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宝塚で民家放火 中学生の少女2人逮捕

【2010年7月10日】 読売新聞関西版によると、7月9日(UTC+9)午前2:50頃、兵庫県宝塚市の民家で放火事件があり、家族3人が死傷した。兵庫県警は殺人未遂と現住建造物放火の疑いでこの家に住んでいた中学3年生の少女(15)とその同級生の少女(14)を逮捕した。 47NEWSと読売関西版によると、2人は共謀して15歳の少女の自宅に火をつけて放火・半焼させた上、当時就寝していた3人の家族(39歳の男性と31歳の内妻、そして小学校4年生の女児(9つ))を殺そうとした疑いがもたれている。読売関西版によると、この火災後、住宅にいた内妻が搬送先の病院で死んだため、兵庫県警は殺人未遂容疑を殺人容疑に切り替えて捜査する。 47NEWSによると、事件後宝塚警察署員が現場を調べたところ、ゼリータイプの着火剤を階段や階段脇の壁に塗り、毛布を置いて着火したという。その後2人は「出火したのを確認して逃げた」と供述している。更に15歳の少女は「親が嫌いだった。うるさいので一緒に殺してしまおうと火をつけた」。また同級生の14歳の少女も「家族に不満があった。2人で放火をしようと相談した」とそれぞれ話し、「それぞれの家に火をつける約束をした」と容疑を認めている。 産経新聞によると、この事件で逮捕された2人の少女の通っていた宝塚市の中学校の校長は同市教育委員会の関係者と9日昼に同市役所で記者会見をし、彼女らが家庭内体罰について学校に相談したことを公表。その上で、「明るい子で驚いている」とコメントした。校長の話によると、15歳の少女は1年生の冬頃、両親のしつけが厳しいとして「手を上げられて困っている」と担当教諭に相談し、担任、母親を交えた三者面談を行った。その後2年生以後はしつけに関しての相談は無かったという。また14歳の少女とは中学校1・2年生は同じクラスで仲良しだったという。 産経によると、同中学校は9日夜に保護者を集めた説明会を行い、同市教育委員会は「精神ケアーに当たる臨床心理士を派遣する」と発表した。心理士は当面同中学校に常勤して生徒や教職員に対するケアーを行うとしている。

【2010年7月10日】 読売新聞関西版によると、7月9日（UTC+9）午前2:50頃、兵庫県宝塚市の民家で放火事件があり、家族3人が死傷した。兵庫県警は殺人未遂と現住建造物放火の疑いでこの家に住んでいた中学3年生の少女（15）とその同級生の少女（14）を逮捕した。 47NEWSと読売関西版によると、2人は共謀して15歳の少女の自宅に火をつけて放火・半焼させた上、当時就寝していた3人の家族（39歳の男性と31歳の内妻、そして小学校4年生の女児）を殺そうとした疑いがもたれている。読売関西版によると、この火災後、住宅にいた内妻が搬送先の病院で死んだため、兵庫県警は殺人未遂容疑を殺人容疑に切り替えて捜査する。 47NEWSによると、事件後宝塚警察署員が現場を調べたところ、ゼリータイプの着火剤を階段や階段脇の壁に塗り、毛布を置いて着火したという。その後2人は「出火したのを確認して逃げた」と供述している。更に15歳の少女は「親が嫌いだった。うるさいので一緒に殺してしまおうと火をつけた」。また同級生の14歳の少女も「家族に不満があった。2人で放火をしようと相談した」とそれぞれ話し、「それぞれの家に火をつける約束をした」と容疑を認めている。

{{日付|2010年7月10日}} 読売新聞関西版によると、7月9日（{{UTC|+9}}）午前2:50頃、[[w:兵庫県|兵庫県]][[w:宝塚市|宝塚市]]の[[w:民家|民家]]で[[w:放火|放火]]事件があり、家族3人が死傷した。[[w:兵庫県警察|兵庫県警]]は[[w:殺人罪|殺人未遂]]と現住建造物放火の疑いでこの家に住んでいた中学3年生の少女（15）とその同級生の少女（14）を逮捕した。 47NEWSと読売関西版によると、2人は共謀して15歳の少女の自宅に火をつけて放火・半焼させた上、当時就寝していた3人の家族（39歳の男性と31歳の[[w:内妻|内妻]]、そして小学校4年生の女児（9つ）<ref>読売関西版より</ref>）を殺そうとした疑いがもたれている。読売関西版によると、この火災後、住宅にいた内妻が搬送先の[[w:病院|病院]]で死んだため、兵庫県警は殺人未遂容疑を殺人容疑に切り替えて捜査する。 47NEWSによると、事件後宝塚警察署員が現場を調べたところ、[[w:ゼリー|ゼリー]]タイプの[[w:着火剤|着火剤]]を階段や階段脇の壁に塗り、[[w:毛布|毛布]]を置いて着火したという。その後2人は「出火したのを確認して逃げた」と供述している。更に15歳の少女は「親が嫌いだった。うるさいので一緒に殺してしまおうと火をつけた」。また同級生の14歳の少女も「家族に不満があった。2人で放火をしようと相談した」とそれぞれ話し、「それぞれの家に火をつける約束をした」と容疑を認めている。 ==逮捕された少女らが通っていた中学校では== 産経新聞によると、この事件で逮捕された2人の少女の通っていた宝塚市の中学校の[[w:校長|校長]]は同市[[w:教育委員会|教育委員会]]の関係者と9日昼に同[[w:市役所|市役所]]で記者会見をし、彼女らが家庭内体罰について学校に相談したことを公表。その上で、「明るい子で驚いている」とコメントした。校長の話によると、15歳の少女は1年生の冬頃、両親のしつけが厳しいとして「手を上げられて困っている」と担当教諭に相談し、担任、母親を交えた三者面談を行った。その後2年生以後はしつけに関しての相談は無かったという。また14歳の少女とは中学校1・2年生は同じクラスで仲良しだったという。 産経によると、同中学校は9日夜に[[w:保護者|保護者]]を集めた説明会を行い、同市教育委員会は「精神ケアーに当たる臨床心理士を派遣する」と発表した。心理士は当面同中学校に常勤して生徒や教職員に対するケアーを行うとしている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100709-OYO1T00846.htm?from=top |タイトル=宝塚の自宅放火死傷、中３女子生徒と同級生を逮捕 |著者=YOMIURI ONLINE関西発 |発行者=読売新聞大阪本社 |日付=2010年7月9日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010070901000812.html |タイトル=中３女子と同級生を逮捕　宝塚の３人死傷放火事件 |著者=[[w:共同通信社|共同通信]] |発行者=47NEWS |日付=2010年7月9日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100709/crm1007092239040-n1.htm |タイトル=【宝塚女子中学生放火・殺人未遂】学校「明るい子　驚いている」 |著者=MSN産経新聞ニュース |発行者=産経新聞 |日付=2010年7月9日}} <references/> [[Category:日本]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:教育]] {{DEFAULTSORT:たからつかてみんかほうか ちゆうかつこうのしようしよ2りたいほ}} {{公開中}}

2010-07-12T06:33:59Z

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2010W杯サッカー スペインが延長戦の死闘を制す 念願の初優勝

【2010年7月13日】 読売新聞によると、サッカーワールドカップ選手権南アフリカ大会決勝戦が7月11日(UTC+2)、ヨハネスブルグの「サッカーシティー」でスペインとオランダの間で行われ、延長戦の末1-0で勝利したスペインが初優勝を決定し、賞金3000万ドル(日本円換算約26億7000万円)を獲得した。同大会ではスペインが8カ国目の優勝となった。 東京新聞によると、この試合は両チームともチャンスをつかんだがゴールを奪うことができず、延長戦後半11分にスペインはセスクのパスからイニエスタがゴールを叩き込み、これが決勝点となった。オランダは3度目の決勝進出もW杯獲得はならなかった。 時事通信によると、スペインの新聞は7月12日、それぞれ「歴史的快挙」と賞賛する記事を発表。バイス新聞は優勝杯を掲げたカシリャスらの写真を添えて「これが世界王者達だ!」という見出しを掲載。またマルカ新聞も「スペインのサッカーが最高レベルに達した」などと取り上げた。

【2010年7月13日】 読売新聞によると、サッカーワールドカップ選手権南アフリカ大会決勝戦が7月11日（UTC+2）、ヨハネスブルグの「サッカーシティー」でスペインとオランダの間で行われ、延長戦の末1-0で勝利したスペインが初優勝を決定し、賞金3000万ドル（日本円換算約26億7000万円）を獲得した。同大会ではスペインが8カ国目の優勝となった。 東京新聞によると、この試合は両チームともチャンスをつかんだがゴールを奪うことができず、延長戦後半11分にスペインはセスクのパスからイニエスタがゴールを叩き込み、これが決勝点となった。オランダは3度目の決勝進出もW杯獲得はならなかった。 時事通信によると、スペインの新聞は7月12日、それぞれ「歴史的快挙」と賞賛する記事を発表。バイス新聞は優勝杯を掲げたカシリャスらの写真を添えて「これが世界王者達だ!」という見出しを掲載。またマルカ新聞も「スペインのサッカーが最高レベルに達した」などと取り上げた。

{{FIFAワールドカップ2010}} {{日付|2010年7月13日}} 読売新聞によると、[[w:2010 FIFAワールドカップ|サッカーワールドカップ選手権南アフリカ大会]]決勝戦が7月11日（{{UTC|+2}}）、[[w:ヨハネスブルグ|ヨハネスブルグ]]の「[[w:FNBスタジアム|サッカーシティー]]」で[[w:サッカースペイン代表|スペイン]]と[[w:サッカーオランダ代表|オランダ]]の間で行われ、[[w:延長戦|延長戦]]の末1-0で勝利したスペインが初優勝を決定し、賞金3000万[[w:アメリカドル|ドル]]（日本円換算約26億7000万円）を獲得した。同大会ではスペインが8カ国目の優勝となった。 東京新聞によると、この試合は両チームともチャンスをつかんだがゴールを奪うことができず、延長戦後半11分にスペインはセスクのパスからイニエスタがゴールを叩き込み、これが決勝点となった。オランダは3度目の決勝進出もW杯獲得はならなかった。 時事通信によると、[[w:スペイン|スペイン]]の[[w:新聞|新聞]]は7月12日、それぞれ「歴史的快挙」と賞賛する記事を発表。バイス新聞は[[w:FIFAワールドカップトロフィー|優勝杯]]を掲げたカシリャスらの写真を添えて「これが世界王者達だ!」という見出しを掲載。またマルカ新聞も「スペインのサッカーが最高レベルに達した」などと取り上げた。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/wcup/2010/news/tournament/news/20100712-OYT1T00698.htm |タイトル=スペインが初Ｖ…延長戦でオランダに１―０ |著者=YOMIURI ONLINE2010南アW杯　ヨハネスブルク＝平野和彦 |発行者=読売新聞 |日付=2010年7月12日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2010071202000210.html?ref=rank |タイトル=スペインＷ杯初優勝 |著者=TOKYO Webスポーツ（南アＷ杯本社取材団） |発行者=東京新聞 |日付=2010年7月12日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010071201099 |タイトル=「歴史的快挙」とスペイン紙＝Ｗ杯優勝〔Ｗ杯〕 |著者=時事ドットコム　マドリッドAFP=時事 |発行者=時事通信社 |日付=2010年7月12日}} [[Category:ヨーロッパ]] [[Category:スペイン]] [[Category:オランダ]] {{DEFAULTSORT:2010Wはいさつかー すへいんかえんちようせんのしとうをせいす ねんかんのはつゆうしよう}} {{公開中}}

2020-02-10T13:54:28Z

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東京湾アクアラインで車両3台が事故 女性1人が死亡

【2010年7月13日】 7月11日午前1時頃(UTC+9)、神奈川県川崎市川崎区浮島町の東京湾アクアライン上り線で、乗用車1台とオートバイ2台が絡む接触事故があった。この事故で1人が死亡、2人が重傷を負った。 神奈川県警によると、事故の際にオートバイが転倒し、後部座席に搭乗していた横浜市都筑区大丸に住む女性(23)が頭部を強く打ってまもなく死亡。オートバイを運転していた東京都日野市の男性(25)は足の骨を折る重傷を負い、別のオートバイを運転していた埼玉県鶴ヶ島市の会社員男性(25)も右手の骨を折る重傷を負った。 県警高速隊の発表によると、現場は片側2車線の直線状のトンネルで、高速隊が事故原因を調査している。 この事故の影響で、東京湾アクアラインの袖ケ浦インターチェンジ - 浮島インターチェンジ間が約12時間にわたり通行止めとなった。 本ニュースは「共同通信」と「神奈川新聞」、「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年7月13日】 7月11日午前1時頃（UTC+9）、神奈川県川崎市川崎区浮島町の東京湾アクアライン上り線で、乗用車1台とオートバイ2台が絡む接触事故があった。この事故で1人が死亡、2人が重傷を負った。 神奈川県警によると、事故の際にオートバイが転倒し、後部座席に搭乗していた横浜市都筑区大丸に住む女性(23)が頭部を強く打ってまもなく死亡。オートバイを運転していた東京都日野市の男性(25)は足の骨を折る重傷を負い、別のオートバイを運転していた埼玉県鶴ヶ島市の会社員男性(25)も右手の骨を折る重傷を負った。 県警高速隊の発表によると、現場は片側2車線の直線状のトンネルで、高速隊が事故原因を調査している。 この事故の影響で、東京湾アクアラインの袖ケ浦インターチェンジ - 浮島インターチェンジ間が約12時間にわたり通行止めとなった。

{{日付|2010年7月13日}} 7月11日午前1時頃<ref group="脚注">神奈川新聞では午前0時55分頃</ref>（{{UTC|+9}}）、[[w:神奈川県|神奈川県]][[w:川崎市|川崎市]][[w:川崎区|川崎区]][[w:浮島町|浮島町]]<!--「浮島町」は神奈川新聞のみ-->の[[w:東京湾アクアライン|東京湾アクアライン]]上り線で、[[w:乗用車|乗用車]]1台と[[w:オートバイ|オートバイ]]2台が絡む接触事故があった<ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010071101000169.html|タイトル=東京湾アクアラインで３台が事故　１人死亡、２人が重傷|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=時事通信社|日付=2010年7月11日}}</ref><ref name="kana">{{情報源・ウェブ|url=http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1007110022/|タイトル=アクアラインで乗用車とオートバイ２台が絡む事故/川崎|著者=カナロコ ローカルニュース|発行者=神奈川新聞社|日付=2010年7月11日}}</ref>。この事故で1人が死亡、2人が重傷を負った<ref name="47n" />。 [[w:神奈川県警察|神奈川県警]]によると、事故の際にオートバイが転倒し<ref name="47n" /><ref name="kana" />、後部座席に搭乗していた[[w:横浜市|横浜市]][[w:都筑区|都筑区]]大丸に住む女性(23)が頭部を強く打ってまもなく死亡<ref name="47n" /><ref name="kana" />。オートバイを運転していた[[w:東京都|東京都]][[w:日野市|日野市]]の男性(25)は足の[[w:骨折|骨を折る]]重傷を負い、別のオートバイを運転していた[[w:埼玉県|埼玉県]][[w:鶴ヶ島市|鶴ヶ島市]]の[[w:会社員|会社員]]男性(25)も右手の骨を折る重傷を負った<ref name="47n" /><ref name="kana" />。 県警高速隊の発表によると、現場は片側2車線の直線状の[[w:トンネル|トンネル]]<ref name="47n" /><ref name="kana" />で、高速隊が事故原因を調査している<ref name="kana" />。 この事故の影響で、東京湾アクアラインの[[w:袖ケ浦インターチェンジ|袖ケ浦インターチェンジ]] - [[w:浮島インターチェンジ (神奈川県)|浮島インターチェンジ]]間が約12時間にわたり通行止めとなった<ref name="kana" />。 == 脚注 == <references group="脚注"/> == 情報源 == 本ニュースは「共同通信」と「神奈川新聞」、「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:日本]] [[Category:神奈川県]] [[Category:社会]] [[Category:事故]] [[Category:交通]] [[Category:交通事故]] {{DEFAULTSORT:とうきようわんあくあらいんてしやりよう3たいかしこ しよせいひとりかしほう}} {{公開中}}

2010-08-11T14:50:13Z

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訃報 スタインブレナー氏 - 大リーグ・ヤンキース名物オーナー

【2010年7月14日】 毎日新聞によると、アメリカの大リーグ・ニューヨークヤンキースオーナーのジョージ・スタインブレナー氏が7月13日(UTC-4=アメリカ東部夏時間)、フロリダ州の病院で心臓発作のため死去した。80歳。 毎日新聞と朝日新聞によると、スタインブレナー氏は造船業で大成。1973年に1000万アメリカドル(当時の日本円換算30億円)でCBSからヤンキースを買収し、豊富な資金力をバックに大補強を繰り返してチームの再建に尽力。7度のワールドシリーズ優勝に貢献した。その一方、選手の服装や監督采配にまで口を出す「ワンマンオーナー」としても有名で就任から1990年まで17年間で実に18人の監督交代をさせたこともあったほか、選手の年俸高騰をも招いたとしている。 毎日によると、その後2007年に経営権を息子2人に事実上委ねて、自らは病気療養のためフロリダ州にある自宅に滞在していたという。

【2010年7月14日】 毎日新聞によると、アメリカの大リーグ・ニューヨークヤンキースオーナーのジョージ・スタインブレナー氏が7月13日（UTC-4=アメリカ東部夏時間）、フロリダ州の病院で心臓発作のため死去した。80歳。 毎日新聞と朝日新聞によると、スタインブレナー氏は造船業で大成。1973年に1000万アメリカドル（当時の日本円換算30億円）でCBSからヤンキースを買収し、豊富な資金力をバックに大補強を繰り返してチームの再建に尽力。7度のワールドシリーズ優勝に貢献した。その一方、選手の服装や監督采配にまで口を出す「ワンマンオーナー」としても有名で就任から1990年まで17年間で実に18人の監督交代をさせたこともあったほか、選手の年俸高騰をも招いたとしている。 毎日によると、その後2007年に経営権を息子2人に事実上委ねて、自らは病気療養のためフロリダ州にある自宅に滞在していたという。

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2010-07-25T13:56:05Z

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大阪市長居球技場が「金鳥スタジアム」に 大日本除虫菊と命名権契約結ぶ

【2010年7月15日】 大阪日日新聞によると、大阪市とサッカーJ1リーグのセレッソ大阪が共同で募集した長居球技場の命名権について、「金鳥(きんちょう)」のブランドで知られている殺虫剤メーカーの大日本除虫菊株式会社と3年5ヶ月(8月1日から2013年12月末まで 年間契約金3600万円)の期間で契約を結んだと発表した。これに伴い長居球技場は「金鳥スタジアム」と名称を変更する。大阪市営の公共施設での命名権導入は初。 大阪日日と朝日新聞によると、長居球技場は1987年完成。天然芝への張替えやスタンド増築などの改修工事を行い、8月8日にある川崎フロンターレ戦以後、隣接する長居メインスタジアムとの併用で本拠地化する。 大阪日日によると大阪市とセレッソ球団は今年の6月に命名権を希望する企業・団体を公募したが、これに応募したのは大日本除虫菊1社のみだった。

【2010年7月15日】 大阪日日新聞によると、大阪市とサッカーJ1リーグのセレッソ大阪が共同で募集した長居球技場の命名権について、「金鳥（きんちょう）」のブランドで知られている殺虫剤メーカーの大日本除虫菊株式会社と3年5ヶ月（8月1日から2013年12月末まで　年間契約金3600万円）の期間で契約を結んだと発表した。これに伴い長居球技場は「金鳥スタジアム」と名称を変更する。大阪市営の公共施設での命名権導入は初。 大阪日日と朝日新聞によると、長居球技場は1987年完成。天然芝への張替えやスタンド増築などの改修工事を行い、8月8日にある川崎フロンターレ戦以後、隣接する長居メインスタジアムとの併用で本拠地化する。 大阪日日によると大阪市とセレッソ球団は今年の6月に命名権を希望する企業・団体を公募したが、これに応募したのは大日本除虫菊1社のみだった。

{{日付|2010年7月15日}} 大阪日日新聞によると、[[w:大阪市|大阪市]]と[[w:日本プロサッカーリーグ|サッカーJ1リーグ]]の[[w:セレッソ大阪|セレッソ大阪]]が共同で募集した[[w:大阪市長居球技場|長居球技場]]の[[w:命名権|命名権]]について、「金鳥（きんちょう）」のブランドで知られている[[w:殺虫剤|殺虫剤]]メーカーの[[w:大日本除虫菊|大日本除虫菊]]株式会社と3年5ヶ月（8月1日から2013年12月末まで　年間契約金3600万円）の期間で契約を結んだと発表した。これに伴い長居球技場は「金鳥スタジアム」と名称を変更する。大阪市営の公共施設での命名権導入は初。 大阪日日と朝日新聞によると、長居球技場は1987年完成<ref>大阪日日より</ref>。天然芝への張替えやスタンド増築などの改修工事を行い、8月8日にある[[w:川崎フロンターレ|川崎フロンターレ]]戦以後、隣接する[[w:大阪市長居陸上競技場|長居メインスタジアム]]との併用<ref>朝日より</ref>で本拠地化する。 大阪日日によると大阪市とセレッソ球団は今年の6月に命名権を希望する企業・団体を公募したが、これに応募したのは大日本除虫菊1社のみだった。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/100702/20100702035.html |タイトル=「キンチョウスタジアム」　長居球技場に新名称 |著者=大阪ニュース |発行者=大阪日日新聞 |日付=2010年7月2日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/sports/update/0702/OSK201007010189.html |タイトル=Ｊ１セ大阪の本拠、８月から「キンチョウスタジアム」 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞 |日付=2010年7月2日}} <references/> ==関連資料== *[http://www.cerezo.co.jp/news_detail.asp?c_idx=10003684&contents_code=100104 セレッソ大阪リリース「長居球技場のネーミングライツパートナー決定のお知らせ」]（2010年7月1日） *[http://www.cerezo.co.jp/news_detail.asp?c_idx=10003685&contents_code=100104&date_s=&iPage= セレッソ大阪リリース「大日本除虫菊株式会社とオフィシャルスポンサー契約決定のお知らせ」]（日付同上） *[http://www.cerezo.co.jp/upload/contents/pdf/201072223523sphvo.pdf セレッソ大阪「金鳥スタジアム」の席割り表] [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:スポーツ]] [[Category:サッカー]] [[Category:Jリーグ]] [[Category:ラグビー]] [[Category:アメリカンフットボール]] [[Category:経済]] [[Category:企業]] {{DEFAULTSORT:おおさかしなかいきゆうきしようかきんちようすたしあむに たいにほんしよちゆうきくとめいめいけんけいやくむすふ}} {{公開中}}

2020-02-10T13:53:40Z

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訃報 ジェイムズ・P・ホーガン氏 - イギリスのSF作家 「星を継ぐもの」など

【2010年7月15日】 イギリス出身のSF作家ジェイムズ・P・ホーガン氏が7月12日(UTC±0)、心不全のためアイルランドの自宅で死去した。69歳だった。アメリカ合衆国ニューヨークの代理人や東京創元社らが明らかにした。 ロンドン出身。1977年に「星を継ぐもの」で作家デビューし、数年後にアメリカ合衆国に移住。近年はアイルランドで暮らしていた。 日本でも1980年以降多くの作品が紹介されており、「創世紀機械」「内なる宇宙」などで星雲賞を3度受賞するなど人気を博した。

【2010年7月15日】 イギリス出身のSF作家ジェイムズ・P・ホーガン氏が7月12日（UTC±0）、心不全のためアイルランドの自宅で死去した。69歳だった。アメリカ合衆国ニューヨークの代理人や東京創元社らが明らかにした。 ロンドン出身。1977年に「星を継ぐもの」で作家デビューし、数年後にアメリカ合衆国に移住。近年はアイルランドで暮らしていた。 日本でも1980年以降多くの作品が紹介されており、「創世紀機械」「内なる宇宙」などで星雲賞を3度受賞するなど人気を博した。

{{日付|2010年7月15日}} [[ファイル:James P. Hogan 2005.JPG|thumb|200px|ジェイムズ・P・ホーガン氏（2005年撮影、{{CC-by-sa-3.0}}）]] [[w:イギリス|イギリス]]出身の[[w:SF作家|SF作家]][[w:ジェイムズ・P・ホーガン|ジェイムズ・P・ホーガン]]氏が7月12日（{{UTC|+0}}）、[[w:心不全|心不全]]のため<!--死因は読売新聞のみ記載-->[[w:アイルランド|アイルランド]]の自宅で死去した。69歳だった<ref name="yomi">{{情報源・ウェブ|url=http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:6SNPJxk3TTsJ:news.www.infoseek.co.jp/search/story/20100714_yol_oyt1t00070/Megadeth/|タイトル=「星を継ぐもの」ＳＦ作家ホーガン氏が死去|著者=YOMIURI ONLINE|発行者=読売新聞|日付=2010年7月14日}}</ref><ref name="jiji">{{情報源・ウェブ|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010071400314|タイトル=英ＳＦ作家のジェイムズ・Ｐ・ホーガン氏死去|著者=時事ドットコム|発行者=時事通信社|日付=2010年7月14日}}</ref><ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010071401000352.html|タイトル=ジェームズ・Ｐ・ホーガン氏死去　英国のＳＦ作家|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年7月14日}}</ref>。[[w:アメリカ合衆国|アメリカ合衆国]][[w:ニューヨーク|ニューヨーク]]の代理人<ref name="yomi" />や[[w:東京創元社|東京創元社]]らが明らかにした<ref name="jiji" /><ref name="47n" />。 [[w:ロンドン|ロンドン]]出身<ref name="jiji" />。1977年に「[[w:星を継ぐもの|星を継ぐもの]]」で作家デビューし<ref name="yomi" /><ref name="jiji" /><ref name="47n" />、数年後にアメリカ合衆国に移住。近年はアイルランドで暮らしていた<ref name="yomi" />。 [[w:日本|日本]]でも1980年以降多くの作品が紹介されており<ref name="yomi" />、「創世紀機械」「内なる宇宙」などで[[w:星雲賞|星雲賞]]を3度<!--Wikipediaで見る限りもう1つは「星を継ぐもの」-->受賞するなど人気を博した<ref name="yomi" /><ref name="47n" />。 == 情報源 == <references /> [[Category:ヨーロッパ]] [[Category:イギリス]] [[Category:アイルランド]] [[Category:北アメリカ]] [[Category:アメリカ合衆国]] [[Category:文化]] [[Category:文学]] [[Category:ひと]] [[Category:訃報|ほおかん しえいむす P]] {{DEFAULTSORT:ふほう しえいむす P ほおかんし いきりすのSFさつか ほしをつくものなと}} {{公開中}}

2010-09-19T18:33:23Z

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尿検査を実施せず健診結果を捏造し「正常」と報告、兵庫県明石市が予防医学協会を指名停止に

【2010年7月15日】 毎日新聞・読売新聞によると、神戸市の外郭団体である財団法人・『兵庫県予防医学協会』(同市東灘区)が、2010年7月(UTC+9)に兵庫県明石市職員の健康診断を実施した際、尿検査による肝機能検査について、検査していないにもかかわらず96人分を「正常」だったと検査結果を捏造し、本人に通知していたことが、7月14日に判明した。 毎日新聞によると、同協会と明石市の話として、2010年7月2日に、同市職員147人が受診対象となる健康診断に於いて、同協会が尿検査用の試験紙を用意し忘れた。このため、午前中の受診対象者96人について、尿中に含まれる物質の一つである『ウロビリノーゲン』の値によって病気の可能性を判断する検査ができなかった模様である。同協会の臨床検査部長(当時)らは、同時に行った血液検査については、全員、肝機能の別の項目には異常が発見されなかったため、尿検査結果を「正常」と類推した上で通知したが、尿中のウロビリノーゲンの値については尿検査でしか分からない上、血液検査での代替は不可能という。 読売新聞によると、この捏造の事実は2010年1月に内部告発で発覚し、同市は契約違反として同年2月15日から指名停止とした。また、毎日新聞によれば、同協会は2月に当該の96人について再検査を実施した。 両報道によると、同協会は同年6月に、臨床検査部門の幹部ら2人を減給にするなど、4人を懲戒処分とし、3人を口頭注意とした。読売新聞によると、同協会は、「信頼を損ない、申し訳ない」とコメントしている。 毎日新聞によると、さらに明石市は、「健康に直結する重大な問題だ」として、2010年2月に、同協会を3カ月の指名停止とした。 読売新聞によると、明石市職員厚生課の清水保彦課長は、「検査結果の捏造であり、重要な問題。徹底して原因を調査し、同じことを繰り返さないようにしてほしい」とコメントしている。

【2010年7月15日】 毎日新聞・読売新聞によると、神戸市の外郭団体である財団法人・『兵庫県予防医学協会』（同市東灘区）が、2010年7月（UTC+9）に兵庫県明石市職員の健康診断を実施した際、尿検査による肝機能検査について、検査していないにもかかわらず96人分を「正常」だったと検査結果を捏造し、本人に通知していたことが、7月14日に判明した。 毎日新聞によると、同協会と明石市の話として、2010年7月2日に、同市職員147人が受診対象となる健康診断に於いて、同協会が尿検査用の試験紙を用意し忘れた。このため、午前中の受診対象者96人について、尿中に含まれる物質の一つである『ウロビリノーゲン』の値によって病気の可能性を判断する検査ができなかった模様である。同協会の臨床検査部長（当時）らは、同時に行った血液検査については、全員、肝機能の別の項目には異常が発見されなかったため、尿検査結果を「正常」と類推した上で通知したが、尿中のウロビリノーゲンの値については尿検査でしか分からない上、血液検査での代替は不可能という。 読売新聞によると、この捏造の事実は2010年1月に内部告発で発覚し、同市は契約違反として同年2月15日から指名停止とした。また、毎日新聞によれば、同協会は2月に当該の96人について再検査を実施した。 両報道によると、同協会は同年6月に、臨床検査部門の幹部ら2人を減給にするなど、4人を懲戒処分とし、3人を口頭注意とした。読売新聞によると、同協会は、「信頼を損ない、申し訳ない」とコメントしている。 毎日新聞によると、さらに明石市は、「健康に直結する重大な問題だ」として、2010年2月に、同協会を3カ月の指名停止とした。 読売新聞によると、明石市職員厚生課の清水保彦課長は、「検査結果の捏造であり、重要な問題。徹底して原因を調査し、同じことを繰り返さないようにしてほしい」とコメントしている。

{{日付|2010年7月15日}} {{Wikipediapar|健康診断}} [[w:毎日新聞|毎日新聞]]・[[w:読売新聞|読売新聞]]によると、[[w:神戸市|神戸市]]の[[w:外郭団体|外郭団体]]である[[w:財団法人|財団法人]]・『[[w:兵庫県予防医学協会|兵庫県予防医学協会]]』（同市[[w:東灘区|東灘区]]）が、[[w:2010年|2010年]][[w:7月|7月]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に[[w:兵庫県|兵庫県]][[w:明石市|明石市]][[w:地方公務員|職員]]の[[w:健康診断|健康診断]]を実施した際、[[w:尿検査|尿検査]]による[[w:肝臓|肝]]機能検査について、検査していないにもかかわらず96人分を「正常」だったと検査結果を捏造し、本人に通知していたことが、[[w:7月14日|7月14日]]に判明した。 毎日新聞によると、同協会と明石市の話として、[[w:2010年|2010年]][[w:7月2日|7月2日]]に、同市職員147人が受診対象となる健康診断に於いて、同協会が尿検査用の[[w:試験紙|試験紙]]を用意し忘れた。このため、午前中の受診対象者96人について、[[w:尿|尿]]中に含まれる物質の一つである『[[w:ウロビリノーゲン|ウロビリノーゲン]]』の値によって[[w:病気|病気]]の可能性を判断する検査ができなかった模様である。同協会の[[w:臨床検査|臨床検査]]部長（当時）らは、同時に行った[[w:血液検査|血液検査]]については、全員、肝機能の別の項目には異常が発見されなかったため、尿検査結果を「正常」と類推した上で通知したが、尿中のウロビリノーゲンの値については尿検査でしか分からない上、血液検査での代替は不可能という。 読売新聞によると、この捏造の事実は[[w:2010年|2010年]][[w:1月|1月]]に[[w:内部告発|内部告発]]で発覚し、同市は契約違反として同年[[w:2月15日|2月15日]]から指名停止とした。また、毎日新聞によれば、同協会は[[w:2月|2月]]に当該の96人について再検査を実施した。 両報道によると、同協会は同年6月に、臨床検査部門の幹部ら2人を減給にするなど、4人を[[w:懲戒処分|懲戒処分]]とし、3人を口頭注意とした<ref>毎日新聞より</ref>。読売新聞によると、同協会は、「信頼を損ない、申し訳ない」とコメントしている。 毎日新聞によると、さらに明石市は、「健康に直結する重大な問題だ」として、2010年[[w:2月|2月]]に、同協会を3カ月の指名停止とした。 読売新聞によると、明石市職員厚生課の清水保彦課長は、「検査結果の捏造であり、重要な問題。徹底して原因を調査し、同じことを繰り返さないようにしてほしい」とコメントしている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100715ddm012040049000c.html |タイトル=捏造：試験紙忘れ、健診記録を　神戸の予防医学協会、尿検査96人分「正常」 |著者=毎日jp |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年7月15日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100714-OYT1T00988.htm |タイトル=やってない尿検査が「正常」じゃ…協会幹部ら減給 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年7月14日}} == 注釈 == <references /> [[Category:日本]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:健康]] [[Category:医学]] {{DEFAULTSORT:にようけんさをしつしせすけんしんけつかをねつそうしせいしようとほうこくひようこけんあかししかよほういかくきようかいをしめいていしに}} {{公開中}}

2010-07-21T05:15:40Z

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中学校のサッカー試合中に、相手校の選手に対し「水俣病、触るな」と暴言

【2010年7月16日】 産経新聞・読売新聞によると、6月(UTC+9)上旬に熊本県芦北町で行われた同県の中学校サッカー部同士の練習試合に於いて、同県内の市立中学校の男子選手が、水俣市の中学校の選手に対し、再三に亘り「水俣病、触るな」などと暴言を吐いていたことが判明した。 産経新聞によると、同市教委の話として、試合中にボールの奪い合いや接触プレーが起きた際、相手チームの選手1人が、水俣市の複数の選手に対し差別発言を繰り返したという。これを聞いた水俣市の学校の選手が「謝れ」などと抗議する一幕もあった模様だが、同市教委によれば、その場で謝罪があったかどうかは確認できなかったという。試合後、水俣市の学校の側の顧問教諭が、相手校選手の差別的言動に気付き、相手校の顧問に発言を確認し、さらに相手校の顧問が発言した選手に確認し、保護者らと共に謝罪したという。 両報道によると、試合の翌日に相手校の校長が同市教委を訪れ、「申し訳無かった。水俣病に関する正しい理解が、教育の場でできていなかったかも知れない」と陳謝した。さらに、同市職員らを招いて保護者集会や教員研修を開き、水俣病に対する正しい知識や理解を学習したとしている。 両報道によると、水俣市の葦浦博行教育長は、「水俣病に対する理解不足があったことは残念で、今後も啓発に力を入れたい」とコメントしている。 産経新聞によると、この件について、小沢鋭仁環境相は、7月16日の閣議後の会見で、「水俣病に対する差別が無いようにということで努力してきたが、子供は時として深く考えず、残酷な事を口にする。二度とこうしたことが起きないように、水俣病について歴史的意味も含めた学習をしてほしい」とコメントした。

【2010年7月16日】 産経新聞・読売新聞によると、6月（UTC+9）上旬に熊本県芦北町で行われた同県の中学校サッカー部同士の練習試合に於いて、同県内の市立中学校の男子選手が、水俣市の中学校の選手に対し、再三に亘り「水俣病、触るな」などと暴言を吐いていたことが判明した。 産経新聞によると、同市教委の話として、試合中にボールの奪い合いや接触プレーが起きた際、相手チームの選手1人が、水俣市の複数の選手に対し差別発言を繰り返したという。これを聞いた水俣市の学校の選手が「謝れ」などと抗議する一幕もあった模様だが、同市教委によれば、その場で謝罪があったかどうかは確認できなかったという。試合後、水俣市の学校の側の顧問教諭が、相手校選手の差別的言動に気付き、相手校の顧問に発言を確認し、さらに相手校の顧問が発言した選手に確認し、保護者らと共に謝罪したという。 両報道によると、試合の翌日に相手校の校長が同市教委を訪れ、「申し訳無かった。水俣病に関する正しい理解が、教育の場でできていなかったかも知れない」と陳謝した。さらに、同市職員らを招いて保護者集会や教員研修を開き、水俣病に対する正しい知識や理解を学習したとしている。 両報道によると、水俣市の葦浦博行教育長は、「水俣病に対する理解不足があったことは残念で、今後も啓発に力を入れたい」とコメントしている。 産経新聞によると、この件について、小沢鋭仁環境相は、7月16日の閣議後の会見で、「水俣病に対する差別が無いようにということで努力してきたが、子供は時として深く考えず、残酷な事を口にする。二度とこうしたことが起きないように、水俣病について歴史的意味も含めた学習をしてほしい」とコメントした。

{{日付|2010年7月16日}} [[w:産経新聞|産経新聞]]・[[w:読売新聞|読売新聞]]によると、[[w:6月|6月]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）上旬に[[w:熊本県|熊本県]][[w:芦北町|芦北町]]で行われた同県の[[w:中学校|中学校]][[w:サッカー|サッカー]][[w:部活動|部]]同士の練習試合に於いて、同県内の[[w:公立学校|市立]]中学校の男子選手が、[[w:水俣市|水俣市]]の中学校の選手に対し、再三に亘り「[[w:水俣病|水俣病]]、触るな」などと暴言を吐いていたことが判明した。 産経新聞によると、同市[[w:教育委員会|教委]]の話として、試合中に[[w:ボール|ボール]]の奪い合いや接触プレーが起きた際、相手チームの選手1人が、水俣市の複数の選手に対し[[w:差別|差別]]発言を繰り返したという。これを聞いた水俣市の学校の選手が「謝れ」などと抗議する一幕もあった模様だが、同市教委によれば、その場で謝罪があったかどうかは確認できなかったという。試合後、水俣市の学校の側の顧問[[w:教諭|教諭]]が、相手校選手の差別的言動に気付き、相手校の顧問に発言を確認し、さらに相手校の顧問が発言した選手に確認し、保護者らと共に謝罪したという。 両報道によると、試合の翌日に相手校の[[w:校長|校長]]が同市教委を訪れ、「申し訳無かった。水俣病に関する正しい理解が、[[w:学校教育|教育]]の場でできていなかったかも知れない」と陳謝した。さらに、同市[[w:地方公務員|職員]]らを招いて保護者集会や[[w:教員|教員]]研修を開き、水俣病に対する正しい知識や理解を学習したとしている。 両報道によると、水俣市の葦浦博行[[w:教育長|教育長]]は、「水俣病に対する理解不足があったことは残念で、今後も啓発に力を入れたい」とコメントしている。 産経新聞によると、この件について、[[w:小沢鋭仁|小沢鋭仁]][[w:環境大臣|環境相]]は、[[w:7月16日|7月16日]]の[[w:閣議|閣議]]後の[[w:プレスリリース#記者会見|会見]]で、「水俣病に対する差別が無いようにということで努力してきたが、子供は時として深く考えず、残酷な事を口にする。二度とこうしたことが起きないように、水俣病について[[w:歴史|歴史]]的意味も含めた学習をしてほしい」とコメントした。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100716/crm1007160931007-n1.htm |タイトル=「水俣病触るな!」中学生がサッカーの試合で暴言　熊本 |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年7月16日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100715-OYT1T00765.htm |タイトル=「水俣病、触るな」サッカー試合中、相手に |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年7月15日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/life/education/100716/edc1007161246002-n1.htm |タイトル=中学生の水俣病差別発言に「子供は時に残酷」と小沢環境相 |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年7月15日}} [[Category:日本]] [[Category:熊本県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:教育]] [[Category:健康]] [[Category:環境]] {{DEFAULTSORT:ちゆうかつこうのさつかしあいちゆうにあいてこうのせんしゆにたいしみなまたひようさわるなとほうけん}} {{公開中}}

2021-06-24T04:48:45Z

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JR西日本の電車で緊急無線用ヒューズの盗難相次ぐ

【2010年7月16日】 産経新聞によると、JR西日本の大阪環状線などの電車約20両について、緊急時に周辺の電車に対し停止信号を送る「防護無線」の予備電源のヒューズが、何者かによって抜き取られていたことが、7月15日(UTC+9)に判明した。 読売新聞によると、同社の話として、4月末に実施した定期点検で、大阪環状線の車両1両で被害が発覚。さらに同社は、同型の約2,800両を緊急点検した結果、阪和線・関西本線などを走行する約20両についても同様の被害が明らかになり、6月中旬に大阪府警に被害届を提出した。 産経新聞によると、防護無線は、非常時に乗務員が周辺の列車を停止させる信号を発報する装置。2005年4月に発生したJR福知山線脱線事故では、この事故によって防護無線が作動しなくなったため、同社は、非常時でも自動的に防護無線が作動するよう予備電源を配備した。盗難に遭ったヒューズは、予備電源から防護無線に電力を供給するための機具で、予備電源の蓋の部分のキャップを、ドライバーで外すことで抜き取ることができるという。 読売新聞によれば、このヒューズは、ねじで固定されたカバーの内側に位置しており、自然には抜け落ちない仕組みになっているため、同府警は、何者かが抜き取ったと判断。また、部外者が立ち入ることは困難であることから、同府警は内部犯行の可能性もあると見ている。 産経新聞によると、同社は一連の被害を受け、ヒューズのキャップに封印シールを貼付するなどの対策を実施した。

【2010年7月16日】 産経新聞によると、JR西日本の大阪環状線などの電車約20両について、緊急時に周辺の電車に対し停止信号を送る「防護無線」の予備電源のヒューズが、何者かによって抜き取られていたことが、7月15日（UTC+9）に判明した。 読売新聞によると、同社の話として、4月末に実施した定期点検で、大阪環状線の車両1両で被害が発覚。さらに同社は、同型の約2,800両を緊急点検した結果、阪和線・関西本線などを走行する約20両についても同様の被害が明らかになり、6月中旬に大阪府警に被害届を提出した。 産経新聞によると、防護無線は、非常時に乗務員が周辺の列車を停止させる信号を発報する装置。2005年4月に発生したJR福知山線脱線事故では、この事故によって防護無線が作動しなくなったため、同社は、非常時でも自動的に防護無線が作動するよう予備電源を配備した。盗難に遭ったヒューズは、予備電源から防護無線に電力を供給するための機具で、予備電源の蓋の部分のキャップを、ドライバーで外すことで抜き取ることができるという。 読売新聞によれば、このヒューズは、ねじで固定されたカバーの内側に位置しており、自然には抜け落ちない仕組みになっているため、同府警は、何者かが抜き取ったと判断。また、部外者が立ち入ることは困難であることから、同府警は内部犯行の可能性もあると見ている。 産経新聞によると、同社は一連の被害を受け、ヒューズのキャップに封印シールを貼付するなどの対策を実施した。

{{日付|2010年7月16日}} {{2010鉄道関連ニュース}} {{Wikipediapar|列車防護無線装置}} [[w:産経新聞|産経新聞]]によると、[[w:西日本旅客鉄道|JR西日本]]の[[w:大阪環状線|大阪環状線]]などの[[w:電車|電車]]約20両について、緊急時に周辺の電車に対し停止信号を送る「[[w:列車防護無線装置|防護無線]]」の予備電源の[[w:電力ヒューズ|ヒューズ]]が、何者かによって抜き取られていたことが、[[w:7月15日|7月15日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に判明した。 読売新聞によると、同社の話として、[[w:4月|4月]]末に実施した定期点検で、大阪環状線の[[w:鉄道車両|車両]]1両で被害が発覚。さらに同社は、同型の約2,800両を緊急点検した結果、[[w:阪和線|阪和線]]・[[w:関西本線|関西本線]]などを走行する約20両についても同様の被害が明らかになり、[[w:6月|6月]]中旬に[[w:大阪府警察|大阪府警]]に[[w:被害届|被害届]]を提出した。 産経新聞によると、防護無線は、非常時に[[w:乗務員|乗務員]]が周辺の[[w:列車|列車]]を停止させる[[w:信号|信号]]を発報する装置。[[w:2005年|2005年]][[w:4月|4月]]に発生した[[w:JR福知山線脱線事故|JR福知山線脱線事故]]では、この[[w:鉄道事故|事故]]によって防護無線が作動しなくなったため、同社は、非常時でも自動的に防護無線が作動するよう予備電源を配備した。盗難に遭ったヒューズは、予備電源から防護無線に電力を供給するための機具で、予備電源の蓋の部分のキャップを、[[w:ドライバー (工具)|ドライバー]]で外すことで抜き取ることができるという。 読売新聞によれば、このヒューズは、[[w:ねじ|ねじ]]で固定されたカバーの内側に位置しており、自然には抜け落ちない仕組みになっているため、同府警は、何者かが抜き取ったと判断。また、部外者が立ち入ることは困難であることから、同府警は内部犯行の可能性もあると見ている。 産経新聞によると、同社は一連の被害を受け、ヒューズのキャップに封印シールを貼付するなどの対策を実施した。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100716/crm1007160842006-n1.htm |タイトル=JR西20両、緊急無線の部品外される　内部犯行か、捜査 |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年7月16日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100716-OYT1T00195.htm |タイトル=何のため？JR西電車20両、ヒューズ抜き取り |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年7月16日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:JR西日本]] {{DEFAULTSORT:JRにしにほんのてんしやてきんきゆうむせんようひゆすのとうなんあいつく}} {{公開中}}

2010-07-25T14:07:48Z

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関東から九州北部で一斉に梅雨明け

【2010年7月17日】 時事通信によると、日本の気象庁は7月17日(UTC+9)、九州地方の北部、中国、四国、近畿、北陸、東海、並びに関東・甲信地方で梅雨明けしたと見られると発表した。 47NEWSによると、四国は平年並みであるが、九州北部は1日、近畿は2日、中国、東海、関東・甲信は3日、北陸は5日それぞれ平年より早い梅雨明けとなった。また時事によると2009年から見て関東・甲信は3日遅れ、他は昨年の梅雨明けの特定ができなかった中国、北陸を除いて13-18日程度早かった。 47NEWSとNHKによると17日は各地とも高気圧に覆われて晴天が広がり、今後向こう1週間も気圧の谷の影響で雲が多い時期もあるものの概ね良い天気になる見込みであるという。気象庁の調べで7月17日午前11:00の気温は などのように、各地で30°C以上の真夏日が記録されている。 NHKによると、午後も広い範囲で晴れて気温は更に上がるが、上空に寒気が残る影響で山沿いなどで大気の状態が不安定なため激しい雷雨が降る恐れもあるため、これまで降雨が多く降った地域では引き続き土砂災害、川の急な増水、落雷、突風に警戒を呼びかけている。また47NEWSによると、九州地方の南部については局地的に強い大雨が降っているため、現段階での梅雨明けは見送られた。また既に沖縄県と奄美地方では梅雨明け宣言している。 47NEWSによると今年の梅雨は全体的に降水量が多く、徳島市で平年の2倍の453.5mm、福岡市で639.5mm、広島市567.5mm等を記録した。しかし関東では平野部を中心としてまとまった雨が少なく、東京都心で159mm、新潟市でも202.5mmだった。

【2010年7月17日】 時事通信によると、日本の気象庁は7月17日（UTC+9）、九州地方の北部、中国、四国、近畿、北陸、東海、並びに関東・甲信地方で梅雨明けしたと見られると発表した。 47NEWSによると、四国は平年並みであるが、九州北部は1日、近畿は2日、中国、東海、関東・甲信は3日、北陸は5日それぞれ平年より早い梅雨明けとなった。また時事によると2009年から見て関東・甲信は3日遅れ、他は昨年の梅雨明けの特定ができなかった中国、北陸を除いて13-18日程度早かった。 47NEWSとNHKによると17日は各地とも高気圧に覆われて晴天が広がり、今後向こう1週間も気圧の谷の影響で雲が多い時期もあるものの概ね良い天気になる見込みであるという。気象庁の調べで7月17日午前11:00の気温は 福井市32.4℃ 名古屋市・福岡市31.5℃ 大阪市31.3℃ 東京都の都心30.9℃ などのように、各地で30℃以上の真夏日が記録されている。 NHKによると、午後も広い範囲で晴れて気温は更に上がるが、上空に寒気が残る影響で山沿いなどで大気の状態が不安定なため激しい雷雨が降る恐れもあるため、これまで降雨が多く降った地域では引き続き土砂災害、川の急な増水、落雷、突風に警戒を呼びかけている。また47NEWSによると、九州地方の南部については局地的に強い大雨が降っているため、現段階での梅雨明けは見送られた。また既に沖縄県と奄美地方では梅雨明け宣言している。

{{日付|2010年7月17日}} 時事通信によると、[[w:日本|日本]]の[[w:気象庁|気象庁]]は7月17日（{{UTC|+9}}）、[[w:九州地方|九州地方]]の北部、[[w:中国地方|中国]]、[[w:四国地方|四国]]、[[w:近畿地方|近畿]]、[[w:北陸地方|北陸]]、[[w:東海地方|東海]]、並びに[[w:関東甲信越地方|関東・甲信地方]]で[[w:梅雨明け|梅雨明け]]したと見られると発表した。 47NEWSによると、四国は平年並みであるが、九州北部は1日、近畿は2日、中国、東海、関東・甲信は3日、北陸は5日それぞれ平年より早い梅雨明けとなった。また時事によると2009年から見て関東・甲信は3日遅れ、他は昨年の梅雨明けの特定ができなかった中国、北陸を除いて13-18日程度早かった。 47NEWSとNHKによると17日は各地とも高気圧に覆われて晴天が広がり、今後向こう1週間も気圧の谷の影響で雲が多い時期もあるものの概ね良い天気になる見込みであるという。気象庁の調べで7月17日午前11:00の気温<ref>NHKより</ref>は *[[w:福井市|福井市]]32.4℃ *[[w:名古屋市|名古屋市]]・[[w:福岡市|福岡市]]31.5℃ *[[w:大阪市|大阪市]]31.3℃ *[[w:東京都特別区|東京都の都心]]30.9℃ などのように、各地で30℃以上の[[w:真夏日|真夏日]]が記録されている。 NHKによると、午後も広い範囲で晴れて気温は更に上がるが、上空に寒気が残る影響で山沿いなどで大気の状態が不安定なため激しい雷雨が降る恐れもあるため、これまで降雨が多く降った地域では引き続き土砂災害、川の急な増水、落雷、突風に警戒を呼びかけている。また47NEWSによると、九州地方の南部については局地的に強い大雨が降っているため、現段階での梅雨明けは見送られた。また既に[[w:沖縄県|沖縄県]]と[[w:奄美諸島|奄美]]地方では梅雨明け宣言している。 ==梅雨時の降雨量は全般的に多め== 47NEWSによると今年の梅雨は全体的に降水量が多く、[[w:徳島市|徳島市]]で平年の2倍の453.5mm、福岡市で639.5mm、[[w:広島市|広島市]]567.5mm等を記録した。しかし関東では平野部を中心としてまとまった雨が少なく、東京都心で159mm、新潟市でも202.5mmだった。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2010071700148 |タイトル=広範囲で一気に梅雨明け＝九州北部から北陸、関東甲信－気象庁 |著者=時事ドットコム |発行者=時事通信社 |日付=2010年7月17日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010071701000294.html |タイトル=九州北部から関東甲信が梅雨明け　降水量は多め |著者=[[w:共同通信社|共同通信]] |発行者=47NEWS |日付=2010年7月17日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:Bt4QuUNlqBMJ:www.nhk.or.jp/news/html/20100717/k10015800121000.html |タイトル=九州北部～関東甲信 梅雨明け |著者=NHKニュース |発行者=日本放送協会 |日付=2010年7月17日}} <references/> [[Category:日本]] [[Category:関東地方]] [[Category:中部地方]] [[Category:北陸地方]] [[Category:東海地方]] [[Category:近畿地方]] [[Category:中国地方]] [[Category:四国地方]] [[Category:九州地方]] [[Category:気象]] [[Category:社会]] {{DEFAULTSORT:かんとうからきゆうしゆうほくふていつせいにつゆあけ}} {{公開中}}

2010-07-25T14:24:03Z

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京成電鉄・成田スカイアクセスが開業 都心と成田空港を最短36分で連絡

【2010年7月17日】 東京都心と成田空港を連絡する京成電鉄の新路線「成田スカイアクセス」が、7月17日(UTC+9)開業した。東京都荒川区の日暮里駅では出発式が行われ、京成電鉄の花田力社長が「都心から成田(空港)へはスカイアクセスが最も速く安い。世界に見劣りのしない空港アクセス鉄道が実現した」と開業宣言を行い、同日午前6時35分に新型スカイライナーの成田空港行き一番列車が同駅を発車した。 同路線は、従来より存在した北総鉄道の路線などに新設の19.1kmの路線などを接続し、京成上野駅から成田空港までを京成電鉄の従来の路線に比べておよそ5km短縮した64.1kmでつなぐ。 同路線には、ファッションデザイナーの山本寛斎氏がデザインを手がけた新型スカイライナーが導入。新設区間においては最高速度時速160kmで走行し、日暮里駅 - 空港第2ビル駅間を従来より15分短い最短36分で結ぶ。 京成電鉄の話によると、新型スカイライナー一番列車の切符は6月17日に発売が開始されたが、鉄道ファンらが購入し、即日完売したという。 1日の運行本数は成田空港行き26本、成田空港発28本の計54本。京成上野駅 - 成田空港駅間の片道料金は運賃と特急料金の合計で従来より480円高い2400円。 本ニュースは「共同通信」と「時事通信」、「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年7月17日】 東京都心と成田空港を連絡する京成電鉄の新路線「成田スカイアクセス」が、7月17日（UTC+9）開業した。東京都荒川区の日暮里駅では出発式が行われ、京成電鉄の花田力社長が「都心から成田（空港）へはスカイアクセスが最も速く安い。世界に見劣りのしない空港アクセス鉄道が実現した」と開業宣言を行い、同日午前6時35分に新型スカイライナーの成田空港行き一番列車が同駅を発車した。 同路線は、従来より存在した北総鉄道の路線などに新設の19.1kmの路線などを接続し、京成上野駅から成田空港までを京成電鉄の従来の路線に比べておよそ5km短縮した64.1kmでつなぐ。 同路線には、ファッションデザイナーの山本寛斎氏がデザインを手がけた新型スカイライナーが導入。新設区間においては最高速度時速160kmで走行し、日暮里駅 - 空港第2ビル駅間を従来より15分短い最短36分で結ぶ。 京成電鉄の話によると、新型スカイライナー一番列車の切符は6月17日に発売が開始されたが、鉄道ファンらが購入し、即日完売したという。 1日の運行本数は成田空港行き26本、成田空港発28本の計54本。京成上野駅 - 成田空港駅間の片道料金は運賃と特急料金の合計で従来より480円高い2400円。

{{日付|2010年7月17日}} {{2010鉄道関連ニュース}} [[ファイル:Skyliner route Narita Sky Access ja.svg|thumb|200px|成田スカイアクセス（青線部分、{{PD}}）]] [[ファイル:AE（Ⅱ）kei naritayugawa.JPG|thumb|200px|成田湯川駅を通過する[[w:京成AE形電車 (2代)|新型スカイライナー]]（2010年7月19撮影撮影、{{PD}}）]] [[w:東京都|東京]][[w:都心|都心]]と[[w:成田国際空港|成田空港]]を連絡する[[w:京成電鉄|京成電鉄]]の新路線「[[w:京成成田空港線|成田スカイアクセス]]」が、7月17日（{{UTC|+9}}）開業した<ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010071701000037.html|タイトル=成田スカイアクセスが開業　都内から空港へ最速３６分|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年7月17日}}</ref><ref name="jiji">{{情報源・ウェブ|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010071700075|タイトル=成田スカイアクセスが開業＝都心まで最短３６分に－京成電鉄|著者=時事ドットコム|発行者=時事通信社|日付=2010年7月17日}}</ref><ref name="asa">{{情報源・ウェブ|url=http://www.asahi.com/national/update/0717/TKY201007170099.html|タイトル=成田空港へ「最安最速」　スカイアクセスが開業（1/2ページ）|著者=asahi.com|発行者=朝日新聞社|日付=2010年7月17日}}</ref>。東京都[[w:荒川区|荒川区]]の<ref name="jiji" />[[w:日暮里駅|日暮里駅]]では出発式が行われ<ref name="47n" /><ref name="asa" />、京成電鉄の[[w:花田力|花田力]]社長が「都心から成田（空港）へはスカイアクセスが最も速く安い。世界に見劣りのしない[[w:空港連絡鉄道|空港アクセス鉄道]]が実現した」と開業宣言を行い<ref name="asa" />、同日午前6時35分に新型[[w:スカイライナー|スカイライナー]]の[[w:成田空港駅|成田空港]]行き一番列車が同駅を発車した<ref name="jiji" />。 同路線は、従来より存在した[[w:北総鉄道|北総鉄道]]の[[w:北総鉄道北総線|路線]]などに<ref name="47n" />新設の19.1[[w:キロメートル|km]]の路線などを接続し<ref name="jiji" />、[[w:京成上野駅|京成上野駅]]から成田空港までを<ref name="jiji" />京成電鉄の従来の路線に比べておよそ5km短縮した<ref name="47n" />64.1kmでつなぐ<ref name="jiji" />。 同路線には、ファッションデザイナーの[[w:山本寛斎|山本寛斎]]氏がデザインを手がけた[[w:京成AE形電車 (2代)|新型スカイライナー]]が導入<ref name="47n" /><ref name="asa" />。新設区間においては最高速度[[w:時速|時速]]160kmで走行し<ref name="jiji" /><ref name="asa" />、日暮里駅 - [[w:空港第2ビル駅|空港第2ビル駅]]間を<ref name="47n" /><ref name="jiji" />従来より15分短い最短36分で結ぶ<ref name="47n" /><ref name="jiji" /><ref name="asa" />。 京成電鉄の話によると、新型スカイライナー一番列車の切符は6月17日に発売が開始されたが、鉄道ファンらが購入し、即日完売したという<ref name="47n" />。 1日の運行本数は成田空港行き26本、成田空港発28本の<ref name="jiji" />計54本<ref name="47n" /><ref name="asa" />。京成上野駅 - 成田空港駅間の片道料金は<ref name="jiji" />[[w:運賃|運賃]]と[[w:特別急行券|特急料金]]の合計で<ref name="47n" />従来より480円高い<ref name="jiji" />2400円<ref name="47n" /><ref name="jiji" />。 == 情報源 == 本ニュースは「共同通信」と「時事通信」、「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:千葉県]] [[Category:京成電鉄]] {{DEFAULTSORT:けいせいてんてつ なりたすかいあくせすかかいきよう としんとなりたくうこうをさいたん36ふんてれんらく}} {{公開中}}

2010-07-22T15:00:36Z

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スカイマーク、操縦室で記念撮影を行い懲戒解雇の副操縦士を3ヵ月後に再雇用

【2010年7月18日】 産経新聞・読売新聞によると、巡航中の航空機の操縦室内で記念撮影を行っていたとして、2010年3月(UTC+9)に諭旨解雇処分となった30歳代の元スカイマークの副操縦士が、解雇の約3カ月後に、同社に地上職員として再雇用されていたことが判明した。 産経新聞によると、この元副操縦士は、2009年4月から翌2010年2月にかけ、副操縦士として搭乗していた便の操縦室内で、機長や客室乗務員をデジタルカメラで撮影。同社は、「航空法によって定められている、操縦者の周囲の空域の見張り義務違反に相当する」として、2010年3月9日にこの元副操縦士を諭旨解雇処分とした。また、読売新聞によれば、この件について前原誠司国土交通相は、「許されざる行為」と非難し写真を公表。他にも、同社に関して安全上の問題が相次ぎ発覚したため、国土交通省は同年4月に、安全管理体制が不十分だとして同社に対し業務改善勧告を出していた。 読売新聞によると、この元副操縦士については、国交省が別に、6月に航空業務停止60日間の行政処分を行っており、同社は「行政処分を真摯に受け止め、再発防止に努めたい」とコメントしていたが、ほぼ同時期に元副操縦士を再雇用していたことになる。 産経新聞によると、これについて同社は、「本人から希望があり、採用試験を実施した上で雇用した。今のところは操縦士にする予定は無い」と説明しているが、企業倫理について一家言を持つ高巖・麗沢大学教授は、「最初の処分が厳しかったのかも知れないが、『厳重に処分をした』との姿勢を社会に示す意図があったなら、処分は演出で、社会を欺いたと受け止められても仕方が無い」と指摘している。

【2010年7月18日】 産経新聞・読売新聞によると、巡航中の航空機の操縦室内で記念撮影を行っていたとして、2010年3月（UTC+9）に諭旨解雇処分となった30歳代の元スカイマークの副操縦士が、解雇の約3カ月後に、同社に地上職員として再雇用されていたことが判明した。 産経新聞によると、この元副操縦士は、2009年4月から翌2010年2月にかけ、副操縦士として搭乗していた便の操縦室内で、機長や客室乗務員をデジタルカメラで撮影。同社は、「航空法によって定められている、操縦者の周囲の空域の見張り義務違反に相当する」として、2010年3月9日にこの元副操縦士を諭旨解雇処分とした。また、読売新聞によれば、この件について前原誠司国土交通相は、「許されざる行為」と非難し写真を公表。他にも、同社に関して安全上の問題が相次ぎ発覚したため、国土交通省は同年4月に、安全管理体制が不十分だとして同社に対し業務改善勧告を出していた。 読売新聞によると、この元副操縦士については、国交省が別に、6月に航空業務停止60日間の行政処分を行っており、同社は「行政処分を真摯に受け止め、再発防止に努めたい」とコメントしていたが、ほぼ同時期に元副操縦士を再雇用していたことになる。 産経新聞によると、これについて同社は、「本人から希望があり、採用試験を実施した上で雇用した。今のところは操縦士にする予定は無い」と説明しているが、企業倫理について一家言を持つ高巖・麗沢大学教授は、「最初の処分が厳しかったのかも知れないが、『厳重に処分をした』との姿勢を社会に示す意図があったなら、処分は演出で、社会を欺いたと受け止められても仕方が無い」と指摘している。

{{日付|2010年7月18日}} [[File:Skymark Airlines Headquarters 01.jpg|thumb|スカイマークの本部 。[[w:羽田空港|羽田空港]]にて。|300px]] {{Wikipediapar|スカイマーク}} {{Wikipediapar|企業倫理}} {{Wikipediapar|コンプライアンス#企業におけるコンプライアンス|コンプライアンス}} [[w:産経新聞|産経新聞]]・[[w:読売新聞|読売新聞]]によると、巡航中の[[w:航空機|航空機]]の[[w:操縦席#航空機の操縦席|操縦室]]内で記念撮影を行っていたとして、[[w:2010年|2010年]][[w:3月|3月]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に諭旨[[w:解雇|解雇]][[w:懲戒処分|処分]]となった30歳代の元[[w:スカイマーク|スカイマーク]]の[[w:副操縦士|副操縦士]]が、解雇の約3カ月後に、同社に地上職員として再[[w:雇用|雇用]]されていたことが判明した。 産経新聞によると、この元副操縦士は、[[w:2009年|2009年]][[w:4月|4月]]から翌[[w:2010年|2010年]][[w:2月|2月]]にかけ、副操縦士として搭乗していた便の操縦室内で、[[w:機長|機長]]や[[w:客室乗務員|客室乗務員]]を[[w:デジタルカメラ|デジタルカメラ]]で撮影。同社は、「[[w:航空法|航空法]]によって定められている、操縦者の周囲の空域の見張り義務違反に相当する」として、2010年[[w:3月9日|3月9日]]にこの元副操縦士を諭旨解雇処分とした。また、読売新聞によれば、この件について[[w:前原誠司|前原誠司]][[w:国土交通大臣|国土交通相]]は、「許されざる行為」と非難し[[w:写真|写真]]を公表。他にも、同社に関して安全上の問題が相次ぎ発覚したため、[[w:国土交通省|国土交通省]]は同年[[w:4月|4月]]に、安全管理体制が不十分だとして同社に対し業務改善勧告を出していた。 読売新聞によると、この元副操縦士については、国交省が別に、[[w:6月|6月]]に航空業務停止60日間の[[w:行政行為|行政処分]]を行っており、同社は「行政処分を真摯に受け止め、再発防止に努めたい」とコメントしていたが、ほぼ同時期に元副操縦士を再雇用していたことになる。 産経新聞によると、これについて同社は、「本人から希望があり、[[w:入社試験|採用試験]]を実施した上で雇用した。今のところは操縦士にする予定は無い」と説明しているが、[[w:企業倫理|企業倫理]]について一家言を持つ[[w:高巖|高巖]]・[[w:麗沢大学|麗沢大学]][[w:教授|教授]]は、「最初の処分が厳しかったのかも知れないが、『厳重に処分をした』との姿勢を社会に示す意図があったなら、処分は演出で、社会を欺いたと受け止められても仕方が無い」と指摘している。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100717/trd1007172052018-n1.htm |タイトル=解雇から3カ月で再雇用　機内記念撮影の副操縦士 |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年7月17日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100717-OYT1T00780.htm |タイトル=操縦室で記念撮影パイロット、地上職で再雇用 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年7月17日}} [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:交通]] [[Category:航空]] {{DEFAULTSORT:すかいまくそうしゆうしつてきねんさつえいをおこないちようかいかいこのふくそうしゆうしを3かけつこにちしようしよくてさいこよう}} {{公開中}}

2010-07-25T14:16:27Z

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訃報 佃公彦氏 - 「ほのぼの君」で有名な漫画家

【2010年7月18日】 山陰中央新報によると、漫画家・佃公彦氏が6月28日午前0:20(UTC+9)肺炎のために東京都内病院で亡くなった。80歳。 読売新聞と山陰中央によると、佃氏は1956年、自らが戦争中に疎開した徳島を舞台とした「ほのぼの君」を東京新聞で連載を開始。途中7年間休載による中断を挟んだが、1970年から東京新聞等全国の地方新聞で「ちびっこ紳士」として連載を再開。1984年に「ほのぼの君」と再び戻したが、これを含めた2007年の連載終了までの連載回数・44年間で1万5451回は日本の新聞連載では史上最長(全国紙最長は加藤芳郎氏「まっぴら君(毎日新聞)」の1万3615回)だった。 山陰中央によると、「ほのぼの君」は新聞の4コマ漫画のスペースを3コマに割る手法を作った他、自らの趣味・俳句の経験を生かし、歳時記から着想のヒントをえていたという。また自らは自動車マニアであり、アマチュアの自動車レースなどに出場したこともあったという。

【2010年7月18日】 山陰中央新報によると、漫画家・佃公彦氏が6月28日午前0:20（UTC+9）肺炎のために東京都内病院で亡くなった。80歳。 読売新聞と山陰中央によると、佃氏は1956年、自らが戦争中に疎開した徳島を舞台とした「ほのぼの君」を東京新聞で連載を開始。途中7年間休載による中断を挟んだが、1970年から東京新聞等全国の地方新聞で「ちびっこ紳士」として連載を再開。1984年に「ほのぼの君」と再び戻したが、これを含めた2007年の連載終了までの連載回数・44年間で1万5451回は日本の新聞連載では史上最長（全国紙最長は加藤芳郎氏「まっぴら君」の1万3615回）だった。 山陰中央によると、「ほのぼの君」は新聞の4コマ漫画のスペースを3コマに割る手法を作った他、自らの趣味・俳句の経験を生かし、歳時記から着想のヒントをえていたという。また自らは自動車マニアであり、アマチュアの自動車レースなどに出場したこともあったという。

{{日付|2010年7月18日}} 山陰中央新報によると、[[w:漫画家|漫画家]]・[[w:佃公彦|佃公彦]]氏が6月28日午前0:20（{{UTC|+9}}）[[w:肺炎|肺炎]]のために[[w:東京都|東京都内]][[w:病院|病院]]で亡くなった。80歳。 読売新聞と山陰中央によると、佃氏は1956年、自らが[[w:太平洋戦争|戦争]]中に[[w:疎開|疎開]]した[[w:徳島県|徳島]]を舞台とした<ref name="読売">読売より</ref>「[[w:ほのぼの君|ほのぼの君]]」を[[w:東京新聞|東京新聞]]で連載を開始。途中7年間休載による中断を挟んだが、1970年から東京新聞等全国の[[w:地方紙|地方新聞]]で「ちびっこ紳士」として連載を再開。1984年に「ほのぼの君」と再び戻したが、これを含めた2007年の連載終了<ref>山陰中央によると、2007年2月から佃氏病気により連載を中断したが、3月8日に正式に連載終了となった</ref>までの連載回数・44年間で1万5451回は日本の新聞連載では史上最長（[[w:全国紙|全国紙]]最長は[[w:加藤芳郎|加藤芳郎]]氏「[[w:まっぴら君|まっぴら君]]（[[w:毎日新聞|毎日新聞]]）」の1万3615回<ref name="読売"/>）だった。 山陰中央によると、「ほのぼの君」は新聞の4コマ漫画のスペースを3コマに割る手法を作った他、自らの趣味・俳句の経験を生かし、歳時記から着想のヒントをえていたという。また自らは自動車マニアであり、[[w:アマチュア|アマチュア]]の自動車レースなどに出場したこともあったという。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.sanin-chuo.co.jp/newspack/modules/news/article.php?storyid=1054577014 |タイトル=漫画家の佃公彦さん死去　「ほのぼの君」で人気 |著者=山陰中央新報ONLINE NEWS（[[w:共同通信社|共同通信社]]） |発行者=山陰中央新報 |日付=2010年7月17日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100717-OYT1T00696.htm?from=main6 |タイトル=新聞連載最長級「ほのぼの君」佃公彦さん死去 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞 |日付=2010年7月17日}} == 注 == <references/> [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:ひと]] [[Category:訃報|つくた きみひこ]] [[Category:文化]] [[Category:漫画]] {{DEFAULTSORT:ふほう つくた きみひこし - ほのほのくんてゆうめいなまんかか}} {{公開中}}

2010-07-22T04:25:13Z

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JR西日本の車掌、乗務中に運転室内のヒューズ抜き取る - 大阪府警逮捕

【2010年7月21日】 読売新聞・朝日新聞によると、JR西日本の電車から、事故などの際に近くを走行する車両に対し緊急信号を発報する防護無線を作動させるための予備電源装置のヒューズを抜き取ったとして、大阪府警捜査一課と阿倍野署は、同社天王寺車掌区(大阪市天王寺区)所属の車掌・藤田博和容疑者(49歳、京都市下京区在住)を、器物損壊と偽計業務妨害の容疑で逮捕したと、7月21日(UTC+9)に発表した。 読売新聞によると、藤田容疑者は「会社(JR西日本)への不満」を動機に挙げ、「車掌の仕事に疲れ、ストレスが溜まっていた」と供述している模様である。藤田容疑者は職場の異動を希望していた模様で、同府警はさらに動機を追及する方針である。 両報道によると、同府警の話として、藤田容疑者は4月上旬に、電車の運転室内の防護無線用予備電源装置からヒューズ1本を抜き取ることで装置を壊し、非常時に無線が使用できない状態にすることにより、4月下旬から5月上旬に掛けて、同社に対し多数の列車の緊急点検を行わせて業務を妨害した疑いがある。 朝日新聞によると、藤田容疑者は、乗務中に自らが持ち込んだドライバーでヒューズを抜き取ったと話しており、同府警の調べに対し、「今年の2月か3月頃から20件ぐらいやった。会社に対し不満があった。抜き取ったヒューズは捨てた」などと話している模様である。 朝日新聞によると、同社の話として、4月30日の定期点検で、1両からヒューズが抜き取られているのが見つかり、その後、同社の調べで、約2,800両の一斉点検などで計22両の車両に於いてヒューズの抜き取りが確認された。 22両のうち21両は5月12日までに被害が確認されたという。同社は、再発防止策として、ヒューズを収める予備電源の蓋の部分のキャップに封印シールを貼付したものの、同21日に、新たに1両でシールを剥がした上で抜き取られているのが判明したため、剥がすと痕跡が残るシールに張り替えたという。 朝日新聞によると、防護無線は、半径約1キロ圏内を走る列車に対し危険を知らせ、脱線時に二重衝突を防ぐ上でで重要な役割を果たす装置で、事故などで列車が停電した場合でも、予備電源装置があれば防護無線を発報できるが、ヒューズが無いと通電せず、防護無線は作動しない。2005年4月のJR宝塚線(福知山線)の脱線事故の際には、停電で防護無線が作動しなかったため、これを受け同社は、2006年9月までに運転室を持つ全車両に予備電源装置を配備していた。

【2010年7月21日】 読売新聞・朝日新聞によると、JR西日本の電車から、事故などの際に近くを走行する車両に対し緊急信号を発報する防護無線を作動させるための予備電源装置のヒューズを抜き取ったとして、大阪府警捜査一課と阿倍野署は、同社天王寺車掌区（大阪市天王寺区）所属の車掌・藤田博和容疑者（49歳、京都市下京区在住）を、器物損壊と偽計業務妨害の容疑で逮捕したと、7月21日（UTC+9）に発表した。 読売新聞によると、藤田容疑者は「会社（JR西日本）への不満」を動機に挙げ、「車掌の仕事に疲れ、ストレスが溜まっていた」と供述している模様である。藤田容疑者は職場の異動を希望していた模様で、同府警はさらに動機を追及する方針である。 両報道によると、同府警の話として、藤田容疑者は4月上旬に、電車の運転室内の防護無線用予備電源装置からヒューズ1本を抜き取ることで装置を壊し、非常時に無線が使用できない状態にすることにより、4月下旬から5月上旬に掛けて、同社に対し多数の列車の緊急点検を行わせて業務を妨害した疑いがある。 朝日新聞によると、藤田容疑者は、乗務中に自らが持ち込んだドライバーでヒューズを抜き取ったと話しており、同府警の調べに対し、「今年の2月か3月頃から20件ぐらいやった。会社に対し不満があった。抜き取ったヒューズは捨てた」などと話している模様である。 朝日新聞によると、同社の話として、4月30日の定期点検で、1両からヒューズが抜き取られているのが見つかり、その後、同社の調べで、約2,800両の一斉点検などで計22両の車両に於いてヒューズの抜き取りが確認された。 22両のうち21両は5月12日までに被害が確認されたという。同社は、再発防止策として、ヒューズを収める予備電源の蓋の部分のキャップに封印シールを貼付したものの、同21日に、新たに1両でシールを剥がした上で抜き取られているのが判明したため、剥がすと痕跡が残るシールに張り替えたという。 朝日新聞によると、防護無線は、半径約1キロ圏内を走る列車に対し危険を知らせ、脱線時に二重衝突を防ぐ上でで重要な役割を果たす装置で、事故などで列車が停電した場合でも、予備電源装置があれば防護無線を発報できるが、ヒューズが無いと通電せず、防護無線は作動しない。2005年4月のJR宝塚線（福知山線）の脱線事故の際には、停電で防護無線が作動しなかったため、これを受け同社は、2006年9月までに運転室を持つ全車両に予備電源装置を配備していた。

