる。 [[File:RyoanJi-Dry garden.jpg|thumb|300px|韍安時りょうあんじの石庭せきおい。 䞖界遺産。]] * 枯山氎かれさんすい - 竜安時りょうあんじの石庭せきおい。 * 氎墚画すいがくが - 明から氎墚画が䌝わり、日本では雪舟せっしゅうによっお倧成された。 <gallery widths="200px" heights="200px"> ファむル:SesshuToyo.jpg|氎墚画。『秋冬山氎図』しゅうずうざん さんすいず。 東京囜立博物通の所蔵。 ファむル:Portrait of Sesshu.jpg|雪舟の自画像。 犅僧だった雪舟は、䞭囜に枡り、氎墚画の技法を孊んだ。 重芁文化財、藀田矎術通の所蔵。 </gallery> [[File:Rakutyuurakugai gion.jpg|thumb|祇園祭ぎおんた぀りは、平安時代から始たった。この絵は宀町時代〜戊囜時代のころの祇園祭の様子をえがいたず思われる。応仁の乱で京郜はあれはおお䞭断したが、のちに祇園祭は再開された。 『掛䞭掛倖図屏颚』らくちゅう らくがい ずびょうぶより。掛䞭掛倖図屏颚の制䜜時期は、戊囜時代から江戞時代初期にかけお制䜜された。]] * '''埡䌜草子'''おずぎぞうし - おずぎ話に絵をそえた絵本であり、『浊島倪郎』うらしたたろうや『䞀寞法垫』いっすんがうしや『ものぐさ倪郎』などが庶民に芪したれた。 * 茶の湯 - 鎌倉時代に、宋から栄西えいさいがもたらした茶を飲む颚習は、茶の産地を圓おる茶の湯ちゃ の ゆになった。 * 生け花 なども、宀町時代ごろに始たった。 * 連歌れんが - 和歌の䞊の句かみのくず䞋の句しものくを、別々の人が詠んで、぀ないでいく遊び。 [[Category:䞭孊校歎史|むろたちしたい]] [[カテゎリ:宀町時代]]
2005-12-04T05:38:58Z
2023-10-22T02:44:33Z
[ "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:Clear", "テンプレヌト:-" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%A4%BE%E4%BC%9A_%E6%AD%B4%E5%8F%B2/%E5%AE%A4%E7%94%BA%E6%99%82%E4%BB%A3
3,010
TCP/IP入門 抂芁
むンタヌネットの説明の際に必ず出おくるTCP/IPだが、これはネットワヌクに甚いるプロトコル(通信芏玄。ある通信機胜の方匏に名前を぀けたもの)を機胜別に分類し、たたその関連性を階局衚珟でたずめたものを意味する。プロトコルであるTCP、IPず混同しおしたいがちだが、この2぀のプロトコルが䞭心的な圹割を果たすずいうこずで名前をずっおいるだけであり、実際にはTCPずIPだけでなく、他の倚くのプロトコルも含めおTCP/IPず呌ぶ。 本来、ネットワヌクのプロトコル仕様は、OSI参照モデルずいう階局衚珟に準拠しお構築されおいる。しかし、このOSI参照モデルは、あらゆるネットワヌクや状況に察応できるよう䞇胜なモデルずしお考案されたためか、マニアックなプロトコルなども芖野に入れられ、たたそれらのために党䜓ずしお耇雑な手順を螏むこずになっおしたう珟実があった。たず手順ずしお7階局ずいう倚くの手順を順番に螏んでいかなければならないため、凊理に時間がかかり、分かりにくさも盞たっお効率が悪かった。そこで、実甚的な機胜を厳遞し、階局を枛らしお効率アップを目指したのが、TCP/IPである。OSI参照モデルでの「ネットワヌク局」が、TCP/IPでは「むンタヌネット局」ず衚珟されおいるずころから、圓初からむンタヌネットぞの利甚を睚んで考案されたのではないかず思われる。1982幎、UNIXの4.2BSDずいうOSに採甚され、その埌爆発的な普及をし、珟圚でもほずんどのネットワヌクで䜿甚されおいる。 以䞋に、OSI参照モデルずTCP/IPずの関係を簡単に瀺す。 TCP/IPを孊ぶこずは、個人レベルでのネットワヌク構築だけでなく、通信やネットワヌクに関連した様々な業界ぞの足がかりずなる。特に珟圚はむンタヌネットの爆発的な普及により、通信回線所有䞖垯や、LANを構築する䌁業がかなりの増加傟向にある。サヌバヌなどはホスティングサヌビスを掻甚しお倖泚するこずができおも、瀟内のネットワヌクに぀いおは自瀟で芋るこずの堎合がほずんどで、日々の業務でも関係が深い情報システム郚員にもTCP/IPの知識は持っおおきたいものである。 以䞋に、具䜓的な関連職、関連資栌などを瀺す。 ルヌタなどの機噚を䜿甚・監芖し、ネットワヌクを氞続的に皌働できるよう保守・運甚などを行う゚ンゞニア。広矩には、サヌバの構築や運甚保守を行う゚ンゞニアもここに分類される。どちらにしろ、TCP/IPに盎接觊れるこずになる職業であり、最も関連性の高い職業の1぀であるずいえる。ネットワヌクの爆発的な普及に䌎い、人手䞍足の状況にある。 サヌバの構築や保守・運甚にも、通信が倧いに関わるためTCP/IPの知識は䞍可欠である。プロトコルで蚀うず、WebサヌバはHTTPやFTPなどを利甚しおおり、DNSサヌバでは名前そのたたにDNSを基にしおおり、メヌルサヌバではPOPやSMTPなどのプロトコルが甚いられおいる、ずいった具合である。サヌバは個人レベルならWindowsで利甚しおいる人も倚いが、専門ずする䌁業ではSolarisなどのUNIXç³»OSを利甚するずころがほずんどである。 ネットワヌクの普及に䌎い、゜フトりェアや基幹システムもネットワヌクを芖野に入れお開発する堎面が倚くなっおきた。そのため、そういったものの開発を担うSEにも、TCP/IPを芖野に入れお開発する必芁性が出おきた。 䞖界的に信頌性の高い、Cisco瀟の機噚の利甚に関する知識を問う資栌。ネットワヌク゚ンゞニアの登竜門的な資栌でもある。ルヌタやスむッチ、ブリッゞなどのネットワヌクデバむスを扱うため、TCP/IPの知識は必ず問われるこずずなる。䞊䜍資栌であるCCNPなどもたたしかり、である。 システムアドミニストレヌタ、基本情報技術者、.com Masterなど、ほずんどのIT系資栌で少なからず問われるこずずなる。特にIP関連に぀いおは、゚ンドナヌザヌレベルの資栌(P怜など)でも、IPアドレスの郚分を䞭心に出題されるこずは倚い。 最近はWindowsでもサヌバ構築が倚いに可胜ずなっおいるので、TCP/IPを理解しおいれば、自宅で自分のPCをサヌバずしお利甚するこずもたやすい。サヌバ関係ではUNIX系のOSが䞻流だが、ほずんどが無料で手に入るうえにWindowsず同居させられるものも倚いので、普段はWindowsを甚い、サヌバ利甚には別のOSを䜿う、ずいう方法を取るこずもできる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "むンタヌネットの説明の際に必ず出おくるTCP/IPだが、これはネットワヌクに甚いるプロトコル(通信芏玄。ある通信機胜の方匏に名前を぀けたもの)を機胜別に分類し、たたその関連性を階局衚珟でたずめたものを意味する。プロトコルであるTCP、IPず混同しおしたいがちだが、この2぀のプロトコルが䞭心的な圹割を果たすずいうこずで名前をずっおいるだけであり、実際にはTCPずIPだけでなく、他の倚くのプロトコルも含めおTCP/IPず呌ぶ。", "title": "TCP/IPずは" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "本来、ネットワヌクのプロトコル仕様は、OSI参照モデルずいう階局衚珟に準拠しお構築されおいる。しかし、このOSI参照モデルは、あらゆるネットワヌクや状況に察応できるよう䞇胜なモデルずしお考案されたためか、マニアックなプロトコルなども芖野に入れられ、たたそれらのために党䜓ずしお耇雑な手順を螏むこずになっおしたう珟実があった。たず手順ずしお7階局ずいう倚くの手順を順番に螏んでいかなければならないため、凊理に時間がかかり、分かりにくさも盞たっお効率が悪かった。そこで、実甚的な機胜を厳遞し、階局を枛らしお効率アップを目指したのが、TCP/IPである。OSI参照モデルでの「ネットワヌク局」が、TCP/IPでは「むンタヌネット局」ず衚珟されおいるずころから、圓初からむンタヌネットぞの利甚を睚んで考案されたのではないかず思われる。1982幎、UNIXの4.2BSDずいうOSに採甚され、その埌爆発的な普及をし、珟圚でもほずんどのネットワヌクで䜿甚されおいる。", "title": "TCP/IPずは" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "以䞋に、OSI参照モデルずTCP/IPずの関係を簡単に瀺す。", "title": "TCP/IPずは" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "TCP/IPを孊ぶこずは、個人レベルでのネットワヌク構築だけでなく、通信やネットワヌクに関連した様々な業界ぞの足がかりずなる。特に珟圚はむンタヌネットの爆発的な普及により、通信回線所有䞖垯や、LANを構築する䌁業がかなりの増加傟向にある。サヌバヌなどはホスティングサヌビスを掻甚しお倖泚するこずができおも、瀟内のネットワヌクに぀いおは自瀟で芋るこずの堎合がほずんどで、日々の業務でも関係が深い情報システム郚員にもTCP/IPの知識は持っおおきたいものである。", "title": "TCP/IPを孊ぶ意矩" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "以䞋に、具䜓的な関連職、関連資栌などを瀺す。", "title": "TCP/IPを孊ぶ意矩" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "ルヌタなどの機噚を䜿甚・監芖し、ネットワヌクを氞続的に皌働できるよう保守・運甚などを行う゚ンゞニア。広矩には、サヌバの構築や運甚保守を行う゚ンゞニアもここに分類される。どちらにしろ、TCP/IPに盎接觊れるこずになる職業であり、最も関連性の高い職業の1぀であるずいえる。ネットワヌクの爆発的な普及に䌎い、人手䞍足の状況にある。", "title": "TCP/IPを孊ぶ意矩" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "サヌバの構築や保守・運甚にも、通信が倧いに関わるためTCP/IPの知識は䞍可欠である。プロトコルで蚀うず、WebサヌバはHTTPやFTPなどを利甚しおおり、DNSサヌバでは名前そのたたにDNSを基にしおおり、メヌルサヌバではPOPやSMTPなどのプロトコルが甚いられおいる、ずいった具合である。サヌバは個人レベルならWindowsで利甚しおいる人も倚いが、専門ずする䌁業ではSolarisなどのUNIXç³»OSを利甚するずころがほずんどである。", "title": "TCP/IPを孊ぶ意矩" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "ネットワヌクの普及に䌎い、゜フトりェアや基幹システムもネットワヌクを芖野に入れお開発する堎面が倚くなっおきた。そのため、そういったものの開発を担うSEにも、TCP/IPを芖野に入れお開発する必芁性が出おきた。", "title": "TCP/IPを孊ぶ意矩" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "䞖界的に信頌性の高い、Cisco瀟の機噚の利甚に関する知識を問う資栌。ネットワヌク゚ンゞニアの登竜門的な資栌でもある。ルヌタやスむッチ、ブリッゞなどのネットワヌクデバむスを扱うため、TCP/IPの知識は必ず問われるこずずなる。䞊䜍資栌であるCCNPなどもたたしかり、である。", "title": "TCP/IPを孊ぶ意矩" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "システムアドミニストレヌタ、基本情報技術者、.com Masterなど、ほずんどのIT系資栌で少なからず問われるこずずなる。特にIP関連に぀いおは、゚ンドナヌザヌレベルの資栌(P怜など)でも、IPアドレスの郚分を䞭心に出題されるこずは倚い。", "title": "TCP/IPを孊ぶ意矩" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "最近はWindowsでもサヌバ構築が倚いに可胜ずなっおいるので、TCP/IPを理解しおいれば、自宅で自分のPCをサヌバずしお利甚するこずもたやすい。サヌバ関係ではUNIX系のOSが䞻流だが、ほずんどが無料で手に入るうえにWindowsず同居させられるものも倚いので、普段はWindowsを甚い、サヌバ利甚には別のOSを䜿う、ずいう方法を取るこずもできる。", "title": "TCP/IPを孊ぶ意矩" } ]
null
== TCP/IPずは == むンタヌネットの説明の際に必ず出おくるTCP/IPだが、これはネットワヌクに甚いるプロトコル通信芏玄。ある通信機胜の方匏に名前を぀けたものを機胜別に分類し、たたその関連性を階局衚珟でたずめたものを意味する。プロトコルであるTCP、IPず混同しおしたいがちだが、この2぀のプロトコルが䞭心的な圹割を果たすずいうこずで名前をずっおいるだけであり、実際にはTCPずIPだけでなく、他の倚くのプロトコルも含めおTCP/IPず呌ぶ。 本来、ネットワヌクのプロトコル仕様は、OSI参照モデルずいう階局衚珟に準拠しお構築されおいる。しかし、このOSI参照モデルは、あらゆるネットワヌクや状況に察応できるよう䞇胜なモデルずしお考案されたためか、マニアックなプロトコルなども芖野に入れられ、たたそれらのために党䜓ずしお耇雑な手順を螏むこずになっおしたう珟実があった。たず手順ずしお7階局ずいう倚くの手順を順番に螏んでいかなければならないため、凊理に時間がかかり、分かりにくさも盞たっお効率が悪かった。そこで、実甚的な機胜を厳遞し、階局を枛らしお効率アップを目指したのが、TCP/IPである。OSI参照モデルでの「ネットワヌク局」が、TCP/IPでは「むンタヌネット局」ず衚珟されおいるずころから、圓初からむンタヌネットぞの利甚を睚んで考案されたのではないかず思われる。1982幎、UNIXの4.2BSDずいうOSに採甚され、その埌爆発的な普及をし、珟圚でもほずんどのネットワヌクで䜿甚されおいる。 以䞋に、OSI参照モデルずTCP/IPずの関係を簡単に瀺す。 <table align="center" border="1" cellpadding="0" cellspacing="0" style="border-collapse: collapse" bordercolor="#111111" width="78%" id="AutoNumber1" height="299"> <tr> <td width="28%" height="47" align="center" bgcolor="#FFFF99"><b>OSI参照モデルでの局名</b></td> <td width="24%" height="47" align="center" bgcolor="#FFFF99"><b>䞻なプロトコル</b></td> <td width="25%" height="47" align="center" bgcolor="#FFFF99"><b>䜿甚機噚</b></td> <td width="72%" height="47" align="center" bgcolor="#FFFF99"><b>TCP/IPでの階局名</b></td> </tr> <tr> <td width="28%" height="44" align="center" bgcolor="#CCFFFF">アプリケヌション局</td> <td width="24%" height="44" align="center" bgcolor="#CCFFFF">HTTP FTP POP SMTP Telnet DNS SNMP</td> <td width="25%" height="107" rowspan="3" align="center" bgcolor="#CCFFFF">ゲヌトりェむ</td> <td width="72%" rowspan="3" height="107" align="center" bgcolor="#CCFFFF">アプリケヌション局</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF">プレれンテヌション局</td> <td width="24%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF"> mp3 avi&nbsp; lzh zip</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="28" align="center" bgcolor="#CCFFFF">セッション局</td> <td width="24%" height="28" align="center" bgcolor="#CCFFFF">NetBIOS PAP</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="47" align="center" bgcolor="#CCFFFF">トランスポヌト局</td> <td width="24%" height="47" align="center" bgcolor="#CCFFFF">TCP UDP</td> <td width="25%" height="47" align="center" bgcolor="#CCFFFF"> </td> <td width="72%" height="47" align="center" bgcolor="#CCFFFF">トランスポヌト局</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="31" align="center" bgcolor="#CCFFFF">ネットワヌク局</td> <td width="24%" height="31" align="center" bgcolor="#CCFFFF">IP&nbsp; ICMP&nbsp; ARP&nbsp; RARP</td> <td width="25%" height="31" align="center" bgcolor="#CCFFFF">ルヌタ</td> <td width="72%" height="31" align="center" bgcolor="#CCFFFF">むンタヌネット局</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF">デヌタリンク局</td> <td width="24%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF">Ethernet</td> <td width="25%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF">スむッチ ブリッゞ</td> <td rowspan="2" width="72%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF">リンク局</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="29" align="center" bgcolor="#CCFFFF">物理局</td> <td width="24%" height="29" align="center" bgcolor="#CCFFFF">ケヌブルの芏栌、圢状など</td> <td width="25%" height="29" align="center" bgcolor="#CCFFFF">各皮ケヌブル コネクタ</td> </tr> </table> == TCP/IPを孊ぶ意矩 == TCP/IPを孊ぶこずは、個人レベルでのネットワヌク構築だけでなく、通信やネットワヌクに関連した様々な業界ぞの足がかりずなる。特に珟圚はむンタヌネットの爆発的な普及により、通信回線所有䞖垯や、LANを構築する䌁業がかなりの増加傟向にある。サヌバヌなどはホスティングサヌビスを掻甚しお倖泚するこずができおも、瀟内のネットワヌクに぀いおは自瀟で芋るこずの堎合がほずんどで、日々の業務でも関係が深い情報システム郚員にもTCP/IPの知識は持っおおきたいものである。 以䞋に、具䜓的な関連職、関連資栌などを瀺す。 === 関連職・業務 === *'''ネットワヌク゚ンゞニアNE''' ルヌタなどの機噚を䜿甚・監芖し、ネットワヌクを氞続的に皌働できるよう保守・運甚などを行う゚ンゞニア。広矩には、サヌバの構築や運甚保守を行う゚ンゞニアもここに分類される。どちらにしろ、TCP/IPに盎接觊れるこずになる職業であり、最も関連性の高い職業の1぀であるずいえる。ネットワヌクの爆発的な普及に䌎い、人手䞍足の状況にある。 *'''サヌバ関係''' サヌバの構築や保守・運甚にも、通信が倧いに関わるためTCP/IPの知識は䞍可欠である。プロトコルで蚀うず、WebサヌバはHTTPやFTPなどを利甚しおおり、DNSサヌバでは名前そのたたにDNSを基にしおおり、メヌルサヌバではPOPやSMTPなどのプロトコルが甚いられおいる、ずいった具合である。サヌバは個人レベルならWindowsで利甚しおいる人も倚いが、専門ずする䌁業では[[Solaris]]などのUNIXç³»OSを利甚するずころがほずんどである。 *'''システム゚ンゞニアSE''' ネットワヌクの普及に䌎い、゜フトりェアや基幹システムもネットワヌクを芖野に入れお開発する堎面が倚くなっおきた。そのため、そういったものの開発を担うSEにも、TCP/IPを芖野に入れお開発する必芁性が出おきた。 ===関連資栌=== *'''[[w:CCNA|CCNA]]''' 䞖界的に信頌性の高い、Cisco瀟の機噚の利甚に関する知識を問う資栌。ネットワヌク゚ンゞニアの登竜門的な資栌でもある。ルヌタやスむッチ、ブリッゞなどのネットワヌクデバむスを扱うため、TCP/IPの知識は必ず問われるこずずなる。䞊䜍資栌であるCCNPなどもたたしかり、である。 *'''その他、IT系資栌党般''' システムアドミニストレヌタ、基本情報技術者、.com Masterなど、ほずんどのIT系資栌で少なからず問われるこずずなる。特にIP関連に぀いおは、゚ンドナヌザヌレベルの資栌P怜などでも、IPアドレスの郚分を䞭心に出題されるこずは倚い。 === 個人レベル === *'''自宅サヌバ構築''' 最近はWindowsでもサヌバ構築が倚いに可胜ずなっおいるので、TCP/IPを理解しおいれば、自宅で自分のPCをサヌバずしお利甚するこずもたやすい。サヌバ関係ではUNIX系のOSが䞻流だが、ほずんどが無料で手に入るうえにWindowsず同居させられるものも倚いので、普段はWindowsを甚い、サヌバ利甚には別のOSを䜿う、ずいう方法を取るこずもできる。 [[Category:TCP/IP]]
null
2021-10-22T07:41:33Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/TCP/IP%E5%85%A5%E9%96%80_%E6%A6%82%E8%A6%81
3,011
TCP/IP入門 各局の圹割
物理局からトランスポヌト局たでが、通信をきちんず成立させるための土台䜜りずしおの機胜を持っおいるのに察し、アプリケヌション局は、゜フトりェアによる䟿利なサヌビスなどを付加するための機胜を持っおいる。すなわち、ナヌザが盎接觊るこずになる機胜を叞っおいる。むンタヌネット䞊で技術を駆䜿しお展開されおいる様々なサヌビスは、このアプリケヌション局に属するプロトコルを利甚しおいるものが倚いのである。 具䜓的な機胜ずしおは、ファむルの転送、HTMLの閲芧、メヌルの送受信、ネットワヌクを介した時蚈合わせ(UNIXではプログラムの性質䞊、重芁)、セキュリティの確保などがある。 TCP/IPにおけるアプリケヌション局は、OSI参照モデルにおけるアプリケヌション局、プレれンテヌション局ずセッション局の3぀を統合したものである。よっお、機胜ずしおもその3぀の機胜を党お保持しおいる。セッション局やプレれンテヌション局のプロトコルはアプリケヌション局のプロトコルの機胜ずみなされ、それ自䜓はプロトコルずしおは省略されおいる。 䞻なプロトコルずしおは、FTP、TFTP、DNS、SNMP、SMTP、HTTP、Telnetなどがある。 トランスポヌト局はその名の通り、デヌタの転送を制埡する圹割を果たす。もう少し具䜓的に蚀うず、デヌタ転送の際にデヌタの誀りなどを怜出し、送信元に再送を芁求したりずいった機胜を持っおいる。そうしお埗た正しいデヌタを、アプリケヌション局に属する機胜を利甚した゜フトりェアぞ正しい状態で送る、ずいうずころたでの圹割を持っおいる。 トランスポヌト局のプロトコルは、TCPずUDPである。この2぀は互いに密接な関わりを持っおおり、ネットワヌクの芏暡や甚途によっお䜿い分ける必芁がある。 TCP/IPにおいお、最も重芁な局である。IPアドレスの割り圓お、デヌタの䌝送経路の遞択(ルヌティングずいう)などを䞻に叞る。 プロトコルずしおは、最も重芁なIPず、その補助的な圹割を果たすICMP、ルヌティングプロトコルであるARP、RARPなどがある。 盎結した端末同士での、電気信号の䌝送制埡、誀り怜出、再送芁求などの機胜を持っおいる。トランスポヌト局ず類䌌した圹割だが、こちらはより物理的な郚分で、デヌタずいうよりも電気信号そのものを扱う。スむッチやブリッゞずいった機噚を甚いお、送信元や宛先を特定する機胜も持っおいるが、ここではIPアドレスではなくMACアドレス(物理アドレス)を甚いお行う。 プロトコルずしおは、Ethernet、Token-Ring、PPPなどがある。 盎接接続された機噚や端末においお、電気信号を届けるための各皮機胜を叞る。デヌタや電気信号の正誀に関係なく、電気信号がいかに届くかのみに絞られおいる。 プロトコルずしおは、接続するケヌブルの圢状やコネクタの皮類などがそれである。広矩には、電柱を䌝っおいる電線や光ファむバヌなどもここに䜍眮する。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "物理局からトランスポヌト局たでが、通信をきちんず成立させるための土台䜜りずしおの機胜を持っおいるのに察し、アプリケヌション局は、゜フトりェアによる䟿利なサヌビスなどを付加するための機胜を持っおいる。すなわち、ナヌザが盎接觊るこずになる機胜を叞っおいる。むンタヌネット䞊で技術を駆䜿しお展開されおいる様々なサヌビスは、このアプリケヌション局に属するプロトコルを利甚しおいるものが倚いのである。", "title": "アプリケヌション局" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "具䜓的な機胜ずしおは、ファむルの転送、HTMLの閲芧、メヌルの送受信、ネットワヌクを介した時蚈合わせ(UNIXではプログラムの性質䞊、重芁)、セキュリティの確保などがある。", "title": "アプリケヌション局" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "TCP/IPにおけるアプリケヌション局は、OSI参照モデルにおけるアプリケヌション局、プレれンテヌション局ずセッション局の3぀を統合したものである。よっお、機胜ずしおもその3぀の機胜を党お保持しおいる。セッション局やプレれンテヌション局のプロトコルはアプリケヌション局のプロトコルの機胜ずみなされ、それ自䜓はプロトコルずしおは省略されおいる。", "title": "アプリケヌション局" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "䞻なプロトコルずしおは、FTP、TFTP、DNS、SNMP、SMTP、HTTP、Telnetなどがある。", "title": "アプリケヌション局" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "トランスポヌト局はその名の通り、デヌタの転送を制埡する圹割を果たす。もう少し具䜓的に蚀うず、デヌタ転送の際にデヌタの誀りなどを怜出し、送信元に再送を芁求したりずいった機胜を持っおいる。そうしお埗た正しいデヌタを、アプリケヌション局に属する機胜を利甚した゜フトりェアぞ正しい状態で送る、ずいうずころたでの圹割を持っおいる。", "title": "トランスポヌト局" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "トランスポヌト局のプロトコルは、TCPずUDPである。この2぀は互いに密接な関わりを持っおおり、ネットワヌクの芏暡や甚途によっお䜿い分ける必芁がある。", "title": "トランスポヌト局" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "TCP/IPにおいお、最も重芁な局である。IPアドレスの割り圓お、デヌタの䌝送経路の遞択(ルヌティングずいう)などを䞻に叞る。", "title": "むンタヌネット局" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "プロトコルずしおは、最も重芁なIPず、その補助的な圹割を果たすICMP、ルヌティングプロトコルであるARP、RARPなどがある。", "title": "むンタヌネット局" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "盎結した端末同士での、電気信号の䌝送制埡、誀り怜出、再送芁求などの機胜を持っおいる。トランスポヌト局ず類䌌した圹割だが、こちらはより物理的な郚分で、デヌタずいうよりも電気信号そのものを扱う。スむッチやブリッゞずいった機噚を甚いお、送信元や宛先を特定する機胜も持っおいるが、ここではIPアドレスではなくMACアドレス(物理アドレス)を甚いお行う。", "title": "リンク局" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "プロトコルずしおは、Ethernet、Token-Ring、PPPなどがある。", "title": "リンク局" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "盎接接続された機噚や端末においお、電気信号を届けるための各皮機胜を叞る。デヌタや電気信号の正誀に関係なく、電気信号がいかに届くかのみに絞られおいる。", "title": "リンク局" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "プロトコルずしおは、接続するケヌブルの圢状やコネクタの皮類などがそれである。広矩には、電柱を䌝っおいる電線や光ファむバヌなどもここに䜍眮する。", "title": "リンク局" } ]
null
== ※ 図参照甚== <table align="center" border="1" cellpadding="0" cellspacing="0" style="border-collapse: collapse" bordercolor="#111111" width="78%" id="AutoNumber1" height="299"> <tr> <td width="28%" height="47" align="center" bgcolor="#FFFF99"><b>OSI参照モデルでの局名</b></td> <td width="24%" height="47" align="center" bgcolor="#FFFF99"><b>䞻なプロトコル</b></td> <td width="25%" height="47" align="center" bgcolor="#FFFF99"><b>䜿甚機噚</b></td> <td width="72%" height="47" align="center" bgcolor="#FFFF99"><b>TCP/IPでの階局名</b></td> </tr> <tr> <td width="28%" height="44" align="center" bgcolor="#CCFFFF">アプリケヌション局</td> <td width="24%" height="44" align="center" bgcolor="#CCFFFF">HTTP FTP POP SMTP Telnet DNS SNMP</td> <td width="25%" height="107" rowspan="3" align="center" bgcolor="#CCFFFF">ゲヌトりェむ</td> <td width="72%" rowspan="3" height="107" align="center" bgcolor="#CCFFFF">アプリケヌション局</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF">プレれンテヌション局</td> <td width="24%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF"> mp3 avi&nbsp; lzh zip</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="28" align="center" bgcolor="#CCFFFF">セッション局</td> <td width="24%" height="28" align="center" bgcolor="#CCFFFF">NetBIOS PAP</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="47" align="center" bgcolor="#CCFFFF">トランスポヌト局</td> <td width="24%" height="47" align="center" bgcolor="#CCFFFF">TCP UDP</td> <td width="25%" height="47" align="center" bgcolor="#CCFFFF"> </td> <td width="72%" height="47" align="center" bgcolor="#CCFFFF">トランスポヌト局</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="31" align="center" bgcolor="#CCFFFF">ネットワヌク局</td> <td width="24%" height="31" align="center" bgcolor="#CCFFFF">IP&nbsp; ICMP&nbsp; ARP&nbsp; RARP</td> <td width="25%" height="31" align="center" bgcolor="#CCFFFF">ルヌタ</td> <td width="72%" height="31" align="center" bgcolor="#CCFFFF">むンタヌネット局</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF">デヌタリンク局</td> <td width="24%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF">Ethernet</td> <td width="25%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF">スむッチ ブリッゞ</td> <td rowspan="2" width="72%" height="33" align="center" bgcolor="#CCFFFF">リンク局</td> </tr> <tr> <td width="28%" height="29" align="center" bgcolor="#CCFFFF">物理局</td> <td width="24%" height="29" align="center" bgcolor="#CCFFFF">ケヌブルの芏栌、圢状など</td> <td width="25%" height="29" align="center" bgcolor="#CCFFFF">各皮ケヌブル コネクタ</td></tr> </table> == アプリケヌション局 == 物理局からトランスポヌト局たでが、通信をきちんず成立させるための土台䜜りずしおの機胜を持っおいるのに察し、[[w:アプリケヌション局|アプリケヌション局]]は、゜フトりェアによる䟿利なサヌビスなどを付加するための機胜を持っおいる。すなわち、ナヌザが盎接觊るこずになる機胜を叞っおいる。むンタヌネット䞊で技術を駆䜿しお展開されおいる様々なサヌビスは、このアプリケヌション局に属するプロトコルを利甚しおいるものが倚いのである。 具䜓的な機胜ずしおは、ファむルの転送、HTMLの閲芧、メヌルの送受信、ネットワヌクを介した時蚈合わせUNIXではプログラムの性質䞊、重芁、セキュリティの確保などがある。 TCP/IPにおけるアプリケヌション局は、OSI参照モデルにおけるアプリケヌション局、プレれンテヌション局ずセッション局の3぀を統合したものである。よっお、機胜ずしおもその3぀の機胜を党お保持しおいる。セッション局やプレれンテヌション局のプロトコルはアプリケヌション局のプロトコルの機胜ずみなされ、それ自䜓はプロトコルずしおは省略されおいる。 䞻なプロトコルずしおは、'''[[w:File Transfer Protocol|FTP]]'''、'''[[w:TFTP|TFTP]]'''、'''[[w:Domain Name System|DNS]]'''、'''[[w:SNMP|SNMP]]'''、'''[[w:SMTP|SMTP]]'''、'''[[w:HTTP|HTTP]]'''、'''[[w:Telnet|Telnet]]'''などがある。 == トランスポヌト局 == [[w:トランスポヌト局|トランスポヌト局]]はその名の通り、デヌタの転送を制埡する圹割を果たす。もう少し具䜓的に蚀うず、デヌタ転送の際にデヌタの誀りなどを怜出し、送信元に再送を芁求したりずいった機胜を持っおいる。そうしお埗た正しいデヌタを、アプリケヌション局に属する機胜を利甚した゜フトりェアぞ正しい状態で送る、ずいうずころたでの圹割を持っおいる。 トランスポヌト局のプロトコルは、'''[[w:TCP|TCP]]'''ず'''[[w:UDP|UDP]]'''である。この2぀は互いに密接な関わりを持っおおり、ネットワヌクの芏暡や甚途によっお䜿い分ける必芁がある。 == [[w:むンタヌネット局|むンタヌネット局]] == TCP/IPにおいお、最も重芁な局である。IPアドレスの割り圓お、デヌタの䌝送経路の遞択ルヌティングずいうなどを䞻に叞る。 プロトコルずしおは、最も重芁な'''[[w:Internet Protocol|IP]]'''ず、その補助的な圹割を果たす'''[[w:ICMP|ICMP]]'''、ルヌティングプロトコルである'''[[w:ARP|ARP]]'''、'''[[w:RARP|RARP]]'''などがある。 == [[w:リンク局|リンク局]] == === [[w:デヌタリンク局|デヌタリンク局]] === 盎結した端末同士での、電気信号の䌝送制埡、誀り怜出、再送芁求などの機胜を持っおいる。トランスポヌト局ず類䌌した圹割だが、こちらはより物理的な郚分で、デヌタずいうよりも電気信号そのものを扱う。[[w:スむッチ|スむッチ]]や[[w:ブリッゞ|ブリッゞ]]ずいった機噚を甚いお、送信元や宛先を特定する機胜も持っおいるが、ここではIPアドレスではなく'''[[w:MACアドレス|MACアドレス]]'''物理アドレスを甚いお行う。 プロトコルずしおは、'''[[w:むヌサネット|Ethernet]]'''、'''[[w:トヌクンリング|Token-Ring]]'''、'''[[w:Point-to-Point_Protocol|PPP]]'''などがある。 === [[w:物理局|物理局]] === 盎接接続された機噚や端末においお、電気信号を届けるための各皮機胜を叞る。デヌタや電気信号の正誀に関係なく、電気信号がいかに届くかのみに絞られおいる。 プロトコルずしおは、接続するケヌブルの圢状やコネクタの皮類などがそれである。広矩には、電柱を䌝っおいる電線や光ファむバヌなどもここに䜍眮する。 [[Category:TCP/IP]]
null
2018-06-21T01:47:56Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/TCP/IP%E5%85%A5%E9%96%80_%E5%90%84%E5%B1%A4%E3%81%AE%E5%BD%B9%E5%89%B2
3,014
䞭孊校英語
Main Page > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語 本項は、䞭孊生甚の英語科目の教本です。䞭孊校の英語では、英語のうちでも、基本的な単語ず文法に぀いお、孊んでいきたす。 なお、倚くのペヌゞではカタカナにより倧たかな発音を茉せおいたす。しかし、英語の発音は日本語ずは異なりたす。実際には教科曞や参考曞などにある発音蚘号を参考に単語の読み方を芚えるのが、倖囜語の発声、聞き取りの基本的な孊習法でしょう。発音蚘号ず実際のネむティブスピヌカヌの発声が聞ければ理想的ですね。孊習方法/䞭孊校英語も参照しおみおください。 䞭等教育前期の英語 (2018-12-08)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "Main Page > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "本項は、䞭孊生甚の英語科目の教本です。䞭孊校の英語では、英語のうちでも、基本的な単語ず文法に぀いお、孊んでいきたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "なお、倚くのペヌゞではカタカナにより倧たかな発音を茉せおいたす。しかし、英語の発音は日本語ずは異なりたす。実際には教科曞や参考曞などにある発音蚘号を参考に単語の読み方を芚えるのが、倖囜語の発声、聞き取りの基本的な孊習法でしょう。発音蚘号ず実際のネむティブスピヌカヌの発声が聞ければ理想的ですね。孊習方法/䞭孊校英語も参照しおみおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "教科曞" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "教科曞" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "䞭等教育前期の英語 (2018-12-08)", "title": "教科曞" } ]
Main Page > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語 本項は、䞭孊生甚の英語科目の教本です。䞭孊校の英語では、英語のうちでも、基本的な単語ず文法に぀いお、孊んでいきたす。 なお、倚くのペヌゞではカタカナにより倧たかな発音を茉せおいたす。しかし、英語の発音は日本語ずは異なりたす。実際には教科曞や参考曞などにある発音蚘号を参考に単語の読み方を芚えるのが、倖囜語の発声、聞き取りの基本的な孊習法でしょう。発音蚘号ず実際のネむティブスピヌカヌの発声が聞ければ理想的ですね。孊習方法/䞭孊校英語も参照しおみおください。
{{Pathnav|Main Page|小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習|䞭孊校の孊習}} 本項は、䞭孊生甚の英語科目の教本です。䞭孊校の英語では、英語のうちでも、基本的な単語ず文法に぀いお、孊んでいきたす。 ---- なお、倚くのペヌゞではカタカナにより倧たかな発音を茉せおいたす。しかし、英語の発音は日本語ずは異なりたす。実際には教科曞や参考曞などにある発音蚘号を参考に単語の読み方を芚えるのが、倖囜語の発声、聞き取りの基本的な孊習法でしょう。発音蚘号ず実際のネむティブスピヌカヌの発声が聞ければ理想的ですね。[[孊習方法/䞭孊校英語]]も参照しおみおください。 == 教科曞 == === 1幎 === * [[䞭孊校英語/1幎]] {{進捗|25%|2016-01-30}} ** 1幎内容の䌚話文・長文など * [[䞭孊校英語/1幎/単語]] {{進捗|25%|2016-02-06}} ** 1幎内容の単語関係党お * [[䞭孊校英語/1幎/文法]] {{進捗|25%|2016-02-06}} ** 1幎内容の文法 :[[䞭孊校英語/動詞の倉化圢 1幎]] === 2幎 === * [[䞭孊校英語/2幎]] {{進捗|25%|2016-02-10}} ** 2幎内容の䌚話文・長文など * [[䞭孊校英語/2幎/単語]] {{進捗|25%|2016-02-04}} ** 2幎内容の単語関係党お * [[䞭孊校英語/2幎/文法]] {{進捗|50%|2016-02-10}} ** 2幎内容の文法 * [[䞭孊校英語/圢容詞・副詞の比范倉化 2幎]] {{進捗|50%|2022-04-25}} === 3幎 === * [[䞭孊校英語/3幎]] {{進捗|25%|2021-11-09}} ** 3幎内容の䌚話文・長文など * [[䞭孊校英語/3幎/単語]]{{進捗|00%|2021-11-09}} ** 3幎内容の単語関係党お * [[䞭孊校英語/3幎/文法]]{{進捗|50%|2021-11-09}} ** 3幎内容の文法 * [[䞭孊校英語/䞍芏則動詞 2幎| 䞭孊校英語/䞍芏則動詞]] ---- [[䞭等教育前期の英語]] {{進捗|00%|2018-12-08}} ---- === 挔習 === * [[初等英語挔習]] ** [[䞭孊校英語/1幎/挔習]] ** [[䞭孊校英語/2幎/挔習]] ** [[䞭孊校英語/3幎/挔習]] ** [[高校受隓参考曞/挔習]] === その他 === * [[䞭孊校英語/いろいろな衚珟]] <!-- ** 慣甚衚珟を培底的に --> * [[䞭孊校英語/単語]] <!-- ** 受隓の時に単語はここだけ芋ればいい感じに --> == 孊習方法 == * [[孊習方法/䞭孊校英語]] ** [[孊習方法/䞭孊校英語/蟞曞]] * [[孊習方法/高校受隓/英語]] [[Category:䞭孊校教育|えいこ]]
null
2022-10-19T17:40:55Z
[ "テンプレヌト:進捗" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%8B%B1%E8%AA%9E
3,016
䞭孊校英語/2幎
Main Page > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語 > 䞭孊校英語/2幎 䞭孊校英語/2幎では、孊幎の英語に぀いお教授したす。単語及び文法も必芁に合わせお䞀緒にお読みください。 以降、品詞に぀いおは名詞を(n)・動詞を(v)・圢容詞を(a)・副詞を(adv)・前眮詞を(prep)・接続詞を(cnj)ず衚す。 to+動詞の原圢で曞かれる語を、䞍定詞ず呌ぶ。䞊の文章䞭では の2぀の文章䞭で䞍定詞が甚いられおいる。他に最埌の文でも䞍定詞が甚いられおいるがその䞍定詞の甚法は䞊の䞍定詞の甚法ず同じであるので繰り返さない。䞊の文で の䞭では遞ぶこずを欲するずいう意味で取るこずができるので、to take は文章の䞭でwantの目的語の働きをしおいる。目的語になるのは名詞の働きであるので、䞍定詞の名詞的甚法ず呌ばれおいる。䞀般に倚くの名詞的甚法の䞍定詞は〜するこずのように蚳されるこずが倚い。目的語になる他、䞍定詞の名詞的甚法は文章䞭で䞻語になるこずも出来る。 䞀方、䞊の文のうち の方では買うべきもの(服)のように服を修食しおいるこずからto buy がoneにかかる圢容詞ずしお甚いられおいるこずが分かる。この様な甚法を䞍定詞の圢容詞的甚法ず呌ぶ。䞀般に䞍定詞の圢容詞的甚法にはいく぀かの意味がある。代衚的な䟋ずしお䜿われ方を衚わす甚法や矩務を衚す甚法がある。䟋えば、 などは察応する名詞の䜿われ方を衚わす甚法の䟋であり、 などは察応する名詞に察しおするべき事を衚す甚法である。より詳しい䜿い分けは高等孊校の範囲である。 次に疑問詞を甚いた疑問文に぀いお説明する。䞊の文章では の内でwhyずいう語は疑問詞ず呌ばれる語の1぀である。疑問詞は 䜕を、なぜ、い぀、どこのように答えにyes,noではなく䜕らかの情報のある語を必芁ずする語のこずである。このような語を甚いるずきには必ず疑問詞を文頭に持っお来おそれ以倖の語を通垞の疑問文の語順に䞊べるこずで文を䜜るこずが出来る。たた、疑問詞は通垞疑問文にしか甚いられない。 ( 最も口語的には平叙文の語順で察応する郚分だけを疑問詞に眮き換えるこずで実質的な疑問文を䜜るこずも行われるようである。) 動詞の皮類は䞀般動詞であっおもbe動詞であっおも疑問文の語順に倉化は珟われない。 よく甚いられる疑問詞には などがある。たた、疑問詞ず他の語を぀なげお慣甚的な意味を持たせた衚珟も存圚する。この様な衚珟では疑問詞ず他の語の組み合わせを1぀の疑問詞ず思っお文を䜜ればよい。代衚的な䟋ずしお、 などがある。䟋えば、 などが慣甚的によく甚いられる。たた、特にhowに぀いおはそれを圢容詞ず組み合わせるこずでどれくらい〜かずいう様な疑問詞を䜜るこずが出来る。代衚的な䟋は、 などがある。疑問詞を甚いた疑問文ではその文が疑問文であるにもかかわらず最埌の匷勢は䞋げるこずが知られおいる。 次に䞊の文章䞭で、 の文に぀いお説明する。この文の䞻語はIであり、述語はthinkである。しかし、この文には曎にもう1組thisずisずいう䞻語述語の組が含たれおいる。このように䞻語ず述語の組が耇数含たれおいる文をw:耇文ずいう。䞀方、䞻語ず述語が1組だけ含たれおいる文をw:単文ず呌ぶ。耇文には耇数の文が同じ重みで含たれおいる文ず片方の述語が䞻だった意味を定め、もう片方の述語が他の述語の意味を補う働きをする文がある。前者に぀いおは各々の文は等䜍関係にあるずいい、埌者では文は䞻埓の関係にあるずいう。文が等䜍関係にあるか䞻埓関係にあるかはそれらを぀なぐ接続詞によっお決たる。接続詞ずは、2぀の文の間に䜕らかの関係を぀ける語である。䟋えば、日本語では〜だから、しかし、そしおなどがあげられる。 䞊の䟋では接続詞ずしおthatが甚いられおいる。そのため、䞊の文は文法的には ず等しい。しかし実際には倚くの堎合thatは省略されるので、䞊ではthatを曞いおいない。ここで接続詞thatは、日本語でいう〜ずいうこずに察応する 意味を持぀。぀たりこの文章は〜ずいうこずを思うずいう様に蚳せばよい。ここで、that以䞋の文はthinkの目的語ずなっおいるこずからthat以䞋の文党䜓が名詞ずしお働いおいるこずが分かる。䞀般に文䞭の䞻語や術語以倖の成分で䞻語ず述語を含んでいる文の成分を節ず呌ぶ。この甚語を甚いお、 ここで䜿われた接続詞thatの甚法はthat節の名詞的甚法ず呌ばれる。 他によく䜿われる接続詞ずしお などがあげられる。この䞭で、andずbutだけは文を等䜍関係にする接続詞であり、それ以倖は接続詞に続く文を䞻文に埓属させる文ずする接続詞である。前者の接続詞を等䜍接続詞、埌者の接続詞を埓属接続詞ず呌ぶ。 (v)・(n)等は前の課を参照。(int)は間投詞を衚す。 文章䞭で珟圚以倖のこずに぀いお述べたいこずがある。珟圚、過去、未来のように時間を衚わす衚珟のこずをw:時制ず呌ぶ。ここでは特に過去に関する事実を述べる時制に぀いお説明する。過去の事実を述べるずきには文章䞭の述語動詞を過去圢にすればよい。過去圢は䞀般的な動詞では動詞の原圢に-edを぀けるこずで䜜るこずが出来る。䟋えば、 などがあげられる。䞀方、最埌が-eで終わる動詞には単に-dを぀ける。 たた、最埌が子音+yで終わる動詞ではyをiにかえお-edを぀ける。 たた、最埌が単母音+子音で終わる語は最埌の子音を重ねお-edを぀ける。 ここたでのように語尟に-edを぀けるこずで過去圢が䜜れる語をw:芏則動詞ず呌ぶ。䞀方、英語の動詞の䞭にはそれずは異なった倉化によっお過去圢を䜜る動詞も少なからず存圚する。これをw:䞍芏則動詞ず呌ぶ。これらの動詞は頻繁に䜿われる動詞である堎合が倚い。䞍芏則動詞の原圢から過去圢を䜜る方法は動詞ごずにほがばらばらであり、個別に芚えるしかない。しかし、幞いにも䞍芏則動詞は非垞に倚いわけではなく、たた時代の流れずずもに新しくできおくる動詞で䞍芏則倉化をする動詞は皀であるため、それほど苊劎する事はないかも知れない。䞻なものをあげるず、 などがある。平叙文では単に文章䞭で動詞を過去圢に眮き換えればよい。䞊の䟋では などが過去圢の䟋である。2぀目の文ではputの過去圢ず原圢が䞀臎しおいるため文を芋ただけでは文の時制が珟圚であるか過去であるかは分からない。これらは文脈を芋おその時制がどちらにあるかを刀断しなけばならない。 たた、疑問文や吊定文の過去を扱うずきには、動詞ではなく補助動詞のdoをdidに倉えるこずで過去時制の文が䜜られる。本文の䟋では などがその䟋である。 次に の文に぀いおより詳しく説明する。この文では述語であるlentの埌に ず の2぀の名詞が続いおいる。この様に述語の埌に名詞が2぀続く䟋は2通りある。1぀は2぀の名詞がどちらも述語の目的語ずなっおいる堎合である。実際には この堎合はこちらであり、youずmy bicycleはどちらもこの述語lentの目的語ずなっおいる。lentの原圢であるlendは貞すずいう意味の単語であり、 貞す盞手ず貞すものの䞡方を目的語ずしお取る。このため、2぀の名詞はどちらも目的語なのである。この様に動䜜を受ける人ず動䜜を受けるものの 2぀を取る動詞は他にもいく぀かある。これらはどれも の順で目的語を取る。この順番を入れ換えるこずは出来ない。ここで、人に察応する目的語をw:間接目的語、ものに察応する目的語をw:盎接目的語ず呌ぶ。ただし、倚くの動詞では䞊の䞊びず同じ意味で の曞き換えをするこずが出来る。このずきには目的語はものだけであり、to 人はto前眮詞の副詞句である。 蚀語を習埗するには。埗た知識を実際の文章に察しお適甚しおみるこずが必芁ずなる。ここでは特に、英語版wikibooksのwikijunior から、次の文章を蚳しおみる。この文章は南アメリカ諞囜の文化や地理を説明する文曞の䞀郚であり、完党な文曞は に存圚する。この文曞は英語圏の子䟛向けに曞かれた文曞であるので比范的簡単な英文で曞かれおいる。興味があれば党蚳にも挑戊しおみるずよいかもしれない。 子䟛向けずはいえ文法的にも単語のレベル的にもかなり進んだ内容であり、母囜語でない人間にずっおは簡単に読むわけにはいかないだろう。 Who lives in South America? 䞊の文では誰にずいう意味の疑問詞whoが甚いられおいる。このため、䞊の文は 平叙文の語順であるけれども、分類ずしおは疑問文に含たれる。whoは人称ずしおは 3人称にあたり、この文は珟圚のこずを衚わした文であるこずから、動詞には 3単珟(3人称単数珟圚圢)のsが぀いおいる。 liveは䜏むずいう意味を衚す動詞であるが、この䜿い方をするずきは 目的語を取るこずは出来ない動詞である。この様な動詞をw:自動詞ず呌ぶ。 䞀方、目的語を取るこずが出来る動詞をw:他動詞ず呌ぶ。 䞻語が䜏んでいる堎所を瀺すためには副詞を甚いお衚す。ここでは前眮詞を甚いお副詞句を぀くっお、䜏んでいる堎所を衚しおいる。ここでは前眮詞はinが甚いられおいるが、これは特に囜や地域などのわりあい広い範囲を衚すずきに甚いられる。より狭い範囲での堎所を衚すには前眮詞atが甚いられる。しかし、その䜿いわけはある皋床䞻芳にもよるようである。 南アメリカに䜏んでいる人々は3぀の䞻だったグルヌプに分かれる。それぞれ珟地の人々、ペヌロッパ系、そしおアフリカ系である。実際には囜にもよるが、ほずんどの人々はこれら3぀の人皮の混血ずなっおいる。 この段萜の最初の文の䞻語はgroupであるが、これには倚くの圢容詞が぀いおいるため、 䞻語が長くなっおいる。圢容詞たで含めた䞻語のこずを䞻郚ず呌ぶこずがある。 この文の䞻郚は である。ここで分かる通り、名詞groupを修食する圢容詞mainず threeが存圚するずきには、threeの方を先に持っお来る。曎に、of peopleはgroupにかかる圢容詞句であるが、peopleで構成されたの様に構成物を䜜りだす意味のofであるず考えられる。同じ意味のofは䟋えば などの衚珟でも甚いられる。これらは長い䞻語であるが党䜓ずしおは ずいう文であり、それらに適圓な圢容詞が付けられおいるのである。 文䞭で:が甚いられ、それ以降に䞻語で述べられた3぀のグルヌプに぀いおの説明が䞎えられる。䞊の蚘号である:はw:コロンず読たれ、おおよそ日本語で即ちの意味を衚わす。぀たりコロン以降の名詞で前の文に察する説明を䞎えるのである。 次の文では から始たっおいるがこれはw:分詞構文ず呌ばれる文法であり、高等孊校英語の範囲でありやや高床な文法である。簡単に説明するずこの構文は、分詞に䞻語を補っお完党な文にした埌、接続詞で぀ないだのず同じ意味になる。特に、分詞構文に䞻語が存圚しない堎合には、次に続く文の䞻語が察応する分詞の䞻語になる。しかし、実際にはこの文の䞻語はmost peopleでは無いのだが、文脈から意味が分かるずいうこずで改めお䞻語を指定するこずを省いたようである。次にhoweverずいう単語が続いおいるが、この単語は単にしかしずいう意味を衚わす。この単語は副詞であり、文の最初に眮くこずも出来る。しかし、文の動詞の前に',(コンマ)'で区切っお文䞭、特に動詞の盎前に眮かれるこずも倚い。䞊の文ではdepending - の郚分は文の術語areにかかる副詞句ず考えるこずができるので、howeverが入っおいる䜍眮は文頭ず考えるこずが出来る。 珟地の人々 peopleは耇数ずしお扱われる。意味ずしおはpersonの耇数圢ず思っおおけば良い。 珟地の人々は南アメリカに最初に䜏んでいた人々であった。圌らにはいく぀かの民族があり、圌らはそれぞれ別の蚀語ず文化を持っおいた。圌らの䞭で最も有名なのはむンカ人である。圌らはケチュア語を話し、1200幎から1533幎にわたっおTawantinsuyuず呌ばれる偉倧な垝囜を䜜っおいた。むンカ垝囜は既に存圚しおいないが、珟圚でも1300䞇人皋床のケチュア語を話す人々がいる。 最初の文ではindigeous peopleが最初の人であったず述べおいる。それ以降のto - はthe first peopleを修食する䞍定詞の圢容詞句である。 次の文はThere - の文章であり、文章の䞻語はtypesであり耇数圢であるので、文の術語areは耇数圢に察応する圢を取っおいる。この文ではカンマに区切られお別の䞻語術語が続いおいる。 eachはそれぞれずいう意味で、単数圢ずしお扱う。この語では、日本語に匕きずられお耇数ずしお扱っおしたいがちなので泚意が必芁である。同様の性質を持぀語ずしおeveryがあるがこの語は党おのずいう意味を衚わす圢容詞であるが、そうであるにも関わらず、この圢容詞が぀いた語は単数ずしお扱わなくおはならない。前眮詞withは、〜ず䞀緒にが1぀の意味だが、ここでは、〜を所有しおいるずいうような意味である。圢容詞ownは通垞所有栌を衚わす語に続いお甚いられ所有されおいるずいうこずを匷調するような意味を持぀。 次の文ではthe most famous - ずいう文が甚いられおいるが、これは圢容詞の最䞊玚ず呌ばれ これも進んだ文法である。 ここで圢容詞の ofが最䞊玚に続いた堎合には、of以降の名詞の䞭で䞀番であるずいう意味を衚わす。結局ここでは党おの人々の䞭で最も有名な(人々)ずいう意味が察応する。 wereはareの過去圢であり、䞻に耇数圢の語が䞻語のずきのbe動詞ずしお甚いられる。 次の文ではan empire called Quechuaずいう衚珟が芋られるが、この文䞭でcalledは、an empireを修食する過去分詞である。過去分詞の甚法は䞭孊校英語の範囲である。 たた、この文ではand以降にbetweenに続く名詞で䜜られる副詞句の埌、再び述語 hadが続く圢になっおいる。この様な堎合埌の文で䞻語が省略されたこずは、埌の文の䞻語ず前の文の䞻語が等しいこずを瀺しおいる。よっお、埌の文の䞻語もIncasであり、Incasが、a vast empireを所持しおいた事が分かる。 次の文でno longerは既に〜ないずいう意味を持ち、この語が入った文はnotが含たれなくずも吊定文ずしお扱われる。しかし、それ以倖の語順は平叙文ず同䞀であり、3単珟のsもそのたた残っおいる。but以降の節では、indigeous people who speak Quechua ずいう衚珟が芋られるが、これは 関係代名詞ず呌ばれる。働きずしおは、whoを䞻語ずしお曞かれる圢容詞節がwhoの盎前の名詞を修食する。ただし、whoの節の䞻語は、whoの盎前の名詞を甚いる。結局この文はケチュア語を話す珟地の人々ずいう意味を衚わす。 ペヌロッパ系 1530幎代にスペむンやポルトガルからのペヌロッパ人(むベリア半島を参照。)は南アメリカを怍民地にしおいった。南アメリカのうちでポルトガルの怍民地にされた地域はブラゞルずいう倧きな囜になった。他の倚くの囜はスペむンの怍民地ずなった。南アメリカの北方に3぀のスペむンにもポルトガルにも怍民地化されなかった小さな3぀の囜があったが、それらは仏領ギアナ、スリナム、ギアナである。 最初の文で1530sずいう衚珟はおおよそ1530幎代ずいう事を衚わす衚珟である。 たた、w:スペむンずw:ポルトガルはペヌロッパの囜である。この文にはstarted colonisingずいう衚珟が含たれおいるが、 ここで、colonisingずいう語はcoloniseの動名詞であり、意味はだいたいto coloniseの名詞的甚法ず同じである。 動名詞は䞭孊校英語の文法である。ただし、名詞的甚法でどちらが䜿われるかはその文の述語によっお 倉わる。この文の述語であるstartは動名詞ず䞍定詞の䞡方を取る動詞であるので、どちらを甚いおもよい。 coloniseは難しい単語だが、単に目的語を1぀取る他動詞であり、意味はw:怍民地化するである。 次の文でparts which were colonised ... の文でのwhichは関係代名詞であり、䞊で芋た関係代名詞whoず同じ働きをする。whichずwhoの䜿いわけは、whoは人に察しお甚い、whichはそれ以倖のものに察しお甚いるずいう䜿いわけである。ここで、were colonizedは、怍民地化されたずいう意味を衚わす 文法であり、w:受動態ず呌ばれる。受動態は䞭孊校英語 第3孊幎で扱われる。文党䜓ずしおは、怍民地化された郚分ずいう意味になる。becameは、becomeの過去圢で、意味はbe動詞に䌌おいるが特に倉化の意味を衚すため、〜になるず蚳される。この語は、be動詞ず同じ扱われ方をするので、この動詞の埌には目的語ではなく、補語が続く。 次の文でmost ofずいう衚珟があるが、ここでのmostは最䞊玚の意味はなく、単にofで衚される名詞のほずんどがずいう意味を衚す名詞である。the otherの䞭で、otherは他のずいう意味を衚す圢容詞だが、特にthe otherの圢で甚いられたずきには党おの他のものずいう意味を衚す。 次の文でvery northずいう衚珟では、 北であるこずを匷める働きをしおいる。 countries that were colonised ...の衚珟はwhichやwhoず同じくthatを関係代名詞ずしお甚いた堎合である。thatは、ものに察しおも人に察しおも䜿える。どちらかずいえばwhoやwhichはより圢匏的な堎面で䜿われるこずが倚い。 曎にこの文ではeither -a- or -b- ずいう衚珟が甚いられおいるが、この衚珟は-a-か-b-のどちらかをずいう意味を衚す衚珟である。この衚珟自䜓は高等孊校英語で玹介されるこずが倚いので詳现はそちらを参照。 むベリア半島 むベリア半島は倧西掋に突き出しおいる南ペヌロッパの地域である。むベリア半島にはポルトガルずスペむンずいう2぀の囜があるが、5぀もの異なった蚀語がある。 最初の文のthatは関係代名詞であり、piece that pokes out into .. ず続いおいる。意味は、突き出おいる郚分ずなる。pieceは日本語でピヌスず読たれるこずもあるが、地理的な話題であるこずからここでは地域でもよいだろう。Atlantic Oceanは倧西掋の意味である。次の文でもコロンが甚いられおいるが、それ以降の名詞であるPotugalずSpainが、two countriesを衚わしおいる。 䞭孊校英語 文法項目 2孊幎
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "Main Page > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語 > 䞭孊校英語/2幎", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "䞭孊校英語/2幎では、孊幎の英語に぀いお教授したす。単語及び文法も必芁に合わせお䞀緒にお読みください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "以降、品詞に぀いおは名詞を(n)・動詞を(v)・圢容詞を(a)・副詞を(adv)・前眮詞を(prep)・接続詞を(cnj)ず衚す。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "to+動詞の原圢で曞かれる語を、䞍定詞ず呌ぶ。䞊の文章䞭では", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "の2぀の文章䞭で䞍定詞が甚いられおいる。他に最埌の文でも䞍定詞が甚いられおいるがその䞍定詞の甚法は䞊の䞍定詞の甚法ず同じであるので繰り返さない。䞊の文で", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "の䞭では遞ぶこずを欲するずいう意味で取るこずができるので、to take は文章の䞭でwantの目的語の働きをしおいる。目的語になるのは名詞の働きであるので、䞍定詞の名詞的甚法ず呌ばれおいる。䞀般に倚くの名詞的甚法の䞍定詞は〜するこずのように蚳されるこずが倚い。目的語になる他、䞍定詞の名詞的甚法は文章䞭で䞻語になるこずも出来る。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "䞀方、䞊の文のうち", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "の方では買うべきもの(服)のように服を修食しおいるこずからto buy がoneにかかる圢容詞ずしお甚いられおいるこずが分かる。この様な甚法を䞍定詞の圢容詞的甚法ず呌ぶ。䞀般に䞍定詞の圢容詞的甚法にはいく぀かの意味がある。代衚的な䟋ずしお䜿われ方を衚わす甚法や矩務を衚す甚法がある。䟋えば、", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "などは察応する名詞の䜿われ方を衚わす甚法の䟋であり、", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "などは察応する名詞に察しおするべき事を衚す甚法である。より詳しい䜿い分けは高等孊校の範囲である。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "次に疑問詞を甚いた疑問文に぀いお説明する。䞊の文章では", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "の内でwhyずいう語は疑問詞ず呌ばれる語の1぀である。疑問詞は 䜕を、なぜ、い぀、どこのように答えにyes,noではなく䜕らかの情報のある語を必芁ずする語のこずである。このような語を甚いるずきには必ず疑問詞を文頭に持っお来おそれ以倖の語を通垞の疑問文の語順に䞊べるこずで文を䜜るこずが出来る。たた、疑問詞は通垞疑問文にしか甚いられない。 (", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "最も口語的には平叙文の語順で察応する郚分だけを疑問詞に眮き換えるこずで実質的な疑問文を䜜るこずも行われるようである。) 動詞の皮類は䞀般動詞であっおもbe動詞であっおも疑問文の語順に倉化は珟われない。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "よく甚いられる疑問詞には", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "などがある。たた、疑問詞ず他の語を぀なげお慣甚的な意味を持たせた衚珟も存圚する。この様な衚珟では疑問詞ず他の語の組み合わせを1぀の疑問詞ず思っお文を䜜ればよい。代衚的な䟋ずしお、", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "などがある。䟋えば、", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "などが慣甚的によく甚いられる。たた、特にhowに぀いおはそれを圢容詞ず組み合わせるこずでどれくらい〜かずいう様な疑問詞を䜜るこずが出来る。代衚的な䟋は、", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "などがある。疑問詞を甚いた疑問文ではその文が疑問文であるにもかかわらず最埌の匷勢は䞋げるこずが知られおいる。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "次に䞊の文章䞭で、", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "の文に぀いお説明する。この文の䞻語はIであり、述語はthinkである。しかし、この文には曎にもう1組thisずisずいう䞻語述語の組が含たれおいる。このように䞻語ず述語の組が耇数含たれおいる文をw:耇文ずいう。䞀方、䞻語ず述語が1組だけ含たれおいる文をw:単文ず呌ぶ。耇文には耇数の文が同じ重みで含たれおいる文ず片方の述語が䞻だった意味を定め、もう片方の述語が他の述語の意味を補う働きをする文がある。前者に぀いおは各々の文は等䜍関係にあるずいい、埌者では文は䞻埓の関係にあるずいう。文が等䜍関係にあるか䞻埓関係にあるかはそれらを぀なぐ接続詞によっお決たる。接続詞ずは、2぀の文の間に䜕らかの関係を぀ける語である。䟋えば、日本語では〜だから、しかし、そしおなどがあげられる。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "䞊の䟋では接続詞ずしおthatが甚いられおいる。そのため、䞊の文は文法的には", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "ず等しい。しかし実際には倚くの堎合thatは省略されるので、䞊ではthatを曞いおいない。ここで接続詞thatは、日本語でいう〜ずいうこずに察応する 意味を持぀。぀たりこの文章は〜ずいうこずを思うずいう様に蚳せばよい。ここで、that以䞋の文はthinkの目的語ずなっおいるこずからthat以䞋の文党䜓が名詞ずしお働いおいるこずが分かる。䞀般に文䞭の䞻語や術語以倖の成分で䞻語ず述語を含んでいる文の成分を節ず呌ぶ。この甚語を甚いお、 ここで䜿われた接続詞thatの甚法はthat節の名詞的甚法ず呌ばれる。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "他によく䜿われる接続詞ずしお", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "などがあげられる。この䞭で、andずbutだけは文を等䜍関係にする接続詞であり、それ以倖は接続詞に続く文を䞻文に埓属させる文ずする接続詞である。前者の接続詞を等䜍接続詞、埌者の接続詞を埓属接続詞ず呌ぶ。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "(v)・(n)等は前の課を参照。(int)は間投詞を衚す。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "文章䞭で珟圚以倖のこずに぀いお述べたいこずがある。珟圚、過去、未来のように時間を衚わす衚珟のこずをw:時制ず呌ぶ。ここでは特に過去に関する事実を述べる時制に぀いお説明する。過去の事実を述べるずきには文章䞭の述語動詞を過去圢にすればよい。過去圢は䞀般的な動詞では動詞の原圢に-edを぀けるこずで䜜るこずが出来る。䟋えば、", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "などがあげられる。䞀方、最埌が-eで終わる動詞には単に-dを぀ける。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "たた、最埌が子音+yで終わる動詞ではyをiにかえお-edを぀ける。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "たた、最埌が単母音+子音で終わる語は最埌の子音を重ねお-edを぀ける。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "ここたでのように語尟に-edを぀けるこずで過去圢が䜜れる語をw:芏則動詞ず呌ぶ。䞀方、英語の動詞の䞭にはそれずは異なった倉化によっお過去圢を䜜る動詞も少なからず存圚する。これをw:䞍芏則動詞ず呌ぶ。これらの動詞は頻繁に䜿われる動詞である堎合が倚い。䞍芏則動詞の原圢から過去圢を䜜る方法は動詞ごずにほがばらばらであり、個別に芚えるしかない。しかし、幞いにも䞍芏則動詞は非垞に倚いわけではなく、たた時代の流れずずもに新しくできおくる動詞で䞍芏則倉化をする動詞は皀であるため、それほど苊劎する事はないかも知れない。䞻なものをあげるず、", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "などがある。平叙文では単に文章䞭で動詞を過去圢に眮き換えればよい。䞊の䟋では", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "などが過去圢の䟋である。2぀目の文ではputの過去圢ず原圢が䞀臎しおいるため文を芋ただけでは文の時制が珟圚であるか過去であるかは分からない。これらは文脈を芋おその時制がどちらにあるかを刀断しなけばならない。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "たた、疑問文や吊定文の過去を扱うずきには、動詞ではなく補助動詞のdoをdidに倉えるこずで過去時制の文が䜜られる。本文の䟋では", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "などがその䟋である。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "次に", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "の文に぀いおより詳しく説明する。この文では述語であるlentの埌に", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "ず", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "の2぀の名詞が続いおいる。この様に述語の埌に名詞が2぀続く䟋は2通りある。1぀は2぀の名詞がどちらも述語の目的語ずなっおいる堎合である。実際には この堎合はこちらであり、youずmy bicycleはどちらもこの述語lentの目的語ずなっおいる。lentの原圢であるlendは貞すずいう意味の単語であり、 貞す盞手ず貞すものの䞡方を目的語ずしお取る。このため、2぀の名詞はどちらも目的語なのである。この様に動䜜を受ける人ず動䜜を受けるものの 2぀を取る動詞は他にもいく぀かある。これらはどれも", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "の順で目的語を取る。この順番を入れ換えるこずは出来ない。ここで、人に察応する目的語をw:間接目的語、ものに察応する目的語をw:盎接目的語ず呌ぶ。ただし、倚くの動詞では䞊の䞊びず同じ意味で", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "の曞き換えをするこずが出来る。このずきには目的語はものだけであり、to 人はto前眮詞の副詞句である。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "蚀語を習埗するには。埗た知識を実際の文章に察しお適甚しおみるこずが必芁ずなる。ここでは特に、英語版wikibooksのwikijunior から、次の文章を蚳しおみる。この文章は南アメリカ諞囜の文化や地理を説明する文曞の䞀郚であり、完党な文曞は に存圚する。この文曞は英語圏の子䟛向けに曞かれた文曞であるので比范的簡単な英文で曞かれおいる。興味があれば党蚳にも挑戊しおみるずよいかもしれない。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "子䟛向けずはいえ文法的にも単語のレベル的にもかなり進んだ内容であり、母囜語でない人間にずっおは簡単に読むわけにはいかないだろう。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "Who lives in South America?", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "䞊の文では誰にずいう意味の疑問詞whoが甚いられおいる。このため、䞊の文は 平叙文の語順であるけれども、分類ずしおは疑問文に含たれる。whoは人称ずしおは 3人称にあたり、この文は珟圚のこずを衚わした文であるこずから、動詞には 3単珟(3人称単数珟圚圢)のsが぀いおいる。 liveは䜏むずいう意味を衚す動詞であるが、この䜿い方をするずきは 目的語を取るこずは出来ない動詞である。この様な動詞をw:自動詞ず呌ぶ。 䞀方、目的語を取るこずが出来る動詞をw:他動詞ず呌ぶ。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "䞻語が䜏んでいる堎所を瀺すためには副詞を甚いお衚す。ここでは前眮詞を甚いお副詞句を぀くっお、䜏んでいる堎所を衚しおいる。ここでは前眮詞はinが甚いられおいるが、これは特に囜や地域などのわりあい広い範囲を衚すずきに甚いられる。より狭い範囲での堎所を衚すには前眮詞atが甚いられる。しかし、その䜿いわけはある皋床䞻芳にもよるようである。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "南アメリカに䜏んでいる人々は3぀の䞻だったグルヌプに分かれる。それぞれ珟地の人々、ペヌロッパ系、そしおアフリカ系である。実際には囜にもよるが、ほずんどの人々はこれら3぀の人皮の混血ずなっおいる。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "この段萜の最初の文の䞻語はgroupであるが、これには倚くの圢容詞が぀いおいるため、 䞻語が長くなっおいる。圢容詞たで含めた䞻語のこずを䞻郚ず呌ぶこずがある。 この文の䞻郚は", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "である。ここで分かる通り、名詞groupを修食する圢容詞mainず threeが存圚するずきには、threeの方を先に持っお来る。曎に、of peopleはgroupにかかる圢容詞句であるが、peopleで構成されたの様に構成物を䜜りだす意味のofであるず考えられる。同じ意味のofは䟋えば", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "などの衚珟でも甚いられる。これらは長い䞻語であるが党䜓ずしおは", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "ずいう文であり、それらに適圓な圢容詞が付けられおいるのである。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "文䞭で:が甚いられ、それ以降に䞻語で述べられた3぀のグルヌプに぀いおの説明が䞎えられる。䞊の蚘号である:はw:コロンず読たれ、おおよそ日本語で即ちの意味を衚わす。぀たりコロン以降の名詞で前の文に察する説明を䞎えるのである。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "次の文では", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "から始たっおいるがこれはw:分詞構文ず呌ばれる文法であり、高等孊校英語の範囲でありやや高床な文法である。簡単に説明するずこの構文は、分詞に䞻語を補っお完党な文にした埌、接続詞で぀ないだのず同じ意味になる。特に、分詞構文に䞻語が存圚しない堎合には、次に続く文の䞻語が察応する分詞の䞻語になる。しかし、実際にはこの文の䞻語はmost peopleでは無いのだが、文脈から意味が分かるずいうこずで改めお䞻語を指定するこずを省いたようである。次にhoweverずいう単語が続いおいるが、この単語は単にしかしずいう意味を衚わす。この単語は副詞であり、文の最初に眮くこずも出来る。しかし、文の動詞の前に',(コンマ)'で区切っお文䞭、特に動詞の盎前に眮かれるこずも倚い。䞊の文ではdepending - の郚分は文の術語areにかかる副詞句ず考えるこずができるので、howeverが入っおいる䜍眮は文頭ず考えるこずが出来る。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "珟地の人々", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "peopleは耇数ずしお扱われる。意味ずしおはpersonの耇数圢ず思っおおけば良い。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "珟地の人々は南アメリカに最初に䜏んでいた人々であった。圌らにはいく぀かの民族があり、圌らはそれぞれ別の蚀語ず文化を持っおいた。圌らの䞭で最も有名なのはむンカ人である。圌らはケチュア語を話し、1200幎から1533幎にわたっおTawantinsuyuず呌ばれる偉倧な垝囜を䜜っおいた。むンカ垝囜は既に存圚しおいないが、珟圚でも1300䞇人皋床のケチュア語を話す人々がいる。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "最初の文ではindigeous peopleが最初の人であったず述べおいる。それ以降のto - はthe first peopleを修食する䞍定詞の圢容詞句である。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "次の文はThere - の文章であり、文章の䞻語はtypesであり耇数圢であるので、文の術語areは耇数圢に察応する圢を取っおいる。この文ではカンマに区切られお別の䞻語術語が続いおいる。 eachはそれぞれずいう意味で、単数圢ずしお扱う。この語では、日本語に匕きずられお耇数ずしお扱っおしたいがちなので泚意が必芁である。同様の性質を持぀語ずしおeveryがあるがこの語は党おのずいう意味を衚わす圢容詞であるが、そうであるにも関わらず、この圢容詞が぀いた語は単数ずしお扱わなくおはならない。前眮詞withは、〜ず䞀緒にが1぀の意味だが、ここでは、〜を所有しおいるずいうような意味である。圢容詞ownは通垞所有栌を衚わす語に続いお甚いられ所有されおいるずいうこずを匷調するような意味を持぀。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "次の文ではthe most famous - ずいう文が甚いられおいるが、これは圢容詞の最䞊玚ず呌ばれ これも進んだ文法である。 ここで圢容詞の ofが最䞊玚に続いた堎合には、of以降の名詞の䞭で䞀番であるずいう意味を衚わす。結局ここでは党おの人々の䞭で最も有名な(人々)ずいう意味が察応する。 wereはareの過去圢であり、䞻に耇数圢の語が䞻語のずきのbe動詞ずしお甚いられる。 次の文ではan empire called Quechuaずいう衚珟が芋られるが、この文䞭でcalledは、an empireを修食する過去分詞である。過去分詞の甚法は䞭孊校英語の範囲である。 たた、この文ではand以降にbetweenに続く名詞で䜜られる副詞句の埌、再び述語 hadが続く圢になっおいる。この様な堎合埌の文で䞻語が省略されたこずは、埌の文の䞻語ず前の文の䞻語が等しいこずを瀺しおいる。よっお、埌の文の䞻語もIncasであり、Incasが、a vast empireを所持しおいた事が分かる。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "次の文でno longerは既に〜ないずいう意味を持ち、この語が入った文はnotが含たれなくずも吊定文ずしお扱われる。しかし、それ以倖の語順は平叙文ず同䞀であり、3単珟のsもそのたた残っおいる。but以降の節では、indigeous people who speak Quechua ずいう衚珟が芋られるが、これは 関係代名詞ず呌ばれる。働きずしおは、whoを䞻語ずしお曞かれる圢容詞節がwhoの盎前の名詞を修食する。ただし、whoの節の䞻語は、whoの盎前の名詞を甚いる。結局この文はケチュア語を話す珟地の人々ずいう意味を衚わす。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "ペヌロッパ系", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "1530幎代にスペむンやポルトガルからのペヌロッパ人(むベリア半島を参照。)は南アメリカを怍民地にしおいった。南アメリカのうちでポルトガルの怍民地にされた地域はブラゞルずいう倧きな囜になった。他の倚くの囜はスペむンの怍民地ずなった。南アメリカの北方に3぀のスペむンにもポルトガルにも怍民地化されなかった小さな3぀の囜があったが、それらは仏領ギアナ、スリナム、ギアナである。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "最初の文で1530sずいう衚珟はおおよそ1530幎代ずいう事を衚わす衚珟である。 たた、w:スペむンずw:ポルトガルはペヌロッパの囜である。この文にはstarted colonisingずいう衚珟が含たれおいるが、 ここで、colonisingずいう語はcoloniseの動名詞であり、意味はだいたいto coloniseの名詞的甚法ず同じである。 動名詞は䞭孊校英語の文法である。ただし、名詞的甚法でどちらが䜿われるかはその文の述語によっお 倉わる。この文の述語であるstartは動名詞ず䞍定詞の䞡方を取る動詞であるので、どちらを甚いおもよい。 coloniseは難しい単語だが、単に目的語を1぀取る他動詞であり、意味はw:怍民地化するである。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "次の文でparts which were colonised ... の文でのwhichは関係代名詞であり、䞊で芋た関係代名詞whoず同じ働きをする。whichずwhoの䜿いわけは、whoは人に察しお甚い、whichはそれ以倖のものに察しお甚いるずいう䜿いわけである。ここで、were colonizedは、怍民地化されたずいう意味を衚わす 文法であり、w:受動態ず呌ばれる。受動態は䞭孊校英語 第3孊幎で扱われる。文党䜓ずしおは、怍民地化された郚分ずいう意味になる。becameは、becomeの過去圢で、意味はbe動詞に䌌おいるが特に倉化の意味を衚すため、〜になるず蚳される。この語は、be動詞ず同じ扱われ方をするので、この動詞の埌には目的語ではなく、補語が続く。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "次の文でmost ofずいう衚珟があるが、ここでのmostは最䞊玚の意味はなく、単にofで衚される名詞のほずんどがずいう意味を衚す名詞である。the otherの䞭で、otherは他のずいう意味を衚す圢容詞だが、特にthe otherの圢で甚いられたずきには党おの他のものずいう意味を衚す。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "次の文でvery northずいう衚珟では、 北であるこずを匷める働きをしおいる。 countries that were colonised ...の衚珟はwhichやwhoず同じくthatを関係代名詞ずしお甚いた堎合である。thatは、ものに察しおも人に察しおも䜿える。どちらかずいえばwhoやwhichはより圢匏的な堎面で䜿われるこずが倚い。 曎にこの文ではeither -a- or -b- ずいう衚珟が甚いられおいるが、この衚珟は-a-か-b-のどちらかをずいう意味を衚す衚珟である。この衚珟自䜓は高等孊校英語で玹介されるこずが倚いので詳现はそちらを参照。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "むベリア半島", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "むベリア半島は倧西掋に突き出しおいる南ペヌロッパの地域である。むベリア半島にはポルトガルずスペむンずいう2぀の囜があるが、5぀もの異なった蚀語がある。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "最初の文のthatは関係代名詞であり、piece that pokes out into .. ず続いおいる。意味は、突き出おいる郚分ずなる。pieceは日本語でピヌスず読たれるこずもあるが、地理的な話題であるこずからここでは地域でもよいだろう。Atlantic Oceanは倧西掋の意味である。次の文でもコロンが甚いられおいるが、それ以降の名詞であるPotugalずSpainが、two countriesを衚わしおいる。", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "", "title": "第2孊幎" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "䞭孊校英語 文法項目 2孊幎", "title": "第2孊幎" } ]
Main Page > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語 > 䞭孊校英語/2幎 䞭孊校英語/2幎では、孊幎の英語に぀いお教授したす。単語及び文法も必芁に合わせお䞀緒にお読みください。
{{Pathnav|Main Page|小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習|䞭孊校の孊習|䞭孊校英語}} [[{{PAGENAME}}]]では、孊幎の英語に぀いお教授したす。[[/単語|単語]]及び[[/文法|文法]]も必芁に合わせお䞀緒にお読みください。 ==第2孊幎== <!--孊幎ごずの分け方はかなり適圓だ...。しかしよく芋るず指導芁領の方も 倧雑把で各孊幎ごずに出来る限りこの様な内容を扱っお䞋さい ずいう 皋床の指定しかないのでこれも仕方ないだろう。 出来ればen:wikijunior などの内容を甚いおより実戊的な内容を扱う 緎習を぀んだ方がいいのだが、どうなるだろうか... --> ===第1課=== *本文 A: I [[wikt:want|want]] [[wikt:to|to]] [[wikt:take|take]] this suit of [[wikt:clothes|clothes]]. B: I [[wikt:think|think]] that is a [[wikt:bit|bit]] [[wikt:expensive|expensive]]. [[wikt:why|Why]] do you like this? A: [[wikt:because|Because]] it is [[wikt:cute|cute]] and [[wikt:elegant|elegant]]. B: I think this is the one to [[wikt:buy|buy]]. A: I think that is [[wikt:simply|simply]] [[wikt:bad|bad]]. The [[wikt:color|color]] of that is not good at [[wikt:all|all]]. B: Well, you have [[wikt:time|time]]. [[wikt:but|But]] [[wikt:if|if]] you don't take this, I want to buy [[wikt:nothing|nothing]] [[wikt:for|for]] you. *この課の単語 以降、品詞に぀いおは名詞をn・動詞をv・圢容詞をa・副詞をadv・前眮詞をprep・接続詞をcnjず衚す。 #takev #suitn #clothesn #thinkv #bitn #expensivea #whyadv #becausecnj #cutea #eleganta #buyv #simplyadv #bada #colorn #alladv #timen #butcnj #ifcnj #nothingn #forprep *文法 ''to+動詞の原圢''で曞かれる語を、[[w:䞍定詞|䞍定詞]]ず呌ぶ。<!--䞻語によっお動詞の圢が''定''たら''ない''ずいう意味です(ロむダル英文法,旺文瀟より)。あたり孊習に関係ないので削陀しおも良いず思いたす-->䞊の文章䞭では I want to take this suit of clothes. I think this is the one to buy. の2぀の文章䞭で䞍定詞が甚いられおいる。他に最埌の文でも䞍定詞が甚いられおいるがその䞍定詞の甚法は䞊の䞍定詞の甚法ず同じであるので繰り返さない。䞊の文で I want to take this suit of clothes. の䞭では''遞ぶこずを欲する''ずいう意味で取るこずができるので、to take は文章の䞭でwantの目的語の働きをしおいる。目的語になるのは名詞の働きであるので、䞍定詞の名詞的甚法ず呌ばれおいる。䞀般に倚くの名詞的甚法の䞍定詞は''〜するこず''のように蚳されるこずが倚い。目的語になる他、䞍定詞の名詞的甚法は文章䞭で䞻語になるこずも出来る。 <!--しかし、その堎合には埌に説明される''It A to B.''圢の文を甚いるこずが倚いのでこの説明は埌にする。--> 䞀方、䞊の文のうち I think this is the one to buy. の方では''買うべきもの(服)''のように服を修食しおいるこずからto buy がoneにかかる圢容詞ずしお甚いられおいるこずが分かる。この様な甚法を䞍定詞の圢容詞的甚法ず呌ぶ。䞀般に䞍定詞の圢容詞的甚法にはいく぀かの意味がある。代衚的な䟋ずしお䜿われ方を衚わす甚法や矩務を衚す甚法がある。䟋えば、 the TV to [[wikt:watch|watch]] (芋るためのテレビ) などは察応する名詞の䜿われ方を衚わす甚法の䟋であり、 the dish to wash (掗うべき皿) [[wikt:homework|homework]] to [[wikt:submit|submit]] (提出するべき宿題) などは察応する名詞に察しおするべき事を衚す甚法である。より詳しい䜿い分けは高等孊校の範囲である。 次に[[w:疑問詞|疑問詞]]を甚いた疑問文に぀いお説明する。䞊の文章では Why do you like this? の内でwhyずいう語は疑問詞ず呌ばれる語の1぀である。疑問詞は ''䜕を''、''なぜ''、''い぀''、''どこ''のように答えにyes,noではなく䜕らかの情報のある語を必芁ずする語のこずである。このような語を甚いるずきには必ず疑問詞を文頭に持っお来おそれ以倖の語を通垞の疑問文の語順に䞊べるこずで文を䜜るこずが出来る。たた、疑問詞は通垞疑問文にしか甚いられない。 ( *泚意 最も口語的には平叙文の語順で察応する郚分だけを疑問詞に眮き換えるこずで実質的な疑問文を䜜るこずも行われるようである。) 動詞の皮類は䞀般動詞であっおもbe動詞であっおも疑問文の語順に倉化は珟われない。 よく甚いられる疑問詞には what:䜕を why:なぜ [[wikt:when|when]]:い぀ [[wikt:where|where]]:どこで [[wikt:which|which]]: どちらが [[wikt:how|how]]:どのように などがある。たた、疑問詞ず他の語を぀なげお慣甚的な意味を持たせた衚珟も存圚する。この様な衚珟では疑問詞ず他の語の組み合わせを1぀の疑問詞ず思っお文を䜜ればよい。代衚的な䟋ずしお、 what time: 䜕時に how much: いくらで(倀段を聞くずき) などがある。䟋えば、 What time is it (now)? How much is it? などが慣甚的によく甚いられる。たた、特にhowに぀いおはそれを圢容詞ず組み合わせるこずで''どれくらい〜か''ずいう様な疑問詞を䜜るこずが出来る。代衚的な䟋は、 how long: どの䜍長く〜か how fast: どの䜍速く〜か how deep: どの䜍深く〜か などがある。疑問詞を甚いた疑問文ではその文が疑問文であるにもかかわらず最埌の匷勢は䞋げるこずが知られおいる。 次に䞊の文章䞭で、 I think this is the one to buy. の文に぀いお説明する。この文の䞻語はIであり、述語はthinkである。しかし、この文には曎にもう1組thisずisずいう䞻語述語の組が含たれおいる。このように䞻語ず述語の組が耇数含たれおいる文を[[w:耇文]]ずいう。䞀方、䞻語ず述語が1組だけ含たれおいる文を[[w:単文]]ず呌ぶ。耇文には耇数の文が同じ重みで含たれおいる文ず片方の述語が䞻だった意味を定め、もう片方の述語が他の述語の意味を補う働きをする文がある。前者に぀いおは各々の文は等䜍関係にあるずいい、埌者では文は䞻埓の関係にあるずいう。文が等䜍関係にあるか䞻埓関係にあるかはそれらを぀なぐ接続詞によっお決たる。接続詞ずは、2぀の文の間に䜕らかの関係を぀ける語である。䟋えば、日本語では''〜だから''、''しかし''、''そしお''などがあげられる。 䞊の䟋では接続詞ずしおthatが甚いられおいる。そのため、䞊の文は文法的には I think that this is the one to buy. ず等しい。しかし実際には倚くの堎合thatは省略されるので、䞊ではthatを曞いおいない。ここで接続詞thatは、日本語でいう''〜ずいうこず''に察応する 意味を持぀。぀たりこの文章は''〜ずいうこずを思う''ずいう様に蚳せばよい。ここで、that以䞋の文はthinkの目的語ずなっおいるこずからthat以䞋の文党䜓が名詞ずしお働いおいるこずが分かる。䞀般に文䞭の䞻語や術語以倖の成分で䞻語ず述語を含んでいる文の成分を[[w:節|節]]ず呌ぶ。この甚語を甚いお、 ここで䜿われた接続詞thatの甚法は''that節の名詞的甚法''ず呌ばれる。 他によく䜿われる接続詞ずしお and: そしお but: しかし [[wikt:before|before]]: 〜の前に [[wikt:after|after]]: 〜の埌に because: 〜だから [[wikt:since|since]]: 〜だから when: 〜のずきに if: もし〜ずしたら などがあげられる。この䞭で、andずbutだけは文を等䜍関係にする接続詞であり、それ以倖は接続詞に続く文を䞻文に埓属させる文ずする接続詞である。前者の接続詞を[[w:等䜍接続詞|等䜍接続詞]]、埌者の接続詞を[[w:埓属接続詞|埓属接続詞]]ず呌ぶ。 ===第2課=== *本文 A: I lent you my bicycle yesterday. Please give it back to me. B: Ok, wait a minute. I put it outside my house. - B: Here it is. A: Well, it doesn't seem broken. Did you ride on it carefully? B: Of course I did. A: Okay, it is very kind of you to deal with it with care. *この課の単語 v・n等は前の課を参照。intは間投詞を衚す。 #lent < lendv #bicyclev #yesterdayv #pleaseint #givev #backadv #waitv #minuten #putv #outsideadv #hereadv #doesn't = does not #seemv #broken < broke < breakv #did < dov #ridev #carefullyadv #coursen #veryadv #kinda #dealv #withprep #caren *この課の熟語 #wait a minute #Here it is. #of course #with care <!-- ride on it はride it でも可。--> *文法 文章䞭で珟圚以倖のこずに぀いお述べたいこずがある。珟圚、過去、未来のように時間を衚わす衚珟のこずを[[w:時制]]ず呌ぶ。ここでは特に過去に関する事実を述べる時制に぀いお説明する。過去の事実を述べるずきには文章䞭の述語動詞を過去圢にすればよい。過去圢は䞀般的な動詞では動詞の原圢に-edを぀けるこずで䜜るこずが出来る。䟋えば、 pick: picked などがあげられる。䞀方、最埌が-eで終わる動詞には単に-dを぀ける。 like: liked たた、最埌が子音+yで終わる動詞ではyをiにかえお-edを぀ける。 study: studied たた、最埌が単母音+子音で終わる語は最埌の子音を重ねお-edを぀ける。 ここたでのように語尟に-edを぀けるこずで過去圢が䜜れる語を[[w:芏則動詞]]ず呌ぶ。䞀方、英語の動詞の䞭にはそれずは異なった倉化によっお過去圢を䜜る動詞も少なからず存圚する。これを[[w:䞍芏則動詞]]ず呌ぶ。これらの動詞は頻繁に䜿われる動詞である堎合が倚い。䞍芏則動詞の原圢から過去圢を䜜る方法は動詞ごずにほがばらばらであり、個別に芚えるしかない。しかし、幞いにも䞍芏則動詞は非垞に倚いわけではなく、たた時代の流れずずもに新しくできおくる動詞で䞍芏則倉化をする動詞は皀であるため、それほど苊劎する事はないかも知れない。䞻なものをあげるず、 be: was単数, were 耇数 do: did come: came go: went stand: stood sit: sat give: gave sing: sang eat: ate run: ran take: took make: made spend: spent throw: threw understand: understood ride: rode lend: lent put: put let: let などがある。平叙文では単に文章䞭で動詞を過去圢に眮き換えればよい。䞊の䟋では I lent you a bicycle. I put it outside of my house. などが過去圢の䟋である。2぀目の文ではputの過去圢ず原圢が䞀臎しおいるため文を芋ただけでは文の時制が珟圚であるか過去であるかは分からない。これらは文脈を芋おその時制がどちらにあるかを刀断しなけばならない。 たた、疑問文や吊定文の過去を扱うずきには、動詞ではなく補助動詞のdoをdidに倉えるこずで過去時制の文が䜜られる。本文の䟋では Did you ride on it carefully? Of course I did. などがその䟋である。 次に I lent you my bicycle yesterday. の文に぀いおより詳しく説明する。この文では述語であるlentの埌に you ず my bicycle の2぀の名詞が続いおいる。この様に述語の埌に名詞が2぀続く䟋は2通りある。1぀は2぀の名詞がどちらも述語の目的語ずなっおいる堎合である。実際には この堎合はこちらであり、youずmy bicycleはどちらもこの述語lentの目的語ずなっおいる。lentの原圢であるlendは''貞す''ずいう意味の単語であり、 貞す盞手ず貞すものの䞡方を目的語ずしお取る。このため、2぀の名詞はどちらも目的語なのである。この様に動䜜を受ける人ず動䜜を受けるものの 2぀を取る動詞は他にもいく぀かある。これらはどれも 動詞 人 もの の順で目的語を取る。この順番を入れ換えるこずは出来ない。ここで、''人''に察応する目的語を[[w:間接目的語]]、''もの''に察応する目的語を[[w:盎接目的語]]ず呌ぶ。ただし、倚くの動詞では䞊の䞊びず同じ意味で 動詞 もの to 人 の曞き換えをするこずが出来る。このずきには目的語は''もの''だけであり、''to 人''はto前眮詞の副詞句である。<!--䞊の文章では Please give that to me. がこの堎合にあたる。この文は Please give me that. ず曞き換えるこずが出来る。これらはどちらの文を取るかで匱冠目的語ごずの力点の 眮き方に違いがあるようだがそれ皋倧きな違いでは無いようである。--> <!--代名詞の盎接目的語を埌眮するのは䞍自然です(ロむダル英文法,旺文瀟より)。--> <!-- 確認したした。--T.Uesugi --> <!-- 最埌に it is very kind of you to deal with that with care. の文に぀いお述べる。この文の䞻語はitであるが、実際に䞻語の意味を 担っおいるのはto以䞋の䞍定詞である。このような文を ''It is -a- to -b- 文''ず呌ぶこずがある。このずきitは実質的な意味を持たず 単に文法的に䞻語が必芁であるためにそこに珟われおいるこずから[[w:圢匏䞻語]] ず呌ばれる。䞀般に''It is -a- to -b- 文''ではitをto以䞋で眮き換え、 To -b- is -a-. ずしおも意味的には倉わらない。このずき䞍定詞は䞻語ずなっおいるので 䞍定詞は名詞的に䜿われおいる。しかし、この様な衚珟では䞀般に 䞻語が長くなるため、英語ずしおおさたりがよくないずいう理由で 䞀般的には''It is -a- to -b- 文''が奜たれるようである。 ここで、to䞍定詞の動䜜䞻を指定したいこずがある。䞀般には䞍定詞の 動䜜䞻では前眮詞forを甚いお指定する。䟋えば、 a chair for him to sit on (圌がすわるための怅子) ずなる。''It is -a- to -b- 文''でもこの原則は倉わらない。 しかし、特に''It is -a- to -b- 文''で It is kind - . で始たった文では䞍定詞の䞻語を瀺す前眮詞ずしおofを甚いる。 --> <!-- It is adj. of A to do の It は圢匏䞻語で*ない*ずいう説が有力です( It の代わりに That が䜿われるこずがあるから:ロむダル英文法, 旺文瀟など)。 怜定教科曞にも登堎する It ~ for ~ to を甚いた本文にするなど 抜本的な曞き換えをお願いしたす。 --> ===読解緎習=== <!-- 文䞭の英文は[[en:Wikijunior_South_America/South_America]]からの転茉。 2005幎11月の版。 元の䜜成者:The bellman, Gbiten, Geocachernemesis, Lincher, Jguk他である。より詳しい内容を知りたい堎合には察応するペヌゞの履歎を参照。 改倉者:[[利甚者:T.Uesugi]] --> 蚀語を習埗するには。埗た知識を実際の文章に察しお適甚しおみるこずが必芁ずなる。ここでは特に、英語版wikibooksのwikijunior [http://en.wikibooks.org] から、次の文章を蚳しおみる。この文章は南アメリカ諞囜の文化や地理を説明する文曞の䞀郚であり、完党な文曞は [http://en.wikibooks.org/wiki/Wikijunior_South_America/South_America] に存圚する。この文曞は英語圏の子䟛向けに曞かれた文曞であるので比范的簡単な英文で曞かれおいる。興味があれば党蚳にも挑戊しおみるずよいかもしれない。 子䟛向けずはいえ文法的にも単語のレベル的にもかなり進んだ内容であり、母囜語でない人間にずっおは簡単に読むわけにはいかないだろう。 <!-- ずはいえ、特に英語がないず進んだ孊習が出来ない囜に䜏む人間はこういった内容を必死で孊習するようであるので、やっお損ずいうこずは無さそうである。 --> '''Who lives in South America?''' どのような人々が南アメリカに䜏んでいるのだろうか? 䞊の文では''誰に''ずいう意味の疑問詞whoが甚いられおいる。このため、䞊の文は 平叙文の語順であるけれども、分類ずしおは疑問文に含たれる。whoは人称ずしおは 3人称にあたり、この文は珟圚のこずを衚わした文であるこずから、動詞には 3単珟(人称単数珟圚圢)のsが぀いおいる。 liveは''䜏む''ずいう意味を衚す動詞であるが、この䜿い方をするずきは 目的語を取るこずは出来ない動詞である。この様な動詞を[[w:自動詞]]ず呌ぶ。 <!-- live a good life などのように他動詞ずしお甚いられるこずもあるそうだ。少なくずもweb䞊で芋たこずは無いような気がするが...。 --> 䞀方、目的語を取るこずが出来る動詞を[[w:他動詞]]ず呌ぶ。 䞻語が䜏んでいる堎所を瀺すためには副詞を甚いお衚す。ここでは前眮詞を甚いお副詞句を぀くっお、䜏んでいる堎所を衚しおいる。ここでは前眮詞はinが甚いられおいるが、これは特に囜や地域などのわりあい広い範囲を衚すずきに甚いられる。より狭い範囲での堎所を衚すには前眮詞atが甚いられる。しかし、その䜿いわけはある皋床䞻芳にもよるようである。 Three main groups of people live in South America: Indigenous people, Europeans, and Africans. Depending on the country, however, most people are a mixture of these three. 南アメリカに䜏んでいる人々は぀の䞻だったグルヌプに分かれる。それぞれ珟地の人々、ペヌロッパ系、そしおアフリカ系である。実際には囜にもよるが、ほずんどの人々はこれら぀の人皮の混血ずなっおいる。 この段萜の最初の文の䞻語はgroupであるが、これには倚くの圢容詞が぀いおいるため、 䞻語が長くなっおいる。圢容詞たで含めた䞻語のこずを''䞻郚''ず呌ぶこずがある。 この文の䞻郚は Three main groups of people である。ここで分かる通り、名詞groupを修食する圢容詞mainず<!--冠詞--> <!--冠詞ではないが、決定詞ず呌ぶこずが有りたす-->threeが存圚するずきには、threeの方を先に持っお来る。曎に、of peopleはgroupにかかる圢容詞句であるが、''peopleで構成された''の様に構成物を䜜りだす意味のofであるず考えられる。同じ意味のofは䟋えば be made of -a-: -a-から䜜られた などの衚珟でも甚いられる。これらは長い䞻語であるが党䜓ずしおは 集団(グルヌプ)が䜏んでいた ずいう文であり、それらに適圓な圢容詞が付けられおいるのである。 文䞭で:が甚いられ、それ以降に䞻語で述べられた''3぀のグルヌプ''に぀いおの説明が䞎えられる。䞊の蚘号である:は[[w:コロン]]ず読たれ、おおよそ日本語で''即ち''の意味を衚わす。぀たりコロン以降の名詞で前の文に察する説明を䞎えるのである。 次の文では Depending - から始たっおいるがこれは[[w:分詞構文]]ず呌ばれる文法であり、[[高等孊校英語]]の範囲でありやや高床な文法である。簡単に説明するずこの構文は、分詞に䞻語を補っお完党な文にした埌、接続詞で぀ないだのず同じ意味になる。特に、分詞構文に䞻語が存圚しない堎合には、次に続く文の䞻語が察応する分詞の䞻語になる。しかし、実際にはこの文の䞻語はmost peopleでは無いのだが、文脈から意味が分かるずいうこずで改めお䞻語を指定するこずを省いたようである。次にhoweverずいう単語が続いおいるが、この単語は単に''しかし''ずいう意味を衚わす。この単語は副詞であり、文の最初に眮くこずも出来る。しかし、文の動詞の前に',(コンマ)'で区切っお文䞭、特に動詞の盎前に眮かれるこずも倚い。䞊の文ではdepending - の郚分は文の術語areにかかる副詞句ず考えるこずができるので、howeverが入っおいる䜍眮は文頭ず考えるこずが出来る。 ''Indigenous people'' 珟地の人々 peopleは耇数ずしお扱われる。意味ずしおはpersonの耇数圢ず思っおおけば良い。 <!--people が単数ずしお扱われ「民族」の意味を衚したす。 この䟋ではこれが非垞に玛らわしいです--> The indigenous people were the first people to ever live in South America. There are many different types of indigenous people, each with their own language and culture. The most famous of all the indigenous people were the Incas. The Incas spoke a language called Quechua, and between the years AD 1200 and AD 1533 had a vast empire called Tawantinsuyu. The Inca empire no longer exists, but there are about 13 million indigenous people who still speak Quechua. 珟地の人々は南アメリカに最初に䜏んでいた人々であった。圌らにはいく぀かの民族があり、圌らはそれぞれ別の蚀語ず文化を持っおいた。圌らの䞭で最も有名なのはむンカ人である。圌らはケチュア語を話し、1200幎から1533幎にわたっおTawantinsuyuず呌ばれる偉倧な垝囜を䜜っおいた。むンカ垝囜は既に存圚しおいないが、珟圚でも1300䞇人皋床のケチュア語を話す人々がいる。 最初の文では''indigeous peopleが最初の人であった''ず述べおいる。それ以降のto - はthe first peopleを修食する䞍定詞の圢容詞句である。 次の文はThere - の文章であり、文章の䞻語はtypesであり耇数圢であるので、文の術語areは耇数圢に察応する圢を取っおいる。この文ではカンマに区切られお別の䞻語術語が続いおいる<!--が、formalな文章ではこの様な衚珟はあたりしない ものず思われる--><!--付垯状況を衚す構文です。詳述しおくださる方求む-->。<!-- eachの埌にbeingが省略されおいる分詞構文で、意味は付垯状況ずいうこずですか? --T.Uesugi --> <!--文を接続するには必ず接続詞が必芁だからである。しかし、informalな文脈では 䞊のように接続詞無しで文を぀なげるこずも行なわれるようである。 無理矢理圢容詞を補うなら、 indigeous people, each of whom is with their - のようにwhomずいう語を甚いお文を接続するこずが出来るがこの語は[[w:関係代名詞]] ず呌ばれ、[[高等孊校英語]]の文法である。詳しくは察応する文法を 参照。たた、-->eachは''それぞれ''ずいう意味で、単数圢ずしお扱う。<!--そのため、䞊の文では補われた動詞はisであっおareではない。-->この語では、日本語に匕きずられお耇数ずしお扱っおしたいがちなので泚意が必芁である。同様の性質を持぀語ずしおeveryがあるがこの語は''党おの''ずいう意味を衚わす圢容詞であるが、そうであるにも関わらず、この圢容詞が぀いた語は単数ずしお扱わなくおはならない。前眮詞withは、''〜ず䞀緒に''が1぀の意味だが、ここでは、''〜を所有しおいる''ずいうような意味である。圢容詞ownは通垞所有栌を衚わす語に続いお甚いられ所有されおいるずいうこずを匷調するような意味を持぀。 次の文ではthe most famous - ずいう文が甚いられおいるが、これは圢容詞の最䞊玚ず呌ばれ これも進んだ文法である。 <!--the most famous で圢容詞の最䞊玚党䜓ずみなすのが䞀般的な教科曞や文法曞の説明です-->ここで圢容詞の ofが最䞊玚に続いた堎合には、of以降の名詞の䞭で䞀番であるずいう意味を衚わす。結局ここでは''党おの人々の䞭で最も有名な(人々)''ずいう意味が察応する。 <!--ここで、famous自䜓は名詞ではなく、䞻語ずしお''indigeous people''が省略されお いる事に泚意。たた、--><!--the Incas が䞻語になっおいる倒眮ず考えるのが 自然ではないでしょうか-->wereはareの過去圢であり、䞻に耇数圢の語が䞻語のずきのbe動詞ずしお甚いられる。 次の文ではan empire called Quechuaずいう衚珟が芋られるが、この文䞭でcalledは、an empireを修食する過去分詞である。過去分詞の甚法は[[䞭孊校英語]]の範囲である。 <!-- 実は䜕孊幎でこの文法を説明するかの芏定は指導芁領には曞いおいない。 --> たた、この文ではand以降にbetweenに続く名詞で䜜られる副詞句の埌、再び述語 hadが続く圢になっおいる。この様な堎合埌の文で䞻語が省略されたこずは、埌の文の䞻語ず前の文の䞻語が等しいこずを瀺しおいる。よっお、埌の文の䞻語もIncasであり、Incasが、a vast empireを所持しおいた事が分かる。 次の文でno longerは''既に〜ない''ずいう意味を持ち、この語が入った文はnotが含たれなくずも吊定文ずしお扱われる。しかし、それ以倖の語順は平叙文ず同䞀であり、3単珟のsもそのたた残っおいる。but以降の節では、indigeous people who speak Quechua ずいう衚珟が芋られるが、これは 関係代名詞ず呌ばれる。働きずしおは、whoを䞻語ずしお曞かれる圢容詞節がwhoの盎前の名詞を修食する。ただし、whoの節の䞻語は、whoの盎前の名詞を甚いる。結局この文は''ケチュア語を話す珟地の人々''ずいう意味を衚わす。 ''Europeans'' ペヌロッパ系 In the 1530s Europeans from Spain and Portugal (see info box: Iberian Peninsula) started colonising South America. The parts of South America which were colonised by Portugal became the massive country of Brazil. Most of the other countries were colonised by Spain. In the very north of South America there are three small countries that were not colonised by either Spain or Portugal, these are French Guiana, Suriname, and Guyana. 1530幎代にスペむンやポルトガルからのペヌロッパ人(むベリア半島を参照。)は南アメリカを怍民地にしおいった。南アメリカのうちでポルトガルの怍民地にされた地域はブラゞルずいう倧きな囜になった。他の倚くの囜はスペむンの怍民地ずなった。南アメリカの北方に぀のスペむンにもポルトガルにも怍民地化されなかった小さな぀の囜があったが、それらは仏領ギアナ、スリナム、ギアナである。 最初の文で1530sずいう衚珟はおおよそ1530幎代ずいう事を衚わす衚珟である。 <!-- 今の子䟛はスペむンやポルトガルがどこにあるか分かるのだろうか? --> たた、[[w:スペむン]]ず[[w:ポルトガル]]はペヌロッパの囜である。この文にはstarted colonisingずいう衚珟が含たれおいるが、 ここで、colonisingずいう語はcoloniseの動名詞であり、意味はだいたいto coloniseの名詞的甚法ず同じである。 動名詞は[[䞭孊校英語]]の文法である。ただし、名詞的甚法でどちらが䜿われるかはその文の述語によっお 倉わる。この文の述語であるstartは動名詞ず䞍定詞の䞡方を取る動詞であるので、どちらを甚いおもよい。<!-- 他に代衚的な動詞ずしおは、 finish: -ing begin: to -, -ing stop: -ing などがある。 --><!--生埒の混乱を招くのでは?--> <!--ただし、stop to -の堎合にはこの䞍定詞は䞍定詞の副詞的甚法ず考えられ、 ''-するために立ち止たる''などの 意味ずなる。-->coloniseは難しい単語だが、単に目的語を1぀取る他動詞であり、意味は''[[w:怍民地]]化する''である。 次の文でparts which were colonised ... の文でのwhichは関係代名詞であり、䞊で芋た関係代名詞whoず同じ働きをする。whichずwhoの䜿いわけは、whoは人に察しお甚い、whichはそれ以倖のものに察しお甚いるずいう䜿いわけである。ここで、were colonizedは、''怍民地化された''ずいう意味を衚わす 文法であり、[[w:受動態]]ず呌ばれる。受動態は[[䞭孊校英語 第3孊幎]]で扱われる。文党䜓ずしおは、''怍民地化された郚分''ずいう意味になる。becameは、becomeの過去圢で、意味はbe動詞に䌌おいるが特に倉化の意味を衚すため、''〜になる''ず蚳される。この語は、be動詞ず同じ扱われ方をするので、この動詞の埌には目的語ではなく、補語が続く。 次の文でmost ofずいう衚珟があるが、ここでのmostは最䞊玚の意味はなく、単にofで衚される名詞の''ほずんどが''ずいう意味を衚す名詞である。the otherの䞭で、otherは''他の''ずいう意味を衚す圢容詞だが、特にthe otherの圢で甚いられたずきには''党おの他のもの''ずいう意味を衚す。 次の文でvery northずいう衚珟では、<!--veryは圢容詞ずしお甚いられおいる。 圢容詞ずしお甚いられたずきのveryは、''たさにその''ずいう意味を 衚す事が倚いが、ここでは単に--> <!--皋床の存圚しない圢容詞を匷める副詞甚法が有りたす--> 北であるこずを匷める働きをしおいる。 countries that were colonised ...の衚珟はwhichやwhoず同じくthatを関係代名詞ずしお甚いた堎合である。thatは、ものに察しおも人に察しおも䜿える。どちらかずいえばwhoやwhichはより圢匏的な堎面で䜿われるこずが倚い。 曎にこの文ではeither -a- or -b- ずいう衚珟が甚いられおいるが、この衚珟は''-a-か-b-のどちらかを''ずいう意味を衚す衚珟である。この衚珟自䜓は[[高等孊校英語]]で玹介されるこずが倚いので詳现はそちらを参照。 <!-- 䞻語にした堎合動詞は-b-に合わせる必芁がある。 --> :Iberian Peninsula むベリア半島 The Iberian Peninsula is a piece of Southern Europe that pokes out into the Atlantic Ocean. There are two countries in the Iberian Peninsula: Portugal and Spain, but five different languages! むベリア半島は倧西掋に突き出しおいる南ペヌロッパの地域である。むベリア半島にはポルトガルずスペむンずいう぀の囜があるが、぀もの異なった蚀語がある。 最初の文のthatは関係代名詞であり、piece that pokes out into .. ず続いおいる。意味は、''突き出おいる郚分''ずなる。pieceは日本語で''ピヌス''ず読たれるこずもあるが、地理的な話題であるこずからここでは''地域''でもよいだろう。Atlantic Oceanは倧西掋の意味である。次の文でもコロンが甚いられおいるが、それ以降の名詞であるPotugalずSpainが、two countriesを衚わしおいる。 <!-- ここから先は特に文法ず単語が難しくなるので取り敢えず省くこずに...。関係副詞のwhenたで出お来おいる。 --> <!-- ''Africans'' アフリカ人 Africans were brought to South America as slaves, or have migrated from Africa for opportunities that are available in South America. During the period of time when European countries has direct political power in South America, many Africans were forced at gunpoint to migrate to South America and work as slaves in mines and on farms growing staple foods. Many African traditions still have a strong influence among the cultures in South America, affecting political relations, music, art, and even religion. Often people following these traditions are not even of African decent with how widespread some of these tradtions have gone into the overall society. アフリカ人は奎隷ずしお南アメリカに぀れおこられたり、南アメリカで埗られる可胜性を求めおアフリカから 移䜏しおきたりした。ペヌロッパの囜々が南アメリカで盎接的に政治的な暩力を握っおいたずきには、 倚くのアフリカ人が銃を突き぀けられお南アメリカに移るように匷芁され、炭坑や 重芁な䜜物 を䜜るための蟲堎で奎隷ずしお働くようしむけられた。 倚くのアフリカの䌝統は今でも南アメリカの文化に圱響しおおり、政治的関係や音楜や矎術や 宗教さえにも圱響を及がしおいる。 これらの䌝統に埓う人々がアフリカ人でないこずさえしばしばあるずいうこずは、 いく぀かのアフリカの䌝統が瀟䌚党䜓に実に広く浞透しおいるこずを衚しおいる。 --> ===関連項目=== [[䞭孊校英語 文法項目 2孊幎]] [[Category:䞭孊校教育|えいこ2]] [[Category:英語教育|äž­2]] [[カテゎリ:䞭孊校英語|にねん]]
null
2020-03-06T10:06:11Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%8B%B1%E8%AA%9E/2%E5%B9%B4
3,017
䞭孊校英語/3幎
Main Page > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語 > 䞭孊校英語/3幎 䞭孊校英語/3幎では、3孊幎の英語に぀いお教授したす。単語及び文法も必芁に合わせお䞀緒にお読みください。 たずえば「来月には~できるだろう」のような未来の可胜性を蚀いたい堎合、 will can (×)ずは蚀えない。 なぜなら、1文䞭に助動詞は2぀以䞊甚いおはならない、ずいう芏則がある。この様な堎合 will be able to <動詞の原圢> で衚す。 䟋えば「圌は泳げるようになるだろう。」このようにしお衚す。 助動詞ずは動詞を補っお新たな意味を付け加える語である。助動詞は通垞動詞の原圢の前に぀く。よく甚いられる助動詞ずしお などがあげられる。 他に連語ずしお甚いられ助動詞ず同じような䜿われ方をするものもある。これらの倚くは文法的には助動詞ではなく、圢容詞や動詞などで曞かれるものだが、ここでたずめおおく。 䞀文䞭に助動詞を2぀以䞊は䜿えないので、既に助動詞を䜿っおいる文章で「できるかもしれない」ずか「未来には~かもしれない」のような耇合的な衚珟を甚いる堎合は、䞋蚘の連語をもちいお助動詞を2個以䞊぀かわなくおも枈たせるように回避する必芁がある。 ある助動詞っぜい語句が、圢匏的には助動詞でないずみなされおいるか、それずも圢匏的にも助動詞であるかの刀別法は、倧たかには、吊定圢やその吊定短瞮圢を芋るこずです。 たずえば、will や must や can のように圢匏的にも助動詞だずみなされおいる語句は、吊定圢が won't や mustn't やcan't のように、助動詞そのものに吊定が぀きたす。 䞀方、be going to の吊定圢は、isn't have to や aren't have to などです。これは単に be 動詞の吊定圢です。 同様に、 have to の吊定圢は、don't have to あるいは doesn't have to などです。これは助動詞 do / does の吊定圢にすぎたせん。 助動詞には過去圢も存圚する。しかし、助動詞の過去圢は通垞それ自䜓が定たった意味を持぀ため必ずしも察応する助動詞の過去の意味になるずは限らない。よく䜿われる助動詞の過去圢ずしお などがある。mightやwouldやcouldは察応する助動詞ず䌌た意味で䜿われより䞁寧な含みを持たせた意味で䜿われるこずがよくある。これらの意味合いに぀いおは仮定法を参照。仮定法は高等孊校英語英語Iの範囲である。 たた、 今たでは䞻語が動䜜をするこずを衚す文を扱っおきた。ここでは䞻語が動詞で指定された動䜜をされるこずを衚す文を扱う。このような文を受動態ず呌ぶ。これに察応しお、䞻語が動詞で指定された動䜜をする文を胜動態ず呌ぶ。受動態を䜜るずきには で曞かれる胜動態の文章に察しお のようにしお䜜られる。ここである動詞の過去分詞は芏則動詞では動詞の過去圢ず同じ圢である。䞀方、䞍芏則動詞では固有の圢を持っおおり、これらも䞍芏則動詞の過去圢ず同様動詞ごずに芚えるしかない。 通垞、胜動態を受動態に倉化させるずきには胜動態の䞻語は前眮詞byを甚いお衚される。しかし、they、somethingなど、元々胜動態の文の䞻語にそれほど匷い意味がなく、単に文法的に䞻語が必芁だからそこに眮かれおいたようなずきには、文䞭で の郚分を省略するこずができる。 䞀般に日本語の文を単に英語に盎すず、受動態の文を倚く䜿っおしたいがちになるずいわれおいる。しかし、日本語にずっお自然な文でも英語で同じ䜿い方をしたずきにそれが自然な䜿い方にならない堎合もあるこずには泚意する必芁がある。 受動態を助動詞ず組み合わせお甚いるこずもできる。このずきには のような文は ずいうようになる。これはbeがbe動詞の原圢であるこずを甚いおいるずいえる。 あるものがどこかに存圚するこずを、特にThere is -.などによっお曞かれる文で衚すこずができる。䞀般にはこの文は のように曞かれる。このような文の䞻語はthereだず思われがちだが、文法的にはこの文の䞻語はbe動詞の埌に珟れる名詞が䞻語である。そのため、この名詞が耇数である堎合にはbe動詞ずしおareが甚いられる。この文は過去圢ず組み合わせお䜿うこずもでき、たた助動詞ずずもに甚いるこずもできる。 There is ... .の文は単にある地点に物䜓が存圚しおいるこずを述べる文であるため、「~はそこだ(です)」ずいった「そこ」ずいう堎所を匷調したい文を䜜るずきには䜿えない。その堎合 ではなく、 などずしお「(探しおいた)本がそこにある。」などの意味を衚せばよい。 日本語でよく甚いられる語圙でも英語圏では意味が異なる、もしくは通じないもののこずを和補英語ず蚀う。 䟋えば「私は昚日ペヌパヌテストを受けた。」ず衚す堎合は ずなる。(誀)は「昚日玙質怜査を行った。」ず解釈される。このように党く意味は異なる。 参考たでに身近にある和補英語を少し挙げおおこう。 以䞊のように(特にコミュニケヌション時は)知らずに䜿うず誀解を招くこずがあるので泚意を芁する。 英語版Wikibooksから、倪陜系の歎史などを説明する文章、“en:Wikijunior Solar System/Solar System”を抄蚳しおみる。この文曞は英語圏の子䟛向けに曞かれた文曞であるので比范的簡単な英文で曞かれおいる。興味があれば党蚳にも挑戊しおみるずよいかもしれない。ずはいえこの範囲だけでも関係代名詞などの進んだ文法が出おくるため、簡単に読み䞋すこずはできないかもしれない。 solarは圢容詞でありsystemを修食しおいる。やや難しい単語であるが、語の性質䞊割合よく出お来る。 wonderはthinkず䌌た意味の蚀葉だが、より䞍思議に思うようなむメヌゞが匷い蚀葉である。蚘号-はダッシュず呌ばれ、ここではコロンず近い意味で甚いられる。次の文でhave been watching ...は珟圚完了の文であり、ここでは継続の意味で甚いられおおり、「(ずっず)芋お来た」ずいう意味である。次のtrying to ...は分詞構文であり、この動詞tryの䞻語は前の文の䞻語ず同じでpeopleである。詳しくは高等孊校英語を参照。特にこの堎合は補う接続詞の䟋ずしお〈䞀方......である〉ずいう意味のwhileがあげられる。figure outは2぀の単語を組み合わせお特に理解するずいう意味を衚わす。このような語は句動詞ず呌ばれる。組み合わさった埌の語の意味は動詞ず副詞の意味を考えればわかるものも倚く、句動詞によく甚いられる基本的な副詞それぞれのむメヌゞを掎んでおけば圹に立぀。それでも意味から掚察できない堎合は倚く、それらの堎合は個別に蚘憶するしか無い。 keep -ingは〈〜をし続ける〉ずいう意味の衚珟である。ここで、keepに察する目的語ずしお䞍定詞の名詞的甚法を甚いるこずは出来ず必ず動名詞を甚いなくおはいけない。 rock or gas that move ...のthatは関係代名詞のthatである。この郚分の意味は「動いおいる石やガス」ずなり、that以䞋の衚珟はrockずgasの䞡方を修食しおいる。次の文ではon one we call the Earthずいう衚珟があるが、ここにはoneの埌に関係代名詞が省略されおいる。実際には関係代名詞のthatずwhichは省略される堎合が倚いのである。そのため、䞊の衚珟は、「我々が地球ず呌んでいるあるもの(惑星)」の様になる。関係代名詞が省略できる条件に぀いおは高等孊校英語を参照。たた、Earthは地球ずいう意味の単語だが、この名詞は通垞冠詞ずしおtheを䌎う。これは地球が1぀しかないこずが知られおいるため、䌚話にでお来るEarthが垞に特定されおいるものず考えられるからである。曎に、この文ではthe Earth, which movesずいう様に文が続いおいる。ここで珟われたwhichも関係代名詞であるが、特にEarthのような固有名詞を修食するずきには前の名詞ず関係代名詞の間にコンマが必芁ずなる。この甚法は〈関係代名詞の非制限甚法〉ず呌ばれるが詳しくは高等孊校英語の範囲である。 同じ文䞭でa star we call ...では再び関係代名詞thatが省略されおいる事に泚意。次の文はThere ...の文であり、䞻語はplanetsである。ここで、planets moving around ...のmovingは珟圚分詞の圢容詞的甚法であり、planetsを修食しおいる。この甚法は䞭孊校英語の範囲である。同じ文の最埌でas wellは連語ずしお甚いられ同じ様にずいう意味になる。埌にas well asなどの衚珟が高等孊校英語で玹介されるが、こちらの甚いられ方は異なっおいる。 次の文でallはthingsを修食する圢容詞であるが、allは〈党おの〉ずいう意味で修食を受けた語は耇数圢ずなる。䌌た意味の語でeveryがあるが、この語に修食された名詞は単数圢を甚いなくおはならないので泚意が必芁である。togetherは〈党お合わせお、䞀緒に〉ずいうような意味の副詞である。are calledはcallの受動態である。callは目的語を2぀取るこずが出来る動詞であるので、2぀の目的語のどちらかを䞻語にしお受動態を䜜るこずになるが、ここでは間接目的語を䞻語にしおいる。次の文では等䜍接続詞soが甚いられおいる。soは接続詞ずしお䜿われたずきは〈だから〉ずいう意味を衚わす。話を぀なげるのに䟿利であるため英語で話したり曞いたりするずきに倚甚されがちだが、soは原因ず理由で぀ながれる関係でしか甚いられないので、単に日本語でいう〈......お〉のように意味の䞊列に近い文の接続に甚いるこずは出来ないこずに、泚意が必芁である。次の文でrealizeはthinkず近い意味だが、〈発芋する〉ずいった意味に甚いられる。realizeはrealize that ...の圢でthat節を目的語ずしお取る。この時には、〈(that節以䞋のこずを)知った〉ずいう様な意味になる。 次の文で、They thought everything movedではthoughtの埌にthat節を䜜るthatが省略されおおり、everythingずmovedはそれぞれthat節の䞻語ず術語である。 次の文でseemはbe動詞ず同じ䜿われ方をしお、補語を取る動詞である。意味は〈〜に芋える〉ずなる。sensibleはやや難しい単語であるが、〈分別がある〉ずいう意味である。䌌た぀づりの語でsensitiveは〈现かすぎる、敏感な〉などの意味であり、䜿いわけに泚意が必芁である。feelは〈感じる〉ずいう意味の動詞である。よく䜿われる単語で䞍芏則動詞であり、過去圢はfeltである。たた、as if ...は次に節を取っお〈たるで......の様に〉ずいう意味になる。この衚珟は実際にはそうでないものを節の内容ずしお取るこずがあり、そのずきには節の䞭味は仮定法の衚珟になる。ここでは、実際に地球が動いおいるこずから仮定法を甚いおいないようである。仮定法は割合進んだ文法であるので、詳しくは高等孊校英語を参照。最埌のdoes it?は付加疑問文であり、itはthe Earthであり、doesはfeelに察応する。 最初の文でAbout 500 years agoは〈玄500幎前の〉ずいう意味である。agoを甚いたずきには、文の述語は必ず過去圢になる。曎に、500 yearsの前のaboutは、〈およそ〉ずいう意味を持っおおり、前眮詞のaboutずは異なっおいる。a man we call ...のmanずweの間には、thatが省略されおおり、関係代名詞thatの省略である。文の述語であるsuggestは、〈提案する〉ず蚳されるこずが倚い。蚳語は堅い感じがするが、䌌た意味のinsistなどよりも匱い語感があり、よく甚いられる。suggestもthat節を目的語ずしお取る語である。 次の文でa man called Galileoのcalledは、関係代名詞の省略ではなく、圢容詞的に甚いられた過去分詞で、manを修食しおいる。この文の動詞はbeginの過去圢beganだが、beginは目的語ずしお動名詞ず䞍定詞の䞡方を取るこずが出来る動詞である。この文のwithは〈......を甚いお〉の意味で、new inventionを甚いお宙を芋るずいうこずである。コロンの埌に続く単語はここではinventionの䞭味で、望遠鏡のこずである。 次の文でshowは、過去圢showedを持぀ため、芏則動詞ず思われがちだが、過去分詞はshownが甚いられるので、䞍芏則動詞である。showもthat節を目的語ずしお取る動詞である。この文䞭で、it was very likely that ...ずいう郚分がある。この文のthat以䞋は実際にはitの郚分に眮かれる内容であり、この䞭味そのものがwasに察する䞻語である。しかし、この郚分を䞻語にするず䞻郚が非垞に長くなり、おさたりが悪くなるずいう意味で、代わりにitが䞻語ずしお甚いられ、that節は埌にたわされる。この時に甚いられるitを圢匏䞻語ずいう。圢匏䞻語はIt is -a- to -b-.の文で既に甚いられたが、ここでは䞍定詞の代わりではなく、that節の代わりに甚いられおいる。that節の代わりの圢匏䞻語は、高等孊校英語の範囲である。 more and moreは、比范玚を甚いた泚意すべき甚法だが、高等孊校英語の範囲であるので詳しくは述べない。ここでの意味はたすたす倚くのずいう意味である。start usingで、startは目的語ずしお動名詞ず䞍定詞の䞡方を取る動詞であり、最埌のto study ...は、䞍定詞の副詞的甚法であり、〈......を研究するために〉ずいう意味である。studyは、勉匷するずいう意味があるが、どちらかずいえば、〈䞀生懞呜孊ぶ〉ずいう意味であり、単に知識を埗るずいう意味ではlearnが甚いられる事が倚い。次の文でhow ...ずいう衚珟は疑問詞を甚いた節を甚いた衚珟で、やや難しい文法である。この衚珟自䜓も高等孊校英語の範囲なので、簡単な解説にずどめる。詳しくは高等孊校英語を参照。文䞭で名詞の代わりずしお、疑問詞の節が぀らなる甚法では、察応する疑問詞を甚いた疑問文で尋ねられる内容が名詞ずしお䞎えられる。ここでは、how the planets movedず文が続いおいるため、〈どのように惑星が動いおいるのか〉ずいう意味になる。How does the planets move?で、「どのように惑星が動いおいるのだろうか?」ずいう疑問文になるこずに泚意。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "Main Page > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語 > 䞭孊校英語/3幎", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "䞭孊校英語/3幎では、3孊幎の英語に぀いお教授したす。単語及び文法も必芁に合わせお䞀緒にお読みください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "たずえば「来月には~できるだろう」のような未来の可胜性を蚀いたい堎合、 will can (×)ずは蚀えない。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "なぜなら、1文䞭に助動詞は2぀以䞊甚いおはならない、ずいう芏則がある。この様な堎合 will be able to <動詞の原圢> で衚す。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "䟋えば「圌は泳げるようになるだろう。」このようにしお衚す。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "助動詞ずは動詞を補っお新たな意味を付け加える語である。助動詞は通垞動詞の原圢の前に぀く。よく甚いられる助動詞ずしお", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "などがあげられる。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "他に連語ずしお甚いられ助動詞ず同じような䜿われ方をするものもある。これらの倚くは文法的には助動詞ではなく、圢容詞や動詞などで曞かれるものだが、ここでたずめおおく。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "䞀文䞭に助動詞を2぀以䞊は䜿えないので、既に助動詞を䜿っおいる文章で「できるかもしれない」ずか「未来には~かもしれない」のような耇合的な衚珟を甚いる堎合は、䞋蚘の連語をもちいお助動詞を2個以䞊぀かわなくおも枈たせるように回避する必芁がある。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "ある助動詞っぜい語句が、圢匏的には助動詞でないずみなされおいるか、それずも圢匏的にも助動詞であるかの刀別法は、倧たかには、吊定圢やその吊定短瞮圢を芋るこずです。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "たずえば、will や must や can のように圢匏的にも助動詞だずみなされおいる語句は、吊定圢が won't や mustn't やcan't のように、助動詞そのものに吊定が぀きたす。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "䞀方、be going to の吊定圢は、isn't have to や aren't have to などです。これは単に be 動詞の吊定圢です。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "同様に、 have to の吊定圢は、don't have to あるいは doesn't have to などです。これは助動詞 do / does の吊定圢にすぎたせん。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "助動詞には過去圢も存圚する。しかし、助動詞の過去圢は通垞それ自䜓が定たった意味を持぀ため必ずしも察応する助動詞の過去の意味になるずは限らない。よく䜿われる助動詞の過去圢ずしお", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "などがある。mightやwouldやcouldは察応する助動詞ず䌌た意味で䜿われより䞁寧な含みを持たせた意味で䜿われるこずがよくある。これらの意味合いに぀いおは仮定法を参照。仮定法は高等孊校英語英語Iの範囲である。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "たた、 今たでは䞻語が動䜜をするこずを衚す文を扱っおきた。ここでは䞻語が動詞で指定された動䜜をされるこずを衚す文を扱う。このような文を受動態ず呌ぶ。これに察応しお、䞻語が動詞で指定された動䜜をする文を胜動態ず呌ぶ。受動態を䜜るずきには", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "で曞かれる胜動態の文章に察しお", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "のようにしお䜜られる。ここである動詞の過去分詞は芏則動詞では動詞の過去圢ず同じ圢である。䞀方、䞍芏則動詞では固有の圢を持っおおり、これらも䞍芏則動詞の過去圢ず同様動詞ごずに芚えるしかない。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "通垞、胜動態を受動態に倉化させるずきには胜動態の䞻語は前眮詞byを甚いお衚される。しかし、they、somethingなど、元々胜動態の文の䞻語にそれほど匷い意味がなく、単に文法的に䞻語が必芁だからそこに眮かれおいたようなずきには、文䞭で", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "の郚分を省略するこずができる。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "䞀般に日本語の文を単に英語に盎すず、受動態の文を倚く䜿っおしたいがちになるずいわれおいる。しかし、日本語にずっお自然な文でも英語で同じ䜿い方をしたずきにそれが自然な䜿い方にならない堎合もあるこずには泚意する必芁がある。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "受動態を助動詞ず組み合わせお甚いるこずもできる。このずきには", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "のような文は", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "ずいうようになる。これはbeがbe動詞の原圢であるこずを甚いおいるずいえる。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "あるものがどこかに存圚するこずを、特にThere is -.などによっお曞かれる文で衚すこずができる。䞀般にはこの文は", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "のように曞かれる。このような文の䞻語はthereだず思われがちだが、文法的にはこの文の䞻語はbe動詞の埌に珟れる名詞が䞻語である。そのため、この名詞が耇数である堎合にはbe動詞ずしおareが甚いられる。この文は過去圢ず組み合わせお䜿うこずもでき、たた助動詞ずずもに甚いるこずもできる。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "There is ... .の文は単にある地点に物䜓が存圚しおいるこずを述べる文であるため、「~はそこだ(です)」ずいった「そこ」ずいう堎所を匷調したい文を䜜るずきには䜿えない。その堎合", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "ではなく、", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "などずしお「(探しおいた)本がそこにある。」などの意味を衚せばよい。", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "", "title": "助動詞" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "日本語でよく甚いられる語圙でも英語圏では意味が異なる、もしくは通じないもののこずを和補英語ず蚀う。", "title": "和補英語" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "䟋えば「私は昚日ペヌパヌテストを受けた。」ず衚す堎合は", "title": "和補英語" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ずなる。(誀)は「昚日玙質怜査を行った。」ず解釈される。このように党く意味は異なる。", "title": "和補英語" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "参考たでに身近にある和補英語を少し挙げおおこう。", "title": "和補英語" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "以䞊のように(特にコミュニケヌション時は)知らずに䜿うず誀解を招くこずがあるので泚意を芁する。", "title": "和補英語" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "英語版Wikibooksから、倪陜系の歎史などを説明する文章、“en:Wikijunior Solar System/Solar System”を抄蚳しおみる。この文曞は英語圏の子䟛向けに曞かれた文曞であるので比范的簡単な英文で曞かれおいる。興味があれば党蚳にも挑戊しおみるずよいかもしれない。ずはいえこの範囲だけでも関係代名詞などの進んだ文法が出おくるため、簡単に読み䞋すこずはできないかもしれない。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "solarは圢容詞でありsystemを修食しおいる。やや難しい単語であるが、語の性質䞊割合よく出お来る。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "wonderはthinkず䌌た意味の蚀葉だが、より䞍思議に思うようなむメヌゞが匷い蚀葉である。蚘号-はダッシュず呌ばれ、ここではコロンず近い意味で甚いられる。次の文でhave been watching ...は珟圚完了の文であり、ここでは継続の意味で甚いられおおり、「(ずっず)芋お来た」ずいう意味である。次のtrying to ...は分詞構文であり、この動詞tryの䞻語は前の文の䞻語ず同じでpeopleである。詳しくは高等孊校英語を参照。特にこの堎合は補う接続詞の䟋ずしお〈䞀方......である〉ずいう意味のwhileがあげられる。figure outは2぀の単語を組み合わせお特に理解するずいう意味を衚わす。このような語は句動詞ず呌ばれる。組み合わさった埌の語の意味は動詞ず副詞の意味を考えればわかるものも倚く、句動詞によく甚いられる基本的な副詞それぞれのむメヌゞを掎んでおけば圹に立぀。それでも意味から掚察できない堎合は倚く、それらの堎合は個別に蚘憶するしか無い。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "keep -ingは〈〜をし続ける〉ずいう意味の衚珟である。ここで、keepに察する目的語ずしお䞍定詞の名詞的甚法を甚いるこずは出来ず必ず動名詞を甚いなくおはいけない。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "rock or gas that move ...のthatは関係代名詞のthatである。この郚分の意味は「動いおいる石やガス」ずなり、that以䞋の衚珟はrockずgasの䞡方を修食しおいる。次の文ではon one we call the Earthずいう衚珟があるが、ここにはoneの埌に関係代名詞が省略されおいる。実際には関係代名詞のthatずwhichは省略される堎合が倚いのである。そのため、䞊の衚珟は、「我々が地球ず呌んでいるあるもの(惑星)」の様になる。関係代名詞が省略できる条件に぀いおは高等孊校英語を参照。たた、Earthは地球ずいう意味の単語だが、この名詞は通垞冠詞ずしおtheを䌎う。これは地球が1぀しかないこずが知られおいるため、䌚話にでお来るEarthが垞に特定されおいるものず考えられるからである。曎に、この文ではthe Earth, which movesずいう様に文が続いおいる。ここで珟われたwhichも関係代名詞であるが、特にEarthのような固有名詞を修食するずきには前の名詞ず関係代名詞の間にコンマが必芁ずなる。この甚法は〈関係代名詞の非制限甚法〉ず呌ばれるが詳しくは高等孊校英語の範囲である。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "同じ文䞭でa star we call ...では再び関係代名詞thatが省略されおいる事に泚意。次の文はThere ...の文であり、䞻語はplanetsである。ここで、planets moving around ...のmovingは珟圚分詞の圢容詞的甚法であり、planetsを修食しおいる。この甚法は䞭孊校英語の範囲である。同じ文の最埌でas wellは連語ずしお甚いられ同じ様にずいう意味になる。埌にas well asなどの衚珟が高等孊校英語で玹介されるが、こちらの甚いられ方は異なっおいる。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "次の文でallはthingsを修食する圢容詞であるが、allは〈党おの〉ずいう意味で修食を受けた語は耇数圢ずなる。䌌た意味の語でeveryがあるが、この語に修食された名詞は単数圢を甚いなくおはならないので泚意が必芁である。togetherは〈党お合わせお、䞀緒に〉ずいうような意味の副詞である。are calledはcallの受動態である。callは目的語を2぀取るこずが出来る動詞であるので、2぀の目的語のどちらかを䞻語にしお受動態を䜜るこずになるが、ここでは間接目的語を䞻語にしおいる。次の文では等䜍接続詞soが甚いられおいる。soは接続詞ずしお䜿われたずきは〈だから〉ずいう意味を衚わす。話を぀なげるのに䟿利であるため英語で話したり曞いたりするずきに倚甚されがちだが、soは原因ず理由で぀ながれる関係でしか甚いられないので、単に日本語でいう〈......お〉のように意味の䞊列に近い文の接続に甚いるこずは出来ないこずに、泚意が必芁である。次の文でrealizeはthinkず近い意味だが、〈発芋する〉ずいった意味に甚いられる。realizeはrealize that ...の圢でthat節を目的語ずしお取る。この時には、〈(that節以䞋のこずを)知った〉ずいう様な意味になる。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "次の文で、They thought everything movedではthoughtの埌にthat節を䜜るthatが省略されおおり、everythingずmovedはそれぞれthat節の䞻語ず術語である。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "次の文でseemはbe動詞ず同じ䜿われ方をしお、補語を取る動詞である。意味は〈〜に芋える〉ずなる。sensibleはやや難しい単語であるが、〈分別がある〉ずいう意味である。䌌た぀づりの語でsensitiveは〈现かすぎる、敏感な〉などの意味であり、䜿いわけに泚意が必芁である。feelは〈感じる〉ずいう意味の動詞である。よく䜿われる単語で䞍芏則動詞であり、過去圢はfeltである。たた、as if ...は次に節を取っお〈たるで......の様に〉ずいう意味になる。この衚珟は実際にはそうでないものを節の内容ずしお取るこずがあり、そのずきには節の䞭味は仮定法の衚珟になる。ここでは、実際に地球が動いおいるこずから仮定法を甚いおいないようである。仮定法は割合進んだ文法であるので、詳しくは高等孊校英語を参照。最埌のdoes it?は付加疑問文であり、itはthe Earthであり、doesはfeelに察応する。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "最初の文でAbout 500 years agoは〈玄500幎前の〉ずいう意味である。agoを甚いたずきには、文の述語は必ず過去圢になる。曎に、500 yearsの前のaboutは、〈およそ〉ずいう意味を持っおおり、前眮詞のaboutずは異なっおいる。a man we call ...のmanずweの間には、thatが省略されおおり、関係代名詞thatの省略である。文の述語であるsuggestは、〈提案する〉ず蚳されるこずが倚い。蚳語は堅い感じがするが、䌌た意味のinsistなどよりも匱い語感があり、よく甚いられる。suggestもthat節を目的語ずしお取る語である。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "次の文でa man called Galileoのcalledは、関係代名詞の省略ではなく、圢容詞的に甚いられた過去分詞で、manを修食しおいる。この文の動詞はbeginの過去圢beganだが、beginは目的語ずしお動名詞ず䞍定詞の䞡方を取るこずが出来る動詞である。この文のwithは〈......を甚いお〉の意味で、new inventionを甚いお宙を芋るずいうこずである。コロンの埌に続く単語はここではinventionの䞭味で、望遠鏡のこずである。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "次の文でshowは、過去圢showedを持぀ため、芏則動詞ず思われがちだが、過去分詞はshownが甚いられるので、䞍芏則動詞である。showもthat節を目的語ずしお取る動詞である。この文䞭で、it was very likely that ...ずいう郚分がある。この文のthat以䞋は実際にはitの郚分に眮かれる内容であり、この䞭味そのものがwasに察する䞻語である。しかし、この郚分を䞻語にするず䞻郚が非垞に長くなり、おさたりが悪くなるずいう意味で、代わりにitが䞻語ずしお甚いられ、that節は埌にたわされる。この時に甚いられるitを圢匏䞻語ずいう。圢匏䞻語はIt is -a- to -b-.の文で既に甚いられたが、ここでは䞍定詞の代わりではなく、that節の代わりに甚いられおいる。that節の代わりの圢匏䞻語は、高等孊校英語の範囲である。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "more and moreは、比范玚を甚いた泚意すべき甚法だが、高等孊校英語の範囲であるので詳しくは述べない。ここでの意味はたすたす倚くのずいう意味である。start usingで、startは目的語ずしお動名詞ず䞍定詞の䞡方を取る動詞であり、最埌のto study ...は、䞍定詞の副詞的甚法であり、〈......を研究するために〉ずいう意味である。studyは、勉匷するずいう意味があるが、どちらかずいえば、〈䞀生懞呜孊ぶ〉ずいう意味であり、単に知識を埗るずいう意味ではlearnが甚いられる事が倚い。次の文でhow ...ずいう衚珟は疑問詞を甚いた節を甚いた衚珟で、やや難しい文法である。この衚珟自䜓も高等孊校英語の範囲なので、簡単な解説にずどめる。詳しくは高等孊校英語を参照。文䞭で名詞の代わりずしお、疑問詞の節が぀らなる甚法では、察応する疑問詞を甚いた疑問文で尋ねられる内容が名詞ずしお䞎えられる。ここでは、how the planets movedず文が続いおいるため、〈どのように惑星が動いおいるのか〉ずいう意味になる。How does the planets move?で、「どのように惑星が動いおいるのだろうか?」ずいう疑問文になるこずに泚意。", "title": "読解緎習" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "", "title": "読解緎習" } ]
Main Page > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語 > 䞭孊校英語/3幎 䞭孊校英語/3幎では、3孊幎の英語に぀いお教授したす。単語及び文法も必芁に合わせお䞀緒にお読みください。
{{Pathnav|Main Page|小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習|䞭孊校の孊習|䞭孊校英語}} [[{{PAGENAME}}]]では、3孊幎の英語に぀いお教授したす。[[/単語|単語]]及び[[/文法|文法]]も必芁に合わせお䞀緒にお読みください。 :※ 䞋蚘の be able to などは高校の範囲だず思う。だが参考曞や塟では教えおいる可胜性があるので、残しおおく。 == 助動詞 == たずえば「来月にはできるだろう」のような未来の可胜性を蚀いたい堎合、 will can ×ずは蚀えない。 なぜなら、1文䞭に助動詞は2぀以䞊甚いおはならない、ずいう芏則がある。この様な堎合 will be able to 動詞の原圢 で衚す。 䟋えば「圌は泳げるようになるだろう。」このようにしお衚す。 He will be able to swim. 助動詞ずは動詞を補っお新たな意味を付け加える語である。助動詞は通垞動詞の原圢の前に぀く。よく甚いられる助動詞ずしお ;can:できる、かもしれない ;may:しおもよい、かもしれない ;must:しなければならない、にちがいない ;should:すべきだ ;ought to:すべきだ ;will:する぀もりだ、だろう ;used to:むかしは−だった などがあげられる。 他に連語ずしお甚いられ助動詞ず同じような䜿われ方をするものもある。これらの倚くは文法的には助動詞ではなく、圢容詞や動詞などで曞かれるものだが、ここでたずめおおく。 䞀文䞭に助動詞を2぀以䞊は䜿えないので、既に助動詞を䜿っおいる文章で「できるかもしれない」ずか「未来にはかもしれない」のような耇合的な衚珟を甚いる堎合は、䞋蚘の連語をもちいお助動詞を2個以䞊぀かわなくおも枈たせるように回避する必芁がある。 ;be able to ''do'':できる ;be capable of ''doing'':できる ;have to ''do'':しなければならない ;had better ''do'':したほうがよい ;be going to ''do'':する぀もりだ ある助動詞っぜい語句が、圢匏的には助動詞でないずみなされおいるか、それずも圢匏的にも助動詞であるかの刀別法は、倧たかには、吊定圢やその吊定短瞮圢を芋るこずです。 たずえば、will や must や can のように圢匏的にも助動詞だずみなされおいる語句は、吊定圢が won't や mustn't やcan't のように、助動詞そのものに吊定が぀きたす。 䞀方、be going to の吊定圢は、isn't have to や aren't have to などです。これは単に be 動詞の吊定圢です。 同様に、 have to の吊定圢は、don't have to あるいは doesn't have to などです。これは助動詞 do / does の吊定圢にすぎたせん。 助動詞には過去圢も存圚する。しかし、助動詞の過去圢は通垞それ自䜓が定たった意味を持぀ため必ずしも察応する助動詞の過去の意味になるずは限らない。よく䜿われる助動詞の過去圢ずしお ;can:could ;may:might ;will:would ;had better ''do'':したほうがよい などがある。mightやwouldやcouldは察応する助動詞ず䌌た意味で䜿われより䞁寧な含みを持たせた意味で䜿われるこずがよくある。これらの意味合いに぀いおは[[w:仮定法|仮定法]]を参照。仮定法は[[高等孊校英語英語I]]の範囲である。 たた、 今たでは䞻語が動䜜をするこずを衚す文を扱っおきた。ここでは䞻語が動詞で指定された動䜜をされるこずを衚す文を扱う。このような文を[[w:受身 (蚀語孊)|受動態]]ず呌ぶ。これに察応しお、䞻語が動詞で指定された動䜜をする文を[[w:胜動態|胜動態]]ず呌ぶ。受動態を䜜るずきには :S V O. で曞かれる胜動態の文章に察しお :O be動詞 Vの過去分詞 by S. のようにしお䜜られる。ここである動詞の過去分詞は芏則動詞では動詞の過去圢ず同じ圢である。䞀方、䞍芏則動詞では固有の圢を持っおおり、これらも䞍芏則動詞の過去圢ず同様動詞ごずに芚えるしかない。 通垞、胜動態を受動態に倉化させるずきには胜動態の䞻語は前眮詞byを甚いお衚される。しかし、they、somethingなど、元々胜動態の文の䞻語にそれほど匷い意味がなく、単に文法的に䞻語が必芁だからそこに眮かれおいたようなずきには、文䞭で :by S の郚分を省略するこずができる。 䞀般に日本語の文を単に英語に盎すず、受動態の文を倚く䜿っおしたいがちになるずいわれおいる。しかし、日本語にずっお自然な文でも英語で同じ䜿い方をしたずきにそれが自然な䜿い方にならない堎合もあるこずには泚意する必芁がある。 受動態を助動詞ず組み合わせお甚いるこずもできる。このずきには :O be動詞 Vの過去分詞 by S. のような文は :O 助動詞 be Vの過去分詞 by S. ずいうようになる。これはbeがbe動詞の原圢であるこずを甚いおいるずいえる。 あるものがどこかに存圚するこずを、特にThere is -.などによっお曞かれる文で衚すこずができる。䞀般にはこの文は :There Sに察応するbe動詞 S 堎所を衚す[[w:前眮詞|前眮詞]] 名詞. のように曞かれる。このような文の䞻語はthereだず思われがちだが、文法的にはこの文の䞻語はbe動詞の埌に珟れる名詞が䞻語である。そのため、この名詞が耇数である堎合にはbe動詞ずしおareが甚いられる。この文は過去圢ず組み合わせお䜿うこずもでき、たた助動詞ずずもに甚いるこずもできる。 ''There is ... .''の文は単にある地点に物䜓が存圚しおいるこずを述べる文であるため、「はそこだです」ずいった「そこ」ずいう堎所を匷調したい文を䜜るずきには䜿えない。その堎合 :There is the book.本がありたす。 ではなく、 :The book is there.本はそこにありたす。 などずしお「探しおいた本がそこにある。」などの意味を衚せばよい。 <!-- 文䞭の英文は、[[en:Wikijunior Solar System/Our Solar System]]からの転茉である。 2005幎12月の版。 元の䜜成者: 130.76.32.145, Robert Horning, RJHall,Pedant,SV Resolution他である。より詳しい内容を知りたい堎合には察応するペヌゞの履歎を参照。 改倉者:[[利甚者:T.Uesugi]] --> == 和補英語 == 日本語でよく甚いられる語圙でも英語圏では意味が異なる、もしくは通じないもののこずを''和補英語''ず蚀う。 䟋えば「私は昚日ペヌパヌテストを受けた。」ず衚す堎合は (æ­£)I had a written test. (誀)I had a paper test. ずなる。(誀)は「昚日玙質怜査を行った。」ず解釈される。このように党く意味は異なる。 参考たでに身近にある和補英語を少し挙げおおこう。 コンセントoutlet ※consentは「同意」 カンニングcheating ※cunningは「ずる賢いこず」 マンションapartment ※mansionは「倧邞宅」 フラむドポテトFrench fries ※fried potatoは「ゞャガむモを䞞ごず揚げたもの」 セミダブルsmall double ※semi doubleは「2぀の半分」 以䞊のように(特にコミュニケヌション時は)知らずに䜿うず誀解を招くこずがあるので泚意を芁する。 == 読解緎習 == [[:en:|英語版Wikibooks]]から、倪陜系の歎史などを説明する文章、“[[:en:Wikijunior Solar System/Solar System]]”を抄蚳しおみる。この文曞は英語圏の子䟛向けに曞かれた文曞であるので比范的簡単な英文で曞かれおいる。興味があれば党蚳にも挑戊しおみるずよいかもしれない。ずはいえこの範囲だけでも関係代名詞などの進んだ文法が出おくるため、簡単に読み䞋すこずはできないかもしれない。 ==== Our solar system / 我々の倪陜系 ==== solarは圢容詞でありsystemを修食しおいる。やや難しい単語であるが、語の性質䞊割合よく出お来る。 :Do you ever wonder about the things in the sky – the Sun, the Moon, the stars? People have been watching the sky for a long time, trying to figure out what is out there. We keep coming up with new ways to learn more about outer space. :あなたはこれたでに空にあるもの、䟋えば倪陜、月、星に぀いお考えたこずがあるだろうか 人々は長いこず空を芋䞊げお、そこに䜕があるか知ろうずしおきた。我々は地球の倖の宇宙に぀いおより知るための、新しい方法を探し続けおきたのである。 '''wonder'''はthinkず䌌た意味の蚀葉だが、より䞍思議に思うようなむメヌゞが匷い蚀葉である。蚘号-は[[w:ダッシュ|ダッシュ]]ず呌ばれ、ここではコロンず近い意味で甚いられる。次の文で''have been watching ...''は珟圚完了の文であり、ここでは継続の意味で甚いられおおり、「ずっず芋お来た」ずいう意味である。次の''trying to ...''は分詞構文であり、この動詞'''try'''の䞻語は前の文の䞻語ず同じでpeopleである。詳しくは[[高等孊校英語]]を参照。特にこの堎合は補う接続詞の䟋ずしお〈䞀方  である〉ずいう意味の'''while'''があげられる。''figure out''は2぀の単語を組み合わせお特に''理解する''ずいう意味を衚わす。このような語は句動詞ず呌ばれる。組み合わさった埌の語の意味は動詞ず副詞の意味を考えればわかるものも倚く、句動詞によく甚いられる基本的な副詞それぞれのむメヌゞを掎んでおけば圹に立぀。それでも意味から掚察できない堎合は倚く、それらの堎合は個別に蚘憶するしか無い。 ''keep -ing''は〈〜をし続ける〉ずいう意味の衚珟である。ここで、keepに察する目的語ずしお䞍定詞の名詞的甚法を甚いるこずは出来ず必ず動名詞を甚いなくおはいけない。 :Planets are big balls of rock or gas that move around stars. We live on one we call the Earth, which moves around a star we call the Sun. There are at least seven other planets moving around the Sun and a lot of other smaller things as well. All these things together are called a system. The Latin word for the Sun is Sol, so we call this system the Solar System. :A long time ago, people didn't realize that all these things in the Solar System move around the Sun. They thought everything moved around the Earth, including the Sun. This seems sensible, because the Earth doesn't feel as if it's moving, does it? :惑星は恒星を呚回する、岩やガスでできた倧きな球である。我々は我々が地球ず呌ぶ惑星の1぀に䜏んでおり、地球は我々が倪陜ず呌ぶ星の呚りを運動しおいる。<!-- 関係代名詞whichの非制限甚法 -->少なくずも他に7぀の惑星が倪陜を回っおおり他倚くのより小さな倩䜓も回っおいる。倪陜の意味を衚すラテン語は Sol であるので、我々はこれらの系を倪陜系 (Solar system) ず呌ぶ。 :倧昔には、人々は倪陜系内の倩䜓が倪陜を回っおいるこずを知らなかった。圌らは倪陜を含めすべおのものが地球の呚りを回転しおいるず考えおいた。我々は<!-- 䞻語 we の省略ず目的語the Earth の倒眮?? -->地球が動いおいるように感じないので、これは自然なこずではないだろうか。 ''rock or gas that move ...''のthatは関係代名詞の'''that'''である。この郚分の意味は「動いおいる石やガス」ずなり、that以䞋の衚珟はrockずgasの䞡方を修食しおいる。次の文では''on one we call the Earth''ずいう衚珟があるが、ここにはoneの埌に関係代名詞が省略されおいる。実際には関係代名詞のthatずwhichは省略される堎合が倚いのである。そのため、䞊の衚珟は、「我々が地球ず呌んでいるあるもの惑星」の様になる。関係代名詞が省略できる条件に぀いおは[[高等孊校英語]]を参照。たた、'''Earth'''は地球ずいう意味の単語だが、この名詞は通垞冠詞ずしおtheを䌎う。これは地球が1぀しかないこずが知られおいるため、䌚話にでお来るEarthが垞に特定されおいるものず考えられるからである。曎に、この文では''the Earth, which moves''ずいう様に文が続いおいる。ここで珟われたwhichも関係代名詞であるが、特にEarthのような固有名詞を修食するずきには前の名詞ず関係代名詞の間にコンマが必芁ずなる。この甚法は〈関係代名詞の非制限甚法〉ず呌ばれるが詳しくは[[高等孊校英語]]の範囲である。 同じ文䞭で''a star we call ...''では再び関係代名詞thatが省略されおいる事に泚意。次の文は''There ...''の文であり、䞻語はplanetsである。ここで、''planets moving around ...''のmovingは珟圚分詞の圢容詞的甚法であり、planetsを修食しおいる。この甚法は[[䞭孊校英語]]の範囲である。同じ文の最埌で''as well''は連語ずしお甚いられ''同じ様に''ずいう意味になる。埌に''as well as''などの衚珟が[[高等孊校英語]]で玹介されるが、こちらの甚いられ方は異なっおいる。 次の文で'''all'''はthingsを修食する圢容詞であるが、allは〈党おの〉ずいう意味で修食を受けた語は耇数圢ずなる。䌌た意味の語で'''every'''があるが、この語に修食された名詞は単数圢を甚いなくおはならないので泚意が必芁である。'''together'''は〈党お合わせお、䞀緒に〉ずいうような意味の副詞である。''are called''はcallの受動態である。callは目的語を2぀取るこずが出来る動詞であるので、2぀の目的語のどちらかを䞻語にしお受動態を䜜るこずになるが、ここでは間接目的語を䞻語にしおいる。<!-- 䜙談だが間接目的語を関接目的語ず曞いおしたいがちなので泚意。 -->次の文では等䜍接続詞'''so'''が甚いられおいる。soは接続詞ずしお䜿われたずきは〈だから〉ずいう意味を衚わす。話を぀なげるのに䟿利であるため英語で話したり曞いたりするずきに倚甚されがちだが、soは原因ず理由で぀ながれる関係でしか甚いられないので、単に日本語でいう〈  お〉のように意味の䞊列に近い文の接続に甚いるこずは出来ないこずに、泚意が必芁である。次の文でrealizeはthinkず近い意味だが、〈発芋する〉ずいった意味に甚いられる。realizeは''realize that ...''の圢でthat節を目的語ずしお取る。この時には、〈that節以䞋のこずを知った〉ずいう様な意味になる。 次の文で、They thought everything movedではthoughtの埌にthat節を䜜るthatが省略されおおり、everythingずmovedはそれぞれthat節の䞻語ず術語である。 <!-- >< 文䞭でincluding the Sunの郚分はthat節の䞭にある分詞構文であり、 includeの䞻語はeverythingである。 ?? include の䞻語は? ?? --> 次の文でseemはbe動詞ず同じ䜿われ方をしお、補語を取る動詞である。意味は〈〜に芋える〉ずなる。'''sensible'''はやや難しい単語であるが、〈分別がある〉ずいう意味である。䌌た぀づりの語で'''sensitive'''は〈现かすぎる、敏感な〉などの意味であり、䜿いわけに泚意が必芁である。feelは〈感じる〉ずいう意味の動詞である。よく䜿われる単語で䞍芏則動詞であり、過去圢はfeltである。たた、''as if ...''は次に節を取っお〈たるで  の様に〉ずいう意味になる。この衚珟は実際にはそうでないものを節の内容ずしお取るこずがあり、そのずきには節の䞭味は[[w:仮定法|仮定法]]の衚珟になる。ここでは、実際に地球が動いおいるこずから仮定法を甚いおいないようである。仮定法は割合進んだ文法であるので、詳しくは[[高等孊校英語]]を参照。最埌のdoes it?は付加疑問文であり、itはthe Earthであり、doesはfeelに察応する。 :About 500 years ago, however, a man we call Copernicus suggested that all the planets moved around the Sun. Then, about 100 years later, a man called Galileo began looking at the sky with a new invention: the telescope. He showed that it was very likely that all the planets moved around the Sun. Soon, more and more people started using telescopes to study the sky. They began to learn how the planets and the other things in the Solar System moved. :しかし、500幎前に我々が[[w:ニコラりス・コペルニクス|コペルニクス]]ず呌ぶ男が党おの惑星は倪陜を回っおいるこずを提唱した。それからおよそ100幎埌、[[w:ガリレオ・ガリレむ|ガリレオ]]ず呌ばれる男が望遠鏡ずいう新発明を甚いお空を芳察し始めた。圌は、党おの惑星が倪陜を回っおいるこずが非垞にありそうなこずだずいうこずを瀺したのである。そのあずすぐに、次第に倚くの人々が空を研究するために望遠鏡を䜿い始めた。圌らは倪陜系内の惑星や他の物䜓がどのように動いおいるかを調べ始めたのである。 ;語句 :;[[:wikt:about|about]]:(adv) およそ :;[[:wikt:ago|ago]]:(adv)   だけ前の :;[[:wikt:suggest|suggest]]:(vt) 提案する、提唱する :;[[:wikt:about|about]]:(prep)   の回りを :;''[[:wikt:look at|look at]]'':  を芋る :;[[:wikt:invention|invention]]:(n) 発明 :;[[:wikt:telescope|telescope]]:(n) 望遠鏡 :;[[:wikt:show|show]]:(vt) 瀺す :;[[:wikt:likely|likely]]:(a)   が起こりそうな ::(ant.) [[:wikt:unlikely|unlikely]] :;[[:wikt:soon|soon]]:(adv) すぐに :;[[:wikt:more and more|more and more]]:たすたす倚くの :;[[:wikt:how|how]]:(adv) どのように ;解釈 最初の文で''About 500 years ago''は〈玄500幎前の〉ずいう意味である。'''ago'''を甚いたずきには、文の述語は必ず過去圢になる。曎に、500 yearsの前の'''about'''は、〈およそ〉ずいう意味を持っおおり、前眮詞のaboutずは異なっおいる。''a man we call ...''のmanずweの間には、thatが省略されおおり、関係代名詞thatの省略である。文の述語であるsuggestは、〈提案する〉ず蚳されるこずが倚い。蚳語は堅い感じがするが、䌌た意味のinsistなどよりも匱い語感があり、よく甚いられる。suggestもthat節を目的語ずしお取る語である。 次の文で''a man called Galileo''のcalledは、関係代名詞の省略ではなく、圢容詞的に甚いられた過去分詞で、manを修食しおいる。この文の動詞はbeginの過去圢beganだが、beginは目的語ずしお動名詞ず䞍定詞の䞡方を取るこずが出来る動詞である。この文のwithは〈  を甚いお〉の意味で、''new invention''を甚いお宙を芋るずいうこずである。コロンの埌に続く単語はここではinventionの䞭味で、望遠鏡のこずである。 次の文で'''show'''は、過去圢showedを持぀ため、芏則動詞ず思われがちだが、過去分詞はshownが甚いられるので、䞍芏則動詞である。<!-- ただし、珟圚ではshowedも過去分詞ず認められ぀぀あるようである。が、実際のずころはよくわからない。 -->showもthat節を目的語ずしお取る動詞である。この文䞭で、''it was very likely that ...''ずいう郚分がある。この文のthat以䞋は実際にはitの郚分に眮かれる内容であり、この䞭味そのものがwasに察する䞻語である。しかし、この郚分を䞻語にするず䞻郚が非垞に長くなり、おさたりが悪くなるずいう意味で、代わりにitが䞻語ずしお甚いられ、that節は埌にたわされる。この時に甚いられるitを圢匏䞻語ずいう。圢匏䞻語は''It is -a- to -b-.''の文で既に甚いられたが、ここでは䞍定詞の代わりではなく、that節の代わりに甚いられおいる。that節の代わりの圢匏䞻語は、[[高等孊校英語]]の範囲である。 more and moreは、比范玚を甚いた泚意すべき甚法だが、[[高等孊校英語]]の範囲であるので詳しくは述べない。ここでの意味は''たすたす倚くの''ずいう意味である。start usingで、startは目的語ずしお動名詞ず䞍定詞の䞡方を取る動詞であり、最埌の''to study ...''は、䞍定詞の副詞的甚法であり、〈  を研究するために〉ずいう意味である。studyは、''勉匷する''ずいう意味があるが、どちらかずいえば、〈䞀生懞呜孊ぶ〉ずいう意味であり、単に知識を埗るずいう意味ではlearnが甚いられる事が倚い。次の文で''how ...''ずいう衚珟は疑問詞を甚いた節を甚いた衚珟で、やや難しい文法である。この衚珟自䜓も高等孊校英語の範囲なので、簡単な解説にずどめる。詳しくは[[高等孊校英語]]を参照。文䞭で名詞の代わりずしお、疑問詞の節が぀らなる甚法では、察応する疑問詞を甚いた疑問文で尋ねられる内容が名詞ずしお䞎えられる。ここでは、''how the planets moved''ず文が続いおいるため、〈どのように惑星が動いおいるのか〉ずいう意味になる。''How does the planets move?''で、「どのように惑星が動いおいるのだろうか?」ずいう疑問文になるこずに泚意。 <!-- Now, we send rockets into space to learn more. Astronauts travel around the Earth. Some of them have landed on the the Moon. Robots can fly to other planets to take pictures. We can see things that people like Copernicus and Galileo could only dream about. We can use very strong telescopes to see what has happened to other stars. We compare pictures of distant stars with pictures of the Sun. We can use thousands of pictures of the planets to learn more about Earth. We use what we learn about all the things in the Solar System to figure out how it was formed. We can also guess what might happen to it in the future. 珟圚では我々は宇宙に぀いおより倚くを知るためにロケットを打ち䞊げおいる。宇宙飛行士は地球の呚りの宇宙 ??を探玢しおいる。そのうちの䜕人かは月に着陞した。ロボットが写真を撮るために別の惑星に向かっお飛んでいる。我々はコペルニクスやガリレオのような人々が倢想するこずしかできなかったものを芋るこずができるのである。我々は別の星で䜕がおこったかを芳枬するために、非垞に匷力な望遠鏡を甚いるこずができる。我々は遠くの星の写真ず倪陜の写真を比范する。我々が地球に぀いおさらに倚くを知るために䜕千もの惑星の写真を䜿うこずができる。[[w:系倖惑星]]は最近芋぀かり始めたもので、䜕千ず芋぀かっおいる蚳ではない。しかし、写真自䜓は地球以倖に少なくずも䞀぀惑星があれば火星等でも可䜕枚でもずるこずができるので文章自䜓が間違いずいう蚳ではない。 我々は倪陜系がどのように䜜られたかを理解するために、倪陜系に぀いお孊んできた党おのこずを甚いる。我々は未来に我々の倪陜系に䜕がおこるかを予枬するこずもできる。 --> == 関連項目 == [[䞭孊校英語 文法項目 3孊幎]] [[Category:䞭孊校教育|えいこ3]] [[Category:英語教育|äž­3]] [[カテゎリ:䞭孊校英語|さんねん]]
null
2022-06-21T06:19:23Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%8B%B1%E8%AA%9E/3%E5%B9%B4
3,023
OsiriX オンラむン解説文曞/OsiriX入門 シック・スラブのモヌド蚭定倀を増やす
< ^ > thick slab においお䜿甚できる画像枚数は 90 画像に制限されおいたす。90 を越える画像枚数では thick slab におけるボリュヌムレンダリングモヌドでの凊理が䞍安定なためですが、平均倀や最倧倀投圱モヌドではこれ以䞊の画像枚数での凊理も可胜です。ここでは thick slab で䜿甚する画像枚数を増やす方法を解説したす。 (このペヌゞの解説内容は、アプリケヌション内郚に倉曎を加える方法を解説しおおり、InterfaceBuilderなどのツヌルの扱いに慣れおいないず危険です。) < ^ >
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "< ^ >", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "thick slab においお䜿甚できる画像枚数は 90 画像に制限されおいたす。90 を越える画像枚数では thick slab におけるボリュヌムレンダリングモヌドでの凊理が䞍安定なためですが、平均倀や最倧倀投圱モヌドではこれ以䞊の画像枚数での凊理も可胜です。ここでは thick slab で䜿甚する画像枚数を増やす方法を解説したす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "(このペヌゞの解説内容は、アプリケヌション内郚に倉曎を加える方法を解説しおおり、InterfaceBuilderなどのツヌルの扱いに慣れおいないず危険です。)", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "< ^ >", "title": "" } ]
< ^ > thick slab においお䜿甚できる画像枚数は 90 画像に制限されおいたす。90 を越える画像枚数では thick slab におけるボリュヌムレンダリングモヌドでの凊理が䞍安定なためですが、平均倀や最倧倀投圱モヌドではこれ以䞊の画像枚数での凊理も可胜です。ここでは thick slab で䜿甚する画像枚数を増やす方法を解説したす。 このペヌゞの解説内容は、アプリケヌション内郚に倉曎を加える方法を解説しおおり、InterfaceBuilderなどのツヌルの扱いに慣れおいないず危険です。 < ^ >
[[OsiriX オンラむン解説文曞/OsiriX入門_曲面任意倚断面再構成像を䜜成する|<]] [[OsiriX オンラむン解説文曞|^]] [[OsiriX オンラむン解説文曞/OsiriX入門_DSA画像を䜜成する|>]] ---- thick slab においお䜿甚できる画像枚数は 90 画像に制限されおいたす。90 を越える画像枚数では thick slab におけるボリュヌムレンダリングモヌドでの凊理が䞍安定なためですが、平均倀や最倧倀投圱モヌドではこれ以䞊の画像枚数での凊理も可胜です。ここでは thick slab で䜿甚する画像枚数を増やす方法を解説したす。 このペヌゞの解説内容は、アプリケヌション内郚に倉曎を加える方法を解説しおおり、InterfaceBuilderなどのツヌルの扱いに慣れおいないず危険です。 [[画像:OsiriX_ThicSlabMode1.jpg]] [[画像:OsiriX_ThicSlabMode2.jpg]] --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- [[画像:OsiriX_ThicSlabMode3.jpg]] --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- [[画像:OsiriX_ThicSlabMode4.jpg]] [[画像:OsiriX_ThicSlabMode5.jpg]] ---- [[OsiriX オンラむン解説文曞/OsiriX入門_曲面任意倚断面再構成像を䜜成する|<]] [[OsiriX オンラむン解説文曞|^]] [[OsiriX オンラむン解説文曞/OsiriX入門_DSA画像を䜜成する|>]] [[en:Online_OsiriX_Documentation/How_to_Increase_Thick_Slab]] [[Category:OsiriX|し぀く すらふのもおずせ぀おいちをふやす]]
null
2015-08-28T12:12:30Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/OsiriX_%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E6%96%87%E6%9B%B8/OsiriX%E5%85%A5%E9%96%80_%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%96%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E5%80%A4%E3%82%92%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%99
3,025
äž­å­Šæ•°å­Š1幎 正負の数
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 正負の数 小孊算数で孊んだ足し算のうち、倉化の結果を求める蚈算を加法(かほう)ずいう。 倀3から5だけ倉化するず8になるこずを、3+5=8 ず衚す。数の倀に倉化がないこずは、0を加える加法で瀺す。 小孊算数で孊んだ匕き算のうち、数倀の倧小を比范する蚈算を枛法(げんぜう)ずいう。倀8は3ず比范するず5だけ倧きいずいうこずを、8-3=5 ず衚す。倀の等しい2数で匕き算をするず、結果は0ずなる。 たた、加法した結果を和(わ、英:sum サム)、枛法した結果を差(さ、英:difference ディファレンス)ずいう。 ただし、小孊算数の数の知識では、倀が枛少する倉化の結果を加法で求めるこずや、数の倀をそれより倧きな数ず比范しお差を求めるこずはできない。そこで新しい数「負の数」を導入する。 0°Cより3°C高い枩床は「3°C」ず衚される。では、0°Cより3°C䜎い枩床は䜕ず衚せばよいのだろうか。これを「氷点䞋3°C」ずいう衚珟があるが、この枩床を「 − 3 {\displaystyle -3} °C」ず衚すこずもある。 たずは、この単元で孊ぶ蚀葉の説明をする。 ただし「0」は、「正の数」、「負の数」のどちらにも圓おはたらない。「0」以倖の数のこずを「正負の数」ず呌ぶ。 正負の数は、互いに反察の性質を持぀事柄を、たずめお瀺すずきに䜿うこずができる。 このように瀺すずきには、どちらを正の数ずしお衚すのかはっきりさせる必芁がある。 たた、このように基準を決め、その基準からの過䞍足(どのくらい倚い、たたは少ないか)や増枛を、正負の数で衚すこずもできる。その堎合、基準そのものの倀は"0"ず衚される。 数を盎線䞊の点に察応させた盎線を数盎線(すうちょくせん)ずいう。数盎線を䜿うず、数の倧小をわかりやすくするこずができる(䞋図)。 これは、ある盎線䞊に原点(げんおん、意味:0の䜍眮)ず単䜍点をずるこずで完成する。単䜍点ずは、「ここが1」「ここが − 5 {\displaystyle -5} 」ずいうように、原点からの距離をあらわす点である。 数盎線では、右向きを「正の向き」ずしお、右に行くほど倧きな数を衚す。䞀方、反察に巊を「負の向き」ずしお、巊に行くほど小さな数を衚すずする。原点をはさんで、党おの正の数は原点の右偎、党おの負の数は原点の巊に䜍眮するこずになる。 読者の䞭には「面積や䜓積のように、盎線では衚しづらい量の正負は、どうやっお衚すのか?」ずいう疑問をいだく人もいるだろうが、ずりあえずは、たず盎線䞊の正負に぀いお考えおほしい。この本の埌の節で、面積や䜓積などのような量の堎合の正負に぀いおも解説をする。 ※ 小数や分数は、普通は敎数ではない。たずえば1.3や 5 2 {\displaystyle {\frac {5}{2}}} は敎数ではない。䟋倖的に 1.0(=1) や 6 2 {\displaystyle {\frac {6}{2}}} (=3)など割り切れる数は敎数である。 そのため、「0」や、小数・分数は自然数ずはいえない。 たずえば 1.3 や 2 7 {\displaystyle {\frac {2}{7}}} は自然数ではない。 正負の数の笊号ず絶察倀の意味を、数盎線を甚いお確認しよう。 正負の数の笊号は、数盎線䞊の䜍眮が、原点より右か巊かの違いである。絶察倀が同じであっおも、正の数ず負の数では、正反察の意味を持っおいる。即ち、数倀の持぀意味を正反察にするには、絶察倀はそのたたで、笊号を正から負の数に、たた、負から正に倉えればよい。このように、笊号を倉えた数にするこずを笊号を反転するずいう。笊号を反転した数は、数盎線䞊では原点に぀いお反察偎の、点察称の䜍眮にある。倀 0にはもずもず笊号はないので、0の笊号を反転しおも 0のたたで、倀は倉わらない。 䞀方、正負の数の絶察倀は、原点からの距離で衚された。原点から離れた䜍眮にある数ほど絶察倀は倧きく、絶察倀の小さい数ほど原点に近い䜍眮で衚される。数の笊号を反転しおも、原点からの距離、぀たり絶察倀は等しいたたである。笊号を反転した数を、もずの数の反数ず呌ぶ。倀0の反数は 0ず考えるので、反数ずは、和が 0である 2数のこずだず考えおよい。反数である2数の和が 0になるこずを、盞殺(そうさい)するずいう。 数を数盎線䞊に衚すずき、必ず右に行くほど倧きくなるように䞊べる。 数の倧小をたずめおみるず、 ずいうこずがいえる。 < ず > の蚘号は、2぀の数の倧小に぀いお衚す蚘号で䞍等号(ふずうごう)ずいう。 これは、開いおいるほうが閉じおいるほうよりも倧きい数であるこずを衚す。 察しお、2぀の数に぀いお、倧小の差がなく同じであるこずを衚す蚘号 = は等号(ずうごう)ずいう。 ここで、䟋えば「0は1より小さい」ずいうのは 0<1 あるいは 1>0 ず曞くこずができる。たた、これは「0は1より小さい」たたは「0は1未満(みたん)倀を持぀」ず衚珟される。 䞍等号を含む匏を䞍等匏(ふずうしき)ずいい、0<1 は「0 小(ショり)なり 1」、1>0 は「1 倧(ダむ)なり 0」ず読む。 いたたでは、正の数に正の数を足すこずはしおきたが、負の数に正の数を足すこずはしおこなかったこずだろう。では、負の数に正の数を足す蚈算はどのようにすればよいか。やり方を考えおみよう。 そのための準備ずしお、たず、正の数に正の数を足すこずを数盎線で衚しおみよう。 このように、2+3ずいうのは数盎線䞊で2から3だけ右に動いた数ずいうこずになる。同じようにしお負の数に正の数を足しおみよう。 (−4)から3だけ右に動いた数は-1ずいうこずがわかる。぀たり、(-4)より3倧きい数は(−1)ずいうこずになる。 これで、負の数に正の数を足すこずができるようになった。 これは、0をたたいでも同じようにできる。 ぀ぎに、負の数を足すこずを考えおみよう。 #正の数ず負の数ずの倧小で孊んだこずを甚いおみよう。 3+(-1)は「3よりも(-1)倧きい数」だから、負の数の意味が、反察の倧きさを持぀こずを考えお、日垞に近い衚珟に改めるず「3よりも(+1)小さい数」ずなる。よっお、3より1小さい数を求めればよい。 #正の数ず負の数ずの倧小で孊んだこずを甚いおみよう。 36+(-11)は「36よりも(-11)倧きい数」ずいうのは、すなわち「36よりも(+11)小さい数」ずなる。よっお、36より11小さい数を求めればよい。 ある数よりも小さい数を求めるずき、あるいは数の倀がもずの倀よりも小さくなるずき、小孊算数では匕き算を甚いおきたこずだろう。じっさい、負の数を加える加法の蚈算を「倀を枛らしお/匕いお」ず衚珟するこずは日垞的に行われおいる。しかし、分かりやすいからずいっお、いちいち加法の蚈算を匕き算に盎しお蚈算しおいたのでは、負の数に負の数を加えたずきの加法の和や、絶察倀の小さい正の数ず絶察倀の倧きな負の数の和の意味を理解したり、実際に蚈算をしお倀を求めるこずは難しい。小孊算数の匕き算に頌るこずなく、負の数を加える加法は、倀が枛る倉化の結果であるこずを正しく理解し、加法は加法のたたで蚈算できるこずが倧切である。 小孊算数では、倧きい正の数から小さい正の数を匕くこずや、同じ倀の数同士の差が0になるこずは孊習しおきたが、倀の小さい数から倧きい数を匕くこずは、負の数が䜿えない制玄から行っおこなかった。たた、負の数から別の数を匕く蚈算も扱わなかった。 たず、加法の時ず同じように、小孊算数でも扱っおきた、正の数どうしの枛法で、倀の倧きい数から倀の小さい数を匕く蚈算を、数盎線䞊で理解しおおこう。 枛法が2数の倀を比范するずいう意味を持぀蚈算であるこず、枛法の結果(å·®)が、匕かれる数(前の数)に぀いお、匕く数(埌の数)ず比べおどれだけ倧きいかを衚しおいるこずに泚意しよう。これず同様に、負の数から正の数を匕く枛法の意味も数盎線䞊で確認しよう。 (−1)は、+3から芋お4だけ小さい倀を持぀数なので、差は(-4)であるこずがわかる。 これで、負の数から正の数を匕くこずができるようになった。 たた、小さい倀の数から倧きい倀の数を匕く枛法も、同じように蚈算するこずができる。 3は(-2)ず比范するず、5だけ倧きい倀を持぀数なので、差は(+5)であるこずがわかる。 これで、正の数から負の数を匕くこずができるようになった。 正負の数の枛法を正しく理解するためには、このように枛法が 2数の倀を比范する蚈算であるこず/匕く数の倀の倧小を、匕かれる数ず比べお考えるこずの2点をしっかり抌さえよう。 その䞊で、枛法の蚈算方法にはもうひず぀、加法に盎しお蚈算する方法がある。先皋の䟋で、出おくる数の絶察倀に泚目しよう。「3」ず「2」から「5」が出おきおいる。これではただの足し算を連想させる。しかも、これは偶然ではない。その理由を説明しよう。 そのために、たず反数に぀いお述べおおく。反数ずは、絶察倀が等しく、笊号が反察の2数を指す。(-3)の反数は(+3)であり、(+7)ず(-7)は互いに反数である。ここで、0の反数は 0、ず決めおおけば、反数は「和が 0になるような 2数」ず定矩できる。反数どうしの2数の和が打ち消しあっお 0になるこずを盞殺(そうさい)するずいう。 䞀方、0ず数を加えるず、加えた数に等しくなる。0+3=3 ずなるのは、0より3だけ倧きい数は3だずいっおいる。これは圓然だ。 ここで、(-2)+3+(+2) は、3ず等しい。加えた 3぀の数のうち、(-2)ず(+2)は互いに反数なので、盞殺しお 0に等しくなるからである。これを䜿っお 枛法 3-(-2) を蚈算しおみよう。3の代わりに、これず倀の等しい (-2)+3+(+2) を䜿っお蚈算を進めおみよう。 䞭かっこの䞭は「(-2)よりも3+(+2)だけ倧きい数」ずいう意味だから、これず(−2)を比范すれば、差は 3+(+2) ずなる。これはもずの枛法の匕く数を反数ずすり替えお、加法に盎した匏に他ならない。他の倀を䜿った枛法でも、同じ方法で加法に盎しお蚈算するこずができる。 このようにすれば、枛法を、匕く数を反数ず眮き換えお、加法に盎しお蚈算するこずができる。これらの方法を甚いれば、負の数を含む加枛、小さい数から倧きい数を匕く、ずいったこずが容易にできる。 このように、数の前に぀いた笊号ずしおのマむナス − は、匕き算の − 蚘号ず同じように扱っお良い。ずいうより、そもそも、このような、「数の前の䞍足・枛少を衚すための笊号ず、匕き算の蚘号ずを、同じず芋なしお良い。」ずいう発想があるからこそ、数の前の䞍足・枛少を衚すための笊号ず、匕き算の蚘号ずを、同じ蚘号 − を甚いおいるのである。 掛け算のこずを乗法(じょうほう)、割り算のこずを陀法(じょほう)ずいう。 たた、乗法した結果を積(せき、英:product プロダクト)ずいい、陀法した結果を商(しょう、英:quotient クォりシェント)ずいう。 今たでには正の数ず正の数の掛け算、぀たり、正の数どうしの乗法をしおきたが、負の数ず正の数の乗法、負の数どうしの乗法はどうなるのだろうか。 たず、正の数どうしの乗法に぀いお調べおみよう。 このように、「かけられる数」の絶察倀をひず぀の単䜍ずしお「かける数」の個数だけ右に進めおいったものが「積」ずしお埗られるこずになる。 正の数どうしの乗法は、正の数が正の数だけあるずいうこずだから、数盎線ではどんな正の数を掛け合わせおも正の方向になる。よっお、正の数どうしの積は正の数ずなる。 次は、正の数ず負の数の乗法に぀いお調べおみよう。 䟋: いた、ある地点で人が歩いおいる。その人は、西ぞ秒速2mで進んでいる。 3秒埌には、どうなっおいるだろうか。 たた、3秒前はどうなっおいただろうか。 これも、数盎線で衚しおみよう。 東を正の方向ずするず、西ぞ秒速2mずは、東ぞ秒速-2mずいうこずだから、この問題の匏は、-2×3ずなる。 図を芋おわかるように、2秒埌では−4m東ぞ、3秒埌では-6m東ぞ行っおいるこずがわかる。 さらに、2秒前は4m東ぞ、3秒埌では6m東ぞ行っおいる。だから、正の数ず負の数の積は負の数になり、負の数どうしの乗算の積は正の数になる。 今は、東(西)に0m進んでいるず考えるこずができる。 以䞊のこずを組み合わせ、次の蚈算をしおみよう。 䞊蚘の問題ず同じように蚈算し、答えは30 。 (※ 1぀目ず2぀目がプラスになっおる。)実際に蚈算しおみお、答えは24ずわかる。 (※ 1぀目がプラスになっおる。)䞊蚘の問題ず同じように蚈算し、答えは-24。 (※ 四぀ずもマむナス。)䞊蚘の問題ず同じように蚈算し、答えは24 。 ここで、䞊蚘のいく぀かの蚈算䟋での積の笊号に぀いお、䜕か気づいたこずは無いだろうか? 具䜓䟋で考えおみよう。 答えは いくらだろうか? たず、(-2)×3= -6 なので、おそらく ずなりそうだず思うだろう。 では、-2 のほかには答えは無いだろうか? たず、3に、+2を掛けおも、答えはプラスの数になっおしたう。なので、 (-6)÷3の答えは、どうやら負の数のようであるので、負の数だけを探せばいい。 -2でない数を3に掛けおみおも、6以倖の数になるこずを確かめおみる。 たずえば -2.1 を 3 に掛けおみおも -2.1×3 = -6.3 であり、6ではない数になる。 よっお、 である。 䞊述の䟋のように、負の数をふくむ割り算でも、小孊校で割り算を習ったずきのように、掛け算にもどっお答えを探せばいい。 たた、負の数を正で割った結果は、負の数になる。 正の数を負の数で割った堎合は、負の数になる。 負の数を負の数で割った堎合は、正の数になる。 0を0以倖のどんな数で割っおも、0である。(どんな数も、0では割れない。) 加法、枛法、乗法、陀法をたずめお 四則(しそく) ずいう。 次の匏の ◻ , △ {\displaystyle \Box ,\triangle } にどんな自然数を入れおも、蚈算の結果がい぀でも自然数になるだろうか。 (1) ◻ + △ {\displaystyle \Box +\triangle } (2) ◻ − △ {\displaystyle \Box -\triangle } (3) ◻ × △ {\displaystyle \Box \times \triangle } (4) ◻ ÷ △ {\displaystyle \Box \div \triangle } (1)ず(3)はい぀でも自然数になる。しかし、 2 − 3 = − 1 {\displaystyle 2-3=-1} や 2 ÷ 3 = 2 3 {\displaystyle 2\div 3={\frac {2}{3}}} のように、(2)ず(4)は自然数にならない堎合がある。 ぀たり、自然数の範囲では、加法ず乗法はい぀でもできるが、枛法ず陀法は、い぀でもできるずは限らない。 では、䞊の ◻ , △ {\displaystyle \Box ,\triangle } にどんな敎数を入れおも、蚈算の結果がい぀でも敎数になるだろうか。 (1)、(2)、(3)はい぀でも敎数になる。しかし、 ( − 2 ) ÷ 3 = − 2 3 {\displaystyle (-2)\div 3=-{\frac {2}{3}}} のように、(4)は敎数にならない堎合がある。 ぀たり、敎数の範囲では、加法、枛法、乗法はい぀でもできるが、陀法は、い぀でもできるずは限らない。 分数(ぶんすう)では、どうだろうか。分数どうしの蚈算では、倀が敎数になるこずもある。しかし、敎数も分母が1の分数だずみなすこずにすれば、䞊の ◻ , △ {\displaystyle \Box ,\triangle } にどんな分数を入れおも、蚈算の結果がい぀でも分数になる。぀たり、分数の範囲では、加法、枛法、乗法、陀法はい぀でもできる。 今たでの結果を衚にたずめるず次のようになる。 ◯ {\displaystyle \bigcirc } はその範囲でい぀でも可胜な堎合、 △ {\displaystyle \triangle } はい぀でも可胜ず限らない堎合である。ただし、陀法では、0でわる堎合は陀いお考える。 自然数の集合にふくたれる数どうしでは、加法ず乗法がい぀でもできる。 敎数の集合は、自然数(正の敎数)の他、0や負の敎数を合わせたものになる。 敎数の集合にふくたれる数どうしでは、加法ず枛法ず乗法ずがい぀でもできる。 敎数の集合は、そのなかに自然数の集合をふくんでいる。 たた、自然数から芋れば、自然数の集合は敎数の集合に含たれおいる。 数党䜓の集合には、敎数の他に、小数や分数も含むこずずなる。 数党䜓の集合のなかの数どうしでは、加法・枛法・乗法・陀法がい぀でもできる。 ぀たり、 数党䜓の集合のなかの数どうしでは、四則蚈算がい぀でもできる。 このように、数の範囲を、自然数の集合から敎数の集合ぞ、さらに数党䜓の集合ぞず広げおいくこずで、それたでできなかった蚈算ができるようになる。 今たでの説明では、説明の簡単化のため、マむナスの蚈算䟋や応甚䟋では、数盎線、たたは数盎線䞊に衚しやすい巊右や東西などの方向ずか、あるいは金額や時間などのように 盎線の「長さ」 で察応させやすい量を䟋にしお説明しおきた。だが、なにもマむナスの利甚法は盎線や数盎線で衚せる量だけではない。 たずえば、長方䜓の面積や立方䜓の䜓積を蚈算するのに、マむナス笊号を甚いおみおも良い。ずいうより、そもそもマむナスは、数盎線や「長さ」などの線で衚せる量だけに限らず、もし数で衚せる量ならば、面積や䜓積などもたた、マむナス笊号 − の数を蚈算に甚いるこずができるからこそ、マむナスの数が「数」ずしお数孊では認められ、マむナスの数の理論が䜜られおいるのである。 マむナスの面積・䜓積の説明を孊ぶ前に、ひずたずプラス笊号の面積や䜓積に぀いお埩習しよう。プラス笊号は省略できるから、぀たり小孊校の算数で蚈算緎習した普通の面積や䜓積は、プラス笊号を省略した面積・䜓積などずみなせるので、小孊校で習った面積・䜓積はプラス笊号の面積や䜓積ずしお芋なしお良い。 では、これから、マむナスの数の面積や䜓積などの理論が成り立぀こずを、ずりあえず面積の堎合で、確認しおみよう。 たずえば長方圢の面積なら、長方圢の瞊の長さを正の ○ cm ずしお、暪の長さを △ cm ずしお、面積 ○×△ cm を面積の基準にしたずすれば、マむナスの蚈算䟋ずしお、この四角圢から暪の長さを −3cmだけ倉化させた時は、぀たり暪を3cm枛らした時は、面積は ○×(−3) cm だけ倉化する。぀たり面積は ○×(3) cm 枛る。暪の長さを3cm枛らした埌の面積は、 ○×(△−3) cm である。逆に暪の長さを4cm増やした堎合は、面積の倉化は ○×(+4) であり、倉化埌の面積は ○×(△+4) である。 たずめお衚すず、四角圢の瞊の長さを ○ cm ずしお、暪の長さを △ cm ずしお、暪の長さを □ cm だけ倉化させるず、面積の倉化分は ○×□ であり、倉化埌の面積は、 ○×(△+□) である。暪の長さを増やした堎合は、□に正の数が入り、暪の長さを枛らした堎合は、□に負の数が入る。 たた、面積で考えおも、加法・枛法や乗法・陀法の亀換法則、結合法則・分配法則などの法則は成り立぀。 読者は、自分で長方圢の図を曞いおみお、面積などを蚈算しおみお、確かめおみよ。 説明の簡単化のため、瞊の長さ ○ を正ずしおおいお、負数どうしの掛け算を考えなくおも枈むように説明したが、負数どうしの掛け算も次のようにしお面積で䜜図できる。たずえば、瞊の長さ ○ cm から、倉化分ずしお B cm だけ長さを枛らしたずしお、 面積 (○−B)×(△−3) cm を持぀長方圢の図を䜜図すれば、負数どうしの掛け算も䜜図できる。この堎合は(−B)×(−3)を䜜図したこずになる。 読者は、自分で、負数どうしの掛け算を衚した長方圢の図を曞いおみお、面積などを蚈算しおみお、負数どうしの掛け算でも、亀換法則、結合法則・分配法則が成り立぀こずを確かめおみよ。 読者は、小孊校の時に算数で、「倧小」や「倚少」など倧きさをもった、さたざたな量(たずえば、長さ、面積、䜓積、重さ、時間、個数、人数、金額、・・・・・・)の蚈算䟋を、習っおきたず思う。そのような倧きさを持った様々な量で、必芁に応じおプラスやマむナスの笊号を甚いお良い。 のように曞く。 たた、4 は「4の3じょう」ず読み、 4×4×4 を意味する。 このように、かけあわせる回数がn回なら、「n乗」ず読む。 たた、环乗においお、かけあわされる数のこずを底(おい)、かけあわせる回数のこずを环乗の指数(しすう)、かけ合わされた結果の倀を矃(べき)ずいう。 たずえば、环乗 の底は 4、指数は 3、矃は 64 である。なお、か぀お矃は环乗やそれに関わる広い意味に䜿われる蚀葉だったが、环乗や指数を甚いた衚珟に蚀い換えが進み、今では䞀郚の熟語以倖は、环乗の結果の倀、ずいう意味に䜿われるのみである。 同じ数を2回かけあわせるこずを2乗(にじょう)ずいう。぀たり、指数が2の环乗のこずが2乗である。2乗のこずを、自乗(じじょう)、平方(ぞいほう)ずも蚀う。 同じ数を3回かけあわせるこずを3乗(さんじょう)ずいう。぀たり、指数が3の环乗のこずが3乗である。3乗のこずを立方(りっぜう)ずもいう。 同様に4回かけあわせるこずを4乗ずいう。 䞊蚘のように (-a) ず -a は違うので、気を぀けよう。 䞋蚘のように分数や小数も、环乗しおよい。 䞭孊の段階では、自然数の指数のみを扱う。䞀般の実数の指数に぀いおは高校の数孊IIで扱う。 䟋: 負の数の逆数 − 3 2 {\displaystyle -{\frac {3}{2}}} に − 2 3 {\displaystyle -{\frac {2}{3}}} をかけるず1になる。 よっお逆数は − 2 3 {\displaystyle -{\frac {2}{3}}} である。 なお、この䟋からも分かるように、負の数に぀いおも逆数を決めるこずができる。 たた、負の数の逆数は、負のたたである。 たた、0 の逆数は存圚しない。なぜなら 0ず掛けお積が1になる数は存圚しないからである。 たずえば、次のような問題をずくずき、正負の数を掻甚するず手蚈算がラクになる堎合が倚い。 この週では、月曜から金曜たでの5日間に、平均ずしお1日あたり䜕冊、本が借りられたでしょうか? たず、目分量で、たずえば、おおよそ70冊あたりを基準ずしお、 のように考える。するず、あずは、 の平均だけを求めればいい。 3 − 2 − 5 + 9 + 11 5 = 16 5 = 3.2 {\displaystyle {\frac {3-2-5+9+11}{5}}={\frac {16}{5}}=3.2} なので、70+3.2=73.2より、73.2冊が1日あたりの平均である。 (答え)1日あたり平均は73.2冊 . 匏 3 − 2 − 5 + 9 + 11 5 {\displaystyle {\frac {3-2-5+9+11}{5}}} の蚈算䞭、3-2-5 の時点で、蚈算結果は -4 になる。䞭孊の数孊では、負数の存圚を認めおいるこずにより、蚈算をこのあずも続行でき、 -5の次の +9 +11 をそのたた続行できる。 もし、小孊校算数のように負数を認めない堎合、目分量ずしお70ではなく、60や50など、もっず小さい数を基準にずらなければならなくなっおしたう。 仮にだが、もし、氎曜日の冊数が、65冊でなくお13冊のように、氎曜日だけ極端に冊数が少なかったずしたら、負数を認めない小孊算数では、基準の数を10冊など、倧幅に䞋げる必芁が生じおしたうので、そのせいで、ほかの曜日の冊数の基準からのズレの蚈算も倧きくなっおしたい、あたり蚈算がラクにならなくなっおしたう。 この問題では、たたたた、この週の日ごずの貞し出し状況のバラツキが小さく、䞀目で芋おも70あたりが基準だず分かりやすそうな貞し出し状況だったが、しかし、䞀般の平均の蚈算では、日ごずのバラツキが倧きい堎合もあるので、䞊蚘のように負数を応甚しおも平均蚈算があたりラクにならない堎合もある。 なので、平均の蚈算では、あたり負数を䜿う方法にばかりコダわる必芁は無い。 たた、実務的には、珟代では統蚈的な蚈算をする堎合、パ゜コンの衚蚈算゜フトなどを掻甚するのが通垞である。(もっず日数が倚くなったりした堎合、手蚈算では手間が掛かる。) 自然数のうち、1ずその数以倖の玄数がない数を 玠数ずいう。玠数を小さい方から䞊べるず、{2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23,...} ずなる。ここに含たれない {4, 6, 8, 9, 10, 12,... } は、いく぀かの玠数の積で合成するこずができる。 1は玠数には含めない。2以倖の玠数は、党お奇数である。でも奇数だからずいっお、玠数であるずは限らない。䟋えば、奇数の 7 や 11 は玠数だが、同じく奇数の 9 は1ず9以倖に 3を玄数に持぀ので玠数ではない。 9 = 3 2 {\displaystyle 9=3^{2}} ず合成できる合成数である。 たた、2 ず 3 以倖の玠数は、必ず6の倍数の前埌の数である。でも、6の倍数の前埌にある数だからずいっお、玠数ずは限らない。䟋えば、6×15=90 の前の数 89は玠数だが、埌の数 91は 1ず 91以倖に 7や13を玄数に持぀ので玠数ではない。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 正負の数", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "小孊算数で孊んだ足し算のうち、倉化の結果を求める蚈算を加法(かほう)ずいう。 倀3から5だけ倉化するず8になるこずを、3+5=8 ず衚す。数の倀に倉化がないこずは、0を加える加法で瀺す。", "title": "加法・枛法" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "小孊算数で孊んだ匕き算のうち、数倀の倧小を比范する蚈算を枛法(げんぜう)ずいう。倀8は3ず比范するず5だけ倧きいずいうこずを、8-3=5 ず衚す。倀の等しい2数で匕き算をするず、結果は0ずなる。", "title": "加法・枛法" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "たた、加法した結果を和(わ、英:sum サム)、枛法した結果を差(さ、英:difference ディファレンス)ずいう。", "title": "加法・枛法" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "ただし、小孊算数の数の知識では、倀が枛少する倉化の結果を加法で求めるこずや、数の倀をそれより倧きな数ず比范しお差を求めるこずはできない。そこで新しい数「負の数」を導入する。", "title": "加法・枛法" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "0°Cより3°C高い枩床は「3°C」ず衚される。では、0°Cより3°C䜎い枩床は䜕ず衚せばよいのだろうか。これを「氷点䞋3°C」ずいう衚珟があるが、この枩床を「 − 3 {\\displaystyle -3} °C」ず衚すこずもある。", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "たずは、この単元で孊ぶ蚀葉の説明をする。", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "ただし「0」は、「正の数」、「負の数」のどちらにも圓おはたらない。「0」以倖の数のこずを「正負の数」ず呌ぶ。", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "正負の数は、互いに反察の性質を持぀事柄を、たずめお瀺すずきに䜿うこずができる。", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "このように瀺すずきには、どちらを正の数ずしお衚すのかはっきりさせる必芁がある。", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "たた、このように基準を決め、その基準からの過䞍足(どのくらい倚い、たたは少ないか)や増枛を、正負の数で衚すこずもできる。その堎合、基準そのものの倀は\"0\"ず衚される。", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "数を盎線䞊の点に察応させた盎線を数盎線(すうちょくせん)ずいう。数盎線を䜿うず、数の倧小をわかりやすくするこずができる(䞋図)。 これは、ある盎線䞊に原点(げんおん、意味:0の䜍眮)ず単䜍点をずるこずで完成する。単䜍点ずは、「ここが1」「ここが − 5 {\\displaystyle -5} 」ずいうように、原点からの距離をあらわす点である。 数盎線では、右向きを「正の向き」ずしお、右に行くほど倧きな数を衚す。䞀方、反察に巊を「負の向き」ずしお、巊に行くほど小さな数を衚すずする。原点をはさんで、党おの正の数は原点の右偎、党おの負の数は原点の巊に䜍眮するこずになる。", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "読者の䞭には「面積や䜓積のように、盎線では衚しづらい量の正負は、どうやっお衚すのか?」ずいう疑問をいだく人もいるだろうが、ずりあえずは、たず盎線䞊の正負に぀いお考えおほしい。この本の埌の節で、面積や䜓積などのような量の堎合の正負に぀いおも解説をする。", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "※ 小数や分数は、普通は敎数ではない。たずえば1.3や 5 2 {\\displaystyle {\\frac {5}{2}}} は敎数ではない。䟋倖的に 1.0(=1) や 6 2 {\\displaystyle {\\frac {6}{2}}} (=3)など割り切れる数は敎数である。", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "そのため、「0」や、小数・分数は自然数ずはいえない。", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "たずえば 1.3 や 2 7 {\\displaystyle {\\frac {2}{7}}} は自然数ではない。", "title": "正の数・負の数" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "正負の数の笊号ず絶察倀の意味を、数盎線を甚いお確認しよう。", "title": "正負の数の笊号ず絶察倀" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "正負の数の笊号は、数盎線䞊の䜍眮が、原点より右か巊かの違いである。絶察倀が同じであっおも、正の数ず負の数では、正反察の意味を持っおいる。即ち、数倀の持぀意味を正反察にするには、絶察倀はそのたたで、笊号を正から負の数に、たた、負から正に倉えればよい。このように、笊号を倉えた数にするこずを笊号を反転するずいう。笊号を反転した数は、数盎線䞊では原点に぀いお反察偎の、点察称の䜍眮にある。倀 0にはもずもず笊号はないので、0の笊号を反転しおも 0のたたで、倀は倉わらない。", "title": "正負の数の笊号ず絶察倀" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "䞀方、正負の数の絶察倀は、原点からの距離で衚された。原点から離れた䜍眮にある数ほど絶察倀は倧きく、絶察倀の小さい数ほど原点に近い䜍眮で衚される。数の笊号を反転しおも、原点からの距離、぀たり絶察倀は等しいたたである。笊号を反転した数を、もずの数の反数ず呌ぶ。倀0の反数は 0ず考えるので、反数ずは、和が 0である 2数のこずだず考えおよい。反数である2数の和が 0になるこずを、盞殺(そうさい)するずいう。", "title": "正負の数の笊号ず絶察倀" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "数を数盎線䞊に衚すずき、必ず右に行くほど倧きくなるように䞊べる。", "title": "正負の数の笊号ず絶察倀" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "数の倧小をたずめおみるず、", "title": "正負の数の笊号ず絶察倀" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "ずいうこずがいえる。", "title": "正負の数の笊号ず絶察倀" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "< ず > の蚘号は、2぀の数の倧小に぀いお衚す蚘号で䞍等号(ふずうごう)ずいう。 これは、開いおいるほうが閉じおいるほうよりも倧きい数であるこずを衚す。 察しお、2぀の数に぀いお、倧小の差がなく同じであるこずを衚す蚘号 = は等号(ずうごう)ずいう。", "title": "正負の数の笊号ず絶察倀" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "ここで、䟋えば「0は1より小さい」ずいうのは 0<1 あるいは 1>0 ず曞くこずができる。たた、これは「0は1より小さい」たたは「0は1未満(みたん)倀を持぀」ず衚珟される。 䞍等号を含む匏を䞍等匏(ふずうしき)ずいい、0<1 は「0 小(ショり)なり 1」、1>0 は「1 倧(ダむ)なり 0」ず読む。", "title": "正負の数の笊号ず絶察倀" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "いたたでは、正の数に正の数を足すこずはしおきたが、負の数に正の数を足すこずはしおこなかったこずだろう。では、負の数に正の数を足す蚈算はどのようにすればよいか。やり方を考えおみよう。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "そのための準備ずしお、たず、正の数に正の数を足すこずを数盎線で衚しおみよう。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "このように、2+3ずいうのは数盎線䞊で2から3だけ右に動いた数ずいうこずになる。同じようにしお負の数に正の数を足しおみよう。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "(−4)から3だけ右に動いた数は-1ずいうこずがわかる。぀たり、(-4)より3倧きい数は(−1)ずいうこずになる。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "これで、負の数に正の数を足すこずができるようになった。 これは、0をたたいでも同じようにできる。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "぀ぎに、負の数を足すこずを考えおみよう。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "#正の数ず負の数ずの倧小で孊んだこずを甚いおみよう。 3+(-1)は「3よりも(-1)倧きい数」だから、負の数の意味が、反察の倧きさを持぀こずを考えお、日垞に近い衚珟に改めるず「3よりも(+1)小さい数」ずなる。よっお、3より1小さい数を求めればよい。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "#正の数ず負の数ずの倧小で孊んだこずを甚いおみよう。 36+(-11)は「36よりも(-11)倧きい数」ずいうのは、すなわち「36よりも(+11)小さい数」ずなる。よっお、36より11小さい数を求めればよい。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "ある数よりも小さい数を求めるずき、あるいは数の倀がもずの倀よりも小さくなるずき、小孊算数では匕き算を甚いおきたこずだろう。じっさい、負の数を加える加法の蚈算を「倀を枛らしお/匕いお」ず衚珟するこずは日垞的に行われおいる。しかし、分かりやすいからずいっお、いちいち加法の蚈算を匕き算に盎しお蚈算しおいたのでは、負の数に負の数を加えたずきの加法の和や、絶察倀の小さい正の数ず絶察倀の倧きな負の数の和の意味を理解したり、実際に蚈算をしお倀を求めるこずは難しい。小孊算数の匕き算に頌るこずなく、負の数を加える加法は、倀が枛る倉化の結果であるこずを正しく理解し、加法は加法のたたで蚈算できるこずが倧切である。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "小孊算数では、倧きい正の数から小さい正の数を匕くこずや、同じ倀の数同士の差が0になるこずは孊習しおきたが、倀の小さい数から倧きい数を匕くこずは、負の数が䜿えない制玄から行っおこなかった。たた、負の数から別の数を匕く蚈算も扱わなかった。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "たず、加法の時ず同じように、小孊算数でも扱っおきた、正の数どうしの枛法で、倀の倧きい数から倀の小さい数を匕く蚈算を、数盎線䞊で理解しおおこう。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "枛法が2数の倀を比范するずいう意味を持぀蚈算であるこず、枛法の結果(å·®)が、匕かれる数(前の数)に぀いお、匕く数(埌の数)ず比べおどれだけ倧きいかを衚しおいるこずに泚意しよう。これず同様に、負の数から正の数を匕く枛法の意味も数盎線䞊で確認しよう。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "(−1)は、+3から芋お4だけ小さい倀を持぀数なので、差は(-4)であるこずがわかる。 これで、負の数から正の数を匕くこずができるようになった。 たた、小さい倀の数から倧きい倀の数を匕く枛法も、同じように蚈算するこずができる。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "3は(-2)ず比范するず、5だけ倧きい倀を持぀数なので、差は(+5)であるこずがわかる。 これで、正の数から負の数を匕くこずができるようになった。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "正負の数の枛法を正しく理解するためには、このように枛法が 2数の倀を比范する蚈算であるこず/匕く数の倀の倧小を、匕かれる数ず比べお考えるこずの2点をしっかり抌さえよう。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "その䞊で、枛法の蚈算方法にはもうひず぀、加法に盎しお蚈算する方法がある。先皋の䟋で、出おくる数の絶察倀に泚目しよう。「3」ず「2」から「5」が出おきおいる。これではただの足し算を連想させる。しかも、これは偶然ではない。その理由を説明しよう。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "そのために、たず反数に぀いお述べおおく。反数ずは、絶察倀が等しく、笊号が反察の2数を指す。(-3)の反数は(+3)であり、(+7)ず(-7)は互いに反数である。ここで、0の反数は 0、ず決めおおけば、反数は「和が 0になるような 2数」ず定矩できる。反数どうしの2数の和が打ち消しあっお 0になるこずを盞殺(そうさい)するずいう。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "䞀方、0ず数を加えるず、加えた数に等しくなる。0+3=3 ずなるのは、0より3だけ倧きい数は3だずいっおいる。これは圓然だ。 ここで、(-2)+3+(+2) は、3ず等しい。加えた 3぀の数のうち、(-2)ず(+2)は互いに反数なので、盞殺しお 0に等しくなるからである。これを䜿っお 枛法 3-(-2) を蚈算しおみよう。3の代わりに、これず倀の等しい (-2)+3+(+2) を䜿っお蚈算を進めおみよう。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "䞭かっこの䞭は「(-2)よりも3+(+2)だけ倧きい数」ずいう意味だから、これず(−2)を比范すれば、差は 3+(+2) ずなる。これはもずの枛法の匕く数を反数ずすり替えお、加法に盎した匏に他ならない。他の倀を䜿った枛法でも、同じ方法で加法に盎しお蚈算するこずができる。 このようにすれば、枛法を、匕く数を反数ず眮き換えお、加法に盎しお蚈算するこずができる。これらの方法を甚いれば、負の数を含む加枛、小さい数から倧きい数を匕く、ずいったこずが容易にできる。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "このように、数の前に぀いた笊号ずしおのマむナス − は、匕き算の − 蚘号ず同じように扱っお良い。ずいうより、そもそも、このような、「数の前の䞍足・枛少を衚すための笊号ず、匕き算の蚘号ずを、同じず芋なしお良い。」ずいう発想があるからこそ、数の前の䞍足・枛少を衚すための笊号ず、匕き算の蚘号ずを、同じ蚘号 − を甚いおいるのである。", "title": "負の数の加法ず枛法" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "掛け算のこずを乗法(じょうほう)、割り算のこずを陀法(じょほう)ずいう。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "たた、乗法した結果を積(せき、英:product プロダクト)ずいい、陀法した結果を商(しょう、英:quotient クォりシェント)ずいう。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "今たでには正の数ず正の数の掛け算、぀たり、正の数どうしの乗法をしおきたが、負の数ず正の数の乗法、負の数どうしの乗法はどうなるのだろうか。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "たず、正の数どうしの乗法に぀いお調べおみよう。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "このように、「かけられる数」の絶察倀をひず぀の単䜍ずしお「かける数」の個数だけ右に進めおいったものが「積」ずしお埗られるこずになる。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "正の数どうしの乗法は、正の数が正の数だけあるずいうこずだから、数盎線ではどんな正の数を掛け合わせおも正の方向になる。よっお、正の数どうしの積は正の数ずなる。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "次は、正の数ず負の数の乗法に぀いお調べおみよう。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "䟋: いた、ある地点で人が歩いおいる。その人は、西ぞ秒速2mで進んでいる。 3秒埌には、どうなっおいるだろうか。 たた、3秒前はどうなっおいただろうか。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "これも、数盎線で衚しおみよう。 東を正の方向ずするず、西ぞ秒速2mずは、東ぞ秒速-2mずいうこずだから、この問題の匏は、-2×3ずなる。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "図を芋おわかるように、2秒埌では−4m東ぞ、3秒埌では-6m東ぞ行っおいるこずがわかる。 さらに、2秒前は4m東ぞ、3秒埌では6m東ぞ行っおいる。だから、正の数ず負の数の積は負の数になり、負の数どうしの乗算の積は正の数になる。 今は、東(西)に0m進んでいるず考えるこずができる。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "以䞊のこずを組み合わせ、次の蚈算をしおみよう。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "䞊蚘の問題ず同じように蚈算し、答えは30 。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "(※ 1぀目ず2぀目がプラスになっおる。)実際に蚈算しおみお、答えは24ずわかる。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "(※ 1぀目がプラスになっおる。)䞊蚘の問題ず同じように蚈算し、答えは-24。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "(※ 四぀ずもマむナス。)䞊蚘の問題ず同じように蚈算し、答えは24 。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "ここで、䞊蚘のいく぀かの蚈算䟋での積の笊号に぀いお、䜕か気づいたこずは無いだろうか?", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "具䜓䟋で考えおみよう。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "答えは いくらだろうか?", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "たず、(-2)×3= -6 なので、おそらく", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "ずなりそうだず思うだろう。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "では、-2 のほかには答えは無いだろうか?", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "たず、3に、+2を掛けおも、答えはプラスの数になっおしたう。なので、 (-6)÷3の答えは、どうやら負の数のようであるので、負の数だけを探せばいい。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "-2でない数を3に掛けおみおも、6以倖の数になるこずを確かめおみる。 たずえば -2.1 を 3 に掛けおみおも -2.1×3 = -6.3 であり、6ではない数になる。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "よっお、", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "である。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "䞊述の䟋のように、負の数をふくむ割り算でも、小孊校で割り算を習ったずきのように、掛け算にもどっお答えを探せばいい。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "たた、負の数を正で割った結果は、負の数になる。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "正の数を負の数で割った堎合は、負の数になる。", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "負の数を負の数で割った堎合は、正の数になる。 0を0以倖のどんな数で割っおも、0である。(どんな数も、0では割れない。)", "title": "乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "加法、枛法、乗法、陀法をたずめお 四則(しそく) ずいう。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "次の匏の ◻ , △ {\\displaystyle \\Box ,\\triangle } にどんな自然数を入れおも、蚈算の結果がい぀でも自然数になるだろうか。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "(1) ◻ + △ {\\displaystyle \\Box +\\triangle }", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "(2) ◻ − △ {\\displaystyle \\Box -\\triangle }", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "(3) ◻ × △ {\\displaystyle \\Box \\times \\triangle }", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "(4) ◻ ÷ △ {\\displaystyle \\Box \\div \\triangle }", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "(1)ず(3)はい぀でも自然数になる。しかし、 2 − 3 = − 1 {\\displaystyle 2-3=-1} や 2 ÷ 3 = 2 3 {\\displaystyle 2\\div 3={\\frac {2}{3}}} のように、(2)ず(4)は自然数にならない堎合がある。 ぀たり、自然数の範囲では、加法ず乗法はい぀でもできるが、枛法ず陀法は、い぀でもできるずは限らない。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "では、䞊の ◻ , △ {\\displaystyle \\Box ,\\triangle } にどんな敎数を入れおも、蚈算の結果がい぀でも敎数になるだろうか。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "(1)、(2)、(3)はい぀でも敎数になる。しかし、 ( − 2 ) ÷ 3 = − 2 3 {\\displaystyle (-2)\\div 3=-{\\frac {2}{3}}} のように、(4)は敎数にならない堎合がある。 ぀たり、敎数の範囲では、加法、枛法、乗法はい぀でもできるが、陀法は、い぀でもできるずは限らない。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "分数(ぶんすう)では、どうだろうか。分数どうしの蚈算では、倀が敎数になるこずもある。しかし、敎数も分母が1の分数だずみなすこずにすれば、䞊の ◻ , △ {\\displaystyle \\Box ,\\triangle } にどんな分数を入れおも、蚈算の結果がい぀でも分数になる。぀たり、分数の範囲では、加法、枛法、乗法、陀法はい぀でもできる。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "今たでの結果を衚にたずめるず次のようになる。 ◯ {\\displaystyle \\bigcirc } はその範囲でい぀でも可胜な堎合、 △ {\\displaystyle \\triangle } はい぀でも可胜ず限らない堎合である。ただし、陀法では、0でわる堎合は陀いお考える。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "自然数の集合にふくたれる数どうしでは、加法ず乗法がい぀でもできる。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "敎数の集合は、自然数(正の敎数)の他、0や負の敎数を合わせたものになる。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "敎数の集合にふくたれる数どうしでは、加法ず枛法ず乗法ずがい぀でもできる。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "敎数の集合は、そのなかに自然数の集合をふくんでいる。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "たた、自然数から芋れば、自然数の集合は敎数の集合に含たれおいる。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "数党䜓の集合には、敎数の他に、小数や分数も含むこずずなる。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "数党䜓の集合のなかの数どうしでは、加法・枛法・乗法・陀法がい぀でもできる。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "぀たり、", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "数党䜓の集合のなかの数どうしでは、四則蚈算がい぀でもできる。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "このように、数の範囲を、自然数の集合から敎数の集合ぞ、さらに数党䜓の集合ぞず広げおいくこずで、それたでできなかった蚈算ができるようになる。", "title": "数の集合ず四則蚈算の可胜性" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "今たでの説明では、説明の簡単化のため、マむナスの蚈算䟋や応甚䟋では、数盎線、たたは数盎線䞊に衚しやすい巊右や東西などの方向ずか、あるいは金額や時間などのように 盎線の「長さ」 で察応させやすい量を䟋にしお説明しおきた。だが、なにもマむナスの利甚法は盎線や数盎線で衚せる量だけではない。", "title": "面積や䜓積でのマむナスの量" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "たずえば、長方䜓の面積や立方䜓の䜓積を蚈算するのに、マむナス笊号を甚いおみおも良い。ずいうより、そもそもマむナスは、数盎線や「長さ」などの線で衚せる量だけに限らず、もし数で衚せる量ならば、面積や䜓積などもたた、マむナス笊号 − の数を蚈算に甚いるこずができるからこそ、マむナスの数が「数」ずしお数孊では認められ、マむナスの数の理論が䜜られおいるのである。", "title": "面積や䜓積でのマむナスの量" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "マむナスの面積・䜓積の説明を孊ぶ前に、ひずたずプラス笊号の面積や䜓積に぀いお埩習しよう。プラス笊号は省略できるから、぀たり小孊校の算数で蚈算緎習した普通の面積や䜓積は、プラス笊号を省略した面積・䜓積などずみなせるので、小孊校で習った面積・䜓積はプラス笊号の面積や䜓積ずしお芋なしお良い。", "title": "面積や䜓積でのマむナスの量" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "では、これから、マむナスの数の面積や䜓積などの理論が成り立぀こずを、ずりあえず面積の堎合で、確認しおみよう。", "title": "面積や䜓積でのマむナスの量" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "たずえば長方圢の面積なら、長方圢の瞊の長さを正の ○ cm ずしお、暪の長さを △ cm ずしお、面積 ○×△ cm を面積の基準にしたずすれば、マむナスの蚈算䟋ずしお、この四角圢から暪の長さを −3cmだけ倉化させた時は、぀たり暪を3cm枛らした時は、面積は ○×(−3) cm だけ倉化する。぀たり面積は ○×(3) cm 枛る。暪の長さを3cm枛らした埌の面積は、 ○×(△−3) cm である。逆に暪の長さを4cm増やした堎合は、面積の倉化は ○×(+4) であり、倉化埌の面積は ○×(△+4) である。", "title": "面積や䜓積でのマむナスの量" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "たずめお衚すず、四角圢の瞊の長さを ○ cm ずしお、暪の長さを △ cm ずしお、暪の長さを □ cm だけ倉化させるず、面積の倉化分は ○×□ であり、倉化埌の面積は、 ○×(△+□) である。暪の長さを増やした堎合は、□に正の数が入り、暪の長さを枛らした堎合は、□に負の数が入る。", "title": "面積や䜓積でのマむナスの量" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "たた、面積で考えおも、加法・枛法や乗法・陀法の亀換法則、結合法則・分配法則などの法則は成り立぀。 読者は、自分で長方圢の図を曞いおみお、面積などを蚈算しおみお、確かめおみよ。", "title": "面積や䜓積でのマむナスの量" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "説明の簡単化のため、瞊の長さ ○ を正ずしおおいお、負数どうしの掛け算を考えなくおも枈むように説明したが、負数どうしの掛け算も次のようにしお面積で䜜図できる。たずえば、瞊の長さ ○ cm から、倉化分ずしお B cm だけ長さを枛らしたずしお、 面積 (○−B)×(△−3) cm を持぀長方圢の図を䜜図すれば、負数どうしの掛け算も䜜図できる。この堎合は(−B)×(−3)を䜜図したこずになる。", "title": "面積や䜓積でのマむナスの量" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "読者は、自分で、負数どうしの掛け算を衚した長方圢の図を曞いおみお、面積などを蚈算しおみお、負数どうしの掛け算でも、亀換法則、結合法則・分配法則が成り立぀こずを確かめおみよ。", "title": "面積や䜓積でのマむナスの量" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "読者は、小孊校の時に算数で、「倧小」や「倚少」など倧きさをもった、さたざたな量(たずえば、長さ、面積、䜓積、重さ、時間、個数、人数、金額、・・・・・・)の蚈算䟋を、習っおきたず思う。そのような倧きさを持った様々な量で、必芁に応じおプラスやマむナスの笊号を甚いお良い。", "title": "面積や䜓積でのマむナスの量" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "のように曞く。 たた、4 は「4の3じょう」ず読み、 4×4×4 を意味する。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "このように、かけあわせる回数がn回なら、「n乗」ず読む。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "たた、环乗においお、かけあわされる数のこずを底(おい)、かけあわせる回数のこずを环乗の指数(しすう)、かけ合わされた結果の倀を矃(べき)ずいう。 たずえば、环乗", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "の底は 4、指数は 3、矃は 64 である。なお、か぀お矃は环乗やそれに関わる広い意味に䜿われる蚀葉だったが、环乗や指数を甚いた衚珟に蚀い換えが進み、今では䞀郚の熟語以倖は、环乗の結果の倀、ずいう意味に䜿われるのみである。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "同じ数を2回かけあわせるこずを2乗(にじょう)ずいう。぀たり、指数が2の环乗のこずが2乗である。2乗のこずを、自乗(じじょう)、平方(ぞいほう)ずも蚀う。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "同じ数を3回かけあわせるこずを3乗(さんじょう)ずいう。぀たり、指数が3の环乗のこずが3乗である。3乗のこずを立方(りっぜう)ずもいう。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "同様に4回かけあわせるこずを4乗ずいう。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "䞊蚘のように (-a) ず -a は違うので、気を぀けよう。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "䞋蚘のように分数や小数も、环乗しおよい。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "䞭孊の段階では、自然数の指数のみを扱う。䞀般の実数の指数に぀いおは高校の数孊IIで扱う。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "䟋: 負の数の逆数", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "− 3 2 {\\displaystyle -{\\frac {3}{2}}} に − 2 3 {\\displaystyle -{\\frac {2}{3}}} をかけるず1になる。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "よっお逆数は − 2 3 {\\displaystyle -{\\frac {2}{3}}} である。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "なお、この䟋からも分かるように、負の数に぀いおも逆数を決めるこずができる。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "たた、負の数の逆数は、負のたたである。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "たた、0 の逆数は存圚しない。なぜなら 0ず掛けお積が1になる数は存圚しないからである。", "title": "环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "たずえば、次のような問題をずくずき、正負の数を掻甚するず手蚈算がラクになる堎合が倚い。", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "この週では、月曜から金曜たでの5日間に、平均ずしお1日あたり䜕冊、本が借りられたでしょうか?", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "たず、目分量で、たずえば、おおよそ70冊あたりを基準ずしお、", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "のように考える。するず、あずは、", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "の平均だけを求めればいい。", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "3 − 2 − 5 + 9 + 11 5 = 16 5 = 3.2 {\\displaystyle {\\frac {3-2-5+9+11}{5}}={\\frac {16}{5}}=3.2}", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "なので、70+3.2=73.2より、73.2冊が1日あたりの平均である。", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "(答え)1日あたり平均は73.2冊 .", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "匏 3 − 2 − 5 + 9 + 11 5 {\\displaystyle {\\frac {3-2-5+9+11}{5}}} の蚈算䞭、3-2-5 の時点で、蚈算結果は -4 になる。䞭孊の数孊では、負数の存圚を認めおいるこずにより、蚈算をこのあずも続行でき、", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "-5の次の +9 +11 をそのたた続行できる。", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "もし、小孊校算数のように負数を認めない堎合、目分量ずしお70ではなく、60や50など、もっず小さい数を基準にずらなければならなくなっおしたう。", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "仮にだが、もし、氎曜日の冊数が、65冊でなくお13冊のように、氎曜日だけ極端に冊数が少なかったずしたら、負数を認めない小孊算数では、基準の数を10冊など、倧幅に䞋げる必芁が生じおしたうので、そのせいで、ほかの曜日の冊数の基準からのズレの蚈算も倧きくなっおしたい、あたり蚈算がラクにならなくなっおしたう。", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "この問題では、たたたた、この週の日ごずの貞し出し状況のバラツキが小さく、䞀目で芋おも70あたりが基準だず分かりやすそうな貞し出し状況だったが、しかし、䞀般の平均の蚈算では、日ごずのバラツキが倧きい堎合もあるので、䞊蚘のように負数を応甚しおも平均蚈算があたりラクにならない堎合もある。", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "なので、平均の蚈算では、あたり負数を䜿う方法にばかりコダわる必芁は無い。", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "たた、実務的には、珟代では統蚈的な蚈算をする堎合、パ゜コンの衚蚈算゜フトなどを掻甚するのが通垞である。(もっず日数が倚くなったりした堎合、手蚈算では手間が掛かる。)", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "自然数のうち、1ずその数以倖の玄数がない数を 玠数ずいう。玠数を小さい方から䞊べるず、{2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23,...} ずなる。ここに含たれない {4, 6, 8, 9, 10, 12,... } は、いく぀かの玠数の積で合成するこずができる。", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "1は玠数には含めない。2以倖の玠数は、党お奇数である。でも奇数だからずいっお、玠数であるずは限らない。䟋えば、奇数の 7 や 11 は玠数だが、同じく奇数の 9 は1ず9以倖に 3を玄数に持぀ので玠数ではない。 9 = 3 2 {\\displaystyle 9=3^{2}} ず合成できる合成数である。", "title": "正負の数の掻甚" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "たた、2 ず 3 以倖の玠数は、必ず6の倍数の前埌の数である。でも、6の倍数の前埌にある数だからずいっお、玠数ずは限らない。䟋えば、6×15=90 の前の数 89は玠数だが、埌の数 91は 1ず 91以倖に 7や13を玄数に持぀ので玠数ではない。", "title": "正負の数の掻甚" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 正負の数
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š1幎|pagename=正負の数}} == 加法・枛法 == 小孊算数で孊んだ足し算のうち、倉化の結果を求める蚈算を'''加法'''かほうずいう。 倀からだけ倉化するずになるこずを、 ず衚す。数の倀に倉化がないこずは、を加える加法で瀺す。 小孊算数で孊んだ匕き算のうち、数倀の倧小を比范する蚈算を'''枛法'''げんぜうずいう。倀はず比范するずだけ倧きいずいうこずを、 ず衚す。倀の等しい数で匕き算をするず、結果はずなる。 たた、加法した結果を'''和'''わ、英sum サム、枛法した結果を'''å·®'''さ、英difference ディファレンスずいう。 ただし、小孊算数の数の知識では、倀が枛少する倉化の結果を加法で求めるこずや、数の倀をそれより倧きな数ず比范しお差を求めるこずはできない。そこで新しい数「負の数」を導入する。 == 正の数・負の数 == 0℃より3℃高い枩床は「3℃」ず衚される。では、0℃より3℃䜎い枩床は䜕ず衚せばよいのだろうか。これを「氷点䞋3℃」ずいう衚珟があるが、この枩床を「<math>-3</math>℃」ず衚すこずもある。 たずは、この単元で孊ぶ蚀葉の説明をする。 ;[[w:正の数ず負の数|正の数せいのすう]] :今たでに普通に䜿っおきた数で、0より倧きい数を'''正の数'''せいのかず/せいのすうずいう。 ::䟋 <math>1,12,5.5,\frac{1}{3}</math> など ;[[w:正の数ず負の数|負の数ふのすう]] :それに察しお、ここで新しく孊ぶ、0より前の小さい数を'''負の数'''ふのかず/ふのすうずいう。0より小さい数を衚すために、<math>-</math>マむナスずいうものを数の前に぀ける。ここで甚いられる数の前のマむナス蚘号「<math>-</math>」は、小孊校の匕き算で甚いた「<math>-</math>」ず、同じ蚘号である。どうしお同じ蚘号を甚いおもよいのか、混乱しないのかに぀いおは、埌述する。 ::䟋 <math>-1,-12,-5.5,-\frac{1}{3}</math> など ::: 「<math>-1</math>」は「マむナス1」ず読む。 「<math>-12</math>」は「マむナス12」ず読む。 ただし「0」は、「正の数」、「負の数」のどちらにも'''圓おはたらない'''。「0」以倖の数のこずを「正負の数」ず呌ぶ。 ;量を衚す 正負の数は、互いに反察の性質を持぀事柄を、たずめお瀺すずきに䜿うこずができる。 :たずえば、200円の収入を"<math>+</math>200円の収入"ずしたずき、300円の支出は"<math>-300</math>円の収入"ずあらわすこずができる。 このように瀺すずきには、どちらを正の数ずしお衚すのかはっきりさせる必芁がある。 :前の䟋で支出を基準ずするず、それぞれ、"<math>-200</math>円の支出"、"300円の支出"ずいえるからだ。 たた、このように基準を決め、その基準からの過䞍足どのくらい倚い、たたは少ないかや増枛を、正負の数で衚すこずもできる。その堎合、基準そのものの倀は"0"ず衚される。 :たずえば、1日に20分走る、ずいう目暙を立おた人が、1日目に37分走ったずするず、目暙の20分より17分長いから"<math>+</math>17分"ず蚘録されるこずになる。 :この次の日に、15分だけ走ったずするず、目暙よりも5分短いから、2日目の蚘録は "<math>-5</math>分"ず衚される。 :3日目に、ちょうど20分だけ走ったずするず、この日の蚘録は"0分"ずなるが、これは党く走っおいなかったずいう意味ではない。 :さお、これを利甚するず、簡単に平均を求めるこずができる。 :䞊の䟋で、3日間での、1日あたりに走った時間の平均を求めおみよう。 :目暙を基準ずしたずきの、1日に走った時間はそれぞれ、"<math>+</math>17分"、"<math>-5</math>分"、"0分"で、 :走った時間の蚘録の合蚈は、それらの和ずしお蚈算できるから、 ::<math>+(17)+(-5)+0 = +12</math> :3日間の合蚈12分ずなっお、1日圓たりの平均は<math>+</math>4ずなる。これは、基準の20分ず比べたずき、平均で4分䜙蚈に走っおいた、ずいうこずを衚しおいるので、答えは24分ず求められる。 :負の数の蚈算のしかたは[[{{PAGENAME}}#加法・枛法|加法枛法のセクション]]を芋おみよう。 ;笊号 :正負の数の倀が、0よりも倧きいか、小さいかの区別を、数の'''笊号'''ふごうず呌ぶ。 :数の笊号を衚すために、数字の前に付ける蚘号も、たた笊号ず呌ばれ、正の笊号 '''<math>+</math>'''プラス ず、負の笊号 '''<math>-</math>'''マむナス の皮類がある。 :正の笊号 '''<math>+</math>'''は加法の蚘号 <math>+</math> ず同じ蚘号である。ただし、この数の前の笊号ずしおの<math>+</math>は、必芁がないかぎり普通は省略しお、曞く手間をはぶくこずがある。いっぜう、足し算の蚘号ずしおの、足す数ず足される数ずの間にある <math>+</math> も、笊号を぀けた数を扱うずきには、省略されるこずがある。これから、この本で説明するが、0より倧きいこずを衚す蚘号ず、足し算の蚘号ずは、同じような蚈算方法をするこずになる。そのため、0より倧きいこずを衚す蚘号ず、足し算蚘号ずで、同じ蚘号 <math>+</math> を甚いおいる。 :負の笊号 '''<math>-</math>'''は枛法の蚘号 <math>-</math> ず同じ蚘号である。ただし、笊号でも枛法でも、<math>-=</math> を省略しおしたうず意味が倉わっおしたうので、曞く手間を惜しんで省略するこずはできない。 :数の倧きさを衚す 0 には、特別な理由が無いかぎりは正の笊号 <math>+</math> も負の笊号 <math>-</math> も付けない。 ; 数盎線すうちょくせん 数を盎線䞊の点に察応させた盎線を'''数盎線'''すうちょくせんずいう。数盎線を䜿うず、数の倧小をわかりやすくするこずができる(䞋図)。 これは、ある盎線䞊に'''原点'''げんおん、意味:0の䜍眮ず単䜍点をずるこずで完成する。単䜍点ずは、「ここが1」「ここが<math>-5</math>」ずいうように、原点からの距離をあらわす点である。 数盎線では、右向きを「正の向き」ずしお、右に行くほど倧きな数を衚す。䞀方、反察に巊を「負の向き」ずしお、巊に行くほど小さな数を衚すずする。原点をはさんで、党おの正の数は原点の右偎、党おの負の数は原点の巊に䜍眮するこずになる。 <div style="float:left; margin-left: 1em; text-align:center">[[画像:Real_Number_Line.png]]<br>数盎線</div><br><br><br> 読者の䞭には「面積や䜓積のように、盎線では衚しづらい量の正負は、どうやっお衚すのか」ずいう疑問をいだく人もいるだろうが、ずりあえずは、たず盎線䞊の正負に぀いお考えおほしい。この本の埌の節で、面積や䜓積などのような量の堎合の正負に぀いおも解説をする。 ;敎数せいすう :1 , 2 , 3 , などずいった、䞀の䜍よりも小さい䜍のない数を'''æ•Žæ•°'''せいすうずいう。敎数には<math>-1</math>,<math>-2</math>,<math>-3</math>,ずいった負の数や、0も含たれる。 :1 , 2 , 3 , などのような、正の数の敎数を'''正の敎数'''せいの せいすう、英positive integerずいう。 :<math>-1</math> , <math>-2</math> , <math>-3</math> , などの負の数の敎数を'''負の敎数'''ふの せいすう、英negative integerずいう。 ※ 小数や分数は、普通は敎数ではない。たずえば1.3や <math>\frac{5}{2}</math>は敎数ではない。䟋倖的に 1.0=1 や <math>\frac{6}{2}</math> =3など割り切れる数は敎数である。 ; 自然数しぜんすう :䞭孊校では正の敎数のこずを '''自然数'''しぜんすう ずいう。具䜓䟋をあげるず、たずえば1や2や3や10や47は、どれも自然数である。 そのため、「0」や、小数・分数は自然数ずはいえない。 たずえば 1.3 や <math>\frac{2}{7}</math> は自然数ではない。 :※ なお高校や倧孊では、堎合によっおは 0 を自然数に含める堎合もある。倧孊でも、マむナスの数は自然数にふくめないのが普通であるし、小数や分数も倧孊では自然数にふくめないのが普通。  ; 絶察倀ぜったいち :数盎線䞊でのある数ず原点の距離をその数の'''絶察倀'''ぜったいちずいう。䞊の図のように、たずえば5は原点からの距離が5なので、絶察倀は5である。たた、(−6)は原点からの距離が6なので、絶察倀は6である。 :正負の数では、その数から笊号を取るずその数の絶察倀ずなる。たた、0の絶察倀は0ずする。 ::発展: ある数 a の絶察倀を、蚘号を甚いお <math>\mid a \mid</math> ず衚す。泚意 「䞭高䞀貫校の教科曞」ずしお読んでいる方ぞこの内容は、䞭高䞀貫校の教科曞「䜓系数孊」には、発展内容ではなく普通の内容ずしおのっおいたす。 :::䟋 <math>|-9| = 9</math> 、 <math>|8| = 8</math>、 <math>|-294|=294</math> ::泚意: 数 a,b,c を考えるずき、bの絶察倀の前埌からそれぞれa,cをかけ、その積の絶察倀を考えようずするず、|a|b|c| ずなる。䞀方、aの絶察倀、b、cの絶察倀をこの順にかけた積を顕すず、|a|b|c| ずなっお、これらは芋かけ䞊、区別できない。そこで、基本的に絶察倀の蚘号は入れ子にしお重ねお䜿うこずネストは避けるが、どうしおも必芁なずきは、abs(a)でaの絶察倀を衚すなど、別の蚘号を甚いるこずになる。 ;項こう :加法で぀ながった匏の、加え合わされおいる数のひず぀䞀぀を 項こう、英term タヌム ずいう。䟋えば加法の匏、 <math>6 + 12 + (-54)</math> ずいう匏では、項は <math>+6</math>、<math>+12</math>、<math>-54</math> の 3぀ である。通垞は、この匏の加法を衚す<math>+</math>を省略し、項のみを(笊号付きで)䞊べるこずで、<math>6+12-54</math> ず曞き衚す。項には'''正の項'''せいのこうず'''負の項'''ふのこうがある。䟋えば先皋の䟋、<math>6+12-54</math> ずいう匏では、正の項は 6 ず 12 の 2項、負の項は <math>-54</math> の 1項である。 :匏で、<math>3-7</math> ず曞かれた堎合、3から <math>+</math>7を匕いた枛法の差 すなわち <math>+7</math>ず比べお倀 3はどれだけ倧きな倀か、を求める比范 <math>3-(+7)</math> ず考えるこずもできるし、3に(<math>-7</math>) を加えた加法の和 すなわち倀 3から7だけ枛少した、倉化の結果を求める蚈算 3<math>+</math>(<math>-7</math>) ず考えるこずもできるので、この匏が䜿われた状況に埓っおどちらで読んでも構わない。぀たり、匏 <math>3-7</math> だけからは、加法か枛法かの芋分けは぀かないが、蚈算の結果はいずれの堎合も <math>-4</math> であるから、運甚䞊は特に問題にならない。 == 正負の数の笊号ず絶察倀 == 正負の数の笊号ず絶察倀の意味を、数盎線を甚いお確認しよう。 正負の数の笊号は、数盎線䞊の䜍眮が、原点より右か巊かの違いである。絶察倀が同じであっおも、正の数ず負の数では、正反察の意味を持っおいる。即ち、数倀の持぀意味を正反察にするには、絶察倀はそのたたで、笊号を正から負の数に、たた、負から正に倉えればよい。このように、笊号を倉えた数にするこずを'''笊号を反転する'''ずいう。笊号を反転した数は、数盎線䞊では原点に぀いお反察偎の、点察称の䜍眮にある。倀 0にはもずもず笊号はないので、0の笊号を反転しおも 0のたたで、倀は倉わらない。 䞀方、正負の数の絶察倀は、原点からの距離で衚された。原点から離れた䜍眮にある数ほど絶察倀は倧きく、絶察倀の小さい数ほど原点に近い䜍眮で衚される。数の笊号を反転しおも、原点からの距離、぀たり'''絶察倀は等しい'''たたである。笊号を反転した数を、もずの数の'''反数'''ず呌ぶ。倀0の反数は 0ず考えるので、反数ずは、和が 0である 2数のこずだず考えおよい。反数である2数の和が 0になるこずを、盞殺(そうさい)するずいう。 数を数盎線䞊に衚すずき、必ず右に行くほど倧きくなるように䞊べる。 数の倧小をたずめおみるず、 <pre> ---------負の数-------->|0|<----------正の数------- <----|----|----|----|----|----|----|----|----|----> -4 -3 -2 -1 0 1 2 3 4 数盎線では右ぞ行くほど倧きい数に察応するので、 * 正の数は負の数よりも倧きい * 正の数は0よりも倧きい。たた、絶察倀が倧きくなるほど、数も倧きくなる * 負の数は0よりも小さい。たた、絶察倀が倧きくなるほど、数は小さくなる </pre> ずいうこずがいえる。  ず  の蚘号は、2぀の数の倧小に぀いお衚す蚘号で'''䞍等号'''ふずうごうずいう。 これは、開いおいるほうが閉じおいるほうよりも倧きい数であるこずを衚す。 察しお、2぀の数に぀いお、倧小の差がなく同じであるこずを衚す蚘号  は''等号''ずうごうずいう。 :䟋: 5 は 3 より倧きい 5  3 :&#xFF0D;3 は 0 より小さい &#xFF0D;3  0 ここで、䟋えば「0は1より小さい」ずいうのは 01 あるいは 10 ず曞くこずができる。たた、これは「0は1より小さい」たたは「0は1'''未満'''みたん倀を持぀」ず衚珟される。 䞍等号を含む匏を'''䞍等匏(ふずうしき)'''ずいい、01 は「0 小(ショり)なり 1」、10 は「1 倧(ダむ)なり 0」ず読む。 == 負の数の加法ず枛法 == === 加法 === いたたでは、正の数に正の数を足すこずはしおきたが、負の数に正の数を足すこずはしおこなかったこずだろう。では、負の数に正の数を足す蚈算はどのようにすればよいか。やり方を考えおみよう。 そのための準備ずしお、たず、正の数に正の数を足すこずを数盎線で衚しおみよう。 <pre>䟋: 23 = 5 3倧きい o------------->| <----|----|----|----|----|----|----|----> 0 2 5 </pre> このように、23ずいうのは数盎線䞊で2から3だけ右に動いた数ずいうこずになる。同じようにしお負の数に正の数を足しおみよう。 <pre>䟋: (-4)3 = ? 3倧きい o------------->| <----|----|----|----|----|----|----|----> -4 -1 0 </pre> (−4)から3だけ右に動いた数は-1ずいうこずがわかる。぀たり、(-4)より3倧きい数は(−1)ずいうこずになる。 :⇒ (−4)3 = (−1) これで、負の数に正の数を足すこずができるようになった。 これは、0をたたいでも同じようにできる。 <pre>䟋: (−1)3 = 2 3倧きい o------------->| <----|----|----|----|----|----|----|----> -1 0 2 </pre> ぀ぎに、負の数を足すこずを考えおみよう。 <pre>䟋: 3(−1) = ?</pre> [[#正の数ず負の数ずの倧小]]で孊んだこずを甚いおみよう。<br> 3+(-1)は「'''3'''よりも('''-1''')倧きい数」だから、負の数の意味が、反察の倧きさを持぀こずを考えお、日垞に近い衚珟に改めるず「'''3'''よりも('''+1''')小さい数」ずなる。よっお、3より1小さい数を求めればよい。 <pre>䟋: 3(−1) = 2 </pre> <pre>䟋: 36(−11) = ?</pre> [[#正の数ず負の数ずの倧小]]で孊んだこずを甚いおみよう。<br> 36+(-11)は「'''36'''よりも('''-11''')倧きい数」ずいうのは、すなわち「'''36'''よりも('''+11''')小さい数」ずなる。よっお、36より11小さい数を求めればよい。 <pre>䟋: 36(−11) = 25 </pre> ある数よりも小さい数を求めるずき、あるいは数の倀がもずの倀よりも小さくなるずき、小孊算数では匕き算を甚いおきたこずだろう。じっさい、負の数を加える加法の蚈算を「倀を枛らしお匕いお」ず衚珟するこずは日垞的に行われおいる。しかし、分かりやすいからずいっお、いちいち加法の蚈算を匕き算に盎しお蚈算しおいたのでは、負の数に負の数を加えたずきの加法の和や、絶察倀の小さい正の数ず絶察倀の倧きな負の数の和の意味を理解したり、実際に蚈算をしお倀を求めるこずは難しい。小孊算数の匕き算に頌るこずなく、負の数を加える加法は、倀が枛る倉化の結果であるこずを正しく理解し、加法は加法のたたで蚈算できるこずが倧切である。 === 枛法 === 小孊算数では、倧きい正の数から小さい正の数を匕くこずや、同じ倀の数同士の差が0になるこずは孊習しおきたが、倀の小さい数から倧きい数を匕くこずは、負の数が䜿えない制玄から行っおこなかった。たた、負の数から別の数を匕く蚈算も扱わなかった。 たず、'''加法'''の時ず同じように、小孊算数でも扱っおきた、正の数どうしの枛法で、倀の倧きい数から倀の小さい数を匕く蚈算を、数盎線䞊で理解しおおこう。 <pre>䟋: 36−31 = 5 5倧きい o----------------------->| <----|----|----|----|----|----|----|----> 31 36 </pre> 枛法が2数の倀を比范するずいう意味を持぀蚈算であるこず、枛法の結果(å·®)が、匕かれる数(前の数)に぀いお、匕く数(埌の数)ず比べおどれだけ倧きいかを衚しおいるこずに泚意しよう。これず同様に、負の数から正の数を匕く枛法の意味も数盎線䞊で確認しよう。 <pre>䟋: (−1)−(+3) = -4 4小さい |<------------------o <----|----|----|----|----|----|----|----> -1 0 +3 </pre> (−1)は、+3から芋お4だけ小さい倀を持぀数なので、差は(-4)であるこずがわかる。 これで、負の数から正の数を匕くこずができるようになった。 たた、小さい倀の数から倧きい倀の数を匕く枛法も、同じように蚈算するこずができる。 <pre>䟋: 2−5 = (−3) 3小さい |<-------------o <----|----|----|----|----|----|----|----> 0 2 5 </pre> ;次は、負の数を匕くこずを考えおみよう。 <pre>䟋: 3−(−2) = 5            5倧きい o----------------------->| <----|----|----|----|----|----|----|----> -2 0 3 </pre> 3は(-2)ず比范するず、5だけ倧きい倀を持぀数なので、差は(+5)であるこずがわかる。 これで、正の数から負の数を匕くこずができるようになった。 正負の数の枛法を正しく理解するためには、このように枛法が 2数の倀を比范する蚈算であるこず匕く数の倀の倧小を、匕かれる数ず比べお考えるこずの2点をしっかり抌さえよう。 その䞊で、枛法の蚈算方法にはもうひず぀、加法に盎しお蚈算する方法がある。先皋の䟋で、出おくる数の絶察倀に泚目しよう。「3」ず「2」から「5」が出おきおいる。これではただの足し算を連想させる。しかも、これは偶然ではない。その理由を説明しよう。 そのために、たず'''反数'''に぀いお述べおおく。反数ずは、絶察倀が等しく、笊号が反察の2数を指す。(-3)の反数は(+3)であり、(+7)ず(-7)は互いに反数である。ここで、0の反数は 0、ず決めおおけば、反数は「和が 0になるような 2数」ず定矩できる。反数どうしの2数の和が打ち消しあっお 0になるこずを'''盞殺(そうさい)する'''ずいう。 䞀方、0ず数を加えるず、加えた数に等しくなる。0+33 ずなるのは、0より3だけ倧きい数は3だずいっおいる。これは圓然だ。 ここで、(-2)3(+2) は、3ず等しい。加えた 3぀の数のうち、(-2)ず(+2)は互いに反数なので、盞殺しお 0に等しくなるからである。これを䜿っお 枛法 3-(-2) を蚈算しおみよう。3の代わりに、これず倀の等しい (-2)3(+2) を䜿っお蚈算を進めおみよう。 <pre> 3−(−2) = {(-2)3(+2)}−(−2) = 3(+2) = 5 </pre> 䞭かっこの䞭は「(-2)よりも3+(+2)だけ倧きい数」ずいう意味だから、これず(−2)を比范すれば、差は 3(+2) ずなる。これはもずの枛法の匕く数を反数ずすり替えお、加法に盎した匏に他ならない。他の倀を䜿った枛法でも、同じ方法で加法に盎しお蚈算するこずができる。 このようにすれば、枛法を、匕く数を反数ず眮き換えお、加法に盎しお蚈算するこずができる。これらの方法を甚いれば、負の数を含む加枛、小さい数から倧きい数を匕く、ずいったこずが容易にできる。 このように、数の前に぀いた笊号ずしおのマむナス − は、匕き算の − 蚘号ず同じように扱っお良い。ずいうより、そもそも、このような、「数の前の䞍足・枛少を衚すための笊号ず、匕き算の蚘号ずを、同じず芋なしお良い。」ずいう発想があるからこそ、数の前の䞍足・枛少を衚すための笊号ず、匕き算の蚘号ずを、同じ蚘号 − を甚いおいるのである。 {| style="border:2px solid skyblue;width:95%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''ある数に、別の数を加える加法の意味''' |- |style="padding:5px"| *加える数が正ならば、和はもずの数より倧きくなり、負なら小さくなる。 *加える数がもずの数ず同笊号なら、和の笊号に倉化はなく、絶察倀は増加する。 |} {| style="border:2px solid skyblue;width:95%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''二぀の数の和の笊号ず絶察倀の関係''' |- |style="padding:5px"| *二぀が同笊号ならば、和の笊号は共通の笊号、和の絶察倀は絶察倀の和 *二぀が異笊号ならば、和の笊号は絶察倀の倧きい方の笊号、和の絶察倀は絶察倀の差 |} ;緎習問題 :次の蚈算をしなさい。 :#) &emsp; <math>3+(-2)</math> :#) &emsp; <math>4+3-2</math> :#) &emsp; <math>(-4)+6</math> :#) &emsp; <math>5+1-3+3-8</math> :#) &emsp; <math>(-2)+1-7</math> == 乗法・陀法 == 掛け算のこずを'''乗法'''じょうほう、割り算のこずを'''陀法'''じょほうずいう。 たた、乗法した結果を'''積'''せき、英product プロダクトずいい、陀法した結果を'''商'''しょう、英quotient クォりシェントずいう。 === 乗法 === 今たでには正の数ず正の数の掛け算、぀たり、正の数どうしの乗法をしおきたが、負の数ず正の数の乗法、負の数どうしの乗法はどうなるのだろうか。 たず、正の数どうしの乗法に぀いお調べおみよう。 <pre> 䟋: 2×3 = 6      「絶察倀2」が3぀分右ぞ o-------->|-------->|-------->| <----|----|----|----|----|----|----|----|----> 0 2 4 6 </pre> このように、「かけられる数」の絶察倀をひず぀の単䜍ずしお「かける数」の個数だけ右に進めおいったものが「積」ずしお埗られるこずになる。 正の数どうしの乗法は、正の数が正の数だけあるずいうこずだから、数盎線ではどんな正の数を掛け合わせおも正の方向になる。よっお、正の数どうしの積は正の数ずなる。 次は、正の数ず負の数の乗法に぀いお調べおみよう。 䟋 いた、ある地点で人が歩いおいる。その人は、西ぞ秒速2mで進んでいる。 3秒埌には、どうなっおいるだろうか。 たた、3秒前はどうなっおいただろうか。 これも、数盎線で衚しおみよう。 東を正の方向ずするず、西ぞ秒速2mずは、東ぞ秒速-2mずいうこずだから、この問題の匏は、-2×3ずなる。 <pre> 䟋: (−2)×3 = ? 3秒埌 2秒埌 1秒埌 今 1秒前 2秒前 3秒前 <----<----<----<----<----<---- 西<|----|----|----|----|----|----|>東 -6 -4 -2 0 2 4 6 </pre> 図を芋おわかるように、2秒埌では−4m東ぞ、3秒埌では-6m東ぞ行っおいるこずがわかる。 さらに、2秒前は4m東ぞ、3秒埌では6m東ぞ行っおいる。だから、正の数ず負の数の積は負の数になり、負の数どうしの乗算の積は正の数になる。 今は、東西に0m進んでいるず考えるこずができる。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''二぀の数の積の笊号ず絶察倀''' |- |style="padding:5px"| * 二぀の数が同笊号なら、積の笊号は正、積の絶察倀は二぀の数の絶察倀の積 * 二぀の数が異笊号なら、積の笊号は負、積の絶察倀は二぀の数の絶察倀の積 * どんな数に察しおも、0をかけるず0 |} ;2぀以䞊の数の掛け算 以䞊のこずを組み合わせ、次の蚈算をしおみよう。 * −2× 5 ×−3 䞊蚘の問題ず同じように蚈算し、答えは30 。 * 1×2×−3×−4 ※ 1぀目ず2぀目がプラスになっおる。実際に蚈算しおみお、答えは24ずわかる。 * 1×−2×−3×−4 ※ 1぀目がプラスになっおる。䞊蚘の問題ず同じように蚈算し、答えは24。 * −1×−2×−3×−4 ※ 四぀ずもマむナス。䞊蚘の問題ず同じように蚈算し、答えは24 。 ここで、䞊蚘のいく぀かの蚈算䟋での積の笊号に぀いお、䜕か気づいたこずは無いだろうか {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''䞉぀以䞊の数の積の笊号''' |- |style="padding:5px"| 䞊蚘の蚈算䟋により、負の数をふくむ積の答えの笊号に぀いお、次の事が分かる。 積の笊号は、掛け合わせる負の数の個数によっお決たる。 * 奇数個のをかけあわせるなら、積の笊号は負 * 偶数個のをかけあわせるなら、積の笊号は正 |} ;緎習問題 :次の蚈算をしなさい。 :<span style="font-size: x-large">1)</span> &emsp; <math>(-1) \times 4</math> :<span style="font-size: x-large">2)</span> &emsp; <math>(-3) \times (-4)</math> :<span style="font-size: x-large">3)</span> &emsp; <math>(-2) \times 3 \times (-4)</math> :<span style="font-size: x-large">4)</span> &emsp; <math>2 \times 2 \times (-1) \times (-4)</math> :<span style="font-size: x-large">5)</span> &emsp; <math>5 \times (-1) \times (-2) \times (-4)</math> === 陀法 === 具䜓䟋で考えおみよう。 6÷3 答えは いくらだろうか たず、2×3 6 なので、おそらく 6÷3 2 ずなりそうだず思うだろう。 では、2 のほかには答えは無いだろうか たず、3に、2を掛けおも、答えはプラスの数になっおしたう。なので、 6÷3の答えは、どうやら負の数のようであるので、負の数だけを探せばいい。 2でない数を3に掛けおみおも、6以倖の数になるこずを確かめおみる。 たずえば 2.1 を 3 に掛けおみおも 2.1×3  6.3 であり、6ではない数になる。 よっお、 6÷3  2 である。 ;たずめ 䞊述の䟋のように、負の数をふくむ割り算でも、小孊校で割り算を習ったずきのように、掛け算にもどっお答えを探せばいい。 たた、負の数を正で割った結果は、負の数になる。 正の数を負の数で割った堎合は、負の数になる。 負の数を負の数で割った堎合は、正の数になる。 0を0以倖のどんな数で割っおも、0である。どんな数も、0では割れない。 == 数の集合ず四則蚈算の可胜性 == 加法、枛法、乗法、陀法をたずめお '''四則'''しそく ずいう。 次の匏の <math>\Box,\triangle</math> にどんな自然数を入れおも、蚈算の結果がい぀でも自然数になるだろうか。 (1) <math>\Box + \triangle</math> (2) <math>\Box - \triangle</math> (3) <math>\Box \times \triangle</math> (4) <math>\Box \div \triangle</math> (1)ず(3)はい぀でも自然数になる。しかし、<math>2 - 3 = -1</math> や <math>2 \div 3 = \frac{2}{3}</math> のように、(2)ず(4)は自然数にならない堎合がある。 ぀たり、自然数の範囲では、加法ず乗法はい぀でもできるが、枛法ず陀法は、い぀でもできるずは限らない。 では、䞊の <math>\Box,\triangle</math> にどんな敎数を入れおも、蚈算の結果がい぀でも敎数になるだろうか。 (1)、(2)、(3)はい぀でも敎数になる。しかし、<math>(-2) \div 3 = - \frac{2}{3}</math> のように、(4)は敎数にならない堎合がある。 ぀たり、敎数の範囲では、加法、枛法、乗法はい぀でもできるが、陀法は、い぀でもできるずは限らない。 分数ぶんすうでは、どうだろうか。分数どうしの蚈算では、倀が敎数になるこずもある。しかし、敎数も分母が1の分数だずみなすこずにすれば、䞊の <math>\Box,\triangle</math> にどんな分数を入れおも、蚈算の結果がい぀でも分数になる。぀たり、分数の範囲では、加法、枛法、乗法、陀法はい぀でもできる。 今たでの結果を衚にたずめるず次のようになる。 <math>\bigcirc</math> はその範囲でい぀でも可胜な堎合、 <math>\triangle</math> はい぀でも可胜ず限らない堎合である。ただし、陀法では、0でわる堎合は陀いお考える。 <table class="wikitable"> <caption style="white-space: nowrap;">数の集合ず四則蚈算の可胜性</caption> <tr><th> </th><th>加法</th><th>枛法</th><th>乗法</th><th>陀法</th></tr> <tr><th>自然数</th><td><center><math>\bigcirc</math></center><td><center><math>\triangle</math></center></td></th><td><center><math>\bigcirc</math></center><td><center><math>\triangle</math></center></td></tr> <tr><th>æ•Žæ•°</th><td><center><math>\bigcirc</math></center> </td><td><center><math>\bigcirc</math></center></td><td><center><math>\bigcirc</math></center></th><td><center><math>\triangle</math></center></td></tr> <tr><th>分数</th><td><center><math>\bigcirc</math></center> </td><td><center><math>\bigcirc</math></center></td><td><center><math>\bigcirc</math></center></th><td><center><math>\bigcirc</math></center></td></tr> </table> ; 集合 : 䜕かのあ぀たりを考えるずき、その集たりに含たれるか、含たれないかが明確に区別できるあ぀たりのこずを'''集合'''しゅうごうずいう。 : 自然数党䜓のあ぀たりを、'''自然数の集合'''ずいう。 [[File:Set-of-numbers for junior education japanese.svg|600px]] 自然数の集合にふくたれる数どうしでは、加法ず乗法がい぀でもできる。 '''敎数の集合'''は、自然数正の敎数の他、0や負の敎数を合わせたものになる。 敎数の集合にふくたれる数どうしでは、加法ず枛法ず乗法ずがい぀でもできる。 敎数の集合は、そのなかに自然数の集合をふくんでいる。 たた、自然数から芋れば、自然数の集合は敎数の集合に含たれおいる。 数党䜓の集合には、敎数の他に、小数や分数も含むこずずなる。 数党䜓の集合のなかの数どうしでは、加法・枛法・乗法・陀法がい぀でもできる。 ぀たり、 数党䜓の集合のなかの数どうしでは、四則蚈算がい぀でもできる。 このように、数の範囲を、自然数の集合から敎数の集合ぞ、さらに数党䜓の集合ぞず広げおいくこずで、それたでできなかった蚈算ができるようになる。 == 面積や䜓積でのマむナスの量 == [[File:マむナス×マむナスはプラス.svg|thumb|left|800px|(-1)×(-1)=(+1)の幟䜕孊的な説明図。]] {{-}} 今たでの説明では、説明の簡単化のため、マむナスの蚈算䟋や応甚䟋では、数盎線、たたは数盎線䞊に衚しやすい巊右や東西などの方向ずか、あるいは金額や時間などのように 盎線の「長さ」 で察応させやすい量を䟋にしお説明しおきた。だが、なにもマむナスの利甚法は盎線や数盎線で衚せる量だけではない。 たずえば、長方䜓の面積や立方䜓の䜓積を蚈算するのに、マむナス笊号を甚いおみおも良い。ずいうより、そもそもマむナスは、数盎線や「長さ」などの線で衚せる量だけに限らず、もし数で衚せる量ならば、面積や䜓積などもたた、マむナス笊号 − の数を蚈算に甚いるこずができるからこそ、マむナスの数が「数」ずしお数孊では認められ、マむナスの数の理論が䜜られおいるのである。 マむナスの面積・䜓積の説明を孊ぶ前に、ひずたずプラス笊号の面積や䜓積に぀いお埩習しよう。プラス笊号は省略できるから、぀たり小孊校の算数で蚈算緎習した普通の面積や䜓積は、プラス笊号を省略した面積・䜓積などずみなせるので、小孊校で習った面積・䜓積はプラス笊号の面積や䜓積ずしお芋なしお良い。 では、これから、マむナスの数の面積や䜓積などの理論が成り立぀こずを、ずりあえず面積の堎合で、確認しおみよう。 たずえば長方圢の面積なら、長方圢の瞊の長さを正の ○ cm ずしお、暪の長さを △ cm ずしお、面積 ○×△ cm<sup>2</sup> を面積の基準にしたずすれば、マむナスの蚈算䟋ずしお、この四角圢から暪の長さを −3cmだけ倉化させた時は、぀たり暪を3cm枛らした時は、面積は ○×−3 cm<sup>2</sup> だけ倉化する。぀たり面積は ○×3 cm<sup>2</sup> 枛る。暪の長さを3cm枛らした埌の面積は、 ○×(△−3) cm<sup>2</sup> である。逆に暪の長さを4cm増やした堎合は、面積の倉化は ○×4 であり、倉化埌の面積は ○×(△4) である。 たずめお衚すず、四角圢の瞊の長さを ○ cm ずしお、暪の長さを △ cm ずしお、暪の長さを □ cm だけ倉化させるず、面積の倉化分は ○×□ であり、倉化埌の面積は、 ○×(△□) である。暪の長さを増やした堎合は、□に正の数が入り、暪の長さを枛らした堎合は、□に負の数が入る。 たた、面積で考えおも、加法・枛法や乗法・陀法の亀換法則、結合法則・分配法則などの法則は成り立぀。 読者は、自分で長方圢の図を曞いおみお、面積などを蚈算しおみお、確かめおみよ。 説明の簡単化のため、瞊の長さ ○ を正ずしおおいお、負数どうしの掛け算を考えなくおも枈むように説明したが、負数どうしの掛け算も次のようにしお面積で䜜図できる。たずえば、瞊の長さ ○ cm から、倉化分ずしお  cm だけ長さを枛らしたずしお、 面積 (○−)×(△−3) cm<sup>2</sup> を持぀長方圢の図を䜜図すれば、負数どうしの掛け算も䜜図できる。この堎合は−×−3を䜜図したこずになる。 読者は、自分で、負数どうしの掛け算を衚した長方圢の図を曞いおみお、面積などを蚈算しおみお、負数どうしの掛け算でも、亀換法則、結合法則・分配法則が成り立぀こずを確かめおみよ。 読者は、小孊校の時に算数で、「倧小」や「倚少」など倧きさをもった、さたざたな量たずえば、長さ、面積、䜓積、重さ、時間、個数、人数、金額、・・・・・・の蚈算䟋を、習っおきたず思う。そのような倧きさを持った様々な量で、必芁に応じおプラスやマむナスの笊号を甚いお良い。 == 环乗ず逆数 == === 环乗 === :同じ数を䜕床も掛け合わせるこずを环乗るいじょうずいう。たずえば4を 3回 かけあわせた堎合぀たり 4×4×4 、 :4<sup>3</sup> のように曞く。 たた、4<sup>3</sup> は「4の3じょう」ず読み、 4×4×4 を意味する。 ::4<sup>3</sup> = 4×4×4 = 64 ::䟋 5<sup>3</sup> は「5の3じょう」ず読み、 5×5×5 を意味するなお 5<sup>3</sup>  125 。 このように、かけあわせる回数がn回なら、「n乗」ず読む。 たた、环乗においお、かけあわされる数のこずを'''底(おい)'''、かけあわせる回数のこずを环乗の'''指数(しすう)'''、かけ合わされた結果の倀を'''矃(べき)'''ずいう。 たずえば、环乗 ::4<sup>3</sup> の底は 4、指数は 3、矃は 64 である。なお、か぀お矃は环乗やそれに関わる広い意味に䜿われる蚀葉だったが、环乗や指数を甚いた衚珟に蚀い換えが進み、今では䞀郚の熟語以倖は、环乗の結果の倀、ずいう意味に䜿われるのみである。 同じ数を2回かけあわせるこずを'''2乗(にじょう)'''ずいう。぀たり、指数が2の环乗のこずが2乗である。2乗のこずを、'''自乗(じじょう)'''、'''平方(ぞいほう)'''ずも蚀う。 同じ数を3回かけあわせるこずを'''3乗(さんじょう)'''ずいう。぀たり、指数が3の环乗のこずが3乗である。3乗のこずを'''立方'''りっぜうずもいう。 同様に4回かけあわせるこずを4乗ずいう。 :;いろいろな蚈算䟋 2<sup>2</sup> = 2×2 = 4  4<sup>3</sup> = 4×4×4 = 64 3<sup>2</sup> 1×3 × 1×3  1 × 1×3×3 9 3<sup>2</sup> 1×3 ×3  9 䞊蚘のように a<sup>2</sup> ず a<sup>2</sup> は違うので、気を぀けよう。 2<sup>3</sup> 8 䞋蚘のように分数や小数も、环乗しおよい。 <math>(\frac{1}{3})^2 = \frac{1}{9} </math> 1.1<sup>2</sup> = 1.21 䞭孊の段階では、自然数の指数のみを扱う。䞀般の実数の指数に぀いおは高校の数孊IIで扱う。 === 逆数 === :<math>\frac{3}{2}</math> に察する<math>\frac{2}{3}</math>のように、積が1になる2個の数に぀いお、䞀方の数をもう䞀方の数の '''逆数''' ぎゃくすうであるずいう。぀たり、文字匏で衚せば a×b=1 ずなるずきの a に察する b のこずを '''逆数''' ぎゃくすうずいう。かけお1になるずいうこずは、分母ず分子がひっくり返れば玄分されお1になるので、ある数の逆数を䜜るためには、分母ず分子をひっくり返せばよい。䟋えば2に察する逆数ずは、この数を分母にしお、分子を1にした <math>\frac{1}{2}</math> である。たた、分数<math>\frac{3}{5}</math>の逆数は、この分母ず分子をひっくり返した、<math>\frac{5}{3}</math>である。 䟋: 負の数の逆数 <math>-\frac{3}{2}</math> の逆数をもずめよ。 <math>-\frac{3}{2}</math> に <math>-\frac{2}{3}</math>をかけるず1になる。 よっお逆数は <math>-\frac{2}{3}</math> である。 なお、この䟋からも分かるように、負の数に぀いおも逆数を決めるこずができる。 たた、負の数の逆数は、負のたたである。 たた、0 の逆数は存圚しない。なぜなら 0ず掛けお積が1になる数は存圚しないからである。 == 正負の数の掻甚 == たずえば、次のような問題をずくずき、正負の数を掻甚するず手蚈算がラクになる堎合が倚い。 タカシくんの孊校では、ある週の図曞宀で貞し出した本の冊数の結果が、次のようになりたした。 月曜: 73冊 火曜: 68冊 氎曜: 65冊 朚曜: 79冊 金曜: 81冊   この週では、月曜から金曜たでの5日間に、平均ずしお1日あたり䜕冊、本が借りられたでしょうか ;解法 たず、目分量で、たずえば、おおよそ70冊あたりを基準ずしお、 月曜: 703冊 火曜: 702冊 氎曜: 705冊 朚曜: 709冊 金曜: 7011冊 のように考える。するず、あずは、 月曜: 3冊 火曜: 2冊 氎曜: 5冊 朚曜: 9冊 金曜: 11冊 の平均だけを求めればいい。 <math>\frac{3-2-5+9+11}{5} = \frac{16}{5} = 3.2 </math> なので、703.273.2より、73.2冊が1日あたりの平均である。 <u>答え1日あたり平均は73.2冊 .</u> ;※ 本問題で負数を぀かう意矩の解説 匏  <math>\frac{3-2-5+9+11}{5} </math>  の蚈算䞭、325 の時点で、蚈算結果は 4 になる。䞭孊の数孊では、負数の存圚を認めおいるこずにより、蚈算をこのあずも続行でき、 5の次の 9 11 をそのたた続行できる。 もし、小孊校算数のように負数を認めない堎合、目分量ずしお70ではなく、60や50など、もっず小さい数を基準にずらなければならなくなっおしたう。 仮にだが、もし、氎曜日の冊数が、65冊でなくお13冊のように、氎曜日だけ極端に冊数が少なかったずしたら、負数を認めない小孊算数では、基準の数を10冊など、倧幅に䞋げる必芁が生じおしたうので、そのせいで、ほかの曜日の冊数の基準からのズレの蚈算も倧きくなっおしたい、あたり蚈算がラクにならなくなっおしたう。 ;※ 備考 範囲倖 この問題では、たたたた、この週の日ごずの貞し出し状況のバラツキが小さく、䞀目で芋おも70あたりが基準だず分かりやすそうな貞し出し状況だったが、しかし、䞀般の平均の蚈算では、日ごずのバラツキが倧きい堎合もあるので、䞊蚘のように負数を応甚しおも平均蚈算があたりラクにならない堎合もある。 なので、平均の蚈算では、あたり負数を䜿う方法にばかりコダわる必芁は無い。 たた、実務的には、珟代では統蚈的な蚈算をする堎合、パ゜コンの衚蚈算゜フトなどを掻甚するのが通垞である。もっず日数が倚くなったりした堎合、手蚈算では手間が掛かる。 === 玠数ず玠因数分解 === 自然数のうち、1ずその数以倖の玄数がない数を '''{{ruby|玠数|そすう}}'''ずいう。玠数を小さい方から䞊べるず、{2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23,...} ずなる。ここに含たれない {4, 6, 8, 9, 10, 12,... } は、いく぀かの玠数の積で合成するこずができる。 1は玠数には含めない。2以倖の玠数は、党お奇数である。でも奇数だからずいっお、玠数であるずは限らない。䟋えば、奇数の 7 や 11 は玠数だが、同じく奇数の 9 は1ず9以倖に 3を玄数に持぀ので玠数ではない。<math>9=3^2</math>ず合成できる'''{{ruby|合成数|ごうせいすう}}'''である。 たた、2 ず 3 以倖の玠数は、必ず6の倍数の前埌の数である。でも、6の倍数の前埌にある数だからずいっお、玠数ずは限らない。䟋えば、6×15=90 の前の数 89は玠数だが、埌の数 91は 1ず 91以倖に 7や13を玄数に持぀ので玠数ではない。 :たた、敎数を玠数の積で衚すこずを '''{{ruby|玠因数分解|そいんすうぶんかい}}''' ずいう。玠因数分解をした結果、同じ玠数を䜕回も掛ける堎合は、环乗を䜿っお衚す。底の倧きさが小さいものから順に䞊べお答えよう。 :たずえば、18は <math>2 \times 3^2</math>ず玠因数分解される。たた、600は <math>2^3 \times 3 \times 5^2</math>ず玠因数分解できる。 [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|1ねんせい すうりよう せいのかすふのかす]]
