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中央スイスにあるフィアヴァルトシュテッテ湖で新種の魚が発見された。チューリヒ連邦工科大学水研究所の2008年の研究報告によると、フェルヒェンと呼ばれるマスの一種に属する魚で、水深10メートルから30メートルの場所に産卵する。
これまでフィアヴァルトシュテッテ湖 ( Vierwaldstättersee ) で生息が確認されていたフェルヒェン ( Felchen ) は4種類あったが、スイス連邦水圏科学技術研究所 ( Eawag ) に所属し、またベルン大学でも水生生物学教授を務めるオレ・ゼーハウゼン氏によると、5つ目の種類が存在することがわかった。
絶滅の危機
フィアヴァルトシュテッテ湖に実際に存在する種類の数を調べるために、ゼーハウゼン氏の研究グループは水深の異なるさまざまな産卵場所でフェルヒェンを捕らえてデータを取り、遺伝型を比較した。その結果、これまで知られていた種類とは異なる新種が存在することが確認された。
同グループはこの新種に「シュヴェプバルヒェン ( Schwebbalchen ) 」という非公式の名前をつけた。この新種がフィアヴァルトシュテッテ湖にしかいないことは「ほぼ間違いない」という。
これまで行われた数々の調査の結果から、スイスに生息するフェルヒェンの約2割が水質汚染によって絶滅したと推測されている。今でも生息しているフェルヒェンは25種類から30種類とみられているが、その中の多くは絶滅の危機に瀕している。
swissinfo.ch、外電