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スイス中部のインターラーケンで２６日から開かれている伝統行事「ウンシュプンネン祭」。目玉の一つは各地の腕自慢が８３．５キログラムの石を投げて飛距離を争う石投げ大会だ。ところが、２００年前から競技で使われ、大会のシンボルだった石はこれまで二度も盗難に遭い、２００５年を最後に行方不明のままだ。(SRF/swissinfo.ch)
ウンシュプンネン祭は１３世紀、都市部と農村部の住民の親交を深める目的で開催されたのが起源。１８０５年、公式に第１回が開かれた後、２０世紀半ばから定期的に催されるようになった。現在は石投げ大会だけでなく、スイス相撲のシュウィンゲン、アルプスの伝統衣装やヨーデル、アルプホルン演奏などが披露され、これらイベントの一部はテレビで生放送されている。
石投げ大会では、１８０８年から「公式の石」が使われていた。ところが１９８４年、この地域からの独立を目指すジュラ地域の分離主義者たちが、インターラーケンにあるユングフラウ地方観光博物館から石を盗み、ジュラを「解放」しない限り、石は返さないと脅迫。石は図らずも政治紛争のシンボルとして注目を浴びることになってしまった。２００１年、いったんは開催者の元に返ってきたものの、石の表面は分離主義者らによってジュラ地域の旗と、欧州を示す星のマークが彫られていた。
０５年、展示してあった地元のホテルから再び盗まれ、その後行方は分かっていない。現在、大会ではレプリカが使われ、大会が始まるまでインターラーケンにある大手銀行UBS支店の金庫に保管されていた。
（独語からの翻訳・宇田薫）