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バイオテロと思われる米国での炭そ菌感染から、スイス当局は炭そ菌治療薬の抗生物質と天然痘治ワクチンの備蓄増加に踏み切った。このコンテンツは 2001/10/25 06:51
ボリス・バンガ国家安全委員会委員長は、２３日ベルンで行われた記者会見で、スイスはバイオテロに対する十分な備えがあると発表した。バンガ委員長によると、天然痘ワクチンに関しては６００万人分の備蓄があり、さらに４５０万人分を発注した。天然痘は７０年代後半の世界的な集中ワクチン作戦の結果、８０年に世界保健機関（WHO）が撲滅宣言を出した。が、天然痘ウィルスがバイオテロに使われる可能性が浮上し、ワクチンに対する関心が高まっている。もしも天然痘ウィルスを用いたバイオテロが行われた場合、被害は人類の３０％から５０％に及ぶと推定される。
また、炭そ菌の治療薬である抗生物質に関しては、現在２ヵ月分の備蓄があるが、必要ならばさらに４ヵ月分を増産する態勢にあるとバンガ委員長は述べた。米国で炭そ菌感染者が１２人以上出たことから、国家安全委員会ではスイス国民に炭そ菌や感染した場合の症状に関する知識を早急に広める必要があるとしている。
今週初め、ティチーノ州では不審な粉の入った郵便物６通が会社などに送りつけられた。うち３件は検査の結果炭そ菌ではない事が判明したが、残り３件は検査中だ。また、これらの郵便物と接触した人は全員が検査を受けている。ティチーノ州警察のビエリ報道官は、「炭そ菌が実際に検出された事はないが、いたずらによりパニックが広がる危険は深刻だ。」と、いたずらに対して厳しい態度で臨むことを語った。
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