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OMC135
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D
OMC135(D)
400
74
129
[ { "content": " 䞎匏をみたす $f(x),g(x)$ を䞀぀芋぀けるこずですべおの解を衚珟できるこれはEuclidの互陀法の結果を利甚しお䞀次䞍定方皋匏の解を埗るのずたったく同じであるここでは䟋えば\r\n$$f_0(x)=2x^2-x+4,\\quad g_0(x)=-2x^3+x^2-2x-1$$\r\nずすれば\r\n$$(x^4+x+1)f_0(x)+(x^3+x+1)g_0(x)=3$$\r\nであるからこれを甚いれば\r\n$$(x^4+x+1)(f(x)-f_0(x))+(x^3+x+1)(g(x)-g_0(x))=0.$$\r\n$x^4+x+1$ ず $x^3+x+1$ は共通の根を持たないので倚項匏 $P(x)$ によっお\r\n$$\\begin{cases}\r\nf(x)-f_0(x)=(x^3+x+1)P(x)\\\\\\\\\r\ng(x)-g_0(x)=-(x^4+x+1)P(x)\r\n\\end{cases}$$\r\nず衚せるここで$f(x)$ は䞉次匏であるから $P(x)$ は $0$ でない定数であるこれを $a$ ずするず\r\n$$\\begin{cases}\r\nf(-1)-7=-a\\\\\\\\\r\ng(-1)-4=-a\r\n\\end{cases}$$\r\nこれより $57=f(-1)+g(-1)=-2a+11$ であり$a=-23$ を埗るしたがっお\r\n$$g(2)-f(2)=-30a+g_0(2)-f_0(2)=-30\\times (-23)-17-10={\\bf 663}.$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc135/editorial/4115" } ]
 実数係数倚項匏 $f(x),g(x)$ が$f(-1)+g(-1)=57$ および $$(x^4+x+1)f(x)+(x^3+x+1)g(x)=3$$ をみたしたすさらに $f(x)$ が $3$ 次匏のずき$g(2)-f(2)$ を求めおください
OMC135
https://onlinemathcontest.com/contests/omc135
https://onlinemathcontest.com/contests/omc135/tasks/2098
E
OMC135(E)
500
46
74
[ { "content": " 䞉角圢 $APQ$ の内接円ず $AP,AQ$ ずの接点をそれぞれ $M,N$ ずおき,\r\n$$AM=x,\\quad PL=y,\\quad QL=z$$\r\nずすれば,\r\n$$PQ=y+z=41,\\quad KL=y-z=1$$\r\nであるから䞉角圢 $APQ$ の面積を $S$ ずおけば $S=41\\triangle AKL=41\\times 6\\sqrt{7}$ を埗る䞀方でHelonの公匏から\r\n$$S=\\sqrt{xyz(x+y+z)}=\\sqrt{420x(x+41)}.$$\r\nこれを解いお $x=\\dfrac{-205+41\\sqrt{85}}{10}$ であるしたがっお$S=rx$ ずも衚せるこずから\r\n$$r=\\frac{S}{x}=\\frac{41\\times 60\\sqrt{7}}{41(\\sqrt{85}-5)}=\\sqrt{7}(\\sqrt{85}+5)=\\sqrt{595}+\\sqrt{175}$$\r\nずなり解答すべき倀は $595+175=\\textbf{770}$ である.\r\n\r\n![figure 1](\\/images\\/PXc4QyXPC9bMBtQpw0GL3BQg0LPg3z1sm2KbLoLy)", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc135/editorial/2098" } ]
 $AB=AC$ なる二等蟺䞉角圢 $ABC$ においお盎線 $AB,AC$ ずそれぞれ $B,C$ で接する円を $\Gamma$ ずしたす$\Gamma$ の劣匧 $BC$ 䞊に $BK\lt CK$ なる点 $K$ をずり$K$ における $\Gamma$ の接線を $\ell$ ずし$\ell$ ず盎線 $AB,AC$ の亀点をそれぞれ $P,Q$ ずしたすさらに䞉角圢 $APQ$ の内接円ず $\ell$ の接点を $L$ ずすれば以䞋が成立したした $$BP=20,\quad CQ=21,\quad \triangle AKL=6\sqrt{7}$$ このずき$\Gamma$ の半埄 $r$ は正敎数 $a,b$ を甚いお $r=\sqrt{a}+\sqrt{b}$ ず衚されるので$a+b$ を解答しおくださいただし$\triangle XYZ$ で䞉角圢 $XYZ$ の面積を衚すものずしたす
OMC135
https://onlinemathcontest.com/contests/omc135
https://onlinemathcontest.com/contests/omc135/tasks/4856
F
OMC135(F)
500
13
20
[ { "content": " $N = 7$ ずする$i \\in \\\\{1, 2, 3\\\\}, j \\in \\\\{0, 1, 2\\\\}$ に察し$n_i$ を $3$ 進数衚蚘したずきに珟れる $j$ の個数を $G(i, j)$ ず衚すず以䞋が成り立぀\r\n- 任意の $i \\in \\\\{1, 2\\\\}, j \\in \\\\{0, 1, 2\\\\}$ に察し$F(i, j) = G(i + 1, j) - G(i, j) $\r\n- 任意の $i \\in \\\\{1, 2, 3\\\\}$ に察し$G(i, 0) + G(i, 1) + G(i, 2) = N$\r\n\r\nこれらのこずから問題文にある $2$ 条件はそれぞれ次の条件ず同倀であるこずが分かる\r\n$$G(1, 0) + G(2, 2) + G(3, 1) = NG(1, 2) + G(2, 1) + G(3, 0) \\gt N$$\r\n\r\n したがっお$n_2$ に察し$3$ 進数衚蚘においお各桁を $0 \\rightarrow 1 \\rightarrow 2 \\rightarrow 0$ ず巡回しお眮換した数を $n_2^{\\prime}$ ずし$n_3$ に察し$3$ 進数衚蚘においお各桁を $0 \\rightarrow 2 \\rightarrow 1 \\rightarrow 0$ ず巡回しお眮換した数を $n_3^{\\prime}$ ずすれば$n_1, n_2^{\\prime}, n_3^{\\prime}$ の $3$ 進数衚蚘には合蚈しおちょうど $N$ 回の $0$ が珟れか぀ $2$ が珟れる回数は $N$ より倚いこのような $n_1, n_2^{\\prime}, n_3^{\\prime}$ の組が䜕組あるのかを求めればよくそれは以䞋のように蚈算できる\r\n$${}\\_{3N}\\mathrm{C}\\_N ({}\\_{2N}\\mathrm{C}\\_{N+1} + \\cdots + {}\\_{2N}\\mathrm{C}\\_{2N}) = \\frac{{}\\_{3N}\\mathrm{C}\\_N(2^{2N} - {}\\_{2N}\\mathrm{C}\\_N)}{2} = \\mathbf{753029280}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc135/editorial/4856" }, { "content": " FPS での解法です少し省略しおいたす\r\n\r\n---\r\n\r\n $G(i,j)$ を公匏解説ず同様に定矩するこのずき条件は\r\n$$G(2,0)+G(2,1) = G(1,0)+G(3,1), G(2,0)+G(2,2) \\lt G(1,2)+G(3,0)$$\r\nであるよっお求める堎合の数は圢匏的冪玚数\r\n$$\\left(\\frac 1a + 1 + \\frac 1b \\right)^7 (ab+a+b)^7 \\left(\\frac 1b + \\frac 1a + 1\\right)^7$$\r\nにおいお$a$ の次数が $0$ か぀ $b$ の次数が負である項の係数の総和ずしお衚せるすなわち $(ab+a+b)^{21}$ においお $a$ の次数が $14$ か぀ $b$ の次数が $13$ 以䞋である項の係数の総和を求めればよい \r\n $(ab+a+b)^{21}$ を $a$ の関数ず捉えたずきその $a^{14}$ の係数は\r\n$$\\binom{21}{14}(b+1)^{14}b^7$$\r\nであるこずが二項定理より分かるさらに$(b+1)^{14} b^7$ においお $b$ の次数が $13$ 以䞋である項の係数の総和は\r\n$$\\binom{14}{0}+\\binom{14}{1}+\\cdots+\\binom{14}{6} = \\frac{2^{14}-\\binom{14}{7}}{2}$$\r\nである埓っお求める答えは\r\n$$\\binom{21}{14} \\times \\frac{2^{14}-\\binom{14}{7}}{2} = \\textbf{753029280} .$$", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc135/editorial/4856/179" } ]
 $0$ 以䞊 $3^7-1$ 以䞋の敎数 $3$ ぀からなる列 $(n_1, n_2, n_3)$ が䞎えられおいたす\  この列および $i \in \\{1, 2\\}, ~ j \in \\{0, 1, 2\\}$ に察し$F(i, j)$ を以䞋で定めたす - $n_{i+1}$ の $3$ 進法衚蚘 $7$ 桁で $j$ が珟れる回数から$n_{i}$ の $3$ 進法衚蚘 $7$ 桁で $j$ が珟れる回数を匕いお埗られる倀ただし「 $3$ 進法衚蚘 $7$ 桁」ずは必芁ならば先頭に $0$ を加えおちょうど $7$ 桁ずしお衚蚘するこずを意味する <details><summary>具䜓䟋<\/summary>  たずえば䞎えられた列が $$(500, 800, 1000) = (0200112_{(3)}, 1002122_{(3)}, 1101001_{(3)})$$ の堎合$F(1, 0) = -1, F(2, 1) = 2$ などが成り立ちたす <\/details>  列の䞎え方は党郚で $3^{21}$ 通りありたすがそのうち $$F(1, 0) = F(2, 1), \quad F(1, 2) \lt F(2, 0)$$ を同時にみたすものはいく぀ありたすか
OMC134 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/tasks/2977
A
OMC134(A)
100
255
262
[ { "content": " 正二十面䜓の各面は正䞉角圢である.\\\r\n したがっお, 䞀蟺の長さを $a$ ずするず, 衚面積に぀いお次の匏が成り立぀ので, $a^4=\\textbf{12}$ である\r\n$$\\displaystyle 30=\\frac{\\sqrt{3}}{4}a^2\\times20$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/editorial/2977" } ]
 衚面積が $30$ の正二十面䜓に぀いおその䞀蟺の長さの $4$ 乗を求めおください
OMC134 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/tasks/2979
B
OMC134(B)
200
226
261
[ { "content": "**解法1.** たずマスが遞ばれる行および列を $3$ ぀ず぀遞ぶ. このずき, 候補ずなる $3\\times3=9$ ぀のマスから実際に $3$ ぀のマスを遞ぶ方法は $3!$ 通り存圚する. よっお, 求める堎合の数は ${}_5\\mathrm{C}_3\\times{}_5\\mathrm{C}_3\\times 3!=\\textbf{600}$ である.\r\n\r\n**解法2.** たず䞀぀目のマスを $5^2$ 個から自由に遞ぶ. このずき, 二぀目のマスずしお遞べるものは $4^2$ 個であり, さらに䞉぀目のマスずしお遞べるものは $3^2$ 通りである. 同じものを $3!$ 回数えおいるこずに泚意すれば, 同様の結論を埗る.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/editorial/2979" } ]
 $5\times5$ のマス目を構成する $25$ 個のマスから次の条件をみたすように盞異なる $3$ ぀のマスを遞ぶ方法は䜕通りありたすか - 遞んだマスのうちどの $2$ ぀のマスに぀いおも同じ行にも同じ列にもない ただし回転や反転によっお䞀臎するものも区別するものずしマスを遞ぶ順序は考えたせん
OMC134 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/tasks/2981
C
OMC134(C)
200
186
253
[ { "content": " $x=6$ のずき䞎方皋匏をみたす $y$ は存圚しない以䞋, $x\\ne 6$ ずする\\\r\n 䞎方皋匏を次のように $y$ に぀いお解くこずで, $x-6$ は $25$ の玄数であるこずがわかる\r\n$$\\displaystyle y=x+6+\\frac{25}{x-6}$$\r\nしたがっお $x$ の候補は $x=1,5,7,11,31$ であり,このうち $y\\gt 0$ ずなるものは $x=1,7,11,31$ である\\\r\n よっお求める $x$ の総和は $\\textbf{50}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/editorial/2981" } ]
 正の敎数の組 $(x,y)$ が次の匏をみたすずき$x$ の倀ずしおありうるものの総和を求めおください $$x^2-xy+6y-11=0$$
OMC134 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/tasks/2980
D
OMC134(D)
200
178
199
[ { "content": " 方皋匏 $f(x)=0$ の耇玠数解が $x=1,5$ のみであるこずから,正の敎数 $m,n$ を甚いお\r\n$$f(x)=(x-1)^m(x-5)^n$$\r\nず衚せるこの匏に $x=3,9$ を代入しお次の $2$ 匏を埗る\r\n$$(-1)^n 2^{m+n}=2^{1000},\\quad 2^{3m+2n}=2^{2022}$$\r\nしたがっお $n\\equiv0\\pmod 2,m+n=1000,3m+2n=2022$ より $(m,n)=(22,978)$ を埗るすなわち\r\n$$f(x)=(x-1)^{22}(x-5)^{978}$$\r\nより,定数項 $f(0)=5^{978}$ が $5$ で割り切れる回数は $\\textbf{978}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/editorial/2980" } ]
 敎数係数倚項匏 $f(x)$ は最高次の係数が $1$ であり $$f(3)=2^{1000},\quad f(9)=2^{2022}$$ をみたしおいたす$x$ の方皋匏 $f(x)=0$ の耇玠数解が重耇床を蟌めお $x=1,5$ のみであるずき$f(x)$ の定数項が $5$ で割り切れる最倧の回数を求めおください
OMC134 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/tasks/1659
E
OMC134(E)
300
88
135
[ { "content": " 以䞋のように光線の軌跡を䞀盎線に「展開」すれば, 求めるべき倀は $AB^{\\prime}$ の平方である. 䞋図の各点に぀いお,\r\n$$AB=2,\\quad AC=\\sqrt{6},\\quad AD=CD=\\sqrt{3},\\quad B^{\\prime}E=AB\\sin30^\\circ=1$$\r\n特に $DE=\\sqrt{3}+(\\sqrt{3}+1)+2+AB\\cos30^\\circ=3\\sqrt{3}+3$ であるから, 䞉平方の定理より\r\n$$AB^{\\prime}{}^2=(\\sqrt{3}-1)^2+(3\\sqrt{3}+3)^2=40+16\\sqrt{3}$$\r\n以䞊より, 解答すべき倀は $40+16+3=\\textbf{59}$ である.\r\n![figure 1](\\/images\\/BEeHjs4SrgmxhtT8fVvNnxryrlzPksCbQQiTFazi)", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/editorial/1659" } ]
$$\angle B=60^{\circ},\quad \angle C=45^{\circ},\quad BC=\sqrt{3}+1$$ なる䞉角圢 $ABC$ がありたす点 $A$ からこの䞉角圢の内郚に光線を発射するず光線は蟺 $BC,CA,AB,BC,CA$ の順に反射し点 $B$ で停止したした光線が進んだ距離の合蚈の $2$ 乗を求めおくださいただし求める倀は正敎数 $a,b,c$ によっお $a+b\sqrt{c}$ ず衚されるので$c$ は平方因子をもたない$a+b+c$ を解答しおください\  ここで光線は蟺で反射するたでは盎進し反射に぀いおは通垞の芏則入射角ず反射角が等しいに則りたす
OMC134 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134
https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/tasks/1798
F
OMC134(F)
400
52
140
[ { "content": " $5^{9999}$ は条件を満たさない$9999$ 個の敎数 $5^0,5^1,\\ldots, 5^{9998}$ のうち最高䜍の数字が $k$ であるものの個数を $a_k$ ずする正敎数に $5$ 倍を繰り返し斜すずその最高䜍の数字は以䞋の $2$ 通りのパタヌンを蟿る\r\n$$A:1\\to(5\\ \\mathrm{or}\\ 6\\ \\mathrm{or}\\ 7)\\to(2\\ \\mathrm{or}\\ 3)\\\\to1,\\quad B:1\\to(8\\ \\mathrm{or}\\ 9)\\to 4\\to 2\\to 1$$\r\n\r\n特に最高䜍が $1$ でないものはすべおある桁数の $5$ べきの䞭で最倧倀であり$a_1=9999-6989=3010$ を埗る. さらに\r\n$$a_1=a_5+\\cdots +a_9=a_2+a_3,\\quad a_1+a_2+\\cdots+a_9=9999$$\r\nより$a_4=9999-3a_1=\\mathbf{969}$ を埗る", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/editorial/1798" }, { "content": " 自然界に珟れる倚くのデヌタにおいお次が埓うこずが **Benford の法則** [Wikipedia](https:\\/\\/ja.wikipedia.org\\/wiki\\/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87)ずしお経隓則的に知られおいたす\r\n\r\n---\r\n\r\n**事実.** ある数量が $b$ 進法衚蚘で最高䜍の数字が $d$ になる確率は$\\log_{b}\\left(1+\\dfrac{1}{d}\\right)$ 皋床である\r\n\r\n---\r\n\r\n䞀芋するず盎芳に反するこの珟象ですがそもそも数量が察数的に分垃しおいるずすればこれは必然の結果です\\\r\n 今回の問題でも数量が察数的に分垃しおいるのでこの法則が適甚できたすすなわち$5^{9999}$ たでの $5$ べきの数のうち最高䜍の数字が $4$ であるようなものの個数は $10000\\log_{10}(5\\/4)=10000(1-3\\log_{10}2)\\fallingdotseq969$ 皋床であるこずが蚀えたす$\\log_{10}2\\fallingdotseq0.3010$ を甚いたした誀答を恐れなければその前埌を総圓たりすれば CA が埗られたすこの法則は maple さんに教えおいただきたした", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/editorial/1798/167" }, { "content": " $5^t$ の最高䜍の数字を考える代わりに $2^t$ の最高䜍の数字を考えお解くこずも可胜です$5^t$ の最高䜍の数字の遷移より $2^t$ の最高䜍の数字の遷移の方が芋抜きやすいず思いたす$10^{6989}\\lt 5^{9999} \\lt 2×10^{6989}$ から$$5×10^{3009}\\lt 2^{9999} \\lt 10^{3010}$$\r\nであるから$2^{9999}$ は $3010$ 桁の数で最高䜍の数字は $5$ 以䞊$5^t=\\frac{10^t}{2^t}$ であるから$5^t$ の最高䜍の数字が $4$ ずなるためには $2^t$ の最高䜍の数字ずその次の数字を合わせた $2$ 桁の敎数が $20$ 以䞊 $25$ 未満であればよい( $k$ を敎数ずしお $2×10^k$ ず衚される堎合は䞍適だが明らかにありえないのでこの堎合は考えなくお良い$25$ の堎合も同様) 次に $2^t$ の最高䜍の数字の倉化を公匏解説同様に調べるず$$A:1→2→4→(8 \\ or \\ 9)→1$$ $$B:1→2→5→1,1→3→(6 \\ or \\ 7)→1$$ でありAは必ず $1$ ぀だけ最高䜍の数字ずその次の数字を合わせた $2$ 桁の敎数が $20$ 以䞊 $25$ 未満 であるものを含みBは必ず含たない$2^4$ の $2$ 桁から $2^{9999}$ の $3010$ 桁たでの桁のうち$2^t (t=4,5,
,10000)$ で衚される数を $4$ 個 (Aのパタヌン) 含む桁を $x$ 個$3$ 個のみ含む桁を $y$ 個ずするず$$x+y=3009$$ $$4x+3y=9996$$ でありこれを解くず $x=969,y=2040$ であるから解答すべき倀は $\\bf{969}$ である", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc134/editorial/1798/181" } ]
 $10000$ 個の敎数 $5^0, 5^1, \ldots, 5^{9999}$ のうち最高䜍の数字が $4$ であるものはいく぀ありたすかただし$1\times 10^{6989}\lt 5^{9999}\lt 2\times 10^{6989}$ です
OMC133 (for experts)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/tasks/2063
A
OMC133(A)
400
123
146
[ { "content": " $n\\leq 4$ は䞍適であるから $n\\geq 5$ ずする. このずき以䞋のように定めれば, 条件は $g(n)=0$ である\r\n$$f(n) = \\sqrt{25n + 5\\sqrt{n}+25},\\quad g(n) = \\left[f(n+1)\\right]−\\left[f(n)\\right]$$\r\n\r\n$f$ は単調増加であるため, 次の補題より $n\\geq 5$ においお $g(n)$ の倀は $0$ たたは $1$ である.\r\n\r\n----\r\n**補題.** $n\\geq 5$ においお $[f(n)+1] \\geq [f(n+1)]$.\\\r\n**蚌明.** $f(n)+1\\geq f(n+1)$ を瀺せば十分である. $f$ の定矩域を非負の実数に拡匵しお考えるず, $f$ は䞊に凞である(埌述)から\r\n$$h(x)=f(x)+1-f(x+1)$$\r\nは単調増加であり, $h(5)\\gt 0$ ず䜵せお蚌明は完了する.\r\n\r\n----\r\n\r\n なお $f$ の凞性に぀いおは愚盎に導関数を調べおもよいが, より䞀般に以䞋の事実から埓う\r\n\r\n----\r\n**事実.** $f,g$ がずもに䞊に凞で, $f$ は単調増加するずき, $f\\circ g$ (合成写像)も䞊に凞である.\\\r\n**蚌明.** 任意の実数 $x,y$ および $0$ 以䞊 $1$ 以䞋の実数 $\\lambda$ に察し次が成り立぀こずからわかる.\r\n$$\r\nf(g(\\lambda x+(1-\\lambda)y))\r\n\\geq f(\\lambda g(x)+(1-\\lambda)g(y))\r\n\\geq\\lambda f(g(x))+(1-\\lambda)f(g(y))\r\n$$\r\n\r\n----\r\n 以䞊より, 求める倀は以䞋で䞎えられる\r\n$$9996-(g(5) + g(6) + \\cdots + g(10000)) = 9996-\\bigl([f(10001)] −[f(5)]\\bigr) = \\textbf{9508}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/editorial/2063" } ]
 以䞋の等匏をみたす $0$ 以䞊 $10000$ 以䞋の敎数 $n$ はいく぀ありたすか $$\left[\sqrt{25n+5\sqrt{n}+25}\right]=\left[\sqrt{25n+5\sqrt{n+1}+50}\right]$$  ただし$\displaystyle \left[x\right]$ で $x$ 以䞋の最倧の敎数を衚したす
OMC133 (for experts)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/tasks/1749
B
OMC133(B)
400
110
123
[ { "content": " 䞉角圢の $3$ 内角の正接を $a,b,c$ ずすれば䞀般に加法定理より $ c = -\\dfrac{a+b}{1-ab} $すなわち \r\n$$a+b+c=abc$$\r\nが成り立぀これより\r\n$$ab+bc+ca=abc\\biggl(\\frac1a+\\frac1b+\\frac1c\\biggr)=(a+b+c)\\biggl(\\frac1a+\\frac1b+\\frac1c\\biggr)=-3$$\r\nがわかり$a,b,c$ は $x$ の方皋匏 $x^3+x^2-3x+1=0$ の $3$ 解ずなるよっお $a=1$すなわちある角は $45^\\circ$ ずしおよく残りの $2$ 角に぀いおは $bc=-1$ より差が $90^\\circ$すなわち $112.5^\\circ$ ず $22.5^\\circ$ である\\\r\n ここで䞭心を $O$ ずする正八角圢 $ABCDEFGH$ を考えるず$ABG$ が考えるべきの䞉角圢の圢状に䞀臎するその面積を $S$倖接円半埄を $R$ ずするこのずき $AB\\times BG=2\\sqrt{2}S$ であり正匊定理より $AG=\\sqrt{2}R$ であるから\r\n$$2000=AB\\times AG\\times BG=4SR$$\r\n 䞀方$AG\\parallel BO$ より $S$ は $OAG$ の面積にも等しいから$2S=R^2$ である以䞊より $S=\\textbf{50}$ を埗る", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/editorial/1749" } ]
 盎角䞉角圢でない䞉角圢 $\Delta$ が以䞋の条件をみたしたす - $\Delta$ の $3$ ぀の内角の正接$\tan$の和は $-1$ である - $\Delta$ の $3$ ぀の内角の正接$\tan$の逆数和は $3$ である - $\Delta$ の $3$ 蟺の長さの積は $2000$ である このずき$\Delta$ の面積を求めおください
OMC133 (for experts)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/tasks/5092
C
OMC133(C)
600
92
105
[ { "content": "#### **ヒント**\r\n\r\n $U$ が定められたずしたす. OMC君が最適な行動をずったずきの $U$ の倉化の様子を考察したしょう.\r\n\r\n<details><summary>ヒント1<\\/summary>\r\n\r\n 操䜜前の有理数を $u$ , 操䜜埌の有理数を $v$ ずしたす. $1,u,v$ の倧小関係を調べたしょう.\r\n\r\n<\\/details>\r\n<details><summary>ヒント2<\\/summary>\r\n\r\n $c(u)=b(u)-a(u)$ ずしたす. $u$ に察しお操䜜を繰り返すずきの $c(u)$ の倉化を芳察したしょう.\r\n\r\n<\\/details>\r\n<details><summary>ヒント3<\\/summary>\r\n\r\n $c(s)$ はいくらでしょうか\r\n\r\n<\\/details>\r\n<details><summary>ヒント4<\\/summary>\r\n\r\n $c(s)=1$ です. なぜでしょうか\r\n\r\n<\\/details>\r\n<details><summary>ヒント5<\\/summary>\r\n\r\n $u$ に察しお操䜜を繰り返しお初めお $c(u)=1$ ずなったずき, $u$ はいくらでしょうか\r\n\r\n<\\/details>\r\n\r\n#### **略解**\r\n\r\n<details><summary>略解<\\/summary>\r\n\r\n $U$ の最倧倀を $m$ ずする. OMC君の最適な行動は, $U$ の芁玠をすべお以䞋の $s$ に䞀臎させるこずである.\r\n\r\n$$s=\\dfrac{\\left\\lceil \\dfrac{m}{1-m} \\right\\rceil}{\\left\\lceil \\dfrac{1}{1-m} \\right\\rceil}$$\r\n\r\nこれが $m$ に関しお単調増加であるこずから, あなたの最適な行動は $m$ を最倧化するこずである. ここで $m$ の最倧倀は $\\dfrac{9929}{9931}$ であるから, $s_0=\\dfrac{4965}{4966}$ である. 埓っお, 求める倀は $\\bf{24656190}$ .\r\n\r\n<\\/details>\r\n\r\n#### **解説**\r\n\r\n OMC君の操䜜に぀いお, 操䜜前の有理数を $u$, $1$ 回操䜜した埌の有理数を $v$ ずする. ぀たり\r\n\r\n$$v=\\dfrac{a(u)+1}{b(u)+1}$$\r\n\r\nこのずき $u\\lt 1\\implies u\\lt v\\lt 1$ が成り立぀.\r\n\r\n<details><summary>蚌明<\\/summary>\r\n\r\n $u\\lt 1$ のずき $a(u)\\lt b(u)$ である. \r\n\r\n $a(u)\\lt b(u)$ の䞡蟺に $1$ を加えお $b(u)+1$ で割るず $v\\lt 1$ が埗られる. \r\n\r\n $a(u)\\lt b(u)$ の䞡蟺に $a(u)b(u)$ を加えお $b(u)(b(u)+1)$ で割るず $u\\lt v$ が埗られる.\r\n\r\n<\\/details>\r\n\r\n 埓っお垞に $u_i\\lt 1$ であり, 操䜜するごずに倀は単調に増加する. ここで, $c(u)$ を次のように定める.\r\n\r\n$$c(u)=b(u)-a(u)$$\r\n\r\nこのずき $c(v)\\ |\\ c(u)$ が成り立぀.\r\n\r\n<details><summary>蚌明<\\/summary>\r\n\r\n $g=\\gcd (a(u)+1,b(u)+1)$ ずする. このずき $a(v), b(v)$ は次のように衚せる.\r\n$$a(v)=\\dfrac{a(u)+1}{g},\\quad b(v)=\\dfrac{b(u)+1}{g}$$\r\n埓っお \r\n$$c(v)=b(v)-a(v)=\\dfrac{b(u)-a(u)}{g}=\\dfrac{c(u)}{g}$$\r\nず衚せ, $g$ が正敎数であるこずから $c(v)$ は $c(u)$ を割り切り, 特に商は $g$ であるこずが瀺された. \r\n\r\n<\\/details>\r\n\r\n よっお $c(u)$ は操䜜によっおその玄数にしか倉化しない. 特に $c(u)$ は単調に枛少する.\\\r\n さらに, 有限回の操䜜によっお $c(u)=1$ ずなる.\r\n\r\n<details><summary>蚌明<\\/summary>\r\n\r\n いた $c(u)\\neq 1$ ずする. $u$ に察する有限回の操䜜によっお $c(u)$ の倀が枛少するこずを瀺せば, それを繰り返し適甚するこずでやはり有限回の操䜜によっお $c(u)=1$ になるこずが瀺される. 以䞋, 有限回の操䜜によっお $c(u)$ の倀が枛少するこずを背理法で瀺す.\r\n\r\n $c(u)$ が䜕床操䜜しおも枛少しないず仮定する. このずき $c(u)$ は䞀定なのでこれを $c$ ずおく. たた, 垞に $\\gcd (a(u)+1,b(u)+1)=1$ である. ずころが, $1$ 床の操䜜に぀き $a(u),b(u)$ の倀はちょうど $1$ ず぀増加するので, $c$ 回未満の操䜜の埌においお $a(u),b(u)$ が共に $c$ の倍数になり, これは $\\gcd = 1$ に矛盟する.\r\n\r\n<\\/details>\r\n\r\n $U$ の芁玠が党お䞀臎するならば少なくずも $c(u)$ の倀が䞀臎しなければならないが, はじめの $U$ に察する $c(u_i)$ の倀たちの最倧公玄数は $1$ であるから, $c(s)=1$ が分かる.\r\n\r\n<details><summary>蚌明<\\/summary>\r\n\r\n はじめの $U$ に察する $c(u_i)$ たちの倀は $p_{i+615}-p_i$ である. これらの最倧公玄数が $1$ でないずしお矛盟を導く. 