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スイスの労働組合の上部組織である「トラバーユ・スイス」は、今回の経済危機もマネージャークラスの逸脱した高額給与を変えることはなかったという結論に至った。そのため、被雇用者の評議会への参加を求めている。
6月15日、トラバーユ・スイス ( Travail.Suisse ) の会長マルティン・フリューゲル氏はベルンで記者会見を開き、マネージャー間の給与カルテルは依然として機能していると批判した。
格差の大きいクレディ・スイス
この批判の根拠は、27のスイスの大企業で働くトップマネージャーを対象とした給与調査の結果にある。それによると、2008年の高級管理職の給与はこれまでより平均4％減少し、1つの企業における最低給与と高級管理職の平均的な給与の格差も6％減少した。
しかし、給与格差は依然として大きい。最も大きいのはスイス第2大手銀「クレディ・スイス ( Credit Suisse ) 」だ。同銀行の高級管理職は給与体制の最低カテゴリーにいる社員の195倍もの給与を受け取っている。トラバーユ・スイスによると、スイスでは2008年の高級管理職の給与が2002年に比べて83％も増加した。
これらのことから、トラバーユ・スイスは経済の自己調整は明らかに失敗したものと見なしており、トーマス・ミンダー氏が発議した「暴利反対イニシアチブ」が求めているように、株主が高級管理職の給与を決定できるようにするべきだと主張している。
さらにはボーナスの制限、そして退職時や就任時の報酬の禁止も要求している。また、マネージャーが受け取っている法外な給与に終止符を打つ1つの方法として、トラバーユ・スイスは被雇用者の代表を評議会に送ることを提案している。
swissinfo.ch、外電