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スイス人とアメリカ人の血を持つ写真家ロバート・フランクさんが10日、カナダ東部ノバスコシア州インバネスで死去した。94歳だった。
1924年チューリヒ生まれ。20世紀で最も影響力のある写真家の1人と言われた。1950年代に米国に渡り、人々の日常生活を写して当時の米国の「リアルライフ」を描写した。
1958年に出版した写真集「ザ・アメリカンズ」は彼の代表作だ。83枚の写真を通して、50年代の米国が抱えていた社会問題をあぶりだした。そうした問題の一部はいまだに解決の日を迎えていない。
出版当時、米国では「反アメリカ的だ」と酷評された。
「ロバート・フランクの写真集は異端なほど違う視点から1950年代の米国社会を捉えた。『ライフ』誌など当時の米国雑誌がアメリカの楽観的で明るいイメージに光を当てようとしたのとは対照的だ」。ナショナルギャラリーオブアート（ワシントン）の写真コレクション部のサラ・グリーノウ部長は10年前、スイスインフォの取材にこう語っている。
60年代に入ると映画作りに転じた。処女作「Pull My Daisy」は、米国人作家ジャック・ケルアックの未完の舞台「ザ・ビート・ジェネレーション」の一場面をもとにした。他に30作品以上を制作。ローリングストーンズのツアーのドキュメンタリー映画もある。
80年代からは再び写真の世界で活躍した。2009、10年にはナショナルギャラリーオブアートとジュ・ド・ポーム国立博物館（パリ）でフランク作品の大きな回顧展が開かれた。
さまざまな受賞歴を持つフランクさんは2回結婚し子供を2人もうけた。
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