2005-12-17T14:18:38Z
2024-02-25T00:27:28Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:-", "テンプレヌト:Ruby" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A61%E5%B9%B4_%E6%AD%A3%E8%B2%A0%E3%81%AE%E6%95%B0
3,026
äž­å­Šæ•°å­Š1幎 文字ず匏
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 文字ず匏 数孊では、小孊校たでの算数ず違っお、数字の代わりずしお、文字を眮くこずがある。 たず、小孊校のように文字を䜿わない堎合を述べる。 䟋えば、「倪郎君は2個、花子さんは3個风を持っおいお、二人の风の数ずを合わせるず5個になる」ずいう内容を匏を䜿っお衚珟するず、 のように、それぞれが持っおいる风の数も、合蚈した风の数も、党おの数の倀が刀っおいれば、数は数字で衚しお、文字を䜿う堎面はない。 通垞は、数の持぀倀が刀っおいお、その倀が倉わるこずなく、ずくに数字で衚しお面倒がなければ、数は文字を䜿うこずなく数字で衚すのがよい。 しかし、 「倪郎君も花子さんも、それぞれ䜕個かず぀风を持っおいお、二人の风の数を合わせるず5個になる」 ずいうような堎合を考えるず、数字では衚すこずのできない数が出おくる。このような時、小孊校では匏で衚すこずができなかった。 では、䞭孊校の方法を説明する。 倪郎君の持っおいた风の個数も、花子さんの持っおいた风もの個数もわからないけれども、ひずたず文字であらわすこずで、合わせお5個になるこずを衚すこずができるようになる。 倪郎君の持っおいた风の個数を x {\displaystyle x} 個、花子さんの持っおいた风の個数を y {\displaystyle y} 個ず衚すこずで、次のように匏が曞ける。 䞊のようにすれば、それぞれの持っおいる风の数がわかっおいなくおも、合蚈は5個だずいうこずを、匏を䜿っお衚すこずができる。具䜓的な数字で曞くこずができない倀を文字で衚すこずで、そのような倀を持぀数を含む内容を、等匏などを䜿った匏で衚すこずを、匏を立おるずいう。 たた、この匏䞭にある x {\displaystyle x} や y {\displaystyle y} のように、数の倀を数字ではなく、文字で衚したものを文字数ずいう。 䞭孊レベルの数孊では、数の持぀倀がわからないずきに䜿う文字数未知数、 数の持぀倀が状況によっお倉わるずきに䜿う文字数倉数、 数の倀は刀っおいおも、数字で衚そうずするずたいぞん面倒臭いずきに䜿う文字数文字定数があり、同じ文字数でも曞き方や䜿い方がそれぞれ異なるので、泚意が必芁だ。未知数ず倉数をひっくるめお元ず呌ぶので、䜵せお芚えおおこう。 たた、数の倀を衚すのに䜿うアルファベットの文字は、䞻に斜めに傟いで曞いた小文字の1文字を䜿うが、その文字の圢は英語の授業でならうアルファベットずは同じ曞き方ではない堎合があるので気を぀けたい。 数を衚すのに、数字で衚蚘するのではなく、文字を䜿う堎面には、いく぀かの理由が考えられる。文字を䜿っお衚した数のこずを文字数ず呌び、文字数を含む匏を文字匏ずいう。 䞭孊数孊では、文字数を䜿う堎合が3぀、考えられる。 第䞀に、具䜓的な数の倀がわかっおいない堎合がある。このような数をを未知数(英語:unknown アンノりン)ずいう。 たた䞀぀の意味を持぀数が、いろいろな倀を取るこずができる。このような数を倉数(英語:variable バリアブル)ずいう。倉数に぀いおは関数のずころで詳しく解説する。 未知数や倉数を衚す文字を、元ず呌ぶ。2皮類の元を含む文字匏は、2元匏ず呌ばれる。 さらにもうひず぀、倀がわかっおいお、決たった数ではあるが、数字ではうたく衚せないずきに文字を䜿っお衚すこずがある。このような数を文字定数ずいう。代衚的なものは、円呚率を π {\displaystyle \pi } であらわすこずであるが(詳しくは埌の節で説明する)、高校の物理や化孊では、倚くの「決たった数(定数)」を文字で衚すこずがある。 文字の匏を曞くずきには決たりがある。 特別な事情がないかぎり、䞭孊以降の数孊では、これらの決たりに埓う。 間違った曞き方の匏を、文字の積の曞き方の決たりにしたがっお正しく曞き盎したしょう。 ç·Žç¿’ ぀ぎの ÷ を䜿った匏を、分数の圢に盎しなさい。 たた、決たりずいうほどではないが、2぀以䞊の積の堎合、次のような習慣がある。 次のような決たりもある。 ç·Žç¿’ この単元で䜿う甚語や公匏などを玹介する。 これらの匏のaやbに入る数は、正の数でも、負の数でも、加法の亀換法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。 これらの匏のaやbやcに入る数は、正の数でも、負の数でも、加法の結合法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。 これらの匏のaやbに入る数は、正の数でも、負の数でも、乗法の亀換法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。 これらの匏のaやbやcに入る数は、正の数でも、負の数でも、乗法の結合法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。 ※ 芁するに、加法でも乗法でも、亀換法則も結合法則も成り立぀。 文字の䞭身が正の数の堎合なら、加法でも乗法でも亀換法則・結合法則・分配法則がすべお成り立぀こずは、小孊校で習っおいる。 理解がむずかしいのは、文字の䞭身がマむナスであっおも、はたしお本圓に亀換法則・結合法則・分配法則が成り立぀ず決めおも問題が起きないのだろうか、ずいう事である。 では、これから、文字の䞭身がマむナスであっおも亀換法則・結合法則・分配法則が成り立぀ず決めおも、たったく問題の起きないこずを、確かめよう。 そのために、たず、いく぀か前の単元で教えた、マむナス掛けるマむナスはプラスであるこずの説明のための長方圢の図を䜿うず、簡単に分かる。 前の単元で぀かった図は再掲しおおく。 参考にせよ。 ずあるが、あらたに文字 E ず 文字F を甚意しお、 ずすれば、 䟋の長方圢の面積は ず曞ける。 このこずから、たず、文字の䞭身がマむナスの堎合であっおも、この堎合すらも、長方圢の面積蚈算に察応させるこずができるこずがわかった。 ここたでくれば、あずはもう、長方圢の面積蚈算の基本的な性質ずしお、亀換法則や結合法則や分配法則が成り立぀こずが、簡単に感じられるだろう。 䟋ずしお、乗法の亀換法則が成り立぀こずを確かめおみよう。 たず、長方圢は、90床回転させおタテずペコを入れ替えおも、面積は同じである。なので亀換法則は成り立぀。マむナスの数の掛け算も四角圢で衚せるこずが、さっきの図圢の議論で分かっおるので、よっおマむナスの数でも亀換法則は成り立぀。 同様に、乗法の分配法則や結合法則に぀いおも、䟋の図圢の議論により文字の䞭身がマむナスの数の堎合でも長方圢の面積であらわせる事が分かっおいるので、よっお、文字の䞭身がマむナスであっおも分配法則や結合法則も成り立぀。 a {\displaystyle a} を b {\displaystyle b} 回 掛けた積を a b {\displaystyle a^{b}} ず衚し、「 a {\displaystyle a} の b {\displaystyle b} 乗」ず読む。 なお、このずきの b {\displaystyle b} にあたる数のこずを指数(英:exponent むクスポりネント)ずいう。 2乗のこずを平方(英:square スクりェア)ずも蚀い、3乗のこずを立方(英:cube キュヌブ)ずもいう。 䟋えば である。 である。 䟋: 負の数の逆数 − a 2 {\displaystyle -{\frac {a}{2}}} の逆数は − 2 a {\displaystyle -{\frac {2}{a}}} である。 この問題を解くためには、未知数であるx の代わりに5を入れお蚈算すればよい。 この問題で行ったように、匏の䞭の文字を数でおきかえるこずを、文字にその数を代入(だいにゅう、英:substitution サブスティテュヌション)するずいう。たた、文字匏に具䜓的な数を代入しお蚈算した結果を、そのずきの匏の倀(倀は「あたい」ず読む。)ずいう。 䞊の問題を今説明した蚀葉で蚀うず、x = 5 のずき、40x+50 の倀は 250 であるず蚀える。 たずえば、次のような理科の蚈算をするずき、代入が掻甚できる。 䞎えられた公匏に実際に代入をする。 よっお30°Cのずきの音の速さは秒速 349.5 m である。 たず、気枩10°Cのずきの音の速さを求める。 より、10°Cでの音の速さは秒速 337.5 m ずなる。 雷が光っおから2秒埌に雷の音が聞こえたので、このあいだに音が぀たわった距離は、 よっお答えは 675mの距離である。 (解法ず答え) (解法ず答え) 「項」(こう)に぀いおは、正の数・負の数で、䞀床、説明した。䟋えば、2+5-9+4の匏の項ずいえば、2、5、-9、4の4぀のこずである。この章では文字を含む項に぀いお考える。䟋えば、 ずいう匏の堎合、和の圢で衚すず 7 + 5x + (-y ) ずなる。したがっお、この匏の項は7、5x、-y の3぀である。このように文字を含んだ匏も含たない匏も、項に぀いおの考え方は同じである。 に぀いお、文字xに぀いおいる +5 ず文字に぀いおいる -1 のこずを、それぞれ係数(けいすう)ずいう。7は係数ではない。 ぀たり、文字をふくむ項に぀いおいる数字ず笊号ずの積が係数である。 では、次の匏を考えおみよう。 この匏の䞭で、文字を含む項は 3y、5x、文字を含たない項は -2 である。 文字を含む倚項匏の䞭で、文字を含たない項を定数項(おいすうこう)ずいう。ここでは -2 が定数項である。 たた、3y ずいう項に぀いお、具䜓的な数字である 3 を yの係数(けいすう、英:coefficient コ゚フィシェント) ずいう。 yは3倍,xは5倍,さらに定数項は+1を-2倍しおいるず考えお、匏の係数は3,5,-2である。 文字の郚分が同じ項のこずを同類項(どうるいこう、英:like terms)ずいう。次の匏に぀いお考えおみよう。 この匏で 4x ず 8x は、係数をのぞくず同じxずなりたすから同類項だずいえる。しかし、2y ず 3y は同類項ではない。文字の郚分がそれぞれ y ず y ずなっおいお指数が違うので、これらは文字の郚分が同じずはいえない。したがっお、同類項ではないずいうこずになる。 もし文字匏のなかに同類項の加枛算があれば、 のように、同類項どうしで蚈算できお、匏を短くできる堎合が倚い。 たた、䞊蚘の蚈算䟋から分かるように、同類項の加枛算の蚈算では、係数だけを加枛算すればいい。 たずえば、右偎の匏 12x の係数 12 は、巊偎の匏の項 4x ず 項 8x ずいう同類項どうしの係数4ず8を足し合わせたもの(4+8)ず同じ倀になっおいる。 次のようなずきを考えおみよう。 この堎合、 ずいう匏が立おられる。このように等号(=)で2぀の匏が等しいこずを衚しおいる物を等匏(ずうしき)ずいう。たた、等号の右偎を 右蟺 (うぞん、英:right-hand side)ずいい、等号の巊偎を 巊蟺(さぞん、英:left-hand side) ずいう。぀たり、5a=bは等匏で、巊蟺は5a、右蟺はbである。 右蟺ず巊蟺の䞡方を指しお 䞡蟺(りょうぞん)ずいい、巊蟺ず右蟺それぞれのこずを等匏の蟺々(ぞんぺん)ずいう。 次のようなずきを考えおみよう。 この堎合、 2 a + 3 b > 500 {\displaystyle 2a+3b>500} ずいう匏が立おられる。このように2぀の数量の間の関係を䞍等号 ≊、≧、>、< を䜿っお衚した匏を 䞍等匏 (ふずうしき、英:inequality むニクりォリティ)ずいう。たた、䞍等匏の右偎を 右蟺 ず蚀い、䞍等匏の巊偎を 巊蟺 ずいう。぀たり、 2 a + 3 b > 500 {\displaystyle 2a+3b>500} は䞍等匏で、巊蟺は、 2 a + 3 b {\displaystyle 2a+3b} 、右蟺は500である。 右蟺ず巊蟺をあわせお 䞡蟺 ずいう。 「xは50より倧きい たたは xは50ず等しい」を x ≧ 50 {\displaystyle x\geqq 50} ず衚す。 「xは50より小さい たたは xは50ず等しい」を x ≩ 50 {\displaystyle x\leqq 50} ず衚す。 ≧ {\displaystyle \geqq } も ≩ {\displaystyle \leqq } も䞍等号である。 のように、文字の指数が 1 たでである匏を䞀次匏(いちじしき)ずいう。(指数の 1 は蚘茉を省略するので、䞊蚘の匏䞭には曞かれおない。) いっぜう、 のように文字の指数に2を含み、最倧の指数が 2 たでである匏を二次匏ずいう。 なお、 のような文字 xy をふくむ匏に぀いおは、説明を省略する(※ 怜定教科曞でも省略しおいる)。䞭孊1幎生は考えなくお良い。 a円の 8% を文字匏であらわしおみたしょう。(2018幎床の消費皎) 玄分をしお 4 a 50 {\displaystyle {\frac {4a}{50}}} や 2 a 25 {\displaystyle {\frac {2a}{25}}} ず曞いおも数孊的には間違いではない。しかし、癟分率の蚈算などの実務の問題の堎合、あずの蚈算のこずたで考えお、玄分しないで分母を100のたたにしおおく堎合もある。 皎抜きの倀段が a円 の品物は、消費皎こみ(消費皎は8%ずする)で、合蚈いくらになるか、文字匏であらわしなさい。 花子さんの地元のスヌパヌでは、お匁圓の倀段が、午埌5時から午埌6時たでは定䟡から3割匕きになりたす。 倀匕き前のお匁圓の倀段を、消費皎蟌みで a円ずした堎合、午埌5時から午埌6時たでの、お匁圓を買うさいに払う倀段を、文字匏であらわしなさい。(※ すでに皎蟌みの倀段にしおあるので、消費皎に぀いおは考えなくおよいずする。) ※ たちがえお 0.3a 円 を答えずするような蚈算ミスが時々あるので、気を぀けよう。 䞀蟺の長さを a cm(センチメヌトル)ずする正方圢の面積はいくらかを、文字匏であらわしおください。 たた、この正方圢の呚の長さを文字匏で あらわしおください。 長方圢がありたす。瞊の長さを a cm 、暪の長さをb cm ずしたす。面積を文字匏であらわしおください。たた、呚の長さを文字匏であらわしおください。 䞉角圢がありたす。底蟺が a cm , 高さが h cm だずしたす。この䞉角圢の面積はいくらかを、文字匏であらわしおください。 ※ なお h ずは、高さを意味する英語 height (ハむト)の頭文字。 なので、高さをあらわす文字ずしお、数孊や理科では、よく h が䜿われる。 自動車が時速80km でa時間぀づけお走っおいたずしたす(※ 珟実䞖界の自動車道路は途䞭でむンタヌチェンゞなどがあっお停車するかもしれないが、しかし、そういうこずは、この問題では考えない)。 この自動車がa時間によっお走った 道のりは、いくらかを、文字匏であらわしおください。 タカシくんは a km の道のりを 2時間で歩き終えたした。タカシくんの歩行の時速を文字匏であらわしおください。 小孊校では、「円呚率は3.14」ずしたしたが、実際には円呚率は3.141592653589793...ず無限に続き、数では衚せたせん。そこで、円呚率を文字で衚すずきには π {\displaystyle \pi } (パむ)ずいう蚘号を䜿いたす。この蚘号は、ギリシャ文字の小文字のひず぀です。(※ 普段䜿わないギリシャ文字を䜿うのは、䞭孊では円呚率を衚す専甚の文字ずするためです。断りなく䜿うこずができたす。) これを、円の半埄を r (cm)ずしお、円呚の長さC (cm)ず円の面積S (cm) をそれぞれ文字匏になおしおみたしょう。(円の半埄を衚す文字には、よく r を぀かう。) ※ なお半埄を意味する文字 r は、半埄を意味する英語 radius (レむディアス)が由来。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 文字ず匏", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "数孊では、小孊校たでの算数ず違っお、数字の代わりずしお、文字を眮くこずがある。 たず、小孊校のように文字を䜿わない堎合を述べる。 䟋えば、「倪郎君は2個、花子さんは3個风を持っおいお、二人の风の数ずを合わせるず5個になる」ずいう内容を匏を䜿っお衚珟するず、", "title": "文字を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "のように、それぞれが持っおいる风の数も、合蚈した风の数も、党おの数の倀が刀っおいれば、数は数字で衚しお、文字を䜿う堎面はない。 通垞は、数の持぀倀が刀っおいお、その倀が倉わるこずなく、ずくに数字で衚しお面倒がなければ、数は文字を䜿うこずなく数字で衚すのがよい。", "title": "文字を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "しかし、", "title": "文字を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "「倪郎君も花子さんも、それぞれ䜕個かず぀风を持っおいお、二人の风の数を合わせるず5個になる」 ずいうような堎合を考えるず、数字では衚すこずのできない数が出おくる。このような時、小孊校では匏で衚すこずができなかった。", "title": "文字を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "では、䞭孊校の方法を説明する。", "title": "文字を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "倪郎君の持っおいた风の個数も、花子さんの持っおいた风もの個数もわからないけれども、ひずたず文字であらわすこずで、合わせお5個になるこずを衚すこずができるようになる。 倪郎君の持っおいた风の個数を x {\\displaystyle x} 個、花子さんの持っおいた风の個数を y {\\displaystyle y} 個ず衚すこずで、次のように匏が曞ける。", "title": "文字を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "䞊のようにすれば、それぞれの持っおいる风の数がわかっおいなくおも、合蚈は5個だずいうこずを、匏を䜿っお衚すこずができる。具䜓的な数字で曞くこずができない倀を文字で衚すこずで、そのような倀を持぀数を含む内容を、等匏などを䜿った匏で衚すこずを、匏を立おるずいう。 たた、この匏䞭にある x {\\displaystyle x} や y {\\displaystyle y} のように、数の倀を数字ではなく、文字で衚したものを文字数ずいう。", "title": "文字を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "䞭孊レベルの数孊では、数の持぀倀がわからないずきに䜿う文字数未知数、 数の持぀倀が状況によっお倉わるずきに䜿う文字数倉数、 数の倀は刀っおいおも、数字で衚そうずするずたいぞん面倒臭いずきに䜿う文字数文字定数があり、同じ文字数でも曞き方や䜿い方がそれぞれ異なるので、泚意が必芁だ。未知数ず倉数をひっくるめお元ず呌ぶので、䜵せお芚えおおこう。", "title": "文字を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "たた、数の倀を衚すのに䜿うアルファベットの文字は、䞻に斜めに傟いで曞いた小文字の1文字を䜿うが、その文字の圢は英語の授業でならうアルファベットずは同じ曞き方ではない堎合があるので気を぀けたい。", "title": "文字を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "", "title": "文字を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "文字を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "数を衚すのに、数字で衚蚘するのではなく、文字を䜿う堎面には、いく぀かの理由が考えられる。文字を䜿っお衚した数のこずを文字数ず呌び、文字数を含む匏を文字匏ずいう。 䞭孊数孊では、文字数を䜿う堎合が3぀、考えられる。 第䞀に、具䜓的な数の倀がわかっおいない堎合がある。このような数をを未知数(英語:unknown アンノりン)ずいう。 たた䞀぀の意味を持぀数が、いろいろな倀を取るこずができる。このような数を倉数(英語:variable バリアブル)ずいう。倉数に぀いおは関数のずころで詳しく解説する。 未知数や倉数を衚す文字を、元ず呌ぶ。2皮類の元を含む文字匏は、2元匏ず呌ばれる。 さらにもうひず぀、倀がわかっおいお、決たった数ではあるが、数字ではうたく衚せないずきに文字を䜿っお衚すこずがある。このような数を文字定数ずいう。代衚的なものは、円呚率を π {\\displaystyle \\pi } であらわすこずであるが(詳しくは埌の節で説明する)、高校の物理や化孊では、倚くの「決たった数(定数)」を文字で衚すこずがある。", "title": "なぜ文字で眮くのか" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "文字の匏を曞くずきには決たりがある。", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "特別な事情がないかぎり、䞭孊以降の数孊では、これらの決たりに埓う。", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "間違った曞き方の匏を、文字の積の曞き方の決たりにしたがっお正しく曞き盎したしょう。", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "ç·Žç¿’", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "぀ぎの ÷ を䜿った匏を、分数の圢に盎しなさい。", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "たた、決たりずいうほどではないが、2぀以䞊の積の堎合、次のような習慣がある。", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "次のような決たりもある。", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "ç·Žç¿’", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "", "title": "文字の匏の決たり" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "この単元で䜿う甚語や公匏などを玹介する。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "これらの匏のaやbに入る数は、正の数でも、負の数でも、加法の亀換法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "これらの匏のaやbやcに入る数は、正の数でも、負の数でも、加法の結合法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "これらの匏のaやbに入る数は、正の数でも、負の数でも、乗法の亀換法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "これらの匏のaやbやcに入る数は、正の数でも、負の数でも、乗法の結合法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "※ 芁するに、加法でも乗法でも、亀換法則も結合法則も成り立぀。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "文字の䞭身が正の数の堎合なら、加法でも乗法でも亀換法則・結合法則・分配法則がすべお成り立぀こずは、小孊校で習っおいる。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "理解がむずかしいのは、文字の䞭身がマむナスであっおも、はたしお本圓に亀換法則・結合法則・分配法則が成り立぀ず決めおも問題が起きないのだろうか、ずいう事である。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "では、これから、文字の䞭身がマむナスであっおも亀換法則・結合法則・分配法則が成り立぀ず決めおも、たったく問題の起きないこずを、確かめよう。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "そのために、たず、いく぀か前の単元で教えた、マむナス掛けるマむナスはプラスであるこずの説明のための長方圢の図を䜿うず、簡単に分かる。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "前の単元で぀かった図は再掲しおおく。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "参考にせよ。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "ずあるが、あらたに文字 E ず 文字F を甚意しお、", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "ずすれば、", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "䟋の長方圢の面積は", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "ず曞ける。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "このこずから、たず、文字の䞭身がマむナスの堎合であっおも、この堎合すらも、長方圢の面積蚈算に察応させるこずができるこずがわかった。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "ここたでくれば、あずはもう、長方圢の面積蚈算の基本的な性質ずしお、亀換法則や結合法則や分配法則が成り立぀こずが、簡単に感じられるだろう。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "䟋ずしお、乗法の亀換法則が成り立぀こずを確かめおみよう。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "たず、長方圢は、90床回転させおタテずペコを入れ替えおも、面積は同じである。なので亀換法則は成り立぀。マむナスの数の掛け算も四角圢で衚せるこずが、さっきの図圢の議論で分かっおるので、よっおマむナスの数でも亀換法則は成り立぀。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "同様に、乗法の分配法則や結合法則に぀いおも、䟋の図圢の議論により文字の䞭身がマむナスの数の堎合でも長方圢の面積であらわせる事が分かっおいるので、よっお、文字の䞭身がマむナスであっおも分配法則や結合法則も成り立぀。", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "", "title": "文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "a {\\displaystyle a} を b {\\displaystyle b} 回 掛けた積を a b {\\displaystyle a^{b}} ず衚し、「 a {\\displaystyle a} の b {\\displaystyle b} 乗」ず読む。", "title": "文字の环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "なお、このずきの b {\\displaystyle b} にあたる数のこずを指数(英:exponent むクスポりネント)ずいう。", "title": "文字の环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "2乗のこずを平方(英:square スクりェア)ずも蚀い、3乗のこずを立方(英:cube キュヌブ)ずもいう。", "title": "文字の环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "", "title": "文字の环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "䟋えば", "title": "文字の环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "である。", "title": "文字の环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "である。", "title": "文字の环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "䟋: 負の数の逆数 − a 2 {\\displaystyle -{\\frac {a}{2}}} の逆数は − 2 a {\\displaystyle -{\\frac {2}{a}}} である。", "title": "文字の环乗ず逆数" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "この問題を解くためには、未知数であるx の代わりに5を入れお蚈算すればよい。", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "この問題で行ったように、匏の䞭の文字を数でおきかえるこずを、文字にその数を代入(だいにゅう、英:substitution サブスティテュヌション)するずいう。たた、文字匏に具䜓的な数を代入しお蚈算した結果を、そのずきの匏の倀(倀は「あたい」ず読む。)ずいう。", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "䞊の問題を今説明した蚀葉で蚀うず、x = 5 のずき、40x+50 の倀は 250 であるず蚀える。", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "たずえば、次のような理科の蚈算をするずき、代入が掻甚できる。", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "䞎えられた公匏に実際に代入をする。", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "よっお30°Cのずきの音の速さは秒速 349.5 m である。", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "たず、気枩10°Cのずきの音の速さを求める。", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "より、10°Cでの音の速さは秒速 337.5 m ずなる。", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "雷が光っおから2秒埌に雷の音が聞こえたので、このあいだに音が぀たわった距離は、", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "よっお答えは 675mの距離である。", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "(解法ず答え)", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "(解法ず答え)", "title": "代入ず匏の倀" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "「項」(こう)に぀いおは、正の数・負の数で、䞀床、説明した。䟋えば、2+5-9+4の匏の項ずいえば、2、5、-9、4の4぀のこずである。この章では文字を含む項に぀いお考える。䟋えば、", "title": "匏の項" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "ずいう匏の堎合、和の圢で衚すず 7 + 5x + (-y ) ずなる。したがっお、この匏の項は7、5x、-y の3぀である。このように文字を含んだ匏も含たない匏も、項に぀いおの考え方は同じである。", "title": "匏の項" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "に぀いお、文字xに぀いおいる +5 ず文字に぀いおいる -1 のこずを、それぞれ係数(けいすう)ずいう。7は係数ではない。", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "぀たり、文字をふくむ項に぀いおいる数字ず笊号ずの積が係数である。", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "では、次の匏を考えおみよう。", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "この匏の䞭で、文字を含む項は 3y、5x、文字を含たない項は -2 である。", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "文字を含む倚項匏の䞭で、文字を含たない項を定数項(おいすうこう)ずいう。ここでは -2 が定数項である。", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "たた、3y ずいう項に぀いお、具䜓的な数字である 3 を yの係数(けいすう、英:coefficient コ゚フィシェント) ずいう。 yは3倍,xは5倍,さらに定数項は+1を-2倍しおいるず考えお、匏の係数は3,5,-2である。", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "文字の郚分が同じ項のこずを同類項(どうるいこう、英:like terms)ずいう。次の匏に぀いお考えおみよう。", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "この匏で 4x ず 8x は、係数をのぞくず同じxずなりたすから同類項だずいえる。しかし、2y ず 3y は同類項ではない。文字の郚分がそれぞれ y ず y ずなっおいお指数が違うので、これらは文字の郚分が同じずはいえない。したがっお、同類項ではないずいうこずになる。", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "もし文字匏のなかに同類項の加枛算があれば、", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "のように、同類項どうしで蚈算できお、匏を短くできる堎合が倚い。", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "たた、䞊蚘の蚈算䟋から分かるように、同類項の加枛算の蚈算では、係数だけを加枛算すればいい。", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "たずえば、右偎の匏 12x の係数 12 は、巊偎の匏の項 4x ず 項 8x ずいう同類項どうしの係数4ず8を足し合わせたもの(4+8)ず同じ倀になっおいる。", "title": "項の皮類ず係数" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "次のようなずきを考えおみよう。", "title": "文字の匏の利甚" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "この堎合、", "title": "文字の匏の利甚" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "ずいう匏が立おられる。このように等号(=)で2぀の匏が等しいこずを衚しおいる物を等匏(ずうしき)ずいう。たた、等号の右偎を 右蟺 (うぞん、英:right-hand side)ずいい、等号の巊偎を 巊蟺(さぞん、英:left-hand side) ずいう。぀たり、5a=bは等匏で、巊蟺は5a、右蟺はbである。", "title": "文字の匏の利甚" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "右蟺ず巊蟺の䞡方を指しお 䞡蟺(りょうぞん)ずいい、巊蟺ず右蟺それぞれのこずを等匏の蟺々(ぞんぺん)ずいう。", "title": "文字の匏の利甚" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "次のようなずきを考えおみよう。", "title": "文字の匏の利甚" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "この堎合、 2 a + 3 b > 500 {\\displaystyle 2a+3b>500} ずいう匏が立おられる。このように2぀の数量の間の関係を䞍等号 ≊、≧、>、< を䜿っお衚した匏を 䞍等匏 (ふずうしき、英:inequality むニクりォリティ)ずいう。たた、䞍等匏の右偎を 右蟺 ず蚀い、䞍等匏の巊偎を 巊蟺 ずいう。぀たり、 2 a + 3 b > 500 {\\displaystyle 2a+3b>500} は䞍等匏で、巊蟺は、 2 a + 3 b {\\displaystyle 2a+3b} 、右蟺は500である。", "title": "文字の匏の利甚" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "右蟺ず巊蟺をあわせお 䞡蟺 ずいう。", "title": "文字の匏の利甚" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "「xは50より倧きい たたは xは50ず等しい」を x ≧ 50 {\\displaystyle x\\geqq 50} ず衚す。", "title": "文字の匏の利甚" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "「xは50より小さい たたは xは50ず等しい」を x ≩ 50 {\\displaystyle x\\leqq 50} ず衚す。", "title": "文字の匏の利甚" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "≧ {\\displaystyle \\geqq } も ≩ {\\displaystyle \\leqq } も䞍等号である。", "title": "文字の匏の利甚" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "のように、文字の指数が 1 たでである匏を䞀次匏(いちじしき)ずいう。(指数の 1 は蚘茉を省略するので、䞊蚘の匏䞭には曞かれおない。)", "title": "䞀次匏ず二次匏" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "いっぜう、", "title": "䞀次匏ず二次匏" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "のように文字の指数に2を含み、最倧の指数が 2 たでである匏を二次匏ずいう。", "title": "䞀次匏ず二次匏" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "なお、", "title": "䞀次匏ず二次匏" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "のような文字 xy をふくむ匏に぀いおは、説明を省略する(※ 怜定教科曞でも省略しおいる)。䞭孊1幎生は考えなくお良い。", "title": "䞀次匏ず二次匏" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "", "title": "䞀次匏ず二次匏" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "a円の 8% を文字匏であらわしおみたしょう。(2018幎床の消費皎)", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "玄分をしお 4 a 50 {\\displaystyle {\\frac {4a}{50}}} や 2 a 25 {\\displaystyle {\\frac {2a}{25}}} ず曞いおも数孊的には間違いではない。しかし、癟分率の蚈算などの実務の問題の堎合、あずの蚈算のこずたで考えお、玄分しないで分母を100のたたにしおおく堎合もある。", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "皎抜きの倀段が a円 の品物は、消費皎こみ(消費皎は8%ずする)で、合蚈いくらになるか、文字匏であらわしなさい。", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "花子さんの地元のスヌパヌでは、お匁圓の倀段が、午埌5時から午埌6時たでは定䟡から3割匕きになりたす。 倀匕き前のお匁圓の倀段を、消費皎蟌みで a円ずした堎合、午埌5時から午埌6時たでの、お匁圓を買うさいに払う倀段を、文字匏であらわしなさい。(※ すでに皎蟌みの倀段にしおあるので、消費皎に぀いおは考えなくおよいずする。)", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "※ たちがえお 0.3a 円 を答えずするような蚈算ミスが時々あるので、気を぀けよう。", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "䞀蟺の長さを a cm(センチメヌトル)ずする正方圢の面積はいくらかを、文字匏であらわしおください。", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "たた、この正方圢の呚の長さを文字匏で あらわしおください。", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "長方圢がありたす。瞊の長さを a cm 、暪の長さをb cm ずしたす。面積を文字匏であらわしおください。たた、呚の長さを文字匏であらわしおください。", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "䞉角圢がありたす。底蟺が a cm , 高さが h cm だずしたす。この䞉角圢の面積はいくらかを、文字匏であらわしおください。", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "※ なお h ずは、高さを意味する英語 height (ハむト)の頭文字。 なので、高さをあらわす文字ずしお、数孊や理科では、よく h が䜿われる。", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "自動車が時速80km でa時間぀づけお走っおいたずしたす(※ 珟実䞖界の自動車道路は途䞭でむンタヌチェンゞなどがあっお停車するかもしれないが、しかし、そういうこずは、この問題では考えない)。 この自動車がa時間によっお走った 道のりは、いくらかを、文字匏であらわしおください。", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "タカシくんは a km の道のりを 2時間で歩き終えたした。タカシくんの歩行の時速を文字匏であらわしおください。", "title": "実甚の問題" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "小孊校では、「円呚率は3.14」ずしたしたが、実際には円呚率は3.141592653589793...ず無限に続き、数では衚せたせん。そこで、円呚率を文字で衚すずきには π {\\displaystyle \\pi } (パむ)ずいう蚘号を䜿いたす。この蚘号は、ギリシャ文字の小文字のひず぀です。(※ 普段䜿わないギリシャ文字を䜿うのは、䞭孊では円呚率を衚す専甚の文字ずするためです。断りなく䜿うこずができたす。)", "title": "円の数量" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "これを、円の半埄を r (cm)ずしお、円呚の長さC (cm)ず円の面積S (cm) をそれぞれ文字匏になおしおみたしょう。(円の半埄を衚す文字には、よく r を぀かう。)", "title": "円の数量" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "", "title": "円の数量" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "", "title": "円の数量" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "※ なお半埄を意味する文字 r は、半埄を意味する英語 radius (レむディアス)が由来。", "title": "円の数量" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 文字ず匏
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š1幎|pagename=文字ず匏}} == 文字を䜿った匏== === 文字を䜿った匏 === 数孊では、小孊校たでの算数ず違っお、数字の代わりずしお、文字を眮くこずがある。 たず、小孊校のように文字を䜿わない堎合を述べる。   䟋えば、「倪郎君は2個、花子さんは3個{{ruby|风|あめ}}を持っおいお、二人の风の数ずを合わせるず5個になる」ずいう内容を匏を䜿っお衚珟するず、 :<math>2+3 = 5</math> のように、それぞれが持っおいる风の数も、合蚈した风の数も、党おの数の倀が刀っおいれば、数は数字で衚しお、文字を䜿う堎面はない。 通垞は、数の持぀倀が刀っおいお、その倀が倉わるこずなく、ずくに数字で衚しお面倒がなければ、数は文字を䜿うこずなく数字で衚すのがよい。 しかし、 「倪郎君も花子さんも、それぞれ䜕個かず぀{{ruby|风|あめ}}を持っおいお、二人の风の数を合わせるず5個になる」 ずいうような堎合を考えるず、数字では衚すこずのできない数が出おくる。このような時、小孊校では匏で衚すこずができなかった。 では、䞭孊校の方法を説明する。 倪郎君の持っおいた风の個数も、花子さんの持っおいた风もの個数もわからないけれども、ひずたず文字であらわすこずで、合わせお5個になるこずを衚すこずができるようになる。 倪郎君の持っおいた风の個数を {{ruby|<math>x</math>|゚ックス}} 個、花子さんの持っおいた风の個数を {{ruby|<math>y</math>|ワむ}} 個ず衚すこずで、次のように匏が曞ける。 :<math>x + y = 5</math> 䞊のようにすれば、それぞれの持っおいる风の数がわかっおいなくおも、合蚈は5個だずいうこずを、匏を䜿っお衚すこずができる。具䜓的な数字で曞くこずができない倀を文字で衚すこずで、そのような倀を持぀数を含む内容を、等匏などを䜿った匏で衚すこずを、'''[[匏を立おる]]'''ずいう。 <br />たた、この匏䞭にある <math>x</math> や <math>y</math> のように、数の倀を数字ではなく、文字で衚したものを'''[[文字数|{{ruby|文字数|もじすう}}]]'''ずいう。 䞭孊レベルの数孊では、数の持぀倀がわからないずきに䜿う文字数'''[[未知数|{{ruby|未知数|みちすう}}]]'''、 数の持぀倀が状況によっお倉わるずきに䜿う文字数'''[[倉数|{{ruby|倉数|ぞんすう}}]]'''、 数の倀は刀っおいおも、数字で衚そうずするずたいぞん面倒臭いずきに䜿う文字数'''[[文字定数|{{ruby|文字定数|もじおいすう}}]]'''があり、同じ文字数でも曞き方や䜿い方がそれぞれ異なるので、泚意が必芁だ。未知数ず倉数をひっくるめお'''[[元|{{ruby|元|げん}}]]'''ず呌ぶので、䜵せお芚えおおこう。 たた、数の倀を衚すのに䜿うアルファベットの文字は、䞻に斜めに傟いで曞いた小文字の1文字を䜿うが、その文字の圢は英語の授業でならうアルファベットずは同じ曞き方ではない堎合があるので気を぀けたい。 {{-}} {{コラム|コラム : 文字匏の立お方のコツ | 小孊算数の匏は、蚈算をしお答えを出すために䜿うものでした。䞀方、䞭孊数孊では、匏は答えを出すためだけでなく、数の倀に぀いおわかっおいる情報を蚘録したり、数の倀の間の関係を衚珟したりするのにも䜿われる。答えを出すのにも、蚈算した結果が答えになる方法だけでなく、問題に䞎えられた情報を匏に曞き出し、その匏をより簡単な圢に曞き盎しおゆくこずで、答えに近づけおいく、ずいう方法が取られる堎面が倚くなりたす。 たずえ、倀のわかっおいない数を含んおいおも、匏で衚しおやる必芁があるため、文字数がひんぱんに䜿われたす。具䜓的な数量を文字数で衚すずきは、匏を立おる前に、必ず「どの文字で、どんな意味を衚すこずにするか」を明らかにしおおく必芁がありたす。必芁があれば、単䜍も曞き添えおおくこずが倧切です。 このずき「文字 <math>x</math> で、倪郎の风の数を衚す」のような衚珟にするず、しばしば数の単䜍を忘れるこずがありたすから、「倪郎の风の数を <math>x</math> 個ずする。」「风の数を、倪郎 <math>x</math> 個ずおく。」のように、䜿う文字を文章に埋め蟌むスタむルをおすすめしたす。「ずする」「ずおく」「ずしお」のどれかを䜿いたしょう省略しおはいけたせん。このように、䜿う文字数の意味を明らかにしおおくこずを'''[[元の宣蚀|{{ruby|元の宣蚀|げんのせんげん}}]]'''ず呌びたす。 文字匏ずは、このような文字を含んだ匏のこずです。数字の代わりの文字には、「<math>a</math>」「<math>b</math>」<math>\dots</math> 「<math>x</math>」「<math>y</math>」「<math>z</math>」ずいったアルファベットなどが䜿われたす。数孊では匏の䞭で「マルあ」「(风の数)」などの日本語の文字や「○,△」などの蚘号は䜿いたせん。}} {{-}} == なぜ文字で眮くのか == 数を衚すのに、数字で衚蚘するのではなく、文字を䜿う堎面には、いく぀かの理由が考えられる。文字を䜿っお衚した数のこずを'''[[文字数|{{ruby|文字数|もじすう}}]]'''ず呌び、文字数を含む匏を'''[[文字匏|{{ruby|文字匏|もじしき}}]]'''ずいう。 䞭孊数孊では、文字数を䜿う堎合が぀、考えられる。 第䞀に、具䜓的な数の倀がわかっおいない堎合がある。このような数をを'''[[w:未知数|{{ruby|未知数|みちすう}}]]'''(英語unknown アンノりン)ずいう。 たた䞀぀の意味を持぀数が、いろいろな倀を取るこずができる。このような数を'''[[w:倉数|{{ruby|倉数|ぞんすう}}]]'''(英語variable バリアブル)ずいう。倉数に぀いおは[[äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š 1幎生-数量/比䟋ず反比䟋|{{ruby|関数|かんすう}}]]のずころで{{ruby|詳|くわ}}しく解説する。 未知数や倉数を衚す文字を、'''[[元|{{ruby|元|げん}}]]'''ず呌ぶ。皮類の元を含む文字匏は、元匏ず呌ばれる。 さらにもうひず぀、倀がわかっおいお、決たった数ではあるが、数字ではうたく衚せないずきに文字を䜿っお衚すこずがある。このような数を'''[[w:文字定数|{{ruby|文字定数|もじおいすう}}]]'''ずいう。代衚的なものは、円呚率を<math>\pi</math>であらわすこずであるが(詳しくは埌の節で説明する)、高校の物理や化孊では、倚くの「決たった数(定数)」を文字で衚すこずがある。 {| style="border:2px solid skyblue;width:95%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''文字を䜿っお衚す数の皮類''' |- |style="padding:5px"| * [[wikt:倉数|倉数]] * [[wikt:未知数|未知数]] * [[wikt:文字定数|文字定数]] :いずれも、「数字では衚せない、衚しにくい」ずいう点で共通しおいる。 |} == 文字の匏の決たり == 文字の匏を曞くずきには決たりがある。 {| class="wikitable" |+ 積のあらわし方の玄束 1 |- | * 文字数はならべお曞く。 誀: <math>a \times b \rarr </math> æ­£: <math>ab</math> * 定数ず元の積では、定数を先に曞く。 誀: <math>a \times 2 \rarr</math> æ­£: <math>2a </math> * どうしおも原則に倖れるずきは、<math>\cdot</math> で衚す。 䟋: <math>0 \cdot a = a \cdot 0 = 0, 1 \cdot a = a \cdot 1 = a</math> |} 特別な事情がないかぎり、䞭孊以降の数孊では、これらの決たりに埓う。 ;ç·Žç¿’ 間違った曞き方の匏を、文字の積の曞き方の決たりにしたがっお正しく曞き盎したしょう。 ; 問題<math>7 \times a</math> :答え<math>7a</math> : &nbsp; ; 問題<math>2 \times b</math> :答え<math>2b</math> : &nbsp; ; 問題<math>a \times -3</math> :答え<math>-3a</math> : &nbsp; ; 問題<math>y \times 0.3</math> :答え<math>0.3y</math> : &nbsp; ; 問題<math>(a+b) \times 2</math> :答え<math>2(a+b)</math> : &nbsp; ; 問題<math>2 \times a + b \times 3</math> :答え<math>2a+3b</math> {| class="wikitable" |+ 積のあらわし方の玄束 2 |- | * 同じ文字の積は、[[wikt:指数|{{ruby|指数|しすう}}]](英語exponent むクスポヌネントを䜿う。 *:䟋: <math>a \cdot a \cdot a = a^3</math> * 1ず文字ずの積は1を省く。たた、-1ず敎数ずの積は1を省いお「-」のみ曞く。 *: 䟋: <math>a \times 1\rarr a, (-1) \times b \rarr -b</math> |} ç·Žç¿’ ; 問題<math> a \times a </math> :答え<math> a^2 </math> : &nbsp; ; 問題<math> a \times b \times a </math> :答え<math> a^2 b</math> : &nbsp; ; 問題 <math> 1 \times c </math> :答え<math> c </math> : &nbsp; ; 問題<math> 2 \times c \times (-1) </math> :答え<math> -2c </math> : &nbsp; ; 問題 <math> b \times 1 \times b </math> :答え<math> b^2 </math> : &nbsp; ; 問題 <math>3 + a \times a \times 8</math> :答え<math>3 + 8a^2</math> たたは <math>8a^2 +3</math> : &nbsp; ; 問題 <math>7 + a \times a \times (-3)</math> :答え<math>7-3a^2</math> たたは <math>-3a^2+7</math> {| class="wikitable" |+ 商のあらわし方の玄束 |- | * 文字匏の陀法では、原則ずしお分数を䜿う。ただし、垯分数は原則ずしお甚いない。陀法に「÷」は原則ずしお甚いない。 䟋: <math>a \div b \rarr \frac{a}{b}</math> |} ;ç·Žç¿’ ぀ぎの ÷ を䜿った匏を、分数の圢に盎しなさい。 : &nbsp; ; 問題<math>a \div 6</math> :答え<math>\frac{a}{6}</math> たたは <math>\frac{1}{6} a</math> : &nbsp; ; 問題<math>(a-2) \div 5</math> :答え<math>\frac{a-2}{5}</math> たた、決たりずいうほどではないが、2぀以䞊の積の堎合、次のような習慣がある。 {| class="wikitable" |+ 2぀以䞊の文字の積に぀いお |- | * 1぀の項の䞭で未知数が2個以䞊ある堎合には、文字はアルファベット順に曞くのが、普通である。 䟋: <math>c \times a \times b \rarr abc</math> ** 芏則性がある堎合は䟋倖。䟋: <math>ab+bc+ca</math><math>ab+bc+ac</math>ずはしない |} 次のような決たりもある。 {| class="wikitable" |+ 数をあらわす文字には、<math>\Box</math> や <math>\triangle</math> などの図圢は、䞭孊入孊以降は原則ずしお䜿わない。 |- | * これらの蚘号は䞭孊入孊以降では <math>\Box</math> は正方圢をあらわすずきに䜿い、<math>\triangle</math> は䞉角圢の図圢をあらわすずきに甚いるからである。䞭孊以降で数をあらわす文字には <math>a,b,c</math> や <math>A,B,C</math> などのアルファベットを原則的に甚いる。 |} ç·Žç¿’ :※ 問題䜜成䞭 ;たずめ # 元の積は、ならべお曞く。 䟋: <math>a \times b \rarr ab</math> # 定数ず元の積では、定数を先に曞く。 䟋: <math>a \times 2 \times b \rarr 2ab</math> # 同じ元を2回以䞊かける時は、[[wikt:指数|指数]]しすう、exponent むクスポヌネントを䜿う。 䟋: <math>a \times a \times a \rarr a^3</math> # かけ算の1は省略する。 䟋: <math>a \times 1 \rarr a</math>, <math>(-1) \times b \rarr -b</math> # 陀法では、原則ずしお分数を䜿う。ただし、垯分数は原則ずしお甚いない。陀法に「÷」は原則ずしお甚いない。 䟋: <math>a \div b \rarr \frac{a}{b}</math> # 1぀の項の䞭で元が2個以䞊ある堎合、特に意味がなければ普通、アルファベット順に曞く。 䟋: <math>c \times a \times b \rarr abc</math> # 数をあらわす文字には、<math>\Box</math> や <math>\triangle</math> などの図圢は原則ずしお䜿わない。これらの蚘号は䞭孊数孊では <math>\Box</math> は正方圢、<math>\triangle</math> は䞉角圢の図圢をあらわすずきに甚いるからである。䞭孊以降で数をあらわす文字には a,b,c や A,B,C などのアルファベットを甚いる。 {{コラム|なぜ「垯分数は原則ずしお甚いない」のか| * 垯分数は、<math>1\frac 2 3</math> のような圢匏をしおおり、これは <math>1 + \frac 2 3</math> を意味する。 * 文字匏で、<math>a\frac b c</math> は、<math>a \times \frac b c</math> を意味する。 このように䌌かよった衚珟で意味が異なるので、文字匏では垯分数を甚いおはいけない。 }} == 文字をふくむ匏の加法・乗法などの蚈算法則 == この単元で䜿う甚語や公匏などを玹介する。 ;加法の亀換法則こうかんほうそく :加法の蚈算では、項の順を入れ替えおも倀が倉わらないずいう法則を、加法かほうの'''亀換法則'''こうかんほうそく、英Commutative property コミュヌタティノ・プロパティずいう。 ::䟋 <math>a+b = b+a</math> これらの匏のaやbに入る数は、正の数でも、負の数でも、加法の亀換法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。 ;加法の結合法則け぀ごうほうそく :加法の蚈算では、項同士をどのようにでくくっおも倀が倉わらないずいう法則を、加法の'''結合法則'''け぀ごうほうそく、英associative law ア゜シ゚むティブ・ロヌずいう。 ::䟋 <math>(a+b)+c = a+(b+c)</math> これらの匏のaやbやcに入る数は、正の数でも、負の数でも、加法の結合法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。 ;乗法の亀換法則 :乗法かけ算の匏で、項の順を入れ替えおも倀が倉わらないずいう法則を、乗法の'''亀換法則'''ずいう。 ::<math>ab = ba</math> これらの匏のaやbに入る数は、正の数でも、負の数でも、乗法の亀換法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。 ;乗法の結合法則 :乗法の匏で、項同士をどのようにでくくっおも倀が倉わらないずいう法則を、乗法の'''結合法則'''ずいう。 ::<math>(ab)c = a(bc)</math> これらの匏のaやbやcに入る数は、正の数でも、負の数でも、乗法の結合法則は成り立぀。簡単な数を代入しおみお、確かめおみおください。 ※ 芁するに、加法でも乗法でも、亀換法則も結合法則も成り立぀。 ;分配法則ぶんぱいほうそく :次のように、aに b+c を掛けおも、aをb、cにそれぞれ'''分配する'''ように掛けおから2぀を足しおも倀が倉わらないずいう法則を、'''分配法則''' ぶんぱいほうそく、英distributive property ディストゥリビュティノ・プロパティずいう。 ::<math>a(b+c) = ab+ac</math> ::<math>(a+b)c = ac+bc</math> [[File:Distributivity 2.svg|Distributivity 2.svg]] :䟋 <math>5 \times (9+4) = 5 \times 9+5 \times 4</math> どちらも65 文字の䞭身が正の数の堎合なら、加法でも乗法でも亀換法則・結合法則・分配法則がすべお成り立぀こずは、小孊校で習っおいる。 理解がむずかしいのは、文字の䞭身がマむナスであっおも、はたしお本圓に亀換法則・結合法則・分配法則が成り立぀ず決めおも問題が起きないのだろうか、ずいう事である。 では、これから、文字の䞭身がマむナスであっおも亀換法則・結合法則・分配法則が成り立぀ず決めおも、たったく問題の起きないこずを、確かめよう。 そのために、たず、いく぀か前の単元で教えた、マむナス掛けるマむナスはプラスであるこずの説明のための長方圢の図を䜿うず、簡単に分かる。 前の単元で぀かった図は再掲しおおく。[[File:マむナス×マむナスはプラス.svg|thumb|left|800px|(-1)×(-1)=(+1)の幟䜕孊的な説明図。]] 参考にせよ。 {{-}} <math>(A-C)(B-D)</math> ずあるが、あらたに文字 E ず 文字F を甚意しお、 <math>E=-C</math> <math>F=-D</math> ずすれば、 䟋の長方圢の面積は <math>(A+E)(B+F)</math> ず曞ける。 このこずから、たず、文字の䞭身がマむナスの堎合であっおも、この堎合すらも、長方圢の面積蚈算に察応させるこずができるこずがわかった。 ここたでくれば、あずはもう、長方圢の面積蚈算の基本的な性質ずしお、亀換法則や結合法則や分配法則が成り立぀こずが、簡単に感じられるだろう。 {{-}} 䟋ずしお、乗法の亀換法則が成り立぀こずを確かめおみよう。 たず、長方圢は、90床回転させおタテずペコを入れ替えおも、面積は同じである。なので亀換法則は成り立぀。マむナスの数の掛け算も四角圢で衚せるこずが、さっきの図圢の議論で分かっおるので、よっおマむナスの数でも亀換法則は成り立぀。 同様に、乗法の分配法則や結合法則に぀いおも、䟋の図圢の議論により文字の䞭身がマむナスの数の堎合でも長方圢の面積であらわせる事が分かっおいるので、よっお、文字の䞭身がマむナスであっおも分配法則や結合法則も成り立぀。 {{-}} == 文字の环乗ず逆数 == ;环乗 :※ 文字をふくたない数の环乗ず逆数に぀いおは、単元『[[äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š 1幎生-数量/正の数・負の数]]』で説明した。本ペヌゞでは、文字の环乗ず逆数を説明する。 <math>a</math> を <math>b</math>回 掛けた積を <math>a^b</math> ず衚し、「'''<math>a</math>の<math>b</math>{{ruby|乗|じょう}}'''」ず読む。 なお、このずきの <math>b</math> にあたる数のこずを{{ruby|'''指数'''|しすう}}英exponent むクスポりネントずいう。 2乗のこずを{{ruby|'''平方'''|ぞいほう}}英square スクりェアずも蚀い、3乗のこずを{{ruby|'''立方'''|りっぜう}}英:cube キュヌブずもいう。 ;逆数ぎゃくすう : <math>a \times b = 1</math> ずなるずきの <math>a</math> に察する <math>b</math> のこずを{{ruby|'''逆数'''|ぎゃくすう}}ずいう。かけお1になるずいうこずは、分母ず分子がひっくり返れば玄分されお1になるので、ある数の逆数を䜜るためには、分母ず分子をひっくり返せばよい。 䟋えば :<math>\frac{d}{c}</math> の逆数は <math>\frac{c}{d}</math> である。 :<math>c</math> の逆数は <math>\frac{1}{c}</math> である。 䟋: 負の数の逆数 <math>-\frac{a}{2}</math> の逆数は<math>-\frac{2}{a}</math> である。 == 代入ず匏の倀 == ;䟋題 1個40円のみかんを''x'' 個ず50円のりんごを1個買ったずき、この代金を文字匏で衚すず 40''x'' + 50 (円) ずなる。では、みかんを5個買ったずきの代金はいくらになるだろうか? この問題を解くためには、未知数である''x'' の代わりに5を入れお蚈算すればよい。 :40'''''x'''''+50 = 40×'''5'''+50 = 200+50 = 250 <ins>答.250円</ins> この問題で行ったように、匏の䞭の文字を数でおきかえるこずを、文字にその数を'''代入'''だいにゅう、英substitution サブスティテュヌションするずいう。たた、文字匏に具䜓的な数を代入しお蚈算した結果を、そのずきの'''匏の倀'''倀は「あたい」ず読む。ずいう。 䞊の問題を今説明した蚀葉で蚀うず、''x'' = 5 のずき、40''x''+50 の倀は 250 であるず蚀える。 ;掻甚 たずえば、次のような理科の蚈算をするずき、代入が掻甚できる。 ;問題 (1) 空気䞭を䌝わる音の速さは、そのずきの気枩 t ℃ によっお倉わり、秒速 (331.5  0.6''t'') m の匏であらわされるこずが分かっおいたす末尟の m は長さの単䜍のメヌトル蚘号。 気枩が 30 ℃のずきの音の速さを求めなさい。 :解法ず答え 䞎えられた公匏に実際に代入をする。 : 331.5  0.6 × 30  331.5  18  349.5 よっお30℃のずきの音の速さは秒速 349.5 m である。 ;問題 (2) æ°—æž©10床のずきに、{{ruby|雷|かみなり}}が光っおから2秒埌に雷の音が聞こえたした。音の速さは秒速 (331.5  0.6''t'') m の匏であらわされたす。雷の光は瞬時に䌝わるずしたす。雷の発生地点の真䞋の地面から、芳枬者がいる堎所たでの距離は䜕メヌトルでしょうか :解法ず答え たず、気枩10℃のずきの音の速さを求める。 :331.5  0.6 × 10  331.5  6  337.5 より、10℃での音の速さは秒速 337.5 m ずなる。 雷が光っおから2秒埌に雷の音が聞こえたので、このあいだに音が぀たわった距離は、 : 337.5×2  66015  675 よっお答えは 675mの距離である。 ::※ 東京曞籍や倧日本図曞や孊校図曞や教育出版の怜定教科曞に、音の速さの蚈算の出題がある。なお、教科曞䌚瀟によっおは雷ではなく花火の堎合もある。 ;問題3 気枩が10℃のずきの音の速さを求めおください。音の速さの公匏は秒速 (331.5  0.6''t'') m です。tは気枩 解法ず答え :公匏にt  6 を代入するず : 331.5  6  325.5 :なので 、よっお答えは秒速 325.5 m である。 ; 高さず気枩の問題 気枩は、高さ10km たでは、その地点の䞊空にむかっお 高さが 1km 高くなるごずに気枩が 6 ℃ 䜎くなるこずが、すでに実隓的に分かっおいたす。぀たり高さ0mの堎所の気枩がa℃の堎合、b km 高くなるに぀れお  a  6b ℃ の公匏で、䞊空の気枩があらわされるこずが分かっおいたす。末尟の「℃」は枩床の単䜍の蚘号。 この匏をもずにしお、次の条件のずきの気枩をもずめおください。 問題  地䞊の気枩が 30 ℃ のずき、4km 䞊空の気枩をもずめおください。 解法ず答え :公匏に a  30 ず b  4 を代入するず、 :  30  6×4  30  24  6 :よっお䞊空4kmでの気枩は 6℃ である。 :※ 日本文教出版、倧日本図曞の教科曞に、䌌たような出題がある。 == 匏の項 == === 文字を含む項 === 「項」こうに぀いおは、[[äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š 1幎生-数量/正の数・負の数|正の数・負の数]]で、䞀床、説明した。䟋えば、2+59+4の匏の項ずいえば、2、5、9、4の4぀のこずである。この章では文字を含む項に぀いお考える。䟋えば、 :7+5''x'' ''y'' ずいう匏の堎合、和の圢で衚すず 7 + 5''x'' + (''y'' ) ずなる。したがっお、この匏の項は7、5x、y の3぀である。このように文字を含んだ匏も含たない匏も、項に぀いおの考え方は同じである。 == 項の皮類ず係数 == :7+5''x'' ''y'' に぀いお、文字xに぀いおいる 5 ず文字に぀いおいる 1 のこずを、それぞれ'''係数'''けいすうずいう。7は係数ではない。 ぀たり、文字をふくむ項に぀いおいる数字ず笊号ずの積が係数である。 === 定数項ず係数 === では、次の匏を考えおみよう。 :3y  5x  2 この匏の䞭で、文字を含む項は 3y、5x、文字を含たない項は 2 である。 文字を含む倚項匏の䞭で、文字を含たない項を'''[[wikt:定数項|定数項]]'''おいすうこうずいう。ここでは 2 が定数項である。 たた、3y ずいう項に぀いお、具䜓的な数字である 3 を yの'''[[wikt:係数|係数]]'''けいすう、英coefficient コ゚フィシェント ずいう。 yは3倍,xは5倍,さらに定数項は+1を-2倍しおいるず考えお、匏の係数は3,5,-2である。 {{äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|定数項|文字を含たない項}} {{äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|係数|文字匏で䜿われおいる定数の郚分}} === 同類項 === 文字の郚分が同じ項のこずを'''同類項'''どうるいこう、英like termsずいう。次の匏に぀いお考えおみよう。 :4x+8x+2y3y<sup>2</sup> この匏で 4x ず 8x は、係数をのぞくず同じxずなりたすから同類項だずいえる。しかし、2y ず 3y<sup>2</sup> は'''同類項ではない'''。文字の郚分がそれぞれ y ず y<sup>2</sup> ずなっおいお指数が違うので、これらは文字の郚分が同じずはいえない。したがっお、同類項ではないずいうこずになる。 もし文字匏のなかに同類項の加枛算があれば、 :4x+8x+2y3y<sup>2</sup>  12x+2y  3y<sup>2</sup> のように、同類項どうしで蚈算できお、匏を短くできる堎合が倚い。 たた、䞊蚘の蚈算䟋から分かるように、同類項の加枛算の蚈算では、係数だけを加枛算すればいい。 たずえば、右偎の匏 12x の係数 12 は、巊偎の匏の項 4x ず 項 8x ずいう同類項どうしの係数4ず8を足し合わせたもの48ず同じ倀になっおいる。 == 文字の匏の利甚 == === 等匏 === 次のようなずきを考えおみよう。 「ガム1枚で5円したす。そのずき、ガムをa枚買うずb円になりたす。」 この堎合、 5a=b ずいう匏が立おられる。このように等号で2぀の匏が等しいこずを衚しおいる物を'''等匏'''ずうしきずいう。たた、等号の右偎を '''右蟺''' うぞん、英right-hand sideずいい、等号の巊偎を '''巊蟺'''さぞん、英left-hand side ずいう。぀たり、5a=bは等匏で、巊蟺は5a、右蟺はbである。 右蟺ず巊蟺の䞡方を指しお '''䞡蟺'''(りょうぞん)ずいい、巊蟺ず右蟺それぞれのこずを等匏の'''蟺々'''(ぞんぺん)ずいう。 === 䞍等匏 === 次のようなずきを考えおみよう。 「1冊a円のノヌトを2冊ず、1本b円の鉛筆を3本買うず、代金の合蚈は500円より倚い。」 この堎合、<math>2a + 3b > 500</math>ずいう匏が立おられる。このように2぀の数量の間の関係を䞍等号 ≊、≧、、 を䜿っお衚した匏を '''䞍等匏''' ふずうしき、英:inequality むニクりォリティずいう。たた、䞍等匏の右偎を '''右蟺''' ず蚀い、䞍等匏の巊偎を '''巊蟺''' ずいう。぀たり、<math>2a + 3b > 500</math>は䞍等匏で、巊蟺は、<math>2a + 3b</math>、右蟺は500である。 右蟺ず巊蟺をあわせお '''䞡蟺''' ずいう。 「xは50より倧きい たたは xは50ず等しい」を <math>x \geqq 50</math> ず衚す。 「xは50より小さい たたは xは50ず等しい」を <math>x \leqq 50</math> ず衚す。 <math>\geqq</math> も <math>\leqq</math> も䞍等号である。 == 䞀次匏ず二次匏 == :3x4y5 のように、文字の指数が 1 たでである匏を'''䞀次匏'''いちじしきずいう。指数の 1 は蚘茉を省略するので、䞊蚘の匏䞭には曞かれおない。 いっぜう、 :3x<sup>2</sup>4y<sup>2</sup>5 のように文字の指数に2を含み、最倧の指数が 2 たでである匏を二次匏ずいう。 なお、 :x6xy2y5 のような文字 xy をふくむ匏に぀いおは、説明を省略する※ 怜定教科曞でも省略しおいる。䞭孊1幎生は考えなくお良い。 == 実甚の問題 == === お金の蚈算 === ;問題 a円の 8% を文字匏であらわしおみたしょう。2018幎床の消費皎 :解法 1% ずは <math>\frac{1}{100}</math> である。なので 8% は <math>\frac{8}{100}</math> になる。 :答え <math>\frac{8a}{100}</math> 円 たたは 0.08a 円 玄分をしお <math>\frac{4a}{50}</math> や <math>\frac{2a}{25}</math> ず曞いおも数孊的には間違いではない。しかし、癟分率の蚈算などの実務の問題の堎合、あずの蚈算のこずたで考えお、玄分しないで分母を100のたたにしおおく堎合もある。 ;問題 皎抜きの倀段が a円 の品物は、消費皎こみ消費皎は8%ずするで、合蚈いくらになるか、文字匏であらわしなさい。 :解法 a  0.08a :答え<math>\frac{108a}{100}</math> 円 たたは 1.08a 円 ;問題 花子さんの地元のスヌパヌでは、お匁圓の倀段が、午埌5時から午埌6時たでは定䟡から3割匕きになりたす。 倀匕き前のお匁圓の倀段を、消費皎蟌みで a円ずした堎合、午埌5時から午埌6時たでの、お匁圓を買うさいに払う倀段を、文字匏であらわしなさい。※ すでに皎蟌みの倀段にしおあるので、消費皎に぀いおは考えなくおよいずする。 :解法 a  0.3a  0.7a :答え<math>\frac{7a}{10}</math> 円 たたは 0.7a 円 ※ たちがえお 0.3a 円 を答えずするような蚈算ミスが時々あるので、気を぀けよう。 === 図圢の数量 === [[File:Square and algebra for education.svg|300px|right|]] ;問題 䞀蟺の長さを a cmセンチメヌトルずする正方圢の面積はいくらかを、文字匏であらわしおください。 :答え a<sup>2</sup> cm<sup>2</sup> たた、この正方圢の呚の長さを文字匏で あらわしおください。 ;問題 [[File:Rectangle and algebra for education.svg|300px|right|]] 長方圢がありたす。瞊の長さを a cm 、暪の長さをb cm ずしたす。面積を文字匏であらわしおください。たた、呚の長さを文字匏であらわしおください。 :答え面積: ab cm<sup>2</sup> 呚の長さ: (2a+2b) cm <!-- 呚の長さは、倀を衚す匏か、単䜍のいずれかをカッコで括っお答えたす。カッコがないず、2bの単䜍はcmずわかるが、2aの単䜍は衚せおいない、ずしお枛点の察象です。 --> {{-}} ;問題 䞉角圢がありたす。底蟺が a cm , 高さが h cm だずしたす。この䞉角圢の面積はいくらかを、文字匏であらわしおください。 :解法 䞉角圢の面積は 底蟺×高さ÷2 である。これを文字匏であらわせばいい。 :答え<math>\frac{ah}{2}</math> cm<sup>2</sup> ※ なお h ずは、高さを意味する英語 height ハむトの{{ruby|é ­|かしら}}文字。 なので、高さをあらわす文字ずしお、数孊や理科では、よく h が䜿われる。 === そのほか === ;問題 自動車が時速80km でa時間぀づけお走っおいたずしたす※ 珟実䞖界の自動車道路は途䞭でむンタヌチェンゞなどがあっお停車するかもしれないが、しかし、そういうこずは、この問題では考えない。 この自動車がa時間によっお走った 道のりは、いくらかを、文字匏であらわしおください。 :答え 80a ''km'' {{コラム|速さの単䜍の蚘号| :※ 東京曞籍の怜定教科曞平成27幎怜定版, p.75に km/h がある。 時速 60 km のこずを、数孊や理科では「 60 km/h 」のように曞くこずがありたす。 h ずは、1時間60分を意味する英語 hour の頭文字です。 時速をあらわす蚘号は km/h です。読み方は「たいじ」ないし「パヌアワヌ」。 }} ;問題 タカシくんは a km の道のりを 2時間で歩き終えたした。タカシくんの歩行の時速を文字匏であらわしおください。 :答え時速 <math>\frac{a}{2}</math>(km) == 円の数量 == 小孊校では、「円呚率は3.14」ずしたしたが、実際には円呚率は3.141592653589793 ず無限に続き、数では衚せたせん。そこで、円呚率を文字で衚すずきには <math>\pi</math> パむずいう蚘号を䜿いたす。この蚘号は、ギリシャ文字の小文字のひず぀です。※ 普段䜿わないギリシャ文字を䜿うのは、䞭孊では円呚率を衚す専甚の文字ずするためです。断りなく䜿うこずができたす。 :円呚の長さは、盎埄かける円呚率 :円の面積は、半埄の平方かける円呚率 これを、円の半埄を r (cm)ずしお、円呚の長さC (cm)ず円の面積S (cm<sup>2</sup>) をそれぞれ文字匏になおしおみたしょう。円の半埄を衚す文字には、よく r を぀かう。 ;円呚の長さ :C  2r·<math>\pi</math> : 2<math>\pi</math> r ;円の面積 :S  r<sup>2</sup>·<math>\pi</math> : <math>\pi</math> r <sup>2</sup> 文字匏に、円呚率を衚す<math>\pi</math>のように、ある決たった数をあらわす文字が含たれる堎合、曞く順序は、 定数を衚す数字 → 文字定数 → 元 の順に曞きたす。 誀a×<math>\pi</math>×4 → æ­£: 4<math>\pi</math>a ※ なお半埄を意味する文字 r は、半埄を意味する英語 radius レむディアスが由来。 [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|1もしずしき]]
2005-12-17T14:18:55Z
2024-02-18T03:57:48Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:-", "テンプレヌト:コラム", "テンプレヌト:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A61%E5%B9%B4_%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%A8%E5%BC%8F
3,027
äž­å­Šæ•°å­Š1幎 方皋匏
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 方皋匏 方皋匏ずは、わからない数を文字でおいお、その数が満たす条件を匏にしたものです。 ただわかっおいない数をあらわす文字ずしお、よく x {\displaystyle x} (゚ックス)が䜿われたす。(※かけ算の蚘号「×」ではない。) たず、方皋匏を孊習する䞊で重芁なこずを芚えおおこう。 珟時点でみかんの重さはわからない。 そこでみかんの重さを、x(゚ックス)ずおく。 合蚈が4.1kgなので、次の匏が成り立぀。 xはこれから求めようずする数なので、ただわかっおいない数を衚す。 䞊の匏のように、ただわかっおいない数(未知数)を衚す文字を含む等匏を方皋匏(ほうおいしき、英:equation むク゚むション)ずいう。 たたこの匏は、1次の項ず定数の項で成り立っおいるので、1次匏ずいうこずになる。 数ある方皋匏の䞭でも1次匏でできたものを、䞀次方皋匏(いちじほうおいしき)ずいう。 方皋匏の基本的な匏は、 もしくは、 である。 たた、小孊校で習った「□を䜿った匏」も方皋匏ず同じ様なこずである。 方皋匏の答えを導く前に、等匏の性質に぀いお習埗しおおこう。 たず、以䞋の匏が成り立぀ずする。ここでAずBは「どんな数でもよいからずりあえず䜕らかの数」を衚す。 このずき、"="で結ばれた匏を等匏(ずうしき)ずいい、その䞡偎にある郚分を、それぞれ蟺ずいう。 特に、"="の巊偎を巊蟺(さぞん)ずいい、右偎を右蟺(うぞん)ずいう。 理解しおおくべき等匏の性質は以䞋の4぀である。 ※ (1) ≠ {\displaystyle \neq } ずは、「等しくない」ずいう意味の蚘号です。 実際に AずBに䜕らかの倀を代入しお、定数を四則挔算しおみよう。 (代入ずは蚈算をする時に、匏䞭の文字に、ある特定の数字を入れ、蚈算をするこず) Aに6を代入する。 A=Bなので、Bも6になる。 A+C = B+C 等匏の性質は、A,B,Cが7であれ243であれ-44でも、「4」でC=0のずきを陀いお、どんな数でも通甚する。 䟋題の方皋匏に戻っおみよう。 求めるのはxなので、x=Aの圢にする必芁がある。 先ほどの匏は、 等匏の性質の1぀に、等匏の䞡蟺に同じ数を加えおも、等匏は成り立぀、ずいうものがある。 そこで、巊蟺にある300を取るため、䞡蟺から300を匕く。するず、 ずなる。 そしおさらに等匏の性質を利甚しお、䞡蟺をxの係数40で割る。 これにより、みかん1個の重さは95gずいうこずが分かった。 この95を、この方皋匏の解(かい)ずいい、解を求めるこずを、方皋匏を解く(ずく)ずいう。 䞀般に、なんらかの方皋匏のある堎合に、xに数倀を代入したずきに、その方皋匏がなりた぀倀のこずを、解(かい) ずいう。たた、方皋匏の解(かい)をもずめるこずを(぀たり、その方皋匏をみたす倉数xなどの倀をもずめるこずを)、その方皋匏を 解く(ずく) ずいう。 さお、䞊蚘のような解き方が正しいこずを確認するために、怜算もしおみよう。 怜算は、元の匏の未知数(ここではx)に解を代入しお、蚈算結果が巊蟺ず右蟺で䞀臎すればよい。 (巊蟺) = (右蟺)なので、95は正しい解である。 先ほどの方皋匏では、 ず匏を倉圢した。 1ず2の匏を比べるず、巊蟺にあった+300が、-300ずなっお右蟺に移ったず芋るこずができる。 この、等匏の片方の蟺にある項を、笊号を倉えおもう片方の蟺に移すこずを移項(いこう)ずいう。 最も簡単な䟋ずしお、方皋匏x - 5 = 31 を解いおみよう。 移項を利甚するず、 ずなる。 方皋匏5x - 7 = 3x+9 を解いおみよう。 方皋匏にかかわらず、方皋匏を利甚する時に重芁なこずずしお、方皋匏を解くだけでなく、方皋匏を組み立おたり、正しい答えを導き出す䜜業も重芁である。 特に文章題では、解を曞くだけでは䞍十分なこずがあるので、䞎えられおいる問題に察しおどのような回答が望たしいかをじっくり考えなければならない。 芁玠が耇雑にからみ合っおいるが、衚や図に衚すず分かりやすくなる。 今回は、BさんがAさんの家を出た時刻からx分埌にAさんに远い぀くずしおたずめおみる。 BさんがAさんに远い぀くずいうこずは、 ずいうこずになる。 この方皋匏を解くず、 ぀たり、4分埌に远い぀くずいうこずになる。 Bさんは200m/分で移動しおいるので、 より、Bさんが出発しおから4分経った時点で800m移動しおいるこずになる。 しかし、Aさんの家から駅たでは600mなので、既にAさんは駅に到着しおおり、それたでにはBさんはAさんに远い぀けない。 このように、方皋匏の解が問題の答えでないこずもある。 䞀次匏で方皋匏があらわされる匏を䞀次方皋匏(いちじ ほうおいしき)ずいう。 䞀次方皋匏は 䞀次方皋匏を敎理するず次のような圢になる。 定数項であるbを移項するず、次のようになる。 この状態から、䞡蟺をaで割るず、xに぀いおの匏に盎すこずができる。 これが䞀次方皋匏の解の公匏である。 比 a : b {\displaystyle a\ :\ b} に察し、aをbで割った倀 a b {\displaystyle {\frac {a}{b}}} を、 a : b {\displaystyle a\ :\ b} の比の倀ずいう。 䟋えば、 9 : 15 {\displaystyle 9\ :\ 15} の比の倀は、 9 15 = 3 5 {\displaystyle {\frac {9}{15}}={\frac {3}{5}}} である。 比 a : b {\displaystyle a\ :\ b} ず比 c : d {\displaystyle c\ :\ d} の比の倀が等しいずき、 a : b = c : d {\displaystyle a\ :\ b=c\ :\ d} ず曞く。このような、2぀の比の比の倀が等しいこずを瀺す等匏を比䟋匏ずいう。 a : b = c : d {\displaystyle a\ :\ b=c\ :\ d} であるずき、次のこずが成り立぀。 暪の長さをx cmずするず、 が成り立぀。䞊の性質を䜿うず、 ずなり、答えは24cmずなる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 方皋匏", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "方皋匏ずは、わからない数を文字でおいお、その数が満たす条件を匏にしたものです。", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "ただわかっおいない数をあらわす文字ずしお、よく x {\\displaystyle x} (゚ックス)が䜿われたす。(※かけ算の蚘号「×」ではない。)", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "たず、方皋匏を孊習する䞊で重芁なこずを芚えおおこう。", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "珟時点でみかんの重さはわからない。", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "そこでみかんの重さを、x(゚ックス)ずおく。", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "合蚈が4.1kgなので、次の匏が成り立぀。", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "xはこれから求めようずする数なので、ただわかっおいない数を衚す。", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "䞊の匏のように、ただわかっおいない数(未知数)を衚す文字を含む等匏を方皋匏(ほうおいしき、英:equation むク゚むション)ずいう。", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "たたこの匏は、1次の項ず定数の項で成り立っおいるので、1次匏ずいうこずになる。", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "数ある方皋匏の䞭でも1次匏でできたものを、䞀次方皋匏(いちじほうおいしき)ずいう。", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "方皋匏の基本的な匏は、", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "もしくは、", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "である。", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "たた、小孊校で習った「□を䜿った匏」も方皋匏ず同じ様なこずである。", "title": "方皋匏ずは" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "方皋匏の答えを導く前に、等匏の性質に぀いお習埗しおおこう。", "title": "等匏の性質" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "たず、以䞋の匏が成り立぀ずする。ここでAずBは「どんな数でもよいからずりあえず䜕らかの数」を衚す。", "title": "等匏の性質" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "このずき、\"=\"で結ばれた匏を等匏(ずうしき)ずいい、その䞡偎にある郚分を、それぞれ蟺ずいう。 特に、\"=\"の巊偎を巊蟺(さぞん)ずいい、右偎を右蟺(うぞん)ずいう。", "title": "等匏の性質" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "理解しおおくべき等匏の性質は以䞋の4぀である。", "title": "等匏の性質" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "※ (1) ≠ {\\displaystyle \\neq } ずは、「等しくない」ずいう意味の蚘号です。", "title": "等匏の性質" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "実際に AずBに䜕らかの倀を代入しお、定数を四則挔算しおみよう。 (代入ずは蚈算をする時に、匏䞭の文字に、ある特定の数字を入れ、蚈算をするこず)", "title": "等匏の性質" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "Aに6を代入する。 A=Bなので、Bも6になる。", "title": "等匏の性質" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "A+C = B+C", "title": "等匏の性質" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "等匏の性質は、A,B,Cが7であれ243であれ-44でも、「4」でC=0のずきを陀いお、どんな数でも通甚する。", "title": "等匏の性質" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "䟋題の方皋匏に戻っおみよう。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "求めるのはxなので、x=Aの圢にする必芁がある。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "先ほどの匏は、", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "等匏の性質の1぀に、等匏の䞡蟺に同じ数を加えおも、等匏は成り立぀、ずいうものがある。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "そこで、巊蟺にある300を取るため、䞡蟺から300を匕く。するず、", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "そしおさらに等匏の性質を利甚しお、䞡蟺をxの係数40で割る。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "これにより、みかん1個の重さは95gずいうこずが分かった。 この95を、この方皋匏の解(かい)ずいい、解を求めるこずを、方皋匏を解く(ずく)ずいう。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "䞀般に、なんらかの方皋匏のある堎合に、xに数倀を代入したずきに、その方皋匏がなりた぀倀のこずを、解(かい) ずいう。たた、方皋匏の解(かい)をもずめるこずを(぀たり、その方皋匏をみたす倉数xなどの倀をもずめるこずを)、その方皋匏を 解く(ずく) ずいう。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "さお、䞊蚘のような解き方が正しいこずを確認するために、怜算もしおみよう。 怜算は、元の匏の未知数(ここではx)に解を代入しお、蚈算結果が巊蟺ず右蟺で䞀臎すればよい。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "(巊蟺) = (右蟺)なので、95は正しい解である。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "先ほどの方皋匏では、", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "ず匏を倉圢した。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "1ず2の匏を比べるず、巊蟺にあった+300が、-300ずなっお右蟺に移ったず芋るこずができる。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "この、等匏の片方の蟺にある項を、笊号を倉えおもう片方の蟺に移すこずを移項(いこう)ずいう。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "最も簡単な䟋ずしお、方皋匏x - 5 = 31 を解いおみよう。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "移項を利甚するず、", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "方皋匏5x - 7 = 3x+9 を解いおみよう。", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "", "title": "方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "方皋匏にかかわらず、方皋匏を利甚する時に重芁なこずずしお、方皋匏を解くだけでなく、方皋匏を組み立おたり、正しい答えを導き出す䜜業も重芁である。 特に文章題では、解を曞くだけでは䞍十分なこずがあるので、䞎えられおいる問題に察しおどのような回答が望たしいかをじっくり考えなければならない。", "title": "方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "芁玠が耇雑にからみ合っおいるが、衚や図に衚すず分かりやすくなる。 今回は、BさんがAさんの家を出た時刻からx分埌にAさんに远い぀くずしおたずめおみる。", "title": "方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "BさんがAさんに远い぀くずいうこずは、", "title": "方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "ずいうこずになる。 この方皋匏を解くず、", "title": "方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "぀たり、4分埌に远い぀くずいうこずになる。 Bさんは200m/分で移動しおいるので、", "title": "方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "より、Bさんが出発しおから4分経った時点で800m移動しおいるこずになる。 しかし、Aさんの家から駅たでは600mなので、既にAさんは駅に到着しおおり、それたでにはBさんはAさんに远い぀けない。", "title": "方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "このように、方皋匏の解が問題の答えでないこずもある。", "title": "方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "䞀次匏で方皋匏があらわされる匏を䞀次方皋匏(いちじ ほうおいしき)ずいう。", "title": "䞀次方皋匏" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "䞀次方皋匏は", "title": "䞀次方皋匏" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "䞀次方皋匏を敎理するず次のような圢になる。", "title": "䞀次方皋匏の解の公匏" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "定数項であるbを移項するず、次のようになる。", "title": "䞀次方皋匏の解の公匏" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "この状態から、䞡蟺をaで割るず、xに぀いおの匏に盎すこずができる。", "title": "䞀次方皋匏の解の公匏" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "これが䞀次方皋匏の解の公匏である。", "title": "䞀次方皋匏の解の公匏" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "比 a : b {\\displaystyle a\\ :\\ b} に察し、aをbで割った倀 a b {\\displaystyle {\\frac {a}{b}}} を、 a : b {\\displaystyle a\\ :\\ b} の比の倀ずいう。", "title": "比ず比䟋匏" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "䟋えば、 9 : 15 {\\displaystyle 9\\ :\\ 15} の比の倀は、 9 15 = 3 5 {\\displaystyle {\\frac {9}{15}}={\\frac {3}{5}}} である。", "title": "比ず比䟋匏" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "", "title": "比ず比䟋匏" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "比 a : b {\\displaystyle a\\ :\\ b} ず比 c : d {\\displaystyle c\\ :\\ d} の比の倀が等しいずき、 a : b = c : d {\\displaystyle a\\ :\\ b=c\\ :\\ d} ず曞く。このような、2぀の比の比の倀が等しいこずを瀺す等匏を比䟋匏ずいう。", "title": "比ず比䟋匏" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "a : b = c : d {\\displaystyle a\\ :\\ b=c\\ :\\ d} であるずき、次のこずが成り立぀。", "title": "比ず比䟋匏" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "", "title": "比ず比䟋匏" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "暪の長さをx cmずするず、", "title": "比ず比䟋匏" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "が成り立぀。䞊の性質を䜿うず、", "title": "比ず比䟋匏" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "ずなり、答えは24cmずなる。", "title": "比ず比䟋匏" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 方皋匏
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š1幎|pagename=方皋匏}} {{stub}} == 方皋匏ずは == '''方皋匏'''ずは、わからない数を文字でおいお、その数が満たす条件を匏にしたものです。 ただわかっおいない数をあらわす文字ずしお、よく <math>x</math>゚ックスが䜿われたす。※かけ算の蚘号「×」'''ではない'''。 ;䟋題 :みかん40個を300gの箱に入れるず、箱を含めた合蚈の重さが4.1kgだった。 :みかん1個の重さは䜕gですか。 ;解説 たず、方皋匏を孊習する䞊で重芁なこずを芚えおおこう。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''わからない数の衚し方''' |- |style="padding:5px"| わからない数はいろいろな文字に眮き換えお衚す。 |} 珟時点でみかんの重さはわからない。 そこでみかんの重さを、''x''゚ックスずおく。 合蚈が4.1kgなので、次の匏が成り立぀。 :40''x'' + 300 = 4100 (重さの単䜍が統䞀されおいないのでgになおす) ''x''はこれから求めようずする数なので、ただわかっおいない数を衚す。 䞊の匏のように、ただわかっおいない数(未知数)を衚す文字を含む等匏を'''方皋匏'''ほうおいしき、英equation むク゚むションずいう。 たたこの匏は、1次の項ず定数の項で成り立っおいるので、1次匏ずいうこずになる。 数ある方皋匏の䞭でも1次匏でできたものを、'''䞀次方皋匏'''いちじほうおいしきずいう。 方皋匏の基本的な匏は、 :ax + b = 0  (aは0でない数) もしくは、 :ax = b である。 たた、小孊校で習った「□を䜿った匏」も方皋匏ず同じ様なこずである。 == 等匏の性質 == 方皋匏の答えを導く前に、等匏の性質に぀いお習埗しおおこう。 たず、以䞋の匏が成り立぀ずする。ここでAずBは「どんな数でもよいからずりあえず䜕らかの数」を衚す。 :<math>A=B</math> このずき、"="で結ばれた匏を'''等匏'''ずうしきずいい、その䞡偎にある郚分を、それぞれ'''蟺'''ずいう。 特に、"="の巊偎を'''巊蟺'''(さぞん)ずいい、右偎を'''右蟺'''うぞんずいう。 理解しおおくべき等匏の性質は以䞋の4぀である。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''等匏の性質''' |- |style="padding:5px"|  <math>A=B</math> のずき、次の性質が成り立぀。 |- |style="padding:5px"|1. 等匏の䞡方の蟺(䞡蟺)に同じ数を加えおも、等匏は成り立぀。  <math>A+C=B+C</math> |- |style="padding:5px"|2. 等匏の䞡蟺から同じ数を匕いおも、等匏は成り立぀。      <math>A-C=B-C</math> |- |style="padding:5px"|3. 等匏の䞡蟺に同じ数を掛けおも、等匏は成り立぀。       <math>AC=BC</math> |- |style="padding:5px"|4. 等匏の䞡蟺を同じ数で割っおも、等匏は成り立぀ただし、割る数が0の堎合を陀く。<br>                                <math>\frac{A}{C} = \frac{B}{C}</math>   ただし <math> C \ne 0 </math> |} ※ (1)<math> \ne </math> ずは、「等しくない」ずいう意味の蚘号です。 (2)次の性質も成り立぀。 5.等匏の䞡蟺を入れ{{Ruby|替|か}}えおも、等匏は成り立぀。 <math>B=A</math> 実際に AずBに䜕らかの倀を代入しお、定数を四則挔算しおみよう。 代入ずは蚈算をする時に、匏䞭の文字に、ある特定の数字を入れ、蚈算をするこず Aに6を代入する。 A=Bなので、Bも6になる。 :そしお䞡蟺に2をたすず、 A+C = B+C ::6 + 2 = 6 + 2 = 8 ::A-C = B-C ::6 - 2 = 6 - 2 = 4 ::''AC'' = ''BC'' ::6 &times; 2 = 6 &times; 2 = 12 ::<math>\frac{A}{C} </math> = <math>\frac{B}{C} </math> ::<math>\frac{6}{2} </math> = <math>\frac{6}{2} </math> = 3 等匏の性質は、A,B,Cが7であれ243であれ-44でも、「4」で''C''=0のずきを陀いお、どんな数でも通甚する。 == 方皋匏の解き方 == === 等匏の性質を利甚する === 䟋題の方皋匏に戻っおみよう。 求めるのはxなので、''x''=''A''の圢にする必芁がある。 先ほどの匏は、 :40''x'' + 300 = 4100 等匏の性質の1぀に、等匏の䞡蟺に同じ数を加えおも、等匏は成り立぀、ずいうものがある。 そこで、巊蟺にある300を取るため、䞡蟺から300を匕く。するず、 :40''x'' + 300 - 300 = 4100 - 300 :40''x'' = 3800 ずなる。 そしおさらに等匏の性質を利甚しお、䞡蟺を''x''の係数40で割る。 :<math> \frac{40x}{40} = \frac{3800}{40} </math> :''x'' = 95 これにより、みかん1個の重さは95gずいうこずが分かった。 この95を、この方皋匏の'''解'''かいずいい、解を求めるこずを、方皋匏を'''解く'''ずくずいう。 䞀般に、なんらかの方皋匏のある堎合に、xに数倀を代入したずきに、その方皋匏がなりた぀倀のこずを、'''解'''かい ずいう。たた、方皋匏の解かいをもずめるこずを぀たり、その方皋匏をみたす倉数xなどの倀をもずめるこずを、その方皋匏を '''解く'''ずく ずいう。 さお、䞊蚘のような解き方が正しいこずを確認するために、怜算もしおみよう。 怜算は、元の匏の未知数(ここでは''x'')に解を代入しお、蚈算結果が巊蟺ず右蟺で䞀臎すればよい。 :(巊蟺)40 &times; 95 + 300 = 4100 :(右蟺)4100 (巊蟺) = (右蟺)なので、95は正しい解である。 === 移項 === 先ほどの方皋匏では、 :40''x'' + 300 = 4100 
 ① :40''x'' + 300 - 300 = 4100 - 300 :40''x'' = 4100 - 300 
 ② ず匏を倉圢した。 ①ず②の匏を比べるず、巊蟺にあった+300が、-300ずなっお右蟺に移ったず芋るこずができる。 この、等匏の片方の蟺にある項を、笊号を倉えおもう片方の蟺に移すこずを'''移項'''(いこう)ずいう。 最も簡単な䟋ずしお、方皋匏''x'' - 5 = 31 を解いおみよう。 移項を利甚するず、 :''x'' - 5 = 31 :''x'' = 31+5 = 36 (36-5=31) ずなる。 方皋匏''5x'' - 7 = 3''x''+9 を解いおみよう。 == 方皋匏の利甚 == 方皋匏にかかわらず、方皋匏を利甚する時に重芁なこずずしお、方皋匏を解くだけでなく、方皋匏を組み立おたり、正しい答えを導き出す䜜業も重芁である。 特に文章題では、解を曞くだけでは䞍十分なこずがあるので、䞎えられおいる問題に察しおどのような回答が望たしいかをじっくり考えなければならない。 ;䟋題 :Aさんは、600m離れた駅に向かっお、埒歩で自宅を出た。 :家を出た12分埌に、Bさんが自転車でAさんの家を出た。 :Aさんの歩く速さを分速50m、Bさんの自転車の速さを分速200mずするず、BさんはAさんが駅に着くたでにAさんに合流できるか。 芁玠が耇雑にからみ合っおいるが、衚や図に衚すず分かりやすくなる。 今回は、BさんがAさんの家を出た時刻から''x''分埌にAさんに远い぀くずしおたずめおみる。 <table border = "1" cellpadding = "2"> <caption>数量の関係</caption> <tr><th><th>Aさん<th>Bさん <tr><th>速さ(m/分)<td>50<td>200 <tr><th>远い぀くたでの時間(分)<td>12+''x''<td>x <tr><th>远い぀くたでの道のり(m)<td>50(12+''x'')<td>200x </table> BさんがAさんに远い぀くずいうこずは、 :(Aさんが歩いた道のり) = (Bさんが走った道のり) ずいうこずになる。 この方皋匏を解くず、 :50(12+''x'') = 200''x'' :600 + 50''x'' = 200''x'' :150''x'' = 600 :''x'' = 4 ぀たり、4分埌に远い぀くずいうこずになる。 Bさんは200m/分で移動しおいるので、 :200 &times; 4 = 800 より、Bさんが出発しおから4分経った時点で800m移動しおいるこずになる。 しかし、Aさんの家から駅たでは600mなので、既にAさんは駅に到着しおおり、それたでにはBさんはAさんに远い぀けない。 :答.远い぀けない このように、方皋匏の解が問題の答えでないこずもある。 == 䞀次方皋匏 == 䞀次匏で方皋匏があらわされる匏を'''䞀次方皋匏'''いちじ ほうおいしきずいう。 䞀次方皋匏は :ax + b = 0  (a≠0) : :の圢に衚せる。ここで、a=0の堎合は䞀次方皋匏ではなくなるので、a≠0 ずいう条件を぀けた。 == 䞀次方皋匏の解の公匏 == 䞀次方皋匏を敎理するず次のような圢になる。 :''ax'' + ''b'' = ''c'' 定数項であるbを移項するず、次のようになる。 :''ax'' = ''c''-''b'' この状態から、䞡蟺をaで割るず、xに぀いおの匏に盎すこずができる。 :''x'' = <math>\begin{matrix} \frac{c-b}{a} \end{matrix}</math> これが䞀次方皋匏の解の公匏である。 == 比ず比䟋匏 == === 比の倀 === 比 <math>a\ :\ b</math> に察し、aをbで割った倀 <math>\frac{a}{b}</math> を、 <math>a\ :\ b</math> の'''比の倀'''ずいう。 䟋えば、 <math>9\ :\ 15</math> の比の倀は、<math>\frac{9}{15} = \frac{3}{5}</math> である。 === 比䟋匏 === 比<math>a\ :\ b</math>ず比<math>c\ :\ d</math>の比の倀が等しいずき、<math>a\ :\ b = c\ :\ d</math>ず曞く。このような、2぀の比の比の倀が等しいこずを瀺す等匏を'''比䟋匏'''ずいう。 <math>a\ :\ b = c\ :\ d</math>であるずき、次のこずが成り立぀。 :<math>a\ :\ b = c\ :\ d</math> ならば <math>ad = bc</math> ;䟋題 :瞊ず暪の長さの比が<math>3\ :\ 4</math>の長方圢がある。瞊の長さが18cmのずき、暪の長さは䜕cmですか。 暪の長さをx cmずするず、 :<math>3\ :\ 4 = 18\ :\ x</math> が成り立぀。䞊の性質を䜿うず、 :<math>3 \times x = 18 \times 4</math> :<math>3x = 72</math> :<math>x = 24</math> ずなり、答えは24cmずなる。 [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|1ほうおいしき]]
null
2022-07-10T16:48:28Z
[ "テンプレヌト:Stub", "テンプレヌト:Ruby" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A61%E5%B9%B4_%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F
3,028
äž­å­Šæ•°å­Š1幎 比䟋ず反比䟋
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 比䟋ず反比䟋 数孊ではグラフを曞くずきに、右の図のような栌子状の平面を甚いる堎合が倚い。このような数の割りふられた栌子状の平面を座暙平面(ざひょうぞいめん)ずいい、これをグラフ甚玙ずしお利甚する。本来、座暙平面ずグラフ甚玙は甚途の異なる別々の存圚だが、芋た目の区別が぀かないこずからしばしば混同され、共通の甚語で衚珟される堎合がある。小孊校でも「グラフ」を孊んだず思われるが、䞭孊校では負の数も考えるので、䞊・右だけでなく、巊、䞋ぞずも広がっおいる平面ずしお考える。グラフの暪の数盎線をx軞(゚ックスじく)、瞊の数盎線をy軞(ワむじく)ず呌ぶ。2本の座暙軞はそれぞれ倀0に察応する点で盎亀させる。この点、x = 0, y = 0 を衚す点で、原点(げんおん)ず呌ぶ。ふ぀う蚘号 O (オヌ)で衚す(れロではない)。原点はx軞ずy軞の亀わる点にある。因みに平面座暙䞊のOはorigin(オリゞン)を意味する。オリゞンは「原点、基点」を意味する。 この章のタむトルは『比䟋・反比䟋のグラフ』だが、これら「座暙平面」や「原点」・「x軞」・「y軞」などの甚語は、比䟋や反比䟋の圢のグラフにかぎらず、どんな圢のグラフでも、右図のようにタテずペコに䞀定間隔に数盎線がある堎合には分野を越えお共通に䜿われる甚語である。座暙は平面座暙の他にも、耇玠平面(ガりス平面)や平面盎角座暙などがある。 座暙平面の䜿い方の䟋ずしお、右図に方皋匏 2x-y=0 を満たす2数の順序察(x,y)が、座暙平面䞊の盎線を圢䜜る䟋をしめす。 たた、原点をあらわす蚘号Oは、匏の盎線ず重ならないように、少しだけ䜍眮をズラしお曞き蟌むこずが䞀般によく行われおいる。 右図に y = -2x の匏であらわされる盎線を座暙平面であらわした䟋をしめす。 右図の䟋からも分かるように、 y=ax の圢の匏で係数aが 負の数 の堎合は、右䞋がりの盎線になる。 たた、さきほどの y = 2x のグラフを思い起こせばわかるように、 係数aが 正の数 の堎合は、右䞊がりの盎線になる。 y = 3 2 x {\displaystyle y={\frac {3}{2}}x} の䟋を右図にしめす。このように、y=ax の係数 a が分数や小数であっおも座暙平面を䜿っおよい。 たた、分数を係数にも぀グラフは、右図の y = 3 2 x {\displaystyle y={\frac {3}{2}}x} のグラフのように、たずえば 3 2 {\displaystyle {\frac {3}{2}}} を xの係数 ずしお持぀なら、x軞方向(右)に2進むたびにy軞方向(侊)に3進んでいる。 右図のように座暙のサむズは自由であり、マス目が等間隔ならば、瞊長でもいいし、暪長でもいい。 ただしx座暙にもy座暙にも負の数(-の数)がある。 右の図は、座暙䞊に点を取った様子である。点Aは、原点から右に4、䞊に3進んだずころにある。そこで、この点の䜍眮を衚すずきには、次のように衚す。 䞀般に、原点から右にx、䞊にy進んだずころにある点の座暙を ず曞く。 もし、その(x,y) にある点が、点Cならば のように曞く。 このずき、xをその点のx座暙(゚ックスざひょう)ず呌び、yをy座暙(ワむざひょう)ず呌ぶ。぀たり、点Aのx座暙は4であり、y座暙は3ずいえる。 たた、図の巊䞋にある点 B の座暙を衚すこずを考えおみるず、これは原点から巊に2぀、䞋に3぀進んだずころにある。これは、負の数で蚀い換えるず、右に-2、䞊に-3進んだずころにある。よっお、点 B の䜍眮は「座暙が (-2, -3)である」もしくは「x座暙が -2、y座暙が -3である」ず蚀える。 原点Oの座暙は (0,0) である。 䟋えば、空の颚呂に氎を入れるずき、氎の深さは氎を入れ始めおからの時間にずもなっお倉わる。 x 分埌の氎の深さを y cmずするず、x , y はいろいろな倀をずる。 この x , y のように、いろいろな倀をずる文字を倉数(ぞんすう)ずいう。 ある量ず、そのある量にずもなっお倉わる他の量があり、それぞれを倉数 x , y で衚すずき、x の倀を決めるずそれに぀れお y の倀もただ1぀に決たるこずを、 y は x の関数(かんすう)であるずいう。䟋えば䞊の䟋のyはxの関数である。 二぀の倉数が比䟋の関係にあるずは 等匏 y =ax が成り立぀こずをいい、この匏の䞭でx ず y が倉数、a が比䟋定数である。このように、関数である2数の倀を等匏で瀺したものを、関係匏(かんけいしき)ずいう。関数の党おが関係匏を持぀わけではないが、䞭孊数孊では関係匏を持぀関数を䞻に孊んでゆく。関数を決定するずは、関係匏を明らかにするこずを指す堎合が倚い。たた、孊幎ごずに異なる圢の関係匏を持぀関数に぀いお孊習を進めお行く。小孊校では比䟋する2数の関係を、片方の倉数が2倍, 3倍, ......, n倍になるず、もう片方の倉数も2倍, 3倍, ......, n倍になるず定めたが、数孊ではこれを比䟋の持぀性質のひず぀ず考え、䞊に瀺した圢の関係匏を持぀x ず y を、比䟋の関係ず定矩する。 泚意: 数孊では䞊蚘の匏のように、倉数や文字定数、方皋匏で出おきたような未知数を、ひず぀の匏の䞭で同時に文字で衚すこずがある。䞊蚘の匏では、x ず y が倉数で、a が文字定数である。文字の皮類によっお、倉数、文字定数、未知数の䜿い分けが特に決たっおいるわけではないので、匏を読むずきにはどの文字が倉数でどの文字が定数ずしお䜿われおいるかを意識し、よく確認しおおこう。 比䟋はy=axの圢の関係匏を持぀倉数x,yの関数関係を指したが、 これに察し、xy=aすなわち、 の圢の関係匏を持぀倉数x,yの関数関係を、反比䟋(はんぎれい、英:inverse proportion)ずよぶ。反比䟋では、 片方の倉数が2倍,3倍,......,n倍になるず、もう片方の倉数は 1 2 {\displaystyle {\begin{matrix}{\dfrac {1}{2}}\end{matrix}}} 倍, 1 3 {\displaystyle {\begin{matrix}{\dfrac {1}{3}}\end{matrix}}} 倍, ......, 1 n {\displaystyle {\begin{matrix}{\dfrac {1}{n}}\end{matrix}}} 倍ずなる関係を持っおいる。 この匏の堎合、yはxに反比䟋するずいう。慣習䞊、反比䟋の堎合でもaは「比䟋定数」(ひれいおいすう)ずいう。 y=axず同様、この反比䟋の匏 y = a x {\displaystyle y={\frac {a}{x}}} の堎合も「yはxの関数である」ずいえる。 反比䟋では、その定矩から、xずyの積が垞に䞀定(どちらかが0である時を陀く)になる。 比䟋を利甚した問題である。 くぎ20本の重さは50gでした。くぎ150本の重さを求めなさい。 くぎの重さはくぎの数に比䟋するため、くぎの1本の重さをy g ずするず、 ずいう䞀次方皋匏に盎せる。この方皋匏を解くず、 y = 5 2 {\displaystyle y={\frac {5}{2}}} ずなる。 これは1本あたりの重さなのでyで党䜓の重さを衚し、くぎの本数をxで衚すず y = 5 x 2 {\displaystyle y={\frac {5x}{2}}} ずいう比䟋の匏ができる。 問題の堎合、150本の堎合の重さを求めるので、匏にx=150を代入する。 y = 750 2 {\displaystyle y={\frac {750}{2}}} y = 375 {\displaystyle y=375} すなわち375g、ずいうこずになる。 反比䟋を利甚した問題である。 面積が30 c m 2 {\displaystyle {cm}^{2}} の長方圢を䜜りたい。暪を8cmずするずき、瞊は䜕cmにすればいいか。 面積をある䞀定の数に定める堎合、長方圢の瞊ず暪の長さは反比䟋する。瞊の長さをyずするず、 (8y = 30) y = 15 4 {\displaystyle y={\frac {15}{4}}} すなわち 15 4 {\displaystyle {\frac {15}{4}}} cm、ずいうこずになる。 次のような問題を考える。 ここにたくさんのお湯の入った湯船がある。蛇口をひねれば最倧で1分あたり1lの速床でお湯を足すこずができる。たた、栓を党お抜けば1分あたり2lの速床で排氎できる。さらに、栓を半開きにするこずで、排氎速床は毎分0 ~2lの間で奜きな量になるように調敎するこずができる。蛇口、栓を調敎しお2分間攟眮するずき、湯船のお湯はどれだけ増枛させられるだろうか。 湯船の泚湯速床を毎分 xlずする。たた、2 分埌の湯船のお湯の増加量を ylずするず、 ずなる。この匏のグラフは右図の青い盎線である。 さお、問題文より、xは の範囲の倀しかずるこずができない。 この領域をグラフに衚すず、グラフの氎色に塗り぀ぶされた領域ずなる。 よっお、xが動く範囲を考えるずyのグラフはPからRたでの倪い青の線分ずなる。 したがっお、グラフを芋るずyが動くこずができる範囲は -4 ≩ y ≩ 2 であるこずが分かる。぀たり、-4l枛少~2l増加の範囲で増枛するこずがわかる。 このように、倉数にはずるこずのできる倀の範囲に条件がある堎合がある。 ずるこずのできる倀の範囲を、その倉数の倉域(ぞんいき)ずいう。 yはxの関数であるずは、xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たるこずを指す。これを、xの関数yず衚珟するこずもある。よく怜定教科曞などで、 ずもなっお倉わる2぀の倉数x,yがあっお、... ずいう蚘述を芋かけるが、これは正しくない。xの倀が倉化したずき、これにずもなっおyの倀が倉わらなくおも(䟋えば、垞に y=3 の堎合)、「yの倀が1぀だけ決たる」ずいう条件にはあおはたるので、yはxの関数であるずいえる。この関数は定数関数ず呌ばれ、yの倀に倉化が芋られないので぀たらないず思うかもしれないが、埌に孊ぶ継ぎ接ぎ関数の䞭で、しばしば芋られるポピュラヌな関数の䞀぀である。 たずえば、小孊校などで䞀日の気枩の倉化を1時間ごずに芳枬した折れ線グラフでも、xを時間、yを気枩ずすれば、xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる。 このように、xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる堎合、この関係を関数(かんすう)であるずいう。 関数ずは䜕かに぀いお、さきほど「xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる」ず説明したが、実はこの決たりさえ守れば、関係匏で衚せなくおも関数である。(たずえば、気枩の䟋では、yの倀をxの倀から求める蚈算匏はない。) このように「xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる」ずだけ関数の芁件を決めおおくこずにより、数匏であらわせないものであっおも、必芁に応じお関数ずしお利甚できるので、掻甚しやすくなる。 たた、この気枩の折れ線グラフの䟋からも分かるように、関数は折れ線であっおもいいし、䞀次匏や文字匏であらわせなくおもいい。 そしお重芁なこずずしお、「xずyの関係を䞀次匏や文字匏などの数匏であらわせなくおもいい」ずいうこずは、「関係を数匏であらわせおもいい」ずいうこずである。 なので、正比䟋や反比䟋などの比䟋関係も、関数であるずいえる。 なお、䞭孊二幎で習う「䞀次関数」ずは、xずyの関係が䞀次匏で衚せる堎合である。 気枩の折れ線グラフでは、気枩を枬定しおない時間垯には、圓然、関数が存圚しない。 たずえば、その日の朝6時から倕方5時たで気枩を枬定したら、そのあいだの時間だけが、関数の倀が存圚する時間垯である。 この、気枩グラフで気枩枬定した時間垯のように、関数の倀が存圚する倉数の領域のこずを倉域(ぞんいき)ずいう。 なお、文字匏であらわせる関数にも倉域のある堎合がある。 たずえば、反比䟋の匏の関数 では、x=0 の郚分は、倉域から倖れる 䞀次匏であらわせる匏でも、文章題などの応甚問題では倉域が存圚する。 たずえば ずいう問題では、 ず匏で衚せるが、 窓のあけられた長さを0よりも小さくはできないし、窓の可動範囲たでしか窓を開けないので、xに䞊限も存圚する。 äž­å­Š1幎で習う『関数』の単元は入門的な内容のため、数匏であらわせる関数に぀いおは䞭孊1幎では「比䟋」や「反比䟋」ずいった、単項匏たたはその逆数であらわせる関数だけをあらわしおおり、関数の抂念を䜿わなくおも匏を解けるため、わざわざ「関数」ずいう抂念を構築する必芁性が分かりづらい。 しかし、本来の関数ずは、たずえ、もしyの匏がxの二次匏たたは二次より倧きい次数の数匏であっおも、それが条件「xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる」ずいう条件を満たしおいるならば、その堎合「yはxの関数である」である。逆に蚀えばこのペヌゞの単元「比䟋、反比䟋」の比䟋ずも関連する。぀たり関数は研究しおいくず簡単に解く方法が芋぀かるかもしれない。 最終的に読者が䞭孊3幎や高校で習う関数の理論は、このような、xに぀いおの二次匏以䞊のyの匏でも関数ずしおあ぀かう理論である。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 比䟋ず反比䟋", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "数孊ではグラフを曞くずきに、右の図のような栌子状の平面を甚いる堎合が倚い。このような数の割りふられた栌子状の平面を座暙平面(ざひょうぞいめん)ずいい、これをグラフ甚玙ずしお利甚する。本来、座暙平面ずグラフ甚玙は甚途の異なる別々の存圚だが、芋た目の区別が぀かないこずからしばしば混同され、共通の甚語で衚珟される堎合がある。小孊校でも「グラフ」を孊んだず思われるが、䞭孊校では負の数も考えるので、䞊・右だけでなく、巊、䞋ぞずも広がっおいる平面ずしお考える。グラフの暪の数盎線をx軞(゚ックスじく)、瞊の数盎線をy軞(ワむじく)ず呌ぶ。2本の座暙軞はそれぞれ倀0に察応する点で盎亀させる。この点、x = 0, y = 0 を衚す点で、原点(げんおん)ず呌ぶ。ふ぀う蚘号 O (オヌ)で衚す(れロではない)。原点はx軞ずy軞の亀わる点にある。因みに平面座暙䞊のOはorigin(オリゞン)を意味する。オリゞンは「原点、基点」を意味する。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "この章のタむトルは『比䟋・反比䟋のグラフ』だが、これら「座暙平面」や「原点」・「x軞」・「y軞」などの甚語は、比䟋や反比䟋の圢のグラフにかぎらず、どんな圢のグラフでも、右図のようにタテずペコに䞀定間隔に数盎線がある堎合には分野を越えお共通に䜿われる甚語である。座暙は平面座暙の他にも、耇玠平面(ガりス平面)や平面盎角座暙などがある。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "座暙平面の䜿い方の䟋ずしお、右図に方皋匏 2x-y=0 を満たす2数の順序察(x,y)が、座暙平面䞊の盎線を圢䜜る䟋をしめす。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "たた、原点をあらわす蚘号Oは、匏の盎線ず重ならないように、少しだけ䜍眮をズラしお曞き蟌むこずが䞀般によく行われおいる。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "右図に y = -2x の匏であらわされる盎線を座暙平面であらわした䟋をしめす。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "右図の䟋からも分かるように、 y=ax の圢の匏で係数aが 負の数 の堎合は、右䞋がりの盎線になる。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "たた、さきほどの y = 2x のグラフを思い起こせばわかるように、 係数aが 正の数 の堎合は、右䞊がりの盎線になる。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "y = 3 2 x {\\displaystyle y={\\frac {3}{2}}x} の䟋を右図にしめす。このように、y=ax の係数 a が分数や小数であっおも座暙平面を䜿っおよい。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "たた、分数を係数にも぀グラフは、右図の y = 3 2 x {\\displaystyle y={\\frac {3}{2}}x} のグラフのように、たずえば 3 2 {\\displaystyle {\\frac {3}{2}}} を xの係数 ずしお持぀なら、x軞方向(右)に2進むたびにy軞方向(侊)に3進んでいる。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "右図のように座暙のサむズは自由であり、マス目が等間隔ならば、瞊長でもいいし、暪長でもいい。 ただしx座暙にもy座暙にも負の数(-の数)がある。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "右の図は、座暙䞊に点を取った様子である。点Aは、原点から右に4、䞊に3進んだずころにある。そこで、この点の䜍眮を衚すずきには、次のように衚す。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "䞀般に、原点から右にx、䞊にy進んだずころにある点の座暙を", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "ず曞く。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "もし、その(x,y) にある点が、点Cならば", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "のように曞く。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "このずき、xをその点のx座暙(゚ックスざひょう)ず呌び、yをy座暙(ワむざひょう)ず呌ぶ。぀たり、点Aのx座暙は4であり、y座暙は3ずいえる。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "たた、図の巊䞋にある点 B の座暙を衚すこずを考えおみるず、これは原点から巊に2぀、䞋に3぀進んだずころにある。これは、負の数で蚀い換えるず、右に-2、䞊に-3進んだずころにある。よっお、点 B の䜍眮は「座暙が (-2, -3)である」もしくは「x座暙が -2、y座暙が -3である」ず蚀える。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "原点Oの座暙は (0,0) である。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "䟋えば、空の颚呂に氎を入れるずき、氎の深さは氎を入れ始めおからの時間にずもなっお倉わる。 x 分埌の氎の深さを y cmずするず、x , y はいろいろな倀をずる。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "この x , y のように、いろいろな倀をずる文字を倉数(ぞんすう)ずいう。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "ある量ず、そのある量にずもなっお倉わる他の量があり、それぞれを倉数 x , y で衚すずき、x の倀を決めるずそれに぀れお y の倀もただ1぀に決たるこずを、 y は x の関数(かんすう)であるずいう。䟋えば䞊の䟋のyはxの関数である。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "二぀の倉数が比䟋の関係にあるずは 等匏 y =ax が成り立぀こずをいい、この匏の䞭でx ず y が倉数、a が比䟋定数である。このように、関数である2数の倀を等匏で瀺したものを、関係匏(かんけいしき)ずいう。関数の党おが関係匏を持぀わけではないが、䞭孊数孊では関係匏を持぀関数を䞻に孊んでゆく。関数を決定するずは、関係匏を明らかにするこずを指す堎合が倚い。たた、孊幎ごずに異なる圢の関係匏を持぀関数に぀いお孊習を進めお行く。小孊校では比䟋する2数の関係を、片方の倉数が2倍, 3倍, ......, n倍になるず、もう片方の倉数も2倍, 3倍, ......, n倍になるず定めたが、数孊ではこれを比䟋の持぀性質のひず぀ず考え、䞊に瀺した圢の関係匏を持぀x ず y を、比䟋の関係ず定矩する。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "泚意: 数孊では䞊蚘の匏のように、倉数や文字定数、方皋匏で出おきたような未知数を、ひず぀の匏の䞭で同時に文字で衚すこずがある。䞊蚘の匏では、x ず y が倉数で、a が文字定数である。文字の皮類によっお、倉数、文字定数、未知数の䜿い分けが特に決たっおいるわけではないので、匏を読むずきにはどの文字が倉数でどの文字が定数ずしお䜿われおいるかを意識し、よく確認しおおこう。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "比䟋はy=axの圢の関係匏を持぀倉数x,yの関数関係を指したが、 これに察し、xy=aすなわち、", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "の圢の関係匏を持぀倉数x,yの関数関係を、反比䟋(はんぎれい、英:inverse proportion)ずよぶ。反比䟋では、 片方の倉数が2倍,3倍,......,n倍になるず、もう片方の倉数は 1 2 {\\displaystyle {\\begin{matrix}{\\dfrac {1}{2}}\\end{matrix}}} 倍, 1 3 {\\displaystyle {\\begin{matrix}{\\dfrac {1}{3}}\\end{matrix}}} 倍, ......, 1 n {\\displaystyle {\\begin{matrix}{\\dfrac {1}{n}}\\end{matrix}}} 倍ずなる関係を持っおいる。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "この匏の堎合、yはxに反比䟋するずいう。慣習䞊、反比䟋の堎合でもaは「比䟋定数」(ひれいおいすう)ずいう。 y=axず同様、この反比䟋の匏 y = a x {\\displaystyle y={\\frac {a}{x}}} の堎合も「yはxの関数である」ずいえる。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "反比䟋では、その定矩から、xずyの積が垞に䞀定(どちらかが0である時を陀く)になる。", "title": "比䟋・反比䟋のグラフ" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "比䟋を利甚した問題である。", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "くぎ20本の重さは50gでした。くぎ150本の重さを求めなさい。", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "くぎの重さはくぎの数に比䟋するため、くぎの1本の重さをy g ずするず、", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "ずいう䞀次方皋匏に盎せる。この方皋匏を解くず、 y = 5 2 {\\displaystyle y={\\frac {5}{2}}} ずなる。 これは1本あたりの重さなのでyで党䜓の重さを衚し、くぎの本数をxで衚すず y = 5 x 2 {\\displaystyle y={\\frac {5x}{2}}} ずいう比䟋の匏ができる。", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "問題の堎合、150本の堎合の重さを求めるので、匏にx=150を代入する。", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "y = 750 2 {\\displaystyle y={\\frac {750}{2}}}", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "y = 375 {\\displaystyle y=375}", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "すなわち375g、ずいうこずになる。", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "反比䟋を利甚した問題である。", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "面積が30 c m 2 {\\displaystyle {cm}^{2}} の長方圢を䜜りたい。暪を8cmずするずき、瞊は䜕cmにすればいいか。", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "面積をある䞀定の数に定める堎合、長方圢の瞊ず暪の長さは反比䟋する。瞊の長さをyずするず、", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "(8y = 30) y = 15 4 {\\displaystyle y={\\frac {15}{4}}}", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "すなわち 15 4 {\\displaystyle {\\frac {15}{4}}} cm、ずいうこずになる。", "title": "比䟋・反比䟋の利甚" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "次のような問題を考える。 ここにたくさんのお湯の入った湯船がある。蛇口をひねれば最倧で1分あたり1lの速床でお湯を足すこずができる。たた、栓を党お抜けば1分あたり2lの速床で排氎できる。さらに、栓を半開きにするこずで、排氎速床は毎分0 ~2lの間で奜きな量になるように調敎するこずができる。蛇口、栓を調敎しお2分間攟眮するずき、湯船のお湯はどれだけ増枛させられるだろうか。", "title": "グラフの範囲(発展)" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "湯船の泚湯速床を毎分 xlずする。たた、2 分埌の湯船のお湯の増加量を ylずするず、", "title": "グラフの範囲(発展)" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "ずなる。この匏のグラフは右図の青い盎線である。", "title": "グラフの範囲(発展)" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "さお、問題文より、xは", "title": "グラフの範囲(発展)" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "の範囲の倀しかずるこずができない。 この領域をグラフに衚すず、グラフの氎色に塗り぀ぶされた領域ずなる。", "title": "グラフの範囲(発展)" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "よっお、xが動く範囲を考えるずyのグラフはPからRたでの倪い青の線分ずなる。", "title": "グラフの範囲(発展)" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "したがっお、グラフを芋るずyが動くこずができる範囲は -4 ≩ y ≩ 2 であるこずが分かる。぀たり、-4l枛少~2l増加の範囲で増枛するこずがわかる。", "title": "グラフの範囲(発展)" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "このように、倉数にはずるこずのできる倀の範囲に条件がある堎合がある。 ずるこずのできる倀の範囲を、その倉数の倉域(ぞんいき)ずいう。", "title": "グラフの範囲(発展)" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "yはxの関数であるずは、xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たるこずを指す。これを、xの関数yず衚珟するこずもある。よく怜定教科曞などで、 ずもなっお倉わる2぀の倉数x,yがあっお、... ずいう蚘述を芋かけるが、これは正しくない。xの倀が倉化したずき、これにずもなっおyの倀が倉わらなくおも(䟋えば、垞に y=3 の堎合)、「yの倀が1぀だけ決たる」ずいう条件にはあおはたるので、yはxの関数であるずいえる。この関数は定数関数ず呌ばれ、yの倀に倉化が芋られないので぀たらないず思うかもしれないが、埌に孊ぶ継ぎ接ぎ関数の䞭で、しばしば芋られるポピュラヌな関数の䞀぀である。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "たずえば、小孊校などで䞀日の気枩の倉化を1時間ごずに芳枬した折れ線グラフでも、xを時間、yを気枩ずすれば、xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "このように、xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる堎合、この関係を関数(かんすう)であるずいう。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "関数ずは䜕かに぀いお、さきほど「xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる」ず説明したが、実はこの決たりさえ守れば、関係匏で衚せなくおも関数である。(たずえば、気枩の䟋では、yの倀をxの倀から求める蚈算匏はない。)", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "このように「xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる」ずだけ関数の芁件を決めおおくこずにより、数匏であらわせないものであっおも、必芁に応じお関数ずしお利甚できるので、掻甚しやすくなる。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "たた、この気枩の折れ線グラフの䟋からも分かるように、関数は折れ線であっおもいいし、䞀次匏や文字匏であらわせなくおもいい。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "そしお重芁なこずずしお、「xずyの関係を䞀次匏や文字匏などの数匏であらわせなくおもいい」ずいうこずは、「関係を数匏であらわせおもいい」ずいうこずである。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "なので、正比䟋や反比䟋などの比䟋関係も、関数であるずいえる。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "なお、䞭孊二幎で習う「䞀次関数」ずは、xずyの関係が䞀次匏で衚せる堎合である。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "気枩の折れ線グラフでは、気枩を枬定しおない時間垯には、圓然、関数が存圚しない。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "たずえば、その日の朝6時から倕方5時たで気枩を枬定したら、そのあいだの時間だけが、関数の倀が存圚する時間垯である。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "この、気枩グラフで気枩枬定した時間垯のように、関数の倀が存圚する倉数の領域のこずを倉域(ぞんいき)ずいう。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "なお、文字匏であらわせる関数にも倉域のある堎合がある。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "たずえば、反比䟋の匏の関数", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "では、x=0 の郚分は、倉域から倖れる", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "䞀次匏であらわせる匏でも、文章題などの応甚問題では倉域が存圚する。 たずえば", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "ずいう問題では、", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "ず匏で衚せるが、 窓のあけられた長さを0よりも小さくはできないし、窓の可動範囲たでしか窓を開けないので、xに䞊限も存圚する。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "äž­å­Š1幎で習う『関数』の単元は入門的な内容のため、数匏であらわせる関数に぀いおは䞭孊1幎では「比䟋」や「反比䟋」ずいった、単項匏たたはその逆数であらわせる関数だけをあらわしおおり、関数の抂念を䜿わなくおも匏を解けるため、わざわざ「関数」ずいう抂念を構築する必芁性が分かりづらい。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "しかし、本来の関数ずは、たずえ、もしyの匏がxの二次匏たたは二次より倧きい次数の数匏であっおも、それが条件「xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる」ずいう条件を満たしおいるならば、その堎合「yはxの関数である」である。逆に蚀えばこのペヌゞの単元「比䟋、反比䟋」の比䟋ずも関連する。぀たり関数は研究しおいくず簡単に解く方法が芋぀かるかもしれない。", "title": "※ äž­1の範囲" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "最終的に読者が䞭孊3幎や高校で習う関数の理論は、このような、xに぀いおの二次匏以䞊のyの匏でも関数ずしおあ぀かう理論である。", "title": "※ äž­1の範囲" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š1幎 > 比䟋ず反比䟋
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š1幎|pagename=比䟋ず反比䟋}} == 比䟋・反比䟋のグラフ == === グラフの基瀎 === [[File:Mathematical axis for education japanese.svg|right|400px|]] 数孊ではグラフを曞くずきに、右の図のような栌子状の平面を甚いる堎合が倚い。このような数の割りふられた栌子状の平面を'''座暙平面'''ざひょうぞいめんずいい、これをグラフ甚玙ずしお利甚する。本来、座暙平面ずグラフ甚玙は甚途の異なる別々の存圚だが、芋た目の区別が぀かないこずからしばしば混同され、共通の甚語で衚珟される堎合がある。小孊校でも「グラフ」を孊んだず思われるが、䞭孊校では負の数も考えるので、䞊・右だけでなく、巊、䞋ぞずも<!-- 無限に グラフを曞く甚玙は無限に広くないが-->広がっおいる平面ずしお考える。グラフの暪の数盎線を'''x軞'''゚ックスじく、瞊の数盎線を'''y軞'''ワむじくず呌ぶ。2本の座暙軞はそれぞれ倀0に察応する点で盎亀させる。この点、''x'' = 0, ''y'' = 0 を衚す点で、'''原点'''げんおんず呌ぶ。ふ぀う蚘号 ''O'' オヌで衚す(れロではない)。原点はx軞ずy軞の亀わる点にある。因みに平面座暙䞊のOはoriginオリゞンを意味する。オリゞンは「原点、基点」を意味する。 この章のタむトルは『比䟋・反比䟋のグラフ』だが、これら「座暙平面」や「原点」・「x軞」・「y軞」などの甚語は、比䟋や反比䟋の圢のグラフにかぎらず、どんな圢のグラフでも、右図のようにタテずペコに䞀定間隔に数盎線がある堎合には分野を越えお共通に䜿われる甚語である。座暙は平面座暙の他にも、耇玠平面ガりス平面や平面盎角座暙などがある。 {{-}} ---- [[File:Y=2x.svg|right|400px|]] 座暙平面の䜿い方の䟋ずしお、右図に方皋匏 2x-y=0 を満たす2数の順序察(x,y)が、座暙平面䞊の盎線を圢䜜る䟋をしめす。 たた、原点をあらわす蚘号Oは、匏の盎線ず重ならないように、少しだけ䜍眮をズラしお曞き蟌むこずが䞀般によく行われおいる。 {{-}} ---- [[File:Y=-2x.svg|right|400px|]] 右図に y = -2x の匏であらわされる盎線を座暙平面であらわした䟋をしめす。 右図の䟋からも分かるように、 y=ax の圢の匏で係数aが 負の数 の堎合は、右䞋がりの盎線になる。 たた、さきほどの y = 2x のグラフを思い起こせばわかるように、 係数aが 正の数 の堎合は、右䞊がりの盎線になる。 {{-}} [[File:Y=(3 divide 2)x.svg|right|400px|]] <math> y = \frac{3}{2}x </math> の䟋を右図にしめす。このように、y=ax の係数 a が分数や小数であっおも座暙平面を䜿っおよい。 {{-}} [[File:Gradient of y=(3 divide 2)x.svg|right|400px|]] たた、分数を係数にも぀グラフは、右図の <math>y = \frac{3}{2}x </math> のグラフのように、たずえば <math>\frac{3}{2}</math> を xの係数 ずしお持぀なら、x軞方向右に2進むたびにy軞方向䞊に3進んでいる。 {{-}} [[File:Coordinate 8 * 11 wirt Y=2x.svg|right|400px|]] 右図のように座暙のサむズは自由であり、マス目が等間隔ならば、瞊長でもいいし、暪長でもいい。 ただしx座暙にもy座暙にも負の数(-の数がある。 {{-}} {{clear}} [[画像:XY-plane example.svg|thumb|right|360px|''xy'' 座暙平面䞊の点]] 右の図は、座暙䞊に点を取った様子である。点''A''は、原点から右に4、䞊に3進んだずころにある。そこで、この点の䜍眮を衚すずきには、次のように衚す。 :''A''(4,3) 䞀般に、原点から右にx、䞊にy進んだずころにある点の座暙を :(''x'',''y'') ず曞く。 もし、そのx,y にある点が、点Cならば :C(''x'',''y'') のように曞く。 このずき、''x''をその点の'''x座暙'''゚ックスざひょうず呌び、''y''を'''y座暙'''ワむざひょうず呌ぶ。぀たり、点''A''のx座暙は4であり、y座暙は3ずいえる。 たた、図の巊䞋にある点 B の座暙を衚すこずを考えおみるず、これは原点から巊に2぀、䞋に3぀進んだずころにある。これは、[[äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š_1幎生-数量/正の数・負の数|負の数]]で蚀い換えるず、右に-2、䞊に-3進んだずころにある。よっお、点 B の䜍眮は「座暙が (-2, -3)である」もしくは「x座暙が -2、y座暙が -3である」ず蚀える。 原点Oの座暙は (0,0) である。 === 甚語 === ; ''x''軞暪軞 : 原点から巊右に䌞びた数盎線軞、y0 の点から成る。 ; ''y''軞瞊軞 : 原点から䞊䞋に䌞びた数盎線軞、x0 の点から成る。 ; 座暙軞 : x軞,y軞を合わせた蚀い方 ; 原点 : 座暙平面の䞭心の亀点 蚘号で{{ruby||オヌ}}ず衚す ; ''x''座暙 : 点の䜍眮を、暪軞x軞で読み取った倀。 ; ''y''座暙 : 点の䜍眮を、瞊軞y軞で読み取った倀。 ; 点の座暙 : 点の䜍眮をx座暙ずy座暙の2倀の順序察で衚したもの。x, yで曞き衚す。 {| class="wikitable" |- | ! 第䞀象限 !! 第二象限 !! 第䞉象限 !! 第四象限 |- ! x座暙 | æ­£ || è²  || è²  || æ­£ |- ! y座暙 | æ­£ || æ­£ || è²  || è²  |} [[File:Quadrant japanese.svg|thumb|300px|]] === 関数 === 䟋えば、空の颚呂に氎を入れるずき、氎の深さは氎を入れ始めおからの時間にずもなっお倉わる。 x 分埌の氎の深さを y cmずするず、x , y はいろいろな倀をずる。 この x , y のように、いろいろな倀をずる文字を'''倉数'''ぞんすうずいう。 ある量ず、そのある量にずもなっお倉わる他の量があり、それぞれを倉数 x , y で衚すずき、x の倀を決めるずそれに぀れお y の倀もただ1぀に決たるこずを、 y は x の'''関数'''かんすうであるずいう。䟋えば䞊の䟋のyはxの関数である。 二぀の倉数が比䟋の関係にあるずは 等匏 ''y'' ''ax'' が成り立぀こずをいい、この匏の䞭で''x'' ず ''y'' が倉数、''a'' が比䟋定数である。このように、関数である2数の倀を等匏で瀺したものを、'''関係匏'''かんけいしきずいう。関数の党おが関係匏を持぀わけではないが、䞭孊数孊では関係匏を持぀関数を䞻に孊んでゆく。関数を決定するずは、関係匏を明らかにするこずを指す堎合が倚い。たた、孊幎ごずに異なる圢の関係匏を持぀関数に぀いお孊習を進めお行く。小孊校では比䟋する2数の関係を、'''片方の倉数が2倍, 3倍, 

, n倍になるず、もう片方の倉数も2倍, 3倍, 

, n倍になる'''ず定めたが、数孊ではこれを比䟋の持぀性質のひず぀ず考え、䞊に瀺した圢の関係匏を持぀''x'' ず ''y'' を、比䟋の関係ず定矩する。 {{clear}} {{notice-box| 泚意: 数孊では䞊蚘の匏のように、倉数や文字定数、[[äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š_1幎生-数量/方皋匏|方皋匏]]で出おきたような未知数を、ひず぀の匏の䞭で同時に文字で衚すこずがある。䞊蚘の匏では、''x'' ず ''y'' が倉数で、''a'' が文字定数である。文字の皮類によっお、倉数、文字定数、未知数の䜿い分けが特に決たっおいるわけではないので、匏を読むずきにはどの文字が倉数でどの文字が定数ずしお䜿われおいるかを意識し、よく確認しおおこう。 }} ==== 比䟋の関係にある倉数の䟋 ==== * 時速 60km で走る車が ''x'' 時間かけお進む距離を ''y'' kmずしたずき、''y'' = 60 ''x'' である。 * 1個あたりの重さ 100グラム のみかん ''x'' 個の合蚈の重さを ''y'' グラムずしたずき、''y'' = 100 ''x'' である。 <br clear="all"/> === 反比䟋のグラフ === [[画像:Hyperbola g2 continuous.svg|thumb|right|360px|反比䟋の匏 <math>y = \frac{1}{x}</math> のグラフ]] 比䟋は''y''=''ax''の圢の関係匏を持぀倉数''x'',''y''の関数関係を指したが、<br> これに察し、''xy''=''a''すなわち、 : <math>y = \dfrac{a}{x}</math>   (aは定数) の圢の関係匏を持぀倉数''x'',''y''の関数関係を、反比䟋(はんぎれい、英inverse proportionずよぶ。反比䟋では、 '''片方の倉数が2倍,3倍,

,n倍になるず、もう片方の倉数は''' <math>\begin{matrix} \dfrac{1}{2} \end{matrix}</math>'''倍''', <math>\begin{matrix} \dfrac{1}{3} \end{matrix}</math>'''倍''', 

, <math>\begin{matrix} \dfrac{1}{n} \end{matrix}</math>'''倍ずなる'''関係を持っおいる。 この匏の堎合、'''yはxに反比䟋する'''ずいう。慣習䞊、反比䟋の堎合でもaは「比䟋定数」ひれいおいすうずいう。 ''y''=''ax''ず同様、この反比䟋の匏 <math>y = \frac{a}{x}</math> の堎合も「''y''は''x''の関数である」ずいえる。 反比䟋では、その定矩から、xずyの積が'''垞に䞀定'''(どちらかが0である時を陀く)になる。 ==== 反比䟋になる䟋 ==== * 10リットルのゞュヌスをx人で等分した䞀人分がyリットル  <math>y = \frac{10}{x}</math> * 面積が50<math>{cm}^2</math>の長方圢の瞊の長さがx cmのずき暪の長さがy cm  <math>y= \frac{50}{x}</math> == 比䟋・反比䟋の利甚 == === 比䟋の利甚 === 比䟋を利甚した問題である。 くぎ20本の重さは50gでした。くぎ150本の重さを求めなさい。 くぎの重さはくぎの数に比䟋するため、くぎの1本の重さをy g ずするず、 :20''y''=50 ずいう䞀次方皋匏に盎せる。この方皋匏を解くず、<math>y = \frac{5}{2}</math>ずなる。 これは1本あたりの重さなのでyで党䜓の重さを衚し、くぎの本数をxで衚すず<math>y = \frac{5x}{2}</math>ずいう比䟋の匏ができる。 問題の堎合、150本の堎合の重さを求めるので、匏にx=150を代入する。 <math>y = \frac{750}{2}</math> <math>y = 375</math> すなわち375g、ずいうこずになる。 === 反比䟋の利甚 === 反比䟋を利甚した問題である。 面積が30<math>{cm}^2</math>の長方圢を䜜りたい。暪を8cmずするずき、瞊は䜕cmにすればいいか。 面積をある䞀定の数に定める堎合、長方圢の瞊ず暪の長さは反比䟋する。瞊の長さをyずするず、 (8y = 30)<br> <math>y = \frac{15}{4}</math> すなわち<math>\frac{15}{4}</math>cm、ずいうこずになる。 == グラフの範囲(発展) == 次のような問題を考える。 ここにたくさんのお湯の入った湯船がある。{{ruby|蛇|じゃ}}口をひねれば最倧で1分あたり1{{ruby|ℓ|リットル}}の速床でお湯を足すこずができる。たた、{{ruby|栓|せん}}を党お抜けば1分あたり2ℓの速床で排氎できる。さらに、栓を半開きにするこずで、排氎速床は毎分0 2ℓの間で奜きな量になるように調敎するこずができる。蛇口、栓を調敎しお2分間攟眮するずき、湯船のお湯はどれだけ増枛させられるだろうか。<!-- 厳密にいえば排氎速床は残っおいる氎の高さによっお倉化しおしたうのだが、短い時間であるのでここでは䞀定ずする。 --> [[画像:XY-plane example y eq 2x with domain.svg|thumb|right|360px|''y'' = 2''x'' (-2≩''x''≩1のグラフ]]<!-- P, Rの癜䞞をぬり぀ぶさねば --> 湯船の泚湯速床を毎分 ''x''ℓずする。たた、2 分埌の湯船のお湯の増加量を yℓずするず、 : ''y'' = 2''x'' ずなる。この匏のグラフは右図の青い盎線である。 さお、問題文より、''x''は : -2 ≩ ''x'' ≩ 1 の範囲の倀しかずるこずができない。 この領域をグラフに衚すず、グラフの氎色に塗り぀ぶされた領域ずなる。 よっお、''x''が動く範囲を考えるず''y''のグラフはPからRたでの倪い青の線分ずなる。 したがっお、グラフを芋るず''y''が動くこずができる範囲は -4 ≩ ''y'' ≩ 2 であるこずが分かる。぀たり、-4ℓ枛少2ℓ増加の範囲で増枛するこずがわかる。 このように、倉数にはずるこずのできる倀の範囲に条件がある堎合がある。 ずるこずのできる倀の範囲<!--(「範囲」は(䞀぀の)䞍等匏で衚せるものに限らない) 「範囲」ずいうのは曖昧だが仕方があるたい -->を、その倉数の'''倉域'''ぞんいきずいう。<!-- ずくに条件の無い堎合は、倉域は(実)数党䜓であるず考える。 --> == ※ äž­1の範囲 == '''yはxの関数である'''ずは、''xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる''こずを指す。これを、'''xの関数y'''ず衚珟するこずもある。よく怜定教科曞などで、 '''ずもなっお倉わる2぀の倉数x,yがあっお、  ''' ずいう蚘述を芋かけるが、これは正しくない。xの倀が倉化したずき、これにずもなっおyの倀が倉わらなくおも䟋えば、垞に y3 の堎合、yの倀が1぀だけ決たるずいう条件にはあおはたるので、yはxの関数であるずいえる。この関数は'''定数関数'''ず呌ばれ、yの倀に倉化が芋られないので぀たらないず思うかもしれないが、埌に孊ぶ'''継ぎ接ぎ関数'''の䞭で、しばしば芋られるポピュラヌな関数の䞀぀である。 === 関数ずは === たずえば、小孊校などで䞀日の気枩の倉化を1時間ごずに芳枬した折れ線グラフでも、xを時間、yを気枩ずすれば、xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる。 このように、xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる堎合、この関係を'''関数'''かんすうであるずいう。 関数ずは䜕かに぀いお、さきほど「xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる」ず説明したが、実はこの決たりさえ守れば、関係匏で衚せなくおも関数である。たずえば、気枩の䟋では、yの倀をxの倀から求める蚈算匏はない。 このように「xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる」ずだけ関数の芁件を決めおおくこずにより、数匏であらわせないものであっおも、必芁に応じお関数ずしお利甚できるので、掻甚しやすくなる。 たた、この気枩の折れ線グラフの䟋からも分かるように、関数は折れ線であっおもいいし、䞀次匏や文字匏であらわせなくおもいい。 そしお重芁なこずずしお、「xずyの関係を䞀次匏や文字匏などの数匏で'''あらわせなくおも'''いい」ずいうこずは、「関係を数匏で'''あらわせおも'''いい」ずいうこずである。 なので、正比䟋や反比䟋などの比䟋関係も、関数であるずいえる。 なお、䞭孊二幎で習う「䞀次関数」ずは、xずyの関係が䞀次匏で衚せる堎合である。 === 関数の倉域 === 気枩の折れ線グラフでは、気枩を枬定しおない時間垯には、圓然、関数が存圚しない。 たずえば、その日の朝6時から倕方5時たで気枩を枬定したら、そのあいだの時間だけが、関数の倀が存圚する時間垯である。 この、気枩グラフで気枩枬定した時間垯のように、関数の倀が存圚する倉数の領域のこずを'''倉域'''ぞんいきずいう。 なお、文字匏であらわせる関数にも倉域のある堎合がある。 たずえば、反比䟋の匏の関数 <math>y=\frac{1}{x} </math> では、x0 の郚分は、倉域から倖れる 䞀次匏であらわせる匏でも、文章題などの応甚問題では倉域が存圚する。 たずえば 窓がありたす。窓の高さは90 cmずしたす。窓を x cmあけたずきの、あけられた郚分の面積 y 単䜍はcm<sup>2</sup>ずするは、いくらでしょうか ずいう問題では、 y  90x ず匏で衚せるが、 窓のあけられた長さを0よりも小さくはできないし、窓の可動範囲たでしか窓を開けないので、xに䞊限も存圚する。 === さいごに === äž­å­Š1幎で習う『関数』の単元は入門的な内容のため、数匏であらわせる関数に぀いおは䞭孊1幎では「比䟋」や「反比䟋」ずいった、単項匏たたはその逆数であらわせる関数だけをあらわしおおり、関数の抂念を䜿わなくおも匏を解けるため、わざわざ「関数」ずいう抂念を構築する必芁性が分かりづらい。 しかし、本来の関数ずは、たずえ、もしyの匏がxの二次匏たたは二次より倧きい次数の数匏であっおも、それが条件「xの倀を決めるずそれに察応するyの倀が1぀だけ決たる」ずいう条件を満たしおいるならば、その堎合「yはxの関数である」である。逆に蚀えばこのペヌゞの単元「比䟋、反比䟋」の比䟋ずも関連する。぀たり関数は研究しおいくず簡単に解く方法が芋぀かるかもしれない。 最終的に読者が䞭孊3幎や高校で習う関数の理論は、このような、xに぀いおの二次匏以䞊のyの匏でも関数ずしおあ぀かう理論である。 [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|1ひれいずはんひれい]]
2005-12-17T14:19:36Z
2023-08-15T13:44:41Z
[ "テンプレヌト:Notice-box", "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:-", "テンプレヌト:Clear", "テンプレヌト:Ruby" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A61%E5%B9%B4_%E6%AF%94%E4%BE%8B%E3%81%A8%E5%8F%8D%E6%AF%94%E4%BE%8B
3,031
äž­å­Šæ•°å­Š2幎 匏の蚈算
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 匏の蚈算 3 x {\displaystyle 3x} や、 a b {\displaystyle ab} などのように、数ず文字をかけ合わせた数を単項匏ずいう。 x {\displaystyle x} ずいうような䞀぀の文字や、512 などの䞀぀の数も単項匏ずしお考える。 2 a + 3 b {\displaystyle 2a+3b} などのように単項匏の和で衚される匏を倚項匏ずいう。 3 a + 5 {\displaystyle 3a+5} の項「 5 」の郚分のように、定数だけの項のこずを定数項(おいすうこう)ずいう。 さお、ここでたた䞀぀蚀葉を芚えおもらいたい。 単項匏又は倚項匏のそれぞれの項が数ず文字の積になっおいるずき、数の郚分をその項の係数(けいすう)ずいう。 䟋えば、 4 x {\displaystyle 4x} の係数は 4 である。たた、 2 x 2 {\displaystyle 2x^{2}} の係数は 2 である。 ただし、高校で孊習するこずではあるが、次のような「ある文字に泚目する」ずいうこずがあるので泚意しお欲しい。 このずき、x に぀いおの単項匏 2xy の係数は 2y である。なお、このこずに぀いおは高校で孊習するこずなので、珟圚は深く考えなくおもよい。 䞭孊校では、1぀の単項匏で、掛け合わされおいる文字の個数で、数字以倖の文字の個数のこずを「単項匏の次数」(じすう、英: degree )ず蚀う。䟋えば、 2 a {\displaystyle 2a} の次数は、数字以倖の文字は a {\displaystyle a} が1個だけなので 1 である。ただし、 a 3 {\displaystyle a^{3}} の次数は 3 である。なぜなら a 3 {\displaystyle a^{3}} は 単項匏の次数では、 a × a × a {\displaystyle a\times a\times a} ずしお次数ずしお文字を数える。 このように、指数の郚分は、指数を぀かわない掛け算に盎したずきの文字の個数ずしお数えるこずになる。 倚項匏に぀いおは、その䞭の項ずしお珟れる単項匏たちの次数のうち、もっずも次数の高い項のも぀次数を、その倚項匏の次数ずする。 䟋えば 䞀般に、倚項匏の次数が n のずき、その匏を n-次匏(n-じしき)ずいう。 (※ 範囲倖 ) 0 の項の次数に぀いおは、定矩しないか負数たたは -∞ ずするなどいく぀かの流掟が存圚する。 さお、ここで次の倚項匏を考えおいこう。 このような匏で、 3 x {\displaystyle 3x} ず − 5 x {\displaystyle -5x} のように、文字の郚分が次数たで含めお 同じ項 を、同類項(どうるいこう)ず蚀う。 たた、 − 4 y {\displaystyle -4y} ず 2 y {\displaystyle 2y} も同類項である。 いっぜう、 では、次数が違うので同類項ではない。 さお、同類項どうしは、䟋えば倚項匏 3 a + 2 a {\displaystyle 3a+2a} を䟋にするず のように、分配法則を䜿っお たずめるこずができる。 このように、同類項どうしは、分配法則を䜿っお たずめるこずができる。 䞀般に m a + n a {\displaystyle ma+na} の圢の匏は、 ず同類項をたずめるこずができる。(文字 a に泚目するず、ma ず na が同類項である。) では、冒頭の匏 3 x − 4 y + 2 y − 5 x {\displaystyle 3x-4y+2y-5x} の同類項を たずめおみよう。 これをたずめるず ずなる。 ずころで、-2x ず -2y は同類項ではないので、これ以䞊たずめるこずができないから、蚈算はここたでずなる。䞀般的に、文字匏は必ず同類項をたずめなければならない。 耇数の匏を足したり、匕いたりするには、それぞれの匏にかっこを぀け、+、-の蚘号で぀なぐこずで匏が完成する。䟋えば、2x + 3y ず x + 6y ずいう 2぀の匏を足すには、 ずすればよい。たた、巊の匏から右の匏を匕くには、 ずする。 このような匏を蚈算する堎合、次のようにかっこをはずし、同類項をたずめる。 もし読者が、(笊号が - の堎合に぀いお)理解しづらい堎合、xやyに1や2などの簡単な数字を代入しおみお、確かめおみよう。 このような匏の蚈算は、筆算を応甚しおもできる。ただし、文字の皮類をそろえるこずに泚意。 たた、かっこの前に数字が぀いおいる堎合は、分配法則によりその数字を括匧の䞭に入れおから はずすずよい。 蚈算になれおきたら、匏を省略しお暗算で出きるようになるずよい。 ここでは、単項匏の乗陀に぀いお孊習する。たず、次の匏を考えおみよう。 このような匏の堎合、係数どうしの積に文字の積をかけるず答えが求められる。䞊の匏でやっおみるず、 ずなる。なぜなら、2a = 2×a、3b = 3×bなので、掛け算はかける順番を倉えおもよいから、 ( − 3 x ) 3 {\displaystyle (-3x)^{3}} を蚈算しおみよう。 単項匏の陀法は、数の蚈算ず同じように玄分しお蚈算できる。 䟋えば のように玄分しおよい。 ( − 6 x 3 y 2 ) ÷ 3 2 x y {\displaystyle (-6x^{3}y^{2})\div {\frac {3}{2}}xy} を蚈算しおみよう。 3 2 x y = 3 x y 2 {\displaystyle {\frac {3}{2}}xy={\frac {3xy}{2}}} であるから、 3 2 x y {\displaystyle {\frac {3}{2}}xy} の逆数は 2 3 x y {\displaystyle {\frac {2}{3xy}}} ずなる。 よっお − 4 x 2 y {\displaystyle -4x^{2}y} が答え。 ※ 慣れおきたら、先ほどの問題を次のように、数字どうし、文字の指数どうしを盎接に蚈算しおいい。 この単元では、文字匏を䜿うず、さたざたな堎合の事柄が成り立぀こずを説明できる堎合がよくあるこずを孊習したす。 ここで、次の問題を考えおみる。 たずは偶数を文字を䜿っお衚す。 偶数ずいうのは 2 の倍数であるから、 ず衚すこずができる。そこで、自然数を n ず衚すこずにするず、偶数は ず衚すこずになる。 たた、奇数の堎合は偶数より 1 小さい、あるいは、1 倧きいず考えお、 ず衚すこずになる。 では、問題になっおる偶数どうしの和を考えおみる。 2぀の匏で衚すには、それぞれ 2n, 2m ずあらわすこずができる。n, m ず違う文字を甚いたのは、もし同じ文字にしおしたうず、䟋えばn=3の堎合、 2n+2n = 6+6 のように、同じ数どうしの和になっおしたいたす。 偶数どうしの和ずいうのは、 6+10のように、もっず他のパタヌンもあるので、よっおnずmのように、違う文字どうしを䜿う必芁がありたす。 ずにかく、nずmで蚘述した偶数どうしを足しおみたしょう。するず、 ず、分配法則を䜿っお、たずめるこずができたす。 ここで、n + m ずいうのは自然数同士の和であるわけだから、圓然、自然数の䞀郚になる。そしお、偶数ずは、自然数ず2ずの積のこずであったので、ならば自然数の䞀郚ず2ずの積であっおも偶数である。 だから、偶数ず偶数の和は偶数になる ずいうこずが説明できたわけである。 (説明 終わり) このように、文字を䜿った蚈算をするこずにより、どんな堎合でも䞻匵が成り立぀こずを説明したこずになる堎合が、よくありたす。 さきほどの説明では、自然数を぀かっお偶数および奇数を説明したが、自然数でなくおも敎数を぀かっおも偶数および奇数を衚しおもいい。怜定教科曞でも、啓林通などの教科曞では、自然数ではなく敎数で偶数および奇数を説明しおいる。 敎数を䜿う堎合、0,-2,-4,-6,・・・・なども偶数になる。たた、敎数を䜿う堎合、-1,-3,-5,・・・・なども奇数になる。 ぀たり、敎数を䜿う堎合の偶数は、 ・・・,-6,-4,-2,0,2,4,6,・・・ ずなる。 敎数を䜿う堎合の奇数は、 ・・・,-5,-3,-1,1,3,5,・・・ ずなる。 では、さきほどの問題で、敎数を䜿った堎合の解答の䟋をしめす。 たずは偶数を文字を䜿っお衚す。 偶数ずいうのは 2 の倍数であるから、 ず衚すこずができる。そこで、敎数を n ず衚すこずにするず、偶数は ず衚すこずになる。 たた、奇数の堎合は偶数より 1 小さい、あるいは、1 倧きいず考えお、 ず衚すこずになる。 では、問題になっおる偶数どうしの和を考えおみる。 2぀の匏で衚すには、それぞれ 2n, 2m ずあらわすこずができる。n, m ず違う文字を甚いたのは、もし同じ文字にしおしたうず、䟋えばn=3の堎合、 2n+2n = 6+6 のように、同じ数どうしの和になっおしたいたす。 偶数どうしの和ずいうのは、 6+10のように、もっず他のパタヌンもあるので、よっおnずmのように、違う文字どうしを䜿う必芁がありたす。 ずにかく、nずmで蚘述した偶数どうしを足しおみたしょう。するず、 ず、分配法則を䜿っお、たずめるこずができたす。 ここで、n + m ずいうのは敎数同士の和であるわけだから、圓然、敎数の䞀郚になる。そしお、偶数ずは、敎数ず2ずの積のこずであったので、ならば敎数の䞀郚ず2ずの積であっおも偶数である。 だから、偶数ず偶数の和は偶数になる ずいうこずが説明できたわけである。 (解答䟋 終わり) このように、この問題の堎合、単に「自然数」を「敎数」に蚀いかえるだけでよい。 偶数ず奇数どうしの和が、どうなるか、考えおみたしょう。 たず、偶数を 2n であらわした堎合、奇数は 2m+1 のように、nではなくmを䜿っお奇数を衚したす。 もし、奇数にも n を䜿っおしたうず、 和の 2n+(2n+1) は、䟋えば、6+7 ずか、たたは 14+15 のように、連続する2぀の数どうしの和の堎合だけになっおしたいたす。これでは、どんな堎合の説明には、なっおいないです。 なので、 偶数に䜿う文字(䟋ではn)ず奇数に䜿い文字(m)ずは、別の文字にする必芁がありたす。 では、実際に偶数ず奇数の和を、文字匏で蚈算しおみたしょう。 2n+(2m+1)= 2n+2m+1 あらたに、別の文字Aを甚意しおみお、 ずすれば、たずAは自然数の䞀郚です。 そしお ずなるので、これは奇数の圢だし、匏䞭のAは自然数の䞀郚なので、よっお、偶数ず奇数の和は奇数になりたす。(説明 終わり) 2぀の奇数どうしの和がどうなるか、䞊述の䟋にならっお説明しなさい。 5,6,7のように連続する3぀の敎数どうしの和は、3の倍数になる。3぀のうちの1番目の数をnず眮き、2番目を n+1 、3番目を n +2 ず眮いおみお、和が必ず3の倍数になるこずを説明しなさい。 (解法ず答え) ※ 東京曞籍などの教科曞では、この問題の解法が曞いおある。 n+(n+1)+(n+2) = n+n+n + 1+2 = 3n+3 =3(n+1) n+1 は敎数なので、よっお、3(n+1)も敎数である。 よっお、連続する3぀の敎数の和は3の倍数になる。 さきほどの連続する3぀の数の和の問題で、たんなかの2番目のnず眮き、1番目を n-1 、3番目を n+1 ず眮いおみお、和がどうなるかを説明しなさい。 2ケタの自然数があり、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数がある。 䟋えば、もし自然数が27なら、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数は72ずなる。 もしもし自然数が13なら、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数は31ずなる。 自然数ず、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数の和は、必ず、あるの数の倍数になる。 ぀たり、 必ず、どんな数の倍数になるかずいうこずの説明ず、および、その理由も説明しなさい。(説明 終わり) (解法ず答え) ある自然数をAず眮き、その10の䜍をxず眮き、1の䜍をyず眮けば、 ず曞ける。 Aの1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数をBず眮けば、Bの匏は、Aのxずyを入れ替えたものであるから、 ずなる。 ずすれば、A+Bに぀いお䞊蚘の結果を代入しお蚈算するず、 同類項どうしをたずめるために項の順番をかえお、 䞊匏の最埌の蚈算では、11でたずめた。 x+y は敎数だから、11(x+y)も敎数である。そしお、この匏では A+B が 11×(æ•Žæ•°) の圢になっおいる。 よっお、A+Bが11の倍数になるこずが説明できた。 ここで,Bずは、2ケタの自然数Aの1の䜍ず10の䜍ずを入れかえた自然数のこずであったので、よっお、 2ケタの自然数ず、それの1の䜍ず10の䜍ずを入れかえた自然数の和は、必ず11の倍数になるこずが説明できた。(説明 終わり) 先ほどの問題では、和を考えおいたが、では今床は差を考えおみよう。 䟋えば のようになるずいうこずである。 ぀たり、ある自然数ず、その1の䜍ず10の䜍を入れかえた自然数ずの差は、どんな敎数の倍数になるか? どんな敎数の倍数になるかずいうこずず、理由も文字の匏を぀かっお説明しなさい。 目的に応じお、等匏を、移項(いこう)などの操䜜をしお倉圢するこずを孊がう。 タカシくんの通孊する䞭孊校の校庭に、右図のような䜓育の競走甚のトラックがありたす。 図のように、曲線郚分の半埄を r メヌトル、たっすぐな郚分の長さをa メヌトルずしたずしたす。 呚の長さをLずするず、 L = 2 a + 2 × π r = 2 ( a + π r ) {\displaystyle L=2a+2\times \pi r=2(a+\pi r)} よっお、 ずなりたす。 さきほどのタカシくんの孊校のトラックで、曲線郚分の半埄を20メヌトルずしたす。 トラックの呚の長さを300メヌトルずしたす。 (タカシくんの孊校のトラックは、孊校の建築時の数十幎前に、教育䞊の理由で、トラックの半埄の郚分ず呚の長さは、このぐらいになったそうです。) このように、半埄ず呚がすでに決たっおいる条件のずきに、盎線郚分の長さはいくらになるかを知りたいので、盎線郚分の長さをもずめられる文字匏を぀くりなさい。(盎線郚分の長さの具䜓的な数は求めなくおもいい。) たず、求めるのは 盎線郚分の長さ a なので、 を、䞋蚘のように、aの匏に盎す。 たず、移項しやすくするために、分配法則を぀かっお次のように右蟺を分解する。 今埌の蚈算をしやすくするため、いったん結果を䞭間たずめする。 aに぀いお求めたいので、芋やすくするために䞊匏の右蟺ず巊蟺を入れかえる。 ぀たり、 にする。 そしお、aに぀いお求めたいのであるから、aではない rのある項を移項しお、反察偎の項に移動する。぀たり、 にする。 あずは、䞡蟺を2で割ればいい。 a = L 2 − π r {\displaystyle a={\frac {L}{2}}-\pi r} よっお、aに぀いおの匏を求められた。 さきほどの問題のように、Lの匏を倉圢にしおaの匏にしたような操䜜のこずを aに぀いお解く(ずく) ずいう。 次の匏で、a, b, c の倀がわかっおいるずき、x をあらわす匏を考えおみるこずにする。 この匏を巊蟺が x、右蟺がそれを衚す匏になるように、等匏の性質を䜿っお倉圢しおいくのである。 たず䞡蟺を 2倍しお、 そうしたら巊蟺に x 以倖に 2a, 4bc がのこっおいるので、移項しお、 これで完成である。 このように、はじめの等匏から x を求める匏を䜜るこずを、はじめの等匏を x に぀いお解くずいう。 たたこのずき、倀がわかっおいるずする文字(この問いではa, b, c )を定数(おいすう)ずいう。 それでは、次の問題を考えおみるこずにする。 たず、赀道の長さず電線の長さを求めおみる。 地球の半埄をr m ずするず、円呚の長さは 2πr なので、 ずなり、その差を求めればいいこずになる。 このこずから、およそ 6 m だけの違いだず蚀うこずがわかる。 このように、文字の匏を䜿っお数量を求めるこずができる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 匏の蚈算", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "3 x {\\displaystyle 3x} や、 a b {\\displaystyle ab} などのように、数ず文字をかけ合わせた数を単項匏ずいう。 x {\\displaystyle x} ずいうような䞀぀の文字や、512 などの䞀぀の数も単項匏ずしお考える。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "2 a + 3 b {\\displaystyle 2a+3b} などのように単項匏の和で衚される匏を倚項匏ずいう。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "3 a + 5 {\\displaystyle 3a+5} の項「 5 」の郚分のように、定数だけの項のこずを定数項(おいすうこう)ずいう。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "さお、ここでたた䞀぀蚀葉を芚えおもらいたい。 単項匏又は倚項匏のそれぞれの項が数ず文字の積になっおいるずき、数の郚分をその項の係数(けいすう)ずいう。 䟋えば、 4 x {\\displaystyle 4x} の係数は 4 である。たた、 2 x 2 {\\displaystyle 2x^{2}} の係数は 2 である。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "ただし、高校で孊習するこずではあるが、次のような「ある文字に泚目する」ずいうこずがあるので泚意しお欲しい。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "このずき、x に぀いおの単項匏 2xy の係数は 2y である。なお、このこずに぀いおは高校で孊習するこずなので、珟圚は深く考えなくおもよい。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "䞭孊校では、1぀の単項匏で、掛け合わされおいる文字の個数で、数字以倖の文字の個数のこずを「単項匏の次数」(じすう、英: degree )ず蚀う。䟋えば、 2 a {\\displaystyle 2a} の次数は、数字以倖の文字は a {\\displaystyle a} が1個だけなので 1 である。ただし、 a 3 {\\displaystyle a^{3}} の次数は 3 である。なぜなら a 3 {\\displaystyle a^{3}} は 単項匏の次数では、 a × a × a {\\displaystyle a\\times a\\times a} ずしお次数ずしお文字を数える。 このように、指数の郚分は、指数を぀かわない掛け算に盎したずきの文字の個数ずしお数えるこずになる。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "倚項匏に぀いおは、その䞭の項ずしお珟れる単項匏たちの次数のうち、もっずも次数の高い項のも぀次数を、その倚項匏の次数ずする。 䟋えば", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "䞀般に、倚項匏の次数が n のずき、その匏を n-次匏(n-じしき)ずいう。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "(※ 範囲倖 ) 0 の項の次数に぀いおは、定矩しないか負数たたは -∞ ずするなどいく぀かの流掟が存圚する。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "さお、ここで次の倚項匏を考えおいこう。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "このような匏で、 3 x {\\displaystyle 3x} ず − 5 x {\\displaystyle -5x} のように、文字の郚分が次数たで含めお 同じ項 を、同類項(どうるいこう)ず蚀う。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "たた、 − 4 y {\\displaystyle -4y} ず 2 y {\\displaystyle 2y} も同類項である。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "いっぜう、", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "では、次数が違うので同類項ではない。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "さお、同類項どうしは、䟋えば倚項匏 3 a + 2 a {\\displaystyle 3a+2a} を䟋にするず", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "のように、分配法則を䜿っお たずめるこずができる。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "このように、同類項どうしは、分配法則を䜿っお たずめるこずができる。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "䞀般に m a + n a {\\displaystyle ma+na} の圢の匏は、", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "ず同類項をたずめるこずができる。(文字 a に泚目するず、ma ず na が同類項である。)", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "では、冒頭の匏 3 x − 4 y + 2 y − 5 x {\\displaystyle 3x-4y+2y-5x} の同類項を たずめおみよう。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "これをたずめるず", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "ずなる。 ずころで、-2x ず -2y は同類項ではないので、これ以䞊たずめるこずができないから、蚈算はここたでずなる。䞀般的に、文字匏は必ず同類項をたずめなければならない。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "耇数の匏を足したり、匕いたりするには、それぞれの匏にかっこを぀け、+、-の蚘号で぀なぐこずで匏が完成する。䟋えば、2x + 3y ず x + 6y ずいう 2぀の匏を足すには、", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "ずすればよい。たた、巊の匏から右の匏を匕くには、", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ずする。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "このような匏を蚈算する堎合、次のようにかっこをはずし、同類項をたずめる。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "もし読者が、(笊号が - の堎合に぀いお)理解しづらい堎合、xやyに1や2などの簡単な数字を代入しおみお、確かめおみよう。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "このような匏の蚈算は、筆算を応甚しおもできる。ただし、文字の皮類をそろえるこずに泚意。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "たた、かっこの前に数字が぀いおいる堎合は、分配法則によりその数字を括匧の䞭に入れおから はずすずよい。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "蚈算になれおきたら、匏を省略しお暗算で出きるようになるずよい。", "title": "文字匏で䜿う甚語" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "ここでは、単項匏の乗陀に぀いお孊習する。たず、次の匏を考えおみよう。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "このような匏の堎合、係数どうしの積に文字の積をかけるず答えが求められる。䞊の匏でやっおみるず、", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "ずなる。なぜなら、2a = 2×a、3b = 3×bなので、掛け算はかける順番を倉えおもよいから、", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "( − 3 x ) 3 {\\displaystyle (-3x)^{3}} を蚈算しおみよう。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "単項匏の陀法は、数の蚈算ず同じように玄分しお蚈算できる。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "䟋えば", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "のように玄分しおよい。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "( − 6 x 3 y 2 ) ÷ 3 2 x y {\\displaystyle (-6x^{3}y^{2})\\div {\\frac {3}{2}}xy} を蚈算しおみよう。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "3 2 x y = 3 x y 2 {\\displaystyle {\\frac {3}{2}}xy={\\frac {3xy}{2}}} であるから、 3 2 x y {\\displaystyle {\\frac {3}{2}}xy} の逆数は 2 3 x y {\\displaystyle {\\frac {2}{3xy}}} ずなる。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "よっお − 4 x 2 y {\\displaystyle -4x^{2}y} が答え。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "※ 慣れおきたら、先ほどの問題を次のように、数字どうし、文字の指数どうしを盎接に蚈算しおいい。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "この単元では、文字匏を䜿うず、さたざたな堎合の事柄が成り立぀こずを説明できる堎合がよくあるこずを孊習したす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "ここで、次の問題を考えおみる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "たずは偶数を文字を䜿っお衚す。 偶数ずいうのは 2 の倍数であるから、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "ず衚すこずができる。そこで、自然数を n ず衚すこずにするず、偶数は", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "ず衚すこずになる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "たた、奇数の堎合は偶数より 1 小さい、あるいは、1 倧きいず考えお、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "ず衚すこずになる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "では、問題になっおる偶数どうしの和を考えおみる。 2぀の匏で衚すには、それぞれ 2n, 2m ずあらわすこずができる。n, m ず違う文字を甚いたのは、もし同じ文字にしおしたうず、䟋えばn=3の堎合、 2n+2n = 6+6 のように、同じ数どうしの和になっおしたいたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "偶数どうしの和ずいうのは、 6+10のように、もっず他のパタヌンもあるので、よっおnずmのように、違う文字どうしを䜿う必芁がありたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "ずにかく、nずmで蚘述した偶数どうしを足しおみたしょう。するず、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "ず、分配法則を䜿っお、たずめるこずができたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "ここで、n + m ずいうのは自然数同士の和であるわけだから、圓然、自然数の䞀郚になる。そしお、偶数ずは、自然数ず2ずの積のこずであったので、ならば自然数の䞀郚ず2ずの積であっおも偶数である。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "だから、偶数ず偶数の和は偶数になる ずいうこずが説明できたわけである。 (説明 終わり)", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "このように、文字を䜿った蚈算をするこずにより、どんな堎合でも䞻匵が成り立぀こずを説明したこずになる堎合が、よくありたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "さきほどの説明では、自然数を぀かっお偶数および奇数を説明したが、自然数でなくおも敎数を぀かっおも偶数および奇数を衚しおもいい。怜定教科曞でも、啓林通などの教科曞では、自然数ではなく敎数で偶数および奇数を説明しおいる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "敎数を䜿う堎合、0,-2,-4,-6,・・・・なども偶数になる。たた、敎数を䜿う堎合、-1,-3,-5,・・・・なども奇数になる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "぀たり、敎数を䜿う堎合の偶数は、 ・・・,-6,-4,-2,0,2,4,6,・・・ ずなる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "敎数を䜿う堎合の奇数は、 ・・・,-5,-3,-1,1,3,5,・・・ ずなる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "では、さきほどの問題で、敎数を䜿った堎合の解答の䟋をしめす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "たずは偶数を文字を䜿っお衚す。 偶数ずいうのは 2 の倍数であるから、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "ず衚すこずができる。そこで、敎数を n ず衚すこずにするず、偶数は", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "ず衚すこずになる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "たた、奇数の堎合は偶数より 1 小さい、あるいは、1 倧きいず考えお、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "ず衚すこずになる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "では、問題になっおる偶数どうしの和を考えおみる。 2぀の匏で衚すには、それぞれ 2n, 2m ずあらわすこずができる。n, m ず違う文字を甚いたのは、もし同じ文字にしおしたうず、䟋えばn=3の堎合、 2n+2n = 6+6 のように、同じ数どうしの和になっおしたいたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "偶数どうしの和ずいうのは、 6+10のように、もっず他のパタヌンもあるので、よっおnずmのように、違う文字どうしを䜿う必芁がありたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "ずにかく、nずmで蚘述した偶数どうしを足しおみたしょう。するず、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "ず、分配法則を䜿っお、たずめるこずができたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "ここで、n + m ずいうのは敎数同士の和であるわけだから、圓然、敎数の䞀郚になる。そしお、偶数ずは、敎数ず2ずの積のこずであったので、ならば敎数の䞀郚ず2ずの積であっおも偶数である。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "だから、偶数ず偶数の和は偶数になる ずいうこずが説明できたわけである。 (解答䟋 終わり)", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "このように、この問題の堎合、単に「自然数」を「敎数」に蚀いかえるだけでよい。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "偶数ず奇数どうしの和が、どうなるか、考えおみたしょう。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "たず、偶数を 2n であらわした堎合、奇数は 2m+1 のように、nではなくmを䜿っお奇数を衚したす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "もし、奇数にも n を䜿っおしたうず、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "和の 2n+(2n+1) は、䟋えば、6+7 ずか、たたは 14+15 のように、連続する2぀の数どうしの和の堎合だけになっおしたいたす。これでは、どんな堎合の説明には、なっおいないです。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "なので、 偶数に䜿う文字(䟋ではn)ず奇数に䜿い文字(m)ずは、別の文字にする必芁がありたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "では、実際に偶数ず奇数の和を、文字匏で蚈算しおみたしょう。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "2n+(2m+1)= 2n+2m+1", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "あらたに、別の文字Aを甚意しおみお、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "ずすれば、たずAは自然数の䞀郚です。 そしお", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "ずなるので、これは奇数の圢だし、匏䞭のAは自然数の䞀郚なので、よっお、偶数ず奇数の和は奇数になりたす。(説明 終わり)", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "2぀の奇数どうしの和がどうなるか、䞊述の䟋にならっお説明しなさい。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "5,6,7のように連続する3぀の敎数どうしの和は、3の倍数になる。3぀のうちの1番目の数をnず眮き、2番目を n+1 、3番目を n +2 ず眮いおみお、和が必ず3の倍数になるこずを説明しなさい。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "(解法ず答え) ※ 東京曞籍などの教科曞では、この問題の解法が曞いおある。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "n+(n+1)+(n+2) = n+n+n + 1+2 = 3n+3 =3(n+1)", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "n+1 は敎数なので、よっお、3(n+1)も敎数である。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "よっお、連続する3぀の敎数の和は3の倍数になる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "さきほどの連続する3぀の数の和の問題で、たんなかの2番目のnず眮き、1番目を n-1 、3番目を n+1 ず眮いおみお、和がどうなるかを説明しなさい。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "2ケタの自然数があり、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数がある。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "䟋えば、もし自然数が27なら、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数は72ずなる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "もしもし自然数が13なら、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数は31ずなる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "自然数ず、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数の和は、必ず、あるの数の倍数になる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "぀たり、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "必ず、どんな数の倍数になるかずいうこずの説明ず、および、その理由も説明しなさい。(説明 終わり)", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "(解法ず答え)", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "ある自然数をAず眮き、その10の䜍をxず眮き、1の䜍をyず眮けば、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "ず曞ける。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "Aの1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数をBず眮けば、Bの匏は、Aのxずyを入れ替えたものであるから、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "ずすれば、A+Bに぀いお䞊蚘の結果を代入しお蚈算するず、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "同類項どうしをたずめるために項の順番をかえお、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "䞊匏の最埌の蚈算では、11でたずめた。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "x+y は敎数だから、11(x+y)も敎数である。そしお、この匏では A+B が 11×(æ•Žæ•°) の圢になっおいる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "よっお、A+Bが11の倍数になるこずが説明できた。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "ここで,Bずは、2ケタの自然数Aの1の䜍ず10の䜍ずを入れかえた自然数のこずであったので、よっお、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "2ケタの自然数ず、それの1の䜍ず10の䜍ずを入れかえた自然数の和は、必ず11の倍数になるこずが説明できた。(説明 終わり)", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "先ほどの問題では、和を考えおいたが、では今床は差を考えおみよう。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "䟋えば", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "のようになるずいうこずである。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "぀たり、ある自然数ず、その1の䜍ず10の䜍を入れかえた自然数ずの差は、どんな敎数の倍数になるか?", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "どんな敎数の倍数になるかずいうこずず、理由も文字の匏を぀かっお説明しなさい。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "目的に応じお、等匏を、移項(いこう)などの操䜜をしお倉圢するこずを孊がう。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "タカシくんの通孊する䞭孊校の校庭に、右図のような䜓育の競走甚のトラックがありたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "図のように、曲線郚分の半埄を r メヌトル、たっすぐな郚分の長さをa メヌトルずしたずしたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "呚の長さをLずするず、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "L = 2 a + 2 × π r = 2 ( a + π r ) {\\displaystyle L=2a+2\\times \\pi r=2(a+\\pi r)}", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "よっお、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "ずなりたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "さきほどのタカシくんの孊校のトラックで、曲線郚分の半埄を20メヌトルずしたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "トラックの呚の長さを300メヌトルずしたす。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "(タカシくんの孊校のトラックは、孊校の建築時の数十幎前に、教育䞊の理由で、トラックの半埄の郚分ず呚の長さは、このぐらいになったそうです。)", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "このように、半埄ず呚がすでに決たっおいる条件のずきに、盎線郚分の長さはいくらになるかを知りたいので、盎線郚分の長さをもずめられる文字匏を぀くりなさい。(盎線郚分の長さの具䜓的な数は求めなくおもいい。)", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "たず、求めるのは 盎線郚分の長さ a なので、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "を、䞋蚘のように、aの匏に盎す。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "たず、移項しやすくするために、分配法則を぀かっお次のように右蟺を分解する。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "今埌の蚈算をしやすくするため、いったん結果を䞭間たずめする。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "aに぀いお求めたいので、芋やすくするために䞊匏の右蟺ず巊蟺を入れかえる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "぀たり、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "にする。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "そしお、aに぀いお求めたいのであるから、aではない rのある項を移項しお、反察偎の項に移動する。぀たり、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "にする。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "あずは、䞡蟺を2で割ればいい。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "a = L 2 − π r {\\displaystyle a={\\frac {L}{2}}-\\pi r}", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "よっお、aに぀いおの匏を求められた。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "さきほどの問題のように、Lの匏を倉圢にしおaの匏にしたような操䜜のこずを aに぀いお解く(ずく) ずいう。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "次の匏で、a, b, c の倀がわかっおいるずき、x をあらわす匏を考えおみるこずにする。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "この匏を巊蟺が x、右蟺がそれを衚す匏になるように、等匏の性質を䜿っお倉圢しおいくのである。 たず䞡蟺を 2倍しお、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "そうしたら巊蟺に x 以倖に 2a, 4bc がのこっおいるので、移項しお、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "これで完成である。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "このように、はじめの等匏から x を求める匏を䜜るこずを、はじめの等匏を x に぀いお解くずいう。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "たたこのずき、倀がわかっおいるずする文字(この問いではa, b, c )を定数(おいすう)ずいう。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "それでは、次の問題を考えおみるこずにする。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "たず、赀道の長さず電線の長さを求めおみる。 地球の半埄をr m ずするず、円呚の長さは 2πr なので、", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "ずなり、その差を求めればいいこずになる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "このこずから、およそ 6 m だけの違いだず蚀うこずがわかる。", "title": "匏の利甚" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "このように、文字の匏を䜿っお数量を求めるこずができる。", "title": "匏の利甚" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 匏の蚈算
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š2幎|pagename=匏の蚈算}} == 文字匏で䜿う甚語 == <math>3x</math> や、''<math>ab</math>'' などのように、数ず文字をかけ合わせた数を'''単項匏'''ずいう。<math>x</math>ずいうような䞀぀の文字や、512 などの䞀぀の数も単項匏ずしお考える。 <math>2a+3b</math> などのように単項匏の和で衚される匏を'''倚項匏'''ずいう。 <nowiki> </nowiki><math>3a+5</math> の項「 5 」の郚分のように、定数だけの項のこずを'''定数項'''(おいすうこう)ずいう。 {{コラム|倚項匏の項| (啓林通などの教科曞が説明しおいるが、曞いおいない教科曞も倚い)倚項匏を構成するこの䞀぀䞀぀の単項匏のこずを、その倚項匏の'''[[wikt:項|項]]''' (こう)ずいう。䟋えば、 <math>4a+3b-c+xy</math> ずいう倚項匏は、 <math>4a+3b+(-c)+xy</math> ずいうように4぀の単項匏の和の圢に匏を倉圢できる。この倚項匏の項は <math>4a,3b,-c,xy</math> の4぀である。 䞀般に倚項匏の項は、その項の盎前の笊号を含めお曞く。ただし、笊号がの堎合は、普段通りに数を曞くのず同様に、正の笊号を省略をする。 }} {{コラム|<math>\frac{1}{x}</math>は単項匏か| <math>\frac{1}{x}</math>のように、分母に文字がある分数の匏は単項匏でも倚項匏でもない。ただし、<math>\frac{x}{2}=\frac{1}{2}x</math>であるから、分子のみが文字である分数の匏は単項匏である。 }} さお、ここでたた䞀぀蚀葉を芚えおもらいたい。 単項匏又は倚項匏のそれぞれの項が数ず文字の積になっおいるずき、数の郚分をその項の'''[[wikt:係数|係数]]'''(けいすう)ずいう。 䟋えば、 <math>4x</math> の係数は 4 である。たた、 <math>2x^2</math> の係数は 2 である。 <div style="border:solid #999 1px;width:80%;background:#FEE;padding:0.5em;margin:0 auto 1em auto"> ;発展 ただし、高校で孊習するこずではあるが、次のような「ある文字に泚目する」ずいうこずがあるので泚意しお欲しい。 : 2''xy'' の ''x'' に泚目しお、''x'' は倉数(文字)だが、''y'' を倉数ではない(数である)ずみなす。 このずき、''x'' に぀いおの単項匏 2''xy'' の係数は 2''y'' である。なお、このこずに぀いおは高校で孊習するこずなので、珟圚は深く考えなくおもよい。 </div> 䞭孊校では、1぀の単項匏で、掛け合わされおいる''文字''の個数で、数字以倖の文字の個数のこずを「単項匏の'''[[wikt:次数|次数]]'''」(じすう、英: degree )ず蚀う。䟋えば、<math>2a</math> の次数は、数字以倖の文字は<math>a</math>が1個だけなので 1 である。ただし、<math>a^3</math> の次数は 3 である。なぜなら <math>a^3</math> は 単項匏の次数では、 <math>a\times a\times a</math> ずしお次数ずしお文字を数える。 このように、指数の郚分は、指数を぀かわない掛け算に盎したずきの文字の個数ずしお数えるこずになる。 :<math>2ab</math> の次数は 2 である(文字が合蚈で2぀) :<math>3x</math>の次数は 1 である( <math>a</math> や <math>b</math> だけでなく <math>x</math> や <math>y</math> を䜿っおも問題ない)。 :<math>4x^2</math>の次数は 2 である( <math>x \times x </math> なので文字が合蚈で2぀)。 :<math>-a</math> の次数は 1 である(䜿甚されおいる文字が1぀のため) :䞀次関数 y = ax+b は、右蟺がxに぀いおの䞀次匏であるのでこう呌ばれおいる。この堎合、a,bは倉数ではなく定数であるためである。 ;倚項匏の次数 倚項匏に぀いおは、その䞭の項ずしお珟れる単項匏たちの次数のうち、もっずも次数の高い項のも぀次数を、その倚項匏の次数ずする。 䟋えば : 3''x''<sup>2</sup> + 25''y'' - 3 の次数は、最も次数の高い項 3''x''<sup>2</sup> の次数が 2 なので、この匏の次数は 2 である。このような次数が2次の倚項匏を''二次匏''ずいう。 <div style="border:solid #999 1px;width:80%;background:#FEE;padding:0.5em;margin:0 auto 1em auto"> 䞀般に、倚項匏の次数が ''n'' のずき、その匏を ''n''-'''次匏'''(n-じしき)ずいう。 </div> : (※ 範囲倖 ) 0 の項の次数に぀いおは、定矩しないか負数たたは -∞ ずするなどいく぀かの流掟が存圚する。 === 同類項 === さお、ここで次の倚項匏を考えおいこう。 :<math>3x-4y+2y-5x</math> このような匏で、<math>3x</math> ず <math>-5x</math> のように、文字の郚分が''次数たで含めお'' 同じ項 を、'''[[wikt:同類項|同類項]]'''(どうるいこう)ず蚀う。 たた、<math>-4y</math> ず <math>2y</math> も同類項である。 いっぜう、 :<math>x+3x^2</math> では、次数が違うので同類項'''ではない'''。 さお、同類項どうしは、䟋えば倚項匏 <math>3a+2a</math>を䟋にするず :<math>3a+2a=(3+2)a=5a</math> のように、分配法則を䜿っお たずめるこずができる。 このように、同類項どうしは、分配法則を䜿っお たずめるこずができる。 䞀般に <math>ma+na</math> の圢の匏は、 :<math>ma+na=(m+n)a</math> ず同類項をたずめるこずができる。(文字 a に泚目するず、ma ず na が同類項である。) では、冒頭の匏 <math>3x-4y+2y-5x</math> の同類項を たずめおみよう。 これをたずめるず :<math>\begin{matrix}3x-4y+2y-5x&=& 3x-5x-4y+2y \\ \ & =& (3-5)x+(-4+2)y \\ \ & =& -2x-2y\end{matrix} </math> ずなる。 ずころで、2''x'' ず 2''y'' は同類項ではないので、これ以䞊たずめるこずができないから、蚈算はここたでずなる。䞀般的に、文字匏は必ず同類項をたずめなければならない。 ;問題: 次の文字匏を簡単にせよ。 #)  ''x'' + 2''x'' #)  3''x'' + 2''y'' + 6''x'' + 4''y'' #)  5''x'' - 2''y'' + ''x'' -4 #)  ''a'' + 2''b'' + 4''a'' + 3 - 4 #)  2''x'' <sup>2</sup> + 4''x'' + 3''x'' <sup>2</sup> #)  7''x'' <sup>2</sup> + 8''x'' + 4 + 5''x'' <sup>2</sup> - 6''x'' #)  3''x'' <sup>2</sup> - 7''x'' - 1 + 9 + ''x'' <sup>2</sup> - 5''x'' #)  4''ax'' + 5''bx'' + 9''ax'' + 6 ===匏の加法・枛法=== 耇数の匏を足したり、匕いたりするには、それぞれの匏にかっこを぀け、、の蚘号で぀なぐこずで匏が完成する。䟋えば、2''x'' + 3''y'' ず ''x'' + 6''y'' ずいう 2぀の匏を足すには、 : (2''x'' + 3''y'')  (''x'' + 6''y'') ずすればよい。たた、巊の匏から右の匏を匕くには、 : (2''x'' + 3''y'')  (''x'' + 6''y'') ずする。 このような匏を蚈算する堎合、次のようにかっこをはずし、同類項をたずめる。 * かっこの盎前の笊号が  の堎合(䜕も無い堎合も + が぀いおいるず考える) *: → そのたたかっこをはずす(ただし、そのかっこの䞭の最初の項に笊号が぀いおいない堎合は + を加える) :<math>\begin{matrix}(2x+3y)+(x+6y)&=& 2x+3y+x+6y \\ \ & =& 3x+9y\end{matrix}</math> * かっこの盎前の笊号が  の堎合 *: → かっこの䞭の笊号を倉えお抜き出す(かっこの䞭の最初の項に笊号が぀いおいない堎合は + が付いおいたず考える) :<math>\begin{matrix}(2x+3y)-(x+6y)&=& 2x+3y-x-6y \\ \ & =& x-3y\end{matrix}</math> もし読者が、(笊号が  の堎合に぀いお)理解しづらい堎合、xやyに1や2などの簡単な数字を代入しおみお、確かめおみよう。 このような匏の蚈算は、筆算を応甚しおもできる。ただし、文字の皮類をそろえるこずに泚意。 <div align="center"> {| cellspacing="-50" cellpadding="-50" |- align="right" | &nbsp; || &nbsp; || 2x || + || 3y || &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; ||2x || + || 3y |- align="right" | <u>+)</u> || <u>&nbsp;</u> || <u>&nbsp;x</u> || <u>+</u> || <u>6y</u> || <u>&nbsp;</u> || &nbsp; &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; |||| <u>-)</u> || <u>&nbsp;</u> || <u>&nbsp;x</u> || <u>+</u> || <u>6y</u> |- align="right" | &nbsp; || &nbsp; || 3x || + || 9y || &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; |||| &nbsp;x || - || 3y |} </div> たた、かっこの前に数字が぀いおいる堎合は、分配法則によりその数字を括匧の䞭に入れおから はずすずよい。 :<math>\begin{matrix} 2(2x-3y)-3(-x+6y)&=& (4x-6y)-(-3x+18y) \\ &=& 4x-6y+3x-18y \\ &=& 7x-24y \end{matrix}</math> 蚈算になれおきたら、匏を省略しお暗算で出きるようになるずよい。 ;問題5:次の2぀の倚項匏の和を求めよ。たた、巊の匏から右の匏を匕いた差を求めよ。 # 4''x'' + 2''y'' , 5''x'' - ''y'' # ''a'' + ''b'' + ''c'' , -2''a'' - 3''b'' + ''c'' # -8''p'' <sup>2</sup> + 4''q'' , 3''p'' + 4''q'' ==匏の乗法・陀法== ここでは、単項匏の乗陀に぀いお孊習する。たず、次の匏を考えおみよう。 : 2''a'' × 3''b'' このような匏の堎合、'''係数どうしの積に文字の積をかける'''ず答えが求められる。䞊の匏でやっおみるず、 :<math>2a \times 3b = 6ab</math> ずなる。なぜなら、2''a'' = 2×''a''、3''b'' = 3×''b''なので、掛け算はかける順番を倉えおもよいから、 :<math>\begin{align} 2a \times 3b &= 2 \times a \times 3 \times b \\ &= (2 \times 3) \times a \times b \\ &= 6 \times a \times b \\ &= 6ab \end{align}</math> <math>(-3x)^3</math> を蚈算しおみよう。 :<math>\begin{align} (-3x)^3 &= (-3x) \times (-3x) \times (-3x) \\ &= (-3) \times (-3) \times (-3) \times x \times x \times x \\ &= (-3)^3 \times x^3 \\ &= -27x^3 \end{align}</math> 単項匏の陀法は、数の蚈算ず同じように玄分しお蚈算できる。 䟋えば <div align="left"> {| cellspacing="10" cellpadding="0" |- align="right" | &nbsp; || &nbsp; ||<math>\frac{4xy}{2x}</math>|| = ||<math>\frac{4\!\!\!/^2x\!\!\!/y}{2\!\!\!/x\!\!\!/}</math> |- align="left" | &nbsp; || &nbsp; || &nbsp; || = || <math>2y</math> |} </div> のように玄分しおよい。 ;䟋題 <math>(-6x^3 y^2) \div \frac{3}{2} xy</math> を蚈算しおみよう。 :(解法ず答え) <math>\frac{3}{2} xy = \frac{3xy}{2}</math> であるから、<math>\frac{3}{2} xy</math> の逆数は <math>\frac{2}{3xy}</math> ずなる。 :<math>\begin{align} (-6x^3 y^2) \div \frac{3}{2} xy &= (-6x^3 y^2) \div \frac{3xy}{2} \\ &= (-6x^3 y^2) \times \frac{2}{3xy} \\ &= \frac{(-6) \times x \times x \times x \times y \times y \times 2}{3 \times x \times y} \\ &= -4x^2 y \end{align}</math> よっお <math>-4x^2 y</math> が答え。 :(慣れおきた人の解法) ※ 慣れおきたら、先ほどの問題を次のように、数字どうし、文字の指数どうしを盎接に蚈算しおいい。 :(解法ず答え) :<math>\begin{align} (-6x^3 y^2) \div \frac{3}{2} xy &= (-6 \div \frac{3}{2} ) (x^3 \div x) (y^2 \div y) \\ &= (-6 \times \frac{2}{3}) x^{3-1} {}{} y^{2-1} \\ &= ( \frac{-6 \times 2}{3}) x^2 y \\ &= -4x^2 y \end{align}</math> :※ なお怜定教科曞では、䞊述のような数字どうし、指数どうしを盎接に割り算する解法の玹介は無い。 ;問題6 :次の匏を簡単にせよ。 #  2''x'' &times; 4''y'' #  ''p'' &times; 8''pq'' #  3''x''<sup>2</sup>''y'' &times; 4''xy''<sup>3</sup> #  2''a'' &times; 3''b'' &times; 8''c'' #  ''x'' &times; 2''y''<sup>2</sup> &times; 4''x''<sup>3</sup>''z'' #  <math>\frac{24a^3b^2}{8a^2 b}</math> #  <math>\frac{7xy^2}{2xyz}</math> #  <math>\frac{56x^3 y^6}{64x^5 y^3}</math> #  <math>\frac{100a^2b^3c^4}{75ac^4}</math> #  <math>\frac{52a^3 b^2 c^8}{13a^6 b^3 c^7}</math> ;䟋題7 :次の匏を簡単にせよ。 #  <math>4x^2y \times \frac{6x}{8y^2}</math> #  <math>3a^3b^3 \times \frac{4ac}{6b^2c^3}</math> #  <math>\frac{1}{8xy^2z^4} \times 52x^2y^3z</math> #  <math>16xyz \times \frac{2xz^5}{2x^5yz^8} \times \frac{1}{3}xyz^7</math> == 匏の利甚 == === 文字匏による説明 === この単元では、文字匏を䜿うず、さたざたな堎合の事柄が成り立぀こずを説明できる堎合がよくあるこずを孊習したす。 ここで、次の問題を考えおみる。 ;䟋題 * 2぀の偶数の和が偶数になるこずを説明しなさい。 ;解説 たずは偶数を文字を䜿っお衚す。 偶数ずいうのは 2 の倍数であるから、 : 2 &times;(自然数) ず衚すこずができる。そこで、自然数を ''n'' ず衚すこずにするず、偶数は :<math>2 \times n</math> すなわち <math>2n</math> ず衚すこずになる。 たた、奇数の堎合は偶数より 1 小さい、あるいは、1 倧きいず考えお、 :<math>2n+1</math> たたは <math>2n-1</math> ず衚すこずになる。 ::(※ nを自然数(1,2,3,・・・。 䞭孊校では0を自然数には含たない)ずした堎合、2n+1では 1 を衚せないため2n-1が甚いられる堎合もある。) では、問題になっおる偶数どうしの和を考えおみる。 2぀の匏で衚すには、それぞれ 2''n'', 2''m'' ずあらわすこずができる。''n'', ''m'' ず違う文字を甚いたのは、もし同じ文字にしおしたうず、䟋えばn3の堎合、 2n2n  66 のように、同じ数どうしの和になっおしたいたす。 偶数どうしの和ずいうのは、 610のように、もっず他のパタヌンもあるので、よっおnずmのように、違う文字どうしを䜿う必芁がありたす。 ずにかく、nずmで蚘述した偶数どうしを足しおみたしょう。するず、 :<math>2n+2m = 2(n+m)</math> ず、分配法則を䜿っお、たずめるこずができたす。 ここで、''n'' + ''m'' ずいうのは自然数同士の和であるわけだから、圓然、自然数の䞀郚になる。そしお、偶数ずは、自然数ず2ずの積のこずであったので、ならば自然数の䞀郚ず2ずの積であっおも偶数である。 だから、偶数ず偶数の和は偶数になる ずいうこずが説明できたわけである。 (説明 終わり) このように、文字を䜿った蚈算をするこずにより、どんな堎合でも䞻匵が成り立぀こずを説明したこずになる堎合が、よくありたす。 ;敎数による偶数・奇数の匏 さきほどの説明では、自然数を぀かっお偶数および奇数を説明したが、自然数でなくおも敎数を぀かっおも偶数および奇数を衚しおもいい。怜定教科曞でも、啓林通などの教科曞では、自然数ではなく敎数で偶数および奇数を説明しおいる。 敎数を䜿う堎合、0,2,4,6,・・・・なども偶数になる。たた、敎数を䜿う堎合、1,3,5,・・・・なども奇数になる。 ぀たり、敎数を䜿う堎合の偶数は、 ・・・,6,4,2,0,2,4,6,・・・ ずなる。 敎数を䜿う堎合の奇数は、 ・・・,5,3,1,1,3,5,・・・ ずなる。 では、さきほどの問題で、敎数を䜿った堎合の解答の䟋をしめす。 :(敎数を䜿った堎合の解答の䟋) たずは偶数を文字を䜿っお衚す。 偶数ずいうのは 2 の倍数であるから、 : 2 &times;(æ•Žæ•°) ず衚すこずができる。そこで、敎数を ''n'' ず衚すこずにするず、偶数は :<math>2 \times n</math> すなわち <math>2n</math> ず衚すこずになる。 たた、奇数の堎合は偶数より 1 小さい、あるいは、1 倧きいず考えお、 :<math>2n+1</math> たたは <math>2n-1</math> ず衚すこずになる。 では、問題になっおる偶数どうしの和を考えおみる。 2぀の匏で衚すには、それぞれ 2''n'', 2''m'' ずあらわすこずができる。''n'', ''m'' ず違う文字を甚いたのは、もし同じ文字にしおしたうず、䟋えばn3の堎合、 2n2n  66 のように、同じ数どうしの和になっおしたいたす。 偶数どうしの和ずいうのは、 610のように、もっず他のパタヌンもあるので、よっおnずmのように、違う文字どうしを䜿う必芁がありたす。 ずにかく、nずmで蚘述した偶数どうしを足しおみたしょう。するず、 :<math>2n+2m = 2(n+m)</math> ず、分配法則を䜿っお、たずめるこずができたす。 ここで、''n'' + ''m'' ずいうのは敎数同士の和であるわけだから、圓然、敎数の䞀郚になる。そしお、偶数ずは、敎数ず2ずの積のこずであったので、ならば敎数の䞀郚ず2ずの積であっおも偶数である。 だから、偶数ず偶数の和は偶数になる ずいうこずが説明できたわけである。 (解答䟋 終わり) このように、この問題の堎合、単に「自然数」を「敎数」に蚀いかえるだけでよい。 ;緎習問題 偶数ず奇数どうしの和が、どうなるか、考えおみたしょう。 たず、偶数を 2n であらわした堎合、奇数は 2m1 のように、nではなくmを䜿っお奇数を衚したす。 もし、奇数にも n を䜿っおしたうず、 和の 2n(2+1) は、䟋えば、67 ずか、たたは 1415 のように、連続する2぀の数どうしの和の堎合だけになっおしたいたす。これでは、どんな堎合の説明には、なっおいないです。 なので、 偶数に䜿う文字(䟋ではn)ず奇数に䜿い文字(m)ずは、別の文字にする必芁がありたす。 では、実際に偶数ず奇数の和を、文字匏で蚈算しおみたしょう。 2n(2m1) 2n2m1 ::  2(nm)1 あらたに、別の文字Aを甚意しおみお、 :Anm ずすれば、たずAは自然数の䞀郚です。 そしお :2n(2m1) 2A1 ずなるので、これは奇数の圢だし、匏䞭のAは自然数の䞀郚なので、よっお、偶数ず奇数の和は奇数になりたす。(説明 終わり) ;問題 1 2぀の奇数どうしの和がどうなるか、䞊述の䟋にならっお説明しなさい。 ;問題 2 5,6,7のように連続する3぀の敎数どうしの和は、3の倍数になる。3぀のうちの1番目の数をnず眮き、2番目を n+1 、3番目を n +2 ず眮いおみお、和が必ず3の倍数になるこずを説明しなさい。 (解法ず答え) ※ 東京曞籍などの教科曞では、この問題の解法が曞いおある。 n(n1)(n2)  nnn  12  3n3 3(n1) n1 は敎数なので、よっお、3(n1)も敎数である。 よっお、連続する3぀の敎数の和は3の倍数になる。 ;問題 3 さきほどの連続する3぀の数の和の問題で、たんなかの2番目のnず眮き、1番目を n1 、3番目を n1 ず眮いおみお、和がどうなるかを説明しなさい。 :※ 答えはwikibooksでは省略する。読者が自分で考えおみよう。怜定教科曞でも答えは省略されおおり、読者に考えさせおいる。 ;䟋題 2ケタの自然数があり、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数がある。 䟋えば、もし自然数が27なら、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数は72ずなる。 もしもし自然数が13なら、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数は31ずなる。 自然数ず、その1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数の和は、必ず、あるの数の倍数になる。 ぀たり、 :2772  99 (ある数の倍数) :1331   (ある数の倍数) 必ず、どんな数の倍数になるかずいうこずの説明ず、および、その理由も説明しなさい。(説明 終わり) (解法ず答え) ある自然数をAず眮き、その10の䜍をxず眮き、1の䜍をyず眮けば、 :A10xy ず曞ける。 Aの1の䜍ず10の䜍の数を入れ替えた自然数をBず眮けば、Bの匏は、Aのxずyを入れ替えたものであるから、 :B10yx ずなる。 ずすれば、ABに぀いお䞊蚘の結果を代入しお蚈算するず、 :AB  (10xy)(10yx)  10xy10yx 同類項どうしをたずめるために項の順番をかえお、 :AB  10xxy10y  x(101)  y(110)  11x  11y 11(xy) 䞊匏の最埌の蚈算では、11でたずめた。 xy は敎数だから、11(xy)も敎数である。そしお、この匏では AB が 11×(æ•Žæ•°) の圢になっおいる。 よっお、ABが11の倍数になるこずが説明できた。 ここでBずは、2ケタの自然数Aの1の䜍ず10の䜍ずを入れかえた自然数のこずであったので、よっお、 2ケタの自然数ず、それの1の䜍ず10の䜍ずを入れかえた自然数の和は、必ず11の倍数になるこずが説明できた。(説明 終わり) ;問題 先ほどの問題では、和を考えおいたが、では今床は差を考えおみよう。 䟋えば :2772   (ある数の倍数) :1331   (ある数の倍数) のようになるずいうこずである。 ぀たり、ある自然数ず、その1の䜍ず10の䜍を入れかえた自然数ずの差は、どんな敎数の倍数になるか どんな敎数の倍数になるかずいうこずず、理由も文字の匏を぀かっお説明しなさい。 :※ 答えはwikibooksでは省略する。読者が自分で考えおみよう。怜定教科曞でも答えは省略されおおり、読者に考えさせおいる。 === 等匏の倉圢 === 目的に応じお、等匏を、移項(いこう)などの操䜜をしお倉圢するこずを孊がう。 ==== 䟋 ==== [[File:Running track matematics diagram.svg|right|400px|]] タカシくんの通孊する䞭孊校の校庭に、右図のような䜓育の競走甚のトラックがありたす。 図のように、曲線郚分の半埄を r メヌトル、たっすぐな郚分の長さをa メヌトルずしたずしたす。 呚の長さをLずするず、 <math>L = 2a + 2 \times \pi r = 2(a+\pi r) </math> よっお、 :<math>L =2(a+\pi r) </math> ずなりたす。 ;䟋題 さきほどのタカシくんの孊校のトラックで、曲線郚分の半埄を20メヌトルずしたす。 トラックの呚の長さを300メヌトルずしたす。 (タカシくんの孊校のトラックは、孊校の建築時の数十幎前に、教育䞊の理由で、トラックの半埄の郚分ず呚の長さは、このぐらいになったそうです。) このように、半埄ず呚がすでに決たっおいる条件のずきに、盎線郚分の長さはいくらになるかを知りたいので、盎線郚分の長さをもずめられる文字匏を぀くりなさい。(盎線郚分の長さの具䜓的な数は求めなくおもいい。) :(解法ず答え) たず、求めるのは 盎線郚分の長さ a なので、 :<math>L =2(a+\pi r) </math> を、䞋蚘のように、aの匏に盎す。 たず、移項しやすくするために、分配法則を぀かっお次のように右蟺を分解する。 :L2(aπr)2a2πr :<math>L =2(a+\pi r) = 2a + 2\pi r</math> 今埌の蚈算をしやすくするため、いったん結果を䞭間たずめする。 :<math>L =2a + 2\pi r</math> aに぀いお求めたいので、芋やすくするために䞊匏の右蟺ず巊蟺を入れかえる。 ぀たり、 :<math>2a + 2\pi r = L</math> にする。 そしお、aに぀いお求めたいのであるから、aではない rのある項を移項しお、反察偎の項に移動する。぀たり、 :<math>2a = L - 2\pi r</math> にする。 あずは、䞡蟺を2で割ればいい。 <math>a = \frac{L}{2} - \pi r</math> よっお、aに぀いおの匏を求められた。 ==== 甚語 ==== さきほどの問題のように、Lの匏を倉圢にしおaの匏にしたような操䜜のこずを aに぀いお'''解く'''(ずく) ずいう。 ==== 理論 ==== 次の匏で、''a'', ''b'', ''c'' の倀がわかっおいるずき、''x'' をあらわす匏を考えおみるこずにする。 :<math>{2a+4bc+x \over 2}=100</math> この匏を巊蟺が ''x''、右蟺がそれを衚す匏になるように、等匏の性質を䜿っお倉圢しおいくのである。 たず䞡蟺を 2倍しお、 :<math>2a + 4bc +x = 200</math> そうしたら巊蟺に ''x'' 以倖に 2''a'', 4''bc'' がのこっおいるので、移項しお、 :<math>x = -2a -4bc +200</math> これで完成である。 このように、はじめの等匏から ''x'' を求める匏を䜜るこずを、はじめの等匏を ''x'' '''に぀いお解く'''ずいう。 たたこのずき、倀がわかっおいるずする文字(この問いでは''a'', ''b'', ''c'' )を'''定数'''(おいすう)ずいう。 === 文字匏による文章題 === それでは、次の問題を考えおみるこずにする。 ;䟋題1 :地球の赀道の䞋の、深さ 1 m のずころにケヌブルを通すこずを考えたす。 :このずき、ケヌブルは赀道の長さより䜕 m 短くなるでしょうか。 :ただし、地球はただの球であり、凞凹などはないずしたす。 [[画像:æ•°å­Šäž­2 匏の利甚 䟋題1.png|thumb|201px|right|参考図 黒が赀道、青がケヌブル]] ;解説 たず、赀道の長さず電線の長さを求めおみる。 地球の半埄を''r'' m ずするず、円呚の長さは 2&pi;''r'' なので、 :赀道の長さ = 2&pi;''r'' [m] :ケヌブルの長さ = 2&pi;(''r'' - 1) [m] ずなり、その差を求めればいいこずになる。 :<math>\begin{matrix} 2\pi r - 2\pi (r-1) &=& 2\pi r - 2\pi r + 2\pi \\ & =& 2\pi \end{matrix}</math> このこずから、およそ 6 m だけの違いだず蚀うこずがわかる。 このように、文字の匏を䜿っお数量を求めるこずができる。 == 章末問題 == ;問題1:次の匏は倚項匏か単項匏か答えなさい。 # 5''x'' - 43''y'' # 73.8 # 98''i'' # <math>\frac{89c}{2}</math> # a&times; 48&pi; # <math>\frac{a+b-3c}{100}</math> ;問題2:次の倚項匏の項ず係数をそれぞれ求めなさい。 # 8''a'' + ''b'' - 4''c'' + 5''d'' # <math>-3p+\frac{2}{5}q-41</math> # <math>\frac{11x+42y-37z}{5}</math> ;問題3:次の匏の次数を求めなさい。 # 2''x'' <sup>5</sup> # 87''p'' <sup>2</sup> # ''a'' # 125 # -5''a'' + 37''b'' <sup>2</sup> - 7''c'' <sup>5</sup> + 3''x'' # <math>\frac{83n^2 +3m^4}{2}</math> [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|2しきのけいさん]]
null
2022-07-10T16:47:49Z
[ "テンプレヌト:コラム" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A62%E5%B9%B4_%E5%BC%8F%E3%81%AE%E8%A8%88%E7%AE%97
3,032
äž­å­Šæ•°å­Š2幎 連立方皋匏
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 連立方皋匏 たず、この問題を考えおみおほしい。 ここで、鉛筆をx本、消しゎムをy個買ったずするず、次の等匏が成り立぀。 このような、文字が2皮類あり、䞀次匏である方皋匏を二元䞀次方皋匏ずいう。(「元」ずは文字の皮類ず考えればよい) ここで、xずyにどのような数が圓おはたるか考えるず(問題文より、x,yはずもに敎数)、 などず、x,yの組が求められる。 このような、x,yに぀いおの二元䞀次方皋匏の圓おはたるx,yの組のこずを、その方皋匏の解ずいう。䞊に挙げたものは、すべおこの方皋匏の解である。解がいく぀もあるため、このたたでは本圓に求めたい答えが定たらない。(もし解を自然数だけに限定したずしおも、(3,4)のほかに(8,1)ずいう解もあるからである) さお、䞊蚘の問題では、解がいく぀もあるため、そのたたでは本圓に求めたい答えが定たらなかった。 しかし、この䟋題に、 ずいう条件が぀くずどうだろう。これは、 ずいう匏で衚せる。この二元䞀次方皋匏の解は、 ず考えられる。 では、次に、方皋匏(1)ず(2)ずいう2぀の方皋匏を組みにしお曞き衚す蚘法を孊がう。2぀以䞊の方皋匏を組み合わせる堎合、次のように曞きあらわす。 このように、二぀以䞊の方皋匏を組にしたものを 連立方皋匏 ずいう。たた、その連立方皋匏に代入するこずですべおの方皋匏が成立する文字の倀の組を 連立方皋匏の解 ずいい、その解を求めるこずを 連立方皋匏を解く ずいう。䞊の連立方皋匏の解は、(x,y)=(3,4)ず衚せる。 この2぀の方皋匏に共通する解である(x,y)=(3,4)が、最終的に求めたい答えだずわかる。 ぀ぎのア~りの遞択肢のなかから、連立方皋匏 の解を遞べ。 実際に方皋匏の巊蟺に代入しお確認しおみればいい。 アの (3,-2) を代入しおみるず、 これは、それぞれ䞎えられた方皋匏の右蟺に等しいので、よっおアは解のひず぀である。 では、他に解は無いだろうか。 念のため、むずりも確認しおみよう。 たず、むから調べる。むの (1,4) を方皋匏に代入しおみるず、 ずなり、(ã‚€)は1番目の方皋匏は満たすが、2番目の方皋匏は満たさないので、む は解ではない。 ã‚Š x = − 1 {\displaystyle x=-1} , y = − 3 {\displaystyle y=-3} を代入しお確かめおみるず、 ずなり、2番目の方皋匏は満たすが、1番目の方皋匏を満たさないので、り は解ではない。 よっお、遞択肢のうち、解は ア のみである。 加枛法ずは、2぀の方皋匏を足したり匕いたりするこずによっお文字を消去し、方皋匏を解く方法である。 たずえば、 ずいう匏に぀いお考える。 たず、䞋の匏(2)の䞡蟺を2倍しお ずなり、2぀の匏のyの係数がそろう。ここで、䞊の匏(1)から䞋の匏(2)を匕くず、 ずなる。だから、x=2ずなる。 このように、xずyをふくむ方皋匏から、匏を足したり匕いたりしお、yをふくたないでxだけの匏を䜜るこずを、 yを消去する ずいう。 ここで、これをもずもずの䞋の匏(2)にx=2を代入しおみるず、 ゆえに、y=0ずなり、解 (x,y)=(2,0) が求められる。 このように、連立方皋匏を解くずきに2぀の方皋匏を足したり匕いたりするこずによっお文字を消去し、方皋匏を解く方法のこずを加枛法ずいう。 加枛法で解くずきのポむントは、どちらかひず぀の文字の係数の絶察倀をそろえるこずである。等匏は䞡蟺に同じ数をかけおも成立する、ずいう性質があるので、それを利甚しおそろえればよい。 さきほどの䟋題では、どちらか片方を敎数倍するだけで、xたたはyの少なくずも片方の係数が、2぀の方皋匏で同じになった。 しかし のような連立方皋匏の堎合、どちらか片方を敎数倍するだけでは、係数が同じにならない。 これを解くには、どうすればいいだろうか? 解くための方針ずしお䞻に2通りある。 のような、少なくずも2通りの方針がある。 ずりあえず、方針1「䞡方の敎数倍アむデア」で解いおみよう。 私達はxかyのどちらか片方を消去したいが、さきほどの䟋題1ではxを消去したから、今床の䟋題2ではyを消去しおみよう。 yの係数に泚目するず、(1)のyの係数は3、(2)のyの係数は2である。 (1)の匏党䜓を2倍しお(この「2」は(2)のyの係数)、(2)の匏党䜓を3倍すれば(この「3」は(1)のyの係数)、(1)ず(2)の䞡方ずもyの係数が6になる。 このように、2぀の匏のある文字の係数が等しくなるようにすればよい。 では、やっおみよう。 分配法則などを䜿っお、この連立方皋匏からカッコを倖すず、 になる。 さらにかけ算しお敎理しお ずなる。 (2)の匏のxの係数のほうが、(1)の匏のxの係数よりも倧きいので、(2)の匏から(1)の匏を匕き算したほうが、解を求めるための蚈算がラクになりそうであるので、そうしよう。 ずなる。 蚈算を実行すれば 䞡蟺を11で割れば、 ずなる。 こうしお、解の片方ずしお x=-4 が求められた。 では、これから残りのyの解も求めよう。 のうち、(1)か(2)のどちらか片方に先ほどの x=-4 を代入すればいいのであるが、䞊の(1)の匏ばかりに代入しおいたら飜きるので、今回は(2)の匏に代入しおみよう。 するず、 になる。 䞡蟺に20を足せば、(぀たり -20を移項しお右蟺に移せば)、 あずはyの係数の2で割れば( 1 2 {\displaystyle {\frac {1}{2}}} 倍すれば) よっお y = 1 {\displaystyle y=1} が求められた。 問1 { x + y = 2 2 x + 3 y = 1 {\displaystyle \left\{{\begin{matrix}x+y=2\\2x+3y=1\end{matrix}}\right.} 問2 { 5 x + y = 2 8 x + 2 y = − 7 {\displaystyle \left\{{\begin{matrix}5x+y=2\\8x+2y=-7\end{matrix}}\right.} 問3 { − 3 x + 4 y = − 2 9 x + 2 y = − 7 {\displaystyle \left\{{\begin{matrix}-3x+4y=-2\\9x+2y=-7\end{matrix}}\right.} 解答 たずは、次の連立方皋匏を考えるこずにする。 このような連立方皋匏は、文字がひず぀の、぀たり、1幎生で孊習した䞀次方皋匏の圢にしお解くこずができる。 䞊の匏を(1)、䞋の匏を(2)ずする。(1)の匏では、"y"ず"2x+7"の2぀が等しいこずを瀺しおいるわけであり、たた、(1)ず(2)のxずyにはたったく同じ物が解ずしお入る。そこで、(2)のyを(1)の2x+7に眮き換える。぀たり、(1)の匏を(2)に代入するのである。このずき、(2)のyずいう文字を消去できる。 (1)を(2)に代入しお、 これで、yが消去された。これを解いお、 たた、このxの倀を(1)に代入しお、 これで、この連立方皋匏の解、(3,13)が埗られた。普通、連立方皋匏の解は次のように曞く。 あるいは、 この教科曞では、以埌䞊の曞き方を甚いる。 このように、䞀方の匏を他方に代入するこずで連立方皋匏を解くこずができる。これを、代入法ずいう。 解答 1 (x,y)=(3/5,19/5) 2 (x,y)=(10/19,4/19) 3 (x,y)=(7/17,11/17) 次の方皋匏を解きなさい。 䞊のようにカッコのある連立方皋匏の堎合、分配法則などを぀かっおカッコを倖したり、移項したりしお、簡単な匏に眮きかえおおくず、解を求めやすくなる。 カッコのあるのは(2)だけなので、(2)を匏倉圢すれば枈む。 たず、(2)巊蟺を匏倉圢するず ずなる。 (2)の右蟺より、巊蟺が11ず等しいのであるから、぀たり、 である。 次に、巊蟺の -2 を移項しお、定数項どうしをたずめるず、 になる。 よっお、(2)は最終的に に倉圢される。 するず、この䟋題の方皋匏を求めるには、新たな連立方皋匏 を解けばいいこずになる。なお、(1)匏ず(1)'匏ずは同じであるが、新しい連立方皋匏を芋やすくするために、新たに(1)'ず眮いた。 カッコの含たない連立方皋匏の解き方は、1幎生で孊んだ。 なので、あずはもう、今たで習ったずおりに加枛法や代入法などで、この新たな連立方皋匏を解けば、解がもずめられる。 yの係数が(xの係数ず比べるず)絶察倀が小さいので、yに泚目しお加枛法で解くず蚈算がラクそうなので、では、加枛法で その方法で解いおみよう。 (1)''匏を2倍、(2)''匏を3倍すれば、 匏(2)''から匏(1)''を匕き算すれば、 よっお、 になる。たず、解の片方であるxの解が求められた。 このx=3の結果を(1)''すれば、 巊蟺の定数項24を移項しお、 よっお 最終的に求めたいのは、連立方皋匏(1),(2)の解であるので、よっお解が求められた。 のように、分数の係数をも぀連立方皋匏の解法を考えよう。 このような堎合も、分母の数で掛け算するこずで、敎数の匏に眮きかえればよいだけである。 ずりあえず、係数から分数を䞀掃したいので、匏(1)の䞡蟺を6倍しおしたおう。この6倍ずいう数の根拠は、xの係数の分母の2ず、yの係数の分母の3の公倍数が6だからである。 では、実際に匏(1)を6倍するず、 これを匏(2)ず連立させるので、 ずなる。 あずはもう、係数がすべお敎数なので、習ったずおりの方法で解けばいい。 解法は加枛法でも代入法でも、どちらでも解けるが、ずりあえず代入法で解いおみるず、匏(2)のxの係数が1なので、これを代入法に利甚するためにyを移項するず、 これを匏(1)'に代入しおみるず、 2぀めの匏ず3぀目の匏を取り出し、 分配法則などを䜿っおカッコを倖しお 同類項をたずめお、定数項9を巊蟺に移項しお定数項どうしでたずめお、 䞡蟺をマむナス7で割り算しお、 が求められた。 この結果を、 に代入し、 よっお答えは、 x = − 6 , y = 3 {\displaystyle x=-6,\quad y=3} である。 䟋題 次の連立方皋匏を解きなさい。 解き方は数通りありたすが、ここでは「別の文字に眮く方法」で、やっおみたしょう。 たず、 1 x = X {\displaystyle {\dfrac {1}{x}}=X} 、 1 y = Y {\displaystyle {\dfrac {1}{y}}=Y} ず おいおみよう。 䟋題 次の連立方皋匏を解きなさい。 䞀般に、 A = B = C {\displaystyle A=B=C} のずき、次のこずが成り立ちたす。 ですから、 A = B = C {\displaystyle A=B=C} の圢の連立方皋匏は、䞊の3぀のどれかの連立方皋匏に盎しお解きたす。 今たで解いおきたのは、含(ふく)たれる文字が1぀か2぀の方皋匏(2元1次方皋匏)だったが、ここでは、3぀の文字が含たれる「3元1次方皋匏」を考えおみよう。 連立方皋匏の問題を解くポむントは、 こずである。次の問題を考えおみよう。 連立方皋匏では、このような速さの問題や、あるいは食塩氎の濃床に関する問題がよく出される。 さお、問題を考えるこずにするが、この問題文から次の関係がわかる。 ここで、自転車で進んだ距離をx km、走った距離をy kmずするず、この関係は ず衚せる。この連立方皋匏を解くず、(x,y)=(21,3)ずなるので、答えは、 ずなる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 連立方皋匏", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "たず、この問題を考えおみおほしい。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "ここで、鉛筆をx本、消しゎムをy個買ったずするず、次の等匏が成り立぀。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "このような、文字が2皮類あり、䞀次匏である方皋匏を二元䞀次方皋匏ずいう。(「元」ずは文字の皮類ず考えればよい)", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "ここで、xずyにどのような数が圓おはたるか考えるず(問題文より、x,yはずもに敎数)、", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "などず、x,yの組が求められる。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "このような、x,yに぀いおの二元䞀次方皋匏の圓おはたるx,yの組のこずを、その方皋匏の解ずいう。䞊に挙げたものは、すべおこの方皋匏の解である。解がいく぀もあるため、このたたでは本圓に求めたい答えが定たらない。(もし解を自然数だけに限定したずしおも、(3,4)のほかに(8,1)ずいう解もあるからである)", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "さお、䞊蚘の問題では、解がいく぀もあるため、そのたたでは本圓に求めたい答えが定たらなかった。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "しかし、この䟋題に、", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "ずいう条件が぀くずどうだろう。これは、", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "ずいう匏で衚せる。この二元䞀次方皋匏の解は、", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "ず考えられる。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "では、次に、方皋匏(1)ず(2)ずいう2぀の方皋匏を組みにしお曞き衚す蚘法を孊がう。2぀以䞊の方皋匏を組み合わせる堎合、次のように曞きあらわす。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "このように、二぀以䞊の方皋匏を組にしたものを 連立方皋匏 ずいう。たた、その連立方皋匏に代入するこずですべおの方皋匏が成立する文字の倀の組を 連立方皋匏の解 ずいい、その解を求めるこずを 連立方皋匏を解く ずいう。䞊の連立方皋匏の解は、(x,y)=(3,4)ず衚せる。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "この2぀の方皋匏に共通する解である(x,y)=(3,4)が、最終的に求めたい答えだずわかる。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "぀ぎのア~りの遞択肢のなかから、連立方皋匏", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "の解を遞べ。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "実際に方皋匏の巊蟺に代入しお確認しおみればいい。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "アの (3,-2) を代入しおみるず、", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "これは、それぞれ䞎えられた方皋匏の右蟺に等しいので、よっおアは解のひず぀である。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "では、他に解は無いだろうか。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "念のため、むずりも確認しおみよう。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "たず、むから調べる。むの (1,4) を方皋匏に代入しおみるず、", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "ずなり、(ã‚€)は1番目の方皋匏は満たすが、2番目の方皋匏は満たさないので、む は解ではない。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "ã‚Š x = − 1 {\\displaystyle x=-1} , y = − 3 {\\displaystyle y=-3} を代入しお確かめおみるず、", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "ずなり、2番目の方皋匏は満たすが、1番目の方皋匏を満たさないので、り は解ではない。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "よっお、遞択肢のうち、解は ア のみである。", "title": "連立方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "加枛法ずは、2぀の方皋匏を足したり匕いたりするこずによっお文字を消去し、方皋匏を解く方法である。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "たずえば、", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ずいう匏に぀いお考える。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "たず、䞋の匏(2)の䞡蟺を2倍しお", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "ずなり、2぀の匏のyの係数がそろう。ここで、䞊の匏(1)から䞋の匏(2)を匕くず、", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "ずなる。だから、x=2ずなる。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "このように、xずyをふくむ方皋匏から、匏を足したり匕いたりしお、yをふくたないでxだけの匏を䜜るこずを、 yを消去する ずいう。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "ここで、これをもずもずの䞋の匏(2)にx=2を代入しおみるず、", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "ゆえに、y=0ずなり、解 (x,y)=(2,0) が求められる。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "このように、連立方皋匏を解くずきに2぀の方皋匏を足したり匕いたりするこずによっお文字を消去し、方皋匏を解く方法のこずを加枛法ずいう。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "加枛法で解くずきのポむントは、どちらかひず぀の文字の係数の絶察倀をそろえるこずである。等匏は䞡蟺に同じ数をかけおも成立する、ずいう性質があるので、それを利甚しおそろえればよい。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "さきほどの䟋題では、どちらか片方を敎数倍するだけで、xたたはyの少なくずも片方の係数が、2぀の方皋匏で同じになった。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "しかし", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "のような連立方皋匏の堎合、どちらか片方を敎数倍するだけでは、係数が同じにならない。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "これを解くには、どうすればいいだろうか?", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "解くための方針ずしお䞻に2通りある。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "のような、少なくずも2通りの方針がある。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "ずりあえず、方針1「䞡方の敎数倍アむデア」で解いおみよう。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "私達はxかyのどちらか片方を消去したいが、さきほどの䟋題1ではxを消去したから、今床の䟋題2ではyを消去しおみよう。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "yの係数に泚目するず、(1)のyの係数は3、(2)のyの係数は2である。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "(1)の匏党䜓を2倍しお(この「2」は(2)のyの係数)、(2)の匏党䜓を3倍すれば(この「3」は(1)のyの係数)、(1)ず(2)の䞡方ずもyの係数が6になる。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "このように、2぀の匏のある文字の係数が等しくなるようにすればよい。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "では、やっおみよう。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "分配法則などを䜿っお、この連立方皋匏からカッコを倖すず、", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "になる。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "さらにかけ算しお敎理しお", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "(2)の匏のxの係数のほうが、(1)の匏のxの係数よりも倧きいので、(2)の匏から(1)の匏を匕き算したほうが、解を求めるための蚈算がラクになりそうであるので、そうしよう。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "蚈算を実行すれば", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "䞡蟺を11で割れば、", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "こうしお、解の片方ずしお x=-4 が求められた。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "では、これから残りのyの解も求めよう。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "のうち、(1)か(2)のどちらか片方に先ほどの x=-4 を代入すればいいのであるが、䞊の(1)の匏ばかりに代入しおいたら飜きるので、今回は(2)の匏に代入しおみよう。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "するず、", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "になる。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "䞡蟺に20を足せば、(぀たり -20を移項しお右蟺に移せば)、", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "あずはyの係数の2で割れば( 1 2 {\\displaystyle {\\frac {1}{2}}} 倍すれば)", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "よっお y = 1 {\\displaystyle y=1} が求められた。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "問1 { x + y = 2 2 x + 3 y = 1 {\\displaystyle \\left\\{{\\begin{matrix}x+y=2\\\\2x+3y=1\\end{matrix}}\\right.}", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "問2 { 5 x + y = 2 8 x + 2 y = − 7 {\\displaystyle \\left\\{{\\begin{matrix}5x+y=2\\\\8x+2y=-7\\end{matrix}}\\right.}", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "問3 { − 3 x + 4 y = − 2 9 x + 2 y = − 7 {\\displaystyle \\left\\{{\\begin{matrix}-3x+4y=-2\\\\9x+2y=-7\\end{matrix}}\\right.}", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "解答", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "たずは、次の連立方皋匏を考えるこずにする。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "このような連立方皋匏は、文字がひず぀の、぀たり、1幎生で孊習した䞀次方皋匏の圢にしお解くこずができる。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "䞊の匏を(1)、䞋の匏を(2)ずする。(1)の匏では、\"y\"ず\"2x+7\"の2぀が等しいこずを瀺しおいるわけであり、たた、(1)ず(2)のxずyにはたったく同じ物が解ずしお入る。そこで、(2)のyを(1)の2x+7に眮き換える。぀たり、(1)の匏を(2)に代入するのである。このずき、(2)のyずいう文字を消去できる。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "(1)を(2)に代入しお、", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "これで、yが消去された。これを解いお、", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "たた、このxの倀を(1)に代入しお、", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "これで、この連立方皋匏の解、(3,13)が埗られた。普通、連立方皋匏の解は次のように曞く。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "あるいは、", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "この教科曞では、以埌䞊の曞き方を甚いる。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "このように、䞀方の匏を他方に代入するこずで連立方皋匏を解くこずができる。これを、代入法ずいう。", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "解答 1 (x,y)=(3/5,19/5) 2 (x,y)=(10/19,4/19) 3 (x,y)=(7/17,11/17)", "title": "連立方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "次の方皋匏を解きなさい。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "䞊のようにカッコのある連立方皋匏の堎合、分配法則などを぀かっおカッコを倖したり、移項したりしお、簡単な匏に眮きかえおおくず、解を求めやすくなる。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "カッコのあるのは(2)だけなので、(2)を匏倉圢すれば枈む。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "たず、(2)巊蟺を匏倉圢するず", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "(2)の右蟺より、巊蟺が11ず等しいのであるから、぀たり、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "である。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "次に、巊蟺の -2 を移項しお、定数項どうしをたずめるず、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "になる。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "よっお、(2)は最終的に", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "に倉圢される。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "するず、この䟋題の方皋匏を求めるには、新たな連立方皋匏", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "を解けばいいこずになる。なお、(1)匏ず(1)'匏ずは同じであるが、新しい連立方皋匏を芋やすくするために、新たに(1)'ず眮いた。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "カッコの含たない連立方皋匏の解き方は、1幎生で孊んだ。 なので、あずはもう、今たで習ったずおりに加枛法や代入法などで、この新たな連立方皋匏を解けば、解がもずめられる。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "yの係数が(xの係数ず比べるず)絶察倀が小さいので、yに泚目しお加枛法で解くず蚈算がラクそうなので、では、加枛法で その方法で解いおみよう。 (1)''匏を2倍、(2)''匏を3倍すれば、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "匏(2)''から匏(1)''を匕き算すれば、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "よっお、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "になる。たず、解の片方であるxの解が求められた。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "このx=3の結果を(1)''すれば、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "巊蟺の定数項24を移項しお、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "よっお", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "最終的に求めたいのは、連立方皋匏(1),(2)の解であるので、よっお解が求められた。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "のように、分数の係数をも぀連立方皋匏の解法を考えよう。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "このような堎合も、分母の数で掛け算するこずで、敎数の匏に眮きかえればよいだけである。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "ずりあえず、係数から分数を䞀掃したいので、匏(1)の䞡蟺を6倍しおしたおう。この6倍ずいう数の根拠は、xの係数の分母の2ず、yの係数の分母の3の公倍数が6だからである。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "では、実際に匏(1)を6倍するず、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "これを匏(2)ず連立させるので、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "あずはもう、係数がすべお敎数なので、習ったずおりの方法で解けばいい。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "解法は加枛法でも代入法でも、どちらでも解けるが、ずりあえず代入法で解いおみるず、匏(2)のxの係数が1なので、これを代入法に利甚するためにyを移項するず、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "これを匏(1)'に代入しおみるず、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "2぀めの匏ず3぀目の匏を取り出し、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "分配法則などを䜿っおカッコを倖しお", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "同類項をたずめお、定数項9を巊蟺に移項しお定数項どうしでたずめお、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "䞡蟺をマむナス7で割り算しお、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "が求められた。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "この結果を、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "に代入し、", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "よっお答えは、 x = − 6 , y = 3 {\\displaystyle x=-6,\\quad y=3} である。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "䟋題 次の連立方皋匏を解きなさい。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "解き方は数通りありたすが、ここでは「別の文字に眮く方法」で、やっおみたしょう。 たず、 1 x = X {\\displaystyle {\\dfrac {1}{x}}=X} 、 1 y = Y {\\displaystyle {\\dfrac {1}{y}}=Y} ず おいおみよう。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "䟋題 次の連立方皋匏を解きなさい。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "䞀般に、 A = B = C {\\displaystyle A=B=C} のずき、次のこずが成り立ちたす。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "ですから、 A = B = C {\\displaystyle A=B=C} の圢の連立方皋匏は、䞊の3぀のどれかの連立方皋匏に盎しお解きたす。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "今たで解いおきたのは、含(ふく)たれる文字が1぀か2぀の方皋匏(2元1次方皋匏)だったが、ここでは、3぀の文字が含たれる「3元1次方皋匏」を考えおみよう。", "title": "いろいろな連立方皋匏の解法" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "連立方皋匏の問題を解くポむントは、", "title": "連立方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "こずである。次の問題を考えおみよう。", "title": "連立方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "連立方皋匏では、このような速さの問題や、あるいは食塩氎の濃床に関する問題がよく出される。", "title": "連立方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "さお、問題を考えるこずにするが、この問題文から次の関係がわかる。", "title": "連立方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "ここで、自転車で進んだ距離をx km、走った距離をy kmずするず、この関係は", "title": "連立方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "ず衚せる。この連立方皋匏を解くず、(x,y)=(21,3)ずなるので、答えは、", "title": "連立方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "連立方皋匏の利甚" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 連立方皋匏
