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国連調査委員会は、シリア紛争での当事者双方が戦争犯罪を犯したと非難している。また、昨年９月には人道援助の車列がシリア政府によって意図的に攻撃されたと指摘。国連調査委員会のカルラ・デル・ポンテ調査官は、シリアのアサド大統領は法廷で裁かれるべきだと、スイス公共テレビの取材で語った。
シリア和平協議がジュネーブで行われ 、国連のシリアに関する調査委員会は１日、２０１６年７月から１２月の期間および政府軍のアレッポ制圧について記した３７ページにわたる報告書を発表した。その中には、シリア軍とロシア軍が反体制派支配下のアレッポ東部で連日空爆する様子や、何百人も殺害し病院、学校、民家を破壊する様子が詳細に記述されている。
報告書によると、反体制派もまた政府軍の支配下にあるアレッポ西部を砲撃し、多くの人々を殺害し、負傷させた。さらに、包囲されたアレッポ東部から住民が脱出するのを制止し、住民を人間の盾として利用― これらの行為は戦争犯罪に値する。
国連もまた、政府軍が化学兵器とクラスター爆弾を繰り返し使用していたことを非難。だが調査委員会は、シリアおよびロシア両軍がアレッポでこれらの兵器を使用したのか、またはどちらかの軍だけが使用したのかは断言できなかった。理由は、使用された武器と軍用機が似ていたためだった。
最低でも５千人の兵力を抱える政府軍は「投降するか餓死するかの選択を迫る戦略」を行い、アレッポ東部を包囲した。
調査委員会は、昨年９月１９日にアレッポ東部の地方都市ウルム・アル・クブラで国連とシリア赤新月社の車両が破壊され、救援活動に携わっていたスタッフ１４人が死亡したのは、シリア政府が「緻密に計画し容赦なく」空爆を行ったためだと非難している。国連が以前行った調査では、どの勢力が空爆を行ったのかは明らかにならなかった。
調査委員会は、すべての勢力において戦争犯罪の疑いのある人物を機密リストに記載。刑事訴追の準備のためにジュネーブで立ち上げられた、シリアに関する新しい国連組織とこのリストを共有していきたいとしている。同委員会はまた、一連の戦闘でロシアの軍用機やイランが支持する武力勢力から強いサポートを受けているアサド大統領を激しく糾弾している。
元国連戦争犯罪主任検事で、現在は国連調査官のカルラ・デル・ポンテ氏は、アサド氏は自身の関与について法の裁きを受けるべきだと主張している。
「アサド氏は今まで６年間、数多くの民間人が死亡したことに責任を負っている。我々はアサド氏を法廷に立たせなければならない。彼は史上最悪の犯罪者の一人なのだ」と、デル・ポンテ氏は１日に放送されたフランス語圏のスイス公共テレビの取材に語った。
元ティチーノ州検事および元スイス法務長官の同氏は、その率直な話しぶりと粘り強さで知られる。
１９９９年にルイーズ・アルブール氏の後を継いで、ルワンダ国際戦犯法廷検事および旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷検事を務め、２００７年に退職。スイス大使としての経歴も持つ。
１２年にはシリアでの戦争犯罪を調査するための国連調査官４人のうちの１人に任命された。
（英語からの翻訳・鹿島田芙美）
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