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欧州の南北を結ぶ主要幹線ルートが何週間も封鎖されることになり、運送会社はコスト増のに直面することになりそうだ。また、スイス南部のティチーノ州は孤立の危機にある。このコンテンツは 2001/10/26 11:20
２４日の火災事故後、ゴットハート・トンネルは通行止めとなり、トンネルを利用する１日平均５０００台のトラックは、イタリア半島と欧州北部を結ぶ代替ルートをとらなければならなくなった。トンネルの北側、ウリ州警察のレト・ハベルマッハー捜査官は「ゴットハート・トンネルは長期通行止めとなるだろう。」と確信している。
UBSウォーバーグのエコノミスト、アンドレアス・ホーフェルト氏は、「欧州北部とイタリア間の貨物運送の２０％はスイスを経由し、残りはフランス、オーストリアを経由する。ゴットハートは、スイス南北間の陸路輸送の８５％が通る主要経路だ。」と、ゴットハートの重要性を指摘する。ホーフェルト氏は、１日の通行量１８、０００台のゴットハート・トンネルの封鎖は、運送会社のコスト増を招き、破たんする会社も出るという。「アルプス越えの代替ルートは少ない。現況では運送費の値上げは難しいので、行き詰まる会社が出るのは避けられないだろう。が、景気後退に直面しているスイスでは、小売価格の値上がりはないのではないか。だから、消費者が打撃を受けることはないと私は見ている。」と、ホーフェルト氏は語った。
イタリアとの国境の町キアッソに事務所を置く運送会社のベニー・クンツ所長は、「モンブラン・トンネルが封鎖された時も、運送費の値上げはなかった。今回も、それはないだろう。また、運輸市場も減速している今、運送会社にとっても大きな影響はないのではないか。それよりも、道路から鉄道への貨物の振替え輸送問題の方が大きい。EUとの話し合いが必要になる。」と、経済的よりも政治的な影響について言及した。
トンネル封鎖はティチーノ州の地域経済にも影響を与えることになる。アルプスの南側に位置する唯一の州は、アルプスを挟んでスイス全土から孤立してしまう。「ティチーノからの輸送の４５％はゴットハートを通る。トンネルが通行止めとなったら、ティチーノはスイスから切り離されてしまう。」とホーフェルト氏は懸念する。
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