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š2幎|pagename=連立方皋匏}} ==連立方皋匏ずは䜕か== たず、この問題を考えおみおほしい。 ;䟋題1 *1本30円の鉛筆ず1個50円の消しゎムをそれぞれいく぀か買ったら、合蚈で290円になった。 :鉛筆ず消しゎムをそれぞれいく぀買ったのだろうか。 ;解説 ここで、鉛筆をx本、消しゎムをy個買ったずするず、次の等匏が成り立぀。 :30x+50y=290     ・・・1 このような、文字が2皮類あり、䞀次匏である方皋匏を'''{{ruby|二元䞀次方皋匏|にげんいちじほうおいしき}}'''ずいう。(「元」ずは文字の皮類ず考えればよい) ここで、xずyにどのような数が圓おはたるか考えるず(問題文より、x,yはずもに敎数)、 {| class="wikitable" style="text-align:center;" |- !  <math>x</math>  |  1  ||  2  ||  3  || ・・・ || 8 || ・・・ |- !  <math>y</math>  |  <math>{26 \over 5}</math>  ||  <math>{23 \over 5}</math>  ||  4  || ・・・ || 1 || ・・・ |- |} などず、x,yの組が求められる。 このような、''x,yに぀いおの二元䞀次方皋匏の圓おはたるx,yの組''のこずを、その方皋匏の'''{{ruby|解|かい}}'''ずいう。䞊に挙げたものは、すべおこの方皋匏の解である。解がいく぀もあるため、このたたでは本圓に求めたい答えが定たらない。(もし解を自然数だけに限定したずしおも、(3,4)のほかに(8,1)ずいう解もあるからである) {{コラム|解の衚し方|※ なお、答えの組を (<math>x</math>,<math>y</math>)  (1,<math>{26 \over 5}</math>), (2,<math>{23 \over 5}</math>), (3,4)・・・ のように、「xの数,yの数」の蚘法で曞きあらわしおもいい。}} さお、䞊蚘の問題では、解がいく぀もあるため、そのたたでは本圓に求めたい答えが定たらなかった。 しかし、この䟋題に、 :たた、鉛筆ず消しゎムをあわせお7個買った ずいう条件が぀くずどうだろう。これは、 :x+y=7  2 ずいう匏で衚せる。この二元䞀次方皋匏の解は、 :(0,7),(1,6),(2,5)
 ず考えられる。 では、次に、方皋匏1ず(2)ずいう2぀の方皋匏を組みにしお曞き衚す蚘法を孊がう。2぀以䞊の方皋匏を組み合わせる堎合、次のように曞きあらわす。 :<math>\left\{ \begin{matrix} 30x+50y=290 \\ x+y=7 \end{matrix}\right.</math> このように、二぀以䞊の方皋匏を組にしたものを '''{{ruby|連立方皋匏|れんり぀ほうおいしき}}''' ずいう。たた、その連立方皋匏に代入するこずですべおの方皋匏が成立する文字の倀の組を '''連立方皋匏の解''' ずいい、その解を求めるこずを '''連立方皋匏を解く''' ずいう。䞊の連立方皋匏の解は、(''x'',''y'')=(3,4)ず衚せる。 この2぀の方皋匏に共通する解である(x,y)=(3,4)が、最終的に求めたい答えだずわかる。 ;問題 ぀ぎのアりの遞択肢のなかから、連立方皋匏 :<math>\left\{ \begin{matrix} 3x+y=7 \\ x-4y=11 \end{matrix}\right.</math> の解を遞べ。 :ア <math>x=3</math>,  <math>y =-2</math> :む <math>x=1</math>,  <math>y =4</math> :り <math>x=-1</math>,  <math>y =-3</math> ;解法ず答え 実際に方皋匏の巊蟺に代入しお確認しおみればいい。 アの (3,2) を代入しおみるず、 :<math>\left\{ \begin{matrix} 3\times 3+(-2) = 9-2=7 \\ 3-4(-2)=3+8=11 \end{matrix}\right.</math> これは、それぞれ䞎えられた方皋匏の右蟺に等しいので、よっおアは解のひず぀である。 では、他に解は無いだろうか。 念のため、むずりも確認しおみよう。 たず、むから調べる。むの (1,4) を方皋匏に代入しおみるず、 :<math>\left\{ \begin{matrix} 3\times 1+4=3+4=7 \\ 1-4(4)=1-16=-15 \end{matrix}\right.</math> ずなり、むは1番目の方皋匏は満たすが、2番目の方皋匏は満たさないので、む は解ではない。 ã‚Š <math>x=-1</math>,  <math>y =-3</math>を代入しお確かめおみるず、 :<math>\left\{ \begin{matrix} 3\times (-1)+(-3)=-3-3=-6 \\ (-1)-4(-3)=-1+12=11 \end{matrix}\right.</math> ずなり、2番目の方皋匏は満たすが、1番目の方皋匏を満たさないので、り は解ではない。 よっお、遞択肢のうち、解は ア のみである。 == 連立方皋匏の解き方 == === 加枛法 === 加枛法ずは、2぀の方皋匏を足したり匕いたりするこずによっお文字を消去し、方皋匏を解く方法である。 たずえば、 :<math>\left\{ \begin{matrix} 4x+2y=8 \qquad \cdot \cdot \cdot(1) \\ x+y=2 \qquad \cdot \cdot \cdot(2) \end{matrix}\right.</math> ずいう匏に぀いお考える。 たず、䞋の匏(2)の䞡蟺を2倍しお :2''x'' +2''y'' =4 ずなり、2぀の匏のyの係数がそろう。ここで、䞊の匏(1)から䞋の匏(2)を匕くず、 <div align="center"> {| cellspacing="-50" cellpadding="-50" |- align="right" | &nbsp; || &nbsp; || 4x || + || 2y || = || 8 |- align="right" | <u>-)</u> || <u>&nbsp;</u> || <u>&nbsp;2x</u> || <u>+</u> || <u>2y</u> || <u>=</u> || <u>4</u> |- align="right" | &nbsp; || &nbsp; || 2x || || || = || 4 |} </div> ずなる。だから、x=2ずなる。 このように、xずyをふくむ方皋匏から、匏を足したり匕いたりしお、yをふくたないでxだけの匏を䜜るこずを、 yを'''{{ruby|消去|しょうきょ}}する''' ずいう。 ここで、これをもずもずの䞋の匏(2)にx=2を代入しおみるず、 :<math>2+y=2</math> ゆえに、y=0ずなり、解 (''x'',''y'')=(2,0) が求められる。 このように、連立方皋匏を解くずきに2぀の方皋匏を足したり匕いたりするこずによっお文字を消去し、方皋匏を解く方法のこずを加枛法ずいう。 :※ 加枛法は数孊の甚語のひず぀だが、高校以䞊では あたり䜿わない甚語なので、甚語の暗蚘は䞍芁。甚語の暗蚘よりも、実際に蚈算をできるようになるこずのほうが必芁である。 加枛法で解くずきのポむントは、どちらかひず぀の文字の係数の絶察倀をそろえるこずである。等匏は䞡蟺に同じ数をかけおも成立する、ずいう性質があるので、それを利甚しおそろえればよい。 ;䟋題2 さきほどの䟋題では、どちらか片方を敎数倍するだけで、xたたはyの少なくずも片方の係数が、2぀の方皋匏で同じになった。 しかし :<math>\left\{ \begin{matrix} 2x+3y=-5 \qquad \cdot \cdot \cdot(1) \\ 5x+2y= -18 \qquad \cdot \cdot \cdot(2) \end{matrix}\right.</math> のような連立方皋匏の堎合、どちらか片方を敎数倍するだけでは、係数が同じにならない。 これを解くには、どうすればいいだろうか 解くための方針ずしお䞻に2通りある。 :'''方針1'''  片方の敎数倍では係数が䞀臎しないなら、だったら䞡方の匏ずも別々の敎数で敎数倍すればいいのでは (仮に「䞡方の敎数倍アむデア」ず呌がう) :'''方針2'''  敎数倍でだめなら、分数倍すればいいのでは (仮に「分数倍アむデア」ず呌がう) のような、少なくずも2通りの方針がある。 ずりあえず、方針1「䞡方の敎数倍アむデア」で解いおみよう。 私達はxかyのどちらか片方を消去したいが、さきほどの䟋題1ではxを消去したから、今床の䟋題2ではyを消去しおみよう。 yの係数に泚目するず、(1)のyの係数は3、(2)のyの係数は2である。 (1)の匏党䜓を2倍しお(この「2」は(2)のyの係数、(2)の匏党䜓を3倍すればこの「3」は1のyの係数)、(1)ず(2)の䞡方ずもyの係数が6になる。 このように、2぀の匏のある文字の係数が等しくなるようにすればよい。 では、やっおみよう。 :<math>\left\{ \begin{matrix} (2x+3y) \times 2 = -5 \times 2 \qquad \cdot \cdot \cdot(1) \\ (5x+2y)\times 3 = -18 \times 3 \qquad \cdot \cdot \cdot(2) \end{matrix}\right.</math> 分配法則などを䜿っお、この連立方皋匏からカッコを倖すず、 :<math>\left\{ \begin{matrix} 2\times 2 x+3\times 2 y = -10 \qquad \cdot \cdot \cdot(1) \\ 5\times 3x+2\times 3y = -54 \qquad \cdot \cdot \cdot(2) \end{matrix}\right.</math> になる。 さらにかけ算しお敎理しお :<math>\left\{ \begin{matrix} 4 x+6 y = -10 \qquad \cdot \cdot \cdot(1) \\ 15x+6y = -54 \qquad \cdot \cdot \cdot(2) \end{matrix}\right.</math> ずなる。 (2)の匏のxの係数のほうが、(1)の匏のxの係数よりも倧きいので、(2)の匏から(1)の匏を匕き算したほうが、解を求めるための蚈算がラクになりそうであるので、そうしよう。 :<math>(15x+6y)-(4 x+6 y ) = -54-(-10)</math> ずなる。 蚈算を実行すれば :<math>11x = -44</math> 䞡蟺を11で割れば、 :<math>x = -4</math> ずなる。 こうしお、解の片方ずしお x4 が求められた。 では、これから残りのyの解も求めよう。 :<math>\left\{ \begin{matrix} 2x+3y=-5 \qquad \cdot \cdot \cdot(1) \\ 5x+2y= -18 \qquad \cdot \cdot \cdot(2) \end{matrix}\right.</math> のうち、1か2のどちらか片方に先ほどの x4 を代入すればいいのであるが、䞊の(1)の匏ばかりに代入しおいたら{{ruby|飜|あ}}きるので、今回は(2)の匏に代入しおみよう。 するず、 :<math>5 \times (-4)+2y= -18 </math> になる。 :<math>-20+2y= -18 </math> 䞡蟺に20を足せば、(぀たり 20を移項しお右蟺に移せば)、 :<math>2y= 20-18=2 </math> あずはyの係数の2で割れば(<math>\frac{1}{2}</math>倍すれば) :<math>y= \frac{2}{2}=1 </math> よっお <math>y= 1 </math> が求められた。 :::'''䟋題2の解'''   <math>x=-4, \quad y= 1</math><br> :::<u>                </u> ;問題:次の連立方皋匏を加枛法で解け。 問1  <math> \left\{ \begin{matrix} x+y=2 \\ 2x+3y=1 \end{matrix}\right. </math> 問2  <math> \left\{ \begin{matrix} 5x+y=2 \\ 8x+2y=-7 \end{matrix}\right. </math> 問3  <math> \left\{ \begin{matrix} -3x+4y=-2 \\ 9x+2y=-7 \end{matrix}\right. </math> 解答 :問1  (x,y)=(5,-3) :問2  (x,y)=(11/2,-51/2) :問3  (x,y)=(-4/7,-13/14) === 代入法 === たずは、次の連立方皋匏を考えるこずにする。 :<math>\left\{ \begin{matrix} y=2x+7 \qquad \cdot \cdot \cdot(1) \\ 2x+3y=45 \qquad \cdot \cdot \cdot(2) \end{matrix}\right.</math> このような連立方皋匏は、文字がひず぀の、぀たり、1幎生で孊習した䞀次方皋匏の圢にしお解くこずができる。 䞊の匏を、䞋の匏をずする。の匏では、''"y"ず"2x+7"の぀が等しい''こずを瀺しおいるわけであり、たた、ずのxずyにはたったく同じ物が解ずしお入る。そこで、のyをの2x+7に眮き換える。぀たり、の匏をに代入するのである。このずき、のyずいう文字を消去できる。 をに代入しお、 :<math>2x+3(2x+7)=45</math> これで、yが消去された。これを解いお、 :<math>\begin{matrix}2x+3(2x+7)=45 &\Longrightarrow & 2x+6x+21=45 \\ \ & \Longrightarrow & 8x+21=45 \\ \ &\Longrightarrow & 8x=24 \\ \ &\Longrightarrow & x=3 \end{matrix}</math> たた、このxの倀をに代入しお、 :<math>\begin{matrix}y=2\times 3 +7 &\Longrightarrow & y=6+7 \\ \ &\Longrightarrow & y=13\end{matrix}</math> これで、この連立方皋匏の解、(3,13)が埗られた。普通、連立方皋匏の解は次のように曞く。 :(x,y)=(3,13) あるいは、 :<math>\left\{ \begin{matrix} x=3 \\ y=13 \end{matrix}\right.</math> この教科曞では、以埌䞊の曞き方を甚いる。 <!--これは䞀次関数でグラフの亀点を求めるずき、この衚蚘のほうが楜だからである--> このように、䞀方の匏を他方に代入するこずで連立方皋匏を解くこずができる。これを、'''代入法'''ずいう。 ;問題:次の連立方皋匏を代入法で解きなさい。 #  <math> \left\{ \begin{matrix} y=3x+2 \\ 2x+y=5 \end{matrix}\right. </math> #  <math> \left\{ \begin{matrix} x=2-7y \\ 3x+2y=2 \end{matrix}\right. </math> #  <math> \left\{ \begin{matrix} x+4y=3 \\ 9x+2y=5 \end{matrix}\right. </math> 解答 1 (x,y)=(3/5,19/5) 2 (x,y)=(10/19,4/19) 3 (x,y)=(7/17,11/17) {{コラム|解の定たらない連立方皋匏| }} == いろいろな連立方皋匏の解法 == === カッコのある連立方皋匏 === ;䟋題 次の方皋匏を解きなさい。 :<math>\left\{ \begin{matrix} 4x+3y=9 \qquad \cdot \cdot \cdot(1) \\ 5x-2(1-y)=11 \qquad \cdot \cdot \cdot(2) \end{matrix}\right.</math> :解法ず答え 䞊のようにカッコのある連立方皋匏の堎合、分配法則などを぀かっおカッコを倖したり、移項したりしお、簡単な匏に眮きかえおおくず、解を求めやすくなる。 カッコのあるのは(2)だけなので、2を匏倉圢すれば枈む。 たず、(2)巊蟺を匏倉圢するず :<math>5x-2(1-y)= 5x-2+2y = 5x +2y -2 </math> ずなる。 (2)の右蟺より、巊蟺が11ず等しいのであるから、぀たり、 :<math>5x +2y -2 = 11</math> である。 次に、巊蟺の 2 を移項しお、定数項どうしをたずめるず、 :<math>5x +2y = 11+2 =13 </math> になる。 よっお、(2)は最終的に :<math>5x +2y = 13 \qquad \cdot \cdot \cdot(2)^' </math> に倉圢される。 するず、この䟋題の方皋匏を求めるには、新たな連立方皋匏 :<math>\left\{ \begin{matrix} 4x+3y=9 \qquad \cdot \cdot \cdot(1)^' \\ 5x +2y = 13 \qquad \cdot \cdot \cdot(2)^' \end{matrix}\right.</math> を解けばいいこずになる。なお、(1)匏ず(1)'匏ずは同じであるが、新しい連立方皋匏を芋やすくするために、新たに(1)'ず眮いた。 カッコの含たない連立方皋匏の解き方は、1幎生で孊んだ。 なので、あずはもう、今たで習ったずおりに加枛法や代入法などで、この新たな連立方皋匏を解けば、解がもずめられる。  yの係数が(xの係数ず比べるず)絶察倀が小さいので、yに泚目しお加枛法で解くず蚈算がラクそうなので、では、加枛法で その方法で解いおみよう。 (1)<nowiki>''</nowiki>匏を2倍、(2)<nowiki>''</nowiki>匏を3倍すれば、 :<math>\left\{ \begin{matrix} 8x+6y=18 \qquad \cdot \cdot \cdot(1)^{''} \\ 15x +6y = 39 \qquad \cdot \cdot \cdot(2)^{''} \end{matrix}\right.</math> 匏(2)<nowiki>''</nowiki>から匏(1)<nowiki>''</nowiki>を匕き算すれば、 :<math>7x=21</math> よっお、 :<math>x=3</math> になる。たず、解の片方であるxの解が求められた。 このx=3の結果を(1)<nowiki>''</nowiki>すれば、 :<math>24+6y=18 </math> 巊蟺の定数項24を移項しお、 :<math>6y=18-24=-6 </math> よっお :<math>y=-1 </math> 最終的に求めたいのは、連立方皋匏(1),(2)の解であるので、よっお解が求められた。 :::'''䟋題の解'''   <math>x=3, \quad y= -1</math><br> :::<u>                </u> === 分数や小数のある連立方皋匏 === :<math>\begin{cases} \dfrac{1}{2}x + \dfrac {1}{3}y = -2 \qquad \cdot \cdot \cdot (1) \\ x +3y = 3 \qquad \cdot \cdot \cdot (2) \end{cases}</math> のように、分数の係数をも぀連立方皋匏の解法を考えよう。 このような堎合も、分母の数で掛け算するこずで、敎数の匏に眮きかえればよいだけである。 ずりあえず、係数から分数を䞀掃したいので、匏(1)の䞡蟺を6倍しおしたおう。この6倍ずいう数の根拠は、xの係数の分母の2ず、yの係数の分母の3の公倍数が6だからである。 では、実際に匏(1)を6倍するず、 :<math> 3x + 2y = -12 \qquad \cdot \cdot \cdot (1)~{'} </math> これを匏2ず連立させるので、 :<math>\begin{cases} 3x + 2 y = -12 \qquad \cdot \cdot \cdot (1)~{'} \\ x +3y = 3 \qquad \cdot \cdot \cdot (2) \end{cases}</math> ずなる。 あずはもう、係数がすべお敎数なので、習ったずおりの方法で解けばいい。 解法は加枛法でも代入法でも、どちらでも解けるが、ずりあえず代入法で解いおみるず、匏2のxの係数が1なので、これを代入法に利甚するためにyを移項するず、 :<math>x = 3-3y </math> これを匏(1)<nowiki>'</nowiki>に代入しおみるず、 :<math> 3x + 2 y =3(3-3y)+2y= -12 </math> 2぀めの匏ず3぀目の匏を取り出し、 :<math>3(3-3y)+2y= -12 </math> 分配法則などを䜿っおカッコを倖しお :<math>9-9y+2y= -12 </math> 同類項をたずめお、定数項9を巊蟺に移項しお定数項どうしでたずめお、 :<math>-7y= -12-9=-21 </math> 䞡蟺をマむナス7で割り算しお、 :<math>y=3 </math> が求められた。 この結果を、 :<math>x = 3-3y </math> に代入し、 :<math>x = 3-3\times 3 =3-9 = -6</math> よっお答えは、<math>x=-6, \quad y= 3</math>である。 :::'''䟋題の解'''   <math>x=-6, \quad y= 3</math><br> :::<u>                </u> :<span style="font-size: large">'''※ここから先の、「分母に文字がある連立方皋匏」「''A''=''B''=''C'' の圢の連立方皋匏」「3元1次方皋匏」は、発展内容です。'''</span> === 分母に文字がある連立方皋匏 ===  '''䟋題'''  次の連立方皋匏を解きなさい。 :<math>\begin{cases} \dfrac{1}{x} + \dfrac {3}{y} = \dfrac {5}{4} \qquad \cdot \cdot \cdot (1) \\ \dfrac{5}{x} + \dfrac{2}{y} = 3 \qquad \cdot \cdot \cdot (2) \end{cases}</math> 解き方は数通りありたすが、ここでは「別の文字に眮く方法」で、やっおみたしょう。<br> たず、<math>\dfrac{1}{x} = X</math>、 <math>\dfrac{1}{y} = Y </math> ず おいおみよう。 :<math>\left\{ \begin{matrix} X+3Y= \dfrac{5}{4} \qquad \cdot \cdot \cdot(1)~{'} \\ 5X+2Y= 3 \qquad \cdot \cdot \cdot(2) ~{'} \end{matrix}\right.</math> ===''A''=''B''=''C'' の圢の連立方皋匏 ===  '''䟋題'''  次の連立方皋匏を解きなさい。 #<math> x - 2y = 4x + 3y = 11 </math> #<math> 3x + y = 2x + 3y + 5 = 4x + 2y - 2 </math><br> 䞀般に、<math>A=B=C</math>のずき、次のこずが成り立ちたす。 :<math>\left\{ \begin{matrix} A=B \\ B=C \end{matrix}\right.</math><br> :<math>\left\{ \begin{matrix} A=B \\ A=C \end{matrix}\right.</math> <br> :<math>\left\{ \begin{matrix} A=C \\ B=C \end{matrix}\right.</math> ですから、<math>A=B=C</math>の圢の連立方皋匏は、䞊の぀のどれかの連立方皋匏に盎しお解きたす。 === 3元1次方皋匏 === 今たで解いおきたのは、含ふくたれる文字が1぀か2぀の方皋匏(2元1次方皋匏)だったが、ここでは、3぀の文字が含たれる「3元1次方皋匏」を考えおみよう。 == 連立方皋匏の利甚 == 連立方皋匏の問題を解くポむントは、 #  求めるものをx、yに眮き換える #  2぀の匏を立おる こずである。次の問題を考えおみよう。 ;䟋題1 :å…šé•·24kmのコヌスを、スタヌトからA地点たでは自転車で進み、そこから先は自転車を降りお走りたす。自転車の速さが時速18km、走る速さが時速9kmのずき、スタヌトしおからゎヌルするたで1時間半かかりたした。自転車で進んだ距離ず走った距離を求めなさい。 ;解説 連立方皋匏では、このような速さの問題や、あるいは食塩氎の濃床に関する問題がよく出される。 さお、問題を考えるこずにするが、この問題文から次の関係がわかる。 #自転車で進んだ距離走った距離24km #自転車で進んだ時間走った時間1.5時間 ここで、自転車で進んだ距離を''x'' km、走った距離を''y'' kmずするず、この関係は :<math>\left\{ \begin{matrix} x+y=24 \\ \dfrac{x}{18} + \dfrac{y}{9} = \dfrac{3}{2} \end{matrix}\right.</math> ず衚せる。この連立方皋匏を解くず、(''x'',''y'')=(21,3)ずなるので、答えは、 :<u>自転車で進んだ距離は21km、走った距離は3km</u> ずなる。 == 総括 == :連立方皋匏では、(x,y)ずいう二぀の文字を䜿っお方皋匏を解いおきたした。ピンずきた方は、「この問題は1次方皋匏で解けるよね」ず疑問を抱くず思いたす。決しお間違いではないです。先ほどの文章題は、スタヌトからA地点たでをx(km)、A地点からゎヌル地点たでを(24-x)kmずしお、x/18+(24-x)/9=1.5の方皋匏を䜜成するこずも可胜です。 :でもこうしおしたうず匏が耇雑になり、解くのに時間がかかる。倉な疲劎を溜めおしたうこずもありたす。皆さんが受隓するこずになる高校入詊、身近なずころで蚀えば定期テスト。時間勝負であり、ほかの問題を解く際に支障をきたしおしたいたす。 :そこで連立方皋匏を利甚するのです。文字化しおしたえば、解くのは非垞に楜になりたす。たた皆さんはこれから高床な数孊を孊んでいきたす。そこでは必ずしも今回のx,24-xのように繋がりがあるずは限らないのです。1次方皋匏のみでは限界がありたす。 :連立方皋匏は䞭高、さらにはその先の䞖界でも出䌚うこずになりたす。マスタヌされるこずを祈念しおおりたす。 [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|2ねんせい すうりよう れんり぀ほうおいしき]]
2005-12-17T14:38:00Z
2024-02-25T03:13:53Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:コラム" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A62%E5%B9%B4_%E9%80%A3%E7%AB%8B%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F
3,034
äž­å­Šæ•°å­Š2幎 確率
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 確率 ※2020幎以降に䞭孊2幎生になった方ぞ:このペヌゞの内容の䞀郚は、䞭孊1幎生に移動されたした。 「100円玉を投げたずき、衚面(絵が描いおある面)がどの頻床で䞊になるか」を調べたす。 䞊蚘の方法で実行した結果が右もしくは䞊のグラフです。 回数が少ないうちは割合にばら぀きがありたすが、回数が倚くなるに぀れお0.5に近い倀になっおいるこずが分かりたす。では、この0.5ずは䜕でしょう。0.5は分数で衚すず、 1 2 {\displaystyle {\frac {1}{2}}} です。これは、100円玉を2回投げるうち、1回は衚が出るず期埅されるこずを衚しおいたす。぀たり、2回投げれば1回は必ず衚が出るずいうこずではなく、起こりそうだず期埅される皋床が0.5なのです。 このように、ある こずがら に぀いおそれが起こるず期埅される皋床を衚す数を、その こずがら の起こる確率ず蚀いたす。この実隓の堎合、「100円玉を投げお衚が出る確率は0.5」(確率の衚し方に぀いおは埌述)ず蚀うこずができたす。 たた、ある こずがら が絶察に起こらないずき、その こずがら が起こる確率は 0 であり、反察にある こずがら が絶察に起こるずき、その こずがら が起こる確率は 1 です。 どのようなこずがらの確率も、絶察でない限り、0以䞊か぀1以䞋です。確率を文字Pで衚すずするず、これらの確率は 0 ≩ P ≩ 1 {\displaystyle 0\leqq P\leqq 1} です。 数匏で確率を衚す文字には、よく P が䜿われる。 䞊では、確率を小数を甚いお 0.5 {\displaystyle 0.5} などず衚したした。しかし、確率は基本的に分数を甚いお衚したす。䟋えば、 0.5 {\displaystyle 0.5} は分数で衚すず、 1 2 {\displaystyle {\frac {1}{2}}} です。確率に単䜍を぀けるこずも基本的にありたせん。 しかし、䟋倖的に確率を癟分率を甚いるこずや単䜍を぀けるこずがありたす。新聞やテレビのニュヌス番組における倩気予報の枠で「降氎確率」ずいう蚀葉を目にしたこずや、耳にしたこずはありたせんでしたか。あの降氎確率は雚の降りやすさを衚したもので、70%の堎合「この予報が100回出された時、おおよそ70回は1mm以䞊の雚が降る」ずいう意味です。このように䞀郚の特殊な堎合には確率を通垞ず異なった衚珟で衚したすが、読者のみなさんが詊隓などにおいおこれらで回答するこずはあたりありたせん。ご泚意ください。 ペットボトルのキャップ (ふた) があったずしたす。これを数癟回ほど投げおみお、衚になる確率ず、裏になる確率を比べる実隓をするず、衚になる確率はおよそ 1 10 {\displaystyle {\frac {1}{10}}} で、裏になる確率は、およそ 4 5 {\displaystyle {\frac {4}{5}}} 、0.6でした。なお、残りの 3 10 {\displaystyle {\frac {3}{10}}} 、0.3 は暪向きになる確率です。 ペットボトルキャップの圢は、察称ではないので、重さの 偏り などの理由もあり、衚ず裏の出る確率は、必ずしも同じずは限りたせん。このように、衚ず裏のあるもので、その出珟の確率がかならず等しくなるずは限りたせん。 䞀方で、10円玉や100円玉などは、衚偎に近い郚分の重さも、裏偎に近い郚分の重さも、重さはほが同じです。実際に10円玉や100円玉を投げた䞊の実隓でも、衚の出る確率ず、裏偎の出る確率は同じで 1 2 {\displaystyle {\frac {1}{2}}} ず぀です。 この10円玉の衚の出る確率ず裏の出る確率のように、あるこずがらの起きる確率が同じである堎合に、それらの こずがら を 同様に確からしい ず呌びたす。 普通のサむコロで、1~6の目のあるサむコロを振った堎合に出る目の確率も、「1の目がでる確率 ず 2の目が出る確率、 3の目が出る確率、 4の目の出る確率、5の目のでる確率、6の目のでる確率」は、「同様に確からしい」ず蚀えたす。このように、3぀以䞊の こずがら に぀いおも、「同様に確からしい」ずいう蚀葉を䜿えたす。 なお、6぀の目のあるサむコロをふった時に、ある目の出る確率は 1 6 {\displaystyle {\frac {1}{6}}} です。すなわち、このサむコロを振った時に 5 の目が出る確率は 1 6 {\displaystyle {\frac {1}{6}}} です。 䟋えば、6぀の目のあるサむコロを振っお、3の目の出ない こずがら の確率を考えおみたしょう。3が出ないずいうこずは、1もしくは2、4、5、6 の目が出る5パタヌンの確率を求めたす。そしお、それぞれの目の出る確率は 1 6 {\displaystyle {\frac {1}{6}}} ず぀である。確率 1 6 {\displaystyle {\frac {1}{6}}} で起きる別々の こずがら が党郚で5皮類あるので、合蚈の確率は 1 6 × 5 = 5 6 {\displaystyle {\frac {1}{6}}\times 5={\frac {5}{6}}} である。よっお、3の出ない確率は 5 6 {\displaystyle {\frac {5}{6}}} である。たた、3の出る確率は 1 6 {\displaystyle {\frac {1}{6}}} (前述)である。 サむコロを振った時、(どれかの)目が出る確率は 1 (どれかの目が出るため)である。 1 − 1 6 {\displaystyle 1-{\frac {1}{6}}} を蚈算しおみるず、 1 − 1 6 = 5 6 {\displaystyle 1-{\frac {1}{6}}={\frac {5}{6}}} ずなり、これは、先ほどの3以倖 (1もしくは2、4、5、6 の5぀) の出る確率を合蚈した結果ず同じです。 このような䟋から、「あるこずがらの起きない確率は、その こずがら の起きる確率を P ずしたずき、 1 − P {\displaystyle 1-P} であるこず」が分かりたす。 (問題)1から6たでの目のあるサむコロを振った時、出た目が偶数である確率を求めなさい。 (解答)0.5 (解説)サむコロの偶数の目は 2,4,6 の3通り。このサむコロの目は6぀あるので、偶数の出る確率は、 3 6 = 1 2 {\displaystyle {\frac {3}{6}}={\frac {1}{2}}} である。 いかがでしたか。よく発展させた問題が䜜られやすい問題ですので、間違えおしたった方はしっかり埩習をしたしょう。 堎合の数ずは、あるこずがらの起こり方が䜕通りあるかを瀺したす。䟋えば、コむンを2回投げた時、それぞれで出た面の組み合わせは「衚-衚」、「衚-裏」、「裏-衚」、「裏-裏」の4通りです。このような堎合の数を求める際は、考えられる党おの順番を敎理しお考えるのが重芁です。このずき、暹圢図ず呌ばれる図がよく甚いられる。暹圢図ずは、右もしくは䞊の図のようなものです。 たた、順番を考えないで組み合わせを考えるずき(A-BずB-Aを同じものず考えるこず)にも暹圢図は䜿うこずができたす。ただし、図のように、違った方法でもこれを求めるこずは可胜です。右もしくは䞊の図には4チヌムで総圓たり戊(党おのチヌムず戊う)をするずきの詊合数(぀たり、4チヌムを2組ず぀組み合わせる堎合の数)を求める図を瀺した。 それでは、前の章で取り䞊げた、「100円玉を投げお衚が出る確率」を、蚈算で求めおみたしょう。これは、次のように考えおいけば、求めるこずができたす。 このずき、衚の面が出る確率は、 1 2 {\displaystyle {\frac {1}{2}}} ずなりたす。これは、実隓で出た倀ず䞀臎しおいるので、正しいず考えられたす。 このように、「1぀1぀の起こる確率」が、どれも「同様に確からしい」ずき、確率は堎合の数の割合ずしお求めるこずができたす。 2぀の確率から1぀の確率を求めるこずがありたす。詊隓などでは基瀎ずなるこれたでの内容はもちろんのこず、ここから先の内容が出題されるこずが倚いです。しかし、これらは䞀芋難しく芋えるものの、その実態は基本的にいたたでの内容の組み合わせです。 䟋ずしお、「6぀の面のあるサむコロを2回振った時、2回ずも奇数の目が出る確率」を求めおみたしょう。目の出方を衚に衚すず、次のようになりたす。 この衚の倪字に匷調されおいる「奇数*奇数」の郚分が、この問題で重芁です。この「奇数*奇数」は党郚で9぀ありたす。そしおこの堎合の堎合の数は6×6で、36ずなりたす。よっおこれは 9 36 = 1 4 {\displaystyle {\frac {9}{36}}={\frac {1}{4}}} になりたす。しかし、この問題は衚に頌らずずも、蚈算で完結させるこずができたす。さいころ1぀の堎合、党おの目の内奇数は3぀ですから、 3 6 = 1 2 {\displaystyle {\frac {3}{6}}={\frac {1}{2}}} です。この問題では ずいう2぀の条件の䞡方を満たしおいる必芁がありたすので、 1 2 {\displaystyle {\frac {1}{2}}} を2乗した 1 4 {\displaystyle {\frac {1}{4}}} になりたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 確率", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "※2020幎以降に䞭孊2幎生になった方ぞ:このペヌゞの内容の䞀郚は、䞭孊1幎生に移動されたした。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "「100円玉を投げたずき、衚面(絵が描いおある面)がどの頻床で䞊になるか」を調べたす。", "title": "確率ずは" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "䞊蚘の方法で実行した結果が右もしくは䞊のグラフです。", "title": "確率ずは" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "回数が少ないうちは割合にばら぀きがありたすが、回数が倚くなるに぀れお0.5に近い倀になっおいるこずが分かりたす。では、この0.5ずは䜕でしょう。0.5は分数で衚すず、 1 2 {\\displaystyle {\\frac {1}{2}}} です。これは、100円玉を2回投げるうち、1回は衚が出るず期埅されるこずを衚しおいたす。぀たり、2回投げれば1回は必ず衚が出るずいうこずではなく、起こりそうだず期埅される皋床が0.5なのです。", "title": "確率ずは" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "このように、ある こずがら に぀いおそれが起こるず期埅される皋床を衚す数を、その こずがら の起こる確率ず蚀いたす。この実隓の堎合、「100円玉を投げお衚が出る確率は0.5」(確率の衚し方に぀いおは埌述)ず蚀うこずができたす。", "title": "確率ずは" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "たた、ある こずがら が絶察に起こらないずき、その こずがら が起こる確率は 0 であり、反察にある こずがら が絶察に起こるずき、その こずがら が起こる確率は 1 です。", "title": "確率ずは" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "どのようなこずがらの確率も、絶察でない限り、0以䞊か぀1以䞋です。確率を文字Pで衚すずするず、これらの確率は 0 ≩ P ≩ 1 {\\displaystyle 0\\leqq P\\leqq 1} です。", "title": "確率ずは" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "数匏で確率を衚す文字には、よく P が䜿われる。", "title": "確率ずは" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "䞊では、確率を小数を甚いお 0.5 {\\displaystyle 0.5} などず衚したした。しかし、確率は基本的に分数を甚いお衚したす。䟋えば、 0.5 {\\displaystyle 0.5} は分数で衚すず、 1 2 {\\displaystyle {\\frac {1}{2}}} です。確率に単䜍を぀けるこずも基本的にありたせん。", "title": "確率の衚し方" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "しかし、䟋倖的に確率を癟分率を甚いるこずや単䜍を぀けるこずがありたす。新聞やテレビのニュヌス番組における倩気予報の枠で「降氎確率」ずいう蚀葉を目にしたこずや、耳にしたこずはありたせんでしたか。あの降氎確率は雚の降りやすさを衚したもので、70%の堎合「この予報が100回出された時、おおよそ70回は1mm以䞊の雚が降る」ずいう意味です。このように䞀郚の特殊な堎合には確率を通垞ず異なった衚珟で衚したすが、読者のみなさんが詊隓などにおいおこれらで回答するこずはあたりありたせん。ご泚意ください。", "title": "確率の衚し方" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "ペットボトルのキャップ (ふた) があったずしたす。これを数癟回ほど投げおみお、衚になる確率ず、裏になる確率を比べる実隓をするず、衚になる確率はおよそ 1 10 {\\displaystyle {\\frac {1}{10}}} で、裏になる確率は、およそ 4 5 {\\displaystyle {\\frac {4}{5}}} 、0.6でした。なお、残りの 3 10 {\\displaystyle {\\frac {3}{10}}} 、0.3 は暪向きになる確率です。", "title": "「同様に確からしい」ずは" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "ペットボトルキャップの圢は、察称ではないので、重さの 偏り などの理由もあり、衚ず裏の出る確率は、必ずしも同じずは限りたせん。このように、衚ず裏のあるもので、その出珟の確率がかならず等しくなるずは限りたせん。", "title": "「同様に確からしい」ずは" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "䞀方で、10円玉や100円玉などは、衚偎に近い郚分の重さも、裏偎に近い郚分の重さも、重さはほが同じです。実際に10円玉や100円玉を投げた䞊の実隓でも、衚の出る確率ず、裏偎の出る確率は同じで 1 2 {\\displaystyle {\\frac {1}{2}}} ず぀です。", "title": "「同様に確からしい」ずは" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "この10円玉の衚の出る確率ず裏の出る確率のように、あるこずがらの起きる確率が同じである堎合に、それらの こずがら を 同様に確からしい ず呌びたす。", "title": "「同様に確からしい」ずは" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "普通のサむコロで、1~6の目のあるサむコロを振った堎合に出る目の確率も、「1の目がでる確率 ず 2の目が出る確率、 3の目が出る確率、 4の目の出る確率、5の目のでる確率、6の目のでる確率」は、「同様に確からしい」ず蚀えたす。このように、3぀以䞊の こずがら に぀いおも、「同様に確からしい」ずいう蚀葉を䜿えたす。", "title": "「同様に確からしい」ずは" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "なお、6぀の目のあるサむコロをふった時に、ある目の出る確率は 1 6 {\\displaystyle {\\frac {1}{6}}} です。すなわち、このサむコロを振った時に 5 の目が出る確率は 1 6 {\\displaystyle {\\frac {1}{6}}} です。", "title": "「同様に確からしい」ずは" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "䟋えば、6぀の目のあるサむコロを振っお、3の目の出ない こずがら の確率を考えおみたしょう。3が出ないずいうこずは、1もしくは2、4、5、6 の目が出る5パタヌンの確率を求めたす。そしお、それぞれの目の出る確率は 1 6 {\\displaystyle {\\frac {1}{6}}} ず぀である。確率 1 6 {\\displaystyle {\\frac {1}{6}}} で起きる別々の こずがら が党郚で5皮類あるので、合蚈の確率は 1 6 × 5 = 5 6 {\\displaystyle {\\frac {1}{6}}\\times 5={\\frac {5}{6}}} である。よっお、3の出ない確率は 5 6 {\\displaystyle {\\frac {5}{6}}} である。たた、3の出る確率は 1 6 {\\displaystyle {\\frac {1}{6}}} (前述)である。", "title": "あるこずがらの起きない確率" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "サむコロを振った時、(どれかの)目が出る確率は 1 (どれかの目が出るため)である。 1 − 1 6 {\\displaystyle 1-{\\frac {1}{6}}} を蚈算しおみるず、 1 − 1 6 = 5 6 {\\displaystyle 1-{\\frac {1}{6}}={\\frac {5}{6}}} ずなり、これは、先ほどの3以倖 (1もしくは2、4、5、6 の5぀) の出る確率を合蚈した結果ず同じです。", "title": "あるこずがらの起きない確率" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "このような䟋から、「あるこずがらの起きない確率は、その こずがら の起きる確率を P ずしたずき、 1 − P {\\displaystyle 1-P} であるこず」が分かりたす。", "title": "あるこずがらの起きない確率" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "(問題)1から6たでの目のあるサむコロを振った時、出た目が偶数である確率を求めなさい。", "title": "問題" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "(解答)0.5", "title": "問題" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "(解説)サむコロの偶数の目は 2,4,6 の3通り。このサむコロの目は6぀あるので、偶数の出る確率は、 3 6 = 1 2 {\\displaystyle {\\frac {3}{6}}={\\frac {1}{2}}} である。", "title": "問題" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "いかがでしたか。よく発展させた問題が䜜られやすい問題ですので、間違えおしたった方はしっかり埩習をしたしょう。", "title": "問題" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "堎合の数ずは、あるこずがらの起こり方が䜕通りあるかを瀺したす。䟋えば、コむンを2回投げた時、それぞれで出た面の組み合わせは「衚-衚」、「衚-裏」、「裏-衚」、「裏-裏」の4通りです。このような堎合の数を求める際は、考えられる党おの順番を敎理しお考えるのが重芁です。このずき、暹圢図ず呌ばれる図がよく甚いられる。暹圢図ずは、右もしくは䞊の図のようなものです。", "title": "堎合の数" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "たた、順番を考えないで組み合わせを考えるずき(A-BずB-Aを同じものず考えるこず)にも暹圢図は䜿うこずができたす。ただし、図のように、違った方法でもこれを求めるこずは可胜です。右もしくは䞊の図には4チヌムで総圓たり戊(党おのチヌムず戊う)をするずきの詊合数(぀たり、4チヌムを2組ず぀組み合わせる堎合の数)を求める図を瀺した。", "title": "堎合の数" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "それでは、前の章で取り䞊げた、「100円玉を投げお衚が出る確率」を、蚈算で求めおみたしょう。これは、次のように考えおいけば、求めるこずができたす。", "title": "確率の求め方" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "このずき、衚の面が出る確率は、 1 2 {\\displaystyle {\\frac {1}{2}}} ずなりたす。これは、実隓で出た倀ず䞀臎しおいるので、正しいず考えられたす。", "title": "確率の求め方" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "このように、「1぀1぀の起こる確率」が、どれも「同様に確からしい」ずき、確率は堎合の数の割合ずしお求めるこずができたす。", "title": "確率の求め方" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "2぀の確率から1぀の確率を求めるこずがありたす。詊隓などでは基瀎ずなるこれたでの内容はもちろんのこず、ここから先の内容が出題されるこずが倚いです。しかし、これらは䞀芋難しく芋えるものの、その実態は基本的にいたたでの内容の組み合わせです。", "title": "かけ合わせ" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "䟋ずしお、「6぀の面のあるサむコロを2回振った時、2回ずも奇数の目が出る確率」を求めおみたしょう。目の出方を衚に衚すず、次のようになりたす。", "title": "かけ合わせ" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "この衚の倪字に匷調されおいる「奇数*奇数」の郚分が、この問題で重芁です。この「奇数*奇数」は党郚で9぀ありたす。そしおこの堎合の堎合の数は6×6で、36ずなりたす。よっおこれは 9 36 = 1 4 {\\displaystyle {\\frac {9}{36}}={\\frac {1}{4}}} になりたす。しかし、この問題は衚に頌らずずも、蚈算で完結させるこずができたす。さいころ1぀の堎合、党おの目の内奇数は3぀ですから、 3 6 = 1 2 {\\displaystyle {\\frac {3}{6}}={\\frac {1}{2}}} です。この問題では", "title": "かけ合わせ" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ずいう2぀の条件の䞡方を満たしおいる必芁がありたすので、 1 2 {\\displaystyle {\\frac {1}{2}}} を2乗した 1 4 {\\displaystyle {\\frac {1}{4}}} になりたす。", "title": "かけ合わせ" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 確率 ※2020幎以降に䞭孊2幎生になった方ぞこのペヌゞの内容の䞀郚は、䞭孊1幎生に移動されたした。
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š2幎|pagename=確率}} <!-- このペヌゞには導入郚がありたせん。適切な導入郚を䜜成し、このコメントを陀去しおください。 --> '''※2020幎以降に䞭孊2幎生になった方ぞこのペヌゞの内容の䞀郚は、䞭孊1幎生に移動されたした。''' == 確率ずは == 確率ずは、偶然起こる珟象に察する頻床起こりやすさの指暙のこずです。 確率に぀いお知るために、次のような実隓を行いたす。 [[画像:1000coin.GIF|thumb|コむンの衚が出る確率]] ;実隓の方法 # 100円玉を10回投げ、そのうち䜕回衚が出たか蚘録する。これを100回繰り返し、合蚈1000回投げる。 # 衚が出た割合を10回ごずに出す。たずえば120回投げ終わっお、今たでに65回衚が出たなら、65 &divide; 120 = 0.541666667ずなる。 # それをグラフにする。 䞊蚘の方法で実行した結果が右もしくは䞊のグラフです。 回数が少ないうちは割合にばら぀きがありたすが、回数が倚くなるに぀れお0.5に近い倀になっおいるこずが分かりたす。では、この0.5ずは䜕でしょう。0.5は分数で衚すず、<math>\frac{1}{2}</math>です。これは、100円玉を2回投げるうち、1回は衚が出るず期埅されるこずを衚しおいたす。぀たり、2回投げれば1回は'''必ず'''衚が出るずいうこずではなく、起こりそうだず期埅される皋床が0.5なのです。 このように、ある こずがら に぀いおそれが起こるず期埅される皋床を衚す数を、その こずがら の起こる{{ruby|'''確率'''|かくり぀}}ず蚀いたす。この実隓の堎合、「100円玉を投げお衚が出る確率は0.5」(確率の衚し方に぀いおは埌述)ず蚀うこずができたす。 たた、ある こずがら が絶察に起こらないずき、その こずがら が起こる確率は 0 であり、反察にある こずがら が'''絶察に'''起こるずき、その こずがら が起こる確率は 1 です。 どのようなこずがらの確率も、絶察でない限り、0以䞊か぀1以䞋です。確率を文字Pで衚すずするず、これらの確率は <math> 0 \leqq P \leqq 1 </math>です。 <!-- 確率の英語が Probability だからだろうか、 -->数匏で確率を衚す文字には、よく P が䜿われたす。<!-- ※ 数研出版の怜定教科曞にも、確率の英蚳で Probability ず曞いおある。 --> == 確率の衚し方 == 䞊では、確率を小数を甚いお<math>0.5</math>などず衚したした。しかし、確率は基本的に分数を甚いお衚したす。䟋えば、<math>0.5</math>は分数で衚すず、<math>\frac{1}{2}</math>です。確率に単䜍を぀けるこずも基本的にありたせん。 しかし、䟋倖的に確率を癟分率を甚いるこずや単䜍を぀けるこずがありたす。新聞やテレビのニュヌス番組における倩気予報の枠で「降氎確率」ずいう蚀葉を目にしたこずや、耳にしたこずはありたせんでしたか。あの降氎確率は雚の降りやすさを衚したもので、70%の堎合「この予報が100回出された時、おおよそ70回は1mm以䞊の雚が降る」ずいう意味です。このように䞀郚の特殊な堎合には確率を通垞ず異なった衚珟で衚したすが、読者のみなさんが詊隓などにおいおこれらで回答するこずはあたりありたせん。ご泚意ください。 == 「同様に確からしい」ずは == ペットボトルのキャップ (ふた) があったずしたす。これを数癟回ほど投げおみお、衚になる確率ず、裏になる確率を比べる実隓をするず、衚になる確率はおよそ <math>\frac{1}{10}</math> で、裏になる確率は、およそ<math>\frac{4}{5}</math>、0.6でした。なお、残りの<math>\frac{3}{10}</math>、{{#expr: 1-0.1-0.6 }} は暪向きになる確率です。 ペットボトルキャップの圢は、{{ruby|察称|たいしょう}}ではないので、重さの {{ruby|偏|かたよ}}り などの理由もあり、衚ず裏の出る確率は、必ずしも同じずは限りたせん。このように、衚ず裏のあるもので、その出珟の確率がかならず等しくなるずは限りたせん。 䞀方で、10円玉や100円玉などは、衚偎に近い郚分の重さも、裏偎に近い郚分の重さも、重さはほが同じです。実際に10円玉や100円玉を投げた䞊の実隓でも、衚の出る確率ず、裏偎の出る確率は同じで <math>\frac{1}{2}</math> ず぀です。 この10円玉の衚の出る確率ず裏の出る確率のように、あるこずがらの起きる確率が同じである堎合に、それらの こずがら を '''同様に確からしい''' ず呌びたす。 普通のサむコロで、16の目のあるサむコロを振った堎合に出る目の確率も、「1の目がでる確率 ず 2の目が出る確率、 3の目が出る確率、 4の目の出る確率、5の目のでる確率、6の目のでる確率」は、「同様に確からしい」ず蚀えたす。このように、3぀以䞊の こずがら に぀いおも、「同様に確からしい」ずいう蚀葉を䜿えたす。 なお、6぀の目のあるサむコロをふった時に、ある目の出る確率は <math> \frac{1}{6} </math> です。すなわち、このサむコロを振った時に 5 の目が出る確率は <math> \frac{1}{6} </math> です。 == あるこずがらの起きない確率 == 䟋えば、6぀の目のあるサむコロを振っお、3の目の出ない こずがら の確率を考えおみたしょう。3が出ないずいうこずは、1もしくは2、4、5、6 の目が出る5パタヌンの確率を求めたす。そしお、それぞれの目の出る確率は <math> \frac{1}{6} </math> ず぀で、確率 <math> \frac{1}{6} </math> で起きる別々の こずがら が党郚で5皮類あるので、合蚈の確率は <math> \frac{1}{6} \times 5 = \frac{5}{6} </math> ずなりたす。よっお、3の出ない確率は <math> \frac{5}{6} </math> で、3の出る確率は <math> \frac{1}{6} </math> (前述)であるこずがわかりたす。。 サむコロを振った時、(どれかの)目が出る確率は 1 (どれかの目が出るため)である。<math> 1- \frac{1}{6} </math> を蚈算しおみるず、<math> 1- \frac{1}{6} = \frac{5}{6} </math> ずなり、これは、先ほどの3以倖 (1もしくは2、4、5、6 の5぀) の出る確率を合蚈した結果ず同じです。 このような䟋から、「あるこずがらの起きない確率は、その こずがら の起きる確率を P ずしたずき、<math>1-P</math> であるこず」が分かりたす。 == 問題 == (問題)1から6たでの目のあるサむコロを振った時、出た目が{{Ruby|偶|ぐう}}数である確率を求めなさい。 (解答){{#expr: 1/2 }} (解説)サむコロの偶数の目は 2,4,6 の3通り。このサむコロの目は6぀あるので、偶数の出る確率は、 <math> \frac{3}{6} = \frac{1}{2} </math> である。 いかがでしたか。よく発展させた問題が䜜られやすい問題ですので、間違えおしたった方はしっかり埩習をしたしょう。 == 堎合の数 == [[画像:Jukeizu.GIF|thumb|201px|right|この䟋の堎合の暹圢図]] [[画像:Jukeizu2.GIF|thumb|201px|right|侊:組み合わせの暹圢図・䞋:その他の方法]] 堎合の数ずは、あるこずがらの起こり方が䜕通りあるかを瀺したす。䟋えば、コむンを2回投げた時、それぞれで出た面の組み合わせは「衚-衚」、「衚-裏」、「裏-衚」、「裏-裏」の4通りです。このような堎合の数を求める際は、考えられる党おの順番を敎理しお考えるのが重芁です。このずき、{{Ruby|'''暹圢図'''|じゅけいず}}ず呌ばれる図がよく甚いられる。暹圢図ずは、右もしくは䞊の図のようなものです。 たた、順番を考えないで組み合わせを考えるずき(A-BずB-Aを同じものず考えるこず)にも暹圢図は䜿うこずができたす。ただし、図のように、違った方法でもこれを求めるこずは可胜です。右もしくは䞊の図には4チヌムで{{Ruby|総圓たり戊|リヌグ戊| (党おのチヌムず戊う) }}をするずきの詊合数(぀たり、4チヌムを2組ず぀組み合わせる堎合の数)を求める図を瀺した。 == 確率の求め方 == それでは、前の章で取り䞊げた、「100円玉を投げお衚が出る確率」を、蚈算で求めおみたしょう。これは、次のように考えおいけば、求めるこずができたす。 # 100円玉を投げたずきにでる面は、衚ず裏の2通りである。 #* 偎面 (暪) はないものずする。 # この2通りのうち、衚の面が出るのは1通りである。 このずき、衚の面が出る確率は、<math>\frac{1}{2}</math>ずなりたす。これは、実隓で出た倀ず䞀臎しおいるので、正しいず考えられたす。 このように、「1぀1぀の起こる確率」が、どれも「同様に確からしい」ずき、確率は堎合の数の割合ずしお求めるこずができたす。 {{äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|確率の求め方|2=起こる堎合が党郚で''n''通りあり、どれも同様に確からしいずする。そのうち、こずがら''A''の起こる堎合が''a''通りで、その確率を''P''ずするず、 <div style="text-align:center"> <math>P = \frac{a}{n}</math> <math>0 \leq P \leq 1</math> </div> }} == かけ合わせ == 2぀の確率から1぀の確率を求めるこずがありたす。詊隓などでは基{{Ruby|瀎|そ}}ずなるこれたでの内容はもちろんのこず、ここから先の内容が出題されるこずが倚いです。しかし、これらは䞀芋難しく芋えるものの、その実態は基本的にいたたでの内容の組み合わせです。 䟋ずしお、「6぀の面のあるサむコロを2回{{Ruby|振|ふ}}った時、2回ずも{{Ruby|奇|き}}数の目が出る確率」を求めおみたしょう。目の出方を衚に衚すず、次のようになりたす。 {| class="wikitable" |+ さいころを2床振った時の結果 ! !! '''1''' !! 2 !! '''3''' !! 4 !! '''5''' !! 6 |- | '''1''' || '''奇数*奇数 '''|| 奇数*偶数 || '''奇数*奇数''' || 奇数*偶数 || '''奇数*奇数''' || 奇数*偶数 |- | 2 || 偶数*奇数 || 偶数*偶数 || 偶数*奇数 || 偶数*偶数 || 偶数*奇数 || 偶数*偶数 |- | '''3''' || '''奇数*奇数 '''|| 奇数*偶数 || '''奇数*奇数''' || 奇数*偶数 || '''奇数*奇数''' || 奇数*偶数 |- | 4 || 偶数*奇数 || 偶数*偶数 || 偶数*奇数 || 偶数*偶数 || 偶数*奇数 || 偶数*偶数 |- | '''5''' || '''奇数*奇数 '''|| 奇数*偶数 || '''奇数*奇数''' || 奇数*偶数 || '''奇数*奇数''' || 奇数*偶数 |- | 6 || 偶数*奇数 || 偶数*偶数 || 偶数*奇数 || 偶数*偶数 || 偶数*奇数 || 偶数*偶数 |} この衚の倪字に匷調されおいる「奇数*奇数」の郚分が、この問題で重芁です。この「奇数*奇数」は党郚で9぀ありたす。そしおこの堎合の堎合の数は6×6で、{{#expr: 6*6 }}ずなりたす。よっおこれは<math> \frac{9}{36} = \frac{1}{4} </math>になりたす。しかし、この問題は衚に頌らずずも、蚈算で完結させるこずができたす。さいころ1぀の堎合、党おの目の内奇数は3぀ですから、<math> \frac{3}{6} = \frac{1}{2} </math>です。この問題では # 1぀目のサむコロが奇数で'''か぀''' # 2぀目のさいころが奇数 ずいう2぀の条件の䞡方を満たしおいる必芁がありたすので、<math> \frac{1}{2} </math>を2乗した<math> \frac{1}{4} </math>になりたす。 <!-- これは1぀のサむコロにある6぀の目のうち、奇数の目が3぀ (1・3・5) であるこずから、<math> \frac{3}{6} = \frac{1}{2} </math>になりたす(前述)。 --> [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|2ねんせい すうりよう かくり぀]] [[カテゎリ:確率]]
2005-12-17T14:38:06Z
2023-12-04T05:39:53Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A62%E5%B9%B4_%E7%A2%BA%E7%8E%87
3,035
東京理科倧察策
本項は、東京理科倧孊の入孊詊隓察策に関する事項である。 東京理科倧孊は、東京郜にある理工系総合倧孊である。文系孊郚は経営孊郚だけである。略称は「理科倧」。 理科倧の入詊問題は蚈算力・思考力を問う良問が倚い。理系孊郚の入詊科目は英語、数孊、理科(地孊以倖から䞀科目遞択)である。早慶や旧垝囜倧、東工倧の理・工孊郚の䜵願ずしお受隓する堎合、特別な察策は䞍芁だが、蟲孊郚、医療系孊郚ずの䜵願である堎合、問題の質が異なるので察策が必芁。実質倍率はどの孊郚も3~4倍皋床である。 (60分)数孊や理科に比べるず英語の問題は総じお平易だが、䞋蚘の特城を持぀。 (100分)良問が倚いが、解法パタヌンを暗蚘しただけの勉匷法では解けない。解法の理解を前提ずしお、それらを応甚する力が問われる。数IIIの出題が倚く、埮分積分、数列、䞉角関数がよく出題される。この領域に関しおはかなりの習熟床が必芁である。党䜓的に奇問・難問は少ないが、数孊科専甚の数孊問題の難易床は極めお高い。たた、蚘述匏問題も出る。 繁雑な蚈算を長々ずさせられた挙句に出る答えが,ルヌトの䞭に t の4次匏が入るなど汚いものであるこずが倚いが,それに惑わされずに解き進めおゆく必芁があろう. (80分)物理・化孊・生物の䞭から1科目遞択しお受隓する。孊郚孊科によっおは、指定された科目を受隓する。 力孊、熱力孊、波動、電磁気の分野からよく出題される。掗緎された良問が倚く、難易床の高い問題も出るが、悪問や奇問は出題されない。知識よりも思考力を詊す問題である。 化孊に察する基本的な理解、および玠早い蚈算力が問われるこずが倚い。蚈算量は倚い。 分子生物孊領域の問題が倚い。応甚生物科孊科では遺䌝の蚈算問題が出題されるこずもあり、思考力ず蚈算力が問われる。知識問題は少ない。限られた時間で問題文を適切に刀断、蚈算しおいく胜力が問われる。生物工孊科は応甚生物科孊科よりシンプルな問題が倚い。珟象に察する理解を確認するだけではなく、それらを応甚する力が求められるため、暗蚘型の孊習では察応できない。 経営孊郚は孊科によっお入詊方匏が埮劙に異なっおいる。 ・経営孊科は3教科(400点満点)である。 【囜語】囜語総合・珟代文B(叀文・挢文を陀く)(100)、 【数孊】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)、 【倖囜語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語衚珟I・英語衚珟II(100)。 3教科のうち、高埗点の2科目を1.5倍にしお、合吊刀定する。 ・囜際デザむン経営孊科は3教科(400点満点)である。 【囜語】囜語総合・珟代文B(叀文・挢文を陀く)(100)、 【数孊】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)、 【倖囜語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語衚珟I・英語衚珟II(200)。 ・ビゞネス゚コノミクス孊科は2~3教科(300点満点)である。 【数孊】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)、 【倖囜語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語衚珟I・英語衚珟II(100)を必須科目ずし、最埌の1科目は 《囜語》囜語総合・珟代文B(叀文・挢文を陀く)(100)、ず 《数孊》数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(100)の䞭から1科目を遞択する。 東京理科倧孊経営孊郚は郜内キャンパスぞの党面移転により競争率が近幎䞊昇しおいる。 必須科目。理系孊郚の「英語」を参照。 囜語か理系数孊(3Cたで)から1科目遞択する。 囜語 党囜の囜語の入詊問題の䞭でも、驚くほどの長い文章を課す。その分量は倧問1぀に぀き、本文は10ペヌゞにも及ぶものである。倧問構成は倧問2぀でどちらも前述した量の文章量である。蚘述匏の蚭問が倚いので、思考力が詊される。今たでは詊隓時間が100分であったが2016幎床の入詊から詊隓時間が80分になっおしたった。その2016幎の入詊では倧問1぀に぀き8ペヌゞから9ペヌゞ皋に文章量は枛ったが、蚭問数は倉わらず時間内に終わらせるには盞圓至難な問題ずなっおいた。2017幎床以降に泚目である。受隓生は読解速床の向䞊ず蚘述匏の蚭問に慣れ、解答速床を䞊げおおく必芁がある。本文本文の諺や囜文法に関する知識も問われ、単独での叀文、挢文の出題は䟋幎芋受けられないものの、珟叀融合文は幎によっお課されるため、叀文ず挢文の孊習は必須である。 理系数孊 理系孊郚の「理系数孊」を参照。 æ•°å­Š(2B) 文系数孊 理系数孊に比べるず平易。 センタヌ詊隓の成瞟のみで合吊を決める入詊である。 囜語、数孊IA・IIB、英語(リスニングあり)、理科1科目のセンタヌ詊隓5科目の成瞟が求められる。合栌するには、薬孊郚で85%、その他の孊郚孊科で75%~82%必芁である。 英語+3科目遞択のセンタヌ詊隓4科目の成瞟が求められる。合栌するには80%必芁である。 センタヌ詊隓の成瞟ず個別入詊の成瞟の合蚈で合吊を決める入詊である。 囜語、英語(リスニングあり)のセンタヌ詊隓2科目ず数孊(IIICたで)、理科1科目の個別入詊2科目を合わせた4科目の成瞟で合吊を決める。 囜語、英語(リスニングあり)のセンタヌ詊隓2科目ず数孊(IIICたで)、理科1科目の個別入詊2科目を合わせた4科目の成瞟で合吊を決める。ただし、個別入詊では理科を受隓せず、数孊の1科目だけの受隓も可胜である。その堎合は、数孊の埗点が2倍される。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "本項は、東京理科倧孊の入孊詊隓察策に関する事項である。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "東京理科倧孊は、東京郜にある理工系総合倧孊である。文系孊郚は経営孊郚だけである。略称は「理科倧」。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "理科倧の入詊問題は蚈算力・思考力を問う良問が倚い。理系孊郚の入詊科目は英語、数孊、理科(地孊以倖から䞀科目遞択)である。早慶や旧垝囜倧、東工倧の理・工孊郚の䜵願ずしお受隓する堎合、特別な察策は䞍芁だが、蟲孊郚、医療系孊郚ずの䜵願である堎合、問題の質が異なるので察策が必芁。実質倍率はどの孊郚も3~4倍皋床である。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "(60分)数孊や理科に比べるず英語の問題は総じお平易だが、䞋蚘の特城を持぀。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "(100分)良問が倚いが、解法パタヌンを暗蚘しただけの勉匷法では解けない。解法の理解を前提ずしお、それらを応甚する力が問われる。数IIIの出題が倚く、埮分積分、数列、䞉角関数がよく出題される。この領域に関しおはかなりの習熟床が必芁である。党䜓的に奇問・難問は少ないが、数孊科専甚の数孊問題の難易床は極めお高い。たた、蚘述匏問題も出る。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "繁雑な蚈算を長々ずさせられた挙句に出る答えが,ルヌトの䞭に t の4次匏が入るなど汚いものであるこずが倚いが,それに惑わされずに解き進めおゆく必芁があろう.", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "(80分)物理・化孊・生物の䞭から1科目遞択しお受隓する。孊郚孊科によっおは、指定された科目を受隓する。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "力孊、熱力孊、波動、電磁気の分野からよく出題される。掗緎された良問が倚く、難易床の高い問題も出るが、悪問や奇問は出題されない。知識よりも思考力を詊す問題である。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "化孊に察する基本的な理解、および玠早い蚈算力が問われるこずが倚い。蚈算量は倚い。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "分子生物孊領域の問題が倚い。応甚生物科孊科では遺䌝の蚈算問題が出題されるこずもあり、思考力ず蚈算力が問われる。知識問題は少ない。限られた時間で問題文を適切に刀断、蚈算しおいく胜力が問われる。生物工孊科は応甚生物科孊科よりシンプルな問題が倚い。珟象に察する理解を確認するだけではなく、それらを応甚する力が求められるため、暗蚘型の孊習では察応できない。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "経営孊郚は孊科によっお入詊方匏が埮劙に異なっおいる。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "・経営孊科は3教科(400点満点)である。 【囜語】囜語総合・珟代文B(叀文・挢文を陀く)(100)、 【数孊】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)、 【倖囜語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語衚珟I・英語衚珟II(100)。 3教科のうち、高埗点の2科目を1.5倍にしお、合吊刀定する。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "・囜際デザむン経営孊科は3教科(400点満点)である。 【囜語】囜語総合・珟代文B(叀文・挢文を陀く)(100)、 【数孊】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)、 【倖囜語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語衚珟I・英語衚珟II(200)。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "・ビゞネス゚コノミクス孊科は2~3教科(300点満点)である。 【数孊】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)、 【倖囜語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語衚珟I・英語衚珟II(100)を必須科目ずし、最埌の1科目は 《囜語》囜語総合・珟代文B(叀文・挢文を陀く)(100)、ず 《数孊》数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(100)の䞭から1科目を遞択する。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "東京理科倧孊経営孊郚は郜内キャンパスぞの党面移転により競争率が近幎䞊昇しおいる。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "必須科目。理系孊郚の「英語」を参照。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "囜語か理系数孊(3Cたで)から1科目遞択する。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "囜語 党囜の囜語の入詊問題の䞭でも、驚くほどの長い文章を課す。その分量は倧問1぀に぀き、本文は10ペヌゞにも及ぶものである。倧問構成は倧問2぀でどちらも前述した量の文章量である。蚘述匏の蚭問が倚いので、思考力が詊される。今たでは詊隓時間が100分であったが2016幎床の入詊から詊隓時間が80分になっおしたった。その2016幎の入詊では倧問1぀に぀き8ペヌゞから9ペヌゞ皋に文章量は枛ったが、蚭問数は倉わらず時間内に終わらせるには盞圓至難な問題ずなっおいた。2017幎床以降に泚目である。受隓生は読解速床の向䞊ず蚘述匏の蚭問に慣れ、解答速床を䞊げおおく必芁がある。本文本文の諺や囜文法に関する知識も問われ、単独での叀文、挢文の出題は䟋幎芋受けられないものの、珟叀融合文は幎によっお課されるため、叀文ず挢文の孊習は必須である。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "理系数孊 理系孊郚の「理系数孊」を参照。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "æ•°å­Š(2B)", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "文系数孊 理系数孊に比べるず平易。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "センタヌ詊隓の成瞟のみで合吊を決める入詊である。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "囜語、数孊IA・IIB、英語(リスニングあり)、理科1科目のセンタヌ詊隓5科目の成瞟が求められる。合栌するには、薬孊郚で85%、その他の孊郚孊科で75%~82%必芁である。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "英語+3科目遞択のセンタヌ詊隓4科目の成瞟が求められる。合栌するには80%必芁である。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "センタヌ詊隓の成瞟ず個別入詊の成瞟の合蚈で合吊を決める入詊である。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "囜語、英語(リスニングあり)のセンタヌ詊隓2科目ず数孊(IIICたで)、理科1科目の個別入詊2科目を合わせた4科目の成瞟で合吊を決める。", "title": "理系孊郚" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "囜語、英語(リスニングあり)のセンタヌ詊隓2科目ず数孊(IIICたで)、理科1科目の個別入詊2科目を合わせた4科目の成瞟で合吊を決める。ただし、個別入詊では理科を受隓せず、数孊の1科目だけの受隓も可胜である。その堎合は、数孊の埗点が2倍される。", "title": "理系孊郚" } ]
日本の倧孊受隓ガむド > 東京理科倧察策 本項は、東京理科倧孊の入孊詊隓察策に関する事項である。 東京理科倧孊は、東京郜にある理工系総合倧孊である。文系孊郚は経営孊郚だけである。略称は「理科倧」。 理科倧の入詊問題は蚈算力・思考力を問う良問が倚い。理系孊郚の入詊科目は英語、数孊、理科(地孊以倖から䞀科目遞択)である。早慶や旧垝囜倧、東工倧の理・工孊郚の䜵願ずしお受隓する堎合、特別な察策は䞍芁だが、蟲孊郚、医療系孊郚ずの䜵願である堎合、問題の質が異なるので察策が必芁。実質倍率はどの孊郚も倍皋床である。
{{wikipedia|東京理科倧孊}} *[[日本の倧孊受隓ガむド]] > [[東京理科倧察策]] 本項は、[[w:東京理科倧孊|東京理科倧孊]]の入孊詊隓察策に関する事項である。 東京理科倧孊は、東京郜にある理工系総合倧孊である。文系孊郚は経営孊郚だけである。略称は「理科倧」。 理科倧の入詊問題は蚈算力・思考力を問う良問が倚い。理系孊郚の入詊科目は英語、数孊、理科(地孊以倖から䞀科目遞択)である。早慶や旧垝囜倧、東工倧の理・工孊郚の䜵願ずしお受隓する堎合、特別な察策は䞍芁だが、蟲孊郚、医療系孊郚ずの䜵願である堎合、問題の質が異なるので察策が必芁。実質倍率はどの孊郚も倍皋床である。 = 個別入詊B方匏 = == 理系孊郚 == === 英語 === 60分数孊や理科に比べるず英語の問題は総じお平易だが、䞋蚘の特城を持぀。 * 他倧孊ず比べお長文が長く、敎序英䜜文も難易床が高いため、それらぞの察策が必芁である。なお敎序英䜜文は、配点が党䜓の3割を占める幎2008幎もある。 * 幎によっお文法問題が芋受けられないこずもあるが、倚くは長文問題に隠れお重耇しおいる。 * 敎序英䜜文以倖は抂ね平易なので、たずは基本文法、語圙をマスタヌするこずが重芁。 * 長文は倧抵、受隓する孊科に関連した英文が出るため、志望孊科の専門領域に関連した語圙を芚えるこず。文孊郚向けの小説読解や瀟䌚問題読解などに時間を費やす必芁はない。 ===理系数孊 === 100分良問が倚いが、解法パタヌンを暗蚘しただけの勉匷法では解けない。解法の理解を前提ずしお、それらを応甚する力が問われる。数IIIの出題が倚く、埮分積分、数列、䞉角関数がよく出題される。この領域に関しおはかなりの習熟床が必芁である。党䜓的に奇問・難問は少ないが、数孊科専甚の数孊問題の難易床は極めお高い。たた、蚘述匏問題も出る。 繁雑な蚈算を長々ずさせられた挙句に出る答えがルヌトの䞭に t の4次匏が入るなど汚いものであるこずが倚いがそれに惑わされずに解き進めおゆく必芁があろう === 理科 === 80分物理・化孊・生物の䞭から1科目遞択しお受隓する。孊郚孊科によっおは、指定された科目を受隓する。 ====物理==== 力孊、熱力孊、波動、電磁気の分野からよく出題される。掗緎された良問が倚く、難易床の高い問題も出るが、悪問や奇問は出題されない。知識よりも思考力を詊す問題である。 ====化孊==== 化孊に察する基本的な理解、および玠早い蚈算力が問われるこずが倚い。蚈算量は倚い。 ; 【理孊郚】 : 蚈算力重芖の問題が倚い。知識問題での倱点を最小限にずどめ、蚈算問題でどれだけ粘れるかが倧切である。特に化孊科受隓生は蚈算緎習をしっかりずしおおくこずが倧切である。最近は無機化孊の出題頻床は少ないが、察策しないで受隓するこずは望たしくない。 ; 【薬孊郚】 : 化孊の配点が倧きいので化孊の出来が合吊に倧きく圱響する。有機化孊の分量がやや倚い。知識問題が倚いが有機の知識問題では高床なものが出題されるこずがある。過去問に類䌌しおいるこずが倚いので過去問察策は重芁である。 ; 【工孊郚】 : 理孊郚に比べるず知識問題の割合は倚いが、蚈算量の倚い問題もあるので玠早く正確に解くこずが重芁である。 ; 【理工孊郚】 : 他の孊郚に比べるず知識問題の分量が倚い。高埗点が取りやすいので7割以䞊は確実に取りたい。 ====生物==== 分子生物孊領域の問題が倚い。応甚生物科孊科では遺䌝の蚈算問題が出題されるこずもあり、思考力ず蚈算力が問われる。知識問題は少ない。限られた時間で問題文を適切に刀断、蚈算しおいく胜力が問われる。生物工孊科は応甚生物科孊科よりシンプルな問題が倚い。珟象に察する理解を確認するだけではなく、それらを応甚する力が求められるため、暗蚘型の孊習では察応できない。 ==経営孊郚== 経営孊郚は孊科によっお入詊方匏が埮劙に異なっおいる。 ・経営孊科は3教科400点満点である。 【囜語】囜語総合・珟代文B叀文・挢文を陀く100、 【数孊】数I・数A・数II・数B数列・ベクトル100、 【倖囜語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語衚珟I・英語衚珟II100。 3教科のうち、高埗点の2科目を1.5倍にしお、合吊刀定する。 ・囜際デザむン経営孊科は3教科400点満点である。 【囜語】囜語総合・珟代文B叀文・挢文を陀く100、 【数孊】数I・数A・数II・数B数列・ベクトル100、 【倖囜語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語衚珟I・英語衚珟II200。 ・ビゞネス゚コノミクス孊科は23教科300点満点である。 【数孊】数I・数A・数II・数B数列・ベクトル100、 【倖囜語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語衚珟I・英語衚珟II100を必須科目ずし、最埌の1科目は 《囜語》囜語総合・珟代文B叀文・挢文を陀く100、ず 《数孊》数I・数A・数II・数B数列・ベクトル・数III100の䞭から1科目を遞択する。 東京理科倧孊経営孊郚は郜内キャンパスぞの党面移転により競争率が近幎䞊昇しおいる。 ===英語=== 必須科目。理系孊郚の「英語」を参照。 ===遞択科目=== 囜語か理系数孊Cたでから科目遞択する。 '''囜語'''<br /> 党囜の囜語の入詊問題の䞭でも、驚くほどの長い文章を課す。その分量は倧問1぀に぀き、本文は10ペヌゞにも及ぶものである。倧問構成は倧問2぀でどちらも前述した量の文章量である。蚘述匏の蚭問が倚いので、思考力が詊される。今たでは詊隓時間が100分であったが2016幎床の入詊から詊隓時間が80分になっおしたった。その2016幎の入詊では倧問1぀に぀き8ペヌゞから9ペヌゞ皋に文章量は枛ったが、蚭問数は倉わらず時間内に終わらせるには盞圓至難な問題ずなっおいた。2017幎床以降に泚目である。受隓生は読解速床の向䞊ず蚘述匏の蚭問に慣れ、解答速床を䞊げおおく必芁がある。本文本文の諺や囜文法に関する知識も問われ、単独での叀文、挢文の出題は䟋幎芋受けられないものの、珟叀融合文は幎によっお課されるため、叀文ず挢文の孊習は必須である。 '''理系数孊'''<br /> 理系孊郚の「理系数孊」を参照。 ===遞択科目=== 数孊B) '''文系数孊'''<br /> 理系数孊に比べるず平易。 = センタヌ詊隓利甚入詊A方匏 = センタヌ詊隓の成瞟のみで合吊を決める入詊である。 *'''理系孊郚''' 囜語、数孊ⅠA・ⅡB、英語リスニングあり、理科1科目のセンタヌ詊隓5科目の成瞟が求められる。合栌するには、薬孊郚で85%、その他の孊郚孊科で75%82%必芁である。 *'''経営孊郚''' 英語3科目遞択のセンタヌ詊隓4科目の成瞟が求められる。合栌するには80%必芁である。 = センタヌ詊隓個別入詊C方匏 = センタヌ詊隓の成瞟ず個別入詊の成瞟の合蚈で合吊を決める入詊である。 *'''理系孊郚''' 囜語、英語リスニングありのセンタヌ詊隓2科目ず数孊ⅢCたで、理科1科目の個別入詊2科目を合わせた4科目の成瞟で合吊を決める。 *'''経営孊郚''' 囜語、英語リスニングありのセンタヌ詊隓2科目ず数孊ⅢCたで、理科1科目の個別入詊2科目を合わせた4科目の成瞟で合吊を決める。ただし、個別入詊では理科を受隓せず、数孊の1科目だけの受隓も可胜である。その堎合は、数孊の埗点が2倍される。 = 倖郚サむト = *[http://www.tus.ac.jp/ 理科倧公匏サむト] [[Category:倧孊入詊|ずうきようりかたいたいさく]]
null
2022-08-04T23:12:01Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AF%BE%E7%AD%96
3,037
PHP
メむンペヌゞ > 工孊 > 情報技術 > プログラミング > PHP PHPは、Web開発においお非垞に人気の高いプログラミング蚀語です。その理由は、PHPがシンプルで、簡単に孊べるこず、Webアプリケヌションの開発に特化しおいるこず、そしお倚くのオヌプン゜ヌスのフレヌムワヌクやラむブラリが存圚しおいるこずによるものです。 本曞では、プログラミング初心者を察象に、PHPの基本的な抂念や構文、そしお関数やクラスの䜜り方などをわかりやすく説明したす。たた、実際に手を動かしおコヌドを曞くこずで、PHPの理解を深めるこずができたす。 PHP 8は2022幎12月珟圚、唯䞀サポヌトされおいるバヌゞョンであり、最新の機胜や安党性が確保されおいたす。本曞では、PHPの基瀎から始めお、りェブアプリケヌション開発に必芁な知識や技術を解説し、PHPを䜿った開発の初心者でも簡単に理解できるように構成されおいたす。 PHPは、バヌゞョンごずに倚くの新機胜が远加されおいたす。以䞋に、PHP 7.0以降の䞻芁な新機胜をいく぀か玹介したす。 これらの機胜は、PHPの新しいバヌゞョンで利甚可胜ですが、サポヌトが継続しおいるバヌゞョンでは党お利甚可胜です。 PHPには、他の䞀郚のプログラミング蚀語にあるような明瀺的なゞェネリックタむプがありたせん。ただし、PHPはゞェネリックプログラミングのコンセプトを掻甚するこずができたす。 たずえば、PHPの暙準ラむブラリには、異なるデヌタ型の倀を扱うための倚数の関数がありたす。これらの関数は、異なるデヌタ型に察応するように曞かれおいたすが、倚くの堎合、同じロゞックが繰り返されたす。これは、ゞェネリックプログラミングの考え方を応甚するこずによっお回避できたす。 䟋えば、PHPの暙準ラむブラリの配列関数(array_*関数)は、配列の芁玠を凊理するための倚数の関数を提䟛したす。これらの関数は、様々な皮類の配列に察応するように曞かれおいたす。しかし、PHP 5.6からは、可倉長匕数機胜を掻甚しお、これらの関数をゞェネリックに扱うこずができたす。たずえば、以䞋のようにarray_map関数を䜿甚するず、異なるデヌタ型の配列に察しおも同じロゞックを適甚できたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "メむンペヌゞ > 工孊 > 情報技術 > プログラミング > PHP", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "PHPは、Web開発においお非垞に人気の高いプログラミング蚀語です。その理由は、PHPがシンプルで、簡単に孊べるこず、Webアプリケヌションの開発に特化しおいるこず、そしお倚くのオヌプン゜ヌスのフレヌムワヌクやラむブラリが存圚しおいるこずによるものです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "本曞では、プログラミング初心者を察象に、PHPの基本的な抂念や構文、そしお関数やクラスの䜜り方などをわかりやすく説明したす。たた、実際に手を動かしおコヌドを曞くこずで、PHPの理解を深めるこずができたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "PHP 8は2022幎12月珟圚、唯䞀サポヌトされおいるバヌゞョンであり、最新の機胜や安党性が確保されおいたす。本曞では、PHPの基瀎から始めお、りェブアプリケヌション開発に必芁な知識や技術を解説し、PHPを䜿った開発の初心者でも簡単に理解できるように構成されおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "PHPは、バヌゞョンごずに倚くの新機胜が远加されおいたす。以䞋に、PHP 7.0以降の䞻芁な新機胜をいく぀か玹介したす。", "title": "PHPの新機胜" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "これらの機胜は、PHPの新しいバヌゞョンで利甚可胜ですが、サポヌトが継続しおいるバヌゞョンでは党お利甚可胜です。", "title": "PHPの新機胜" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "PHPには、他の䞀郚のプログラミング蚀語にあるような明瀺的なゞェネリックタむプがありたせん。ただし、PHPはゞェネリックプログラミングのコンセプトを掻甚するこずができたす。 たずえば、PHPの暙準ラむブラリには、異なるデヌタ型の倀を扱うための倚数の関数がありたす。これらの関数は、異なるデヌタ型に察応するように曞かれおいたすが、倚くの堎合、同じロゞックが繰り返されたす。これは、ゞェネリックプログラミングの考え方を応甚するこずによっお回避できたす。 䟋えば、PHPの暙準ラむブラリの配列関数(array_*関数)は、配列の芁玠を凊理するための倚数の関数を提䟛したす。これらの関数は、様々な皮類の配列に察応するように曞かれおいたす。しかし、PHP 5.6からは、可倉長匕数機胜を掻甚しお、これらの関数をゞェネリックに扱うこずができたす。たずえば、以䞋のようにarray_map関数を䜿甚するず、異なるデヌタ型の配列に察しおも同じロゞックを適甚できたす。", "title": "PHPずゞェネリックプログラミング" } ]
メむンペヌゞ > 工孊 > 情報技術 > プログラミング > PHP PHPは、Web開発においお非垞に人気の高いプログラミング蚀語です。その理由は、PHPがシンプルで、簡単に孊べるこず、Webアプリケヌションの開発に特化しおいるこず、そしお倚くのオヌプン゜ヌスのフレヌムワヌクやラむブラリが存圚しおいるこずによるものです。 本曞では、プログラミング初心者を察象に、PHPの基本的な抂念や構文、そしお関数やクラスの䜜り方などをわかりやすく説明したす。たた、実際に手を動かしおコヌドを曞くこずで、PHPの理解を深めるこずができたす。 PHP 8は2022幎12月珟圚、唯䞀サポヌトされおいるバヌゞョンであり、最新の機胜や安党性が確保されおいたす。本曞では、PHPの基瀎から始めお、りェブアプリケヌション開発に必芁な知識や技術を解説し、PHPを䜿った開発の初心者でも簡単に理解できるように構成されおいたす。
<small>[[メむンペヌゞ]] > [[工孊]] > [[情報技術]] > [[プログラミング]] > [[PHP]]</small> __NOTOC__ {{Wikipedia|PHP (プログラミング蚀語)}} PHPは、Web開発においお非垞に人気の高いプログラミング蚀語です。その理由は、PHPがシンプルで、簡単に孊べるこず、Webアプリケヌションの開発に特化しおいるこず、そしお倚くのオヌプン゜ヌスのフレヌムワヌクやラむブラリが存圚しおいるこずによるものです。 本曞では、プログラミング初心者を察象に、PHPの基本的な抂念や構文、そしお関数やクラスの䜜り方などをわかりやすく説明したす。たた、実際に手を動かしおコヌドを曞くこずで、PHPの理解を深めるこずができたす。 PHP 8は2022幎12月珟圚、唯䞀サポヌトされおいるバヌゞョンであり、最新の機胜や安党性が確保されおいたす。本曞では、PHPの基瀎から始めお、りェブアプリケヌション開発に必芁な知識や技術を解説し、PHPを䜿った開発の初心者でも簡単に理解できるように構成されおいたす<ref>PHP7.4系列は、2022/11/28にEnd of lifeを迎えたした。</ref><ref>[https://www.php.net/eol.php Unsupported Branches]</ref><ref>[https://www.php.net/supported-versions.php Supported Versions](2022-12-02)</ref>。 == 目次 == # [[PHP/開発環境|開発環境]] # [[PHP/コマンドラむンでの掻甚|コマンドラむン]] # [[PHP/入門/テキスト衚瀺ずコメント|テキスト衚瀺ずコメント]] # [[PHP/入門/倉数ず倀|倉数ず倀]] # [[PHP/入門/倉数の皮類|デヌタ型]] # [[PHP/配列|配列]] # [[PHP/制埡構造|制埡構造]] # [[PHP/入門/関数ずは|関数]] # [[PHP/クラス|PHPのオブゞェクト指向]] # [[PHP/Webアプリケヌション向けの機胜|Webアプリケヌション向けの機胜]] # [[PHP/ファむル入出力|ファむル入出力]] # [[PHP/デヌタベヌスずの連動|デヌタベヌスずの連携]] == PHPの新機胜 == PHPは、バヌゞョンごずに倚くの新機胜が远加されおいたす。以䞋に、PHP 7.0以降の䞻芁な新機胜をいく぀か玹介したす。 # Null合䜓挔算子: <code>??</code>挔算子は、巊偎の倀が<code>null</code>でない堎合は巊偎の倀を返し、そうでない堎合は右偎の倀を返したす。 # スカラヌ型宣蚀: 関数の匕数ず戻り倀に、スカラヌ型宣蚀int、float、string、boolを䜿甚できるようになりたした。 # 厳密なモヌド: 厳密なモヌドを有効にするこずで、PHPは暗黙的な型倉換を行わず、厳密な型チェックを行いたす。 # 匿名クラス: PHP 7から、匿名クラスを䜜成できるようになりたした。これにより、䞀時的なオブゞェクトを䜜成するこずができたす。 # Closure::call()メ゜ッド: Closure::call()メ゜ッドは、別のオブゞェクトのコンテキストでクロヌゞャを実行するこずができたす。 # Group use宣蚀: <code>use</code>宣蚀をグルヌプ化しお、耇数の名前空間を䞀床にむンポヌトできるようになりたした。 # Unicode codepoint゚スケヌプ構文: <code>"\u{XXXX}"</code>の圢匏で、Unicode codepointを゚スケヌプするこずができたす。 # 倚倍長敎数サポヌト: GMPおよびBCMath関数のパフォヌマンスが向䞊し、64ビットのプラットフォヌムで倚倍長敎数を䜿甚できるようになりたした。 # Return type宣蚀: 関数の戻り倀に、クラス、むンタヌフェヌス、およびスカラヌ型を指定できるようになりたした。 # Generator return expressions: Generatorのreturn文で、倀を返すこずができるようになりたした。 これらの機胜は、PHPの新しいバヌゞョンで利甚可胜ですが、サポヌトが継続しおいるバヌゞョンでは党お利甚可胜です。 == PHPずゞェネリックプログラミング == PHPには、他の䞀郚のプログラミング蚀語にあるような明瀺的なゞェネリックタむプがありたせん。ただし、PHPはゞェネリックプログラミングのコンセプトを掻甚するこずができたす。 たずえば、PHPの暙準ラむブラリには、異なるデヌタ型の倀を扱うための倚数の関数がありたす。これらの関数は、異なるデヌタ型に察応するように曞かれおいたすが、倚くの堎合、同じロゞックが繰り返されたす。これは、ゞェネリックプログラミングの考え方を応甚するこずによっお回避できたす。 䟋えば、PHPの暙準ラむブラリの配列関数array_*関数は、配列の芁玠を凊理するための倚数の関数を提䟛したす。これらの関数は、様々な皮類の配列に察応するように曞かれおいたす。しかし、PHP 5.6からは、可倉長匕数機胜を掻甚しお、これらの関数をゞェネリックに扱うこずができたす。たずえば、以䞋のようにarray_map関数を䜿甚するず、異なるデヌタ型の配列に察しおも同じロゞックを適甚できたす。 :<syntaxhighlight lang=php> function addOne($n) { return $n + 1; } $array1 = [1, 2, 3, 4]; $array2 = ['a', 'b', 'c', 'd']; $newArray1 = array_map('addOne', $array1); $newArray2 = array_map('addOne', $array2); </syntaxhighlight> :この䟋では、addOne関数を定矩し、array_map関数を䜿甚しお、異なるデヌタ型の配列に同じ凊理を適甚しおいたす。 :このように、可倉長匕数やコヌルバック関数を掻甚するこずで、PHPにおいおもゞェネリックプログラミングのコンセプトを実珟するこずができたす。 == è„šèš» == <references /> [[Category:PHP|*]] [[Category:プログラミング蚀語]] {{NDC|007.64}}
2005-12-18T16:17:55Z
2024-03-03T11:01:21Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:NDC" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/PHP
3,054
料理本/米料理/米飯
米飯(べいはん)ずは米を煮炊きしお、食べられるようにしたものである。䞀般に、ご飯、めしず呌ばれる。日本においお米は䞻食であり、おいしい米飯を調理するこずは日本食の基瀎であるず蚀っおよい。 米にはいく぀か皮類があり、うるち米、もち米、タむ米などがあるが、通垞日本の食卓に出させるものはうるち米で粟米した癜米である。粟米しおいない玄米は昔ほど食されるこずはなくなったが、栄逊䟡が高いこずから健康食ずしお食されるこずもある。 炊飯埌はできるだけ早く食べたほうが良い。時間が経぀ずご飯の粘りや味が萜ちる。たた、出来立おのご飯を冷凍するず長期の保存が可胜である。 柔らかく炊けばおかゆに、具材を炊き蟌めば炊き蟌みご飯になる。 珟圚では炊飯噚を甚いお炊飯するのが䞀般的になっおいる。炊飯噚は指定された量の氎ず米を入れるだけで加熱時間や枩床を自動的に調節し炊飯する家電である。炊飯噚の䞭にはおかゆや玄米などを調理できるものもある。取扱説明曞などを読んで操䜜するず良い。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "米飯(べいはん)ずは米を煮炊きしお、食べられるようにしたものである。䞀般に、ご飯、めしず呌ばれる。日本においお米は䞻食であり、おいしい米飯を調理するこずは日本食の基瀎であるず蚀っおよい。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "米にはいく぀か皮類があり、うるち米、もち米、タむ米などがあるが、通垞日本の食卓に出させるものはうるち米で粟米した癜米である。粟米しおいない玄米は昔ほど食されるこずはなくなったが、栄逊䟡が高いこずから健康食ずしお食されるこずもある。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "炊飯埌はできるだけ早く食べたほうが良い。時間が経぀ずご飯の粘りや味が萜ちる。たた、出来立おのご飯を冷凍するず長期の保存が可胜である。", "title": "䜜り方" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "柔らかく炊けばおかゆに、具材を炊き蟌めば炊き蟌みご飯になる。", "title": "バリ゚ヌション" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "珟圚では炊飯噚を甚いお炊飯するのが䞀般的になっおいる。炊飯噚は指定された量の氎ず米を入れるだけで加熱時間や枩床を自動的に調節し炊飯する家電である。炊飯噚の䞭にはおかゆや玄米などを調理できるものもある。取扱説明曞などを読んで操䜜するず良い。", "title": "バリ゚ヌション" } ]
米飯べいはんずは米を煮炊きしお、食べられるようにしたものである。䞀般に、ご飯、めしず呌ばれる。日本においお米は䞻食であり、おいしい米飯を調理するこずは日本食の基瀎であるず蚀っおよい。 米にはいく぀か皮類があり、うるち米、もち米、タむ米などがあるが、通垞日本の食卓に出させるものはうるち米で粟米した癜米である。粟米しおいない玄米は昔ほど食されるこずはなくなったが、栄逊䟡が高いこずから健康食ずしお食されるこずもある。
[[ファむル:Super large serving.jpg|500px|米飯]] {{-}} '''米飯'''べいはんずは米を煮炊きしお、食べられるようにしたものである。䞀般に、ご飯、めしず呌ばれる。日本においお米は䞻食であり、おいしい米飯を調理するこずは日本食の基瀎であるず蚀っおよい。 米にはいく぀か皮類があり、うるち米、もち米、タむ米などがあるが、通垞日本の食卓に出させるものはうるち米で粟米した癜米である。粟米しおいない玄米は昔ほど食されるこずはなくなったが、栄逊䟡が高いこずから健康食ずしお食されるこずもある。 ==材料人分== *ç±³ 
 120g(150mL) *æ°Ž 
 180mL(米の質量の1.5倍、䜓積の1.2倍) ==䜜り方== #米を蚈る。米の量は人数分に合わせお調節する。 #米を研ぐ。氎を2~3回かえお研ぐ(掗う)。 #氎を切る。ざるにあげお氎を切る。 #吞氎させる。氎を入れ、30~60分間攟眮しお吞氎させる。 #火にかける。沞隰するたで匷火で玄10分。 #䞭火にする。沞隰したら、䞭火にしお玄7~8分。 #匱火にする。匱火にしお、12~15分蒞し煮する。 #火を止めお蒞らす。 火を止めお玄10分蒞らす。 #ほぐしお盛り付ける。しゃもじでほぐしお、噚に盛り付ける。 ===泚意=== 炊飯埌はできるだけ早く食べたほうが良い。時間が経぀ずご飯の粘りや味が萜ちる。たた、出来立おのご飯を冷凍するず長期の保存が可胜である。 ==バリ゚ヌション== 柔らかく炊けば[[料理本/おかゆ|おかゆ]]に、具材を炊き蟌めば[[料理本/炊き蟌みご飯|炊き蟌みご飯]]になる。 珟圚では炊飯噚を甚いお炊飯するのが䞀般的になっおいる。炊飯噚は指定された量の氎ず米を入れるだけで加熱時間や枩床を自動的に調節し炊飯する家電である。炊飯噚の䞭にはおかゆや玄米などを調理できるものもある。取扱説明曞などを読んで操䜜するず良い。 == 関連する料理 == {{Wikipedia|飯}} *[[料理本/卵かけご飯|卵かけご飯]] *[[料理本/おにぎり|おにぎり]] *[[料理本/カレヌラむス|カレヌラむス]] *[[料理本/チャヌハン|チャヌハン]] *[[料理本/すし|すし]] [[カテゎリ:米料理|*2]] [[カテゎリ:料理本|こめりようりぞいはん]]
null
2020-08-12T00:58:05Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%96%99%E7%90%86%E6%9C%AC/%E7%B1%B3%E6%96%99%E7%90%86/%E7%B1%B3%E9%A3%AF
3,055
日本語/品詞/自立語/䜓蚀/副詞
副詞(ふくし)は、甚蚀(動詞、圢容詞、圢容動詞)を修食する自立語のひず぀であり、掻甚はない。 <䟋>そっず、やがお、ふんわり 等々 <䟋>ずおも、たいそう、随分 等々 <䟋>どうしお(~か)、もし(~なら等)、おそらく(~だろう) (䞊の括匧内は、括匧の前に察しお呌応しおいる蚀葉)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "副詞(ふくし)は、甚蚀(動詞、圢容詞、圢容動詞)を修食する自立語のひず぀であり、掻甚はない。", "title": "副詞" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "<䟋>そっず、やがお、ふんわり 等々", "title": "副詞" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "<䟋>ずおも、たいそう、随分 等々", "title": "副詞" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "<䟋>どうしお(~か)、もし(~なら等)、おそらく(~だろう)", "title": "副詞" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "(䞊の括匧内は、括匧の前に察しお呌応しおいる蚀葉)", "title": "副詞" } ]
null
{{Wikipedia|副詞}} {{Wiktionary|副詞}} == 副詞 == '''副詞'''ふくしは、[[wikt:甚蚀|甚蚀]](動詞、圢容詞、圢容動詞)を修食する[[wikt:自立語|自立語]]のひず぀であり、掻甚はない。 *状態を衚すもの <䟋>そっず、やがお、ふんわり 等々 *皋床を衚すもの <䟋>ずおも、たいそう、随分 等々 *呌応する蚀葉が埌ろにあるもの <䟋>どうしお(~か)、もし(なら等)、おそらく(だろう) (䞊の括匧内は、括匧の前に察しお呌応しおいる蚀葉) [[カテゎリ:日本語 品詞|品]] [[カテゎリ:副詞]]
2005-12-22T12:59:33Z
2023-07-11T11:16:54Z
[ "テンプレヌト:Wiktionary", "テンプレヌト:Wikipedia" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/%E5%93%81%E8%A9%9E/%E8%87%AA%E7%AB%8B%E8%AA%9E/%E4%BD%93%E8%A8%80/%E5%89%AF%E8%A9%9E
3,061
銙枯の歎史
この曞籍では䞭華人民共和囜銙枯特別行政区の歎史を抂芳する。 広矩の銙枯は九竜半島や新界を含むが、狭矩には銙枯島のみを指す。この銙枯島南西郚に銙枯仔ず呌ばれる堎所がある。銙朚の積出枯であったずころから呜名されたず䌝えられ、芳光客にはアバディヌンずしお知られるずころである。ここが銙枯発祥地ずなる。 銙枯は䞭囜語(北京語)ではシアンガンず発音する。これを英語で「ホンコン」ず呌ぶ由来は、アヘン戊争に遡る。英軍が初めおアバディヌン付近に䞊陞した時、土地の名を知らなかった。そこで地元の民に地名を聞いたずころ「ホンコン」ず蚀った。この発音は広東語のもの(ヒョヌンゎヌン)ずも異なり、珟地の氎䞊生掻者・蛋民の蚀葉である。 䞭囜南郚、珠江デルタに属する銙枯地区では5,000幎前の新石噚時代倧湟文化の遺跡がランタオ島や銙枯島で発芋されおいる。秊王朝が嶺南(華南)を埁服するず、銙枯地区は䞭華垝囜の支配䞋に入り、番犺県の管蜄ずなった。331幎から756幎たでは宝安県、757幎以降1572幎たでは東莞県に属しおいる。 唐代には広州が南海貿易の亀易枯ずしお繁栄したため、ランタオ島から察岞の東莞を含む地域が「屯門」ず呌ばれお文献にしばしば登堎するようになった。この頃から銙枯地区では塩田が開かれ、五代十囜の南挢時代から真珠採集も行われた。 1563幎、明朝は銙枯地区の南頭に氎軍基地を蚭眮しお南頭寚ず称し、1565幎には参将を眮いお南頭寚を統括させた。 南頭寚には倧小戊船53隻、官兵1486人が眮かれ、1591幎以埌は戊船112隻,官兵及雜圹2008人に増加した。 1552幎頃から九韍の名が文献に珟れ、その埌銙枯島の地名も芋え始める。1573幎には新安県が新蚭され、県治は南頭に眮かれた。 新蚭時の新安県は玄34,000人の人口が蚘録されおいる。 1514幎からポルトガル人が来航しお屯門を占拠したため、広東海道副䜿・汪鋐が自から督垫しおポルトガル人を駆逐する事件があった。 その埌、ポルトガル人は寧波沖のリャンポヌ(双嶌島)に移り、やがおマカオに定着するこずになる。 枅代に入っお広州が開枯するず、1699幎からむギリス東むンド䌚瀟などが来航するようになり、1711幎には広州に英囜商通が開蚭されおいる。 むギリスは次第に䞭囜茶を倧量に茞入するようになり、貿易代金決枈のためにむンドからアヘンを䞭囜に茞出し始めた。 アヘンの茞入を芏制しようずする枅朝政府ずむギリスの争いが起こり、1839幎第䞀次アヘン戊争が勃発、 1841幎1月20日チャヌルズ・゚リオット倧䜐率いる英囜軍は銙枯島を占領、1842幎に締結された南京条玄で銙枯島は英囜に氞遠に割譲された。 1843幎6月、サヌ・ヘンリヌ・ポッティンゞャヌが初代銙枯総督に就任しお英囜の統治がはじたったが、1856幎には第二次アヘン戊争が再発し、1860幎に締結された北京条玄で九韍半島も英囜に割譲される。 西欧列匷による䞭囜の半怍民地化も過皋で、英囜は枅政府に迫り1898幎7月1日から九竜以北、深圳河以南の新九竜及び新界地域の租借に成功した。 この地域の租借期限は99幎、1997幎6月30日午埌12時を以っお切れるこずになっおいた。 むギリス資本䞻矩の拠点ずなった銙枯では19䞖玀末から20䞖玀初にかけお南䞭囜貿易の基地ずしお発展する。1884幎にはハッピヌバレヌにロむダル銙枯ゞョッキヌ・クラブ(競銬堎)が建蚭されお英人の瀟亀堎ずなり、1877幎銙枯西医曞院(銙枯医科倧孊)が創立され、1910幎には総合倧孊である銙枯倧孊に発展する。経枈的には1865幎創蚭の銙枯䞊海銀行が極東最倧の銀行に発展し、地域通貚ずしお初期には銀貚が䜿甚されたが、1935幎には銙枯ドルが発刞されおいる。1928幎成立した南京囜民政府は䞍平等条玄をなんずか解消しようずしたが、むギリスは応じなかった。圓時、䞭囜ず新界の囜境線は開攟されおおり、䞭囜人は自由に行き来できた。 1941幎12月、倪平掋戊争が勃発するず、酒井隆䞭将指揮䞋の日本第28軍が銙枯に進攻を開始し、 同幎12月25日銙枯総督マヌク・ダングは九竜のペニンシュラヌ・ホテルに出向き、日本軍に降䌏した。 英領銙枯を占領した日本は圓初、酒井䞭将を長官ずする銙枯軍政庁を蚭眮し、1942幎2月には磯谷廉介䞭将を銙枯総督に任呜しお軍政を行った。 戊時䜓制化、䞭囜本土ずの貿易は急䜎䞋し、銙枯は経枈的苊境に立たされる。日本軍は軍祚を発行しおむンフレを起こし、銙枯経枈を疲匊させた。 日本軍は銙枯䜏民に皇民化政策を実斜し、英語の䜿甚を犁止しお、日本語を匷制した。たた、日本軍より虐殺ず匷姊も倚発しおいた。占領䞋の銙枯から70䞇人前埌の䞭囜人䜏民が䞭囜本土に退去しおいる。 今なお軍祚問題が残されおいる。 戊埌、囜際連合の安党保障理事䌚垞任理事囜ずなった囜民党政府は英囜に銙枯返還を求めたが、間もなく囜共内戊が始たったため䞍調に終わり、内戊や共産䞻矩を避けた倚数の䞭囜人が本土から銙枯に逃れ、廉䟡な劎働力を提䟛するずずもに、䞊海から技術ず資本をもった倖囜䌁業がも銙枯に本拠を移し、このこずが銙枯の経枈発展に少なからぬ寄䞎をした。 䞭華人民共和囜は銙枯の䞻暩回埩を求めず、むしろ英囜ずの囜亀回埩を求めた。 英囜のクレメント・アトリヌ政暩は早くも1950幎に䞭華人民共和囜を囜家承認した。これは西偎諞囜ずしおは最も早い新䞭囜承認であった。 間もなく朝鮮戊争に䞭囜が介入しお、䞖界から孀立するず、銙枯が新䞭囜にずっお西偎䞖界ずの唯䞀の窓口ずなった。 銙枯政庁は叀兞的な自由攟任政策を採甚しお、政府芏制を極力抌さえ、皎率を䜎くしお産業育成を図った。このため、繊維産業を䞭心ずする茞出型の軜工業が発達し、李嘉誠のような䌁業家も出おきた。䞭囜貿易の䞭継貿易枯ずしおも発展し、銙枯はやがおシンガポヌル、台湟、韓囜ずずもにアゞア四韍ず呌ばれる経枈発展を遂げる。 1967幎に文化倧革呜が起こるず、銙枯でもその圱響䞋に暎動が発生し、玅衛兵が深圳方面から越境し、銙枯譊察ず銃撃戊になるこずもあったが、間もなく呚恩来が長期的な利益から銙枯を回収しない方針を明らかにし、銙枯暎動は沈静化した。 1970幎代に入るず、租借地新界の租借期限が次第に近付いおくるため、英囜政府は新界租借の延長を䞭囜に求めたが、䞭囜は応じなかった。しかし、この頃には租借期限問題にどのような結末を付けるかただ誰にも予枬できなかった。 (ここでは「䞭囜」は北京圓局、すなわち䞭華人民共和囜を衚す) 1980幎代に䞭囜の改革開攟政策が進展し、銙枯の補造業は囜境を越えお䞭囜偎に進出、銙枯は金融、商業、芳光郜垂ずなっおいった。 マヌガレット・サッチャヌ銖盞は英囜が匕き続き銙枯を管理できるよう求めおいたが、䞭囜は「枯人治枯」を芁求しおこれに応じず、 鄧小平はサッチャヌ銖盞に英囜がどうしおも応じない堎合は歊力行䜿もありうるこずを瀺唆した。サッチャヌは鄧小平ずの䌚談を終えお人民倧䌚堂を出る時、足元がふら぀いたずいう。 1984幎12月19日,䞭英双方が眲名した䞭英共同声明が発衚され、英囜は1997幎7月1日に銙枯の䞻暩を䞭囜に返還し、 銙枯は䞭華人民共和囜の䞀特別行政区ずなるこずが明らかにされた。 この䞭で䞭囜政府は鄧小平が提瀺した「䞀囜䞡制」政策をもずに瀟䌚䞻矩政策を将来50幎にわたっお銙枯で実斜しないこずを玄束した。 この発衚は䞭囜の支配を受けるこずを喜ばない䞀郚の銙枯䜏民を䞍安に萜ずしいれ、英連邊内のカナダやオヌストラリアぞの移民ブヌムが起こった。 1989幎に北京で六四倩安門事件が発生するず、銙枯では民䞻掟支持の倧芏暡デモが行われ、専制的な䞭囜の本質が明確になったずしお再び移民ブヌムが巻き起こった。倧郚分の銙枯移民はトロント、バンクヌバヌ、シドニヌ、シンガポヌルに向かった。 1990幎4月4日、銙枯基本法が制定されるず、銙枯人の䞍安は䞀応、沈静化した。しかし、1992幎、クリストファヌ・パッテンが銙枯総督ずしお着任するず、返還を前に銙枯の政治的な民䞻化を加速させたため、䞭囜ずの関係が緊匵した。ただ、このような政治的動揺や移民の倧量流出にもかかわらず、経枈的には䞭囜資本の流入によっお返還前の銙枯の䞍動産垂堎や株匏垂堎は空前の掻況を呈した。 1997幎7月1日、銙枯は正匏に英囜から䞭囜に返還され、最埌の総督パッテンは銙枯を去った。パッテンが制定した盎接遞挙制の立法局は北京が成立させた臚時立法䌚に倉わり、䞭囜政府ず深い関係にある富豪の董建華が初代銙枯特別行政区行政長官ずなった。これたで銙枯に君臚しおきたナニオンゞャックず゚リザベス2䞖の肖像は姿を消し、五星玅旗が銙枯に翻った。 䞭囜が銙枯の倖亀暩ず軍事暩を掌握し、むギリス軍に代わっお人民解攟軍郚隊が銙枯に進駐、これたでの英語、広東語ずずもに普通話(暙準䞭囜語)も銙枯の公甚語ずなり、孊校でも教えられるようになった。しかし、基本的な瀟䌚経枈制床は倉わらず、法䜓系も英領時代のコモン・ロヌがそのたた甚いられおいる。 銙枯返還盎埌に始たったアゞア通貚危機の圱響で銙枯の䞍動産䟡栌は倧暎萜し、䞭囜貿易の䞭継基地ずしおの圹割も次第に枛少しお銙枯の倱業率は䞊昇、銙枯の衰退がささやかれた。ずりわけ2003幎には隣接の広東省が発端ずなったSARSが銙枯でも急速に拡倧し、2000人が感染、299人が死亡する事態ずなり、芳光客は激枛、銙枯経枈は倧打撃を受けた。 あたりにも䞭囜寄りで銙枯垂民に䞍評だった董建華行政長官は2005幎3月12日に蟞任しお䞭華人民共和囜政治協商䌚議副䞻垭に転じ、曜蔭暩が長官代理ずなった。新行政長官遞挙は2005幎7月に行われる。たた9月には銙枯再生の期埅を背負い、新銙枯囜際空枯近くに銙枯ディズニヌランドがオヌプンした。たた、2018幎9月23日にはこれたで䜎頻床の圚来線しか無かった銙枯ず䞭囜本土の間に広深枯高速鉄道が運行を開始し、銙枯偎の駅である銙枯西九韍駅では「䞀地䞡怜」(詳しくはリンク先を参照)が行われるようになった。これに反発する動きが出おきおいる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "この曞籍では䞭華人民共和囜銙枯特別行政区の歎史を抂芳する。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "広矩の銙枯は九竜半島や新界を含むが、狭矩には銙枯島のみを指す。この銙枯島南西郚に銙枯仔ず呌ばれる堎所がある。銙朚の積出枯であったずころから呜名されたず䌝えられ、芳光客にはアバディヌンずしお知られるずころである。ここが銙枯発祥地ずなる。", "title": "地名の由来" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "銙枯は䞭囜語(北京語)ではシアンガンず発音する。これを英語で「ホンコン」ず呌ぶ由来は、アヘン戊争に遡る。英軍が初めおアバディヌン付近に䞊陞した時、土地の名を知らなかった。そこで地元の民に地名を聞いたずころ「ホンコン」ず蚀った。この発音は広東語のもの(ヒョヌンゎヌン)ずも異なり、珟地の氎䞊生掻者・蛋民の蚀葉である。", "title": "地名の由来" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "䞭囜南郚、珠江デルタに属する銙枯地区では5,000幎前の新石噚時代倧湟文化の遺跡がランタオ島や銙枯島で発芋されおいる。秊王朝が嶺南(華南)を埁服するず、銙枯地区は䞭華垝囜の支配䞋に入り、番犺県の管蜄ずなった。331幎から756幎たでは宝安県、757幎以降1572幎たでは東莞県に属しおいる。", "title": "初期の銙枯" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "唐代には広州が南海貿易の亀易枯ずしお繁栄したため、ランタオ島から察岞の東莞を含む地域が「屯門」ず呌ばれお文献にしばしば登堎するようになった。この頃から銙枯地区では塩田が開かれ、五代十囜の南挢時代から真珠採集も行われた。", "title": "初期の銙枯" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "1563幎、明朝は銙枯地区の南頭に氎軍基地を蚭眮しお南頭寚ず称し、1565幎には参将を眮いお南頭寚を統括させた。 南頭寚には倧小戊船53隻、官兵1486人が眮かれ、1591幎以埌は戊船112隻,官兵及雜圹2008人に増加した。 1552幎頃から九韍の名が文献に珟れ、その埌銙枯島の地名も芋え始める。1573幎には新安県が新蚭され、県治は南頭に眮かれた。 新蚭時の新安県は玄34,000人の人口が蚘録されおいる。", "title": "明代の銙枯" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "1514幎からポルトガル人が来航しお屯門を占拠したため、広東海道副䜿・汪鋐が自から督垫しおポルトガル人を駆逐する事件があった。 その埌、ポルトガル人は寧波沖のリャンポヌ(双嶌島)に移り、やがおマカオに定着するこずになる。", "title": "明代の銙枯" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "枅代に入っお広州が開枯するず、1699幎からむギリス東むンド䌚瀟などが来航するようになり、1711幎には広州に英囜商通が開蚭されおいる。 むギリスは次第に䞭囜茶を倧量に茞入するようになり、貿易代金決枈のためにむンドからアヘンを䞭囜に茞出し始めた。 アヘンの茞入を芏制しようずする枅朝政府ずむギリスの争いが起こり、1839幎第䞀次アヘン戊争が勃発、 1841幎1月20日チャヌルズ・゚リオット倧䜐率いる英囜軍は銙枯島を占領、1842幎に締結された南京条玄で銙枯島は英囜に氞遠に割譲された。", "title": "枅代の銙枯" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "1843幎6月、サヌ・ヘンリヌ・ポッティンゞャヌが初代銙枯総督に就任しお英囜の統治がはじたったが、1856幎には第二次アヘン戊争が再発し、1860幎に締結された北京条玄で九韍半島も英囜に割譲される。 西欧列匷による䞭囜の半怍民地化も過皋で、英囜は枅政府に迫り1898幎7月1日から九竜以北、深圳河以南の新九竜及び新界地域の租借に成功した。 この地域の租借期限は99幎、1997幎6月30日午埌12時を以っお切れるこずになっおいた。", "title": "英領怍民地" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "むギリス資本䞻矩の拠点ずなった銙枯では19䞖玀末から20䞖玀初にかけお南䞭囜貿易の基地ずしお発展する。1884幎にはハッピヌバレヌにロむダル銙枯ゞョッキヌ・クラブ(競銬堎)が建蚭されお英人の瀟亀堎ずなり、1877幎銙枯西医曞院(銙枯医科倧孊)が創立され、1910幎には総合倧孊である銙枯倧孊に発展する。経枈的には1865幎創蚭の銙枯䞊海銀行が極東最倧の銀行に発展し、地域通貚ずしお初期には銀貚が䜿甚されたが、1935幎には銙枯ドルが発刞されおいる。1928幎成立した南京囜民政府は䞍平等条玄をなんずか解消しようずしたが、むギリスは応じなかった。圓時、䞭囜ず新界の囜境線は開攟されおおり、䞭囜人は自由に行き来できた。", "title": "英領怍民地" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "1941幎12月、倪平掋戊争が勃発するず、酒井隆䞭将指揮䞋の日本第28軍が銙枯に進攻を開始し、 同幎12月25日銙枯総督マヌク・ダングは九竜のペニンシュラヌ・ホテルに出向き、日本軍に降䌏した。", "title": "日本の占領" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "英領銙枯を占領した日本は圓初、酒井䞭将を長官ずする銙枯軍政庁を蚭眮し、1942幎2月には磯谷廉介䞭将を銙枯総督に任呜しお軍政を行った。 戊時䜓制化、䞭囜本土ずの貿易は急䜎䞋し、銙枯は経枈的苊境に立たされる。日本軍は軍祚を発行しおむンフレを起こし、銙枯経枈を疲匊させた。 日本軍は銙枯䜏民に皇民化政策を実斜し、英語の䜿甚を犁止しお、日本語を匷制した。たた、日本軍より虐殺ず匷姊も倚発しおいた。占領䞋の銙枯から70䞇人前埌の䞭囜人䜏民が䞭囜本土に退去しおいる。 今なお軍祚問題が残されおいる。", "title": "日本の占領" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "戊埌、囜際連合の安党保障理事䌚垞任理事囜ずなった囜民党政府は英囜に銙枯返還を求めたが、間もなく囜共内戊が始たったため䞍調に終わり、内戊や共産䞻矩を避けた倚数の䞭囜人が本土から銙枯に逃れ、廉䟡な劎働力を提䟛するずずもに、䞊海から技術ず資本をもった倖囜䌁業がも銙枯に本拠を移し、このこずが銙枯の経枈発展に少なからぬ寄䞎をした。 䞭華人民共和囜は銙枯の䞻暩回埩を求めず、むしろ英囜ずの囜亀回埩を求めた。 英囜のクレメント・アトリヌ政暩は早くも1950幎に䞭華人民共和囜を囜家承認した。これは西偎諞囜ずしおは最も早い新䞭囜承認であった。 間もなく朝鮮戊争に䞭囜が介入しお、䞖界から孀立するず、銙枯が新䞭囜にずっお西偎䞖界ずの唯䞀の窓口ずなった。", "title": "戊埌の銙枯" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "銙枯政庁は叀兞的な自由攟任政策を採甚しお、政府芏制を極力抌さえ、皎率を䜎くしお産業育成を図った。このため、繊維産業を䞭心ずする茞出型の軜工業が発達し、李嘉誠のような䌁業家も出おきた。䞭囜貿易の䞭継貿易枯ずしおも発展し、銙枯はやがおシンガポヌル、台湟、韓囜ずずもにアゞア四韍ず呌ばれる経枈発展を遂げる。", "title": "戊埌の銙枯" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "1967幎に文化倧革呜が起こるず、銙枯でもその圱響䞋に暎動が発生し、玅衛兵が深圳方面から越境し、銙枯譊察ず銃撃戊になるこずもあったが、間もなく呚恩来が長期的な利益から銙枯を回収しない方針を明らかにし、銙枯暎動は沈静化した。 1970幎代に入るず、租借地新界の租借期限が次第に近付いおくるため、英囜政府は新界租借の延長を䞭囜に求めたが、䞭囜は応じなかった。しかし、この頃には租借期限問題にどのような結末を付けるかただ誰にも予枬できなかった。", "title": "戊埌の銙枯" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "(ここでは「䞭囜」は北京圓局、すなわち䞭華人民共和囜を衚す)", "title": "䞭英亀枉" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "1980幎代に䞭囜の改革開攟政策が進展し、銙枯の補造業は囜境を越えお䞭囜偎に進出、銙枯は金融、商業、芳光郜垂ずなっおいった。 マヌガレット・サッチャヌ銖盞は英囜が匕き続き銙枯を管理できるよう求めおいたが、䞭囜は「枯人治枯」を芁求しおこれに応じず、 鄧小平はサッチャヌ銖盞に英囜がどうしおも応じない堎合は歊力行䜿もありうるこずを瀺唆した。サッチャヌは鄧小平ずの䌚談を終えお人民倧䌚堂を出る時、足元がふら぀いたずいう。", "title": "䞭英亀枉" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "1984幎12月19日,䞭英双方が眲名した䞭英共同声明が発衚され、英囜は1997幎7月1日に銙枯の䞻暩を䞭囜に返還し、 銙枯は䞭華人民共和囜の䞀特別行政区ずなるこずが明らかにされた。 この䞭で䞭囜政府は鄧小平が提瀺した「䞀囜䞡制」政策をもずに瀟䌚䞻矩政策を将来50幎にわたっお銙枯で実斜しないこずを玄束した。", "title": "䞭英亀枉" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "この発衚は䞭囜の支配を受けるこずを喜ばない䞀郚の銙枯䜏民を䞍安に萜ずしいれ、英連邊内のカナダやオヌストラリアぞの移民ブヌムが起こった。 1989幎に北京で六四倩安門事件が発生するず、銙枯では民䞻掟支持の倧芏暡デモが行われ、専制的な䞭囜の本質が明確になったずしお再び移民ブヌムが巻き起こった。倧郚分の銙枯移民はトロント、バンクヌバヌ、シドニヌ、シンガポヌルに向かった。", "title": "䞭英亀枉" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "1990幎4月4日、銙枯基本法が制定されるず、銙枯人の䞍安は䞀応、沈静化した。しかし、1992幎、クリストファヌ・パッテンが銙枯総督ずしお着任するず、返還を前に銙枯の政治的な民䞻化を加速させたため、䞭囜ずの関係が緊匵した。ただ、このような政治的動揺や移民の倧量流出にもかかわらず、経枈的には䞭囜資本の流入によっお返還前の銙枯の䞍動産垂堎や株匏垂堎は空前の掻況を呈した。", "title": "銙枯の返還" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "1997幎7月1日、銙枯は正匏に英囜から䞭囜に返還され、最埌の総督パッテンは銙枯を去った。パッテンが制定した盎接遞挙制の立法局は北京が成立させた臚時立法䌚に倉わり、䞭囜政府ず深い関係にある富豪の董建華が初代銙枯特別行政区行政長官ずなった。これたで銙枯に君臚しおきたナニオンゞャックず゚リザベス2䞖の肖像は姿を消し、五星玅旗が銙枯に翻った。", "title": "銙枯の返還" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "䞭囜が銙枯の倖亀暩ず軍事暩を掌握し、むギリス軍に代わっお人民解攟軍郚隊が銙枯に進駐、これたでの英語、広東語ずずもに普通話(暙準䞭囜語)も銙枯の公甚語ずなり、孊校でも教えられるようになった。しかし、基本的な瀟䌚経枈制床は倉わらず、法䜓系も英領時代のコモン・ロヌがそのたた甚いられおいる。", "title": "返還埌の銙枯" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "銙枯返還盎埌に始たったアゞア通貚危機の圱響で銙枯の䞍動産䟡栌は倧暎萜し、䞭囜貿易の䞭継基地ずしおの圹割も次第に枛少しお銙枯の倱業率は䞊昇、銙枯の衰退がささやかれた。ずりわけ2003幎には隣接の広東省が発端ずなったSARSが銙枯でも急速に拡倧し、2000人が感染、299人が死亡する事態ずなり、芳光客は激枛、銙枯経枈は倧打撃を受けた。", "title": "返還埌の銙枯" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "あたりにも䞭囜寄りで銙枯垂民に䞍評だった董建華行政長官は2005幎3月12日に蟞任しお䞭華人民共和囜政治協商䌚議副䞻垭に転じ、曜蔭暩が長官代理ずなった。新行政長官遞挙は2005幎7月に行われる。たた9月には銙枯再生の期埅を背負い、新銙枯囜際空枯近くに銙枯ディズニヌランドがオヌプンした。たた、2018幎9月23日にはこれたで䜎頻床の圚来線しか無かった銙枯ず䞭囜本土の間に広深枯高速鉄道が運行を開始し、銙枯偎の駅である銙枯西九韍駅では「䞀地䞡怜」(詳しくはリンク先を参照)が行われるようになった。これに反発する動きが出おきおいる。", "title": "返還埌の銙枯" } ]
この曞籍では䞭華人民共和囜銙枯特別行政区の歎史を抂芳する。
{{Pathnav|メむンペヌゞ|歎史孊|frame=1}} この曞籍では[[w:䞭華人民共和囜|䞭華人民共和囜]][[w:銙枯|銙枯]]特別行政区の歎史を抂芳する。 [[画像:Victoria peak.jpg|thumb|450px|right|珟代の銙枯、ノィクトリア・ピヌクからの眺望]] == 地名の由来 == 広矩の銙枯は[[w:九韍|九竜半島]]や[[w:新界|新界]]を含むが、狭矩には[[w:銙枯島|銙枯島]]のみを指す。この銙枯島南西郚に銙枯仔ず呌ばれる堎所がある。銙朚の積出枯であったずころから呜名されたず䌝えられ、芳光客にはアバディヌンずしお知られるずころである。ここが銙枯発祥地ずなる。 銙枯は[[䞭囜語]]北京語ではシアンガンず発音する。これを英語で「ホンコン」ず呌ぶ由来は、[[䞭囜史#アヘン戊争|アヘン戊争]]に遡る。英軍が初めおアバディヌン付近に䞊陞した時、土地の名を知らなかった。そこで地元の民に地名を聞いたずころ「ホンコン」ず蚀った。この発音は[[w:広東語|広東語]]のものヒョヌンゎヌンずも異なり、珟地の氎䞊生掻者・[[w:蛋民|蛋民]]の蚀葉である。 == 初期の銙枯 == 䞭囜南郚、[[w:珠江|珠江]]デルタに属する銙枯地区では5,000幎前の[[w:新石噚時代|新石噚時代]]倧湟文化の遺跡が[[w:ランタオ島|ランタオ島]]や銙枯島で発芋されおいる。[[w:秊|秊]]王朝が[[w:嶺南|嶺南]]華南を埁服するず、銙枯地区は䞭華垝囜の支配䞋に入り、番犺県の管蜄ずなった。[[w:331幎|331幎]]から[[w:756幎|756幎]]たでは宝安県、[[w:757幎|757幎]]以降[[w:1572幎|1572幎]]たでは東莞県に属しおいる。 [[w:唐|唐]]代には[[w:広州|広州]]が南海貿易の亀易枯ずしお繁栄したため、ランタオ島から察岞の東莞を含む地域が「屯門」ず呌ばれお文献にしばしば登堎するようになった。この頃から銙枯地区では[[w:塩田|塩田]]が開かれ、[[w:五代十囜|五代十囜]]の[[w:南挢|南挢]]時代から[[w:真珠|真珠]]採集も行われた。 == 明代の銙枯 == [[w:1563幎|1563幎]]、[[w:明|明]]朝は銙枯地区の南頭に氎軍基地を蚭眮しお南頭寚ず称し、[[w:1565幎|1565幎]]には参将を眮いお南頭寚を統括させた。 南頭寚には倧小戊船53隻、官兵1486人が眮かれ、[[w:1591幎|1591幎]]以埌は戊船112隻官兵及雜圹2008人に増加した。 [[w:1552幎|1552幎]]頃から九韍の名が文献に珟れ、その埌銙枯島の地名も芋え始める。[[w:1573幎|1573幎]]には新安県が新蚭され、県治は南頭に眮かれた。 新蚭時の新安県は玄34,000人の人口が蚘録されおいる。 [[w:1514幎|1514幎]]から[[w:ポルトガル|ポルトガル]]人が来航しお屯門を占拠したため、[[w:広東|広東]]海道副䜿・汪鋐が自から督垫しおポルトガル人を駆逐する事件があった。 その埌、ポルトガル人は[[w:寧波|寧波]]沖のリャンポヌ双嶌島に移り、やがお[[w:マカオ|マカオ]]に定着するこずになる。 == 枅代の銙枯 == [[w:æž…|æž…]]代に入っお[[w:広州|広州]]が開枯するず、[[w:1699幎|1699幎]]から[[w:むギリス東むンド䌚瀟|むギリス東むンド䌚瀟]]などが来航するようになり、[[w:1711幎|1711幎]]には広州に英囜商通が開蚭されおいる。 むギリスは次第に䞭囜茶を倧量に茞入するようになり、貿易代金決枈のために[[w:むンド|むンド]]から[[w:アヘン|アヘン]]を䞭囜に茞出し始めた。 アヘンの茞入を芏制しようずする[[w:æž…|æž…]]朝政府ずむギリスの争いが起こり、[[w:1839幎|1839幎]]第䞀次[[w:アヘン戊争|アヘン戊争]]が勃発、 [[w:1841幎|1841幎]][[w:1月20日|1月20日]]チャヌルズ・゚リオット倧䜐率いる英囜軍は銙枯島を占領、[[w:1842幎|1842幎]]に締結された[[w:南京条玄|南京条玄]]で銙枯島は英囜に氞遠に割譲された。 == 英領怍民地 == [[w:1843幎|1843幎]]6月、サヌ・ヘンリヌ・ポッティンゞャヌが初代[[w:銙枯総督|銙枯総督]]に就任しお英囜の統治がはじたったが、[[w:1856幎|1856幎]]には[[w:第二次アヘン戊争|第二次アヘン戊争]]が再発し、[[w:1860幎|1860幎]]に締結された[[w:北京条玄|北京条玄]]で九韍半島も英囜に割譲される。 西欧列匷による䞭囜の半怍民地化も過皋で、英囜は枅政府に迫り[[w:1898幎|1898幎]][[w:7月1日|7月1日]]から九竜以北、深圳河以南の[[w:新九竜|新九竜]]及び[[w:新界|新界]]地域の租借に成功した。 この地域の租借期限は99幎、[[w:1997幎|1997幎]][[w:6月30日|6月30日]]午埌12時を以っお切れるこずになっおいた。 むギリス資本䞻矩の拠点ずなった銙枯では[[w:19侖简|19侖简]]末から[[w:20侖简|20侖简]]初にかけお南䞭囜貿易の基地ずしお発展する。[[w:1884幎|1884幎]]にはハッピヌバレヌにロむダル銙枯ゞョッキヌ・クラブ競銬堎が建蚭されお英人の瀟亀堎ずなり、[[w:1877幎|1877幎]]銙枯西医曞院銙枯医科倧孊が創立され、[[w:1910幎|1910幎]]には総合倧孊である[[w:銙枯倧孊|銙枯倧孊]]に発展する。経枈的には[[w:1865幎|1865幎]]創蚭の[[w:銙枯䞊海銀行|銙枯䞊海銀行]]が極東最倧の銀行に発展し、地域通貚ずしお初期には[[w:銀貚|銀貚]]が䜿甚されたが、[[w:1935幎|1935幎]]には[[w:銙枯ドル|銙枯ドル]]が発刞されおいる。[[w:1928幎|1928幎]]成立した[[w:南京囜民政府|南京囜民政府]]は[[w:䞍平等条玄|䞍平等条玄]]をなんずか解消しようずしたが、むギリスは応じなかった。圓時、䞭囜ず新界の囜境線は開攟されおおり、䞭囜人は自由に行き来できた。 == 日本の占領 == [[w:1941幎|1941幎]]12月、[[w:倪平掋戊争|倪平掋戊争]]が勃発するず、[[w:酒井隆|酒井隆]]䞭将指揮䞋の日本第28軍が銙枯に進攻を開始し、 同幎[[w:12月25日|12月25日]]銙枯総督マヌク・ダングは九竜のペニンシュラヌ・ホテルに出向き、日本軍に降䌏した。 英領銙枯を占領した日本は圓初、酒井䞭将を長官ずする銙枯軍政庁を蚭眮し、[[w:1942幎|1942幎]]2月には磯谷廉介䞭将を銙枯総督に任呜しお軍政を行った。 戊時䜓制化、䞭囜本土ずの貿易は急䜎䞋し、銙枯は経枈的苊境に立たされる。日本軍は軍祚を発行しお[[w:むンフレ|むンフレ]]を起こし、銙枯経枈を疲匊させた。 日本軍は銙枯䜏民に[[w:皇民化政策|皇民化政策]]を実斜し、[[w:英語|英語]]の䜿甚を犁止しお、[[w:日本語|日本語]]を匷制した。たた、日本軍より虐殺ず匷姊も倚発しおいた。占領䞋の銙枯から70䞇人前埌の䞭囜人䜏民が䞭囜本土に退去しおいる。 今なお[[w:軍祚|軍祚]]問題が残されおいる。 == 戊埌の銙枯 == 戊埌、[[w:囜際連合|囜際連合]]の[[w:安党保障理事䌚|安党保障理事䌚]][[w:垞任理事囜|垞任理事囜]]ずなった囜民党政府は英囜に銙枯返還を求めたが、間もなく[[w:囜共内戊|囜共内戊]]が始たったため䞍調に終わり、内戊や共産䞻矩を避けた倚数の䞭囜人が本土から銙枯に逃れ、廉䟡な劎働力を提䟛するずずもに、[[w:䞊海|䞊海]]から技術ず資本をもった倖囜䌁業がも銙枯に本拠を移し、このこずが銙枯の経枈発展に少なからぬ寄䞎をした。 [[w:䞭華人民共和囜|䞭華人民共和囜]]は銙枯の䞻暩回埩を求めず、むしろ英囜ずの囜亀回埩を求めた。 英囜の[[クレメント・アトリヌ]]政暩は早くも[[w:1950幎|1950幎]]に䞭華人民共和囜を囜家承認した。これは西偎諞囜ずしおは最も早い新䞭囜承認であった。 間もなく[[w:朝鮮戊争|朝鮮戊争]]に䞭囜が介入しお、䞖界から孀立するず、銙枯が新䞭囜にずっお西偎䞖界ずの唯䞀の窓口ずなった。 銙枯政庁は叀兞的な[[w:自由攟任政策|自由攟任政策]]を採甚しお、政府芏制を極力抌さえ、皎率を䜎くしお産業育成を図った。このため、繊維産業を䞭心ずする茞出型の[[w:軜工業|軜工業]]が発達し、[[w:李嘉誠|李嘉誠]]のような䌁業家も出おきた。䞭囜貿易の䞭継貿易枯ずしおも発展し、銙枯はやがお[[w:シンガポヌル|シンガポヌル]]、[[w:台湟|台湟]]、[[w:倧韓民囜|韓囜]]ずずもにアゞア四韍ず呌ばれる経枈発展を遂げる。 [[w:1967幎|1967幎]]に[[w:文化倧革呜|文化倧革呜]]が起こるず、銙枯でもその圱響䞋に暎動が発生し、[[w:玅衛兵|玅衛兵]]が[[w:深圳|深圳]]方面から越境し、銙枯譊察ず銃撃戊になるこずもあったが、間もなく[[w:呚恩来|呚恩来]]が長期的な利益から銙枯を回収しない方針を明らかにし、銙枯暎動は沈静化した。 [[w:1970幎代|1970幎代]]に入るず、[[w:租借地|租借地]][[w:新界|新界]]の租借期限が次第に近付いおくるため、英囜政府は新界租借の延長を䞭囜に求めたが、䞭囜は応じなかった。しかし、この頃には租借期限問題にどのような結末を付けるかただ誰にも予枬できなかった。 == 䞭英亀枉 == (ここでは「䞭囜」は北京圓局、すなわち䞭華'''人'''民'''共和'''囜を衚す) [[w:1980幎代|1980幎代]]に䞭囜の[[w:改革開攟|改革開攟]]政策が進展し、銙枯の補造業は囜境を越えお䞭囜偎に進出、銙枯は金融、商業、芳光郜垂ずなっおいった。 [[w:マヌガレット・サッチャヌ|マヌガレット・サッチャヌ]]銖盞は英囜が匕き続き銙枯を管理できるよう求めおいたが、䞭囜は「枯人治枯」を芁求しおこれに応じず、 [[w:鄧小平|鄧小平]]はサッチャヌ銖盞に英囜がどうしおも応じない堎合は歊力行䜿もありうるこずを瀺唆した。サッチャヌは鄧小平ずの䌚談を終えお[[w:人民倧䌚堂|人民倧䌚堂]]を出る時、足元がふら぀いたずいう。 [[w:1984幎|1984幎]][[w:12月19日|12月19日]]䞭英双方が眲名した䞭英共同声明が発衚され、英囜は[[w:1997幎|1997幎]][[w:7月1日|7月1日]]に銙枯の䞻暩を䞭囜に返還し、 銙枯は䞭華人民共和囜の䞀[[w:特別行政区|特別行政区]]ずなるこずが明らかにされた。 この䞭で䞭囜政府は鄧小平が提瀺した「䞀囜䞡制」政策をもずに瀟䌚䞻矩政策を将来50幎にわたっお銙枯で実斜しないこずを玄束した。 この発衚は䞭囜の支配を受けるこずを喜ばない䞀郚の銙枯䜏民を䞍安に萜ずしいれ、[[w:英連邊|英連邊]]内の[[w:カナダ|カナダ]]や[[w:オヌストラリア|オヌストラリア]]ぞの移民ブヌムが起こった。 [[w:1989幎|1989幎]]に[[w:北京|北京]]で[[w:六四倩安門事件|六四倩安門事件]]が発生するず、銙枯では民䞻掟支持の倧芏暡デモが行われ、専制的な䞭囜の本質が明確になったずしお再び移民ブヌムが巻き起こった。倧郚分の銙枯移民は[[w:トロント|トロント]]、[[w:バンクヌバヌ垂|バンクヌバヌ]]、[[w:シドニヌ|シドニヌ]]、[[w:シンガポヌル|シンガポヌル]]に向かった。 == 銙枯の返還 == [[w:1990幎|1990幎]][[w:4月4日|4月4日]]、[[w:銙枯基本法|銙枯基本法]]が制定されるず、銙枯人の䞍安は䞀応、沈静化した。しかし、[[w:1992幎|1992幎]]、[[w:クリストファヌ・パッテン|クリストファヌ・パッテン]]が銙枯総督ずしお着任するず、返還を前に銙枯の政治的な民䞻化を加速させたため、䞭囜ずの関係が緊匵した。ただ、このような政治的動揺や移民の倧量流出にもかかわらず、経枈的には䞭囜資本の流入によっお返還前の銙枯の䞍動産垂堎や株匏垂堎は空前の掻況を呈した。 [[w:1997幎|1997幎]][[w:7月1日|7月1日]]、銙枯は正匏に英囜から䞭囜に返還され、最埌の総督パッテンは銙枯を去った。パッテンが制定した盎接遞挙制の立法局は北京が成立させた臚時立法䌚に倉わり、䞭囜政府ず深い関係にある富豪の[[w:董建華|董建華]]が初代[[w:銙枯特別行政区行政長官|銙枯特別行政区行政長官]]ずなった。これたで銙枯に君臚しおきた[[w:ナニオンゞャック|ナニオンゞャック]]ず[[w:゚リザベス2侖|゚リザベス2侖]]の肖像は姿を消し、[[w:五星玅旗|五星玅旗]]が銙枯に翻った。 == 返還埌の銙枯 == 䞭囜が銙枯の倖亀暩ず軍事暩を掌握し、むギリス軍に代わっお[[w:人民解攟軍|人民解攟軍]]郚隊が銙枯に進駐、これたでの[[英語]]、[[w:広東語|広東語]]ずずもに[[w:普通話|普通話]]暙準䞭囜語も銙枯の公甚語ずなり、孊校でも教えられるようになった。しかし、基本的な瀟䌚経枈制床は倉わらず、法䜓系も英領時代の[[w:コモン・ロヌ|コモン・ロヌ]]がそのたた甚いられおいる。 銙枯返還盎埌に始たった[[w:アゞア通貚危機|アゞア通貚危機]]の圱響で銙枯の䞍動産䟡栌は倧暎萜し、䞭囜貿易の䞭継基地ずしおの圹割も次第に枛少しお銙枯の倱業率は䞊昇、銙枯の衰退がささやかれた。ずりわけ[[w:2003幎|2003幎]]には隣接の[[w:広東省|広東省]]が発端ずなった[[w:SARS|SARS]]が銙枯でも急速に拡倧し、2000人が感染、299人が死亡する事態ずなり、芳光客は激枛、銙枯経枈は倧打撃を受けた。 あたりにも䞭囜寄りで銙枯垂民に䞍評だった董建華行政長官は[[w:2005幎|2005幎]][[w:3月12日|3月12日]]に蟞任しお[[w:䞭華人民共和囜政治協商䌚議|䞭華人民共和囜政治協商䌚議]]副䞻垭に転じ、[[w:曜蔭暩|曜蔭暩]]が長官代理ずなった。新行政長官遞挙は2005幎7月に行われる。たた9月には銙枯再生の期埅を背負い、新[[w:銙枯囜際空枯|銙枯囜際空枯]]近くに[[w:銙枯ディズニヌランド|銙枯ディズニヌランド]]がオヌプンした。たた、2018幎9月23日にはこれたで䜎頻床の圚来線しか無かった銙枯ず䞭囜本土の間に[[W:広深枯高速鉄道|広深枯高速鉄道]]が運行を開始<ref>鉄道ファン、第694号、2019幎2月号、「銙枯䞭囜本土を盎結 広深枯旅客鉄道党線開業」、䞉浊䞀幹、128ペヌゞ、2019幎7月5日閲芧。</ref>し、銙枯偎の駅である{{Ruby|銙枯西九韍|ほんこんにしかおるヌん・Hong Kong West Kowloon}}駅では「[[W:䞀地䞡怜|䞀地䞡怜]]」(詳しくはリンク先を参照)が行われるようになった。これに反発する動きが出おきおいる。 == 出兞 == {{Reflist}} [[カテゎリ:䞭囜の歎史|ほんこん]]
null
2022-12-04T16:27:14Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:Reflist" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%A6%99%E6%B8%AF%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
3,062
マカオの歎史
この本では、マカオの歎史に぀いお述べる。 マカオにポルトガル人が到来し、䞭囜の明王朝ずの亀易に乗り出すのは16䞖玀初めの1513幎のこずである。圓初は東南アゞアの怍民地から䞭囜近海に来航しおいたポルトガル人は、マカオに居留地を確保し、䞭囜や日本に察する貿易拠点ずした。マカオはたた日本や䞭囜に察するカトリック教䌚の垃教の拠点でもあり、日本の犁教埌はマテオ・リッチなどのむ゚ズス䌚宣教垫を北京に送り蟌んでいた。 しばしば「1557幎ポルトガル領マカオ怍民地成立」ず曞かれるが、これは正確に蚀うず誀り、あるいは事実のミスリヌドである。実際には、ポルトガルはこの幎に明王朝から埌期倭寇の蚎䌐で明に協力した代償ずしお、マカオの氞久居留暩を認められたにすぎない。明および続く枅の時代を通じおマカオは䞭囜が領土䞻暩を有し、䞭囜の海関が蚭眮され、䞭囜の官吏がマカオ内に自由に出入りしおいた。 17䞖玀の明枅亀代期には、枅が台湟の鄭氏政暩察策ずしお遷界什を発しお貿易を犁じ、たた日本も鎖囜をひいおポルトガル船を締め出したために、䞀時期マカオは没萜した。その埌、鄭氏が枅に降䌏するず貿易は再開される。 ポルトガルがマカオの行政暩を䞭囜人官吏から奪取し、ここを完党に怍民地化したのは1849幎のこずで、アヘン戊争によっおむギリスが銙枯怍民地を獲埗したのに刺激されたものであった。その埌、1862幎になっお初めお䞭囜(æž…)もマカオにおけるポルトガル統治暩を認め、1887幎に友奜通商条玄を締結しおマカオを第䞉囜に譲枡しないこずを条件に氞久的に占有するこずを承認した。 第二次䞖界倧戊では、ポルトガルが䞭立を宣蚀したためにマカオは東アゞアにおける䞭立枯ずなり、経枈的には繁栄したものの䞭囜人の難民が倧量に流入した。戊埌の1951幎、ポルトガルはマカオを海倖県ずし、ポルトガル系䜏民支配のもずで怍民地支配を続けようずしたが、1966幎に䞭囜系䜏民による反ポルトガル闘争(マカオ暎動)が巻き起こった。 マカオ暎動以降、䞭囜偎からの圱響ず返還の圧力が高たる䞭、1974幎にポルトガル本囜でカヌネヌション革呜が起こっお政暩亀代が実珟、巊掟系の新政暩は海倖怍民地の攟棄を宣蚀した。1976幎、ポルトガルはマカオを海倖県から特別領に改め、立法䌚を蚭眮するなど、行政における本囜からの倧幅な独立性を認めた。 1979幎には䞭華人民共和囜ずポルトガルの囜亀が暹立されるにあたり、マカオの本来の䞻暩が䞭囜にあるこずが確認された。1986幎より、䞭囜がむギリスずの間で進める銙枯返還亀枉ず平行しおマカオ返還亀枉が開始。翌1987幎、䞡囜は共同声明を発しお1999幎に行政暩が䞭囜に返還されるこずが決定した。 マカオには、マカオ基本法を実質䞊の憲法ずしお運甚する䞀囜二制床の適甚され、ポルトガルから受け継いだ珟行の瀟䌚制床を返還埌50幎にわたっお維持するこずずなった。返還は1999幎12月20日に実珟、マカオは䞭囜の特別行政区ずなった。 16䞖玀のポルトガル人が到来した圓初、マカオ貿易の䞭心は、むンドや東南アゞアで買い付けた物産を䞭囜に茞出し、䞭囜から絹や陶磁噚などを東南アゞアや欧州にたで茞出する南海貿易であったが、やがお日䞭貿易の仲介でも倧きな利益を芋出した。これは倭寇に苊しんだ明王朝が日本ずの貿易を犁止しおいたため、日本船が䞭囜に来航できず、ポルトガルがその代行者ずしお参入したこずによる。 1580幎には本囜ポルトガルがスペむンずの同君連合ずなり、スペむンの怍民地マニラずの間にも貿易ルヌトが開かれた。この頃、日本では統䞀暩力が圢成に向かうずずもに先進的な鉱山技術が導入されお金・銀の生産量が飛躍的に増加し、経枈発展著しい䞭囜が通貚ずしお甚いる銀を欲しおいたこずから日䞭䞭継貿易は莫倧な利益をもたらした。しかし日本ずの貿易は江戞幕府の鎖囜政策によっお終結し、明末枅初の動乱ずもあいたっお17䞖玀のマカオの没萜を招いた。 台湟の鄭氏政暩が枅朝に降䌏しお明末枅初の動乱が終わるず、マカオは東南アゞア貿易に掻路を芋出し、ティモヌル島に怍民するなど䞀応の回埩を芋せたが、枅朝が広州を開攟しお欧米諞囜の貿易船を受入れ、いわゆる広東貿易が発展するず衰退の䞀途を蟿った。広州で貿易に埓事する欧米人はマカオを䌑逊地ずしお利甚するこずが倚く、カゞノ産業が発達しお「東掋のモンテ・カルロ」ず呌ばれるようになった。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "この本では、マカオの歎史に぀いお述べる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "マカオにポルトガル人が到来し、䞭囜の明王朝ずの亀易に乗り出すのは16䞖玀初めの1513幎のこずである。圓初は東南アゞアの怍民地から䞭囜近海に来航しおいたポルトガル人は、マカオに居留地を確保し、䞭囜や日本に察する貿易拠点ずした。マカオはたた日本や䞭囜に察するカトリック教䌚の垃教の拠点でもあり、日本の犁教埌はマテオ・リッチなどのむ゚ズス䌚宣教垫を北京に送り蟌んでいた。", "title": "政治史" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "しばしば「1557幎ポルトガル領マカオ怍民地成立」ず曞かれるが、これは正確に蚀うず誀り、あるいは事実のミスリヌドである。実際には、ポルトガルはこの幎に明王朝から埌期倭寇の蚎䌐で明に協力した代償ずしお、マカオの氞久居留暩を認められたにすぎない。明および続く枅の時代を通じおマカオは䞭囜が領土䞻暩を有し、䞭囜の海関が蚭眮され、䞭囜の官吏がマカオ内に自由に出入りしおいた。", "title": "政治史" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "17䞖玀の明枅亀代期には、枅が台湟の鄭氏政暩察策ずしお遷界什を発しお貿易を犁じ、たた日本も鎖囜をひいおポルトガル船を締め出したために、䞀時期マカオは没萜した。その埌、鄭氏が枅に降䌏するず貿易は再開される。", "title": "政治史" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "ポルトガルがマカオの行政暩を䞭囜人官吏から奪取し、ここを完党に怍民地化したのは1849幎のこずで、アヘン戊争によっおむギリスが銙枯怍民地を獲埗したのに刺激されたものであった。その埌、1862幎になっお初めお䞭囜(æž…)もマカオにおけるポルトガル統治暩を認め、1887幎に友奜通商条玄を締結しおマカオを第䞉囜に譲枡しないこずを条件に氞久的に占有するこずを承認した。", "title": "政治史" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "第二次䞖界倧戊では、ポルトガルが䞭立を宣蚀したためにマカオは東アゞアにおける䞭立枯ずなり、経枈的には繁栄したものの䞭囜人の難民が倧量に流入した。戊埌の1951幎、ポルトガルはマカオを海倖県ずし、ポルトガル系䜏民支配のもずで怍民地支配を続けようずしたが、1966幎に䞭囜系䜏民による反ポルトガル闘争(マカオ暎動)が巻き起こった。", "title": "政治史" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "マカオ暎動以降、䞭囜偎からの圱響ず返還の圧力が高たる䞭、1974幎にポルトガル本囜でカヌネヌション革呜が起こっお政暩亀代が実珟、巊掟系の新政暩は海倖怍民地の攟棄を宣蚀した。1976幎、ポルトガルはマカオを海倖県から特別領に改め、立法䌚を蚭眮するなど、行政における本囜からの倧幅な独立性を認めた。", "title": "政治史" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "1979幎には䞭華人民共和囜ずポルトガルの囜亀が暹立されるにあたり、マカオの本来の䞻暩が䞭囜にあるこずが確認された。1986幎より、䞭囜がむギリスずの間で進める銙枯返還亀枉ず平行しおマカオ返還亀枉が開始。翌1987幎、䞡囜は共同声明を発しお1999幎に行政暩が䞭囜に返還されるこずが決定した。", "title": "政治史" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "マカオには、マカオ基本法を実質䞊の憲法ずしお運甚する䞀囜二制床の適甚され、ポルトガルから受け継いだ珟行の瀟䌚制床を返還埌50幎にわたっお維持するこずずなった。返還は1999幎12月20日に実珟、マカオは䞭囜の特別行政区ずなった。", "title": "政治史" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "16䞖玀のポルトガル人が到来した圓初、マカオ貿易の䞭心は、むンドや東南アゞアで買い付けた物産を䞭囜に茞出し、䞭囜から絹や陶磁噚などを東南アゞアや欧州にたで茞出する南海貿易であったが、やがお日䞭貿易の仲介でも倧きな利益を芋出した。これは倭寇に苊しんだ明王朝が日本ずの貿易を犁止しおいたため、日本船が䞭囜に来航できず、ポルトガルがその代行者ずしお参入したこずによる。", "title": "経枈史" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "1580幎には本囜ポルトガルがスペむンずの同君連合ずなり、スペむンの怍民地マニラずの間にも貿易ルヌトが開かれた。この頃、日本では統䞀暩力が圢成に向かうずずもに先進的な鉱山技術が導入されお金・銀の生産量が飛躍的に増加し、経枈発展著しい䞭囜が通貚ずしお甚いる銀を欲しおいたこずから日䞭䞭継貿易は莫倧な利益をもたらした。しかし日本ずの貿易は江戞幕府の鎖囜政策によっお終結し、明末枅初の動乱ずもあいたっお17䞖玀のマカオの没萜を招いた。", "title": "経枈史" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "台湟の鄭氏政暩が枅朝に降䌏しお明末枅初の動乱が終わるず、マカオは東南アゞア貿易に掻路を芋出し、ティモヌル島に怍民するなど䞀応の回埩を芋せたが、枅朝が広州を開攟しお欧米諞囜の貿易船を受入れ、いわゆる広東貿易が発展するず衰退の䞀途を蟿った。広州で貿易に埓事する欧米人はマカオを䌑逊地ずしお利甚するこずが倚く、カゞノ産業が発達しお「東掋のモンテ・カルロ」ず呌ばれるようになった。", "title": "経枈史" } ]
歎史孊 >マカオの歎史マカオのれきし この本では、マカオの歎史に぀いお述べる。
{{wikipedia|マカオの歎史}} *歎史孊 >'''マカオの歎史''''''マカオのれきし''' この本では、[[w:マカオ|マカオ]]の歎史に぀いお述べる。 == 政治史 == マカオに[[w:ポルトガル|ポルトガル]]人が到来し、[[w:䞭囜|䞭囜]]の[[w:明|明]]王朝ずの亀易に乗り出すのは[[w:16侖简|16侖简]]初めの[[w:1513幎|1513幎]]のこずである。圓初は[[w:東南アゞア|東南アゞア]]の[[w:怍民地|怍民地]]から䞭囜近海に来航しおいたポルトガル人は、マカオに居留地を確保し、䞭囜や[[w:日本|日本]]に察する貿易拠点ずした。マカオはたた日本や䞭囜に察する[[w:カトリック教䌚|カトリック教䌚]]の垃教の拠点でもあり、日本の犁教埌は[[w:マテオ・リッチ|マテオ・リッチ]]などの[[w:む゚ズス䌚|む゚ズス䌚]]宣教垫を北京に送り蟌んでいた。 '''しばしば「1557幎ポルトガル領マカオ怍民地成立」ず曞かれるが、これは正確に蚀うず誀り、あるいは事実のミスリヌドである。'''実際には、ポルトガルはこの幎に明王朝から埌期[[w:倭寇|倭寇]]の蚎䌐で明に協力した代償ずしお、マカオの氞久居留暩を認められたにすぎない。明および続く[[w:æž…|æž…]]の時代を通じおマカオは䞭囜が領土[[w:䞻暩|䞻暩]]を有し、䞭囜の海関が蚭眮され、䞭囜の官吏がマカオ内に自由に出入りしおいた。 [[w:17侖简|17侖简]]の明枅亀代期には、枅が[[w:台湟|台湟]]の[[w:鄭氏政暩|鄭氏政暩]]察策ずしお[[w:遷界什|遷界什]]を発しお貿易を犁じ、たた日本も[[w:鎖囜|鎖囜]]をひいおポルトガル船を締め出したために、䞀時期マカオは没萜した。その埌、鄭氏が枅に降䌏するず貿易は再開される。 ポルトガルがマカオの行政暩を䞭囜人官吏から奪取し、ここを完党に怍民地化したのは[[w:1849幎|1849幎]]のこずで、[[w:アヘン戊争|アヘン戊争]]によっおむギリスが[[w:銙枯|銙枯]]怍民地を獲埗したのに刺激されたものであった。その埌、[[w:1862幎|1862幎]]になっお初めお䞭囜枅もマカオにおけるポルトガル統治暩を認め、[[w:1887幎|1887幎]]に友奜通商条玄を締結しおマカオを第䞉囜に譲枡しないこずを条件に氞久的に占有するこずを承認した。 [[w:第二次䞖界倧戊|第二次䞖界倧戊]]では、ポルトガルが䞭立を宣蚀したためにマカオは[[w:東アゞア|東アゞア]]における䞭立枯ずなり、経枈的には繁栄したものの䞭囜人の難民が倧量に流入した。戊埌の[[w:1951幎|1951幎]]、ポルトガルはマカオを海倖県ずし、ポルトガル系䜏民支配のもずで怍民地支配を続けようずしたが、[[w:1966幎|1966幎]]に䞭囜系䜏民による反ポルトガル闘争[[w:マカオ暎動|マカオ暎動]]が巻き起こった。 マカオ暎動以降、䞭囜偎からの圱響ず返還の圧力が高たる䞭、[[w:1974幎|1974幎]]にポルトガル本囜で[[w:カヌネヌション革呜|カヌネヌション革呜]]が起こっお政暩亀代が実珟、巊掟系の新政暩は海倖怍民地の攟棄を宣蚀した。[[w:1976幎|1976幎]]、ポルトガルはマカオを海倖県から特別領に改め、立法䌚を蚭眮するなど、行政における本囜からの倧幅な独立性を認めた。 [[w:1979幎|1979幎]]には[[w:䞭華人民共和囜|䞭華人民共和囜]]ずポルトガルの囜亀が暹立されるにあたり、マカオの本来の䞻暩が䞭囜にあるこずが確認された。[[w:1986幎|1986幎]]より、䞭囜が[[w:むギリス|むギリス]]ずの間で進める[[w:銙枯|銙枯]]返還亀枉ず平行しおマカオ返還亀枉が開始。翌[[w:1987幎|1987幎]]、䞡囜は共同声明を発しお[[w:1999幎|1999幎]]に行政暩が䞭囜に返還されるこずが決定した。 マカオには、[[w:マカオ基本法|マカオ基本法]]を実質䞊の憲法ずしお運甚する[[w:䞀囜二制床|䞀囜二制床]]の適甚され、ポルトガルから受け継いだ珟行の瀟䌚制床を返還埌50幎にわたっお維持するこずずなった。返還は1999幎[[w:12月20日|12月20日]]に実珟、マカオは䞭囜の特別行政区ずなった。 == 経枈史 == 16䞖玀のポルトガル人が到来した圓初、マカオ貿易の䞭心は、[[w:むンド|むンド]]や[[w:東南アゞア|東南アゞア]]で買い付けた物産を䞭囜に茞出し、䞭囜から[[w:çµ¹|çµ¹]]や[[w:陶磁噚|陶磁噚]]などを東南アゞアや欧州にたで茞出する南海貿易であったが、やがお日䞭貿易の仲介でも倧きな利益を芋出した。これは[[w:倭寇|倭寇]]に苊しんだ明王朝が日本ずの貿易を犁止しおいたため、日本船が䞭囜に来航できず、ポルトガルがその代行者ずしお参入したこずによる。 [[w:1580幎|1580幎]]には本囜ポルトガルがスペむンずの[[w:同君連合|同君連合]]ずなり、スペむンの怍民地[[w:マニラ|マニラ]]ずの間にも貿易ルヌトが開かれた。この頃、日本では統䞀暩力が圢成に向かうずずもに先進的な鉱山技術が導入されお[[w:金|金]]・[[w:銀|銀]]の生産量が飛躍的に増加し、経枈発展著しい䞭囜が通貚ずしお甚いる銀を欲しおいたこずから日䞭䞭継貿易は莫倧な利益をもたらした。しかし日本ずの貿易は[[w:江戞幕府|江戞幕府]]の鎖囜政策によっお終結し、明末枅初の動乱ずもあいたっお17䞖玀のマカオの没萜を招いた。 台湟の鄭氏政暩が枅朝に降䌏しお明末枅初の動乱が終わるず、マカオは東南アゞア貿易に掻路を芋出し、[[w:ティモヌル島|ティモヌル島]]に怍民するなど䞀応の回埩を芋せたが、枅朝が[[w:広州|広州]]を開攟しお欧米諞囜の貿易船を受入れ、いわゆる[[w:広東貿易|広東貿易]]が発展するず衰退の䞀途を蟿った。広州で貿易に埓事する欧米人はマカオを䌑逊地ずしお利甚するこずが倚く、[[w:カゞノ|カゞノ]]産業が発達しお「東掋の[[w:モンテ・カルロ|モンテ・カルロ]]」ず呌ばれるようになった。 == 幎衚 == * [[w:1517幎|1517幎]] - [[w:ポルトガル|ポルトガル]]人広東来航。 * [[w:1535幎|1535幎]] - [[w:明|明]]王朝、銙山県濠鏡マカオに垂舶叞を蚭眮。 * [[w:1557幎|1557幎]] - ポルトガル、[[w:マカオ|マカオ]]に氞久居留暩を獲埗。 * [[w:1580幎|1580幎]] - [[w:スペむン|スペむン]]囜王[[w:フェリペ2侖 (スペむン王)|フェリペ2侖]]がポルトガル王䜍を兌任。 * [[w:1582幎|1582幎]] - マカオ、フェリペ2䞖ぞの忠誠を宣蚀、以埌マカオ - [[w:マニラ|マニラ]]貿易始たる。 * [[w:1583幎|1583幎]] - マカオ垂政議䌚蚭眮。 * [[w:1586幎|1586幎]] - ポルトガル囜王、マカオの自治郜垂資栌を承認。 * [[w:1603幎|1603幎]] - オランダ船、マカオから[[w:ã‚Žã‚¢|ã‚Žã‚¢]]に向かうサンタ・カタリナ号を拿捕。 * [[w:1613幎|1613幎]] - 最初のマカオ総督任呜。 * [[w:1622幎|1622幎]] - [[w:オランダ|オランダ]]艊隊、マカオを攻撃し、[[w:柎湖諞島|柎湖諞島]]に転じる。 * [[w:1638幎|1638幎]] - 日本、ポルトガル船の来航を犁止。 * [[w:1640幎|1640幎]] - ポルトガル、スペむン支配から離脱。マニラ貿易停止。 * [[w:1647幎|1647幎]] - ポルトガル䜿節[[w:長厎|長厎]]に来航し貿易再開を願うが、拒絶される。 * [[w:1650幎|1650幎]] - 枅軍[[w:広州|広州]]入城。 * [[w:1662幎|1662幎]] - 枅王朝、遷海什発垃、マカオの貿易を犁じる-64幎。 * [[w:1670幎|1670幎]] - ポルトガル䜿節、[[w:北京|北京]]に朝貢[[w:康熙垝|康熙垝]] * [[w:1685幎|1685幎]] - 枅王朝、察倖貿易を再開。 * [[w:1685幎|1685幎]] - ポルトガル船、日本人挂流民を長厎に返還するが、貿易再開は拒吊される。 * [[w:1727幎|1727幎]] - ポルトガル䜿節、北京に朝貢[[w:雍正垝|雍正垝]]。 * [[w:1753幎|1753幎]] - ポルトガル䜿節、北京に朝貢[[w:也隆垝|也隆垝]]。 * [[w:1808幎|1808幎]] - [[w:ナポレオン戊争|ナポレオン戊争]]äž­[[w:むギリス|英囜]]艊隊マカオを保護䞋に眮くため来航するが、枅の歊力を背景に拒絶。 * [[w:1849幎|1849幎]] - ポルトガル、マカオ「独立」を宣蚀、マカオ総督フェレむラ・アマラル暗殺。 * [[w:1851幎|1851幎]] - ポルトガル、タむパ島を占領。 * [[w:1862幎|1862幎]] - [[w:倩接条玄|倩接条玄]]で䞭囜、マカオがポルトガル怍民地であるこずを承認。 * [[w:1864幎|1864幎]] - ポルトガル、コロアネ島を占領。 * [[w:1941幎|1941幎]] - [[w:倧東亜戊争|倧東亜戊争]]勃発、マカオ䞭立枯ずしお繁栄。 * [[w:1943幎|1943幎]] - [[w:日本軍|日本軍]]、マカオを保護領化。 * [[w:1949幎|1949幎]] - [[w:䞭華人民共和囜|䞭華人民共和囜]]成立。 * [[w:1962幎|1962幎]] - [[w:スタンレヌ・ホヌ|スタンレヌ・ホヌ]]が[[w:霍英東|霍英東]]、[[w:テディ・むップ|テディ・むップ]]、[[w:むップ・ホン|むップ・ホン]]らの協力の䞋、マカオにおけるギャンブル暩を獲埗。銙枯ずの高速定期航路路線[[w:TurboJET|TurboJET]]の運行が開始される。 * [[w:1966幎|1966幎]] - マカオ暎動。 * [[w:1974幎|1974幎]] - ポルトガル本囜で[[w:カヌネヌション革呜|カヌネヌション革呜]]、海倖怍民地攟棄を宣蚀。 * [[w:1979幎|1979幎]] - 䞭葡倖亀関係暹立。 * [[w:1980幎|1980幎]] - マカオ総督北京蚪問。 * [[w:1987幎|1987幎]] - マカオ問題に関する䞭囜ポルトガル共同声明発衚。 * [[w:1999幎|1999幎]] - マカオ返還、特別行政区成立。 [[カテゎリ:䞭囜の歎史|たかおのれきし]]
2005-12-28T03:04:03Z
2023-07-13T13:45:18Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
3,063
台湟の歎史
歎史孊 > 台湟の歎史(たいわんのれきし) この本では、w:台湟地域の歎史区分ず䞻芁な歎史的事項を述べる。なお、台湟地域の地域範囲に぀いおは台湟の地域範囲を参照のこず。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "歎史孊 > 台湟の歎史(たいわんのれきし)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "この本では、w:台湟地域の歎史区分ず䞻芁な歎史的事項を述べる。なお、台湟地域の地域範囲に぀いおは台湟の地域範囲を参照のこず。", "title": "" } ]
歎史孊 > 台湟の歎史たいわんのれきし この本では、w:台湟地域の歎史区分ず䞻芁な歎史的事項を述べる。なお、台湟地域の地域範囲に぀いおは台湟の地域範囲を参照のこず。
[[歎史孊]] > '''台湟の歎史''''''たいわんのれきし''' この本では、[[w:台湟]]地域の歎史区分ず䞻芁な歎史的事項を述べる。なお、台湟地域の地域範囲に぀いおは[[w:台湟#地域範囲|台湟の地域範囲]]を参照のこず。 == 時代区分ず䞻芁事項 == ===[[w:史前時代 (台湟)|史前時代]]=== *[[w:230幎]]、[[w:䞉囜時代]]の[[w:呉]]の[[w:å­«æš©]]が探玢を行った。 *[[w:607幎]]、[[w:䞭囜]]の文曞に台湟ぞの探怜の蚘録が蚘茉される。 *[[w:14侖简]]半ば、[[w:元]]朝が[[w:柎湖諞島]]を領有。 *[[w:1608幎]]、[[w:有銬晎信]]が台湟ぞ軍勢を掟遣。 *[[w:1616幎]]、[[w:長厎]]代官・村山等安が台湟ぞ軍勢を掟遣。 ===[[w:オランダ統治時代 (台湟)|オランダ統治時代]]1624幎1662幎=== *[[w:1624幎]]、[[w:オランダ]]の[[w:オランダ東むンド䌚瀟|東むンド䌚瀟]]が、台湟島の倧員珟圚の[[w:台南垂]]呚蟺を䞭心ずした地域を制圧。 *[[w:1626幎]]、[[w:スペむン]]勢力が台湟島北郚の珟[[w:基隆垂]]付近に進出しお芁塞を築く。 *[[w:1642幎]]、オランダ東むンド䌚瀟がスペむン勢力を台湟から远攟する。 *[[w:1661幎]]、[[w:鄭成功]]の攻撃を受け、翌幎に台湟から完党撀退する。 ===[[w:鄭氏政暩 (台湟)|鄭氏政暩時代]]1662幎1683幎=== *[[w:1662幎]]、[[w:鄭成功]]が[[w:オランダ東むンド䌚瀟]]を台湟から駆逐する事に成功する。 *[[w:1683幎]]、鄭氏政暩が[[w:æž…]]朝に降䌏し、滅亡する。 ===[[w:枅朝統治時代 (台湟)|枅朝統治時代]]1683幎1895幎=== *[[w:1683幎]]、[[w:æž…]]王朝が台湟を制圧しお鄭氏政暩を滅がすこずに成功。埌に台湟を[[w:犏建省]]に線入する。 *[[w:1858幎]]、[[w:倩接条玄]]によっお[[w:台南垂|台南]]・安平アンピン枯や[[w:基隆垂|基隆]]枯が欧州列匷に開枯される。 *[[w:1874幎]]、[[w:日本]]による[[w:台湟出兵]]牡䞹瀟事件が起きる。 *[[w:1884幎]]、[[w:枅仏戊争]]が発生しお台湟もフランス軍に攻撃される。 *[[w:1885幎]]、[[w:台湟省]]を新蚭する。 *[[w:1887幎]]、[[w:基隆垂|基隆]]―[[w:台北垂|台北]]間に[[w:鉄道]]を敷蚭する。 *[[w:1888幎]]、[[w:郵政総局]]が完成する。 *[[w:1895幎]]、[[w:䞋関条玄]]銬關條玄に基づいお台湟が[[w:æž…]]王朝から[[w:倧日本垝囜]]に割譲され、台湟省が廃止される。 ===[[w:日本統治時代 (台湟)|日本統治時代]]1895幎1945幎=== *[[w:1895幎]]、[[w:台湟民䞻囜]]の成立ず厩壊。 *[[w:1915幎]]、[[w:西来庵事件]]タパニヌ事件の勃発。 *[[w:1930幎]]、[[w:霧瀟事件]]の勃発。 *[[w:1944幎]]、[[w:日本軍]]による[[w:城兵制床]]が発足。[[w:台湟人日本兵]]が兵圹に服務する。 *[[w:1945幎]]、[[w:倧日本垝囜]]が[[w:連合囜 (第二次䞖界倧戊)|連合囜]]に降䌏。[[w:第二次䞖界倧戊]]圓時の台湟では「[[w:倧東亜戊争]]」が終結。 ===[[w:䞭華民囜|䞭華民囜統治時代]]1945幎珟圚=== ;[[w:䞭華民囜の歎史#䞭華民囜ず台湟 台湟の歎史、19451949|南京囜民政府]]1945幎1949幎 *[[w:1945幎]]、[[w:倧日本垝囜]]が[[w:連合囜 (第二次䞖界倧戊)|連合囜]]に降䌏し、台湟は[[w:䞭華民囜]][[w:囜民政府]]に線入される。囜民政府は、台湟省を統治する機関・台湟行政公所を蚭眮。 *[[w:1947幎]]、[[w:二・二八事件]]が勃発。以降、䞭華民囜政府による[[w:癜色テロ]]が頻発する。 *[[w:1949幎]]、[[w:毛沢東]]指導䞋の[[w:䞭囜共産党]]が[[w:䞭華人民共和囜]]を暹立し、[[w:蒋介石]]指導䞋の[[w:䞭囜囜民党|囜民党軍]]が[[w:囜共内戊]]で敗北。囜民政府は[[w:台北]]に亡呜し、実行統治区域内で戒厳什を実斜。 ;[[w:䞭囜囜民党による䞀党独裁時代の台湟|䞭囜囜民党による䞀党独裁時代]]1949幎1996幎 *[[w:1950幎]]、蒋介石が[[w:䞭華民囜総統]]に埩垰。 *1955幎、䞭華民囜が[[w:浙江省]]・倧陳列島を喪倱。これにより、今日の[[w:台湟#地域範囲|台湟地域広矩の台湟]]が圢成される。 *[[w:1971幎]]、[[w:囜際連合]]総䌚にお、[[w:アルバニア]]提案の「远攟囜府、招請北京」案が可決され、䞭華民囜「[[w:䞭囜]]」の代衚暩を喪倱。同時に囜際連合から脱退。 *[[w:1972幎]]、[[w:日䞭囜亀正垞化|日本囜ず䞭華人民共和囜の囜亀暹立]]により[[w:日華平和条玄]]が倱効。䞭華民囜が[[w:日本囜]]ずの囜亀を断絶。 *[[w:1979幎]]、䞭華民囜政府が[[w:アメリカ合衆囜]]ずの囜亀を断絶。 *[[w:1987幎]]、[[w:台湟省戒厳什]]を解陀。その埌、他の地域でも暫時解陀。 ;[[w:総統民遞期の䞭華民囜|総統民遞期]]1996幎珟圚 *[[w:1996幎]]、囜民の盎接遞挙による総統遞出が実斜され、[[w:李登茝]]が圓遞。[[w:䞭囜囜民党|囜民党]]䞀党独裁が終結。 *[[w:2000幎]]、[[w:総統 (䞭華民囜)|総統]]に[[w:民䞻進歩党]]の[[w:陳氎扁]]が遞出され、囜民党が初めお野党ずなる。 *[[w:2004幎]]、[[w:陳氎扁]]が総統職に民遞で初めお再遞される。 *[[w:2005幎]]、[[w:連戊]][[w:䞭囜囜民党|囜民党]]䞻垭が[[w:䞭華人民共和囜]]を蚪問。[[w:胡錊涛]][[w:䞭囜共産党|共産党]]総曞蚘ず1945幎以来60幎ぶりの囜共銖脳䌚談を行なう。 [[カテゎリ:䞭囜の歎史|たいわん]]
2005-12-28T03:04:11Z
2023-11-15T11:54:20Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
3,064
朝鮮の歎史
歎史 > 朝鮮の歎史 朝鮮の歎史(ちょうせんのれきし)では、朝鮮(朝鮮半島)における歎史を述べる。 考叀孊的な実蚌ある事項はここに蚘す。 考叀孊的事実は倉わる事がある為、珟圚曞かれおいる時点で解っおいるものである。 考叀孊的考蚌の無い䌝説的な事項はここに蚘す。 ※「朝鮮民䞻䞻矩人民共和囜」に぀いおは、本蚘事では以埌「北朝鮮」ず蚘す。「北朝鮮」ずいう蚀葉は分断された地域を意味するのであっお囜家を意味するものではない、ずの意芋もあるが、本蚘事では、同囜の実質的な統治範囲が、建囜以来朝鮮半島の軍事境界線以北であるこずなどから、あくたで䟿宜䞊甚いるものである。 ※ w:韓囜珟代史幎衚も参照のこず。 ※䞊列しお存圚する囜は、数字リストを぀けた。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "歎史 > 朝鮮の歎史", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "朝鮮の歎史(ちょうせんのれきし)では、朝鮮(朝鮮半島)における歎史を述べる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "考叀孊的な実蚌ある事項はここに蚘す。", "title": "抂芳" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "考叀孊的事実は倉わる事がある為、珟圚曞かれおいる時点で解っおいるものである。", "title": "抂芳" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "考叀孊的考蚌の無い䌝説的な事項はここに蚘す。", "title": "抂芳" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "※「朝鮮民䞻䞻矩人民共和囜」に぀いおは、本蚘事では以埌「北朝鮮」ず蚘す。「北朝鮮」ずいう蚀葉は分断された地域を意味するのであっお囜家を意味するものではない、ずの意芋もあるが、本蚘事では、同囜の実質的な統治範囲が、建囜以来朝鮮半島の軍事境界線以北であるこずなどから、あくたで䟿宜䞊甚いるものである。", "title": "珟代" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "※ w:韓囜珟代史幎衚も参照のこず。", "title": "珟代" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "※䞊列しお存圚する囜は、数字リストを぀けた。", "title": "珟代" } ]
歎史 > 朝鮮の歎史 朝鮮の歎史ちょうせんのれきしでは、朝鮮朝鮮半島における歎史を述べる。
[[歎史]] > 朝鮮の歎史 '''朝鮮の歎史'''ちょうせんのれきしでは、[[w:朝鮮|朝鮮]][[w:朝鮮半島|朝鮮半島]]における[[歎史孊|歎史]]を述べる。 == 抂芳 == === 先史時代 === ''[[w:考叀孊|考叀孊]]的な実蚌ある事項はここに蚘す。'' <small>考叀孊的事実は倉わる事がある為、珟圚曞かれおいる時点で解っおいるものである。</small> * [[w:旧石噚時代|旧石噚時代]] * [[w:新石噚時代|新石噚時代]]櫛目文土噚時代/䟯目文土噚 BC4000幎もしくは5000幎 - BC1000幎 ** 早期 BC5000-4000 ** 前期 BC4000-3000 ** 䞭期 BC3000-2000 ** 晩期 BC2000-1000 *** BC1500幎ごろ、[[w:䞭囜|䞭囜]]より[[w:蟲耕|蟲耕]]が䌝わる。 * 無文土噚時代BC1000幎頃 - BC100幎) ** 前期 BC1000-700 ** 䞭期 BC700-300 *** BC700幎ごろ、[[w:青銅噚|青銅噚]]぀たわる。 ** 埌期 BC300-100初期鉄噚時代 *** BC300幎ごろ、[[w:鉄噚|鉄噚]]぀たわる。 === 神話・䌝説時代 === ''考叀孊的考蚌の無い䌝説的な事項はここに蚘す。'' ; [[w:檀君朝鮮|檀君朝鮮]][[w:檀君|檀君]][[w:神話|神話]] : 檀君は神話䞊の人物。[[w:䞉囜遺事|䞉囜遺事]]によるず、[[w:魏曞|魏曞]]より匕甚したずあるが、魏曞には曞かれおいない䞭囜の[[w:å ¯|å ¯]]垝時代に[[w:癜頭山|癜頭山]]に降臚した倩神の子ず[[w:クマ|熊]]の間に生たれた檀君が[[w:平壌|平壌]]城で建囜したずする。[[w:倧韓民囜|韓囜]]では[[w:桓檀叀蚘|桓檀叀蚘]]によりその建囜をB.C.2333幎ずし、それから幎を数える[[w:檀君玀元|檀玀]]ずいう暊法も存圚。近幎[[w:朝鮮民䞻䞻矩人民共和囜|北朝鮮]]では、[[w:コンクリヌト|コンクリヌト]]補の[[w:檀君陵|檀君陵]]を埩元しおいるが、その考叀孊的事実性には疑問が残る。そもそも神ずいう抂念が無いので近代になっお創䜜されたものず思われる。 ; [[w:箕子朝鮮|箕子朝鮮]] : 『[[w:史蚘|史蚘]]』では、[[w:æ®·|æ®·]]の[[w:垝蟛|箂王]]の䞀族の箕子が、殷滅亡埌に朝鮮に亡呜し、朝鮮囜王ずなったこずになっおいる。[[w:高麗|高麗]]時代の儒者が支持した。 == 叀代の朝鮮半島 == ; [[w:衛氏朝鮮|衛氏朝鮮]] : 衛氏朝鮮の建囜に関しおは考叀孊的に蚌明できおないが、史蚘によれば、[[w:燕 (春秋)|燕]]の将軍の衛滿が立おたこずになっおいる。 : 衛氏朝鮮は䞉代衞右枠の時、[[w:挢|挢]]の[[w:歊垝 (挢)|歊垝]]に滅がされた。 ; [[w:原䞉囜時代|原䞉囜時代]]BC108 - 4䞖玀䞭葉 :# [[w:楜浪郡|楜浪郡]] :# [[w:銬韓|銬韓]] :# [[w:蟰韓|蟰韓]] :# [[w:匁韓|匁韓]] ; [[w:䞉囜志 (歎史曞)|䞉囜志]][[w:東倷䌝|東倷䌝]]の蚘述3䞖玀ごろによる区分。右の蚘述は珟圚の行政区分に倧たかに圓おはめたもの。 :# [[w:高句麗|高句麗]] - [[w:吉林省|吉林省]]・[[w:䞡江道|䞡江道]]。 :# [[w:楜浪郡|楜浪郡]] - [[w:平安北道|平安北道]]・[[w:平安南道|平安南道]]・[[w:黄海北道|黄海北道]]。ただし[[w:黄海南道|黄海南道]]を含むずする説もある。 :# [[w:垯方郡|垯方郡]] - 黄海南道。ただし、[[w:京畿道|京畿道]]ずする説もある。 :# [[w:東沃沮#北沃沮|北沃沮]] - [[w:咞鏡北道|咞鏡北道]]。 :# [[w:東沃沮|東沃沮]] - [[w:咞鏡南道|咞鏡南道]]。 :# [[w:ワむ人|濊]]ワむ - [[w:江原道|江原道]]。 :# 銬韓 - [[w:京畿道|京畿道]]・[[w:忠枅北道|忠枅北道]]・[[w:忠枅南道|忠枅南道]]・[[w:党矅北道|党矅北道]]・[[w:党矅南道|党矅南道]]。ただし京畿道・忠枅北道・忠枅南道を含たないずする説もある。 :# 蟰韓 - [[w:慶尚北道|慶尚北道]]・[[w:慶尚南道|慶尚南道]]。 :# 匁韓 - 党矅南道・慶尚南道。ただし、党矅南道を含たないずする説もある。 :# [[w:州胡|州胡]] - [[w:枈州特別自治道|枈州道]]。 ; [[w:䞉囜時代 (朝鮮半島)|䞉囜時代]]4䞖玀䞭葉-676幎 : 南郚䞉韓は、癟枈・新矅・任那ずなる。 :# [[w:高句麗|高句麗]] :# [[w:癟枈|癟枈]] :# [[w:新矅|新矅]] :# [[w:任那|任那]][[w:䌜耶|䌜耶]]、加矅 :#* 加矅、䌜耶は朝鮮偎、任那は[[w:日本|日本]]ず䞭囜偎の呌び名。[[w:耜矅|耜矅]]枈州島は5䞖玀に癟枈に服属。 :#* <small>日本曞玀によるず、『日本曞玀』512幎条に「任那四県」の癟枈ぞの割譲が蚘茉されるなど、任那は日本の統治䞋にあったずされるが、朝鮮偎の資料では、『鳳林寺真鏡倧垫宝月凌空塔碑文』924幎成立に「任那」が芋えるが、『䞉囜史蚘』1145幎成立の『本玀』には党くみえず、『䌝』に僅かに1䟋が認められるのみで、詳しい関係は未だ䞍明である。</small> ; [[w:新矅|統䞀新矅]]676幎-935幎 : 初めおの統䞀政暩 ; [[w:枀海 (囜)|枀海]]698幎-926幎 : 高句麗の滅亡埌建囜した高句麗流民䞭心の囜家 ; [[w:埌䞉囜時代|埌䞉囜時代]]892幎 - 936幎 :# 新矅 :# [[w:埌高句麗|埌高句麗]]894幎-918幎→[[w:高麗|高麗]] :# [[w:埌癟枈|埌癟枈]]892幎-936幎 ; 高麗 :* 918幎、埌高句麗の豪族の[[w:王健|王健]]が新矅を滅がしお[[w:王䜍|王䜍]]を[[w:皇䜍簒奪|簒奪]]し、高麗を建囜する。 :* 933幎 - [[w:埌唐|埌唐]]の[[w:冊封|冊封]]を受ける。 :* 935幎、新矅の[[w:敬順王|敬順王]]、高麗に囜を譲枡し、ここに新矅滅亡す。 :* 936幎 - 埌癟枈を滅がし朝鮮半島統䞀。 :* 976幎 - [[w:田柎科|田柎科]]の創蚭。 :* 1010幎 - [[w:契䞹|契䞹]]の䟵入。 :* 1018幎 - 契䞹の再䟵入。 :* 1033幎 - 高麗の長城の建蚭開始。 :* 1095幎 - 李資矩の乱。 :* 1107幎 - 朝鮮東北郚の[[w:女真|女真]]族埁蚎。倱敗に終わる。 :* 1126幎 - 李資謙の乱。[[w:金 (王朝)|金]]に服属。 :* 1135幎 - 劙枅の乱。 :* 1170幎 - 庚寅の乱。以埌歊人政暩が続く。 :* 1196幎 - [[w:厔忠献|厔忠献]]によるクヌデタヌ。厔氏政暩の始たり。 :* 1259幎 - [[w:モンゎル垝囜|モンゎル垝囜]][[w:元 (王朝)|元]]に屈し、属囜化。皇垝のむすめむこの囜になる。 :* 1270幎-1273幎 - 歊人掟の軍隊[[w:䞉別抄|䞉別抄]]の反乱。 <!-- :* 1272幎 :** 高麗王の王䞖子の[[怹]]ず埓者たちは元の[[倧郜]]に長期滞圚を匷いられ、怹の埓者たちはホヌムシックにかかり、本囜(高麗)ぞの垰囜を䞻匵するグルヌプず、垰囜は本囜を危うくするずしお反察するグルヌプずに分かれお、察立しおいた。 :** 垰囜掟は怹に、日本遠埁に埓事するこずを口実ずしお、元の[[皇垝]][[クビラむ]]に垰囜する蚱可を埗るよう芁請した。垰囜反察掟は怹に垰囜しないよう芁請した。䞡掟からの芁請を受けお、怹は垰囜の可吊を定めかねおいた。 :** 怹ず政治的に察立する䞀掟(歊人掟の林衍・林惟茂)に属する林惟幹ずいう人物が、怹に先んじお自分が垰囜する蚱可を求めおクビラむに奏䞊した。林惟幹が怹より先に垰囜するこずで、怹に察抗する勢力を埗る可胜性があった。 :** 林惟幹の蚈画を未発に終わらせるため、怹はクビラむが怜蚎しおいた日本遠埁に賛同する旚をクビラむに奏䞊し、遠埁蚈画に埓事する名目で垰囜した。 --> :* 1274幎、1281幎 - 元の2床の日本䟵攻[[w:元寇|元寇]]ぞの協力ず出兵により甚倧な被害をこうむる。 :* この頃より[[w:倭寇|倭寇]]に悩たされるようになる。 :* 1388幎 - 芪明掟の歊将[[w:李成桂|李成桂]]がクヌデタヌを起こし実暩者になる。 ; [[w:李氏朝鮮|李氏朝鮮]] :* 1392幎 - 李成桂が高麗・恭譲王から王䜍を簒奪し、高麗王に即䜍。 :* 1393幎 - 明の皇垝から、新たな囜号を「朝鮮」チョ゜ンず「和寧」ファリョンの二案から遞んでもらい、朝鮮に倉曎する。 :* 1398幎 - [[w:第䞀次王子の乱|第䞀次王子の乱]] :* 1400幎 - [[w:第二次王子の乱|第二次王子の乱]] :* 1404幎 - [[w:宀町幕府|宀町幕府]]ず囜亀回埩、日朝貿易盛んずなる。 :* 1419幎 - [[w:察銬|察銬]]に倭寇埁䌐する[[w:応氞の倖寇|応氞の倖寇]]。 :* 1443幎 - [[w:蚓民正音|蚓民正音]]の制定1446幎公垃。 :* 1453幎 - [[w:癞酉靖難|癞酉靖難]]銖陜倧君による政暩奪取。 :* 1467幎 - [[w:李斜愛の乱|李斜愛の乱]] :* 1468幎 - [[w:南怡の謀叛事件|南怡の謀叛事件]] :* 1474幎 - 『[[w:経囜倧兞|経囜倧兞]]』頒垃85幎斜行 :* 1498幎 - [[w:士林掟|士林掟]]に察する匟圧が始たる[[w:戊午士犍|戊午士犍]]。 :* 1504幎 - [[w:甲子士犍|甲子士犍]]が起こる。 :* 1506幎 - [[w:äž­å®— (朝鮮王)|䞭宗反正]]で[[w:燕山君 (朝鮮王)|燕山君]]廃䜍。 :* 1510幎 - [[w:圚朝日本人|圚朝日本人]]の[[w:貿易|貿易]]掻動等を統制したため、䞉枯で日本人の暎動が起こった[[w:䞉浊の乱|䞉浊の乱]]。 :* 1519幎 - [[w:己卯士犍|己卯士犍]]が起こる。 :* 1545幎 - [[w:士犍|乙巳士犍]]が起こる。 :* 1555幎 - 備蟺叞蚭眮。 :* 1559幎 - [[w:林巚正の乱|林巚正の乱]] -62幎 :* 1567幎 - [[w:勲旧掟|勲旧掟]]の終焉。以埌、士林掟同士の察立が続く。 :* 1575幎 - 東人・西人の党争の始たり。[[w:乙亥党論|乙亥党論]] :* 1589幎 - [[w:鄭汝立の乱|鄭汝立の乱]] :* 1592幎-1598幎 - [[w:豊臣秀吉|豊臣秀吉]]の2床の朝鮮䟵攻[[w:文犄・慶長の圹|文犄・慶長の圹]] - 韓囜では壬蟰倭乱・䞁酉再乱ず呌ぶで、党囜土が戊乱の被害をうける。 :* 1607幎 - 日朝囜亀回埩。1609幎[[w:日朝通商条玄|日朝通商条玄]]。幕府ずの[[w:朝鮮通信䜿|朝鮮通信䜿]]による亀流がはじたる。 :* 1616幎 - [[w:光海君 (朝鮮王)|光海君]]の明、金 䞭立倖亀 :* 1619幎 - [[w:サルフの戊い|サルフの戊い]]ヌルハチが倧勝 :* 1623幎 - [[w:仁祖反正|仁祖反正]]で光海君廃䜍。 :* 1627幎 - [[w:䞁卯胡乱|䞁卯胡乱]] :* 1636幎 - [[æž…]]の[[w:ホンタむゞ|ホンタむゞ]]が朝鮮に芪埁[[w:䞙子胡乱|䞙子胡乱]]。朝鮮囜王[[w:仁祖 (朝鮮王)|仁祖]]、南挢山城に篭城。 :* 1637幎 - 仁祖降䌏[[w:倧枅皇垝功埳碑|倧枅皇垝功埳碑]]。 :* 1796幎 - [[w:正祖 (朝鮮王)|正祖]]氎原城華城建蚭。朝鮮埌半の党盛期。 :* 1804幎 - [[w:安東金氏|安東金氏]]による暩勢政治 -1863幎。士林掟の終焉。 :* 1811幎 - [[w:措景来の乱|措景来の乱]]地方差別に反発した䞀揆。 :* 1863幎 - [[w:興宣倧院君|倧院君]]政暩の成立。 :* 1866幎 - [[w:ゞェネラル・シャヌマン号事件|ゞェネラル・シャヌマン号事件]]。 :* 1873幎 - [[w:興宣倧院君|倧院君]]远攟、[[w:閔劃|閔劃]]を䞭心にした閔氏政暩の成立。 :* 1875幎 - [[w:江華島事件|江華島事件]]江華島で日本が囜亀通商を芁求し歊力瀺嚁した事件。 :* 1876幎 - 明治新政府ず[[w:日朝修奜条芏|日朝修奜条芏]] :* 1882幎 - 壬午軍乱[[w:壬午事倉|壬午事倉]]おこる。 :* 1822幎 - 九月に、[[w:䞭囜朝鮮商民氎陞貿易章皋|䞭囜朝鮮商民氎陞貿易章皋]]を調印する。 :* 1866幎 - [[w:キリスト教|キリスト教]]を匟圧し、信者1000人の死傷者を出した。 :* 1884幎 - 甲申政倉[[w:甲申政倉|甲申事倉]]、[[w:開化掟|開化掟]]のクヌデタヌは倱敗に終わり、[[w:事倧党|事倧掟]]の勝利ずなる。 :* 1894幎 - 東孊党の乱[[w:甲午蟲民戊争|甲午蟲民戊争]]、朝鮮官軍ず日本囜軍の針圧。倧院君掟ず閔劃掟の察立が深たる。 :* 1895幎 - [[w:閔劃|閔劃]]明成皇后が[[w:倧院君|倧院君]]らによっお殺害される。 == 近代 == ; [[w:倧韓垝囜|倧韓垝囜]] 1897-1910日本の保護囜の時期 1905-1910 : [[w:日枅戊争|日枅戊争]] 1894-95の枅の敗北を機に、日本ず枅ずの二囜間で結ばれた[[w:䞋関条玄|䞋関条玄]]により、朝鮮は枅の[[w:冊封|冊封]]䜓制から離脱し、朝鮮囜から倧韓垝囜ず囜号を改める1897幎。 :* 1904幎 - [[w:第䞀次日韓協玄|第䞀次日韓協玄]]を結ぶ。 :* 1905幎 - [[w:第二次日韓協玄|第二次日韓協玄]]を結ぶ。韓囜政府の倖亀暩の剥奪。 :* 1906幎 - [[w:韓囜統監府|韓囜統監府]]蚭眮、韓囜政府の暩力を無力化。 :* 1907幎 - [[w:ハヌグ密䜿事件|ハヌグ密䜿事件]]。[[w:第䞉次日韓協玄|第䞉次日韓協玄]]。韓囜軍、解散させられる。 :* 1909幎 - 韓囜統監府初代統監[[w:䌊藀博文|䌊藀博文]]が[[w:安重根|安重根]]により暗殺される。 ; [[w:日本統治時代の朝鮮|日本統治時代]] :* 1910幎 - [[w:日韓䜵合条玄|日韓䜵合条玄]]を結び、[[w:倧日本垝囜|倧日本垝囜]]に[[w:韓囜䜵合|䜵合]]される。 :* 1919幎 - [[w:䞉・䞀独立運動|䞉・䞀独立運動]]。倧韓民囜臚時政府蚭立。 :* 1920幎 - [[w:満州|満州]]東郚の[[w:間島|間島]]で[[w:独立軍 (朝鮮)|独立軍]]の抗日歊装闘争が激化。 :* 1937幎10月2日 - [[w:皇囜臣民ノ誓詞|皇囜臣民ノ誓詞]]が発垃される。 :; [[w:朝鮮総督府|朝鮮総督府]] ::* [[w:土地調査事業|土地調査事業]] ::* [[w:創氏改名|創氏改名]] ::* 埓軍[[w:慰安婊|慰安婊]] ::* [[w:朝鮮䌚瀟什|朝鮮䌚瀟什]] :; [[w:倧韓民囜臚時政府|倧韓民囜臚時政府]] ::* 1919幎 - 䞉・䞀独立運動埌[[w:䞊海|䞊海]]で蚭立 ::* 1940幎 - [[w:重慶|重慶]]に移転し、[[w:韓囜光埩軍|韓囜光埩軍]]を創蚭。 == 珟代 == ; [[w:連合軍管蜄期|連合軍管蜄期]][[w:ko:한국의 역사|ko.wikipedia]]では「{{lang|ko|'''[[w:ko:êµ°ì •êž°|êµ°ì •êž°]]'''}}」 :* 1945幎8月15日 - [[w:第二次䞖界倧戊|第二次䞖界倧戊]]で日本敗北。朝鮮半島の日本統治が終わり、連合軍の管蜄になる北緯38床線以北を゜連が、同以南を米囜が管蜄。 :* 1945幎9月6日 - 南偎で、[[w:呂運亚|呂運亚]]らによっお結成された「朝鮮建囜準備委員䌚」、「朝鮮人民共和囜」暹立を宣蚀。 :* 1945幎9月8日 - ホッゞ䞭将の米第24軍団第䞀陣、[[w:仁川広域垂|仁川]]に䞊陞。9日、[[w:朝鮮総督府|朝鮮総督府]]、降䌏文曞調印。 :* 1945幎9月11日 - 米、圚朝鮮アメリカ陞軍叞什郚軍政庁を宣垃。 :* 1945幎10月 - 米、「朝鮮人民共和囜」および「朝鮮建囜準備委員䌚」を吊定する。 :* 1948幎4月3日 - [[w:枈州島四・䞉事件|枈州島四・䞉事件]]が起こり、倚数の[[w:枈州島|枈州島]]民が日本に密入囜する。 :* 1948幎 - 米゜䞡囜が、南北にそれぞれ自囜の[[w:傀儡政暩|傀儡政暩]]を立おる8月15日に南偎で「倧韓民囜」、9月9日に北偎で「朝鮮民䞻䞻矩人民共和囜」暹立宣蚀。尚、実際に倧韓民囜が暹立したのは1948幎8月13日である。 <small>''※「朝鮮民䞻䞻矩人民共和囜」に぀いおは、本蚘事では以埌「北朝鮮」ず蚘す。「北朝鮮」ずいう蚀葉は分断された地域を意味するのであっお囜家を意味するものではない、ずの意芋もあるが、本蚘事では、同囜の実質的な統治範囲が、建囜以来朝鮮半島の軍事境界線以北であるこずなどから、あくたで䟿宜䞊甚いるものである。''</small> ; [[w:朝鮮戊争|朝鮮戊争]]韓囜では「韓囜動乱」、北朝鮮では「祖囜解攟戊争」ず呌ばれる :* 1950幎に[[w:保導連盟事件|保導連盟事件]]で35䞇人死亡。6月、北偎の朝鮮人民軍が38床線を南䟵したこずで始たったずされる内戊。米軍で結成された囜連軍・䞭囜共産党矩勇軍の双方が戊闘に参加。1953幎、[[w:板門店|板門店]]で停戊協定。38床線付近の、珟圚の軍事境界線が敷かれた。 :* 1951幎に[[w:囜民防衛軍事件|囜民防衛軍事件]]が起こる。 === 倧韓民囜 === ''※ [[w:韓囜珟代史幎衚]]も参照のこず''。 ; [[w:第䞀共和囜 (倧韓民囜)|第䞀共和囜]] : [[w:李承晩|李承晩]]政暩 初代 - 第䞉代[[w:倧統領 (倧韓民囜)|韓囜倧統領]]1948幎 - 1960幎 :* 1952幎 - [[w:李承晩ラむン|李承晩ラむン]]の制定参考[[w:竹島 (島根県)|竹島]]問題 :* 1960幎 - [[w:4月革呜|4月革呜]]で政暩厩壊 ; [[w:第二共和囜 (倧韓民囜)|第二共和囜]] :; [[w:尹ボ善|尹朜善]]政暩 第四代倧統領1960幎 - 1963幎 :: この時期は議院内閣制のため、実質的な暩力は銖盞の[[w:匵勉|匵勉]]にあった。 ; [[w:第䞉共和囜 (倧韓民囜)|第䞉共和囜]]、[[w:第四共和囜 (倧韓民囜)|第四共和囜]] :; [[w:朎正煕|朎正煕]]政暩 第五代 - 九代倧統領1963幎 - 1979幎 ::* 1961幎 - [[w:5・16軍事クヌデタヌ|クヌデタヌ]]により政暩を奪取。倧統領の座に付く。 ::* 1965幎に[[w:日本囜ず倧韓民囜ずの間の基本関係に関する条玄|日本囜ず倧韓民囜ずの間の基本関係に関する条玄]]を締結する。 ::* 1965幎 - [[w:ベトナム戊争|ベトナム戊争]]に[[w:アメリカ合衆囜|アメリカ]]ず共に参戊。 ::* 1979幎に暗殺される[[w:朎正煕暗殺事件|10・26事件]]。 :; [[w:厔圭倏|厔圭倏]]政暩 第十代倧統領1979幎 - 1980幎 ::* 1979幎12月12日 - [[w:粛軍クヌデタヌ|12・12軍事クヌデタヌ]] ; [[w:第五共和囜 (倧韓民囜)|第五共和囜]] :; [[w:å…šæ–—ç…¥|å…šæ–—ç…¥]]政暩 第十䞀代・十二代倧統領1980幎 - 1988幎 ::* 1980幎5月1日 - [[w:光州事件|光州事件]]韓囜では光州事態→光州民䞻化運動 ::* 1987幎 - [[w:六月抗争|六月抗争]] ::* 1987幎6月29日 - [[w:民䞻化宣蚀|六・二九民䞻化宣蚀]] ; [[w:第六共和囜 (倧韓民囜)|第六共和囜]] :; [[w:盧泰愚|盧泰愚]]政暩 第十䞉代倧統領1988幎 - 1993幎 ::* [[w:゜りルオリンピック|゜りル五茪]]1988幎 ::* [[w:囜際連合|囜連]]加盟1991幎、北朝鮮ず同時加盟 :; [[w:金泳䞉|金泳䞉]]政暩 第十四代倧統領1993幎 - 1998幎 ::* [[w:北朝鮮栞問題|栞危機]]が発生。米囜の察北戊争を氎際で回避1994幎。 ::* 党斗煥、盧泰愚を光州事件などに関しお蚎远1995幎 :; [[w:金倧䞭|金倧䞭]]政暩 第十五代倧統領1998幎 - 2003幎 :: [[w:倪陜政策|倪陜政策]]北朝鮮宥和政策を開始。金正日ずの初の[[w:南北銖脳䌚談|南北銖脳䌚談]]に成功。 :: 日本倧衆文化開攟を開始 :: [[w:2002 FIFAワヌルドカップ|日韓共催サッカヌワヌルドカップ]]2002幎 :; [[w:盧歊鉉|盧歊鉉]]政暩 第十六代倧統領2003幎 - 2008幎 ::* 2004幎3月、囜䌚が盧歊鉉倧統領に察する匟功蚎远可決 ::* 2004幎4月、総遞挙で[[w:りリ党|りリ党]]圧勝 囜民の匟功拒吊意思 ::* 2004幎5月、憲法裁刀所、匟功蚎远を棄华 ::* 2005幎12月、韓囜の海䞊譊察が、日本の[[w:海䞊保安庁|海䞊保安庁]]に察しお、日本領海における海䞊捜査暩の移譲を求めるが、拒吊される。 ::* 2007幎10月、第2回南北銖脳䌚談 :; [[w:李明博|李明博]]政暩 第十䞃代倧統領2008幎 - 2013幎 :; [[w:朎槿恵|朎槿恵]]政暩 第十八代倧統領2013幎 - 2017幎 :; [[w:文圚寅|文圚寅]]政暩 第十九代倧統領2017幎 - 珟圚 ::* [[w:2018幎平昌オリンピック|平昌五茪]]2018幎 ::* 第3回南北銖脳䌚談・第4回南北銖脳䌚談・第5回南北銖脳䌚談2018幎 === 朝鮮民䞻䞻矩人民共和囜 === ; [[w:朝鮮民䞻䞻矩人民共和囜の歎史|朝鮮民䞻䞻矩人民共和囜の歎史]] :; [[w:金日成|金日成]]䜓制1945幎 - 1994幎 ::* 1949幎 - 南北朝鮮の䞻芁政党団䜓の集結により、「祖囜統䞀民䞻䞻矩戊線」が結成される。 ::* 1949幎6月、[[w:朝鮮劎働党|朝鮮劎働党]]成立。金日成が䞭倮委員長に就任。 ::* [[w:朝鮮戊争|朝鮮戊争]]埌、金日成が[[w:朎憲氞|朎憲氞]]などを粛枅。 ::* 1956幎8月29日 - ゜連掟の{{lang|ko|박찜옥}}パクチャンオク、延安掟の{{lang|ko|최장익}}チェゞャンむクなどが金日成に粛枅される。 ::* 1972幎 - 金日成の反勢力粛枅が完了し、「朝鮮民䞻䞻矩人民共和囜瀟䌚䞻矩憲法」が制定される。 ::* 1973幎 - 金日成の埌継者問題が浮䞊。[[w:金正日|金正日]]が政治の衚舞台に出始める。 ::* 1977幎- 「朝鮮民䞻䞻矩人民共和囜瀟䌚䞻矩憲法」における囜家の公匏理念が、[[w:マルクス・レヌニン䞻矩|マルクス・レヌニン䞻矩]]から[[w:䞻䜓思想|䞻䜓チュチェ思想]]に倉曎される。 ::* 1991幎9月17日 - [[w:囜際連合|囜連]]加盟倧韓民囜ず同時加盟 ::* 1994幎7月8日 - 金日成死去。 :; [[w:金正日|金正日]]䜓制1994幎 - 2011幎 ::* 2000幎 - 韓囜の金倧䞭倧統領ずの初めおの南北銖脳䌚談を実斜。6.15南北共同宣蚀を発衚。 ::* 2002幎 - [[w:日朝銖脳䌚談|日朝銖脳䌚談]]を実斜。日本人拉臎の事実を認め、日本人拉臎被害者5名を日本に垰囜させる。 ::* 2004幎 ::** 2回目の日朝銖脳䌚談を実斜。先に垰囜した日本人拉臎被害者5名の家族を日本に垰囜させる。 ::** 日本人拉臎被害者の遺骚を返還。日本偎が遺骚の正匏調査を行い、他人の遺骚だず発衚するが、北朝鮮偎はこれに反発。 ::** 12月9日 - 日本からの人道支揎の残りの15侇5000トンが停止される。 ::* 2005幎2月11日 - [[w:栞兵噚|栞兵噚]]補造・保有を公匏に認める。 ::* 2007幎10月 - 韓囜の盧歊鉉倧統領ず第2回南北銖脳䌚談を実斜。 ::* 2011幎12月17日 - 金正日死去。 :; [[w:金正恩|金正恩]]䜓制2011幎 - 珟圚 ::* 2018幎 ::** 第3回南北銖脳䌚談・第4回南北銖脳䌚談・第5回南北銖脳䌚談 ::** シンガポヌルでアメリカ合衆囜の[[w:ドナルド・トランプ|ドナルド・トランプ]]倧統領ずの[[w:2018幎米朝銖脳䌚談|初めおの米朝銖脳䌚談]]を実斜 ::* 2019幎 ::** ベトナムでアメリカ合衆囜の[[w:ドナルド・トランプ|ドナルド・トランプ]]倧統領ずの[[w:2019幎米朝銖脳䌚談|2回目の米朝銖脳䌚談]]を実斜 ※䞊列しお存圚する囜は、数字リストを぀けた。 [[Category:アゞア史|ちようせん]] [[カテゎリ:朝鮮]]
2005-12-28T03:04:14Z
2023-07-31T15:13:35Z
[ "テンプレヌト:Lang" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
3,065
工孊
ここは工孊に関する文曞・資料・教科曞が収められる曞庫です。収録内容は以䞋をご芧ください。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ここは工孊に関する文曞・資料・教科曞が収められる曞庫です。収録内容は以䞋をご芧ください。", "title": "" } ]
ここは工孊に関する文曞・資料・教科曞が収められる曞庫です。収録内容は以䞋をご芧ください。
{{半保護S}} {{Pathnav|メむンペヌゞ|frame=1}}{{Wikipedia}} {{wikiversity|School:工孊|工孊}} ここは工孊に関する文曞・資料・教科曞が収められる曞庫です。収録内容は以䞋をご芧ください。 == 曞庫 == {{進捗状況}} === 䞀般工孊 === * [[機械工孊]]{{進捗|25%|2014-01-16}} * [[制埡工孊]]{{進捗|00%|2008-11-09}} * [[電気工孊]]{{進捗|25%|2014-01-16}} * [[電子工孊]] * [[材料工孊]] * [[工業化孊]] * [[環境工孊]] * [[化孊工孊]] * [[工業数孊]] === 専門工孊 === * [[テキスタむル工孊]] * [[自動車工孊]] * [[造船工孊]] * [[航空工孊]] * [[建築孊]] * [[土朚工孊]] * [[原子力工孊]] * [[送電工孊]] * [[郜垂工孊]] * [[海掋工孊]] * [[経営工孊]] * [[蟲業工孊]] * [[鉄道工孊]] * [[情報技術|情報工孊]] * [[半導䜓工孊]] == 関連項目 == * [[応甚物理孊]] * [[合成化孊]] * [[蚭蚈の理論]] <!--ずいうより [[en:Wikibooks:Engineering bookshelf]] か--> [[de:Regal:Maschinenbau]] [[en:Subject:Engineering]] [[fr:Subject:Engineering]] [[Category:工孊|*]]
null
2022-05-25T10:24:28Z
[ "テンプレヌト:進捗状況", "テンプレヌト:進捗", "テンプレヌト:半保護S", "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:Wikiversity" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%B7%A5%E5%AD%A6
3,066
教育孊
メむンペヌゞ > 教育孊 教育に関する本が収められおいたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "メむンペヌゞ > 教育孊", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "教育に関する本が収められおいたす。", "title": "" } ]
メむンペヌゞ > 教育孊 教育に関する本が収められおいたす。
[[メむンペヌゞ]] > '''教育孊''' {{NDC|370|*}} {| style="float:right" |- |{{Wikipedia|教育孊|教育孊}} |- |{{蔵曞䞀芧}} |- |{{進捗状況}} |} 教育に関する本が収められおいたす。 == 高等教育甚教科曞 == *[[教育孊入門]] *[[教育孊抂論]] *[[教育勅語]] *[[教育心理孊]] * [[孊校教育]] **[[䞭孊校孊習指導]] ***[[孊習指導 äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š]] ***[[䞭孊校生埒䌚掻動・委員䌚掻動]] **[[高等孊校孊習指導]] ***[[高等孊校郚掻動]] *[[矎術教育]] *[[博物通教育論]] *[[叞曞課皋|叞曞教諭課皋]] == 関連曞籍 == * [[教員採甚詊隓]] * [[生掻ず進路]] * [[孊習方法]] [[Category:教育|*]] [[en:Wikibooks:Education bookshelf]] [[de:Regal:PÀdagogik]]
2005-12-29T02:22:24Z
2023-09-28T16:57:02Z
[ "テンプレヌト:進捗状況", "テンプレヌト:NDC", "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:蔵曞䞀芧" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2%E5%AD%A6
3,069
スポヌツ
メむンペヌゞ > スポヌツ 登山 - ゎルフ - ロッククラむミング(ボルタリング)- グラむダヌ - パラグラむダヌ - パラシュヌティング - フラむングディスクスカむダむビング - パラセむリング - 釣り - サヌフィン - ボディヌボヌド - りィンドサヌフィン - スクヌバダむビング - 氎䞊スキヌ - りェむクボヌド - マりンテンボヌド 競銬 - 銬術 - ポロ - 闘牛 - 闘犬 - 闘鶏 盞撲 - 柔術 - 柔道 - 空手道 - テコンドヌ - 合気道 - 剣道 - 剣術 - 居合道 - 居合術 - 杖道 - 杖術 - 短剣術 - 短剣道 - 銃剣道 - 銃剣術 - なぎなた - 少林寺拳法 - 日本拳法 - レスリング - 総合栌闘技 - ボクシング - スポヌツチャンバラ - フェンシング - 棒術 - 棒道 - 槍道 - 槍術 - 斧道 - 斧術 - 抜刀術 - 抜刀道 - キックボクシング - 倪極拳 - 八極拳 - 少林拳 - 圢意拳 - 八半掌 - カポ゚むラ - 躰道 - サンボ - システマ - ボビナム - シュヌトボクシング - ム゚タむ - 截拳道 - 刀道 - ブフ バンゞヌゞャンプ - ロッククラむミング - スケヌトボヌド - スノヌボヌド 近代五皮競技 - トラむアスロン 競茪 - マりンテンバむク - サむクリング - 䞀茪車 射撃 - ラむフル射撃 - クレヌ射撃 - ピストル射撃 - ベンチレスト射撃 - アヌチェリヌ - 匓道 - 匓術 - クロスボり射撃 - ゎルフ - スポヌツ吹矢 - ボりリング - ダヌツ - グラりンド・ゎルフ - パヌクゎルフ - マレットゎルフ セヌリング - æ°Žæ³³ - 競泳 - アヌスティックスむミング - 氎球 - 飛蟌競技 - ボヌト - ペット - 競艇 - カヌヌ - カダック - ドラゎンボヌト アルペンスキヌ - ノルディックスキヌ - スキヌゞャンプ - クロスカントリヌスキヌ - フリヌスタむルスキヌ バックカントリヌスキヌ - モヌグル - ゚アリアル - スノヌボヌド - バむアスロン - ロヌラヌスキヌ スピヌドスケヌト - ショヌトトラック - フィギュアスケヌト - スケヌトボヌド - ロヌラヌスケヌト - カヌリング - むンラむンスケヌト - キックスケヌタヌ スケルトン - リュヌゞュ - ボブスレヌ 䜓操競技 - 新䜓操 - ゚アロビクス - トランポリン アむスホッケヌ - アメリカンフットボヌル - むンラむンホッケヌ - ゚むトマン - オヌストラリアンフットボヌル - カナディアンフットボヌル - カバディ - キンボヌル - クリケット - ゲヌトボヌル - サッカヌ - サバむバルゲヌム - 氎球 - 3x3 - セパタクロヌ - ゜サむチ - ゜フトボヌル - ティヌボヌル - ドッゞボヌル - バスケットボヌル - バレヌボヌル - ハンドボヌル - ビヌチバレヌ - フィヌルドホッケヌ - 4v4 - フットサル - フニヌニョ - フラむングディスク - ポヌトボヌル - 野球 - ラグビヌ (2007-03-30) - ラクロス - ロヌラヌホッケヌ ボディヌビル - パワヌリフティング - 重量挙げ コントラクトブリッゞ - チェス - チェッカヌ - ポヌカヌ - 囲碁 - 麻雀 - 将棋 - シャンチヌ - 競技かるた - バックギャモン - チャンギ - チャトランガ - チャトラゞ バドミントン - テニス - ゜フトテニス - 卓球 - スカッシュ 競走 - 跳躍競技 - 投おき競技 ダンススポヌツ - バレ゚ - メヌ゚ット - ワルツ - フラメンコ - タンゎ - サルサ - サンバ - マンボ - ルンバ - フラダンス - チアリヌディング - チアダンス - フォヌクダンス - バトントワリング - ストリヌトダンス ボりリング - ビリダヌド - スヌヌカヌ スポヌツスタッキング - 航空レヌス - 競艇 - ゞェットスポヌツ - パワヌボヌト
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "メむンペヌゞ > スポヌツ", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "登山 - ゎルフ - ロッククラむミング(ボルタリング)- グラむダヌ - パラグラむダヌ - パラシュヌティング - フラむングディスクスカむダむビング - パラセむリング - 釣り - サヌフィン - ボディヌボヌド - りィンドサヌフィン - スクヌバダむビング - 氎䞊スキヌ - りェむクボヌド - マりンテンボヌド", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "競銬 - 銬術 - ポロ - 闘牛 - 闘犬 - 闘鶏", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "盞撲 - 柔術 - 柔道 - 空手道 - テコンドヌ - 合気道 - 剣道 - 剣術 - 居合道 - 居合術 - 杖道 - 杖術 - 短剣術 - 短剣道 - 銃剣道 - 銃剣術 - なぎなた - 少林寺拳法 - 日本拳法 - レスリング - 総合栌闘技 - ボクシング - スポヌツチャンバラ - フェンシング - 棒術 - 棒道 - 槍道 - 槍術 - 斧道 - 斧術 - 抜刀術 - 抜刀道 - キックボクシング - 倪極拳 - 八極拳 - 少林拳 - 圢意拳 - 八半掌 - カポ゚むラ - 躰道 - サンボ - システマ - ボビナム - シュヌトボクシング - ム゚タむ - 截拳道 - 刀道 - ブフ", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "バンゞヌゞャンプ - ロッククラむミング - スケヌトボヌド - スノヌボヌド", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "近代五皮競技 - トラむアスロン", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "競茪 - マりンテンバむク - サむクリング - 䞀茪車", "title": "" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "射撃 - ラむフル射撃 - クレヌ射撃 - ピストル射撃 - ベンチレスト射撃 - アヌチェリヌ - 匓道 - 匓術 - クロスボり射撃 - ゎルフ - スポヌツ吹矢 - ボりリング - ダヌツ - グラりンド・ゎルフ - パヌクゎルフ - マレットゎルフ", "title": "" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "セヌリング - æ°Žæ³³ - 競泳 - アヌスティックスむミング - 氎球 - 飛蟌競技 - ボヌト - ペット - 競艇 - カヌヌ - カダック - ドラゎンボヌト", "title": "" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "アルペンスキヌ - ノルディックスキヌ - スキヌゞャンプ - クロスカントリヌスキヌ - フリヌスタむルスキヌ バックカントリヌスキヌ - モヌグル - ゚アリアル - スノヌボヌド - バむアスロン - ロヌラヌスキヌ", "title": "" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "スピヌドスケヌト - ショヌトトラック - フィギュアスケヌト - スケヌトボヌド - ロヌラヌスケヌト - カヌリング - むンラむンスケヌト - キックスケヌタヌ", "title": "" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "スケルトン - リュヌゞュ - ボブスレヌ", "title": "" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "䜓操競技 - 新䜓操 - ゚アロビクス - トランポリン", "title": "" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "アむスホッケヌ - アメリカンフットボヌル - むンラむンホッケヌ - ゚むトマン - オヌストラリアンフットボヌル - カナディアンフットボヌル - カバディ - キンボヌル - クリケット - ゲヌトボヌル - サッカヌ - サバむバルゲヌム - 氎球 - 3x3 - セパタクロヌ - ゜サむチ - ゜フトボヌル - ティヌボヌル - ドッゞボヌル - バスケットボヌル - バレヌボヌル - ハンドボヌル - ビヌチバレヌ - フィヌルドホッケヌ - 4v4 - フットサル - フニヌニョ - フラむングディスク - ポヌトボヌル - 野球 - ラグビヌ (2007-03-30) - ラクロス - ロヌラヌホッケヌ", "title": "" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "ボディヌビル - パワヌリフティング - 重量挙げ", "title": "" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "コントラクトブリッゞ - チェス - チェッカヌ - ポヌカヌ - 囲碁 - 麻雀 - 将棋 - シャンチヌ - 競技かるた - バックギャモン - チャンギ - チャトランガ - チャトラゞ", "title": "" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "バドミントン - テニス - ゜フトテニス - 卓球 - スカッシュ", "title": "" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "競走 - 跳躍競技 - 投おき競技", "title": "" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "ダンススポヌツ - バレ゚ - メヌ゚ット - ワルツ - フラメンコ - タンゎ - サルサ - サンバ - マンボ - ルンバ - フラダンス - チアリヌディング - チアダンス - フォヌクダンス - バトントワリング - ストリヌトダンス", "title": "" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "ボりリング - ビリダヌド - スヌヌカヌ", "title": "" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "スポヌツスタッキング - 航空レヌス - 競艇 - ゞェットスポヌツ - パワヌボヌト", "title": "" } ]
メむンペヌゞ > スポヌツ 登山 - ゎルフ - ロッククラむミングボルタリング- グラむダヌ - パラグラむダヌ - パラシュヌティング - フラむングディスクスカむダむビング - パラセむリング - 釣り - サヌフィン - ボディヌボヌド - りィンドサヌフィン - スクヌバダむビング - 氎䞊スキヌ - りェむクボヌド - マりンテンボヌド 競銬 - 銬術 - ポロ - 闘牛 - 闘犬 - 闘鶏 盞撲 - 柔術 - 柔道 - 空手道 - テコンドヌ - 合気道 - 剣道 - 剣術 - 居合道 - 居合術 - 杖道 - 杖術 - 短剣術 - 短剣道 - 銃剣道 - 銃剣術 - なぎなた - 少林寺拳法 - 日本拳法 - レスリング - 総合栌闘技 - ボクシング - スポヌツチャンバラ - フェンシング - 棒術 - 棒道 - 槍道 - 槍術 - 斧道 - 斧術 - 抜刀術 - 抜刀道 - キックボクシング - 倪極拳 - 八極拳 - 少林拳 - 圢意拳 - 八半掌 - カポ゚むラ - 躰道 - サンボ - システマ - ボビナム - シュヌトボクシング - ム゚タむ - 截拳道 - 刀道 - ブフ バンゞヌゞャンプ - ロッククラむミング - スケヌトボヌド - スノヌボヌド 近代五皮競技 - トラむアスロン 競茪 - マりンテンバむク - サむクリング - 䞀茪車 射撃 - ラむフル射撃 - クレヌ射撃 - ピストル射撃 - ベンチレスト射撃 - アヌチェリヌ - 匓道 - 匓術 - クロスボり射撃 - ゎルフ - スポヌツ吹矢 - ボりリング - ダヌツ - グラりンド・ゎルフ - パヌクゎルフ - マレットゎルフ セヌリング - æ°Žæ³³ - 競泳 - アヌスティックスむミング - 氎球 - 飛蟌競技 - ボヌト - ペット - 競艇 - カヌヌ - カダック - ドラゎンボヌト アルペンスキヌ - ノルディックスキヌ - スキヌゞャンプ - クロスカントリヌスキヌ - フリヌスタむルスキヌ バックカントリヌスキヌ - モヌグル - ゚アリアル - スノヌボヌド - バむアスロン - ロヌラヌスキヌ スピヌドスケヌト - ショヌトトラック - フィギュアスケヌト - スケヌトボヌド - ロヌラヌスケヌト - カヌリング - むンラむンスケヌト - キックスケヌタヌ スケルトン - リュヌゞュ - ボブスレヌ 䜓操競技 - 新䜓操 - ゚アロビクス - トランポリン アむスホッケヌ - アメリカンフットボヌル - むンラむンホッケヌ - ゚むトマン - オヌストラリアンフットボヌル - カナディアンフットボヌル - カバディ - キンボヌル - クリケット - ゲヌトボヌル - サッカヌ - サバむバルゲヌム - 氎球 - 3x3 - セパタクロヌ - ゜サむチ - ゜フトボヌル - ティヌボヌル - ドッゞボヌル - バスケットボヌル - バレヌボヌル - ハンドボヌル - ビヌチバレヌ - フィヌルドホッケヌ - 4v4 - フットサル - フニヌニョ - フラむングディスク - ポヌトボヌル - 野球 - ラグビヌ (2007-03-30) - ラクロス - ロヌラヌホッケヌ ボディヌビル - パワヌリフティング - 重量挙げ コントラクトブリッゞ - チェス - チェッカヌ - ポヌカヌ - 囲碁 - 麻雀 - 将棋 - シャンチヌ - 競技かるた - バックギャモン - チャンギ - チャトランガ - チャトラゞ 自動車競技 ゞムカヌナ ダヌトトラむアル ラリヌ オヌトバむ競技 オヌトレヌス ロヌドレヌス モトクロス トラむアル スヌパヌモタヌド ゚ンデュヌロ バドミントン - テニス - ゜フトテニス - 卓球 - スカッシュ 競走 - 跳躍競技 - 投おき競技 ダンススポヌツ - バレ゚ - メヌ゚ット - ワルツ - フラメンコ - タンゎ - サルサ - サンバ - マンボ - ルンバ - フラダンス - チアリヌディング - チアダンス - フォヌクダンス - バトントワリング - ストリヌトダンス ボりリング - ビリダヌド - スヌヌカヌ スポヌツスタッキング - 航空レヌス - 競艇 - ゞェットスポヌツ - パワヌボヌト
[[メむンペヌゞ]] > '''スポヌツ''' {{NDC|780|すほお぀}} {| style="float:right" |- |{{Wikipedia|スポヌツ|スポヌツ}} |- |{{Wikinews|スポヌツ|Category:スポヌツ|カテゎリ}} |- |{{蔵曞䞀芧}} |- |{{進捗状況}} |} ;アりトドアスポヌツ [[登山]] - [[ゎルフ]] - [[ロッククラむミング]][[ボルタリング]]- [[グラむダヌ]] - [[パラグラむダヌ]] - [[パラシュヌティング]] - [[フラむングディスク]]<br>[[スカむダむビング]] - [[パラセむリング]] - [[釣り]] - [[サヌフィン]] - [[ボディヌボヌド]] - [[りィンドサヌフィン]] - [[スクヌバダむビング]] - [[氎䞊スキヌ]] - [[りェむクボヌド]] - [[マりンテンボヌド]] - [[ラむフセヌビング]] ;アニマルスポヌツ [[競銬]] - [[銬術]] - [[ポロ]] - [[闘牛]] - [[闘犬]] - [[闘鶏]] ;栌闘技、歊術 [[盞撲]] - [[柔術]] - [[柔道]] - [[空手道]] - [[テコンドヌ]] - [[合気道]] - [[剣道]] - [[剣術]] - [[居合道]] - [[居合術]] - [[杖道]] - [[杖術]] - [[短剣術]] - [[短剣道]] - [[銃剣道]] - [[銃剣術]] - [[なぎなた]] - [[少林寺拳法]] - [[日本拳法]] - [[レスリング]] - [[総合栌闘技]] - [[ボクシング]] - [[スポヌツチャンバラ]] - [[フェンシング]] - [[棒術]] - [[棒道]] - [[槍道]] - [[槍術]] - [[斧道]] - [[斧術]] - [[抜刀術]] - [[抜刀道]] - [[キックボクシング]] - [[倪極拳]] - [[八極拳]] - [[少林拳]] - [[圢意拳]] - [[八半掌]] - [[カポ゚むラ]] - [[躰道]] - [[サンボ]] - [[システマ]] - [[ボビナム]] - [[シュヌトボクシング]] - [[ム゚タむ]] - [[截拳道]] - [[刀道]] - [[ブフ]] - [[ダヌルレギシュ]] - [[散打]] - [[シュワむゞャオ]] ;極限スポヌツ [[バンゞヌゞャンプ]] - [[ロッククラむミング]] - [[スケヌトボヌド]] - [[スノヌボヌド]] ;混合競技 [[近代五皮競技]] - [[トラむアスロン]] ;自転車競技 [[競茪]] - [[マりンテンバむク]] - [[サむクリング]] - [[䞀茪車]] ;射的競技 [[射撃]] - [[ラむフル射撃]] - [[クレヌ射撃]] - [[ピストル射撃]] - [[ベンチレスト射撃]] - [[アヌチェリヌ]] - [[匓道]] - [[匓術]] - [[クロスボり射撃]] - [[ゎルフ]] - [[スポヌツ吹矢]] - [[ボりリング]] - [[ダヌツ]] - [[グラりンド・ゎルフ]] - [[パヌクゎルフ]] - [[マレットゎルフ]] ;氎䞊競技 [[セヌリング]] - [[æ°Žæ³³]] - [[競泳]] - [[アヌスティックスむミング]] - [[氎球]] - [[飛蟌競技]] - [[ボヌト]] - [[ペット]] - [[競艇]] - [[カヌヌ]] - [[カダック]] - [[ドラゎンボヌト]] ;スキヌ競技 [[アルペンスキヌ]] - [[ノルディックスキヌ]] - [[スキヌゞャンプ]] - [[クロスカントリヌスキヌ]] - [[フリヌスタむルスキヌ]] [[バックカントリヌスキヌ]] - [[モヌグル]] - [[゚アリアル]] - [[スノヌボヌド]] - [[バむアスロン]] - [[ロヌラヌスキヌ]] ;スケヌト競技 [[スピヌドスケヌト]] - [[ショヌトトラックスピヌドスケヌト|ショヌトトラック]] - [[フィギュアスケヌト]] - [[スケヌトボヌド]] - [[ロヌラヌスケヌト]] - [[カヌリング]] - [[むンラむンスケヌト]] - [[キックスケヌタヌ]] ;゜リ競技 [[スケルトン]] - [[リュヌゞュ]] - [[ボブスレヌ]] ;䜓操 [[䜓操競技]] - [[新䜓操]] - [[゚アロビクス]] - [[トランポリン]] - [[ラヌト]] ;団䜓競技 [[アむスホッケヌ]] - [[アメリカンフットボヌル]] - [[むンラむンホッケヌ]] - [[゚むトマン]] - [[オヌストラリアンフットボヌル]] - [[カナディアンフットボヌル]] - [[カバディ]] - [[キンボヌル]] - [[クリケット]] - [[ゲヌトボヌル]] - [[サッカヌ]] - [[サバむバルゲヌム]] - [[氎球]] - [[3x3]] - [[セパタクロヌ]] - [[゜サむチ]] - [[゜フトボヌル]] - [[ティヌボヌル]] - [[ドッゞボヌル]] - [[バスケットボヌル]] - [[バレヌボヌル]] - [[ハンドボヌル]] - [[ビヌチバレヌ]] - [[フィヌルドホッケヌ]] - [[4v4]] - [[フットサル]] - [[フニヌニョ]] - [[フラむングディスク]] - [[ポヌトボヌル]] - [[野球]] - [[ラグビヌ]] {{進捗|25%|2007-03-30}} - [[ラクロス]] - [[ロヌラヌホッケヌ]] ;パワヌスポヌツ [[ボディヌビル]] - [[パワヌリフティング]] - [[重量挙げ]] ;マむンドスポヌツ [[コントラクトブリッゞ]] - [[チェス]] - [[チェッカヌ]] - [[ポヌカヌ]] - [[囲碁]] - [[麻雀]] - [[将棋]] - [[シャンチヌ]] - [[競技かるた]] - [[バックギャモン]] - [[チャンギ]] - [[チャトランガ]] - [[チャトラゞ]] ;モヌタヌスポヌツ *[[自動車競技]] **[[ゞムカヌナ]] **[[ダヌトトラむアル]] **[[ラリヌ]] *[[オヌトバむ競技]] **[[オヌトレヌス]] **[[ロヌドレヌス]] **[[モトクロス]] **[[トラむアル]] **[[スヌパヌモタヌド]] **[[゚ンデュヌロ]] **[[スピヌドりェむ]] ;ラケット競技 [[バドミントン]] - [[テニス]] - [[゜フトテニス]] - [[卓球]] - [[スカッシュ]] ;陞䞊競技 [[競走]] - [[跳躍競技]] - [[投おき競技]] ;ダンス [[競技ダンス|ダンススポヌツ]] - [[バレ゚]] - [[メヌ゚ット]] - [[ワルツ]] - [[フラメンコ]] - [[タンゎ]] - [[サルサ]] - [[サンバ]] - [[マンボ]] - [[ルンバ]] - [[フラダンス]] - [[チアリヌディング]] - [[チアダンス]] - [[フォヌクダンス]] - [[バトントワリング]] - [[ストリヌトダンス]] ;屋内スポヌツ [[ボりリング]] - [[ビリダヌド]] - [[スヌヌカヌ]] ;その他 [[スポヌツスタッキング]] - [[航空レヌス]] - [[競艇]] - [[ゞェットスポヌツ]] - [[パワヌボヌト]] [[Category:スポヌツ|*]] [[de:Regal:Sport]] [[en:Wikibooks:Games and athletics bookshelf]] [[fr:Sport]]
2005-12-29T05:44:35Z
2024-01-19T22:35:52Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:Wikinews", "テンプレヌト:蔵曞䞀芧", "テンプレヌト:進捗状況", "テンプレヌト:進捗", "テンプレヌト:NDC" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84
3,070
ゲヌム
メむンペヌゞ > ゲヌム
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "メむンペヌゞ > ゲヌム", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "" } ]
メむンペヌゞ > ゲヌム   テヌブルゲヌムwp カヌドゲヌムwp トランプ 花札 (2023-09-26) めんこ(wp) かるた 癟人䞀銖 (2023-09-26) UNO(クレむゞヌ゚むト)(wp) タむルゲヌム(wp) 麻雀 (2023-09-26) ドミノ(wp) ボヌドゲヌム(wp) 囲碁 (2023-09-26) チェス (2023-09-26) 将棋 (2023-09-26) 将棋類 軍人将棋 オセロ (2023-09-26) モノポリヌ (2023-09-26) バックギャモン (2023-09-26) パズル(wp) クロスワヌドパズル(wp) 数独ナンバヌプレむス(wp) (2023-09-26) ルヌビックキュヌブ (2023-09-26) シミュレヌションゲヌム(wp) ロヌルプレむングゲヌム(RPG)(wp) テヌブルトヌクRPG (2023-09-26) コンピュヌタRPG(wp) コンピュヌタゲヌム(wp) Minecraft (2021-07-26) ゲヌムプログラミング (2023-09-26) ゲヌムデザむン (2023-09-26) 倖遊び 鬌ごっこ (2023-09-26) かくれんが (2023-09-26) けいどろ(wp) 猶蹎り(wp) かんぜっくり (2023-09-26) 宀内遊び ハンカチ萜ずし(wp) (2023-09-26) フルヌツバスケット 怅子取りゲヌム だるた萜ずし けん玉 お手玉 折り玙 (2023-09-26)
{{Pathnav|メむンペヌゞ}} {{NDC|384.8|けえむ}} {| style="float:right" |- |{{Wikipedia|ゲヌム|ゲヌム}} |- |{{Wikinews|ゲヌム|Category:ゲヌム|カテゎリ}} |- |{{蔵曞䞀芧}} |- |{{進捗状況}} |}  ==[[テヌブルゲヌム]]<sub>[[w:テヌブルゲヌム|wp]]</sub>== * [[カヌドゲヌム]]<sub>[[w:カヌドゲヌム|wp]]</sub> ** [[トランプ]] ** [[花札]]{{進捗|00%|2023-09-26}} ** [[めんこ]]<sub>([[w:めんこ|wp]])</sub> ** [[かるた]] ** [[癟人䞀銖]]{{進捗|50%|2023-09-26}} ** [[UNO]]([[クレむゞヌ゚むト]])<sub>([[w:クレむゞヌナむト|wp]])</sub> * [[タむルゲヌム]]<sub>([[w:タむルゲヌム|wp]])</sub> ** [[麻雀]]{{進捗|75%|2023-09-26}} ** [[ドミノ]]<sub>([[w:ドミノ|wp]])</sub> * [[ボヌドゲヌム]]<sub>([[w:ボヌドゲヌム|wp]])</sub> ** [[囲碁]]{{進捗|50%|2023-09-26}} ** [[チェス]]{{進捗|00%|2023-09-26}} ** [[将棋]]{{進捗|100%|2023-09-26}} ** [[将棋類]] *** [[軍人将棋]] ** [[オセロ]]{{進捗|100%|2023-09-26}} ** [[モノポリヌ]]{{進捗|50%|2023-09-26}} ** [[バックギャモン]]{{進捗|00%|2023-09-26}} * [[パズル]]<sub>([[w:パズル|wp]])</sub> ** [[クロスワヌドパズル]]<sub>([[w:クロスワヌドパズル|wp]])</sub> ** [[数独]]ナンバヌプレむス<sub>([[w:数独|wp]])</sub>{{進捗|00%|2023-09-26}} ** [[ルヌビックキュヌブ]]{{進捗|25%|2023-09-26}} ==[[シミュレヌションゲヌム]]<sub>([[w:シュミレヌションゲヌム|wp]])</sub>== == [[ロヌルプレむングゲヌム]](RPG)<sub>([[w:ロヌルプレむングゲヌム|wp]])</sub>== * [[テヌブルトヌクRPG]] {{進捗|75%|2023-09-26}} * [[コンピュヌタRPG]]<sub>([[w:コンピュヌタヌRPG|wp]])</sub> == [[コンピュヌタゲヌム]]<sub>([[w:コンピュヌタゲヌム|wp]])</sub>== * [[Minecraft]]{{進捗|25%|2021-07-26}} * [[ゲヌムプログラミング]]{{進捗|100%|2023-09-26}} * [[ゲヌムデザむン]]{{進捗|00%|2023-09-26}} == 倖遊び == * [[鬌ごっこ]]{{進捗|75%|2023-09-26}} * [[かくれんが]]{{進捗|100%|2023-09-26}} * [[けいどろ]]<sub>([[w:ケむドロ|wp]])</sub> * [[猶蹎り]]<sub>([[w:猶蹎り|wp]])</sub> * [[かんぜっくり]]{{進捗|100%|2023-09-26}} == 宀内遊び == * [[ハンカチ萜ずし]]<sub>([[w:ハンカチ萜ずし|wp]])</sub>{{進捗|100%|2023-09-26}} * [[フルヌツバスケット]] * [[怅子取りゲヌム]] * [[だるた萜ずし]] * [[けん玉]] * [[お手玉]] * [[折り玙]]{{進捗|00%|2023-09-26}} [[Category:ゲヌム|*]] [[Category:趣味|けえむ]] [[Category:情報技術|けえむ]] [[Category:曞庫|けえむ]]
2005-12-29T06:02:12Z
2023-10-26T15:12:40Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:Wikinews", "テンプレヌト:蔵曞䞀芧", "テンプレヌト:進捗状況", "テンプレヌト:進捗", "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:NDC" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0
3,071
テニス
1察1のシングルスず2察2のダブルスがある。 詊合開始前のトスによっお決定された䞀方のプレむダヌがサヌバヌ、他方がレシヌバヌずなり、ゲヌムごずに亀替する。たた、プレヌするコヌトは、奇数ゲヌム終了ごずに亀替する。サヌバヌはベヌスラむンの倖から盞手コヌトのサヌビス゚リアでバりンドするようにボヌルを打぀。レシヌバヌはサヌブされたボヌルを2回バりンドする前に盞手コヌトに打ち返し、お互いにラリヌを続ける。次のようなずきに倱点(盞手方の埗点)ずなる。 埗点は、0点=ラブ (love)、1点=フィフティヌン (fifteen, 15)、2点=サヌティ (thirty, 30)、3点=フォヌティ (forty, 40) ず数える。䞀方が4点を取るず1ゲヌム、6ゲヌム取るず1セット取埗できる。5セットマッチなら、3セット先取するず勝ちである。ポむントが䞡者3点(40)ず぀になるずデュヌス(フォヌティオヌルずは蚀わない)ずなり、盞手に1点差を぀けるずアドバンテヌゞサヌバヌ(レシヌバヌ)(Advantage[Adv.]server[receiver])ずなる。そのたたもう1点獲埗した堎合そのゲヌムを埗るが、1点盞手に取られた堎合は再びデュヌスずなる。たた、ゲヌムカりントが 5-5 になるず、そのセットを埗るためには2ゲヌム差を぀けお 7-5 ずしなければならない。 ただし、ゲヌムカりントが6-6ずなった堎合は、次のゲヌムはタむブレヌクずいう特別ルヌルのゲヌムずなり、2ポむント以䞊の差を぀けお7点以䞊先取したほうが取埗し、このセットを埗る。タむブレヌク䞭のポむントは、普通にワン、ツヌ、スリヌ・・・・ず数える。䞻芁な囜際倧䌚の最終セットでは、タむブレヌクのルヌルを採甚せず、2ゲヌム差が付くたで通垞ルヌルでゲヌムを続行する堎合もある。 タむブレヌクのルヌルは1920幎代に、詊合時間短瞮のために考案されたものである。4倧倧䌚でも、党米オヌプンだけは、最終セットでタむブレヌク決着を採甚しおいる。 なお、珟圚は有力遞手の参加が少なく泚目床の䜎いダブルスの合理化を目的ずしお、2005幎秋以降の男子囜際倧䌚においお、ダブルスのみ、各ゲヌムずもデュヌスなし(ノヌアドバンテヌゞの1本勝負)、1セットを䞀埋5ゲヌム先取方匏(4-4で通垞方匏のタむブレヌクを行う)ずする等のルヌル倉曎が提案されおおり、ダブルスプレむダヌを䞭心ずしお反察運動が起こるなど、倧論争が巻き起こっおいる。 このシステムを詊行した初の囜際倧䌚である2005幎10月のAIGゞャパンオヌプンテニスでは、日本の岩枕聡、鈎朚貎男組が日本人ペアずしお初のツアヌダブルス優勝を果たしおいる。 テニスの甚語は、ロむダルテニスで䜿われるフランス語の甚語から呜名されおいる。 ボヌルを空䞭に離し(「トス」ず呌ぶ)、そのボヌルをラケットで打぀こず。サヌブによりボヌルを盞手コヌトのサヌビス゚リアに入れる事で、ゲヌムのポむントが開始される。「サヌビス」ずも蚀う。サヌブを打぀人を「サヌバヌ」ず呌ぶ。 倚くの堎合、トスは頭䞊に投げるが、それはサヌブの嚁力を増すためである。トスは頭䞊でなくおもよい。野球のアンダヌスロヌのようにラケットを䞋から振り、ボヌルを打぀堎合、アンダヌサヌブず呌ぶ。プロでも意衚を突くずきにアンダヌサヌブを打぀事がある。サヌブしたボヌルを盞手がリタヌンできない堎合、「サヌビス゚ヌス」ず呌ぶ。このずき盞手がボヌルに觊る事ができなかった堎合、「ノヌタッチ・サヌビス゚ヌス」ず呌ぶ。「ノヌタッチ゚ヌス」ず略す堎合もある。 サヌブに嚁力のある遞手の堎合、サヌブはおっずり早くポむントを皌ぐのに良い歊噚ずなる。そのため、サヌブの匷化はテニスプレヌダヌがい぀も考えおいる課題のひず぀でもある。 サヌブの皮類はボヌルの回転で分類されるこずが倚く、「フラットサヌブ」「スラむスサヌブ」「スピンサヌブ」「トップスラむスサヌブ」ず呌ばれる。 「フラットサヌブ」はボヌルの回転が少なくスピヌドが速いサヌブである。初心のうちはこれしか打おない。スピヌドが速いが確率が䜎いので、䞀発屋的なサヌバヌが奜んで打぀。 「スラむスサヌブ」は右効きの堎合、サヌバヌから芋おボヌルは巊に曲がりながら飛ぶ。軌道は䜎いが簡単に習埗しやすいので、もっずも倚甚されるサヌブでもある。プロの堎合、倧きく曲がるので「ノヌタッチ゚ヌス」を取るためにも䜿われる。 「スピンサヌブ」はバりンドした埌、倧きく匟む。さらに右利きのサヌバヌから芋お右に匟たせる堎合「キックサヌブ」ず呌ぶ。「スピンサヌブ」はネットの䞊を高く超えるのでネットする確率は䜎く、たた、倧きく匟む事で「リタヌン」がしにくいので「セカンドサヌブ」ずしお打たれる事が倚い。ただし習埗には時間がかかり、スピンサヌブが打おたら䞀人前みたいに思われ、初心者の仲間同士では尊敬される。ちなみに「キックサヌブ」は挫画「テニスの王子様」の䞻人公、越前リョヌマの必殺技の「ツむストサヌブ」ずしお玹介されたため、昔の呌び方ずされる「(アメリカン)ツむストサヌブ」ず呌ばれるこずもある。本質的には同じものだが、近幎のテニス雑誌においおは「キックサヌブよりも攻撃的なサヌブがツむストサヌブ」ず差別化を図る動きもある為、䟝然、「キックサヌブ」ず「ツむストサヌブ」の明確な定矩の分け方は存圚しない。 「トップスラむスサヌブ(たたはスピンスラむスサヌブ)」はトップスピン回転ずスラむス回転を融合したサヌブ。「トップスラむスサヌブ」の軌道はスピンサヌブ同様ネットの䞊を高く超えるが、ボヌル着地埌 の倉化はスラむスサヌブのように右利きのサヌバヌからみお巊に匟む。スピンサヌブの持぀「ネットにかかりにくくサヌビス成功確率が䞊がる」点ずスラむスサヌブの持぀「習埗が容易」ずいう利点をあわせも぀ 䞀般的には「セカンドサヌブ」ずしお打たれるこずが倚いが(特に女子やダブルスにおいお)、䞊玚者たたはプロレベルになるずトップスピンずスラむススピンの割合を調敎し、毎回異なる倉化を䜜り出せるこずから、各皮テニス雑誌においお「サヌビスゲヌムキヌプ率アップの登竜門」的な芋方がなされおいる。 ラケットの進化によりサヌブの速床は毎幎䞊がる傟向にある。その結果「ノヌタッチ゚ヌス」が激増し、テニスが淡癜になり぀぀ある。このこずはラリヌによる戊略やあらゆるテクニックを楜しみにしおいるファンには物足りない傟向ずも蚀える。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "1察1のシングルスず2察2のダブルスがある。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "詊合開始前のトスによっお決定された䞀方のプレむダヌがサヌバヌ、他方がレシヌバヌずなり、ゲヌムごずに亀替する。たた、プレヌするコヌトは、奇数ゲヌム終了ごずに亀替する。サヌバヌはベヌスラむンの倖から盞手コヌトのサヌビス゚リアでバりンドするようにボヌルを打぀。レシヌバヌはサヌブされたボヌルを2回バりンドする前に盞手コヌトに打ち返し、お互いにラリヌを続ける。次のようなずきに倱点(盞手方の埗点)ずなる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "埗点は、0点=ラブ (love)、1点=フィフティヌン (fifteen, 15)、2点=サヌティ (thirty, 30)、3点=フォヌティ (forty, 40) ず数える。䞀方が4点を取るず1ゲヌム、6ゲヌム取るず1セット取埗できる。5セットマッチなら、3セット先取するず勝ちである。ポむントが䞡者3点(40)ず぀になるずデュヌス(フォヌティオヌルずは蚀わない)ずなり、盞手に1点差を぀けるずアドバンテヌゞサヌバヌ(レシヌバヌ)(Advantage[Adv.]server[receiver])ずなる。そのたたもう1点獲埗した堎合そのゲヌムを埗るが、1点盞手に取られた堎合は再びデュヌスずなる。たた、ゲヌムカりントが 5-5 になるず、そのセットを埗るためには2ゲヌム差を぀けお 7-5 ずしなければならない。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "ただし、ゲヌムカりントが6-6ずなった堎合は、次のゲヌムはタむブレヌクずいう特別ルヌルのゲヌムずなり、2ポむント以䞊の差を぀けお7点以䞊先取したほうが取埗し、このセットを埗る。タむブレヌク䞭のポむントは、普通にワン、ツヌ、スリヌ・・・・ず数える。䞻芁な囜際倧䌚の最終セットでは、タむブレヌクのルヌルを採甚せず、2ゲヌム差が付くたで通垞ルヌルでゲヌムを続行する堎合もある。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "タむブレヌクのルヌルは1920幎代に、詊合時間短瞮のために考案されたものである。4倧倧䌚でも、党米オヌプンだけは、最終セットでタむブレヌク決着を採甚しおいる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "なお、珟圚は有力遞手の参加が少なく泚目床の䜎いダブルスの合理化を目的ずしお、2005幎秋以降の男子囜際倧䌚においお、ダブルスのみ、各ゲヌムずもデュヌスなし(ノヌアドバンテヌゞの1本勝負)、1セットを䞀埋5ゲヌム先取方匏(4-4で通垞方匏のタむブレヌクを行う)ずする等のルヌル倉曎が提案されおおり、ダブルスプレむダヌを䞭心ずしお反察運動が起こるなど、倧論争が巻き起こっおいる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "このシステムを詊行した初の囜際倧䌚である2005幎10月のAIGゞャパンオヌプンテニスでは、日本の岩枕聡、鈎朚貎男組が日本人ペアずしお初のツアヌダブルス優勝を果たしおいる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "テニスの甚語は、ロむダルテニスで䜿われるフランス語の甚語から呜名されおいる。", "title": "テニス甚語" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "ボヌルを空䞭に離し(「トス」ず呌ぶ)、そのボヌルをラケットで打぀こず。サヌブによりボヌルを盞手コヌトのサヌビス゚リアに入れる事で、ゲヌムのポむントが開始される。「サヌビス」ずも蚀う。サヌブを打぀人を「サヌバヌ」ず呌ぶ。 倚くの堎合、トスは頭䞊に投げるが、それはサヌブの嚁力を増すためである。トスは頭䞊でなくおもよい。野球のアンダヌスロヌのようにラケットを䞋から振り、ボヌルを打぀堎合、アンダヌサヌブず呌ぶ。プロでも意衚を突くずきにアンダヌサヌブを打぀事がある。サヌブしたボヌルを盞手がリタヌンできない堎合、「サヌビス゚ヌス」ず呌ぶ。このずき盞手がボヌルに觊る事ができなかった堎合、「ノヌタッチ・サヌビス゚ヌス」ず呌ぶ。「ノヌタッチ゚ヌス」ず略す堎合もある。 サヌブに嚁力のある遞手の堎合、サヌブはおっずり早くポむントを皌ぐのに良い歊噚ずなる。そのため、サヌブの匷化はテニスプレヌダヌがい぀も考えおいる課題のひず぀でもある。 サヌブの皮類はボヌルの回転で分類されるこずが倚く、「フラットサヌブ」「スラむスサヌブ」「スピンサヌブ」「トップスラむスサヌブ」ず呌ばれる。", "title": "テニス甚語" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "「フラットサヌブ」はボヌルの回転が少なくスピヌドが速いサヌブである。初心のうちはこれしか打おない。スピヌドが速いが確率が䜎いので、䞀発屋的なサヌバヌが奜んで打぀。", "title": "テニス甚語" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "「スラむスサヌブ」は右効きの堎合、サヌバヌから芋おボヌルは巊に曲がりながら飛ぶ。軌道は䜎いが簡単に習埗しやすいので、もっずも倚甚されるサヌブでもある。プロの堎合、倧きく曲がるので「ノヌタッチ゚ヌス」を取るためにも䜿われる。", "title": "テニス甚語" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "「スピンサヌブ」はバりンドした埌、倧きく匟む。さらに右利きのサヌバヌから芋お右に匟たせる堎合「キックサヌブ」ず呌ぶ。「スピンサヌブ」はネットの䞊を高く超えるのでネットする確率は䜎く、たた、倧きく匟む事で「リタヌン」がしにくいので「セカンドサヌブ」ずしお打たれる事が倚い。ただし習埗には時間がかかり、スピンサヌブが打おたら䞀人前みたいに思われ、初心者の仲間同士では尊敬される。ちなみに「キックサヌブ」は挫画「テニスの王子様」の䞻人公、越前リョヌマの必殺技の「ツむストサヌブ」ずしお玹介されたため、昔の呌び方ずされる「(アメリカン)ツむストサヌブ」ず呌ばれるこずもある。本質的には同じものだが、近幎のテニス雑誌においおは「キックサヌブよりも攻撃的なサヌブがツむストサヌブ」ず差別化を図る動きもある為、䟝然、「キックサヌブ」ず「ツむストサヌブ」の明確な定矩の分け方は存圚しない。", "title": "テニス甚語" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "「トップスラむスサヌブ(たたはスピンスラむスサヌブ)」はトップスピン回転ずスラむス回転を融合したサヌブ。「トップスラむスサヌブ」の軌道はスピンサヌブ同様ネットの䞊を高く超えるが、ボヌル着地埌 の倉化はスラむスサヌブのように右利きのサヌバヌからみお巊に匟む。スピンサヌブの持぀「ネットにかかりにくくサヌビス成功確率が䞊がる」点ずスラむスサヌブの持぀「習埗が容易」ずいう利点をあわせも぀ 䞀般的には「セカンドサヌブ」ずしお打たれるこずが倚いが(特に女子やダブルスにおいお)、䞊玚者たたはプロレベルになるずトップスピンずスラむススピンの割合を調敎し、毎回異なる倉化を䜜り出せるこずから、各皮テニス雑誌においお「サヌビスゲヌムキヌプ率アップの登竜門」的な芋方がなされおいる。", "title": "テニス甚語" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "ラケットの進化によりサヌブの速床は毎幎䞊がる傟向にある。その結果「ノヌタッチ゚ヌス」が激増し、テニスが淡癜になり぀぀ある。このこずはラリヌによる戊略やあらゆるテクニックを楜しみにしおいるファンには物足りない傟向ずも蚀える。", "title": "テニス甚語" } ]
スポヌツ > テニス
{{Wikipedia}} {{Commons|Tennis}} *[[スポヌツ]] > テニス == ルヌル == 1察1の'''シングルス'''ず2察2の'''ダブルス'''がある。 詊合開始前のトスによっお決定された䞀方のプレむダヌが'''サヌバヌ'''、他方が'''レシヌバヌ'''ずなり、ゲヌムごずに亀替する。たた、プレヌするコヌトは、奇数ゲヌム終了ごずに亀替する。サヌバヌはベヌスラむンの倖から盞手コヌトのサヌビス゚リアでバりンドするようにボヌルを打぀。レシヌバヌはサヌブされたボヌルを2回バりンドする前に盞手コヌトに打ち返し、お互いにラリヌを続ける。次のようなずきに倱点盞手方の埗点ずなる。 * サヌブを2回続けおミスダブルフォルトしたずき * サヌブされたボヌルがバりンドする前にレシヌバヌが觊れたずき * 自分のコヌトでボヌルが連続2回バりンドしたずき * 自分の打ったボヌルの1回目のバりンドが、盞手のコヌト倖アりトだったずき * 打ったボヌルが審刀に呜䞭したずき * [[ラケット]]以倖の郚䜍がボヌルに觊れたずき * 盞手コヌト内でボヌルに觊れたずき * 䜓や[[ラケット]]がプレヌ䞭に[[ネット]]に觊れたずきタッチネット、又はネットタッチ * [[ラケット]]以倖の持ち物をコヌト䞊に萜ずしたずき1回目は譊告 * ボヌルがラケットに掠ったずきチップ 埗点は、0点ラブ (love)、1点フィフティヌン (fifteen, 15)、2点サヌティ (thirty, 30)、3点フォヌティ (forty, 40) ず数える。䞀方が4点を取るず1[[ゲヌム]]、6ゲヌム取るず1セット取埗できる。5セットマッチなら、3セット先取するず勝ちである。ポむントが䞡者3点40ず぀になるずデュヌスフォヌティオヌルずは蚀わないずなり、盞手に1点差を぀けるずアドバンテヌゞサヌバヌレシヌバヌ(Advantage[Adv.]server[receiver])ずなる。そのたたもう1点獲埗した堎合そのゲヌムを埗るが、1点盞手に取られた堎合は再びデュヌスずなる。たた、ゲヌムカりントが 5-5 になるず、そのセットを埗るためには2ゲヌム差を぀けお 7-5 ずしなければならない。 ただし、ゲヌムカりントが6-6ずなった堎合は、次のゲヌムはタむブレヌクずいう特別ルヌルのゲヌムずなり、2ポむント以䞊の差を぀けお7点以䞊先取したほうが取埗し、このセットを埗る。タむブレヌク䞭のポむントは、普通にワン、ツヌ、スリヌず数える。䞻芁な囜際倧䌚の最終セットでは、タむブレヌクのルヌルを採甚せず、2ゲヌム差が付くたで通垞ルヌルでゲヌムを続行する堎合もある。 タむブレヌクのルヌルは[[1920幎代]]に、詊合時間短瞮のために考案されたものである。[[グランドスラム (テニス)|4倧倧䌚]]でも、[[党米オヌプン (テニス)|党米オヌプン]]だけは、最終セットでタむブレヌク決着を採甚しおいる。 なお、珟圚は有力遞手の参加が少なく泚目床の䜎いダブルスの合理化を目的ずしお、2005幎秋以降の男子囜際倧䌚においお、ダブルスのみ、各ゲヌムずもデュヌスなしノヌアドバンテヌゞの1本勝負、1セットを䞀埋5ゲヌム先取方匏44で通垞方匏のタむブレヌクを行うずする等のルヌル倉曎が提案されおおり、ダブルスプレむダヌを䞭心ずしお反察運動が起こるなど、倧論争が巻き起こっおいる。 このシステムを詊行した初の囜際倧䌚である2005幎10月の[[ゞャパン・オヌプン・テニストヌナメント|AIGゞャパンオヌプンテニス]]では、日本の岩枕聡、鈎朚貎男組が日本人ペアずしお初のツアヌダブルス優勝を果たしおいる。 == 䜿甚する甚具 == <DIV style="float:right">[[画像:tennis_court.png]]</DIV> * ラケット棒状のグリップの先が茪になっおおり、そこに牛や矊の腞、たたは、ナむロン、ポリ゚ステル補のストリングが匵られおいる。長さ69センチ、重さは240380グラム皋床。材質はグラスファむバヌ、カヌボン、アルミ、スチヌル、朚などである。 * ボヌル癜たたは黄色、衚面はフェルトで芆われおいる。盎埄6.356.67センチメヌトル、重さ56.758.5グラム。 * コヌトサヌフェスはグラス芝、クレヌ土、アンツヌカヌ、ハヌドコンクリヌト、ゎム、グラスサンド砂入り人工芝など。瞊23.77メヌトル、暪10.97メヌトルで、䞭倮に高さ107センチメヌトルのネットが匵られおいる。 == テニス甚語 == テニスの甚語は、ロむダルテニスで䜿われるフランス語の甚語から呜名されおいる。 *'''テニス''' (tennis) :[[フランス語]]の動詞tenirの呜什圢で、「受け取れ」 (hold) ずいう意味の「テネzは発音せず」 (tenez) に由来する。これはロむダルテニスにおけるサヌバヌ偎のプレむダヌの掛け声であり、「サヌブするぞ」 (I am about to serve!) ずいうこずを意味する。[[ゎルフ]]で「フォア」 (Fore!) ずいうのず䌌おいる。 *'''ラケット'''(Racquet) :フランス語の「raquette」からきおいるが、この語は[[アラビア語]]の[[手のひら]] (rakhat) に由来する。 *'''ガット'''(gut) :ラケットに匵られおいる網。正匏にはストリングスず蚀う。ガットの語源は「[[è…ž]]」。 *'''[[デュヌス]]''' (Deuce) :「䞡プレむダヌは同点」 (to both is the game、the two players have equal scores) を意味するフランス語の衚珟、「a deux le jeu」に由来する。 *'''ラブ''' (love) :[[卵]]を意味するフランス語、「l'oeuf」に由来する。れロの蚘号「0」が卵圢をしおいるこずから䜿われた。 :「15」「30」「40」ずいうスコアの数え方は、䞭䞖のフランスでは[[60進法]]が採甚されおいたため、圓初は、0、15、30、45であったものの、45の5が埌に、60進法の廃れた代になっお省略されるようになったものだいう説が有力である。たた、「quinze」「trente」「quarante」ずいう単語が由来するずも蚀われる。 *'''レット'''(let) :サヌブの時、ボヌルがネットに圓たっおサヌビス゚リア内に萜ちるこず。もう䞀床そのサヌブをやり盎す暩利がある。偶に「ネット」ず誀っおコヌルする人がいる。 *'''サヌブ''' ボヌルを空䞭に離し「トス」ず呌ぶ、そのボヌルをラケットで打぀こず。サヌブによりボヌルを盞手コヌトのサヌビス゚リアに入れる事で、ゲヌムのポむントが開始される。「サヌビス」ずも蚀う。サヌブを打぀人を「サヌバヌ」ず呌ぶ。 倚くの堎合、トスは頭䞊に投げるが、それはサヌブの嚁力を増すためである。トスは頭䞊でなくおもよい。野球のアンダヌスロヌのようにラケットを䞋から振り、ボヌルを打぀堎合、アンダヌサヌブず呌ぶ。プロでも意衚を突くずきにアンダヌサヌブを打぀事がある。サヌブしたボヌルを盞手がリタヌンできない堎合、「サヌビス゚ヌス」ず呌ぶ。このずき盞手がボヌルに觊る事ができなかった堎合、「ノヌタッチ・サヌビス゚ヌス」ず呌ぶ。「ノヌタッチ゚ヌス」ず略す堎合もある。 サヌブに嚁力のある遞手の堎合、サヌブはおっずり早くポむントを皌ぐのに良い歊噚ずなる。そのため、サヌブの匷化はテニスプレヌダヌがい぀も考えおいる課題のひず぀でもある。 サヌブの皮類はボヌルの回転で分類されるこずが倚く、「フラットサヌブ」「スラむスサヌブ」「スピンサヌブ」「トップスラむスサヌブ」ず呌ばれる。 「フラットサヌブ」はボヌルの回転が少なくスピヌドが速いサヌブである。初心のうちはこれしか打おない。スピヌドが速いが確率が䜎いので、䞀発屋的なサヌバヌが奜んで打぀。 「スラむスサヌブ」は右効きの堎合、サヌバヌから芋おボヌルは巊に曲がりながら飛ぶ。軌道は䜎いが簡単に習埗しやすいので、もっずも倚甚されるサヌブでもある。プロの堎合、倧きく曲がるので「ノヌタッチ゚ヌス」を取るためにも䜿われる。 「スピンサヌブ」はバりンドした埌、倧きく匟む。さらに右利きのサヌバヌから芋お右に匟たせる堎合「キックサヌブ」ず呌ぶ。「スピンサヌブ」はネットの䞊を高く超えるのでネットする確率は䜎く、たた、倧きく匟む事で「リタヌン」がしにくいので「セカンドサヌブ」ずしお打たれる事が倚い。ただし習埗には時間がかかり、スピンサヌブが打おたら䞀人前みたいに思われ、初心者の仲間同士では尊敬される。ちなみに「キックサヌブ」は挫画「テニスの王子様」の䞻人公、越前リョヌマの必殺技の「ツむストサヌブ」ずしお玹介されたため、昔の呌び方ずされる「アメリカンツむストサヌブ」ず呌ばれるこずもある。本質的には同じものだが、近幎のテニス雑誌においおは「キックサヌブよりも攻撃的なサヌブがツむストサヌブ」ず差別化を図る動きもある為、䟝然、「キックサヌブ」ず「ツむストサヌブ」の明確な定矩の分け方は存圚しない。 「トップスラむスサヌブたたはスピンスラむスサヌブ」はトップスピン回転ずスラむス回転を融合したサヌブ。「トップスラむスサヌブ」の軌道はスピンサヌブ同様ネットの䞊を高く超えるが、ボヌル着地埌 の倉化はスラむスサヌブのように右利きのサヌバヌからみお巊に匟む。スピンサヌブの持぀「ネットにかかりにくくサヌビス成功確率が䞊がる」点ずスラむスサヌブの持぀「習埗が容易」ずいう利点をあわせも぀ 䞀般的には「セカンドサヌブ」ずしお打たれるこずが倚いが特に女子やダブルスにおいお、䞊玚者たたはプロレベルになるずトップスピンずスラむススピンの割合を調敎し、毎回異なる倉化を䜜り出せるこずから、各皮テニス雑誌においお「サヌビスゲヌムキヌプ率アップの登竜門」的な芋方がなされおいる。 ラケットの進化によりサヌブの速床は毎幎䞊がる傟向にある。その結果「ノヌタッチ゚ヌス」が激増し、テニスが淡癜になり぀぀ある。このこずはラリヌによる戊略やあらゆるテクニックを楜しみにしおいるファンには物足りない傟向ずも蚀える。 *'''リタヌン''' :サヌブを返球するこず。返球したボヌルがサヌバヌに觊れずにポむントを埗た堎合「リタヌン゚ヌス」ず呌ぶ。か぀おの[[ゞミヌ・コナヌズ]]は「リタヌン゚ヌス」を量産しおリタヌンの倩才ず蚀われた。 *'''ボヌルボヌむ'''ボヌルパヌ゜ン :テニスの詊合䞭に、ラリヌが終了したボヌルを拟う専門の係。倚くの堎合、そのための蚓緎を受けた子䟛たちが球拟いの仕事をする。 == 技術関連 == *[[/フォアハンド]] *[[/バックハンド]] *[[/ボレヌ]] *[[/サヌブ]] *[[/スマッシュ]] *[[/フットワヌクの皮類]] *[[/プレヌスタむル]] *[[/プロ遞手にみる技術]] *[[/コヌト]] == トレヌニング方法 == *[[/フットワヌク関連]] *[[/ラケットワヌク関連]] [[Category:スポヌツ|おにす]]
null
2021-06-04T00:30:33Z
[ "テンプレヌト:Commons", "テンプレヌト:Wikipedia" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9
3,072
サッカヌ
プレむダヌは11人ず぀の 2チヌムに分かれ、䞀぀のボヌルを䞻に足を䜿っお移動させ、自分のチヌムのゎヌルを守り぀぀、盞手のチヌムのゎヌルぞ運ぶ。詊合時間䞭にゎヌルに入れた回数の倚い方のチヌムが勝ちずなる。 足以倖でも手(腕)以倖であれば䜿っおも良い。手がボヌルに觊れた堎合は反則ずなる。各チヌムの䞭から䞀人だけ、ゎヌルキヌパヌず呌ばれる人が遞出される。ゎヌルキヌパヌだけは基本的に自らのチヌムのゎヌル前に広がるペナルティ゚リア内に限っお手を含む党身を䜿うこずが蚱され、ゎヌルにボヌルを入れられないようにする。ゎヌルキヌパヌはペナルティ゚リアを出お、ボヌルを運ぶこずもできるが、その堎合は、他のプレむダヌ同様に手などを䜿っおはならない。 詳现はサッカヌ/フィヌルドを参照 詳现はサッカヌ/ルヌルを参照 詳现はサッカヌ/技術を参照 倧きく分けお次の4぀のポゞションがある。詳现はサッカヌ/ポゞションを参照 詳现はサッカヌ/戊術を参照
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "プレむダヌは11人ず぀の 2チヌムに分かれ、䞀぀のボヌルを䞻に足を䜿っお移動させ、自分のチヌムのゎヌルを守り぀぀、盞手のチヌムのゎヌルぞ運ぶ。詊合時間䞭にゎヌルに入れた回数の倚い方のチヌムが勝ちずなる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "足以倖でも手(腕)以倖であれば䜿っおも良い。手がボヌルに觊れた堎合は反則ずなる。各チヌムの䞭から䞀人だけ、ゎヌルキヌパヌず呌ばれる人が遞出される。ゎヌルキヌパヌだけは基本的に自らのチヌムのゎヌル前に広がるペナルティ゚リア内に限っお手を含む党身を䜿うこずが蚱され、ゎヌルにボヌルを入れられないようにする。ゎヌルキヌパヌはペナルティ゚リアを出お、ボヌルを運ぶこずもできるが、その堎合は、他のプレむダヌ同様に手などを䜿っおはならない。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "詳现はサッカヌ/フィヌルドを参照", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "詳现はサッカヌ/ルヌルを参照", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "詳现はサッカヌ/技術を参照", "title": "技術" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "倧きく分けお次の4぀のポゞションがある。詳现はサッカヌ/ポゞションを参照", "title": "ポゞション" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "詳现はサッカヌ/戊術を参照", "title": "戊術" } ]
スポヌツ > サッカヌ
{{Wikipedia|サッカヌ}} {{Commons|Soccer (association football)}} *[[スポヌツ]] > サッカヌ == ルヌル == === 基本的な流れ === プレむダヌは11人ず぀の 2チヌムに分かれ、䞀぀のボヌルを䞻に足を䜿っお移動させ、自分のチヌムのゎヌルを守り぀぀、盞手のチヌムのゎヌルぞ運ぶ。詊合時間䞭にゎヌルに入れた回数の倚い方のチヌムが勝ちずなる。 足以倖でも手腕以倖であれば䜿っおも良い。手がボヌルに觊れた堎合は反則ずなる。各チヌムの䞭から䞀人だけ、ゎヌルキヌパヌず呌ばれる人が遞出される。ゎヌルキヌパヌだけは基本的に自らのチヌムのゎヌル前に広がるペナルティ゚リア内に限っお手を含む党身を䜿うこずが蚱され、ゎヌルにボヌルを入れられないようにする。ゎヌルキヌパヌはペナルティ゚リアを出お、ボヌルを運ぶこずもできるが、その堎合は、他のプレむダヌ同様に手などを䜿っおはならない。 === 詊合時間 === * 前埌半45分の蚈90分。 ** 幎霢、性別により倉曎できる。 * 途䞭の遞手亀代や負傷などによる䞭断時間を[[審刀員 (サッカヌ)|審刀員]]が独自に蚈枬し、その分の䜙剰時間アディショナルタむムを付ける。 ** 䞀定以䞊の芏暡の詊合では、第4の審刀員が目安ずなる時間をタッチラむンで明瀺する。 * 時間内に決着が぀かなければ次のように取り扱われる。 *# 匕き分け : 各囜リヌグではそのたた匕き分けにする堎合が倚い。 *# [[延長戊]] : [[トヌナメント]]戊で次のラりンドに進むチヌムを決める堎合に行われる事が倚い。 *# [[PK戊]] : 延長戊でも勝者が決しない堎合に行われる。堎合によっおは延長戊行わずにPK戊ずなるこずもある。 === 出堎人数 === *11人以䞋。䜆し、そのうち1人は必ずゎヌルキヌパヌであるこず。どちらかのチヌムが7人未満の堎合は詊合を行わない。 *FIFA、各倧陞連盟、各囜協䌚が行う公匏競技䌚ではいかなる詊合でも最倧人たで亀代できる。 ** 芪善詊合などでは6人たでの範囲で亀代枠を増やすこずができる察戊者の合意があればさらに増やすこずができる堎合もある。 === フィヌルド === [[画像:Football Field (ja).png|240px|thumb|フィヌルド]] 詳现は'''[[サッカヌ/フィヌルド]]'''を参照 * 倧きさ : 瞊105m×暪68m囜際倧䌚 * ラむン : 12cm以䞋 * ゎヌルの倧きさ : 7.32×2.44m内偎寞法、柱12cm皋床 * コヌナヌフラッグ : 高さ1.5m以䞊 * センタヌサヌクル : ゲヌムの開始時 (キックオフ) 、たた、埗点が入ったずき、ここの䞭心 (センタヌマヌク) からプレむが始められる。盞手偎の遞手がこの゚リアにいるずきは、キックオフするこずができない。 * サむドラむン : フィヌルドの偎方に匕かれたラむン。ボヌルがこのラむンからフィヌルドの倖に出たずき、最埌に觊れた遞手の盞手方のチヌムにスロヌむンが䞎えられる。 * ゎヌルラむン : ゎヌル埌方に匕かれたラむン。ボヌルがこのラむンからフィヌルドの倖に出たずき、最埌に觊れた遞手が攻撃偎の堎合はゎヌルキック、守備偎の堎合はコヌナヌキックになる。 * ペナルティヌ゚リア : この゚リア内では、守備偎のゎヌルキヌパヌがボヌルを手で扱える。たた、守備偎が盎接フリヌキックFK)にあたる反則をした堎合には、攻撃偎にペナルティヌキック (PK) が䞎えられる。{{-}} === 甚具 === [[画像:Fussball.jpg|200px|right|thumb|サッカヌのボヌル]] * [[サッカヌボヌル|ボヌル]] ** 倧きさ : 倖呚は68cm以䞊70cm以䞋 ** 重さ : 410g以䞊450g以䞋詊合開始時 ** 空気圧 : 0.61.1気圧 * シャツ * パンツ * ストッキング * [[スパむク]] * 脛圓おシンガヌドレガヌス * グロヌブキヌパヌ甚 {{-}} === ルヌルに関する甚語 === [[Image:Yellow-red card.svg|80px|right|む゚ロヌカヌドずレッドカヌド]] 詳现は'''[[サッカヌ/ルヌル]]'''を参照 * む゚ロヌカヌド譊告を告げる際に䞻審が提瀺するカヌド。同䞀詊合に2枚で退堎レッドカヌドずなる。 * レッドカヌド退堎を告げる際に䞻審が提瀺するカヌド。 * アドバンテヌゞ守備偎に反則があったが、その反則を取らずに流したほうが明らかに攻撃偎に有利な堎合 (䟋 守備偎に埌ろからのチャヌゞがあっお攻撃偎遞手が倒されたが、ボヌルがこがれお他の攻撃偎遞手に枡り、埗点のチャンスずなった堎合等) はその時点での反則を取らないこずがある。これをアドバンテヌゞずいい、䞻審は䞡手を䞊前方にあげるゞェスチャヌで瀺す。䞀方、それは反則をなかったこずにするずいうこずではないので、ボヌルがタッチを割るなどしおプレヌが切れたずきに、その反則を犯した遞手に譊告や退堎を呜じるこずがある。 * オフサむド盞手偎ゎヌルラむンより前に盞手偎の遞手が2人含むの時に、その遞手の前でボヌルを受けるこず。たたは、ボヌルに関䞎する動きをするこず。たたは、盞手遞手を邪魔するこず。 [[Image:Soccer CK.jpg|200px|right|thumb|コヌナヌキック]] * フリヌキック反則を犯したチヌムぞの眰ずしお盞手チヌムによっお詊合を再開させるキック。盎接埗点できる盎接フリヌキックず、ほかのプレヌダヌに觊れおからでないず埗点できない間接フリヌキックがある。フリヌキックの際は、守備偎遞手は䞀定距離離れなければならないが、その距離が満たされおいなくおも攻撃偎はキックでプレヌを始めるこずができる。 * ペナルティヌキックペナルティヌ゚リア内で反則を犯したチヌムぞの眰ずしお盞手チヌムによっお詊合を再開させるキック。 * コヌナヌキックゎヌルラむンを割ったずきに最埌に觊れた遞手が守備偎だった堎合、フィヌルドの角を瀺すコヌナヌポストの䜍眮から盞手に邪魔されない圢でキックするこずができる。盎接ゎヌルを狙っおもよい。 * ゎヌルキックゎヌルラむンを割ったずきに最埌に觊れた遞手が攻撃偎だった堎合、守備偎がゎヌル゚リア内にボヌルを眮いおキックで再開する。盎接ゎヌルを狙っおもよい。 * スロヌむンタッチラむンを割ったずきに最埌に觊れた遞手の反察のチヌムが、ボヌルが割った䜍眮で頭䞊で䞡手を䜿っおボヌルを投げ入れお詊合を再開する。盎接ゎヌルを狙うこずはできない。スロヌむンのボヌルはオフサむドの察象ずならない。{{-}} ====ファりル及び䞍正行為==== * ハンドリングプレむダヌが手でボヌルを扱う反則。故意や悪質ず刀断されたもの、決定的な埗点の機䌚を阻止した(䟋 觊らなければゎヌルになるシュヌトをフィヌルドプレむダヌが手で阻止した)堎合には、譊告や退堎ずなる。䞀方、たずえばプレヌに䌎い、䜓のバランスを取るために手を広げおいたずころに盞手の蹎ったボヌルが偶然圓たったような堎合は、手に明らかに圓たっおいおも反則を取られない。 * キッキング盞手遞手を蹎るこず。たたは蹎ろうずするこず。 * ストラむキング盞手遞手を打぀こず。たたは打ずうずするこず。 * プッシング盞手遞手を抌すこず。 * ホヌルディング盞手遞手を抌さえるこず。 * トリッピング盞手遞手を躓かせるこず。たたは躓かせようずするこず。 * ゞャンピングアット盞手遞手に飛び掛るこず。 * スピッティング盞手遞手に唟を吐きかけるこず。 * ファヌルコンタクトボヌルを奪う為にタックルしようずしたずきに、ボヌルより前に盞手遞手に接觊するこず。 * ファヌルチャヌゞ過剰な力でタックルを行ったり、非垞に危険なタックルを行ったりするこず。適切なショルダヌチャヌゞはファりルにならない。 * シミュレヌション盞手遞手ずの接觊による転倒を暡擬し、審刀を欺こうずする行為。 == 技術 == 詳现は'''[[サッカヌ/技術]]'''を参照 * シュヌトゎヌルぞ向かっおボヌルを蹎るこず。 * パスボヌルを足で蹎るなどしお味方遞手に枡すこず。 * ドリブルボヌルを蹎りながらボヌルずずもに移動するこず。 * ヘディング頭でボヌルを叩いおパスやシュヌトを行うこず。 * トラップボヌルを受け止めお、次の動きを行いやすい䜍眮にボヌルを移動させるこず。 * フェむント : 盞手遞手にプレヌの意図を読たれないようにするための動䜜。 * ポストプレむゎヌルに背を向けお、盞手遞手を背負いながらボヌルをもらうこず。 * ボディシェむプ : 競技者の動きず身䜓の姿勢を衚す抂念。ボヌルを持っおいるずき持っおいないずき関わらず、垞によいボディシェむプで芖野を確保するこずがいいプレヌをするために非垞に重芁。 * オフ・ザ・ボヌルボヌルを持っおいないずきの動き * オヌバヌラップ埌ろにいる遞手が前にいる遞手を远い越す動き。或いはディフェンダヌの攻撃参加のこずをいう。 * むンタヌセプトパスカット盞手遞手のパスなどを途䞭で止めおボヌルを奪うこず。 * マンマヌク1察1で特定の遞手の守備に぀くこず。 * ショルダヌチャヌゞボヌルを持っおいる遞手に肩をぶ぀けおバランスを厩させるこず。 * スラむディングタックルボヌルに足先から滑り蟌んで盞手遞手からボヌルを奪うこず。 * クリア: 敵が自陣内に攻め入った際、ボヌルを奪い安党地垯に逃すこず。 * チェッキングボヌルを持っおいる盞手遞手に玠早くプレッシャヌをかけるこず。 * ディレむ盞手遞手が前に進もうずするのを遅らせるこず。 * カバヌカバヌリング1人の遞手が抜かれたずきに他の遞手が助けに行くこず。或いはスペヌスを埋めるこず。 == ポゞション == 倧きく分けお次の4぀のポゞションがある。詳现は'''[[サッカヌ/ポゞション]]'''を参照 * [[サッカヌ/ポゞション/ゎヌルキヌパヌ|ゎヌルキヌパヌ]] (GK) : ゎヌルを守る遞手。ペナルティ゚リア内に限るが、唯䞀手でボヌルを扱うこずができる。 * [[サッカヌ/ポゞション/ディフェンダヌ|ディフェンダヌ]] (DF) : 䞻に埌方で守備を行う遞手。 * [[サッカヌ/ポゞション/ミッドフィヌルダヌ|ミッドフィヌルダヌ]] (MF) : 䞻に䞭盀で守備ず攻撃ずを぀なぐ遞手 * [[サッカヌ/ポゞション/フォワヌド|フォワヌド]] (FW) : 䞻に前線で攻撃を行う遞手。 == 戊術 == 詳现は'''[[サッカヌ/戊術]]'''を参照 * [[サッカヌ/戊術/カりンタヌアタック|カりンタヌ・アタック]]: 盞手からボヌルを奪取し、すぐさた攻撃に転じるこず。盞手の守備陣圢が敎う前に攻撃を仕掛けるので倧きな埗点のチャンスずなる。 * ポゞションチェンゞ * サむドアタック: 䞻にりむングやサむドハヌフの遞手がボヌルを保持する攻撃。盞手ゎヌル前に入り蟌む味方遞手にクロスを送るか、サむドの遞手が䞭に切り蟌んで自らシュヌトを打぀パタヌンが倚い。 * ラむンディフェンス * オフサむドトラップ * プレッシング * マンマヌクディフェンス * ゟヌンディフェンス * ゟヌンプレス * フォアチェック * パワヌプレむ: フォワヌドを䞭心に前線に人数を増やし、前線を狙うパスを出しお埗点のチャンスを増やし、ゎヌルを狙うプレむのこず。詊合終了間際にどうしおも埗点が欲しい時に䜿うこずが倚い。 == 甚語 == === 遞手・プレむに関するもの === * ストラむカヌ積極的にシュヌトを打ち埗点を決める遞手 * パサヌパッサヌ : 䞊手にパスを出す遞手 * ドリブラヌ䞊手にドリブルする遞手 * ファンタゞスタ: トリッキヌなプレヌやアクロバティックなプレヌをし芳客を魅了する遞手。 * ハヌドワヌカヌ味方のために激しく動き回っお献身的なプレヌをする遞手。 * 守護神ゎヌルを堅固に守っおくれる優秀なゎヌルキヌパヌ。 * カヌドコレクタヌ : む゚ロヌカヌドをよく出される遞手。 * アシスト : 埗点に぀ながったラストパス。 * ハットトリック : 1詊合個人3ゎヌルを達成するこず。元々はクリケットの甚語。 * マリヌシアずる賢いプレヌ。 * 削る : 厳密にはファりルだが、芋逃される䜍のボディコンタクト。特にスパむクの裏ですね蟺りを蹎ったり膝を入れたりするこず。激しく足をはらいに行く行為などもこう呌ぶ。この堎合はもちろんファりルずなる。 * フリヌ : ボヌルを受ける際、近くに敵がいないこず。 * スペヌス遞手が誰もいない空間。 * ギャップ : ディフェンダヌずディフェンダヌの間にできる隙間。 * バむタル゚リア * むンテンシティ * アむコンタクト === その他 === * [[サッカヌ/サポヌタヌ|サポヌタヌ]] : サッカヌファン・応揎する人々。 * [[サッカヌ/フヌリガン|フヌリガン]] : 暎力的なサッカヌファンのこず。 * [[サッカヌ/ダヌビヌマッチ|ダヌビヌマッチ]] : 同䞀郜垂に本拠地を眮くチヌム同士の察戊。 * 勝ち点䞻にリヌグ戊で導入されおいる。勝利で3点、匕き分けで1点が割り振られる。敗北の堎合は0点。党詊合終了時に勝ち点が倚いほど順䜍が䞊ずなる。 * 指揮官監督のこず。 [[カテゎリ:球技|さ぀かあ]] [[Category:サッカヌ| ]]
2005-12-29T06:52:16Z
2024-03-02T18:10:15Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:Commons", "テンプレヌト:-" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC
3,073
野球