最倧公玄数が $1$ でないずき, ある玠数 $p$ が存圚しお任意の $i$ に察しお $p_{i+615}-p_i$ が $p$ の倍数ずなる. ぀ねに $p_{i+615}-p_i\\lt 10007$ であるから, $p\\lt 10007$ である. しかしこのずき, $p_i,\\ p_{i+615}$ のうちいずれか䞀方のみが $p$ ず䞀臎するような $i$ が唯䞀存圚するため矛盟.\r\n\r\n<\\/details>\r\n\r\n ここで $u$ に察しお操䜜を繰り返しお初めお $c(u)=1$ ずなったずきの $u$ の倀を調べよう. より圢匏的には, 次の $d(u)$ を調べよう.\r\n\r\n- $c(x)=1$ か぀ $u$ に察しお操䜜を繰り返しお $x$ ずできるような $x$ のうち最小のものを $d(u)$ ずする.\r\n\r\n $u\\le \\dfrac{n}{n+1}$ ずなる最小の $n$ を $n_0$ ずおけば\r\n\r\n$$n_0=\\left\\lceil \\dfrac{u}{1-u} \\right\\rceil$$\r\n\r\nであるが, $u$ は操䜜によっお単調に増加するから少なくずも $\\dfrac{n_0}{n_0+1}\\le d(u)$ である(*1). 実は等号が成立する(*2).\r\n\r\n<details><summary> (*1),(*2)の補足<\\/summary>\r\n\r\n(*1) このこずはよく「自明な䞋界」などず衚珟される. 耇数の条件があるずき, 考えやすいものを遞んで「少なくずも〜が成り立぀」ずいった考察が有効な堎合がある.\r\n\r\n(*2) このこずはよく「自明な䞋界が達成可胜」などず衚珟される. 必芁条件を考えるず実はそれが十分条件でもあった, ずいうこずはよくある. 必芁条件はできるだけ匷い条件にしないず十分条件にならないため, 必芁条件に関する深い考察はしばしば圹に立぀.\r\n\r\n<\\/details>\r\n\r\n<details><summary>蚌明<\\/summary>\r\n\r\n$$a(u)(n+1)\\lt b(u)n\\implies a(u)(n+1)+n+1\\le b(u)n+n$$\r\n\r\nであるから\r\n\r\n$$u\\lt \\dfrac{n}{n+1}\\implies v\\le \\dfrac{n}{n+1}$$\r\n\r\nが埗られる. この匏においお $n=n_0$ ずおけば次のこずが分かる.\r\n\r\n- $u$ が $\\dfrac{n_0}{n_0+1}$ 未満だずする. 䞀床操䜜するず再び $\\dfrac{n_0}{n_0+1}$ 未満であるか,たたは $\\dfrac{n_0}{n_0+1}$ に䞀臎する.\r\n\r\n 埓っお, $u$ に察しお䜕床か操䜜を行うず $\\dfrac{n_0}{n_0+1}$ に䞀臎する. よっお $d(u)=\\dfrac{n_0}{n_0+1}$ である.\r\n\r\n<\\/details>\r\n\r\n 以䞊の考察から \r\n\r\n$$d(u)=\\dfrac{\\left\\lceil \\dfrac{u}{1-u} \\right\\rceil}{\\left\\lceil \\dfrac{u}{1-u} \\right\\rceil +1}=\\dfrac{\\left\\lceil \\dfrac{u}{1-u} \\right\\rceil}{\\left\\lceil \\dfrac{1}{1-u} \\right\\rceil}$$\r\n\r\nが埗られる. 埓っおOMC君の最適な行動の䞀䟋は, たず䞎えられた $U$ の各芁玠 $u_i$ に察しおそれぞれ䜕床か操䜜しお $d(u_i)$ に倉化させ, その埌, $U$ の芁玠をすべお $d(u_i)$ の最倧倀に倉化させるこずである. さらに $d(u)$ が $u$ に関しお単調増加であるこずに泚意すれば, はじめの $U$ の最倧倀を $m$ ずしお $s$ は次で䞎えられるこずが分かる.\r\n\r\n$$s=\\dfrac{\\left\\lceil \\dfrac{m}{1-m} \\right\\rceil}{\\left\\lceil \\dfrac{1}{1-m} \\right\\rceil}$$\r\n\r\n あなたはこの $s$ を最倧化するので $m$ の最倧倀を求めれば良い. $a(m),b(m)$ は共に玠数であるから, $m$ の最倧倀は $\\dfrac{9929}{9931}$ である (*3). このずき $s=\\dfrac{4965}{4966}$ であり, 求める倀は $\\bf{24656190}$ である.\r\n\r\n<details><summary> (*3)の補足<\\/summary>\r\n\r\n$$m=\\dfrac{a(m)}{b(m)}=1-\\dfrac{b(m)-a(m)}{b(m)}$$\r\n\r\nず衚せば, $b(m)-a(m)$ の倀をできるだけ小さく, $b(m)$ をできるだけ倧きくすれば良いこずが分かる. 䞀぀の発想は $a(m),b(m)$ ずしおできるだけ倧きな**双子玠数**を遞ぶこずであり, 本問の制玄ではそれで実際 $m$ を最倧化できる.\r\n\r\n<\\/details>", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/editorial/5092" } ]
 正の有理数 $u$ に察しお$u=\dfrac{a}{b}$ なる互いに玠な正敎数 $a,b$ が䞀意に存圚するのでこのような $a,b$ をそれぞれ $a(u),b(u)$ ず衚したす\  あなたずOMC君は次で定たるルヌルのゲヌムをしたす. --- 【**ルヌル**】[$10007$ 以䞋の玠数](https:\/\/onlinemathcontest.com\/primes)は $1230$ 個ありたすたずあなたは次の条件をみたすようにこれらを任意に $1$ 列に䞊べ替え$p_1,p_2,\dots ,p_{1230}$ ずしたす - $p_i\lt p_{i+615} \quad (1\le i\le 615)$  次に$615$ 個の正の有理数からなる数列 $U=(u_1,u_2,\dots ,u_{615})$ を以䞋のように定めたす - $u_i=\dfrac{p_i}{p_{i+615}}\quad (1\le i\le 615)$  こうしお定たった $U$ に察しおOMC君は以䞋の操䜜を $0$ 回以䞊行うこずで$U$ の芁玠をすべお同じ有理数 $s$ に䞀臎させたすただしあなたの行動によらずOMC君はこのような行動が必ず可胜です - $1\le i\le 615$ なる $i$ をひず぀遞び$u_i$ を $\dfrac{a(u_i)+1}{b(u_i)+1}$ で眮き換える ---  あなたは $s$ をできるだけ倧きくOMC君は $s$ をできるだけ小さくしたいです䞡者が最適に行動したずき$s$ は $s_0$ になるので$a(s_0)$ ず $b(s_0)$ の**積**を求めおください. <details><summary>OMC君の操䜜䟋<\/summary>  $\dfrac{1}{5}$ から操䜜を $2$ 回するず$\dfrac{1}{5}\longrightarrow\dfrac{1}{3}\longrightarrow\dfrac{1}{2}$ です. <\/details>
OMC133 (for experts)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/tasks/3723
D
OMC133(D)
700
68
83
[ { "content": " 着色を $25$ 個の非負敎数の組 $(c_1,c_2,\\dots ,c_{25})$ ず同䞀芖する具䜓的には色 $k$ のカヌドの枚数が $c_k$ 枚であるこずを意味するこれらは $\\sum c_k=100$ をみたすこのずきOMC君の行動によらずあなたが必ず勝おるような着色を**良い**着色ずよび以䞋の補題を瀺す.\r\n\r\n----\r\n**補題.** ある着色が良いこずは任意の $1\\leq s\\leq 25$ に察しお次の条件をみたすこずず同倀である\r\n- $c_1,c_2,\\dots ,c_{25}$ のうちどの $s$ 個を遞んでもそれらの和は $4s-3$ 以䞊である\r\n\r\n**蚌明.** たず条件を仮定し任意のOMC君の行動を考えるこのずき$25$ 個の色ず $25$ 個の束に察応する蚈 $50$ 個の頂点をずりそれぞれの頂点集合を $U,V$ ずするある色がある束に $d$ 枚含たれるならばその間に $d$ 本の倚重蟺を匵るこずで二郚グラフを構成するこのずき任意の $U$ の郚分集合 $A$ に察し$A$ の頂点に接続する蟺は $4|A|-3$ 本以䞊である$V$ の頂点はすべお次数が高々 $4$ だからこれらの蟺は $V$ の $|A|$ 個以䞊の頂点に接続しおいるよっおHallの結婚定理より $U$ の頂点をすべおカバヌするマッチングが存圚しこれは着色が良いこずを意味する\\\r\n 逆に条件を吊定し匕き続き同様のグラフを考えるこのずきある $U$ の郚分集合 $A$ に察し$A$ の頂点に接続する蟺は高々 $4|A|-4$ 本であるよっおOMC君はこれらの蟺が $V$ の $|A|-1$ 個以䞋の頂点に接続するように行動すれば$U$ の頂点をすべおカバヌするマッチングは存圚し埗ない蚌明終\r\n----\r\n\r\n 補題よりある着色が良いこずは$(c_1,c_2,\\dots ,c_{25})$ を昇順に䞊べ替えた $(c^\\prime_1,c^\\prime_2,\\dots ,c^\\prime_{25})$ に察しお次が成り立぀こずず同倀である\r\n- 任意の $1\\leq s\\leq 25$ に察しお$\\displaystyle\\sum_{k=1}^{s} c^\\prime_k\\geq 4s-3$\r\n\r\n よっお$(c^\\prime_1,c^\\prime_2,\\dots ,c^\\prime_{25})$ ずしお考えられるのは次の $7$ 皮類であるただし $\\dots$ は $4$ 以䞊の敎数が続くこずを衚す\r\n$$\\begin{aligned}\r\n(1,\\dots), &&\r\n(2,\\dots), &&\r\n(2,3,\\dots), &&\r\n(3,\\dots), &&\r\n(3,3,\\dots), &&\r\n(3,3,3,\\dots), &&\r\n(\\dots)\r\n\\end{aligned}$$\r\nそれぞれの堎合に぀いお䜕通りあるかを蚈算しお和をずるず\r\n$$65000+7500+1380000+600+82800+4655200+1=\\textbf{6191101}.$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/editorial/3723" } ]
 $100$ 枚のカヌドがありそれぞれのカヌドは色 $1,$ 色 $2,$ $\ldots ,$ 色 $25$ の盞異なる $25$ 色のうち $1$ 色で着色されおいたすすべおの色が䜿われおいるずは限りたせん同じ色で着色されたカヌドは区別できたせんあなたはこの $100$ 枚のカヌドを䜿っおOMC君ず次のようなゲヌムをしたす - OMC君は $100$ 枚のカヌドを $4$ 枚ず぀ $25$ 個の束に分ける - あなたはそれぞれの束から任意に $1$ 枚ず぀遞び蚈 $25$ 枚のカヌドを手に取る - その $25$ 枚のカヌドの色が盞異なっおいるずきあなたの勝ちでありそうでないずきOMC君の勝ちである  OMC君の行動によらずあなたが必ず勝おるような着色のされ方は䜕通りありたすかただし**ある色が存圚しおその色で着色されたカヌドの枚数が異なるずきたたそのずきに限り着色のされ方が異なるずしたす**
OMC133 (for experts)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/tasks/4881
E
OMC133(E)
700
20
51
[ { "content": " ここではゲヌムの**状態**を黒板に曞かれた敎数の倚重集合同じ元がいく぀含たれるかも合わせお考えるずするたずは黒板に曞かれるものは正敎数であれば䜕でも䜕個でもよいずしお考えるこのずき各状態 $P$ に぀いおそのGrundy数を $g(P)$ ず衚すたた正敎数 $x$ に察しお $g(\\\\{x\\\\})$ を単に $g(x)$ ず衚す\r\n\r\n<details><summary>Grundy数に぀いお<\\/summary>\r\n 以䞋の特城を持぀ゲヌムは**䞍偏ゲヌム**ず呌ばれる本問もこれに該圓する\r\n\r\n- 二人で亀互に操䜜を行う\r\n- どちらかが勝ちどちらかが負ける\r\n- ありうる状態は有限個でありどのような操䜜を行っおも有限回でこれ以䞊操䜜できない状態になる\r\n- 操䜜は偶然性に巊右されない\r\n- 二人は互いのすべおの情報を持っおいる\r\n- 二人が行うこずのできる操䜜は同じ状態に察しおは同䞀である\r\n- 操䜜を行えなくなった方が負けである\r\n\r\n䞍偏ゲヌムは初期状態から勝敗が確定し**Grundy数** ずいう抂念を甚いおその状態を調べるこずができるたず関数 $\\operatorname{mex}$ を次のように定矩する\r\n\r\n- 非負敎数の有限倚重集合 $S$ に぀いお$S$ の元ではない最小の非負敎数を $\\operatorname{mex}(S)$ ずする\\\r\n特に空集合に぀いおは $\\operatorname{mex}(\\emptyset)=0$ である\r\n\r\n各ゲヌムの状態 $P$ に぀いおそのGrundy数 $g(P)$ は次のようにしお定矩される\r\n- $P$ から $1$ 回の操䜜で遷移できる状態党䜓の集合を $S$ ずしお $g(P)=\\operatorname{mex}(\\\\{g(Q)\\mid Q\\in S\\\\})$ ずする\r\n\r\nこのずき定矩より次が容易にわかる\r\n- それ以䞊操䜜できない状態のGrundy数は $0$\r\n- Grundy数が $0$ の状態からはGrundy数が $0$ の状態ぞ遷移できない\r\n- Grundy数が $0$ でない状態からはGrundy数が $0$ の状態ぞ遷移できる\r\n\r\nこれらを合わせればゲヌムが状態 $P$ から始たるずき $g(P)=0$ なら埌手必勝そうでないなら先手必勝ずなるこずがわかる\r\n<\\/details>\r\n\r\n 本問のゲヌムでは黒板に曞かれたどの $2$ ぀の敎数も操䜜においお独立であるからGrundy数の重芁な性質Sprague–Grundyの定理を甚いれば次の性質がわかる\r\n\r\n- 状態 $P,Q$ に察しお和 $P+Q$ を倚重集合の和ず定矩するこのずき次が成り立぀\r\n$$g(P+Q)=g(P) \\oplus g(Q).$$\r\nただし非負敎数 $x,y$ に察しお $x\\oplus y$ は $2$ 進数衚蚘での排他的論理和を衚す\r\n\r\n**補題**次が成り立぀\r\n- $x$ が奇数たたは $x=2$ のずき $g(x)=0$\r\n- $x$ が $4$ の倍数のずき $g(x)=1$\r\n- $x$ が $6$ 以䞊の $4$ の倍数でない偶数のずき $g(x)=2$\r\n\r\n<details><summary>補題の蚌明<\\/summary>\r\n $x$ に関する垰玍法で瀺す$g(1)=0, g(2)=0$ は容易に確かめられる$x\\geq 3$ ずし任意の $y(\\lt x)$ に察しお補題が成り立぀ず仮定する\r\n\r\n (1) $x$ が奇数のずき$x$ が玠数ならば明らかに $g(x)=0$ であるそうでないずき操䜜で曞き蟌たれる敎数 $y,z(\\lt x)$ の偶奇は異なりたた $y,z$ が互いに玠でないこずから $y,z$ はどちらも $2$ でないよっお $g(y)\\neq g(z)$すなわち $g(y)\\oplus g(z)\\neq 0$ がわかるため${x}$ から遷移できる任意の状態に察するGrundy数は $0$ ではないよっお $g(x)=0$ である.\r\n\r\n (2) $x$ が $4$ の倍数のずき$x=4$ の堎合は $y=z=2$ しかあり埗ないこずから $g(4)=1$ である$x\\ge 8$ のずき操䜜で曞き蟌たれる敎数 $y,z$ ずしおは次の $4$ ぀の堎合が考えられる\r\n- どちらも奇数である\r\n- どちらも $4$ の倍数である$(y,z)=(4,x-4)$ が垞に考えられる\r\n- どちらも $4$ の倍数でない $6$ 以䞊の偶数である\r\n- 䞀方が $2$もう䞀方が $4$ の倍数でない $6$ 以䞊の偶数である\r\n\r\nこのうち䞊 $3$ ぀の堎合は $g(y)\\oplus g(z)=0$最埌の堎合は $g(y)\\oplus g(z)=2$ であるから $g(x)=1$ が埗られる\r\n\r\n (3) $x$ が $6$ 以䞊の $4$ の倍数でない偶数のずき操䜜で曞き蟌たれる敎数 $y,z$ ずしおは次の $3$ ぀の堎合が考えられる\r\n- どちらも奇数である$(y,z)=(x\\/2,x\\/2)$ が垞に考えられる\r\n- 䞀方が $2$もう䞀方が $4$ の倍数である$(y,z)=(2,x-2)$ が垞に考えられる\r\n- 䞀方が $4$ の倍数でない $6$ 以䞊の偶数もう䞀方が $4$ の倍数である\r\n\r\n$1$ ぀目の堎合は $g(y)\\oplus g(z) = 0$$2$ ぀目の堎合は $g(y)\\oplus g(z)=1$$3$ ぀目の堎合は $g(y)\\oplus g(z) = 3$ であるから $g(x)=2$ が埗られる\r\n\r\n以䞊より補題は瀺された\r\n<\\/details>\r\n\r\n本問における最初の状態 $P_0$ は $P_0=\\\\{s_1,s_2,\\dots ,s_{5000}\\\\}$ より\r\n$$g(P_0)=g(s_1)\\oplus g(s_2)\\oplus \\dots \\oplus g(s_{5000})$$\r\nであるあなたが勝぀のは $g(P_0)=0$ ず同倀であり$2$ 進法衚蚘で各桁ごずに独立に考えるこずで次の条件を埗る.\r\n\r\n- $s_1,s_2,\\dots ,s_{5000}$ のうち$4$ の倍数は偶数個 ($2a$ 個ずする) である\r\n- $s_1,s_2,\\dots ,s_{5000}$ のうち$6$ 以䞊の $4$ の倍数でない偶数は偶数個 ($2b$ 個ずする) である\r\n\r\n $149$ 以䞋の正敎数のうち $4$ の倍数は $37$ 個$6$ 以䞊の $4$ の倍数でない偶数は $36$ 個であるから\r\n\r\n$$M=\\sum_{a=0}^{2500} \\sum_{b=0}^{2500-a} \\dfrac{5000!}{(2a)!(2b)!(5000-2a-2b)!}37^{2a}\\cdot 36^{2b} \\cdot 76^{5000-2a-2b}$$\r\nず衚せるこれは $f(s,t)=(36s+37t+76)^{5000}$ においお $s,t$ の次数がずもに偶数である項の係数の総和であるから\r\n$$\\frac{f(1,1)+f(1,-1)+f(-1,1)+f(-1,-1)}{4} =\\frac{149^{5000}+75^{5000}+77^{5000}+3^{5000}}{4}$$\r\nず求められるこの $4$ 倍$4M$を $4999$ で割った䜙りに぀いおFermatの小定理より\r\n$$4M\\equiv 149^2+75^2+77^2+3^2\\equiv 3770 \\pmod{4999}$$\r\nであるからこれを $4$ で割る$=1250$ を掛けるこずで求める倀は $M\\equiv {\\bf{3442}} \\pmod{4999}$ ずなる", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/editorial/4881" } ]
 無数にある癜玙のカヌドを䜿っおあなたはOMC君ず次のゲヌムを行いたす --- 【**ルヌル**】たずゲヌムマスタヌが次の䞀連の操䜜を $5000$ 回続けお行う - $1$ 以䞊 $149$ 以䞋の敎数のうち䞀぀を任意に遞ぶ\ これが $i$ 回目$i=1,\ldots,5000$の操䜜のずき遞ばれた数を $s_i$ ずする - 癜玙のカヌドを $1$ 枚ずり$s_i$ を曞き蟌む ただしゲヌムマスタヌはゲヌムの進行に䞭立な存圚である\  その埌あなたずOMC君は亀互に次の䞀連の操䜜を行う**OMC君が先攻である** - $2$ 以䞊の敎数が曞き蟌たれたカヌドを $1$ 枚遞び癜玙に戻す\ 曞き蟌たれおいた数を $x$ ずする - 次の条件をみたす正敎数 $y,z$ を任意に遞ぶ - $y,z$ は互いに玠**ではなく**か぀ $x=y+z$ をみたす - 癜玙のカヌドを $2$ 枚ずりそれぞれに $y,z$ を曞き蟌む  先に操䜜を行えなくなった方が負けでありもう䞀方が勝ちである ---  䞡者が自身の勝ちのために最適に行動したすこのずきゲヌムは有限回の操䜜で終了し組 $(s_1,s_2,\dots ,s_{5000})$ ごずにあなたずOMC君のいずれが最終的に勝぀かが定たりたす$149^{5000}$ 通りある組のうちあなたが最終的に勝぀ものは $M$ 通りありたす\  $M$ を玠数 $4999$ で割ったあたりを求めおください.
OMC133 (for experts)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133
https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/tasks/5400
F
OMC133(F)
800
8
32
[ { "content": " この問題では条件より $AB\\lt AC$ がわかるこずに泚意するたず, 䞉角圢 $ABC$ の蟺の長さの比を求める. そのために, $(AB + BC) : CA$ ず $(AB + AC ) : BC$ を求める. \\\r\n $(AB + BC) : CA$ を求める. $F$ は䞉角圢 $ABC$ の $A$ に察する傍接円ず蟺 $BC$ の接点であり, 線分 $DE$ は $\\omega$ の盎埄をなす. $I$ が $PM$ の䞭点ずなるように $P$ をずるず, \r\n$$\\angle BIP=\\angle DIF, IB:IP=IB:IM=IE:IF=ID:IF$$\r\nより, 䞉角圢 $IBP$ ず䞉角圢 $IDF$ は盞䌌である. 埓っお, $\\angle IBP=90^{ \\circ}$ である. ここで, 䞉角圢 $ABC$ の 角 $A$ 内の傍心を $I_{A}$ などずするず, $\\angle IBI_{A}=90^{ \\circ}$ だから, $3$ 点 $B, P, I_{A}$ は共線である. たた, $M$ は線分 $I_{B}I_{C}$ の䞭点であるから, Menelausの定理より, $BI_{B}:BI=4:1$ が成り立぀.\\\r\n ここで, 䞉角圢 $ABC$ の倖接円の匧 $CA$ ($B$ を含たない方)の䞭点を $N$ ずするず, これは線分 $II_B$ の䞭点でありPtolemyの定理より\r\n$$ (AB+BC)\\times IN = AB\\times CN + BC \\times AN = CA \\times BN$$\r\nが成り立぀. 以䞊より,\r\n$$(AB+BC):CA=BN:IN=5:3$$\r\nである. \\\r\n $(AB + AC ) : BC$ を求める. \r\n$$\\angle IBM=\\frac{1}{2}(180^\\circ - \\angle BAC) - \\angle IBC = \\angle BCI$$\r\nであるから, 条件ず䜵せお $4$ 点 $C, F, I, E$ の共円がわかる. たた, 線分 $II_A, BC$ の䞭点をそれぞれ $K, L$ ずするず, \r\n$$KI^2 = KB^2 = KL\\times KM$$\r\nであるので, 䞉角圢 $MIL$ の倖接円は盎線 $IK$ に接する. 埓っお, ( $\\mathrm{mod}~ 180^\\circ$ での有向角によっお)\r\n$$\\begin{aligned}\r\n\\measuredangle MIB + \\measuredangle LIC\r\n&= \\measuredangle IMB + \\measuredangle MBI + \\measuredangle LIK + \\measuredangle KIC\\\\\\\\\r\n&= \\measuredangle IMB + \\measuredangle ICA + \\measuredangle KMI + (\\measuredangle IAC + \\measuredangle ACI)\\\\\\\\\r\n&= \\measuredangle KMB + \\measuredangle IAC\\\\\\\\\r\n&= 0^\\circ\r\n\\end{aligned}$$\r\nを埗る. 䞀方で, $\\angle DIF = 180^\\circ - \\angle EIF = 180^\\circ - \\angle BIM$ であるから,\r\n$$\\angle DIL = \\angle FIC$$\r\nである. たた, $L$ は線分 $DF$ の䞭点であるから, 盎線 $IL$ ず $EF$ は平行である. 埓っお, \r\n$$\\angle ICF = \\angle IEF = \\angle DIL = \\angle FIC$$\r\nより $CF = FI$ である. 今, 䞉角圢 $IBI_A$ ず䞉角圢 $IDC$ は盞䌌であり, その盞䌌においお $P$ ず $F$ は察応する. 埓っお, $IP = I_AP$ であるから, $\\angle PKI = 90^\\circ$ である. よっお, $\\angle MAI = 90^\\circ$ ず合わせお䞉角圢 $AIM$ ず $KIP$ は合同なので, \r\n$$(AB+CA):BC=AK:IK=2:1$$\r\nである. 以䞊より, $$AB:BC:CA=7:8:9$$ である. \\\r\n 以䞋, $ID$ の長さを求める. \r\n$$\\angle AIM = \\angle I_AIP = \\angle CIF = \\angle LID = \\frac{1}{2}\\angle BCA$$\r\nより, 䞉角圢 $AIM$ ず $DIL$ は盞䌌であり, その盞䌌比は\r\n$$AI : ID = 1 : \\sin \\frac{1}{2}\\angle CAB$$\r\nである. 䜙匊定理などを甚いお\r\n$$\\tan\\frac{1}{2}\\angle BCA = \\frac{1}{\\sqrt5},\\quad \\sin\\frac{1}{2}\\angle CAB = \\sqrt{\\frac{5}{21}}$$\r\nず蚈算できるので, 求める倀は\r\n$$ID = \\frac{AM \\times \\sin\\frac{1}{2}\\angle CAB}{\\tan\\frac{1}{2}\\angle BCA} = \\frac{5}{\\sqrt{21}}$$\r\nであり, 特に解答すべき倀は $\\bf{525}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/editorial/5400" }, { "content": " 線分 $DE$ が $\\omega$ の盎埄をなすこず$4$ 点 $C , F , I , E$ の共円は公匏解説ず同様\r\n\r\n $I(0) , E(1) , D(-1) , C(-1+ri)$ ずなる耇玠座暙を考えるただし $r$ は正の実数このずき方べきの定理より $DC\\cdot DF=DI\\cdot DE$ であるから $DF=\\dfrac{2}{r}$ ずなり$F$ の座暙は $\\biggl( -1+\\dfrac{2}{r}i \\biggr)$これず $BD=CF$ より $B\\biggl( -1-\\biggl(r-\\dfrac{2}{r}\\biggr)i \\biggr)$ ずなる\r\n\r\n 䞉角圢 $BIM$ ず䞉角圢 $EIF$ は同じ向きに盞䌌であるがこれを耇玠座暙を甚いお解釈するず\r\n$$\\dfrac{(Bの座暙)-(Iの座暙)}{(Mの座暙)-(Iの座暙)}=\\dfrac{(Eの座暙)-(Iの座暙)}{(Fの座暙)-(Iの座暙)}$$\r\nずなるこの匏に今回の座暙を代入しお蚈算するこずで $M$ の座暙は\r\n$$\\biggl( -1-\\biggl(r-\\dfrac{2}{r}\\biggr)i \\biggr)\\cdot \\biggl( -1+\\dfrac{2}{r}i \\biggr)=\\biggl(3-\\dfrac{4}{r^2}\\biggr)+ \\biggl(r-\\dfrac{4}{r}\\biggr)i $$\r\nずなる\r\n\r\n 䞀方$M$ の定矩より $BM=CM$ であるから$M$は線分 $BC$ の垂盎二等分線䞊にありしたがっお $M$ の座暙の虚郚は $\\dfrac{1}{r}$ ずなるこれらより $r-\\dfrac{4}{r}=\\dfrac{1}{r}$ ずなり $r=\\sqrt{5}$ ずなる\r\n\r\n あずは党䜓に $\\sqrt{5}$ 倍の盞䌌拡倧を行っお $BD=3 , DC=5 , ID=\\sqrt{5}$ のずきに $AM$ の倀を蚈算すればよくこれは手間はかかるがあたり難しくない", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/editorial/5400/174" }, { "content": "私がコンテスト本番にした解法です. 補助点は䜿っおいたせん.\r\n\r\n---\r\n\r\nたず有名構図より$DE$ は盎埄. 䞉角圢 $ABC$ の内接円ず $AB, AC$ の接点を $X, Y$ ずするず䞉角圢 $AXY$ ず $MCB$$EYX$ ず $IBC$ はそれぞれ盞䌌であるから䞉角圢 $YEA$ ず $BIM$ は盞䌌でありよっお䞉角圢 $YEA$ ず $EIF$ は盞䌌. 以䞋簡単な角床蚈算から $\\angle EAY=\\angle IFE=90-3x, \\angle EYA=\\angle IEF=x$ ずおけ$I$ は $DE$ の䞭点であるこずから $\\tan x:\\tan 90-2x=1:2$ が導けしたがっお加法定理から $\\tan x=1\\/\\sqrt 5$ ずなる. さらに以䞋方べきの定理などから蚈算するこずで $AY=4a, IY=\\sqrt 5a, DF=2a$ ず衚せる. ここで Ptolemy の定理から $(AC-AB)MB=AM×BC$ であり$MB:BC=\\sqrt{21}:\\sqrt{20}$ なので$2\\sqrt{21}x=\\sqrt{20}$ でありよっお $x=\\sqrt{\\dfrac{5}{21}}$. したがっお$IY^2=5x^2=\\dfrac{25}{21}$ ずなり解答すべき倀は $\\textbf{525}$ である.", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/editorial/5400/176" }, { "content": "詳现な解説ではないですが自分が解いた過皋を蚘しおおきたす考え方の参考になれば幞いです\r\n\r\n---\r\n\r\nたず問題に珟れる点を粟査したす今回だず $E$, $F$ は傍接円にた぀わる有名な構図に珟れる点でずくに $DE$ が内接円の盎埄ずなりたすその他扱うのが倧倉な点はなさそうです\r\n\r\n次に䞎えられおいる特殊な条件を眺めたす今回だず䞉角圢 $BIM$ ず䞉角圢 $EIF$ の盞䌌をいかに蚀い換えるかがポむントずなりそうです加えお $AM=1$ ずいう長さの条件も扱いづらそうに芋えたすね\r\n\r\nでは本腰を入れおこの盞䌌に぀いお調べたしょう䞉角圢 $EIF$ は盎角䞉角圢 $EDF$ を䞭線で割った圢ず捉えるこずができたす\r\n䞀方で䞉角圢 $BIM$ の方はどうかずいうずひずたず $\\angle IBM = \\angle C\\/2$ ず蚈算できたすなので盞䌌で移しお $\\angle DEF = \\angle C \\/ 2$ でこれず $\\angle DCI = \\angle C \\/ 2$ を合わせお $2r^2 = DF \\cdot DC$ ずわかりたす\r\n\r\nこの時点で長さに関しお䜿えそうな情報を埗たので以降は角床を远うなどはあたりせず盞䌌の蚀い換えずしお長さに぀いおの等匏が出せないか考えおいきたす\r\n\r\n盞䌌からわかる条件だず二蟺比借角盞等ず考えれば $BM:BI = EF: EI$ でこれは先ほどの角床の条件を合わせるず盞䌌条件ずしお必芁十分ずなりたすこの比を掻かしたいですが$BI$ や $EF$ を求めるのは倧倉そうですそこで先ほどの角床の䞀臎を芋お $BM:BI = 2CI:CD$ であるこずに泚目したすするず$2BI\\cdot CI = BM\\cdot CD$ で これは面積に぀いおの条件ずしお凊理できそうです実際 $\\angle BIC + \\angle DCM = 180^\\circ$ から$2\\triangle IBC = \\triangle MDC$ ずなりたすこの面積なら䞉角圢 $ABC$ の蟺の長さや内接円の半埄を甚いお衚せそうです\r\n\r\nここからは実際に蟺の長さを倉数で眮いお蚈算したす内接円にた぀わる長さだず䞉角圢の頂点 $A$, $B$, $C$ から接点たでの距離をそれぞれ $x$, $y$, $z$ ずおくず芋通しがいいこずがありたす䞊で蚀い換えた長さず面積の条件をこれらの匏で衚すず$2r^2 = z(z-y)$, $xz = 4r^2$ ずいう等匏が埗られたすさらに $r^2 = \\dfrac{xyz}{x+y+z}$ なのでこれらを敎理するず $(x, y, z) = (4t, 3t, 5t)$ ず衚せたす\r\n\r\nさお $AM$ の長さの条件を残しおいたしたこの長さを愚盎に求めにいっおもいいですが倖接円の匧の䞭点呚りだずトレミヌの定理が刺さりそうです実際 $AM$ は $AB$, $BC$, $CA$ および $BM$ の匏で衚されるため$BM$ だけ頑匵っお蚈算すればよく結果的に $1 = \\dfrac{21}{5}t^2$ ずなりたすこれで $t$ が求たり$r^2$ も $x$, $y$, $z$ の匏で曞けおいたのですぐに蚈算できたす結果は $r^2 = 5t^2 = \\dfrac{25}{21}$ ですね\r\n\r\n---\r\n\r\n解いた過皋を振り返るず**性質の良い点かどうか****蚈算しやすい角床・長さかどうか**ずいった意識を垞に持っおいたすねそれによっお䞍必芁な考察で議論が迷宮入りするこずを防いでいたすこの感芚は非垞に倧切なので幟䜕の問題が苊手な人はぜひ意識しおみおください", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc133/editorial/5400/177" } ]
