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ウィリアム・テルの伝説をはじめ、スイスでは弓矢を使った競技が親しまれている。しかし、スイスで一般的な射撃競技と一線を画しているのが、日本の弓道だ。ただ矢を的に当てるのではなく、すべての動作に美しさを求める弓道に魅せられたスイス人たちが、昇段試験を目指して日々トレーニングを積んでいる。(SRF/swissinfo.ch)
スイス西部のマッグリンゲンで先月、３週間にわたり国際弓道連盟主催のセミナーが行われた。セミナーでは日本人講師が美しい矢の放ち方を参加者の前で披露したり、各級の昇段試験が行われたりした。
参加者はスイスを含め、欧州２４カ国から集まった。そのうちの一人が、６５歳のスイス人女性、ルート・ギジンさん。昇段試験に向けて、森の中で精神統一を行い、心と体を落ち着ける。
心身の調和を重視する弓道にとまどう外国人も多い中、スイス人は他のヨーロッパの人々に比べて熱心に弓道に取り組んでいると、セミナーで講師を務めた範士八段の飯島正大（まさひろ）さんは話す。