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スイス連邦統計局は２０日、国籍別に分析した２０１４年のスイスの外国人犯罪統計を発表。外国人で有罪判決を受けた比率が高かったのは、西アフリカ、ドミニカ共和国、北アフリカ、トルコの出身者だった。一方で、スイスの犯罪件数は、２００９年以降減少し続けている。
２０日発表の統計によると、滞在許可または定住許可を持つスイス在住の外国人で２０１４年に有罪判決を受けた人の比率が高かったのは、西アフリカ（１千人に対し２９人）、ドミニカ共和国（同２２人）、北アフリカ（同１９人）、トルコ（同１２人）の出身者だった。連邦統計局が国籍別に外国人の犯罪率を明らかにしたのは今回が初めてだ。
スイスとチュニジアの二重国籍を持つ作家アモール・ベン・ハミダ氏は、この統計結果からはスイス社会に溶け込めていない人口層が浮かび上がってくると指摘する。「犯罪を起こす外国人は、閉鎖的な家庭環境にあり、スイス社会とかかわりが少なく、あまり社会に馴染めていないことが多い」と、スイスにおける外国人統合問題に関する著書を出版した同氏は話す。
ベン・ハミダ氏はスイスインフォのアラビア語編集部の取材に対し、「社会に溶け込めていないことが、（犯罪に走る）唯一の理由だと思う」と答えた。「犯罪率に関して外国人とスイス人の間で違いがあるのならば、その違いはスイス社会に完全に溶け込んでいるかどうかの違いからくる」
２０１４年にスイスで有罪判決を受けた人の比率は、国籍別にみると人口１千人に対しスイスは２．７人。スペイン（４．６人）、イタリア（４．１人）、フランス（３．８人）国籍よりも低い。ちなみにドイツ国籍はスイス国籍よりもさらに低く、２．５人。また、１８～２９歳で有罪判決を受けた人の比率が高いのは、西アフリカ（１千人に対し７８人）、ドミニカ共和国（同６５人）、ブラジル（同３５人）出身者だった。
２０１４年にスイスで有罪判決を受けた人の数は、旧ユーゴスラビアおよびアルバニア出身者が最も多いが（２０６４人）、比率では１千人に対し９人と、平均的な数字になっている。
また、スイスの滞在・定住許可を持たない外国人で有罪判決を受けた人数が最も多かったのが１７１８人のルーマニア出身者、続いて北アフリカ（１６９５人）、旧ユーゴスラビアおよびアルバニア出身者（１３１４人）だった。その他の数字は、フランス（８７９人）、西アフリカ（７９３人）、旧ソビエト連邦（６９８人）、イタリア（３７９人）、ドイツ（３７２人）となっている。今回の統計では、これらの外国人の国籍別犯罪率は示されていない。
ベン・ハミダ氏は、外国人がスイスで自分たちがあまり歓迎されていないと感じるかどうかは、スイスに来る前のその人の経歴や経験に大きく影響を受けるという。「スイスに来たとき、彼らは楽園にたどり着いたと感じる。だが現状は違う。彼らにはこれ以上失うものは何もないし、人生や自分が来た道に失望もしている。１年くらい経つと精神的にダメージを受ける人たちもいる。そういうことが、彼らが犯罪に走ってしまう主な理由だと考える」
最新の統計によると、２０１５年のスイスの犯罪は前年比で７％減。スイス人、外国人ともに有罪判決を受けた人の数は減り続けており、犯罪件数は約７万７千件で、２００９年以降で最も低い数字となっている。
今回に先立ち８月に公表された統計では、国内受刑者数が減少していることや、女性受刑者やスイス国籍の受刑者が増加したことも明らかになっていた。
（英語からの翻訳＆編集・由比かおり）, swissinfo.ch