Ritori/Trap_Genesis_tts_jp · Datasets at Hugging Face

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wav/nen002_052.npy\|きゃぁ
wav/nen002_053.npy\|羽根……まさか……欠片？でもどうして？
wav/nen002_054.npy\|ほしな君？
wav/nen002_055.npy\|しっかりして下さい、ほしな君ッ
wav/nen002_056.npy\|平気ですか？
wav/nen002_057.npy\|さっきも言ったように、私にも何が何だかさっぱりで……
wav/nen002_058.npy\|それに羽根は……消えたと言うより、ほしな君の身体の中に沈んでいったように見えましたよ？
wav/nen002_059.npy\|はい、幻じゃないはずです。私も見ましたから
wav/nen002_060.npy\|こんなことが起きたのは初めてで、おかしいです。本当に、一体どうして…………………あれ？
wav/nen002_061.npy\|え？え？な、ない……？なっ、ない……欠片が、ない
wav/nen002_064.npy\|さっきの羽根、ほしな君の中に入っていきましたよね？
wav/nen002_065.npy\|意識を失っていたとき、変なことはありませんでしたか？
wav/nen002_066.npy\|幻聴……ですか？
wav/nen002_067.npy\|それっ、間違いありませんっ、私が今までに集めた欠片っ
wav/nen002_068.npy\|返して下さい、お願いですからっ
wav/nen002_069.npy\|やっぱりあの羽根は心の欠片で、ほしな君が取り込んでしまったんですっ
wav/nen002_070.npy\|困るのは私の方なんです、心の欠片を返して下さい
wav/nen002_071.npy\|出して、早く出して下さいっ、いっぱい出して下さいぃっ
wav/nen002_072.npy\|返して下さいぃぃ
wav/nen002_073.npy\|ごめんなさい、取り乱してしまって……私……
wav/nen002_075.npy\|はい、それは大丈夫です
wav/nen002_078.npy\|その前に、正直に答えて下さい。ほしな君は“魔女”ではないんですか？
wav/nen002_079.npy\|心の欠片は……言葉通りです。“人の心の欠片”喜怒哀楽を始めとした強い感情の一部です
wav/nen002_080.npy\|その微妙そうな顔、やっぱり誤魔化しているわけじゃなさそうですね
wav/nen002_081.npy\|はい
wav/nen002_083.npy\|やっぱり……こんな怪しげな話、簡単には信じてもらえないと思いますが……
wav/nen002_085.npy\|いえ、もう一つ。さっき……『高安』という名前を口にしましたよね？
wav/nen002_086.npy\|でもほしな君はその名前に心当たりはないんですよね？
wav/nen002_087.npy\|はい、高安先輩はこの学院の３年の先輩です
wav/nen002_088.npy\|つい先月、同じクラスの女子と付き合うことになったらしく、初めての彼女で非常に喜んでいたそうです
wav/nen002_090.npy\|それで、どうすれば付き合えるようになるか、アドバイスも
wav/nen002_091.npy\|無事交際できるようになって、その時の嬉しい気持ちの一部を、あの瓶に……
wav/nen002_092.npy\|欠片に宿っていた感情といいますか、記憶を読み取ったんじゃないかと……
wav/nen002_093.npy\|他にも聞こえたりしませんでしたか？例えば……試験の点数が悪くて困ってる人とか……友達と喧嘩してしまったとか
wav/nen002_094.npy\|だったら……部活のレギュラーが取れなくて悩んだり、恋人の浮気に関する悩みはどうですか？
wav/nen002_095.npy\|はい、そうです
wav/nen002_096.npy\|はい……そうです
wav/nen002_097.npy\|はい、大まかには
wav/nen002_098.npy\|人の心はとても繊細で、バランスが重要になります。ですから、強い感情に偏ると、バランスが崩れて良くないんです
wav/nen002_099.npy\|仮にそれが嬉しい気持ちだったとしても、大きすぎるとバランスが崩れて、反動が生じてしまうので
wav/nen002_101.npy\|ですから、心にはバランスを取る必要があって、そのために余計な分を回収した物が“心の欠片”です
wav/nen002_102.npy\|はい
wav/nen002_103.npy\|え？あ、それは………………
wav/nen002_105.npy\|はい……ごめんなさい
wav/nen002_106.npy\|あっ、はい？
wav/nen002_107.npy\|それよりも先生、どうかしたんですか？
wav/nen002_108.npy\|え？もうそんな時間ですか？
wav/nen002_109.npy\|で、ですが……
wav/nen002_111.npy\|そう……ですね。わかりました
wav/nen002_112.npy\|さっき言われた通り、ちょっと落ち着いて考えてみます。それに、相談もしたいですから
