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ヌーシャテル市役所は７日、ヌーシャテル大学地区内を通る「Espace Louis-Agassiz（ルイ・アガシー広場通り）」を改名すると発表した。スイス生まれの博物学者ルイ・アガシーはヨーロッパに氷河期があったことを発見した人物として世界的に有名だが、人種差別的な一面があった。
ルイ・アガシーは１８０７年フリブール州モティエ生まれ。医学と哲学を学んだあと、１８３２年からヌーシャテル大学の前身、ヌーシャテル・アカデミーで博物学の教鞭を執った。１８４６年、博物学・地質学の研究と講演を行うため米国へと渡る。その２年後、ハーバード大学で教授職に就いた。
アガシーはヨーロッパにおける地質時代の氷床の存在など、研究に新しい解釈を与え歴史的にも重要な発見をした。しかし、人種差別的な面を持ち、黒人と白人は異なる起源を持っていると信じていた。事実、アガシーは米国から母親に宛てた手紙の中で、黒人と同じ空間にいると気分が悪くなると書いている。
ヌーシャテル市は今回の決定他のサイトへについて、「問題のある過去の人名を住所に含む」と、大学の国際的な評判が悪くなる可能性を考慮したと説明した。
ただ、博物館のポートレートなど、その他のアガシー関連資料について変更は無い。
地方議員のトーマス・ファシネッティ氏は取材に対し、「ルイ・アガシーの過去を変えたり、政治的な正しさを与えたりするわけではない」と説明した。
アガシーに関してはこれまでにも論争があった。２００７年、連邦政府はアガシーが「人種差別的だったことを非難する」と表明。一方１７年、スイス・アルペン・クラブ（SAC）はアガシーを名誉会員リストから除名しないと決めた。また１０年にはベルン州グリンデルワルトとグッタンネン、ヴァレー（ヴァリス）州フィーシェルタールが２５００人分の署名を集め、ベルナーオーバーラント地方にある標高３９４６メートルのアガシーホルンの改名を拒否した。
改名後は女性議員の名前に
通りは、死後１０年の節目を迎える女性議員ティロ・フレイにちなみ「Espace Tilo Frey（ティロ・フレイ広場通り）」と名付けられる。同議員はカメルーン生まれで、カメルーン人の母親とスイス人の父親を持つ。１９６９年にヌーシャテル州議会に、１９７１年には国民議会（下院）に女性として初めて選出された。
ヌーシャテル市は声明で、「女性の解放と少数民族のパイオニア」的存在であるティロ・フレイを称え、新しい名前に採用したとした。
また、ヌーシャテル大学学長の意向が反映された今回の決定は「例外的」であると説明。市議会が受け取った請願書２件のうち、一つは「公共の場におけるルイ・アガシーの遺産を再考」するもので、もう一つはティロ・フレイの功績を称えるものだった。
Keystone SDA/sb