 䞉角圢 $ABC$ においおその内心を $I$内接円を $ω$ ずしたす$ω$ ず蟺 $BC$ の接点を $D$ ずし蟺 $BC$ 䞊に $BD=CF$ をみたす点 $F$ をずりたす盎線 $AF$ ず $ω$ の亀点のうち $A$ に近い方を $E$ ずし䞉角圢 $ABC$ の倖接円の匧 $BAC$ の䞭点を $M$ ずするず䞉角圢 $BIM$ ず䞉角圢 $EIF$ は盞䌌点は䞊び順の通りに察応するでした$AM = 1$ であるずき$ω$ の半埄の $2$ 乗は互いに玠な正敎数 $a, b$ を甚いお $\dfrac{a}{b}$ ず衚せるので**積** $a\times b$ を解答しおください
OMC132 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/tasks/4892
A
OMC132(A)
100
270
271
[ { "content": " 出目をそれぞれ $A_1, A_2$ ずするず条件より\r\n$$2(A_1 + A_2) = A_1A_2 \\iff (A_1-2)(A_2-2)=4.$$\r\nこれをみたすのは $(A_1, A_2)=(3, 6),(6, 3),(4,4)$ の $\\textbf{3}$ 通りである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/editorial/4892" } ]
 䞀般的な六面䜓のサむコロ $2$ ぀を同時に振ったずき積が和の $2$ 倍になるような $2$ ぀の出目の組み合わせは䜕通りありたすかただし$2$ ぀のサむコロは**区別しお考えたす**
OMC132 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/tasks/4795
B
OMC132(B)
200
241
255
[ { "content": " 考えるべき領域は䞀蟺 $2$ の正䞉角圢 $3$ ぀ず高さ $2$ の正䞉角圢 $1$ ぀に組み替えられるから求める面積は\r\n$$ \\sqrt{3}\\times 3 + \\frac{4}{\\sqrt{3}}\\times 1 = \\frac{13}{\\sqrt{3}} $$\r\nであり解答すべき倀は $169+3=\\textbf{172}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/editorial/4795" } ]
 長さが $4$ の線分 $A$ に関しお$A$ を長い方の察角線の䞀぀にも぀正六角圢ず$A$ を短い方の察角線の䞀぀にも぀正六角圢の共通郚分の面積を求めおくださいただし求める倀は互いに玠な正の敎数 $a,b$ を甚いお $\sqrt{\dfrac{a}{b}}$ ず衚されるので$a+b$ を解答しおください
OMC132 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/tasks/4844
C
OMC132(C)
200
243
251
[ { "content": " 正の玄数を $7$ 個持぀こずおよび総和が偶数であるこずより総和は $64$ に限られる適圓な䞍等匏評䟡などによっお総和が $64$ になる盞異なる奇玠数の組は $(3,5,7,13,17,19)$ のみであるこずが分かりその積は $\\mathbf{440895}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/editorial/4844" } ]
 盞異なる $6$ ぀の**奇玠数** $p,q,r,s,t,u$ の総和が正の玄数をちょうど $7$ 個持぀ずき積 $pqrstu$ の倀は䞀意に定たるのでその倀を解答しおください
OMC132 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/tasks/4308
D
OMC132(D)
300
48
110
[ { "content": " 奇数列目の塗り぀ぶされたマスの数ず偶数列目の塗り぀ぶされなかったマスの数の和は $290$ であるしたがっおマス目党䜓から $290$ マスを遞び奇数列目の遞ばれたマスず偶数列目の遞ばれなかったマスを塗り぀ぶすこずず条件は同矩であるよっお答えは ${}\\_{600}\\mathrm{C}\\_{290}$ 通りであり解答すべき倀は $\\mathbf{890}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/editorial/4308" }, { "content": " 偶数列目から $k$ マス遞び奇数列目から $k+2$ マス遞ぶ方法は ${}\\_{288}\\mathrm{C}\\_{k}\\times{}\\_{312}\\mathrm{C}\\_{k+2}$ であり$k=0,1,\\ldots,288$ でのこの匏の倀の総和は ${(1+x)}^{288}{(1+x)}^{312}$ の $x^{290}$ の係数に等しいこずが二項定理よりわかるので求める堎合の数は ${}\\_{600}\\mathrm{C}\\_{290}$ であり特に解答すべき数倀は $\\textbf{890}$ である", "text": "倚項匏の利甚", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/editorial/4308/168" }, { "content": " この問題は以䞋のような問題に蚀い換えられる. \r\n\r\n $ t = 0 $ に察し操䜜 $ A $ を $ 288 $ 回, 操䜜 $ B $ を $ 312 $ 回この順番で行いたす. この時, $ t = 2 $ ずなるような操䜜の方法の数を求めおください.\r\n\r\n- 操䜜 $ A : \\$ $ t $ を $ 1 $ 枛らすか, 䜕もしない. \r\n\r\n- 操䜜 $ B : \\$ $ t $ を $ 1 $ 増やすか, 䜕もしない. \r\n\r\nこのような操䜜の方法の数は, 圢匏的べき玚数を甚いお以䞋のように衚せる.\r\n\r\n$$\\begin{aligned}\r\n[x^2] \\ (1 + \\frac{1}{x})^{288} (1+x)^{312} &= [x^2] \\ \\frac{1}{x^{288}} (x+1)^{288} (1+x)^{312} \\\\\\\\\r\n&= [x^{290}] \\ (x+1)^{600}\r\n\\end{aligned}$$\r\n\r\nよっお, 二項定理から答えは $ {}\\_{600}\\mathrm{C}\\_{290} $ であり, 求める倀は $ \\mathbf{890} $ .", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/editorial/4308/183" } ]
 瞊 $24$ 行暪 $25$ 列のマス目においおいく぀かのマスを遞んで黒く塗り぀ぶすず奇数列目で塗り぀ぶされたマスの数は偶数列目で塗り぀ぶされたマスの数よりも $2$ マス倚くなりたしたこのような塗り぀ぶし方の総数は$1$ 以䞊 $10^5$ 以䞋で $m\leq n\/2$ をみたす敎数 $n,m$ を甚いお ${}\_{n}\mathrm{C}\_{m}$ ず䞀意に衚されるので$n+m$ を解答しおください
OMC132 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/tasks/4656
E
OMC132(E)
400
59
130
[ { "content": " 条件は $5(x+y)^2+(2x-y)^2=300$ ず蚀い換えられるこのずき盞加・盞乗平均の関係より\r\n$$300=5(x+y)^2+(2x-y)^2\\geq 2\\sqrt{5}\\lvert x+y\\rvert\\lvert 2x-y\\rvert=2\\sqrt{5}\\lvert 2x^2+xy-y^2 \\rvert$$\r\nである等号は適圓な倀で成立するから解答すべき倀は $\\mathbf{4500}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/editorial/4656" }, { "content": " $2x^2+xy-y^2$ が因数分解できるので, 公匏解説の方法が最速だず思いたすが, 別解を $2$ ぀曞きたす.\r\n\r\n--- \r\n**別解** $\\bf1$ .$$3x^2+2xy+2y^2=\\frac{5}{2}x^2+2\\left(y+\\frac{1}{2}x\\right)^2=100$$ より, $$x=2\\sqrt{10}\\cos\\thetay=5\\sqrt2\\sin\\theta\\-\\sqrt{10}\\cos\\theta$$ ずおけるので, これを代入し, 敎理するず, \r\n$$2x^2+xy-y^2=50\\cos^2\\theta+40\\sqrt5\\sin\\theta\\cos\\theta-50\\sin^2\\theta=20\\sqrt5\\sin2\\theta+50\\cos2\\theta=\\sqrt{(20\\sqrt5)^2+50^2}\\sin(2\\theta+\\alpha)$$ ただし, $\\alpha$ は適圓な倀ずなるので, $(2x^2+xy-y^2)^2\\leq4500$. 等号は $\\theta=\\dfrac{\\pi}{4}-\\dfrac{\\alpha}{2}$ などで成立するから, 解答すべき倀は $\\bf{4500}$ ずなりたす. \r\n--- \r\n**別解** $\\bf2$.\r\n$$3x^2+2xy+2y^2=a(2x^2+xy-y^2)+(bx+cy)^2$$ ただし $a,b,c$ は実数ずいう圢で曞ければ, $2x^2+xy-y^2$ の最倧倀, 最小倀が求たりそう, ずいう発想でもいけそうです. 具䜓的には, $$(bx+cy)^2=(3-2a)x^2+(2-a)xy+(a+2)y^2$$ なので, $$(2-a)^2-4(3-2a)(a+2)=0 \\iff a=\\pm\\frac{2\\sqrt5}{3}$$ が $a$ の候補であり, それに察応する $b,c$ の存圚がすぐにわかる$3-2a\\gt0, a+2\\gt0$ ならOKので, $$100\\geq\\frac{2\\sqrt5}{3}(2x^2+xy-y^2), 100\\geq-\\frac{2\\sqrt5}{3}(2x^2+xy-y^2) $$ がそれぞれ成り立ち, 等号はそれぞれ適圓な $x,y$ で成り立぀から, 解答すべき倀は $\\bf{4500}$ である, ずも求められたす.", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/editorial/4656/166" }, { "content": "$$f(x, y) = 2x^2+xy-y^2$$\r\n$$g(x, y) = 3x^2+2xy+2y^2-100$$\r\n$$L(x, y, \\lambda) = f(x, y) - \\lambda g(x, y)$$\r\nずおく ($\\lambda$: 実数). $g(x, y)=0$ のもずで $f(x, y)$ が極倀をずるのは, \r\n$$\\frac{\\partial L}{\\partial x}=\\frac{\\partial L}{\\partial y}=\\frac{\\partial L}{\\partial \\lambda}=0$$\r\nの解である. 連立しお解くこずで,\r\n$$(x, y) = \\pm\\left(\\frac{2}{3}\\sqrt{45+15\\sqrt{5}}, \\frac{1}{6}\\left(15-7\\sqrt{5}\\right)\\sqrt{9+3\\sqrt{5}}\\right), \\ \\pm\\left(\\frac{2}{3}\\sqrt{45-15\\sqrt{5}}, -\\frac{1}{6}\\left(15+7\\sqrt{5}\\right)\\sqrt{9-3\\sqrt{5}}\\right)$$\r\nを埗る. 前者では$f(x, y) = 30\\sqrt{5}$, 埌者では$f(x, y) = -30\\sqrt{5}$ ずなり, それぞれ $f(x, y)$ の極倧倀ず極小倀である. よっお, $f(x, y)^2$ の極倧倀は $\\bold{4500}$ であり, これが最倧倀である.\r\n- $f(x, y)^2$ の極倧倀が最倧倀であるこず (最倧倀が存圚するこず) は 定矩域 $g(x, y)=0$ がコンパクトで $f(x, y)^2$ が連続であるこずから瀺せるが, コンテストのルヌル䞊そう決め぀けお解いおしたえばよい.\r\n- 本問では連立方皋匏を解くのがやや繁雑であり, [公匏解説](https:\\/\\/onlinemathcontest.com\\/contests\\/omc132\\/editorial\\/4656)のような解き方が理想的である. 䞀方, Lagrange の未定乗数法は巧みな工倫や発想なく適甚できるので, 解法の候補ずしお身に着けおおくずよいだろう.\r\n- 類題: [OMC112(C)](https:\\/\\/onlinemathcontest.com\\/contests\\/omc112\\/tasks\\/3393)", "text": "Lagrange の未定乗数法", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/editorial/4656/169" }, { "content": "$x\\/y=a$ ずする. このずき$100\\cdot\\dfrac{2a^2+a-1}{3a^2+2a+2}$ の $2$ 乗ずしおありうる最倧倀を求めればよい.\r\n$$\\dfrac{2a^2+a-1}{3a^2+2a+2}=k$$ ずするず$$2a^2+a-1=k(3a^2+2a+2)$$぀たり $$(3k-2)a^2+(2k-1)a+(2k+1)=0$$ ず倉圢できこれが解をも぀条件は $$(2k-1)^2-4(3k-2)(2k+1)\\geq 0$$したがっお $20k^2\\leq 9$ でありよっお求める最倧倀は$10000k^2=\\textbf{4500}$ である.", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/editorial/4656/170" } ]
 実数 $x, y$ が $3x^2+2xy+2y^2=100$ を満たすずき $$(2x^2+xy-y^2)^2$$ のずり埗る最倧倀を求めおください
OMC132 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132
https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/tasks/3615
F
OMC132(F)
400
24
57
[ { "content": " 盎線 $AE$ は $\\angle{FEG}$ の二等分線であり $B$ は内心 $D$ ず $A$ の䞭点なので $A$ は䞉角圢 $EFG$ の傍心であるそのため$4$ 点 $A,F,D,G$ は $B$ を䞭心ずする同䞀円呚䞊にあるしたがっお$\\angle{AFD}=90^\\circ$ である方べきの定理より\r\n$$AF\\times AH=AB\\times AE=140$$\r\nであり仮定から $AC\\times AD=140$ でもあるので$4$ 点 $F,H,C,D$ は同䞀円呚䞊にあるしたがっお円呚角の定理より $\\angle{HCA}=90^\\circ$ である そのため䞉平方の定理ず方べきの定理より次が成り立぀\r\n$$FD^{2}=AD^{2}-AF^{2}=14^{2}-\\bigg(\\frac{140}{AH}\\bigg)^{2}=14^{2}-\\frac{140^{2}}{10^{2}+8^{2}}=\\frac{3136}{41}.$$\r\n特に解答すべきは $\\bf{3177}$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc132/editorial/3615" } ]
 $5$ 点 $A,B,C,D,E$ はこの順で同䞀盎線䞊に䞊んでおり次を満たしたす $$AB=7,\quad BC=3,\quad CD=4,\quad DE=6$$  平面䞊に盞異なる $2$ 点 $F,G$ をずるず$3$ 点 $E, F, G$ は同䞀盎線䞊になく䞉角圢 $EFG$ の内心は $D$ になり䞉角圢 $EFG$ の倖接円 $ω$ は $B$ を通りたした盎線 $AF$ ず $ω$ の亀点のうち $F$ でない方を $H$ ずしたす$HC=8$ のずき $FD^{2}$ を求めお䞋さい\  ただし答えは互いに玠な正の敎数 $a,b$ を甚いお $\dfrac{a}{b}$ ず衚されるので$a+b$ を解答しお䞋さい
OMC131 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/tasks/4438
A
OMC131(A)
100
301
303
[ { "content": " $n\\leq 8$ で条件をみたすものは $1,2,5$ のみであるたた $n\\geq 9$ のずきは$(n+1)!$ は $n!$ の $10$ 倍以䞊であるから必ず桁数が増えるよっお求める総和は $\\mathbf{8}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/editorial/4438" } ]
 $n!$ ず $(n+1)!$ が十進法衚蚘で同じ桁数ずなるような正敎数 $n$ の総和を求めおください
OMC131 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/tasks/4285
B
OMC131(B)
200
254
296
[ { "content": " 条件より党おの頂点の色は異なる$10$ 色の䞭から $4$ 色遞んだ時それぞれ $2$ 通りの塗り方が考えられるので求める答えは ${}\\_{10}\\mathrm{C}\\_{4}\\times2 = \\bf{420}$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/editorial/4285" } ]
 OMC君は $10$ 皮類の色を甚意したした正四面䜓の各頂点をどの蟺に぀いおもその $2$ 端点が異なる色になるように甚意した色で塗るずき色の塗り方ずしおありうるものがいく぀あるか求めおくださいただし回転しお䞀臎するものは同じものずしお数えたす
OMC131 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/tasks/4042
C
OMC131(C)
200
277
284
[ { "content": "$$\\overline{USEI}\\leq 9+98+987=1094$$\r\nより $U=1,S=0$ であり, さらに\r\n$$10(I+O)+(K+N+K)\\leq 10\\times(9+8)+(9+8+9)=196$$\r\nより $M=9$ であるほかない.\\\r\n ここで, 䞀の䜍に泚目するこずで $(K,I)$ は $(4,5)$ たたは $(8,3)$ であり, それぞれの堎合を怜蚎するこずで\r\n$$4+57+964=1025$$\r\nが唯䞀の解であるこずがわかる. 特に解答すべき倀は $\\textbf{4579641025}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/editorial/4042" } ]
 以䞋の芆面算 $$\begin{array}{cccc} & & & K \\\\ & & I & N \\\\ \+ & M & O & K \\\\ \hline U & S & E & I \end{array}$$ の解のうち以䞋をみたすものはちょうど䞀通り存圚したす - $K,I,N,M,O,U,S,E$ はすべお**盞異なる** $1$ 桁の非負敎数である - $N=7$ である - $K,I,M,U$ は $0$ でない  この解に぀いお$K,I,N,M,O,K,U,S,E,I$ をこの順に䞊べお埗られる $10$ 桁の正敎数 $\overline{KINMOKUSEI}$ を解答しおください
OMC131 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/tasks/3163
D
OMC131(D)
300
143
172
[ { "content": " 䞎匏の倀は\r\n$$\\begin{aligned}\r\n1+ \\sum_{k=0}^{100}\\left(\\sum_{m=1}^{90}{}\\_{101}\\mathrm{C}\\_{k}m^k\\right)&=1+\\sum_{m=1}^{90} \\left(\\sum_{k=0}^{101}{}\\_{101}\\mathrm{C}\\_{k}m^k\\right) -\\left(1^{101}+\\cdots +90^{101}\\right) \\\\\\\\\r\n&=1+\\sum_{m=1}^{90} (m+1)^{101} -\\left(1^{101}+\\cdots +90^{101}\\right) \\\\\\\\\r\n&=91^{101}=7^{101}\\times 13^{101}\r\n\\end{aligned}$$\r\nである. したがっお解答は $7+101+13+101=\\bf{222}$ ずなる.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/editorial/3163" } ]
 非負敎数 $n$ に察し, $a_n$ を以䞋で定めたす. $$a_n=1^n+2^n+\cdots +89^n+90^n$$ このずき, 以䞋の倀を玠因数分解するず $a^b\times c^d$ ず衚せるので, $a+b+c+d$ を解答しおください. $$1+{}\_{101}\mathrm{C}\_{0}\cdot a_0+{}\_{101}\mathrm{C}\_{1}\cdot a_1+\cdots +{}\_{101}\mathrm{C}\_{99}\cdot a_{99}+{}\_{101}\mathrm{C}\_{100}\cdot a_{100}$$
OMC131 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/tasks/4071
E
OMC131(E)
300
150
184
[ { "content": " 簡単な角床蚈算により䞉角圢 ${AX_1X_6}$ ず䞉角圢 ${AX_5X_2}$ は盞䌌であるたたこれは䞉角圢 ${BX_3X_2}$ や䞉角圢 ${CX_5X_4}$ にも同じこずが蚀えるので $AX_2=42a, AX_6 = 55a$ ずおくず以䞋の匏が成り立぀\r\n$$\\dfrac{91}{273}(55a - 42 + 91)+112=\\dfrac{48}{112}(42a - 55 + 48)+273$$\r\nこれを解けば $a=425$ が求たるのでこれを䜿っお蚈算すれば答えは $\\bf{17898}$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/editorial/4071" } ]
 䞉角圢 $ABC$ は $6$ ぀の点 $X_1,X_2,X_3,X_4,X_5,X_6$ で円 $\omega$ に亀わっおいお以䞋のこずが分かっおいたす - $AB$ 䞊の点 $A,X_1,X_2,B$ はこの順に䞊んでいお $AX_1=55,X_2B=48$ である - $BC$ 䞊の点 $B,X_3,X_4,C$ はこの順に䞊んでいお $BX_3=112,X_4C=273$ である - $CA$ 䞊の点 $C,X_5,X_6,A$ はこの順に䞊んでいお $CX_5=91,X_6A=42$ である このずき $AB$ を求めおください
OMC131 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131
https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/tasks/4472
F
OMC131(F)
400
101
169
[ { "content": " $\\gcd(a,b,c)=m$ ずするず, $\\gcd(ab,bc,ca)$ は $m^2$ で割り切れるので, 2぀目の条件から $m=1$ であるこずに泚意する. いた, 䞀般性を倱わず以䞋のような堎合を考えればよい. \r\n$$\\gcd(a,b)=p,\\quad \\gcd(b,c)=q,\\quad \\gcd(c,a)=r\\quad (2\\leq p\\leq q\\leq r)$$\r\nここで $\\gcd(p,q)=n$ ずすれば, $a,b,c$ はいずれも $n$ の倍数であるから, 䞊の泚意より $n=1$ が必芁である. 同様にしお, $p,q,r$ はどの $2$ ぀も互いに玠であるから, どの $2$ ぀も互いに玠な正敎数 $a^\\prime , b^\\prime , c^\\prime$ によっお\r\n$$a=rpa^\\prime ,\\quad b=pqb^\\prime ,\\quad c=qrc^\\prime$$\r\nず衚せる. これより, 特に $ab,bc,ca$ はいずれも $pqr$ の倍数であるこずがわかる. このずき, 2぀目の条件から $pqr$ は $105$ の玄数であるから $p=3,q=5,r=7$ ずなるほかない. したがっお\r\n$$a=21a^\\prime ,\\quad b=15b^\\prime ,\\quad c=35c^\\prime$$\r\nず衚せ, $a,b,c\\leq 100$ から $a^\\prime \\leq 4,\\ b^\\prime \\leq 6,\\ c^\\prime \\leq 2$ である. この範囲でどの $2$ ぀も互いに玠になるよう遞ぶ方法は $21$ 通りあり, これらを任意に䞊べ替えるこずで党䜓では $\\mathbf{126}$ 通り存圚する. なお, 今回の範囲では $a,b,c$ が垞に盞異なる事実に䟝存しおいるこずに泚意せよ.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc131/editorial/4472" } ]
 以䞋の条件をすべおみたす, $1$ 以䞊 $100$ 以䞋の敎数の組 $(a,b,c)$ はいく぀ありたすか - $a,b,c$ からどの $2$ ぀を遞んでも $2$ 以䞊の公玄数をも぀ - $\gcd(ab,bc,ca)=105$
OMC130 (for experts)
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A
OMC130(A)
300
168
185
[ { "content": " 明らかに $M_n\\equiv -1\\pmod{10}$ であるたた次が成り立぀\r\n$$\\begin{aligned}\r\nM_n\r\n&= -10^0+10^1 - \\cdots - 10^{2n-2} + 10^{2n-1}\\\\\\\\\r\n&\\equiv -(-1)^0+(-1)^1 - \\cdots - (-1)^{2n-2} + (-1)^{2n-1}\\\\\\\\\r\n&=-2n\\pmod{11}\r\n\\end{aligned}$$\r\n\r\nよっおFermat の小定理より$\\bmod{11}$ においお\r\n\r\n$$\r\nn \\times {M_n}^{M_n} \\equiv\r\n\\begin{cases}\r\n0 & (11 \\mid n)\\\\\\\\\r\nn \\times (-2n)^{-1} \\equiv 5 & (\\text{otherwise})\\\\\\\\\r\n\\end{cases}\r\n$$\r\n\r\nずなるから解答すべき倀は $\\mathbf{4550}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc130/editorial/5346" } ]
 $M_n = \overbrace{9090 \cdots 909}^{2n-1桁}$ ずしたす$n = 1, 2, \ldots, 1000$ それぞれに察し $n \times {M_n}^{M_n}$ を $11$ で割った䜙りを求め$1000$ 個の䜙りの総和を解答しおください
OMC130 (for experts)
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B
OMC130(B)
300
57
91
[ { "content": " 各敎数 $i = 1, 2, \\ldots, 14$ に察しお人 $i$ ず 人 $i + 1$ の間にそれぞれ赀い糞青い糞糞なしのいずれかを割り圓おる方法を考えるここから人 $i$ ず 人 $j$人 $j$ ず 人 $k$ の間がそれぞれ同じ色の糞で結ばれおいるような組 $i\\lt j\\lt k$ が存圚する限りこれらを取り陀いお人 $i$ ず人 $k$ の間をその色の糞で結ぶこずを繰り返すず最終的な状態は操䜜の方法によらずか぀条件をみたす状態ずの間に䞀察䞀の察応が埗られるこずがわかる以䞊より求める堎合の数は $3^{14} = \\mathbf{4782969}$ 通りである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc130/editorial/5345" } ]
 $15$ 人の人 $1, 2, \ldots, 15$ に察し以䞋の䞀連の操䜜を $0$ 回以䞊繰り返したす - いずれの色の糞でも結ばれおいない盞異なる $2$ 人の組を遞ぶ - $2$ 人の間を $1$ 本の赀い糞たたは $1$ 本の青い糞で結ぶ このずき最終的な状態ずしおありうるものであっお以䞋の条件をすべおみたすものの個数を求めおください - どの人に぀いおもその人ず赀い糞で結ばれおいるような人は高々 $1$ 人である - どの人に぀いおもその人ず青い糞で結ばれおいるような人は高々 $1$ 人である - $4$ 数 $a\lt b,c\lt d$ただし $(a,b)\neq(c,d)$に぀いお人 $a$ が人 $b$ ず糞で結ばれおおり人 $c$ が人 $d$ ず糞で結ばれおいるずき$b \leq c$ たたは $d \leq a$ が成立する
OMC130 (for experts)
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C
OMC130(C)
400
67
95
[ { "content": " $\\angle{I_1DI_2} = \\angle{I_1OI_2} = 90\\degree$ がわかるよっお$D, O$ は $I_1I_2$ を盎埄ずする円呚䞊にありその盎埄の長さは ${\\sqrt{2}} AO = \\dfrac{\\sqrt{26}}{5}$ である埓っおPtolemy の定理ず䞉平方の定理よりそれぞれ\r\n$$\r\n\\frac{\\sqrt{13}}{5} DI_1 + \\frac{\\sqrt{13}}{5} DI_2 \r\n= \\dfrac{\\sqrt{26}}{5} DO,\r\n\\quad {DI_1}^2 + {DI_2}^2 = \\left( \\dfrac{\\sqrt{26}}{5} \\right) ^2\r\n$$\r\nを埗るよっお䞉角圢 $DI_1I_2$ の面積は垞に $\\dfrac{DI_1 \\cdot DI_2}{2} = \\dfrac{6}{25}$ であるここで䞉角圢 $DI_1I_2$ の面積は \r\n$$\\dfrac{1}{2}\\times DE\\times I_1I_2\\times\\sin \\angle DEI_1$$\r\nずも衚せるこずから$DE \\geq \\sqrt{\\dfrac{72}{325}}$ である実際に等号が成立する図は存圚するので特に解答すべき倀は $\\mathbf{397}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc130/editorial/5347" }, { "content": " 点 $\\mathrm{D}$$\\mathrm{O}$は線分 $\\mathrm{I_1} \\mathrm{I_2}$ を盎埄ずする円呚䞊に存圚する。これを円 $P$ ず呌ぶこずにする。円 $P$ は半埄 $\\dfrac{\\sqrt{26}}{10}$ の円であり線分 $\\mathrm{I_1} \\mathrm{I_2}$ が盎埄$\\angle\\mathrm{I_1 O I_2}=90\\degree$$\\mathrm{OD}=1$ を満たす。埓っお円 $P$ の円呚䞊にある $4$ 点は固定されおいるず芋なせる。\\\r\n  そのように考えお反察に点 $\\mathrm{A}$ が動点であるず考える。点 $\\mathrm{A}$ は点 $\\mathrm{O}$ 䞭心半埄 $\\dfrac{\\sqrt{13}}{5}$($=\\mathrm{O I_1}=\\mathrm{O I_2}$) の円呚䞊に存圚する。$\\mathrm{DE}$ を最小化するのは$\\mathrm{AD} \\perp \\mathrm{I_1 I_2}$ のずきである。あずは䞉平方の定理等を甚いお $\\mathrm{DE}$ の長さを求めればよい。\\\r\n  このような図圢が実際に存圚するかは別途考える必芁がある。", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc130/editorial/5347/162" } ]
 $\angle{A} = 90\degree$ なる䞉角圢 $ABC$ の蟺 $BC$ 䞊に点 $D$ を取り䞉角圢 $ABD, ACD$ の内心をそれぞれ $I_1, I_2$ ずするず䞉角圢 $AI_1I_2$ の倖心 $O$ に぀いお $$ AO = \frac{\sqrt{13}}{5}, \quad DO = 1 $$ が成立したした$AD$ ず $I_1I_2$ の亀点を $E$ ずしたずき $DE$ の長さのずりうる最小倀は互いに玠な正敎数 $a, b$ を甚いお $\sqrt{\dfrac{a}{b}}$ ず衚せるため$a + b$ の倀を解答しおください.
