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ネパールの首都カトマンズで２７日、スイスの災害救助隊が活動を開始した。「長期にわたる外国からの復興支援が必要だ」としながら、負傷者であふれかえる病院への支援や水の供給が、健康リスクを減らすための緊急課題だと主張する。
ネパールで起きた地震は、4千人以上の死者を出し、過去数十年で最悪のものになった。「だが、人々は余震におびえながらも復興への希望を捨てていない」と、スイス・人道援助ユニットのビリー・ビーリンクさんは言う。
カトマンズで救助活動を開始した同ユニットは、スイス政府の連邦外務省開発協力局に属する災害救助隊だ。ビーリンクさんは、この国の開発援助に長年携わり、１年のうち数カ月は、カトマンズに住む。
swissinfo.ch： スイスの災害救助隊はどういった救助活動を開始しましたか？また被害の状況は？
ビーリンク： 実は、多くの建物が「まだ建っている」ことに驚いている。だが、その一方で、これらの建物の内部がどうなっているのか見当もつかない。
我々スイス隊の医師は、四つの病院を回っている。負傷者であふれかえっている中、医師や看護師らが必死で対応しているという。このスイス人医師は、バクタプルにも行った。ここは古い町で、地震の被害が相当ひどい。人口が過密で崩壊したこうした町では、世界からの復興支援が必要だと彼は主張している。
swissinfo.ch： 公衆衛生や飲料水が一番の問題では？病気にかかるリスクは？
ビーリンク： 人口密度が高いカトマンズでは今後、市民が病気にかかるリスクが高い。ただ、まだ飲料水はある。政府が支給しているからだ。
ネパールでは長年にわたり、十分な水力発電が行われていないため１日に１０～１２時間の停電を行ってきた。そして、こうした災害が起こると最悪な状況が生まれる。なぜなら、通常は多くの家がポンプでくみ上げた地下水を屋根の上のタンクにためているが、地震で電気が供給されないため、水をためられないからだ。
swissinfo.ch： 災害での人道援助という観点から、今回の地震は今までに経験した災害の中で、どういった位置づけになりますか？
ビーリンク： とにかくマグニチュードが大きい地震だった。そこで、ネパールの国民がどこにどれだけ住んでいるか、誰も把握できていないことが、政府にとっても、また（我々を含む）救援を行う国際社会にとっても、大きな困難になる。長年、国勢調査が行われていないからだ。
そして、世界の最貧困国の一つであるネパールのような国にとって、この地震は恐らく、かなりの後退を引き起こすと思う。
swissinfo.ch： では、こうした貧困国がインフラを再建するには、どうしたらいいのでしょうか？
ビーリング： カトマンズは過去十年で爆発的に人口が増えた。ネパール共産党毛沢東主義派の武装蜂起により、多数の若者が首都カトマンズに逃げ込んだ。カトマンズは天国のように思えたからだ。
そこでこうした人口流入に対し、近代的な多くのビルが建設された。これらのうちいくつかは地震に耐えて残ったが、周囲にはがれきの山があるのも事実だ。これらをすべて取り除く復興作業は気の遠くなるようなものだ。従って、国際社会からの長期的な支援が必要だ。
しかし、ネパール人は復興を成し遂げると、私は考えている。彼らは、強い精神力を持っているからだ。
（英語からの翻訳・編集 里信邦子）, swissinfo.ch