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「グッド・ウィル・ハンティング／旅立ち」や「ミルク」などの人気映画で知られ、日本にもファンが多いガス・ヴァン・サント監督の初めての回顧展が、ローザンヌのエリゼ写真美術館他のサイトへで開かれる。映画だけでなく、絵画や写真など同監督の多彩な才能にスポットを当てる。
ヴァン・サント監督は１９５２年７月２４日、米国ケンタッキー州生まれ。映画監督、画家、写真家、ミュージシャン、作家として多方面で活躍。社会からはみ出してしまったアウトサイダーたちを好んで題材にし、デビュー作「ドラッグストア・カウボーイ」や「マイ・プライベート・アイダホ」などインディペンデント映画で一躍有名になった。また過去にはデビッド・ボウイやレッド・ホット・チリ・ペッパーズなど大物スターのミュージックビデオも手がけている。
回顧展の写真コレクションでは、デビュー作のキャスティングで監督が自ら撮影したポラロイド写真を展示。何百人もの俳優、作家、一般の人たちを写した作品が並ぶ。同監督は９０年代終盤にはポラロイドカメラを使わなくなったが、その後も主にファッション誌やロックバンドの写真を中心に撮り続けた。
また１９５０年代に米国で起こった作家のウィリアム・S・バロウズらを代表とする思想運動「ビート・ジェネレーション」に影響を受け、映画監督としてキャリアを重ねるかたわら、芸術活動にも長い間情熱を注いだ。１９７０年代の同監督の絵画やデッサンのほか、２０１１年になって描かれた大型の水彩画が並ぶ。来年１月７日まで。
（英語からの翻訳・宇田薫）