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スイス人の心の奥にある反ユダヤ思想が、最近の調査で明らかにされた。調査対象となった１６％が、ユダヤ人に対して強い嫌悪感を抱いていると認めた。このコンテンツは 2000/03/17 15:11
スイス人の心の奥にある反ユダヤ思想が、最近の調査で明らかにされた。調査対象となった１６％が、ユダヤ人に対して強い嫌悪感を抱いていると認めた。
意見調査は１、２００人に対し電話で行われた。質問事項は「ホロコースト」という語から何を理解しているか、第二次大戦中のスイスの取った行動は正しかったか、ユダヤ人を隣人として歓迎するか、などだった。
ホロコーストに対する理解という質問では、スイス人は他の欧州諸国とくらべて認識が浅く、「ホロコースト」という語の意味も、また何人のユダヤ人が殺されたかなどについてもよく知らなかった。３９％は、ユダヤ人はユダヤ人自身の目的のために、この問題を利用していると回答した。が、８１％は、スイスの学校教育でホロコーストについて取り上げるべきだと回答した。さらに、３３％は、ユダヤ人は世界で影響力を持ち過ぎていると答えた。
アメリカ・ユダヤ委員会のデビッド・シンガー氏は、調査結果に衝撃を受けている。「印象的なのは、ユダヤ人が国際的な状況で問題とされていることだ。回答者の３分の１はユダヤ人に対して否定的な感情を抱いているのが心配だ。」
それでも、ユダヤ人に隣人になってほしくないと回答したのは８％にすぎず、４０％がアルバニア系コソボ人の隣に住みたくないと回答したのにくらべれば、はるかに少ない。
また、「スイスは第二次大戦中のユダヤ人に対する態度に関して謝罪する必要はないと思うか」という質問に対しては、４５％が同意、３９％が否定、１６％が無回答だった。が、５７％は、第二次大戦中スイスが国境で命の危ないユダヤ人亡命者を追い返した事に関しては、正しかったと回答した。
シンガー氏は、「調査結果は、スイスの歴史の真実に直面する事への苦悩を露にした。歴史事実を快く思わない人々がいる事は、明らかだ。」と分析する。
若い世代では、反ユダヤ思想は顕著ではなく、人種差別・反ユダヤ主義に反対する新法についても支持的だ。シンガー氏も「若い世代の傾向は大変ありがたい。今後学校教育でも歴史事実を正しく取り上げていけば、将来については楽観してよいと思う。」と言っている。
この電話調査は、アメリカ・ユダヤ委員会とスイスの反ユダヤ主義と戦うグループCICAD（ジュネーブ）が実施した。同様の調査は、英国、フランス、スウェーデン、オーストリア等ですでに行われた。
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