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スイス・ベルナーオーバーラント地方の玄関、グリンデルワルト。その歴史は、ウィンタースポーツの利用客を相手に観光業を始めた19世紀末にさかのぼる。ある私的な写真コレクションを通して、当時のグリンデルワルトの雰囲気を垣間見てみよう。
インターラーケンに程近い小さな村にとって、それは胸の熱くなる時代だったに違いない。１本の道路ができた数年後には登山列車が開通し、突然世界とのつながりができた。
グリンデルワルトでウィンタースポーツができるようになった1888年、村は観光ブームに沸いた。世界中から観光客がやってきて、そり滑りやカーリング、スケートを楽しんだ。やがてスキーもそれに加わった。
投資も盛んになった。ホテルはセントラルヒーティングシステムと電灯を導入。20世紀への期待は無限に膨らみ、「クアハウス株式会社」なる組織がカジノ付き保養施設を計画したほどだった。ほぼ全ての山頂がそれぞれ登山列車で繋がれようとしていた。だが予期せぬ事態がバラ色の未来に影を落とした。1914年の第一次世界大戦勃発で、国際観光業は一気に冷え込み、野心的な事業計画は凍結された。
掘り出し物の写真たち
ここに集めた写真はグリンデルワルトの栄光時代を映すものだ。地元の写真収集家が所有していたもので、地元の歴史家ペーター・ベルネット氏が選定。1世紀以上前、四季がどう移り変わっていったか分かるように編成した。
アルマー、ブラッヒャー、ヤッギ、クマー、ミヒェル、ロート。古くから村に住むこの家族は、郷土資料館で開催中の展覧会で写真を公開した。グリンデルワルト出身で登山ガイド・スキー教師を親に持つベルネット氏は、数十年前から地元の歴史解明に心血を注ぎ、ウェブサイト他のサイトへで成果を披露した。
写真はカメラが一般的ではなかった時代に広大な谷間で繰り広げられる文化、観光、日常生活を映し出す。ベルネット氏の写真集「グリンデルワルト他のサイトへ」（ヴェーバー出版）から一部を抜粋する。
#swisshistorypics他のサイトへシリーズでは、スイスの芸術・文化・スポーツにまつわる歴史的な出来事を写真で振り返ります。
（独語からの翻訳・ムートゥ朋子）