what is this
このプロンプトが全てだ。
masterpiece, shiny sissy luxury latex dress for doll, (kawaii:1.3), ultimate quality, Negative prompt: (worst_quality:1.4), (inaccurate limbs:1.4), (twisted finger:1.4), poorly=drawn, (lowres:1.3), splatoon, tall height, animal ears,
overview
美しいラテックス衣装を表現するモデルに出会い、この光沢を維持したままアニメ風のモデルを作りたいと考えました。自分の考えでは、従来の2.5次元風はイラスト寄りの表現が多かったと考えます。そこで私はフィギュアやドールなどを参考に、全体は写実的だが顔はアニメ風になるようなマージモデルに調整しました。
マージの目的は大きく分けて２つだけです。この２つの軸は互いに相反することもあれば、シナジーを出すものもあります。これらを注意深く調整し、時には発見をしながら、階層LoRAでマージをしました。
1. かわいいアニメ顔にする
- 特に瞳を従来のモデルよりも可愛いものにする
- 可愛らしい装飾のモデルがあれば採用する
この２つを重視しました。
プロンプトにより、顔の少女風または大人風が変わるのですが、魔法の呪文 (kawaii:1.2) を入れるだけで、様変わりします。日本の古い書物"古事記"にも書いてありました、”可愛いは正義”と。
2. ラテックス生地の衣装を美しく表現する
- ラテックスの光沢が美しくなるよう、光の表現を充実させる
- タイトな衣装が映えるよう、人体の質感を豊かにする（ラテックスドレスは、痩せた少女よりも、すこし肉付きの良い少女が着る方が美しいと考えます）
私は仕事でも趣味でも、写真の撮影をしています。女性やフィギュアの撮影経験から、光沢のある衣装は、光と影の表現が最も重要だと考えています。そのためプロンプトに撮影で使う光の表現などを多用して、モデルを調整しました。結果、ボケ・逆光・バウンス撮影・環境光・ブラー…などの表現が豊かになりました。
上記の写真はCFG 8を使用し、強いライティングを意識しました。 このモデルはもっと柔らかな質感も出すことが可能です。CFG 3を使用してください。CFGは2.5くらいまで満足に使うことができます。
意外だった表現の幅
この２つを意識して、"shiny sissy luxury latex dress for doll" を一番可愛らしく表現できるモデルを目指しましたが、副次的に他の表現も美しいものになったことがお気に入りです。
素材感
ラテックス素材の表現を追求したにもかかわらず、サテン・スパンデックスなどの生地も豊かな階調で表現されるようになりました。
satinの例。see-throughもよく効いています。
spandexの例。wet感もよく表現できているどころか、水までもリアルな描写で驚きました。
面白かったのは silk の例。絹は中国でしか算出されないと、このモデルは考えているようです。
その他のこと
更にマージしたモデルはファンタジー表現に強いものが多かったようで、リアル系よりもファンタジーやSF系の方が強いように思えることがあります。そしてそれらも、光の表現の恩恵を受けることで、よりアーティスティックな作品が生まれるように思えます。
光のあたり方、金属の質感、羽の美しさ、全てが想像以上でした。 このチリのような表現は、UniPCの恩恵を多く受けています。UniPCの魅力は、壁紙や背景などのパターンの精細さとダスト感にあります。 対象的に、SDE++は、スッキリとした描写になります。
ポートレートも美しく表現できるようになりました。写真によくある玉ボケも再現できました。これらの画像で気になるものがあったら、プロンプトを確認してください。
シンプルなプロンプトでも、上記のような複雑なプロンプトでも、楽しめるモデルになりました。でもまずは、"shiny sissy luxury latex dress for doll"を楽しんでください！
