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チューリッヒ大学の研究者らがネアンデルタール人の化石を元にして作り上げたコンピューターグラフィックの示すところによると、ネアンデルタ−ル人と初期の人類は別の種のもので交配もしていないという。このコンテンツは 2001/08/02 09:46
原人より新しい「旧人」と称されるネアンデルタール人は、約１２万５０００年前から４万年前まで欧州、北アフリカ、アジアの旧大陸に棲息していた。チューリッヒ大学の神経生物学者クリストフ・ゾリコファーさんと文化人類学者でコンピューターサイエンティストのマルシア・ポンスドレオンさんは、ネアンデルタール人の化石１６個からバーチャルリアリティーモデルを作製したところ、その頭蓋骨のイメージはネアンデルタール人の頭蓋骨は幼少期に確立されたもので人類のように成長と共に徐々に発育したものではないことを示した。ゾリコファーさんによると、これはネアンデルタール人と人類は同時期に存在したが交配はしなかったことを意味する。おそらく不慮の交配はあったかもしれないが、大規模な遺伝子交配が行われる程ではなかったと、ゾリコファーさんは言う。
科学誌「ネイチャー」に掲載された研究報告によると、ネアンデルタール人の頭蓋骨と顔の特徴は２才までに確立されたものだ。ゾリコファーさんらの研究結果は、ネアンデルタ−ル人は現代人の祖先としては遺伝的に違い過ぎるというかねてからの説を裏付けるものとなった。ゾリコファーさんは、「遺伝子データから、ネアンデルタール人と現代人は、少なくとも５０万年前には２つの異なった種として確立していたと思われる。」という。
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