wav/nen002_114.npy\|このまま直接行こうと思います
wav/nen002_115.npy\|わかりました。ありがとうございます。あの、念のために連絡先を教えてもらってもいいですか？
wav/nen002_116.npy\|何かわかったら連絡させてもらいますね
wav/nen002_117.npy\|いえ、すぐ近くですから平気です。それじゃあ、さようなら
wav/nen003_001.npy\|おはようございます、ほしな君
wav/nen003_002.npy\|ほしな君を待っていたんです。一緒に来て欲しいところがありまして
wav/nen003_003.npy\|はい。昨日の事を相談したら、実際に会って確認したいと言われて……
wav/nen003_004.npy\|だからお願いです、一緒に来てくれませんか？
wav/nen003_005.npy\|できれば。早いうちがいいので
wav/nen003_006.npy\|ありがとうございます、ほしな君
wav/nen003_008.npy\|シュバルツ・カッツェ、ドイツ語で黒猫という意味ですね
wav/nen003_009.npy\|ここに、会って欲しい人がいます
wav/nen003_010.npy\|それじゃあ、入りましょう
wav/nen003_011.npy\|約束しているので大丈夫です
wav/nen003_012.npy\|それに、ちょっと……と言いますか、かなり不思議な話になると思いますから、他に人がいない方が都合もいいので
wav/nen003_013.npy\|ななお、彼が昨日話した人です
wav/nen003_014.npy\|混じっている？それってどういう事ですか、ななお
wav/nen003_016.npy\|じゃあ……ダージリンを
wav/nen003_017.npy\|ありがとうございます
wav/nen003_018.npy\|穴って……私も初耳です、ななお
wav/nen003_020.npy\|それじゃあ……欠片を回収するためには？
wav/nen003_021.npy\|あの、ほしな君……？
wav/nen003_022.npy\|あの……質問してもいいですか？
wav/nen003_023.npy\|それは、例えば私が今何を考えているのかも……わかったりするんですか？
wav/nen003_024.npy\|じゃあ、穴を埋めるためにはその能力を何とかしないといけないんですね
wav/nen003_025.npy\|ななお、穴を埋める方法については何かないんですか？
wav/nen003_026.npy\|そ、そうですか……
wav/nen003_027.npy\|具体的な方法が思いつかないというのは、そういうことですか
wav/nen003_029.npy\|それは……えっと……
wav/nen003_030.npy\|ななお？それってどういうことですか？
wav/nen003_032.npy\|ほしな君も魔女の契約を結べば、その能力を消すことができるんじゃないですか？
wav/nen003_033.npy\|それは……
wav/nen003_036.npy\|わーっわーっわーっ、やめて下さーーーいっ、私のことは言わなくていいんですよぅ
wav/nen003_037.npy\|いやぁぁぁぁーーーーーーーッ
wav/nen003_038.npy\|ししし仕方ないんですっ、さっきななおが言ったことじゃないですか、逆らえないって。だから“発情”してしまうのは仕方なくて……
wav/nen003_039.npy\|だってぇ、今まで誰にも見られたことなんてなかったんです。一昨日、ほしな君に見られたのが初めてなんですよぉ
wav/nen003_042.npy\|そっ、れは……その……
wav/nen003_043.npy\|いえ、あの……発情にも波があって、ひどいときは……普通じゃ足りないことも……それに、図書室にある机の角の丸みが、一番丁度よくて
wav/nen003_045.npy\|そもそも契約内容がおかしいんです……発情って……いくらなんでも発情はおかしいでしょう……だから学院内でオナニーなんて……
wav/nen003_046.npy\|え？あ、ご、ごめんなさい。つい考え込んでしまって
wav/nen003_048.npy\|これが、ななおの本当の姿。人間ではなく、元は猫だったんです
wav/nen003_050.npy\|ほしな君？どうかしましたか？
wav/nen003_051.npy\|そうですか
wav/nen003_052.npy\|はい、大丈夫です。焦ってもどうしようもありませんから
wav/nen003_053.npy\|それじゃあ、今日のところはさよならですね
wav/nen003_054.npy\|はい？なんですか？
wav/nen003_055.npy\|それは……ハッキリとした確信があったわけじゃありません。でも……
wav/nen003_056.npy\|どこか、私に似ている気がしたんです
wav/nen003_057.npy\|クラスで見ていて思ったんですが……どこか、線を引いて付き合っているように見えたんです
wav/nen003_058.npy\|そうですね……主には、全体の雰囲気が一番の理由なんですが……それでもあえて答えるなら、表情でしょうか