野球は二぀のチヌムが察戊する競技。䞡者が亀互に攻撃を9回ず぀行い、攻撃䞭に埗た点数の合蚈点が倚い方が勝者ずなる。9回ず぀の攻撃で点数が等しい堎合は、延長戊を行う、匕き分けずするなどルヌル䜓系によっお察応が分かれる。 䞀方のチヌムが攻撃しおいる間、他方のチヌムは埗点を阻止すべく守備を行う。攻撃ず守備の䞀巡はむニングず呌ばれ、硬匏野球では、1ゲヌムは9むニングからなる(1ゲヌムにおけるむニング数はルヌル䜓系によっお異なる。1ゲヌム7むニングの堎合もある)。 ある䞀点から正方圢(公匏芏定では䞀蟺が27.431m。以埌括匧の䞭の数倀は党お公匏芏定)を描き、それぞれの角に目印ずなる塁を眮く。䞭の䞀点は本塁(ホヌムベヌス)ず呌び、以䞋反時蚈回り順に䞀塁(ファヌスト)・二塁(セカンド)・䞉塁(サヌド)ず呌ぶ。本塁から二塁ぞの線分䞊の真ん䞭付近(本塁から18.44mの䜍眮)に板を眮く。これは投手板(ピッチャヌズプレヌト)ず呌ばれる。本塁は五角圢をしおおり、投手板は長方圢、他は正方圢である。これらは原則ずしお癜色である。 本塁ず䞀塁ずを結ぶ盎線ず本塁ず䞉塁を結ぶ盎線ずの二塁偎の間をフェアゟヌンず呌び、それ以倖をファりルゟヌンず呌ぶ。本塁ず䞀塁・䞉塁を結ぶ盎線をファりルラむンず呌ぶ。なお、ファりルラむン䞊の郚分はフェアゟヌンずなる。 9人以䞊の2チヌムに分かれ、先攻・埌攻を決定する。先攻・埌攻の決定方法は、ルヌル䜓系などにより異なる。䞡チヌムはあらかじめ9人の攻撃時の打順ず、守備時の守備䜍眮を決定しおおく。投手の代わりに打぀指名打者(DH)ルヌルを䜿甚する堎合には、あわせお指名打者ずその打順も決定しおおく。 守備の際の所定の䜍眮は、およそ次の図および解説に瀺すずおりである。 ただしこれらの䜍眮は投手ず捕手以倖は状況により垞に移動する。たた投手ず捕手以倖は投手の投球前にフェアゟヌン内であれば、打者の邪魔をしない限りどこにいおも良い。 バりンドせずに球が出た堎合はホヌムラン(本塁打)ずなり、打者は4぀の進塁をする暩利(すなわち本塁たで進塁する暩利)を埗る。バりンドした埌に出た堎合ぱンタむトルツヌベヌスずなり、打者は2぀の進塁をする暩利を埗る。 捕った堎所がフェアゟヌン・ファりルゟヌンであるかを問わず、その時点で打者はアりトずなる。このずき高く䞊がったものをフラむ、氎平に飛んだものをラむナヌずいう。 打球の飛んだ方向などにより、審刀員によっお打球がファりルボヌルかフェアボヌルの刀定がなされ、その刀定により䞋蚘のようになる(ファりルボヌルおよびフェアボヌルの詳しいルヌルは、䞊蚘のリンク先を参照されたい)。 野手の倱策や野手遞択によらずに䞀塁に達した堎合を、安打ずいう。 打者が四球・死球や安打などで出塁した堎合は走者ずなる。走者は䞀塁・二塁・䞉塁・本塁の順番に進み、本塁たで進塁した時は攻撃偎に1点が加算される。走者は垞に進塁を詊みるこずが出来るが、走者が塁に䜓の䞀郚を觊れさせおいない状態で守備偎の遞手が持぀球(あるいは球を持ったグロヌブ)に觊れられる(タッチ)ずアりトになる。野手からのタッチを避けるために塁ず塁ずを結ぶラむンから3フィヌト(91センチ)以䞊離れた堎合もアりトになる。たた、走者は自分の前を走る走者を远い越しおはならず、これに反しおもアりトずなる。 四球・死球などで打者が䞀぀以䞊の塁を進塁する暩利を埗た堎合、その進塁する塁䞊にいた走者は順次打者ず同じだけ進塁する暩利を埗る。曎にその走者が進塁する塁䞊にいた走者も同じだけ進塁する暩利を埗る。これに該圓しない走者は進塁できない。すべおの塁に走者がいる(満塁)状態で四球・死球ずなった堎合、䞉塁走者が本塁に進塁する暩利を埗るため、1点が加えられるこずになる。これは抌し出しず呌ばれる。なおホヌムランや゚ンタむトルツヌベヌスの堎合は、塁䞊にいるすべおの走者に打者ず同じ数だけ進塁する暩利が䞎えられる。 䞀塁走者がいる堎合に打者が球を打ち、䞀塁に走っおきた時には䞀塁走者は二塁ぞの進塁を詊みなければならない。このずき二塁にも走者があれば二塁走者も䞉塁ぞ、さらに䞉塁にも走者があれば䞉塁走者も本塁ぞ、それぞれ進塁を詊みなければならない。このように、必ず走者が進塁しなければならない状態のこずをフォヌスプレむずいう。フォヌスプレむのずき、打者を含めた走者が次のベヌスに觊れるたでの間に ずアりトになる。フォヌスプレむの状態で䞊蚘のアりトになるこずをフォヌスアりト(封殺)ずいう。ある走者がフォヌスアりトずなったずき、その走者より前を走る走者はフォヌスの状態からずかれるので、フォヌスアりトずなるこずはない(䟋えばベヌスに球を觊れられおも、それだけではアりトにならない)。 たた、フラむやラむナヌを捕球されおアりトずなった堎合、捕球埌に走者はその打者が打぀盎前にいた塁に觊れ盎さなければならない。觊れ盎す前に守備偎にタッチされた堎合、たたはボヌルを持った野手がその塁に觊れた堎合、走者はそこでアりトずなる。觊れ盎した埌であれば、アりトになる危険を冒しお進塁を詊みるこずができる(これをタッチアップずいう)。 アりトが3぀になったら攻守亀替をする。 先攻偎の攻撃を衚、埌攻偎の攻撃を裏ず蚀い、これを1セットずしおあらかじめ決めおおいた回数(䞀般的には9回)繰り返し、終わった時点で埗点の倚いほうが勝者ずなる。 遞手の亀代は、䞀旊審刀にタむムを芁請した埌に任意の遞手亀代をする事が出来る。控え遞手ず亀代させる堎合、亀代させられた遞手は二床ずその詊合に参加できない。普通は亀代できる控え遞手の䞊限をあらかじめ決めおおく。たた公匏戊では亀代芁員の数はルヌルに決められおおり、あらかじめ登録しおおかなければならない。亀代芁員無しで行っおもかたわない。 打者が亀代する堎合は代打(ピンチヒッタヌ)ず呌ばれ、走者が亀代する時は代走(ピンチランナヌ)投手が亀代する時はリリヌフず呌ばれる。アマチュアでは少ないが、プロやセミプロなどでは投手には圹割分担が為されおいる。この理由には投手の䜓力の点が倧きいが、投手の投げる球に打者の目が慣れる事で打たれやすくなる事から、现かく投手を亀代する事でアりトを取ろうず蚀う理由もある。それぞれの圹割ごずに先発(スタヌタヌ)、䞭継ぎ(セットアッパヌ)、抑え(ストッパヌ、クロヌザヌ)ず呌ばれる。先発は最初から6、7回皋たでを投げ、その埌に䞭継ぎが1、2回を投げ、最埌の1回を抑えが投げる。この数字は固定したものではなく、先発が最埌たで投げ切る(完投)事もあるし、䞭継ぎを䜿わない堎合もある。 Wikipedia版:野球の蚘事説明やリンク先に詳现な説明がされおいたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "野球は二぀のチヌムが察戊する競技。䞡者が亀互に攻撃を9回ず぀行い、攻撃䞭に埗た点数の合蚈点が倚い方が勝者ずなる。9回ず぀の攻撃で点数が等しい堎合は、延長戊を行う、匕き分けずするなどルヌル䜓系によっお察応が分かれる。", "title": "ゲヌムの目的" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "䞀方のチヌムが攻撃しおいる間、他方のチヌムは埗点を阻止すべく守備を行う。攻撃ず守備の䞀巡はむニングず呌ばれ、硬匏野球では、1ゲヌムは9むニングからなる(1ゲヌムにおけるむニング数はルヌル䜓系によっお異なる。1ゲヌム7むニングの堎合もある)。", "title": "ゲヌムの目的" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "ある䞀点から正方圢(公匏芏定では䞀蟺が27.431m。以埌括匧の䞭の数倀は党お公匏芏定)を描き、それぞれの角に目印ずなる塁を眮く。䞭の䞀点は本塁(ホヌムベヌス)ず呌び、以䞋反時蚈回り順に䞀塁(ファヌスト)・二塁(セカンド)・䞉塁(サヌド)ず呌ぶ。本塁から二塁ぞの線分䞊の真ん䞭付近(本塁から18.44mの䜍眮)に板を眮く。これは投手板(ピッチャヌズプレヌト)ず呌ばれる。本塁は五角圢をしおおり、投手板は長方圢、他は正方圢である。これらは原則ずしお癜色である。", "title": "野球堎の抂芁" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "本塁ず䞀塁ずを結ぶ盎線ず本塁ず䞉塁を結ぶ盎線ずの二塁偎の間をフェアゟヌンず呌び、それ以倖をファりルゟヌンず呌ぶ。本塁ず䞀塁・䞉塁を結ぶ盎線をファりルラむンず呌ぶ。なお、ファりルラむン䞊の郚分はフェアゟヌンずなる。", "title": "野球堎の抂芁" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "9人以䞊の2チヌムに分かれ、先攻・埌攻を決定する。先攻・埌攻の決定方法は、ルヌル䜓系などにより異なる。䞡チヌムはあらかじめ9人の攻撃時の打順ず、守備時の守備䜍眮を決定しおおく。投手の代わりに打぀指名打者(DH)ルヌルを䜿甚する堎合には、あわせお指名打者ずその打順も決定しおおく。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "守備の際の所定の䜍眮は、およそ次の図および解説に瀺すずおりである。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "ただしこれらの䜍眮は投手ず捕手以倖は状況により垞に移動する。たた投手ず捕手以倖は投手の投球前にフェアゟヌン内であれば、打者の邪魔をしない限りどこにいおも良い。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "バりンドせずに球が出た堎合はホヌムラン(本塁打)ずなり、打者は4぀の進塁をする暩利(すなわち本塁たで進塁する暩利)を埗る。バりンドした埌に出た堎合ぱンタむトルツヌベヌスずなり、打者は2぀の進塁をする暩利を埗る。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "捕った堎所がフェアゟヌン・ファりルゟヌンであるかを問わず、その時点で打者はアりトずなる。このずき高く䞊がったものをフラむ、氎平に飛んだものをラむナヌずいう。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "打球の飛んだ方向などにより、審刀員によっお打球がファりルボヌルかフェアボヌルの刀定がなされ、その刀定により䞋蚘のようになる(ファりルボヌルおよびフェアボヌルの詳しいルヌルは、䞊蚘のリンク先を参照されたい)。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "野手の倱策や野手遞択によらずに䞀塁に達した堎合を、安打ずいう。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "打者が四球・死球や安打などで出塁した堎合は走者ずなる。走者は䞀塁・二塁・䞉塁・本塁の順番に進み、本塁たで進塁した時は攻撃偎に1点が加算される。走者は垞に進塁を詊みるこずが出来るが、走者が塁に䜓の䞀郚を觊れさせおいない状態で守備偎の遞手が持぀球(あるいは球を持ったグロヌブ)に觊れられる(タッチ)ずアりトになる。野手からのタッチを避けるために塁ず塁ずを結ぶラむンから3フィヌト(91センチ)以䞊離れた堎合もアりトになる。たた、走者は自分の前を走る走者を远い越しおはならず、これに反しおもアりトずなる。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "四球・死球などで打者が䞀぀以䞊の塁を進塁する暩利を埗た堎合、その進塁する塁䞊にいた走者は順次打者ず同じだけ進塁する暩利を埗る。曎にその走者が進塁する塁䞊にいた走者も同じだけ進塁する暩利を埗る。これに該圓しない走者は進塁できない。すべおの塁に走者がいる(満塁)状態で四球・死球ずなった堎合、䞉塁走者が本塁に進塁する暩利を埗るため、1点が加えられるこずになる。これは抌し出しず呌ばれる。なおホヌムランや゚ンタむトルツヌベヌスの堎合は、塁䞊にいるすべおの走者に打者ず同じ数だけ進塁する暩利が䞎えられる。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "䞀塁走者がいる堎合に打者が球を打ち、䞀塁に走っおきた時には䞀塁走者は二塁ぞの進塁を詊みなければならない。このずき二塁にも走者があれば二塁走者も䞉塁ぞ、さらに䞉塁にも走者があれば䞉塁走者も本塁ぞ、それぞれ進塁を詊みなければならない。このように、必ず走者が進塁しなければならない状態のこずをフォヌスプレむずいう。フォヌスプレむのずき、打者を含めた走者が次のベヌスに觊れるたでの間に", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "ずアりトになる。フォヌスプレむの状態で䞊蚘のアりトになるこずをフォヌスアりト(封殺)ずいう。ある走者がフォヌスアりトずなったずき、その走者より前を走る走者はフォヌスの状態からずかれるので、フォヌスアりトずなるこずはない(䟋えばベヌスに球を觊れられおも、それだけではアりトにならない)。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "たた、フラむやラむナヌを捕球されおアりトずなった堎合、捕球埌に走者はその打者が打぀盎前にいた塁に觊れ盎さなければならない。觊れ盎す前に守備偎にタッチされた堎合、たたはボヌルを持った野手がその塁に觊れた堎合、走者はそこでアりトずなる。觊れ盎した埌であれば、アりトになる危険を冒しお進塁を詊みるこずができる(これをタッチアップずいう)。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "アりトが3぀になったら攻守亀替をする。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "先攻偎の攻撃を衚、埌攻偎の攻撃を裏ず蚀い、これを1セットずしおあらかじめ決めおおいた回数(䞀般的には9回)繰り返し、終わった時点で埗点の倚いほうが勝者ずなる。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "遞手の亀代は、䞀旊審刀にタむムを芁請した埌に任意の遞手亀代をする事が出来る。控え遞手ず亀代させる堎合、亀代させられた遞手は二床ずその詊合に参加できない。普通は亀代できる控え遞手の䞊限をあらかじめ決めおおく。たた公匏戊では亀代芁員の数はルヌルに決められおおり、あらかじめ登録しおおかなければならない。亀代芁員無しで行っおもかたわない。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "打者が亀代する堎合は代打(ピンチヒッタヌ)ず呌ばれ、走者が亀代する時は代走(ピンチランナヌ)投手が亀代する時はリリヌフず呌ばれる。アマチュアでは少ないが、プロやセミプロなどでは投手には圹割分担が為されおいる。この理由には投手の䜓力の点が倧きいが、投手の投げる球に打者の目が慣れる事で打たれやすくなる事から、现かく投手を亀代する事でアりトを取ろうず蚀う理由もある。それぞれの圹割ごずに先発(スタヌタヌ)、䞭継ぎ(セットアッパヌ)、抑え(ストッパヌ、クロヌザヌ)ず呌ばれる。先発は最初から6、7回皋たでを投げ、その埌に䞭継ぎが1、2回を投げ、最埌の1回を抑えが投げる。この数字は固定したものではなく、先発が最埌たで投げ切る(完投)事もあるし、䞭継ぎを䜿わない堎合もある。", "title": "詊合" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "Wikipedia版:野球の蚘事説明やリンク先に詳现な説明がされおいたす。", "title": "野球競技の実際" } ]
スポヌツ > 野球
{{Wikipedia|野球}} {{Commons|Baseball}} *[[スポヌツ]] > 野球 ==ゲヌムの目的== 野球は二぀のチヌムが察戊する競技。䞡者が亀互に'''攻撃'''を9回ず぀行い、攻撃䞭に埗た点数の合蚈点が倚い方が勝者ずなる。9回ず぀の攻撃で点数が等しい堎合は、延長戊を行う、匕き分けずするなどルヌル䜓系によっお察応が分かれる。 䞀方のチヌムが攻撃しおいる間、他方のチヌムは埗点を阻止すべく'''守備'''を行う。攻撃ず守備の䞀巡は'''むニング'''ず呌ばれ、硬匏野球では、1ゲヌムは9むニングからなる1ゲヌムにおけるむニング数はルヌル䜓系によっお異なる。1ゲヌム7むニングの堎合もある。 ==[[野球堎]]の抂芁== ある䞀点から正方圢公匏芏定では䞀蟺が27.431m。以埌括匧の䞭の数倀は党お公匏芏定を描き、それぞれの角に目印ずなる'''塁'''を眮く。䞭の䞀点は本塁ホヌムベヌスず呌び、以䞋反時蚈回り順に䞀塁ファヌスト・二塁セカンド・䞉塁サヌドず呌ぶ。本塁から二塁ぞの線分䞊の真ん䞭付近本塁から18.44mの䜍眮に板を眮く。これは投手板ピッチャヌズプレヌトず呌ばれる。本塁は五角圢をしおおり、投手板は長方圢、他は正方圢である。これらは原則ずしお癜色である。 本塁ず䞀塁ずを結ぶ盎線ず本塁ず䞉塁を結ぶ盎線ずの二塁偎の間をフェアゟヌンず呌び、それ以倖をファりルゟヌンず呌ぶ。本塁ず䞀塁・䞉塁を結ぶ盎線をファりルラむンず呌ぶ。なお、ファりルラむン䞊の郚分はフェアゟヌンずなる。 ==詊合== ===詊合開始たでの準備=== 9人以䞊の2チヌムに分かれ、先攻・埌攻を決定する。先攻・埌攻の決定方法は、ルヌル䜓系などにより異なる。䞡チヌムはあらかじめ9人の攻撃時の[[打順]]ず、守備時の守備䜍眮を決定しおおく。投手の代わりに打぀[[指名打者]](DH)ルヌルを䜿甚する堎合には、あわせお指名打者ずその打順も決定しおおく。 ===守備䜍眮=== 守備の際の所定の䜍眮は、およそ次の図および解説に瀺すずおりである。 *[[投手]]ピッチャヌ プレヌトの䞊に立぀。 *[[捕手]]キャッチャヌ 本塁の少し埌ろに䜍眮する。 *[[䞀塁手]]ファヌスト 䞀塁の付近に立぀。 *[[二塁手]]セカンド 二塁から䞀塁に少し寄った所に立぀。 *[[䞉塁手]]サヌド 䞉塁の付近に立぀。 *[[遊撃手]]ショヌトストップ 二塁から䞉塁に少し寄った所に立぀。 *[[巊翌手]]レフト 遊撃手の埌方に立぀。 *[[䞭堅手]]センタヌ 二塁の埌方に立぀。 *[[右翌手]]ラむト 二塁手の埌方に立぀。 ただしこれらの䜍眮は投手ず捕手以倖は状況により垞に移動する。たた投手ず捕手以倖は投手の投球前にフェアゟヌン内であれば、打者の邪魔をしない限りどこにいおも良い。 ===投手察打者=== *投手は[[マりンド]]から、18.44メヌトル先にいる捕手に向かっおボヌルを投げる投球ずいう。 *打者は[[バッタヌボックス]]の䞭からそのボヌルを[[バット_(野球)|バット]]を䜿っお打぀[[バッティング]]。ただし、実際にボヌルを打぀かどうかは、打者の刀断に任される。 *打者が打たなかった打おなかった堎合は、球審により[[ストラむク (野球)|ストラむク]]たたは[[ボヌル (野球)|ボヌル]]が宣告される。 **次の条件に圓たるものをストラむクずいう。 ***打者がバットを振ったがボヌルがバットに圓たらなかった堎合[[空振り]]ずいう。 ***投手の投げたボヌルが[[ホヌムベヌス]]の䞊で、か぀、打者の膝より䞊、胞よりも䞋の高さ[[ストラむクゟヌン]]を通過した堎合。打者が振らずにストラむクになった堎合を'''芋逃し'''ずいう。 ***打者のバットにボヌルが圓たったものの、かすった皋床や倚少投球のコヌスが倉化した皋床である堎合で、か぀、捕手がそれを地面に぀かない状態で捕球した堎合。 **ストラむクの条件のいずれにも圓おはたらない投球を'''ボヌル'''ずいう。 *同じ打垭でストラむクが3回に達するこずを[[䞉振]]ずいい、打者はアりトになる。ただし、䞀塁に走者がいないずきかアりトカりントが2぀のずきに、捕手が投球を正芏に捕球できなかった堎合には、打者は盎ちにアりトずはならず、走者ずしお䞀塁に向けお走るこずができる。この堎合、守備偎は打者走者にボヌルをタッチするか、打者走者が䞀塁に達する前に䞀塁に送球しなければアりトは成立しない日本ではこれを'''[[振り逃げ]]'''ずいう。<!-- なお、2アりトで走者が䞀塁にいる際は、[[刺殺]]が成立する。--> *同じ打垭でボヌルが4回に達するこずを[[四球]]フォアボヌルずいう。打者はアりトにされるこずなく䞀塁に進むこずができる。 *投球が打者に圓たった堎合を[[死球]]デッドボヌルずいう。打者はアりトにされるこずなく䞀塁に進むこずができる。ただし、投球がストラむクゟヌンを通過した堎合や、打者が空振りした堎合はストラむクである。 *打者がボヌルを打った堎合は、次節に瀺すルヌルに基づく。 *打者がアりトになるか、走者ずしお䞀塁に達したら、次の打者の打順ずなる。 *以䞊を攻撃偎のアりトが3぀に達するたで行い、アりトが3぀になったら攻守を亀代する。 ===打者が打った堎合のルヌル=== ;フェアゟヌン内のフェンスの向こう偎や川など、これ以䞊球を遞手が远っおいけない所に打者が打ったボヌル打球が出た堎合 バりンドせずに球が出た堎合は'''[[ホヌムラン]]'''本塁打ずなり、打者は4぀の進塁をする暩利すなわち本塁たで進塁する暩利を埗る。バりンドした埌に出た堎合は'''[[゚ンタむトルツヌベヌス]]'''ずなり、打者は2぀の進塁をする暩利を埗る。 ;打球がグラりンドに䞀床もバりンド着地せずに守備偎の遞手野手が捕球した堎合 捕った堎所がフェアゟヌン・ファりルゟヌンであるかを問わず、その時点で打者は[[アりト]]ずなる。このずき高く䞊がったものを'''[[飛球|フラむ]]'''、氎平に飛んだものを'''ラむナヌ'''ずいう。 ;䞊蚘以倖の堎合 打球の飛んだ方向などにより、審刀員によっお打球が[[ファりルボヌル]]か[[フェアボヌル]]の刀定がなされ、その刀定により䞋蚘のようになるファりルボヌルおよびフェアボヌルの詳しいルヌルは、䞊蚘のリンク先を参照されたい。 *打球が'''ファりルボヌル'''になった堎合 :走者などを元の状態に戻し、投球をやり盎す。このずき打者にストラむクが1぀远加されるただしすでに2぀ストラむクがある堎合は数えない。 *打球が'''フェアボヌル'''になった堎合 :打者は走者ずしお䞀塁ぞ進たなければならない。この間に、䞋の'''走者'''の節で説明するフォヌスアりトの状態になるず、打者はアりトずなる。途䞭で障害物審刀、フェンス、塁などに球が圓たった堎合はその真䞋の地点でバりンドしたずみなされる。アりトにされるこずなく䞀塁に到達すれば、打者は䞀塁の䞊で安党に埅機するこずが出来る。たた、アりトになる危険を冒しお曎に二塁、䞉塁、本塁ぞの進塁を詊みるこずも出来る。 野手の[[倱策]]や[[野手遞択]]によらずに䞀塁に達した堎合を、[[安打]]ずいう。 ===[[走者]]=== 打者が四球・死球や安打などで出塁した堎合は走者ずなる。走者は䞀塁・二塁・䞉塁・本塁の順番に進み、本塁たで進塁した時は攻撃偎に1点が加算される。走者は垞に進塁を詊みるこずが出来るが、走者が塁に䜓の䞀郚を觊れさせおいない状態で守備偎の遞手が持぀球あるいは球を持ったグロヌブに觊れられるタッチずアりトになる。野手からのタッチを避けるために塁ず塁ずを結ぶラむンから3フィヌト91センチ以䞊離れた堎合もアりトになる。たた、走者は自分の前を走る走者を远い越しおはならず、これに反しおもアりトずなる。 四球・死球などで打者が䞀぀以䞊の塁を進塁する暩利を埗た堎合、その進塁する塁䞊にいた走者は順次打者ず同じだけ進塁する暩利を埗る。曎にその走者が進塁する塁䞊にいた走者も同じだけ進塁する暩利を埗る。これに該圓しない走者は進塁できない。すべおの塁に走者がいる満塁状態で四球・死球ずなった堎合、䞉塁走者が本塁に進塁する暩利を埗るため、1点が加えられるこずになる。これは'''抌し出し'''ず呌ばれる。なおホヌムランや゚ンタむトルツヌベヌスの堎合は、塁䞊にいるすべおの走者に打者ず同じ数だけ進塁する暩利が䞎えられる。 䞀塁走者がいる堎合に打者が球を打ち、䞀塁に走っおきた時には䞀塁走者は二塁ぞの進塁を詊みなければならない。このずき二塁にも走者があれば二塁走者も䞉塁ぞ、さらに䞉塁にも走者があれば䞉塁走者も本塁ぞ、それぞれ進塁を詊みなければならない。このように、必ず走者が進塁しなければならない状態のこずを'''[[フォヌスプレむ]]'''ずいう。フォヌスプレむのずき、打者を含めた走者が次のベヌスに觊れるたでの間に #守備偎によっお遞手が持った球もしくは球を持ったグロヌブにタッチされる #球を持った遞手が、走者が進たなければならない次のベヌスに、球もしくは球を持ったグロヌブあるいは䜓の䞀郚を觊れさせるベヌスタッチする ずアりトになる。フォヌスプレむの状態で䞊蚘のアりトになるこずを'''フォヌスアりト'''封殺ずいう。ある走者がフォヌスアりトずなったずき、その走者より前を走る走者はフォヌスの状態からずかれるので、フォヌスアりトずなるこずはない䟋えばベヌスに球を觊れられおも、それだけではアりトにならない。 たた、フラむやラむナヌを捕球されおアりトずなった堎合、捕球埌に走者はその打者が打぀盎前にいた塁に觊れ盎さなければならない。觊れ盎す前に守備偎にタッチされた堎合、たたはボヌルを持った野手がその塁に觊れた堎合、走者はそこでアりトずなる。觊れ盎した埌であれば、アりトになる危険を冒しお進塁を詊みるこずができるこれを[[タッチアップ]]ずいう。 ===攻守亀替=== アりトが3぀になったら攻守亀替をする。 ===詊合終了=== 先攻偎の攻撃を衚、埌攻偎の攻撃を裏ず蚀い、これを1セットずしおあらかじめ決めおおいた回数䞀般的には9回繰り返し、終わった時点で埗点の倚いほうが勝者ずなる。 *最終回の衚が終了した時点で埌攻偎の埗点が先攻偎を䞊回っおいる堎合、最終回の裏を行うこずなく詊合終了ずなる。 *最終回の衚が終了した時点で、先攻偎の埗点が埌攻偎を䞊回っおいるか、たたは先攻偎・埌攻偎の埗点が等しい堎合は最終回の裏を行う。最終回の裏の埌攻偎の攻撃で、埌攻偎の埗点が先攻偎を䞊回った堎合、その時点で盎ちに詊合終了ずなる。これを'''[[サペナラゲヌム]]'''ずいう。先攻偎の立堎で蚀えば「サペナラ負け」、埌攻偎の立堎では「サペナラ勝ち」、安打によっお入った埗点による堎合は「サペナラ安打」などずいうように䜿う。 *最終回の裏が終了した時点で先攻偎・埌攻偎の埗点が等しい堎合は延長戊を行い、勝負を決定する。ただし、延長戊をどこたで行うかは各リヌグにより異なる。芏定回数もしくは芏定詊合時間たで行っおもなお埗点が等しい堎合は匕き分けずなる。 *降雚・倩灜・日没などで詊合続行が困難になった堎合、最終回たで達しおいなくおも'''[[コヌルドゲヌム]]'''が宣告され詊合終了ずなるこずがある。コヌルドゲヌムは、各リヌグのルヌル・詊合進行状況などで詊合ずしお有効か無効かが決定される。 *途䞭に怪我などでチヌムの人数が9人以䞋ずなった堎合は棄暩負けずなる。 ===遞手亀代=== 遞手の亀代は、䞀旊審刀に'''タむム'''を芁請した埌に任意の遞手亀代をする事が出来る。控え遞手ず亀代させる堎合、亀代させられた遞手は二床ずその詊合に参加できない。普通は亀代できる控え遞手の䞊限をあらかじめ決めおおく。たた公匏戊では亀代芁員の数はルヌルに決められおおり、あらかじめ登録しおおかなければならない。亀代芁員無しで行っおもかたわない。 打者が亀代する堎合は'''[[代打]]'''ピンチヒッタヌず呌ばれ、走者が亀代する時は'''[[代走]]'''ピンチランナヌ投手が亀代する時はリリヌフず呌ばれる。アマチュアでは少ないが、プロやセミプロなどでは投手には圹割分担が為されおいる。この理由には投手の䜓力の点が倧きいが、投手の投げる球に打者の目が慣れる事で打たれやすくなる事から、现かく投手を亀代する事でアりトを取ろうず蚀う理由もある。それぞれの圹割ごずに先発スタヌタヌ、䞭継ぎセットアッパヌ、抑えストッパヌ、クロヌザヌず呌ばれる。先発は最初から6、7回皋たでを投げ、その埌に䞭継ぎが1、2回を投げ、最埌の1回を抑えが投げる。この数字は固定したものではなく、先発が最埌たで投げ切る完投事もあるし、䞭継ぎを䜿わない堎合もある。 ==野球競技の実際== [[w:野球|Wikipedia版野球]]の蚘事説明やリンク先に詳现な説明がされおいたす。 [[カテゎリ:球技|やきゆう]] [[en:Baseball]] [[it:Baseball]] [[pa:àš¬à©‡àšžàš¬àšŸàš²]]
null
2022-12-28T12:40:25Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:Commons" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%87%8E%E7%90%83
3,075
チェス/チェスずは
チェスは将棋ず違い、以䞋の堎合匕き分けずなる。 以䞋の手は反則であり指すこずはできない。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "チェスは将棋ず違い、以䞋の堎合匕き分けずなる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "以䞋の手は反則であり指すこずはできない。", "title": "ルヌル" } ]
null
== ルヌル == === 甚具 === [[Image:Staunton chess set.jpg|thumb|right|暙準的なチェスセットず察局時蚈]] * [[w:チェスボヌド|チェスボヌド]]チェス盀 - 瞊暪8マスず぀に区切られ、癜ず黒たたはそれに代わる濃色ず淡色で[[w:垂束暡様|垂束暡様]]に塗り分けられた盀。 * [[w:駒|駒]] - [[w:キング (チェス)|キング]](King)・[[w:クむヌン (チェス)|クむヌン]](Queen)・[[w:ビショップ|ビショップ]](Bishop)・[[w:ナむト (チェス)|ナむト]](Knight)・[[w:ルヌク|ルヌク]](Rook)・[[w:ポヌン|ポヌン]](Pawn)の6皮類。それぞれ動きが決たっおいる。[[w:チェス#駒の動き|駒の動き]]参照 ** このうちポヌンずキングを陀く4皮類を特に狭矩の'''ピヌス'''圹駒ずいう。 ** 圹駒のうちクむヌンずルヌクを[[w:倧駒|倧駒]]'''メゞャヌピヌス'''、ビショップずナむトを[[w:小駒|小駒]]'''マむナヌピヌス'''ず呌ぶ。 * 正匏な察局では察局者自身による[[w:棋譜|棋譜]]の蚘録が求められる。 * [[w:持ち時間|持ち時間]]制の察局では[[w:察局時蚈|察局時蚈]]が䜿甚される。 === 基本ルヌル === * ゲヌムはチェスボヌドの盀䞊で行う。 * 競技者双方は亀互に、盀䞊にある自分の駒を䞀回ず぀動かす。 * ナむトを陀き、他の駒を飛び越しお移動するこずはできない。 * 自分の駒を動かすずき、移動先のマスに盞手の駒があればその駒を取り、取った駒の圚ったマスぞ移動する。䞀床取られた駒は盀䞊から陀去する。 * 競技者は盞手のキングを[[w:チェックメむト|チェックメむト]][[w:詰み|詰み]]するこずを目指す。詳现は勝敗の決め方を参照 * 特殊なルヌル駒の動きで説明 ** キャスリング ** プロモヌション ** アンパッサン === 駒の初期䜍眮 === * チェスボヌドは、右䞋が癜マス薄い色のマスになるように眮く。 * 開始時には駒を次のように䞊べる。   [[File:AAA_SVG_Chessboard_and_chess_pieces_02.svg|300px]] * 䞊図のように、盀面を図ずしお衚瀺する堎合、䞋偎が癜先手、䞊偎が黒埌手ずなる。 ** 癜から芋お、チェスボヌドの巊䞋のマスを基点ずし、暪方向にa、b、c、 、h、瞊方向に1、2、3、 、8 ずマス目の䜍眮を衚す座暙が決められおいる。瞊の列のこずを'''ファむル'''ず呌び、暪の列のこずを'''ランク'''ずいう。チェスの棋譜はこの座暙を䜿っお衚される。 ** たたチェスの棋譜では、キングは'''K'''、クむヌンは'''Q'''、ルヌクは'''R'''、ビショップは'''B'''、ナむトは'''N'''で衚される。通垞ポヌンは䜕も曞かないこずで衚される * キングずクむヌンは自分から芋お䞀番手前の列の䞭倮に配する。この時、キングは自分の駒ず異なる色芖芚的に目立぀ためずされるのマスに、クむヌンは自分の駒ず同じ色"Queen on her own color"ず蚀われるのマスに配する。結果ずしお、キング同士、クむヌン同士が向かい合う配眮ずなる。 === 駒の動き === ==== [[w:キング (チェス)|キング]](K) ==== {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |- |width=18| ||width=18| ||width=18| ||width=18| ||width=18|  |- | ||○||○||○||  |- | ||○||'''K'''||○||  |- | ||○||○||○||  |- | || || || ||  |} * 呚りに1マス動ける。 * 䜕もしなければ盞手にキングを取られおしたう状態を'''チェック'''ずいう。 * 自分のキングにチェックをかけられるず、必ずそれを回避する手を指さなければならない。次のような手で回避する。 ** キングにチェックをかけおいる駒を取る。 ** キングをチェックのかからないマスに移動させる。 ** 盞手の駒の利き筋に自駒を移動させる。 * 次の条件を満たす堎合、キングを暪に2マス移動し、移動した方向のルヌクをキングの逆隣aファむルのルヌクならdファむル、hファむルのルヌクならfファむルに動かすこずができる。'''キャスリング''' ** キングず移動する方のルヌクずの間に他の駒がない。 ** キングず移動する方のルヌクがずもに初期䜍眮から䞀床も動いおいない。 ** キングにチェックがかかっおいない。 ** キングの移動するルヌト䞊に盞手の駒が利いおいない。 ==== [[w:クむヌン (チェス)|クむヌン]](Q) ==== {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |- |width=18|||width=18| ||width=18|||width=18| ||width=18| |- | ||||||||  |- |―||―||'''Q'''||―||― |- | ||||||||  |- ||| |||| || |} * 瞊暪斜め方向にどこたでも動ける。 ==== [[w:ビショップ|ビショップ]](B) ==== {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |- |width=18|||width=18| ||width=18| ||width=18| ||width=18| |- | |||| ||||  |- | || ||'''B'''|| ||  |- | |||| ||||  |- ||| || || || |} * 斜め方向にどこたでも動ける。 ==== [[w:ナむト (チェス)|ナむト]](N) ==== {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |- |width=18| ||width=18|☆||width=18| ||width=18|☆||width=18|  |- |☆|| || || ||☆ |- | || ||'''N'''|| ||  |- |☆|| || || ||☆ |- | ||☆|| ||☆||  |} * 前埌ぞ2マス、暪ぞ1マスの䜍眮、たたは暪ぞ2マス、前埌ぞ1マスの䜍眮に移動できる。 ** 珟圚いるマスず異なる色のマスに移動するこずになる。 * その際、他の駒を飛び越えお移動する。 ==== [[w:ルヌク|ルヌク]](R) ==== {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |- |width=18| ||width=18| ||width=18|||width=18| ||width=18|  |- | || |||| ||  |- |―||―||'''R'''||―||― |- | || |||| ||  |- | || |||| ||  |} * 瞊暪方向にどこたでも動ける。 ==== [[w:ポヌン|ポヌン]](P) ==== {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |- |width=18| ||width=18| ||width=18| ||width=18| ||width=18|  |- | ||×||○||×||  |- | || ||'''P'''|| ||  |- | || || || ||  |- | || || || ||  |} * 前方に1マス動ける。 ** 初期䜍眮にある堎合のみ、2マス前に進むこずもできる。 * 駒を取るずきにのみ斜め前に動く。図䞭の× * ポヌンが盞手の最終ランク癜なら8ランク、黒なら1ランクに達するず、キングずポヌンを陀く4皮類の駒のうち任意のものに成らなければならない。ちなみに、倚くの堎合はクむヌンに成る。'''プロモヌション''' * 癜のポヌンが5ランク黒なら4ランクにある時に、移動前の黒癜ポヌンが2マス前ぞ移動しお盞手に獲られるのを避けた堎合、その黒癜ポヌンの移動の盎埌であるなら癜黒ポヌンは黒癜ポヌンを取りながら斜め前に進むこずができる。'''アンパッサン''' === ゲヌムの始め方 === * 垞に癜が先手になる。 * 片方の競技者が䞡手にそれぞれ癜ず黒のポヌンを䞀぀ず぀握る。その埌、もう䞀方の競技者が右手か巊手かを遞び、遞んだ手の䞭にあるほうの色の駒を䜿う。 * 公匏詊合などで同䞀の盞手ず耇数回通垞は偶数のゲヌムをするずきは、䞡者が癜・黒を亀互にも぀。 === 勝敗の決め方 === * どちらか䞀方が、チェックがかかっおいおか぀、ルヌル䞊可胜な着手がなくなったずき、負けずなる。すなわち、盞手のキングを远い詰め、チェックの回避ができない状態にすれば勝ちである。この状態を'''チェックメむト'''詰みずいう。 * どちらか䞀方が、自分の手番のずきに'''リザむン'''[[w:投了|投了]]するこずで負けずなる。たいおいの堎合、自分のキングが詰み筋に入った堎合や、駒損が倚く匕き分けにも持ち蟌めない堎合にリザむンする。キングを倒すこずで、リザむンの意を衚す。 * [[w:持ち時間|持ち時間]]制の堎合、持ち時間が切れるず負けになる。 ==== 匕き分けに぀いお ==== チェスは将棋ず違い、以䞋の堎合匕き分けずなる。 * 自分の手番で、自分のキングにチェックはかかっおいないが、合法手がない堎合。[[w:ステむルメむト|ステむルメむト]] * 双方に盞手のキングをチェックメむトできる駒がなくなったずき。次の駒の組合せの堎合、たずえ盞手の駒がキングだけであっおもチェックメむトできない。 ** キング+ビショップ ** キング+ナむト ** キング+ナむト+ナむト理論的には可胜。ただし、そのためにはチェックメむトされる偎がチェックメむトされるように動く必芁がある。 * 同䞀局面が3回珟れた堎合。[[w:千日手|千日手]] ** 連続チェックでの千日手は特に'''パペチュアルチェック'''ずいう。 * 50手連続しお䞡者ずもポヌンを動かす、盞手の駒を取る、ずいう事がない時。50手ルヌル ** 双方が1回ず぀動かしたずき1手ず数える。したがっお、100回の動き。 * 䞀方が匕き分けを提案し、盞手がそれを了承したずき。 === 反則 === 以䞋の手は反則であり指すこずはできない。 * 自らの着手の埌、自分のキングがチェックのかかった状態にあっおはいけない。すなわち、盞手にチェックされた堎合はチェックを回避しなければならないし、キングを盞手の駒の利きに移動しおはならない。もしそのような手を指しおも、その手は無効手ずなる。'''むリヌガルムヌブ''' * その他、基本ルヌルに反する行為ずしお、2手続けお指す、ポヌンが成れない状況で成る、ポヌンが成った駒を再びポヌンの状態に戻す、なども反則ず考えられ、無効ずなる。 * 䞀床手を觊れた駒は䞊蚘の手を陀き、必ず動かさなければならない堎合もある。'''タッチアンドムヌブ''' [[Category:チェス|*]]
null
2018-08-13T06:08:51Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%81%AF
3,076
将棋/将棋ずは
䞊の衚では䟿宜的に成銀を「党」、成桂を「圭」、成銙を「杏」ず衚瀺しおいる。この衚蚘は、将棋駒の掻字がない環境で(特に詰将棋で)しばしば甚いられる。成銀を「党」、成桂を「今」、成銙を「仝」、ず金を「䞪」で衚す流儀もある。 察局者の棋力の差によっお手合割がある皋床決たっおくる。 棋力が同じくらいの堎合、平手戊ずする。平手戊の堎合、開始時には駒を次のように䞊べる。 先手から芋お、将棋盀の右䞊のマスを基点ずし、暪方向に1、2、3、...、9、瞊方向に䞀、二、䞉、...、九ずマス目の䜍眮を衚す座暙が決められおいる。棋譜はこの数字を甚いお衚珟される。たた、先手は▲、埌手は△で瀺すのが䞀般的である。 先手・埌手は、棋力が同じ皋床の者同士であれば振り駒により決定するこずが倚い。棋力に倚少差がある堎合には匱い者が先手をも぀。棋力の差が非垞に倧きく、平手では勝負にならない堎合、ハンデを぀けた駒萜ち戊ずする堎合もある。 駒萜ち戊の堎合、駒を萜ずした方を䞊手(うわお)、萜ずされた方を䞋手(したお)ずいう。駒萜ち戊では䞊手から指し始める。 将棋の戊法䞀芧(将棋の戊法䞀芧)、将棋の栌蚀なども参照のこず。 䞀局の察局はおおよそ100手前埌(先手・埌手それぞれの着手を1手ず数える)で勝負が぀くが、察局党䜓を倧きく以䞋の3぀に分けるこずができる。ただし、䜕手目たでが序盀であるかなど、明確な線を匕くこずは通垞はできない。 序盀戊はたず自軍の陣圢を敎えるこずから始たる。倚くは定跡化されおおり、その知識ず研究に加えお、盞手の動きを芋ながら先々の有利を芋据える倧局芳が重芁ずなる。詳しくは将棋の戊法䞀芧を参照のこず。 初手は角道を開ける▲7六歩か飛車先の歩を突く▲2六歩のどちらかが垞識ずされ、ほずんどの察局はこのどちらかで開始される。 基本的には金や銀を䜿っお玉の守りを固め(囲い)ながら、歩や銀、桂、倧駒を繰り出しお敵を攻める䜓勢を䜜るこずになる。囲いを簡略化しおすぐに攻めに入るこずを急戊ずいい、じっくりず固めおから戊いに入るこずを持久戊ずいう。 戊法は、飛車を初期䜍眮から動かさずに攻める居飛車ず、巊ぞ動かしお展開する振り飛車の二通りに倧別され、それぞれに定跡が研究されおいる。ほずんどの将棋指しは居飛車を奜む「居飛車党」ず振り飛車を奜む「振り飛車党」のどちらかに倧別されるほどである。 双方が囲い合い、駒のぶ぀かり合いが始たるず䞭盀戊に突入する。 䞭盀戊は、駒を取り合い、敵陣に切り蟌んで盞手の囲いを厩しに行く戊いになる。駒の損埗ず働きが重芁になる。 銀、桂、歩などを繰り出しながら盞手の駒を攻めお駒埗を狙い、敵陣に攻め入っお韍、銬やず金などを䜜っお盞手玉の囲いを脅かすこず、たたそのような盞手の攻めを防ぐ(受ける)攻防が䞻ずなる。攻めず受けのどちらに䞻県をおくかによっお個人の棋颚が良く珟れる郚分である。 䞀方たたは䞡方の囲いが厩れ出すず、終盀戊に突入する。 終盀戊では、いよいよ盞手の玉を詰たしに行く(寄せる)戊いになる。駒埗よりも玉を寄せるスピヌドが重芁ずなり、正確な読みの力が重芁ずなる。コンピュヌタが埗意ずする郚分でもある。この段階では、ある駒の利きをふさいでる駒(邪魔駒ずいう)も倚々芋られるようになる。 囲いを厩しながら盞手玉に迫り、詰めろをかけ続け、最終的には詰将棋のように王手の連続で詰みたで持っお行くこずになる。お互いに玉に迫りあっおいる堎合、盞手ぞの詰めろを䞀手倖すず逆に自玉にかけ返されおしたうので、䞀手の緩手で勝敗がひっくり返っおしたうこずもある重芁な局面である。 䞀方的な堎合は詰められるのを逃れるために逃げ道を確保する。入玉を目指し早めに逃げるこずもある。 玉将は別栌ずしお、駒の䟡倀はおおむね次のような順であるずされおいる。 飛車ず角行を倧駒ずいい、それ以倖を小駒ずいう。ただで盞手の駒を手に入れたり、䟡倀の䜎い駒を捚おるかわりに䟡倀の高い駒を手に入れたりするこずを駒埗(こたどく)ずいい、䞀般的には有利になる。その反察は駒損(こたぞん)ずいう。同列の䞭では角行より飛車、銀将より金将の方がわずかに䟡倀が高いずされるが、それは状況により倉化する。序盀の角ず飛車の亀換は角の方が有利ずもされる。 角ず銀+桂など、倧駒1枚ず歩以倖の小駒2枚を亀換するこずを二枚替えずいい、䞀般的には小駒2枚を埗た偎が有利ずされる。ただし倧駒ず桂銙2枚の亀換では倧駒を埗た偎が有利になりやすい。 亀換した駒は再利甚するこずが前提なので、成駒ず元の駒の䟡倀は亀換に関しおはあたり倉わらない。たた持ち駒をすぐに敵陣近くに打ち蟌めるため、成りが目前の歩だからずいっお特に䟡倀が跳ね䞊がるようなこずもない。チェスのポヌンが二段目、䞃段目、クむヌン昇栌埌で䟡倀が党く異なるのずは察照的である。 これらの駒の䟡倀は䞭盀戊で特に意識される。終盀では駒埗より詰たすスピヌドが重芁なため、あたり重芖されない。 簡単な将棋AIは駒の䟡倀を数の倧きさで衚し、先の手を読んで駒の䟡倀の総和が最も高くなる手を遞ぶこずで実装できる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞊の衚では䟿宜的に成銀を「党」、成桂を「圭」、成銙を「杏」ず衚瀺しおいる。この衚蚘は、将棋駒の掻字がない環境で(特に詰将棋で)しばしば甚いられる。成銀を「党」、成桂を「今」、成銙を「仝」、ず金を「䞪」で衚す流儀もある。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "察局者の棋力の差によっお手合割がある皋床決たっおくる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "棋力が同じくらいの堎合、平手戊ずする。平手戊の堎合、開始時には駒を次のように䞊べる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "先手から芋お、将棋盀の右䞊のマスを基点ずし、暪方向に1、2、3、...、9、瞊方向に䞀、二、䞉、...、九ずマス目の䜍眮を衚す座暙が決められおいる。棋譜はこの数字を甚いお衚珟される。たた、先手は▲、埌手は△で瀺すのが䞀般的である。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "先手・埌手は、棋力が同じ皋床の者同士であれば振り駒により決定するこずが倚い。棋力に倚少差がある堎合には匱い者が先手をも぀。棋力の差が非垞に倧きく、平手では勝負にならない堎合、ハンデを぀けた駒萜ち戊ずする堎合もある。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "駒萜ち戊の堎合、駒を萜ずした方を䞊手(うわお)、萜ずされた方を䞋手(したお)ずいう。駒萜ち戊では䞊手から指し始める。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "将棋の戊法䞀芧(将棋の戊法䞀芧)、将棋の栌蚀なども参照のこず。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "䞀局の察局はおおよそ100手前埌(先手・埌手それぞれの着手を1手ず数える)で勝負が぀くが、察局党䜓を倧きく以䞋の3぀に分けるこずができる。ただし、䜕手目たでが序盀であるかなど、明確な線を匕くこずは通垞はできない。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "序盀戊はたず自軍の陣圢を敎えるこずから始たる。倚くは定跡化されおおり、その知識ず研究に加えお、盞手の動きを芋ながら先々の有利を芋据える倧局芳が重芁ずなる。詳しくは将棋の戊法䞀芧を参照のこず。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "初手は角道を開ける▲7六歩か飛車先の歩を突く▲2六歩のどちらかが垞識ずされ、ほずんどの察局はこのどちらかで開始される。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "基本的には金や銀を䜿っお玉の守りを固め(囲い)ながら、歩や銀、桂、倧駒を繰り出しお敵を攻める䜓勢を䜜るこずになる。囲いを簡略化しおすぐに攻めに入るこずを急戊ずいい、じっくりず固めおから戊いに入るこずを持久戊ずいう。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "戊法は、飛車を初期䜍眮から動かさずに攻める居飛車ず、巊ぞ動かしお展開する振り飛車の二通りに倧別され、それぞれに定跡が研究されおいる。ほずんどの将棋指しは居飛車を奜む「居飛車党」ず振り飛車を奜む「振り飛車党」のどちらかに倧別されるほどである。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "双方が囲い合い、駒のぶ぀かり合いが始たるず䞭盀戊に突入する。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "䞭盀戊は、駒を取り合い、敵陣に切り蟌んで盞手の囲いを厩しに行く戊いになる。駒の損埗ず働きが重芁になる。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "銀、桂、歩などを繰り出しながら盞手の駒を攻めお駒埗を狙い、敵陣に攻め入っお韍、銬やず金などを䜜っお盞手玉の囲いを脅かすこず、たたそのような盞手の攻めを防ぐ(受ける)攻防が䞻ずなる。攻めず受けのどちらに䞻県をおくかによっお個人の棋颚が良く珟れる郚分である。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "䞀方たたは䞡方の囲いが厩れ出すず、終盀戊に突入する。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "終盀戊では、いよいよ盞手の玉を詰たしに行く(寄せる)戊いになる。駒埗よりも玉を寄せるスピヌドが重芁ずなり、正確な読みの力が重芁ずなる。コンピュヌタが埗意ずする郚分でもある。この段階では、ある駒の利きをふさいでる駒(邪魔駒ずいう)も倚々芋られるようになる。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "囲いを厩しながら盞手玉に迫り、詰めろをかけ続け、最終的には詰将棋のように王手の連続で詰みたで持っお行くこずになる。お互いに玉に迫りあっおいる堎合、盞手ぞの詰めろを䞀手倖すず逆に自玉にかけ返されおしたうので、䞀手の緩手で勝敗がひっくり返っおしたうこずもある重芁な局面である。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "䞀方的な堎合は詰められるのを逃れるために逃げ道を確保する。入玉を目指し早めに逃げるこずもある。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "玉将は別栌ずしお、駒の䟡倀はおおむね次のような順であるずされおいる。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "飛車ず角行を倧駒ずいい、それ以倖を小駒ずいう。ただで盞手の駒を手に入れたり、䟡倀の䜎い駒を捚おるかわりに䟡倀の高い駒を手に入れたりするこずを駒埗(こたどく)ずいい、䞀般的には有利になる。その反察は駒損(こたぞん)ずいう。同列の䞭では角行より飛車、銀将より金将の方がわずかに䟡倀が高いずされるが、それは状況により倉化する。序盀の角ず飛車の亀換は角の方が有利ずもされる。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "角ず銀+桂など、倧駒1枚ず歩以倖の小駒2枚を亀換するこずを二枚替えずいい、䞀般的には小駒2枚を埗た偎が有利ずされる。ただし倧駒ず桂銙2枚の亀換では倧駒を埗た偎が有利になりやすい。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "亀換した駒は再利甚するこずが前提なので、成駒ず元の駒の䟡倀は亀換に関しおはあたり倉わらない。たた持ち駒をすぐに敵陣近くに打ち蟌めるため、成りが目前の歩だからずいっお特に䟡倀が跳ね䞊がるようなこずもない。チェスのポヌンが二段目、䞃段目、クむヌン昇栌埌で䟡倀が党く異なるのずは察照的である。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "これらの駒の䟡倀は䞭盀戊で特に意識される。終盀では駒埗より詰たすスピヌドが重芁なため、あたり重芖されない。", "title": "戊略ず戊術" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "簡単な将棋AIは駒の䟡倀を数の倧きさで衚し、先の手を読んで駒の䟡倀の総和が最も高くなる手を遞ぶこずで実装できる。", "title": "戊略ず戊術" } ]
null
== ルヌル == === 基本ルヌル === [[ファむル:Shogi_Ban_Koma.jpg|thumb|将棋の盀ず駒。手前偎の駒はゲヌム開始時の状態、向こう偎の駒は䜍眮は同じで裏返しにしお配眮しおいる]] * 瞊暪9マスず぀に区切られた'''[[w:将棋盀|将棋盀]]'''の䞊で行う。 * 競技者双方が亀互に、盀䞊にある自分の[[w:将棋の駒|駒]]を䞀回ず぀動かす「指す」ず衚珟するか、既に取った盞手の駒[[w:持ち駒|持ち駒]]を䞀぀盀䞊に眮く「打぀」ず衚珟するかどちらかをするこずができる。持ち駒を打぀ずきは成っおいない状態で配眮する。成った状態の駒を打぀こずはできない。 * 駒は、[[w:玉将|玉将]](玉、ぎょく)たたは[[w:王将 (駒)|王将]]王、おう・[[w:飛車|飛車]]飛、ひしゃ・[[w:角行|角行]]角、かくぎょう・[[w:金将|金将]]金、きん、きんしょう・[[w:銀将|銀将]]銀、ぎん、ぎんしょう・[[w:桂銬|桂銬]]桂、けいた・[[w:銙車|銙車]]銙、きょうしゃ、きょうす・[[w:歩兵 (将棋)|歩兵]]歩、ふひょう、ほぞいの八皮類であり、それぞれ動きが決たっおいる。(銙車は、[かしゃ]ず呌ばれるこずもあるが、これは誀った俗称である。) * 玉ず金以倖は敵偎の陣地敵陣䞉段目以内に進むず「成駒」にできる。 ** 成るずきには駒を裏返す。 ** 成りは匷制ではなく、成らないこず「䞍成ならず」を遞択するこずもできる。ただし䞍成を遞択するこずができるのは駒が次に動ける堎所がある堎合のみである。 *** 桂は敵陣二段目もしくは䞀段目に進んだずきには必ず成らなくおはならない。同様に、銙・歩は敵陣䞀段目に進んだずきには必ず成らなくおはならない成らなかった堎合、移動先がなくなるため。 ** 飛・角はそれぞれ[[w:韍王 (駒)|韍王]]韍・[[w:韍銬|韍銬]]銬になり、元の動きに加えお王将、玉将の動きが可胜になる。 ** それ以倖の駒は、それぞれ銀は[[w:成銀|成銀]]、桂は[[w:成桂|成桂]]、銙は[[w:成銙|成銙]]、歩は[[w:ず金|ず金]]ずなり、金ず同じ動きが出来るようになる。 ** 䞀床成った駒は元に戻すこずはできない。 ** 敵陣から出る堎合にも成るこずができる。ただし、成らないたた敵陣から出た駒はもう䞀床敵陣に入るたで成るこずはできない。 * 自分の駒を動かすずき、動く先に盞手の駒があるずき、その駒を捕獲するこずができ、自らの持ち駒にできる。成った駒は元に戻る。 * 自分の駒を動かすずき、動く先に自分の駒があるずきは、そこに移動するこずはできない。 === 駒の動き === * ○
1マス動ける。 * ― 䜕マスでも動ける。 *☆ 飛び越える桂銬のみ * (空癜) 動けない。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |-tr bgcolor="#dddddd" !元の駒||colspan="2"|動き||成駒||colspan="2"|動き |- |[[w:玉将|玉将]]ぎょくしょう<br>王将おうしょう|| {|border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |○||○||○ |- |○||'''玉'''||○ |- |○||○||○ |- |} ||党方向に1マス動ける。||align="center"|-||align="center"|-||align="center"|- |- |[[w:飛車|飛車]]ひしゃ|| {|border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |&nbsp;||||&nbsp; |- |―||'''飛'''||― |- |&nbsp;||||&nbsp; |- |} ||瞊暪に䜕マスでも動ける。<br>飛び越えおは行けない。||韍王りゅうおう|| {|border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |○||||○ |- |―||<b style="color: red;">韍</b>||― |- |○||||○ |- |} ||飛+玉の動き。 |- |[[w:角行|角行]]かくぎょう|| {|border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |||&nbsp;|| |- |&nbsp;||'''角'''||&nbsp; |- |||&nbsp;|| |} ||斜めに䜕マスでも動ける。<br>飛び越えおは行けない。||韍銬りゅうめ、りゅうた|| {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |||○|| |- |○||<b style="color: red;">銬</b>||○ |- |||○|| |} ||角+玉の動き。 |- |[[w:金将|金将]]きんしょう|| {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |○||○||○ |- |○||'''金'''||○ |- |&nbsp;||○||&nbsp; |} ||瞊暪ず斜め前に1マス動ける。 |align="center"|-||align="center"|-||align="center"|- |- |[[w:銀将|銀将]]ぎんしょう|| {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |○||○||○ |- |&nbsp;||'''銀'''||&nbsp; |- |○||&nbsp;||○ |} ||前ず斜めに1マス動ける。||成銀なりぎん|| {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |○||○||○ |- |○||<b style="color: red;">å…š</b>||○ |- |&nbsp;||○||&nbsp; |} ||金ず同じ。 |- |[[w:桂銬|桂銬]]けいた|| {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |☆||&nbsp;||☆ |- |&nbsp;||&nbsp;||&nbsp; |- |&nbsp;||'''桂'''||&nbsp; |} ||前ぞ2、暪ぞ1の䜍眮に移動できる。<br>その際、駒を飛び越えるこずができる。||成桂なりけい|| {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |○||○||○ |- |○||<b style="color: red;">圭</b>||○ |- |&nbsp;||○||&nbsp; |} ||金ず同じ。 |- |[[w:銙車|銙車]]きょうしゃ|| {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |&nbsp;||||&nbsp; |- |<font color="white">■</font>||'''驙'''||<font color="white">■</font> |- |&nbsp;||&nbsp;||&nbsp; |} ||前方に䜕マスでも動ける。<br>飛び越えおは行けない。||成銙なりきょう|| {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |○||○||○ |- |○||<b style="color: red;">杏</b>||○ |- |&nbsp;||○||&nbsp; |} ||金ず同じ。 |- |[[w:歩兵 (将棋)|歩兵]]ふひょう|| {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |&nbsp;||○||&nbsp; |- |&nbsp;||'''æ­©'''||&nbsp; |- |&emsp;||&nbsp;||&emsp; |} ||前に1マス動ける||ず金ずきん|| {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" |- |○||○||○ |- |○||<b style="color: red;">ず</b>||○ |- |&nbsp;||○||&nbsp; |} ||金ず同じ。 |} 䞊の衚では䟿宜的に成銀を「党」、成桂を「圭」、成銙を「杏」ず衚瀺しおいる。この衚蚘は、将棋駒の掻字がない環境で特に詰将棋でしばしば甚いられる。成銀を「党」、成桂を「今」、成銙を「仝」、ず金を「䞪」で衚す流儀もある。 === ゲヌムの進め方 === 察局者の[[w:棋力|棋力]]の差によっお[[w:将棋の手合割|手合割]]がある皋床決たっおくる。 棋力が同じくらいの堎合、平手戊ずする。平手戊の堎合、開始時には駒を次のように䞊べる。 先手から芋お、将棋盀の右䞊のマスを基点ずし、暪方向に1、2、3、 、9、瞊方向に䞀、二、䞉、 、九ずマス目の䜍眮を衚す座暙が決められおいる。[[w:棋譜|棋譜]]はこの数字を甚いお衚珟される。たた、先手は▲、埌手は△で瀺すのが䞀般的である。 先手・埌手は、棋力が同じ皋床の者同士であれば[[w:振り駒|振り駒]]により決定するこずが倚い。棋力に倚少差がある堎合には匱い者が先手をも぀。棋力の差が非垞に倧きく、平手では勝負にならない堎合、ハンデを぀けた駒萜ち戊ずする堎合もある。 駒萜ち戊の堎合、駒を萜ずした方を'''䞊手'''うわお、萜ずされた方を'''䞋手'''したおずいう。駒萜ち戊では䞊手から指し始める。 === 勝敗の決め方 === * どちらか䞀方が、自分の手番のずきにルヌル䞊可胜な着手合法手がなくなったずき、負けずなる。すなわち、玉を远い詰めお[[w:王手|王手]]の回避ができない状態にすれば勝ちである。この状態を「[[w:詰み|詰み]]」ずいう。 * 自分の手番で、自玉に王手はかかっおいないが合法手がない堎合[[w:チェス|チェス]]で蚀う[[w:ステむルメむト|ステむルメむト]]、将棋では負けずなる。 * どちらか䞀方が、自分の手番のずきに[[w:投了|投了]]するこずで負けずなる。倧抵の堎合、自玉が詰み筋に入った堎合や、自玉にかかった[[w:必至|必至]]から逃れるこずができない堎合、攻めが切れお盞手の玉を詰たせる芋蟌みがなくなった堎合に投了する。 * 同䞀局面が4回珟れた堎合[[w:千日手|千日手]]ずなり、無勝負指し盎しずなる。ただし、䞀方の偎が王手の連続により同䞀局面が4回珟れた堎合は王手をかけ続けた偎の反則負けずなる。 * 先埌䞡者の玉王が互いに[[w:入玉|入玉]]し、玉を詰める芋蟌みがなくなった堎合、刀定により勝敗を決める堎合がある。この刀定法により匕き分けずなる堎合があり、これを[[w:持将棋|持将棋]]ずいう。 * プロの公匏戊では制限時間を定め、ストップりォッチたたは[[w:察局時蚈|察局時蚈]]を扱い、時間切れによる勝敗を厳正に定める。プロの公匏戊以倖では制限時間なしの察局もある。 === 反則 === * 次の行為は反則ず決められおおり、盎ちに負けずなる。 ** '''[[w:二歩|二歩]]の犁止'''成っおいない歩兵を二枚同じ瞊の列に配眮するこずはできない。 ** '''行き所のない駒の犁止'''盀䞊の駒を行き先のない状態にしおはいけない。すなわち、1段目の桂銬、銙車、歩兵、2段目の桂銬は配眮しおはいけない。 ** '''[[w:打ち歩詰め|打ち歩詰め]]の犁止'''歩を打っお玉を詰めおはいけない。ただし、盀䞊の歩を突いお玉を詰たす'''突き歩詰め'''は反則ではない。 ** '''自玉を盞手駒の利きにさらす手の犁止'''自らの着手の埌、自らの玉が[[w:王手|王手]]のかかった状態にあっおはいけない。すなわち、盞手に王手された堎合は王手を回避しなければならないし、玉を盞手の駒の利きに移動しおはならない。 ** '''連続王手の千日手の犁止'''連続王手での千日手は王手しおいる偎が指し手を倉曎しなければならない。 * その他、基本ルヌルに反する行為ずしお、移動のできない堎所ぞ駒を移動する、2手続けお指す、持ち駒を裏返しお打぀、駒が成れない状況で成っおしたう、玉や金を成っおしたう、成駒を成っおいない状態に戻す、なども反則ず考えられる。いったん着手した手を倉えるこずは「埅った」ずしお犁じられる。プロの将棋で[[w:加藀䞀二䞉|加藀䞀二䞉]]の行為がこれにあたるずしお凊分を受けたこずがある[[w:銀河戊#備考|銀河戊の項]]参照。 === その他 === *将棋は「指す」ものであっお「打぀」ものではない。打぀のは[[囲碁]]ず[[連珠]]である。ただし、持ち駒を盀面に配眮するこずは「打぀」ずいう。 *「王手をするずきには『王手』ず蚀わなければいけない」ず思っおいる人がいるが、正匏にはそのようなルヌルは存圚しない。 *王将ず玉将に぀いお **将棋駒にはもずもず「玉将」しかなかったようであるが、字䜓の類䌌も盞たっおい぀の間にか「王将」も䜿うようになったず蚀われおいる。「王将」ず「玉将」には実質的には違いはないが、「倩に二日なく、地に二王なし」ずの蚀葉に基づき「王将」は1枚ずし、䞊䜍者が「王将」を䜿い、䞋䜍者が「玉将」を䜿うのが慣䟋ずなっおいる。 **玉は金、銀、桂、銙などず同じように宝物の名称に基づくものである。よっお、意味からするず、王将を「王様」ず蚀うのは本来間違いである。しかし、チェスでは玉将に盞圓するのは「キング」であるし、「王手」ずは蚀うが「玉手」ず蚀う蚀葉はない。そのため、玉将を衚すのに「王」ず「玉」のどちらの蚀葉を䜿甚しおも問題ないず考えられるし、実際問題にしおいる人もほずんどいない。 == 戊略ず戊術 == [[将棋の戊法䞀芧]][[w:将棋の戊法䞀芧|将棋の戊法䞀芧]]、[[w:将棋の栌蚀|将棋の栌蚀]]なども参照のこず。 === ゲヌムの進行ごずの戊略 === 䞀局の察局はおおよそ100手前埌先手・埌手それぞれの着手を1手ず数えるで勝負が぀くが、察局党䜓を倧きく以䞋の3぀に分けるこずができる。ただし、䜕手目たでが序盀であるかなど、明確な線を匕くこずは通垞はできない。 *'''序盀''' - 初手から駒組みが完成するたでのおおよその間。 *'''䞭盀''' - 駒組みが完成し、䞡軍の駒のぶ぀かり合いが始たっおから、劣勢の偎たたは䞡者の玉の囲いが厩れ始めるたでのおおよその間。 *'''終盀''' - 劣勢の偎たたは䞡者の玉の囲いが厩れ始めおから、終局たでの間。 ==== 序盀戊 ==== 序盀戊はたず自軍の陣圢を敎えるこずから始たる。倚くは[[w:定跡|定跡]]化されおおり、その知識ず研究に加えお、盞手の動きを芋ながら先々の有利を芋据える倧局芳が重芁ずなる。詳しくは[[将棋の戊法䞀芧]]を参照のこず。 初手は角道を開ける▲7六歩か飛車先の歩を突く▲2六歩のどちらかが垞識ずされ、ほずんどの察局はこのどちらかで開始される。 基本的には金や銀を䜿っお玉の守りを固め'''囲い'''ながら、歩や銀、桂、倧駒を繰り出しお敵を攻める䜓勢を䜜るこずになる。囲いを簡略化しおすぐに攻めに入るこずを[[w:急戊|急戊]]ずいい、じっくりず固めおから戊いに入るこずを[[w:持久戊|持久戊]]ずいう。 戊法は、飛車を初期䜍眮から動かさずに攻める'''居飛車'''ず、巊ぞ動かしお展開する'''振り飛車'''の二通りに倧別され、それぞれに定跡が研究されおいる。ほずんどの将棋指しは居飛車を奜む「居飛車党」ず振り飛車を奜む「振り飛車党」のどちらかに倧別されるほどである。 双方が囲い合い、駒のぶ぀かり合いが始たるず䞭盀戊に突入する。 ==== 䞭盀戊 ==== 䞭盀戊は、駒を取り合い、敵陣に切り蟌んで盞手の囲いを厩しに行く戊いになる。駒の損埗ず働きが重芁になる。 銀、桂、歩などを繰り出しながら盞手の駒を攻めお駒埗を狙い、敵陣に攻め入っお韍、銬やず金などを䜜っお盞手玉の囲いを脅かすこず、たたそのような盞手の攻めを防ぐ受ける攻防が䞻ずなる。攻めず受けのどちらに䞻県をおくかによっお個人の棋颚が良く珟れる郚分である。 䞀方たたは䞡方の囲いが厩れ出すず、終盀戊に突入する。 ==== 終盀戊 ==== 終盀戊では、いよいよ盞手の玉を詰たしに行く'''寄せる'''戊いになる。駒埗よりも玉を寄せるスピヌドが重芁ずなり、正確な読みの力が重芁ずなる。[[w:コンピュヌタ|コンピュヌタ]]が埗意ずする郚分でもある。この段階では、ある駒の利きをふさいでる駒邪魔駒ずいうも倚々芋られるようになる。 囲いを厩しながら盞手玉に迫り、[[w:詰めろ|詰めろ]]をかけ続け、最終的には[[w:詰将棋|詰将棋]]のように[[w:王手|王手]]の連続で[[w:詰み|詰み]]たで持っお行くこずになる。お互いに玉に迫りあっおいる堎合、盞手ぞの詰めろを䞀手倖すず逆に自玉にかけ返されおしたうので、䞀手の緩手で勝敗がひっくり返っおしたうこずもある重芁な局面である。 䞀方的な堎合は詰められるのを逃れるために逃げ道を確保する。[[w:入玉|入玉]]を目指し早めに逃げるこずもある。 === 駒の䟡倀 === [[w:玉将|玉将]]は別栌ずしお、駒の䟡倀はおおむね次のような順であるずされおいる。 # 飛車、角行 # 金将、銀将 # 桂銬、銙車 # 歩兵 飛車ず角行を'''[[w:倧駒|倧駒]]'''ずいい、それ以倖を'''[[w:小駒|小駒]]'''ずいう。ただで盞手の駒を手に入れたり、䟡倀の䜎い駒を捚おるかわりに䟡倀の高い駒を手に入れたりするこずを'''駒埗'''こたどくずいい、䞀般的には有利になる。その反察は'''駒損'''こたぞんずいう。同列の䞭では角行より飛車、銀将より金将の方がわずかに䟡倀が高いずされるが、それは状況により倉化する。序盀の角ず飛車の亀換は角の方が有利ずもされる。 角ず銀+桂など、倧駒1枚ず歩以倖の小駒2枚を亀換するこずを'''二枚替え'''ずいい、䞀般的には小駒2枚を埗た偎が有利ずされる。ただし倧駒ず桂銙2枚の亀換では倧駒を埗た偎が有利になりやすい。 亀換した駒は再利甚するこずが前提なので、成駒ず元の駒の䟡倀は亀換に関しおはあたり倉わらない。たた持ち駒をすぐに敵陣近くに打ち蟌めるため、成りが目前の歩だからずいっお特に䟡倀が跳ね䞊がるようなこずもない。[[w:チェス|チェス]]の[[w:ポヌン|ポヌン]]が二段目、䞃段目、[[w:クむヌン (チェス)|クむヌン]]昇栌埌で䟡倀が党く異なるのずは察照的である。 これらの駒の䟡倀は䞭盀戊で特に意識される。終盀では駒埗より詰たすスピヌドが重芁なため、あたり重芖されない。 簡単な将棋AIは駒の䟡倀を数の倧きさで衚し、先の手を読んで駒の䟡倀の総和が最も高くなる手を遞ぶこずで実装できる。 [[Category:将棋|*]]
null
2018-02-24T10:45:57Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%B0%86%E6%A3%8B/%E5%B0%86%E6%A3%8B%E3%81%A8%E3%81%AF
3,077
囲碁/囲碁ずは
詳现は、ルヌルで説明し、ここでは倧たかな囲碁の特城を説明する。 初心者向けに、しばしば、囲碁は黒ず癜が地の倧小を争うゲヌムであるずいわれる。実際、戊争の領土争いず囲碁には、著しい類䌌性が芋られるだろう。石を兵力に䟋えるずなおさら分かりやすい。 黒ず癜が、できるだけ効率良く石を配眮しお、盞手が地を䜜りにくくしお、自分はできるだけ倧きな地を確保しようずする。しかし、地を「囲う」ずいうむメヌゞよりは、戊いに勝぀こずによっお領土を確保するずいうむメヌゞのほうが正しい。 ポむントは石の死掻である。盞手の石を取り囲むず、それを捕虜(これをハマずいう)ずしお取り䞊げるこずが出来る。逆に、盞手が囲おうずしおいるずころに石を突入させお(打ち蟌み)生きおしたえば、そこは自分の地ずなる。たた、盞手が地だず思っお囲っおいる壁の䞀郚を、囜境を䟵害するように切り取っおしたえば、地はそれだけ枛っおしたう。 このように、倧たかに囲っおいる地域(これを暡様ずいう)ず最終的な地ずの間には倧きな違いがあり、ゲヌムの進行ず共に、景色が倧きく入れ替わる。盞手の地や捕虜ず自分の地や捕虜を亀換するフリカワリずいうテクニックもある。 戊争で条玄締結たで領土が確定しないのず同様に、終局するたでは、地は確定しない。最終的に盞手の石が生きるこずができず、か぀境界が砎られないような領域が地ずなる。 地の面積ずハマ(捕虜)の数の和の倧小によっお勝敗を争う。圢勢刀断などでは、この和の数倀のこずを地ずいうため、䟋えば、黒地○○目、癜地○○目などずいうずきは、この和のこずを蚀う。 なお、䞭囜ルヌルでは、ほずんどの堎合、日本ルヌルず勝敗刀定は倉わらないが、むメヌゞは異なる。たず、ハマは「死ぬ」。すなわち資産䟡倀がない。その代わり、盀䞊に眮かれた石䞀぀䞀぀に䟡倀がある。぀たり、地ず盀䞊の石の和を自分の点数ずする。 囲碁は、石(将棋で蚀えば駒に盞圓)を眮いお良い堎所にきわめお制玄が少ないこずが特城的である。 さらには、囲碁のルヌルにおいおもっずも重芁な抂念である石の死掻が、戊略を極めお難しくする。 こうした事情から、囲碁は他に類を芋ない耇雑なゲヌムずなっおいる。チェスなどでコンピュヌタプログラムが䞖界チャンピオンを負かしたりしおいるのに察しお、コンピュヌタ囲碁゜フトがいただに(2012幎)きわめお匱いのも、これが原因である。 基本的な考え方は同じだが、现かい違いをも぀二぀のルヌルの系統ずしお、䞭囜ルヌルず日本ルヌルがある。 以䞋では、日本囲碁芏玄に基づき、日本ルヌルを䞭心に説明する。 黒ず癜ず呌ばれる2人のプレむダヌがそれぞれ、黒、癜の石の碁笥を持぀。 盀䞊にある石は、盀䞊の眫線の亀点の䞊にある。 耇数個の䞀぀の色の石が瞊暪の碁盀の線に沿っお぀ながっおいるものを石の䞀団ずよがう。 石の䞀団は、その呚囲の亀点党おに盞手の石を眮かれるず取られる。 取られない石は、着手されおから終局たで盀䞊に存圚し続ける。 黒ず癜が、亀互に䞀぀ず぀石を眮いおいく(打぀)。黒が先手で癜が埌手ずなる。 以䞋に説明するような制玄を陀くず、すでに石が眮かれおいない盀䞊の線の亀点䞊のどこに打っおも良い。さらに、パスや投了をするこずも蚱される。 石が打たれおいる点に打぀こずはできない。 自分の石を眮くずその石が取られる状態になる点は着手犁止点ずなる。぀たり自殺は犁止。ただし、自殺手によっお、盞手の石が取れる堎合は、自殺手は蚱され、打ち蟌んだその石自䜓も取られない。 察局者の䞀方が䞀぀の石(以埌䞀子ず称す)を取った埌、即座にもう䞀方の察局者が䞀子を取れる状態になる堎合。この状態をコりず呌ぶ。䞀子の取り合いを続けおいるず氞久に察局が終わらないこずになるため、コりには特別ルヌルを蚭けおいる。䞀方の察局者がコりの䞀子を取った埌、もう䞀方の察局者は別の堎所に1手打たない限りはコりの䞀子を取り返すこずが出来ないものずする。なお、この別の堎所に打たれる䞀手のこずを、コり材たたはコりダテず呌ぶ。 たず、片方のプレヌダヌが投了を告げるず終局し、もう片方のプレヌダヌが勝ちになる。 たた、二人のプレヌダヌが連続でパスをするず終局凊理に入る。通垞は、パスの代わりに、䞡察局者の合意によっお終局状態に移行する。蚀葉で終局を確認したり、頷きあったりしお確認するこずが倚い。逆に、「䞡察局者の合意」などの終局状態ぞの移行手続きを圢匏化した衚珟が連続パスであるず考えお良い。 囲碁は、他のゲヌムず比べお、終局凊理が極めお耇雑なこずも特城的である。 投了以倖の堎合の終局状態においおは、盀䞊は、掻きた石ずそれによっお囲たれた地によっお分割されるこずが、勝敗が刀定可胜であるこずの条件である。誀っお地が確定しない状態で終局に同意しおしたった堎合は、勝敗刀定は䞍可胜になる。麻雀で、アガリの状態でないのに、ロンを宣告しおしたった状態ず同様の事態が生じるず思っお良い。ある皋床以䞊の実力になれば、こうした誀りはめったに起こらない。 以䞋では、地の確定しおいる正垞な終局状態における終局手続きを述べる。 地の境界線を定めるために打぀(ダメを詰める)。ダメは挢字で駄目ず曞き、打っおも䜕の䟡倀も生じない手ずいう意味であり、日本語の駄目もここからきおいる。しかし堎合によっおは死掻などで駄目を詰めるこずで手筋が生じたり、盞手の手入れが必芁ずなるこずもある。䞭囜ルヌルでは、ダメを詰め終えるたでは終局しない。 盀䞊にある石は掻き、死にの二぀の状態のどちらかになる。 死掻刀定は必ずしも簡単ではない。ここでも察局者䞡者の合意が前提ずなる。 盞手の死んだ石は、盀䞊から取り陀き、自分のハマに加える。セキの堎合は䜕もせず、その堎所に぀いおは䞡者ずも0目ずする。 死石を陀去するず、盀䞊には掻きた癜石ず黒石のみが存圚する。自分の石ず碁盀の端で囲んだ領域を、自分の地ず定矩する。 地の面積は、亀点の数で数え、単䜍は目(もく)である。日本ルヌルでは、自分の地から盞手のハマの数を匕いた数を蚈算し、その倧小によっお勝敗を決める。䞭囜ルヌルにおいおは、地の目数、盀面で生きおいる石の数の合蚈 [èš‚æ­£:取ったハマの数を削陀] の倧小で勝敗を決する。このため、セキの堎合に勝敗が倧きく倉わる。 麻雀などの他の点数を䜿うゲヌムず異なり、囲碁においおは通垞目数の差は重芁ではない。そのため、耇数回察局しお優劣を競う倧䌚などでは、目数差は环積せず、単に勝敗のみを蚘録しお集蚈する。 囲碁は先手有利のゲヌムなので互先の堎合、コミず呌ばれるハンディキャップを先手の地の蚈算から匕くこずが䞀般的。実力差がある堎合は、眮碁が行われるこずがある。 ずりわけ、日本ルヌルは、終局に関するルヌルが高床である。そこで、䟋えば、お互いの合意が成立しおいないのに終局が成立しおいるず勘違いし、駄目詰めに察しお必芁な着手(手入れずいう。)をせずに石をずられおしたい、終局しおいたかどうかで争いになっおしたうずいったトラブルが埌を絶たない。こういったトラブルはアマチュアだけでなくプロでも起こり埗る。 2002幎王立誠二冠(棋聖・十段)に柳時薫䞃段が挑戊した第26期棋聖戊䞃番勝負第五局においお、終局したず思っおいた柳時薫は「駄目詰め」の䜜業に入っおいたが、王立誠は終局ずは思っおおらず柳時薫の石を六子も取っおしたった。終局しおいないのなら柳時薫は取られないように「手入れ」すべきで、終局しおいるなら順序関係なくお互いの地にならない駄目を぀めるだけだったため柳時薫は手入れを怠った。これにより王立誠の逆転勝利ずなり、行為の正圓性を巡り囲碁界に論争を巻き起こした。 通垞、察局が始たるずしばらくは垃石が行われる。倧䜓の堎合は碁盀の四隅に打぀事から始たる。なお初手を四隅に打぀堎合は、慣䟋的に右䞊隅に打぀。 䞭盀は死掻の絡んだ戊いになる。互いに死掻がはっきりしおいない匱い石を意識しながら打ち進める。 䞭盀でもっずも重芁な抂念は、厚みず実利であろう。党局的に圱響が及ぶような石の配眮を厚みずいい、それに察しお、局所的に地になりそうなずころを実際に地ずみなしたずきの利益を実利ずいう。経営で蚀えば、厚みが長期、実利が短期である。このバランスが重芁である。ずりわけ厚みは、䜿い方、たたその効果の評䟡が難しく、コンピュヌタ囲碁プログラムにずっお最倧の難関の䞀぀である。 䞭盀は、もっずも䜜戊が富んだずころである。基本的な構想をいく぀かあげるず: などがある。 ペセは双方共に、死掻の心配がなくなった状態の事を蚀い、倧たかな領域線を決める倧ペセず现かい䞀目・二目で争う小ペセに分かれる。プロならば小ペセの段階で勝敗が解るのは極自然である。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "詳现は、ルヌルで説明し、ここでは倧たかな囲碁の特城を説明する。", "title": "ゲヌムの抂芁" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "初心者向けに、しばしば、囲碁は黒ず癜が地の倧小を争うゲヌムであるずいわれる。実際、戊争の領土争いず囲碁には、著しい類䌌性が芋られるだろう。石を兵力に䟋えるずなおさら分かりやすい。", "title": "ゲヌムの抂芁" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "黒ず癜が、できるだけ効率良く石を配眮しお、盞手が地を䜜りにくくしお、自分はできるだけ倧きな地を確保しようずする。しかし、地を「囲う」ずいうむメヌゞよりは、戊いに勝぀こずによっお領土を確保するずいうむメヌゞのほうが正しい。", "title": "ゲヌムの抂芁" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "ポむントは石の死掻である。盞手の石を取り囲むず、それを捕虜(これをハマずいう)ずしお取り䞊げるこずが出来る。逆に、盞手が囲おうずしおいるずころに石を突入させお(打ち蟌み)生きおしたえば、そこは自分の地ずなる。たた、盞手が地だず思っお囲っおいる壁の䞀郚を、囜境を䟵害するように切り取っおしたえば、地はそれだけ枛っおしたう。", "title": "ゲヌムの抂芁" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "このように、倧たかに囲っおいる地域(これを暡様ずいう)ず最終的な地ずの間には倧きな違いがあり、ゲヌムの進行ず共に、景色が倧きく入れ替わる。盞手の地や捕虜ず自分の地や捕虜を亀換するフリカワリずいうテクニックもある。", "title": "ゲヌムの抂芁" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "戊争で条玄締結たで領土が確定しないのず同様に、終局するたでは、地は確定しない。最終的に盞手の石が生きるこずができず、か぀境界が砎られないような領域が地ずなる。", "title": "ゲヌムの抂芁" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "地の面積ずハマ(捕虜)の数の和の倧小によっお勝敗を争う。圢勢刀断などでは、この和の数倀のこずを地ずいうため、䟋えば、黒地○○目、癜地○○目などずいうずきは、この和のこずを蚀う。", "title": "ゲヌムの抂芁" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "なお、䞭囜ルヌルでは、ほずんどの堎合、日本ルヌルず勝敗刀定は倉わらないが、むメヌゞは異なる。たず、ハマは「死ぬ」。すなわち資産䟡倀がない。その代わり、盀䞊に眮かれた石䞀぀䞀぀に䟡倀がある。぀たり、地ず盀䞊の石の和を自分の点数ずする。", "title": "ゲヌムの抂芁" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "囲碁は、石(将棋で蚀えば駒に盞圓)を眮いお良い堎所にきわめお制玄が少ないこずが特城的である。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "さらには、囲碁のルヌルにおいおもっずも重芁な抂念である石の死掻が、戊略を極めお難しくする。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "こうした事情から、囲碁は他に類を芋ない耇雑なゲヌムずなっおいる。チェスなどでコンピュヌタプログラムが䞖界チャンピオンを負かしたりしおいるのに察しお、コンピュヌタ囲碁゜フトがいただに(2012幎)きわめお匱いのも、これが原因である。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "基本的な考え方は同じだが、现かい違いをも぀二぀のルヌルの系統ずしお、䞭囜ルヌルず日本ルヌルがある。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "以䞋では、日本囲碁芏玄に基づき、日本ルヌルを䞭心に説明する。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "黒ず癜ず呌ばれる2人のプレむダヌがそれぞれ、黒、癜の石の碁笥を持぀。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "盀䞊にある石は、盀䞊の眫線の亀点の䞊にある。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "耇数個の䞀぀の色の石が瞊暪の碁盀の線に沿っお぀ながっおいるものを石の䞀団ずよがう。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "石の䞀団は、その呚囲の亀点党おに盞手の石を眮かれるず取られる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "取られない石は、着手されおから終局たで盀䞊に存圚し続ける。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "黒ず癜が、亀互に䞀぀ず぀石を眮いおいく(打぀)。黒が先手で癜が埌手ずなる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "以䞋に説明するような制玄を陀くず、すでに石が眮かれおいない盀䞊の線の亀点䞊のどこに打っおも良い。さらに、パスや投了をするこずも蚱される。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "石が打たれおいる点に打぀こずはできない。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "自分の石を眮くずその石が取られる状態になる点は着手犁止点ずなる。぀たり自殺は犁止。ただし、自殺手によっお、盞手の石が取れる堎合は、自殺手は蚱され、打ち蟌んだその石自䜓も取られない。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "察局者の䞀方が䞀぀の石(以埌䞀子ず称す)を取った埌、即座にもう䞀方の察局者が䞀子を取れる状態になる堎合。この状態をコりず呌ぶ。䞀子の取り合いを続けおいるず氞久に察局が終わらないこずになるため、コりには特別ルヌルを蚭けおいる。䞀方の察局者がコりの䞀子を取った埌、もう䞀方の察局者は別の堎所に1手打たない限りはコりの䞀子を取り返すこずが出来ないものずする。なお、この別の堎所に打たれる䞀手のこずを、コり材たたはコりダテず呌ぶ。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "たず、片方のプレヌダヌが投了を告げるず終局し、もう片方のプレヌダヌが勝ちになる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "たた、二人のプレヌダヌが連続でパスをするず終局凊理に入る。通垞は、パスの代わりに、䞡察局者の合意によっお終局状態に移行する。蚀葉で終局を確認したり、頷きあったりしお確認するこずが倚い。逆に、「䞡察局者の合意」などの終局状態ぞの移行手続きを圢匏化した衚珟が連続パスであるず考えお良い。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "囲碁は、他のゲヌムず比べお、終局凊理が極めお耇雑なこずも特城的である。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "投了以倖の堎合の終局状態においおは、盀䞊は、掻きた石ずそれによっお囲たれた地によっお分割されるこずが、勝敗が刀定可胜であるこずの条件である。誀っお地が確定しない状態で終局に同意しおしたった堎合は、勝敗刀定は䞍可胜になる。麻雀で、アガリの状態でないのに、ロンを宣告しおしたった状態ず同様の事態が生じるず思っお良い。ある皋床以䞊の実力になれば、こうした誀りはめったに起こらない。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "以䞋では、地の確定しおいる正垞な終局状態における終局手続きを述べる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "地の境界線を定めるために打぀(ダメを詰める)。ダメは挢字で駄目ず曞き、打っおも䜕の䟡倀も生じない手ずいう意味であり、日本語の駄目もここからきおいる。しかし堎合によっおは死掻などで駄目を詰めるこずで手筋が生じたり、盞手の手入れが必芁ずなるこずもある。䞭囜ルヌルでは、ダメを詰め終えるたでは終局しない。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "盀䞊にある石は掻き、死にの二぀の状態のどちらかになる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "死掻刀定は必ずしも簡単ではない。ここでも察局者䞡者の合意が前提ずなる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "盞手の死んだ石は、盀䞊から取り陀き、自分のハマに加える。セキの堎合は䜕もせず、その堎所に぀いおは䞡者ずも0目ずする。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "死石を陀去するず、盀䞊には掻きた癜石ず黒石のみが存圚する。自分の石ず碁盀の端で囲んだ領域を、自分の地ず定矩する。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "地の面積は、亀点の数で数え、単䜍は目(もく)である。日本ルヌルでは、自分の地から盞手のハマの数を匕いた数を蚈算し、その倧小によっお勝敗を決める。䞭囜ルヌルにおいおは、地の目数、盀面で生きおいる石の数の合蚈 [èš‚æ­£:取ったハマの数を削陀] の倧小で勝敗を決する。このため、セキの堎合に勝敗が倧きく倉わる。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "麻雀などの他の点数を䜿うゲヌムず異なり、囲碁においおは通垞目数の差は重芁ではない。そのため、耇数回察局しお優劣を競う倧䌚などでは、目数差は环積せず、単に勝敗のみを蚘録しお集蚈する。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "囲碁は先手有利のゲヌムなので互先の堎合、コミず呌ばれるハンディキャップを先手の地の蚈算から匕くこずが䞀般的。実力差がある堎合は、眮碁が行われるこずがある。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "ずりわけ、日本ルヌルは、終局に関するルヌルが高床である。そこで、䟋えば、お互いの合意が成立しおいないのに終局が成立しおいるず勘違いし、駄目詰めに察しお必芁な着手(手入れずいう。)をせずに石をずられおしたい、終局しおいたかどうかで争いになっおしたうずいったトラブルが埌を絶たない。こういったトラブルはアマチュアだけでなくプロでも起こり埗る。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "2002幎王立誠二冠(棋聖・十段)に柳時薫䞃段が挑戊した第26期棋聖戊䞃番勝負第五局においお、終局したず思っおいた柳時薫は「駄目詰め」の䜜業に入っおいたが、王立誠は終局ずは思っおおらず柳時薫の石を六子も取っおしたった。終局しおいないのなら柳時薫は取られないように「手入れ」すべきで、終局しおいるなら順序関係なくお互いの地にならない駄目を぀めるだけだったため柳時薫は手入れを怠った。これにより王立誠の逆転勝利ずなり、行為の正圓性を巡り囲碁界に論争を巻き起こした。", "title": "ルヌル" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "通垞、察局が始たるずしばらくは垃石が行われる。倧䜓の堎合は碁盀の四隅に打぀事から始たる。なお初手を四隅に打぀堎合は、慣䟋的に右䞊隅に打぀。", "title": "察局の進行" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "䞭盀は死掻の絡んだ戊いになる。互いに死掻がはっきりしおいない匱い石を意識しながら打ち進める。", "title": "察局の進行" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "䞭盀でもっずも重芁な抂念は、厚みず実利であろう。党局的に圱響が及ぶような石の配眮を厚みずいい、それに察しお、局所的に地になりそうなずころを実際に地ずみなしたずきの利益を実利ずいう。経営で蚀えば、厚みが長期、実利が短期である。このバランスが重芁である。ずりわけ厚みは、䜿い方、たたその効果の評䟡が難しく、コンピュヌタ囲碁プログラムにずっお最倧の難関の䞀぀である。", "title": "察局の進行" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "䞭盀は、もっずも䜜戊が富んだずころである。基本的な構想をいく぀かあげるず:", "title": "察局の進行" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "などがある。", "title": "察局の進行" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "ペセは双方共に、死掻の心配がなくなった状態の事を蚀い、倧たかな領域線を決める倧ペセず现かい䞀目・二目で争う小ペセに分かれる。プロならば小ペセの段階で勝敗が解るのは極自然である。", "title": "察局の進行" } ]
null
{{Pathnav|[[ゲヌム]]>[[囲碁]]|frame=1}} ==甚具== [[Image:Goban.jpg|thumb|囲碁甚具]] *[[w:碁石|碁石]] : 単に'''石'''ずもいう。黒・癜の二色あり、合わせお碁盀を埋め尜くせる数黒181、癜180だけ甚意されるグリヌン碁石では、濃い緑ず薄い緑の二色である。。理論的には、碁石の数は無限個で良い。碁石を入れる噚を'''碁笥''''''ごけ'''ず蚀う。盀䞊の碁石を数える時の単䜍は'''子'''しであり、䞀぀を䞀子いっし、二぀を二子にしなどず衚す。 *[[w:碁盀|碁盀]] : 板の䞊に、盎行する瞊暪それぞれ同じ本数の盎線を匕いたもの。碁石を眮くのは瞊線ず暪線の亀点である。䞀般に、瞊暪19本ず぀の'''19路盀'''が䜿われる。初心者甚に'''13路盀'''や'''9路盀'''もある。線は最も蟺にあるものから順に第2線・・・第5線あたりたでこのように呌ぶ。たた第4線の亀点や䞭間、碁盀の䞭心の倩元にある黒点を星ず呌ぶ。 *[[w:察局時蚈|察局時蚈]] : 公匏戊では制限時間を定め、時間切れによる勝敗を厳正に定めるために'''察局時蚈'''を扱う。時間無制限の察局の堎合は必芁無い。 ==ゲヌムの抂芁== [[Image:Go board.jpg|thumb|囲碁]] 詳现は、ルヌルで説明し、ここでは倧たかな囲碁の特城を説明する。 初心者向けに、しばしば、囲碁は黒ず癜が地の倧小を争うゲヌムであるずいわれる。実際、戊争の領土争いず囲碁には、著しい類䌌性が芋られるだろう。石を兵力に䟋えるずなおさら分かりやすい。 黒ず癜が、できるだけ効率良く石を配眮しお、盞手が地を䜜りにくくしお、自分はできるだけ倧きな地を確保しようずする。しかし、地を「囲う」ずいうむメヌゞよりは、戊いに勝぀こずによっお領土を確保するずいうむメヌゞのほうが正しい。 ポむントは石の[[w:死掻|死掻]]である。盞手の石を取り囲むず、それを捕虜これを'''ハマ'''ずいうずしお取り䞊げるこずが出来る。逆に、盞手が囲おうずしおいるずころに石を突入させお'''打ち蟌み'''生きおしたえば、そこは自分の地ずなる。たた、盞手が地だず思っお囲っおいる壁の䞀郚を、囜境を䟵害するように切り取っおしたえば、地はそれだけ枛っおしたう。 このように、倧たかに囲っおいる地域これを'''暡様'''ずいうず最終的な地ずの間には倧きな違いがあり、ゲヌムの進行ず共に、景色が倧きく入れ替わる。盞手の地や捕虜ず自分の地や捕虜を亀換する'''フリカワリ'''ずいうテクニックもある。 戊争で条玄締結たで領土が確定しないのず同様に、終局するたでは、地は確定しない。最終的に盞手の石が生きるこずができず、か぀境界が砎られないような領域が地ずなる。 地の面積ずハマ捕虜の数の和の倧小によっお勝敗を争う。圢勢刀断などでは、この和の数倀のこずを地ずいうため、䟋えば、黒地○○目、癜地○○目などずいうずきは、この和のこずを蚀う。 なお、䞭囜ルヌルでは、ほずんどの堎合、日本ルヌルず勝敗刀定は倉わらないが、むメヌゞは異なる。たず、ハマは「死ぬ」。すなわち資産䟡倀がない。その代わり、盀䞊に眮かれた石䞀぀䞀぀に䟡倀がある。぀たり、地ず盀䞊の石の和を自分の点数ずする。 ==ルヌル== 囲碁は、[[w:碁石|石]]将棋で蚀えば駒に盞圓を眮いお良い堎所にきわめお制玄が少ないこずが特城的である。 さらには、囲碁のルヌルにおいおもっずも重芁な抂念である石の[[w:死掻|死掻]]が、戊略を極めお難しくする。 こうした事情から、囲碁は他に類を芋ない耇雑なゲヌムずなっおいる。チェスなどでコンピュヌタプログラムが䞖界チャンピオンを負かしたりしおいるのに察しお、[[w:コンピュヌタ囲碁|コンピュヌタ囲碁]]゜フトがいただに2012幎きわめお匱いのも、これが原因である。 基本的な考え方は同じだが、现かい違いをも぀二぀のルヌルの系統ずしお、䞭囜ルヌルず日本ルヌルがある。 以䞋では、[http://park6.wakwak.com/~igo/igorule/jp_rule.html 日本囲碁芏玄]に基づき、日本ルヌルを䞭心に説明する。 ===察局者プレヌダヌ=== 黒ず癜ず呌ばれる2人のプレむダヌがそれぞれ、黒、癜の石の碁笥を持぀。 ===盀䞊の石の状態=== ====亀点==== 盀䞊にある石は、盀䞊の眫線の亀点の䞊にある。 ====連続==== 耇数個の䞀぀の色の石が瞊暪の碁盀の線に沿っお぀ながっおいるものを石の䞀団ずよがう。 :瞊暪の方向だけが重芁で、斜めは関係ない。「぀ながっおいる」「囲たれる」などの蚀葉は、瞊暪に限った話であるこずに泚意。 ====取り==== 石の䞀団は、その呚囲の亀点党おに盞手の石を眮かれるず取られる。 :石の䞀団は隣接点で呌吞をしおいる。隣接点が空点石が存圚しない亀点であれば、呌吞ができる。隣接点に盞手の石があれば呌吞を邪魔される。䞊䞋巊右四方向ずも盞手の石にふさがれるず窒息しおしたい取られおしたう。もし、隣接点に味方の石がある堎合は、味方の石を通じお呌吞ができ、石の䞀団で䞀぀でも呌吞のできる石があれば、その石の䞀団党䜓が呌吞できる。党おの石の瞊暪が塞がれ、呌吞のできる石が䞀぀も無くなった堎合は、その石の䞀団党䜓が窒息し'''取られお'''したう。取った石は'''ハマ'''ずよばれる。 ====石の存圚==== 取られない石は、着手されおから終局たで盀䞊に存圚し続ける。 ===着手=== 黒ず癜が、亀互に䞀぀ず぀石を眮いおいく'''打぀'''。黒が[[w:先手|先手]]で癜が[[w:埌手|埌手]]ずなる。 以䞋に説明するような制玄を陀くず、すでに石が眮かれおいない盀䞊の線の亀点䞊のどこに打っおも良い。さらに、パスや[[w:投了|投了]]をするこずも蚱される。 ====空点==== 石が打たれおいる点に打぀こずはできない。 ====自殺の犁止==== 自分の石を眮くずその石が取られる状態になる点は着手犁止点ずなる。぀たり自殺は犁止。ただし、自殺手によっお、盞手の石が取れる堎合は、自殺手は蚱され、打ち蟌んだその石自䜓も取られない。 ==== 同型反埩犁止コり==== [[画像:Goko.gif|thumb|同型反埩犁止コり]] 察局者の䞀方が䞀぀の石以埌䞀子ず称す)を取った埌、即座にもう䞀方の察局者が䞀子を取れる状態になる堎合。この状態を[[w:コり|コり]]ず呌ぶ。䞀子の取り合いを続けおいるず氞久に察局が終わらないこずになるため、コりには特別ルヌルを蚭けおいる。䞀方の察局者がコりの䞀子を取った埌、もう䞀方の察局者は別の堎所に1手打たない限りはコりの䞀子を取り返すこずが出来ないものずする。なお、この別の堎所に打たれる䞀手のこずを、'''コり材'''たたは'''コりダテ'''ず呌ぶ。 ===終局=== たず、片方のプレヌダヌが投了を告げるず終局し、もう片方のプレヌダヌが勝ちになる。 たた、二人のプレヌダヌが連続でパスをするず終局凊理に入る。通垞は、パスの代わりに、䞡察局者の合意によっお終局状態に移行する。蚀葉で終局を確認したり、頷きあったりしお確認するこずが倚い。逆に、「䞡察局者の合意」などの終局状態ぞの移行手続きを圢匏化した衚珟が連続パスであるず考えお良い。 ====終局凊理終局状態の確定==== 囲碁は、他のゲヌムず比べお、終局凊理が極めお耇雑なこずも特城的である。 投了以倖の堎合の終局状態においおは、盀䞊は、掻きた石ずそれによっお囲たれた地によっお分割されるこずが、勝敗が刀定可胜であるこずの条件である。誀っお地が確定しない状態で終局に同意しおしたった堎合は、勝敗刀定は䞍可胜になる。[[w:麻雀|麻雀]]で、アガリの状態でないのに、ロンを宣告しおしたった状態ず同様の事態が生じるず思っお良い。ある皋床以䞊の実力になれば、こうした誀りはめったに起こらない。 以䞋では、地の確定しおいる正垞な終局状態における終局手続きを述べる。 ====ダメ詰め==== 地の境界線を定めるために打぀'''ダメ'''を詰める。ダメは挢字で'''駄目'''ず曞き、打っおも䜕の䟡倀も生じない手ずいう意味であり、日本語の'''駄目'''もここからきおいる。しかし堎合によっおは死掻などで駄目を詰めるこずで手筋が生じたり、盞手の手入れが必芁ずなるこずもある。䞭囜ルヌルでは、ダメを詰め終えるたでは終局しない。 ====死掻刀定==== 盀䞊にある石は掻き、死にの二぀の状態のどちらかになる。 [[File:Go kaksi silmÀÀ.png|right|掻きおいる石]] *プレヌを続ければ盞手の石を取るこずができる堎合'''死に''' *死にでない堎合'''掻き''' **着手犁止点を぀以䞊も぀石のグルヌプ **[[w:セキ (囲碁)|セキ]]盞手の石を取りに行くず、自分の石が取られる。よっお䞡者ずもこれ以䞊手入れをできない状態。 死掻刀定は必ずしも簡単ではない。ここでも察局者䞡者の合意が前提ずなる。 ====死石の陀去==== 盞手の死んだ石は、盀䞊から取り陀き、自分のハマに加える。セキの堎合は䜕もせず、その堎所に぀いおは䞡者ずも0目ずする。 ====地の定矩==== 死石を陀去するず、盀䞊には掻きた癜石ず黒石のみが存圚する。自分の石ず碁盀の端で囲んだ領域を、自分の地ず定矩する。 ===勝敗刀定=== 地の面積は、亀点の数で数え、単䜍は'''目'''もくである。日本ルヌルでは、自分の地から盞手のハマの数を匕いた数を蚈算し、その倧小によっお勝敗を決める。䞭囜ルヌルにおいおは、地の目数、盀面で生きおいる石の数の合蚈 [èš‚æ­£:取ったハマの数を削陀] の倧小で勝敗を決する。このため、[[w:セキ (囲碁)|セキ]]の堎合に勝敗が倧きく倉わる。 麻雀などの他の点数を䜿うゲヌムず異なり、囲碁においおは通垞目数の''å·®''は重芁ではない。そのため、耇数回察局しお優劣を競う倧䌚などでは、目数差は环積せず、単に勝敗のみを蚘録しお集蚈する。 ===ハンディキャップ=== 囲碁は先手有利のゲヌムなので[[w:互先|互先]]の堎合、[[w:コミ|コミ]]ず呌ばれるハンディキャップを先手の地の蚈算から匕くこずが䞀般的。実力差がある堎合は、[[w:眮碁|眮碁]]が行われるこずがある。 === ルヌルにた぀わる゚ピ゜ヌド 終局に関するトラブル === ずりわけ、日本ルヌルは、終局に関するルヌルが高床である。そこで、䟋えば、お互いの合意が成立しおいないのに終局が成立しおいるず勘違いし、駄目詰めに察しお必芁な着手'''手入れ'''ずいう。をせずに石をずられおしたい、終局しおいたかどうかで争いになっおしたうずいったトラブルが埌を絶たない。こういったトラブルはアマチュアだけでなくプロでも起こり埗る。 [[w:2002幎|2002幎]][[w:王立誠|王立誠]]二冠棋聖・十段に[[w:柳時薫|柳時薫]]䞃段が挑戊した第26期[[w:棋聖 (囲碁)|棋聖戊]]䞃番勝負第五局においお、終局したず思っおいた柳時薫は「駄目詰め」の䜜業に入っおいたが、王立誠は終局ずは思っおおらず柳時薫の石を六子も取っおしたった。終局しおいないのなら柳時薫は取られないように「手入れ」すべきで、終局しおいるなら順序関係なくお互いの地にならない駄目を぀めるだけだったため柳時薫は手入れを怠った。これにより王立誠の逆転勝利ずなり、行為の正圓性を巡り囲碁界に論争を巻き起こした。 ==察局の進行== ===序盀=== 通垞、察局が始たるずしばらくは[[w:垃石|垃石]]が行われる。倧䜓の堎合は碁盀の四隅に打぀事から始たる。なお初手を四隅に打぀堎合は、慣䟋的に右䞊隅に打぀。 *䞉々さんさん - 碁盀の隅から3・3の䜍眮の事。地に察しお最も堅い手であるが䞭倮ぞの働きが匱い。 *小目こもく - 碁盀の隅から3・4あるいは4・3の䜍眮の事。叀くから垃石の基本ずされる。 *[[w:星 (囲碁)|星]]ほし - 碁盀の隅から4・4の䜍眮の事。珟圚の垃石の花圢。特に初心者はこの手より始める事が倚い。 *目倖しもくはずし - 碁盀の隅から3・5あるいは5・3の䜍眮の事。盞手の䜜戊をくじくための物ずしお打たれるこずが倚い。 *高目たかもく - 碁盀の隅から4・5あるいは5・4の䜍眮の事。 *五の五ごのご - 碁盀の隅から5・5の事。 *倧高目おおたかもく - 碁盀の隅から4・6あるいは6・4の䜍眮の事。 *[[w:倩元|倩元]]おんげん - 碁盀の䞭心。䞭心に打぀ため四方党おの向きからのシチョりに有利ずされるが、五の五・倧高目ずずもに未だあたり研究が成されおいない。 ===䞭盀=== 䞭盀は死掻の絡んだ'''戊い'''になる。互いに[[w:死掻|死掻]]がはっきりしおいない匱い石を意識しながら打ち進める。 䞭盀でもっずも重芁な抂念は、'''厚み'''ず'''実利'''であろう。党局的に圱響が及ぶような石の配眮を厚みずいい、それに察しお、局所的に地になりそうなずころを実際に地ずみなしたずきの利益を実利ずいう。経営で蚀えば、厚みが長期、実利が短期である。このバランスが重芁である。ずりわけ厚みは、䜿い方、たたその効果の評䟡が難しく、コンピュヌタ囲碁プログラムにずっお最倧の難関の䞀぀である。 䞭盀は、もっずも䜜戊が富んだずころである。基本的な構想をいく぀かあげるず *盞手の匱い石を攻撃しお、地暡様を぀くるのに圹立぀厚み壁を䜜る *盞手の石をずる *自分の石を捚おお'''捚石'''、別のずころで利益を埗る *打ち蟌んで生きる などがある。 ===終盀=== [[w:ペセ|ペセ]]は双方共に、死掻の心配がなくなった状態の事を蚀い、倧たかな領域線を決める'''倧ペセ'''ず现かい䞀目・二目で争う小ペセに分かれる。プロならば小ペセの段階で勝敗が解るのは極自然である。 == 関連項目 == *[[w:囲碁]] [[Category:ゲヌム|いこ]] [[Category:囲碁|*]] [[en:go]] [[de:go]]
null
2021-06-11T07:18:33Z
[ "テンプレヌト:Pathnav" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%9B%B2%E7%A2%81/%E5%9B%B2%E7%A2%81%E3%81%A8%E3%81%AF
3,079
身䜓に察する眪
法孊>刑事法>刑法>刑法各論>個人的法益に察する眪>身䜓に察する眪 ここでは、刑法に芏定された犯眪類型のうち、保護法益が身䜓に察する犯眪類型に぀いお解説する。(個人的法益に察する眪の䞀皮)。 「狐萜ずし」治療術ず暎行の故意
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法孊>刑事法>刑法>刑法各論>個人的法益に察する眪>身䜓に察する眪", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ここでは、刑法に芏定された犯眪類型のうち、保護法益が身䜓に察する犯眪類型に぀いお解説する。(個人的法益に察する眪の䞀皮)。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "「狐萜ずし」治療術ず暎行の故意", "title": "身䜓に察する眪" } ]
法孊刑事法刑法刑法各論個人的法益に察する眪身䜓に察する眪 ここでは、刑法に芏定された犯眪類型のうち、保護法益が身䜓に察する犯眪類型に぀いお解説する。個人的法益に察する眪の䞀皮。
[[法孊]][[刑事法]][[刑法]][[刑法各論]][[個人的法益に察する眪]][[身䜓に察する眪]] ここでは、[[w:刑法|刑法]]に芏定された犯眪類型のうち、[[w:保護法益|保護法益]]が身䜓に察する犯眪類型に぀いお解説する。[[w:個人的法益|個人的法益]]に察する眪の䞀皮。 == 身䜓に察する眪 == === [[傷害眪]] === ====[[傷害の意矩]]==== ====[[胎児傷害]]==== ====[[傷害眪#故意|故意]]==== ====[[同時傷害の特䟋刑法条]]==== =====[[同時傷害の特䟋刑法条#意矩|意矩]]===== =====[[同時傷害の特䟋刑法条#芁件|芁件]]===== =====[[同時傷害の特䟋刑法条#承継的共同正犯論ずの関係|承継的共同正犯論ずの関係]]===== === [[暎行眪]] === [http://knakayam.exblog.jp/3113224/ 「狐萜ずし」治療術ず暎行の故意] === [[凶噚準備集合眪]] === === [[過倱傷害及び臎死眪]] === ==== [[過倱傷害・過倱臎死眪]] ==== ==== [[業務䞊過倱臎死傷眪]] ==== ==== [[危険運転臎死傷眪]] ==== {{stub}} [[Category:刑法各論|しんたいにたいする぀み]]
null
2006-08-29T14:33:59Z
[ "テンプレヌト:Stub" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E7%BD%AA
3,080
匷盗眪
法孊>刑事法>刑法>刑法各論>個人的法益に察する眪>財産に察する眪>匷盗眪 刑法240条の論点は決着枈みか (䟋)暎行脅迫を甚いお、䞍動産の登蚘名矩を取埗
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法孊>刑事法>刑法>刑法各論>個人的法益に察する眪>財産に察する眪>匷盗眪", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "刑法240条の論点は決着枈みか", "title": "匷盗傷人眪・匷盗臎死眪" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "匷盗傷人眪・匷盗臎死眪" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "(䟋)暎行脅迫を甚いお、䞍動産の登蚘名矩を取埗", "title": "以䞋敎理䞭" } ]
法孊刑事法刑法刑法各論個人的法益に察する眪財産に察する眪匷盗眪
[[法孊]][[刑事法]][[刑法]][[刑法各論]][[個人的法益に察する眪]][[財産に察する眪]][[匷盗眪]] == 匷盗眪 == === 匷盗眪総説 === *匷盗眪[[刑法第236条|第236条]] :'''暎行又は脅迫を甚いお他人の[[財物の意矩|財物]]を匷取した者は、匷盗の眪ずし、五幎以䞊の[[有期懲圹]]に凊する。''' :'''前項の方法により、財産䞊䞍法の利益を埗、又は他人にこれを埗させた者も、同項ず同様ずする。''' === 各文蚀の意矩 === *「'''暎行'''」人に向けられる有圢力の行䜿であり、か぀、その反抗を抑圧するに足る匷床者であるこず、いわゆる「最狭矩の暎行→[[暎行眪#暎行抂念]]」 *「'''脅迫'''」害悪の告知により恐怖心を起こさせるこず ::「匷取」の手段であれば、盞手方の反抗を抑圧する皋床で足り、その刀断基準は瀟䌚通念䞊䞀般的なものにより、被害者の䞻芳に寄らない最刀昭和24幎2月8日刑集3å·»2号75号。なお、その皋床に達しない脅迫であれば、[[恐喝眪]]を構成するこずがある。 :「匷取」の手段ずしお甚いられる以䞊、必ずしも所有者・占有者に察しお加えられる必芁はない刀䟋。 *「'''匷取'''」暎行・脅迫により被害者の意思に反しお財物を自己の占有に移すこず。 :奪取である必芁はなく、被害者による亀付や、被害者の䞍知のうちに領埗しおも匷取したこずになる。 *「'''財産䞊䞍法の利益を埗、又は他人にこれを埗させた'''」[[二項犯眪]]を参照。 === 匷盗の眪数 === *財物詐取埌の暎行・脅迫の堎合 **1項詐欺眪暎行眪脅迫眪䜵合眪 ***神戞地刀昭和34幎9月25日䞋刑集1å·»9号2069頁 **1項詐欺眪2項匷盗眪䜵合眪 ***倧分地刀昭和52幎9月26日刀時879号161頁 **1項詐欺眪2項匷盗眪→2項匷盗眪包括䞀眪 *財物窃取埌の暎行・脅迫の堎合 **窃盗眪2項匷盗眪→2項匷盗眪包括䞀眪 **窃盗眪の共眰的事埌行為䞍可眰的事埌行為 ====暎行埌財物奪取の犯意を生じた堎合==== #[[暎行眪]]傷害を生じおいれば[[傷害眪]]ず[[窃盗眪]]の[[䜵合眪]]刀䟋通説 #*東京高刀昭和48幎3月26日 #:論拠 #:*匷盗眪の構成芁件は「暎行・脅迫によっお」財物を奪取しおいるこず #:*匷盗眪には[[匷姊眪]]珟・[[匷制性亀等眪]]における[[刑法第178条]]にあたる条項が存圚しない #:→ [[䞍真性䞍䜜為犯]]類䌌の構成は、匷盗眪の定圢を䞍明瞭にする。埓っお、匷盗眪は䞍成立。 #匷盗眪説[[w:藀朚英雄|藀朚]] #:自己の惹起した抗拒䞍胜状態を積極的に利甚しお財物を取埗する行為は、䞀皮の䞍真性䞍䜜為犯であり暎行を手段ずしお財物を奪取したず同䞀の評䟡をするこずができる。 === 匷盗の予備及び未遂 === *匷盗予備眪[[刑法第237条|第237条]] :'''匷盗の眪を犯す目的で、その予備をした者は、二幎以䞋の懲圹に凊する。''' *匷盗未遂眪[[刑法第243条|第243条]] :'''[[刑法第235条|第235条]]から[[刑法第236条|第236条]]たで及び[[刑法第238条|第238条]]から[[刑法第241条|第241条]]たでの眪の未遂は、眰する。''' == 事埌匷盗 == === 事埌匷盗 === *事埌匷盗眪[[刑法第238条|第238条]] :'''窃盗が、財物を埗おこれを取り返されるこずを防ぎ、逮捕を免れ、又は眪跡を隠滅するために、暎行又は脅迫をしたずきは、匷盗ずしお論ずる。''' ==== 各文蚀の意矩 ==== ;「'''窃盗'''」:窃盗犯人のこず。窃盗の着手をした者ずされる。「財物を埗おこれを取り返されるこずを防」ぐ目的で行われた堎合、既遂犯が察象であるが、「逮捕を免れ、又は眪跡を隠滅するためになされる堎合は、既遂・未遂を問わない。 ==== 論点 ==== *[[目的犯]] *暎行・脅迫 **犏岡地刀昭和62 幎2 月9 日刀時1233 号157頁 **窃盗の機䌚の継続 ***肯定䟋 ****広島高刀昭和28 幎5 月27 日刀特31 号15 頁 ****最決昭和34幎3月23日刑集13å·»3号391頁 ****最決平成14幎2月14日刑集56å·»2号240頁 ***吊定䟋 ****京郜地刀昭和51 幎10 月15 日刑裁月報8 å·»9=10 号431頁 *未遂および既遂 **最刀昭和24幎7月9日刑集3å·»8号1188頁 *予備 **肯定説 ***最決昭和54 幎11 月19 日刑集33 å·»7 号710 頁 **吊定説 *共犯 **構成的身分犯説 ***倧阪高刀昭和62 幎7 月17 日刀時1253 号141頁 **加枛的身分犯説 ***新期地刀昭和42 幎12 月5 日刀時509 号77 頁 ***東京地刀昭和60 幎3 月19 日刀時1172 号155 頁 **結合犯説非身分犯説 ***承継的共同正犯肯定説 ***承継的共同正犯吊定説 *窃盗眪ずの関係 **居盎り匷盗→匷盗眪 **窃盗既遂の埌に、さらに暎行・脅迫により財物を匷取した堎合 ***高束高刀昭和28 幎7 月27 日高刑集6 å·»11 号1442 頁 **窃盗既遂の埌に、匷盗の犯意で暎行・脅迫を行ったが、逮捕されそうになったため、暎行・脅迫により逃走した堎合 ***窃盗既遂眪+匷盗未遂眪包括䞀眪 ***事埌匷盗既遂眪䞀眪 ****広島高刀昭和32幎9月25日高刑集10å·»9号701頁 === 昏睡匷盗 === *昏睡匷盗眪[[刑法第239条|第239条]] :'''人を昏酔させおその財物を盗取した者は、匷盗ずしお論ずる。''' ==== 各文蚀の意矩 ==== ;昏睡:睡眠薬や麻酔薬、アルコヌル等により、人の意識䜜甚に䞀時的たたは継続的に障害を生じさせるこずであるが、意識喪倱たでは䞍芁ずされる東京高刀昭和49 幎5 月10 日東高刑時報25 å·»5 号37 頁、暪浜地刀昭和60 幎2 月8 日刑裁月報17 å·»1=2 号11 頁 ==== 論点 ==== *昏睡状態に乗ずるだけでは足りず、犯人が、暎行・脅迫以倖の方法で昏睡させたこずを芁する。 *昏睡匷盗眪の予備 **肯定説倚数説 **吊定説 == 匷盗傷人眪・匷盗臎死眪 == *匷盗傷人眪・匷盗臎死眪[[刑法第240条|第240条]] :'''匷盗が、人を負傷させたずきは無期又は六幎以䞊の懲圹に凊し、死亡させたずきは死刑又は無期懲圹に凊する。''' *匷盗臎死傷眪240 条の類型 *䞻䜓 **「匷盗」匷盗犯人を意味し、匷盗未遂犯人を含む ***最刀昭和23 幎6 月12 日刑集2 å·»7 号676頁 **事埌匷盗眪、昏睡匷盗眪これらの未遂眪を含むの犯人をも含む ***倧刀昭和6幎7月8日刑集10å·»319頁 **死傷結果の原因行為 ***手段説 ***機䌚説 **肯定䟋 ***倧刀倧正6幎10月29日刑集10å·»511頁 ***最刀昭和24幎5月28日刑集3å·»6号873頁 ***最刀昭和25 幎12 月14 日刑集4 å·»12 号2548頁 ***最刀昭和23幎3 月9 日刑集2 å·»3 号140頁 ***最刀昭和32 幎7 月18 日刑集11 å·»7 号1861頁 **密接関連性説 **拡匵された手段説 *䞻芳的芁件本眪に死傷結果に぀いお故意のある堎合を含むか **死亡結果に぀いお故意ある堎合 ***殺人眪+匷盗臎死眪芳念的競合 ****倧刀明治43 幎10 月27 日刑録16 茯1764頁 ***殺人眪+匷盗眪の芳念的競合 ***240 条埌段のみ適甚 ****倧連刀倧正11 幎12 月22 日刑集1 å·»815 頁 ****最刀昭和32 幎8 月1 日刑集11 å·»8 号2065 頁 ****最決昭和28幎2月19日刑集7å·»2号280頁 ****倧阪高刀昭和60 幎2月6 日刀時1149 号165 頁 *傷害の皋床 **非限定説 ***倧刀倧正4 幎5 月24 日刑録21 茯661 頁 ***東京高刀昭和62 幎12 月21 日刀時1270 号159 頁 **限定説 ***倧阪地刀昭和54 幎6 月21 日刀時948 号128 頁 *匷盗殺人眪ず匷取の範囲 **倧刀倧正2幎10月21日刑録19 茯982 頁 **東京高刀昭和53 幎9 月13 日刀時916 号104 頁 **仙台高刀昭和31 幎6 月13 日刀時916 号104 頁窃盗眪成立 **東京高刀昭和57 幎1 月21 日刑裁月報14 å·»1=2 号1 頁 *未遂 **結果的加重犯である匷盗臎傷眪・匷盗臎死眪の堎合 ***倧刀昭和4幎5月16日刑集8å·»251頁 ***最刀昭和23幎6月12日刑集2å·»7号676頁 **匷盗傷人眪の堎合 **匷盗殺人眪の堎合 ***倧連刀倧正11 幎12 月22 日刑集1 å·»815頁 [http://strafrecht.typepad.jp/blog/2005/10/240_0e35.html 刑法240条の論点は決着枈みか] == 匷盗・匷制性亀等眪 == *匷盗・匷制性亀等眪・同臎死傷眪[[刑法第241条|第241条]] :'''匷盗が人を匷姊したずきは、無期又は䞃幎以䞊の懲圹に凊する。よっお人を死亡させたずきは、死刑又は無期懲圹に凊する'''。 *匷盗・匷制性亀等眪匷盗眪ず匷制性亀等眪の結合犯 **最刀昭和30幎12月23日刑集9å·»14号2957頁 **最刀昭和24幎12月24日刑集3å·»12号2114頁 *匷盗・匷制性亀等臎死眪 **匷盗・匷制性亀等臎死眪は死亡結果に぀いお故意ある堎合を含むか ***消極説 ****倧刀昭和10幎5月13日刑集14å·»514頁 ****倧阪高刀昭和42幎5月29日高刑集20å·»3号330頁 ***積極説 **匷盗・匷制性亀等臎死眪の未遂 **匷盗・匷制性亀等臎傷 ***匷盗・匷制性亀等眪説 ****倧刀昭和8幎6月29日刑集12å·»1269頁 ****東京地刀平成元幎10月31日刀時1363号158頁 ****浊和地刀昭和32 幎9 月27日刀時13 号43頁 == 以䞋敎理䞭 == ***匷盗眪 ****財物匷盗眪 ****利益匷盗眪 **他眪ずの関係 ***窃盗眪 ***恐喝眪 === 客䜓 === *財物他人の占有する他人の財物基本的に235条ず同じ **䞍動産 ***孊説 ****肯定説西田 ****吊定説倚数説→利益匷盗 䟋暎行脅迫を甚いお、䞍動産の登蚘名矩を取埗 *財産䞊の利益 **財物有䜓物以倖の財産的利益 **「財産䞊䞍法の利益」ずは利益自䜓が䞍法であるこずを意味するものではなく、財産䞊の利益を䞍法に移転させるこずを意味する。 **移転性 ***圹務 ***情報 **䞍法な利益 ***倧阪高刀昭和35 幎12 月26 日䞋刑集3 å·»3=4 号208 頁盗品等の察䟡であるこずを明らかにしお消費寄蚗の目的ずした珟金に察する返還請求暩 ***名叀屋高刀昭和35 幎12 月26 日高刑集13 å·»10 号781 頁「癜タク」の料金 ***最決昭和61幎11月18日刑集40å·»7号523頁取匕を斡旋するず欺眔されお枡した芚せい剀の返還請求暩たたは代金請求暩 ***吊定䟋 ****広島高刀昭和43幎12月24日刀時548号105頁売春代金 ***孊説 ****肯定説 ****吊定説山口・各論212、䞭山・口述各論140など === 行為 === *匷取 **手段 ***暎行・脅迫 ****被害者の反抗を抑圧するに足りる皋床最刀昭和24幎2月8日刑集3å·»2号75号 ****「瀟䌚通念䞊䞀般に被害者の反抗を抑圧する皋床のものであるかどうかず云う客芳的基準によっお決せされるのであっお、具䜓的事案の被害者の䞻芳を基準ずしおその被害者の反抗を抑圧する皋床であったかどうかず云うこずによっお決せられるものではない。」最刀昭和24幎2月8日刑集3å·»2号75頁 ****肯定䟋東京高刀昭和29幎10月7日東高刑時報5å·»9号380頁 ****吊定䟋東京高刀昭和37幎10月31日東高刑時報13å·»10号267頁 ***倧阪地刀平成4 幎9 月22 日刀タ828 号281頁 ***「ひったくり」 ****最決昭和45 幎12 月22 日刑集24å·»13号1882頁 ***奪取 ****東京高刀昭和42幎6月20日東高刑時報18å·»6号193頁 ****名叀屋高刀昭和32幎3月4日高刑裁特報4å·»6号116頁 ****最刀昭和23幎12月24日刑集2å·»14号1883頁 ****吊定䟋名叀屋高刀昭和30幎5月4日高刑裁特報2å·»11号501頁 ***財物奪取埌の暎行・脅迫 ****1項匷盗眪説最刀昭和24幎2月15日刑集3å·»2号164頁 ****1項匷盗眪吊定説最決昭和61幎11月18日刑集40å·»7号523頁 ***暎行・脅迫埌の領埗意思 ****新たな暎行・脅迫䞍芁説 *****倧審院昭和19幎11月24日刑集23å·»252頁 *****最刀昭和24幎12月24日刑集3å·»12号2114頁 *****東京高刀昭和37幎8月30日高刑集15å·»6号488頁 *****東京高刀昭和57幎8月6日刀時1083号150頁 ****必芁説 *****高束高刀昭和34幎2月11日高刑集12å·»1号18頁 *****東京高刀昭和48幎3月26日高刑集26å·»1号85頁 *****札幌高刀平成7幎6月29日刀時1551号142頁 *****倧阪高刀平成元幎3月3日刀タ712号248頁 *****最刀昭和41幎4月8日刑集20å·»4号207頁 *利埗行為 **凊分行為の芁吊 ***必芁説 ****倧刀明治43幎6月17日刑録16 茯1210頁 ***䞍芁説 ****倧刀昭和6幎5月8日刑集10å·»205頁 ****最刀昭和32幎9月13日刑集11å·»9号2263頁 ****倧阪高刀昭和59幎11月28 日高刑集37å·»3号438頁 ***盞続人による被盞続人の殺害 ****東京高刀平成元幎2月27日高刑集42å·»1号87頁 {{stub}} [[category:刑法各論|こうずうさい]]
null
2021-08-26T13:41:17Z
[ "テンプレヌト:Stub" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%BC%B7%E7%9B%97%E7%BD%AA
3,081
財産犯総論
法孊>刑法>刑法各論>個人的法益に察する眪>財産に察する眪>財産犯総論 䞍法領埗の意思:暩利者排陀意思ず䞀時䜿甚の可眰性
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法孊>刑法>刑法各論>個人的法益に察する眪>財産に察する眪>財産犯総論", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "䞍法領埗の意思:暩利者排陀意思ず䞀時䜿甚の可眰性", "title": "財産犯総論" } ]
法孊刑法刑法各論個人的法益に察する眪財産に察する眪財産犯総論
[[法孊]][[刑法]][[刑法各論]][[個人的法益に察する眪]][[財産に察する眪]][[財産犯総論]] == 財産犯総論 == === 財産犯の分類 === * 領埗眪ず毀棄眪 * 移転眪ず暪領眪 * 財物眪ず利埗眪財産犯の客䜓を参照 === 財産犯の客䜓 === ==== 財物 ==== * 孊説 ** 有䜓物説 ** 管理可胜性説 * 刀䟋 ** 倧刀明治36幎5月21日刑録9茯874頁 ** 東京地刀昭和40幎6月26日䞋刑集7å·»6号1319頁 ** 東京地刀昭和59幎6月28日刀時1126号6頁 ** 東京地刀平成9幎12月5日刀時1634号155頁 * 䞍動産 ==== 財産䞊の利益 ==== === 財産犯の保護法益 === * 孊説 ** 本暩説 ** 所持説 * 242条の解釈 * 刀䟋 ** 倧刀倧正7幎9月25日刑録24茯1219頁 ** 倧刀倧正12幎6月9日刑集2å·»508頁 ** 最刀昭和24幎2月15日刑集3å·»2号175頁 ** 最刀昭和24幎2月8日刑集3å·»2号83頁 ** 最刀昭和34幎8月28日刑集13å·»10号2906頁 ** 最刀昭和35幎4月26日刑集14å·»6号748頁 ** 最刀平成元幎7月7日刑集43å·»7号607頁 === [[䞍法領埗の意思]] === [http://strafrecht.typepad.jp/blog/2005/10/post_b7ba.html 䞍法領埗の意思暩利者排陀意思ず䞀時䜿甚の可眰性]<!--リンク切れ 2017-5 --> == 関連項目 == * [[w:財産犯|財産犯]] * [[w:財物|財物]] {{stub}} [[Category:刑法各論|さいさんはんそうろん]]
null
2017-05-30T05:40:12Z
[ "テンプレヌト:Stub" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%B2%A1%E7%94%A3%E7%8A%AF%E7%B7%8F%E8%AB%96
3,082
名誉毀損ず衚珟の自由
名誉(人栌的利益)ず衚珟の自由ずいう憲法的䟡倀(人暩)が察立する堎合、いずれの保護が優先されるか、たたその刀断基準は䜕かが問題になる。 以䞋では、刑法孊における議論を玹介する。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "名誉(人栌的利益)ず衚珟の自由ずいう憲法的䟡倀(人暩)が察立する堎合、いずれの保護が優先されるか、たたその刀断基準は䜕かが問題になる。", "title": "名誉毀損ず衚珟の自由" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "以䞋では、刑法孊における議論を玹介する。", "title": "名誉毀損ず衚珟の自由" } ]
法孊憲法日本囜憲法>人暩 (日本囜憲法)衚珟の自由 (日本囜憲法)名誉毀損ず衚珟の自由 法孊刑事法刑法>刑法各論名誉毀損ず衚珟の自由
*[[法孊]][[憲法]][[日本囜憲法]]>[[人暩 (日本囜憲法)]][[衚珟の自由 (日本囜憲法)]][[名誉毀損ず衚珟の自由]] *[[法孊]][[刑事法]][[刑法]]>[[刑法各論]][[名誉毀損ず衚珟の自由]] == 名誉毀損ず衚珟の自由 == === 総論・合憲性 === 名誉人栌的利益ず衚珟の自由ずいう憲法的䟡倀人暩が察立する堎合、いずれの保護が優先されるか、たたその刀断基準は䜕かが問題になる。 以䞋では、刑法孊における議論を玹介する。 === 真実性の蚌明 === *挙蚌責任の転換 *法的性栌 **凊眰阻华事由説 **違法阻华事由説 **構成芁件該圓性阻华説 **過倱犯凊眰芏定説 === 真実性の誀信 === *刀䟋 **初期の刀䟋 **最倧刀昭和44625刑集237975 *孊説 **錯誀論的アプロヌチ ***違法阻华事由説厳栌責任説 ***「蚌明可胜な皋床の真実」 **違法論的アプロヌチ ***二分説+刑法35条 **過倱論的アプロヌチ ***過倱犯凊眰芏定説 {{stub}} [[Category:刑法|めいよきそんずひようけんのしゆう]] [[Category:憲法|めいよきそんずひようけんのしゆう]]
null
2010-08-06T10:30:11Z
[ "テンプレヌト:Stub" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%90%8D%E8%AA%89%E6%AF%80%E6%90%8D%E3%81%A8%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1
3,083
高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション
小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習>高等孊校の孊習>高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション 英語>高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション 本項は高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション の解説である。 オヌラルコミュニケヌションでは特に英語での䌚話を扱う。 通垞蚀語を孊ぶ際に、䌚話でそれを甚いるこずこそが最も重芁な 目的であるず考えられがちである。しかし、より深く考えおみるず必ずしも それが垞に正しいずいえるわけではないこずが分かる。 ある情况では自分がやりたいず考えおいるこずや仕事でやらなくおはいけないず 考えられるこずに関する情報が英語でしか䞎えらえられおいないこずがある。 このような堎面にあたっお英語を孊ぶずきには、英語はあくたで自分の本来の 目的を果たすための方法であり、そのこずを孊ぶ事自䜓が目的であるわけではない。 そのため、䟋えば、察応する情報が垞に文曞の圢で䞎えられおいるこずが 既に知られおいるなら、英語の話し方ずいうよりも読み方に集䞭しお孊べばよい。 たた、仮に察応する情報䌝達が䞻に䌚話を通じおなされるずしおも それだけで英語の䌚話を詳しく孊ぶこずが必芁ずいう結論に到るこずは できない。なぜなら、あらかじめ十分な準備をしなくおも、ある堎面に おいおは、片蚀の英語や単語の矅列だけでも十分必芁なこずをなすこずが出来、 文法的に正しい䌚話や正しい発音を甚いる必芁が無いこずがある。 そのため、特に英語の䌚話により重点を眮く内容があるこずは䞀芋䞍思議に思える。 このこずはしかし、正しい発音ず正しい文法に裏打ちされた正確な英語が 必芁でないずいうこずを意味しおはいない。 䟋えば、囜際䌚議などの公の堎で甚いられる英語に、正確でない英語を甚いるこずは 情况によっおは面倒な自䜓を匕き起こしかねない。この様な情况では 1語1語が日垞䌚話ずは異なる重芁な意味を持぀ため、どんな蚀い間違いや 蚀葉の間違いも重倧な䞍利益を匕き起こす可胜性があるからである。 このようなこずから、より重芁な地䜍を埗たいず思うものはより正確な英語を 修埗しおおいた方が英語を甚いるいろいろな堎面で有利に働くず考えられる。 曎に重芁なこずには、䞊のように英語を読むこずが必芁であるから 読むこずを特に重点的に緎習するずいう方法が効率的な方法であるかどうかが 必ずしも明らかでは無いこずによる。 そうではなく、英語に関する胜力を党䜓的に䌞ばす方がより効果的な勉匷法である ずいう意芋もある。ここでいう英語に関する党䜓的な胜力ずは 読む、曞く、聞く、話すの4぀の胜力であり、これらは互いに関係しあっお いるので、1぀だけを䌞ばそうずするよりもより効果的であるずいう 考え方である。 しかし、これは経隓的な結果であり、このこずが仮に正しいずしおも どんな人に察しおもこのこずが圓おはたるわけではない。 いずれにしおも正確な英語を身に着けるこずはそれ自䜓興味深いこずでもあるので、 ここで扱うのである。 既に英語の音が日本語の音よりもかなり倚いこずを䞭孊校英語で 孊んだ。母音を衚わすアルファベットは日本語ず同じく の5぀であるが、それぞれに察応する音が耇数ある。そのうえ、 日本語でいうそれぞれの音に察応する文字が垞に英語でも同じ文字で衚わされる 蚳でもない。䟋えば、 の匷勢音節の母音はouで䞎えられるが、この語は /ɪˈnʌf/ ずよみ 察応する日本語の文字は /ʌ/ である。同じ様に ずいう単語では ir は /ɜː(r)/ ず発音され、むずは読たれない。 このように英語の音は文字ず異なった発音をするこずがあり、 特にいく぀かの文字が぀らなった時にその傟向がある。 ここではおもな母音ず察応する発音をたずめる。 曎に、英語の単語にはそれぞれアクセントず呌ばれる匷く読たれる䜍眮が 定められおいる。アクセントの䜍眮の母音ずその前の子音は通垞の 音よりもすこし長く読むようにするずよい。 䞀方、アクセントが無い䜍眮の母音は通垞匱く読たれ、倚くの堎合に əず同じ様な発音になる。これは、aに察応する文字だけでなく、 i, u, e, o に関しおも同じである。たた、əず同じような発音になった 母音は情况によっお党く発音されないこずがある。そのため、このようなずきには アクセントがある母音だけが発音され、それ以倖はただ子音だけが発音される ようになる。このような音だけでも英語を母囜語ずする人間はこれらの単語を 聞き取るこずが出来るようである。䟋えば、 ずいう単語ではアクセントはiの䞊に぀く。このずきそれ以倖の母音である e, ieはどちらもəのような発音になり、情况によっおは発音されないこずもある。 それぞれの堎合に぀いお䞊の語の発音は たたは のようになる。䞀方仮にアクセントの䜍眮が最初のeの䞊にあるずかんちがいしたず する。このずきには䞊の単語は たたは のように発音され党く違う語のように聞こえおしたう。この様にアクセントの䜍眮は 英語の発音の䞭で非垞に重芁な䜍眮をしめるため、それぞれの単語に察する アクセントの䜍眮を蚘憶しおおく必芁がある。 曎に、子音に察しおも子音の぀ながり方次第で発音が倉わるこずが知られおいる。 䟋えば、appleずいう単語があるが、この単語のplの発音はlの䜍眮に舌を぀けお pずいう様な音に察応する。日本語のプ音ずル音を続けお読んだような音は 通垞pulのような語に察応しおしたうので泚意が必芁である。この様な発音を 行なう必芁がある子音の䞊びはいく぀かあるのでここでたずめおおく。 たず、 ではlの䜍眮に舌を぀けたたた察応する子音の発音をする。䞀方、 ではrの䜍眮に舌を぀けたたた察応する子音の発音をする。 たた、䞊のような発音ずは異なっおいるが、thずいう子音の䞊びが出お来たずきには この語は /Ξ, ð/ ずいう特別な発音になる。 このように子音の䞊びで特別な発音が生じる語をたずめる。 などがある。 通垞英語の文章では重芁な単語や新しく出お来た情報は匷く読たれそれ以倖の 単語は匱く読たれる。䟋えば、 などの文章では食べたずいうこずを匷調したいずきにはeatを 匷く読み、リンゎをずいう点を匷調したいずきにはappleを匷く読む。 䞀方それ以倖の単語は匱く読たれるのであるが、実際にはこの時単に匱く読たれる だけでなく速く読たれる。たた、読たれる速床が速くなるにしたがっお 特に冠詞や代名詞などの重芁な情報を担っおいないず思われる語に぀いおは、 その母音はアクセントが入っおいる文字ですらəに近い音になるこずがある。 ただし、名詞などの比范的重芁床の高い語ではアクセントの音だけは保たれる 事が倚い。そのため、䟋えば䞊の文でappleを匷調するずきには ずいうように eat ず apple 以倖の母音がほずんど萜ちお聞こえる。このため 日本語的に党おの語に母音が入っおいるものずしお聞こうず思うずけっしお聞き取る 事が出来なくなるので泚意が必芁である。たた、最埌のpl音は通垞の発音ず 比べお倉化するこずに泚意。 たた、英語の発音では日本語の感芚ず比べるず息継ぎず息継ぎの感芚がかなり 長くなっおいる。 䟋えば、 ずいう皋床の文は通垞1床も息継ぎをするこず無く発声されるものず思われる。 もちろん話す速床によるので、sinceの前などで息継ぎが入るこずも ありそうだが、たいおいは息継ぎ無しで十分ず思われる。 これは実際に䞊の文を読むずきには母音を読む語が 皋床であり、しかもそれらの語に察しおも発音するのはアクセントが入った 文字だけである。それ以倖の語は単に軜く口の圢を適圓な発音の音の圢に 倉化させる皋床ですむのである。䞀方、日本語ではそれぞれの字に察しお 母音を明確に定める必芁があるためこの様な読み方をするこずは難しい。 ここからは実際の䌚話に近い文章をあげおいく。この様な文章は 䌚話の基本になるものなので十分に身に着けおおくずよい。 ここでは本文は単に文ずしお曞いたが、実際にはこれらの文章は 通垞音声ずしおだけ䞎えられ、それらの本文は䞎えられないこずも倚い。 しかし、ここでは技術的な問題で音声を受け枡す方法が無いので、 さしあたり文章だけを曞いおいる。 ほずんどが䞭孊校皋床の文法だが䞭孊校皋床の英文でも、 日垞䌚話皋床にはほが十分であるこずがわかる。 堎面ずしおはそれほど高玚でないレストランに来た倫婊を想定しおいる。 䟋えばここがより高玚なレストランだったずきには店員に察する泚文では 単にwantではなく、would like toなどのより䞁寧な衚珟を䜿った方が 無難である。䞀方、店員の偎はB,Cに察しお䞁寧な口調で話しおいる。 たた、男の方も店員に察しおはwantで話しおいるが自分の劻に察しおは would like toで話しおいる。 店員の䌚話の1぀に ずいう文章があるが、疑問文であるこずからsomethingはanythingずなった方が よいように思える。ただし疑問文の䞭でanyの代わりにsomeを甚いるこずは可胜であり、 その堎合には実際にそれが存圚するこずをより匷く前堀ずしおいる蚀い方ずなる。 ここでは、anythingずするず既に十分に買いものをしおいるずいう 衚珟になりsomeではもう少し買っおもよいのではずすすめるような衚珟になる。 ここでは、店員の発蚀ず蚀うこずで埌者を遞んでもよさそうである。 䞀応ここでは店員の蚀っおいるこずは党お本圓であるず蚀う 前堀で話を進めおいる。 ここでは、圌らの䌚瀟がカタログを集めお、それぞれの家具の特城を぀かんでいる 事にしおいるが、実際の商売の堎面ではw:posシステムなどコンピュヌタヌを からめる堎合が倚い。日本でも、スヌパヌなどの生鮮食品を扱うコヌナヌでは それぞれの野菜や肉の生産者をリアルタむムで衚瀺するシステムを 甚いおいるずころがある。これらはよりよいものを䜿いたいずいう消費者の 声に答えお導入されおいるが、情報技術の技術的な発展がそのこずを助けたこずは 興味深い。 䞊の䟋では特に店員の属する䌚瀟がそのような技術を甚いおいるずいう蚘述は 無いのだが、マレヌシアの情况を぀かんでいるこずからおそらく䜕らかの 圢で情報技術を甚いおいるずいえるだろう。 圢容詞の比范玚が圢容詞に-erを぀けお䜜られるこずは既に䞭孊校英語で 孊んだ。ここで、圢容詞の比范玚に適切な副詞を぀けるこずで、 比范の意味を匷めたり、和らげたりするこずが出来る。䟋えば、䞊の䟋では などずなり、muchは比范玚を匷める働きをする。ここで、通垞の圢容詞を 扱うずきのように などずするこずは出来ない。 他に比范玚を修食する副詞ずしお などがあげられる。 英語の名詞には数えられる名詞ず数えられない名詞があるこずを䞭孊校英語で 孊んだ。このような名詞のこずをそれぞれ可算(countable)名詞、 䞍可算(uncountable)名詞ず呌ぶ。ここで、䞍可算名詞の䟋ずしお 物質で出来た名詞があげられるがこの様な名詞を特に物質名詞ず呌ぶこずがある。 䟋えば、 などがあげられる。たた、ある数えられる名詞が集たっお出来た名詞の䞭には それ自䜓が耇数圢の様な意味を持ち、耇数圢を持たなくなる名詞がある。 䟋えば、 などがあげられる。furnitureは日本語では家具ず蚳されるため、数えられる 名詞ず考えられがちだが、実際に1぀のfurnitureずいいたい時には などを甚いるずよい。単語によっおはその名詞をどのように解釈するかで、 耇数圢ずなったり単数圢ずなったりする。䟋えば、 などはそれらを構成するメンバヌに぀いお考えるなら耇数ず考えられ、 党䜓を1぀ずしお考えるなら単数ずなる。 ドむツに枡った日本のサッカヌ遞手が有名になっお䜕らかのニュヌスのむンタビュヌを 受けおいるずいう蚭定である。 やや長い英文だが䟋えばw:TOEICリスニングの終盀の問題ではこの皋床の 長さの英文を聞いおその内容から質問されるずいう圢匏の問題が 倚い。この皮の問題はかなり難易床が高く差が぀きやすいずころである。 䞊の文章䞭でsort ofずいう蚀葉が䜕か所か芋られた。この蚀葉は本来文法的には 埌に名詞が぀くはずだが珟圚では副詞に転甚されお単に埌の語を和らげる 働きを持぀ようである。 他にkind ofなども䜿われる。 ただしこれらの文法はあくたでinformalなもので、formalな堎では甚いられない ようである。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習>高等孊校の孊習>高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "英語>高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "本項は高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション の解説である。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "オヌラルコミュニケヌションでは特に英語での䌚話を扱う。 通垞蚀語を孊ぶ際に、䌚話でそれを甚いるこずこそが最も重芁な 目的であるず考えられがちである。しかし、より深く考えおみるず必ずしも それが垞に正しいずいえるわけではないこずが分かる。", "title": "始めに" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "ある情况では自分がやりたいず考えおいるこずや仕事でやらなくおはいけないず 考えられるこずに関する情報が英語でしか䞎えらえられおいないこずがある。 このような堎面にあたっお英語を孊ぶずきには、英語はあくたで自分の本来の 目的を果たすための方法であり、そのこずを孊ぶ事自䜓が目的であるわけではない。 そのため、䟋えば、察応する情報が垞に文曞の圢で䞎えられおいるこずが 既に知られおいるなら、英語の話し方ずいうよりも読み方に集䞭しお孊べばよい。", "title": "始めに" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "たた、仮に察応する情報䌝達が䞻に䌚話を通じおなされるずしおも それだけで英語の䌚話を詳しく孊ぶこずが必芁ずいう結論に到るこずは できない。なぜなら、あらかじめ十分な準備をしなくおも、ある堎面に おいおは、片蚀の英語や単語の矅列だけでも十分必芁なこずをなすこずが出来、 文法的に正しい䌚話や正しい発音を甚いる必芁が無いこずがある。 そのため、特に英語の䌚話により重点を眮く内容があるこずは䞀芋䞍思議に思える。", "title": "始めに" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "このこずはしかし、正しい発音ず正しい文法に裏打ちされた正確な英語が 必芁でないずいうこずを意味しおはいない。 䟋えば、囜際䌚議などの公の堎で甚いられる英語に、正確でない英語を甚いるこずは 情况によっおは面倒な自䜓を匕き起こしかねない。この様な情况では 1語1語が日垞䌚話ずは異なる重芁な意味を持぀ため、どんな蚀い間違いや 蚀葉の間違いも重倧な䞍利益を匕き起こす可胜性があるからである。 このようなこずから、より重芁な地䜍を埗たいず思うものはより正確な英語を 修埗しおおいた方が英語を甚いるいろいろな堎面で有利に働くず考えられる。", "title": "始めに" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "曎に重芁なこずには、䞊のように英語を読むこずが必芁であるから 読むこずを特に重点的に緎習するずいう方法が効率的な方法であるかどうかが 必ずしも明らかでは無いこずによる。 そうではなく、英語に関する胜力を党䜓的に䌞ばす方がより効果的な勉匷法である ずいう意芋もある。ここでいう英語に関する党䜓的な胜力ずは 読む、曞く、聞く、話すの4぀の胜力であり、これらは互いに関係しあっお いるので、1぀だけを䌞ばそうずするよりもより効果的であるずいう 考え方である。 しかし、これは経隓的な結果であり、このこずが仮に正しいずしおも どんな人に察しおもこのこずが圓おはたるわけではない。", "title": "始めに" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "", "title": "始めに" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "いずれにしおも正確な英語を身に着けるこずはそれ自䜓興味深いこずでもあるので、 ここで扱うのである。", "title": "始めに" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "既に英語の音が日本語の音よりもかなり倚いこずを䞭孊校英語で 孊んだ。母音を衚わすアルファベットは日本語ず同じく", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "の5぀であるが、それぞれに察応する音が耇数ある。そのうえ、 日本語でいうそれぞれの音に察応する文字が垞に英語でも同じ文字で衚わされる 蚳でもない。䟋えば、", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "の匷勢音節の母音はouで䞎えられるが、この語は /ɪˈnʌf/ ずよみ 察応する日本語の文字は /ʌ/ である。同じ様に", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "ずいう単語では ir は /ɜː(r)/ ず発音され、むずは読たれない。 このように英語の音は文字ず異なった発音をするこずがあり、 特にいく぀かの文字が぀らなった時にその傟向がある。", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "ここではおもな母音ず察応する発音をたずめる。", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "曎に、英語の単語にはそれぞれアクセントず呌ばれる匷く読たれる䜍眮が 定められおいる。アクセントの䜍眮の母音ずその前の子音は通垞の 音よりもすこし長く読むようにするずよい。 䞀方、アクセントが無い䜍眮の母音は通垞匱く読たれ、倚くの堎合に əず同じ様な発音になる。これは、aに察応する文字だけでなく、 i, u, e, o に関しおも同じである。たた、əず同じような発音になった 母音は情况によっお党く発音されないこずがある。そのため、このようなずきには アクセントがある母音だけが発音され、それ以倖はただ子音だけが発音される ようになる。このような音だけでも英語を母囜語ずする人間はこれらの単語を 聞き取るこずが出来るようである。䟋えば、", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "ずいう単語ではアクセントはiの䞊に぀く。このずきそれ以倖の母音である e, ieはどちらもəのような発音になり、情况によっおは発音されないこずもある。 それぞれの堎合に぀いお䞊の語の発音は", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "たたは", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "のようになる。䞀方仮にアクセントの䜍眮が最初のeの䞊にあるずかんちがいしたず する。このずきには䞊の単語は", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "たたは", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "のように発音され党く違う語のように聞こえおしたう。この様にアクセントの䜍眮は 英語の発音の䞭で非垞に重芁な䜍眮をしめるため、それぞれの単語に察する アクセントの䜍眮を蚘憶しおおく必芁がある。", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "曎に、子音に察しおも子音の぀ながり方次第で発音が倉わるこずが知られおいる。 䟋えば、appleずいう単語があるが、この単語のplの発音はlの䜍眮に舌を぀けお pずいう様な音に察応する。日本語のプ音ずル音を続けお読んだような音は 通垞pulのような語に察応しおしたうので泚意が必芁である。この様な発音を 行なう必芁がある子音の䞊びはいく぀かあるのでここでたずめおおく。 たず、", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "ではlの䜍眮に舌を぀けたたた察応する子音の発音をする。䞀方、", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "ではrの䜍眮に舌を぀けたたた察応する子音の発音をする。", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "たた、䞊のような発音ずは異なっおいるが、thずいう子音の䞊びが出お来たずきには この語は /Ξ, ð/ ずいう特別な発音になる。 このように子音の䞊びで特別な発音が生じる語をたずめる。", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "などがある。", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "通垞英語の文章では重芁な単語や新しく出お来た情報は匷く読たれそれ以倖の 単語は匱く読たれる。䟋えば、", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "などの文章では食べたずいうこずを匷調したいずきにはeatを 匷く読み、リンゎをずいう点を匷調したいずきにはappleを匷く読む。 䞀方それ以倖の単語は匱く読たれるのであるが、実際にはこの時単に匱く読たれる だけでなく速く読たれる。たた、読たれる速床が速くなるにしたがっお 特に冠詞や代名詞などの重芁な情報を担っおいないず思われる語に぀いおは、 その母音はアクセントが入っおいる文字ですらəに近い音になるこずがある。 ただし、名詞などの比范的重芁床の高い語ではアクセントの音だけは保たれる 事が倚い。そのため、䟋えば䞊の文でappleを匷調するずきには", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "ずいうように eat ず apple 以倖の母音がほずんど萜ちお聞こえる。このため 日本語的に党おの語に母音が入っおいるものずしお聞こうず思うずけっしお聞き取る 事が出来なくなるので泚意が必芁である。たた、最埌のpl音は通垞の発音ず 比べお倉化するこずに泚意。", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "たた、英語の発音では日本語の感芚ず比べるず息継ぎず息継ぎの感芚がかなり 長くなっおいる。 䟋えば、", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ずいう皋床の文は通垞1床も息継ぎをするこず無く発声されるものず思われる。 もちろん話す速床によるので、sinceの前などで息継ぎが入るこずも ありそうだが、たいおいは息継ぎ無しで十分ず思われる。 これは実際に䞊の文を読むずきには母音を読む語が", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "皋床であり、しかもそれらの語に察しおも発音するのはアクセントが入った 文字だけである。それ以倖の語は単に軜く口の圢を適圓な発音の音の圢に 倉化させる皋床ですむのである。䞀方、日本語ではそれぞれの字に察しお 母音を明確に定める必芁があるためこの様な読み方をするこずは難しい。", "title": "基本事項" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "ここからは実際の䌚話に近い文章をあげおいく。この様な文章は 䌚話の基本になるものなので十分に身に着けおおくずよい。 ここでは本文は単に文ずしお曞いたが、実際にはこれらの文章は 通垞音声ずしおだけ䞎えられ、それらの本文は䞎えられないこずも倚い。 しかし、ここでは技術的な問題で音声を受け枡す方法が無いので、 さしあたり文章だけを曞いおいる。", "title": "レストラン" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "", "title": "レストラン" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "", "title": "レストラン" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "", "title": "レストラン" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "ほずんどが䞭孊校皋床の文法だが䞭孊校皋床の英文でも、 日垞䌚話皋床にはほが十分であるこずがわかる。", "title": "レストラン" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "堎面ずしおはそれほど高玚でないレストランに来た倫婊を想定しおいる。 䟋えばここがより高玚なレストランだったずきには店員に察する泚文では 単にwantではなく、would like toなどのより䞁寧な衚珟を䜿った方が 無難である。䞀方、店員の偎はB,Cに察しお䞁寧な口調で話しおいる。 たた、男の方も店員に察しおはwantで話しおいるが自分の劻に察しおは would like toで話しおいる。", "title": "レストラン" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "", "title": "レストラン" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "店員の䌚話の1぀に", "title": "レストラン" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "ずいう文章があるが、疑問文であるこずからsomethingはanythingずなった方が よいように思える。ただし疑問文の䞭でanyの代わりにsomeを甚いるこずは可胜であり、 その堎合には実際にそれが存圚するこずをより匷く前堀ずしおいる蚀い方ずなる。 ここでは、anythingずするず既に十分に買いものをしおいるずいう 衚珟になりsomeではもう少し買っおもよいのではずすすめるような衚珟になる。 ここでは、店員の発蚀ず蚀うこずで埌者を遞んでもよさそうである。", "title": "レストラン" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "䞀応ここでは店員の蚀っおいるこずは党お本圓であるず蚀う 前堀で話を進めおいる。", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "ここでは、圌らの䌚瀟がカタログを集めお、それぞれの家具の特城を぀かんでいる 事にしおいるが、実際の商売の堎面ではw:posシステムなどコンピュヌタヌを からめる堎合が倚い。日本でも、スヌパヌなどの生鮮食品を扱うコヌナヌでは それぞれの野菜や肉の生産者をリアルタむムで衚瀺するシステムを 甚いおいるずころがある。これらはよりよいものを䜿いたいずいう消費者の 声に答えお導入されおいるが、情報技術の技術的な発展がそのこずを助けたこずは 興味深い。", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "䞊の䟋では特に店員の属する䌚瀟がそのような技術を甚いおいるずいう蚘述は 無いのだが、マレヌシアの情况を぀かんでいるこずからおそらく䜕らかの 圢で情報技術を甚いおいるずいえるだろう。", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "圢容詞の比范玚が圢容詞に-erを぀けお䜜られるこずは既に䞭孊校英語で 孊んだ。ここで、圢容詞の比范玚に適切な副詞を぀けるこずで、 比范の意味を匷めたり、和らげたりするこずが出来る。䟋えば、䞊の䟋では", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "などずなり、muchは比范玚を匷める働きをする。ここで、通垞の圢容詞を 扱うずきのように", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "などずするこずは出来ない。 他に比范玚を修食する副詞ずしお", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "などがあげられる。", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "英語の名詞には数えられる名詞ず数えられない名詞があるこずを䞭孊校英語で 孊んだ。このような名詞のこずをそれぞれ可算(countable)名詞、 䞍可算(uncountable)名詞ず呌ぶ。ここで、䞍可算名詞の䟋ずしお 物質で出来た名詞があげられるがこの様な名詞を特に物質名詞ず呌ぶこずがある。 䟋えば、", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "などがあげられる。たた、ある数えられる名詞が集たっお出来た名詞の䞭には それ自䜓が耇数圢の様な意味を持ち、耇数圢を持たなくなる名詞がある。 䟋えば、", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "などがあげられる。furnitureは日本語では家具ず蚳されるため、数えられる 名詞ず考えられがちだが、実際に1぀のfurnitureずいいたい時には", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "などを甚いるずよい。単語によっおはその名詞をどのように解釈するかで、 耇数圢ずなったり単数圢ずなったりする。䟋えば、", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "などはそれらを構成するメンバヌに぀いお考えるなら耇数ず考えられ、 党䜓を1぀ずしお考えるなら単数ずなる。", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "", "title": "買いもの" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "", "title": "むンタビュヌ" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "ドむツに枡った日本のサッカヌ遞手が有名になっお䜕らかのニュヌスのむンタビュヌを 受けおいるずいう蚭定である。", "title": "むンタビュヌ" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "やや長い英文だが䟋えばw:TOEICリスニングの終盀の問題ではこの皋床の 長さの英文を聞いおその内容から質問されるずいう圢匏の問題が 倚い。この皮の問題はかなり難易床が高く差が぀きやすいずころである。", "title": "むンタビュヌ" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "", "title": "むンタビュヌ" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "䞊の文章䞭でsort ofずいう蚀葉が䜕か所か芋られた。この蚀葉は本来文法的には 埌に名詞が぀くはずだが珟圚では副詞に転甚されお単に埌の語を和らげる 働きを持぀ようである。 他にkind ofなども䜿われる。 ただしこれらの文法はあくたでinformalなもので、formalな堎では甚いられない ようである。", "title": "むンタビュヌ" } ]
小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習高等孊校の孊習高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション 英語高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション 本項は高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション の解説である。
[[小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習]][[高等孊校の孊習]]高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション [[英語]]高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション 本項は高等孊校英語オヌラルコミュニケヌション の解説である。 ==始めに== オヌラルコミュニケヌションでは特に英語での䌚話を扱う。 通垞蚀語を孊ぶ際に、䌚話でそれを甚いるこずこそが最も重芁な 目的であるず考えられがちである。しかし、より深く考えおみるず必ずしも それが垞に正しいずいえるわけではないこずが分かる。 ある情况では自分がやりたいず考えおいるこずや仕事でやらなくおはいけないず 考えられるこずに関する情報が英語でしか䞎えらえられおいないこずがある。 このような堎面にあたっお英語を孊ぶずきには、英語はあくたで自分の本来の 目的を果たすための方法であり、そのこずを孊ぶ事自䜓が目的であるわけではない。 そのため、䟋えば、察応する情報が垞に文曞の圢で䞎えられおいるこずが 既に知られおいるなら、英語の話し方ずいうよりも読み方に集䞭しお孊べばよい。 たた、仮に察応する情報䌝達が䞻に䌚話を通じおなされるずしおも それだけで英語の䌚話を詳しく孊ぶこずが必芁ずいう結論に到るこずは できない。なぜなら、あらかじめ十分な準備をしなくおも、ある堎面に おいおは、片蚀の英語や単語の矅列だけでも十分必芁なこずをなすこずが出来、 文法的に正しい䌚話や正しい発音を甚いる必芁が無いこずがある。 <!-- それが間違いの始たりだった ... 。 --> そのため、特に英語の䌚話により重点を眮く内容があるこずは䞀芋䞍思議に思える。 このこずはしかし、正しい発音ず正しい文法に裏打ちされた正確な英語が 必芁でないずいうこずを意味しおはいない。 <!-- この文章は難しい。''このこず''は正確な英語が、英語が甚いられる あらゆる堎面で必芁だずいうわけではないずいうこず''のこずを衚わしおいる。 --> 䟋えば、囜際䌚議などの公の堎で甚いられる英語に、正確でない英語を甚いるこずは 情况によっおは面倒な自䜓を匕き起こしかねない。この様な情况では 1語1語が日垞䌚話ずは異なる重芁な意味を持぀ため、どんな蚀い間違いや 蚀葉の間違いも重倧な䞍利益を匕き起こす可胜性があるからである。 このようなこずから、より重芁な地䜍を埗たいず思うものはより正確な英語を 修埗しおおいた方が英語を甚いるいろいろな堎面で有利に働くず考えられる。 曎に重芁なこずには、䞊のように''英語を読むこずが必芁であるから 読むこずを特に重点的に緎習する''ずいう方法が効率的な方法であるかどうかが 必ずしも明らかでは無いこずによる。 そうではなく、英語に関する胜力を党䜓的に䌞ばす方がより効果的な勉匷法である ずいう意芋もある。ここでいう英語に関する党䜓的な胜力ずは ''読む、曞く、聞く、話す''の4぀の胜力であり、これらは互いに関係しあっお いるので、1぀だけを䌞ばそうずするよりもより効果的であるずいう 考え方である。 しかし、これは経隓的な結果であり、このこずが仮に正しいずしおも どんな人に察しおもこのこずが圓おはたるわけではない。 <!-- この話をどこで聞いたのか思いだせない。しかし、 高校の授業がreading, writing 等に分かれおいる事自䜓が情況蚌拠にはなる。 --> いずれにしおも正確な英語を身に着けるこずはそれ自䜓興味深いこずでもあるので、 ここで扱うのである。 <!-- 正確にはこの発蚀はおかしい。あたり論理的ではない。しかし、このような 話の進め方はよく甚いられる。 --> ==基本事項== ===発音=== 既に英語の音が日本語の音よりもかなり倚いこずを[[䞭孊校英語]]で 孊んだ。母音を衚わすアルファベットは日本語ず同じく a, i, u, e, o の5぀であるが、それぞれに察応する音が耇数ある。そのうえ、 日本語でいうそれぞれの音に察応する文字が垞に英語でも同じ文字で衚わされる 蚳でもない。䟋えば、 enough の匷勢音節の母音は''ou''で䞎えられるが、この語は /ɪˈnʌf/ ずよみ 察応する日本語の文字は /ʌ/ である。同じ様に birth ずいう単語では ''ir'' は /ɜː(r)/ ず発音され、''ã‚€''ずは読たれない。 このように英語の音は文字ず異なった発音をするこずがあり、 特にいく぀かの文字が぀らなった時にその傟向がある。 ここではおもな母音ず察応する発音をたずめる。 a: /Ê/ apple packageなど /ə/ 匷勢が無い堎合通垞この音になる。 /eɪ/ case tableなど i: /ɪ/ pick, kickなど u: /uː/ June nuclearなど /ʌ/ supper summerなど e: /e/ neck deskなど, たた、語の最埌のeはしばしば読たれない。曎に母音+子音+eで 終わる単語は母音を長母音で読む。 safe knife cute codeなど o: /ʌ/ college tongueなど /əʊ/ code, homeなど ai: /eɪ/ paint mountainなど ay: /eɪ/ play clayなど au: /ɔː/ August fraudなど aw: /ɔː/ law drawなど ei: /eɪ/ weightなど <!-- ''aɪ'' height--> ey: ''eɪ/ they mayなど ee: /iː/ knee teethなど ea: /iː/ cease teaなど ie: /iː/ piece fieldなど ou: /aʊ/ loud cloudなど, /ʌ/ enough country accountなど oa: /əʊ/ load, soapなど ow: /aʊ/ how, nowなど au: /ɔː/ pause sauceなど al: /ɔː/ call tallなど oo: /ʊ/ hook goodなど /uː/ shoot chooseなど ir, ur, er: どれも /ɜː(r)/ third hour winter これらの発音は等しい。 ar: /ɑː(r)/ hard yardなど or: /ɔː(r)/ lord swordなど <!-- 蟞曞を怜玢するずすぐ単語が集たる。偉倧だ ... 。 ここでは和英蟞曞ずしお [[w:edict]]を甚いた。--> 曎に、英語の単語にはそれぞれアクセントず呌ばれる匷く読たれる䜍眮が 定められおいる。アクセントの䜍眮の母音ずその前の子音は通垞の 音よりもすこし長く読むようにするずよい。 䞀方、アクセントが無い䜍眮の母音は通垞匱く読たれ、倚くの堎合に ''ə''ず同じ様な発音になる。これは、aに察応する文字だけでなく、 i, u, e, o に関しおも同じである。たた、''ə''ず同じような発音になった 母音は情况によっお党く発音されないこずがある。そのため、このようなずきには アクセントがある母音だけが発音され、それ以倖はただ子音だけが発音される ようになる。このような音だけでも英語を母囜語ずする人間はこれらの単語を 聞き取るこずが出来るようである。䟋えば、 efficient ずいう単語ではアクセントはiの䞊に぀く。このずきそれ以倖の母音である e, ieはどちらも''ə''のような発音になり、情况によっおは発音されないこずもある。 それぞれの堎合に぀いお䞊の語の発音は əˈfɪʃənt たたは ˈfɪʃnt のようになる。䞀方仮にアクセントの䜍眮が最初のeの䞊にあるずかんちがいしたず する。このずきには䞊の単語は *efəʃənt たたは *efʃnt のように発音され党く違う語のように聞こえおしたう。この様にアクセントの䜍眮は 英語の発音の䞭で非垞に重芁な䜍眮をしめるため、それぞれの単語に察する アクセントの䜍眮を蚘憶しおおく必芁がある。 曎に、子音に察しおも子音の぀ながり方次第で発音が倉わるこずが知られおいる。 䟋えば、appleずいう単語があるが、この単語のplの発音はlの䜍眮に舌を぀けお pずいう様な音に察応する。日本語の''プ''音ず''ル''音を続けお読んだような音は 通垞pulのような語に察応しおしたうので泚意が必芁である。この様な発音を 行なう必芁がある子音の䞊びはいく぀かあるのでここでたずめおおく。 たず、 bl pl kl sl ではlの䜍眮に舌を぀けたたた察応する子音の発音をする。䞀方、 br pr kr ではrの䜍眮に舌を぀けたたた察応する子音の発音をする。 たた、䞊のような発音ずは異なっおいるが、thずいう子音の䞊びが出お来たずきには この語は /Ξ, ð/ ずいう特別な発音になる。 このように子音の䞊びで特別な発音が生じる語をたずめる。 th: /Ξ, ð/ sh: /ʃ/ ch: /ʧ/ などがある。 ===匷勢=== 通垞英語の文章では重芁な単語や新しく出お来た情報は匷く読たれそれ以倖の 単語は匱く読たれる。䟋えば、 Did you eat this apple? などの文章では''食べた''ずいうこずを匷調したいずきには''eat''を 匷く読み、''リンゎを''ずいう点を匷調したいずきには''apple''を匷く読む。 䞀方それ以倖の単語は匱く読たれるのであるが、実際にはこの時単に匱く読たれる だけでなく''速く''読たれる。たた、読たれる速床が速くなるにしたがっお 特に冠詞や代名詞などの重芁な情報を担っおいないず思われる語に぀いおは、 その母音はアクセントが入っおいる文字ですら''ə''に近い音になるこずがある。 ただし、名詞などの比范的重芁床の高い語ではアクセントの音だけは保たれる 事が倚い。そのため、䟋えば䞊の文で''apple''を匷調するずきには dɪd j ˌiːt ðɪs ˈÊpl? ずいうように eat ず apple 以倖の母音がほずんど萜ちお聞こえる。このため 日本語的に党おの語に母音が入っおいるものずしお聞こうず思うずけっしお聞き取る 事が出来なくなるので泚意が必芁である。たた、最埌のpl音は通垞の発音ず 比べお倉化するこずに泚意。 たた、英語の発音では日本語の感芚ず比べるず息継ぎず息継ぎの感芚がかなり 長くなっおいる。<!-- これは䞊のように重芁でない単語では母音を萜ずすこずが 出来るので、それほど息継ぎをしなくおも発声が出来るからに思われる。 --> 䟋えば、 I think that this plan just must be the one that you have to choose, since if you did that, you will have got a lot of good experience. èš³:私はこの案こそあなたが遞ばなくおはならない案だず思う、なぜなら もしあなたがそうしたならあなたはずおもよい経隓をたくさんするこずになるからだ。 <!-- 䜕かを掚めおいるずきに蚀われそうな文章。語数から予枬される皋に 内容をたくさん含んでいるわけではない。 --> <!-- この文章のsince以䞋は仮定法を甚いおいるためyou will ... のwillは 文法的にはwouldで無くおはいけない。しかし、どちらかずいえば決め付けるような 含みがある文章であるため、wouldではなくwillが甚いられるこずもありそうである。 --> ずいう皋床の文は通垞1床も息継ぎをするこず無く発声されるものず思われる。 もちろん話す速床によるので、sinceの前などで息継ぎが入るこずも ありそうだが、たいおいは息継ぎ無しで十分ず思われる。 これは実際に䞊の文を読むずきには母音を読む語が think plan must choose did experience 皋床であり、しかもそれらの語に察しおも発音するのはアクセントが入った 文字だけである。それ以倖の語は単に軜く口の圢を適圓な発音の音の圢に 倉化させる皋床ですむのである。䞀方、日本語ではそれぞれの字に察しお 母音を明確に定める必芁があるためこの様な読み方をするこずは難しい。 ==レストラン== <!-- 指導芁領には望たしい堎面に関する蚘述がある。レストランはそのうちの1぀で 他には電話、旅行、買いもの、... などがある。 --> ここからは実際の䌚話に近い文章をあげおいく。この様な文章は 䌚話の基本になるものなので十分に身に着けおおくずよい。 ここでは本文は単に文ずしお曞いたが、実際にはこれらの文章は 通垞音声ずしおだけ䞎えられ、それらの本文は䞎えられないこずも倚い。 しかし、ここでは技術的な問題で音声を受け枡す方法が無いので、 さしあたり文章だけを曞いおいる。 <!-- 技術的には既にlinuxなどを䜿っおいおすら音声をコンピュヌタヌ䞊のデヌタずしお ずどけるこずは容易になっおいる。Windowsなどにおいおはwindows media playerなどが既に数幎前から実甚化されおおり、それらを甚いた英語教材も 倚く知られおいる。ただし、あらゆるプラットフォヌムで同じ様に䜿える音楜 デヌタがあるかどうかは今の時点では''だいたいある''ずしか蚀いようがない。 windows media playerで最もよく䜿われる保存圢匏は特蚱等の理由で linux䞊で甚いるこずは出来ない。䞀方、フリヌの音楜圢匏ず知られおいる .oggファむルはlinux䞊で聞くこずが出来、windows䞊でもwindows media player で聞くこずができるようだが、少し叀いwindowsだず察応しおおらず、 プラグむン等の蚭定をしないずうたくいかないようである。 たた、仮に技術的な問題が解決されたずしおも、英語の文章を正確に 発音しおくれるnative speakerを探す必芁があるので、党おの問題が解決される わけではない。 --> *本文 A: What is your order, sir? B: Well, I wanna have a steak and potato salad. Mary, what would you like? C: I also want to have a steak, but I also want to have a cup of coffee. A: Would you like your coffee after the lunch or before the lunch? C: I want that after the lunch. A: Okay, uh, do you need something else? B: Oh, well, I want to have a glass of wine. C: George, you can't. You have to go to your office this afternoon. B: Well, I guess I could. Since such little amount of wine is not bad at all to do my work. C: George, absolutely you can't. If you did, you should be just fired from your job. *解説 ほずんどが䞭孊校皋床の文法だが䞭孊校皋床の英文でも、 日垞䌚話皋床にはほが十分であるこずがわかる。 堎面ずしおはそれほど高玚でないレストランに来た倫婊を想定しおいる。 䟋えばここがより高玚なレストランだったずきには店員に察する泚文では 単にwantではなく、would like toなどのより䞁寧な衚珟を䜿った方が 無難である。䞀方、店員の偎はB,Cに察しお䞁寧な口調で話しおいる。 たた、男の方も店員に察しおはwantで話しおいるが自分の劻に察しおは would like toで話しおいる。 <!-- レディヌファヌストずずいうよりは幎の功ずいった方が正しそうだが ... 。 --> *文法 店員の䌚話の1぀に A: Okay, uh, do you need something else? ずいう文章があるが、疑問文であるこずからsomethingはanythingずなった方が よいように思える。ただし疑問文の䞭でanyの代わりにsomeを甚いるこずは可胜であり、 その堎合には実際にそれが存圚するこずをより匷く前堀ずしおいる蚀い方ずなる。 ここでは、anythingずするず''既に十分に買いものをしおいる''ずいう 衚珟になりsomeでは''もう少し買っおもよいのでは''ずすすめるような衚珟になる。 ここでは、店員の発蚀ず蚀うこずで埌者を遞んでもよさそうである。 ==買いもの== *本文 A: Excuse me, but may I help you? B: Yes, I need a chair for my husband. The old one is a bit shabby. A: Ok, then you could have this. That is made of the finest wood from an Asian country Malaysia. Where would you like to put this chair in your house? B: I'd like to put it in the living room. A: If you put this in your room, the atmosphere of your house will be much warmer since the chair is created by the best worker in that country. <!-- And the house you have also must be the superb one since you could by such a majestic thing. --> B: You mean you know the best worker in such a distant country? Is that really? I don't see why you could say such a thing. That is a bit too good to occur around me. A: Well, the company I belong to collects a large amount of catalog of each piece of our furniture. Then since I read that, I naturally could say what I have told. *解説 <!-- 劙に口の䞊手い店員がいる堎合、話の流れずしおは途䞭でその話が嘘であるこずが 知れるなどのがろが出おしたい、店員は目的を達するこずが出来ないずいう話を 䜜るこずは出来るが、 --> 䞀応ここでは店員の蚀っおいるこずは党お本圓であるず蚀う 前堀で話を進めおいる。 <!-- 最も''家の雰囲気がずおもあたたかくなりたすよ''ずいう くだりは個人の䞻芳がからむので䜕ずも蚀えないのだが ... 。 --> ここでは、圌らの䌚瀟がカタログを集めお、それぞれの家具の特城を぀かんでいる 事にしおいるが、実際の商売の堎面では[[w:posシステム]]などコンピュヌタヌを からめる堎合が倚い。日本でも、スヌパヌなどの生鮮食品を扱うコヌナヌでは それぞれの野菜や肉の生産者をリアルタむムで衚瀺するシステムを <!-- ''システム''ずいう蚀葉は垞に倧雑把 ... 。 --> 甚いおいるずころがある。これらはよりよいものを䜿いたいずいう消費者の 声に答えお導入されおいるが、情報技術の技術的な発展がそのこずを助けたこずは 興味深い。 䞊の䟋では特に店員の属する䌚瀟がそのような技術を甚いおいるずいう蚘述は 無いのだが、マレヌシアの情况を぀かんでいるこずからおそらく䜕らかの 圢で情報技術を甚いおいるずいえるだろう。 *文法 much warmer 圢容詞の比范玚が圢容詞に-erを぀けお䜜られるこずは既に[[䞭孊校英語]]で 孊んだ。ここで、圢容詞の比范玚に適切な副詞を぀けるこずで、 比范の意味を匷めたり、和らげたりするこずが出来る。䟋えば、䞊の䟋では warmer: よりあたたかい much warmer: ずっずあたたかい などずなり、muchは比范玚を匷める働きをする。ここで、通垞の圢容詞を 扱うずきのように >< very warmer などずするこずは出来ない。 <!-- 䞀方 very much warmer ずいう蚀い方は可胜だが、 --> 他に比范玚を修食する副詞ずしお a bit: 少し by far: はるかに などがあげられる。 furniture 英語の名詞には数えられる名詞ず数えられない名詞があるこずを[[䞭孊校英語]]で 孊んだ。このような名詞のこずをそれぞれ可算(countable)名詞、 䞍可算(uncountable)名詞ず呌ぶ。ここで、䞍可算名詞の䟋ずしお 物質で出来た名詞があげられるがこの様な名詞を特に物質名詞ず呌ぶこずがある。 䟋えば、 metal, wood, silver ... などがあげられる。たた、ある数えられる名詞が集たっお出来た名詞の䞭には それ自䜓が耇数圢の様な意味を持ち、耇数圢を持たなくなる名詞がある。 䟋えば、 people, furniture ... などがあげられる。furnitureは日本語では''家具''ず蚳されるため、数えられる 名詞ず考えられがちだが、実際に''1぀のfurniture''ずいいたい時には a piece of furniture などを甚いるずよい。単語によっおはその名詞をどのように解釈するかで、 耇数圢ずなったり単数圢ずなったりする。䟋えば、 family, police などはそれらを構成するメンバヌに぀いお考えるなら耇数ず考えられ、 党䜓を1぀ずしお考えるなら単数ずなる。 ==むンタビュヌ== *本文 A: Good morning, Mr Sato. B: Good morning. A: I wanna give you several questions about what you did. If you have something you couldn't tell us, please let me know. B: I see. If I have, I could say so. A: Well, uh, you're a soccer player belonging to a famous German football club. Is that true? B: Yes, it is. I went there in the year before last. A: You have played a lot of games in that soccer league and have much contribution to the success of the team you belong to. B: Yes, I did. I played most games held this year and got three goals that could be a winning goal. A: Oh, that seems wonderful. Well, you also have a lot of fans in that country and in your hometown, is that true? B: Well, yes. In my hometown, I seem sort of famous and many soccer fans seem to visit my house. In Germany, since soccer is very popular sports in that country, there could be many persons watching our playing games and our training. A: To have a lot of fans is so nice that I sort of envy you. Well, lastly, do you have something to say the persons who wanna play in German league? B: Well, uh, I want to say that it is very nice to play soccer in that country since the people there generally like soccer very much. Since the people there also are very kind, it is not very hard to live there. Since they generally don't speak Japanese, you could learn German. Speaking English could also help you. A: Ok, that is the best comment to end this interview. Thank you for your cooperation. B: Thank you. *解説 <!-- さすがにこれだけ長いず文法ミスがありそうだ。ずはいえ 校正を頌めるネむティブの友人などいないので、誰かが気が付いお 盎しおくれるこずを祈る。埌ろ向きな凊眮だが ... 。 --> ドむツに枡った日本のサッカヌ遞手が有名になっお䜕らかのニュヌスのむンタビュヌを 受けおいるずいう蚭定である。 <!-- ドむツでむンタビュヌならドむツ語だろうし、日本でむンタビュヌなら 日本語だろうからなぜ英語なのかずいう疑問が残るが ... 。そもそも通蚳は いないのだろうか。 --> やや長い英文だが䟋えば[[w:TOEIC]]リスニングの終盀の問題ではこの皋床の 長さの英文を聞いおその内容から質問されるずいう圢匏の問題が 倚い。この皮の問題はかなり難易床が高く差が぀きやすいずころである。 *文法 sort of 䞊の文章䞭でsort ofずいう蚀葉が䜕か所か芋られた。この蚀葉は本来文法的には 埌に名詞が぀くはずだが珟圚では副詞に転甚されお単に埌の語を和らげる 働きを持぀ようである。 他にkind ofなども䜿われる。 <!-- Practical English Usage Michael Swan Oxford University Press で芋぀けた文法。 --> ただしこれらの文法はあくたでinformalなもので、formalな堎では甚いられない ようである。 [[Category:英語|高えいこおうらるこみゆにけしよん]] [[Category:高等孊校教育|えいこおうらるこみゆにけしよん]]
null
2009-12-02T06:35:23Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
3,088
小孊校算数/2孊幎
バスに人が、9人のっおいたす。぀ぎのバスおいで、7人ふえお、たた぀ぎのバスおいで3人がぞりたした。バスにのっおいる人数は䜕人でしょう。 このもんだいの答えは ずいうしきで もずめられたす。こたえは13人です。 34 + 12 の ような けいさん を するずき に、 例 の ような けいさん の しかた が ありたす。 これを ひっさん(筆算) ず いいたす。 たずえば、この 34+12 の ひっさん では、34 の「3」 の ぶぶん は、十(じゅう)の くらい です。 34 の「4」 の ぶぶん は、䞀(いち)の くらい です。 12 の、「1」のぶぶんは 十のくらい です。 12 の、「2」のぶぶんは、䞀のくらいです。 このように、ひっさんを かくずきは おなじ くらい どうしの 、たお の ならび を あわせお、かきたす。 3の䞋に 1が かいおあるこずに、きづいおください。 4の䞋に 2が かいおあるこずに、きづいおください。 では、 たしざんの ひっさん の しかた を せ぀めいしたす。 たず、䞀のくらいの数をたしお、䞋にかきたす。4+2=6なので、6 ずかきたす。 ぀ぎに、十のくらいの数をたしお、䞋にかきたす。3+1=4なので、4 ずかきたす。 こたえは 46 ずなりたす。 ぀ぎは 53+29 を蚈算しおしたしょう。 たず、䞀のくらいをたしあわせるず 3+9=12 ずなりたすが、そのたたではかけたせん。 そこで、十のくらいに 1 くりあげお 䞀のくらいに 2だけかきたす。 ぀ぎに 十のくらいを たしあわせたすが、くりあがりの 1 があるので 1 も たしお 5+2+1=8 ずなりたす。 53+29のこたえは 82です。 たず、䞀のくらいをひきたす。 6-2=4 ずなりたす。䞋に 4 ずかきたす。 ぀ぎに 十のくらいを ひきたす。5-3=2 ずなりたす。䞋に 2 ずかきたす。 56-32のこたえは 24 です。 たず、䞀のくらいをひくず 1-5 ずなりたすが、ひけたせん。 そこで、5 だけかいお、十のくらいを 1 くりさげお 䞀のくらいに 3をけしお 1ひいお 2 に したす。 十のくらいを ひきたす。6-2=4 ずなりたす。䞋に 4 ずかきたす。 71-26 のこたえは 45 ずなりたす。 106 - 37 を考えおみたしょう。 たず、䞀のくらいを ひきざんしたす。しかし、6-7 はけいさんできたせん。䞋に 9 だけかいお、そこで、十のくらいを 1 くり䞋げたす。しかし、十のくらいは 0 なので、くり䞋げられたせん。そこで、癟のくらいから 1 くり䞋げたす。癟のくらいず 十のくらいの「10」を1 くりさげお 9 にしたす。そしお、十のくらいをけいさんしたす。 9-3=6 なので、 6 をかきたす。よっお、こたえは 69です。 うさぎが、3ひき いたす。うさぎには、1ひきで 2こず぀ 耳が ぀いおいたす。うさぎの耳の数は、3ひきを あわせお、ぜんぶで、耳は、いく぀でしょうか。 かんがえかたは、いく぀もありたす。 うさぎが、3ひき、いたす。 そしお、耳は、1ひき に、2こ ず぀ ぀いおいたす。 なので、3ひき、ぜんぶでは、぀ぎのようになりたす。 そしお、耳は、1ひき に、2こ ず぀ ぀いおいたす。 うさぎが、3ひき、いたす。 なので、3ひき、ぜんぶでは、぀ぎのようになりたす。 ほかにも、 しきは ず、あらわせたす。 ぀ぎのように、 かきたす。 よみかたは、「に かける さん」 ず、 よみたす。 2 × 3 {\displaystyle 2\times 3} の こたえは、 2 + 2 + 2 {\displaystyle 2+2+2} ず おなじです。 たしざんの しきず こたえは 2 + 2 + 2 = 6 {\displaystyle 2+2+2=6} ですね。 なので 2 × 3 {\displaystyle 2\times 3} の こたえは です。 たしざんの しきず こたえは 2 + 2 + 2 = 6 {\displaystyle 2+2+2=6} ですね。 なので 2 × 3 {\displaystyle 2\times 3} の こたえは です。 「 2 × 3 {\displaystyle 2\times 3} 」 のようなけいさん を かけざん ず いいたす。 うさぎが、5ひき だず したしょう。 このずき、 5ひき ぜんぶを あわせた みみのかずは いく぀でしょう? しきの、 を、 もずめるには、 どうすれば、よいでしょうか? このばあい、 で、 もずめるこずが、 できたす。 を、蚈算しおみたしょう。 たずえば、うえの 図のように、かんがえた堎合、こたえは 15 ですね。 8台の車に、子どもが、4人ず぀のっおいたす。ぜんぶで、子どもは、䜕人のっおいたすか。 「4かける8」ずよみたす。こたえのもずめかたは、4の8぀分なので、 ず、たしざんでもずめたす。こたえは、32です。 1 × 1 {\displaystyle 1\times 1} から、 9 × 9 {\displaystyle 9\times 9} たで、かけ算のしきは、たくさんありたす。たずえば、 5 × 6 {\displaystyle 5\times 6} は、「五六 30」ずいいたす。このようないいかたを、「九九」ずいいたす。九九をおがえるず、生掻の䞭で、ずおもやくに立ちたす。 䞊の衚は、九九の衚です。もし 4 × 8 {\displaystyle 4\times 8} のばあいは、4ず8のらんを芋おいっお、かさなるずころが、答え(こたえ)に、なりたす。 ずころで、=の、よみかたに぀いお、 たしざんのずきは 1+1=2 は「いち たす いち は(わ) に」 ず = を 「は」(わ)ず、よんでいたのに、 なんで、 かけざんでは 1×1=1「いんいち が いち。」 ずいうふうに = を 「が」 で よむの? ず、いわれおも、 ずくに、 ふかい りゆうは ありたせん 。 むかしからの 日本(にほん)での 九九(くく)の よみかたで 、 このような 九九の よみかたが 、 ぀たえられおいる だけです 。 ちなみに、かけざんの答えが9たでなら九九に「が」が入り、10をこえたら入りたせん。 ぀ぎの もんだいを ずいお みたしょう。 4×3 = 7×2 = 9×9 = 2×7 = 5+9 = 7×8 = 7-2 = 3×9 = 4×3 = 12 7×2 =14 9×9 = 81 2×7 = 14 5+9 = 14 7×8 = 56 7-2 = 5 3×9 = 27 もっず、もんだい を ずきたい ひず は 、 「2ねんせいのためのさんすうドリル」 の ペヌゞ を 芋に 行っお(いっお) ください。 した の 「2ねんせいのためのさんすうドリル」の もじ を おすず、みおいる ペヌゞが ドリルのぺヌゞに かわりたす。 ながさをはかるずきには、「ものさし」ずいうどうぐを ぀かうこずがありたす。 å­Šæ ¡ã‚„ いえ(家) で、 このような めもり が ふっおある もの を みたこずが ある人も いるでしょう。 家の人 に 、おうち にある ものさし を みせおもらっお ください。 うえの ものさしの 図で、1めもり (「0」ず「1」の あいだの ながさ) を 1cmずいいたす。ながさは、1cmの いく぀分かで あらわしたす。 もし、 ものさし が ふた぀ いじょう あれば 1cm の ながさを くらべおみおください。 どのものさしも、 1cmのながさ は、おなじに なっおいる でしょう。 このように、ながさのきじゅんはきたっおいたす。 日本じゅう、せかいじゅう どこでも、1cm は同じ 長さです。これは、きたりなので かっおに かえるこずは できたせん。 ものさし で曞いた、たっすぐな線のこずを、「盎線」ずいいたす。 たずえば、「4センチメヌトルの盎線」ずいったら、ものさしを぀かっお曞かれた、ながさが4センチメヌトルのたっすぐな線(せん)のこずです。 100cmのこずを 1mずいうこずがありたす。 1mは100cmです。 1cm が 10mm でした。 なので、1mは 1000mm です。 ものには いろいろな 圢のものが ありたす。たずえば あなたが 今芋おいるパ゜コンや タブレットなどの がめんも 圢です。 3本の たっすぐな せん で できおいお 、 そのどれもが むすばれおいる かたちを 䞉角圢ずいいたす。䞋の図を芋おみたしょう。 䞉角圢 を ぀くっおいる たっすぐ な 盎線 を 蟺 ず いいたす 。 䞉角圢 は 3ほん の ぞん で ぀くられおいたす。 図圢の角の点を ちょう点 ずいいたす。 たた、4ほんのたっすぐなせんでできおいおそのどれもがむすばれおいるかたちをしかくけい(四角圢)ずいいたす。 しかくけい は 4ほん の 、盎線 から できおいたす 。 しかくけい は 4ほん の ぞん で できおいたす。 このような、かど が みんな 盎角 である しかくけい を、 ちょうほうけい (長方圢)ず いいたす。 この ずけい の いろが ぀いおいる ずころ は しかくけい ですね。 このように、 かど が みんな ちょっかくで、ぞんのながさ が すべお おなじ しかくけいを せいほうけい(正方圢) ず いいたす。「たしかく」 䞋の図のような、かど が せいほうけい(正方圢) の かど(角) や ちょうほうけい(長方圢) の かど(角) ず おなじ かど(角) の こず を ちょっかく(盎角) ずいいたす。 1぀の かどが ちょっかくである䞉角圢 のこず を 盎角䞉角圢 (ちょっかく さんかくけい) ず、いいたす。 かず の 100 のこずを 癟 ずいいたす。 かず の 1000 の こず を 「千」ず いいたす。 1000 は かん字 で 千 ず かきたす。 1000 の こず を 䞀千 ず いう ばあい も ありたす。 千(せん) の すうじ 1000 は、 1 の うしろ に、 0 が 3こ です。 1623 の よみかた は 「せん ろっぎゃく にじゅう さん」 です 。たたは、「いっせん ろっぎゃく にじゅう さん」 です 。 2000 の よみかた は 「にせん」 です 。 2025 の よみかた は 「にせん にじゅう ご」 です 。 3000 の よみかた は 「さんぜん」 です 。「さん せん」では なくお、「さん ぜん」です。 4000 の よみかた は 「よんせん」 です 。 5000 の よみかた は 「ごせん」 です 。 5000 の よみかた は 「ごせん」 です 。 6000 の よみかた は 「ろくせん」 です 。 7000 の よみかた は 「ななせん」 です 。 8000 の よみかた は 「はっせん」 です 。 9000 の よみかた は 「きゅうせん」 です 。 かず の 10000 の こず を 、「いち たん」ず いいたす。 10000 は かん字(挢字) で 侀侇 ず かきたす。 侀侇(いちたん) の すうじ 10000 は、 1 の うしろ に、 0 が 4こ です。 1から10000たでの けた の いいかた を いうず 「いち じゅう ひゃく せん たん 」 ずなりたす。 声にだしお、おがえたしょう。 お店でかうこずのできるゞュヌスには、䞭にどれくらいゞュヌスが入っおいるかを「mL」や「L」を぀かっお曞いおありたす。たたガ゜リンスタンドでも車にどれくらいガ゜リンが入ったかをあらわすために「L」を぀かいたす。これらはゞュヌスやガ゜リンなどのりょうをくらべるために぀かうたんいです。 「mL」は ミリリットル ずよみ、「L」は リットル ずよみたす。たた、「dL」は デシリットル ずよみたす。 1L は 10dL です。 たた 1L は 1000mL です。 1dL は 100mL ず なりたす。 1リットル の おおきさ は 、せかいじゅう(侖界侭) の どこに でかけおも、おなじです。 なお、リットルをはかる ための いれもの ずしお 「リットルたす」 ずいう もの が ありたす。 ふ぀う、1リットルのかさを はかりやすいように なっおいるので 「1リットルたす」ずも いいたす。 なお、デシリットルのための たす は「1デシリットルたす」ずいいたす。 バケツに、「1デシリットルたす」を10っぱい そそぐず、1リットル の かさ になりたす。 「1リットルたす」には、10ずう分 した 線(せん)が ありたす。そしお、その1Lのかさを 10ずうぶん したものが 1dL でした。 「1デシリットルたす」には、10ずう分 した線が ありたす。 ですが、1デシリットルたす を 10ずう分 したものは 10mL です。(1mL ず たちがえる人が、ずきどき いる。) むかし、リットル「L」を「l」ず 曞くこずが ありたした。 たた、むかし、「mL」を、「cc(シヌシヌ)」ずいうこずが ありたした。 いたはもう、あたり 「l」 や「cc」 は぀かわれなく なりたしたが、むかしは、぀かわれおいたした。 14 ず 57 では、どちらが おおきい かず でしょうか。 57 のほうが 、おおきい ですね。 かず の おおきさ を くらべるずき、この 14 ず 57 の ばあい は、 ず、かきたす。 「14は、57より、小さい」 9 ず 2 では、どちらが おおきい でしょうか。 9のほうが倧きいです。 ず、かきたす。 このように、倧きさ(おおきさ)をくらべるずきに「>」や「<」ずいった蚘号(きごう)を぀かいたす。 >や<を ふずうごう(䞍等号) ず いいたす。 「ずうごう」(等号)ずは 「=」 のこずです。 「ふずうごう」(䞍等号) の「ふ」(䞍)ずは、「ちがう。」ずか「そうではない。」ずいう意味(いみ)です。 倧きさが ちがう数(かず)を くらべるずき は、ちがう倧きさなので、䞍等号(ふずうごう)の > や < を぀かいたす。 > ず < の 、぀かいかた は、 です。 17 ず 13+4 は、どちらが倧きいでしょうか。 このばあい、13+4=17 なので、おなじ倧きさです。 こういうばあい の 倧きさ くらべ は、 ず、かきたす。 このばあい、倧きさが、おなじ なので、ふずうごうの < や > は、぀かえたせん 。 みなさんは、たずえば、今(いた) 䜕時(なんじ)か しりたい ばあい に 時蚈(ずけい)を 芋たすね。では、 時こく(じこく) ず 時間(じかん) に ぀いお 孊びたしょう。時蚈ずは、このしゃしんのようなものです。 時蚈の 長いはりが 1目もり(いち めもり) うごく あいだ が 1分 (いちふん) です。 たずえば、宿題(しゅくだい)を始めた 時こく が 4時 だったずしたす。ちなみに、「時こく」は、「3時」「4時」などの「たんい」のこずです。では「分」の孊習にもどりたしょう。宿題がおわるず、 4時15分 でした。 宿題を始めおから 䜕分 たったか かんがえたしょう。 さっき蚀ったように、長いはりが1目もり うごく あいだ が 1分 です。 4時 から 4時15分 に なるたで 15目もり うごきたした。 こたえ は した に かいおありたす。 さきに かんがえおから 、 こたえ を みお ください。 答えは、15分(じゅうごふん) が たった の です。 ぀ぎは、時間(じかん)に぀いお 孊びたしょう。 時間ずは、時こくず時こくの間のこずです。 たずえば、サッカヌの 番組(ばんぐみ)が はじたった 時こく(じこく) は、7時(しちじ)でした。 サッカヌ の 番組(ばんぐみ) が おわった 時こく(じこく) は、10時(じゅうじ)でした。 サッカヌ の 番組(ばんぐみ) は 䜕分 ほうそう しおいた でしょう。 たず、時間 の あたらしい たんい を 孊びたしょう。 短いはりが 䞀回り する あいだ は、1時間(いちじかん)です。 1時間 は、 60分(ろくじっぷん)です。 7時 から 10時 の あいだ に、長いはり の 䞀回り は 3回 ありたした。 ぀たり、サッカヌの 番組は 3時間(さんじかん) ほうそう しおいたのです。 1にち の ながさ は 24時間 です。 たた、前の12時間を 午前ずいい、埌の12時間を 午埌ずいいたす。 はこの圢 に぀いお考えたしょう。 ぀ぎの もんだい を ずいおみたしょう。 もんだいが なにを たずねおいるのか、 かんがえたしょう。 たずねおいるのは あめだた の かず です。 人数(にんずう)は、たずねおない のです。 なので、あめだたの あわせた かず を もずめるためには、 「しき」 も、 あめだた だけ 蚈算すればいいのです。 男の子のあめだた は 7こ 女の子のあめだた は 5こ なので しき は で、蚈算するず です。 なので、こたえは、 12こ です。 もんだい を 出されたら、「なにを たずねおいるのか」 を、しっかりず、よんでください。 そしお、もんだいが たずねおいるこずに、 こたえおください。 今(いた)たでに ならった ちしき を ぀かっお 、もんだい を もっず たくさん ずきたい 人(ひず) は 、「2ねんせい の ため の さんすうドリル」 の ペヌゞ を 芋(み)に 行っお(いっお) ください。 例(した) の 「2ねんせい の ため の さんすうドリル」の 文字(もじ) を おすず、 芋おいる(みおいる) ペヌゞが ドリルのぺヌゞに かわりたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "バスに人が、9人のっおいたす。぀ぎのバスおいで、7人ふえお、たた぀ぎのバスおいで3人がぞりたした。バスにのっおいる人数は䜕人でしょう。", "title": "1幎生のふくしゅう" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "このもんだいの答えは", "title": "1幎生のふくしゅう" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "ずいうしきで もずめられたす。こたえは13人です。", "title": "1幎生のふくしゅう" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "34 + 12 の ような けいさん を するずき に、", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "例 の ような けいさん の しかた が ありたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "これを ひっさん(筆算) ず いいたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "たずえば、この 34+12 の ひっさん では、34 の「3」 の ぶぶん は、十(じゅう)の くらい です。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "34 の「4」 の ぶぶん は、䞀(いち)の くらい です。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "12 の、「1」のぶぶんは 十のくらい です。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "12 の、「2」のぶぶんは、䞀のくらいです。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "このように、ひっさんを かくずきは おなじ くらい どうしの 、たお の ならび を あわせお、かきたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "3の䞋に 1が かいおあるこずに、きづいおください。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "4の䞋に 2が かいおあるこずに、きづいおください。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "では、 たしざんの ひっさん の しかた を せ぀めいしたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "たず、䞀のくらいの数をたしお、䞋にかきたす。4+2=6なので、6 ずかきたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "぀ぎに、十のくらいの数をたしお、䞋にかきたす。3+1=4なので、4 ずかきたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "こたえは 46 ずなりたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "぀ぎは 53+29 を蚈算しおしたしょう。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "たず、䞀のくらいをたしあわせるず 3+9=12 ずなりたすが、そのたたではかけたせん。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "そこで、十のくらいに 1 くりあげお 䞀のくらいに 2だけかきたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "぀ぎに 十のくらいを たしあわせたすが、くりあがりの 1 があるので 1 も たしお 5+2+1=8 ずなりたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "53+29のこたえは 82です。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "たず、䞀のくらいをひきたす。 6-2=4 ずなりたす。䞋に 4 ずかきたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "぀ぎに 十のくらいを ひきたす。5-3=2 ずなりたす。䞋に 2 ずかきたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "56-32のこたえは 24 です。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "たず、䞀のくらいをひくず 1-5 ずなりたすが、ひけたせん。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "そこで、5 だけかいお、十のくらいを 1 くりさげお 䞀のくらいに 3をけしお 1ひいお 2 に したす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "十のくらいを ひきたす。6-2=4 ずなりたす。䞋に 4 ずかきたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "71-26 のこたえは 45 ずなりたす。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "106 - 37 を考えおみたしょう。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "たず、䞀のくらいを ひきざんしたす。しかし、6-7 はけいさんできたせん。䞋に 9 だけかいお、そこで、十のくらいを 1 くり䞋げたす。しかし、十のくらいは 0 なので、くり䞋げられたせん。そこで、癟のくらいから 1 くり䞋げたす。癟のくらいず 十のくらいの「10」を1 くりさげお 9 にしたす。そしお、十のくらいをけいさんしたす。 9-3=6 なので、 6 をかきたす。よっお、こたえは 69です。", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "", "title": "たし算ずひき算のひっ算" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "うさぎが、3ひき いたす。うさぎには、1ひきで 2こず぀ 耳が ぀いおいたす。うさぎの耳の数は、3ひきを あわせお、ぜんぶで、耳は、いく぀でしょうか。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "かんがえかたは、いく぀もありたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "うさぎが、3ひき、いたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "そしお、耳は、1ひき に、2こ ず぀ ぀いおいたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "なので、3ひき、ぜんぶでは、぀ぎのようになりたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "そしお、耳は、1ひき に、2こ ず぀ ぀いおいたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "うさぎが、3ひき、いたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "なので、3ひき、ぜんぶでは、぀ぎのようになりたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "ほかにも、 しきは", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "ず、あらわせたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "぀ぎのように、 かきたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "よみかたは、「に かける さん」 ず、 よみたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "2 × 3 {\\displaystyle 2\\times 3} の こたえは、 2 + 2 + 2 {\\displaystyle 2+2+2} ず おなじです。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "たしざんの しきず こたえは 2 + 2 + 2 = 6 {\\displaystyle 2+2+2=6} ですね。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "なので 2 × 3 {\\displaystyle 2\\times 3} の こたえは", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "です。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "たしざんの しきず こたえは 2 + 2 + 2 = 6 {\\displaystyle 2+2+2=6} ですね。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "なので 2 × 3 {\\displaystyle 2\\times 3} の こたえは", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "です。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "「 2 × 3 {\\displaystyle 2\\times 3} 」 のようなけいさん を かけざん ず いいたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "うさぎが、5ひき だず したしょう。 このずき、 5ひき ぜんぶを あわせた みみのかずは いく぀でしょう?", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "しきの、", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "を、 もずめるには、 どうすれば、よいでしょうか?", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "このばあい、", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "で、 もずめるこずが、 できたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "を、蚈算しおみたしょう。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "たずえば、うえの 図のように、かんがえた堎合、こたえは 15 ですね。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "8台の車に、子どもが、4人ず぀のっおいたす。ぜんぶで、子どもは、䜕人のっおいたすか。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "「4かける8」ずよみたす。こたえのもずめかたは、4の8぀分なので、", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "ず、たしざんでもずめたす。こたえは、32です。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "1 × 1 {\\displaystyle 1\\times 1} から、 9 × 9 {\\displaystyle 9\\times 9} たで、かけ算のしきは、たくさんありたす。たずえば、 5 × 6 {\\displaystyle 5\\times 6} は、「五六 30」ずいいたす。このようないいかたを、「九九」ずいいたす。九九をおがえるず、生掻の䞭で、ずおもやくに立ちたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "䞊の衚は、九九の衚です。もし 4 × 8 {\\displaystyle 4\\times 8} のばあいは、4ず8のらんを芋おいっお、かさなるずころが、答え(こたえ)に、なりたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "ずころで、=の、よみかたに぀いお、 たしざんのずきは", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "1+1=2", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "は「いち たす いち は(わ) に」 ず = を 「は」(わ)ず、よんでいたのに、", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "なんで、 かけざんでは", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "1×1=1「いんいち が いち。」", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "ずいうふうに = を 「が」 で よむの?", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "ず、いわれおも、", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "ずくに、 ふかい りゆうは ありたせん 。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "むかしからの 日本(にほん)での 九九(くく)の よみかたで 、 このような 九九の よみかたが 、 ぀たえられおいる だけです 。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "ちなみに、かけざんの答えが9たでなら九九に「が」が入り、10をこえたら入りたせん。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "぀ぎの もんだいを ずいお みたしょう。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "4×3 =", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "7×2 =", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "9×9 =", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "2×7 =", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "5+9 =", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "7×8 =", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "7-2 =", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "3×9 =", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "4×3 = 12", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "7×2 =14", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "9×9 = 81", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "2×7 = 14", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "5+9 = 14", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "7×8 = 56", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "7-2 = 5", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "3×9 = 27", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "もっず、もんだい を ずきたい ひず は 、 「2ねんせいのためのさんすうドリル」 の ペヌゞ を 芋に 行っお(いっお) ください。 した の 「2ねんせいのためのさんすうドリル」の もじ を おすず、みおいる ペヌゞが ドリルのぺヌゞに かわりたす。", "title": "かけざん" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "ながさをはかるずきには、「ものさし」ずいうどうぐを ぀かうこずがありたす。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "å­Šæ ¡ã‚„ いえ(家) で、 このような めもり が ふっおある もの を みたこずが ある人も いるでしょう。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "家の人 に 、おうち にある ものさし を みせおもらっお ください。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "うえの ものさしの 図で、1めもり (「0」ず「1」の あいだの ながさ) を 1cmずいいたす。ながさは、1cmの いく぀分かで あらわしたす。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "もし、 ものさし が ふた぀ いじょう あれば 1cm の ながさを くらべおみおください。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "どのものさしも、 1cmのながさ は、おなじに なっおいる でしょう。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "このように、ながさのきじゅんはきたっおいたす。 日本じゅう、せかいじゅう どこでも、1cm は同じ 長さです。これは、きたりなので かっおに かえるこずは できたせん。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "ものさし で曞いた、たっすぐな線のこずを、「盎線」ずいいたす。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "たずえば、「4センチメヌトルの盎線」ずいったら、ものさしを぀かっお曞かれた、ながさが4センチメヌトルのたっすぐな線(せん)のこずです。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "100cmのこずを 1mずいうこずがありたす。 1mは100cmです。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "1cm が 10mm でした。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "なので、1mは 1000mm です。", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "", "title": "ながさ" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "ものには いろいろな 圢のものが ありたす。たずえば あなたが 今芋おいるパ゜コンや タブレットなどの がめんも 圢です。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "3本の たっすぐな せん で できおいお 、 そのどれもが むすばれおいる かたちを 䞉角圢ずいいたす。䞋の図を芋おみたしょう。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "䞉角圢 を ぀くっおいる たっすぐ な 盎線 を 蟺 ず いいたす 。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "䞉角圢 は 3ほん の ぞん で ぀くられおいたす。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "図圢の角の点を ちょう点 ずいいたす。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "たた、4ほんのたっすぐなせんでできおいおそのどれもがむすばれおいるかたちをしかくけい(四角圢)ずいいたす。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "しかくけい は 4ほん の 、盎線 から できおいたす 。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "しかくけい は 4ほん の ぞん で できおいたす。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "このような、かど が みんな 盎角 である しかくけい を、 ちょうほうけい (長方圢)ず いいたす。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "この ずけい の いろが ぀いおいる ずころ は しかくけい ですね。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "このように、 かど が みんな ちょっかくで、ぞんのながさ が すべお おなじ しかくけいを せいほうけい(正方圢) ず いいたす。「たしかく」", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "䞋の図のような、かど が せいほうけい(正方圢) の かど(角) や ちょうほうけい(長方圢) の かど(角) ず おなじ かど(角) の こず を ちょっかく(盎角) ずいいたす。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "1぀の かどが ちょっかくである䞉角圢 のこず を 盎角䞉角圢 (ちょっかく さんかくけい) ず、いいたす。", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "", "title": "圢" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "かず の 100 のこずを 癟 ずいいたす。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "かず の 1000 の こず を 「千」ず いいたす。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "1000 は かん字 で 千 ず かきたす。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "1000 の こず を 䞀千 ず いう ばあい も ありたす。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "千(せん) の すうじ 1000 は、 1 の うしろ に、 0 が 3こ です。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "1623 の よみかた は 「せん ろっぎゃく にじゅう さん」 です 。たたは、「いっせん ろっぎゃく にじゅう さん」 です 。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "2000 の よみかた は 「にせん」 です 。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "2025 の よみかた は 「にせん にじゅう ご」 です 。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "3000 の よみかた は 「さんぜん」 です 。「さん せん」では なくお、「さん ぜん」です。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "4000 の よみかた は 「よんせん」 です 。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "5000 の よみかた は 「ごせん」 です 。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "5000 の よみかた は 「ごせん」 です 。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "6000 の よみかた は 「ろくせん」 です 。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "7000 の よみかた は 「ななせん」 です 。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "8000 の よみかた は 「はっせん」 です 。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "9000 の よみかた は 「きゅうせん」 です 。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "かず の 10000 の こず を 、「いち たん」ず いいたす。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "10000 は かん字(挢字) で 侀侇 ず かきたす。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "侀侇(いちたん) の すうじ 10000 は、 1 の うしろ に、 0 が 4こ です。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "1から10000たでの けた の いいかた を いうず", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "「いち じゅう ひゃく せん たん 」", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "ずなりたす。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "声にだしお、おがえたしょう。", "title": "10000たでの数" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "お店でかうこずのできるゞュヌスには、䞭にどれくらいゞュヌスが入っおいるかを「mL」や「L」を぀かっお曞いおありたす。たたガ゜リンスタンドでも車にどれくらいガ゜リンが入ったかをあらわすために「L」を぀かいたす。これらはゞュヌスやガ゜リンなどのりょうをくらべるために぀かうたんいです。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "「mL」は ミリリットル ずよみ、「L」は リットル ずよみたす。たた、「dL」は デシリットル ずよみたす。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "1L は 10dL です。 たた 1L は 1000mL です。 1dL は 100mL ず なりたす。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "1リットル の おおきさ は 、せかいじゅう(侖界侭) の どこに でかけおも、おなじです。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "なお、リットルをはかる ための いれもの ずしお 「リットルたす」 ずいう もの が ありたす。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "ふ぀う、1リットルのかさを はかりやすいように なっおいるので 「1リットルたす」ずも いいたす。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "なお、デシリットルのための たす は「1デシリットルたす」ずいいたす。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "バケツに、「1デシリットルたす」を10っぱい そそぐず、1リットル の かさ になりたす。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "「1リットルたす」には、10ずう分 した 線(せん)が ありたす。そしお、その1Lのかさを 10ずうぶん したものが 1dL でした。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "「1デシリットルたす」には、10ずう分 した線が ありたす。 ですが、1デシリットルたす を 10ずう分 したものは 10mL です。(1mL ず たちがえる人が、ずきどき いる。)", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "むかし、リットル「L」を「l」ず 曞くこずが ありたした。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "たた、むかし、「mL」を、「cc(シヌシヌ)」ずいうこずが ありたした。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "いたはもう、あたり 「l」 や「cc」 は぀かわれなく なりたしたが、むかしは、぀かわれおいたした。", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "", "title": "かさ" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "14 ず 57 では、どちらが おおきい かず でしょうか。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "57 のほうが 、おおきい ですね。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "かず の おおきさ を くらべるずき、この 14 ず 57 の ばあい は、", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "ず、かきたす。 「14は、57より、小さい」", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "9 ず 2 では、どちらが おおきい でしょうか。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "9のほうが倧きいです。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "ず、かきたす。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "このように、倧きさ(おおきさ)をくらべるずきに「>」や「<」ずいった蚘号(きごう)を぀かいたす。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": ">や<を ふずうごう(䞍等号) ず いいたす。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "「ずうごう」(等号)ずは 「=」 のこずです。 「ふずうごう」(䞍等号) の「ふ」(䞍)ずは、「ちがう。」ずか「そうではない。」ずいう意味(いみ)です。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "倧きさが ちがう数(かず)を くらべるずき は、ちがう倧きさなので、䞍等号(ふずうごう)の > や < を぀かいたす。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "> ず < の 、぀かいかた は、", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "です。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "17 ず 13+4 は、どちらが倧きいでしょうか。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "このばあい、13+4=17 なので、おなじ倧きさです。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "こういうばあい の 倧きさ くらべ は、", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "ず、かきたす。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "このばあい、倧きさが、おなじ なので、ふずうごうの < や > は、぀かえたせん 。", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "", "title": "かず の おおきさ くらべ" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "みなさんは、たずえば、今(いた) 䜕時(なんじ)か しりたい ばあい に 時蚈(ずけい)を 芋たすね。では、 時こく(じこく) ず 時間(じかん) に ぀いお 孊びたしょう。時蚈ずは、このしゃしんのようなものです。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 224, "tag": "p", "text": "", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 225, "tag": "p", "text": "時蚈の 長いはりが 1目もり(いち めもり) うごく あいだ が 1分 (いちふん) です。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 226, "tag": "p", "text": "たずえば、宿題(しゅくだい)を始めた 時こく が 4時 だったずしたす。ちなみに、「時こく」は、「3時」「4時」などの「たんい」のこずです。では「分」の孊習にもどりたしょう。宿題がおわるず、 4時15分 でした。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 227, "tag": "p", "text": "宿題を始めおから 䜕分 たったか かんがえたしょう。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 228, "tag": "p", "text": "さっき蚀ったように、長いはりが1目もり うごく あいだ が 1分 です。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 229, "tag": "p", "text": "4時 から 4時15分 に なるたで 15目もり うごきたした。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 230, "tag": "p", "text": "こたえ は した に かいおありたす。 さきに かんがえおから 、 こたえ を みお ください。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 231, "tag": "p", "text": "答えは、15分(じゅうごふん) が たった の です。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 232, "tag": "p", "text": "぀ぎは、時間(じかん)に぀いお 孊びたしょう。 時間ずは、時こくず時こくの間のこずです。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 233, "tag": "p", "text": "たずえば、サッカヌの 番組(ばんぐみ)が はじたった 時こく(じこく) は、7時(しちじ)でした。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 234, "tag": "p", "text": "サッカヌ の 番組(ばんぐみ) が おわった 時こく(じこく) は、10時(じゅうじ)でした。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 235, "tag": "p", "text": "サッカヌ の 番組(ばんぐみ) は 䜕分 ほうそう しおいた でしょう。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 236, "tag": "p", "text": "たず、時間 の あたらしい たんい を 孊びたしょう。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 237, "tag": "p", "text": "短いはりが 䞀回り する あいだ は、1時間(いちじかん)です。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 238, "tag": "p", "text": "1時間 は、 60分(ろくじっぷん)です。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 239, "tag": "p", "text": "7時 から 10時 の あいだ に、長いはり の 䞀回り は 3回 ありたした。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 240, "tag": "p", "text": "぀たり、サッカヌの 番組は 3時間(さんじかん) ほうそう しおいたのです。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 241, "tag": "p", "text": "1にち の ながさ は 24時間 です。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 242, "tag": "p", "text": "たた、前の12時間を 午前ずいい、埌の12時間を 午埌ずいいたす。", "title": "じこく" }, { "paragraph_id": 243, "tag": "p", "text": "はこの圢 に぀いお考えたしょう。", "title": "はこの圢" }, { "paragraph_id": 244, "tag": "p", "text": "", "title": "はこの圢" }, { "paragraph_id": 245, "tag": "p", "text": "", "title": "分数" }, { "paragraph_id": 246, "tag": "p", "text": "぀ぎの もんだい を ずいおみたしょう。", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 247, "tag": "p", "text": "", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 248, "tag": "p", "text": "", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 249, "tag": "p", "text": "もんだいが なにを たずねおいるのか、 かんがえたしょう。", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 250, "tag": "p", "text": "たずねおいるのは あめだた の かず です。", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 251, "tag": "p", "text": "", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 252, "tag": "p", "text": "人数(にんずう)は、たずねおない のです。", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 253, "tag": "p", "text": "なので、あめだたの あわせた かず を もずめるためには、 「しき」 も、 あめだた だけ 蚈算すればいいのです。", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 254, "tag": "p", "text": "男の子のあめだた は 7こ", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 255, "tag": "p", "text": "女の子のあめだた は 5こ", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 256, "tag": "p", "text": "なので しき は", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 257, "tag": "p", "text": "で、蚈算するず", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 258, "tag": "p", "text": "です。", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 259, "tag": "p", "text": "なので、こたえは、 12こ です。", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 260, "tag": "p", "text": "", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 261, "tag": "p", "text": "もんだい を 出されたら、「なにを たずねおいるのか」 を、しっかりず、よんでください。", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 262, "tag": "p", "text": "そしお、もんだいが たずねおいるこずに、 こたえおください。", "title": "たぎらわしい もんだい" }, { "paragraph_id": 263, "tag": "p", "text": "今(いた)たでに ならった ちしき を ぀かっお 、もんだい を もっず たくさん ずきたい 人(ひず) は 、「2ねんせい の ため の さんすうドリル」 の ペヌゞ を 芋(み)に 行っお(いっお) ください。", "title": "さんすうドリル" }, { "paragraph_id": 264, "tag": "p", "text": "例(した) の 「2ねんせい の ため の さんすうドリル」の 文字(もじ) を おすず、 芋おいる(みおいる) ペヌゞが ドリルのぺヌゞに かわりたす。", "title": "さんすうドリル" } ]
null
== 1幎生のふくしゅう == * もんだい バスに人が、9人のっおいたす。぀ぎのバスおいで、7人ふえお、たた぀ぎのバスおいで3人がぞりたした。バスにのっおいる{{ruby|人数|にんずう}}は{{ruby|䜕人|なんにん}}でしょう。 このもんだいの{{ruby|答|こた}}えは :<math>9+7-3</math> ずいうしきで もずめられたす。こたえは13人です。 == たし算ずひき算のひっ算 == === たしざん の ひっさん === 34 + 12 の ような けいさん を するずき に、 䞋 の ような けいさん の しかた が ありたす。 これを '''ひっさん'''筆算 ず いいたす。 {{clear}} <br><br> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |3 |4 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;1&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;2&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |4 |6 | |&nbsp; &nbsp; |} <br> <br> <br> {| class="wikitable" style="float: right; text-align: center; margin: 2pt;" |- ! style="text-align: center;" | 十の くらい !! 䞀の くらい |- | 3 || 4 |- |} たずえば、この 3412 の ひっさん では、34 の「3」 の ぶぶん は、十じゅうの くらい です。 34 の「4」 の ぶぶん は、䞀いちの くらい です。 12 の、「1」のぶぶんは 十のくらい です。 12 の、「2」のぶぶんは、䞀のくらいです。 このように、ひっさんを かくずきは おなじ くらい どうしの 、たお の ならび を あわせお、かきたす。 3の䞋に 1が かいおあるこずに、きづいおください。 4の䞋に 2が かいおあるこずに、きづいおください。 ;ひっさんの しかた では、 たしざんの ひっさん の しかた を せ぀めいしたす。 たず、䞀のくらいの{{ruby|数|かず}}をたしお、䞋にかきたす。4+2=6なので、6 ずかきたす。 ぀ぎに、十のくらいの数をたしお、䞋にかきたす。3+1=4なので、4 ずかきたす。 こたえは 46 ずなりたす。 {{clear}} ぀ぎは 53+29 を{{ruby|蚈算|けいさん}}しおしたしょう。 <br><br> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |5 |3 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;2&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;9&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | |<sup> </sup> | | |&nbsp; &nbsp; |} たず、䞀のくらいをたしあわせるず 3+9=12 ずなりたすが、そのたたではかけたせん。 そこで、十のくらいに 1 くりあげお 䞀のくらいに 2だけかきたす。 :※ 「くりあげる」ずは、このように、ひず぀䞊の くらい に 1 を たすこずを いいたす。 ぀ぎに 十のくらいを たしあわせたすが、くりあがりの 1 があるので 1 も たしお 5+2+1=8 ずなりたす。 53+29のこたえは 82です。 {{clear}} <br><br> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |5<sup>1</sup> |3 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;2&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;9&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |8 |2 |&nbsp; &nbsp; |} <!-- ;いちばん䞊の くらい に くりあがり のある ひっさん --> {{-}} === ひきざん の ひっさん === {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |5 |6 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;3&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;2&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | |2 |4 |&nbsp; &nbsp; |} たず、䞀のくらいをひきたす。 6-2=4 ずなりたす。䞋に 4 ずかきたす。 ぀ぎに 十のくらいを ひきたす。5-3=2 ずなりたす。䞋に 2 ずかきたす。 56-32のこたえは 24 です。 {{clear}} <br><br> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |{{打ち消し線|7}}<sup>6</sup> |1 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;2&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;6&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | |4 |5 |&nbsp; &nbsp; |} たず、䞀のくらいをひくず 1-5 ずなりたすが、ひけたせん。 そこで、5 だけかいお、十のくらいを 1 くりさげお 䞀のくらいに 3をけしお 1ひいお 2 に したす。 :※ 「くりさげる」ずは、ひず぀䞊の くらい から、1 を かりおくる こずです。 十のくらいを ひきたす。6-2=4 ずなりたす。䞋に 4 ずかきたす。 71-26 のこたえは 45 ずなりたす。 {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; ||106 |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;3&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;7&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | |6 |9 |&nbsp; &nbsp; |} 106 - 37 を{{ruby|考|かんが}}えおみたしょう。 たず、䞀のくらいを ひきざんしたす。しかし、6-7 はけいさんできたせん。䞋に 9 だけかいお、そこで、十のくらいを 1 くり䞋げたす。しかし、十のくらいは 0 なので、くり䞋げられたせん。そこで、癟のくらいから 1 くり䞋げたす。癟のくらいず 十のくらいの「10」を1 くりさげお 9 にしたす。そしお、十のくらいをけいさんしたす。 9-3=6 なので、 6 をかきたす。よっお、こたえは 69です。 {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |{{打ち消し線|1}} {{打ち消し線|0}}<sup>9</sup>6 |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;3&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;7&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | |6 |9 |&nbsp; &nbsp; |} == かけざん == うさぎが、3ひき いたす。うさぎには、1ひきで 2こず぀ 耳が ぀いおいたす。うさぎの耳の数は、3ひきを あわせお、ぜんぶで、耳は、いく぀でしょうか。 {|class="wikitable" |- |[[File:Rabbit in montana.jpg|110px]][[File:JumpingRabbit.JPG|JumpingRabbit.|100px]][[ファむル:Oryctolagus cuniculus Tasmania.jpg|120px]] |} かんがえかたは、いく぀もありたす。 * かんがえかた {|class="wikitable" |- |[[ファむル:Oryctolagus cuniculus Tasmania.jpg|120px]][[ファむル:Oryctolagus cuniculus Tasmania.jpg|120px]][[ファむル:Oryctolagus cuniculus Tasmania.jpg|120px]] |} うさぎが、3ひき、いたす。 そしお、耳は、1ひき に、2こ ず぀ ぀いおいたす。 [[File:JumpingRabbit.JPG|100px]] なので、3ひき、ぜんぶでは、぀ぎのようになりたす。 {|class="wikitable" |- |[[File:JumpingRabbit.JPG|JumpingRabbit|100px]][[File:JumpingRabbit.JPG|JumpingRabbit|100px]][[File:JumpingRabbit.JPG|JumpingRabbit|100px]] |} * ほかの、かんがえかた そしお、耳は、1ひき に、2こ ず぀ ぀いおいたす。 [[File:JumpingRabbit.JPG|100px]] うさぎが、3ひき、いたす。 {|class="wikitable" |- |[[File:Rabbit in montana.jpg|Rabbit in montana|120px]][[File:Rabbit in montana.jpg|Rabbit in montana|120px]][[File:Rabbit in montana.jpg|Rabbit in montana|120px]] |} なので、3ひき、ぜんぶでは、぀ぎのようになりたす。 {|class="wikitable" |- |[[File:JumpingRabbit.JPG|JumpingRabbit|100px]][[File:JumpingRabbit.JPG|JumpingRabbit|100px]][[File:JumpingRabbit.JPG|JumpingRabbit|100px]] |} ほかにも、 しきは :<math>2+2+2</math> ず、あらわせたす。 * かけざん ぀ぎのように、 かきたす。 :<math>2\times3</math> よみかたは、「に かける さん」 ず、 よみたす。 <math>2\times3</math> の こたえは、 <math>2+2+2</math> ず おなじです。  たしざんの しきず こたえは <math>2+2+2=6</math>  ですね。 なので <math>2\times3</math> の こたえは :<math>2\times3=6</math> です。 たしざんの しきず こたえは <math>2+2+2=6</math>  ですね。 なので <math>2\times3</math> の こたえは :<math>2\times3=6</math> です。 「<math>2\times3</math>」 のようなけいさん を <big>'''かけざん'''</big> ず いいたす。 * かけざんの れんしゅう うさぎが、'''5'''ひき だず したしょう。 このずき、 5ひき ぜんぶを あわせた みみのかずは いく぀でしょう しきの、  :<math>2\times5</math> を、 もずめるには、 どうすれば、よいでしょうか このばあい、 :<math>2+2+2+2+2=10</math> で、 もずめるこずが、 できたす。 [[File:Oryctolagus cuniculus (European rabbit), Valkenburg, the Netherlands.jpg|200px]] {{clear}} ---- * けいさん :<math>5\times3</math> を、蚈算しおみたしょう。 {|class="wikitable" |- |[[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]] |- |[[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]] |- |[[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]][[File:Crystal Clear app babelfish.png|Crystal Clear app babelfish|70px]] |} たずえば、うえの {{ruby|図|ず}}のように、かんがえた{{ruby|堎合|ばあい}}、こたえは 15 ですね。 [[ファむル:Cherry-barb female and male.jpg|200px]] {{clear}} ---- * れんしゅう 8{{ruby|台|だい}}の車に、子どもが、4人ず぀のっおいたす。ぜんぶで、子どもは、{{ruby|䜕人|なんにん}}のっおいたすか。 [[File:Fiat 500 (2007).jpg|200px]] * かんがえかた : 車に、子どもは、4人のっおいお、車は、8台ありたすね。4人のっおいる車が8぀分ぶんあるこずから、4の8぀分ずいい、しきは、<math>4\times8</math>になりたす。 「4かける8」ずよみたす。こたえのもずめかたは、4の8぀分なので、 :<math>\begin{matrix}4+4+4+4+4+4+4+4& &\end{matrix}</math> ず、たしざんでもずめたす。こたえは、32です。 {{clear}} ---- === 九九 === <math>1\times1</math>から、<math>9\times9</math>たで、かけ算のしきは、たくさんありたす。たずえば、<math>5\times6</math>は、「{{ruby|五六|ごろく}} 30」ずいいたす。このようないいかたを、「{{ruby|九九|くく}}」ずいいたす。九九をおがえるず、{{ruby|生掻|せいか぀}}の䞭で、ずおもやくに立ちたす。 *5のだん・2のだんの九九 :{{ruby|五䞀|ごいち}}が{{ruby|五|ご}} <math>5 \times 1=5</math> :{{ruby|五二|ごに}} {{ruby|十|じゅう}} <math>5 \times 2=10</math> :{{ruby|五䞉|ごさん}} {{ruby|十五|じゅうご}} <math>5 \times 3=15</math> :{{ruby|五四|ごし}} {{ruby|二十|にじゅう}} <math>5 \times 4=20</math> *3のだん・4のだんの九九 *6のだん・7のだんの九九 *8のだん・9のだんの九九 *1のだんの九九 <table class="wikitable"> <caption>'''かけ算九九の衚'''</caption> <tr> <th>&nbsp;</th> <th>'''1'''</th> <th>'''2'''</th> <th>'''3'''</th> <th>'''4'''</th> <th>'''5'''</th> <th>'''6'''</th> <th>'''7'''</th> <th>'''8'''</th> <th>'''9'''</th> </tr><tr> <th>'''1'''</th> <td>1</td> <td>2</td> <td>3</td> <td>4</td> <td>5</td> <td>6</td> <td>7</td> <td>8</td> <td>9</td> </tr><tr> <th>'''2'''</th> <td>2</td> <td>4</td> <td>6</td> <td>8</td> <td>10</td> <td>12</td> <td>14</td> <td>16</td> <td>18</td> </tr><tr> <th>'''3'''</th> <td>3</td> <td>6</td> <td>9</td> <td>12</td> <td>15</td> <td>18</td> <td>21</td> <td>24</td> <td>27</td> </tr><tr> <th>'''4'''</th> <td>4</td> <td>8</td> <td>12</td> <td>16</td> <td>20</td> <td>24</td> <td>28</td> <td>32</td> <td>36</td> </tr><tr> <th>'''5'''</th> <td>5</td> <td>10</td> <td>15</td> <td>20</td> <td>25</td> <td>30</td> <td>35</td> <td>40</td> <td>45</td> </tr><tr> <th>'''6'''</th> <td>6</td> <td>12</td> <td>18</td> <td>24</td> <td>30</td> <td>36</td> <td>42</td> <td>48</td> <td>54</td> </tr><tr> <th>'''7'''</th> <td>7</td> <td>14</td> <td>21</td> <td>28</td> <td>35</td> <td>42</td> <td>49</td> <td>56</td> <td>63</td> </tr><tr> <th>'''8'''</th> <td>8</td> <td>16</td> <td>24</td> <td>32</td> <td>40</td> <td>48</td> <td>56</td> <td>64</td> <td>72</td> </tr><tr> <th>'''9'''</th> <td>9</td> <td>18</td> <td>27</td> <td>36</td> <td>45</td> <td>54</td> <td>63</td> <td>72</td> <td>81</td> </tr> </table> 䞊の衚は、{{ruby|九九|くく}}の{{ruby|è¡š|ひょう}}です。もし<math>4\times8</math>のばあいは、4ず8のらんを芋おいっお、かさなるずころが、答えこたえに、なりたす。 :1×1=1「いんいち が いち。」 1×2=2「いんに が に。」 1×3=3「いんさん が さん。」 1×4=4「いんよん が よん。」 1×5=5「いんご が ご。」 1×6=6「いんろく が ろく。」 1×7=7「いんなな が なな。」 1×8=8「いんはち が はち。」 1×9=9「いんく が く。」 ずころで、=の、よみかたに぀いお、 たしざんのずきは 1+1=2 は「いち たす いち '''は'''わ に」 ず  を 「は」わず、よんでいたのに、 なんで、 かけざんでは  1×1=1「いんいち '''が''' いち。」 ずいうふうに = を 「が」 で よむの ず、いわれおも、 ずくに、 ふかい りゆうは ありたせん 。  むかしからの 日本にほんでの 九九くくの よみかたで 、 このような 九九の よみかたが 、 ぀たえられおいる だけです 。 :2×1=2「にいち が に。」 2×2=4「ににん が し。」 2×3=6「にさん が ろく。」 2×4=8「にし が はち。」 2×5=10「にご じゅう。」 2×6=12「にろく じゅうに。」 2×7=14「にしち じゅうし。」 2×8=16「には じゅうろく。」 2×9=18「にく じゅうはち。」 :3×1=3「さんいち が さん。」 3×2=6「さんに が ろく。」 3×3=9「さざん が く。」 3×4=12「さんし じゅうに。」 3×5=15「さんご じゅうご。」 3×6=18「さぶろく じゅうはち。」 3×7=21「さんしち にじゅういち。」 3×8=24「さんぱ にじゅうし。」 3×9=27「さんく にじゅうしち。」 :4×1=4「しいち が し。」 4×2=8「しに が はち。」 4×3=12「しさん じゅうに。」 4×4=16「しし じゅうろく。」 4×5=20「しご にじゅう。」 4×6=24「しろく にじゅうし。」 4×7=28「ししち  にじゅうはち。」 4×8=32「しは さんじゅうに。」 4×9=36「しく さんじゅうろく。」 :5×1=5「ごいち が ご。」 5×2=10「ごに じゅう。」 5×3=15「ごさん じゅうご。」 5×4=20「ごし にじゅう。」 5×5=25「ごご にじゅうご。」 5×6=30「ごろく さんじゅう。」 5×7=35「ごしち さんじゅうご。」 5×8=40「ごは しじゅう。」 5×9=45「ごっく しじゅうご。」 :6×1=6「ろくいち が ろく。」 6×2=12「ろくに じゅうに。」 6×3=18「ろくさん じゅうはち。」 6×4=24「ろくし にじゅうし。」 6×5=30「ろくご さんじゅう。」 6×6=36「ろくろく さんじゅうろく。」 6×7=42「ろくしち しじゅうに。」 6×8=48「ろくは しじゅうはち。」 6×9=54「ろっく ごじゅうし。」 :7×1=7「しちいち が しち。」 7×2=14「しちに じゅうし。」 7×3=21「しちさん にじゅういち。」 7×4=28「しちし にじゅうはち。」 7×5=35「しちご さんじゅうご。」 7×6=42「しちろく しじゅうに。」 7×7=49「しちしち しじゅうく。」 7×8=56「しちは ごじゅうろく。」 7×9=63「しちく ろくじゅうさん。」 :8×1=8「はちいち が はち。」 8×2=16「はちに じゅうろく。」 8×3=24「はちさん にじゅうし。」 8×4=32「はちし さんじゅうに。」 8×5=40「はちご しじゅう。」 8×6=48「はちろく しじゅうはち。」 8×7=56「はちしち ごじゅうろく。」 8×8=64「はっぱ ろくじゅうし。」 8×9=72「はっく しちじゅうに。」 :9×1=9「くいち が く。」 9×2=18「くに じゅうはち。」 9×3=27「くさん にじゅうしち。」 9×4=36「くし さんじゅうろく。」 9×5=45「くご しじゅうご。」 9×6=54「くろく ごじゅうし。」 9×7=63「くしち ろくじゅうさん。」 9×8=72「くは しちじゅうに。」 9×9=81「くく はちじゅういち。」 ちなみに、かけざんの{{ruby|答|こた}}えがたでなら九九に「が」が入り、10をこえたら入りたせん。 * れんしゅう ぀ぎの もんだいを ずいお みたしょう。 4×3 = 7×2 = 9×9 = 2×7 = 59 = 7×8 = 72 = 3×9 = <!-- 問題の䞭に、足し算や匕き算が混ざっおいるのは、誀蚘では、ありたせん。わざず混ぜおいたす。小孊生読者が、匏を、きちんず読んでいるか、確認するためです。 --> * こたえ 4×3 = 12 7×2 =14 9×9 = 81 2×7 = 14 59 = 14 7×8 = 56 72 = 5 3×9 = 27 もっず、もんだい を ずきたい ひず は 、 「2ねんせいのためのさんすうドリル」 の ペヌゞ を 芋に 行っおいっお ください。 した の 「2ねんせいのためのさんすうドリル」の もじ を おすず、みおいる ペヌゞが ドリルのぺヌゞに かわりたす。 * [[算数挔習 小孊校2幎生|2ねんせいのためのさんすうドリル]] == ながさ == === {{ruby|cm|センチメヌトル}}ず{{ruby|mm|ミリメヌトル}} === ながさをはかるずきには、「ものさし」ずいうどうぐを ぀かうこずがありたす。  [[File:Regla V.svg]]孊校や いえ家 で、 このような めもり が ふっおある もの を みたこずが ある人も いるでしょう。 :これが '''ものさし''' です。 家の人 に 、おうち にある ものさし を みせおもらっお ください。 うえの ものさしの {{ruby|図|ず}}で、1めもり (「0」ず「1」の あいだの ながさ) を 1{{ruby|cm|センチメヌトル}}ずいいたす。ながさは、1cmの いく぀{{ruby|分|ぶん}}かで あらわしたす。 もし、 ものさし が ふた぀ いじょう あれば 1cm の ながさを くらべおみおください。 どのものさしも、 1cmのながさ は、おなじに なっおいる でしょう。 このように、ながさのきじゅんはきたっおいたす。   {{ruby|日本|にほん(にっぜん)}}じゅう、せかいじゅう どこでも、1cm は{{ruby|同|おな}}じ {{ruby|長|なが}}さです。これは、きたりなので かっおに かえるこずは できたせん。 * 4cmは、ものさしの「0」ず曞かれたずころから、「4」ず曞かれたずころたでの長さです。 *{{ruby|mm|ミリメヌトル}}は、1cmを同じ長さに10こにわけたものです。1cmは、10mmです。 * 2cm3mmは、2cmず 3mm のこずです。 === {{ruby|盎線|ちょくせん}} === ものさし で曞いた、たっすぐな{{Ruby|線|せん}}のこずを、「{{Ruby|盎線|ちょくせん}}」ずいいたす。 たずえば、「4センチメヌトルの盎線」ずいったら、ものさしを぀かっお曞かれた、ながさが4センチメヌトルのたっすぐな線せんのこずです。 === {{ruby|m|メヌトル}} === 100cmのこずを 1{{ruby|m|メヌトル}}ずいうこずがありたす。 1mは100cmです。 1cm が 10mm でした。 なので、1mは 1000mm です。 == {{Ruby|圢|かたち}} == ものには いろいろな {{Ruby|圢|かたち}}のものが ありたす。たずえば あなたが {{Ruby|今|いた}}芋おいるパ゜コンや タブレットなどの がめんも 圢です。 3本の たっすぐな せん で できおいお 、 そのどれもが むすばれおいる かたちを '''{{Ruby|䞉角圢|さんかくけい}}'''ずいいたす。䞋の{{Ruby|図|ず}}を芋おみたしょう。 <div style="float:center; margin:0 0 0 10px;text-align:center;">[[画像:正しい䞉角圢.png]]</div> * {{Ruby|䞀番|いちばん}}巊は、䞉角圢 です。 たっすぐな3本の盎線でできおいお、ちゃんずほかの蟺にむすばれおいたす。 * たん䞭は、䞉角圢 ではありたせん。 3本の たっすぐな盎線で できおいたすが うち2本のせんは むすばれお いたせん。 * 䞀番右は、䞉角圢 ではありたせん。 3本は ちゃんずむずばれおいたすが、 うち1本の せん は たがっお いたす。 䞉角圢 を ぀くっおいる たっすぐ な {{Ruby|盎線|ちょくせん}} を '''{{Ruby|蟺|ぞん}}''' ず いいたす 。 䞉角圢 は 3ほん の ぞん で ぀くられおいたす。 図圢の角の点を ちょう点 ずいいたす。 {{clear}} === しかくけい === たた、4ほんのたっすぐなせんでできおいおそのどれもがむすばれおいるかたちを'''しかくけい'''四角圢ずいいたす。 <gallery> File:Regular polygon 4.svg|* これも、しかくけい です。 File:Rectangle.svg|* これも、しかくけい です。 File:Trapezoid2.png|* これも、しかくけい です。 File:Trapezoid.png|* これも、しかくけい です。 </gallery> しかくけい は ほん の 、{{ruby|盎線|ちょくせん}} から できおいたす 。 しかくけい は 4ほん の ぞん で できおいたす。 {{clear}} * ちょうほうけい [[File:Rectangle.svg|200px|ちょうほうけい です。]] このような、かど が みんな {{ruby|盎角|ちょっかく}} である しかくけい を、''' ちょうほうけい ''' 長方圢ず いいたす。 * せいほうけい [[File:Square on plane.svg|200px]] この ずけい の いろが ぀いおいる ずころ は しかくけい ですね。 このように、 かど が みんな ちょっかくで、ぞんのながさ が すべお おなじ しかくけいを '''せいほうけい'''正方圢 ず いいたす。「たしかく」 [[File:Regular quadrilateral.svg|thumb|left|200px|せいほうけい]] {{clear}} === ちょっかく === 䞋の図のような、かど が せいほうけい正方圢 の かど角 や ちょうほうけい長方圢 の かど角 ず おなじ かど角 の こず を '''ちょっかく'''盎角 ずいいたす。 1぀の かどが ちょっかくである䞉角圢 のこず を 盎角䞉角圢 '''ちょっかく さんかくけい''' ず、いいたす。 :[[File:Triangle.Right.svg|150px|]] == 10000たでの{{ruby|数|かず}} == かず の 100 のこずを <big>癟</big> ずいいたす。 かず の 1000 の こず を 「'''{{Ruby|千|せん}}'''」ず いいたす。 1000 は かん字 で 千 ず かきたす。 1000 の こず を 䞀千 ず いう ばあい も ありたす。 千せん の すうじ 1000 は、 1 の うしろ に、 0 が 3こ です。 1623 の よみかた は 「せん ろっぎゃく にじゅう さん」 です 。たたは、「いっせん ろっぎゃく にじゅう さん」 です 。 2000 の よみかた は 「にせん」 です 。 2025 の よみかた は 「にせん にじゅう ご」 です 。 3000 の よみかた は 「さんぜん」 です 。「さん <big>せ</big>ん」では なくお、「さん <big>ぜ</big>ん」です。 4000 の よみかた は 「よんせん」 です 。 5000 の よみかた は 「ごせん」 です 。 5000 の よみかた は 「ごせん」 です 。 6000 の よみかた は 「ろくせん」 です 。 7000 の よみかた は 「ななせん」 です 。 8000 の よみかた は 「はっせん」 です 。 9000 の よみかた は 「きゅうせん」 です 。 かず の 10000 の こず を 、「いち '''たん'''」ず いいたす。 10000 は かん字挢字 で <big>侀侇</big> ず かきたす。 䞀䞇いちたん の すうじ 10000 は、 1 の うしろ に、 0 が 4こ です。 1から10000たでの けた の いいかた を いうず  「いち じゅう ひゃく せん たん 」 ずなりたす。 {{ruby|声|こえ}}にだしお、おがえたしょう。 == かさ == お店でかうこずのできるゞュヌスには、䞭にどれくらいゞュヌスが入っおいるかを「mL」や「L」を぀かっお曞いおありたす。たたガ゜リンスタンドでも車にどれくらいガ゜リンが入ったかをあらわすために「L」を぀かいたす。これらはゞュヌスやガ゜リンなどのりょうをくらべるために぀かうたんいです。 「mL」は <big>ミリリットル</big> ずよみ、「L」は <big>リットル</big> ずよみたす。たた、「dL」は <big>デシリットル</big> ずよみたす。 1L は 10dL です。 たた 1L は 1000mL です。 1dL は 100mL ず なりたす。 1リットル の おおきさ は 、せかいじゅう䞖界䞭 の どこに でかけおも、おなじです。 なお、リットルをはかる ための いれもの ずしお 「リットルたす」 ずいう もの が ありたす。 ふ぀う、1リットルのかさを はかりやすいように なっおいるので 「1リットルたす」ずも いいたす。 なお、デシリットルのための たす は「1デシリットルたす」ずいいたす。 バケツに、「1デシリットルたす」を10っぱい そそぐず、1リットル の かさ になりたす。 ;きを぀けよう 「1リットルたす」には、10ずう分 した 線せんが ありたす。そしお、その1のかさを 10ずうぶん したものが 1dL でした。 「1デシリットルたす」には、10ずう分 した線が ありたす。 ですが、1デシリットルたす を 10ずう分 したものは 10mL です。1mL ず たちがえる人が、ずきどき いる。 {{コラム|「ミリ」の おはなし| :※ このワクの なかの ハナシ は、おがえなくおいいです。 「ミリリットル」の「ミリ」ず、「ミリメヌトル」の「ミリ」は、おなじ いみ で、 「1000ずうぶん した」 ずいう いみ です。千せんずうぶん です。 なので、1000ミリリットルは 1リットル です。 なので、1000ミリメヌトルは 1メヌトル です。 さお、「デシ」は、ながさ では、めったに ぀かわないのが ふ぀う です。<!-- ※ 線集者ぞの泚: 実はデシメヌトルも存圚するが、慣習的に、あたり䜿われおいない。たたSI芏栌などでも、掚奚されおないハズで、なるべくミリメヌトルを甚いるようにSIでは掚奚されおたかず。 --> なので、「かさ」の「デシリットル」ずいうように、リットルずいう たんい ず いっしょに おがえるように したしょう。 たた、「センチ」は、 かさ では めったに ぀かわないのが ふ぀う です。<!-- ※ 線集者ぞの泚: 実はセンチリットルも存圚するが、慣習的に、あたり䜿われおいない。たたSI芏栌などでも、掚奚されおないハズで、なるべくミリリットルを甚いるようにSIでは掚奚されおたかず。 --> なので、「ながさ」の「センチメヌトル」ずいうように、 メヌトルずいう たんい ず いっしょに おがえるように したしょう。<!-- ※ 線集者ぞの泚: 実はデシメヌトルも存圚するが、SI芏栌などでは、掚奚されおないハズ。なるべくミリメヌトルを甚いるようにSIでは掚奚されおたかず。 --> <!-- :※ 重さのハナシをしようか悩んだが、ずりあえず保留。参考たでに非衚瀺で残す。 あず、おもさの たんい で、キログラム ずか グラム ずいうのを、身䜓枬定しんたい そくおい のずきに きいたこず あるず おもいたす。 ちなみに 1円玉いちえんだた の おもさ が、ほずんど 1グラム です。 おもさ でも、じ぀は「ミリグラム」ずいう たんい が あっお、1000ミリグラムは1グラムです。 おもさ の 蚈算(けいさん) は、小2で ならう 蚈算(けいさん) ずは、すこし ちがいたす。 --> }} むかし、リットル「L」を「ℓ」ず 曞くこずが ありたした。 たた、むかし、「mL」を、「ccシヌシヌ」ずいうこずが ありたした。<!-- ※ 線集者ぞの参考: たしか1990幎代ぐらいたでは、䞖間でもℓ衚蚘やccなども䜿われおいた。小䞭高の教育珟堎でも1990幎代はただ、「ℓ」衚蚘を教えおたハズ。--> いたはもう、あたり 「ℓ」 や「cc」 は぀かわれなく なりたしたが、むかしは、぀かわれおいたした。<!-- たぶんSI単䜍系では「ℓ」衚蚘やcc単䜍は非掚奚。あず、ℓはパ゜コンでは環境䟝存文字。 --> <!-- ※ 線集者むけの䌝達事項: ※ ここは非衚瀺のたたにしおください。小2レベルを超える内容なので。 「立方メヌトル」単䜍の他教科での教育状況の連絡です。 立方メヌトル m^3 に぀いおはm<sup>3</sup>、瀟䌚科など別教科で、小孊3幎から教えたす。出兞ずしお日本文教出版『䜏みよい瀟䌚 小孊生の瀟䌚 3・4』平成22幎3月10日 怜定枈、33ペヌゞ にありたす。なお1立方メヌトルは1000Lです。日垞の䟋ずしおは、家庭甚の氎道料金の䜿甚氎量の䌝祚が届きたすが、あの䌝祚が立方メヌトル衚蚘を採甚しおいるのが䞀般的です。ちなみに䞀般家庭の1ヶ月あたりの氎䜿甚料は、数十立方メヌトルおいどです日本文教出版の教科曞では62立方メヌトルずいう䟋がありたす。教科曞には無いデヌタですが、東京郜の氎道局のホヌムペヌゞでは1䞖垯あたり1か月で30〜40立方メヌトルおいどずの事です。なお教科曞によるず、小孊校の25mプヌルの氎量はおよそ240立方メヌトルずこのこずです。--> == かず の おおきさ くらべ == 14 ず 57 では、どちらが おおきい かず でしょうか。 57 のほうが 、おおきい ですね。 かず の おおきさ を くらべるずき、この 14 ず 57 の ばあい は、 :14  57 ず、かきたす。 「14は、57より、小さい」 9 ず 2 では、どちらが おおきい でしょうか。 9のほうが倧きいです。 :9  2 ず、かきたす。 このように、倧きさおおきさをくらべるずきに「」や「」ずいった蚘号きごうを぀かいたす。 やを '''ふずうごう'''䞍等号 ず いいたす。 「ずうごう」等号ずは 「」 のこずです。 「ふずうごう」䞍等号 の「ふ」䞍ずは、「ちがう。」ずか「そうではない。」ずいう意味いみです。 倧きさが ちがう数かずを くらべるずき は、ちがう倧きさなので、䞍等号ふずうごうの  や  を぀かいたす。  ず  の 、぀かいかた は、 :倧きな数おおきなかず  小さな数ちいさなかず :小さな数  倧きな数 です。 17 ず 13+4 は、どちらが倧きいでしょうか。 このばあい、13+4=17 なので、おなじ倧きさです。 こういうばあい の 倧きさ くらべ は、 :17 = 13+4 ず、かきたす。 このばあい、倧きさが、おなじ なので、ふずうごうの  や  は、'''぀かえたせん''' 。 == じこく == みなさんは、たずえば、今いた 䜕時なんじか しりたい ばあい に 時蚈ずけいを 芋たすね。では、 時こくじこく ず 時間じかん に ぀いお 孊びたしょう。時蚈ずは、このしゃしんのようなものです。 [[File:AnalogClockAnimation1 2hands 1h in 6sec.gif|220px]] === ふん === 時蚈の 長いはりが 1目もりいち めもり うごく あいだ が 1分 いちふん です。 たずえば、宿題しゅくだいを始めた 時こく が 4時 だったずしたす。ちなみに、「時こく」は、「3時」「4時」などの「たんい」のこずです。では「分」の孊習にもどりたしょう。宿題がおわるず、 4時15分 でした。 宿題を始めおから 䜕分 たったか かんがえたしょう。 さっき蚀ったように、長いはりが1目もり うごく あいだ が 1分 です。 4時 から 4時15分 に なるたで 15目もり うごきたした。 こたえ は した に かいおありたす。  さきに かんがえおから 、 こたえ を みお ください。 <div style="margin: 8em;"></div> 答えは、15分じゅうごふん が たった の です。 === じかん === ぀ぎは、時間じかんに぀いお 孊びたしょう。 時間ずは、時こくず時こくの間のこずです。 たずえば、サッカヌの 番組ばんぐみが はじたった 時こくじこく は、7時しちじでした。 サッカヌ の 番組ばんぐみ が おわった 時こくじこく は、10時(じゅうじ)でした。 サッカヌ の 番組ばんぐみ は 䜕分 ほうそう しおいた でしょう。 たず、時間 の あたらしい たんい を 孊びたしょう。 短いはりが 䞀回り する あいだ は、'''1時間'''いちじかんです。 1時間 は、 60分ろくじっぷんです。 7時 から 10時 の あいだ に、長いはり の 䞀回り は 3回 ありたした。 ぀たり、サッカヌの 番組は 3時間(さんじかん) ほうそう しおいたのです。 === 1にち の ながさ === 1にち の ながさ は 24時間 です。 たた、{{ruby|前|たえ}}の12{{ruby|時間|じかん}}を {{ruby|午前|ごぜん}}ずいい、{{ruby|埌|あず}}の12時間を {{ruby|午埌|ごご}}ずいいたす。 == はこの{{ruby|圢|かたち}} == はこの{{ruby|圢|かたち}} に぀いお考えたしょう。 [[File:Balk geometrie.png|thumb|right|180px|{{ruby|長方圢|ちょうほうけい}}だけでできおいるはこ]] **:ふでばこ などがありたすね。 {{-}} [[File:Cube Animation.gif|thumb|right|180px|おなじ 倧きさの {{ruby|正方圢|せいほうけい}}だけでできおいるはこ]] **:さいころ などがありたすね。 == {{ruby|分数|ぶんすう}} == [[File:分数説明図.png|500px]] :{{ruby|図|ず}}のように、もずの倧きさを2぀に{{ruby|分|わ}}けたうちの1぀を<math>\frac{1}{2}</math>ずかき、2{{ruby|分|ぶん}}の1 ずよみたす。 :図のように、もずの倧きさを3぀に{{ruby|分|わ}}けたうちの1぀を<math>\frac{1}{3}</math>ずかき、3{{ruby|分|ぶん}}の1 ずよみたす。 :図のように、もずの倧きさを4぀に{{ruby|分|わ}}けたうちの1぀を<math>\frac{1}{4}</math>ずかき、4{{ruby|分|ぶん}}の1 ずよみたす。 {{clear}} == たぎらわしい もんだい == ぀ぎの もんだい を ずいおみたしょう。 :「3人の 男の子ず、 4人の女の子が いたす。 男の子も女の子も、1幎生いちねんせいです。 :男の子たちは、あめだた を あわせお こ もっおいたす。 :女の子たちは、あめだた を あわせお 5こ もっおいたす。 :あめだたは、 あわせお なんこ あるでしょうか。」 もんだいが なにを たずねおいるのか、 かんがえたしょう。 たずねおいるのは あめだた の かず です。 人数にんずうは、たずねおない のです。 なので、あめだたの あわせた かず を もずめるためには、 「しき」 も、 あめだた だけ 蚈算すればいいのです。 男の子のあめだた は こ 女の子のあめだた は こ なので しき は : で、蚈算するず : です。 なので、こたえは、 こ です。 ;おがえおほしい こず もんだい を 出されたら、「なにを たずねおいるのか」 を、しっかりず、よんでください。 そしお、もんだいが たずねおいるこずに、 こたえおください。 == さんすうドリル == 今いたたでに ならった ちしき を ぀かっお 、もんだい を もっず たくさん ずきたい 人ひず は 、<br>「2ねんせい の ため の さんすうドリル」 の ペヌゞ を 芋みに 行っおいっお ください。 <br> 䞋した の 「2ねんせい の ため の さんすうドリル」の 文字もじ を おすず、 <br>芋おいるみおいる ペヌゞが ドリルのぺヌゞに かわりたす。 * [[算数挔習 小孊校2幎生|2ねんせい の ため の さんすうドリル]] [[Category:小孊校算数|2がくねん]]
null
2022-08-31T23:03:26Z
[ "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:Clear", "テンプレヌト:-", "テンプレヌト:打ち消し線", "テンプレヌト:コラム" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%AE%97%E6%95%B0/2%E5%AD%A6%E5%B9%B4
3,089
小孊校算数/3孊幎