OMC130 (for experts)
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D
OMC130(D)
500
69
101
[ { "content": "$(1)$ $a, b, c$ が党お等しいずき\r\n\r\n 条件は $a(4a^2 - da - 2) = 0$ ずなる$a = 0$ のずき, 条件を満たす $a, d$ の組は$-10 \\leq n \\leq 10$ なる敎数 $n$ を甚いお $(0, n)$ ず衚せるものに限られる$4a^2 - da - 2 = 0$ のずき, $a \\neq 0$ より $d = 4a - \\dfrac{2}{a}$ に泚意すれば条件を満たす $a, d$ の組は$(\\pm1, \\pm2), (\\pm2, \\pm7)$ に限られる耇号同順\r\n\r\n----\r\n\r\n$(2)$ $a, b, c$ のうちちょうど二぀が等しいずき\r\n\r\n $a \\neq b = c$ ずする条件は\r\n\r\n$$\r\n\\begin{cases}{} \r\na (a + b)^2 &=& 2b + a^2d \\\\\\\\\r\n2b^2 (a + b) &=& a + b + b^2d \\\\\\\\\r\n\\end{cases}\r\n$$\r\n\r\nずなる蟺々匕いお倉圢し$a \\neq b$ に泚意しお $a-b$ を括り出せば\r\n\r\n$$\r\n(a + b)(a + 2b - d) + 1 = 0\r\n$$\r\n\r\nが成立する$a, b, d$ は敎数であるから $(a, d) = (1-b, b+2), (-1-b, b-2)$ のいずれかの圢で衚せお䞎匏ず合わせれば条件を満たすような $a, b, d$ の組は $(\\pm2, \\mp1, \\pm1)$ に限られるこれは $c = a, a = b$ の堎合も同様である\r\n\r\n----\r\n\r\n$(3)$ $a, b, c$ が党お異なるずき\r\n\r\n $x$ の方皋匏\r\n\r\n$$\r\n(x + a) (x + b) (x + c) - 2(a + b + c + dx^2 - x) = 0\r\n$$\r\n\r\nは盞異なる䞉぀の敎数解 $x = a, b, c$ を持぀からこの巊蟺は $x$ の倚項匏ずしお $(x-a)(x-b)(x-c)$ に等しいしかし$x$ の係数を比范するこずで䞍適\r\n\r\n----\r\n\r\n 以䞊より解答すべき倀は \r\n\r\n$$\r\n\\sum_{n = -10}^{10}|n| + 5 \\times 2 + 13 \\times 2 + 5 \\times 6 = \\mathbf{176}\r\n$$\r\nである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc130/editorial/5348" }, { "content": " 公匏解説ずは違う堎合分けをしたので\r\n\r\n---\r\n\r\n $a+b+c=0$ のずき条件は\r\n$$abc=a^2d-a=b^2d-b=c^2d-c$$\r\nである\r\n- $d=0$ のずき$a=b=c=0$ である\r\n\r\n- $|d|\\geq 2$ のずき$t=abc$ ずおけば$a,b,c$ は $x$ の 2 次方皋匏 $dx^2-x=t$ の解であり解ず係数の関係よりその 2 解の和は $1\\/d$ であるよっお 2 解のうち敎数は高々 1 ぀であるから$a=b=c(=0)$ ずなるほかないこのずき条件を満たす\r\n\r\n- $d=1$ のずき$a=b=c=0$ は条件を満たすからそうでない堎合を考える同様に解ず係数の関係を考えるこずで敎数 $k$ を甚いお $\\\\{a,b,c\\\\}=\\\\{k,k,1-k\\\\}$ ず衚せる$a+b+c=0$ より $k=-1$ でありこのずき条件を満たす\r\n\r\n- $d=-1$ のずき䞊ず同様にしお $a=b=c=0$ および $\\\\{a,b,c\\\\}=\\\\{1,1,-2\\\\}$ が条件を満たす\r\n\r\n---\r\n\r\n $a+b+c\\neq 0$ のずき$a=0$ ずすれば第 1 匏より $b+c=0$ を埗るため矛盟であり$b,c$ に぀いおも考えれば $a,b,c\\neq 0$ である\\\r\n 䞀方で第 1,2,3 匏から順に\r\n$$a | b+c, b|c+a, c|a+b$$\r\nが埗られるから\r\n$$p=\\frac{a+b+c}{a}, q=\\frac{a+b+c}{b}, r=\\frac{a+b+c}{c}$$\r\nは共に敎数でありさらにその逆数和は $1$ である ([OMC061(F)の解説](https:\\/\\/onlinemathcontest.com\\/contests\\/omc061\\/editorial\\/2247) ず同じ発想)これより\r\n$$(p,q,r)=(2,3,6), (2,4,4), (3,3,3), (1, n, -n) (n\\in \\mathbb{Z}\\_{\\setminus \\\\{0\\\\}})$$\r\nを埗るすなわち\r\n$$(a,b,c)=(k,2k,3k), (k,k,2k), (k,k,k), (k,-k,nk) (n,k \\in \\mathbb{Z}\\_{\\setminus \\\\{0\\\\}})$$\r\nそれぞれ適圓な議論をすれば 1,2,4 ぀目は䞍適であり3 ぀目のずきに\r\n$$(a,b,c,d)=(1,1,1,2), (-1, -1, -1, -2), (2,2,2,7), (-2,-2,-2,-7)$$\r\nを発芋できる\r\n\r\n---\r\n\r\n以䞊より求める答えは\r\n$$\\sum_{d=-10}^{10} (0+0+0+|d|)+3\\times (1+1+2+1) + 3\\times (1+1+2+1) + 2\\times (1+1+1+2) + 2\\times (2+2+2+7) = \\textbf{176}.$$", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc130/editorial/5348/165" } ]
 順序を区別する敎数の組 $(a, b, c, d)$ であっお $$ \begin{cases} a (a + b) (a + c) = b + c + a^2d \\\\ b (b + c) (b + a) = c + a + b^2d \\\\ c (c + a) (c + b) = a + b + c^2d \\\\ \end{cases} $$ をみたすもののうち$|d| \leq 10$ であるようなものすべおに぀いお絶察倀の和 $|a| + |b| + |c| + |d|$ の総和を求めおください
OMC130 (for experts)
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https://onlinemathcontest.com/contests/omc130/tasks/5349
E
OMC130(E)
700
8
9
[ { "content": " 数列 $\\lbrace F_n \\rbrace$ を以䞋の挞化匏によっお定める.\r\n\r\n$$\r\nF_0 = 0, \\quad F_1 = 1, \\quad F_{n + 2} = F_{n + 1} + F_{n} \\quad (n = 0, 1, 2, \\ldots)\r\n$$\r\n\r\n $i = 1, 2, \\ldots, n$ に察しお $b_i = a_i - F_{2i - 1}$, $t = s - F_{2n}$ ずするこずで, \r\n$f(n, s)$ が以䞋の条件を満たす**非負敎数**の組 $b_1, b_2, \\ldots, b_n$ の個数に等しいこずがわかる.\r\n\r\n- $b_1 + b_2 + \\cdots + b_n = t$ \r\n- $1$ 以䞊 $n - 1$ 以䞋の党おの敎数 $k$ に぀いお,\r\n$$ b_{k + 1} \\geq kb_1 + (k - 1)b_2 + \\cdots +2b_{k - 1} + b_k$$\r\n\r\n $F_1, F_3, \\ldots, F_{2n - 1}$ をそれぞれ非負敎数個ず぀遞んで総和を \r\n$t$ ずする方法の個数を $g(n, t)$ ず衚すこずにしお, $f(n, s) = g(n, t)$ を瀺す. \r\n条件を満たす敎数の組は党お以䞋のようにしお構成できる.\r\n\r\n- はじめ $b_1 = b_2 = \\cdots = b_n = 0$ ずする. $k = 1, 2, \\ldots, n$ の順に以䞋の操䜜を行う.\r\n - $b_k$ に非負敎数を加えお最終的な倀に䞀臎させる.\r\n - $k \\lt n$ のずき, $k^{\\prime} = k, k + 1, \\ldots n - 1$ の順に, $b_{k^{\\prime} + 1}$ に非負敎数を加えお\r\n$$ k^{\\prime} b_1 + (k^{\\prime} - 1)b_2 + \\cdots + 2b_{k^{\\prime} - 1} + b_{k^{\\prime}} $$\r\nに䞀臎させる.\r\n\r\n 芁玠の総和 $b_1 + b_2 + \\cdots + b_n$ に察する $k$ 回目の操䜜の寄䞎を考える.\r\n䞀぀目の操䜜で $b_k$ に加えた非負敎数を $d_k$ ずするずき, \r\n二぀目の操䜜では $k^{\\prime} = k, k + 1, \\ldots n - 1$ に぀いお, \r\n$b_{k^{\\prime} + 1}$ に $F_{2(k^{\\prime} - k + 1)} d_k$ を加えるこずになるため, \r\nこれらをたずめるず総和は $F_{2(n - k) + 1} d_k$ だけ増加するこずになる. \r\n敎数の組 $b_1, b_2, \\ldots, b_n$ ず $d_1, d_2, \\ldots, d_n$ は䞀察䞀察応するため瀺せた.\r\n\r\n\r\n $F_{15} \\gt 900 - F_{14} = 523$ より, \r\n\r\n$$\r\ng(7, 523) = g(8, 523) = g(9, 523)\r\n$$\r\n\r\nであるため, $s_1 = 523 + F_{16} = 1510$ および $s_2 = 523 + F_{18} = 3107$ はそれぞれ条件を満たす.\r\n さらに, $F_1$ を甚いる個数に着目しお埗られる $g$ の単調性などより, \r\nこれらに限られるこずも確認できる.\r\n 以䞊より, 特に解答すべき倀は $1510 \\times 3107 = \\mathbf{ 4691570 }$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc130/editorial/5349" } ]
 正敎数 $n$, $s$ を固定したずき以䞋の条件をみたすような正敎数の組 $(a_1, a_2, \ldots, a_n)$ の個数を $f(n, s)$ ずしたす - $a_1 + a_2 + \cdots + a_n = s $ - $k=1,2,\ldots, n-1$ それぞれに぀いお, $$ a_{k + 1} \geq 1 + ka_1 + (k - 1)a_2 + \cdots + 2a_{k - 1} + a_k. $$ $f(7, 900) = f(8, s_1)$ をみたすような正敎数 $s_1$ の総和を $X$ $f(7, 900) = f(9, s_2)$ をみたすような正敎数 $s_2$ の総和を $Y$ ずするずき 積 $XY$ を求めおくださいただし, $s_1,s_2$ が存圚するこずは保蚌されたす
OMC130 (for experts)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc130
https://onlinemathcontest.com/contests/omc130/tasks/5350
F
OMC130(F)
700
10
27
[ { "content": " 簡単のためそれぞれの順列を $\\\\{1,2,\\ldots,7\\\\}$ の䞊の党単射 $p,q,r$ ずみなすいた条件ずしお\r\n$$ p \\circ q = q \\circ r = r \\circ p \\tag{1}$$\r\nのみを考える$p,q$ を定めるず$r$ の候補は $q^{-1} \\circ p \\circ q$ ずしお高々䞀぀に定たるこれが $(1)$ をみたすには\r\n$$ p \\circ q = (q^{-1} \\circ p \\circ q) \\circ p \\iff p \\circ q \\circ p = q \\circ p \\circ q$$\r\nが必芁十分条件ずなるさらに党単射 $P,Q$ をそれぞれ $p \\circ q \\circ p$ および $p \\circ q$ で定めるこずで\r\n$$ \\begin{aligned}\r\np \\circ q \\circ p = q \\circ p \\circ q\r\n&\\iff p \\circ q \\circ p \\circ (p \\circ q \\circ p) = p \\circ q \\circ p \\circ (q \\circ p \\circ q) \\\\\\\\\r\n&\\iff P \\circ P = Q \\circ Q \\circ Q \\tag{2}\r\n\\end{aligned} $$\r\nを埗るが$(p, q)$ ず $(P, Q)$ は䞀察䞀に察応するため以䞋 $(2)$ をみたす $(P, Q)$ に぀いお考えればよいこのような組のうちさらに任意の $n$ に察しお $Q(n)=p(q(n))\\neq n$ をみたすものを数え䞊げればよい\\\r\n ここで$\\\\{1,2,\\ldots,7\\\\}$ の䞊の党単射 $A$ に察し$1,2,\\ldots,7$ の各数を頂点ずし$n$ から $A(n)$ に蟺を匵っお埗られる有向グラフを $G_A$ ずするこれらはすべおの頂点の入次数・出次数がずもに $1$ であるグラフであり独立ないく぀かのサむクルによっお構成されるいた $Q(n)\\neq n$ より $G_Q$ には自己ルヌプが存圚しないこずに泚意するず$G_Q$ に含たれるサむクルの長さの組ずしおは $(7), (5, 2), (4, 3), (3, 2, 2)$ が考えられる\\\r\n このうち$(5, 2), (4, 3)$ が䞍適であるこずを瀺す$G_Q$ に長さが $2k$ $(k = 1, 2)$ のサむクルがちょうど $1$ 個存圚するず仮定する$G_{Q \\circ Q \\circ Q}$ にも同じ長さで含たれる頂点の集合も等しいようなサむクルが存圚するためこれを $x_1 \\rightarrow x_2 \\rightarrow \\cdots \\rightarrow x_{2k} \\rightarrow x_1$ ずすれば$P \\circ P = Q \\circ Q \\circ Q$ より$P$ には $x_1 \\rightarrow y_1 \\rightarrow x_2 \\rightarrow y_2 \\rightarrow \\cdots \\rightarrow x_{2k} \\rightarrow y_{2k} \\rightarrow x_1$ なるりォヌクが存圚する$x_1, y_1, x_2, y_2 , \\cdots, x_{2k}, y_{2k}$ は盞異なるこずが瀺せるため$G_Q$ にはたた別の長さ $2k$ $(k = 1, 2)$ のサむクル $y_1 \\rightarrow y_2 \\rightarrow \\cdots \\rightarrow y_{2k} \\rightarrow y_1$ が存圚するこずになり䞍適である\\\r\n 以䞊のこずからたず $G_Q$ に぀いお以䞋のいずれかが成立する\r\n\r\n- 長さ $7$ のサむクルからなる\r\n- 長さ $3, 2, 2$ のサむクルからなる\r\n\r\n それぞれに適するものを数え䞊げるず $720$ 通り$210$ 通りであるこずがわかる次に察応する $G_P$ はそれぞれ以䞋の通りである\r\n\r\n- 長さ $7$ のサむクル $1$ 個に぀いおは $1$ 通りが察応する\r\n- 長さ $2$ のサむクル $2$ 個に぀いおは長さ $4$ のサむクル $2$ 通りが察応する残り $3$ 頂点からなるサむクルの長さは $(2, 1), (1, 1, 1)$ のいずれかであり$4$ 通りが察応する\r\n\r\n 埓っお求めるべき個数は $720 \\times 1 + 210 \\times 2 \\times 4 = \\mathbf{2400}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc130/editorial/5350" } ]
 $\\{p_n\\}\_{n=1,\ldots,7}, \\{q_n\\}\_{n=1,\ldots,7}, \\{r_n\\}\_{n=1,\ldots,7}$ をそれぞれ盞異なるずは限らない$1,2,\ldots,7$ の順列ずしたすこのずき$n=1,2,\ldots,7$ すべおに぀いお $$p_{q_n} = q_{r_n} = r_{p_n} \neq n$$ をみたすような$\\{p_n\\},\\{q_n\\},\\{r_n\\}$ の組み合わせは䜕通りありたすか
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A
OMC129(A)
100
286
286
[ { "content": " $4,5,\\ldots,12$ のそれぞれに぀いお正の玄数の総和は $7,6,12,8,15,13,18,12,28$ であるそれぞれの正の玄数の個数は $2,4,6,4,4,2,6,6,6$ であるから$(a,b)=(6,12)$ が唯䞀の解であり解答すべき倀は $\\textbf{612}$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc129/editorial/6173" } ]
 あなたは奜きな女の子OMCちゃんの誕生日を知りたいですしかし圌女は意地悪なため誕生日を聞くず以䞋の答えが返っおきたした - 自分の誕生日を $a$ 月 $b$ 日 ずするず$a$ の正の玄数の総和は $b$ であり$b$ の正の玄数の個数は $a$ である  さらに, OMCちゃんは早生たれでないこずすなわち $a\geq 4$ を教えおもらいたしたこのずきOMCちゃんの誕生日を圓おお$100a+b$ の倀を解答しおください
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B
OMC129(B)
200
256
277
[ { "content": " シヌトに誰も座っおいない堎合を蚱しお䞀般に $k=7$ に぀いお求める堎合の数を $P(k)$ ずおくず右端の座垭に人が座っおいるか堎合分けするこずで $P(k)=P(k-1)+P(k-2)$ が成立する\\\r\n $P(1)=2,P(2)=3$ から蚈算すれば求める倀は $P(7)-1=\\textbf{33}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc129/editorial/2590" } ]
 OMC王囜のある列車には $7$ ぀の座垭が䞊んだシヌトがありそれぞれの座垭には $1$ 人が座るこずが出来たすしかしOMC王囜では感染症が流行したため隣接する $2$ 座垭に同時に人が座るこずを犁じたしたそれぞれの人を**区別しない**ずき$1$ 人以䞊がこのシヌトに座る方法は䜕通りありたすかただし反転で䞀臎するものも区別したす
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C
OMC129(C)
200
226
258
[ { "content": " 䞎匏は以䞋のように倉圢できるから求める最倧倀は $(x,y)=(±\\sqrt{13},±5\\sqrt{13})$ (耇号同順) での $\\textbf{169}$ である\r\n$$-x^4+x^2+10xy-y^2=169-(x^2-13)^2-(y-5x)^2$$\r\nこの倉圢は䞀芋するず倩䞋り的だがたず $y$ で平方完成すれば自然に埗られる", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc129/editorial/2597" } ]
 実数 $x,y$ に察しお$-x^4+x^2+10xy-y^2$ のずりうる最倧倀はいく぀ですか
OMC129 (for beginners)
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D
OMC129(D)
300
200
245
[ { "content": " 䞎匏を以䞋のように倉圢するず、$n+10$ が $9000$ の玄数になるこずが条件であるこずがわかる\r\n$$\\begin{aligned}\r\n\\dfrac{n^3+10^4}{n+10}=n^2-10n+100+\\dfrac{9000}{n+10}\r\n\\end{aligned}$$ \r\n$9000=2^3\\times 3^2 \\times 5^3$ の正の玄数は $48$個でそのうち $n\\gt 0$ ずならないものは\r\n$$n+10=1,2,3,4,5,6,8,9,10$$\r\nであるこれらを陀く $39$ 組党おに察しお$n+10$ の総和は\r\n$$\\begin{aligned}\r\n(1+2+4+8)(1+3+9)(1+5+25+125)-48=30372\r\n\\end{aligned}$$\r\nより求める総和は $30372-10\\times 39=\\bf{29982}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc129/editorial/2013" } ]
 $\dfrac{n^3+10^4}{n+10}$ が敎数ずなるような正敎数 $n$ の**総和**を解答しおください
OMC129 (for beginners)
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E
OMC129(E)
400
111
144
[ { "content": "$$P(x)=(x-\\alpha_1)(x-\\alpha_2)\\cdots(x-\\alpha_8),\\quad Q(x)=(x-\\alpha_1^2)(x-\\alpha_2^2)\\cdots(x-\\alpha_8^2)$$\r\nに留意するここで $Q(x^2)=R(x)$ なる倚項匏 $R(x)$ を考えるず\r\n$$\\begin{aligned}\r\nR(x)&=(x^2-\\alpha_1^2)(x^2-\\alpha_2^2)\\cdots(x^2-\\alpha_8^2)\\\\\\\\\r\n&=(x-\\alpha_1)(x-\\alpha_2)\\cdots(x-\\alpha_8)(x+\\alpha_1)(x+\\alpha_2)\\cdots(x+\\alpha_8)\r\n\\end{aligned}$$\r\nずなり\r\n$$\\begin{aligned}\r\n(x+\\alpha_1)(x+\\alpha_2)\\cdots(x+\\alpha_8)=(-x-\\alpha_1)(-x-\\alpha_2)\\ldots(-x-\\alpha_8)=P(-x)\\end{aligned}$$\r\nより$R(x)=P(x)P(-x)$が成立するこずがわかる求める倀は\r\n$R(\\sqrt{10})=P(\\sqrt{10})P(-\\sqrt{10})$ より\r\n$$\\begin{aligned}\r\nP(\\sqrt{10})P(-\\sqrt{10})=(9789-199\\sqrt{10})(9789+199\\sqrt{10})=\\bf{95428511}\r\n\\end{aligned}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc129/editorial/2172" } ]
$$\begin{aligned} P(x)=x^8-20x^3-21x^2+x-1 \end{aligned}$$ に察し以䞋の条件をみたす $x$ の実数係数 $8$ 次倚項匏 $Q(x)$ が䞀意に定たりたす - $Q(x)$ の最高次の係数は $1$ である - 方皋匏 $P(x)=0$ の盞異なる $8$ ぀の耇玠数解 $x=\alpha_1,\alpha_2,\ldots, \alpha_8$ に぀いお方皋匏 $Q(x)=0$ は盞異なる $8$ ぀の耇玠数解 $x=\alpha_1^2,\alpha_2^2,\ldots, \alpha_8^2$ をも぀  $Q(10)$ の倀を解答しおください
OMC129 (for beginners)
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F
OMC129(F)
400
64
105
[ { "content": " $ID$ は $\\gamma$ の盎埄であり特に察称性より $AE=AB=5$ であるしたがっお方べきの定理より\r\n$$AI\\times AD=AE\\times AC=100$$\r\nであるから $ID=80\\/3$ が成立するここで$AI$ ず $BC$ の亀点を $T$ ずすれば\r\n$$BT:TC=AB:AC=1:4,\\quad BT:TI=AB:AI=3:2$$\r\nが成立するから方べきの定理より\r\n$$BT\\times TC=IT\\times TD$$ \r\nずあわせお $BC=20=AC$ がわかる以䞊より$EI=BI=AI=10\\/3$ であり$\\angle{DEI}=90^\\circ$ より\r\n$$DE^2=ID^2-EI^2=\\left(\\dfrac{80}{3}\\right)^2-\\left(\\dfrac{10}{3}\\right)^2=\\textbf{700}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc129/editorial/2607" }, { "content": " $\\mathrm{AE}=5$$\\mathrm{AI}=\\dfrac{10}{3}$$\\mathrm{ID}=\\dfrac{80}{3}$盎埄たでたどり着けば座暙系を甚いおも解くこずは可胜です。\\\r\n  䟋えば円 $\\gamma$ の䞭心$\\mathrm{ID}$ の䞭点を原点盎線 $\\mathrm{ID}$ が $x$ 軞であるずすれば点 $\\mathrm{E}$ は次の二぀の円の亀点になりたす。\\\r\n  $x^2+y^2=\\left( \\dfrac{40}{3} \\right) ^2$\\\r\n  $\\left(x- \\dfrac{50}{3} \\right)^2+y^2=5^2$点 $\\mathrm{A}$ 䞭心半埄 $5$ の円\\\r\n  あずは$\\mathrm{DE}$ の長さを䞉平方の定理等で求めればOKです。", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc129/editorial/2607/157" } ]
 $AB=5,AC=20$ なる䞉角圢 $ABC$ においおその内心を $I$ ずし䞉角圢 $BIC$ の倖接円を $\gamma$ ずおきたすいた盎線 $AI$ ず $\gamma$ の亀点のうち $I$ でない方を $D$ ずするず$AD=30$ が成立したした蟺 $AC$ ず $\gamma$ の亀点のうち $C$ でない方を $E$ ずしたずき線分 $DE$ の長さの $2$ 乗を求めおください
TMO2022
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A
TMO2022(A)
100
140
143
[ { "content": " 答えは $254\\times5598=\\textbf{1421892}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6669" } ]
 次の虫食い算を解いたずき積䞀番䞋の行の7桁の数はいく぀になるか. ![figure 1](\/images\/GqDMd1d9nEiNAsvOO3SndJ6Y7s9BV9yz1s4HLZhz)
TMO2022
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B
TMO2022(B)
100
119
135
[ { "content": " $n+1$ 人目に \"O\" が䌝わる確率を $P_n$ ずおくず\r\n$$\\begin{aligned}P_0&=1\\\\\\\\\r\n P_{n+1}&=\\dfrac{9}{10}P_n + \\dfrac{1}{10}(1-P_n)=\\dfrac{4}{5}P_n+\\dfrac{1}{10} \r\n\\end{aligned}$$\r\n\r\nが成り立ちこれを解いお $P_n=\\dfrac{1}{2}\\Bigl(1+\\Bigl(\\dfrac{4}{5}\\Bigr)^n\\Bigr)$ を埗るよっお$P_n\\leq 0.51$ ずなる最小の正敎数 $n$ は $\\textbf{18}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6670" } ]
 $n+1$ 人で䌝蚀ゲヌムをする$n$ は正敎数  人にはそれぞれ $1$ から $n+1$ の番号が付いおおりたず人 $1$ には "〇" ずいう蚘号が䌝えられる人 $1$ からは人 $2$ に $90 \\%$ の確率で "〇" ず$10 \\%$ の確率で "×" ず䌝える同様に人 $i~(2\leq i \leq n)$ は $90 \\%$ の確率で人 $(i-1)$ から䌝えられた蚘号を$10 \\%$ の確率で人 $(i-1)$ から䌝えられた蚘号ずは逆の蚘号を人 $(i+1)$ に䌝えるこのずき人 $(n+1)$ に "〇" ずいう蚘号が䌝わる確率が $51 \\%$ 以䞋になる最小の $n$ を求めよ  ただし$0.3010\lt \log_{10}2\lt 0.3011, 0.4771\lt \log_{10} 3\lt 0.4772$ を甚いおもよい
TMO2022
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C
TMO2022(C)
100
104
112
[ { "content": " $N$ の $10^i ~ (0\\leq i \\leq M-1)$ の䜍を$a_i$ずするず\r\n$$f(N)=\\displaystyle\\prod_{i=0}^{M-1}(1+a_i)-1$$\r\nであるこずに泚意せよ$M=1$ のずきすべおみたす$M\\geq 2$ のずき任意の $i$ に぀いお $a_i\\leq 8$ であるずするず $f(N)\\lt N$ であるこずがわかるすなわち$a_i=9$ なる $i$ が存圚するから$N$ は $10$ で割っお $9$ 䜙るこずになるすなわち $a_0=9$ でありこれを取り去るこずで $M-1$ 桁の堎合に垰着できる以䞊より求める $M$ 桁の敎数 $n$ は $x\\times10^{M-1}-1$$x$ は $2\\leq x \\leq 10$ なる敎数ず衚せるものであり特に答えは $9\\times2022=\\textbf{18198}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6671" } ]
 $N$ を正敎数ずする$N$ の各桁の数字から $1$ ぀以䞊を遞ぶ方法は$M$ を $N$ の桁数ずしお $2^M-1$ 通りあるがそれぞれに察しお遞んだ数字の積を考えそれらの総和を $f(N)$ ずする䟋えば $$f(123)=1+2+3+1\times2+1\times3+2\times3+1\times2\times3=23$$ であるこのずき$f(n)=n$ ずなる $10^{2022}$ 以䞋の正敎数 $n$ はいく぀あるか
TMO2022
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https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/tasks/6672
D
TMO2022(D)
100
54
71
[ { "content": " 察称性より $1$ 䜍の団䜓が存圚する組み合わせの個数を $4$ で割ればよい䜙事象を考えるこずでそのような組み合わせを数え䞊げるたずありうる組み合わせは党郚で $ {} _{100} \\mathrm{H} _4 = {} _{103} \\mathrm{C} _3=176851$ 個ある\\\r\n  $1$ 䜍の団䜓が存圚しないずいうこずは入れられた球が最も倚い団䜓が耇数あるずいうこずである\r\n\r\n- $4$ 団䜓ある堎合$25$ 個$1$ 通り\r\n- $3$ 団䜓ある堎合$26$ 個から $33$ 個$8\\times{}_4 \\mathrm{C}_1=32$ 通り\r\n- $2$ 団䜓ある堎合$26$ 個から $50$ 個$\\bigl((3+7+\\cdots+31)+(33+31+\\cdots+1)\\bigr)\\times{}_4 \\mathrm{C}_2=2550$ 通り\r\n\r\nよっお答えは $\\dfrac{176851-(1+32+2550)}{4}=\\textbf{43567}$ 通り", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6672" } ]
 ある孊校の文化祭では来堎者に $1$ 人 $1$ ぀銀色の球を枡し団䜓名が曞かれた箱のうちどれか $1$ ぀に球を入れお**倧衆賞**に投祚しおもらうここで来堎者はかならず投祚するものずする最も倚く球が入れられた団䜓が唯䞀存圚したずきそれを $1$ 䜍ずする耇数存圚する堎合は $1$ 䜍はなしずする\  今幎文化祭には $A,B,C,D$ の $4$ ぀の団䜓があり$100$ 人の来堎者が来た$A$ が $1$ 䜍ずなったずきそれぞれの団䜓の箱に入れられた球の個数の組み合わせ投祚者は区別しないずしお考えられるものは䜕通りあるか
TMO2022
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E
TMO2022(E)
100
73
77
[ { "content": " 角床远跡によっお $A,O,I_A$ は同䞀盎線䞊に$A,B,C,O$ は同䞀円呚䞊にあるこずがわかるよっおPtolemyの定理より $BC$ の長さは $\\dfrac{(4+5)\\times3}{8-3}=\\dfrac{27}{5}$ ず求たるので解答すべき倀は $\\textbf{32}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6673" } ]
 $AB=4,AC=5$ なる䞉角圢 $ABC$ においおその角 $A$ 内の傍心を $I_A$ ずし䞉角圢 $BCI_A$ の倖心を $O$ ずするず$AI_A:OI_A=8:3$ が成り立ったこのずき $BC$ の長さは互いに玠な正敎数 $a,b$ を甚いお $\dfrac{a}{b}$ ず衚されるので$a+b$ を解答せよ
TMO2022
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https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/tasks/6674
F
TMO2022(F)
100
36
56
[ { "content": " $i=1,2,\\ldots,7$ に察し$i$ から $P_i$ に蟺を匵ったグラフを考えるず条件はサむクルの倧きさがすべお $2$ べきであるこずが必芁十分条件であるサむクルの倧きさの組み合わせで堎合分けするこずにより答えは$630+210+105+105+21+1=\\textbf{1072}$ 通りず求たる", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6674" } ]
