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墜落は機内娯楽システムの欠陥配線が電気系統の故障を引き起こし、出火したのが原因と考えられるとカナダ運輸安全委員会（CTSB）が発表した。このコンテンツは 2003/03/27 19:51
この事故は1998年9月2日、ニューヨーク発−ジュネーブ行き、スイス航空111便MD-11機が離陸から1時間後、カナダのハリファックスの沖合で墜落し、乗員乗客合わせて229人全員が死亡したもの。
事故と調査の経過
スイス航空111便はボストンの管制官に「コックピット内に煙が立ち込めた、燃料を放出する」と連絡し、カナダのハリファックス空港に緊急着陸を試みたが、航空機はまもなくレーダーから消え、空港から7，8分の距離の大西洋上に墜落した。機体の損傷も激しく、生存者も無いなどスイス航空設立以来最悪の事故となった。
事故機のボイスレコーダー「ブラックボックス」は事故の6分前に切れていたため役に立たず、調査委員会は15ヶ月もかけて事故機の残骸を大西洋からかき集め、2000もの部品からMD−11機を９８％復元した。リポートによると、これによりコックピットの天井に這わせてあった電気系統から出火したことが判った。
新しい安全基準の勧告
この出火の定かな理由について、リポートは触れていないが、今後の安全勧告として機内娯楽システムを設置するにあったっては、さらなる検査の強化や業界内の安全基準を引き上げることなどを提唱している。専門家はビデオを鑑賞したり、ゲームをしたりできる娯楽システムは多くの電力を使うため機内の温度を上げたのだろうと推測する。また、このシステムの配置テストを行った米連邦航空局（FAA）の試験がMD−11機と適合していなかったのではないかとの指摘もある。
火災探知機の欠如
事故機が出火したとき、機内には火災探知機も消火設備もなく（当時はまだ規定はなかった）、乗員が火事に気づいた時はすでに遅すぎたとしている。また、可燃性素材の認可基準が事故当時は非常に低かったとしている。調査委員長のビック・ガーデン氏によると「出火に機長がもっと早く気づいていたとしても火の回りが早かったため、安全な着陸は難しかっただろう」という。
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