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今年の2月中旬から3月中旬にかけて、31人の欧州人観光客がアルジェリアのサハラ砂漠で次々と行方を消している。これらの観光客に共通しているのは地元ガイドが付いていなかったこと、自らジープに乗り、チュニジアから南下してサハラ砂漠へ向かっていたこことだ。このコンテンツは 2003/05/26 19:48
アルジェリアの国営ラジオは4日、ラクダー・ドルバニ観光大臣が「誘拐された観光客を取り返すべく交渉中」という趣旨の発言をしたと伝えたが、5日、観光省はこのような発言はなかったと否定。観光省は「観光客は生存していると思われ、政府は見つけ出す努力を尽くしている」と公に述べただけで、6日には「交渉は一切行われていない」と強調した。
事件の経過
消えた4名（男２人、女２人）のスイス人は２月２５日にアルジェリア南東のウアルグラ‐ジャネ間の砂漠で誘拐されたものと推定され、彼らの乗っていたジープと所持品が見つかった。さらに、同日、周辺の地域で４人のドイツ人とオランダ人１人が消息を断った。その後、次々と同じサハラ砂漠で７つの別々のグループ、合わせて３１名が２月中旬から３月中旬の間に行方不明になっている。観光客はスイス人のほか、ドイツ人1５名、オーストリア人１０名、オランダ人１名、スエーデン人１名。どのグループも地元ガイドなしで旅行していたという。4月下旬にやっと、何者かに誘拐されたことが明らかになった。
生存は ?
アルジェリアの内務省は2日、「行方不明になった31名の観光客は生存しているとみられる強い手がかりがある」と発表した。しかし、誘拐犯がこれまで挙げられていたようなテロリスト、イスラム原理主義者、密売人、放牧民なのかといったことについては一切触れなかった。５日付のAFPによると、外交筋が「３１人は無事に生存中で誘拐者から３回も移動させられた」と話しているという。アルジェリアの地元メディアは観光客がイリジ（アルジェから１７００キロ南東）とタマンラセの地域にいると推測している。
ビンラディンと関係グループ ?
現地の地元メディアはオサマ・ビンラディンのアルカイダと関係があるイスラム原理グループ（the salafist group for preaching and comabat）などの名前を挙げているが詳細は全く分かっていない。アルジェリア紙エルワタンは「観光客は別々のグループに捕まっており、ラクダでしかいけないような険しい岩場の隠れ場所にいる」と伝え、ナイジェリアとリビアとの密輸者が跋扈している地域だと説明している。
アルジェリア政府はガイドなしで、５千キロ平方メートルにも渡る砂漠を旅行していた欧州の観光客について「当局に旅程を通告もせず、ガイドも付けずに旅行して全く不用心だ」とこぼしているという。しかし、地元関係者によるとチュニジアから南下するサハラ砂漠のこのエリアは今まで安全と見られており、このような事件がおきたのは今年になって初めてという。
スイス政府は連邦警察官を調査のため現地に送り、アルジェリア政府へ再度、事件解明を要請している。
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