{{日付|2010年7月21日}} {{Wikipediapar|列車防護無線装置}} {{2010鉄道関連ニュース}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:朝日新聞|朝日新聞]]によると、[[w:西日本旅客鉄道|JR西日本]]の[[w:電車|電車]]から、[[w:鉄道事故|事故]]などの際に近くを走行する[[w:鉄道車両|車両]]に対し[[w:日本の鉄道信号|緊急信号]]を発報する[[w:列車防護無線装置|防護無線]]を作動させるための予備電源装置の[[w:電力ヒューズ|ヒューズ]]を抜き取ったとして、[[w:大阪府警察|大阪府警]][[w:刑事部|捜査一課]]と[[w:阿倍野警察署|阿倍野署]]は、同社[[w:天王寺車掌区|天王寺車掌区]]（[[w:大阪市|大阪市]][[w:天王寺区|天王寺区]]）所属の[[w:車掌|車掌]]・藤田博和[[w:被疑者|容疑者]]（49歳、[[w:京都市|京都市]][[w:下京区|下京区]]在住）を、[[w:器物損壊罪|器物損壊]]と[[w:信用毀損罪・業務妨害罪#業務妨害罪|偽計業務妨害]]の容疑で逮捕したと、[[w:7月21日|7月21日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に発表した。 読売新聞によると、藤田容疑者は「会社（JR西日本）への不満」を動機に挙げ、「車掌の仕事に疲れ、[[w:ストレス (生体)|ストレス]]が溜まっていた」と供述している模様である。藤田容疑者は職場の[[w:人事異動|異動]]を希望していた模様で、同府警はさらに動機を追及する方針である。 両報道によると、同府警の話として、藤田容疑者は[[w:4月|4月]]上旬に、電車の[[w:操縦席#鉄道車両の運転席・運転台|運転室]]内の防護無線用予備電源装置からヒューズ1本を抜き取ることで装置を壊し、非常時に無線が使用できない状態にすることにより、4月下旬から[[w:5月|5月]]上旬に掛けて、同社に対し多数の列車の緊急点検を行わせて業務を妨害した疑いがある。 朝日新聞によると、藤田容疑者は、乗務中に自らが持ち込んだ[[w:ドライバー (工具)|ドライバー]]でヒューズを抜き取ったと話しており、同府警の調べに対し、「今年の[[w:2月|2月]]か[[w:3月|3月]]頃から20件ぐらいやった。会社に対し不満があった。抜き取ったヒューズは捨てた」などと話している模様である。 朝日新聞によると、同社の話として、[[w:4月30日|4月30日]]の定期点検で、1両からヒューズが抜き取られているのが見つかり、その後、同社の調べで、約2,800両の一斉点検などで計22両の車両に於いてヒューズの抜き取りが確認された。 22両のうち21両は[[w:5月12日|5月12日]]までに被害が確認されたという。同社は、再発防止策として、ヒューズを収める予備電源の蓋の部分のキャップに封印[[w:シール|シール]]を貼付したものの、同21日に、新たに1両でシールを剥がした上で抜き取られているのが判明したため、剥がすと痕跡が残るシールに張り替えたという。 朝日新聞によると、防護無線は、半径約1[[w:キロメートル|キロ]]圏内を走る[[w:列車|列車]]に対し危険を知らせ、[[w:列車脱線事故|脱線]]時に二重衝突を防ぐ上でで重要な役割を果たす装置で、事故などで列車が停電した場合でも、予備電源装置があれば防護無線を発報できるが、ヒューズが無いと通電せず、防護無線は作動しない。[[w:2005年|2005年]][[w:4月|4月]]の[[w:福知山線|JR宝塚線（福知山線）]]の[[w:JR福知山線脱線事故|脱線事故]]の際には、[[w:停電|停電]]で防護無線が作動しなかったため、これを受け同社は、[[w:2006年|2006年]][[w:9月|9月]]までに運転室を持つ全車両に予備電源装置を配備していた。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100721-OYT1T00674.htm |タイトル=JR西車掌「仕事しんどい」と列車防護無線壊す |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年7月21日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/0721/OSK201007210001.html |タイトル=乗務中にヒューズ抜き取った容疑　JR西の車掌を逮捕 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年7月21日}} == 関連ニュース == * {{ウィキニュース|JR西日本の電車で緊急無線用ヒューズの盗難相次ぐ|2010年7月16日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:JR西日本]] {{DEFAULTSORT:JRにしにほんのしやしようしようむちゆうにうんてんしつないのひゆすぬきとる}} {{公開中}}

2010-07-29T15:28:24Z

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秀明八千代中学校で英国人教師が黒板に「首吊り」の絵、同校生徒自殺後も

【2010年7月22日】 毎日新聞・産経新聞によると、秀明八千代中学・高校(千葉県八千代市)で、英語担当の教師が、授業中に生徒が解答ミスを重ねた場合に、人が首を吊っている姿を連想させる絵を黒板に描いていたことが判明した。 毎日新聞によると、同校では2008年(UTC+9)に校内で生徒が首吊り自殺しているが、その後も首吊り姿を描く行為は続いていたという。産経新聞によれば、同校側は2010年5月になって、「誤解を招く」として、絵を使わないよう指導したという。 毎日新聞によると、複数の生徒及び卒業生の証言として、英語を受け持つ外国人教師は、生徒が質問に答えられなかったり、または間違った解答をした際、黒板に線や円を1本ずつ描き、ミスが続くと首吊りを連想させる絵を完成させる行為を、少なくとも2007年から続けて行っていた。一方、2008年11月に校庭で首吊り自殺した同校の中学3年生の男子生徒(当時15歳)の両親の話では、遺品である教材のプリントにも首吊りを連想させる絵が描かれていた。通夜の際に両親が訪れた友人に見せたところ、「英語の授業で先生が描いていた絵に似ている」と話した模様である。卒業生の一人は、「ゲーム感覚のブラックジョークと受け止めて問題無いと考えていたが、自殺者が出たことを考えると、好ましいことではなかったと思う」と語ったという。また、別の生徒は「生徒が自殺した後の2009年も行われていた」と話した。 毎日新聞によると、自殺の動機は不明で、教師の絵や学校側の指導との因果関係も不明のままである。自殺した生徒の両親は、生徒が学校に提出した学習記録に「自殺サイトにいる人達と話が弾む」と記載しており、自殺の兆候があったにもかかわらず、担任教師から連絡や相談も無かったことなどから、学校側が適切な対応をしなかったためとして、約8,400万円の損害賠償を求める訴訟を千葉地裁に起こしている。 毎日新聞によると、両親は「冗談だとしても、教育現場でこうした指導が行われていること自体が問題だと思うし、息子の自殺後も続いていたとしたらショックだ」と、憤りを以ってコメントした。 毎日新聞によると、一方、同校は、代理人弁護士を通じて、「訴訟に関連することでもあり回答を控えたい」とコメントを出した。 産経新聞によると、イギリス人教師らは、「イギリスでは、小学校でも行われる指導方法であり、問題だとは思わなかった」と話している模様である。また、同校の代理人弁護士は「自殺と絵に因果関係は無いと考えている」とコメントしている。

【2010年7月22日】 毎日新聞・産経新聞によると、秀明八千代中学・高校（千葉県八千代市）で、英語担当の教師が、授業中に生徒が解答ミスを重ねた場合に、人が首を吊っている姿を連想させる絵を黒板に描いていたことが判明した。 毎日新聞によると、同校では2008年（UTC+9）に校内で生徒が首吊り自殺しているが、その後も首吊り姿を描く行為は続いていたという。産経新聞によれば、同校側は2010年5月になって、「誤解を招く」として、絵を使わないよう指導したという。 毎日新聞によると、複数の生徒及び卒業生の証言として、英語を受け持つ外国人教師は、生徒が質問に答えられなかったり、または間違った解答をした際、黒板に線や円を1本ずつ描き、ミスが続くと首吊りを連想させる絵を完成させる行為を、少なくとも2007年から続けて行っていた。一方、2008年11月に校庭で首吊り自殺した同校の中学3年生の男子生徒（当時15歳）の両親の話では、遺品である教材のプリントにも首吊りを連想させる絵が描かれていた。通夜の際に両親が訪れた友人に見せたところ、「英語の授業で先生が描いていた絵に似ている」と話した模様である。卒業生の一人は、「ゲーム感覚のブラックジョークと受け止めて問題無いと考えていたが、自殺者が出たことを考えると、好ましいことではなかったと思う」と語ったという。また、別の生徒は「生徒が自殺した後の2009年も行われていた」と話した。 毎日新聞によると、自殺の動機は不明で、教師の絵や学校側の指導との因果関係も不明のままである。自殺した生徒の両親は、生徒が学校に提出した学習記録に「自殺サイトにいる人達と話が弾む」と記載しており、自殺の兆候があったにもかかわらず、担任教師から連絡や相談も無かったことなどから、学校側が適切な対応をしなかったためとして、約8,400万円の損害賠償を求める訴訟を千葉地裁に起こしている。 毎日新聞によると、両親は「冗談だとしても、教育現場でこうした指導が行われていること自体が問題だと思うし、息子の自殺後も続いていたとしたらショックだ」と、憤りを以ってコメントした。 毎日新聞によると、一方、同校は、代理人弁護士を通じて、「訴訟に関連することでもあり回答を控えたい」とコメントを出した。 産経新聞によると、イギリス人教師らは、「イギリスでは、小学校でも行われる指導方法であり、問題だとは思わなかった」と話している模様である。また、同校の代理人弁護士は「自殺と絵に因果関係は無いと考えている」とコメントしている。

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2018-01-14T08:36:21Z

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日本列島各地で猛暑日続く 岐阜県多治見で39.4℃

【2010年7月22日】 日経新聞によると、日本列島は7月22日(UTC+9)も全国的に太平洋高気圧に覆われて晴天が続き、全国44の都道府県・314の観測地点で今年一番の暑さを記録した。気象庁によると、岐阜県の多治見市では午後2:26に今年の日本全国で最高となる39.4°Cの猛暑となった他、名古屋市(38°C)など東海地方で軒並み38°Cを超える猛暑を記録。東京都の都心でも36.1°Cを観測した。 毎日新聞によると、この日36都府県・144の観測地点で気温が35°C以上を記録する「猛暑日」であったほか、全都道府県の672の観測地点で真夏日を記録した。時事通信によると、猛暑日での最近の最高は2007年8月17日の静岡県浜松市の事例で、39.6°Cを記録したことがあり、この日の多治見市の気温はそれに次ぐ約3年ぶりの猛暑だった。 毎日によると、この猛暑の影響で7月22日午後5:00現在のまとめで、少なくとも全国で438人が熱中症で医療機関に搬送され、7人が死んだ。埼玉県寄居町(よりいまち)の78歳の女性をはじめ、宮城県、茨城県、栃木県でも農作業中の男女合計3人が倒れて、熱中症で死亡。また埼玉県上里町(かみざとまち)や三重県伊勢市などでも自宅にいた人々が熱中症と見られる症状で亡くなった。また水難事故も相次いで、静岡県では30代の男性と51歳の無職の男性が遊泳中に溺れ死んだほか、島根県の宍道湖(しんじこ)ではシジミ漁を行っていたと思われる84歳の男性が死んだ。 毎日が気象庁の調べとして紹介したところによると、日本付近で偏西風が北に蛇行し、いつもの平年よりも勢力が強い太平洋高気圧に覆われやすいのが原因とされている。例年も梅雨明け後は偏西風が日本列島付近で北に蛇行しやすい傾向にあるが、今年はそれが顕著とされている。また高気圧になると上空の空気が圧縮されながら地表に下降する傾向になり、圧縮される際に暖まって更に気温が上昇してしまう。こうした条件が重なった影響で厳しい猛暑をもたらしているという。 日経によると、太平洋高気圧の中心は徐々に東に移り、暑さは22日でピークを越えたと見られるが、7月24日ごろまで真夏日以上の気温が続く見通しとなりそうで、体調管理などに注意を呼びかけている。また毎日によると、気象庁7月22日発表の3ヶ月予報では「8月は北日本を除き、平年より気温が高くなる」と予想されている。

【2010年7月22日】 日経新聞によると、日本列島は7月22日（UTC+9）も全国的に太平洋高気圧に覆われて晴天が続き、全国44の都道府県・314の観測地点で今年一番の暑さを記録した。気象庁によると、岐阜県の多治見市では午後2:26に今年の日本全国で最高となる39.4℃の猛暑となった他、名古屋市（38℃）など東海地方で軒並み38℃を超える猛暑を記録。東京都の都心でも36.1℃を観測した。 毎日新聞によると、この日36都府県・144の観測地点で気温が35℃以上を記録する「猛暑日」であったほか、全都道府県の672の観測地点で真夏日を記録した。時事通信によると、猛暑日での最近の最高は2007年8月17日の静岡県浜松市の事例で、39.6℃を記録したことがあり、この日の多治見市の気温はそれに次ぐ約3年ぶりの猛暑だった。 毎日によると、この猛暑の影響で7月22日午後5:00現在のまとめで、少なくとも全国で438人が熱中症で医療機関に搬送され、7人が死んだ。埼玉県寄居町（よりいまち）の78歳の女性をはじめ、宮城県、茨城県、栃木県でも農作業中の男女合計3人が倒れて、熱中症で死亡。また埼玉県上里町（かみざとまち）や三重県伊勢市などでも自宅にいた人々が熱中症と見られる症状で亡くなった。また水難事故も相次いで、静岡県では30代の男性と51歳の無職の男性が遊泳中に溺れ死んだほか、島根県の宍道湖（しんじこ）ではシジミ漁を行っていたと思われる84歳の男性が死んだ。 毎日が気象庁の調べとして紹介したところによると、日本付近で偏西風が北に蛇行し、いつもの平年よりも勢力が強い太平洋高気圧に覆われやすいのが原因とされている。例年も梅雨明け後は偏西風が日本列島付近で北に蛇行しやすい傾向にあるが、今年はそれが顕著とされている。また高気圧になると上空の空気が圧縮されながら地表に下降する傾向になり、圧縮される際に暖まって更に気温が上昇してしまう。こうした条件が重なった影響で厳しい猛暑をもたらしているという。 日経によると、太平洋高気圧の中心は徐々に東に移り、暑さは22日でピークを越えたと見られるが、7月24日ごろまで真夏日以上の気温が続く見通しとなりそうで、体調管理などに注意を呼びかけている。また毎日によると、気象庁7月22日発表の3ヶ月予報では「8月は北日本を除き、平年より気温が高くなる」と予想されている。

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2010-07-31T05:22:03Z

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訃報 水鳥鐵夫氏 - 声優 「キン肉マン」のブロッケンJr.役など

【2010年7月23日】 声優・演出家の水鳥鐵夫(みずとり・てつお)氏が7月14日午後4時1分(UTC+9)に死去した。71歳だった。所属していた事務所が7月20日付で発表したところによると、かねてから病気療養中であったという。 東京都出身。テレビアニメ「キン肉マン」のブロッケンJr.役や、「おそ松くん」の父さん役などで知られたほか、1990年に「劇団あかぺら倶楽部」の設立に携わり、演出家として参加していた。 なお、「キン肉マン」の出演者では、ロビンマスク役の郷里大輔氏が今年1月に死去している。

【2010年7月23日】 声優・演出家の水鳥鐵夫（みずとり・てつお）氏が7月14日午後4時1分（UTC+9）に死去した。71歳だった。所属していた事務所が7月20日付で発表したところによると、かねてから病気療養中であったという。 東京都出身。テレビアニメ「キン肉マン」のブロッケンJr.役や、「おそ松くん」の父さん役などで知られたほか、1990年に「劇団あかぺら倶楽部」の設立に携わり、演出家として参加していた。 なお、「キン肉マン」の出演者では、ロビンマスク役の郷里大輔氏が今年1月に死去している。

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2010-07-26T21:01:39Z

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石川県珠洲市で地上アナログ先行完全終了 混乱なし

【2010年7月25日】 朝日新聞によると、石川県珠洲市(すずし)とその周辺地区で7月24日正午(UTC+9)を持って全国に1年先駆ける形で地上波アナログ放送が終了し、地上デジタルテレビ放送へ完全移行した。この日珠洲市内では記念式が行われ、地元の自治体や放送局関係者がカウントダウンをして、アナログ放送の画面が砂嵐になると拍手が起きた。 朝日によると、総務省は2009年4月、地デジの完全移行へ向けたモデル地区として珠洲市と能登町の一部地域を指定。1億8000万円以上の投資により支援を進めてきた。対象となる8800世帯のうちの希望世帯には無料でチューナーの貸し出しを行ったり、自治体の説明会を実施するなどの体制をとった。そして同年7月と今年1月にアナログ放送停止の「リハーサル」も行った。産経新聞によると、この日「デジザポ珠洲」への問い合わせは午後2時の時点で4件だけで大きな混乱が無く、これらの綿密な準備が効果を表した格好だ。 しかし、これを全国規模で周知・支援活動をするのには課題があると朝日は伝えている。総務省が行う地デジチューナーの無償配布は生活保護を受けている家庭世帯だけ。各家庭ごとの訪問も「都市部で家電量販店にやってもらうわけに行かない」という。特に、地デジへの対応の遅い南関東ではUHF受信アンテナが無いところも多い。また都市部では集合住宅で共同受信アンテナの付け替えやビル陰による受信障害が発生するなどの問題も多いという。総務省の「地デジ最終年総合対策」によると、2011年7月に予定される地デジ完全移行の前後には20万件から60万件もの問い合わせが殺到するとしており、コールセンターの職員増強も図ったり、臨時相談所も1000箇所程度設けることも検討している。 また毎日新聞によると、総務省調べでこの3月現在の世帯の受信普及率は83.8%。全国水準こそ総務省の計画数値を超えているものの、先述の共同受信世帯への対応の遅れや低所得者・高齢者への対応の遅れも目立っているという。総務省では地デジ対策への早期対応や地デジコールセンターの相談利用を呼びかけている。

【2010年7月25日】 朝日新聞によると、石川県珠洲市（すずし）とその周辺地区で7月24日正午（UTC+9）を持って全国に1年先駆ける形で地上波アナログ放送が終了し、地上デジタルテレビ放送へ完全移行した。この日珠洲市内では記念式が行われ、地元の自治体や放送局関係者がカウントダウンをして、アナログ放送の画面が砂嵐になると拍手が起きた。 朝日によると、総務省は2009年4月、地デジの完全移行へ向けたモデル地区として珠洲市と能登町の一部地域を指定。1億8000万円以上の投資により支援を進めてきた。対象となる8800世帯のうちの希望世帯には無料でチューナーの貸し出しを行ったり、自治体の説明会を実施するなどの体制をとった。そして同年7月と今年1月にアナログ放送停止の「リハーサル」も行った。産経新聞によると、この日「デジザポ珠洲」への問い合わせは午後2時の時点で4件だけで大きな混乱が無く、これらの綿密な準備が効果を表した格好だ。 しかし、これを全国規模で周知・支援活動をするのには課題があると朝日は伝えている。総務省が行う地デジチューナーの無償配布は生活保護を受けている家庭世帯だけ。各家庭ごとの訪問も「都市部で家電量販店にやってもらうわけに行かない」という。特に、地デジへの対応の遅い南関東ではUHF受信アンテナが無いところも多い。また都市部では集合住宅で共同受信アンテナの付け替えやビル陰による受信障害が発生するなどの問題も多いという。総務省の「地デジ最終年総合対策」によると、2011年7月に予定される地デジ完全移行の前後には20万件から60万件もの問い合わせが殺到するとしており、コールセンターの職員増強も図ったり、臨時相談所も1000箇所程度設けることも検討している。 また毎日新聞によると、総務省調べでこの3月現在の世帯の受信普及率は83.8%。全国水準こそ総務省の計画数値を超えているものの、先述の共同受信世帯への対応の遅れや低所得者・高齢者への対応の遅れも目立っているという。総務省では地デジ対策への早期対応や地デジコールセンターの相談利用を呼びかけている。

{{日付|2010年7月25日}} 朝日新聞によると、[[w:石川県|石川県]][[w:珠洲市|珠洲市（すずし）]]とその周辺地区で7月24日正午（{{UTC|+9}}）を持って全国に1年先駆ける形で[[w:NTSC|地上波アナログ放送]]が終了し、[[w:地上デジタルテレビ放送|地上デジタルテレビ放送]]へ完全移行した。この日珠洲市内では記念式が行われ、地元の自治体や放送局関係者がカウントダウンをして、アナログ放送の画面が砂嵐になると拍手が起きた。 朝日によると、[[w:総務省|総務省]]は2009年4月、地デジの完全移行へ向けたモデル地区として珠洲市と[[w:能登町|能登町]]の一部地域を指定。1億8000万円以上の投資により支援を進めてきた。対象となる8800世帯のうちの希望世帯には無料でチューナーの貸し出しを行ったり、自治体の説明会を実施するなどの体制をとった。そして同年7月と今年1月にアナログ放送停止の「リハーサル」も行った。産経新聞によると、この日「デジザポ珠洲」への問い合わせは午後2時の時点で4件だけで大きな混乱が無く、これらの綿密な準備が効果を表した格好だ。 しかし、これを全国規模で周知・支援活動をするのには課題があると朝日は伝えている。[[w:総務省|総務省]]が行う地デジチューナーの無償配布は[[w:生活保護|生活保護]]を受けている家庭世帯だけ。各家庭ごとの訪問も「都市部で家電量販店にやってもらうわけに行かない」という。特に、地デジへの対応の遅い[[w:関東地方|南関東]]では[[w:極超短波|UHF]]受信アンテナが無いところも多い。また都市部では集合住宅で共同受信アンテナの付け替えやビル陰による受信障害が発生するなどの問題も多いという。総務省の「地デジ最終年総合対策」によると、2011年7月に予定される地デジ完全移行の前後には20万件から60万件もの問い合わせが殺到するとしており、コールセンターの職員増強も図ったり、臨時相談所も1000箇所程度設けることも検討している。 また毎日新聞によると、総務省調べでこの3月現在の世帯の受信普及率は83.8%。全国水準こそ総務省の計画数値を超えているものの、先述の共同受信世帯への対応の遅れや低所得者・高齢者への対応の遅れも目立っているという。総務省では地デジ対策への早期対応や地デジコールセンターの相談利用を呼びかけている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/digital/av/TKY201007240373.html |タイトル=地デジ成功、「砂嵐」に拍手　先行移行の石川・珠洲 |著者=asahi.com 岡林佐和 |発行者=朝日新聞 |日付=2010年7月24日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100724/biz1007241942009-n1.htm |タイトル=綿密な準備で混乱なし　アナログ放送完全停止の珠洲市 |著者=MSN産経新聞ニュース |発行者=産経新聞 |日付=2010年7月24日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/biz/news/20100724dde001040027000c.html |タイトル=地上デジタル放送：完全移行、あと１年 |著者=毎日jp 望月麻紀 |発行者=毎日新聞 |日付=2010年7月24日}} ==関連資料リンク== *[http://www.city.suzu.ishikawa.jp/home/kakuka/soumu/digi_broadcast/event/20100724/termination.htm 珠洲市の地上アナログ放送終了告知のサイト] == 関連ニュース == * {{ウィキニュース|石川県珠洲市で地上アナログテレビ終了リハーサル 地デジ完全移行2年前イベント|2009年7月25日}} [[Category:日本]] [[Category:石川県]] [[Category:文化]] [[Category:放送]] [[Category:テレビ]] {{DEFAULTSORT:いしかわけんすすしてちしようあなろくせんこうしゆうりよう こんらんなし}} {{公開中}}

2010-07-30T12:22:20Z

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訃報 森毅氏 - 数学者

【2010年7月26日】 産経新聞によると、京都大学名誉教授の森毅(もり・つよし)さんが7月24日午後7:30(UTC+9)、敗血症性ショックで寝屋川市の病院で死去した。82歳。 産経によると、森さんは東京都出身。東京大学卒業後、北海道大学理学部助手を経て1957年、京都大学教養部(現・総合人間学部)助教授(現在の准教授)。1971年に同教授に昇格し、1991年から名誉教授となった。教鞭をとる傍ら、テレビのコメンテーター、エッセイストとして、数学者の視点から見て現代人の生活論を展開したり、多数の著書を発表した。読売新聞によると著書に「現代の古典解析」、「チャランポランのすすめ」など100冊以上。 読売、産経によると、昨年2月、森さんの京都府内の自宅で料理をしている際に大やけどを負い入院。肺炎や敗血症を繰り返して入院していたが、今年1月から会話をするためのリハビリを開始していた。しかし、最近高熱を出して4日ほど前から意識不明の状態が続いていた。

【2010年7月26日】 産経新聞によると、京都大学名誉教授の森毅（もり・つよし）さんが7月24日午後7:30（UTC+9）、敗血症性ショックで寝屋川市の病院で死去した。82歳。 産経によると、森さんは東京都出身。東京大学卒業後、北海道大学理学部助手を経て1957年、京都大学教養部（現・総合人間学部）助教授（現在の准教授）。1971年に同教授に昇格し、1991年から名誉教授となった。教鞭をとる傍ら、テレビのコメンテーター、エッセイストとして、数学者の視点から見て現代人の生活論を展開したり、多数の著書を発表した。読売新聞によると著書に「現代の古典解析」、「チャランポランのすすめ」など100冊以上。 読売、産経によると、昨年2月、森さんの京都府内の自宅で料理をしている際に大やけどを負い入院。肺炎や敗血症を繰り返して入院していたが、今年1月から会話をするためのリハビリを開始していた。しかし、最近高熱を出して4日ほど前から意識不明の状態が続いていた。

{{日付|2010年7月26日}} 産経新聞によると、[[w:京都大学|京都大学]][[w:名誉教授|名誉教授]]の[[w:森毅|森毅（もり・つよし）]]さんが7月24日午後7:30（{{UTC|+9}}）、[[w:敗血症|敗血症]]性ショックで[[w:寝屋川市|寝屋川市]]の[[w:病院|病院]]で死去した。82歳。 産経によると、森さんは[[w:東京都|東京都]]出身。[[w:東京大学|東京大学]]卒業後、[[w:北海道大学|北海道大学]]理学部助手を経て1957年、京都大学教養部（現・総合人間学部）[[w:助教授|助教授]]（現在の[[w:准教授|准教授]]）。1971年に同[[w:教授|教授]]に昇格し、1991年から名誉教授となった。教鞭をとる傍ら、テレビのコメンテーター、エッセイストとして、[[w:数学|数学者]]の視点から見て現代人の生活論を展開したり、多数の著書を発表した。読売新聞によると著書に「現代の古典解析」、「チャランポランのすすめ」など100冊以上。 読売、産経によると、昨年2月、森さんの[[w:京都府|京都府内]]の自宅で料理をしている際に大やけどを負い入院。[[w:肺炎|肺炎]]や敗血症を繰り返して入院していた<ref name="読売">読売より</ref>が、今年1月から会話をするための[[w:リハビリテーション|リハビリ]]を開始<ref>産経より</ref>していた。しかし、最近高熱を出して4日ほど前から意識不明の状態が続いていた<ref name="読売"/>。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.sankei-kansai.com/2010/07/26/20100726-041734.php |タイトル=数学者・京大名誉教授　森毅氏　死去　８２歳 |著者=産経関西・関西の社会ニュース |発行者=産経新聞大阪本社 |日付=2010年7月26日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100726-OYT8T00261.htm |タイトル=数学者の森毅さん死去 |著者=YOMIURI ONLINE関西 |発行者=読売新聞 |日付=2010年7月26日}} <references/> [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:京都府]] [[Category:ひと]] [[Category:訃報|もり つよし]] [[Category:教育]] {{DEFAULTSORT:ふほう もり つよしし - すうかくしや}} {{公開中}}

2010-08-04T15:25:58Z

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訃報 早乙女愛さん - 女優

【2010年7月26日】 時事通信によると、映画「愛と誠」のヒロインなどで活躍した元女優・早乙女愛(本名・瀬戸口さとみ)さんが7月20日現地時間3時51分(UTC-7=アメリカ太平洋岸夏時間)、多臓器不全のためアメリカ・シアトルで亡くなった。51歳だった。 テレビ朝日によると、早乙女さんの元所属事務所から7月26日(UTC+9)にファクシミリでマスコミ各機関あてに発表した。それによると、早乙女さんは7月11日に体調を崩し入院していたが、容態が急変して死亡したという。早乙女さんは1974年上映の映画「愛と誠」(梶原一騎氏原作)で西城秀樹氏の相手役のオーディションに4万人の応募者から選ばれて合格し、この映画の役名と同じ芸名で女優デビュー。その後松竹の専属女優として活躍したのち、1983年には日活ロマンポルノにも主演した。1980年代半ばに実業家と結婚し、出産してから女優業を引退。8年前からシアトルに住居を構えていた。 時事によると、早乙女さんの主要代表作は他に「北の蛍」「迷走地図」「女猫」やテレビドラマの「新ハングマン」など。

【2010年7月26日】 時事通信によると、映画「愛と誠」のヒロインなどで活躍した元女優・早乙女愛（本名・瀬戸口さとみ）さんが7月20日現地時間3時51分（UTC-7=アメリカ太平洋岸夏時間）、多臓器不全のためアメリカ・シアトルで亡くなった。51歳だった。 テレビ朝日によると、早乙女さんの元所属事務所から7月26日（UTC+9）にファクシミリでマスコミ各機関あてに発表した。それによると、早乙女さんは7月11日に体調を崩し入院していたが、容態が急変して死亡したという。早乙女さんは1974年上映の映画「愛と誠」（梶原一騎氏原作）で西城秀樹氏の相手役のオーディションに4万人の応募者から選ばれて合格し、この映画の役名と同じ芸名で女優デビュー。その後松竹の専属女優として活躍したのち、1983年には日活ロマンポルノにも主演した。1980年代半ばに実業家と結婚し、出産してから女優業を引退。8年前からシアトルに住居を構えていた。 時事によると、早乙女さんの主要代表作は他に「北の蛍」「迷走地図」「女猫」やテレビドラマの「新ハングマン」など。

{{日付|2010年7月26日}} 時事通信によると、[[w:映画|映画]]「[[w:愛と誠|愛と誠]]」のヒロインなどで活躍した元[[w:俳優|女優]]・[[w:早乙女愛|早乙女愛]]（本名・瀬戸口さとみ）さんが7月20日現地時間3時51分（{{UTC|-7}}=[[w:アメリカ太平洋岸夏時間|アメリカ太平洋岸夏時間]]）、[[w:多臓器不全|多臓器不全]]のため[[w:アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[w:シアトル|シアトル]]で亡くなった。51歳だった。 テレビ朝日によると、早乙女さんの元所属事務所から7月26日（{{UTC|+9}}）にファクシミリでマスコミ各機関あてに発表した。それによると、早乙女さんは7月11日に体調を崩し入院していたが、容態が急変して死亡したという。早乙女さんは1974年上映の映画「愛と誠」（[[w:梶原一騎|梶原一騎]]氏原作）で[[w:西城秀樹|西城秀樹]]氏の相手役のオーディションに4万人の応募者から選ばれて合格し、この映画の役名と同じ芸名で女優デビュー。その後[[w:松竹|松竹]]の専属女優として活躍したのち、1983年には[[w:日活ロマンポルノ|日活ロマンポルノ]]にも主演した。1980年代半ばに実業家と結婚し、出産してから女優業を引退。8年前からシアトルに住居を構えていた。 時事によると、早乙女さんの主要代表作は他に「北の蛍」「迷走地図」「女猫」やテレビドラマの「[[w:ザ・ハングマン|新ハングマン]]」など。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2010072600542 |タイトル=元女優の早乙女愛さん死去 |著者=時事ドットコム |発行者=時事通信社 |日付=2010年7月26日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://webcache.googleusercontent.com/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4RNTN_jaJP359JP359&q=cache:http%3A%2F%2Fnews.tv-asahi.co.jp%2Fann%2Fgeinou%2Fgeinou_news%2Fcontents%2Fhot_20100726_120.html |タイトル=【訃報】「愛と誠」の元女優・早乙女愛さん急逝 |著者=テレ朝NEWS |発行者=テレビ朝日 |日付=2010年7月26日}} [[Category:日本]] [[Category:鹿児島県]] [[Category:北アメリカ]] [[Category:アメリカ合衆国]] [[Category:ひと]] [[Category:訃報|さおとめ あい]] [[Category:文化]] [[Category:芸能]] [[Category:映画]] {{DEFAULTSORT:ふほう さおとめ あいさん - しよゆう}} {{公開中}}

2019-04-27T02:50:34Z

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宮崎県、口蹄疫非常事態宣言全面解除 - 東国原知事

【2010年7月28日】 東京新聞によると、口蹄疫(こうていえき)の諸問題で、宮崎県は家畜の移動・搬出制限区域で最後に残っていた宮崎市の発生農場を中心とする地域での制限を7月27日の午前0:00(UTC+9 以下同)を以て解除すると共に、東国原英夫(ひがしこくばる・ひでお)知事がこれに伴って行った非常事態宣言の全面解除を宣言した。 東京新聞によると、今回の口蹄疫問題は都農町(つのちょう)で最初の確認がなされ、その後国内屈指の畜産地帯である都城市など県内の5市・6町に拡大し、約3ヶ月で宮崎牛のブランドを支えてきた種牛を含め29万頭近くの牛や豚などの家畜が殺処分の犠牲にあったがこれでひとまず終息を迎え、今後は畜産関係や宿泊のキャンセルで打撃を受けた観光などの再建と、感染ルート解明などが課題だとしている。 西日本新聞によると、東国原知事は県庁前で会見を行い、「ここからが新たなスタート。県民の皆様に再び宮崎の活気を取り戻していただきたい」と挨拶し、非常事態解除を正式に発表した。当初は7月27日の午前中に行う定例会見のみで発表する方針だったが、これを27日午前0:00に変更したのは26日になってからだった。会見で知事は「二度とこんな悲惨な状態が起こらないように検証したい」と話している。

【2010年7月28日】 東京新聞によると、口蹄疫（こうていえき）の諸問題で、宮崎県は家畜の移動・搬出制限区域で最後に残っていた宮崎市の発生農場を中心とする地域での制限を7月27日の午前0:00（UTC+9　以下同）を以て解除すると共に、東国原英夫（ひがしこくばる・ひでお）知事がこれに伴って行った非常事態宣言の全面解除を宣言した。 東京新聞によると、今回の口蹄疫問題は都農町（つのちょう）で最初の確認がなされ、その後国内屈指の畜産地帯である都城市など県内の5市・6町に拡大し、約3ヶ月で宮崎牛のブランドを支えてきた種牛を含め29万頭近くの牛や豚などの家畜が殺処分の犠牲にあったがこれでひとまず終息を迎え、今後は畜産関係や宿泊のキャンセルで打撃を受けた観光などの再建と、感染ルート解明などが課題だとしている。 西日本新聞によると、東国原知事は県庁前で会見を行い、「ここからが新たなスタート。県民の皆様に再び宮崎の活気を取り戻していただきたい」と挨拶し、非常事態解除を正式に発表した。当初は7月27日の午前中に行う定例会見のみで発表する方針だったが、これを27日午前0:00に変更したのは26日になってからだった。会見で知事は「二度とこんな悲惨な状態が起こらないように検証したい」と話している。

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2022-07-03T11:42:40Z

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パナソニック、三洋電機を完全子会社化してブランド統合へ

【2010年7月29日】 毎日新聞によると、パナソニックは三洋電機と、パナソニック電工の2社を完全子会社にすることを7月29日(UTC+9 以下同)発表した。これはパナソニックが8月23日から10月6日までの間に株式の公開買い付け(TOB)を行い、2社の全株式の取得を目指すもの。TOBの価格は1株当たり三洋電機が138円、パナソニック電工は1110円。買収総額は最大8184億円になる見通し。 また読売新聞によると今回のパナソニックによる三洋電機の子会社化に伴って「SANYO」ブランドを原則として廃止、「Panasonic」ブランドに統一する方針を固めた。既にパナソニックは2008年に「National(ナショナル)」ブランドを廃止して「Panasonic」に統一していたが、経営資源の集中と海外展開の加速を促進させるためにブランドの統合が不可欠と判断した。 読売によると、三洋電機は元々パナソニックの創業者・松下幸之助の義弟・井植歳男(いうえ・としお)が1947年に独立して創業。1953年に「噴流式洗濯機」を開発。2005年には充電池の「エネループ」を発売し人気を集めた。2009年にパナソニック傘下となり、当初は「SANYO」ブランドは継続する方針だったが、多くの製品が重複しており、営業面での相乗効果が発揮しにくいとして、「SANYO」ブランドの根強い東南アジア以外は「Panasonic」に統合する。ブランド統一は完全子会社の手続きが終わる2011年以後になる見通しで、実現すれば60年以上に渡り親しまれた「SANYO」ブランドが日本市場から姿を消すことになる。またパナソニックの子会社化を受けて、三洋電機とパナソニック電工の株式は上場廃止となる見通しである。

【2010年7月29日】 毎日新聞によると、パナソニックは三洋電機と、パナソニック電工の2社を完全子会社にすることを7月29日（UTC+9　以下同）発表した。これはパナソニックが8月23日から10月6日までの間に株式の公開買い付け（TOB）を行い、2社の全株式の取得を目指すもの。TOBの価格は1株当たり三洋電機が138円、パナソニック電工は1110円。買収総額は最大8184億円になる見通し。 また読売新聞によると今回のパナソニックによる三洋電機の子会社化に伴って「SANYO」ブランドを原則として廃止、「Panasonic」ブランドに統一する方針を固めた。既にパナソニックは2008年に「National（ナショナル）」ブランドを廃止して「Panasonic」に統一していたが、経営資源の集中と海外展開の加速を促進させるためにブランドの統合が不可欠と判断した。 読売によると、三洋電機は元々パナソニックの創業者・松下幸之助の義弟・井植歳男（いうえ・としお）が1947年に独立して創業。1953年に「噴流式洗濯機」を開発。2005年には充電池の「エネループ」を発売し人気を集めた。2009年にパナソニック傘下となり、当初は「SANYO」ブランドは継続する方針だったが、多くの製品が重複しており、営業面での相乗効果が発揮しにくいとして、「SANYO」ブランドの根強い東南アジア以外は「Panasonic」に統合する。ブランド統一は完全子会社の手続きが終わる2011年以後になる見通しで、実現すれば60年以上に渡り親しまれた「SANYO」ブランドが日本市場から姿を消すことになる。またパナソニックの子会社化を受けて、三洋電機とパナソニック電工の株式は上場廃止となる見通しである。

[[ファイル:National-Panasonic.jpg|thumb|right|250px|門真市にあるパナソニック西門真事業所 {{GFDL}} ]] [[File:Panasonic-Denko.jpg|thumb|right|250px|大阪市片町にあるパナソニック電工リビングショールーム {{GFDL}} ]] [[File:SANYO Shop.jpg|thumb|right|250px|三洋電機取扱店の一例（東大阪市内・東大阪天満電器） {{GFDL}} ]] {{日付|2010年7月29日}} 毎日新聞によると、[[w:パナソニック|パナソニック]]は[[w:三洋電機|三洋電機]]と、[[w:パナソニック電工|パナソニック電工]]の2社を完全子会社にすることを7月29日（{{UTC|+9}}　以下同）発表した。これはパナソニックが8月23日から10月6日までの間に[[w:株式公開買い付け|株式の公開買い付け（TOB）]]を行い、2社の全株式の取得を目指すもの。TOBの価格は1株当たり三洋電機が138円、パナソニック電工は1110円。買収総額は最大8184億円になる見通し。 また読売新聞によると今回のパナソニックによる三洋電機の子会社化に伴って「SANYO」ブランドを原則として廃止、「Panasonic」ブランドに統一する方針を固めた。既にパナソニックは2008年に「National（ナショナル）」ブランドを廃止して「Panasonic」に統一していたが、経営資源の集中と海外展開の加速を促進させるためにブランドの統合が不可欠と判断した。 読売によると、三洋電機は元々パナソニックの創業者・[[w:松下幸之助|松下幸之助]]の義弟・[[w:井植歳男|井植歳男（いうえ・としお）]]が1947年に独立して創業。1953年に「噴流式[[w:洗濯機|洗濯機]]」を開発。2005年には[[w:充電池|充電池]]の「[[w:エネループ|エネループ]]」を発売し人気を集めた。2009年にパナソニック傘下となり、当初は「SANYO」ブランドは継続する方針だったが、多くの製品が重複しており、営業面での相乗効果が発揮しにくいとして、「SANYO」ブランドの根強い[[w:東南アジア|東南アジア]]以外は「Panasonic」に統合する。ブランド統一は完全子会社の手続きが終わる2011年以後になる見通しで、実現すれば60年以上に渡り親しまれた「SANYO」ブランドが[[w:日本|日本]]市場から姿を消すことになる。またパナソニックの子会社化を受けて、三洋電機とパナソニック電工の[[w:株式|株式]]は[[w:上場廃止|上場廃止]]となる見通しである。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/today/news/20100729k0000e020087000c.html |タイトル=パナソニック：三洋電機とパナソニック電工、完全子会社化 |著者=毎日jp |発行者=毎日新聞 |日付=2010年7月29日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20100729-OYT8T00626.htm |タイトル=ＳＡＮＹＯブランド消滅へ…パナソニックに統一 |著者=YOMIURI ONLINEネット&デジタル |発行者=読売新聞 |日付=2010年7月29日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:経済]] [[Category:企業]] {{DEFAULTSORT:はなそにつく、さんようてんきをかんせんこかいしやかしてふらんととうこうへ}} {{公開中}}

2013-12-30T09:09:56Z

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「東京都内最高齢111歳」の老人、30年以上前に死んでいた? 自宅に遺体見つかる

【2010年7月30日】 朝日新聞によると、東京都内で戸籍上の最高齢者・111歳となるはずの加藤宗現(かとう・そうげん)さん(足立区)が約30年前に死んでいた疑いがあることが、同新聞が千住警察署へ取材して明らかになった。加藤さんは1899年(明治32年)7月22日生まれで、81歳の長女の一家と一緒に暮らしていたとされている。 朝日が千住署に取材したところでは、足立区からこの6月千住署に「加藤さんが本当に生きているのか確認が取れない」との旨の問い合わせがあり、7月28日に千住署員が自宅を訪れて調べたところ、加藤さんと見られる遺体が見つかった。その前の26日夕方、千住署員と足立区役所の職員らが加藤さんの長女や孫の53歳の女性に自宅の立ち入りを求めたが、「おじいちゃん(=加藤さん)は誰も会いたくないと言っているので会わせられない。何十年も病気にかかっていません」と説明し、署員らの立ち入りを拒んだ。その後28日午前になって孫が千住署を訪ねて「祖父(=加藤さん 以下同)は30年前に『即身成仏(そくしんじょうぶつ)したい』と言い出して1回の部屋に引きこもった。祖父は厳しい人だったので部屋に入ることが出来なかった」と明かした。見つかった遺体は1階寝室のベッド上で見つかり、下着や肌着をつけて、毛布がかけられた状態。また遺体は一部白骨化した状態でミイラ化していた。同じく朝日の別の記事によると、遺体を司法解剖したところ、目だった外傷は無く、死亡時期や死因は判らなかった。 読売新聞によると、加藤さんの妻(元教師)は2004年8月に既に死んでおり、加藤さん名義の銀行口座には、死亡後から今年6月まで妻の遺族共済年金として約940万円が振り込まれており、そのうちの約270万円が引き出されていたという。年金申請時、加藤さんは既に死亡していたと見られており、年金の不正受給の疑いがあるとみて調べている。足立区は都を通じて厚生労働省に最高齢者の報告を行っており、加藤さんは足立区内で最高齢とされていた。しかしここ数年は住民票で確認した氏名と生年月日だけを伝えただけで、2008年と2009年には健康高齢者表彰の記念品の商品券を書留で送っていたという。足立区は「(加藤さんが)最後に生存を確認できたのがいつかはわからない」と説明した。 また朝日によると、部屋の室内からは1978年11月5日付け新聞と同11月9日付け足立区報がみつかったという。また孫の女性は「今年3月に祖父の部屋をのぞくと、祖父の頭の骨が見えた」と証言していることもわかった。 産経新聞によると、この問題を受けて取材に答えた公立学校共済組合は「びっくりした。規定上、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)にしたがって事務処理せざるを得ない」と困惑した。「住基ネット上で生存が確認されてれば、たとえ150歳でも200歳でも支給せざるを得ない」という。通常、同組合は年金を支払うに際して、その直前に住基ネットを照らし合わせて受給者の生存を確認するが、電話や直接訪問はしない。また遺族年金開始の請求も郵送で行われたので、「一度も本人(加藤さん)には会っていない」と話している。また加藤さんは遺族年金の支給前に老齢福祉年金も受給しており、日本年金機構の説明では「過去の台帳が無いので受給をいつ始めたかは不明だが、制度が始まった1961年(昭和36年)から受け取った可能性がある」と指摘している。 産経によると、加藤さんに支払われた年金が詐取だったかどうかは警視庁の捜査の判断に委ねられるが、死んだ家族が生存しているように見せかけて遺族が年金受給を受け取る詐欺行為はこれまでも多発しており、以下の逮捕事例がある。

【2010年7月30日】 朝日新聞によると、東京都内で戸籍上の最高齢者・111歳となるはずの加藤宗現（かとう・そうげん）さん（足立区）が約30年前に死んでいた疑いがあることが、同新聞が千住警察署へ取材して明らかになった。加藤さんは1899年（明治32年）7月22日生まれで、81歳の長女の一家と一緒に暮らしていたとされている。 朝日が千住署に取材したところでは、足立区からこの6月千住署に「加藤さんが本当に生きているのか確認が取れない」との旨の問い合わせがあり、7月28日に千住署員が自宅を訪れて調べたところ、加藤さんと見られる遺体が見つかった。その前の26日夕方、千住署員と足立区役所の職員らが加藤さんの長女や孫の53歳の女性に自宅の立ち入りを求めたが、「おじいちゃん（＝加藤さん）は誰も会いたくないと言っているので会わせられない。何十年も病気にかかっていません」と説明し、署員らの立ち入りを拒んだ。その後28日午前になって孫が千住署を訪ねて「祖父（＝加藤さん　以下同）は30年前に『即身成仏（そくしんじょうぶつ）したい』と言い出して1回の部屋に引きこもった。祖父は厳しい人だったので部屋に入ることが出来なかった」と明かした。見つかった遺体は1階寝室のベッド上で見つかり、下着や肌着をつけて、毛布がかけられた状態。また遺体は一部白骨化した状態でミイラ化していた。同じく朝日の別の記事によると、遺体を司法解剖したところ、目だった外傷は無く、死亡時期や死因は判らなかった。 読売新聞によると、加藤さんの妻（元教師）は2004年8月に既に死んでおり、加藤さん名義の銀行口座には、死亡後から今年6月まで妻の遺族共済年金として約940万円が振り込まれており、そのうちの約270万円が引き出されていたという。年金申請時、加藤さんは既に死亡していたと見られており、年金の不正受給の疑いがあるとみて調べている。足立区は都を通じて厚生労働省に最高齢者の報告を行っており、加藤さんは足立区内で最高齢とされていた。しかしここ数年は住民票で確認した氏名と生年月日だけを伝えただけで、2008年と2009年には健康高齢者表彰の記念品の商品券を書留で送っていたという。足立区は「（加藤さんが）最後に生存を確認できたのがいつかはわからない」と説明した。 また朝日によると、部屋の室内からは1978年11月5日付け新聞と同11月9日付け足立区報がみつかったという。また孫の女性は「今年3月に祖父の部屋をのぞくと、祖父の頭の骨が見えた」と証言していることもわかった。 産経新聞によると、この問題を受けて取材に答えた公立学校共済組合は「びっくりした。規定上、住民基本台帳ネットワーク（住基ネット）にしたがって事務処理せざるを得ない」と困惑した。「住基ネット上で生存が確認されてれば、たとえ150歳でも200歳でも支給せざるを得ない」という。通常、同組合は年金を支払うに際して、その直前に住基ネットを照らし合わせて受給者の生存を確認するが、電話や直接訪問はしない。また遺族年金開始の請求も郵送で行われたので、「一度も本人（加藤さん）には会っていない」と話している。また加藤さんは遺族年金の支給前に老齢福祉年金も受給しており、日本年金機構の説明では「過去の台帳が無いので受給をいつ始めたかは不明だが、制度が始まった1961年（昭和36年）から受け取った可能性がある」と指摘している。 産経によると、加藤さんに支払われた年金が詐取だったかどうかは警視庁の捜査の判断に委ねられるが、死んだ家族が生存しているように見せかけて遺族が年金受給を受け取る詐欺行為はこれまでも多発しており、以下の逮捕事例がある。 2003年（平成15年）6月　警視庁OBの父親が死んでいたのを隠し、警察共済組合の退職年金約440万円を詐取した疑いで、その息子が逮捕。 2008年（平成20年）12月　軍人恩給の受給者だった母親の死亡を隠して約150万円を不正受給したとして、仙台地検が有印公文書偽造と同行使の容疑で娘を逮捕。 2009年（平成21年）　沖縄県うるま市で既になくなっていた祖母を生きているように見せかけて老齢福祉年金約68万円を不正受給したとして詐欺の疑いで孫の男夫妻が沖縄県警に逮捕。

{{日付|2010年7月30日}} 朝日新聞によると、[[w:東京都|東京都内]]で[[w:戸籍|戸籍上]]の最高齢者・111歳となるはずの加藤宗現（かとう・そうげん）さん（[[w:足立区|足立区]]）が約30年前に死んでいた疑いがあることが、同新聞が[[w:千住警察署|千住警察署]]へ取材して明らかになった。加藤さんは1899年（明治32年）7月22日生まれで、81歳の長女の一家と一緒に暮らしていたとされている。 朝日が千住署に取材したところでは、足立区からこの6月千住署に「加藤さんが本当に生きているのか確認が取れない」との旨の問い合わせがあり、7月28日に千住署員が自宅を訪れて調べたところ、加藤さんと見られる遺体が見つかった。その前の26日夕方、千住署員と足立[[w:区役所|区役所]]の職員らが加藤さんの長女や[[w:孫|孫]]の53歳の女性に自宅の立ち入りを求めたが、「[[w:おじいさん|おじいちゃん]]（＝加藤さん）は誰も会いたくないと言っているので会わせられない。何十年も病気にかかっていません」と説明し、署員らの立ち入りを拒んだ。その後28日午前になって孫が千住署を訪ねて「祖父（＝加藤さん　以下同）は30年前に『[[w:即身成仏|即身成仏（そくしんじょうぶつ）]]したい』と言い出して1回の部屋に引きこもった。祖父は厳しい人だったので部屋に入ることが出来なかった」と明かした。見つかった遺体は1階寝室のベッド上で見つかり、下着や肌着をつけて、毛布がかけられた状態。また遺体は一部[[w:白骨化|白骨化]]した状態で[[w:ミイラ|ミイラ化]]していた。同じく朝日の別の記事によると、遺体を[[w:司法解剖|司法解剖]]したところ、目だった外傷は無く、死亡時期や死因は判らなかった。 読売新聞によると、加藤さんの妻（元[[w:教師|教師]]）は2004年8月に既に死んでおり、加藤さん名義の銀行口座には、死亡後から今年6月まで妻の[[w:遺族共済年金|遺族共済年金]]として約940万円が振り込まれており、そのうちの約270万円が引き出されていたという。年金申請時、加藤さんは既に死亡していたと見られており、年金の不正受給の疑いがあるとみて調べている。足立区は都を通じて[[w:厚生労働省|厚生労働省]]に最高齢者の報告を行っており、加藤さんは足立区内で最高齢とされていた。しかしここ数年は[[w:住民票|住民票]]で確認した氏名と生年月日だけを伝えただけで、2008年と2009年には健康高齢者表彰の記念品の[[w:商品券|商品券]]を[[w:書留|書留]]で送っていたという。足立区は「（加藤さんが）最後に生存を確認できたのがいつかはわからない」と説明した。 また朝日によると、部屋の室内からは1978年11月5日付け[[w:新聞|新聞]]と同11月9日付け[[w:公報|足立区報]]がみつかったという。また孫の女性は「今年3月に祖父の部屋をのぞくと、祖父の頭の骨が見えた」と証言していることもわかった。 産経新聞によると、この問題を受けて取材に答えた[[w:公立学校共済組合|公立学校共済組合]]は「びっくりした。規定上、[[w:住民基本台帳ネットワークシステム|住民基本台帳ネットワーク（住基ネット）]]にしたがって事務処理せざるを得ない」と困惑した。「住基ネット上で生存が確認されてれば、たとえ150歳でも200歳でも支給せざるを得ない」という。通常、同組合は年金を支払うに際して、その直前に住基ネットを照らし合わせて受給者の生存を確認するが、電話や直接訪問はしない。また遺族年金開始の請求も郵送で行われたので、「一度も本人（加藤さん）には会っていない」と話している。また加藤さんは遺族年金の支給前に[[w:老齢福祉年金|老齢福祉年金]]も受給しており、[[w:日本年金機構|日本年金機構]]の説明では「過去の台帳が無いので受給をいつ始めたかは不明だが、制度が始まった1961年（昭和36年）から受け取った可能性がある」と指摘している。 産経によると、加藤さんに支払われた年金が詐取だったかどうかは[[w:警視庁|警視庁]]の捜査の判断に委ねられるが、死んだ家族が生存しているように見せかけて遺族が年金受給を受け取る詐欺行為はこれまでも多発しており、以下の[[w:逮捕|逮捕]]事例がある。 *2003年（平成15年）6月　警視庁OBの父親が死んでいたのを隠し、[[w:警察共済組合|警察共済組合]]の退職年金約440万円を詐取した疑いで、その息子が逮捕。 *2008年（平成20年）12月　[[w:軍人恩給|軍人恩給]]の受給者だった母親の死亡を隠して約150万円を不正受給したとして、[[w:仙台地方検察庁|仙台地検]]が[[w:有印公文書偽造|有印公文書偽造と同行使]]の容疑で娘を逮捕。 *2009年（平成21年）　[[w:沖縄県|沖縄県]][[w:うるま市|うるま市]]で既になくなっていた祖母を生きているように見せかけて[[w:老齢福祉年金|老齢福祉年金]]約68万円を不正受給したとして詐欺の疑いで孫の男夫妻が[[w:沖縄県警察|沖縄県警]]に逮捕。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/0729/TKY201007290276.html |タイトル=都内男性最高齢１１１歳、３０年前に死亡か　自宅に遺体 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞 |日付=2010年7月29日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/0729/TKY201007290528.html |タイトル=「１１１歳男性」３２年前に死亡か　室内から当時の新聞 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞 |日付=2010年7月29日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=28596 |タイトル=「１１１歳」実は３０年前死亡？…足立 「都の男性最高齢」自宅で白骨化 |著者=YOMIドクター・シニアニュース |発行者=読売新聞 |日付=2010年7月29日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100729/crm1007292013024-n1.htm |タイトル=なぜ年金は支払われたか…相次ぐ年金受給詐欺　「１１１歳」男性の遺体発見（1） |著者=MSN産経新聞ニュース |発行者=産経新聞 |日付=2010年7月29日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100729/crm1007292013024-n2.htm |タイトル=同上（2） |著者=MSN産経新聞ニュース |発行者=産経新聞 |日付=2010年7月29日}} [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:高齢者戸籍問題]] {{DEFAULTSORT:とうきようとないさいこうれい111さいのろうしん、30ねんいしようまえにしんていた? したくにいたいみつかる}} {{公開中}}

2010-08-30T05:51:30Z

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情報誌「ぴあ」関西版10月で休刊へ

【2010年7月31日】 朝日新聞によると、出版社・ぴあは、情報誌「ぴあ」関西版を今年10月7日に発売する号を最後に休刊することを取引先に伝えたことを明らかにした。ぴあは1986年に関西版を創刊させ、1990年代半ばには発行部数25万部を誇ったが、ここ数年は4万部前後に低迷していた。 読売新聞関西版によると、ぴあは中部版を既に6月17日号で休刊させている。朝日、読売によると、雑誌休刊後はチケット発売情報やエンターテインメント情報を提供する新メディアを年内に立ち上げる予定であるという。 また朝日によると、関西版の情報誌では「エル・マガジン」が2008年12月に、講談社→サンケイリビング新聞社刊の「KANSAI1週間」も今年の6月で休刊している。これら情報誌の相次ぐ休刊問題について、「関西ウォーカー」の玉置泰紀編集長は「書店で1つのコーナーを作る同じ雑誌が減るのは我々に撮っても痛手だし淋しい。特に、ぴあは文化、関西ウォーカーは生活情報が中心で競合する部分が少なかったのでなおさら。紙媒体はネット情報に押されている」と分析した。

【2010年7月31日】 朝日新聞によると、出版社・ぴあは、情報誌「ぴあ」関西版を今年10月7日に発売する号を最後に休刊することを取引先に伝えたことを明らかにした。ぴあは1986年に関西版を創刊させ、1990年代半ばには発行部数25万部を誇ったが、ここ数年は4万部前後に低迷していた。 読売新聞関西版によると、ぴあは中部版を既に6月17日号で休刊させている。朝日、読売によると、雑誌休刊後はチケット発売情報やエンターテインメント情報を提供する新メディアを年内に立ち上げる予定であるという。 また朝日によると、関西版の情報誌では「エル・マガジン」が2008年12月に、講談社→サンケイリビング新聞社刊の「KANSAI1週間」も今年の6月で休刊している。これら情報誌の相次ぐ休刊問題について、「関西ウォーカー」の玉置泰紀編集長は「書店で1つのコーナーを作る同じ雑誌が減るのは我々に撮っても痛手だし淋しい。特に、ぴあは文化、関西ウォーカーは生活情報が中心で競合する部分が少なかったのでなおさら。紙媒体はネット情報に押されている」と分析した。

{{日付|2010年7月31日}} 朝日新聞によると、出版社・[[w:ぴあ|ぴあ]]は、[[w:情報誌|情報誌]]「ぴあ」[[w:近畿地方|関西版]]を今年10月7日に発売する号を最後に休刊することを取引先に伝えたことを明らかにした。ぴあは1986年に関西版を創刊させ、1990年代半ばには発行部数25万部を誇ったが、ここ数年は4万部前後に低迷していた。 読売新聞関西版によると、ぴあは[[w:中部地方|中部版]]を既に6月17日号で休刊させている。朝日、読売によると、雑誌休刊後は[[w:チケット|チケット]]発売情報や[[w:エンターテインメント|エンターテインメント]]情報を提供する新メディアを年内に立ち上げる予定であるという。 また朝日によると、関西版の情報誌では「[[w:京阪神エルマガジン社|エル・マガジン]]」が2008年12月に、[[w:講談社|講談社]]→[[w:サンケイリビング新聞社|サンケイリビング新聞社]]刊の「[[w:KANSAI1週間|KANSAI1週間]]」も今年の6月で休刊している。これら情報誌の相次ぐ休刊問題について、「[[w:関西ウォーカー|関西ウォーカー]]」の玉置泰紀編集長は「[[w:書店|書店]]で1つのコーナーを作る同じ雑誌が減るのは我々に撮っても痛手だし淋しい。特に、ぴあは文化、関西ウォーカーは生活情報が中心で競合する部分が少なかったのでなおさら。紙媒体は[[w:インターネット|ネット情報]]に押されている」と分析した。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/0730/OSK201007300075.html |タイトル=情報誌低迷　ぴあ関西版、１０月７日発売号で休刊へ |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞 |日付=2010年7月30日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100730-OYO1T00812.htm?from=main4 |タイトル=「ぴあ関西版」休刊、情報配信の新メディアを計画 |著者=YOMIURI ONLINE関西発 |発行者=読売新聞大阪本社 |日付=2010年7月30日}} [[Category:日本]] [[Category:近畿地方]] [[Category:経済]] [[Category:企業]] [[Category:文化]] [[Category:出版]] {{DEFAULTSORT:しようほうし ひあ かんさいはん10かつてきゆうかんへ}} {{公開中}}

2010-08-04T15:38:43Z

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2人の乳幼児の死体遺棄 風俗店員の母親逮捕

【2010年7月31日】 毎日新聞によると、大阪市西区のマンションで7月30日未明(UTC+9 以下同)、2人の乳幼児の遺体が見つかり、大阪府警は同日午後、このマンションに住んでいるこの乳幼児の母親で風俗店勤務の女を死体遺棄で逮捕した。 毎日新聞によると、風俗店勤務の下村早苗容疑者(23)は今年6月下旬、自宅マンションに長女の桜子ちゃん(当時3つ)と、長男の楓(かえで)君(当時1つ)の死体を遺棄したとされている。下村容疑者はこの乳幼児2人を含め3人暮らしで、6月下旬に当時生存していた乳幼児2人を部屋に残していったまま外出。同下旬に帰宅したところ2人は死んでいたが、その後も友人宅を転々として7月29日に遺体の腐敗状況を確認するために帰宅後再びすぐ外出したという。遺体は全裸の状態で部屋の床に寄り添うT字型の形で仰向けになって倒れており、一部白骨化していた。 朝日新聞によると、下村容疑者は三重県出身。2006年に元の夫と結婚し、大阪に転居。その後離婚していた。乳幼児の2人は下村容疑者が引き取った。下村容疑者は供述で「風俗店勤務を始めた今年1月ごろ、店が借りているこの部屋に住み始めたが、その頃から2人に食事を与えたり風呂に入れたりするのがイヤになり、『子供なんていなければいいのに...』などと思うようになった」という。その後6月になって下村容疑者は2人を残したままで家を出て「ご飯も水も与えなければ、生きていくことはできないとわかっていた。私自身が育児放棄したことで殺してしまった」と供述している。 また毎日新聞によると、大阪市子供相談センター・児童相談所によれば、今年の3月から5月にかけての合計3度にわたり、虐待を疑う通報があり、5度にわたり家庭訪問したが反応が無く、不在票を置いて引き上げた他、子どもの安否確認や警察への連絡も行わなかったという。47NEWSによると、大阪府警捜査第1課は下村容疑者が子育ての悩みから乳幼児の2人を置き去りにした育児放棄(ネグレクト)の疑いがあるとみている。また死んだ2人を司法解剖した結果、死亡時期は6月ごろで直前数日間は食事を取っていなかったこともわかった。なお死因は不明。

【2010年7月31日】 毎日新聞によると、大阪市西区のマンションで7月30日未明（UTC+9　以下同）、2人の乳幼児の遺体が見つかり、大阪府警は同日午後、このマンションに住んでいるこの乳幼児の母親で風俗店勤務の女を死体遺棄で逮捕した。 毎日新聞によると、風俗店勤務の下村早苗容疑者（23）は今年6月下旬、自宅マンションに長女の桜子ちゃん（当時3つ）と、長男の楓（かえで）君（当時1つ）の死体を遺棄したとされている。下村容疑者はこの乳幼児2人を含め3人暮らしで、6月下旬に当時生存していた乳幼児2人を部屋に残していったまま外出。同下旬に帰宅したところ2人は死んでいたが、その後も友人宅を転々として7月29日に遺体の腐敗状況を確認するために帰宅後再びすぐ外出したという。遺体は全裸の状態で部屋の床に寄り添うT字型の形で仰向けになって倒れており、一部白骨化していた。 朝日新聞によると、下村容疑者は三重県出身。2006年に元の夫と結婚し、大阪に転居。その後離婚していた。乳幼児の2人は下村容疑者が引き取った。下村容疑者は供述で「風俗店勤務を始めた今年1月ごろ、店が借りているこの部屋に住み始めたが、その頃から2人に食事を与えたり風呂に入れたりするのがイヤになり、『子供なんていなければいいのに…』などと思うようになった」という。その後6月になって下村容疑者は2人を残したままで家を出て「ご飯も水も与えなければ、生きていくことはできないとわかっていた。私自身が育児放棄したことで殺してしまった」と供述している。 また毎日新聞によると、大阪市子供相談センター・児童相談所によれば、今年の3月から5月にかけての合計3度にわたり、虐待を疑う通報があり、5度にわたり家庭訪問したが反応が無く、不在票を置いて引き上げた他、子どもの安否確認や警察への連絡も行わなかったという。47NEWSによると、大阪府警捜査第1課は下村容疑者が子育ての悩みから乳幼児の2人を置き去りにした育児放棄（ネグレクト）の疑いがあるとみている。また死んだ2人を司法解剖した結果、死亡時期は6月ごろで直前数日間は食事を取っていなかったこともわかった。なお死因は不明。

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2022-06-30T12:55:23Z

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第92回夏の甲子園、49代表出揃う

【2010年8月1日】 朝日新聞によると、第92回全国高校野球選手権大会の出場権をかけた地方大会で、最後まで残った大阪大会の決勝戦が8月1日(UTC+9)あり、履正社高校が13年ぶり2回目の出場を決めた。これで今大会の本戦(8月7日開幕・甲子園球場)に出場する49の代表校が全部出揃った。 時事通信によると、最多出場は西東京都代表の早稲田実業で2006年以来28回目。次いで選手権連覇を目指す愛知県代表・中京大中京高校の26回目、奈良県代表・天理高校の25回目と続く。 また初出場を決めたのは6校。このうち茨城県代表・水城(すいじょう)高校、長野県代表・松本工業、富山県代表・砺波(となみ)工業、三重県代表・いなべ総合高校、香川県代表・英明(えいめい)高校の5チームは春・夏を通じて初めて甲子園出場権を獲得した。また山形中央高校(山形県代表)は夏は初出場だが、既に春の大会においては21世紀枠で出場している。 久しぶりの出場権獲得では神奈川県代表・東海大相模高校が33年ぶり、次いで日川(ひかわ)高校(山梨県代表)の30年ぶり、能代商業(秋田県代表)の25年ぶりなど。また今年の春の選抜を制した興南高校(沖縄県代表)は沖縄県代表として初の選手権優勝と史上6校目となる春・夏連続優勝がかかっている。

【2010年8月1日】 朝日新聞によると、第92回全国高校野球選手権大会の出場権をかけた地方大会で、最後まで残った大阪大会の決勝戦が8月1日（UTC+9）あり、履正社高校が13年ぶり2回目の出場を決めた。これで今大会の本戦（8月7日開幕・甲子園球場）に出場する49の代表校が全部出揃った。 時事通信によると、最多出場は西東京都代表の早稲田実業で2006年以来28回目。次いで選手権連覇を目指す愛知県代表・中京大中京高校の26回目、奈良県代表・天理高校の25回目と続く。 また初出場を決めたのは6校。このうち茨城県代表・水城（すいじょう）高校、長野県代表・松本工業、富山県代表・砺波（となみ）工業、三重県代表・いなべ総合高校、香川県代表・英明（えいめい）高校の5チームは春・夏を通じて初めて甲子園出場権を獲得した。また山形中央高校（山形県代表）は夏は初出場だが、既に春の大会においては21世紀枠で出場している。 久しぶりの出場権獲得では神奈川県代表・東海大相模高校が33年ぶり、次いで日川（ひかわ）高校（山梨県代表）の30年ぶり、能代商業（秋田県代表）の25年ぶりなど。また今年の春の選抜を制した興南高校（沖縄県代表）は沖縄県代表として初の選手権優勝と史上6校目となる春・夏連続優勝がかかっている。

{{日付|2010年8月1日}} [[File:Suminoe Stadium1.jpg|thumb|200px|right|大阪府大会の会場・住之江公園球場 {{GFDL}} ]] [[ファイル:Hanshin Koshien Stadium 2007-1.jpg|thumb|200px|right|全国大会が行われる甲子園球場　{{GFDL}} ]] 朝日新聞によると、[[w:第92回全国高等学校野球選手権大会|第92回全国高校野球選手権大会]]の出場権をかけた地方大会で、最後まで残った[[w:全国高等学校野球選手権大阪大会|大阪大会]]の決勝戦が8月1日（{{UTC|+9}}）あり、[[w:履正社高等学校|履正社高校]]が13年ぶり2回目の出場を決めた。これで今大会の本戦（8月7日開幕・[[w:阪神甲子園球場|甲子園球場]]）に出場する49の代表校が全部出揃った。 時事通信によると、最多出場は[[w:全国高等学校野球選手権西東京大会|西東京都代表]]の[[w:早稲田実業高等学校|早稲田実業]]で2006年以来28回目。次いで選手権連覇を目指す[[w:全国高等学校野球選手権愛知大会|愛知県代表]]・[[w:中京大学付属中京高等学校|中京大中京高校]]の26回目、[[w:全国高等学校野球選手権奈良大会|奈良県代表]]・[[w:天理高等学校|天理高校]]の25回目と続く。 また初出場を決めたのは6校。このうち[[w:全国高等学校野球選手権茨城大会|茨城県代表]]・[[w:水城高等学校|水城（すいじょう）高校]]、[[w:全国高等学校野球選手権長野大会|長野県代表]]・[[w:松本工業高等学校|松本工業]]、[[w:全国高等学校野球選手権富山大会|富山県代表]]・[[w:砺波工業高等学校|砺波（となみ）工業]]、[[w:全国高等学校野球選手権三重大会|三重県代表]]・[[w:いなべ総合高等学校|いなべ総合高校]]、[[w:全国高等学校野球選手権香川大会|香川県代表]]・[[w:英明高等学校|英明（えいめい）高校]]の5チームは[[w:選抜高等学校野球大会|春]]・[[w:全国高等学校野球選手権大会|夏]]を通じて初めて甲子園出場権を獲得した。また[[w:山形中央高等学校|山形中央高校]]（[[w:全国高等学校野球選手権山形大会|山形県代表]]）は夏は初出場だが、既に春の大会においては21世紀枠で出場している。 久しぶりの出場権獲得では[[w:全国高等学校野球選手権神奈川大会|神奈川県代表]]・[[w:東海大学付属相模高等学校|東海大相模高校]]が33年ぶり、次いで[[w:日川高等学校|日川（ひかわ）高校]]（[[w:全国高等学校野球選手権山梨大会|山梨県代表]]）の30年ぶり、[[w:能代商業高等学校|能代商業]]（[[w:全国高等学校野球選手権秋田大会|秋田県代表]]）の25年ぶりなど。また今年の春の選抜を制した[[w:興南高等学校|興南高校]]（[[w:全国高等学校野球選手権沖縄大会|沖縄県代表]]）は沖縄県代表として初の選手権優勝と史上6校目となる春・夏連続優勝がかかっている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/sports/update/0801/TKY201008010165.html |タイトル=大阪は履正社、夏の甲子園４９代表校が出そろう |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞 |日付=2010年8月1日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010080100105 |タイトル=夏の甲子園代表出そろう＝大阪は履正社－高校野球 |著者=時事ドットコム |発行者=時事通信社 |日付=2010年8月1日}} [[Category:日本]] [[Category:スポーツ]] [[Category:野球]] [[Category:高校野球]] [[カテゴリ:第92回全国高等学校野球選手権大会]] {{DEFAULTSORT:たい92かいなつのこうしえん 49たいひようてそろう}} {{公開中}}

2011-08-07T14:40:19Z

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びわこ成蹊スポーツ大学の野球部内で集団暴行、ブログの内容に立腹

【2010年8月3日】 読売新聞・朝日新聞によると、びわこ成蹊スポーツ大学(大津市)硬式野球部所属の1年生の男子部員(18歳)が、別の1年生の男子部員4人(18~19歳)から集団暴行を受け、顎を骨折するなど約3か月の重傷を負い入院していることが判明した。 読売新聞によると、同大学の話として、硬式野球部は7月24日(UTC+9)に練習場の清掃を実施したが、その際、1年生部員37人中22人が参加しなかった。このため、被害を受けた部員が、自らのブログに「清掃をしないやつは辞めてもらいたい」と書き込んだが、このことに、1年生部員4人が立腹。同26日昼頃に部員を呼び出し、数分間、顔や腹を殴るなどした。現場には別の1年生部員1人がいたが、暴行を止めなかったという。 朝日新聞によると、被害に遭った男子部員は、同日に同大学内の保健センターで治療を受けたが、このことで大学側が事件を把握した。 読売新聞によると、同大学硬式野球部は、京滋大学野球リーグ2部に所属している。大学側は、事実関係を把握した後、翌27日から対外試合などの活動を自粛し、8月2日に京滋大学野球連盟に報告。また、朝日新聞によれば、滋賀県警大津北署は、関係者から事情を聴く方針である。 朝日新聞によると、硬式野球部長の大久保衛・同大学副学長は、「スポーツマンシップに反する行為であり残念。このような行為を二度と起こさないようにしたい」とコメントした。

【2010年8月3日】 読売新聞・朝日新聞によると、びわこ成蹊スポーツ大学（大津市）硬式野球部所属の1年生の男子部員（18歳）が、別の1年生の男子部員4人（18～19歳）から集団暴行を受け、顎を骨折するなど約3か月の重傷を負い入院していることが判明した。 読売新聞によると、同大学の話として、硬式野球部は7月24日（UTC+9）に練習場の清掃を実施したが、その際、1年生部員37人中22人が参加しなかった。このため、被害を受けた部員が、自らのブログに「清掃をしないやつは辞めてもらいたい」と書き込んだが、このことに、1年生部員4人が立腹。同26日昼頃に部員を呼び出し、数分間、顔や腹を殴るなどした。現場には別の1年生部員1人がいたが、暴行を止めなかったという。 朝日新聞によると、被害に遭った男子部員は、同日に同大学内の保健センターで治療を受けたが、このことで大学側が事件を把握した。 読売新聞によると、同大学硬式野球部は、京滋大学野球リーグ2部に所属している。大学側は、事実関係を把握した後、翌27日から対外試合などの活動を自粛し、8月2日に京滋大学野球連盟に報告。また、朝日新聞によれば、滋賀県警大津北署は、関係者から事情を聴く方針である。 朝日新聞によると、硬式野球部長の大久保衛・同大学副学長は、「スポーツマンシップに反する行為であり残念。このような行為を二度と起こさないようにしたい」とコメントした。

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2021-09-19T13:54:36Z

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東京都杉並区でも…113歳の女性所在不明

【2010年8月4日】 日刊スポーツによると、東京都杉並区に住民登録をしているとされ、同都内最高齢・113歳の女性が、実際には登録された住所に住んでおらず、所在不明であることが同区の調べで8月2日(UTC+9)明らかになった。 日刊が杉並区などの調べで紹介したところによると、この女性は古谷ふさ(ふるや・ふさ)さんで、1897年(明治30年)7月20日生まれ・113歳である。先ごろ、足立区の加藤宗現(かとう・そうげん)さんとみられる遺体が見つかったのを受けて、杉並区の職員が確認のために古谷さんの自宅を訪れたが、同居しているとされる79歳の長女が「母親(ふささん)はここに住んでいない」といい、実際調査で、住民登録があったアパートにふささんはいなかった。長女は「母親はここに一度も住んだことがない。連絡は何十年も取っていない」と話していた。 また産経新聞によると、ふささんと同居したとされていた次男も行方不明となっていたことが同新聞による捜査関係者への取材で8月3日明らかになった。それによると、次男は1981年(昭和56年)4月に千葉県市川市のアパートに住民登録をしていたが、そのアパートは現在更地になっており、次男がその後住民票を移動した形跡もないという。長女は杉並区などに「母は次男と暮らしてると思う」という説明を行っていた。日刊によると、それまでふささんは長男らと一緒に同県内で生活していたが、1986年(昭和61年)にふささんと長女の住民票が杉並区に移転。しかし実際はふささんは長男と一緒に千葉県内に残っており、長男はその年ごろに銀座で食事をしたのを最後にふささんとは会っておらず、また次男とも連絡が取れないため「今どこに住んでいるかわからない」状態となってしまったという。 毎日新聞によると、この問題を受けて杉並区・田中良区長は会見で「今後は可能な限り直接面会するなど、長寿者の安否確認を確実に把握する方法を考えたい」と述べた。

