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スイスの所得税や社会保険の負担率（国民負担率）は従来、欧州諸国のなかで最も低い部類に属する。先進３５カ国中、スイスより低いのはたった３カ国だけだ。もっともその順位が実状を正確に示しているとは言いがたい。
スイスの労働者の平均手取り収入は、他のほとんどの先進国と比べても多い。経済協力開発機構（OECD）加盟国３５カ国の収入に関する年次報告書によると、欧州の中ではスイスがトップの座を占める。
ベルギー、ドイツは高負担
昨年、スイスで子供のいない独身者が税や社会保険料として国に納めたお金は、総所得の１７％に当たる。OECD加盟国の平均は２５．５％だ。最多はベルギーやドイツで、約４０％が給与から差し引かれる。スイスより低いのはチリ（７％）、メキシコ（１１％）、韓国（１４．５％）のみだ。
これだけ国際的にも良い位置づけにいながら、高い税金や社会保険料に不平を言ったことがないというスイス人に、スイスインフォ編集部は今まで出会ったことがない。それにはこんな裏がある。
負担率の低さはあくまで相対的なものだ。税率は居住する州や基礎自治体によって大きく異なる。さらに統計は国に納めた税・保険料を集計したものだが、スイスでは健康保険や企業年金など民間の運営する保険への支払いが重荷になっている。
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（独語からの翻訳・ムートゥ朋子）
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