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独南部上空で１日深夜起きた航空機空中衝突・墜落の賠償問題の行方が早くも取りざたされている。当局は賠償問題は時期尚早としているが、衝突の原因はスイス管制サービス・スカイガイドにある可能性が大きく、同社は巨額な賠償金支払いに直面する可能性がある。
スイス連邦民間航空事務局の航空管制サービス専門家ウルス・ロイエナー氏は、事故原因の調査結果が公になるまで、賠償に関する法的手段の議論はできないとしている。「これまで、我々はこのような事態に直面したことがなく、衝突の原因を究明することが先決だ。」とロイエナー氏はswissinfoに語った。バシキール航空機に乗っていたロシアの子供達５２人の遺族は、スイス航空管制当局スカイガイドに対し賠償を求める集団訴訟を起すのではないかとの推測される。これに対しロイエナー氏は、スカイガイドは何十億スイスフラン単位の賠償金支払いに直面する可能性があると認めた。スカイガイドは民間企業だが、スイス政府が９９.１５％の株を保有している。
スイスの保険会社Winterthurは、スカイガイドの保険契約内容に関する情報公開を拒否している。Winterthurは、航空保険のための「スイス・プール」と呼ばれる直接保険２２社と再保険４社の筆頭だ。スカイガイドは、スイス・プール下の保険に加入しているかどうかのコメントを拒否している。
スイス当局は、今回の空中衝突事故が航空管制の完全な総点検につながることになるかどうかコメントするには時期尚早だとしている。「我々はまだ全ての詳細を把握していない。一つ一つのあらゆる詳細が明らかになってからでなければ、事態改善に着手できない。事故の全貌が解明され次第、航空安全システム改善に何が必要かを決定する。」と先のロイエナー氏はswissinfoに語った。そして、ロイエナー氏は、事故原因究明調査は、同じ事故を将来再発させない事を究極の目標としていると語った。当局は、調査の第１回報告書は今後１、２週間で提出される見込みだが、事故原因に関する最終報告書の公表は少なくとも１年後になるだろうとしている。
先月末まとめられ、先週インターネット上で公開されたスイス航空事故調査局の公式報告書には、スカイガイドのレーダーシステムは欧州安全基準を下回るものであるとの詳細な記述がある。スイス空域では１９９９年から２０００年の間に３件のニアミスがあった。報告書によると、ジュネーブとチューリッヒの管制センターのレーダーの読みに大きな違いがあり、システム全体の質と信頼性に対する疑問があるとされている。またスカイガイドは、全てのレーダー・データは万国標準時（グリニッジ標準時）で標示するという全欧州管制ボディユーロコントロールの規程に沿わなかった。すなわち、スイスのレーダー解析と隣国のレーダー解析には数秒のずれがある可能性があるということだ。さらに報告書は、スカイガイド使用しているレーダーの性能の悪さも指摘、航空事故調査局はレーダーを変えるよう指示していたことが、３日オヴァーニー局長によって確認された。