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スイス人報道写真家のパトリック・ロールさんは、桜の花が開花する頃、初めて日本を訪れた。東京の喧騒を体験し、津波の被災地に未だ残る傷跡に驚き、高齢者介護や新幹線の車両清掃を手伝い、うどん作りや合気道、座禅にも挑戦した。
京都で難解な演劇、能の舞台裏を覗いたあと沖縄に飛んだロールさんは、米軍基地建設に反対する抗議活動の現場や長寿の里を訪ねた。そして旅の最後の地、石垣島へと渡る。都会の喧騒を逃れて東京から移り住み、現在、伝統的な木造船サバニを造る吉田友厚（ともひろ）さんと、いよいよ旅のフィナーレへ。
（独語からの翻訳・小山千早）