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アルプスの国スイスのあまり知られていない一面に、多い外国人人口がある。10月末の連邦移民同化事務局（IMES）の発表によると2004年8月末時点でスイスに住んでいる外国人人口は初めて20％を越えた。
スイスに住んでいる外国人は欧州連合（EU）加盟国出身者が主で、最も多いのはイタリア出身者。次いでセルビア・モンテネグロ、ポルトガル、ドイツと続く。
増える外国人
8月末に行われた連邦移民同化事務局（IMES]）の調査では2004年に外国国籍を所持しているスイス移住者数は148万7,896人で人口の20,2％に至った。この数字は2003年と比べると2万5,209人増えた。この移住者のうち、73％は10年以上スイスに住んでいる外国人で、60％は欧州連合（EU）や欧州自由貿易連合（EFTA）加盟国の出身者である。
この移住している外国人がすべて帰化するわけではない。スイスに職を求めてやってきたイタリア人やスペイン人を例にとると、3分の１が退職すると帰国し、3分の２が残るという。また、スイスに帰化するには12年間住まないと申請できない。このため、この外国人人口には帰化していない2世の外国人も5万人ほど含まれている。
イタリア系移民は「問題のない外国人」
30万人強を占める移民はイタリア出身者で外国人人口の20.3％を占める。続いてはセルビア・モンテネグロが13.4％、ポルトガル10.6％、ドイツ9.4％にトルコ5.2％だ。
イタリア人は多くが1950年代、60年代にスイスにやってきて、うち50万人が既に帰化している。IMESの広報官、マリオ・チュオウ氏は「今ではイタリア人は『完璧な外国人』と言われているが、70年代などは問題もあった」と語る。同氏はイタリア人の他に同化に問題ないのがフランス人、ドイツ人などでスイスの国語の一つを話せることが大きい要因と分析する。また、問題が多いのはセルビア・モンテネグロ人で言葉の問題や職業資格などをあまり持たないことに起因するという。
ここ2、3年で最も増えている外国人はポルトガル人とドイツ人で両者とも1万人以上もいる。これはスイス−EU交渉の結果、今年の6月からスイスとEU諸国の人の行き来が自由になったことが背景にある。傾向としてドイツ人は主にドイツ語圏のレストランなどのサービス業に、ポルトガル人はフランス語圏の農業や土木業に従事する人が多い。前出のチュオウ氏は「一般的に職業技術の高い人の方が馴染み易く、例えば医療関係の職に従事するドイツ人などは同化に全く問題がない」という。
スイス国際放送 屋山明乃（ややまあけの）
補足情報
スイスの外国人の割合：
イタリア人（20.3％）
セルビア・モンテネグロ人（13.4％）
ポルトガル人（10.6％）
ドイツ人（9.4％）
トルコ人（5.2％）