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3月13日にドーハーで始まったワシントン条約締約国会議の最大の議題はクロマグロの全面的取引禁止。大西洋と地中海で捕獲されたその量は2007年までの10年間で40%まで縮小した。このコンテンツは 2010/03/15 15:25
3年ごとに開催される会議では、生物の希少性に応じた仕分けの付属書の検討が行われる。スイス代表のマティアス・レルシャー氏は現地からブログで会議のもようを発信していくという。
swissinfo.ch ： 今回の会議の主要議題についてお話し下さい。
レルシャー ： 付属書へ掲載されるよう提案されている40種類の生物について話し合いがありますが、そのうちのいくつかは漁業関係者における商業的行為にかかわりのある項目です。ワシントン条約 ( CITES ) の自然の成り行きとして、魚の種類が細かく、次々と付属書へ掲載されるようになってきました。
swissinfo.ch ： 種の急減や乱獲が問題だからですね。
レルシャー ： 絶滅の恐れのある生物を希少性に応じIからIIIの付属書で分類し保護するには、いくつかの基準があります。国際的に多量に取引されていること。個体数が極端に減ってしまうこと。国際取引がそれに影響していることといった基準です。
今回話し合われる議題の中には、既に大きな議論になっているわけですが、クロマグロ ( 本マグロ ) についての討議があります。科学的統計が示すようにクロマグロは急激に減少しており、付属書のIで保護されるべきであるという提案があります。Iでは、一切の商業目的の国際取引禁止を定めています。スイスはこれを支持しています。
一方で、反対する加盟国もあります。中でも特に日本は、世界で捕獲されたクロマグロの5分の4を輸入しており、反対しています。
swissinfo.ch ： そのほか、象牙についても引き続き議論されていますが。
レルシャー ： 象牙については長年にわたって議論されてきました。アフリカのいくつかの国では、象の数は増えており、ほかの動物の数が減る原因となって問題になっています。種の数を管理している諸国は、自然死したり問題があって殺されたりした像の象牙は利用できるようにと要求しています。
swissinfo.ch ： スイスの立場はどのようなものですか。
レルシャー ： ワシントン条約で、象牙の取引と密猟の関係を調べた調査がありますが、その調査だけでみると、象牙の取引があるからといって密猟が増えるといった影響はないことが分かっています。よってスイス政府は、該当国が象の頭数をしっかり管理するならば、取引を認める。さらに、その利益は象と、象とともに生活する現地の人々の生活に寄与するという条件の案を支持しています。
swissinfo.ch ： 今年は国連の「国際生物多様性年」でもあります。こうした年に会議が開かれる意味はありますか。
レルシャー ： 会議のロゴにはなっていますが、特にこれを取り上げるといったことはありません。ワシントン条約会議は30年以上も前から、生物の多様性を保護するため、国際取引の規制や持続可能な資源の利用を問題にしてきたわけですから。
swissinfo.ch ： 会議に対する期待は？
レルシャー ： フェアーな討議になることを望んでいます。また、決定が生物を本当の意味で保護する目的で行われ、経済や政治的な判断にならないことを期待します。
イゾベル・レイポルド・ジョンソン 、swissinfo.ch
( 英語からの翻訳、佐藤夕美 )
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