human: 製品に付されている「特許出願済」や「特許出願中」の表示の意味は？
assistant: 商品や商品のケースに「特許出願済」や「特許出願中」等の表示、更にこれらと共に複数桁の番号の表示がなされているのを見掛けるが、この様な表示は如何なる意味を持っているのか？
一般に、「特許」の文字が表示されると独占権が生じていて、似た商品について製造販売すると権利侵害の問題が生じると認識されている。従って、「特許出願済」等の表示を見ただけでその様な独占権が生じているものと考えてしまいがちである。しかし、「特許出願」がなされたという状況は「特許権が付与された」という状況と全く異なる。例えていうなら、○○大学に願書を出しただけの状況と試験を受けて合格した状況との違いである。願書を出すのは誰でもできるわけで、特許出願も同様である。特許になる可能性の全くないものでも「特許出願中」という表示が可能なのである。勿論、願書を出した以上、合格の可能性、すなわち「特許権が付与される」可能性も有るわけで、完全に無視して良いとは言えない。しかし、直ちに警戒しなければならないという状況ではない。
通常、特許権を取得した状況であれば、「特許第・・・号」等の表示（特許表示）がなされるので、単なる出願されただけの状況とは区別が可能である。仮に、特許出願をしたに過ぎない状況で特許権が付与されていないにもかかわらずこの特許表示をすることは禁じられており（特許法１８８条）、違反すると罰則も課される。出願済や出願中の表示、出願番号の表示だけで慌てることはないが、出願後の経過が気になる場合は、専門家に相談して経過を確認するか、特許庁のデータベース（特許電子図書館）で自ら検索することもできる。この検索は出願から１年半以上経過して出願公開されていれば、出願内容の確認も行うことができる。特許出願は厳格な審査を受けた後、特許になるものであり、因みに我が国での特許率は出願全体の５割強程度である。