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伝統的なスイスの投票パターンがまた明白に表れた。対EU相互条約の是非を問う国民投票の結果、仏語圏は独語圏よりも欧州指向の強さを示し、また都市部の賛成票は村落部を大きく上回った。このコンテンツは 2000/05/23 15:26
伝統的なスイスの投票パターンがまた明白に表れた。対EU相互条約の是非を問う国民投票の結果、仏語圏は独語圏よりも欧州指向の強さを示し、また都市部の賛成票は村落部を大きく上回った。
１９９２年１２月の国民投票で、欧州経済地域（EEA）加盟が僅差で否決された時は反対票は独語圏に多く、仏語圏では賛成票が独語圏より３０％高かった。今回も仏語圏では賛成票が多く、ヴォー州の８０％を頂点にヌーシャテル州で７９％、ジュネーブ州で７８％が支持した。また、仏語・独語圏とも都市部での賛成票が多かった。が、投票直前世論調査を行ったジュネーブ大学ヨーロッパ研究所によると、仏語圏では相互条約批准はEU加盟への道であるのに対し、独語圏ではEU加盟から逃れるためであると、支持理由に大きな違いが見られる。
また今回の投票パターンは、言語・文化よりも州の人口によって分類されるのが特徴だ。チューリッヒ、バーゼル、ベルン、ルツェルンなど人口の多い州で圧倒的多数が賛成票だったのに対し、人口の少ない州では票差は小さかった。
全有効票のうち反対票は４８％だった。反対の主な理由として、ティチーノ州では、「人の移動・移住の自由」協定が批准されれば隣接するイタリア・ロンバルディア地方から労働者が流入し、失業率が上がり賃金が下がる結果を招くと恐れたことが上げられる。仏語・独語圏の国境の州ではこのような傾向は見られなかった。主要国境都市、バーゼル（独語）とジュネーブ（仏語）では多くの外国人がすでに働いており、相互条約が批准された後やって来るのは高給の専門職が中心であると見て歓迎している。
またシュヴィーツ州での否決理由は、「陸上交通の自由」協定により大型トラックが州を踏みにじるのを嫌悪したためで、反欧州感情によるものではない。
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