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バーゼルの経済研究機関BAKは世界経済の回復は予想よりも遅れているとし、スイス経済成長の予測を下方修正した。また政府は１５日、雇用対策のため国内企業１０００社に公的資金注入を発表した。このコンテンツは 2002/10/16 08:12
今年7月の時点では、BAKは今年のGDP成長率を１.５％と予測していた。が、１５日バーゼルで行われたプレゼンテーションで、BAK研究員らは世界経済の回復は予想したレベルに到達できなかったとした。クリストフ・ケールロイターBAKディレクターは、「連邦統計局が昨年に修正した経済展望は、皆が思ったよりも正しくなかった。また、今後１、２期の四半期の世界経済は、半年前我々が予測したのとは全く違ったものになった。」と、連邦統計局の過った見通しの数字が経済下降の理由の１つと述べた。
が、米国や他の主要先進工業国の景気後退の可能性は「ありそうもない」と否定した。BAKによると、今年の停滞の主因は投資の不足、輸出と観光業の落ち込みだ。個人消費は安定しているが、失業率が増加傾向にある労働市場の現況から伸びは期待できない。BAKでは、今年の全国平均失業率は２.７％、２００３年には３％台にまで上昇すると見ている。また、インフレーション率は、今年は０.６％、２００３年には１.２％で、２％の物価安定レベルを下回ると予測される。一方、スイス経済長期予測では、２００４年から２０１０年までの平均年間GDP成長率は２.１％と、これまでの予測の２.４％を下方修正した。
産業部門ごとの予測では、資産管理の見直しとスイスの銀行秘密保持法への政治的圧力が成長の妨げとなっている金融部門が、予想よりも順調でないとしている。また、観光は中期的に落ち込むとの予測だ。
今月初めの連邦工科大学（ETH）チューリッヒの予測は、今年のGDP成長率は０.１％に落ち込み、２００３年には１.４％にまで回復するとしている。一方、政府予測では今年のGDP成長率は０.５％、中央銀行であるスイス国立銀行（SNB）は０に近いと予測している。
経済省は１５日、雇用対策として国内１０００社に対し政府予算３億５０００万スイスフランを投入すると発表した。政府は９８年１０月、同様な雇用対策を実施したことがあるが、ケールロイターBAKディレクターは「海外市場からの後退という問題を抱える企業にこのような資金投入を行っても、有効かどうか私は疑問だ」と述べた。
１５日に発表された複数の報告書で、９月の国内の倒産は６８０件で昨年同月より６.８％増えた。Swiss Creditreform Associationによると、今年１月から９月までの間に、企業２９６８社（昨年同期間比＋７.１％）、個人経営者３５１６件（同＋２.９％）が倒産した。が、一方で９月の会社登録申請は２３２４社で、昨年同月より１０％も多かった。
BAK経済予測キー
スイス経済停滞の主要因は投資と輸出の落ち込み。
主要先進国の景気後退の可能性は低い。
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