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スイス軍は、不要になった軍事施設などの物件を毎年２０件ほど売却している。スイスの国営放送局RTS（仏語）が、第２次世界大戦中に使われた掩体壕（えんたいごう）の内覧会に同行した。(RTS/swissinfo.ch)
フリブール州のベルガルドにある掩体壕が参考価格１万フラン（約１１４万円）で売りに出ている。第２次世界大戦中の１９４１年、アルプス区域に要塞を築いて敵軍の侵略に徹底抗戦するというスイス軍の戦略のもと、この掩体壕は建設された。
掩体壕の内覧会に来た見学者らは、見終わるとやや懐疑的な様子だった。使用計画規則によると掩体壕の用途は非常に限られている。何かを貯蔵する目的に使うこともできない。一見、販売価格は安く思われるが、購入後に多額の投資が必要になる。例えば掩体壕内はアスベストの撤去が必要だ。
買い手が見つからない場合、掩体壕は閉鎖される。しかし山岳部内にあるという立地条件から、取り壊しになることはなさそうだ。
スイスのアルプス区域に今も残る要塞の大半は、第２次世界大戦の直前かその最中に建設された。だがその存在は９０年代になるまで明かされていなかった。今では博物館やその他の目的に改装された掩体壕や、データ、資料、貴重品等を厳重に保管する施設として、又はホテルや難民申請者の宿泊施設として利用されているものもある。