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ローザンヌで１９日から２１日まで開催が予定されていた人体標本展「リアル・ヒューマン・ボディーズ」で、州裁判所は１９日、展示遺体の出所に関する情報が不足していることを理由に主催者側の訴えを退け、開催を中止する決定を下した。
キリスト教団体「拷問に反対するキリスト教徒行動（ACAT）」が苦情を申し立てていた。内容は主に、展示遺体の出所が不明であること、また標本となった人物本人もしくは家族からの同意書がないというもので、ヴォー州の州議会議長は先週初め、同展示会の開催許可を取り下げたと発表していた。
ACATによると、展示会で使用された遺体は、死刑もしくは拷問によって死亡した中国の囚人か、中国で弾圧を受ける非合法の気功集団、法輪功（Falun Gong）のメンバーである可能性が高い。
詳細は明らかにされぬまま
ローザンヌ市当局は、主催者側に遺体の出所に関する証明および、標本となった本人もしくは家族からの展示同意書の提出などを求めたが、主催者側はそれらの説明を拒んだか、提出できなかったことから中止が決まった。
「展示会を認めるには不明な点が多すぎる」とピエール・アントワーヌ・ヒルドブランド市議会議員はスイス通信の取材にコメントし、「市当局は事実を明らかにするよう求めたが（主催者側から）回答を得られなかった。そのため展示会の開催を取り消し、公開しないためにあらゆる措置を取るようボーリュ財団に要請した」と続けた。
スイスでは全ての人が、死後の自分の体と私物をどのように取り扱うべきかを決めることができる基本権を持つ。遺体の出所が明らかでない限り、同展示会はローザンヌの人々の感情を害する可能性が高いとした。
過去にも開催された展示会
人体の組織や臓器の保存を可能にする技術「プラスティネーション」を用いた人体標本を使用する同様の巡回展示会は、スイスでも過去に開催されたことがある。ACATは今週ベルンで開催された「ボディ・エキシビジョン」も非難。１年前にジュネーブで開催された「ボディ・ワールド」展も議論を巻き起こし、公の反応は二分していた。
SDA-ATS/srf-rts/jdp