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スイス製薬大手ロシュが製造する3種類の薬「タミフル」「アキュテイン」「ラリアム」について、その服用の安全性について疑惑が抱かれている。
この3つの薬は自殺例にも繋がる神経・精神的症状を副作用に起こすとして疑われている。
FDAは11月中旬に製造元のロシュの副社長を呼び出し、インフルエンザ治療薬で抗ウイルス剤タミフル（成分名オセルタミビル）を服用した子供の死亡例について事情徴収をした。
FDA報告
FDAは現在のところ「タミフルの副作用が死因だったという証拠はない」と判定した。しかし、FDAのために調査を行なった専門家はこれら子供の自殺例を憂慮すべき状況とみている。
FDAの資料によると、2000年から2005年の4月までにタミフルを服用した32件の若い患者が副作用として神経・精神的症状があったと報告されており、日本でのタミフルを服用した子供12人の死亡例も記載されている。
タミフルだけではない
FDAが報告する、自殺願望や攻撃性など「異常な行動を起こす」薬はタミフルだけではない。タミフルの副作用の問題はつい最近に上がったものだが、米国では長年、同じような疑いが上がっているロシュの他の2種類の薬がある。
一つは難治性ニキビ治療薬のアキュテイン（成分名イソトレチノイン）で副作用に極度のノイローゼや自殺願望を起すとして疑われており、これまでに200人の死亡例が報告されている。2005年の8月からFDAはこの薬を特別監視下に置いている。なお、日本ではこの薬は厚生省から認可されていない。
二つ目はマラリア予防薬であるラリアム（成分名メフロキン）で、副作用に自殺や殺人に至るまでの人格変化を起すと疑われている。
米国ロシュの広報担当、アルフレッド・ワシレウスキー氏によると「タミフル、ラリアム、アキュウテインのせいにされた問題は似たような図式を現すものでなく、３通りの個別の件である」と主張する。
「ロシュは患者の安全と回復を基本にするモラル規範を指標としています。市場に出回っている個々の製品は必ず、利点とリスクを持っています。副作用についての評価は大変難しいのです。何故なら、ある薬を服用したというだけでなく、服用者それぞれの状態によって影響されることが多いからです」と説明する。
米国のケース
FDAの監視委員会のメンバーである、米国のミシガン州の下院議員のバート・シュトパーク氏はロシュの説明を不十分と評する。同氏は2000年の5月、数カ月前からアキュテインを服用していた息子が銃で自殺したという辛い経験がある。「ロシュの資料も、アキュテインに関しては調合の問題があると証明している」と主張する。
「研究によるとこれらの薬は脳に影響を与え、神経・精神性の副作用を起したという事実に反論する人はいません。それでも、この薬が起したという因果関係の証拠はないという人がいますが」と言う。
患者の協会である、米国ラリアム・アクションの事務局長のスー・ローズ氏はこのロシュの3種類の薬に対して「大変懸念している」という。「アキュテインとラリアムの成分は全く違いますが、これらの含有物が脳に影響を与えることは確かです。それにもかかわらず、ロシュの反応はぞんざいで『くさいものには蓋』主義をとっているのです」
イラクから帰還した米軍兵が殺人を犯したのを機に、ペンタゴンはイラクに派遣される米軍兵にラリアムを配ることを中止した。
ローズ氏は「FDAはこれらの薬の安全性について再度評価しなければなりません。しかし、それには議会がFDAに命じ、資金を与えなければだめでしょう。FDAには人材と資金が欠けているのです」
swissinfo、ワシントン、マリークリスチーヌ・ボンゾン 屋山明乃（ややまあけの）意訳