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スイス南部・ヴァレー（ヴァリス）州のツェルマットで２９日、新しいロープウェー「Matterhorn Glacier Ride」が開業した。
トロッケナーシュテーク（標高２９３９メートル）とクラインマッターホルン（３８８３メートル）間をつなぐ。ケーブル構成が３本のトライケーブルシステム（3S）を採用し、１時間に最大で２千人を運ぶことができる。３Sシステムを使ったロープウェーは世界でまだ１５カ所しかなく、うち「Matterhorn Glacier Ride」は最も標高が高い。運行時間は片道９分。
２８人乗りの走行機は全２５機で、車椅子やベビーカーも乗車可能。うち４機は特別機で、運行中は床が透明になり足元の風景が見える。また内装にはスワロフスキーがあしらわれた。運賃は普通機で往復１００フラン、特別機は１１５フラン。
１時間に最大で６００人を運ぶ既存のロープウェーと併用して運用する。これにより年中無休の運行が可能になり、冬のピーク時には最大１時間半に及んでいた待ち時間の短縮が見込まれる。
総工費は５２００万フラン（約６０億円）、工期は２年だった。
Keystone/SDA-ATS/cl