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ウルフドッグの国内生存確認 射殺後の遺伝子検査で
スイス東部のライン渓谷で3月に射殺された野生動物が、オオカミと犬が交配したウルフドッグであったことが遺伝子調査で分かった。オオカミの交雑種が確認されたのは、スイスでは初めて。当局は生態系への影響を注視している。
管轄するグラウビュンデン州狩猟・漁業局の13日の発表によると、遺伝子調査はローザンヌの保全生物学研究所およびドイツ・ゲルンハウゼンのゼンケンベルク野生動物遺伝学センターが行った。殺された個体は第2世代の戻し交配だったという。
同ウルフドッグは射殺前、明るい毛色が特徴的で注目を集めていた。北イタリアとスイス南部ティチーノ州を経由し、グラウビュンデン州に移動してきたと考えられている。親のオオカミはイタリア・アルプス山脈に生息していたとされるが、正確な場所は明らかになっていない。
昨年末、グラウビュンデン州当局にイタリア・ドモドッソラ近辺でベージュの毛色をしたウルフドッグを目撃したとの通報があった。翌年1月にはドモドッソラとティチーノ州で、3月にはグラウビュンデン州クールのライン渓谷でも、ウルフドッグらしき動物の目撃情報が複数あった。
長期的な悪影響
同州狩猟・漁業局は、オオカミの個体数に長期的な悪影響を及ぼす可能性があるとの考えから、「生物種を保護するためには、雑種の動物が繁殖できないように射殺することが重要だ」との見解を示した。
連邦狩猟法では、交雑種と疑われる動物は州当局が射殺すると定められている。
3月に射殺された動物は、オオカミと犬の交雑種で、スイス国内で確認されたのは初めて。同州当局によると、他の交雑種は確認されていない。
スイス南部ヴァレー（ヴァリス）州でも1月末、毛色の濃さと大きさからオオカミの交配種と思われる動物が射殺されたが、遺伝子調査の結果、オオカミであることが判明した。
（英語からの翻訳・大野瑠衣子）
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