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ジュネーブで10日、スイス初の「マッド・プライド」が開かれた。精神障害者に対する偏見をなくすべく、患者やその家族、医療関係者ら約500人が行進した。
「さあ狂おう！私たちのように！」―世界メンタルヘルスデーのこの日、ジュネーブを練り歩いた人々はこう訴えた。精神病をユーモラスに語ろうと、「阿呆」、「馬鹿」、「頓馬」といった言葉を示唆するフランス語を叫んだ。
「自分たちのイメージを隠すのではなく、面白がっている」。こう語るのはトラジェ財団他のサイトへのミシェル・プルス理事長。精神疾患を抱える人々が社会や仕事に溶け込めるよう、1979年に設立された財団だ。
プルス氏はフランス語圏の精神障害関連団体をまとめるCoraasp他のサイトへとともに、10日のマッド・プライドを企画した。
「私たちは大小さまざまな問題を抱える他の人々と同じだ」と行進に参加したキャロルさんは言う。障害者が集住するAigues-Vertes他のサイトへに暮らしている。
アデイさんは自分の中にある混乱に気づいてもらおうと行進に参加した。
「全ての人に関係しうる」
マッド・プライドは、ゲイ・プライドと同じ発想で、いろんな都市で精神保健、多様性、身分についてのさまざまな訴えや理解を深めるために行う、とCoraaspは説明する。
企画者らは「今は身体の健康と同じようにメンタルヘルスについて語れる。つまり、うつや統合失調症が、がんや心臓病と同じように語れるようになった」と述べる。
「精神病は私たちの生活で全ての人に関係する可能性がある」（プリュス氏）
報告書は、近年、心理的な治療へのニーズが高まっていると指摘。1997年には心理的な問題で受診する人は4.1％だったが、2012年には5.4％に増えた。心理学の専門家を訪問する人も06年は28万3千人だったが、15年には44万7千人と10年で大幅に増えたという。
マッド・プライドは元はトロントで1993年に始まった運動で、精神病歴のある人に対する差別への抗議だった。根っこにある発想は精神的な病気に対する悪いイメージを取り払い、前向きなイメージに置き換えることだ。運動は世界中に広まっている。
Keystone-SDA/au