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来年１月２８日から始まる第４６回ローザンヌ国際バレエコンクールの選考ルールが変わる。これまで４５年間、若手ダンサーの登竜門として知られる伝統のコンクールが、現代のトレンドに合わせ、さらに年齢の若いダンサーに門戸を広げる。コンクールの芸術監督で最高経営責任者のシェリー・パワー氏にルール改正の詳細とその意図を聞いた。
「４０年間でダンス界は激変した。コンクールの応募者数も４０年前とは全く違う」と、昨年、芸術監督兼最高経営責任者に就任したパワー氏は話す。これまでローザンヌ国際バレエコンクールは、１５歳から１９歳未満の若手ダンサーに参加資格が与えてきた。同コンクールは、本番に加えコンクール中のレッスンも審査されるという特徴があり、参加者とバレエ学校の仲介役を担うなど、ダンサーの進路支援にも重点を置き、ネットワークの場を作ってきた。そのユニークさを維持しつつ、現代に見合ったコンクールにするため、パワー氏はどのような改革を目指しているのか。
スイスインフォ：２０１８年のコンクールでは、ルールがどのように変わるのですか？
シェリー・パワー氏：新しく変わるルールの一つとして、参加者の年齢の下限を１５歳から６カ月引き下げ１４歳６カ月にします。まずは１年それでやってみて、様子を見ます。これには幾つかの理由があります。
その（１４歳６カ月の）参加者は、（コンクールで入賞したり、ネットワーク・フォーラムを通じてバレエ学校からオファーがあると）１５歳でバレエ学校に入学できるようになります。これまで満１５歳の参加者は、一部の学校への入学を１年待たなければなりませんでした。学校の新年度が始まる９月に１５歳になる人たちは、１６歳になるのを待たずにその年に入学できます。パートナーのバレエ学校から、（対象を）もう少し若いダンサーにできないかとリクエストがありました。すべてのパートナー校がより年齢の若いダンサーに興味を持っているわけではありませんが、一部の学校はそうです。イギリスでは、子供は１０歳で全寮制の寄宿学校に入るので、１４歳では遅いという声も聞きます。ダンサーとしてのキャリアはとても短く、その年齢ごとに必要なトレーニングをしなければならないからです。
また、これからはジュニアとシニアを別々のグループに分けて審査します。以前は年齢の高い参加者が有利でした。２つの年齢層に分けることで、それぞれの年齢に応じた能力を正しく審査できるようになります。私たちはまた、ローザンヌ国際バレエコンクールで期待される芸術的、技術的要件をコントロールできるようになると考えています。
スイスインフォ：パートナーのバレエ学校は、一般に１５歳でダンサーを受け入れたがるのですか？
パワー：よくあります。しかし、もっと若い人を受け入れる学校もあります。カナダ・ナショナル・バレエ・スクール、パリ・オペラ座バレエ学校、ロイヤル・バレエ学校はもっと若い年齢の生徒を受け入れています。ただ、全員が、家を離れてバレエ学校に行く準備ができているわけではありません。
スイスインフォ：より若いダンサーはコンクールに参加したいと思っているのでしょうか。近年のコンクールではどうでしたか。
パワー：コンクールの数は（ローザンヌ国際が始まった）４６年前に比べて約６倍に増えました。４６年前は１つか２つしかなかったのに、今では世界中で５０も６０もあります。コンクールはとても人気があります。
はっきりしているのは、より若い年齢の生徒がコンクールに出たいと熱望していることです。コンクールの数がとても多く、たくさんのダンサーが世界中で競い合っているからです。４０年間でダンス界は激変しました。コンクールの応募者数も４０年前とは全く違います。
スイスインフォ：なぜ参加者の最低年齢を１４歳より下に下げないのですか？
パワー：そうするかもしれませんが、ローザンヌ国際バレエコンクールでは過去に例がないので、さらに若いダンサーの処遇をどうするか、このアイデアが良いのかどうかについては慎重に見極めたいと思っています。１４歳に下げることもあるかもしれませんが、未定です。（年齢の引き下げは）段階的、なおかつ安全に実施し、適切な形で生徒を受け入れて行きたいと考えていたからです。それが主な焦点で、賞は生徒のためのものですから。
スイスインフォ：バリエーションの課題も変わるのですか？
パワー：ジュニアとシニアで異なるバリエーションも検討しています。全員に一律のものを課すことはしません。バリエーションの内容については慎重に選ぶ予定です。
各グループに異なる新しいバリエーションの課題をいくつか出し、、どのように踊れるか見たいと思っています。より若い生徒も、その年齢に適した課題受けられるようにしたいからです。
バレエ団では、さまざまなレパートリーをやります。たとえ１５、１６歳でそのレパートリーを学んでいなくても、現代のコンクールでは多くのダンサーが早い時期に競争にさらされます。ただ、出場者に知っておいてほしいのは、コンクールでは最善を尽くすということが求められているということ。コンクールがうまくいっているのはこれが理由の一つでもあります。
スイスインフォ：ジュニアとシニアのグループで異なるレッスンを企画するのですか？
パワー：両グループ向けに企画されたレッスンは似たものです。私はこれにより、若いダンサーたちが何がより大切かを分かってくれると思っています。自分より年齢が上のダンサーと競わずに済み、彼らに適したレッスンを受けられるからです。
生徒が「白鳥の湖」の黒鳥に１２歳で挑戦しています。これは、今の競争の世界で大きな問題です。黒鳥はプリンシパルのために振付けた作品で、踊る年齢も１９歳などでしょう。彼らは本当にそれを踊れるほど成熟しているのでしょうか？彼らの身体は、肉体的にも精神的にも、そのような作品のプレッシャーに耐えうるのでしょうか？
それで、若いダンサーたちは、自分たちに求められているのは「黒鳥」ではなく「青い鳥」、つまりもっと年齢に見合ったものを踊ることだと言います。しかし、それでも彼らにとって試練であることは変わりなく、同じことに焦点を当てることになります。
スイスインフォ：賞はどのように変わりますか？ジュニアとシニアのグループの受賞者は、どうなりますか？
パワー：従来と変わりません。プロのバレエ学校への留学奨学制度です。参加者の人数によってグループ分けをします。ジュニアとシニアでそれぞれ一定の賞を設けます。最低３つのスカラシップをそれぞれのグループに与えます。スカラシップの数はスポンサー次第ですが。ジュニア、シニアでそれぞれ１位を決めます。ジュニアの出場経験者は、後にシニアのコンクールに参加することも可能です。参加者数は、従来通り７０～８０人を維持します。
ローザンヌ国際バレエコンクール
Prix de Lausanne他のサイトへ（プリ・ド・ローザンヌ）という国際バレエコンクールは、スイス西部ローザンヌで１９７３年から開催されている。１４歳６カ月～１９歳未満の若いダンサーを対象にした世界最高の国際コンクールの１つで、若いダンサーの登竜門とも言われる。
来年は、２０１８年１月２８日から２月４日まで開催され、決勝は４日に行われる。予選のビデオ審査を通過した約７０人が参加する。入賞者は、希望するバレエ学校かバレエ団で１年間研修でき、奨学金が与えられる。
選考方法の変換
1999年、コンテンポラリー・バリエーション審査導入。
2006年、予選審査が、自らの踊りを撮影して動画を送付する映像審査となる。
また、フリー・バリエーションの審査が廃止。
対象年齢１５～１８歳の上限を１９歳未満に引き上げた。
2017年、対象年齢の下限を１５歳から１４歳６カ月に引き下げ。