 ある長さ $N$ の順列 $P$ に察しお$P$ を $i~(1\leq i \leq N)$ 番目が $P_{P_i}$ であるような順列に眮き換えるずいう操䜜を考える次の条件を満たす長さ $7$ の順列の個数を求めなさい. - $k$ 回操䜜を行った埌の順列ず $k+1$ 回操䜜を行った埌の順列が等しいような正敎数 $k$ が存圚する.  ただし長さ $N$ の順列ずは$1,2,3,\ldots ,N$ を䞊び倉えたものである
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G
TMO2022(G)
100
46
58
[ { "content": " $f(1)=1, f(2)=4$ である以降 $n\\geq 3$ の堎合を考える\r\n\r\n フェルマヌの小定理より指数の肩 $\\mathrm{mod}~6$ が分かれば良い.\r\n- $n \\equiv 0 \\mod 6$ のずき $f(n) \\equiv n^0 \\mod 7$\r\n- $n \\equiv 1 \\mod 6$ のずき $f(n) \\equiv n^1 \\mod 7$\r\n- $n \\equiv 2 \\mod 6$ のずき $f(n) \\equiv n^4 \\mod 7$\r\n- $n \\equiv 3 \\mod 6$ のずき $f(n) \\equiv n^3 \\mod 7$\r\n- $n \\equiv 4 \\mod 6$ のずき $f(n) \\equiv n^4 \\mod 7$\r\n- $n \\equiv 5 \\mod 6$ のずき $f(n) \\equiv n^5 \\mod 7$\r\n\r\nゆえに $f(n)~ \\mathrm{mod}~ 7$ の倀は呚期 $42$ である$\\displaystyle\\sum_{k=3}^{44}(f(k)~ \\mathrm{mod}~7)=97$ および $2022=2+42\\times48+4$ より答えは $1+4+97\\times48+6+4+3+1=\\textbf{4675}$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6675" } ]
 正敎数 $n$ に察し$f(n)=n^{n^{n^{\cdot^{\cdot^{\cdot^n}}}}}$ ($n$ が $n$ 個)ずする$a ~ \mathrm{mod} ~ b$ で $a$ を $b$ で割った䜙りを衚すずき $\displaystyle{\sum_{i=1}^{2022}(f(i)~ \mathrm{mod}~7)}$ の倀を求めよ  ただし指数は右䞊にある $2$ 数から順に蚈算するものずする(䟋えば$f(3)=3^{(3^3)}=3^{27}=7625597484987$)
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H
TMO2022(H)
100
67
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[ { "content": " $i$ 回回転しお初めお䞊び方が最初ず同じになるずきその䞊べ方は呚期が $i$ であるず呌ぶこずにする.\r\n呚期が $12,6,4,2$ になる䞊べ方をそれぞれ $a,b,c,d$ 通りずするず\r\n$$\\begin{aligned}\r\n12a+6b+4c+2d&={}_{12} \\mathrm{C}_6=924 \\\\\\\\\r\n6b+2d&={}_6 \\mathrm{C}_3=20 \\\\\\\\\r\n4c+2d&={}_4 \\mathrm{C}_2=6 \\\\\\\\\r\n2d&={}_2 \\mathrm{C}_1=2 \\\\\\\\\r\n\\end{aligned}$$\r\nが成り立぀これを解くず $a=75,b=3,c=1,d=1$ を埗るから答えは $75+3+1+1=\\textbf{80}$ 通り", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6676" } ]
 赀いボヌルず青いボヌルが $6$ 個ず぀あるこれら合わせお $12$ 個のボヌルを等間隔に円圢に䞊べるずきその䞊べ方は䜕通りかただし同じ色のボヌルは区別ができず回転しお䞀臎するような䞊べ方は同じ䞊べ方ずみなすずする反転は区別する
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I
TMO2022(I)
100
44
51
[ { "content": " 蟺 $BC$ の䞭点を $M$ ずする点 $B, C$ から蟺 $CA, AB$ に䞋ろした垂線の足を $E, F$ ずし盎線 $EF$ ず盎線 $BC$ の亀点を $D$ ずする点 $X^{\\prime}$ を線分 $DM$ の䞭点ずする点 $N$ を䞭心ずしお点 $A$ を通る円を $\\gamma$ ずする点 $D$ は $\\gamma$ の点 $M$ に関する極線䞊にあるから線分 $DM$ を盎埄ずする円は $\\gamma$ ず盎亀するこのずきこれらの二円の亀点のうち䞀぀を $T$ ずするず \r\n$${X^{\\prime}N}^2\r\n ={X^{\\prime}T}^2+{TN}^2\r\n ={X^{\\prime}M}^2+{OM}^2\r\n ={X^{\\prime}O}^2$$\r\nより $X^{\\prime}N=X^{\\prime}O$ が成立するしたがっお $X^{\\prime}=X$ である長さを蚈算するず, \r\n$$CE:EA=3:5, \\quad AF:FB=5:4$$\r\nずなりこれずMenelausの定理より $BD:DC=4:3$ ずなる点 $X$ が線分 $DM$ の䞭点であるこずから $BX=\\frac{9}{4}\\sqrt{7}$ ず求たるので解答すべき倀は $567+16=\\textbf{583}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6677" } ]
 $AB=3,~ BC=\sqrt{7},~ CA=2\sqrt{2}$ なる䞉角圢 $ABC$ に぀いおその垂心を $H$倖心を $O$ ずする線分 $AH$ の䞭点を $N$ ずし線分 $NO$ の垂盎二等分線ず盎線 $BC$ の亀点を $X$ ずするず線分 $BX$ の長さは互いに玠な正敎数 $a,b$ を甚いお $\sqrt{\dfrac{a}{b}}$ ず衚されるので$a+b$ を解答せよ
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J
TMO2022(J)
100
36
43
[ { "content": " $P(x, y)$ で䞎匏ぞの代入を衚す$P(0,x)$ より $s=(\\alpha+2)f(0)+2022$ ずすれば \r\n$$f(f(x))=4x+s\\tag{1}$$\r\nが成立これず $P(0,f(x))$ より\r\n$$f(4x+s)=4f(x)+s\\tag{2}$$\r\nを埗るたた $P(s\\/\\alpha,x-s\\/\\alpha)$ より\r\n$$f\\left(f(x)+s\\right)=(\\alpha+2)f\\left(\\frac{s}{\\alpha}\\right)+4\\left(x-\\frac{s}{\\alpha}\\right)+2022$$\r\nであり$(2)$ を甚いお倉圢するず\r\n$$f\\left(\\frac{1}{4}f(x)\\right)=x-\\frac{s}{\\alpha}+\\frac{1}{4}\\left((\\alpha+2)f\\left(\\frac{s}{\\alpha}\\right)+2022\\right)$$\r\nずできる$t=\\frac{1}{4}\\left((\\alpha+2)f\\left(\\frac{s}{\\alpha}\\right)+2022\\right)-\\frac{s}{\\alpha}$ ずしお䞡蟺を $f$ で送るず\r\n$$f(x)+s=f(x+t)\\tag{3}$$\r\nが埗られるこの䞡蟺をさらに $f$ で送り$(1)$ より $f$ が党射であるこずを甚いれば\r\n$$f(x+s)=f(x)+4t\\tag{4}$$\r\nが埗られる$\\alpha$ は正敎数であるこずに泚意するず$(3),(4)$ を甚いお $P(0,0)$ ず $P(t,0)$ を比范するこずで $s=2t$ を埗るこのずき $(2),(4)$ で $x=0$ ずすれば $s=3f(0)$ が埗られ$s$ の定矩ずあわせれば $\\alpha\\neq 1$$f(0)=\\dfrac{2022}{1-\\alpha}$ を埗るよっお条件をみたす $f$ が存圚するためには $\\alpha-1$ が $2022$ の玄数でなければならない逆に $\\alpha-1$ が $2022$ の玄数であるずき \r\n$$f(x)=2x+\\frac{2022}{1-\\alpha}$$\r\nは条件をみたす埓っお $2022=2\\times 3\\times 337$ より求める倀は\r\n$$(1+2)(1+3)(1+337)+(1+1)(1+1)(1+1)=\\bm{4064}.$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6678" }, { "content": " 実数 $\\alpha$ に察しお䞎匏をみたす関数 $f$ を求める\\\r\n$P(x,y)$ で䞎匏ぞの代入を衚す$f$ \r\nは党射であるため任意の実数 $s,t$ に察しお $f(s^{\\prime})=s, f(t^{\\prime})=t$ なる実数 $s^{\\prime},t^{\\prime}$ が存圚する\r\n- $\\alpha \\neq 0$ のずき\r\n$$g(x)=(\\alpha +2)f\\Bigl(\\dfrac{x}{\\alpha}\\Bigr)-\\dfrac{4x}{\\alpha}+2022$$\r\nずおくず\r\n$$P\\Bigl(\\dfrac{u}{\\alpha},s^{\\prime}-\\dfrac{u}{\\alpha}\\Bigr), P\\Bigl(\\dfrac{u}{\\alpha},t^{\\prime}-\\dfrac{u}{\\alpha}\\Bigr), P\\Bigl(\\dfrac{v}{\\alpha},s^{\\prime}-\\dfrac{v}{\\alpha}\\Bigr), P\\Bigl(\\dfrac{v}{\\alpha},t^{\\prime}-\\dfrac{v}{\\alpha}\\Bigr)$$ より\r\n$$f(s+u)=g(u)+4s^{\\prime}\\\\\\\\\r\nf(t+u)=g(u)+4t^{\\prime}\\\\\\\\\r\nf(s+v)=g(v)+4s^{\\prime}\\\\\\\\\r\nf(t+v)=g(v)+4t^{\\prime}$$\r\nよっお\r\n$$f(s+u)+f(t+v)=f(s+v)+f(t+u)$$\r\nが成立し$x+y=z+w$ ならば $f(x)+f(y)=f(z)+f(w)$ である特に\r\n$$f(x+y)=f(x)+f(y)-f(0)$$\r\nである\r\nたた$P(0,y)$ より \r\n$$f\\bigl(f(y)\\bigr)=(\\alpha+2)f(0)+2022+4y$$\r\nが成り立぀ためこれらを甚いお䞎匏を倉圢するず\r\n$$(\\alpha+1)f(0)+4x+f(\\alpha x)=(\\alpha+2)f(x)$$\r\nがわかる\r\nよっお\r\n$$f\\bigl(\\alpha f(x)\\bigr)=(\\alpha+2)f\\bigl(f(x)\\bigr)-4f(x)-(\\alpha+1)f(0)$$\r\n埓っお\r\n$$\\begin{aligned}\r\nf\\bigl(\\alpha f(x)\\bigr)-f\\bigl(\\alpha f(0)\\bigr)&=(\\alpha+2)\\Bigl(f\\bigl(f(x)\\bigr)-f\\bigl(f(0)\\bigr)\\Bigr)-4f(x)+4f(0)\\\\\\\\\r\n&=4(\\alpha+2)x-4f(x)+4f(0)\r\n\\end{aligned}$$\r\nたた\r\n$$\\begin{aligned}\r\nf\\bigl(\\alpha f(x)\\bigr)&=f\\bigl((\\alpha+1)f(0)+4x+f(\\alpha x)-2f(x)\\bigr)\\\\\\\\\r\n&=f\\bigl(\\alpha f(0)\\bigr)+4f(x)+f\\bigl(f(0)\\bigr)+f\\bigl(f(\\alpha x)\\bigr)-2f\\bigl(f(x)\\bigr)-4f(0)\\\\\\\\\r\n&=f\\bigl(\\alpha f(0)\\bigr)+4f(x)+4(\\alpha x-2x)-4f(0)\\\\\\\\\r\n&=f\\bigl(\\alpha f(0)\\bigr)-4f(0)+4f(x)+4(\\alpha-2) x\r\n\\end{aligned}$$\r\nゆえに$f(x)=2x+f(0)$ である\r\nなお今回出題されおいるのは $\\alpha$ が正敎数のずきのみに぀いおであるためCauchyの関数方皋匏の芁領で\r\n$$f(\\alpha x)=\\alpha f(x)-(\\alpha-1)f(0)$$\r\nがわかりこれを甚いるずより簡単に $f(x)=2x+f(0)$ がわかる\r\nよっお$f\\bigl(f(x)\\bigr)=4x+3f(0)$ より$f(0)=\\dfrac{2022}{\\alpha-1}$ である(ただし$\\alpha=1$ のずきは矛盟)\r\nたた$f(x)=2x+\\dfrac{2022}{\\alpha-1}$ は䞎匏をみたす\r\n\r\n- $\\alpha=0$ のずき\\\r\n$P(x,0)$ ず $P(0,x)$ を比范しお $f(x)=2x+f(0)$ を埗る䞊ず同様に $f(0)=-2022$ で$f(x)=2x-2022$ は䞎匏をみたす\r\n\r\n 以䞊より$\\alpha=1$ のずきは解は存圚せず$\\alpha\\neq1$ のずきは $f(x)=2x+\\dfrac{2022}{\\alpha-1}$ のみが解である", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6678/160" } ]
 以䞋の条件をみたす実数から実数ぞの関数 $f$ が存圚するような正敎数 $\alpha$ の総和を求めよ - 任意の実数 $x,y$ に぀いお$$f\bigl(f(x+y)+\alpha x\bigr)=(\alpha +2)f(x)+4y+2022$$が成り立ちか぀ $f(0)$ は敎数倀である
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K
TMO2022(K)
100
31
36
[ { "content": " 次が成り立぀ため $\\displaystyle\\sum_{i=1}^{n}S_i$ ず $\\displaystyle\\sum_{i=1}^{n}{S_i}^2$を求めればよい.\r\n$$\\sum_{i=1}^{n}\\sum_{j=i+1}^{n}S_iS_j=\\frac{1}{2}\\left(\\left(\\sum_{i=1}^{n}S_i\\right)^2-\\sum_{i=1}^{n}{S_i}^2\\right)$$\r\n\r\n䜍別に総和ぞの寄䞎を考えれば次のように蚈算できる. $0$ である䜍は総和に圱響しないこずに留意せよ. \r\n\r\n$$\\begin{aligned}\r\n\\sum_{i=1}^{n}S_i\r\n&=\\sum_{i=1}^{9}100i\\cdot\\frac{(10-i)(11-i)}{2}\r\n+\\sum_{i=1}^{9}10i\\cdot i(10-i)\r\n+\\sum_{i=1}^{9}i\\cdot\\frac{i(i+1)}{2}\\\\\\\\\r\n&=58905,\\\\\\\\\r\n\\sum_{i=1}^{n}S_i^2\r\n&=\\sum_{i=1}^{9}(100i)^2\\cdot\\frac{(10-i)(11-i)}{2}\r\n+\\sum_{i=1}^{9}(10i)^2\\cdot i(10-i)\r\n+\\sum_{i=1}^{9}i^2\\cdot\\frac{i(i+1)}{2}\\\\\\\\\r\n&\\quad \r\n+2\\sum_{i=1}^{9}\\sum_{j=i}^{9}100i\\cdot 10j\\cdot(10-j)\r\n+2\\sum_{i=1}^{9}\\sum_{j=i}^{9}100i\\cdot j\\cdot(j-i+1)\\\\\\\\\r\n&\\quad\r\n+2\\sum_{i=1}^{9}\\sum_{j=i}^{9}10i\\cdot j\\cdot i\\\\\\\\\r\n&=27888399\r\n\\end{aligned}$$\r\n\r\n 以䞊より解答すべき倀は $\\dfrac{58905^2-27888399}{2}=\\bm{1720955313}$.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6679" } ]
 (癟の䜍の数字) $\leq$ (十の䜍の数字) $\leq$ (䞀の䜍の数字) を満たす $3$ 桁の正敎数党䜓の集合を $S$ ずする $S$ の元の個数を $n$ たた $S$ の $i$ 番目に小さい元を $S_i$ ずするずき $\displaystyle{\sum_{i=1}^{n-1}\sum_{j=i+1}^{n}S_{i}S_{j}}$ の倀はいく぀か
TMO2022
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L
TMO2022(L)
100
24
26
[ { "content": " 四角圢 $ABDC$ は調和四角圢であるから$\\triangle{ABM}\\sim \\triangle{ADC}$ が埓うこれより $DC=\\dfrac{BM\\times AC}{AM}$ である$OD=OC$ より盎線 $EO$ は $\\angle{DEC}$ の倖角の二等分線であるからこれは線分 $AD$ の垂盎二等分線でもある盎線 $EO$ ず盎線 $AD$ の亀点を $T$ ずし有向角を $\\measuredangle$ で衚すず\r\n$$ \\measuredangle{TKB}\r\n =\\measuredangle{ECB}\r\n =\\measuredangle{ACB}\r\n =\\measuredangle{ADB}\r\n =\\measuredangle{TDB}$$\r\nより $T, K, B, D$ は同䞀円呚䞊にあるしたがっお $\\angle{KBD}=90^\\circ$ が成立するいた, \r\n$$AK=KD, \\quad AO=OC, \\quad \\angle{KBD}=\\angle{OMC}$$\r\nより$\\triangle{ABD}$ ず $\\triangle{AMC}$ をう぀す盞䌌倉換においお $K$ ず $O$ が察応するしたがっお $\\triangle{AKO}\\sim \\triangle{ABM}$ でありこれより $AK=\\dfrac{AB\\times AO}{AM}$ が成り立぀\\\r\n いた ${AK}:{DC}={DK}:{DC}=8:5$ より長さを敎理するず\r\n $$ {AB}\\times{AO}:{BM}\\times{AC}=8:5$$\r\nがわかる䞀般に䞉角圢 $ABC$ の面積は $\\dfrac{BC\\times CA\\times AB}{4\\times AO}$ ず衚されるから求める倀は $245+16=\\textbf{261}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/tmo2022/editorial/6680" } ]
 $AB=7$ なる䞉角圢 $ABC$ においおその倖心を $O$ ずし蟺 $BC$ の䞭点を $M$ ずする䞉角圢 $ABC,AOM$ それぞれの倖接円の亀点を $D ~ (\neq A)$盎線 $AC$ ず䞉角圢 $DOC$ の倖接円の亀点を $E ~ (\neq C)$盎線 $EO$ ず䞉角圢 $BEC$ の倖接円の亀点を $K ~ (\neq E)$ずする$DK:DC=8:5$ であるずき䞉角圢 $ABC$ の面積は互いに玠な正敎数 $a,b$ を甚いお $\frac{a}{b}$ ず衚されるので$a+b$ を解答せよ
OMC128
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A
OMC128(A)
200
233
244
[ { "content": " 偶数の曞かれた頂点は隣接できないから偶数 $4$ ぀を曞き蟌む䜍眮は$A,C,F,H$ ず $B,D,E,G$ の $2$ 通りである偶数の䜍眮を固定したずき $6$ ず䜓察角線を共有する䜍眮に $3$ が来ねばならず残りの奇数の配眮は自由であるよっお解答すべき倀は $2\\times 4! \\times 3! = \\mathbf{288}.$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc128/editorial/4733" } ]
 立方䜓 $ABCD-EFGH$ がありたす以䞋の条件をみたすようにこの立方䜓の各頂点に $1$ から $8$ たでの敎数をちょうど䞀床ず぀曞き蟌む方法はいく぀ありたすか - 蟺で結ばれた $2$ 頂点に曞かれた敎数は぀ねに互いに玠である ただしすべおの頂点は区別され敎数を曞き蟌む順番は考慮したせん
OMC128
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https://onlinemathcontest.com/contests/omc128/tasks/3021
B
OMC128(B)
300
192
213
[ { "content": " $ABC$ の内接円ず $BC$ の接点を $Y$ ずし角 $A$ 内の傍接円ず $AB,BC$ の接点をそれぞれ $X^\\prime,Y^\\prime$ ずするず\r\n$$XX^\\prime=BX+BY^\\prime=BY+CY=24$$\r\nが成立する内接円ず角 $A$ 内の傍接円の半埄比は $AX:AX^\\prime$ で䞎えられるから求める倀は $\\textbf{15}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc128/editorial/3021" } ]
 䞉角圢 $ABC$ においおその内心を $I$ ずし内接円ず蟺 $AB$ の接点を $X$ ずするず $$AX=12,\quad XI=5,\quad BC=24$$ が成立したしたこのずき角 $A$ 内の傍接円の半埄を求めおください
OMC128
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C
OMC128(C)
300
154
213
[ { "content": " 䞀般に $2×n$ のマス目に぀いお最も右の列が $1$ のみからなる曞き蟌み方を $a_n$ 通りそうでない曞き蟌み方を $b_n$ 通りずする条件は隣り合う $2$ マスが必ず $1$ を含むこずず同倀であるこずに泚意すれば挞化匏\r\n$$a_{n+1}=a_n+b_n, \\quad b_{n+1}=4a_n+2b_n$$\r\nが成立するこずがわかるひず工倫ずしおこれらより $\\\\{b_n\\\\}$ を消去すれば\r\n$$a_{n+2}=3a_{n+1}+2a_n$$\r\nも成立するこずがわかる$a_1=1,b_1=4$ から蚈算すれば $a_6+b_6=a_7=\\textbf{2753}$ ずわかる", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc128/editorial/5443" } ]
 $2×6$ のマス目があり各マスに $1, 2, 4$ のいずれかを曞き蟌みたすこのずき蟺で隣り合った $2$ マスに曞き蟌たれた敎数が぀ねに互いに玠ずなるような曞き蟌み方は䜕通りありたすか
OMC128
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D
OMC128(D)
400
116
166
[ { "content": " $a_1\\geq a_2\\geq\\cdots\\geq a_{100}$ ずしお考えおもよいこのずき䞉角䞍等匏より次が成り立぀\r\n$$\\begin{aligned}\r\nf(x)\r\n&=\\sum_{k=1}^{50}\\big(\\left|x+a_{k}\\right|+\\left|x+a_{101-k}\\right|\\big)\\\\\\\\\r\n&\\geq\\sum_{k=1}^{50}\\big|\\left(x+a_{k}\\right)-\\left(x+a_{101-k}\\right)\\big|\\\\\\\\\r\n&\\geq\\sum_{k=1}^{50}(a_{k}-a_{101-k})\r\n\\end{aligned}$$\r\n䞀方で次が成り立぀から以䞊より $f(x)$ の最小倀は $f(-a_{50})$ であるこずがわかる\r\n $$f(-a_{50})=\\sum_{k=1}^{50}\\big((-a_{50}+a_{k})+(a_{50}-a_{101-k})\\big)=\\sum_{k=1}^{50}(a_{k}-a_{101-k})$$ \r\n さお$a_1+\\cdots+a_{100}=10000$ ずあわせれば$f(-a_{50})=1104$ は次ず同倀であるこずがわかる\r\n$$a_1+\\cdots+a_{50}=5552, \\qquad a_{51}+\\cdots+a_{100}=4448$$\r\n第2匏より $50a_{51}\\geq 4448$ すなわち $a_{51}\\geq 89$ であるから$a_1\\leq 5552-49\\times 89=1191$ が埓う逆に\r\n$$(1191,89,\\ldots,89,88,88)$$\r\nは条件をみたすから解答すべき倀は $\\bf1191$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc128/editorial/4727" }, { "content": " (公匏解説ず同様に) $f(x)$ が最小倀をずるのは $x=-a_{50}$ で, $\\displaystyle\\sum_{k=1}^{100} |a_k-a_{50}|=1104$ である. $a_1-a_{50}$ を最倧化したい(他ずの差別化を図るこずで $a_1$ を倧きくする). $\\displaystyle\\sum_{k=1}^{100} a_k$ が $100$ の倍数なので $\\displaystyle\\sum_{k=1}^{100} a_k-a_{50}$ も $100$ の倍数であるこずに留意する. \r\n$$(a_1-a_{50}, a_2-a_{50}, \\dots ,a_{100}-a_{50})=(1104,0,\\dots,0)$$ \r\n䞊のずきそれらの和は $100$ で割るず $4$ 䜙るので割り切れるように調敎するず\r\n$$(a_1-a_{50}, a_2-a_{50}, \\dots ,a_{100}-a_{50})=(1102,0,\\dots,-2)$$ \r\nなどが芋぀かる. これを $\\displaystyle\\sum_{k=1}^{100} a_k=10000$ になるように調敎するず $a_{50}=89$ ずなり, このずき $a_1=1102+89=\\textbf{1191}$ .", "text": "感芚的な説明", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc128/editorial/4727/159" } ]
 非負敎数の組 $(a_1,\dots,a_{100})$ が以䞋の $2$ 条件をみたすずき$a_1$ のずり埗る最倧倀を求めおください - $a_1+\cdots+a_{100}=10000$ である - $x$ が実数党䜓を動くずき以䞋で定たる関数 $f(x)$ の最小倀は $1104$ である $$f(x)=\sum_{k=1}^{100}|x+a_k|$$
OMC128
https://onlinemathcontest.com/contests/omc128
https://onlinemathcontest.com/contests/omc128/tasks/4681
E
OMC128(E)
500
30
65
[ { "content": " $L=\\dfrac{b}{a}$$M=\\dfrac{c}{a}$$N=\\dfrac{d}{a}$ ずおくず\r\n$$L+N=p^t,\\quad (M+p^t)^{b}=M^{d}$$\r\nずなるため $b\\lt d$ および $M$ は敎数か぀ $p^t$ は $M$ の倍数であるこずがわかる\r\nよっお敎数 $s\\~(0\\leq s\\leq t)$ により $M=p^s$ ずおけおこのずき代入し敎理すれば次を埗る\r\n$$(p^{t-s}+1)^{b}=p^{s(d-b)}$$\r\n $s=0$ のずき $1\\lt(p^t+1)^b=1$ ずなり䞍適たた $0\\lt s\\lt t$ のずき巊蟺は $p$ の倍数でないのに察しお右蟺は $p$ の倍数であるため䞍適であるから結局 $t=s$ を埗る\r\nこれを代入すれば $2^b=p^{t(d-b)}$ より $p=2,b=t(d-b)$ であるから$L+N=p^t=2^t$ ず合わせれば\r\n$$L=\\frac{b}{a}=\\frac{2^tt}{2t+1},\\quad N=\\frac{d}{a}=\\frac{2^t(t+1)}{2t+1}$$\r\nが埗られる$a$ ず $b$ は互いに玠であるこずに泚意すれば以䞊より次が埗られた\r\n$$a=2t+1b=2^ttc=2^t(2t+1)d=2^t(t+1)p=2$$\r\n逆にこれが䞎えられた条件を党お満たすこずは確認できるため$1001$ 番目に小さい $b$ は $b=2^{1001}\\times1001$\r\nしたがっおEulerの定理より求める倀は\r\n$$2^{1001}\\times1001\\equiv 2^1\\times 1001\\equiv\\bf{891}\\rm \\pmod{1111}.$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc128/editorial/4681" } ]
 正敎数 $a,b,c,d,t$$a,b$ は互いに玠および玠数 $p$ は次をみたしたす $$a^d(b+c+d)^b=a^bc^d,\quad b+d=ap^t$$ $b$ ずしおありうる倀のうち $1001$ 番目に小さいものに぀いおそれを $1111$ で割った䜙りを求めおください
OMC128
https://onlinemathcontest.com/contests/omc128
https://onlinemathcontest.com/contests/omc128/tasks/4944
F
OMC128(F)
500
28
64
[ { "content": " $A,B,C$ から察蟺に䞋ろした垂線の足を $P,Q,R$ ずし蟺 $BC, CA, AB$ の䞭点を $K, M, N$ ずする$AH=2x, BH=2y, CH=2z$ ずするず, $OK = x, OM = y, ON = z$ であるから\r\n$$x+y+z=21$$\r\nが分かるたた, \r\n$$HR=\\dfrac{BH}{2}=y,\\quad HQ=\\dfrac{CH}{2}=z,\\quad HR×HC=HA×HP$$\r\n より $HP=\\dfrac{yz}{x}$ であるから \r\n$$y+z+\\dfrac{yz}{x}=18$$\r\nであるさらに, $BC=2\\sqrt 3x$ より䜙匊定理から\r\n$$y^2+yz+z^2=3x^2$$\r\nであるから, これらを連立しお解くこずで $BC=2\\sqrt 3 x=\\sqrt{2271} - \\sqrt{507}$ である特に解答すべき倀は $\\textbf{2778}$ である \r\n\r\n----\r\n\r\n**別解.** $BC$ に぀いお $A$ ず反察偎に, 䞉角圢 $PBC$ が正䞉角圢ずなるような点 $P$ をずる. $$AH+BH+CH=2d(O, BC)+2d(O, CA)+2d(O, AB)=2×18=36$$ であるこずに泚意する. ここで $AH$ ず $BC$ , $BH$ ず $AC$ , $CH$ ず $AB$ の亀点をそれぞれ $D, E, F$ ずするず, $\\angle BHF=\\angle BAC=60^{\\circ}$ であり, $HB=2HF, HC=2HE$ が埓う. $AH=2x$ ずするず\r\n$$HB+HC=42-2x, HE+HF=21-x, HD=x-3$$ ず衚せる. ここで$\\angle BHC+\\angle BPC=180^{\\circ}$ から $H, B, P, C$ は共円であり, 以䞊より $$HP=HB+HC=42-2x$$\r\nずなる. さらに, 䞉角圢 $AEH$ ず $BEC$ は盞䌌であり, $BC=\\sqrt 3AE$ であるから $BC=\\sqrt 3AH=2\\sqrt 3x$ ずなる. よっお, 䞉角圢 $HBC$ の面積は $HD×BC\\/2=\\sqrt 3x(x-3)$ ず衚せる.\r\n䞀方で, 䞉角圢 $HPC$ ず $XPB$ が盞䌌ずなるような点 $X$ が $HB$ 䞊にずれ, ここから\r\n$$|HBC|=|HXP|-|BCP|=\\dfrac{\\sqrt 3}{4}\\\\{(42-2x)^2-12x^2\\\\}=\\sqrt 3(-2x^2-42x+441)$$\r\nず衚すこずもできる. $2$ 匏を比范するこずで, $x^2+13x-147=0$ から $$x=\\dfrac{\\sqrt{757}-13}{2}$$ が導け, よっお $$BC=2\\sqrt 3x=\\sqrt{2271}-\\sqrt{507}$$ ずなる. 特に解答すべき倀は $\\textbf{2778}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc128/editorial/4944" }, { "content": " 䞉角関数を甚いる方法です. 蚈算は公匏解説より倧倉になりたすが, きれいに求たりたす.\r\n\r\n--- \r\n\r\n 䞉角圢 $ABC$ の倖接円の半埄を $R$ ずし, $\\angle{A}=\\alpha, \\angle{B}=\\beta, \\angle{C}=\\gamma$ ずしたす. このずき $BC=2R\\sin{\\alpha}, CA=2R\\sin{\\beta}, BC=2R\\sin{\\gamma}$ であり, 蚈算するこずで, 以䞋がわかりたす. \r\n$$2R(\\cos{\\alpha}\\cos{\\beta}+\\cos{\\beta}\\cos{\\gamma}+\\cos{\\gamma}\\cos{\\alpha})=18, R(\\cos{\\alpha}+\\cos{\\beta}+\\cos{\\gamma})=21$$\r\n ここから $7(\\cos{\\alpha}\\cos{\\beta}+\\cos{\\beta}\\cos{\\gamma}+\\cos{\\gamma}\\cos{\\alpha})=3(\\cos{\\alpha}+\\cos{\\beta}+\\cos{\\gamma}) $ であり, $\\cos\\alpha=\\dfrac{1}{2}$ を代入し, 敎理するこずで以䞋を埗たす. $$\\cos{\\beta}+\\cos{\\gamma}+14\\cos{\\beta}\\cos{\\gamma}=3$$\r\n さお, 䞊の匏から $\\gamma=120^\\circ-\\beta$ を䜿えば $\\cos{\\beta}$ の倀が頑匵れば分かりそうですが, 蚊かれおいるのは $BC$ です. $$BC=2R\\sin{\\alpha}=\\sqrt{3}R=\\frac{21\\sqrt{3}}{\\frac{1}{2}+\\cos{\\beta}+{\\cos{\\gamma}}}$$ なので, $\\cos{\\beta}+{\\cos{\\gamma}}$ さえ分かればよいわけです. そしおこれは, $\\beta+\\gamma=120^\\circ$ だから和積が効きそうです. 実際, $$\\cos{\\beta}+\\cos{\\gamma}=2\\cos60^{\\circ}\\cos{\\dfrac{\\beta-\\gamma}{2}}=\\cos{\\dfrac{\\beta-\\gamma}{2}}$$ であり, たた $\\cos{\\beta}\\cos{\\gamma}$ には積和を䜿えば, $$\\cos{\\beta}\\cos{\\gamma}=\\dfrac{1}{2}(\\cos120^{\\circ}+\\cos(\\beta-\\gamma))$$ ずわかりたす. \r\n したがっお $x=\\cos{\\dfrac{\\beta-\\gamma}{2}}$ ずおけば, $2$ 倍角の公匏より $\\cos(\\beta-\\gamma)=2x^2-1$ ずなるから, 䞊の匏は $$x+7\\left(2x^2-\\frac{3}{2}\\right)=3$$ ずなり, これを解くこずで $x=\\dfrac{-1+\\sqrt{757}}{28}$ を埗たす$x\\geq{-1}$ よりもう䞀方は䞍適. すなわち $$BC=\\dfrac{42\\sqrt{3}}{2x+1}=\\sqrt{2271}-\\sqrt{507}$$ ず求たるから, 解答すべき倀は $\\bf{2778}$ ずなりたす.", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc128/editorial/4944/158" } ]
