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スイス人写真家のセバスティアン・コーラー氏が撮る肖像写真は魅力的であり挑戦的だ。被写体の人物はカメラをまっすぐに見つめ、写真に深みと強さを与える。そこには、ある古い写真技術が使われている。コーラー氏の作品は現在、ヴォー州ヴヴェイのスイスカメラ博物館他のサイトへで展示中だ。
コーラー氏は１９６９年にスイスで生まれ、現在はヴォー州ローザンヌ在住。独学で写真家になった。コーラー氏はここ数年、ガラス板に像を写す撮影技術「コロジオン湿板法」に傾倒。これは１８５１年に英国の彫刻家フレデリック・スコット・アーチャーが開発したもので、感光材料の「コロジオン」と呼ばれる液体と銀化合物をガラス板に塗布し、薬液が乾かないうちに撮影する。その仕組みは至ってシンプル。ガラス板のネガ像を、黒い背景の前に置いて正面から光を当てると、光に銀が反応し、明るいところが白く、暗いところが黒く写る陽画（ポジ）になる。
この技術で生まれるネガの品質は素晴らしく、耐久性も非常に高い。コーラー氏の重厚な色合いの写真はレマン湖畔にあるスイスカメラ博物館で２０１８年３月１４日まで展示されている。写真展ではコーラー氏のスタジオでの作業風景をビデオで紹介。時を越えた作品作りのためには、被写体は数秒間少しも動いてはいけないため、モデルがカメラの前でじっと動きをこらえている様子を見ることができる。
（英語からの翻訳・ムートゥ朋子）