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スイスを南北に縦断する「レッチュベルク線」を走行するイタリア製の特急列車「チサルピーノ」が、故障多発のため1月8日から、一時的に運行を停止した。現在、北端のバーゼルから南端のドモドッソラまでは、スイス連邦鉄道の普通列車が走行している。
スイス連邦鉄道 ( SBB/CFF ) によると、運休して整備を強化することになったのはチサルピーノ ( Cisalpino ) 製のETR470型車。ミラノにある整備工場が移転したため整備が滞り、故障が多くなったのが主な原因だ。年末には整備工を30人増員し24時間体制で整備の強化に当ったが、新年に入っても列車故障のためダイヤが乱れていた。
乗換えを強いられる
運休は数週間続く見通しで、ミラノ以南への乗客はドモドッソラ ( Domodossola ) で乗換えを強いられることになり、乗車時間が数分長くなるという。
また、大幅な遅れがあった場合は料金の払い戻しをチサルピーノが負担することになった。45分以上の遅れに対して乗客は、3月31日までに申告することで、料金の3割を払い戻してもらえる。国際協定では1時間以上の遅れに対して2割の払い戻しが決められているが、チサルピーノは定額以上支払うことで今回の失態を修正しようという態度だ。
チサルピーノはスイス連邦鉄道とイタリア鉄道の共同出資による会社で、バーゼル、チューリヒ、ジュネーブなどスイスの主要都市からイタリアのミラノ、フィレンツェ、トリエステなどへ特急を走行させている。特急チサアルピーノは、カーブでスピードを落とさないように車体が傾斜することから「傾斜列車」として知られているが、運行当初から故障が多いことで知られる。
swissinfo、外電