かけ算は数字に0をかけるこずも、たた0に数字をかけるこずもできたす。たずえば、 匏(しき)は、 10 × 0 {\displaystyle 10\times 0} ずなりたすが、もんだいをよく芋るず おかしは1぀も買っおいたせん。 もちろん お店にはらうお金は ありたせん。答えは、0円に なりたす。 匏(しき)を曞くず、 です。 たた、それが5円のおかしでも 100円のおかしでも 買わなければ 店にお金を はらわなくおいいこずに なりたす。 このように どのような数でも 0をかけるず 答えは0 になりたす。 匏を曞くず、 や などです。 たた、次のもんだいも芋おみたしょう。 匏は、 0 × 7 {\displaystyle 0\times 7} ずなりたすが、 7このふでばこには どれにも えんぎ぀は1本も入っおいたせん。 もちろん えんぎ぀は ふでばこには ありたせん。 答えは、0本 に なりたす。 匏を曞くず、 です。 たた、ふでばこ が 3こ あっおも 20こ あっおも 䞭に 䜕も入っおいなければ、えんぎ぀ は ない こずになりたす。このように 0にどんな数をかけおも、答えは 0 に なりたす。 匏(しき)を曞くず、 や などです。 さいごに、 0 × 0 {\displaystyle 0\times 0} は どうなるでしょう。 䜕もないもの に べ぀の䜕もないもの を かけおも かわり は ありたせんね。 0 × 0 {\displaystyle 0\times 0} の 答えも 0 に なりたす。 わり算 は、いく぀分あるか調べる蚈算です。 蚘号は、 ÷ {\displaystyle \div } を ぀かいたす。䟋えば、 などの問題を考えるずきに䜿いたす。 匏は、 ず、なりたす。 「にじゅう わる よん は ご」ず読みたす。 ÷ {\displaystyle \div } は 「わる」 ず読みたす。 このずき、20を、 「わられる数」 ずいい、4を 「わる数」 ず いいたす。 匏に あらわす ずきは、 ず、なるように したす。 このような蚈算を、 わり算 ずいいたす。 䟋えば、 (1人分の数)×6 が、18本 ですね。1人分の数は、 ☆×6=18 のあおはたる数ず同じなのです。䜕に6をかけるず、18になるかを蚈算するず、1人分のえんぎ぀の数がわかりたす。そのため、 18 ÷ 6 = 3 {\displaystyle 18\div 6=3} です。 䟋えば、 さきほどず同じように蚈算したしょう。 1人分の数×4 が23本です。あおはたる数 を さがしおみたしょう。かけ算の 4 の だん を さがしお 4 × 5 = 20 {\displaystyle 4\times 5=20} 、 4 × 6 = 24 {\displaystyle 4\times 6=24} ... しかし、どうしおも23にはなりたせん。 4 × 5 {\displaystyle 4\times 5} に 3 {\displaystyle {\begin{matrix}3&&\end{matrix}}} をたすず→ 4 × 5 + 3 = 23 {\displaystyle {\begin{matrix}4\times 5+3&=&23\end{matrix}}} に なりたした。 ですから、このような時は 23 ÷ 4 = 5 {\displaystyle 23\div 4=5} あたり 3 {\displaystyle 3} ずいうようにしたす。「あたり」ずは、分けたあずののこりのこずです。あたりは、わる数より小さくしなければいけたせん。たずえば、 23 ÷ 4 = 4 {\displaystyle 23\div 4=4} あたり 7 {\displaystyle 7} (わる数4はあたり7より倧きい)ずしおはいけたせん。 次のもんだいを考えおみたしょう。 匏は 0 ÷ 5 {\displaystyle 0\div 5} ずなりたすが、分けられるおはじきは 1぀も ありたせん。 ですから、もらえる おはじき も ありたせん。答えは、0こ に なりたす。 たた、2人で 分けおも 10人で 分けおも おはじきが なければ もらうこずは できたせん。 このように 0を ほかの数字(0はのぞきたす。次の「0でわるわり算」を芋おください)でわっおも答えは0になりたす。 次の もんだいを 考えおみたしょう。 匏は 10 ÷ 0 {\displaystyle 10\div 0} になりたすが、おはじきを もらう人が 1人も いないのに 1人分は䜕こず もんだい では きいおいたす。 こう曞けば もんだい じたい が おかしいこずが 分かりたす。 このようにある数字を 0 で わるこずは できたせん。 最埌に、 0 ÷ 0 {\displaystyle 0\div 0} を考えおみたしょう。これもわる数が0なので 蚈算するこずはできたせん。 かけ算も、筆算で蚈算できたす。 かけざんを、筆算で蚈算する しかたをせ぀めいしおいきたす。 たずえば 13×8 を筆算で蚈算するず、 次のように、なりたす。 たず、䞀のくらいどうしをかけたす。 です。 24の、くりあがりは「2」です。この2は小さく曞いお 4 ず曞きたす。 ぀ぎに、かけられる数 の 十のくらいの数ず、かける数 の 䞀のくらいの数 を かけたす。 です。 これは、10×8を 意味しおいたす。なので、1×8のこたえの8は、十のくらいに曞きたす。 䞀のくらいを、そのたた䞋に、おろしたす。 ぀づけお、十のくらいどうしを、足し算しお(この堎合は 2+8=10)、䞋に おろしたす。 べ぀の数の かけ算 でも、ためしおみたしょう。 こんどは、2けたの数 どうしの かけざん です。 かけ算のひっさんでは、たず、䞀のくらいどうしを、かけ算したす。 このばあい 4×7 = 28 です。 くりあがりの2は、ちいさく曞くので、 8 のように曞きたす。 ぀ぎに、かけられる数の十のくらいの数ず、かける数の䞀のくらいの数を、かけたす。 のばあい、 2×7 です。 これは20×7を、意味しおいたす。 ですから、この 2×7 =14 の意味は 20×7 = 140 ですから、 2×7=14の、こたえの14の、1を癟のくらいに曞いお、4を十のくらいに曞きたす。 ぀ぎに、かけられる数の䞀のくらいの数ず、かける数の十のくらいの数を、かけたす。 のばあい、 4×1 です。 これは 4×10 を、意味しおいたす。 ですから、この 4×1 =4の意味は 4×10 = 40 ですから、 4×1 =4 の、こたえの4を十のくらいに曞きたす。 ぀ぎに、かけられる数の十の䜍の数ず、かける数の十の䜍の数をかけたす。 のばあい、 2×1 です。 これは 20×10 を、意味しおいたす。 なので、この 2×1 =2 の意味は 20×10 = 200 ですから、 2×1 =2 の、こたえの2を 癟のくらい に曞きたす。 䞀のくらいを おろしたす。 十のくらいの 2ず4ず4を 足しあわせお、2+4+4=10を、おろしたす。 くりあがりの1は、たしざんのひっさんのように、たす前の数の䞊に、かいおおきたす。 148 の 1 の䞊に、くりあがりが぀いお、148 に、なっおいたす。 それから、癟のくらいどうしを、足したす。 です。 24×17 の こたえ は 408 です。 こうしお、かけざん の ひっさん で、かけざん の こたえ が もずめられたした。 しくみは このようになっおいたす。 これが、この 24×17 の ひっさん の しくみ です。 12×12 = 31×70 = 65×45 = 31+70 = 85×74 = 63-44 = 69×45 = 67×54 = 10×6 = 60 12×12 = 144 31×70 = 2170 65×45 = 2925 31+70 = 101 85×74 = 6290 63-44 = 19 69×45 = 3105 67×54 = さいご の 、67×54 の こたえ は ここでは おしえたせん。ちゃんずずいおから、こたえをしらべおください。 10000 のこずを䞀䞇ずいいたす。(※ これは小孊2幎で習いたしたね。) 䞀䞇に䞀䞇をたしあわせた数を 二䞇 ずいい、20000 ずかきたす。぀たり、1䞇を2倍した数が 20000 です。 おなじように、䞀䞇を3倍した数は 侉侇 ずいい、30000 ずかきたす。 二十䞇は 200000 だず、0が倚くお よみづらいので、「20䞇」ずいうふうに、数字ず挢字を くみあわせお かくこずも ありたす。 「20䞇」は「にじゅうたん」ず よみたす。 おなじように、䞉十䞇なら、30䞇ず かくこずも、ありたす。 64000000 のように、0が倚いず、よみづらいので、「6400䞇」ず かくこずも ありたす。「6400䞇」なら「ろくせんよんひゃくたん」ず よみたす。 倧きな数でも、いたたでず おなじように 蚈算できたす。 たずえば、東京郜の人口 13515271 人ず、 埌玉県の人口 7338536人ずの、ちがいは、 13515721- 7338536 = 6176735 より、6176735人です。 タカシくんのお父さんが、぀ずめ先の䌚瀟からもらう きゅうりょう は、 1か月あたり、300000円(30䞇円) でした。 1幎間で12回、おなじ金がくの絊料を、お父さんは、䌚瀟から、うけずっおいたす。 1幎間で、タカシくんのお父さんは、䌚瀟から䜕円、絊料(きゅうりょう)を もらうでしょうか? しき 300000 × 12 = 3600000 タカシくんのお父さんは、䞀幎で360䞇円、きゅうりょうをもらっおいるこずになりたす。 こたえ 道のりを衚すずきなどに、1kmずいうたんいを䜿うこずがありたす。1kmは「1キロメヌトル」ずよみたす。1km=1000mです。あるたんいの前に「k」が぀くず1000倍を衚したす。 時こくず 時間 に ぀いお 孊びたしょう。 たかしくんは、3時50分に家を出お、4時15分に図曞通に぀きたした。䜕分で぀いたでしょうか。 3時50分から4時たでは10分で、4時から4時15分たでは15分です。だから、10+15=25分ずなりたす。 「秒」ずいう時間の単䜍もありたす。1分は60秒です。 250を10倍、100倍、1000倍、10でわった数に぀いお考えたしょう。 コンパスでかけるたるい圢を、 円 ずいいたす。円は、コンパスで曞くこずができたす。コンパスでの円の曞き方も孊習したしょう。たず、コンパスを開きたす。はりを玙にさしお、ひずたわりさせるず、円が曞けたす。 円の䞭倮の点を円の䞭心ずいいたす。䞭心から円のたわりたでの長さを、 半埄 ずいいたす。円のたわりから䞭心を通っおたわりたでの長さの線を、盎埄ずいいたす。盎埄は、円の䞭にある盎線の䞭で、䞀番長い盎線です。盎埄は半埄の2倍です。 ドッゞボヌル や サッカヌボヌル のような たるいボヌル を た䞊 や た暪 から 芋おみたしょう。 ボヌルは、どこから芋おも円に芋えたす。 ボヌルのように、どこから芋おも円に芋える立䜓を 球 ずいいたす。球をどのように切っおも、切り口の圢は円になりたす。円をたっ2぀に切ったずき、切り口の円が䞀番倧きくなりたす。この䞀番倧きな円の䞭心が球の䞭心で、この円の半埄や盎埄が球の半埄や盎埄になりたす。 円は、球ではありたせん。円は立䜓ではありたせんが、球は立䜓です。 じゃがいもの圢は 円ではありたせん。じゃがいもは 球でもありたせん。 2本の蟺が぀くる圢を 角ずいいたす。たた、その2本の蟺の開き具合を 角の倧きさ ずいいたす。蟺の長さは、角の倧きさには関係ありたせん。 䞋の図のように、2蟺の長さが 等しい 䞉角圢 のこず を 二等蟺䞉角圢 ずいいたす。二等蟺䞉角圢では、2぀の角の倧きさが等しくなっおいたす。 䞋の図のように、3蟺の長さが 等しい 䞉角圢 のこず を 正䞉角圢 ずいいたす。正䞉角圢では、3぀の角の倧きさが等しくなっおいたす。 1mのテヌプがありたす。これを3等分したずきの1぀分の長さず2぀分の長さを考えたしょう。 1 3 {\displaystyle {\frac {1}{3}}} , 2 3 {\displaystyle {\frac {2}{3}}} のような数を 分数ずいいたす。 (ç·Žç¿’) 2 4 {\displaystyle {\frac {2}{4}}} , 4 4 {\displaystyle {\frac {4}{4}}} は 1 4 {\displaystyle {\frac {1}{4}}} をいく぀集めた数でしょう。 (答え) 2 4 {\displaystyle {\frac {2}{4}}} は2こ、 4 4 {\displaystyle {\frac {4}{4}}} は4こ 4 4 {\displaystyle {\frac {4}{4}}} は1のこずです。 4 4 {\displaystyle {\frac {4}{4}}} =1 1mの 1 10 {\displaystyle {\frac {1}{10}}} を0.1m, 1mの 2 10 {\displaystyle {\frac {2}{10}}} を0.2m...ず衚すこずがありたす。たた、1mず0.3mを合わせた長さを 1.3m ずいうこずがありたす。 この0.1や1.3のように、䜍(くらい)に 1よりも小さい数を ふくんだ数を 「.」を぀かっお、あらわした数を 小数(しょうすう) ずいいたす。 たた、この点「.」のこずを 小数点(しょうすうおん)ずいいたす。 0,1,2...のような数(かず)を æ•Žæ•°(せいすう) ずいいたす。 1cm は 10mm ですね。1mm は 0.1cm です。 100cm は 1m ですね。1cm は 0.01m です。 1L は 10dL ですね。1dL は 0.1L です。 3デシリットルに5デシリットルを足せば(たせば)、8デシリットルです。 ですね。 3デシリットルを0.3リットルずかんがえお、おなじように5デシリットルを0.5リットルず考えたしょう。 こたえは、いく぀でしょうか。 こたえの8デシリットルは 0.8 リットルずも、曞けたすね。 0.3リットル に 0.5リットル を足しあわせお、あわせお 0.8リットル に なるわけですから、 匏は、 ず、匏は、なりたす。読みかたは「れいおんさん たす れいおんご は(わ) れいおんはち」ず読みたす。 ぀たり です。 ぀たり です。 4リットル から 3デシリットル を、ぞらしたら、こたえは 37デシリットル ですよね。 単䜍(たんい)を、すべおリットルにかえるず、 4リットル から 0.3リットル をぞらしお、こたえが 3.7 リットル に なったわけです。 匏で曞くず、 です。読み方は、「よん ひく れいおんさん は さんおんなな」ず読みたす。 べ぀の数にしおみお、メヌトルでも、かんがえおみたしょう。 0.8m から 0.2mを、ぞらしたら、こたえは 0.6m ですね。 匏で曞くず、 です。読み方は、「れいおんはち ひく れいおんに は れいおんろく」ず読みたす。 匏を曞くずきにわからないこずを□で衚すこずがありたす。 3 3 = 1 {\displaystyle {\frac {3}{3}}=1} のように、等しいこずを衚す「 = {\displaystyle =} 」を 等号ずいい、 1 3 < 2 3 {\displaystyle {\frac {1}{3}}<{\frac {2}{3}}} のように、数の倧小を衚す「 < {\displaystyle <} 」「 > {\displaystyle >} 」を䞍等号ずいいたす。 è¡š(ひょう)ずは、たくさん、ある、なにかの数を、分かりやすくするために、たずめたものです。 たずえば、りィキ小孊校の3幎1組のクラスのみんな(41人)に、奜き(すき)な虫を、聞いおみるず、぀ぎのような結果になりたした。 カブトムシが奜きな人が9人、クワガタが奜きな人が7人、トンボが奜きな人が6人、セミが奜きな人が4人、スズムシが奜きな人が4人、バッタが奜きな人が3人、カマキリが奜きな人が2人、 その他の虫が6人です。 これを衚にするず、 ずいう衚に、なりたす。 合蚈を曞くのは、きたりでは、ありたせん。もし、合蚈を曞く堎合は、衚のさいごに、合蚈を曞くのがふ぀うです。 おなじ質問を2組の人に聞いたら、 だったずしたす。 1組ず2組をあわせお、 ず、たずめるこずも、できたす。 3幎生が3組たであったずしお、3幎3組にアンケヌトをした結果、 の堎合、3幎生党䜓は、 のように、たずめられたす。 グラフずは、なにかに぀いおの、いく぀もの数を、芋やすくするために、数を図に おきかえお、図で 数をあらわしたものである。 棒グラフ(がうグラフ)は、四角い棒の長さで䜕らかの数を衚したグラフです。 棒を のばす方向は、䞊䞋の方向にのばす堎合ず、たたは、暪にのばす堎合があり、ずくにどちらかにするかの、きたりはないです。 棒グラフの䟋ずしお、りィキペディアの蚘事「棒グラフ」から蚘事ず衚ずグラフを匕甚し、説明する。 䟋ずしお、2004幎の欧州議䌚遞挙(おうしゅうぎかいせんきょ)の結果ず1999幎の欧州議䌚遞挙の結果を䜿う。以䞋の衚は、それぞれの政党(せいずう)が、手にした議垭数(ぎせきすう)である。1999幎の総議垭数(そう ぎせきすう)は少ないので、1.16933倍しお、2004幎のずきず総議垭数が同じになるようにしおある。 「遞挙ずはなにか」を知りたい堎合は小孊校6孊幎の教科曞の政治・囜際線を芋おください。 䞊蚘の2004幎の遞挙結果を棒グラフにしたものを、぀ぎに、しめす。 次の棒グラフは、2004幎の結果ず1999幎の結果を、䞡方ずも、しめしたものである。 のようなグラフになりたす。 このように、棒グラフを぀くるには、あらかじめ衚を぀くる必芁がありたす。 たた、グラフでは、こたかい数字は、わかりたせん。 衚やグラフに぀いお、くわしくは、教科曞や参考曞、あるいは倖郚のりェブサむトなどで、しらべおください。 このペヌゞでは、説明しきれたせん。 今(いた)たでに ならった ちしき を ぀かっお 、もんだい を もっず たくさん ずきたい 人(ひず) は 、「3幎生のための算数ドリル」 の ペヌゞ を 芋(み)に 行っお(いっお) ください。 例(した) の 「3幎生のための算数ドリル」の 文字 を おすず、 芋おいる ペヌゞが ドリルのぺヌゞに かわりたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "かけ算は数字に0をかけるこずも、たた0に数字をかけるこずもできたす。たずえば、", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "匏(しき)は、 10 × 0 {\\displaystyle 10\\times 0} ずなりたすが、もんだいをよく芋るず おかしは1぀も買っおいたせん。 もちろん お店にはらうお金は ありたせん。答えは、0円に なりたす。", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "匏(しき)を曞くず、", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "です。", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "たた、それが5円のおかしでも 100円のおかしでも 買わなければ 店にお金を はらわなくおいいこずに なりたす。 このように どのような数でも 0をかけるず 答えは0 になりたす。", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "匏を曞くず、", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "や", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "などです。", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "たた、次のもんだいも芋おみたしょう。", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "匏は、 0 × 7 {\\displaystyle 0\\times 7} ずなりたすが、 7このふでばこには どれにも えんぎ぀は1本も入っおいたせん。 もちろん えんぎ぀は ふでばこには ありたせん。 答えは、0本 に なりたす。", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "匏を曞くず、", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "です。", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "たた、ふでばこ が 3こ あっおも 20こ あっおも 䞭に 䜕も入っおいなければ、えんぎ぀ は ない こずになりたす。このように 0にどんな数をかけおも、答えは 0 に なりたす。", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "匏(しき)を曞くず、", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "や", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "などです。", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "さいごに、 0 × 0 {\\displaystyle 0\\times 0} は どうなるでしょう。 䜕もないもの に べ぀の䜕もないもの を かけおも かわり は ありたせんね。 0 × 0 {\\displaystyle 0\\times 0} の 答えも 0 に なりたす。", "title": "0をかけるかけ算" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "わり算 は、いく぀分あるか調べる蚈算です。 蚘号は、 ÷ {\\displaystyle \\div } を ぀かいたす。䟋えば、", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "などの問題を考えるずきに䜿いたす。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "匏は、", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "ず、なりたす。 「にじゅう わる よん は ご」ず読みたす。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "÷ {\\displaystyle \\div } は 「わる」 ず読みたす。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "このずき、20を、 「わられる数」 ずいい、4を 「わる数」 ず いいたす。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "匏に あらわす ずきは、", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "ず、なるように したす。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "このような蚈算を、 わり算 ずいいたす。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "䟋えば、", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "(1人分の数)×6 が、18本 ですね。1人分の数は、 ☆×6=18 のあおはたる数ず同じなのです。䜕に6をかけるず、18になるかを蚈算するず、1人分のえんぎ぀の数がわかりたす。そのため、 18 ÷ 6 = 3 {\\displaystyle 18\\div 6=3} です。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "䟋えば、", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "さきほどず同じように蚈算したしょう。 1人分の数×4 が23本です。あおはたる数 を さがしおみたしょう。かけ算の 4 の だん を さがしお 4 × 5 = 20 {\\displaystyle 4\\times 5=20} 、 4 × 6 = 24 {\\displaystyle 4\\times 6=24} ... しかし、どうしおも23にはなりたせん。 4 × 5 {\\displaystyle 4\\times 5} に 3 {\\displaystyle {\\begin{matrix}3&&\\end{matrix}}} をたすず→ 4 × 5 + 3 = 23 {\\displaystyle {\\begin{matrix}4\\times 5+3&=&23\\end{matrix}}} に なりたした。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "ですから、このような時は 23 ÷ 4 = 5 {\\displaystyle 23\\div 4=5} あたり 3 {\\displaystyle 3} ずいうようにしたす。「あたり」ずは、分けたあずののこりのこずです。あたりは、わる数より小さくしなければいけたせん。たずえば、 23 ÷ 4 = 4 {\\displaystyle 23\\div 4=4} あたり 7 {\\displaystyle 7} (わる数4はあたり7より倧きい)ずしおはいけたせん。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "次のもんだいを考えおみたしょう。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "匏は 0 ÷ 5 {\\displaystyle 0\\div 5} ずなりたすが、分けられるおはじきは 1぀も ありたせん。 ですから、もらえる おはじき も ありたせん。答えは、0こ に なりたす。 たた、2人で 分けおも 10人で 分けおも おはじきが なければ もらうこずは できたせん。 このように 0を ほかの数字(0はのぞきたす。次の「0でわるわり算」を芋おください)でわっおも答えは0になりたす。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "次の もんだいを 考えおみたしょう。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "匏は 10 ÷ 0 {\\displaystyle 10\\div 0} になりたすが、おはじきを もらう人が 1人も いないのに 1人分は䜕こず もんだい では きいおいたす。 こう曞けば もんだい じたい が おかしいこずが 分かりたす。 このようにある数字を 0 で わるこずは できたせん。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "最埌に、 0 ÷ 0 {\\displaystyle 0\\div 0} を考えおみたしょう。これもわる数が0なので 蚈算するこずはできたせん。", "title": "わり算" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "かけ算も、筆算で蚈算できたす。 かけざんを、筆算で蚈算する しかたをせ぀めいしおいきたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "たずえば 13×8 を筆算で蚈算するず、", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "次のように、なりたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "たず、䞀のくらいどうしをかけたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "です。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "24の、くりあがりは「2」です。この2は小さく曞いお 4 ず曞きたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "぀ぎに、かけられる数 の 十のくらいの数ず、かける数 の 䞀のくらいの数 を かけたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "です。 これは、10×8を 意味しおいたす。なので、1×8のこたえの8は、十のくらいに曞きたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "䞀のくらいを、そのたた䞋に、おろしたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "぀づけお、十のくらいどうしを、足し算しお(この堎合は 2+8=10)、䞋に おろしたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "べ぀の数の かけ算 でも、ためしおみたしょう。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "こんどは、2けたの数 どうしの かけざん です。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "かけ算のひっさんでは、たず、䞀のくらいどうしを、かけ算したす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "このばあい 4×7 = 28 です。 くりあがりの2は、ちいさく曞くので、 8 のように曞きたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "぀ぎに、かけられる数の十のくらいの数ず、かける数の䞀のくらいの数を、かけたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "のばあい、 2×7 です。 これは20×7を、意味しおいたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "ですから、この 2×7 =14 の意味は 20×7 = 140 ですから、", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "2×7=14の、こたえの14の、1を癟のくらいに曞いお、4を十のくらいに曞きたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "぀ぎに、かけられる数の䞀のくらいの数ず、かける数の十のくらいの数を、かけたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "のばあい、 4×1 です。 これは 4×10 を、意味しおいたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "ですから、この 4×1 =4の意味は 4×10 = 40 ですから、", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "4×1 =4 の、こたえの4を十のくらいに曞きたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "぀ぎに、かけられる数の十の䜍の数ず、かける数の十の䜍の数をかけたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "のばあい、 2×1 です。 これは 20×10 を、意味しおいたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "なので、この 2×1 =2 の意味は 20×10 = 200 ですから、", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "2×1 =2 の、こたえの2を 癟のくらい に曞きたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "䞀のくらいを おろしたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "十のくらいの 2ず4ず4を 足しあわせお、2+4+4=10を、おろしたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "くりあがりの1は、たしざんのひっさんのように、たす前の数の䞊に、かいおおきたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "148 の 1 の䞊に、くりあがりが぀いお、148 に、なっおいたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "それから、癟のくらいどうしを、足したす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "です。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "24×17 の こたえ は 408 です。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "こうしお、かけざん の ひっさん で、かけざん の こたえ が もずめられたした。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "しくみは このようになっおいたす。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "これが、この 24×17 の ひっさん の しくみ です。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "12×12 =", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "31×70 =", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "65×45 =", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "31+70 =", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "85×74 =", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "63-44 =", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "69×45 =", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "67×54 =", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "10×6 = 60", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "12×12 = 144", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "31×70 = 2170", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "65×45 = 2925", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "31+70 = 101", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "85×74 = 6290", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "63-44 = 19", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "69×45 = 3105", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "67×54 =", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "さいご の 、67×54 の こたえ は ここでは おしえたせん。ちゃんずずいおから、こたえをしらべおください。", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "", "title": "かけ算の筆算" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "10000 のこずを䞀䞇ずいいたす。(※ これは小孊2幎で習いたしたね。)", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "䞀䞇に䞀䞇をたしあわせた数を 二䞇 ずいい、20000 ずかきたす。぀たり、1䞇を2倍した数が 20000 です。", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "おなじように、䞀䞇を3倍した数は 侉侇 ずいい、30000 ずかきたす。", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "二十䞇は 200000 だず、0が倚くお よみづらいので、「20䞇」ずいうふうに、数字ず挢字を くみあわせお かくこずも ありたす。 「20䞇」は「にじゅうたん」ず よみたす。", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "おなじように、䞉十䞇なら、30䞇ず かくこずも、ありたす。", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "64000000 のように、0が倚いず、よみづらいので、「6400䞇」ず かくこずも ありたす。「6400䞇」なら「ろくせんよんひゃくたん」ず よみたす。", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "倧きな数でも、いたたでず おなじように 蚈算できたす。", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "たずえば、東京郜の人口 13515271 人ず、 埌玉県の人口 7338536人ずの、ちがいは、", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "13515721- 7338536 = 6176735 より、6176735人です。", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "タカシくんのお父さんが、぀ずめ先の䌚瀟からもらう きゅうりょう は、 1か月あたり、300000円(30䞇円) でした。", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "1幎間で12回、おなじ金がくの絊料を、お父さんは、䌚瀟から、うけずっおいたす。", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "1幎間で、タカシくんのお父さんは、䌚瀟から䜕円、絊料(きゅうりょう)を もらうでしょうか?", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "しき 300000 × 12 = 3600000", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "タカシくんのお父さんは、䞀幎で360䞇円、きゅうりょうをもらっおいるこずになりたす。", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "こたえ", "title": "䞀億たでの数" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "道のりを衚すずきなどに、1kmずいうたんいを䜿うこずがありたす。1kmは「1キロメヌトル」ずよみたす。1km=1000mです。あるたんいの前に「k」が぀くず1000倍を衚したす。", "title": "長さ" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "時こくず 時間 に ぀いお 孊びたしょう。", "title": "時こくず時間" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "たかしくんは、3時50分に家を出お、4時15分に図曞通に぀きたした。䜕分で぀いたでしょうか。", "title": "時こくず時間" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "3時50分から4時たでは10分で、4時から4時15分たでは15分です。だから、10+15=25分ずなりたす。", "title": "時こくず時間" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "「秒」ずいう時間の単䜍もありたす。1分は60秒です。", "title": "時こくず時間" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "250を10倍、100倍、1000倍、10でわった数に぀いお考えたしょう。", "title": "10倍、100倍、1000倍、10でわった数" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "コンパスでかけるたるい圢を、 円 ずいいたす。円は、コンパスで曞くこずができたす。コンパスでの円の曞き方も孊習したしょう。たず、コンパスを開きたす。はりを玙にさしお、ひずたわりさせるず、円が曞けたす。", "title": "図圢" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "円の䞭倮の点を円の䞭心ずいいたす。䞭心から円のたわりたでの長さを、 半埄 ずいいたす。円のたわりから䞭心を通っおたわりたでの長さの線を、盎埄ずいいたす。盎埄は、円の䞭にある盎線の䞭で、䞀番長い盎線です。盎埄は半埄の2倍です。", "title": "図圢" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "ドッゞボヌル や サッカヌボヌル のような たるいボヌル を た䞊 や た暪 から 芋おみたしょう。", "title": "図圢" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "ボヌルは、どこから芋おも円に芋えたす。", "title": "図圢" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "ボヌルのように、どこから芋おも円に芋える立䜓を 球 ずいいたす。球をどのように切っおも、切り口の圢は円になりたす。円をたっ2぀に切ったずき、切り口の円が䞀番倧きくなりたす。この䞀番倧きな円の䞭心が球の䞭心で、この円の半埄や盎埄が球の半埄や盎埄になりたす。", "title": "図圢" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "円は、球ではありたせん。円は立䜓ではありたせんが、球は立䜓です。 じゃがいもの圢は 円ではありたせん。じゃがいもは 球でもありたせん。", "title": "図圢" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "", "title": "図圢" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "2本の蟺が぀くる圢を 角ずいいたす。たた、その2本の蟺の開き具合を 角の倧きさ ずいいたす。蟺の長さは、角の倧きさには関係ありたせん。", "title": "図圢" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "䞋の図のように、2蟺の長さが 等しい 䞉角圢 のこず を 二等蟺䞉角圢 ずいいたす。二等蟺䞉角圢では、2぀の角の倧きさが等しくなっおいたす。", "title": "図圢" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "䞋の図のように、3蟺の長さが 等しい 䞉角圢 のこず を 正䞉角圢 ずいいたす。正䞉角圢では、3぀の角の倧きさが等しくなっおいたす。", "title": "図圢" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "1mのテヌプがありたす。これを3等分したずきの1぀分の長さず2぀分の長さを考えたしょう。", "title": "分数" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "1 3 {\\displaystyle {\\frac {1}{3}}} , 2 3 {\\displaystyle {\\frac {2}{3}}} のような数を 分数ずいいたす。", "title": "分数" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "(ç·Žç¿’) 2 4 {\\displaystyle {\\frac {2}{4}}} , 4 4 {\\displaystyle {\\frac {4}{4}}} は 1 4 {\\displaystyle {\\frac {1}{4}}} をいく぀集めた数でしょう。", "title": "分数" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "(答え) 2 4 {\\displaystyle {\\frac {2}{4}}} は2こ、 4 4 {\\displaystyle {\\frac {4}{4}}} は4こ", "title": "分数" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "4 4 {\\displaystyle {\\frac {4}{4}}} は1のこずです。 4 4 {\\displaystyle {\\frac {4}{4}}} =1", "title": "分数" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "1mの 1 10 {\\displaystyle {\\frac {1}{10}}} を0.1m, 1mの 2 10 {\\displaystyle {\\frac {2}{10}}} を0.2m...ず衚すこずがありたす。たた、1mず0.3mを合わせた長さを 1.3m ずいうこずがありたす。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "この0.1や1.3のように、䜍(くらい)に 1よりも小さい数を ふくんだ数を 「.」を぀かっお、あらわした数を 小数(しょうすう) ずいいたす。 たた、この点「.」のこずを 小数点(しょうすうおん)ずいいたす。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "0,1,2...のような数(かず)を æ•Žæ•°(せいすう) ずいいたす。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "1cm は 10mm ですね。1mm は 0.1cm です。 100cm は 1m ですね。1cm は 0.01m です。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "1L は 10dL ですね。1dL は 0.1L です。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "3デシリットルに5デシリットルを足せば(たせば)、8デシリットルです。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "ですね。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "3デシリットルを0.3リットルずかんがえお、おなじように5デシリットルを0.5リットルず考えたしょう。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "こたえは、いく぀でしょうか。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "こたえの8デシリットルは 0.8 リットルずも、曞けたすね。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "0.3リットル に 0.5リットル を足しあわせお、あわせお 0.8リットル に なるわけですから、", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "匏は、", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "ず、匏は、なりたす。読みかたは「れいおんさん たす れいおんご は(わ) れいおんはち」ず読みたす。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "぀たり", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "です。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "぀たり", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "です。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "4リットル から 3デシリットル を、ぞらしたら、こたえは 37デシリットル ですよね。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "単䜍(たんい)を、すべおリットルにかえるず、", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "4リットル から 0.3リットル をぞらしお、こたえが 3.7 リットル に なったわけです。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "匏で曞くず、", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "です。読み方は、「よん ひく れいおんさん は さんおんなな」ず読みたす。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "べ぀の数にしおみお、メヌトルでも、かんがえおみたしょう。 0.8m から 0.2mを、ぞらしたら、こたえは 0.6m ですね。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "匏で曞くず、", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "です。読み方は、「れいおんはち ひく れいおんに は れいおんろく」ず読みたす。", "title": "小数" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "匏を曞くずきにわからないこずを□で衚すこずがありたす。", "title": "□を䜿った匏" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "3 3 = 1 {\\displaystyle {\\frac {3}{3}}=1} のように、等しいこずを衚す「 = {\\displaystyle =} 」を 等号ずいい、 1 3 < 2 3 {\\displaystyle {\\frac {1}{3}}<{\\frac {2}{3}}} のように、数の倧小を衚す「 < {\\displaystyle <} 」「 > {\\displaystyle >} 」を䞍等号ずいいたす。", "title": "等号ず䞍等号" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "", "title": "等号ず䞍等号" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "è¡š(ひょう)ずは、たくさん、ある、なにかの数を、分かりやすくするために、たずめたものです。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "たずえば、りィキ小孊校の3幎1組のクラスのみんな(41人)に、奜き(すき)な虫を、聞いおみるず、぀ぎのような結果になりたした。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "カブトムシが奜きな人が9人、クワガタが奜きな人が7人、トンボが奜きな人が6人、セミが奜きな人が4人、スズムシが奜きな人が4人、バッタが奜きな人が3人、カマキリが奜きな人が2人、 その他の虫が6人です。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "これを衚にするず、", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "ずいう衚に、なりたす。 合蚈を曞くのは、きたりでは、ありたせん。もし、合蚈を曞く堎合は、衚のさいごに、合蚈を曞くのがふ぀うです。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "おなじ質問を2組の人に聞いたら、", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "だったずしたす。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "1組ず2組をあわせお、", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "ず、たずめるこずも、できたす。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "3幎生が3組たであったずしお、3幎3組にアンケヌトをした結果、", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "の堎合、3幎生党䜓は、", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "のように、たずめられたす。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "グラフずは、なにかに぀いおの、いく぀もの数を、芋やすくするために、数を図に おきかえお、図で 数をあらわしたものである。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "棒グラフ(がうグラフ)は、四角い棒の長さで䜕らかの数を衚したグラフです。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "棒を のばす方向は、䞊䞋の方向にのばす堎合ず、たたは、暪にのばす堎合があり、ずくにどちらかにするかの、きたりはないです。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "棒グラフの䟋ずしお、りィキペディアの蚘事「棒グラフ」から蚘事ず衚ずグラフを匕甚し、説明する。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "䟋ずしお、2004幎の欧州議䌚遞挙(おうしゅうぎかいせんきょ)の結果ず1999幎の欧州議䌚遞挙の結果を䜿う。以䞋の衚は、それぞれの政党(せいずう)が、手にした議垭数(ぎせきすう)である。1999幎の総議垭数(そう ぎせきすう)は少ないので、1.16933倍しお、2004幎のずきず総議垭数が同じになるようにしおある。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "「遞挙ずはなにか」を知りたい堎合は小孊校6孊幎の教科曞の政治・囜際線を芋おください。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "䞊蚘の2004幎の遞挙結果を棒グラフにしたものを、぀ぎに、しめす。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "次の棒グラフは、2004幎の結果ず1999幎の結果を、䞡方ずも、しめしたものである。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "のようなグラフになりたす。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "このように、棒グラフを぀くるには、あらかじめ衚を぀くる必芁がありたす。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "たた、グラフでは、こたかい数字は、わかりたせん。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "衚やグラフに぀いお、くわしくは、教科曞や参考曞、あるいは倖郚のりェブサむトなどで、しらべおください。 このペヌゞでは、説明しきれたせん。", "title": "衚ずグラフ" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "今(いた)たでに ならった ちしき を ぀かっお 、もんだい を もっず たくさん ずきたい 人(ひず) は 、「3幎生のための算数ドリル」 の ペヌゞ を 芋(み)に 行っお(いっお) ください。", "title": "算数ドリル" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "例(した) の 「3幎生のための算数ドリル」の 文字 を おすず、 芋おいる ペヌゞが ドリルのぺヌゞに かわりたす。", "title": "算数ドリル" } ]
null
== 0をかけるかけ算 == かけ算は数字に0をかけるこずも、たた0に数字をかけるこずもできたす。たずえば、 *1぀10円の おかし を 0こ 買いたした。 お店に はらう お金 は いくらに なりたすか。 匏しきは、<math>10\times0</math>ずなりたすが、もんだいをよく芋るず おかしは1぀も買っおいたせん。 もちろん お店にはらうお金は ありたせん。答えは、0円に なりたす。 匏しきを曞くず、 :10×0 = 0 です。 たた、それが5円のおかしでも 100円のおかしでも 買わなければ 店にお金を はらわなくおいいこずに なりたす。 このように どのような数でも 0をかけるず 答えは0 になりたす。 {{ruby|匏|しき}}を曞くず、 :5×0 = 0 や  :100×0 = 0 などです。 たた、次のもんだいも芋おみたしょう。 *0本の えんぎ぀が入っおいるふでばこが 7こありたす。えんぎ぀は ぜんぶで 䜕本ありたすか 匏は、 <math>0\times7</math> ずなりたすが、 7このふでばこには どれにも えんぎ぀は1本も入っおいたせん。 もちろん えんぎ぀は ふでばこには ありたせん。 答えは、0本 に なりたす。 {{ruby|匏|しき}}を曞くず、 :0×7 = 0 です。 たた、ふでばこ が 3こ あっおも 20こ あっおも 䞭に 䜕も入っおいなければ、えんぎ぀ は ない こずになりたす。このように 0にどんな数をかけおも、答えは 0 に なりたす。 匏しきを曞くず、 :0×3 = 0 や :0×20 = 0 などです。 さいごに、 <math>0\times0</math> は どうなるでしょう。 䜕もないもの に べ぀の䜕もないもの を かけおも かわり は ありたせんね。 <math>0\times0</math> の 答えも 0 に なりたす。 == わり算 == '''わり{{ruby|算|ざん}}''' は、いく぀分あるか{{ruby|調|しら}}べる蚈算です。 蚘号は、 <math>\div</math> を ぀かいたす。䟋えば、 *いちごが、20こ ありたす。このいちごを、4人におなじ数ず぀分けたす。䞀人分は䜕こになりたすか。 *いちごが、20こ ありたす。このいちごを、4こず぀分けようず思いたす。䜕人に分けられたすか。 などの問題を考えるずきに䜿いたす。 匏は、 :<math>20\div4=5</math> ず、なりたす。 「にじゅう わる よん は ご」ず読みたす。 <math>\div</math> は 「'''わる'''」 ず読みたす。 このずき、20を、 「わられる数」 ずいい、4を 「わる数」 ず いいたす。 匏に あらわす ずきは、 :(わられる数) ÷ (わる数) ず、なるように したす。 このような蚈算を、 '''わり算''' ずいいたす。 === わり算の 答えのもずめかた === 䟋えば、 *18本のえんぎ぀を6人におなじ数ず぀分けようず思いたす。1人分は䜕本になりたすか (1人分の数)×6 が、18本 ですね。1人分の数は、 ☆×618 のあおはたる数ず同じなのです。䜕に6をかけるず、18になるかを蚈算するず、1人分のえんぎ぀の数がわかりたす。そのため、 <math>18\div6=3</math> です。 === あたりのある わり算 === 䟋えば、 *23たいのおり玙を4人におなじ数ず぀分けようず思いたす。1人分は䜕たいになりたすか さきほどず同じように蚈算したしょう。 1人分の数×4 が23本です。あおはたる数 を さがしおみたしょう。かけ算の 4 の だん を さがしお <math>4\times5=20</math> 、 <math>4\times6=24</math> 
 しかし、どうしおも23にはなりたせん。 <math>4\times5</math> に <math>\begin{matrix}3& &\end{matrix}</math> をたすず→ <math>\begin{matrix}4\times5+3&=&23\end{matrix}</math> に なりたした。 ですから、このような時は <math>23\div4=5</math>あたり<math>3</math> ずいうようにしたす。「あたり」ずは、分けたあずののこりのこずです。あたりは、わる数より小さくしなければいけたせん。たずえば、 <math>23\div4=4</math>あたり<math>7</math> (わる数4はあたり7より倧きい)ずしおはいけたせん。 === 0をわる わり算 === 次のもんだいを考えおみたしょう。 * 0こ のおはじきを 5人で おなじ数ず぀ 分けたした。 1人分は 䜕こ に なりたすか 匏は <math>0\div5</math> ずなりたすが、分けられるおはじきは 1぀も ありたせん。 ですから、もらえる おはじき も ありたせん。答えは、0こ に なりたす。 たた、2人で 分けおも 10人で 分けおも おはじきが なければ もらうこずは できたせん。 このように 0を ほかの数字(0はのぞきたす。次の「0でわるわり算」を芋おください)でわっおも答えは0になりたす。 === 0でわるわり算 === 次の もんだいを 考えおみたしょう。 *10こ の おはじきを 0人で おなじ数ず぀ 分けたした。 1人分は 䜕こ に なりたすか 匏は <math>10\div0</math> になりたすが、'''おはじきを もらう人が 1人も いないのに 1人分は䜕こ'''ず もんだい では きいおいたす。 こう曞けば もんだい じたい が おかしいこずが 分かりたす。 このように'''ある数字を 0 で わるこずは できたせん。''' 最埌に、 <math>0\div0</math> を考えおみたしょう。これも'''わる数が0なので 蚈算するこずはできたせん'''。 == たし算ずひき算の筆算 == == かけ算の筆算 == かけ算も、{{ruby|筆算|ひっさん}}で蚈算できたす。 かけざんを、筆算で蚈算する しかたをせ぀めいしおいきたす。 たずえば 13×8 を筆算で蚈算するず、 {{ruby|次|぀ぎ}}のように、なりたす。 {{clear}} <div style="margin: 1em;"></div> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; | |1 |3 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|×&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;8&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | | |<sup>2</sup> |4 |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; | | | | | |&nbsp; &nbsp; |} たず、䞀のくらいどうしをかけたす。 :3×8=24 です。 24の、くりあがりは「2」です。この2は小さく曞いお <sup>2</sup>4 ず曞きたす。 {{clear}} <div style="margin: 1em;"></div> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; | |1 |3 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|×&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;8&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | | |8<sup>2</sup> |4 |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; | | | | | |&nbsp; &nbsp; |} ぀ぎに、かけられる数 の 十のくらいの数ず、かける数 の 䞀のくらいの数 を かけたす。 :1×8 です。 これは、10×8を {{ruby|意味|いみ}}しおいたす。なので、1×8のこたえの8は、十のくらいに曞きたす。 {{clear}} <div style="margin: 1em;"></div> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; | |1 |3 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|×&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;8&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | | |8<sup>2</sup> |4 |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; | | |1 |0 |4 |&nbsp; &nbsp; |} 䞀のくらいを、そのたた䞋に、おろしたす。 ぀づけお、十のくらいどうしを、足し算しお(この堎合は 2+8=10)、䞋に おろしたす。 {{clear}} * べ぀の数の かけ算 でも、ためしおみたしょう。 :24×17 こんどは、2けたの数 どうしの かけざん です。 {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; | |2 |4 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|×&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;1&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;7&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | | |<sup>2</sup> |8 |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; | | | | | |&nbsp; &nbsp; |} かけ算のひっさんでは、たず、䞀のくらいどうしを、かけ算したす。 このばあい 4×7 = 28 です。 くりあがりの2は、ちいさく曞くので、 <sup>2</sup>8 のように曞きたす。 {{clear}} <div style="margin: 1em;"></div> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; | |2 |4 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|×&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;1&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;7&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | |1 |4<small><sup>2</sup></small> |8 |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; | | | | | |&nbsp; &nbsp; |} ぀ぎに、かけられる数の十のくらいの数ず、かける数の䞀のくらいの数を、かけたす。 :24×17 のばあい、 2×7 です。 これは20×7を、{{ruby|意味|いみ}}しおいたす。 ですから、この 2×7 =14 の意味は 20×7 = 140 ですから、 2×7=14の、こたえの14の、1を癟のくらいに曞いお、4を十のくらいに曞きたす。 {{clear}} <div style="margin: 1em;"></div> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; | |2 |4 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|×&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;1&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;7&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | |1 |4<small><sup>2</sup></small> |8 |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;4&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; | | | | | |&nbsp; &nbsp; |} ぀ぎに、かけられる数の䞀のくらいの数ず、かける数の十のくらいの数を、かけたす。 :24×17 のばあい、 4×1 です。 これは 4×10 を、{{ruby|意味|いみ}}しおいたす。 ですから、この 4×1 =4の意味は 4×10 = 40 ですから、 4×1 =4 の、こたえの4を十のくらいに曞きたす。 {{clear}} <div style="margin: 1em;"></div> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; | |2 |4 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|×&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;1&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;7&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | |1 |4<small><sup>2</sup></small> |8 |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;2&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;4&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; | | | | | |&nbsp; &nbsp; |} ぀ぎに、かけられる数の十の䜍の数ず、かける数の十の䜍の数をかけたす。 :24×17 のばあい、 2×1 です。 これは 20×10 を、{{ruby|意味|いみ}}しおいたす。 なので、この 2×1 =2 の意味は 20×10 = 200 ですから、 2×1 =2 の、こたえの2を 癟のくらい に曞きたす。 {{clear}} <div style="margin: 1em;"></div> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; | |2 |4 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|×&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;1&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;7&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | |1 |4<small><sup>2</sup></small> |8 |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;2&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;4&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; | | | | |8 |&nbsp; &nbsp; |} 䞀のくらいを おろしたす。 {{clear}} <div style="margin: 1em;"></div> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; | |2 |4 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|×&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;1&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;7&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | |1<sup>1</sup> |4<small><sup>2</sup></small> |8 |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;2&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;4&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; | | | |0 |8 |&nbsp; &nbsp; |} 十のくらいの 2ず4ず4を 足しあわせお、2+4+4=10を、おろしたす。 くりあがりの1は、たしざんのひっさんのように、たす前の数の䞊に、かいおおきたす。 148 の 1 の䞊に、くりあがりが぀いお、1<sup>1</sup>48 に、なっおいたす。 {{clear}} <div style="margin: 1em;"></div> {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |- align="center" |align="right"|&nbsp; |&nbsp; |&nbsp; | |2 |4 |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |align="right" style="text-decoration:underline;"|×&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;1&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;7&nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; | |1<sup>1</sup> |4<small><sup>2</sup></small> |8 |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; &nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;2&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;4&nbsp; |style="text-decoration:underline;"|&nbsp;&nbsp;&nbsp; |&nbsp; &nbsp; |- align="center" |&nbsp; | | |4 |0 |8 |&nbsp; &nbsp; |} それから、癟のくらいどうしを、足したす。 :1+1+2=4 です。 24×17 の こたえ は 408 です。 こうしお、かけざん の ひっさん で、かけざん の こたえ が もずめられたした。 * ひっさん の しくみ しくみは このようになっおいたす。 :24×17 =(20+4)×(10+7) :: = (20+4)×10 + (204)×7 :: = (20×10) + (4×10) + (204)×7 :: = (20×10) + (4×10) + (20×7)  (4×7) これが、この 24×17 の ひっさん の しくみ です。 * れんしゅう 12×12 = 31×70 = 65×45 = 3170 = 85×74 = 6344 = 69×45 = 67×54 = * こたえ 10×6 = 60 12×12 = 144 31×70 = 2170 65×45 = 2925 3170 = 101 85×74 = 6290 6344 = 19 69×45 = 3105 67×54 = さいご の 、67×54 の こたえ は ここでは おしえたせん。ちゃんずずいおから、こたえをしらべおください。 <!-- 答えを非公開した問題の答え。 67×54 = 3618 です。--> == 䞀億たでの数 == 10000 のこずを{{Ruby|侀侇|いちたん}}ずいいたす。(※ これは小孊2幎で{{Ruby|習|なら}}いたしたね。) 䞀䞇に䞀䞇をたしあわせた数を '''二䞇''' ずいい、20000 ずかきたす。぀たり、1䞇を2{{ruby|倍|ばい}}した数が 20000 です。 おなじように、䞀䞇を3倍した数は 侉侇 ずいい、30000 ずかきたす。 :たた、䞀䞇を10倍した数を '''十䞇''' ずいい、100000 ずかきたす。 :十䞇を10倍した数を '''癟䞇''' ずいい、1000000 ずかきたす。 :癟䞇を10倍した数を '''千䞇''' ずいい、10000000 ずかきたす。 :千䞇を10倍した数を '''{{ruby|䞀億|いちおく}}''' ずいい、100000000 ずかきたす。 :{{ruby|次|぀ぎ}}の数を読んでみたしょう。 * 13515271({{ruby|東京郜|ずうきょうず}}の人口) :* 答えは '''千䞉癟五十䞀䞇 五千二癟䞃十䞀''' です。 <br> {| class="wikitable" style="float: right; text-align: center; margin: 2pt;" |- ! style="text-align: center;" | 䞀億の <br>くらい !! 千䞇の <br>くらい !! 癟䞇の <br>くらい !! 十䞇の <br>くらい !! 䞇の <br>くらい !! 千の <br>くらい !! 癟の <br>くらい !! 十の <br>くらい !! 䞀の <br>くらい |- | || 1 || 3 || 5 || 1 || 5 || 2 || 7 || 1 |- |} {{-}} 二十䞇は 200000 だず、0が倚くお よみづらいので、「20䞇」ずいうふうに、数字ず{{ruby|挢字|かんじ}}を くみあわせお かくこずも ありたす。 「20䞇」は「にじゅうたん」ず よみたす。 おなじように、䞉十䞇なら、30䞇ず かくこずも、ありたす。 64000000 のように、0が倚いず、よみづらいので、「6400䞇」ず かくこずも ありたす。「6400䞇」なら「ろくせんよんひゃくたん」ず よみたす。 倧きな数でも、いたたでず おなじように 蚈算できたす。 たずえば、東京郜の人口 13515271 人ず、 {{ruby|埌玉県|さいたたけん}}の人口 7338536人ずの、ちがいは、 13515721 7338536  6176735 より、6176735人です。 ;{{Ruby|問題|もんだい}} タカシくんのお父さんが、぀ずめ先の䌚瀟からもらう きゅうりょう は、 1か月あたり、300000円(30䞇円) でした。 1幎間で12回、おなじ金がくの絊料を、お父さんは、䌚瀟から、うけずっおいたす。 1幎間で、タカシくんのお父さんは、䌚瀟から䜕円、絊料きゅうりょうを もらうでしょうか :(※ ぜい金などは考えたせん。 しき 300000 × 12  3600000 タカシくんのお父さんは、䞀幎で360䞇円、きゅうりょうをもらっおいるこずになりたす。 こたえ ::360䞇円 ::「3600000円」ず曞いおもいい。 == 長さ == 道のりを{{ruby|è¡š|あらわ}}すずきなどに、1kmずいうたんいを䜿うこずがありたす。1kmは「1キロメヌトル」ずよみたす。1km=1000mです。あるたんいの前に「{{ruby|k|キロ}}」が぀くず1000{{ruby|倍|ばい}}を衚したす。 == 時こくず時間 == 時こくず 時間 に ぀いお 孊びたしょう。 たかしくんは、3時50分に家を出お、4時15分に{{ruby|図曞通|ずしょかん}}に぀きたした。䜕分で぀いたでしょうか。 3時50分から4時たでは10分で、4時から4時15分たでは15分です。だから、10+15=25分ずなりたす。 === 秒 === 「{{ruby|秒|びょう}}」ずいう時間の{{ruby|単䜍|たんい}}もありたす。1分は60秒です。 == 10倍、100倍、1000倍、10でわった数 == 250を10{{ruby|倍|ばい}}、100倍、1000倍、10でわった数に぀いお考えたしょう。 == 図圢 == === 円ず球 === [[File:Circle-withsegments.svg|thumb|200px|left|この円の堎合は 点{{ruby|O|オヌ}}が䞭心で、赀の蟺{{ruby|R|アヌル}}の長さが半埄で、青の線{{ruby|D|ディヌ}}が盎埄です。]] [[File:Diameter.svg|right|thumb|赀い矢印←→の長さが、盎埄です。]] [[File:Compass1.jpg|right|200px|thumb|コンパス]] コンパスでかけるたるい圢を、 円 ずいいたす。円は、コンパスで曞くこずができたす。コンパスでの円の曞き方も{{Ruby|å­Šç¿’|がくしゅう}}したしょう。たず、コンパスを開きたす。はりを玙にさしお、ひずたわりさせるず、円が曞けたす。 円の{{ruby|䞭倮|ちゅうおう}}の点を円の'''{{ruby|䞭心|ちゅうしん}}'''ずいいたす。䞭心から円のたわりたでの長さを、 {{ruby|半埄|はんけい}} ずいいたす。円のたわりから䞭心を通っおたわりたでの長さの線を、'''{{ruby|盎埄|ちょっけい}}'''ずいいたす。盎埄は、円の䞭にある盎線の䞭で、䞀番長い盎線です。盎埄は半埄の2倍です。 {{clear}} [[画像:Sphere - monochrome simple.svg|thumb|150px|left|球]] [[画像:Sphere wireframe.svg|thumb|球]] ドッゞボヌル や サッカヌボヌル のような たるいボヌル を た䞊 や た{{ruby|暪|よこ}} から 芋おみたしょう。 ボヌルは、どこから芋おも円に芋えたす。 ボヌルのように、どこから芋おも円に芋える立䜓を {{ruby|球|きゅう}} ずいいたす。球をどのように切っおも、切り口の圢は円になりたす。円をたっ2぀に切ったずき、切り口の円が䞀番倧きくなりたす。この䞀番倧きな円の䞭心が球の䞭心で、この円の半埄や盎埄が球の半埄や盎埄になりたす。 円は、球ではありたせん。円は立䜓ではありたせんが、球は立䜓です。 じゃがいもの圢は 円ではありたせん。じゃがいもは 球でもありたせん。 {{clear}} <gallery> Image:Baseball.jpg|野球のボヌル Image:Basketball Clipart.svg|バスケットボヌル Image:Tennis ball2.jpg|テニスのボヌル Image:Softball.jpg|゜フトボヌル甚ボヌル Image:Russet potato cultivar with sprouts.jpg|じゃがいも </gallery> {{clear}} === 角 === 2本の{{Ruby|蟺|ぞん}}が぀くる圢を {{Ruby|角|かく}}ずいいたす。たた、その2本の蟺の{{ruby|開|ひら}}き{{Ruby|具合|ぐあい}}を 角の倧きさ ずいいたす。蟺の長さは、角の倧きさには{{ruby|関係|かんけい}}ありたせん。 === 䞉角圢 === 䞋の図のように、2蟺の長さが {{ruby|等|ひず|しい}} 䞉角圢 のこず を '''{{ruby|二等蟺䞉角圢|にずうぞんさんかくけい}}''' ずいいたす。二等蟺䞉角圢では、2぀の角の倧きさが{{ruby|等|ひず}}しくなっおいたす。 :[[File:Triangle.Isosceles.svg|100px|]] 䞋の図のように、3蟺の長さが 等しい 䞉角圢 のこず を '''{{ruby|正䞉角圢|せいさんかくけい}}''' ずいいたす。正䞉角圢では、3぀の角の倧きさが{{ruby|等|ひず}}しくなっおいたす。 :[[File:Triangle.Equilateral.svg|150px|]] == 分数 == 1mのテヌプがありたす。これを3{{ruby|等分|ずうぶん}}したずきの1぀分の長さず2぀分の長さを考えたしょう。 :1mを3等分したうちの1぀の長さを 「'''<math>\frac{1}{3}</math>m'''」ずかき「3分の1メヌトル」ずよみたす。[[File:3分の1ず3分の2.png|thumb|<math>\frac{1}{3}</math>ず<math>\frac{2}{3}</math>]] :1mを3等分したうちの2぀の長さを 「'''<math>\frac{2}{3}</math>m'''」ずかき「3分の2メヌトル」ずよみたす。<math>\frac{1}{3}</math>mの2こ分です。 <math>\frac{1}{3}</math>,<math>\frac{2}{3}</math>のような数を {{ruby|分数|ぶんすう}}ずいいたす。 ({{ruby|ç·Žç¿’|れんしゅう}})<math>\frac{2}{4}</math>,<math>\frac{4}{4}</math>は<math>\frac{1}{4}</math>をいく぀{{ruby|集|あ぀}}めた数でしょう。 (答え)<math>\frac{2}{4}</math>は2こ、<math>\frac{4}{4}</math>は4こ <!-- 3幎生では玄分の抂念はない --> <math>\frac{4}{4}</math>は1のこずです。 <math>\frac{4}{4}</math>=1 == 小数 == 1mの<math>\frac{1}{10}</math>を0.1m, 1mの<math>\frac{2}{10}</math>を0.2m ず{{Ruby|è¡š|あらわ}}すこずがありたす。たた、1mず0.3mを合わせた長さを 1.3m ずいうこずがありたす。 この0.1や1.3のように、䜍くらい)に 1よりも小さい数を ふくんだ数を 「.」を぀かっお、あらわした数を <big>小数</big>しょうすう ずいいたす。 たた、この点「.」のこずを <big>小数点</big>しょうすうおんずいいたす。 0,1,2 のような数かずを <big>æ•Žæ•°</big>せいすう ずいいたす。 * れい :0.4cm は 4mm の、こずです。 :0.8L 0.8リットルは 8dL のこずです。 :2.9cm は 29mm のこずです。 :8.3L は 83dL のこずです。 :8.0L は 8L のこずです。 :7.0L は 7L のこずです。 :7.0cm は 7cm のこずです。 :7.0cm は 70mm でも、ありたす。 :4.0cm は 4cm です。 :4.0cm は 40mm でも、ありたす。 1cm は 10mm ですね。1mm は 0.1cm です。 100cm は 1m ですね。1cm は 0.01m です。 1L は 10dL ですね。1dL は 0.1L です。 === 小数の蚈算 === 3デシリットルに5デシリットルを足せばたせば、8デシリットルです。 :3+5=8 ですね。 3デシリットルを0.3リットルずかんがえお、おなじように5デシリットルを0.5リットルず考えたしょう。 :0.3 + 0.5 = こたえは、いく぀でしょうか。 こたえの8デシリットルは 0.8 リットルずも、曞けたすね。 0.3リットル に 0.5リットル を足しあわせお、あわせお 0.8リットル に なるわけですから、 匏は、 :0.3 + 0.5 = 0.8 ず、匏は、なりたす。読みかたは「れいおんさん たす れいおんご はわ れいおんはち」ず読みたす。 * 䟋れい :0.4dL に 0.2dL をたすず、あわせお 0.6dL に なりたす。 :2.4dL に 0.2dL をたすず、あわせお 2.6dL に なりたす。 :2.4L に 0.6L をたすず、あわせお 3L に なりたす。 :2.4dL に 0.6dL をたすず、あわせお 3dL に なりたす。 :2.4cm に 0.6cm をたすず、あわせお 3cm に なりたす。 :2.4 に 0.6 をたすず、あわせお 3.0 に なりたす。 ぀たり :2.4 + 0.6 = 3.0 = 3 です。 :7.1cm に 2.6cm をたすず、あわせお 9.7cm に なりたす。 :7.1mm に 2.6mm をたすず、あわせお 9.7mm に なりたす。 :7.1m に 2.6m をたすず、あわせお 9.7m に なりたす。 :7.1 に 2.6 をたすず、あわせお 9.7 に なりたす。 ぀たり :7.1 + 2.6 = 9.7 です。 === 小数の匕き算 === 4リットル から 3デシリットル を、ぞらしたら、こたえは 37デシリットル ですよね。 単䜍たんいを、すべおリットルにかえるず、 4リットル から 0.3リットル をぞらしお、こたえが 3.7 リットル に なったわけです。 匏で曞くず、 :4 ヌ 0.3 = 3.7 です。読み方は、「よん ひく れいおんさん は さんおんなな」ず読みたす。 べ぀の数にしおみお、メヌトルでも、かんがえおみたしょう。 0.8m から 0.2mを、ぞらしたら、こたえは 0.6m ですね。 匏で曞くず、 :0.8 ヌ 0.2 = 0.6 です。読み方は、「れいおんはち ひく れいおんに は れいおんろく」ず読みたす。 == □を䜿った匏 == 匏を曞くずきにわからないこずを□で{{ruby|è¡š|あらわ}}すこずがありたす。 == 等号ず䞍等号 == <math>\frac{3}{3}=1</math>のように、{{Ruby|等|ひず}}しいこずを{{Ruby|è¡š|あらわ}}す「<math>=</math>」を {{ruby|等号|ずうごう}}ずいい、<math>\frac{1}{3}<\frac{2}{3}</math>のように、数の倧小を衚す「<math><</math>」「<math>></math>」を{{ruby|䞍等号|ふずうごう}}ずいいたす。 == 衚ずグラフ == === è¡š === 衚ひょうずは、たくさん、ある、なにかの数を、分かりやすくするために、たずめたものです。 たずえば、りィキ小孊校の3幎1組のクラスのみんな41人に、奜きすきな虫を、聞いおみるず、぀ぎのような結果になりたした。 カブトムシが奜きな人が9人、クワガタが奜きな人が7人、トンボが奜きな人が6人、セミが奜きな人が4人、スズムシが奜きな人が4人、バッタが奜きな人が3人、カマキリが奜きな人が2人、 その他の虫が6人です。 これを衚にするず、 {| class="wikitable" style="text-align:center" |+ 奜きな虫の衚幎組の䟋 ! 奜きな虫 !! 人数 |- ! カブトムシ | 9 |- ! クワガタ | 7 |- ! トンボ | 6 |- ! セミ | 4 |- ! スズムシ | 4 |- ! バッタ | 3 |- ! カマキリ | 2 |- ! そのほか | 6 |- ! 合蚈 | 41 |- |} ずいう衚に、なりたす。 合蚈を曞くのは、きたりでは、ありたせん。もし、合蚈を曞く堎合は、衚のさいごに、合蚈を曞くのがふ぀うです。 おなじ質問を2組の人に聞いたら、 {| class="wikitable" style="text-align:center" |+ 奜きな虫の衚幎2組の䟋 ! 奜きな虫 !! 人数 |- ! カブトムシ | 6 |- ! クワガタ | 5 |- ! トンボ | 7 |- ! セミ | 3 |- ! スズムシ | 8 |- ! バッタ | 5 |- ! カマキリ | 1 |- ! そのほか | 5 |- ! 合蚈 | 40 |- |} だったずしたす。 組ず2組をあわせお、 {| class="wikitable" style="text-align:center" |+ 奜きな虫の衚 ! 奜きな虫 !! 組 !! 組 |- ! カブトムシ | 9 || 6 |- ! クワガタ | 7 || 5 |- ! トンボ | 6 || 7 |- ! セミ | 4 || 3 |- ! スズムシ | 4 || 8 |- ! バッタ | 3 || 5 |- ! カマキリ | 2 || 1 |- ! そのほか | 6 || 5 |- ! 合蚈 | 41 || 40 |- |} ず、たずめるこずも、できたす。 3幎生が3組たであったずしお、3幎3組にアンケヌトをした結果、 {| class="wikitable" style="text-align:center" |+ 奜きな虫の衚幎2組の䟋 ! 奜きな虫 !! 人数 |- ! カブトムシ | 5 |- ! クワガタ | 4 |- ! トンボ | 4 |- ! セミ | 5 |- ! スズムシ | 3 |- ! バッタ | 7 |- ! カマキリ | 6 |- ! そのほか | 7 |- ! 合蚈 | 41 |- |} の堎合、3幎生党䜓は、 {| class="wikitable" style="text-align:center" |+ 奜きな虫の衚    人 ! 奜きな虫 !! 組 !! 組 !! 組 !! 合蚈 |- ! カブトムシ | 9 || 6 || 5 || 20 |- ! クワガタ | 7 || 5 || 4 || 16 |- ! トンボ | 6 || 7 || 4 || 17 |- ! セミ | 4 || 3 || 5 || 12 |- ! スズムシ | 4 || 8 || 3 || 15 |- ! バッタ | 3 || 5 || 7 || 15 |- ! カマキリ | 2 || 1 || 6 || 9 |- ! そのほか | 6 || 5 || 5 || 16 |- ! 合蚈 | 41 || 40 || 41 || 122 |- |} のように、たずめられたす。 === グラフ === '''グラフ'''ずは、なにかに぀いおの、いく぀もの数を、芋やすくするために、数を図に おきかえお、図で 数をあらわしたものである。 '''棒グラフ'''がうグラフは、四角い棒の長さで䜕らかの数を衚したグラフです。 棒を のばす方向は、䞊䞋の方向にのばす堎合ず、たたは、暪にのばす堎合があり、ずくにどちらかにするかの、きたりはないです。 棒グラフの䟋ずしお、りィキペディアの蚘事「棒グラフ」から蚘事ず衚ずグラフを匕甚し、説明する。 * 䟋 䟋ずしお、2004幎の欧州議䌚遞挙おうしゅうぎかいせんきょの結果ず1999幎の欧州議䌚遞挙の結果を䜿う。以䞋の衚は、それぞれの政党せいずうが、手にした議垭数ぎせきすうである。1999幎の総議垭数そう ぎせきすうは少ないので、1.16933倍しお、2004幎のずきず総議垭数が同じになるようにしおある。 「遞挙ずはなにか」を知りたい堎合は[[小孊校瀟䌚/6孊幎/政治・囜際線|小孊校6孊幎の教科曞の政治・囜際線]]を芋おください。 {| class="wikitable" !政党 !è­°åž­æ•° (2004) !è­°åž­æ•° (1999) |- |EUL |39 |49 |- |PES |200 |210 |- |EFA |42 |56 |- |EDD |15 |19 |- |ELDR |67 |60 |- |EPP |276 |272 |- |UEN |27 |36 |- |その他 |66 |29 |} 䞊蚘の2004幎の遞挙結果を棒グラフにしたものを、぀ぎに、しめす。 <timeline> ImageSize = width:400 height:240 PlotArea = width:300 height:150 left:50 bottom:40 AlignBars = late DateFormat = yyyy Period = from:0 till:300 TimeAxis = orientation:vertical ScaleMajor = unit:year increment:50 start:0 BarData= bar:1 text:"EUL" bar:2 text:"PES" bar:3 text:"EFA" bar:4 text:"EDD" bar:5 text:"ELDR" bar:6 text:"EPP" bar:7 text:"UEN" bar:8 text:"Other" Colors = id:lightgrey value:gray(0.7) id:darkgrey value:gray(0.1) TextData = pos:(10,220) textcolor:black fontsize:S text:Seats pos:(180,25) textcolor:black fontsize:S text:Group pos:(90,225) textcolor:black fontsize:M text:European Parliament Election 2004 PlotData= width:18 bar:1 color:lightgrey from:0 till:39 bar:2 color:lightgrey from:0 till:200 bar:3 color:lightgrey from:0 till:42 bar:4 color:lightgrey from:0 till:15 bar:5 color:lightgrey from:0 till:67 bar:6 color:lightgrey from:0 till:276 bar:7 color:lightgrey from:0 till:27 bar:8 color:lightgrey from:0 till:66 </timeline> 次の棒グラフは、2004幎の結果ず1999幎の結果を、䞡方ずも、しめしたものである。 <timeline> ImageSize = width:480 height:240 PlotArea = width:360 height:150 left:50 bottom:40 AlignBars = late DateFormat = yyyy Period = from:0 till:300 TimeAxis = orientation:vertical ScaleMajor = unit:year increment:50 start:0 BarData= bar:17 text: bar:2 text: bar:1 text: bar:17 text: bar:4 text: bar:3 text: bar:17 text: bar:6 text: bar:5 text: bar:17 text: bar:8 text: bar:7 text: bar:17 text: bar:10 text: bar:9 text: bar:17 text: bar:12 text: bar:11 text: bar:17 text: bar:14 text: bar:13 text: bar:17 text: bar:16 text: bar:15 text: Colors = id:lightgrey value:gray(0.7) id:darkgrey value:gray(0.4) TextData = tabs:(28-center,74-center,118-center,164-center,211-center,254-center,300-center,347-center) pos:(10,220) textcolor:black fontsize:S text:Seats pos:(200,25) textcolor:black fontsize:S text:Group pos:(130,225) textcolor:black fontsize:M text:European Parliament Elections pos:(233,193) textcolor:black fontsize:S text:2004 pos:(185,193) textcolor:black fontsize:S text:1999 pos:(50,40) textcolor:black fontsize:S text:^EUL^PES^EFA^EDD^ELDR^EPP^UEN^Other PlotData= width:0 bar:1 color:lightgrey from:0 till:39 width:15 bar:2 color:darkgrey from:0 till:49 width:15 bar:3 from:0 till:200 width:15 color:lightgrey bar:4 color:darkgrey from:0 till:210 width:15 bar:5 from:0 till:42 width:15 color:lightgrey from:280 till:300 color:darkgrey width:10 bar:6 from:0 till:56 width:10 color:darkgrey width:15 bar:7 from:0 till:15 width:15 color:lightgrey from:280 till:300 color:lightgrey width:10 bar:8 color:darkgrey from:0 till:19 width:15 bar:9 color:lightgrey from:0 till:67 width:15 bar:10 color:darkgrey from:0 till:60 width:15 bar:11 color:lightgrey from:0 till:276 width:15 bar:12 color:darkgrey from:0 till:272 width:15 bar:13 color:lightgrey from:0 till:27 width:15 bar:14 color:darkgrey from:0 till:36 width:15 bar:15 color:lightgrey from:0 till:66 width:15 bar:16 color:darkgrey from:0 till:29 width:15 </timeline> のようなグラフになりたす。 このように、棒グラフを぀くるには、あらかじめ衚を぀くる必芁がありたす。 たた、グラフでは、こたかい数字は、わかりたせん。 衚やグラフに぀いお、くわしくは、教科曞や参考曞、あるいは倖郚のりェブサむトなどで、しらべおください。 このペヌゞでは、説明しきれたせん。 == そろばん == == 算数ドリル == 今いたたでに ならった ちしき を ぀かっお 、もんだい を もっず たくさん ずきたい 人ひず は 、<br>「3幎生のための算数ドリル」 の ペヌゞ を 芋みに 行っおいっお ください。 <br> 䞋した の 「3幎生のための算数ドリル」の 文字 を おすず、 <br>芋おいる ペヌゞが ドリルのぺヌゞに かわりたす。 * [[算数挔習 小孊校3幎生|3幎生のための算数ドリル]] [[Category:小孊校算数|3かくねん]]
null
2022-04-13T10:20:54Z
[ "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:Clear", "テンプレヌト:-" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%AE%97%E6%95%B0/3%E5%AD%A6%E5%B9%B4
3,090
äž­å­Šæ•°å­Š2幎 図圢の調べ方
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 図圢の調べ方 この章では、2幎生の図圢の孊習の基瀎を孊びたす。 盎線が2぀亀わるず、その亀点の呚りに、頂点を共有する4぀の角ができたす。 このずき、右図の∠a ず∠c のような、正反察の向きに開いた2぀の角を察頂角(たいちょうかく)ずいいたす。∠b ず∠d も察頂角です。 たずえば∠b が120°のずき、∠a ず∠c の倧きさを比べおみるず、 ぀たり、∠a = ∠c ずなりたす。 これは、∠b が䜕床であっおも成り立ちたす。なぜなら、∠a も∠c も、(180-∠b )°になるからです。ですから、次のこずが蚀えたす。 2盎線を暪切るようにもうひず぀の盎線が亀わるずき、8぀の角ができたす(右図)。 このずき、∠a ず∠e のように、角の頂点から芋たずき、同じ方䜍に開いた角を同䜍角(どういかく)ずいいたす。∠a ず∠e はどちらも、頂点から芋お巊䞊の方䜍に開いおいるため、互いに同䜍角ずいえたす。∠b ず∠f は互いに同䜍角であり、∠c ず∠g は互いに同䜍角であり、∠d ず∠h もそれぞれ同䜍角です。 たた、∠b ず∠h のように、2盎線の内偎にある2぀の角で、それぞれの頂点から芋たずき、正反察の方角に開いた角の組あわせを錯角(さっかく)ずいいたす。右䞋の方䜍に開いた∠c ず巊䞊の方䜍に開いた∠e も錯角です。 右図のように2盎線が平行(ぞいこう)であるずき、同䜍角どうしは等しくなりたす。これは、平行線の基本的な性質ずしお、しっかり芚えお䞋さい。たた逆に、2盎線の䜜る同䜍角が等くなっおいれば、2盎線は平行であるこずがわかりたす。これは、平行線の成立条件ずしお芚えおください。 右図のように盎線, m, nず角床a,bがある堎合、 になっおおり、たた、 になっおいるこずがわかりたす。 錯角どうしも、2盎線が平行なずきには、錯芚の倧きさも等しくなりたす。たた、2盎線の䜜る錯角が等しくなっおいれば、2盎線は平行だず芋抜くこずができたす。 䞭孊校数孊では、䞻に円、䞉角圢、四角圢に぀いお孊習したす。2幎生では䞉角圢ず四角圢を䞻に孊習したす。たずは、䞉角圢から調べおみたしょう。 䞉角圢の3぀の内角(図圢の内偎の角)の和はいく぀になるでしょうか。ここでは、平行線ず角の性質を甚いお調べおいきたす。 右図のΔABCに、蟺BCの延長CDを匕きたす。 たた、蟺ABに平行で、Cを通る盎線CEを匕きたす。 分かりやすいように、党おの角に右図のように名前を぀けおみたしょう。 このずき、平行線の同䜍角は等しいですから、 たた、平行線の錯角は等しいですから、 ∠c, ∠d, ∠e は䞀盎線䞊にあるので ですから、これに(1),(2)を代入する事により、 倖角ずは、内角ず隣り合った角のこずで、右図の1のような角を指したす。2のような角は指したせん。 右図のように倖角は1぀の頂点に぀き倧きさの等しい倖角が2個あるが、普通はどちらか片方のこずを蚀う。 倖角には、次のような性質がありたす。 ある1぀の䞉角圢の頂点をA,B,C、それらの頂点に察応する3぀の内角を ∠a, ∠b, ∠c ずするず、 頂点Cの倖角は、∠a + ∠b です。 なぜなら、さきほどの内角の和の説明の図で、 よっお 頂点Cの倖角は、∠a + ∠b です。 倚角圢の内角ず倖角の䜍眮は、右図のずおり。 右図では䟋ずしお五角圢の堎合をしめす。 n角圢の内角の和は、 (nヌ2)×180 ° になる なぜなら、n角圢は、右図のように、(n-2) 個の䞉角圢に分割できるからである。(なお、右図は䞃角圢である。) ただし䞭孊のこれらの倚角圢の公匏では、右図のような、ぞこんだ倚角圢に぀いおは考えおいない。 右図のように、2぀の図圢が、その図圢の䜍眮や向きをかえるだけで、圢ず倧きさをかえずに䞀臎させるこずができる堎合、その2぀の図圢は 合同(ごうどう) である、ずいう。 䞉角圢GHIも、䞉角圢ABCを巊右にひっくり返しお䜍眮をズラしただけなので、䞉角圢GHIず䞉角圢ABCは合同である。 合同な図圢には、次の性質がありたす。 四角圢や五角圢ずいった四角圢以䞊でも同様に、ある図圢が「合同である」ずは、その図圢の䜍眮や向きをかえるだけで、圢ず倧きさをかえずに䞀臎させるこずができる堎合のこずである。 右の図の䟋では、 䞉角圢ABCず䞉角圢DEFが合同の堎合に、合同であるこずをあらわす蚘号≡を䜿っお、 のように曞くこずで、䞉角圢ABCず䞉角圢DEFが合同であるこずを蚘述したこずになる。 なお、合同の蚘号 ≡ を䜿う時には、察応する頂点が同じ順番になるように曞く。 たずえば、 △ABC ≡ △DEF なら、頂点AずDが察応、頂点BずEが察応、頂点CずFが察応、ずいうふうに察応しおいるず䞻匵しおいるこずになる。 四角圢ABCDず四角圢EFGHが合同の堎合に、そのこずを衚す蚘法ずしお、 のように曞く。䞉角圢の堎合ずちがい、四角圢では、四角であるこずを衚す数孊蚘号が無いので、䞊匏のように匏䞭に日本語(「四角圢」)を䜿っおもよい。 四角圢以䞊の堎合でも、察応する頂点が同じ順番になるように曞く。 五角圢以䞊の堎合も同様に、匏䞭に のように、日本語を匏䞭に䜿っおもよい。 2぀の図圢が合同であるために、満たすべき条件を 合同条件(ごうどうじょうけん) ずいう。 2぀の䞉角圢においお、぀ぎの条件のいずれかが成り立぀ずき、その2぀の䞉角圢は合同である。 2個の䞉角圢が、䞊蚘の3぀の条件のいずれかを満たすず、その2個の䞉角圢は合同である。 この3぀の条件のこずを 䞉角圢の合同条件(さんかっけい の ごうどうじょけん) ずいう。 䞉角圢の合同条件はたた、䞉角圢を䜜図する際に、その䞉角圢の圢を1通りにするための条件でもありたす。 蚀い方をかえるず、もし、ある䞉角圢に぀いお、合同条件を満たせる蟺や角床の情報が圓たれられたなら、その䞉角圢ず合同な䞉角圢を䜜図できたす。 蚌明(しょうめい)ずは、すでに成り立぀こずがわかっおいるこずを䜿っお、成り立぀かどうかわからないこずが実は成り立぀ずいうこずを確かめるこず、その確かめの内容を人に説明するこずです。さっそく䟋を芋おみたしょう。 巊の図で、BC=DC,AC=ECのずき、AB=EDを蚌明しなさい。 このような堎合、問題の情報を敎理したす。情報を敎理するず以䞋の通りです。 問題の前提ずしお䞎えられた条件を仮定(かおい)ずいいたす。 ぀たり蚌明ずは、仮定から結論(け぀ろん)を導くこずです。結論を導くために、今回は△ABC≡△EDCを蚌明すればよさそうです。(蚘号≡は合同ずいう意味) そのためには∠BCA=∠DCEであるか、AB=EDであるこずを確かめられればよさそうです。この堎合は、察頂角の関係にあるので∠BCA=∠DCEであるこずがわかりたす。以䞊のこずを、きちんず敎理した圢に曞くのが蚌明です。 现かいこずですが、蚌明が終了したら最埌に必ず「ここで終わりです」ずいう宣蚀をしたす。たずえば「(蚌明終)」や「//」や「Q.E.D」ず曞いたり、あるいは文章で「これで結論は蚌明された。」ず曞くなど、いく぀かの曞き方がありたすが、ここでは「(蚌明終)」を甚いるこずにしたす。 △ABCず△EDCにおいお仮定より たた、察頂角は等しいので 1・2・3より、察応する2蟺ずその間の角がそれぞれ等しいので したがっおAB=ED (蚌明終) 以䞊のような今回の蚌明の䞭身を簡単に衚すず次のようにたずめられたす。 【仮定】 問題に曞いおある内容+自分で芋぀けた内容を敎理する。 「正方圢は、長方圢でしょうか?」 この疑問に、あなたは答えられたすか? もし「長方圢」ずは䜕であるかの条件を、「長方圢ずは、タテずペコの長さが等しいずは限らないので、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずしたら、 正方圢もたた長方圢の䞀皮になりたす。なぜなら、この条件では「タテずペコの長さが等しいずは限らない」ずしたしたが、䞀蚀も「タテずペコの長さが違う」ずは蚀っおないので、タテずペコの長さが同じであっおもいいからです。 䞀方、もし「長方圢ずは、タテずペコの長さが違っおおり、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずしたら、正方圢は長方圢でなくなりたす。 この「長方圢ずは、タテずペコの長さが等しいずは限らないで、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずいう宣蚀や「長方圢ずは、タテずペコの長さが違っおおり、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずいう宣蚀のように、ある甚語の意味をはっきりさせる説明のこずを定矩(おいぎ)ずいいたす。 ぀たり、 ずいう䞻匵は、長方圢の定矩を宣蚀したこずになりたす。 たた、 ずいう䞻匵も、長方圢の定矩を宣蚀したこずになりたす。 議論などの際に、他人の曞いた「蚌明」を読むさい、ずきどき、蚀葉の意味が自分の䜿い方ずは違っおいる堎合があるので、必芁に応じお、盞手の人の蚌明での語句の定矩を確認する必芁がありたす。(※ しかし䞭孊校レベルの議論や数孊の堎合は、教科曞などが甚語の意味を決めおいるので、定矩を確認する必芁性が少ない。) ひず぀の蚌明の䞭では、定矩は䞀貫させる必芁がありたす。 䞭孊校以䞊の数孊では(䞭孊校での教育もふくむ)、蚌明の手間をラクにするためか、長方圢の定矩を「長方圢ずは、タテずペコの長さが等しいずは限らないで(等しくおもよい)、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずしお、正方圢を長方圢の䞀皮に含める堎合がありたす。こうすれば、長方圢に぀いお成り立぀公匏などを蚌明した際に、正方圢に぀いおも蚌明したこずになるので、わざわざ正方圢に぀いお別々の蚌明をする手間が省略できるからです。 同様に、䞭孊校では、「二等蟺䞉角圢」を「正䞉角圢」の特殊な堎合ずするこずも、よくありたす。 もし二等蟺䞉角圢の定矩を「2蟺以䞊の長さが同じ䞉角圢である」(二等蟺䞉角圢の定矩)ずすれば、正䞉角圢の3぀の等しい蟺も2蟺以䞊ずいう条件を満たすので( 3蟺 ≧ 2蟺 )、正䞉角圢は二等蟺䞉角圢の特殊な堎合であるず分類できたす。 たた、長方圢や䞉角圢にかぎらず、高校や倧孊などで、いく぀かの甚語の定矩が倉わっおいる堎合もあるので、あたらしい分野の孊習の際には、その分野の蚀葉の定矩を確認するようにしたしょう。(あたり気にしなくおも、普通の気のきいた教材なら、䞭孊など䞋の孊校ずは甚語の定矩が違っおいる堎合、読者に定矩に倉曎のあるこずを説明しおおいおくれる。ずりあえず䞭孊生は、高校・倧孊レベルに孊習が進んだ将来、いく぀かの甚語の定矩が将来的に曎新される可胜性もあるこずを、念頭においおおけばいい。) 巊の図で、AD=AB , DC=BC のずき、∠B=∠Dを蚌明しなさい。 ACずいう補助線を匕くこずにより、結論に登堎する角を含むような䞉角圢を䜜るこずができたす。 △ADCず△ABCにおいお仮定より たた、ACは共通だから 1・2・3より、察応する3蟺がそれぞれ等しいので したがっお∠B=∠D (蚌明終) 盎角䞉角圢にかぎらず、ある角の角床が0°以䞊で 90° より小さい堎合に、その角床を 鋭角 (えいかく)ずいう。 ある角の角床が 90° 以䞊で180より小さい角床の堎合に、その角を 鈍角 (どんかく)ずいう。 図でみるず分かるように、䞉角圢では、どんな䞉角圢でも最䜎限でも2぀の鋭角がある。 たた、盎角では、鋭角でもなく鈍角でもないず分類するのが䞀般的である。 ぀たり、角床は、鋭角か盎角か鈍角かの3通りのうちのどれかに分類される。 ※ 指導芁領のカリキュラム改蚂で、䞭孊2幎の数孊に「反䟋」が加わりたした。ずりあえず、幟䜕の単元に付け足したす。 怜定教科曞を線集者がただ調べおいないので、圓ペヌゞでは圓面のあいだ、図圢の䟋ではなく、代数蚈算を䟋に説明したす。 図圢でも反䟋や逆では䞋蚘ず同様の理論が成り立ちたす。 たずえば、 ずいう䞻匵があったずしたす。 もちろん、この䞻匵は間違っおいたす。 では、どうやっお、この䞻匵の間違いを芋぀ければいいでしょうか。 たずえば、10 は 5 の倍数です。しかし 10 は奇数ではありたせん。10は偶数です。その蚌拠に、10÷2=5 で割りきれたす。 このように、䞻匵されおいるこずの前提条件(この堎合は「5の倍数である」)を満たしおいるのに、䞻匵の埌半(この堎合は「必ず奇数である」)を満たさないものを反䟋(はんれい)ず蚀いたす。 前提条件の郚分は、必芁に応じお文章を少し意蚳しお蚀い換える必芁がありたす。たずえば、もずの文章 は、そのたた元の文章の前半分を抜き取るず のように途䞭で終わっおしたうので、文章になっおいないです。 この堎合、同じ内容の文章を自分で぀くり、 のように、2぀の文章に分けたす。 そしお、それから前提条件「ある数 m が5の倍数である」ず埌半郚分「この数 m は必ず奇数である」を䜜っおいきたす。 この䟋のように、蚌明においお、䞻匵されおいる内容によっおは、もし反䟋のある䞻匵の堎合、反䟋を䞀぀でも芋぀ければ、それで蚌明になる堎合もありたす。 もっず蚀うず、「必ず~である」ずいう䞻匵は、もし䞀぀でも反䟋が芋぀かれば、その䞻匵は間違いだず蚌明できるこずになりたす。 たた「必ず~である」ずいう䞻匵は、数孊においおは、「すべお~である」ず蚀った堎合ず意味が同じです。 実際、さきほどの5の倍数の䞻匵の䟋なら、 ず蚀い換えるこずも出来たす。 䞻匵「すべおの~が□□である」が間違いだず蚌明したいなら、ひず぀でも反䟋を芋぀ければいいのです。 䞻匵「4の倍数は、かならず2の倍数である」は正しいです。 なぜなら、 4の倍数を 4p ずした堎合、 4p ÷ 2 = 2p なので2で割りきれるからです。よっお、4の倍数は、かならず2の倍数です。 しかし、2の倍数は、4の倍数ではありたせん。 たずえば、 2は敎数の範囲では 4 で割りきれたせん。 2÷4 =0あたり2 です。 このように、「4の倍数は、かならず2の倍数である」は正しいのに、「2の倍数は、かならず4の倍数である」は正しくないです。 ある䞻匵の前提ず埌半を入れ替えたものを逆(ぎゃく)ず蚀いたす。 たずえば、「4の倍数は、かならず2の倍数である」の逆は、「2の倍数は、かならず4の倍数である」です。 この䟋のように、逆は必ずしも正しいずは限りたせん。 ※範囲倖: 「逆は必ずしも真(しん)ならず」ずいう栌蚀がありたす。 では、逆は必ず間違っおいるのでしょうか。いいえ、逆も正しい堎合もありたす。 たずえば、「ある数mが3の倍数であり、5の倍数であるずする。この堎合、ある数mは15の倍数である。」の逆は、 「ある数mが15の倍数であるずする。この堎合、ある数mは3の倍数であり、5の倍数である。」ずなりたす。 実際に m=15p ず眮いた堎合、 15p÷3=5p 15p÷5=3p のように、それぞれ割りきれたす。このように蚈算などによっお、蚌明をできたす。 ※範囲倖: 「逆は必ずしも真(しん)ならず」ずいう栌蚀では、「しも」が入っおいるこずに泚意しおください。「必ず真ならず」ずは蚀っおいたせん。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 図圢の調べ方", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "この章では、2幎生の図圢の孊習の基瀎を孊びたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "盎線が2぀亀わるず、その亀点の呚りに、頂点を共有する4぀の角ができたす。", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "このずき、右図の∠a ず∠c のような、正反察の向きに開いた2぀の角を察頂角(たいちょうかく)ずいいたす。∠b ず∠d も察頂角です。", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "たずえば∠b が120°のずき、∠a ず∠c の倧きさを比べおみるず、", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "぀たり、∠a = ∠c ずなりたす。 これは、∠b が䜕床であっおも成り立ちたす。なぜなら、∠a も∠c も、(180-∠b )°になるからです。ですから、次のこずが蚀えたす。", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "2盎線を暪切るようにもうひず぀の盎線が亀わるずき、8぀の角ができたす(右図)。", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "このずき、∠a ず∠e のように、角の頂点から芋たずき、同じ方䜍に開いた角を同䜍角(どういかく)ずいいたす。∠a ず∠e はどちらも、頂点から芋お巊䞊の方䜍に開いおいるため、互いに同䜍角ずいえたす。∠b ず∠f は互いに同䜍角であり、∠c ず∠g は互いに同䜍角であり、∠d ず∠h もそれぞれ同䜍角です。", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "たた、∠b ず∠h のように、2盎線の内偎にある2぀の角で、それぞれの頂点から芋たずき、正反察の方角に開いた角の組あわせを錯角(さっかく)ずいいたす。右䞋の方䜍に開いた∠c ず巊䞊の方䜍に開いた∠e も錯角です。", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "右図のように2盎線が平行(ぞいこう)であるずき、同䜍角どうしは等しくなりたす。これは、平行線の基本的な性質ずしお、しっかり芚えお䞋さい。たた逆に、2盎線の䜜る同䜍角が等くなっおいれば、2盎線は平行であるこずがわかりたす。これは、平行線の成立条件ずしお芚えおください。", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "右図のように盎線, m, nず角床a,bがある堎合、", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "になっおおり、たた、", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "になっおいるこずがわかりたす。", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "錯角どうしも、2盎線が平行なずきには、錯芚の倧きさも等しくなりたす。たた、2盎線の䜜る錯角が等しくなっおいれば、2盎線は平行だず芋抜くこずができたす。", "title": "盎線ず角" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "䞭孊校数孊では、䞻に円、䞉角圢、四角圢に぀いお孊習したす。2幎生では䞉角圢ず四角圢を䞻に孊習したす。たずは、䞉角圢から調べおみたしょう。", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "䞉角圢の3぀の内角(図圢の内偎の角)の和はいく぀になるでしょうか。ここでは、平行線ず角の性質を甚いお調べおいきたす。", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "右図のΔABCに、蟺BCの延長CDを匕きたす。", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "たた、蟺ABに平行で、Cを通る盎線CEを匕きたす。", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "分かりやすいように、党おの角に右図のように名前を぀けおみたしょう。 このずき、平行線の同䜍角は等しいですから、", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "たた、平行線の錯角は等しいですから、", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "∠c, ∠d, ∠e は䞀盎線䞊にあるので", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "ですから、これに(1),(2)を代入する事により、", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "倖角ずは、内角ず隣り合った角のこずで、右図の1のような角を指したす。2のような角は指したせん。", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "右図のように倖角は1぀の頂点に぀き倧きさの等しい倖角が2個あるが、普通はどちらか片方のこずを蚀う。", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "倖角には、次のような性質がありたす。", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "ある1぀の䞉角圢の頂点をA,B,C、それらの頂点に察応する3぀の内角を ∠a, ∠b, ∠c ずするず、", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "頂点Cの倖角は、∠a + ∠b です。", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "なぜなら、さきほどの内角の和の説明の図で、", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "よっお 頂点Cの倖角は、∠a + ∠b です。", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "", "title": "倚角圢の角" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "倚角圢の内角ず倖角の䜍眮は、右図のずおり。 右図では䟋ずしお五角圢の堎合をしめす。", "title": "倚角圢" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "", "title": "倚角圢" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "n角圢の内角の和は、 (nヌ2)×180 ° になる", "title": "倚角圢" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "なぜなら、n角圢は、右図のように、(n-2) 個の䞉角圢に分割できるからである。(なお、右図は䞃角圢である。)", "title": "倚角圢" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "", "title": "倚角圢" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "ただし䞭孊のこれらの倚角圢の公匏では、右図のような、ぞこんだ倚角圢に぀いおは考えおいない。", "title": "倚角圢" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "右図のように、2぀の図圢が、その図圢の䜍眮や向きをかえるだけで、圢ず倧きさをかえずに䞀臎させるこずができる堎合、その2぀の図圢は 合同(ごうどう) である、ずいう。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "䞉角圢GHIも、䞉角圢ABCを巊右にひっくり返しお䜍眮をズラしただけなので、䞉角圢GHIず䞉角圢ABCは合同である。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "合同な図圢には、次の性質がありたす。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "四角圢や五角圢ずいった四角圢以䞊でも同様に、ある図圢が「合同である」ずは、その図圢の䜍眮や向きをかえるだけで、圢ず倧きさをかえずに䞀臎させるこずができる堎合のこずである。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "右の図の䟋では、", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "䞉角圢ABCず䞉角圢DEFが合同の堎合に、合同であるこずをあらわす蚘号≡を䜿っお、", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "のように曞くこずで、䞉角圢ABCず䞉角圢DEFが合同であるこずを蚘述したこずになる。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "なお、合同の蚘号 ≡ を䜿う時には、察応する頂点が同じ順番になるように曞く。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "たずえば、 △ABC ≡ △DEF なら、頂点AずDが察応、頂点BずEが察応、頂点CずFが察応、ずいうふうに察応しおいるず䞻匵しおいるこずになる。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "四角圢ABCDず四角圢EFGHが合同の堎合に、そのこずを衚す蚘法ずしお、", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "のように曞く。䞉角圢の堎合ずちがい、四角圢では、四角であるこずを衚す数孊蚘号が無いので、䞊匏のように匏䞭に日本語(「四角圢」)を䜿っおもよい。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "四角圢以䞊の堎合でも、察応する頂点が同じ順番になるように曞く。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "五角圢以䞊の堎合も同様に、匏䞭に", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "のように、日本語を匏䞭に䜿っおもよい。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "2぀の図圢が合同であるために、満たすべき条件を 合同条件(ごうどうじょうけん) ずいう。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "2぀の䞉角圢においお、぀ぎの条件のいずれかが成り立぀ずき、その2぀の䞉角圢は合同である。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "2個の䞉角圢が、䞊蚘の3぀の条件のいずれかを満たすず、その2個の䞉角圢は合同である。 この3぀の条件のこずを 䞉角圢の合同条件(さんかっけい の ごうどうじょけん) ずいう。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "䞉角圢の合同条件はたた、䞉角圢を䜜図する際に、その䞉角圢の圢を1通りにするための条件でもありたす。 蚀い方をかえるず、もし、ある䞉角圢に぀いお、合同条件を満たせる蟺や角床の情報が圓たれられたなら、その䞉角圢ず合同な䞉角圢を䜜図できたす。", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "", "title": "合同" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "蚌明(しょうめい)ずは、すでに成り立぀こずがわかっおいるこずを䜿っお、成り立぀かどうかわからないこずが実は成り立぀ずいうこずを確かめるこず、その確かめの内容を人に説明するこずです。さっそく䟋を芋おみたしょう。", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "巊の図で、BC=DC,AC=ECのずき、AB=EDを蚌明しなさい。", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "このような堎合、問題の情報を敎理したす。情報を敎理するず以䞋の通りです。", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "問題の前提ずしお䞎えられた条件を仮定(かおい)ずいいたす。 ぀たり蚌明ずは、仮定から結論(け぀ろん)を導くこずです。結論を導くために、今回は△ABC≡△EDCを蚌明すればよさそうです。(蚘号≡は合同ずいう意味) そのためには∠BCA=∠DCEであるか、AB=EDであるこずを確かめられればよさそうです。この堎合は、察頂角の関係にあるので∠BCA=∠DCEであるこずがわかりたす。以䞊のこずを、きちんず敎理した圢に曞くのが蚌明です。 现かいこずですが、蚌明が終了したら最埌に必ず「ここで終わりです」ずいう宣蚀をしたす。たずえば「(蚌明終)」や「//」や「Q.E.D」ず曞いたり、あるいは文章で「これで結論は蚌明された。」ず曞くなど、いく぀かの曞き方がありたすが、ここでは「(蚌明終)」を甚いるこずにしたす。", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "△ABCず△EDCにおいお仮定より", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "たた、察頂角は等しいので", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "1・2・3より、察応する2蟺ずその間の角がそれぞれ等しいので", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "したがっおAB=ED (蚌明終)", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "以䞊のような今回の蚌明の䞭身を簡単に衚すず次のようにたずめられたす。", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "【仮定】 問題に曞いおある内容+自分で芋぀けた内容を敎理する。", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "", "title": "蚌明の仕組み" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "「正方圢は、長方圢でしょうか?」", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "この疑問に、あなたは答えられたすか?", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "もし「長方圢」ずは䜕であるかの条件を、「長方圢ずは、タテずペコの長さが等しいずは限らないので、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずしたら、 正方圢もたた長方圢の䞀皮になりたす。なぜなら、この条件では「タテずペコの長さが等しいずは限らない」ずしたしたが、䞀蚀も「タテずペコの長さが違う」ずは蚀っおないので、タテずペコの長さが同じであっおもいいからです。", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "䞀方、もし「長方圢ずは、タテずペコの長さが違っおおり、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずしたら、正方圢は長方圢でなくなりたす。", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "この「長方圢ずは、タテずペコの長さが等しいずは限らないで、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずいう宣蚀や「長方圢ずは、タテずペコの長さが違っおおり、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずいう宣蚀のように、ある甚語の意味をはっきりさせる説明のこずを定矩(おいぎ)ずいいたす。", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "぀たり、", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "ずいう䞻匵は、長方圢の定矩を宣蚀したこずになりたす。", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "たた、", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "ずいう䞻匵も、長方圢の定矩を宣蚀したこずになりたす。", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "議論などの際に、他人の曞いた「蚌明」を読むさい、ずきどき、蚀葉の意味が自分の䜿い方ずは違っおいる堎合があるので、必芁に応じお、盞手の人の蚌明での語句の定矩を確認する必芁がありたす。(※ しかし䞭孊校レベルの議論や数孊の堎合は、教科曞などが甚語の意味を決めおいるので、定矩を確認する必芁性が少ない。)", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "ひず぀の蚌明の䞭では、定矩は䞀貫させる必芁がありたす。", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "䞭孊校以䞊の数孊では(䞭孊校での教育もふくむ)、蚌明の手間をラクにするためか、長方圢の定矩を「長方圢ずは、タテずペコの長さが等しいずは限らないで(等しくおもよい)、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずしお、正方圢を長方圢の䞀皮に含める堎合がありたす。こうすれば、長方圢に぀いお成り立぀公匏などを蚌明した際に、正方圢に぀いおも蚌明したこずになるので、わざわざ正方圢に぀いお別々の蚌明をする手間が省略できるからです。", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "同様に、䞭孊校では、「二等蟺䞉角圢」を「正䞉角圢」の特殊な堎合ずするこずも、よくありたす。", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "もし二等蟺䞉角圢の定矩を「2蟺以䞊の長さが同じ䞉角圢である」(二等蟺䞉角圢の定矩)ずすれば、正䞉角圢の3぀の等しい蟺も2蟺以䞊ずいう条件を満たすので( 3蟺 ≧ 2蟺 )、正䞉角圢は二等蟺䞉角圢の特殊な堎合であるず分類できたす。", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "たた、長方圢や䞉角圢にかぎらず、高校や倧孊などで、いく぀かの甚語の定矩が倉わっおいる堎合もあるので、あたらしい分野の孊習の際には、その分野の蚀葉の定矩を確認するようにしたしょう。(あたり気にしなくおも、普通の気のきいた教材なら、䞭孊など䞋の孊校ずは甚語の定矩が違っおいる堎合、読者に定矩に倉曎のあるこずを説明しおおいおくれる。ずりあえず䞭孊生は、高校・倧孊レベルに孊習が進んだ将来、いく぀かの甚語の定矩が将来的に曎新される可胜性もあるこずを、念頭においおおけばいい。)", "title": "䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "巊の図で、AD=AB , DC=BC のずき、∠B=∠Dを蚌明しなさい。", "title": "䞉角圢に぀いおの蚌明" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "ACずいう補助線を匕くこずにより、結論に登堎する角を含むような䞉角圢を䜜るこずができたす。", "title": "䞉角圢に぀いおの蚌明" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "△ADCず△ABCにおいお仮定より", "title": "䞉角圢に぀いおの蚌明" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "たた、ACは共通だから", "title": "䞉角圢に぀いおの蚌明" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "1・2・3より、察応する3蟺がそれぞれ等しいので", "title": "䞉角圢に぀いおの蚌明" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "したがっお∠B=∠D (蚌明終)", "title": "䞉角圢に぀いおの蚌明" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "", "title": "䞉角圢に぀いおの蚌明" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "", "title": "角の分類" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "盎角䞉角圢にかぎらず、ある角の角床が0°以䞊で 90° より小さい堎合に、その角床を 鋭角 (えいかく)ずいう。", "title": "角の分類" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "ある角の角床が 90° 以䞊で180より小さい角床の堎合に、その角を 鈍角 (どんかく)ずいう。", "title": "角の分類" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "", "title": "角の分類" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "図でみるず分かるように、䞉角圢では、どんな䞉角圢でも最䜎限でも2぀の鋭角がある。", "title": "角の分類" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "たた、盎角では、鋭角でもなく鈍角でもないず分類するのが䞀般的である。", "title": "角の分類" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "぀たり、角床は、鋭角か盎角か鈍角かの3通りのうちのどれかに分類される。", "title": "角の分類" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "", "title": "角の分類" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "※ 指導芁領のカリキュラム改蚂で、䞭孊2幎の数孊に「反䟋」が加わりたした。ずりあえず、幟䜕の単元に付け足したす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "怜定教科曞を線集者がただ調べおいないので、圓ペヌゞでは圓面のあいだ、図圢の䟋ではなく、代数蚈算を䟋に説明したす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "図圢でも反䟋や逆では䞋蚘ず同様の理論が成り立ちたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "たずえば、", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "ずいう䞻匵があったずしたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "もちろん、この䞻匵は間違っおいたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "では、どうやっお、この䞻匵の間違いを芋぀ければいいでしょうか。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "たずえば、10 は 5 の倍数です。しかし 10 は奇数ではありたせん。10は偶数です。その蚌拠に、10÷2=5 で割りきれたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "このように、䞻匵されおいるこずの前提条件(この堎合は「5の倍数である」)を満たしおいるのに、䞻匵の埌半(この堎合は「必ず奇数である」)を満たさないものを反䟋(はんれい)ず蚀いたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "前提条件の郚分は、必芁に応じお文章を少し意蚳しお蚀い換える必芁がありたす。たずえば、もずの文章", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "は、そのたた元の文章の前半分を抜き取るず", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "のように途䞭で終わっおしたうので、文章になっおいないです。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "この堎合、同じ内容の文章を自分で぀くり、", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "のように、2぀の文章に分けたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "そしお、それから前提条件「ある数 m が5の倍数である」ず埌半郚分「この数 m は必ず奇数である」を䜜っおいきたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "この䟋のように、蚌明においお、䞻匵されおいる内容によっおは、もし反䟋のある䞻匵の堎合、反䟋を䞀぀でも芋぀ければ、それで蚌明になる堎合もありたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "もっず蚀うず、「必ず~である」ずいう䞻匵は、もし䞀぀でも反䟋が芋぀かれば、その䞻匵は間違いだず蚌明できるこずになりたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "たた「必ず~である」ずいう䞻匵は、数孊においおは、「すべお~である」ず蚀った堎合ず意味が同じです。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "実際、さきほどの5の倍数の䞻匵の䟋なら、", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "ず蚀い換えるこずも出来たす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "䞻匵「すべおの~が□□である」が間違いだず蚌明したいなら、ひず぀でも反䟋を芋぀ければいいのです。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "䞻匵「4の倍数は、かならず2の倍数である」は正しいです。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "なぜなら、", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "4の倍数を 4p ずした堎合、", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "4p ÷ 2 = 2p なので2で割りきれるからです。よっお、4の倍数は、かならず2の倍数です。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "しかし、2の倍数は、4の倍数ではありたせん。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "たずえば、", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "2は敎数の範囲では 4 で割りきれたせん。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "2÷4 =0あたり2", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "です。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "このように、「4の倍数は、かならず2の倍数である」は正しいのに、「2の倍数は、かならず4の倍数である」は正しくないです。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "ある䞻匵の前提ず埌半を入れ替えたものを逆(ぎゃく)ず蚀いたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "たずえば、「4の倍数は、かならず2の倍数である」の逆は、「2の倍数は、かならず4の倍数である」です。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "この䟋のように、逆は必ずしも正しいずは限りたせん。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "※範囲倖: 「逆は必ずしも真(しん)ならず」ずいう栌蚀がありたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "では、逆は必ず間違っおいるのでしょうか。いいえ、逆も正しい堎合もありたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "たずえば、「ある数mが3の倍数であり、5の倍数であるずする。この堎合、ある数mは15の倍数である。」の逆は、", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "「ある数mが15の倍数であるずする。この堎合、ある数mは3の倍数であり、5の倍数である。」ずなりたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "実際に", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "m=15p ず眮いた堎合、", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "15p÷3=5p", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "15p÷5=3p", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "のように、それぞれ割りきれたす。このように蚈算などによっお、蚌明をできたす。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "※範囲倖: 「逆は必ずしも真(しん)ならず」ずいう栌蚀では、「しも」が入っおいるこずに泚意しおください。「必ず真ならず」ずは蚀っおいたせん。", "title": "反䟋ず逆" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "", "title": "反䟋ず逆" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 図圢の調べ方 この章では、2幎生の図圢の孊習の基瀎を孊びたす。
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š2幎|pagename=図圢の調べ方}} この章では、2幎生の図圢の孊習の基瀎を孊びたす。 == 盎線ず角 == === 2盎線が亀わっおできる角 === [[File:Vertical angles2.svg|right]] 盎線が2぀亀わるず、その亀点の呚りに、頂点を共有する4぀の角ができたす。 このずき、右図の&ang;''a'' ず&ang;''c'' のような、正反察の向きに開いた2぀の角を'''察頂角'''たいちょうかくずいいたす。&ang;''b'' ず&ang;''d'' も察頂角です。 たずえば&ang;''b'' が120&deg;のずき、&ang;''a'' ず&ang;''c'' の倧きさを比べおみるず、 :&ang;''a'' = 180&deg;-120&deg; = 60&deg; :&ang;''c'' = 180&deg;-120&deg; = 60&deg; ぀たり、&ang;''a'' = &ang;''c'' ずなりたす。 これは、&ang;''b'' が䜕床であっおも成り立ちたす。なぜなら、&ang;''a'' も&ang;''c'' も、180-&ang;''b'' &deg;になるからです。ですから、次のこずが蚀えたす。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''察頂角の性質''' |- |style="padding:5px"|察頂角は等しい。 |} === 2盎線に1぀の盎線が亀わっおできる角 === [[File:Corresponding angles2.svg||right]] 2盎線を暪切るようにもうひず぀の盎線が亀わるずき、8぀の角ができたす右図。 このずき、&ang;''a'' ず&ang;''e'' のように、角の頂点から芋たずき、同じ方䜍に開いた角を'''同䜍角'''どういかくずいいたす。&ang;''a'' ず&ang;''e'' はどちらも、頂点から芋お巊䞊の方䜍に開いおいるため、互いに同䜍角ずいえたす。&ang;''b'' ず&ang;''f'' は互いに同䜍角であり、&ang;''c'' ず&ang;''g'' は互いに同䜍角であり、&ang;''d'' ず&ang;''h'' もそれぞれ同䜍角です。 たた、&ang;''b'' ず&ang;''h'' のように、2盎線の内偎にある2぀の角で、それぞれの頂点から芋たずき、正反察の方角に開いた角の組あわせを'''錯角'''さっかくずいいたす。右䞋の方䜍に開いた&ang;''c'' ず巊䞊の方䜍に開いた&ang;''e'' も錯角です。 === 平行線ず同䜍角・錯角 === [[File:Corresponding angles with parallel line.svg|thumb|]] 右図のように2盎線が平行(ぞいこう)であるずき、同䜍角どうしは等しくなりたす。これは、平行線の基本的な性質ずしお、しっかり芚えお䞋さい。たた逆に、2盎線の䜜る同䜍角が等くなっおいれば、2盎線は平行であるこずがわかりたす。これは、平行線の成立条件ずしお芚えおください。 右図のように盎線[[File:Cursive l for mathematics.svg|12px|]], m, nず角床a,bがある堎合、 :[[File:Cursive l for mathematics.svg|12px|]]//m ならば &ang;''a''  &ang;''b'' になっおおり、たた、 :&ang;''a''  &ang;''b'' ならば [[File:Cursive l for mathematics.svg|12px|]]//m になっおいるこずがわかりたす。 {{-}} [[File:Alternate angles with parallel line.svg|thumb|]] 錯角どうしも、2盎線が平行なずきには、錯芚の倧きさも等しくなりたす。たた、2盎線の䜜る錯角が等しくなっおいれば、2盎線は平行だず芋抜くこずができたす。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''平行線ず同䜍角・錯角''' |- |style="padding:5px"|1, 2盎線が平行であるずき、その同䜍角は等しい。たた、錯角も等しい。 |- |style="padding:5px"|2, 同䜍角どうし、あるいは錯角どうしが等しければ、その2盎線は平行である。 |} == 倚角圢の角 == === 䞉角圢の内角ず倖角 === 䞭孊校数孊では、䞻に円、䞉角圢、四角圢に぀いお孊習したす。2幎生では䞉角圢ず四角圢を䞻に孊習したす。たずは、䞉角圢から調べおみたしょう。 䞉角圢の3぀の内角(図圢の内偎の角)の和はいく぀になるでしょうか。ここでは、平行線ず角の性質を甚いお調べおいきたす。 [[File:Proof of internal angle sum = 180 degree type2.svg|300px|right]] 右図の&Delta;ABCに、蟺BCの延長CDを匕きたす。 たた、蟺ABに平行で、Cを通る盎線CEを匕きたす。 分かりやすいように、党おの角に右図のように名前を぀けおみたしょう。 このずき、平行線の同䜍角は等しいですから、 :&ang;''b'' = &ang;''e''     (1) たた、平行線の錯角は等しいですから、 :&ang;''a'' = &ang;''d''     (2) &ang;''c'', &ang;''d'', &ang;''e'' は䞀盎線䞊にあるので :&ang;''c'' + &ang;''d'' + &ang;''e'' = 180&deg; ですから、これに(1),(2)を代入する事により、 :&ang;''a'' + &ang;''b'' + &ang;''c'' = 180&deg; {{äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|䞉角圢の3぀の内角の和|䞉角圢の3぀の内角の和は180である。}} <!--ここから先、説明の埗意な人奜きなように曞き換えおください--> [[File:External-angle.svg|right]] ;倖角 倖角ずは、内角ず隣り合った角のこずで、右図の1のような角を指したす。2のような角は指したせん。<BR> {{-}} [[File:External-angle double.svg|thumb|]] 右図のように倖角は1぀の頂点に぀き倧きさの等しい倖角が2個あるが、普通はどちらか片方のこずを蚀う。 {{-}} [[File:Proof of internal angle sum = 180 degree type2.svg|300px|right]] 倖角には、次のような性質がありたす。 ある1぀の䞉角圢の頂点をA,B,C、それらの頂点に察応する3぀の内角を &ang;a, &ang;b, &ang;c ずするず、 頂点Cの倖角は、&ang;''a'' + &ang;''b'' です。 なぜなら、さきほどの内角の和の説明の図で、 :&ang;''d'' + &ang;''e'' = &ang;''a'' + &ang;''b''なので、 よっお 頂点Cの倖角は、&ang;''a'' + &ang;''b'' です。 {{äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|䞉角圢の倖角|䞉角圢の1぀の倖角は、それず隣り合わない2぀の内角の和に等しい}} == 倚角圢 == [[File:Interior and exterior angles of 5-gon japanese.svg|thumb|300px|]] 倚角圢の'''内角'''ず'''倖角'''の䜍眮は、右図のずおり。 右図では䟋ずしお五角圢の堎合をしめす。 {{-}} [[File:Triangular division of 7-gon.svg|thumb|]] n角圢の内角の和は、 (nヌ2)×180 ° になる なぜなら、n角圢は、右図のように、(n-2) 個の䞉角圢に分割できるからである。なお、右図は䞃角圢である。 {{-}} [[File:Concaved polygon.svg|thumb|]] ただし䞭孊のこれらの倚角圢の公匏では、右図のような、ぞこんだ倚角圢に぀いおは考えおいない。 {{-}} == 合同 == === 䞉角圢の合同 === [[File:Congruence triangle.svg|thumb|400px|図のような䞉角圢ABCず䞉角圢DEFは合同である。]] 右図のように、぀の図圢が、その図圢の䜍眮や向きをかえるだけで、圢ず倧きさをかえずに䞀臎させるこずができる堎合、その぀の図圢は '''合同'''ごうどう である、ずいう。 䞉角圢GHIも、䞉角圢ABCを巊右にひっくり返しお䜍眮をズラしただけなので、䞉角圢GHIず䞉角圢ABCは合同である。 合同な図圢には、次の性質がありたす。 <div style="border:solid #999 1px;width:80%;background:#FEE;padding:0.5em;margin:0 auto 1em auto"> ;合同な図圢の性質 :合同な図圢では、察応する線分どうしの長さが等しい。 :合同な図圢では、察応する角どうしの角床が等しい。 </div> {{-}} === 四角圢以䞊の合同 === [[File:Congruence 4-gon.svg|thumb|400px|合同な2぀の四角圢。]] 四角圢や五角圢ずいった四角圢以䞊でも同様に、ある図圢が「合同である」ずは、その図圢の䜍眮や向きをかえるだけで、圢ず倧きさをかえずに䞀臎させるこずができる堎合のこずである。 右の図の䟋では、 :四角圢ABCDず四角圢EFGHは合同である。 {{-}} === 蚘法 === 䞉角圢ABCず䞉角圢DEFが合同の堎合に、合同であるこずをあらわす蚘号≡を䜿っお、 △ABC ≡ △DEF のように曞くこずで、䞉角圢ABCず䞉角圢DEFが合同であるこずを蚘述したこずになる。 なお、合同の蚘号 ≡ を䜿う時には、察応する頂点が同じ順番になるように曞く。 たずえば、 △ABC ≡ △DEF なら、頂点AずDが察応、頂点BずEが察応、頂点CずFが察応、ずいうふうに察応しおいるず䞻匵しおいるこずになる。 ;四角圢や五角圢などの堎合の蚘法 四角圢ABCDず四角圢EFGHが合同の堎合に、そのこずを衚す蚘法ずしお、 四角圢ABCD ≡ 四角圢EFGH のように曞く。䞉角圢の堎合ずちがい、四角圢では、四角であるこずを衚す数孊蚘号が無いので、䞊匏のように匏䞭に日本語「四角圢」を䜿っおもよい。 四角圢以䞊の堎合でも、察応する頂点が同じ順番になるように曞く。 五角圢以䞊の堎合も同様に、匏䞭に 五角圢ABCDE ≡ 五角圢 FGHIJ のように、日本語を匏䞭に䜿っおもよい。 === 合同条件 === ぀の図圢が合同であるために、満たすべき条件を '''合同条件'''ごうどうじょうけん ずいう。 ==== 䞉角圢 ==== ぀の䞉角圢においお、぀ぎの条件のいずれかが成り立぀ずき、その぀の䞉角圢は合同である。 {{-}} [[File:Triangles unique conditions japanese.svg|thumb|700px|center|]] {{-}} ;䞉角圢の合同条件 :2぀の䞉角圢は、次の぀の条件のどれかを満たす堎合に、合同です。 # 3組の蟺がそれぞれ等しい堎合        # 2組の蟺ずその間の角がそれぞれ等しい堎合  # 1組の蟺ずその䞡端の角がそれぞれ等しい堎合 個の䞉角圢が、䞊蚘の぀の条件のいずれかを満たすず、その個の䞉角圢は合同である。 この぀の条件のこずを <span style="font-size: large">䞉角圢の合同条件</span>さんかっけい の ごうどうじょけん ずいう。 䞉角圢の合同条件はたた、䞉角圢を䜜図する際に、その䞉角圢の圢を1通りにするための条件でもありたす。 蚀い方をかえるず、もし、ある䞉角圢に぀いお、合同条件を満たせる蟺や角床の情報が圓たれられたなら、その䞉角圢ず合同な䞉角圢を䜜図できたす。 == 蚌明の仕組み == '''蚌明'''しょうめいずは、すでに成り立぀こずがわかっおいるこずを䜿っお、成り立぀かどうかわからないこずが実は成り立぀ずいうこずを確かめるこず、その確かめの内容を人に説明するこずです。さっそく䟋を芋おみたしょう。 <div style="border-style:solid;border-width:1px;border-color:#eeeeee;padding:1em;background:#fafafa;font-size:1.2em;"> <div style="text-align: center;"> [[File:䞭孊幟䜕 図1.svg|left|250px||]] <span style="font-size:200%; padding: 1em;"><br><small><small>巊の図で、BC=DC,AC=ECのずき、AB=EDを蚌明しなさい。</small></small></span> </div> </div><br> このような堎合、問題の情報を敎理したす。情報を敎理するず以䞋の通りです。<br> :【仮定】 BC=DC , AC=EC <br> :【結論】 AB=ED <br> 問題の前提ずしお䞎えられた条件を'''仮定'''かおいずいいたす。 ぀たり蚌明ずは、仮定から結論け぀ろんを導くこずです。結論を導くために、今回は△ABC≡△EDCを蚌明すればよさそうです。蚘号≡は合同ずいう意味 そのためには∠BCA=∠DCEであるか、AB=EDであるこずを確かめられればよさそうです。この堎合は、察頂角の関係にあるので∠BCA=∠DCEであるこずがわかりたす。以䞊のこずを、きちんず敎理した圢に曞くのが蚌明です。 现かいこずですが、蚌明が終了したら最埌に必ず「ここで終わりです」ずいう宣蚀をしたす。たずえば「(蚌明終)」や「//」や「Q.E.D」ず曞いたり、あるいは文章で「これで結論は蚌明された。」ず曞くなど、いく぀かの曞き方がありたすが、ここでは「(蚌明終)」を甚いるこずにしたす。 <div style="border-style:solid;border-color:#eeeeee;padding:1em;background:#fafafa;"> <div style="text-align: left;"> △ABCず△EDCにおいお仮定より<br> :BC=DC・・・①<br> :AC=EC・・・②<br> たた、察頂角は等しいので<br> :∠BCA=∠DCE・・・③<br> ①・②・③より、察応する蟺ずその間の角がそれぞれ等しいので<br> :△ABC≡△EDC<br> したがっおAB=ED  (蚌明終) </div> </div> 以䞊のような今回の蚌明の䞭身を簡単に衚すず次のようにたずめられたす。 <div style="border-style:solid;border-color:#eeeeee;padding:1em;background:#fafafa;"> <div style="text-align: left;"> 【仮定】 問題に曞いおある内容+自分で芋぀けた内容を敎理する。 ::::::↓          ↓ ::::合同条件により、合同な䞉角圢が芋぀かる。 ::::::::↓ ::::【結論】合同な図圢の性質により、結論が埗られる。 (蚌明終) </div> </div> == 䞉角圢・四角圢の定矩の倉曎 == 「正方圢は、長方圢でしょうか」 この疑問に、あなたは答えられたすか もし「長方圢」ずは䜕であるかの条件を、「長方圢ずは、タテずペコの長さが等しいずは限らないので、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずしたら、 正方圢もたた長方圢の䞀皮になりたす。なぜなら、この条件では「タテずペコの長さが等しいずは限らない」ずしたしたが、䞀蚀も「タテずペコの長さが違う」ずは蚀っおないので、タテずペコの長さが同じであっおもいいからです。 䞀方、もし「長方圢ずは、タテずペコの長さが違っおおり、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずしたら、正方圢は長方圢でなくなりたす。 この「長方圢ずは、タテずペコの長さが等しいずは限らないで、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずいう宣蚀や「長方圢ずは、タテずペコの長さが違っおおり、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずいう宣蚀のように、ある甚語の意味をはっきりさせる説明のこずを'''定矩'''おいぎずいいたす。 ぀たり、 :「長方圢ずは、タテずペコの長さが等しいずは限らないで、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」 ずいう䞻匵は、長方圢の定矩を宣蚀したこずになりたす。 たた、 :「長方圢ずは、タテずペコの長さが違っおおり、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」 ずいう䞻匵も、長方圢の定矩を宣蚀したこずになりたす。 議論などの際に、他人の曞いた「蚌明」を読むさい、ずきどき、蚀葉の意味が自分の䜿い方ずは違っおいる堎合があるので、必芁に応じお、盞手の人の蚌明での語句の定矩を確認する必芁がありたす。※ しかし䞭孊校レベルの議論や数孊の堎合は、教科曞などが甚語の意味を決めおいるので、定矩を確認する必芁性が少ない。 ひず぀の蚌明の䞭では、定矩は䞀貫させる必芁がありたす。 䞭孊校以䞊の数孊では䞭孊校での教育もふくむ、蚌明の手間をラクにするためか、長方圢の定矩を「長方圢ずは、タテずペコの長さが等しいずは限らないで等しくおもよい、すべおの角床が90床の四角圢のこずである」ずしお、正方圢を長方圢の䞀皮に含める堎合がありたす。こうすれば、長方圢に぀いお成り立぀公匏などを蚌明した際に、正方圢に぀いおも蚌明したこずになるので、わざわざ正方圢に぀いお別々の蚌明をする手間が省略できるからです。 同様に、䞭孊校では、「二等蟺䞉角圢」を「正䞉角圢」の特殊な堎合ずするこずも、よくありたす。 もし二等蟺䞉角圢の定矩を「2蟺以䞊の長さが同じ䞉角圢である」二等蟺䞉角圢の定矩ずすれば、正䞉角圢の3぀の等しい蟺も2蟺以䞊ずいう条件を満たすので( 3蟺 ≧ 2蟺 )、正䞉角圢は二等蟺䞉角圢の特殊な堎合であるず分類できたす。 たた、長方圢や䞉角圢にかぎらず、高校や倧孊などで、いく぀かの甚語の定矩が倉わっおいる堎合もあるので、あたらしい分野の孊習の際には、その分野の蚀葉の定矩を確認するようにしたしょう。あたり気にしなくおも、普通の気のきいた教材なら、䞭孊など䞋の孊校ずは甚語の定矩が違っおいる堎合、読者に定矩に倉曎のあるこずを説明しおおいおくれる。ずりあえず䞭孊生は、高校・倧孊レベルに孊習が進んだ将来、いく぀かの甚語の定矩が将来的に曎新される可胜性もあるこずを、念頭においおおけばいい。 == 䞉角圢に぀いおの蚌明 == ===組の蟺がそれぞれ等しい堎合=== <div style="border-style:solid;border-width:1px;border-color:#eeeeee;padding:1em;background:#fafafa;font-size:1.2em;"> <div style="text-align: left;"> [[File:䞭孊幟䜕 図2.svg|left|150px|]] <br><br><span style="font-size: large">巊の図で、AD=AB , DC=BC のずき、∠B∠Dを蚌明しなさい。</span> </div> </div> <br>ACずいう補助線を匕くこずにより、結論に登堎する角を含むような䞉角圢を䜜るこずができたす。 <div style="border-style:solid;border-color:#eeeeee;padding:1em;background:#fafafa;"> <div style="text-align: left;"> △ADCず△ABCにおいお仮定より<br> :AD=AB・・・①<br> :DC=BC・・・②<br> たた、ACは共通だから<br> :AC=AC・・・③<br> ①・②・③より、察応する蟺がそれぞれ等しいので<br> :△ADC≡△ABC<br> したがっお∠B=∠D  (蚌明終) </div> </div> ===組の蟺がそれぞれ等しくその間の角が等しい堎合=== ===組の蟺が等しくその䞡端の角がそれぞれ等しい堎合=== == 角の分類 == {{-}} [[File:Acute angle japanese.svg|thumb|]] [[File:Obtuse angle.svg|thumb|]] 盎角䞉角圢にかぎらず、ある角の角床が0°以䞊で 90° より小さい堎合に、その角床を '''鋭角''' えいかくずいう。 ある角の角床が 90° 以䞊で180より小さい角床の堎合に、その角を '''鈍角''' どんかくずいう。 {{-}} [[File:Acute angle and obtuse angle japanese.svg|thumb|]] 図でみるず分かるように、䞉角圢では、どんな䞉角圢でも最䜎限でも2぀の鋭角がある。 たた、盎角では、鋭角でもなく鈍角でもないず分類するのが䞀般的である。 ぀たり、角床は、鋭角か盎角か鈍角かの3通りのうちのどれかに分類される。 == 反䟋ず逆 == ※ 指導芁領のカリキュラム改蚂で、䞭孊2幎の数孊に「反䟋」が加わりたした。ずりあえず、幟䜕の単元に付け足したす。 怜定教科曞を線集者がただ調べおいないので、圓ペヌゞでは圓面のあいだ、図圢の䟋ではなく、代数蚈算を䟋に説明したす。 図圢でも反䟋や逆では䞋蚘ず同様の理論が成り立ちたす。 === 反䟋 === たずえば、 :「5の倍数は、かならず奇数である」 ずいう䞻匵があったずしたす。 もちろん、この䞻匵は間違っおいたす。 では、どうやっお、この䞻匵の間違いを芋぀ければいいでしょうか。 たずえば、10 は 5 の倍数です。しかし 10 は奇数ではありたせん。10は偶数です。その蚌拠に、10÷25 で割りきれたす。 このように、䞻匵されおいるこずの前提条件この堎合は「5の倍数である」を満たしおいるのに、䞻匵の埌半この堎合は「必ず奇数である」を満たさないものを反䟋はんれいず蚀いたす。 前提条件の郚分は、必芁に応じお文章を少し意蚳しお蚀い換える必芁がありたす。たずえば、もずの文章 :「5の倍数は、かならず奇数である」」 は、そのたた元の文章の前半分を抜き取るず :「5の倍数は」 のように途䞭で終わっおしたうので、文章になっおいないです。 この堎合、同じ内容の文章を自分で぀くり、 :「ある数 m が5の倍数であるずする。この数 m は必ず奇数である。」 のように、぀の文章に分けたす。 そしお、それから前提条件「ある数 m が5の倍数である」ず埌半郚分「この数 m は必ず奇数である」を䜜っおいきたす。 この䟋のように、蚌明においお、䞻匵されおいる内容によっおは、もし反䟋のある䞻匵の堎合、反䟋を䞀぀でも芋぀ければ、それで蚌明になる堎合もありたす。 もっず蚀うず、「必ずである」ずいう䞻匵は、もし䞀぀でも反䟋が芋぀かれば、その䞻匵は間違いだず蚌明できるこずになりたす。 たた「必ずである」ずいう䞻匵は、数孊においおは、「すべおである」ず蚀った堎合ず意味が同じです。 実際、さきほどの5の倍数の䞻匵の䟋なら、 :「ある数 m,n,p,q,・・・ がすべお5の倍数であるずする。こうしお埗られた数 m,n,p,q,・・・ はすべお奇数である。」 ず蚀い換えるこずも出来たす。 䞻匵「すべおのが□□である」が間違いだず蚌明したいなら、ひず぀でも反䟋を芋぀ければいいのです。 === 逆 === 䞻匵「4の倍数は、かならず2の倍数である」は正しいです。 なぜなら、 4の倍数を 4p ずした堎合、 4p ÷ 2  2p なので2で割りきれるからです。よっお、4の倍数は、かならず2の倍数です。 しかし、2の倍数は、4の倍数ではありたせん。 たずえば、 2は敎数の範囲では 4 で割りきれたせん。 2÷4 0あたり2 です。 このように、「4の倍数は、かならず2の倍数である」は正しいのに、「2の倍数は、かならず4の倍数である」は正しくないです。 ある䞻匵の前提ず埌半を入れ替えたものを'''逆'''ぎゃくず蚀いたす。 たずえば、「4の倍数は、かならず2の倍数である」の逆は、「2の倍数は、かならず4の倍数である」です。 この䟋のように、逆は必ずしも正しいずは限りたせん。 ※範囲倖: 「逆は必ずしも真しんならず」ずいう栌蚀がありたす。 では、逆は必ず間違っおいるのでしょうか。いいえ、逆も正しい堎合もありたす。 たずえば、「ある数mが3の倍数であり、5の倍数であるずする。この堎合、ある数mは15の倍数である。」の逆は、 「ある数mが15の倍数であるずする。この堎合、ある数mは3の倍数であり、5の倍数である。」ずなりたす。 実際に m15p ず眮いた堎合、 15p÷35p 15p÷53p のように、それぞれ割りきれたす。このように蚈算などによっお、蚌明をできたす。 ※範囲倖: 「逆は必ずしも真しんならず」ずいう栌蚀では、「しも」が入っおいるこずに泚意しおください。「必ず真ならず」ずは蚀っおいたせん。 {{コラム|※範囲倖 :法埋などぞの「逆」の応甚| 逆の抂念は、数孊だけでなく、法埋など瀟䌚科のような分野でも䜿えたす。 たずえば、 「日本囜民なら、必ず人間である。」ずいう䞻匵は、たぶん正しいでしょう。あるいは、「必ず」が断定しすぎだず思うなら、「珟代では確率90以䞊で」ずかに蚀い換えおください。 説明を短くするため、ずりあえず「必ず人間である」ずいう䞻匵だずしお解説を進めたす。 さきほどの「日本囜民なら」の䞻匵の逆は、 :「人間なら、必ず日本人である。」 ずいう䞻匵になりたす。もちろん、アメリカ人ずか韓囜人ずかを考えれば、この䞻匵が間違いであるず、すぐに分かりたす。 アメリカ人も韓囜人も圓然に人間ですが、しかし圌ら圌女らは日本人ではないのが普通です。二重囜籍ずかの人を考えた堎合ですら、「人間なら、必ず日本人である」の䞻匵は間違いです。 この䟋だけだず、法埋ずの関係が分からないでしょう。しかし、たずえば、䞋蚘のような䞻匵をする倖囜人がいたずしたしょう。 :「私はアメリカ圚䜏のアメリカ人です。私はパスポヌトも日本滞圚ビザも持っおいたせん。しかし私は人間ですので、よっお私は「人間なら、必ず日本人である。」ずいう蚀葉のように人間でもあるので、よっお私は日本人でもありたす。だから私はパスポヌトなしでも日本に入囜しおいいのだ。」 ず蚀い匵るアメリカ人がいたら、どこが論理的に間違っおいるか、ちょっず考えれば分かりたす。その人が本圓にアメリカ人かどうかは、ひずたず考えないでおく。 「人間なら、必ず日本人である。」が間違いですので、それ以降の圌の䞻匵は、基本的に䟡倀がありたせん。 珟実の法埋問題はこのように単玔ではなく、もっず耇雑だったりもしたすが、しかし法埋においおも、「逆」などの抂念は必芁です。 }} [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|図圢]] [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|2ねんせい すけい すけいのせいし぀]] [[カテゎリ:図圢]]
2006-01-03T12:08:45Z
2023-11-07T11:21:35Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:-", "テンプレヌト:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š", "テンプレヌト:コラム" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A62%E5%B9%B4_%E5%9B%B3%E5%BD%A2%E3%81%AE%E8%AA%BF%E3%81%B9%E6%96%B9
3,091
äž­å­Šæ•°å­Š2幎 䞉角圢ず四角圢
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 䞉角圢ず四角圢 たず、盎角䞉角圢の甚語を孊がう。 盎角䞉角圢で、盎角に察する線を 斜蟺(しゃぞん) ずいう。 盎角䞉角圢の堎合、䞉角圢の合同条件に加え、次の条件がある。 内角に盎角を持぀こず、斜蟺の長さが等しいこずに、もう䞀぀の条件が加わるので、条件の個数は3぀。これは、䞀般の䞉角圢の合同条件ず倉わらないように思われがちだが、䞀般の䞉角圢の合同条件には、向かい合った蟺ず角の倧きさに泚目したものはなかったのに察し、盎角䞉角圢の堎合には、盎角ず斜蟺が向かい合っおいるにもかかわらず、これに1぀の条件を付け加えるこずで合同であるこずが明らかになる点が倧きく異なる。 斜蟺ずそれ以倖の蟺の1組がそれぞれ等しい」に぀いおは、盎角䞉角圢の倖心が斜蟺の䞭点に䜍チするこずから、「3組の蟺がそれぞれ等しい」こずを甚いた合同から1組の鋭角が等しいこずを導出できる。 「斜蟺ず1組の鋭角がそれぞれ等しい」に぀いおは、䞉角圢の内角の和が180°であるこずから、もう䞀぀の鋭角がわかり、䞉角圢の合同条件「1組の蟺ずその䞡端の角がそれぞれ等しい」が利甚できる。 䞭孊以䞊では、二等蟺䞉角圢の各郚の甚語を、右図および䞋蚘のように定矩する。 さお、二等蟺䞉角圢の重芁な性質ずしお、 ずいう性質がありたす。 では、これから、このこずを蚌明しおみたしょう。 たず、頂角 ∠ A の二等分線を匕き、この二等分線ず蟺BCずの亀点をDずする。 するず、△ABDず△ACDは合同である。 なぜなら、 よっお、䞀぀の角床ず、その䞡端の蟺の長さが等しいので、䞉角圢の合同条件を満たしおいるので、 である。 よっお、合同な図圢の察応する角どうしは等しく、角Bず角Cに぀いおは、頂点Bず頂点Cが 匏 △ABD ≡ △ACD の2番目にある文字であるこずからも分かるように角Bず角Cは合同図圢の察応しあう点なので、 である。 そしお、この角Bず角Cはそもそも底角であったので、よっお二等蟺䞉角圢の底角どうしは等しい。 (蚌明 おわり) 䞊で蚌明された、「二等蟺䞉角圢の底角どうしは等しい」ずいう性質は、数孊では、さたざたな図圢の性質の蚌明でも、説明の根拠ずしお、よく利甚される。 蚌明された こずがら のうち、説明の根拠ずしお、よく利甚されるものを 定理 (おいり)ずいう。 では、二等蟺䞉角圢かどうかわかっおいない、ある䞉角圢ABC で、3぀ある内角のうち、2぀の内角の倧きさが等しいずき、その䞉角圢ABCは、二等蟺䞉角圢ずいえるでしょうか? このこずは、次のような蚌明で、怜蚌できたす。 内角Aの二等分線をひき、蟺BCずの亀点をDずする。 △ABDず△ACDにおいお、 䞉角圢の内角の和180°から、(1),(2)を蟺々匕いた残りも等しくなるこずから、 たた、共通な線分が蟺ずなり DA = DA ・・・ (4) (1),(3),(4) より、䞉角圢の合同条件が満たされお、 合同な図圢の察応する蟺は等しいので、 (5)は、䞉角圢ABCが二等蟺䞉角圢ずなるこずを衚しおいる。 そしお、「2぀の内角の倧きさが等しい」で仮定した、倧きさの等しい2぀の内角が、二等蟺䞉角圢の底角に盞圓しおいる。 このこずから、䞉角圢の2内角が等しいなら、二等蟺䞉角圢であるこずが蚌明できた。(蚌明 おわり) このこずから、次の定理が蚌明できたした。 この定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」は、䞀぀前に玹介した定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」の仮定ず結論を入れかえたものになっおいたす。 文章だず分かりづらいかそいれたせんが、匏で衚すず、定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」は、 です。 いっぜう、定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」は、 です。 こうやっお数匏で芋るず、仮定ず結論ずを入れかえたものになっおいたす。 圓然、ここでいう「仮定」ず「結論」ずは、どこの郚分かずいうず、 の箇所のこずです。 これらの定理のように、ある定理の仮定ず結論を入れ替えた定理のこずを、定理の 逆 ずいいたす。 定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」の逆は、定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」です。 定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」の逆は、定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」です。 このように、定理の 逆 があるずき、盞手方の定理から芋れば、もずの定理のほうが 逆 です。 たずえば、 ずいう䞻匵は、もし正しいずしおも、 逆の「a+b > 0 ならば、a>0 で b>0 である。」は正しくない。 なぜなら、たずえば a = 100 で b = -1 ずすれば、a+b > 0 なのに a<0 (aが0より小さい)であるからだ。 たた、これらの䟋(たずえば a = 100 で b = -1 ずする)のように、 ある䞻匵(「a+b > 0 ならば、a>0 で b>0 である。」)が成り立たないこずを説明する具䜓䟋のこずを 反䟋 ずいいたす。 反䟋は、1぀出せば、その内容が正しくないこずを説明するのに、数孊的には充分です。 数孊で 逆 が正しくない堎合があるのは、けっしお文字匏の分野だけではなく、図圢の問題でも、逆が正しくない堎合がありたす。 たずえば、「△ABCず△DEFが合同ならば、2぀の䞉角圢は等しい面積を囲む」(△ABC≡△DEF ならば △ABC=△DEF)は正しいが、その逆、 その逆の、「△ABCず△DEFが等積ならば、2぀の䞉角圢は合同な圢を持぀」 (△ABC=△DEF ならば △ABC≡△DEF)は正しくない。 なぜなら、面積が同じでも、合同にならない䞉角圢の䟋など、いくらでも出せるだろう(その䞀぀䞀぀が反䟋ずなりうる)。 平行四蟺圢にかぎらず、䞀般に四角圢においお、向かい合う角どうしを 察角( たいかく)ずいう。 たずえば図の堎合、角Aず角Cは察角である。 向かい合う蟺どうしを 察蟺 (たいぞん)ずいう。 「察蟺」ずいう蚀葉を䜿うず、平行四蟺圢は、次のように定矩される。 察蟺ずいう蚀葉を䜿わない堎合、次のようにしお平行四蟺圢は定矩される。 平行四蟺圢の図を芋るず、平行四蟺圢では、察蟺どうしの長さが等しいように芋える。けれども、察蟺の長さが等しくなるこずは、定矩のどこにも含たれおいない。そこで、平行四蟺圢でありさえすれば、察蟺の長さはそれぞれ等しくなるこずを、蚌明しおみよう。ここでは、平行四蟺圢ABCDに぀いお、察蟺ABずCDの長さが等しくなるこずを、䞉角圢の合同を甚いお蚌明する。準備ずしお、図の䞭に察角線ACを匕き、䞉角圢を䜜っおおこう。 △ABCず△CDAに泚目しお、察応する蟺や角の倧きさを比范するず、 (1),(2),(3) より、1組の蟺ずその䞡端の角がそれぞれ等しくなっおいるので、 合同な図圢の察応する蟺の長さは等くなるこずが分かっおいるので、 ここでは、平行四蟺圢の察蟺のうち、巊右の1組(ABずCD)に぀いお、その長さが等しくなるこずを蚌明したが、平行四蟺圢の䞊䞋にあるもう1組の察蟺(BCずDA)に぀いおも、平行四蟺圢の頂点の名前をひず぀づ぀ずらしお読み替えるこずで、今の蚌明ず党く同じ方法で明らかにするこずができる。察蟺が2組あるからず蚀っお、それぞれに぀いお蚌明しなくおも、どちらか䞀方の組に぀いお蚌明できれば、すべおの察蟺に぀いお瀺されたこずになる。 たた、さきほど導いた右の図からも分かるように、等匏(1)ず(2)の蟺々の和を考えるず、平行四蟺圢の察角どうしの角床も等しいこずが瀺される。 このこずから、次の定理が蚌明できたした。 いく぀か前の定理で、平行四蟺圢では、察蟺どうしの長さが等しいこずを蚌明した。 では、逆の問題を考えおみよう。 ぀たり、察蟺どうしの等しい四角圢は、平行四蟺圢だろうか? (蚌明) 蚌明の方針ずしおは、察角線を匕き、錯角が等しいこずを利甚しお蟺が平行であるこずを導きだせばいい。 では、実際に蚌明にずりかかる。 たず、察角線BDを匕く。 するず、△ABDず△CDBは、仮定ず合わせるず結果的に、3぀の蟺の長さが等しいから合同であり、蚘号であらわすず である。 念のためになぜ䞉蟺が等しいかを述べるず、 仮定から察蟺どうしは等しいので、 である。 ずもかく、䞉蟺が等しいために合同であるのでしたがっお、 ∠ADB=∠CBD である。 錯角の角床が等しいので、よっお AD//BC ある。 同様にしお AB // DC も蚌明できる。 そしお、察蟺どうしが平行の四角圢であるので、平行四蟺圢であるこずが導ける。 (蚌明 おわり)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 䞉角圢ず四角圢", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "たず、盎角䞉角圢の甚語を孊がう。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "盎角䞉角圢で、盎角に察する線を 斜蟺(しゃぞん) ずいう。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "盎角䞉角圢の堎合、䞉角圢の合同条件に加え、次の条件がある。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "内角に盎角を持぀こず、斜蟺の長さが等しいこずに、もう䞀぀の条件が加わるので、条件の個数は3぀。これは、䞀般の䞉角圢の合同条件ず倉わらないように思われがちだが、䞀般の䞉角圢の合同条件には、向かい合った蟺ず角の倧きさに泚目したものはなかったのに察し、盎角䞉角圢の堎合には、盎角ず斜蟺が向かい合っおいるにもかかわらず、これに1぀の条件を付け加えるこずで合同であるこずが明らかになる点が倧きく異なる。 斜蟺ずそれ以倖の蟺の1組がそれぞれ等しい」に぀いおは、盎角䞉角圢の倖心が斜蟺の䞭点に䜍チするこずから、「3組の蟺がそれぞれ等しい」こずを甚いた合同から1組の鋭角が等しいこずを導出できる。 「斜蟺ず1組の鋭角がそれぞれ等しい」に぀いおは、䞉角圢の内角の和が180°であるこずから、もう䞀぀の鋭角がわかり、䞉角圢の合同条件「1組の蟺ずその䞡端の角がそれぞれ等しい」が利甚できる。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "䞭孊以䞊では、二等蟺䞉角圢の各郚の甚語を、右図および䞋蚘のように定矩する。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "さお、二等蟺䞉角圢の重芁な性質ずしお、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "ずいう性質がありたす。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "では、これから、このこずを蚌明しおみたしょう。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "たず、頂角 ∠ A の二等分線を匕き、この二等分線ず蟺BCずの亀点をDずする。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "するず、△ABDず△ACDは合同である。 なぜなら、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "よっお、䞀぀の角床ず、その䞡端の蟺の長さが等しいので、䞉角圢の合同条件を満たしおいるので、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "である。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "よっお、合同な図圢の察応する角どうしは等しく、角Bず角Cに぀いおは、頂点Bず頂点Cが 匏 △ABD ≡ △ACD の2番目にある文字であるこずからも分かるように角Bず角Cは合同図圢の察応しあう点なので、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "である。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "そしお、この角Bず角Cはそもそも底角であったので、よっお二等蟺䞉角圢の底角どうしは等しい。 (蚌明 おわり)", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "䞊で蚌明された、「二等蟺䞉角圢の底角どうしは等しい」ずいう性質は、数孊では、さたざたな図圢の性質の蚌明でも、説明の根拠ずしお、よく利甚される。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "蚌明された こずがら のうち、説明の根拠ずしお、よく利甚されるものを 定理 (おいり)ずいう。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "では、二等蟺䞉角圢かどうかわかっおいない、ある䞉角圢ABC で、3぀ある内角のうち、2぀の内角の倧きさが等しいずき、その䞉角圢ABCは、二等蟺䞉角圢ずいえるでしょうか? このこずは、次のような蚌明で、怜蚌できたす。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "内角Aの二等分線をひき、蟺BCずの亀点をDずする。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "△ABDず△ACDにおいお、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "䞉角圢の内角の和180°から、(1),(2)を蟺々匕いた残りも等しくなるこずから、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "たた、共通な線分が蟺ずなり DA = DA ・・・ (4)", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "(1),(3),(4) より、䞉角圢の合同条件が満たされお、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "合同な図圢の察応する蟺は等しいので、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "(5)は、䞉角圢ABCが二等蟺䞉角圢ずなるこずを衚しおいる。 そしお、「2぀の内角の倧きさが等しい」で仮定した、倧きさの等しい2぀の内角が、二等蟺䞉角圢の底角に盞圓しおいる。 このこずから、䞉角圢の2内角が等しいなら、二等蟺䞉角圢であるこずが蚌明できた。(蚌明 おわり)", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "このこずから、次の定理が蚌明できたした。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "この定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」は、䞀぀前に玹介した定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」の仮定ず結論を入れかえたものになっおいたす。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "文章だず分かりづらいかそいれたせんが、匏で衚すず、定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」は、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "です。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "いっぜう、定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」は、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "です。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "こうやっお数匏で芋るず、仮定ず結論ずを入れかえたものになっおいたす。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "圓然、ここでいう「仮定」ず「結論」ずは、どこの郚分かずいうず、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "の箇所のこずです。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "これらの定理のように、ある定理の仮定ず結論を入れ替えた定理のこずを、定理の 逆 ずいいたす。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」の逆は、定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」です。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」の逆は、定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」です。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "このように、定理の 逆 があるずき、盞手方の定理から芋れば、もずの定理のほうが 逆 です。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "たずえば、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "ずいう䞻匵は、もし正しいずしおも、", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "逆の「a+b > 0 ならば、a>0 で b>0 である。」は正しくない。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "なぜなら、たずえば a = 100 で b = -1 ずすれば、a+b > 0 なのに a<0 (aが0より小さい)であるからだ。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "たた、これらの䟋(たずえば a = 100 で b = -1 ずする)のように、 ある䞻匵(「a+b > 0 ならば、a>0 で b>0 である。」)が成り立たないこずを説明する具䜓䟋のこずを 反䟋 ずいいたす。 反䟋は、1぀出せば、その内容が正しくないこずを説明するのに、数孊的には充分です。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "数孊で 逆 が正しくない堎合があるのは、けっしお文字匏の分野だけではなく、図圢の問題でも、逆が正しくない堎合がありたす。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "たずえば、「△ABCず△DEFが合同ならば、2぀の䞉角圢は等しい面積を囲む」(△ABC≡△DEF ならば △ABC=△DEF)は正しいが、その逆、 その逆の、「△ABCず△DEFが等積ならば、2぀の䞉角圢は合同な圢を持぀」 (△ABC=△DEF ならば △ABC≡△DEF)は正しくない。 なぜなら、面積が同じでも、合同にならない䞉角圢の䟋など、いくらでも出せるだろう(その䞀぀䞀぀が反䟋ずなりうる)。", "title": "図圢の性質" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "平行四蟺圢にかぎらず、䞀般に四角圢においお、向かい合う角どうしを 察角( たいかく)ずいう。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "たずえば図の堎合、角Aず角Cは察角である。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "向かい合う蟺どうしを 察蟺 (たいぞん)ずいう。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "「察蟺」ずいう蚀葉を䜿うず、平行四蟺圢は、次のように定矩される。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "察蟺ずいう蚀葉を䜿わない堎合、次のようにしお平行四蟺圢は定矩される。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "平行四蟺圢の図を芋るず、平行四蟺圢では、察蟺どうしの長さが等しいように芋える。けれども、察蟺の長さが等しくなるこずは、定矩のどこにも含たれおいない。そこで、平行四蟺圢でありさえすれば、察蟺の長さはそれぞれ等しくなるこずを、蚌明しおみよう。ここでは、平行四蟺圢ABCDに぀いお、察蟺ABずCDの長さが等しくなるこずを、䞉角圢の合同を甚いお蚌明する。準備ずしお、図の䞭に察角線ACを匕き、䞉角圢を䜜っおおこう。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "△ABCず△CDAに泚目しお、察応する蟺や角の倧きさを比范するず、", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "(1),(2),(3) より、1組の蟺ずその䞡端の角がそれぞれ等しくなっおいるので、", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "合同な図圢の察応する蟺の長さは等くなるこずが分かっおいるので、", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "ここでは、平行四蟺圢の察蟺のうち、巊右の1組(ABずCD)に぀いお、その長さが等しくなるこずを蚌明したが、平行四蟺圢の䞊䞋にあるもう1組の察蟺(BCずDA)に぀いおも、平行四蟺圢の頂点の名前をひず぀づ぀ずらしお読み替えるこずで、今の蚌明ず党く同じ方法で明らかにするこずができる。察蟺が2組あるからず蚀っお、それぞれに぀いお蚌明しなくおも、どちらか䞀方の組に぀いお蚌明できれば、すべおの察蟺に぀いお瀺されたこずになる。 たた、さきほど導いた右の図からも分かるように、等匏(1)ず(2)の蟺々の和を考えるず、平行四蟺圢の察角どうしの角床も等しいこずが瀺される。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "このこずから、次の定理が蚌明できたした。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "いく぀か前の定理で、平行四蟺圢では、察蟺どうしの長さが等しいこずを蚌明した。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "では、逆の問題を考えおみよう。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "぀たり、察蟺どうしの等しい四角圢は、平行四蟺圢だろうか?", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "(蚌明)", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "蚌明の方針ずしおは、察角線を匕き、錯角が等しいこずを利甚しお蟺が平行であるこずを導きだせばいい。 では、実際に蚌明にずりかかる。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "たず、察角線BDを匕く。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "するず、△ABDず△CDBは、仮定ず合わせるず結果的に、3぀の蟺の長さが等しいから合同であり、蚘号であらわすず", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "である。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "念のためになぜ䞉蟺が等しいかを述べるず、", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "仮定から察蟺どうしは等しいので、", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "である。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "ずもかく、䞉蟺が等しいために合同であるのでしたがっお、 ∠ADB=∠CBD である。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "錯角の角床が等しいので、よっお AD//BC ある。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "同様にしお AB // DC も蚌明できる。", "title": "四角圢" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "そしお、察蟺どうしが平行の四角圢であるので、平行四蟺圢であるこずが導ける。 (蚌明 おわり)", "title": "四角圢" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 䞉角圢ず四角圢
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š2幎|pagename=䞉角圢ず四角圢}} == 図圢の性質 == === 盎角䞉角圢 === [[File:Hypotenuse of right triangle japanese.svg|thumb|400px|]] たず、盎角䞉角圢の甚語を孊がう。 盎角䞉角圢で、盎角に察する線を '''斜蟺'''しゃぞん ずいう。 [[File:Right triangle 02.png|thumb|250px|盎角䞉角圢]] 盎角䞉角圢の堎合、䞉角圢の合同条件に加え、次の条件がある。 # 斜蟺ずそれ以倖の蟺の1組がそれぞれ等しい # 斜蟺ず1組の鋭角がそれぞれ等しい 内角に盎角を持぀こず、斜蟺の長さが等しいこずに、もう䞀぀の条件が加わるので、条件の個数は3぀。これは、䞀般の䞉角圢の合同条件ず倉わらないように思われがちだが、䞀般の䞉角圢の合同条件には、向かい合った蟺ず角の倧きさに泚目したものはなかったのに察し、盎角䞉角圢の堎合には、盎角ず斜蟺が向かい合っおいるにもかかわらず、これに1぀の条件を付け加えるこずで合同であるこずが明らかになる点が倧きく異なる。 斜蟺ずそれ以倖の蟺の1組がそれぞれ等しい」に぀いおは、盎角䞉角圢の倖心が斜蟺の䞭点に䜍するこずから、「3組の蟺がそれぞれ等しい」こずを甚いた合同から1組の鋭角が等しいこずを導出できる。 「斜蟺ず1組の鋭角がそれぞれ等しい」に぀いおは、䞉角圢の内角の和が180°であるこずから、もう䞀぀の鋭角がわかり、䞉角圢の合同条件「1組の蟺ずその䞡端の角がそれぞれ等しい」が利甚できる。 === 二等蟺䞉角圢 === [[File:Definition of terms in each part of isosceles triangle japanese.svg|thumb|]] 䞭孊以䞊では、二等蟺䞉角圢の各郚の甚語を、右図および䞋蚘のように定矩する。 :* 二等蟺䞉角圢では、長さの等しい2蟺を'''等蟺'''ず呌び、等蟺の぀くる角図では &ang;A を '''頂角''' ちょうかくずいう。 :* 頂角の芋蟌む蟺二等蟺䞉角圢の呚から、頂角が切り取る蟺の意味を '''底蟺''' おいぞんずいう。 :* 底蟺の䞡端の角を '''底角''' おいかくずいう。 さお、二等蟺䞉角圢の重芁な性質ずしお、 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''二等蟺䞉角圢の底角の性質''' |- |style="padding:5px"|二等蟺䞉角圢の底角は等しい。 |} ずいう性質がありたす。 では、これから、このこずを蚌明しおみたしょう。 ;蚌明 [[File:Theorem of base angles of isosceles triangles.svg|thumb|]] たず、頂角 &ang; A の二等分線を匕き、この二等分線ず蟺BCずの亀点をDずする。 するず、△ABDず△ACDは合同である。 なぜなら、 :たず、点Dの決め方から、&ang;BAD ず &ang;CAD が等しい。 :△ABDの蟺ADず△ACDの蟺ADは、もずもず同じ線分ADだから長さは圓然、等しい。 :蟺ABず蟺ACは二等蟺䞉角圢△ABC 等蟺だずいう仮定より、等しい長さを持぀。 よっお、䞀぀の角床ず、その䞡端の蟺の長さが等しいので、䞉角圢の合同条件を満たしおいるので、 : △ABD ≡ △ACD である。 よっお、合同な図圢の察応する角どうしは等しく、角Bず角Cに぀いおは、頂点Bず頂点Cが 匏 △ABD ≡ △ACD の2番目にある文字であるこずからも分かるように角Bず角Cは合同図圢の察応しあう点なので、 :&ang; B = &ang; C である。 そしお、この角Bず角Cはそもそも底角であったので、よっお二等蟺䞉角圢の底角どうしは等しい。 蚌明 おわり 䞊で蚌明された、「二等蟺䞉角圢の底角どうしは等しい」ずいう性質は、数孊では、さたざたな図圢の性質の蚌明でも、説明の根拠ずしお、よく利甚される。 蚌明された こずがら のうち、説明の根拠ずしお、よく利甚されるものを '''定理''' おいりずいう。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''定理二等蟺䞉角圢の底角''' |- |style="padding:5px"|二等蟺䞉角圢の底角は等しい。 |} ;逆 [[File:Proof diagram that triangles with equal base angles are isosceles triangles.svg|thumb|200px|※ むメヌゞ図<br> 「どうせ二等蟺䞉角圢だろう」ずいう先入芳を防ぐため、このむメヌゞ図では、実際の図ずは倚少、蟺の長さや角床を倉えおいたす。]] では、二等蟺䞉角圢かどうかわかっおいない、ある䞉角圢ABC で、3぀ある内角のうち、2぀の内角の倧きさが等しいずき、その䞉角圢ABCは、二等蟺䞉角圢ずいえるでしょうか このこずは、次のような蚌明で、怜蚌できたす。 ;蚌明 内角Aの二等分線をひき、蟺BCずの亀点をDずする。 △ABDず△ACDにおいお、 :たず、点Dの決め方から、&ang;DAB  &ang;DAC  ・・・ (1) :2内角が等しい仮定から、&ang;ABD  &ang;ACD  ・・・ (2) 䞉角圢の内角の和180°から、(1),(2)を蟺々匕いた残りも等しくなるこずから、 :180°((1)(2))   &ang;ADB  &ang;ADC  ・・・ (3) たた、共通な線分が蟺ずなり DA  DA     ・・・ (4) (1),(3),(4) より、䞉角圢の合同条件が満たされお、 :1組の蟺ずその䞡端の角がそれぞれ等しいから、△ABD ≡ △ACD 合同な図圢の察応する蟺は等しいので、 ::::::ABAC ・・・(5) (5)は、䞉角圢ABCが二等蟺䞉角圢ずなるこずを衚しおいる。 そしお、「2぀の内角の倧きさが等しい」で仮定した、倧きさの等しい2぀の内角が、二等蟺䞉角圢の底角に盞圓しおいる。 このこずから、䞉角圢の2内角が等しいなら、二等蟺䞉角圢であるこずが蚌明できた。蚌明 おわり このこずから、次の定理が蚌明できたした。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''定理''' |- |style="padding:5px"|2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である。 |} この定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」は、䞀぀前に玹介した定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」の仮定ず結論を入れかえたものになっおいたす。 文章だず分かりづらいかそいれたせんが、匏で衚すず、定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」は、 :「 AB  AC ならば &ang; B  &ang; C 」 です。 いっぜう、定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」は、 :「 &ang; B  &ang; C ならば AB  AC 」 です。 こうやっお数匏で芋るず、仮定ず結論ずを入れかえたものになっおいたす。 圓然、ここでいう「仮定」ず「結論」ずは、どこの郚分かずいうず、 :「仮定 ならば 結論」 の箇所のこずです。 これらの定理のように、ある定理の仮定ず結論を入れ替えた定理のこずを、定理の '''逆''' ずいいたす。 定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」の逆は、定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」です。 定理「二等蟺䞉角圢の2぀の底角は等しい」の逆は、定理「2぀の角が等しいならば二等蟺䞉角圢である」です。 このように、定理の 逆 があるずき、盞手方の定理から芋れば、もずの定理のほうが 逆 です。 たずえば、 :「a>0 で b>0 ならば、a+b  0 である。」 ずいう䞻匵は、もし正しいずしおも、 逆の「a+b  0 ならば、a>0 で b>0 である。」は正しくない。 なぜなら、たずえば a  100 で b  -1 ずすれば、a+b  0 なのに a<0 aが0より小さいであるからだ。 たた、これらの䟋たずえば a  100 で b  -1 ずするのように、 ある䞻匵「a+b  0 ならば、a>0 で b>0 である。」が成り立たないこずを説明する具䜓䟋のこずを '''{{Ruby|反䟋|はんれい}}''' ずいいたす。 反䟋は、1぀出せば、その内容が正しくないこずを説明するのに、数孊的には充分です。 数孊で 逆 が正しくない堎合があるのは、けっしお文字匏の分野だけではなく、図圢の問題でも、逆が正しくない堎合がありたす。 たずえば、「△ABCず△DEFが合同ならば、2぀の䞉角圢は等しい面積を囲む」△ABC≡△DEF ならば △ABC△DEFは正しいが、その逆、 その逆の、「△ABCず△DEFが等積ならば、2぀の䞉角圢は合同な圢を持぀」 △ABC△DEF ならば △ABC≡△DEFは正しくない。 なぜなら、面積が同じでも、合同にならない䞉角圢の䟋など、いくらでも出せるだろうその䞀぀䞀぀が反䟋ずなりうる。 == 四角圢 == [[File:察蟺ず察角.svg|thumb|400px|]] 平行四蟺圢にかぎらず、䞀般に四角圢においお、向かい合う角どうしを '''察角''' たいかくずいう。 たずえば図の堎合、角Aず角Cは察角である。 向かい合う蟺どうしを '''察蟺''' たいぞんずいう。 {{-}} 「察蟺」ずいう蚀葉を䜿うず、平行四蟺圢は、次のように定矩される。 [[File:Parallelogram ABCD.svg|thumb|300px|平行四蟺圢]] <div style="border:solid #999 1px;width:fit-content;background:#FEE;padding:0.5em;margin:0 auto 1em 2rem"> ;平行四蟺圢の定矩 :2組の察蟺がそれぞれ平行な四角圢を、平行四蟺圢ぞいこう しぞんけいずいう。 </div> 察蟺ずいう蚀葉を䜿わない堎合、次のようにしお平行四蟺圢は定矩される。 <div style="border:solid #999 1px;width:fit-content;background:#FEE;padding:0.5em;margin:0 auto 1em 2rem"> ;察蟺ずいう蚀葉を䜿わない堎合の、平行四蟺圢の定矩 :四角圢ABCDで、AB//DC か぀ AD // BC なら、その四角圢ABCDは平行四蟺圢であるずいう。 </div> === 平行四蟺圢 === 平行四蟺圢の図を芋るず、平行四蟺圢では、察蟺どうしの長さが等しいように芋える。けれども、察蟺の長さが等しくなるこずは、定矩のどこにも含たれおいない。そこで、平行四蟺圢でありさえすれば、察蟺の長さはそれぞれ等しくなるこずを、蚌明しおみよう。ここでは、平行四蟺圢ABCDに぀いお、察蟺ABずCDの長さが等しくなるこずを、䞉角圢の合同を甚いお蚌明する。準備ずしお、図の䞭に察角線ACを匕き、䞉角圢を䜜っおおこう。 ;蚌明 [[File:平行四蟺圢の察蟺どうしの長さは等しいこずの蚌明の図.svg|thumb|300px|]] △ABCず△CDAに泚目しお、察応する蟺や角の倧きさを比范するず、 ::平行線 AB//DC の錯角で等しくなるため、∠CAB  ∠ACD ・・・(1) ::平行線 BC//DA の錯角で等しくなるため、∠BCA  ∠DAC ・・・(2) ::双方の䞉角圢に共通しおいる蟺であるから、 CA  AC ・・・(3) (1),(2),(3) より、1組の蟺ずその䞡端の角がそれぞれ等しくなっおいるので、 ::::::::::△ABC ≡ △CDA 合同な図圢の察応する蟺の長さは等くなるこずが分かっおいるので、 :::::::::: ABCD (蚌明 おわり) [[File:平行四蟺圢の察蟺どうしの長さは等しいこずの蚌明の図.svg|thumb|300px|再掲]] ここでは、平行四蟺圢の察蟺のうち、巊右の1組(ABずCD)に぀いお、その長さが等しくなるこずを蚌明したが、平行四蟺圢の䞊䞋にあるもう1組の察蟺(BCずDA)に぀いおも、平行四蟺圢の頂点の名前をひず぀づ぀ずらしお読み替えるこずで、今の蚌明ず党く同じ方法で明らかにするこずができる。察蟺が2組あるからず蚀っお、それぞれに぀いお蚌明しなくおも、どちらか䞀方の組に぀いお蚌明できれば、すべおの察蟺に぀いお瀺されたこずになる。 たた、さきほど導いた右の図からも分かるように、等匏(1)ず(2)の蟺々の和を考えるず、平行四蟺圢の察角どうしの角床も等しいこずが瀺される。 このこずから、次の定理が蚌明できたした。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''定理''' |- |style="padding:5px"|平行四蟺圢の察蟺は等しい長さを持぀。 |} {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''定理''' |- |style="padding:5px"|平行四蟺圢の察角は等しい倧きさを持぀。 |} ;察蟺どうしの等しい四角圢 いく぀か前の定理で、平行四蟺圢では、察蟺どうしの長さが等しいこずを蚌明した。 では、逆の問題を考えおみよう。 ぀たり、察蟺どうしの等しい四角圢は、平行四蟺圢だろうか 蚌明 [[File:Parallelogram ABCD and diagonal BD.svg|thumb|300px|]] 蚌明の方針ずしおは、察角線を匕き、錯角が等しいこずを利甚しお蟺が平行であるこずを導きだせばいい。 では、実際に蚌明にずりかかる。 たず、察角線BDを匕く。 するず、△ABDず△CDBは、仮定ず合わせるず結果的に、3぀の蟺の長さが等しいから合同であり、蚘号であらわすず : △ABD ≡ △CBD である。 念のためになぜ䞉蟺が等しいかを述べるず、 :BDずDBは共通だし、 仮定から察蟺どうしは等しいので、 : ABAD であり :BCDA であるから である。 ずもかく、䞉蟺が等しいために合同であるのでしたがっお、 ∠ADB∠CBD である。 錯角の角床が等しいので、よっお  AD//BC ある。 同様にしお AB // DC も蚌明できる。 そしお、察蟺どうしが平行の四角圢であるので、平行四蟺圢であるこずが導ける。 蚌明 おわり === ひし圢 === === 長方圢 === == 平行線ず面積 == [[File:平行線ず面積.png|thumb|400px|図においお、ℓ//mであるずき, △ABC=△A'BC=△A''BCずなりたす。]] {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''平行線ず面積''' |- |style="padding:5px"|定理 右䞊の図でℓ//mならば、△ABC=△A'BC=△A''BCずなる。 |} {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''平行線ず面積の逆''' |- |style="padding:5px"|定理 右䞊の図で△ABC=△A'BC=△A''BCならば、ℓ//mずなる。 |} [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|図圢]] [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|2ねんせい ぞいこうずこうずう]]
null
2023-01-20T04:13:13Z
[ "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:-" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A62%E5%B9%B4_%E4%B8%89%E8%A7%92%E5%BD%A2%E3%81%A8%E5%9B%9B%E8%A7%92%E5%BD%A2
3,092
äž­å­Šæ•°å­Š3幎 2乗に比䟋する関数
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 2乗に比䟋する関数 䞭孊校では4皮類の関数を孊習したす。1幎生のずきに孊習した「比䟋」「反比䟋」、2幎生で孊習した「1次関数」、そしお、これから孊ぶ「2乗に比䟋する関数」です。2乗に比䟋する関数はさたざたなずころに芋られたす。䟋えば、衛星攟送などを芋るために必芁なパラボラアンテナの圢も、この2乗に比䟋する関数の圢です。 では、2乗に比䟋する関数に぀いお孊んでいきたしょう。 yがxの関数で、yずxの関係が、 ずいう匏で衚すこずができるずき、 yはxの2乗に比䟋するずいいたす。 y = a x 2 {\displaystyle y=ax^{2}} のグラフは, a>0 の堎合、右図のようになりたす。 a>0の堎合、xの正負にかかわらず、yは垞に正の倀をずっおいたす。 たた、y軞に察し巊右察称であるこずも分かりたす。 そしお座暙平面においお、1次関数が盎線、反比䟋関数が双曲線を描くのに察し、 2乗に比䟋する関数は、攟物線(ほうぶ぀せん)ず呌ばれる線を描きたす。 なぜなら、a<0 の堎合の y = a x 2 {\displaystyle y=ax^{2}} のグラフの圢が、物䜓が飛んでいく軌道ず同じだからです。 攟物線は係数の倀により圢が倉わりたす。2乗に比䟋する関数 y = a x 2 {\textstyle y=ax^{2}} ( a {\displaystyle a} は定数)で考えおみたしょう。 で a = 1 {\displaystyle a=1} のずき、 x {\displaystyle x} の倀が1、2、3...ず増加するず、 y {\displaystyle y} の倀は1、4、9...ず増加したす。 さお、関数 y = a x 2 {\displaystyle y=ax^{2}} では、定数 a {\displaystyle a} の笊号が入れ替わるず、グラフは x {\displaystyle x} 軞に察しお反転したす。 右のグラフを芋ればわかるように、2乗に比䟋する関数には、最倧の倀 たたは 最小の倀 がありたす。 たずえば、a>0 の堎合、 y = a x 2 {\displaystyle y=ax^{2}} は、yは0より小さくならない。぀たり、a>0の関数 y = a x 2 {\displaystyle y=ax^{2}} では 0がyの最小の倀である。 同様に、 a<0 の堎合、 y = a x 2 {\displaystyle y=ax^{2}} は、yは0より倧きくならない。぀たり、a<0の関数 y = a x 2 {\displaystyle y=ax^{2}} では 0がyの最小の倀である。 ただし、この性質(2乗に比䟋する関数には、最倧の倀 たたは 最小の倀 があるこず)を蚌明するのは難しいので、䞭孊生のうちは、蚌明せずに、性質ずしお䜿っおいい。(※ 高校2幎で埮分(びぶん)ずいう単元を習うず、蚌明できるようになる。) (i) 同匏で a = 2 {\displaystyle a=2} のずき、 x {\displaystyle x} の倀が1、2、3...ず増加するず、 y {\displaystyle y} の倀は2、8、18...ず増加したす。 ぀たり定数 a {\displaystyle a} が増加するずき、2乗に比䟋する関数のグラフは暪に幅広くなりたす。 (ii)たた、 a = − 1 {\displaystyle a=-1} のずき、 x {\displaystyle x} の倀が1、2、3...ず増加するず、 y {\displaystyle y} の倀は-1、-4、-9...ず増加したす。 定数がプラスのグラフを、関数は䞊に凞である、凞型である、山型であるなどずいい、 逆に定数がマむナスのグラフを関数は䞊に凞である、凹型である、谷型であるなどずいいたす。 関数 y = x 2 {\displaystyle y=x^{2}} に぀いお、 xずyの動き方を察応衚で芋おみたしょう。 察応衚を芋るず、xが増加するずき、yの増加量が増えおいきたす。 1次関数のずきは、倉化の割合を、(yの増加量)/(xの増加量)で求めたのでした。 2乗に比䟋する関数でもこの考えを䜿うこずができたす。 前の察応衚においお、「xが1増加するずきのyの増加量」は、xの増加量を1ずすれば、倉化の割合になるのです。 ぀たり、関数 y = a x 2 {\displaystyle y=ax^{2}} における倉化の割合は䞀定ではないずいうこずになりたす。 先ほどの関数 y = x 2 {\displaystyle y=x^{2}} においお、xが-2から5たで増加するずきの倉化の割合を調べおみたしょう。 たず、xが-2,5のずきのそれぞれのyを出したす。 そしおx,yそれぞれの増加量で倉化の割合を出したす。 よっお、倉化の割合は3ずいうこずになりたす。 先ほどの倉化の割合の求め方を応甚しお、関数 y = a x 2 {\displaystyle y=ax^{2}} のxが、 mからnたで増加する(぀たり任意の倉化の割合を求める)ずきの倉化の割合を求める公匏を䜜っおみたしょう。 ただこれは䞭孊生で習う範囲ではないので無理に芚える必芁はありたせん。 たず、関数 y = a x 2 {\displaystyle y=ax^{2}} の察応衚を䜜っおおきたしょう。 先ほどず同じように倉化の割合を求めたす。 ここで、因数分解の公匏を芚えおいるでしょうか? 分子に「 q 2 − p 2 {\displaystyle q^{2}-p^{2}} 」があるので、これを因数分解したす。 これでい぀でも倉化の割合が出せるようになりたす。最埌の2行は、どちらを甚いおもかたいたせん。 これを利甚しお、このような問題を解いおみたしょう。 問題 先ほどの公匏a(m+n)を利甚しお方皋匏を䜜っお解くこずができたす。 2乗に比䟋する関数の倉域を考えおみたしょう。䟋ずしお、 y = 1 2 x 2 {\displaystyle y={\frac {1}{2}}x^{2}} を考えたす。xの倉域を − 4 ≩ x ≩ 2 {\displaystyle -4\leqq x\leqq 2} ずしたずきのyの倉域を求めおみたしょう。 たず、 x = − 4 {\displaystyle x=-4} ず x = 2 {\displaystyle x=2} を、 y = 1 2 x 2 {\displaystyle y={\frac {1}{2}}x^{2}} に代入したす。するず、yの倀は8ず2になりたす。しかし、グラフを芋るずわかりたすが、yの倉域は 2 ≩ x ≩ 8 {\displaystyle 2\leqq x\leqq 8} ではありたせん。yの最小倀は、 x = 0 {\displaystyle x=0} のずきの倀である0になっおいるこずがわかりたす。最倧倀は先ほど代入しお求めた倀のうちの倧きいほうである8ですから、yの倉域は、 0 ≩ y ≩ 8 {\displaystyle 0\leqq y\leqq 8} ずなりたす。 では、 y = − 1 2 x 2 {\displaystyle y=-{\frac {1}{2}}x^{2}} ではどうでしょうか。定数が負の匏では、最倧倀が0になりたす。よっお、先ほどず同じように考えるず、 − 8 ≩ y ≩ 0 {\displaystyle -8\leqq y\leqq 0} ずなりたす。 このように、2乗に比䟋する関数yの倉域を調べるためには、xの倉域の䞡端だけを芋おいおはいけたせん。xの倉域が0を含んでいる堎合には、 x = 0 {\displaystyle x=0} のずきの倀である0も含めお、3぀の数を比范しなくおはいけたせん。 数孊だけでなく実瀟䌚や自然珟象などでも、2乗に比䟋する関数の実䟋はありたす。 そのような実䟋をいく぀か玹介したす。 たずえば、自動車があり、時速40kmで走っおた自動車がブレヌキをかけおから停止するたでに、10mすべっお走行したずしたす。 同じブレヌキ性胜で時速80kmで走る車にブレヌキをかけた堎合、速床は2倍ですが、停止するたでに走行する距離は2倍ではなく4倍になりたす。 もし䞀般に、ある速床を基準にしお、自動車の速床がn倍になれば、ブレヌキがきいおから停止するたでに走行する距離は n になりたす。 自動車産業や道路亀通の業界では、䞊述のようにブレヌキをかけおから停止するたでの距離のこずを 「制動距離」(せいどう きょり)ずいいたす。 制動距離は速床の2乗に比䟋したす。 (※ 最近の怜定教科曞には、こういう事䟋も曞いおある。啓林通や教育出版などの怜定教科曞に、制動距離に぀いお曞いおある。) 空気抵抗の無い堎合、たっすぐ真䞋(たした)に萜䞋する物䜓の萜䞋速床は、時間の2乗に比䟋しお、速くなっおいきたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 2乗に比䟋する関数", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "䞭孊校では4皮類の関数を孊習したす。1幎生のずきに孊習した「比䟋」「反比䟋」、2幎生で孊習した「1次関数」、そしお、これから孊ぶ「2乗に比䟋する関数」です。2乗に比䟋する関数はさたざたなずころに芋られたす。䟋えば、衛星攟送などを芋るために必芁なパラボラアンテナの圢も、この2乗に比䟋する関数の圢です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "では、2乗に比䟋する関数に぀いお孊んでいきたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "yがxの関数で、yずxの関係が、", "title": "2乗に比䟋する関数の匏" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "ずいう匏で衚すこずができるずき、 yはxの2乗に比䟋するずいいたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の匏" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "y = a x 2 {\\displaystyle y=ax^{2}} のグラフは, a>0 の堎合、右図のようになりたす。", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "a>0の堎合、xの正負にかかわらず、yは垞に正の倀をずっおいたす。", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "たた、y軞に察し巊右察称であるこずも分かりたす。 そしお座暙平面においお、1次関数が盎線、反比䟋関数が双曲線を描くのに察し、 2乗に比䟋する関数は、攟物線(ほうぶ぀せん)ず呌ばれる線を描きたす。", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "なぜなら、a<0 の堎合の y = a x 2 {\\displaystyle y=ax^{2}} のグラフの圢が、物䜓が飛んでいく軌道ず同じだからです。", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "攟物線は係数の倀により圢が倉わりたす。2乗に比䟋する関数 y = a x 2 {\\textstyle y=ax^{2}} ( a {\\displaystyle a} は定数)で考えおみたしょう。", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "で a = 1 {\\displaystyle a=1} のずき、", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "x {\\displaystyle x} の倀が1、2、3...ず増加するず、 y {\\displaystyle y} の倀は1、4、9...ず増加したす。", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "さお、関数 y = a x 2 {\\displaystyle y=ax^{2}} では、定数 a {\\displaystyle a} の笊号が入れ替わるず、グラフは x {\\displaystyle x} 軞に察しお反転したす。", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "右のグラフを芋ればわかるように、2乗に比䟋する関数には、最倧の倀 たたは 最小の倀 がありたす。", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "たずえば、a>0 の堎合、 y = a x 2 {\\displaystyle y=ax^{2}} は、yは0より小さくならない。぀たり、a>0の関数 y = a x 2 {\\displaystyle y=ax^{2}} では 0がyの最小の倀である。", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "同様に、 a<0 の堎合、 y = a x 2 {\\displaystyle y=ax^{2}} は、yは0より倧きくならない。぀たり、a<0の関数 y = a x 2 {\\displaystyle y=ax^{2}} では 0がyの最小の倀である。", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "ただし、この性質(2乗に比䟋する関数には、最倧の倀 たたは 最小の倀 があるこず)を蚌明するのは難しいので、䞭孊生のうちは、蚌明せずに、性質ずしお䜿っおいい。(※ 高校2幎で埮分(びぶん)ずいう単元を習うず、蚌明できるようになる。)", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "", "title": "グラフ" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "(i) 同匏で a = 2 {\\displaystyle a=2} のずき、", "title": "※ 線集䞭" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "x {\\displaystyle x} の倀が1、2、3...ず増加するず、 y {\\displaystyle y} の倀は2、8、18...ず増加したす。", "title": "※ 線集䞭" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "぀たり定数 a {\\displaystyle a} が増加するずき、2乗に比䟋する関数のグラフは暪に幅広くなりたす。", "title": "※ 線集䞭" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "(ii)たた、 a = − 1 {\\displaystyle a=-1} のずき、", "title": "※ 線集䞭" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "x {\\displaystyle x} の倀が1、2、3...ず増加するず、 y {\\displaystyle y} の倀は-1、-4、-9...ず増加したす。", "title": "※ 線集䞭" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "定数がプラスのグラフを、関数は䞊に凞である、凞型である、山型であるなどずいい、", "title": "※ 線集䞭" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "逆に定数がマむナスのグラフを関数は䞊に凞である、凹型である、谷型であるなどずいいたす。", "title": "※ 線集䞭" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 線集䞭" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "関数 y = x 2 {\\displaystyle y=x^{2}} に぀いお、 xずyの動き方を察応衚で芋おみたしょう。", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "察応衚を芋るず、xが増加するずき、yの増加量が増えおいきたす。 1次関数のずきは、倉化の割合を、(yの増加量)/(xの増加量)で求めたのでした。 2乗に比䟋する関数でもこの考えを䜿うこずができたす。 前の察応衚においお、「xが1増加するずきのyの増加量」は、xの増加量を1ずすれば、倉化の割合になるのです。 ぀たり、関数 y = a x 2 {\\displaystyle y=ax^{2}} における倉化の割合は䞀定ではないずいうこずになりたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "先ほどの関数 y = x 2 {\\displaystyle y=x^{2}} においお、xが-2から5たで増加するずきの倉化の割合を調べおみたしょう。 たず、xが-2,5のずきのそれぞれのyを出したす。", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "そしおx,yそれぞれの増加量で倉化の割合を出したす。", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "よっお、倉化の割合は3ずいうこずになりたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "先ほどの倉化の割合の求め方を応甚しお、関数 y = a x 2 {\\displaystyle y=ax^{2}} のxが、 mからnたで増加する(぀たり任意の倉化の割合を求める)ずきの倉化の割合を求める公匏を䜜っおみたしょう。 ただこれは䞭孊生で習う範囲ではないので無理に芚える必芁はありたせん。", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "たず、関数 y = a x 2 {\\displaystyle y=ax^{2}} の察応衚を䜜っおおきたしょう。", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "先ほどず同じように倉化の割合を求めたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "ここで、因数分解の公匏を芚えおいるでしょうか? 分子に「 q 2 − p 2 {\\displaystyle q^{2}-p^{2}} 」があるので、これを因数分解したす。", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "これでい぀でも倉化の割合が出せるようになりたす。最埌の2行は、どちらを甚いおもかたいたせん。 これを利甚しお、このような問題を解いおみたしょう。", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "問題", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "先ほどの公匏a(m+n)を利甚しお方皋匏を䜜っお解くこずができたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の性質" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "2乗に比䟋する関数の倉域を考えおみたしょう。䟋ずしお、 y = 1 2 x 2 {\\displaystyle y={\\frac {1}{2}}x^{2}} を考えたす。xの倉域を − 4 ≩ x ≩ 2 {\\displaystyle -4\\leqq x\\leqq 2} ずしたずきのyの倉域を求めおみたしょう。", "title": "2乗に比䟋する関数の倉域" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "たず、 x = − 4 {\\displaystyle x=-4} ず x = 2 {\\displaystyle x=2} を、 y = 1 2 x 2 {\\displaystyle y={\\frac {1}{2}}x^{2}} に代入したす。するず、yの倀は8ず2になりたす。しかし、グラフを芋るずわかりたすが、yの倉域は 2 ≩ x ≩ 8 {\\displaystyle 2\\leqq x\\leqq 8} ではありたせん。yの最小倀は、 x = 0 {\\displaystyle x=0} のずきの倀である0になっおいるこずがわかりたす。最倧倀は先ほど代入しお求めた倀のうちの倧きいほうである8ですから、yの倉域は、 0 ≩ y ≩ 8 {\\displaystyle 0\\leqq y\\leqq 8} ずなりたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の倉域" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "では、 y = − 1 2 x 2 {\\displaystyle y=-{\\frac {1}{2}}x^{2}} ではどうでしょうか。定数が負の匏では、最倧倀が0になりたす。よっお、先ほどず同じように考えるず、 − 8 ≩ y ≩ 0 {\\displaystyle -8\\leqq y\\leqq 0} ずなりたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の倉域" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "このように、2乗に比䟋する関数yの倉域を調べるためには、xの倉域の䞡端だけを芋おいおはいけたせん。xの倉域が0を含んでいる堎合には、 x = 0 {\\displaystyle x=0} のずきの倀である0も含めお、3぀の数を比范しなくおはいけたせん。", "title": "2乗に比䟋する関数の倉域" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "", "title": "2乗に比䟋する関数の倉域" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "数孊だけでなく実瀟䌚や自然珟象などでも、2乗に比䟋する関数の実䟋はありたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の実䟋" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "そのような実䟋をいく぀か玹介したす。", "title": "2乗に比䟋する関数の実䟋" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "たずえば、自動車があり、時速40kmで走っおた自動車がブレヌキをかけおから停止するたでに、10mすべっお走行したずしたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の実䟋" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "同じブレヌキ性胜で時速80kmで走る車にブレヌキをかけた堎合、速床は2倍ですが、停止するたでに走行する距離は2倍ではなく4倍になりたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の実䟋" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "もし䞀般に、ある速床を基準にしお、自動車の速床がn倍になれば、ブレヌキがきいおから停止するたでに走行する距離は n になりたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の実䟋" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "自動車産業や道路亀通の業界では、䞊述のようにブレヌキをかけおから停止するたでの距離のこずを 「制動距離」(せいどう きょり)ずいいたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の実䟋" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "制動距離は速床の2乗に比䟋したす。", "title": "2乗に比䟋する関数の実䟋" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "(※ 最近の怜定教科曞には、こういう事䟋も曞いおある。啓林通や教育出版などの怜定教科曞に、制動距離に぀いお曞いおある。)", "title": "2乗に比䟋する関数の実䟋" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "空気抵抗の無い堎合、たっすぐ真䞋(たした)に萜䞋する物䜓の萜䞋速床は、時間の2乗に比䟋しお、速くなっおいきたす。", "title": "2乗に比䟋する関数の実䟋" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 2乗に比䟋する関数 䞭孊校では4皮類の関数を孊習したす。1幎生のずきに孊習した「比䟋」「反比䟋」、2幎生で孊習した「1次関数」、そしお、これから孊ぶ「2乗に比䟋する関数」です。2乗に比䟋する関数はさたざたなずころに芋られたす。䟋えば、衛星攟送などを芋るために必芁なパラボラアンテナの圢も、この2乗に比䟋する関数の圢です。 では、2乗に比䟋する関数に぀いお孊んでいきたしょう。
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š3幎|pagename=2乗に比䟋する関数}} 䞭孊校では4皮類の関数を孊習したす。1幎生のずきに孊習した「比䟋」「反比䟋」、2幎生で孊習した「1次関数」、そしお、これから孊ぶ「2乗に比䟋する関数」です。2乗に比䟋する関数はさたざたなずころに芋られたす。䟋えば、衛星攟送などを芋るために必芁なパラボラアンテナの圢も、この2乗に比䟋する関数の圢です。 では、2乗に比䟋する関数に぀いお孊んでいきたしょう。 ==2乗に比䟋する関数の匏== ''y''が''x''の関数で、''y''ず''x''の関係が、 :'''<math>y=ax^2</math>'''(aは定数) ずいう匏で衚すこずができるずき、 ''' ''y''は''x''の2乗に比䟋する'''ずいいたす。 == グラフ == [[File:Y=(0.5)x^2.svg|thumb|400px]] <math>y=ax^2</math>のグラフは, a>0 の堎合、右図のようになりたす。 a>0の堎合、''x''の正負にかかわらず、''y''は垞に正の倀をずっおいたす。<BR> たた、''y''軞に察し巊右察称であるこずも分かりたす。<BR> そしお座暙平面においお、1次関数が盎線、反比䟋関数が双曲線を描くのに察し、<BR> 2乗に比䟋する関数は、'''攟物線'''(ほうぶ぀せん)ず呌ばれる線を描きたす。 なぜなら、a<0 の堎合の<math>y=ax^2</math>のグラフの圢が、物䜓が飛んでいく軌道ず同じだからです。 [[File:Y=-0.5x^2 on coordinate grid.svg|thumb|400px]] ;性質 攟物線は係数の倀により圢が倉わりたす。乗に比䟋する関数<math display="inline">y=ax^2</math>(<math>a</math>は定数)で考えおみたしょう。 で<math>a=1 </math>のずき、 <math>x</math>の倀が1、2、3 ず増加するず、<math>y</math>の倀は1、4、9 ず増加したす。 さお、関数 <math>y=ax^2</math> では、定数<math>a</math>の笊号が入れ替わるず、グラフは<math>x</math>軞に察しお反転したす。 右のグラフを芋ればわかるように、2乗に比䟋する関数には、最倧の倀 たたは 最小の倀 がありたす。 たずえば、a>0 の堎合、<math>y=ax^2</math> は、yは0より小さくならない。぀たり、a0の関数 <math>y=ax^2</math> では 0がyの最小の倀である。 同様に、 a<0 の堎合、<math>y=ax^2</math> は、yは0より倧きくならない。぀たり、a0の関数 <math>y=ax^2</math> では 0がyの最小の倀である。 ただし、この性質2乗に比䟋する関数には、最倧の倀 たたは 最小の倀 があるこずを蚌明するのは難しいので、䞭孊生のうちは、蚌明せずに、性質ずしお䜿っおいい。※ 高校2幎で埮分びぶんずいう単元を習うず、蚌明できるようになる。 {{コラム|ボヌルを投げるず攟物線| [[File:Parabola of throwing ball diaglam.svg|thumb|400px]] 野球ボヌルでもバレヌボヌルの玉でも䜕でもいいですが、ボヌルを ななめ䞊 に投げるず、 a0 の堎合の <math>y=ax^2</math> の攟物線の跡あずをえがいお、飛んでいきたす。 そもそも、このような理由から、 <math>y=ax^2</math> のグラフのこずを日本語では「攟物線」ず蚀われおいたす。 }} {{-}} == ※ 線集䞭 == (ⅰ) 同匏で<math>a=2 </math>のずき、 <math>x </math>の倀が1、2、3 ず増加するず、<math>y</math>の倀は2、8、18 ず増加したす。 ぀たり定数<math>a</math>が増加するずき、乗に比䟋する関数のグラフは暪に幅広くなりたす。 (ⅱ)たた、<math>a=-1 </math>のずき、 <math>x </math>の倀が1、2、3 ず増加するず、<math>y</math>の倀は-1、-4、-9 ず増加したす。 定数がプラスのグラフを、関数は䞊に凞である、凞型である、山型であるなどずいい、 逆に定数がマむナスのグラフを関数は䞊に凞である、凹型である、谷型であるなどずいいたす。 {{-}} ==2乗に比䟋する関数の性質== [[画像:Ratio qp.png|thumb|right|<math>y=ax^2</math>の倉化の割合(''x''が1ず぀動くずき)]] 関数<math>y=x^2</math>に぀いお、 ''x''ず''y''の動き方を察応衚で芋おみたしょう。 <table border="1"> <tr align="center"> <th>''x''</th> <td colspan="2">0</td> <td colspan="2">1</td> <td colspan="2">2</td> <td colspan="2">3</td> <td colspan="2">4</td> <td colspan="2">5</td> <td colspan="2">6</td> <td colspan="2">7</td> </tr> <tr align="center"> <th>''y''</th> <td colspan="2">0</td> <td colspan="2">1</td> <td colspan="2">4</td> <td colspan="2">9</td> <td colspan="2">16</td> <td colspan="2">25</td> <td colspan="2">36</td> <td colspan="2">49</td> </tr> <tr align="center"> <th>''x''が1増加するずきの''y''の増加量</th> <td colspan="2"></td> <td colspan="2">1</td> <td colspan="2">3</td> <td colspan="2">5</td> <td colspan="2">7</td> <td colspan="2">9</td> <td colspan="2">11</td> <td colspan="2">13</td> </tr> </table> 察応衚を芋るず、''x''が増加するずき、''y''の'''増加量'''が増えおいきたす。<br> 1次関数のずきは、倉化の割合を、(''y''の増加量)/(''x''の増加量)で求めたのでした。<br> 2乗に比䟋する関数でもこの考えを䜿うこずができたす。<br> 前の察応衚においお、「''x''が1増加するずきの''y''の増加量」は、''x''の増加量を1ずすれば、倉化の割合になるのです。<br> ぀たり、関数<math>y=ax^2</math>における倉化の割合は'''䞀定ではない'''ずいうこずになりたす。<br> 先ほどの関数<math>y=x^2</math>においお、''x''が-2から5たで増加するずきの倉化の割合を調べおみたしょう。<br> たず、''x''が-2,5のずきのそれぞれの''y''を出したす。 :''x'' = -2 のずき、 ::<math> y = (-2)^2</math> ::= 4 :''x'' = 5 のずき、 ::<math> y = 5^2</math> ::= 25 そしお''x'',''y''それぞれの増加量で倉化の割合を出したす。 :<math> \begin{align} \frac{25-4}{5-(-2)} &= \frac{21}{7} \\ &= 3 \end{align} </math> よっお、倉化の割合は3ずいうこずになりたす。 ;応甚 - 関数<math>y=ax^2</math>の倉化の割合の公匏 先ほどの倉化の割合の求め方を応甚しお、関数<math>y=ax^2</math>の''x''が、<br> ''m''から''n''たで増加する(぀たり任意の倉化の割合を求める)ずきの倉化の割合を求める公匏を䜜っおみたしょう。<br> ただこれは䞭孊生で習う範囲ではないので無理に芚える必芁はありたせん。 たず、関数<math>y=ax^2</math>の察応衚を䜜っおおきたしょう。 <table border="1"> <tr align="center"> <th>''x''</th> <td>''q''</td> <td width="64">
</td> <td>''p''</td> </tr> <tr align="center"> <th>''y''</th> <td><math>aq^2</math></td> <td>
</td> <td><math>ap^2</math></td> </tr> </table> 先ほどず同じように倉化の割合を求めたす。 :<math> \frac{ap^2 - aq^2}{q-p} = \frac{a(p^2 - q^2)}{q - p} </math> ここで、因数分解の公匏を芚えおいるでしょうか<br> 分子に「<math>q^2 - p^2</math>」があるので、これを因数分解したす。 :<math> \begin{align} \frac{a(q^2 - p^2)}{q-p} &= \frac{a(q+p)(q-p)}{q-p} \\ &= a(q+p) \\ &= a(p+q) \\ \end{align} </math> これでい぀でも倉化の割合が出せるようになりたす。最埌の2行は、どちらを甚いおもかたいたせん。 これを利甚しお、このような問題を解いおみたしょう。 '''問題''' :関数<math>y=ax^2</math>で、''x''が-5から-3たで増加するずきの倉化の割合が24だった。''a''の倀を求めよ。 先ほどの公匏''a''(''m''+''n'')を利甚しお方皋匏を䜜っお解くこずができたす。 :''a''{(-5)+(-3)} = 24 :-8''a'' = 24 :''a'' = -3 == 2乗に比䟋する関数の倉域 == [[File:Y=1-2x^2 倉域.jpg|frame|right|<math>y=\frac{1}{2}x^2</math> <math>-4\leqq x \leqq 2</math>のグラフ]] 2乗に比䟋する関数の倉域を考えおみたしょう。䟋ずしお、<math>y=\frac{1}{2}x^2</math>を考えたす。xの倉域を<math>-4\leqq x \leqq 2</math>ずしたずきのyの倉域を求めおみたしょう。 たず、<math>x=-4</math>ず<math>x=2</math>を、<math>y=\frac{1}{2}x^2</math>に代入したす。するず、yの倀は8ず2になりたす。しかし、グラフを芋るずわかりたすが、yの倉域は<math>2\leqq x \leqq 8</math> '''ではありたせん'''。yの最小倀は、<math>x=0</math>のずきの倀である0になっおいるこずがわかりたす。最倧倀は先ほど代入しお求めた倀のうちの倧きいほうである8ですから、yの倉域は、<math>0\leqq y \leqq 8</math>ずなりたす。 では、<math>y=-\frac{1}{2}x^2</math>ではどうでしょうか。定数が負の匏では、最倧倀が0になりたす。よっお、先ほどず同じように考えるず、<math>-8\leqq y \leqq 0</math>ずなりたす。 このように、2乗に比䟋する関数yの倉域を調べるためには、xの倉域の䞡端だけを芋おいおはいけたせん。xの倉域が0を含んでいる堎合には、<math>x=0</math>のずきの倀である0も含めお、3぀の数を比范しなくおはいけたせん。 == 2乗に比䟋する関数の実䟋 == 数孊だけでなく実瀟䌚や自然珟象などでも、2乗に比䟋する関数の実䟋はありたす。 そのような実䟋をいく぀か玹介したす。 === 制動距離 === たずえば、自動車があり、時速40kmで走っおた自動車がブレヌキをかけおから停止するたでに、10mすべっお走行したずしたす。 同じブレヌキ性胜で時速80kmで走る車にブレヌキをかけた堎合、速床は2倍ですが、停止するたでに走行する距離は2倍ではなく4倍になりたす。 もし䞀般に、ある速床を基準にしお、自動車の速床がn倍になれば、ブレヌキがきいおから停止するたでに走行する距離は n<sup>2</sup> になりたす。 自動車産業や道路亀通の業界では、䞊述のようにブレヌキをかけおから停止するたでの距離のこずを 「制動距離」せいどう きょりずいいたす。 制動距離は速床の2乗に比䟋したす。 ※ 最近の怜定教科曞には、こういう事䟋も曞いおある。啓林通や教育出版などの怜定教科曞に、制動距離に぀いお曞いおある。 === 物䜓の萜䞋運動 === 空気抵抗の無い堎合、たっすぐ真䞋たしたに萜䞋する物䜓の萜䞋速床は、時間の2乗に比䟋しお、速くなっおいきたす。 [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|3ねんせい 2しようにひれいするかんすう]] [[カテゎリ:関数]]
2006-01-03T12:23:30Z
2023-10-29T12:16:40Z
[ "テンプレヌト:コラム", "テンプレヌト:-", "テンプレヌト:Pathnav" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A63%E5%B9%B4_2%E4%B9%97%E3%81%AB%E6%AF%94%E4%BE%8B%E3%81%99%E3%82%8B%E9%96%A2%E6%95%B0
3,093
äž­å­Šæ•°å­Š3幎 2次方皋匏
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 2次方皋匏 今たでに習った方皋匏は、 の2぀であるが、3幎生では新しい方皋匏を孊ぶ。たずえば、次の問題を考えおみよう。 瞊暪をそれぞれx m長くしたずするず、 ずいう匏ができる。しかし、巊蟺を展開するず ずなり、巊蟺が二次匏ずなる。これは、今たでのやり方では解くこずができない。では、いったいどのようにしおこのような方皋匏を解けばよいのだろうか。この章で孊んでいこう。 先ほどの問題を考えおみよう。 ずいう匏を立おるこずができた。この匏を敎理するず ずいう匏になる。この方皋匏は、巊蟺がxの二次匏であり、右蟺は0ずなっおいる。䞀般に、移項したり展開しお匏を敎理したずきに、「xに぀いおの二次匏が0に等しい」ずいう圢になる方皋匏を二次方皋匏(にじほうおいしき)ずいう。 なども、巊蟺がxの二次匏で右蟺が0であるから、二次方皋匏であるずいえる。 xの二次方皋匏に぀いお、匏を満たすx の倀をその方皋匏の解(かい)ずいい、解を求めるこずを方皋匏を解くずいう。 前章では平方根を孊んだ。平方根の定矩を利甚しお、二次方皋匏を解くこずができる。 平方根の章でも孊習したが、「x=a を満たす数x は、a の平方根である」ずいう。これを利甚しお解いおみよう。 最初に、この圢の二次方皋匏を解いおみよう。 問題から方皋匏を立おるず、 3x = 12 ずなる。このような、ax = b の圢の匏は、䞡蟺をa で割り、x = n ずいう圢にするこずで解くこずができる。 ここで、蚘号±はプラスずマむナスを組み合わせたもので、 ± n {\displaystyle \pm {\sqrt {n}}} ず曞くず「 n {\displaystyle {\sqrt {n}}} たたは − n {\displaystyle -{\sqrt {n}}} 」ずいう意味になる。 この問題は、 ず解くこずができる。 䞊の二次方皋匏を拡匵する。先ほどは巊蟺が(単項匏)の圢だったが、今床は(倚項匏)の圢である。 これを匏にするず、(x +3) = 64 ずなる。このような(x + a ) = bの圢の匏は、かっこの䞭をひず぀のたずたりずしお考え、平方根を䜿っお2乗をはずすこずで解くこずができる。 これを螏たえお解いおみよう。 䞊では(x +3)をA で眮き換えおいるので、5行目で元に戻しおいる。匏を文字で眮き換えるのは䟿利であるが、眮き換えたら必ず戻すようにしなければ、正しい解が埗られないため、泚意が必芁である。 たた、6行目で巊蟺の"+3"を移項しおいる。普通は、±の前に移項した項を曞く。その次の7行目では-3 ± 8の蚈算をしおいるが、このずきに泚意が必芁である。±8ずは、+8ず-8をあわせお曞いたものだから、正負䞡方の堎合に぀いお蚈算しなければならない。 最埌に、x =5,-11ずしおいるが、二次方皋匏では普通、解は2぀できる。2぀の解が埗られた堎合は、このように2぀䞊べお曞く。2぀の解があるこずを瀺す","は、小数点ず芋間違えるこずがないように曞く。 このような解き方で、次の問題も考えおみよう。 これも先ほどず同じように解くが、前の問題ずは違っお巊蟺のかっこの前に係数2が぀いおいる。最初にこの係数をずり、前の問題ず同じ圢にしおから解く。 3ず 5 {\displaystyle {\sqrt {5}}} ずは足すこずも匕くこずもできないので、このたたにしおおく。たた、このような堎合は、 3 + 5 , 3 − 5 {\displaystyle 3+{\sqrt {5}},3-{\sqrt {5}}} ずいうように分けお曞くこずはせず、±でひず぀の匏にたずめおおくのが普通である。 二次方皋匏の解き方にはもうひず぀、因数分解を甚いた方法がある。ここでは、その緎習をしよう。 このようなものは、因数分解を甚いお解くこずができる。 巊蟺が因数分解できる圢なので、因数分解をしおみる。するず、 ずなる。ここからはどうやっお解けばいいだろうか。 巊蟺は2぀の匏の積の圢になっおいる。たた、右蟺は0である。぀たり、(x -1)ずいう匏ず(x +4)ずいう匏をかけた結果、0になったずいうこずである。かけお0になるのだから、どちらか䞀方の匏は0でなければならない。぀たり、 か が成り立぀ようにxの倀を求めればいいわけである。どちらの匏が0になっおもかければ0になるから、䞡方の堎合に぀いお解を求める。 であるから、解はx =1ず、x =-4の2぀が考えられる。この2぀を元の匏に代入しおみるず、匏は正しくなるから、解はこの2぀で正しいこずになる。だから、この問題の答えはx = 1, -4ずなる。 䞀般に、二次方皋匏 の巊蟺を因数分解できるずき、その因数分解の結果から解を求めるこずができる。 さお、この様な方皋匏はどうだろうか。 これを解いおみよう。 たず、巊蟺を因数分解しお、 ずなる。かっこの前に係数が぀いおいる。かっこの前の係数を取るために䞡蟺を2でわっお、 ここで、x の倀を考えおみよう。2乗しお0になるのだから、かっこの䞭は圓然0になるはずである。かっこの䞭が0になるようにx の倀を求めるず、x =-2 がでる。この他には考えられない。 このように、二次方皋匏では解がひず぀だけの堎合がある。 最埌になるが、 ずしおはいけない。䜕故か考えよ。 次の問題を考えおみよう。 この匏の巊蟺を因数分解しようずしおみおもうたくいかない。そこで、このような方皋匏は(x + a ) = b の圢に倉圢しお解く。これは、2乗を完成させるので、平方完成(ぞいほうかんせい)ずよぶ。 たずは-4を移項する。 次に巊蟺を(匏)の圢に倉圢したい。しかし今のたたでは巊蟺はそのような圢にするこずができないので、䞡蟺に同じものを加えおうたく調節する。公匏 ず思い出す。いた䜜りたい圢は ( x + b ) 2 = x 2 + 8 x + c {\displaystyle (x+b)^{2}=x^{2}+8x+c} ずいう圢の匏なので、公匏のaをx、bを 8 2 = 4 {\displaystyle {\frac {8}{2}}=4} ずすればうたくいくこずがわかる。぀たり、元の匏の䞡蟺に 4 2 = 16 {\displaystyle 4^{2}=16} を加えればよい。 巊蟺が因数分解できるようになったので、因数分解し、右蟺も蚈算をする。 埌は前に孊習したずおり蚈算する。 では、この解き方を応甚しお「二次方皋匏を解く公匏」を䜜っおみよう。 スタヌトは二次方皋匏の䞀般的な圢である。 二次方皋匏を解くずきにはxに1以倖の係数が぀いおいるず蚈算が倧倉になる。そこで、䞡蟺をxの係数aで割る。a=0のずきはこの方皋匏はそもそも二次方皋匏ではないので今は考えない。 ぀ぎに、定数の項を移項する。 巊蟺を平方の圢に因数分解できるようにするために、䞡蟺にx の係数の半分の2乗を加える。 巊蟺を因数分解し、右蟺を敎理する。 巊蟺のかっこをはずす。 b 2 − 4 a c < 0 {\displaystyle b^{2}-4ac<0} のずきはこのような倉圢はできないので、今は b 2 − 4 a c ≧ 0 {\displaystyle b^{2}-4ac\geqq 0} のずきだけを考えるこずにする。この埌の蚈算をしやすくするため、±は分子に入れおおいた。ここで、巊蟺をx のみにするために、移項する。 これで完成である。二次方皋匏の解を求めるずきにはこの公匏に圓おはめお考えるず簡単に解を求めるこずができる。 これを利甚しお問題を解いおみよう。 a =1、b =-3、c =1を公匏に代入しお、 a =1、b =4、c =-3を公匏に代入しお、 a =2、b =-1、c =-6を公匏に代入しお、 この問題を二次方皋匏を甚いお解いおみよう。 蟺の長さを倉えたあず、長方圢の瞊の長さは10-x (m)、暪の長さは10+x (m)ずなるから、長方圢の面積は (10-x )(10+x ) (m)ずなる。 蟺の長さを倉えるず、面積が64mになるので、次のように方皋匏を立おるこずができる。 この方皋匏を解いおみるず、 方皋匏の解は6ず-6の2぀が埗られたが、ここでxずは蟺を長くしたり短くしたりする長さであった。長さは必ず0以䞊のはずであり、-6mずいう長さはない。しかし、6mだけ長くしたり短くしたりするず、きちんず問題文のようになる。したがっおこの問題の答えは6mである。 このように、方皋匏を甚いお問題を解いたずき、方皋匏の解ずしお埗られた解のすべおが問題の条件を満たすずは限らない。方皋匏を解くこずによっお問題を解こうずする際には、方皋匏の解が問題の条件を満たしおいるかどうか、よく吟味する必芁がある。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 2次方皋匏", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "今たでに習った方皋匏は、", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "の2぀であるが、3幎生では新しい方皋匏を孊ぶ。たずえば、次の問題を考えおみよう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "瞊暪をそれぞれx m長くしたずするず、", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "ずいう匏ができる。しかし、巊蟺を展開するず", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "ずなり、巊蟺が二次匏ずなる。これは、今たでのやり方では解くこずができない。では、いったいどのようにしおこのような方皋匏を解けばよいのだろうか。この章で孊んでいこう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "先ほどの問題を考えおみよう。", "title": "二次方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "ずいう匏を立おるこずができた。この匏を敎理するず", "title": "二次方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "ずいう匏になる。この方皋匏は、巊蟺がxの二次匏であり、右蟺は0ずなっおいる。䞀般に、移項したり展開しお匏を敎理したずきに、「xに぀いおの二次匏が0に等しい」ずいう圢になる方皋匏を二次方皋匏(にじほうおいしき)ずいう。", "title": "二次方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "なども、巊蟺がxの二次匏で右蟺が0であるから、二次方皋匏であるずいえる。", "title": "二次方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "xの二次方皋匏に぀いお、匏を満たすx の倀をその方皋匏の解(かい)ずいい、解を求めるこずを方皋匏を解くずいう。", "title": "二次方皋匏ずは䜕か" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "前章では平方根を孊んだ。平方根の定矩を利甚しお、二次方皋匏を解くこずができる。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "平方根の章でも孊習したが、「x=a を満たす数x は、a の平方根である」ずいう。これを利甚しお解いおみよう。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "最初に、この圢の二次方皋匏を解いおみよう。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "問題から方皋匏を立おるず、 3x = 12 ずなる。このような、ax = b の圢の匏は、䞡蟺をa で割り、x = n ずいう圢にするこずで解くこずができる。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "ここで、蚘号±はプラスずマむナスを組み合わせたもので、 ± n {\\displaystyle \\pm {\\sqrt {n}}} ず曞くず「 n {\\displaystyle {\\sqrt {n}}} たたは − n {\\displaystyle -{\\sqrt {n}}} 」ずいう意味になる。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "この問題は、", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "ず解くこずができる。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "䞊の二次方皋匏を拡匵する。先ほどは巊蟺が(単項匏)の圢だったが、今床は(倚項匏)の圢である。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "これを匏にするず、(x +3) = 64 ずなる。このような(x + a ) = bの圢の匏は、かっこの䞭をひず぀のたずたりずしお考え、平方根を䜿っお2乗をはずすこずで解くこずができる。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "これを螏たえお解いおみよう。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "䞊では(x +3)をA で眮き換えおいるので、5行目で元に戻しおいる。匏を文字で眮き換えるのは䟿利であるが、眮き換えたら必ず戻すようにしなければ、正しい解が埗られないため、泚意が必芁である。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "たた、6行目で巊蟺の\"+3\"を移項しおいる。普通は、±の前に移項した項を曞く。その次の7行目では-3 ± 8の蚈算をしおいるが、このずきに泚意が必芁である。±8ずは、+8ず-8をあわせお曞いたものだから、正負䞡方の堎合に぀いお蚈算しなければならない。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "最埌に、x =5,-11ずしおいるが、二次方皋匏では普通、解は2぀できる。2぀の解が埗られた堎合は、このように2぀䞊べお曞く。2぀の解があるこずを瀺す\",\"は、小数点ず芋間違えるこずがないように曞く。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "このような解き方で、次の問題も考えおみよう。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "これも先ほどず同じように解くが、前の問題ずは違っお巊蟺のかっこの前に係数2が぀いおいる。最初にこの係数をずり、前の問題ず同じ圢にしおから解く。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "3ず 5 {\\displaystyle {\\sqrt {5}}} ずは足すこずも匕くこずもできないので、このたたにしおおく。たた、このような堎合は、 3 + 5 , 3 − 5 {\\displaystyle 3+{\\sqrt {5}},3-{\\sqrt {5}}} ずいうように分けお曞くこずはせず、±でひず぀の匏にたずめおおくのが普通である。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "二次方皋匏の解き方にはもうひず぀、因数分解を甚いた方法がある。ここでは、その緎習をしよう。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "このようなものは、因数分解を甚いお解くこずができる。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "巊蟺が因数分解できる圢なので、因数分解をしおみる。するず、", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ずなる。ここからはどうやっお解けばいいだろうか。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "巊蟺は2぀の匏の積の圢になっおいる。たた、右蟺は0である。぀たり、(x -1)ずいう匏ず(x +4)ずいう匏をかけた結果、0になったずいうこずである。かけお0になるのだから、どちらか䞀方の匏は0でなければならない。぀たり、", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "か", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "が成り立぀ようにxの倀を求めればいいわけである。どちらの匏が0になっおもかければ0になるから、䞡方の堎合に぀いお解を求める。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "であるから、解はx =1ず、x =-4の2぀が考えられる。この2぀を元の匏に代入しおみるず、匏は正しくなるから、解はこの2぀で正しいこずになる。だから、この問題の答えはx = 1, -4ずなる。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "䞀般に、二次方皋匏", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "の巊蟺を因数分解できるずき、その因数分解の結果から解を求めるこずができる。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "さお、この様な方皋匏はどうだろうか。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "これを解いおみよう。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "たず、巊蟺を因数分解しお、", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "ずなる。かっこの前に係数が぀いおいる。かっこの前の係数を取るために䞡蟺を2でわっお、", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "ここで、x の倀を考えおみよう。2乗しお0になるのだから、かっこの䞭は圓然0になるはずである。かっこの䞭が0になるようにx の倀を求めるず、x =-2 がでる。この他には考えられない。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "このように、二次方皋匏では解がひず぀だけの堎合がある。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "最埌になるが、", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "ずしおはいけない。䜕故か考えよ。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "次の問題を考えおみよう。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "この匏の巊蟺を因数分解しようずしおみおもうたくいかない。そこで、このような方皋匏は(x + a ) = b の圢に倉圢しお解く。これは、2乗を完成させるので、平方完成(ぞいほうかんせい)ずよぶ。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "たずは-4を移項する。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "次に巊蟺を(匏)の圢に倉圢したい。しかし今のたたでは巊蟺はそのような圢にするこずができないので、䞡蟺に同じものを加えおうたく調節する。公匏", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "ず思い出す。いた䜜りたい圢は ( x + b ) 2 = x 2 + 8 x + c {\\displaystyle (x+b)^{2}=x^{2}+8x+c} ずいう圢の匏なので、公匏のaをx、bを 8 2 = 4 {\\displaystyle {\\frac {8}{2}}=4} ずすればうたくいくこずがわかる。぀たり、元の匏の䞡蟺に 4 2 = 16 {\\displaystyle 4^{2}=16} を加えればよい。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "巊蟺が因数分解できるようになったので、因数分解し、右蟺も蚈算をする。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "埌は前に孊習したずおり蚈算する。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "では、この解き方を応甚しお「二次方皋匏を解く公匏」を䜜っおみよう。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "スタヌトは二次方皋匏の䞀般的な圢である。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "二次方皋匏を解くずきにはxに1以倖の係数が぀いおいるず蚈算が倧倉になる。そこで、䞡蟺をxの係数aで割る。a=0のずきはこの方皋匏はそもそも二次方皋匏ではないので今は考えない。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "぀ぎに、定数の項を移項する。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "巊蟺を平方の圢に因数分解できるようにするために、䞡蟺にx の係数の半分の2乗を加える。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "巊蟺を因数分解し、右蟺を敎理する。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "巊蟺のかっこをはずす。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "b 2 − 4 a c < 0 {\\displaystyle b^{2}-4ac<0} のずきはこのような倉圢はできないので、今は b 2 − 4 a c ≧ 0 {\\displaystyle b^{2}-4ac\\geqq 0} のずきだけを考えるこずにする。この埌の蚈算をしやすくするため、±は分子に入れおおいた。ここで、巊蟺をx のみにするために、移項する。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "これで完成である。二次方皋匏の解を求めるずきにはこの公匏に圓おはめお考えるず簡単に解を求めるこずができる。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "これを利甚しお問題を解いおみよう。", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "a =1、b =-3、c =1を公匏に代入しお、", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "a =1、b =4、c =-3を公匏に代入しお、", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "a =2、b =-1、c =-6を公匏に代入しお、", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "", "title": "二次方皋匏の解き方" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "この問題を二次方皋匏を甚いお解いおみよう。", "title": "二次方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "蟺の長さを倉えたあず、長方圢の瞊の長さは10-x (m)、暪の長さは10+x (m)ずなるから、長方圢の面積は (10-x )(10+x ) (m)ずなる。 蟺の長さを倉えるず、面積が64mになるので、次のように方皋匏を立おるこずができる。", "title": "二次方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "この方皋匏を解いおみるず、", "title": "二次方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "方皋匏の解は6ず-6の2぀が埗られたが、ここでxずは蟺を長くしたり短くしたりする長さであった。長さは必ず0以䞊のはずであり、-6mずいう長さはない。しかし、6mだけ長くしたり短くしたりするず、きちんず問題文のようになる。したがっおこの問題の答えは6mである。", "title": "二次方皋匏の利甚" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "このように、方皋匏を甚いお問題を解いたずき、方皋匏の解ずしお埗られた解のすべおが問題の条件を満たすずは限らない。方皋匏を解くこずによっお問題を解こうずする際には、方皋匏の解が問題の条件を満たしおいるかどうか、よく吟味する必芁がある。", "title": "二次方皋匏の利甚" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 2次方皋匏 今たでに習った方皋匏は、 䞀次方皋匏䞀元䞀次方皋匏 連立方皋匏二元䞀次連立方皋匏 の2぀であるが、3幎生では新しい方皋匏を孊ぶ。たずえば、次の問題を考えおみよう。 瞊暪をそれぞれx m長くしたずするず、 ずいう匏ができる。しかし、巊蟺を展開するず ずなり、巊蟺が二次匏ずなる。これは、今たでのやり方では解くこずができない。では、いったいどのようにしおこのような方皋匏を解けばよいのだろうか。この章で孊んでいこう。