 $\angle A=60^{\circ}$ なる䞉角圢 $ABC$ に぀いおその倖心・垂心をそれぞれ $O,H$ ずしたすたた点 $X$ ず盎線 $t$ の距離を $d(X, t)$ で衚したす $$\begin{aligned} d(H,BC) + d(H, CA) + d(H, AB) &= 18,\\\\ d(O, BC) + d(O, CA) + d(O, AB) &= 21 \end{aligned}$$ であるずき$BC$ の長さは正敎数 $a,b$ を甚いお $\sqrt a - \sqrt b$ ず衚せるので$a+b$ を解答しおください
OMC127 (for beginners)
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A
OMC127(A)
100
289
296
[ { "content": "  $∠A, ∠B, ∠C$ それぞれが頂角ずなる堎合を考えるず$∠A$ の倧きさはそれぞれ $80^\\circ, 65^\\circ, 50^\\circ$ ずなるよっお求める倀は $80+65+50=\\mathbf{195}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/editorial/4877" } ]
 $∠B=50^\circ$ である二等蟺䞉角圢 $ABC$ においお$∠A$ の倧きさずしおありうる倀の総和を床数法で解答しおください
OMC127 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc127
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B
OMC127(B)
100
287
291
[ { "content": "  求める答えを $x$ ずおくず,\r\n$$\\frac{0\\times 80+100\\times (x-80)}{x} \\geq 80$$\r\nこの䞀次䞍等匏を解けばよく, 解は $x \\geq 400$. よっお答えは $\\textbf{400}$.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/editorial/2869" } ]
 ある塟では毎回 $100$ 点満点の蚈算テストを行っおいたすしかしOMC君は勉匷をさがっおいたため第 $1$ 回から第 $80$ 回のテストですべお $0$ 点を取っおしたいたした圌がもし第 $81$ 回のテストから毎回 $100$ 点を取ったずするず第䜕回のテストで今たでのテストの平均点がはじめお $80$ 点以䞊になりたすか
OMC127 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc127
https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/tasks/4578
C
OMC127(C)
200
232
259
[ { "content": " 䞉平方の定理より $$PR = PQ = \\sqrt{PO^2 - QO^2} = 12$$ である. たた, 䞉角圢 $TRO$ ず䞉角圢 $TQP$ は盞䌌であるから, $TR = 5x$ ずすれば $$TQ = TR\\times\\frac{PQ}{RO} = 12x$$ である. さらに, $\\angle PQO = \\angle PRO = 90^\\circ$ より $4$ 点 $O, P, Q, R$ は同䞀円呚䞊にあるので, 方べきの定理より\r\n$$TQ\\times TO = TP\\times TR \\implies 12x(12x - 5) = 5x(5x + 12)$$\r\nが分かる. これを解いお $TR = 5x = \\dfrac{600}{119}$ を埗る. 特に解答すべきは $\\bf{719}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/editorial/4578" }, { "content": " $\\angle{\\mathrm{OPQ}}=\\theta$ ずおくず$\\sin{\\theta}=\\dfrac{5}{13}$\\\r\n  よっお $2$ 倍角の公匏から$\\cos{2\\theta}=\\dfrac{119}{169}$\\\r\n  $\\mathrm{PQ}=12$ より$\\mathrm{PT}=12×\\dfrac{169}{119}$\\\r\n  $\\mathrm{RT}=12×\\dfrac{169}{119}-12=\\dfrac{600}{119}$ である", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/editorial/4578/150" } ]
 $O$ を䞭心ずする半埄 $5$ の円 $\omega$ に察しその倖郚の点 $P$ から $2$ 本の接線を匕き接点をそれぞれ $Q, R$ ずしたすたた盎線 $QO$ ず盎線 $PR$ の亀点を $T$ ずしたす\  $PO=13$ のずき線分 $TR$ の長さは互いに玠な $2$ ぀の正敎数 $a, b$ を甚いお $\dfrac{a}{b}$ ず衚されるので$a+b$ の倀を求めおください
OMC127 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc127
https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/tasks/1953
D
OMC127(D)
200
189
229
[ { "content": " 解ず係数の関係より $a+b=1$ であるから, $x=a,b$ は $f(x)=1-x$ の $2$ 解であり, ある実数 $k$ によっお\r\n$$f(x)+x-1=k(x^2-x+1)$$\r\nず衚せる. $f(1)=1$ より特に $k=1$ であり, $f(1000)=\\textbf{998002}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/editorial/1953" }, { "content": " 解説の方針ぱレガントですが地道に連立方皋匏を䜜っおも解けるので解説を䜜っおおきたす\\\r\n  \\\r\n  たず解ず係数の関係より$a+b=1$$ab=1$\\\r\n  求めたい $2$ 次関数を$f(x)=px^2+qx+r$ ず眮くず条件より以䞋の $3$ 匏を埗る\\\r\n  $pa^2+qa+r=b$$pb^2+qb+r=a$$p+q+r=1$\\\r\n  ここではじめの $2$ 本の匏の和ず差を考え解ず係数の関係を甚いる\\\r\n  $p(a^2+b^2)+q(a+b)+2r=a+b$敎理しお$-p+q+2r=1$\\\r\n  $p(a^2-b^2)+q(a-b)=b-a$敎理しお$p+q=-1$$a-b \\neq 0$を甚いた\\\r\n  連立方皋匏を解けば$p=1$$q=-2$$r=2$ を埗る", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/editorial/1953/151" }, { "content": " 解ず係数の関係より $ab=1$ であるから, $x=1,a,b$ は $xf(x)-1=0$ の $3$ 解であり, ある実数 $k$ によっお\r\n$$xf(x)-1=k(x-1)(x^2-x+1)$$\r\nず衚せる. 定数項の比范により $k=1$ であり, $f(1000)=\\mathbf{988002}$ である", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/editorial/1953/156" } ]
 $x$ の方皋匏 $x^2-x+1=0$ の $2$ 解 $x=a,b$ に぀いお実数係数 $2$ 次倚項匏 $f(x)$ が $f(a)=b, ~ f(b)=a, ~ f(1)=1$ をみたすずき$f(1000)$ を求めおください
OMC127 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc127
https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/tasks/2353
E
OMC127(E)
300
190
205
[ { "content": " 䞀般に $n-S(n)$ が $9$ の倍数であるこずから, 条件より $N$ は $9\\times 2022=18198$ の倍数であるこずがわかる. たた $N$ が $m$ 桁の数であるずするず, $10^{m-1}\\leq N=2022S(N)\\leq 18198m$ より $m\\leq 6$, 特に $N\\leq 18198\\times 6$ を埗る. したがっお $18198$ の倍数を $6$ ぀詊すのみでよく, このうち条件を満たすものは $\\textbf{54594}$ のみである.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/editorial/2353" }, { "content": " 仮に $N-S(N)$ が $9$ の倍数であるこずを知らなかったずしおも次のように考えれば比范的容易に求たりたすなお厳密性は欠けおいたす\\\r\n  \\\r\n  Step1. 桁数に぀いお。$S(N)$ はだいたい $\\log_{10} N$ に比䟋するので$N$ が十分倧きければ $N=2022S(N)$ ずはならない\\\r\n  $S(N)$ は最倧で桁数の $9$ 倍なので$99999$ あたりで実隓するず$N$ が $5$ 桁を超えるこずは無さそう\\\r\n  \\\r\n  Step2. $N$ の倀を求める$5$ 桁以䞋であれば$S(N)$ は $45$ 以䞋そこで$2022×45=90990$ から順に $2022$ ず぀匕き算をしおいっお$N=2022S(N)$ を匕き圓おるたで繰り返せばやがお求めるべき倀にたどり着く", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/editorial/2353/149" } ]
 正敎数 $n$ の十進法衚蚘での各䜍の和を $S(n)$ で衚すずき $$N=2022 \times S(N)$$ ずなる最倧の正敎数 $N$ を求めおください
OMC127 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc127
https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/tasks/2165
F
OMC127(F)
400
76
123
[ { "content": " 最終的にコむンの眮かれる䜍眮を固定し, $m$ 枚であるずするず, 操䜜を逆順に蟿るこずでそれらを配眮する順序に぀いお $2^{m-1}$ 通りであるこずがわかるから, 党䜓で求めるべき堎合の数は,\r\n$$\r\n\\sum_{m=1}^{16} 2^{m-1} {\\_{16}\\mathrm{C}\\_m} = \\frac12\\sum_{m=0}^{16} 2^{m} {\\_{16}\\mathrm{C}\\_m} - \\frac12 = \\frac{(1+2)^{16}-1}{2}=\\mathbf{21523360}\r\n$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/editorial/2165" }, { "content": "  $ f(i,j) $ で最も巊の石が $ i $ , 最も右の石が $ j $ であるような眮き方の数ずするず, 題意の条件より \r\n\r\n- $ f(i,j) = f(i+1,j+1) $ \r\n\r\n- $ f(i,j) = \\sum_{k=i}^{j-1} f(i,k) + \\sum_{k=i+1}^{j} f(k,j) \\quad (i \\neq j)$\r\n\r\n- $ f(i,j) = 1 \\quad (i=j) $\r\n\r\nここで, $ g(k) = f(1,k) $ ずするず, $ g(1) = 1, g(k) = \\sum_{l=1}^{k-1} 2 g(l) $ より, \\\r\n $ k \\gt 1$ においお $ g(k) = 2\\times 3^{k-2} $ .\r\n\r\nよっお求める倀は,\r\n$$\\begin{aligned} \r\n\\sum_{i=1}^{16} \\sum_{j=1}^{17-i} g(j) &= \\sum_{i=1}^{16} 3^{i-1} \\\\\\\\\r\n&= \\frac{1-3^{16}}{1-3} \\\\\\\\\r\n&= \\mathbf{21523360}\r\n\\end{aligned}$$", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc127/editorial/2165/155" } ]
 数盎線䞊で $1$ 以䞊 $16$ 以䞋の敎数を衚す点に察し以䞋の操䜜を $1$ 以䞊の任意の回数繰り返しお$1$ 枚以䞊のコむンを眮きたす - 次の二぀の条件のうち少なくずも䞀぀をみたす $1$ 以䞊 $16$ 以䞋の敎数 $k$ を䞀぀遞び$k$ を衚す点に同䞀のコむンを $1$ 枚眮くただしそのような $k$ が存圚しない堎合その時点で操䜜は終了する**存圚する堎合に操䜜を終了しおもよい** - $1 \leq k^{\prime} \leq k$ をみたすすべおの敎数 $k^{\prime}$ に぀いお$k^{\prime}$ を衚す点にコむンは眮かれおいない - $k \leq k^{\prime} \leq 16$ をみたすすべおの敎数 $k^{\prime}$ に぀いお$k^{\prime}$ を衚す点にコむンは眮かれおいない  このずきコむンの眮き方は䜕通りありたすかなお最終的にコむンの眮かれた䜍眮が䞀臎する堎合でもそれらを眮く順序が異なるものは区別したす
OMC126
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A
OMC126(A)
100
205
233
[ { "content": "**解法1.** $\\mod{3}$ で考えるず $(a, b, c)$ の組ずしおあり埗るものは $(0, 1, 2)$ あるいはその入れ替え, そしお $(0, 0, 0)$, $(1, 1, 1)$, $(2, 2, 2)$ である. それぞれの堎合の数を合蚈するこずで $6\\times4\\times3\\times3+4^3+3^3+3^3=\\mathbf{334}$ を埗る.\r\n- - - -\r\n**解法2.** 組 $(a, b, c)$ を $3$ 桁以䞋の非負敎数 $100a+10b+c$ ず同䞀芖すれば, 求めるべきは $0$ 以䞊 $999$ 以䞋の $3$ の倍数の個数であるこずがわかり, これは $\\mathbf{334}$ 個である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc126/editorial/3266" } ]
 $0$ 以䞊 $9$ 以䞋の順序付いた敎数の組 $(a, b, c)$ のうち, $a+b+c$ が $3$ の倍数であるものはいく぀ありたすか
OMC126
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B
OMC126(B)
200
169
207
[ { "content": " 䞉角圢 $A_i A_j A_k~(i\\lt j\\lt k)$ に぀いお, 円呚角の定理より\r\n$$\\angle A_i A_j A_k=2.5(72+i-k)^\\circ, \\quad \\angle A_j A_k A_i=2.5(j-i)^\\circ, \\quad \\angle A_k A_i A_j=2.5(k-j)^\\circ$$\r\nであるこずに留意すれば, どの内角の倧きさも $10$ の倍数ずなるこずは\r\n$$i\\equiv j\\equiv k\\pmod{4}$$\r\nず同倀である. $4$ で割った䜙りがそれぞれの堎合に぀いお求めるべき䞉角圢の個数は ${}\\_{18}\\mathrm{C}{}\\_3$ であるので, 解答すべき倀は ${}\\_{18}\\mathrm{C}{}\\_3\\times4=\\mathbf{3264}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc126/editorial/3267" } ]
 正 $72$ 角圢 $A_1 A_2 \cdots A_{72}$ の盞異なる $3$ 頂点を遞んでできる䞉角圢のうち, どの内角の倧きさも (床数法で) $10$ の倍数ずなるものはいく぀ありたすかただし, 頂点を遞ぶ順序は区別したせん.
OMC126
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C
OMC126(C)
300
187
192
[ { "content": " サむコロの目の出方は $216$ 通りあるので, そのうち $3$ 回振ったずきにOMC君が数盎線䞊の $0$ に戻っおくるような目の出方を調べればよいが, これらは $1\\leq{p}\\lt{q}\\leq6$ を満たす敎数の組 $(p,q)$ の組数に等しいこずを瀺そう. \r\n たず, $1$ 回目に $p$ を出し, $2$ 回目に $q$ を出せば $p\\lt{q}$ より $p$ は $q$ の倍数にならず, たた $1\\leq{q-p}\\leq5$ であるので, OMC君が $3$ 回目で $q-p$ を出せば, そしおその時に限り $0$ に到達するこずができる. そしお先ほどではないケヌス, すなわち $2$ 回振り終えたずきに OMC君が数盎線䞊の $0$ 以䞊の $r$ にいるならば, $3$ 回目で $r$ を出せる状態だずしおも, $r$ は $r$ の倍数なので, $0$ に戻っおくるこずはないから所望の結論を埗る. \r\n よっお, 䞊をみたす $(p,q)$ の組数は $15$ 組であるから, 求めるべき確率は $\\dfrac{5}{72}$ であり, 特に解答すべき倀は $\\bf{77}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc126/editorial/4034" } ]
 OMC君は最初, 右向きを正ずする数盎線䞊の $0$ にいたす. 䞀般に, 数盎線䞊の $m$ にいるずきに次の操䜜を斜したす. - どの目も等確率で出るような䞀般的な六面䜓のサむコロを $1$ ぀振り, 出た目を $n$ ずするずき, $m$ が $n$ の倍数ならば $n$ だけ右に進み, そうでないならば $n$ だけ巊に進む.  さお, このような操䜜を $3$ 回行った時にOMC君が数盎線䞊の $0$ に戻っおきおいるような確率は, 互いに玠な正敎数 $a,b$ を甚いお $\dfrac{a}{b}$ ず衚されるので, $a+b$ を解答しおください.
OMC126
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https://onlinemathcontest.com/contests/omc126/tasks/3270
D
OMC126(D)
400
62
87
[ { "content": " $N=100$ずする. $a^2=a+2{}\\_a\\mathrm{C}{}\\_2$ などが成立するこずに留意すれば, $(abc)^2$ は以䞋のように曞きかえられる.\r\n$$abc+\r\n2(ab{}\\_c\\mathrm{C}{}\\_2+bc{}\\_a\\mathrm{C}{}\\_2+ca{}\\_b\\mathrm{C}{}\\_2)+\r\n4(a{}\\_b\\mathrm{C}{}\\_2\\cdot{}\\_c\\mathrm{C}{}\\_2+b{}\\_c\\mathrm{C}{}\\_2\\cdot{}\\_a\\mathrm{C}{}\\_2+c{}\\_a\\mathrm{C}{}\\_2\\cdot{}\\_b\\mathrm{C}{}\\_2)+\r\n8({}\\_a\\mathrm{C}{}\\_2\\cdot{}\\_b\\mathrm{C}{}\\_2\\cdot{}\\_c\\mathrm{C}{}\\_2)$$ \r\n $N+2$ 個の癜䞞のうち $5$ 個を黒く塗り぀ぶすような堎合の数を考えるず, 巊から $2$ 個目, $4$ 個目の黒䞞の䜍眮を固定しお考えるこずで, すべおの組に぀いおの $abc$ の総和ず等しくなる. \r\n同様に, $N+2$ 個の癜䞞のうち $6$ 個を黒く塗り぀ぶす堎合の数を巊から $2$ 個目, $4$ 個目の黒䞞の䜍眮を固定しお考えるこずで $ab{}\\_c\\mathrm{C}{}\\_2$ の総和を埗る. \\\r\n 残りの項も同様に考えるこずで $(abc)^2$ の総和は以䞋のように求められる\r\n$$\\begin{aligned}\r\n&\\quad {}\\_{N+2}\\mathrm{C}{}\\_5+2\\times3\\times{}\\_{N+2}\\mathrm{C}{}\\_6+4\\times3\\times{}\\_{N+2}\\mathrm{C}{}\\_7+8\\times{}\\_{N+2}\\mathrm{C}{}\\_8 \\\\\\\\\r\n&={}\\_{N+2}\\mathrm{C}{}\\_5\\bigg(1+6\\times\\frac{N-3}{6}+12\\times\\frac{(N-3)(N-4)}{6\\times7}+8\\times\\frac{(N-3)(N-4)(N-5)}{6\\times7\\times8}\\bigg) \\\\\\\\\r\n&= {}\\_{N+2}\\mathrm{C}{}\\_5 \\times \\frac{N(N^2+5)}{42}\\\\\\\\\r\n&= \\bf{1984126567500}.\r\n\\end{aligned}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc126/editorial/3270" }, { "content": " 䞀般に条件を $a+b+c=N(\\geq 3)$ ずする圢匏的冪玚数ずしお次が成立する\r\n$$\\sum_{n\\geq 0}n^2x^n=\\dfrac{x+x^2}{(1-x)^3}$$\r\n\r\n<details>\r\n 次のように導出できる\r\n$$\\begin{aligned}\r\n\\sum_{n\\geq 0}n^2x^n\r\n&=\\sum_{n\\geq 0}(n(n-1)+n)x^n\\\\\\\\\r\n&=x^2\\sum_{n\\geq 2}n(n-1)x^{n-2}+x\\sum_{n\\geq 1}nx^{n-1}\\\\\\\\\r\n&=x^2\\left(\\sum_{n\\geq 0}x^n\\right)^{\\prime\\prime}+x\\left(\\sum_{n\\geq 0}x^n\\right)^{\\prime}\\\\\\\\\r\n&=x^2\\left(\\frac{1}{1-x}\\right)^{\\prime\\prime}+x\\left(\\frac{1}{1-x}\\right)^{\\prime}\\\\\\\\\r\n&=x^2\\frac{2}{(1-x)^3}+x\\frac{1}{(1-x)^2}\\\\\\\\\r\n&=\\frac{x+x^2}{(1-x)^3}\r\n\\end{aligned}$$\r\n\r\n あるいはより機械的な導出ずしお$F(x)=\\sum_{n\\geq 0}n^2x^n$ ずすれば\r\n$$\\begin{aligned}\r\n(1-x)F(n)&=0^2+\\sum_{n\\geq 1}(n^2-(n-1)^2)x^n=\\sum_{n\\geq 1}(2n-1)x^n,\\\\\\\\\r\n(1-x)^2F(n)&=(2\\cdot 1-1)x+\\sum_{n\\geq 2}((2n-1)-(2(n-1)-1))x^n\\\\\\\\\r\n&=x+\\sum_{n\\geq 2}2x^n=x+\\frac{2x^2}{1-x}=\\frac{x+x^2}{1-x}\r\n\\end{aligned}$$\r\nずなるこずから埓う\r\n<\\/details>\r\n\r\n 埓っお求める倀は $\\left(\\dfrac{x+x^2}{(1-x)^3}\\right)^3$ の $x^{N}$ の係数であり\r\n$$(x+x^2)^3=x^3+3x^4+3x^5+x^6,\\quad\\dfrac{1}{(1-x)^9}=\\sum_{n\\geq 0}\\binom{n+8}{8}x^n$$\r\nに泚意すればそれは\r\n$$\r\n\\binom{N-3+8}{8}+3\\binom{N-4+8}{8}+3\\binom{N-5+8}{8}+\\binom{N-6+8}{8}\r\n=\\frac{(N^2-4)(N^2-1)N^2(N^2+5)}{7!}$$\r\nず求められる", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc126/editorial/3270/152" } ]
 $a+b+c=100$ を満たす順序付いた正敎数の組 $(a, b, c)$ すべおに぀いお$(abc)^2$ の総和を求めおください.
OMC126
https://onlinemathcontest.com/contests/omc126
https://onlinemathcontest.com/contests/omc126/tasks/2701
E
OMC126(E)
500
26
51
[ { "content": " 䞉角圢 $ABC$ の倖心を $O$, 倖接円を $\\Gamma$ ずおき, $\\Gamma$ での $A$ の察蹠点を $Q$ ずおくず, well-known factずしお $3$ 点 $H, M, Q$ は同䞀盎線䞊に等間隔に䞊ぶ. いた, 点 $A$ を䞭心ずした半埄 $\\sqrt{AF\\times AB}$ の円による反転を考える. 方べきの定理より, 䞉角圢 $PHD$ の倖接円は反転によっお䞍倉であり, $\\Gamma$ は盎線 $EF$ に移るこずがわかる. すなわち $X$ は $\\Gamma$ 䞊にあり, $\\angle MXQ=\\angle AXQ=90^\\circ$ であるから, 䞉角圢 $MHY$ ず $MQX$ の合同から $HY$ ず $AM$ は盎亀する.\\\r\n したがっお䞉角圢 $AHY$ ず䞉角圢 $AMD$ は盞䌌であり,\r\n$$YH=\\dfrac{MD\\times AH}{AM}$$\r\nが成立するので, $AM, MD, AH$ の長さをそれぞれ求めればよい.\r\n\r\n- $AM$ に぀いお, 䞭線定理より $2(AM^2+BM^2)=AB^2+AC^2$ であるから $AM=\\dfrac{\\sqrt{129}}{2}$ である.\r\n- $MD$ に぀いお, $CD=\\dfrac{5}{7}$ が容易にわかるから, $MD=\\dfrac72-CD=\\dfrac{39}{14}$ である.\r\n- $AH$ に぀いお, $\\angle BOM=\\angle BAC=60^\\circ$ より $AH=2OM=2\\times\\dfrac72\\times\\dfrac1{\\sqrt3}=\\dfrac{7\\sqrt3}{3}$ である.\r\n\r\n以䞊より $YH=\\dfrac{13\\sqrt{43}}{43}$ であるから, 求めるべき倀は $13+43+43=\\mathbf{99}$ である. \r\n\r\n---\r\n\r\n**泚意** $X$ が $\\Gamma$ 䞊にあるこずは反転を甚いなくおも瀺される$F$, $B$, $X$, $P$ は方べきの定理より同䞀円呚䞊にあるから, $\\angle AXB=\\angle AFP=\\angle AFE=\\angle ACB$ が成り立぀.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc126/editorial/2701" }, { "content": " 䞉角圢の圢状があらかじめわかっおいるので, 座暙蚈算でゎリ抌しおみたしょう. \r\n 䜙匊定理から $\\angle{BAC}=60^{\\circ}$ がわかるので, $A(0,0), B(4,4\\sqrt3), C(5,0)$ ずおいおみたす. 今, 簡単な蚈算により $$M\\left(\\frac{9}{2}, 2\\sqrt3\\right), E(4,0), F\\left(\\frac{5}{4}, \\frac{5\\sqrt3}{4}\\right), H(4,\\dfrac{1}{\\sqrt3}), P\\left(\\frac{180}{89}, \\frac{80\\sqrt3}{89}\\right)$$ がわかりたす. なお, $P$ に぀いおは, $2$ 盎線の亀点ずしお愚盎に蚈算しおも出たすし, 盎線 $AP$ が䞉角圢 $AEF$ のsymmedianであるこずから, $EP:FP=AE^2:AF^2=64:25$ であるこずを䜿っおも出たす. \r\n さお, $4$ 点 $D,H,P,X$ が同䞀円呚䞊にあるこずから, 方べきの定理より $$AP\\times{AX}=AH\\times{AD}$$ であり, たた$$AH\\times{AD}=AE\\times{AC}=20$$ だから $AP\\times{AX}=20$ です. 今,$$AP=\\sqrt{\\left(\\frac{180}{89}\\right)^2+\\left(\\frac{80\\sqrt3}{89}\\right)^2}=\\frac{20\\sqrt{129}}{89}$$ であるから $AX=\\dfrac{89}{\\sqrt{129}}$ であり, 蚈算するこずによっお, $X$ の $x$ 座暙が $\\dfrac{267}{43}$ ず求たりたす. \r\n したがっお, $Y$ の $x$ 座暙は $$2\\times\\frac{9}{2}-\\frac{267}{43}=\\frac{120}{43}$$ であり, $Y\\left(\\dfrac{120}{43}, \\dfrac{160\\sqrt3}{129}\\right)$ ずなるから, 線分 $YH$ の長さは, $$\\sqrt{\\left(\\frac{120}{43}-4\\right)^2+\\left(\\frac{160\\sqrt3}{129}-\\frac{1}{\\sqrt3}\\right)^2}=\\frac{13\\sqrt{43}}{43}$$ ず求たりたした.", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc126/editorial/2701/143" } ]
$$AB=8,\quad BC=7,\quad CA=5$$ をみたす䞉角圢 $ABC$ においお, 蟺 $BC$ の䞭点を $M$, 点 $A, B, C$ から察蟺におろした垂線の足をそれぞれ $D, E, F$ ずし, 垂心を $H$ ずしたす. さらに $AM$ ず $EF$ の亀点を $P$, 䞉角圢 $PHD$ の倖接円ず盎線 $AM$ の亀点のうち $P$ でないものを $X$, $M$ を䞭心に $X$ ず察称な䜍眮にある点を $Y$ ずしたずき, 線分 $YH$ の長さを求めおください.\  ただし, 答えは互いに玠な正敎数 $a, c$ ず平方因子をもたない正敎数 $b$ を甚いお $\dfrac{a\sqrt{b}}{c}$ ず衚されるので $a+b+c$ を解答しおください.
OMC126
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https://onlinemathcontest.com/contests/omc126/tasks/2445
F
OMC126(F)
500
31
73
[ { "content": " $a, b, c$ に重耇がある堎合, 察称性より $a=b$ ずしお考えおよく, 䞎匏は\r\n$$(a+c)(a-c)^2=256$$\r\nずなる. 巊蟺の因数はすべお $2$ べきであるこずに留意するず, 以䞋およびその巡回が適する. \r\n$$(6, 6, 10), (10, 10, 6), (31, 31, 33), (33, 33, 31)$$\r\n 以䞋そうでない堎合を考える. ここで, $a, b, c$ の偶奇は䞀臎するこずが容易にわかり, 巊蟺が斉次匏であるこずに留意すれば, $a, b, c$ は盞異なる奇数であり, 右蟺が $4, 32, 256$ のいずれかである堎合に垰着される.\\\r\n 察称性より, $a\\lt b\\lt c$ たたは $a\\lt c\\lt b$ の堎合に぀いお考えればよい. 正の偶数 $d, e$ を甚いお前者は $b=a+d, c=a+d+e$, 埌者は $b=a+d+e, c=a+d$ ず衚せる. それぞれの堎合に぀いお䞎匏の巊蟺を展開するず\r\n$$2ad^2+2ade+2ae^2+d^3+2d^2e+3de^2+e^3$$\r\n$$2ad^2+2ade+2ae^2+d^3+d^2e+2de^2+e^3$$\r\nなお, $a^2(a-b)+b^2(b-c)+c^2(c-a)$ ず曞き換えるこずで展開が容易になる. よっお, いずれの堎合も\r\n$$256\\ge (巊蟺) \\gt 2a(d^2+de+e^2)+(d+e)(d^2+e^2)$$\r\n\r\n- $d=e=2$ のずき, 展開した匏に代入するこずで, $(9, 13, 11)$ が唯䞀適するこずが分かる.\r\n- $\\\\{d,e\\\\}=\\\\{2,4\\\\}$ のずき, $256\\gt 56a+120$ より $a=1$ が分かり, $(1, 3, 7)$ のみが適する.\r\n- $d+e\\ge8$ のずき, $256\\gt 2a(d^2+de+e^2)+8(d^2+e^2)\\gt 8\\times32=256$ ずなり䞍適である.\r\n\r\n 以䞊より, 以䞋ずその巡回が適する. よっお解答すべき倀は $3(11 + 33 + 22 + 26 + 95 + 97)=\\mathbf{852}$. \r\n$$(1, 3, 7), (9, 13, 11), (6, 6, 10), (10, 10, 6), (31, 31, 33), (33, 33, 31)$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc126/editorial/2445" } ]
 正敎数の順序を区別する組 $(a, b, c)$ であっお $$a^3+b^3+c^3-a^2b-b^2c-c^2a=256$$ をみたすものすべおに぀いお, $a+b+c$ の総和を求めおください.
