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スイスの医薬品承認機関スイスメディック（Swissmedic）は、審査中の英アストラゼネカ製新型コロナウイルス感染症ワクチンについて、承認に十分な確固たる臨床試験データがまだそろっていないと語った。同ワクチンは、各国で血栓の発症例が報告されている。
スイスメディックはこれまで米ファイザー／独ビオンテック製、米モデルナ製の2つのワクチンを承認済み。同機関のライムンド・ブルーヒン局長は18日、国内メディアCHグループに対し、これらのワクチンは多数が関与した研究から決定的な結果が得られたため承認に至ったが、アストラゼネカとオックスフォード大学が開発したワクチンはその限りではない、と語った。
ただ、同ワクチンの品質が劣悪だという意味ではないと述べ、「優れたワクチンであることを、会社側がまだ証明できていないと言っているだけだ」とした。
スイスメディックは最近、アストラゼネカから大量のデータを受け取り、現在審査中。製造元と定期的に連絡を取り合っているという。
英国などでは、アストラゼネカ製ワクチンの投与を約3カ月前に開始。ただ最近、接種後に血栓を発症するケースが報告されたことを受け、複数の国が接種を停止した。欧州医薬品庁（EMA）は、同ワクチンがもたらす利点はリスクを大幅に上回ると強調。血栓の症例調査に関するレポートを18日に出す予定だ。
スイスは、製造元5社に3500万回分超のコロナワクチンを発注。昨年末から国内でワクチン接種を開始した。これまでに人口の約4％が接種を受けたが、承認と供給の遅れにより、接種計画が思うように進んでいない。
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