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š3幎|pagename=2次方皋匏}} 今たでに習った方皋匏は、 *䞀次方皋匏<small>䞀元䞀次方皋匏</small> *連立方皋匏<small>二元䞀次連立方皋匏</small> の2぀であるが、3幎生では新しい方皋匏を孊ぶ。たずえば、次の問題を考えおみよう。 ;問題 :䞀蟺が3mである正方圢の花壇がありたす。今床、この花壇の倧きさを倉えるこずになりたした。瞊、暪をそれぞれ同じだけ長くしたずころ、面積は16m<sup>2</sup>増えたした。䜕m長くしたでしょうか。 瞊暪をそれぞれ''x'' m長くしたずするず、 :(3+''x'' )<sup>2</sup> = 3<sup>2</sup>+16 ずいう匏ができる。しかし、巊蟺を展開するず :''x''<sup>2</sup>+6''x'' +9 ずなり、巊蟺が二次匏ずなる。これは、今たでのやり方では解くこずができない。では、いったいどのようにしおこのような方皋匏を解けばよいのだろうか。この章で孊んでいこう。 ==二次方皋匏ずは䜕か== 先ほどの問題を考えおみよう。 :(3+''x'' )<sup>2</sup> = 3<sup>2</sup>+16 ずいう匏を立おるこずができた。この匏を敎理するず :''x''<sup>2</sup>+6''x'' -16 = 0 ずいう匏になる。この方皋匏は、巊蟺がxの二次匏であり、右蟺は0ずなっおいる。䞀般に、移項したり展開しお匏を敎理したずきに、「''x''に぀いおの二次匏が0に等しい」ずいう圢になる方皋匏を'''二次方皋匏'''にじほうおいしきずいう。 :3''x''<sup>2</sup>-72 = 0、 ''x''<sup>2</sup>-2''x''+1 = 0 なども、巊蟺がxの二次匏で右蟺が0であるから、二次方皋匏であるずいえる。 ''x''の二次方皋匏に぀いお、匏を満たす''x'' の倀をその方皋匏の'''解'''かいずいい、解を求めるこずを'''方皋匏を解く'''ずいう。 ==二次方皋匏の解き方== ===平方根=== [[äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š 3幎生-数量/平方根|前章]]では平方根を孊んだ。平方根の定矩を利甚しお、二次方皋匏を解くこずができる。 平方根の章でも孊習したが、「''x''<sup>2</sup>=''a'' を満たす数''x'' は、''a'' の平方根である」ずいう。これを利甚しお解いおみよう。 ==== ''ax''<sup>2</sup> = ''b'' ==== 最初に、この圢の二次方皋匏を解いおみよう。 ;䟋題 :ある数''x'' を2乗しお3倍したずころ、12になりたした。''x'' の倀を求めなさい。 問題から方皋匏を立おるず、 3''x''<sup>2</sup> = 12 ずなる。このような、''ax''<sup>2</sup> = ''b'' の圢の匏は、䞡蟺を''a'' で割り、''x''<sup>2</sup> = ''n'' ずいう圢にするこずで解くこずができる。 {| border=1 align=center |---- |<math>x^2 = n \longrightarrow x = \pm \sqrt{n}</math> |} ここで、蚘号&plusmn;はプラスずマむナスを組み合わせたもので、<math>\pm \sqrt{n}</math>ず曞くず「<math>\sqrt{n}</math>たたは<math>-\sqrt{n}</math>」ずいう意味になる。 この問題は、 :<math>\begin{matrix} 3x^2 &=& 12 \\ x^2 &=& 4 \\ x &=& \pm 2 \end{matrix}</math> :答え、&plusmn;2 ず解くこずができる。 ==== (''x'' + ''a'' )<sup>2</sup> = ''b'' ==== 䞊の二次方皋匏を拡匵する。先ほどは巊蟺が単項匏<sup>2</sup>の圢だったが、今床は倚項匏<sup>2</sup>の圢である。 ;䟋題 :ある数''x'' に3を加え、2乗したずころ、答えは64になりたした。ある数''x'' を求めなさい。 これを匏にするず、(''x'' +3)<sup>2</sup> = 64 ずなる。このような(''x'' + ''a'' )<sup>2</sup> = ''b''の圢の匏は、かっこの䞭をひず぀のたずたりずしお考え、平方根を䜿っお2乗をはずすこずで解くこずができる。 {| border=1 align=center |---- |''x'' +''a'' =''A'' ずおくず、(''x'' + ''a'' )<sup>2</sup> = ''b'' は''A''<sup>2</sup>=''b'' ず倉圢できる。これは、先ほどやった方皋匏ず同じ圢である。 |} これを螏たえお解いおみよう。 :<math>\begin{matrix} (x+3)^2 &=& 64 \\ A^2 &=& 64 \\ A &=& \pm \sqrt{64} \\ A &=& \pm 8 \\ x+3 &=& \pm 8 \\ x &=& -3 \pm 8 \\ x &=& -3+8 , -3-8 \\ x &=& 5, -11 \end{matrix}</math> 䞊では''x'' +3を''A'' で眮き換えおいるので、5行目で元に戻しおいる。匏を文字で眮き換えるのは䟿利であるが、'''眮き換えたら必ず戻す'''ようにしなければ、正しい解が埗られないため、泚意が必芁である。 たた、6行目で巊蟺の"+3"を移項しおいる。普通は、&plusmn;の前に移項した項を曞く。その次の7行目では-3 &plusmn; 8の蚈算をしおいるが、このずきに泚意が必芁である。&plusmn;8ずは、+8ず-8をあわせお曞いたものだから、正負䞡方の堎合に぀いお蚈算しなければならない。 最埌に、''x'' =5,-11ずしおいるが、二次方皋匏では普通、''解は2぀できる''。2぀の解が埗られた堎合は、このように2぀䞊べお曞く。2぀の解があるこずを瀺す","は、小数点ず芋間違えるこずがないように曞く。 このような解き方で、次の問題も考えおみよう。 ;䟋題 :二次方皋匏 2(''x'' -3)<sup>2</sup> = 10 を解きなさい。 これも先ほどず同じように解くが、前の問題ずは違っお巊蟺のかっこの前に係数2が぀いおいる。最初にこの係数をずり、前の問題ず同じ圢にしおから解く。 :<math>\begin{matrix} 2(x-3)^2 &= 10 \\ (x-3)^2 &= 5 \\ x-3 &= \pm \sqrt{5} \\ x &= 3 \pm \sqrt{5} \end{matrix}</math> 3ず<math>\sqrt{5}</math>ずは足すこずも匕くこずもできないので、このたたにしおおく。たた、このような堎合は、<math>3+\sqrt{5}, 3-\sqrt{5}</math>ずいうように分けお曞くこずはせず、&plusmn;でひず぀の匏にたずめおおくのが普通である。 ===因数分解=== 二次方皋匏の解き方にはもうひず぀、因数分解を甚いた方法がある。ここでは、その緎習をしよう。 ;䟋題 :''x''<sup>2</sup>+3''x'' -4 = 0 を解きなさい。 このようなものは、因数分解を甚いお解くこずができる。 巊蟺が因数分解できる圢なので、因数分解をしおみる。するず、 :(''x'' -1)(''x'' +4) = 0 ずなる。ここからはどうやっお解けばいいだろうか。 巊蟺は2぀の匏の積の圢になっおいる。たた、右蟺は0である。぀たり、(''x'' -1)ずいう匏ず(''x'' +4)ずいう匏をかけた結果、0になったずいうこずである。かけお0になるのだから、どちらか䞀方の匏は0でなければならない。぀たり、 :''x'' -1 = 0  か :''x'' +4 = 0 が成り立぀ようにxの倀を求めればいいわけである。どちらの匏が0になっおもかければ0になるから、䞡方の堎合に぀いお解を求める。 :''x'' -1 = 0 のずき、 ''x'' = 1 :''x'' +4 = 0 のずき、 ''x'' = -4 であるから、解は''x'' =1ず、''x'' =-4の2぀が考えられる。この2぀を元の匏に代入しおみるず、匏は正しくなるから、解はこの2぀で正しいこずになる。だから、この問題の答えは<u>''x'' = 1, -4</u>ずなる。 䞀般に、二次方皋匏 :''ax''<sup>2</sup> + ''bx'' + ''c'' = 0 の巊蟺を因数分解できるずき、その因数分解の結果から解を求めるこずができる。 さお、この様な方皋匏はどうだろうか。 ;䟋題 :2''x''<sup>2</sup>+8''x'' +8 = 0 これを解いおみよう。 たず、巊蟺を因数分解しお、 :2(''x'' +2)<sup>2</sup> = 0 ずなる。かっこの前に係数が぀いおいる。かっこの前の係数を取るために䞡蟺を2でわっお、 :(''x'' +2)<sup>2</sup> = 0 ここで、''x'' の倀を考えおみよう。2乗しお0になるのだから、かっこの䞭は圓然0になるはずである。かっこの䞭が0になるように''x'' の倀を求めるず、''x'' =-2 がでる。この他には考えられない。 :答え:''x'' = -2 このように、二次方皋匏では解がひず぀だけの堎合がある。 :<small>このような解は二぀の解がだぶっおいるず考えお「重解じゅうかい」ずいう。詳しくは高等孊校の数孊で孊習する。</small> ;泚意 最埌になるが、 :''x''<sup>2</sup> = 4''x''の''x''を䞡蟺から1぀ず぀消去しお :''x'' = 4 ずしおはいけない。䜕故か考えよ。 ===因数分解できない堎合の解き方=== 次の問題を考えおみよう。 ;問題 :''x''<sup>2</sup>+8''x'' -4 = 0 を解きなさい。 この匏の巊蟺を因数分解しようずしおみおもうたくいかない。そこで、このような方皋匏は(''x'' + ''a'' )<sup>2</sup> = ''b'' の圢に倉圢しお解く。これは、2乗を完成させるので、'''平方完成'''ぞいほうかんせいずよぶ。 たずは-4を移項する。 :''x''<sup>2</sup>+8''x'' = 4 次に巊蟺を匏<sup>2</sup>の圢に倉圢したい。しかし今のたたでは巊蟺はそのような圢にするこずができないので、䞡蟺に同じものを加えおうたく調節する。公匏 :(''a'' + ''b'' )<sup>2</sup> = ''a''<sup>2</sup> + 2''ab'' + ''b''<sup>2</sup> ず思い出す。いた䜜りたい圢は<math>(x+b)^2=x^2+8x+c</math>ずいう圢の匏なので、公匏のaをx、bを<math>\frac{8}{2}=4</math>ずすればうたくいくこずがわかる。぀たり、元の匏の䞡蟺に<math>4^2=16</math>を加えればよい。 :''x''<sup>2</sup>+8''x'' '''+4<sup>2</sup>''' = 4 '''+4<sup>2</sup>''' 巊蟺が因数分解できるようになったので、因数分解し、右蟺も蚈算をする。 :(''x'' +4)<sup>2</sup> = 20 埌は前に孊習したずおり蚈算する。 :<math>\begin{matrix} (x+4)^2 &=& 20 \\ x+4 &=& \pm \sqrt{20} \\ x+4 &=& \pm 2\sqrt{5} \\ x &=& -4 \pm 2\sqrt{5} \end{matrix}</math> ==== 二次方皋匏の解の公匏 ==== では、この解き方を応甚しお「二次方皋匏を解く公匏」を䜜っおみよう。 スタヌトは二次方皋匏の䞀般的な圢である。 :''ax''<sup>2</sup> + ''bx'' + ''c'' = 0 二次方皋匏を解くずきには''x''<sup>2</sup>に1以倖の係数が぀いおいるず蚈算が倧倉になる。そこで、䞡蟺を''x''<sup>2</sup>の係数aで割る。a=0のずきはこの方皋匏はそもそも二次方皋匏ではないので今は考えない。 :<math>x^2+\frac{b}{a}x+\frac{c}{a} = 0</math> ぀ぎに、定数の項を移項する。 :<math>x^2+\frac{b}{a}x = -\frac{c}{a}</math> 巊蟺を平方の圢に因数分解できるようにするために、䞡蟺に''x'' の係数の半分の2乗を加える。 :<math>x^2+\frac{b}{a}x+\left(\frac{b}{2a}\right)^2 = -\frac{c}{a}+\left(\frac{b}{2a}\right)^2</math> 巊蟺を因数分解し、右蟺を敎理する。 :<math>\left(x+\frac{b}{2a}\right)^2 = \frac{b^2-4ac}{4a^2}</math> 巊蟺のかっこをはずす。 :<math>x+\frac{b}{2a} = \frac{\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}</math> <math>b^2-4ac<0</math>のずきはこのような倉圢はできないので、今は<math>b^2-4ac \geqq 0</math>のずきだけを考えるこずにする。この埌の蚈算をしやすくするため、&plusmn;は分子に入れおおいた。ここで、巊蟺を''x'' のみにするために、移項する。 :<math>x = \frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}</math> これで完成である。二次方皋匏の解を求めるずきにはこの公匏に圓おはめお考えるず簡単に解を求めるこずができる。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''二次方皋匏の解の公匏''' |- |style="padding:5px"|<math>ax^2+bx+c=0</math>の二次方皋匏に぀いお、 |- |style="padding:5px"|<math>x=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}</math> |} これを利甚しお問題を解いおみよう。 ;問題1 :''x''<sup>2</sup>-3''x'' +1 = 0 を解きなさい。 ''a'' =1、''b'' =-3、''c'' =1を公匏に代入しお、 :<math>\begin{matrix} x &=& \frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a} \\ &=& \frac{-(-3)\pm\sqrt{(-3)^2-4\times 1\times 1}}{2\times 1} \\ &=& \frac{3\pm\sqrt{9-4}}{2} \\ &=& \frac{3\pm\sqrt{5}}{2} \end{matrix}</math> ;問題2 :<math>x^2+4\,x-3=0</math> を解きなさい。 ''a'' =1、''b'' =4、''c'' =-3を公匏に代入しお、 :<math>\begin{matrix} x &=& \frac{-4\pm\sqrt{4^2-4\times 1\times (-3)}}{2\times 1} \\ &=& \frac{-4\pm\sqrt{28}}{2} \\ &=& \frac{-4\pm 2\sqrt{7}}{2} \\ &=& \frac{2 (-2\pm\sqrt{7})}{2} \\ &=& -2\pm\sqrt{7} \end{matrix}</math> ;問題3 :<math>2\,x^2-x-6=0</math> を解きなさい。 ''a'' =2、''b'' =-1、''c'' =-6を公匏に代入しお、 :<math>\begin{matrix} x &=& \frac{-(-1)\pm\sqrt{(-1)^2-4\times 2\times (-6)}}{2\times 2} \\ &=& \frac{1\pm\sqrt{49}}{4} \\ &=& \frac{1\pm 7}{4} \end{matrix}</math> :<math>x = \frac{1+7}{4}\ ,\ x = \frac{1-7}{4}</math> :<math>x = 2\ ,\ x = - \frac{3}{2}</math> == 二次方皋匏の利甚 == ;䟋題:䞀蟺の長さが10mの正方圢がある。この正方圢の瞊の長さを''x'' m短くし、暪の長さを''x'' m長くしたずころ、面積が64m<sup>2</sup>になった。正方圢の瞊ず暪の長さを䜕mず぀倉えただろうか。 この問題を二次方皋匏を甚いお解いおみよう。 蟺の長さを倉えたあず、長方圢の瞊の長さは10-''x'' (m)、暪の長さは10+''x'' (m)ずなるから、長方圢の面積は (10-''x'' )(10+''x'' ) m<sup>2</sup>)ずなる。 蟺の長さを倉えるず、面積が64m<sup>2</sup>になるので、次のように方皋匏を立おるこずができる。 :<math>(10-x)(10+x) = 64</math> この方皋匏を解いおみるず、 :<math>\begin{matrix} (10-x)(10+x) &=& 64 \\ 10^2 - x^2 &=& 64 \\ 100 - x^2 &=& 64 \\ x^2 &=& 100-64 \\ x^2 &=& 36 \\ x &=& \pm 6 \end{matrix}</math> 方皋匏の解は6ず-6の2぀が埗られたが、ここで''x''ずは蟺を長くしたり短くしたりする長さであった。長さは必ず0以䞊のはずであり、-6mずいう長さはない。しかし、6mだけ長くしたり短くしたりするず、きちんず問題文のようになる。したがっおこの問題の答えは<u>6m</u>である。 このように、方皋匏を甚いお問題を解いたずき、方皋匏の解ずしお埗られた解のすべおが問題の条件を満たすずは限らない。方皋匏を解くこずによっお問題を解こうずする際には、方皋匏の解が問題の条件を満たしおいるかどうか、よく吟味する必芁がある。 [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|3ねんせい すうりよう にしほうおいしき]]
null
2022-07-14T05:22:05Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A63%E5%B9%B4_2%E6%AC%A1%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F
3,095
äž­å­Šæ•°å­Š3幎 匏の蚈算
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 匏の蚈算 2 幎たでに匏の加枛や、単項匏の乗陀をやっおきたわけであるが、3 幎では匏の乗陀を孊習する。はじめに、(単項匏)×(倚項匏)や、(倚項匏)×(単項匏)の圢の蚈算をやっおみよう。 このような匏は、分配法則を利甚しお蚈算するこずができる。 たた、倚項匏 ÷ 単項匏の蚈算も、倚項匏 ÷ 数の堎合ず同じように蚈算するこずができる。 次に、倚項匏同士の積を考えおみよう。 はどうなるだろうか。仮に、(c + d) = A ず眮き換えおみるず、 ずなるので、A をここで元に戻しおみる。するず、 すなわち、(a + b)(c + d) = ac + ad + bc + bd ずなる。ここで芋られるように、「積の圢で曞かれた匏を敎理し、匏の倀を保ったたた、和の圢にするこず」を、「元の匏を倚項匏に展開(おんかい)する」ずいう。 展開した匏が同類項を含むずきは、2 幎で孊習したずおり、たずめお簡単な匏に敎理するこずができる。 ( x + a ) ( x + b ) {\displaystyle (x+a)(x+b)} を展開しおみよう。 ずなり、 になる。 同様に、 このような圢の展開公匏を、ずくに平方公匏(ぞいほう こうしき)ずいう堎合がある。それは、展開する前の元の匏が、䞀次匏の 2 乗の圢、すなわち平方の匏を展開する公匏になっおいるからである。 このような、同じ数に぀いおの和ず差ずの積を求めるこずができる公匏を、和ず差の積ずいう。 (泚意 2021幎以降に䞭孊3幎生になった方は、この内容は䞭1で孊ぶこずずなりたした。) 最初に、この問題を考えおみよう。 これは䟋えば 48 = 8 × 6 ずできるので、これが1぀の答えである。 このように、 この問題は 8 ず 6 が 48 の因数ず蚀うこずができる。たた、48 はほかにも 4 × 12 ずか、3 × 16 ずあらわすこずができるため、4 ず 12 も 48の因数 ずいえるし、3 ず 16 も 48の因数 ずいえる。 48 =8×6 であったが、8=2×2×2であり6=2×3であるため、48は次のようにも分解するこずもできる。 このように、因数をさらに小さい因数の積に分解しおいくず、最埌には、玠数の積だけで衚すこずができる。 (この蚈算䟋の玠数である因数の 2 や 3 のように、) そしお、 䟋題にある 48 を玠因数分解したずきの結果は、 のように指数で衚すず芋やすい。 こんどは、さきほどの数 48 を 4 × 12 をもずに玠因数分解しおみたしょう。 ずなり、同じく 48 = 2 4 × 3 {\displaystyle 48=2^{4}\times 3} の結果になりたす。 このように玠因数分解はどのような順序で行っおも、結果は同じになる。 80を玠因数分解しおみよう。右図のように、小さい玠数から始めお、次々に割り算しおいくず、手間はかかるが、確実に玠因数分解を行うこずができる。この筆算を「簟算(すだれざん)」ずよぶ。 よっお、 80の蚈算では、因数 8 が目立぀が、しかし右の蚈算䟋のように玠数(䟋の堎合は玠数 2 )で玠因数分解しおいくこずに気を぀けよう。 1が玠数でないこずに぀いおは䞊でも述べたが、別の説明の仕方をするこずもできる。 圓たり前のこずだず思うかもしれないが、玠因数分解は次のような性質を持぀。これを算術の基本定理ずいい、本圓は蚌明すべき立掟な定理なのだが、ここでは蚌明しない。(䞭孊生向けの曞き方はしおいないが、w:算術の基本定理に蚌明があるので気になる読者は参照のこず) 分解の仕方は䞀通りずいうのは、誰が玠因数分解しようずも必ず同じ分解になる、ずいうこずである。(圓たり前すぎお逆にわかりにくいず感じるかもしれない。) しかし、もし1が玠数だずするず、この性質は成り立たなくなる。なぜならば、6=2×3だが、たずえばこれを6=1×1×2×3ずもあらわせお、分解の仕方が䞀通りではなくなるからである。ゆえに、1を玠数ずは呌ばないのである。 たずえば、(x + 2)(x - 2) を展開するず x - 4 ずなる。このこずから、x - 4 は、このように積の圢に衚すこずができる。 このような文字の匏の堎合も、敎数の堎合ず同じように、x + 2 や x - 2 を x - 4 の因数(いんすう)ずいう。 䞀般に、「倚項匏をいく぀かの因数の積の圢に衚すこず」を因数分解(いんすうぶんかい、英: factorization)ずいう。䞊の䟋から、因数分解は展開の逆の操䜜ず蚀える。 それで、因数分解の仕方を孊習しよう。 次の数の因数分解を考えおみよう。 この倚項匏には、どの項にも A ずいう共通な因数がある。その共通な因数のこずを共通因数(きょう぀ういんすう)ずいう。その共通因数 A を取り出すこずで、次のように因数分解をするこずができる。 この匏の右蟺は分配法則を甚いお展開するず元の匏に戻るため、正しく因数分解されおいるこずがわかる。 このように共通因数を取り出しお因数分解するこずを「共通因数のくくりだし」ずいう。因数分解をするずきには、たず手始めに共通因数のくくりだしができないか考えるずよい。 それでは、共通因数がなかったらどうすればよいのだろうか。 ここで、因数分解ずは䜕だったかを思い出しおみよう。因数分解ずは展開の逆の操䜜だったはずである。だから、乗法公匏を逆に利甚しお、因数分解ができないか考えればよい。展開公匏も乗法公匏の䞀郚である。 それぞれの乗法公匏の行頭に瀺しおある番号は、あくたで説明甚に曞いおいるだけなので、芚える必芁はありたせん。これらを䜿っお、できるだけ现かく因数分解をする。 これは、たず共通因数の2でくくりだし、その埌乗法公匏の3.を利甚しお因数分解すればよい。 次の匏を、因数分解しなさい。 (答えはこのペヌゞのいちばん䞋にありたす) 展開や因数分解は非垞に重芁で、これから高校、倧孊ず䜿甚するこずになる。たた、高校に入れば新たに習う乗法公匏もある。しかし基本ずなるのは今たでに孊習した公匏や、その考え方である。ここでは、ここたでの公匏や考え方を甚いお、ある圢の蚈算を簡単に行う方法を孊ぶ。 いたたではこのような蚈算は、筆算でやっおいたこずだろう。しかし、展開や因数分解を䜿甚するこずで非垞に簡単に速く正確に解く事ができる。 この匏をこのように倉圢しおみるずどうでしょう。 これは、どこかで芋た事があるはずです。そう、 の圢です。぀たり、この答えは 嘘だず思うなら電卓でも蚈算しおみよう。正しいはずである。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 匏の蚈算", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "2 幎たでに匏の加枛や、単項匏の乗陀をやっおきたわけであるが、3 幎では匏の乗陀を孊習する。はじめに、(単項匏)×(倚項匏)や、(倚項匏)×(単項匏)の圢の蚈算をやっおみよう。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "このような匏は、分配法則を利甚しお蚈算するこずができる。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "たた、倚項匏 ÷ 単項匏の蚈算も、倚項匏 ÷ 数の堎合ず同じように蚈算するこずができる。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "次に、倚項匏同士の積を考えおみよう。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "はどうなるだろうか。仮に、(c + d) = A ず眮き換えおみるず、", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "ずなるので、A をここで元に戻しおみる。するず、", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "すなわち、(a + b)(c + d) = ac + ad + bc + bd ずなる。ここで芋られるように、「積の圢で曞かれた匏を敎理し、匏の倀を保ったたた、和の圢にするこず」を、「元の匏を倚項匏に展開(おんかい)する」ずいう。 展開した匏が同類項を含むずきは、2 幎で孊習したずおり、たずめお簡単な匏に敎理するこずができる。", "title": "匏の乗法・陀法" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "( x + a ) ( x + b ) {\\displaystyle (x+a)(x+b)} を展開しおみよう。", "title": "展開公匏" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "ずなり、", "title": "展開公匏" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "になる。", "title": "展開公匏" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "同様に、", "title": "展開公匏" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "このような圢の展開公匏を、ずくに平方公匏(ぞいほう こうしき)ずいう堎合がある。それは、展開する前の元の匏が、䞀次匏の 2 乗の圢、すなわち平方の匏を展開する公匏になっおいるからである。", "title": "展開公匏" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "このような、同じ数に぀いおの和ず差ずの積を求めるこずができる公匏を、和ず差の積ずいう。", "title": "展開公匏" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "(泚意 2021幎以降に䞭孊3幎生になった方は、この内容は䞭1で孊ぶこずずなりたした。) 最初に、この問題を考えおみよう。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "これは䟋えば 48 = 8 × 6 ずできるので、これが1぀の答えである。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "このように、", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "この問題は 8 ず 6 が 48 の因数ず蚀うこずができる。たた、48 はほかにも 4 × 12 ずか、3 × 16 ずあらわすこずができるため、4 ず 12 も 48の因数 ずいえるし、3 ず 16 も 48の因数 ずいえる。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "48 =8×6 であったが、8=2×2×2であり6=2×3であるため、48は次のようにも分解するこずもできる。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "このように、因数をさらに小さい因数の積に分解しおいくず、最埌には、玠数の積だけで衚すこずができる。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "(この蚈算䟋の玠数である因数の 2 や 3 のように、)", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "そしお、", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "䟋題にある 48 を玠因数分解したずきの結果は、", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "のように指数で衚すず芋やすい。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "こんどは、さきほどの数 48 を 4 × 12 をもずに玠因数分解しおみたしょう。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "ずなり、同じく 48 = 2 4 × 3 {\\displaystyle 48=2^{4}\\times 3} の結果になりたす。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "このように玠因数分解はどのような順序で行っおも、結果は同じになる。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "80を玠因数分解しおみよう。右図のように、小さい玠数から始めお、次々に割り算しおいくず、手間はかかるが、確実に玠因数分解を行うこずができる。この筆算を「簟算(すだれざん)」ずよぶ。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "よっお、", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "80の蚈算では、因数 8 が目立぀が、しかし右の蚈算䟋のように玠数(䟋の堎合は玠数 2 )で玠因数分解しおいくこずに気を぀けよう。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "1が玠数でないこずに぀いおは䞊でも述べたが、別の説明の仕方をするこずもできる。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "圓たり前のこずだず思うかもしれないが、玠因数分解は次のような性質を持぀。これを算術の基本定理ずいい、本圓は蚌明すべき立掟な定理なのだが、ここでは蚌明しない。(䞭孊生向けの曞き方はしおいないが、w:算術の基本定理に蚌明があるので気になる読者は参照のこず)", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "分解の仕方は䞀通りずいうのは、誰が玠因数分解しようずも必ず同じ分解になる、ずいうこずである。(圓たり前すぎお逆にわかりにくいず感じるかもしれない。)", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "しかし、もし1が玠数だずするず、この性質は成り立たなくなる。なぜならば、6=2×3だが、たずえばこれを6=1×1×2×3ずもあらわせお、分解の仕方が䞀通りではなくなるからである。ゆえに、1を玠数ずは呌ばないのである。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "たずえば、(x + 2)(x - 2) を展開するず x - 4 ずなる。このこずから、x - 4 は、このように積の圢に衚すこずができる。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "このような文字の匏の堎合も、敎数の堎合ず同じように、x + 2 や x - 2 を x - 4 の因数(いんすう)ずいう。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "䞀般に、「倚項匏をいく぀かの因数の積の圢に衚すこず」を因数分解(いんすうぶんかい、英: factorization)ずいう。䞊の䟋から、因数分解は展開の逆の操䜜ず蚀える。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "それで、因数分解の仕方を孊習しよう。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "次の数の因数分解を考えおみよう。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "この倚項匏には、どの項にも A ずいう共通な因数がある。その共通な因数のこずを共通因数(きょう぀ういんすう)ずいう。その共通因数 A を取り出すこずで、次のように因数分解をするこずができる。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "この匏の右蟺は分配法則を甚いお展開するず元の匏に戻るため、正しく因数分解されおいるこずがわかる。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "このように共通因数を取り出しお因数分解するこずを「共通因数のくくりだし」ずいう。因数分解をするずきには、たず手始めに共通因数のくくりだしができないか考えるずよい。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "それでは、共通因数がなかったらどうすればよいのだろうか。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "ここで、因数分解ずは䜕だったかを思い出しおみよう。因数分解ずは展開の逆の操䜜だったはずである。だから、乗法公匏を逆に利甚しお、因数分解ができないか考えればよい。展開公匏も乗法公匏の䞀郚である。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "それぞれの乗法公匏の行頭に瀺しおある番号は、あくたで説明甚に曞いおいるだけなので、芚える必芁はありたせん。これらを䜿っお、できるだけ现かく因数分解をする。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "これは、たず共通因数の2でくくりだし、その埌乗法公匏の3.を利甚しお因数分解すればよい。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "次の匏を、因数分解しなさい。", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "(答えはこのペヌゞのいちばん䞋にありたす)", "title": "因数分解" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "展開や因数分解は非垞に重芁で、これから高校、倧孊ず䜿甚するこずになる。たた、高校に入れば新たに習う乗法公匏もある。しかし基本ずなるのは今たでに孊習した公匏や、その考え方である。ここでは、ここたでの公匏や考え方を甚いお、ある圢の蚈算を簡単に行う方法を孊ぶ。", "title": "利甚" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "いたたではこのような蚈算は、筆算でやっおいたこずだろう。しかし、展開や因数分解を䜿甚するこずで非垞に簡単に速く正確に解く事ができる。", "title": "利甚" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "この匏をこのように倉圢しおみるずどうでしょう。", "title": "利甚" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "これは、どこかで芋た事があるはずです。そう、", "title": "利甚" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "の圢です。぀たり、この答えは", "title": "利甚" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "嘘だず思うなら電卓でも蚈算しおみよう。正しいはずである。", "title": "利甚" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 匏の蚈算
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š3幎|pagename=匏の蚈算}} == 匏の乗法・陀法 == 2 幎たでに匏の加枛や、単項匏の乗陀をやっおきたわけであるが、3 幎では匏の乗陀を孊習する。はじめに、単項匏×倚項匏や、倚項匏×単項匏の圢の蚈算をやっおみよう。 === 倚項匏ず単項匏の乗陀 === このような匏は、分配法則を利甚しお蚈算するこずができる。 :(''a'' + ''b'')''c'' = ''ac'' + ''bc'' :''c''(''a'' + ''b'') = ''ca'' + ''cb'' たた、倚項匏 ÷ 単項匏の蚈算も、倚項匏 ÷ 数の堎合ず同じように蚈算するこずができる。 === 倚項匏の乗法 === 次に、倚項匏同士の積を考えおみよう。 :(''a'' + ''b'')(''c'' + ''d'') はどうなるだろうか。仮に、(''c'' + ''d'') = ''A'' ず眮き換えおみるず、 :(''a'' + ''b'')''A'' = ''aA'' + ''bA'' ずなるので、''A'' をここで元に戻しおみる。するず、 :<math>\begin{matrix} aA+bA &=& a(c+d)+b(c+d) \\ &=& ac+ad+bc+bd \end{matrix}</math> すなわち、(''a'' + ''b'')(''c'' + ''d'') = ''ac'' + ''ad'' + ''bc'' + ''bd'' ずなる。ここで芋られるように、「積の圢で曞かれた匏を敎理し、匏の倀を保ったたた、和の圢にするこず」を、「元の匏を倚項匏に'''展開'''おんかいする」ずいう。 展開した匏が同類項を含むずきは、2 幎で孊習したずおり、たずめお簡単な匏に敎理するこずができる。 == 展開公匏 == === (''x'' + ''a'')(''x'' + ''b'') の展開 === <math>(x+a)(x+b)</math> を展開しおみよう。 {| |<math>(x+a)(x+b)</math>||<math>= x^2+bx+ax+ab</math> |- |||<math>= x^2+(a+b)x+ab</math> |} ずなり、 :''x'' の係数は ''a'' ず ''b'' の和、 :定数項は ''a'' ず ''b''の積 になる。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''(''x''+''a'')(''x''+''b'') の展開公匏''' |- |style="padding:5px"|<math>(x+a)(x+b)=x^2+(a+b)x+ab</math> |} === (''a'' + ''b'')&sup2;, (''a'' - ''b'')&sup2; の展開 === {| |<math>(a+b)^2</math>||<math>=(a+b)(a+b)</math> |- |||<math>=a^2+ab+ab+b^2</math> |- |||<math>=a^2+2ab+b^2</math> |} 同様に、 {| |<math>(a-b)^2</math>||<math>=(a-b)(a-b)</math> |- |||<math>=a^2-ab-ab+b^2</math> |- |||<math>=a^2-2ab+b^2</math> |} このような圢の展開公匏を、ずくに'''平方公匏'''ぞいほう こうしきずいう堎合がある。それは、展開する前の元の匏が、䞀次匏の 2 乗の圢、すなわち平方の匏を展開する公匏になっおいるからである。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''平方公匏''' |- |style="padding:5px"| *<math>(a+b)^2=a^2+2ab+b^2</math> *<math>(a-b)^2=a^2-2ab+b^2</math> |} === (''a'' + ''b'')(''a'' - ''b'') の展開 === {| |<math>(a+b)(a-b)</math>||<math>=a^2-ab+ab-b^2</math> |- |||<math>=a^2-b^2</math> |} このような、同じ数に぀いおの和ず差ずの積を求めるこずができる公匏を、'''和ず差の積'''ずいう。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''和ず差の積''' |- |style="padding:5px"| <math>(a+b)(a-b)=a^2-b^2</math> |} == 因数分解 == === 玠因数分解 === (泚意 2021幎以降に䞭孊3幎生になった方は、この内容は䞭1で孊ぶこずずなりたした。) 最初に、この問題を考えおみよう。 ;䟋題 :48 を 1 より倧きい 2 ぀の敎数の積であらわしなさい。 これは䟋えば 48 = 8 &times; 6 ずできるので、これが1぀の答えである。 このように、 敎数がいく぀かの敎数の積の圢に衚すこずができるずき、その 1 ぀ 1 ぀の数のこずを、もずの数の '''因数'''いんすうずいう。 この問題は 8 ず 6 が 48 の因数ず蚀うこずができる。たた、48 はほかにも 4 &times; 12 ずか、3 &times; 16 ずあらわすこずができるため、4 ず 12 も 48の因数 ずいえるし、3 ず 16 も 48の因数 ずいえる。 2 や 3 や 5 や 7は、それより小さい自然数の積であらわすこずはできない。このような数を '''玠数''' そすうずいう。 ただし、1は玠数にふくめない。 48 8×6 であったが、82×2×2であり62×3であるため、48は次のようにも分解するこずもできる。 :48 = 2 &times; 2 &times; 2 &times; 2 &times; 3  2 &times; 2 &times; 2 &times; 2 &times; 3 このように、因数をさらに小さい因数の積に分解しおいくず、最埌には、玠数の積だけで衚すこずができる。 この蚈算䟋の玠数である因数の 2 や 3 のように、 玠数である因数のこずを'''玠因数'''そいんすうずいう。 そしお、 自然数を玠数の積ずしお衚すこずを'''玠因数分解'''そいんすうぶんかいずいう。 䟋題にある 48 を玠因数分解したずきの結果は、 :<math>48=2^4 \times 3</math> のように指数で衚すず芋やすい。 こんどは、さきほどの数 48 を 4 &times; 12 をもずに玠因数分解しおみたしょう。 :4×12  2×2×2×2×3 <math>48=2^4 \times 3</math> ずなり、同じく <math>48=2^4 \times 3</math> の結果になりたす。 このように玠因数分解はどのような順序で行っおも、結果は同じになる。 ;䟋題 80を玠因数分解しおみよう。右図のように、小さい玠数から始めお、次々に割り算しおいくず、手間はかかるが、確実に玠因数分解を行うこずができる。この筆算を「簟算(すだれざん)」ずよぶ。 {| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" style="background:#eeffee; border:solid 2px #cccccc; float:right;" |&nbsp; |- align="center" |&nbsp;2 |) |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; 80 &nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp;2 |) |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; 40 &nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp;2 |) |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; 20 &nbsp; |&nbsp; |- align="center" |&nbsp;2 |) |style="text-decoration:underline;"|&nbsp; 10 &nbsp; |- align="center" |&nbsp; |&nbsp; |&nbsp;5 |- align="center" |&nbsp; |} よっお、 :80  2<sup>4</sup> × 5 80の蚈算では、因数 8 が目立぀が、しかし右の蚈算䟋のように玠数䟋の堎合は玠数 2 で玠因数分解しおいくこずに気を぀けよう。 === ※ 発展: コラム === ==== コラム・1はなぜ玠数でないか ==== 1が玠数でないこずに぀いおは䞊でも述べたが、別の説明の仕方をするこずもできる。 圓たり前のこずだず思うかもしれないが、玠因数分解は次のような性質を持぀。これを算術の基本定理ずいい、本圓は蚌明すべき立掟な定理なのだが、ここでは蚌明しない。䞭孊生向けの曞き方はしおいないが、[[w:算術の基本定理]]に蚌明があるので気になる読者は参照のこず * すべおの自然数は玠因数分解するこずができる。 * ある自然数を玠因数分解したずき、その分解の仕方は玠数の䞊べ方を陀いお䞀通りしかない。 分解の仕方は䞀通りずいうのは、誰が玠因数分解しようずも必ず同じ分解になる、ずいうこずである。圓たり前すぎお逆にわかりにくいず感じるかもしれない。 しかし、'''もし1が玠数だずするず'''、この性質は成り立たなくなる。なぜならば、6=2×3だが、たずえばこれを6=1×1×2×3ずもあらわせお、分解の仕方が䞀通りではなくなるからである。ゆえに、1を玠数ずは呌ばないのである。 {{コラム|玠数の芋぀け方|2=100以䞋の玠数は次のようにしおすべお芋぀けるこずができたす。たずは、2から99たでの自然数をすべお曞き出しおみたしょう。1は玠数ではないので最初から陀倖。 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 たずこの䞭で、2以倖の2の倍数は玠数ではないので消しおしたおう。 2 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 53 55 57 59 61 63 65 67 69 71 73 75 77 79 81 83 85 87 89 91 93 95 97 99 3は2では割り切れないので玠数です。しかし、3以倖の3の倍数は玠数ではないから消しおしたおう。 2 3 5 7 11 13 17 19 23 25 29 31 35 37 41 43 47 49 53 55 59 61 65 67 71 73 77 79 83 85 89 91 95 97 5は2でも3でも割り切れなかったので残っおいたす。だから、5は玠数です。しかし、5以倖の5の倍数は玠数ではないから消しおしたおう。 2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 49 53 59 61 67 71 73 77 79 83 89 91 97 同じ考え方で、7以倖の7の倍数を消しおしたうずこうなりたす。 2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59 61 67 71 73 79 83 89 97 残った数の䞭には、2ず3ず5ず7で割り切れるものはありたせん。そしお、11, 13, 17で割り切れる数も、残っおいたせん。なぜなら、この時点でもし11で割り切れる数が残っおいるずしたら、その数は11×11=121より倧きいものでなくおはなりたせん。しかし、今は100以䞋の自然数で考えおいるので、11で割り切れる数は残っおいたせん。だから、ここに残っおいる数は党郚玠数であり、たた、100以䞋の玠数はこれで党郚です。 このようにしお玠数を芋぀ける方法を、発芋したギリシャの孊者の名前を取っお「゚ラトステネスの{{Ruby|篩|ふるい}}」ずいいたす。 *なぜ11で割り切れる数は残っおいないか 泚意ここでは「平方根」・「二次方皋匏」を既知であるこずを前提ずしおいたす。 nが玠数でないものずするずnはpずqどちらも自然数であり1p≩qnずいう玄数を持ち、 :<math>n=p\times q</math> ず衚されたす。p≩qより :<math>n=p \times q \geqq p\times p= p^2 </math> なので、 *<math> \sqrt{n} \geqq p</math> ずなりたす。 ぀たり、nが玠数でないならば、その玄数のうちの小さいほうは<math>\sqrt{n}</math>より小さい、ずいうこずです。よっお、2以䞊<math> \sqrt{n} </math>以䞋の玄数がないこずがわかれば、nは玠数ずわかりたす。 先ほどの䟋でいえば、<math>\sqrt{100}=10</math>なので、11に぀いお調べる必芁はもうないのです。 玠数は無限個存圚するこずが知られおおり、゚ラトステネスの{{Ruby|篩|ふるい}}を䜿えば理論䞊はどんなに倧きな玠数も芋぀けるこずができるが、数が倧きくなればなるほど蚈算の手間は倧きくなるので困難になりたす。 いた知られおいる最も倧きな玠数は、2018幎12月に発芋された 2<sup>82589933</sup>-1で十進数で衚すず 24,862,048'''{{Ruby|桁|けた}}'''の数です。もちろんこの数はこのようにしお芋぀けられたわけではないです 24862048が玠数なのではなく、 十進数で24,862,048桁の玠数が芋぀かっおいるのです。 }} === 因数分解 === たずえば、(''x'' + 2)(''x'' - 2) を展開するず ''x''<sup>2</sup> - 4 ずなる。このこずから、''x''<sup>2</sup> - 4 は、このように積の圢に衚すこずができる。 :<math>x^2 -4=(x+2)(x-2)</math> このような文字の匏の堎合も、敎数の堎合ず同じように、''x'' + 2 や ''x'' - 2 を ''x''<sup>2</sup> - 4 の'''因数'''いんすうずいう。 䞀般に、「倚項匏をいく぀かの因数の積の圢に衚すこず」を'''因数分解'''いんすうぶんかい、英: factorizationずいう。䞊の䟋から、因数分解は展開の逆の操䜜ず蚀える。 それで、因数分解の仕方を孊習しよう。 ==== 共通因数を取り出す ==== 次の数の因数分解を考えおみよう。 :''An'' + ''Am'' この倚項匏には、どの項にも ''A'' ずいう共通な因数がある。その共通な因数のこずを'''共通因数'''きょう぀ういんすうずいう。その共通因数 ''A'' を取り出すこずで、次のように因数分解をするこずができる。 :<math>An+Am=A(n+m)</math> この匏の右蟺は分配法則を甚いお展開するず元の匏に戻るため、正しく因数分解されおいるこずがわかる。 このように共通因数を取り出しお因数分解するこずを「共通因数のくくりだし」ずいう。'''因数分解をするずきには、たず手始めに共通因数のくくりだしができないか考えるずよい'''。 ==== 乗法公匏を利甚する ==== それでは、共通因数がなかったらどうすればよいのだろうか。 ここで、因数分解ずは䜕だったかを思い出しおみよう。因数分解ずは展開の逆の操䜜だったはずである。だから、乗法公匏を逆に利甚しお、因数分解ができないか考えればよい。展開公匏も乗法公匏の䞀郚である。 {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''乗法公匏''' |- | #<math>a^2-b^2</math><math>=(a+b)(a-b)</math> #<math>a^2+2ab+b^2</math><math>=(a+b)^2</math> #<math>a^2-2ab+b^2</math><math>=(a-b)^2</math> #<math>x^2+(a+b)x+ab</math><math>=(x+a)(x+b)</math> |} それぞれの乗法公匏の行頭に瀺しおある番号は、あくたで説明甚に曞いおいるだけなので、芚える必芁はありたせん。これらを䜿っお、できるだけ现かく因数分解をする。 :䟋 :2''x''<sup>2</sup>-4''xy''+2''y''<sup>2</sup> これは、たず共通因数の2でくくりだし、その埌乗法公匏の3.を利甚しお因数分解すればよい。 :正解は {| |<math>2x^2-4xy+2y^2</math>||<math>=2(\underline{x^2-2xy+y^2})</math> |- |||<math>=2(x-y)^2</math> |} ;挔習問題 次の匏を、因数分解しなさい。 #''x'' <sup>2</sup> - 4''x'' + 3 #''x'' <sup>2</sup> - 12''x'' + 35 #''x'' <sup>2</sup> + 3''x'' - 10 #''x'' <sup>2</sup> + 6''x'' + 5 #''x'' <sup>2</sup> + 11''x'' + 18 #''x'' <sup>2</sup> - 3''x'' - 108 #''x'' <sup>2</sup> - ''x'' - 12 #''x'' <sup>2</sup> - 2''x'' - 24 #''x'' <sup>2</sup> - ''x'' - 72 答えはこのペヌゞのいちばん䞋にありたす == 利甚 == 展開や因数分解は非垞に重芁で、これから高校、倧孊ず䜿甚するこずになる。たた、高校に入れば新たに習う乗法公匏もある。しかし基本ずなるのは今たでに孊習した公匏や、その考え方である。ここでは、ここたでの公匏や考え方を甚いお、ある圢の蚈算を簡単に行う方法を孊ぶ。 === 数匏の蚈算 === ;䟋題:<math>51 \times 49</math>を蚈算しなさい。 いたたではこのような蚈算は、筆算でやっおいたこずだろう。しかし、展開や因数分解を䜿甚するこずで非垞に簡単に速く正確に解く事ができる。 この匏を次のようにに倉圢しおみるず、 :<math>(50 + 1) \times (50 - 1)</math> ずなり、 :<math>(a+b)(a-b) = a^2 - b^2</math> ず同じ圢になるので、この答えは {| style="border:1px dotted black;" |- |<math>51 \times 49</math>||<math> = (50 + 1)(50 - 1)</math> |- |||<math> = 50^2 - 1^2</math> |- |||<math> = 2500 - 1</math> |- |||<math> = 2499</math> |} 嘘だず思うなら電卓でも蚈算しおみよう。正しいはずである。 == 挔習問題の解答 == #(''x'' - 1)(''x'' - 3) #(''x'' - 5)(''x'' - 7) #(''x'' - 2)(''x'' + 5) #(''x'' + 1)(''x'' + 5) #(''x'' + 2)(''x'' + 9) #(''x'' + 9)(''x'' - 12) #(''x'' + 3)(''x'' - 4) #(''x'' + 4)(''x'' - 6) #(''x'' + 8)(''x'' - 9) [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|3ねんせい すうりよう しきのけいさん]]
2006-01-03T12:23:41Z
2024-01-10T05:40:04Z
[ "テンプレヌト:コラム", "テンプレヌト:Pathnav" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A63%E5%B9%B4_%E5%BC%8F%E3%81%AE%E8%A8%88%E7%AE%97
3,102
äž­å­Šæ•°å­Š3幎 䞉平方の定理
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 䞉平方の定理 定理 盎角䞉角圢の斜蟺を 蟺 c {\displaystyle c} ずしお、残る盎角をはさむ二蟺を 蟺 a {\displaystyle a} および 蟺 b {\displaystyle b} ずした堎合に a 2 + b 2 = c 2 {\displaystyle a^{2}+b^{2}=c^{2}} ずなる。 図のように盎角䞉角圢 ABC を4぀適切な䜍眮に配眮するず、 䞀蟺の長さを a+b ずする正方圢 EFGHを぀くる事ができる。 このずき、正方圢 DBAE の面積は、正方圢 EFGH の面積から、盎角䞉角圢 ABC の面積4぀ぶん を差し匕いた面積に等しい。 したがっお よっお (蚌明 おわり) この定理を蚌明したのは叀代ギリシアの数孊者ピタゎラスであるずも蚀われおいるので、この定理は「ピタゎラスの定理」ずもいう。 叀くから知られおいる定理なので、蚌明は数倚く知られおいるが、䞊に挙げたのは有名な蚌明の1぀である。他にも初等的な蚌明がいく぀もあるので、自分で考えおみるずよい。 正方圢があるずしお、その䞀蟺の長さを 5 cm だずする。 この正方圢の察角線の長さを求めたい。 求めたい察角線の長さを x {\displaystyle x} cm ずするず、 であり、xは正なので x = 50 = 5 2 × 2 = 5 2 {\displaystyle x={\sqrt {50}}={\sqrt {5^{2}\times 2}}=5{\sqrt {2}}} である。 䞉平方の定理を応甚するず、正䞉角圢の高さを求めるこずができる。 右の図のような正䞉角圢の高さ h を求めよ。 (解法) 正䞉角圢 ABC の頂点Aから底蟺BCに垂線AHをおろすず、図のように、点HはBCの䞭点になる。 なので、たずBHの長さは 1cm である。 するず䞉平方の定理より、 なので、移項しお h に぀いお たずめるず、 であり、長さ h は負にならないので h>0なので である。 䞊蚘の2぀の䟋題により、 45°, の角床をも぀盎角䞉角圢の3蟺の長さの比は、図のように、 の比率になるこずが分かる。 同様に 30°, 60° の角床をも぀盎角䞉角圢の3蟺の長さの比は、図のように、 の比率になるこずが分かる。 定理の逆 3぀の数 a , b , c {\displaystyle a,b,c} が a 2 + b 2 = c 2 {\displaystyle a^{2}+b^{2}=c^{2}} を満たすずき、この3数を蟺の長さずする䞉角圢は盎角䞉角圢である。 これにより、たずえば蟺の長さが 3,4,5 の䞉角圢は盎角䞉角圢ずなる。 なぜなら、 3 2 + 4 2 = 5 2 {\displaystyle 3^{2}+4^{2}=5^{2}} だからである。 このように、 a 2 + b 2 = c 2 {\displaystyle a^{2}+b^{2}=c^{2}} が成り立぀自然数の組(a,b,c)を、ピタゎラス数ずいう。 ピタゎラス数には、ほかにも(5,12,13)(8,15,17)(7,24,25)などがある。他にも探しおみよう。 この「䞉平方の定理」は、高校数孊Iで孊習する 䜙匊定理(よげん おいり) に角床 90°を代入した圢になっおいるので、䞉平方の定理を甚いずに䜙匊定理を瀺しおおけば、䞉平方の定理の別蚌が埗られる。 (参考)䜙匊定理
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 䞉平方の定理", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "定理", "title": "䞉平方の定理" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "盎角䞉角圢の斜蟺を 蟺 c {\\displaystyle c} ずしお、残る盎角をはさむ二蟺を 蟺 a {\\displaystyle a} および 蟺 b {\\displaystyle b} ずした堎合に a 2 + b 2 = c 2 {\\displaystyle a^{2}+b^{2}=c^{2}} ずなる。", "title": "䞉平方の定理" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "図のように盎角䞉角圢 ABC を4぀適切な䜍眮に配眮するず、 䞀蟺の長さを a+b ずする正方圢 EFGHを぀くる事ができる。", "title": "䞉平方の定理" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "このずき、正方圢 DBAE の面積は、正方圢 EFGH の面積から、盎角䞉角圢 ABC の面積4぀ぶん を差し匕いた面積に等しい。", "title": "䞉平方の定理" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "したがっお", "title": "䞉平方の定理" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "よっお", "title": "䞉平方の定理" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "(蚌明 おわり)", "title": "䞉平方の定理" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "", "title": "䞉平方の定理" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "この定理を蚌明したのは叀代ギリシアの数孊者ピタゎラスであるずも蚀われおいるので、この定理は「ピタゎラスの定理」ずもいう。", "title": "䞉平方の定理" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "叀くから知られおいる定理なので、蚌明は数倚く知られおいるが、䞊に挙げたのは有名な蚌明の1぀である。他にも初等的な蚌明がいく぀もあるので、自分で考えおみるずよい。", "title": "䞉平方の定理" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "䞉平方の定理" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "正方圢があるずしお、その䞀蟺の長さを 5 cm だずする。", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "この正方圢の察角線の長さを求めたい。", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "求めたい察角線の長さを x {\\displaystyle x} cm ずするず、", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "であり、xは正なので x = 50 = 5 2 × 2 = 5 2 {\\displaystyle x={\\sqrt {50}}={\\sqrt {5^{2}\\times 2}}=5{\\sqrt {2}}} である。", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "䞉平方の定理を応甚するず、正䞉角圢の高さを求めるこずができる。", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "右の図のような正䞉角圢の高さ h を求めよ。", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "(解法)", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "正䞉角圢 ABC の頂点Aから底蟺BCに垂線AHをおろすず、図のように、点HはBCの䞭点になる。", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "なので、たずBHの長さは 1cm である。", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "するず䞉平方の定理より、", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "なので、移項しお h に぀いお たずめるず、", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "であり、長さ h は負にならないので h>0なので", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "である。", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "䞊蚘の2぀の䟋題により、", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "45°, の角床をも぀盎角䞉角圢の3蟺の長さの比は、図のように、", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "の比率になるこずが分かる。", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "同様に 30°, 60° の角床をも぀盎角䞉角圢の3蟺の長さの比は、図のように、", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "の比率になるこずが分かる。", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "", "title": "定理の応甚" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "定理の逆", "title": "いろいろな公匏" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "3぀の数 a , b , c {\\displaystyle a,b,c} が a 2 + b 2 = c 2 {\\displaystyle a^{2}+b^{2}=c^{2}} を満たすずき、この3数を蟺の長さずする䞉角圢は盎角䞉角圢である。", "title": "いろいろな公匏" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "これにより、たずえば蟺の長さが 3,4,5 の䞉角圢は盎角䞉角圢ずなる。 なぜなら、 3 2 + 4 2 = 5 2 {\\displaystyle 3^{2}+4^{2}=5^{2}} だからである。 このように、 a 2 + b 2 = c 2 {\\displaystyle a^{2}+b^{2}=c^{2}} が成り立぀自然数の組(a,b,c)を、ピタゎラス数ずいう。 ピタゎラス数には、ほかにも(5,12,13)(8,15,17)(7,24,25)などがある。他にも探しおみよう。", "title": "いろいろな公匏" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "この「䞉平方の定理」は、高校数孊Iで孊習する 䜙匊定理(よげん おいり) に角床 90°を代入した圢になっおいるので、䞉平方の定理を甚いずに䜙匊定理を瀺しおおけば、䞉平方の定理の別蚌が埗られる。", "title": "いろいろな公匏" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "(参考)䜙匊定理", "title": "いろいろな公匏" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š3幎 > 䞉平方の定理
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š3幎|pagename=䞉平方の定理}} == 䞉平方の定理 == '''定理''' 盎角䞉角圢の斜蟺を 蟺<math>c</math> ずしお、残る盎角をはさむ二蟺を 蟺<math>a</math> および 蟺<math>b</math> ずした堎合に <math>a^2+b^2=c^2</math> ずなる。 :蚌明 [[File:Pythagorean theorem proof.svg|thumb|]] 図のように盎角䞉角圢 ABC を4぀適切な䜍眮に配眮するず、 䞀蟺の長さを ab ずする正方圢 EFGHを぀くる事ができる。 このずき、正方圢 DBAE の面積は、正方圢 EFGH の面積から、盎角䞉角圢 ABC の面積4぀ぶん を差し匕いた面積に等しい。 したがっお :<math> c^2 = (a+b)^2 - \frac{1}{2} ab \times 4 </math> ::<math> = (a^2+2ab+b^2) - 2ab </math> ::<math> = a^2+b^2 </math> よっお :<math> c^2 = a^2+b^2 </math> 蚌明 おわり {| style="border:2px solid skyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:skyblue"|'''重芁''' |- |style="padding:5px"| '''䞉平方の定理''' [[File:Right triangle ABC.svg|thumb|]] 盎角䞉角圢の盎角をはさむ2蟺の長さを a,b ずし、斜蟺の長さを c ずするず、次の関係が成り立぀。 :<math> c^2 = a^2+b^2 </math> |} この定理を蚌明したのは叀代ギリシアの数孊者ピタゎラスであるずも蚀われおいるので、この定理は「ピタゎラスの定理」ずもいう。 叀くから知られおいる定理なので、蚌明は数倚く知られおいるが、䞊に挙げたのは有名な蚌明の1぀である。他にも初等的な蚌明がいく぀もあるので、自分で考えおみるずよい。 {{-}} == 定理の応甚 == === 正方圢の察角線 === [[File:Square diagonal 5cm.svg|thumb|]] 正方圢があるずしお、その䞀蟺の長さを 5 cm だずする。 この正方圢の察角線の長さを求めたい。 求めたい察角線の長さを <math> x </math> cm ずするず、 :<math>x^2 = 5^2+5^2=25+25=50</math> であり、xは正なので <math>x = \sqrt{50} = \sqrt{5^2 \times 2} = 5 \sqrt{2} </math> である。 {{-}} === 正䞉角圢の高さ === [[File:Height of equilateral triangle.svg|thumb|]] 䞉平方の定理を応甚するず、正䞉角圢の高さを求めるこずができる。 ;䟋題 右の図のような正䞉角圢の高さ h を求めよ。 解法 正䞉角圢 ABC の頂点Aから底蟺BCに垂線AHをおろすず、図のように、点HはBCの䞭点になる。 なので、たずBHの長さは 1cm である。 するず䞉平方の定理より、 :<math> 2^2 = 1^2 + h^2 </math> なので、移項しお h に぀いお たずめるず、 :<math> h^2 = 2^2 - 1^2 = 3 </math> であり、長さ h は負にならないので h0なので :<math> h=\sqrt{3} </math> である。 {{-}} === たずめ === 䞊蚘の2぀の䟋題により、 [[File:Square diagonal ratio.svg|thumb|]] 45°, の角床をも぀盎角䞉角圢の3蟺の長さの比は、図のように、 :<math> 1 : 1 : \sqrt{2} </math> の比率になるこずが分かる。 {{-}} [[File:Ratio 1-2-root3 right triangle.svg|thumb|]] 同様に 30°, 60° の角床をも぀盎角䞉角圢の3蟺の長さの比は、図のように、 :<math> 1 : \sqrt{3} :2 </math> の比率になるこずが分かる。 {{-}} == いろいろな公匏 == * <math> a^2 = c^2-b^2 </math> * <math> b^2 = c^2-a^2 </math> * <math> a = \sqrt{c^2-b^2}=\sqrt{(c+b)(c-b)} </math> * <math> b = \sqrt{c^2-a^2}=\sqrt{(c+a)(c-a)} </math> * <math> c = \sqrt{a^2+b^2} </math> '''定理の逆''' 3぀の数 <math>a,b,c</math> が <math>a^2+b^2=c^2</math> を満たすずき、この3数を蟺の長さずする䞉角圢は盎角䞉角圢である。 これにより、たずえば蟺の長さが 3,4,5 の䞉角圢は盎角䞉角圢ずなる。 なぜなら、 <math> 3^2 + 4^2 = 5^2 </math> だからである。<br> このように、<math> a^2 + b^2 = c^2</math> が成り立぀自然数の組(a,b,c)を、ピタゎラス数ずいう。 ピタゎラス数には、ほかにも(5,12,13)(8,15,17)(7,24,25)などがある。他にも探しおみよう。 <div style="border:solid #999 1px;width:80%;background:#FEE;padding:0.5em;margin:0 auto 1em auto"> ;発展 この「䞉平方の定理」は、高校数孊Ⅰで孊習する 䜙匊定理よげん おいり に角床 90°を代入した圢になっおいるので、䞉平方の定理を甚いずに䜙匊定理を瀺しおおけば、䞉平方の定理の別蚌が埗られる。 参考[[高等孊校数孊I/図圢ず蚈量#䜙匊定理|䜙匊定理]] :䞉蟺 a・b・c があり、bc の察角を ∠A ずする。この時、 ::<math> a^2 = b^2 + c^2 - 2bc \cos A </math> :が成り立぀。 </div> <!-- 他にも7^2 + 24^2 = 25^2, 8^2 + 15^2 = 17^2 --> <!-- などこのような敎数だけの関係は倚く埗られる。これの䞀般的な導出もあった --> <!-- はずなのだがどうやるのだったか...。 --> [[Category:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|3ねんせい ]]
null
2022-07-10T16:07:00Z
[ "テンプレヌト:-" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A63%E5%B9%B4_%E4%B8%89%E5%B9%B3%E6%96%B9%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86
3,107
麻雀
麻雀ずは䞭囜䌝来のギャンブルである。雅やかな化粧の裏に隠しきれない猥雑さが非垞な魅力を攟っおいる。か぀おのブヌムが去った今珟圚も根匷い人気のあるゲヌムなのは確かである。 人間に知性ず粟神力(ずきには䜓力)の限界を求めおくるこのゲヌムは叀代䞭囜の埌宮に端を発するず、はたたた䞊海の劓院で行われおいたものが始たりずもいうが、この項で扱う立盎麻雀は䜕を隠そう我が囜日本の生たれである。ずなれば読者諞君にも囲碁、将棋ず䞊ぶ囜戯ずしお芪しんで貰いたいものである。 圓然のこずですが賭博は絶察に行わないでください。 この項では特に説明がない限り立盎麻雀に぀いお述べたす。嵌り過ぎには埡泚意䞋さい。 この項では麻雀牌に぀いお説明する。 党郚で5門34çš®136枚ある。5門ずは䞇子(ワンズ)、筒子(ピンズ)、玢子(゜りズ)、颚牌(カれハむ)、䞉元牌(サンゲンパむ)の区別のこず。 䞇子、筒子、玢子の3門を数牌(シュりパむ・カズハむ)、颚牌、䞉元牌の2門を字牌(ツヌパむ・ゞハむ)ずいうが数牌はそれぞれ9皮の区別があり、字牌は颚牌が4皮、䞉元牌は3皮の区別がある。 これらが4枚ず぀で136枚である。 数牌のうち、1ず9の牌を老頭牌(ロりトりハむ)ずいっお特別芖するが、これず字牌は合わせお么九牌(ダオチュりパむ)ず呌ばれやはり特別芖される。 たた、数牌の2,3,4,5,6,7,8の牌は䞭匵牌(チュンチャンパむ)ず呌ばれる。 花麻雀ではこれらのほかに花牌ず呌ばれるものが䜿われる。 この項では牌以倖のものに぀いお説明する。 点棒(テンボり)は䞀皮のゲヌム内通貚で詊合終了時にどれだけ所持しおいるかずいうこずで勝敗が決たる。 賜子 六面ダむス二個を甚いる。麻雀甚の12面ダむスも存圚する。 雀卓 専甚の物が䟿利。専甚マットや党自動卓なるものも存圚する。 起家マヌク 起家を瀺す。たた圏颚を衚瀺する。 このほかにチップ、焌き鳥マヌクがある。 麻雀では䜕を目的にするべきでしょう。半荘ごずにはやはりトップ目を取るこずでしょうか。ではより短く1ゲヌムごずには、これは点棒を埗るこずず点棒を倱わないこず。点棒を埗るためにはたず和了るこず。次に聎牌するこず。点棒を倱わないためには振り蟌たないこず。これらに深く関係しおいるのがペンメンツむチゞャントりずいう呪文である。 たず、雀頭(ゞャントり)ずは麻雀で和了るために必芁な手圢のようなもので同皮の牌2枚からなる。少なくずも立盎麻雀ではこの雀頭なしに和了るこずはできない。 次に、面子(メンツ)ですが雀頭が手圢ならば面子は品物でしょうか。この品物には3぀の品皮がある。1぀目は刻子(コヌツ)、次に槓子(カンツ)、最埌に順子(シュンツ)。刻子は同皮の牌3枚からなり、槓子はなんず同皮の牌4枚からなりたす(麻雀で同皮の牌は4枚しかありたせん)。難床の高さから槓子は刻子の4倍高い笊が䞎えられおいたす。順子は特別か぀最匱の面子で数牌の連なった3枚の牌からなる。数牌のみでしかも同門の牌でないず䜜るこずができないのに笊は党く埗られない。明らかに䜜りやすさのためですが。もう䞀床だけ曞きたす。「同門の連続した䞊びの数牌3枚」これが順子の構成芁玠である。 さお、すでにお分かりのこずず思いたすが。四面子䞀雀頭ずは4぀の面子ず1぀の雀頭ずいう意味で、麻雀の和了りの圢を指す。麻雀は手牌を組み替えるこずでこの四面子䞀雀頭の完成を目指すゲヌムであっお、たた他家の四面子䞀雀頭の完成を阻止する(少なくずも加担しない)ゲヌムなのである。 䟋倖がある。䞃察子ず十䞉么九(シヌサンダオチュヌ・囜士無双)である。䞃察子は䞃皮(7぀でない)の雀頭を、十䞉么九は13皮の么九牌(1枚が重耇しお雀頭を圢成しおいるこず)を集めるこずで成立する手圹で雀頭はあるが面子はない。しかし、これらの圢でも和了れるこずになっおいる。 立盎麻雀では耇雑な方法によっお埗倱点を算出する。 たず、和了るこずで埗られる埗点がある。副底(フヌテむ)ず呌ばれるものでこれが20笊ある。副底は門前枅栄和の堎合10笊加算されたすが、これは門前加笊ず呌ばれたす。 たた、摞和了った堎合は自摞点2笊を埗られたす。これは門前枅でなくずも構わない。 次に郚分点を芋おいきたす。郚分点ずは和了の圢に付く点のこずである。郚分点は雀頭、面子、埅ちの3぀に付きたす。和了圢の郚分に付くから郚分点である。 たず、雀頭が圹牌であるずき2笊を埗たす。連颚牌の雀頭に4笊を付けるこずもある。面子では䞭匵牌の明刻子の2笊を最䜎ずしお、䞭匵牌ず么九牌、明刻子ず暗刻子、明槓子ず暗槓子を比べお2倍に、刻子ず槓子を比べお4倍になるように笊が決たっおいる。順に、䞭匵牌明刻子2笊、么九牌明刻子4笊、䞭匵牌暗刻子4笊、么九牌暗刻子8笊、䞭匵牌明槓子8笊、么九牌明槓子16笊、䞭匵牌暗槓子16笊、么九牌暗槓子32笊ずなる。さお、埅ちずは䜕が和了り牌かずいう意味で䜿う蚀葉ですが、笊蚈算では和了牌を受け入れたのはどういう郚分かずいう䜍の意味である。蚀い換えればどういう圢で和了ったかずいうこずで、単階和(タンキホヌ・単階埅ち)、嵌匵和(カンチャンホヌ・嵌匵埅ち)、蟺匵和(ペンチャンホヌ・蟺匵埅ち)にそれぞれ2笊付きたす。 次に基本点を算出する。基本点は前述の笊合算し1の䜍で切り䞊げたものに、手圹ずドラで埗られる翻の数に2を足した数だけ2を掛け合わせたものを掛けるこずで埗られたす。 匏にするず、基本点Bは笊をf、翻をhずしお、 ずなる。 ここで、基本点が2000点を超えおいないこずを確認しお行うようにする。基本点が2000点を超える堎合は圹満貫ずなり翻によっおのみ埗点が決たる。 圹満貫は満貫、跳満、倍満、䞉倍満、数え圹満(四倍満)の5぀がある。それぞれ基本点が満貫(5翻以䞊)2000点、跳満(6翻以䞊)3000点、倍満(8翻以䞊)4000点、3倍満(11翻以䞊)6000点、数え圹満(13翻以䞊)8000点ずなる。 ではいよいよ支払である。たず、摞和了りの堎合を芋おいきたす。和了者が散家ならば他家の支払いは額は、散家が基本点の1倍、荘家が基本点の2倍ずなる。和了者が荘家の堎合は、他家は基本点の2倍を支払う。栄和了りの堎合は攟銃者が前述の党額を負担する。぀たり芪満(荘家の和了った満貫)に振り蟌んだ堎合の倱点は12000点ずなる。 ずころで、100以䞋の点数をやり取りできないこずに気づきたしたか。端数が出た堎合は10の䜍で切り䞊げお支払を行う。 なお、立盎麻雀の点数蚈算には䟋倖がある。1、前述の圹満貫に加えお2、平和圢(郚分点が付かない圢)の摞和りは20笊、3、栄和りは30笊、3、䞃察子は25笊、4、圹満は四倍満ずなる。 このほかに積笊やリヌ棒、䞍聎眰笊が埗倱点ずしお考えられたすがこれらは他の節に譲る。 連荘するず積み堎ずなる堎合がある。積み堎ずなるず芏定により100点棒が䟛蚗扱いずなりこれが和了者の取り分ずなる。䟋えば、1本堎300点のルヌルで東1局1本堎東家のツモ和了りずなれば各々の支払いに100点が加わるこずになる。同じルヌルで南2局2本堎南家に東家が攟銃すれば支払いに600点が加わるこずになる。 和了者は和了り点のほかに䟛蚗された点棒を埗るこずができる。 立盎者は立盎料を䟛蚗する必芁がある。立盎料は普通1000点である。 錯(ツオ)はゲヌムの進行を䞍可胜にしないが劚げたずいう皋床の行為で、和了り攟棄ずするのが普通だが芏定により1000点の䟛蚗で免れられるこずがある。 普通、堎3000点ずしこれを䞍聎者が聎牌者に折半しお支払う。䟋ずしおは、2人聎牌の時、聎牌者にはそれぞれ1500点が䞍聎者より支払われる。 錯和(ツオフヌ・チョンボ)はゲヌムの進行を劚げるこずをいい、発芚を以っお満貫払いずする。散家の錯和の堎合、散家に2000点、荘家に4000点。荘家の錯和の堎合、他家に4000点ず぀支払う。 座䜍を決めるには掎み取りずいう方法がある。颚牌4皮を甚意し、䌏せお掗牌し、各々これを取る。東を匕いた者を仮東ずし、その者が垭を決め、その右隣に南を匕いた者が、そのたた右に西が、その右に北を匕いた者が座るずいものである。 起家は二床振りによっお決める。たず、仮東が賜を振る。出目の数だけ仮東から右に数え、圓ったものが賜を振る。賜を振ったものから出目だけ右に数え圓ったものが起家ずなる。 䞊蚘の掎み取りず二床振りには以䞋のような方法もある。 たずは掗牌(シヌパむ)をする。牌を卓に䌏せ、静かに偎面を抌すこずで混ぜる。 次に牌山を築きたす。卓の淵に5枚の牌を䞊べおください。そしお䞡脇に曎に3枚ず぀䞊べる。もう䞀床䞡脇に3枚ず぀䞊べる。同じこずをもう䞀床やる。始めに䜜った牌の列の䞊に次に䜜った牌の列を茉せたす。この時、小指で䞡脇を抌し、芪指ず人差し指で真ん䞭を持ち䞊げるようにする。慣れないうちは半分ず぀茉せるようにしたしょう。 次に牌山の先頭ず末尟を決める。このこずを砌牌(チヌパむ)ずいいたす。砌牌は䞀床振りによっお行われる。芪が賜を振り、芪から右に出目だけ数えおいき、圓った者が自分の前の牌山でやはり右から出目だけ数え䞊げ、そこで右に分けたす。 読んで字の劂く牌を配るこずである。東家、南家、西家、北家の順に先頭から2幢ず぀3床ずる。最埌に1枚ず぀やはり先頭から順に取る。この時、東家はさらに第䞀自摞の分も䞀緒に取るこずに成っおいるのですが、この行為を「チョンチョン」ず呌びたす。 ドラ衚瀺牌を開きたす。1枚目のドラ衚瀺牌は牌山の末尟から巊、3幢目の䞊である。嶺䞊牌を萜ずさないように泚意しお行うようにする。 芪の打牌でゲヌムスタヌトである。ゲヌムは取牌(チュパむ)ず打牌(ダハむ)によっお進行する。取牌は埌述するツモ(自摞・摞)、チヌ(吃)、ポン(碰)、カン(槓)、ロン(栄)の5぀の行為のこずをいい、打牌は手牌から河に牌を捚おるこずずその時捚おられた牌をいいたす。取牌した人は和了りがないならば必ず打牌をしないずいけない。 以䞋、取牌に぀いお蚘述する。 ずころで、ツモによっお和了るこずをツモ和了りたたは自摞和ず呌び、ツモず宣蚀する。前述のロンず加えお、和了(ホヌラ・アガリ)ず呌ばれ、宣蚀したプレむダヌの勝利でゲヌムが終了する。宣蚀したプレむダヌは倒牌し手牌を敎理し、他家に和了りを確認させる。 さお、ツモず打牌を合わせお摞打(モヌダ)ずいいたす。打牌を取るこずを鳎きずいいたす。このこずを合わせお敎理すれば麻雀は、和了りや鳎きがない限り摞打を繰り返す。ずいうものになる。 最埌に流局に぀いお述べる。流局ずは和了りのないゲヌムの終了のこずである。牌山が王牌の14枚を残しお途切れた時、最埌の打牌で和了りがないこずを荒牌平局(ホワンパむピンチュヌ)或いは平局(ヘむキョク)ずいっお、流局ずする。平局したら手牌が聎牌しおいたものは倒牌し䞍聎眰笊を受け取る。 流局にはこのほかに途䞭流局ずいっお条件を満たせば流局させるこずができるずいうものがありたすが、詳しくは他の節に譲る。 詊合が終了した埌以䞋のように点棒をポむントに兌換する。このずき順䜍点(りマ)やトップ賞(オカ)をやり取りし、最終的な成瞟ずする。 2では、配絊原点が25000点の堎合は匕く数は30ずなりたすが(二䞇五千点持ちの䞉䞇点返し)、30000点の堎合は0ずなりたす(䞉䞇点持ちの䞉䞇点返し)。3では、トップ目から、+30、+10、-10、-30(ワンスリヌ)ずする堎合ず+20、+10、-10、-20(ワンツヌ)ずする堎合の二぀が倚いようである。 筆者自䜜のルヌルブックを䞀䟋ずしお掲茉する。 甚具 数牌 筒子 䞀筒、二筒、䞉筒、四筒、五筒、六筒、䞃筒、八筒、九筒 玢子 䞀玢、二玢、䞉玢、四玢、五玢、六玢、䞃玢、八玢、九玢 萬子 䞀萬、二萬、䞉萬、四萬、五萬、六萬、䞃萬、八萬、九萬 字牌 䞉元牌 癜板、緑発、玅䞭 四喜牌 東颚、南颚、西颚、北颚 各4枚 次牌ずいったずき、前蚘の右に察しお巊。末尟は先頭に戻る。 点棒 六面賜2個 板状で、衚に東、裏に南が曞いおあるもの。 倩板がクッション玠材で芆っおあり、瞁が出っ匵っおいるもの。 重芁抂念 察局の基本 ゲヌムの準備 ゲヌムの進行 ゲヌムの終了 茪荘ず連荘 察局の終了 振聎 䞍聎眰笊 懞賞牌 収支 積み笊 䟛蚗 眰則 手圹 麻雀のルヌルは倚様であり、様々なロヌカルルヌルが存圚する。 埌付けルヌルず喰い断ルヌルの適甚の有無を確認するこずがある。埌付けずは圹牌の刻子を䜜る前に他の牌を鳎く行為のこず。喰い断ずは鳎いお䜜ったタンダオのこず。 本来「埌付けあり喰い断あり」などずいうべきずころを「ありあり」などず省略するこずが倚い。 麻雀の解説曞は関東ルヌルを基本ずしお曞かれるこずが倚いためか、最近では関東の「ありあり」ルヌルが初心者を䞭心に関西でも広がっおきおいる。 倧䌚競技などの際、玔粋に腕前だけを詊す目的で、偶然性の匷い「䞀発」、「裏ドラ」、「槓ドラ」などがなかったりする。 赀ドラず呌ばれる牌を甚いるルヌル。赀ドラは1枚に぀き1飜を埗られる。数牌3門の5䞀枚ず぀を亀換するものをはじめ、五筒二枚を亀換するもの、たた青や金だったりするこずもある。 台湟麻雀のこず、日本の麻雀ず倧幅にルヌルが違う。 戊前の䞀般的なルヌルで立盎麻雀の原型。日本麻雀連盟では珟圚も公匏ルヌルがある。 圹が必甚である。ルヌルブックで有効圹を確認しお行うようにする。 しかし、日麻では4面子1雀頭の完成を重芖しお特に手圹を付けるこずなく和了るこずができたす。その代衚栌が立盎である。詳しくはルヌルを参照しお行うようにする。 ここではたず、4面子1雀頭を完成させるために塔子(タヌツ)ずいう抂念に぀いお説明する。 塔子ずは面子から䞀枚欠けた牌二枚のこずである。塔子には1、察子(同じ牌が二枚)。2、䞡面塔子(連なった数牌二枚)。3、嵌匵塔子(順子の真ん䞭が抜けた圢)4、蟺匵塔子(端に付いお連なった数牌二枚)。の4぀がある。察子が成長するず刻子に、リャンメン、カンチャン、ペンチャンの䞉぀が成長するず順子になる。たた察子はそのたたで雀頭になる。 麻雀では孀立牌を塔子に、塔子を面子にず順を远っお牌を成長させおいくこずになる。 ずころであず䞀枚で和了るこずができるずいうずき麻雀ではこの状態を聎牌(テンパむ)ずいいたす。さらに埌n枚で聎牌できるずいう状態をn向聎(シャンテン)ずいいたす。n向聎の自然数nを向聎数ずいいたすが、この向聎数を知るためのアルゎリズムがある。たず、塔子、面子及びそれらの耇合圢をブロックずいうこずを芚えおおいおください。 少しコツが必芁ですが向聎数は重芁な抂念である。よく芚えおおいおください。たた向聎数は配牌4向聎が普通であり3向聎では良い方だずいうこずも合わせお芚えおおくずよいでしょう。 さお、運が良ければ塔子を遞択する機䌚が蚪れたす。この時頌りになるのが受け入れずロスである。受け入れずは向聎数を枛らすこずができる牌の枚数のこずで、ロスずはある牌を切ったずきの受け入れの枛る数のこずである。塔子遞択の時受け入れやロスが幟぀か意識するこずで効率よく打牌を遞ぶこずができる。 麻雀には颚がある。颚はRPGの属性のようなもので、䞊手く利甚するこずで勝を増やすこずができるでしょう。 懞賞牌事ドラは麻雀の韍である。䞀枚手牌にあれば䞀飜が貰える。手圹ではないため䞀飜瞛りを和了る資栌はない。 ドラは衚瀺牌の次䜍牌である。牌の次䜍は数牌ならば、同門で1の次は2、2の次は3、9は1に戻るずいった具合である。四喜牌では東南西北の順で北の次は東である。䞉元牌は癜発䞭、䞭はやはり癜に戻る。 麻雀には圹がある。圹者ではなく手圹がである。 手圹は通垞40皋床を䜿甚する。盎ぐに党おを芚える必芁はないでしょう。䞀郚を芚えさえすれば十分ゲヌムを楜しむこずはできる。しかし、䞀床党おを芚えた埌は40ずいう数字を小さく感じるはずである。新しく圹を䜜っおみるのも面癜いでしょう。 以䞋は流局の条件の䟋 ○堎の□局目を○□局ずいう。連荘し積み堎ずなれば積たれた点棒の数に応じお○□局△本堎ずいう。流局し積み堎ずなれば○□局流れ△本堎ずいう。 和了り圢には必ず手圹1翻が必芁ずする芏則のこず。ドラのみでは1翻瞛りを和了る資栌はない。 *時間 1荘=16局 1局は必ず1ゲヌム以䞊ある。 1ゲヌムずは配牌(ハむパむ)から和了りあるいは平局たでのこず。 牌は2段の山に組たれる。この時、重ねられた二枚を1å¹¢(トン)ず数える。 1ポむント=1000点(100の䜍で五捚六入する)。 笊 和了ず聎牌圢に付く埗点。 ç¿»(ハン) 手圹ずドラ、堎に付いお埗点を吊䞊げる。 立盎麻雀では普通1回戊は半荘行う。東颚戊で行うこずもある。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "麻雀ずは䞭囜䌝来のギャンブルである。雅やかな化粧の裏に隠しきれない猥雑さが非垞な魅力を攟っおいる。か぀おのブヌムが去った今珟圚も根匷い人気のあるゲヌムなのは確かである。", "title": "前曞" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "人間に知性ず粟神力(ずきには䜓力)の限界を求めおくるこのゲヌムは叀代䞭囜の埌宮に端を発するず、はたたた䞊海の劓院で行われおいたものが始たりずもいうが、この項で扱う立盎麻雀は䜕を隠そう我が囜日本の生たれである。ずなれば読者諞君にも囲碁、将棋ず䞊ぶ囜戯ずしお芪しんで貰いたいものである。", "title": "前曞" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "圓然のこずですが賭博は絶察に行わないでください。", "title": "前曞" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "この項では特に説明がない限り立盎麻雀に぀いお述べたす。嵌り過ぎには埡泚意䞋さい。", "title": "前曞" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "この項では麻雀牌に぀いお説明する。", "title": "牌" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "党郚で5門34çš®136枚ある。5門ずは䞇子(ワンズ)、筒子(ピンズ)、玢子(゜りズ)、颚牌(カれハむ)、䞉元牌(サンゲンパむ)の区別のこず。", "title": "牌" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "䞇子、筒子、玢子の3門を数牌(シュりパむ・カズハむ)、颚牌、䞉元牌の2門を字牌(ツヌパむ・ゞハむ)ずいうが数牌はそれぞれ9皮の区別があり、字牌は颚牌が4皮、䞉元牌は3皮の区別がある。", "title": "牌" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "これらが4枚ず぀で136枚である。", "title": "牌" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "数牌のうち、1ず9の牌を老頭牌(ロりトりハむ)ずいっお特別芖するが、これず字牌は合わせお么九牌(ダオチュりパむ)ず呌ばれやはり特別芖される。", "title": "牌" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "たた、数牌の2,3,4,5,6,7,8の牌は䞭匵牌(チュンチャンパむ)ず呌ばれる。", "title": "牌" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "花麻雀ではこれらのほかに花牌ず呌ばれるものが䜿われる。", "title": "牌" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "この項では牌以倖のものに぀いお説明する。", "title": "その他の甚具" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "点棒(テンボり)は䞀皮のゲヌム内通貚で詊合終了時にどれだけ所持しおいるかずいうこずで勝敗が決たる。", "title": "その他の甚具" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "賜子 六面ダむス二個を甚いる。麻雀甚の12面ダむスも存圚する。", "title": "その他の甚具" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "雀卓 専甚の物が䟿利。専甚マットや党自動卓なるものも存圚する。", "title": "その他の甚具" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "起家マヌク 起家を瀺す。たた圏颚を衚瀺する。", "title": "その他の甚具" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "このほかにチップ、焌き鳥マヌクがある。", "title": "その他の甚具" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "麻雀では䜕を目的にするべきでしょう。半荘ごずにはやはりトップ目を取るこずでしょうか。ではより短く1ゲヌムごずには、これは点棒を埗るこずず点棒を倱わないこず。点棒を埗るためにはたず和了るこず。次に聎牌するこず。点棒を倱わないためには振り蟌たないこず。これらに深く関係しおいるのがペンメンツむチゞャントりずいう呪文である。", "title": "ゲヌムの目的" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "たず、雀頭(ゞャントり)ずは麻雀で和了るために必芁な手圢のようなもので同皮の牌2枚からなる。少なくずも立盎麻雀ではこの雀頭なしに和了るこずはできない。", "title": "ゲヌムの目的" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "次に、面子(メンツ)ですが雀頭が手圢ならば面子は品物でしょうか。この品物には3぀の品皮がある。1぀目は刻子(コヌツ)、次に槓子(カンツ)、最埌に順子(シュンツ)。刻子は同皮の牌3枚からなり、槓子はなんず同皮の牌4枚からなりたす(麻雀で同皮の牌は4枚しかありたせん)。難床の高さから槓子は刻子の4倍高い笊が䞎えられおいたす。順子は特別か぀最匱の面子で数牌の連なった3枚の牌からなる。数牌のみでしかも同門の牌でないず䜜るこずができないのに笊は党く埗られない。明らかに䜜りやすさのためですが。もう䞀床だけ曞きたす。「同門の連続した䞊びの数牌3枚」これが順子の構成芁玠である。", "title": "ゲヌムの目的" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "さお、すでにお分かりのこずず思いたすが。四面子䞀雀頭ずは4぀の面子ず1぀の雀頭ずいう意味で、麻雀の和了りの圢を指す。麻雀は手牌を組み替えるこずでこの四面子䞀雀頭の完成を目指すゲヌムであっお、たた他家の四面子䞀雀頭の完成を阻止する(少なくずも加担しない)ゲヌムなのである。", "title": "ゲヌムの目的" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "䟋倖がある。䞃察子ず十䞉么九(シヌサンダオチュヌ・囜士無双)である。䞃察子は䞃皮(7぀でない)の雀頭を、十䞉么九は13皮の么九牌(1枚が重耇しお雀頭を圢成しおいるこず)を集めるこずで成立する手圹で雀頭はあるが面子はない。しかし、これらの圢でも和了れるこずになっおいる。", "title": "ゲヌムの目的" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "立盎麻雀では耇雑な方法によっお埗倱点を算出する。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "たず、和了るこずで埗られる埗点がある。副底(フヌテむ)ず呌ばれるものでこれが20笊ある。副底は門前枅栄和の堎合10笊加算されたすが、これは門前加笊ず呌ばれたす。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "たた、摞和了った堎合は自摞点2笊を埗られたす。これは門前枅でなくずも構わない。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "次に郚分点を芋おいきたす。郚分点ずは和了の圢に付く点のこずである。郚分点は雀頭、面子、埅ちの3぀に付きたす。和了圢の郚分に付くから郚分点である。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "たず、雀頭が圹牌であるずき2笊を埗たす。連颚牌の雀頭に4笊を付けるこずもある。面子では䞭匵牌の明刻子の2笊を最䜎ずしお、䞭匵牌ず么九牌、明刻子ず暗刻子、明槓子ず暗槓子を比べお2倍に、刻子ず槓子を比べお4倍になるように笊が決たっおいる。順に、䞭匵牌明刻子2笊、么九牌明刻子4笊、䞭匵牌暗刻子4笊、么九牌暗刻子8笊、䞭匵牌明槓子8笊、么九牌明槓子16笊、䞭匵牌暗槓子16笊、么九牌暗槓子32笊ずなる。さお、埅ちずは䜕が和了り牌かずいう意味で䜿う蚀葉ですが、笊蚈算では和了牌を受け入れたのはどういう郚分かずいう䜍の意味である。蚀い換えればどういう圢で和了ったかずいうこずで、単階和(タンキホヌ・単階埅ち)、嵌匵和(カンチャンホヌ・嵌匵埅ち)、蟺匵和(ペンチャンホヌ・蟺匵埅ち)にそれぞれ2笊付きたす。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "次に基本点を算出する。基本点は前述の笊合算し1の䜍で切り䞊げたものに、手圹ずドラで埗られる翻の数に2を足した数だけ2を掛け合わせたものを掛けるこずで埗られたす。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "匏にするず、基本点Bは笊をf、翻をhずしお、", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "ここで、基本点が2000点を超えおいないこずを確認しお行うようにする。基本点が2000点を超える堎合は圹満貫ずなり翻によっおのみ埗点が決たる。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "圹満貫は満貫、跳満、倍満、䞉倍満、数え圹満(四倍満)の5぀がある。それぞれ基本点が満貫(5翻以䞊)2000点、跳満(6翻以䞊)3000点、倍満(8翻以䞊)4000点、3倍満(11翻以䞊)6000点、数え圹満(13翻以䞊)8000点ずなる。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ではいよいよ支払である。たず、摞和了りの堎合を芋おいきたす。和了者が散家ならば他家の支払いは額は、散家が基本点の1倍、荘家が基本点の2倍ずなる。和了者が荘家の堎合は、他家は基本点の2倍を支払う。栄和了りの堎合は攟銃者が前述の党額を負担する。぀たり芪満(荘家の和了った満貫)に振り蟌んだ堎合の倱点は12000点ずなる。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "ずころで、100以䞋の点数をやり取りできないこずに気づきたしたか。端数が出た堎合は10の䜍で切り䞊げお支払を行う。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "なお、立盎麻雀の点数蚈算には䟋倖がある。1、前述の圹満貫に加えお2、平和圢(郚分点が付かない圢)の摞和りは20笊、3、栄和りは30笊、3、䞃察子は25笊、4、圹満は四倍満ずなる。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "このほかに積笊やリヌ棒、䞍聎眰笊が埗倱点ずしお考えられたすがこれらは他の節に譲る。", "title": "点数蚈算" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "連荘するず積み堎ずなる堎合がある。積み堎ずなるず芏定により100点棒が䟛蚗扱いずなりこれが和了者の取り分ずなる。䟋えば、1本堎300点のルヌルで東1局1本堎東家のツモ和了りずなれば各々の支払いに100点が加わるこずになる。同じルヌルで南2局2本堎南家に東家が攟銃すれば支払いに600点が加わるこずになる。", "title": "その他の埗倱点" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "和了者は和了り点のほかに䟛蚗された点棒を埗るこずができる。", "title": "その他の埗倱点" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "立盎者は立盎料を䟛蚗する必芁がある。立盎料は普通1000点である。", "title": "その他の埗倱点" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "錯(ツオ)はゲヌムの進行を䞍可胜にしないが劚げたずいう皋床の行為で、和了り攟棄ずするのが普通だが芏定により1000点の䟛蚗で免れられるこずがある。", "title": "その他の埗倱点" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "普通、堎3000点ずしこれを䞍聎者が聎牌者に折半しお支払う。䟋ずしおは、2人聎牌の時、聎牌者にはそれぞれ1500点が䞍聎者より支払われる。", "title": "その他の埗倱点" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "錯和(ツオフヌ・チョンボ)はゲヌムの進行を劚げるこずをいい、発芚を以っお満貫払いずする。散家の錯和の堎合、散家に2000点、荘家に4000点。荘家の錯和の堎合、他家に4000点ず぀支払う。", "title": "その他の埗倱点" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "座䜍を決めるには掎み取りずいう方法がある。颚牌4皮を甚意し、䌏せお掗牌し、各々これを取る。東を匕いた者を仮東ずし、その者が垭を決め、その右隣に南を匕いた者が、そのたた右に西が、その右に北を匕いた者が座るずいものである。", "title": "詊合を始める" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "起家は二床振りによっお決める。たず、仮東が賜を振る。出目の数だけ仮東から右に数え、圓ったものが賜を振る。賜を振ったものから出目だけ右に数え圓ったものが起家ずなる。", "title": "詊合を始める" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "䞊蚘の掎み取りず二床振りには以䞋のような方法もある。", "title": "詊合を始める" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "たずは掗牌(シヌパむ)をする。牌を卓に䌏せ、静かに偎面を抌すこずで混ぜる。", "title": "ゲヌムを始める" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "次に牌山を築きたす。卓の淵に5枚の牌を䞊べおください。そしお䞡脇に曎に3枚ず぀䞊べる。もう䞀床䞡脇に3枚ず぀䞊べる。同じこずをもう䞀床やる。始めに䜜った牌の列の䞊に次に䜜った牌の列を茉せたす。この時、小指で䞡脇を抌し、芪指ず人差し指で真ん䞭を持ち䞊げるようにする。慣れないうちは半分ず぀茉せるようにしたしょう。", "title": "ゲヌムを始める" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "次に牌山の先頭ず末尟を決める。このこずを砌牌(チヌパむ)ずいいたす。砌牌は䞀床振りによっお行われる。芪が賜を振り、芪から右に出目だけ数えおいき、圓った者が自分の前の牌山でやはり右から出目だけ数え䞊げ、そこで右に分けたす。", "title": "ゲヌムを始める" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "読んで字の劂く牌を配るこずである。東家、南家、西家、北家の順に先頭から2幢ず぀3床ずる。最埌に1枚ず぀やはり先頭から順に取る。この時、東家はさらに第䞀自摞の分も䞀緒に取るこずに成っおいるのですが、この行為を「チョンチョン」ず呌びたす。", "title": "ゲヌムを始める" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "ドラ衚瀺牌を開きたす。1枚目のドラ衚瀺牌は牌山の末尟から巊、3幢目の䞊である。嶺䞊牌を萜ずさないように泚意しお行うようにする。", "title": "ゲヌムを始める" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "芪の打牌でゲヌムスタヌトである。ゲヌムは取牌(チュパむ)ず打牌(ダハむ)によっお進行する。取牌は埌述するツモ(自摞・摞)、チヌ(吃)、ポン(碰)、カン(槓)、ロン(栄)の5぀の行為のこずをいい、打牌は手牌から河に牌を捚おるこずずその時捚おられた牌をいいたす。取牌した人は和了りがないならば必ず打牌をしないずいけない。", "title": "ゲヌムの進行" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "以䞋、取牌に぀いお蚘述する。", "title": "ゲヌムの進行" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "ずころで、ツモによっお和了るこずをツモ和了りたたは自摞和ず呌び、ツモず宣蚀する。前述のロンず加えお、和了(ホヌラ・アガリ)ず呌ばれ、宣蚀したプレむダヌの勝利でゲヌムが終了する。宣蚀したプレむダヌは倒牌し手牌を敎理し、他家に和了りを確認させる。", "title": "ゲヌムの進行" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "さお、ツモず打牌を合わせお摞打(モヌダ)ずいいたす。打牌を取るこずを鳎きずいいたす。このこずを合わせお敎理すれば麻雀は、和了りや鳎きがない限り摞打を繰り返す。ずいうものになる。", "title": "ゲヌムの進行" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "最埌に流局に぀いお述べる。流局ずは和了りのないゲヌムの終了のこずである。牌山が王牌の14枚を残しお途切れた時、最埌の打牌で和了りがないこずを荒牌平局(ホワンパむピンチュヌ)或いは平局(ヘむキョク)ずいっお、流局ずする。平局したら手牌が聎牌しおいたものは倒牌し䞍聎眰笊を受け取る。", "title": "ゲヌムの進行" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "流局にはこのほかに途䞭流局ずいっお条件を満たせば流局させるこずができるずいうものがありたすが、詳しくは他の節に譲る。", "title": "ゲヌムの進行" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "詊合が終了した埌以䞋のように点棒をポむントに兌換する。このずき順䜍点(りマ)やトップ賞(オカ)をやり取りし、最終的な成瞟ずする。", "title": "詊合を終える" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "2では、配絊原点が25000点の堎合は匕く数は30ずなりたすが(二䞇五千点持ちの䞉䞇点返し)、30000点の堎合は0ずなりたす(䞉䞇点持ちの䞉䞇点返し)。3では、トップ目から、+30、+10、-10、-30(ワンスリヌ)ずする堎合ず+20、+10、-10、-20(ワンツヌ)ずする堎合の二぀が倚いようである。", "title": "詊合を終える" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "筆者自䜜のルヌルブックを䞀䟋ずしお掲茉する。", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "甚具", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "数牌", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "筒子 䞀筒、二筒、䞉筒、四筒、五筒、六筒、䞃筒、八筒、九筒", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "玢子 䞀玢、二玢、䞉玢、四玢、五玢、六玢、䞃玢、八玢、九玢", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "萬子 䞀萬、二萬、䞉萬、四萬、五萬、六萬、䞃萬、八萬、九萬", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "字牌", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "䞉元牌 癜板、緑発、玅䞭", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "四喜牌 東颚、南颚、西颚、北颚", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "各4枚", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "次牌ずいったずき、前蚘の右に察しお巊。末尟は先頭に戻る。", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "点棒", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "六面賜2個", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "板状で、衚に東、裏に南が曞いおあるもの。", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "倩板がクッション玠材で芆っおあり、瞁が出っ匵っおいるもの。", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "重芁抂念", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "察局の基本", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "ゲヌムの準備", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "ゲヌムの進行", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "ゲヌムの終了", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "茪荘ず連荘", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "察局の終了", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "振聎", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "䞍聎眰笊", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "懞賞牌", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "収支", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "積み笊", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "䟛蚗", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "眰則", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "手圹", "title": "ルヌルの䟋" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "麻雀のルヌルは倚様であり、様々なロヌカルルヌルが存圚する。", "title": "色々な麻雀" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "埌付けルヌルず喰い断ルヌルの適甚の有無を確認するこずがある。埌付けずは圹牌の刻子を䜜る前に他の牌を鳎く行為のこず。喰い断ずは鳎いお䜜ったタンダオのこず。", "title": "色々な麻雀" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "本来「埌付けあり喰い断あり」などずいうべきずころを「ありあり」などず省略するこずが倚い。", "title": "色々な麻雀" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "麻雀の解説曞は関東ルヌルを基本ずしお曞かれるこずが倚いためか、最近では関東の「ありあり」ルヌルが初心者を䞭心に関西でも広がっおきおいる。", "title": "色々な麻雀" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "倧䌚競技などの際、玔粋に腕前だけを詊す目的で、偶然性の匷い「䞀発」、「裏ドラ」、「槓ドラ」などがなかったりする。", "title": "色々な麻雀" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "赀ドラず呌ばれる牌を甚いるルヌル。赀ドラは1枚に぀き1飜を埗られる。数牌3門の5䞀枚ず぀を亀換するものをはじめ、五筒二枚を亀換するもの、たた青や金だったりするこずもある。", "title": "色々な麻雀" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "台湟麻雀のこず、日本の麻雀ず倧幅にルヌルが違う。", "title": "色々な麻雀" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "戊前の䞀般的なルヌルで立盎麻雀の原型。日本麻雀連盟では珟圚も公匏ルヌルがある。", "title": "色々な麻雀" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "圹が必甚である。ルヌルブックで有効圹を確認しお行うようにする。", "title": "和了るには" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "しかし、日麻では4面子1雀頭の完成を重芖しお特に手圹を付けるこずなく和了るこずができたす。その代衚栌が立盎である。詳しくはルヌルを参照しお行うようにする。", "title": "和了るには" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "ここではたず、4面子1雀頭を完成させるために塔子(タヌツ)ずいう抂念に぀いお説明する。", "title": "和了るには" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "塔子ずは面子から䞀枚欠けた牌二枚のこずである。塔子には1、察子(同じ牌が二枚)。2、䞡面塔子(連なった数牌二枚)。3、嵌匵塔子(順子の真ん䞭が抜けた圢)4、蟺匵塔子(端に付いお連なった数牌二枚)。の4぀がある。察子が成長するず刻子に、リャンメン、カンチャン、ペンチャンの䞉぀が成長するず順子になる。たた察子はそのたたで雀頭になる。", "title": "和了るには" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "麻雀では孀立牌を塔子に、塔子を面子にず順を远っお牌を成長させおいくこずになる。", "title": "和了るには" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "ずころであず䞀枚で和了るこずができるずいうずき麻雀ではこの状態を聎牌(テンパむ)ずいいたす。さらに埌n枚で聎牌できるずいう状態をn向聎(シャンテン)ずいいたす。n向聎の自然数nを向聎数ずいいたすが、この向聎数を知るためのアルゎリズムがある。たず、塔子、面子及びそれらの耇合圢をブロックずいうこずを芚えおおいおください。", "title": "和了るには" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "少しコツが必芁ですが向聎数は重芁な抂念である。よく芚えおおいおください。たた向聎数は配牌4向聎が普通であり3向聎では良い方だずいうこずも合わせお芚えおおくずよいでしょう。", "title": "和了るには" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "さお、運が良ければ塔子を遞択する機䌚が蚪れたす。この時頌りになるのが受け入れずロスである。受け入れずは向聎数を枛らすこずができる牌の枚数のこずで、ロスずはある牌を切ったずきの受け入れの枛る数のこずである。塔子遞択の時受け入れやロスが幟぀か意識するこずで効率よく打牌を遞ぶこずができる。", "title": "和了るには" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "麻雀には颚がある。颚はRPGの属性のようなもので、䞊手く利甚するこずで勝を増やすこずができるでしょう。", "title": "麻雀の颚" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "懞賞牌事ドラは麻雀の韍である。䞀枚手牌にあれば䞀飜が貰える。手圹ではないため䞀飜瞛りを和了る資栌はない。", "title": "麻雀の韍" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "ドラは衚瀺牌の次䜍牌である。牌の次䜍は数牌ならば、同門で1の次は2、2の次は3、9は1に戻るずいった具合である。四喜牌では東南西北の順で北の次は東である。䞉元牌は癜発䞭、䞭はやはり癜に戻る。", "title": "麻雀の韍" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "麻雀には圹がある。圹者ではなく手圹がである。", "title": "麻雀の圹" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "手圹は通垞40皋床を䜿甚する。盎ぐに党おを芚える必芁はないでしょう。䞀郚を芚えさえすれば十分ゲヌムを楜しむこずはできる。しかし、䞀床党おを芚えた埌は40ずいう数字を小さく感じるはずである。新しく圹を䜜っおみるのも面癜いでしょう。", "title": "麻雀の圹" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "以䞋は流局の条件の䟋", "title": "甚語集" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "○堎の□局目を○□局ずいう。連荘し積み堎ずなれば積たれた点棒の数に応じお○□局△本堎ずいう。流局し積み堎ずなれば○□局流れ△本堎ずいう。", "title": "甚語集" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "和了り圢には必ず手圹1翻が必芁ずする芏則のこず。ドラのみでは1翻瞛りを和了る資栌はない。", "title": "甚語集" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "*時間", "title": "甚語集" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "1荘=16局", "title": "甚語集" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "1局は必ず1ゲヌム以䞊ある。", "title": "甚語集" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "1ゲヌムずは配牌(ハむパむ)から和了りあるいは平局たでのこず。", "title": "甚語集" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "牌は2段の山に組たれる。この時、重ねられた二枚を1å¹¢(トン)ず数える。", "title": "甚語集" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "1ポむント=1000点(100の䜍で五捚六入する)。", "title": "甚語集" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "笊 和了ず聎牌圢に付く埗点。", "title": "甚語集" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "ç¿»(ハン) 手圹ずドラ、堎に付いお埗点を吊䞊げる。", "title": "甚語集" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "立盎麻雀では普通1回戊は半荘行う。東颚戊で行うこずもある。", "title": "甚語集" } ]
null
{{Pathnav|メむンペヌゞ|ゲヌム|frame=1}} ==前曞==  麻雀ずは䞭囜䌝来の'''ギャンブル'''である。雅やかな化粧の裏に隠しきれない猥雑さが非垞な魅力を攟っおいる。か぀おのブヌムが去った今珟圚も根匷い人気のあるゲヌムなのは確かである。  人間に知性ず粟神力(ずきには䜓力)の限界を求めおくるこのゲヌムは叀代䞭囜の埌宮に端を発するず、はたたた䞊海の劓院で行われおいたものが始たりずもいうが、この項で扱う立盎麻雀は䜕を隠そう我が囜日本の生たれである。ずなれば読者諞君にも囲碁、将棋ず䞊ぶ囜戯ずしお芪しんで貰いたいものである。 圓然のこずですが'''賭博は絶察に行わないでください。'''  この項では特に説明がない限り立盎麻雀に぀いお述べたす。{{Ruby|嵌|はた}}り過ぎには埡泚意䞋さい。 ==牌==  この項では麻雀牌に぀いお説明する。 {| border="2" cellspacing="0" cellpadding="3" style="float:right" |- bgcolor="#dddddd" !萬子(マンズ) |- |[[Image:Mahjong-char-suit.jpeg|110px]] |- bgcolor="#dddddd" !玢子゜ヌズ |- |[[Image:Mahjong-bamboo-suit.jpeg|110px]] |- bgcolor="#dddddd" !筒子逅子、ピンズ |- |[[Image:Mahjong-circle-suit.jpeg|110px]] |- bgcolor="#dddddd" !四颚牌 |- |[[Image:Mahjong-winds.jpeg|110px]] |- bgcolor="#dddddd" !䞉元牌 |- |[[Image:Mahjong-dragons.jpeg|110px]] |- bgcolor="#dddddd" !花牌 |- |[[Image:Mahjong-flowersseasons.jpeg|110px]] |}  党郚で5門34çš®136枚ある。5門ずは䞇子ワンズ、筒子ピンズ、玢子゜りズ、颚牌カれハむ、䞉元牌サンゲンパむの区別のこず。  䞇子、筒子、玢子の3門を数牌シュりパむ・カズハむ、颚牌、䞉元牌の2門を字牌ツヌパむ・ゞハむずいうが数牌はそれぞれ9皮の区別があり、字牌は颚牌が4皮、䞉元牌は3皮の区別がある。  これらが4枚ず぀で136枚である。  数牌のうち、1ず9の牌を老頭牌ロりトりハむずいっお特別芖するが、これず字牌は合わせお么九牌ダオチュりパむず呌ばれやはり特別芖される。  たた、数牌の2345678の牌は䞭匵牌チュンチャンパむず呌ばれる。  花麻雀ではこれらのほかに花牌ず呌ばれるものが䜿われる。 ==その他の甚具==  この項では牌以倖のものに぀いお説明する。 '''点棒'''テンボりは䞀皮のゲヌム内通貚で詊合終了時にどれだけ所持しおいるかずいうこずで勝敗が決たる。 '''賜子''' 六面ダむス二個を甚いる。麻雀甚の12面ダむスも存圚する。 '''雀卓''' 専甚の物が䟿利。専甚マットや党自動卓なるものも存圚する。 '''起家マヌク''' 起家を瀺す。たた圏颚を衚瀺する。 このほかにチップ、焌き鳥マヌクがある。 ==ゲヌムの目的==  麻雀では䜕を目的にするべきでしょう。半荘ごずにはやはりトップ目を取るこずでしょうか。ではより短く1ゲヌムごずには、これは点棒を埗るこずず点棒を倱わないこず。点棒を埗るためにはたず和了るこず。次に聎牌するこず。点棒を倱わないためには振り蟌たないこず。これらに深く関係しおいるのが'''ペンメンツむチゞャントり'''ずいう呪文である。  たず、'''雀頭'''ゞャントりずは麻雀で和了るために必芁な手圢のようなもので同皮の牌2枚からなる。少なくずも立盎麻雀ではこの雀頭なしに和了るこずはできない。  次に、'''面子'''メンツですが雀頭が手圢ならば面子は品物でしょうか。この品物には3぀の品皮がある。1぀目は刻子コヌツ、次に槓子カンツ、最埌に順子シュンツ。刻子は同皮の牌3枚からなり、槓子はなんず同皮の牌4枚からなりたす麻雀で同皮の牌は4枚しかありたせん。難床の高さから槓子は刻子の4倍高い笊が䞎えられおいたす。順子は特別か぀最匱の面子で数牌の連なった3枚の牌からなる。数牌のみでしかも同門の牌でないず䜜るこずができないのに笊は党く埗られない。明らかに䜜りやすさのためですが。もう䞀床だけ曞きたす。「同門の連続した䞊びの数牌3枚」これが順子の構成芁玠である。  さお、すでにお分かりのこずず思いたすが。四面子䞀雀頭ずは4぀の面子ず1぀の雀頭ずいう意味で、麻雀の和了りの圢を指す。麻雀は手牌を組み替えるこずでこの四面子䞀雀頭の完成を目指すゲヌムであっお、たた他家の四面子䞀雀頭の完成を阻止する少なくずも加担しないゲヌムなのである。  䟋倖がある。䞃察子ず{{Lang|zh|十䞉么九}}シヌサンダオチュヌ・囜士無双である。䞃察子は䞃皮7぀でないの雀頭を、{{Lang|zh|十䞉么九}}は13皮の{{Lang|zh|么九牌}}1枚が重耇しお雀頭を圢成しおいるこずを集めるこずで成立する手圹で雀頭はあるが面子はない。しかし、これらの圢でも和了れるこずになっおいる。 ==点数蚈算==  立盎麻雀では耇雑な方法によっお埗倱点を算出する。  たず、和了るこずで埗られる埗点がある。副底フヌテむず呌ばれるものでこれが20笊ある。副底は門前枅栄和の堎合10笊加算されたすが、これは門前加笊ず呌ばれたす。  たた、摞和了った堎合は自摞点2笊を埗られたす。これは門前枅でなくずも構わない。  次に郚分点を芋おいきたす。郚分点ずは和了の圢に付く点のこずである。郚分点は雀頭、面子、埅ちの3぀に付きたす。和了圢の郚分に付くから郚分点である。  たず、雀頭が圹牌であるずき2笊を埗たす。連颚牌の雀頭に4笊を付けるこずもある。面子では䞭匵牌の明刻子の2笊を最䜎ずしお、䞭匵牌ず么九牌、明刻子ず暗刻子、明槓子ず暗槓子を比べお2倍に、刻子ず槓子を比べお4倍になるように笊が決たっおいる。順に、䞭匵牌明刻子2笊、么九牌明刻子4笊、䞭匵牌暗刻子4笊、么九牌暗刻子8笊、䞭匵牌明槓子8笊、么九牌明槓子16笊、䞭匵牌暗槓子16笊、么九牌暗槓子32笊ずなる。さお、'''埅ち'''ずは䜕が和了り牌かずいう意味で䜿う蚀葉ですが、笊蚈算では和了牌を受け入れたのはどういう郚分かずいう䜍の意味である。蚀い換えればどういう圢で和了ったかずいうこずで、単階和タンキホヌ・単階埅ち、嵌匵和カンチャンホヌ・嵌匵埅ち、蟺匵和ペンチャンホヌ・蟺匵埅ちにそれぞれ2笊付きたす。  次に基本点を算出する。基本点は前述の笊合算し1の䜍で切り䞊げたものに、手圹ずドラで埗られる翻の数に2を足した数だけ2を掛け合わせたものを掛けるこずで埗られたす。  匏にするず、基本点Bは笊を、翻をずしお、 B=f*2^(h+2) ずなる。  ここで、基本点が2000点を超えおいないこずを確認しお行うようにする。基本点が2000点を超える堎合は圹満貫ずなり翻によっおのみ埗点が決たる。  圹満貫は満貫、跳満、倍満、䞉倍満、数え圹満四倍満の5぀がある。それぞれ基本点が満貫5翻以䞊2000点、跳満6翻以䞊3000点、倍満8翻以䞊4000点、3倍満11翻以䞊6000点、数え圹満13翻以䞊8000点ずなる。  ではいよいよ支払である。たず、摞和了りの堎合を芋おいきたす。和了者が散家ならば他家の支払いは額は、散家が基本点の1倍、荘家が基本点の2倍ずなる。和了者が荘家の堎合は、他家は基本点の2倍を支払う。栄和了りの堎合は攟銃者が前述の党額を負担する。぀たり芪満荘家の和了った満貫に振り蟌んだ堎合の倱点は12000点ずなる。  ずころで、100以䞋の点数をやり取りできないこずに気づきたしたか。端数が出た堎合は10の䜍で切り䞊げお支払を行う。  なお、立盎麻雀の点数蚈算には䟋倖がある。1、前述の圹満貫に加えお2、平和圢郚分点が付かない圢の摞和りは20笊、3、栄和りは30笊、3、䞃察子は25笊、4、圹満は四倍満ずなる。  このほかに積笊やリヌ棒、䞍聎眰笊が埗倱点ずしお考えられたすがこれらは他の節に譲る。 ==その他の埗倱点== ===積み笊===  連荘するず積み堎ずなる堎合がある。積み堎ずなるず芏定により100点棒が䟛蚗扱いずなりこれが和了者の取り分ずなる。䟋えば、1本堎300点のルヌルで東1局1本堎東家のツモ和了りずなれば各々の支払いに100点が加わるこずになる。同じルヌルで南2局2本堎南家に東家が攟銃すれば支払いに600点が加わるこずになる。 ===䟛蚗===  和了者は和了り点のほかに䟛蚗された点棒を埗るこずができる。 ====立盎料====  立盎者は立盎料を䟛蚗する必芁がある。立盎料は普通1000点である。 ====錯====  錯ツオはゲヌムの進行を䞍可胜にしないが劚げたずいう皋床の行為で、和了り攟棄ずするのが普通だが芏定により1000点の䟛蚗で免れられるこずがある。 ===䞍聎眰笊===  普通、堎3000点ずしこれを䞍聎者が聎牌者に折半しお支払う。䟋ずしおは、2人聎牌の時、聎牌者にはそれぞれ1500点が䞍聎者より支払われる。 ===錯和===  錯和ツオフヌ・チョンボはゲヌムの進行を劚げるこずをいい、発芚を以っお満貫払いずする。散家の錯和の堎合、散家に2000点、荘家に4000点。荘家の錯和の堎合、他家に4000点ず぀支払う。 ==詊合を始める== ===座䜍ず起家の決定===  座䜍を決めるには掎み取りずいう方法がある。颚牌4皮を甚意し、䌏せお掗牌し、各々これを取る。東を匕いた者を仮東ずし、その者が垭を決め、その右隣に南を匕いた者が、そのたた右に西が、その右に北を匕いた者が座るずいものである。  起家は二床振りによっお決める。たず、仮東が賜を振る。出目の数だけ仮東から右に数え、圓ったものが賜を振る。賜を振ったものから出目だけ右に数え圓ったものが起家ずなる。 ===座䜍ず起家の決定2===  䞊蚘の掎み取りず二床振りには以䞋のような方法もある。 *䌏せお掗牌した颚牌4皮を数牌の奇数ず偶数の牌ずで挟む。 *任意の者が賜を振り右回りに数えるこずで仮東を決める。 *仮東が賜を振り起家を決める。 *仮東の振った賜の目が、奇数なら奇数の偎から、偶数なら偶数の偎から、起家から順に颚牌を取っおいきたす。 *東を匕いた者が仮東の垭に付き、右回りに南、西、北ず座る。 ==ゲヌムを始める== ===掗牌===  たずは掗牌(シヌパむ)をする。牌を卓に䌏せ、静かに偎面を抌すこずで混ぜる。 ===牌山===  次に牌山を築きたす。卓の淵に5枚の牌を䞊べおください。そしお䞡脇に曎に3枚ず぀䞊べる。もう䞀床䞡脇に3枚ず぀䞊べる。同じこずをもう䞀床やる。始めに䜜った牌の列の䞊に次に䜜った牌の列を茉せたす。この時、小指で䞡脇を抌し、芪指ず人差し指で真ん䞭を持ち䞊げるようにする。慣れないうちは半分ず぀茉せるようにしたしょう。 ===砌牌===  次に牌山の先頭ず末尟を決める。このこずを砌牌チヌパむずいいたす。砌牌は䞀床振りによっお行われる。芪が賜を振り、芪から右に出目だけ数えおいき、圓った者が自分の前の牌山でやはり右から出目だけ数え䞊げ、そこで右に分けたす。 ===配牌===  読んで字の劂く牌を配るこずである。東家、南家、西家、北家の順に先頭から2幢ず぀3床ずる。最埌に1枚ず぀やはり先頭から順に取る。この時、東家はさらに第䞀自摞の分も䞀緒に取るこずに成っおいるのですが、この行為を「チョンチョン」ず呌びたす。 ===ドラ===  ドラ衚瀺牌を開きたす。1枚目のドラ衚瀺牌は牌山の末尟から巊、3幢目の䞊である。嶺䞊牌を萜ずさないように泚意しお行うようにする。 ==ゲヌムの進行==  芪の打牌でゲヌムスタヌトである。ゲヌムは取牌チュパむず打牌ダハむによっお進行する。取牌は埌述するツモ自摞・摞、チヌ吃、ポン碰、カン槓、ロン栄の5぀の行為のこずをいい、打牌は手牌から河に牌を捚おるこずずその時捚おられた牌をいいたす。取牌した人は和了りがないならば必ず打牌をしないずいけない。  以䞋、取牌に぀いお蚘述する。 *牌山から牌を手牌に加えるこずをツモずいいたす。基本的に牌山を卓の倖偎から芋お右端䞊、先頭の牌を取るこずに成る。基本的にず曞いたのは䟋倖があるためである。これは埌述する。 *䞊家の打牌を手牌に加え順子を䜜る行為をチヌずいいたす。チヌの手順は、たず、チヌず発声し、任意の塔子タヌツ・䞀枚かけた面子を倒牌し、䞊家の打牌を取り、塔子の右に暪にしお付け、これらを自分の地の右偎に眮くずいうものになる。 *他家の打牌を手牌に加え刻子を䜜る行為をポンずいいたす。ポンの手順は、チヌに準じたす。発声はポンである。぀たり、ポン→パタ→スッ→カッずなる。取った牌は暪にしお䞊家からずったのならば右に䞋家から取ったのならば巊にである。察面から取った堎合は間に挟む。なお、ポンはツモずチヌに優先する。しかし著しく遅れた堎合はその限りではありない。 *カンは槓子を䜜るために発声し牌を副露するこずをいいたす。カンには3぀あり、1、ツモの埌、槓子を副露する暗槓。2、他家の打牌を手牌の刻子に加え合わせお副露する倧明槓。3、ツモの埌、副露した刻子に牌を加えお槓子を䜜る小明槓或いは加槓。の3぀である。なお、倧明槓ず小明槓を合わせお明槓ず呌びたす。倧明槓の堎合は抂ねポンず同じですカンはチヌに優先したす。カンをした時の特暩ずしお嶺䞊牌をツモるこずができる。嶺䞊牌ずは牌山の末尟の牌のこずである。カンをするずきの発声はカンである。 *ロンは別の蚀い方で出和了りたたは栄和ロンホヌたたは栄和了りず呌び、聎牌時のみ宣蚀でき、刻子、順子のみならず雀頭を䜜るためにも他家の打牌を取るこずができたす。  ずころで、ツモによっお和了るこずをツモ和了りたたは自摞和ず呌び、ツモず宣蚀する。前述のロンず加えお、和了ホヌラ・アガリず呌ばれ、宣蚀したプレむダヌの勝利でゲヌムが終了する。宣蚀したプレむダヌは倒牌し手牌を敎理し、他家に和了りを確認させる。  さお、ツモず打牌を合わせお摞打モヌダずいいたす。打牌を取るこずを鳎きずいいたす。このこずを合わせお敎理すれば麻雀は、和了りや鳎きがない限り摞打を繰り返す。ずいうものになる。  最埌に流局に぀いお述べる。流局ずは和了りのないゲヌムの終了のこずである。牌山が王牌の14枚を残しお途切れた時、最埌の打牌で和了りがないこずを荒牌平局ホワンパむピンチュヌ或いは平局ヘむキョクずいっお、流局ずする。平局したら手牌が聎牌しおいたものは倒牌し䞍聎眰笊を受け取る。  流局にはこのほかに途䞭流局ずいっお条件を満たせば流局させるこずができるずいうものがありたすが、詳しくは他の節に譲る。 ==詊合を終える==  詊合が終了した埌以䞋のように点棒をポむントに兌換する。このずき順䜍点りマやトップ賞オカをやり取りし、最終的な成瞟ずする。 0、以䞋の1、2、3を二着目、䞉着目、ラス目の者の埗点に察しお行う 1、埗点を癟の䜍で'''五捚六入'''し、1000で割る。 2、各々の埗点から既定分の埗点を匕く。 3、各々の埗点に既定分の埗点を足す。 4、以䞊から埗られた倀を足し合わせ100から匕く。これがトップ目の埗点。  2では、配絊原点が25000点の堎合は匕く数は30ずなりたすが二䞇五千点持ちの䞉䞇点返し、30000点の堎合は0ずなりたす䞉䞇点持ちの䞉䞇点返し。3では、トップ目から、30、10、10、30ワンスリヌずする堎合ず20、10、10、20ワンツヌずする堎合の二぀が倚いようである。 ==ルヌルの䟋==  筆者自䜜のルヌルブックを䞀䟋ずしお掲茉する。 甚具 *麻雀牌  数牌   筒子 䞀筒、二筒、䞉筒、四筒、五筒、六筒、䞃筒、八筒、九筒   玢子 䞀玢、二玢、䞉玢、四玢、五玢、六玢、䞃玢、八玢、九玢   萬子 䞀萬、二萬、䞉萬、四萬、五萬、六萬、䞃萬、八萬、九萬  字牌   䞉元牌 癜板、緑発、玅䞭   四喜牌 東颚、南颚、西颚、北颚                            各4枚  次牌ずいったずき、前蚘の右に察しお巊。末尟は先頭に戻る。 点棒 *1䞇点棒4本 *5千点棒8本 *千点棒16本 *癟点棒100本 *賜子  六面賜2個 *起家マヌク  板状で、衚に東、裏に南が曞いおあるもの。 *雀卓  倩板がクッション玠材で芆っおあり、瞁が出っ匵っおいるもの。 重芁抂念 *荘家ちゃんちゃ 所謂芪 *散家さんちゃ 所謂子 *起家ちヌちゃ 最初の荘家 *仮東かりずん 仮の東家 *東家ずんちゃ 荘家のこずを門颚から芋た時東家ずいう。 *南家なんちゃ 荘家の䞋家を門颚から芋おいう。 *西家しゃヌちゃ 荘家の察面を門颚から芋おいう。 *北家ぺヌちゃ 荘家の䞊家を門颚から芋おいう。 *䞊家かみちゃ 自分の巊手偎のプレむダヌのこず。 *察面ずいめん 自分の向い偎のプレむダヌのこず。 *䞋家しもちゃ 自分の右手偎のプレむダヌのこず。 *他家たヌちゃ 自分以倖のプレむダヌのこず。 *䞀床振りいちどぶり 賜を振り、賜を振った者始点に右回りに出目の数だけ数え䞊げる。 *右回り 察局人員に察しおいえば始点の者から右手偎にずいうこずである。 *牌山ぱいやた 山にした牌。二段の井圢に組み、重ねられた二枚を1幢ず数える。 *河ほヌ 牌山を基準に卓の内偎。 *地ちヌ 牌山を基準に卓の倖偎。 *掗牌しヌぱい 牌を䌏せお掻き混ぜるこず。 *手牌おはい 自分で持っおいる牌のこず。地に眮き、13枚を原則ずし、1槓あるごずに1枚を増す。 *王牌わんぱい 牌山の末尟の14枚のこず。 *嶺䞊牌りんしゃんぱい牌山の末尟の牌のこず。 *海底牌はいおいぱい 王牌の盎前の牌のこず。 *河底牌ほヌおいぱい 海底牌を自摞した者の打牌のこず。 *玔粋な1順 鳎きの入らないずいう意味。 *鳎き 吃、碰、倧明槓のこず。 *å Ž 芪の䞀巡するたでに行ったゲヌムを纏めお圏颚から東堎ず呌ぶ。2巡目では南堎である。 *1荘いヌちゃん 東堎、南堎、西堎、北堎を合わせお1荘ず数える。 *聎牌おんぱい あず1枚足せば和了るこずができるずいう状態を聎牌ずいう。たた、聎牌しおいないこずを䞍聎ずいう。 *門前枅めんぜんちん 鳎いおいない状態のこずを門前枅ずいう。 *老頭牌ろうずうはい 数牌の1ず9のもの。 *么九牌やおちゅヌぱい老頭牌ず字牌のこず。 察局の基本 *察局人員は4人ずする。 *東南半荘を以っお䞀回戊ずする。 *党局で和了るためには手圹䞀飜が必甚ずする。 *察局の準備 *座䜍ず起家は次のように決める。む、各々任意の垭に着く。ロ、四喜牌4çš®4枚を䌏せ掗牌し䞊べる。ハ、奇数番ず偶数番の数牌でそれを挟む。二、任意の者が䞀床振りによっお仮東を決める。ホ、仮東が䞀床振りで起家を決める。ヘ、ホの出目が偶数なら偶数番の奇数番なら奇数番の牌の偎がロの牌の先頭ずなる。ト、起家から右回りに先頭の牌を取っおいく。牌に埓っお座䜍を入れ替える。即ち仮東の座っおいた䜍眮に東を匕いた者が座り、以䞋それに倣う。 *点棒は均等に分ける。 *起家マヌクは衚を䞊にしお起家の地の右端に眮く。 ゲヌムの準備 *牌を掗牌する。 *牌山を組む。 *砌牌する。荘家の䞀床振りによっお誰が砌牌するか決め、圓った者は出目の数だけ自分の前の牌山で右端から巊に数え䞊げる。圓たった所が牌山の最終幢である。 *配牌する。牌山の荘家から順に牌山の先頭2幢を3床取る。次に先頭から1枚ず぀やはり順に取るがこのずき荘家は第䞀自摞の分の牌もずる。 *ドラ衚瀺牌を開ける。末尟から3幢目の䞊段を裏返す。 *賜子は荘家の地の右端に眮く。 ゲヌムの進行 *取牌ず打牌を繰り返すこずで進行する。取牌した者は打牌しないずいけない。 *取牌は次の4぀ずする。1、自摞぀も2、吃ちヌ3、碰ぜん4、槓かん *自摞は牌山からの先頭から1枚取るこず。たたはカンした時嶺䞊牌を取るこず。 *吃は䞊家の捚牌を発声し手牌に加え順子を䜜り副露するこずをいう。吃は自摞に優先する。 *碰は他家の捚牌を発声し手牌に加え刻子を䜜り副露するこずをいう。碰は吃に優先する。 *槓は他家の捚牌を発声し手牌に加え槓子を䜜り副露するこずをいう。槓は碰に優先する。 *打牌は河に手牌から1枚牌を捚おるこずをいう。たた、捚おられた牌を捚牌ずいう。 *槓は前述の明槓みんかんのほかに自摞した牌を手牌に加え槓子を䜜り発声し副露する暗槓ず、自摞した牌を発声し副露した刻子に加え槓子を䜜る加槓がある。 *明槓ず加槓を合わせお明槓ずもいい、この堎合明槓を倧明槓ず呌び、加槓は小明槓ず呌ぶこずで区別する。 *槓子は副露しお初めお認める。 *槓した時嶺䞊牌を自摞する。 *槓をすれば槓ドラが開けられる。 *海底牌を自摞した者は槓できない。 ゲヌムの終了 *ゲヌムの終了は和了ほヌらず流局りゅうきょくの2぀ずする。 *和了は自摞和぀もほヌず栄和ろんほヌの2぀ずする。 *自摞和は摞によっお手圹を成立させ発声し倒牌する。 *栄和は聎牌時に宣蚀でき、他家の捚牌を発声し手牌に加え倒牌する。 *和了した時手牌を敎理し他家に確認させるこず。 *和了者は必ず1家ずしお、ツモの順番の速い方を優先ずする。 *流局は次のずする。 *荒牌平局ほわんぱいぎんちょヌ 河底牌で和了りがないずき。 *四颚連打すヌふヌれんだ 玔粋な1順目の打牌で同䞀の四喜牌が4枚党お捚おられる。 *四槓散了すかんさんら 4回槓がされる。 *九皮九牌きゅうしゅきゅうはい 玔粋な1巡目の自摞で9皮以䞊の么九牌を揃える。 *錯和流局ちょんがりゅうきょく 錯和がある。 茪荘ず連荘 *荘家が和了ったずき、連荘ずし、荘家は次䜍に移らず、積み堎ずなる。 *散家の和了ったずき、茪荘ずし、荘家は次䜍に移り、積み堎ずならない。 *荘家が聎牌しおの平局は連荘ずし、荘家は次䜍に移らず積み堎ずなる。 *荘家が䞍聎での平局は茪荘ずし、荘家は次䜍に移り積み堎ずなる。 *四颚連打、四槓散了、九皮九牌では茪荘ずし、荘家は次䜍に移り積み堎ずならない。 *錯和流局では連荘ずし、荘家は次䜍に移らず、積み堎ずならない。 *ここでいう次䜍ずは䞋家のこず。 察局の終了 *次の条件を満たしたずき、察局を終了ずする。 *芪番が二巡する。 *最埌の荘家がトップ目のずき終了を宣蚀する。 *支払いのできないものが珟れる。 振聎 *和了り牌を自ら捚おおいるこずを振聎ずいう。 *振聎のずき出和了りできない。出和了りずは栄和のこず。 *和了り牌の芋逃しも振聎である。この堎合は自己の自摞を経るこずで出和了りできるようになる。 *立盎埌の和了り牌の芋逃しも振聎である。この堎合はもはや出和了りできない。 䞍聎眰笊 *平局のずき䞍聎ならば眰笊を聎牌者に支払う。 *䞍聎眰笊は堎3000点ずし、他の䞍聎者ず折半する。 *端数は切り䞊げるこず。 *聎牌は圢匏聎牌でよい。 懞賞牌 *ドラはドラは王牌の最埌尟から3童目の䞊段が衚瀺牌ずなる。 *槓があるごずに衚瀺牌の巊隣りの牌も衚瀺牌ずする。なお、暗槓では先開け、明槓では埌開けずする。 *立盎を掛けたものが䞊がったずき衚瀺牌の䞋の牌も衚瀺牌ずなる。 *ドラは衚瀺牌の次牌ずする。 *ドラは衚瀺牌の枚数をH、ドラの枚数をDずしお、HD(ç¿»)を収支に加える。 収支 *和了点20笊 *門前加笊10笊 *自摞点2笊 *郚分点む、雀頭。䞉元牌、圏颚牌、門颚牌、各2笊。連颚牌4笊。ロ、面子。䞭匵牌明刻子2笊、䞭匵牌暗刻子2笊、䞀九牌明刻子4笊、䞀九牌暗刻子8笊、䞭匵牌明槓子8笊、䞭匵牌暗*槓子16笊、䞀九牌明槓子16笊、䞀九牌暗槓子32笊 ハ、和了圢。蟺匵和、嵌匵和、単階和各2笊。 *䞃察子は25笊ずする。 *平和圢の自摞和了りは20笊ずする。 *平和圢の栄和了りは30笊ずする。 *基本点Eは笊を、翻をずしお E=f*2^(h+2) ずする。 *む、散家の和了りの堎合、散家は基本点*1、荘家は基本点*2を支払う。ロ、荘家の和了りの堎合、他家は基本点*2を支払う。 *栄和了りの堎合、攟銃者の責任払いずする。 *支払いは蚈算結果の10^1䜍で切り䞊げお行う。 *基本点が2000以䞊の和了りを圹満貫ずする。 *圹満貫はむ、満貫5翻以䞊、ロ、跳満6翻以䞊、ハ、倍満8翻以䞊、ニ、䞉倍満11翻以䞊、ホ、四倍満13翻以䞊、の5぀ずする。 *基本点はそれぞれ、む2000点、ロ3000点、ハ4000点、ニ6000点、ホ8000点ずする。 *圹満の基本点は8000点ずする。 *䞍足が出たら他家が折半しお負担する。端数が出たら順䜍が倉わらないように調敎するこず。 *和了圢が耇数通り解釈できる時は、打点の高くなる方を採甚する。 積み笊 *積み堎の時、支払いに積たれた笊の数掛ける100点を増す。 *積み笊も攟銃者の責任払いずする。 *䞀床和了りが出れば積み笊は0に戻る。 䟛蚗 *䟛蚗された点棒は和了者が党お獲埗する。 *南4局に和了りがないずきは、返還される。 眰則 *次の行為を錯和ずする。 *む、自己若しくは他家の手牌を倒す。ロ、聎牌圢の倉わる立盎埌の暗槓。ハ、䞍聎で立盎を掛ける。ニ、振聎で和了を宣蚀し倒牌する。ホ、自摞番ではないのに自摞する。 *錯和は競技䞭の発芚を以っお満貫払いずする。 *錯和は他家に正圓な和了のあった堎合、免れる。 *錯和が圚った時圹満3埅聎以内の手牌を持っおいるものはその代償を錯和者に求めるこずができる。 *以䞋の行為を錯ずする。 *む、誀っお和了を宣蚀する。ロ、芏定よりも倚い或いは少ない牌を持っおいる。ハ、吃、碰、槓を取りやめる。ニ、吃、碰、槓をしお誀った牌を副露する。ホ、誀っお吃、碰、槓を宣蚀をする。ヘ、5枚以䞊の芋せ牌。芋せ牌ずは芋るべきではない牌を芋せるこずをいう。 *錯はその発芚を以っお和了攟棄ずする。 *錯は蚂正が可胜ならば1000点を䟛蚗するこずで免れる。 *前述の行為のほかにゲヌムの続行を困難にする行為を錯和、ゲヌムの進行を劚げる行為を錯ずする。 手圹 *次の手圹を認める。手圹の耇号を認める。圹満は他の圹ず耇合しない。は食い䞋がり1翻。門前枅のみ。 *立盎む、門前枅聎牌の時、立盎を宣蚀するこずができる。ロ、立盎の発声ず牌の暪向けが圚っお有効ずなる。ハ、立盎料は1000点ずする。ニ、立盎は自摞牌が圚り打牌時に限り宣蚀し取*り消しはできない。ホ、立盎の埌聎牌圢を倉えるこずはできない。ヘ、和了っおいる牌を打っお立盎の宣蚀はできないが1巡埌ならばできる。1翻 *二立盎玔粋な䞀巡目で立盎を掛ける。立盎ず耇合しない。2翻 *䞀発立盎を掛け、1巡以内で和了る。1翻 *箭刻䞉元牌の刻子或いは槓子を䜜る。1翻 *小䞉元䞉元牌の刻子或いは槓子が2぀あり、雀頭が䞉元牌である。2翻 *倧䞉元党おの䞉元牌で刻子或いは槓子を䜜る。圹満 *門颚刻自颚牌の刻子或いは槓子を䜜る。1翻 *圏颚刻堎颚牌の刻子或いは槓子を䜜る。1翻 *小四喜颚牌の刻子或いは槓子が3぀あり、雀頭が颚牌である。圹満 *倧四喜党おの颚牌で刻子或いは槓子を䜜る。圹満 *平和笊の付かない聎牌圢での和了。1翻 *䞀盃口同䞀の順子を2぀䜜る。1翻 *二盃口䞀盃口を2組䜜る。䞀盃口ず耇合しない。3翻 *䞉色同順3色の数牌で同䞀の䞊びの順子がある。2翻 *䞀気通貫1色の数牌で123,456,789の順子を䜜る。2翻 *九蓮宝燈䞀色で1112345678999ず䞊べ1぀が重耇。圹満 *䞉色同刻3色の数牌で同䞀の数の刻子或いは槓子がある。2翻 *䞃察子察子を7぀揃える。4぀䜿いを認めない。2翻 *察々和党おの面子が刻子或いは槓子である。2翻 *䞉暗刻3぀の面子が暗刻子或いは暗槓子である。2翻 *四暗刻党おの面子が暗刻子或いは暗槓子である。圹満 *䞉槓子3぀の面子が槓子である。2翻 *四槓子党おの面子が槓子である。圹満 *断䞀九䞀九牌のない。1翻 *混党垯䞀九雀頭ず党おの面子に䞀九牌が含たれる。2翻 *玔党垯䞀九雀頭及び党おの面子に老頭牌が含たれる。混党垯䞀九ず耇合しない。3翻 *混老頭䞀九牌のみを䜿う。2翻 *枅老頭老頭牌のみを䜿う。圹満 *混䞀色2色の数牌を䜿わない。3翻 *枅䞀色䞀色の数牌のみを䜿う。混䞀色ず耇合しない。6翻 *字䞀色字牌のみを䜿う。圹満 *囜士無双党おの䞀九牌を集めうち1぀が雀頭になる。圹満 *門前枅自摞和門前枅聎牌から自摞和了る。1翻 *海底摞月海底牌で和了る。1翻 *河底摞珠河底牌で和了る。1翻 *嶺䞊開花嶺䞊牌で和了る。1翻 *槍槓他家が加槓した時、その牌が和了り牌であるならば刺すこずができる。たた囜士無双を聎牌しおいる堎合は䟋倖ずしお暗槓での槍槓を認める。1翻 *地和散家の時、玔粋な䞀巡目の自摞で和了る。圹満 *倩和荘家の時、配牌で和了っおいる。圹満 ==色々な麻雀== 麻雀のルヌルは倚様であり、様々なロヌカルルヌルが存圚する。 ===ありあり===  埌付けルヌルず喰い断ルヌルの適甚の有無を確認するこずがある。埌付けずは圹牌の刻子を䜜る前に他の牌を鳎く行為のこず。喰い断ずは鳎いお䜜ったタンダオのこず。  本来「埌付けあり喰い断あり」などずいうべきずころを「ありあり」などず省略するこずが倚い。  麻雀の解説曞は関東ルヌルを基本ずしお曞かれるこずが倚いためか、最近では関東の「ありあり」ルヌルが初心者を䞭心に関西でも広がっおきおいる。 *'''ありあり''' 埌付けあり、喰い断あり。 *'''ありなし''' 埌付けあり、喰い断なし。 *'''なしあり''' 埌付けなし、喰い断あり。あたり採甚されない。 *'''なしなし''' 埌付けなし、喰い断なし。 === 競技ルヌル === 倧䌚競技などの際、玔粋に腕前だけを詊す目的で、偶然性の匷い「䞀発」、「裏ドラ」、「槓ドラ」などがなかったりする。 ===赀あり===  赀ドラず呌ばれる牌を甚いるルヌル。赀ドラは1枚に぀き1飜を埗られる。数牌3門の5䞀枚ず぀を亀換するものをはじめ、五筒二枚を亀換するもの、たた青や金だったりするこずもある。 ===䞭麻===  台湟麻雀のこず、日本の麻雀ず倧幅にルヌルが違う。 ===アルシヌアル麻雀===  戊前の䞀般的なルヌルで立盎麻雀の原型。日本麻雀連盟では珟圚も公匏ルヌルがある。 ==和了るには==  圹が必甚である。ルヌルブックで有効圹を確認しお行うようにする。  しかし、日麻では4面子1雀頭の完成を重芖しお特に手圹を付けるこずなく和了るこずができたす。その代衚栌が立盎である。詳しくはルヌルを参照しお行うようにする。  ここではたず、4面子1雀頭を完成させるために塔子タヌツずいう抂念に぀いお説明する。  塔子ずは面子から䞀枚欠けた牌二枚のこずである。塔子には1、察子同じ牌が二枚。2、䞡面塔子連なった数牌二枚。3、嵌匵塔子順子の真ん䞭が抜けた圢4、蟺匵塔子端に付いお連なった数牌二枚。の4぀がある。察子が成長するず刻子に、リャンメン、カンチャン、ペンチャンの䞉぀が成長するず順子になる。たた察子はそのたたで雀頭になる。  麻雀では孀立牌を塔子に、塔子を面子にず順を远っお牌を成長させおいくこずになる。  ずころであず䞀枚で和了るこずができるずいうずき麻雀ではこの状態を聎牌テンパむずいいたす。さらに埌枚で聎牌できるずいう状態を向聎シャンテンずいいたす。向聎の自然数を向聎数ずいいたすが、この向聎数を知るためのアルゎリズムがある。たず、塔子、面子及びそれらの耇合圢をブロックずいうこずを芚えおおいおください。 1、向聎数。2、ブロックの個数。3、≊4ならば7ぞ飛ぶ。4、≧5ならば察子の有無を調べる。5、察子がない=4。6、察子がある=5。7、面子の個数。8、8  少しコツが必芁ですが向聎数は重芁な抂念である。よく芚えおおいおください。たた向聎数は配牌4向聎が普通であり3向聎では良い方だずいうこずも合わせお芚えおおくずよいでしょう。  さお、運が良ければ塔子を遞択する機䌚が蚪れたす。この時頌りになるのが受け入れずロスである。受け入れずは向聎数を枛らすこずができる牌の枚数のこずで、ロスずはある牌を切ったずきの受け入れの枛る数のこずである。塔子遞択の時受け入れやロスが幟぀か意識するこずで効率よく打牌を遞ぶこずができる。 ==麻雀の颚==  麻雀には颚がある。颚はの属性のようなもので、䞊手く利甚するこずで勝を増やすこずができるでしょう。 *'''圏颚'''チュワンフォン1荘は16局であるが、これらは4局ごずに東堎、南堎、西堎、北堎ず呌ばれる。この東、南、西、北が圏颚、所謂堎颚である。 *'''門颚'''メンフォン荘家は東家トンチャ。荘家の䞋家が南家ナンチャ、察面が西家シャヌチャ、䞊家が北家ペヌチャである。それぞれ、東、南、西、北が門颚、所謂自颚である。 *'''連颚'''レンフォン圏颚か぀門颚な颚。所謂「ダブ東」「ダブ南」のこず。 *'''客颚'''コヌフォン圏颚でも門颚でもない颚。所謂オタ颚。 ==麻雀の韍==  懞賞牌事ドラは麻雀の韍である。䞀枚手牌にあれば䞀飜が貰える。手圹ではないため䞀飜瞛りを和了る資栌はない。  ドラは衚瀺牌の次䜍牌である。牌の次䜍は数牌ならば、同門で1の次は2、2の次は3、9は1に戻るずいった具合である。四喜牌では東南西北の順で北の次は東である。䞉元牌は癜発䞭、䞭はやはり癜に戻る。 ==麻雀の圹==  麻雀には圹がある。圹者ではなく手圹がである。  手圹は通垞40皋床を䜿甚する。盎ぐに党おを芚える必芁はないでしょう。䞀郚を芚えさえすれば十分ゲヌムを楜しむこずはできる。しかし、䞀床党おを芚えた埌は40ずいう数字を小さく感じるはずである。新しく圹を䜜っおみるのも面癜いでしょう。 ==甚語集== *卓䞊 卓䞊に䞊べられた牌の山を牌山ず呌びたす。牌山の内偎を河ホヌ倖偎を地チヌず呌び、地に配られた牌を手牌テハむ、河に捚おられた牌を捚お牌ず呌びたす。 ===アガリ=== *'''和了'''ホヌラアガリ。和了圢の完成を宣蚀するこず。 *'''聎牌'''テンパむ あず1枚の牌で和了れるずいう状態ができおいるこず。 *'''攟銃'''ホりゞュり 振り蟌み。自分の捚お牌で他家を和了らせるこず。 ===流局=== *'''流局''' 和了りがなく局が終了するこず。 以䞋は流局の条件の䟋 *荒牌平局ホワンパむピンチュヌ或いは単に平局ヘむキョク誰も和了せずに牌山が途切れおしたったずきに流局ずする。 *錯和流局チョンボリュりキョクだれかがチョンボを行った時に流局ずする。 *九皮九牌キュりシュキュりハむ玔粋な䞀巡目に么九牌が9皮以䞊ある時に宣蚀し流局させるこずができる。なお、正匏名称は「九皮么九牌倒牌」である。 *四颚連打スヌフォンツレンタスヌフヌレンダ玔粋な䞀巡目に4人が同じ颚牌を切った時に流局ずする。 *四槓散了スヌカンサンラもしくは四開槓(スヌカむカン)或いは四槓子スヌカンツ。4回槓が行われたずき流局ずする。 *䞉家和サンチャホヌ3家にロンが圚ったずき、流局ずする。 *四人立盎ペニンリヌチ四家立盎(スヌチャリヌチ)ずも呌ばれる。4人が立盎を行った際に起こる。 ===連荘ず茪荘=== *'''連荘'''レンチャン 条件が満たされ芪番が続行する荘家が移らないこずを連荘ずいう。 *'''茪荘'''リンチャン 条件が満たされ芪番が流れる荘家が移るこずを茪荘ずいう。 ===プレむダヌ=== *盞察䜍眮 巊隣の者を䞊家カミチャ、右隣の者を䞋家シモチャ、向かいの者を察面トむメンずいう。 *'''他家''' 自分以倖のプレむダヌのこずを他家タヌチャずいう。 *'''荘家ず散家''' その局の東家を荘家チャンチャず呌ぶ。荘家以倖のプレむダヌを散家サンチャず呌ぶ。荘家、散家は芪、子ずも呌びたす。 *'''起家''' 東1局の荘家のこず。芁は最初の芪。 ===局の呌称===  ○堎の□局目を○□局ずいう。連荘し積み堎ずなれば積たれた点棒の数に応じお○□局△本堎ずいう。流局し積み堎ずなれば○□局流れ△本堎ずいう。 ===䞀翻瞛り===  和了り圢には必ず手圹1翻が必芁ずする芏則のこず。ドラのみでは1翻瞛りを和了る資栌はない。 ===床量法===  *時間  1荘16局  1局は必ず1ゲヌム以䞊ある。  1ゲヌムずは配牌ハむパむから和了りあるいは平局たでのこず。 *牌山  牌は2段の山に組たれる。この時、重ねられた二枚を1幢トンず数える。 *埗点  1ポむント1000点100の䜍で五捚六入する)。  笊 和了ず聎牌圢に付く埗点。  翻ハン 手圹ずドラ、堎に付いお埗点を吊䞊げる。 ===1回戊===  立盎麻雀では普通1回戊は半荘行う。東颚戊で行うこずもある。 *'''半荘'''(ハンチャン) 倚くは東堎ず南堎を行う。 *'''東颚戊'''(トンプりセン) 東堎のみ行う。 {{DEFAULTSORT:たあしやん}} [[Category:ゲヌム]] {{stub}}
2006-01-05T12:03:52Z
2023-12-31T07:55:52Z
[ "テンプレヌト:Stub", "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:Lang" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%BA%BB%E9%9B%80
3,108
家政孊
メむンペヌゞ > 家政孊 家政孊に関する教科曞が保管されおいる曞庫です。収録内容は以䞋です。 倧孊の教科曞 自然科孊: æ•°å­Š - 物理孊; 叀兞力孊 量子力孊 - 化孊; 無機化孊 有機化孊 - 生物孊; 怍物孊 研究技術 - 地球科孊 - 医孊; 解剖孊 語孊: 日本語 英語 ゚スペラント 朝鮮語 デンマヌク語 ドむツ語 フランス語 ラテン語 ルヌマニア語 人文科孊: 歎史孊; 日本史 䞭囜史 䞖界史 歎史芳 - 心理孊 - 哲孊 - 芞術; 音楜 矎術 - 文孊; 叀兞文孊 挢詩 瀟䌚科孊: 法孊 - 経枈孊 - 地理孊 - 教育孊; 孊校教育 教育史 情報技術: 情報工孊; MS-DOS/PC DOS UNIX/Linux TeX/LaTeX CGI - プログラミング; BASIC C蚀語 C++ D蚀語 HTML Java JavaScript Lisp Mizar Perl PHP Python Ruby Scheme SVG 小・䞭・高校の教科曞 小孊: 囜語 瀟䌚 算数 理科 英語 äž­å­Š: 囜語 瀟䌚 æ•°å­Š 理科 英語 高校: 囜語 - 地歎 - 公民 - æ•°å­Š; 公匏集 - 理科; 物理 化孊 地孊 生物 - 倖囜語 - 情報 解説曞・実甚曞・参考曞 趣味: 料理本 - スポヌツ - ゲヌム è©Šéš“: 資栌詊隓 - 入孊詊隓 その他の本: 防灜 - 生掻ず進路 - りィキペディアの曞き方 - ゞョヌク集 矩務教育や高等孊校、倧孊や専門孊校などの教科曞ではないですが、関連する分野の指南ずしお曞かれた教科曞を掲茉したす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "メむンペヌゞ > 家政孊", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "家政孊に関する教科曞が保管されおいる曞庫です。収録内容は以䞋です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "倧孊の教科曞 自然科孊: æ•°å­Š - 物理孊; 叀兞力孊 量子力孊 - 化孊; 無機化孊 有機化孊 - 生物孊; 怍物孊 研究技術 - 地球科孊 - 医孊; 解剖孊 語孊: 日本語 英語 ゚スペラント 朝鮮語 デンマヌク語 ドむツ語 フランス語 ラテン語 ルヌマニア語 人文科孊: 歎史孊; 日本史 䞭囜史 䞖界史 歎史芳 - 心理孊 - 哲孊 - 芞術; 音楜 矎術 - 文孊; 叀兞文孊 挢詩 瀟䌚科孊: 法孊 - 経枈孊 - 地理孊 - 教育孊; 孊校教育 教育史 情報技術: 情報工孊; MS-DOS/PC DOS UNIX/Linux TeX/LaTeX CGI - プログラミング; BASIC C蚀語 C++ D蚀語 HTML Java JavaScript Lisp Mizar Perl PHP Python Ruby Scheme SVG 小・䞭・高校の教科曞 小孊: 囜語 瀟䌚 算数 理科 英語 äž­å­Š: 囜語 瀟䌚 æ•°å­Š 理科 英語 高校: 囜語 - 地歎 - 公民 - æ•°å­Š; 公匏集 - 理科; 物理 化孊 地孊 生物 - 倖囜語 - 情報 解説曞・実甚曞・参考曞 趣味: 料理本 - スポヌツ - ゲヌム è©Šéš“: 資栌詊隓 - 入孊詊隓 その他の本: 防灜 - 生掻ず進路 - りィキペディアの曞き方 - ゞョヌク集", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "矩務教育や高等孊校、倧孊や専門孊校などの教科曞ではないですが、関連する分野の指南ずしお曞かれた教科曞を掲茉したす。", "title": "家庭ず生掻" } ]
メむンペヌゞ > 家政孊 家政孊に関する教科曞が保管されおいる曞庫です。収録内容は以䞋です。 高等孊校家庭 (2023-09-26) 家政孊抂論 被服孊 食物孊 䜏居孊 家族関係孊
[[メむンペヌゞ]] > '''家政孊''' {{NDC|590}} 家政孊に関する教科曞が保管されおいる曞庫です。収録内容は以䞋です。 {| style="float:right" |{{Wikipedia|家政孊|家政孊}} |} {| border="0" align=right width=250px cellpadding="4" cellspacing=0 class="noprint" style="clear: right; border: solid #aaa 1px; margin: 0 0 1em 1em; font-size: 90%; background: #f9f9f9" |[[画像:Wikiversity-logo-Snorky.svg|50px|none|Wikisource]] |'''[[v:ja:メむンペヌゞ|りィキバヌシティ]]'''に'''[[v:ja:School:{{{1|{{PAGENAME}}}}}|{{{2|{{{1|{{PAGENAME}}のスクヌル}}}}}}]]'''がありたす。 |} {{蔵曞䞀芧}} {{進捗状況}} *[[高等孊校家庭]]{{進捗|00%|2023-09-26}} *[[家政孊抂論]] *[[被服孊]] *[[食物孊]] *[[䜏居孊]] *[[家族関係孊]] == 家庭ず生掻 == 矩務教育や高等孊校、倧孊や専門孊校などの教科曞ではないですが、関連する分野の指南ずしお曞かれた教科曞を掲茉したす。 *[[料理本]]{{進捗|00%|2023-09-26}} * [[ごみ分別]] *[[生掻ず進路]]{{進捗|75%|2023-09-26}} * [[自動車の運転]]{{進捗|00%|2019-08-06}} * [[自転車のパンクの修理]]{{進捗|100%|2019-08-06}} * [[防灜]] *[[子育おガむド]]{{進捗|00%|2023-09-26}} * [[応急凊眮]]{{進捗|00%|2019-12-23}} *[[マナヌ]]{{進捗|00%|2023-09-26}} * [[新型コロナりむルス察策]] * [[アメリカ移民ガむド]] *[[日本の文化]]{{進捗|00%|2023-09-26}} *[[貧乏生掻入門]]{{進捗|50%|2023-09-26}} *[[ファむナンシャル・プランニング技胜士詊隓/ラむフプランニングず資金蚈画|ラむフプランニングず資金蚈画]] * [[サバむバル]] [[Category:生掻|かせいかく]] [[Category:曞庫|かせいかく]]
2006-01-06T02:58:28Z
2023-10-26T15:09:08Z
[ "テンプレヌト:進捗状況", "テンプレヌト:進捗", "テンプレヌト:NDC", "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:蔵曞䞀芧" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%AE%B6%E6%94%BF%E5%AD%A6
3,116
日本のすがた 地理 郜道府県
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校瀟䌚 地理 > 郜道府県 本ペヌゞはりィキブックス教科曞ずしお、䞭孊校の瀟䌚科の地理分野の孊習で甚いる、参考甚のペヌゞである。 本ペヌゞからリンクされた各郜道府県のペヌゞでは、おもに䞭孊生の孊習向けに郜道府県の説明を行う。 2014幎の珟圚では、䞭孊の瀟䌚科地理の怜定教科曞では、各郜道府県ごずの個別の詳现な説明は行われおいない。そのため、このリンク先の郜道府県ペヌゞは、教科曞の参考資料甚および、高校受隓の地理の参考曞を兌ねるずする。 それぞれの地域のペヌゞにゞャンプする。 カッコ内は JIS X 0401 による郜道府県コヌド。北から順に぀けられおいる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > 䞭孊校瀟䌚 地理 > 郜道府県", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "本ペヌゞはりィキブックス教科曞ずしお、䞭孊校の瀟䌚科の地理分野の孊習で甚いる、参考甚のペヌゞである。 本ペヌゞからリンクされた各郜道府県のペヌゞでは、おもに䞭孊生の孊習向けに郜道府県の説明を行う。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "2014幎の珟圚では、䞭孊の瀟䌚科地理の怜定教科曞では、各郜道府県ごずの個別の詳现な説明は行われおいない。そのため、このリンク先の郜道府県ペヌゞは、教科曞の参考資料甚および、高校受隓の地理の参考曞を兌ねるずする。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "それぞれの地域のペヌゞにゞャンプする。 カッコ内は JIS X 0401 による郜道府県コヌド。北から順に぀けられおいる。", "title": "地域順の䞀芧" } ]
䞭孊校の孊習  䞭孊校瀟䌚 地理  郜道府県 本ペヌゞはりィキブックス教科曞ずしお、䞭孊校の瀟䌚科の地理分野の孊習で甚いる、参考甚のペヌゞである。 本ペヌゞからリンクされた各郜道府県のペヌゞでは、おもに䞭孊生の孊習向けに郜道府県の説明を行う。 2014幎の珟圚では、䞭孊の瀟䌚科地理の怜定教科曞では、各郜道府県ごずの個別の詳现な説明は行われおいない。そのため、このリンク先の郜道府県ペヌゞは、教科曞の参考資料甚および、高校受隓の地理の参考曞を兌ねるずする。
<small> [[䞭孊校の孊習]]  [[䞭孊校瀟䌚 地理]]  郜道府県</small> 本ペヌゞはりィキブックス教科曞ずしお、䞭孊校の瀟䌚科の地理分野の孊習で甚いる、参考甚のペヌゞである。 本ペヌゞからリンクされた各郜道府県のペヌゞでは、おもに䞭孊生の孊習向けに郜道府県の説明を行う。 2014幎の珟圚では、䞭孊の瀟䌚科地理の怜定教科曞では、各郜道府県ごずの個別の詳现な説明は行われおいない。そのため、このリンク先の郜道府県ペヌゞは、教科曞の参考資料甚および、高校受隓の地理の参考曞を兌ねるずする。 == 地域順の䞀芧 == それぞれの地域のペヌゞにゞャンプする。 カッコ内は JIS X 0401 による郜道府県コヌド。北から順に぀けられおいる。 *'''[[地理 北海道|北海道]]''' (01) *'''東北地方'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/青森県|青森県]] (02) - [[地理 岩手県|岩手県]] (03) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/宮城県|宮城県]] (04) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/秋田県|秋田県]] (05) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/山圢県|山圢県]] (06) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/犏島県|犏島県]] (07) *'''関東地方'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/茚城県|茚城県]] (08) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/栃朚県|栃朚県]] (09) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/矀銬県|矀銬県]] (10) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/埌玉県|埌玉県]] (11) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/千葉県|千葉県]] (12) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/東京郜|東京郜]] (13) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/神奈川県|神奈川県]] (14) *'''䞭郚地方''' **'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/北陞地方|北陞地方]]'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/新期県|新期県]] (15) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/富山県|富山県]] (16) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/石川県|石川県]] (17) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/犏井県|犏井県]] (18) **'''甲信地方(䞭倮高地)'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/山梚県|山梚県]] (19) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/長野県|長野県]] (20) **'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/東海地方|東海地方]]'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/岐阜県|岐阜県]] (21) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/静岡県|静岡県]] (22) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/愛知県|愛知県]] (23) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/侉重県|侉重県]](24) *'''近畿地方'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/滋賀県|滋賀県]] (25) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/京郜府|京郜府]] (26) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/倧阪府|倧阪府]] (27) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/兵庫県|兵庫県]] (28) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/奈良県|奈良県]] (29) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/和歌山県|和歌山県]] (30) *'''䞭囜地方'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/鳥取県|鳥取県]](31) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/島根県|島根県]] (32) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/岡山県|岡山県]] (33) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/広島県|広島県]] (34) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/山口県|山口県]] (35) *'''四囜地方'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/埳島県|埳島県]] (36) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/銙川県|銙川県]] (37) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/愛媛県|愛媛県]] (38) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/高知県|高知県]] (39) *'''九州地方'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/犏岡県|犏岡県]] (40) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/䜐賀県|䜐賀県]] (41) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/長厎県|長厎県]] (42) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/熊本県|熊本県]] (43) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/倧分県|倧分県]] (44) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/宮厎県|宮厎県]] (45) - [[日本のすがた 地理 郜道府県/鹿児島県|鹿児島県]] (46) *'''琉球諞島'''[[日本のすがた 地理 郜道府県/沖瞄県|沖瞄県]] (47) [[File:郜道府県コヌド.png|600x1000px|郜道府県コヌドの地図]] == 五十音順の䞀芧 == * '''あ''' - [[日本のすがた 地理 郜道府県/愛知県|愛知県]] [[地理 青森県|青森県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/秋田県|秋田県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/石川県|石川県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/茚城県|茚城県]] [[地理 岩手県|岩手県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/愛媛県|愛媛県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/倧分県|倧分県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/倧阪府|倧阪府]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/岡山県|岡山県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/沖瞄県|沖瞄県]] * '''か''' - [[日本のすがた 地理 郜道府県/銙川県|銙川県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/鹿児島県|鹿児島県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/神奈川県|神奈川県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/岐阜県|岐阜県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/京郜府|京郜府]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/熊本県|熊本県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/矀銬県|矀銬県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/高知県|高知県]] * '''さ''' - [[日本のすがた 地理 郜道府県/埌玉県|埌玉県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/䜐賀県|䜐賀県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/滋賀県|滋賀県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/静岡県|静岡県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/島根県|島根県]] * '''た''' - [[日本のすがた 地理 郜道府県/千葉県|千葉県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/東京郜|東京郜]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/埳島県|埳島県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/栃朚県|栃朚県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/鳥取県|鳥取県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/富山県|富山県]] * '''な''' - [[日本のすがた 地理 郜道府県/長厎県|長厎県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/長野県|長野県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/奈良県|奈良県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/新期県|新期県]] * '''は''' - [[日本のすがた 地理 郜道府県/兵庫県|兵庫県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/広島県|広島県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/犏岡県|犏岡県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/犏井県|犏井県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/犏島県|犏島県]] [[地理 北海道|北海道]] * '''た''' - [[日本のすがた 地理 郜道府県/侉重県|侉重県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/宮城県|宮城県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/宮厎県|宮厎県]] * '''や''' - [[日本のすがた 地理 郜道府県/山圢県|山圢県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/山口県|山口県]] [[日本のすがた 地理 郜道府県/山梚|山梚県]] * '''わ''' - [[日本のすがた 地理 郜道府県/和歌山県|和歌山県]] == 各地方の党䜓説明 == :※ りィキブックス教科曞本䜓ぞのリンク *[[䞭孊校瀟䌚 地理/日本の諞地域 九州地方]] *[[䞭孊校瀟䌚 地理/日本の諞地域 䞭囜地方・四囜地方]] *[[䞭孊校瀟䌚 地理/日本の諞地域 近畿地方]] *[[䞭孊校瀟䌚 地理/日本の諞地域 䞭郚地方]] *[[䞭孊校瀟䌚 地理/日本の諞地域 関東地方]] *[[䞭孊校瀟䌚 地理/日本の諞地域 東北地方]] *[[䞭孊校瀟䌚 地理/日本の諞地域 北海道地方]] [[Category:日本の地理|にほんのすかたちりずずうふけん]] [[Category:䞭孊校地理|にほんのすかた]]
2006-01-08T06:55:37Z
2024-01-06T07:02:31Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%8C%E3%81%9F_%E5%9C%B0%E7%90%86_%E9%83%BD%E9%81%93%E5%BA%9C%E7%9C%8C
3,119
Wikiversity/メむンペヌゞ
v:メむンペヌゞ このペヌゞはりィキブックス日本語版の倖ぞの゜フトリダむレクトです。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "v:メむンペヌゞ", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "このペヌゞはりィキブックス日本語版の倖ぞの゜フトリダむレクトです。", "title": "" } ]
v:メむンペヌゞ このペヌゞはりィキブックス日本語版の倖ぞの゜フトリダむレクトです。
{{Softredirect|v:メむンペヌゞ}} [[カテゎリ:りィキバヌシティ|めいんぞえし]]
null
2020-09-05T04:18:47Z
[ "テンプレヌト:Softredirect" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Wikiversity/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
3,134
Wikiversity/プロゞェクト関連文曞
v:Wikiversity:プロゞェクト関連文曞 このペヌゞはりィキブックス日本語版の倖ぞの゜フトリダむレクトです。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "v:Wikiversity:プロゞェクト関連文曞", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "このペヌゞはりィキブックス日本語版の倖ぞの゜フトリダむレクトです。", "title": "" } ]
v:Wikiversity:プロゞェクト関連文曞 このペヌゞはりィキブックス日本語版の倖ぞの゜フトリダむレクトです。
{{Softredirect|v:Wikiversity:プロゞェクト関連文曞}} [[カテゎリ:りィキバヌシティ|ふろしえくずかんれんふんしよ]]
null
2020-09-05T04:18:52Z
[ "テンプレヌト:Softredirect" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Wikiversity/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E9%96%A2%E9%80%A3%E6%96%87%E6%9B%B8
3,139
フランス語/目次
英語版の目次 Leave ideas for additional chapters on the talk page.
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "英語版の目次", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "Leave ideas for additional chapters on the talk page.", "title": "" } ]
null
<font lang="ja"><table align=right><tr><td>[[ファむル:Black and white Paris landscape.jpg|サムネむル|220x220ピクセル]]<br /><small>''フランス、パリの颚景''</small></td></tr></table> [[French Table of Contents|英語版の目次]] === 孊 習 === #[[フランス語を孊ぶには]][[Introduction: How to study French|英語版]] #[[フランス語第1課|Leçon 1 : Se présenter 第1課:入門]][[French Lesson 1|英語版]] #[[フランス語第2課|Leçon 2 : Grammaire de base 第2課:基本的な文法]][[French Lesson 2|英語版]] #[[フランス語第3課|Leçon 3 : Voyager 第3課:旅行]][[French Lesson 3|英語版]] #[[フランス語第4課|Leçon 4 : Verbes 第4課:動詞]][[French Lesson 4|英語版]] #[[フランス語第5課|Leçon 5 : Récréation 第5課:レクリ゚ヌション]][[French Lesson 5|英語版]] #[[フランス語第6課|Leçon 6 : Le passé 第6課:過去時制]][[French Lesson 6|英語版]] #[[フランス語第7課|Leçon 7 : La famille 第7課:家族]][[French Lesson 7|英語版]] #[[フランス語第8課|Leçon 8 : L'école 第8課:å­Šæ ¡]][[French Lesson 8|英語版]] #[[フランス語第9課|Leçon 9 : Manger et boire 第9課:食べお、飲む]][[French Lesson 9|英語版]] #[[フランス語第10課|Leçon 10 : Faire des courses 第10課:買い物]][[French Lesson 10|英語版]] #[[フランス語第11課|Leçon 11 : La maison 第11課:家]][[French Lesson 11|英語版]] #[[フランス語第12課|Leçon 12 : Le corps 第12課:䜓]][[French Lesson 12|英語版]] #[[フランス語第13課|Leçon 13 : La culture française 第13課:フランスの文化]][[French Lesson 13|英語版]] ---- === 付 録 === #[[フランス語:仏文字をタむプするには|仏文字をタむプするには]][[French Appendix C|英語版]] #[[フランス語:付録E|付録E:]][[French Appendix E| Appendix E: Solutions to Exercises]] #[[フランス語:仏和蟞兞|仏和蟞兞]][[French Appendix EF| Appendix EF: English-French dictionary (alphabetically)]] #[[フランス語:和仏蟞兞|和仏蟞兞]][[French Appendix FE| Appendix FE: French-English dictionary (alphabetically)]] #[[フランス語:䞖界の囜名|䞖界の囜名]][[French Appendix NW|英語版]] #[[フランス語:スラング|スラング]][[French Appendix S|英語版]] #[[フランス語:動詞掻甚衚|動詞掻甚衚]][[French Appendix V|英語版]] #[[フランス語:りェブリ゜ヌス|りェブリ゜ヌス]][[French Appendix W|英語版]] ---- === Indices === #[[フランス語:語圙玢匕|語圙玢匕]][[French Index I| Index I: Vocabulary topics]] #[[フランス語:文法玢匕|文法玢匕]][[French Index II| Index II: Grammar topics]] #[[フランス語:発音玢匕|発音玢匕]][[French Index III| Index III: Pronunciation topics]] #[[フランス語:動詞時制玢匕|動詞時制玢匕]][[French Index IV|Index IV: Verb tense topics]] # [[フランス語/衚珟集]] ---- === この本に぀いお === #[[French authors|Authors]] #[[French History|History]] Leave ideas for additional chapters on the [[Talk:French|talk]] page.</font> [[Category:フランス語|*]]
null
2019-03-19T13:41:21Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%9E/%E7%9B%AE%E6%AC%A1
3,141
Tranwiki:フランス語第1課
フランス語 | フランス語:目次 | フランス語第2課 二人の友達、マリ(Marie)ずゞャン(Jean)が䌚いたした。 二人の人物、ベルナヌル氏(Monsieur Bernard)ずランベヌル氏(Monsieur Lambert)がはじめお䌚いたした。 Audio: OGG (101KB) フランス語 | フランス語:目次 | フランス語第2課
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "フランス語 | フランス語:目次 | フランス語第2課", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "二人の友達、マリ(Marie)ずゞャン(Jean)が䌚いたした。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "二人の人物、ベルナヌル氏(Monsieur Bernard)ずランベヌル氏(Monsieur Lambert)がはじめお䌚いたした。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "Audio: OGG (101KB)", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "フランス語 | フランス語:目次 | フランス語第2課", "title": "" } ]
フランス語 | フランス語:目次 | フランス語第2課
<font lang="ja">[[フランス語]] | [[フランス語:目次]] | [[フランス語第2課]] ---- === 䌚話䟋 1 === 二人の友達、マリMarieずゞャンJeanが䌚いたした。 * ''Marie'': Salut Jean. Comment vas-tu ? * ''Jean'': Je vais bien, merci. Et toi, comment vas-tu ? * ''Marie'': Je vais bien. * ''Jean'': Quelles sont les nouvelles ? * ''Marie'': Pas grand-chose. * ''Marie'': Au revoir Jean. * ''Jean'': Au revoir, à demain. === 語圙 1 === <table border="1" bgcolor="#FFFFCC"> <tr> <td> salut </td> <td> やあ </td> <tr> <td> comment vas-tu ? </td> <td> 君の調子はどうですか </td> </tr> <tr> <td> je vais bien. </td> <td> 調子はずおも良いです。 </td> </tr> <tr> <td> merci </td> <td> ありがずう </td> </tr> <tr> <td> et </td> <td> そしお </td> </tr> <tr> <td> toi </td> <td> 君 (むンフォヌマルな盞手に甚いる) </td> </tr> <tr> <td> comment ça va ? </td> <td> 調子はどうだい </td> </tr> <tr> <td> Quelles sont les nouvelles ? </td> <td>  䜕か新しいこずはあるかな </td> </tr> <tr> <td> pas grand-chose </td> <td> 取り立おお倧きなこずはないよ </td> </tr> <tr> <td> au revoir </td> <td> たたね </td> </tr> <tr> <td> à demain </td> <td> たた明日 </td> </tr> </table> === 䌚話䟋 2 === 二人の人物、ベルナヌル氏Monsieur Bernardずランベヌル氏Monsieur Lambertがはじめお䌚いたした。 * ''Monsieur Bernard'': Bonjour. Comment vous appelez-vous? * ''Monsieur Lambert'': Je m'appelle Jean-Paul Lambert. Et vous? * ''Monsieur Bernard'': Moi, je suis Marc Bernard. Enchant&eacute;. * ''Monsieur Lambert'': Enchant&eacute;. === 語圙 2 === <table border="1" bgcolor="#FFFFCC"> <tr> <td> bonjour </td> <td> こんにちは </td> </tr> <tr> <td> Comment vous appelez-vous? </td> <td> あなたは䜕ずいうお名前ですか (フォヌマルな蚀い方) </td> </tr> <tr> <td> je m'appelle  . </td> <td> 私はず申したす。 </td> </tr> <tr> <td> vous </td> <td> あなた (フォヌマルな盞手にいう) </td> </tr> <tr> <td> moi </td> <td> 私、がく </td> </tr> <tr> <td> je suis  . </td> <td> 私はです。 </td> </tr> <tr> <td> Enchant&eacute;(e) </td> <td> お䌚いできお光栄です。 </td> </tr> </table> === 発音 - フランス語のアルファベット === '''Audio''': [[media:French Grammar - The French Alphabet.ogg|OGG]] (101KB) <!-- much more to be implemented from spanish version --> ---- [[フランス語]] | [[フランス語:目次]] | [[フランス語第2課]]</font> [[Category:フランス語|1]]
null
2022-04-20T18:46:56Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Tranwiki:%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%9E%E7%AC%AC1%E8%AA%B2
3,153
光の偏極
この本は曞きかけです。 光には、 人間の県で識別できる明るさず色の他に、 「偏極」ずいう性質がありたす。 「偏光」ずも呌ばれたすが、この本では光を含む電磁波の性質を指す語ずしお「偏極」ず呌ぶこずにしたす。 光の様々な振舞いを理解するためには、偏極の理解は䞍可欠です。 たた、光の偏極は色々な技術に応甚されおいたす。 この本は、 光の偏極を基瀎的な物理孊から説明し、 関連する自然界の珟象を取り䞊げ、 自然科孊の理解を深めるこずを目的ずしおいたす。 目次 以䞋、ドラフト。 目次 本にするには、導入ずしお、偏光の発芋の歎史ずか、身近に芋られる偏光珟象に぀いお曞くべき。 偏光の発芋者ずいうこずになっおいる科孊者は誰だったかな。 w:偏光によればファラデヌらしい。 䞀般に光ず蚀った堎合、 理想的な単色光を指す堎合ず、 波長に幅がある光を指す堎合がある。 始めに単色光に぀いお議論し、 埌に波長に幅のある光に぀いお議論を広げるこずは、 倚くの堎合うたくゆく。 ここでもそのように話を進める。 波長に幅のある光っお、専門甚語で䜕ず蚀うかなぁ。 ブロヌドな光、じゃだめかなぁ。 光は電磁波であり、進行方向に垂盎な面内で2぀の自由床がある。 そのため偏極が存圚する。 偏極を蚘述する方法はいく぀かある。 最も基瀎的な方法は、電堎の振動で衚珟する方法である。 盎亀する2぀の振動で光の偏極は蚘述でき、 座暙系の取り方は色々ある。 䟋えば、光の進行方向に垂盎な面内で、ある方向をx軞ずし、 それに垂盎な方向をy軞ずする。 電堎ベクトルEは、耇玠振幅で衚蚘するず次のように曞ける。 E = ( E x e i φ x E y e i φ y ) {\displaystyle \mathbf {E} ={\begin{pmatrix}E_{x}e^{i\phi _{x}}\\E_{y}e^{i\phi _{y}}\\\end{pmatrix}}} 実数の自由床は4぀ある。 この組み合わせによっお、色々な偏極状態が存圚する。 それぞれの偏極状態には名前が付いおいる。 盎線偏光、円偏光、楕円偏光などがそれである。 (自然光、無偏光に぀いおは、単色光では議論できないので埌回しにする。) (単色光かそうでないかず蚀うよりは、コヒヌレントかそうでないかずいうこず。) それぞれの偏極状態に぀いおの図が必芁。どこかにないかなぁ。 Wikipedia内を探しおみおも、画像ずしおの図はよいのがなさそう。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "この本は曞きかけです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "光には、 人間の県で識別できる明るさず色の他に、 「偏極」ずいう性質がありたす。 「偏光」ずも呌ばれたすが、この本では光を含む電磁波の性質を指す語ずしお「偏極」ず呌ぶこずにしたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "光の様々な振舞いを理解するためには、偏極の理解は䞍可欠です。 たた、光の偏極は色々な技術に応甚されおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "この本は、 光の偏極を基瀎的な物理孊から説明し、 関連する自然界の珟象を取り䞊げ、 自然科孊の理解を深めるこずを目的ずしおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "目次", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "以䞋、ドラフト。", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "目次", "title": "" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "本にするには、導入ずしお、偏光の発芋の歎史ずか、身近に芋られる偏光珟象に぀いお曞くべき。 偏光の発芋者ずいうこずになっおいる科孊者は誰だったかな。 w:偏光によればファラデヌらしい。", "title": "" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "䞀般に光ず蚀った堎合、 理想的な単色光を指す堎合ず、 波長に幅がある光を指す堎合がある。 始めに単色光に぀いお議論し、 埌に波長に幅のある光に぀いお議論を広げるこずは、 倚くの堎合うたくゆく。 ここでもそのように話を進める。", "title": "" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "波長に幅のある光っお、専門甚語で䜕ず蚀うかなぁ。 ブロヌドな光、じゃだめかなぁ。", "title": "" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "光は電磁波であり、進行方向に垂盎な面内で2぀の自由床がある。 そのため偏極が存圚する。", "title": "" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "偏極を蚘述する方法はいく぀かある。 最も基瀎的な方法は、電堎の振動で衚珟する方法である。 盎亀する2぀の振動で光の偏極は蚘述でき、 座暙系の取り方は色々ある。 䟋えば、光の進行方向に垂盎な面内で、ある方向をx軞ずし、 それに垂盎な方向をy軞ずする。 電堎ベクトルEは、耇玠振幅で衚蚘するず次のように曞ける。", "title": "" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "E = ( E x e i φ x E y e i φ y ) {\\displaystyle \\mathbf {E} ={\\begin{pmatrix}E_{x}e^{i\\phi _{x}}\\\\E_{y}e^{i\\phi _{y}}\\\\\\end{pmatrix}}}", "title": "" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "実数の自由床は4぀ある。 この組み合わせによっお、色々な偏極状態が存圚する。", "title": "" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "それぞれの偏極状態には名前が付いおいる。 盎線偏光、円偏光、楕円偏光などがそれである。 (自然光、無偏光に぀いおは、単色光では議論できないので埌回しにする。)", "title": "" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "(単色光かそうでないかず蚀うよりは、コヒヌレントかそうでないかずいうこず。)", "title": "" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "それぞれの偏極状態に぀いおの図が必芁。どこかにないかなぁ。 Wikipedia内を探しおみおも、画像ずしおの図はよいのがなさそう。", "title": "" } ]
この本は曞きかけです。 光には、 人間の県で識別できる明るさず色の他に、 「偏極」ずいう性質がありたす。 「偏光」ずも呌ばれたすが、この本では光を含む電磁波の性質を指す語ずしお「偏極」ず呌ぶこずにしたす。 光の様々な振舞いを理解するためには、偏極の理解は䞍可欠です。 たた、光の偏極は色々な技術に応甚されおいたす。 この本は、 光の偏極を基瀎的な物理孊から説明し、 関連する自然界の珟象を取り䞊げ、 自然科孊の理解を深めるこずを目的ずしおいたす。 目次 電磁波の偏極 楕円偏極 光孊玠子 郚分偏極 芖芚ず偏極 甚語集 以䞋、ドラフト。 目次 導入 偏光の発芋の歎史 身近に芋られる偏光珟象 偏光に関する実隓噚具 偏光を䜜る フィルム偏光子 液晶偏光子 反射型偏光子 芖芚ず偏光 偏光が芋える生物 昆虫 人間は偏光が芋えるか 電堎による蚘述 むンコヒヌレントな偏光の蚘述 Coherence行列による蚘述 Stokesベクトルによる蚘述 䞀般に光ず蚀った堎合、 理想的な単色光を指す堎合ず、 波長に幅がある光を指す堎合がある。 始めに単色光に぀いお議論し、 埌に波長に幅のある光に぀いお議論を広げるこずは、 倚くの堎合うたくゆく。 ここでもそのように話を進める。 光は電磁波であり、進行方向に垂盎な面内で2぀の自由床がある。 そのため偏極が存圚する。 偏極を蚘述する方法はいく぀かある。 最も基瀎的な方法は、電堎の振動で衚珟する方法である。 盎亀する2぀の振動で光の偏極は蚘述でき、 座暙系の取り方は色々ある。 䟋えば、光の進行方向に垂盎な面内で、ある方向をx軞ずし、 それに垂盎な方向をy軞ずする。 電堎ベクトルEは、耇玠振幅で衚蚘するず次のように曞ける。 E = 実数の自由床は4぀ある。 この組み合わせによっお、色々な偏極状態が存圚する。 それぞれの偏極状態には名前が付いおいる。 盎線偏光、円偏光、楕円偏光などがそれである。 (自然光、無偏光に぀いおは、単色光では議論できないので埌回しにする。)
{{Pathnav|メむンペヌゞ|自然科孊|物理孊|frame=1|small=1}} {{Wikipedia|偏光}} この本は曞きかけです。 光には、 人間の県で識別できる明るさず色の他に、 「偏極」ずいう性質がありたす。 「偏光」ずも呌ばれたすが、この本では光を含む電磁波の性質を指す語ずしお「偏極」ず呌ぶこずにしたす。 光の様々な振舞いを理解するためには、偏極の理解は䞍可欠です。 たた、光の偏極は色々な技術に応甚されおいたす。 この本は、 光の偏極を基瀎的な物理孊から説明し、 関連する自然界の珟象を取り䞊げ、 自然科孊の理解を深めるこずを目的ずしおいたす。 ---- 目次 #[[/電磁波の偏極|電磁波の偏極]] #[[/楕円偏極|楕円偏極]] #[[/光孊玠子|光孊玠子]] #[[/郚分偏極|郚分偏極]] #[[/芖芚ず偏極|芖芚ず偏極]] #[[/甚語集|甚語集]] ---- 以䞋、ドラフト。 目次 *導入 **偏光の発芋の歎史 **身近に芋られる偏光珟象 *偏光に関する実隓噚具 **偏光を䜜る ***フィルム偏光子 ***液晶偏光子 ***反射型偏光子 *芖芚ず偏光 **偏光が芋える生物 ***昆虫 **人間は偏光が芋えるか *電堎による蚘述 *むンコヒヌレントな偏光の蚘述 **Coherence行列による蚘述 **Stokesベクトルによる蚘述 <blockquote><small> ''本にするには、導入ずしお、偏光の発芋の歎史ずか、身近に芋られる偏光珟象に぀いお曞くべき。'' ''偏光の発芋者ずいうこずになっおいる科孊者は誰だったかな。'' ''[[w:偏光]]によればファラデヌらしい。'' </small></blockquote> 䞀般に光ず蚀った堎合、 理想的な単色光を指す堎合ず、 波長に幅がある光を指す堎合がある。 始めに単色光に぀いお議論し、 埌に波長に幅のある光に぀いお議論を広げるこずは、 倚くの堎合うたくゆく。 ここでもそのように話を進める。 <blockquote><small> ''波長に幅のある光っお、専門甚語で䜕ず蚀うかなぁ。'' ''ブロヌドな光、じゃだめかなぁ。'' </small></blockquote> 光は電磁波であり、進行方向に垂盎な面内で2぀の自由床がある。 そのため偏極が存圚する。 偏極を蚘述する方法はいく぀かある。 最も基瀎的な方法は、電堎の振動で衚珟する方法である。 盎亀する2぀の振動で光の偏極は蚘述でき、 座暙系の取り方は色々ある。 䟋えば、光の進行方向に垂盎な面内で、ある方向をx軞ずし、 それに垂盎な方向をy軞ずする。 電堎ベクトルEは、耇玠振幅で衚蚘するず次のように曞ける。 <math> \mathbf{E}= \begin{pmatrix} E_x e^{i\phi_x} \\ E_y e^{i\phi_y} \\ \end{pmatrix} </math> 実数の自由床は4぀ある。 この組み合わせによっお、色々な偏極状態が存圚する。 それぞれの偏極状態には名前が付いおいる。 盎線偏光、円偏光、楕円偏光などがそれである。 (自然光、無偏光に぀いおは、単色光では議論できないので埌回しにする。) <blockquote><small> ''(単色光かそうでないかず蚀うよりは、コヒヌレントかそうでないかずいうこず。)'' </small></blockquote> <blockquote><small> ''それぞれの偏極状態に぀いおの図が必芁。どこかにないかなぁ。'' ''Wikipedia内を探しおみおも、画像ずしおの図はよいのがなさそう。'' </small></blockquote> {{DEFAULTSORT:ひかりのぞんきよく}} [[Category:物理孊]] {{NDC|425}}
null
2008-09-21T06:40:45Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:NDC" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%85%89%E3%81%AE%E5%81%8F%E6%A5%B5
3,161
物理孊入門
英語版りィキブックには物理孊入門ずしお A_Radically_Modern_Approach_to_Introductory_Physics (非垞に珟代的な手法による物理孊入門) があるので、英蚳したり参考にしたりしお、内容を増やしおいきたしょう。 (en)は英語版ぞのリンクです。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "英語版りィキブックには物理孊入門ずしお A_Radically_Modern_Approach_to_Introductory_Physics (非垞に珟代的な手法による物理孊入門) があるので、英蚳したり参考にしたりしお、内容を増やしおいきたしょう。 (en)は英語版ぞのリンクです。", "title": "" } ]
英語版りィキブックには物理孊入門ずしお A_Radically_Modern_Approach_to_Introductory_Physics (非垞に珟代的な手法による物理孊入門) があるので、英蚳したり参考にしたりしお、内容を増やしおいきたしょう。 (en)は英語版ぞのリンクです。
英語版[[りィキブック]]には物理孊入門ずしお [[A_Radically_Modern_Approach_to_Introductory_Physics]] (非垞に珟代的な手法による物理孊入門) があるので、英蚳したり参考にしたりしお、内容を増やしおいきたしょう。 (en)は英語版ぞのリンクです。 === 目次 === #[[物理孊入門:1次元の波|1次元の波]] ([[Introductory Physics: Waves in one Dimension:Contents|en]]) #[[物理孊入門:2次元および3次元の波|2次元および3次元の波]] ([[Introductory Physics: Waves in Two and Three Dimensions|en]]) #[[物理孊入門:幟䜕光孊|幟䜕光孊]] ([[Introductory Physics: Geometrical Optics|en]]) #[[物理孊入門:特殊盞察性の力孊|特殊盞察性の力孊]] ([[Introductory Physics: Kinematics of Special Relativity|en]]) #[[物理孊入門:特殊盞察性の応甚|特殊盞察性の応甚]] ([[Introductory Physics: Applications of Special Relativity|en]]) [[Category:物理孊|入門]]
null
2022-12-01T04:10:08Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6%E5%85%A5%E9%96%80
3,165
物理数孊I ベクトル解析/付録
3次元デカルト座暙での定矩匏。 ∇ = ( ∂ / ∂ x ∂ / ∂ y ∂ / ∂ z ) {\displaystyle \nabla ={\begin{pmatrix}{\partial /\partial x}\\{\partial /\partial y}\\{\partial /\partial z}\end{pmatrix}}} g r a d φ = ∇ φ = ( ∂ φ / ∂ x ∂ φ / ∂ y ∂ φ / ∂ z ) {\displaystyle \mathrm {grad} \phi =\nabla \phi ={\begin{pmatrix}{\partial \phi /\partial x}\\{\partial \phi /\partial y}\\{\partial \phi /\partial z}\end{pmatrix}}} d i v F = ∇ ⋅ F = ∂ F x / ∂ x + ∂ F y / ∂ y + ∂ F z / ∂ z {\displaystyle \mathrm {div} \mathbf {F} =\nabla \cdot \mathbf {F} =\partial F_{x}/\partial x+\partial F_{y}/\partial y+\partial F_{z}/\partial z} c u r l F = r o t F = ∇ × F = ( ∂ F z / ∂ y − ∂ F y / ∂ z ∂ F x / ∂ z − ∂ F z / ∂ x ∂ F y / ∂ x − ∂ F x / ∂ y ) {\displaystyle \mathrm {curl} \mathbf {F} =\mathrm {rot} \mathbf {F} =\nabla \times \mathbf {F} ={\begin{pmatrix}{\partial F_{z}/\partial y}-{\partial F_{y}/\partial z}\\{\partial F_{x}/\partial z}-{\partial F_{z}/\partial x}\\{\partial F_{y}/\partial x}-{\partial F_{x}/\partial y}\end{pmatrix}}} Δ = ∇ 2 = ∂ 2 ∂ x 2 + ∂ 2 ∂ y 2 + ∂ 2 ∂ z 2 {\displaystyle \Delta =\nabla ^{2}={\partial ^{2} \over \partial x^{2}}+{\partial ^{2} \over \partial y^{2}}+{\partial ^{2} \over \partial z^{2}}} Δ φ = ∇ 2 φ = ∇ ⋅ ( ∇ φ ) = d i v ( g r a d φ ) {\displaystyle \Delta \phi =\nabla ^{2}\phi =\nabla \cdot (\nabla \phi )=\mathrm {div} (\mathrm {grad} \phi )} div ( a F + b G ) = a div ( F ) + b div ( G ) {\displaystyle \operatorname {div} (a\mathbf {F} +b\mathbf {G} )=a\;\operatorname {div} (\mathbf {F} )+b\;\operatorname {div} (\mathbf {G} )} div ( φ F ) = grad ( φ ) ⋅ F + φ div ( F ) {\displaystyle \operatorname {div} (\phi \mathbf {F} )=\operatorname {grad} (\phi )\cdot \mathbf {F} +\phi \;\operatorname {div} (\mathbf {F} )} ∇ ⋅ ( φ F ) = ( ∇ φ ) ⋅ F + φ ( ∇ ⋅ F ) {\displaystyle \nabla \cdot (\phi \mathbf {F} )=(\nabla \phi )\cdot \mathbf {F} +\phi \;(\nabla \cdot \mathbf {F} )} div ( F × G ) = curl ( F ) ⋅ G − F ⋅ curl ( G ) {\displaystyle \operatorname {div} (\mathbf {F} \times \mathbf {G} )=\operatorname {curl} (\mathbf {F} )\cdot \mathbf {G} \;-\;\mathbf {F} \cdot \operatorname {curl} (\mathbf {G} )} div ( curl F ) = div ( ∇ × F ) = curl ( ∇ ) ⋅ F − ∇ ⋅ curl ( F ) {\displaystyle \operatorname {div} (\operatorname {curl} \mathbf {F} )=\operatorname {div} (\nabla \times \mathbf {F} )=\operatorname {curl} (\nabla )\cdot \mathbf {F} -\nabla \cdot \operatorname {curl} (\mathbf {F} )} ここで [ curl ( ∇ ) ] x = ∂ 2 ∂ z ∂ y − ∂ 2 ∂ y ∂ z = 0 {\displaystyle \left[\operatorname {curl} (\nabla )\right]_{x}={\frac {\partial ^{2}}{\partial z\partial y}}-{\frac {\partial ^{2}}{\partial y\partial z}}=0} (挔算察象の関数が連続でなめらかな堎合) であるので div ( curl F ) = − ∇ ⋅ curl ( F ) = − div ( curl F ) {\displaystyle \operatorname {div} (\operatorname {curl} \mathbf {F} )=-\nabla \cdot \operatorname {curl} (\mathbf {F} )=-\operatorname {div} (\operatorname {curl} \mathbf {F} )} 結局 div ( curl F ) = 0 {\displaystyle \operatorname {div} (\operatorname {curl} \mathbf {F} )=0} curl ( curl ( F ) ) = − Δ F + grad ( div F ) {\displaystyle \operatorname {curl} (\operatorname {curl} (\mathbf {F} ))=-\Delta \mathbf {F} +\operatorname {grad} (\operatorname {div} \mathbf {F} )} x成分をずっお蚌明する。 [ curl ( curl ( F ) ) ] x = [ ∇ × ( ∇ × F ) ] x = ∂ ∂ y [ ∇ × F ] z − ∂ ∂ z [ ∇ × F ] y {\displaystyle \left[\operatorname {curl} (\operatorname {curl} (\mathbf {F} ))\right]_{x}=\left[\nabla \times (\nabla \times \mathbf {F} )\right]_{x}={\frac {\partial }{\partial y}}\left[\nabla \times \mathbf {F} \right]_{z}-{\frac {\partial }{\partial z}}\left[\nabla \times \mathbf {F} \right]_{y}} = ∂ ∂ y ( ∂ F y ∂ x − ∂ F x ∂ y ) − ∂ ∂ z ( ∂ F x ∂ z − ∂ F z ∂ x ) {\displaystyle ={\frac {\partial }{\partial y}}({\frac {\partial F_{y}}{\partial x}}-{\frac {\partial F_{x}}{\partial y}})-{\frac {\partial }{\partial z}}({\frac {\partial F_{x}}{\partial z}}-{\frac {\partial F_{z}}{\partial x}})} = − ( ∂ 2 ∂ x 2 + ∂ 2 ∂ y 2 + ∂ 2 ∂ z 2 ) F x + ∂ ∂ x ( ∂ F x ∂ x + ∂ F y ∂ y + ∂ F z ∂ z ) {\displaystyle =-({\frac {\partial ^{2}}{\partial x^{2}}}+{\frac {\partial ^{2}}{\partial y^{2}}}+{\frac {\partial ^{2}}{\partial z^{2}}})F_{x}+{\frac {\partial }{\partial x}}({\frac {\partial F_{x}}{\partial x}}+{\frac {\partial F_{y}}{\partial y}}+{\frac {\partial F_{z}}{\partial z}})} = − Δ F x + ∂ ∂ x div F = [ − Δ F + grad ( div F ) ] x {\displaystyle =-\Delta F_{x}+{\frac {\partial }{\partial x}}\operatorname {div} \mathbf {F} =\left[-\Delta \mathbf {F} +\operatorname {grad} (\operatorname {div} \mathbf {F} )\right]_{x}}
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "3次元デカルト座暙での定矩匏。", "title": "定矩匏" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "∇ = ( ∂ / ∂ x ∂ / ∂ y ∂ / ∂ z ) {\\displaystyle \\nabla ={\\begin{pmatrix}{\\partial /\\partial x}\\\\{\\partial /\\partial y}\\\\{\\partial /\\partial z}\\end{pmatrix}}}", "title": "定矩匏" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "g r a d φ = ∇ φ = ( ∂ φ / ∂ x ∂ φ / ∂ y ∂ φ / ∂ z ) {\\displaystyle \\mathrm {grad} \\phi =\\nabla \\phi ={\\begin{pmatrix}{\\partial \\phi /\\partial x}\\\\{\\partial \\phi /\\partial y}\\\\{\\partial \\phi /\\partial z}\\end{pmatrix}}}", "title": "定矩匏" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "d i v F = ∇ ⋅ F = ∂ F x / ∂ x + ∂ F y / ∂ y + ∂ F z / ∂ z {\\displaystyle \\mathrm {div} \\mathbf {F} =\\nabla \\cdot \\mathbf {F} =\\partial F_{x}/\\partial x+\\partial F_{y}/\\partial y+\\partial F_{z}/\\partial z}", "title": "定矩匏" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "c u r l F = r o t F = ∇ × F = ( ∂ F z / ∂ y − ∂ F y / ∂ z ∂ F x / ∂ z − ∂ F z / ∂ x ∂ F y / ∂ x − ∂ F x / ∂ y ) {\\displaystyle \\mathrm {curl} \\mathbf {F} =\\mathrm {rot} \\mathbf {F} =\\nabla \\times \\mathbf {F} ={\\begin{pmatrix}{\\partial F_{z}/\\partial y}-{\\partial F_{y}/\\partial z}\\\\{\\partial F_{x}/\\partial z}-{\\partial F_{z}/\\partial x}\\\\{\\partial F_{y}/\\partial x}-{\\partial F_{x}/\\partial y}\\end{pmatrix}}}", "title": "定矩匏" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "Δ = ∇ 2 = ∂ 2 ∂ x 2 + ∂ 2 ∂ y 2 + ∂ 2 ∂ z 2 {\\displaystyle \\Delta =\\nabla ^{2}={\\partial ^{2} \\over \\partial x^{2}}+{\\partial ^{2} \\over \\partial y^{2}}+{\\partial ^{2} \\over \\partial z^{2}}}", "title": "定矩匏" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "Δ φ = ∇ 2 φ = ∇ ⋅ ( ∇ φ ) = d i v ( g r a d φ ) {\\displaystyle \\Delta \\phi =\\nabla ^{2}\\phi =\\nabla \\cdot (\\nabla \\phi )=\\mathrm {div} (\\mathrm {grad} \\phi )}", "title": "定矩匏" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "div ( a F + b G ) = a div ( F ) + b div ( G ) {\\displaystyle \\operatorname {div} (a\\mathbf {F} +b\\mathbf {G} )=a\\;\\operatorname {div} (\\mathbf {F} )+b\\;\\operatorname {div} (\\mathbf {G} )}", "title": "重芁な公匏" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "div ( φ F ) = grad ( φ ) ⋅ F + φ div ( F ) {\\displaystyle \\operatorname {div} (\\phi \\mathbf {F} )=\\operatorname {grad} (\\phi )\\cdot \\mathbf {F} +\\phi \\;\\operatorname {div} (\\mathbf {F} )}", "title": "重芁な公匏" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "∇ ⋅ ( φ F ) = ( ∇ φ ) ⋅ F + φ ( ∇ ⋅ F ) {\\displaystyle \\nabla \\cdot (\\phi \\mathbf {F} )=(\\nabla \\phi )\\cdot \\mathbf {F} +\\phi \\;(\\nabla \\cdot \\mathbf {F} )}", "title": "重芁な公匏" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "div ( F × G ) = curl ( F ) ⋅ G − F ⋅ curl ( G ) {\\displaystyle \\operatorname {div} (\\mathbf {F} \\times \\mathbf {G} )=\\operatorname {curl} (\\mathbf {F} )\\cdot \\mathbf {G} \\;-\\;\\mathbf {F} \\cdot \\operatorname {curl} (\\mathbf {G} )}", "title": "重芁な公匏" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "div ( curl F ) = div ( ∇ × F ) = curl ( ∇ ) ⋅ F − ∇ ⋅ curl ( F ) {\\displaystyle \\operatorname {div} (\\operatorname {curl} \\mathbf {F} )=\\operatorname {div} (\\nabla \\times \\mathbf {F} )=\\operatorname {curl} (\\nabla )\\cdot \\mathbf {F} -\\nabla \\cdot \\operatorname {curl} (\\mathbf {F} )}", "title": "重芁な公匏" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "ここで [ curl ( ∇ ) ] x = ∂ 2 ∂ z ∂ y − ∂ 2 ∂ y ∂ z = 0 {\\displaystyle \\left[\\operatorname {curl} (\\nabla )\\right]_{x}={\\frac {\\partial ^{2}}{\\partial z\\partial y}}-{\\frac {\\partial ^{2}}{\\partial y\\partial z}}=0} (挔算察象の関数が連続でなめらかな堎合) であるので", "title": "重芁な公匏" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "div ( curl F ) = − ∇ ⋅ curl ( F ) = − div ( curl F ) {\\displaystyle \\operatorname {div} (\\operatorname {curl} \\mathbf {F} )=-\\nabla \\cdot \\operatorname {curl} (\\mathbf {F} )=-\\operatorname {div} (\\operatorname {curl} \\mathbf {F} )}", "title": "重芁な公匏" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "結局 div ( curl F ) = 0 {\\displaystyle \\operatorname {div} (\\operatorname {curl} \\mathbf {F} )=0}", "title": "重芁な公匏" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "curl ( curl ( F ) ) = − Δ F + grad ( div F ) {\\displaystyle \\operatorname {curl} (\\operatorname {curl} (\\mathbf {F} ))=-\\Delta \\mathbf {F} +\\operatorname {grad} (\\operatorname {div} \\mathbf {F} )}", "title": "重芁な公匏" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "x成分をずっお蚌明する。", "title": "重芁な公匏" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "[ curl ( curl ( F ) ) ] x = [ ∇ × ( ∇ × F ) ] x = ∂ ∂ y [ ∇ × F ] z − ∂ ∂ z [ ∇ × F ] y {\\displaystyle \\left[\\operatorname {curl} (\\operatorname {curl} (\\mathbf {F} ))\\right]_{x}=\\left[\\nabla \\times (\\nabla \\times \\mathbf {F} )\\right]_{x}={\\frac {\\partial }{\\partial y}}\\left[\\nabla \\times \\mathbf {F} \\right]_{z}-{\\frac {\\partial }{\\partial z}}\\left[\\nabla \\times \\mathbf {F} \\right]_{y}} = ∂ ∂ y ( ∂ F y ∂ x − ∂ F x ∂ y ) − ∂ ∂ z ( ∂ F x ∂ z − ∂ F z ∂ x ) {\\displaystyle ={\\frac {\\partial }{\\partial y}}({\\frac {\\partial F_{y}}{\\partial x}}-{\\frac {\\partial F_{x}}{\\partial y}})-{\\frac {\\partial }{\\partial z}}({\\frac {\\partial F_{x}}{\\partial z}}-{\\frac {\\partial F_{z}}{\\partial x}})} = − ( ∂ 2 ∂ x 2 + ∂ 2 ∂ y 2 + ∂ 2 ∂ z 2 ) F x + ∂ ∂ x ( ∂ F x ∂ x + ∂ F y ∂ y + ∂ F z ∂ z ) {\\displaystyle =-({\\frac {\\partial ^{2}}{\\partial x^{2}}}+{\\frac {\\partial ^{2}}{\\partial y^{2}}}+{\\frac {\\partial ^{2}}{\\partial z^{2}}})F_{x}+{\\frac {\\partial }{\\partial x}}({\\frac {\\partial F_{x}}{\\partial x}}+{\\frac {\\partial F_{y}}{\\partial y}}+{\\frac {\\partial F_{z}}{\\partial z}})} = − Δ F x + ∂ ∂ x div F = [ − Δ F + grad ( div F ) ] x {\\displaystyle =-\\Delta F_{x}+{\\frac {\\partial }{\\partial x}}\\operatorname {div} \\mathbf {F} =\\left[-\\Delta \\mathbf {F} +\\operatorname {grad} (\\operatorname {div} \\mathbf {F} )\\right]_{x}}", "title": "重芁な公匏" } ]
null
== 甚語集(Wikipediaぞのリンク) == *[[:ja:w:ベクトル解析]] [[w:Vector analysis]] *[[:ja:w:デル]] [[w:Del]] *[[:ja:w:募配]] [[w:Gradient]] *[[:ja:w:発散]] [[w:Divergence]] *[[:ja:w:回転]] [[w:Curl]] *[[:ja:w:ラプラシアン]] [[w:Laplace operator]] == 定矩匏 == 3次元デカルト座暙での定矩匏。 <math> \nabla = \begin{pmatrix} {\partial / \partial x} \\ {\partial / \partial y} \\ {\partial / \partial z} \end{pmatrix} </math> <math> \mathrm{grad}\phi = \nabla \phi = \begin{pmatrix} {\partial \phi / \partial x} \\ {\partial \phi / \partial y} \\ {\partial \phi / \partial z} \end{pmatrix} </math> <math> \mathrm{div}\mathbf{F} = \nabla\cdot\mathbf{F} = \partial F_x/\partial x + \partial F_y/\partial y + \partial F_z/\partial z </math> <math> \mathrm{curl}\mathbf{F} = \mathrm{rot}\mathbf{F} = \nabla\times\mathbf{F} = \begin{pmatrix} {\partial F_z / \partial y} - {\partial F_y / \partial z} \\ {\partial F_x / \partial z} - {\partial F_z / \partial x}\\ {\partial F_y / \partial x} - {\partial F_x / \partial y} \end{pmatrix} </math> <math> \Delta=\nabla^2 = {\partial^2 \over \partial x^2 } + {\partial^2 \over \partial y^2 } + {\partial^2 \over \partial z^2 } </math> <math> \Delta\phi=\nabla^2 \phi = \nabla \cdot ( \nabla \phi ) = \mathrm{div}(\mathrm{grad}\phi) </math> == 重芁な公匏 == <math> \operatorname{div}( a\mathbf{F} + b\mathbf{G} ) = a\;\operatorname{div}( \mathbf{F} ) + b\;\operatorname{div}( \mathbf{G} ) </math> <math> \operatorname{div}(\phi \mathbf{F}) = \operatorname{grad}(\phi) \cdot \mathbf{F} + \phi \;\operatorname{div}(\mathbf{F}) </math> <math> \nabla\cdot(\phi \mathbf{F}) = (\nabla\phi) \cdot \mathbf{F} + \phi \;(\nabla\cdot\mathbf{F}) </math> <math> \operatorname{div}(\mathbf{F}\times\mathbf{G}) = \operatorname{curl}(\mathbf{F})\cdot\mathbf{G} \;-\; \mathbf{F} \cdot \operatorname{curl}(\mathbf{G}) </math> === div(curl F) === <math> \operatorname{div}(\operatorname{curl}\mathbf{F}) = \operatorname{div}(\nabla\times\mathbf{F}) = \operatorname{curl}(\nabla)\cdot\mathbf{F} - \nabla\cdot\operatorname{curl}(\mathbf{F}) </math> ここで <math> \left[\operatorname{curl}(\nabla)\right]_x = \frac{\partial^2}{\partial z \partial y} - \frac{\partial^2}{\partial y \partial z} = 0 </math> (挔算察象の関数が連続でなめらかな堎合) であるので <math> \operatorname{div}(\operatorname{curl}\mathbf{F}) = - \nabla\cdot\operatorname{curl}(\mathbf{F}) = - \operatorname{div}(\operatorname{curl}\mathbf{F}) </math> 結局 <math> \operatorname{div}(\operatorname{curl}\mathbf{F}) = 0 </math> === curl(curl F) === <math> \operatorname{curl}(\operatorname{curl}(\mathbf{F})) = -\Delta\mathbf{F} + \operatorname{grad}(\operatorname{div}\mathbf{F}) </math> x成分をずっお蚌明する。 <math> \left[\operatorname{curl}(\operatorname{curl}(\mathbf{F}))\right]_x = \left[\nabla\times(\nabla\times\mathbf{F})\right]_x = \frac{\partial}{\partial y}\left[\nabla\times\mathbf{F}\right]_z - \frac{\partial}{\partial z}\left[\nabla\times\mathbf{F}\right]_y </math> <math> = \frac{\partial}{\partial y}(\frac{\partial F_y}{\partial x} - \frac{\partial F_x}{\partial y}) - \frac{\partial}{\partial z}(\frac{\partial F_x}{\partial z} - \frac{\partial F_z}{\partial x}) </math> <math> = - (\frac{\partial^2}{\partial x^2}+\frac{\partial^2}{\partial y^2}+\frac{\partial^2}{\partial z^2})F_x + \frac{\partial}{\partial x}(\frac{\partial F_x}{\partial x}+\frac{\partial F_y}{\partial y}+\frac{\partial F_z}{\partial z}) </math> <math> = - \Delta F_x + \frac{\partial}{\partial x}\operatorname{div}\mathbf{F} = \left[-\Delta\mathbf{F} + \operatorname{grad}(\operatorname{div}\mathbf{F})\right]_x </math> {{DEFAULTSORT:ぞくずるかいせきふろく}} [[カテゎリ:ベクトル解析]] [[Category:数孊公匏集]]
2006-01-15T12:33:33Z
2024-03-15T18:58:02Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E7%89%A9%E7%90%86%E6%95%B0%E5%AD%A6I_%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AB%E8%A7%A3%E6%9E%90/%E4%BB%98%E9%8C%B2
3,167
䞀般盞察性理論
(英語からの翻蚳。英語版はかなり高玚な内容らしい。)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(英語からの翻蚳。英語版はかなり高玚な内容らしい。)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "" } ]
英語からの翻蚳。英語版はかなり高玚な内容らしい。 埮分幟䜕孊 ベクトル束 接束ず䜙接束 埮分同盞写像 (Diffeomorphisms) テン゜ル束ずゞェット束 ベクトル束の接続 リヌ埮分 埮分圢匏 倖埮分ずド・ラヌムコホモロゞヌ 鎖ホモロゞヌ ストヌクスの定理 曲率 (Curvature) 擬リヌマン倚様䜓 蚈量テン゜ル トヌション(ねじれ) (Torsion) レノィチノィタ接続 枬地線 (Geodesics) 因果の構造 リヌマンテン゜ル  座暙ず成分盎亀 アむンシュタむンヒルベルト䜜甚 䜜甚からのストレス゚ネルギヌ・テン゜ル アむンシュタむン方皋匏 運動する系 䞻バンドル 系のバンドル   パラティニ䜜甚 パラティニ䜜甚ずアむンシュタむンヒルベルト䜜甚の等䟡性 スピノルrepsずロヌレンツ矀 スピノル・バンドル 湟曲した時空におけるディラック・マペラナ・スピノル 解 (Solutions) ミンコフスキヌ時空 重力波 シュノァルツシルト蚈量 ゚ディントン・クルスカル座暙 特異点ずは䜕か カヌニュヌマン・ブラックホヌル フリヌドマンロバヌト゜ンりォヌカヌ蚈量 特異点定理
{{Pathnav|メむンペヌゞ|自然科孊|物理孊|frame=1|small=1}} {{Wikipedia}} 英語からの翻蚳。英語版はかなり高玚な内容らしい。 *[[䞀般盞察性理論:埮分幟䜕孊|埮分幟䜕孊]] ([[General relativity:Differential geometry|Differential geometry]] **[[䞀般盞察性理論:埮分可胜倚様䜓|埮分可胜倚様䜓]] ([[General relativity:Differentiable manifolds|Differentiable manifolds]]) **[[䞀般盞察性理論:|ベクトル束]] ([[General relativity:Vector bundles|Vector bundles]]) **[[䞀般盞察性理論:|接束ず䜙接束]] ([[General relativity:Tangent and cotangent bundles|Tangent and cotangent bundles]]) **[[䞀般盞察性理論:|埮分同盞写像]] ([[General relativity:Diffeomorphisms|Diffeomorphisms]]) **[[䞀般盞察性理論:|テン゜ル束ずゞェット束]] ([[General relativity:Tensor bundles and jet bundles|Tensor bundles and jet bundles]]) **[[䞀般盞察性理論:|ベクトル束の接続]] ([[General relativity:Connections over vector bundles|Connections over vector bundles]]) **[[䞀般盞察性理論:|リヌ埮分]] ([[General relativity:Lie derivatives|Lie derivatives]]) **[[䞀般盞察性理論:|埮分圢匏]] ([[General relativity:Differential forms|Differential forms]]) **[[䞀般盞察性理論:|倖埮分ずド・ラヌムコホモロゞヌ]] ([[General relativity:Exterior derivatives and de Rham cohomology|Exterior derivatives and de Rham cohomology]]) **[[䞀般盞察性理論:|鎖ホモロゞヌ]] ([[General relativity:Chain homology|Chain homology]]) **[[䞀般盞察性理論:|ストヌクスの定理]] ([[General relativity:Stoke's theorem|Stoke's theorem]]) **[[䞀般盞察性理論:|曲率]] ([[General relativity:Curvature|Curvature]]) *[[䞀般盞察性理論:|擬リヌマン倚様䜓]] ([[General relativity:Pseudo Riemannian manifolds|Pseudo Riemannian manifolds]]) **[[䞀般盞察性理論:|蚈量テン゜ル]] ([[General relativity:Metric tensor|Metric tensor]]) **[[䞀般盞察性理論:|トヌション(ねじれ)]] ([[General relativity:Torsion|Torsion]]) **[[䞀般盞察性理論:|レノィチノィタ接続]] ([[General relativity:Levi-Civita connection|Levi-Civita connection]]) **[[䞀般盞察性理論:|枬地線]] ([[General relativity:Geodesics|Geodesics]]) **[[䞀般盞察性理論:|因果の構造]] ([[General relativity:Causal structure|Causal structure]]) **[[䞀般盞察性理論:|リヌマンテン゜ル]] ([[General relativity:Riemann tensor|Riemann tensor]]) **[[䞀般盞察性理論:|]] ([[General relativity:Conformal rescalings and the Weyl tensor|Conformal rescalings and the Weyl tensor]]) **[[䞀般盞察性理論:|座暙ず成分盎亀]] ([[General relativity:Coordinates and component notation|Coordinates and component notation]]) *[[䞀般盞察性理論:|アむンシュタむンヒルベルト䜜甚]] ([[General relativity:Einstein-Hilbert action|Einstein-Hilbert action]]) *[[䞀般盞察性理論:|䜜甚からのストレス゚ネルギヌ・テン゜ル]] ([[General relativity:The stress-energy tensor from the action|The stress-energy tensor from the action]]) *[[䞀般盞察性理論:アむンシュタむン方皋匏|アむンシュタむン方皋匏]] ([[General relativity:Einstein's equation|Einstein's equation]]) *[[䞀般盞察性理論:|運動する系]] ([[General relativity:Moving frames|Moving frames]]) **[[䞀般盞察性理論:|䞻バンドル]] ([[General relativity:Principal bundles|Principal bundles]]) **[[䞀般盞察性理論:|系のバンドル]] ([[General relativity:Frame bundle|Frame bundle]]) **[[䞀般盞察性理論:|]] ([[General relativity:External bundle|External bundle]]) **[[䞀般盞察性理論:|]] ([[General relatitivy:Frame bundle connection|Frame bundle connection]]) **[[䞀般盞察性理論:|パラティニ䜜甚]] ([[General relativity:Palatini action|Palatini action]]) **[[䞀般盞察性理論:|パラティニ䜜甚ずアむンシュタむンヒルベルト䜜甚の等䟡性]] ([[General relativity:The equivalence between the Palatini and Einstein-Hilbert action|The equivalence between the Palatini and the Einstein-Hilbert action]]) **[[䞀般盞察性理論:|スピノルrepsずロヌレンツ矀]] ([[General relativity:Spinor reps of the Lorentz group|Spinor reps of the Lorentz group]]) **[[䞀般盞察性理論:|スピノル・バンドル]] ([[General relativity:Spinor bundles|Spinor bundles]]) **[[䞀般盞察性理論:|湟曲した時空におけるディラック・マペラナ・スピノル]] ([[General relativity:Dirac and Majorana spinors in curved spacetime|Dirac and Majorana spinors in curved spacetime]]) *[[䞀般盞察性理論:|解]] ([[General relativity:Solutions|Solutions]]) **[[䞀般盞察性理論:|ミンコフスキヌ時空]] ([[General relativity:Minkowski spacetime|Minkowski spacetime]]) **[[䞀般盞察性理論:|重力波]] ([[General relativity:Gravitational waves|Gravitational waves]]) **[[䞀般盞察性理論:|シュノァルツシルト蚈量]] ([[General relativity:Schwarzchild metric|Schwarzchild metric]]) ***[[䞀般盞察性理論:|゚ディントン・クルスカル座暙]] ([[General relativity:Eddington and Kruskal coordinates|Eddington and Kruskal coordinates]]) ***[[䞀般盞察性理論:|特異点ずは䜕か]] ([[General relativity:What is a singularity?|What is a singularity?]]) **[[䞀般盞察性理論:|カヌニュヌマン・ブラックホヌル]] ([[General relativity:Kerr-Neuman black hole|Kerr-Neuman black hole]]) **[[䞀般盞察性理論:|フリヌドマンロバヌト゜ンりォヌカヌ蚈量]] ([[General relativity:Friedman-Robertson-Walker cosmology|Friedman-Robertson-Walker cosmology]]) *[[䞀般盞察性理論:特異点定理|特異点定理]] ([[General relativity:Singularity theorems|Singularity theorems]]) {{DEFAULTSORT:い぀はんそうたいせいりろん}} [[Category:物理孊]]
null
2018-11-26T13:40:45Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Wikipedia" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E6%80%A7%E7%90%86%E8%AB%96
3,169
電磁気孊/電磁波の匏の導出
ここではマクスりェルの方皋匏から電磁波の波動方皋匏を導く。 通垞、マクスりェルの匏は E を電堎の匷床、B を磁束密床、D を電束密床、H を磁堎の匷床、ρ を電荷密床、j を電流密床ずしお、䜜甚玠 ∇ を甚いお ず衚蚘されるが、真空䞭ではE-B察応ずE-H察応により、電束密床 D ず電堎 E 及び磁堎の匷床 H ず磁束密床 B がそれぞれ ず蚀う関係にあるため、ベクトル解析の回転(「∇×」)ず募配(「∇」)及び発散(「∇·」)ずラプラシアン(「∇2」)の挔算子をそれぞれ ず定矩するず ず衚わせる。 たず、(2)匏の䞡蟺のベクトル堎それぞれの回転をずり ず倉圢しお、この匏の巊蟺にベクトル解析の公匏 rot ( rot F ) = − Δ F + grad ( div F ) {\displaystyle \operatorname {rot} (\operatorname {rot} \mathbf {F} )=-\Delta \mathbf {F} +\operatorname {grad} (\operatorname {div} \mathbf {F} )} を適甚し、右蟺は時間埮分ず空間埮分ずを亀換するず ずなる。そしおこの匏に、(3)匏及び(4)匏を代入するず ずなる。 たた、(4)匏の䞡蟺のベクトル堎それぞれの回転をずり ず倉圢した埌、電堎の堎合ず同様に ず匏倉圢しお、この匏に(1)匏及び(2)匏を代入するず ずなる。 ここで、ダランベルシアンを ず定矩するず、(5)匏及び(6)匏は ず衚され、電磁波を䌝播速床が で衚される波であるず仮定するず ずなり、真空の透磁率 ÎŒ0 か真空の誘電率 ε0 のどちらか䞀方のみを係数ずしお衚す事も出来る。曎に、電流が存圚しなければ ρ 及び j が消えるので、(5)匏及び(6)匏は完党に電磁波に関する波動方皋匏ずなる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ここではマクスりェルの方皋匏から電磁波の波動方皋匏を導く。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "通垞、マクスりェルの匏は E を電堎の匷床、B を磁束密床、D を電束密床、H を磁堎の匷床、ρ を電荷密床、j を電流密床ずしお、䜜甚玠 ∇ を甚いお", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "ず衚蚘されるが、真空䞭ではE-B察応ずE-H察応により、電束密床 D ず電堎 E 及び磁堎の匷床 H ず磁束密床 B がそれぞれ", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "ず蚀う関係にあるため、ベクトル解析の回転(「∇×」)ず募配(「∇」)及び発散(「∇·」)ずラプラシアン(「∇2」)の挔算子をそれぞれ", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "ず定矩するず", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "ず衚わせる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "たず、(2)匏の䞡蟺のベクトル堎それぞれの回転をずり", "title": "" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "ず倉圢しお、この匏の巊蟺にベクトル解析の公匏 rot ( rot F ) = − Δ F + grad ( div F ) {\\displaystyle \\operatorname {rot} (\\operatorname {rot} \\mathbf {F} )=-\\Delta \\mathbf {F} +\\operatorname {grad} (\\operatorname {div} \\mathbf {F} )} を適甚し、右蟺は時間埮分ず空間埮分ずを亀換するず", "title": "" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "ずなる。そしおこの匏に、(3)匏及び(4)匏を代入するず", "title": "" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "たた、(4)匏の䞡蟺のベクトル堎それぞれの回転をずり", "title": "" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "ず倉圢した埌、電堎の堎合ず同様に", "title": "" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "ず匏倉圢しお、この匏に(1)匏及び(2)匏を代入するず", "title": "" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "ここで、ダランベルシアンを", "title": "" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "ず定矩するず、(5)匏及び(6)匏は", "title": "" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "ず衚され、電磁波を䌝播速床が", "title": "" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "で衚される波であるず仮定するず", "title": "" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "ずなり、真空の透磁率 ÎŒ0 か真空の誘電率 ε0 のどちらか䞀方のみを係数ずしお衚す事も出来る。曎に、電流が存圚しなければ ρ 及び j が消えるので、(5)匏及び(6)匏は完党に電磁波に関する波動方皋匏ずなる。", "title": "" } ]
ここではマクスりェルの方皋匏から電磁波の波動方皋匏を導く。 通垞、マクスりェルの匏は E を電堎の匷床、B を磁束密床、D を電束密床、H を磁堎の匷床、ρ を電荷密床、j を電流密床ずしお、䜜甚玠 ∇ を甚いお ず衚蚘されるが、真空䞭ではE-B察応ずE-H察応により、電束密床 D ず電堎 E 及び磁堎の匷床 H ず磁束密床 B がそれぞれ ず蚀う関係にあるため、ベクトル解析の回転「∇×」ず募配「∇」及び発散「∇·」ずラプラシアン「∇²」の挔算子をそれぞれ ず定矩するず ず衚わせる。 たず、(2)匏の䞡蟺のベクトル堎それぞれの回転をずり ず倉圢しお、この匏の巊蟺にベクトル解析の公匏 rot ⁡ = − Δ F + grad ⁡ を適甚し、右蟺は時間埮分ず空間埮分ずを亀換するず ずなる。そしおこの匏に、(3)匏及び(4)匏を代入するず ずなる。 たた、(4)匏の䞡蟺のベクトル堎それぞれの回転をずり ず倉圢した埌、電堎の堎合ず同様に ず匏倉圢しお、この匏に(1)匏及び(2)匏を代入するず ずなる。 ここで、ダランベルシアンを ず定矩するず、(5)匏及び(6)匏は ず衚され、電磁波を䌝播速床が で衚される波であるず仮定するず ずなり、真空の透磁率 ÎŒ0 か真空の誘電率 ε0 のどちらか䞀方のみを係数ずしお衚す事も出来る。曎に、電流が存圚しなければ ρ 及び j が消えるので、(5)匏及び(6)匏は完党に電磁波に関する波動方皋匏ずなる。
{{Pathnav|メむンペヌゞ|自然科孊|物理孊|frame=1|small=1}} ここでは[[w:マクスりェルの方皋匏|マクスりェルの方皋匏]]から[[w:電磁波|電磁波]]の[[w:波動方皋匏|波動方皋匏]]を導く。 通垞、マクスりェルの匏は '''E''' を[[w:電堎|電堎の匷床]]、'''B''' を[[w:磁束密床|磁束密床]]、'''D''' を[[w:電束密床|電束密床]]、'''H''' を[[w:磁堎|磁堎の匷床]]、''ρ'' を[[w:電荷密床|電荷密床]]、'''j''' を[[w:電流密床|電流密床]]ずしお、[[w:䜜甚玠|䜜甚玠]] [[w:ナブラ|&nabla;]] を甚いお :<math>\begin{cases} \nabla\cdot\mathbf{B} (t,\mathbf{x})&=0 \\ \nabla \times\mathbf{E}(t,\mathbf{x}) + \dfrac{\partial\mathbf{B}(t,\mathbf{x})}{\partial t}&=0 \\ \nabla \cdot\mathbf{D}(t,\mathbf{x})& = \rho(t,\mathbf{x}) \\ \nabla \times\mathbf{H}(t,\mathbf{x}) - \dfrac{\partial\mathbf{D} (t,\mathbf{x})}{\partial t}&=\mathbf{j}(t,\mathbf{x}) \end{cases}</math> ず衚蚘されるが、[[w:マクスりェルの方皋匏#真空䞭|真空䞭]]では[[w:E-B察応ずE-H察応|E-B察応ずE-H察応]]により、電束密床 '''D''' ず電堎 '''E''' 及び磁堎の匷床 '''H''' ず磁束密床 '''B''' がそれぞれ :<math>\mathbf{D}=\varepsilon_0\mathbf{E}</math> :<math>\mathbf{H}=\frac{1}{\mu_0}\mathbf{B}</math> ず蚀う関係にあるため、[[w:ベクトル解析|ベクトル解析]]の[[w:回転 (ベクトル解析)|回転]]「&nabla;&times;」ず[[w:募配 (ベクトル解析)|募配]]「&nabla;」及び[[w:発散 (ベクトル解析)|発散]]「&nabla;&middot;」ず[[w:ラプラス䜜甚玠|ラプラシアン]]「&nabla;²」の[[w:挔算子|挔算子]]をそれぞれ :<math>\operatorname{rot},~\operatorname{grad},~\operatorname{div},~\Delta</math> ず[[w:定矩|定矩]]するず :<math>\begin{cases}\operatorname{div}\mathbf{B}=0&\cdots\,(1) \\ \operatorname{rot}\mathbf{E} = - \dfrac{\partial\mathbf{B}}{\partial t}&\cdots\,(2) \\ \operatorname{div}\mathbf{E} = \dfrac{\rho}{\varepsilon_0}&\cdots\,(3) \\ \operatorname{rot}\mathbf{B} = \mu_0\mathbf{j}+\mu_0\varepsilon_0 \dfrac{\partial\mathbf{E}}{\partial t}&\cdots\,(4) \end{cases}</math> ず衚わせる。 たず、(2)匏の䞡蟺の[[w:ベクトル堎|ベクトル堎]]それぞれの回転をずり :<math>\operatorname{rot}(\operatorname{rot}\mathbf{E})=-\operatorname{rot}\frac{\partial\mathbf{B}}{\partial t}</math> ず倉圢しお、この匏の巊蟺にベクトル解析の公匏 <math>\operatorname{rot}(\operatorname{rot}\mathbf{F})=-\Delta\mathbf{F}+\operatorname{grad}(\operatorname{div}\mathbf{F})</math> を適甚し、右蟺は時間埮分ず空間埮分ずを亀換するず :<math>-\Delta\mathbf{E}+\operatorname{grad}(\operatorname{div}\mathbf{E})=-\frac{\partial}{\partial t}(\operatorname{rot}\mathbf{B})</math> ずなる。そしおこの匏に、(3)匏及び(4)匏を代入するず :<math>\therefore-\Delta\mathbf{E}+\frac{1}{\varepsilon_0}\operatorname{grad}\rho=-\mu_0\frac{\partial\mathbf{j}}{\partial t}-\mu_0\varepsilon_0\frac{\partial^2 \mathbf{E}}{\partial t^2}\,\cdots\,(5)</math> ずなる。 たた、(4)匏の䞡蟺のベクトル堎それぞれの回転をずり :<math>\operatorname{rot}(\operatorname{rot}\mathbf{B})=\mu_0\operatorname{rot}\mathbf{j}+\mu_0\varepsilon_0\operatorname{rot}\frac{\partial\mathbf{E}}{\partial t}</math> ず倉圢した埌、電堎の堎合ず同様に :<math>-\Delta\mathbf{B}+\operatorname{grad}(\operatorname{div}\mathbf{B})=\mu_0\operatorname{rot}\mathbf{j}+\mu_0\varepsilon_0\frac{\partial}{\partial t}(\operatorname{rot}\mathbf{E})</math> ず匏倉圢しお、この匏に(1)匏及び(2)匏を代入するず :<math>\therefore-\Delta\mathbf{B}=\mu_0\operatorname{rot}\mathbf{j}-\mu_0\varepsilon_0\frac{\partial^2\mathbf{B}}{\partial t^2}\,\cdots\,(6)</math> ずなる。 ここで、[[w:ダランベヌル挔算子|ダランベルシアン]]を :<math>\Box=\frac{1}{c^2}\frac{\partial^2}{\partial t^2}-\Delta</math> ず定矩するず、(5)匏及び(6)匏は :&there4; <math>\begin{align}&\square\mathbf{E}=-\frac{1}{\varepsilon_0}\operatorname{grad}\rho-\mu_0\frac{\partial\mathbf{j}}{\partial t}+\left(\frac{1}{c^2}-\mu_0\varepsilon_0\right)\frac{\partial^2\mathbf{E}}{\partial t^2}\\ &\square\mathbf{B}=\mu_0\operatorname{rot}\mathbf{j}+\left(\frac{1}{c^2}-\mu_0\varepsilon_0\right)\frac{\partial^2\mathbf{B}}{\partial t^2}\end{align}</math> ず衚され、電磁波を䌝播速床が ::<math>c=\frac{1}{\sqrt{\mu_0\varepsilon_0}}</math> で衚される波であるず仮定するず :&there4; <math>\begin{align}&\begin{align}\square\mathbf{E}&=-\frac{1}{\varepsilon_0}\left(\operatorname{grad}\rho+\frac{1}{c^2}\frac{\partial\mathbf{j}}{\partial t}\right)\\ &=-\mu_0\left(c^2\operatorname{grad}\rho+\frac{\partial\mathbf{j}}{\partial t}\right)\end{align}\\ &\begin{align}\square\mathbf{B}&=\mu_0\operatorname{rot}\mathbf{j}\\ &=\frac{1}{\varepsilon_0c^2}\operatorname{rot}\mathbf{j}\end{align}\end{align}</math> ずなり、[[w:真空|真空]]の[[w:透磁率|透磁率]] ''&mu;''{{sub|0}} か[[w:真空の誘電率|真空の誘電率]] ''&epsilon;''{{sub|0}} のどちらか䞀方のみを[[w:係数|係数]]ずしお衚す事も出来る。曎に、[[w:電流|電流]]が存圚しなければ ''&rho;'' 及び '''j''' が消えるので、(5)匏及び(6)匏は完党に電磁波に関する波動方皋匏ずなる。 [[カテゎリ:電磁気孊|おんしはのしきのずうしゆ぀]]
null
2022-12-01T04:25:43Z
[ "テンプレヌト:Pathnav" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B0%97%E5%AD%A6/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B3%A2%E3%81%AE%E5%BC%8F%E3%81%AE%E5%B0%8E%E5%87%BA
3,173
数論
数論のテヌマは幅広く、その倚くは䞊蚘の分類によっおいずれか䞀぀に分類できるずいう性質のものではない。玠数の研究はれヌタ関数の研究ず深く結び぀いおいるし敎陀性や数論的関数の挙動は玠数の挙動ず密接に関連しおいる。 数論に関する基本的な文献
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "数論のテヌマは幅広く、その倚くは䞊蚘の分類によっおいずれか䞀぀に分類できるずいう性質のものではない。玠数の研究はれヌタ関数の研究ず深く結び぀いおいるし敎陀性や数論的関数の挙動は玠数の挙動ず密接に関連しおいる。", "title": "問題のテヌマに基づく分類" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "数論に関する基本的な文献", "title": "問題のテヌマに基づく分類" } ]
null
== 手法に基づく分類 == *[[初等敎数論]] *[[組合せ論的敎数論]] *[[数の幟䜕]] *[[解析的敎数論]] *[[代数的敎数論]] *[[数論的代数幟䜕孊]] *[[数孊基瀎論ずの関連]] == 問題のテヌマに基づく分類 == *[[玠数]] *[[敎陀性]] *[[数論的関数]] *[[加法的敎数論]] *[[敎数列]] *[[䞍定方皋匏]] *[[代数䜓の敎数論]] *[[楕円曲線]] *[[無理数ず超越数]] *[[æ•°å­Š/れヌタ関数論|れヌタ関数論]] 数論のテヌマは幅広く、その倚くは䞊蚘の分類によっおいずれか䞀぀に分類できるずいう性質のものではない。玠数の研究はれヌタ関数の研究ず深く結び぀いおいるし敎陀性や数論的関数の挙動は玠数の挙動ず密接に関連しおいる。 [[数論に関する基本的な文献]] [[Category:数論|*]]
null
2022-08-30T23:16:02Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%95%B0%E8%AB%96
3,176
高等孊校数孊/補足
テンプレヌト:Transwiki この高校数孊では、日本の䞀般の䞭孊過皋に続く高等過皋で孊ぶ数孊を䞭心に解説しおいく。 珟圚(2004)の新課皋の高校数孊では、もう既に扱われなくなった分野(たずえば、耇玠平面)もあるが、 それらも、たた少々の範囲倖な事柄も含めお解説をする。読者は、自分に必芁な分野、興味のある分野を芋お欲しい。 (ただどういう構造にすべきかわかりたせん。ある皋床ならば範囲倖のものも含んでも良いず思いたす。 私が思い぀いたあらたしだけ曞いおおきたす。どうぞ倉曎しおください。) (゚クササむズ・緎習問題などはこちらで。) (かなり適圓です^^;)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "テンプレヌト:Transwiki", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "この高校数孊では、日本の䞀般の䞭孊過皋に続く高等過皋で孊ぶ数孊を䞭心に解説しおいく。 珟圚(2004)の新課皋の高校数孊では、もう既に扱われなくなった分野(たずえば、耇玠平面)もあるが、 それらも、たた少々の範囲倖な事柄も含めお解説をする。読者は、自分に必芁な分野、興味のある分野を芋お欲しい。", "title": "導入" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "(ただどういう構造にすべきかわかりたせん。ある皋床ならば範囲倖のものも含んでも良いず思いたす。 私が思い぀いたあらたしだけ曞いおおきたす。どうぞ倉曎しおください。)", "title": "メむントピック" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "(゚クササむズ・緎習問題などはこちらで。)", "title": "緎習・挔習問題" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "(かなり適圓です^^;)", "title": "高校範囲倖のトピック" } ]
テンプレヌト:Transwiki
{{transwiki}} ==導入== この高校数孊では、日本の䞀般の䞭孊過皋に続く高等過皋で孊ぶ数孊を䞭心に解説しおいく。 珟圚(2004)の新課皋の高校数孊では、もう既に扱われなくなった分野たずえば、[[耇玠平面]]もあるが、 それらも、たた少々の範囲倖な事柄も含めお解説をする。読者は、自分に必芁な分野、興味のある分野を芋お欲しい。 ==メむントピック== ただどういう構造にすべきかわかりたせん。ある皋床ならば範囲倖のものも含んでも良いず思いたす。 私が思い぀いたあらたしだけ曞いおおきたす。どうぞ倉曎しおください。 *数孊の基瀎 #数孊の玹介 #いろいろな数の玹介(自然数,æ•Žæ•°,有理数,実数など) #文字(代数)の意味 #いろいろな匏(匏,敎匏,方皋匏など) #関数の意味 #論理ず蚌明 ##論理 ##甚語の導入 *数ず匏 #敎匏の和ず積 #因数分解 #敎匏の陀法 #絶察倀 #無理数の蚈算 *二次関数 #二次関数の玹介 #二次方皋匏 ##解の公匏 #二次䞍等匏 *個数の凊理 #集合 *確率 #確率の玹介 *䞉角関数 #䞉角関数の玹介 #䞉角関数(正匊-sine,䜙匊-cosine,正接-tangent)の定矩 #䞉角関数の盞互的な性質 #いろいろな䞉角関数(secantなど) #座暙䞊の䞉角関数ず䞉角関数の再定矩 #䞉角関数の定理 ##正匊定理(sinの定理) ##䜙匊定理(cosの定理) ##加法定理ずその応甚 ###加法定理 ###䞉角関数の合成 ###積ず和の倉換公匏 #䞉角関数による図圢の蚈量 ##䞉角圢の面積 *ナヌクリッド幟䜕 #ナヌクリッド幟䜕の玹介 #さたざたな定理の蚌明 *数列 #数列の玹介 #等差数列 #等比数列 #耇雑な数列 #挞化匏 #数孊的垰玍法 #二項定理 *指数関数ず察数関数 #指数関数 #察数関数 *極限 #極限の玹介 #数列の極限 *埮積分 #初歩的な埮分 ##埮分の玹介 #初歩的な積分 ##積分の玹介 #高床な埮分 #高床な積分 ##リヌマン和による積分の説明 *曲線や図圢 #円の方皋匏 #パラメヌタず二次曲線 *ベクトル #ベクトルの玹介 #ベクトルの定矩 #内積 #倖積 #䞉次元ベクトル #倚次元ぞ *耇玠数 #耇玠数の玹介 *耇玠平面耇玠数平面 #耇玠平面の玹介 #耇玠数の積による回転 #ド・モアブルの定理 #四元数や八元数などの玹介 *行列 #行列の玹介 #行列の和・積 *統蚈凊理 # # *コンピュヌタ #コンピュヌタの玹介 *高校数孊公匏集 *䞭孊過皋のおさらいず確認 ==緎習・挔習問題== ゚クササむズ・緎習問題などはこちらで。 ==高校範囲倖のトピック== (かなり適圓です^^;) *初歩的な論理孊 *数孊の歎史ず珟代数孊 *倧孊受隓テクニック [[カテゎリ:高等孊校数孊]]
null
2022-11-25T05:20:54Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%95%B0%E5%AD%A6/%E8%A3%9C%E8%B6%B3
3,180
数論に関する基本的な文献
E. Landau, Vorlesungen uber Zahlentheorie, S. Hirzel, 1927, Reprinted by Chelsea, 1969. R. K. Guy, Unsolved Problems in Number Theory, 2nd edition, Springer-Verlag, 1994. G. H. Hardy and E. M. Wright, An Introduction to the Theory of Numbers, 5th edition, Clarendon Press, 1979. L. K. Hua, Introduction to Number Theory, Springer-Verlag, 1982. I. Niven, H. L. Montgomery and H. S. Zuckerman, Introduction to the Theory of Numbers, John Wiley & Sons Inc., 1991. T. Nagell, Introduction to Number Theory, Chelsea, 1981. S. Jukna, Extremal Combinatorics: With Applications in Computer Science, Springer-Verlag, 2001. R. L. Graham, J. H. Spencer and B. L. Rothschild, Ramsey Theory, John Wiley & Sons Inc, 1990. B. M. Landman and A. Robertson, Ramsey Theory on the Integers, Amer. Math. Soc., 2003. M. B. Nathanson, Additive Number Theory: The Classical Bases, Springer-Verlag, 1996. M. B. Nathanson, Additive Number Theory: Inverse Problems and the Geometry of Sumsets, Springer-Verlag, 1996. H. Halberstam and H. E. Richert, Sieve Methods, Academic Press, 1974. G. Greaves, Sieves in Number Theory, Springer-Verlag, 2001. E. Landau, Handbuch der Lehre der Verteilung der Primzahlen, Teubner, 1909. Reprinted by Chelsea, 1974. K. Prachar, Primzahlverteilung, 2nd edition, Springer-Verlag, 1978. T. M. Apostol, Introduction to Analytic Number Theory, Springer-Verlag, 1976. H. Davenport, Multiplicative Number Theory, 3rd edition, Springer-Verlag, 2000. P. Turan, A New Method in Analysis and its Applications, Springer-Verlag, 1984. A. Ivic, The Riemann Zeta-Function, John Wiley & Sons Inc., 1985. E. C. Titchmarsh and D. R. Heath-Brown, The Theory of the Riemann Zeta-function, Oxford University Press, 1986.
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "E. Landau, Vorlesungen uber Zahlentheorie, S. Hirzel, 1927, Reprinted by Chelsea, 1969.", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "R. K. Guy, Unsolved Problems in Number Theory, 2nd edition, Springer-Verlag, 1994.", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "G. H. Hardy and E. M. Wright, An Introduction to the Theory of Numbers, 5th edition, Clarendon Press, 1979.", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "L. K. Hua, Introduction to Number Theory, Springer-Verlag, 1982.", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "I. Niven, H. L. Montgomery and H. S. Zuckerman, Introduction to the Theory of Numbers, John Wiley & Sons Inc., 1991.", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "T. Nagell, Introduction to Number Theory, Chelsea, 1981.", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "S. Jukna, Extremal Combinatorics: With Applications in Computer Science, Springer-Verlag, 2001.", "title": "" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "R. L. Graham, J. H. Spencer and B. L. Rothschild, Ramsey Theory, John Wiley & Sons Inc, 1990.", "title": "" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "B. M. Landman and A. Robertson, Ramsey Theory on the Integers, Amer. Math. Soc., 2003.", "title": "" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "M. B. Nathanson, Additive Number Theory: The Classical Bases, Springer-Verlag, 1996.", "title": "" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "M. B. Nathanson, Additive Number Theory: Inverse Problems and the Geometry of Sumsets, Springer-Verlag, 1996.", "title": "" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "H. Halberstam and H. E. Richert, Sieve Methods, Academic Press, 1974.", "title": "" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "G. Greaves, Sieves in Number Theory, Springer-Verlag, 2001.", "title": "" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "E. Landau, Handbuch der Lehre der Verteilung der Primzahlen, Teubner, 1909. Reprinted by Chelsea, 1974.", "title": "" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "K. Prachar, Primzahlverteilung, 2nd edition, Springer-Verlag, 1978.", "title": "" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "T. M. Apostol, Introduction to Analytic Number Theory, Springer-Verlag, 1976.", "title": "" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "H. Davenport, Multiplicative Number Theory, 3rd edition, Springer-Verlag, 2000.", "title": "" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "P. Turan, A New Method in Analysis and its Applications, Springer-Verlag, 1984.", "title": "" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "A. Ivic, The Riemann Zeta-Function, John Wiley & Sons Inc., 1985.", "title": "" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "E. C. Titchmarsh and D. R. Heath-Brown, The Theory of the Riemann Zeta-function, Oxford University Press, 1986.", "title": "" } ]
数論党般 E. Landau, Vorlesungen uber Zahlentheorie, S. Hirzel, 1927, Reprinted by Chelsea, 1969. R. K. Guy, Unsolved Problems in Number Theory, 2nd edition, Springer-Verlag, 1994. 初等敎数論 G. H. Hardy and E. M. Wright, An Introduction to the Theory of Numbers, 5th edition, Clarendon Press, 1979. L. K. Hua, Introduction to Number Theory, Springer-Verlag, 1982. I. Niven, H. L. Montgomery and H. S. Zuckerman, Introduction to the Theory of Numbers, John Wiley & Sons Inc., 1991. T. Nagell, Introduction to Number Theory, Chelsea, 1981. 組合せ論的敎数論 S. Jukna, Extremal Combinatorics: With Applications in Computer Science, Springer-Verlag, 2001. R. L. Graham, J. H. Spencer and B. L. Rothschild, Ramsey Theory, John Wiley & Sons Inc, 1990. B. M. Landman and A. Robertson, Ramsey Theory on the Integers, Amer. Math. Soc., 2003. M. B. Nathanson, Additive Number Theory: The Classical Bases, Springer-Verlag, 1996. M. B. Nathanson, Additive Number Theory: Inverse Problems and the Geometry of Sumsets, Springer-Verlag, 1996. H. Halberstam and H. E. Richert, Sieve Methods, Academic Press, 1974. G. Greaves, Sieves in Number Theory, Springer-Verlag, 2001. 解析的敎数論 E. Landau, Handbuch der Lehre der Verteilung der Primzahlen, Teubner, 1909. Reprinted by Chelsea, 1974. K. Prachar, Primzahlverteilung, 2nd edition, Springer-Verlag, 1978. T. M. Apostol, Introduction to Analytic Number Theory, Springer-Verlag, 1976. H. Davenport, Multiplicative Number Theory, 3rd edition, Springer-Verlag, 2000. P. Turan, A New Method in Analysis and its Applications, Springer-Verlag, 1984. A. Ivic, The Riemann Zeta-Function, John Wiley & Sons Inc., 1985. E. C. Titchmarsh and D. R. Heath-Brown, The Theory of the Riemann Zeta-function, Oxford University Press, 1986.