【2010年8月4日】 日刊スポーツによると、東京都杉並区に住民登録をしているとされ、同都内最高齢・113歳の女性が、実際には登録された住所に住んでおらず、所在不明であることが同区の調べで8月2日（UTC+9）明らかになった。 日刊が杉並区などの調べで紹介したところによると、この女性は古谷ふさ（ふるや・ふさ）さんで、1897年（明治30年）7月20日生まれ・113歳である。先ごろ、足立区の加藤宗現（かとう・そうげん）さんとみられる遺体が見つかったのを受けて、杉並区の職員が確認のために古谷さんの自宅を訪れたが、同居しているとされる79歳の長女が「母親（ふささん）はここに住んでいない」といい、実際調査で、住民登録があったアパートにふささんはいなかった。長女は「母親はここに一度も住んだことがない。連絡は何十年も取っていない」と話していた。 また産経新聞によると、ふささんと同居したとされていた次男も行方不明となっていたことが同新聞による捜査関係者への取材で8月3日明らかになった。それによると、次男は1981年（昭和56年）4月に千葉県市川市のアパートに住民登録をしていたが、そのアパートは現在更地になっており、次男がその後住民票を移動した形跡もないという。長女は杉並区などに「母は次男と暮らしてると思う」という説明を行っていた。日刊によると、それまでふささんは長男らと一緒に同県内で生活していたが、1986年（昭和61年）にふささんと長女の住民票が杉並区に移転。しかし実際はふささんは長男と一緒に千葉県内に残っており、長男はその年ごろに銀座で食事をしたのを最後にふささんとは会っておらず、また次男とも連絡が取れないため「今どこに住んでいるかわからない」状態となってしまったという。 毎日新聞によると、この問題を受けて杉並区・田中良区長は会見で「今後は可能な限り直接面会するなど、長寿者の安否確認を確実に把握する方法を考えたい」と述べた。

{{日付|2010年8月4日}} 日刊スポーツによると、[[w:東京都|東京都]][[w:杉並区|杉並区]]に住民登録をしているとされ、同都内最高齢・113歳の女性が、実際には登録された住所に住んでおらず、所在不明であることが同区の調べで8月2日（{{UTC|+9}}）明らかになった。 日刊が杉並区などの調べで紹介したところによると、この女性は古谷ふさ（ふるや・ふさ）さん<ref group="注釈">日刊スポーツでは「古谷ふ'''き'''さん」と紹介されているが、他の情報源では「ふ'''さ'''さん」となっている。</ref>で、1897年（明治30年）7月20日生まれ・113歳である。先ごろ、[[w:足立区|足立区]]の加藤宗現（かとう・そうげん）さんとみられる[[w:遺体|遺体]]が見つかったのを受けて、杉並区の職員が確認のために古谷さんの自宅を訪れたが、同居しているとされる79歳の長女が「母親（ふささん）はここに住んでいない」といい、実際調査で、住民登録があったアパートにふささんはいなかった。長女は「母親はここに一度も住んだことがない。連絡は何十年も取っていない」と話していた。 また産経新聞によると、ふささんと同居したとされていた次男も行方不明となっていたことが同新聞による捜査関係者への取材で8月3日明らかになった。それによると、次男は1981年（昭和56年）4月に[[w:千葉県|千葉県]][[w:市川市|市川市]]のアパートに住民登録をしていたが、そのアパートは現在更地になっており、次男がその後住民票を移動した形跡もないという。長女は杉並区などに「母は次男と暮らしてると思う」という説明を行っていた。日刊によると、それまでふささんは長男らと一緒に同県内で生活していたが、1986年（昭和61年）にふささんと長女の[[w:住民票|住民票]]が杉並区に移転。しかし実際はふささんは長男と一緒に千葉県内に残っており、長男はその年ごろに[[w:銀座|銀座]]で食事をしたのを最後にふささんとは会っておらず、また次男とも連絡が取れないため「今どこに住んでいるかわからない」状態となってしまったという。 毎日新聞によると、この問題を受けて杉並区・田中良[[w:区長|区長]]は会見で「今後は可能な限り直接面会するなど、長寿者の安否確認を確実に把握する方法を考えたい」と述べた。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20100803-661280.html |タイトル=113歳女性所在不明、娘は「住んでない」 |著者=nikkansports.com |発行者=日刊スポーツ |日付=2010年8月3日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100803/crm1008031148005-n1.htm |タイトル=【１１３歳所在不明】同居とされた次男も所在不明　 |著者=MSN産経新聞ニュース |発行者=産経新聞 |日付=2010年8月3日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100803k0000e040044000c.html |タイトル=１１３歳女性不明：次男所在確認できず　住民登録地は更地 |著者=毎日jp 神足俊輔ら記者4人 |発行者=毎日新聞 |日付=2010年8月3日}} ==関連記事== *[[「東京都内最高齢111歳」の老人、30年以上前に死んでいた? 自宅に遺体見つかる]]（2010年7月30日付） [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:高齢者戸籍問題]] {{DEFAULTSORT:とうきようとすきなみくても…113さいのしよせいしよさいふめい}} {{公開中}}

2010-08-30T09:29:30Z

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ワゴン車が酒店に突入、歩行者ら3人が重軽傷 - 東京・渋谷

【2010年8月8日】 8月7日午後7時25分頃(UTC+9)、東京都渋谷区宇田川町で「車が建物に突っ込んだ」と110番通報があった。警視庁渋谷署によると、、ワゴン車が歩道に乗り上げ、通りがかった歩行者2人をはねた後、8階建てビルの1階にある酒店に突入したという。 この事故で、はねられた歩行者の男性(26)が頭の骨を折るなどして重傷。別の歩行者の女性(33)と、ワゴン車を運転していた会社員の男性(74)が軽傷を負った。3人とも命に別状はないという。 ワゴン車が突入した酒店と同じビルに入居しているバーの店長の男性(46)は、「大きな音がして、路上では人が血を流して倒れていた。ドアが店の中まで入り込んでいて驚いた」と話している。 渋谷署の調べによると、運転手の男性は「同僚を乗せるために、Uターンしようとしていた。運転のミスだった」「ハンドルが戻らなくなり暴走した」と話しているといい、同署では自動車運転過失傷害の疑いもあると見て、詳しい事故原因を調査するという。 現場は渋谷駅から北西に数百メートルの場所で、東急百貨店本店の向かい側に位置する繁華街の一角。 本ニュースは「日本経済新聞」と「時事通信」、「サンケイスポーツ」の以下の報道を情報源としている。

【2010年8月8日】 8月7日午後7時25分頃（UTC+9）、東京都渋谷区宇田川町で「車が建物に突っ込んだ」と110番通報があった。警視庁渋谷署によると、、ワゴン車が歩道に乗り上げ、通りがかった歩行者2人をはねた後、8階建てビルの1階にある酒店に突入したという。 この事故で、はねられた歩行者の男性(26)が頭の骨を折るなどして重傷。別の歩行者の女性(33)と、ワゴン車を運転していた会社員の男性(74)が軽傷を負った。3人とも命に別状はないという。 ワゴン車が突入した酒店と同じビルに入居しているバーの店長の男性(46)は、「大きな音がして、路上では人が血を流して倒れていた。ドアが店の中まで入り込んでいて驚いた」と話している。 渋谷署の調べによると、運転手の男性は「同僚を乗せるために、Uターンしようとしていた。運転のミスだった」「ハンドルが戻らなくなり暴走した」と話しているといい、同署では自動車運転過失傷害の疑いもあると見て、詳しい事故原因を調査するという。 現場は渋谷駅から北西に数百メートルの場所で、東急百貨店本店の向かい側に位置する繁華街の一角。

{{日付|2010年8月8日}} 8月7日午後7時25分頃（{{UTC|+9}}）、[[w:東京都|東京都]][[w:渋谷区|渋谷区]][[w:宇田川町|宇田川町]]で「車が建物に突っ込んだ」と[[w:110番|110番]]通報があった<ref name="nik">{{情報源・ウェブ|url=http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:E_5c-ro18DgJ:www.nikkei.com/news/category/article/g%253D96958A9C93819695E2E5E2E1998DE2E5E2EAE0E2E3E29191E3E2E2E2%3Bat%253DALL|タイトル=東京・渋谷でビルに車衝突　歩行者３人けが|著者=日本経済新聞 Web刊|発行者=日本経済新聞社|日付=2010年8月8日}}</ref><ref name="jiji">{{情報源・ウェブ|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010080800007|タイトル=渋谷の酒店に車突っ込む＝通行人はねる、３人重軽傷－東京|著者=時事ドットコム|発行者=時事通信社|日付=2010年8月8日}}</ref>。[[w:警視庁|警視庁]][[w:渋谷警察署|渋谷署]]によると、<ref name="nik" /><ref name="jiji" />、[[w:ワンボックスカー|ワゴン車]]が[[w:歩道|歩道]]に乗り上げ<ref name="nik" /><ref name="san">{{情報源・ウェブ|url=http://www.sanspo.com/shakai/news/100808/sha1008080504005-n1.htm|タイトル=酒店にワゴン車突っ込む…渋谷の繁華街|著者=SANSPO.COM|発行者=産業経済新聞社|日付=2010年8月8日}}</ref>、通りがかった歩行者2人をはねた後<ref name="nik" /><ref name="jiji" />、8階建てビルの1階にある<ref name="jiji" />[[w:酒屋|酒店]]に突入したという<ref name="nik" /><ref name="jiji" /><ref name="san" />。 この事故で、はねられた歩行者の男性(26)が頭の[[w:骨折|骨を折る]]などして重傷<ref name="jiji" />。別の歩行者の女性(33)と、ワゴン車を運転していた[[w:会社員|会社員]]の男性(74)が軽傷を負った<!--運転手の職業は時事通信のみ--><ref name="nik" /><ref name="jiji" /><ref name="san" />。3人とも命に別状はないという<ref name="san" />。 ワゴン車が突入した酒店と同じビルに入居している[[w:バー (酒場)|バー]]の店長の男性(46)は、「大きな音がして、路上では人が血を流して倒れていた。ドアが店の中まで入り込んでいて驚いた」と話している<ref name="jiji" />。 渋谷署の調べによると、運転手の男性は「同僚を乗せるために、[[w:Uターン|Uターン]]しようとしていた。運転のミスだった<ref name="jiji" />」「ハンドルが戻らなくなり暴走した」と話しているといい<ref name="san" />、同署では[[w:業務上過失致死傷罪#自動車運転過失致死傷罪|自動車運転過失傷害]]の疑いもあると見て、詳しい事故原因を調査するという<ref name="nik" /><ref name="jiji" />。 現場は[[w:渋谷駅|渋谷駅]]から北西に数百メートル<ref group="注釈">日本経済新聞とサンケイスポーツでは400メートル、時事通信では300メートル</ref>の場所で、[[w:東急百貨店|東急百貨店]][[w:東急百貨店本店|本店]]の向かい側に位置する<ref name="jiji" />[[w:繁華街|繁華街]]の一角<ref name="nik" /><ref name="san" />。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == 本ニュースは「日本経済新聞」と「時事通信」、「[[w:サンケイスポーツ|サンケイスポーツ]]」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:社会]] [[Category:事故]] [[Category:交通]] [[Category:交通事故]] {{DEFAULTSORT:わこんしやかさけてんにとつにゆう ほこうしやら3にんかしゆうけいしよう とうきよう しふや}} {{公開中}}

2010-09-07T15:12:14Z

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アートコーポレーション前会長から19億円詐取未遂容疑で芸能事務所代表を逮捕

【2010年8月10日】 産経新聞・時事通信によると、大阪府警捜査4課は8月8日(UTC+9)までに、引越業界大手・アートコーポレーション(大阪府)の寺田寿男前会長に対し架空の訴訟を起こし、約19億円を騙し取ろうとしたとして、詐欺未遂容疑で指名手配していた元暴力団組員で芸能事務所代表・高野一男容疑者(58歳、埼玉県八潮市在住)を逮捕した。 両報道によると、同課の話として、高野容疑者は容疑を否認している。 産経新聞によると、高野容疑者は、3月30日に、自らが代表を務める芸能事務所・「ジェイ・エイ・シー・コンサルタント」に所属する女性タレント2人が寺田前会長と性的関係を持たされ、精神的ショックを受け芸能活動ができなくなったと偽り、約19億円の損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こし、金を騙し取ろうとした疑いがもたれている。時事通信によれば、7月に逮捕された同事務所部長・松尾俊一容疑者(47歳)らと共謀した上での犯行とされる。 産経新聞によると、同課はこれまでに同事務所部長(前述の松尾容疑者)を逮捕し、社員1人を指名手配した。同事務所は、ロックバンド・「X JAPAN」のメンバーの一部が所属している。 時事通信によると、寺田前会長は2009年8月に、東京都内のマンションで当時16歳の少女に対しわいせつ行為をしたとして書類送検された。

【2010年8月10日】 産経新聞・時事通信によると、大阪府警捜査4課は8月8日（UTC+9）までに、引越業界大手・アートコーポレーション（大阪府）の寺田寿男前会長に対し架空の訴訟を起こし、約19億円を騙し取ろうとしたとして、詐欺未遂容疑で指名手配していた元暴力団組員で芸能事務所代表・高野一男容疑者（58歳、埼玉県八潮市在住）を逮捕した。 両報道によると、同課の話として、高野容疑者は容疑を否認している。 産経新聞によると、高野容疑者は、3月30日に、自らが代表を務める芸能事務所・「ジェイ・エイ・シー・コンサルタント」に所属する女性タレント2人が寺田前会長と性的関係を持たされ、精神的ショックを受け芸能活動ができなくなったと偽り、約19億円の損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こし、金を騙し取ろうとした疑いがもたれている。時事通信によれば、7月に逮捕された同事務所部長・松尾俊一容疑者（47歳）らと共謀した上での犯行とされる。 産経新聞によると、同課はこれまでに同事務所部長（前述の松尾容疑者）を逮捕し、社員1人を指名手配した。同事務所は、ロックバンド・「X JAPAN」のメンバーの一部が所属している。 時事通信によると、寺田前会長は2009年8月に、東京都内のマンションで当時16歳の少女に対しわいせつ行為をしたとして書類送検された。

{{日付|2010年8月10日}} {{Wikipediapar|アートコーポレーション}} {{Wikipediapar|寺田寿男}} [[w:産経新聞|産経新聞]]・[[w:時事通信|時事通信]]によると、[[w:大阪府警察|大阪府警]][[w:刑事部|捜査4課]]は[[w:8月8日|8月8日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）までに、[[w:引越|引越]]業界大手・[[w:アートコーポレーション|アートコーポレーション]]（[[w:大阪府|大阪府]]）の[[w:寺田寿男|寺田寿男]]前会長に対し架空の[[w:訴訟|訴訟]]を起こし、約19億円を騙し取ろうとしたとして、[[w:詐欺罪|詐欺]][[w:未遂|未遂]]容疑で[[w:指名手配|指名手配]]していた元[[w:暴力団|暴力団]]組員で[[w:芸能事務所|芸能事務所]]代表・高野一男[[w:被疑者|容疑者]]（58歳、[[w:埼玉県|埼玉県]][[w:八潮市|八潮市]]在住）を[[w:逮捕|逮捕]]した。 両報道によると、同課の話として、高野容疑者は容疑を否認している。 産経新聞によると、高野容疑者は、[[w:3月30日|3月30日]]に、自らが代表を務める芸能事務所・「ジェイ・エイ・シー・コンサルタント」に所属する女性[[w:タレント|タレント]]2人が寺田前会長と性的関係を持たされ、[[w:精神的苦痛|精神的ショック]]を受け芸能活動ができなくなったと偽り、約19億円の[[w:損害賠償|損害賠償]]請求訴訟を[[w:東京地方裁判所|東京地裁]]に起こし、金を騙し取ろうとした疑いがもたれている。時事通信によれば、[[w:7月|7月]]に逮捕された同事務所部長・松尾俊一容疑者（47歳）らと共謀した上での犯行とされる。 産経新聞によると、同課はこれまでに同事務所部長（前述の松尾容疑者）を逮捕し、社員1人を指名手配した。同事務所は、[[w:ロックンロール|ロック]][[w:バンド (音楽)|バンド]]・「[[w:X JAPAN|X JAPAN]]」のメンバーの一部が所属している。 時事通信によると、寺田前会長は[[w:2009年|2009年]][[w:8月|8月]]に、[[w:東京都|東京都]]内の[[w:マンション|マンション]]で当時16歳の少女に対し[[w:わいせつ|わいせつ]]行為をしたとして[[w:書類送検|書類送検]]された。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100808/crm1008081222012-n1.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter |タイトル=芸能事務所代表を逮捕　19億円詐取未遂の疑い |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年8月8日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a5%a2%a1%bc%a5%c8%a5%b3%a1%bc%a5%dd%a5%ec%a1%bc%a5%b7%a5%e7%a5%f3&k=201008/2010080800044 |タイトル=芸能事務所代表の元組員逮捕＝アート前会長への詐欺未遂容疑－大阪府警 |著者=時事ドットコム |発行者=時事通信社 |日付=2010年8月8日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:あとこぽれしよんせんかいちようから19おくえんさしゆようきてけいのうしむしよせんたいひようをたいほ}} {{公開中}}

2010-08-16T14:23:47Z

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勝手に回収の上、威圧的に高額請求 - 廃品回収会社を捜索

【2010年8月11日】 読売新聞・朝日新聞によると、千葉・宮城両県警は、家電製品などの廃品回収を巡り、頼まれていない物をも回収したうえ、高額の料金を強引に請求していることが問題化している廃品回収会社・「グローバルマネジメント」(本社:神奈川県藤沢市)に対し、8月11日(UTC+9)に特定商取引法違反(威迫・困惑など)の疑いで支店などの捜索を開始した。 読売新聞によると、両県警の発表として、捜索を受けているのは、同社千葉支店(千葉市若葉区)及び宮城支店(仙台市若林区)、札幌支店(札幌市東区)など。また、朝日新聞によれば、消費者庁は既に5日付で同社に対し、同法違反で6カ月間の取引停止を命じている。 読売新聞によると、千葉県警での捜索容疑は、同社の従業員が5月4日頃に同県香取市の女性(58歳)から回収を依頼された自転車を軽トラックに積み込んだ後に2万3,000円を請求。女性が「そんな高額は支払えない」と拒否したところ、「キャンセル料は35%だ」、「積み込んだ自転車は自分で降ろせ」などと、強い口調を用いて契約撤回を妨げようとしたとされる。この女性は約9,000円を支払った模様である。また、同県警によれば、同社は、軽トラックで住宅街を巡回し、不用品を車に積み込んだ上で高額の回収料を請求する手口を繰り返していた模様で、2008年以降に千葉県内で、同県消費者センターなどに18件の苦情が寄せられた。 また、読売新聞によると、宮城県警での捜索容疑は、宮城支店の従業員が5月に、同県名取市の無職女性(42歳)に対し家電製品やレンガの回収料金23万円を請求し、契約解除を記載した書面を交付しなかったなどの疑いがある。この女性は9,450円を支払っている。 朝日新聞によると、宮城県警が6月、愛媛県警が7月にそれぞれ、廃棄物処理法違反(無許可営業)の容疑で同社本社と支店とを捜索したが、特定商取引法違反容疑での捜索は今回が初めてとなる。

【2010年8月11日】 読売新聞・朝日新聞によると、千葉・宮城両県警は、家電製品などの廃品回収を巡り、頼まれていない物をも回収したうえ、高額の料金を強引に請求していることが問題化している廃品回収会社・「グローバルマネジメント」に対し、8月11日（UTC+9）に特定商取引法違反（威迫・困惑など）の疑いで支店などの捜索を開始した。 読売新聞によると、両県警の発表として、捜索を受けているのは、同社千葉支店（千葉市若葉区）及び宮城支店（仙台市若林区）、札幌支店（札幌市東区）など。また、朝日新聞によれば、消費者庁は既に5日付で同社に対し、同法違反で6カ月間の取引停止を命じている。 読売新聞によると、千葉県警での捜索容疑は、同社の従業員が5月4日頃に同県香取市の女性（58歳）から回収を依頼された自転車を軽トラックに積み込んだ後に2万3,000円を請求。女性が「そんな高額は支払えない」と拒否したところ、「キャンセル料は35%だ」、「積み込んだ自転車は自分で降ろせ」などと、強い口調を用いて契約撤回を妨げようとしたとされる。この女性は約9,000円を支払った模様である。また、同県警によれば、同社は、軽トラックで住宅街を巡回し、不用品を車に積み込んだ上で高額の回収料を請求する手口を繰り返していた模様で、2008年以降に千葉県内で、同県消費者センターなどに18件の苦情が寄せられた。 また、読売新聞によると、宮城県警での捜索容疑は、宮城支店の従業員が5月に、同県名取市の無職女性（42歳）に対し家電製品やレンガの回収料金23万円を請求し、契約解除を記載した書面を交付しなかったなどの疑いがある。この女性は9,450円を支払っている。 朝日新聞によると、宮城県警が6月、愛媛県警が7月にそれぞれ、廃棄物処理法違反（無許可営業）の容疑で同社本社と支店とを捜索したが、特定商取引法違反容疑での捜索は今回が初めてとなる。

{{日付|2010年8月11日}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:朝日新聞|朝日新聞]]によると、[[w:千葉県警察|千葉]]・[[w:宮城県警察|宮城]]両県警は、[[w:家庭用電気機械器具|家電]]製品などの[[w:廃品回収|廃品回収]]を巡り、頼まれていない物をも回収したうえ<ref group="注釈">朝日新聞より</ref>、高額の料金を強引に請求していることが問題化している廃品回収会社・「[[w:グローバルマネジメント|グローバルマネジメント]]」（本社：[[w:神奈川県|神奈川県]][[w:藤沢市|藤沢市]]）に対し、[[w:8月11日|8月11日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に[[w:特定商取引に関する法律|特定商取引法]]違反（威迫・困惑など）の疑いで支店などの[[w:捜索|捜索]]を開始した。 読売新聞によると、両県警の発表として、捜索を受けているのは、同社[[w:千葉県|千葉]]支店（[[w:千葉市|千葉市]][[w:若葉区|若葉区]]）及び[[w:宮城県|宮城]]支店（[[w:仙台市|仙台市]][[w:若林区|若林区]]）、[[w:札幌市|札幌]]支店（札幌市[[w:東区 (札幌市)|東区]]）など。また、朝日新聞によれば、[[w:消費者庁|消費者庁]]は既に5日付で同社に対し、同法違反で6カ月間の取引停止を命じている。 読売新聞によると、千葉県警での捜索容疑は、同社の従業員が[[w:5月4日|5月4日]]頃に同県[[w:香取市|香取市]]の女性（58歳）から回収を依頼された[[w:自転車|自転車]]を[[w:軽自動車|軽]][[w:貨物自動車|トラック]]に積み込んだ後に2万3,000円を請求。女性が「そんな高額は支払えない」と拒否したところ、「[[w:キャンセル|キャンセル]]料は35%だ」、「積み込んだ自転車は自分で降ろせ」などと、強い口調を用いて契約撤回を妨げようとしたとされる。この女性は約9,000円を支払った模様である。また、同県警によれば、同社は、軽トラックで住宅街を巡回し、不用品を車に積み込んだ上で高額の回収料を請求する手口を繰り返していた模様で、[[w:2008年|2008年]]以降に千葉県内で、同県[[w:消費者センター|消費者センター]]などに18件の苦情が寄せられた。 また、読売新聞によると、宮城県警での捜索容疑は、宮城支店の従業員が[[w:5月|5月]]に、同県[[w:名取市|名取市]]の無職女性（42歳）に対し家電製品や[[w:煉瓦|レンガ]]の回収料金23万円を請求し、契約解除を記載した書面を交付しなかったなどの疑いがある。この女性は9,450円を支払っている。 朝日新聞によると、宮城県警が6月、[[w:愛媛県警察|愛媛県警]]が[[w:7月|7月]]にそれぞれ、[[w:廃棄物の処理及び清掃に関する法律|廃棄物処理法]]違反（無許可営業）の容疑で同社本社と支店とを捜索したが、特定商取引法違反容疑での捜索は今回が初めてとなる。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100811-OYT1T00462.htm |タイトル=威圧的に高額請求、廃品回収会社の支店捜索 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年8月11日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/0811/TKY201008110220.html |タイトル=勝手に廃品回収、強引に代金請求の疑い　神奈川の業者 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年8月11日}} [[Category:日本]] [[Category:宮城県]] [[Category:千葉県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:かつてにかいしゆうのうえいあつてきにこうかくせいきゆうはいひんかいしゆうかいしやをそうさく}} {{公開中}}

2010-08-21T14:36:06Z

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アテネパラリンピックの銅メダリスト、「車椅子使用で昇格差別」と勤務先を提訴

【2010年8月11日】 読売新聞・朝日新聞によると、車椅子の使用を理由に昇格のための研修を受けることができず、賃金などで格差が生じたのが不当だとして、パラリンピック銅メダリスト・寒川(かんがわ)進さん(41歳、京都市西京区在住)が、自らの勤務先である自動車部品メーカー・『ジヤトコ』(静岡県富士市)を相手取り、職能資格上の地位確認と差額賃金など計約1,800万円の損害賠償を求める訴訟を、8月10日(UTC+9)に京都地裁に起こした。 朝日新聞によると、寒川さんは入社後の1989年に、バイクの転倒事故で下半身不随となり、車椅子で陸上競技を始めた。読売新聞によると、その後2003年4月に勤務先の合併に伴いジヤトコ社員となった。 朝日新聞によると、パラリンピックには2004年のアテネ大会、2008年の北京大会に出場。現在は京都府南丹市の同社工場で自動車部品の検査業務に当たっている。 朝日新聞によると、訴状の内容では、寒川さんは2005年以降に、昇進に向けての講習と検定の受講を上司に対し何度も申し入れたが、研修施設が車椅子に対応していないことなどを理由に断られたり、昇進についても「これ以上は無理だろう」と言われたりしたと主張。寒川さんは、昇進試験を受けていれば得られたと見られる職能等級に位置することの確認も求めている。また、読売新聞によれば、「能力や経験に応じた昇格を、障害を理由に見送ったのは、差別的取扱を禁じた労働基準法などに違反する」と主張している。 読売新聞によると、寒川さんはアテネパラリンピックの車椅子男子4X400メートルリレーで銅メダルを獲得している。 朝日新聞によると、寒川さんは、提訴後に京都市内で記者会見を開き、「一般社員と同じ業務をこなしてきた自負がある。障害を理由に昇進を拒むのはおかしい」とコメントした。一方、ジヤトコ経営企画部は「訴状が届いておらず、コメントは控えたい」としている。

【2010年8月11日】 読売新聞・朝日新聞によると、車椅子の使用を理由に昇格のための研修を受けることができず、賃金などで格差が生じたのが不当だとして、パラリンピック銅メダリスト・寒川（かんがわ）進さん（41歳、京都市西京区在住）が、自らの勤務先である自動車部品メーカー・『ジヤトコ』（静岡県富士市）を相手取り、職能資格上の地位確認と差額賃金など計約1,800万円の損害賠償を求める訴訟を、8月10日（UTC+9）に京都地裁に起こした。 朝日新聞によると、寒川さんは入社後の1989年に、バイクの転倒事故で下半身不随となり、車椅子で陸上競技を始めた。読売新聞によると、その後2003年4月に勤務先の合併に伴いジヤトコ社員となった。 朝日新聞によると、パラリンピックには2004年のアテネ大会、2008年の北京大会に出場。現在は京都府南丹市の同社工場で自動車部品の検査業務に当たっている。 朝日新聞によると、訴状の内容では、寒川さんは2005年以降に、昇進に向けての講習と検定の受講を上司に対し何度も申し入れたが、研修施設が車椅子に対応していないことなどを理由に断られたり、昇進についても「これ以上は無理だろう」と言われたりしたと主張。寒川さんは、昇進試験を受けていれば得られたと見られる職能等級に位置することの確認も求めている。また、読売新聞によれば、「能力や経験に応じた昇格を、障害を理由に見送ったのは、差別的取扱を禁じた労働基準法などに違反する」と主張している。 読売新聞によると、寒川さんはアテネパラリンピックの車椅子男子4X400メートルリレーで銅メダルを獲得している。 朝日新聞によると、寒川さんは、提訴後に京都市内で記者会見を開き、「一般社員と同じ業務をこなしてきた自負がある。障害を理由に昇進を拒むのはおかしい」とコメントした。一方、ジヤトコ経営企画部は「訴状が届いておらず、コメントは控えたい」としている。

{{日付|2010年8月11日}} {{Wikipediapar|ジヤトコ}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:朝日新聞|朝日新聞]]によると、[[w:車椅子|車椅子]]の使用を理由に昇格のための研修を受けることができず、[[w:賃金|賃金]]などで格差が生じたのが不当だとして、[[w:パラリンピック|パラリンピック]][[w:銅メダル|銅メダリスト]]・[[w:寒川進|寒川（かんがわ）進]]<!---スポーツ選手（メダリスト）であることで、Wikipediaで記事が作成される可能性があるので、敢えてリンクを張る--->さん（41歳、[[w:京都市|京都市]][[w:西京区|西京区]]在住）が、自らの勤務先である[[w:自動車|自動車]]部品メーカー・『[[w:ジヤトコ|ジヤトコ]]』（[[w:静岡県|静岡県]][[w:富士市|富士市]]）を相手取り、職能資格上の地位確認と差額賃金など計約1,800万円の[[w:損害賠償|損害賠償]]を求める[[w:訴訟|訴訟]]を、[[w:8月10日|8月10日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に[[w:京都地方裁判所|京都地裁]]に起こした。 朝日新聞によると、寒川さんは入社後の[[w:1989年|1989年]]に、[[w:オートバイ|バイク]]の転倒[[w:交通事故|事故]]で[[w:下半身不随|下半身不随]]となり、車椅子で[[w:陸上競技|陸上競技]]を始めた。読売新聞によると、その後[[w:2003年|2003年]][[w:4月|4月]]に勤務先の[[w:企業合併|合併]]に伴いジヤトコ社員となった。 朝日新聞によると、パラリンピックには[[w:2004年|2004年]]の[[w:アテネパラリンピック|アテネ大会]]、[[w:2008年|2008年]]の[[w:北京パラリンピック|北京大会]]に出場。現在は[[w:京都府|京都府]][[w:南丹市|南丹市]]の同社工場で自動車部品の検査業務に当たっている。 朝日新聞によると、訴状の内容では、寒川さんは[[w:2005年|2005年]]以降に、昇進に向けての講習と検定の受講を上司に対し何度も申し入れたが、研修施設が車椅子に対応していないことなどを理由に断られたり、昇進についても「これ以上は無理だろう」と言われたりしたと主張。寒川さんは、昇進試験を受けていれば得られたと見られる職能等級に位置することの確認も求めている。また、読売新聞によれば、「能力や経験に応じた昇格を、障害を理由に見送ったのは、差別的取扱を禁じた[[w:労働基準法|労働基準法]]などに違反する」と主張している。 読売新聞によると、寒川さんはアテネパラリンピックの車椅子男子4X400メートルリレーで[[w:銅メダル|銅メダル]]を獲得している。 朝日新聞によると、寒川さんは、提訴後に京都市内で[[w:プレスリリース#記者会見|記者会見]]を開き、「一般社員と同じ業務をこなしてきた自負がある。障害を理由に昇進を拒むのはおかしい」とコメントした。一方、ジヤトコ経営企画部は「訴状が届いておらず、コメントは控えたい」としている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100811-OYT1T00025.htm |タイトル=車いす使用で差別、パラリンピック銅の男性提訴 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年8月11日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/0810/OSK201008100117.html |タイトル=パラ五輪銅、寒川さん勤務先提訴「障害理由に昇進拒否」 |著者=玉置太郎(asahi.com) |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年8月10日}} [[Category:日本]] [[Category:京都府]] [[Category:社会]] [[Category:裁判]] [[Category:労働]] [[Category:スポーツ]] {{DEFAULTSORT:あてねはらりんひつくのとうめたりすとくるまいすしようてしようかくさへつときんむさきをていそ}} {{公開中}}

2010-08-22T14:20:32Z

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世界保健機関、新型インフルエンザのパンデミック終結を宣言

【2010年8月12日】 世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は8月10日(UTC+2)、滞在中の香港から電話を通じて記者会見を行い、新型インフルエンザの世界的流行(パンデミック)について「世界は、ポスト・パンデミック期に移行している」と述べ、流行の警戒水準を最高レベルの「フェーズ6」から、その次の段階と定義され、パンデミック期を乗り越えたことを示す「ポスト・パンデミック期(最盛期後)」に移行したと発表。昨年6月から継続してきたパンデミックの終結を宣言した。 WHOは10日、新型インフルエンザに対する対応を検討するための外部専門家による緊急の委員会を開催した。同委員会での議論で、冬場である南半球においても感染規模が大きくないことから、大流行は一段落したと判断され、これを踏まえてチャン事務局長が流行終結を宣言した。 チャン事務局長は水準変更の理由として、新型インフルエンザの流行状況が通常の季節性インフルエンザとそれほど変わらなくなってきていることや、世界各国の人口の20-40%が、すでに感染しているなどの理由で新型インフルエンザに対する抗体を獲得していることなどを挙げている。一方、各国に対して「(新型インフルエンザを)引き続き警戒していくことがきわめて重要である」と呼びかけたほか、ワクチンの有効性についても強調し、積極的に接種を行うよう呼びかけた。 新型インフルエンザの流行は昨年4月27日に発生認定され、およそ2ヵ月後の昨年6月にWHOがパンデミックを宣言、今年6月にはピーク越えを宣言していた。8月1日時点でのWHOのまとめによると、感染が確認されたのは世界の214の国と地域で、死者の数は18,449人。日本においては今年6月末に死者数が200人に達した一方、これに先立つ今年3月には厚生労働省が「第一波は沈静化した」と発表した。 本ニュースは「読売新聞」、「共同通信」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年8月12日】 世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は8月10日（UTC+2）、滞在中の香港から電話を通じて記者会見を行い、新型インフルエンザの世界的流行（パンデミック）について「世界は、ポスト・パンデミック期に移行している」と述べ、流行の警戒水準を最高レベルの「フェーズ6」から、その次の段階と定義され、パンデミック期を乗り越えたことを示す「ポスト・パンデミック期（最盛期後）」に移行したと発表。昨年6月から継続してきたパンデミックの終結を宣言した。 WHOは10日、新型インフルエンザに対する対応を検討するための外部専門家による緊急の委員会を開催した。同委員会での議論で、冬場である南半球においても感染規模が大きくないことから、大流行は一段落したと判断され、これを踏まえてチャン事務局長が流行終結を宣言した。 チャン事務局長は水準変更の理由として、新型インフルエンザの流行状況が通常の季節性インフルエンザとそれほど変わらなくなってきていることや、世界各国の人口の20-40%が、すでに感染しているなどの理由で新型インフルエンザに対する抗体を獲得していることなどを挙げている。一方、各国に対して「（新型インフルエンザを）引き続き警戒していくことがきわめて重要である」と呼びかけたほか、ワクチンの有効性についても強調し、積極的に接種を行うよう呼びかけた。 新型インフルエンザの流行は昨年4月27日に発生認定され、およそ2ヵ月後の昨年6月にWHOがパンデミックを宣言、今年6月にはピーク越えを宣言していた。8月1日時点でのWHOのまとめによると、感染が確認されたのは世界の214の国と地域で、死者の数は18,449人。日本においては今年6月末に死者数が200人に達した一方、これに先立つ今年3月には厚生労働省が「第一波は沈静化した」と発表した。

{{2009年新型インフルエンザ}} {{日付|2010年8月12日}} [[w:世界保健機関|世界保健機関]](WHO)の[[w:陳馮富珍|マーガレット・チャン]]事務局長は8月10日（{{UTC|+2}}）<!--情報源から時間基準をジュネーブ時間と判断-->、滞在中の[[w:香港|香港]]から[[w:電話|電話]]を通じて[[w:記者会見|記者会見]]を行い<ref name="yomi">{{情報源・ウェブ|url=http://web.archive.org/web/20130516093822/http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100810-OYT1T01033.htm|タイトル=新型インフル「パンデミック」終結宣言…ＷＨＯ|著者=YOMIURI ONLINE【[[w:ジュネーヴ|ジュネーブ]]＝平本秀樹】|発行者=読売新聞|日付=2010年8月10日}}</ref><ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081001000841.html|タイトル=ＷＨＯが新型インフル終息宣言　死者１万８千人以上|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]【ジュネーブ・香港共同】|発行者=共同通信社|日付=2010年8月10日}}</ref>、[[w:2009年新型インフルエンザの世界的流行|新型インフルエンザの世界的流行]]（[[w:パンデミック|パンデミック]]）について「世界は、ポスト・パンデミック期に移行している」と述べ<ref name="yomi" />、流行の警戒水準を最高レベルの「フェーズ6」から<ref name="yomi" /><ref name="47n" /><ref name="asa">{{情報源・ウェブ|url=http://www.asahi.com/international/update/0810/TKY201008100450.html|タイトル=新型インフルのパンデミック終息宣言　ＷＨＯ事務局長|著者=asahi.com【ジュネーブ＝稲田信司】|発行者=朝日新聞社|日付=2010年8月10日}}</ref>、その次の段階と定義され<ref name="47n" />、パンデミック期を乗り越えたことを示す<ref name="yomi" />「ポスト・パンデミック期（最盛期後）」に移行したと発表<ref name="yomi" /><ref name="47n" /><ref name="asa" />。昨年6月から継続してきたパンデミックの終結を宣言した<ref name="yomi" /><ref name="47n" /><ref name="asa" />。 WHOは10日、新型インフルエンザに対する対応を検討するための外部専門家による緊急の委員会を開催した<ref name="47n" /><ref name="asa" />。同委員会での議論で、[[w:冬|冬場]]である[[w:南半球|南半球]]においても感染規模が大きくないことから、大流行は一段落したと判断され<ref name="47n" />、これを踏まえてチャン事務局長が流行終結を宣言した<ref name="asa" />。 チャン事務局長は水準変更の理由として、新型インフルエンザの流行状況が通常の季節性[[w:インフルエンザ|インフルエンザ]]とそれほど変わらなくなってきていることや<ref name="yomi" /><ref name="47n" />、世界各国の人口の20-40%が、すでに感染しているなどの理由で新型インフルエンザに対する[[w:抗体|抗体]]を獲得していることなどを挙げている<ref name="yomi" />。一方、各国に対して「（新型インフルエンザを）引き続き警戒していくことがきわめて重要である」と呼びかけた<ref name="47n" />ほか、[[w:ワクチン|ワクチン]]の有効性についても強調し、積極的に接種を行うよう呼びかけた<ref name="yomi" />。 新型インフルエンザの流行は昨年4月27日に発生認定され<ref name="47n" />、およそ2ヵ月後の昨年6月にWHOがパンデミックを宣言、今年6月にはピーク越えを宣言していた<ref name="asa" />。8月1日時点でのWHOのまとめによると、感染が確認されたのは世界の214の[[w:国家|国]]と地域で、死者の数は18,449人<ref name="47n" /><ref name="asa" />。[[w:日本|日本]]においては今年6月末に死者数が200人に達した<ref name="47n" />一方、これに先立つ今年3月には[[w:厚生労働省|厚生労働省]]が「第一波は沈静化した」と発表した<ref name="asa" />。 == 情報源 == 本ニュースは「読売新聞」、「共同通信」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。 <references /> == 関連ニュース == * {{ウィキニュース|WHO、新型インフルエンザの警戒度最高位の「パンデミック」に|2009年6月12日}} [[Category:アジア]] [[Category:香港]] [[Category:ヨーロッパ]] [[Category:スイス]] {{DEFAULTSORT:せかいほけんきかん しんかたいんふるえんさのはんてみつくしゆうけつをせんけん}} {{公開中}}

2013-09-28T05:55:36Z

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余部鉄橋の新橋梁が完成、風速30メートルでも運行可能に

【2010年8月12日】 毎日新聞・産経新聞によると、JR山陰本線鎧~餘部間に架かる余部鉄橋(兵庫県香美町香住区)に代わる新しいコンクリート橋が完成し、8月12日午前6時半(UTC+9)に一番列車が通過した。 産経新聞によると、旧余部鉄橋は1912(明治45)年に完成。長さは約310メートル、地上からの高さは約41メートルを誇り、壮大な景観が人気を集めていた。しかし、1986年に発生した回送列車の転落事故(余部鉄橋列車転落事故)を受け、当時の国鉄が運行規制を厳格化したため、1987年以降は列車の運休が相次ぐようになり、運休となる本数は年間平均約120本に上っていた。このため、JR西日本は、強風でも運行可能になるよう防風壁を設置した新しいコンクリート橋を旧鉄橋の南側に建設。旧鉄橋は7月16日に約1世紀に亘る歴史に幕を閉じ、新コンクリート橋の工事は8月11日に完了した。 毎日新聞によると、新橋梁は長さ310メートル、地上からの高さ41.5メートルで、旧鉄橋とほぼ同じ規模となった。整備費は約30億円。高さ1.7メートルの透明なアクリル製の防風壁を備えており、風速毎秒30メートルまで運行可能なように運行規制が緩和され、常態化していた冬季の運休や遅れは9割程度減らせる見込みとしている。 産経新聞によると、この日は、始発となった浜坂発豊岡行き普通列車に、地元住民や日本全国から集まった鉄道ファンらが乗り込み、記念撮影をしたり、地酒で乾杯したりして、新橋梁の開通を祝った。また、毎日新聞によれば、新橋梁の袂で行われた記念式典では、同社の西川直輝副社長が、6人が犠牲になった1986年の列車転落事故で当時46歳の妻を亡くした遺族連絡会会長の岡本倫明さん(76歳)と共に慰霊碑に献花した。 毎日新聞によると、兵庫県は、98年間親しまれてきた鉄橋の橋脚のうち3基は今後も残し、2012年度中に展望台・『空の駅』として整備する方針である。

【2010年8月12日】 毎日新聞・産経新聞によると、JR山陰本線鎧～餘部間に架かる余部鉄橋（兵庫県香美町香住区）に代わる新しいコンクリート橋が完成し、8月12日午前6時半（UTC+9）に一番列車が通過した。 産経新聞によると、旧余部鉄橋は1912（明治45）年に完成。長さは約310メートル、地上からの高さは約41メートルを誇り、壮大な景観が人気を集めていた。しかし、1986年に発生した回送列車の転落事故（余部鉄橋列車転落事故）を受け、当時の国鉄が運行規制を厳格化したため、1987年以降は列車の運休が相次ぐようになり、運休となる本数は年間平均約120本に上っていた。このため、JR西日本は、強風でも運行可能になるよう防風壁を設置した新しいコンクリート橋を旧鉄橋の南側に建設。旧鉄橋は7月16日に約1世紀に亘る歴史に幕を閉じ、新コンクリート橋の工事は8月11日に完了した。 毎日新聞によると、新橋梁は長さ310メートル、地上からの高さ41.5メートルで、旧鉄橋とほぼ同じ規模となった。整備費は約30億円。高さ1.7メートルの透明なアクリル製の防風壁を備えており、風速毎秒30メートルまで運行可能なように運行規制が緩和され、常態化していた冬季の運休や遅れは9割程度減らせる見込みとしている。 産経新聞によると、この日は、始発となった浜坂発豊岡行き普通列車に、地元住民や日本全国から集まった鉄道ファンらが乗り込み、記念撮影をしたり、地酒で乾杯したりして、新橋梁の開通を祝った。また、毎日新聞によれば、新橋梁の袂で行われた記念式典では、同社の西川直輝副社長が、6人が犠牲になった1986年の列車転落事故で当時46歳の妻を亡くした遺族連絡会会長の岡本倫明さん（76歳）と共に慰霊碑に献花した。 毎日新聞によると、兵庫県は、98年間親しまれてきた鉄橋の橋脚のうち3基は今後も残し、2012年度中に展望台・『空の駅』として整備する方針である。

{{日付|2010年8月12日}} [[image:Amarube-tekkyo bridge-1.JPG|thumb|余部鉄橋（旧橋梁、{{PD}}）]] {{Wikipediapar|余部橋りょう}} {{2010鉄道関連ニュース}} [[w:毎日新聞|毎日新聞]]・[[w:産経新聞|産経新聞]]によると、[[w:西日本旅客鉄道|JR]][[w:山陰本線|山陰本線]][[w:鎧駅|鎧]]～[[w:餘部駅|餘部]]間に架かる<ref group="注釈">産経新聞より</ref>[[w:余部橋りょう|余部鉄橋]]（[[w:兵庫県|兵庫県]][[w:香美町|香美町]][[w:香住区|香住区]]）に代わる新しい[[w:コンクリート|コンクリート]][[w:橋|橋]]が完成し、[[w:8月12日|8月12日]][[w:午前|午前]]6時半（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に一番[[w:列車|列車]]が通過した。 産経新聞によると、旧余部鉄橋は[[w:1912年|1912（明治45）年]]に完成。長さは約310[[w:メートル|メートル]]、地上からの高さは約41メートルを誇り、壮大な景観が人気を集めていた。しかし、[[w:1986年|1986年]]に発生した[[w:回送|回送]]列車の転落[[w:鉄道事故|事故]]（[[w:日本の鉄道事故 (1950年から1999年)#山陰線余部鉄橋列車転落事故|余部鉄橋列車転落事故]]）を受け、当時の[[w:日本国有鉄道|国鉄]]が運行規制を厳格化したため、[[w:1987年|1987年]]以降は列車の運休が相次ぐようになり、運休となる本数は年間平均約120本に上っていた。このため、[[w:西日本旅客鉄道|JR西日本]]は、[[w:風|強風]]でも運行可能になるよう[[w:防風壁|防風壁]]を設置した新しいコンクリート橋を旧[[w:鉄道橋|鉄橋]]の南側に建設。旧鉄橋は[[w:7月16日|7月16日]]に約1世紀に亘る歴史に幕を閉じ、新コンクリート橋の工事は[[w:8月11日|8月11日]]に完了した。 毎日新聞によると、新橋梁は長さ310メートル、地上からの高さ41.5メートルで、旧鉄橋とほぼ同じ規模となった。整備費は約30億円。高さ1.7メートルの透明な[[w:アクリル|アクリル]]製の防風壁を備えており、[[w:風速|風速]]毎秒30メートルまで運行可能なように運行規制が緩和され、常態化していた[[w:冬|冬]]季の運休や遅れは9割程度減らせる見込みとしている。 産経新聞によると、この日は、始発となった[[w:浜坂駅|浜坂]]発[[w:豊岡駅|豊岡]]行き[[w:普通列車|普通列車]]に、地元住民や[[w:日本|日本]]全国から集まった[[w:鉄道ファン|鉄道ファン]]らが乗り込み、記念撮影をしたり、地[[w:酒|酒]]で[[w:乾杯|乾杯]]したりして、新橋梁の開通を祝った。また、毎日新聞によれば、新橋梁の袂で行われた記念式典では、同社の西川直輝副社長が、6人が犠牲になった1986年の[[w:日本の鉄道事故 (1950年から1999年)#山陰線余部鉄橋列車転落事故|列車転落事故]]で当時46歳の妻を亡くした遺族連絡会会長の岡本倫明さん（76歳）と共に[[w:慰霊碑|慰霊碑]]に献花した。 毎日新聞によると、兵庫県は、98年間親しまれてきた鉄橋の[[w:橋脚|橋脚]]のうち3基は今後も残し、[[w:2012年|2012年]]度中に[[w:展望台|展望台]]・『空の駅』として整備する方針である。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100812k0000e040015000c.html |タイトル=余部鉄橋：新コンクリート橋完成　一番列車に住民１２０人 |著者=皆木成実（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年8月12日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100812/biz1008121121006-n1.htm |タイトル=始発から鉄道ファン続々、余部「新橋」開通　風速30メートルOK |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年8月12日}} [[Category:日本]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:JR西日本]] {{DEFAULTSORT:あまるへてつきようのしんきようりようかかんせいふうそく31めとるてもうんこうかのうに}} {{公開中}}

2010-08-26T15:52:47Z

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遺跡発掘調査の29事業で補助金不正受給、19自治体が返還

【2010年8月14日】 毎日新聞・朝日新聞によると、国の補助金を受けた地方自治体の遺跡発掘事業のうち、文化庁が2010年(UTC+9)度までの6年間で、うち29事業について「補助金の不正受給があった」と認定していたことが判明した。 毎日新聞によると、不正の手口は、未発行の調査報告書を「作成した」とする架空請求や、人件費の水増し請求など。朝日新聞によれば、文化庁は事業を実施した2県17市町村(当時)に対し、補助金約1,023万円の返還を求めた。両報道によると、いずれの自治体とも、不正を認め返還(朝日によれば1,023万円)したという。 毎日新聞によると、地方自治体が実施する遺跡発掘事業に対する国からの補助金は、事業を完了させた自治体が文化庁に対し申請。「現地での発掘調査作業に要する経費」、「出土品の整理作業経費」、「発掘調査報告書作成費」などが補助対象であり、認められた場合、調査の翌年度に補助金を支出する。 朝日新聞によると、不正受給が発覚したのは、愛知・三重の2県と、岩手県・長野県・静岡県・奈良県・京都府・鳥取県・熊本県・長崎県・宮崎県・沖縄県内の17市町村。 毎日新聞によると、不正を指摘された29事業のうち、最も多かったのが「発掘調査報告書作成費」に伴う補助金で、15事業(鳥取県大山町、沖縄県竹富町など10市町村が実施)が返還対象となった。発掘調査報告書は、出土品など発掘の成果をまとめ上げたもので、遺跡の大半は土地の開発などで消失するため、それらの存在を後世に伝える役割を担う。指摘された15事業は、報告書作成を怠っていたにもかかわらず、発刊したように装うことで、作成費を不正に受給していた。中には、報告書の印刷業務を行っていない印刷業者に金のみ預け、「国に提出する上で必要」として請求書や納品書を要請し、でっち上げた書類を国に提出し、報告書が作成されたよう装うケースもあった。また、朝日新聞によれば、発掘調査や遺物整理に従事した人の賃金を、その勤務日数を水増しすることで過大に請求したり、市が負担すべき発掘調査に補助金を流用したりしたケース、補助金の対象外の消耗品を購入したにもかかわらず、調査資料を整理するための消耗品を購入したと虚偽の報告を行ったケース、及び補助金の対象外の業務についての旅費を計上していたケースも判明した。 両報道によると、 文化庁の話では、現在のところ、これらの補助金の私的流用は確認されていないという。 毎日新聞によると、文化庁伝統文化課は、「補助金のやり取りは書類上で行うので、全てチェックするのは困難な部分があった」とコメントしている。

【2010年8月14日】 毎日新聞・朝日新聞によると、国の補助金を受けた地方自治体の遺跡発掘事業のうち、文化庁が2010年（UTC+9）度までの6年間で、うち29事業について「補助金の不正受給があった」と認定していたことが判明した。 毎日新聞によると、不正の手口は、未発行の調査報告書を「作成した」とする架空請求や、人件費の水増し請求など。朝日新聞によれば、文化庁は事業を実施した2県17市町村（当時）に対し、補助金約1,023万円の返還を求めた。両報道によると、いずれの自治体とも、不正を認め返還（朝日によれば1,023万円）したという。 毎日新聞によると、地方自治体が実施する遺跡発掘事業に対する国からの補助金は、事業を完了させた自治体が文化庁に対し申請。「現地での発掘調査作業に要する経費」、「出土品の整理作業経費」、「発掘調査報告書作成費」などが補助対象であり、認められた場合、調査の翌年度に補助金を支出する。 朝日新聞によると、不正受給が発覚したのは、愛知・三重の2県と、岩手県・長野県・静岡県・奈良県・京都府・鳥取県・熊本県・長崎県・宮崎県・沖縄県内の17市町村。 毎日新聞によると、不正を指摘された29事業のうち、最も多かったのが「発掘調査報告書作成費」に伴う補助金で、15事業（鳥取県大山町、沖縄県竹富町など10市町村が実施）が返還対象となった。発掘調査報告書は、出土品など発掘の成果をまとめ上げたもので、遺跡の大半は土地の開発などで消失するため、それらの存在を後世に伝える役割を担う。指摘された15事業は、報告書作成を怠っていたにもかかわらず、発刊したように装うことで、作成費を不正に受給していた。中には、報告書の印刷業務を行っていない印刷業者に金のみ預け、「国に提出する上で必要」として請求書や納品書を要請し、でっち上げた書類を国に提出し、報告書が作成されたよう装うケースもあった。また、朝日新聞によれば、発掘調査や遺物整理に従事した人の賃金を、その勤務日数を水増しすることで過大に請求したり、市が負担すべき発掘調査に補助金を流用したりしたケース、補助金の対象外の消耗品を購入したにもかかわらず、調査資料を整理するための消耗品を購入したと虚偽の報告を行ったケース、及び補助金の対象外の業務についての旅費を計上していたケースも判明した。 両報道によると、 文化庁の話では、現在のところ、これらの補助金の私的流用は確認されていないという。 毎日新聞によると、文化庁伝統文化課は、「補助金のやり取りは書類上で行うので、全てチェックするのは困難な部分があった」とコメントしている。

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2010-08-22T14:26:21Z

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私立大分高校が書道展に不正出展、教諭らを処分

【2010年8月16日】 朝日新聞によると、私立大分高校(大分市)は、2009年から2010年にかけて全日本高校・大学生書道展(日本書芸院・読売新聞社主催)への出品で、同校の在校生以外の名を借りて出品数を水増しする不正が発見されたと発表した。 朝日新聞・読売新聞によると、同校は、書道部顧問の男性教諭が不正に係ったとして、8月16日付で顧問から外した上で、同日付で停職3ヵ月の懲戒処分にすることを決めた。 朝日新聞によると、同校の小山康直校長の話として、最優秀賞を受賞した2009年の『篆刻の部』の出品者名簿に、同校卒業生の名前8人の他、同校の生徒ではない名前25人分があり、少なくとも33点の水増しがあった模様である。読売新聞によると、不正が確定した場合、受賞した県民栄誉賞(県賞詞)の返還について、大分県の指示を仰ぐ方針である。 朝日新聞によると、また、2010年についても、出品は1部門につき1人1点がルールで、同校からの参加者数は273人だったにもかかわらず、漢字940点、かな683点、調和体617点が出品されていたことが判明した。 朝日新聞によると、同高は、同書道展で最優秀賞を2009年も含め過去9回獲得、その功績で2009年に県民栄誉賞を受賞。小山校長は「信頼を裏切った。賞を返上したい気持ちだが、日本書芸院と県の指示に従いたい」とし、日本書芸院と県に対し、同日中に不正の事実を報告する方針である。 読売新聞によると、この他、不正を防止できなかったとして、書道部副顧問の女性教諭を減給10分の1(2ヵ月)、監督責任を問い小山校長を無給2ヵ月の懲戒処分にする方針である。朝日新聞によれば、今後は第三者委員会を発足させ、書道や美術品などの出展の際には、第三者が審査する仕組みを作ることで、再発防止に努めたいとしている。 朝日新聞によると、同高書道部は、2009年には日本テレビ系番組内の全国大会・第1回書道ガールズ甲子園で優勝。また、漫画・「とめはねっ! 鈴里高校書道部」に登場する強豪校・「豊後高校」のモデル校としても有名。

【2010年8月16日】 朝日新聞によると、私立大分高校（大分市）は、2009年から2010年にかけて全日本高校・大学生書道展（日本書芸院・読売新聞社主催）への出品で、同校の在校生以外の名を借りて出品数を水増しする不正が発見されたと発表した。 朝日新聞・読売新聞によると、同校は、書道部顧問の男性教諭が不正に係ったとして、8月16日付で顧問から外した上で、同日付で停職3ヵ月の懲戒処分にすることを決めた。 朝日新聞によると、同校の小山康直校長の話として、最優秀賞を受賞した2009年の『篆刻の部』の出品者名簿に、同校卒業生の名前8人の他、同校の生徒ではない名前25人分があり、少なくとも33点の水増しがあった模様である。読売新聞によると、不正が確定した場合、受賞した県民栄誉賞（県賞詞）の返還について、大分県の指示を仰ぐ方針である。 朝日新聞によると、また、2010年についても、出品は1部門につき1人1点がルールで、同校からの参加者数は273人だったにもかかわらず、漢字940点、かな683点、調和体617点が出品されていたことが判明した。 朝日新聞によると、同高は、同書道展で最優秀賞を2009年も含め過去9回獲得、その功績で2009年に県民栄誉賞を受賞。小山校長は「信頼を裏切った。賞を返上したい気持ちだが、日本書芸院と県の指示に従いたい」とし、日本書芸院と県に対し、同日中に不正の事実を報告する方針である。 読売新聞によると、この他、不正を防止できなかったとして、書道部副顧問の女性教諭を減給10分の1（2ヵ月）、監督責任を問い小山校長を無給2ヵ月の懲戒処分にする方針である。朝日新聞によれば、今後は第三者委員会を発足させ、書道や美術品などの出展の際には、第三者が審査する仕組みを作ることで、再発防止に努めたいとしている。 朝日新聞によると、同高書道部は、2009年には日本テレビ系番組内の全国大会・第1回書道ガールズ甲子園で優勝。また、漫画・「とめはねっ! 鈴里高校書道部」に登場する強豪校・「豊後高校」のモデル校としても有名。

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2015-11-16T10:23:46Z

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須磨海水浴場の海の家で麻薬使用、容疑で大学生ら5人逮捕

【2010年8月16日】 朝日新聞・読売新聞によると、須磨海水浴場(神戸市須磨区)で麻薬のLSDなどを所持していたなどとして、兵庫県警須磨署が、大阪府在住の大学生ら10代の男女4人と、20代の男の計5人を、麻薬取締法違反(所持)及び同法違反(使用)の容疑で逮捕していたことが判明した。 朝日新聞によると、逮捕された5人は、同海水浴場の「海の家」で開かれた音楽ライブに、客として訪れていたと見られ、同県警は、5人以外にも薬物に関与していた客がいた可能性があると見て調べている。 朝日新聞によると、同県警の話として、10代の少年2人と20代の男の計3人は、8月13日(UTC+9)夜に、同海水浴場の海の家の店付近で、麻薬のケタミンやLSDを隠し持っていた疑いが、また、10代の少年少女は、ケタミンを使用した状態で店付近にいた疑いがある。使用容疑の少年1人は容疑を否認、他の4人は認めている模様である。読売新聞によると、逮捕された少年らはいずれも知り合いで、13日夜の音楽ライブに来ていた。 読売新聞によると、同海水浴場の一部の海の家で開催される「レイブ」と呼称される音楽ダンスパーティーで薬物が売買されているとの旨の書き込みが、インターネット掲示板に対しされていたため、同署が警戒していた。 朝日新聞によると、当該の海の家のオーナーと称する男性は、「客が薬物をやっているかどうかは自分達には判らない」とコメントした。

【2010年8月16日】 朝日新聞・読売新聞によると、須磨海水浴場（神戸市須磨区）で麻薬のLSDなどを所持していたなどとして、兵庫県警須磨署が、大阪府在住の大学生ら10代の男女4人と、20代の男の計5人を、麻薬取締法違反（所持）及び同法違反（使用）の容疑で逮捕していたことが判明した。 朝日新聞によると、逮捕された5人は、同海水浴場の「海の家」で開かれた音楽ライブに、客として訪れていたと見られ、同県警は、5人以外にも薬物に関与していた客がいた可能性があると見て調べている。 朝日新聞によると、同県警の話として、10代の少年2人と20代の男の計3人は、8月13日（UTC+9）夜に、同海水浴場の海の家の店付近で、麻薬のケタミンやLSDを隠し持っていた疑いが、また、10代の少年少女は、ケタミンを使用した状態で店付近にいた疑いがある。使用容疑の少年1人は容疑を否認、他の4人は認めている模様である。読売新聞によると、逮捕された少年らはいずれも知り合いで、13日夜の音楽ライブに来ていた。 読売新聞によると、同海水浴場の一部の海の家で開催される「レイブ」と呼称される音楽ダンスパーティーで薬物が売買されているとの旨の書き込みが、インターネット掲示板に対しされていたため、同署が警戒していた。 朝日新聞によると、当該の海の家のオーナーと称する男性は、「客が薬物をやっているかどうかは自分達には判らない」とコメントした。

{{日付|2010年8月16日}} [[画像:Suma Beach.jpg|thumb|250px|right|須磨海水浴場]] [[画像:Live Event in Suma Beach01.jpg|thumb|250px|須磨海水浴場の海の家でのライブイベント(記事中の海の家とは無関係)]] [[w:朝日新聞|朝日新聞]]・[[w:読売新聞|読売新聞]]によると、[[w:須磨海水浴場|須磨海水浴場]]（[[w:神戸市|神戸市]][[w:須磨区|須磨区]]）で[[w:麻薬|麻薬]]の[[w:LSD (薬物)|LSD]]などを所持していたなどとして、[[w:兵庫県警察|兵庫県警]][[w:須磨警察署|須磨署]]が、[[w:大阪府|大阪府]]在住の[[w:大学|大学]]生ら10代の男女4人<ref group="注釈">読売新聞では5人</ref>と、20代の男の計5人<ref group="注釈">同、6人</ref>を、[[w:麻薬及び向精神薬取締法|麻薬取締法]]違反（所持）及び同法違反（使用）の容疑で逮捕していたことが判明した。 朝日新聞によると、逮捕された5人は、同[[w:海水浴|海水浴]]場の「[[w:海の家|海の家]]」で開かれた[[w:音楽|音楽]][[w:演奏会|ライブ]]に、客として訪れていたと見られ、同県警は、5人以外にも[[w:薬物|薬物]]に関与していた客がいた可能性があると見て調べている。 朝日新聞によると、同県警の話として、10代の少年2人と20代の男の計3人は、[[w:8月13日|8月13日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）夜に、同海水浴場の海の家の店付近で、麻薬の[[w:ケタミン|ケタミン]]やLSDを隠し持っていた疑いが、また、10代の少年少女は、ケタミンを使用した状態で店付近にいた疑いがある。使用容疑の少年1人は容疑を否認、他の4人は認めている模様である。読売新聞によると、逮捕された少年らはいずれも知り合いで、13日夜の音楽ライブに来ていた。 読売新聞によると、同海水浴場の一部の海の家で開催される「[[w:レイブ (音楽)|レイブ]]」と呼称される音楽[[w:ダンス|ダンス]][[w:パーティー|パーティー]]で薬物が売買されているとの旨の書き込みが、[[w:インターネット|インターネット]][[w:電子掲示板|掲示板]]に対しされていたため、同署が警戒していた。 朝日新聞によると、当該の海の家のオーナーと称する男性は、「客が薬物をやっているかどうかは自分達には判らない」とコメントした。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/0816/OSK201008150163.html |タイトル=海の家で麻薬使用の疑い、大学生ら5人逮捕　神戸・須磨 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年8月16日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100816-OYT1T00776.htm |タイトル=「レイブ」会場で麻薬所持などの疑い、6人逮捕 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年8月16日}} [[Category:日本]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:すまかいすいよくしようのうみのいえてまやくしようようきてたいかくせいら5にんたいほ}} {{公開中}}

2010-08-30T02:55:19Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E9%A0%88%E7%A3%A8%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%B5%B4%E5%A0%B4%E3%81%AE%E6%B5%B7%E3%81%AE%E5%AE%B6%E3%81%A7%E9%BA%BB%E8%96%AC%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%80%81%E5%AE%B9%E7%96%91%E3%81%A7%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%82%895%E4%BA%BA%E9%80%AE%E6%8D%95

訃報 フランチェスコ・コッシガ元イタリア大統領 史上最年少で大統領に選出

【2010年8月18日】 元イタリア首相・大統領のフランチェスコ・コッシガ氏が8月17日(UTC+2)、ローマ市内の病院で死去した。82歳だった。 1928年、サルデーニャ島に生まれ、1945年にキリスト教民主党に入党し、29歳で下院議員に当選した。1978年に内務大臣に就任するが、極左集団によるモーロ元首相誘拐・殺害事件の責任を取って1978年に辞任した。その後1979年に首相に就任。翌1980年まで務め、同年のヴェネツィア・サミットの議長を務めた。 1985年、史上最年少となる56歳でイタリア大統領に選出され、1992年まで務めた。辞任後、終身上院議員となった。 本ニュースは「共同通信」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年8月18日】 元イタリア首相・大統領のフランチェスコ・コッシガ氏が8月17日（UTC+2）、ローマ市内の病院で死去した。82歳だった。 1928年、サルデーニャ島に生まれ、1945年にキリスト教民主党に入党し、29歳で下院議員に当選した。1978年に内務大臣に就任するが、極左集団によるモーロ元首相誘拐・殺害事件の責任を取って1978年に辞任した。その後1979年に首相に就任。翌1980年まで務め、同年のヴェネツィア・サミットの議長を務めた。 1985年、史上最年少となる56歳でイタリア大統領に選出され、1992年まで務めた。辞任後、終身上院議員となった。

{{日付|2010年8月18日}} [[ファイル:Cossiga Francesco.jpg|thumb|160px|コッシガ元大統領（Presidenza della Repubblica提供）]] 元[[w:イタリア|イタリア]][[w:イタリアの首相|首相]]・[[w:共和国大統領 (イタリア)|大統領]]の[[w:フランチェスコ・コッシガ|フランチェスコ・コッシガ]]氏が8月17日（{{UTC|+2}}）、<!-- [[w:呼吸不全|呼吸不全]]のため<ref group="注釈">朝日新聞より</ref> -->[[w:ローマ|ローマ]]市内の病院で死去した。82歳だった<ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081701001069.html|タイトル=フランチェスコ・コシガ氏死去　イタリア元首相|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年8月17日}}</ref><ref name="asa">{{情報源・ウェブ|url=http://www.asahi.com/obituaries/update/0817/TKY201008170386.html|タイトル=コシガ伊元大統領が死去　８５年に史上最年少で選出|著者=asahi.com|発行者=朝日新聞社|日付=2010年8月17日}}</ref>。 1928年、[[w:サルデーニャ|サルデーニャ島]]に生まれ、1945年に[[w:キリスト教民主主義 (イタリア 1942-1994)|キリスト教民主党]]に入党し<ref name="47n" />、29歳で[[w:代議院 (イタリア)|下院議員]]に当選した<ref name="asa" />。1978年に内務大臣に就任するが、[[w:極左|極左]]集団による[[w:アルド・モーロ|モーロ]]元首相誘拐・殺害事件の責任を取って1978年に辞任した<ref name="47n" />。その後1979年に首相に就任<ref name="47n" /><ref name="asa" />。翌1980年まで務め<ref name="47n" />、同年の[[w:ヴェネツィア|ヴェネツィア]]・[[w:第6回先進国首脳会議|サミット]]の議長を務めた<ref name="asa" />。 1985年、史上最年少となる56歳でイタリア大統領に選出され<ref name="asa" />、1992年まで務めた<ref name="47n" /><ref name="asa" />。辞任後、[[w:元老院 (イタリア)|終身上院議員]]となった<ref name="47n" />。 == 情報源 == 本ニュースは「共同通信」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:ヨーロッパ]] [[Category:イタリア]] [[Category:政治]] [[Category:各国の政治]] [[Category:ひと]] [[Category:訃報|こつしか ふらんちえすこ]] {{DEFAULTSORT:ふほう ふらんちえすこ こつしかもといたりあたいとうりよう ししようさいねんしようてたいとうりようにせんしゆつ}} {{公開中}} <!-- 記事が書きあがった時点で{{査読中}}に書き換えます。 自分で書いた項目は{{公開中}}には換えないでください。 査読中のものに新たに資料を付け加えた場合、大幅な加筆をした場合も同様です。 公開前になるべく多くの投稿者に目を通してもらうようにしましょう。 --> <!--[[it:Roma: è morto Francesco Cossiga]]-->

2014-08-31T14:40:53Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E8%A8%83%E5%A0%B1_%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%82%AC%E5%85%83%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98_%E5%8F%B2%E4%B8%8A%E6%9C%80%E5%B9%B4%E5%B0%91%E3%81%A7%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%AB%E9%81%B8%E5%87%BA

電子タバコから「ニコチン」 - 国民生活センター主催調査

【2010年8月20日】 NHKによると、専用カートリッジに様々な香りや味を詰めて、電気で蒸気に変えて本物のタバコのように吸引する「電子タバコ」の一部から日本の薬事法で使用が規制されているニコチンが少量検出されていたことが、消費者団体の国民生活センターが主催した調査でわかった。 朝日新聞によると、今回センターが調査したのは日本で市販されている電子タバコ・45製品。その製品類の液体成分を調べたところ、15製品でニコチンが検出された。電子タバコで最も多くニコチンが(カートリッジ1本分で)含有されていたのはタバコ1本分の煙に含まれる最低量の約4倍程度のもの。ただカートリッジ1本で200回程度吸引できるので、「普通のタバコに比べるとかなり少ない」としている。調査の担当者は「製造工程で意図もせずに混入したものかは現段階でわからない」と説明している。 NHKによると、電子タバコは本物のタバコに代わる商品としてここ最近禁煙中の人を中心に使われているが、各地の消費生活センターによると、「ニコチンが入っていないとあるが、本当か」という相談や苦情が今年6月までの3年間に309件あった。そこでセンターが調査した結果、一部銘柄からニコチンが検出された。 朝日とNHKによると、ニコチンは医薬品以外では原則使用が禁じられており、「薬事法上の問題がある」と指摘。これを受けて厚生労働省はニコチン含有の電子タバコは販売の中止や回収をするように全国各都道府県に要請した。またセンターは消費者に対しても「電子タバコは一部安全性がはっきりしていないので安易に使用しないでほしい」と呼びかけている

【2010年8月20日】 NHKによると、専用カートリッジに様々な香りや味を詰めて、電気で蒸気に変えて本物のタバコのように吸引する「電子タバコ」の一部から日本の薬事法で使用が規制されているニコチンが少量検出されていたことが、消費者団体の国民生活センターが主催した調査でわかった。 朝日新聞によると、今回センターが調査したのは日本で市販されている電子タバコ・45製品。その製品類の液体成分を調べたところ、15製品でニコチンが検出された。電子タバコで最も多くニコチンが（カートリッジ1本分で）含有されていたのはタバコ1本分の煙に含まれる最低量の約4倍程度のもの。ただカートリッジ1本で200回程度吸引できるので、「普通のタバコに比べるとかなり少ない」としている。調査の担当者は「製造工程で意図もせずに混入したものかは現段階でわからない」と説明している。 NHKによると、電子タバコは本物のタバコに代わる商品としてここ最近禁煙中の人を中心に使われているが、各地の消費生活センターによると、「ニコチンが入っていないとあるが、本当か」という相談や苦情が今年6月までの3年間に309件あった。そこでセンターが調査した結果、一部銘柄からニコチンが検出された。 朝日とNHKによると、ニコチンは医薬品以外では原則使用が禁じられており、「薬事法上の問題がある」と指摘。これを受けて厚生労働省はニコチン含有の電子タバコは販売の中止や回収をするように全国各都道府県に要請した。またセンターは消費者に対しても「電子タバコは一部安全性がはっきりしていないので安易に使用しないでほしい」と呼びかけている

{{日付|2010年8月20日}} NHKによると、専用カートリッジに様々な香りや味を詰めて、電気で蒸気に変えて本物の[[w:タバコ|タバコ]]のように吸引する「[[w:電子タバコ|電子タバコ]]」の一部から[[w:薬事法|日本の薬事法]]で使用が規制されている[[w:ニコチン|ニコチン]]が少量検出されていたことが、消費者団体の[[w:国民生活センター|国民生活センター]]が主催した調査でわかった。 朝日新聞によると、今回センターが調査したのは[[w:日本|日本]]で市販されている電子タバコ・45製品<ref name="NHK">NHKでは25銘柄を分析し、11銘柄からニコチンが検出されたとある</ref>。その製品類の液体成分を調べたところ、15製品でニコチンが検出された<ref name="NHK"/>。電子タバコで最も多くニコチンが（カートリッジ1本分で）含有されていたのはタバコ1本分の煙に含まれる最低量の約4倍程度のもの。ただカートリッジ1本で200回程度吸引できるので、「普通のタバコに比べるとかなり少ない」としている。調査の担当者は「製造工程で意図もせずに混入したものかは現段階でわからない」と説明している。 NHKによると、電子タバコは本物のタバコに代わる商品としてここ最近[[w:禁煙|禁煙中]]の人を中心に使われているが、各地の消費生活センターによると、「ニコチンが入っていないとあるが、本当か」という相談や苦情が今年6月までの3年間に309件あった。そこでセンターが調査した結果、一部銘柄からニコチンが検出された。 朝日とNHKによると、ニコチンは[[w:医薬品|医薬品]]以外では原則使用が禁じられており、「薬事法上の問題がある」と指摘<ref name="朝日">朝日より</ref>。これを受けて[[w:厚生労働省|厚生労働省]]はニコチン含有の電子タバコは販売の中止や回収をするように全国各[[w:都道府県|都道府県]]に要請した<ref name="朝日"/>。またセンターは消費者に対しても「電子タバコは一部安全性がはっきりしていないので安易に使用しないでほしい」と呼びかけている<ref>NHKより</ref> == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.nhk.or.jp/news/html/20100818/t10013431361000.html |タイトル=電子タバコ 一部からニコチン |著者=NHKニュース |発行者=日本放送協会 |日付=2010年8月18日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/0818/TKY201008180320.html |タイトル=電子たばこ、一部から微量のニコチン　１５商品で検出 |著者=asahi.com　小林未来 |発行者=朝日新聞 |日付=2010年8月18日}} <references/> [[Category:日本]] [[Category:医学]] [[Category:健康]] [[Category:社会]] {{DEFAULTSORT:てんしたはこからにこちん - こくみんせいかつせんたあしゆさいちようさ}} {{公開中}}

2010-08-22T06:43:30Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%8C%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%81%E3%83%B3%E3%80%8D_-_%E5%9B%BD%E6%B0%91%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E4%B8%BB%E5%82%AC%E8%AA%BF%E6%9F%BB

