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スイス連邦議会は12月7日、ブルガリアとルーマニアに合わせて2億5700万フラン、日本円で約220億円の援助を行うと決定した。
昨年9月に国民議会 ( 下院 ) がブルガリアとルーマニアへの援助を可決した後、全州議会 ( 上院 ) も7日に同意した。これはこの2カ国の欧州連合 ( EU ) 加盟に伴う経済的、社会的発展を支援するための資金になる。
賄賂、汚職などの監視
しかし、
「援助資金は直接EUにもブルガリアとルーマニアの政府にも支払われず、あくまでこの2カ国の地域での開発協力者とスイスが共同で行っているプロジェクトに使われる」
と全州議会議員で議会の検討委員会のメンバーであるディック・マーティ氏は説明した。
マーティ氏は、右派の国民党 ( SVP / UDC ) が指摘するように、確かにブルガリアとルーマニアには援助金の悪用や資金をめぐる賄賂、汚職などの存在が確認されていると述べた。しかし国民党議員ハネス・ゲルマン氏からの、政府だけではなく連邦議会も資金の使われ方を監視するという提案は見送られた。
この問題に関しミシュリン・カルミ・レ外相は、資金悪用を防止する手立ては打ってあると述べ、
「２カ国内でスイスの援助金を監視でき、事務的処理が適切に行われることをスイス政府が確認した上で、資金提供の2カ国間合意が行われる」
と保証した。
5年間にわたり、ルーマニアに1億8100万フラン ( 約155億円 )、ブルガリアに7600万フラン ( 約65億円 ) 支払われる計2億5700万フランの援助金は、2006年に行われた国民投票で可決された東欧諸国への開発援助法に則っている。
外電、swissinfo.ch