Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00296.jsonl.gz/2

１９９５年１２月仏グルノーブルでカルト教団ソーラー・テンプルのメンバー１６人が集団死した事件に関与したとされるミシェル・タバクニク前ジュネーブ管弦楽団指揮者の公判が１７日グルノーブル裁判所で始まった。９４年スイス西部で集団死した同教団のメンバー４８人の遺族らは、スイス当局に事件の再捜査を迫る事実が解明されるのではないかと期待して見守っている。このコンテンツは 2001/04/18 08:47
タバクニクは、死によって滅亡する地球から他の惑星へ移り垂ｫ残るという教義を教団員に広め自殺を示唆した中心人物だとされている。この教義のため９４年から９７年の間にスイス、フランス、カナダ・ケベック州でソーラー・テンプルのメンバー合計７４人が集団死する事件が起きた。この事件に関与した個人の裁判が行われたのは初めてだが、タバクニクは関与を否定している。
スイスのヴァリス州Grans-sur-Salvan（２５人）とフリブール州Cheiry（２３人）で集団死した４８人の遺族らは、この裁判を機に今まで何も明らかになっていない事件の何か１つの事実でも明るみに出るのではないかと期待している。遺族の弁護団代表ジャック・バリヨン弁護士は、「我々は真実を知りたい。遺族らは何年も理解不足や当局、特にスイス当局の事件捜査に対する厳正さ不足に耐えなければならなかった。」と訴える。スイス当局は、教団創設者のジョセフ・ディ マンブロとルーク・ヨーレットがヴァリス州での集団死で死亡したため捜査を行わなかった。「スイス当局が捜査をしていれば、我々は今日グルノーブルになどいなかっただろう。」と言うバリヨン弁護士は、２週間の公判でスイス当局を事件の再捜査に動かすような証拠が出る可能性もあると語った。
タバクニクが実際にソーラー・テンプルで果たした役割は明らかになっていないが、swissinfoの取材に対し本人は一切の関与を否定、「わたしは単なるスケープゴートだ。わたしの子供達の母親を殺したと、本気で思われているのだろうか。」と語った。彼の先妻クリスティンさんは、グルノーブルで集団死した１人だった。仏当局は、タバクニクが教団創設者および幹部の１人で、スイスでの集団死の１０日前に開かれた集会でソーラー・テンプルの終末を予言したと主張する。これに対し、タバクニクは、９０年代初めに教団の活動に関わったことは事実だが、終末思想に取り付かれていたのはディ マンブロで、自分は友人であったディ マンブロに裏切られたと訴えている。
バリヨン弁護士は、グルノーブルの公判は全ての遺族にとって真実に迫る突破口を開く重大な機会だと言う。「ソーラー・テンプルの集団死は、個別の事件ではない。スイス、フランス、カナダ・ケベック州と場所は違っても全部同ｖﾚ的で行われ繋がっている。グルノーブル当局の働きに感謝する。タバクニクの出廷だけでも評価に値する。」とバリヨン弁護士は語った。
この記事は、旧サイトから新サイトに自動的に転送されました。表示にエラーが生じた場合は、<email-pii>に連絡してください。何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いします