大阪大学医学系研究科の元教授が研究費1,731万円を不正使用

【2010年8月21日】 読売新聞・毎日新聞によると、大阪大学は、同大学大学院医学系研究科の男性元教授(64歳、3月末に退職し現在は特任教授)が、2005年(UTC+9)から2010年にかけて、国からの研究補助金など計約1,7631万円を不正使用していたと発表した。 毎日新聞によると、この元教授は、部下にカラ出張をさせたり、物品購入の架空伝票を作成するなどして、業者や研究室の口座などにプールしていた模様である。読売新聞によれば、同大学は今後も調査を継続し、この元教授の懲戒処分を決める方針である。 毎日新聞によると、同大学の話として、プールされた現金からは、元教授に対して計約253万円が支給されており、このうち約101万円はタクシー代などとして使用されたほか、2009年8月にアメリカへ1週間出張した際に、同行した家族1人の旅費約44万円にも充当されていた。また、カラ出張は、部下の助教と特任研究員の計5人が関与しており、2008年度以降で46件、計約217万円分に亘り行われていた。このうちの一部は元教授の指示で行われ、元教授自身も実際の出張期間を届け出より短縮するなどする手口で、計約36万円分を浮かせていた。読売新聞によれば、同大学は、これらの出張経費について、実際には行っていないか、同大学と別の助成機関の両方から旅費を二重取りしたなどと認定した。 一方、毎日新聞によると、架空伝票は2005年から2010年にかけて約1,196万円分の存在が確認された。内容は、物品購入を装う形で業者に請求書を作成させ、同大学から支払われた代金を「預け金」として業者にプールさせるなどしていた。 毎日新聞によると、2010年4月に、同大学監査室に対し実名での通報があり、同大学は同年6月に調査委員会を設置していた。この日の発表は、現時点で確認できた範囲での中間報告であり、同大学はさらに調査を継続する。今後の調査次第では、不正使用額が増える可能性もあり、同大学は刑事告発も検討している。 毎日新聞によると、同大学の鷲田清一学長は、「国民の信頼と負託を大きく損ない、誠に遺憾で、深くお詫びを申し上げる」とコメントした 一方、読売新聞によると、この元教授は、「不正経理の指示はしていない」と反論している模様である。

【2010年8月21日】 読売新聞・毎日新聞によると、大阪大学は、同大学大学院医学系研究科の男性元教授（64歳、3月末に退職し現在は特任教授）が、2005年（UTC+9）から2010年にかけて、国からの研究補助金など計約1,7631万円を不正使用していたと発表した。 毎日新聞によると、この元教授は、部下にカラ出張をさせたり、物品購入の架空伝票を作成するなどして、業者や研究室の口座などにプールしていた模様である。読売新聞によれば、同大学は今後も調査を継続し、この元教授の懲戒処分を決める方針である。 毎日新聞によると、同大学の話として、プールされた現金からは、元教授に対して計約253万円が支給されており、このうち約101万円はタクシー代などとして使用されたほか、2009年8月にアメリカへ1週間出張した際に、同行した家族1人の旅費約44万円にも充当されていた。また、カラ出張は、部下の助教と特任研究員の計5人が関与しており、2008年度以降で46件、計約217万円分に亘り行われていた。このうちの一部は元教授の指示で行われ、元教授自身も実際の出張期間を届け出より短縮するなどする手口で、計約36万円分を浮かせていた。読売新聞によれば、同大学は、これらの出張経費について、実際には行っていないか、同大学と別の助成機関の両方から旅費を二重取りしたなどと認定した。 一方、毎日新聞によると、架空伝票は2005年から2010年にかけて約1,196万円分の存在が確認された。内容は、物品購入を装う形で業者に請求書を作成させ、同大学から支払われた代金を「預け金」として業者にプールさせるなどしていた。 毎日新聞によると、2010年4月に、同大学監査室に対し実名での通報があり、同大学は同年6月に調査委員会を設置していた。この日の発表は、現時点で確認できた範囲での中間報告であり、同大学はさらに調査を継続する。今後の調査次第では、不正使用額が増える可能性もあり、同大学は刑事告発も検討している。 毎日新聞によると、同大学の鷲田清一学長は、「国民の信頼と負託を大きく損ない、誠に遺憾で、深くお詫びを申し上げる」とコメントした 一方、読売新聞によると、この元教授は、「不正経理の指示はしていない」と反論している模様である。

{{日付|2010年8月21日}} {{Wikipediapar|大阪大学}} [[画像:Osaka University Faculty of Medicine.jpg|thumb|right|大阪大学医学部。医学系研究科もこの建物内にある。]] [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、[[w:大阪大学|大阪大学]]は、同大学[[w:大学院|大学院]][[w:医学|医学]]系研究科の男性元[[w:教授|教授]]（64歳、[[w:3月|3月]]末に退職し現在は特任教授）が、[[w:2005年|2005年]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）から2010年にかけて、[[w:日本|国]]からの研究[[w:補助金|補助金]]など計約1,7631万円を不正使用していたと発表した。 毎日新聞によると、この元教授は、部下に[[w:カラ出張|カラ出張]]をさせたり、物品購入の架空[[w:伝票|伝票]]を作成するなどして、業者や研究室の[[w:口座|口座]]などにプールしていた模様である。読売新聞によれば、同大学は今後も調査を継続し、この元教授の[[w:懲戒処分|懲戒処分]]を決める方針である。 毎日新聞によると、同大学の話として、プールされた現金からは、元教授に対して計約253万円が支給されており、このうち約101万円は[[w:タクシー|タクシー]]代などとして使用されたほか、[[w:2009年|2009年]][[w:8月|8月]]に[[w:アメリカ合衆国|アメリカ]]へ1週間[[w:出張|出張]]した際に、同行した家族1人の旅費約44万円にも充当されていた。また、カラ出張は、部下の[[w:助教|助教]]と特任研究員の計5人が関与しており、[[w:2008年|2008年]]度以降で46件、計約217万円分に亘り行われていた。このうちの一部は元教授の指示で行われ、元教授自身も実際の出張期間を届け出より短縮するなどする手口で、計約36万円分を浮かせていた。読売新聞によれば、同大学は、これらの出張経費について、実際には行っていないか、同大学と別の助成機関の両方から旅費を二重取りしたなどと認定した。 一方、毎日新聞によると、架空伝票は2005年から2010年にかけて約1,196万円分の存在が確認された。内容は、物品購入を装う形で業者に請求書を作成させ、同大学から支払われた代金を「預け金」として業者にプールさせるなどしていた。 毎日新聞によると、2010年[[w:4月|4月]]に、同大学監査室に対し実名での通報があり、同大学は同年[[w:6月|6月]]に調査委員会を設置していた。この日の発表は、現時点で確認できた範囲での中間報告であり、同大学はさらに調査を継続する。今後の調査次第では、不正使用額が増える可能性もあり、同大学は[[w:告訴・告発|刑事告発]]も検討している。 毎日新聞によると、同大学の[[w:鷲田清一|鷲田清一]][[w:学長|学長]]は、「国民の信頼と負託を大きく損ない、誠に遺憾で、深くお詫びを申し上げる」とコメントした 一方、読売新聞によると、この元教授は、「不正経理の指示はしていない」と反論している模様である。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100820-OYT1T00892.htm |タイトル=大阪大の研究費不正、架空伝票などで1731万 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年8月20日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100821k0000m040077000c.html |タイトル=大阪大：元教授が補助金など不正使用1731万円 |著者=野田武（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年8月20日}} == 外部リンク == * [http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2010/08/20100821_01 医学系研究科における研究費の不正使用に関する調査委員会の中間報告について] 大阪大学ニュースリリース 2010年8月21日 [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:教育]] [[Category:医学]] {{DEFAULTSORT:おおさかたいかくいかくけいけんきゆうかのもときようしゆかけんきゆうひ1731まんえんをふせいしよう}} {{公開中}}

2010-08-30T15:25:00Z

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2010夏の甲子園 真紅の優勝旗が初めて沖縄に - 興南高校、春・夏連続優勝

【2010年8月22日】 読売新聞によると、第92回全国高校野球選手権大会決勝戦が8月21日(UTC+9)、甲子園球場で行われ、沖縄県・興南高校が神奈川県・東海大相模(さがみ)高校を下し、沖縄県勢が夏の甲子園で史上初の優勝を決めると共に、春の選抜選手権との春・夏連覇を成し遂げた。 西日本スポーツによると、この試合は47000人の満員の観衆の下で行われた。興南高校は4回2アウトから5連打を決めるなど11人の打者で7点を奪う。さらに6回には我如古盛次(がねこ・もりつぐ)が3ランホームランを放つなどして5点を挙げるなど、先発メンバー全員安打となる19安打・13点の猛攻を見せ、投げても、島袋洋奨(しまぶくろ・ようすけ)が東海大相模に9安打を許すも1点に抑えて完投勝ちを収め、13-1で勝利した。 西日本スポーツによると、春・夏連覇は1962年の栃木県・作新学院、1966年の愛知県・中京商業(当時。現・中京大中京高校)、1979年の和歌山県・箕島、1987年の大阪府・PL学園、1998年の神奈川県・横浜高校に次ぐ史上5回目。また沖縄県のチームは1958年・第40回の首里(しゅり)高校が初出場して以来53年目での優勝となった。なお読売によると、沖縄勢は春の選抜選手権で3回優勝している。 日テレNEWS24によると、那覇市・興南高校の体育館では、地元に残った学校関係者が応援に駆けつけ、中にはプロボクサー・具志堅用高(ぐしけん・ようこう)選手をモデルにした着ぐるみをまとったファンもいた。優勝が決まった瞬間は喜びを爆発させてお祭り騒ぎの状態になった。また那覇市内の商店街でもカチャーシーという踊りを舞う市民までいたという。

【2010年8月22日】 読売新聞によると、第92回全国高校野球選手権大会決勝戦が8月21日（UTC+9）、甲子園球場で行われ、沖縄県・興南高校が神奈川県・東海大相模（さがみ）高校を下し、沖縄県勢が夏の甲子園で史上初の優勝を決めると共に、春の選抜選手権との春・夏連覇を成し遂げた。 西日本スポーツによると、この試合は47000人の満員の観衆の下で行われた。興南高校は4回2アウトから5連打を決めるなど11人の打者で7点を奪う。さらに6回には我如古盛次（がねこ・もりつぐ）が3ランホームランを放つなどして5点を挙げるなど、先発メンバー全員安打となる19安打・13点の猛攻を見せ、投げても、島袋洋奨（しまぶくろ・ようすけ）が東海大相模に9安打を許すも1点に抑えて完投勝ちを収め、13-1で勝利した。 西日本スポーツによると、春・夏連覇は1962年の栃木県・作新学院、1966年の愛知県・中京商業（当時。現・中京大中京高校）、1979年の和歌山県・箕島、1987年の大阪府・PL学園、1998年の神奈川県・横浜高校に次ぐ史上5回目。また沖縄県のチームは1958年・第40回の首里（しゅり）高校が初出場して以来53年目での優勝となった。なお読売によると、沖縄勢は春の選抜選手権で3回優勝している。

[[ファイル:Summer Koshien 2009 Final.jpg|200px|right|thumb|満員の甲子園球場 {{GFDL}}]] {{日付|2010年8月22日}} 読売新聞によると、[[w:第92回全国高等学校野球選手権大会|第92回全国高校野球選手権大会]]決勝戦が8月21日（{{UTC|+9}}）、[[w:阪神甲子園球場|甲子園球場]]で行われ、[[w:沖縄県|沖縄県]]・[[w:興南高等学校|興南高校]]が[[w:神奈川県|神奈川県]]・[[w:東海大学付属相模高等学校|東海大相模（さがみ）高校]]を下し、沖縄県勢が[[w:全国高等学校野球選手権大会|夏の甲子園]]で史上初の優勝を決めると共に、[[w:選抜高等学校野球大会|春の選抜選手権]]との[[w:甲子園連覇|春・夏連覇]]を成し遂げた。 西日本スポーツによると、この試合は47000人の満員の観衆の下で行われた。興南高校は4回2アウトから5連打を決めるなど11人の打者で7点を奪う。さらに6回には我如古盛次（がねこ・もりつぐ）が3ラン[[w:ホームラン|ホームラン]]を放つなどして5点を挙げるなど、先発メンバー全員[[w:ヒット|安打]]となる19安打・13点の猛攻を見せ、投げても、島袋洋奨（しまぶくろ・ようすけ）が東海大相模に9安打を許すも1点に抑えて完投勝ちを収め、13-1で勝利した。 西日本スポーツによると、春・夏連覇は1962年の[[w:栃木県|栃木県]]・[[w:作新学院高等学校|作新学院]]、1966年の[[w:愛知県|愛知県]]・[[w:中京大学付属中京高等学校|中京商業]]（当時。現・中京大中京高校）、1979年の[[w:和歌山県|和歌山県]]・[[w:箕島高等学校|箕島]]、1987年の[[w:大阪府|大阪府]]・[[w:PL学園高等学校|PL学園]]、1998年の神奈川県・[[w:横浜高等学校|横浜高校]]に次ぐ史上5回目。また沖縄県のチームは1958年・[[w:第40回全国高等学校野球選手権記念大会|第40回]]の[[w:首里高等学校|首里（しゅり）高校]]が初出場して以来53年目での優勝となった。なお読売によると、沖縄勢は春の選抜選手権で3回優勝している。 ==地元沖縄で大フィーバー== 日テレNEWS24によると、[[w:那覇市|那覇市]]・興南高校の体育館では、地元に残った学校関係者が応援に駆けつけ、中には[[w:プロボクサー|プロボクサー]]・[[w:具志堅用高|具志堅用高（ぐしけん・ようこう）]]選手をモデルにした着ぐるみをまとったファンもいた。優勝が決まった瞬間は喜びを爆発させてお祭り騒ぎの状態になった。また那覇市内の商店街でも[[w:カチャーシー|カチャーシー]]という踊りを舞う市民までいたという。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/sports/hsb/2010/news/20100821-OYT1T00827.htm |タイトル=夏の甲子園、春夏連覇は興南が６校目 |著者=YOMIURI ONLINE高校野球2010 |発行者=読売新聞 |日付=2010年8月22日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/192360 |タイトル=全国高校野球選手権　興南　春夏連覇　６校目　沖縄勢初の夏Ｖ |著者= |発行者=西日本スポーツ |日付=2010年8月21日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://news24.jp/articles/2010/08/21/09165215.html |タイトル=興南が春夏連覇　地元・沖縄は喜び爆発 |著者= |発行者=日テレNEWS24 |日付=2010年8月21日}} [[Category:日本]] [[Category:沖縄県]] [[Category:スポーツ]] [[Category:野球]] [[Category:高校野球]] [[Category:第92回全国高等学校野球選手権大会]] {{DEFAULTSORT:2010なつのこうしえん しんくのゆうしようきかはしめておきなわに - こうなんこうこう、はる・なつれんそくゆうしよう}} {{公開中}}

2010-08-26T15:55:11Z

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2010甲子園春・夏連覇の興南高校が地元に凱旋

【2010年8月22日】 時事通信によると、第92回全国高校野球大会で沖縄県勢として初優勝した興南高校の選手団が8月22日(UTC+9)、地元に凱旋した。 テレビ朝日によると、沖縄凱旋に先駆けて、選手団一行は同日午前、朝日新聞社大阪本社を訪問し、優勝報告を行った。島袋洋奨(しまぶくろ・ようすけ)投手は「報徳学園との準決勝の試合がきつかった」と振り返った。朝日新聞によると、その後選手団が乗った飛行機が沖縄に向かうと、機長から機内放送があり「真紅の優勝旗がこの瞬間、本州、九州を離れて沖縄を向かうために南の海を渡りました」とコメントし、機内から拍手が送られた。 読売新聞によると、同日夜、興南高校の選手団一行は那覇空港に到着し、待ちわびた沖縄県民約3000人が拍手で出迎えた。浦添市の高校3年生の女性(18歳)は「同世代の選手だけど、大きく輝いて見えた。優勝旗って思ったより大きいですね」と話している。選手団一行はその後興南高校体育館で行われた報告会で地元に残った生徒に優勝を報告し、我如古盛次(がねこ・もりつぐ)主将が「1回戦から決勝まで思い切りプレーできた。この優勝旗はアルプススタンドや沖縄で応援してくれた県民全てで勝ち取ったものです!!」と挨拶した。時事によると我喜屋優(がきや・まさる)監督も「真紅の大優勝旗を沖縄にお連れすることができた」と喜びを語った。

【2010年8月22日】 時事通信によると、第92回全国高校野球大会で沖縄県勢として初優勝した興南高校の選手団が8月22日（UTC+9）、地元に凱旋した。 テレビ朝日によると、沖縄凱旋に先駆けて、選手団一行は同日午前、朝日新聞社大阪本社を訪問し、優勝報告を行った。島袋洋奨（しまぶくろ・ようすけ）投手は「報徳学園との準決勝の試合がきつかった」と振り返った。朝日新聞によると、その後選手団が乗った飛行機が沖縄に向かうと、機長から機内放送があり「真紅の優勝旗がこの瞬間、本州、九州を離れて沖縄を向かうために南の海を渡りました」とコメントし、機内から拍手が送られた。 読売新聞によると、同日夜、興南高校の選手団一行は那覇空港に到着し、待ちわびた沖縄県民約3000人が拍手で出迎えた。浦添市の高校3年生の女性（18歳）は「同世代の選手だけど、大きく輝いて見えた。優勝旗って思ったより大きいですね」と話している。選手団一行はその後興南高校体育館で行われた報告会で地元に残った生徒に優勝を報告し、我如古盛次（がねこ・もりつぐ）主将が「1回戦から決勝まで思い切りプレーできた。この優勝旗はアルプススタンドや沖縄で応援してくれた県民全てで勝ち取ったものです!!」と挨拶した。時事によると我喜屋優（がきや・まさる）監督も「真紅の大優勝旗を沖縄にお連れすることができた」と喜びを語った。

{{日付|2010年8月22日}} 時事通信によると、[[w:第92回全国高等学校野球選手権大会|第92回全国高校野球大会]]で[[w:沖縄県|沖縄県勢]]として初優勝した[[w:興南高等学校|興南高校]]の選手団が8月22日（{{UTC|+9}}）、地元に凱旋した。 テレビ朝日によると、沖縄凱旋に先駆けて、選手団一行は同日午前、[[w:朝日新聞大阪本社|朝日新聞社大阪本社]]を訪問し、優勝報告を行った。島袋洋奨（しまぶくろ・ようすけ）投手は「[[w:報徳学園高等学校|報徳学園]]との準決勝の試合がきつかった」と振り返った。朝日新聞によると、その後選手団が乗った飛行機が沖縄に向かうと、機長から機内放送があり「真紅の優勝旗がこの瞬間、[[w:本州|本州]]、[[w:九州|九州]]を離れて沖縄を向かうために南の海を渡りました」とコメントし、機内から拍手が送られた。 読売新聞によると、同日夜、興南高校の選手団一行は[[w:那覇空港|那覇空港]]に到着し、待ちわびた沖縄県民約3000人が拍手で出迎えた。[[w:浦添市|浦添市]]の高校3年生の女性（18歳）は「同世代の選手だけど、大きく輝いて見えた。優勝旗って思ったより大きいですね」と話している。選手団一行はその後興南高校体育館で行われた報告会で地元に残った生徒に優勝を報告し、我如古盛次（がねこ・もりつぐ）主将が「1回戦から決勝まで思い切りプレーできた。この優勝旗はアルプススタンドや沖縄で応援してくれた県民全てで勝ち取ったものです!!」と挨拶した。時事によると[[w:我喜屋優|我喜屋優（がきや・まさる）]]監督も「真紅の大優勝旗を沖縄にお連れすることができた」と喜びを語った。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010082200221 |タイトル=興南、地元で栄冠報告＝深紅の優勝旗、初めて沖縄に－高校野球 |著者=時事ドットコム |発行者=時事通信社 |日付=2010年8月22日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/200822020.html |タイトル=沖縄県勢として初優勝の興南高校ナインがい旋へ |著者=テレ朝NEWS |発行者=テレビ朝日 |日付=2010年8月22日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www2.asahi.com/koshien/news/SEB201008220039.html |タイトル=興奮の興南高校、優勝旗に「おめでとー」　選手ら報告会 |著者=asahi.com高校野球 |発行者=朝日新聞 |日付=2010年8月22日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/sports/hsb/2010/news/20100822-OYT1T00613.htm |タイトル=興南ナイン沖縄到着、激しい歓迎ちょっと緊張 |著者=YOMIURI ONLINE2010高校野球 |発行者=読売新聞 |日付=2010年8月22日}} [[Category:日本]] [[Category:沖縄県]] [[Category:スポーツ]] [[Category:野球]] [[Category:高校野球]] [[Category:第92回全国高等学校野球選手権大会]] {{DEFAULTSORT:2010こうしえんはる・なつれんはのこうなんこうこうかしもとにかいせん}} {{公開中}}

2010-08-26T15:50:52Z

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作曲家・国立音楽大学准教授の夏田昌和容疑者、覚せい剤所持容疑で現行犯逮捕

【2010年8月23日】 警視庁池袋署が、作曲家で国立音楽大学准教授の夏田昌和容疑者(42、東京都調布市在住)を覚せい剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕したことが、8月23日(UTC+9)明らかになった。逮捕したのは今月21日であるという。 逮捕容疑は、21日午後1時頃、調布市内の自宅マンションに覚醒剤3袋、約2.4グラムを隠していた疑い。 今年5月に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された都内在住の無職女性(26)が「夏田容疑者から覚醒剤を受け取った」と供述したため、池袋署が21日に家宅捜索を行い、覚醒剤を発見したという。 夏田容疑者は容疑を認め、「3年ほど前から自宅等で使用していた。やめようと思っていたがやめられなかった」「いつかは捕まると思っていた」と供述しているという。また尿検査で覚醒剤の陽性反応が出ており、自宅からは注射器が発見されていることなどから、同署では使用の容疑でも調査し、追送検する方針であるという。 夏田容疑者は東京芸術大学大学院を修了後にフランスへ渡り、パリ国立高等音楽院を卒業。2002年には芥川作曲賞を受賞するなど、現代音楽の作曲家・指揮者として活躍していた。今年の芥川作曲賞選考委員を担当することが決まっていたため、同賞を主催するサントリー芸術財団は代役を検討するという。 本ニュースは「共同通信」および「読売新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年8月23日】 警視庁池袋署が、作曲家で国立音楽大学准教授の夏田昌和容疑者（42、東京都調布市在住）を覚せい剤取締法違反（所持）容疑で現行犯逮捕したことが、8月23日（UTC+9）明らかになった。逮捕したのは今月21日であるという。 逮捕容疑は、21日午後1時頃、調布市内の自宅マンションに覚醒剤3袋、約2.4グラムを隠していた疑い。 今年5月に覚せい剤取締法違反（所持）容疑で逮捕された都内在住の無職女性（26）が「夏田容疑者から覚醒剤を受け取った」と供述したため、池袋署が21日に家宅捜索を行い、覚醒剤を発見したという。 夏田容疑者は容疑を認め、「3年ほど前から自宅等で使用していた。やめようと思っていたがやめられなかった」「いつかは捕まると思っていた」と供述しているという。また尿検査で覚醒剤の陽性反応が出ており、自宅からは注射器が発見されていることなどから、同署では使用の容疑でも調査し、追送検する方針であるという。 夏田容疑者は東京芸術大学大学院を修了後にフランスへ渡り、パリ国立高等音楽院を卒業。2002年には芥川作曲賞を受賞するなど、現代音楽の作曲家・指揮者として活躍していた。今年の芥川作曲賞選考委員を担当することが決まっていたため、同賞を主催するサントリー芸術財団は代役を検討するという。

{{日付|2010年8月23日}} [[w:警視庁|警視庁]][[w:池袋警察署|池袋署]]が、[[w:作曲家|作曲家]]で[[w:国立音楽大学|国立音楽大学]][[w:准教授|准教授]]の[[w:夏田昌和|夏田昌和]][[w:被疑者|容疑者]]（42、[[w:東京都|東京都]][[w:調布市|調布市]]在住）を[[w:覚せい剤取締法|覚せい剤取締法]]違反（所持）容疑で[[w:逮捕#現行犯逮捕|現行犯逮捕]]したことが、8月23日（{{UTC|+9}}）<ref group="注釈">共同通信より</ref>明らかになった<ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082301000390.html|タイトル=国立音大准教授が覚せい剤所持　現行犯逮捕|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年8月23日}}</ref><ref name="yomi">{{情報源・ウェブ|url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100823-OYT1T00592.htm|タイトル=覚せい剤を自宅に隠し持つ、作曲家を逮捕|著者=YOMIURI ONLINE|発行者=読売新聞社|日付=2010年8月23日}}</ref>。逮捕したのは今月21日であるという<ref name="yomi" />。 逮捕容疑は、21日午後1時頃、調布市内の自宅[[w:マンション|マンション]]に[[w:覚醒剤|覚醒剤]]3袋、約2.4[[w:グラム|グラム]]を隠していた疑い<ref name="47n" />。 今年5月に覚せい剤取締法違反（所持）容疑で逮捕された都内在住の無職女性（26）が「夏田容疑者から覚醒剤を受け取った」と供述したため<ref name="yomi" />、池袋署が21日に[[w:捜索|家宅捜索]]を行い<ref name="47n" />、覚醒剤を発見したという<ref name="yomi" />。 夏田容疑者は容疑を認め<ref name="yomi" />、「3年ほど前から自宅等で使用していた。やめようと思っていたがやめられなかった<ref name="47n" />」「いつかは捕まると思っていた<ref name="yomi" />」と供述しているという。また[[w:尿検査|尿検査]]で覚醒剤の陽性反応が出ており<ref name="47n" /><ref name="yomi" />、自宅からは[[w:注射器|注射器]]が発見されていることなどから、同署では使用の容疑でも調査し<ref name="yomi" />、追送検する方針であるという<ref name="47n" />。 夏田容疑者は[[w:東京芸術大学|東京芸術大学]]大学院を修了後に[[w:フランス|フランス]]へ渡り、[[w:パリ国立高等音楽・舞踊学校|パリ国立高等音楽院]]を卒業。2002年には[[w:芥川作曲賞|芥川作曲賞]]を受賞するなど<ref name="yomi" />、[[w:現代音楽|現代音楽]]の作曲家・[[w:指揮者|指揮者]]として活躍していた<ref name="47n" />。今年の芥川作曲賞選考委員を担当することが決まっていたため、同賞を主催する[[w:サントリー芸術財団|サントリー芸術財団]]は代役を検討するという<ref name="yomi" />。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == 本ニュースは「共同通信」および「読売新聞」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:文化]] [[Category:音楽]] [[Category:ひと]] {{DEFAULTSORT:さつきよくか くにたちおんかくたいかくしゆんきようしゆのなつたまさかすようきしや かくせいさいしよしようきてけんこうはんたいほ}} {{公開中}}

2019-09-03T11:26:10Z

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訃報 梨元勝氏 - 「恐縮です!」で知られた芸能ジャーナリスト

【2010年8月24日】 時事通信によると、「恐縮です!」のフレーズで有名な芸能レポーターの梨元勝(なしもと・まさる)氏が8月21日午前5時19分(UTC+9 以下同)に肺ガンで死去したことを同氏所属事務所が8月23日明らかにした。65歳。 中日スポーツによると、梨元氏は1968年、女性向け雑誌「ヤングレディー」の芸能取材記者となり、その後テレビ番組の芸能レポーターを務めた。しかし、今年5月末に肺ガンと診断。自らはタバコを喫煙していなかった梨元氏は「こんなこともあるんだ」と驚きつつ、「同じ病気で闘っている人たちの励みになれば...」とガンを公表し、自らの治療状況を報告。8月6日に一時帰宅し、「夕食は親子3人の方がいい」と喜び、8月16日に抗ガン剤治療を始めたばかりだった。 朝日新聞によると、梨元氏は闘病中もパソコンや携帯電話などを病室に持ち込んで取材活動を続けたといい、中スポによると、遺作は俳優・萩原健一氏とモデル・冨田リカさんとの恋愛についてのコメントだった。 朝日によると、同じ芸能レポーター・須藤甚一郎(すどう・じんいちろう)氏は「同じ女性週刊紙の記者だった梨元氏とは40年来の友人で、よく言えば熱心、悪く言えばしつこいところがあり、取材できない相手に何十回も電話をすることがあった。どんなに迷惑がられていても熱意が通じた相手からは信頼を得ていた」と思い出を話している。

【2010年8月24日】 時事通信によると、「恐縮です!」のフレーズで有名な芸能レポーターの梨元勝（なしもと・まさる）氏が8月21日午前5時19分（UTC+9　以下同）に肺ガンで死去したことを同氏所属事務所が8月23日明らかにした。65歳。 中日スポーツによると、梨元氏は1968年、女性向け雑誌「ヤングレディー」の芸能取材記者となり、その後テレビ番組の芸能レポーターを務めた。しかし、今年5月末に肺ガンと診断。自らはタバコを喫煙していなかった梨元氏は「こんなこともあるんだ」と驚きつつ、「同じ病気で闘っている人たちの励みになれば…」とガンを公表し、自らの治療状況を報告。8月6日に一時帰宅し、「夕食は親子3人の方がいい」と喜び、8月16日に抗ガン剤治療を始めたばかりだった。 朝日新聞によると、梨元氏は闘病中もパソコンや携帯電話などを病室に持ち込んで取材活動を続けたといい、中スポによると、遺作は俳優・萩原健一氏とモデル・冨田リカさんとの恋愛についてのコメントだった。 朝日によると、同じ芸能レポーター・須藤甚一郎（すどう・じんいちろう）氏は「同じ女性週刊紙の記者だった梨元氏とは40年来の友人で、よく言えば熱心、悪く言えばしつこいところがあり、取材できない相手に何十回も電話をすることがあった。どんなに迷惑がられていても熱意が通じた相手からは信頼を得ていた」と思い出を話している。

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2010-08-29T15:45:17Z

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フジテレビ・高島彩アナウンサーが今年末で退社へ

【2010年8月24日】 毎日新聞によると、フジテレビの高島彩アナウンサー(31)が今年12月末で同局を退社することを明らかにした。高島さんがキャスターとして出演する報道番組「めざましテレビ」も9月末で降板する予定である。 産経新聞によると、8月24日、同番組で高島さんはこのことについて公表し、「家族と過ごす時間も大切にしたい」と退社の理由を説明。「心配、この先...」と今後についての素直な気持ちを吐露したという。また毎日によると「めざましテレビを離れることに淋しい思いもありますが、少しはゆっくり、朝日を浴びて目を覚ます生活を送りながら自分自身を見つめ直したい」と話した。 日刊スポーツによると、高島さんは1979年東京生まれ。実父は俳優の故・竜崎勝さん。2001年に成蹊大学を卒業後フジテレビ入社し、バラエティーや情報番組を担当して「アヤパン」の愛称で親しまれた。

【2010年8月24日】 毎日新聞によると、フジテレビの高島彩アナウンサー（31）が今年12月末で同局を退社することを明らかにした。高島さんがキャスターとして出演する報道番組「めざましテレビ」も9月末で降板する予定である。 産経新聞によると、8月24日、同番組で高島さんはこのことについて公表し、「家族と過ごす時間も大切にしたい」と退社の理由を説明。「心配、この先…」と今後についての素直な気持ちを吐露したという。また毎日によると「めざましテレビを離れることに淋しい思いもありますが、少しはゆっくり、朝日を浴びて目を覚ます生活を送りながら自分自身を見つめ直したい」と話した。 日刊スポーツによると、高島さんは1979年東京生まれ。実父は俳優の故・竜崎勝さん。2001年に成蹊大学を卒業後フジテレビ入社し、バラエティーや情報番組を担当して「アヤパン」の愛称で親しまれた。

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2015-11-29T12:02:25Z

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布団叩きの騒音巡り、100万円賠償命令

【2010年8月25日】 毎日新聞・読売新聞によると、隣家が干した布団を叩く音が五月蠅いために、平穏に暮らす権利を侵害されたとして、大阪府高槻市在住の70歳代の男性(毎日報道では72歳)が、隣人の60歳代(毎日報道では63歳)の女性に対し約180万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が、8月24日(UTC+9)に大阪地方裁判所であり、竹村昭彦裁判官は、「社会通念上受忍すべき限度を超えており、平穏な生活を侵害した。また、被告は誠実な対応もしなかった」として、被告に対し100万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。 毎日新聞によると、原告の男性は、2000年に被告女性宅の隣に引っ越して来たが、引っ越し当初から、被告による布団叩きの頻度が多く、その騒音に悩まされた。両家の外壁の距離は、最短で1メートルしか離れておらず、自治会に相談しても解決されなかった。このため、男性は2005年4月に大阪地裁に対し、一定限度を超える布団叩きの差し止めを求める仮処分命令を申し立て、同地裁は同年7月に、「1日3回以上、1回につき10分以上は布団叩きを行わない」、「午後6時以降翌日午前9時までは行わない」などの条件で和解が成立した。しかし、被告の女性は和解後も、和解条件を超える回数に亘り布団叩きを継続した。原告男性が注意しても、「これくらいの音は辛抱しないといけない」、「嫌であれば(原告宅から)出ていけ」などと発言し、原告がイラついたような声を上げると、一層力を込めて大きな音で布団を叩くなどした。読売新聞によると、男性はこれらのことから、女性が和解条件を守っていないとして、2009年に同地裁に提訴した。 一方、毎日新聞によると、被告の女性は、提訴された後、布団たたきを一切止めており、「和解条件に違反したことは無く、原告側の主張は誇張だ」と反論していた。 読売新聞によると、判決で竹村裁判官は、男性宅の近所に設置された防犯カメラの映像や、男性のノートの記録などに基づき、女性は1日4回布団を叩くのが基本だったと認定した上で、男性宅と女性宅は約1メートル離れているだけであるため、「相当な音量で響いていた」と認定した。また、女性は、布団を叩くに当たって、自宅のベランダを使わず、わざわざ男性宅に近い場所に位置する窓を使うなどしていたとし、「騒音を少しでも抑えようと配慮した様子は無く、誠実な対応ではなかった」と述べた。

【2010年8月25日】 毎日新聞・読売新聞によると、隣家が干した布団を叩く音が五月蠅いために、平穏に暮らす権利を侵害されたとして、大阪府高槻市在住の70歳代の男性（毎日報道では72歳）が、隣人の60歳代（毎日報道では63歳）の女性に対し約180万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が、8月24日（UTC+9）に大阪地方裁判所であり、竹村昭彦裁判官は、「社会通念上受忍すべき限度を超えており、平穏な生活を侵害した。また、被告は誠実な対応もしなかった」として、被告に対し100万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。 毎日新聞によると、原告の男性は、2000年に被告女性宅の隣に引っ越して来たが、引っ越し当初から、被告による布団叩きの頻度が多く、その騒音に悩まされた。両家の外壁の距離は、最短で1メートルしか離れておらず、自治会に相談しても解決されなかった。このため、男性は2005年4月に大阪地裁に対し、一定限度を超える布団叩きの差し止めを求める仮処分命令を申し立て、同地裁は同年7月に、「1日3回以上、1回につき10分以上は布団叩きを行わない」、「午後6時以降翌日午前9時までは行わない」などの条件で和解が成立した。しかし、被告の女性は和解後も、和解条件を超える回数に亘り布団叩きを継続した。原告男性が注意しても、「これくらいの音は辛抱しないといけない」、「嫌であれば（原告宅から）出ていけ」などと発言し、原告がイラついたような声を上げると、一層力を込めて大きな音で布団を叩くなどした。読売新聞によると、男性はこれらのことから、女性が和解条件を守っていないとして、2009年に同地裁に提訴した。 一方、毎日新聞によると、被告の女性は、提訴された後、布団たたきを一切止めており、「和解条件に違反したことは無く、原告側の主張は誇張だ」と反論していた。 読売新聞によると、判決で竹村裁判官は、男性宅の近所に設置された防犯カメラの映像や、男性のノートの記録などに基づき、女性は1日4回布団を叩くのが基本だったと認定した上で、男性宅と女性宅は約1メートル離れているだけであるため、「相当な音量で響いていた」と認定した。また、女性は、布団を叩くに当たって、自宅のベランダを使わず、わざわざ男性宅に近い場所に位置する窓を使うなどしていたとし、「騒音を少しでも抑えようと配慮した様子は無く、誠実な対応ではなかった」と述べた。

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2019-06-09T08:26:54Z

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ホメオパシー療法、「科学的根拠無し」- 日本学術会議が会長談話

【2010年8月25日】 朝日新聞・毎日新聞によると、通常の医療とは異なる民間療法・「ホメオパシー」について、日本学術会議(会長:金沢一郎・東京大学名誉教授)は8月24日(UTC+9)に、「科学的根拠は明確に否定され、荒唐無稽」とし、医療従事者が治療で使用しないよう求める会長談話を発表した。 毎日新聞によると、2009年10月に山口県で、助産師からビタミンK2の代わりにホメオパシー療法の特殊な錠剤を投与された乳児が、ビタミンK欠乏性出血症で死亡した事故(山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故)を受けたものとしており、また、朝日新聞によれば、通常医療から患者を遠ざける懸念があるとして、一般に広まる前に医療現場から排除する必要があると判断したもの。科学者の代表機関が、特定の療法を否定するのは極めて異例のこととなる。 朝日新聞によると、日本医師会や日本歯科医師会、日本獣医師会など6つの医療関連団体も談話に賛同しており、会員に周知する方針である。厚生労働省は、普及団体について、医師法や薬事法などの観点から注目し、情報収集を開始した。 毎日新聞によると、ホメオパシー療法は、18世紀末にドイツで始まった。病気と似た症状を起こす植物や鉱物を何度も水で薄めて攪拌し、この水を砂糖玉にしみ込ませた錠剤(レメディー)を服用して自然治癒力を引き出し、病気を治療するというもので、元の物質は水にはほとんど残っていないが、実践する人たちは「水が記憶している」と主張している。欧米やインドで盛んだが、最近は効果を巡り議論が起きているという。日本でも、ごく一部の医療関係者が、癌やうつ病などの患者に対しレメディーを投与している例がある。 毎日新聞によると、日本学術会議は、日本政府に対し科学振興策などを勧告できる、日本の科学者の代表機関。記者会見した金沢会長は、日本国内で死者が出た事態を重視し、「ホメオパシーに頼り過ぎると、有効な治療法を受ける機会を逸する」と指摘。欧米のように普及する前に、医療分野で広がらない手立てが必要と主張した。唐木英明・同会議副会長も、「ただの水なので、効果は無い」と訴えた。 朝日新聞によると、今回の談話の根拠として、2005年にイギリスの医学誌・『ランセット』で発表された、「治療上の効果は無い」とする論文などを重視。「物質が存在していた記憶を水が持っている」といった主張も荒唐無稽だと指摘。英国イギリス議会下院科学技術委員会が出した「科学的根拠が無い」とする勧告や、英国医学会が出した「ホメオパシーは魔術」という宣言も参考にした。 朝日新聞によると、ホメオパシー療法は、日本国内では主に1990年代後半から、日本ホメオパシー医学協会など複数の団体が実践し、普及を進めている。同協会は、この療法を指導・指示するホメオパシー療法家の養成学校を、北海道から沖縄まで日本全国7カ所に設置。利用者数など詳しい実態は不明だが、食品添加物や農薬など化学物質を避けようという「自然派」志向の女性らの間で広がっている。また、雑誌などで「効果」をPRする著名なタレントや歌手、俳優も存在するという。治療に導入している大学病院もある。また、同医学協会は、計20以上の診療所や歯科医院、動物病院と提携しているという。 朝日新聞によると、今回の会長談話について、日本ホメオパシー医学協会は、「ホメオパシーの治癒効果は、世界中で広く認定されている。きちんと調査することも無く「荒唐無稽」と断定する極めて非科学的な態度に呆れている。世界的にも普及しており、日本学術会議の見解や認識は、世界の情勢と著しく乖離している」などと反論するコメントを寄せた。

【2010年8月25日】 朝日新聞・毎日新聞によると、通常の医療とは異なる民間療法・「ホメオパシー」について、日本学術会議は8月24日（UTC+9）に、「科学的根拠は明確に否定され、荒唐無稽」とし、医療従事者が治療で使用しないよう求める会長談話を発表した。 毎日新聞によると、2009年10月に山口県で、助産師からビタミンK2の代わりにホメオパシー療法の特殊な錠剤を投与された乳児が、ビタミンK欠乏性出血症で死亡した事故（山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故）を受けたものとしており、また、朝日新聞によれば、通常医療から患者を遠ざける懸念があるとして、一般に広まる前に医療現場から排除する必要があると判断したもの。科学者の代表機関が、特定の療法を否定するのは極めて異例のこととなる。 朝日新聞によると、日本医師会や日本歯科医師会、日本獣医師会など6つの医療関連団体も談話に賛同しており、会員に周知する方針である。厚生労働省は、普及団体について、医師法や薬事法などの観点から注目し、情報収集を開始した。 毎日新聞によると、ホメオパシー療法は、18世紀末にドイツで始まった。病気と似た症状を起こす植物や鉱物を何度も水で薄めて攪拌し、この水を砂糖玉にしみ込ませた錠剤（レメディー）を服用して自然治癒力を引き出し、病気を治療するというもので、元の物質は水にはほとんど残っていないが、実践する人たちは「水が記憶している」と主張している。欧米やインドで盛んだが、最近は効果を巡り議論が起きているという。日本でも、ごく一部の医療関係者が、癌やうつ病などの患者に対しレメディーを投与している例がある。 毎日新聞によると、日本学術会議は、日本政府に対し科学振興策などを勧告できる、日本の科学者の代表機関。記者会見した金沢会長は、日本国内で死者が出た事態を重視し、「ホメオパシーに頼り過ぎると、有効な治療法を受ける機会を逸する」と指摘。欧米のように普及する前に、医療分野で広がらない手立てが必要と主張した。唐木英明・同会議副会長も、「ただの水なので、効果は無い」と訴えた。 朝日新聞によると、今回の談話の根拠として、2005年にイギリスの医学誌・『ランセット』で発表された、「治療上の効果は無い」とする論文などを重視。「物質が存在していた記憶を水が持っている」といった主張も荒唐無稽だと指摘。英国イギリス議会下院科学技術委員会が出した「科学的根拠が無い」とする勧告や、英国医学会が出した「ホメオパシーは魔術」という宣言も参考にした。 朝日新聞によると、ホメオパシー療法は、日本国内では主に1990年代後半から、日本ホメオパシー医学協会など複数の団体が実践し、普及を進めている。同協会は、この療法を指導・指示するホメオパシー療法家の養成学校を、北海道から沖縄まで日本全国7カ所に設置。利用者数など詳しい実態は不明だが、食品添加物や農薬など化学物質を避けようという「自然派」志向の女性らの間で広がっている。また、雑誌などで「効果」をPRする著名なタレントや歌手、俳優も存在するという。治療に導入している大学病院もある。また、同医学協会は、計20以上の診療所や歯科医院、動物病院と提携しているという。 朝日新聞によると、今回の会長談話について、日本ホメオパシー医学協会は、「ホメオパシーの治癒効果は、世界中で広く認定されている。きちんと調査することも無く「荒唐無稽」と断定する極めて非科学的な態度に呆れている。世界的にも普及しており、日本学術会議の見解や認識は、世界の情勢と著しく乖離している」などと反論するコメントを寄せた。

{{日付|2010年8月25日}} {{Wikipediapar|ホメオパシー}} {{Wikipediapar|山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故}} [[w:朝日新聞|朝日新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、通常の[[w:医療|医療]]とは異なる[[w:民間療法|民間療法]]・「[[w:ホメオパシー|ホメオパシー]]」について、[[w:日本学術会議|日本学術会議]]（会長：[[w:金沢一郎|金沢一郎]]・[[w:東京大学|東京大学]][[w:名誉教授|名誉教授]]）は[[w:8月24日|8月24日]]（{{UTC|+9}}）に、「[[w:科学|科学]]的根拠は明確に否定され、荒唐無稽」とし、医療従事者が[[w:治療|治療]]で使用しないよう求める会長談話を発表した。 毎日新聞によると、[[w:2009年|2009年]][[w:10月|10月]]に[[w:山口県|山口県]]で、[[w:助産師|助産師]]から[[w:ビタミンK|ビタミンK2]]の代わりにホメオパシー療法の特殊な[[w:錠剤|錠剤]]を投与された[[w:乳児|乳児]]が、ビタミンK欠乏性出血症で死亡した[[w:医療事故|事故]]（[[w:山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故|山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故]]）を受けたものとしており、また、朝日新聞によれば、通常医療から患者を遠ざける懸念があるとして、一般に広まる前に医療現場から排除する必要があると判断したもの。[[w:科学者|科学者]]の代表機関が、特定の療法を否定するのは極めて異例のこととなる。 朝日新聞によると、[[w:日本医師会|日本医師会]]や[[w:日本歯科医師会|日本歯科医師会]]、[[w:日本獣医師会|日本獣医師会]]など6つの医療関連団体も談話に賛同しており、会員に周知する方針である。[[w:厚生労働省|厚生労働省]]は、普及団体について、[[w:医師法|医師法]]や[[w:薬事法|薬事法]]などの観点から注目し、情報収集を開始した。 毎日新聞によると、ホメオパシー療法は、[[w:18世紀|18世紀]]末に[[w:ドイツ|ドイツ]]で始まった。[[w:病気|病気]]と似た症状を起こす[[w:植物|植物]]や[[w:鉱物|鉱物]]を何度も[[w:水|水]]で薄めて攪拌し、この水を[[w:砂糖|砂糖]]玉にしみ込ませた錠剤（[[w:レメディー|レメディー]]）を服用して自然治癒力を引き出し、病気を治療するというもので、元の物質は水にはほとんど残っていないが、実践する人たちは「水が記憶している」と主張している。[[w:ヨーロッパ|欧]][[w:アメリカ合衆国|米]]や[[w:インド|インド]]で盛んだが、最近は効果を巡り議論が起きているという。[[w:日本|日本]]でも、ごく一部の医療関係者が、[[w:悪性腫瘍|癌]]や[[w:うつ病|うつ病]]などの患者に対しレメディーを投与している例がある。 毎日新聞によると、日本学術会議は、[[w:日本政府|日本政府]]に対し科学振興策などを勧告できる、日本の科学者の代表機関。記者会見した金沢会長は、日本国内で死者が出た事態を重視し、「ホメオパシーに頼り過ぎると、有効な治療法を受ける機会を逸する」と指摘。欧米のように普及する前に、医療分野で広がらない手立てが必要と主張した。[[w:唐木英明|唐木英明]]・同会議副会長も、「ただの水なので、効果は無い」と訴えた。 朝日新聞によると、今回の談話の根拠として、[[w:2005年|2005年]]に[[w:イギリス|イギリス]]の医学誌・『[[w:ランセット|ランセット]]』で発表された、「治療上の効果は無い」とする論文などを重視。「物質が存在していた記憶を水が持っている」といった主張も荒唐無稽だと指摘。[[w:イギリス|英国]][[w:イギリスの議会|イギリス議会]][[w:庶民院|下院]]科学技術委員会が出した「科学的根拠が無い」とする勧告や、英国医学会が出した「ホメオパシーは[[w:魔術|魔術]]」という宣言も参考にした。 朝日新聞によると、ホメオパシー療法は、日本国内では主に[[w:1990年|1990年]]代後半から、[[w:日本ホメオパシー医学協会|日本ホメオパシー医学協会]]など複数の団体が実践し、普及を進めている。同協会は、この療法を指導・指示するホメオパシー療法家の養成[[w:学校|学校]]を、[[w:北海道|北海道]]から[[w:沖縄県|沖縄]]まで日本全国7カ所に設置。利用者数など詳しい実態は不明だが、[[w:食品添加物|食品添加物]]や[[w:農薬|農薬]]など化学物質を避けようという「自然派」志向の女性らの間で広がっている。また、[[w:雑誌|雑誌]]などで「効果」をPRする著名な[[w:タレント|タレント]]や[[w:歌手|歌手]]、[[w:俳優|俳優]]も存在するという。治療に導入している[[w:大学病院|大学病院]]もある。また、同医学協会は、計20以上の[[w:診療所|診療所]]や[[w:歯科|歯科]][[w:医院|医院]]、[[w:動物|動物]]病院と提携しているという。 朝日新聞によると、今回の会長談話について、日本ホメオパシー医学協会は、「ホメオパシーの治癒効果は、世界中で広く認定されている。きちんと調査することも無く「荒唐無稽」と断定する極めて非科学的な態度に呆れている。世界的にも普及しており、日本学術会議の見解や認識は、世界の情勢と著しく乖離している」などと反論するコメントを寄せた。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/health/news/TKY201008240373.html |タイトル=ホメオパシーは「荒唐無稽」　学術会議が全面否定談話 |著者=岡崎明子、長野剛（asahi.com） |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年8月25日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100825k0000m040076000c.html |タイトル=ホメオパシー療法：「科学的根拠なし」学術会議会長 |著者=小島正美（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年8月24日}} [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:社会]] [[Category:学術]] [[Category:医学]] {{DEFAULTSORT:ほめおはしりようほうかかくてきこんきよなしにほんかくしゆつかいきかかいちようたんわ}} {{公開中}}

2017-08-04T12:25:33Z

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「149歳」の老人? 東大阪市の戸籍に残る

【2010年8月25日】 朝日新聞によると、日本全国で所在・行方不明の老人が相次いで所在不明となる問題が深刻化する中、大阪府・東大阪市は8月24日(UTC+9)、同市内に戸籍が残っている老人について調査したところ、120歳以上の「高齢者」228人が戸籍上で生存中という状態になっていたことが明らかになった。その中で最高齢は江戸時代の1861年(文久元年)に生まれ、今年生存すれば149歳になるという。なお性別や住所は不明。 毎日新聞によると、100歳以上のお年寄り13人の所在・行方不明がわかった8月上旬、東大阪市が戸籍を調べたところ、このような「戸籍上の生存」の状態が確認されたという。しかし現在東大阪市には住民登録がされておらず、住所の履歴を示す書類もない。年金や介護保険などの行政サービスは住民登録をすることが基礎となるのでこれらは年金の不正受給とはつながらず、また人口や平均寿命と言った統計にも影響しないという。 毎日と朝日によると、今回調査したのは同市内に本籍地がある高齢者で、東大阪市は死亡したとみられる高齢者の戸籍については法務局の許諾を得て削除していて、近年は1991年と1999年(当時戸籍は紙で管理していた)に削除していたが、戸籍の電算化が行われ、事務的に煩雑になった2000年以後は削除していなかった。法律上、戸籍削除については義務は無いため、後回しになりがちになっていたという。戸籍上150歳以上で同市内に住民票がない人については死亡の可能性がきわめて高いとみなし、法務局の許可を得て職権で戸籍を抹消してきたという テレビ朝日によると、大阪市でも152歳の「戸籍上の最高齢の生存」が確認されたと発表した。大阪市も120歳以上の高齢者・5125人が戸籍上生存状態になっており、このうち1857年(安政4年)生まれ・152歳の男性が「最高齢」とされている。 さらに毎日によると、八尾市でも137歳の老人を含め120歳以上・18人が戸籍上生存状態となっていた。こちらはいずれも住民票が削除されており、戸籍も削除するという。法務省によると、高齢者の戸籍削除は行政処置として100歳以上で所在がわからない高齢者の戸籍は「削除できる」という取り決めがあり、各自治体では110-120歳などを基準に見直して、法務局の許可を得て削除していると伝えている。

【2010年8月25日】 朝日新聞によると、日本全国で所在・行方不明の老人が相次いで所在不明となる問題が深刻化する中、大阪府・東大阪市は8月24日（UTC+9）、同市内に戸籍が残っている老人について調査したところ、120歳以上の「高齢者」228人が戸籍上で生存中という状態になっていたことが明らかになった。その中で最高齢は江戸時代の1861年（文久元年）に生まれ、今年生存すれば149歳になるという。なお性別や住所は不明。 毎日新聞によると、100歳以上のお年寄り13人の所在・行方不明がわかった8月上旬、東大阪市が戸籍を調べたところ、このような「戸籍上の生存」の状態が確認されたという。しかし現在東大阪市には住民登録がされておらず、住所の履歴を示す書類もない。年金や介護保険などの行政サービスは住民登録をすることが基礎となるのでこれらは年金の不正受給とはつながらず、また人口や平均寿命と言った統計にも影響しないという。 毎日と朝日によると、今回調査したのは同市内に本籍地がある高齢者で、東大阪市は死亡したとみられる高齢者の戸籍については法務局の許諾を得て削除していて、近年は1991年と1999年（当時戸籍は紙で管理していた）に削除していたが、戸籍の電算化が行われ、事務的に煩雑になった2000年以後は削除していなかった。法律上、戸籍削除については義務は無いため、後回しになりがちになっていたという。戸籍上150歳以上で同市内に住民票がない人については死亡の可能性がきわめて高いとみなし、法務局の許可を得て職権で戸籍を抹消してきたという

{{日付|2010年8月25日}} 朝日新聞によると、[[w:日本|日本]]全国で所在・行方不明の老人が相次いで所在不明となる問題が深刻化する中、[[w:大阪府|大阪府]]・[[w:東大阪市|東大阪市]]は8月24日（{{UTC|+9}}）、同市内に戸籍が残っている老人について調査したところ、120歳以上の「高齢者」228人が[[w:戸籍|戸籍上]]で生存中という状態になっていたことが明らかになった。その中で最高齢は[[w:江戸時代|江戸時代]]の1861年（[[w:文久|文久]]元年）に生まれ、今年生存すれば149歳になるという。なお性別や住所は不明。 毎日新聞によると、100歳以上のお年寄り13人の所在・行方不明がわかった8月上旬、東大阪市が戸籍を調べたところ、このような「戸籍上の生存」の状態が確認されたという。しかし現在東大阪市には[[w:住民登録|住民登録]]がされておらず、住所の履歴を示す書類もない。[[w:年金|年金]]や[[w:介護保険|介護保険]]などの[[w:行政サービス|行政サービス]]は住民登録をすることが基礎となるのでこれらは年金の不正受給とはつながらず、また人口や平均寿命と言った統計にも影響しないという。 毎日と朝日によると、今回調査したのは同市内に本籍地がある高齢者で、東大阪市は死亡したとみられる高齢者の戸籍については[[w:法務局|法務局]]の許諾を得て削除していて、近年は1991年と1999年（当時戸籍は紙で管理していた<ref name="朝日">朝日より</ref>）に削除していたが、戸籍の[[w:電算化|電算化]]が行われ、事務的に煩雑になった<ref name="朝日"/>2000年以後は削除していなかった。法律上、戸籍削除については義務は無いため、後回しになりがちになっていたという<ref name="毎日">毎日より</ref>。戸籍上150歳以上で同市内に住民票がない人については死亡の可能性がきわめて高いとみなし、法務局の許可を得て職権で戸籍を抹消してきたという<ref name="朝日"/> ==大阪市では「152歳」== テレビ朝日によると、[[w:大阪市|大阪市]]でも152歳の「戸籍上の最高齢の生存」が確認されたと発表した。大阪市も120歳以上の高齢者・5125人が戸籍上生存状態になっており、このうち1857年（[[w:安政|安政]]4年）生まれ・152歳の男性が「最高齢」とされている。 さらに毎日によると、[[w:八尾市|八尾市]]でも137歳の老人を含め120歳以上・18人が戸籍上生存状態となっていた。こちらはいずれも[[w:住民票|住民票]]が削除されており、戸籍も削除するという。[[w:法務省|法務省]]によると、高齢者の戸籍削除は行政処置として100歳以上で所在がわからない高齢者の戸籍は「削除できる」という取り決めがあり、各自治体では110-120歳などを基準に見直して、法務局の許可を得て削除していると伝えている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201008250016.html |タイトル=幕末生まれ１４９歳？　東大阪の戸籍に「生存」 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞 |日付=2010年8月25日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100825ddm041040117000c.html |タイトル=高齢者不明：戸籍に幕末生まれ１４９歳　１２０歳以上２２８人「生存」－－東大阪市 |著者=毎日jp　花牟礼紀仁、曽根田和久 |発行者=毎日新聞 |日付=2010年8月25日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/200825030.html |タイトル=ついに152歳？江戸時代生まれも　不明高齢者 |著者=テレ朝NEWS |発行者=テレビ朝日 |日付=2010年8月25日}} <references/> [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:高齢者戸籍問題]] {{DEFAULTSORT:149さいのろうしん? ひかしおおさかしのこせきにのこる}} {{公開中}}

2010-08-31T14:41:06Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E3%80%8C149%E6%AD%B3%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%80%81%E4%BA%BA%3F_%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%88%B8%E7%B1%8D%E3%81%AB%E6%AE%8B%E3%82%8B

「111歳老人」の孫娘が年金不正受給で逮捕

【2010年8月28日】 日経新聞によると、戸籍上111歳とされていた東京都足立区の加藤宗現(そうげん)さんが遺体で発見された事件で、宗現さんの長女らが警視庁に詐欺の疑いで逮捕された。逮捕されたのは宗現さんの長女・真子(みちこ 81)と、孫娘の登貴美(ときみ 53)の2人の容疑者。 日経新聞が捜査関係者に取材したところによると、真子容疑者らは宗現さんの妻が2004年8月に死んだ際、宗現さんが生きているように装い遺族共済年金の受給手続きをし、その年の10月から今年6月に渡り約915万円を公立学校共済組合から騙し取ったとされる。 毎日新聞によると、宗現さんは70歳になった段階で支給される老齢福祉年金を1969年以後受け取っていたが、宗現さんの妻が亡くなってからより受給額の多くなる遺族共済年金に切り替えていたという。警視庁・操作第2課はこの手続きを両容疑者らが主導したと見ている。年金は宗現さん名義の口座に振り込まれ、7月に6回にわたって270万円が引き出され、一部は貸金庫に移されており、遺体が見つかった当時の残高は約340万円あった。 読売新聞によると、足立区は8月27日に宗現さんに支給していた「生きがい奨励金」など約15万円を返還するように求めることも明かした。この奨励金は70歳以上の高齢者に対し、毎年4000~7000円程度の現金、または商品券で支給するというもので、宗現さんの遺族は1990年から20年間に合計11万6000円相当の奨励金をもらっていた。また介護保険を利用していない90歳以上の老人を対象にした「健康高齢者表彰」で受賞した賞金や2009年の定額給付金等合計4万円についても死亡時期の確定後を見て返還請求を行う予定である。

【2010年8月28日】 日経新聞によると、戸籍上111歳とされていた東京都足立区の加藤宗現（そうげん）さんが遺体で発見された事件で、宗現さんの長女らが警視庁に詐欺の疑いで逮捕された。逮捕されたのは宗現さんの長女・真子（みちこ　81）と、孫娘の登貴美（ときみ　53）の2人の容疑者。 日経新聞が捜査関係者に取材したところによると、真子容疑者らは宗現さんの妻が2004年8月に死んだ際、宗現さんが生きているように装い遺族共済年金の受給手続きをし、その年の10月から今年6月に渡り約915万円を公立学校共済組合から騙し取ったとされる。 毎日新聞によると、宗現さんは70歳になった段階で支給される老齢福祉年金を1969年以後受け取っていたが、宗現さんの妻が亡くなってからより受給額の多くなる遺族共済年金に切り替えていたという。警視庁・操作第2課はこの手続きを両容疑者らが主導したと見ている。年金は宗現さん名義の口座に振り込まれ、7月に6回にわたって270万円が引き出され、一部は貸金庫に移されており、遺体が見つかった当時の残高は約340万円あった。 読売新聞によると、足立区は8月27日に宗現さんに支給していた「生きがい奨励金」など約15万円を返還するように求めることも明かした。この奨励金は70歳以上の高齢者に対し、毎年4000～7000円程度の現金、または商品券で支給するというもので、宗現さんの遺族は1990年から20年間に合計11万6000円相当の奨励金をもらっていた。また介護保険を利用していない90歳以上の老人を対象にした「健康高齢者表彰」で受賞した賞金や2009年の定額給付金等合計4万円についても死亡時期の確定後を見て返還請求を行う予定である。

{{日付|2010年8月28日}} 日経新聞によると、[[w:戸籍|戸籍上]]111歳とされていた[[w:東京都|東京都]][[w:足立区|足立区]]の加藤宗現（そうげん）さんが[[w:遺体|遺体]]で発見された事件で、宗現さんの長女らが[[w:警視庁|警視庁]]に[[w:詐欺|詐欺]]の疑いで逮捕された。逮捕されたのは宗現さんの長女・真子（みちこ　81）と、孫娘の登貴美（ときみ　53）の2人の[[w:被疑者|容疑者]]。 日経新聞が捜査関係者に取材したところによると、真子容疑者らは宗現さんの妻が2004年8月に死んだ際、宗現さんが生きているように装い[[w:遺族共済年金|遺族共済年金]]の受給手続きをし、その年の10月から今年6月に渡り約915万円を[[w:公立学校共済組合|公立学校共済組合]]から騙し取ったとされる。 毎日新聞によると、宗現さんは70歳になった段階で支給される[[w:老齢福祉年金|老齢福祉年金]]を1969年以後受け取っていたが、宗現さんの妻が亡くなってからより受給額の多くなる遺族共済年金に切り替えていたという。警視庁・操作第2課はこの手続きを両容疑者らが主導したと見ている。年金は宗現さん名義の[[w:口座|口座]]に振り込まれ、7月に6回にわたって270万円が引き出され、一部は[[w:貸金庫|貸金庫]]に移されており、遺体が見つかった当時の残高は約340万円あった。 読売新聞によると、足立区は8月27日に宗現さんに支給していた「生きがい奨励金」など約15万円を返還するように求めることも明かした。この奨励金は70歳以上の高齢者に対し、毎年4000～7000円程度の現金、または[[w:商品券|商品券]]で支給するというもので、宗現さんの遺族は1990年から20年間に合計11万6000円相当の奨励金をもらっていた。また[[w:介護保険制度|介護保険]]を利用していない90歳以上の老人を対象にした「健康高齢者表彰」で受賞した[[w:賞金|賞金]]や2009年の[[w:定額給付金|定額給付金]]等合計4万円についても死亡時期の確定後を見て返還請求を行う予定である。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E5E2E1948DE0E5E2EAE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2 |タイトル=長女と孫娘を年金不正受給容疑で逮捕　「111歳」遺体事件 警視庁 |著者=日経電子版 |発行者=日本経済新聞 |日付=2010年8月27日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100827k0000e040093000c.html |タイトル=１１１歳遺体：年金不正受給容疑で長女と孫を逮捕　警視庁 |著者=毎日jp　酒井祥宏他記者3名 |発行者=毎日新聞 |日付=2010年8月27日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:eetcxihijuAJ:www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20100828-OYT8T00090.htm |タイトル=足立の「１１１歳」家族逮捕 区が支給金返還請求へ |著者=YOMIURI ONLINE東京23区 |発行者=読売新聞 |日付=2010年8月28日}} == 関連ニュース == * {{ウィキニュース|「東京都内最高齢111歳」の老人、30年以上前に死んでいた? 自宅に遺体見つかる|2010年7月30日}} [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:高齢者戸籍問題]] {{DEFAULTSORT:111さいろうしんのまこむすめかねんきんふせいしきゆうてたいほ}} {{公開中}}

2021-07-08T14:45:45Z

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龍馬記念館に展示の「龍馬の拳銃」、銃刀法違反の指摘受け撤去

【2010年8月28日】 産経新聞によると、高知県立坂本龍馬記念館(高知市)で展示されていた、坂本龍馬が使用していた物と同型の拳銃が、8月27日に高知県警から「銃刀法違反の疑いがある」との指摘を受け撤去された。 読売新聞によると、この拳銃は、スミス・アンド・ウエッソン(S&W)社製(産経報道では『モデル2アーミー』)で、松山市在住の66歳の男性が自らの旧家で発見し同館に寄贈。同館が22日から展示していた。ところが、同館の学芸員が、同県警に対し防犯対策を相談したところ、同法に抵触する可能性があることが判明したという。これまで同館では、同型拳銃のレプリカを展示してきており、同館の森健志郎館長は「やっと本物が展示できたと喜んでいたのに残念だ」とコメントしている。 読売新聞によると、同法では、公務員が常勤する場合に限り、銃の展示を認めているが、外郭団体が運営する同館には、常勤の県職員が不在だった。このため、同館は、職員の常勤する資料館での展示などを検討することにしている。また、産経新聞によれば、同法4条では、銃器類の博物館での展示を認めているが、拳銃については対象から除外されている。 産経新聞によると、「公務員が管理していなければ展示は不可」とする同県警の言い分に対し、森館長は「公務員かどうかで区別するのは余りにも時代錯誤だ」と訴えている。 読売新聞によると、坂本龍馬は、長州藩の高杉晋作からこの拳銃を貰い受け、1866年(慶応2年)の寺田屋事件で襲撃を受けた際に使用したとされている。

【2010年8月28日】 産経新聞によると、高知県立坂本龍馬記念館（高知市）で展示されていた、坂本龍馬が使用していた物と同型の拳銃が、8月27日に高知県警から「銃刀法違反の疑いがある」との指摘を受け撤去された。 読売新聞によると、この拳銃は、スミス・アンド・ウエッソン（S&W）社製（産経報道では『モデル2アーミー』）で、松山市在住の66歳の男性が自らの旧家で発見し同館に寄贈。同館が22日から展示していた。ところが、同館の学芸員が、同県警に対し防犯対策を相談したところ、同法に抵触する可能性があることが判明したという。これまで同館では、同型拳銃のレプリカを展示してきており、同館の森健志郎館長は「やっと本物が展示できたと喜んでいたのに残念だ」とコメントしている。 読売新聞によると、同法では、公務員が常勤する場合に限り、銃の展示を認めているが、外郭団体が運営する同館には、常勤の県職員が不在だった。このため、同館は、職員の常勤する資料館での展示などを検討することにしている。また、産経新聞によれば、同法4条では、銃器類の博物館での展示を認めているが、拳銃については対象から除外されている。 産経新聞によると、「公務員が管理していなければ展示は不可」とする同県警の言い分に対し、森館長は「公務員かどうかで区別するのは余りにも時代錯誤だ」と訴えている。 読売新聞によると、坂本龍馬は、長州藩の高杉晋作からこの拳銃を貰い受け、1866年（慶応2年）の寺田屋事件で襲撃を受けた際に使用したとされている。

{{日付|2010年8月28日}} {{Wikipediapar|坂本龍馬}} {{Wikipediapar|高知県立坂本龍馬記念館}} [[画像:The Sakamoto Ryoma Memorial Museum 01.jpg|thumb|高知県立坂本龍馬記念館]] [[w:産経新聞|産経新聞]]によると、[[w:高知県立坂本龍馬記念館|高知県立坂本龍馬記念館]]（[[w:高知市|高知市]]）で展示されていた、[[w:坂本龍馬|坂本龍馬]]が使用していた物と同型の[[w:拳銃|拳銃]]が、[[w:8月27日|8月27日]]に[[w:高知県警察|高知県警]]から「[[w:銃砲刀剣類所持等取締法|銃刀法]]違反の疑いがある」との指摘を受け撤去された。 読売新聞によると、この拳銃は、[[w:スミス&ウェッソン|スミス・アンド・ウエッソン（S&W）社]]製（産経報道では『モデル2アーミー』）で、[[w:松山市|松山市]]在住の66歳の男性が自らの旧家で発見し同館に寄贈。同館が22日から展示していた。ところが、同館の[[w:学芸員|学芸員]]が、同県警に対し[[w:防犯|防犯]]対策を相談したところ、同法に抵触する可能性があることが判明したという。これまで同館では、同型拳銃の[[w:レプリカ|レプリカ]]を展示してきており、同館の森健志郎館長は「やっと本物が展示できたと喜んでいたのに残念だ」とコメントしている。 読売新聞によると、同法では、[[w:公務員|公務員]]が常勤する場合に限り、[[w:銃|銃]]の展示を認めているが、[[w:外郭団体|外郭団体]]が運営する同館には、常勤の県職員が不在だった。このため、同館は、職員の常勤する資料館での展示などを検討することにしている。また、産経新聞によれば、同法4条では、銃器類の[[w:博物館|博物館]]での展示を認めているが、拳銃については対象から除外されている。 産経新聞によると、「公務員が管理していなければ展示は不可」とする同県警の言い分に対し、森館長は「公務員かどうかで区別するのは余りにも時代錯誤だ」と訴えている。 読売新聞によると、坂本龍馬は、[[w:長州藩|長州藩]]の[[w:高杉晋作|高杉晋作]]からこの拳銃を貰い受け、[[w:1866年|1866年（慶応2年）]]の[[w:寺田屋事件|寺田屋事件]]で襲撃を受けた際に使用したとされている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100827/trd1008272034005-n1.htm |タイトル=龍馬の拳銃、銃刀法違反?「公務員が条件」展示中止 |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年8月27日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100828-OYT1T00224.htm |タイトル=龍馬の拳銃、展示だめ!公務員不在なら銃刀法違反 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年8月28日}} [[Category:日本]] [[Category:高知県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:文化]] [[Category:学術]] [[Category:歴史]] {{DEFAULTSORT:りようまきねんかんにてんしのりようまのけんしゆうしゆうとうほういはんのしてきうけてつきよ}} {{公開中}}

2010-09-07T04:10:16Z

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追手門学院大学でインド人学生がいじめ苦に自殺、遺族が人権救済申し立て

【2010年8月31日】 産経新聞によると、追手門学院大学(大阪府茨木市)に通学していた在日インド人の男子大学生(当時20歳)が2007年(UTC+9)に、大学でいじめを受け続けたとする遺書を残し自殺したにもかかわらず、同大学側は調査せず放置していたことが判明した。 産経新聞によると、同大学側は、この自殺についての調査に積極的だった、このインド人学生のゼミ担当教授を遺族の窓口担当から外すなど、隠蔽工作とも受け取れる対応に終始していたという。産経・読売の両報道によれば、この学生の遺族(読売報道では52歳の母親)が、同大学を運営する学校法人追手門学院を相手取り、大阪弁護士会に対し人権救済を申し立てている。 産経新聞によると、自殺した大学生の遺族や関係者などの話として、大学生は2007年6月8日に、自分が住んでいた神戸市内の自宅マンション敷地内で飛び降り自殺しているのが見つかった。自室がある8階から飛び降りた模様で、この部屋には父母宛の遺書が残されていた。遺書には、「学校で受け続けたイジメ(略) 僕はもう限界です。僕には居場所がありません」などと記されていた。自殺2日前の携帯メールにも、大学でのいじめを示唆する内容が記されていた。このため遺族は、ゼミ担当教授らに対し、自殺の原因と見られるいじめの調査を依頼。この教授は依頼を受け、再三に亘り同大学側に早期の調査と原因究明を求めたが、同大学側は「調査対象の学生の親から苦情が出る」などとして調査しなかったという。また、同大学側は、自殺から約半年後の2008年1月に相談した弁護士からも「調査すべきだ」との進言を受けたものの、「大学と小中高とでのいじめは異なる」、「別の弁護士は『調査の必要が無い』と言った」などの理由で放置し続けたとされる。さらに、遺族の窓口となっていたゼミ担当教授を、この問題から外す措置を取った。この問題は2009年10月に同大学内の人権啓発委員会でも取り上げられたものの、これを以ってしても調査が行われることは無かったという。 また、読売新聞によると、同大学側は、2010年2月に30万円を学生の母親に渡し、「債権債務が無いことを確認した」との合意書への署名を要求した。母親は、(1)いじめと自殺を防止せず、学生の人権を侵害した、(2)調査を求める母親の権利を侵害した、と主張している。 読売新聞によると、同大学の松本直樹副学長は「いじめの有無については、今のところ確認していない。調査依頼についても把握していない。今後、学内の対応について調査する」とコメントした。

【2010年8月31日】 産経新聞によると、追手門学院大学（大阪府茨木市）に通学していた在日インド人の男子大学生（当時20歳）が2007年（UTC+9）に、大学でいじめを受け続けたとする遺書を残し自殺したにもかかわらず、同大学側は調査せず放置していたことが判明した。 産経新聞によると、同大学側は、この自殺についての調査に積極的だった、このインド人学生のゼミ担当教授を遺族の窓口担当から外すなど、隠蔽工作とも受け取れる対応に終始していたという。産経・読売の両報道によれば、この学生の遺族（読売報道では52歳の母親）が、同大学を運営する学校法人追手門学院を相手取り、大阪弁護士会に対し人権救済を申し立てている。 産経新聞によると、自殺した大学生の遺族や関係者などの話として、大学生は2007年6月8日に、自分が住んでいた神戸市内の自宅マンション敷地内で飛び降り自殺しているのが見つかった。自室がある8階から飛び降りた模様で、この部屋には父母宛の遺書が残されていた。遺書には、「学校で受け続けたイジメ（略）　僕はもう限界です。僕には居場所がありません」などと記されていた。自殺2日前の携帯メールにも、大学でのいじめを示唆する内容が記されていた。このため遺族は、ゼミ担当教授らに対し、自殺の原因と見られるいじめの調査を依頼。この教授は依頼を受け、再三に亘り同大学側に早期の調査と原因究明を求めたが、同大学側は「調査対象の学生の親から苦情が出る」などとして調査しなかったという。また、同大学側は、自殺から約半年後の2008年1月に相談した弁護士からも「調査すべきだ」との進言を受けたものの、「大学と小中高とでのいじめは異なる」、「別の弁護士は『調査の必要が無い』と言った」などの理由で放置し続けたとされる。さらに、遺族の窓口となっていたゼミ担当教授を、この問題から外す措置を取った。この問題は2009年10月に同大学内の人権啓発委員会でも取り上げられたものの、これを以ってしても調査が行われることは無かったという。 また、読売新聞によると、同大学側は、2010年2月に30万円を学生の母親に渡し、「債権債務が無いことを確認した」との合意書への署名を要求した。母親は、(1)いじめと自殺を防止せず、学生の人権を侵害した、(2)調査を求める母親の権利を侵害した、と主張している。 読売新聞によると、同大学の松本直樹副学長は「いじめの有無については、今のところ確認していない。調査依頼についても把握していない。今後、学内の対応について調査する」とコメントした。

