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地球上の約２５億人は下水設備のない環境で生活しており、１１億人は安全な飲料水を入手できないという。
ヨハネスブルグで開催中の「持続可能な開発に関する世界サミット」で、スイスは飲料水と下水へのアクセスを改善する行動計画を主張したが、２８日水に関する本会議は何ら合意に達することなく終了した。
２年前、世界各国の首脳によって署名された「ミレニアム宣言」は、２０１５年までに飲料水を入手できない人を半数までに減らすと宣言したが、下水設備に関しては直接言及しなかった。スイス開発協力局（SDC）の水問題に関するスペシャルアドバイザー、カタリナ・クムメル氏は、世界の首脳は下水設備の改善に関して確かな目標を定め、早急に取りくまなければならないという。が、２８日、水に関する本会議は国際合意に達することなく終った。「米国など一部の国は、ミレニアム宣言に全ての目標は設定されており、水や下水だけでなくいかなる新しい目標も設定する必要はないと考えている。」とクムメル氏は言う。
１０年前リオデジャネイロで開催された第１回地球サミットで、安全な飲料水へのアクセスに関する意欲的な目標が設定された。が、統計の示すところによると、地球上の一人当りの人間が入手可能な飲料水の量は、１９５０年の１７、０００�Gから１９９５年には僅か７０００�Gへと激減している。このままいけば２０２５年までに地球の総人口８０億人の約半分は渇きに苦しむことになり、紛争の原因となる資源は石油から水に変わるだろうと予測される。
スイス開発協力局（SDC）は、南部アフリカ諸国を中心に、水道と排水処理の施設建設を財政支援している。「ある意味でスイスは給水塔だ。スイスには豊富な水資源がある。だからスイスには、運悪く水資源に恵まれない諸国を援助する責任がある。スイスの水管理に関する経験を他国と分かち合うべきだ。」とクムメル氏は言う。
スイスの情報プラットホーム「持続可能なスイス」は２９日、ウンブツ村のイベント会場ウォータードームでの水に関するスペシャルイベントを主催した。イベントのゲストの１人は、SDCが財政支援するバングラデシュの安価な水田用給水ポンプメーカーの技師ソブハン氏。「ポンプを利用すれば収穫が多くなり、その分収入が増える」とソブハン氏はいう。
ウォータードームの開会式には、南アフリカ前大統領でノーベル平和賞受賞者のネルソン・マンデラ氏が出席、「水を社会的・政治的アジェンダのトップに置くグローバルな協力が必要だ。水はヨハネスブルグでは最優先事項の一つだ。皆がコミットメントの履行状況をモニターし、フォローアップしなければならない。」と世界に語りかけた。
水
１１億人は安全な飲料水が得られない
２５億人は下水設備のない暮らし
地球上の一人当りの飲料水は４５年間で１７、０００�Gから７０００�Gに減少