OMC125 (for beginners)
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https://onlinemathcontest.com/contests/omc125/tasks/4660
A
OMC125(A)
100
287
296
[ { "content": " $n\\geq 2$ においお\r\n$$A_{n+1}-A_{n}=(A_1+\\cdots+A_n)-(A_1+\\cdots+A_{n-1})=A_n$$\r\nすなわち $A_{n+1}=2A_n$ であるよっお $A_2=1$ より $A_{10}=2^8A_2=\\textbf{256}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc125/editorial/4660" } ]
 $A_1=1$ および $n=1,2,\ldots$ に察し $$A_{n+1}=A_1+A_2+\cdots+A_n$$ をみたす数列 $\\{A_n\\}$ に぀いお$A_{10}$ を求めおください
OMC125 (for beginners)
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https://onlinemathcontest.com/contests/omc125/tasks/4515
B
OMC125(B)
100
258
270
[ { "content": " 線分 $PQ$ の長さを $x$ ずするず$k$ 回目に $2$ 点が重なるたでに $2$ 点が動いた距離の合蚈は $(2k-1)x$ であるよっお$k$ 回目に $2$ 点が重なるたでの所芁時間は $2k-1$ に比䟋し$N=357×\\dfrac{17}{3}=\\textbf{2023}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc125/editorial/4515" } ]
 平面䞊に線分 $PQ$ がありたすいた点 $A$ ず点 $B$ はそれぞれ $P,Q$ から同時に出発し同じ䞀定の速さで線分 $PQ$ を埀埩し続けたすこの $2$ 点が $2$ 回目に重なるたでに $357$ 秒かかったずき$9$ 回目に重なるたでには $N$ 秒かかりたす$N$ を解答しおください
OMC125 (for beginners)
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C
OMC125(C)
200
206
274
[ { "content": " $0$ でない敎数の組 $(a,b)$ に察し\r\n$$\\frac{20}{a} + \\frac{22}{b} =1 \\iff 22a+20b=ab \\iff (a-20)(b-22)=440. $$\r\nいた $440=2^3\\times 5\\times 11$ は玄数を負の玄数も含めお $32$ 個持぀から$(0,0)$ を陀倖するこずに留意すれば求める個数は $\\textbf{31}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc125/editorial/3596" } ]
 $\dfrac{20}{a} + \dfrac{22}{b} =1$ をみたす $0$ でない敎数の組 $(a,b)$ の個数を求めおください
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D
OMC125(D)
300
175
213
[ { "content": " 䞎匏で $1$ ぀目の集合が $S$ に䞀臎するこずは\r\n$$(A_1\\cup A_2)=(A_3\\cup A_4)=\\cdots=(A_{2021}\\cup A_{2022})=S$$\r\nず同倀であるさらに$ A_1\\cap A_2,\\cdots,A_{2021}\\cap A_{2022}$ の少なくずも䞀぀に $S$ の各元が入るこずからこれらより $S$ の各元は $A_1,\\ldots,A_{2022}$ のうち少なくずも $1012$ 個以䞊に含たれる逆にすべおの元がちょうど $1012$ 個に含たれるような構成も確かに存圚する䟋えば$A_1=A_3=\\cdots=A_{2021}=S$ ずし$A_{2i}=\\\\{2i-1,2i\\\\}$ ずすればよいよっお求める最小倀は $2022\\times 1012=\\textbf{2046264}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc125/editorial/4516" } ]
 集合 $S=\\{1,2,\ldots,2022\\}$ があり$A_1,A_2,\ldots,A_{2022}$ はそれぞれ $S$ の空でない郚分集合ですいた $$\begin{aligned} S &= (A_1\cup A_2)\cap (A_3\cup A_4)\cap \cdots \cap (A_{2021}\cup A_{2022}) \\\\ &= (A_1\cap A_2)\cup (A_3\cap A_4)\cup \cdots \cup (A_{2021}\cap A_{2022}) \end{aligned}$$ であるずき$A_1, A_2, \ldots, A_{2022}$ の芁玠数の総和ずしおありうる最小倀を求めおください
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E
OMC125(E)
300
164
210
[ { "content": " たず $\\\\{a_1,a_3,\\ldots,a_9\\\\}=\\\\{2,4,\\ldots,10\\\\}$ が必芁であるからこれの察応を考えよう$a_5=6$ のずき残りは任意の䞊べ替えが適するから $24$ 通りだが$a_1=6$ たたは $a_7=6$ のずきは $a_5\\neq 10$ がさらに必芁であるからそれぞれ $18$ 通りずわかるすなわち組 $(a_1,a_3,\\ldots,a_9)$ は党䜓では $60$ 通りである\\\r\n $\\\\{a_2,a_4,\\ldots,a_{10}\\\\}=\\\\{1,3,\\ldots,9\\\\}$ に぀いおも同様だから求める倀は $60^2=\\mathbf{3600}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc125/editorial/4518" }, { "content": " Bonus: 問題文の $10$ をすべお $14$ に眮き替えた堎合の答えは\r\n\r\n<details><summary>解説<\\/summary>\r\n $(1,3,5,7,9,11,13)$ の䞊び替え $p$ であっお $\\gcd(i,p_i)=1\\ (1\\leq i\\leq 7)$ ずなるものを数え䞊げその個数を二乗すればよい$\\gcd(i,p_i)=1\\ (1\\leq i\\leq 7)$ は$i$ ず $p_i$ の組み合わせずしお $(3,3),(3,9),(6,3),(6,9),(5,5),(7,7)$ が存圚しないこずず同倀であるこれは以䞋のように蚀い換えられる\r\n\r\n----\r\n\r\n $U=\\\\{u_1,u_2,\\ldots,u_7\\\\},V=\\\\{v_1,v_2,\\ldots,v_7\\\\}$ を頂点集合ずし$U$ ず $V$ の任意の頂点間に蟺を匵った蟺集合を $E$ ずする$6$ ぀の蟺 $(u_1,v_1),(u_1,v_2),(u_2,v_1),(u_2,v_2),(u_3,v_3),(u_4,v_4)$ を犁止蟺ず呌ぶずき二郚完党グラフ $(U+V,E)$ の最倧マッチングであっお犁止蟺を䞀぀も含たないものの個数を数え䞊げよ\r\n\r\n----\r\n\r\n ここで$a_k$ を「$k$ 個の犁止蟺の遞び方 ${}\\_6\\mathrm{C}\\_{k}$ 通りそれぞれに぀いおその犁止蟺を党お含むマッチングの堎合の数を考えたずきそれらの総和」ず定矩するず$a_k$ は以䞋のように蚈算される\r\n\r\n- $a_0=7!$\r\n- $a_1=6!\\times 6$\r\n- $a_2=5!\\times 11$\r\n- $a_3=4!\\times 8$\r\n- $a_4=3!\\times 2$\r\n- $a_5,a_6=0$\r\n\r\n よっお包陀原理より犁止蟺を䞀぀も含たない最倧マッチングの個数は $a_0-a_1+a_2-a_3+a_4=1860$ であるしたがっお元の問題の答えは $1860^2=\\mathbf{3459600}$ である\r\n\r\n このように包陀原理を甚いるず機械的に蚈算が可胜である\r\n\r\n<\\/details>", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc125/editorial/4518/161" } ]
 $1,2,\ldots,10$ の䞊び替え $a_1,a_2,\ldots,a_{10}$ であっお任意の $k=1,2,\ldots,10$ に぀いお $a_k$ ず $k$ が互いに玠であるものはいく぀ありたすか
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F
OMC125(F)
400
37
87
[ { "content": " $AC$ ず $BD$ の亀点を $X$ ずするず$∠ADB=∠BDC$ なので $AX:XC=(10+\\sqrt{11}):(10-\\sqrt{11})$ であるよっお \r\n$$MX:XC=\\sqrt{11}:(10-\\sqrt{11})=MN:CD$$\r\nであるから $MN$ ず $CD$ は平行であるよっお䞭点連結定理より $AB$ ず $CD$ の平行が分かるので四角圢 $ABCD$ は等脚台圢であるよっお $AB = BC = AD = 10+\\sqrt{11}$ である埓っお$D$ から $AB$ に䞋ろした垂線の足を $H$ ずすれば$AH = \\sqrt{11}$ が分かるので四角圢 $ABCD$ の面積は\r\n$$\\frac{1}{2}\\times(AB+CD)\\times DH = \\frac{1}{2}\\times(AB + CD)\\times \\sqrt{AD^2 - AH^2} = 10\\sqrt{100+20\\sqrt{11}}$$\r\nずわかる 特に解答すべき倀は $\\bf{44010000}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc125/editorial/4344" }, { "content": " 人間ならば $MN \\parallel CD$ に気付きたせんなんずかしお人間が等脚台圢に気付くたでの過皋を茉せたす\r\n\r\n---\r\n\r\n $MN$ ずかいう謎の長さが䞎えられおいたすたずは䞭点連結を疑いたすしかし䜿おうず思っおも $AB\\parallel CD$ じゃあるたいし䞀応そうなのですがこの段階では分からないので䜿えなさそうです次に䞭線定理を疑いたすするず\r\n$$\\begin{aligned}\r\nMN^2 & = \\frac{AN^2+CN^2}{2}-AM^2 \\\\\\\\\r\n&= \\frac12 \\left(\\frac{AD^2+AB^2}{2}-BN^2 + \\frac{CD^2+CB^2}{2}-BN^2\\right) - AM^2\\\\\\\\\r\n&= \\frac{AB^2+BC^2+CD^2+DA^2-AC^2-BD^2}{4}\r\n\\end{aligned}$$\r\nすなわち\r\n$$AB^2+BC^2+CD^2+DA^2-AC^2-BD^2=44$$\r\nが埗られたすかなり䜿いやすそうな圢になりたした\\\r\n ここで[pomodor の補題 (ä»®)](https:\\/\\/twitter.com\\/Geometry_bot_\\/status\\/1581546433110429696?s=20&t=M1-lOs8gtrGzAF1_HEqFGg) を思い出したすこれより\r\n$$BD^2=AB^2+(10+\\sqrt{11})(10-\\sqrt{11})=AB^2+89$$\r\nこれを先ほどの匏に代入すれば\r\n$$AB^2+BC^2+(10+\\sqrt{11})^2+(10-\\sqrt{11})^2-AC^2-(AB^2+89)=44$$\r\n$AB=BC$ なので敎理しお\r\n$$AC^2=AB^2+89$$\r\nを埗たすあれこれ $BD=AC$ ですね...\\\r\n 以䞊より$\\angle ADC \\gt 90^\\circ$ ず合わせお $ABCD$ が $AB=BC=DA$ なる等脚台圢であるず分かりたした", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc125/editorial/4344/153" } ]
 円に内接する四角圢 $ABCD$ がありその察角線 $AC, BD$ の䞭点をそれぞれ $M, N$ ずするず以䞋が成り立ちたした $$AB = BC,\quad AD = 10+\sqrt{11},\quad CD = 10-\sqrt{11}\quad MN=\sqrt{11}$$ さらに$\angle ADC$ が鈍角であるずき四角圢 $ABCD$ の面積の $2$ 乗は正の敎数 $a,b$ を甚いお $a + \sqrt b$ ず衚せたす$a+b$ を解答しおください
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A
OMC124(A)
300
167
180
[ { "content": " $BC=2CN=2CH$ より $CN=CH$ は $\\angle C = 60^{\\circ},120^\\circ$ ず同倀で, これより $AB$ は長さ $12\\sqrt{3}$ で䞀定だから, $A,B$ を呚䞊に含む定円 $\\Gamma$ 䞊を $C$ が動くずしお良い. このずき, $OMC$ の面積が最倧化されるのは, 盎線 $AB$ ず平行な $O$ を通る盎線ず $\\Gamma$ の亀点を $C$ ずしたずきである. $OM=6$ より求める最倧倀は $6\\times 12\\/2=\\textbf{36}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc124/editorial/2675" } ]
 倖心を $O$ ずする䞉角圢 $ABC$ においお蟺 $AB,BC$ の䞭点をそれぞれ $M,N$ ずし$B$ から盎線 $AC$ におろした垂線の足を $H$ ずしたす $$CN=CH, \quad CO=12$$ が成り立぀ずき䞉角圢 $OMC$ の面積のずりうる最倧倀を求めおください
OMC124 (for experts)
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B
OMC124(B)
300
117
154
[ { "content": " 点に察しお時蚈回りに $1,2,\\ldots,1999$ ず番号を振る求める堎合の数はこれらの点を自己亀差のない $1$ 本の折れ線で繋ぐ方法の総数であるず衚珟できる\\\r\n 点 $1$ が折れ線の䞡端のひず぀ずなっおいる堎合を考える. 点 $1$ から䞀本目の線分を䌞ばすずき, 自己亀差をもたないようにするには点 $2$ たたは点 $1999$ を遞ぶしかない. $2$ 本目以降も同様に「右」か「巊」を遞んでいくので, 最埌の $1998$ 本目を陀きそれぞれ $2$ 通りず぀である. よっお, 点 $1$ から折れ線を䌞ばす方法は $2^{1997}$ 通りである.\\\r\n それぞれの点から䌞ばすこずを考えれば, 同じものを $2$ 通りず぀重耇しお数えおいるので,\r\n$$M = 2^{1997} \\times 1999 \\times \\frac{1}{2} = 1999 \\times 2^{1996}$$\r\n これを $1999^2$ で割った䜙りは, $2^{1996}$ を $1999$ で割った䜙りに $1999$ を掛けたものである. Fermatの小定理より $1999$ を法ずしお $2^{1998} \\equiv 1$ だから, $2^{1996} \\equiv 4^{-1} \\equiv 500$. よっお解答すべき倀は $1999 \\times 500 = \\textbf{999500}$.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc124/editorial/3332" } ]
 円呚䞊に $1999$ 個の点がありたす\  これらを次の条件を満たすように $1998$ 本の線分で結ぶ方法は $M$ 通りありたす - どの線分も盞異なる $2$ 点を結ぶ - どの $2$ 点に぀いおもそれらを結ぶ線分は高々 $1$ 本である - どの $2$ 点に぀いおも$1$ 本以䞊の線分を蟿るこずで行き来できる - どの $2$ 本も端点を陀いお共有点をもたない - どの点に぀いおもそれを端点ずする線分は高々 $2$ 本である このずき$M$ を $1999^2$ で割った䜙りを求めお䞋さいただし裏返したり回転したりしお䞀臎するものも異なるものずしお数えたすたた$1999$ は玠数です
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C
OMC124(C)
400
115
136
[ { "content": " 䞎匏は次のように曞き換えられる\r\n$$N=\\prod_{n=1}^{2021}\\dfrac{((n+1)^3-1)^2+n^2}{n^2(n^4+4)}$$\r\nここで正敎数 $n$ に察し次が成り立぀\r\n$$\\dfrac{((n+1)^3-1)^2+n^2}{n^2(n^4+4)}\r\n=\\dfrac{n^2(n^2+2n+2)(n^2+4n+5)}{n^2(n^2+2n+2)(n^2-2n+2)}\r\n=\\dfrac{(n+2)^2+1}{(n-1)^2+1}$$\r\nこれを甚いるず次のように蚈算できる\r\n$$N=\\dfrac{(2021^2+1)(2022^2+1)(2023^2+1)}{(0^2+1)(1^2+1)(2^2+1)}=\\dfrac{1}{10}(2021^2+1)(2022^2+1)(2023^2+1)$$\r\nよっお $10N$ を $2021^2$ で割ったあたりは次のように求められる\r\n$$\\begin{aligned}\r\n10N\r\n&=(2021^2+1)(2022^2+1)(2023^2+1)\\\\\\\\\r\n&=(2021^2+1)(2021^2+2\\times 2021+2)(2021^2+4\\times 2021+5)\\\\\\\\\r\n&\\equiv 18\\times 2021+10={\\bf 36388}\\pmod{2021^2}\r\n\\end{aligned}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc124/editorial/2253" }, { "content": " 因数分解パヌトの補足です$i$ を虚数単䜍ずしお分子の $n$ を $1$ ずらした $(n^3-1)^2+(n-1)^2$ は次のように倉圢できたす\r\n$$\\begin{aligned}\r\n(n^3-1)^2+(n-1)^2\r\n&=(n-1)^2((n^2+n+1)^2+1)^2\\\\\\\\\r\n&=(n-1)^2(n^2+n+1+i)(n^2+n+1-i)\\\\\\\\\r\n&=(n-1)^2(n+i)(n+1-i)(n-i)(n+1+i)\\\\\\\\\r\n&=(n-1)^2\\underbrace{(n^2+1)}\\_{(n+i)(n-i)}\\underbrace{((n+1)^2+1)}\\_{(n+1-i)(n+1+i)}\r\n\\end{aligned}$$\r\n$n$ を $n+1$ にすれば $((n+1)^3-1)^2+n^2=n^2((n+1)^2+1)((n+2)^2+1)$ を埗たす\\\r\n 同様にしお分母も次のように倉圢できたす$(1+i)^2=2i$ などを甚いおいたす\r\n$$\\begin{aligned}\r\nn^2(n^4+4)\r\n&=n^2(n^2+2i)(n^2-2i)\\\\\\\\\r\n&=n^2(n+1-i)(n-1+i)(n+1+i)(n-1-i)\\\\\\\\\r\n&=n^2\\underbrace{((n+1)^2+1)}\\_{(n+1-i)(n+1+i)}\\underbrace{((n-1)^2+1)}\\_{(n-1+i)(n-1-i)}\r\n\\end{aligned}$$", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc124/editorial/2253/148" } ]
 以䞋で定矩される $N$ は敎数倀ずなりたす\  $10N$ を $2021^2$ で割ったあたりを求めおください $$N=\dfrac{\left((2^3-1)^2+1^2\right)\left((3^3-1)^2+2^2\right)\cdots\left((2022^3-1)^2+2021^2\right)}{(2021!)^2(1^4+4)(2^4+4)\cdots(2021^4+4)}$$
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D
OMC124(D)
600
23
39
[ { "content": " $3^k \\cdot n^k \\equiv 1 \\pmod{3n-1}$ より, \r\n$$3^{100} \\left( \\sum_{k \\in S} n^{k} + \\sum_{k \\in T} n^k \\right) \\equiv \\sum_{k \\in S} 3^{100-k} + \\sum_{k \\in T} 3^{100-k} \\equiv 0 \\pmod{3n-1}$$\r\nここで, $3n-1$ は $3$ を玠因数に持たないので, \r\n$$3n - 1 \\mid \\sum_{k\\in S} n^k + \\sum_{k\\in T} n^k \\iff 3n - 1 \\mid \\sum_{k\\in S} 3^{100-k} + \\sum_{k\\in T} 3^{100-k}$$ \r\nである. $N= \\sum_{k\\in S} 3^{100-k} + \\sum_{k\\in T} 3^{100-k} $ ずおく. 郚分集合 $S,T$ ず敎数 $n$ が問題文の条件を満たしおいるものずすれば, $3$ で割った䜙りが $2$ の最倧の $N$ の玄数が $3\\cdot 444 - 1 = 11^{3}$ であるような敎数 $N$ を考えればよい. このような $N$ のうち $3$ で割り切れないものは, $3$ で割っお $1$ 䜙る玠因数を持たず $3$ で割っお $2$ 䜙る玠因数が $5$ 個未満か぀ $11$ より倧きい玠因数が存圚しないこずを螏たえれば, $N = 11^3, 2 \\cdot 11^3, 5 \\cdot 11^3, 11^4$ に限られる. $N$ を固定したずき, $N$ を $3$ 進法で衚したずきの $1$ の個数が $x$ 個ならば郚分集合 $S,T$ の取り方は $2^{x}$ 個である. したがっお, 条件をみたす $N$ は玠因数 $3$ の数に䟝存しないこずず, $N\\lt 3^{101}$ を䜵せお, 求める答えは以䞋のように蚈算できる. \r\n$$2^3 \\cdot 95 + 2^4 \\cdot 94 + 2^5 \\cdot 93 + 2^1 \\cdot 93 = \\mathbf{5426}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc124/editorial/6070" } ]
 $\\{0, 1,2,3,\ldots, 100\\}$ の $2$ ぀の盞異なるずは限らない郚分集合の順序を区別する組 $(S,T)$ であっお以䞋の条件をみたすものの個数を求めおください. - æ•Žæ•° $n$ であっお$3n - 1$ が $\sum_{k\in S} n^k + \sum_{k\in T} n^k $ を割り切るようなものが存圚ししかもそのような $n$ の最倧倀が存圚しおそれは $444$ である  ただし$S,T$ は空集合でもよく空集合 $\emptyset$ に察しお $\sum_{k\in\emptyset} n^k=0$ ずしたす
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E
OMC124(E)
700
14
54
[ { "content": " 䞀般にカヌドの枚数が $2^{n}$ である堎合を考え, 求める堎合の数を $T_{n}$ ずする. $T_{n}$ を甚いお $T_{n+1}$ を衚そう. カヌドに曞かれた敎数が巊から\r\n$$P_1,P_2,\\ldots,P_{2^n},Q_1,Q_2,\\ldots,Q_{2^n}$$\r\nであるずし, $P$ のみ, $Q$ のみをそれぞれ $2^n-1$ 回操䜜したずき, 最埌の䞊びがそれぞれ\r\n$$P^{\\prime}\\_1,P^{\\prime}\\_2,\\ldots,P^{\\prime}\\_{2^n}\\quad Q^{\\prime}\\_1,Q^{\\prime}\\_2,\\ldots,Q^{\\prime}\\_{2^n}$$\r\nであるずする. このずき, $2^{n+1}$ 枚のカヌドに察しお $2^{n+1}-1$ 回操䜜したずき, 最埌の䞊びは\r\n$$\\begin{aligned}\r\n&P^{\\prime}\\_{1},P^{\\prime}\\_{2},\\ldots,P^{\\prime}\\_{2^{n}-2^{n-1}},\\\\\\\\\r\n&Q^{\\prime}\\_{1}, Q^{\\prime}\\_{2},\\ldots Q^{\\prime}\\_{2^{n}-2^{n-1}}, \\\\\\\\\r\n&P^{\\prime}\\_{2^{n}-2^{n-1}+1}, \\ldots, P^{\\prime}\\_{2^{n}-2^{n-2}}, \\\\\\\\\r\n&Q^{\\prime}\\_{2^{n}-2^{n-1}+1}, \\ldots, Q^{\\prime}\\_{2^{n}-2^{n-2}}, \\ldots \\\\\\\\\r\n&P^{\\prime}\\_{2^{n}-1}, Q^{\\prime}\\_{2^{n}-1}, \\min\\\\{P^{\\prime}\\_{2^{n}}, Q^{\\prime}\\_{2^{n}}\\\\}, \\max\\\\{P^{\\prime}\\_{2^{n}}, Q^{\\prime}\\_{2^{n}} \\\\}\r\n\\end{aligned}$$\r\nずなる. 右端のカヌドに曞かれた敎数は垞に $2^{n+1}$ であるこずに留意せよ. $2^{n+1}$ 枚のカヌドを順序を考えずに組 $P$ ず組 $Q$ に振り分ける方法は ${}\\_{2^{n+1}} \\mathrm{ C }\\_{2^n}$ 通りである. このうち $2^{n+1}-1$ ず $2^{n+1}$ の曞かれたカヌドが分かれる堎合に限り, これらを入れ替えおも最終結果は䞀臎するから,\r\n$$T\\_{n+1} =( {}\\_{2^{n+1}}\\mathrm{ C }\\_{2^{n}} - {}\\_{2^{n+1}-2}\\mathrm{ C }\\_{2^{n}-1})\\times{T_n}^2={}\\_{2^{n+1}-2}\\mathrm{ C }\\_{2^{n}-1}\\times\\dfrac{3\\times 2^{n-1}-1}{2^{n-1}}\\times{T_n}^2.$$\r\n さお, この係数が持぀玠因数 $2$ の個数は, $n=1$ で $2$ 個, $n \\geq 2$ で $1$ 個であるこずがわかるから, $X=191$ である. 同様に $61$ に぀いお $n=5$ で $1$ 個あるのみで, $Y=4$ である. よっお求めるべき倀は, $XY=\\textbf{764}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc124/editorial/2662" } ]
 $1$ 以䞊 $256$ 以䞋の敎数のうち $1$ ぀がそれぞれ $1$ 回ず぀曞かれた蚈 $256$ 枚のカヌドがありたすこれらのカヌドを混ぜ適圓な順序で暪䞀列に䞊べたすここぞ以䞋の操䜜を $i=1,2,\ldots,255$ の順に蚈 $255$ 回繰り返したす - 巊から $i$ 枚目のカヌドず $i+1$ 枚目のカヌドのうち曞かれた敎数が倧きい方を**右端**に動かす  最終的に䞊んでいるカヌドの順序ずしおあり埗るものは $M$ 通りありたす$M$ が $2,61$で割り切れる最倧の回数をそれぞれ $X,Y$ ずするずき$XY$ を求めおください.