{{日付|2010年8月31日}} {{Wikipediapar|追手門学院大学}} {{Wikipediapar|いじめ}} [[画像:Otemon Gakuin University.JPG|thumb|追手門学院大学]] [[w:産経新聞|産経新聞]]によると、[[w:追手門学院大学|追手門学院大学]]（[[w:大阪府|大阪府]][[w:茨木市|茨木市]]）に通学していた[[w:在日インド人|在日インド人]]の男子[[w:大学|大学]]生（当時20歳）が[[w:2007年|2007年]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に、大学で[[w:いじめ|いじめ]]を受け続けたとする[[w:遺書|遺書]]を残し[[w:自殺|自殺]]したにもかかわらず、同大学側は調査せず放置していたことが判明した。 産経新聞によると、同大学側は、この自殺についての調査に積極的だった、このインド人学生の[[w:ゼミナール|ゼミ]]担当[[w:教授|教授]]を遺族の窓口担当から外すなど、隠蔽工作とも受け取れる対応に終始していたという。産経・[[w:読売新聞|読売]]の両[[w:報道|報道]]によれば、この学生の遺族（読売報道では52歳の母親）が、同大学を運営する[[w:学校法人追手門学院|学校法人追手門学院]]を相手取り、[[w:大阪弁護士会|大阪弁護士会]]に対し[[w:人権|人権]]救済を申し立てている。 産経新聞によると、自殺した大学生の遺族や関係者などの話として、大学生は2007年[[w:6月8日|6月8日]]に、自分が住んでいた[[w:神戸市|神戸市]]内の自宅[[w:マンション|マンション]]敷地内で飛び降り自殺しているのが見つかった。自室がある8階から飛び降りた模様で、この部屋には父母宛の遺書が残されていた。遺書には、「[[w:学校|学校]]で受け続けたイジメ（略）　僕はもう限界です。僕には居場所がありません」などと記されていた。自殺2日前の[[w:携帯電話|携帯]][[w:電子メール|メール]]にも、大学でのいじめを示唆する内容が記されていた。このため遺族は、ゼミ担当教授らに対し、自殺の原因と見られるいじめの調査を依頼。この教授は依頼を受け、再三に亘り同大学側に早期の調査と原因究明を求めたが、同大学側は「調査対象の学生の親から苦情が出る」などとして調査しなかったという。また、同大学側は、自殺から約半年後の[[w:2008年|2008年]][[w:1月|1月]]に相談した[[w:弁護士|弁護士]]からも「調査すべきだ」との進言を受けたものの、「大学と[[w:小学校|小]][[w:中学校|中]][[w:高等学校|高]]とでのいじめは異なる」、「別の弁護士は『調査の必要が無い』と言った」などの理由で放置し続けたとされる。さらに、遺族の窓口となっていたゼミ担当教授を、この問題から外す措置を取った。この問題は[[w:2009年|2009年]][[w:10月|10月]]に同大学内の人権啓発委員会でも取り上げられたものの、これを以ってしても調査が行われることは無かったという。 また、読売新聞によると、同大学側は、[[w:2010年|2010年]][[w:2月|2月]]に30万円を学生の母親に渡し、「[[w:債権|債権]][[w:債務|債務]]が無いことを確認した」との合意書への署名を要求した。母親は、(1)いじめと自殺を防止せず、学生の人権を[[w:人権侵害|侵害]]した、(2)調査を求める母親の権利を侵害した、と主張している。 読売新聞によると、同大学の[[w:松本直樹|松本直樹]][[w:副学長|副学長]]は「いじめの有無については、今のところ確認していない。調査依頼についても把握していない。今後、学内の対応について調査する」とコメントした。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100831/crm1008310200001-n1.htm |タイトル=大学が「いじめ自殺」を隠蔽　「息子に会いに…」父も後追い自殺 |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年8月31日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100831-OYT1T00572.htm |タイトル=いじめ自殺、インド人大学生の母が救済申し立て |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年8月31日}} == 外部リンク == * [http://www.otemon.ac.jp/new/news.php?id=1169 8月31日付の報道について] 追手門学院大学ニュースリリース 2010年8月31日 [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:教育]] {{DEFAULTSORT:おうてもんかくいんたいかくていんとしんかくせいかいしめくにしさついそくかしんけんきゆうさいもうしたて}} {{公開中}}

2010-09-07T04:30:34Z

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NHK、大相撲秋場所で生中継を再開へ

【2010年9月2日】 NHKの福地茂雄会長は9月2日(UTC+9)に記者会見を行い、9月12日に初日を迎える大相撲秋場所(会場:両国国技館)から生中継を再開することを発表した。 8月30日に日本相撲協会が発表した「暴力団等排除宣言」などにより、相撲協会の改革への道筋を示したと評価しての決定。福地会長は、「視聴者からも一定の理解を得られると思う。中継を心待ちにしている視聴者もいることなどから総合的に判断をした」と説明した。一方、「新たな問題が発生した場合は、場所の途中であっても、中継の中止を含めて毅然とした態度で臨む」と強調、相撲協会に対して不祥事の再発防止を強く求める姿勢を見せた。 NHKは、野球賭博問題などの不祥事を受けて7月に行われた名古屋場所の生中継を中止し、録画によるダイジェスト番組を放送していた。8月30日、相撲協会の放駒理事長から「暴力団等排除宣言」についての説明を受け、秋場所の中継について検討を行っていた。 本ニュースは「共同通信」および「日本経済新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年9月2日】 NHKの福地茂雄会長は9月2日（UTC+9）に記者会見を行い、9月12日に初日を迎える大相撲秋場所から生中継を再開することを発表した。 8月30日に日本相撲協会が発表した「暴力団等排除宣言」などにより、相撲協会の改革への道筋を示したと評価しての決定。福地会長は、「視聴者からも一定の理解を得られると思う。中継を心待ちにしている視聴者もいることなどから総合的に判断をした」と説明した。一方、「新たな問題が発生した場合は、場所の途中であっても、中継の中止を含めて毅然とした態度で臨む」と強調、相撲協会に対して不祥事の再発防止を強く求める姿勢を見せた。 NHKは、野球賭博問題などの不祥事を受けて7月に行われた名古屋場所の生中継を中止し、録画によるダイジェスト番組を放送していた。8月30日、相撲協会の放駒理事長から「暴力団等排除宣言」についての説明を受け、秋場所の中継について検討を行っていた。

{{大相撲力士の野球賭博関与問題}} {{日付|2010年9月2日}} [[w:日本放送協会|NHK]]の[[w:福地茂雄|福地茂雄]]会長は9月2日（{{UTC|+9}}）に記者会見を行い、9月12日に初日を迎える[[w:大相撲|大相撲]][[w:本場所#秋場所|秋場所]]（会場：[[w:両国国技館|両国国技館]]）から[[w:大相撲中継|生中継]]を再開することを発表した<ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090201000550.html|タイトル=ＮＨＫ、秋場所生中継再開へ　協会の決意と改革を評価|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年9月2日}}</ref>。 8月30日に[[w:日本相撲協会|日本相撲協会]]が発表した「暴力団等排除宣言」などにより、相撲協会の改革への道筋を示したと評価しての決定<ref name="nik">{{情報源・ウェブ|url=http://www.nikkei.com/sports/news/article/g=96958A9C93819695E2E0E2E6E48DE2E0E2EBE0E2E3E29180EAE2E2E2;da=96958A88889DE2E0E3EAEAE5E6E2E0E3E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2|タイトル=ＮＨＫ、秋場所で大相撲生中継再開　「視聴者からも理解」|著者=日本経済新聞 Web刊|発行者=日本経済新聞社|日付=2010年9月2日}}</ref>。福地会長は、「視聴者からも一定の理解を得られると思う<ref name="47n" /><ref name="nik" />。中継を心待ちにしている視聴者もいることなどから総合的に判断をした」と説明した<ref name="47n" />。一方、「新たな問題が発生した場合は、場所の途中であっても、中継の中止を含めて毅然とした態度で臨む」と強調<ref name="47n" /><ref name="nik" />、相撲協会に対して不祥事の再発防止を強く求める姿勢を見せた<ref name="nik" />。 NHKは、[[w:大相撲野球賭博問題|野球賭博問題]]などの不祥事を受けて7月に行われた[[w:本場所#名古屋場所|名古屋場所]]の生中継を中止し、録画による[[w:大相撲・幕内の全取組|ダイジェスト番組]]を放送していた<ref name="47n" />。8月30日、相撲協会の[[w:魁傑將晃|放駒理事長]]から「暴力団等排除宣言」についての説明を受け、秋場所の中継について検討を行っていた<ref name="nik" />。 == 情報源 == 本ニュースは「共同通信」および「日本経済新聞」の以下の報道を情報源としている。 <references /> == 関連ニュース == * {{ウィキニュース|NHK、大相撲名古屋場所の生中継はせず|2010年7月6日}} [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:文化]] [[Category:放送]] [[Category:日本放送協会]] [[Category:テレビ]] {{DEFAULTSORT:NHK、おおすもうあきはしよてなまちゆうけいをさいかいへ}} {{公開中}}

2010-09-20T03:42:19Z

https://ja.wikinews.org/wiki/NHK%E3%80%81%E5%A4%A7%E7%9B%B8%E6%92%B2%E7%A7%8B%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%81%A7%E7%94%9F%E4%B8%AD%E7%B6%99%E3%82%92%E5%86%8D%E9%96%8B%E3%81%B8

和歌山地検の検察官、被告人の父親に刺され負傷

【2010年9月3日】 産経新聞・読売新聞によると、9月2日午前11時55分(UTC+9)頃、和歌山地検の庁舎1階にいた同地検の丸尾吉秀検事(40歳)が、突然、刃物(読売報道では刃渡り11センチの包丁)を持った男に切り付けられた。 産経新聞によると、居合わせた司法修習生が男を取り押さえ、和歌山県警の捜査員が、傷害容疑の現行犯で男を逮捕した。和歌山市消防局によると、丸尾検事は病院に搬送されたが、意識はあり、命に別条は無い模様。 産経新聞によると、同県警の話として、逮捕されたのは、兵庫県西宮市苦楽園在住の三好昌之介容疑者(82歳)で、容疑を認めているという。 読売新聞が同県警和歌山西署などの発表として報道したところによると、三好容疑者は、2008年に経営していた旅館に放火した疑いで、非現住建造物等放火罪などで8月2日に和歌山地裁で懲役6年の判決を受けた三好なるみ被告(45歳)の父親であるという。なるみ被告は無罪を主張し、現在控訴中である。丸尾検事はこの事件を担当しているという。 読売新聞によると、三好容疑者は調べに対し、検察への恨みが動機だと供述している模様である。

【2010年9月3日】 産経新聞・読売新聞によると、9月2日午前11時55分（UTC+9）頃、和歌山地検の庁舎1階にいた同地検の丸尾吉秀検事（40歳）が、突然、刃物（読売報道では刃渡り11センチの包丁）を持った男に切り付けられた。 産経新聞によると、居合わせた司法修習生が男を取り押さえ、和歌山県警の捜査員が、傷害容疑の現行犯で男を逮捕した。和歌山市消防局によると、丸尾検事は病院に搬送されたが、意識はあり、命に別条は無い模様。 産経新聞によると、同県警の話として、逮捕されたのは、兵庫県西宮市苦楽園在住の三好昌之介容疑者（82歳）で、容疑を認めているという。 読売新聞が同県警和歌山西署などの発表として報道したところによると、三好容疑者は、2008年に経営していた旅館に放火した疑いで、非現住建造物等放火罪などで8月2日に和歌山地裁で懲役6年の判決を受けた三好なるみ被告（45歳）の父親であるという。なるみ被告は無罪を主張し、現在控訴中である。丸尾検事はこの事件を担当しているという。 読売新聞によると、三好容疑者は調べに対し、検察への恨みが動機だと供述している模様である。

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2010-10-06T14:26:39Z

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名古屋市営地下鉄金山駅構内で81歳女性が切り付けられ死亡、23歳の女を逮捕

【2010年9月5日】 読売新聞・朝日新聞によると、5日午前7時55分(UTC+9)頃(朝日報道では7時50分過ぎ)、名古屋市営地下鉄名城線金山駅(名古屋市中区)の改札口近くの女子トイレ前で、女が、同市港区在住の奥田トシさん(81歳)を、いきなり包丁で切り付けた。 読売新聞によると、奥田さんは右肩などから多量に出血し、救急車で同市内の病院に搬送されたが、同9時20分頃死亡した。 読売新聞によると、愛知県警は同日、同県春日井市在住の職業不詳の23歳の女を、殺人容疑で逮捕した。 朝日新聞によれば、逮捕された女は指に負傷しており、興奮して当初は事情を聴けない状態だったという。 朝日新聞によると、同駅は同市営地下鉄とJR、名鉄の3社局が乗り入れている。同駅構内の現場付近では、若い女性が血だまりを見て卒倒し手当を受けるなど、一時騒然とした雰囲気になった。

【2010年9月5日】 読売新聞・朝日新聞によると、5日午前7時55分（UTC+9）頃（朝日報道では7時50分過ぎ）、名古屋市営地下鉄名城線金山駅（名古屋市中区）の改札口近くの女子トイレ前で、女が、同市港区在住の奥田トシさん（81歳）を、いきなり包丁で切り付けた。 読売新聞によると、奥田さんは右肩などから多量に出血し、救急車で同市内の病院に搬送されたが、同9時20分頃死亡した。 読売新聞によると、愛知県警は同日、同県春日井市在住の職業不詳の23歳の女を、殺人容疑で逮捕した。 朝日新聞によれば、逮捕された女は指に負傷しており、興奮して当初は事情を聴けない状態だったという。 朝日新聞によると、同駅は同市営地下鉄とJR、名鉄の3社局が乗り入れている。同駅構内の現場付近では、若い女性が血だまりを見て卒倒し手当を受けるなど、一時騒然とした雰囲気になった。

{{日付|2010年9月5日}} [[画像:KanayamaStation-NorthGate.jpg|250px|thumb|金山駅]] {{2010鉄道関連ニュース}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:朝日新聞|朝日新聞]]によると、5日午前7時55分（[[w:UTC+9|UTC+9]]）頃（朝日報道では7時50分過ぎ）、[[w:名古屋市営地下鉄|名古屋市営地下鉄]][[w:名城線|名城線]][[w:金山駅 (愛知県)|金山駅]]（[[w:名古屋市|名古屋市]][[w:中区 (名古屋市)|中区]]）の[[w:改札口|改札口]]近くの女子[[w:便所|トイレ]]前で、女が、同市[[w:港区 (名古屋市)|港区]]在住の奥田トシさん（81歳）を、いきなり[[w:包丁|包丁]]で切り付けた。 読売新聞によると、奥田さんは右肩などから多量に出血し、[[w:救急車|救急車]]で同市内の[[w:病院|病院]]に搬送されたが、同9時20分頃死亡した。 読売新聞によると、[[w:愛知県警察|愛知県警]]は同日、同県[[w:春日井市|春日井市]]在住の職業不詳の23歳の女を、[[w:殺人罪|殺人]]容疑で[[w:逮捕|逮捕]]した。 朝日新聞によれば、逮捕された女は指に負傷しており、興奮して当初は事情を聴けない状態だったという。 朝日新聞によると、同駅は同市営地下鉄と[[w:東海旅客鉄道|JR]]、[[w:名古屋鉄道|名鉄]]の3社局が乗り入れている。同駅構内の現場付近では、若い女性が[[w:血液|血]]だまりを見て卒倒し手当を受けるなど、一時騒然とした雰囲気になった。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100905-OYT1T00146.htm |タイトル=地下鉄駅で81歳女性、女に包丁で切られ死亡 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年9月5日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100905-OYT1T00510.htm |タイトル=名古屋の切りつけ殺人、23歳女を逮捕 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年9月5日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/0905/TKY201009050048.html |タイトル=地下鉄駅で女に切られ81歳死亡　女の身柄確保　名古屋 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年9月5日}} [[Category:日本]] [[Category:愛知県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:なこやしえいちかてつかなやまえきこうないて81さいしよせいかきりつけられしほう23さいのおんなをたいほ}} {{公開中}}

2010-09-17T02:58:14Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%B8%82%E5%96%B6%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E9%89%84%E9%87%91%E5%B1%B1%E9%A7%85%E6%A7%8B%E5%86%85%E3%81%A781%E6%AD%B3%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%8C%E5%88%87%E3%82%8A%E4%BB%98%E3%81%91%E3%82%89%E3%82%8C%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E3%80%8123%E6%AD%B3%E3%81%AE%E5%A5%B3%E3%82%92%E9%80%AE%E6%8D%95

アフガニスタンで拘束された日本人ジャーナリストが解放される

【2010年9月5日】 読売新聞・朝日新聞によると、アフガニスタン(以下、「アフガン」)北部で3月(UTC+9)末から行方不明となり、反政府武装勢力・タリバンの地方組織に拘束されたと見られていたフリージャーナリスト・常岡浩介(つねおか・こうすけ)さん(41歳、東京都中野区在住)が9月4日、現地の日本大使館に保護された。 朝日新聞によると、日本政府関係者の話として、4日にアフガン政府から日本大使館に対し、「常岡さんが間も無く武装勢力から解放される」との連絡があり、事態が急展開した模様である。保護後、大使館では詳しい事情を聴いているという。 また、アフガン北部クンドゥズ州の知事は、常岡さんはタジキスタンとの国境近くの同州北東部のアルチ地区で解放されたことを明らかにした。クンドゥズ州知事によると、常岡さんを拘束した犯行グループは、アフガン政府や日本大使館に対し身代金を要求していたが、実際に身代金が支払われたかは不明という。 読売新聞によると、常岡さんは、アフガン国内で取材中に連絡が取れなくなり、日本政府は4月2日に誘拐された事実を認めた後、アフガン政府と連携し情報収集を続けていた。 朝日新聞によると、その後、タリバンの北部地域の報道担当者が「日本人ジャーナリストを拘束している」と、複数のマスコミに対し語ったことなどから、常岡さんはタリバンの地方組織によって誘拐・拘束された可能性が強まっていた。アフガン当局は、断続的に武装勢力側と解放交渉を行ってきた模様である。 朝日新聞によると、常岡さんが消息不明となったアフガン北部は、近年、タリバンが勢力が強化しており、同国政府軍や北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊との戦闘も激化し、治安が不安定化している。

【2010年9月5日】 読売新聞・朝日新聞によると、アフガニスタン（以下、「アフガン」）北部で3月（UTC+9）末から行方不明となり、反政府武装勢力・タリバンの地方組織に拘束されたと見られていたフリージャーナリスト・常岡浩介（つねおか・こうすけ）さん（41歳、東京都中野区在住）が9月4日、現地の日本大使館に保護された。 朝日新聞によると、日本政府関係者の話として、4日にアフガン政府から日本大使館に対し、「常岡さんが間も無く武装勢力から解放される」との連絡があり、事態が急展開した模様である。保護後、大使館では詳しい事情を聴いているという。 また、アフガン北部クンドゥズ州の知事は、常岡さんはタジキスタンとの国境近くの同州北東部のアルチ地区で解放されたことを明らかにした。クンドゥズ州知事によると、常岡さんを拘束した犯行グループは、アフガン政府や日本大使館に対し身代金を要求していたが、実際に身代金が支払われたかは不明という。 読売新聞によると、常岡さんは、アフガン国内で取材中に連絡が取れなくなり、日本政府は4月2日に誘拐された事実を認めた後、アフガン政府と連携し情報収集を続けていた。 朝日新聞によると、その後、タリバンの北部地域の報道担当者が「日本人ジャーナリストを拘束している」と、複数のマスコミに対し語ったことなどから、常岡さんはタリバンの地方組織によって誘拐・拘束された可能性が強まっていた。アフガン当局は、断続的に武装勢力側と解放交渉を行ってきた模様である。 朝日新聞によると、常岡さんが消息不明となったアフガン北部は、近年、タリバンが勢力が強化しており、同国政府軍や北大西洋条約機構（NATO）主導の国際治安支援部隊との戦闘も激化し、治安が不安定化している。

{{日付|2010年9月5日}} [[File:LocationAfghanistan.svg|thumb|アフガニスタンの位置]] [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:朝日新聞|朝日新聞]]によると、[[w:アフガニスタン|アフガニスタン（以下、「アフガン」）]]北部で[[w:3月|3月]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）末から行方不明となり、[[w:反政府武装勢力|反政府武装勢力]]・[[w:ターリバーン|タリバン]]の地方組織に[[w:拘束|拘束]]されたと見られていたフリー[[w:ジャーナリスト|ジャーナリスト]]・常岡浩介（つねおか・こうすけ）さん（41歳、[[w:東京都|東京都]][[w:中野区|中野区]]在住）が9月4日、現地の[[w:日本大使館|日本大使館]]に保護された。 朝日新聞によると、[[w:日本政府|日本政府]]関係者の話として、4日にアフガン政府から日本大使館に対し、「常岡さんが間も無く武装勢力から解放される」との連絡があり、事態が急展開した模様である。保護後、[[w:大使館|大使館]]では詳しい事情を聴いているという。 また、アフガン北部[[w:クンドゥズ州|クンドゥズ州]]の[[w:知事|知事]]は、常岡さんは[[w:タジキスタン|タジキスタン]]との[[w:国境|国境]]近くの同州北東部の[[w:アルチ|アルチ]]地区で解放されたことを明らかにした。クンドゥズ州知事によると、常岡さんを拘束した犯行グループは、アフガン政府や日本大使館に対し[[w:身代金|身代金]]を要求していたが、実際に身代金が支払われたかは不明という。 読売新聞によると、常岡さんは、アフガン国内で取材中に連絡が取れなくなり、日本政府は[[w:4月2日|4月2日]]に誘拐された事実を認めた後、アフガン政府と連携し情報収集を続けていた。 朝日新聞によると、その後、タリバンの北部地域の[[w:報道|報道]]担当者が「[[w:日本|日本]]人ジャーナリストを拘束している」と、複数の[[w:マスコミ|マスコミ]]に対し語ったことなどから、常岡さんはタリバンの地方組織によって誘拐・拘束された可能性が強まっていた。アフガン当局は、断続的に武装勢力側と解放交渉を行ってきた模様である。 朝日新聞によると、常岡さんが消息不明となったアフガン北部は、近年、タリバンが勢力が強化しており、同国政府軍や[[w:北大西洋条約機構|北大西洋条約機構（NATO）]]主導の国際[[w:治安|治安]]支援部隊との戦闘も激化し、治安が不安定化している。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100905-OYT1T00392.htm |タイトル=アフガンで拘束?ジャーナリスト常岡さん解放 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年9月5日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/international/update/0905/TKY201009050147.html |タイトル=アフガンで拉致?常岡さんを保護　約5カ月ぶり |著者=山尾有紀恵、五十嵐誠(asahi.com) |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年9月5日}} [[Category:アジア]] [[Category:アフガニスタン]] [[Category:日本]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:あふかにすたんてこうそくされたにほんしんしやーなりすとかかいほうされる}} {{公開中}} <!-- 記事が書きあがった時点で{{査読中}}に書き換えます。 自分で書いた項目は{{公開中}}には換えないでください。 査読中のものに新たに資料を付け加えた場合、大幅な加筆をした場合も同様です。 公開前になるべく多くの投稿者に目を通してもらうようにしましょう。 -->

2016-06-02T18:52:38Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%81%A7%E6%8B%98%E6%9D%9F%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%8C%E8%A7%A3%E6%94%BE%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B

首都圏・近畿地方のテレビ局で「アナログ終了」字幕を終日表示

【2010年9月7日】 日経BPと山梨日日新聞によると、関東地方(首都圏)と山梨県、及び近畿地方の民間テレビ放送は9月6日から地上デジタルテレビ放送の完全移行を周知徹底するためのアナログ放送での字幕表示を常時行うことになった。 日経BPが近畿総合通信局などの話として紹介したところによると、これは「アナログ放送終了や受信障害対策の共同受信障害の対応」についての注意喚起を行うためのもので、受信障害対策の共同受信施設のデジタル対応率は全国で45.6%(2010年3月末)と対応が遅れているためである。山梨日日によると、このアナログ終了告知の字幕は番組開始の約1分程度放送しており、常時表示は当初来年1月から実施する予定だったが、このことから前倒しで実施することになった。 山梨日日によると、アナログ終了の告知字幕は番組提供・協賛社のスポンサー表示、及びCMが放送されている時間を除く原則ほぼ全時間で常時表示を行う。NHKは時間帯を限定して字幕を表示する予定である。

【2010年9月7日】 日経BPと山梨日日新聞によると、関東地方（首都圏）と山梨県、及び近畿地方の民間テレビ放送は9月6日から地上デジタルテレビ放送の完全移行を周知徹底するためのアナログ放送での字幕表示を常時行うことになった。 日経BPが近畿総合通信局などの話として紹介したところによると、これは「アナログ放送終了や受信障害対策の共同受信障害の対応」についての注意喚起を行うためのもので、受信障害対策の共同受信施設のデジタル対応率は全国で45.6%（2010年3月末）と対応が遅れているためである。山梨日日によると、このアナログ終了告知の字幕は番組開始の約1分程度放送しており、常時表示は当初来年1月から実施する予定だったが、このことから前倒しで実施することになった。 山梨日日によると、アナログ終了の告知字幕は番組提供・協賛社のスポンサー表示、及びCMが放送されている時間を除く原則ほぼ全時間で常時表示を行う。NHKは時間帯を限定して字幕を表示する予定である。

{{日付|2010年9月7日}} 日経BPと山梨日日新聞によると、[[w:関東地方|関東地方]]（[[w:首都圏|首都圏]]）と[[w:山梨県|山梨県]]、及び[[w:近畿地方|近畿地方]]の民間テレビ放送は9月6日から[[w:地上デジタルテレビ放送|地上デジタルテレビ]]放送の完全移行を周知徹底するための[[w:NTSC|アナログ放送]]での字幕表示を常時行うことになった。 日経BPが近畿総合通信局などの話として紹介したところによると、これは「アナログ放送終了や受信障害対策の共同受信障害の対応」についての注意喚起を行うためのもので、受信障害対策の共同受信施設のデジタル対応率は全国で45.6%（2010年3月末）と対応が遅れているためである。山梨日日によると、このアナログ終了告知の字幕は番組開始の約1分程度放送しており、常時表示は当初来年1月から実施する予定だったが、このことから前倒しで実施することになった。 山梨日日によると、アナログ終了の告知字幕は[[w:提供クレジット|番組提供・協賛社のスポンサー表示]]、及び[[w:コマーシャルメッセージ|CM]]が放送されている時間を除く原則ほぼ全時間で常時表示を行う。[[w:日本放送協会|NHK]]は時間帯を限定して字幕を表示する予定である。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100903/351739/ |タイトル=近畿の広域民放4社、地上アナログ放送の画面に告知スーパーを常時表示へ |著者=日経ニューメディア 長谷川博 |発行者=日経BP |日付=2010年9月3日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/09/06/10.html |タイトル=全放送時間にアナログ終了を告知 きょうから　地デジ移行へ山梨放送 |著者=みるじゃん・山梨県内のニュースから |発行者=山梨日日新聞 |日付=2010年9月6日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/new/2010/0903_01.html |タイトル=近畿地域のアナログ放送に地デジ移行の告知スーパーを常時表示 |著者=近畿総合通信局 |発行者=総務省 |日付=2010年9月3日}} [[Category:日本]] [[Category:関東地方]] [[Category:近畿地方]] [[Category:文化]] [[Category:放送]] [[Category:テレビ]] {{DEFAULTSORT:しゆとけん・きんきちほうのてれひきよくてあなろくしゆうりようしまくをしゆうしつひようし}} {{公開中}}

2010-09-11T03:03:24Z

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訃報 坪井俊映師 - 浄土門主、浄土宗総本山知恩院門跡

【2010年9月7日】 浄土宗のトップにあたる浄土門主(もんす)で、総本山知恩院第87世門跡の坪井俊映(つぼい・しゅんえい)師が9月6日午前1時50分(UTC+9)、心不全のため京都市内の病院で死去した。95歳だった。 京都府に生まれ、龍谷大学研究科(仏教学)修了。佛教大学教授・同大学文学部長・仏教文化研究所長などを歴任し、1992年名誉教授。1994年に浄土宗大本山金戒光明寺法主に就任。任期途中で辞任した中村康隆師の後任として、2007年3月に浄土門主・知恩院門跡に就任した。 浄土宗の研究家としても知られ、浄土宗の教学のトップにあたる「勧学」を務めた。 在任期間中である2011年に迎える宗祖・法然の没後800年にあたる800回大遠忌(だいおんき)法要に向けて尽力、全国各地の浄土宗寺院を回っていたが、今年5月頃から体調を崩し、自坊で療養生活を送っていた。 本ニュースは「京都新聞」、「産経新聞」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年9月7日】 浄土宗のトップにあたる浄土門主（もんす）で、総本山知恩院第87世門跡の坪井俊映（つぼい・しゅんえい）師が9月6日午前1時50分（UTC+9）、心不全のため京都市内の病院で死去した。95歳だった。 京都府に生まれ、龍谷大学研究科（仏教学）修了。佛教大学教授・同大学文学部長・仏教文化研究所長などを歴任し、1992年名誉教授。1994年に浄土宗大本山金戒光明寺法主に就任。任期途中で辞任した中村康隆師の後任として、2007年3月に浄土門主・知恩院門跡に就任した。 浄土宗の研究家としても知られ、浄土宗の教学のトップにあたる「勧学」を務めた。 在任期間中である2011年に迎える宗祖・法然の没後800年にあたる800回大遠忌（だいおんき）法要に向けて尽力、全国各地の浄土宗寺院を回っていたが、今年5月頃から体調を崩し、自坊で療養生活を送っていた。

{{日付|2010年9月7日}} [[ファイル:Chionin04n3200.jpg|thumb|right|坪井俊映師が門跡を務めた知恩院（参考、{{CC-by-sa-3.0}}）]] [[w:浄土宗|浄土宗]]のトップにあたる浄土門主（もんす）で、総本山[[w:知恩院|知恩院]]第87世<ref group="注釈" name="kyoto">京都新聞より</ref>[[w:門跡|門跡]]の[[w:坪井俊映|坪井俊映]]（つぼい・しゅんえい）師が9月6日午前1時50分<ref group="注釈" name="kyoto" />（{{UTC|+9}}）、[[w:心不全|心不全]]のため[[w:京都市|京都市]]内の病院で死去した。95歳だった<ref name="kyoto">{{情報源・ウェブ|url=http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20100906000068|著者=|タイトル=坪井俊映氏死去　浄土門主、知恩院門跡|発行者=京都新聞社|日付=2010年9月6日}}</ref><ref name="asa">{{情報源・ウェブ|url=http://www.asahi.com/obituaries/update/0906/OSK201009060064.html|タイトル=浄土門主で知恩院門跡の坪井俊映さん死去　９５歳|著者=asahi.com|発行者=朝日新聞社|日付=2010年9月6日}}</ref>。 [[w:京都府|京都府]]に生まれ<ref name="kyoto" /><ref name="san">{{情報源・ウェブ|url=http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100906/acd1009061420002-n1.htm|タイトル=浄土門主、総本山知恩院門跡の坪井俊映師が死去|著者=[[w:MSN|MSN]]産経ニュース|発行者=産業経済新聞社|日付=2010年9月6日}}</ref>、[[w:龍谷大学|龍谷大学]][[w:研究科|研究科]]（仏教学）修了。[[w:佛教大学|佛教大学]][[w:教授|教授]]・同大学文学部長<ref group="注釈" name="asa">朝日新聞より</ref>・仏教文化研究所長<ref group="注釈" name="kyoto" />などを歴任し<ref name="kyoto" /><ref name="asa" /><ref name="san" />、1992年<ref group="注釈" name="san">産経新聞より</ref>名誉教授<ref name="kyoto" /><ref name="san" />。1994年に浄土宗大本山[[w:金戒光明寺|金戒光明寺]][[w:法主|法主]]に就任<ref name="kyoto" />。任期途中で辞任した[[w:中村康隆|中村康隆]]師の後任として<ref name="kyoto" />、2007年3月に浄土門主・知恩院門跡に就任した<ref name="kyoto" /><ref name="san" />。 浄土宗の研究家としても知られ<ref name="san" />、浄土宗の教学のトップにあたる「[[w:勧学|勧学]]」を務めた<ref name="kyoto" />。 在任期間中である2011年に迎える[[w:開祖|宗祖]]・[[w:法然|法然]]の没後800年にあたる<ref group="注釈" name="asa" />800回大遠忌（だいおんき）法要に向けて尽力<ref name="kyoto" /><ref name="asa" /><ref name="san" />、全国各地の浄土宗寺院を回っていたが、今年5月頃から体調を崩し、自坊で療養生活を送っていた<ref name="kyoto" />。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == 本ニュースは「京都新聞」、「産経新聞」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:日本]] [[Category:京都府]] [[Category:文化]] [[Category:宗教]] [[Category:ひと]] [[Category:訃報|つほい しゆんえい]] {{DEFAULTSORT:ふほう つほい しゆんえいし しようともんす しようとしゆうそうほんさんちおんいんもんせき}} {{公開中}}

2010-09-11T12:22:28Z

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JR西日本の運転士ら、「音がうるさい」と緊急列車停止装置のスピーカーに紙などの詰め物

【2010年9月7日】 読売新聞・日本経済新聞によると、JR西日本は、山陽・山陰・紀勢本線などを走行する車両計10両に設置された緊急列車停止装置(EB装置)の警報スピーカーのカバー内に、トイレットペーパーなどの紙が詰め込まれていたと、9月6日(UTC+9)に発表した。 読売新聞によると、同社は、スピーカーの音量を絞るために運転士が細工した可能性が高いと見ている。同社では8月に、自動列車停止装置(ATS)のスピーカーが、音量を絞るためにテープで目張りされていたことが発覚しており、同社の安全管理のあり方が問われかねない状況である。 読売新聞によると、EB装置は、2005年4月に発生した福知山線脱線事故後に設置が義務付けられた。先頭車両の運転室に於いて作動し、運転士が1分間に亘り運転操作をしなかった場合に警報音が鳴り、さらにその後5秒間何もしなければ非常ブレーキが作動する仕組み。 読売新聞によると、8月31日に島根県東出雲町内の山陰本線を走行中の列車で非常ブレーキが作動したが、その際、運転士から「警報音が聞こえなかった」との申告があった。このため同社でスピーカーのカバーを外し点検を行ったところ、スピーカーがトイレットペーパーで覆われていたという。 また、日本経済新聞によれば、同型の装置を備える車両1,593両を調査した結果、大阪・福知山・広島・米子の各支社管内の計9両でも同様の事例が見付かり、また、運転士と車掌との連絡用ブザーでも、同様の事例が1件あった。 読売新聞によると、同社は、「安全基準を満たす75デシベル以上の音量は出ており、安全上の重大な影響はなかった」と説明しつつも、今後、適切に機器を取り扱うよう指導を徹底するとしている。

【2010年9月7日】 読売新聞・日本経済新聞によると、JR西日本は、山陽・山陰・紀勢本線などを走行する車両計10両に設置された緊急列車停止装置（EB装置）の警報スピーカーのカバー内に、トイレットペーパーなどの紙が詰め込まれていたと、9月6日（UTC+9）に発表した。 読売新聞によると、同社は、スピーカーの音量を絞るために運転士が細工した可能性が高いと見ている。同社では8月に、自動列車停止装置（ATS）のスピーカーが、音量を絞るためにテープで目張りされていたことが発覚しており、同社の安全管理のあり方が問われかねない状況である。 読売新聞によると、EB装置は、2005年4月に発生した福知山線脱線事故後に設置が義務付けられた。先頭車両の運転室に於いて作動し、運転士が1分間に亘り運転操作をしなかった場合に警報音が鳴り、さらにその後5秒間何もしなければ非常ブレーキが作動する仕組み。 読売新聞によると、8月31日に島根県東出雲町内の山陰本線を走行中の列車で非常ブレーキが作動したが、その際、運転士から「警報音が聞こえなかった」との申告があった。このため同社でスピーカーのカバーを外し点検を行ったところ、スピーカーがトイレットペーパーで覆われていたという。 また、日本経済新聞によれば、同型の装置を備える車両1,593両を調査した結果、大阪・福知山・広島・米子の各支社管内の計9両でも同様の事例が見付かり、また、運転士と車掌との連絡用ブザーでも、同様の事例が1件あった。 読売新聞によると、同社は、「安全基準を満たす75デシベル以上の音量は出ており、安全上の重大な影響はなかった」と説明しつつも、今後、適切に機器を取り扱うよう指導を徹底するとしている。

{{日付|2010年9月7日}} {{Wikipediapar|緊急列車停止装置}} {{2010鉄道関連ニュース}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:日本経済新聞|日本経済新聞]]によると、[[w:西日本旅客鉄道|JR西日本]]は、[[w:山陽本線|山陽]]・[[w:山陰本線|山陰]]・[[w:紀勢本線|紀勢本線]]<!--読売新聞のみ-->などを走行する[[w:鉄道車両|車両]]計10両に設置された[[w:緊急列車停止装置|緊急列車停止装置（EB装置）]]の[[w:警報|警報]][[w:スピーカー|スピーカー]]のカバー内に、[[w:トイレットペーパー|トイレットペーパー]]などの[[w:紙|紙]]が詰め込まれていたと、[[w:9月6日|9月6日]]（[[W:UTC+9|UTC+9]]）に発表した。 読売新聞によると、同社は、スピーカーの音量を絞るために[[w:運転士|運転士]]が細工した可能性が高いと見ている。同社では[[w:8月|8月]]に、[[w:自動列車停止装置|自動列車停止装置（ATS）]]のスピーカーが、音量を絞るために[[w:テープ|テープ]]で目張りされていたことが発覚しており、同社の安全管理のあり方が問われかねない状況である。 読売新聞によると、EB装置は、[[w:2005年|2005年]][[w:4月|4月]]に発生した[[w:JR福知山線脱線事故|福知山線脱線事故]]後に設置が義務付けられた。先頭車両の[[w:操縦席|運転室]]に於いて作動し、運転士が1分間に亘り運転操作をしなかった場合に警報音が鳴り、さらにその後5秒間何もしなければ[[w:非常ブレーキ|非常ブレーキ]]が作動する仕組み。 読売新聞によると、[[w:8月31日|8月31日]]に[[w:島根県|島根県]][[w:東出雲町|東出雲町]]内の山陰本線を走行中の[[w:列車|列車]]で非常ブレーキが作動したが、その際、運転士から「警報音が聞こえなかった」との申告があった。このため同社でスピーカーのカバーを外し点検を行ったところ、スピーカーがトイレットペーパーで覆われていたという。 また、日本経済新聞によれば、同型の装置を備える車両1,593両を調査した結果、[[w:西日本旅客鉄道大阪支社|大阪]]・[[w:西日本旅客鉄道福知山支社|福知山]]・[[w:西日本旅客鉄道広島支社|広島]]・[[w:西日本旅客鉄道米子支社|米子]]の各支社管内の計9両でも同様の事例が見付かり、また、運転士と[[w:車掌|車掌]]との連絡用[[w:ブザー|ブザー]]でも、同様の事例が1件あった。 読売新聞によると、同社は、「安全基準を満たす75[[w:デシベル|デシベル]]以上の音量は出ており、安全上の重大な影響はなかった」と説明しつつも、今後、適切に機器を取り扱うよう指導を徹底するとしている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100907-OYT1T00026.htm |タイトル=緊急列車停止装置、「うるさい」と詰め物 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年9月7日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:rSccIzV40lQJ:www.nikkei.com/news/latest/article/g%3D96958A9C93819A91E2E4E2E1938DE2E4E2EBE0E2E3E29391EAE2E2E2 |タイトル=緊急停止装置スピーカーに紙挟む、JR西、音抑制か |著者=日本経済新聞 電子版 |発行者=日本経済新聞社 |日付=2010年9月7日}} == 外部リンク == * [http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174957_799.html 運転室内のスピーカーに紙類が挟まれていた事象について] JR西日本プレスリリース 2010年9月6日 [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:京都府]] [[Category:和歌山県]] [[Category:広島県]] [[Category:島根県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:JR西日本]] {{DEFAULTSORT:JRにしにほんのうんてんしらおとかうるさいときんきゆうれつしやていしそうちのすひかにかみなとのつめもの}} {{公開中}}

2010-09-14T06:57:15Z

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中学生を入れ墨の「練習台」にしたとして男を逮捕

【2010年9月9日】 産経新聞・読売新聞によると、兵庫県警は、知り合いの中学3年生の男子生徒(15歳)の背中の一面に『不動明王』と見られる入れ墨を彫ったとして、神戸市須磨区在住のアルバイト・木村亮太容疑者(20歳)を、兵庫県青少年愛護条例違反(入れ墨行為の禁止)容疑で、9月8日(UTC+9)に逮捕した。 読売新聞が同県警の発表として伝えたところによると、木村容疑者は、同年7月から8月にかけて3回に亘り自宅で、同市灘区在住の男子生徒が18歳未満であることを知りながら、背中に入れ墨を彫った疑いが持たれている。木村容疑者は容疑を認めている模様である。 産経新聞が同県警の話として伝えたところによると、入れ墨の技術を習得したばかりの木村容疑者は、「入れ墨を入れたい方、タダで施します」などと自分のブログに書き込み、“練習台”になる人を募集していた。被害に遭った男子生徒は、肩に小さく(読売報道では「ファッションとして」)入れてもらおうとして木村容疑者に連絡を取ったが、背中一面に「不動明王」を彫られたという。 読売新聞によると、男子生徒は、「半袖になると(入れ墨が)見えるから、背中に彫ろう」と木村容疑者に勧められ、「嫌だったが、怖かったので言えなかった」と話している模様である。始業式が行われた9月1日に、男子生徒の通う中学校の教諭が、噂を聞いて入れ墨を確認したことで発覚した。

【2010年9月9日】 産経新聞・読売新聞によると、兵庫県警は、知り合いの中学3年生の男子生徒（15歳）の背中の一面に『不動明王』と見られる入れ墨を彫ったとして、神戸市須磨区在住のアルバイト・木村亮太容疑者（20歳）を、兵庫県青少年愛護条例違反（入れ墨行為の禁止）容疑で、9月8日（UTC+9）に逮捕した。 読売新聞が同県警の発表として伝えたところによると、木村容疑者は、同年7月から8月にかけて3回に亘り自宅で、同市灘区在住の男子生徒が18歳未満であることを知りながら、背中に入れ墨を彫った疑いが持たれている。木村容疑者は容疑を認めている模様である。 産経新聞が同県警の話として伝えたところによると、入れ墨の技術を習得したばかりの木村容疑者は、「入れ墨を入れたい方、タダで施します」などと自分のブログに書き込み、“練習台”になる人を募集していた。被害に遭った男子生徒は、肩に小さく（読売報道では「ファッションとして」）入れてもらおうとして木村容疑者に連絡を取ったが、背中一面に「不動明王」を彫られたという。 読売新聞によると、男子生徒は、「半袖になると（入れ墨が）見えるから、背中に彫ろう」と木村容疑者に勧められ、「嫌だったが、怖かったので言えなかった」と話している模様である。始業式が行われた9月1日に、男子生徒の通う中学校の教諭が、噂を聞いて入れ墨を確認したことで発覚した。

{{日付|2010年9月9日}} {{Wikipediapar|刺青|刺青（入れ墨）}} [[w:産経新聞|産経新聞]]・[[w:読売新聞|読売新聞]]によると、[[w:兵庫県警察|兵庫県警]]は、知り合いの中学3年生の男子生徒（15歳）の背中の一面に『[[w:不動明王|不動明王]]』と見られる[[w:刺青|入れ墨]]を彫ったとして、[[w:神戸市|神戸市]][[w:須磨区|須磨区]]在住の[[w:アルバイト|アルバイト]]・木村亮太[[w:被疑者|容疑者]]（20歳）を、[[w:兵庫県|兵庫県]][[w:青少年保護育成条例|青少年愛護条例]]違反（入れ墨行為の禁止）容疑で、[[w:9月8日|9月8日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に[[w:逮捕|逮捕]]した。 読売新聞が同県警の発表として伝えたところによると、木村容疑者は、同年[[w:7月|7月]]から[[w:8月|8月]]にかけて3回に亘り自宅で、同市[[w:灘区|灘区]]在住の男子生徒が18歳未満であることを知りながら、背中に入れ墨を彫った疑いが持たれている。木村容疑者は容疑を認めている模様である。 産経新聞が同県警の話として伝えたところによると、入れ墨の技術を習得したばかりの木村容疑者は、「入れ墨を入れたい方、[[w:無料|タダ]]で施します」などと自分の[[w:ブログ|ブログ]]に書き込み、“練習台”になる人を募集していた。被害に遭った男子生徒は、肩に小さく（読売報道では「[[w:ファッション|ファッション]]として」）入れてもらおうとして木村容疑者に連絡を取ったが、背中一面に「不動明王」を彫られたという。 読売新聞によると、男子生徒は、「半袖になると（入れ墨が）見えるから、背中に彫ろう」と木村容疑者に勧められ、「嫌だったが、怖かったので言えなかった」と話している模様である。[[w:始業式|始業式]]が行われた[[w:9月1日|9月1日]]に、男子生徒の通う中学校の教諭が、噂を聞いて入れ墨を確認したことで発覚した。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100908/crm1009082023028-n1.htm |タイトル=ブログで募集して中学生を入れ墨の練習台に　男逮捕 |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年9月8日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://web.archive.org/web/20100911074847/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100908-OYT1T01020.htm |タイトル=中3男子で入れ墨練習？無理やり「不動明王」 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年9月8日}} [[Category:日本]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:ちゆうかくせいをいれすみのれんしゆうたいにしたとしておとこをたいほ}} {{公開中}}

2013-09-25T07:25:36Z

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郵便不正事件で村木厚子・元厚生労働省局長に無罪判決

【2010年9月10日】 読売新聞・毎日新聞によると、郵便不正に絡む偽の障害者団体証明書発行事件(障害者団体向け割引郵便制度悪用事件)で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告(54歳)の判決が9月10日(UTC+9)に大阪地方裁判所であり、横田信之裁判長は、証明書の発行が国会議員の口利きによる「議員案件」だったとする検察側の構図を否定し、「元係長が、村木被告の指示で証明書を作成した事実は認められない」として、無罪(求刑:懲役1年6月)の判決を言い渡した。 読売新聞によると、村木被告は2004年6月上旬に、自分の部下の元係長・上村(かみむら)勉被告(41歳、公判中)に指示し、障害者団体の実体の無い「凛の会」に対し障害者団体と認める証明書を発行したとして、2007年7月に起訴された。検察側は、事件の発端を、凛の会元会長・倉沢邦夫被告(74歳。一部無罪、検察側が控訴)から依頼を受け、民主党の石井一・参議院議員(76歳)が厚労省の当時の部長(59歳)に口利きした「議員案件だった」とした。 毎日新聞によると、村木被告は「全く覚えが無い」と、逮捕時から一貫して無実を訴えた。2010年1月から始まった公判で、証人出廷した厚労省職員7人全員が村木被告の関与を否定。捜査段階で村木被告の関与を認めていた証人からも、「事実と異なる供述調書に署名するよう強要された」と、特捜部への捜査批判が続出した。村木被告の指示で偽の証明書を作成したとして起訴された上村被告は「自分1人で行った。村木さんからの指示は無い」と証言した。 読売新聞によると、この日の判決で、横田裁判長は、『凛の会』側から口利きを依頼されたとされる日に、石井議員が千葉県内でゴルフに参加していたことなどを指摘。部長の捜査段階での供述についても信用性を否定し、「『議員案件』に繋がる事実は認定できない」と述べた。村木被告の指示が存在したとの検察側の主張についても、「独断で発行した」との上村被告の証言について、「一人で抱え込むという上村被告の性格を考えると、必ずしも不自然とは言えない」とした。また、「倉沢被告が厚労省内で村木被告から直接受け取った」とする検察側の主張についても、横田裁判長は退け、同省の近傍の喫茶店で『凛の会』元会員・河野克史(ただし)被告(69歳。有罪、控訴中)に渡したとする上村被告の証言について「自然で合理的」と判断した。 毎日新聞によると、検察側は、関係者が村木被告の関与を認めた捜査段階での調書43通について証拠請求したが、横田裁判長は5月に、「取り調べに問題がある。予めストーリーを描いた上で、検事が誘導を行った可能性が高い」として、上村被告の全調書など主要な34通について証拠採用を却下。これにより、村木被告の無罪判決は確実と考えられていた。

【2010年9月10日】 読売新聞・毎日新聞によると、郵便不正に絡む偽の障害者団体証明書発行事件（障害者団体向け割引郵便制度悪用事件）で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告（54歳）の判決が9月10日（UTC+9）に大阪地方裁判所であり、横田信之裁判長は、証明書の発行が国会議員の口利きによる「議員案件」だったとする検察側の構図を否定し、「元係長が、村木被告の指示で証明書を作成した事実は認められない」として、無罪の判決を言い渡した。 読売新聞によると、村木被告は2004年6月上旬に、自分の部下の元係長・上村（かみむら）勉被告（41歳、公判中）に指示し、障害者団体の実体の無い「凛の会」に対し障害者団体と認める証明書を発行したとして、2007年7月に起訴された。検察側は、事件の発端を、凛の会元会長・倉沢邦夫被告（74歳。一部無罪、検察側が控訴）から依頼を受け、民主党の石井一・参議院議員（76歳）が厚労省の当時の部長（59歳）に口利きした「議員案件だった」とした。 毎日新聞によると、村木被告は「全く覚えが無い」と、逮捕時から一貫して無実を訴えた。2010年1月から始まった公判で、証人出廷した厚労省職員7人全員が村木被告の関与を否定。捜査段階で村木被告の関与を認めていた証人からも、「事実と異なる供述調書に署名するよう強要された」と、特捜部への捜査批判が続出した。村木被告の指示で偽の証明書を作成したとして起訴された上村被告は「自分1人で行った。村木さんからの指示は無い」と証言した。 読売新聞によると、この日の判決で、横田裁判長は、『凛の会』側から口利きを依頼されたとされる日に、石井議員が千葉県内でゴルフに参加していたことなどを指摘。部長の捜査段階での供述についても信用性を否定し、「『議員案件』に繋がる事実は認定できない」と述べた。村木被告の指示が存在したとの検察側の主張についても、「独断で発行した」との上村被告の証言について、「一人で抱え込むという上村被告の性格を考えると、必ずしも不自然とは言えない」とした。また、「倉沢被告が厚労省内で村木被告から直接受け取った」とする検察側の主張についても、横田裁判長は退け、同省の近傍の喫茶店で『凛の会』元会員・河野克史（ただし）被告（69歳。有罪、控訴中）に渡したとする上村被告の証言について「自然で合理的」と判断した。 毎日新聞によると、検察側は、関係者が村木被告の関与を認めた捜査段階での調書43通について証拠請求したが、横田裁判長は5月に、「取り調べに問題がある。予めストーリーを描いた上で、検事が誘導を行った可能性が高い」として、上村被告の全調書など主要な34通について証拠採用を却下。これにより、村木被告の無罪判決は確実と考えられていた。

{{日付|2010年9月10日}} {{Wikipediapar|障害者団体向け割引郵便制度悪用事件}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、[[w:郵便|郵便]]不正に絡む偽の[[w:障害者|障害者]]団体証明書発行事件（[[w:障害者団体向け割引郵便制度悪用事件|障害者団体向け割引郵便制度悪用事件]]）で、[[w:文書偽造罪|虚偽有印公文書作成・同行使罪]]に問われた[[w:厚生労働省|厚生労働省]]元局長・[[w:村木厚子|村木厚子]][[w:被告人|被告]]（54歳）の判決が[[w:9月10日|9月10日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に[[w:大阪地方裁判所|大阪地方裁判所]]であり、横田信之[[w:裁判長|裁判長]]は、証明書の発行が[[w:国会議員|国会議員]]の口利きによる「議員案件」だったとする[[w:検察庁|検察]]側の構図を否定し、「元係長が、村木被告の指示で証明書を作成した事実は認められない」として、無罪（[[w:求刑|求刑]]：[[w:懲役|懲役]]1年6月）の判決を言い渡した。 読売新聞によると、村木被告は[[w:2004年|2004年]][[w:6月|6月]]上旬に、自分の部下の元係長・上村（かみむら）勉被告（41歳、公判中）に指示し、障害者団体の実体の無い「凛の会」に対し障害者団体と認める証明書を発行したとして、[[w:2007年|2007年]][[w:7月|7月]]に[[w:起訴|起訴]]された。検察側は、事件の発端を、凛の会元会長・倉沢邦夫被告（74歳。一部無罪、検察側が[[w:控訴|控訴]]）から依頼を受け、[[w:民主党 (日本 1998-)|民主党]]の[[w:石井一|石井一]]・[[w:参議院議員|参議院議員]]（76歳）が厚労省の当時の部長（59歳）に口利きした「議員案件だった」とした。 毎日新聞によると、村木被告は「全く覚えが無い」と、[[w:逮捕|逮捕]]時から一貫して無実を訴えた。[[w:2010年|2010年]][[w:1月|1月]]から始まった公判で、[[w:証人|証人]]出廷した厚労省[[w:国家公務員|職員]]7人全員が村木被告の関与を否定。捜査段階で村木被告の関与を認めていた証人からも、「事実と異なる供述[[w:調書|調書]]に署名するよう強要された」と、[[w:特別捜査部|特捜部]]への捜査批判が続出した。村木被告の指示で偽の証明書を作成したとして起訴された上村被告は「自分1人で行った。村木さんからの指示は無い」と証言した。 読売新聞によると、この日の判決で、横田裁判長は、『凛の会』側から口利きを依頼されたとされる日に、石井議員が[[w:千葉県|千葉県]]内で[[w:ゴルフ|ゴルフ]]に参加していたことなどを指摘。部長の捜査段階での供述についても信用性を否定し、「『議員案件』に繋がる事実は認定できない」と述べた。村木被告の指示が存在したとの検察側の主張についても、「独断で発行した」との上村被告の証言について、「一人で抱え込むという上村被告の性格を考えると、必ずしも不自然とは言えない」とした。また、「倉沢被告が厚労省内で村木被告から直接受け取った」とする検察側の主張についても、横田裁判長は退け、同省の近傍の喫茶店で『凛の会』元会員・河野克史（ただし）被告（69歳。有罪、控訴中）に渡したとする上村被告の証言について「自然で合理的」と判断した。 毎日新聞によると、検察側は、関係者が村木被告の関与を認めた捜査段階での調書43通について証拠請求したが、横田裁判長は5月に、「取り調べに問題がある。予めストーリーを描いた上で、[[w:検事|検事]]が誘導を行った可能性が高い」として、上村被告の全調書など主要な34通について[[w:証拠|証拠]]採用を却下。これにより、村木被告の無罪判決は確実と考えられていた。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100910-OYT1T00634.htm |タイトル=厚労省・村木元局長に無罪判決…大阪地裁 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年9月10日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100910k0000e040062000c.html |タイトル=郵便不正事件：村木元局長無罪、検察主張認めず　大阪地裁 |著者=日野行介（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年9月10日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:裁判]] {{DEFAULTSORT:ゆうひんふせいしけんてむらきあつこもとこうせいろうとうしようきよくちようにむさいはんけつ}} {{公開中}}

2010-09-20T04:03:05Z

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九州新幹線鹿児島ルート、2011年3月12日に全線開業

【2010年9月16日】 朝日新聞・日本経済新聞によると、JR九州とJR西日本は、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業日が2011年3月12日(UTC+9)に決まったと、9月15日に正式発表した。 両報道によると、同日から山陽新幹線と九州新幹線との相互直通運転(新大阪―鹿児島中央間、約810キロメートル)も開始される。 朝日新聞によると、九州新幹線鹿児島ルートは、新八代―鹿児島中央間(約127キロメートル)が2004年3月に先行開業。今回の博多―新八代間(約130キロ)の開通により、大阪市と鹿児島市とが1本の鉄道で繋がることになる。 日本経済新聞によると、新大阪-鹿児島中央間の直通列車は、基本列車としては『さくら』を運行するが、停車駅を絞り、同区間を最速3時間47分で運行する『みずほ』も運行予定である。また、九州新幹線内(博多-鹿児島中央駅間)は『つばめ』を運行させる。朝日新聞によれば、『みずほ』で最速3時間47分(先述)、停車駅が若干多い『さくら』でも約4時間で結ぶ予定で、料金や各列車の停車駅については調整中である。 朝日新聞によると、JR西日本の佐々木隆之社長は、「大阪―鹿児島間で、ライバルの飛行機と五分五分のシェアに迫りたい」とコメントし、競合区間に於いて割引切符を発売する可能性を示した。

【2010年9月16日】 朝日新聞・日本経済新聞によると、JR九州とJR西日本は、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業日が2011年3月12日（UTC+9）に決まったと、9月15日に正式発表した。 両報道によると、同日から山陽新幹線と九州新幹線との相互直通運転（新大阪―鹿児島中央間、約810キロメートル）も開始される。 朝日新聞によると、九州新幹線鹿児島ルートは、新八代―鹿児島中央間（約127キロメートル）が2004年3月に先行開業。今回の博多―新八代間（約130キロ）の開通により、大阪市と鹿児島市とが1本の鉄道で繋がることになる。 日本経済新聞によると、新大阪-鹿児島中央間の直通列車は、基本列車としては『さくら』を運行するが、停車駅を絞り、同区間を最速3時間47分で運行する『みずほ』も運行予定である。また、九州新幹線内（博多-鹿児島中央駅間）は『つばめ』を運行させる。朝日新聞によれば、『みずほ』で最速3時間47分（先述）、停車駅が若干多い『さくら』でも約4時間で結ぶ予定で、料金や各列車の停車駅については調整中である。 朝日新聞によると、JR西日本の佐々木隆之社長は、「大阪―鹿児島間で、ライバルの飛行機と五分五分のシェアに迫りたい」とコメントし、競合区間に於いて割引切符を発売する可能性を示した。

{{日付|2010年9月16日}} [[ファイル:JRW N700-7000series S1.jpg|300px|thumb|『さくら』・『みずほ』に使用の[[w:新幹線N700系電車#山陽・九州新幹線用の編成|N700系7000番台]]]] [[ファイル:Kyushu Shinkansen 800 series Shin-Minamata 20041123.jpg|300px|thumb|『つばめ』用[[w:新幹線800系電車|800系]]]] {{2010鉄道関連ニュース}} [[w:朝日新聞|朝日新聞]]・[[w:日本経済新聞|日本経済新聞]]によると、[[w:九州旅客鉄道|JR九州]]と[[w:西日本旅客鉄道|JR西日本]]は、[[w:九州新幹線|九州新幹線]][[w:九州新幹線 (鹿児島ルート)|鹿児島ルート]]の全線開業日が[[w:2011年|2011年]][[w:3月12日|3月12日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に決まったと、[[w:9月15日|9月15日]]に正式発表した。 両報道によると、同日から[[w:山陽新幹線|山陽新幹線]]と九州新幹線との[[w:相互直通運転|相互直通運転]]（[[w:新大阪駅|新大阪]]―[[w:鹿児島中央駅|鹿児島中央]]間、約810[[w:キロメートル|キロメートル]]）も開始される。 朝日新聞によると、九州新幹線鹿児島ルートは、[[w:新八代駅|新八代]]―鹿児島中央間（約127キロメートル）が[[w:2004年|2004年]][[w:3月|3月]]に先行開業。今回の[[w:博多駅|博多]]―新八代間（約130キロ）の開通により、[[w:大阪市|大阪市]]と[[w:鹿児島市|鹿児島市]]とが1本の[[w:鉄道|鉄道]]で繋がることになる。 日本経済新聞によると、新大阪-鹿児島中央間の直通列車は、基本列車としては『[[w:さくら (列車)|さくら]]』を運行するが、停車駅を絞り、同区間を最速3時間47分で運行する『みずほ』も運行予定である。また、九州新幹線内（博多-鹿児島中央駅間）は『[[w:つばめ (列車)|つばめ]]』を運行させる。朝日新聞によれば、『みずほ』で最速3時間47分（先述）、停車駅が若干多い『さくら』でも約4時間で結ぶ予定で、料金や各列車の停車駅については調整中である。 朝日新聞によると、JR西日本の[[w:佐々木隆之|佐々木隆之]][[w:社長|社長]]は、「大阪―鹿児島間で、ライバルの[[w:飛行機|飛行機]]と五分五分のシェアに迫りたい」とコメントし、競合区間に於いて[[w:割引切符|割引切符]]を発売する可能性を示した。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/0915/TKY201009150367.html |タイトル=全線開業は来年3月12日　九州新幹線鹿児島ルート |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年9月15日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:Ev27SGSa5P0J:www.nikkei.com/life/news/article/g%3D96958A9C93819695E3E7E2E0878DE3E7E2EBE0E2E3E29180EAE2E2E2%3Bda%3D96958A88889DE2E0E3EAEAE7E6E2E0E3E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2 |タイトル=九州新幹線鹿児島ルート、来年3月12日に全線開業 |著者=日本経済新聞 電子版 |発行者=日本経済新聞社 |日付=2010年9月15日}} [[Category:日本]] [[Category:近畿地方]] [[Category:中国地方]] [[Category:九州地方]] [[Category:経済]] [[Category:JR西日本]] [[Category:JR九州]] {{DEFAULTSORT:きゆうしゆうしんかんせんかこしまると2010ねん3かつ12にちにせんせんかいきよう}} {{公開中}}

2018-04-27T22:25:10Z

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訃報 小林桂樹氏 - 幅広い芸域で活躍した俳優

【2010年9月18日】 毎日新聞によると、喜劇から硬派のドラマに到るまで幅広い作品に出演し続けた俳優の小林桂樹(こばやし・けいじゅ)氏が9月16日(UTC+9)、心不全のため東京都内の病院で亡くなった。86歳。 東京新聞によると、小林氏は群馬県出身。1942年に俳優としてデビューし、「三等重役」「社長シリーズ」「江分利満氏の優雅な生活」といったサラリーマン映画や、NHK大河時代劇ドラマ「勝海舟」にも出演した。

【2010年9月18日】 毎日新聞によると、喜劇から硬派のドラマに到るまで幅広い作品に出演し続けた俳優の小林桂樹（こばやし・けいじゅ）氏が9月16日（UTC+9）、心不全のため東京都内の病院で亡くなった。86歳。 東京新聞によると、小林氏は群馬県出身。1942年に俳優としてデビューし、「三等重役」「社長シリーズ」「江分利満氏の優雅な生活」といったサラリーマン映画や、NHK大河時代劇ドラマ「勝海舟」にも出演した。

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2010-09-21T11:47:58Z

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フィールドアスレチックのロープが外れ転落、男性が重傷 - 神奈川・相模原

【2010年9月21日】 9月20日午前10時20分頃(UTC+9)、神奈川県相模原市南区麻溝台にある市立相模原麻溝公園内のフィールドアスレチックで、板壁をロープで登る遊具を使用していた大和市在住の会社員男性(40)が、遊具に固定されていたロープが外れたために約3m下の地面に落下した。男性は両手首と腰の骨を折り、全治3ヶ月の重傷。 同公園を管理する「市みどりの協会」によると、事故のあった遊具は「山のぼり」と呼ばれ、足がかりのついた高さ3mのほぼ垂直の板壁の頂点に直径約20cmの丸太を固定し、この丸太に結んだ長さ約2mのロープ4本を吊り下げ、ロープを利用して板壁を上り下りして楽しむ遊具だという。 被害者男性は8歳の娘とともに同公園へ来ており、先に板壁へ登った娘が怯えて助けを求めたために男性も板壁へ登って娘が下りるのを助けた後、自分も下りようとした際にロープが外れたという。 同協会の調べによると、ロープは鉄製の鎹3個で丸太に固定されていたが、事故後に確認したところ、3個全てが外れていたという。また同協会は、ロープの結び方が誤っていたことが外れた原因と見ているという。同協会では毎日遊具を見回り、月一回の定期点検、年一回の業者による総点検を行っていたが、異常には気づかなかったという。 事故を受け、同協会は20日午後1時からフィールドアスレチックを閉鎖して他の遊具も含めて点検を行った。21日以降、遊具を設置した業者による点検を行い、安全が確認されるまでアスレチックの閉鎖を続けるという。また、公園から連絡を受けた相模原南署では、業務上過失傷害の疑いもあるとして調査する方針。 本ニュースは「神奈川新聞」および「読売新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年9月21日】 9月20日午前10時20分頃（UTC+9）、神奈川県相模原市南区麻溝台にある市立相模原麻溝公園内のフィールドアスレチックで、板壁をロープで登る遊具を使用していた大和市在住の会社員男性(40)が、遊具に固定されていたロープが外れたために約3m下の地面に落下した。男性は両手首と腰の骨を折り、全治3ヶ月の重傷。 同公園を管理する「市みどりの協会」によると、事故のあった遊具は「山のぼり」と呼ばれ、足がかりのついた高さ3mのほぼ垂直の板壁の頂点に直径約20cmの丸太を固定し、この丸太に結んだ長さ約2mのロープ4本を吊り下げ、ロープを利用して板壁を上り下りして楽しむ遊具だという。 被害者男性は8歳の娘とともに同公園へ来ており、先に板壁へ登った娘が怯えて助けを求めたために男性も板壁へ登って娘が下りるのを助けた後、自分も下りようとした際にロープが外れたという。 同協会の調べによると、ロープは鉄製の鎹3個で丸太に固定されていたが、事故後に確認したところ、3個全てが外れていたという。また同協会は、ロープの結び方が誤っていたことが外れた原因と見ているという。同協会では毎日遊具を見回り、月一回の定期点検、年一回の業者による総点検を行っていたが、異常には気づかなかったという。 事故を受け、同協会は20日午後1時からフィールドアスレチックを閉鎖して他の遊具も含めて点検を行った。21日以降、遊具を設置した業者による点検を行い、安全が確認されるまでアスレチックの閉鎖を続けるという。また、公園から連絡を受けた相模原南署では、業務上過失傷害の疑いもあるとして調査する方針。

{{日付|2010年9月21日}} 9月20日午前10時20分頃（{{UTC|+9}}）、[[w:神奈川県|神奈川県]][[w:相模原市|相模原市]][[w:南区 (相模原市)|南区]]麻溝台にある[[w:相模原麻溝公園|市立相模原麻溝公園]]内のフィールドアスレチックで、板壁を[[w:ロープ|ロープ]]で登る[[w:遊具|遊具]]を使用していた[[w:大和市|大和市]]在住の[[w:会社員|会社員]]男性(40)が、遊具に固定されていたロープが外れたために約3[[w:メートル|m]]下の地面に落下した<ref name="kana">{{情報源・ウェブ|url=http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1009200025/|タイトル=アスレチックのロープ外れ落下、男性が重傷/相模原市立公園|著者=カナロコ ローカルニュース|発行者=神奈川新聞社|日付=2010年9月20日}}</ref><ref name="yomi">{{情報源・ウェブ|url=http://web.archive.org/web/20100924210837/http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20100921-OYT8T00246.htm|タイトル=遊具のロープ外れ転落　会社員重傷|著者=YOMIURI ONLINE|発行者=読売新聞|日付=2010年9月21日}}</ref>。男性は両[[w:手首|手首]]と[[w:腰|腰]]の[[w:骨折|骨を折り]]、全治3ヶ月の重傷<ref name="kana" />。 同公園を管理する「市みどりの協会」によると、事故のあった遊具は「山のぼり」と呼ばれ<ref name="kana" />、足がかりのついた高さ3mのほぼ垂直の板壁の頂点に直径約20[[w:センチメートル|cm]]の[[w:丸太|丸太]]を固定し、この丸太に結んだ長さ約2mのロープ4本を吊り下げ<ref name="yomi" />、ロープを利用して板壁を上り下りして楽しむ遊具だという<ref name="kana" />。 被害者男性は8歳の娘とともに同公園へ来ており、先に板壁へ登った娘が怯えて助けを求めたために男性も板壁へ登って娘が下りるのを助けた後、自分も下りようとした際にロープが外れたという<ref name="yomi" />。 同協会の調べによると、ロープは鉄製の[[w:鎹|鎹]]3個で丸太に固定されていたが、事故後に確認したところ、3個全てが外れていたという<ref name="kana" />。また同協会は、ロープの結び方が誤っていたことが外れた原因と見ているという<ref name="yomi" />。同協会では毎日遊具を見回り<ref name="kana" /><ref name="yomi" />、月一回の定期点検、年一回の業者による総点検を行っていたが、異常には気づかなかったという<ref name="yomi" />。 事故を受け、同協会は20日午後1時からフィールドアスレチックを閉鎖して他の遊具も含めて点検を行った。21日以降、遊具を設置した業者による点検を行い、安全が確認されるまでアスレチックの閉鎖を続けるという<ref name="kana" />。また、公園から連絡を受けた[[w:相模原南警察署|相模原南署]]では、[[w:業務上過失致死傷罪|業務上過失傷害]]の疑いもあるとして調査する方針<ref name="yomi" />。 == 情報源 == 本ニュースは「神奈川新聞」および「読売新聞」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:日本]] [[Category:神奈川県]] [[Category:社会]] [[Category:事故]] [[Category:脇ニュース]] {{DEFAULTSORT:ふいいるとあすれちつくのろおふかはすれてんらく たんせいかしゆうしよう かなかわ さかみはら}} {{公開中}}

2013-08-16T11:26:49Z

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障害者郵便割引不正事件で証拠のフロッピーディスクを改竄、大阪地検主任検事を逮捕

【2010年9月22日】 朝日新聞・毎日新聞によると、郵便割引制度を悪用した偽の証明書発行事件(障害者団体向け割引郵便制度悪用事件)で、押収品のフロッピーディスクのデータを改竄したとして、最高検察庁は9月21日(UTC+9)夜に、この事件の主任を務めた大阪地検特捜部検事・前田恒彦容疑者(43歳)を、証拠隠滅容疑で逮捕したと発表した。また、朝日新聞によれば、同地検が入居する庁舎17階に位置する前田検事の執務室や、前田検事の大阪府枚方市内の自宅を捜索した。 朝日新聞によると、押収資料を改竄したとして現職の検事が逮捕されるという、前例の無い不祥事で、捜査のあり方が根底から問われるのは避けられない状況である。最高検自らが容疑者を逮捕する初のケースであり、今後、前田検事の上司や同僚が改竄を把握していた可能性なども調べる方針である。また、毎日新聞によれば、最高検は同日に、捜査が適正に行われていたかを調べる検証チームを発足させており、2010年内に調査結果を公表する方針である。また、法務省は、当時の大阪地検の幹部らに対して処分を行うべきどうかをか検討することにしている。 毎日新聞によると、前田検事の逮捕容疑は、2009年7月中旬頃に、パソコンを使用してフロッピーディスク内に記録されていた偽の証明書のデータの最終更新日時を、「2004年6月1日1時20分6秒」から「6月8日21時10分56秒」に改変し、他人の刑事事件の証拠を変造したというもの。問題のディスクには、厚労省元係長・上村勉被告(41歳、虚偽有印公文書作成・同行使罪で公判中)が作成した偽の証明書のデータが保存されていた。2009年5月の押収時点では、更新日時は2004年6月1日だったが、弁護側への返却後に調べたところ、6月8日に書き換えられていた。また、検察側は公判に於いて、「村木厚子・元厚生労働省局長(54歳)が2004年6月上旬頃に、偽証明書の作成を自らの部下だった上村被告に指示した」と主張した経緯があり、前田検事が検察側の構図に合致するよう、ディスクのデータを改竄した疑いが持たれている。 朝日新聞によると、最高検は、「証拠隠滅は故意犯であり、過失ではないと考えている」と説明。また、上司の関与や認識については「今のところ、他人の関与は全く把握していないが、今後徹底して捜査する」とコメントした。また、前田検事が過去に担当した事件についても、今後の捜査結果次第では、改めて調べるとしている。 毎日新聞によると、大阪地検は21日に、村木元局長についての控訴を断念し、上訴権を放棄したと発表。これにより、村木元局長の無罪が確定した。

【2010年9月22日】 朝日新聞・毎日新聞によると、郵便割引制度を悪用した偽の証明書発行事件（障害者団体向け割引郵便制度悪用事件）で、押収品のフロッピーディスクのデータを改竄したとして、最高検察庁は9月21日（UTC+9）夜に、この事件の主任を務めた大阪地検特捜部検事・前田恒彦容疑者（43歳）を、証拠隠滅容疑で逮捕したと発表した。また、朝日新聞によれば、同地検が入居する庁舎17階に位置する前田検事の執務室や、前田検事の大阪府枚方市内の自宅を捜索した。 朝日新聞によると、押収資料を改竄したとして現職の検事が逮捕されるという、前例の無い不祥事で、捜査のあり方が根底から問われるのは避けられない状況である。最高検自らが容疑者を逮捕する初のケースであり、今後、前田検事の上司や同僚が改竄を把握していた可能性なども調べる方針である。また、毎日新聞によれば、最高検は同日に、捜査が適正に行われていたかを調べる検証チームを発足させており、2010年内に調査結果を公表する方針である。また、法務省は、当時の大阪地検の幹部らに対して処分を行うべきどうかをか検討することにしている。 毎日新聞によると、前田検事の逮捕容疑は、2009年7月中旬頃に、パソコンを使用してフロッピーディスク内に記録されていた偽の証明書のデータの最終更新日時を、「2004年6月1日1時20分6秒」から「6月8日21時10分56秒」に改変し、他人の刑事事件の証拠を変造したというもの。問題のディスクには、厚労省元係長・上村勉被告（41歳、虚偽有印公文書作成・同行使罪で公判中）が作成した偽の証明書のデータが保存されていた。2009年5月の押収時点では、更新日時は2004年6月1日だったが、弁護側への返却後に調べたところ、6月8日に書き換えられていた。また、検察側は公判に於いて、「村木厚子・元厚生労働省局長（54歳）が2004年6月上旬頃に、偽証明書の作成を自らの部下だった上村被告に指示した」と主張した経緯があり、前田検事が検察側の構図に合致するよう、ディスクのデータを改竄した疑いが持たれている。 朝日新聞によると、最高検は、「証拠隠滅は故意犯であり、過失ではないと考えている」と説明。また、上司の関与や認識については「今のところ、他人の関与は全く把握していないが、今後徹底して捜査する」とコメントした。また、前田検事が過去に担当した事件についても、今後の捜査結果次第では、改めて調べるとしている。 毎日新聞によると、大阪地検は21日に、村木元局長についての控訴を断念し、上訴権を放棄したと発表。これにより、村木元局長の無罪が確定した。

{{日付|2010年9月22日}} {{Wikipediapar|障害者団体向け割引郵便制度悪用事件}} {{Wikipediapar|大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件}} [[w:朝日新聞|朝日新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、[[w:郵便|郵便]]割引制度を悪用した偽の[[w:証明書|証明書]]発行事件（[[w:障害者団体向け割引郵便制度悪用事件|障害者団体向け割引郵便制度悪用事件]]）で、[[w:押収|押収]]品の[[w:フロッピーディスク|フロッピーディスク]]の[[w:データ (コンピュータ)|データ]]を[[w:改竄|改竄]]したとして、[[w:最高検察庁|最高検察庁]]は[[w:9月21日|9月21日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）夜に、この事件の主任を務めた[[w:大阪地方検察庁|大阪地検]][[w:特別捜査部|特捜部]][[w:検事|検事]]・[[w:前田恒彦|前田恒彦]][[w:被疑者|容疑者]]（43歳）を、[[w:犯人蔵匿及び証拠隠滅の罪#証拠隠滅罪|証拠隠滅]]容疑で[[w:逮捕|逮捕]]したと発表した。また、朝日新聞によれば、同地検が入居する庁舎17階に位置する前田検事の執務室や、前田検事の[[w:大阪府|大阪府]][[w:枚方市|枚方市]]内の自宅を[[w:捜索|捜索]]した。 朝日新聞によると、押収資料を改竄したとして現職の検事が逮捕されるという、前例の無い[[w:不祥事|不祥事]]で、[[w:捜査|捜査]]のあり方が根底から問われるのは避けられない状況である。最高検自らが容疑者を逮捕する初のケースであり、今後、前田検事の上司や同僚が改竄を把握していた可能性なども調べる方針である。また、毎日新聞によれば、最高検は同日に、捜査が適正に行われていたかを調べる検証チームを発足させており、[[w:2010年|2010年]]内に調査結果を公表する方針である。また、[[w:法務省|法務省]]は、当時の大阪地検の幹部らに対して処分を行うべきどうかをか検討することにしている。 毎日新聞によると、前田検事の逮捕容疑は、[[w:2009年|2009年]][[w:7月|7月]]中旬頃に、[[w:パーソナルコンピュータ|パソコン]]を使用してフロッピーディスク内に記録されていた偽の証明書のデータの最終更新日時を、「[[w:2004年|2004年]][[w:6月1日|6月1日]]1時20分6秒」から「[[w:6月8日|6月8日]]21時10分56秒」に改変し、他人の[[w:刑事事件|刑事事件]]の証拠を変造したというもの。問題のディスクには、厚労省元係長・上村勉[[w:被告人|被告]]（41歳、[[w:文書偽造罪#虚偽公文書作成等の罪|虚偽有印公文書作成]]・[[w:文書偽造罪#偽造公文書行使等の罪|同行使罪]]で公判中）が作成した偽の証明書のデータが保存されていた。2009年[[w:5月|5月]]の押収時点では、更新日時は2004年[[w:6月1日|6月1日]]だったが、[[w:弁護人|弁護]]側への返却後に調べたところ、6月8日に書き換えられていた。また、検察側は公判に於いて、「[[w:村木厚子|村木厚子]]・元厚生労働省局長（54歳）が2004年[[w:6月|6月]]上旬頃に、偽証明書の作成を自らの部下だった上村被告に指示した」と主張した経緯があり、前田検事が検察側の構図に合致するよう、ディスクのデータを改竄した疑いが持たれている。 朝日新聞によると、最高検は、「証拠隠滅は[[w:故意|故意]]犯であり、[[w:過失|過失]]ではないと考えている」と説明。また、上司の関与や認識については「今のところ、他人の関与は全く把握していないが、今後徹底して捜査する」とコメントした。また、前田検事が過去に担当した事件についても、今後の捜査結果次第では、改めて調べるとしている。 毎日新聞によると、大阪地検は21日に、村木元局長についての[[w:控訴|控訴]]を断念し、[[w:上訴|上訴]]権を放棄したと発表。これにより、村木元局長の無罪が確定した。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:pLw0zc26d2oJ:www.asahi.com/special/kaizangiwaku/TKY201009210362.html |タイトル=最高検、主任検事を証拠隠滅容疑で逮捕　郵便不正事件 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年9月22日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:HUn1O8IEQsIJ:mainichi.jp/universalon/clipping/archive/news/2010/09/22/20100922ddm001040003000c.html |タイトル=障害者郵便割引不正：証拠FD改ざん容疑、特捜主任検事を逮捕　村木元局長、無罪確定 |著者=三木幸治、野口由紀（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年9月22日}} == 関連ニュース == * {{ウィキニュース|郵便不正事件で村木厚子・元厚生労働省局長に無罪判決|2010年9月10日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:しようかいしやゆうひんわりひきふせいしけんてしようこのふろひていすくをかいさんおおさかちけんしゆにんけんしをたいほ}} {{公開中}}