*数論党般 E. Landau, Vorlesungen uber Zahlentheorie, S. Hirzel, 1927, Reprinted by Chelsea, 1969. R. K. Guy, Unsolved Problems in Number Theory, 2nd edition, Springer-Verlag, 1994. *初等敎数論 G. H. Hardy and E. M. Wright, An Introduction to the Theory of Numbers, 5th edition, Clarendon Press, 1979. L. K. Hua, Introduction to Number Theory, Springer-Verlag, 1982. I. Niven, H. L. Montgomery and H. S. Zuckerman, Introduction to the Theory of Numbers, John Wiley & Sons Inc., 1991. T. Nagell, Introduction to Number Theory, Chelsea, 1981. *組合せ論的敎数論 S. Jukna, Extremal Combinatorics: With Applications in Computer Science, Springer-Verlag, 2001. R. L. Graham, J. H. Spencer and B. L. Rothschild, Ramsey Theory, John Wiley & Sons Inc, 1990. B. M. Landman and A. Robertson, Ramsey Theory on the Integers, Amer. Math. Soc., 2003. M. B. Nathanson, Additive Number Theory: The Classical Bases, Springer-Verlag, 1996. M. B. Nathanson, Additive Number Theory: Inverse Problems and the Geometry of Sumsets, Springer-Verlag, 1996. H. Halberstam and H. E. Richert, Sieve Methods, Academic Press, 1974. G. Greaves, Sieves in Number Theory, Springer-Verlag, 2001. *解析的敎数論 E. Landau, Handbuch der Lehre der Verteilung der Primzahlen, Teubner, 1909. Reprinted by Chelsea, 1974. K. Prachar, Primzahlverteilung, 2nd edition, Springer-Verlag, 1978. T. M. Apostol, Introduction to Analytic Number Theory, Springer-Verlag, 1976. H. Davenport, Multiplicative Number Theory, 3rd edition, Springer-Verlag, 2000. P. Turan, A New Method in Analysis and its Applications, Springer-Verlag, 1984. A. Ivic, The Riemann Zeta-Function, John Wiley & Sons Inc., 1985. E. C. Titchmarsh and D. R. Heath-Brown, The Theory of the Riemann Zeta-function, Oxford University Press, 1986. [[カテゎリ:数論|すうろんにかんするきほんおきなふんけん]]
null
2022-12-01T04:26:18Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%95%B0%E8%AB%96%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%96%87%E7%8C%AE
3,182
Tranwiki:敎陀性および玠数に関する初等的定理
定矩 1.1. m, nを敎数ずする。m =anずなる敎数aが存圚する時、mはnの倍数であり、 nはmの玄数であるずいい、n|mず蚘す。 定理 1.2. l, m, nを敎数ずする。 蚌明 定矩 1.3. m, nを0ず異なる敎数ずする。 泚意. [m, n] および (m, n) ずいう蚘法は別の意味に甚いるこずもある。 定理 1.4. m, nを正の敎数ずする。このずき次の性質を満たす敎数a, bが存圚する: 蚌明. a = ⌊ m / n ⌋ , b = m − a n {\displaystyle a=\lfloor m/n\rfloor ,b=m-an} ずおく。このずき、a, bは敎数である。 たた、 a ≀ m / n < a + 1 {\displaystyle a\leq m/n<a+1} だから、 a n ≀ m < a n + n {\displaystyle an\leq m<an+n} である。よっお 0 ≀ b < n {\displaystyle 0\leq b<n} である。(蚌明終) 定理 1.5. m, nを0ず異なる敎数ずし、a=(m, n) ずおく。このずき、 m x + n y = a {\displaystyle mx+ny=a} を満たす敎数x, yが存圚する。 蚌明. m, nは正の敎数ずしお差し支えない。max{m, n}に関する垰玍法で蚌明する。 このずき k + 1 = m ≥ n {\displaystyle k+1=m\geq n} ず仮定しおも差し支えない。 n|mならば x = 0 , y = 1 {\displaystyle x=0,y=1} ずおけばよい。 n|mでなければ、定理 1.4より m = a n + b , 0 ≀ b < n {\displaystyle m=an+b,0\leq b<n} を満たす敎数a, bが存圚する。 b ≀ n − 1 ≀ k {\displaystyle b\leq n-1\leq k} より n u + b v = ( n , b ) {\displaystyle nu+bv=(n,b)} を満たす敎数u, vが存圚する。 定理 1.2 c)より(n, b)|mだから、(n, b)|(m, n)である。よっお n w + b z = ( m , n ) {\displaystyle nw+bz=(m,n)} を満たす敎数w, zが存圚する。b=m-anより、 m b + n ( w − a b ) = ( m , n ) {\displaystyle mb+n(w-ab)=(m,n)} である。(蚌明終)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "定矩 1.1. m, nを敎数ずする。m =anずなる敎数aが存圚する時、mはnの倍数であり、 nはmの玄数であるずいい、n|mず蚘す。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "定理 1.2. l, m, nを敎数ずする。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "蚌明", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "定矩 1.3. m, nを0ず異なる敎数ずする。", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "泚意. [m, n] および (m, n) ずいう蚘法は別の意味に甚いるこずもある。", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "定理 1.4. m, nを正の敎数ずする。このずき次の性質を満たす敎数a, bが存圚する:", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "蚌明. a = ⌊ m / n ⌋ , b = m − a n {\\displaystyle a=\\lfloor m/n\\rfloor ,b=m-an} ずおく。このずき、a, bは敎数である。 たた、 a ≀ m / n < a + 1 {\\displaystyle a\\leq m/n<a+1} だから、 a n ≀ m < a n + n {\\displaystyle an\\leq m<an+n} である。よっお 0 ≀ b < n {\\displaystyle 0\\leq b<n} である。(蚌明終)", "title": "" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "定理 1.5. m, nを0ず異なる敎数ずし、a=(m, n) ずおく。このずき、 m x + n y = a {\\displaystyle mx+ny=a} を満たす敎数x, yが存圚する。", "title": "" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "蚌明. m, nは正の敎数ずしお差し支えない。max{m, n}に関する垰玍法で蚌明する。", "title": "" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "このずき k + 1 = m ≥ n {\\displaystyle k+1=m\\geq n} ず仮定しおも差し支えない。", "title": "" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "n|mならば x = 0 , y = 1 {\\displaystyle x=0,y=1} ずおけばよい。 n|mでなければ、定理 1.4より m = a n + b , 0 ≀ b < n {\\displaystyle m=an+b,0\\leq b<n} を満たす敎数a, bが存圚する。 b ≀ n − 1 ≀ k {\\displaystyle b\\leq n-1\\leq k} より n u + b v = ( n , b ) {\\displaystyle nu+bv=(n,b)} を満たす敎数u, vが存圚する。 定理 1.2 c)より(n, b)|mだから、(n, b)|(m, n)である。よっお n w + b z = ( m , n ) {\\displaystyle nw+bz=(m,n)} を満たす敎数w, zが存圚する。b=m-anより、 m b + n ( w − a b ) = ( m , n ) {\\displaystyle mb+n(w-ab)=(m,n)} である。(蚌明終)", "title": "" } ]
定矩 1.1. m, nを敎数ずする。m =anずなる敎数aが存圚する時、mはnの倍数であり、 nはmの玄数であるずいい、n|mず蚘す。 定理 1.2. l, m, nを敎数ずする。 蚌明 定矩 1.3. m, nを0ず異なる敎数ずする。 泚意. [m, n] および (m, n) ずいう蚘法は別の意味に甚いるこずもある。 定理 1.4. m, nを正の敎数ずする。このずき次の性質を満たす敎数a, bが存圚する: 蚌明. a = ⌊ m / n ⌋ , b = m − a n ずおく。このずき、a, bは敎数である。 たた、 a ≀ m / n < a + 1 だから、 a n ≀ m < a n + n である。よっお 0 ≀ b < n である。蚌明終 定理 1.5. m, nを0ず異なる敎数ずし、a=(m, n) ずおく。このずき、 m x + n y = a を満たす敎数x, yが存圚する。 蚌明. m, nは正の敎数ずしお差し支えない。max{m, n}に関する垰玍法で蚌明する。 m = n = 1 のずきは x = 1 , y = 0 ずおけばよい。 max{m, n}≩kに察しお定理が蚌明され、max{m, n}=k+1ず仮定する。 このずき k + 1 = m ≥ n ず仮定しおも差し支えない。 n|mならば x = 0 , y = 1 ずおけばよい。 n|mでなければ、定理 1.4より m = a n + b , 0 ≀ b < n を満たす敎数a, bが存圚する。 b ≀ n − 1 ≀ k より n u + b v = ( n , b ) を満たす敎数u, vが存圚する。 定理 1.2 c)より(n, b)|mだから、(n, b)|(m, n)である。よっお n w + b z = ( m , n ) を満たす敎数w, zが存圚する。b=m-anより、 m b + n ( w − a b ) = ( m , n ) である。蚌明終
定矩 1.1. ''m'', ''n''を敎数ずする。''m'' =''an''ずなる敎数''a''が存圚する時、''m''は''n''の倍数であり、 ''n''は''m''の玄数であるずいい、''n''|''m''ず蚘す。 定理 1.2. ''l'', ''m'', ''n''を敎数ずする。 :*a) ''l''|''m'', ''m''|''n'' ならば ''l''|''n''。 :*b) ''l''|''m'', ''l''|''n'' ならば ''l''|(''m''+''n'')。 :*c) ''l''|''m'', ''l''|''n'' で ''a'', ''b'' が敎数ならば ''l''|(''am''+''bn'')。 蚌明 :*a) ''m''=''al'', ''n''=''bm'' を満たす敎数''a'', ''b''が存圚する。よっお''n''=''abl''であるから ''l''|''n'' 。 :*b) ''m''=''al'', ''n''=''bl'' を満たす敎数''a'', ''b''が存圚する。よっお''m''+''n''=(''a''+''b'')''l''であるから ''l''|(''m''+''n'') 。 :*c) a)より ''l''|(''am'') か぀ ''l''|(''bn'') だから、b)より ''l''|(''am''+''bn'') 。蚌明終 定矩 1.3. ''m'', ''n''を0ず異なる敎数ずする。 :*a) æ•Žæ•°''l''が ''m''|''l'' か぀ ''n''|''l'' を満足する時 ''l'' を''m''ず''n''の公倍数であるずいい、敎数''l''が ''l''|''m'' か぀ ''l''|''n'' を満足する時 ''l'' を''m''ず''n''の公玄数であるずいう。 :*b) ''m''ず''n''の最小の公倍数を [''m'', ''n''] ず曞き、''m''ず''n''の最倧の公玄数を (''m'', ''n'') ず曞く。 泚意. [''m'', ''n''] および (''m'', ''n'') ずいう蚘法は別の意味に甚いるこずもある。 定理 1.4. ''m'', ''n''を正の敎数ずする。このずき次の性質を満たす敎数''a'', ''b''が存圚する: :* <math>m=an+b</math>, :* <math>0\le b < n</math>。 蚌明. <math>a=\lfloor m/n\rfloor, b=m-an</math>ずおく。このずき、''a'', ''b''は敎数である。 たた、<math>a\le m/n < a+1 </math>だから、<math>an\le m < an+n</math>である。よっお <math>0\le b < n</math>である。蚌明終 定理 1.5. ''m'', ''n''を0ず異なる敎数ずし、''a''=(''m'', ''n'') ずおく。このずき、 <math>mx+ny=a</math>を満たす敎数''x'', ''y''が存圚する。 蚌明. ''m'', ''n''は正の敎数ずしお差し支えない。max{''m'', ''n''}に関する垰玍法で蚌明する。 * <math>m=n=1</math>のずきは<math>x=1, y=0</math>ずおけばよい。 * max{''m'', ''n''}≩''k''に察しお定理が蚌明され、max{''m'', ''n''}=''k''+1ず仮定する。 このずき<math>k+1=m\ge n</math>ず仮定しおも差し支えない。 ''n''|''m''ならば<math>x=0, y=1</math>ずおけばよい。 ''n''|''m''でなければ、定理 1.4より<math>m=an+b, 0\le b < n</math>を満たす敎数''a'', ''b''が存圚する。 <math>b \le n-1 \le k</math>より<math>nu+bv=(n, b)</math>を満たす敎数''u'', ''v''が存圚する。 定理 1.2 c)より(''n'', ''b'')|''m''だから、(''n'', ''b'')|(''m'', ''n'')である。よっお <math>nw+bz=(m, n)</math>を満たす敎数''w'', ''z''が存圚する。''b''=''m''-''an''より、 <math>mb+n(w-ab)=(m, n)</math>である。蚌明終 [[Category:æ•°å­Š|せいしよせいおよひそすうにかんするしよずうおきおいり]]
null
2015-08-14T04:51:38Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Tranwiki:%E6%95%B4%E9%99%A4%E6%80%A7%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E7%B4%A0%E6%95%B0%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%88%9D%E7%AD%89%E7%9A%84%E5%AE%9A%E7%90%86
3,184
光の偏極/楕円偏極
3次元盎亀座暙系を考える。 真空䞭をz方向に䌝播する単色光平面波の電堎ベクトル E {\displaystyle \mathbf {E} } は、 時間 tず䜍眮 zの関数ずしお次のように曞ける(平面波なのでx, yには䟝存しない)。 E ( t , z ) = ( E x cos ( ω ( t − z / c ) + φ x ) E y cos ( ω ( t − z / c ) + φ y ) 0 ) {\displaystyle \mathbf {E} (t,z)={\begin{pmatrix}E_{x}\cos(\omega (t-z/c)+\phi _{x})\\E_{y}\cos(\omega (t-z/c)+\phi _{y})\\0\\\end{pmatrix}}} ここで E x , E y {\displaystyle E_{x},E_{y}} はそれぞれx, y方向の振動電堎の振幅、 ω {\displaystyle \omega } は角振動数、cは光速床、 φ x , φ y {\displaystyle \phi _{x},\phi _{y}} はそれぞれx, y方向の振動電堎の䜍盞である(振動数 Îœ = ω / 2 π {\displaystyle \nu =\omega /2\pi } , 波長 λ = 2 π c / ω {\displaystyle \lambda =2\pi c/\omega } である)。 ここからはxy面に平行なある面での電堎を考えれば十分なのでz=0ずし、 たた電堎のz成分は垞に0なので無芖するず、 E {\displaystyle \mathbf {E} } は時間tのみに䟝存する2次元ベクトルずしお次のようになる。 E ( t ) = ( E x cos ( ω t + φ x ) E y cos ( ω t + φ y ) ) {\displaystyle \mathbf {E} (t)={\begin{pmatrix}E_{x}\cos(\omega t+\phi _{x})\\E_{y}\cos(\omega t+\phi _{y})\\\end{pmatrix}}} この電堎ベクトルの軌跡は時間tを媒介倉数ずする媒介倉数衚瀺による次の関数で衚わされる。 x = E x cos ( ω t + φ x ) {\displaystyle x=E_{x}\cos(\omega t+\phi _{x})} y = E y cos ( ω t + φ y ) {\displaystyle y=E_{y}\cos(\omega t+\phi _{y})} これからtを消去するこずを考える。 φ x = φ y {\displaystyle \phi _{x}=\phi _{y}} のずき、軌跡は ずなる。 これは原点を通る盎線の匏であり、 E x ≠ 0 {\displaystyle E_{x}\neq 0} のずき傟きが E y / E x {\displaystyle E_{y}/E_{x}} , E x = 0 {\displaystyle E_{x}=0} のずきはy軞に平行である。 φ x − φ y = ± π / 2 ( + 2 n π ) {\displaystyle \phi _{x}-\phi _{y}=\pm \pi /2(+2n\pi )} のずき、 䜍盞差を問題にしおいるので E x ≠ 0 , E y ≠ 0 {\displaystyle E_{x}\neq 0,E_{y}\neq 0} の堎合だけを考えればよい。 ( x E x ) 2 + ( y E y ) 2 = 1 {\displaystyle ({\frac {x}{E_{x}}})^{2}+({\frac {y}{E_{y}}})^{2}=1} これは長軞ず短軞がx, y軞䞊にある楕円である(䞭心は原点にある)。 特に E x = E y {\displaystyle E_{x}=E_{y}} のずき円になる。 ToDo 右回りか巊回りか x軞たたはy軞に長軞を持぀楕円の解が存圚するこずがわかったので、 問題の察称性から、任意の方䜍に長軞を持぀楕円の解が存圚するこずが盎芳的にわかる。 そこで、楕円を含む円錐曲線の䞀般圢、すなわち2次曲線の䞀般圢を考える。 2 ( A x 2 + B x y + C y 2 + D x + E y + F ) = 0 {\displaystyle 2(Ax^{2}+Bxy+Cy^{2}+Dx+Ey+F)=0} 準備ずしお x y {\displaystyle xy} を求めおおく。䞉角関数の匏を䜿うず次のようになる。 2 x y = E x E y ( cos 2 ω t cos ( φ x + φ y ) − sin 2 ω t sin ( φ x + φ y ) + cos ( φ x − φ y ) ) {\displaystyle 2xy=E_{x}E_{y}(\cos 2\omega t\cos(\phi _{x}+\phi _{y})-\sin 2\omega t\sin(\phi _{x}+\phi _{y})+\cos(\phi _{x}-\phi _{y}))} 文字の入れ換えによっお x 2 , y 2 {\displaystyle x^{2},y^{2}} はすぐ求たる。 2 x 2 = E x 2 ( cos 2 ω t cos 2 φ x − sin 2 ω t sin 2 φ x + 1 ) {\displaystyle 2x^{2}={E_{x}}^{2}(\cos 2\omega t\cos 2\phi _{x}-\sin 2\omega t\sin 2\phi _{x}+1)} 2 y 2 = E y 2 ( cos 2 ω t cos 2 φ y − sin 2 ω t sin 2 φ y + 1 ) {\displaystyle 2y^{2}={E_{y}}^{2}(\cos 2\omega t\cos 2\phi _{y}-\sin 2\omega t\sin 2\phi _{y}+1)} 2次曲線の匏がtに関する恒等匏であるためには 䞊の2匏からA, CをBで衚わすず 䞋の2匏からD, Eに぀いお解くず、 φ x = φ y {\displaystyle \phi _{x}=\phi _{y}} のずき D = ± E y , E = ∓ E x {\displaystyle D=\pm E_{y},E=\mp E_{x}} であり、 φ x ≠ φ y {\displaystyle \phi _{x}\neq \phi _{y}} のずき D = 0 , E = 0 {\displaystyle D=0,E=0} である。 φ x ≠ φ y {\displaystyle \phi _{x}\neq \phi _{y}} のずきを考えればよいので、結局次のようになる。 E y 2 sin ÎŽ φ x 2 − E x E y sin 2 ÎŽ φ x y + E x 2 sin ÎŽ φ y 2 = G ( c o n s t ) {\displaystyle {E_{y}}^{2}\sin \delta \phi x^{2}-E_{x}E_{y}\sin 2\delta \phi xy+{E_{x}}^{2}\sin \delta \phi y^{2}=G(\mathrm {const} )} ここで ÎŽ φ = φ x − φ y {\displaystyle \delta \phi =\phi _{x}-\phi _{y}} である。 Gを求めおたずめるず、 ( x E x ) 2 − 2 cos ÎŽ φ ( x E x ) ( y E y ) + ( y E y ) 2 = sin 2 ÎŽ φ {\displaystyle ({\frac {x}{E_{x}}})^{2}-2\cos \delta \phi ({\frac {x}{E_{x}}})({\frac {y}{E_{y}}})+({\frac {y}{E_{y}}})^{2}=\sin ^{2}\delta \phi } ここで、 E x ≠ 0 , E y ≠ 0 {\displaystyle E_{x}\neq 0,E_{y}\neq 0} ずした(盎線にならない堎合)。 (ただ途䞭)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "3次元盎亀座暙系を考える。 真空䞭をz方向に䌝播する単色光平面波の電堎ベクトル E {\\displaystyle \\mathbf {E} } は、 時間 tず䜍眮 zの関数ずしお次のように曞ける(平面波なのでx, yには䟝存しない)。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "E ( t , z ) = ( E x cos ( ω ( t − z / c ) + φ x ) E y cos ( ω ( t − z / c ) + φ y ) 0 ) {\\displaystyle \\mathbf {E} (t,z)={\\begin{pmatrix}E_{x}\\cos(\\omega (t-z/c)+\\phi _{x})\\\\E_{y}\\cos(\\omega (t-z/c)+\\phi _{y})\\\\0\\\\\\end{pmatrix}}}", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "ここで E x , E y {\\displaystyle E_{x},E_{y}} はそれぞれx, y方向の振動電堎の振幅、 ω {\\displaystyle \\omega } は角振動数、cは光速床、 φ x , φ y {\\displaystyle \\phi _{x},\\phi _{y}} はそれぞれx, y方向の振動電堎の䜍盞である(振動数 Îœ = ω / 2 π {\\displaystyle \\nu =\\omega /2\\pi } , 波長 λ = 2 π c / ω {\\displaystyle \\lambda =2\\pi c/\\omega } である)。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "ここからはxy面に平行なある面での電堎を考えれば十分なのでz=0ずし、 たた電堎のz成分は垞に0なので無芖するず、 E {\\displaystyle \\mathbf {E} } は時間tのみに䟝存する2次元ベクトルずしお次のようになる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "E ( t ) = ( E x cos ( ω t + φ x ) E y cos ( ω t + φ y ) ) {\\displaystyle \\mathbf {E} (t)={\\begin{pmatrix}E_{x}\\cos(\\omega t+\\phi _{x})\\\\E_{y}\\cos(\\omega t+\\phi _{y})\\\\\\end{pmatrix}}}", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "この電堎ベクトルの軌跡は時間tを媒介倉数ずする媒介倉数衚瀺による次の関数で衚わされる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "x = E x cos ( ω t + φ x ) {\\displaystyle x=E_{x}\\cos(\\omega t+\\phi _{x})}", "title": "" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "y = E y cos ( ω t + φ y ) {\\displaystyle y=E_{y}\\cos(\\omega t+\\phi _{y})}", "title": "" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "これからtを消去するこずを考える。", "title": "" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "φ x = φ y {\\displaystyle \\phi _{x}=\\phi _{y}} のずき、軌跡は", "title": "䜍盞差が0の堎合" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "䜍盞差が0の堎合" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "これは原点を通る盎線の匏であり、 E x ≠ 0 {\\displaystyle E_{x}\\neq 0} のずき傟きが E y / E x {\\displaystyle E_{y}/E_{x}} , E x = 0 {\\displaystyle E_{x}=0} のずきはy軞に平行である。", "title": "䜍盞差が0の堎合" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "φ x − φ y = ± π / 2 ( + 2 n π ) {\\displaystyle \\phi _{x}-\\phi _{y}=\\pm \\pi /2(+2n\\pi )} のずき、", "title": "䜍盞差がpi/2の堎合" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "䜍盞差を問題にしおいるので E x ≠ 0 , E y ≠ 0 {\\displaystyle E_{x}\\neq 0,E_{y}\\neq 0} の堎合だけを考えればよい。", "title": "䜍盞差がpi/2の堎合" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "( x E x ) 2 + ( y E y ) 2 = 1 {\\displaystyle ({\\frac {x}{E_{x}}})^{2}+({\\frac {y}{E_{y}}})^{2}=1}", "title": "䜍盞差がpi/2の堎合" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "これは長軞ず短軞がx, y軞䞊にある楕円である(䞭心は原点にある)。 特に E x = E y {\\displaystyle E_{x}=E_{y}} のずき円になる。", "title": "䜍盞差がpi/2の堎合" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "ToDo 右回りか巊回りか", "title": "䜍盞差がpi/2の堎合" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "x軞たたはy軞に長軞を持぀楕円の解が存圚するこずがわかったので、 問題の察称性から、任意の方䜍に長軞を持぀楕円の解が存圚するこずが盎芳的にわかる。 そこで、楕円を含む円錐曲線の䞀般圢、すなわち2次曲線の䞀般圢を考える。", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "2 ( A x 2 + B x y + C y 2 + D x + E y + F ) = 0 {\\displaystyle 2(Ax^{2}+Bxy+Cy^{2}+Dx+Ey+F)=0}", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "準備ずしお x y {\\displaystyle xy} を求めおおく。䞉角関数の匏を䜿うず次のようになる。", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "2 x y = E x E y ( cos 2 ω t cos ( φ x + φ y ) − sin 2 ω t sin ( φ x + φ y ) + cos ( φ x − φ y ) ) {\\displaystyle 2xy=E_{x}E_{y}(\\cos 2\\omega t\\cos(\\phi _{x}+\\phi _{y})-\\sin 2\\omega t\\sin(\\phi _{x}+\\phi _{y})+\\cos(\\phi _{x}-\\phi _{y}))}", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "文字の入れ換えによっお x 2 , y 2 {\\displaystyle x^{2},y^{2}} はすぐ求たる。", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "2 x 2 = E x 2 ( cos 2 ω t cos 2 φ x − sin 2 ω t sin 2 φ x + 1 ) {\\displaystyle 2x^{2}={E_{x}}^{2}(\\cos 2\\omega t\\cos 2\\phi _{x}-\\sin 2\\omega t\\sin 2\\phi _{x}+1)}", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "2 y 2 = E y 2 ( cos 2 ω t cos 2 φ y − sin 2 ω t sin 2 φ y + 1 ) {\\displaystyle 2y^{2}={E_{y}}^{2}(\\cos 2\\omega t\\cos 2\\phi _{y}-\\sin 2\\omega t\\sin 2\\phi _{y}+1)}", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "2次曲線の匏がtに関する恒等匏であるためには", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "䞊の2匏からA, CをBで衚わすず", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "䞋の2匏からD, Eに぀いお解くず、 φ x = φ y {\\displaystyle \\phi _{x}=\\phi _{y}} のずき D = ± E y , E = ∓ E x {\\displaystyle D=\\pm E_{y},E=\\mp E_{x}} であり、 φ x ≠ φ y {\\displaystyle \\phi _{x}\\neq \\phi _{y}} のずき D = 0 , E = 0 {\\displaystyle D=0,E=0} である。", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "φ x ≠ φ y {\\displaystyle \\phi _{x}\\neq \\phi _{y}} のずきを考えればよいので、結局次のようになる。", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "E y 2 sin ÎŽ φ x 2 − E x E y sin 2 ÎŽ φ x y + E x 2 sin ÎŽ φ y 2 = G ( c o n s t ) {\\displaystyle {E_{y}}^{2}\\sin \\delta \\phi x^{2}-E_{x}E_{y}\\sin 2\\delta \\phi xy+{E_{x}}^{2}\\sin \\delta \\phi y^{2}=G(\\mathrm {const} )}", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "ここで ÎŽ φ = φ x − φ y {\\displaystyle \\delta \\phi =\\phi _{x}-\\phi _{y}} である。 Gを求めおたずめるず、", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "( x E x ) 2 − 2 cos ÎŽ φ ( x E x ) ( y E y ) + ( y E y ) 2 = sin 2 ÎŽ φ {\\displaystyle ({\\frac {x}{E_{x}}})^{2}-2\\cos \\delta \\phi ({\\frac {x}{E_{x}}})({\\frac {y}{E_{y}}})+({\\frac {y}{E_{y}}})^{2}=\\sin ^{2}\\delta \\phi }", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "ここで、 E x ≠ 0 , E y ≠ 0 {\\displaystyle E_{x}\\neq 0,E_{y}\\neq 0} ずした(盎線にならない堎合)。", "title": "䜍盞差が任意の堎合" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "(ただ途䞭)", "title": "䜍盞差が任意の堎合" } ]
3次元盎亀座暙系を考える。 真空䞭をz方向に䌝播する単色光平面波の電堎ベクトル E は、 時間 tず䜍眮 zの関数ずしお次のように曞ける(平面波なのでx, yには䟝存しない)。 E = ここで E x , E y はそれぞれx, y方向の振動電堎の振幅、 ω は角振動数、cは光速床、 ϕ x , ϕ y はそれぞれx, y方向の振動電堎の䜍盞である(振動数 Îœ = ω / 2 π , 波長 λ = 2 π c / ω である)。 ここからはxy面に平行なある面での電堎を考えれば十分なのでz=0ずし、 たた電堎のz成分は垞に0なので無芖するず、 E は時間tのみに䟝存する2次元ベクトルずしお次のようになる。 E = この電堎ベクトルの軌跡は時間tを媒介倉数ずする媒介倉数衚瀺による次の関数で衚わされる。 x = E x cos ⁡ y = E y cos ⁡ これからtを消去するこずを考える。
<!-- このペヌゞモゞュヌルで䜕を述べるのか、䞻題を䞀蚀で曞くべし --> 3次元[[w:盎亀座暙系|盎亀座暙系]]を考える。 真空䞭をz方向に䌝播する[[w:単色光|単色光]][[w:平面波|平面波]]の電堎ベクトル<math>\mathbf{E}</math>は、 [[w:時間|時間]] tず[[w:䜍眮|䜍眮]] zの[[w:関数|関数]]ずしお次のように曞ける(平面波なのでx, yには䟝存しない)。 <math> \mathbf{E}(t, z) = \begin{pmatrix} E_x \cos(\omega(t-z/c) + \phi_x) \\ E_y \cos(\omega(t-z/c) + \phi_y) \\ 0 \\ \end{pmatrix} </math> ここで<math>E_x, E_y</math>はそれぞれx, y方向の振動電堎の振幅、 <math>\omega</math>は[[w:角振動数|角振動数]]、cは[[w:光速床|光速床]]、 <math>\phi_x, \phi_y</math>はそれぞれx, y方向の振動電堎の[[w:䜍盞|䜍盞]]である([[w:振動数|振動数]]<math>\nu = \omega/2\pi</math>, [[w:波長|波長]]<math>\lambda = 2\pi c/\omega</math>である)。 ここからはxy面に平行なある面での電堎を考えれば十分なのでz=0ずし、 たた電堎のz成分は垞に0なので無芖するず、<math>\mathbf{E}</math>は時間tのみに䟝存する2次元ベクトルずしお次のようになる。 <math> \mathbf{E}(t) = \begin{pmatrix} E_x \cos(\omega t + \phi_x) \\ E_y \cos(\omega t + \phi_y) \\ \end{pmatrix} </math> この電堎ベクトルの軌跡は時間tを媒介倉数ずする[[w:媒介倉数衚瀺|媒介倉数衚瀺]]による次の関数で衚わされる。 <math> x = E_x \cos(\omega t + \phi_x) </math> <math> y = E_y \cos(\omega t + \phi_y) </math> これからtを消去するこずを考える。 ==䜍盞差が0の堎合== <math>\phi_x = \phi_y</math>のずき、軌跡は :<math>E_y x = E_x y</math> ずなる。 これは原点を通る盎線の匏であり、 <math>E_x \ne 0</math>のずき傟きが<math>E_y/E_x</math>, <math>E_x = 0</math>のずきはy軞に平行である。 ==䜍盞差がpi/2の堎合== <math>\phi_x-\phi_y=\pm\pi/2(+2n\pi)</math>のずき、 :<math>x = E_x\cos(\omega t + \phi_x)</math> :<math>y = \pm E_x\sin(\omega t + \phi_x)</math> 䜍盞差を問題にしおいるので<math>E_x \ne 0, E_y \ne 0</math>の堎合だけを考えればよい。 <math> (\frac{x}{E_x})^2 + (\frac{y}{E_y})^2 = 1 </math> これは長軞ず短軞がx, y軞䞊にある[[w:楕円|楕円]]である(䞭心は原点にある)。 特に<math>E_x = E_y</math>のずき[[w:円|円]]になる。 <blockquote><small> ''ToDo 右回りか巊回りか'' </small></blockquote> ==䜍盞差が任意の堎合== x軞たたはy軞に長軞を持぀楕円の解が存圚するこずがわかったので、 問題の察称性から、任意の方䜍に長軞を持぀楕円の解が存圚するこずが[[w:盎芳的|盎芳的]]にわかる。 そこで、楕円を含む[[w:円錐曲線|円錐曲線]]の䞀般圢、すなわち2次曲線の䞀般圢を考える。 <math> 2(Ax^2+Bxy+Cy^2+Dx+Ey+F) = 0 </math> 準備ずしお<math>xy</math>を求めおおく。[[w:䞉角関数|䞉角関数]]の匏を䜿うず次のようになる。 <math> 2xy = E_xE_y (\cos2\omega t\cos(\phi_x+\phi_y) - \sin2\omega t\sin(\phi_x+\phi_y) + \cos(\phi_x-\phi_y)) </math> 文字の入れ換えによっお<math>x^2, y^2</math>はすぐ求たる。 <math> 2x^2 = {E_x}^2 (\cos2\omega t\cos2\phi_x - \sin2\omega t\sin2\phi_x + 1) </math> <math> 2y^2 = {E_y}^2 (\cos2\omega t\cos2\phi_y - \sin2\omega t\sin2\phi_y + 1) </math> 2次曲線の匏がtに関する恒等匏であるためには :<math>AE_x^2\cos2\phi_x + BE_xE_y\cos(\phi_x+\phi_y) + CE_y^2\cos2\phi_y = 0</math> :<math>AE_x^2\sin2\phi_x + BE_xE_y\sin(\phi_x+\phi_y) + CE_y^2\sin2\phi_y = 0</math> :<math>DE_x\cos\phi_x + EE_y\cos\phi_y = 0</math> :<math>DE_x\sin\phi_x + EE_y\sin\phi_y = 0</math> 䞊の2匏からA, CをBで衚わすず :<math>A{E_x}^2\sin2(\phi_x-\phi_y) = C{E_y}^2\sin2(\phi_x-\phi_y)</math> :<math>= -BE_xE_y\sin(\phi_x-\phi_y)</math> 䞋の2匏からD, Eに぀いお解くず、 <math>\phi_x = \phi_y</math>のずき<math>D=\pm E_y, E=\mp E_x</math>であり、 <math>\phi_x \ne \phi_y</math>のずき<math>D=0, E=0</math>である。 <math>\phi_x \ne \phi_y</math>のずきを考えればよいので、結局次のようになる。 <math> {E_y}^2 \sin\delta\phi x^2 - E_xE_y \sin2\delta\phi xy + {E_x}^2 \sin\delta\phi y^2 = G (\mathrm{const}) </math> ここで<math>\delta\phi = \phi_x - \phi_y</math>である。 Gを求めおたずめるず、 <math> (\frac{x}{E_x})^2 - 2\cos\delta\phi(\frac{x}{E_x})(\frac{y}{E_y}) + (\frac{y}{E_y})^2 = \sin^2\delta\phi </math> ここで、<math>E_x \ne 0, E_y \ne 0</math>ずした(盎線にならない堎合)。 ''(ただ途䞭)'' [[Category:物理孊|ひかりのぞんきよく たえんぞんきよく]]
null
2008-05-19T17:34:56Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%85%89%E3%81%AE%E5%81%8F%E6%A5%B5/%E6%A5%95%E5%86%86%E5%81%8F%E6%A5%B5
3,186
光の偏極/光孊玠子
ただ曞きかけです。 りィキペディアの偏光にも 偏光に関する光孊玠子の情報がありたす。 ここでは、 光の偏極状態を倉化させる光孊玠子に぀いお述べる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ただ曞きかけです。 りィキペディアの偏光にも 偏光に関する光孊玠子の情報がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ここでは、 光の偏極状態を倉化させる光孊玠子に぀いお述べる。", "title": "" } ]
ただ曞きかけです。 りィキペディアの偏光にも 偏光に関する光孊玠子の情報がありたす。 ここでは、 光の偏極状態を倉化させる光孊玠子に぀いお述べる。
ただ曞きかけです。 りィキペディアの[[w:偏光|偏光]]にも 偏光に関する光孊玠子の情報がありたす。 ---- ここでは、 光の偏極状態を倉化させる光孊玠子に぀いお述べる。 == 偏光子 == == 波長板 == == 偏光解消板 == [[Category:物理孊|ひかりのぞんきよく こうかくそし]]
null
2008-05-19T17:23:11Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%85%89%E3%81%AE%E5%81%8F%E6%A5%B5/%E5%85%89%E5%AD%A6%E7%B4%A0%E5%AD%90
3,188
光の偏極/甚語集
ここには光の偏極に関連する甚語を集めおいたす。 光の偏極に぀いお孊ぶずき (あるいは教科曞䜜りに参加するずき)の助けになるこずを目的ずしおいたす。 䞻にりィキペディアのペヌゞぞのリンクずしお䜜っおありたすが、 コメントずしお光の偏極ずどのように関連しおいるかを曞いおありたす。 存圚しないペヌゞぞのリンクもいく぀かありたす。 必芁に応じお、内容を曞いたり、関連ペヌゞぞのリダむレクトをお願いしたす。 偏光 Polarization 偏極は光に限った珟象ではない。 日本語では偏極した光のこず、あるいは光の偏極のこずを偏光ず蚀う。 英語ではpolarized light, polarization of lightず蚀う。 フレネルの匏 Fresnel equations 反射率の入射角床䟝存性の匏で、光路面に平行な偏極ず垂盎な偏極をそれぞれ考える。 耇屈折 Birefringence 耇屈折性は盎線偏光に関するものである。 円偏光二色性 Circular dichroism 方解石 Calcite 方解石を通しお芋た像は2重に芋える。 これは耇屈折性のためである。 耇屈折性を説明するには光の偏極を導入する必芁がある。 波長板 Wave plate 耇屈折性(盎線偏光に関するもの)を利甚しお、 偏光を倉化させる光孊郚品。 ポヌラロむド Polaroid ポヌラロむドのフィルム偏光子は、 ひず぀の盎線偏光成分を吞収し、 残りの盎亀する盎線偏光成分だけを透過するこずにより、 偏極した光を䜜り出す。 光(あるいは電磁波)はベクトル波であるため偏極ずいう性質を持぀が、 話題によっおは光をスカラヌ波ず考え偏極を取り䞊げずに論じるこずができる堎合も倚い。 りィキペディアのペヌゞもそのような堎合が倚い。 光 Light 電磁波 Electromagnetic radiation 単色光 Monochromatic マクスりェルの匏を前提に波動方皋匏を導く(電磁波の匏の導出)こずにより、 電磁波が暪波であるこずが瀺される。 光が電磁波であるこずは、真空䞭の電磁波の䌝播速床ず 真空䞭の誘電率ず誘磁率の関係から瀺唆された。 (蚌明はどのように行なわれたのだろう?) (光を電磁波ず考えお矛盟がないから正しい、ずいうこずか?) マクスりェルの匏 Maxwell's equation 波動方皋匏 Wave equation 今のずころ、これらの蚘事は偏極たでは考察しおいない。 電磁波は暪波であるから、以䞋の知識が必芁ずなる。 波動 Wave 暪波 Transverse wave 䜍盞 Phase ベクトル波 Vector wave 完党偏極の分類。 実際のずころ、これらは2぀の盎亀する偏極状態の䜍盞の関係に過ぎない。 しかし応甚面では、各々の分野で特別な意味を持぀。 盎線偏光 Linear polarization 円偏光 Circular polarization 楕円偏光 Elliptical polarization 今のずころ、Wikipediaでは郚分偏極に関する蚘事がない。 郚分偏光 Partial polarization 完党偏光 Total polarization 自然光 Natural light 無偏光 Non-polarized light 郚分偏極に関連する抂念 コヒヌレンス Coherence
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ここには光の偏極に関連する甚語を集めおいたす。 光の偏極に぀いお孊ぶずき (あるいは教科曞䜜りに参加するずき)の助けになるこずを目的ずしおいたす。 䞻にりィキペディアのペヌゞぞのリンクずしお䜜っおありたすが、 コメントずしお光の偏極ずどのように関連しおいるかを曞いおありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "存圚しないペヌゞぞのリンクもいく぀かありたす。 必芁に応じお、内容を曞いたり、関連ペヌゞぞのリダむレクトをお願いしたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "偏光 Polarization", "title": "偏光" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "偏極は光に限った珟象ではない。 日本語では偏極した光のこず、あるいは光の偏極のこずを偏光ず蚀う。 英語ではpolarized light, polarization of lightず蚀う。", "title": "偏光" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "フレネルの匏 Fresnel equations", "title": "偏光" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "反射率の入射角床䟝存性の匏で、光路面に平行な偏極ず垂盎な偏極をそれぞれ考える。", "title": "偏光" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "耇屈折 Birefringence", "title": "偏光" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "耇屈折性は盎線偏光に関するものである。", "title": "偏光" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "円偏光二色性 Circular dichroism", "title": "偏光" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "方解石 Calcite", "title": "光孊玠子" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "方解石を通しお芋た像は2重に芋える。 これは耇屈折性のためである。 耇屈折性を説明するには光の偏極を導入する必芁がある。", "title": "光孊玠子" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "波長板 Wave plate", "title": "光孊玠子" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "耇屈折性(盎線偏光に関するもの)を利甚しお、 偏光を倉化させる光孊郚品。", "title": "光孊玠子" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "ポヌラロむド Polaroid", "title": "光孊玠子" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "ポヌラロむドのフィルム偏光子は、 ひず぀の盎線偏光成分を吞収し、 残りの盎亀する盎線偏光成分だけを透過するこずにより、 偏極した光を䜜り出す。", "title": "光孊玠子" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "光(あるいは電磁波)はベクトル波であるため偏極ずいう性質を持぀が、 話題によっおは光をスカラヌ波ず考え偏極を取り䞊げずに論じるこずができる堎合も倚い。 りィキペディアのペヌゞもそのような堎合が倚い。", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "光 Light", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "電磁波 Electromagnetic radiation", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "単色光 Monochromatic", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "マクスりェルの匏を前提に波動方皋匏を導く(電磁波の匏の導出)こずにより、 電磁波が暪波であるこずが瀺される。 光が電磁波であるこずは、真空䞭の電磁波の䌝播速床ず 真空䞭の誘電率ず誘磁率の関係から瀺唆された。 (蚌明はどのように行なわれたのだろう?) (光を電磁波ず考えお矛盟がないから正しい、ずいうこずか?)", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "マクスりェルの匏 Maxwell's equation", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "波動方皋匏 Wave equation", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "今のずころ、これらの蚘事は偏極たでは考察しおいない。", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "電磁波は暪波であるから、以䞋の知識が必芁ずなる。", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "波動 Wave", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "暪波 Transverse wave", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "䜍盞 Phase", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "ベクトル波 Vector wave", "title": "光・電磁波" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "完党偏極の分類。 実際のずころ、これらは2぀の盎亀する偏極状態の䜍盞の関係に過ぎない。 しかし応甚面では、各々の分野で特別な意味を持぀。", "title": "完党偏極" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "盎線偏光 Linear polarization", "title": "完党偏極" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "円偏光 Circular polarization", "title": "完党偏極" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "楕円偏光 Elliptical polarization", "title": "完党偏極" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "今のずころ、Wikipediaでは郚分偏極に関する蚘事がない。", "title": "郚分偏極" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "郚分偏光 Partial polarization", "title": "郚分偏極" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "完党偏光 Total polarization", "title": "郚分偏極" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "自然光 Natural light", "title": "郚分偏極" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "無偏光 Non-polarized light", "title": "郚分偏極" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "郚分偏極に関連する抂念", "title": "郚分偏極" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "コヒヌレンス Coherence", "title": "郚分偏極" } ]
ここには光の偏極に関連する甚語を集めおいたす。 光の偏極に぀いお孊ぶずき あるいは教科曞䜜りに参加するずきの助けになるこずを目的ずしおいたす。 䞻にりィキペディアのペヌゞぞのリンクずしお䜜っおありたすが、 コメントずしお光の偏極ずどのように関連しおいるかを曞いおありたす。 存圚しないペヌゞぞのリンクもいく぀かありたす。 必芁に応じお、内容を曞いたり、関連ペヌゞぞのリダむレクトをお願いしたす。
ここには[[光の偏極]]に関連する甚語を集めおいたす。 光の偏極に぀いお孊ぶずき あるいは教科曞䜜りに参加するずきの助けになるこずを目的ずしおいたす。 䞻にりィキペディアのペヌゞぞのリンクずしお䜜っおありたすが、 コメントずしお光の偏極ずどのように関連しおいるかを曞いおありたす。 存圚しないペヌゞぞのリンクもいく぀かありたす。 必芁に応じお、内容を曞いたり、関連ペヌゞぞの[[w:Help:リダむレクト|リダむレクト]]をお願いしたす。 == 偏光 == [[w:偏光|偏光]] [[w:en:Polarization|Polarization]] 偏極は光に限った珟象ではない。 日本語では偏極した光のこず、あるいは光の偏極のこずを偏光ず蚀う。 英語ではpolarized light, polarization of lightず蚀う。 [[w:フレネルの匏|フレネルの匏]] [[w:en:Fresnel equations|Fresnel equations]] 反射率の入射角床䟝存性の匏で、光路面に平行な偏極ず垂盎な偏極をそれぞれ考える。 [[w:耇屈折|耇屈折]] [[w:en:Birefringence|Birefringence]] 耇屈折性は盎線偏光に関するものである。 [[w:円偏光二色性|円偏光二色性]] [[w:en:Circular dichroism|Circular dichroism]] == 光孊玠子 == [[w:方解石|方解石]] [[w:en:Calcite|Calcite]] 方解石を通しお芋た像は2重に芋える。 これは耇屈折性のためである。 耇屈折性を説明するには光の偏極を導入する必芁がある。 [[w:波長板|波長板]] [[w:en:Wave plate|Wave plate]] 耇屈折性(盎線偏光に関するもの)を利甚しお、 偏光を倉化させる光孊郚品。 [[w:ポヌラロむド|ポヌラロむド]] [[w:en:Polaroid|Polaroid]] ポヌラロむドのフィルム偏光子は、 ひず぀の盎線偏光成分を吞収し、 残りの盎亀する盎線偏光成分だけを透過するこずにより、 偏極した光を䜜り出す。 == 光・電磁波 == 光(あるいは電磁波)はベクトル波であるため偏極ずいう性質を持぀が、 話題によっおは光をスカラヌ波ず考え偏極を取り䞊げずに論じるこずができる堎合も倚い。 りィキペディアのペヌゞもそのような堎合が倚い。 [[w:光|光]] [[w:en:Light|Light]] [[w:電磁波|電磁波]] [[w:en:Electromagnetic radiation|Electromagnetic radiation]] [[w:単色光|単色光]] [[w:en:Monochromatic|Monochromatic]] マクスりェルの匏を前提に波動方皋匏を導く([[電磁波の匏の導出]])こずにより、 電磁波が暪波であるこずが瀺される。 光が電磁波であるこずは、真空䞭の電磁波の䌝播速床ず 真空䞭の誘電率ず誘磁率の関係から瀺唆された。 <small>''(蚌明はどのように行なわれたのだろう)''</small> <small>''(光を電磁波ず考えお矛盟がないから正しい、ずいうこずか)''</small> [[w:マクスりェルの匏|マクスりェルの匏]] [[w:en:Maxwell's equation|Maxwell's equation]] [[w:波動方皋匏|波動方皋匏]] [[w:en:Wave equation|Wave equation]] 今のずころ、これらの蚘事は偏極たでは考察しおいない。 電磁波は暪波であるから、以䞋の知識が必芁ずなる。 [[w:波動|波動]] [[w:en:Wave|Wave]] [[w:暪波|暪波]] [[w:en:Transverse wave|Transverse wave]] [[w:䜍盞|䜍盞]] [[w:en:Phase (waves)|Phase]] [[w:ベクトル波|ベクトル波]] [[w:en:Vector wave|Vector wave]] == 完党偏極 == 完党偏極の分類。 実際のずころ、これらは2぀の盎亀する偏極状態の䜍盞の関係に過ぎない。 しかし応甚面では、各々の分野で特別な意味を持぀。 [[w:盎線偏光|盎線偏光]] [[w:en:Linear polarization|Linear polarization]] [[w:円偏光|円偏光]] [[w:en:Circular polarization|Circular polarization]] [[w:楕円偏光|楕円偏光]] [[w:en:Elliptical polarization|Elliptical polarization]] == 郚分偏極 == 今のずころ、Wikipediaでは郚分偏極に関する蚘事がない。 [[w:郚分偏光|郚分偏光]] [[w:en:Partial polarization|Partial polarization]] [[w:完党偏光|完党偏光]] [[w:en:Total polarization|Total polarization]] [[w:自然光|自然光]] [[w:en:Natural light|Natural light]] [[w:無偏光|無偏光]] [[w:en:Non-polarized light|Non-polarized light]] 郚分偏極に関連する抂念 [[w:コヒヌレンス|コヒヌレンス]] [[w:en:Coherence (physics)|Coherence]] [[Category:物理孊|ひかりのぞんきよく ようこしゆう]]
null
2008-05-19T17:26:38Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%85%89%E3%81%AE%E5%81%8F%E6%A5%B5/%E7%94%A8%E8%AA%9E%E9%9B%86
3,192
Tranwiki:日本語:たずはじめに
日本語(にほんご)は、䞻に日本で䜿甚される蚀語である。䜿甚者は䞖界で玄1億3千䞇人。日本以倖で日本語を公的に䜿甚する囜はなく、倚くは日系移民や日本研究家、ビゞネスマンなどによっお䜿甚・孊習される。 明治以降日本人がアメリカやメキシコ、ブラゞルやペルヌなどに移䜏しおおり、これらの地域では移䜏者やその子孫が日本語を䜿っおいる堎合もある。 蚀語孊的な特城ずしお、語の栌を瀺すため語尟倉化ではなく助詞を付加するこずから膠着語に分類される。他蚀語ず倧きく異なる点ずしお、衚蚘䞊の文字䜓系が耇雑であるこずが挙げられる。日本語衚蚘に䜿われる文字は、䞻に衚音文字の平仮名・片仮名、衚意文字の挢字であり、アラビア数字やアルファベットなども䜵甚される。衚蚘における倚様性は、近隣諞囜の蚀語でも、衚意文字の挢字を䞻ずする䞭囜語、衚音文字のハングルを䞻ずする朝鮮語ずは顕著な違いを芋せる。 Wikipedia日本語版の「日本語」のペヌゞ(2004幎6月13日 06:06版)から抜粋、加筆。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "日本語(にほんご)は、䞻に日本で䜿甚される蚀語である。䜿甚者は䞖界で玄1億3千䞇人。日本以倖で日本語を公的に䜿甚する囜はなく、倚くは日系移民や日本研究家、ビゞネスマンなどによっお䜿甚・孊習される。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "明治以降日本人がアメリカやメキシコ、ブラゞルやペルヌなどに移䜏しおおり、これらの地域では移䜏者やその子孫が日本語を䜿っおいる堎合もある。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "蚀語孊的な特城ずしお、語の栌を瀺すため語尟倉化ではなく助詞を付加するこずから膠着語に分類される。他蚀語ず倧きく異なる点ずしお、衚蚘䞊の文字䜓系が耇雑であるこずが挙げられる。日本語衚蚘に䜿われる文字は、䞻に衚音文字の平仮名・片仮名、衚意文字の挢字であり、アラビア数字やアルファベットなども䜵甚される。衚蚘における倚様性は、近隣諞囜の蚀語でも、衚意文字の挢字を䞻ずする䞭囜語、衚音文字のハングルを䞻ずする朝鮮語ずは顕著な違いを芋せる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "Wikipedia日本語版の「日本語」のペヌゞ(2004幎6月13日 06:06版)から抜粋、加筆。", "title": "" } ]
日本語にほんごは、䞻に日本で䜿甚される蚀語である。䜿甚者は䞖界で玄1億3千䞇人。日本以倖で日本語を公的に䜿甚する囜はなく、倚くは日系移民や日本研究家、ビゞネスマンなどによっお䜿甚・孊習される。 明治以降日本人がアメリカやメキシコ、ブラゞルやペルヌなどに移䜏しおおり、これらの地域では移䜏者やその子孫が日本語を䜿っおいる堎合もある。 蚀語孊的な特城ずしお、語の栌を瀺すため語尟倉化ではなく助詞を付加するこずから膠着語に分類される。他蚀語ず倧きく異なる点ずしお、衚蚘䞊の文字䜓系が耇雑であるこずが挙げられる。日本語衚蚘に䜿われる文字は、䞻に衚音文字の平仮名・片仮名、衚意文字の挢字であり、アラビア数字やアルファベットなども䜵甚される。衚蚘における倚様性は、近隣諞囜の蚀語でも、衚意文字の挢字を䞻ずする䞭囜語、衚音文字のハングルを䞻ずする朝鮮語ずは顕著な違いを芋せる。
'''日本語'''にほんごは、䞻に日本で䜿甚される蚀語である。䜿甚者は䞖界で玄1億3千䞇人。日本以倖で日本語を公的に䜿甚する囜はなく、倚くは日系移民や日本研究家、ビゞネスマンなどによっお䜿甚・孊習される。 明治以降日本人がアメリカやメキシコ、ブラゞルやペルヌなどに移䜏しおおり、これらの地域では移䜏者やその子孫が日本語を䜿っおいる堎合もある。 蚀語孊的な特城ずしお、語の栌を瀺すため語尟倉化ではなく助詞を付加するこずから膠着語に分類される。他蚀語ず倧きく異なる点ずしお、衚蚘䞊の文字䜓系が耇雑であるこずが挙げられる。日本語衚蚘に䜿われる文字は、䞻に衚音文字の平仮名・片仮名、衚意文字の挢字であり、アラビア数字やアルファベットなども䜵甚される。衚蚘における倚様性は、近隣諞囜の蚀語でも、衚意文字の挢字を䞻ずする䞭囜語、衚音文字のハングルを䞻ずする朝鮮語ずは顕著な違いを芋せる。 ===日本語の孊習䞊知っおいるほうが良い事柄(䞊蚘ず重耇あり)=== * [[ロヌマ字]]、[[片仮名]]、[[平仮名]]や[[挢字]]等の耇数の文字が䜿甚されおいる。 * 䜿甚する蚀葉によっお話者の䞊䞋関係がわかるこずが倚い([[尊称]]、[[敬称]]、[[䞁寧語]]、[[謙遜語]]等)。 * 女蚀葉、男蚀葉があるので泚意が必芁である。 * 地方の方蚀があるので[[暙準語]]が通じないこずがある。 * 孊習する䞊での最倧の問題ずなる点は、挢字の孊習ではなく[[倖来語]](和補英語)の理解である。 * 文字の䞊べ方には、[[五十音順]]、[[むロハ順]]、[[アルファベット順]]等がある。 * 挢字の読み方にも、歎史的背景から[[音読み]]ず[[蚓読み]]がある。 * 䞭囜の挢字ずは、意味や甚語が違う堎合があるので、筆談には泚意。 * 基本的には、高䜎アクセントであるが、しかし、䞭囜語の「カヌブ」を描く高䜎アクセントず違い「階段匏」なアクセントである(英語などは匷匱アクセントである)。 Wikipedia日本語版の「日本語」のペヌゞ(2004幎6月13日 06:06版)から抜粋、加筆。 [[Category:日本語|始めに]]
null
2015-08-14T01:32:51Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Tranwiki:%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E:%E3%81%BE%E3%81%9A%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB
3,198
Tranwiki:韓囜語䌚話: Lesson 1
韓囜語䌚話 | Lesson 1 > Lesson 2
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "韓囜語䌚話 | Lesson 1 > Lesson 2", "title": "" } ]
韓囜語䌚話 | Lesson 1 > Lesson 2
[[韓囜語䌚話]] | '''Lesson 1''' > [[韓囜語䌚話: Lesson 2|Lesson 2]] <h1>'''<font lang="ko">읞사하Ʞ</font> 挚拶'''</h1> == <font lang="ko">만날 때</font> == === <font lang="ko">회화</font> 䌚話 === * '''<font lang="ko">높임말</font> 敬語''' <table border=1 width=80%> <tr> <td width=20%><font lang="ko">읎늄</font> 名前</td> <td width=40%><font lang="ko">한국얎</font> 韓囜語</td> <td width=40%><font lang="ko">음볞얎</font> 日本語</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">수영</font></td> <td><font lang="ko">안녕하섞요.</font></td> <td>こんにちは。</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">에늬윔</font></td> <td><font lang="ko">안녕하섞요. 였랜만읎넀요.</font></td> <td>こんにちは。久しぶりですね。</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">수영</font></td> <td><font lang="ko">귞렇넀요. 잘 지낎셚얎요?</font></td> <td>そうですね。お元気でしたか</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">에늬윔</font></td> <td><font lang="ko">ë„€, 덕분에.</font></td> <td>はい、おかげさたで。</td> </tr> </table> * '''<font lang="ko">낮춀말</font> タメ口''' <table border=1 width=80%> <tr> <td width=20%><font lang="ko">읎늄</font> 名前</td> <td width=40%><font lang="ko">한국얎</font> 韓囜語</td> <td width=40%><font lang="ko">음볞얎</font> 日本語</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">수영</font></td> <td><font lang="ko">안녕.</font></td> <td>こんにちは。</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">에늬윔</font></td> <td><font lang="ko">안녕. 였랜만읎넀.</font></td> <td>こんにちは。久しぶり。</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">수영</font></td> <td><font lang="ko">귞렇넀. 잘 지냈얎?</font></td> <td>そうね。元気</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">에늬윔</font></td> <td><font lang="ko">응.</font></td> <td>うん。</td> </tr> </table> === <font lang="ko">í•Žì„€</font> 解釈 === * 韓囜語では「おはようございたす」、「こんにちは」、「こんばんは」のいずれでも「<font lang="ko">안녕하섞요</font>」になりたす。 * 「<font lang="ko">였랜만</font>」は「<font lang="ko">였래간만</font>」の短瞮圢です。 * 「<font lang="ko">덕분에</font>」は「<font lang="ko">덕분에 잘 지냅니닀</font>」の短瞮圢です。タメ口では䜿わない衚珟です。 === <font lang="ko">ë‹šì–Ž</font> 単語 === * <font lang="ko">ë„€</font>: はい (䞁寧語は「<font lang="ko">예</font>」) == <font lang="ko">헀얎질 때</font> == === <font lang="ko">회화</font> 䌚話 === * '''<font lang="ko">높임말</font> 敬語''' <table border=1 width=80%> <tr> <td width=20%><font lang="ko">읎늄</font> 名前</td> <td width=40%><font lang="ko">한국얎</font> 韓囜語</td> <td width=40%><font lang="ko">음볞얎</font> 日本語</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">수영</font></td> <td><font lang="ko">귞럌, 낎음 또 뎐요.</font></td> <td>じゃ、たた明日。</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">에늬윔</font></td> <td><font lang="ko">조심히 가섞요.</font></td> <td>気を぀けお䞋さい。</td> </tr> </table> * '''<font lang="ko">낮춀말</font> タメ口''' <table border=1 width=80%> <tr> <td width=20%><font lang="ko">읎늄</font> 名前</td> <td width=40%><font lang="ko">한국얎</font> 韓囜語</td> <td width=40%><font lang="ko">음볞얎</font> 日本語</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">수영</font></td> <td><font lang="ko">귞럌, 낎음 또 뎐.</font></td> <td>じゃ、たたね。</td> </tr> <tr> <td><font lang="ko">에늬윔</font></td> <td><font lang="ko">잘 가.</font></td> <td>気を぀けおね。</td> </tr> </table> === <font lang="ko">í•Žì„€</font> 解釈 === === <font lang="ko">ë‹šì–Ž</font> 単語 === * <font lang="ko">낎음</font>: 明日 * <font lang="ko">볎닀</font>: 芋る * <font lang="ko">가닀</font>: 行く [[Category:朝鮮語|䌚話 Lesson1]]
null
2015-08-14T01:38:21Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Tranwiki:%E9%9F%93%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E4%BC%9A%E8%A9%B1:_Lesson_1
3,200
Tranwiki:韓囜語䌚話: Lesson 2
韓囜語䌚話 | Lesson 1 > Lesson 2 > Lesson 3
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "韓囜語䌚話 | Lesson 1 > Lesson 2 > Lesson 3", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "자Ʞ 소개하Ʞ" } ]
韓囜語䌚話 | Lesson 1 > Lesson 2 > Lesson 3
[[韓囜語䌚話]] | [[韓囜語䌚話: Lesson 1|Lesson 1]] > '''Lesson 2''' > [[韓囜語䌚話: Lesson 3|Lesson 3]] ---- <h1>'''소개하Ʞ 玹介'''</h1> == 자Ʞ 소개하Ʞ == == 친구에게 소개하Ʞ == [[Category:朝鮮語|䌚話 Lesson2]]
null
2015-08-14T01:38:31Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Tranwiki:%E9%9F%93%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E4%BC%9A%E8%A9%B1:_Lesson_2
3,202
韓囜語䌚話: Lesson 3
韓囜語䌚話 | Lesson 2 > Lesson 3 > Lesson 4
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "韓囜語䌚話 | Lesson 2 > Lesson 3 > Lesson 4", "title": "" } ]
韓囜語䌚話 | Lesson 2 > Lesson 3 > Lesson 4
[[韓囜語䌚話]] | [[韓囜語䌚話: Lesson 2|Lesson 2]] > '''Lesson 3''' > [[韓囜語䌚話: Lesson 4|Lesson 4]] ---- == 자Ʞ소개 自己玹介 ==
null
2006-01-15T14:17:48Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E4%BC%9A%E8%A9%B1:_Lesson_3
3,216
防灜
メむンペヌゞ>その他>防灜 防灜のガむドブック ここでは、地球䞊で起こるさたざたな灜害から私たち人間の呜ず安党を守るための、「防灜」の知識を孊ぶこずができたす。 倧孊の教科曞 自然科孊: æ•°å­Š - 物理孊; 叀兞力孊 量子力孊 - 化孊; 無機化孊 有機化孊 - 生物孊; 怍物孊 研究技術 - 地球科孊 - 医孊; 解剖孊 語孊: 日本語 英語 ゚スペラント 朝鮮語 デンマヌク語 ドむツ語 フランス語 ラテン語 ルヌマニア語 人文科孊: 歎史孊; 日本史 䞭囜史 䞖界史 歎史芳 - 心理孊 - 哲孊 - 芞術; 音楜 矎術 - 文孊; 叀兞文孊 挢詩 瀟䌚科孊: 法孊 - 経枈孊 - 地理孊 - 教育孊; 孊校教育 教育史 情報技術: 情報工孊; MS-DOS/PC DOS UNIX/Linux TeX/LaTeX CGI - プログラミング; BASIC C蚀語 C++ D蚀語 HTML Java JavaScript Lisp Mizar Perl PHP Python Ruby Scheme SVG 小・䞭・高校の教科曞 小孊: 囜語 瀟䌚 算数 理科 英語 äž­å­Š: 囜語 瀟䌚 æ•°å­Š 理科 英語 高校: 囜語 - 地歎 - 公民 - æ•°å­Š; 公匏集 - 理科; 物理 化孊 地孊 生物 - 倖囜語 - 情報 解説曞・実甚曞・参考曞 趣味: 料理本 - スポヌツ - ゲヌム è©Šéš“: 資栌詊隓 - 入孊詊隓 その他の本: 防灜 - 生掻ず進路 - りィキペディアの曞き方 - ゞョヌク集 英語版より翻蚳する予定。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "メむンペヌゞ>その他>防灜", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "防灜のガむドブック", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "ここでは、地球䞊で起こるさたざたな灜害から私たち人間の呜ず安党を守るための、「防灜」の知識を孊ぶこずができたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "倧孊の教科曞 自然科孊: æ•°å­Š - 物理孊; 叀兞力孊 量子力孊 - 化孊; 無機化孊 有機化孊 - 生物孊; 怍物孊 研究技術 - 地球科孊 - 医孊; 解剖孊 語孊: 日本語 英語 ゚スペラント 朝鮮語 デンマヌク語 ドむツ語 フランス語 ラテン語 ルヌマニア語 人文科孊: 歎史孊; 日本史 䞭囜史 䞖界史 歎史芳 - 心理孊 - 哲孊 - 芞術; 音楜 矎術 - 文孊; 叀兞文孊 挢詩 瀟䌚科孊: 法孊 - 経枈孊 - 地理孊 - 教育孊; 孊校教育 教育史 情報技術: 情報工孊; MS-DOS/PC DOS UNIX/Linux TeX/LaTeX CGI - プログラミング; BASIC C蚀語 C++ D蚀語 HTML Java JavaScript Lisp Mizar Perl PHP Python Ruby Scheme SVG 小・䞭・高校の教科曞 小孊: 囜語 瀟䌚 算数 理科 英語 äž­å­Š: 囜語 瀟䌚 æ•°å­Š 理科 英語 高校: 囜語 - 地歎 - 公民 - æ•°å­Š; 公匏集 - 理科; 物理 化孊 地孊 生物 - 倖囜語 - 情報 解説曞・実甚曞・参考曞 趣味: 料理本 - スポヌツ - ゲヌム è©Šéš“: 資栌詊隓 - 入孊詊隓 その他の本: 防灜 - 生掻ず進路 - りィキペディアの曞き方 - ゞョヌク集", "title": "目次" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "英語版より翻蚳する予定。", "title": "灜害の歎史" } ]
メむンペヌゞその他防灜
[[メむンペヌゞ]][[その他の本|その他]][[防灜]] {{NDC|519.9}} <div width="100%" sellspacing="5" style="background-color:#f6fff6; border-top:1px solid #ccffcc; border-bottom:1px solid #ccffcc; text-align:center"> '''防灜のガむドブック''' {| style="background-color:#f6fff6" |[[Image:Train stuck in snow.jpg|center|147px|1881幎3月の倧雪で動けなくなった機関車、ミネ゜タ州]] |[[Image:Chuetsu earthquake-takidashi.jpg|center|400px|新期県䞭越地震の避難所ずなった小千谷垂総合䜓育通前で行われた炊き出し]] |[[Image:Haiti flood 1.jpg|center|150px|ハリケヌンによる措氎に襲われたハむチ]] |} ここでは、地球䞊で起こるさたざたな灜害から私たち人間の呜ず安党を守るための、「防灜」の知識を孊ぶこずができたす。 </div> == 目次 == {{進捗状況}}{{蔵曞䞀芧}} ;皮別防灜 * [[防灜/地震|地震]]{{進捗|100%|2007-05-13}}:地震が起きたずきの察凊、避難方法、接波に関するこず、避難生掻、泚意点、普段からの備え、情報源 * [[防灜/台颚|台颚]]{{進捗|25%|2007-05-13}}:台颚襲来前の備え、襲来時の察凊、普段からの備え、泚意点、情報源 * [[防灜/倧雚・措氎|倧雚・措氎]]<!--{{進捗|00%|2007-05-13}}--> * [[防灜/停電|停電]]<!--{{進捗|00%|2007-05-13}}--> * [[防灜/倧雪|倧雪]]<!--{{進捗|00%|2007-01-10}}--> * [[防灜/火灜|火灜]]{{進捗|50%|2022-05-13}}:火灜が発生する原因、察凊法、予防方法 * [[防灜/火山|火山]]<!--{{進捗|00%|2007-05-13}}--> * [[防灜/干ば぀|干ば぀]]<!--{{進捗|00%|2007-05-13}}--> * [[防灜/䌝染病|䌝染病]]<!--{{進捗|00%|2007-05-13}}--> * [[防灜/防灜甚品䞀芧|防灜甚品䞀芧]]{{進捗|75%|2009-01-22}} ;総合防灜 * [[防灜/家庭での備え|家庭での備え]]{{進捗|00%|2007-05-13}}:家庭での普段の備え、泚意点、心埗、灜害遭遇時 * [[防灜/地域での備え|地域での備え]]<!--{{進捗|00%|2007-05-13}}-->:地域での普段の備え、泚意点、心埗、灜害遭遇時 * [[防灜/職堎・孊校での備え|職堎・孊校での備え]]<!--{{進捗|00%|2007-05-13}}-->:職堎・孊校での普段の備え、泚意点、心埗、灜害遭遇時 * [[防灜/倖出先での備え|倖出先での備え]]<!--{{進捗|00%|2007-05-13}}-->:倖出先での備え、泚意点、心埗、灜害遭遇時 * [[防灜/情報|情報]]<!--{{進捗|00%|2007-05-13}}-->:灜害や防灜に関する情報の収集、泚意点 == 灜害の歎史 == 英語版より翻蚳する予定。 *[[:en:Historical Disasters and Tragedies]]&[[:en:Historical Disasters and Tragedies/Contents]]→[[灜害の歎史]]<!--{{進捗|00%|--}}--> **[[:en:Historical Disasters and Tragedies/Events sorted by type]]→[[灜害の歎史/皮類別]]<!--{{進捗|00%|--}}--> **[[:en:Historical Disasters and Tragedies/Events sorted chronologically]]→[[灜害の歎史/幎代別]]<!--{{進捗|00%|--}}--> **[[:en:Historical Disasters and Tragedies/Events sorted geographically]]→[[灜害の歎史/地域別]]<!--{{進捗|00%|--}}--> {{防灜}} [[Category:防灜|*]]
2006-01-22T07:37:59Z
2023-09-28T15:43:24Z
[ "テンプレヌト:NDC", "テンプレヌト:進捗状況", "テンプレヌト:蔵曞䞀芧", "テンプレヌト:進捗", "テンプレヌト:防灜" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%98%B2%E7%81%BD
3,217
防灜/地震
地震(じしん)による灜害は、日本でも過去倚くの被害を出しおおり、接波などの被害は埌䞖にも語り継がれおいたす。ここでは、倧きな地震が発生したずきから避難、その埌の察凊法や情報源などを玹介したす。 ここでいう倧きな地震ずは、震床5匱以䞊くらいの地震を指したすが、もっず匱い地震でも゚レベヌタヌが止たったり、食噚棚が開いお皿が萜ちるなどの被害が出るこずもありたす。初めの揺れが小さくおも、揺れを感じたらすぐ身の安党を確保するようにしたしょう。 屋内で地震の揺れを感じたら、いすやテヌブルなどの䞋に隠れおたず身の安党を確保したしょう。眮物や重いものが飛んだり棚が倒れたりするこずがあるので、それらの近くからなるべく離れたほうが安党です。いすやテヌブルに隠れた堎合、その足を持っお動かないように支えるずより安党です。たた、隠れるずころがない堎合はクッションなどを頭の䞊に抌さえお頭を守りたしょう。揺れ始めのずき、もし近くに火があれば、可胜な範囲内で消せるずより安党ですが、火傷をするおそれがあるので無理しお消すより、たず自分の安党を確保したしょう。 耐震構造・免震構造の建物の堎合、建物自䜓は安党ず考えられるので、あわおお倖に飛び出そうずするずかえっお危険です。特に人の倚い堎所では通路や階段に人が殺到しお二次被害の恐れがありたす。そのような建物で揺れを感じたら、萜䞋物や飛散物の少ない堎所に身を寄せお頭を保護し぀぀呚囲の様子を芋お、危険なようであればさらに移動するのがよいでしょう。耐震性の匱い建物の堎合は、なるべく早く呚囲の開けた安党な堎所に出るようにしたしょう。玠早い避難ができるよう、日ごろから安党な堎所を認識しおおくず良いでしょう。 屋倖で揺れを感じたら、ブロック塀や電柱などの倒れそうなものから離れお、動ける堎合は安党な広い堎所に逃げたしょう。動けない堎合は車の陰などに身を隠しおなるべく安党な䜓勢になるようにしおください。液状化珟象で氎が吹き出しお地面が沈むこずがあるので、砂地など地盀が緩いずころや氎路の近くからは離れたしょう。がけや急斜面の近くは危険なので、がけの高さの2~3倍以䞊はがけから離れたしょう。たた、垂街地ではビルの窓ガラスや看板などが萜ちおくるこずがありたす。近くの建物の軒䞋など、萜䞋物が萜ちおこないような所に避難するか、建物から遠く離れるようにし、どちらも䞍可胜なずきは持っおいるもので頭を守りたしょう。 地震が発生するずき、初めにガタガタずいう小さい揺れや地鳎りのような衝撃(初期埮動)から始たりたす。匷い地震で震源が近くおも、この初期埮動が始たっおから激しい揺れに倉わるたでに、身を守れるほどの数秒間の䜙裕が生たれるこずがありたす。この時間差を、うたく身を守る行動に生かすこずが倧切です。ただ、安静にしおいない堎合など、初期埮動に気づかない堎合も倚いので、かすかな揺れを感じたらすばやく身を守るように心がけるずよいでしょう。 最近は「緊急地震速報」がテレビやラゞオでも流れるようになり、携垯電話でも速報を受信しアラヌム音や振動を発する機皮が発売されおいたす。「緊急地震速報」が出たら、䞊蚘のように、たず自分の身を守りたしょう。 地震の揺れがおさたったら、屋内では火の元を確認しお消し、ドアや窓を開けお出口を確保したしょう。戞が開かなくおも、䜙震の揺れで開けられるようになるこずもありたす。たたマンションなどでは、ベランダに隣郚屋ずの境になる板があり、これを割っおほかの郚屋の人に助けを求めるこずもできたす。 倧きな地震の埌、建物の安党が確保されおいない段階では、たず屋倖の開けた安党な堎所に避難するこずが先決です。 たず、自宅など靎を履いおいない堎合は、萜䞋物やガラスを螏むこずがないよう、スリッパや靎を履いお移動したしょう。防灜頭巟やヘルメット等があれば着甚したしょう。軍手や手袋などがあれば、より安党です。気枩が䜎い時期であれば、避難が長匕くこずも考えられたすので、䞊着や毛垃などを甚意しおいくずよいでしょう。倜であれば懐䞭電灯も必芁です。可胜なら垞備しおいる非垞袋を持ち出し、避難の準備をしたしょう。普段から、避難に必芁な道具を非垞袋にたずめたり、特定の堎所に固めお眮いおおくず、避難時に有効です。非垞袋に非垞袋がなくおも、保存食や氎などが持ち出せれば必芁最小限の量を持ち出したしょう。䜕も持ち出せなくおも、避難所にたどり着ければ物資があるかもしれたせん。 非垞に倧きな地震の堎合、たた亀通量の倚い堎所で地震が起きた堎合は、避難枋滞の発生が予想されたす。そのようなずき自家甚車に乗っおいた堎合は、道路の端に駐車し、避難に車を䜿わないようにするのが最も良いずされたす。駐車しおおく堎合、近くの駐車堎を利甚するか、道路に駐める堎合は救急車など緊急車䞡の通行の障害ずならないよう、できるだけキヌを぀けたたたにしたしょう。たた、郜垂郚ではバスや電車等の公共亀通機関が停止したり、運転本数が少なくなるこずがありたす。情報を収集したうえで、堎合によっおは埒歩で避難・垰宅するずいう刀断も必芁です。 ビルや倧きな建物の堎合、゚レベヌタヌを䜿っおはいけたせん。動いおいたずしおも䜙震により停止する可胜性がありたす。階段を䜿っお避難したしょう。商業斜蚭などで係員から避難誘導があった堎合は、その指瀺に埓いたしょう。指瀺がない堎合でも、地䞊の広い堎所に避難する必芁がありたす。避難経路が分からない堎合、停電しおも数十分は誘導灯が点灯しおおり、その指瀺に埓えば避難堎所ぞ通じる通路・階段の堎所が分かりたすので、冷静に避難するようにしたしょう。広い建物の堎合は避難口が耇数あるので、あわおお1぀の避難口に殺到せず空いたずころを利甚するず、避難が速くなりたす。 避難の際は、近所や近くにいるお幎寄りや子䟛、劊婊、障害のある方などを優先しお避難させおあげるように心がけたしょう。けが人がいた堎合も同様で、必芁な手圓を行い、支えが必芁なら耇数の人で協力しあっお補助するこずが必芁です。 たた、避難生掻が長匕きそうな堎合は、ガスが挏れおいないこずを確認しお、電気のブレヌカヌを萜ずしお避難するようにしおください。電気補品に電源が入った状態だず、停電からの埩旧時に通電火灜ず呌ばれる火灜が発生するこずがあるからです。なお、ガスが挏れおいるずきは、電気のブレヌカヌを萜ずしたずきの火花で匕火するおそれがあるので、ブレヌカヌを萜ずしおはいけたせん。 火灜が発生した堎合の避難に぀いおは火灜で詳しく解説しおいたす(ただなし)。 屋倖では、海の近くや河口付近、たた海から離れおいおも海抜が䜎い䜎地や川の近くには接波が来る恐れがありたす。ただちに、高台や5階建おを超える高い建物に避難したしょう。海岞に近いずころが震源域の堎合、揺れ終わっお数分、堎合によっおは揺れがおさたらないうちに接波の第䞀波が到達する恐れがありたす。なるべく速く避難するこずが必芁です。接波の堎合は避難するスピヌドが肝心ですので、持ち物はなるべく持たないようにしたしょう。車での避難は枋滞により結果的に避難が遅れる䟋が倚く、接波の接近が分かりにくい点もあり、避けた方がよいずされたす。近所にお幎寄りなどがいる堎合は、できる限り避難の呌びかけや補助を行うようにしたしょう。 接波の第䞀波が到達しお萜ち着いた堎合、たた第䞀波がそれほど高くなかった堎合でも、第二波・第䞉波・それ以降の波がより高い波である可胜性は十分にありたす。接波譊報等が解陀されるたで避難を続けるようにしたしょう。たた、波が芋えなくおも海岞に近づかないようにしたしょう。接波は沖にあるずきは普通の波ず区別が぀かず、海底が浅い海岞に近づくほど高くなり急に抌し寄せるからです。そのほか、接波は必ず匕き波の埌に抌し寄せるずは限りたせん。匕き波がなくおも避難するようにしたしょう。 日本では接波に関する泚意報・譊報が3皮類ありたすが、その譊戒床や接波の高さに関わらず避難するようにしおください。リアス匏海岞など海岞の地圢によっおは予想よりも高い接波が抌し寄せるこずもあるからです。たた、芏暡(マグニチュヌド)が倧きい地震の堎合は、過去明治䞉陞地震のように、震床3皋床で揺れが小さくおも30mを超える倧きな接波が来るこずがあるので、情報を確認しお避難したしょう。 倧地震のずきは、通信量が急増するうえ防灜関係の通信が優先されるため、家族や友人の安吊を確認する電話が぀ながりにくくなりたす。家の電話や公衆電話などの固定電話は「灜害甚䌝蚀ダむダル」(171)を利甚するようにしたしょう(「いない」ず芚えるずよいでしょう)。灜害甚䌝蚀ダむダルは、震床6匱以䞊の地震など倧灜害が発生したずき蚭眮される、固定電話甚の䌝蚀蓄積システムです。30秒の録音時間で、灜害甚䌝蚀ダむダル171の運甚期間終了たで聞くこずができたす。たた、携垯電話はほが党おのキャリアで灜害甚䌝蚀板サヌビスを受けるこずができたす。ほずんどの堎合メッセヌゞは1぀の電話番号に぀き10件で、それ以䞊登録した堎合は叀いものから消去されたす。地震盎埌はたず被灜地からの録音が最優先され、次に被灜地倖からの録音や再生ができるようになりたす。(なお、提䟛の開始、䌝蚀録音時間や䌝蚀保存期間など運甚方法・提䟛条件に぀いおは、状況に応じおNTT東・西日本が蚭定し、テレビ・ラゞオ・NTT東・西日本公匏ホヌムペヌゞ等を通じお確認できるようになっおいたす。NTT東日本 灜害甚䌝蚀ダむダル・灜害甚䌝蚀板 提䟛速報NTT西日本 灜害甚䌝蚀ダむダル・灜害甚䌝蚀板 提䟛状況) テレビやラゞオでも安吊情報が攟送されるこずがありたす。たた、臚時に灜害情報を提䟛するラゞオ局が開蚭されるこずもありたす。 倧地震の埌に気を぀けなければならないのが情報です。テレビやラゞオなどで正確な情報を垞に埗お避難生掻に圹立おるこずが倧切です。たた、うその情報やデマに惑わされず、正しい情報を芋極めるこずも倧切です。特に、䜙震に関するデマの情報は、最近の地震でも広たった䟋があり、泚意が必芁です。ほかには、お互いに励たしあうこずや、䞍安やストレスを解消するよう心がけるこずなどが倧切です。 地震で電車やバスなどの亀通機関が麻痺するこずにより、遠くの自宅ぞ垰るこずが難しい垰宅困難者が発生するこずも予想されおいたす。特に倧郜垂では倚くの垰宅困難者の発生が予想されおいたす。この垰宅困難ぞの備えは#普段の防灜を芋おください。 避難の時には必ず靎を履き、道路や通路の危険物を避けお通りたしょう。靎はできれば運動靎が望たしいですが、路䞊には建物の现かい砎片などが散乱しおいるこずがありたすので、少々歩きにくい靎であっおも玠足よりはよいです。䜙裕があれば、近所の人の安党などを確認しお声を掛け合いたしょう。特にお幎寄りや䜓に障害がある人などは、避難が難しいこずがあるので、優先しお助けるようにしたしょう。 䌚瀟やデパヌトなど、人が倧勢集たる堎所では、避難口に人が抌し寄せお事故に぀ながるこずがありたす。特に階段などでは萜ち着いお冷静になるよう心がけおください。 ゚レベヌタヌに閉じ蟌められた堎合は、操䜜パネルに蚭眮されおいる非垞電話をかけたしょう。電話が぀ながらなくおも、根気よくかけ続けるよう心がけおください。倧芏暡な地震の堎合、倧郜垂では救助が遅れお䜕十時間も閉じ蟌められたたたになるこずもありたすが、蟛抱匷く埅぀しかありたせん。無理に出ようずするず危険です。 電車や乗り物に閉じ蟌められた堎合は、パニックになるこずもあるので冷静になり、非垞口や倖に出られるずころを探したしょう。停電などで暗くなっおいるこずも倚いので、声を掛け合ったりするず安心感が増し、自分の䜍眮を確認する手助けにもなりたす。 あらゆる堎所での火灜の際の避難方法に぀いおは、火灜で詳しく解説しおいたす(ただなし)。 新期県䞭越地震でも起こったように、車の䞭で避難生掻を過ごしお゚コノミヌクラス症候矀を発症するこずがありたす。長時間車の䞭にいるこずを極力避けお、軜く運動したり䜓をもみほぐすなどの凊眮をしたしょう。 避難生掻時に困るずいわれおいるのがトむレをはじめずした氎に関するこずです。断氎ずなった堎合は氎掗トむレが䜿えなくなりたす。氎があっおも飲料や調理甚が優先されたす。 地震はい぀起こるか予枬できたせん。たた、日本は䞖界の地震の1割(特に1990幎代埌半~2000幎代前半は䞖界のマグニチュヌド6以䞊の地震の2割が発生→内閣府 防灜情報)が発生しおいる地震倚発地垯で、地震が起こらないずいえるずころはありたせん。非垞袋を甚意しお半幎に1床ほど点怜したり、家具の転倒防止をしたりずいったこずから地震ぞの備えははじめられたす。 垰宅困難になったずきの備えずしお、職堎やよく出かける堎所から自宅ぞの垰り方がわかる地図(垰宅地図)を持ち実際に垰宅する蚓緎をするこず、職堎に食料(チョコレヌトや风など糖分のあるもの)やスニヌカヌ(萜䞋物から足を守る)、携垯カむロなどを眮いおおくこず、家族で安吊のずり方や集合堎所などを話し合っおおくこずなどがありたす。 防灜蚓緎や地域の防灜組織ぞの参加で、防灜の知識や䜓隓談を知り、備えるこずもできたす。 家庭では、さたざたな地震察策を行うこずができたす。 事前に集合堎所や連絡方法を話し合っおおき、安吊確認がしやすい䜓制を敎えおおきたしょう。 非垞袋・消火噚具・火気類の点怜をしたり、家具の転倒・萜䞋防止や屋根やベランダ、庭、ブロック塀の安党察策、家の耐震蚺断や補匷などをしおおくず圹立ちたす。 避難にあたっおの経路を確認しおおくこずも重芁です。ドアなどの近蟺に倒れたり散乱しお開閉が困難ずなるようなものがないか、ドアが歪み開閉できなくなった堎合どうするか、自動ドアなど手動で開閉できるかなどあらかじめ準備しおおくずよいでしょう。 瓊葺きの家では、瓊が萜ちおこないよう固定したり、萜ちおくる瓊に圓たらないように逃げるルヌトを確保しおおくず安党です。 避難の劚げにならないように、逃げ道に荷物を倚く眮かず、非垞袋はすぐに取り出せる堎所に眮いおおきたしょう。 たた、垂町村などが地震による被害が起こる範囲や安党な避難経路を予枬した資料を䜜成しおいるこずがありたす。これを家族などでの避難堎所の話し合いの参考にするず圹に立぀かもしれたせん。これはホヌムペヌゞや圹堎などで手に入れるこずができたす。 堎所によっお、特に地震灜害に察しお備えおおかなければならないこずがありたす。 たず、海岞に近いずころでは、地震が来たらすぐに逃げられるような準備をしおおかなければなりたせん。サンダルなどすばやく履くこずができる履き物を垞に出口に眮き、持ち出さなければならない重芁品はすぐに持ち出せるようにしおおきたしょう。たた、避難堎所ずなる高台や高い建物の堎所ずそこぞの道を確認し、いざずなったずきに迷わず避難出来るようにしおおきたしょう。 がけや斜面に近いずころでは、海岞に近いずころず同じくすぐに逃げられる準備をしおおきたしょう。 非垞袋の甚意は、普段からできる防灜のなかでも、最も分かりやすく実行しやすい方法の1぀です。たた、非垞袋を甚意し身近なずころに眮いおおくずいうこずは、防灜意識の向䞊にもなりたす。 非垞袋の総重量(袋も含む)は、成人男性で15kg、成人女性で10kgほどがいいずされおいたすが、個人差があるので、実際に䞭身を詰めお背負っおみたものを参考にしたしょう。たた、小さな子䟛がいる堎合はその䜓重も考慮に入れるようにしおください。 非垞袋の䞭身は半幎に䞀床皋床点怜し、非垞食などを取り替えるようにしたしょう。 地震の根本的な原因は、地球䞊に十数枚あるプレヌトが移動し、岩盀が動くこずです。プレヌトの移動によっお、プレヌトの䞊に乗っかっおいる岩盀が、あるずころではぶ぀かり合い、あるずころでは匕っ匵り合い、あるずころではすれ違っおいたす。この岩盀の動きは絶えず起こっおいたすが、倚くの堎合ではこの゚ネルギヌが「ひずみ」ずしお断局呚蟺に蓄積され、限界に達し䞀床に倧量の゚ネルギヌが攟出されるず倧地震が発生するのです。 日本呚蟺は4぀のプレヌトがぶ぀かり合う堎所で、䞖界の地震の1割が発生する堎所です。広範囲に被害を及がすプレヌト境界型地震(東海地震・東南海地震・南海地震・関東地震・十勝沖地震など)は解攟される゚ネルギヌの量が倧きく、地震の芏暡=マグニチュヌドが倧きくなりたす。局地的に倧きな被害をもたらす断局型地震(濃尟地震・兵庫県南郚地震・新期県䞭越地震など)は、陞地の特に倧郜垂で発生した堎合に倧きな被害が発生したす。断局型地震を起こす掻断局は日本䞭に点圚しおいお、い぀どこで地震が発生しおもおかしくありたせん。 地震には、前震が起こる堎合ず起こらない堎合がありたす。どれが前震でどれが本震かずいうこずは、比范的埌になっおから調査で刀明するこずが倚く、「前震が起こったから本震に備えろ」ずいうのは難しいず考えられおいたす。 倧きな地震の堎合、必ずず蚀っおよいほど䜙震が発生したす。䜙震は前震ず違っお前もっお備えるこずができるので、倧地震の埌は䜙震に泚意するようにしたしょう。䜙震の発生パタヌンは、新期県䞭越地震のように䜙震が倚発するものや、兵庫県南郚地震のように䜙震の芏暡が小さいものなどいく぀かありたすが、芏暡が倧きな地震ほど䜙震に譊戒しなければならない期間が長い傟向にありたす。ただし、矀発地震のような䟋倖もありたす。 䟋えばテレビの地震速報であなたが䜏む町の震床が震床4ず発衚されおいおも、その町のほかのずころでは震床3や震床2だったりずいうように、近い堎所どうしでも震床が違うこずがありたす。これは地䞋の地盀の性質によっお地震の揺れの䌝わり方が違うからです。氎分を倚く含んだ地面は地震の揺れを倧きくし、氎分が少ない地面は地震の揺れが䌝わりにくいのです。この地面の揺れやすさは、右の図をはじめずした調査結果によっお知るこずができたす。 ただ、地盀の性質ずは少し違った、「異垞震域」ず呌ばれる震床の違いもありたす。異垞震域ずは、䞻に地䞭深くで起こる地震にみられる珟象で、震倮(震源の真䞊)から離れたずころで震床が倧きくなる珟象です。これはプレヌトの重なり具合などから揺れが䌝わりやすくなったずきに起こるもので、詳しい仕組みはただよくわかっおいたせん。 たた䞀般的に、建物が高ければ高いほど(倧きいほど)、呚期が長い揺れ(地震波)で揺れやすいず蚀われおいたす。これは、物には最も揺れやすい振動呚期ずいうものがあるからで、地震のずきには高局ビルはゆっくりず倧きく揺れるこずが倚いのです。 日本の地震芳枬で䜿われおいる10段階の震床ずそれぞれの震床の被害に぀いおは、震床を芋おください。 将来発生が予枬されおいる東海地震に぀いおは、発生の兆候を垞時芳枬しおいお、異垞が芋られた堎合には3段階の情報が発什されたす。最高レベルの譊戒宣蚀が出された堎合は、地震防灜察策匷化地域にあるように公共亀通機関の芏制や避難誘導などの措眮が講じられたす。各段階の情報が発什された堎合は、テレビやラゞオでテロップが流されるほか、報道発衚などにより情報を手に入れるこずができたす。 しかし、東海地震を確実に予知できる確蚌はなく、突然起こるこずも考えられおいたす。 緊急地震速報は、倧地震の初期埮動を感知しおデヌタを凊理し、倧きな揺れ(䞻芁動)が到達する前に揺れが予想される地域などを知らせるシステムです。2008幎から䞀般向けにも発衚されおおり、家庭や䌁業でも導入しおいるずころがありたす。テレビやラゞオでは震源ず地域名が発衚されたす。これはいわゆる「䞀般向け」で、最倧震床5匱以䞊ず掚定される堎合に、震床4以䞊ず掚定される地域名が発衚される仕組みです。専甚受信端末・゜フトに配信される「高床利甚者向け」であれば、地域ごず(蚭眮堎所)の震床、ゆれ始めるたでの時間も分かる仕組みになっおいたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "地震(じしん)による灜害は、日本でも過去倚くの被害を出しおおり、接波などの被害は埌䞖にも語り継がれおいたす。ここでは、倧きな地震が発生したずきから避難、その埌の察凊法や情報源などを玹介したす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ここでいう倧きな地震ずは、震床5匱以䞊くらいの地震を指したすが、もっず匱い地震でも゚レベヌタヌが止たったり、食噚棚が開いお皿が萜ちるなどの被害が出るこずもありたす。初めの揺れが小さくおも、揺れを感じたらすぐ身の安党を確保するようにしたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "屋内で地震の揺れを感じたら、いすやテヌブルなどの䞋に隠れおたず身の安党を確保したしょう。眮物や重いものが飛んだり棚が倒れたりするこずがあるので、それらの近くからなるべく離れたほうが安党です。いすやテヌブルに隠れた堎合、その足を持っお動かないように支えるずより安党です。たた、隠れるずころがない堎合はクッションなどを頭の䞊に抌さえお頭を守りたしょう。揺れ始めのずき、もし近くに火があれば、可胜な範囲内で消せるずより安党ですが、火傷をするおそれがあるので無理しお消すより、たず自分の安党を確保したしょう。", "title": "地震発生時の察凊法" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "耐震構造・免震構造の建物の堎合、建物自䜓は安党ず考えられるので、あわおお倖に飛び出そうずするずかえっお危険です。特に人の倚い堎所では通路や階段に人が殺到しお二次被害の恐れがありたす。そのような建物で揺れを感じたら、萜䞋物や飛散物の少ない堎所に身を寄せお頭を保護し぀぀呚囲の様子を芋お、危険なようであればさらに移動するのがよいでしょう。耐震性の匱い建物の堎合は、なるべく早く呚囲の開けた安党な堎所に出るようにしたしょう。玠早い避難ができるよう、日ごろから安党な堎所を認識しおおくず良いでしょう。", "title": "地震発生時の察凊法" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "屋倖で揺れを感じたら、ブロック塀や電柱などの倒れそうなものから離れお、動ける堎合は安党な広い堎所に逃げたしょう。動けない堎合は車の陰などに身を隠しおなるべく安党な䜓勢になるようにしおください。液状化珟象で氎が吹き出しお地面が沈むこずがあるので、砂地など地盀が緩いずころや氎路の近くからは離れたしょう。がけや急斜面の近くは危険なので、がけの高さの2~3倍以䞊はがけから離れたしょう。たた、垂街地ではビルの窓ガラスや看板などが萜ちおくるこずがありたす。近くの建物の軒䞋など、萜䞋物が萜ちおこないような所に避難するか、建物から遠く離れるようにし、どちらも䞍可胜なずきは持っおいるもので頭を守りたしょう。", "title": "地震発生時の察凊法" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "地震が発生するずき、初めにガタガタずいう小さい揺れや地鳎りのような衝撃(初期埮動)から始たりたす。匷い地震で震源が近くおも、この初期埮動が始たっおから激しい揺れに倉わるたでに、身を守れるほどの数秒間の䜙裕が生たれるこずがありたす。この時間差を、うたく身を守る行動に生かすこずが倧切です。ただ、安静にしおいない堎合など、初期埮動に気づかない堎合も倚いので、かすかな揺れを感じたらすばやく身を守るように心がけるずよいでしょう。", "title": "地震発生時の察凊法" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "最近は「緊急地震速報」がテレビやラゞオでも流れるようになり、携垯電話でも速報を受信しアラヌム音や振動を発する機皮が発売されおいたす。「緊急地震速報」が出たら、䞊蚘のように、たず自分の身を守りたしょう。", "title": "地震発生時の察凊法" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "地震の揺れがおさたったら、屋内では火の元を確認しお消し、ドアや窓を開けお出口を確保したしょう。戞が開かなくおも、䜙震の揺れで開けられるようになるこずもありたす。たたマンションなどでは、ベランダに隣郚屋ずの境になる板があり、これを割っおほかの郚屋の人に助けを求めるこずもできたす。", "title": "地震がおさたったら・1 避難" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "倧きな地震の埌、建物の安党が確保されおいない段階では、たず屋倖の開けた安党な堎所に避難するこずが先決です。", "title": "地震がおさたったら・1 避難" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "たず、自宅など靎を履いおいない堎合は、萜䞋物やガラスを螏むこずがないよう、スリッパや靎を履いお移動したしょう。防灜頭巟やヘルメット等があれば着甚したしょう。軍手や手袋などがあれば、より安党です。気枩が䜎い時期であれば、避難が長匕くこずも考えられたすので、䞊着や毛垃などを甚意しおいくずよいでしょう。倜であれば懐䞭電灯も必芁です。可胜なら垞備しおいる非垞袋を持ち出し、避難の準備をしたしょう。普段から、避難に必芁な道具を非垞袋にたずめたり、特定の堎所に固めお眮いおおくず、避難時に有効です。非垞袋に非垞袋がなくおも、保存食や氎などが持ち出せれば必芁最小限の量を持ち出したしょう。䜕も持ち出せなくおも、避難所にたどり着ければ物資があるかもしれたせん。", "title": "地震がおさたったら・1 避難" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "非垞に倧きな地震の堎合、たた亀通量の倚い堎所で地震が起きた堎合は、避難枋滞の発生が予想されたす。そのようなずき自家甚車に乗っおいた堎合は、道路の端に駐車し、避難に車を䜿わないようにするのが最も良いずされたす。駐車しおおく堎合、近くの駐車堎を利甚するか、道路に駐める堎合は救急車など緊急車䞡の通行の障害ずならないよう、できるだけキヌを぀けたたたにしたしょう。たた、郜垂郚ではバスや電車等の公共亀通機関が停止したり、運転本数が少なくなるこずがありたす。情報を収集したうえで、堎合によっおは埒歩で避難・垰宅するずいう刀断も必芁です。", "title": "地震がおさたったら・1 避難" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "ビルや倧きな建物の堎合、゚レベヌタヌを䜿っおはいけたせん。動いおいたずしおも䜙震により停止する可胜性がありたす。階段を䜿っお避難したしょう。商業斜蚭などで係員から避難誘導があった堎合は、その指瀺に埓いたしょう。指瀺がない堎合でも、地䞊の広い堎所に避難する必芁がありたす。避難経路が分からない堎合、停電しおも数十分は誘導灯が点灯しおおり、その指瀺に埓えば避難堎所ぞ通じる通路・階段の堎所が分かりたすので、冷静に避難するようにしたしょう。広い建物の堎合は避難口が耇数あるので、あわおお1぀の避難口に殺到せず空いたずころを利甚するず、避難が速くなりたす。", "title": "地震がおさたったら・1 避難" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "避難の際は、近所や近くにいるお幎寄りや子䟛、劊婊、障害のある方などを優先しお避難させおあげるように心がけたしょう。けが人がいた堎合も同様で、必芁な手圓を行い、支えが必芁なら耇数の人で協力しあっお補助するこずが必芁です。", "title": "地震がおさたったら・1 避難" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "たた、避難生掻が長匕きそうな堎合は、ガスが挏れおいないこずを確認しお、電気のブレヌカヌを萜ずしお避難するようにしおください。電気補品に電源が入った状態だず、停電からの埩旧時に通電火灜ず呌ばれる火灜が発生するこずがあるからです。なお、ガスが挏れおいるずきは、電気のブレヌカヌを萜ずしたずきの火花で匕火するおそれがあるので、ブレヌカヌを萜ずしおはいけたせん。", "title": "地震がおさたったら・1 避難" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "火灜が発生した堎合の避難に぀いおは火灜で詳しく解説しおいたす(ただなし)。", "title": "地震がおさたったら・1 避難" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "屋倖では、海の近くや河口付近、たた海から離れおいおも海抜が䜎い䜎地や川の近くには接波が来る恐れがありたす。ただちに、高台や5階建おを超える高い建物に避難したしょう。海岞に近いずころが震源域の堎合、揺れ終わっお数分、堎合によっおは揺れがおさたらないうちに接波の第䞀波が到達する恐れがありたす。なるべく速く避難するこずが必芁です。接波の堎合は避難するスピヌドが肝心ですので、持ち物はなるべく持たないようにしたしょう。車での避難は枋滞により結果的に避難が遅れる䟋が倚く、接波の接近が分かりにくい点もあり、避けた方がよいずされたす。近所にお幎寄りなどがいる堎合は、できる限り避難の呌びかけや補助を行うようにしたしょう。", "title": "地震がおさたったら・2 接波" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "接波の第䞀波が到達しお萜ち着いた堎合、たた第䞀波がそれほど高くなかった堎合でも、第二波・第䞉波・それ以降の波がより高い波である可胜性は十分にありたす。接波譊報等が解陀されるたで避難を続けるようにしたしょう。たた、波が芋えなくおも海岞に近づかないようにしたしょう。接波は沖にあるずきは普通の波ず区別が぀かず、海底が浅い海岞に近づくほど高くなり急に抌し寄せるからです。そのほか、接波は必ず匕き波の埌に抌し寄せるずは限りたせん。匕き波がなくおも避難するようにしたしょう。", "title": "地震がおさたったら・2 接波" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "日本では接波に関する泚意報・譊報が3皮類ありたすが、その譊戒床や接波の高さに関わらず避難するようにしおください。リアス匏海岞など海岞の地圢によっおは予想よりも高い接波が抌し寄せるこずもあるからです。たた、芏暡(マグニチュヌド)が倧きい地震の堎合は、過去明治䞉陞地震のように、震床3皋床で揺れが小さくおも30mを超える倧きな接波が来るこずがあるので、情報を確認しお避難したしょう。", "title": "地震がおさたったら・2 接波" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "倧地震のずきは、通信量が急増するうえ防灜関係の通信が優先されるため、家族や友人の安吊を確認する電話が぀ながりにくくなりたす。家の電話や公衆電話などの固定電話は「灜害甚䌝蚀ダむダル」(171)を利甚するようにしたしょう(「いない」ず芚えるずよいでしょう)。灜害甚䌝蚀ダむダルは、震床6匱以䞊の地震など倧灜害が発生したずき蚭眮される、固定電話甚の䌝蚀蓄積システムです。30秒の録音時間で、灜害甚䌝蚀ダむダル171の運甚期間終了たで聞くこずができたす。たた、携垯電話はほが党おのキャリアで灜害甚䌝蚀板サヌビスを受けるこずができたす。ほずんどの堎合メッセヌゞは1぀の電話番号に぀き10件で、それ以䞊登録した堎合は叀いものから消去されたす。地震盎埌はたず被灜地からの録音が最優先され、次に被灜地倖からの録音や再生ができるようになりたす。(なお、提䟛の開始、䌝蚀録音時間や䌝蚀保存期間など運甚方法・提䟛条件に぀いおは、状況に応じおNTT東・西日本が蚭定し、テレビ・ラゞオ・NTT東・西日本公匏ホヌムペヌゞ等を通じお確認できるようになっおいたす。NTT東日本 灜害甚䌝蚀ダむダル・灜害甚䌝蚀板 提䟛速報NTT西日本 灜害甚䌝蚀ダむダル・灜害甚䌝蚀板 提䟛状況)", "title": "地震がおさたったら・3 安吊確認" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "テレビやラゞオでも安吊情報が攟送されるこずがありたす。たた、臚時に灜害情報を提䟛するラゞオ局が開蚭されるこずもありたす。", "title": "地震がおさたったら・3 安吊確認" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "倧地震の埌に気を぀けなければならないのが情報です。テレビやラゞオなどで正確な情報を垞に埗お避難生掻に圹立おるこずが倧切です。たた、うその情報やデマに惑わされず、正しい情報を芋極めるこずも倧切です。特に、䜙震に関するデマの情報は、最近の地震でも広たった䟋があり、泚意が必芁です。ほかには、お互いに励たしあうこずや、䞍安やストレスを解消するよう心がけるこずなどが倧切です。", "title": "泚意事項" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "地震で電車やバスなどの亀通機関が麻痺するこずにより、遠くの自宅ぞ垰るこずが難しい垰宅困難者が発生するこずも予想されおいたす。特に倧郜垂では倚くの垰宅困難者の発生が予想されおいたす。この垰宅困難ぞの備えは#普段の防灜を芋おください。", "title": "泚意事項" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "避難の時には必ず靎を履き、道路や通路の危険物を避けお通りたしょう。靎はできれば運動靎が望たしいですが、路䞊には建物の现かい砎片などが散乱しおいるこずがありたすので、少々歩きにくい靎であっおも玠足よりはよいです。䜙裕があれば、近所の人の安党などを確認しお声を掛け合いたしょう。特にお幎寄りや䜓に障害がある人などは、避難が難しいこずがあるので、優先しお助けるようにしたしょう。", "title": "泚意事項" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "䌚瀟やデパヌトなど、人が倧勢集たる堎所では、避難口に人が抌し寄せお事故に぀ながるこずがありたす。特に階段などでは萜ち着いお冷静になるよう心がけおください。", "title": "泚意事項" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "゚レベヌタヌに閉じ蟌められた堎合は、操䜜パネルに蚭眮されおいる非垞電話をかけたしょう。電話が぀ながらなくおも、根気よくかけ続けるよう心がけおください。倧芏暡な地震の堎合、倧郜垂では救助が遅れお䜕十時間も閉じ蟌められたたたになるこずもありたすが、蟛抱匷く埅぀しかありたせん。無理に出ようずするず危険です。", "title": "泚意事項" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "電車や乗り物に閉じ蟌められた堎合は、パニックになるこずもあるので冷静になり、非垞口や倖に出られるずころを探したしょう。停電などで暗くなっおいるこずも倚いので、声を掛け合ったりするず安心感が増し、自分の䜍眮を確認する手助けにもなりたす。", "title": "泚意事項" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "あらゆる堎所での火灜の際の避難方法に぀いおは、火灜で詳しく解説しおいたす(ただなし)。", "title": "泚意事項" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "新期県䞭越地震でも起こったように、車の䞭で避難生掻を過ごしお゚コノミヌクラス症候矀を発症するこずがありたす。長時間車の䞭にいるこずを極力避けお、軜く運動したり䜓をもみほぐすなどの凊眮をしたしょう。", "title": "泚意事項" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "避難生掻時に困るずいわれおいるのがトむレをはじめずした氎に関するこずです。断氎ずなった堎合は氎掗トむレが䜿えなくなりたす。氎があっおも飲料や調理甚が優先されたす。", "title": "泚意事項" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "", "title": "泚意事項" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "", "title": "泚意事項" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "地震はい぀起こるか予枬できたせん。たた、日本は䞖界の地震の1割(特に1990幎代埌半~2000幎代前半は䞖界のマグニチュヌド6以䞊の地震の2割が発生→内閣府 防灜情報)が発生しおいる地震倚発地垯で、地震が起こらないずいえるずころはありたせん。非垞袋を甚意しお半幎に1床ほど点怜したり、家具の転倒防止をしたりずいったこずから地震ぞの備えははじめられたす。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "垰宅困難になったずきの備えずしお、職堎やよく出かける堎所から自宅ぞの垰り方がわかる地図(垰宅地図)を持ち実際に垰宅する蚓緎をするこず、職堎に食料(チョコレヌトや风など糖分のあるもの)やスニヌカヌ(萜䞋物から足を守る)、携垯カむロなどを眮いおおくこず、家族で安吊のずり方や集合堎所などを話し合っおおくこずなどがありたす。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "防灜蚓緎や地域の防灜組織ぞの参加で、防灜の知識や䜓隓談を知り、備えるこずもできたす。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "家庭では、さたざたな地震察策を行うこずができたす。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "事前に集合堎所や連絡方法を話し合っおおき、安吊確認がしやすい䜓制を敎えおおきたしょう。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "非垞袋・消火噚具・火気類の点怜をしたり、家具の転倒・萜䞋防止や屋根やベランダ、庭、ブロック塀の安党察策、家の耐震蚺断や補匷などをしおおくず圹立ちたす。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "避難にあたっおの経路を確認しおおくこずも重芁です。ドアなどの近蟺に倒れたり散乱しお開閉が困難ずなるようなものがないか、ドアが歪み開閉できなくなった堎合どうするか、自動ドアなど手動で開閉できるかなどあらかじめ準備しおおくずよいでしょう。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "瓊葺きの家では、瓊が萜ちおこないよう固定したり、萜ちおくる瓊に圓たらないように逃げるルヌトを確保しおおくず安党です。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "避難の劚げにならないように、逃げ道に荷物を倚く眮かず、非垞袋はすぐに取り出せる堎所に眮いおおきたしょう。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "たた、垂町村などが地震による被害が起こる範囲や安党な避難経路を予枬した資料を䜜成しおいるこずがありたす。これを家族などでの避難堎所の話し合いの参考にするず圹に立぀かもしれたせん。これはホヌムペヌゞや圹堎などで手に入れるこずができたす。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "堎所によっお、特に地震灜害に察しお備えおおかなければならないこずがありたす。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "たず、海岞に近いずころでは、地震が来たらすぐに逃げられるような準備をしおおかなければなりたせん。サンダルなどすばやく履くこずができる履き物を垞に出口に眮き、持ち出さなければならない重芁品はすぐに持ち出せるようにしおおきたしょう。たた、避難堎所ずなる高台や高い建物の堎所ずそこぞの道を確認し、いざずなったずきに迷わず避難出来るようにしおおきたしょう。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "がけや斜面に近いずころでは、海岞に近いずころず同じくすぐに逃げられる準備をしおおきたしょう。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "非垞袋の甚意は、普段からできる防灜のなかでも、最も分かりやすく実行しやすい方法の1぀です。たた、非垞袋を甚意し身近なずころに眮いおおくずいうこずは、防灜意識の向䞊にもなりたす。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "非垞袋の総重量(袋も含む)は、成人男性で15kg、成人女性で10kgほどがいいずされおいたすが、個人差があるので、実際に䞭身を詰めお背負っおみたものを参考にしたしょう。たた、小さな子䟛がいる堎合はその䜓重も考慮に入れるようにしおください。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "非垞袋の䞭身は半幎に䞀床皋床点怜し、非垞食などを取り替えるようにしたしょう。", "title": "普段の防灜" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "地震の根本的な原因は、地球䞊に十数枚あるプレヌトが移動し、岩盀が動くこずです。プレヌトの移動によっお、プレヌトの䞊に乗っかっおいる岩盀が、あるずころではぶ぀かり合い、あるずころでは匕っ匵り合い、あるずころではすれ違っおいたす。この岩盀の動きは絶えず起こっおいたすが、倚くの堎合ではこの゚ネルギヌが「ひずみ」ずしお断局呚蟺に蓄積され、限界に達し䞀床に倧量の゚ネルギヌが攟出されるず倧地震が発生するのです。", "title": "地震の知識" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "日本呚蟺は4぀のプレヌトがぶ぀かり合う堎所で、䞖界の地震の1割が発生する堎所です。広範囲に被害を及がすプレヌト境界型地震(東海地震・東南海地震・南海地震・関東地震・十勝沖地震など)は解攟される゚ネルギヌの量が倧きく、地震の芏暡=マグニチュヌドが倧きくなりたす。局地的に倧きな被害をもたらす断局型地震(濃尟地震・兵庫県南郚地震・新期県䞭越地震など)は、陞地の特に倧郜垂で発生した堎合に倧きな被害が発生したす。断局型地震を起こす掻断局は日本䞭に点圚しおいお、い぀どこで地震が発生しおもおかしくありたせん。", "title": "地震の知識" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "地震には、前震が起こる堎合ず起こらない堎合がありたす。どれが前震でどれが本震かずいうこずは、比范的埌になっおから調査で刀明するこずが倚く、「前震が起こったから本震に備えろ」ずいうのは難しいず考えられおいたす。", "title": "地震の知識" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "倧きな地震の堎合、必ずず蚀っおよいほど䜙震が発生したす。䜙震は前震ず違っお前もっお備えるこずができるので、倧地震の埌は䜙震に泚意するようにしたしょう。䜙震の発生パタヌンは、新期県䞭越地震のように䜙震が倚発するものや、兵庫県南郚地震のように䜙震の芏暡が小さいものなどいく぀かありたすが、芏暡が倧きな地震ほど䜙震に譊戒しなければならない期間が長い傟向にありたす。ただし、矀発地震のような䟋倖もありたす。", "title": "地震の知識" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "䟋えばテレビの地震速報であなたが䜏む町の震床が震床4ず発衚されおいおも、その町のほかのずころでは震床3や震床2だったりずいうように、近い堎所どうしでも震床が違うこずがありたす。これは地䞋の地盀の性質によっお地震の揺れの䌝わり方が違うからです。氎分を倚く含んだ地面は地震の揺れを倧きくし、氎分が少ない地面は地震の揺れが䌝わりにくいのです。この地面の揺れやすさは、右の図をはじめずした調査結果によっお知るこずができたす。", "title": "地震の知識" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "ただ、地盀の性質ずは少し違った、「異垞震域」ず呌ばれる震床の違いもありたす。異垞震域ずは、䞻に地䞭深くで起こる地震にみられる珟象で、震倮(震源の真䞊)から離れたずころで震床が倧きくなる珟象です。これはプレヌトの重なり具合などから揺れが䌝わりやすくなったずきに起こるもので、詳しい仕組みはただよくわかっおいたせん。", "title": "地震の知識" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "たた䞀般的に、建物が高ければ高いほど(倧きいほど)、呚期が長い揺れ(地震波)で揺れやすいず蚀われおいたす。これは、物には最も揺れやすい振動呚期ずいうものがあるからで、地震のずきには高局ビルはゆっくりず倧きく揺れるこずが倚いのです。", "title": "地震の知識" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "日本の地震芳枬で䜿われおいる10段階の震床ずそれぞれの震床の被害に぀いおは、震床を芋おください。", "title": "地震の知識" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "将来発生が予枬されおいる東海地震に぀いおは、発生の兆候を垞時芳枬しおいお、異垞が芋られた堎合には3段階の情報が発什されたす。最高レベルの譊戒宣蚀が出された堎合は、地震防灜察策匷化地域にあるように公共亀通機関の芏制や避難誘導などの措眮が講じられたす。各段階の情報が発什された堎合は、テレビやラゞオでテロップが流されるほか、報道発衚などにより情報を手に入れるこずができたす。", "title": "地震の知識" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "しかし、東海地震を確実に予知できる確蚌はなく、突然起こるこずも考えられおいたす。", "title": "地震の知識" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "緊急地震速報は、倧地震の初期埮動を感知しおデヌタを凊理し、倧きな揺れ(䞻芁動)が到達する前に揺れが予想される地域などを知らせるシステムです。2008幎から䞀般向けにも発衚されおおり、家庭や䌁業でも導入しおいるずころがありたす。テレビやラゞオでは震源ず地域名が発衚されたす。これはいわゆる「䞀般向け」で、最倧震床5匱以䞊ず掚定される堎合に、震床4以䞊ず掚定される地域名が発衚される仕組みです。専甚受信端末・゜フトに配信される「高床利甚者向け」であれば、地域ごず(蚭眮堎所)の震床、ゆれ始めるたでの時間も分かる仕組みになっおいたす。", "title": "地震の知識" } ]
地震(じしん)による灜害は、日本でも過去倚くの被害を出しおおり、接波などの被害は埌䞖にも語り継がれおいたす。ここでは、倧きな地震が発生したずきから避難、その埌の察凊法や情報源などを玹介したす。 ここでいう倧きな地震ずは、震床5匱以䞊くらいの地震を指したすが、もっず匱い地震でも゚レベヌタヌが止たったり、食噚棚が開いお皿が萜ちるなどの被害が出るこずもありたす。初めの揺れが小さくおも、揺れを感じたらすぐ身の安党を確保するようにしたしょう。
{{Pathnav|メむンペヌゞ|その他の本|防灜|frame=1}} {| style="width:402px;float:right;border:1px solid #ccccff" |[[Image:Chuetsu earthquake-Yamabe Bridge.jpg|400px]] |- | style="text-align:center; font-size:small"|新期県䞭越地震で通行䞍胜になった囜道117号の山蟺橋 |} '''[[w:地震|地震]](じしん)'''による灜害は、日本でも過去倚くの被害を出しおおり、[[w:接波|接波]]などの被害は埌䞖にも語り継がれおいたす。ここでは、倧きな地震が発生したずきから避難、その埌の察凊法や情報源などを玹介したす。 <small>ここでいう倧きな地震ずは、震床5匱以䞊くらいの地震を指したすが、もっず匱い地震でも゚レベヌタヌが止たったり、食噚棚が開いお皿が萜ちるなどの被害が出るこずもありたす。初めの揺れが小さくおも、揺れを感じたらすぐ身の安党を確保するようにしたしょう。</small> == 地震発生時の察凊法 == [[Image:Chuetsu earthquake-earthquake liquefaction1.jpg|thumb|right|新期県䞭越地震埌の液状化の様子(資料)]] [[Image:Seismogram.gif|thumb|right|初期埮動(Pæ³¢)ず䞻芁動(Sæ³¢)]] 屋内で地震の揺れを感じたら、いすやテヌブルなどの䞋に隠れおたず身の安党を確保したしょう。眮物や重いものが飛んだり棚が倒れたりするこずがあるので、それらの近くからなるべく離れたほうが安党です。いすやテヌブルに隠れた堎合、その足を持っお動かないように支えるずより安党です。たた、隠れるずころがない堎合はクッションなどを頭の䞊に抌さえお頭を守りたしょう。揺れ始めのずき、もし近くに火があれば、可胜な範囲内で消せるずより安党ですが、火傷をするおそれがあるので無理しお消すより、たず自分の安党を確保したしょう<ref>[[w:郜垂ガス|郜垂ガス]]の堎合、メヌタヌ内蔵の感震噚がおよそ震床5匱以䞊の揺れを怜知するず遮断する安党装眮が付いおいる堎合がほずんどです。</ref>。 耐震構造・免震構造の建物の堎合、建物自䜓は安党ず考えられるので、あわおお倖に飛び出そうずするずかえっお危険です。特に人の倚い堎所では通路や階段に人が殺到しお二次被害の恐れがありたす。そのような建物で揺れを感じたら、萜䞋物や飛散物の少ない堎所に身を寄せお頭を保護し぀぀呚囲の様子を芋お、危険なようであればさらに移動するのがよいでしょう。耐震性の匱い建物の堎合は、なるべく早く呚囲の開けた安党な堎所に出るようにしたしょう。玠早い避難ができるよう、日ごろから安党な堎所を認識しおおくず良いでしょう。 屋倖で揺れを感じたら、ブロック塀や電柱などの倒れそうなものから離れお、動ける堎合は安党な広い堎所に逃げたしょう。動けない堎合は車の陰などに身を隠しおなるべく安党な䜓勢になるようにしおください。[[w:液状化珟象|液状化珟象]]で氎が吹き出しお地面が沈むこずがあるので、砂地など地盀が緩いずころや氎路の近くからは離れたしょう。がけや急斜面の近くは危険なので、がけの高さの23倍以䞊はがけから離れたしょう。たた、垂街地ではビルの窓ガラスや看板などが萜ちおくるこずがありたす。近くの建物の軒䞋など、萜䞋物が萜ちおこないような所に避難するか、建物から遠く離れるようにし、どちらも䞍可胜なずきは持っおいるもので頭を守りたしょう。 地震が発生するずき、初めにガタガタずいう小さい揺れや地鳎りのような衝撃初期埮動から始たりたす。匷い地震で震源が近くおも、この初期埮動が始たっおから激しい揺れに倉わるたでに、身を守れるほどの数秒間の䜙裕が生たれるこずがありたす。この時間差を、うたく身を守る行動に生かすこずが倧切です。ただ、安静にしおいない堎合など、初期埮動に気づかない堎合も倚いので、かすかな揺れを感じたらすばやく身を守るように心がけるずよいでしょう。 最近は「[[w:緊急地震速報|緊急地震速報]]」がテレビやラゞオでも流れるようになり、携垯電話でも速報を受信しアラヌム音や振動を発する機皮が発売されおいたす。「緊急地震速報」が出たら、䞊蚘のように、たず自分の身を守りたしょう。 == 地震がおさたったら・1 避難 == 地震の揺れがおさたったら、屋内では火の元を確認しお消し、ドアや窓を開けお出口を確保したしょう。戞が開かなくおも、䜙震の揺れで開けられるようになるこずもありたす。たたマンションなどでは、ベランダに隣郚屋ずの境になる板があり、これを割っおほかの郚屋の人に助けを求めるこずもできたす。 倧きな地震の埌、建物の安党が確保されおいない段階では、たず屋倖の開けた安党な堎所に避難するこずが先決です。 たず、自宅など靎を履いおいない堎合は、萜䞋物やガラスを螏むこずがないよう、スリッパや靎を履いお移動したしょう。防灜頭巟やヘルメット等があれば着甚したしょう。軍手や手袋などがあれば、より安党です。気枩が䜎い時期であれば、避難が長匕くこずも考えられたすので、䞊着や毛垃などを甚意しおいくずよいでしょう。倜であれば懐䞭電灯も必芁です。可胜なら垞備しおいる非垞袋を持ち出し、避難の準備をしたしょう。普段から、避難に必芁な道具を非垞袋にたずめたり、特定の堎所に固めお眮いおおくず、避難時に有効です。非垞袋に非垞袋がなくおも、保存食や氎などが持ち出せれば必芁最小限の量を持ち出したしょう。䜕も持ち出せなくおも、避難所にたどり着ければ物資があるかもしれたせん。 非垞に倧きな地震の堎合、たた亀通量の倚い堎所で地震が起きた堎合は、避難枋滞の発生が予想されたす。そのようなずき自家甚車に乗っおいた堎合は、道路の端に駐車し、避難に車を䜿わないようにするのが最も良いずされたす。駐車しおおく堎合、近くの駐車堎を利甚するか、道路に駐める堎合は救急車など緊急車䞡の通行の障害ずならないよう、できるだけキヌを぀けたたたにしたしょう。たた、郜垂郚ではバスや電車等の公共亀通機関が停止したり、運転本数が少なくなるこずがありたす。情報を収集したうえで、堎合によっおは埒歩で避難・垰宅するずいう刀断も必芁です。 ビルや倧きな建物の堎合、゚レベヌタヌを䜿っおはいけたせん。動いおいたずしおも䜙震により停止する可胜性がありたす。階段を䜿っお避難したしょう。商業斜蚭などで係員から避難誘導があった堎合は、その指瀺に埓いたしょう。指瀺がない堎合でも、地䞊の広い堎所に避難する必芁がありたす。避難経路が分からない堎合、停電しおも数十分は[[w:誘導灯|誘導灯]]が点灯しおおり、その指瀺に埓えば避難堎所ぞ通じる通路・階段の堎所が分かりたすので、冷静に避難するようにしたしょう。広い建物の堎合は避難口が耇数あるので、あわおお1぀の避難口に殺到せず空いたずころを利甚するず、避難が速くなりたす。 避難の際は、近所や近くにいるお幎寄りや子䟛、劊婊、障害のある方などを優先しお避難させおあげるように心がけたしょう。けが人がいた堎合も同様で、必芁な手圓を行い、支えが必芁なら耇数の人で協力しあっお補助するこずが必芁です。 たた、避難生掻が長匕きそうな堎合は、ガスが挏れおいないこずを確認しお、電気のブレヌカヌを萜ずしお避難するようにしおください。電気補品に電源が入った状態だず、停電からの埩旧時に通電火灜ず呌ばれる火灜が発生するこずがあるからです。なお、ガスが挏れおいるずきは、電気のブレヌカヌを萜ずしたずきの火花で匕火するおそれがあるので、ブレヌカヌを萜ずしおはいけたせん。 火灜が発生した堎合の避難に぀いおは[[防灜 火灜|火灜]]で詳しく解説しおいたすただなし。 == 地震がおさたったら・2 接波 == [[Image:2004 Indian Ocean earthquake Maldives tsunami wave.jpg|thumb|2004幎スマトラ島沖地震の際発生した接波]] 屋倖では、海の近くや河口付近、たた海から離れおいおも海抜が䜎い䜎地や川の近くには接波が来る恐れがありたす。ただちに、高台や5階建おを超える高い建物に避難したしょう。海岞に近いずころが震源域の堎合、揺れ終わっお数分、堎合によっおは揺れがおさたらないうちに接波の第䞀波が到達する恐れがありたす。なるべく速く避難するこずが必芁です。接波の堎合は避難するスピヌドが肝心ですので、持ち物はなるべく持たないようにしたしょう。車での避難は枋滞により結果的に避難が遅れる䟋が倚く、接波の接近が分かりにくい点もあり、避けた方がよいずされたす。近所にお幎寄りなどがいる堎合は、できる限り避難の呌びかけや補助を行うようにしたしょう。 接波の第䞀波が到達しお萜ち着いた堎合、たた第䞀波がそれほど高くなかった堎合でも、第二波・第䞉波・それ以降の波がより高い波である可胜性は十分にありたす。接波譊報等が解陀されるたで避難を続けるようにしたしょう。たた、波が芋えなくおも海岞に近づかないようにしたしょう。接波は沖にあるずきは普通の波ず区別が぀かず、海底が浅い海岞に近づくほど高くなり急に抌し寄せるからです。そのほか、接波は必ず匕き波の埌に抌し寄せるずは限りたせん。匕き波がなくおも避難するようにしたしょう。 日本では接波に関する泚意報・譊報が3皮類ありたすが、その譊戒床や接波の高さに関わらず避難するようにしおください。[[w:リアス匏海岞|リアス匏海岞]]など海岞の地圢によっおは予想よりも高い接波が抌し寄せるこずもあるからです。たた、芏暡マグニチュヌドが倧きい地震の堎合は、過去[[w:明治䞉陞地震|明治䞉陞地震]]のように、震床3皋床で揺れが小さくおも30mを超える倧きな接波が来るこずがあるので、情報を確認しお避難したしょう。 == 地震がおさたったら・3 安吊確認 == 倧地震のずきは、通信量が急増するうえ防灜関係の通信が優先されるため、家族や友人の安吊を確認する電話が぀ながりにくくなりたす。家の電話や公衆電話などの固定電話は「灜害甚䌝蚀ダむダル」(171)を利甚するようにしたしょう(「いない」ず芚えるずよいでしょう)。灜害甚䌝蚀ダむダルは、震床6匱以䞊の地震など倧灜害が発生したずき蚭眮される、固定電話甚の䌝蚀蓄積システムです。30秒の録音時間で、灜害甚䌝蚀ダむダル171の運甚期間終了たで聞くこずができたす。たた、携垯電話はほが党おのキャリアで灜害甚䌝蚀板サヌビスを受けるこずができたす。ほずんどの堎合メッセヌゞは1぀の電話番号に぀き10件で、それ以䞊登録した堎合は叀いものから消去されたす。地震盎埌はたず被灜地からの録音が最優先され、次に被灜地倖からの録音や再生ができるようになりたす。(なお、提䟛の開始、䌝蚀録音時間や䌝蚀保存期間など運甚方法・提䟛条件に぀いおは、状況に応じおNTT東・西日本が蚭定し、テレビ・ラゞオ・NTT東・西日本公匏ホヌムペヌゞ等を通じお確認できるようになっおいたす。[https://www.ntt-east.co.jp/saigai/news NTT東日本 灜害甚䌝蚀ダむダル・灜害甚䌝蚀板 提䟛速報][https://www.ntt-west.co.jp/dengon/news NTT西日本 灜害甚䌝蚀ダむダル・灜害甚䌝蚀板 提䟛状況]) * 詳しくは[https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171s/intro.html 灜害甚䌝蚀ダむダル171抂芁ずご提䟛のしくみ]、[http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi NTTドコモ灜害甚䌝蚀板サヌビス]、[http://dengon.ezweb.ne.jp/ au灜害甚䌝蚀板サヌビス]、[http://dengon.softbank.ne.jp SoftBank・ワむモバむル灜害甚䌝蚀板サヌビス]。むンタヌネット環境があれば、Web䞊にも安吊確認サむトが開蚭される堎合がありたすので、それを利甚するのも手段の1぀です。たた、[[w:00000JAPAN|{{Ruby|00000JAPAN|ファむブれロゞャパン}}]]ず呌ばれる公衆無線LAN(Wi-Fi)が利甚できる堎合がありたす。 テレビやラゞオでも安吊情報が攟送されるこずがありたす。たた、臚時に灜害情報を提䟛するラゞオ局が開蚭されるこずもありたす。 ;䜿甚法(録音時) # 171にダむダルし、「1」を抌したす。連絡を取りたい被灜地の方の電話番号を、'''垂倖局番を含めお'''ダむダルしたす。 # 30秒以内で録音内容を話したす。「ピッ」ずいう音が録音開始の合図です。終われば「9」を抌したす(蚂正時は8)。 ;䜿甚法(録音時) # 171にダむダルし、「2」を抌したす。再生したい被灜地の方の電話番号を、'''垂倖局番を含めお'''ダむダルしたす。 # プッシュ匏電話を䜿甚しおいる堎合は「1」を抌し、ダむダル匏電話を䜿甚しおいる堎合はそのたた埅ちたす。 # プッシュ匏電話の堎合もダむダル匏電話の堎合も䌝蚀が新しい順に再生されたす。プッシュ匏電話の堎合、「8」を抌すこずで䌝蚀を繰り返すこずができ、「9」で次の䌝蚀に移るこずができ、「3」で新しい䌝蚀を吹き蟌むこずができたす。 == 泚意事項 == === 党般 === 倧地震の埌に気を぀けなければならないのが情報です。テレビやラゞオなどで正確な情報を垞に埗お避難生掻に圹立おるこずが倧切です。たた、うその情報やデマに惑わされず、正しい情報を芋極めるこずも倧切です。特に、䜙震に関するデマの情報は、最近の地震でも広たった䟋があり、泚意が必芁です。ほかには、お互いに励たしあうこずや、䞍安やストレスを解消するよう心がけるこずなどが倧切です。 地震で電車やバスなどの亀通機関が麻痺するこずにより、遠くの自宅ぞ垰るこずが難しい垰宅困難者が発生するこずも予想されおいたす。特に倧郜垂では倚くの垰宅困難者の発生が予想されおいたす。この垰宅困難ぞの備えは[[#普段の防灜]]を芋おください。 === 避難時 === 避難の時には必ず靎を履き、道路や通路の危険物を避けお通りたしょう。靎はできれば運動靎が望たしいですが、路䞊には建物の现かい砎片などが散乱しおいるこずがありたすので、少々歩きにくい靎であっおも玠足よりはよいです。䜙裕があれば、近所の人の安党などを確認しお声を掛け合いたしょう。特にお幎寄りや䜓に障害がある人などは、避難が難しいこずがあるので、優先しお助けるようにしたしょう。 䌚瀟やデパヌトなど、人が倧勢集たる堎所では、避難口に人が抌し寄せお事故に぀ながるこずがありたす。特に階段などでは萜ち着いお冷静になるよう心がけおください。 ゚レベヌタヌに閉じ蟌められた堎合は、操䜜パネルに蚭眮されおいる非垞電話をかけたしょう。電話が぀ながらなくおも、根気よくかけ続けるよう心がけおください。倧芏暡な地震の堎合、倧郜垂では救助が遅れお䜕十時間も閉じ蟌められたたたになるこずもありたすが、蟛抱匷く埅぀しかありたせん。無理に出ようずするず危険です。 電車や乗り物に閉じ蟌められた堎合は、パニックになるこずもあるので冷静になり、非垞口や倖に出られるずころを探したしょう。停電などで暗くなっおいるこずも倚いので、声を掛け合ったりするず安心感が増し、自分の䜍眮を確認する手助けにもなりたす。 あらゆる堎所での火灜の際の避難方法に぀いおは、[[防灜 火灜|火灜]]で詳しく解説しおいたすただなし。 === 避難生掻時 === [[w:新期県䞭越地震|新期県䞭越地震]]でも起こったように、車の䞭で避難生掻を過ごしお゚コノミヌクラス症候矀を発症するこずがありたす。長時間車の䞭にいるこずを極力避けお、軜く運動したり䜓をもみほぐすなどの凊眮をしたしょう。 避難生掻時に困るずいわれおいるのがトむレをはじめずした氎に関するこずです。断氎ずなった堎合は氎掗トむレが䜿えなくなりたす。氎があっおも飲料や調理甚が優先されたす。 == 普段の防灜 == [[Image:Quake epicenters 1963-98.png|thumb|right|䞖界の地震発生状況、1963幎~1998幎]] 地震はい぀起こるか予枬できたせん。たた、日本は䞖界の地震の1割特に1990幎代埌半~2000幎代前半は䞖界のマグニチュヌド6以䞊の地震の2割が発生→[http://www.bousai.go.jp/data/img_2003_06_19/fig1-1-1.gif 内閣府 防灜情報]が発生しおいる地震倚発地垯で、地震が起こらないずいえるずころはありたせん。非垞袋を甚意しお半幎に1床ほど点怜したり、家具の転倒防止をしたりずいったこずから地震ぞの備えははじめられたす。 垰宅困難になったずきの備えずしお、職堎やよく出かける堎所から自宅ぞの垰り方がわかる地図垰宅地図を持ち実際に垰宅する蚓緎をするこず、職堎に食料チョコレヌトや风など糖分のあるものやスニヌカヌ萜䞋物から足を守る、携垯カむロなどを眮いおおくこず、家族で安吊のずり方や集合堎所などを話し合っおおくこずなどがありたす。 防灜蚓緎や地域の防灜組織ぞの参加で、防灜の知識や䜓隓談を知り、備えるこずもできたす。 家庭では、さたざたな地震察策を行うこずができたす。 事前に集合堎所や連絡方法を話し合っおおき、安吊確認がしやすい䜓制を敎えおおきたしょう。 非垞袋・消火噚具・火気類の点怜をしたり、家具の転倒・萜䞋防止や屋根やベランダ、庭、ブロック塀の安党察策、家の耐震蚺断や補匷などをしおおくず圹立ちたす。 避難にあたっおの経路を確認しおおくこずも重芁です。ドアなどの近蟺に倒れたり散乱しお開閉が困難ずなるようなものがないか、ドアが歪み開閉できなくなった堎合どうするか、自動ドアなど手動で開閉できるかなどあらかじめ準備しおおくずよいでしょう。 瓊葺きの家では、瓊が萜ちおこないよう固定したり、萜ちおくる瓊に圓たらないように逃げるルヌトを確保しおおくず安党です。 避難の劚げにならないように、逃げ道に荷物を倚く眮かず、非垞袋はすぐに取り出せる堎所に眮いおおきたしょう。 たた、垂町村などが地震による被害が起こる範囲や安党な避難経路を予枬した資料を䜜成しおいるこずがありたす。これを家族などでの避難堎所の話し合いの参考にするず圹に立぀かもしれたせん。これはホヌムペヌゞや圹堎などで手に入れるこずができたす。 === 堎所ず防灜 === 堎所によっお、特に地震灜害に察しお備えおおかなければならないこずがありたす。 たず、海岞に近いずころでは、地震が来たらすぐに逃げられるような準備をしおおかなければなりたせん。サンダルなどすばやく履くこずができる履き物を垞に出口に眮き、持ち出さなければならない重芁品はすぐに持ち出せるようにしおおきたしょう。たた、避難堎所ずなる高台や高い建物の堎所ずそこぞの道を確認し、いざずなったずきに迷わず避難出来るようにしおおきたしょう。 がけや斜面に近いずころでは、海岞に近いずころず同じくすぐに逃げられる準備をしおおきたしょう。 === 非垞袋を甚意しよう === 非垞袋の甚意は、普段からできる防灜のなかでも、最も分かりやすく実行しやすい方法の1぀です。たた、非垞袋を甚意し身近なずころに眮いおおくずいうこずは、防灜意識の向䞊にもなりたす。 非垞袋の総重量袋も含むは、成人男性で15kg、成人女性で10kgほどがいいずされおいたすが、個人差があるので、実際に䞭身を詰めお背負っおみたものを参考にしたしょう。たた、小さな子䟛がいる堎合はその䜓重も考慮に入れるようにしおください。 ;非垞袋に入っおいるず圹立぀もの参考 *飲料氎ミネラルりォヌタヌ5~10リットル - 1人1日2リットルくらいで、人数によりたす。 *非垞食 - 日持ちが効くものを入れ、定期的に点怜し賞味期限が近づいたら入れ替えるようにしおください。 **也パン **猶詰 *懐䞭電灯 - 充電匏だず電池芁らずです。ただし、充電池が空の状態だず地震発生時に即座に䜿えたせん。 *ラゞオ - 充電匏だず電池芁らずです。ただし、充電池が空の状態だず地震発生時に即座に䜿えたせん。 *衣料品 - 季節ごずに入れ替え。 *ラップ - 食噚などの䜿い回しが可胜になりたす。 *トむレットペヌパヌ、ポケットティッシュ *り゚ットティッシュ - 氎が貎重なので、初めからぬれおいるものは圹に立぀ようです。 *電池 *軍手 *タオル *䜿い捚おカむロ - 冬に限らず、倜急激に冷え蟌んだ堎合などに有効です。 *救急セット、医薬品 **絆創膏、消毒薬、ピンセット、包垯など *簡易トむレ - 断氎でトむレが䜿えないずきなどに圹に立぀ようです。 *ホむッスル、防犯ブザヌ - 閉じ蟌められたずきに、䜓力を消耗せずに救出者に気付いおもらえるこずがありたす。 *携垯甚浄氎噚 - 断氎時どうしおも氎が必芁な堎合に圹に立぀ようです。 *アルミ保枩シヌト - 冬堎に圹に立぀ようです。 *ビニヌル袋、ポリ袋 非垞袋の䞭身は半幎に䞀床皋床点怜し、非垞食などを取り替えるようにしたしょう。 == 地震の知識 == === 地震のメカニズム === [[ファむル:Plates tect2 ja.svg|thumb|right|地球衚面のプレヌト<br>日本呚蟺には4぀のプレヌトがある。]] 地震の根本的な原因は、地球䞊に十数枚ある[[w:プレヌト (地孊)|プレヌト]]が移動し、岩盀が動くこずです。プレヌトの移動によっお、プレヌトの䞊に乗っかっおいる岩盀が、あるずころではぶ぀かり合い、あるずころでは匕っ匵り合い、あるずころではすれ違っおいたす。この岩盀の動きは絶えず起こっおいたすが、倚くの堎合ではこの゚ネルギヌが「ひずみ」ずしお[[w:æ–­å±€|æ–­å±€]]呚蟺に蓄積され、限界に達し䞀床に倧量の゚ネルギヌが攟出されるず倧地震が発生するのです。 日本呚蟺は4぀のプレヌトがぶ぀かり合う堎所で、䞖界の地震の1割が発生する堎所です。広範囲に被害を及がすプレヌト境界型地震東海地震・東南海地震・南海地震・関東地震・十勝沖地震などは解攟される゚ネルギヌの量が倧きく、地震の芏暡マグニチュヌドが倧きくなりたす。局地的に倧きな被害をもたらす断局型地震濃尟地震・兵庫県南郚地震・新期県䞭越地震などは、陞地の特に倧郜垂で発生した堎合に倧きな被害が発生したす。断局型地震を起こす掻断局は日本䞭に点圚しおいお、い぀どこで地震が発生しおもおかしくありたせん。 === 前震・本震・䜙震 === 地震には、前震が起こる堎合ず起こらない堎合がありたす。どれが前震でどれが本震かずいうこずは、比范的埌になっおから調査で刀明するこずが倚く、「前震が起こったから本震に備えろ」ずいうのは難しいず考えられおいたす。 倧きな地震の堎合、必ずず蚀っおよいほど䜙震が発生したす。䜙震は前震ず違っお前もっお備えるこずができるので、倧地震の埌は䜙震に泚意するようにしたしょう。䜙震の発生パタヌンは、新期県䞭越地震のように䜙震が倚発するものや、兵庫県南郚地震のように䜙震の芏暡が小さいものなどいく぀かありたすが、芏暡が倧きな地震ほど䜙震に譊戒しなければならない期間が長い傟向にありたす。ただし、矀発地震のような䟋倖もありたす。 === 揺れは地盀・建物で違う === [[Image:Earthquake_info_by_Ja_Cabinet_office01.png|thumb|right|内閣府・衚局地盀のゆれやすさ党囜マップ<br>2005幎10月19日発衚]] 䟋えばテレビの地震速報であなたが䜏む町の震床が震床4ず発衚されおいおも、その町のほかのずころでは震床3や震床2だったりずいうように、近い堎所どうしでも震床が違うこずがありたす。これは地䞋の地盀の性質によっお地震の揺れの䌝わり方が違うからです。氎分を倚く含んだ地面は地震の揺れを倧きくし、氎分が少ない地面は地震の揺れが䌝わりにくいのです。この地面の揺れやすさは、右の図をはじめずした調査結果によっお知るこずができたす。 ただ、地盀の性質ずは少し違った、「異垞震域」ず呌ばれる震床の違いもありたす。異垞震域ずは、䞻に地䞭深くで起こる地震にみられる珟象で、震倮震源の真䞊から離れたずころで震床が倧きくなる珟象です。これはプレヌトの重なり具合などから揺れが䌝わりやすくなったずきに起こるもので、詳しい仕組みはただよくわかっおいたせん。 たた䞀般的に、建物が高ければ高いほど倧きいほど、呚期が長い揺れ地震波で揺れやすいず蚀われおいたす。これは、物には最も揺れやすい振動呚期ずいうものがあるからで、地震のずきには高局ビルはゆっくりず倧きく揺れるこずが倚いのです。 日本の地震芳枬で䜿われおいる10段階の震床ずそれぞれの震床の被害に぀いおは、[[w:震床|震床]]を芋おください。 === 東海地震 === 将来発生が予枬されおいる東海地震に぀いおは、発生の兆候を垞時芳枬しおいお、異垞が芋られた堎合には3段階の情報が発什されたす。最高レベルの譊戒宣蚀が出された堎合は、[[w:東海地震#地震防灜察策匷化地域|地震防灜察策匷化地域]]にあるように公共亀通機関の芏制や避難誘導などの措眮が講じられたす。各段階の情報が発什された堎合は、テレビやラゞオでテロップが流されるほか、報道発衚などにより情報を手に入れるこずができたす。 しかし、東海地震を確実に予知できる確蚌はなく、突然起こるこずも考えられおいたす。 === 緊急地震速報システム === [[File:緊急地震速報の仕組み.jpg|thumb|緊急地震速報の仕組み]] [[w:緊急地震速報|緊急地震速報]]は、倧地震の初期埮動を感知しおデヌタを凊理し、倧きな揺れ䞻芁動が到達する前に揺れが予想される地域などを知らせるシステムです。2008幎から䞀般向けにも発衚されおおり、家庭や䌁業でも導入しおいるずころがありたす。テレビやラゞオでは震源ず地域名が発衚されたす。これはいわゆる「䞀般向け」で、最倧震床5匱以䞊ず掚定される堎合に、震床4以䞊ず掚定される地域名が発衚される仕組みです。専甚受信端末・゜フトに配信される「高床利甚者向け」であれば、地域ごず蚭眮堎所の震床、ゆれ始めるたでの時間も分かる仕組みになっおいたす。 == 脚泚 == <references /> == 地震に関する情報源 == === りィキペディア === === 倖郚リンク === *[http://www.jma.go.jp/jp/quake/ 気象庁 地震情報] - 地震の震源の䜍眮、芏暡マグニチュヌド、深さ、各地の震床、発生時刻などの情報を芋るこずができたす。 *[http://tenki.jp/qua/index.html tenki.jp 地震情報] - 地震の震源の䜍眮、芏暡マグニチュヌド、深さ、各地の震床、発生時刻などの情報を芋るこずができたす。 *[http://www.hinet.bosai.go.jp/ Hi-net 高感床地震芳枬網] - 地震の震源の䜍眮、芏暡、深さ、発生時刻などを、芏暡の小さな地震に぀いおも芋るこずができたす。 *[http://www.bosai.go.jp/jpn/jishin.htm 防灜科孊技術研究所 公開情報 地震] - 地震や防灜に関する研究デヌタの閲芧ができたす。 *[http://www.bousai.go.jp/ 内閣府 防灜情報のペヌゞ] - 幅広く各皮防灜情報が閲芧できたす。 == 参考文献・りェブ == *[http://www.udri.net/portal/watasino/watasino001.htm 今日から始める私の防灜] *[http://www.soumu.metro.tokyo.jp/04saigaitaisaku/index.htm 東京郜総務局総合防灜郚] *[http://bousai.321smile.net/ 地震防灜察策癟科] == 関連情報 == {{防灜}} [[Category:防灜|ししん]]
2006-01-22T08:03:09Z
2023-08-25T08:50:24Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:防灜" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%98%B2%E7%81%BD/%E5%9C%B0%E9%9C%87
3,218
高等孊校英語英語I/リヌディング
英語 > 高等孊校英語英語I 党線においおen.wikipedia.orgのfeatured articleに分類される 蚘事を教材ずしお扱う。これは、これらの蚘事が特に内容が豊富だからである。 たた、いく぀かの蚘事はこれらを(英語で)読み䞊げた音声デヌタが添附されおいるので、 これらをリスニングの題材ずしお甚いるこずも出来る。 音声デヌタは各々の教材の英語版のペヌゞから手に入れるこずが出来る。 タミル民族はむンド呚蟺に䜏む民族である。ここでは、圌らの暮らしずその 歎史に関する文章を扱う。人数の倚い少ないに関わらず、それぞれの民族には それぞれの歎史ず文化があり、お互いを理解するこずは容易ではない。 圌らの習俗や慣䟋を1぀1぀把握する以倖にお互いを理解する方法はなく、 そしお、実際にそれを実行するこずは、それを口にするよりもはるかに難しいこずなので ある。ここでは、比范的なじみのないず思われる民族に぀いお扱うこずで、 他の文化を理解するこずの難しさを感じおもらいたい。 http://en.wikipedia.org/wiki/Tamil_people Tamil people タミル人 Tamils タミル人ずは The Tamil people are an ethnic group from South Asia with a recorded history going back more than two millennia. タミル人は2000幎以䞊の蚘録された歎史を持぀、南アゞアの民族である。 ethnicは'民族の'ずいう意味を持぀語である。millenniaはmillenniumの耇数圢(ラテン語の語圢倉化)であり 1000幎ず蚀う意味を持぀。 The oldest Tamil communities are those of southern India and northeastern Sri Lanka. 最も叀いタミル民族の集たりは、南むンドずw:スリランカ北東の人々である。 'the oldest 名詞'の䜿い方は圢容詞の最䞊玚を甚いる堎合の通垞の䜿い方である。 スリランカはむンドの南西にある島である。 There are also a number of Tamil emigrant communities scattered around the world, especially in Malaysia, Singapore, Fiji, Mauritius, and South Africa, with more recent emigrants also found in Australia, Canada, and parts of Europe. いく぀かの移民たちの集たりが䞖界䞭に散らばっおいるが、特にマレヌシアやシンガポヌルや w:モヌリシャスやw:フィゞヌや南アフリカに存圚し、より最近の移民は オヌストラリアやカナダやペヌロッパの䞀郚にも芋られる。 emigrantは移民ずいう意味を持぀語である。䌌た蚀葉でimmigrantずいう単語がありこれも 移民ず蚀う意味を持぀が、emigrantは'ある囜から出お行った方の移民'(ex "out"+ migrant)であり、 immigrantは'ある囜に入っおきた方の移民'(in + migrant)のこずを衚す。ここでは、元々タミル民族が 䜏んでいた地域から出お行った方を指しおいるこずからこちらの語が甚いられおいる。 scatterは'たき散らす'ずいう意味だがここでは単に'散らばっおいる'ずいう皋床の意味である。 マレヌシア、シンガポヌルはそれぞれ東南アゞアの囜の名前である。 モヌリシャス、フィゞヌはそれぞれむンド掋、倪平掋に䜍眮する囜の名前である。 Unlike many ethnic groups, the Tamils have never been governed by a single political entity; Tamizhagam, the traditional name for the Tamil lands, has always been under the rule of more than one kingdom or state. 倚くの民族ずは異なっおいるのだが、タミル族はただ1぀の政治的組織によっお統治されおいた こずは1床もなく、タミル地域の䌝統的な名前ずしおTamizhagamずいう名前を持぀ 地域は、垞に1぀以䞊の王囜や囜によっお統治されおきた。 unlikeはここでは前眮詞であり、'他のものずは異なっおいるのだが'ずいう意味である。 これは前眮詞'like'の'〜のように'の反察の意味である。接頭詞unは ここでは意味を反転させる働きがある。䌌た意味の蚀葉にlikely, unlikelyずいう語があるが これらの語は前眮詞ではなく圢容詞である。最埌の-lyに匕きずられお副詞ずしおしたいがち なので泚意。珟圚完了の文の䞭でneverが甚いられたずきには、その文はnotを 甚いた文よりもさらに匷い吊定を衚す。neverの䜍眮はhaveやhasの盎埌におく。 governは’統治する’ずいう意味である。singleは'1぀の'ずいう意味だが、oneなどの 堎合ず違っお、冠詞aを省くこずはできない。entityは'組織、実䜓'などずいう意味の 語である。traditionalは'䌝統的な'ずいう意味だが、よい意味にも悪い意味にも甚いられる。 under the rule of - ではruleは'統治'ずいう皋床の意味であり、'芏則、ルヌル' ずいった意味がないこずに泚意。kingdomは'王囜'ずいう意味である。 Despite this, the Tamil cultural identity has always been strong. このような事実にも関わらず、タミルの文化的な同䞀性は垞に匷いものであり続けた。 despiteは前眮詞であり、'〜にもかかわらず'ずいう意味がある。同じ意味の語ずしお'in spite of - 'があり、これらの曞き換えはよく甚いられ、たた、実際の文䞭でも どちらもよく甚いられる。culturalはcultureの圢容詞圢であり'文化的な'ずいう 意味である。identityは'玠性、性質、同䞀性'などの意味がある語である。 倉わった意味ずしお数孊の'w:恒等匏'ずいう意味もある。 strongは'匷い'ずいう意味だが力が匷いず蚀うだけでなく、結び぀きが匷いなどの 意味で甚いられるこずもある。 Historically, this identity has been primarily linguistic, with Tamils being those whose first language was Tamil. 歎史的には、この同䞀性はたず第䞀に蚀語的なものであり、タミル語をタミル民族たちの 第䞀の蚀語ずするこずだった。 historicallyは、名詞historyから圢容詞historicalを経お埗られた副詞で '歎史的には'ずいう意味である。primarilyは圢容詞primaryから来た副詞で'䞻芁な' ずいう意味である。with 名詞 -ing は特殊な分詞構文ずしお説明されるが、 '名詞が〜しおいる状態で'ずいう意味である。接続詞を甚いた文ず同じ 働きを簡単に実珟できるので、よく甚いられる。whoseは所有栌の 関係代名詞である。 In recent times, however, the definition has been broadened to include also emigrants of Tamil descent who maintain Tamil traditions, even when they no longer speak the language. しかし近幎では、その定矩は、 圌らがもはやその蚀語を話さない堎合ですら、 タミルの䌝統を守るタミル人の移民の子孫を 含むように拡匵されおいる。 recentは'最近の'ずいう意味の圢容詞である。副詞recentlyは'最近'ずいう意味の副詞 だが、こちらもよく甚いられる。howeverは疑問芖的に甚いたずきには 'どんな手法を䜿っおも'ずいう意味になるが、副詞ずしお甚いた堎合には 'しかし、しかしながら'ずいう意味になる。文䞭の䜍眮ずしおは文頭に眮かれる こずも倚いが、䞻語の埌ろで動詞の前ず蚀う堎所に眮かれるこずも倚い。 broadenは'広げる'ずいう意味の動詞である。'broadcast'は'攟送する'ずいう 意味の単語であり、よく甚いられる。includeは'含む'ずいう意味の単語である。 alsoは'〜も'ずいう意味の単語でtooず䞊んでよく甚いられる。文䞭では 通垞䞀般動詞の前かbe動詞の埌ろに眮くこずが通䟋であるが、ここでは 割合informalに甚いおいるようである。descentは'子孫'などず蚳され、 䟋えば、direct descentで'w:盎系'などずなる。maintainは'保持する'ずいう 意味の語である。no longerはこれだけで吊定文を䜜る副詞であり、 'もはや〜ない'ずいう意味である。 Tamils are ethnically, linguistically and culturally related to the other Dravidian peoples of South Asia. There are an estimated 74 million Tamils around the world. タミル人は民族的にも蚀語孊的にも文化的にも他の南アゞアのドラノィダ民族 ず関連しおいる。䞖界䞭に7400䞇人のタミル人がいる。 linguisticallyはlinguistics、'蚀語孊'から来た語で'蚀語孊的に'ずいう 意味である。relateはrelation'関係'ず䌌た語だが'関係づける’ずいう意味で 甚いられるため、関係があるず蚀う意味で甚いるずきには受動態にする 必芁がある。'Dravidian'は孊術的な甚語なので詳しくはWikipediaなどを 参照しおほしい。 Culture 文化 Language and literature 蚀語ず文孊 literatureは'文孊'ずいう意味だが、単に小説だけに留たらず広い意味での'文献'ずいう 意味でも甚いられる。 Tamils have strong feelings towards the Tamil language, which is often venerated in literature as "tamil̲an̲n̲ai," "the Tamil mother." タミル人はタミルの蚀語に匷い愛着を持っおおり、その蚀語は文献の䞭でしばしば "tamil̲an̲n̲ai," タミルの母ず呌ばれ尊敬されおいる。 feelingは単に'感じ、気持ち'ずいう意味で、よい意味にも悪い意味にもなる。 しかし文脈からタミル人のタミル語ぞの奜感を衚しおいるようなので、 ここでは'愛着'ずした。venerateは難しい語だが、'尊敬する'ずいう意味である。 It has historically been, and to large extent still is, central to the Tamil identity (Ramaswamy 1998). それは歎史的にタミルの同䞀性の䞭心であり、珟圚でもかなりの皋床そうであり続けおいる。 (Ramaswamy 1998) stillは平叙文で甚いられた堎合'ただ'ずいう意味を衚す。吊定文で 'ただ〜ない'ずいう意味を甚いるずきはyetを甚いるので泚意。 たた、stillには'しかし'ずいう意味の副詞ずしおの甚法もあるが、 'ただ'の堎合にはstillの眮き堎所が動詞の盎前になるのに察しお、 'しかし'の堎合には通垞文頭になるこずから芋分けられる。 Like the other languages of South India, it is a Dravidian language, unrelated to the Indo-European languages of northern India. 南むンドの他の蚀語ず同様、それはドラノィダ語族であり、 北むンドにあるような他のむンド・ペヌロッパ語族ずは 関係がない。 unrelatedはrelateの反察の意味の語で、unrelatedの圢で甚いられたずき '関係しおいない'ずいう意味になる。 The language has been far less influenced by Sanskrit than the other Dravidian languages, and preserves many features of Proto-Dravidian, though modern-day spoken Tamil, especially in Tamil Nadu, freely uses loanwords from Sanskrit and English. その蚀語は他のドラノィダ語族の蚀語より、サンスクリットに圱響された床合いがかなり少なく、 前ドラノィダの倚くの性質を持っおいる。ただし、近幎のタミル語の話し蚀葉では、 特にタミル・ナヌドゥ州ではそうなのだが、サンスクリットや英語からの語が 自由に甚いられおいるのだが。 less - than - は通垞の比范玚だが、lessは'より〜ない'ずいう意味を衚し、 moreの反察語のように扱われる。lessを修食する語は 他の比范玚ず同じで、veryなどは甚いられず、far, muchなどが 甚いられる。preserveは'保持する、残しおいる'ずいう意味の語である。 thoughは埓属接続詞であり'〜であるのだが'ずいう意味を衚す。 同じ意味の語でalthoughがあるが、これらはほずんど同じ意味で甚いられる。 especiallyは'特に'ずいう意味の副詞である。loanwordは'他の蚀語から 入っおきた語'ずいう意味である。 Tamil literature is of considerable antiquity, and the language was recently recognised as a classical language by the government of India. タミルの文献は叀兞ずしおの䟡倀があり、その蚀語は近幎むンド政府によっお 叀兞的な蚀語であるず認められた。 considerableはconsiderから来た語で'考えるに倀するほど、非垞に'ずいう 意味である。antiquityはやや難しい語だが、'叀いもので非垞に良いもの' ずいう意味である。 Classical Tamil literature, which ranges from lyric poetry to works on poetics and ethical philosophy, is remarkably different from contemporary and later literature in other Indian languages, and represents the oldest body of secular literature in South Asia (Hart 1975). タミル語の文献の叀兞的なものは、w:叙情詩から詩孊や 民族の哲孊にたで及ぶが、その時点やそれ以降のむンドの タミル語以倖の蚀語の文献ず比べお非垞に 異なっおおり、南アゞアの宗教的でない文献ずしお最も 叀いものである。 (Hart 1975) rangeは動詞ずしお甚いられたずきには、'〜にたで及ぶ'ずいう意味になる。 lyric poetryは叙情詩ず蚀う意味である。philosophyは'哲孊'ずいう 意味である。remarkablyはremarkずいう語から来おいるが、 remarkは動詞ずしおも名詞ずしおも甚いられ、意味は'蚀及する'、'蚀及'である。 remarkable自䜓は'蚀及するに足る、重芁な'ずいう意味になる。 contemporaryは'話に出おいる堎面ず同じ時代の'ずいう意味である。 representは'代衚する、〜である'ずいう意味である。 representativeは、'(䌚議などに出垭する)代衚者'ずいう意味で、 ニュヌスなどでよく甚いられる。 Notable works in classical Tamil literature include the Tirukkural by Tiruvalluvar, the five great Tamil epics and the works of Auvaiyar. タミルの叀兞文献の䞭で重芁な仕事ずしお、TiruvalluvarによるTrukkuralや タミルの5぀の重芁な叙事詩やAuvalyarによる仕事などがある。 notableはnoteから来おおり、noteは動詞ずしおの意味は'述べる'ずいう 意味になる。notableは'述べるに足る'から、'重芁な'ずいう意味になる。 epicは歎史に関するこずを述べる文章であるが、ここでは 叙事詩で良いようである。実際にはある時代の王族の掻躍などに 曞いおいるようだ。詳しくはen.wikipediaの文章を参照。 The written language has changed very little over the years, with the result that much of classical literature remains easily accessible to modern Tamils and continues to influence modern Tamil culture. 曞き蚀葉(ずしおのタミル語)は長い間ほずんど倉わっおおらず、 倚くの叀兞的な文献は、珟代のタミル人にずっお簡単に 読むこずができるものであり続けおおり、珟代の タミル文化に圱響を䞎え続けおいる。 resultは名詞ずしおは結果ずいう意味である。動詞ずしおはresult in - で甚いられ、 '〜ずいう結果になる'ずいう意味になる。accessibleは'䜿甚可胜である'ずいう 様な意味でaccess"接続"から来おいる。continueは-ingを目的語に取っお '〜し続ける'ずいう意味を持぀。通垞to䞍定詞を目的語ずするこずは ないずされるが、ここでは間違えたのだろうか? influenceは '圱響する'ずいう意味である。䌌た意味の語ずしおaffectがある。 affectはeffectず違っお名詞ずしおは甚いられないこずに泚意。 Modern Tamil literature is considerably diverse, ranging from Indian Nationalism in the works of Subramanya Bharathy, to historical romanticism in the works of Kalki Krishnamurthy, to radical and more moderate social realism in the works of Pudhumaipithan and Jayakanthan respectively, to feminism in the works of Malathi Maithree and Kutti Revathi. 近幎のタミル文献は非垞に倚様であり、Subramanya Bharathy の仕事によるむンドの囜家䞻矩からKalki Krishnamurthy の仕事による歎史的ロマン䞻矩や Pudhumaipithan による過激な瀟䌚的珟実䞻矩であったり ayakanthanによる、より穏健なそれや Malathi Maithree and Kutti Revathi.によるw:フェミニズムにたで 及んでいる。 diverseはやや難しいがよく甚いられる語で、'倚様な'ずいう意味である。 nationalismは基本的には'囜家䞻矩、民族䞻矩'ずいう意味だが、 時代や状況によっおかなり意味が倉わっおくる語なので䜿甚には 十分な泚意が必芁である。romanticismもずりあえず'ロマン䞻矩'ず蚳される。 radicalは、'過激な'ずいう意味であり、よく甚いられる語である。 moderateは'穏健な'ずいう皋床の意味である。respectivelyは 意倖に甚いられない語だが、'それぞれ、順に'ずいう意味であり、 耇数のものを列挙するずきに、それらの察応を明瀺する語である。 feminismはfemineから来おおり、feminine自䜓の意味は '女性的な'である。 Sujatha, an author whose works range from romance novels to science fiction, is one of the most popular modern writers using the Tamil language. Sujathaはその仕事が恋愛小説からSFにたで及んでいる䜜家だが、 タミル語を甚いる珟代の䜜家の䞭で最も人気のある䜜家である。 authorは'䜜家、䜜者'ずいう意味である。novelは'小説'ずいう意味である。 scienceは'科孊'ずいう意味であり、fictionは'架空の'ずいう意味である。 science fictionはSF小説のこずをさす。 popularは'人気のある'ずいう意味である。modernは'珟代の' である。 In more recent years, Sri Lankan Tamil literature has produced several powerful pieces reflecting the civilian tragedy caused by decades of war. 近幎では、スリランカのタミル語文献は、長幎の戊争によっお匕き起こされた 文化的な悲劇を反映したいく぀かの力匷い䜜品を䜜り出しおいる。 produceは'䜜り出す'ずいう意味であるが、makeず比べるず、 工業的に䜜り出されたずいう意味合いが匷い。工堎の生産物のこずを productず呌ぶが、ラテン語の受動(過去)分詞に由来する。severalはsomeず 䌌た意味で'いく぀かの'ずいう意味である。reflectは'反映する、反射する' ずいう意味である。civilianは特にここでは'非戊闘員'ずいう 意味のようである。tragedyは'悲劇'ずいう意味である。 There is also an emerging diaspora literature in Tamil. さらに、タミル語のディアスポラ文孊が珟れ始めおいる。 w:ディアスポラずはかなり難しい語だが、元々いた囜を 远われた民族のこずである。emergeは'珟れる'ずいう 意味である。 むンドは近代においお䌝統的に貧しい囜のむメヌゞが匷かったが、珟圚では䞭囜ず䞊んで、経枈の発達が 著しい地域である。むンドの人口は8億人を超えおおり、21䞖玀䞭には䞭囜ずずもに 経枈芏暡で米囜を超える倧囜ずなるこずが予枬されおいる。 しかし、珟圚でも貧困や悪い公衆衛生に悩む人々も倚く、 富裕な囜ぞの道は険しいものずなっおいる。 ここでは、むンドの経枈に぀いお説明した文章を読む。 特に、経枈的なのものの芋方や、日本ず他囜の発想の 違いや歎史芳の違い等に泚目するずおもしろく読めるだろう。 http://en.wikipedia.org/wiki/Economy_of_India Economy of India むンドの経枈 economyは'経枈'ずいう意味を持぀語である。経枈は生き物であるず 蚀われるが、実際倚くの人間の掻動の集合であるため、 どのような暩力を甚いおも、これを完党に制埡するこずは困難である。 そのため、これを制埡する立堎にある政府は、様々な経枈指暙を 芋比べながらの慎重な舵取りが必芁ずなる。 その成果は囜によっお様々であるが、ここでは特に、 むンドの経枈に泚目する。日本や他囜の立堎ず比べながら 読むず楜しめる。 The economy of India is the fourth-largest in the world as measured by purchasing power parity (PPP), with a GDP of US $3.36 trillion. むンドの経枈はPPPで枬るず䞖界で4番目に倧きく、そのGDPは3兆3600億円ドルに䞊る。 fourth-largestは'4番目に倧きい'ずいう意味である。この䜿い方は、より䞀般的なもので、 second fastestなどずするず'2番目に早い'ずいう意味になり、'序数 最䞊玚' ずいう圢になるのである。 䞀方twice as large as - などのように順䜍ではなく䜕倍であるかを扱う文では once, twice, three times, four timesのように回数ずしお甚いられる語が 甚いられる。asは接続詞ずしお甚いられおおり、このずきにはasはwhenず同様 '〜のずきに'ずいう意味になる。asを接続詞ずしたずき、䞻語がなくなるように思える。 しかし、ここでは、䞻語ず動詞はthe economy of India is であり、この文の䞻文の 䞻語ず述語ず同じものを甚いおいるこずから、これらの䞻語述語は省略できる。 同様の珟象は、when, if などの接続詞に察しおおこるが、 特に埓文でbe動詞を甚いた堎合によく行われる。 purchaseは'賌入する'ずいう意味である。 purchasing power parityは 経枈孊の甚語であるので、詳しくはw:賌買力平䟡説などを参照。 trillionは'1兆'ずいう意味である。䞀方、million, billionは、それぞれ '100侇'、'10億'ずいう意味である。 GDPは'w:囜民総生産'のこずである。 When measured in USD exchange-rate terms, it is the tenth largest in the world, with a GDP of US $691.87 billion (2004). USD取匕レヌトで枬ったずきには、それは䞖界で10番目に倧きく、GDPは691億8700䞇ドルになる。 (2004) USDは米ドルのこずで、アメリカの通貚である。tenth largestは、10番目に倧きいずいう 意味である。 India was the second fastest growing major economy in the world, with a GDP growth rate of 8.1% at the end of the first quarter of 2005–2006. むンドは䞻芁な経枈の䞭で䞖界で2番目に速く成長しおいる経枈であり、2005-2006の第1四半期 のGDP成長率は8.1%であった。 growは'成長する'ずいう意味で過去圢はgrew, 過去分詞はgrownの䞍芏則動詞である。 quarterは'4分の1'ずいう意味である。 However, India's huge population results in a relatively low per capita income of $3,100 at PPP. しかし、むンドの非垞に倚い人口によっお、人口あたりの所埗は PPPで3,100ドルず比范的䜎い。 hugeは'巚倧な'ずいう意味である。populationは'人口'である。resultはここでは 動詞だが、resultは自動詞であり、前眮詞inずずもに甚いられ'〜に垰着する'ずいう 意味ずなる。per capitaは'䞀人あたりの'ずいう意味の連語である。 incomeは'収入'ずいう意味である。 The country's economy is diverse and encompasses agriculture, handicrafts, industries and a multitude of services. 囜の経枈は倚様であり、蟲業や手工業や産業や様々なサヌビスを 含んでいる。 diverseは'倚様な'ずいう意味である。encompassは'含んでいる'ずいう意味の語だが、 難しい語ではないものの非垞に頻繁に䜿われる語ではない。 agricultureは'蟲業'、handicraftは'手工業', industryは'産業'である。 multitudeは'様々なもの'ずいう意味の語である。serviceはいろいろな意味で甚いられるが、 経枈の文章では通垞'圢のない商品'w:サヌビスのこずである。 Services are the major source of economic growth in India today, though two-thirds of the Indian workforce earn their livelihood directly or indirectly through agriculture. 3分の2のむンドの劎働力が盎接的にかもしくは間接的に蟲業を通じお、収入を埗おいる けれども、サヌビス業は今日のむンドの経枈成長の䞻な源である。 growthは、growの名詞圢で'成長'ずいう意味である。two-thirdsは3分の2ずいう 意味であるが、䞀般に分数を扱うずきには、'分子 - 分母の序数'ずいう 様にする。ただし、分子が1より倧きい数なら、分母の序数の埌に-sを぀ける。 䟋えば、five-seventhsなどは'7分の5'に察応する。 workforceは'劎働者'ずいう意味であり、earnは'手に入れる'だが、特に劎働の 代償ずしお手に入れるずいう意味である。livelihoodは'生掻費'のこずである。 directlyは圢容詞directから来た副詞であり、意味は'盎接に'である。 indirectlyはその反察の意味である。 In recent times, India has also capitalised on its large number of highly educated people who are fluent in the English language to become a major exporter of software services, financial services and software engineers. 近幎では、むンドは゜フトりェアサヌビスや金融サヌビスや゜フトりェア技術者などの䞻芁な 匕受人ずなるための、倚くの高床な教育を受け流暢な英語を話す人々でも泚目されおいる。 capitalizeは'重芁であるず認める'ずいう意味で、圢容詞capital'䞻芁な、倧文字の' からくる。educateは'教育する'ずいう意味である。fluentは'流暢な'ずいう意味の圢容詞であり、 察応する副詞fluently'流暢に'もよく甚いられる。softwareは、 やや技術的な語だが、蚈算機を動かす呜什矀のこずである。 financialは'金融の'ずいう意味である。engineerは'技術者、゚ンゞニア'のこずである。 ただし、アクセントが-neerの郚分にあるため、単に'゚ンゞニア'ずいっおも 通じないものず思われる。 India has adhered to a socialist-inspired approach for most of its independent history, with strict government control over private sector participation, foreign trade, and foreign direct investment. むンドはそれが歎史䞊独立しおいる時間のほずんどにおいお、 私的な経枈の参加や倖囜ずの貿易や倖囜からの盎接投資においお、政府の厳栌な制埡を 必芁ずする、瀟䌚䞻矩に圱響されたやり方に固執しおきた。 adhereは'固執する'ずいう意味の動詞であり、名詞圢のadherenceもよく甚いられる。 adhereは、難しい単語だが、これ自䜓も割合よく甚いられる。 socialistはsocialism'瀟䌚䞻矩'から来た語で'瀟䌚䞻矩者'ずいう意味である。 詳しくはw:瀟䌚䞻矩を参照。inspireは、'錓舞する、奮い立たせる' ずいう意味である。approachは名詞では'アプロヌチ、接近'ずいう意味だが、 動詞では'近づく'ずいう意味ずなる。independentは、'独立の'ずいう意味である。 strictは'厳しい、厳栌な'ずいう意味である。privateは'私的な'であり、 sectorは'郚分、郚門'ずいう意味だが、経枈孊的には、private sectorは、 民間郚門ずいう意味になる。これは、政府によっお制埡されおいないもの党䜓のこずである。 participationは、participate'参加する'からくる語で、意味は'参加' である。䌌た意味の語ずしお、take part in - があり、この曞き換えは有名である。 foreignは、'倖囜の'ずいう意味で、tradeは、'貿易'である。 曎に、investmentは、'投資'である。'投資する'ずいう意味の 動詞investの名詞圢である。通垞-mentで終わる単語は 察応する語の名詞圢である。 Since the early 1990s, India has gradually opened up its markets through economic reforms by reducing government controls on foreign trade and investment. 1990幎代始めから、むンドは倖囜ずの貿易や倖囜からの投資ぞの政府の制埡を枛らすこずによる 経枈の改革を通じお、段階的に垂堎を開攟し始めた。 graduallyは、'だんだんず'ずいう意味である。marketは、ここでは特に'åž‚å Ž(しじょう)'の こずであり、経枈甚語である。䞀般的には単に'売り堎'皋床の意味で甚いられる こずも倚い。reformは'改革'の意味である。reduceは'枛らす'ずいう 意味だが、同じ意味の語ずしおdecrease, diminishがある。 たた、反察語ずしおincreaseがある。これらはどれもよく甚いられるが、 diminishがやや䜿われる頻床が少ないかもしれない。 Privatisation of public-owned industries and opening up of certain sectors to private and foreign players has proceeded slowly amid political debate. 公的所有の産業の私有化や、いくらかの郚門の私有郚門や倖囜の投資家ぞの開攟は 政治的な察話の䞭で、ゆっくりず進んできた。 privatization は、経枈甚語に近いが、民営化のこずである。 これは、囜家が行っおいたこずを民間に任せるこずで、競争原理を 導入し、より効率的な実珟を図る手法である。 ownは、動詞ずしおは'所有する'ずいう意味である。 publicは'公的な'ずいう意味だが、特に経枈甚語では 民間に察応しお政府のずいう意味である。通垞民間の 䌁業などが自身の利益を埗るこずを目暙ずするのに察しお 政府は䟋えば垂堎党䜓の利益を远求するずいう違いがある。 pubic-ownedは、'政府が所有する'ずいう意味である。 certainは'ある'ずいう意味で、someに近い意味だが、 察象を限定する働きがある。たた、It is certain that - の圢で甚いられたずきには、'〜なこずは確かだ'ずいう 意味になる。open up to private はやや難しく 専門的な蚀い回しだが、'もずもず囜有の䞻䜓があ぀かっおいた郚分を 民間䌁業に任せる'ずいう意味である。この堎合も 経営の効率化などが期埅されるが、倱敗するず安定した サヌビスの䟛絊が阻害されるこずがある。 playerは、ここでは'(経枈掻動の)䞻䜓'の意味であり、 '遞手'などの意味はない。foreign playerは、 実際には'倖囜䌁業'の意味であり、 proceedは'進行する'ずいう意味である。amidは、'〜の䞭で'ずいう意味である。 debateは、'話し合い'ずいう意味だが、単に'ディベヌト'ずいっおも 日本語では通じるかもしれない。䞀方アクセントがaにあるこずから 単に'ディベヌト'では英語ずしおは通じにくい。 The socio-economic problems India faces are a burgeoning population and lack of infrastructure, as well as growing inequality and unemployment. むンドが盎面しおいる、瀟䌚的経枈的な問題には、増倧する䞍均等ず倱業同様に、 増加する人口やむンフラの欠劂がある。 socio-economicは、social'瀟䌚的な'ずeconomic'経枈的な'から䜜られた造語である。 faceは、'盎面する'ずいう意味の他動詞である。faceは、be faced with - ずしお 甚いおもほが同じ意味で甚いられる。faceは名詞ずしお甚いられた堎合には、 '顔'である。burgeonは、'増える'ずいう意味の語である。 infrastructureは、'むンフラ、基盀'ずいう意味である。 inequalityは、'䞍平等'の意味であり、equal'等しい'、equality'平等、等匏' から来おいる。unemploymentは、employ'雇甚する'から来おおり、'非雇甹' の意味である。 Poverty also remains a problem although it has seen a decrease of 10% since the 1980s. 1980幎代から10%の珟象を経たけれども、貧困も問題になり続けおいる。 povertyは、圢容詞poor'貧しい'から来た名詞で、意味は'貧困'である'。 sinceは、接続詞ずしおの甚法以倖に、前眮詞ずしおも扱われ、'〜以降'の 意味になる。 Sectors 郹門 どちらかずいえば、この語も経枈甚語である。 Agriculture 蟲業 Agriculture and allied sectors like forestry, logging and fishing accounted for 25% of the GDP, employed 57% of the total workforce in 1999-2000 and despite a steady decline of its share in the GDP, is still the largest economic sector and plays a significant role in the overall socio-economic development of India. 蟲業ず林業や朚材や氎産業などの蟲業に関連する郚門は 1999-2000幎にはGDPの25%を占め党劎働力の57%を雇甚しおおり、 GDPの割合における確実な枛少にも関わらず、いただに最も倧きな経枈の郚門であり、 党䜓的なむンドの瀟䌚経枈的発展においお重芁な圹割を担っおいる。 allyは'同盟を結ぶ'ずいった意味で、䟋えば、allied armiesは、'同盟軍'ずいう意味である。 ここでのalliedは、単に'付随した'皋床の意味である。forestry'林業'は、 forest'林'から来た語である。logging'材朚業'??は、log'䞞倪'から来た語である。 fishingは、'釣り'の意味だが、ここでは'持業'である。account for - は、'〜を占める'ずいう意味の非垞に重芁な連語であり、よく甚いられる語である。 employは、'雇甚する'である。steadyは、'確実な'ずいう意味である。 declineは、'例降'の意味である。shareは、'取り分、持ち分'ずいった意味であり、 ここでは、GDPのうちで、蟲業が占める割合のこずを衚しおいる。 significantは、'重芁な、かなりの'ずいう意味である。 roleは、'圹割'である。RPGは'role-playing game'から来おいるが、 これは、'圹割を挔じるこずによっお成立するゲヌム'ずいう意味である。 overallは、'党䜓的な'ずいう意味である。developmentは、develop'発展させる'ずいう 語から来た語であり、'発展'ずいう意味である。 Yields per unit area of all crops have grown since 1950, due to the special emphasis placed on agriculture in the five-year plans and steady improvements in irrigation, technology, application of modern agricultural practices and provision of agricultural credit and subsidies since the green revolution. 5幎蚈画での特別な蟲業に察する匷調があったこずや、確実な灌挑や技術の 改善や近代的な蟲業手法の適甚や緑の革呜以降の蟲業の金融や亀付金などの支絊によっお、 1950幎からあらゆる䜜物の単䜍面積あたりの収穫は増え続けおいる。 yieldは、名詞で甚いられたずきには、'収穫'ずいう意味になり、動詞では、 '生み出す'ずいった意味である。perは、per - で、'〜ごずに'ずいう意味である。 䟋えば、cm/sec は、centimeter per second ず読たれるが、これは、 cm/sec が、1秒間に物䜓が䜕cm進むかを蚘述した量であるこずによる。 areaは、'地域、面積'だが、ここでは'面積'の意味である。cropは、'穀物'ずいう意味である。 due to -は、'〜のために'ずいう意味で、because of - ずの曞き換えが可胜である。 たた、thanks to - ず曞き換えるこずもあるが、これは文脈によっお䜿い分けがなされるので、 泚意が必芁である。dueは、単独では名詞で、'矩務'ずいう意味があるが、due to - の圢ほどよく甚いられるわけではない。emphasisは、emphasize'匷調する'から来た語で、 '匷調'ずいう意味がある。improvementは、improve'改善する'から来た語で、'改善' ずいう意味である。irrigationは、やや難しい語だが、irrigate'灌挑する'ずいう語から来た語で、 '灌挑'ずいう意味である。technologyは。'技術'ずいう意味である。 applicationは、apply'適甚する'から来た語で、'応甚'ずいう意味である。 practiceは、'緎習する'ずいう意味があるが、ここでは単に'手法'ずいう皋床の意味である。 provisionは、'提䟛'ずいう意味である。creditは、'資金を借りるこず'の意味である。 subsidyは、少し難しい単語だが、'補助金'の意味である。green revolutionは、 'w:緑の革呜'ず呌ばれ、近代における重芁な出来事の1぀である。 However, international comparisons reveal that the average yield in India is generally 30% to 50% of the highest average yield in the world. しかしながら、囜際比范によるずむンドの平均的な収量はおおよそ䞖界で最も高い平均収量の 30%から50%である。 internationalは、'囜際的な'ずいう意味である。'むンタヌナショナルスクヌル'などず 日本語的にも䜿われるが、そのたた読んでも通じないず思われる。 comparisonは、動詞compare比范する'から来た名詞であり、 意味は'比范'である。revealは、'明らかにする'ずいう意味の動詞である。 averageは、'平均'ずいう意味の名詞である。たた'平均的な'ずいう意味の圢容詞にもなる。generallyは、圢容詞general'䞀般の' から来た副詞で、意味は'䞀般に'である。 The low productivity in India is a result of the following factors: Illiteracy, general socio-economic backwardness, slow progress in implementing land reforms and inadequate or inefficient finance and marketing services for farm produce. むンドでの䜎い生産性は次のような芁玠の結果である。すなわち、 識字率の䜎さ、䞀般的な瀟䌚経枈的な埌進性、蟲地改革の実行の遅い進行、そしお 適切でないか効率的でない金融ず垂堎に関する蟲堎生産ぞのサヌビスである。 productivityは、'生産性'ずいう意味の名詞である。productは、'補品' ずいう意味の名詞であり、productivityは、補品を䜜りだす性質ずいう 意味である。resultは、名詞ずしお甚いられたずきには'結果'ずいう 意味を衚わす。followは、'続く'ずいう意味の動詞だが、 ここでは、followingで、'次に続く'ずいう意味である。 factorは、'芁玠'ずいう意味の名詞である。 illiteracyは、'文字が読めないこず'ずいう意味の名詞である。 illiteracyは、literacyの反意語で、literacyは、 '識字率'ずいう意味である。generalは、'䞀般的な'ずいう意味の圢容詞である。 backwardnessは、backward'埌方の'ずいう圢容詞から来た名詞であり、 '埌れ、埌進性'ずいう意味である。slowは、'遅い'ずいう意味の圢容詞である。 progressは、'進歩'ずいう意味の名詞である。implementは、 '実行'ずいう意味の名詞である。reformは、'改革'ずいう意味の 名詞である。inadequateは、圢容詞adequate'適切な'の反察の 意味を持぀圢容詞で、'䞍適切な'ずいう意味を持぀。 inefficientは、圢容詞efficient'効果的な'の反察の意味を持぀ 圢容詞で、'効果的でない'ずいう意味である。 financeは、ここでは'金融'ずいう意味である。 farmは、'蟲堎'ずいう意味の名詞である。produceは、'生産'ずいう 意味の名詞である。 The average size of land holdings is very small (less than 20,000 m2) and are subject to fragmentation, due to land ceiling acts and in some cases, family disputes. 蟲地の所有分の平均的な倧きさは非垞に小さく、(20,000 m 2 {\displaystyle m^{2}} より小さい) land ceiling act やある堎合には家庭内の論争によっお现かく分割されおいる。 averageは、'平均的な'ずいう意味の圢容詞である。holdingsは、'手持ち、所有分' ずいう意味の名詞である。subjectは、圢容詞ずしお甚いられた時には、 be subject to - で、'〜をこうむっおいる'ずいう意味ずなる。 subjectは、名詞ずしお甚いられたずきには、'䞻題、テヌマ'ずいう 意味ずなる。たた、文法甚語ずしお、'䞻語'ずいう名詞の意味もある。 fragmentationは、'分割'ずいう意味である。 due to - は、'〜のために'ずいう意味の語で、because of - ずの 曞き換えはよく甚いられる。disputeは、'議論、争論'ずいう意味の名詞である。 disputeは、動詞ずしおも甚いられ、'議論する、論争する'ずいう 意味ずなる。 Such small holdings are often over-manned, resulting in disguised unemployment and low productivity of labour. このような少量の持ち分はしばしば人あたりを匕き起こし、隠された非雇甚や䜎い 劎働生産性ぞず぀ながる。 oftenは、'しばしば'ずいう意味の頻床を衚わす副詞である。 over-mannedは、'人が䜙る'ずいうような意味の圢容詞である。 result in - は、'結果ずしお〜になる'ずいう意味の語である。 disguiseは、動詞ずしお甚いられたずきには'芆い隠す'ずいう 意味になる。disguiseは、名詞ずしお甚いられたずきには'停装、倉装' ずいう意味になる。unemploymentは、名詞employment'雇甹' から来た名詞で、'非雇甹'ずいう意味になる。employment自䜓は、 動詞employ'雇甚する'から来おいる。lowは、'䜎い'ずいう 意味の基本的な圢容詞である。labourは、'劎働'ずいう意味の名詞である。 Adoption of modern agricultural practices and use of technology is inadequate, hampered by ignorance of such practices, high costs and impracticality in the case of small land holdings. 近代的な蟲業手法の採甚ず技術の䜿甚はそのような手法に察する無知に邪魔されお、䞍適切ずなり、 小さい土地に察しおは高いコストず非実甚性に぀ながる。 adoptionは、動詞adopt'採甚する'から来た名詞で、'採甚'ずいう 意味である。agriculturalは、名詞agriculture'蟲業'から来た圢容詞で、 '蟲業に関する'ずいう意味である。practiceは、ここでは、'手法' ずいった皋床の意味である。practiceは、名詞ずしおは、 '緎習、慣行'ずいった意味で甚いられるこずが倚い。useは、ここでは 名詞ずしお甚いられおおり、'䜿甚'ずいう意味である。名詞ずしお 甚いられたずきには、'ナヌス'ず発音されるこずに泚意が必芁である。 technologyは、'技術'ずいう意味の名詞である。 hamperは、少し難しい語だが、'邪魔する'ずいう意味の動詞である。 ignoranceは、'無知'ずいう意味の動詞であり、動詞ignore '無芖する、軜芖する'から来おいる。costは、'コスト、経費'ずいう 意味の名詞である。impracticalityは、圢容詞impractical'非実甚的な' から来おいる単語で、'非実甚性'ずいう意味である。impracticalは、 圢容詞practical'実甚的な'の反察の意味の語であり、practicalは、 動詞practice'緎習する'から来おいる。 caseは、'堎合'ずいう意味の名詞である。 Irrigation facilities are inadequate, as revealed by the fact that only 53.6% of the land was irrigated in 2000-01 , which result in farmers still being dependent on rainfall, specifically the Monsoon season. ただ53.6%の土地だけが2000-01幎に灌挑を受けたずいう事実からわかる通り、 灌挑斜蚭は䞍適切であり、そのこずは蟲家がいただに、特にモンスヌンの季節には 雚に䟝存しおいるこずに぀ながっおいる。 irrigationは、やや難しい単語だが、動詞irrigate'w:灌挑する'から 来おおり、'灌挑'ずいう意味の名詞である。 facililtyは、'斜蚭'ずいう意味の名詞である。 revealは、'明らかにする'ずいう意味である。factは、'事実'ずいう意味の 名詞である。farmerは、'蟲家'ずいう意味の名詞である。 stillは、肯定文で甚いられ'ただ'ずいう意味である。 dependentは、動詞depend'䟝存する'から来た圢容詞で、 '䟝存しおいる'ずいう意味である。dependは、自動詞であり depend on - で'〜に䟝存する'ずいう意味ずなる。 dependentに぀いおは be dependent on - で、'〜に䟝存しおいる' ずいう意味ずなる。rainfallは、'雹'ずいう意味である。 Monsoonは、'w:モンスヌン'の事である。 seasonは、'季節'ずいう意味の基本的な名詞である。 A good monsoon results in a robust growth for the economy as a whole, while a poor monsoon leads to a sluggish growth. よいモンスヌンは健垞な経枈党䜓の発展を匕き起こすが、 䞀方悪いモンスヌンは遅い経枈成長に至る。 robustは、'健党な、安定した'ずいう意味の圢容詞である。growthは、 動詞grow'育぀、成長する'から来た名詞で、'成長'ずいう意味である。 economyは、'経枈'ずいう意味の名詞である。wholeは、'党お'ずいう 意味の名詞である。as a whole は'党䜓'ずいう意味の衚珟で よく甚いられる。poorは、'悪い、貧しい'ずいう意味を持぀圢容詞である。 lead to - は、'〜になる'ずいう意味の衚珟である。 sluggishは、'遅い'ずいう意味の圢容詞で、名詞slug'ナメクゞ' から来おいる。 恐竜は2億3千䞇幎前からおよそ1億6千䞇幎前たで、地球䞊に存圚しおいたずされる 生物である。倚くはトカゲのような姿をしおいたようだが、その圢ず倧きさは 倚皮倚様であり、ひずくくりにするこずはできない。 映画ゞュラシックパヌクでも重芁な圹を担ったティラノサりルスを始め、 有名な恐竜は数倚い。恐竜に関しおの研究は珟圚も進行䞭であり、 䟝然ずしおわかっおいないこずも倚い。恐竜はなぜ絶滅したのか、 なぜこれほどに倧きいのか、時期によっお珟れる恐竜の皮類に 違いがあるのはどうしおかなど疑問は尜きない。 ここでは、恐竜に぀いおの癟科事兞的な説明を読むこずで、 既に知られおいるこずず、今埌の展望などを考える。 この文章は音声ずしお録音されおいるので、listeningの緎習に 甚いるこずができる。 http://en.wikipedia.org/wiki/Dinosaur Dinosaurs are vertebrate animals that range from reptile-like to bird-like. 恐竜はトカゲのようなものから鳥のようなものがいる脊怎動物である。 dinosaurは、'恐竜'ず蚀う意味の名詞である。 vertebrateは、かなり難しい語だが、'脊怎'ずいう意味で、 vertebrate animalで、'脊怎動物'ずいう意味である。 rangeは、'〜に及ぶ'ずいう意味の動詞である。名詞ずしお甚いられたずきには、 '範囲'ずいう意味の名詞ずなる。 Dinosaurs dominated the terrestrial ecosystem for over 160 million years, first appearing around 230 million years ago. 恐竜は玄2億3千䞇幎前からおよそ1億6千䞇幎の間地球の生態系の䞭でを有力な地䜍にあった。 dominateは、'有力である'ずいう意味の動詞である。䌌た意味の圢容詞に dominant'有力な'がある。terrestrialは、やや専門的な語だが'地球の' ずいう意味の語である。millionは、'癟䞇'ずいう意味の語である。 appearは、'珟われる'ずいう意味の自動詞である。 たた、seemず䌌た䜿い方で、'〜に芋える'ずいう意味でも甚いられる。 この時には、He appears busy.'圌は忙しそうに芋える。'などず甚いられる。 65 million years ago, at the end of the Cretaceous period, all non-avian dinosaurs became extinct. 6億5千䞇幎前の癜亜玀期の終わりに、党おの矜がない恐竜は絶滅した。 avianは、'矜がある、空を飛ぶ'などの意味だが、実際にこの䜿い方がされるのは 少し専門的である。実際には、avian flu'w:鳥むンフル゚ンザ'などずしお 甚いられるこずが倚い。extinctは、'絶滅した、途絶えた'ずいう意味の圢容詞である。 恐竜が既に絶滅したずいう事実は有名である。 Dinosaurs still exist today in the line of birds (avian dinosaurs). 恐竜は珟圚でも鳥の䞀皮ずしお存圚しおいる。(avian dinosaurs) existは、'存圚する'ずいう意味の動詞である。 Knowledge about dinosaurs is derived from both fossil and non-fossil records, including fossilized bones, feces, trackways, gastroliths, feathers, impressions of skin, internal organs and soft tissues. 恐竜に関する情報は化石や化石以倖の蚘録から埗られおいるが、その䞭には 化石化した骚や、矜や肌觊りや、臓噚や組織などが含たれおいる。 knowledgeは、'知識'ずいう意味の䞍可算名詞である。この語はknowず関係がある。 deriveは、'導出する'ずいう意味である。fossilは、 科孊系の文章以倖ではあたり甚いられないが'化石'ずいう意味である。 recordは、'蚘録'ずいう意味である。includeは、'含む'ずいう意味である。 fecesは、'糞'ずいう意味の名詞である。trackwayは、'足跡'ずいう意味の 名詞である。gastrolithは、'胃石'ずいう意味の名詞(-lith Grc. 石)である。 w:胃石は、消化のために胃の䞭に貯えられた石のこずであり、 珟圚でもw:ニワトリなどがこのような習性を持぀こずが知られおいる。 featherは、'矜'ずいう意味の名詞である。impressionは、'印象'ずいう意味の 語であり、skinは、'肌'ずいう意味の名詞である。 internalは、'内郚の'ずいう意味の圢容詞である。反察語は external'倖郚の'である。organは、'臓噚'ずいう意味である。 tissueは、'(䜓内の)組織'ずいう意味である。 Dinosaur remains have been found on every continent on Earth, including Antarctica. 恐竜は地球䞊の党おの倧陞で芋぀かっおいるが、その䞭には南極も含たれおいる。 continentは、'倧陞'の意味であり、科孊的だがそれなりに甚いられる語である。 Antarcticaは、'南極'の意味である。 Numerous fossils of the same dinosaur species have been found on completely different continents, corroborating the generally-accepted theory that all land masses were at one time connected in a super-continent called Pangaea. 同じ皮類の恐竜の倚くの倚くの化石が党く違った倧陞から芋぀かっおおり、 そのこずは党おの陞地が以前は䞀぀のパンゲアずいう超倧陞であったずいうよく確認されおいる理論ず笊合しおいる。 numerousは、'倚くの'ずいう意味の語である。speciesは、'çš®'ずいう意味の語である。 completelyは、complete'完党な'ずいう意味の圢容詞から来る副詞で、 '完党に、党く'ずいう意味の語である。completeは、動詞ずしおも甚いられ、 '達成する、やり遂げる'ずいう意味ずなる。 differentは、'違った'ずいう意味である。corroborateは、'(蚌拠によっお)瀺す' ずいう意味である。generallyは、general'䞀般的な'ずいう意味の圢容詞から 来た語で、意味は'䞀般的に'である。 acceptは、'受けいれる'ずいう意味の動詞である。 thoeryは、'理論'ずいう意味の名詞である。 landmassは、'地塊'ずいう意味の語であり、 それぞれの倧陞のこずを指す 科孊甚語である。connectは、'接続する'ずいう意味の動詞である。 名詞は、connection'接続'である。 w:パンゲアは叀くに党おの倧陞が1぀であり、それらが分割するこずで、 珟圚の倧陞が出来たずする考えを採甚したずきの、最初の倧陞のこずである。 Pangaea began to break up during the Triassic period around 230 million years ago. パンゲアは2億3千䞇幎前の䞉畳玀に分裂し始めた。 Triassic periodは、'䞉畳玀'ずいう意味の固有名詞である。 時期に぀いおは、w:䞉畳玀を参照。 Since the first dinosaur was recognized in the 19th century, their mounted, fossilized skeletons have become major attractions at museums around the world. 最初の恐竜が19䞖玀に認識されおから、それらの巚倧で化石化した骚は、䞖界䞭の博物通の 重芁な(人気のある)展瀺物ずなった。 recognizeは、'認識する、発芋する'ずいう意味の語である。 mountは、'食る'ずいう意味の動詞である。fossilizeは、 fossil'化石'から来る動詞'化石化させる'である。 skeletonは、'骚'ずいう意味の名詞である。 attractionは、'展瀺物'ずいう意味の名詞で、attract'匕き぀ける' ずいう意味の動詞から掟生した。museumは、'博物通'ずいう意味の名詞である。 Dinosaurs have become a part of world culture and remain consistently popular, especially among children. 恐竜は䞖界の文化の䞀郚ずなり、特に子䟛の間で、 継続的に人気のある察象である。 cultureは、'文化'ずいう意味の名詞である。consistentlyは、consistent '䞀貫した'ずいう圢容詞から来た副詞で、'䞀貫しお'ずいう意味である。 popularは、'人気のある'ずいう意味である。 childrenは、child'子䟛'の耇数圢である。 They have been featured in best-selling books and blockbuster films such as Jurassic Park, and new discoveries are regularly covered by the media. それらは`ゞュラシックパヌク'のようなベストセラヌの本や、 商業的に成功した映画の題材ずなり、それらに関する新しい発芋は倚くの堎合メディアによっお 取り䞊げられおいる。 featureは、'特城'ずいう意味の名詞ずしお甚いられる事が倚いが、 映画などの話で甚いられるずきには、'(劇䞭で)重芁な圹を担わされる' ずいう意味の動詞ずなる。best-sellingは、'ベストセラヌの'ずいう意味である。 blockbusterは、'非垞に成功した'ずいう意味で、映画などに察しおよく甚いられる。 Jurassic Parkは、映画の名前であり、恐竜を題材にした映画ずしお 有名である。discoveryは、'発芋'ずいう意味の名詞であり、 discoverは、'発芋する'ずいう意味の動詞である。 regularlyは、'決たっお'ずいう意味の副詞であり、圢容詞regular'芏則的な、 正芏の'から来おいる。mediaは、単に'メディア'ず蚳されるこずが倚いが、 w:マスコミのように、倚くの人間に情報を䌝達する手段のこずである。 The term dinosaur is also used informally to describe any prehistoric reptile, such as the pelycosaur Dimetrodon, the winged pterosaurs, and the aquatic ichthyosaurs, plesiosaurs, and mosasaurs, though none of these are dinosaurs. 実際にはそれらは恐竜ではないけれども、恐竜ずいう語は非圢匏的には ディメトロドンやプテラノドン、むクチオサりルス、プレシオサりルス、モササりルス などの叀代の爬虫類を描写するずきにも甚いられる。 termは、'語'ずいう意味の語である。informallyは、'非圢匏的に' ずいう意味である。describeは、'曞く'ずいう意味である。 prehistoricは、ここでは単に'叀代の'ずいう意味である。 reptileは、'ハ虫類'ずいう意味である。pelycosaurは、 ''ずいう意味の科孊甚語である。 wingedは、'矜がある'ずいう意味の圢容詞であり、名詞wing'ç¿Œ' から来おいる。aquaticは、'氎生の'ずいう意味の圢容詞である。 thoughは、'〜だけれども'ずいう意味の接続詞である。 同じ意味の接続詞ずしおalthoughがあるが、これらにはほずんど意味の違いがない。 none of - は、'〜のうちの1぀ずしお〜ない'ずいう意味で甚いられる。 The ongoing renaissance in the scientific understanding of dinosaurs began in the 1970s and was triggered, in part, by John Ostrom's discovery of Deinonychus, an active, vicious predator that may have been warm-blooded (homeothermic), in marked contrast to the prevailing image of dinosaurs as sluggish and cold-blooded. 恐竜に関する理解の今も続いおいる珟代的な発展は、1970幎代に始たり、それは 䞀郚にはJohn Ostrom のDeinoncychusずいう掻動的で抜け目の無い 恒垞性であったかもしれない肉食獣の発芋により 匕き起こされ、そのこずは恐竜がのろたで、倉枩動物であるずいう支配的な印象ずは 重芁な察立をなしおいた。 ongoingは、'珟圚続いおいる'ずいう意味の圢容詞である。 renaissanceは、ここでは'隆盛'ずいう意味の名詞である。 元々はw:ルネサンスずいう歎史的事実から珟われた語であるが、 珟圚では他の情況にも転甚され甚いられおいる。 scientificは、'科孊的な'ずいう意味の圢容詞であり、science'科孊'ずいう 名詞から来おいる。understanding'理解'は、understand'理解する'から来た 名詞である。triggerは、'匕き起こす'ずいう意味の動詞である。 activeは、'掻動的な'ずいう意味の圢容詞である。 viciousは、'悪い、抜け目の無い'ずいう意味の圢容詞である。 predatorは、'捕食者'ずいう意味の名詞である。 warm-bloodedは、'枩血の'ずいう意味である。bloodは、'血'ずいう 意味の名詞である。homeothermicは、かなり難しい単語だが、'恒枩の' ずいう意味で、䜓枩がたわりの枩床に圱響されないずいう意味である。 markedは、'重芁な'ずいう意味の圢容詞であり、contrastは、'察称'ずいう 意味の名詞である。prevailは、'有力な'ずいう意味である。 sluggishは、'のろたな、愚鈍な'ずいう意味の圢容詞で、 slug'なめくじ'から来おいる。 Vertebrate paleontology, arguably the primary scientific discipline involved in dinosaur research, has become a global science. vertebrate paleontology は、実際のずころ恐竜に関する探求掻動ずしおの 䞻芁な科孊的な掻動だったが、それは党地球的な科孊ずなっおいる。 vertebrateは既に出お来た語だが、'脊怎'ずいう意味である。 paleontologyは、'叀生物孊'ずいう意味である。難しい語ではないが、 その性質䞊日垞䌚話で甚いられるこずは少ない。 絶滅した生物の行動や倖芋を芋出す研究掻動'の事である。 この郚分でarguablyから次のカンマたでは、paleontologyを説明する 郚分であり、党䜓ずしお名詞である。この様なカンマの甚法をw:同栌 の甚法ず呌ぶ。党䜓ずしおは、前のカンマを'すなわち'などず蚳しおおくず 意味が通り易い。arguablyは、argue'議論する' から来た語で、'おそらく、議論ずしお成立する皋'ずいう意味である。 primaryは、'䞻芁な'ずいう意味である。disciplineは、'掻動'ずいう様な 意味である。involveは、'含む'ずいう意味である。ここでのinvolvedは、 動詞の過去圢ではなく、disciplineを修食する過去分詞である。 researchは、'研究'ずいう意味である。globalは、'䞖界的な' ずいう意味である。global company'䞖界的な䌁業'などの文脈で よく甚いられる。 Major new dinosaur discoveries have been made by paleontologists working in previously unexploited regions, including India, South America, Madagascar, Antarctica, and most significantly in China (the amazingly well-preserved feathered dinosaurs in China have further solidified the link between dinosaurs and their living descendants, modern birds). むンドや南アメリカやマダガスカルや北極、たた、最も重芁なものには䞭囜のように ( 驚くほどよく保存された矜のある恐竜(の存圚)は恐竜ず珟圚の鳥ずの぀ながりを さらに匷く確認した。) これたでに 探玢されおいなかった地域での考叀孊者の掻動が、重芁な新しい恐竜に関する発芋に぀ながっおいる。 discoveryは、動詞discover'発芋'から来た語で、'発芋'の意味である。 paleontologistは、paleontology'叀生物孊'から来た語で、'叀生物孊者' の意味である。previouslyは、previous'以前の'ずいう圢容詞から来た副詞で ある。 unexploitedは、exploit'w:搟取する'から来た圢容詞で、ここでは'詳しく 調べられおいなかった'ずいう皋床の意味である。 Madagascarは、'w:マダガスカル'のこずである。 Antarcticaは、'南極'の意味である。 significantlyは、圢容詞significant'意矩深い'から来おおり、ここでは '重芁な'ずいう皋床の意味である。most significantlyは、副詞の最䞊玚 の甚法である。 Chinaは、'w:䞭囜'の意味である。 amazinglyは、圢容詞amazing'驚くべき'から来た語で、'驚く皋'ずいう意味である。 wellは、'よい'ずいう意味の副詞であるが、比范玚はbetter、最䞊玚はbestず なっおおり、goodに察する比范玚ず同じであるこずに泚意が必芁である。 preserveは、'保存する'ずいう意味である。 featheredは、名詞feather'矜'から来た語で、'矜のある'ずいう 意味である。solidifyは、圢容詞solid'堅い'から来た語で、'堅くする' ずいう意味である。-fyの語尟は通垞動詞を䜜るこずに泚意せよ。 䟋ずしおterrify'怖がらせる', classify'分類する'などがある。 それぞれterror'恐怖'、class'分類、玚'から来おいる。 linkは、'぀ながり'ずいう意味の名詞である。betweenは、'〜の間'ずいう 意味の前眮詞である。descendantは、'子孫'ずいう意味の語である。 modernは、'最近の'ずいう意味の圢容詞である。 The widespread application of cladistics, which rigorously analyzes the relationships between biological organisms, has also proved tremendously useful in classifying dinosaurs. 広範囲に眮けるcladisticsの適甚は、正確に生物の組織の間の関係を分析するものだが、 恐竜を分類するこずに関しお非垞に有益だずわかっおいる。 widespreadは、'広汎な'ずいう意味である。 wideは、'広い'ずいう意味の圢容詞、spreadは、'広げる'ずいう意味の動詞であり、 widespreadは、これら2぀の語から出来おいる。 applicationは、'応甚、適甚'などの意味があり、動詞applyから 来おいる。cladisticsは、調査のための技術の名称である。 詳しくは、en.wikipedia参照。rigorouslyは、'厳栌に'ずいう意味の副詞で、 圢容詞rigorous'厳栌な'から来おいる。analyzeは、'分析する'ずいう 意味の動詞であり、名詞はanalysis'分析'である。 relationshipは、'関係'ずいう意味であり、名詞relation'関係'から 来おいる。biologicalは、'生物孊的な'ずいう意味であり、 名詞biology'生物孊'から来おいる。organismは、'生䜓'ずいう 意味である。proveは、'蚌明する'であり、名詞はproof'蚌明'である。 tremendouslyは、圢容詞tremendous'凄たじい'から来おおり、ここでは '非垞に'ずいう皋床の意味である。usefulは、'䟿利な'ずいう意味の圢容詞である。 classifyは、'分類する'ずいう意味の動詞である。 Cladistic analysis, among other modern techniques, helps to compensate for an often incomplete and fragmentary fossil record. cladistic分析は他の近代的 手法の䞭で、しばしば䞍完党で壊れおいる化石を補うのを助けおいる。 amongは、'〜の間'ずいう意味の前眮詞で、betweenずの䜿いわけは やや難しい。'2぀のものの間で'(twe- 2)ずいう意味ではbetweenを甚い、 '3぀以䞊のものの間で'ずいう意味ではamongを䜿うが、 between themなどの蚀い回しでは3぀以䞊のものに察しおbetween が甚いられるこずもある。 techniqueは、'技術、テクニック'ずいう意味の名詞である。 発音は日本語のテクニックずは党く異なっおおり、アクセントが-niqueに぀くため テクニヌクのような発音になる。詳しくは蟞曞を参照。 helpは、'助ける'ずいう意味の基本的な単語であるが、 'help to䞍定詞'の圢で、'〜するのを助ける'ずいう意味になる。 曎に、'help A to䞍定詞'の圢で'Aが〜するのを助ける'ずいう意味になる。 たた、この䜿い方をするずきには、to䞍定詞のtoは省略されるこずが倚い。 この時には動詞の原圢が甚いられるこずになるため、'原圢䞍定詞' ず呌ばれる。compensateは、'埋め合わせる、補う'ずいう意味がある動詞である。 oftenは、頻床を衚わす副詞で'しばしば'ず蚳される。 oftenは、sometimes'時々'より倚く、frequently'頻繁に'より少ない 皋床の頻床を衚わす。 incompleteは、圢容詞complete'完党な'の反察の意味を持぀圢容詞で、 '䞍完党な'ずいう意味である。fragmentaryは、名詞fragment'砮片' から来おおり、'断片的な'ずいう意味である。 fossilは、'化石'ずいう意味の名詞である。 What is a dinosaur? 恐竜ずは䜕か? Definition 定矩 definitionは、define'定矩する'ずいう動詞から来た名詞で、'定矩'ずいう 意味である。 The superorder or clade "Dinosauria" was formally named by the English scientist Richard Owen in 1842. `Dinorauria'ずいう名前?は圢匏的にはむギリス人の科孊者であるRichard Owenによっお1842幎に 名付けられた。 superorderずcladeは、生物の分類に関する孊問的な甚語である。 formallyは、圢容詞formal'圢匏的な'から来た副詞であり、'圢匏的には' ずいう意味である。nameは、名詞で䜿われたずきは'名前'ずいう意味だが、 動詞ずしお甚いたずきには、'名付ける'ずいう意味である。 The term is a combination of the Greek words deinos ("terrible" or "fearfully great" or "formidable") and sauros ("lizard" or "reptile"). この語はギリシャ語であるdeinos(`恐ろしい'ずか`恐怖を抱かせるほどすごい'ずか 'びくびくさせる`)ずsauros(`トカゲ'や`ハ虫類')を぀なげた語である。 termは、'語'ずいう意味の名詞である。 combinationは、動詞combine'結び぀ける'から来た語で、'組み合わせ'ずいう 意味ずなる。Greekは、'ギリシアの'ずいう意味の圢容詞である。 'ギリシア'は、Greeceずいう単語である。terribleは、名詞terror'恐怖'から 来た圢容詞であり、'恐ろしい'ずいう意味である。 fearfullyは、名詞fear'恐怖'から来た副詞で、ここでは、'恐ろしさを感じさせる皋の' ずいう意味である。formidableは、'恐ろしい'ずいう意味の圢容詞である。 lizardは、'トカゲ'ずいう意味の名詞であり、reptileは、'ハ虫類' ずいう意味の名詞である。 The name was chosen to express Owen's awe at the size and majesty of the extinct animals, not out of fear or trepidation at their size and often-formidable arsenal of teeth and claws. この名前は 絶滅した動物の倧きさず偉倧さに察するOwenの畏敬の念によるもので、 や倧きさに察する恐怖や、しばしば恐ろしい牙や爪ずいった歊噚によるものではなかった。 chosenは、動詞chooseの過去分詞である。過去圢はchoseである。 expressは、'衚珟する'ずいう意味の動詞である。aweは、'畏敬、畏怖'ずいう 意味の名詞である。majestyは、'嚁颚'ずいう意味の名詞である。 extinctは、'絶滅した'ずいう意味の圢容詞である。 animalは、'動物'ずいう意味の基本的な名詞である。 trepidationは、やや難しい単語だが、'恐怖'ずいう意味の名詞である。 arsenalは、'歊噚庫'ずいう意味の名詞である。teeth は、toothの耇数圢であり、'æ­¯'ずいう意味である。 clawは、'爪'ずいう意味の名詞である。 Dinosaurs are extremely varied. 恐竜は実に異なっおいる。 extremelyは、圢容詞extreme'ひどい、倧倉な'ずいう意味の圢容詞から来た 副詞で、'ひどく、倧倉'ずいう意味である。variedは、'様々な'ずいう意味の 圢容詞である。varyは、'倉える'ずいう意味の他動詞である。 Some were herbivorous, others carnivorous. いくらかは草食性であり、別のいくらかは肉食性である。 herbivorousは、'草食の'ずいう意味の圢容詞であり、 carnivorousは、'肉食の'ずいう意味の圢容詞であるが、どちらも あたり日垞䌚話で甚いられる語ではない。 otherは、名詞ずしお甚いられたずきには、'それ以倖のもの'ずいう 意味である。圢容詞ずしお甚いられたずきには、'それ以倖の'ずいう 意味ずなる。 Some dinosaurs were bipedal, others quadrupedal, while others could walk easily on two or four legs, such as the dinosaur Ammosaurus. いくらかの恐竜は 2足歩行であり、別の恐竜は4足歩行であるが、䞀方、Ammosaurusのような別のものは 2足でも4足でも問題なく歩くこずができる。 bipedalは、難しい語だが、'二足歩行の'(bi- 2, ped- 足)ずいう意味である。 quadrupedalも、難しい語だが、'四足歩行の'ずいう意味である。 quadr- は、'4぀の'ずいう意味を持぀語根である。 whileは、'その䞀方'ずいう意味の接続詞である。walkは、'歩く'ずいう 意味の動詞である。easilyは、'簡単に'ずいう意味の副詞であり、 圢容詞easy'簡単な'から来おいる。 Size 倧きさ Only a tiny percentage of animals ever fossilize, and most of these remain buried in the earth. 非垞に小さい割合の動物だけがこれたでに化石化しおきおおり、そのうちの倚くは地䞭に埋められたたたに なっおいる。 onlyは、'ただ〜だけ'ずいう意味の語である。tinyは、'非垞に小さい' ずいう意味の圢容詞であり、small'小さい'よりも小さいむメヌゞが匷い 語である。percentageは、'割合'ずいう意味の名詞である。 everは、'これたでに'ずいう意味の副詞である。 fossilizeは、'化石化する'ずいう意味の動詞である。 remainは、'〜のたたである'ずいう意味の動詞である。buriedは、動詞bury '埋める'の過去分詞である。earthは、ここでは'倧地'ずいう 意味の名詞である。 As a result, the smallest and largest dinosaurs will probably never be discovered. 結果ずしお、最も小さい恐竜や最も倧きい恐竜はおそらく発芋されないだろう。 as a resultは、'結果ずしお'ずいう意味でよく甚いられる衚珟である。 probablyは、'おそらく'ずいう意味の副詞である。 neverは、'決しお〜ない'ずいう意味の副詞であり、吊定文を䜜る語である。 discoverは、'発芋する'ずいう意味の動詞である。 Even among those specimens that are recovered, few are known from complete skeletons, and impressions of skin and soft tissue are rare. 既に埩元された暙本の䞭でも、完党な骚栌ずしお芋぀かったものは少ししかなく、 皮膚や組織が芋぀かるこずはたれである。 evenは、'〜すら'ずいう意味の語である。specimenは'暙本'ずいう意味の名詞である。 recoverは、'元にもどす'ずいう意味の名詞である。 fewは、名詞ずしお甚いられたずきには'ほずんどが〜無い'ずいう 意味の吊定文に近い意味を䜜る語である。䞀方、a fewずしお 甚いられたずきには、'いくらかは〜ある'ずいう意味で甚いられる。 䞀方、これらの衚珟は圢容詞ずしおも甚いられ、このずきには これらの衚珟は数えられる名詞にしか甚いられない。 数えられない名詞に察しおは同じ意味でlittle, a littleが 甚いられる。completeは、'完党な'ずいう意味の圢容詞である。 skeltonは、'骚'ずいう意味の名詞である。 tissueは、'組織'ずいう意味の名詞である。rareは、'たれな'ずいう意味の 圢容詞である。 Rebuilding a complete skeleton by comparing the size and morphology of bones to those of similar, better-known species is inexact, and reconstructing the muscles and other organs of the living animal is, at best, a process of educated guesswork. 倧きさや骚の圢態をよく䌌た、既によりよく知られおいる 皮類の察応物ず芋比べお完党な骚栌を再構成するこずは完璧ずはいえず、生きおいる動物の 筋肉や臓噚を再構成するこずは、よくいっおも、`掗緎された想像'の過皋である。 rebuild'再構築する'ずいう意味の動詞である。compareは、'比范する' ずいう意味の動詞である。morphologyは、難しい単語だが、'圢態孊'ずいう意味である。 boneは、'骚'ずいう意味の名詞である。similarは、'䌌た'ずいう意味の 圢容詞である。speciesは、'皮類'ずいう意味の名詞である。 inexactは、exact'正確な'ずいう意味の圢容詞の反察の意味を持぀圢容詞で、 '䞍正確な'ずいう意味である。reconstructは、動詞construct'建おる' から来た語で、'再建する'ずいう意味である。 muscleは、'筋肉'ずいう意味の名詞である。organは、'噚官'ずいう意味の 名詞である。at bestは、'良くおも'ずいう意味の衚珟でよく甚いられる。 processは'過繋'ずいう意味の名詞である。educateは、'教育する' ずいう意味の動詞である。guessworkは、'掚量'ずいう意味の名詞である。 Largest and smallest dinosaurs 最も倧きい恐竜ず最も小さい恐竜 While the largest and smallest dinosaurs will probably remain unknown, and comparisons involving existing specimens are imprecise, it is clear that, as a group, dinosaurs were large. 最倧ず最小の恐竜はおそらく知られないたたになり、たた珟圚生存しおいる暙本などずの比范は 正確ではないのだが、皮党䜓ずしお恐竜が倧きいこずは確かである。 comparisonは、動詞compare'比范する'から来る名詞で'比范'ずいう 意味である。involveは、'含む'ずいう意味の名詞である。existは、 '存圚する'ずいう意味の動詞である。impreciseは、圢容詞precise'粟密な' の反察の意味を持぀圢容詞で、'䞍正確な'ずいう意味である。 clearは、'明癜な'ずいう意味の圢容詞である。groupは、'郚類' ずいう意味である。 By dinosaur standards the sauropods were gigantic. 恐竜の基準では、w:竜脚䞋目は巚倧である。 standardは、'基準'ずいう意味の名詞である。sauropodは、'竜脚䞋目'ずいう 意味の名詞である。詳しくはja.wikipediaを参照。 giganticは、'巚倧な'ずいう意味の圢容詞である。 The smallest sauropods were larger than anything else in their habitat, and the largest were an order of magnitude more massive than anything else that has ever walked the Earth. 最も小さい竜脚䞋目は圌らの生息地のなかの圌ら以倖の どれよりも倧きく、最も倧きいものはこれたでに地球䞊を歩いたもののどれよりも巚倧な倧きさの皋床である。 anythingは疑問文で甚いられたずきには、'䜕らかのもの'ずいう意味だが、 吊定文で甚いられたずきには、'党おの〜は〜ない'ずいうように 察応する党おのものに察する吊定を衚わす衚珟になる。ここでは、 larger than anything else で、'察応する党おのものより倧きい' ずいう意味である。elseは、'他の'ずいう意味の語である。 habitatは、'生息地'ずいう意味の名詞である。orderは、'皋床'ずいう 意味の名詞である。magnitudeは、'倧きさ'ずいう意味の名詞である。 massiveは、'重い'ずいう意味の圢容詞である。 The tallest and heaviest dinosaur known from a complete skeleton is the Brachiosaurus, which was discovered in Tanzania between 1907–12. 完党な骚栌によっお知られおいる䞭で、最も背が高く最も重い恐竜はブラキオサりルスだが、 これは1907-1912の間にタンザニアで発芋された。 tallは、'背が高い'ずいう意味の基本的な圢容詞である。 heavyは、'重い'ずいう意味の圢容詞である。 Tanzaniaは、東アフリカの囜w:タンザニアのこずである。 It is now mounted in the Humboldt Museum of Berlin and is 12 m (38 ft) tall and probably weighed between 30,000–60,000 kg (33–66 short tons). それは珟圚ではBerlin(ベルリン)のフンボルト博物通に展瀺されおおり、12mの倧きさがあり、おそらく33-66トンの重さであった。 mountは、ここでは'展瀺する'ずいう意味の動詞である。 museumは、'博物通'ずいう意味の名詞である。weighは、'〜の重さがある' ずいう意味の動詞である。tonは、'w:トン'ずいう意味の名詞である。 The longest dinosaur is the 27 m (89 ft) long Diplodocus, which was discovered in Wyoming and mounted in Pittsburgh's Carnegie Natural History Museum in 1907. 最も倧きい恐竜は27mの長さのDiplodocus(ディプロドクス)だが、それは Wyomingで発芋され、Pittsburgh(ピッツバヌグ)のCarnegie Natural History Museum( カヌネギヌ自然歎史博物通)に1907幎に展瀺された。 naturalは、'自然の'ずいう意味の圢容詞である。historyは、'歎史' ずいう意味の名詞である。 There were larger dinosaurs, but knowledge of them is based entirely on a small number of incomplete fossil samples. より倧きな恐竜も存圚したが、それらに関する知識は数少ない䞍完党な化石のサンプルに 党くよっおいる。 knowledgeは、'知識'ずいう意味の名詞である。baseは、'〜に基づける' ずいう意味の動詞である。base A on B で、'AがBによっおいる' ずいう意味である。entirelyは、圢容詞entire'党おの'から来た 副詞で、'完党に'ずいう意味である。sampleは、'暙本、サンプル' ずいう意味の名詞である。 The largest specimens on record were all discovered in the 1970s or later, and include the massive Argentinosaurus, which may have weighed 80,000–100,000 kg (88–121 tons); the longest, the 40 m (130 ft) long Supersaurus; and the tallest, the 18 m (60 ft) Sauroposeidon, which could have reached a sixth-floor window. 蚘録がある䞭で最も倧きな皮は党お1970幎代からそれ以降に発芋されおおり、 それらは巚倧で80,000-100,000kgの重さがあるArgentinosaurusや 40mの䜓長があるsupersaurusや、18mの高さがあり、6階の窓に手が届くSauroposeidonを 含んでいる。 includeは、'含む'ずいう意味の動詞である。Argentinosaurus, which may - でのwhichは、䞻語ずしおの関係代名詞whichの甚法であるが、カンマが whichの前にあるこずから、関係代名詞の非制限甚法であるこずが わかる。通垞Argentinosaurusなどの固有名詞が関係代名詞によっお 修食される時には、関係代名詞の非制限甚法が甚いられる。 Sauroposeidon, which could - のwhichも同じ甚法である。 reachは、'届く'ずいう意味の動詞である。sixth-floorは、'6階'ずいう 意味の衚珟である。windowは、'窓'ずいう意味の基本的な名詞である。 Dinosaurs were the largest of all terrestrial animals. 恐竜は党おの陞生動物の䞭で最も倧きい。 terrestrialは、'陞生の'ずいう意味の圢容詞で、陞䞊に䜏む動物のこずを指す。 The largest elephant on record weighed 12,000 kg (13.2 tons), while the tallest giraffe was 6 m (20 ft) tall. 蚘録の䞊で最も倧きな象は12,000kgであり、䞀方最も背の高いキリンは6mであった。 elephantは、'象'ずいう意味の名詞であり、giraffeは、'キリン'ずいう意味の 名詞である。 Even giant prehistoric mammals such as the Indricotherium and the Columbian mammoth were dwarfed by the giant sauropods. IndricotheriumやColumbian mammoth(コロンビアマンモス)などの前史的なほ乳類であっおも 巚倧なsauropodsの前では小人に芋えた。 giantは、'巚倧な'ずいう意味の語である。prehistoricは、 '前史的な'ずいう意味の圢容詞である。mammalは、'ほ乳類'ずいう 意味の名詞である。dwarfは、名詞で甚いられたずきには、'小人' ずいう意味になる。 Only a handful of modern aquatic animals approach them in size, most notably the blue whale (which reaches up to 190,000 kg (209 tons) and 33.5 m (110 ft) in length). いくらかの珟代の氎䞭の動物だけが 倧きさで圌らに近づくこずができるが、最も重芁なのはblue whale(190,000kgに達し 33.5mの長さになる。)である。 handfulは、'䞀握り'ずいう意味の名詞であり、a handful of - で、 '䞀握りの〜'ずなる。aquaticは、'氎生の'ずいう意味の圢容詞である。 approachは、ここでは'近づく'ずいう意味の動詞である。 notablyは、'重芁な'ずいう意味である。blue whaleは、'w:シロナガスクゞラ' の事である。reachは、ここでは'到る'ずいう意味の動詞である。 up to - は、'〜にたで'ずいう意味の語である。lengthは、'長さ' ずいう意味の名詞であり、圢容詞long'長い'から来おいる。 Not including modern birds like the bee hummingbird, the smallest dinosaurs known were about the size of a crow or a chicken. bee hummingbirdなどの珟圚の鳥を陀けば、 知られおいる䞭で最も小さい恐竜はおおよそカラスやニワトリほどの倧きさである。 crowは、'カラス'ずいう意味の名詞であり、chickenは、'ニワトリ' ずいう意味の名詞である。 The Microraptor, Parvicursor, and Saltopus were all under 60 cm (2 ft) in length. Microraptor, Parvicursor, Saltopusなどはどれも60cm以䞋の倧きさである。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "英語 > 高等孊校英語英語I", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "党線においおen.wikipedia.orgのfeatured articleに分類される 蚘事を教材ずしお扱う。これは、これらの蚘事が特に内容が豊富だからである。 たた、いく぀かの蚘事はこれらを(英語で)読み䞊げた音声デヌタが添附されおいるので、 これらをリスニングの題材ずしお甚いるこずも出来る。 音声デヌタは各々の教材の英語版のペヌゞから手に入れるこずが出来る。", "title": "始めに" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "タミル民族はむンド呚蟺に䜏む民族である。ここでは、圌らの暮らしずその 歎史に関する文章を扱う。人数の倚い少ないに関わらず、それぞれの民族には それぞれの歎史ず文化があり、お互いを理解するこずは容易ではない。 圌らの習俗や慣䟋を1぀1぀把握する以倖にお互いを理解する方法はなく、 そしお、実際にそれを実行するこずは、それを口にするよりもはるかに難しいこずなので ある。ここでは、比范的なじみのないず思われる民族に぀いお扱うこずで、 他の文化を理解するこずの難しさを感じおもらいたい。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "http://en.wikipedia.org/wiki/Tamil_people", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "Tamil people", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "タミル人", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "Tamils", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "タミル人ずは", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "The Tamil people are an ethnic group from South Asia with a recorded history going back more than two millennia.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "タミル人は2000幎以䞊の蚘録された歎史を持぀、南アゞアの民族である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "ethnicは'民族の'ずいう意味を持぀語である。millenniaはmillenniumの耇数圢(ラテン語の語圢倉化)であり 1000幎ず蚀う意味を持぀。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "The oldest Tamil communities are those of southern India and northeastern Sri Lanka.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "最も叀いタミル民族の集たりは、南むンドずw:スリランカ北東の人々である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "'the oldest 名詞'の䜿い方は圢容詞の最䞊玚を甚いる堎合の通垞の䜿い方である。 スリランカはむンドの南西にある島である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "There are also a number of Tamil emigrant communities scattered around the world, especially in Malaysia, Singapore, Fiji, Mauritius, and South Africa, with more recent emigrants also found in Australia, Canada, and parts of Europe.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "いく぀かの移民たちの集たりが䞖界䞭に散らばっおいるが、特にマレヌシアやシンガポヌルや w:モヌリシャスやw:フィゞヌや南アフリカに存圚し、より最近の移民は オヌストラリアやカナダやペヌロッパの䞀郚にも芋られる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "emigrantは移民ずいう意味を持぀語である。䌌た蚀葉でimmigrantずいう単語がありこれも 移民ず蚀う意味を持぀が、emigrantは'ある囜から出お行った方の移民'(ex \"out\"+ migrant)であり、 immigrantは'ある囜に入っおきた方の移民'(in + migrant)のこずを衚す。ここでは、元々タミル民族が 䜏んでいた地域から出お行った方を指しおいるこずからこちらの語が甚いられおいる。 scatterは'たき散らす'ずいう意味だがここでは単に'散らばっおいる'ずいう皋床の意味である。 マレヌシア、シンガポヌルはそれぞれ東南アゞアの囜の名前である。 モヌリシャス、フィゞヌはそれぞれむンド掋、倪平掋に䜍眮する囜の名前である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "Unlike many ethnic groups, the Tamils have never been governed by a single political entity; Tamizhagam, the traditional name for the Tamil lands, has always been under the rule of more than one kingdom or state.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "倚くの民族ずは異なっおいるのだが、タミル族はただ1぀の政治的組織によっお統治されおいた こずは1床もなく、タミル地域の䌝統的な名前ずしおTamizhagamずいう名前を持぀ 地域は、垞に1぀以䞊の王囜や囜によっお統治されおきた。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "unlikeはここでは前眮詞であり、'他のものずは異なっおいるのだが'ずいう意味である。 これは前眮詞'like'の'〜のように'の反察の意味である。接頭詞unは ここでは意味を反転させる働きがある。䌌た意味の蚀葉にlikely, unlikelyずいう語があるが これらの語は前眮詞ではなく圢容詞である。最埌の-lyに匕きずられお副詞ずしおしたいがち なので泚意。珟圚完了の文の䞭でneverが甚いられたずきには、その文はnotを 甚いた文よりもさらに匷い吊定を衚す。neverの䜍眮はhaveやhasの盎埌におく。 governは’統治する’ずいう意味である。singleは'1぀の'ずいう意味だが、oneなどの 堎合ず違っお、冠詞aを省くこずはできない。entityは'組織、実䜓'などずいう意味の 語である。traditionalは'䌝統的な'ずいう意味だが、よい意味にも悪い意味にも甚いられる。 under the rule of - ではruleは'統治'ずいう皋床の意味であり、'芏則、ルヌル' ずいった意味がないこずに泚意。kingdomは'王囜'ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "Despite this, the Tamil cultural identity has always been strong.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "このような事実にも関わらず、タミルの文化的な同䞀性は垞に匷いものであり続けた。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "despiteは前眮詞であり、'〜にもかかわらず'ずいう意味がある。同じ意味の語ずしお'in spite of - 'があり、これらの曞き換えはよく甚いられ、たた、実際の文䞭でも どちらもよく甚いられる。culturalはcultureの圢容詞圢であり'文化的な'ずいう 意味である。identityは'玠性、性質、同䞀性'などの意味がある語である。 倉わった意味ずしお数孊の'w:恒等匏'ずいう意味もある。 strongは'匷い'ずいう意味だが力が匷いず蚀うだけでなく、結び぀きが匷いなどの 意味で甚いられるこずもある。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "Historically, this identity has been primarily linguistic, with Tamils being those whose first language was Tamil.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "歎史的には、この同䞀性はたず第䞀に蚀語的なものであり、タミル語をタミル民族たちの 第䞀の蚀語ずするこずだった。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "historicallyは、名詞historyから圢容詞historicalを経お埗られた副詞で '歎史的には'ずいう意味である。primarilyは圢容詞primaryから来た副詞で'䞻芁な' ずいう意味である。with 名詞 -ing は特殊な分詞構文ずしお説明されるが、 '名詞が〜しおいる状態で'ずいう意味である。接続詞を甚いた文ず同じ 働きを簡単に実珟できるので、よく甚いられる。whoseは所有栌の 関係代名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "In recent times, however, the definition has been broadened to include also emigrants of Tamil descent who maintain Tamil traditions, even when they no longer speak the language.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "しかし近幎では、その定矩は、 圌らがもはやその蚀語を話さない堎合ですら、 タミルの䌝統を守るタミル人の移民の子孫を 含むように拡匵されおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "recentは'最近の'ずいう意味の圢容詞である。副詞recentlyは'最近'ずいう意味の副詞 だが、こちらもよく甚いられる。howeverは疑問芖的に甚いたずきには 'どんな手法を䜿っおも'ずいう意味になるが、副詞ずしお甚いた堎合には 'しかし、しかしながら'ずいう意味になる。文䞭の䜍眮ずしおは文頭に眮かれる こずも倚いが、䞻語の埌ろで動詞の前ず蚀う堎所に眮かれるこずも倚い。 broadenは'広げる'ずいう意味の動詞である。'broadcast'は'攟送する'ずいう 意味の単語であり、よく甚いられる。includeは'含む'ずいう意味の単語である。 alsoは'〜も'ずいう意味の単語でtooず䞊んでよく甚いられる。文䞭では 通垞䞀般動詞の前かbe動詞の埌ろに眮くこずが通䟋であるが、ここでは 割合informalに甚いおいるようである。descentは'子孫'などず蚳され、 䟋えば、direct descentで'w:盎系'などずなる。maintainは'保持する'ずいう 意味の語である。no longerはこれだけで吊定文を䜜る副詞であり、 'もはや〜ない'ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "Tamils are ethnically, linguistically and culturally related to the other Dravidian peoples of South Asia. There are an estimated 74 million Tamils around the world.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "タミル人は民族的にも蚀語孊的にも文化的にも他の南アゞアのドラノィダ民族 ず関連しおいる。䞖界䞭に7400䞇人のタミル人がいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "linguisticallyはlinguistics、'蚀語孊'から来た語で'蚀語孊的に'ずいう 意味である。relateはrelation'関係'ず䌌た語だが'関係づける’ずいう意味で 甚いられるため、関係があるず蚀う意味で甚いるずきには受動態にする 必芁がある。'Dravidian'は孊術的な甚語なので詳しくはWikipediaなどを 参照しおほしい。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "Culture", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "文化", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "Language and literature", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "蚀語ず文孊", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "literatureは'文孊'ずいう意味だが、単に小説だけに留たらず広い意味での'文献'ずいう 意味でも甚いられる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "Tamils have strong feelings towards the Tamil language, which is often venerated in literature as \"tamil̲an̲n̲ai,\" \"the Tamil mother.\"", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "タミル人はタミルの蚀語に匷い愛着を持っおおり、その蚀語は文献の䞭でしばしば \"tamil̲an̲n̲ai,\" タミルの母ず呌ばれ尊敬されおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "feelingは単に'感じ、気持ち'ずいう意味で、よい意味にも悪い意味にもなる。 しかし文脈からタミル人のタミル語ぞの奜感を衚しおいるようなので、 ここでは'愛着'ずした。venerateは難しい語だが、'尊敬する'ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "It has historically been, and to large extent still is, central to the Tamil identity (Ramaswamy 1998).", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "それは歎史的にタミルの同䞀性の䞭心であり、珟圚でもかなりの皋床そうであり続けおいる。 (Ramaswamy 1998)", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "stillは平叙文で甚いられた堎合'ただ'ずいう意味を衚す。吊定文で 'ただ〜ない'ずいう意味を甚いるずきはyetを甚いるので泚意。 たた、stillには'しかし'ずいう意味の副詞ずしおの甚法もあるが、 'ただ'の堎合にはstillの眮き堎所が動詞の盎前になるのに察しお、 'しかし'の堎合には通垞文頭になるこずから芋分けられる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "Like the other languages of South India, it is a Dravidian language, unrelated to the Indo-European languages of northern India.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "南むンドの他の蚀語ず同様、それはドラノィダ語族であり、 北むンドにあるような他のむンド・ペヌロッパ語族ずは 関係がない。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "unrelatedはrelateの反察の意味の語で、unrelatedの圢で甚いられたずき '関係しおいない'ずいう意味になる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "The language has been far less influenced by Sanskrit than the other Dravidian languages, and preserves many features of Proto-Dravidian, though modern-day spoken Tamil, especially in Tamil Nadu, freely uses loanwords from Sanskrit and English.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "その蚀語は他のドラノィダ語族の蚀語より、サンスクリットに圱響された床合いがかなり少なく、 前ドラノィダの倚くの性質を持っおいる。ただし、近幎のタミル語の話し蚀葉では、 特にタミル・ナヌドゥ州ではそうなのだが、サンスクリットや英語からの語が 自由に甚いられおいるのだが。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "less - than - は通垞の比范玚だが、lessは'より〜ない'ずいう意味を衚し、 moreの反察語のように扱われる。lessを修食する語は 他の比范玚ず同じで、veryなどは甚いられず、far, muchなどが 甚いられる。preserveは'保持する、残しおいる'ずいう意味の語である。 thoughは埓属接続詞であり'〜であるのだが'ずいう意味を衚す。 同じ意味の語でalthoughがあるが、これらはほずんど同じ意味で甚いられる。 especiallyは'特に'ずいう意味の副詞である。loanwordは'他の蚀語から 入っおきた語'ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "Tamil literature is of considerable antiquity, and the language was recently recognised as a classical language by the government of India.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "タミルの文献は叀兞ずしおの䟡倀があり、その蚀語は近幎むンド政府によっお 叀兞的な蚀語であるず認められた。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "considerableはconsiderから来た語で'考えるに倀するほど、非垞に'ずいう 意味である。antiquityはやや難しい語だが、'叀いもので非垞に良いもの' ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "Classical Tamil literature, which ranges from lyric poetry to works on poetics and ethical philosophy, is remarkably different from contemporary and later literature in other Indian languages, and represents the oldest body of secular literature in South Asia (Hart 1975).", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "タミル語の文献の叀兞的なものは、w:叙情詩から詩孊や 民族の哲孊にたで及ぶが、その時点やそれ以降のむンドの タミル語以倖の蚀語の文献ず比べお非垞に 異なっおおり、南アゞアの宗教的でない文献ずしお最も 叀いものである。 (Hart 1975)", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "rangeは動詞ずしお甚いられたずきには、'〜にたで及ぶ'ずいう意味になる。 lyric poetryは叙情詩ず蚀う意味である。philosophyは'哲孊'ずいう 意味である。remarkablyはremarkずいう語から来おいるが、 remarkは動詞ずしおも名詞ずしおも甚いられ、意味は'蚀及する'、'蚀及'である。 remarkable自䜓は'蚀及するに足る、重芁な'ずいう意味になる。 contemporaryは'話に出おいる堎面ず同じ時代の'ずいう意味である。 representは'代衚する、〜である'ずいう意味である。 representativeは、'(䌚議などに出垭する)代衚者'ずいう意味で、 ニュヌスなどでよく甚いられる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "Notable works in classical Tamil literature include the Tirukkural by Tiruvalluvar, the five great Tamil epics and the works of Auvaiyar.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "タミルの叀兞文献の䞭で重芁な仕事ずしお、TiruvalluvarによるTrukkuralや タミルの5぀の重芁な叙事詩やAuvalyarによる仕事などがある。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "notableはnoteから来おおり、noteは動詞ずしおの意味は'述べる'ずいう 意味になる。notableは'述べるに足る'から、'重芁な'ずいう意味になる。 epicは歎史に関するこずを述べる文章であるが、ここでは 叙事詩で良いようである。実際にはある時代の王族の掻躍などに 曞いおいるようだ。詳しくはen.wikipediaの文章を参照。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "The written language has changed very little over the years, with the result that much of classical literature remains easily accessible to modern Tamils and continues to influence modern Tamil culture.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "曞き蚀葉(ずしおのタミル語)は長い間ほずんど倉わっおおらず、 倚くの叀兞的な文献は、珟代のタミル人にずっお簡単に 読むこずができるものであり続けおおり、珟代の タミル文化に圱響を䞎え続けおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "resultは名詞ずしおは結果ずいう意味である。動詞ずしおはresult in - で甚いられ、 '〜ずいう結果になる'ずいう意味になる。accessibleは'䜿甚可胜である'ずいう 様な意味でaccess\"接続\"から来おいる。continueは-ingを目的語に取っお '〜し続ける'ずいう意味を持぀。通垞to䞍定詞を目的語ずするこずは ないずされるが、ここでは間違えたのだろうか? influenceは '圱響する'ずいう意味である。䌌た意味の語ずしおaffectがある。 affectはeffectず違っお名詞ずしおは甚いられないこずに泚意。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "Modern Tamil literature is considerably diverse, ranging from Indian Nationalism in the works of Subramanya Bharathy, to historical romanticism in the works of Kalki Krishnamurthy, to radical and more moderate social realism in the works of Pudhumaipithan and Jayakanthan respectively, to feminism in the works of Malathi Maithree and Kutti Revathi.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "近幎のタミル文献は非垞に倚様であり、Subramanya Bharathy の仕事によるむンドの囜家䞻矩からKalki Krishnamurthy の仕事による歎史的ロマン䞻矩や Pudhumaipithan による過激な瀟䌚的珟実䞻矩であったり ayakanthanによる、より穏健なそれや Malathi Maithree and Kutti Revathi.によるw:フェミニズムにたで 及んでいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "diverseはやや難しいがよく甚いられる語で、'倚様な'ずいう意味である。 nationalismは基本的には'囜家䞻矩、民族䞻矩'ずいう意味だが、 時代や状況によっおかなり意味が倉わっおくる語なので䜿甚には 十分な泚意が必芁である。romanticismもずりあえず'ロマン䞻矩'ず蚳される。 radicalは、'過激な'ずいう意味であり、よく甚いられる語である。 moderateは'穏健な'ずいう皋床の意味である。respectivelyは 意倖に甚いられない語だが、'それぞれ、順に'ずいう意味であり、 耇数のものを列挙するずきに、それらの察応を明瀺する語である。 feminismはfemineから来おおり、feminine自䜓の意味は '女性的な'である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "Sujatha, an author whose works range from romance novels to science fiction, is one of the most popular modern writers using the Tamil language.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "Sujathaはその仕事が恋愛小説からSFにたで及んでいる䜜家だが、 タミル語を甚いる珟代の䜜家の䞭で最も人気のある䜜家である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "authorは'䜜家、䜜者'ずいう意味である。novelは'小説'ずいう意味である。 scienceは'科孊'ずいう意味であり、fictionは'架空の'ずいう意味である。 science fictionはSF小説のこずをさす。 popularは'人気のある'ずいう意味である。modernは'珟代の' である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "In more recent years, Sri Lankan Tamil literature has produced several powerful pieces reflecting the civilian tragedy caused by decades of war.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "近幎では、スリランカのタミル語文献は、長幎の戊争によっお匕き起こされた 文化的な悲劇を反映したいく぀かの力匷い䜜品を䜜り出しおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "produceは'䜜り出す'ずいう意味であるが、makeず比べるず、 工業的に䜜り出されたずいう意味合いが匷い。工堎の生産物のこずを productず呌ぶが、ラテン語の受動(過去)分詞に由来する。severalはsomeず 䌌た意味で'いく぀かの'ずいう意味である。reflectは'反映する、反射する' ずいう意味である。civilianは特にここでは'非戊闘員'ずいう 意味のようである。tragedyは'悲劇'ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "There is also an emerging diaspora literature in Tamil.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "さらに、タミル語のディアスポラ文孊が珟れ始めおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "w:ディアスポラずはかなり難しい語だが、元々いた囜を 远われた民族のこずである。emergeは'珟れる'ずいう 意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "むンドは近代においお䌝統的に貧しい囜のむメヌゞが匷かったが、珟圚では䞭囜ず䞊んで、経枈の発達が 著しい地域である。むンドの人口は8億人を超えおおり、21䞖玀䞭には䞭囜ずずもに 経枈芏暡で米囜を超える倧囜ずなるこずが予枬されおいる。 しかし、珟圚でも貧困や悪い公衆衛生に悩む人々も倚く、 富裕な囜ぞの道は険しいものずなっおいる。 ここでは、むンドの経枈に぀いお説明した文章を読む。 特に、経枈的なのものの芋方や、日本ず他囜の発想の 違いや歎史芳の違い等に泚目するずおもしろく読めるだろう。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "http://en.wikipedia.org/wiki/Economy_of_India", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "Economy of India", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "むンドの経枈", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "economyは'経枈'ずいう意味を持぀語である。経枈は生き物であるず 蚀われるが、実際倚くの人間の掻動の集合であるため、 どのような暩力を甚いおも、これを完党に制埡するこずは困難である。 そのため、これを制埡する立堎にある政府は、様々な経枈指暙を 芋比べながらの慎重な舵取りが必芁ずなる。 その成果は囜によっお様々であるが、ここでは特に、 むンドの経枈に泚目する。日本や他囜の立堎ず比べながら 読むず楜しめる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "The economy of India is the fourth-largest in the world as measured by purchasing power parity (PPP), with a GDP of US $3.36 trillion.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "むンドの経枈はPPPで枬るず䞖界で4番目に倧きく、そのGDPは3兆3600億円ドルに䞊る。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "fourth-largestは'4番目に倧きい'ずいう意味である。この䜿い方は、より䞀般的なもので、 second fastestなどずするず'2番目に早い'ずいう意味になり、'序数 最䞊玚' ずいう圢になるのである。 䞀方twice as large as - などのように順䜍ではなく䜕倍であるかを扱う文では once, twice, three times, four timesのように回数ずしお甚いられる語が 甚いられる。asは接続詞ずしお甚いられおおり、このずきにはasはwhenず同様 '〜のずきに'ずいう意味になる。asを接続詞ずしたずき、䞻語がなくなるように思える。 しかし、ここでは、䞻語ず動詞はthe economy of India is であり、この文の䞻文の 䞻語ず述語ず同じものを甚いおいるこずから、これらの䞻語述語は省略できる。 同様の珟象は、when, if などの接続詞に察しおおこるが、 特に埓文でbe動詞を甚いた堎合によく行われる。 purchaseは'賌入する'ずいう意味である。 purchasing power parityは 経枈孊の甚語であるので、詳しくはw:賌買力平䟡説などを参照。 trillionは'1兆'ずいう意味である。䞀方、million, billionは、それぞれ '100侇'、'10億'ずいう意味である。 GDPは'w:囜民総生産'のこずである。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "When measured in USD exchange-rate terms, it is the tenth largest in the world, with a GDP of US $691.87 billion (2004).", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "USD取匕レヌトで枬ったずきには、それは䞖界で10番目に倧きく、GDPは691億8700䞇ドルになる。 (2004)", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "USDは米ドルのこずで、アメリカの通貚である。tenth largestは、10番目に倧きいずいう 意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "India was the second fastest growing major economy in the world, with a GDP growth rate of 8.1% at the end of the first quarter of 2005–2006.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "むンドは䞻芁な経枈の䞭で䞖界で2番目に速く成長しおいる経枈であり、2005-2006の第1四半期 のGDP成長率は8.1%であった。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "growは'成長する'ずいう意味で過去圢はgrew, 過去分詞はgrownの䞍芏則動詞である。 quarterは'4分の1'ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "However, India's huge population results in a relatively low per capita income of $3,100 at PPP.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "しかし、むンドの非垞に倚い人口によっお、人口あたりの所埗は PPPで3,100ドルず比范的䜎い。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "hugeは'巚倧な'ずいう意味である。populationは'人口'である。resultはここでは 動詞だが、resultは自動詞であり、前眮詞inずずもに甚いられ'〜に垰着する'ずいう 意味ずなる。per capitaは'䞀人あたりの'ずいう意味の連語である。 incomeは'収入'ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "The country's economy is diverse and encompasses agriculture, handicrafts, industries and a multitude of services.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "囜の経枈は倚様であり、蟲業や手工業や産業や様々なサヌビスを 含んでいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "diverseは'倚様な'ずいう意味である。encompassは'含んでいる'ずいう意味の語だが、 難しい語ではないものの非垞に頻繁に䜿われる語ではない。 agricultureは'蟲業'、handicraftは'手工業', industryは'産業'である。 multitudeは'様々なもの'ずいう意味の語である。serviceはいろいろな意味で甚いられるが、 経枈の文章では通垞'圢のない商品'w:サヌビスのこずである。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "Services are the major source of economic growth in India today, though two-thirds of the Indian workforce earn their livelihood directly or indirectly through agriculture.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "3分の2のむンドの劎働力が盎接的にかもしくは間接的に蟲業を通じお、収入を埗おいる けれども、サヌビス業は今日のむンドの経枈成長の䞻な源である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "growthは、growの名詞圢で'成長'ずいう意味である。two-thirdsは3分の2ずいう 意味であるが、䞀般に分数を扱うずきには、'分子 - 分母の序数'ずいう 様にする。ただし、分子が1より倧きい数なら、分母の序数の埌に-sを぀ける。 䟋えば、five-seventhsなどは'7分の5'に察応する。 workforceは'劎働者'ずいう意味であり、earnは'手に入れる'だが、特に劎働の 代償ずしお手に入れるずいう意味である。livelihoodは'生掻費'のこずである。 directlyは圢容詞directから来た副詞であり、意味は'盎接に'である。 indirectlyはその反察の意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "In recent times, India has also capitalised on its large number of highly educated people who are fluent in the English language to become a major exporter of software services, financial services and software engineers.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "近幎では、むンドは゜フトりェアサヌビスや金融サヌビスや゜フトりェア技術者などの䞻芁な 匕受人ずなるための、倚くの高床な教育を受け流暢な英語を話す人々でも泚目されおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "capitalizeは'重芁であるず認める'ずいう意味で、圢容詞capital'䞻芁な、倧文字の' からくる。educateは'教育する'ずいう意味である。fluentは'流暢な'ずいう意味の圢容詞であり、 察応する副詞fluently'流暢に'もよく甚いられる。softwareは、 やや技術的な語だが、蚈算機を動かす呜什矀のこずである。 financialは'金融の'ずいう意味である。engineerは'技術者、゚ンゞニア'のこずである。 ただし、アクセントが-neerの郚分にあるため、単に'゚ンゞニア'ずいっおも 通じないものず思われる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "India has adhered to a socialist-inspired approach for most of its independent history, with strict government control over private sector participation, foreign trade, and foreign direct investment.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "むンドはそれが歎史䞊独立しおいる時間のほずんどにおいお、 私的な経枈の参加や倖囜ずの貿易や倖囜からの盎接投資においお、政府の厳栌な制埡を 必芁ずする、瀟䌚䞻矩に圱響されたやり方に固執しおきた。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "adhereは'固執する'ずいう意味の動詞であり、名詞圢のadherenceもよく甚いられる。 adhereは、難しい単語だが、これ自䜓も割合よく甚いられる。 socialistはsocialism'瀟䌚䞻矩'から来た語で'瀟䌚䞻矩者'ずいう意味である。 詳しくはw:瀟䌚䞻矩を参照。inspireは、'錓舞する、奮い立たせる' ずいう意味である。approachは名詞では'アプロヌチ、接近'ずいう意味だが、 動詞では'近づく'ずいう意味ずなる。independentは、'独立の'ずいう意味である。 strictは'厳しい、厳栌な'ずいう意味である。privateは'私的な'であり、 sectorは'郚分、郚門'ずいう意味だが、経枈孊的には、private sectorは、 民間郚門ずいう意味になる。これは、政府によっお制埡されおいないもの党䜓のこずである。 participationは、participate'参加する'からくる語で、意味は'参加' である。䌌た意味の語ずしお、take part in - があり、この曞き換えは有名である。 foreignは、'倖囜の'ずいう意味で、tradeは、'貿易'である。 曎に、investmentは、'投資'である。'投資する'ずいう意味の 動詞investの名詞圢である。通垞-mentで終わる単語は 察応する語の名詞圢である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "Since the early 1990s, India has gradually opened up its markets through economic reforms by reducing government controls on foreign trade and investment.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "1990幎代始めから、むンドは倖囜ずの貿易や倖囜からの投資ぞの政府の制埡を枛らすこずによる 経枈の改革を通じお、段階的に垂堎を開攟し始めた。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "graduallyは、'だんだんず'ずいう意味である。marketは、ここでは特に'åž‚å Ž(しじょう)'の こずであり、経枈甚語である。䞀般的には単に'売り堎'皋床の意味で甚いられる こずも倚い。reformは'改革'の意味である。reduceは'枛らす'ずいう 意味だが、同じ意味の語ずしおdecrease, diminishがある。 たた、反察語ずしおincreaseがある。これらはどれもよく甚いられるが、 diminishがやや䜿われる頻床が少ないかもしれない。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "Privatisation of public-owned industries and opening up of certain sectors to private and foreign players has proceeded slowly amid political debate.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "公的所有の産業の私有化や、いくらかの郚門の私有郚門や倖囜の投資家ぞの開攟は 政治的な察話の䞭で、ゆっくりず進んできた。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "privatization は、経枈甚語に近いが、民営化のこずである。 これは、囜家が行っおいたこずを民間に任せるこずで、競争原理を 導入し、より効率的な実珟を図る手法である。 ownは、動詞ずしおは'所有する'ずいう意味である。 publicは'公的な'ずいう意味だが、特に経枈甚語では 民間に察応しお政府のずいう意味である。通垞民間の 䌁業などが自身の利益を埗るこずを目暙ずするのに察しお 政府は䟋えば垂堎党䜓の利益を远求するずいう違いがある。 pubic-ownedは、'政府が所有する'ずいう意味である。 certainは'ある'ずいう意味で、someに近い意味だが、 察象を限定する働きがある。たた、It is certain that - の圢で甚いられたずきには、'〜なこずは確かだ'ずいう 意味になる。open up to private はやや難しく 専門的な蚀い回しだが、'もずもず囜有の䞻䜓があ぀かっおいた郚分を 民間䌁業に任せる'ずいう意味である。この堎合も 経営の効率化などが期埅されるが、倱敗するず安定した サヌビスの䟛絊が阻害されるこずがある。 playerは、ここでは'(経枈掻動の)䞻䜓'の意味であり、 '遞手'などの意味はない。foreign playerは、 実際には'倖囜䌁業'の意味であり、 proceedは'進行する'ずいう意味である。amidは、'〜の䞭で'ずいう意味である。 debateは、'話し合い'ずいう意味だが、単に'ディベヌト'ずいっおも 日本語では通じるかもしれない。䞀方アクセントがaにあるこずから 単に'ディベヌト'では英語ずしおは通じにくい。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "The socio-economic problems India faces are a burgeoning population and lack of infrastructure, as well as growing inequality and unemployment.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "むンドが盎面しおいる、瀟䌚的経枈的な問題には、増倧する䞍均等ず倱業同様に、 増加する人口やむンフラの欠劂がある。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "socio-economicは、social'瀟䌚的な'ずeconomic'経枈的な'から䜜られた造語である。 faceは、'盎面する'ずいう意味の他動詞である。faceは、be faced with - ずしお 甚いおもほが同じ意味で甚いられる。faceは名詞ずしお甚いられた堎合には、 '顔'である。burgeonは、'増える'ずいう意味の語である。 infrastructureは、'むンフラ、基盀'ずいう意味である。 inequalityは、'䞍平等'の意味であり、equal'等しい'、equality'平等、等匏' から来おいる。unemploymentは、employ'雇甚する'から来おおり、'非雇甹' の意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "Poverty also remains a problem although it has seen a decrease of 10% since the 1980s.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "1980幎代から10%の珟象を経たけれども、貧困も問題になり続けおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "povertyは、圢容詞poor'貧しい'から来た名詞で、意味は'貧困'である'。 sinceは、接続詞ずしおの甚法以倖に、前眮詞ずしおも扱われ、'〜以降'の 意味になる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "Sectors", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "郹門", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "どちらかずいえば、この語も経枈甚語である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "Agriculture", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "蟲業", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "Agriculture and allied sectors like forestry, logging and fishing accounted for 25% of the GDP, employed 57% of the total workforce in 1999-2000 and despite a steady decline of its share in the GDP, is still the largest economic sector and plays a significant role in the overall socio-economic development of India.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "蟲業ず林業や朚材や氎産業などの蟲業に関連する郚門は 1999-2000幎にはGDPの25%を占め党劎働力の57%を雇甚しおおり、 GDPの割合における確実な枛少にも関わらず、いただに最も倧きな経枈の郚門であり、 党䜓的なむンドの瀟䌚経枈的発展においお重芁な圹割を担っおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "allyは'同盟を結ぶ'ずいった意味で、䟋えば、allied armiesは、'同盟軍'ずいう意味である。 ここでのalliedは、単に'付随した'皋床の意味である。forestry'林業'は、 forest'林'から来た語である。logging'材朚業'??は、log'䞞倪'から来た語である。 fishingは、'釣り'の意味だが、ここでは'持業'である。account for - は、'〜を占める'ずいう意味の非垞に重芁な連語であり、よく甚いられる語である。 employは、'雇甚する'である。steadyは、'確実な'ずいう意味である。 declineは、'例降'の意味である。shareは、'取り分、持ち分'ずいった意味であり、 ここでは、GDPのうちで、蟲業が占める割合のこずを衚しおいる。 significantは、'重芁な、かなりの'ずいう意味である。 roleは、'圹割'である。RPGは'role-playing game'から来おいるが、 これは、'圹割を挔じるこずによっお成立するゲヌム'ずいう意味である。 overallは、'党䜓的な'ずいう意味である。developmentは、develop'発展させる'ずいう 語から来た語であり、'発展'ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "Yields per unit area of all crops have grown since 1950, due to the special emphasis placed on agriculture in the five-year plans and steady improvements in irrigation, technology, application of modern agricultural practices and provision of agricultural credit and subsidies since the green revolution.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "5幎蚈画での特別な蟲業に察する匷調があったこずや、確実な灌挑や技術の 改善や近代的な蟲業手法の適甚や緑の革呜以降の蟲業の金融や亀付金などの支絊によっお、 1950幎からあらゆる䜜物の単䜍面積あたりの収穫は増え続けおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "yieldは、名詞で甚いられたずきには、'収穫'ずいう意味になり、動詞では、 '生み出す'ずいった意味である。perは、per - で、'〜ごずに'ずいう意味である。 䟋えば、cm/sec は、centimeter per second ず読たれるが、これは、 cm/sec が、1秒間に物䜓が䜕cm進むかを蚘述した量であるこずによる。 areaは、'地域、面積'だが、ここでは'面積'の意味である。cropは、'穀物'ずいう意味である。 due to -は、'〜のために'ずいう意味で、because of - ずの曞き換えが可胜である。 たた、thanks to - ず曞き換えるこずもあるが、これは文脈によっお䜿い分けがなされるので、 泚意が必芁である。dueは、単独では名詞で、'矩務'ずいう意味があるが、due to - の圢ほどよく甚いられるわけではない。emphasisは、emphasize'匷調する'から来た語で、 '匷調'ずいう意味がある。improvementは、improve'改善する'から来た語で、'改善' ずいう意味である。irrigationは、やや難しい語だが、irrigate'灌挑する'ずいう語から来た語で、 '灌挑'ずいう意味である。technologyは。'技術'ずいう意味である。 applicationは、apply'適甚する'から来た語で、'応甚'ずいう意味である。 practiceは、'緎習する'ずいう意味があるが、ここでは単に'手法'ずいう皋床の意味である。 provisionは、'提䟛'ずいう意味である。creditは、'資金を借りるこず'の意味である。 subsidyは、少し難しい単語だが、'補助金'の意味である。green revolutionは、 'w:緑の革呜'ず呌ばれ、近代における重芁な出来事の1぀である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "However, international comparisons reveal that the average yield in India is generally 30% to 50% of the highest average yield in the world.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "しかしながら、囜際比范によるずむンドの平均的な収量はおおよそ䞖界で最も高い平均収量の 30%から50%である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "internationalは、'囜際的な'ずいう意味である。'むンタヌナショナルスクヌル'などず 日本語的にも䜿われるが、そのたた読んでも通じないず思われる。 comparisonは、動詞compare比范する'から来た名詞であり、 意味は'比范'である。revealは、'明らかにする'ずいう意味の動詞である。 averageは、'平均'ずいう意味の名詞である。たた'平均的な'ずいう意味の圢容詞にもなる。generallyは、圢容詞general'䞀般の' から来た副詞で、意味は'䞀般に'である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "The low productivity in India is a result of the following factors: Illiteracy, general socio-economic backwardness, slow progress in implementing land reforms and inadequate or inefficient finance and marketing services for farm produce.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "むンドでの䜎い生産性は次のような芁玠の結果である。すなわち、 識字率の䜎さ、䞀般的な瀟䌚経枈的な埌進性、蟲地改革の実行の遅い進行、そしお 適切でないか効率的でない金融ず垂堎に関する蟲堎生産ぞのサヌビスである。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "productivityは、'生産性'ずいう意味の名詞である。productは、'補品' ずいう意味の名詞であり、productivityは、補品を䜜りだす性質ずいう 意味である。resultは、名詞ずしお甚いられたずきには'結果'ずいう 意味を衚わす。followは、'続く'ずいう意味の動詞だが、 ここでは、followingで、'次に続く'ずいう意味である。 factorは、'芁玠'ずいう意味の名詞である。 illiteracyは、'文字が読めないこず'ずいう意味の名詞である。 illiteracyは、literacyの反意語で、literacyは、 '識字率'ずいう意味である。generalは、'䞀般的な'ずいう意味の圢容詞である。 backwardnessは、backward'埌方の'ずいう圢容詞から来た名詞であり、 '埌れ、埌進性'ずいう意味である。slowは、'遅い'ずいう意味の圢容詞である。 progressは、'進歩'ずいう意味の名詞である。implementは、 '実行'ずいう意味の名詞である。reformは、'改革'ずいう意味の 名詞である。inadequateは、圢容詞adequate'適切な'の反察の 意味を持぀圢容詞で、'䞍適切な'ずいう意味を持぀。 inefficientは、圢容詞efficient'効果的な'の反察の意味を持぀ 圢容詞で、'効果的でない'ずいう意味である。 financeは、ここでは'金融'ずいう意味である。 farmは、'蟲堎'ずいう意味の名詞である。produceは、'生産'ずいう 意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "The average size of land holdings is very small (less than 20,000 m2) and are subject to fragmentation, due to land ceiling acts and in some cases, family disputes.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "蟲地の所有分の平均的な倧きさは非垞に小さく、(20,000 m 2 {\\displaystyle m^{2}} より小さい) land ceiling act やある堎合には家庭内の論争によっお现かく分割されおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "averageは、'平均的な'ずいう意味の圢容詞である。holdingsは、'手持ち、所有分' ずいう意味の名詞である。subjectは、圢容詞ずしお甚いられた時には、 be subject to - で、'〜をこうむっおいる'ずいう意味ずなる。 subjectは、名詞ずしお甚いられたずきには、'䞻題、テヌマ'ずいう 意味ずなる。たた、文法甚語ずしお、'䞻語'ずいう名詞の意味もある。 fragmentationは、'分割'ずいう意味である。 due to - は、'〜のために'ずいう意味の語で、because of - ずの 曞き換えはよく甚いられる。disputeは、'議論、争論'ずいう意味の名詞である。 disputeは、動詞ずしおも甚いられ、'議論する、論争する'ずいう 意味ずなる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "Such small holdings are often over-manned, resulting in disguised unemployment and low productivity of labour.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "このような少量の持ち分はしばしば人あたりを匕き起こし、隠された非雇甚や䜎い 劎働生産性ぞず぀ながる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "oftenは、'しばしば'ずいう意味の頻床を衚わす副詞である。 over-mannedは、'人が䜙る'ずいうような意味の圢容詞である。 result in - は、'結果ずしお〜になる'ずいう意味の語である。 disguiseは、動詞ずしお甚いられたずきには'芆い隠す'ずいう 意味になる。disguiseは、名詞ずしお甚いられたずきには'停装、倉装' ずいう意味になる。unemploymentは、名詞employment'雇甹' から来た名詞で、'非雇甹'ずいう意味になる。employment自䜓は、 動詞employ'雇甚する'から来おいる。lowは、'䜎い'ずいう 意味の基本的な圢容詞である。labourは、'劎働'ずいう意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "Adoption of modern agricultural practices and use of technology is inadequate, hampered by ignorance of such practices, high costs and impracticality in the case of small land holdings.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "近代的な蟲業手法の採甚ず技術の䜿甚はそのような手法に察する無知に邪魔されお、䞍適切ずなり、 小さい土地に察しおは高いコストず非実甚性に぀ながる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "adoptionは、動詞adopt'採甚する'から来た名詞で、'採甚'ずいう 意味である。agriculturalは、名詞agriculture'蟲業'から来た圢容詞で、 '蟲業に関する'ずいう意味である。practiceは、ここでは、'手法' ずいった皋床の意味である。practiceは、名詞ずしおは、 '緎習、慣行'ずいった意味で甚いられるこずが倚い。useは、ここでは 名詞ずしお甚いられおおり、'䜿甚'ずいう意味である。名詞ずしお 甚いられたずきには、'ナヌス'ず発音されるこずに泚意が必芁である。 technologyは、'技術'ずいう意味の名詞である。 hamperは、少し難しい語だが、'邪魔する'ずいう意味の動詞である。 ignoranceは、'無知'ずいう意味の動詞であり、動詞ignore '無芖する、軜芖する'から来おいる。costは、'コスト、経費'ずいう 意味の名詞である。impracticalityは、圢容詞impractical'非実甚的な' から来おいる単語で、'非実甚性'ずいう意味である。impracticalは、 圢容詞practical'実甚的な'の反察の意味の語であり、practicalは、 動詞practice'緎習する'から来おいる。 caseは、'堎合'ずいう意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "Irrigation facilities are inadequate, as revealed by the fact that only 53.6% of the land was irrigated in 2000-01 , which result in farmers still being dependent on rainfall, specifically the Monsoon season.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "ただ53.6%の土地だけが2000-01幎に灌挑を受けたずいう事実からわかる通り、 灌挑斜蚭は䞍適切であり、そのこずは蟲家がいただに、特にモンスヌンの季節には 雚に䟝存しおいるこずに぀ながっおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "irrigationは、やや難しい単語だが、動詞irrigate'w:灌挑する'から 来おおり、'灌挑'ずいう意味の名詞である。 facililtyは、'斜蚭'ずいう意味の名詞である。 revealは、'明らかにする'ずいう意味である。factは、'事実'ずいう意味の 名詞である。farmerは、'蟲家'ずいう意味の名詞である。 stillは、肯定文で甚いられ'ただ'ずいう意味である。 dependentは、動詞depend'䟝存する'から来た圢容詞で、 '䟝存しおいる'ずいう意味である。dependは、自動詞であり depend on - で'〜に䟝存する'ずいう意味ずなる。 dependentに぀いおは be dependent on - で、'〜に䟝存しおいる' ずいう意味ずなる。rainfallは、'雹'ずいう意味である。 Monsoonは、'w:モンスヌン'の事である。 seasonは、'季節'ずいう意味の基本的な名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "A good monsoon results in a robust growth for the economy as a whole, while a poor monsoon leads to a sluggish growth.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "よいモンスヌンは健垞な経枈党䜓の発展を匕き起こすが、 䞀方悪いモンスヌンは遅い経枈成長に至る。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "robustは、'健党な、安定した'ずいう意味の圢容詞である。growthは、 動詞grow'育぀、成長する'から来た名詞で、'成長'ずいう意味である。 economyは、'経枈'ずいう意味の名詞である。wholeは、'党お'ずいう 意味の名詞である。as a whole は'党䜓'ずいう意味の衚珟で よく甚いられる。poorは、'悪い、貧しい'ずいう意味を持぀圢容詞である。 lead to - は、'〜になる'ずいう意味の衚珟である。 sluggishは、'遅い'ずいう意味の圢容詞で、名詞slug'ナメクゞ' から来おいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "恐竜は2億3千䞇幎前からおよそ1億6千䞇幎前たで、地球䞊に存圚しおいたずされる 生物である。倚くはトカゲのような姿をしおいたようだが、その圢ず倧きさは 倚皮倚様であり、ひずくくりにするこずはできない。 映画ゞュラシックパヌクでも重芁な圹を担ったティラノサりルスを始め、 有名な恐竜は数倚い。恐竜に関しおの研究は珟圚も進行䞭であり、 䟝然ずしおわかっおいないこずも倚い。恐竜はなぜ絶滅したのか、 なぜこれほどに倧きいのか、時期によっお珟れる恐竜の皮類に 違いがあるのはどうしおかなど疑問は尜きない。 ここでは、恐竜に぀いおの癟科事兞的な説明を読むこずで、 既に知られおいるこずず、今埌の展望などを考える。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "この文章は音声ずしお録音されおいるので、listeningの緎習に 甚いるこずができる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "http://en.wikipedia.org/wiki/Dinosaur", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "Dinosaurs are vertebrate animals that range from reptile-like to bird-like.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "恐竜はトカゲのようなものから鳥のようなものがいる脊怎動物である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "dinosaurは、'恐竜'ず蚀う意味の名詞である。 vertebrateは、かなり難しい語だが、'脊怎'ずいう意味で、 vertebrate animalで、'脊怎動物'ずいう意味である。 rangeは、'〜に及ぶ'ずいう意味の動詞である。名詞ずしお甚いられたずきには、 '範囲'ずいう意味の名詞ずなる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "Dinosaurs dominated the terrestrial ecosystem for over 160 million years, first appearing around 230 million years ago.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "恐竜は玄2億3千䞇幎前からおよそ1億6千䞇幎の間地球の生態系の䞭でを有力な地䜍にあった。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "dominateは、'有力である'ずいう意味の動詞である。䌌た意味の圢容詞に dominant'有力な'がある。terrestrialは、やや専門的な語だが'地球の' ずいう意味の語である。millionは、'癟䞇'ずいう意味の語である。 appearは、'珟われる'ずいう意味の自動詞である。 たた、seemず䌌た䜿い方で、'〜に芋える'ずいう意味でも甚いられる。 この時には、He appears busy.'圌は忙しそうに芋える。'などず甚いられる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "65 million years ago, at the end of the Cretaceous period, all non-avian dinosaurs became extinct.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "6億5千䞇幎前の癜亜玀期の終わりに、党おの矜がない恐竜は絶滅した。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "avianは、'矜がある、空を飛ぶ'などの意味だが、実際にこの䜿い方がされるのは 少し専門的である。実際には、avian flu'w:鳥むンフル゚ンザ'などずしお 甚いられるこずが倚い。extinctは、'絶滅した、途絶えた'ずいう意味の圢容詞である。 恐竜が既に絶滅したずいう事実は有名である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "Dinosaurs still exist today in the line of birds (avian dinosaurs).", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "恐竜は珟圚でも鳥の䞀皮ずしお存圚しおいる。(avian dinosaurs)", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "existは、'存圚する'ずいう意味の動詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "Knowledge about dinosaurs is derived from both fossil and non-fossil records, including fossilized bones, feces, trackways, gastroliths, feathers, impressions of skin, internal organs and soft tissues.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "恐竜に関する情報は化石や化石以倖の蚘録から埗られおいるが、その䞭には 化石化した骚や、矜や肌觊りや、臓噚や組織などが含たれおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "knowledgeは、'知識'ずいう意味の䞍可算名詞である。この語はknowず関係がある。 deriveは、'導出する'ずいう意味である。fossilは、 科孊系の文章以倖ではあたり甚いられないが'化石'ずいう意味である。 recordは、'蚘録'ずいう意味である。includeは、'含む'ずいう意味である。 fecesは、'糞'ずいう意味の名詞である。trackwayは、'足跡'ずいう意味の 名詞である。gastrolithは、'胃石'ずいう意味の名詞(-lith Grc. 石)である。 w:胃石は、消化のために胃の䞭に貯えられた石のこずであり、 珟圚でもw:ニワトリなどがこのような習性を持぀こずが知られおいる。 featherは、'矜'ずいう意味の名詞である。impressionは、'印象'ずいう意味の 語であり、skinは、'肌'ずいう意味の名詞である。 internalは、'内郚の'ずいう意味の圢容詞である。反察語は external'倖郚の'である。organは、'臓噚'ずいう意味である。 tissueは、'(䜓内の)組織'ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "Dinosaur remains have been found on every continent on Earth, including Antarctica.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "恐竜は地球䞊の党おの倧陞で芋぀かっおいるが、その䞭には南極も含たれおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "continentは、'倧陞'の意味であり、科孊的だがそれなりに甚いられる語である。 Antarcticaは、'南極'の意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "Numerous fossils of the same dinosaur species have been found on completely different continents, corroborating the generally-accepted theory that all land masses were at one time connected in a super-continent called Pangaea.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "同じ皮類の恐竜の倚くの倚くの化石が党く違った倧陞から芋぀かっおおり、 そのこずは党おの陞地が以前は䞀぀のパンゲアずいう超倧陞であったずいうよく確認されおいる理論ず笊合しおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "numerousは、'倚くの'ずいう意味の語である。speciesは、'çš®'ずいう意味の語である。 completelyは、complete'完党な'ずいう意味の圢容詞から来る副詞で、 '完党に、党く'ずいう意味の語である。completeは、動詞ずしおも甚いられ、 '達成する、やり遂げる'ずいう意味ずなる。 differentは、'違った'ずいう意味である。corroborateは、'(蚌拠によっお)瀺す' ずいう意味である。generallyは、general'䞀般的な'ずいう意味の圢容詞から 来た語で、意味は'䞀般的に'である。 acceptは、'受けいれる'ずいう意味の動詞である。 thoeryは、'理論'ずいう意味の名詞である。 landmassは、'地塊'ずいう意味の語であり、 それぞれの倧陞のこずを指す 科孊甚語である。connectは、'接続する'ずいう意味の動詞である。 名詞は、connection'接続'である。 w:パンゲアは叀くに党おの倧陞が1぀であり、それらが分割するこずで、 珟圚の倧陞が出来たずする考えを採甚したずきの、最初の倧陞のこずである。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "Pangaea began to break up during the Triassic period around 230 million years ago.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "パンゲアは2億3千䞇幎前の䞉畳玀に分裂し始めた。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "Triassic periodは、'䞉畳玀'ずいう意味の固有名詞である。 時期に぀いおは、w:䞉畳玀を参照。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "Since the first dinosaur was recognized in the 19th century, their mounted, fossilized skeletons have become major attractions at museums around the world.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "最初の恐竜が19䞖玀に認識されおから、それらの巚倧で化石化した骚は、䞖界䞭の博物通の 重芁な(人気のある)展瀺物ずなった。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "recognizeは、'認識する、発芋する'ずいう意味の語である。 mountは、'食る'ずいう意味の動詞である。fossilizeは、 fossil'化石'から来る動詞'化石化させる'である。 skeletonは、'骚'ずいう意味の名詞である。 attractionは、'展瀺物'ずいう意味の名詞で、attract'匕き぀ける' ずいう意味の動詞から掟生した。museumは、'博物通'ずいう意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "Dinosaurs have become a part of world culture and remain consistently popular, especially among children.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "恐竜は䞖界の文化の䞀郚ずなり、特に子䟛の間で、 継続的に人気のある察象である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "cultureは、'文化'ずいう意味の名詞である。consistentlyは、consistent '䞀貫した'ずいう圢容詞から来た副詞で、'䞀貫しお'ずいう意味である。 popularは、'人気のある'ずいう意味である。 childrenは、child'子䟛'の耇数圢である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 224, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 225, "tag": "p", "text": "They have been featured in best-selling books and blockbuster films such as Jurassic Park, and new discoveries are regularly covered by the media.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 226, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 227, "tag": "p", "text": "それらは`ゞュラシックパヌク'のようなベストセラヌの本や、 商業的に成功した映画の題材ずなり、それらに関する新しい発芋は倚くの堎合メディアによっお 取り䞊げられおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 228, "tag": "p", "text": "featureは、'特城'ずいう意味の名詞ずしお甚いられる事が倚いが、 映画などの話で甚いられるずきには、'(劇䞭で)重芁な圹を担わされる' ずいう意味の動詞ずなる。best-sellingは、'ベストセラヌの'ずいう意味である。 blockbusterは、'非垞に成功した'ずいう意味で、映画などに察しおよく甚いられる。 Jurassic Parkは、映画の名前であり、恐竜を題材にした映画ずしお 有名である。discoveryは、'発芋'ずいう意味の名詞であり、 discoverは、'発芋する'ずいう意味の動詞である。 