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職場での満足度が高いスイス人
スイスの労働環境には改善すべき点はあるものの、スイス人の大半は今の職場に満足している。こうした調査結果が、連邦経済省経済管轄局（SECO）が今週発表した報告で明らかになった。
北西スイス応用科学大学との共同で行われた今回の調査では、スイスと欧州連合（EU）加盟国の労働環境を比較し、２００５年から２０１０年にかけてどのような変化があったのかを調べた。
それによると、スイスは対象国内で最も労働時間がフレキシブルだった。また、従業員が仕事に影響を及ぼす決定に参加したり、キャリアアップの研修に参加する機会もEU諸国の平均よりも多いことが分かった。
仕事の満足度では、回答者の９１％が「満足」または「非常に満足」と答えており、調査を行った国では６番目の多さだった。満足と答えた人が最も多かった国には、デンマーク、イギリス、オランダがある。
スイスではさらに、失業を心配する人の数が対象国中で一番少なく、申し分のない労働環境のようにも見える。しかし、問題点が全くないわけではない。
仕事のスピードや時間のプレッシャーは対象国平均よりも高く、職場での嫌がらせを訴える人も多い。こうしたことが要因となって、２００５年以降心身の問題を抱える人が増加している。
自分は健康だと思う人は８７％で、EU平均の７８％と比べ高いものの、回答者の多くはこの１２カ月間少なくとも１回は健康に問題があったと答えた。一番多い健康問題は首・肩・腰・足の筋肉痛、頭痛、目の疲れ、不眠、胃痛だった。
また、管理職に就く女性の数もEU平均よりかなり低い。EU諸国では、女性管理職の数が増えたと話す労働者の数は２００５年から２０１０年にかけて２５％から２９％へと上昇したが、スイスでは約２０％と停滞している。
あまり改善されない賃金格差
同じく今週、スイス労働組合連合（SGB/USS）の統括組織トラバーユ・スイス（Travail Suisse）は、大企業におけるトップマネージャーと最低賃金で働いている社員との賃金格差に関する年間報告を発表した。
それによると、「天と地」ほどの賃金格差が批判されていた大企業（医薬品会社ノバルティス/Novartis、UBS銀行、医薬品会社ロシュ/Roche、食品会社ネスレ/Nestlé、クレディスイス銀行/Credit Suisse）では多少改善、もしくは変化なしだったが、いわゆる「普通」の企業では社内の賃金格差が「非常に」拡大した。普通の企業の例には建設会社インプレニア（Implenia）や旅行会社のクオニイ（Kuoni）、保険会社のバロアーズ（Baloise）が挙げられる。
トラバーユ・スイスは報告書のなかで、「この１０年間でスイスの賃金格差は２倍、場合によっては３倍にまで広がった。（トップマネージャーの給料が増えたのは）実績によるものではなく、企業が単に他社の真似をしているからだ」と批判する。
２０１１年では賃金格差が縮まったケースも見受けられた。その理由にトラバーユ・スイスは、銀行への規制強化、従業員の変化、売上高の減少などを挙げ、こうした要因が管理職の給料を抑える効果を生んだと述べている。
報告書の中で一番賃金格差が大きかったのはノバルティスで、ジョー・ジメネスCEO（最高経営責任者）は同企業内の最低賃金で働く社員の２６６倍の給料をもらっている。
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