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うつ病になる直接原因は、脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリン、セロトニンが不足する機能的欠乏が有力な説だとされています。
うつ病の患者にに使用される抗うつ剤は、このノルアドレナリンやセロトニンの機能を回復させる働きをします。そうすることでうつ病の状態を改善します。
一方で、セロトニンの約９５％が、腸内で生産されるという事実があります。腸内でつくられたセロトニンは腸から菌によって脳内に送られます。その量は約２％程度と言われています。
腸内には９０％のセロトニンが残り、腸内の活動をサポートします。
腸内細菌は、それぞれ人によって異なっており、また腸内細菌の状態によってセロトニンの生産が活性化しない場合があることも最近の研究で分かっています。
うつ病はセロトニンがキーワード
腸内細菌の状態が悪い場合、腸内のセロトニンが不足し、腸内環境を改善するために、さらに腸内でセロトニンを使用する必要がでてきます。
すると必要以上に使ったセロトニンは脳内に十分に送る事ができなくなるため、脳内でセロトニン不足の状態を引き起こしてしまいます。
逆に、腸内細菌が良い状態であれば、腸内のセロトニンが余るためその分。脳内に送ることができるセロトニンが増えセロトニン不足を補う事ができます。
つまり、うつ病になると神経伝達物質であるセロトニンの機能的欠乏が起こるのであれば、逆に神経伝達物質が豊富な状態になれば、うつ病を治せる、またはうつ病の予防に繋がるという事です。
逆転の発想とも言えますが、脳と腸がうつ病の治療に密接に関係している事は驚くべきことです。この腸内フローラですが、良い状態に保つために、下記のような生活習慣の方は、腸内細菌の環境が乱れ、トリプトファンの分解やセロトニンの産生が上手くできていないかもしれません。
セロトニンの不足。腸内フローラが悪化する３つ原因
上記でも紹介したとおり、腸内環境により、セロトニンが不足し、精神的にも支障をきたしてしまいます。腸内フローラ悪化の主な原因をまとめてみました。心当たりのあるかたは要注意です！
運動不足
運動を全くしない人は、腸内の蠕動運動が悪くなり、便秘がちな状況に陥りがちです。腸内で便の腐敗が進むと、腸内フローラの悪化に繋がる悪玉菌が増えます。
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昼夜逆転生活
昼夜逆転生活をしている方は、交感神経系のバランスが崩れやすい傾向にあります。その結果として、排便異常に陥りやすい体質になってしまいます。昼夜逆転生活の場合、体内時計が乱れ、腸内細菌にも悪い影響をもたらします。セロトニンを良い形で分泌させるためにも、夜２２時～２４時の間には就寝して、朝６時～７時の間に起きる生活リズムを保つ事がが理想です。
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加齢
中高年以降になると、善玉菌の代表であるビフィズス菌が減少していきます。また活性酸素の働きなどにより悪玉菌が増えやすい腸内フローラ環境となるため、若い頃とは違った策が必要となるのです。中年期以降の人間は、生活習慣病などにかかるリスクも高くなってくるため、食習慣の改善によって腸内環境を改善させることが望ましいといえます。
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まとめ
うつ病の直接原因は直接原因は、脳内の神経伝達物質が欠乏する事であると先に書きましたが、それを引き起こす間接原因としてストレスの増加があります。
ストレスが高まると脳内の神経伝達物質が欠乏するのはもちろんの事、腸内環境のバランスにも悪影響を及ぼします。ストレスは腸内にある善玉菌を減らし、悪玉菌を増加させます。
すると腸内細菌のバランスが崩れ、セロトニン生成の機能が正常ではなくなってしまい、結果として腸内で生成されるセロトニンが減少し脳に送られるセロトニンは更に減少してしまいます。
つまりストレスは脳と腸の両方にセロトニン不足の影響を及ぼすという事です。
ストレスの軽減には乳酸器の摂取が効果があるとされています。乳酸菌を摂取すると、「唾液中コルチゾール」というストレスホルモンの分泌が抑制されます。また乳酸菌により腸内の善玉菌が増えれば、「セロトニン産生に適した腸内フローラが作られる」という状態となりますので、ストレス要素に負けない身体が作られます。
このように腸内フローラはうつ病の治療や予防に、大きな影響を与えています。腸内フローラの研究が更に進めば、抗うつ剤など、今までは脳にアプローチする事を目的としてうつ病の薬は開発されてきましたが、今後は、腸内の改善であったり、元気な人の腸内細菌を移植する治療など、治療へのアプローチ方法が変わっていくかもしれません。