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スイス連邦観光局の統計によると、今年の5月は前年比で40％も日本人観光客が減った。登山鉄道が出発するグリンデルワルトの日本語観光案内所では今年になって団体旅行が大幅に減っているとしており、スイスでは多くの零細企業（ホテル､土産屋、レストランなど）が影響を受け始めている。
日本人の客足が離れた最大の原因は新型肺炎＝SARS。日本人が海外旅行そのものをしなくなり、JALの東京—チューリヒ直行便が3ヶ月間停止されたことが大きいとスイスに支店を置く多くの旅行会社が分析している。
日本人観光客の激減
新型肺炎の影響で、今年前半の観光客は全方面で減っており「この時期、成田空港に行きたくないといったお客さんが多かった」とクリエーティブツアーズのジュネーブ支店のマネージャー、小野修一氏は説明する。毎年､スイス観光のピークは6月下旬から7月いっぱい。ここに来て､回復の兆候は見られるもの6月はおよそ20％減だったという。ミキ・トラベルのジュネーブ営業所長の石橋正秀氏は今年の日本からの旅行者数は前年度と比較して､4月は40％減り､5月と6月は50％、7月も40％減ぐらいだという。同氏は「パッケージツアーを組むには週４往復が必要なのに、SARSの影響でフライトの数を減らしたことが一番の打撃的だった」と語る。
回復見通しは
今年後半には徐々に回復するとの見通しを各旅行会社は示しているが､減便されたフライトが通常に戻るのは来年の4月以降だという。日本航空（JAL）は5月から6月までの2ヶ月間、それまで毎日運航していた東京—チューリヒ間の直通便を停止した。JALのチューリヒ営業所によると、7月からは週7便、毎日の直行便を再開した。
日本人のスイス旅行
観光局の統計によると日本人がスイスで一番好む観光地のトップはツェルマット、グリンデルワルト、インターラーケンでその次にジュネーブ、チューリヒとなっている。（2002年統計）日本でのスイス人気を「熟年層から年配のお客様が多く、山を観るのとハイキングが目的だ」と小野修一氏。「きれいで安全だから家族が安心する」という理由も大きいと石橋正秀氏。年配層はお金持ちが多いのでスイスの物価が高いというのは余り関係ないとみている。
氷河鉄道をRhB鉄道と共に運営するMatterhorn-Gotthar-Bahn社のヘルムット・ビナー氏は2002年の観光客､約200万人のうち日本人は25％から35％だったが､今年の6月は普段より20％から30％減ったという。スイスに来る海外からの観光客を国籍別にみると、ドイツ､米国、英国、仏、フランスに続いて6位が日本で、西欧諸国以外では飛び抜けて多い。
訂正： JALに関する情報で「ジュネーブ営業所」を「チューリヒ営業所」に、「3月終わりから6月まで」を「5月と6月」に、「7月からは週2便のペースで再開」を「7月からは週7便、毎日の直行便を再開」に変更させて頂きました。
スイス国際放送、屋山明乃