2010-10-25T15:22:01Z

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無言電話を上階の女性にかけ続けた書道家を逮捕、女性は不眠障害に

【2010年9月27日】 読売新聞・毎日新聞によると、自分が住んでいるのと同じマンションの上階に住む女性(42歳)に対し無言電話をかけ続け、不眠や頭痛など(読売報道では「不安障害」)を引き起こさせたとして、兵庫県警宝塚署は、自称書道家・本溜(もとだまり)徹容疑者(44歳、兵庫県宝塚市在住)を、傷害の容疑で逮捕した。 毎日新聞によると、本溜容疑者は、「ピアノの音が聞こえてくることへの抗議だった」などと話し、容疑を認めているという。また、読売新聞によれば、同署は、女性の着信記録から、無言電話の回数は計1万回以上に及んでいたと見ている。 毎日新聞によると、本溜容疑者の逮捕容疑は、2008年12月頃から2010年4月11日までの間、真上の階に住む被害者の女性の携帯電話に対し、ほぼ連日、1日数回から数百回の無言電話をかけ続け、不眠などを催させたとしている。無言電話は非通知設定で、女性が付けていた記録によれば、多い時で1日に328回、計1万951回に上るという。被害者の女性は、現在も通院している模様である。 読売新聞によると、本溜容疑者は、ピアノの音(毎日報道では、女性の次女(11歳)によるピアノの音)を巡り、女性に苦情を言ったり、自らの部屋の天井を棒で突いたりしていたという。女性の電話番号については、女性がマンション前に駐車した車の中に置いていた連絡先のメモを書き写していた模様である。

【2010年9月27日】 読売新聞・毎日新聞によると、自分が住んでいるのと同じマンションの上階に住む女性（42歳）に対し無言電話をかけ続け、不眠や頭痛など（読売報道では「不安障害」）を引き起こさせたとして、兵庫県警宝塚署は、自称書道家・本溜（もとだまり）徹容疑者（44歳、兵庫県宝塚市在住）を、傷害の容疑で逮捕した。 毎日新聞によると、本溜容疑者は、「ピアノの音が聞こえてくることへの抗議だった」などと話し、容疑を認めているという。また、読売新聞によれば、同署は、女性の着信記録から、無言電話の回数は計1万回以上に及んでいたと見ている。 毎日新聞によると、本溜容疑者の逮捕容疑は、2008年12月頃から2010年4月11日までの間、真上の階に住む被害者の女性の携帯電話に対し、ほぼ連日、1日数回から数百回の無言電話をかけ続け、不眠などを催させたとしている。無言電話は非通知設定で、女性が付けていた記録によれば、多い時で1日に328回、計1万951回に上るという。被害者の女性は、現在も通院している模様である。 読売新聞によると、本溜容疑者は、ピアノの音（毎日報道では、女性の次女によるピアノの音）を巡り、女性に苦情を言ったり、自らの部屋の天井を棒で突いたりしていたという。女性の電話番号については、女性がマンション前に駐車した車の中に置いていた連絡先のメモを書き写していた模様である。

{{日付|2010年9月27日}} {{Wikipediapar|迷惑電話}} {{Wikipediapar|不安障害}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、自分が住んでいるのと同じ[[w:マンション|マンション]]の上階に住む女性（42歳）に対し[[w:迷惑電話|無言電話]]をかけ続け、[[w:不眠症|不眠]]や[[w:頭痛|頭痛]]など（読売報道では「[[w:不安障害|不安障害]]」）を引き起こさせたとして、[[w:兵庫県警察|兵庫県警]][[w:宝塚警察署|宝塚署]]は、自称[[w:書家|書道家]]・本溜（もとだまり）徹[[w:被疑者|容疑者]]（44歳、[[w:兵庫県|兵庫県]][[w:宝塚市|宝塚市]]在住）を、[[w:傷害罪|傷害]]の容疑で[[w:逮捕|逮捕]]した。 毎日新聞によると、本溜容疑者は、「[[w:ピアノ|ピアノ]]の音が聞こえてくることへの抗議だった」などと話し、容疑を認めているという。また、読売新聞によれば、同署は、女性の着信記録から、無言電話の回数は計1万回以上に及んでいたと見ている。 毎日新聞によると、本溜容疑者の逮捕容疑は、[[w:2008年|2008年]][[w:12月|12月]]頃から[[w:2010年|2010年]][[w:4月11日|4月11日]]までの間、真上の階に住む被害者の女性の[[w:携帯電話|携帯電話]]に対し、ほぼ連日、1日数回から数百回の無言電話をかけ続け、不眠などを催させたとしている。無言電話は[[w:非通知|非通知]]設定で、女性が付けていた記録によれば、多い時で1日に328回、計1万951回に上るという。被害者の女性は、現在も通院している模様である。 読売新聞によると、本溜容疑者は、ピアノの音（毎日報道では、女性の次女(11歳)によるピアノの音）を巡り、女性に苦情を言ったり、自らの部屋の天井を棒で突いたりしていたという。女性の[[w:電話番号|電話番号]]については、女性がマンション前に[[w:駐車|駐車]]した[[w:自動車|車]]の中に置いていた連絡先のメモを書き写していた模様である。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100927-OYT1T01077.htm |タイトル=無言電話1万回、上階の女性にかけた男逮捕 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年9月27日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100928k0000m040062000c.html |タイトル=無言電話：自称書道家を傷害容疑で逮捕　女性が不眠被害 |著者=後藤豪（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年9月27日}} [[Category:日本]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:むこんてんわをしようそうのしよせいにかけつつけたしよとうかをたいほしよせいはふみんしようかいに}} {{公開中}}

2010-10-06T14:34:32Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E7%84%A1%E8%A8%80%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E3%82%92%E4%B8%8A%E9%9A%8E%E3%81%AE%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AB%E3%81%8B%E3%81%91%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%81%9F%E6%9B%B8%E9%81%93%E5%AE%B6%E3%82%92%E9%80%AE%E6%8D%95%E3%80%81%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AF%E4%B8%8D%E7%9C%A0%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AB

NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」平均視聴率は18.6% 2004年以降で第3位の高視聴率

【2010年9月28日】 9月25日(UTC+9)に最終回が放送されたNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「ゲゲゲの女房」の全話平均視聴率が、関東地区で18.6%(ビデオリサーチ調べ)だったことが9月27日分かった。関西地区での平均視聴率は15.9%だった。 朝ドラの平均視聴率は前作「ウェルかめ」が過去最低の13.5%を記録し、前々作も13%台に留まるなど低迷していたが、本作は平均視聴率が20%を下回るようになった2004年度以降で、2006年の「純情きらり」と2007年の「どんど晴れ」が記録した19.4%に次いで第3位となる高視聴率を達成した。 NHKでは本作で48年ぶりに朝ドラ枠の時間帯を変更し、NHK総合テレビでは従来より15分繰り上がった午前8時からの放送となった。初回視聴率は14.8%(関東地区、以下同様)と過去最低を記録したが、その後着実に上昇し、月平均視聴率は4月期の16.1%から9月(18日まで)期には20.7%まで上昇。25日放送の最終回の視聴率は、全話中最高となる23.6%を記録した。 本ニュースは「朝日新聞」、「共同通信」および「まんたんウェブ」の以下の報道を情報源としている。

【2010年9月28日】 9月25日（UTC+9）に最終回が放送されたNHK朝の連続テレビ小説（朝ドラ）「ゲゲゲの女房」の全話平均視聴率が、関東地区で18.6%（ビデオリサーチ調べ）だったことが9月27日分かった。関西地区での平均視聴率は15.9%だった。 朝ドラの平均視聴率は前作「ウェルかめ」が過去最低の13.5%を記録し、前々作も13%台に留まるなど低迷していたが、本作は平均視聴率が20%を下回るようになった2004年度以降で、2006年の「純情きらり」と2007年の「どんど晴れ」が記録した19.4%に次いで第3位となる高視聴率を達成した。 NHKでは本作で48年ぶりに朝ドラ枠の時間帯を変更し、NHK総合テレビでは従来より15分繰り上がった午前8時からの放送となった。初回視聴率は14.8%（関東地区、以下同様）と過去最低を記録したが、その後着実に上昇し、月平均視聴率は4月期の16.1%から9月（18日まで）期には20.7%まで上昇。25日放送の最終回の視聴率は、全話中最高となる23.6%を記録した。

{{日付|2010年9月28日}} 9月25日（{{UTC|+9}}）に最終回が放送された[[w:日本放送協会|NHK]][[w:連続テレビ小説|朝の連続テレビ小説]]（朝ドラ）「[[w:ゲゲゲの女房#テレビドラマ|ゲゲゲの女房]]」の全話平均[[w:視聴率|視聴率]]が、[[w:関東地方|関東地区]]で18.6%（[[w:ビデオリサーチ|ビデオリサーチ]]調べ）だったことが9月27日分かった<ref name="asa">{{情報源・ウェブ|url=http://www.asahi.com/culture/update/0927/TKY201009270089.html|タイトル=「ゲゲゲの女房」平均視聴率１８．６％　関東地区|著者=asahi.com|発行者=朝日新聞社|日付=2010年9月27日}}</ref><ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010092701000320.html|タイトル=ＮＨＫ朝ドラ、久々の好視聴率　「ゲゲゲ」１８・６％|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年9月27日}}</ref>。[[w:近畿地方|関西地区]]での平均視聴率は15.9%だった<ref name="asa" /><ref name="47n" />。 朝ドラの平均視聴率は前作「[[w:ウェルかめ|ウェルかめ]]」が過去最低の13.5%を記録し<ref name="asa" /><ref name="47n" />、前々作も13%台に留まるなど低迷していたが<ref name="asa" />、本作は平均視聴率が20%を下回るようになった2004年度以降で<ref name="man">{{情報源・ウェブ|url=http://mantan-web.jp/2010/09/27/20100927dog00m200002000c.html|タイトル=ゲゲゲの女房 ：最終回視聴率23.6％　平均18.6％は04年以降3位|著者=[[w:まんたんブロード#ネットにおける展開|まんたんウェブ]]|発行者=毎日新聞社|日付=2010年9月27日}}</ref>、2006年の「[[w:純情きらり|純情きらり]]」と2007年の「[[w:どんど晴れ|どんど晴れ]]」が記録した19.4%に次いで第3位となる高視聴率を達成した<ref name="asa" /><ref name="man" />。 NHKでは本作で48年ぶりに朝ドラ枠の時間帯を変更し、[[w:NHK総合テレビジョン|NHK総合テレビ]]では従来より15分繰り上がった午前8時からの放送となった<ref name="47n" />。初回視聴率は14.8%（関東地区、以下同様）と過去最低を記録したが<ref name="47n" /><ref name="man" />、その後着実に上昇し、月平均視聴率は4月期の16.1%から9月（18日まで）期には20.7%まで上昇<ref name="man" />。25日放送の最終回の視聴率は、全話中最高となる23.6%を記録した<ref name="47n" /><ref name="man" />。 == 情報源 == 本ニュースは「朝日新聞」、「共同通信」および「[[w:まんたんブロード#ネットにおける展開|まんたんウェブ]]」の以下の報道を情報源としている。 <references /> == 関連ニュース == * {{ウィキニュース|NHK朝ドラ、関東では二作連続で視聴率振るわず。関西では「ちりとてちん」健闘|2008年4月2日}} * {{ウィキニュース|NHK朝ドラ「つばさ」平均視聴率は1964年以後過去最低|2009年10月1日}} * {{ウィキニュース|NHK総合テレビ、朝のテレビ小説を8時スタートに 3月末から|2010年1月21日}} * {{ウィキニュース|NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」初回視聴率過去最低|2010年4月3日}} [[Category:日本]] [[Category:文化]] [[Category:放送]] [[Category:日本放送協会]] [[Category:テレビ]] {{DEFAULTSORT:NHKあさとら けけけのにようほう へいきんしちようりつは18.6はあせんと 2004ねんいこうてたい3いのこうしちようりつ}} {{公開中}}

2010-10-12T16:25:13Z

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移動動物園からカンガルーが脱走、警察などと捕物帳展開 - 滋賀

【2010年9月29日】 読売新聞によると、9月28日午後8時(UTC+9)頃、移動動物園を運営する「堀井動物園」(滋賀県守山市)から、カンガルーが逃げ出す騒ぎがあった。 読売新聞によると、通報を受けた滋賀県警守山署や飼育員ら数十人が付近を捜索。約5時間後(毎日報道では4時間後)に、約500メートル離れた田んぼの中でじっとしているのを発見し捕獲した。 毎日新聞が同署の話として伝えたところによると、逃げたのは1歳になるオオカンガルーの雄で、体長約1メートル、体重約40キログラム。栃木県内の動物園から譲り受けたもので、同日に到着し、職員が移動車の檻から移そうとしたが、その際に逃げたという。カンガルーは、時速約30キロメートルで走ることが可能であるとされ、同署では「歩行者や車などに衝突して負傷する恐れがある」として、周辺住民らに注意を呼び掛けていた。 読売新聞によると、堀井動物園は、300~400種類の動物を飼育しており、遊園地や学校などを巡回して「ふれあい動物園」を開いている。同園は、週末に東京でカンガルーの撮影イベントを開催する予定だった模様である。

【2010年9月29日】 読売新聞によると、9月28日午後8時（UTC+9）頃、移動動物園を運営する「堀井動物園」（滋賀県守山市）から、カンガルーが逃げ出す騒ぎがあった。 読売新聞によると、通報を受けた滋賀県警守山署や飼育員ら数十人が付近を捜索。約5時間後（毎日報道では4時間後）に、約500メートル離れた田んぼの中でじっとしているのを発見し捕獲した。 毎日新聞が同署の話として伝えたところによると、逃げたのは1歳になるオオカンガルーの雄で、体長約1メートル、体重約40キログラム。栃木県内の動物園から譲り受けたもので、同日に到着し、職員が移動車の檻から移そうとしたが、その際に逃げたという。カンガルーは、時速約30キロメートルで走ることが可能であるとされ、同署では「歩行者や車などに衝突して負傷する恐れがある」として、周辺住民らに注意を呼び掛けていた。 読売新聞によると、堀井動物園は、300～400種類の動物を飼育しており、遊園地や学校などを巡回して「ふれあい動物園」を開いている。同園は、週末に東京でカンガルーの撮影イベントを開催する予定だった模様である。

{{日付|2010年9月29日}} [[ファイル:Macropus giganteus 05.jpg|thumb|200px|オオカンガルー（参考、{{CC-by-sa-3.0}}）]] [[w:読売新聞|読売新聞]]によると、[[w:9月28日|9月28日]]午後8時（{{UTC|+9}}）頃、移動[[w:動物園|動物園]]を運営する「堀井動物園」（[[w:滋賀県|滋賀県]][[w:守山市|守山市]]）から、[[w:カンガルー|カンガルー]]が逃げ出す騒ぎがあった。 読売新聞によると、通報を受けた[[w:滋賀県警察|滋賀県警]][[w:守山警察署 (滋賀県)|守山署]]や飼育員ら数十人が付近を捜索。約5時間後（毎日報道では4時間後）に、約500メートル離れた[[w:水田|田んぼ]]の中でじっとしているのを発見し捕獲した。 毎日新聞が同署の話として伝えたところによると、逃げたのは1歳になる[[w:オオカンガルー|オオカンガルー]]の雄で、体長約1[[w:メートル|メートル]]、体重約40[[w:キログラム|キログラム]]。[[w:栃木県|栃木県]]内の動物園から譲り受けたもので、同日に到着し、職員が移動[[w:自動車|車]]の[[w:檻|檻]]から移そうとしたが、その際に逃げたという。カンガルーは、[[w:時速|時速]]約30キロメートルで走ることが可能であるとされ、同署では「[[w:歩行者|歩行者]]や車などに衝突して負傷する恐れがある」として、周辺住民らに注意を呼び掛けていた。 読売新聞によると、堀井動物園は、300～400種類の動物を飼育しており、[[w:遊園地|遊園地]]や[[w:学校|学校]]などを巡回して「ふれあい動物園」を開いている。同園は、週末に[[w:東京都|東京]]でカンガルーの撮影イベントを開催する予定だった模様である。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100929dde041040075000c.html |タイトル=カンガルー：移動動物園を逃亡　4時間後捕獲－－滋賀・守山 |著者=前本麻有（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年9月29日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090128-945694/news/20100929-OYT1T00105.htm |タイトル=移動動物園のカンガルー逃走、5時間後に捕獲 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年9月29日}} [[Category:日本]] [[Category:滋賀県]] [[Category:社会]] [[Category:事故]] [[Category:学術]] [[Category:自然科学]] [[Category:生物学]] [[Category:脇ニュース]] {{DEFAULTSORT:いとうとうふつえんからかんかるかたつそうけいさつなとととりものちようてんかい}} {{公開中}}

2010-10-25T15:45:21Z

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東北楽天イーグルス・ブラウン監督を解雇 4年ぶりの最下位の責任を取って

【2010年9月29日】 毎日新聞によると、プロ野球・東北楽天イーグルスは今季終了を持ってブラウン監督(47)を解任すると発表した。 毎日によると、東北楽天は昨年レギュラーシーズン2位で、球団史上初のAクラスとなったが、続投要望の強かった野村克也前監督を高齢を理由として契約の更新をせず、新たに広島カープ前監督のブラウン氏と今年からの2年契約で監督として迎えたが、今季は一度も勝率5割に及ばず、2006年度以来4年ぶりの最下位となることが決まっていた。また朝日新聞によると、ホームゲームでの1試合平均の観客動員も1000人程度減るなど、営業面の影響も大きいことから、ブラウン監督解任の声も上がったという。 河北新報によると、これを受けて東北楽天は9月28日の段階で2年契約最終年となる来年(2010年)について、「話し合いはシーズンが終わってからという姿勢に変わりない」と強調し、米田純球団代表と今季の最終戦・埼玉西武ライオンズ戦が開催される9月29日以後にも話し合いが持たれるとされていた。 しかし、毎日によるとその埼玉西武戦の試合開始前に米田代表がブラウン監督に対し「2年契約だったが、1年で終了する」と来期の更新契約を結ばないことを伝え、ブラウン監督も了承したという。米田代表は「勝負の世界は結果が全て。若手を育成するなど評価する点もあったが、最下位という結果はファンに失望を与えたこともあるので、球団として決定した」と、ブラウン監督解雇の理由を述べている。また朝日によると、ブラウン監督は「来季もやりたい気持ちが強く、やりたいことも沢山あったが、(最下位になった)責任を取らないといけない」と話しているという。

【2010年9月29日】 毎日新聞によると、プロ野球・東北楽天イーグルスは今季終了を持ってブラウン監督（47）を解任すると発表した。 毎日によると、東北楽天は昨年レギュラーシーズン2位で、球団史上初のAクラスとなったが、続投要望の強かった野村克也前監督を高齢を理由として契約の更新をせず、新たに広島カープ前監督のブラウン氏と今年からの2年契約で監督として迎えたが、今季は一度も勝率5割に及ばず、2006年度以来4年ぶりの最下位となることが決まっていた。また朝日新聞によると、ホームゲームでの1試合平均の観客動員も1000人程度減るなど、営業面の影響も大きいことから、ブラウン監督解任の声も上がったという。 河北新報によると、これを受けて東北楽天は9月28日の段階で2年契約最終年となる来年（2010年）について、「話し合いはシーズンが終わってからという姿勢に変わりない」と強調し、米田純球団代表と今季の最終戦・埼玉西武ライオンズ戦が開催される9月29日以後にも話し合いが持たれるとされていた。 しかし、毎日によるとその埼玉西武戦の試合開始前に米田代表がブラウン監督に対し「2年契約だったが、1年で終了する」と来期の更新契約を結ばないことを伝え、ブラウン監督も了承したという。米田代表は「勝負の世界は結果が全て。若手を育成するなど評価する点もあったが、最下位という結果はファンに失望を与えたこともあるので、球団として決定した」と、ブラウン監督解雇の理由を述べている。また朝日によると、ブラウン監督は「来季もやりたい気持ちが強く、やりたいことも沢山あったが、（最下位になった）責任を取らないといけない」と話しているという。

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2010-10-12T16:20:30Z

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『ONE PIECE』の偽キャラグッズを販売、雑貨卸会社社長ら逮捕

【2010年9月30日】 毎日新聞・産経新聞によると、 人気漫画・アニメ『ONE PIECE』のキャラクターを無断で使用した日用雑貨を販売目的で所持していたとして、大阪府警生安特捜隊は、著作権法違反(頒布目的所持)容疑で、雑貨卸売会社・『ライスフィールド』(大阪市東淀川区)社長・田中博之容疑者(44歳、大阪府箕面市在住)や同社社員ら12人を逮捕したと、9月29日(UTC+9)に発表した。 両報道によると、田中容疑者らの逮捕容疑は、9月28日に同社内で、『ONE PIECE』のキャラクター・『トニートニー・チョッパー』をデザインした巾着袋などを、販売目的で所持していたなどというもの。毎日新聞によると、田中容疑者は、「商品の大半は偽物」と認めている模様である。 産経新聞によると、田中容疑者らは、中国から不正輸入したタオルや時計などの商品を、小売店などに安価で販売。同府警の調べに対し、「正規の商品も扱っていたが、違法な商品が無ければ経営が成り立たなかった。月に約2,500万円の売上があった」と供述している模様である。同府警は、同社から段ボール100箱分以上の商品を押収、入手経路などを調査している。 産経新聞によると、同社の販売した不正な商品は日本全国に流通している模様で、偽キャラクターグッズ対策に取り組んでいる『日本商品化権協会』が同府警に告発していた。

【2010年9月30日】 毎日新聞・産経新聞によると、　人気漫画・アニメ『ONE PIECE』のキャラクターを無断で使用した日用雑貨を販売目的で所持していたとして、大阪府警生安特捜隊は、著作権法違反（頒布目的所持）容疑で、雑貨卸売会社・『ライスフィールド』（大阪市東淀川区）社長・田中博之容疑者（44歳、大阪府箕面市在住）や同社社員ら12人を逮捕したと、9月29日（UTC+9）に発表した。 両報道によると、田中容疑者らの逮捕容疑は、9月28日に同社内で、『ONE PIECE』のキャラクター・『トニートニー・チョッパー』をデザインした巾着袋などを、販売目的で所持していたなどというもの。毎日新聞によると、田中容疑者は、「商品の大半は偽物」と認めている模様である。 産経新聞によると、田中容疑者らは、中国から不正輸入したタオルや時計などの商品を、小売店などに安価で販売。同府警の調べに対し、「正規の商品も扱っていたが、違法な商品が無ければ経営が成り立たなかった。月に約2,500万円の売上があった」と供述している模様である。同府警は、同社から段ボール100箱分以上の商品を押収、入手経路などを調査している。 産経新聞によると、同社の販売した不正な商品は日本全国に流通している模様で、偽キャラクターグッズ対策に取り組んでいる『日本商品化権協会』が同府警に告発していた。

{{日付|2010年9月30日}} {{Wikipediapar|著作権侵害}} {{Wikipediapar|ONE PIECE}} [[w:毎日新聞|毎日新聞]]・[[w:産経新聞|産経新聞]]によると、　人気[[w:漫画|漫画]]・[[w:アニメ|アニメ]]『[[w:ONE PIECE|ONE PIECE]]』の[[w:キャラクター#登場人物としてのキャラクター|キャラクター]]を無断で使用した[[w:日用品|日用雑貨]]を販売目的で所持していたとして、[[w:大阪府警察|大阪府警]]生安特捜隊<ref group="注釈">産経新聞より</ref>は、[[w:著作権法|著作権法]]違反（頒布目的所持）容疑で、雑貨卸売会社・『ライスフィールド』（[[w:大阪市|大阪市]][[w:東淀川区|東淀川区]]）[[w:社長|社長]]・田中博之[[w:被疑者|容疑者]]（44歳、[[w:大阪府|大阪府]][[w:箕面市|箕面市]]在住）や同社社員ら12人を逮捕したと、[[w:9月29日|9月29日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に発表した。 両報道によると、田中容疑者らの逮捕容疑は、[[w:9月28日|9月28日]]に同社内で、『ONE PIECE』のキャラクター・『[[w:トニートニー・チョッパー|トニートニー・チョッパー]]<ref group="注釈">毎日新聞より</ref>』をデザインした[[w:巾着|巾着]]袋などを、販売目的で所持していたなどというもの。毎日新聞によると、田中容疑者は、「商品の大半は[[w:コピー商品|偽物]]」と認めている模様である。 産経新聞によると、田中容疑者らは、[[w:中華人民共和国|中国]]から不正[[w:輸入|輸入]]した[[w:タオル|タオル]]や[[w:時計|時計]]などの商品を、[[w:小売|小売]]店などに安価で販売。同府警の調べに対し、「正規の商品も扱っていたが、違法な商品が無ければ経営が成り立たなかった。月に約2,500万円の売上があった」と供述している模様である。同府警は、同社から[[w:段ボール|段ボール]]100箱分以上の商品を押収、入手経路などを調査している。 産経新聞によると、同社の販売した不正な商品は[[w:日本|日本]]全国に[[w:流通|流通]]している模様で、偽キャラクターグッズ対策に取り組んでいる『[[w:日本商品化権協会|日本商品化権協会]]<!--今後、Wikipediaで記事が作成される可能性があるので、敢えてリンクを張る-->』が同府警に[[w:告訴・告発|告発]]していた。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/photo/news/20100930k0000m040034000c.html |タイトル=著作権法違反：疑いで雑貨卸売会社社長ら12人逮捕　大阪 |著者=渋江千春（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年9月29日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100929/crm1009291944034-n1.htm |タイトル=「ワンピース」の偽キャラグッズ販売　大阪の問屋社長ら逮捕 |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年9月29日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:文化]] {{DEFAULTSORT:ONEPIECEのにせきやらくつすをはんはいさつかおろしかいしやしやちようらたいほ}} {{公開中}}

2010-10-29T08:13:06Z

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「イラク・ディナールの価値が上がる」と虚偽で勧誘、詐欺未遂で男3人を逮捕

【2010年10月3日】 読売新聞・毎日新聞によると、京都府警は、イラク通貨のディナールを、価値が上がると偽って高値で購入するよう持ち掛けたとして、自称自営業・林一秀容疑者(35歳、東京都杉並区在住)ら3人を、詐欺未遂容疑で逮捕したと、10月1日(UTC+9)に発表した。 読売新聞によると、ディナール購入を巡る摘発は日本全国で初めてという。3人は容疑を否認している模様である。 両報道によると、3人の逮捕容疑は、互いに共謀して9月28日午後に、京都市北区の女性(72歳)方を訪れ、2万5,000ディナール紙幣(約1,800円相当)について、「紙幣のプログラムを書き換えることで、価値を10万円に上げる方法がある」と虚偽の説明をし、50枚を計325万円で売り付けようとしたというもの。 読売新聞が国民生活センターの話として伝えたところによると、ディナールの購入に関する苦情は、2009年の4件から、2010年は9月現在で364件と急増しているという。

【2010年10月3日】 読売新聞・毎日新聞によると、京都府警は、イラク通貨のディナールを、価値が上がると偽って高値で購入するよう持ち掛けたとして、自称自営業・林一秀容疑者（35歳、東京都杉並区在住）ら3人を、詐欺未遂容疑で逮捕したと、10月1日（UTC+9）に発表した。 読売新聞によると、ディナール購入を巡る摘発は日本全国で初めてという。3人は容疑を否認している模様である。 両報道によると、3人の逮捕容疑は、互いに共謀して9月28日午後に、京都市北区の女性（72歳）方を訪れ、2万5,000ディナール紙幣（約1,800円相当）について、「紙幣のプログラムを書き換えることで、価値を10万円に上げる方法がある」と虚偽の説明をし、50枚を計325万円で売り付けようとしたというもの。 読売新聞が国民生活センターの話として伝えたところによると、ディナールの購入に関する苦情は、2009年の4件から、2010年は9月現在で364件と急増しているという。

{{日付|2010年10月3日}} {{Wikipediapar|イラク・ディナール}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、[[w:京都府警察|京都府警]]は、[[w:イラク|イラク]][[w:通貨|通貨]]の[[w:イラク・ディナール|ディナール]]を、価値が上がると偽って高値で購入するよう持ち掛けたとして、自称[[w:自営業|自営業]]・林一秀[[w:被疑者|容疑者]]（35歳、[[w:東京都|東京都]][[w:杉並区|杉並区]]在住）ら3人を、[[w:詐欺罪|詐欺]][[w:未遂|未遂]]容疑で[[w:逮捕|逮捕]]したと、[[w:10月1日|10月1日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に発表した。 読売新聞によると、ディナール購入を巡る摘発は[[w:日本|日本]]全国で初めてという。3人は容疑を否認している模様である。 両報道によると、3人の逮捕容疑は、互いに共謀して[[w:9月28日|9月28日]]午後に、[[w:京都市|京都市]][[w:北区 (京都市)|北区]]の女性（72歳）方を訪れ、2万5,000ディナール[[w:紙幣|紙幣]]（約1,800[[w:円 (通貨)|円]]相当）について、「紙幣のプログラムを書き換えることで<ref group="注釈">毎日新聞より</ref>、価値を10万円に上げる方法がある」と虚偽の説明をし、50枚を計325万円で売り付けようとしたというもの。 読売新聞が[[w:国民生活センター|国民生活センター]]の話として伝えたところによると、ディナールの購入に関する苦情は、[[w:2009年|2009年]]の4件から、[[w:2010年|2010年]]は[[w:9月|9月]]現在で364件と急増しているという。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101001-OYT1T01039.htm |タイトル=「イラク通貨の価値上がる」詐欺未遂容疑で逮捕 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年10月1日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2010/10/02/20101002dde041040022000c.html |タイトル=詐欺未遂：イラク通貨販売めぐり、３容疑者逮捕－－京都 |著者=太田裕之（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年10月2日}} [[Category:日本]] [[Category:京都府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:いらくていなるのかちかあかるときよきてかんゆうさきみすいておとこ3にんをたいほ}} {{公開中}}

2010-10-19T04:28:13Z

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八尾駐屯地所属の陸自ヘリが墜落、4人負傷

【2010年10月4日】 朝日新聞によると、3日午前8時45分(UTC+9)頃、陸上自衛隊八尾駐屯地(大阪府八尾市)で、陸自中部方面航空隊のヘリコプターが、離陸直後に同駐屯地の敷地内に墜落した。 朝日新聞・読売新聞の両報道によると、ヘリコプターに乗っていた自衛隊員4人が重軽傷を負った。また、メインローター(主回転翼)の一部などが同駐屯地の敷地外に飛び出し、近くの公園などで発見された。陸自は3日に航空事故調査委員会を設置、事故原因を調査している。 朝日新聞が同駐屯地などの発表として伝えたところによると(読売報道では八尾市消防本部の発表)、負傷者の内訳は、機長の二等陸尉(30歳)と、副操縦士の三等陸尉(28歳)、31歳と25歳で整備員の三等陸曹。このうち、三等陸尉は頭に重傷を負っており、残り3人は打撲などの軽傷の模様である。 読売新聞が同駐屯地の話として報じたところによると、墜落したのは、中部方面ヘリコプター隊の多用途ヘリ・『UH-1H』(13人乗り)で、製造から30年以上経過した古い機体であるという。朝日新聞によると、同機は、人員・物資の輸送や、山林火災での消火活動などに用いられているという。 読売新聞によれば、同機は、飛行50時間毎に部品を取り外して実施する定期整備を終え、同8時43分から試験飛行を行なっていた。目撃者の話では、空中で静止姿勢を取る『ホバリング』中に、突然、爆発するような音とともにコントロールを失ってバランスを崩し、前部から芝生に墜落。機体の右側を下に向けて横転、尾翼も根元から折れていたという。 朝日新聞によると、同駐屯地の説明では、飛行前の整備の際には異常は発見されなかったという。 朝日新聞によると、同駐屯地は八尾空港に隣接し、周囲には住宅地などが広がるエリアに位置する。ローターの部品は、子供向けの遊具がある西弓削公園に飛び込んだ。同日昼前、住民から「部品のようなものがある」との連絡があった。また、小型の金具2本も、50メートル西にある畑で発見された。

【2010年10月4日】 朝日新聞によると、3日午前8時45分（UTC+9）頃、陸上自衛隊八尾駐屯地（大阪府八尾市）で、陸自中部方面航空隊のヘリコプターが、離陸直後に同駐屯地の敷地内に墜落した。 朝日新聞・読売新聞の両報道によると、ヘリコプターに乗っていた自衛隊員4人が重軽傷を負った。また、メインローター（主回転翼）の一部などが同駐屯地の敷地外に飛び出し、近くの公園などで発見された。陸自は3日に航空事故調査委員会を設置、事故原因を調査している。 朝日新聞が同駐屯地などの発表として伝えたところによると（読売報道では八尾市消防本部の発表）、負傷者の内訳は、機長の二等陸尉（30歳）と、副操縦士の三等陸尉（28歳）、31歳と25歳で整備員の三等陸曹。このうち、三等陸尉は頭に重傷を負っており、残り3人は打撲などの軽傷の模様である。 読売新聞が同駐屯地の話として報じたところによると、墜落したのは、中部方面ヘリコプター隊の多用途ヘリ・『UH-1H』（13人乗り）で、製造から30年以上経過した古い機体であるという。朝日新聞によると、同機は、人員・物資の輸送や、山林火災での消火活動などに用いられているという。 読売新聞によれば、同機は、飛行50時間毎に部品を取り外して実施する定期整備を終え、同8時43分から試験飛行を行なっていた。目撃者の話では、空中で静止姿勢を取る『ホバリング』中に、突然、爆発するような音とともにコントロールを失ってバランスを崩し、前部から芝生に墜落。機体の右側を下に向けて横転、尾翼も根元から折れていたという。 朝日新聞によると、同駐屯地の説明では、飛行前の整備の際には異常は発見されなかったという。 朝日新聞によると、同駐屯地は八尾空港に隣接し、周囲には住宅地などが広がるエリアに位置する。ローターの部品は、子供向けの遊具がある西弓削公園に飛び込んだ。同日昼前、住民から「部品のようなものがある」との連絡があった。また、小型の金具2本も、50メートル西にある畑で発見された。

{{日付|2010年10月4日}} {{Wikipediapar|八尾駐屯地}} {{Wikipediapar|ヘリコプター}} [[w:朝日新聞|朝日新聞]]によると、3日午前8時45分（[[w:UTC+9|UTC+9]]）頃、[[w:陸上自衛隊|陸上自衛隊]][[w:八尾駐屯地|八尾駐屯地]]（[[w:大阪府|大阪府]][[w:八尾市|八尾市]]）で、陸自[[w:中部方面航空隊|中部方面航空隊]]の[[w:ヘリコプター|ヘリコプター]]が、離陸直後に同駐屯地の敷地内に墜落した。 朝日新聞・[[w:読売新聞|読売新聞]]の両報道によると、ヘリコプターに乗っていた[[w:自衛隊|自衛隊]]員4人が重軽傷を負った。また、[[w:ヘリコプター#メインローター|メインローター（主回転翼）]]の一部などが同駐屯地の敷地外に飛び出し、近くの[[w:公園|公園]]などで発見された。陸自は3日に[[w:航空事故調査委員会|航空事故調査委員会]]を設置、事故原因を調査している。 朝日新聞が同駐屯地などの発表として伝えたところによると（読売報道では[[w:八尾市消防本部|八尾市消防本部]]の発表）、負傷者の内訳は、[[w:機長|機長]]の[[w:尉官|二等陸尉]]（30歳）と、[[w:副操縦士|副操縦士]]の[[w:尉官|三等陸尉]]（28歳）、31歳と25歳で整備員の[[w:下士官|三等陸曹]]。このうち、三等陸尉は頭に重傷を負っており、残り3人は[[w:打ち身|打撲]]などの軽傷の模様である。 読売新聞が同駐屯地の話として報じたところによると、墜落したのは、中部方面ヘリコプター隊の多用途ヘリ・『[[w:UH-1 (航空機)|UH-1H]]』（13人乗り）で、製造から30年以上経過した古い機体であるという。朝日新聞によると、同機は、人員・物資の輸送や、[[w:山火事|山林火災]]での[[w:消火|消火]]活動などに用いられているという。 読売新聞によれば、同機は、飛行50時間毎に部品を取り外して実施する定期整備を終え、同8時43分から試験飛行を行なっていた。目撃者の話では、空中で静止姿勢を取る『[[w:ホバリング|ホバリング]]』中に、突然、爆発するような音とともにコントロールを失ってバランスを崩し、前部から[[w:芝生|芝生]]に墜落。機体の右側を下に向けて横転、[[w:ヘリコプター#テールローター|尾翼]]も根元から折れていたという。 朝日新聞によると、同駐屯地の説明では、飛行前の整備の際には異常は発見されなかったという。 朝日新聞によると、同駐屯地は[[w:八尾空港|八尾空港]]に隣接し、周囲には住宅地などが広がるエリアに位置する。ローターの部品は、子供向けの[[w:遊具|遊具]]がある西弓削公園に飛び込んだ。同日昼前、住民から「部品のようなものがある」との連絡があった。また、小型の金具2本も、50[[w:メートル|メートル]]西にある[[w:畑|畑]]で発見された。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101003-OYT1T00197.htm |タイトル=陸自ヘリ墜落4人重軽傷…大阪・八尾駐屯地 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年10月3日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/1003/TKY201010030053.html |タイトル=試験飛行中の陸自ヘリ、駐屯地内で墜落　4人負傷　大阪 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年10月3日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[カテゴリ:航空機事故]] {{DEFAULTSORT:やおちゆうとんちしよそくのりくしへりかついらく4にんふしよう}} {{公開中}}

2022-12-08T08:10:44Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E5%85%AB%E5%B0%BE%E9%A7%90%E5%B1%AF%E5%9C%B0%E6%89%80%E5%B1%9E%E3%81%AE%E9%99%B8%E8%87%AA%E3%83%98%E3%83%AA%E3%81%8C%E5%A2%9C%E8%90%BD%E3%80%814%E4%BA%BA%E8%B2%A0%E5%82%B7

2010年ノーベル化学賞 鈴木章氏・根岸英一氏ら3人が受賞 日本人のノーベル賞受賞者18人に

【2010年10月7日】 スウェーデンの王立科学アカデミーは10月6日(UTC+2)、2010年のノーベル化学賞を鈴木章・北海道大学名誉教授(80)、根岸英一・米国パデュー大学特別教授(75)、リチャード・ヘック・米国デラウェア大学名誉教授(79)の3人に授与すると発表した。 授賞理由となる業績は「有機合成におけるパラジウム触媒を利用したクロスカップリング」。3人は金属であるパラジウムを触媒として炭素原子同士を結合、さまざまな有機化合物を容易に作り出す合成法を開発した。 日本人のノーベル化学賞受賞は、2008年の下村脩・米国ボストン大学名誉教授以来2年ぶり。鈴木・根岸両氏の受賞により、日本人のノーベル賞受賞者は計18人、化学賞受賞者は計7人となった。 本ニュースは「共同通信」、「読売新聞」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年10月7日】 スウェーデンの王立科学アカデミーは10月6日（UTC+2）、2010年のノーベル化学賞を鈴木章・北海道大学名誉教授(80)、根岸英一・米国パデュー大学特別教授(75)、リチャード・ヘック・米国デラウェア大学名誉教授(79)の3人に授与すると発表した。 授賞理由となる業績は「有機合成におけるパラジウム触媒を利用したクロスカップリング」。3人は金属であるパラジウムを触媒として炭素原子同士を結合、さまざまな有機化合物を容易に作り出す合成法を開発した。 日本人のノーベル化学賞受賞は、2008年の下村脩・米国ボストン大学名誉教授以来2年ぶり。鈴木・根岸両氏の受賞により、日本人のノーベル賞受賞者は計18人、化学賞受賞者は計7人となった。

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2010-11-01T18:20:19Z

https://ja.wikinews.org/wiki/2010%E5%B9%B4%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E5%8C%96%E5%AD%A6%E8%B3%9E_%E9%88%B4%E6%9C%A8%E7%AB%A0%E6%B0%8F%E3%83%BB%E6%A0%B9%E5%B2%B8%E8%8B%B1%E4%B8%80%E6%B0%8F%E3%82%893%E4%BA%BA%E3%81%8C%E5%8F%97%E8%B3%9E_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E8%B3%9E%E5%8F%97%E8%B3%9E%E8%80%8518%E4%BA%BA%E3%81%AB

チリの落盤事故 13日から救出作業開始

【2010年10月12日】 大阪日日新聞によると、チリ北部・コピアポの鉱山で8月5日(UTC-3 以下同)発生した落盤事故で地下約700mに閉じ込められ生き埋めとなった作業員33人の引き揚げ作業を10月13日午前0時00分から開始すると、ゴルボルネ鉱業相が発表した。作業にはチリのピニェラ大統領や隣のボリビアからもモラレス大統領が立ち会うなど、国家総出で行われるという。 朝日新聞によると、これに先駆け閉じ込められた33人を掘り起こすための縦穴をパイプで補強するための作業が10月11日朝までに終わり、地上から90mを補強した。時事通信によると、この工事の後救出用カプセル「フェニックス」を実際に地下におろすテストも行い、成功した。テストでは岩盤などの障害もなく、縦穴内の状況に異常はなかったほか、カーブの部分の問題もないとして「とても期待が持てる」(ゴルボルネ氏)と強調。チリの政府は作業員全員が地上に出てくるまでは救出開始から48時間程度はかかると見ている。

【2010年10月12日】 大阪日日新聞によると、チリ北部・コピアポの鉱山で8月5日（UTC-3　以下同）発生した落盤事故で地下約700mに閉じ込められ生き埋めとなった作業員33人の引き揚げ作業を10月13日午前0時00分から開始すると、ゴルボルネ鉱業相が発表した。作業にはチリのピニェラ大統領や隣のボリビアからもモラレス大統領が立ち会うなど、国家総出で行われるという。 朝日新聞によると、これに先駆け閉じ込められた33人を掘り起こすための縦穴をパイプで補強するための作業が10月11日朝までに終わり、地上から90mを補強した。時事通信によると、この工事の後救出用カプセル「フェニックス」を実際に地下におろすテストも行い、成功した。テストでは岩盤などの障害もなく、縦穴内の状況に異常はなかったほか、カーブの部分の問題もないとして「とても期待が持てる」（ゴルボルネ氏）と強調。チリの政府は作業員全員が地上に出てくるまでは救出開始から48時間程度はかかると見ている。

{{日付|2010年10月12日}} {{Wikipediapar|コピアポ鉱山落盤事故}} 大阪日日新聞によると、[[w:チリ|チリ]]北部・コピアポの鉱山で8月5日（{{UTC|-3}}　以下同）発生した落盤事故で地下約700mに閉じ込められ生き埋めとなった作業員33人の引き揚げ作業を10月13日午前0時00分から開始すると、ゴルボルネ鉱業相が発表した。作業にはチリの[[w:セバスティアン・ピニェラ|ピニェラ]]大統領や隣の[[w:ボリビア|ボリビア]]からも[[w:エボ・モラレス|モラレス]]大統領が立ち会うなど、国家総出で行われるという。 朝日新聞によると、これに先駆け閉じ込められた33人を掘り起こすための縦穴をパイプで補強するための作業が10月11日朝までに終わり、地上から90mを補強した。時事通信によると、この工事の後救出用カプセル「フェニックス」を実際に地下におろすテストも行い、成功した。テストでは岩盤などの障害もなく、縦穴内の状況に異常はなかったほか、カーブの部分の問題もないとして「とても期待が持てる」（ゴルボルネ氏）と強調。チリの政府は作業員全員が地上に出てくるまでは救出開始から48時間程度はかかると見ている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/101012/20101012003.html |タイトル=13日日正午に救出開始　チリ落盤事故、発生２カ月 |著者=全国ニュース・コピアポ共同 |発行者=大阪日日新聞 |日付=2010年10月12日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/international/update/1011/TKY201010110213.html |タイトル=チリ落盤事故、救出穴の補強完了　１３日にも救出開始 |著者=asahi.com（コピアポ（チリ北部）＝堀内隆） |発行者=朝日新聞 |日付=2010年10月11日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2010101200004 |タイトル=救出、１３日開始＝内壁補強完了、カプセル実験成功－チリ落盤事故 |著者=時事ドットコム（コピアポ（チリ）時事） |発行者=時事通信社 |日付=2010年10月12日}} [[Category:南アメリカ]] [[Category:チリ]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:事故]] {{DEFAULTSORT:ちりのらくはんしこ １３にちからきゆうしゆつさきようかいし}} {{公開中}}

2014-08-31T08:18:16Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%AA%E3%81%AE%E8%90%BD%E7%9B%A4%E4%BA%8B%E6%95%85_13%E6%97%A5%E3%81%8B%E3%82%89%E6%95%91%E5%87%BA%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E9%96%8B%E5%A7%8B

訃報 ソロモン・バーク氏 - アメリカ合衆国のソウル歌手

【2010年10月12日】 アメリカ合衆国のソウル歌手ソロモン・バーク氏が10月10日(UTC+2)、オランダ・アムステルダムにあるスキポール空港内で死去した。70歳だった。 バーク氏の公式サイトで親族が明らかにした。バーク氏はオランダでの公演へ向かう途中で、オランダの地元メディアによると、ロサンゼルスから到着した飛行機の機内で亡くなっていたという。自然死と見られている。 1940年、アメリカ合衆国フィラデルフィアに生まれる。幼少期より教会で歌うなどゴスペル音楽に親しみ、1960年代よりR&B歌手として活動。「エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ」(1964年)などの楽曲で知られた。 2001年に「ロックの殿堂」入りを果たし、翌2002年に発表した『ドント・ギヴ・アップ・オン・ミー』でグラミー賞最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞を受賞。今年5月・6月には、東京・名古屋・大阪で初の日本公演を行っていた。 本ニュースは「共同通信」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年10月12日】 アメリカ合衆国のソウル歌手ソロモン・バーク氏が10月10日（UTC+2）、オランダ・アムステルダムにあるスキポール空港内で死去した。70歳だった。 バーク氏の公式サイトで親族が明らかにした。バーク氏はオランダでの公演へ向かう途中で、オランダの地元メディアによると、ロサンゼルスから到着した飛行機の機内で亡くなっていたという。自然死と見られている。 1940年、アメリカ合衆国フィラデルフィアに生まれる。幼少期より教会で歌うなどゴスペル音楽に親しみ、1960年代よりR&B歌手として活動。「エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ」（1964年）などの楽曲で知られた。 2001年に「ロックの殿堂」入りを果たし、翌2002年に発表した『ドント・ギヴ・アップ・オン・ミー』でグラミー賞最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞を受賞。今年5月・6月には、東京・名古屋・大阪で初の日本公演を行っていた。

{{日付|2010年10月12日}} [[ファイル:Solomon Burke.jpg|thumb|right|ソロモン・バーク氏（2008年、{{cc-by-2.0}}]] [[w:アメリカ合衆国|アメリカ合衆国]]の[[w:ソウルミュージック|ソウル]]<!--「ソウル」表記は共同通信のみ-->[[w:歌手|歌手]][[w:ソロモン・バーク|ソロモン・バーク]]氏が10月10日（{{UTC|+2}}）、[[w:オランダ|オランダ]]・[[w:アムステルダム|アムステルダム]]にある[[w:スキポール空港|スキポール空港]]内で死去した。70歳だった<ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101001000517.html|タイトル=ソロモン・バーク氏死去　米国のソウル歌手|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年10月10日}}</ref><ref name="asa">{{情報源・ウェブ|url=http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201010100075.html|タイトル=米歌手ソロモン・バーク氏死去＝公演先のオランダの空港で|著者=asahi.com|発行者=朝日新聞社|日付=2010年10月11日}}</ref>。 バーク氏の公式サイトで親族が明らかにした<ref name="asa" />。バーク氏はオランダでの公演へ向かう途中で<ref name="asa" />、オランダの地元メディアによると、[[w:ロサンゼルス|ロサンゼルス]]から到着した[[w:飛行機|飛行機]]の機内で亡くなっていたという<ref name="47n" />。自然死と見られている<ref name="asa" />。 1940年<!--共同通信のみ-->、アメリカ合衆国[[w:フィラデルフィア|フィラデルフィア]]に生まれる<ref name="47n" /><ref name="asa" />。幼少期より教会で歌うなど[[w:ゴスペル (音楽)|ゴスペル音楽]]に親しみ<ref name="47n" /><ref name="asa" />、1960年代より[[w:リズム・アンド・ブルース|R&B]]歌手として活動<ref name="asa" />。「[[w:en:Everybody Needs Somebody to Love|エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ]]<!--執筆時点でWikipedia日本語版に記事なし-->」（1964年）などの楽曲で知られた<ref name="47n" />。 2001年に「[[w:ロックの殿堂|ロックの殿堂]]」入りを果たし、翌2002年に発表した『[[w:en:Don't Give Up on Me|ドント・ギヴ・アップ・オン・ミー]]<!--執筆時点でWikipedia日本語版に記事なし-->』で[[w:グラミー賞|グラミー賞]]最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞<!--部門は朝日新聞のみ-->を受賞<ref name="47n" /><ref name="asa" />。今年5月・6月には、[[w:東京都|東京]]・[[w:名古屋市|名古屋]]・[[w:大阪市|大阪]]で初の日本公演を行っていた<ref name="47n" />。 == 情報源 == 本ニュースは「共同通信」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:北アメリカ]] [[Category:アメリカ合衆国]] [[Category:ヨーロッパ]] [[Category:オランダ]] [[Category:文化]] [[Category:音楽]] [[Category:ひと]] [[Category:訃報|はあく そろもん]] {{DEFAULTSORT:ふほう そろもん はあくし あめりかかつしゆうこくのそうるかしゆ}} {{公開中}}

2011-07-21T13:26:52Z

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福岡航空交通管制部、中学生に航空機と交信させる

【2010年10月13日】 朝日新聞によると、国土交通省は、福岡航空交通管制部(福岡市東区)の管制官が、職場体験中の中学生2人に対し、内規に反する形で、飛行中の航空機2機と無線交信させていたと、10月12日(UTC+9)に発表した。 読売新聞によると、これらの2機は、乗客・乗員計500人以上を乗せ、高度約5,100メートルを飛行中だったという。また、当該の管制官の上司に当たる先任管制官が、この事実を把握しながら、中学生らに対し口止めしていたことも判明しており、同省は、国家公務員法で禁じられている「信用失墜行為」に該当する可能性もあると見て、関係者の処分を検討すると共に、日本全国で同様の事案が発生していないか調査を開始することにしている。 朝日新聞が同省の話として伝えたところによると、同管制部では、10月5日から7日にかけ、職場体験実習として、福岡県内の中学生2人を受け入れた。この間、6日午前10時44分頃と同46分頃、羽田から福岡に向かっていた日本航空機(読売報道では315便、乗客・乗員387人)とスカイマーク機(読売報道では7便、乗員・乗客177人)に対し、交信先を同管制部から福岡空港の管制官に切り替えるよう指示することになったが、この際、同管制部の50歳代の男性管制官ら3人が、中学生に対し、2機の便名と「コンタクト福岡アプローチ、(周波数)119.65」と片仮名書きの英語で記した手書きのメモを渡し、2機の操縦士に対し、それぞれ英語で呼び掛けさせた模様である。2機の操縦士は、相手が中学生であることに気付かないまま、指示を復唱していた。他の航空機の運航への影響は無かった模様である。 朝日新聞によると、その後、3人の管制官の上司に当たる50歳代の先任管制官ら2人は、同日昼頃に、当該の中学生から無線交信した事実を聞いたものの、中学生に対し「口外しないように」と口止め。体験学習の受け入れを担当した同管制部の職員も、翌7日朝に、中学生に対し、口外しないよう再度伝えた模様である。ところが、同日午後になって、当該の中学生が、同管制部の庁舎内で行われた体験学習の報告会で、「口外しないよう言われたが、嬉しかったので、もう一度お礼が言いたい」と話し、このことを知った先任管制官が、8日になって、同管制部の幹部と国交省に対し経緯を報告した。 朝日新聞によると、先任管制官は、同管制部の調査に対し、経緯を報告しなかったことについて、「中学生から聞いて驚き、大変なことになったと思ったため」と述べている模様である。

【2010年10月13日】 朝日新聞によると、国土交通省は、福岡航空交通管制部（福岡市東区）の管制官が、職場体験中の中学生2人に対し、内規に反する形で、飛行中の航空機2機と無線交信させていたと、10月12日（UTC+9）に発表した。 読売新聞によると、これらの2機は、乗客・乗員計500人以上を乗せ、高度約5,100メートルを飛行中だったという。また、当該の管制官の上司に当たる先任管制官が、この事実を把握しながら、中学生らに対し口止めしていたことも判明しており、同省は、国家公務員法で禁じられている「信用失墜行為」に該当する可能性もあると見て、関係者の処分を検討すると共に、日本全国で同様の事案が発生していないか調査を開始することにしている。 朝日新聞が同省の話として伝えたところによると、同管制部では、10月5日から7日にかけ、職場体験実習として、福岡県内の中学生2人を受け入れた。この間、6日午前10時44分頃と同46分頃、羽田から福岡に向かっていた日本航空機（読売報道では315便、乗客・乗員387人）とスカイマーク機（読売報道では7便、乗員・乗客177人）に対し、交信先を同管制部から福岡空港の管制官に切り替えるよう指示することになったが、この際、同管制部の50歳代の男性管制官ら3人が、中学生に対し、2機の便名と「コンタクト福岡アプローチ、（周波数）119.65」と片仮名書きの英語で記した手書きのメモを渡し、2機の操縦士に対し、それぞれ英語で呼び掛けさせた模様である。2機の操縦士は、相手が中学生であることに気付かないまま、指示を復唱していた。他の航空機の運航への影響は無かった模様である。 朝日新聞によると、その後、3人の管制官の上司に当たる50歳代の先任管制官ら2人は、同日昼頃に、当該の中学生から無線交信した事実を聞いたものの、中学生に対し「口外しないように」と口止め。体験学習の受け入れを担当した同管制部の職員も、翌7日朝に、中学生に対し、口外しないよう再度伝えた模様である。ところが、同日午後になって、当該の中学生が、同管制部の庁舎内で行われた体験学習の報告会で、「口外しないよう言われたが、嬉しかったので、もう一度お礼が言いたい」と話し、このことを知った先任管制官が、8日になって、同管制部の幹部と国交省に対し経緯を報告した。 朝日新聞によると、先任管制官は、同管制部の調査に対し、経緯を報告しなかったことについて、「中学生から聞いて驚き、大変なことになったと思ったため」と述べている模様である。

{{日付|2010年10月13日}} [[w:朝日新聞|朝日新聞]]によると、[[w:国土交通省|国土交通省]]は、[[w:福岡航空交通管制部|福岡航空交通管制部]]<!--今後、Wikipediaに記事が作成される可能性があるので、敢えてリンクを張る-->（[[w:福岡市|福岡市]][[w:東区 (福岡市)|東区]]）の[[w:航空管制官|管制官]]が、[[w:職場体験|職場体験]]中の[[w:中学校|中学]]生2人に対し、内規に反する形で、飛行中の[[w:航空機|航空機]]2機と[[w:無線|無線]]交信させていたと、[[w:10月12日|10月12日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に発表した。 読売新聞によると、これらの2機は、乗客・乗員計500人以上を乗せ、高度約5,100[[w:メートル|メートル]]を飛行中だったという。また、当該の管制官の上司に当たる先任管制官が、この事実を把握しながら、中学生らに対し口止めしていたことも判明しており、同省は、[[w:国家公務員法|国家公務員法]]で禁じられている「信用失墜行為」に該当する可能性もあると見て、関係者の[[w:懲戒処分|処分]]を検討すると共に、[[w:日本|日本]]全国で同様の事案が発生していないか調査を開始することにしている。 朝日新聞が同省の話として伝えたところによると、同管制部では、[[w:10月5日|10月5日]]から[[w:10月7日|7日]]にかけ、職場体験実習として、[[w:福岡県|福岡県]]内の中学生2人を受け入れた。この間、6日午前10時44分頃と同46分頃、[[w:東京国際空港|羽田]]から[[w:福岡国際空港|福岡]]に向かっていた[[w:日本航空|日本航空]]機（読売報道では315便、乗客・乗員387人）と[[w:スカイマーク|スカイマーク]]機（読売報道では7便、乗員・乗客177人）に対し、交信先を同管制部から福岡空港の管制官に切り替えるよう指示することになったが、この際、同管制部の50歳代の男性管制官ら3人が、中学生に対し、2機の便名と「コンタクト福岡アプローチ、（[[w:周波数|周波数]]）119.65」と片仮名書きの[[w:英語|英語]]で記した手書きのメモを渡し、2機の操縦士に対し、それぞれ英語で呼び掛けさせた模様である。2機の操縦士は、相手が中学生であることに気付かないまま、指示を復唱していた。他の航空機の運航への影響は無かった模様である。 朝日新聞によると、その後、3人の管制官の上司に当たる50歳代の先任管制官ら2人は、同日昼頃に、当該の中学生から無線交信した事実を聞いたものの、中学生に対し「口外しないように」と口止め。体験学習の受け入れを担当した同管制部の職員も、翌7日朝に、中学生に対し、口外しないよう再度伝えた模様である。ところが、同日午後になって、当該の中学生が、同管制部の庁舎内で行われた体験学習の報告会で、「口外しないよう言われたが、嬉しかったので、もう一度お礼が言いたい」と話し、このことを知った先任管制官が、8日になって、同管制部の幹部と国交省に対し経緯を報告した。 朝日新聞によると、先任管制官は、同管制部の調査に対し、経緯を報告しなかったことについて、「中学生から聞いて驚き、大変なことになったと思ったため」と述べている模様である。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/1012/TKY201010120247.html |タイトル=中学生に航空機と交信させる　管制官は口止め、でも… |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年10月12日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://web.archive.org/web/20101015042736/www.yomiuri.co.jp/national/news/20101012-OYT1T01189.htm?from=os4 |タイトル=中2、飛行中の2機へ管制指示…職員口止めも |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年10月13日}} [[Category:日本]] [[Category:福岡県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:交通]] [[Category:航空]] {{DEFAULTSORT:ふくおかこうくうこうつうかんせいふちゆうかくせいにこうくうきとこうしんさせる}} {{公開中}}

2013-10-08T17:58:59Z

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入札情報を漏洩の疑い、年金機構職員を逮捕

【2010年10月15日】 朝日新聞・読売新聞によると、年金の記録漏れ問題を受け、日本年金機構(本部:東京都杉並区)が実施している記録照合作業の入札情報を、元同僚の在籍する企業に対し漏洩したとして、警視庁は、同機構参事役・高沢信一容疑者(46歳、東京都東久留米市在住)を官製談合防止法違反容疑で、NTT東日本の子会社・『NTTソルコ』(以下、『ソルコ社』)の営業担当部長・山本一郎容疑者(43歳、小平市在住)を競売入札妨害(偽計)の容疑で、10月14日(UTC+9)にそれぞれ逮捕した。 読売新聞が警視庁の発表として伝えたところによると、高沢容疑者は、同機構記録問題対策部に所属していた2010年2月から5月にかけて、同機構の発注する照合作業の一般競争入札において、入札予定価格や参加する企業の情報等を山本容疑者に対し電子メールによって伝えるなどし、公正な入札を妨害した疑いが持たれている。両報道によれば、2人は容疑を認めている様子である。 朝日新聞によると、同機構が外部に委託している業務は、約7億2,000万件の紙台帳記録とコンピュータ記録とを照合する作業に関する内容で、作業を行う場所や人員、照合に用いる端末の確保などが含まれる。2010年度から4年間かけて実施する事業で、照合作業全体の費用は約2,000億円となる見込みである。作業は日本全国29箇所の拠点で実施され、同機構は拠点毎に業者を入札で選定している。このうち、ソルコ社は17拠点の入札に参加、うち2拠点(読売報道では、千葉市と新潟市)に於いて落札した。落札額は計約12億5,000万円だった。同機構は、ソルコ社が落札した2拠点について入札やり直しを決定したため、この影響で業務全体に遅れが出ることになった。

【2010年10月15日】 朝日新聞・読売新聞によると、年金の記録漏れ問題を受け、日本年金機構（本部:東京都杉並区）が実施している記録照合作業の入札情報を、元同僚の在籍する企業に対し漏洩したとして、警視庁は、同機構参事役・高沢信一容疑者（46歳、東京都東久留米市在住）を官製談合防止法違反容疑で、NTT東日本の子会社・『NTTソルコ』（以下、『ソルコ社』）の営業担当部長・山本一郎容疑者（43歳、小平市在住）を競売入札妨害（偽計）の容疑で、10月14日（UTC+9）にそれぞれ逮捕した。 読売新聞が警視庁の発表として伝えたところによると、高沢容疑者は、同機構記録問題対策部に所属していた2010年2月から5月にかけて、同機構の発注する照合作業の一般競争入札において、入札予定価格や参加する企業の情報等を山本容疑者に対し電子メールによって伝えるなどし、公正な入札を妨害した疑いが持たれている。両報道によれば、2人は容疑を認めている様子である。 朝日新聞によると、同機構が外部に委託している業務は、約7億2,000万件の紙台帳記録とコンピュータ記録とを照合する作業に関する内容で、作業を行う場所や人員、照合に用いる端末の確保などが含まれる。2010年度から4年間かけて実施する事業で、照合作業全体の費用は約2,000億円となる見込みである。作業は日本全国29箇所の拠点で実施され、同機構は拠点毎に業者を入札で選定している。このうち、ソルコ社は17拠点の入札に参加、うち2拠点（読売報道では、千葉市と新潟市）に於いて落札した。落札額は計約12億5,000万円だった。同機構は、ソルコ社が落札した2拠点について入札やり直しを決定したため、この影響で業務全体に遅れが出ることになった。

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2010-10-25T15:25:07Z

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大阪・梅田の引きずり死事件、被告に懲役15年の判決

【2010年10月15日】 読売新聞・朝日新聞によると、大阪市北区梅田で2008年10月(UTC+9)に、会社員・鈴木源太郎さん(当時30歳)がワゴン車にはねられた後、約3キロに亘り引きずられ死亡した事件で、殺人や道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)などの罪に問われた元ホスト・吉田圭吾被告(24歳)に対する判決公判が、10月15日に大阪地裁で開かれた。 読売新聞によると、遠藤邦彦裁判長は、「生きたまま引きずられた被害者の苦痛は痛ましく、被害者の遺族らの処罰感情も峻烈。生命を意に介さない卑劣で身勝手な犯行」として、吉田被告に対し懲役15年(求刑:懲役20年)の実刑判決を言い渡した。 朝日新聞によると、弁護側は公判で、「被告は事故でパニック状態となり、引きずりに気付かずに走行した」と主張、「殺意は認められず、自動車運転過失致死罪が成立するのにとどまる」としていた。 朝日新聞によると、判決では、吉田被告は2008年10月21日午前4時20分頃、大阪市北区梅田1丁目の国道176号交差点でワゴン車を無免許で運転。信号待ちをした後で発進した直後、横断中の鈴木さんを轢いて負傷させたにもかかわらず、飲酒運転や無免許運転の発覚を免れるため、時速約40〜50キロで逃走、同市福島区内の路上まで約3キロに亘って引きずり殺害した。 判決は、事故の目撃者の証言などを踏まえ、事故直後にワゴン車から大きな異音が発生し、吉田被告は走行に抵抗を感じていたと認定。その上で、「引きずっている可能性が高いと認識したのに、走行を続けた」と指摘、事故現場から約30〜40秒間走行した約370メートル地点に於いては「『引きずっているのに相違ない』と確信した」と述べた。また、鈴木さんは事故から1分〜数分で死亡したとして、殺人罪は成立すると判断した。 朝日新聞によると、遠藤裁判長はまた、検察側が同事件の初公判前に、大阪府警が保管していた司法解剖記録の一部について、確認を十分に行わないで「無い」と回答し、記録の開示が遅れた問題にも言及。「証拠開示に対する意識の低さは、厳しく非難されなければならない」とした。

【2010年10月15日】 読売新聞・朝日新聞によると、大阪市北区梅田で2008年10月（UTC+9）に、会社員・鈴木源太郎さん（当時30歳）がワゴン車にはねられた後、約3キロに亘り引きずられ死亡した事件で、殺人や道路交通法違反（ひき逃げ、無免許運転）などの罪に問われた元ホスト・吉田圭吾被告（24歳）に対する判決公判が、10月15日に大阪地裁で開かれた。 読売新聞によると、遠藤邦彦裁判長は、「生きたまま引きずられた被害者の苦痛は痛ましく、被害者の遺族らの処罰感情も峻烈。生命を意に介さない卑劣で身勝手な犯行」として、吉田被告に対し懲役15年の実刑判決を言い渡した。 朝日新聞によると、弁護側は公判で、「被告は事故でパニック状態となり、引きずりに気付かずに走行した」と主張、「殺意は認められず、自動車運転過失致死罪が成立するのにとどまる」としていた。 朝日新聞によると、判決では、吉田被告は2008年10月21日午前4時20分頃、大阪市北区梅田1丁目の国道176号交差点でワゴン車を無免許で運転。信号待ちをした後で発進した直後、横断中の鈴木さんを轢いて負傷させたにもかかわらず、飲酒運転や無免許運転の発覚を免れるため、時速約40〜50キロで逃走、同市福島区内の路上まで約3キロに亘って引きずり殺害した。 判決は、事故の目撃者の証言などを踏まえ、事故直後にワゴン車から大きな異音が発生し、吉田被告は走行に抵抗を感じていたと認定。その上で、「引きずっている可能性が高いと認識したのに、走行を続けた」と指摘、事故現場から約30〜40秒間走行した約370メートル地点に於いては「『引きずっているのに相違ない』と確信した」と述べた。また、鈴木さんは事故から1分〜数分で死亡したとして、殺人罪は成立すると判断した。 朝日新聞によると、遠藤裁判長はまた、検察側が同事件の初公判前に、大阪府警が保管していた司法解剖記録の一部について、確認を十分に行わないで「無い」と回答し、記録の開示が遅れた問題にも言及。「証拠開示に対する意識の低さは、厳しく非難されなければならない」とした。

{{日付|2010年10月15日}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:朝日新聞|朝日新聞]]によると、[[w:大阪市|大阪市]][[w:北区 (大阪市)|北区]][[w:梅田|梅田]]で[[w:2008年|2008年]][[w:10月|10月]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に、会社員・鈴木源太郎さん（当時30歳）が[[w:ミニバン|ワゴン]][[w:自動車|車]]にはねられた後、約3[[w:キロメートル|キロ]]に亘り引きずられ死亡した事件で、[[w:殺人罪|殺人]]や[[w:道路交通法|道路交通法]]違反（[[w:ひき逃げ|ひき逃げ]]、[[w:無免許運転|無免許運転]]）などの罪に問われた元[[w:ホスト|ホスト]]・吉田圭吾[[w:被告人|被告]]（24歳）に対する判決公判が、[[w:10月15日|10月15日]]に[[w:大阪地方裁判所|大阪地裁]]で開かれた。 読売新聞によると、遠藤邦彦[[w:裁判長|裁判長]]は、「生きたまま引きずられた[[w:被害者|被害者]]の苦痛は痛ましく、被害者の遺族らの[[w:処罰|処罰]]感情も峻烈。生命を意に介さない卑劣で身勝手な犯行」として、吉田被告に対し[[w:懲役|懲役]]15年（[[w:求刑|求刑]]：懲役20年）の[[w:実刑|実刑]]判決を言い渡した。 朝日新聞によると、[[w:弁護人|弁護]]側は公判で、「被告は[[w:交通事故|事故]]でパニック状態となり、引きずりに気付かずに走行した」と主張、「殺意は認められず、[[w:自動車運転過失致死傷罪|自動車運転過失致死罪]]が成立するのにとどまる」としていた。 朝日新聞によると、判決では、吉田被告は2008年[[w:10月21日|10月21日]]午前4時20分頃、大阪市北区梅田1丁目の[[w:国道176号|国道176号]][[w:交差点|交差点]]でワゴン車を無免許で運転。[[w:信号機|信号]]待ちをした後で発進した直後、横断中の鈴木さんを轢いて負傷させたにもかかわらず、[[w:飲酒運転|飲酒運転]]や無免許運転の発覚を免れるため、[[w:時速|時速]]約40〜50キロで逃走、同市[[w:福島区|福島区]]内の路上まで約3キロに亘って引きずり殺害した。 判決は、事故の目撃者の[[w:証言|証言]]などを踏まえ、事故直後にワゴン車から大きな異音が発生し、吉田被告は走行に抵抗を感じていたと認定。その上で、「引きずっている可能性が高いと認識したのに、走行を続けた」と指摘、事故現場から約30〜40秒間走行した約370[[w:メートル|メートル]]地点に於いては「『引きずっているのに相違ない』と確信した」と述べた。また、鈴木さんは事故から1分〜数分で死亡したとして、殺人罪は成立すると判断した。 朝日新聞によると、遠藤裁判長はまた、[[w:検察庁|検察]]側が同事件の初公判前に、[[w:大阪府警察|大阪府警]]が保管していた[[w:司法解剖|司法解剖]]記録の一部について、確認を十分に行わないで「無い」と回答し、記録の開示が遅れた問題にも言及。「[[w:証拠|証拠]]開示に対する意識の低さは、厳しく非難されなければならない」とした。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101015-OYT1T00324.htm |タイトル=梅田の引きずり死、元ホストに懲役15年 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年10月15日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/1015/OSK201010150022.html |タイトル=大阪・梅田の3キロ引きずり死、被告に懲役15年判決 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年10月15日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:事故]] [[Category:裁判]] {{DEFAULTSORT:おおさかうめたのひきすりししけんひこくにちようえき15ねんのはんけつ}} {{公開中}}

2010-10-24T03:12:51Z

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「雪印乳業」社名消える 来春雪印メグミルク傘下の乳業メーカー2社合併

【2010年10月16日】 産経新聞によると、乳製品メーカー・雪印メグミルクは、傘下にある雪印乳業と日本ミルクコミュニティ(メグミルク)を来年4月で合併すると発表した。12月16日に臨時株主総会で決議を行う。 日経新聞によると、来年4月1日付で雪印メグミルクが存続会社となり、雪印乳業とメグミルクを吸収・合併する。雪印乳業グループをめぐっては2000年に集団食中毒、また2002年に子会社の牛肉偽装事件で経営環境が悪化したため、牛乳部門を全国農協連合会(全農)と合弁で設立したメグミルクに分社・移行した。その後、2009年に雪印とメグミルクが持ち株会社方式で経営再統合して「雪印メグミルク」が設立された。 産経によると、今回の合併により、1925年に創業し、乳製品のトップメーカーとして君臨した雪印乳業の社名が消滅することになるが、牛乳・乳製品事業を1つの会社でまかなう体制に戻ることになる。

【2010年10月16日】 産経新聞によると、乳製品メーカー・雪印メグミルクは、傘下にある雪印乳業と日本ミルクコミュニティ（メグミルク）を来年4月で合併すると発表した。12月16日に臨時株主総会で決議を行う。 日経新聞によると、来年4月1日付で雪印メグミルクが存続会社となり、雪印乳業とメグミルクを吸収・合併する。雪印乳業グループをめぐっては2000年に集団食中毒、また2002年に子会社の牛肉偽装事件で経営環境が悪化したため、牛乳部門を全国農協連合会（全農）と合弁で設立したメグミルクに分社・移行した。その後、2009年に雪印とメグミルクが持ち株会社方式で経営再統合して「雪印メグミルク」が設立された。 産経によると、今回の合併により、1925年に創業し、乳製品のトップメーカーとして君臨した雪印乳業の社名が消滅することになるが、牛乳・乳製品事業を1つの会社でまかなう体制に戻ることになる。

{{日付|2010年10月16日}} [[ファイル:Snow Brand Milk Products (head office 2).jpg|thumb|200px|雪印乳業本社（2006年、{{PD}}）]] 産経新聞によると、乳製品メーカー・[[w:雪印メグミルク|雪印メグミルク]]は、傘下にある[[w:雪印乳業|雪印乳業]]と[[w:日本ミルクコミュニティ|日本ミルクコミュニティ（メグミルク）]]を来年4月で合併すると発表した。12月16日に[[w:株主総会|臨時株主総会]]で決議を行う。 日経新聞によると、来年4月1日付で雪印メグミルクが存続会社となり、雪印乳業とメグミルクを吸収・合併する。雪印乳業グループをめぐっては2000年に集団食中毒、また2002年に子会社の牛肉偽装事件で経営環境が悪化したため、牛乳部門を[[w:全国農業協同組合連合会|全国農協連合会（全農）]]と合弁で設立したメグミルクに分社・移行した。その後、2009年に雪印とメグミルクが[[w:持ち株会社|持ち株会社]]方式で経営再統合して「雪印メグミルク」が設立された。 産経によると、今回の合併により、1925年に創業し、乳製品のトップメーカーとして君臨した雪印乳業の社名が消滅することになるが、牛乳・乳製品事業を1つの会社でまかなう体制に戻ることになる。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101014/biz1010141307014-n1.htm |タイトル=雪印乳業、名門の歴史に幕　雪印メグミルクが吸収合併し一体化 |著者=MSN産経新聞ニュース |発行者=産経新聞 |日付=2010年10月14日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:9TfFsdg7B0QJ:www.nikkei.com/news/category/article/g%3D96958A9C93819594E3E6E2E3E18DE3E6E3E2E0E2E3E29C9C91E2E2E2%3Bat%3DDGXZZO0195579008122009000000~22~3E |タイトル=雪印メグミルク傘下２社と合併へ |著者=日経電子版 |発行者=日本経済新聞 |日付=2010年10月14日}} ==資料== *{{情報源・ウェブ |url=http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=263778&lindID=4 |タイトル=雪印メグミルク、連結子会社「日本ミルクコミュニティ」「雪印乳業」を吸収合併 |著者=日経プレスリリース（雪印メグミルクの発表） |発行者=日本経済新聞 |日付=2010年10月14日}} [[Category:日本]] [[Category:北海道]] [[Category:東京都]] [[Category:経済]] [[Category:企業]] {{DEFAULTSORT:ゆきしるしにゆうきようしやめいきえる らいしゆんゆきしるしめくみるくさんかのにゆうきようめーかー2しやかつへい}} {{公開中}}

