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1970年からスイスの気温は10年間ごとに0.57度上昇した。スイスの気温上昇率は、北半球のどの国より大きかった。このコンテンツは 2007/07/08 07:01
連邦森林・雪・風土局 ( wsl ) の調査によると、スイスの気温の上昇は、海から遠いことと地球の北に位置していることが関係しているという。
このほど報告された調査によると、20世紀に入ってスイスの気温は大幅に上昇した。調査を担当したマルティン・レベテ氏は、スイスがより暑くなっている理由として、まず、暑さを吸収してくれる海から比較的遠いことを挙げた。また、スイスは地球の北に位置しているが、一般に北のほうが南より気温の上昇率が高いことも理由だという。
氷河の縮小
スイスのようなアルプスを抱える国々が、特に気温上昇率が高いことも指摘される。過去30年でみると、春と秋の気温の上昇率が特に高く、0.8度以上上がった。
背景にあるのは1980年代から氷河が急速に縮小したことと、春に植物が早く芽を出すようになったことだという。スイスにおける過去30年間の気温の上昇は、標高でみると300メートルの差異に相当する。
気温の上昇により、風土、観光、エネルギーの消費量、永久凍土などへの影響のほか、人間の健康や自然災害などによる市民の安全にも大きな影響が懸念されると報告書は指摘している。
swissinfo、外電 佐藤夕美 ( さとう ゆうみ )
スイスの気候政策
スイス国民にとって、地球の環境は非常に重要な問題。生活の安全や失業の心配よりも関心度が高いという調査報告もある。
スイス政府も環境問題には積極的に取り組んでいる。スイスは京都議定書の目標、1990年を基準として2012年までに、二酸化炭素排出量を8%減らすこと目指している。
2000年に発効した二酸化炭素法では、2010年までに二酸化炭素排出量を1990年のそれより10%減らすことを義務付けたもの。市民の自主的な対応策だけでは目標に達することができないと判断されれば、2008年から二酸化炭素排出税が導入されることになる。
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