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３０周年を迎えたヨーデル・フェスティバルが今月２２日から２５日まで開催され、照りつける太陽の下、スイス南部ヴァレー州ブリークに約１５万人のヨーデル愛好家が集まった。同フェスティバルは連日大盛況のうちに幕を閉じた。
３年に１度開催されるヨーデル・フェスティバルには約１万１千人のヨーデル歌手、アルプホルン奏者、旗回しが集結し、その腕前を披露。開催期間中、約１５万人が同フェスティバルを訪れた。
暑さ対策
ブリークは３０年前、同フェスティバルの第一回目が開催された場所だ。３０周年という記念すべき年を祝うため、「ヨーデル村」と化したブリークには２４の大きなテントが設置され、あらゆる場所で何百もの演奏が披露された。また、１５００人のボランティアがフェスティバルを訪れた観客に飲み物や食べ物を振舞った。
常に気温３０度以上を記録したフェスティバル開催中は、特に水分補給が重要視されたため、運営サイドは無償で日よけ帽子、日焼け止め、飲料水を提供。ミスト装置も各所に設置した。天候にも恵まれ事故もなく、最高の雰囲気の中、大盛況のうちにフェスティバルを終えられて良かったと運営サイドは喜びを表した。
ヨーデルのパワー
同フェスティバルのハイライトは最終日２５日に行われたパレードで、約２万人の観客を楽しませた。フェスティバルを訪れたアラン・ベルセ内相はヨーデルが人々を結束させる力を強調し、「ヨーデルを歌う人々は常に同じ基盤を共有している。会話が無くてもだ」と語った。また、スイスの政治をヨーデルに例え、「ヨーデルほど調和しなくても」、スイスは力を合わせて永続的な解決策を見つけることができると話した。
加えて伝統的なヨーデルと旗回しについては、「政治的解決にはアルプホルンを演奏するような深い呼吸が必要とされるし、旗回しの力強さと耐久力が必要とされる」と話した。
世界中からヨーデル歌手が参加
同フェスティバルにはスイスだけでなく、日本や南アフリカからのヨーデル歌手も参加。カナダに移住したスイス人が２０年前に結成したヨーデルクラブ「ワイルド・ローズ」も参加し、地元リーダーアルプのヨーデル歌手たちと共に、スイス最大のアレッチ氷河を一望できる標高２９２７ｍのエッギスホルンで歌声を披露。聴衆を魅了した。
（英語からの翻訳・大野瑠衣子）