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連邦内務省保健局によると、2010年の健康保険料は平均15%増加する見込みだ。州によっては20%増加するところもある一方、3%程度で済むところもある。
連邦保険局は5月25日、会議を開いて健康保険各社の経済事情を聴取し、翌年の健康保険料値上げの見通しを策定した。
予備費を補充
それによると、2007年の予備費状況は非常に良かったが、現在は悪化が目立ち、2010年の健康保険料は全国平均で15%値上がりする見込みだ。2008年および2009年は医療費増加の見積もりが甘く、健康保険会社が定めた保険料もそれなりのものにとどまった。しかし、今年末には予備費の割合が約8.7%減少し、下限の11.5%を割る見込みとなった。
この予備費の割合は現在も州によって大きく異なるため、連邦保険局 ( BAG/OFSP ) はその統一を図る作業を続ける意向であり、州によって健康保険料の増加率が異なることは避けられないという。
保険料の増加率は3%から20%の幅があり、増加率によって各州は大きく5つのグループに分けられる。平均を大きく上回る州は、アッペンツェル・アウサーローデン準州、ベルン州、グラールス州、オプヴァルデン準州、ウーリ州。平均をやや上回る州は、アッペンツェル・インナーローデン準州、グラウビュンデン州、ルツェルン州、ニトヴァルデン準州、ソロトゥルン州、シュヴィーツ州、ツーク州。逆に平均を大きく下回る州は、ヌーシャテル州とティチーノ州となった。
去る5月6日、連邦政府は医療費の爆発的な増加を抑えるための政策を発表した。それによると、30フラン ( 約2600円 ) の初診料を導入することによって約3億5000万フラン ( 約305億円 ) の節減を計画。さらに健康保険会社による無料電話相談も開設する考えだ。この政策が実施されるのは2010年初頭の予定で、パスカル・クシュパン内務相は5月中旬、各政党のほか、医師や健康保険会社、病院などの代表者と同政策について話し合いを持った。
swissinfo.ch、外電