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「ラクレット」はチーズの種類か、それともチーズの食べ方か。スイス南部のヴァレー地方で生まれた郷土料理をめぐる争いに、連邦最高裁判所が終止符を打った。このコンテンツは 2007/11/07 10:08
最高裁は、「ラクレットはチーズを溶かして食べる料理の仕方を指す。この名称が使用チーズそのものにも使われるようになったのは1970年代の初めから半ばにかけてのことで比較的新しく、原産地統制呼称 ( AOC ) は適用できない」と判断した。
2001年から続く争い
6年前、連邦経済省農業局 ( BLW/OFAG ) はヴァレー産のラクレットチーズをAOCに登録することを決定した。つまり、「ラクレット」という名称は、スイスのヴァレー地方で製造されたチーズにしか使用してはならないことになったのである。
ところが、この決定にスイスの残りの地方が猛反対し、連邦経済省 ( EVD/DFE ) の抗告委員会に申し立てを行った。2006年7月、同委員会は「ラクレットは料理の仕方であり、それを保護することはできない」としてこの異議を認める。それに対し、今度はヴァレー州の牛乳協会が連邦最高裁判所に上訴、今回の判決となった。
「ヴァレーラクレット」
AOCを取り消されてしまった同協会は、「『ラクレット』という名称を保護するのはヴァレー地域に限らずスイスのためでもある。その無二のチャンスを無駄にした」と無念そうだ。
しかし、実りがなかったわけでもない。「ヴァレーラクレット」という名称がAOCとして認められ、少なくともヴァレー地方で生産された伝統的なラクレットチーズとほかの地域で生産されたチーズを区別することは可能となった。
swissinfo、外電
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