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故フェルディナンド・マルコス元フィリピン大統領の遺族は、スイス銀行の口座にあるマルコス家の預金の本国送還を阻止しようと、出訴期限法の発動を試みていたが、連邦裁判所は一族の訴えを却下した。このコンテンツは 2000/07/20 15:09
故フェルディナンド・マルコス元フィリピン大統領の遺族は、スイス銀行の口座にあるマルコス家の預金の本国送還を阻止しようと、出訴期限法の発動を試みていたが、連邦裁判所は一族の訴えを却下した。
チューリッヒ司法当局は、イメルダ夫人の秘書の義兄がパナマで登録した会社を通してスイス銀行に保有する口座に関する情報をフィリピンに提供することになっていた。この口座は１９８６年にマルコス元大統領が失脚しフィリピンを出国して以来、凍結されているが、約１、０００万スイスフラン（６２０万ドル）の預金がある。
連邦裁判所は、マルコス一族がこの預金の本国送還を阻止する目的で出訴期限法を発動する事はできないと、判決を下した。スイスはマニラ当局から要請された司法協力をしているだけであり、この件にフィリピン法は適用されない（適用されるのはスイス法）というのが判決理由だ。一方、フィリピン最高裁は、閣僚や官僚による不正な預金の返還を要請する国の権利には、出訴期限は適用されないとしている。
今まで合計６億２、０００万スイスフランがフィリピンに返還された。この件を担当するディーター・ヤン・チューリッヒ州判事によると、スイス国内に残るマルコス家の凍結された預金は、３、５００万スイスフランある。また、連邦裁判所の判決が出たものの、スイス当局がマルコス家の遺産物語を完結させるまでには、まだ５年から１０年がかかるだろうと語った。
１３年間のマルコス資金調査は、スイス司法当局の歴史上最大の事件だ。
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