2010-11-06T12:18:34Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E3%80%8C%E9%9B%AA%E5%8D%B0%E4%B9%B3%E6%A5%AD%E3%80%8D%E7%A4%BE%E5%90%8D%E6%B6%88%E3%81%88%E3%82%8B_%E6%9D%A5%E6%98%A5%E9%9B%AA%E5%8D%B0%E3%83%A1%E3%82%B0%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%AF%E5%82%98%E4%B8%8B%E3%81%AE%E4%B9%B3%E6%A5%AD%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC2%E7%A4%BE%E5%90%88%E4%BD%B5

地熱発電所で水蒸気が噴出 作業員1人死亡1人重傷 - 宮城・鳴子

【2010年10月19日】 10月17日午後3時35分頃(UTC+9)、宮城県大崎市鳴子温泉鬼首(おにこうべ)にある電源開発(Jパワー)鬼首地熱発電所で、地下から水蒸気や土砂が約30mの高さまで爆発的に噴出した。 同発電所から「けが人が出ている」との110番通報を受けた鳴子署の調べによると、当時現場にいた作業員4人はそれぞれ別の方向へ逃げたが、このうち同市在住の男性作業員(48)が全身に火傷を負う重傷で病院に搬送された。また、秋田県湯沢市在住の男性作業員(63)は逃げた後に連絡がつかず行方不明となったが、翌18日の捜索により、現場近くの土砂の中から遺体で発見された。残りの作業員2人は無事であった。 鳴子署によると、事故現場は発電所の施設から南西に約300m離れた地表。10月8日に同地点で水蒸気が20mほどの高さに噴出したため、11日より重機を用いて、水蒸気が噴出している穴を石でふさぐ作業を行っていた。 宮城県警や消防の話によると、作業員らが作業を行っていた現場付近は、噴出した大量の土砂により車両や重機が埋まり、土砂の厚さが2mにおよぶ場所もあったという。 高田幸典・発電所所長代理は、「これほど大規模な噴出は初めてのことであり、予見できなかった」と述べた。また電源開発の幹部は18日の会見で、「全国の地熱発電所でも初めての事故であろう」と述べた。同発電所は1975年に操業を開始した日本国内で4番目に古い地熱発電所で、最大発電出力は15,000kW。2008年10月には火山性の硫化水素とみられる有毒ガスが噴出、作業員3人が倒れ病院に搬送される事故が起こっている。 本ニュースは「共同通信」、「朝日新聞」および「毎日新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年10月19日】 10月17日午後3時35分頃（UTC+9）、宮城県大崎市鳴子温泉鬼首（おにこうべ）にある電源開発（Jパワー）鬼首地熱発電所で、地下から水蒸気や土砂が約30mの高さまで爆発的に噴出した。 同発電所から「けが人が出ている」との110番通報を受けた鳴子署の調べによると、当時現場にいた作業員4人はそれぞれ別の方向へ逃げたが、このうち同市在住の男性作業員(48)が全身に火傷を負う重傷で病院に搬送された。また、秋田県湯沢市在住の男性作業員(63)は逃げた後に連絡がつかず行方不明となったが、翌18日の捜索により、現場近くの土砂の中から遺体で発見された。残りの作業員2人は無事であった。 鳴子署によると、事故現場は発電所の施設から南西に約300m離れた地表。10月8日に同地点で水蒸気が20mほどの高さに噴出したため、11日より重機を用いて、水蒸気が噴出している穴を石でふさぐ作業を行っていた。 宮城県警や消防の話によると、作業員らが作業を行っていた現場付近は、噴出した大量の土砂により車両や重機が埋まり、土砂の厚さが2mにおよぶ場所もあったという。 高田幸典・発電所所長代理は、「これほど大規模な噴出は初めてのことであり、予見できなかった」と述べた。また電源開発の幹部は18日の会見で、「全国の地熱発電所でも初めての事故であろう」と述べた。同発電所は1975年に操業を開始した日本国内で4番目に古い地熱発電所で、最大発電出力は15,000kW。2008年10月には火山性の硫化水素とみられる有毒ガスが噴出、作業員3人が倒れ病院に搬送される事故が起こっている。

{{日付|2010年10月19日}} 10月17日午後3時35分頃（{{UTC|+9}}）、[[w:宮城県|宮城県]][[w:大崎市|大崎市]][[w:鳴子温泉|鳴子温泉]][[w:鬼首温泉|鬼首]]（おにこうべ）<!--読みは朝日新聞より-->にある[[w:電源開発|電源開発]]（Jパワー）鬼首[[w:地熱発電|地熱発電所]]で、地下から[[w:水蒸気|水蒸気]]や土砂が約30[[w:メートル|m]]の高さまで爆発的に噴出した<ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101701000515.html|タイトル=鳴子の地熱発電所で水蒸気噴出　作業員１人不明１人重傷|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年10月17日}}</ref><ref name="asa1">{{情報源・ウェブ|url=http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY201010170118.html|タイトル=地熱発電所で水蒸気噴出　作業員１人が全身やけど　宮城|著者=asahi.com|発行者=朝日新聞社|日付=2010年10月17日}}</ref>。 同発電所から「けが人が出ている」との110番通報を受けた[[w:鳴子警察署|鳴子署]]の調べによると<ref name="asa1" />、当時現場にいた作業員4人はそれぞれ別の方向へ逃げたが<ref name="asa1" />、このうち同市在住の男性作業員(48)が全身に[[w:熱傷|火傷]]を負う重傷で<ref name="47n" />病院に搬送された<ref name="asa1" />。また、[[w:秋田県|秋田県]][[w:湯沢市|湯沢市]]在住の男性作業員(63)は逃げた後に連絡がつかず行方不明となったが<ref name="47n" /><ref name="asa1" />、翌18日の捜索により、現場近くの土砂の中から遺体で発見された<ref name="asa2">{{情報源・ウェブ|url=http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY201010180115.html|タイトル=地熱発電所、事故前に水蒸気急増　不明男性の遺体発見|著者=asahi.com|発行者=朝日新聞社|日付=2010年10月18日}}</ref>。残りの作業員2人は無事であった<ref name="47n" /><ref name="asa1" />。 鳴子署によると、事故現場は発電所の施設から南西に約300m離れた地表<ref name="47n" /><ref name="asa1" />。10月8日に同地点で水蒸気が20mほどの高さに<ref group="注釈">共同通信より</ref>噴出したため、11日より重機<ref group="注釈">共同通信によると[[w:油圧ショベル|パワーショベル]]</ref>を用いて、水蒸気が噴出している穴を石でふさぐ作業を行っていた<ref name="47n" /><ref name="asa1" />。 [[w:宮城県警察|宮城県警]]や<ref name="mai">{{情報源・ウェブ|url=http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20101019ddlk04040061000c.html|タイトル=鬼首地熱発電所の水蒸気噴出：死亡事故　Ｊパワー「予知できず」　／宮城|著者=毎日jp【須藤唯哉・三村泰揮】|発行者=毎日新聞社|日付=2010年10月19日}}</ref>消防の話によると<ref name="47n" />、作業員らが作業を行っていた現場付近は、噴出した大量の土砂により車両や重機が埋まり<ref name="47n" /><ref name="mai" />、土砂の厚さが2mにおよぶ場所もあったという<ref name="asa2" /><ref name="mai" />。 高田幸典・発電所所長代理は、「これほど大規模な噴出は初めてのことであり、予見できなかった」と述べた<ref name="asa2" />。また電源開発の幹部は18日の会見で、「全国の地熱発電所でも初めての事故であろう」と述べた<ref name="mai" />。<!--※所長代理と幹部が同一人物の可能性もある-->同発電所は1975年に操業を開始した<ref name="47n" /><ref name="asa1" /><ref name="mai" />日本国内で4番目に古い地熱発電所で<ref name="47n" />、最大発電出力は15,000k[[w:ワット|W]]<ref name="asa1" /><ref name="mai" />。2008年10月には[[w:火山|火山]]性の[[w:硫化水素|硫化水素]]とみられる有毒ガスが噴出、作業員3人が倒れ病院に搬送される事故が起こっている<ref name="47n" /><ref name="mai" />。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == 本ニュースは「共同通信」、「朝日新聞」および「毎日新聞」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:日本]] [[Category:宮城県]] [[Category:社会]] [[Category:事故]] [[Category:災害]] [[Category:火山]] {{DEFAULTSORT:ちねつはつてんしよてすいしようきかふんしゆつ さきよういんひとりしほうひとりしゆうしよう みやき なるこ}} {{公開中}}

2010-10-25T16:00:23Z

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聖隷福祉事業団の2病院、HIV検査を勝手に行った上に費用を患者に払わす

【2010年10月21日】 読売新聞・毎日新聞によると、社会福祉法人・『聖隷福祉事業団』(浜松市中区)が同市内で運営する聖隷浜松・聖隷三方原の2病院に於いて、患者からの求めが無いにもかかわらず、エイズウイルス(HIV)の感染の有無を検査した上、患者に検査費用の一部を負担させていたことが判明した。 毎日新聞によると、これらの検査は、手術時に医師らが感染しないようにする目的で行われたが、患者から申し出が無いにもかかわらず検査項目に加えていたという点に問題があったとしている。両病院が、10月20日(UTC+9)に開いた記者会見で明らかにした。 読売新聞によれば、厚生労働省は、このような患者負担は不適切としており、両病院は、全額負担した約3万5,000人の患者に対し、検査費用を返還することを決めた。返還額は計6,000万円以上となる見通しである。 毎日新聞が厚生労働省の話として伝えたところによると、患者の手術前の肝炎検査などについては公的医療保険が適用されるが、HIV検査については一部を除いて保険対象外であるという。両病院は、出血を伴う手術を受ける患者らを対象に、検査費として1回あたり1,260~2,100円を徴収しHIV検査を実施した。その人数は、記録が残っている1999年以降、聖隷浜松病院では約2万5,000人、聖隷三方原病院では約1万人に及ぶとしている。両病院の話では、系列の聖隷横浜病院(横浜市)で同様の問題があったことを6月に報道によって知り、内部調査した結果、同様の問題が見つかったという。 読売新聞によると、厚労省東海北陸厚生局は、「患者の側が検査を求めたなら別だが、院内感染を防ぐ目的であれば、患者に対しては負担を求めないのが当然」としている。20日に会見した聖隷三方原病院の荻野和功院長は、「患者負担は不適切だと判断し、自主的に返金することを決めた」とコメントした。

【2010年10月21日】 読売新聞・毎日新聞によると、社会福祉法人・『聖隷福祉事業団』（浜松市中区）が同市内で運営する聖隷浜松・聖隷三方原の2病院に於いて、患者からの求めが無いにもかかわらず、エイズウイルス（HIV）の感染の有無を検査した上、患者に検査費用の一部を負担させていたことが判明した。 毎日新聞によると、これらの検査は、手術時に医師らが感染しないようにする目的で行われたが、患者から申し出が無いにもかかわらず検査項目に加えていたという点に問題があったとしている。両病院が、10月20日（UTC+9）に開いた記者会見で明らかにした。 読売新聞によれば、厚生労働省は、このような患者負担は不適切としており、両病院は、全額負担した約3万5,000人の患者に対し、検査費用を返還することを決めた。返還額は計6,000万円以上となる見通しである。 毎日新聞が厚生労働省の話として伝えたところによると、患者の手術前の肝炎検査などについては公的医療保険が適用されるが、HIV検査については一部を除いて保険対象外であるという。両病院は、出血を伴う手術を受ける患者らを対象に、検査費として1回あたり1,260～2,100円を徴収しHIV検査を実施した。その人数は、記録が残っている1999年以降、聖隷浜松病院では約2万5,000人、聖隷三方原病院では約1万人に及ぶとしている。両病院の話では、系列の聖隷横浜病院（横浜市）で同様の問題があったことを6月に報道によって知り、内部調査した結果、同様の問題が見つかったという。 読売新聞によると、厚労省東海北陸厚生局は、「患者の側が検査を求めたなら別だが、院内感染を防ぐ目的であれば、患者に対しては負担を求めないのが当然」としている。20日に会見した聖隷三方原病院の荻野和功院長は、「患者負担は不適切だと判断し、自主的に返金することを決めた」とコメントした。

{{日付|2010年10月21日}} {{Wikipediapar|聖隷福祉事業団}} {{Wikipediapar|聖隷浜松病院}} {{Wikipediapar|聖隷三方原病院}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、[[w:社会福祉法人|社会福祉法人]]・『[[w:聖隷福祉事業団|聖隷福祉事業団]]』（[[w:浜松市|浜松市]][[w:中区 (浜松市)|中区]]）が同市内で運営する[[w:聖隷浜松病院|聖隷浜松]]・[[w:聖隷三方原病院|聖隷三方原]]の2[[w:病院|病院]]に於いて、患者からの求めが無いにもかかわらず、[[w:ヒト免疫不全ウイルス|エイズウイルス（HIV）]]の[[w:感染|感染]]の有無を検査した上、患者に検査費用の一部を負担させていたことが判明した。 毎日新聞によると、これらの検査は、[[w:手術|手術]]時に[[w:医師|医師]]らが感染しないようにする目的で行われたが、患者から申し出が無いにもかかわらず検査項目に加えていたという点に問題があったとしている。両病院が、[[w:10月20日|10月20日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に開いた[[w:プレスリリース#記者会見|記者会見]]で明らかにした。 読売新聞によれば、[[w:厚生労働省|厚生労働省]]は、このような患者負担は不適切としており、両病院は、全額負担した約3万5,000人の患者に対し、検査費用を返還することを決めた。返還額は計6,000万円以上となる見通しである。 毎日新聞が厚生労働省の話として伝えたところによると、患者の手術前の肝炎検査などについては公的[[w:医療保険|医療保険]]が適用されるが、HIV検査については一部を除いて保険対象外であるという。両病院は、出血を伴う手術を受ける患者らを対象に、検査費として1回あたり1,260～2,100円を徴収しHIV検査を実施した。その人数は、記録が残っている[[w:1999年|1999年]]以降、聖隷浜松病院では約2万5,000人、聖隷三方原病院では約1万人に及ぶとしている。両病院の話では、系列の[[w:聖隷横浜病院|聖隷横浜病院]]（[[w:横浜市|横浜市]]）で同様の問題があったことを[[w:6月|6月]]に報道によって知り、内部調査した結果、同様の問題が見つかったという。 読売新聞によると、厚労省[[w:東海北陸厚生局|東海北陸厚生局]]は、「患者の側が検査を求めたなら別だが、[[w:院内感染|院内感染]]を防ぐ目的であれば、患者に対しては負担を求めないのが当然」としている。20日に会見した聖隷三方原病院の荻野和功院長は、「患者負担は不適切だと判断し、自主的に返金することを決めた」とコメントした。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101020-OYT1T00966.htm |タイトル=院内感染防止なのに…患者にHIV検査費払わす |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年10月20日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/science/news/20101021ddm041040046000c.html |タイトル=HIV検査：浜松の2病院、勝手に検査　患者3万5000人、費用返還へ |著者=瀬上順敬（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年10月21日}} == 外部リンク == * [http://www.seirei.or.jp/hamamatsu/news/968.html HIV検査に関する報道について] 聖隷浜松病院ニュースリリース 2010年10月20日 * [http://www.seirei.or.jp/mikatahara/news/1249.html HIV検査に関する報道について] 聖隷三方原病院ニュースリリース 2010年10月20日 [[Category:日本]] [[Category:静岡県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:健康]] [[Category:学術]] {{DEFAULTSORT:せいれいふくししきようたんの2ひよういんHIVけんさをかつてにおこなつたうえにひようをかんしやにはらわす}} {{公開中}}

2010-11-03T04:17:03Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E8%81%96%E9%9A%B7%E7%A6%8F%E7%A5%89%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E5%9B%A3%E3%81%AE2%E7%97%85%E9%99%A2%E3%80%81HIV%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%82%92%E5%8B%9D%E6%89%8B%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%B8%8A%E3%81%AB%E8%B2%BB%E7%94%A8%E3%82%92%E6%82%A3%E8%80%85%E3%81%AB%E6%89%95%E3%82%8F%E3%81%99

2010年プロ野球日本シリーズ 異例の地上波全国放送なし - 名古屋での序盤2試合

【2010年10月24日】 日刊スポーツと47NEWSによると、プロ野球日本シリーズ・中日対千葉ロッテが10月30日に開始されるが、ナゴヤドームでの第1・2戦(30・31日)の地上波テレビ放送の全国中継が行われないことが10月23日わかった。47NEWSによると、11月4日の第5戦(千葉マリン)も地上波での放送が行われない可能性がある。 47NEWSによると、日本シリーズは原則として、出場チームから推薦された放送局が加盟する系列ネットワークで全国生中継されるのが恒例とされるが、中日の試合は全国的に高視聴率が見込めない上、中日球団が推薦した局と大会を主催する日本野球機構との話し合いがまとまらずに全国放送ができなくなったという。このため当該2試合は地上波ローカル放送と衛星放送のみで放送される。 更に夕刊フジによると、10月30日の第1試合は中部日本放送・TBSテレビ系列で当初中継する方向だったが、TBSが世界バレーボール選手権女子大会の生放送を組んでいたことから、日本シリーズの試合をデーゲームで開催することを要望。しかし、落合博満監督が「日本シリーズ軽視が面白くない」としてこれに反対し、TBS側は中継を断念したという経緯があるとされている。 この記事はアーカイブされており、原則として編集ができません。 訂正がある場合、訂正内容とともに{{editprotected}}テンプレートをトークページへ追加することで管理者の目に留まるようになります なお、方針により、アーカイブされた記事内容の変更・更新は行わず、文法や書式の修正依頼などのみ受け付けています。

【2010年10月24日】 日刊スポーツと47NEWSによると、プロ野球日本シリーズ・中日対千葉ロッテが10月30日に開始されるが、ナゴヤドームでの第1・2戦（30・31日）の地上波テレビ放送の全国中継が行われないことが10月23日わかった。47NEWSによると、11月4日の第5戦（千葉マリン）も地上波での放送が行われない可能性がある。 47NEWSによると、日本シリーズは原則として、出場チームから推薦された放送局が加盟する系列ネットワークで全国生中継されるのが恒例とされるが、中日の試合は全国的に高視聴率が見込めない上、中日球団が推薦した局と大会を主催する日本野球機構との話し合いがまとまらずに全国放送ができなくなったという。このため当該2試合は地上波ローカル放送と衛星放送のみで放送される。 更に夕刊フジによると、10月30日の第1試合は中部日本放送・TBSテレビ系列で当初中継する方向だったが、TBSが世界バレーボール選手権女子大会の生放送を組んでいたことから、日本シリーズの試合をデーゲームで開催することを要望。しかし、落合博満監督が「日本シリーズ軽視が面白くない」としてこれに反対し、TBS側は中継を断念したという経緯があるとされている。

{{日付|2010年10月24日}} 日刊スポーツと47NEWSによると、[[w:2010年の日本シリーズ|プロ野球日本シリーズ]]・[[w:中日ドラゴンズ|中日]]対[[w:千葉ロッテマリーンズ|千葉ロッテ]]が10月30日に開始されるが、[[w:ナゴヤドーム|ナゴヤドーム]]での第1・2戦（30・31日）の地上波テレビ放送の全国中継が行われないことが10月23日わかった。47NEWSによると、11月4日の第5戦（[[w:千葉マリンスタジアム|千葉マリン]]）も地上波での放送が行われない可能性がある。 47NEWSによると、日本シリーズは原則として、出場チームから推薦された放送局が加盟する系列ネットワークで全国生中継されるのが恒例とされるが、中日の試合は全国的に高視聴率が見込めない上、中日球団が推薦した局と大会を主催する[[w:日本野球機構|日本野球機構]]との話し合いがまとまらずに全国放送ができなくなったという。このため当該2試合は<!--[[w:愛知県|愛知県]]向けの-->地上波ローカル放送と[[w:衛星放送|衛星放送]]のみで放送される。 更に夕刊フジによると、10月30日の第1試合は[[w:中部日本放送|中部日本放送]]・[[w:TBSテレビ|TBSテレビ]]系列で当初中継する方向だったが、TBSが[[w:世界バレーボール選手権|世界バレーボール選手権女子大会]]の生放送を組んでいたことから、日本シリーズの試合をデーゲームで開催することを要望。しかし、[[w:落合博満|落合博満]]監督が「日本シリーズ軽視が面白くない」としてこれに反対し、TBS側は中継を断念したという経緯があるとされている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20101024-693637.html |タイトル=史上初！日本シリーズ地上波の中継なし |著者=nikkansports.com |発行者=日刊スポーツ |日付=2010年10月24日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102301000697.html |タイトル=日本Ｓ、全国中継されず　名古屋での１、２戦目 |著者=[[w:共同通信社|共同通信]] |発行者=47NEWS |日付=2010年10月23日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20101023/bbl1010231401004-n1.htm |タイトル=テレビ業界震撼！　日本シリーズ地上波中継は大丈夫？ |著者=ZAKZAK |発行者=夕刊フジ |日付=2010年10月23日}} [[Category:日本]] [[Category:千葉県]] [[Category:愛知県]] [[Category:文化]] [[Category:テレビ]] [[Category:衛星放送・ケーブルテレビ]] [[Category:スポーツ]] [[Category:野球]] [[Category:プロ野球]] {{DEFAULTSORT:2010ねんふろやきゆうにほんしりーす いれいのちしようはせんこくほうそうなし - なこやてのしよはん2しあい}} {{公開中}} {{アーカイブ済}}

2010-10-23T23:23:11Z

2023-08-24T06:40:54Z

https://ja.wikinews.org/wiki/2010%E5%B9%B4%E3%83%97%E3%83%AD%E9%87%8E%E7%90%83%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA_%E7%95%B0%E4%BE%8B%E3%81%AE%E5%9C%B0%E4%B8%8A%E6%B3%A2%E5%85%A8%E5%9B%BD%E6%94%BE%E9%80%81%E3%81%AA%E3%81%97_-_%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E3%81%A7%E3%81%AE%E5%BA%8F%E7%9B%A42%E8%A9%A6%E5%90%88

田原総一朗氏の「有本恵子さん生存否定」発言、田原氏に取材テープの提出命令

【2010年10月25日】 読売新聞・毎日新聞によると、北朝鮮による拉致被害者・有本恵子さん(失踪当時23歳)の両親が、ジャーナリスト・田原総一朗氏(76歳)から、テレビ番組で「外務省も、(有本さんが)生きていないことは分かっている」などと発言されたことで精神的苦痛を受けたとして、田原氏に対し慰謝料を求めた訴訟で、神戸地裁が田原氏に対し、発言の根拠とされた外務省幹部への取材テープの提出を命じたことが判明した。 読売新聞が訴状の内容として報じたところによると、田原氏は、2009年4月(UTC+9)に放送された討論番組に於いて、有本さんらは「生きていない」と発言。これについて、有本さんの両親は同年7月に、「外務省の高官から聞いたかのような虚偽を広めた」として提訴した。 読売新聞によると、今回の訴訟に於いて、田原氏側は証拠として、2008年11月に同省幹部へ取材を行った際に録音した内容の一部を書面で提出したが、取材源の秘匿を理由として、テープについては提出を拒否した。 毎日新聞によると、同地裁の長井浩一裁判長は10月18日付の決定に於いて、田原氏側が取材テープの一部を書面化し提出したことで、「秘密保持の利益を放棄した」と判断。その上で、「原告側に対して検討と反論の機会を与えることが、裁判の公平さを担保することになる」とした。 読売新聞によると、「有本さんを支える会」の井川朗代表は、「重要な証拠であり、決定は当然」として歓迎。一方、田原氏は、「取材源が守られなければ取材は不可能になる。とんでもない決定だ」とコメントした。 毎日新聞によると、田原氏側は、近く大阪高裁に即時抗告する方針である。

【2010年10月25日】 読売新聞・毎日新聞によると、北朝鮮による拉致被害者・有本恵子さん（失踪当時23歳）の両親が、ジャーナリスト・田原総一朗氏（76歳）から、テレビ番組で「外務省も、（有本さんが）生きていないことは分かっている」などと発言されたことで精神的苦痛を受けたとして、田原氏に対し慰謝料を求めた訴訟で、神戸地裁が田原氏に対し、発言の根拠とされた外務省幹部への取材テープの提出を命じたことが判明した。 読売新聞が訴状の内容として報じたところによると、田原氏は、2009年4月（UTC+9）に放送された討論番組に於いて、有本さんらは「生きていない」と発言。これについて、有本さんの両親は同年7月に、「外務省の高官から聞いたかのような虚偽を広めた」として提訴した。 読売新聞によると、今回の訴訟に於いて、田原氏側は証拠として、2008年11月に同省幹部へ取材を行った際に録音した内容の一部を書面で提出したが、取材源の秘匿を理由として、テープについては提出を拒否した。 毎日新聞によると、同地裁の長井浩一裁判長は10月18日付の決定に於いて、田原氏側が取材テープの一部を書面化し提出したことで、「秘密保持の利益を放棄した」と判断。その上で、「原告側に対して検討と反論の機会を与えることが、裁判の公平さを担保することになる」とした。 読売新聞によると、「有本さんを支える会」の井川朗代表は、「重要な証拠であり、決定は当然」として歓迎。一方、田原氏は、「取材源が守られなければ取材は不可能になる。とんでもない決定だ」とコメントした。 毎日新聞によると、田原氏側は、近く大阪高裁に即時抗告する方針である。

{{日付|2010年10月25日}} {{Wikipediapar|北朝鮮による日本人拉致問題}} {{Wikipediapar|田原総一朗}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、[[w:北朝鮮による日本人拉致問題|北朝鮮による拉致]][[w:被害者|被害者]]・[[w:有本恵子|有本恵子]]さん（失踪当時23歳）の両親が、[[w:ジャーナリスト|ジャーナリスト]]・[[w:田原総一朗|田原総一朗]]氏（76歳）から、[[w:テレビ番組|テレビ番組]]で「[[w:外務省|外務省]]も、（有本さんが）生きていないことは分かっている」などと発言されたことで[[w:精神的苦痛|精神的苦痛]]を受けたとして、田原氏に対し[[w:慰謝料|慰謝料]]を求めた[[w:訴訟|訴訟]]で、[[w:神戸地方裁判所|神戸地裁]]が田原氏に対し、発言の根拠とされた外務省幹部への取材[[w:磁気テープ|テープ]]の提出を命じたことが判明した。 読売新聞が[[w:訴状|訴状]]の内容として報じたところによると、田原氏は、[[w:2009年|2009年]][[w:4月|4月]]（UTC+9）に放送された[[w:討論番組|討論番組]]に於いて、有本さんらは「生きていない」と発言。これについて、有本さんの両親は同年[[w:7月|7月]]に、「外務省の高官から聞いたかのような虚偽を広めた」として提訴した。 読売新聞によると、今回の訴訟に於いて、田原氏側は[[w:証拠|証拠]]として、[[w:2008年|2008年]][[w:11月|11月]]に同省幹部へ取材を行った際に録音した内容の一部を書面で提出したが、取材源の秘匿を理由として、テープについては提出を拒否した。 毎日新聞によると、同地裁の長井浩一[[w:裁判長|裁判長]]は[[w:10月18日|10月18日]]付の決定に於いて、田原氏側が取材テープの一部を書面化し提出したことで、「[[w:守秘義務|秘密保持]]の利益を放棄した」と判断。その上で、「[[w:原告|原告]]側に対して検討と反論の機会を与えることが、[[w:裁判|裁判]]の公平さを担保することになる」とした。 読売新聞によると、「有本さんを支える会」の井川朗代表は、「重要な証拠であり、決定は当然」として歓迎。一方、田原氏は、「取材源が守られなければ取材は不可能になる。とんでもない決定だ」とコメントした。 毎日新聞によると、田原氏側は、近く[[w:大阪高等裁判所|大阪高裁]]に[[w:即時抗告|即時抗告]]する方針である。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101024-OYT1T00483.htm |タイトル=有本さん巡る発言、田原氏に取材テープ提出命令 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年10月24日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101025ddm041040136000c.html |タイトル=北朝鮮・拉致問題：有本さん生存否定発言　神戸地裁、田原氏に取材録音の提出命令 |著者=重石岳史（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年10月25日}} [[Category:日本]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:裁判]] {{DEFAULTSORT:たはらそういちろうしのありもとけいこさんせいそんひていはつけんたはらしにしゆさいてふのていしゆつめいれい}} {{公開中}}

2010-11-09T13:26:15Z

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福知山線脱線事故現場に速度超過で進入、ATSが作動

【2010年10月28日】 朝日新聞・毎日新聞によると、2005年4月に発生し乗客ら107人が死亡したJR宝塚線(福知山線)の脱線事故現場のカーブに、10月14日(UTC+9)に、快速電車が制限速度を超過した状態で進入し、自動列車停止装置(ATS)が作動し非常停止していたことが判明した。 朝日新聞によると、同事故後に現場に設置したATSが、速度超過で作動して電車が非常停止したのは初のこととなる。JR西日本は、今回の非常停止について、朝日放送(大阪市)が同月27日に報道するまで公表していなかった。 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、非常停止したのは、宝塚発同志社前行き快速電車で、14日午後5時10分頃に事故現場付近を走行中、事故現場のカーブの手前105メートルの地点でATSが作動。本来なら時速60キロ以下で進入しなければならないカーブに同69キロで進入し、160メートル走行して停止。6分後に運転を再開した。 ATSが作動した地点は、制限時速95キロと設定されている区間で、電車は時速85キロで走行中だったが、その先のカーブに制限時速以下で進入するためには、時速81キロを超過した状態で通過してはならないことになっており、超過した場合、ATSは非常ブレーキが作動するよう設定されていた。2005年4月の同事故発生当時は、現場のカーブの制限時速は70キロだったが、事故車両は116キロで進入し脱線した。事故当時、ATSは現場には設置されていなかったが、事故後、国が設置を義務付けた。 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、当該の電車に乗務していた男性運転士(23歳)は、ATSの作動とほぼ同時に通常ブレーキをかけていたものの、十分に速度が低下していなかったという。この運転士は2006年に入社し、2010年5月に運転士となった。この運転士は、同社の聞き取りに対し、「考え事をしていてブレーキ操作が遅れた」と話している模様である。 毎日新聞によると、同社は、報道機関の取材が入るまで公表しなかった理由について、「即座に安全を脅かす事象ではなく、乗務員らが安全トラブルに関して自主的に報告することを妨げるおそれがあったため」とコメントしている。 朝日新聞によると、事故やインシデントについて、同社には明確な公表基準は無いが、人的・物的被害が出た事故や、事故につながるような具体的な危険性のあった事態は公表し、オーバーラン等については非公表としている。同社ではこうした運用について、「社員から会社へ積極的に報告を行うよう促すため」としている。

【2010年10月28日】 朝日新聞・毎日新聞によると、2005年4月に発生し乗客ら107人が死亡したJR宝塚線（福知山線）の脱線事故現場のカーブに、10月14日（UTC+9）に、快速電車が制限速度を超過した状態で進入し、自動列車停止装置（ATS）が作動し非常停止していたことが判明した。 朝日新聞によると、同事故後に現場に設置したATSが、速度超過で作動して電車が非常停止したのは初のこととなる。JR西日本は、今回の非常停止について、朝日放送（大阪市）が同月27日に報道するまで公表していなかった。 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、非常停止したのは、宝塚発同志社前行き快速電車で、14日午後5時10分頃に事故現場付近を走行中、事故現場のカーブの手前105メートルの地点でATSが作動。本来なら時速60キロ以下で進入しなければならないカーブに同69キロで進入し、160メートル走行して停止。6分後に運転を再開した。 ATSが作動した地点は、制限時速95キロと設定されている区間で、電車は時速85キロで走行中だったが、その先のカーブに制限時速以下で進入するためには、時速81キロを超過した状態で通過してはならないことになっており、超過した場合、ATSは非常ブレーキが作動するよう設定されていた。2005年4月の同事故発生当時は、現場のカーブの制限時速は70キロだったが、事故車両は116キロで進入し脱線した。事故当時、ATSは現場には設置されていなかったが、事故後、国が設置を義務付けた。 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、当該の電車に乗務していた男性運転士（23歳）は、ATSの作動とほぼ同時に通常ブレーキをかけていたものの、十分に速度が低下していなかったという。この運転士は2006年に入社し、2010年5月に運転士となった。この運転士は、同社の聞き取りに対し、「考え事をしていてブレーキ操作が遅れた」と話している模様である。 毎日新聞によると、同社は、報道機関の取材が入るまで公表しなかった理由について、「即座に安全を脅かす事象ではなく、乗務員らが安全トラブルに関して自主的に報告することを妨げるおそれがあったため」とコメントしている。 朝日新聞によると、事故やインシデントについて、同社には明確な公表基準は無いが、人的・物的被害が出た事故や、事故につながるような具体的な危険性のあった事態は公表し、オーバーラン等については非公表としている。同社ではこうした運用について、「社員から会社へ積極的に報告を行うよう促すため」としている。

{{日付|2010年10月28日}} {{Wikipediapar|JR福知山線脱線事故}} {{2010鉄道関連ニュース}} [[File:Fukuchiyama-Line Shock 2010.jpg|thumb|200px|福知山線脱線事故の現場となった尼崎市内のマンション付近　2010年10月撮影　{{GFDL}}]] [[ファイル:Fukuchiyama joko20051.jpg|thumb|200px|2005年4月の事故発生当時の模様　{{GFDL}}]] [[w:朝日新聞|朝日新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、[[w:2005年|2005年]][[w:4月|4月]]に発生し乗客ら107人が死亡した[[w:福知山線|JR宝塚線（福知山線）]]の[[w:JR福知山線脱線事故|脱線事故]]現場の[[w:カーブ|カーブ]]に、[[w:10月14日|10月14日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に、[[w:快速列車|快速]][[w:電車|電車]]が制限[[w:速度|速度]]を超過した状態で進入し、[[w:自動列車停止装置|自動列車停止装置（ATS）]]が作動し非常停止していたことが判明した。 朝日新聞によると、同[[w:鉄道事故|事故]]後に現場に設置したATSが、速度超過で作動して電車が非常停止したのは初のこととなる。[[w:西日本旅客鉄道|JR西日本]]は、今回の非常停止について、[[w:朝日放送|朝日放送]]（[[w:大阪市|大阪市]]）が[[w:10月27日|同月27日]]に[[w:報道|報道]]するまで公表していなかった。 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、非常停止したのは、[[w:宝塚駅|宝塚]]発[[w:同志社前駅|同志社前]]行き快速電車で、14日午後5時10分頃に事故現場付近を走行中、事故現場のカーブの手前105[[w:メートル|メートル]]の地点でATSが作動。本来なら時速60[[w:キロメートル|キロ]]以下で進入しなければならないカーブに同69キロで進入し、160メートル走行して停止。6分後に運転を再開した。 ATSが作動した地点は、制限時速95キロと設定されている区間で、電車は時速85キロで走行中だったが、その先のカーブに制限時速以下で進入するためには、時速81キロを超過した状態で通過してはならないことになっており、超過した場合、ATSは非常ブレーキが作動するよう設定されていた。2005年4月の同事故発生当時は、現場のカーブの制限時速は70キロだったが、事故車両は116キロで進入し脱線した。事故当時、ATSは現場には設置されていなかったが、事故後、国が設置を義務付けた。 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、当該の電車に乗務していた男性[[w:運転士|運転士]]（23歳）は、ATSの作動とほぼ同時に通常ブレーキをかけていたものの、十分に速度が低下していなかったという。この運転士は[[w:2006年|2006年]]に入社し、[[w:2010年|2010年]][[w:5月|5月]]に運転士となった。この運転士は、同社の聞き取りに対し、「考え事をしていてブレーキ操作が遅れた」と話している模様である。 毎日新聞によると、同社は、[[w:報道機関|報道機関]]の取材が入るまで公表しなかった理由について、「即座に安全を脅かす事象ではなく、乗務員らが安全トラブルに関して自主的に報告することを妨げるおそれがあったため」とコメントしている。 朝日新聞によると、事故や[[w:インシデント|インシデント]]について、同社には明確な公表基準は無いが、人的・物的被害が出た事故や、事故につながるような具体的な危険性のあった事態は公表し、オーバーラン等については非公表としている。同社ではこうした運用について、「社員から会社へ積極的に報告を行うよう促すため」としている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/1027/OSK201010270146.html |タイトル=宝塚線脱線現場で速度超過、ATS作動　JR西公表せず |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年10月27日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101028ddm041040155000c.html |タイトル=鉄道トラブル：脱線事故現場、速度超過で進入　ATSで停止、JR西公表せず |著者=牧野宏美（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年10月28日}} [[Category:日本]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:事故]] [[Category:JR西日本]] {{DEFAULTSORT:ふくちやませんたつせんしこけんはにそくとちようかてしんにゆうATSかさとう}} {{公開中}}

2010-11-06T12:37:35Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E7%A6%8F%E7%9F%A5%E5%B1%B1%E7%B7%9A%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%AB%E9%80%9F%E5%BA%A6%E8%B6%85%E9%81%8E%E3%81%A7%E9%80%B2%E5%85%A5%E3%80%81ATS%E3%81%8C%E4%BD%9C%E5%8B%95

小田急電鉄、「いきものがかり」の楽曲を駅の接近メロディに使用へ

【2010年10月28日】 小田急電鉄の海老名・本厚木の両駅で、地元出身の3人組音楽グループ「いきものがかり」の楽曲2曲が11月3日(UTC+9、以下同様)から流されることが分かった。同社の発表により10月26日に明らかになったもの。 海老名駅では、いきものがかりのデビュー作で歌詞中に「小田急線」のフレーズが含まれている「SAKURA」が、本厚木駅では、卒業式などでもよく歌われている「YELL」がそれぞれ流される。いずれもオルゴール調のアレンジがされたもので、上りホームではイントロ、下りホームではサビ部分が、電車の接近時に10秒ほど接近メロディとして流される。 いきものがかりは海老名市・厚木市出身の男女3人組グループで、結成当初から小田急の沿線でライブ活動を行ってきた。今回の件については、いきものがかり側から「地元への恩返し」として曲提供の申し入れがあり、小田急側も地元との密着度が高いとして受け入れを決定したもの。ボーカルの吉岡聖恵さん(26)は、「小田急線に乗って高校へ通っていた頃の自分が聞いたらびっくりするようなこと」と話している。 小田急では「静かな駅作り」の取り組みを進めており、音楽をホームで流すのは異例のことだという。他の駅では、祖師ヶ谷大蔵駅で町おこしへの協力という形で「ウルトラマン」などのテーマソングを流しているが、音楽アーティストによる楽曲が流されるのは初めてである。11月3日から、最低1年間にわたって流される予定。 本ニュースは「毎日新聞」、「朝日新聞」および「スポーツ報知」の以下の報道を情報源としている。

【2010年10月28日】 小田急電鉄の海老名・本厚木の両駅で、地元出身の3人組音楽グループ「いきものがかり」の楽曲2曲が11月3日（UTC+9、以下同様）から流されることが分かった。同社の発表により10月26日に明らかになったもの。 海老名駅では、いきものがかりのデビュー作で歌詞中に「小田急線」のフレーズが含まれている「SAKURA」が、本厚木駅では、卒業式などでもよく歌われている「YELL」がそれぞれ流される。いずれもオルゴール調のアレンジがされたもので、上りホームではイントロ、下りホームではサビ部分が、電車の接近時に10秒ほど接近メロディとして流される。 いきものがかりは海老名市・厚木市出身の男女3人組グループで、結成当初から小田急の沿線でライブ活動を行ってきた。今回の件については、いきものがかり側から「地元への恩返し」として曲提供の申し入れがあり、小田急側も地元との密着度が高いとして受け入れを決定したもの。ボーカルの吉岡聖恵さん(26)は、「小田急線に乗って高校へ通っていた頃の自分が聞いたらびっくりするようなこと」と話している。 小田急では「静かな駅作り」の取り組みを進めており、音楽をホームで流すのは異例のことだという。他の駅では、祖師ヶ谷大蔵駅で町おこしへの協力という形で「ウルトラマン」などのテーマソングを流しているが、音楽アーティストによる楽曲が流されるのは初めてである。11月3日から、最低1年間にわたって流される予定。

[[ファイル:Odakyu-Sotetsu-Ebina01.jpg|thumb|right|海老名駅（2004年、{{CC-by-sa-3.0}}）]] [[ファイル:OER Hon-Atsugi station North.jpg|thumb|right|本厚木駅（2007年、{{CC-by-sa-3.0}}）]] {{2010鉄道関連ニュース}} {{日付|2010年10月28日}} [[w:小田急電鉄|小田急電鉄]]の[[w:海老名駅|海老名]]・[[w:本厚木駅|本厚木]]の両駅で、地元出身の3人組[[w:音楽ユニット|音楽グループ]]「[[w:いきものがかり|いきものがかり]]」の楽曲2曲が11月3日（{{UTC|+9}}、以下同様）から流されることが分かった<ref name="mai">{{情報源・ウェブ|url=http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101027mog00m040033000c.html|タイトル=掘り出しニュース：「地元に恩返し」　いきものがかりの曲、小田急駅メロに|著者=毎日jp【井崎憲】|発行者=毎日新聞社|日付=2010年10月27日}}</ref><ref name="asa">{{情報源・ウェブ|url=http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201010270580.html|タイトル=駅メロに「いきものがかり」　小田急本厚木駅と海老名駅|著者=asahi.com【柳沼広幸】|発行者=朝日新聞社|日付=2010年10月28日}}</ref>。同社の発表により<ref name="asa" />10月26日に明らかになったもの<ref name="hochi">{{情報源・ウェブ|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20101027-OHT1T00008.htm|タイトル=いきものがかりが電車接近音になる「びっくり。感謝！」|著者=スポーツ報知|発行者=報知新聞社|日付=2010年10月27日}}</ref>。 海老名駅では、いきものがかりのデビュー作で歌詞中に「小田急線」のフレーズが含まれている「[[w:SAKURA (いきものがかりの曲)|SAKURA]]」が、本厚木駅では、[[w:卒業|卒業式]]などでもよく歌われている「[[w:YELL/じょいふる|YELL]]」がそれぞれ流される<ref name="mai" /><ref name="asa" />。いずれも[[w:オルゴール|オルゴール]]調のアレンジがされたもので<ref name="asa" /><ref name="hochi" />、上り[[w:プラットホーム|ホーム]]では[[w:導入部#音楽|イントロ]]、下りホームでは[[w:サビ|サビ]]部分が<ref name="mai" /><ref name="asa" /><ref name="hochi" />、電車の接近時に10秒ほど[[w:発車メロディ#接近メロディ|接近メロディ]]として流される<ref name="asa" /><ref name="hochi" />。 いきものがかりは[[w:海老名市|海老名市]]・[[w:厚木市|厚木市]]出身の男女3人組グループで<ref name="asa" />、結成当初から小田急の沿線でライブ活動を行ってきた<ref name="mai" /><ref name="asa" />。今回の件については、いきものがかり側から「地元への恩返し」として曲提供の申し入れがあり<ref name="mai" /><ref name="asa" />、小田急側も地元との密着度が高いとして受け入れを決定したもの<ref name="hochi" />。[[w:ボーカル|ボーカル]]の[[w:いきものがかり#吉岡 聖恵（よしおか きよえ）|吉岡聖恵]]さん(26)は、「小田急線に乗って高校へ通っていた頃の自分が聞いたらびっくりするようなこと」と話している<ref name="hochi" />。 小田急では「静かな駅作り」の取り組みを進めており、音楽をホームで流すのは異例のことだという<ref name="asa" />。他の駅では、[[w:祖師ヶ谷大蔵駅|祖師ヶ谷大蔵駅]]で町おこしへの協力という形で<ref name="asa" />「[[w:ウルトラマン|ウルトラマン]]」などのテーマソングを流しているが<ref name="asa" /><ref name="hochi" />、音楽アーティストによる楽曲が流されるのは初めてである<ref name="hochi" />。11月3日から、最低1年間にわたって流される予定<ref name="hochi" />。 == 情報源 == 本ニュースは「毎日新聞」、「朝日新聞」および「スポーツ報知」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:日本]] [[Category:神奈川県]] [[Category:小田急電鉄]] [[Category:文化]] [[Category:音楽]] [[Category:脇ニュース]] {{DEFAULTSORT:おたきゆうてんてつ いきものかかりのかつきよくをえきのせつきんめろていにしようへ}} {{公開中}}

2019-11-05T04:09:02Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E6%80%A5%E9%9B%BB%E9%89%84%E3%80%81%E3%80%8C%E3%81%84%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%A5%BD%E6%9B%B2%E3%82%92%E9%A7%85%E3%81%AE%E6%8E%A5%E8%BF%91%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3%E3%81%AB%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%B8

JR西日本の電車で、今度は列車無線の配線が切断される - 内部犯行か

【2010年11月5日】 朝日新聞・毎日新聞によると、JR西日本は、大和路線(関西線)を走行する電車の運転席に設けられている列車無線の補助スピーカーの配線が切断されている事例が、6月(UTC+9)以降で4件あったと発表した。 毎日新聞によると、これらの配線ケーブルは直径9ミリで、切断面の形などから刃物などで意図的に切断されたと見られ、内部の人物が関与した可能性もある。被害に遭った4両はいずれも奈良電車区所属の車両(201系)で、同社は奈良県警奈良署に被害相談している(朝日報道では、奈良電車区が同署の管内であるため)。同社は「運行上の支障は無いが、車掌によるヒューズ抜き取り(#関連ニュース参照)などの事象が相次ぐ中、極めて由々しき問題」とコメントしている。また、朝日新聞が同社の話として伝えたところでは、10月29日に4件目が発覚するまで、大阪支社が本社に対し事件の報告を上げていなかった模様である。 朝日新聞によると、列車無線は、運転士や車掌が列車の運行情報などを運輸指令との間でやり取りするための装置で、補助スピーカーは、トンネル内などでも通話相手の声が聞き取りやすいよう、本体のスピーカーより大きな音が出るようにするために設けられている。 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、10月29日午後に、関西線久宝寺駅(大阪府八尾市)に停車中の普通電車の運転士が、補助スピーカーのスイッチが「入」となっているにもかかわらず、補助スピーカーから音が出ていないことに気付き、配線が切断されていたことが判明した。刃物のような物で切断され、運転席の横にある壁の内側に差し込まれていたという。 朝日新聞によると、この件について大阪支社から報告を受けた本社が、同支社の2009年4月以降に於ける修理記録を調査したところ、2010年6月21日、9月18日、10月19日にも、奈良電車区所属のそれぞれ別の車両に於いて、同様に切断されているのが発見されていた。特に6月の例は、ビニールで覆われた配線全体が鋭利な刃物で切断されているという、4件目と酷似した状態であった模様である。また、毎日新聞によれば、運転室は、乗務員や検査担当者などしか出入りすることは通常は無いため、同社は「内部の人物が切断した可能性がある」としている。 朝日新聞によると、同支社側は、報告を行わなかった理由について、「故意であるとは思っていなかったし、安全上問題も無いと思った」と釈明しているという。同社は「安全意識が低過ぎる」として、報告の徹底を周知した。 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、補助スピーカーの配線は定期検査の対象になっていないため、切断された時期は特定が不可能であるものの、切断面の状態から鑑みて、比較的最近被害に遭った可能性があると見ている。 毎日新聞によると、同社では2010年7月に、緊急時に周囲の電車を停止させる防護無線の予備電源装置のヒューズを抜き取ったとして、車掌(当時。現在は懲戒免職)が逮捕される事件があった。

【2010年11月5日】 朝日新聞・毎日新聞によると、JR西日本は、大和路線（関西線）を走行する電車の運転席に設けられている列車無線の補助スピーカーの配線が切断されている事例が、6月（UTC+9）以降で4件あったと発表した。 毎日新聞によると、これらの配線ケーブルは直径9ミリで、切断面の形などから刃物などで意図的に切断されたと見られ、内部の人物が関与した可能性もある。被害に遭った4両はいずれも奈良電車区所属の車両（201系）で、同社は奈良県警奈良署に被害相談している（朝日報道では、奈良電車区が同署の管内であるため）。同社は「運行上の支障は無いが、車掌によるヒューズ抜き取り（#関連ニュース参照）などの事象が相次ぐ中、極めて由々しき問題」とコメントしている。また、朝日新聞が同社の話として伝えたところでは、10月29日に4件目が発覚するまで、大阪支社が本社に対し事件の報告を上げていなかった模様である。 朝日新聞によると、列車無線は、運転士や車掌が列車の運行情報などを運輸指令との間でやり取りするための装置で、補助スピーカーは、トンネル内などでも通話相手の声が聞き取りやすいよう、本体のスピーカーより大きな音が出るようにするために設けられている。　 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、10月29日午後に、関西線久宝寺駅（大阪府八尾市）に停車中の普通電車の運転士が、補助スピーカーのスイッチが「入」となっているにもかかわらず、補助スピーカーから音が出ていないことに気付き、配線が切断されていたことが判明した。刃物のような物で切断され、運転席の横にある壁の内側に差し込まれていたという。 朝日新聞によると、この件について大阪支社から報告を受けた本社が、同支社の2009年4月以降に於ける修理記録を調査したところ、2010年6月21日、9月18日、10月19日にも、奈良電車区所属のそれぞれ別の車両に於いて、同様に切断されているのが発見されていた。特に6月の例は、ビニールで覆われた配線全体が鋭利な刃物で切断されているという、4件目と酷似した状態であった模様である。また、毎日新聞によれば、運転室は、乗務員や検査担当者などしか出入りすることは通常は無いため、同社は「内部の人物が切断した可能性がある」としている。 朝日新聞によると、同支社側は、報告を行わなかった理由について、「故意であるとは思っていなかったし、安全上問題も無いと思った」と釈明しているという。同社は「安全意識が低過ぎる」として、報告の徹底を周知した。 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、補助スピーカーの配線は定期検査の対象になっていないため、切断された時期は特定が不可能であるものの、切断面の状態から鑑みて、比較的最近被害に遭った可能性があると見ている。 毎日新聞によると、同社では2010年7月に、緊急時に周囲の電車を停止させる防護無線の予備電源装置のヒューズを抜き取ったとして、車掌（当時。現在は懲戒免職）が逮捕される事件があった。

{{日付|2010年11月5日}} {{Wikipediapar|列車無線}} {{2010鉄道関連ニュース}} [[w:朝日新聞|朝日新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、[[w:西日本旅客鉄道|JR西日本]]は、[[w:大和路線|大和路線]]（[[w:関西本線|関西線]]）を走行する[[w:電車|電車]]の[[w:操縦席|運転席]]に設けられている[[w:列車無線|列車無線]]の補助[[w:スピーカー|スピーカー]]の配線が切断されている事例が、[[w:6月|6月]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）以降で4件あったと発表した。 毎日新聞によると、これらの配線ケーブルは直径9[[w:ミリメートル|ミリ]]で、切断面の形などから[[w:刃物|刃物]]などで意図的に切断されたと見られ、内部の人物が関与した可能性もある。被害に遭った4両はいずれも[[w:奈良電車区|奈良電車区]]所属の[[w:鉄道車両|車両]]（[[w:国鉄201系電車|201系]]）で、同社は[[w:奈良県警察|奈良県警]][[w:奈良警察署|奈良署]]に被害相談している（朝日報道では、奈良電車区が同署の管内であるため）。同社は「運行上の支障は無いが、[[w:車掌|車掌]]による[[w:電力ヒューズ|ヒューズ]]抜き取り（[[#関連ニュース]]参照）などの事象が相次ぐ中、極めて由々しき問題」とコメントしている。また、朝日新聞が同社の話として伝えたところでは、[[w:10月29日|10月29日]]に4件目が発覚するまで、[[w:西日本旅客鉄道大阪支社|大阪支社]]が本社に対し事件の報告を上げていなかった模様である。 朝日新聞によると、列車無線は、[[w:運転士|運転士]]や車掌が[[w:列車|列車]]の運行情報などを運輸指令との間でやり取りするための装置で、補助スピーカーは、[[w:トンネル|トンネル]]内などでも通話相手の声が聞き取りやすいよう、本体のスピーカーより大きな音が出るようにするために設けられている。　 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、10月29日午後に、関西線[[w:久宝寺駅|久宝寺駅]]（[[w:大阪府|大阪府]][[w:八尾市|八尾市]]）に停車中の[[w:普通列車|普通]]電車の運転士が、補助スピーカーのスイッチが「入」となっているにもかかわらず、補助スピーカーから音が出ていないことに気付き、配線が切断されていたことが判明した。刃物のような物で切断され、運転席の横にある壁の内側に差し込まれていたという。 朝日新聞によると、この件について大阪支社から報告を受けた本社が、同支社の[[w:2009年|2009年]][[w:4月|4月]]以降に於ける修理記録を調査したところ、2010年[[w:6月21日|6月21日]]、[[w:9月18日|9月18日]]、[[w:10月19日|10月19日]]にも、奈良電車区所属のそれぞれ別の車両に於いて、同様に切断されているのが発見されていた。特に6月の例は、[[w:ビニール|ビニール]]で覆われた配線全体が鋭利な刃物で切断されているという、4件目と酷似した状態であった模様である。また、毎日新聞によれば、運転室は、[[w:乗務員|乗務員]]や検査担当者などしか出入りすることは通常は無いため、同社は「内部の人物が切断した可能性がある」としている。 朝日新聞によると、同支社側は、報告を行わなかった理由について、「[[w:故意|故意]]であるとは思っていなかったし、安全上問題も無いと思った」と釈明しているという。同社は「安全意識が低過ぎる」として、報告の徹底を周知した。 朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、補助スピーカーの配線は定期検査の対象になっていないため、切断された時期は特定が不可能であるものの、切断面の状態から鑑みて、比較的最近被害に遭った可能性があると見ている。 毎日新聞によると、同社では2010年[[w:7月|7月]]に、緊急時に周囲の電車を停止させる[[w:列車防護無線装置|防護無線]]の予備電源装置の[[w:ヒューズ|ヒューズ]]を抜き取ったとして、車掌（当時。現在は[[w:懲戒免職|懲戒免職]]）が逮捕される事件があった。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://mini.asahi.com/news/OSK201011040070.html |タイトル=列車無線の配線切断　JR西、奈良県警に被害届提出へ |著者=asahi.com mini |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年11月4日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101105ddm041040166000c.html |タイトル=無線ケーブル切断：JR西日本、関西線4車両で被害　内部の人間関与か |著者=牧野宏美（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年11月5日}} == 外部リンク == * [http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175053_799.html 関西本線　久宝寺駅　列車無線の補助スピーカーの配線が切れていた事象について] JR西日本ニュースリリース 2010年11月4日 == 関連ニュース == * {{ウィキニュース|JR西日本の電車で緊急無線用ヒューズの盗難相次ぐ|2010年7月16日}} * {{ウィキニュース|JR西日本の車掌、乗務中に運転室内のヒューズ抜き取る - 大阪府警逮捕|2010年7月21日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:奈良県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:JR西日本]] {{DEFAULTSORT:JRにしにほんのてんしやてこんとはれつしやむせんのはいせんかせつたんされるないふはんこうか}} {{公開中}}

2010-12-01T14:40:30Z

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キハ181系『はまかぜ』がラストラン

【2010年11月8日】 産経新聞によると、現存する特急車両では最古で、大阪と鳥取を結ぶ特急・『はまかぜ』で使用されていた気動車・キハ181系が、11月6日(UTC+9)に定期列車としての最終運行を終了した。 産経新聞がJR西日本の話として伝えたところによると、キハ181系は、車体の天井にエンジンの冷却装置が付いた珍しいタイプの車両で、1968(昭和43)~1972(昭和47)年にかけて製造され、長野~名古屋間の特急・『しなの』や、岡山~出雲市間などの特急・『やくも』などにも使用されていた。朝日新聞によれば、『はまかぜ』には1982(昭和57)年から運用に就いており、大出力のエンジンで山間部を走行する姿に人気があった。 産経新聞によると、大阪駅には約800人のファンが集まり、ラストランに出た列車の雄姿をカメラで撮影し別れを惜しんだ。最終列車は、同日午後6時過ぎにホームを出発。車内には『はまかぜ』の写真が印刷された包装紙の記念弁当も運び込まれた。 朝日新聞によると、8月に架け替えが行われた余部橋梁(兵庫県香美町)を見下ろす展望台にも、同日には、最後の雄姿を収めようと、多くの人がカメラを手に詰めかけた。ファンの一人は、「地味ではあったが、戦後を代表する車両で、引退は寂しい」と話していた。 朝日新聞によると、翌7日からは、新型車両のキハ189系が『はまかぜ』に使われる。

【2010年11月8日】 産経新聞によると、現存する特急車両では最古で、大阪と鳥取を結ぶ特急・『はまかぜ』で使用されていた気動車・キハ181系が、11月6日（UTC+9）に定期列車としての最終運行を終了した。 産経新聞がJR西日本の話として伝えたところによると、キハ181系は、車体の天井にエンジンの冷却装置が付いた珍しいタイプの車両で、1968（昭和43）～1972（昭和47）年にかけて製造され、長野～名古屋間の特急・『しなの』や、岡山～出雲市間などの特急・『やくも』などにも使用されていた。朝日新聞によれば、『はまかぜ』には1982（昭和57）年から運用に就いており、大出力のエンジンで山間部を走行する姿に人気があった。 産経新聞によると、大阪駅には約800人のファンが集まり、ラストランに出た列車の雄姿をカメラで撮影し別れを惜しんだ。最終列車は、同日午後6時過ぎにホームを出発。車内には『はまかぜ』の写真が印刷された包装紙の記念弁当も運び込まれた。 朝日新聞によると、8月に架け替えが行われた余部橋梁（兵庫県香美町）を見下ろす展望台にも、同日には、最後の雄姿を収めようと、多くの人がカメラを手に詰めかけた。ファンの一人は、「地味ではあったが、戦後を代表する車両で、引退は寂しい」と話していた。 朝日新聞によると、翌7日からは、新型車両のキハ189系が『はまかぜ』に使われる。

{{日付|2010年11月8日}} [[image:JRW DC kiha181 Limited Express Hamakaze.jpg|thumb|在りし日のキハ181系『はまかぜ』]] [[image:181 final hamakaze.JPG|thumb|キハ181系最終日の『はまかぜ』]] {{2010鉄道関連ニュース}} [[w:産経新聞|産経新聞]]によると、現存する[[w:特急形車両|特急車両]]では最古で、[[w:大阪駅|大阪]]と[[w:鳥取駅|鳥取]]を結ぶ[[w:特別急行列車|特急]]・『[[w:はまかぜ (列車)|はまかぜ]]』で使用されていた[[w:気動車|気動車]]・[[w:国鉄キハ181系気動車|キハ181系]]が、[[w:11月6日|11月6日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に[[w:定期列車|定期列車]]としての最終運行を終了した。 産経新聞が[[w:西日本旅客鉄道|JR西日本]]の話として伝えたところによると、キハ181系は、車体の天井に[[w:エンジン|エンジン]]の[[w:ラジエーター|冷却装置]]が付いた珍しいタイプの[[w:鉄道車両|車両]]で、[[w:1968年|1968（昭和43）]]～[[w:1972年|1972（昭和47）年]]にかけて製造され、[[w:長野駅|長野]]～[[w:名古屋駅|名古屋間]]の特急・『[[w:しなの (列車)|しなの]]』や、[[w:岡山駅|岡山]]～[[w:出雲市駅|出雲市]]間などの特急・『[[w:やくも (列車)|やくも]]』などにも使用されていた。[[w:朝日新聞|朝日新聞]]によれば、『はまかぜ』には[[w:1982年|1982（昭和57）年]]から運用に就いており、大出力のエンジンで山間部を走行する姿に人気があった。 産経新聞によると、大阪駅には約800人の[[w:鉄道ファン|ファン]]が集まり、ラストランに出た[[w:列車|列車]]の雄姿を[[w:カメラ|カメラ]]で撮影し別れを惜しんだ。最終列車は、同日午後6時過ぎに[[w:プラットホーム|ホーム]]を出発。車内には『はまかぜ』の[[w:写真|写真]]が印刷された包装紙の記念[[w:弁当|弁当]]も運び込まれた。 朝日新聞によると、[[w:8月|8月]]に架け替えが行われた[[w:余部橋りょう|余部橋梁]]（[[w:兵庫県|兵庫県]][[w:香美町|香美町]]）を見下ろす[[w:展望台|展望台]]にも、同日には、最後の雄姿を収めようと、多くの人がカメラを手に詰めかけた。ファンの一人は、「地味ではあったが、[[w:戦後|戦後]]を代表する車両で、引退は寂しい」と話していた。 朝日新聞によると、翌7日からは、新型車両の[[w:JR西日本キハ189系気動車|キハ189系]]が『はまかぜ』に使われる。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101106/trd1011062252015-n1.htm |タイトル=181系ラストラン　ディーゼル特急はまかぜ |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年11月6日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/travel/rail/news/OSK201011060098.html |タイトル=さよなら181系　国鉄時代のディーゼル特急はまかぜ |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年11月6日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:JR西日本]] {{DEFAULTSORT:きは181けいはまかせからすとらん}} {{公開中}}

2010-11-23T00:21:13Z

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無許可で廃品回収営業、業者の支店長ら13人を逮捕

【2010年11月10日】 朝日新聞・読売新聞によると、宮城・埼玉・千葉・愛媛の4県警は11月10日(UTC+9)、廃品回収業者・『グローバルマネジメント』(本社:神奈川県藤沢市)の元支店長ら13人を、無許可で廃品の収集や運搬を繰り返したとして、廃棄物処理法違反(無許可営業)の容疑で逮捕した。 読売新聞が捜査幹部の話として報じたところによると、逮捕されたのは同社元埼玉支店長・曽根田涼太容疑者(22歳、埼玉県和光市在住)、同宮城支店長・根本優太容疑者(23歳、仙台市青葉区在住)ら。 朝日新聞が埼玉県警の話として伝えたところによると、曽根田容疑者らは2010年5月に、同県吉見町の会社員(36歳)の自宅から、座椅子など約55キロの廃品を、許可を受けないまま5万円で回収したなどの疑いがある。また、読売新聞によれば、同容疑者は2月25日にも、埼玉県入間市から一般廃棄物を収集運搬するのに必要な許可を受けないまま、同市内の女性(46歳)の自宅から、ビデオデッキなどの廃棄物約70キロを4万6,000円で回収した疑いがある。 朝日新聞によると、同社を巡っては、頼まれてもいない物品を勝手にトラックに積載し、後で高額な作業代金を請求する、いわゆる「先積み」の手口が社会問題化し、消費者庁が8月に、特定商取引法違反(威迫・困惑など)に相当するとして、6カ月間の取引停止を命じている。

【2010年11月10日】 朝日新聞・読売新聞によると、宮城・埼玉・千葉・愛媛の4県警は11月10日（UTC+9）、廃品回収業者・『グローバルマネジメント』（本社:神奈川県藤沢市）の元支店長ら13人を、無許可で廃品の収集や運搬を繰り返したとして、廃棄物処理法違反（無許可営業）の容疑で逮捕した。 読売新聞が捜査幹部の話として報じたところによると、逮捕されたのは同社元埼玉支店長・曽根田涼太容疑者（22歳、埼玉県和光市在住）、同宮城支店長・根本優太容疑者（23歳、仙台市青葉区在住）ら。 朝日新聞が埼玉県警の話として伝えたところによると、曽根田容疑者らは2010年5月に、同県吉見町の会社員（36歳）の自宅から、座椅子など約55キロの廃品を、許可を受けないまま5万円で回収したなどの疑いがある。また、読売新聞によれば、同容疑者は2月25日にも、埼玉県入間市から一般廃棄物を収集運搬するのに必要な許可を受けないまま、同市内の女性（46歳）の自宅から、ビデオデッキなどの廃棄物約70キロを4万6,000円で回収した疑いがある。 朝日新聞によると、同社を巡っては、頼まれてもいない物品を勝手にトラックに積載し、後で高額な作業代金を請求する、いわゆる「先積み」の手口が社会問題化し、消費者庁が8月に、特定商取引法違反（威迫・困惑など）に相当するとして、6カ月間の取引停止を命じている。

{{日付|2010年11月10日}} [[w:朝日新聞|朝日新聞]]・[[w:読売新聞|読売新聞]]によると、[[w:宮城県警察|宮城]]・[[w:埼玉県警察|埼玉]]・[[w:千葉県警察|千葉]]・[[w:愛媛県警察|愛媛]]の4県警は[[w:11月10日|11月10日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）、[[w:廃品回収|廃品回収]]業者・『グローバルマネジメント』（本社:[[w:神奈川県|神奈川県]][[w:藤沢市|藤沢市]]）の元支店長ら13人を、無許可で[[w:廃棄物|廃品]]の収集や運搬を繰り返したとして、[[w:廃棄物の処理及び清掃に関する法律|廃棄物処理法]]違反（無許可営業）の容疑で[[w:逮捕|逮捕]]した。 読売新聞が[[w:捜査|捜査]]幹部の話として報じたところによると、逮捕されたのは同社元[[w:埼玉県|埼玉]]支店長・曽根田涼太[[w:被疑者|容疑者]]（22歳、[[w:埼玉県|埼玉県]][[w:和光市|和光市]]在住）、同[[w:宮城県|宮城]]支店長・根本優太容疑者（23歳、[[w:仙台市|仙台市]][[w:青葉区|青葉区]]在住）ら。 朝日新聞が埼玉県警の話として伝えたところによると、曽根田容疑者らは[[w:2010年|2010年]][[w:5月|5月]]に、同県[[w:吉見町|吉見町]]の会社員（36歳）の自宅から、[[w:椅子|座椅子]]など約55[[w:キログラム|キロ]]の廃品を、許可を受けないまま5万円で回収したなどの疑いがある。また、読売新聞によれば、同容疑者は[[w:2月25日|2月25日]]にも、埼玉県[[w:入間市|入間市]]から一般廃棄物を収集運搬するのに必要な許可を受けないまま、同市内の女性（46歳）の自宅から、[[w:ビデオデッキ|ビデオデッキ]]などの[[w:廃棄物|廃棄物]]約70キロを4万6,000円で回収した疑いがある。 朝日新聞によると、同社を巡っては、頼まれてもいない物品を勝手に[[w:貨物自動車|トラック]]に積載し、後で高額な作業代金を請求する、いわゆる「先積み」の手口が[[w:社会問題|社会問題]]化し、[[w:消費者庁|消費者庁]]が[[w:8月|8月]]に、[[w:特定商取引に関する法律|特定商取引法]]違反（威迫・困惑など）に相当するとして、6カ月間の取引停止を命じている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/national/update/1110/TKY201011100237.html |タイトル=廃品回収業者の元支店長ら13人逮捕　無許可営業容疑 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年11月10日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101110-OYT1T00408.htm |タイトル=無許可で廃品回収、元支店長ら13人を逮捕 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年11月10日}} == 関連ニュース == * {{ウィキニュース|勝手に回収の上、威圧的に高額請求 - 廃品回収会社を捜索|2010年8月11日}} [[Category:日本]] [[Category:宮城県]] [[Category:埼玉県]] [[Category:千葉県]] [[Category:愛媛県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:むきよかてはいひんかいしゆうえいきようきようしやのしてんちようら13にんをたいほ}} {{公開中}}

2010-11-25T10:01:39Z

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重要文化財の仏像、住職が無届で借金の担保に

【2010年11月10日】 毎日新聞・読売新聞によると、真言宗の寺院・常楽院(京都市北区)の釈迦如来立像(重要文化財)が、文化財保護法によって義務付けられている届出の無いまま、同寺の住職の債権者側に借金の担保として預けられていることが、11月10日(UTC+9)に判明した。 読売新聞によると、同寺の住職(71歳)は、「東京の美術商に預けた」と説明、文化庁などは、美術商関連の個人が10日現在で所有していることを確認した。保存状態は良好だという。文化財保護法では、文化財の所有者や保管場所に変更が生じた場合、同庁に届出を行う必要があるが、同院は届出を怠っており、同庁は経緯を調べることにしている。また、毎日新聞によれば、同庁は、「重文とは言え、個人や法人の所有物であり、保持を強制することは難しい」としている。 読売新聞が同庁の話として報じたところによると、この像は鎌倉時代の作とされ、高さ97センチ(毎日によれば、清凉寺(同市右京区)所蔵の国宝・釈迦如来立像の模刻で、同院の本尊)。1938年に重文指定されたものの、同院にはプレハブの建物しか無いため管理状況が悪いとして、同庁が同法に基づき、1974年から京都国立博物館(同市東山区)に預けさせた。その後、住職の要請により、2004年12月に一時的に返還したが、その直後に同庁が確認したところ、住職は「美術商に借金の担保として預けた」と説明したという。 毎日新聞によると、同院を巡っては、京都府警が10月に、東京の出版会社に法人格の購入を持ち掛け、700万円を騙し取ったとして詐欺容疑で住職らを逮捕、その後住職が処分保留で釈放されたという経緯がある。

【2010年11月10日】 毎日新聞・読売新聞によると、真言宗の寺院・常楽院（京都市北区）の釈迦如来立像（重要文化財）が、文化財保護法によって義務付けられている届出の無いまま、同寺の住職の債権者側に借金の担保として預けられていることが、11月10日（UTC+9）に判明した。 読売新聞によると、同寺の住職（71歳）は、「東京の美術商に預けた」と説明、文化庁などは、美術商関連の個人が10日現在で所有していることを確認した。保存状態は良好だという。文化財保護法では、文化財の所有者や保管場所に変更が生じた場合、同庁に届出を行う必要があるが、同院は届出を怠っており、同庁は経緯を調べることにしている。また、毎日新聞によれば、同庁は、「重文とは言え、個人や法人の所有物であり、保持を強制することは難しい」としている。 読売新聞が同庁の話として報じたところによると、この像は鎌倉時代の作とされ、高さ97センチ（毎日によれば、清凉寺所蔵の国宝・釈迦如来立像の模刻で、同院の本尊）。1938年に重文指定されたものの、同院にはプレハブの建物しか無いため管理状況が悪いとして、同庁が同法に基づき、1974年から京都国立博物館（同市東山区）に預けさせた。その後、住職の要請により、2004年12月に一時的に返還したが、その直後に同庁が確認したところ、住職は「美術商に借金の担保として預けた」と説明したという。 毎日新聞によると、同院を巡っては、京都府警が10月に、東京の出版会社に法人格の購入を持ち掛け、700万円を騙し取ったとして詐欺容疑で住職らを逮捕、その後住職が処分保留で釈放されたという経緯がある。

{{日付|2010年11月10日}} [[w:毎日新聞|毎日新聞]]・[[w:読売新聞|読売新聞]]によると、[[w:真言宗|真言宗]]<ref group="注釈">読売新聞より</ref>の[[w:寺院|寺院]]・[[w:常楽院|常楽院]]（[[w:京都市|京都市]][[w:北区 (京都市)|北区]]）の[[w:釈迦如来|釈迦如来]]立像（[[w:重要文化財|重要文化財]]）が、[[w:文化財保護法|文化財保護法]]によって義務付けられている届出の無いまま、同寺の[[w:住職|住職]]の[[w:債権者|債権者]]側に[[w:借金|借金]]の[[w:担保|担保]]として預けられていることが、[[w:11月10日|11月10日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に判明した。 読売新聞によると、同寺の住職（71歳）は、「[[w:東京都|東京]]の[[w:美術商|美術商]]に預けた」と説明、[[w:文化庁|文化庁]]などは、美術商関連の個人が10日現在で所有していることを確認した。保存状態は良好だという。文化財保護法では、[[w:文化財|文化財]]の所有者や保管場所に変更が生じた場合、同庁に届出を行う必要があるが、同院は届出を怠っており、同庁は経緯を調べることにしている。また、毎日新聞によれば、同庁は、「重文とは言え、[[w:個人|個人]]や[[w:法人|法人]]の所有物であり、保持を強制することは難しい」としている。 読売新聞が同庁の話として報じたところによると、この像は[[w:鎌倉時代|鎌倉時代]]の作とされ、高さ97[[w:センチメートル|センチ]]（毎日によれば、[[w:清凉寺|清凉寺]]（同市[[w:右京区|右京区]]）所蔵の[[w:国宝|国宝]]・釈迦如来立像の模刻で、同院の本尊）。[[w:1938年|1938年]]に重文指定されたものの、同院には[[w:プレハブ|プレハブ]]の[[w:建築物|建物]]しか無いため管理状況が悪いとして、同庁が同法に基づき、[[w:1974年|1974年]]から[[w:京都国立博物館|京都国立博物館]]（同市[[w:東山区|東山区]]）に預けさせた。その後、住職の要請により、[[w:2004年|2004年]][[w:12月|12月]]に一時的に返還したが、その直後に同庁が確認したところ、住職は「美術商に借金の担保として預けた」と説明したという。 毎日新聞によると、同院を巡っては、[[w:京都府警察|京都府警]]が[[w:10月|10月]]に、東京の[[w:出版社|出版会社]]に法人格の購入を持ち掛け、700万円を騙し取ったとして[[w:詐欺罪|詐欺]]容疑で住職らを[[w:逮捕|逮捕]]、その後住職が[[w:処分保留|処分保留]]で[[w:釈放|釈放]]されたという経緯がある。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/photo/news/20101110k0000e040045000c.html |タイトル=重要文化財：借金の担保に釈迦如来像　京都の住職 |著者=成田有佳（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年11月10日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:1xFbF0Jg4UYJ:news.www.infoseek.co.jp/search/story/20101110_yol_oyt1t00457/%2525A4%2525D8%2525A4%2525F3/ |タイトル=鎌倉時代の重文仏像、住職「無届け」借金担保に |著者=Infoseekニュース（YOMIURI ONLINE） |発行者=読売新聞社 |日付=2010年11月10日}} [[Category:日本]] [[Category:京都府]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:文化]] [[Category:歴史]] [[Category:学術]] {{DEFAULTSORT:しゆうようふんかさいのふつそうしゆうしよくかむととけてしやつきんのたんほに}} {{公開中}}

2010-12-04T14:36:12Z

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APEC警備中の警部補が拳銃を飲食店のトイレに置き忘れる - 東京

