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悪化したスイスとリビアの外交問題をめぐり、2月18日両国はマドリッドでスペインの仲介で解決への道を模索した。このコンテンツは 2010/02/18 20:14
話し合いは今日19日、ベルリンでも再開する模様だ。
リビアとの対話は続行
2008年夏、最高指導者ムアンマル・カダフィ大佐の息子夫妻がジュネーブの警察に逮捕され、翌日地元新聞に写真が掲載されたことへの報復として、リビアは1年間以上にわたってスイス人2人を国内に軟禁している。これに対し、スイスは外交的解決を求めてきたが、いずれも失敗に終わっている。
そのため、スイスはリビア人のスイスへの入国に制限を加え、特に最高指導者ムアンマル・カダフィ大佐を含むリビアの要人188人の入国を拒否するブラックリストを作成したといわれている。
これに対しリビア側はスイスを「下品な政治のやり方だ」と強く非難し、スイスが加盟しているシェンゲン協定に加盟している各国国民のリビアへの入国を拒否すると2月15日に発表した。
18日マドリッドで行われたリビア対スイスの対話には、現在欧州連合 ( EU ) の議長国を務めるスペインが仲介役として入った。まず、スイスのミシュリン・カルミ・レ外相はスペインのミゲル・アンヘル・モラティノス外相と話し合い、次いでモラティノス氏はリビアのムサ・クサ外相と対談した。その結果
「スペインは、両国の関係の修復に向け最大の努力をした。しかし午前中だけの話し合いで解決されるような問題ではない。24時間かけてもなかなか難しいだろう」
とコメントした。
一方、カルミ・レ外相は
「われわれは非常に良い仕事を行ったと思う。対話は今後も続けられる」
と前向きに語った。
連邦外務省（ EDA/DFAE ）の発表によれば、カルミ・レ外相は
「2009年秋にリビアに軟禁状態にあるスイス人2人が首都トリポリから姿を消し、その後行方がわからないまま、ようやく11月にスイス大使館に保護されたことに対し、リビア側からの説明が一切なかったこと」
が、リビア人へのビザ制限を行った理由であるとリビア側に対し説明したという。
リビア側との話し合いは今日19日、ベルリンでも再開する予定だ。
外電、swissinfo.ch
スイスとリビア関係、これまでの経緯
2008年7月15日 リビアの最高指導者ムアンマル・ガダフィ大佐の息子ハニバル･ガダフィ氏と妊娠中の夫人がジュネーブで逮捕される。容疑は使用人に対する傷害、恐喝など。
7月17日 逮捕後2日で夫妻は釈放される。
7月19日 リビア政府、2人のスイス人を逮捕。容疑は入国･滞在規範違反。
7月22日 ミシュリン・カルミ・レ外相、電話でリビア政府に抗議。
7月23日 リビア政府、スイスへの石油輸出を停止すると脅す。
7月25日 スイス外務省が2国間関係の「非常事態」と発表。
7月26日 リビア政府がスイス政府に対し、謝罪と今回の事件についての事情説明を要求。
7月28日 スイス、リビア両政府の直接交渉が行われる。
7月29日 保釈金が支払われ、2人のスイス人は解放される。しかし帰国は許可されなかった。
8月13日、ガダフィ大佐の息子ハニバル･ガダフィ氏の使用人2人の弁護士が告訴を取り下げないと発表。
9月2日、使用人2人が告訴を取り下げる。
9月3日、ジュネーブ州の検事総長ダニエル・ザペリ氏が事件に終止符を打つ。
2009年8月20日 ハンス・ルドルフ・メルツ大統領 トリポリで謝罪。
8月30日 ハニバル・ガダフィ夫妻逮捕事件の合法性を問う裁判の裁判官として、スイスがイギリス人エリザベス・ヴィルムシュースト氏を任命。
9月2日 リビア側はパンナム機爆破事件のリビア側弁護士サアド・ガーバー氏を任命。
9月24日 国連総会でメルツ大統領、ガダフィ大佐と会見。
10月18日 スイス政府は6人の派遣団をトリポリに送るが、拘束者2人は帰国せず。10月20日 この日は2国間の協定で正常化に向けての条件を整える期限日だった。
10月22日 メルツ大統領とカルミ・レ外相は記者会見を行い、リビアに対する非難のトーンを強めた。しかし具体的な問題解決策は提示されなかった。
11 月、軟禁中のスイス2人、スイス大使館に保護される。2カ月間スイス人2人の行方が分からなかったことにリビアが説明を行わなかったとして、スイスはリビア人のスイス入国に制限を加えると発表。
2010年2月、最高指導者ムアンマル・カダフィ大佐を含むリビアの要人188人の入国を拒否するブラックリストをスイス側が作成したことに抗議し、リビアはスイスが加盟しているシェンゲン協定に加盟する各国国民のリビアへの入国を拒否すると2月15日に発表した。
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