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連邦国民議会は3月16日、全州議会に続き、軍隊で使用する武器はこれまでどおり家庭に保管すると決定し、武器は一貫して軍の兵器庫に保管することを要求したイニシアチブを支持しないと決定した。
軍隊で使う武器を使った自殺や事故が多発する中、今期の連邦議会ではこの問題が緊急課題として審議された。
伝統が勝つ
軍隊で使われる武器は家庭では保管せず、まとめて軍隊の兵器庫に保管するよう要求したイニシアチブは、社会民主党 ( SP/PS ) の国民議会議員、シャンタル・ガラデ氏が中心になって発足された。また、チューリヒの洋裁デザイン学校も同様の陳情を議会に提出していた。
ガラデ氏は武器の家庭保管を「美化されたノスタルジー」であると表現し、国民皆兵制のスイスで個人が武器を所持することは国民への信頼を象徴するものだと主張する議員に対し「国家の安全のためにはならない。武器が家庭にあることは安全を脅かすものだ」と訴えた。
議会では両者の白熱する意見が交わされたが、結局イニシアチブは99票対82票で、陳情も109票対74票でそれぞれ否決された。一方、連邦内閣の意向とは反対に、連邦による武器所有者名簿の作成案は92票対90票で承認。紛失や盗難にあった軍隊の武器についての報告書作成も179票対7票で承認された。
swissinfo、外電