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外国人が見たスイス4大都市の良いところ・悪いところ
スイスに住む外国人の大半はこの国の生活の質の高さに満足しているが、馴染みにくさも痛感する。今年はシャイなスイス人と友好関係を築くことはできたのか？
国外在住者のネットワーク「インターネーションズ」が発表した「外国人にとって住みやすい街ランキング他のサイトへ」2021年版では、バーゼルが57都市中24位から9位に急浮上した。ローザンヌ（21位）とチューリヒ（34位）はこれまでと同じランキング中盤を守り、ジュネーブは47位とワースト10を何とか免れた。
外国人にとって住みやすい街ランキング2021
「外国人にとって住みやすい街ランキング」は国外在住・在勤者のネットワーク「インターネーションズ」が毎年調査・発表している。今年の調査は186カ国・地域に住む174国籍・1万2420人超が、さまざまな角度から外国人としての暮らしやすさを評価した。
回答者は個人的な感じ方を重視して、精神・物質両面における25項目を評価する。評価項目は13のサブカテゴリに分類され、さらに「都市生活の質」「馴染みやすさ」「都会的働きやすさ」「お金・住宅事情」の4部門で順位付けした後、その平均で総合ランキングを出す。
集計対象は回答者が50人以上いる都市。今回は57都市が対象となった。End of insertion
栄えある1位はクアラルンプール。マラガ、ドバイ、シドニー、シンガポール、ホーチミン、プラハ、メキシコシティ、バーゼル、マドリッドが続いた。最下位はローマで、ミラノ、ヨハネスブルク、イスタンブール、東京、カイロ、パリ、マーストリヒト、モスクワ、ニューヨークがワースト10だ。
それではスイスの各都市の評価内容を詳しくみてみよう。
9位：バーゼル～働くには最高
唯一スイスからトップ10入りしたバーゼルは、サブカテゴリの交通で1位、安全・政治で3位に入り、「都市生活の質」部門で2位にランクインした。外国人全員が地元の公共交通機関に満足するという偉業を達成した。
97％とほぼすべての外国人が安全だと感じており（世界全体は84％）、90％が政治的安定に満足している（同64％）。スイス第3の都市であるバーゼルは、地域経済の状態（1位）や労働時間（8位）も評価が高く、「都会的働きやすさ」部門で6位になった。
「たまにきず」もある。生活費の高さに不満を抱える人は69％と、世界全体（34％）の2倍を超え、生活費指標で48位だった。26％が地元文化に馴染むのが難しいと答え、「馴染みやすさ」で39位となった。
21位：ローザンヌ～素晴らしい都市環境だが「桁外れに高い」
レマン湖を見下ろすローザンヌは、「都市生活の質」部門で8位にランクイン。90％が政治的安定（7位）に、91％が都市環境（6位）に満足している。米国出身の居住者は「驚くほど美しく、地形的に多様で、季節ごとの面白みがある」とコメントした。
またローザンヌは他のスイスの都市よりも定住しやすいと評価された。ローザンヌで友達が作りやすいと考える人は47％と世界平均の48％に近く、バーゼル（42％）やジュネーブ（37％）、チューリッヒ（25％）を上回った。
定住外国人とコロナ
「外国人が住みやすい街ランキング2021」では、新型コロナウイルス危機が定住外国人の生活にどのような影響を与えたかも調べた。主な調査結果として、次のことが分かった。
- 半数以上は、パンデミックが移住計画や現在の国外生活に直接的な影響を与えていないと回答
- 早期帰国の理由としては「友人や家族の近くにいたい」が最多
- 一部の回答者が移住計画を保留している主な理由は「渡航制限」
- パンデミックの影響を最も受けるのは「個人的な旅行」「社会生活」「仕事」
- ほとんどの回答者は、コロナ関連の最新情報を政府の公式発表や地元のニュース、ソーシャルメディアから得ている
ただし、ローザンヌは健康や環境への評価では31位にとどまった。ヘルスケア価格には3分の2が不満を唱え、54位と低評価。あるイタリア人居住者は「スーパーマーケット、レストラン、カフェの食べ物がめちゃくちゃ高い」と嘆きの声を寄せた。
それでも外国人の72％は自分たちの経済状況に満足している（世界全体では64％）。だが競争の激しい住宅事情により「お金・住宅事情」部門では39位に甘んじた。
34位：チューリヒ～美しいがとっつきにくい
スイス最大の都市は今年、項目によって評価がばらついた。地元住民の友好性や「歓迎されていると感じる」はそれぞれ51位、友好・社会性は55位で、「馴染みやすさ」部門は48位。チューリヒに住む外国人で「友達を作りやすい」と感じている人はわずか25％だった。37％が社会生活に不満を持つのは、「地元住民が外国人居住者に対して不親切である」（39％）ことや「地元文化に慣れるのが難しい」（27％）ことが背景にある。
すべてのスイスの都市と同様に、チューリヒは生活費指標のワースト10に属する。外国人の69％がこの側面をマイナス評価。それでも、68％は自分の財政状況に満足しており、85％は「十分な可処分所得がある」と考えている。ただし住宅は「手ごろな価格ではない」（58％）、「見つけるのが難しい」（45％）と感じる人が多く、「家計・住宅事情」部門では37位だった。
チューリヒで最も高く評価されたのは「都市生活の質」部門（6位）。安全・政治と交通の両サブカテゴリで5位だった。あるフィンランド人女性は「1人暮らしの女性にとっては非常に安全」と評価。また86％が都市環境に満足しており、キューバ人居住者は「森に近く、市内に看板や高速道路がない」ことが良いとコメントした。
47位；ジュネーブ～質はそこそこ、なのに高い
ジュネーブは「都市生活の質」部門が21位と、スイスで唯一同部門のトップ10入りを逃した。政治的安定では見事1位に輝いた一方、ヘルスケアの値ごろ感では56位という長・短所は他のスイス都市と似たり寄ったりだ。ただし地元の余暇の楽しみ方に関しては23％が不満を持つ（世界全体では14％）など、その他の項目では他の都市に後れを取った。
だが生活の質が低く評価されたジュネーブは、生活費との見合いでデメリットが際立つ。生活費指数では世界最低の57位、「家計・住宅事情」部門で53位だった。87％がジュネーブの住宅は「手ごろな価格ではない」と捉え、63％が「見つけるのが難しい」と感じている。
仕事全般への満足度は79％と高く、「都会的働きやすさ」部門では28位にランクイン。ただし「歓迎されていると感じる」が52位、地元住民の友好性が50位、友好・社会性が48位と軒並みワースト10に入り、「馴染みやすさ」部門で43位になった。
政治的な安定を除けば、ジュネーブは「住み甲斐がない」。今年はそんな結果となった。来年は挽回するだろうか。
（英語からの翻訳・ムートゥ朋子）
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