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スイスの教育水準は、他の欧州諸国よりも優れているといわれているが、トップクラスには届かないようだ。
特に、科学や技術部門への女性の進出については最下位という不名誉な結果となった。この部門はスイスではまだ、男性が進む分野らしい。
欧州の教育水準を高めるためにEUで合意された国際基準（通称：リスボン計画）や経済協力開発機構（OECD）の調査に基づき、スイス連邦統計局がスイスの教育水準を報告書にまとめた。
リスボン計画には多様な項目があるが、ある程度スイスが他国より優れた結果となった項目は、義務教育が終わった後、中等・高等教育を受けることを選択する者の多さだ。リスボン計画では2010年までに、「高等教育には進まない」と決定する若者（18歳から24歳）の割合を全体の10％に抑えるよう目標を掲げているが、EUの平均では16％が高等教育にも職業訓練学校にも進まないことを選ぶ。
スイスではこの数字が8.1％だ。しかしそれでも、ポーランドやチェコ、スロバキアなどの東欧諸国に負けている。「仕事をしながら学校に通う者の多さ」の項目でもスイスは上位をいっている。スイスでは、働いている人のうち、28.6％が学校に通っている。
問題点は山積み
これが学位取得となると、スイスの形勢は俄然悪くなる。リスボン計画では2010年までに、最低でも、大学に入学した者のうち85％の生徒が学位を取得することを目標としている。欧州の平均75％はクリアしているものの、スイスでは現在83％に届いておらず、この数字は1996年から変わっていない。スイス連邦統計局は、この数字が2010年までに大きく改善してリスボン計画の目標値に届く見込みはほとんどないと悲観的だ。
初歩的な読解力についても誇れるものではない。OECDは、参加国の15歳の生徒を対象にして定期的に学習到達度調査（PISA）を行っているが、2003年の調査ではスイスは16.7％が初歩的な読解力に問題があるという結果になった。EUの平均は約20％なので平均並みというわけだが、フィンランドやアイルランド、オランダなどは約６％で、スイスはトップクラスから大きく引き離されている。
しかし最も不名誉な結果となったのが、科学や技術関連に進む女子生徒の割合の低さだ。この分野で学位を取る女性は学生全体の15％以下で、スイスは欧州の中で最下位となっている。欧州の平均は33％以上だ。
今回の統計局の調査は、日頃教育水準が高いと国際的評価の高いスイスが、意外に遅れていることを示す結果となった。
swissinfo、外電 遊佐弘美（ゆさひろみ）意訳
キーワード
2001年、EU参加国の教育相らは、欧州の教育水準を上げるための３つの目標を設定した。リスボン計画と呼ばれる。
1つ目の目標はEUの教育システムの質の向上、2つ目は全ての子供達に対して教育が受けられる環境を整えること、３つ目は教育や職業訓練の場をさらに広げること。