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「金融危機後の世界を構築する」というテーマで開幕した「第39回世界経済フォーラム ( WEF/ダボス会議 ) 」の年次総会は、危機を食い止める、あるいは危機から脱出する明確なプランを提示できないまま、2月1日閉幕した。
会議開催以来最高の、およそ2500人の参加者を集めたダボス会議だったが、開始前と同じ暗闇から抜け出せないまま5日間の日程を終えた。
世界を変え動かして行く「永続的な正常状態性」
「参加者は全員失敗した。今回の金融危機がいかに大きなものか、誰も明確に理解できていないし、危機から脱出する手立ても見出せなかった」
と、上海の「リー・クァンユー公共政策大学 (LKY-SPP)」の学長、キショー・マーブバニー氏は落胆の色を見せた。
ロシアのウラジミール・プーチン首相は、アメリカのコンピュータ業界の大物マイケル・デル氏を激しく攻撃し、トルコのエルドアン首相はイスラエルのシモン・ペレス大統領と口論した後、怒ってステージを後にした。さらに中国の温家宝首相はアメリカの資本主義を強く非難した。
創立者のクラウス・シュヴァブ事務長は、グローバル化した銀行業務の再計画、金融規制などを訴えたが、
「むしろ、今やっと大仕事が始まった。WEFは今後グローバルな再計画イニシアチブをスタートさせる予定だ」
と述べた。
ノーベル平和賞を受賞したマイクロクレジットの創始者、ムハマド・ユヌス氏は、
「単に失敗に終わったと見なすべきではなく、大切な時間を共有したと考えるべきだ。変革があるべきだとみなが認識したからだ。そして、今世界を変え動かして行けるような、永続的な正常状態性を追求しなくてはならない」
と語った。
swissinfo、外電