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最も進んでいる スイスの雪崩予報
アルプスの国、スイスでの雪崩が原因による死者は毎年平均25人。雪崩の被害を抑えるためダボスにあるスイス連邦雪・雪崩れ研究所は冬の間、世界で最も詳しく頻繁な「雪崩予報」を行っている。
雪崩予報は前夜に次の日の状態を予報するのが主だが、危険な条件が重なったときなどは3日から4日前から警戒予報も出る。予報が当たる率は75％から80％と天気予報よりも高い。
雪崩れ予報ができるまで
雪崩れとは山の斜面の積雪が何らかの原因で崩れ落ちる現象をいう。スキーヤーがよく引き起こす、春の雪解け時の湿潤表層雪崩ははなじみ深いが、この他に厳寒で地面に近い層が再結晶してさらさらの雪の粒に変化し摩擦力が失われて起こる底雪崩や、短時間に雪が積もった場合の新雪表層雪崩など様々な種類がある。
アルプスの様々な高度に設置された100近くもある探知機が積雪の高さ、表面や中の温度、風や太陽の強さなど様々な情報をキャッチし、ダボスの研究所にデーターが送られる。雪・雪崩れ研究所のビオギッド・オットメール氏は「スイスの雪崩れ予報は欧州の国でも最も地理的に詳しく、頻繁に行われる」と誇る。また、「リスクが大きいときは我々の予報が人々の行動に大きく影響している」という。予報には100人以上の専門家や観測者が関わっている。
対応法、雪崩れにあったら？
雪崩に遭遇しないためには「危険な所へ行かないこと！予報を聞き従うこと」とオットメール氏は言うが、それでも雪崩に巻き込まれた場合に幾つかアドバイスをくれた。まずは、スキーなどで雪崩の横方向に逃げること。次にスキーやサーフなど道具を捨てる。スキーなどがあると雪崩の中心に巻き込まれやすいからだ。そして、腕で口や鼻を被いなるべく息をする穴をつくること。雪崩被害者の15％から20％が死亡するが、顔が埋まってしまった場合は助かる率が15％と低いのは窒息してしまうからだ。最後に「この知識が役立たないことを祈っています」とオットメール氏。大切なのは必ず、雪崩ビーコン（電波発信機）などの探知機と友人を救うためのシャベルを携帯すること。生存確率は時間との闘いだからだ。
雪崩れの予測は可能か？
オットメール氏は「今年の雪崩れは？」といった長期的な予報は難しいというが、確かに過去に雪崩れが多かった年に死者が多い（1951年の98人､1999年の37人死亡）のは顕著であるという。特徴としては短期間に大雪が降った年だ。究極的に何時何処で起きるといった予測は不可能らしいが、出来るのはリスクを測ること。研究が進んでも死者の数が減らないのは無謀な冒険家の数が減らないからだろうか。
スイス国際放送、 屋山明乃（ややまあけの）
補足情報
- 毎年、スイス国内での雪崩事故の死者数は平均25人。
- スイス連邦雪・雪崩研究所は60年来、雪とその現象の研究を行い、スイス気象庁から「雪崩予報」を受け持つように求められている。
- スイスの雪崩予報は世界で最も細かく、頻繁に行われ､朝、夕と1日2回出される。
- 雪崩の80％から90％が登山者やスキー客が引き起こす。
- 雪崩被害者の１５％から２０％が死亡する。しかも、顔が雪に埋まってしまった場合の生存率は15％のみ。
JTI基準に準拠
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