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ドイツ人画家ゲルハルト・リヒターの作品は、そのテーマにおいても作風においても多彩だ。
現在バーゼルのバイエラー財団美術館で開催中の「リヒター展（５月１８日～９月７日）」はスイスで行われるものとしては最大級で、まだ公開されていない最近の作品も含め、リヒターの主な時代の作品を一堂に展示する。
過去６０年のキャリアで、リヒターは写真をもとにしたハイパーリアリズム的な作品から抽象的な作品まで幅広く制作した。また、この抽象的作品群でも、特色ある色彩からモノクロームまでと多様性に富んでいる。
リヒターにとって建築的な文脈はとても重要だ。「僕の作品が環境の一部になったり建築的になったら、これほどうれしいことはない。これは僕の夢だ」と話している。
今までに開催された「リヒター展」の数は、存命中の作家のものとしては最高を記録している（１２５６回）。この記録をさらに更新する同展は、スイスの有名なキュレーター、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト氏とリヒター自身が一緒に企画したものだ（swissinfo.ch）。