wav/nen002_052.npy|きゃぁ

wav/nen002_053.npy|羽根……まさか……欠片？でもどうして？

wav/nen002_054.npy|ほしな君？

wav/nen002_055.npy|しっかりして下さい、ほしな君ッ

wav/nen002_056.npy|平気ですか？

wav/nen002_057.npy|さっきも言ったように、私にも何が何だかさっぱりで……

wav/nen002_058.npy|それに羽根は……消えたと言うより、ほしな君の身体の中に沈んでいったように見えましたよ？

wav/nen002_059.npy|はい、幻じゃないはずです。私も見ましたから

wav/nen002_060.npy|こんなことが起きたのは初めてで、おかしいです。本当に、一体どうして…………………あれ？

wav/nen002_061.npy|え？え？な、ない……？なっ、ない……欠片が、ない

wav/nen002_064.npy|さっきの羽根、ほしな君の中に入っていきましたよね？

wav/nen002_065.npy|意識を失っていたとき、変なことはありませんでしたか？

wav/nen002_066.npy|幻聴……ですか？

wav/nen002_067.npy|それっ、間違いありませんっ、私が今までに集めた欠片っ

wav/nen002_068.npy|返して下さい、お願いですからっ

wav/nen002_069.npy|やっぱりあの羽根は心の欠片で、ほしな君が取り込んでしまったんですっ

wav/nen002_070.npy|困るのは私の方なんです、心の欠片を返して下さい

wav/nen002_071.npy|出して、早く出して下さいっ、いっぱい出して下さいぃっ

wav/nen002_072.npy|返して下さいぃぃ

wav/nen002_073.npy|ごめんなさい、取り乱してしまって……私……

wav/nen002_075.npy|はい、それは大丈夫です

wav/nen002_078.npy|その前に、正直に答えて下さい。ほしな君は“魔女”ではないんですか？

wav/nen002_079.npy|心の欠片は……言葉通りです。“人の心の欠片”喜怒哀楽を始めとした強い感情の一部です

wav/nen002_080.npy|その微妙そうな顔、やっぱり誤魔化しているわけじゃなさそうですね

wav/nen002_081.npy|はい

wav/nen002_083.npy|やっぱり……こんな怪しげな話、簡単には信じてもらえないと思いますが……

wav/nen002_085.npy|いえ、もう一つ。さっき……『高安』という名前を口にしましたよね？

wav/nen002_086.npy|でもほしな君はその名前に心当たりはないんですよね？

wav/nen002_087.npy|はい、高安先輩はこの学院の３年の先輩です

wav/nen002_088.npy|つい先月、同じクラスの女子と付き合うことになったらしく、初めての彼女で非常に喜んでいたそうです

wav/nen002_090.npy|それで、どうすれば付き合えるようになるか、アドバイスも

wav/nen002_091.npy|無事交際できるようになって、その時の嬉しい気持ちの一部を、あの瓶に……

wav/nen002_092.npy|欠片に宿っていた感情といいますか、記憶を読み取ったんじゃないかと……

wav/nen002_093.npy|他にも聞こえたりしませんでしたか？例えば……試験の点数が悪くて困ってる人とか……友達と喧嘩してしまったとか

wav/nen002_094.npy|だったら……部活のレギュラーが取れなくて悩んだり、恋人の浮気に関する悩みはどうですか？

wav/nen002_095.npy|はい、そうです

wav/nen002_096.npy|はい……そうです

wav/nen002_097.npy|はい、大まかには

wav/nen002_098.npy|人の心はとても繊細で、バランスが重要になります。ですから、強い感情に偏ると、バランスが崩れて良くないんです

wav/nen002_099.npy|仮にそれが嬉しい気持ちだったとしても、大きすぎるとバランスが崩れて、反動が生じてしまうので

wav/nen002_101.npy|ですから、心にはバランスを取る必要があって、そのために余計な分を回収した物が“心の欠片”です

wav/nen002_102.npy|はい

wav/nen002_103.npy|え？あ、それは………………

wav/nen002_105.npy|はい……ごめんなさい

wav/nen002_106.npy|あっ、はい？

wav/nen002_107.npy|それよりも先生、どうかしたんですか？

wav/nen002_108.npy|え？もうそんな時間ですか？

wav/nen002_109.npy|で、ですが……

wav/nen002_111.npy|そう……ですね。わかりました

wav/nen002_112.npy|さっき言われた通り、ちょっと落ち着いて考えてみます。それに、相談もしたいですから

wav/nen002_114.npy|このまま直接行こうと思います