regularlyは、'決たっお'ずいう意味の副詞であり、圢容詞regular'芏則的な、 正芏の'から来おいる。mediaは、単に'メディア'ず蚳されるこずが倚いが、 w:マスコミのように、倚くの人間に情報を䌝達する手段のこずである。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 229, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 230, "tag": "p", "text": "The term dinosaur is also used informally to describe any prehistoric reptile, such as the pelycosaur Dimetrodon, the winged pterosaurs, and the aquatic ichthyosaurs, plesiosaurs, and mosasaurs, though none of these are dinosaurs.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 231, "tag": "p", "text": "実際にはそれらは恐竜ではないけれども、恐竜ずいう語は非圢匏的には ディメトロドンやプテラノドン、むクチオサりルス、プレシオサりルス、モササりルス などの叀代の爬虫類を描写するずきにも甚いられる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 232, "tag": "p", "text": "termは、'語'ずいう意味の語である。informallyは、'非圢匏的に' ずいう意味である。describeは、'曞く'ずいう意味である。 prehistoricは、ここでは単に'叀代の'ずいう意味である。 reptileは、'ハ虫類'ずいう意味である。pelycosaurは、 ''ずいう意味の科孊甚語である。 wingedは、'矜がある'ずいう意味の圢容詞であり、名詞wing'ç¿Œ' から来おいる。aquaticは、'氎生の'ずいう意味の圢容詞である。 thoughは、'〜だけれども'ずいう意味の接続詞である。 同じ意味の接続詞ずしおalthoughがあるが、これらにはほずんど意味の違いがない。 none of - は、'〜のうちの1぀ずしお〜ない'ずいう意味で甚いられる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 233, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 234, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 235, "tag": "p", "text": "The ongoing renaissance in the scientific understanding of dinosaurs began in the 1970s and was triggered, in part, by John Ostrom's discovery of Deinonychus, an active, vicious predator that may have been warm-blooded (homeothermic), in marked contrast to the prevailing image of dinosaurs as sluggish and cold-blooded.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 236, "tag": "p", "text": "恐竜に関する理解の今も続いおいる珟代的な発展は、1970幎代に始たり、それは 䞀郚にはJohn Ostrom のDeinoncychusずいう掻動的で抜け目の無い 恒垞性であったかもしれない肉食獣の発芋により 匕き起こされ、そのこずは恐竜がのろたで、倉枩動物であるずいう支配的な印象ずは 重芁な察立をなしおいた。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 237, "tag": "p", "text": "ongoingは、'珟圚続いおいる'ずいう意味の圢容詞である。 renaissanceは、ここでは'隆盛'ずいう意味の名詞である。 元々はw:ルネサンスずいう歎史的事実から珟われた語であるが、 珟圚では他の情況にも転甚され甚いられおいる。 scientificは、'科孊的な'ずいう意味の圢容詞であり、science'科孊'ずいう 名詞から来おいる。understanding'理解'は、understand'理解する'から来た 名詞である。triggerは、'匕き起こす'ずいう意味の動詞である。 activeは、'掻動的な'ずいう意味の圢容詞である。 viciousは、'悪い、抜け目の無い'ずいう意味の圢容詞である。 predatorは、'捕食者'ずいう意味の名詞である。 warm-bloodedは、'枩血の'ずいう意味である。bloodは、'血'ずいう 意味の名詞である。homeothermicは、かなり難しい単語だが、'恒枩の' ずいう意味で、䜓枩がたわりの枩床に圱響されないずいう意味である。 markedは、'重芁な'ずいう意味の圢容詞であり、contrastは、'察称'ずいう 意味の名詞である。prevailは、'有力な'ずいう意味である。 sluggishは、'のろたな、愚鈍な'ずいう意味の圢容詞で、 slug'なめくじ'から来おいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 238, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 239, "tag": "p", "text": "Vertebrate paleontology, arguably the primary scientific discipline involved in dinosaur research, has become a global science.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 240, "tag": "p", "text": "vertebrate paleontology は、実際のずころ恐竜に関する探求掻動ずしおの 䞻芁な科孊的な掻動だったが、それは党地球的な科孊ずなっおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 241, "tag": "p", "text": "vertebrateは既に出お来た語だが、'脊怎'ずいう意味である。 paleontologyは、'叀生物孊'ずいう意味である。難しい語ではないが、 その性質䞊日垞䌚話で甚いられるこずは少ない。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 242, "tag": "p", "text": "絶滅した生物の行動や倖芋を芋出す研究掻動'の事である。 この郚分でarguablyから次のカンマたでは、paleontologyを説明する 郚分であり、党䜓ずしお名詞である。この様なカンマの甚法をw:同栌 の甚法ず呌ぶ。党䜓ずしおは、前のカンマを'すなわち'などず蚳しおおくず 意味が通り易い。arguablyは、argue'議論する' から来た語で、'おそらく、議論ずしお成立する皋'ずいう意味である。 primaryは、'䞻芁な'ずいう意味である。disciplineは、'掻動'ずいう様な 意味である。involveは、'含む'ずいう意味である。ここでのinvolvedは、 動詞の過去圢ではなく、disciplineを修食する過去分詞である。 researchは、'研究'ずいう意味である。globalは、'䞖界的な' ずいう意味である。global company'䞖界的な䌁業'などの文脈で よく甚いられる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 243, "tag": "p", "text": "Major new dinosaur discoveries have been made by paleontologists working in previously unexploited regions, including India, South America, Madagascar, Antarctica, and most significantly in China (the amazingly well-preserved feathered dinosaurs in China have further solidified the link between dinosaurs and their living descendants, modern birds).", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 244, "tag": "p", "text": "むンドや南アメリカやマダガスカルや北極、たた、最も重芁なものには䞭囜のように ( 驚くほどよく保存された矜のある恐竜(の存圚)は恐竜ず珟圚の鳥ずの぀ながりを さらに匷く確認した。) これたでに 探玢されおいなかった地域での考叀孊者の掻動が、重芁な新しい恐竜に関する発芋に぀ながっおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 245, "tag": "p", "text": "discoveryは、動詞discover'発芋'から来た語で、'発芋'の意味である。 paleontologistは、paleontology'叀生物孊'から来た語で、'叀生物孊者' の意味である。previouslyは、previous'以前の'ずいう圢容詞から来た副詞で ある。 unexploitedは、exploit'w:搟取する'から来た圢容詞で、ここでは'詳しく 調べられおいなかった'ずいう皋床の意味である。 Madagascarは、'w:マダガスカル'のこずである。 Antarcticaは、'南極'の意味である。 significantlyは、圢容詞significant'意矩深い'から来おおり、ここでは '重芁な'ずいう皋床の意味である。most significantlyは、副詞の最䞊玚 の甚法である。 Chinaは、'w:䞭囜'の意味である。 amazinglyは、圢容詞amazing'驚くべき'から来た語で、'驚く皋'ずいう意味である。 wellは、'よい'ずいう意味の副詞であるが、比范玚はbetter、最䞊玚はbestず なっおおり、goodに察する比范玚ず同じであるこずに泚意が必芁である。 preserveは、'保存する'ずいう意味である。 featheredは、名詞feather'矜'から来た語で、'矜のある'ずいう 意味である。solidifyは、圢容詞solid'堅い'から来た語で、'堅くする' ずいう意味である。-fyの語尟は通垞動詞を䜜るこずに泚意せよ。 䟋ずしおterrify'怖がらせる', classify'分類する'などがある。 それぞれterror'恐怖'、class'分類、玚'から来おいる。 linkは、'぀ながり'ずいう意味の名詞である。betweenは、'〜の間'ずいう 意味の前眮詞である。descendantは、'子孫'ずいう意味の語である。 modernは、'最近の'ずいう意味の圢容詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 246, "tag": "p", "text": "The widespread application of cladistics, which rigorously analyzes the relationships between biological organisms, has also proved tremendously useful in classifying dinosaurs.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 247, "tag": "p", "text": "広範囲に眮けるcladisticsの適甚は、正確に生物の組織の間の関係を分析するものだが、 恐竜を分類するこずに関しお非垞に有益だずわかっおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 248, "tag": "p", "text": "widespreadは、'広汎な'ずいう意味である。 wideは、'広い'ずいう意味の圢容詞、spreadは、'広げる'ずいう意味の動詞であり、 widespreadは、これら2぀の語から出来おいる。 applicationは、'応甚、適甚'などの意味があり、動詞applyから 来おいる。cladisticsは、調査のための技術の名称である。 詳しくは、en.wikipedia参照。rigorouslyは、'厳栌に'ずいう意味の副詞で、 圢容詞rigorous'厳栌な'から来おいる。analyzeは、'分析する'ずいう 意味の動詞であり、名詞はanalysis'分析'である。 relationshipは、'関係'ずいう意味であり、名詞relation'関係'から 来おいる。biologicalは、'生物孊的な'ずいう意味であり、 名詞biology'生物孊'から来おいる。organismは、'生䜓'ずいう 意味である。proveは、'蚌明する'であり、名詞はproof'蚌明'である。 tremendouslyは、圢容詞tremendous'凄たじい'から来おおり、ここでは '非垞に'ずいう皋床の意味である。usefulは、'䟿利な'ずいう意味の圢容詞である。 classifyは、'分類する'ずいう意味の動詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 249, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 250, "tag": "p", "text": "Cladistic analysis, among other modern techniques, helps to compensate for an often incomplete and fragmentary fossil record.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 251, "tag": "p", "text": "cladistic分析は他の近代的 手法の䞭で、しばしば䞍完党で壊れおいる化石を補うのを助けおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 252, "tag": "p", "text": "amongは、'〜の間'ずいう意味の前眮詞で、betweenずの䜿いわけは やや難しい。'2぀のものの間で'(twe- 2)ずいう意味ではbetweenを甚い、 '3぀以䞊のものの間で'ずいう意味ではamongを䜿うが、 between themなどの蚀い回しでは3぀以䞊のものに察しおbetween が甚いられるこずもある。 techniqueは、'技術、テクニック'ずいう意味の名詞である。 発音は日本語のテクニックずは党く異なっおおり、アクセントが-niqueに぀くため テクニヌクのような発音になる。詳しくは蟞曞を参照。 helpは、'助ける'ずいう意味の基本的な単語であるが、 'help to䞍定詞'の圢で、'〜するのを助ける'ずいう意味になる。 曎に、'help A to䞍定詞'の圢で'Aが〜するのを助ける'ずいう意味になる。 たた、この䜿い方をするずきには、to䞍定詞のtoは省略されるこずが倚い。 この時には動詞の原圢が甚いられるこずになるため、'原圢䞍定詞' ず呌ばれる。compensateは、'埋め合わせる、補う'ずいう意味がある動詞である。 oftenは、頻床を衚わす副詞で'しばしば'ず蚳される。 oftenは、sometimes'時々'より倚く、frequently'頻繁に'より少ない 皋床の頻床を衚わす。 incompleteは、圢容詞complete'完党な'の反察の意味を持぀圢容詞で、 '䞍完党な'ずいう意味である。fragmentaryは、名詞fragment'砮片' から来おおり、'断片的な'ずいう意味である。 fossilは、'化石'ずいう意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 253, "tag": "p", "text": "What is a dinosaur?", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 254, "tag": "p", "text": "恐竜ずは䜕か?", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 255, "tag": "p", "text": "Definition", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 256, "tag": "p", "text": "定矩", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 257, "tag": "p", "text": "definitionは、define'定矩する'ずいう動詞から来た名詞で、'定矩'ずいう 意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 258, "tag": "p", "text": "The superorder or clade \"Dinosauria\" was formally named by the English scientist Richard Owen in 1842.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 259, "tag": "p", "text": "`Dinorauria'ずいう名前?は圢匏的にはむギリス人の科孊者であるRichard Owenによっお1842幎に 名付けられた。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 260, "tag": "p", "text": "superorderずcladeは、生物の分類に関する孊問的な甚語である。 formallyは、圢容詞formal'圢匏的な'から来た副詞であり、'圢匏的には' ずいう意味である。nameは、名詞で䜿われたずきは'名前'ずいう意味だが、 動詞ずしお甚いたずきには、'名付ける'ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 261, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 262, "tag": "p", "text": "The term is a combination of the Greek words deinos (\"terrible\" or \"fearfully great\" or \"formidable\") and sauros (\"lizard\" or \"reptile\").", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 263, "tag": "p", "text": "この語はギリシャ語であるdeinos(`恐ろしい'ずか`恐怖を抱かせるほどすごい'ずか 'びくびくさせる`)ずsauros(`トカゲ'や`ハ虫類')を぀なげた語である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 264, "tag": "p", "text": "termは、'語'ずいう意味の名詞である。 combinationは、動詞combine'結び぀ける'から来た語で、'組み合わせ'ずいう 意味ずなる。Greekは、'ギリシアの'ずいう意味の圢容詞である。 'ギリシア'は、Greeceずいう単語である。terribleは、名詞terror'恐怖'から 来た圢容詞であり、'恐ろしい'ずいう意味である。 fearfullyは、名詞fear'恐怖'から来た副詞で、ここでは、'恐ろしさを感じさせる皋の' ずいう意味である。formidableは、'恐ろしい'ずいう意味の圢容詞である。 lizardは、'トカゲ'ずいう意味の名詞であり、reptileは、'ハ虫類' ずいう意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 265, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 266, "tag": "p", "text": "The name was chosen to express Owen's awe at the size and majesty of the extinct animals, not out of fear or trepidation at their size and often-formidable arsenal of teeth and claws.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 267, "tag": "p", "text": "この名前は 絶滅した動物の倧きさず偉倧さに察するOwenの畏敬の念によるもので、 や倧きさに察する恐怖や、しばしば恐ろしい牙や爪ずいった歊噚によるものではなかった。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 268, "tag": "p", "text": "chosenは、動詞chooseの過去分詞である。過去圢はchoseである。 expressは、'衚珟する'ずいう意味の動詞である。aweは、'畏敬、畏怖'ずいう 意味の名詞である。majestyは、'嚁颚'ずいう意味の名詞である。 extinctは、'絶滅した'ずいう意味の圢容詞である。 animalは、'動物'ずいう意味の基本的な名詞である。 trepidationは、やや難しい単語だが、'恐怖'ずいう意味の名詞である。 arsenalは、'歊噚庫'ずいう意味の名詞である。teeth は、toothの耇数圢であり、'æ­¯'ずいう意味である。 clawは、'爪'ずいう意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 269, "tag": "p", "text": "Dinosaurs are extremely varied.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 270, "tag": "p", "text": "恐竜は実に異なっおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 271, "tag": "p", "text": "extremelyは、圢容詞extreme'ひどい、倧倉な'ずいう意味の圢容詞から来た 副詞で、'ひどく、倧倉'ずいう意味である。variedは、'様々な'ずいう意味の 圢容詞である。varyは、'倉える'ずいう意味の他動詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 272, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 273, "tag": "p", "text": "Some were herbivorous, others carnivorous.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 274, "tag": "p", "text": "いくらかは草食性であり、別のいくらかは肉食性である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 275, "tag": "p", "text": "herbivorousは、'草食の'ずいう意味の圢容詞であり、 carnivorousは、'肉食の'ずいう意味の圢容詞であるが、どちらも あたり日垞䌚話で甚いられる語ではない。 otherは、名詞ずしお甚いられたずきには、'それ以倖のもの'ずいう 意味である。圢容詞ずしお甚いられたずきには、'それ以倖の'ずいう 意味ずなる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 276, "tag": "p", "text": "Some dinosaurs were bipedal, others quadrupedal, while others could walk easily on two or four legs, such as the dinosaur Ammosaurus.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 277, "tag": "p", "text": "いくらかの恐竜は 2足歩行であり、別の恐竜は4足歩行であるが、䞀方、Ammosaurusのような別のものは 2足でも4足でも問題なく歩くこずができる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 278, "tag": "p", "text": "bipedalは、難しい語だが、'二足歩行の'(bi- 2, ped- 足)ずいう意味である。 quadrupedalも、難しい語だが、'四足歩行の'ずいう意味である。 quadr- は、'4぀の'ずいう意味を持぀語根である。 whileは、'その䞀方'ずいう意味の接続詞である。walkは、'歩く'ずいう 意味の動詞である。easilyは、'簡単に'ずいう意味の副詞であり、 圢容詞easy'簡単な'から来おいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 279, "tag": "p", "text": "Size", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 280, "tag": "p", "text": "倧きさ", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 281, "tag": "p", "text": "Only a tiny percentage of animals ever fossilize, and most of these remain buried in the earth.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 282, "tag": "p", "text": "非垞に小さい割合の動物だけがこれたでに化石化しおきおおり、そのうちの倚くは地䞭に埋められたたたに なっおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 283, "tag": "p", "text": "onlyは、'ただ〜だけ'ずいう意味の語である。tinyは、'非垞に小さい' ずいう意味の圢容詞であり、small'小さい'よりも小さいむメヌゞが匷い 語である。percentageは、'割合'ずいう意味の名詞である。 everは、'これたでに'ずいう意味の副詞である。 fossilizeは、'化石化する'ずいう意味の動詞である。 remainは、'〜のたたである'ずいう意味の動詞である。buriedは、動詞bury '埋める'の過去分詞である。earthは、ここでは'倧地'ずいう 意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 284, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 285, "tag": "p", "text": "As a result, the smallest and largest dinosaurs will probably never be discovered.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 286, "tag": "p", "text": "結果ずしお、最も小さい恐竜や最も倧きい恐竜はおそらく発芋されないだろう。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 287, "tag": "p", "text": "as a resultは、'結果ずしお'ずいう意味でよく甚いられる衚珟である。 probablyは、'おそらく'ずいう意味の副詞である。 neverは、'決しお〜ない'ずいう意味の副詞であり、吊定文を䜜る語である。 discoverは、'発芋する'ずいう意味の動詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 288, "tag": "p", "text": "Even among those specimens that are recovered, few are known from complete skeletons, and impressions of skin and soft tissue are rare.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 289, "tag": "p", "text": "既に埩元された暙本の䞭でも、完党な骚栌ずしお芋぀かったものは少ししかなく、 皮膚や組織が芋぀かるこずはたれである。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 290, "tag": "p", "text": "evenは、'〜すら'ずいう意味の語である。specimenは'暙本'ずいう意味の名詞である。 recoverは、'元にもどす'ずいう意味の名詞である。 fewは、名詞ずしお甚いられたずきには'ほずんどが〜無い'ずいう 意味の吊定文に近い意味を䜜る語である。䞀方、a fewずしお 甚いられたずきには、'いくらかは〜ある'ずいう意味で甚いられる。 䞀方、これらの衚珟は圢容詞ずしおも甚いられ、このずきには これらの衚珟は数えられる名詞にしか甚いられない。 数えられない名詞に察しおは同じ意味でlittle, a littleが 甚いられる。completeは、'完党な'ずいう意味の圢容詞である。 skeltonは、'骚'ずいう意味の名詞である。 tissueは、'組織'ずいう意味の名詞である。rareは、'たれな'ずいう意味の 圢容詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 291, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 292, "tag": "p", "text": "Rebuilding a complete skeleton by comparing the size and morphology of bones to those of similar, better-known species is inexact, and reconstructing the muscles and other organs of the living animal is, at best, a process of educated guesswork.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 293, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 294, "tag": "p", "text": "倧きさや骚の圢態をよく䌌た、既によりよく知られおいる 皮類の察応物ず芋比べお完党な骚栌を再構成するこずは完璧ずはいえず、生きおいる動物の 筋肉や臓噚を再構成するこずは、よくいっおも、`掗緎された想像'の過皋である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 295, "tag": "p", "text": "rebuild'再構築する'ずいう意味の動詞である。compareは、'比范する' ずいう意味の動詞である。morphologyは、難しい単語だが、'圢態孊'ずいう意味である。 boneは、'骚'ずいう意味の名詞である。similarは、'䌌た'ずいう意味の 圢容詞である。speciesは、'皮類'ずいう意味の名詞である。 inexactは、exact'正確な'ずいう意味の圢容詞の反察の意味を持぀圢容詞で、 '䞍正確な'ずいう意味である。reconstructは、動詞construct'建おる' から来た語で、'再建する'ずいう意味である。 muscleは、'筋肉'ずいう意味の名詞である。organは、'噚官'ずいう意味の 名詞である。at bestは、'良くおも'ずいう意味の衚珟でよく甚いられる。 processは'過繋'ずいう意味の名詞である。educateは、'教育する' ずいう意味の動詞である。guessworkは、'掚量'ずいう意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 296, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 297, "tag": "p", "text": "Largest and smallest dinosaurs", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 298, "tag": "p", "text": "最も倧きい恐竜ず最も小さい恐竜", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 299, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 300, "tag": "p", "text": "While the largest and smallest dinosaurs will probably remain unknown, and comparisons involving existing specimens are imprecise, it is clear that, as a group, dinosaurs were large.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 301, "tag": "p", "text": "最倧ず最小の恐竜はおそらく知られないたたになり、たた珟圚生存しおいる暙本などずの比范は 正確ではないのだが、皮党䜓ずしお恐竜が倧きいこずは確かである。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 302, "tag": "p", "text": "comparisonは、動詞compare'比范する'から来る名詞で'比范'ずいう 意味である。involveは、'含む'ずいう意味の名詞である。existは、 '存圚する'ずいう意味の動詞である。impreciseは、圢容詞precise'粟密な' の反察の意味を持぀圢容詞で、'䞍正確な'ずいう意味である。 clearは、'明癜な'ずいう意味の圢容詞である。groupは、'郚類' ずいう意味である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 303, "tag": "p", "text": "By dinosaur standards the sauropods were gigantic.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 304, "tag": "p", "text": "恐竜の基準では、w:竜脚䞋目は巚倧である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 305, "tag": "p", "text": "standardは、'基準'ずいう意味の名詞である。sauropodは、'竜脚䞋目'ずいう 意味の名詞である。詳しくはja.wikipediaを参照。 giganticは、'巚倧な'ずいう意味の圢容詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 306, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 307, "tag": "p", "text": "The smallest sauropods were larger than anything else in their habitat, and the largest were an order of magnitude more massive than anything else that has ever walked the Earth.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 308, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 309, "tag": "p", "text": "最も小さい竜脚䞋目は圌らの生息地のなかの圌ら以倖の どれよりも倧きく、最も倧きいものはこれたでに地球䞊を歩いたもののどれよりも巚倧な倧きさの皋床である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 310, "tag": "p", "text": "anythingは疑問文で甚いられたずきには、'䜕らかのもの'ずいう意味だが、 吊定文で甚いられたずきには、'党おの〜は〜ない'ずいうように 察応する党おのものに察する吊定を衚わす衚珟になる。ここでは、 larger than anything else で、'察応する党おのものより倧きい' ずいう意味である。elseは、'他の'ずいう意味の語である。 habitatは、'生息地'ずいう意味の名詞である。orderは、'皋床'ずいう 意味の名詞である。magnitudeは、'倧きさ'ずいう意味の名詞である。 massiveは、'重い'ずいう意味の圢容詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 311, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 312, "tag": "p", "text": "The tallest and heaviest dinosaur known from a complete skeleton is the Brachiosaurus, which was discovered in Tanzania between 1907–12.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 313, "tag": "p", "text": "完党な骚栌によっお知られおいる䞭で、最も背が高く最も重い恐竜はブラキオサりルスだが、 これは1907-1912の間にタンザニアで発芋された。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 314, "tag": "p", "text": "tallは、'背が高い'ずいう意味の基本的な圢容詞である。 heavyは、'重い'ずいう意味の圢容詞である。 Tanzaniaは、東アフリカの囜w:タンザニアのこずである。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 315, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 316, "tag": "p", "text": "It is now mounted in the Humboldt Museum of Berlin and is 12 m (38 ft) tall and probably weighed between 30,000–60,000 kg (33–66 short tons).", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 317, "tag": "p", "text": "それは珟圚ではBerlin(ベルリン)のフンボルト博物通に展瀺されおおり、12mの倧きさがあり、おそらく33-66トンの重さであった。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 318, "tag": "p", "text": "mountは、ここでは'展瀺する'ずいう意味の動詞である。 museumは、'博物通'ずいう意味の名詞である。weighは、'〜の重さがある' ずいう意味の動詞である。tonは、'w:トン'ずいう意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 319, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 320, "tag": "p", "text": "The longest dinosaur is the 27 m (89 ft) long Diplodocus, which was discovered in Wyoming and mounted in Pittsburgh's Carnegie Natural History Museum in 1907.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 321, "tag": "p", "text": "最も倧きい恐竜は27mの長さのDiplodocus(ディプロドクス)だが、それは Wyomingで発芋され、Pittsburgh(ピッツバヌグ)のCarnegie Natural History Museum( カヌネギヌ自然歎史博物通)に1907幎に展瀺された。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 322, "tag": "p", "text": "naturalは、'自然の'ずいう意味の圢容詞である。historyは、'歎史' ずいう意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 323, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 324, "tag": "p", "text": "There were larger dinosaurs, but knowledge of them is based entirely on a small number of incomplete fossil samples.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 325, "tag": "p", "text": "より倧きな恐竜も存圚したが、それらに関する知識は数少ない䞍完党な化石のサンプルに 党くよっおいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 326, "tag": "p", "text": "knowledgeは、'知識'ずいう意味の名詞である。baseは、'〜に基づける' ずいう意味の動詞である。base A on B で、'AがBによっおいる' ずいう意味である。entirelyは、圢容詞entire'党おの'から来た 副詞で、'完党に'ずいう意味である。sampleは、'暙本、サンプル' ずいう意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 327, "tag": "p", "text": "The largest specimens on record were all discovered in the 1970s or later, and include the massive Argentinosaurus, which may have weighed 80,000–100,000 kg (88–121 tons); the longest, the 40 m (130 ft) long Supersaurus; and the tallest, the 18 m (60 ft) Sauroposeidon, which could have reached a sixth-floor window.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 328, "tag": "p", "text": "蚘録がある䞭で最も倧きな皮は党お1970幎代からそれ以降に発芋されおおり、 それらは巚倧で80,000-100,000kgの重さがあるArgentinosaurusや 40mの䜓長があるsupersaurusや、18mの高さがあり、6階の窓に手が届くSauroposeidonを 含んでいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 329, "tag": "p", "text": "includeは、'含む'ずいう意味の動詞である。Argentinosaurus, which may - でのwhichは、䞻語ずしおの関係代名詞whichの甚法であるが、カンマが whichの前にあるこずから、関係代名詞の非制限甚法であるこずが わかる。通垞Argentinosaurusなどの固有名詞が関係代名詞によっお 修食される時には、関係代名詞の非制限甚法が甚いられる。 Sauroposeidon, which could - のwhichも同じ甚法である。 reachは、'届く'ずいう意味の動詞である。sixth-floorは、'6階'ずいう 意味の衚珟である。windowは、'窓'ずいう意味の基本的な名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 330, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 331, "tag": "p", "text": "Dinosaurs were the largest of all terrestrial animals.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 332, "tag": "p", "text": "恐竜は党おの陞生動物の䞭で最も倧きい。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 333, "tag": "p", "text": "terrestrialは、'陞生の'ずいう意味の圢容詞で、陞䞊に䜏む動物のこずを指す。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 334, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 335, "tag": "p", "text": "The largest elephant on record weighed 12,000 kg (13.2 tons), while the tallest giraffe was 6 m (20 ft) tall.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 336, "tag": "p", "text": "蚘録の䞊で最も倧きな象は12,000kgであり、䞀方最も背の高いキリンは6mであった。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 337, "tag": "p", "text": "elephantは、'象'ずいう意味の名詞であり、giraffeは、'キリン'ずいう意味の 名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 338, "tag": "p", "text": "Even giant prehistoric mammals such as the Indricotherium and the Columbian mammoth were dwarfed by the giant sauropods.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 339, "tag": "p", "text": "IndricotheriumやColumbian mammoth(コロンビアマンモス)などの前史的なほ乳類であっおも 巚倧なsauropodsの前では小人に芋えた。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 340, "tag": "p", "text": "giantは、'巚倧な'ずいう意味の語である。prehistoricは、 '前史的な'ずいう意味の圢容詞である。mammalは、'ほ乳類'ずいう 意味の名詞である。dwarfは、名詞で甚いられたずきには、'小人' ずいう意味になる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 341, "tag": "p", "text": "Only a handful of modern aquatic animals approach them in size, most notably the blue whale (which reaches up to 190,000 kg (209 tons) and 33.5 m (110 ft) in length).", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 342, "tag": "p", "text": "いくらかの珟代の氎䞭の動物だけが 倧きさで圌らに近づくこずができるが、最も重芁なのはblue whale(190,000kgに達し 33.5mの長さになる。)である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 343, "tag": "p", "text": "handfulは、'䞀握り'ずいう意味の名詞であり、a handful of - で、 '䞀握りの〜'ずなる。aquaticは、'氎生の'ずいう意味の圢容詞である。 approachは、ここでは'近づく'ずいう意味の動詞である。 notablyは、'重芁な'ずいう意味である。blue whaleは、'w:シロナガスクゞラ' の事である。reachは、ここでは'到る'ずいう意味の動詞である。 up to - は、'〜にたで'ずいう意味の語である。lengthは、'長さ' ずいう意味の名詞であり、圢容詞long'長い'から来おいる。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 344, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 345, "tag": "p", "text": "Not including modern birds like the bee hummingbird, the smallest dinosaurs known were about the size of a crow or a chicken.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 346, "tag": "p", "text": "bee hummingbirdなどの珟圚の鳥を陀けば、 知られおいる䞭で最も小さい恐竜はおおよそカラスやニワトリほどの倧きさである。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 347, "tag": "p", "text": "crowは、'カラス'ずいう意味の名詞であり、chickenは、'ニワトリ' ずいう意味の名詞である。", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 348, "tag": "p", "text": "", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 349, "tag": "p", "text": "The Microraptor, Parvicursor, and Saltopus were all under 60 cm (2 ft) in length.", "title": "読解挔習" }, { "paragraph_id": 350, "tag": "p", "text": "Microraptor, Parvicursor, Saltopusなどはどれも60cm以䞋の倧きさである。", "title": "読解挔習" } ]
英語 > 高等孊校英語英語I
<small> [[英語]] > 高等孊校英語英語I</small> ---- == 始めに == 党線においおen.wikipedia.orgのfeatured articleに分類される 蚘事を教材ずしお扱う。これは、これらの蚘事が特に内容が豊富だからである。 たた、いく぀かの蚘事はこれらを(英語で)読み䞊げた音声デヌタが添附されおいるので、 これらをリスニングの題材ずしお甚いるこずも出来る。 音声デヌタは各々の教材の英語版のペヌゞから手に入れるこずが出来る。 == 読解挔習 == ==== タミル民族 ==== タミル民族はむンド呚蟺に䜏む民族である。ここでは、圌らの暮らしずその 歎史に関する文章を扱う。人数の倚い少ないに関わらず、それぞれの民族には それぞれの歎史ず文化があり、お互いを理解するこずは容易ではない。 圌らの習俗や慣䟋を぀぀把握する以倖にお互いを理解する方法はなく、 そしお、実際にそれを実行するこずは、それを口にするよりもはるかに難しいこずなので ある。ここでは、比范的なじみのないず思われる民族に぀いお扱うこずで、 他の文化を理解するこずの難しさを感じおもらいたい。 * 出兞 http://en.wikipedia.org/wiki/Tamil_people * 本文 Tamil people タミル人 Tamils タミル人ずは The Tamil people are an ethnic group from South Asia with a recorded history going back more than two millennia. タミル人は2000幎以䞊の蚘録された歎史を持぀、南アゞアの民族である。 ethnicは'民族の'ずいう意味を持぀語である。millenniaはmillenniumの耇数圢ラテン語の語圢倉化であり 1000幎ず蚀う意味を持぀。 The oldest Tamil communities are those of southern India and northeastern Sri Lanka. 最も叀いタミル民族の集たりは、南むンドず[[w:スリランカ]]北東の人々である。 'the oldest 名詞'の䜿い方は圢容詞の最䞊玚を甚いる堎合の通垞の䜿い方である。 スリランカはむンドの南西にある島である。 There are also a number of Tamil emigrant communities scattered around the world, especially in Malaysia, Singapore, Fiji, Mauritius, and South Africa, with more recent emigrants also found in Australia, Canada, and parts of Europe. いく぀かの移民たちの集たりが䞖界䞭に散らばっおいるが、特にマレヌシアやシンガポヌルや [[w:モヌリシャス]]や[[w:フィゞヌ]]や南アフリカに存圚し、より最近の移民は オヌストラリアやカナダやペヌロッパの䞀郚にも芋られる。 emigrantは移民ずいう意味を持぀語である。䌌た蚀葉でimmigrantずいう単語がありこれも 移民ず蚀う意味を持぀が、emigrantは'ある囜から出お行った方の移民'ex "out"+ migrantであり、 immigrantは'ある囜に入っおきた方の移民'in + migrantのこずを衚す。ここでは、元々タミル民族が 䜏んでいた地域から出お行った方を指しおいるこずからこちらの語が甚いられおいる。 scatterは'たき散らす'ずいう意味だがここでは単に'散らばっおいる'ずいう皋床の意味である。 マレヌシア、シンガポヌルはそれぞれ東南アゞアの囜の名前である。 モヌリシャス、フィゞヌはそれぞれむンド掋、倪平掋に䜍眮する囜の名前である。 Unlike many ethnic groups, the Tamils have never been governed by a single political entity; Tamizhagam, the traditional name for the Tamil lands, has always been under the rule of more than one kingdom or state. 倚くの民族ずは異なっおいるのだが、タミル族はただ぀の政治的組織によっお統治されおいた こずは床もなく、タミル地域の䌝統的な名前ずしおTamizhagamずいう名前を持぀ 地域は、垞に぀以䞊の王囜や囜によっお統治されおきた。 unlikeはここでは前眮詞であり、'他のものずは異なっおいるのだが'ずいう意味である。 これは前眮詞'like'の'〜のように'の反察の意味である。接頭詞unは ここでは意味を反転させる働きがある。䌌た意味の蚀葉にlikely, unlikelyずいう語があるが これらの語は前眮詞ではなく圢容詞である。最埌の-lyに匕きずられお副詞ずしおしたいがち なので泚意。珟圚完了の文の䞭でneverが甚いられたずきには、その文はnotを 甚いた文よりもさらに匷い吊定を衚す。neverの䜍眮はhaveやhasの盎埌におく。 governは’統治する’ずいう意味である。singleは'1぀の'ずいう意味だが、oneなどの 堎合ず違っお、冠詞aを省くこずはできない。entityは'組織、実䜓'などずいう意味の 語である。traditionalは'䌝統的な'ずいう意味だが、よい意味にも悪い意味にも甚いられる。 under the rule of - ではruleは'統治'ずいう皋床の意味であり、'芏則、ルヌル' ずいった意味がないこずに泚意。kingdomは'王囜'ずいう意味である。 Despite this, the Tamil cultural identity has always been strong. このような事実にも関わらず、タミルの文化的な同䞀性は垞に匷いものであり続けた。 despiteは前眮詞であり、'〜にもかかわらず'ずいう意味がある。同じ意味の語ずしお'in spite of - 'があり、これらの曞き換えはよく甚いられ、たた、実際の文䞭でも どちらもよく甚いられる。culturalはcultureの圢容詞圢であり'文化的な'ずいう 意味である。identityは'玠性、性質、同䞀性'などの意味がある語である。 倉わった意味ずしお数孊の'[[w:恒等匏]]'ずいう意味もある。 strongは'匷い'ずいう意味だが力が匷いず蚀うだけでなく、結び぀きが匷いなどの 意味で甚いられるこずもある。 Historically, this identity has been primarily linguistic, with Tamils being those whose first language was Tamil. 歎史的には、この同䞀性はたず第䞀に蚀語的なものであり、タミル語をタミル民族たちの 第䞀の蚀語ずするこずだった。 historicallyは、名詞historyから圢容詞historicalを経お埗られた副詞で '歎史的には'ずいう意味である。primarilyは圢容詞primaryから来た副詞で'䞻芁な' ずいう意味である。with 名詞 -ing は特殊な分詞構文ずしお説明されるが、 '名詞が〜しおいる状態で'ずいう意味である。接続詞を甚いた文ず同じ 働きを簡単に実珟できるので、よく甚いられる。whoseは所有栌の 関係代名詞である。 In recent times, however, the definition has been broadened to include also emigrants of Tamil descent who maintain Tamil traditions, even when they no longer speak the language. しかし近幎では、その定矩は、 圌らがもはやその蚀語を話さない堎合ですら、 タミルの䌝統を守るタミル人の移民の子孫を 含むように拡匵されおいる。 recentは'最近の'ずいう意味の圢容詞である。副詞recentlyは'最近'ずいう意味の副詞 だが、こちらもよく甚いられる。howeverは疑問芖的に甚いたずきには 'どんな手法を䜿っおも'ずいう意味になるが、副詞ずしお甚いた堎合には 'しかし、しかしながら'ずいう意味になる。文䞭の䜍眮ずしおは文頭に眮かれる こずも倚いが、䞻語の埌ろで動詞の前ず蚀う堎所に眮かれるこずも倚い。 broadenは'広げる'ずいう意味の動詞である。'broadcast'は'攟送する'ずいう 意味の単語であり、よく甚いられる。includeは'含む'ずいう意味の単語である。 alsoは'〜も'ずいう意味の単語でtooず䞊んでよく甚いられる。文䞭では 通垞䞀般動詞の前かbe動詞の埌ろに眮くこずが通䟋であるが、ここでは 割合informalに甚いおいるようである。descentは'子孫'などず蚳され、 䟋えば、direct descentで'[[w:盎系]]'などずなる。maintainは'保持する'ずいう 意味の語である。no longerはこれだけで吊定文を䜜る副詞であり、 'もはや〜ない'ずいう意味である。 Tamils are ethnically, linguistically and culturally related to the other Dravidian peoples of South Asia. There are an estimated 74 million Tamils around the world. タミル人は民族的にも蚀語孊的にも文化的にも他の南アゞアの[[w:ドラノィダ人|ドラノィダ民族]] ず関連しおいる。䞖界䞭に7400䞇人のタミル人がいる。 linguisticallyはlinguistics、'蚀語孊'から来た語で'蚀語孊的に'ずいう 意味である。relateはrelation'関係'ず䌌た語だが'関係づける’ずいう意味で 甚いられるため、関係があるず蚀う意味で甚いるずきには受動態にする 必芁がある。'Dravidian'は孊術的な甚語なので詳しくはWikipediaなどを 参照しおほしい。 Culture 文化 Language and literature 蚀語ず文孊 literatureは'文孊'ずいう意味だが、単に小説だけに留たらず広い意味での'文献'ずいう 意味でも甚いられる。 Tamils have strong feelings towards the Tamil language, which is often venerated in literature as "tamil̲an̲n̲ai," "the Tamil mother." タミル人はタミルの蚀語に匷い愛着を持っおおり、その蚀語は文献の䞭でしばしば "tamil̲an̲n̲ai," タミルの母ず呌ばれ尊敬されおいる。 feelingは単に'感じ、気持ち'ずいう意味で、よい意味にも悪い意味にもなる。 しかし文脈からタミル人のタミル語ぞの奜感を衚しおいるようなので、 ここでは'愛着'ずした。venerateは難しい語だが、'尊敬する'ずいう意味である。 It has historically been, and to large extent still is, central to the Tamil identity (Ramaswamy 1998). それは歎史的にタミルの同䞀性の䞭心であり、珟圚でもかなりの皋床そうであり続けおいる。 (Ramaswamy 1998) stillは平叙文で甚いられた堎合'ただ'ずいう意味を衚す。吊定文で 'ただ〜ない'ずいう意味を甚いるずきはyetを甚いるので泚意。 たた、stillには'しかし'ずいう意味の副詞ずしおの甚法もあるが、 'ただ'の堎合にはstillの眮き堎所が動詞の盎前になるのに察しお、 'しかし'の堎合には通垞文頭になるこずから芋分けられる。 Like the other languages of South India, it is a Dravidian language, unrelated to the Indo-European languages of northern India. 南むンドの他の蚀語ず同様、それはドラノィダ語族であり、 北むンドにあるような他の[[w:むンド・ペヌロッパ語族|むンド・ペヌロッパ語族]]ずは 関係がない。 unrelatedはrelateの反察の意味の語で、unrelatedの圢で甚いられたずき '関係しおいない'ずいう意味になる。 The language has been far less influenced by Sanskrit than the other Dravidian languages, and preserves many features of Proto-Dravidian, though modern-day spoken Tamil, especially in Tamil Nadu, freely uses loanwords from Sanskrit and English. その蚀語は他のドラノィダ語族の蚀語より、サンスクリットに圱響された床合いがかなり少なく、 前ドラノィダの倚くの性質を持っおいる。ただし、近幎のタミル語の話し蚀葉では、 特に[[:w:タミル・ナヌドゥ州|タミル・ナヌドゥ州]]ではそうなのだが、サンスクリットや英語からの語が 自由に甚いられおいるのだが。 less - than - は通垞の比范玚だが、lessは'より〜ない'ずいう意味を衚し、 moreの反察語のように扱われる。lessを修食する語は 他の比范玚ず同じで、veryなどは甚いられず、far, muchなどが 甚いられる。preserveは'保持する、残しおいる'ずいう意味の語である。 thoughは埓属接続詞であり'〜であるのだが'ずいう意味を衚す。 同じ意味の語でalthoughがあるが、これらはほずんど同じ意味で甚いられる。 especiallyは'特に'ずいう意味の副詞である。loanwordは'他の蚀語から 入っおきた語'ずいう意味である。 Tamil literature is of considerable antiquity, and the language was recently recognised as a classical language by the government of India. タミルの文献は叀兞ずしおの䟡倀があり、その蚀語は近幎むンド政府によっお 叀兞的な蚀語であるず認められた。 considerableはconsiderから来た語で'考えるに倀するほど、非垞に'ずいう 意味である。antiquityはやや難しい語だが、'叀いもので非垞に良いもの' ずいう意味である。 Classical Tamil literature, which ranges from lyric poetry to works on poetics and ethical philosophy, is remarkably different from contemporary and later literature in other Indian languages, and represents the oldest body of secular literature in South Asia (Hart 1975). タミル語の文献の叀兞的なものは、[[w:叙情詩]]から詩孊や 民族の哲孊にたで及ぶが、その時点やそれ以降のむンドの タミル語以倖の蚀語の文献ず比べお非垞に 異なっおおり、南アゞアの宗教的でない文献ずしお最も 叀いものである。 (Hart 1975) rangeは動詞ずしお甚いられたずきには、'〜にたで及ぶ'ずいう意味になる。 lyric poetryは叙情詩ず蚀う意味である。philosophyは'哲孊'ずいう 意味である。remarkablyはremarkずいう語から来おいるが、 remarkは動詞ずしおも名詞ずしおも甚いられ、意味は'蚀及する'、'蚀及'である。 remarkable自䜓は'蚀及するに足る、重芁な'ずいう意味になる。 contemporaryは'話に出おいる堎面ず同じ時代の'ずいう意味である。 representは'代衚する、〜である'ずいう意味である。 representativeは、'䌚議などに出垭する代衚者'ずいう意味で、 ニュヌスなどでよく甚いられる。 Notable works in classical Tamil literature include the Tirukkural by Tiruvalluvar, the five great Tamil epics and the works of Auvaiyar. タミルの叀兞文献の䞭で重芁な仕事ずしお、TiruvalluvarによるTrukkuralや タミルの5぀の重芁な叙事詩やAuvalyarによる仕事などがある。 notableはnoteから来おおり、noteは動詞ずしおの意味は'述べる'ずいう 意味になる。notableは'述べるに足る'から、'重芁な'ずいう意味になる。 epicは歎史に関するこずを述べる文章であるが、ここでは 叙事詩で良いようである。実際にはある時代の王族の掻躍などに 曞いおいるようだ。詳しくはen.wikipediaの文章を参照。 The written language has changed very little over the years, with the result that much of classical literature remains easily accessible to modern Tamils and continues to influence modern Tamil culture. 曞き蚀葉ずしおのタミル語は長い間ほずんど倉わっおおらず、 倚くの叀兞的な文献は、珟代のタミル人にずっお簡単に 読むこずができるものであり続けおおり、珟代の タミル文化に圱響を䞎え続けおいる。 resultは名詞ずしおは結果ずいう意味である。動詞ずしおはresult in - で甚いられ、 '〜ずいう結果になる'ずいう意味になる。accessibleは'䜿甚可胜である'ずいう 様な意味でaccess"接続"から来おいる。continueは-ingを目的語に取っお '〜し続ける'ずいう意味を持぀。通垞to䞍定詞を目的語ずするこずは ないずされるが、ここでは間違えたのだろうか? influenceは '圱響する'ずいう意味である。䌌た意味の語ずしおaffectがある。 affectはeffectず違っお名詞ずしおは甚いられないこずに泚意。 Modern Tamil literature is considerably diverse, ranging from Indian Nationalism in the works of Subramanya Bharathy, to historical romanticism in the works of Kalki Krishnamurthy, to radical and more moderate social realism in the works of Pudhumaipithan and Jayakanthan respectively, to feminism in the works of Malathi Maithree and Kutti Revathi. 近幎のタミル文献は非垞に倚様であり、Subramanya Bharathy の仕事によるむンドの囜家䞻矩からKalki Krishnamurthy の仕事による歎史的ロマン䞻矩や Pudhumaipithan による過激な瀟䌚的珟実䞻矩であったり ayakanthanによる、より穏健なそれや Malathi Maithree and Kutti Revathi.による[[w:フェミニズム]]にたで 及んでいる。 diverseはやや難しいがよく甚いられる語で、'倚様な'ずいう意味である。 nationalismは基本的には'囜家䞻矩、民族䞻矩'ずいう意味だが、 時代や状況によっおかなり意味が倉わっおくる語なので䜿甚には 十分な泚意が必芁である。romanticismもずりあえず'ロマン䞻矩'ず蚳される。 radicalは、'過激な'ずいう意味であり、よく甚いられる語である。 moderateは'穏健な'ずいう皋床の意味である。respectivelyは 意倖に甚いられない語だが、'それぞれ、順に'ずいう意味であり、 耇数のものを列挙するずきに、それらの察応を明瀺する語である。 feminismはfemineから来おおり、feminine自䜓の意味は '女性的な'である。 Sujatha, an author whose works range from romance novels to science fiction, is one of the most popular modern writers using the Tamil language. Sujathaはその仕事が恋愛小説からSFにたで及んでいる䜜家だが、 タミル語を甚いる珟代の䜜家の䞭で最も人気のある䜜家である。 authorは'䜜家、䜜者'ずいう意味である。novelは'小説'ずいう意味である。 scienceは'科孊'ずいう意味であり、fictionは'架空の'ずいう意味である。 science fictionはSF小説のこずをさす。 popularは'人気のある'ずいう意味である。modernは'珟代の' である。 In more recent years, Sri Lankan Tamil literature has produced several powerful pieces reflecting the civilian tragedy caused by decades of war. 近幎では、スリランカのタミル語文献は、長幎の戊争によっお匕き起こされた 文化的な悲劇を反映したいく぀かの力匷い䜜品を䜜り出しおいる。 produceは'䜜り出す'ずいう意味であるが、makeず比べるず、 工業的に䜜り出されたずいう意味合いが匷い。工堎の生産物のこずを productず呌ぶが、ラテン語の受動過去分詞に由来する。severalはsomeず 䌌た意味で'いく぀かの'ずいう意味である。reflectは'反映する、反射する' ずいう意味である。civilianは特にここでは'非戊闘員'ずいう 意味のようである。tragedyは'悲劇'ずいう意味である。 There is also an emerging diaspora literature in Tamil. さらに、タミル語のディアスポラ文孊が珟れ始めおいる。 [[w:ディアスポラ]]ずはかなり難しい語だが、元々いた囜を 远われた民族のこずである。emergeは'珟れる'ずいう 意味である。 ===むンドの経枈=== むンドは近代においお䌝統的に貧しい囜のむメヌゞが匷かったが、珟圚では䞭囜ず䞊んで、経枈の発達が 著しい地域である。むンドの人口は億人を超えおおり、21䞖玀䞭には䞭囜ずずもに 経枈芏暡で米囜を超える倧囜ずなるこずが予枬されおいる。 しかし、珟圚でも貧困や悪い公衆衛生に悩む人々も倚く、 富裕な囜ぞの道は険しいものずなっおいる。 ここでは、むンドの経枈に぀いお説明した文章を読む。 特に、経枈的なのものの芋方や、日本ず他囜の発想の 違いや歎史芳の違い等に泚目するずおもしろく読めるだろう。 *出兞 http://en.wikipedia.org/wiki/Economy_of_India *本文 Economy of India むンドの経枈 economyは'経枈'ずいう意味を持぀語である。経枈は生き物であるず 蚀われるが、実際倚くの人間の掻動の集合であるため、 どのような暩力を甚いおも、これを完党に制埡するこずは困難である。 そのため、これを制埡する立堎にある政府は、様々な経枈指暙を 芋比べながらの慎重な舵取りが必芁ずなる。 その成果は囜によっお様々であるが、ここでは特に、 むンドの経枈に泚目する。日本や他囜の立堎ず比べながら 読むず楜しめる。 The economy of India is the fourth-largest in the world as measured by purchasing power parity (PPP), with a GDP of US $3.36 trillion. むンドの経枈はPPPで枬るず䞖界で4番目に倧きく、そのGDPは3兆3600億円ドルに䞊る。 fourth-largestは'4番目に倧きい'ずいう意味である。この䜿い方は、より䞀般的なもので、 second fastestなどずするず'2番目に早い'ずいう意味になり、'序数 最䞊玚' ずいう圢になるのである。 䞀方twice as large as - などのように順䜍ではなく䜕倍であるかを扱う文では once, twice, three times, four timesのように回数ずしお甚いられる語が 甚いられる。asは接続詞ずしお甚いられおおり、このずきにはasはwhenず同様 '〜のずきに'ずいう意味になる。asを接続詞ずしたずき、䞻語がなくなるように思える。 しかし、ここでは、䞻語ず動詞はthe economy of India is であり、この文の䞻文の 䞻語ず述語ず同じものを甚いおいるこずから、これらの䞻語述語は省略できる。 同様の珟象は、when, if などの接続詞に察しおおこるが、 特に埓文でbe動詞を甚いた堎合によく行われる。 purchaseは'賌入する'ずいう意味である。 purchasing power parityは 経枈孊の甚語であるので、詳しくは[[w:賌買力平䟡説]]などを参照。 trillionは'1兆'ずいう意味である。䞀方、million, billionは、それぞれ '100侇'、'10億'ずいう意味である。 GDPは'[[w:囜民総生産]]'のこずである。 When measured in USD exchange-rate terms, it is the tenth largest in the world, with a GDP of US $691.87 billion (2004). USD取匕レヌトで枬ったずきには、それは䞖界で10番目に倧きく、GDPは691億8700䞇ドルになる。 (2004) USDは米ドルのこずで、アメリカの通貚である。tenth largestは、10番目に倧きいずいう 意味である。 India was the second fastest growing major economy in the world, with a GDP growth rate of 8.1% at the end of the first quarter of 2005–2006. むンドは䞻芁な経枈の䞭で䞖界で番目に速く成長しおいる経枈であり、2005-2006の第四半期 のGDP成長率は8.1%であった。 growは'成長する'ずいう意味で過去圢はgrew, 過去分詞はgrownの䞍芏則動詞である。 quarterは'4分の'ずいう意味である。 However, India's huge population results in a relatively low per capita income of $3,100 at PPP. しかし、むンドの非垞に倚い人口によっお、人口あたりの所埗は PPPで3,100ドルず比范的䜎い。 hugeは'巚倧な'ずいう意味である。populationは'人口'である。resultはここでは 動詞だが、resultは自動詞であり、前眮詞inずずもに甚いられ'〜に垰着する'ずいう 意味ずなる。per capitaは'䞀人あたりの'ずいう意味の連語である。 incomeは'収入'ずいう意味である。 The country's economy is diverse and encompasses agriculture, handicrafts, industries and a multitude of services. 囜の経枈は倚様であり、蟲業や手工業や産業や様々なサヌビスを 含んでいる。 diverseは'倚様な'ずいう意味である。encompassは'含んでいる'ずいう意味の語だが、 難しい語ではないものの非垞に頻繁に䜿われる語ではない。 agricultureは'蟲業'、handicraftは'手工業', industryは'産業'である。 multitudeは'様々なもの'ずいう意味の語である。serviceはいろいろな意味で甚いられるが、 経枈の文章では通垞'圢のない商品'[[w:サヌビス]]のこずである。 Services are the major source of economic growth in India today, though two-thirds of the Indian workforce earn their livelihood directly or indirectly through agriculture. 3分の2のむンドの劎働力が盎接的にかもしくは間接的に蟲業を通じお、収入を埗おいる けれども、サヌビス業は今日のむンドの経枈成長の䞻な源である。 growthは、growの名詞圢で'成長'ずいう意味である。two-thirdsは分のずいう 意味であるが、䞀般に分数を扱うずきには、'分子 - 分母の序数'ずいう 様にする。ただし、分子がより倧きい数なら、分母の序数の埌に-sを぀ける。 䟋えば、five-seventhsなどは'7分の'に察応する。 workforceは'劎働者'ずいう意味であり、earnは'手に入れる'だが、特に劎働の 代償ずしお手に入れるずいう意味である。livelihoodは'生掻費'のこずである。 directlyは圢容詞directから来た副詞であり、意味は'盎接に'である。 indirectlyはその反察の意味である。 In recent times, India has also capitalised on its large number of highly educated people who are fluent in the English language to become a major exporter of software services, financial services and software engineers. 近幎では、むンドは゜フトりェアサヌビスや金融サヌビスや゜フトりェア技術者などの䞻芁な 匕受人ずなるための、倚くの高床な教育を受け流暢な英語を話す人々でも泚目されおいる。 capitalizeは'重芁であるず認める'ずいう意味で、圢容詞capital'䞻芁な、倧文字の' からくる。educateは'教育する'ずいう意味である。fluentは'流暢な'ずいう意味の圢容詞であり、 察応する副詞fluently'流暢に'もよく甚いられる。softwareは、 やや技術的な語だが、蚈算機を動かす呜什矀のこずである。 financialは'金融の'ずいう意味である。engineerは'技術者、゚ンゞニア'のこずである。 ただし、アクセントが-neerの郚分にあるため、単に'゚ンゞニア'ずいっおも 通じないものず思われる。 India has adhered to a socialist-inspired approach for most of its independent history, with strict government control over private sector participation, foreign trade, and foreign direct investment. むンドはそれが歎史䞊独立しおいる時間のほずんどにおいお、 私的な経枈の参加や倖囜ずの貿易や倖囜からの盎接投資においお、政府の厳栌な制埡を 必芁ずする、瀟䌚䞻矩に圱響されたやり方に固執しおきた。 adhereは'固執する'ずいう意味の動詞であり、名詞圢のadherenceもよく甚いられる。 adhereは、難しい単語だが、これ自䜓も割合よく甚いられる。 socialistはsocialism'瀟䌚䞻矩'から来た語で'瀟䌚䞻矩者'ずいう意味である。 詳しくは[[w:瀟䌚䞻矩]]を参照。inspireは、'錓舞する、奮い立たせる' ずいう意味である。approachは名詞では'アプロヌチ、接近'ずいう意味だが、 動詞では'近づく'ずいう意味ずなる。independentは、'独立の'ずいう意味である。 strictは'厳しい、厳栌な'ずいう意味である。privateは'私的な'であり、 sectorは'郚分、郚門'ずいう意味だが、経枈孊的には、private sectorは、 民間郚門ずいう意味になる。これは、政府によっお制埡されおいないもの党䜓のこずである。 participationは、participate'参加する'からくる語で、意味は'参加' である。䌌た意味の語ずしお、take part in - があり、この曞き換えは有名である。 foreignは、'倖囜の'ずいう意味で、tradeは、'貿易'である。 曎に、investmentは、'投資'である。'投資する'ずいう意味の 動詞investの名詞圢である。通垞-mentで終わる単語は 察応する語の名詞圢である。 Since the early 1990s, India has gradually opened up its markets through economic reforms by reducing government controls on foreign trade and investment. 1990幎代始めから、むンドは倖囜ずの貿易や倖囜からの投資ぞの政府の制埡を枛らすこずによる 経枈の改革を通じお、段階的に垂堎を開攟し始めた。 graduallyは、'だんだんず'ずいう意味である。marketは、ここでは特に'åž‚å Ž(しじょう)'の こずであり、経枈甚語である。䞀般的には単に'売り堎'皋床の意味で甚いられる こずも倚い。reformは'改革'の意味である。reduceは'枛らす'ずいう 意味だが、同じ意味の語ずしおdecrease, diminishがある。 たた、反察語ずしおincreaseがある。これらはどれもよく甚いられるが、 diminishがやや䜿われる頻床が少ないかもしれない。 Privatisation of public-owned industries and opening up of certain sectors to private and foreign players has proceeded slowly amid political debate. 公的所有の産業の私有化や、いくらかの郚門の私有郚門や倖囜の投資家ぞの開攟は 政治的な察話の䞭で、ゆっくりず進んできた。 privatization は、経枈甚語に近いが、民営化のこずである。 これは、囜家が行っおいたこずを民間に任せるこずで、競争原理を 導入し、より効率的な実珟を図る手法である。 ownは、動詞ずしおは'所有する'ずいう意味である。 publicは'公的な'ずいう意味だが、特に経枈甚語では 民間に察応しお政府のずいう意味である。通垞民間の 䌁業などが自身の利益を埗るこずを目暙ずするのに察しお 政府は䟋えば垂堎党䜓の利益を远求するずいう違いがある。 pubic-ownedは、'政府が所有する'ずいう意味である。 certainは'ある'ずいう意味で、someに近い意味だが、 察象を限定する働きがある。たた、It is certain that - の圢で甚いられたずきには、'〜なこずは確かだ'ずいう 意味になる。open up to private はやや難しく 専門的な蚀い回しだが、'もずもず囜有の䞻䜓があ぀かっおいた郚分を 民間䌁業に任せる'ずいう意味である。この堎合も 経営の効率化などが期埅されるが、倱敗するず安定した サヌビスの䟛絊が阻害されるこずがある。 playerは、ここでは'(経枈掻動の)䞻䜓'の意味であり、 '遞手'などの意味はない。foreign playerは、 実際には'倖囜䌁業'の意味であり、 proceedは'進行する'ずいう意味である。amidは、'〜の䞭で'ずいう意味である。 debateは、'話し合い'ずいう意味だが、単に'ディベヌト'ずいっおも 日本語では通じるかもしれない。䞀方アクセントがaにあるこずから 単に'ディベヌト'では英語ずしおは通じにくい。 The socio-economic problems India faces are a burgeoning population and lack of infrastructure, as well as growing inequality and unemployment. むンドが盎面しおいる、瀟䌚的経枈的な問題には、増倧する䞍均等ず倱業同様に、 増加する人口やむンフラの欠劂がある。 socio-economicは、social'瀟䌚的な'ずeconomic'経枈的な'から䜜られた造語である。 faceは、'盎面する'ずいう意味の他動詞である。faceは、be faced with - ずしお 甚いおもほが同じ意味で甚いられる。faceは名詞ずしお甚いられた堎合には、 '顔'である。burgeonは、'増える'ずいう意味の語である。 infrastructureは、'むンフラ、基盀'ずいう意味である。 inequalityは、'䞍平等'の意味であり、equal'等しい'、equality'平等、等匏' から来おいる。unemploymentは、employ'雇甚する'から来おおり、'非雇甹' の意味である。 Poverty also remains a problem although it has seen a decrease of 10% since the 1980s. 1980幎代から10%の珟象を経たけれども、貧困も問題になり続けおいる。 povertyは、圢容詞poor'貧しい'から来た名詞で、意味は'貧困'である'。 sinceは、接続詞ずしおの甚法以倖に、前眮詞ずしおも扱われ、'〜以降'の 意味になる。 Sectors 郹門 どちらかずいえば、この語も経枈甚語である。 Agriculture 蟲業 Agriculture and allied sectors like forestry, logging and fishing accounted for 25% of the GDP, employed 57% of the total workforce in 1999-2000 and despite a steady decline of its share in the GDP, is still the largest economic sector and plays a significant role in the overall socio-economic development of India. 蟲業ず林業や朚材や氎産業などの蟲業に関連する郚門は 1999-2000幎にはGDPの25%を占め党劎働力の57%を雇甚しおおり、 GDPの割合における確実な枛少にも関わらず、いただに最も倧きな経枈の郚門であり、 党䜓的なむンドの瀟䌚経枈的発展においお重芁な圹割を担っおいる。 allyは'同盟を結ぶ'ずいった意味で、䟋えば、allied armiesは、'同盟軍'ずいう意味である。 ここでのalliedは、単に'付随した'皋床の意味である。forestry'林業'は、 forest'林'から来た語である。logging'材朚業'??は、log'䞞倪'から来た語である。 fishingは、'釣り'の意味だが、ここでは'持業'である。account for - は、'〜を占める'ずいう意味の非垞に重芁な連語であり、よく甚いられる語である。 employは、'雇甚する'である。steadyは、'確実な'ずいう意味である。 declineは、'例降'の意味である。shareは、'取り分、持ち分'ずいった意味であり、 ここでは、GDPのうちで、蟲業が占める割合のこずを衚しおいる。 significantは、'重芁な、かなりの'ずいう意味である。 roleは、'圹割'である。RPGは'role-playing game'から来おいるが、 これは、'圹割を挔じるこずによっお成立するゲヌム'ずいう意味である。 overallは、'党䜓的な'ずいう意味である。developmentは、develop'発展させる'ずいう 語から来た語であり、'発展'ずいう意味である。 Yields per unit area of all crops have grown since 1950, due to the special emphasis placed on agriculture in the five-year plans and steady improvements in irrigation, technology, application of modern agricultural practices and provision of agricultural credit and subsidies since the green revolution. 幎蚈画での特別な蟲業に察する匷調があったこずや、確実な灌挑や技術の 改善や近代的な蟲業手法の適甚や緑の革呜以降の蟲業の金融や亀付金などの支絊によっお、 1950幎からあらゆる䜜物の単䜍面積あたりの収穫は増え続けおいる。 yieldは、名詞で甚いられたずきには、'収穫'ずいう意味になり、動詞では、 '生み出す'ずいった意味である。perは、per - で、'〜ごずに'ずいう意味である。 䟋えば、cm/sec は、centimeter per second ず読たれるが、これは、 cm/sec が、1秒間に物䜓が䜕cm進むかを蚘述した量であるこずによる。 areaは、'地域、面積'だが、ここでは'面積'の意味である。cropは、'穀物'ずいう意味である。 due to -は、'〜のために'ずいう意味で、because of - ずの曞き換えが可胜である。 たた、thanks to - ず曞き換えるこずもあるが、これは文脈によっお䜿い分けがなされるので、 泚意が必芁である。dueは、単独では名詞で、'矩務'ずいう意味があるが、due to - の圢ほどよく甚いられるわけではない。emphasisは、emphasize'匷調する'から来た語で、 '匷調'ずいう意味がある。improvementは、improve'改善する'から来た語で、'改善' ずいう意味である。irrigationは、やや難しい語だが、irrigate'灌挑する'ずいう語から来た語で、 '灌挑'ずいう意味である。technologyは。'技術'ずいう意味である。 applicationは、apply'適甚する'から来た語で、'応甚'ずいう意味である。 practiceは、'緎習する'ずいう意味があるが、ここでは単に'手法'ずいう皋床の意味である。 provisionは、'提䟛'ずいう意味である。creditは、'資金を借りるこず'の意味である。 subsidyは、少し難しい単語だが、'補助金'の意味である。green revolutionは、 '[[w:緑の革呜]]'ず呌ばれ、近代における重芁な出来事の぀である。 However, international comparisons reveal that the average yield in India is generally 30% to 50% of the highest average yield in the world. しかしながら、囜際比范によるずむンドの平均的な収量はおおよそ䞖界で最も高い平均収量の 30%から50%である。 internationalは、'囜際的な'ずいう意味である。'むンタヌナショナルスクヌル'などず 日本語的にも䜿われるが、そのたた読んでも通じないず思われる。 comparisonは、動詞compare''比范する'から来た名詞であり、 意味は'比范'である。revealは、'明らかにする'ずいう意味の動詞である。 averageは、'平均'ずいう意味の名詞である。たた'平均的な'ずいう意味の圢容詞にもなる。generallyは、圢容詞general'䞀般の' から来た副詞で、意味は'䞀般に'である。 The low productivity in India is a result of the following factors: Illiteracy, general socio-economic backwardness, slow progress in implementing land reforms and inadequate or inefficient finance and marketing services for farm produce. むンドでの䜎い生産性は次のような芁玠の結果である。すなわち、 識字率の䜎さ、䞀般的な瀟䌚経枈的な埌進性、蟲地改革の実行の遅い進行、そしお 適切でないか効率的でない金融ず垂堎に関する蟲堎生産ぞのサヌビスである。 productivityは、'生産性'ずいう意味の名詞である。productは、'補品' ずいう意味の名詞であり、productivityは、補品を䜜りだす性質ずいう 意味である。resultは、名詞ずしお甚いられたずきには'結果'ずいう 意味を衚わす。followは、'続く'ずいう意味の動詞だが、 ここでは、followingで、'次に続く'ずいう意味である。 factorは、'芁玠'ずいう意味の名詞である。 illiteracyは、'文字が読めないこず'ずいう意味の名詞である。 illiteracyは、literacyの反意語で、literacyは、 '識字率'ずいう意味である。generalは、'䞀般的な'ずいう意味の圢容詞である。 backwardnessは、backward'埌方の'ずいう圢容詞から来た名詞であり、 '埌れ、埌進性'ずいう意味である。slowは、'遅い'ずいう意味の圢容詞である。 progressは、'進歩'ずいう意味の名詞である。implementは、 '実行'ずいう意味の名詞である。reformは、'改革'ずいう意味の 名詞である。inadequateは、圢容詞adequate'適切な'の反察の 意味を持぀圢容詞で、'䞍適切な'ずいう意味を持぀。 inefficientは、圢容詞efficient'効果的な'の反察の意味を持぀ 圢容詞で、'効果的でない'ずいう意味である。 financeは、ここでは'金融'ずいう意味である。 farmは、'蟲堎'ずいう意味の名詞である。produceは、'生産'ずいう 意味の名詞である。 The average size of land holdings is very small (less than 20,000 m²) and are subject to fragmentation, due to land ceiling acts and in some cases, family disputes. 蟲地の所有分の平均的な倧きさは非垞に小さく、(20,000<math>m^2</math>より小さい) land ceiling act やある堎合には家庭内の論争によっお现かく分割されおいる。 averageは、'平均的な'ずいう意味の圢容詞である。holdingsは、'手持ち、所有分' ずいう意味の名詞である。subjectは、圢容詞ずしお甚いられた時には、 be subject to - で、'〜をこうむっおいる'ずいう意味ずなる。 subjectは、名詞ずしお甚いられたずきには、'䞻題、テヌマ'ずいう 意味ずなる。たた、文法甚語ずしお、'䞻語'ずいう名詞の意味もある。 fragmentationは、'分割'ずいう意味である。 due to - は、'〜のために'ずいう意味の語で、because of - ずの 曞き換えはよく甚いられる。disputeは、'議論、争論'ずいう意味の名詞である。 disputeは、動詞ずしおも甚いられ、'議論する、論争する'ずいう 意味ずなる。 Such small holdings are often over-manned, resulting in disguised unemployment and low productivity of labour. このような少量の持ち分はしばしば人あたりを匕き起こし、隠された非雇甚や䜎い 劎働生産性ぞず぀ながる。 oftenは、'しばしば'ずいう意味の頻床を衚わす副詞である。 over-mannedは、'人が䜙る'ずいうような意味の圢容詞である。 result in - は、'結果ずしお〜になる'ずいう意味の語である。 disguiseは、動詞ずしお甚いられたずきには'芆い隠す'ずいう 意味になる。disguiseは、名詞ずしお甚いられたずきには'停装、倉装' ずいう意味になる。unemploymentは、名詞employment'雇甹' から来た名詞で、'非雇甹'ずいう意味になる。employment自䜓は、 動詞employ'雇甚する'から来おいる。lowは、'䜎い'ずいう 意味の基本的な圢容詞である。labourは、'劎働'ずいう意味の名詞である。 Adoption of modern agricultural practices and use of technology is inadequate, hampered by ignorance of such practices, high costs and impracticality in the case of small land holdings. 近代的な蟲業手法の採甚ず技術の䜿甚はそのような手法に察する無知に邪魔されお、䞍適切ずなり、 小さい土地に察しおは高いコストず非実甚性に぀ながる。 adoptionは、動詞adopt'採甚する'から来た名詞で、'採甚'ずいう 意味である。agriculturalは、名詞agriculture'蟲業'から来た圢容詞で、 '蟲業に関する'ずいう意味である。practiceは、ここでは、'手法' ずいった皋床の意味である。practiceは、名詞ずしおは、 '緎習、慣行'ずいった意味で甚いられるこずが倚い。useは、ここでは 名詞ずしお甚いられおおり、'䜿甚'ずいう意味である。名詞ずしお 甚いられたずきには、'ナヌス'ず発音されるこずに泚意が必芁である。 technologyは、'技術'ずいう意味の名詞である。 hamperは、少し難しい語だが、'邪魔する'ずいう意味の動詞である。 ignoranceは、'無知'ずいう意味の動詞であり、動詞ignore '無芖する、軜芖する'から来おいる。costは、'コスト、経費'ずいう 意味の名詞である。impracticalityは、圢容詞impractical'非実甚的な' から来おいる単語で、'非実甚性'ずいう意味である。impracticalは、 圢容詞practical'実甚的な'の反察の意味の語であり、practicalは、 動詞practice'緎習する'から来おいる。 caseは、'堎合'ずいう意味の名詞である。 Irrigation facilities are inadequate, as revealed by the fact that only 53.6% of the land was irrigated in 2000-01 , which result in farmers still being dependent on rainfall, specifically the Monsoon season. ただ53.6%の土地だけが2000-01幎に灌挑を受けたずいう事実からわかる通り、 灌挑斜蚭は䞍適切であり、そのこずは蟲家がいただに、特にモンスヌンの季節には 雚に䟝存しおいるこずに぀ながっおいる。 irrigationは、やや難しい単語だが、動詞irrigate'[[w:灌挑]]する'から 来おおり、'灌挑'ずいう意味の名詞である。 facililtyは、'斜蚭'ずいう意味の名詞である。 <!-- inadequate, as revealed - で、asは接続詞のasであり、as節の 䞻語ず術語は、 asの関係代名詞甚法? --> revealは、'明らかにする'ずいう意味である。factは、'事実'ずいう意味の 名詞である。farmerは、'蟲家'ずいう意味の名詞である。 stillは、肯定文で甚いられ'ただ'ずいう意味である。 dependentは、動詞depend'䟝存する'から来た圢容詞で、 '䟝存しおいる'ずいう意味である。dependは、自動詞であり depend on - で'〜に䟝存する'ずいう意味ずなる。 dependentに぀いおは be dependent on - で、'〜に䟝存しおいる' ずいう意味ずなる。rainfallは、'雹'ずいう意味である。 <!-- specifically ?? --> Monsoonは、'[[w:モンスヌン]]'の事である。 seasonは、'季節'ずいう意味の基本的な名詞である。 A good monsoon results in a robust growth for the economy as a whole, while a poor monsoon leads to a sluggish growth. よいモンスヌンは健垞な経枈党䜓の発展を匕き起こすが、 䞀方悪いモンスヌンは遅い経枈成長に至る。 robustは、'健党な、安定した'ずいう意味の圢容詞である。growthは、 動詞grow'育぀、成長する'から来た名詞で、'成長'ずいう意味である。 economyは、'経枈'ずいう意味の名詞である。wholeは、'党お'ずいう 意味の名詞である。as a whole は'党䜓'ずいう意味の衚珟で よく甚いられる。poorは、'悪い、貧しい'ずいう意味を持぀圢容詞である。 lead to - は、'〜になる'ずいう意味の衚珟である。 sluggishは、'遅い'ずいう意味の圢容詞で、名詞slug'ナメクゞ' から来おいる。 ===恐竜=== 恐竜は2億3千䞇幎前からおよそ1億6千䞇幎前たで、地球䞊に存圚しおいたずされる 生物である。倚くはトカゲのような姿をしおいたようだが、その圢ず倧きさは 倚皮倚様であり、ひずくくりにするこずはできない。 映画ゞュラシックパヌクでも重芁な圹を担ったティラノサりルスを始め、 有名な恐竜は数倚い。恐竜に関しおの研究は珟圚も進行䞭であり、 䟝然ずしおわかっおいないこずも倚い。恐竜はなぜ絶滅したのか、 なぜこれほどに倧きいのか、時期によっお珟れる恐竜の皮類に 違いがあるのはどうしおかなど疑問は尜きない。 ここでは、恐竜に぀いおの癟科事兞的な説明を読むこずで、 既に知られおいるこずず、今埌の展望などを考える。 この文章は音声ずしお録音されおいるので、listeningの緎習に 甚いるこずができる。 *出兞 http://en.wikipedia.org/wiki/Dinosaur *本文 Dinosaurs are vertebrate animals that range from reptile-like to bird-like. 恐竜はトカゲのようなものから鳥のようなものがいる脊怎動物である。 dinosaurは、'恐竜'ず蚀う意味の名詞である。 vertebrateは、かなり難しい語だが、'脊怎'ずいう意味で、 vertebrate animalで、'脊怎動物'ずいう意味である。 rangeは、'〜に及ぶ'ずいう意味の動詞である。名詞ずしお甚いられたずきには、 '範囲'ずいう意味の名詞ずなる。 Dinosaurs dominated the terrestrial ecosystem for over 160 million years, first appearing around 230 million years ago. 恐竜は玄2億3千䞇幎前からおよそ1億6千䞇幎の間地球の生態系の䞭でを有力な地䜍にあった。 dominateは、'有力である'ずいう意味の動詞である。䌌た意味の圢容詞に dominant'有力な'がある。terrestrialは、やや専門的な語だが'地球の' ずいう意味の語である。millionは、'癟䞇'ずいう意味の語である。 appearは、'珟われる'ずいう意味の自動詞である。 たた、seemず䌌た䜿い方で、'〜に芋える'ずいう意味でも甚いられる。 この時には、He appears busy.'圌は忙しそうに芋える。'などず甚いられる。 65 million years ago, at the end of the Cretaceous period, all non-avian dinosaurs became extinct. 6億5千䞇幎前の癜亜玀期の終わりに、党おの矜がない恐竜は絶滅した。 avianは、'矜がある、空を飛ぶ'などの意味だが、実際にこの䜿い方がされるのは 少し専門的である。実際には、avian flu'[[w:鳥むンフル゚ンザ]]'などずしお 甚いられるこずが倚い。extinctは、'絶滅した、途絶えた'ずいう意味の圢容詞である。 恐竜が既に絶滅したずいう事実は有名である。 Dinosaurs still exist today in the line of birds (avian dinosaurs). 恐竜は珟圚でも鳥の䞀皮ずしお存圚しおいる。(avian dinosaurs) existは、'存圚する'ずいう意味の動詞である。 Knowledge about dinosaurs is derived from both fossil and non-fossil records, including fossilized bones, feces, trackways, gastroliths, feathers, impressions of skin, internal organs and soft tissues. 恐竜に関する情報は化石や化石以倖の蚘録から埗られおいるが、その䞭には 化石化した骚や、矜や肌觊りや、臓噚や組織などが含たれおいる。 knowledgeは、'知識'ずいう意味の䞍可算名詞である。この語はknowず関係がある。 deriveは、'導出する'ずいう意味である。fossilは、 科孊系の文章以倖ではあたり甚いられないが'化石'ずいう意味である。 recordは、'蚘録'ずいう意味である。includeは、'含む'ずいう意味である。 fecesは、'糞'ずいう意味の名詞である。trackwayは、'足跡'ずいう意味の 名詞である。gastrolithは、'胃石'ずいう意味の名詞-lith Grc. 石である。 [[w:胃石]]は、消化のために胃の䞭に貯えられた石のこずであり、 珟圚でも[[w:ニワトリ]]などがこのような習性を持぀こずが知られおいる。 featherは、'矜'ずいう意味の名詞である。impressionは、'印象'ずいう意味の 語であり、skinは、'肌'ずいう意味の名詞である。 internalは、'内郚の'ずいう意味の圢容詞である。反察語は external'倖郚の'である。organは、'臓噚'ずいう意味である。 tissueは、'(䜓内の)組織'ずいう意味である。 Dinosaur remains have been found on every continent on Earth, including Antarctica. 恐竜は地球䞊の党おの倧陞で芋぀かっおいるが、その䞭には南極も含たれおいる。 continentは、'倧陞'の意味であり、科孊的だがそれなりに甚いられる語である。 Antarcticaは、'南極'の意味である。 Numerous fossils of the same dinosaur species have been found on completely different continents, corroborating the generally-accepted theory that all land masses were at one time connected in a super-continent called Pangaea. 同じ皮類の恐竜の倚くの倚くの化石が党く違った倧陞から芋぀かっおおり、 そのこずは党おの陞地が以前は䞀぀のパンゲアずいう超倧陞であったずいうよく確認されおいる理論ず笊合しおいる。 numerousは、'倚くの'ずいう意味の語である。speciesは、'çš®'ずいう意味の語である。 completelyは、complete'完党な'ずいう意味の圢容詞から来る副詞で、 '完党に、党く'ずいう意味の語である。completeは、動詞ずしおも甚いられ、 '達成する、やり遂げる'ずいう意味ずなる。 differentは、'違った'ずいう意味である。corroborateは、'(蚌拠によっお)瀺す' ずいう意味である。generallyは、general'䞀般的な'ずいう意味の圢容詞から 来た語で、意味は'䞀般的に'である。 acceptは、'受けいれる'ずいう意味の動詞である。 thoeryは、'理論'ずいう意味の名詞である。 landmassは、'地塊'ずいう意味の語であり、 それぞれの倧陞のこずを指す 科孊甚語である。connectは、'接続する'ずいう意味の動詞である。 名詞は、connection'接続'である。 [[w:パンゲア]]は叀くに党おの倧陞が1぀であり、それらが分割するこずで、 珟圚の倧陞が出来たずする考えを採甚したずきの、最初の倧陞のこずである。 Pangaea began to break up during the Triassic period around 230 million years ago. パンゲアは2億3千䞇幎前の䞉畳玀に分裂し始めた。 Triassic periodは、'䞉畳玀'ずいう意味の固有名詞である。 時期に぀いおは、[[w:䞉畳玀]]を参照。 Since the first dinosaur was recognized in the 19th century, their mounted, fossilized skeletons have become major attractions at museums around the world. 最初の恐竜が19䞖玀に認識されおから、それらの巚倧で化石化した骚は、䞖界䞭の博物通の 重芁な(人気のある)展瀺物ずなった。 recognizeは、'認識する、発芋する'ずいう意味の語である。 mountは、'食る'ずいう意味の動詞である。fossilizeは、 fossil'化石'から来る動詞'化石化させる'である。 skeletonは、'骚'ずいう意味の名詞である。 attractionは、'展瀺物'ずいう意味の名詞で、attract'匕き぀ける' ずいう意味の動詞から掟生した。museumは、'博物通'ずいう意味の名詞である。 Dinosaurs have become a part of world culture and remain consistently popular, especially among children. 恐竜は䞖界の文化の䞀郚ずなり、特に子䟛の間で、 継続的に人気のある察象である。 cultureは、'文化'ずいう意味の名詞である。consistentlyは、consistent '䞀貫した'ずいう圢容詞から来た副詞で、'䞀貫しお'ずいう意味である。 popularは、'人気のある'ずいう意味である。 childrenは、child'子䟛'の耇数圢である。 They have been featured in best-selling books and blockbuster films such as Jurassic Park, and new discoveries are regularly covered by the media. それらは`ゞュラシックパヌク'のようなベストセラヌの本や、 商業的に成功した映画の題材ずなり、それらに関する新しい発芋は倚くの堎合メディアによっお 取り䞊げられおいる。 featureは、'特城'ずいう意味の名詞ずしお甚いられる事が倚いが、 映画などの話で甚いられるずきには、'(劇䞭で)重芁な圹を担わされる' ずいう意味の動詞ずなる。best-sellingは、'ベストセラヌの'ずいう意味である。 blockbusterは、'非垞に成功した'ずいう意味で、映画などに察しおよく甚いられる。 Jurassic Parkは、映画の名前であり、恐竜を題材にした映画ずしお 有名である。discoveryは、'発芋'ずいう意味の名詞であり、 discoverは、'発芋する'ずいう意味の動詞である。 regularlyは、'決たっお'ずいう意味の副詞であり、圢容詞regular'芏則的な、 正芏の'から来おいる。mediaは、単に'メディア'ず蚳されるこずが倚いが、 [[w:マスコミ]]のように、倚くの人間に情報を䌝達する手段のこずである。 The term dinosaur is also used informally to describe any prehistoric reptile, such as the pelycosaur Dimetrodon, the winged pterosaurs, and the aquatic ichthyosaurs, plesiosaurs, and mosasaurs, though none of these are dinosaurs. 実際にはそれらは恐竜ではないけれども、恐竜ずいう語は非圢匏的には ディメトロドンやプテラノドン、むクチオサりルス、プレシオサりルス、モササりルス などの叀代の爬虫類を描写するずきにも甚いられる。 termは、'語'ずいう意味の語である。informallyは、'非圢匏的に' ずいう意味である。describeは、'曞く'ずいう意味である。 prehistoricは、ここでは単に'叀代の'ずいう意味である。 reptileは、'ハ虫類'ずいう意味である。pelycosaurは、 '<!--盀竜目・真盀竜亜目に属する爬虫類のグルヌプ、特定の皮類名ではない-->'ずいう意味の科孊甚語である。 wingedは、'矜がある'ずいう意味の圢容詞であり、名詞wing'ç¿Œ' から来おいる。aquaticは、'氎生の'ずいう意味の圢容詞である。 thoughは、'〜だけれども'ずいう意味の接続詞である。 同じ意味の接続詞ずしおalthoughがあるが、これらにはほずんど意味の違いがない。 none of - は、'〜のうちの1぀ずしお〜ない'ずいう意味で甚いられる。 The ongoing renaissance in the scientific understanding of dinosaurs began in the 1970s and was triggered, in part, by John Ostrom's discovery of Deinonychus, an active, vicious predator that may have been warm-blooded (homeothermic), in marked contrast to the prevailing image of dinosaurs as sluggish and cold-blooded. 恐竜に関する理解の今も続いおいる珟代的な発展は、1970幎代に始たり、それは 䞀郚にはJohn Ostrom のDeinoncychusずいう掻動的で抜け目の無い 恒垞性であったかもしれない肉食獣の発芋により 匕き起こされ、そのこずは恐竜がのろたで、倉枩動物であるずいう支配的な印象ずは 重芁な察立をなしおいた。 ongoingは、'珟圚続いおいる'ずいう意味の圢容詞である。 renaissanceは、ここでは'隆盛'ずいう意味の名詞である。 元々は[[w:ルネサンス]]ずいう歎史的事実から珟われた語であるが、 珟圚では他の情況にも転甚され甚いられおいる。 scientificは、'科孊的な'ずいう意味の圢容詞であり、science'科孊'ずいう 名詞から来おいる。understanding'理解'は、understand'理解する'から来た 名詞である。triggerは、'匕き起こす'ずいう意味の動詞である。 activeは、'掻動的な'ずいう意味の圢容詞である。 viciousは、'悪い、抜け目の無い'ずいう意味の圢容詞である。 predatorは、'捕食者'ずいう意味の名詞である。 warm-bloodedは、'枩血の'ずいう意味である。bloodは、'血'ずいう 意味の名詞である。homeothermicは、かなり難しい単語だが、'恒枩の' ずいう意味で、䜓枩がたわりの枩床に圱響されないずいう意味である。 markedは、'重芁な'ずいう意味の圢容詞であり、contrastは、'察称'ずいう 意味の名詞である。prevailは、'有力な'ずいう意味である。 sluggishは、'のろたな、愚鈍な'ずいう意味の圢容詞で、 slug'なめくじ'から来おいる。 Vertebrate paleontology, arguably the primary scientific discipline involved in dinosaur research, has become a global science. vertebrate paleontology は、実際のずころ恐竜に関する探求掻動ずしおの 䞻芁な科孊的な掻動だったが、それは党地球的な科孊ずなっおいる。 vertebrateは既に出お来た語だが、'脊怎'ずいう意味である。 paleontologyは、'叀生物孊'ずいう意味である。難しい語ではないが、 その性質䞊日垞䌚話で甚いられるこずは少ない。 [[en:w:vertebrate paleontology]] は、'化石の研究を通じお、 絶滅した生物の行動や倖芋を芋出す研究掻動'の事である。 この郚分でarguablyから次のカンマたでは、paleontologyを説明する 郚分であり、党䜓ずしお名詞である。この様なカンマの甚法を[[w:同栌]] の甚法ず呌ぶ。党䜓ずしおは、前のカンマを'すなわち'などず蚳しおおくず 意味が通り易い。arguablyは、argue'議論する' から来た語で、'おそらく、議論ずしお成立する皋'ずいう意味である。 primaryは、'䞻芁な'ずいう意味である。disciplineは、'掻動'ずいう様な 意味である。involveは、'含む'ずいう意味である。ここでのinvolvedは、 動詞の過去圢ではなく、disciplineを修食する過去分詞である。 researchは、'研究'ずいう意味である。globalは、'䞖界的な' ずいう意味である。global company'䞖界的な䌁業'などの文脈で よく甚いられる。 <!-- pythonのキヌワヌドglobalずしおの印象しかないが ... . --> Major new dinosaur discoveries have been made by paleontologists working in previously unexploited regions, including India, South America, Madagascar, Antarctica, and most significantly in China (the amazingly well-preserved feathered dinosaurs in China have further solidified the link between dinosaurs and their living descendants, modern birds). むンドや南アメリカやマダガスカルや北極、たた、最も重芁なものには䞭囜のように ( 驚くほどよく保存された矜のある恐竜(の存圚)は恐竜ず珟圚の鳥ずの぀ながりを さらに匷く確認した。) これたでに 探玢されおいなかった地域での考叀孊者の掻動が、重芁な新しい恐竜に関する発芋に぀ながっおいる。 discoveryは、動詞discover'発芋'から来た語で、'発芋'の意味である。 paleontologistは、paleontology'叀生物孊'から来た語で、'叀生物孊者' の意味である。previouslyは、previous'以前の'ずいう圢容詞から来た副詞で ある。 <!-- 線圢リストで次のものは aaa * next; 前のものは aaa * prev; ずするが、prevは、previousから来おいる。 --> unexploitedは、exploit'[[w:搟取]]する'から来た圢容詞で、ここでは'詳しく 調べられおいなかった'ずいう皋床の意味である。 Madagascarは、'[[w:マダガスカル]]'のこずである。 Antarcticaは、'南極'の意味である。 significantlyは、圢容詞significant'意矩深い'から来おおり、ここでは '重芁な'ずいう皋床の意味である。most significantlyは、副詞の最䞊玚 の甚法である。 Chinaは、'[[w:䞭囜]]'の意味である。 amazinglyは、圢容詞amazing'驚くべき'から来た語で、'驚く皋'ずいう意味である。 wellは、'よい'ずいう意味の副詞であるが、比范玚はbetter、最䞊玚はbestず なっおおり、goodに察する比范玚ず同じであるこずに泚意が必芁である。 preserveは、'保存する'ずいう意味である。 featheredは、名詞feather'矜'から来た語で、'矜のある'ずいう 意味である。solidifyは、圢容詞solid'堅い'から来た語で、'堅くする' ずいう意味である。-fyの語尟は通垞動詞を䜜るこずに泚意せよ。 䟋ずしおterrify'怖がらせる', classify'分類する'などがある。 それぞれterror'恐怖'、class'分類、玚'から来おいる。 linkは、'぀ながり'ずいう意味の名詞である。betweenは、'〜の間'ずいう 意味の前眮詞である。descendantは、'子孫'ずいう意味の語である。 modernは、'最近の'ずいう意味の圢容詞である。 The widespread application of cladistics, which rigorously analyzes the relationships between biological organisms, has also proved tremendously useful in classifying dinosaurs. 広範囲に眮けるcladisticsの適甚は、正確に生物の組織の間の関係を分析するものだが、 恐竜を分類するこずに関しお非垞に有益だずわかっおいる。 widespreadは、'広汎な'ずいう意味である。 wideは、'広い'ずいう意味の圢容詞、spreadは、'広げる'ずいう意味の動詞であり、 widespreadは、これら2぀の語から出来おいる。 applicationは、'応甚、適甚'などの意味があり、動詞applyから 来おいる。cladisticsは、調査のための技術の名称である。 詳しくは、en.wikipedia参照。rigorouslyは、'厳栌に'ずいう意味の副詞で、 圢容詞rigorous'厳栌な'から来おいる。analyzeは、'分析する'ずいう 意味の動詞であり、名詞はanalysis'分析'である。 relationshipは、'関係'ずいう意味であり、名詞relation'関係'から 来おいる。biologicalは、'生物孊的な'ずいう意味であり、 名詞biology'生物孊'から来おいる。organismは、'生䜓'ずいう 意味である。proveは、'蚌明する'であり、名詞はproof'蚌明'である。 tremendouslyは、圢容詞tremendous'凄たじい'から来おおり、ここでは '非垞に'ずいう皋床の意味である。usefulは、'䟿利な'ずいう意味の圢容詞である。 classifyは、'分類する'ずいう意味の動詞である。 Cladistic analysis, among other modern techniques, helps to compensate for an often incomplete and fragmentary fossil record. cladistic分析は他の近代的 手法の䞭で、しばしば䞍完党で壊れおいる化石を補うのを助けおいる。 amongは、'〜の間'ずいう意味の前眮詞で、betweenずの䜿いわけは やや難しい。'2぀のものの間で'twe- 2ずいう意味ではbetweenを甚い、 '3぀以䞊のものの間で'ずいう意味ではamongを䜿うが、 between themなどの蚀い回しでは3぀以䞊のものに察しおbetween が甚いられるこずもある。 techniqueは、'技術、テクニック'ずいう意味の名詞である。 発音は日本語のテクニックずは党く異なっおおり、アクセントが-niqueに぀くため テクニヌクのような発音になる。詳しくは蟞曞を参照。 helpは、'助ける'ずいう意味の基本的な単語であるが、 'help to䞍定詞'の圢で、'〜するのを助ける'ずいう意味になる。 曎に、'help A to䞍定詞'の圢で'Aが〜するのを助ける'ずいう意味になる。 たた、この䜿い方をするずきには、to䞍定詞のtoは省略されるこずが倚い。 この時には動詞の原圢が甚いられるこずになるため、'原圢䞍定詞' ず呌ばれる。compensateは、'埋め合わせる、補う'ずいう意味がある動詞である。 oftenは、頻床を衚わす副詞で'しばしば'ず蚳される。 oftenは、sometimes'時々'より倚く、frequently'頻繁に'より少ない 皋床の頻床を衚わす。 incompleteは、圢容詞complete'完党な'の反察の意味を持぀圢容詞で、 '䞍完党な'ずいう意味である。fragmentaryは、名詞fragment'砮片' から来おおり、'断片的な'ずいう意味である。 fossilは、'化石'ずいう意味の名詞である。 What is a dinosaur? 恐竜ずは䜕か Definition 定矩 definitionは、define'定矩する'ずいう動詞から来た名詞で、'定矩'ずいう 意味である。 The superorder or clade "Dinosauria" was formally named by the English scientist Richard Owen in 1842. `Dinorauria'ずいう名前?は圢匏的にはむギリス人の科孊者であるRichard Owenによっお1842幎に 名付けられた。 superorderずcladeは、生物の分類に関する孊問的な甚語である。 formallyは、圢容詞formal'圢匏的な'から来た副詞であり、'圢匏的には' ずいう意味である。nameは、名詞で䜿われたずきは'名前'ずいう意味だが、 動詞ずしお甚いたずきには、'名付ける'ずいう意味である。 The term is a combination of the Greek words deinos ("terrible" or "fearfully great" or "formidable") and sauros ("lizard" or "reptile"). この語はギリシャ語であるdeinos(`恐ろしい'ずか`恐怖を抱かせるほどすごい'ずか 'びくびくさせる`)ずsauros(`トカゲ'や`ハ虫類')を぀なげた語である。 termは、'語'ずいう意味の名詞である。 combinationは、動詞combine'結び぀ける'から来た語で、'組み合わせ'ずいう 意味ずなる。Greekは、'ギリシアの'ずいう意味の圢容詞である。 'ギリシア'は、Greeceずいう単語である。terribleは、名詞terror'恐怖'から 来た圢容詞であり、'恐ろしい'ずいう意味である。 fearfullyは、名詞fear'恐怖'から来た副詞で、ここでは、'恐ろしさを感じさせる皋の' ずいう意味である。formidableは、'恐ろしい'ずいう意味の圢容詞である。 lizardは、'トカゲ'ずいう意味の名詞であり、reptileは、'ハ虫類' ずいう意味の名詞である。 The name was chosen to express Owen's awe at the size and majesty of the extinct animals, not out of fear or trepidation at their size and often-formidable arsenal of teeth and claws. この名前は 絶滅した動物の倧きさず偉倧さに察するOwenの畏敬の念によるもので、 や倧きさに察する恐怖や、しばしば恐ろしい牙や爪ずいった歊噚によるものではなかった。 chosenは、動詞chooseの過去分詞である。過去圢はchoseである。 expressは、'衚珟する'ずいう意味の動詞である。aweは、'畏敬、畏怖'ずいう 意味の名詞である。majestyは、'嚁颚'ずいう意味の名詞である。 extinctは、'絶滅した'ずいう意味の圢容詞である。 animalは、'動物'ずいう意味の基本的な名詞である。 trepidationは、やや難しい単語だが、'恐怖'ずいう意味の名詞である。 arsenalは、'歊噚庫'ずいう意味の名詞である。teeth は、toothの耇数圢であり、'æ­¯'ずいう意味である。 clawは、'爪'ずいう意味の名詞である。 Dinosaurs are extremely varied. 恐竜は実に異なっおいる。 extremelyは、圢容詞extreme'ひどい、倧倉な'ずいう意味の圢容詞から来た 副詞で、'ひどく、倧倉'ずいう意味である。variedは、'様々な'ずいう意味の 圢容詞である。varyは、'倉える'ずいう意味の他動詞である。 Some were herbivorous, others carnivorous. いくらかは草食性であり、別のいくらかは肉食性である。 herbivorousは、'草食の'ずいう意味の圢容詞であり、 carnivorousは、'肉食の'ずいう意味の圢容詞であるが、どちらも あたり日垞䌚話で甚いられる語ではない。 otherは、名詞ずしお甚いられたずきには、'それ以倖のもの'ずいう 意味である。圢容詞ずしお甚いられたずきには、'それ以倖の'ずいう 意味ずなる。 Some dinosaurs were bipedal, others quadrupedal, while others could walk easily on two or four legs, such as the dinosaur Ammosaurus. いくらかの恐竜は 2足歩行であり、別の恐竜は4足歩行であるが、䞀方、Ammosaurusのような別のものは 2足でも4足でも問題なく歩くこずができる。 bipedalは、難しい語だが、'二足歩行の'bi- 2, ped- 足ずいう意味である。 quadrupedalも、難しい語だが、'四足歩行の'ずいう意味である。 quadr- は、'4぀の'ずいう意味を持぀語根である。 whileは、'その䞀方'ずいう意味の接続詞である。walkは、'歩く'ずいう 意味の動詞である。easilyは、'簡単に'ずいう意味の副詞であり、 圢容詞easy'簡単な'から来おいる。 Size 倧きさ Only a tiny percentage of animals ever fossilize, and most of these remain buried in the earth. 非垞に小さい割合の動物だけがこれたでに化石化しおきおおり、そのうちの倚くは地䞭に埋められたたたに なっおいる。 onlyは、'ただ〜だけ'ずいう意味の語である。tinyは、'非垞に小さい' ずいう意味の圢容詞であり、small'小さい'よりも小さいむメヌゞが匷い 語である。percentageは、'割合'ずいう意味の名詞である。 everは、'これたでに'ずいう意味の副詞である。 fossilizeは、'化石化する'ずいう意味の動詞である。 remainは、'〜のたたである'ずいう意味の動詞である。buriedは、動詞bury '埋める'の過去分詞である。earthは、ここでは'倧地'ずいう 意味の名詞である。 As a result, the smallest and largest dinosaurs will probably never be discovered. 結果ずしお、最も小さい恐竜や最も倧きい恐竜はおそらく発芋されないだろう。 as a resultは、'結果ずしお'ずいう意味でよく甚いられる衚珟である。 probablyは、'おそらく'ずいう意味の副詞である。 neverは、'決しお〜ない'ずいう意味の副詞であり、吊定文を䜜る語である。 discoverは、'発芋する'ずいう意味の動詞である。 Even among those specimens that are recovered, few are known from complete skeletons, and impressions of skin and soft tissue are rare. 既に埩元された暙本の䞭でも、完党な骚栌ずしお芋぀かったものは少ししかなく、 皮膚や組織が芋぀かるこずはたれである。 evenは、'〜すら'ずいう意味の語である。specimenは'暙本'ずいう意味の名詞である。 recoverは、'元にもどす'ずいう意味の名詞である。 fewは、名詞ずしお甚いられたずきには'ほずんどが〜無い'ずいう 意味の吊定文に近い意味を䜜る語である。䞀方、a fewずしお 甚いられたずきには、'いくらかは〜ある'ずいう意味で甚いられる。 䞀方、これらの衚珟は圢容詞ずしおも甚いられ、このずきには これらの衚珟は数えられる名詞にしか甚いられない。 数えられない名詞に察しおは同じ意味でlittle, a littleが 甚いられる。completeは、'完党な'ずいう意味の圢容詞である。 skeltonは、'骚'ずいう意味の名詞である。 tissueは、'組織'ずいう意味の名詞である。rareは、'たれな'ずいう意味の 圢容詞である。 Rebuilding a complete skeleton by comparing the size and morphology of bones to those of similar, better-known species is inexact, and reconstructing the muscles and other organs of the living animal is, at best, a process of educated guesswork. 倧きさや骚の圢態をよく䌌た、既によりよく知られおいる 皮類の察応物ず芋比べお完党な骚栌を再構成するこずは完璧ずはいえず、生きおいる動物の 筋肉や臓噚を再構成するこずは、よくいっおも、`掗緎された想像'の過皋である。 rebuild'再構築する'ずいう意味の動詞である。compareは、'比范する' ずいう意味の動詞である。morphologyは、難しい単語だが、'圢態孊'ずいう意味である。 boneは、'骚'ずいう意味の名詞である。similarは、'䌌た'ずいう意味の 圢容詞である。speciesは、'皮類'ずいう意味の名詞である。 inexactは、exact'正確な'ずいう意味の圢容詞の反察の意味を持぀圢容詞で、 '䞍正確な'ずいう意味である。reconstructは、動詞construct'建おる' から来た語で、'再建する'ずいう意味である。 muscleは、'筋肉'ずいう意味の名詞である。organは、'噚官'ずいう意味の 名詞である。at bestは、'良くおも'ずいう意味の衚珟でよく甚いられる。 processは'過繋'ずいう意味の名詞である。educateは、'教育する' ずいう意味の動詞である。guessworkは、'掚量'ずいう意味の名詞である。 Largest and smallest dinosaurs 最も倧きい恐竜ず最も小さい恐竜 While the largest and smallest dinosaurs will probably remain unknown, and comparisons involving existing specimens are imprecise, it is clear that, as a group, dinosaurs were large. 最倧ず最小の恐竜はおそらく知られないたたになり、たた珟圚生存しおいる暙本などずの比范は 正確ではないのだが、皮党䜓ずしお恐竜が倧きいこずは確かである。 comparisonは、動詞compare'比范する'から来る名詞で'比范'ずいう 意味である。involveは、'含む'ずいう意味の名詞である。existは、 '存圚する'ずいう意味の動詞である。impreciseは、圢容詞precise'粟密な' の反察の意味を持぀圢容詞で、'䞍正確な'ずいう意味である。 clearは、'明癜な'ずいう意味の圢容詞である。groupは、'郚類' ずいう意味である。 By dinosaur standards the sauropods were gigantic. 恐竜の基準では、[[w:竜脚䞋目]]は巚倧である。 standardは、'基準'ずいう意味の名詞である。sauropodは、'竜脚䞋目'ずいう 意味の名詞である。詳しくはja.wikipediaを参照。 giganticは、'巚倧な'ずいう意味の圢容詞である。 The smallest sauropods were larger than anything else in their habitat, and the largest were an order of magnitude more massive than anything else that has ever walked the Earth. 最も小さい竜脚䞋目は圌らの生息地のなかの圌ら以倖の どれよりも倧きく、最も倧きいものはこれたでに地球䞊を歩いたもののどれよりも巚倧な倧きさの皋床である。 anythingは疑問文で甚いられたずきには、'䜕らかのもの'ずいう意味だが、 吊定文で甚いられたずきには、'党おの〜は〜ない'ずいうように 察応する党おのものに察する吊定を衚わす衚珟になる。ここでは、 larger than anything else で、'察応する党おのものより倧きい' ずいう意味である。elseは、'他の'ずいう意味の語である。 habitatは、'生息地'ずいう意味の名詞である。orderは、'皋床'ずいう 意味の名詞である。magnitudeは、'倧きさ'ずいう意味の名詞である。 massiveは、'重い'ずいう意味の圢容詞である。 The tallest and heaviest dinosaur known from a complete skeleton is the Brachiosaurus, which was discovered in Tanzania between 1907–12. 完党な骚栌によっお知られおいる䞭で、最も背が高く最も重い恐竜はブラキオサりルスだが、 これは1907-1912の間にタンザニアで発芋された。 tallは、'背が高い'ずいう意味の基本的な圢容詞である。 heavyは、'重い'ずいう意味の圢容詞である。 Tanzaniaは、東アフリカの囜[[w:タンザニア]]のこずである。 It is now mounted in the Humboldt Museum of Berlin and is 12 m (38 ft) tall and probably weighed between 30,000–60,000 kg (33–66 short tons). それは珟圚ではBerlin(ベルリン)のフンボルト博物通に展瀺されおおり、12mの倧きさがあり、おそらく33-66トンの重さであった。 mountは、ここでは'展瀺する'ずいう意味の動詞である。 museumは、'博物通'ずいう意味の名詞である。weighは、'〜の重さがある' ずいう意味の動詞である。tonは、'[[w:トン]]'ずいう意味の名詞である。 The longest dinosaur is the 27 m (89 ft) long Diplodocus, which was discovered in Wyoming and mounted in Pittsburgh's Carnegie Natural History Museum in 1907. 最も倧きい恐竜は27mの長さのDiplodocus(ディプロドクス)だが、それは Wyomingで発芋され、Pittsburgh(ピッツバヌグ)のCarnegie Natural History Museum( カヌネギヌ自然歎史博物通)に1907幎に展瀺された。 naturalは、'自然の'ずいう意味の圢容詞である。historyは、'歎史' ずいう意味の名詞である。 There were larger dinosaurs, but knowledge of them is based entirely on a small number of incomplete fossil samples. より倧きな恐竜も存圚したが、それらに関する知識は数少ない䞍完党な化石のサンプルに 党くよっおいる。 knowledgeは、'知識'ずいう意味の名詞である。baseは、'〜に基づける' ずいう意味の動詞である。base A on B で、'AがBによっおいる' ずいう意味である。entirelyは、圢容詞entire'党おの'から来た 副詞で、'完党に'ずいう意味である。sampleは、'暙本、サンプル' ずいう意味の名詞である。 The largest specimens on record were all discovered in the 1970s or later, and include the massive Argentinosaurus, which may have weighed 80,000–100,000 kg (88–121 tons); the longest, the 40 m (130 ft) long Supersaurus; and the tallest, the 18 m (60 ft) Sauroposeidon, which could have reached a sixth-floor window.  蚘録がある䞭で最も倧きな皮は党お1970幎代からそれ以降に発芋されおおり、 それらは巚倧で80,000-100,000kgの重さがあるArgentinosaurusや 40mの䜓長があるsupersaurusや、18mの高さがあり、6階の窓に手が届くSauroposeidonを 含んでいる。 <!-- 英 1階 ground floor 階 first floor --> includeは、'含む'ずいう意味の動詞である。Argentinosaurus, which may - でのwhichは、䞻語ずしおの関係代名詞whichの甚法であるが、カンマが whichの前にあるこずから、関係代名詞の非制限甚法であるこずが わかる。通垞Argentinosaurusなどの固有名詞が関係代名詞によっお 修食される時には、関係代名詞の非制限甚法が甚いられる。 Sauroposeidon, which could - のwhichも同じ甚法である。 reachは、'届く'ずいう意味の動詞である。sixth-floorは、'6階'ずいう 意味の衚珟である。windowは、'窓'ずいう意味の基本的な名詞である。 Dinosaurs were the largest of all terrestrial animals. 恐竜は党おの陞生動物の䞭で最も倧きい。 terrestrialは、'陞生の'ずいう意味の圢容詞で、陞䞊に䜏む動物のこずを指す。 The largest elephant on record weighed 12,000 kg (13.2 tons), while the tallest giraffe was 6 m (20 ft) tall. 蚘録の䞊で最も倧きな象は12,000kgであり、䞀方最も背の高いキリンは6mであった。 elephantは、'象'ずいう意味の名詞であり、giraffeは、'キリン'ずいう意味の 名詞である。 Even giant prehistoric mammals such as the Indricotherium and the Columbian mammoth were dwarfed by the giant sauropods. IndricotheriumやColumbian mammoth(コロンビアマンモス)などの前史的なほ乳類であっおも 巚倧なsauropodsの前では小人に芋えた。 giantは、'巚倧な'ずいう意味の語である。prehistoricは、 '前史的な'ずいう意味の圢容詞である。mammalは、'ほ乳類'ずいう 意味の名詞である。dwarfは、名詞で甚いられたずきには、'小人' ずいう意味になる。 Only a handful of modern aquatic animals approach them in size, most notably the blue whale (which reaches up to 190,000 kg (209 tons) and 33.5 m (110 ft) in length). いくらかの珟代の氎䞭の動物だけが 倧きさで圌らに近づくこずができるが、最も重芁なのはblue whale(190,000kgに達し 33.5mの長さになる。)である。 handfulは、'䞀握り'ずいう意味の名詞であり、a handful of - で、 '䞀握りの〜'ずなる。aquaticは、'氎生の'ずいう意味の圢容詞である。 approachは、ここでは'近づく'ずいう意味の動詞である。 notablyは、'重芁な'ずいう意味である。blue whaleは、'[[w:シロナガスクゞラ]]' の事である。reachは、ここでは'到る'ずいう意味の動詞である。 up to - は、'〜にたで'ずいう意味の語である。lengthは、'長さ' ずいう意味の名詞であり、圢容詞long'長い'から来おいる。 Not including modern birds like the bee hummingbird, the smallest dinosaurs known were about the size of a crow or a chicken. bee hummingbirdなどの珟圚の鳥を陀けば、 知られおいる䞭で最も小さい恐竜はおおよそカラスやニワトリほどの倧きさである。 crowは、'カラス'ずいう意味の名詞であり、chickenは、'ニワトリ' ずいう意味の名詞である。 The Microraptor, Parvicursor, and Saltopus were all under 60 cm (2 ft) in length. Microraptor, Parvicursor, Saltopusなどはどれも60cm以䞋の倧きさである。 [[Category:英語|高えいこ1]] [[Category:高等孊校教育|えいこ1]]
null
2019-10-04T06:53:02Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E8%8B%B1%E8%AA%9EI/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
3,222
亀戊暩ず平和䞻矩
法孊>公法>憲法>日本囜憲法>亀戊暩ず平和䞻矩 戊争は囜家の暩胜の兞型的な発珟であり、亀戊の暩胜が圓該囜家の意思決定のもずになかったり、囜家内の䞀地域における亀戊暩の行䜿を圓該囜家の政府が統埡できないずすれば、その政府は囜家ずしおの芁件を欠いおいるずすら蚀うこずができる。戊争は政府機構はもちろん囜民生掻たで盎接に倧きな圱響を䞎えるものなので、珟代法制囜家においおは、憲法による厳重な統制がなされおしかるべきものであり、事実、比范法的に芋るず各囜においお憲法レベルの統制が成文又は憲法慣習ずしお重芁な圹割を果たしおいる。 䞀方、日本囜の状況を芋るず、憲法の䞉原則の䞀ずしお平和䞻矩が掲げられ、日本囜憲法第9条においお、戊争攟棄及び戊力の䞍保持・亀戊暩の吊認を宣蚀しおいるため、建前ずしおは戊争を論ずべき察象はない。たた、事実ずしお日本囜憲法成立埌、亀戊ずいえる事態ずなるこずはなかった。しかしながら、戊争は䞀方のみが攟棄すれば起こらないものではないのは呚知のものであり、囜家ずしお防衛組織を有するのは、政府の責務であるずも蚀える。日本囜においおも、自衛隊を保有しおおり、それ自䜓は囜家の行動ずしおは、ごく圓然のものであるが、憲法的な実䜓ずしお想定されたものではなく、憲法論な䞍敎合を倚く抱えおいる印象を䞎える。たた、戊争に関する憲法的な統埡(シビリアン・コントロヌル等)に関しお、66条2項で囜務倧臣は文民に限る旚を明蚘しおいる(=非文民たる軍人の存圚を想定しおいる)などの点も、考慮に倀するだろう。 埓来、日本の憲法孊においお、比范憲法孊を陀いお、戊争は第9条ず自衛隊ずいった憲法裁刀の芳点から取り䞊げられる他は、正面から論ぜられるこずは少なく、又統治機構論のテヌマずしおも、「亀戊」がなく「軍隊」を有さないのであるから、その察象がないため論ずべくもなかった。しかし、自衛暩の確立が倧きなテヌマずなっおいる近幎の改憲論においおは、憲法的な統埡ず基本的人暩に察する配慮に぀いお、囜民的に論議するこずが求められ、その前提ずしお、深い憲法孊的な分析が䞍可欠である。 なお、日本囜憲法における亀戊暩の吊認は、囜家・囜民の意思ずしお決定しおいるものであり、それを喪倱しおいるものではないので、囜家ずしおの芁件を欠くものではない。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法孊>公法>憲法>日本囜憲法>亀戊暩ず平和䞻矩", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "戊争は囜家の暩胜の兞型的な発珟であり、亀戊の暩胜が圓該囜家の意思決定のもずになかったり、囜家内の䞀地域における亀戊暩の行䜿を圓該囜家の政府が統埡できないずすれば、その政府は囜家ずしおの芁件を欠いおいるずすら蚀うこずができる。戊争は政府機構はもちろん囜民生掻たで盎接に倧きな圱響を䞎えるものなので、珟代法制囜家においおは、憲法による厳重な統制がなされおしかるべきものであり、事実、比范法的に芋るず各囜においお憲法レベルの統制が成文又は憲法慣習ずしお重芁な圹割を果たしおいる。", "title": "抂論・戊争ず憲法" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "䞀方、日本囜の状況を芋るず、憲法の䞉原則の䞀ずしお平和䞻矩が掲げられ、日本囜憲法第9条においお、戊争攟棄及び戊力の䞍保持・亀戊暩の吊認を宣蚀しおいるため、建前ずしおは戊争を論ずべき察象はない。たた、事実ずしお日本囜憲法成立埌、亀戊ずいえる事態ずなるこずはなかった。しかしながら、戊争は䞀方のみが攟棄すれば起こらないものではないのは呚知のものであり、囜家ずしお防衛組織を有するのは、政府の責務であるずも蚀える。日本囜においおも、自衛隊を保有しおおり、それ自䜓は囜家の行動ずしおは、ごく圓然のものであるが、憲法的な実䜓ずしお想定されたものではなく、憲法論な䞍敎合を倚く抱えおいる印象を䞎える。たた、戊争に関する憲法的な統埡(シビリアン・コントロヌル等)に関しお、66条2項で囜務倧臣は文民に限る旚を明蚘しおいる(=非文民たる軍人の存圚を想定しおいる)などの点も、考慮に倀するだろう。", "title": "抂論・戊争ず憲法" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "埓来、日本の憲法孊においお、比范憲法孊を陀いお、戊争は第9条ず自衛隊ずいった憲法裁刀の芳点から取り䞊げられる他は、正面から論ぜられるこずは少なく、又統治機構論のテヌマずしおも、「亀戊」がなく「軍隊」を有さないのであるから、その察象がないため論ずべくもなかった。しかし、自衛暩の確立が倧きなテヌマずなっおいる近幎の改憲論においおは、憲法的な統埡ず基本的人暩に察する配慮に぀いお、囜民的に論議するこずが求められ、その前提ずしお、深い憲法孊的な分析が䞍可欠である。", "title": "抂論・戊争ず憲法" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "なお、日本囜憲法における亀戊暩の吊認は、囜家・囜民の意思ずしお決定しおいるものであり、それを喪倱しおいるものではないので、囜家ずしおの芁件を欠くものではない。", "title": "抂論・戊争ず憲法" } ]
法孊公法憲法日本囜憲法亀戊暩ず平和䞻矩
[[法孊]][[公法]][[憲法]][[日本囜憲法]][[亀戊暩ず平和䞻矩]] == 抂論・戊争ず憲法 ==  戊争は囜家の暩胜の兞型的な発珟であり、亀戊の暩胜が圓該囜家の意思決定のもずになかったり、囜家内の䞀地域における亀戊暩の行䜿を圓該囜家の政府が統埡できないずすれば、その政府は囜家ずしおの芁件を欠いおいるずすら蚀うこずができる。戊争は政府機構はもちろん囜民生掻たで盎接に倧きな圱響を䞎えるものなので、珟代法制囜家においおは、憲法による厳重な統制がなされおしかるべきものであり、事実、比范法的に芋るず各囜においお憲法レベルの統制が成文又は憲法慣習ずしお重芁な圹割を果たしおいる。  䞀方、日本囜の状況を芋るず、憲法の䞉原則の䞀ずしお平和䞻矩が掲げられ、日本囜憲法第9条においお、戊争攟棄及び戊力の䞍保持・亀戊暩の吊認を宣蚀しおいるため、建前ずしおは戊争を論ずべき察象はない。たた、事実ずしお日本囜憲法成立埌、亀戊ずいえる事態ずなるこずはなかった。しかしながら、戊争は䞀方のみが攟棄すれば起こらないものではないのは呚知のものであり、囜家ずしお防衛組織を有するのは、政府の責務であるずも蚀える。日本囜においおも、[[自衛隊]]を保有しおおり、それ自䜓は囜家の行動ずしおは、ごく圓然のものであるが、憲法的な実䜓ずしお想定されたものではなく、憲法論な䞍敎合を倚く抱えおいる印象を䞎える。たた、戊争に関する憲法的な統埡[[シビリアンコントロヌル]]等に関しお、66条2項で囜務倧臣は文民に限る旚を明蚘しおいる(非文民たる'''軍人'''の存圚を想定しおいる)などの点も、考慮に倀するだろう。  埓来、日本の憲法孊においお、比范憲法孊を陀いお、戊争は第9条ず自衛隊ずいった憲法裁刀の芳点から取り䞊げられる他は、正面から論ぜられるこずは少なく、又統治機構論のテヌマずしおも、「亀戊」がなく「軍隊」を有さないのであるから、その察象がないため論ずべくもなかった。しかし、[[自衛暩]]の確立が倧きなテヌマずなっおいる近幎の改憲論においおは、憲法的な統埡ず基本的人暩に察する配慮に぀いお、囜民的に論議するこずが求められ、その前提ずしお、深い憲法孊的な分析が䞍可欠である。  なお、日本囜憲法における亀戊暩の吊認は、囜家・囜民の意思ずしお決定しおいるものであり、それを喪倱しおいるものではないので、囜家ずしおの芁件を欠くものではない。 === 亀戊暩ずは === === 法埋孊における戊争 === == 日本における戊争法芏 == === 倧日本垝囜憲法における戊争及び軍隊 === === 日本囜憲法における戊争及び軍隊 === ==== 基本原理ずしおの平和䞻矩 ==== ==== 前文 ==== ==== 第9条 ==== ===== 戊争の攟棄 ===== ===== 戊力の䞍保持・亀戊暩の吊認 ===== ==== 自衛隊 ==== ===== 自衛隊ず憲法裁刀 ===== ===== 珟行法におけるシビリアンコントロヌル ===== ===== 珟行法における軍法 ===== == 比范法的考察 == === 亀戊暩 === === 統治機構における統制 === === 集団的自衛暩 === === 基本的人暩ず戊争 === ==== 城兵制 ==== ==== 平和を垌求する暩利ず囜家の存亡 ==== ==== 軍法及び軍法䌚議 ==== [[Category:法孊|こうせんけんずぞいわしゆき]] [[Category:憲法|こうせんけんずぞいわしゆき]]
null
2014-01-22T04:52:54Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%BA%A4%E6%88%A6%E6%A8%A9%E3%81%A8%E5%B9%B3%E5%92%8C%E4%B8%BB%E7%BE%A9
3,233
ラテン語の文法
このペヌゞは2ペヌゞにわたりたす 2ペヌゞ ラテン語の文法 (grammatica) ラテン語の名詞は、数 (numerus) ・栌 (casus) によっお語の圢を倉える。これをdeclinatioずいう。日本語では、栌倉化ず呌ばれる。数には、単数 (singularis) ず耇数 (pluralis) がある。叀兞ギリシア語のような双数はない。栌には、䞻栌 (nominativus) 、呌栌 (vocativus) 、属栌 (genitivus) 、䞎栌 (dativus) 、察栌 (accusativus) 、奪栌 (ablativus) 、地栌 (locativus) の7぀があるが、呌栌は倧䜓においお䞻栌ず同圢であり、たた、地栌に぀いおはこの栌を持っおいる語自䜓が皀である。埓っお、通垞の名詞に぀いおは、五぀の栌を芚えればよいずいうこずになる。぀たり、通垞䞀぀の名詞に぀き、2x5=10の圢を芚える必芁がある。 しかし、ラテン語では、栌倉化はおおよそ芏則的であり、パタヌン化されおいる。倧抂、兞型的なものに぀いお十個の圢を芚えおおけば、他の名詞に぀いおは、単数䞻栌ず単数属栌の圢が分かれば、他の圢は類掚できる。このため、蟞曞には単数䞻栌ず単数属栌の圢しか出おいない。単語を曞く際には、この二぀の圢を䞊べお曞く(こうする事で、名詞であるこずも明らかになる)。 なお、名詞には必ず性があり、これを芚えおおかないず、圢容詞を正しく倉化させるこずが出来ないから(数・栌のみならず、性をも䞀臎させる必芁があるため。これを性数栌の䞀臎ずいう)、これも芚える必芁がある。性には、男性 (masculinum) ・女性 (femininum) ・䞭性 (neutrum) がある。䞭性は、むタリア語やフランス語などでは消倱しおしたったが、ドむツ語には珟圚でもある。 䞀぀目の型は、A型の栌倉化である。これは、属栌単数圢が-aeずなるものである。属栌耇数圢が-arumずいう圢をずる事に着目しお、A型の栌倉化(独:a-Deklination)ず呌ばれる。第䞀栌倉化・第䞀皮転尟ずも呌ばれる。これには、幟぀かのパタヌンがある。ラテン語匏に関しおいえば、A型の栌倉化には、䞀぀のパタヌンしかない。このパタヌンでは、単数䞻栌ず単数属栌が、「-a, -ae」ずなる。その䟋倖のパタヌンは、ギリシア語匏のもので、ギリシア語から来た名詞に぀いおは、これに埓うものがある。いずれにせよ、耇数の栌倉化は同じである。 第䞀のパタヌンは、単数䞻栌で-a、単数属栌で-aeずなるものである。ここでは、「女性」を意味する「femina, feminae」を䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。地栌は、䞎栌ず同圢である。 ギリシア語匏のパタヌンの䞀぀目は、䞻栌単数が-ās、単数属栌が-aeずなるものである。男性名詞ずなる。ここでは、「Aeneas, Aeneas」(ア゚ネヌアヌス、垌:ΑιΜειας(アむネむアス)、人名)を䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、-ā、぀たり奪栌ず同圢ずなる。この堎合はAenea。 ギリシア語匏のパタヌンの二぀目は、䞻栌単数が-ēs、単数属栌が-aeずなるものである。男性名詞ずなる。ここでは、「pyrites, pyritae」(火打石、垌:πυριτης)を䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、-ē (pyrite)又は-a (pyrita)(短音)ずなる。぀たり、奪栌ず同じ圢である。 ギリシア語匏のパタヌンの䞉぀目は、䞻栌単数が-e(長音)、単数属栌が-es(長音)ずなるものである。前二者が男性名詞だったのに察しお、女性名詞ずなる。もはや単数属栌は-aeの圢をしおいないが、耇数属栌はなお-arumずいう圢をずるので、A型の栌倉化に含める。ここでは、「epitome, epitomes」(芁旚、垌:επιτοΌη)を䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、-e (epitome)(長音)ずなる。぀たり、奪栌ず同圢である(この堎合、䞻栌ずも同圢ずなる)。 二぀目の型は、O型の栌倉化である。これは、属栌単数圢が-iずなるものである。属栌耇数圢が-orumずいう圢をずる事に着目しお、O型の栌倉化ず呌ばれる。第2栌倉化ずも呌ばれる。O型の栌倉化には、幟぀かのパタヌンがある。 䞀぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-usずなるものである。「銬」を意味する「equus, equi」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、耇数においおは、䞻栌ず同圢である。単数においおは、-e (eque)ずいう、䞻栌ず異なる圢をずる。 二぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-umずなるものである。「プレれント」を意味する「donum, doni」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 単数䞻栌で語幹のみずなるパタヌンには、二通りある。このうち、語幹の倉化のないものの栌倉化を、ここで瀺しおおく。「少幎」を意味する「puer, pueri」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 単数䞻栌で語幹のみずなるパタヌンの2぀目は、語幹の倉化を䌎うものである。これは、単数䞻栌以倖では、語幹のeが玄たっお脱萜する。「本」を意味する「liber, libri」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 䞉぀目の型は、I型の栌倉化である。属栌耇数圢が-iumずなるこずに着目しお、こう呌ばれる。属栌単数圢では、-isずいう圢になるが、これは、I型のみならず、子音型でもそうである。I型の栌倉化にも、幟぀かのパタヌンがある。 䞀぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-isずなるものである。このパタヌンには、単数察栌が-im、単数奪栌が-īずなるものず、単数察栌が-em、単数奪栌が-eずなるものの二皮類がある。前者のみを真正のI型栌倉化ずし、埌者に぀いおは混合型ずいう党く別のの栌倉化(独:gemischte Deklination)ずしお扱うものもある。しかし、これらは、蟞曞の圢を芋ただけでは区別するこずはできない。しかも、混合型の名詞でも、I型の単数奪栌圢を蚱容するものもある。したがっお、ここでは区別しないこずにする。その代り、I型か混合型かなどの蚻蚘を単語に附しおおく。それでは、「塔」を意味する「turris, turris」(I型)、「敵」を意味する「hostis, hostis」(混合型)を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 二぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-esずなるものである。「狐」を意味する「vulpes, vulpis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 䞉぀目のパタヌンは、単数䞻栌でsが぀くものである。このパタヌンには、語幹は倉化しないが、語幹の末尟の子音ずsが融合するため、語幹が倉化しおいるように芋えるものが倚い。具䜓的には、 ずなる。それでは、「朚の葉」を意味する「frons, frondis」ず「額」を意味する「frons, frontis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 四぀目のパタヌンは、単数䞻栌で語幹のみずなり、語幹が倉化するものである。そもそも、単数䞻栌で語幹のみずなるパタヌンには二皮類あり、䞊蚘の䞉぀の栌倉化のパタヌンず倧䜓䌌おいるものず、そうでないものがある。前者は、䞻栌単数で-erずいう語幹をも぀ものであり、ここで取䞊げるものである。埌者は、䞻栌単数で-al, -arずいう流音幹をも぀ものであり、次に取䞊げるものである。それでは、前者のパタヌンの栌倉化を芋おみよう。「倧雚」を意味する「imber, imbris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 五぀目のパタヌンは、単数䞻栌で語幹のみずなり、語幹が倉化しないものである。「動物」を意味する「animal, animalis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 六぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-e、単数属栌で-isずなるものである。これは、五぀目のパタヌンの亜皮である。「海」を意味する「mare, maris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 四぀目の型は、子音型の栌倉化である。先皋、属栌耇数圢が-iumずなるものをI型の栌倉化ず呌ぶこずを芋た。これに䌌た栌倉化のパタヌンが幟぀かあり、それらは属栌耇数圢が-子音+umずなるので、子音型の栌倉化ず呌ばれる。属栌単数圢では、-isずいう圢になるが、これはI型ず同じである。䞭性の語は独特のパタヌンを取り、その他の語は、語幹によっお、流音幹(独:LiquidastÀmme)・錻音幹(独:NasalstÀmme)・黙音幹(独:MutastÀmme)に区別する。 䞀぀目のパタヌンは、䞭性名詞の栌倉化である。単数䞻栌及び単数察栌ず、それ以倖では、語幹の圢が倉化する。「䜓」を意味する「corpus, corporis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 二぀目のパタヌンは、流音幹である。これには、単数䞻栌ずそれ以倖で語幹の圢が倉わるものず、倉らないものがある。たずは、語幹倉化のないものを芋よう。この堎合、党く語幹が倉化しないものもあるが、語幹の末尟のsが母音に挟たれおrずなるため、語幹が倉化しおいるように芋えるものもある。「愛」を意味する「amor, amoris」ず「花」を意味する「flos, floris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 䞉぀目のパタヌンは、流音幹のうち、語幹倉化のあるものである。「父」を意味する「pater, patris」「母」を意味する「mater, matris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 四぀目のパタヌンは、錻音幹のうち、䞻栌単数で語幹のみ、属栌単数で-isずなるものである。これは、単数䞻栌ずそれ以倖で語幹の圢が倉わる。そもそも、錻音幹には、m語幹ずn語幹があるが、ここで扱うのはn語幹である(m語幹に぀いおは、次で扱う)。「ヒト」を意味する「homō, hominis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 五぀目のパタヌンは、錻音幹のうち、䞻栌単数で-s、属栌単数で-isずなるものである。これは、単数䞻栌ずそれ以倖で語幹の圢が倉わらず、m語幹である。このような語は、「冬」を意味する「hiems, hiemis」しかない。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 六぀目のパタヌンは、黙音幹(砎裂音の語幹)である。単数䞻栌で-s、単数属栌で-isの語尟が぀く。語幹倉化はないのであるが、語幹の末尟の子音ず、単数䞻栌の語尟であるsが、口調の関係で衚蚘が倉わるこずがある。このため、語幹倉化があるように芋える。具䜓的には、 ずなる。これに察しお、pずbに぀いおは、そのたたずなる。それでは、実定法ずしおの「法」を意味する「lēx, lēgis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 五぀目の型は、U型の栌倉化である。属栌耇数圢が-uumずなるこずに着目しお、こう呌ばれる。属栌単数圢では、-uÅ«sずいう圢になる。単数䞻栌が-usずなるパタヌンず、単数䞻栌が-ūずなるパタヌンがある。 䞀぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-usずなるものである。「莅沢」を意味する「luxus, luxus」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 二぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-u(長音)ずなるものである。「角」を意味する「cornu, cornus」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 六぀目の型は、E型の栌倉化である。属栌耇数圢が-erumずなるこずに着目しお、こう呌ばれる。䞻栌単数圢・属栌単数圢では、「-es, -ei」ずいう圢になる。この䞀パタヌンしかない。「こず」を意味する「res, rei」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 長音は、O型ずU型の入り混じった䞍芏則な栌倉化をする。 呌栌は、䞻栌ず同圢である。地栌(家で)は、domiである。「家に」は察栌を、「家から」は奪栌 (domo) を甚いる。 䞋蚘に人称代名詞の栌倉化を瀺しおおく。「is, ea, id」に぀いおは、指瀺代名詞に含めるこずもあるが、珟代語の「er, sie, es」や「he, she, it」に盞圓する働きをするこずから、ここでは人称代名詞の䞀぀ずしお扱っおおこう。 再垰代名詞は、䞻語を受ける代名詞である(このため䞻栌はない)。ドむツ語の再垰代名詞に属栌はないし、奪栌に至っおは栌自䜓がそもそも存圚しないが、ラテン語の再垰代名詞には属栌も奪栌も備わっおいる。ドむツ語ず同じく、性の区別はない。 seseは、䞻ずしお雅文に甚いられる。 指瀺代名詞ずいうず「近称 (questo/questa, dieser/diese/dieses, this)/ 遠称 (quel/quella, jener/jene/jenes, that)」ず思いがちであるが、ラテン語ではやや異なる。埋儀なこずに、ラテン語には、指瀺代名詞にも䞀人称、二人称、䞉人称がある。そもそも人称ずは䜕かを考えおみるず、䞀人称ずは話し手がテヌマであるずいうこずであり、二人称ずは話しの盞手がテヌマであるずいうこずであり、䞉人称ずは、話し手でも話し盞手でもない䜕者かがテヌマであるずいうこずである。そう考えるず、指瀺代名詞に䞀人称、二人称、䞉人称があっおもおかしくない。぀たり、䞀人称の指瀺代名詞は話し手の身近にあるものを指し、二人称の指瀺代名詞は話し盞手の身近にあるものを指し、䞉人称の指瀺代名詞は、話し手にずっおも話し盞手にずっおも身近でないものを指す(盎接にその人を指すわけではないので、䞀人称「的」などずいう)。このような指瀺代名詞のあり方は、珟代ではスペむン語に残っおいる(䞀人称:este/esta、二人称:ese/esa、䞉人称:aquel/aquella)。 その他、同䞀性を瀺す指瀺代名詞ず指瀺圢容詞がある。これは、「idem」(同じ)ず「ipse」(自身)である。ドむツ語に蚳せば、それぞれ「derselbe」ず「selbst」になり、芁するに同䞀性を衚すのだず分かる。idemに぀いおは、䞉人称の人称代名詞にdemを぀けたような栌倉化をする。ipseに぀いおは、二人称・䞉人称の指瀺代名詞の栌倉化の型ず同じである。 関係代名詞・疑問圢容詞・疑問代名詞は、互いに栌倉化が䌌おいる。たず、関係代名詞ず疑問圢容詞の栌倉化は党く䞀緒である。次に、この二぀ず疑問代名詞であるが、男性に぀いおは単数䞻栌が、女性に぀いおは単数䞻栌・単数察栌・単数奪栌が異なるが、その他は䞀緒である。 2ペヌゞ
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "このペヌゞは2ペヌゞにわたりたす", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "2ペヌゞ", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "ラテン語の文法 (grammatica)", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "ラテン語の名詞は、数 (numerus) ・栌 (casus) によっお語の圢を倉える。これをdeclinatioずいう。日本語では、栌倉化ず呌ばれる。数には、単数 (singularis) ず耇数 (pluralis) がある。叀兞ギリシア語のような双数はない。栌には、䞻栌 (nominativus) 、呌栌 (vocativus) 、属栌 (genitivus) 、䞎栌 (dativus) 、察栌 (accusativus) 、奪栌 (ablativus) 、地栌 (locativus) の7぀があるが、呌栌は倧䜓においお䞻栌ず同圢であり、たた、地栌に぀いおはこの栌を持っおいる語自䜓が皀である。埓っお、通垞の名詞に぀いおは、五぀の栌を芚えればよいずいうこずになる。぀たり、通垞䞀぀の名詞に぀き、2x5=10の圢を芚える必芁がある。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "しかし、ラテン語では、栌倉化はおおよそ芏則的であり、パタヌン化されおいる。倧抂、兞型的なものに぀いお十個の圢を芚えおおけば、他の名詞に぀いおは、単数䞻栌ず単数属栌の圢が分かれば、他の圢は類掚できる。このため、蟞曞には単数䞻栌ず単数属栌の圢しか出おいない。単語を曞く際には、この二぀の圢を䞊べお曞く(こうする事で、名詞であるこずも明らかになる)。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "なお、名詞には必ず性があり、これを芚えおおかないず、圢容詞を正しく倉化させるこずが出来ないから(数・栌のみならず、性をも䞀臎させる必芁があるため。これを性数栌の䞀臎ずいう)、これも芚える必芁がある。性には、男性 (masculinum) ・女性 (femininum) ・䞭性 (neutrum) がある。䞭性は、むタリア語やフランス語などでは消倱しおしたったが、ドむツ語には珟圚でもある。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "䞀぀目の型は、A型の栌倉化である。これは、属栌単数圢が-aeずなるものである。属栌耇数圢が-arumずいう圢をずる事に着目しお、A型の栌倉化(独:a-Deklination)ず呌ばれる。第䞀栌倉化・第䞀皮転尟ずも呌ばれる。これには、幟぀かのパタヌンがある。ラテン語匏に関しおいえば、A型の栌倉化には、䞀぀のパタヌンしかない。このパタヌンでは、単数䞻栌ず単数属栌が、「-a, -ae」ずなる。その䟋倖のパタヌンは、ギリシア語匏のもので、ギリシア語から来た名詞に぀いおは、これに埓うものがある。いずれにせよ、耇数の栌倉化は同じである。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "第䞀のパタヌンは、単数䞻栌で-a、単数属栌で-aeずなるものである。ここでは、「女性」を意味する「femina, feminae」を䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。地栌は、䞎栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "ギリシア語匏のパタヌンの䞀぀目は、䞻栌単数が-ās、単数属栌が-aeずなるものである。男性名詞ずなる。ここでは、「Aeneas, Aeneas」(ア゚ネヌアヌス、垌:ΑιΜειας(アむネむアス)、人名)を䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "呌栌は、-ā、぀たり奪栌ず同圢ずなる。この堎合はAenea。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "ギリシア語匏のパタヌンの二぀目は、䞻栌単数が-ēs、単数属栌が-aeずなるものである。男性名詞ずなる。ここでは、「pyrites, pyritae」(火打石、垌:πυριτης)を䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "呌栌は、-ē (pyrite)又は-a (pyrita)(短音)ずなる。぀たり、奪栌ず同じ圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "ギリシア語匏のパタヌンの䞉぀目は、䞻栌単数が-e(長音)、単数属栌が-es(長音)ずなるものである。前二者が男性名詞だったのに察しお、女性名詞ずなる。もはや単数属栌は-aeの圢をしおいないが、耇数属栌はなお-arumずいう圢をずるので、A型の栌倉化に含める。ここでは、「epitome, epitomes」(芁旚、垌:επιτοΌη)を䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "呌栌は、-e (epitome)(長音)ずなる。぀たり、奪栌ず同圢である(この堎合、䞻栌ずも同圢ずなる)。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "二぀目の型は、O型の栌倉化である。これは、属栌単数圢が-iずなるものである。属栌耇数圢が-orumずいう圢をずる事に着目しお、O型の栌倉化ず呌ばれる。第2栌倉化ずも呌ばれる。O型の栌倉化には、幟぀かのパタヌンがある。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "䞀぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-usずなるものである。「銬」を意味する「equus, equi」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "呌栌は、耇数においおは、䞻栌ず同圢である。単数においおは、-e (eque)ずいう、䞻栌ず異なる圢をずる。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "二぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-umずなるものである。「プレれント」を意味する「donum, doni」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "単数䞻栌で語幹のみずなるパタヌンには、二通りある。このうち、語幹の倉化のないものの栌倉化を、ここで瀺しおおく。「少幎」を意味する「puer, pueri」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "単数䞻栌で語幹のみずなるパタヌンの2぀目は、語幹の倉化を䌎うものである。これは、単数䞻栌以倖では、語幹のeが玄たっお脱萜する。「本」を意味する「liber, libri」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "䞉぀目の型は、I型の栌倉化である。属栌耇数圢が-iumずなるこずに着目しお、こう呌ばれる。属栌単数圢では、-isずいう圢になるが、これは、I型のみならず、子音型でもそうである。I型の栌倉化にも、幟぀かのパタヌンがある。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "䞀぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-isずなるものである。このパタヌンには、単数察栌が-im、単数奪栌が-īずなるものず、単数察栌が-em、単数奪栌が-eずなるものの二皮類がある。前者のみを真正のI型栌倉化ずし、埌者に぀いおは混合型ずいう党く別のの栌倉化(独:gemischte Deklination)ずしお扱うものもある。しかし、これらは、蟞曞の圢を芋ただけでは区別するこずはできない。しかも、混合型の名詞でも、I型の単数奪栌圢を蚱容するものもある。したがっお、ここでは区別しないこずにする。その代り、I型か混合型かなどの蚻蚘を単語に附しおおく。それでは、「塔」を意味する「turris, turris」(I型)、「敵」を意味する「hostis, hostis」(混合型)を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "二぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-esずなるものである。「狐」を意味する「vulpes, vulpis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "䞉぀目のパタヌンは、単数䞻栌でsが぀くものである。このパタヌンには、語幹は倉化しないが、語幹の末尟の子音ずsが融合するため、語幹が倉化しおいるように芋えるものが倚い。具䜓的には、", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "ずなる。それでは、「朚の葉」を意味する「frons, frondis」ず「額」を意味する「frons, frontis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "四぀目のパタヌンは、単数䞻栌で語幹のみずなり、語幹が倉化するものである。そもそも、単数䞻栌で語幹のみずなるパタヌンには二皮類あり、䞊蚘の䞉぀の栌倉化のパタヌンず倧䜓䌌おいるものず、そうでないものがある。前者は、䞻栌単数で-erずいう語幹をも぀ものであり、ここで取䞊げるものである。埌者は、䞻栌単数で-al, -arずいう流音幹をも぀ものであり、次に取䞊げるものである。それでは、前者のパタヌンの栌倉化を芋おみよう。「倧雚」を意味する「imber, imbris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "五぀目のパタヌンは、単数䞻栌で語幹のみずなり、語幹が倉化しないものである。「動物」を意味する「animal, animalis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "六぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-e、単数属栌で-isずなるものである。これは、五぀目のパタヌンの亜皮である。「海」を意味する「mare, maris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "四぀目の型は、子音型の栌倉化である。先皋、属栌耇数圢が-iumずなるものをI型の栌倉化ず呌ぶこずを芋た。これに䌌た栌倉化のパタヌンが幟぀かあり、それらは属栌耇数圢が-子音+umずなるので、子音型の栌倉化ず呌ばれる。属栌単数圢では、-isずいう圢になるが、これはI型ず同じである。䞭性の語は独特のパタヌンを取り、その他の語は、語幹によっお、流音幹(独:LiquidastÀmme)・錻音幹(独:NasalstÀmme)・黙音幹(独:MutastÀmme)に区別する。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "䞀぀目のパタヌンは、䞭性名詞の栌倉化である。単数䞻栌及び単数察栌ず、それ以倖では、語幹の圢が倉化する。「䜓」を意味する「corpus, corporis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "二぀目のパタヌンは、流音幹である。これには、単数䞻栌ずそれ以倖で語幹の圢が倉わるものず、倉らないものがある。たずは、語幹倉化のないものを芋よう。この堎合、党く語幹が倉化しないものもあるが、語幹の末尟のsが母音に挟たれおrずなるため、語幹が倉化しおいるように芋えるものもある。「愛」を意味する「amor, amoris」ず「花」を意味する「flos, floris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "䞉぀目のパタヌンは、流音幹のうち、語幹倉化のあるものである。「父」を意味する「pater, patris」「母」を意味する「mater, matris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "四぀目のパタヌンは、錻音幹のうち、䞻栌単数で語幹のみ、属栌単数で-isずなるものである。これは、単数䞻栌ずそれ以倖で語幹の圢が倉わる。そもそも、錻音幹には、m語幹ずn語幹があるが、ここで扱うのはn語幹である(m語幹に぀いおは、次で扱う)。「ヒト」を意味する「homō, hominis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "五぀目のパタヌンは、錻音幹のうち、䞻栌単数で-s、属栌単数で-isずなるものである。これは、単数䞻栌ずそれ以倖で語幹の圢が倉わらず、m語幹である。このような語は、「冬」を意味する「hiems, hiemis」しかない。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "六぀目のパタヌンは、黙音幹(砎裂音の語幹)である。単数䞻栌で-s、単数属栌で-isの語尟が぀く。語幹倉化はないのであるが、語幹の末尟の子音ず、単数䞻栌の語尟であるsが、口調の関係で衚蚘が倉わるこずがある。このため、語幹倉化があるように芋える。具䜓的には、", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "ずなる。これに察しお、pずbに぀いおは、そのたたずなる。それでは、実定法ずしおの「法」を意味する「lēx, lēgis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "五぀目の型は、U型の栌倉化である。属栌耇数圢が-uumずなるこずに着目しお、こう呌ばれる。属栌単数圢では、-uÅ«sずいう圢になる。単数䞻栌が-usずなるパタヌンず、単数䞻栌が-ūずなるパタヌンがある。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "䞀぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-usずなるものである。「莅沢」を意味する「luxus, luxus」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "二぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-u(長音)ずなるものである。「角」を意味する「cornu, cornus」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "六぀目の型は、E型の栌倉化である。属栌耇数圢が-erumずなるこずに着目しお、こう呌ばれる。䞻栌単数圢・属栌単数圢では、「-es, -ei」ずいう圢になる。この䞀パタヌンしかない。「こず」を意味する「res, rei」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "長音は、O型ずU型の入り混じった䞍芏則な栌倉化をする。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "呌栌は、䞻栌ず同圢である。地栌(家で)は、domiである。「家に」は察栌を、「家から」は奪栌 (domo) を甚いる。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "䞋蚘に人称代名詞の栌倉化を瀺しおおく。「is, ea, id」に぀いおは、指瀺代名詞に含めるこずもあるが、珟代語の「er, sie, es」や「he, she, it」に盞圓する働きをするこずから、ここでは人称代名詞の䞀぀ずしお扱っおおこう。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "再垰代名詞は、䞻語を受ける代名詞である(このため䞻栌はない)。ドむツ語の再垰代名詞に属栌はないし、奪栌に至っおは栌自䜓がそもそも存圚しないが、ラテン語の再垰代名詞には属栌も奪栌も備わっおいる。ドむツ語ず同じく、性の区別はない。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "seseは、䞻ずしお雅文に甚いられる。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "指瀺代名詞ずいうず「近称 (questo/questa, dieser/diese/dieses, this)/ 遠称 (quel/quella, jener/jene/jenes, that)」ず思いがちであるが、ラテン語ではやや異なる。埋儀なこずに、ラテン語には、指瀺代名詞にも䞀人称、二人称、䞉人称がある。そもそも人称ずは䜕かを考えおみるず、䞀人称ずは話し手がテヌマであるずいうこずであり、二人称ずは話しの盞手がテヌマであるずいうこずであり、䞉人称ずは、話し手でも話し盞手でもない䜕者かがテヌマであるずいうこずである。そう考えるず、指瀺代名詞に䞀人称、二人称、䞉人称があっおもおかしくない。぀たり、䞀人称の指瀺代名詞は話し手の身近にあるものを指し、二人称の指瀺代名詞は話し盞手の身近にあるものを指し、䞉人称の指瀺代名詞は、話し手にずっおも話し盞手にずっおも身近でないものを指す(盎接にその人を指すわけではないので、䞀人称「的」などずいう)。このような指瀺代名詞のあり方は、珟代ではスペむン語に残っおいる(䞀人称:este/esta、二人称:ese/esa、䞉人称:aquel/aquella)。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "その他、同䞀性を瀺す指瀺代名詞ず指瀺圢容詞がある。これは、「idem」(同じ)ず「ipse」(自身)である。ドむツ語に蚳せば、それぞれ「derselbe」ず「selbst」になり、芁するに同䞀性を衚すのだず分かる。idemに぀いおは、䞉人称の人称代名詞にdemを぀けたような栌倉化をする。ipseに぀いおは、二人称・䞉人称の指瀺代名詞の栌倉化の型ず同じである。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "関係代名詞・疑問圢容詞・疑問代名詞は、互いに栌倉化が䌌おいる。たず、関係代名詞ず疑問圢容詞の栌倉化は党く䞀緒である。次に、この二぀ず疑問代名詞であるが、男性に぀いおは単数䞻栌が、女性に぀いおは単数䞻栌・単数察栌・単数奪栌が異なるが、その他は䞀緒である。", "title": "栌倉化 (declinatio)" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "2ペヌゞ", "title": "栌倉化 (declinatio)" } ]
このペヌゞは2ペヌゞにわたりたす 2ペヌゞ ラテン語の文法 (grammatica)
''このペヌゞは2ペヌゞ<!--(以䞊<small>になるかも</small>)-->にわたりたす'' [[ラテン語の文法2|2ペヌゞ]] [[ラテン語]]の'''文法''' (grammatica) == 栌倉化 (declinatio) == === 名詞の栌倉化 (declinatio) === ラテン語の[[w:名詞|名詞]]は、[[w:数 (文法)|数]] (numerus) ・[[w:æ Œ|æ Œ]] (casus) によっお語の圢を倉える。これをdeclinatioずいう。日本語では、[[w:栌倉化|栌倉化]]ず呌ばれる。数には、[[w:単数|単数]] (singularis) ず[[w:耇数|耇数]] (pluralis) がある。[[ギリシア語|叀兞ギリシア語]]のような双数はない。栌には、[[w:䞻栌|䞻栌]] (nominativus) 、[[w:呌栌|呌栌]] (vocativus) 、[[w:属栌|属栌]] (genitivus) 、[[w:䞎栌|䞎栌]] (dativus) 、[[w:察栌|察栌]] (accusativus) 、[[w:奪栌|奪栌]] (ablativus) 、[[w:地栌|地栌]] (locativus) の7぀があるが、呌栌は倧䜓においお䞻栌ず同圢であり、たた、地栌に぀いおはこの栌を持っおいる語自䜓が皀である。埓っお、通垞の名詞に぀いおは、五぀の栌を芚えればよいずいうこずになる。぀たり、通垞䞀぀の名詞に぀き、2x5=10の圢を芚える必芁がある。 しかし、ラテン語では、栌倉化はおおよそ芏則的であり、パタヌン化されおいる。倧抂、兞型的なものに぀いお十個の圢を芚えおおけば、他の名詞に぀いおは、単数䞻栌ず単数属栌の圢が分かれば、他の圢は類掚できる。このため、蟞曞には単数䞻栌ず単数属栌の圢しか出おいない。単語を曞く際には、この二぀の圢を䞊べお曞くこうする事で、名詞であるこずも明らかになる。 なお、名詞には必ず[[w:性 (文法)|性]]があり、これを芚えおおかないず、圢容詞を正しく倉化させるこずが出来ないから数・栌のみならず、性をも䞀臎させる必芁があるため。これを[[w:性数栌の䞀臎|性数栌の䞀臎]]ずいう、これも芚える必芁がある。性には、[[w:男性|男性]] (masculinum) ・[[w:女性|女性]] (femininum) ・[[w:䞭性|䞭性]] (neutrum) がある。䞭性は、[[むタリア語]]や[[フランス語]]などでは消倱しおしたったが、[[ドむツ語]]には珟圚でもある。 ==== A型栌倉化 ==== 䞀぀目の型は、A型の栌倉化である。これは、属栌単数圢が-aeずなるものである。属栌耇数圢が-arumずいう圢をずる事に着目しお、A型の栌倉化独a-Deklinationず呌ばれる。第䞀栌倉化・第䞀皮転尟ずも呌ばれる。これには、幟぀かのパタヌンがある。ラテン語匏に関しおいえば、A型の栌倉化には、䞀぀のパタヌンしかない。このパタヌンでは、単数䞻栌ず単数属栌が、「'''-a, -ae'''」ずなる。その䟋倖のパタヌンは、ギリシア語匏のもので、ギリシア語から来た名詞に぀いおは、これに埓うものがある。いずれにせよ、耇数の栌倉化は同じである。 =====-a, -ae===== 第䞀のパタヌンは、単数䞻栌で-a、単数属栌で-aeずなるものである。ここでは、「女性」を意味する「femina, feminae」を䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-a''' (femina) || '''-ae''' (feminae) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-ae''' (feminae) || '''-ārum''' (feminarum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-ae''' (feminae) || '''-Ä«s''' (feminis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-am''' (feminam) || '''-ās''' (feminas) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-ā''' (femina) || '''-Ä«s''' (feminis) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。地栌は、䞎栌ず同圢である。 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 |- | agricola, agricolae || 蟲倫 |- | athleta, athletae || 競技者 |- | auriga, aurigae || 銭者 |- | Belgae, Belgarum (pl.) || [[w:ベルガ゚人|ベルガ゚人]] |- | conviva, convivae || 客 |- | incola, incolae || 䜏人 |- | nauta, nautae || 氎倫 |- | Persae, Persarum (pl.) || [[w:ペルシア人|ペルシア人]] |- | poeta, poetae || [[w:詩人|詩人]] |} {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 |- | Aeolia, Aeoliae || [[w:ア゚オリア島|ア゚オリア島]][[w:シチリア島|シチリア島]]付近にあったずいわれる島 |- | Aetna, Aetnae || [[w:゚トナ火山|゚トナ火山]]シチリア島の火山 |- | ala, alae || [[w:ç¿Œ|ç¿Œ]]、脇の䞋、[[w:腕|腕]] |- | amentia, amentiae || [[w:狂気|狂気]] |- | amica, amicae || 女友達、[[w:恋人|恋人]]女 |- | amicitia, amicitiae || [[w:友情|友情]]、修奜同盟 |- | ancora, ancorae || [[w:錹|錹]] |- | anima, animae || [[w:空気|空気]]元玠ずしお考えられおいた、[[w:息|息]]、[[w:呌吞|呌吞]]、[[w:魂|魂]]、[[w:生呜|生呜]] |- | aqua, aquae || [[w:æ°Ž|æ°Ž]] |- | aquila, aquilae || [[w:é·²|é·²]] |- | arrogantia, arrogantiae || [[w:高慢|高慢]] |- | Athenae, Athenarum (pl.) || [[w:アテナむ|アテヌナむ]][[w:アッティカ|アッティカ]]の䞭心郜垂 |- | Attica, Atticae ||[[w:アッティカ|アッティカ]] |- | audacia, audaciae || [[w:倧胆|倧胆]] |- | aura, aurae || 空気、倧気 |- | avaritia, avaritiae || [[w:貪欲|貪欲]]、けち |- | bacca, baccae || [[w:苺|苺]] |- | Britannia, Britanniae || [[w:ブリタンニア|ブリタニア]] |- | casa, casae || 小屋 |- | capra, caprae || [[w:牝山矊|牝山矊]] |- | caterva, catervae || [[w:矀|矀]]、団 |- | causa, causae || [[w:原因|原因]]、[[w:理由|理由]] |- | cena, cenae || [[w:食事|食事]]inter cenam食事䞭に、ad cenam invitare食事に招く |- | clementia, clementiae || 穏やかなこず、慈悲深いこず |- | columba, columbae || [[w:ハト|鳩]] |- | columna, columnae || [[w:柱|柱]] |- | concordia, concordiae || [[w:共感|共感]]、䞀臎 |- | conscientia, conscientiae || 共に䞎り知るこず、自芚、[[w:良心|良心]] |- | copia, copiae || 沢山、[[w:量|量]]、軍勢 |- | copiae, copiarum (pl.) || 財産、[[w:兵力|兵力]] |- | cratera, craterae || [[w:混酒噚|混酒噚]]、氎槜、crater, crateris (m.)ず同じ |- | cura, curae || [[wikt:泚意|泚意]]、心配、手入れ |- | dea, deae || [[w:女神|女神]] |- | dextera (dextra), dexterae (dextrae) || [[wikt:右手|右手]] |- | diligentia, diligentiae || 现心、勀勉 |- | discordia, discordiae || [[w:䞍和|䞍和]] |- | domina, dominae || 女䞻人 |- | fabula, fabulae || [[w:物語|物語]]、寓話 |- | fama, famae || 噂、評刀、名声 |- | femina, feminae || [[w:女性|女性]] |- | fera, ferae || [[w:野獣|野獣]] |- | figura, figurae || [[w:圢成|圢成]]、圢、姿、圢造物、矎しい圢、状態fingo, finxi, fictum, fingere造り䞊げるから |- | forma, formae || 圢・圢盞、理想・兞型、[[w:矎|矎]] |- | formica, formicae || [[w:蟻|蟻]] |- | fortuna, fortunae || 幞運 |- | fossa, fossae || [[w:堀|堀]]、[[w:ç©Ž|ç©Ž]] |- | fuga, fugae || [[wikt:逃亡|逃亡]] |- | Gallia, Galliae || [[w:ガリア|ガリア]]、珟代ラテン語[[w:フランス|フランス]] |- | gallina, gallinae || [[w:雌鶏|雌鶏]] |- | gena, genae || [[w:é ¬|é ¬]] |- | Germania, Germaniae || [[w:ゲルマヌニア|ゲルマヌニア]]、珟代ラテン語[[w:ドむツ|ドむツ]] |- | gloria, gloriae || [[w:名声|名声]]、栄光 |- | Graecia, Graeciae || [[w:ギリシア|ギリシア]] |- | gratia, gratiae || [[w:奜意|奜意]]、感謝gratias ago有難う |- | hasta, hastae || [[w:投槍|投槍]] |- | Henna, Hennae || [[w:ヘンナ|ヘンナ]]シチリア島の町 |- | herba, herbae || [[w:怍物|草朚]]、[[w:草本|草]] |- | historia, historiae || [[w:研究|研究]]、[[w:認識|認識]]、[[w:蚘述|蚘述]]、[[w:物語|物語]]、[[w:歎史|歎史]] |- | hora, horae || [[w:時間|時間]]、季節 |- | iniuria, iniuriae || [[w:䞍正|䞍正]]、䟮蟱、害 |- | insania, insaniae || [[w:狂気|狂気]] |- | insidiae, insidiarum (pl.) || [[w:埅ち䌏せ|埅ち䌏せ]]、奞蚈 |- | insula, insulae || [[w:島|島]]、道路に囲たれた借家 |- | invidia, invidiae || [[w:嫉劬|嫉劬]]、憎悪 |- | ira, irae || [[w:怒り|怒り]] |- | iracundia, iracundiae || [[w:短気|短気]] |- | Italia, Italiae || [[w:むタリア|むタリア]] |- | Ithaca, Ithacae || [[w:むタカ島|むタカ島]]むオニア海の小島 |- | iustitia, iustitiae || [[w:正矩|正矩]] |- | lacrima, lacrimae || [[w:涙|涙]] |- | laetitia, laetitiae || [[w:喜び|喜び]] |- | Latona, Latonae || [[w:ラヌトヌナ|ラヌトヌナ]][[w:アポロヌ|アポロヌ]]ず[[w:ディアナ|ディアナ]]の母 |- | laurea, laureae || [[w:カツラ|桂]] |- | lingua, linguae || [[w:舌|舌]]、匁舌、蚀語 |- | luxuria, luxuriae || [[w:増殖|増殖]]、豊かな成長、豊かさ、攟蕩 |- | magistra, magistrae || 女教垫 |- | mania, maniae || [[w:躁病|躁病]] |- | matrona, matronae || 既婚婊人mater, matris母から |- | mensa, mensae || 机 |- | memoria, memoriae || [[w:蚘憶|蚘憶]]、[[w:蚘録|蚘録]]、omnis rerum memoria[[w:䞖界史|䞖界史]] |- | miseria, miseriae || 惚めさ、悲惚、窮乏 |- | misericordia, misericordiae || [[w:同情|同情]] |- | modestia, modestiae || 節制、控え目 |- | pagina, paginae || [[w:ペヌゞ|ペヌゞ]] |- | patientia, patientiae || [[w:忍耐|忍耐]] |- | patria, patriae || 祖囜 |- | pecunia, pecuniae || [[w:お金|お金]] |- | philosophia, philosophiae || [[w:哲孊|哲孊]]愛智φιλοσοφια |- | poena, poenae || [[w:刑眰|刑眰]] |- | porta, portae || 門 |- | prudentia, prudentiae || [[w:予芋|予芋]]、掞察、粟通 |- | puella, puellae || [[w:少女|少女]] |- | querela (querella), querelae (querellae) || 嘆き、苊情、異議申立、起蚎querela nullitatis無効確認の蚎蚟、querela damni損害賠償の蚎蚟、気分がすぐれないこず |- | regina, reginae || [[w:女王|女王]] |- | Roma, Romae || [[w:ロヌマ|ロヌマ]] |- | rosa, rosae || [[w:バラ|薔薇]] |- | sapientia, sapientiae || [[w:分別|分別]]、賢明、叡智 |- | scientia, scientiae || [[w:知識|知識]]、[[w:科孊|科孊]] |- | sententia, sententiae || 芋解、決意、元老院の投祚決議、刀決 |- | spina, spinae || 棘 |- | stella, stellae || [[w:星|星]] |- | stultitia, stultitiae || 銬鹿であるこず |- | superbia, superbiae || [[w:自尊心|プラむド]]、[[w:傲慢|傲慢]] |- | Thebae, Thebarum (pl.) || [[w:テヌベ|テヌベ]][[w:叀代゚ゞプト|叀代゚ゞプト]]の銖郜 |- | tristitia, tristitiae || 悲しみ |- | turba, turbae || [[w:䞍安|䞍安]]、隒動 |- | verecundia, verecundiae || [[w:矞恥|矞恥]]、内気 |- | via, viae || [[w:道路|道]] |- | vita, vitae || [[w:生呜|生呜]]・人生・生掻 |} {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする䞭性名詞 |} ===== -&#257;s, -ae ===== ギリシア語匏のパタヌンの䞀぀目は、䞻栌単数が-&#257;s、単数属栌が-aeずなるものである。男性名詞ずなる。ここでは、「Aeneas, Aeneas」ア゚ネヌアヌス、垌ΑιΜειαςアむネむアス、人名を䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-as''' (Aeneas) || '''-ae''' (Aeneae) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-ae''' (Aeneae) || '''-arum''' (Aenearum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-ae''' (Aeneae) || '''-is''' (Aeneis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-am, -an''' (Aeneam, Aenean) || '''-as''' (Aeneas) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-a''' (Aenea) || '''-is''' (Aeneis) |} 呌栌は、-&#257;、぀たり奪栌ず同圢ずなる。この堎合はAenea。 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | Aeneas, Aeneae || ア゚ネヌアヌス人名 |- | Leonidas, Leonidae || レオヌニダヌス[[w:スパルタ|スパルタ]]の有名な王 |} ===== -&#275;s, -ae ===== ギリシア語匏のパタヌンの二぀目は、䞻栌単数が-&#275;s、単数属栌が-aeずなるものである。男性名詞ずなる。ここでは、「pyrites, pyritae」火打石、垌πυριτηςを䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-es''' (pyrites) || '''-ae''' (pyritae) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-ae''' (pyritae) || '''-arum''' (pyritarum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-ae''' (pyritae) || '''-is''' (pyritis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-en''' (pyriten) || '''-as''' (pyritas) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e, -a''' (pyrite, prita) || '''-is''' (pyritis) |} 呌栌は、-&#275; (pyrite)又は-a (pyrita)短音ずなる。぀たり、奪栌ず同じ圢である。 {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | pyrites, pyritae || 火打石垌πυριτης |} ===== -e長音, -&#275;s長音 ===== ギリシア語匏のパタヌンの䞉぀目は、䞻栌単数が-e長音、単数属栌が-es長音ずなるものである。前二者が男性名詞だったのに察しお、女性名詞ずなる。もはや単数属栌は-aeの圢をしおいないが、耇数属栌はなお-arumずいう圢をずるので、A型の栌倉化に含める。ここでは、「epitome, epitomes」芁旚、垌επιτοΌηを䟋にずっお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-e''' (epitome) || '''-ae''' (epitomae) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-es''' (epitomes) || '''-arum''' (epitomarum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-ae''' (epitomae) || '''-is''' (epitomis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-en''' (epitomen) || '''-as''' (epitomas) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e''' (epitome) || '''-is''' (epitomis) |} 呌栌は、-e (epitome)長音ずなる。぀たり、奪栌ず同圢であるこの堎合、䞻栌ずも同圢ずなる。 {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | epitome, epitomes || 芁旚垌επιτοΌη |} ==== O型栌倉化 ==== 二぀目の型は、O型の栌倉化である。これは、属栌単数圢が-iずなるものである。属栌耇数圢が-orumずいう圢をずる事に着目しお、O型の栌倉化ず呌ばれる。第2栌倉化ずも呌ばれる。O型の栌倉化には、幟぀かのパタヌンがある。 ===== -us, -i ===== 䞀぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-usずなるものである。「[[w:銬|銬]]」を意味する「equus, equi」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-us''' (equus) || '''-Ä«''' (equi) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-Ä«''' (equi) || '''-ōrum''' (equorum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-ō''' (equo) || '''-Ä«s''' (equis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-um''' (equum) || '''-ōs''' (equos) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-ō''' (equo) || '''-Ä«s''' (equis) |} 呌栌は、耇数においおは、䞻栌ず同圢である。単数においおは、'''-e''' (eque)ずいう、䞻栌ず異なる圢をずる。 {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | amicus, amici || 友男性 |- | campus, campi || 野原 |- | cervus, cervi || [[w:シカ|牡鹿]] |- | cibus, cibi || [[w:食べ物|食べ物]] |- | dominus, domini || 䞻人 |- | equus, equi || [[w:りマ|銬]] |- | filius, filii || 息子 |- | Gallus, Galli || [[w:ガリア人|ガリア人]] |- | numerus, numeri || [[w:数|数]] |- | nuntius, nuntii || 䜿者 |- | populus, populi || [[w:人民|人民]] |- | Romanus, Romani || [[w:ロヌマ人|ロヌマ人]] |- | servus, servi || [[w:奎隷|奎隷]] |- | tribunus, tribuni || [[w:護民官|護民官]] |- | ventus, venti || [[w:颚|颚]] |} {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | Aegyptus, Aegypti || [[w:゚ゞプト|゚ゞプト]] |- | alvus, alvi || [[w:腹|腹]] |- | atomus, atomi || [[w:原子|原子]] |- | Corinthus, Corinthi || [[w:コリントス|コリント]] |- | diphithongus, diphitongi || [[w:二重母音|二重母音]] |- | ficus, fici || [[w:むチゞク|無花果]] |- | humus, humi || 地面 |- | laurus, lauri || [[w:ゲッケむゞュ|月桂暹]] |- | methodus, methodi || 方法 |- | pinus, pini || [[w:マツ|束]] |} {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする䞭性名詞 | pelagus, pelagi || [[w:æµ·|æµ·]] |- | virus, viri || 毒、[[w:りむルス|りむルス]] |- | vulgus, vulgi || 民衆 |} ===== -um, -i ===== 二぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-umずなるものである。「[[w:プレれント|プレれント]]」を意味する「donum, doni」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-um''' (donum) || '''-a''' (dona) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-Ä«''' (doni) || '''-ōrum''' (donorum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-ō''' (dono) || '''-Ä«s''' (donis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-um''' (donum) || '''-a''' (dona) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-ō''' (dono) || '''-Ä«s''' (donis) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 *このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 *このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする䞭性名詞 | argentum, argenti || [[w:銀|銀]] |- | arma, armorum (pl.) || æ­Šå…· |- | aurum, auri || [[w:金|金]] |- | basium, basii || [[w:接吻|接吻]] |- | bellum, belli || [[w:戊争|戊争]] |- | castra, castrorum (pl.) || 陣営 |- | consilium, consilii || [[w:蚈画|蚈画]]、[[w:目的|目的]]、[[w:盞談|盞談]]、忠告 |- | donum, doni || プレれント |- | exemplum, exempli || 手本 |- | exitium, exitii || [[w:砎壊|砎壊]] |- | gaudium, gaudii || [[w:喜び|喜び]] |- | officium, officii || [[w:矩務|矩務]]、公務 |- | oppidum, oppidi || 城垂 |- | otium, otii || 暇、安閑 |- | periculum, periculii || 危険 |- | pilum, pili || 重い投槍 |- | praemium, praemii || 耒矎 |- | remedium, remedii || [[w:薬|薬]]、治療法 |- | scutum, scuti || [[w:長楯|長楯]] |- | templum, templi || [[w:神殿|神殿]] |- | verbum, verbi || [[w:蚀葉|蚀葉]] |} =====-, -i語幹倉化なし===== 単数䞻栌で語幹のみずなるパタヌンには、二通りある。このうち、語幹の倉化のないものの栌倉化を、ここで瀺しおおく。「[[w:少幎|少幎]]」を意味する「puer, pueri」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-''' (puer) || '''-i''' (pueri) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-i''' (pueri) || '''-orum''' (puerorum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-o''' (puero) || '''-is''' (pueris) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-um''' (puerum) || '''-os''' (pueros) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-o''' (puero) || '''-is''' (pueris) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | gener, generi || å©¿ |- | liberi, liberorum (pl.) || 子䟛達 |- | signifer, signiferi || 旗手 |- | socer, soceri || 舅 |- | vesper, vesperi || 倕方 |- | puer, pueri || 少幎 |- | vir, viri || [[w:男|男]]、倫、立掟な人物 |- | triumvir, triumviri || [[w:䞉頭政治|䞉頭政治家]] |} *このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 *このパタヌンの栌倉化をする䞭性名詞 =====-, -i語幹倉化あり===== 単数䞻栌で語幹のみずなるパタヌンの2぀目は、語幹の倉化を䌎うものである。これは、単数䞻栌以倖では、語幹のeが玄たっお脱萜する。「[[w:本|本]]」を意味する「liber, libri」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-''' (liber) || '''-i''' (libri) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-i''' (libri) || '''-orum''' (librorum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-o''' (libro) || '''-is''' (libris) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-um''' (librum) || '''-os''' (libros) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-o''' (libro) || '''-is''' (libris) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | ager, agri || [[w:畑|畑]] |- | aper, apri || [[w:むノシシ|猪]] |- | culter, cultri || [[w:ナむフ|ナむフ]] |- | faber, fabri || [[w:職人|職人]] |- | liber, libri || 本 |- | magister, magistri || [[w:教垫|教垫]] |} *このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 *このパタヌンの各倉化をする䞭性名詞 ==== I型栌倉化 ==== 䞉぀目の型は、I型の栌倉化である。属栌耇数圢が-iumずなるこずに着目しお、こう呌ばれる。属栌単数圢では、-isずいう圢になるが、これは、I型のみならず、子音型でもそうである。I型の栌倉化にも、幟぀かのパタヌンがある。 ===== -is, -is ===== 䞀぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-isずなるものである。このパタヌンには、単数察栌が-im、単数奪栌が-&#299;ずなるものず、単数察栌が-em、単数奪栌が-eずなるものの二皮類がある。前者のみを真正のI型栌倉化ずし、埌者に぀いおは混合型ずいう党く別のの栌倉化独gemischte Deklinationずしお扱うものもある。しかし、これらは、蟞曞の圢を芋ただけでは区別するこずはできない。しかも、混合型の名詞でも、I型の単数奪栌圢を蚱容するものもある。したがっお、ここでは区別しないこずにする。その代り、I型か混合型かなどの蚻蚘を単語に附しおおく。それでは、「[[w:塔|塔]]」を意味する「turris, turris」I型、「[[w:敵|敵]]」を意味する「hostis, hostis」混合型を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-is''' (turris, hostis) || '''-es''' (turres, hostes) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (turris, hostis) || '''-ium''' (turrium, hostium) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (turri, hosti) || '''-ibus''' (turribus, hostibus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-im / -em''' (turrim, hostem) || '''-is (-es)''' (turris (turres), hostis (hostes)) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-i / -e''' (turri, hoste) || '''-ibus''' (turribus, hostibus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | Albis, AlbisI型 || [[w:゚ルベ川|゚ルベ川]] |- | civis, civis (m./f.) || [[w:åž‚æ°‘|åž‚æ°‘]] |- | finis, finis || 終り |- | hostis, hostis (m./f.) || 敵 |- | ignis, ignis混合型、䜆し単数奪栌igniも可 || [[w:火|火]] |- | mensis, mensis || [[w:月 (暊)|月]]暊の |- | Tiberis, TiberisI型 || [[w:ティベル川|ティベル川]] |- | testis, testis (m./f.) || [[w:蚌人|蚌人]] |} {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | auris, auris || [[w:耳|耳]] |- | avis, avis || [[w:é³¥|é³¥]] |- | ;civis, civis (m./f.) || [[w:åž‚æ°‘|åž‚æ°‘]] |- | classis, classis混合型 || [[w:艊隊|艊隊]]、組、[[w:階箚|階箚]] |- | febris, febrisI型 || [[w:熱|熱]] |- | hostis, hostis (m./f.) || 敵 |- | navis, navis混合型、䜆し単数奪栌naviも可 || [[w:船|船]] |- | Neapolis, NeapolisI型 || ネアポリス珟圚の[[w:ナポリ|ナポリ]] |- | puppis, puppisI型 || 船尟 |- | securis, securisI型 || [[w:斧|斧]] |- | sitis, sitisI型 || 喉の枇き |- | testis, testis (m./f.) || [[w:蚌人|蚌人]] |- | turris, turrisI型 || 塔 |- | tussis, tussis || [[w:咳|咳]] |- | vallis, vallis || [[w:è°·|è°·]] |} *このパタヌンの各倉化をする䞭性名詞 ===== -es, -is ===== 二぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-esずなるものである。「[[w:キツネ|狐]]」を意味する「vulpes, vulpis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-es''' (vulpes) || '''-es''' (vulpes) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (vulpis) || '''-ium''' (vulpium) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (vulpi) || '''-ibus''' (vulpibus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-em''' (vulpem) || '''-is (-es)''' (vulpis (vulpes)) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e''' (vulpe) || '''-ibus''' (turribus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 *このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | aedes, aedis || [[w:家|家]] |- | caedes, caedis || 殺害、[[w:虐殺|虐殺]] |- | clades, cladis || 損害 |- | fames, famis || 空腹、飢逓 |- | nubes, nubis || [[w:雲|雲]] |- | vulpes, vulpis || 狐 |} *このパタヌンの各倉化をする䞭性名詞 ===== -s, -is ===== 䞉぀目のパタヌンは、単数䞻栌でsが぀くものである。このパタヌンには、語幹は倉化しないが、語幹の末尟の子音ずsが融合するため、語幹が倉化しおいるように芋えるものが倚い。具䜓的には、 * c+s=x * g+s=x * t+s=s * d+s=s ずなる。それでは、「[[w:朚の葉|朚の葉]]」を意味する「frons, frondis」ず「額」を意味する「frons, frontis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-s''' (frons, frons) || '''-es''' (frondes, frontes) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (frondis, frontis) || '''-ium''' (frondium, frontium) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (frondi, fronti) || '''-ibus''' (frondibus, frontibus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-em''' (frondem, frontem) || '''-is (-es)''' (frondis (frondes), frontis (frontes)) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e''' (fronde, fronte) || '''-ibus''' (frondibus, frontibus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | adulescens, adulescentis (m./f.) || [[w:青幎|青幎]] |- | dens, dentis || [[w:æ­¯|æ­¯]] |- | fons, fontis || [[w:泉|泉]]、源 |- | infans, infantis (m./f.) || [[w:幌児|幌児]] |} {| |+ caption style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | adulescens, adulescentis (m./f.) || 青幎 |- | ars, artis || 術、技、業 |- | frons, frondis || 朚の葉 |- | frons, frontis || [[w:額|額]] |- | gens, gentis || [[w:皮族|皮族]]、[[w:人皮|人皮]] |- | infans, infantis (m./f.) || 幌児 |- | mors, mortis || [[w:æ­»|æ­»]] |- | nox, noctis || [[w:倜|倜]] |- | pars, partis || [[w:郚分|郚分]] |- | serpens, serpentis || [[w:蛇|蛇]] |- | urbs, urbis || [[w:郜|郜]] |} *このパタヌンの各倉化をする䞭性名詞 ===== -, -is語幹倉化あり ===== 四぀目のパタヌンは、単数䞻栌で語幹のみずなり、語幹が倉化するものである。そもそも、単数䞻栌で語幹のみずなるパタヌンには二皮類あり、䞊蚘の䞉぀の栌倉化のパタヌンず倧䜓䌌おいるものず、そうでないものがある。前者は、䞻栌単数で-erずいう語幹をも぀ものであり、ここで取䞊げるものである。埌者は、䞻栌単数で-al, -arずいう流音幹をも぀ものであり、次に取䞊げるものである。それでは、前者のパタヌンの栌倉化を芋おみよう。「[[w:倧雚|倧雚]]」を意味する「imber, imbris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-''' (imber) || '''-es''' (imbres) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (imbris) || '''-ium''' (imbrium) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (imbri) || '''-ibus''' (imbribus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-em''' (imbrem) || '''-is (-es)''' (imbris (imbres)) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e (-i)''' (imbre (imbri)) || '''-ibus''' (imbribus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | imber, imbris || 倧雚 |- | venter, ventris || [[w:腹|腹]] |} {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | linter, lintris || [[w:艀|艀]] |} *このパタヌンの各倉化をする䞭性名詞 ===== -, -is語幹倉化なし ===== 五぀目のパタヌンは、単数䞻栌で語幹のみずなり、語幹が倉化しないものである。「[[w:動物|動物]]」を意味する「animal, animalis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-''' (animal) || '''-ia''' (animalia) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (animalis) || '''-ium''' (animalium) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (animali) || '''-ibus''' (animalibus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-''' (animal) || '''-ia''' (animalia) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-i''' (animali) || '''-ibus''' (animalibus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 *このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 *このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする䞭性名詞 | animal, animalis || 動物 |- | calcar, calcaris || [[w:拍車|拍車]] |- | exemplar, exemplaris || [[w:写し|写し]]、暡範 |- | tribunal, tribunalis || 叀代ロヌマ倧官の座垭のあった高段、[[w:法廷|法廷]] |- | vectigal, vectigalis || [[w:皎|皎]] |} ===== -e, -is ===== 六぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-e、単数属栌で-isずなるものである。これは、五぀目のパタヌンの亜皮である。「[[w:æµ·|æµ·]]」を意味する「mare, maris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-e''' (mare) || '''-ia''' (maria) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (maris) || '''-ium''' (marium) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (mari) || '''-ibus''' (maribus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-e''' (mare) || '''-ia''' (maria) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-i''' (mari) || '''-ibus''' (maribus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 *このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 *このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする䞭性名詞 | cubile, cubilis || [[w:ベッド|寝台]] |- | conclave, conclavis || [[w:郚屋|郚屋]] |- | mare, maris || æµ· |} ==== 子音型栌倉化 ==== 四぀目の型は、子音型の栌倉化である。先皋、属栌耇数圢が-iumずなるものをI型の栌倉化ず呌ぶこずを芋た。これに䌌た栌倉化のパタヌンが幟぀かあり、それらは属栌耇数圢が-子音umずなるので、子音型の栌倉化ず呌ばれる。属栌単数圢では、-isずいう圢になるが、これはI型ず同じである。䞭性の語は独特のパタヌンを取り、その他の語は、語幹によっお、流音幹独LiquidastÀmme・錻音幹独NasalstÀmme・黙音幹独MutastÀmmeに区別する。 ===== 䞭性-, -is語幹倉化あり ===== 䞀぀目のパタヌンは、䞭性名詞の栌倉化である。単数䞻栌及び単数察栌ず、それ以倖では、語幹の圢が倉化する。「[[w:䜓|䜓]]」を意味する「corpus, corporis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-''' (corpus) || '''-a''' (corpora) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (corporis) || '''-um''' (corporum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (corpori) || '''-ibus''' (corporibus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-''' (corpus) || '''-a''' (corpora) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e''' (corpore) || '''-ibus''' (corporibus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 *このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 *このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする䞭性名詞 | agmen, agminis || 動き、行軍瞊隊 |- | caput, capitis || [[w:é ­|é ­]] |- | carmen, carminis || [[w:歌|歌]] |- | corpus, corporis || 䜓 |- | frigus, frigoris || 寒さ |- | genus, generis || 出自、[[w:家門|家門]]、[[w:皮属|皮属]] |- | iter, itineris || [[w:旅|旅]] |- | ius, iuris || [[w:法埋|法]] |- | litus, litoris || [[w:岞|岞]] |- | lumen, luminis || [[w:光|光]] |- | nomen, nominis || [[w:名|名]] |- | opus, operis || [[w:仕事|仕事]]、努力、[[w:事業|事業]]、[[w:著䜜物|著䜜物]] |- | rus, ruris || [[w:田野|田野]]、[[w:田舎|田舎]] |- | sidus, sideris || [[w:星座|星座]] |- | tempus, temporis || [[w:時間|時間]]、[[w:時代|時代]]、[[w:時勢|時勢]]、[[w:時機|時機]] |- | vulnus, vulneris || [[w:傷|傷]] |} ===== 流音幹-, -is語幹倉化なし ===== 二぀目のパタヌンは、流音幹である。これには、単数䞻栌ずそれ以倖で語幹の圢が倉わるものず、倉らないものがある。たずは、語幹倉化のないものを芋よう。この堎合、党く語幹が倉化しないものもあるが、語幹の末尟のsが母音に挟たれおrずなるため、語幹が倉化しおいるように芋えるものもある。「[[w:愛|愛]]」を意味する「amor, amoris」ず「花」を意味する「flos, floris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-''' (amor, flos) || '''-es''' (amores, flores) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (amoris, floris) || '''-um''' (amorum, florum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (amori, flori) || '''-ibus''' (amoribus, floribus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-em''' (amorem, florem) || '''-es''' (amores, flores) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e''' (amore, flore) || '''-ibus''' (amoribus, floribus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | amor, amoris || 愛 |- | augur, auguris (m./f.) || [[w:鳥占官|鳥占官]] |- | Caesar, Caesaris || [[w:カ゚サル|カ゚サル]] |- | clamor, clamoris || [[w:叫び|叫び]]、歓声 |- | color, coloris || [[w:色|色]] |- | consul, consulis || [[w:執政官|執政官]] |- | dolor, doloris || 痛み、苊しみ |- | exsul, exsulis (m./f.) || 远攟された人 |- | flos, floris || [[w:花|花]] |- | fur, furis || [[w:泥棒|泥棒]] |- | honos (honor), honoris || [[w:名誉|名誉]] |- | imperator, imperatoris || 呜什者、[[w:倧元垥|倧元垥]]最高指揮官 |- | labor, laboris || [[w:劎働|劎働]] |- | mercator, mercatoris || [[w:商人|商人]] |- | mos, moris || [[w:習慣|習慣]] |- | odor, odoris || [[w:匂い|匂い]] |- | senator, senatoris || [[w:元老院議員|元老院議員]] |- | sol, solis || [[倪陜]] |- | orator, oratoris || [[w:雄匁家|雄匁家]] |- | victor, victoris || [[w:勝利者|勝利者]] |} {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | arbor, arboris || [[w:朚|朚]] |- | augur, augiris (m./f.) || 鳥占官 |- | exsul, exsulis (m./f.) || 远攟された人 |- | mulier, mulieris || [[w:倫人|倫人]] |- | soror, sororis || [[w:姉効|姉効]] |- | uxor, uxoris || [[w:劻|劻]] |} *このパタヌンの各倉化をする䞭性名詞 ===== 流音幹-, -is語幹倉化あり ===== 䞉぀目のパタヌンは、流音幹のうち、語幹倉化のあるものである。「[[w:父|父]]」を意味する「pater, patris」「[[w:母|母]]」を意味する「mater, matris」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-''' (pater, mater) || '''-es''' (patres, matres) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (patris, matris) || '''-um''' (patrum, matrum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (patri, matri) || '''-ibus''' (patribus, matribus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-em''' (patrem, matrem) || '''-es''' (patres, matres) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e''' (patre, matre) || '''-ibus''' (patribus, matribus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | pater, patris || 父 |- | frater, fratris || [[w:兄匟|兄匟]] |} {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | mater, matris || 母 |} *このパタヌンの栌倉化をする䞭性名詞 ===== 錻音幹-, -is語幹倉化あり、n語幹 ===== 四぀目のパタヌンは、錻音幹のうち、䞻栌単数で語幹のみ、属栌単数で-isずなるものである。これは、単数䞻栌ずそれ以倖で語幹の圢が倉わる。そもそも、錻音幹には、m語幹ずn語幹があるが、ここで扱うのはn語幹であるm語幹に぀いおは、次で扱う。「[[w:ヒト|ヒト]]」を意味する「hom&#333;, hominis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-''' (homo) || '''-es''' (homin&#275;s) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (hominis) || '''-um''' (hominum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (homini) || '''-ibus''' (hominibus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-em''' (hominem) || '''-es''' (homin&#275;s) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e''' (homine) || '''-ibus''' (hominibus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | Apoll&#333;, Apollinis || [[w:アポロヌ|アポロヌ]] |- | Cicer&#333;, Ciceronis || [[w:キケロヌ|キケロヌ]] |- | homo, hominis (m./f.) || 人 |- | latro, latronis || [[w:匷盗|匷盗]] |- | leo, leonis || [[w:ラむオン|ラむオン]] |- | sermo, sermonis || 蚀葉、説法、䌚話 |} {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | formido, formidinis || 恐怖 |- | grando, grandinis || [[w:雹|雹]] |- | homo, hominis (m./f.) || 人 |- | imago, imaginis || 像、映像、䌌姿、肖像、幻圱、衚象 |- | legio, legionis || [[w:軍団|軍団]] |- | libido, libidinis || 欲望、情欲、気たぐれ参照フロむトの[[w:リビドヌ|リビドヌ]] |- | multitudo, multitudinis || [[w:倚数|倚数]] |- | natio, nationis || [[w:出生|出生]]、[[w:皮属|皮属]]、[[w:人皮|人皮]]、[[w:郚族|郚族]]、[[w:囜民|囜民]] |- | opinio, opinionis || [[w:意芋|意芋]]opinor, opinari, opinatus sumから |- | oratio, orationis || [[w:挔説|挔説]] |- | ordo, ordinis || [[w:順序|順序]]、[[w:列|列]]、[[w:秩序|秩序]] |- | pulchritudo, pulchritudinis || [[w:矎|矎]] |- | regio, regionis || [[w:地方|地方]] |- | virgo, virginis || [[w:凊女|凊女]] |} *このパタヌンの各倉化をする䞭性名詞 ===== 錻音幹-s, -is語幹倉化なし、m語幹 ===== 五぀目のパタヌンは、錻音幹のうち、䞻栌単数で-s、属栌単数で-isずなるものである。これは、単数䞻栌ずそれ以倖で語幹の圢が倉わらず、m語幹である。このような語は、「[[w:冬|冬]]」を意味する「hiems, hiemis」しかない。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-s''' (hiems) || '''-es''' (hiemes) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (hiemis) || '''-um''' (hiemum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (hiemi) || '''-ibus''' (hiemibus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-em''' (hiemem) || '''-es''' (hiemes) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e''' (hieme) || '''-ibus''' (hiemibus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 *このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | hiems, hiemis || 冬、[[w:嵐|嵐]]動詞圢はhiemo, hiemare, hiemavi, hiematum |} *このパタヌンの各倉化をする䞭性名詞 ===== 黙音幹-s, -is語幹倉化なし ===== 六぀目のパタヌンは、黙音幹(砎裂音の語幹)である。単数䞻栌で-s、単数属栌で-isの語尟が぀く。語幹倉化はないのであるが、語幹の末尟の子音ず、単数䞻栌の語尟であるsが、口調の関係で衚蚘が倉わるこずがある。このため、語幹倉化があるように芋える。具䜓的には、 * c+s=x * g+s=x * t+s=s * d+s=s ずなる。これに察しお、pずbに぀いおは、そのたたずなる。それでは、実定法ずしおの「[[w:法 (法孊)|法]]」を意味する「l&#275;x, l&#275;gis」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-s''' (lex) || '''-es''' (leges) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-is''' (legis) || '''-um''' (legum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-i''' (legi) || '''-ibus''' (legibus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-em''' (legem) || '''-es''' (leges) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e''' (lege) || '''-ibus''' (legibus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | custos, custodis (m./f.) || [[w:番人|番人]] |- | dux, ducis (m./f.) || [[w:リヌダヌ|リヌダヌ]]、[[w:ガむド|ガむド]]duco, ducere, duxi, ductum導くから |- | eques, equitis || [[w:階兵|階兵]]、[[w:階士|階士]] |- | hospes, hospitis (m./f.) || [[w:お客|お客]] |- | iudex, iudicis (m./f.) || [[w:裁刀官|裁刀官]]iudico, iudicare, iudicavi, iudicatum = ius, iuris 法+ dico, dicere, dixi, dictum語るから |- | lapis, lapidis || [[w:石|石]] |- | miles, militis || [[w:兵士|兵士]] |- | obses, obsidis || [[w:人質|人質]] |- | pedes, peditis || [[w:歩行者|歩行者]]、歩兵 |- | pes, pedis || [[w:足|足]] |- | pr&#299;nceps, principis || [[w:発起人|発起人]]、[[w:銖謀者|銖謀者]]、[[w:長|長]]、[[w:君䞻|君䞻]][[w:プリヌンケプス|プリヌンケプス]]primus, prima, primum + capio, capere, cepi, captumから |- | rex, regis || [[w:王|王]]rego, regere, rexi, rectum統治する・芏定するから |- | sacerdos, sacerdotis (m./f.) || [[w:神官|神官]] |} {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | aetas, aetatis || [[w:幎霢|幎霢]] |- | civitas, civitatis || [[w:åž‚æ°‘|åž‚æ°‘]] (civis, civis) の共同䜓、[[w:囜家|囜家]] |- | custos, custodis (m./f.) || [[w:番人|番人]] |- | dux, ducis (m./f.) || ガむド、リヌダヌ |- | facultas, facultatis || [[w:可胜性|可胜性]]、[[w:蚱可|蚱可]]、[[w:胜力|胜力]]、[[w:才胜|才胜]]、特に[[w:匁舌|匁舌]]の才胜facilis, facile容易な・実行可胜なず同根 |- | hospes, hospitis (m./f.) || お客 |- | iudex, iudicis (m./f.) || 裁刀官 |- | laus, laudis || [[w:賞賛|賞賛]] |- | lex, legis || [[w:法埋|法埋]] |- | lux, lucis || 光、[[w:茝き|茝き]] |- | obses, obsidis (m./f.) || [[w:人質|人質]] |- | pax, pacis || [[w:平和|平和]] |- | plebs, plebis || [[w:平民|平民]] |- | quies, quietis || [[w:䌑息|䌑息]] |- | radix, radicis || [[w:æ ¹|æ ¹]] |- | sacerdos, sacerdotis (m./f.) || 神官 |- | salus, salutis || [[w:安党|安党]] |- | virtus, virtutis || [[w:埳|埳]] |- | vox, vocis || [[w:声|声]] |} *このパタヌンの各倉化をする䞭性名詞 ==== U型栌倉化 ==== 五぀目の型は、U型の栌倉化である。属栌耇数圢が-uumずなるこずに着目しお、こう呌ばれる。属栌単数圢では、-u&#363;sずいう圢になる。単数䞻栌が-usずなるパタヌンず、単数䞻栌が-&#363;ずなるパタヌンがある。 ===== -us, -&#363;s ===== 䞀぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-usずなるものである。「[[w:莅沢|莅沢]]」を意味する「luxus, luxus」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 栌数 || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-us''' (luxus) || '''-us''' (luxus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-us''' (luxus) || '''-uum''' (luxuum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-ui''' (luxui) || '''-ibus''' (luxibus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-um''' (luxum) || '''-us''' (luxus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-u''' (luxu) || '''-ibus''' (luxibus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | adventus, adventus || [[w:到着|到着]] |- | arcus, arcus || [[w:匓|匓]]、[[w:アヌチ|アヌチ]] |- | casus, casus || 萜ちるこず、[[w:事件|事件]]、䞍幞cado, cecidi, casum, cadere萜ちるから casu偶然に casus belli戊争の堎合 casus major[[w:䞍可抗力|䞍可抗力]] casum senit dominus所有者が危険を負担する参照[[w:危険負担|危険負担]] casus a nemine praestatur灜害は䜕人も責任なし |- | cultus, cultus || [[w:耕䜜|耕䜜]]、[[w:䞖話|䞖話]]、逊育、生掻法、[[w:教逊|教逊]]、尊敬、[[w:祭祀|祭祀]]colo, colui, cultum, colere耕す、䞖話をする、保護するから |- | currus, currus || [[w:車|車]] |- | cursus, cursus || コヌス |- | equitatus, equitatus || [[w:階兵隊|階兵隊]] |- | exercitus, exercitus || [[w:軍隊|軍隊]] |- | fluctus, fluctus || [[w:æ³¢|æ³¢]] |- | fructus, fructus || [[w:果実|果実]]fructus civilis[[w:法定果実|法定果実]]、fructus naturalis[[w:倩然果実|倩然果実]]、fructus exstantes珟存果実 |- | impetus, impetus || [[w:攻撃|攻撃]] |- | luxus, luxus || 莅沢 |- | metus, metus || 恐れ |- | peditatus, peditatus || [[w:歩兵隊|歩兵隊]] |- | pulsus, pulsus || 打぀こず |- | sexus, sexus || [[w:性|性]]seco, secui, sectum, secare区分するから |- | tonitrus, tonitrus || [[w:雷|雷]] |- | tumultus, tumultus || 隒ぎ |- | usus, usus || [[w:䜿甚|䜿甚]] |- | vultus, vultus || 顔぀き |} {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | acus, acus || [[w:針|針]] |- | ficus, ficus || [[w:むチゞク|無花果]]ficus, ficiずも |- | laurus, laurus || 月桂暹laurus, lauriずも |- | myrtus, myrtus || [[w:ミルト|ミルト]]myrtus, myrtiずも |- | porticus, porticus || [[w:柱廊|柱廊]] |- | quercus, quercus || [[w:æš«|æš«]] |- | tribus, tribus || [[w:皮族|皮族]] |} *このパタヌンの各倉化をする䞭性名詞 ===== -u長音, -us長音 ===== 二぀目のパタヌンは、単数䞻栌で-u長音ずなるものである。「[[w:角|角]]」を意味する「cornu, cornus」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 数 (numerus) || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-u''' (cornu) || '''-ua''' (cornua) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-us''' (cornus) || '''-uum''' (cornuum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-ui (-u)''' (cornui (cornu)) || '''-ibus''' (cornibus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-u''' (cornu) || '''-ua''' (cornua) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-u''' (cornu) || '''-ibus''' (cornibus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 *このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 *このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする䞭性名詞 | cornu, cornus || 角 |- | genu, genus || [[w:膝|膝]] |- | veru, verus || [[w:焌き䞲|焌き䞲]] |} ==== E型栌倉化-es, -ei ==== 六぀目の型は、E型の栌倉化である。属栌耇数圢が-erumずなるこずに着目しお、こう呌ばれる。䞻栌単数圢・属栌単数圢では、「'''-es, -ei'''」ずいう圢になる。この䞀パタヌンしかない。「[[w:こず|こず]]」を意味する「res, rei」を䟋に挙げお、栌倉化を瀺そう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" | 栌数 || 単数 (singularis) || 耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞻栌 (nominativus) || '''-es''' (res) || '''-es''' (res) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 属栌 (genitivus) || '''-ei''' (rei) || '''-erum''' (rerum) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 䞎栌 (dativus) || '''-ei''' (rei) || '''-ebus''' (rebus) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 察栌 (accusativus) || '''-em''' (rem) || '''-es''' (res) |- | bgcolor="#CCCCCC" | 奪栌 (ablativus) || '''-e''' (re) || '''-ebus''' (rebus) |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。 {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする男性名詞 | dies, diei || [[w:日|日]]暊の / 単数では女性のこずもある |} {| |+ style="text-align:left;white-space:nowrap" | このパタヌンの栌倉化をする女性名詞 | acies, aciei || 戊線、刃 |- | bona fides, bonae fidei || [[w:善意|善意]] |- | effigies, effigiei || 姿 |- | fides, fidei || [[w:信矩|信矩]] |- | materies, materiei || [[w:物質|物質]] |- | res publica, rei publicae || [[w:公共䜓|公共䜓]]独Gemeinwesen |- | series, seriei || 繋がり、[[w:系列|系列]] |- | species, speciei || 顔付き |- | spes, spei || [[w:垌望|垌望]] |} * このパタヌンの各倉化をする䞭性名詞 ==== 䞍芏則な栌倉化 ==== ===== domus, domus長音 ===== 長音は、O型ずU型の入り混じった䞍芏則な栌倉化をする。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|栌数 |単数 (singularis) |耇数 (pluralis) |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞻栌 (nominativus) |'''domus''' |'''domus''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|属栌 (genitivus) |'''domus''' |'''domorum (domuum)''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞎栌 (dativus) |'''domui''' |'''domibus''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|察栌 (accusativus) |'''domum''' |'''domos (domus)''' (res) |- |- | bgcolor="#CCCCCC"|奪栌 (ablativus) |'''domo (domu)''' |'''domibus''' |} 呌栌は、䞻栌ず同圢である。地栌家では、'''domi'''である。「家に」は察栌を、「家から」は奪栌 (domo) を甚いる。 === 圢容詞 (adiectum) の栌倉化 (declinatio) === === 代名詞の栌倉化 (declinatio) === ==== 人称代名詞の栌倉化 ==== 䞋蚘に人称代名詞の栌倉化を瀺しおおく。「is, ea, id」に぀いおは、指瀺代名詞に含めるこずもあるが、珟代語の「er, sie, es」や「he, she, it」に盞圓する働きをするこずから、ここでは人称代名詞の䞀぀ずしお扱っおおこう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" colspan="2"|数・栌人称 |䞀人称 (prima) 通性 |二人称 (secunda) 通性 |䞉人称 (tertia) 男性 |䞉人称 (tertia) 女性 |䞉人称 (tertia) 䞭性 |- | bgcolor="#999999" rowspan="5"|単数 (singularis) | bgcolor="#CCCCCC"|䞻栌 (nominativus) |'''ego''' |'''tu''' |'''is''' |'''ea''' |'''id''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|属栌 (genitivus) |'''mei''' |'''tui''' |'''eius''' |'''eius''' |'''eius''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞎栌 (dativus) |'''mihi''' |'''tibi''' |'''ei''' |'''ei''' |'''ei''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|察栌 (accusativus) |'''me''' |'''te''' |'''eum''' |'''eam''' |'''id''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|奪栌 (ablativus) |'''me''' |'''te''' |'''eo''' |'''ea''' |'''eo''' |- | bgcolor="#999999" rowspan="5"|耇数 (pluralis) | bgcolor="#CCCCCC"|䞻栌 (nominativus) |'''nos''' |'''vos''' |'''ii (ei)''' |'''eae''' |'''ea''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|属栌 (genitivus) |'''nostrum, nostri''' |'''vestrum, vestri''' |'''eorum''' |'''earum''' |'''eorum''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞎栌 (dativus) |'''nobis''' |'''vobis''' |'''iis (eis)''' |'''iis (eis)''' |'''iis (eis)''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|察栌 (accusativus) |'''nos''' |'''vos''' |'''eos''' |'''eas''' |'''ea''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|奪栌 (ablativus) |'''nobis''' |'''vobis''' |'''iis (eis)''' |'''iis (eis)''' |'''iis (eis)''' |} ==== 再垰代名詞の栌倉化 ==== 再垰代名詞は、䞻語を受ける代名詞であるこのため䞻栌はない。ドむツ語の再垰代名詞に属栌はないし、奪栌に至っおは栌自䜓がそもそも存圚しないが、ラテン語の再垰代名詞には属栌も奪栌も備わっおいる。ドむツ語ず同じく、性の区別はない。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" colspan="2"|数・栌人称 |䞀人称 (prima) 通性 |二人称 (secunda) 通性 |䞉人称 (tertia) 通性 |- | bgcolor="#999999" rowspan="5"|単数 (singularis) | bgcolor="#CCCCCC"|䞻栌 (nominativus) | - | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|属栌 (genitivus) |'''mei''' |'''tui''' |'''sui''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞎栌 (dativus) |'''mihi''' |'''tibi''' |'''sibi''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|察栌 (accusativus) |'''me''' |'''te''' |'''se (sese)''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|奪栌 (ablativus) |'''me''' |'''te''' |'''se (sese)''' |- | bgcolor="#999999" rowspan="5"|耇数 (pluralis) | bgcolor="#CCCCCC"|䞻栌 (nominativus) | - | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|属栌 (genitivus) |'''nostri''' |'''vostri''' |'''sui''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞎栌 (dativus) |'''nobis''' |'''vobis''' |'''sibi''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|察栌 (accusativus) |'''nos''' |'''vos''' |'''se (sese)''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|奪栌 (ablativus) |'''nobis''' |'''vobis''' |'''se (sese)''' |} '''sese'''は、䞻ずしお雅文に甚いられる。 ==== 指瀺代名詞の栌倉化 ==== 指瀺代名詞ずいうず「近称 (questo/questa, dieser/diese/dieses, this)/ 遠称 (quel/quella, jener/jene/jenes, that)」ず思いがちであるが、ラテン語ではやや異なる。埋儀なこずに、ラテン語には、指瀺代名詞にも䞀人称、二人称、䞉人称がある。そもそも人称ずは䜕かを考えおみるず、䞀人称ずは話し手がテヌマであるずいうこずであり、二人称ずは話しの盞手がテヌマであるずいうこずであり、䞉人称ずは、話し手でも話し盞手でもない䜕者かがテヌマであるずいうこずである。そう考えるず、指瀺代名詞に䞀人称、二人称、䞉人称があっおもおかしくない。぀たり、䞀人称の指瀺代名詞は話し手の身近にあるものを指し、二人称の指瀺代名詞は話し盞手の身近にあるものを指し、䞉人称の指瀺代名詞は、話し手にずっおも話し盞手にずっおも身近でないものを指す盎接にその人を指すわけではないので、䞀人称「的」などずいう。このような指瀺代名詞のあり方は、珟代では[[スペむン語]]に残っおいる䞀人称este/esta、二人称ese/esa、䞉人称aquel/aquella。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" colspan="2"|人称 (persona) | colspan="3"|䞀人称 (prima) | colspan="3"|二人称 (secunda) | colspan="3"|䞉人称 (tertia) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" colspan="2"|性 (genus) |男性 |女性 |䞭性 |男性 |女性 |䞭性 |男性 |女性 |䞭性 |- | bgcolor="#999999" rowspan="5"|単数 (singularis) | bgcolor="#CCCCCC"|䞻栌 (nominativus) |'''hic''' |'''haec''' |'''hoc''' |'''iste''' |'''ista''' |'''istud''' |'''ille''' |'''illa''' |'''illud''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|属栌 (genitivus) |'''huius''' |'''huius''' |'''huius''' |'''istius''' |'''istius''' |'''istius''' |'''illius''' |'''illius''' |'''illius''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞎栌 (dativus) |'''huic''' |'''huic''' |'''huic''' |'''isti''' |'''isti''' |'''isti''' |'''illi''' |'''illi''' |'''illi''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|察栌 (accusativus) |'''hunc''' |'''hanc''' |'''hoc''' |'''istum''' |'''istam''' |'''istud''' |'''illum''' |'''illam''' |'''illud''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|奪栌 (ablativus) |'''hoc''' |'''hac''' |'''hoc''' |'''isto''' |'''ista''' |'''isto''' |'''illo''' |'''illa''' |'''illo''' |- | bgcolor="#999999" rowspan="5"|耇数 (pluralis) | bgcolor="#CCCCCC"|䞻栌 (nominativus) |'''hi''' |'''hae''' |'''haec''' |'''isti''' |'''istae''' |'''ista''' |'''illi''' |'''illae''' |'''illa''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|属栌 (genitivus) |'''horum''' |'''harum''' |'''horum''' |'''istorum''' |'''istarum''' |'''istorum''' |'''illorum''' |'''illarum''' |'''illorum''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞎栌 (dativus) |'''his''' |'''his''' |'''his''' |'''istis''' |'''istis''' |'''istis''' |'''illis''' |'''illis''' |'''illis''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|察栌 (accusativus) |'''hos''' |'''has''' |'''haec''' |'''istos''' |'''istas''' |'''ista''' |'''illos''' |'''illas''' |'''illa''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|奪栌 (ablativus) |'''his''' |'''his''' |'''his''' |'''istis''' |'''istis''' |'''istis''' |'''illis''' |'''illis''' |'''illis''' |} その他、同䞀性を瀺す指瀺代名詞ず指瀺圢容詞がある。これは、「idem」同じず「ipse」自身である。ドむツ語に蚳せば、それぞれ「derselbe」ず「selbst」になり、芁するに同䞀性を衚すのだず分かる。idemに぀いおは、䞉人称の人称代名詞にdemを぀けたような栌倉化をする。ipseに぀いおは、二人称・䞉人称の指瀺代名詞の栌倉化の型ず同じである。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" colspan="2"|人称 (persona) | colspan="3"|指瀺代名詞 | colspan="3"|指瀺圢容詞 |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" colspan="2"|性 (genus) |男性 |女性 |䞭性 |男性 |女性 |䞭性 |- | bgcolor="#999999" rowspan="5"|単数 (singularis) | bgcolor="#CCCCCC"|䞻栌 (nominativus) |'''idem''' |'''eadem''' |'''idem''' |'''ipse''' |'''ipsa''' |'''ipsum''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|属栌 (genitivus) |'''eiusdem''' |'''eiusdem''' |'''eiusdem''' |'''ipsius''' |'''ipsius''' |'''ipsius''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞎栌 (dativus) |'''eidem''' |'''eidem''' |'''eidem''' |'''ipsi''' |'''ipsi''' |'''ipsi''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|察栌 (accusativus) |'''eundem''' |'''eandem''' |'''idem''' |'''ipsum''' |'''ipsam''' |'''ipsum''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|奪栌 (ablativus) |'''eodem''' |'''eadem''' |'''eodem''' |'''ipso''' |'''ipsa''' |'''ipso''' |- | bgcolor="#999999" rowspan="5"|耇数 (pluralis) | bgcolor="#CCCCCC"|䞻栌 (nominativus) |'''iidem (eidem)''' |'''eaedem''' |'''eadem''' |'''ipsi''' |'''ipsae''' |'''ipsa''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|属栌 (genitivus) |'''eorundem''' |'''earundem''' |'''eorundem''' |'''ipsorum''' |'''ipsarum''' |'''ipsorum''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞎栌 (dativus) |'''iisdem (eisdem)''' |'''iisdem (eisdem)''' |'''iisdem (eisdem)''' |'''ipsis''' |'''ipsis''' |'''ipsis''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|察栌 (accusativus) |'''eosdem''' |'''easdem''' |'''eadem''' |'''ipsos''' |'''ipsas''' |'''ipsa''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|奪栌 (ablativus) |'''iisdem (eisdem)''' |'''iisdem (eisdem)''' |'''iisdem (eisdem)''' |'''ipsis''' |'''ipsis''' |'''ipsis''' |} ==== 関係代名詞・疑問圢容詞・疑問代名詞の栌倉化 ==== 関係代名詞・疑問圢容詞・疑問代名詞は、互いに栌倉化が䌌おいる。たず、関係代名詞ず疑問圢容詞の栌倉化は党く䞀緒である。次に、この二぀ず疑問代名詞であるが、男性に぀いおは単数䞻栌が、女性に぀いおは単数䞻栌・単数察栌・単数奪栌が異なるが、その他は䞀緒である。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999" colspan="2"|数・栌性 |男性 |女性 |䞭性 |- | bgcolor="#999999" rowspan="5"|単数 (singularis) | bgcolor="#CCCCCC"|䞻栌 (nominativus) |'''qui / quis''' |'''quae / quis''' |'''quod / quid''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|属栌 (genitivus) |'''cuius''' |'''cuius''' |'''cuius''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞎栌 (dativus) |'''cui''' |'''cui''' |'''cui''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|察栌 (accusativus) |'''quem''' |'''quam / quem''' |'''quod / quid''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|奪栌 (ablativus) |'''quo''' |'''qua / quo''' |'''quo''' |- | bgcolor="#999999" rowspan="5"|耇数 (pluralis) | bgcolor="#CCCCCC"|䞻栌 (nominativus) |'''qui''' |'''quae''' |'''quae''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|属栌 (genitivus) |'''quorum''' |'''quarum''' |'''quorum''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|䞎栌 (dativus) |'''quibus''' |'''quibus''' |'''quibus''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|>察栌 (accusativus) |'''quos''' |'''quas''' |'''quae''' |- | bgcolor="#CCCCCC"|奪栌 (ablativus) |'''quibus''' |'''quibus''' |'''quibus''' |} ; 男性 : 単数䞻栌は、関係代名詞ず疑問圢容詞でqui、疑問代名詞でquisずなる。 ; 女性 : 単数䞻栌は、関係代名詞ず疑問圢容詞でquae、疑問代名詞でquisずなる。単数察栌は、関係代名詞ず疑問圢容詞でquam、疑問代名詞でquemずなる。単数奪栌は、関係代名詞ず疑問圢容詞でqua、疑問代名詞でquoずなる。 ; 䞭性 : 単数䞻栌・単数察栌は、関係代名詞ず疑問圢容詞でquod、疑問代名詞でquidずなる。 ==== 関係代名詞の栌倉化 ==== ==== 䞍定代名詞の栌倉化 ==== [[ラテン語の文法2|2ペヌゞ]] [[Category:ラテン語|らおんこのふんほう]]
null
2015-02-25T13:30:23Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%96%87%E6%B3%95
3,235
ラテン語の文法2
このペヌゞはラテン語の文法の続きです。 䞍定圢が-areずいう語尟をずる動詞は、第䞀掻甚ずいう型の芏則的な倉化をする。ここでは、「愛する」ずいう意味のamo, amavi, amatum, amareを䜿っお、掻甚語尟の具䜓䟋を瀺す。 衚に瀺したのは男性である。女性・䞭性に぀いおは、次のような異同がある。 衚に瀺したのは男性である。女性の堎合、-atus (amatus)は-ata (amata)に、-ati (amati)は-atae (amatae)に、又、䞭性の堎合、-atus (amatus)は-atum (amatum)に、-ati (amati)は-ata (amata)になる。 未完了時制ず、その完了である過去完了時制においおは、呜什法を党く欠いおいる。おそらく、過ぎ去ったこずに呜什しおも無意味だからであろう。 衚に瀺したのは男性である。女性の堎合、-atus (amatus)は-ata (amata)に、-ati (amati)は-atae (amatae)に、又、䞭性の堎合、-atus (amatus)は-atum (amatum)に、-ati (amati)は-ata (amata)になる。 未来時制ず、その完了である前未来時制では、接続法を党く欠いおいる。これは、そもそも接続法ずいう叙法が「想定されたこずがら」を話すための叙法であるため、わざわざ重ねお未来時制を甚いる必芁がないからであろう。 衚に瀺したのは男性である。女性の堎合、-atus (amatus)は-ata (amata)に、-ati (amati)は-atae (amatae)に、又、䞭性の堎合、-atus (amatus)は-atum (amatum)に、-ati (amati)は-ata (amata)になる。 ラテン語の前眮詞は、ドむツ語(「meiner Meinung nach」など)ずは異なり、埌眮されるこずはない。 しかし、前眮詞の埌に来る名詞の栌を限定(支配)する。たずえば、ex(~の倖ぞ)ずいう前眮詞の埌に来る名詞は奪栌でなければならない。䞻な前眮詞ずしおは、 奪栌支配 察栌支配 inに぀いおは、察栌支配の堎合は「~の䞭ぞ」ず、倖から䞭ぞの動的な動きを衚す(英語のintoに近い)のに察しお、奪栌支配の堎合は、英語のinに近く単に䞭にいるこずだけをあらわす。このような前眮詞ずしおは、他にsub(察栌では~の䞋ぞ、奪栌では~の䞋で)があげられる。 珟圚の英単語の接頭語ずしおよく芋かけるものが倚いが、これは、ラテン語の単語に、前眮詞を単語の䞀郚に䜿った耇合語も倚いからである。 ラテン語の接続詞は、性・数・栌・人称・時制などのいずれによっおも倉化しないので芚えやすい。sed(だが~)、autem(䞀方~)、などがある。 1ペヌゞ目
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "このペヌゞはラテン語の文法の続きです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "䞍定圢が-areずいう語尟をずる動詞は、第䞀掻甚ずいう型の芏則的な倉化をする。ここでは、「愛する」ずいう意味のamo, amavi, amatum, amareを䜿っお、掻甚語尟の具䜓䟋を瀺す。", "title": "掻甚 (coniugatio)" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "衚に瀺したのは男性である。女性・䞭性に぀いおは、次のような異同がある。", "title": "掻甚 (coniugatio)" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "衚に瀺したのは男性である。女性の堎合、-atus (amatus)は-ata (amata)に、-ati (amati)は-atae (amatae)に、又、䞭性の堎合、-atus (amatus)は-atum (amatum)に、-ati (amati)は-ata (amata)になる。", "title": "掻甚 (coniugatio)" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "未完了時制ず、その完了である過去完了時制においおは、呜什法を党く欠いおいる。おそらく、過ぎ去ったこずに呜什しおも無意味だからであろう。", "title": "掻甚 (coniugatio)" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "衚に瀺したのは男性である。女性の堎合、-atus (amatus)は-ata (amata)に、-ati (amati)は-atae (amatae)に、又、䞭性の堎合、-atus (amatus)は-atum (amatum)に、-ati (amati)は-ata (amata)になる。", "title": "掻甚 (coniugatio)" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "未来時制ず、その完了である前未来時制では、接続法を党く欠いおいる。これは、そもそも接続法ずいう叙法が「想定されたこずがら」を話すための叙法であるため、わざわざ重ねお未来時制を甚いる必芁がないからであろう。", "title": "掻甚 (coniugatio)" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "衚に瀺したのは男性である。女性の堎合、-atus (amatus)は-ata (amata)に、-ati (amati)は-atae (amatae)に、又、䞭性の堎合、-atus (amatus)は-atum (amatum)に、-ati (amati)は-ata (amata)になる。", "title": "掻甚 (coniugatio)" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "ラテン語の前眮詞は、ドむツ語(「meiner Meinung nach」など)ずは異なり、埌眮されるこずはない。", "title": "前眮詞" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "しかし、前眮詞の埌に来る名詞の栌を限定(支配)する。たずえば、ex(~の倖ぞ)ずいう前眮詞の埌に来る名詞は奪栌でなければならない。䞻な前眮詞ずしおは、", "title": "前眮詞" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "奪栌支配", "title": "前眮詞" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "察栌支配", "title": "前眮詞" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "inに぀いおは、察栌支配の堎合は「~の䞭ぞ」ず、倖から䞭ぞの動的な動きを衚す(英語のintoに近い)のに察しお、奪栌支配の堎合は、英語のinに近く単に䞭にいるこずだけをあらわす。このような前眮詞ずしおは、他にsub(察栌では~の䞋ぞ、奪栌では~の䞋で)があげられる。 珟圚の英単語の接頭語ずしおよく芋かけるものが倚いが、これは、ラテン語の単語に、前眮詞を単語の䞀郚に䜿った耇合語も倚いからである。", "title": "前眮詞" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "ラテン語の接続詞は、性・数・栌・人称・時制などのいずれによっおも倉化しないので芚えやすい。sed(だが~)、autem(䞀方~)、などがある。", "title": "接続詞" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "1ペヌゞ目", "title": "接続詞" } ]
このペヌゞはラテン語の文法の続きです。
このペヌゞは[[ラテン語の文法]]の続きです。 ==掻甚 (coniugatio)== ===第䞀掻甚=== 䞍定圢が-areずいう語尟をずる動詞は、第䞀掻甚ずいう型の芏則的な倉化をする。ここでは、「愛する」ずいう意味のamo, amavi, amatum, amareを䜿っお、掻甚語尟の具䜓䟋を瀺す。 ====䞍定詞 (infinitivus) ・分詞 (participium)==== {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|態時制 |珟圚 (praesens) |完了 (perfectum) |未完了 |過去完了 |未来 (futurum) |前未来 |- | bgcolor="#CCCCCC"|胜動態 (activa) 䞍定詞 |'''-āre''' (amāre) |'''-āvisse / -āsse''' (amāvisse / amāsse) | - | - |'''-ātum esse''' (amātum esse) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|受動態 (passiva) 䞍定詞 |'''-āri''' (amari) |'''-ātum esse''' (amatum esse) | - | - |'''-ātum iri''' (amātum iri) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|胜動態 (activa) 分詞 |'''-ans''' (amans) | - | - | - |'''-antÅ«rus''' (amantÅ«rus) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|受動態 (passiva) 分詞 | - |'''-antus''' (amantus) | - | - |'''-andus''' (amandus) | - |} 衚に瀺したのは男性である。女性・䞭性に぀いおは、次のような異同がある。 ;女性 :䞍定詞においお、'''-atum''' (amatum)は'''-atam''' (amatam)になる。 :分詞においおは、'''-anturus''' (amanturus)は'''-antura''' (amantura)に、'''-antus''' (amantus)は'''-a''' (amanta)に、'''-andus''' (amandus)は'''-anda''' (amanda)になる。 ;䞭性 :䞍定詞では、男性ず同じ圢をずる。 :分詞においおは、'''-anturus''' (amanturus)は'''-anturum''' (amanturum)に、'''-antus''' (amantus)は'''-antum''' (amantum)に、'''-andus''' (amandus)は'''-andum''' (amandum)になる。 ====珟圚 (praesens) ・完了 (perfectum)==== {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|態 (vox) | colspan="6"|胜動態 (activa) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|時制 (tempus) | colspan="3"|珟圚 (praesens) | colspan="3"|完了 (perfectum) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|叙法 (modus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称単数 (ego) |'''-ō''' (amo) |'''-em''' (amem) | - |'''-āvÄ«''' (amāvÄ«) |'''-averim''' (amaverim) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称単数 (tu) |'''-as''' (amās) |'''-es''' (ames) |'''-a''' (ama) |'''-avisti''' (amavisti) |'''-averis''' (amaveris) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称単数 (is/ea/id) |'''-at''' (amat) |'''-et''' (amet) | - |'''-avit''' (amāvit) |'''-averit''' (amavit) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称耇数 (nos) |'''-amus''' (amāmus) |'''-emus''' (amemus) | - |'''-avimus''' (amavimus) |'''-averimus''' (amaverimus) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称耇数 (vos) |'''-atis''' (amātis) |'''-etis''' (ametis) |'''-ate''' (amāte) |'''-avistis''' (amāvistis) |'''-averitis''' (amāveritis) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称耇数 (ii (ei)/eae/ea) |'''-ant''' (amant) |'''-ent''' (ament) | - |'''-averunt''' (amāverunt) |'''-averint''' (amāverint) | - |} {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|態 (vox) | colspan="6"|受動態 (passiva) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|時制 (tempus) | colspan="3"|珟圚 (praesens) | colspan="3"|完了 (perfectum) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|叙法 (modus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称単数 (ego) |'''-or''' (amor) |'''-er''' (amer) | - |'''-ātus sum''' (amātus sum) |'''-ātus sim''' (amātus sim) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称単数 (tu) |'''-āris''' (amaris) |'''-eris''' (ameris) |'''-āre''' (amare) |'''-ātus es''' (amātus es) |'''-ātus sis''' (amātus sis) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称単数 (is/ea/id) |'''-ātur''' (amātur) |'''-etur''' (ametur) | - |'''-ātus est''' (amātus est) |'''-atus sit''' (amatus sit) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称耇数 (nos) |'''-āmur''' (amāmur) |'''-emur''' (amemur) | - |'''-āti sumus''' (amāti sumus) |'''-āti simus''' (amāti simus) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称耇数 (vos) |'''-āmini''' (amāmini) |'''-emini''' (amemini) |'''-āmini''' (amāmini) |'''-āti estis''' (amāti estis) |'''-āti sitis''' (amāti sitis) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称耇数 (ii (ei)/eae/ea) |'''-antur''' (amantur) |'''-entur''' (amentur) | - |'''-ati sunt''' (amāti sunt) |'''-ati sint''' (amati sint) | - |} 衚に瀺したのは男性である。女性の堎合、'''-atus''' (amatus)は'''-ata''' (amata)に、'''-ati''' (amati)は'''-atae''' (amatae)に、又、䞭性の堎合、'''-atus''' (amatus)は'''-atum''' (amatum)に、'''-ati''' (amati)は'''-ata''' (amata)になる。 ====未完了 (imperfectum) ・過去完了 (plusquamperfectum)==== 未完了時制ず、その完了である過去完了時制においおは、呜什法を党く欠いおいる。おそらく、過ぎ去ったこずに呜什しおも無意味だからであろう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|態 (vox) | colspan="6"|胜動態 (activa) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|時制 (tempus) | colspan="3"|未完了 (imperfectum) | colspan="3"|過去完了 (plusquamperfectum) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|叙法 (modus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称単数 (ego) |'''-abam''' (amabam) |'''-arem''' (amarem) | - |'''-averam''' (amaveram) |'''-avissem''' (amavissem) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称単数 (tu) |'''-abas''' (amabas) |'''-ares''' (amares) | - |'''-averas''' (amaveras) |'''-avisses''' (amavisses) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称単数 (is/ea/id) |'''-abat''' (amabat) |'''-aret''' (amaret) | - |'''-averat''' (amaverat) |'''-avisset''' (amavisset) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称耇数 (nos) |'''-abamus''' (amabamus) |'''-aremus''' (amaremus) | - |'''-averamus''' (amaveramus) |'''-avissemus''' (amavissemus) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称耇数 (vos) |'''-abatis''' (amabatis) |'''-aretis''' (amaretis) | - |'''-averatis''' (amaveratis) |'''-avissetis''' (amavissetis) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称耇数 (ii(ei)/eae/ea) |'''-abant''' (amabant) |'''-arent''' (amarent) | - |'''-averant''' (amaverant) |'''-avissent''' (amavissent) | - |} {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|態 (vox) | colspan="6"|受動態 (passiva) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|時制 (tempus) | colspan="3"|未完了 (imperfectum) | colspan="3"|過去完了 (plusquamperfectum) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|叙法 (modus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称単数 (ego) |'''-abar''' (amabar) |'''-arer''' (amarer) | - |'''-atus eram''' (amatus eram) |'''-atus essem''' (amatus essem) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称単数 (tu) |'''-abaris''' (amabaris) |'''-areris''' (amareris) | - |'''-atus eras''' (amatus eras) |'''-atus esses''' (amatus esses) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称単数 (is/ea/id) |'''-abatur''' (amabatur) |'''-aretur''' (amaretur) | - |'''-atus erat''' (amatus erat) |'''-atus esset''' (amatus esset) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称耇数 (nos) |'''-abamur''' (amabamur) |'''-aremur''' (amaremur) | - |'''-ati eramus''' (amati eramus) |'''-ati essemus''' (amati essemus) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称耇数 (vos) |'''-abamini''' (amabamini) |'''-aremini''' (amaremini) | - |'''-ati eratis''' (amati eratis) |'''-ati essetis''' (amati essetis) | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称耇数 (ii (ei)/eae/ea) |'''-abantur''' (amabantur) |'''-arentur''' (amarentur) | - |'''-ati erant''' (amati erant) |'''-ati essent''' (amati essent) | - |} 衚に瀺したのは男性である。女性の堎合、'''-atus''' (amatus)は'''-ata''' (amata)に、'''-ati''' (amati)は'''-atae''' (amatae)に、又、䞭性の堎合、'''-atus''' (amatus)は'''-atum''' (amatum)に、'''-ati''' (amati)は'''-ata''' (amata)になる。 ====未来 (futurum) ・前未来 (futurum praeteritum)==== 未来時制ず、その完了である前未来時制では、接続法を党く欠いおいる。これは、そもそも接続法ずいう叙法が「想定されたこずがら」を話すための叙法であるため、わざわざ重ねお未来時制を甚いる必芁がないからであろう。 {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|態 (vox) | colspan="6"|胜動態 (activa) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|時制 (tempus) | colspan="3"|未来 (futurum) | colspan="3"|前未来 (futurum praeteritum) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|叙法 (modus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称単数 (ego) |'''-abo''' (amabo) | - | - |'''-avero''' (amavero) | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称単数 (tu) |'''-abis''' (amabis) | - |'''-ato''' (amato) |'''-averis''' (amaveris) | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称単数 (is/ea/id) |'''-abit''' (amabit) | - |'''-ato''' (amato) |'''-averit''' (amaverit) | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称耇数 (nos) |'''-abimus''' (amabimus) | - | - |'''-averimus''' (amaverimus) | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称耇数 (vos) |'''-abitis''' (amabitis) | - |'''-atote''' (amatote) |'''-averitis''' (amaveritis) | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称耇数 (ii (ei)/eae/ea) |'''-abunt''' (amabunt) | - |'''-anto''' (amanto) |'''-averint''' (amaverint) | - | - |} {| border="1" cellspacing="0" cellpadding="5" |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|態 (vox) | colspan="6"|受動態 (passiva) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|時制 (tempus) | colspan="3"|未来 (futurum) | colspan="3"|前未来 (futurum praeteritum) |- bgcolor="#CCCCCC" align="center" | bgcolor="#999999"|叙法 (modus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |盎説法 (indicativus) |接続法 (subiunctivus) |呜什法 (imperativus) |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称単数 (ego) |'''-abor''' (amabor) | - | - |'''-atus ero''' (amatus ero) | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称単数 (tu) |'''-aberis''' (amaberis) | - |'''-ator''' (amator) |'''-atus eris''' (amatus eris) | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称単数 (is/ea/id) |'''-abitur''' (amabitur) | - |'''-ator''' (amator) |'''-atus erit''' (amatus erit) | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|1人称耇数 (nos) |'''-abimur''' (amabimur) | - | - |'''-ati erimus''' (amati erimus) | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|2人称耇数 (vos) |'''-abimini''' (amabimini) | - | - |''-ati eritis''' (amati eritis) | - | - |- | bgcolor="#CCCCCC"|3人称耇数 (ii (ei)/eae/ea) |'''-abuntur''' (amabuntur) | - |'''-antor''' (amantor) |'''-ati erunt''' (amati erunt) | - | - |} 衚に瀺したのは男性である。女性の堎合、'''-atus''' (amatus)は'''-ata''' (amata)に、'''-ati''' (amati)は'''-atae''' (amatae)に、又、䞭性の堎合、'''-atus''' (amatus)は'''-atum''' (amatum)に、'''-ati''' (amati)は'''-ata''' (amata)になる。 ==前眮詞== ラテン語の前眮詞は、ドむツ語「meiner Meinung '''nach'''」などずは異なり、埌眮されるこずはない。 しかし、[[前眮詞]]の埌に来る名詞の[[æ Œ]]を限定支配する。たずえば、''ex''の倖ぞずいう前眮詞の埌に来る[[名詞]]は[[奪栌]]でなければならない。䞻な前眮詞ずしおは、 ''奪栌支配'' {| |- |&#257; |から |- |cum |ずずもに |- |d&#275; |に぀いお |- |ex,&#275;子音の前のみ |から倖ぞ |- |in |の䞭で |- |sine |なしで |} ''[[察栌]]支配'' {| |- |ad |ぞ |- |per |を通っお |- |in |の䞭ぞ |- |tr&#257;ns |を通っお |} inに぀いおは、察栌支配の堎合は「の䞭ぞ」ず、倖から䞭ぞの動的な動きを衚す英語のintoに近いのに察しお、奪栌支配の堎合は、英語のinに近く単に䞭にいるこずだけをあらわす。このような前眮詞ずしおは、他にsub察栌ではの䞋ぞ、奪栌ではの䞋でがあげられる。 珟圚の英単語の[[接頭語]]ずしおよく芋かけるものが倚いが、これは、ラテン語の単語に、前眮詞を単語の䞀郚に䜿った[[耇合語]]も倚いからである。 ==接続詞== ラテン語の[[接続詞]]は、[[性 (文法)|性]]・[[数 (文法)|数]]・[[æ Œ]]・[[人称]]・[[時制]]などのいずれによっおも倉化しないので芚えやすい。sedだが、autem䞀方、などがある。 [[ラテン語の文法|1ペヌゞ目]] [[Category:ラテン語|らおんこのふんほう]] [[カテゎリ:文法]]
null
2022-11-26T04:36:43Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%96%87%E6%B3%952
3,238
䞭孊校囜語 挢文
䞭孊校の教科曞の挢文では、䞀幎生では故事成語(こじせいご)を習い、二幎生以降杜甫(ずほ)、李癜(りはく)、孟浩然、王維(おうい)などの唐代の盛唐四倧家の詩ず論語(ろんご)を孊ぶ。 孊習内容は、レ点(れおん)や䞀二点(いちにおん)、挢詩(絶句、埋句などの圢匏)である。 癜文(はくぶん)は、この埌玹介する返り点や送り仮名を曞いおいない、挢文の元の文章をそのたた曞き衚したものである。 蚓読文(くんどくぶん)は、癜文に日本語ずしお読みやすいように返り点や送り仮名を぀けた文である。 曞き䞋し文(かきくだしぶん)は、蚓読文に぀いおいる返り点や読み仮名を反映した、日本語ずしお成立した文である。 レ点(れおん)ずは、䞊の語ず䞋の語を入れ替えお読む蚘号である。挢字ず挢字の間の巊に曞く。 䟋えば、 は、「別れを恚みおは鳥にも心を驚かす」ずなる。 䞀二点は、二点が䞊にあり、䞀点が䞋にある。 読み方は、二点のすぐ䞊の語を最埌に読み、先に二点のすぐしたにある語から䞀点になるたで䞋に読み続ける。 䟋えば、 は、「烜火䞉月に連なり」ずなる。 今床はこれらを組み合わせたものを芋おみよう。 この堎合、レ点が連続しおいるこずがわかる。このずきは二぀目のレ点の䞋・真ん䞭・䞀番䞊ずよむ。したがっお「その人応(こた)ふる胜(あた)はざるなり」ず曞く。 今床は䞀点ずレ点が組み合わさっおいる。このずきはレ点を優先しお「之(これ)」から読み、続いお「問」を読むようにする。他は基本に埓っお読む。そうするず「子路(人名)をしお之に問はしむ」ず読む。 挢文を曞き䞋し文にしお読むずきに䜿甚しない字がある。これを眮き字(おきじ)ずいう。䞭孊校では「而」「斌」ぐらいしかないので芚えおしたいたい。ただし、ひらがなで読みがなが曞かれおいるずきには曞き䞋し文に曞いお読む。 詩の圢匏は、埋詩、絶句ず五蚀、䞃蚀を組み合わせた四぀がある。 埋詩は、銖聯(䞀・二句目)・がん聯(䞉・四句目)・頞聯(五・六句目)・尟聯(䞃・八句目)からできおいる。 そのうち、がん聯ず頞聯は察句ずし、レ点や䞀二点の䜍眮を句内で察称にする。 絶句は、起句(䞀句目)・承句(二句目)・転句(䞉句目)・結句(四句目)からなる。 五蚀は、䞀句の文字数が五぀である。たた、䞃蚀は、文字数が䞃぀である。 抌韻は、同音の句が韻を螏んでいるこずである。 五蚀の堎合は、偶数句末。䞃蚀は、初句末ず偶数句末である。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の教科曞の挢文では、䞀幎生では故事成語(こじせいご)を習い、二幎生以降杜甫(ずほ)、李癜(りはく)、孟浩然、王維(おうい)などの唐代の盛唐四倧家の詩ず論語(ろんご)を孊ぶ。 孊習内容は、レ点(れおん)や䞀二点(いちにおん)、挢詩(絶句、埋句などの圢匏)である。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "癜文(はくぶん)は、この埌玹介する返り点や送り仮名を曞いおいない、挢文の元の文章をそのたた曞き衚したものである。", "title": "挢文の皮類" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "挢文の皮類" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "蚓読文(くんどくぶん)は、癜文に日本語ずしお読みやすいように返り点や送り仮名を぀けた文である。", "title": "挢文の皮類" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "挢文の皮類" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "曞き䞋し文(かきくだしぶん)は、蚓読文に぀いおいる返り点や読み仮名を反映した、日本語ずしお成立した文である。", "title": "挢文の皮類" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "", "title": "挢文の皮類" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "レ点(れおん)ずは、䞊の語ず䞋の語を入れ替えお読む蚘号である。挢字ず挢字の間の巊に曞く。 䟋えば、", "title": "返り点" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "", "title": "返り点" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "は、「別れを恚みおは鳥にも心を驚かす」ずなる。", "title": "返り点" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "䞀二点は、二点が䞊にあり、䞀点が䞋にある。 読み方は、二点のすぐ䞊の語を最埌に読み、先に二点のすぐしたにある語から䞀点になるたで䞋に読み続ける。 䟋えば、", "title": "返り点" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "返り点" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "は、「烜火䞉月に連なり」ずなる。", "title": "返り点" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "今床はこれらを組み合わせたものを芋おみよう。", "title": "返り点" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "", "title": "返り点" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "この堎合、レ点が連続しおいるこずがわかる。このずきは二぀目のレ点の䞋・真ん䞭・䞀番䞊ずよむ。したがっお「その人応(こた)ふる胜(あた)はざるなり」ず曞く。", "title": "返り点" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "", "title": "返り点" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "今床は䞀点ずレ点が組み合わさっおいる。このずきはレ点を優先しお「之(これ)」から読み、続いお「問」を読むようにする。他は基本に埓っお読む。そうするず「子路(人名)をしお之に問はしむ」ず読む。", "title": "返り点" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "挢文を曞き䞋し文にしお読むずきに䜿甚しない字がある。これを眮き字(おきじ)ずいう。䞭孊校では「而」「斌」ぐらいしかないので芚えおしたいたい。ただし、ひらがなで読みがなが曞かれおいるずきには曞き䞋し文に曞いお読む。", "title": "眮き字" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "詩の圢匏は、埋詩、絶句ず五蚀、䞃蚀を組み合わせた四぀がある。", "title": "挢詩の圢匏" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "埋詩は、銖聯(䞀・二句目)・がん聯(䞉・四句目)・頞聯(五・六句目)・尟聯(䞃・八句目)からできおいる。 そのうち、がん聯ず頞聯は察句ずし、レ点や䞀二点の䜍眮を句内で察称にする。", "title": "挢詩の圢匏" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "絶句は、起句(䞀句目)・承句(二句目)・転句(䞉句目)・結句(四句目)からなる。", "title": "挢詩の圢匏" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "五蚀は、䞀句の文字数が五぀である。たた、䞃蚀は、文字数が䞃぀である。", "title": "挢詩の圢匏" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "抌韻は、同音の句が韻を螏んでいるこずである。 五蚀の堎合は、偶数句末。䞃蚀は、初句末ず偶数句末である。", "title": "挢詩の圢匏" } ]
䞭孊校の教科曞の挢文では、䞀幎生では故事成語こじせいごを習い、二幎生以降杜甫ずほ、李癜りはく、孟浩然、王維おういなどの唐代の盛唐四倧家の詩ず論語ろんごを孊ぶ。 孊習内容は、レ点れおんや䞀二点いちにおん、挢詩絶句、埋句などの圢匏である。
:*[[䞭孊校囜語]]  䞭孊校囜語 挢文 䞭孊校の教科曞の挢文では、䞀幎生では故事成語こじせいごを習い、二幎生以降[[杜甫]]ずほ、[[李癜]]りはく、[[孟浩然]]、[[王維]]おういなどの[[唐]]代の盛唐四倧家の詩ず[[論語]]ろんごを孊ぶ。 孊習内容は、レ点れおんや䞀二点いちにおん、挢詩絶句、埋句などの圢匏である。 ==挢文の皮類== ===癜文=== 癜文(はくぶん)は、この埌玹介する返り点や送り仮名を曞いおいない、挢文の元の文章をそのたた曞き衚したものである。 ===蚓読文=== 蚓読文(くんどくぶん)は、癜文に日本語ずしお読みやすいように返り点や送り仮名を぀けた文である。 ===曞き䞋し文=== 曞き䞋し文(かきくだしぶん)は、蚓読文に぀いおいる返り点や読み仮名を反映した、日本語ずしお成立した文である。 ==返り点== ===レ点=== レ点れおんずは、䞊の語ず䞋の語を入れ替えお読む蚘号である。挢字ず挢字の間の巊に曞く。 䟋えば、 [[画像:Reten.JPG|レ点]] は、「別れを恚みおは鳥にも心を驚かす」ずなる。 ===䞀二点=== 䞀二点は、二点が䞊にあり、䞀点が䞋にある。<br> 読み方は、二点のすぐ䞊の語を最埌に読み、先に二点のすぐしたにある語から䞀点になるたで䞋に読み続ける。 䟋えば、 [[画像:Ichiniten.JPG|䞀二点]] は、「烜火䞉月に連なり」ずなる。 ===応甚=== 今床はこれらを組み合わせたものを芋おみよう。 [[画像:Rereten.JPG]] この堎合、レ点が連続しおいるこずがわかる。このずきは二぀目のレ点の䞋・真ん䞭・䞀番䞊ずよむ。したがっお「その人応こたふる胜あたはざるなり」ず曞く。 [[画像:Ichireten.JPG]] 今床は䞀点ずレ点が組み合わさっおいる。このずきはレ点を優先しお「之これ」から読み、続いお「問」を読むようにする。他は基本に埓っお読む。そうするず「子路人名をしお之に問はしむ」ず読む。 ==眮き字== 挢文を曞き䞋し文にしお読むずきに䜿甚しない字がある。これを眮き字おきじずいう。䞭孊校では「而」「斌」ぐらいしかないので芚えおしたいたい。ただし、ひらがなで読みがなが曞かれおいるずきには曞き䞋し文に曞いお読む。 ==挢詩の圢匏== 詩の圢匏は、埋詩、絶句ず五蚀、䞃蚀を組み合わせた四぀がある。 ===埋詩=== 埋詩は、銖聯䞀・二句目・がん聯䞉・四句目・頞聯五・六句目・尟聯䞃・八句目からできおいる。 そのうち、がん聯ず頞聯は察句ずし、レ点や䞀二点の䜍眮を句内で察称にする。 ===絶句=== 絶句は、起句䞀句目・承句二句目・転句䞉句目・結句四句目からなる。 ===五蚀・䞃蚀=== 五蚀は、䞀句の文字数が五぀である。たた、䞃蚀は、文字数が䞃぀である。 ===抌韻=== 抌韻は、同音の句が韻を螏んでいるこずである。 五蚀の堎合は、偶数句末。䞃蚀は、初句末ず偶数句末である。 ==䞻な挢文== *[[論語]] *故事成語 **[[/矛盟|矛盟]] ** [[/守株|守株]] **[[/青は藍より出でお藍よりも青し|青は藍より出でお藍よりも青し]] **[[/枩故知新|枩故知新]] **[[/五十歩癟歩|五十歩癟歩]] **[[/その他の故事成語|その他の故事成語]] ==䞻な挢詩== *[[䞭孊校囜語_挢文/絶句|絶句]]杜甫 *[[䞭孊校囜語_挢文/春望|春望]]杜甫 *[[黄鶎楌にお、孟浩然の広陵に之くを送る]]李癜 *[[䞭孊校囜語_挢文/静倜思|静倜思]]李癜 *[[䞭孊校囜語_挢文/春暁|春眠暁を芚えず]]孟浩然 *[[䞭孊校囜語_挢文/元二の安西に䜿ひするを送る|元二の安西に䜿ひするを送る]]王維 [[Category:䞭孊校囜語|かんふん ]] [[カテゎリ:挢文]]
2006-02-03T05:42:42Z
2024-02-04T01:33:46Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%9B%BD%E8%AA%9E_%E6%BC%A2%E6%96%87
3,239
䞭孊校囜語 叀文
䞭孊校の叀文は、竹取物語、枕草子、埒然草、平家物語、おくのほそ道 など、日本文孊でも代衚的なものを孊ぶ。 叀兞は、もずもず、句読点やかぎかっこなどはない(癜文)。 ただし、教科曞では孊習甚ずしお、すでに出版者偎が぀けおいる。 たた、叀兞の堎合、動䜜䞻が明確にかかれおいないこずが、倚いので、 文脈から読み取るこずになる。 文には、歎史的仮名遣いが䜿われおいる。 歎史的仮名遣いで曞かれた文を読むずきの読み方の原則をここでは挙げる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の叀文は、竹取物語、枕草子、埒然草、平家物語、おくのほそ道 など、日本文孊でも代衚的なものを孊ぶ。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "叀兞は、もずもず、句読点やかぎかっこなどはない(癜文)。 ただし、教科曞では孊習甚ずしお、すでに出版者偎が぀けおいる。 たた、叀兞の堎合、動䜜䞻が明確にかかれおいないこずが、倚いので、 文脈から読み取るこずになる。", "title": "叀兞の基瀎" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "文には、歎史的仮名遣いが䜿われおいる。", "title": "叀兞の基瀎" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "歎史的仮名遣いで曞かれた文を読むずきの読み方の原則をここでは挙げる。", "title": "歎史的仮名遣い" } ]
䞭孊校囜語  䞭孊校囜語 叀文 䞭孊校の叀文は、竹取物語、枕草子、埒然草、平家物語、おくのほそ道 など、日本文孊でも代衚的なものを孊ぶ。
*[[䞭孊校囜語]]  䞭孊校囜語 叀文 ---- 䞭孊校の叀文は、竹取物語、枕草子、埒然草、平家物語、おくのほそ道 など、日本文孊でも代衚的なものを孊ぶ。 ==叀兞の基瀎== 叀兞は、もずもず、句読点やかぎかっこなどはない癜文。 ただし、教科曞では孊習甚ずしお、すでに出版者偎が぀けおいる。 たた、叀兞の堎合、動䜜䞻が明確にかかれおいないこずが、倚いので、 文脈から読み取るこずになる。 文には、歎史的仮名遣いが䜿われおいる。 ==歎史的仮名遣い== 歎史的仮名遣いで曞かれた文を読むずきの読み方の原則をここでは挙げる。 *「ゐ、ゑ」ヰ、ヱを「い、え」む、゚ず同じように読む。ただし「ゐ」は、「うぃ」ず発音し、「ゑ」は「うぇ」ず発音するので、「い」や「え」ずたったく同じ読み方ずは限らない *語頭以倖の「は、ひ、ふ、ぞ、ほ」を「わ、い、う、え、お」ず同じように読む。 *「あう、あふ、かう、かふ、さう、さふ・・・」などを「おう、こう、そう・・・」ず同じように読む。 *「きう、きふ、しう、しふ、ちう、ちふ・・・」などを「きゅう、しゅう、ちゅう・・・」ず同じように読む。 *「けう、けふ、せう、せふ、おう、おふ・・・」などを「きょう、しょう、ちょう・・・」ず同じように読む。 *「きやう、しやう、ちやう・・・」などを「きょう、しょう、ちょう・・・」ず同じように読む。 *「くわ、ぐわ」を「か、が」ず同じように読む。 == 䜜品 == : [[䞭孊校囜語 叀文/竹取物語]] : [[䞭孊校囜語 叀文/枕草子]] : [[䞭孊校囜語 叀文/埒然草]] : [[䞭孊校囜語 叀文/平家物語]] : [[䞭孊校囜語 叀文/おくのほそ道]] : [[䞭孊校囜語 叀文/土䜐日蚘]] [[Category:䞭孊校囜語|こふん]]
null
2020-03-12T14:00:53Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%9B%BD%E8%AA%9E_%E5%8F%A4%E6%96%87