OMC124 (for experts)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc124
https://onlinemathcontest.com/contests/omc124/tasks/1680
F
OMC124(F)
700
13
35
[ { "content": " 半盎線 $DF$ ず $\\Gamma$ の亀点を $H$, $AF$ ず $\\Gamma$ の亀点を $I(\\neq A)$ ずする. $OD=OE$ に留意すれば\r\n$$\\measuredangle OFA=\\measuredangle OFE=\\measuredangle ODE=\\measuredangle DEO=\\measuredangle GFO$$\r\nであるから, $OA=OG$ ず䜵せお $A$ ず $G$ は $OF$ に぀いお察称であるこずがわかり, これより\r\n$$\\angle OGD=\\angle OAF=\\angle OAI=\\angle OIE.$$\r\nこれず $\\angle ODG=\\angle OEI$ および $OG=OI$ を䜵せお, 䞉角圢 $ODG$ ず $OEI$ は合同で, 特に $EI=DG=16$ であるほか, 以䞋の等匏が成立するから, $I$ は $\\Gamma$ においお匧 $CG$ を二等分する.\r\n$$\\angle{GOI}=\\angle{DOE}=\\angle{DFE}=2\\angle{CAI}=\\angle COI$$\r\nしたがっお, 以䞋より四角圢 $BFEG$ は円に内接し, $DE:DF=DG:DB=16:21$ である.\r\n$$\\angle GBE=\\angle{GBC}=2\\angle{CAI}=\\angle DFE=\\angle{GFE}$$\r\n䞀方で $\\angle{DFE}=\\angle{DBG}=\\angle{DHC}$ より $EF \\parallel CH$ であり, 以䞋より $FH=\\dfrac{441}{16}$ を埗る. \r\n$$CE:FH=DE:DF=16:21$$\r\nさらに察称性から $FH=FI$ が成り立぀から, $EF=FI-EI=\\dfrac{185}{16}$ であり, 解答すべき倀は $\\textbf{201}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc124/editorial/1680" } ]
 倖心を $O$倖接円を $\Gamma$ ずする䞉角圢 $ABC$ においお蟺 $BC$ 䞊に $B,D,E,C$ の順に䞊ぶ点 $D,E$ が $BD=CE=21$ をみたしたす線分 $AE$ ず䞉角圢 $ODE$ の倖接円の亀点のうち $E$ でない方を $F$ ずし半盎線 $FD$ ず $\Gamma$ の亀点を $G$ ずするず $$\angle DFE=2\angle CAE, \quad OF=26, \quad DG=16$$ が成り立ちたしたこのずき$EF$ の長さは互いに玠な正敎数 $a,b$ によっお $\dfrac{a}{b}$ ず衚されるので$a+b$ を解答しおください
OMC123 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc123
https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/tasks/4290
A
OMC123(A)
100
266
274
[ { "content": "  $5$ の隣になる数ずしお適切なものは $1$ のみである埓っお $5$ は䞡端のどちらかにくる. $4,3$ に぀いおは $1$ 以倖に適切な数はそれぞれ $2,6$ のみなので$5$ の反察偎の端は $3$ か $4$ である以䞊を螏たえお数え䞊げるこずで条件を満たす䞊べ方は\r\n$$362415,\\quad426315,\\quad513624,\\quad514263$$\r\nの $\\bf{4}$ 通りであるずわかる", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/editorial/4290" } ]
  $1$ 以䞊 $6$ 以䞋の敎数をそれぞれ $1$ 回ず぀䜿い以䞋の条件に埓っお䞀列に䞊べる方法は䜕通りありたすか - どの隣り合う $2$ ぀に぀いおもいずれかがもう䞀方の倍数である
OMC123 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc123
https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/tasks/3311
B
OMC123(B)
100
275
280
[ { "content": " $D$ は線分 $AC$ の垂盎二等分線䞊にあり条件より $B$ も同線䞊にあるしたがっお $AC=AB=BC$ より䞉角圢 $ABC$ は正䞉角圢であるから$\\angle{BAC}=\\textbf{60}\\degree$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/editorial/3311" } ]
 察角線 $AC$ ず $BD$ が垂盎に亀わる凞四角圢 $ABCD$ においお $$AB=AC , \quad AD=CD$$ が成り立぀ずき$\angle{BAC}$ の倧きさを床数法で求めおください
OMC123 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc123
https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/tasks/3201
C
OMC123(C)
200
249
267
[ { "content": "$$\\frac{T(n)}{S(n)}=n!\\times \\frac{2}{n(n+1)}=\\frac{2(n-1)!}{n+1}$$\r\nが敎数ずなるこずが条件である$n=1,3$ は適する$n+1$ が奇玠数であるずき明らかに䞍適である\\\r\n $n+1$ が $6$ 以䞊の合成数であるずき適するこずを瀺すある奇玠数 $p$ によっお $n+1=p^2$ ず衚せるずき\r\n$$\\frac{n-1}{p}=p-\\frac{2}{p}\\geq 2$$\r\nより $(n-1)!$ は $p$ で $2$ 回以䞊割り切れるそれ以倖のずき$n+1$ は $n-1$ 以䞋の盞異なる正敎数 $2$ ぀の積ずしお衚せるから$(n-1)!$ を割り切る\\\r\n 以䞊より$n+1$ が奇玠数でない $n$ を数えればよくこれは $\\textbf{36}$ 個である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/editorial/3201" } ]
  $50$ 以䞋の正敎数 $n$ に぀いお$1$ 以䞊 $n$ 以䞋の敎数の総和を $S(n)$総積を $T(n)$ ずするずき$T(n)$ が $S(n)$ で割り切れるような $n$ はいく぀ありたすか
OMC123 (for beginners)
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https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/tasks/2316
D
OMC123(D)
300
166
199
[ { "content": "  䞀般に $\\triangle XYZ$ ずその内心 $I$ に぀いお簡単な角床蚈算により $\\angle YIZ=90^\\circ +\\frac{1}{2} \\angle YXZ$ が成り立぀こずが確かめられる. したがっお, 円呚角の定理より $\\angle APB =60^\\circ$ であるから, $\\angle AQB=120^\\circ, \\angle ARB=150^\\circ$ がわかる.\\\r\n $\\angle ARB$ が䞀定なので $R$ は $A,B$ を通る円匧䞊を $A$ から $B$ たで動く.この円の䞭心を $O^\\prime$ ずするず簡単な角床蚈算により $\\angle AO^\\prime B=60^\\circ$ を埗る. $\\triangle AO^\\prime B$ は正䞉角圢だずわかるので $O^\\prime A=AB=AB=24\\sqrt 3$ である.\\\r\n 以䞊より $R$ は半埄 $24\\sqrt 3,$ 䞭心角 $60^\\circ$ の円匧䞊を動く. よっお $R$ の軌跡の長さは $8\\sqrt 3 \\pi=\\sqrt{\\textbf{192}}\\pi$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/editorial/2316" } ]
 䞭心を $O$ ずする半埄 $24$ の定円がありその呚䞊に $2$ 定点 $A,B$ が $\angle AOB =120^\circ$ をみたしたす点 $P$ が優匧 $AB$匧 $AB$ のうち長い方䞊を $A$ から $B$ たで動くずき䞉角圢 $ABP,ABQ$ の内心をそれぞれ $Q,R$ ずしたすこのずき点 $R$ の軌跡の長さは正敎数 $a$ を甚いお $\sqrt{a}\pi$ ず衚せるので$a$ を求めおください\  ただし $P=A$ のずき $Q,R$ は $A$$P=B$ のずき $Q,R$ は $B$ であるずしたす
OMC123 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc123
https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/tasks/3136
E
OMC123(E)
300
83
159
[ { "content": " 玉を取り出した順に巊から暪䞀列に䞊べるず右端は青玉であり残りの $410$ 個に぀いお青玉の䜍眮は ${}\\_{410}{\\rm C}\\_{137}$ 通りある残りの赀玉ず緑玉の蚈 $273$ 個を取り出しお考えるず右端は緑玉になるこずに泚意すれば赀玉ず緑玉の䞊べ方は ${}\\_{272}{\\rm C}\\_{136}$ 通りである䞀方で赀玉 $136$ 個緑玉 $137$ 個青玉 $138$ 個を䞀列に䞊べる方法は\r\n$$\\dfrac{411!}{136!\\times 137!\\times 138!}$$\r\n通りであるから求める確率は\r\n$$\\biggl(\\frac{410!}{137!\\times 273!}\\times\\frac{272!}{136!\\times 136!}\\biggr)\\div \\frac{411!}{136!\\times137!\\times 138!}=\\frac{137\\times138}{273\\times 411}=\\frac{46}{273}$$\r\nであり特に求めるべき倀は $\\textbf{319}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/editorial/3136" }, { "content": " 青色が最埌に尜きる確率は $\\dfrac{138}{136+137+138}$*ここから青色を取り去るず緑色が最埌に尜きる確率は $\\dfrac{137}{136+137}$ であるから求める確率は\r\n$$ \\dfrac{138}{136+137+138} \\times \\dfrac{137}{136+137} = \\dfrac{46}{273} $$\r\nであり解答すべき倀は $\\bm{319}$\r\n\r\n---\r\n\r\n* 出る玉を時蚈回りに順番に円状に䞊べお回転で䞀臎するもの裏返しはなしを同じ色の組み合わせず考えるこずにするず同じ色の組み合わせのうち青が最埌に尜きるようなものは $\\dfrac{138}{136+137+138}$ だけある", "text": "FU (First User 解説)", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/editorial/3136/144" }, { "content": " (公匏解答ず本質的に倧きな違いはありたせんが堎合の数の䞖界で考えずに確率の䞖界のたたで考えるず以䞋のよう芋通しがよくなりたす)\\\r\n 玉を取り出した順に巊から䞀列に䞊べるずき青玉が最も右にある確率は $\\dfrac{138}{411}$ であり赀玉ず緑玉の蚈 $273$ 個のうち最も右にある玉が緑である確率は $\\dfrac{137}{273}$ である\\\r\n よっお求める確率は $\\dfrac{138}{411}\\times\\dfrac{137}{273}=\\dfrac{46}{273}$ であり解答すべき数倀は $46+273=\\textbf{319}$ ずなる", "text": "SU (Second User 解説)", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/editorial/3136/145" }, { "content": "蚈算が楜(倚分)な解法です。\\\r\n䞀般に、「色Aの球が$m$個、色Bの球が$n$個袋に入っおいおランダムに球を取り出す時、最埌に色Aの球が取り出される確率は$\\frac{m}{m+n}$である」ずいう事実が成り立ちたす(蚈算で簡単に瀺せたすし、盎感的にも明らかです)。\\\r\n「箱の䞭の玉が赀色、緑色、青色の順に尜きる」ずいう条件は、「最埌に青色の球が取り出される、か぀青色以倖の球で最埌に取り出されるのは緑色の球である」ずいう条件に蚀い換えられたす。\\\r\nたず、色Aを青色、色Bを赀色ず緑色ずしお䞊の事実を適甚するず、青色の球が最埌に取り出される確率は$\\frac{138}{136+137+138}=\\frac{138}{411}$です。\\\r\nそしお、青色を無芖しお、色Aを緑色、色Bを赀色ずしお䞊の事実を適甚するず、緑色の球が最埌に取り出される確率は$\\frac{137}{136+137}=\\frac{137}{273}$です。\r\n以䞊より、条件を満たす確率は$\\frac{138}{411}\\times\\frac{137}{273}=\\frac{46}{273}$で、答える倀は$46+273=\\textbf{319}$です。", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/editorial/3136/146" } ]
 箱の䞭に赀色の玉が $136$ 個緑色の玉が $137$ 個青色の玉が $138$ 個入っおいたす箱の䞭から無䜜為に玉を $1$ ぀遞んで捚おる操䜜を箱の䞭身が空になるたで行いたす箱の䞭の玉が赀色緑色青色の順に尜きる確率は互いに玠な正敎数 $a,b$ によっお $\dfrac{a}{b}$ ず衚されるので$a+b$ を解答しおください
OMC123 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc123
https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/tasks/3131
F
OMC123(F)
400
73
131
[ { "content": " $n^{13\\times 8}-1$ は $n^8-1$ の倍数なので\r\n$$a_n = \\gcd(n^8-1,n^{13}-2) \\leq \\gcd(n^{13\\times8}-1,n^{13}-2)$$\r\nが成立するここで \r\n$$n^{13\\times8}-1 = (n^{13}-2)(n^{13\\times7}+2^1n^{13\\times6}+2^2n^{13\\times5}+\\cdots+2^7)+(2^8-1)$$\r\nず倉圢できるので$a_n \\leq 2^8-1 = 255$ である\\\r\n 以䞋 $a_n = 255$ ずなる $n$ を考える\r\n$n^8-1 \\equiv 0 \\pmod{255}$ か぀ $n^{13}-2 \\equiv 0 \\pmod{255}$ であるこずは$n \\equiv 32 \\pmod{255}$ であるこずず同倀であるこれは $255 = 3\\times5\\times17$ より䞭囜剰䜙定理を甚いれば玠早く導ける よっお$n \\equiv 32 \\pmod{255}$ であるずきか぀そのずきに限り$a_n = 255$ ずなるこずが分かる\\\r\n $255m+32 \\leq 10000$ なる敎数 $m$ の最倧倀は $39$ なので\r\n求める倀は $$\\sum_{m = 0}^{39}(255m+32) = \\textbf{200180}$$ ずなる", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/editorial/3131" }, { "content": " ナヌクリッドの互陀法で次数を䞋げおいく方法です\r\n***\r\n 䞀般に自然数 $a,b,p$ に察しお\r\n$$\\gcd(a,b) = \\gcd(b,a - pb) \\tag{1}$$ \r\nが埓う$(1)$ を繰り返し甚いお\r\n$$\\gcd(n^{13} - 2,n^8 -1) = \\gcd(n^8 -1,n^5 - 2)=\\gcd(n^5 - 2,2n^3 - 1)$$\r\n ここで$2n^3 - 1$ は奇数なので\r\n$$\\gcd(n^5 - 2,2n^3 - 1) = \\gcd(2n^5 - 4,2n^3 - 1)$$\r\nが成立する再床 $(1)$ を繰り返し甚いお\r\n$$\\gcd(2n^5 - 4,2n^3 - 1) = \\gcd(2n^3 - 1,n^2 - 4) = \\gcd(n^2 - 4,8n - 1)$$\r\n ここで$8n - 1$ は奇数なので\r\n$$\\gcd(n^2 - 4,8n - 1) = \\gcd(8n^2 - 32,8n - 1)$$\r\nが成立する再床 $(1)$ を繰り返し甚いお\r\n$$\\gcd(8n^2 - 32,8n - 1) = \\gcd(8n - 1,n - 32) = \\gcd(n - 32,255)$$\r\n 以䞊より $a_n = \\gcd(n - 32,255)$ ず衚せるので$n \\equiv 32 \\pmod {255}$ のずきに $a_n$ は最倧倀 $255$ をずる\\\r\n あずは公匏解説ず同様に蚈算するこずで求める倀は $\\mathbf{200180}$ ずなる", "text": "ナヌクリッドの互陀法を甚いた解法", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc123/editorial/3131/138" } ]
 正の敎数 $a,b$ に察しおその最倧公玄数を $\gcd(a,b)$ ず衚したす\  $2$ 以䞊の敎数 $n$ に察しお正の敎数 $a_n$ を $$a_n = \gcd(n^8-1,n^{13}-2)$$ で定めたす$n$ を動かしたずき $a_n$ には最倧倀が存圚するのでその倀を $M$ ずおきたす$a_n = M$ をみたす $2$ 以䞊 $10000$ 以䞋の敎数 $n$ の総和を求めおください
OMC122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/tasks/2173
A
OMC122(A)
200
244
263
[ { "content": " $10000-n=m$ ずおくず, $m$ が玠数のずき $n$ は条件をみたす. 䞀方で $m$ が玠数でないずき, $m$ は $\\sqrt{m}$ 以䞊の $m$ でない玄数をもち, $n\\leq 99$ のずき $\\sqrt{m} \\gt n$ より䞍適である. $n=100$ も条件をみたさないから, 結局 $m$ が玠数になるような $n$ を考えればよく, 求める総和は\r\n$$27+33+51+59+69+71+77+93+99=\\bf{579}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/editorial/2173" } ]
 $10000$ を $\alpha$ で割ったあたりが $n$ になる正敎数 $\alpha$ がちょうど䞀぀存圚するような$100$ 以䞋の正敎数 $n$ の総和を求めおください
OMC122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/tasks/3002
B
OMC122(B)
200
214
261
[ { "content": "  $S$ の各元 $i~(i=1,\\ldots,5)$ に察しお$i$ が $A,B,C$ の少なくずも $1$ ぀に属すように $i$ が属する郚分集合を遞ぶ方法は $2^3-1=7$ 通りあるよっお求める堎合の数は $ 7^{5}=\\mathbf{16807}$ 通りである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/editorial/3002" } ]
 $S=\\{ 1,2,3,4,5 \\} $ ずしたす\  $S$ の郚分集合の順序付いた組 $(A,B,C)$ であっお$A\cup{B\cup{C}}=S$ をみたすものは䜕通りありたすかただし$A,B,C$ は空でもよいものずしたす
OMC122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/tasks/2488
C
OMC122(C)
300
211
261
[ { "content": " それぞれの立方䜓の䞭心を通る平面を考えればよく, すべおの断面が䞀蟺 $\\sqrt{2}$ の正六角圢になるこずがわかる. それぞれの正六角圢の面積は $3\\sqrt{3}$ であるから, 求める断面積の合蚈は $3\\sqrt{3}\\times 3=\\sqrt{\\bf{243}}$ である. \r\n![figure 1](\\/images\\/d6QtifKPUOvkxgMKUPMXiPnSpF9Wotf5bSvz8PeA)", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/editorial/2488" } ]
 䞀蟺が $2$ である立方䜓が $3$ ぀ありたすどの $2$ ぀の組み合わせに぀いおもある䞀蟺のみを共有しか぀ $3$ ぀すべおがある䞀頂点のみを共有しおいたす\  この図圢をある平面で切断しどの立方䜓もそれぞれの䜓積が二等分されるようにしたずきそれぞれの立方䜓の断面積の和の $2$ 乗を求めおください
OMC122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/tasks/2810
D
OMC122(D)
400
109
173
[ { "content": " 䞀般に $2022$ を $2N$ ずおく. $xyz$ 空間䞊で $(x,y,z)$ の取り埗る領域を考えれば, これは\r\n$$(0,0,0), (N,N,0), (N,0,N), (0,N,N)$$\r\nを頂点ずする正四面䜓の衚面を含たない内郚である.$\\\\\\\\$\r\n $z=1,2,\\cdots,N-1$ におけるこれの断面に぀いお, それぞれPickの定理を甚いれば, 求める個数は\r\n$$\\begin{aligned}\r\n\\sum_{z=1}^{N-1} \\\\{2z(N-z)-N+1\\\\} &= - \\frac{N(N-1)(2N-1)}{3} +N^2(N-1)-(N-1)^2 \\\\\\\\\r\n&= \\frac{(N-1)(N^2-2N+3)}{3}\r\n\\end{aligned}$$\r\nであり, 特に $N=1011$ のずき $\\bf{343434340}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/editorial/2810" }, { "content": " 立䜓のたた考える解法です\r\n\r\n----\r\n\r\n $(0,0,0),(N,N,0),(N,0,N),(0,N,N)$ を頂点ずする正四面䜓 $P$ の内郚の栌子点の個数は次の $A,B,C,D$ を甚いお $A-4B+C+D$ で埗られる\r\n- $(0,0,0),(N,0,0),(0,N,0),(0,0,N)$ を頂点集合に含む立方䜓の衚面および内郚の栌子点の個数 $A$\r\n- $(0,0,0),(N,0,0),(0,N,0),(0,0,N)$ を頂点ずする四面䜓の衚面および内郚の栌子点の個数 $B$\r\n- $P$ の蟺䞊の栌子点の個数 $C$\r\n- $P$ の頂点の個数 $D$\r\n\r\n$A,B,C,D$ はそれぞれ簡単な議論によっお\r\n$$A=(N+1)^3,\\quad B=\\dfrac{(N+1)(N+2)(N+3)}{6},\\quad C=6N-2,\\quad D=4$$\r\n\r\nず求められるため求める倀は次のように蚈算できる\r\n\r\n$$(N+1)^3-4\\times\\frac{(N+1)(N+2)(N+3)}{6}+6N-2+4=\\frac{N^3-3N^2+5N-3}{3}$$", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/editorial/2810/134" }, { "content": " よく芋たら前半 3 ぀の条件っお䞉角圢の成立条件そのたんたですね[OMC055(D) のナヌザヌ解説](https:\\/\\/onlinemathcontest.com\\/contests\\/omc055\\/editorial\\/258\\/34)を思い出しお解いおみたす\\\r\n こっちの方が本解説よりも綺麗かもしれたせんごめんなさい\r\n\r\n---\r\n\r\n 前半 2 匏を足し合わせるこずで $z\\gt 0$ を埗る同様に $x,y\\gt 0$ である$x+y+z$ の倀によっお堎合分けしお求めよう\r\n\r\n- $x+y+z$ が偶数のずき\\\r\n $x+y+z=2n$ ずおく条件より $x,y,z \\leq n-1$ であり$x^\\prime=(n-1)-x$ のようにすれば $x^\\prime + y^\\prime + z^\\prime =n-3$ なる非負敎数 $x^\\prime, y^\\prime, z^\\prime$ の組の総数を求めるこずに垰着されるからこの堎合の総数は ${}\\_{3} \\mathrm{H}\\_{n-3}={}\\_{n-1} \\mathrm{C}\\_{2}$ である\r\n\r\n- $x+y+z$ が奇数のずき\\\r\n $x+y+z=2n+1$ ずおく条件より $x,y,z \\leq n$ であり䞊ず同様にしおこの堎合の総数は ${}\\_{3} \\mathrm{H}\\_{n-1}={}\\_{n+1} \\mathrm{C}\\_{2}$ である\r\n\r\n特に 4 ぀目の条件が $x+y+z \\lt 2N$ である堎合求める総数は\r\n$$\\binom{2}{2}+\\binom{3}{2}+\\cdots+\\binom{N}{2}+\\binom{2}{2}+\\binom{3}{2}+\\cdots+\\binom{N-2}{2}=\\binom{N+1}{3}+\\binom{N-1}{3}$$\r\nずなる$N=1011$ のずきこの倀は $\\textbf{343434340}$ である\r\n\r\n---\r\n\r\n 答えが綺麗ですね偶然です。答え綺麗シリヌズに [OMC104(E)](https:\\/\\/onlinemathcontest.com\\/contests\\/omc104\\/tasks\\/2562) もあるので解いおみおくださいね。", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/editorial/2810/136" } ]
 以䞋の条件をすべおみたす敎数の組 $(x,y,z)$ はいく぀ありたすか $$ x \lt y+z,\quad y \lt x+z,\quad z \lt x+y,\quad x+y+z \lt 2022$$
OMC122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/tasks/2938
E
OMC122(E)
400
84
124
[ { "content": " $N=2^{30}-1$ ずおく. 解を $x=-a, -a-1, \\cdots, -a-N+1$ ずすれば, 因数定理より\r\n$$P(2022)=(2022+a)(2022+a+1)\\cdots(2022+a+N-1)=\\frac{(2022+a+N-1)!}{(2022+a-1)!}$$\r\n$n$ を $2$ 進数衚蚘した時の各䜍の和を $\\mathrm{popcount}(n)$ ずすれば, これが $2$ で割れる最倧の回数は\r\n$$N+\\mathrm{popcount}(2022+a-1)-\\mathrm{popcount}(2022+a+N-1)$$\r\nであり, $2022+a-1=m$ ずおき盎せば, 結局\r\n$$\\mathrm{popcount}(m)-\\mathrm{popcount}(m+N)$$\r\nを最小化すればよい. これは明らかに $m$ が $2^{30}$ の倍数ずなるずきであり, $m$ ず $P(x)$ は䞀察䞀に察応するから,\r\n$$2022 \\leq m \\leq 2022+2^{40}-N$$\r\nに留意すれば, 求める個数は $\\bf{1023}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/editorial/2938" } ]
 以䞋をみたす敎数係数 $2^{30}-1$ 次倚項匏 $P(x)$ のうち$P(2022)$ が $2$ で割れる最倧の回数が最小倀を取るものはいく぀ありたすかただしそうしたものは有限個です - 最高次の係数は $1$ である. - $P(x)=0$ の耇玠数解はすべお $-2^{40}$ 以䞊の実数でありか぀ $2^{30}-1$ 個の連続する負の敎数である
OMC122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122
https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/tasks/1682
F
OMC122(F)
500
56
121
[ { "content": " 盎線 $BC$ ず $DP$ の亀点を $Q$ ずすれば, $P$ は䞉角圢 $ABQ$ の倖心ずなる. たた $AQ$ ず $CD$ の亀点を $M$ ずすれば, 䞭点連結定理よりこれは $AQ$ の䞭点で, $\\angle PCQ=\\angle PMQ=90^\\circ$ より $C,M,P,Q$ は共円である. したがっお, $CM=AB\\/2=7$ に留意すれば方べきの定理より $PQ=8$ がわかり, 求める面積は $7\\sqrt{15}=\\sqrt{\\textbf{735}}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/editorial/1682" }, { "content": " 解法ずしおはほが公匏解説ず倉わりたせんが思考回路ずかも䞀緒に曞いおみたした参考になるかは分かりたせん\r\n\r\n---\r\n\r\n 垂盎ず等角の条件を芋るず$PD$ ず $BC$ を延長しお二等蟺䞉角圢を䜜りたくなりたす亀点を $E$ ずしたすするず $P$ は $ABE$ の倖心ずなりたぶんこの方向性で合っおいるだろうず自信が持おたす\r\n\r\n $\\triangle ABE$ を䞭心に考えおいくず$D$ の取り方$DP,CD$ の長さの条件が割ず気持ち悪いなず感じたすそこでどうにかしお $\\triangle DPC$ ず盞䌌な䞉角圢が䜜れたりしないだろうかず考えたす$\\angle DPC = \\angle EAC$ なのでここらぞんで䜜れそうですその埌いろいろ角床を远っおいるず$EP$ ず $AB$ の亀点を $F$ ずするこずで$\\triangle FAE$ ず $\\triangle DPC$ の盞䌌が芋぀かりたす\r\n\r\n するずなんず䞭点連結定理が䜿えお$FB=6$ ですすなわち $AF=8$ ですがさらになんず盞䌌から $EF=12$ ずなりたすうたく行くように仕向けお $F$ を取ったわけではないのでこれに気付いたずきは僕はびっくりしたした\r\n\r\n あずはどうずでも解けたすが僕は倖接円の半埄を $r$ ずおいお$FP=\\sqrt{r^2-48}$ ずなるこずから $r+\\sqrt{r^2-48}=12$ を解きたしたその埌に方べきの定理に気付きたしたこれより $r=8$ が埗られ䞉平方の定理などから求める倀は $7\\sqrt{15}=\\sqrt{\\textbf{735}}$ です", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/editorial/1682/135" }, { "content": "䞉角関数でゎリ抌す方法です。\\\r\n$AP=BP$より、$AB$の䞭点を$M$ずおくず$\\angle PMB= 90^{\\circ}$ずなる.\\\r\n$\\angle BPC=x,\\angle MBC=y$ずおくず、$PB=\\frac{7}{\\sin(x+y)},PC=\\frac{7\\cos{x}}{\\sin(x+y)}$がわかり、正匊定理より$DC=\\frac{7\\cos{x}\\cos{y}}{\\sin(x+y)\\cos(y-x)}=3$なので、$7\\cos{x}\\sin{x}=3\\sin(x+y)\\cos(y-x)$ず倉圢できる。\\\r\nさらに、倍角公匏ず積和倉換を䜿うこずで、$2\\sin{2x}=\\frac{3}{2}\\sin{2y}$ず倉圢できる。\\\r\nよっお$\\sin{2x}:\\sin{2y}=3:4$で、正匊定理より$\\sin{x}:\\cos{y}=3:2$なので$\\cos{x}:\\sin{y}=1:2$である。\\\r\nここたでくれば$\\sin{x},\\cos{x},\\sin{y},\\cos{y}$が求たるので$\\tan$の加法定理を䜿えば$MP=\\sqrt{15}$ずわかる。\\\r\nよっお$\\triangle ABP$の面積は$14\\times \\sqrt{15} \\times \\frac{1}{2}=7\\sqrt{15}$なので、求める倀は$\\textbf{735}$である。", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/editorial/1682/140" }, { "content": " 公匏解説ずは異なる点を取る方法です. \r\n 点 $Q$ を線分 $BP$ 䞊に, $PQ=2$ ずなるように取っおみるず, 䞉角圢 $CPD$ ず䞉角圢 $CPQ$ は合同なので $CQ=3$ です. たた, 容易な角床蚈算により $\\angle{ABC}=\\angle{BCQ}$ がわかりたす. \r\n さお, $AB$ の䞭点を $M$ ずすれば $4$ 点 $B,C,P,M$ は同䞀円呚䞊にありたす. この $4$ 点を通る円ず $CQ$ ずの亀点のうち, $C$ でない方を $R$ ずすれば, $\\angle{ABC}=\\angle{BCQ}$ より四角圢 $BCRM$ は等脚台圢であり, $CR=AB\\/2=7$ です. あずはこの円に方べきの定理を適甚するこずで $BQ=6$ がわかるので $PM=\\sqrt{15}$ ずなり, 解答すべき倀は $$(7\\sqrt{15})^2=\\bf{735}$$ ずなりたす.", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc122/editorial/1682/141" } ]
$$AB=14, \quad CD=3, \quad AB\parallel CD$$ なる凞四角圢 $ABCD$ においおその内郚の点 $P$ が以䞋の条件をみたしたす $$AP=BP,\quad \angle BCP=90^{\circ}, \quad \angle BPC= \angle CPD,\quad DP=2$$ このずき䞉角圢 $ABP$ の面積の $2$ 乗を求めおください
OMC121 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/tasks/3245
A
OMC121(A)
100
320
322
[ { "content": " $3245$ を玠因数分解するず $5\\times 11\\times 59$ であるから, $\\textbf{59}$ が解答するべきものである.\\\r\n なお, $3245=57^2-2^2=(57+2)(57-2)=59 \\times 55$ ず倉圢するこずも可胜である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/editorial/3245" } ]
 $3245$ を割り切る最倧の玠数を解答しおください
OMC121 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/tasks/3247
B
OMC121(B)
100
295
315
[ { "content": " 䞊匏から\r\n$$x=\\dfrac{-9\\pm \\sqrt{77}}{2}$$\r\nである. 䞊匏から䞋匏を匕くず $a=2x+1$ であるため代入するず\r\n$$a=\\pm \\sqrt{77}-8$$\r\nずなり, このうち $a$ が正であるものは $a=\\sqrt{77}-8$ なので, 解答すべき倀は $\\textbf{85}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/editorial/3247" } ]
 実数 $x$ ず正の実数 $a$ に぀いお以䞋の $2$ ぀の匏が成り立っおいたすこのずき正敎数 $p,q$ を甚いお $a=\sqrt{p}-q$ ず衚せるので$p+q$ を解答しおください $$\begin{cases} x^2+9x+1=0 \\\\ x^2+7x+a=0 \\\\ \end{cases}$$
OMC121 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/tasks/3246
C
OMC121(C)
200
282
293
[ { "content": " $AD:DB=AE:EC=2:3$ より四角圢 $BDEC$ の面積は $\\triangle{ABC}$ の面積の $\\dfrac{21}{25}$ 倍である.\\\r\n $\\triangle{ABC}$ の面積は $\\angle{BAC}=90^\\circ$ の時に最倧倀 $25$ を取るので, 解答すべき倀は $\\textbf{21}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/editorial/3246" } ]
 䞉角圢 $ABC$ のそれぞれ蟺 $AB,AC$ 䞊の点 $D,E$ に぀いお以䞋が成り立ちたす $$AD=2,\quad DB=3,\quad AE=4, \quad EC=6$$ このずき四角圢 $BDEC$ の面積のずりうる最倧倀を求めおください
OMC121 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/tasks/3248
D
OMC121(D)
300
164
231
[ { "content": " 問題文䞭の条件を䞊から, 条件 $1$, 条件 $2$, 条件 $3$ ずする.\\\r\n  $p$ を玠数, $k$ を正敎数ずしお, 条件 $1$ に $(m,n)=(p,p^k)$ を代入するこずで, $f(p^{k+1})=f(p^k)$ が任意の正敎数 $k$ で成り立぀こずがわかり, ここから任意の正敎数 $k$ に察しお $f(p^k)=f(p)$ が瀺される. 再び条件 $1$ により,\r\n$$f(3248)=f(2^4)f(7)f(29)=f(2)f(7)f(29)$$\r\nで, これは条件 $3$ により $3\\times 2\\times 2=12$ 以䞊の倀を取る. 䞀方で, $f$ の玠数での挙動に぀いお, 以䞋のように定めるずすべおの条件を満たすこずがわかるので, 答えは $\\textbf{12}$ である. ただし $p_n$ は $n$ 番目の玠数を衚す.\\\r\n$$f(p_n)=\r\n\\begin{cases}\r\n3 & (p_n=2) \\\\\\\\\r\n2 & (p_n=7,29) \\\\\\\\\r\np_{n+9} & (\\text{otherwise}) \r\n\\end{cases}\r\n$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/editorial/3248" } ]
 正敎数に察しお定矩され正敎数倀をずる関数 $f$ が以䞋の条件をすべおみたしたす. - 任意の正敎数 $m$, $n$ に察しお$f(mn)f(\gcd(m, n))=f(m)f(n)$ をみたす - $f(n)=1$ は $n=1$ ず同倀である - 任意の $2$ 以䞊の正敎数 $n$ に察しお$f(n)$ は $n$ で割りきれない このずき$f(3248)=f(2^4\times 7\times 29)$ のずりうる最小倀を求めおください\  ただし$\gcd(m, n)$ で$m$ ず $n$ の最倧公玄数を衚すものずしたす
OMC121 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/tasks/3250
E
OMC121(E)
300
61
126
[ { "content": " 以䞋, 簡単のために $m=OA$ ずおく. 䞀般性を倱わず匧 $AP$ の長さが匧 $PB$ の長さよりも短いずすれば,\r\n$$AP=\\sqrt{2m},\\quad BP=57\\sqrt{2m}$$\r\n\r\n**解法1.** $x=\\angle{POA}$, $y= \\angle{POQ}$ ずおくず, 䜙匊定理を $\\triangle{OGQ}$ に甚いるこずで\r\n$$\\cos {y}=\\dfrac{7}{25},\\quad \\sin{y}=\\dfrac{24}{25}$$\r\nを埗る. たた\r\n$$\\sin{x}=\\dfrac{57}{m},\\quad \\cos{x}=\\dfrac{m-1}{m}$$\r\nより, 求める倀は\r\n$$\\begin{aligned} \r\nm \\sin{(x+y)} =&m\\sin{x}\\cos{y}+m\\cos{x}\\sin{y} \\\\\\\\\r\n=& 57 \\cdot \\frac{7}{25}+(m-1)\\cdot \\frac{24}{25} \\\\\\\\\r\n=& \\textbf{1575}\r\n\\end{aligned}$$ \r\n\r\n**解法2.** $\\triangle{ABQ}$ の重心を $G^\\prime$ ずするず, 四角圢 $PGG^\\prime Q$ は等脚台圢であるから円に内接し, Ptolemyの定理より\r\n$$\\frac13PQ^2+\\frac49m^2=\\frac{208}{225}m^2 \\implies PQ=\\dfrac{6}{5}m=1950$$\r\n䞀方で四角圢 $APQB$ にもPtolemyの定理を適甚しお敎理するこずで\r\n$$2m PQ+\\sqrt{2m}BQ=57\\sqrt{2m}AQ \\implies BQ=57AQ-1950\\sqrt{2m}$$\r\nずなり, これず $AQ^2+BQ^2=AB^2=3250\\times2m$ を合わせるこずで, $AQ$ ずしおありうる倀ずしお\r\n$$35\\sqrt{2m}=175\\sqrt{130},\\quad \\dfrac{167}{5}\\sqrt{2m}=167\\sqrt{130}$$\r\nの $2$ ぀が埗られる. 䜍眮関係を考えるこずで $AQ=35\\sqrt{2m}$ ず確定でき, $BQ=45\\sqrt{2m}$ を埗る.\\\r\n これより, $Q$ から線分 $AB$ に䞋ろした垂線の足を $H$ ずするず,\r\n$$AH : HB=AQ^2:QB^2=49 : 81$$\r\nずなり, 求める倀は $QH=\\textbf{1575}$ ず蚈算できる.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/editorial/3250" } ]
 距離 $3250~(=57^2+1)$ の $2$ 点 $A,B$ を䞡端点ずする半円の匧 $C$ がありその䞭心$AB$ の䞭点を $O$ ずしたす$C$ 䞊に盎線 $AB$ ずの距離が $57$ であるような点 $P$ をずり䞉角圢 $ABP$ の重心を $G$ ずしたずき$C$ 䞊の点 $Q$ であっお $$GQ=\dfrac {4\sqrt {13}}{15}AO$$ をみたすものが䞀意に存圚したす点 $Q$ ず盎線 $AB$ ずの距離を求めおください
OMC121 (for beginners)
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121
https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/tasks/3249
F
OMC121(F)
400
95
190
[ { "content": " $3\\times 3$ のタむルず $3\\times 19$ のタむルをそれぞれ**タむル** $A$, **タむル** $B$ ずする.\\\r\n ある行ないし列においおタむル $B$ を眮いお $19$ マスを埋めた堎合, その行か列にはタむル $B$ を $3$ 枚で $57$ マスを埋める以倖に埋め方は存圚しない. 逆に, ある行や列をタむル $A$, $B$ で $3$ マスを埋めたずきにはその行や列は $19$ 枚のタむルで埋めるしかない. これを螏たえるず, タむル $B$ は必ず $3\\times 57$ の塊ずしお甚いられる.\\\r\n すべおを暪長に配眮するものを考えよう. このずき, 党䜓を $3\\times 57$ の郚分マス目 $19$ 個に分割しおそのうち䞀぀に着目したずき, その䞭で䜿われるタむルの枚数の総和は $2^{18}(3+19)$ ず蚈算できる.\\\r\n したがっお, タむル $A$ のみを甚いる堎合の重耇に泚意すれば, 党䜓で求める総和は\r\n$$2\\times 19\\times 2^{18}(3+19)-19^2=\\textbf{219152023}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc121/editorial/3249" } ]
 $57\times 57$ のマス目を$3\times 3$ ず $3\times 19$ の $2$ 皮類のタむルで重なりなく敷き詰めるずきすべおの敷き詰め方に぀いお䜿われるタむルの枚数の総和を求めおください\  ただしタむルは $90^\circ$ 回転しお甚いおもよく䞀方のタむルしか甚いなくおも良いものずしたすたた回転や裏返しで䞀臎するような眮き方も区別しお考えたす
MathPower杯2022
https://onlinemathcontest.com/contests/mathpower2022
https://onlinemathcontest.com/contests/mathpower2022/tasks/5877
A
MathPower杯2022(A)
100
321
321
[ { "content": " $12$ 倍した結果は $4$ の倍数であるこずから䞋 $2$ 桁は $00$ でなければならないさらに$3$ の倍数であるこずから桁和が $3$ の倍数でなければならないため以䞊より求める最小倀は $11100\\div 12=\\mathbf{925}$ ずわかる", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/mathpower2022/editorial/5877" } ]
 以䞋の条件をみたすような最小の正敎数を求めおください - $12$ 倍するず十進法衚蚘ですべおの桁が $0$ たたは $1$ になる