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2月から3月にかけて、何者かに誘拐された32人の欧州旅行者のうち、第一グループの１7人が詳細不明ながら13日、アルジェリア軍に救出された。このコンテンツは 2003/05/26 22:40
しかし、スイス人４名を含めた残りの１５人の行方は未だに不明で、混乱したリポートが相次いでいる。
第一グループを巡る解放の謎
1３日、アルジェリア軍はタマンラセット地方で誘拐された32人の観光客のうち、17人（ドイツ人6名、オーストリア人10名、スエーデン人1名）を救助したと発表した。アルジェリア軍によると観光客は米国やアルジェリア政府がアルカイダ組織と関連があると見ているイスラム原理主義の「サラフィスト・グループ」（GSPC）により拘留されていたと伝えている。アルジェリア紙エルワタンによると誘拐された観光客は二つのグループに分けられており、アルジェリア軍の突撃部隊の襲撃で第一グループが解放され、9人の誘拐犯が死亡したと伝えた。また、同紙は残りの第二グループはアルジェから１５００キロ南東に位置する、イリジの北の険しい隠れ場所に拘束されているので救助は難航するだろうと分析している。
この解放についての詳細は、残りの拘束されている観光客の安全を考えて公表されていない。しかし、スイス政府はこの第一部グループ解放自体がオーストリアのメディアで公表されたことに対して「全員が無事に戻るまで発表しないとの約束が破られた」と怒っているとスイステレビは伝える。突撃部隊が襲撃の際に9人の誘拐犯が死亡したことから、復讐を恐れる声が多くなっている。
誘拐された旅行者の証言
人質だった観光客の帰国後のドイツテレビでの証言によると、誘拐犯は原理主義のテログループではないという。ハラルド・ガレ氏は「誘拐された2日目から、彼らと話して自分達の命に危険はないと判った」と語り、「彼らは僕達を通して自国政府に抗議したかったのだ」と説明。これはドイツ中東専門家のイスラム穏健派の独立集団だという見方と一致する。スイス紙トリビューン・ド･ジュネーブは解放されたオーストリア人が「隠れ場から撃ち合いが1時間ぐらい続いたのを聞いた」と語ったことを伝えているが、撃ち合いも、死体も目撃をしていないのは不思議だ。何故、観光客を人質に取らなかったのかといったことなどを考えるとアルジェリア政府がこのグループと交渉した末の「無暴力の開放」ではなかったのかと分析する（20日付け）。欧州政府の圧力でアルジェリア政府は観光客の無事と引き換えに誘拐犯の命は助けるといった交渉を史上初めて行ったのでなければ、第2グループが殺されていないのが不思議だとしている。
残りの観光客の行方は？
依然として、イリジ地方での拘留が推定される行方不明のスイス人4名、ドイツ人10名とオランダ人１名に関して、世界中のメディアで混乱した情報が飛び交っている。アルジェリアの日刊紙エルユム（El-Youm）は１９日、「１８日の午後にアルジェリア軍によって救助」と報道し、ドイツテレビN-TVも１９日、「失踪者は解放され、アルジェへ向かっている」との情報を伝えたが、国営アルジェリア通信（APS）によるとアルジェリア軍はこれを公式否定した。アルジェリアの仏語日刊紙オランは「メディアの解放に関する情報のせいで失敗した」と分析している（２２日付け）。同日、スイス、ドイツ両政府も一切情報が入っていないと語ったとスイス紙ルタンは伝えている。また、スイス通信（ATS）はこのような情報を流したのはアルジェリア政府の政治的工作であるとのアルジェリア専門家の見方をも報告している。
スイス国際放送、A.Y.
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