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2015年10月15日木曜日
ぼんでこ
削りかけはだいたい揃った、欲を言えば、秋田の祝儀棒（ぼんでこ）さえあれば、と書いたのは、一年以上前のことでした。
そして、そのことはすっかり忘れ果てていましたが、その祝儀棒が、ひょっこりと手に入りました。ヤフーオークションで、アイヌの夫婦人形を持っていたのと同じ人が出品していたのです。
細い、細い削りかけを糸で結わえてあります。
箱入りで、箱には「祝 全国大会、梵天、全国郷土玩具友の会東北支部」と書いてあります。
友の会の全国大会の配りもの、あるいは売りものとしてつくられたものでしょうか。
ずっと箱に入れっぱなしだったのか、彩色していない部分は白いまま、彩色したところは、色が鮮やかに残っています。
箱に色が移っていますから、落ちやすくてはかない塗料のようです。
祝儀棒は、かつては秋田県横手の、三所神社の梵天奉納祭で授与品として手に入れることができました。今はどうでしょうか。
二月中旬の三所神社の梵天奉納祭では、無病息災や五穀豊穣を願って、梵天を奉納しますが、現代の梵天は、竹を編んだものに飾りをつけてつくってあるようです。
梵天奉納祭は、寛永二十年（１６４３年）に、魚商たちが市場の神を祀って奉納したのがはじまりと言われています。
昔のみんなで担いだ梵天がどんな形をしていたか、どんな材料でつくられていたかなどは、あまりわかっていないそうです。
祝儀棒（ぼんでこ）は、別名嫁叩き、御方打（おかたうち）、孕め打（はらめうち）、水祝い、水掛け祝いなどとも呼ばれたようなので、子宝に授かるようにと願いを込めた棒だったのかもしれません。