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スイスはリビアとの申し合わせに合意し、同国に足止めされている2人のスイス人は間もなく帰国できると期待されたが、その望みは当面の間断たれた。このコンテンツは 2009/08/28 09:26
連邦財務省 ( EFD/DFF ) は8月27日深夜、リビアに送られた連邦大臣専用機は2人を乗せないままスイスに戻ったと発表した。しかし、帰還のための準備は今後も続けられるという。
帰国のめどは立たず
スイスの連邦大臣専用機「ファルコン」は27日夜、トリポリからスイスに戻った。しかし、同機に乗っていたのはスイスの派遣団のみで、1年以上前からリビアに足止めされているスイス人ビジネスマン2人の姿はなかった。連邦財務省によると、2人は依然としてトリポリにいるという。
「ファルコン」は8月25日にリビアに送られ、同日午後からトリポリの軍用飛行場で待機を続けていた。連邦財務省は、同機は別の理由でリビアに送られたと発表している。
400日間以上にわたってトリポリに拘束されている2人のスイス人ビジネスマンの先行きはまだ不透明なままだ。2人は2008年7月19日、入国および滞在規定に反したという理由でリビアで逮捕された。その後、釈放されたものの出国を認められず、トリポリに足止めされている。
これは、ジュネーブ州警察が、使用人に対する傷害罪でムアンマル・カダフィ大佐の息子ハニバル・カダフィ氏とその妻の身柄を一時拘束したことに関係している。訴訟手続きは同年9月初旬に取り下げられたが、リビア政府はスイス人ビジネスマン逮捕のほか、スイスへの石油輸出停止やスイスの預金口座の解約など、スイスに対して大きな圧力をかけ続けている。
外交が膠着 ( こうちゃく ) した中、ハンス・ルドルフ・メルツ連邦大統領は8月20日トリポリに飛び、外交危機に終止符を打つ協定に署名した後、2人のリビア出国は間近だと発表した。メルツ連邦大統領はハニバル・カダフィ氏の逮捕に関し、ジュネーブ当局の「不当」で「不必要」な処置について公式に謝罪した。また申し合わせにより、スイスは国際仲裁裁判所にこの事件の解明を依頼する義務を負った。
swissinfo.ch、外電
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