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スイス環境局と連邦統計局は２４日、自然環境にやさしく効率的な生産を目指す「エコ・エフィシエンシー」と環境保護・改善状況を調査した環境リポート２００２を刊行した。リポートによると、環境破壊は環境改善策の効果を上回るペースで進んでいる。このコンテンツは 2002/06/25 09:12
３５０ページの環境リポートによると、主として企業の汚染排出削減努力の結果、スイスの大気汚染は減少し、湖水・河川の水質も改善された。が、１日サッカー・ピッチ１０相当の土地が開発利用され、二酸化炭素排出量のうち自動車と航空機によるものは全体の３分の１にまで増加したことが判明した。
エコ・エフィシエンシー（eco-efficiency）とは、少ない資源を利用し廃棄物と汚染を減らしながら、より多くの製品やサービスを製造するというコンセプトに基づく造語。連邦統計局によると、過去１、２年間で、工業製品・農産物ともエコ・エフィシエンシーが上がった。それでも、スイスでは１�F／秒のぺースで住宅建設によって更地が失われ、エネルギー消費もわずかずつだが確実に増えている。交通量も増えているが、そのほとんどがレジャーによるものだ。さらに、統計だけでは全貌が見えないという短所がある。スイスは大量の工業製品を輸入しているが、これら輸入品製造のためのエネルギー消費は今回のリポートには含まれていない。
スイスは国内総生産（GDP）の１.６％を環境保護予算に割り当てている。連邦環境局によると、大気汚染の減少や水質の改善など技術的には環境改善は進んでおり、また、再生可能ゴミのリサイクル率は６０％から９０％と廃棄物管理でも高水準を誇る。スイスの場合、人口とインフラの集中が自然および景観を阻害しているのが問題だ。自動車交通量は、世界のどこでもそうであるようにスイスでも増加している。政府が公共交通機関利用の推奨を強力に押し進める他、多くの自動車交通量規制政策が取られてきたが、いずれも効果はない。環境局では、経済セクターとの協力が必要だと見ている。
また、テクノロジーの進歩はエコ・エフィシエンシーの進歩をもたらすが、新たな環境リスクを生じる原因ともなる。連邦環境局は、電磁波の影響、バイオテクノロジーのインパクト、遺伝子組み換え作物についての研究が必要だとしている。その上で、人の自然に対する態度を変革する必要があるとしている。自然を再発見し、人と環境、人と人の関係を尊重し連帯しなければ、人も環境も生存できないと、リポート２００２は結ぶ。
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