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スイスの労働市場は5月、建築業界のおかげで一息つくことができた。11カ月ぶりに失業率が低下したのだ。
5月末、地域労働センター ( RAV ) に失業者として記録された人の数は13万5128人。失業率に換算すると3.4%となり、先月の3.5%から0.1%低下した。
増える操業短縮労働
しかし、連邦経済省経済管轄局 ( SECO ) のセルジュ・ガイヤー氏は「見通しが明るくなったわけではない」と警鐘を鳴らす。今回の失業率の低下は完全に季節的なもので、雇用が増える建築業界によるところが大きいという。
ドリス・ロイタルト経済相も6月8日に記者会見を開き、短期の採算性だけを考えて若者の見習い職をカットすることのないように企業に訴えかけた。そうしなければ、将来、専門家が不足することになるからだ。
スイスでは、操業短縮労働が依然として記録的な速さで増加を続けている。3月には操業短縮労働のために労働時間が262万3000時間減少した。これは2月に比べて倍近い数字だ。前年同月比で46倍にもなる。今年3月には2206社の企業で働く4万1022人の被雇用者が操業短縮労働を強いられた。
2008年には、スイスで職を失った人が次の職を見つけるまでに平均151日間を要した。経済管轄局によると、これは前年より12日間少ない。また、若者の失業者はほかの年代に比べ、かなり早く新しい職に就いている。
swissinfo.ch、外電