wav/nen002_115.npy|わかりました。ありがとうございます。あの、念のために連絡先を教えてもらってもいいですか？

wav/nen002_116.npy|何かわかったら連絡させてもらいますね

wav/nen002_117.npy|いえ、すぐ近くですから平気です。それじゃあ、さようなら

wav/nen003_001.npy|おはようございます、ほしな君

wav/nen003_002.npy|ほしな君を待っていたんです。一緒に来て欲しいところがありまして

wav/nen003_003.npy|はい。昨日の事を相談したら、実際に会って確認したいと言われて……

wav/nen003_004.npy|だからお願いです、一緒に来てくれませんか？

wav/nen003_005.npy|できれば。早いうちがいいので

wav/nen003_006.npy|ありがとうございます、ほしな君

wav/nen003_008.npy|シュバルツ・カッツェ、ドイツ語で黒猫という意味ですね

wav/nen003_009.npy|ここに、会って欲しい人がいます

wav/nen003_010.npy|それじゃあ、入りましょう

wav/nen003_011.npy|約束しているので大丈夫です

wav/nen003_012.npy|それに、ちょっと……と言いますか、かなり不思議な話になると思いますから、他に人がいない方が都合もいいので

wav/nen003_013.npy|ななお、彼が昨日話した人です

wav/nen003_014.npy|混じっている？それってどういう事ですか、ななお

wav/nen003_016.npy|じゃあ……ダージリンを

wav/nen003_017.npy|ありがとうございます

wav/nen003_018.npy|穴って……私も初耳です、ななお

wav/nen003_020.npy|それじゃあ……欠片を回収するためには？

wav/nen003_021.npy|あの、ほしな君……？

wav/nen003_022.npy|あの……質問してもいいですか？

wav/nen003_023.npy|それは、例えば私が今何を考えているのかも……わかったりするんですか？

wav/nen003_024.npy|じゃあ、穴を埋めるためにはその能力を何とかしないといけないんですね

wav/nen003_025.npy|ななお、穴を埋める方法については何かないんですか？

wav/nen003_026.npy|そ、そうですか……

wav/nen003_027.npy|具体的な方法が思いつかないというのは、そういうことですか

wav/nen003_029.npy|それは……えっと……

wav/nen003_030.npy|ななお？それってどういうことですか？

wav/nen003_032.npy|ほしな君も魔女の契約を結べば、その能力を消すことができるんじゃないですか？

wav/nen003_033.npy|それは……

wav/nen003_036.npy|わーっわーっわーっ、やめて下さーーーいっ、私のことは言わなくていいんですよぅ

wav/nen003_037.npy|いやぁぁぁぁーーーーーーーッ

wav/nen003_038.npy|ししし仕方ないんですっ、さっきななおが言ったことじゃないですか、逆らえないって。だから“発情”してしまうのは仕方なくて……

wav/nen003_039.npy|だってぇ、今まで誰にも見られたことなんてなかったんです。一昨日、ほしな君に見られたのが初めてなんですよぉ

wav/nen003_042.npy|そっ、れは……その……

wav/nen003_043.npy|いえ、あの……発情にも波があって、ひどいときは……普通じゃ足りないことも……それに、図書室にある机の角の丸みが、一番丁度よくて

wav/nen003_045.npy|そもそも契約内容がおかしいんです……発情って……いくらなんでも発情はおかしいでしょう……だから学院内でオナニーなんて……

wav/nen003_046.npy|え？あ、ご、ごめんなさい。つい考え込んでしまって

wav/nen003_048.npy|これが、ななおの本当の姿。人間ではなく、元は猫だったんです

wav/nen003_050.npy|ほしな君？どうかしましたか？

wav/nen003_051.npy|そうですか

wav/nen003_052.npy|はい、大丈夫です。焦ってもどうしようもありませんから

wav/nen003_053.npy|それじゃあ、今日のところはさよならですね

wav/nen003_054.npy|はい？なんですか？

wav/nen003_055.npy|それは……ハッキリとした確信があったわけじゃありません。でも……

wav/nen003_056.npy|どこか、私に似ている気がしたんです

wav/nen003_057.npy|クラスで見ていて思ったんですが……どこか、線を引いて付き合っているように見えたんです

wav/nen003_058.npy|そうですね……主には、全体の雰囲気が一番の理由なんですが……それでもあえて答えるなら、表情でしょうか