【2010年11月13日】 アジア太平洋経済協力会議(APEC)の警備を行っていた警視庁高尾署警備課に所属する男性警部補(59)が、11月11日(UTC+9)に東京都港区内の飲食店のトイレに拳銃を置き忘れていたことが、同日警視庁の発表により明らかになった。 警視庁の話によると、この警部補は11月5日からAPECの警備のため公安部に派遣中で、11日は午前中から港区内で私服で勤務に当たっていた。同僚とともにこの飲食店で昼食をとった後、午後0時30分頃トイレに行った際、所持していた実弾5発の入った回転式拳銃を腰ベルトごと外し、個室の棚に置き忘れたという。警部補は約15分後に警備車両に戻った時に拳銃を失くしたことに気づき、上司に報告していた。 警部補の次にトイレを利用した客が拳銃を発見し、およそ5分後に店員が近くを警備中の別の警察官に拳銃を届けた。拳銃に使用された形跡はないという。 警視庁では、同警部補の処分を検討しているという。同庁の桜沢健一・警務部参事官は、「APEC警備期間中にこのような事態が発生したことは誠に遺憾。厳正な規律保持と適切な職務執行を改めて徹底したい」と述べた。 本ニュースは「共同通信」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。

【2010年11月13日】 アジア太平洋経済協力会議(APEC)の警備を行っていた警視庁高尾署警備課に所属する男性警部補(59)が、11月11日（UTC+9）に東京都港区内の飲食店のトイレに拳銃を置き忘れていたことが、同日警視庁の発表により明らかになった。 警視庁の話によると、この警部補は11月5日からAPECの警備のため公安部に派遣中で、11日は午前中から港区内で私服で勤務に当たっていた。同僚とともにこの飲食店で昼食をとった後、午後0時30分頃トイレに行った際、所持していた実弾5発の入った回転式拳銃を腰ベルトごと外し、個室の棚に置き忘れたという。警部補は約15分後に警備車両に戻った時に拳銃を失くしたことに気づき、上司に報告していた。 警部補の次にトイレを利用した客が拳銃を発見し、およそ5分後に店員が近くを警備中の別の警察官に拳銃を届けた。拳銃に使用された形跡はないという。 警視庁では、同警部補の処分を検討しているという。同庁の桜沢健一・警務部参事官は、「APEC警備期間中にこのような事態が発生したことは誠に遺憾。厳正な規律保持と適切な職務執行を改めて徹底したい」と述べた。

{{日付|2010年11月13日}} [[w:アジア太平洋経済協力|アジア太平洋経済協力会議]](APEC)の警備を行っていた[[w:警視庁|警視庁]][[w:高尾警察署|高尾署]]警備課に所属する男性[[w:警部補|警部補]](59)が、11月11日（{{UTC|+9}}）に[[w:東京都|東京都]][[w:港区 (東京都)|港区]]内の[[w:飲食店|飲食店]]の[[w:便所|トイレ]]に[[w:拳銃|拳銃]]を置き忘れていたことが、同日警視庁の発表により<ref group="注釈" name="asa">朝日新聞より</ref>明らかになった<ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111101000749.html|タイトル=警部補がトイレに拳銃置き忘れ　ＡＰＥＣ警備中|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年11月11日}}</ref><ref name="asa">{{情報源・ウェブ|url=http://www.asahi.com/national/update/1111/TKY201011110496.html|タイトル=ＡＰＥＣ警備中の警官、飲食店トイレに拳銃置き忘れる|著者=asahi.com|発行者=朝日新聞社|日付=2010年11月11日}}</ref>。 警視庁の話によると、この警部補は11月5日からAPECの警備のため[[w:警視庁公安部|公安部]]に派遣中で<ref name="asa" />、11日は午前中から港区内で私服<ref group="注釈">共同通信では[[w:背広|スーツ]]</ref>で勤務に当たっていた<ref name="47n" /><ref name="asa" />。同僚とともにこの飲食店で昼食をとった後、午後0時30分頃<ref group="注釈">共同通信より</ref>トイレに行った際、所持していた[[w:弾丸|実弾]]5発の入った[[w:回転式拳銃|回転式拳銃]]を腰ベルトごと外し、個室の棚に置き忘れたという<ref name="47n" /><ref name="asa" />。警部補は約15分後<ref group="注釈">朝日新聞では約10分後</ref>に警備車両に戻った時に拳銃を失くしたことに気づき、上司に報告していた<ref name="47n" />。 警部補の次にトイレを利用した客が拳銃を発見し、およそ5分後に<ref group="注釈" name="asa" />店員が近くを警備中の別の警察官に拳銃を届けた<ref name="47n" />。拳銃に使用された形跡はないという<ref name="asa" />。 警視庁では、同警部補の処分を検討しているという。同庁の桜沢健一・[[w:警務部|警務部]]参事官は、「APEC警備期間中にこのような事態が発生したことは誠に遺憾。厳正な規律保持と適切な職務執行を改めて徹底したい」と述べた<ref name="47n" />。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == 本ニュースは「共同通信」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:APECけいひちゆうのけいふほかけんしゆうをいんしよくてんのといれにおきわすれる とうきよう}} {{公開中}}

2010-11-27T14:26:50Z

https://ja.wikinews.org/wiki/APEC%E8%AD%A6%E5%82%99%E4%B8%AD%E3%81%AE%E8%AD%A6%E9%83%A8%E8%A3%9C%E3%81%8C%E6%8B%B3%E9%8A%83%E3%82%92%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E5%BA%97%E3%81%AE%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%81%AB%E7%BD%AE%E3%81%8D%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%82%8B_-_%E6%9D%B1%E4%BA%AC

JRの寝台特急『サンライズエクスプレス』、徐行区間で時速100kmで走行

【2010年11月16日】 毎日新聞・読売新聞によると、JR西日本は、高松・出雲市発東京行きの寝台特急・『サンライズ瀬戸・出雲』(14両編成)が、11月12日午後11時40分(UTC+9)頃に、兵庫県姫路市内の山陽本線網干-はりま勝原間の徐行区間(295メートル)に於いて、指定速度(時速45キロ)を大幅に超過し、時速約100キロで走行したと、同月15日に発表した。 読売新聞によると、これによる危険性は生じなかった模様だが、同社は運転士らを処分する方針である。 毎日新聞が同社の話として報じたところによると、当該の列車の運転士(26歳)は、徐行区間の500メートル程手前に設置されていた「徐行」を指示する予告信号に気付いていたものの、「貨物列車に対する徐行予告であり、自分の列車には関係は無い」と勘違いした模様である。 毎日新聞が同社の話として伝えたところによると、今回の速度超過は、運転士が後になって気付き、翌13日未明に、自らが所属する岡山運転区に申し出たことで判明した。この運転士は、乗務前に、同運転区に掲示された当日の徐行区間を確認していたものの、当該の区間については見落としていた。また、点呼時に運転士と確認作業を行っていた当直番の係長(47歳)も、運転士が見落としていることに気付かなかったという。この係長は、「日頃から確認が不十分だった」と話している模様である。 毎日新聞によると、当該の区間では、13日未明から保線工事が行われる予定となっており、15日午後10時20分頃から、枕木とレールとを繋いでいるボルトを徐々に取り外していた。列車が通過した際には、508本の枕木が、1本おきにボルトが取り外された状態になっていた。 読売新聞によると、当時現場周辺にいた約30人の作業員は、列車が通過するまでに避難していた。また、乗客約220人にも怪我は無かった模様である。

【2010年11月16日】 毎日新聞・読売新聞によると、JR西日本は、高松・出雲市発東京行きの寝台特急・『サンライズ瀬戸・出雲』（14両編成）が、11月12日午後11時40分（UTC+9）頃に、兵庫県姫路市内の山陽本線網干-はりま勝原間の徐行区間（295メートル）に於いて、指定速度（時速45キロ）を大幅に超過し、時速約100キロで走行したと、同月15日に発表した。 読売新聞によると、これによる危険性は生じなかった模様だが、同社は運転士らを処分する方針である。 毎日新聞が同社の話として報じたところによると、当該の列車の運転士（26歳）は、徐行区間の500メートル程手前に設置されていた「徐行」を指示する予告信号に気付いていたものの、「貨物列車に対する徐行予告であり、自分の列車には関係は無い」と勘違いした模様である。 毎日新聞が同社の話として伝えたところによると、今回の速度超過は、運転士が後になって気付き、翌13日未明に、自らが所属する岡山運転区に申し出たことで判明した。この運転士は、乗務前に、同運転区に掲示された当日の徐行区間を確認していたものの、当該の区間については見落としていた。また、点呼時に運転士と確認作業を行っていた当直番の係長（47歳）も、運転士が見落としていることに気付かなかったという。この係長は、「日頃から確認が不十分だった」と話している模様である。 毎日新聞によると、当該の区間では、13日未明から保線工事が行われる予定となっており、15日午後10時20分頃から、枕木とレールとを繋いでいるボルトを徐々に取り外していた。列車が通過した際には、508本の枕木が、1本おきにボルトが取り外された状態になっていた。 読売新聞によると、当時現場周辺にいた約30人の作業員は、列車が通過するまでに避難していた。また、乗客約220人にも怪我は無かった模様である。

{{日付|2010年11月16日}} {{2010鉄道関連ニュース}} [[w:毎日新聞|毎日新聞]]・[[w:読売新聞|読売新聞]]によると、[[w:西日本旅客鉄道|JR西日本]]は、[[w:高松駅 (香川県)|高松]]・[[w:出雲市駅|出雲市]]発[[w:東京駅|東京]]行きの[[w:寝台列車|寝台]][[w:特別急行列車|特急]]・『[[w:瀬戸 (列車)|サンライズ瀬戸]]・[[w:出雲 (列車)|出雲]]』（14両編成）が、[[w:11月12日|11月12日]]午後11時40分（[[w:UTC+9|UTC+9]]）頃に<ref group="注釈" name="mai">毎日新聞より</ref>、[[w:兵庫県|兵庫県]][[w:姫路市|姫路市]]内の[[w:山陽本線|山陽本線]][[w:網干駅|網干]]-[[w:はりま勝原駅|はりま勝原]]間の[[w:徐行|徐行]]区間（295[[w:メートル|メートル]]）に於いて<ref group="注釈" name="mai" />、指定[[w:速度|速度]]（[[w:時速|時速]]45[[w:キロメートル|キロ]]）を大幅に超過し、時速約100キロで走行したと、[[w:11月15日|同月15日]]に発表した。 読売新聞によると、これによる危険性は生じなかった模様だが、同社は[[w:運転士|運転士]]らを[[w:懲戒処分|処分]]する方針である。 毎日新聞が同社の話として報じたところによると、当該の列車の運転士（26歳）は、徐行区間の500メートル程手前に設置されていた「徐行」を指示する[[w:日本の鉄道信号#徐行予告信号機|予告信号]]に気付いていたものの、「[[w:貨物列車|貨物列車]]に対する徐行予告であり、自分の列車には関係は無い」と勘違いした模様である。 毎日新聞が同社の話として伝えたところによると、今回の速度超過は、運転士が後になって気付き、翌13日未明に、自らが所属する[[w:岡山運転区|岡山運転区]]に申し出たことで判明した。この運転士は、乗務前に、同運転区に掲示された当日の徐行区間を確認していたものの、当該の区間については見落としていた。また、点呼時に運転士と確認作業を行っていた当直番の係長（47歳）も、運転士が見落としていることに気付かなかったという。この係長は、「日頃から確認が不十分だった」と話している模様である。 毎日新聞によると、当該の区間では、13日未明から[[w:保線|保線]][[w:工事|工事]]が行われる予定となっており、15日午後10時20分頃から、[[w:枕木|枕木]]と[[w:軌条|レール]]とを繋いでいる[[w:ボルト (部品)|ボルト]]を徐々に取り外していた。列車が通過した際には、508本の枕木が、1本おきにボルトが取り外された状態になっていた。 読売新聞によると、当時現場周辺にいた約30人の作業員は、列車が通過するまでに避難していた。また、乗客約220人にも怪我は無かった模様である。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2010/11/16/20101116dde041040023000c.html |タイトル=鉄道トラブル：寝台特急が速度超過　45キロ制限を100キロで－－JR西日本 |著者=遠藤孝康（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年11月16日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101116-OYT1T00288.htm |タイトル=一部ボルトなしの線路、徐行無視し時速百キロ |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年11月16日}} == 外部リンク == * [http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175065_799.html 「サンライズ瀬戸・出雲」　徐行区間における速度超過について] JR西日本プレスリリース 2010年11月15日 [[Category:日本]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:事故]] [[Category:鉄道事故]] [[Category:JR西日本]] {{DEFAULTSORT:JRのしんたいとつきゆうさんらいすえきすふれすしよこうくかんてしそく100きろめーとるてそうこう}} {{公開中}}

2010-11-23T00:10:46Z

https://ja.wikinews.org/wiki/JR%E3%81%AE%E5%AF%9D%E5%8F%B0%E7%89%B9%E6%80%A5%E3%80%8E%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%80%8F%E3%80%81%E5%BE%90%E8%A1%8C%E5%8C%BA%E9%96%93%E3%81%A7%E6%99%82%E9%80%9F100km%E3%81%A7%E8%B5%B0%E8%A1%8C

『蒟蒻畑』の窒息死訴訟、「製品に欠陥無し」と両親の請求棄却

【2010年11月17日】 朝日新聞・読売新聞によると、兵庫県在住の男児(当時1歳9ヵ月)がこんにゃくゼリーを喉に詰まらせ死亡したのは食品としての安全性に欠陥が存在したためだとして、男児の両親が製造物責任(PL)法に基づき、当該の製品を製造したマンナンライフ(本社:群馬県富岡市)と同社社長らに対し約96,240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が、11月17日(UTC+9)に神戸地裁姫路支部で言い渡された。 読売新聞によると、中村隆次裁判長は、「通常有すべき安全性を備えており、PL法上の欠陥は無い」として、原告側の請求を棄却した。この件と同様の事故を巡る司法判断は初めてのこととなる。 朝日新聞によると、判決では、この男児は2008年7月29日に、同社製のこんにゃくゼリー・『蒟蒻畑』を祖母から冷凍した状態で与えられたが、これを喉に詰まらせ、約2ヵ月後に死亡した。 これについて、両親は2009年3月に提訴。訴訟では、「こんにゃくゼリーは通常のゼリーよりも弾力性が強く、物を噛む力や飲み込む力の弱い子供や高齢者にとっては危険性が高い食品である」と主張。その上で、パッケージ裏面に書かれた警告表示は不十分であり、同社ホームページに「冷やすとより一層おいしく召し上がれます」と表示されていたため、消費者がゼリーを冷凍するケースがあることを同社側は予想可能だったと訴えていた。 朝日新聞によると、判決は、こんにゃくゼリーの「冷やすと硬さや付着性が増す」などの特性はコンニャク自体が持っているものであり、通常のゼリーと食感が異なることは消費者も十分認識可能だったことや、当時、外袋に子供や高齢者への注意を呼び掛けるイラスト付き警告表示があったことなどを指摘。その上で、幼児らに与える際には食べやすい大きさに加工するのが通常の方法であると考えられるとして、当該製品にはPL法上の欠陥は無いと結論付けた。 読売新聞によると、判決後に記者会見した原告側代理人の弁護士は、「一般消費者がゼリーの特性を認識していたとの認定は間違っており、不当な判決。原告と相談した上で控訴するかを決めたい」とコメントした。 読売新聞が国民生活センターの話として伝えたところによると、こんにゃく入りゼリーによる死亡事故は、1995年から日本全国で22件発生しており、2008年に起きた今回の事故が2010年11月現在で最後の死亡事例となる。消費者庁は現在、形状や硬さの改善に繋がる指標作りを進めている。一方、内閣府の消費者委員会は2010年7月に、「事故防止のため、広範囲に対応可能な法整備を検討する必要がある」との提言を出している。

【2010年11月17日】 朝日新聞・読売新聞によると、兵庫県在住の男児（当時1歳9ヵ月）がこんにゃくゼリーを喉に詰まらせ死亡したのは食品としての安全性に欠陥が存在したためだとして、男児の両親が製造物責任（PL）法に基づき、当該の製品を製造したマンナンライフ（本社:群馬県富岡市）と同社社長らに対し約96,240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が、11月17日（UTC+9）に神戸地裁姫路支部で言い渡された。 読売新聞によると、中村隆次裁判長は、「通常有すべき安全性を備えており、PL法上の欠陥は無い」として、原告側の請求を棄却した。この件と同様の事故を巡る司法判断は初めてのこととなる。 朝日新聞によると、判決では、この男児は2008年7月29日に、同社製のこんにゃくゼリー・『蒟蒻畑』を祖母から冷凍した状態で与えられたが、これを喉に詰まらせ、約2ヵ月後に死亡した。 これについて、両親は2009年3月に提訴。訴訟では、「こんにゃくゼリーは通常のゼリーよりも弾力性が強く、物を噛む力や飲み込む力の弱い子供や高齢者にとっては危険性が高い食品である」と主張。その上で、パッケージ裏面に書かれた警告表示は不十分であり、同社ホームページに「冷やすとより一層おいしく召し上がれます」と表示されていたため、消費者がゼリーを冷凍するケースがあることを同社側は予想可能だったと訴えていた。 朝日新聞によると、判決は、こんにゃくゼリーの「冷やすと硬さや付着性が増す」などの特性はコンニャク自体が持っているものであり、通常のゼリーと食感が異なることは消費者も十分認識可能だったことや、当時、外袋に子供や高齢者への注意を呼び掛けるイラスト付き警告表示があったことなどを指摘。その上で、幼児らに与える際には食べやすい大きさに加工するのが通常の方法であると考えられるとして、当該製品にはPL法上の欠陥は無いと結論付けた。 読売新聞によると、判決後に記者会見した原告側代理人の弁護士は、「一般消費者がゼリーの特性を認識していたとの認定は間違っており、不当な判決。原告と相談した上で控訴するかを決めたい」とコメントした。 読売新聞が国民生活センターの話として伝えたところによると、こんにゃく入りゼリーによる死亡事故は、1995年から日本全国で22件発生しており、2008年に起きた今回の事故が2010年11月現在で最後の死亡事例となる。消費者庁は現在、形状や硬さの改善に繋がる指標作りを進めている。一方、内閣府の消費者委員会は2010年7月に、「事故防止のため、広範囲に対応可能な法整備を検討する必要がある」との提言を出している。

{{日付|2010年11月17日}} {{Wikipediapar|こんにゃくゼリー}} {{Wikipedia|マンナンライフ}} [[Image:KonnyakuBatake (MannanLife).jpg|250px|thumb|right|蒟蒻畑商品一例 {{GFDL}} ]] [[w:朝日新聞|朝日新聞]]・[[w:読売新聞|読売新聞]]によると、[[w:兵庫県|兵庫県]]在住の男児（当時1歳9ヵ月）が[[w:こんにゃくゼリー|こんにゃくゼリー]]を[[w:喉|喉]]に詰まらせ死亡したのは[[w:食品|食品]]としての安全性に[[w:欠陥|欠陥]]が存在したためだとして、男児の両親が[[w:製造物責任法|製造物責任（PL）法]]に基づき、当該の製品を製造した[[w:マンナンライフ|マンナンライフ]]（本社:[[w:群馬県|群馬県]][[w:富岡市|富岡市]]）と同社[[w:社長|社長]]らに対し約96,240万円の[[w:損害賠償|損害賠償]]を求めた[[w:訴訟|訴訟]]の判決が、[[w:11月17日|11月17日]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に[[w:神戸地方裁判所|神戸地裁]][[w:姫路市|姫路]]支部で言い渡された。 読売新聞によると、中村隆次[[w:裁判長|裁判長]]は、「通常有すべき安全性を備えており、PL法上の欠陥は無い」として、原告側の請求を[[w:棄却|棄却]]した。この件と同様の[[w:事故|事故]]を巡る司法判断は初めてのこととなる。 朝日新聞によると、判決では、この男児は[[w:2008年|2008年]][[w:7月29日|7月29日]]に、同社製のこんにゃくゼリー・『[[w:マンナンライフ#蒟蒻畑|蒟蒻畑]]』を祖母から冷凍した状態で与えられたが、これを喉に詰まらせ、約2ヵ月後に死亡した。 これについて、両親は[[w:2009年|2009年]][[w:3月|3月]]に提訴。訴訟では、「こんにゃくゼリーは通常の[[w:ゼリー|ゼリー]]よりも弾力性が強く、物を噛む力や飲み込む力の弱い[[w:子供|子供]]や[[w:高齢者|高齢者]]にとっては[[w:危険性|危険性]]が高い食品である」と主張。その上で、[[w:包装|パッケージ]]裏面に書かれた警告表示は不十分であり、同社[[w:ウェブサイト|ホームページ]]に「冷やすとより一層おいしく召し上がれます」と表示されていたため、消費者がゼリーを冷凍するケースがあることを同社側は予想可能だったと訴えていた。 朝日新聞によると、判決は、こんにゃくゼリーの「冷やすと硬さや付着性が増す」などの特性は[[w:コンニャク|コンニャク]]自体が持っているものであり、通常のゼリーと食感が異なることは消費者も十分認識可能だったことや、当時、外袋に子供や高齢者への注意を呼び掛けるイラスト付き警告表示があったことなどを指摘。その上で、幼児らに与える際には食べやすい大きさに加工するのが通常の方法であると考えられるとして、当該製品にはPL法上の欠陥は無いと結論付けた。 読売新聞によると、判決後に[[w:プレスリリース#記者会見|記者会見]]した原告側代理人の[[w:弁護士|弁護士]]は、「一般[[w:消費者|消費者]]がゼリーの特性を認識していたとの認定は間違っており、不当な判決。[[w:原告|原告]]と相談した上で[[w:控訴|控訴]]するかを決めたい」とコメントした。 読売新聞が[[w:国民生活センター|国民生活センター]]の話として伝えたところによると、こんにゃく入りゼリーによる死亡事故は、[[w:1995年|1995年]]から日本全国で22件発生しており、2008年に起きた今回の事故が2010年[[w:11月|11月]]現在で最後の死亡事例となる。[[w:消費者庁|消費者庁]]は現在、形状や硬さの改善に繋がる指標作りを進めている。一方、[[w:内閣府|内閣府]]の[[w:消費者委員会|消費者委員会]]は2010年[[w:7月|7月]]に、「事故防止のため、広範囲に対応可能な法整備を検討する必要がある」との提言を出している。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.asahi.com/food/news/OSK201011170022.html |タイトル=こんにゃくゼリー窒息死訴訟、両親の訴えを棄却 |著者=asahi.com |発行者=朝日新聞社 |日付=2010年11月17日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101117-OYT1T00299.htm |タイトル=こんにゃくゼリー「欠陥なし」…地裁支部が認定 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年11月17日}} [[Category:日本]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:事故]] [[Category:裁判]] {{DEFAULTSORT:こんにやくはたけのちつそくしそしようせいひんにけつかんなしとりようしんのせいきゆうききやく}} {{公開中}}

2010-11-28T04:24:04Z

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『けいおん!』聖地の小学校でアニメファン贈呈のグッズなど盗難

【2010年11月17日】 産経新聞によると、11月17日午前1時半(UTC+9)頃、滋賀県豊郷町の町立豊郷小学校の旧校舎の敷地内にある展示施設で、警備会社から「ガラスが割られた」と110番通報があった。 産経新聞によると、通報を受け滋賀県警彦根署員が駆け付けたところ、展示していた人気アニメ・『けいおん!』をモデルにしたギターやベース3点や、『けいおん!』のキャラクターのフィギュア人形22点と金庫とが無くなっていた。同署は窃盗事件として捜査している。 毎日新聞によると、同校の旧校舎は、アメリカの建築家のメレル・ボーリズが設計したモダンな造りで知られている。一方、産経新聞によれば、旧校舎は、『けいおん!』に登場する高校のモデルであるとの説がアニメファンの間に広がり、主に週末などにファンらで賑わう「聖地巡礼」の地となっている。2009年5月から年間に約4万人が訪れており、同町観光協会が、町おこしとして旧校舎内にアニメ関連グッズを展示・販売している。今回盗難に遭ったギターや人形は、ファンらが手作りで制作し贈呈したものだった。 産経新聞が同署の話として伝えたところによると、展示施設の窓ガラスが割れており、ここから何者かが侵入し盗んだと見ている。

【2010年11月17日】 産経新聞によると、11月17日午前1時半（UTC+9）頃、滋賀県豊郷町の町立豊郷小学校の旧校舎の敷地内にある展示施設で、警備会社から「ガラスが割られた」と110番通報があった。 産経新聞によると、通報を受け滋賀県警彦根署員が駆け付けたところ、展示していた人気アニメ・『けいおん!』をモデルにしたギターやベース3点や、『けいおん!』のキャラクターのフィギュア人形22点と金庫とが無くなっていた。同署は窃盗事件として捜査している。 毎日新聞によると、同校の旧校舎は、アメリカの建築家のメレル・ボーリズが設計したモダンな造りで知られている。一方、産経新聞によれば、旧校舎は、『けいおん!』に登場する高校のモデルであるとの説がアニメファンの間に広がり、主に週末などにファンらで賑わう「聖地巡礼」の地となっている。2009年5月から年間に約4万人が訪れており、同町観光協会が、町おこしとして旧校舎内にアニメ関連グッズを展示・販売している。今回盗難に遭ったギターや人形は、ファンらが手作りで制作し贈呈したものだった。 産経新聞が同署の話として伝えたところによると、展示施設の窓ガラスが割れており、ここから何者かが侵入し盗んだと見ている。

{{日付|2010年11月17日}} {{Wikipediapar|豊郷町立豊郷小学校}} {{Wikipediapar|けいおん!}} [[ファイル:Toyosato Elementary School-20091017.jpg|thumb|255px|豊郷小学校旧校舎]] [[w:産経新聞|産経新聞]]によると、[[w:11月17日|11月17日]]午前1時半（[[w:UTC+9|UTC+9]]）頃、[[w:滋賀県|滋賀県]][[w:豊郷町|豊郷町]]の[[w:豊郷町立豊郷小学校|町立豊郷小学校]]の[[w:豊郷町立豊郷小学校#旧校舎|旧校舎]]の敷地内にある展示施設で、[[w:警備会社|警備会社]]から「[[w:ガラス|ガラス]]が割られた」と[[w:110番|110番]]通報があった。 産経新聞によると、通報を受け[[w:滋賀県警察|滋賀県警]][[w:彦根警察署|彦根署]]員が駆け付けたところ、展示していた人気[[w:アニメ|アニメ]]・『[[w:けいおん!|けいおん!]]』をモデルにした[[w:ギター|ギター]]や[[w:エレクトリックベース|ベース]]3点や、『けいおん!』のキャラクターの[[w:フィギュア|フィギュア]][[w:人形|人形]]22点と[[w:金庫|金庫]]とが無くなっていた。同署は[[w:窃盗罪|窃盗]]事件として[[w:捜査|捜査]]している。 毎日新聞によると、同校の旧校舎は、[[w:アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[w:建築家|建築家]]の[[w:ウィリアム・メレル・ヴォーリズ|メレル・ボーリズ]]が設計したモダンな造りで知られている。一方、産経新聞によれば、旧校舎は、『けいおん!』に登場する[[w:高等学校|高校]]のモデルであるとの説がアニメファンの間に広がり、主に週末などにファンらで賑わう「[[w:巡礼 (通俗)|聖地巡礼]]」の地となっている。[[w:2009年|2009年]][[w:5月|5月]]から年間に約4万人が訪れており、同町観光協会が、[[w:地域おこし|町おこし]]として旧校舎内にアニメ関連グッズを展示・販売している。今回盗難に遭ったギターや人形は、ファンらが手作りで制作し贈呈したものだった。 産経新聞が同署の話として伝えたところによると、展示施設の[[w:窓ガラス|窓ガラス]]が割れており、ここから何者かが侵入し盗んだと見ている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/101117/gam1011171330000-n1.htm |タイトル=年4万人「けいおん!」聖地でアニメファン贈呈グッズ盗難　滋賀の豊郷小旧校舎 |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年11月17日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20101117mog00m200017000c.html |タイトル=けいおん!!：“聖地”小学校でギターなど盗難　滋賀・豊郷 |著者=村瀬優子（毎日jp） |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年11月17日}} [[Category:日本]] [[Category:滋賀県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:文化]] {{DEFAULTSORT:けいおんせいちのしようかつこうてあにめふあんそうていのくつすなととうなん}} {{公開中}}

2010-11-27T14:32:42Z

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4000万円恐喝容疑で山口組No2を逮捕

【2010年11月18日】 NHKによると、指定暴力団・山口組を事実上取り仕切る「No.2」とされる幹部の男が土木工事をめぐって合計4000万円を脅し取った疑いが強まったとして恐喝の疑いで京都府警が逮捕した。逮捕されたのは名古屋市にある山口組傘下の団体「弘道会(こうどうかい)」の会長・高山清司容疑者(63)。 時事通信が捜査関係者の調べとして報じたところ、高山会長は山口組系の「淡海一家(おうみ・いっか)」(大津市)と共謀して京都市内の土木業者の男性に対するみかじめ料として4000万円を脅し取った疑いがもたれている。またNHKによると、高山会長は系列の暴力団組長とこの男性が飲食する店に同席して、組長を指差しして「よろしく頼む」といっていたとされている。京都府警は11月18日早朝、神戸市内にいた高山会長を逮捕した。 NHKによると、日本の警察庁は現在、6代目山口組組長の司忍(つかさ・しのぶ)こと篠田建一受刑者の銃刀法違反での服役期間が来年終わるため活動が再び活発化する恐れがあるとして日本全国の警察に対し、摘発の徹底をするように指示していた。

【2010年11月18日】 NHKによると、指定暴力団・山口組を事実上取り仕切る「No.2」とされる幹部の男が土木工事をめぐって合計4000万円を脅し取った疑いが強まったとして恐喝の疑いで京都府警が逮捕した。逮捕されたのは名古屋市にある山口組傘下の団体「弘道会（こうどうかい）」の会長・高山清司容疑者（63）。 時事通信が捜査関係者の調べとして報じたところ、高山会長は山口組系の「淡海一家（おうみ・いっか）」（大津市）と共謀して京都市内の土木業者の男性に対するみかじめ料として4000万円を脅し取った疑いがもたれている。またNHKによると、高山会長は系列の暴力団組長とこの男性が飲食する店に同席して、組長を指差しして「よろしく頼む」といっていたとされている。京都府警は11月18日早朝、神戸市内にいた高山会長を逮捕した。 NHKによると、日本の警察庁は現在、6代目山口組組長の司忍（つかさ・しのぶ）こと篠田建一受刑者の銃刀法違反での服役期間が来年終わるため活動が再び活発化する恐れがあるとして日本全国の警察に対し、摘発の徹底をするように指示していた。

{{日付|2010年11月18日}} NHKによると、[[w:暴力団|指定暴力団]]・[[w:山口組|山口組]]を事実上取り仕切る「No.2」とされる幹部の男が土木工事をめぐって合計4000万円を脅し取った疑いが強まったとして[[w:恐喝|恐喝]]の疑いで[[w:京都府警察|京都府警]]が逮捕した。逮捕されたのは[[w:名古屋市|名古屋市]]にある山口組傘下の団体「[[w:弘道会|弘道会（こうどうかい）]]」の会長・[[w:高山清司|高山清司]][[w:被疑者|容疑者]]（63）。 時事通信が捜査関係者の調べとして報じたところ、高山会長は山口組系の「[[w:淡海一家|淡海一家（おうみ・いっか）]]」（[[w:大津市|大津市]]）と共謀して[[w:京都市|京都市内]]の土木業者の男性に対するみかじめ料として4000万円を脅し取った疑いがもたれている。またNHKによると、高山会長は系列の暴力団組長とこの男性が飲食する店に同席して、組長を指差しして「よろしく頼む」といっていたとされている。京都府警は11月18日早朝、[[w:神戸市|神戸市内]]にいた高山会長を逮捕した。 NHKによると、[[w:日本|日本]]の[[w:警察庁|警察庁]]は現在、6代目山口組組長の[[w:司忍|司忍（つかさ・しのぶ）こと篠田建一]][[w:受刑者|受刑者]]の[[w:銃刀法|銃刀法]]違反での服役期間が来年終わるため活動が再び活発化する恐れがあるとして日本全国の警察に対し、摘発の徹底をするように指示していた。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101118-00000032-jij-soci |タイトル=山口組ナンバー2を逮捕＝中核組織弘道会の会長―4000万円恐喝容疑・京都府警 |著者=Yahoo!ニュース |発行者=時事通信社 |日付=2010年11月18日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101118/t10015311511000.html |タイトル=山口組ナンバー２ 恐喝容疑で逮捕 |著者=NHKニュース |発行者=日本放送協会 |日付=2010年11月18日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.nhk.or.jp/news/html/20101118/t10015309801000.html |タイトル=山口組のナンバー２に逮捕状 |著者=NHKニュース |発行者=日本放送協会 |日付=2010年11月18日}} [[Category:日本]] [[Category:愛知県]] [[Category:京都府]] [[Category:兵庫県]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] {{DEFAULTSORT:4000まんえんきようかつようきてやまくちくみNo2をたいほ}} {{公開中}}

2012-10-23T14:18:36Z

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藤原宮跡の「最古の大嘗宮跡」は誤認 - 奈良文化財研究所が調査結果を撤回

【2010年11月18日】 産経新聞によると、奈良文化財研究所は、藤原宮(694~710年。奈良県橿原市)跡から2010年7月(UTC+9)に、天皇が即位儀礼を行う大嘗宮である可能性のある建物跡などが発見されたとの発表内容が「全面的に誤り」であるとする異例の訂正発表を、11月18日に行った。 読売新聞によると、同研究所は、平城宮跡の発掘などを行っている日本国内有数の発掘調査組織で、同研究所が調査成果を撤回することは異例のこととなる。産経新聞によれば、入所2年目の若手研究員を中心とする3人が作業に当たったが、誤認した模様で、考古学の信頼性に対して疑問が投げ掛けられる事態に発展する可能性がある。 産経新聞が同研究所の話として伝えたところによると、研究員の1人は、「『現時点ではこう考える』という試案段階で発表してしまった」と話している。 産経新聞によると、7月の発表に於いては、建物跡や四方を囲う塀跡と門跡を確認したとし、「平城宮の大嘗宮跡と類似した構造である」と説明。建物や塀の構成要素である柱穴が42基存在するとしたが、実際には藤原宮があった時代のものである柱穴は1基のみだった。また、発表時点では、後世の水田耕作によって生じた溝の断面部分の土の色の相違点などを手掛かりに「柱穴」であると特定したが、石敷きを外しての確認は実施しておらず、同研究所は「異なる土が複雑に混合し合っていたことなどの影響で確認しづらかった」と釈明。発表前に幹部らがチェックしたものの、確認できなかった。 産経新聞によると、藤原宮に於いては、文武天皇と元明天皇が即位し、その際に大嘗祭を営んだことが『続日本紀』に記されているが、考古学的には未確認であり、調査の主眼は「最古の大嘗宮」そのものの発見に置かれていた。 読売新聞によると、同研究所は、平城宮跡では大嘗宮跡が発見されていることから、藤原宮跡にも存在するとの仮説を立てた上で調査に臨んだが、6月に降雨が続いて作業の進捗状況が芳しくないまま発表し、現地説明会も実施したという。 産経新聞によると、深沢芳樹・同研究所都城発掘調査部長は、「平城宮の大嘗宮跡は念頭にはあったものの、先入観で特定したわけではない。修正してお詫びしたい」とコメントしている。

【2010年11月18日】 産経新聞によると、奈良文化財研究所は、藤原宮（694～710年。奈良県橿原市）跡から2010年7月（UTC+9）に、天皇が即位儀礼を行う大嘗宮である可能性のある建物跡などが発見されたとの発表内容が「全面的に誤り」であるとする異例の訂正発表を、11月18日に行った。 読売新聞によると、同研究所は、平城宮跡の発掘などを行っている日本国内有数の発掘調査組織で、同研究所が調査成果を撤回することは異例のこととなる。産経新聞によれば、入所2年目の若手研究員を中心とする3人が作業に当たったが、誤認した模様で、考古学の信頼性に対して疑問が投げ掛けられる事態に発展する可能性がある。 産経新聞が同研究所の話として伝えたところによると、研究員の1人は、「『現時点ではこう考える』という試案段階で発表してしまった」と話している。 産経新聞によると、7月の発表に於いては、建物跡や四方を囲う塀跡と門跡を確認したとし、「平城宮の大嘗宮跡と類似した構造である」と説明。建物や塀の構成要素である柱穴が42基存在するとしたが、実際には藤原宮があった時代のものである柱穴は1基のみだった。また、発表時点では、後世の水田耕作によって生じた溝の断面部分の土の色の相違点などを手掛かりに「柱穴」であると特定したが、石敷きを外しての確認は実施しておらず、同研究所は「異なる土が複雑に混合し合っていたことなどの影響で確認しづらかった」と釈明。発表前に幹部らがチェックしたものの、確認できなかった。 産経新聞によると、藤原宮に於いては、文武天皇と元明天皇が即位し、その際に大嘗祭を営んだことが『続日本紀』に記されているが、考古学的には未確認であり、調査の主眼は「最古の大嘗宮」そのものの発見に置かれていた。 読売新聞によると、同研究所は、平城宮跡では大嘗宮跡が発見されていることから、藤原宮跡にも存在するとの仮説を立てた上で調査に臨んだが、6月に降雨が続いて作業の進捗状況が芳しくないまま発表し、現地説明会も実施したという。 産経新聞によると、深沢芳樹・同研究所都城発掘調査部長は、「平城宮の大嘗宮跡は念頭にはあったものの、先入観で特定したわけではない。修正してお詫びしたい」とコメントしている。

{{日付|2010年11月18日}} {{Wikipediapar|藤原京#藤原宮|藤原宮}} {{Wikipediapar|奈良文化財研究所}} [[画像:Fujiwarakyo2.gif|right|thumb|270px|藤原京条坊]] [[w:産経新聞|産経新聞]]によると、[[w:奈良文化財研究所|奈良文化財研究所]]は、[[w:藤原京#藤原宮|藤原宮]]（[[w:694年|694]]～[[w:710年|710年]]。[[w:奈良県|奈良県]][[w:橿原市|橿原市]]）跡から[[w:2010年|2010年]][[w:7月|7月]]（[[w:UTC+9|UTC+9]]）に、[[w:天皇|天皇]]が即位儀礼を行う[[w:大嘗宮|大嘗宮]]である可能性のある[[w:建築物|建物]]跡などが発見されたとの発表内容が「全面的に誤り」であるとする異例の訂正発表を、[[w:11月18日|11月18日]]に行った。 [[w:読売新聞|読売新聞]]によると、同研究所は、[[w:平城宮|平城宮]]跡の発掘などを行っている[[w:日本|日本]]国内有数の[[w:発掘調査|発掘調査]]組織で、同研究所が調査成果を撤回することは異例のこととなる。産経新聞によれば、入所2年目の若手[[w:研究員|研究員]]を中心とする3人が作業に当たったが、誤認した模様で、[[w:考古学|考古学]]の信頼性に対して疑問が投げ掛けられる事態に発展する可能性がある。 産経新聞が同研究所の話として伝えたところによると、研究員の1人は、「『現時点ではこう考える』という試案段階で発表してしまった」と話している。 産経新聞によると、7月の発表に於いては、建物跡や四方を囲う[[w:塀|塀]]跡と門跡を確認したとし、「平城宮の大嘗宮跡と類似した構造である」と説明。建物や塀の構成要素である柱穴が42基存在するとしたが、実際には藤原宮があった時代のものである柱穴は1基のみだった。また、発表時点では、後世の[[w:水田|水田]][[w:耕作|耕作]]によって生じた[[w:溝渠|溝]]の断面部分の[[w:土壌|土]]の色の相違点などを手掛かりに「柱穴」であると特定したが、[[w:敷石|石敷き]]を外しての確認は実施しておらず、同研究所は「異なる土が複雑に混合し合っていたことなどの影響で確認しづらかった」と釈明。発表前に幹部らがチェックしたものの、確認できなかった。 産経新聞によると、藤原宮に於いては、[[w:文武天皇|文武天皇]]と[[w:元明天皇|元明天皇]]が即位し、その際に大嘗祭を営んだことが『[[w:続日本紀|続日本紀]]』に記されているが、考古学的には未確認であり、調査の主眼は「最古の大嘗宮」そのものの発見に置かれていた。 読売新聞によると、同研究所は、平城宮跡では大嘗宮跡が発見されていることから、藤原宮跡にも存在するとの仮説を立てた上で調査に臨んだが、[[w:6月|6月]]に降雨が続いて作業の進捗状況が芳しくないまま発表し、現地説明会も実施したという。 産経新聞によると、深沢芳樹・同研究所都城発掘調査部長は、「平城宮の大嘗宮跡は念頭にはあったものの、先入観で特定したわけではない。修正してお詫びしたい」とコメントしている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://sankei.jp.msn.com/life/education/101118/edc1011182011001-n1.htm |タイトル=【遺跡誤認】藤原宮跡「大嘗宮」はなかった!　奈良文研「全面的に誤り」　42の柱穴、実は1つだけ… |著者=MSN産経ニュース |発行者=産経新聞社 |日付=2010年11月18日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20101118-OYT1T00907.htm |タイトル=「最古の大嘗宮跡」発見は誤認?調査成果撤回 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年11月18日}} [[Category:日本]] [[Category:奈良県]] [[Category:社会]] [[Category:文化]] [[Category:学術]] [[Category:歴史]] {{DEFAULTSORT:ふしわらのみやあとのさいこのたいしようきゆうあとはこにんならふんかさいけんきゆうしよかちようさけつかをてつかい}} {{公開中}}

2010-11-28T03:53:05Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E8%97%A4%E5%8E%9F%E5%AE%AE%E8%B7%A1%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%9C%80%E5%8F%A4%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%98%97%E5%AE%AE%E8%B7%A1%E3%80%8D%E3%81%AF%E8%AA%A4%E8%AA%8D_-_%E5%A5%88%E8%89%AF%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B2%A1%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80%E3%81%8C%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%82%92%E6%92%A4%E5%9B%9E

探査機はやぶさのカプセル内の微粒子が小惑星イトカワ由来のものと確認 小惑星からのサンプル回収は世界初

【2010年11月19日】 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月16日(UTC+9)、小惑星イトカワから地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル内に入っていた微粒子約1,500個を調査した結果、大半がイトカワに由来する砂粒であると確認されたと発表した。月よりも遠くの小惑星の物質が回収されたのは世界初となる。 JAXAによると、微粒子の大部分は1000分の1ミリ程の大きさで、カンラン石や輝石などの鉱物が主成分であった。こうした鉱物の割合や、含有されている金属の比率などを調査した結果、「はやぶさ」がイトカワに接近した際に観測されたイトカワ表面の成分データと一致した。この結果から、外部の研究者も交えて検討を進め、11月10日に「イトカワに由来する物質と見て間違いない」と断定した。 プロジェクトの開発責任者であった川口淳一郎・JAXA教授は記者会見を行い、「7年の飛行が本当に完結してよかった。信じられないくらいの幸運」「日本の長い宇宙開発の成果だ」と述べた。 JAXAは今後、日本全国の専門家と協力して分析を進める方針で、さらなる調査のためにサンプルの一部を海外の研究者に提供する可能性も示した。 イトカワは約46億年前の太陽系誕生時の姿を留めている天体とされ、今後の研究で太陽系や地球の形成などの解明に役立てられることが期待されている。 本ニュースは「共同通信」「時事通信」および「ロイター」の以下の報道を情報源としている。

【2010年11月19日】 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月16日（UTC+9）、小惑星イトカワから地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル内に入っていた微粒子約1,500個を調査した結果、大半がイトカワに由来する砂粒であると確認されたと発表した。月よりも遠くの小惑星の物質が回収されたのは世界初となる。 JAXAによると、微粒子の大部分は1000分の1ミリ程の大きさで、カンラン石や輝石などの鉱物が主成分であった。こうした鉱物の割合や、含有されている金属の比率などを調査した結果、「はやぶさ」がイトカワに接近した際に観測されたイトカワ表面の成分データと一致した。この結果から、外部の研究者も交えて検討を進め、11月10日に「イトカワに由来する物質と見て間違いない」と断定した。 プロジェクトの開発責任者であった川口淳一郎・JAXA教授は記者会見を行い、「7年の飛行が本当に完結してよかった。信じられないくらいの幸運」「日本の長い宇宙開発の成果だ」と述べた。 JAXAは今後、日本全国の専門家と協力して分析を進める方針で、さらなる調査のためにサンプルの一部を海外の研究者に提供する可能性も示した。 イトカワは約46億年前の太陽系誕生時の姿を留めている天体とされ、今後の研究で太陽系や地球の形成などの解明に役立てられることが期待されている。

{{日付|2010年11月19日}} [[ファイル:Itokawa.jpg|right|thumb|250px|小惑星イトカワの3Dモデル（{{PD}}, [[w:アメリカ航空宇宙局|NASA]]提供）]] [[w:宇宙航空研究開発機構|宇宙航空研究開発機構]](JAXA)<ref group="注釈">共同通信では[[w:高木義明|高木義明]]・[[w:文部科学大臣|文部科学大臣]]</ref>は11月16日（{{UTC|+9}}）、[[w:小惑星|小惑星]][[w:イトカワ (小惑星)|イトカワ]]から地球に帰還した[[w:宇宙探査機|小惑星探査機]]「[[w:はやぶさ (探査機)|はやぶさ]]」のカプセル内に入っていた[[w:粒子|微粒子]]約1,500個を調査した結果、大半がイトカワに由来する砂粒であると確認されたと発表した<ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111601000143.html|タイトル=小惑星由来の岩石と断定　はやぶさカプセルの微粒子|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年11月16日}}</ref><ref name="jiji">{{情報源・ウェブ|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010111600163|タイトル=小惑星の砂粒と確認＝「はやぶさ」、世界初回収－微粒子１５００個分析・宇宙機構|著者=時事ドットコム|発行者=時事通信社|日付=2010年11月16日}}</ref>。[[w:月|月]]よりも遠くの小惑星の物質が回収されたのは世界初となる<ref name="47n" /><ref name="jiji" /><ref name="reu">{{情報源・ウェブ|url=http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-18220520101117|タイトル=「はやぶさ」採取のサンプルは小惑星の微粒子、世界初の試料|著者=|発行者=ロイター|日付=2010年11月16日}}</ref>。 JAXAによると、微粒子の大部分は1000分の1[[w:ミリメートル|ミリ]]程の大きさで<ref name="47n" />、[[w:カンラン石|カンラン石]]や[[w:輝石|輝石]]などの[[w:鉱物|鉱物]]が主成分であった<ref name="47n" /><ref name="jiji" />。こうした鉱物の割合や、含有されている[[w:金属|金属]]の比率などを調査した結果<ref name="jiji" />、「はやぶさ」がイトカワに接近した際に観測されたイトカワ表面の成分データと一致した<ref name="47n" /><ref name="jiji" />。この結果から、外部の研究者も交えて検討を進め、11月10日に<ref group="注釈">時事通信より</ref>「イトカワに由来する物質と見て間違いない」と断定した<ref name="47n" /><ref name="jiji" />。 プロジェクトの開発責任者であった[[w:川口淳一郎|川口淳一郎]]・JAXA教授は記者会見を行い、「7年の飛行が本当に完結してよかった。信じられないくらいの幸運<ref name="jiji" />」「日本の長い宇宙開発の成果だ<ref name="47n" />」と述べた<ref name="47n" /><ref name="jiji" />。 JAXAは今後、[[w:日本|日本]]全国の専門家と協力して分析を進める方針で<ref name="47n" />、さらなる調査のためにサンプルの一部を海外の研究者に提供する可能性も示した<ref name="reu" />。 イトカワは約46億年前の[[w:太陽系|太陽系]]誕生時の姿を留めている天体とされ<ref name="47n" />、今後の研究で太陽系や地球の形成などの解明に役立てられることが期待されている<ref name="47n" /><ref name="jiji" /><ref name="reu" />。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == 本ニュースは「共同通信」「時事通信」および「ロイター」の以下の報道を情報源としている。 <references /> == 関連ニュース == * {{ウィキニュース|小惑星「イトカワ」の探査ロボット、着陸失敗か|2005年11月14日}} * {{ウィキニュース|探査機はやぶさ、小惑星「糸川」に着陸していた―データ解析で判明|2005年11月25日}} * {{ウィキニュース|探査機はやぶさ、小惑星「糸川」に再び着陸、岩石採取も成功|2005年11月26日}} * {{ウィキニュース|小惑星探査機はやぶさ、地球帰還にむけ準備開始|2006年12月3日}} * {{ウィキニュース|はやぶさ後継の小惑星探査計画、予算獲得をめざし宇宙開発委員会に報告|2006年12月4日}} * {{ウィキニュース|小惑星探査機はやぶさ、地球への帰還軌道へ|2010年3月31日}} * {{ウィキニュース|小惑星探査機はやぶさ、地球に帰還 回収カプセルがオーストラリアの砂漠に落下|2010年6月14日}} [[Category:日本]] [[Category:東京都]]<!--JAXA本社所在地--> [[Category:学術]] [[Category:宇宙]] [[Category:探査機はやぶさと小惑星糸川]] {{DEFAULTSORT:たんさきはやふさのかふせるないのひりゆうしかしようわくせいいとかわゆらいのものとかくにん しようわくせいからのさんふるかいしゆうはせかいはつ}} {{公開中}}

2010-11-28T04:15:21Z

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訃報 近藤崇晴氏 - 最高裁判事

【2010年11月23日】 最高裁判所判事の近藤崇晴(こんどう・たかはる)氏が11月21日午前10時7分、間質性肺炎のため東京都内の病院で死去した。66歳だった。 最高裁が11月22日に発表した。最高裁によると、任期中の最高裁判事が死去したのは昨年12月に死去した涌井紀夫氏以来であり、9人目となる。 東京都生まれ、東京大学法学部卒。1967年に司法修習生となり、1969年に判事補として裁判官任官。甲府地方裁判所・家庭裁判所所長や仙台高等裁判所長官などを経て、2007年5月から最高裁判事を務めていた。 最高裁判事としては、土地区画整理事業のどの段階から住民が行政訴訟で争うことができるのかという問題をめぐる第三小法廷裁判長を務めて問題を大法廷へ回付し、事業計画の決定時から提訴が可能であるとする判例変更(2008年)へ繋げた。今年1月には、病院が認知症患者の身体を拘束した行為を適法とした判決において裁判長を務めた。 本ニュースは「朝日新聞」および「共同通信」の以下の報道を情報源としている。

【2010年11月23日】 最高裁判所判事の近藤崇晴（こんどう・たかはる）氏が11月21日午前10時7分、間質性肺炎のため東京都内の病院で死去した。66歳だった。 最高裁が11月22日に発表した。最高裁によると、任期中の最高裁判事が死去したのは昨年12月に死去した涌井紀夫氏以来であり、9人目となる。 東京都生まれ、東京大学法学部卒。1967年に司法修習生となり、1969年に判事補として裁判官任官。甲府地方裁判所・家庭裁判所所長や仙台高等裁判所長官などを経て、2007年5月から最高裁判事を務めていた。 最高裁判事としては、土地区画整理事業のどの段階から住民が行政訴訟で争うことができるのかという問題をめぐる第三小法廷裁判長を務めて問題を大法廷へ回付し、事業計画の決定時から提訴が可能であるとする判例変更（2008年）へ繋げた。今年1月には、病院が認知症患者の身体を拘束した行為を適法とした判決において裁判長を務めた。

{{日付|2010年11月23日}} [[w:最高裁判所 (日本)|最高裁判所]][[w:判事|判事]]の[[w:近藤崇晴|近藤崇晴]]（こんどう・たかはる）氏が11月21日午前10時7分、[[w:間質性肺炎|間質性肺炎]]のため[[w:東京都|東京都]]<ref group="注釈">共同通信によると東京都[[w:目黒区|目黒区]]</ref>内の病院で死去した。66歳だった<ref name="asa">{{情報源・ウェブ|url=http://www.asahi.com/obituaries/update/1122/TKY201011220091.html|タイトル=最高裁の近藤崇晴判事が死去　６６歳|著者=asahi.com|発行者=朝日新聞社|日付=2010年11月22日}}</ref><ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112201000339.html|タイトル=近藤崇晴氏死去　最高裁判事|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年11月22日}}</ref>。 最高裁が11月22日に発表した<ref name="asa" />。最高裁によると、任期中の最高裁判事が死去したのは昨年12月<ref group="注釈">朝日新聞より</ref>に死去した[[w:涌井紀夫|涌井紀夫]]氏以来であり<ref name="asa" /><ref name="47n" />、9人目となる<ref name="47n" />。 東京都生まれ<ref name="asa" />、[[w:東京大学|東京大学]]法学部卒<ref name="47n" />。1967年に[[w:司法修習#司法修習生|司法修習生]]となり<ref name="asa" />、1969年に[[w:判事補|判事補]]として[[w:裁判官|裁判官]]任官<ref name="asa" /><ref name="47n" />。[[w:甲府地方裁判所|甲府地方裁判所]]・[[w:甲府家庭裁判所|家庭裁判所]]所長や[[w:仙台高等裁判所|仙台高等裁判所]]長官などを経て、2007年5月から最高裁判事を務めていた<ref name="asa" /><ref name="47n" />。 最高裁判事としては、[[w:土地区画整理事業|土地区画整理事業]]のどの段階から住民が[[w:行政訴訟|行政訴訟]]で争うことができるのかという問題をめぐる[[w:小法廷|第三小法廷]]裁判長を務めて問題を[[w:大法廷|大法廷]]へ回付し、事業計画の決定時から提訴が可能であるとする判例変更（2008年）へ繋げた<ref name="asa" />。今年1月には、病院が[[w:認知症|認知症]]患者の身体を拘束した行為を適法とした[[w:判決|判決]]において裁判長を務めた<ref name="47n" />。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == 本ニュースは「朝日新聞」および「共同通信」の以下の報道を情報源としている。 <references /> == 関連ニュース == * {{ウィキニュース|訃報 涌井紀夫氏 - 最高裁判事|2009年12月19日}} [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:社会]] [[Category:裁判]] [[Category:ひと]] [[Category:訃報|こんとう たかはる]] {{DEFAULTSORT:ふほう こんとう たかはるし さいこうさいはんし}} {{公開中}}

2010-11-27T14:20:08Z

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白鵬、史上5人目の5連覇達成

【2010年11月28日】 サンケイスポーツ・河北新報によると、11月28日大相撲九州場所・千秋楽において横綱白鵬が豊ノ島を下し、史上5人目の5場所連続優勝となった。サンケイスポーツによると、5場所連続優勝は過去に大鵬、北の湖、千代の富士、朝青龍が達成しており白鵬で5人目。 また河北新報によると、白鵬は今場所で双葉山がもつ69連勝に挑戦したものの破れ、連勝記録が63でストップ歴代2位となっていた。これに伴い、白鵬の今年の勝利数は86勝となり昨年打ち立てた年間勝利数の最多記録に並んだ。

【2010年11月28日】 サンケイスポーツ・河北新報によると、11月28日大相撲九州場所・千秋楽において横綱白鵬が豊ノ島を下し、史上5人目の5場所連続優勝となった。サンケイスポーツによると、5場所連続優勝は過去に大鵬、北の湖、千代の富士、朝青龍が達成しており白鵬で5人目。 また河北新報によると、白鵬は今場所で双葉山がもつ69連勝に挑戦したものの破れ、連勝記録が63でストップ歴代2位となっていた。これに伴い、白鵬の今年の勝利数は86勝となり昨年打ち立てた年間勝利数の最多記録に並んだ。

{{日付|2010年11月28日}} [[ファイル:Sumo May09 Hakuho.jpg|right|thumb|200px|白鵬（{{CC-by-3.0}}）]] サンケイスポーツ・河北新報によると、11月28日[[w:大相撲|大相撲]][[w:本場所|九州場所]]・[[w:千秋楽|千秋楽]]において横綱[[w:白鵬翔|白鵬]]が[[w:豊ノ島大樹|豊ノ島]]を下し、史上5人目の5場所連続優勝となった。サンケイスポーツによると、5場所連続優勝は過去に[[w:大鵬幸喜|大鵬]]、[[w:北の湖敏満|北の湖]]、[[w:千代の富士貢|千代の富士]]、[[w:朝青龍明徳|朝青龍]]が達成しており白鵬で5人目。 また河北新報によると、白鵬は今場所で[[w:双葉山定次|双葉山]]がもつ69連勝に挑戦したものの破れ、連勝記録が63でストップ歴代2位となっていた。これに伴い、白鵬の今年の勝利数は86勝となり昨年打ち立てた年間勝利数の最多記録に並んだ。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.sanspo.com/sports/news/101128/spf1011281753004-n1.htm |タイトル=白鵬１７度目Ｖ！史上５人目の５連覇達成／九州場所 |著者= |発行者=SANSPO.COM |日付=2010年11月28日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/2010112801000383.htm |タイトル=白鵬、初の５連覇達成　豊ノ島との優勝決定戦制す |著者= |発行者=河北新報 |日付=2010年11月28日}} [[Category:日本]] [[Category:スポーツ]] [[Category:大相撲]] {{DEFAULTSORT:はくほうししようこにんめのこれんはたつせい}} {{公開中}}

2010-12-07T05:46:41Z

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東北新幹線列車がドアを開けず東京駅を出発 乗客200人が置き去り

【2010年12月5日】 12月4日午後5時35分頃(UTC+9)、東京都千代田区のJR東日本・東京駅で、東北新幹線東京発仙台行き「やまびこ147号」がドアを開けず、乗車予定だった約200人の乗客をホームに置き去りにして発車した。ホームにいた駅員が発車直後に気づいたため、147号は次の停車駅の上野駅で待機し、乗客は後続の列車で上野駅へ向かって同列車に乗り換えた。 JR東日本によると、東北新幹線は強風の影響でダイヤが乱れていた。147号には上り列車に乗務していた車掌が東京駅到着後に乗務する予定であったが、上り列車が遅延したために別の車掌の手配を行っていたという。147号の運転士は、ドアの開閉操作を行う車掌の乗車を確認せず、車掌が乗っていないことに気づかないまま発車したと見られている。同社では「聞いたことのないミス」と謝罪した。 147号は強風の影響により東京駅を54分遅れで発車しており、上野駅での待機によりさらに31分の遅れが生じ、上野駅を1時間25分遅れで発車した。 本ニュースは「時事通信」および「共同通信」の以下の報道を情報源としている。

【2010年12月5日】 12月4日午後5時35分頃（UTC+9）、東京都千代田区のJR東日本・東京駅で、東北新幹線東京発仙台行き「やまびこ147号」がドアを開けず、乗車予定だった約200人の乗客をホームに置き去りにして発車した。ホームにいた駅員が発車直後に気づいたため、147号は次の停車駅の上野駅で待機し、乗客は後続の列車で上野駅へ向かって同列車に乗り換えた。 JR東日本によると、東北新幹線は強風の影響でダイヤが乱れていた。147号には上り列車に乗務していた車掌が東京駅到着後に乗務する予定であったが、上り列車が遅延したために別の車掌の手配を行っていたという。147号の運転士は、ドアの開閉操作を行う車掌の乗車を確認せず、車掌が乗っていないことに気づかないまま発車したと見られている。同社では「聞いたことのないミス」と謝罪した。 147号は強風の影響により東京駅を54分遅れで発車しており、上野駅での待機によりさらに31分の遅れが生じ、上野駅を1時間25分遅れで発車した。

{{日付|2010年12月5日}} [[ファイル:Tokyo station01 2006.jpg|right|thumb|250px|東京駅（{{CC-by-sa-3.0}}）]] [[ファイル:Ueno Station Main Building.jpg|right|thumb|250px|上野駅（{{CC-by-3.0}}）]] {{2010鉄道関連ニュース}} 12月4日午後5時35分頃（{{UTC|+9}}）、[[w:東京都|東京都]][[w:千代田区|千代田区]]の<ref group="注釈">時事通信より</ref>[[w:東日本旅客鉄道|JR東日本]]・[[w:東京駅|東京駅]]で、[[w:東北新幹線|東北新幹線]]東京発[[w:仙台駅|仙台]]行き「[[w:やまびこ (列車)|やまびこ]]147号」がドアを開けず、乗車予定だった約200人の乗客を[[w:プラットホーム|ホーム]]に置き去りにして発車した<ref name="jiji">{{情報源・ウェブ|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010120500005|タイトル=乗客ゼロで新幹線出発＝東京駅、確認せず２００人置き去り|著者=時事ドットコム|発行者=時事通信社|日付=2010年12月5日}}</ref><ref name="47n">{{情報源・ウェブ|url=http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120401000616.html|タイトル=東京駅に２００人置き去り　車掌遅れ、ドア開かず|著者=[[w:47NEWS|47NEWS]]|発行者=共同通信社|日付=2010年12月5日}}</ref>。ホームにいた駅員が発車直後に気づいたため、147号は次の停車駅の[[w:上野駅|上野駅]]で待機し、乗客は後続の列車で上野駅へ向かって同列車に乗り換えた<ref name="jiji" /><ref name="47n" />。 JR東日本によると、東北新幹線は強風の影響で[[w:ダイヤグラム|ダイヤ]]が乱れていた<ref name="jiji" /><ref name="47n" />。147号には上り列車に乗務していた[[w:車掌|車掌]]が東京駅到着後に乗務する予定であったが、上り列車が遅延したために別の車掌の手配を行っていたという<ref name="47n" />。147号の[[w:運転士|運転士]]は、ドアの開閉操作を行う車掌の乗車を確認せず<ref name="jiji" />、車掌が乗っていないことに気づかないまま発車したと見られている<ref name="47n" />。同社では「聞いたことのないミス」と謝罪した<ref name="jiji" />。 147号は強風の影響により東京駅を54分遅れで発車しており<ref name="jiji" /><ref name="47n" />、上野駅での待機によりさらに31分の遅れが生じ<ref name="jiji" />、上野駅を1時間25分遅れで発車した<ref name="47n" />。 == 注釈 == <references group="注釈"/> == 情報源 == 本ニュースは「時事通信」および「共同通信」の以下の報道を情報源としている。 <references /> [[Category:日本]] [[Category:東京都]] [[Category:社会]] [[Category:事件]] [[Category:JR東日本]] {{DEFAULTSORT:とうほくしんかんせんれつしやかとあをあけすとうきようえきをしゆつはつ しようきやく200にんかおきさり}} {{公開中}}

2015-06-14T13:43:39Z

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阿久根市・竹原市長失職決定 住民投票でリコール

【2010年12月6日】 テレビ朝日によると、鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の市政運営に反発する市民が行ったリコールについての住民投票が行われ、リコールの賛成票が過半数を超えたため竹原氏の市長失職が決まった。 西日本新聞によると、竹原氏は2008年に市長選挙で当選したが、議会多数派と対立。一度2009年に不信任決議を受けて失職するも、5月に行われた出直し市長選挙で再選。しかし2010年に入り、定例議会の出席を拒んで、議会との対立が深まり、4月から7月にかけて職員のボーナス半減や副市長選任などの専決処分を繰り返し、議会召集を求める鹿児島県からの是正勧告を無視するなどしていた。このことからリコール委員会が、「三権分立や議会制民主主義を完全に否定する独裁で、市長の資質に欠ける」として、有権者の半数以上から署名を集めてリコール請求を行い、今回の住民投票となった。 住民投票は12月5日に開催され、投票率75.63%、有効投票数14688票。賛成が7543票、反対が7145票の賛成過半数で竹原氏のリコールが成立し、地方自治法により即日失職が決定した。テレ朝によると、今後50日以内に出直し市長選挙が行われる予定で、その選挙に竹原氏のほかリコール委員会からの候補者擁立が予定され、激しい選挙戦が予想される。 毎日新聞によると、リコール委員会の川原慎一委員長は「これからは政策面をはっきりと打ち出して訴える。気を引き締めて努力しないと勝てない」と市長選挙へ向けての抱負を述べ、同委員会の西平良将幹事を市長選挙に擁立することを話している。一方竹原氏は「市民が市政に関心を持つことはよいこと」と平静を装ったが、リコール成立が決まると「残念さはない。市民が学ぶ貴重な機会だった。接戦だったことは非常によかった。市民が1票の重さを理解したと思う」と話している。また竹原氏派の議会議員が解散請求を起こしており、阿久根市の混乱は続いている。

【2010年12月6日】 テレビ朝日によると、鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の市政運営に反発する市民が行ったリコールについての住民投票が行われ、リコールの賛成票が過半数を超えたため竹原氏の市長失職が決まった。 西日本新聞によると、竹原氏は2008年に市長選挙で当選したが、議会多数派と対立。一度2009年に不信任決議を受けて失職するも、5月に行われた出直し市長選挙で再選。しかし2010年に入り、定例議会の出席を拒んで、議会との対立が深まり、4月から7月にかけて職員のボーナス半減や副市長選任などの専決処分を繰り返し、議会召集を求める鹿児島県からの是正勧告を無視するなどしていた。このことからリコール委員会が、「三権分立や議会制民主主義を完全に否定する独裁で、市長の資質に欠ける」として、有権者の半数以上から署名を集めてリコール請求を行い、今回の住民投票となった。 住民投票は12月5日に開催され、投票率75.63%、有効投票数14688票。賛成が7543票、反対が7145票の賛成過半数で竹原氏のリコールが成立し、地方自治法により即日失職が決定した。テレ朝によると、今後50日以内に出直し市長選挙が行われる予定で、その選挙に竹原氏のほかリコール委員会からの候補者擁立が予定され、激しい選挙戦が予想される。 毎日新聞によると、リコール委員会の川原慎一委員長は「これからは政策面をはっきりと打ち出して訴える。気を引き締めて努力しないと勝てない」と市長選挙へ向けての抱負を述べ、同委員会の西平良将幹事を市長選挙に擁立することを話している。一方竹原氏は「市民が市政に関心を持つことはよいこと」と平静を装ったが、リコール成立が決まると「残念さはない。市民が学ぶ貴重な機会だった。接戦だったことは非常によかった。市民が1票の重さを理解したと思う」と話している。また竹原氏派の議会議員が解散請求を起こしており、阿久根市の混乱は続いている。

{{2011年統一地方選挙}} {{日付|2010年12月6日}} [[w:テレビ朝日|テレビ朝日]]によると、[[w:鹿児島県|鹿児島県]][[w:阿久根市|阿久根市]]の[[w:竹原信一|竹原信一]][[w:市町村長|市長]]の市政運営に反発する市民が行った[[w:リコール (地方公共団体)|リコール]]についての[[w:住民投票|住民投票]]が行われ、リコールの賛成票が過半数を超えたため竹原氏の市長失職が決まった。 [[w:西日本新聞|西日本新聞]]によると、竹原氏は[[w:2008年|2008年]]に市長[[w:選挙|選挙]]で当選したが、議会多数派と対立。一度[[w:2009年|2009年]]に[[w:不信任決議|不信任決議]]を受けて失職するも、[[w:5月|5月]]に行われた出直し市長選挙で再選。しかし[[w:2010年|2010年]]に入り、定例[[w:日本の地方議会|議会]]の出席を拒んで、議会との対立が深まり、[[w:4月|4月]]から[[w:7月|7月]]にかけて職員の[[w:賞与|ボーナス]]半減や副市長選任などの[[w:専決処分|専決処分]]を繰り返し、議会召集を求める鹿児島県からの是正勧告を無視するなどしていた。このことからリコール委員会が、「[[w:権力分立|三権分立]]や[[w:間接民主制|議会制民主主義]]を完全に否定する[[w:独裁政治|独裁]]で、市長の資質に欠ける」として、[[w:有権者|有権者]]の半数以上から署名を集めてリコール請求を行い、今回の住民投票となった。 <!--【上文と情報源が同じため消した方がいいかも】 西日本新聞によると、 -->住民投票は[[w:12月5日|12月5日]]に開催され、投票率75.63%、有効投票数14688票。賛成が7543票、反対が7145票の賛成過半数で竹原氏のリコールが成立し、[[w:地方自治法|地方自治法]]により即日失職が決定した。テレ朝によると、今後50日以内に出直し市長選挙が行われる予定で、その選挙に竹原氏のほかリコール委員会からの候補者擁立が予定され、激しい選挙戦が予想される。 [[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、リコール委員会の川原慎一委員長は「これからは政策面をはっきりと打ち出して訴える。気を引き締めて努力しないと勝てない」と市長選挙へ向けての抱負を述べ、同委員会の西平良将幹事を市長選挙に擁立することを話している。一方竹原氏は「市民が市政に関心を持つことはよいこと」と平静を装ったが、リコール成立が決まると「残念さはない。市民が学ぶ貴重な機会だった。接戦だったことは非常によかった。市民が1票の重さを理解したと思う」と話している。また竹原氏派の議会議員が解散請求を起こしており、阿久根市の混乱は続いている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:r_DmW8v25xUJ:webnews.asahi.co.jp/ann_g_201206000.html |タイトル=鹿児島・阿久根市長が失職　投票でリコール成立 |著者=テレ朝NEWS |発行者=テレビ朝日 |日付=2010年12月6日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/213936 |タイトル=竹原・阿久根市長が失職　小差、リコール成立　出直し選出馬表明 |著者= |発行者=西日本新聞 |日付=2010年12月6日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101206ddm041010160000c.html |タイトル=鹿児島・阿久根市：市長解職　市政正常化へ一歩　小差、出直し選波乱含み |著者=毎日jp　村尾哲他記者5名 |発行者=毎日新聞 |日付=2010年12月6日}} [[Category:日本]] [[Category:鹿児島県]] [[Category:政治]] [[Category:社会]] [[Category:ひと]] [[Category:人事]] {{DEFAULTSORT:あくねし・たけはらししつしよくけつてい しゆうみんとうひようてりこーる}} {{公開中}} <!-- 記事が書きあがった時点で{{査読中}}に書き換えます。 自分で書いた項目は{{公開中}}には換えないでください。 査読中のものに新たに資料を付け加えた場合、大幅な加筆をした場合も同様です。 公開前になるべく多くの投稿者に目を通してもらうようにしましょう。 -->

2011-02-16T10:24:26Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E9%98%BF%E4%B9%85%E6%A0%B9%E5%B8%82%E3%83%BB%E7%AB%B9%E5%8E%9F%E5%B8%82%E9%95%B7%E5%A4%B1%E8%81%B7%E6%B1%BA%E5%AE%9A_%E4%BD%8F%E6%B0%91%E6%8A%95%E7%A5%A8%E3%81%A7%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB

毎日放送『くらべるくらべらー』収録中、小3男児が骨折

【2010年12月6日】 読売新聞・毎日新聞によると、毎日放送(大阪市北区)は、同社制作のバラエティ番組・『くらべるくらべらー』(水曜午後9時、系列28局ネット)の企画・『Jリーグの選手と子ども100人が試合をしたらどんなスコアになるのか』の収録中、小学3年生の男子児童(9歳)が、全治3カ月の左肘骨折のけがをする事故があったと、12月6日(UTC+9)に発表した。 毎日新聞によると、この企画の収録は、5日に堺市内のグラウンドで行われ、セレッソ大阪の選手11人と、セレッソ大阪サッカースクールなどに通う小3・小4の児童100人が参加した。収録中、セレッソ側のゴール前に児童が殺到、その際、転んだ男子児童が他の児童に左腕を踏まれた模様である。 読売新聞が同社広報部の話として伝えたところによると、「男児と家族に心からお詫びすると共に、今後は一層安全に配慮したい」としている。同社は、2011年1月26日に予定していた当企画の放送については、検討するとしている。

【2010年12月6日】 読売新聞・毎日新聞によると、毎日放送（大阪市北区）は、同社制作のバラエティ番組・『くらべるくらべらー』（水曜午後9時、系列28局ネット）の企画・『Jリーグの選手と子ども100人が試合をしたらどんなスコアになるのか』の収録中、小学3年生の男子児童（9歳）が、全治3カ月の左肘骨折のけがをする事故があったと、12月6日（UTC+9）に発表した。 毎日新聞によると、この企画の収録は、5日に堺市内のグラウンドで行われ、セレッソ大阪の選手11人と、セレッソ大阪サッカースクールなどに通う小3・小4の児童100人が参加した。収録中、セレッソ側のゴール前に児童が殺到、その際、転んだ男子児童が他の児童に左腕を踏まれた模様である。 読売新聞が同社広報部の話として伝えたところによると、「男児と家族に心からお詫びすると共に、今後は一層安全に配慮したい」としている。同社は、2011年1月26日に予定していた当企画の放送については、検討するとしている。

{{日付|2010年12月6日}} {{Wikipediapar|毎日放送}} {{Wikipediapar|くらべるくらべらー}} [[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、[[w:毎日放送テレビ|毎日放送]]（[[w:大阪市|大阪市]][[w:北区 (大阪市)|北区]]）は、同社制作の[[w:バラエティ番組|バラエティ番組]]・『[[w:くらべるくらべらー|くらべるくらべらー]]』（[[w:水曜日|水曜]]午後9時、系列28局[[w:ネットワーク (放送)|ネット]]）の企画・『[[w:日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]の選手と子ども100人が試合をしたらどんなスコアになるのか』の収録中、[[w:小学校|小学]]3年生の男子[[w:児童|児童]]（9歳）が、全治3カ月の左[[w:肘|肘]][[w:骨折|骨折]]のけがをする事故があったと、[[w:12月6日|12月6日]]（{{UTC|+9}}）に発表した。 毎日新聞によると、この企画の収録は、5日に[[w:堺市|堺市]]内の[[w:競技場|グラウンド]]で行われ、[[w:セレッソ大阪|セレッソ大阪]]の選手11人と、セレッソ大阪サッカースクールなどに通う小3・小4の児童100人が参加した。収録中、セレッソ側の[[w:ゴール (スポーツ)|ゴール]]前に児童が殺到、その際、転んだ男子児童が他の児童に左腕を踏まれた模様である。 読売新聞が同社広報部の話として伝えたところによると、「男児と家族に心からお詫びすると共に、今後は一層安全に配慮したい」としている。同社は、[[w:2011年|2011年]][[w:1月26日|1月26日]]に予定していた当企画の放送については、検討するとしている。 == 情報源 == *{{情報源・ウェブ |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101206-OYT1T01022.htm |タイトル=毎日放送で収録中、小3男児が左腕踏まれ骨折 |著者=YOMIURI ONLINE |発行者=読売新聞社 |日付=2010年12月6日}} *{{情報源・ウェブ |url=http://mainichi.jp/select/today/news/20101207k0000m040050000c.html |タイトル=MBS：バラエティー番組収録中、小3男児が骨折 |著者=毎日jp |発行者=毎日新聞社 |日付=2010年12月6日}} [[Category:日本]] [[Category:大阪府]] [[Category:社会]] [[Category:事故]] [[Category:文化]] [[Category:放送]] {{DEFAULTSORT:まいにちほうそうくらへるくらへらしゆうろくちゆうしよう3たんしかこつせつ}} {{公開中}}

2010-12-14T05:35:44Z

https://ja.wikinews.org/wiki/%E6%AF%8E%E6%97%A5%E6%94%BE%E9%80%81%E3%80%8E%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%B9%E3%82%8B%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%B9%E3%82%89%E3%83%BC%E3%80%8F%E5%8F%8E%E9%8C%B2%E4%B8%AD%E3%80%81%E5%B0%8F3%E7%94%B7%E5%85%90%E3%81%8C%E9%AA%A8%E6%8A%98