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連邦工科大学ローザンヌ校の研究者たちが、化学反応を加速する新しい方法を発見した。
この方法ではレーザーを使用し、メタンの改質速度を1万倍に高めることができる。
大量生産には不向き
ライナー・ベック氏を中心とする化学者は、水蒸気に混ざったメタンをニッケル触媒上で水素と一酸化炭素に改質する、いわゆる不均一系触媒の研究をしていた。連邦工科大学ローザンヌ校 ( EPFL ) は7月3日、強力なレーザーでメタン分子を刺激し、改質速度を高めることに成功したと発表した。
米科学誌「サイエンス ( Science ) 」に発表された論文によると、化学反応は従来の1000倍から1万倍速く進んだという。これまでは、メタンの反応はエネルギーを増大させることでしか促進できないと考えられていた。
今回新たに発見された方法は大量生産には利用できないが、これによって将来、多くの改善が期待されると研究者たちはみており
「メタンが燃焼されると大量の二酸化炭素が排出されるため、メタンの改質は環境保全のために非常に大切である」
と記述している。
ベック氏は、メタンが産出されるガス田でメタンを水素に変えることも可能だと考えている。
「そうすれば、ガスから二酸化炭素を取り除き、地球に優しい燃料である水素を利用できるようになる」
swissinfo.ch、外電