Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00626.jsonl.gz/5

ニューヨークの国連総会の場で行われた人権理事会の理事国選挙で5月13日、スイスが理事国に選ばれた。
また、アフリカの地域枠としてリビアも当選した。
NGO、リビア選出に反対
ジュネーブに本部を置く国連人権理事会 ( UNHRC ) は47カ国の理事国で構成されるが、その任期は3年間。およそ3分の１にあたる14カ国が毎年改選され、アフリカ、アジア、東欧、中南米、西欧の地域別枠に沿って行われる。
スイスは2006年から2009年の第1回目の任期の後、今回スペインと共に西欧枠の中で再選され、国連加盟国192カ国中175カ国の賛成票を得た。
「2006年の人権理事会創設以来、人権擁護の推進に努めてきたスイの努力が認められた」
と連邦外務省 ( EDA/DFAE ) は喜びを表明した。
スイスは国民投票で「イスラム寺院の尖塔ミナレット建設禁止」を承認したが、それに対しイスラム諸国が今年3月の人権理事会で、反対の決議文を提出していた。
「この決議文提出の際の団結で、イスラム諸国が今回もスイスの選出にボイコットを行うのではないかと懸念したが、それは取り越し苦労だった」
と人権理事会のスイス代表ユルグ・ラウベー氏も胸をなでおろした。
一方アフリカ枠で当選したリビアに対しては、人権関係の37のNGOが選挙当日、国連加盟国192カ国に「リビアは人権擁護を行わない、古いタイプの専制政治の国」だとして賛成票を投じないよう呼び掛けた。しかしリビアも155カ国の賛成で当選した。
こうした現象に対し、NGOは
「今回の選挙は各地域枠の議席数にきちんと当てはまる数の国しか立候補せず、前もって立候補する国が全て当選するよう準備されている。これでは選挙の意味がない」
と批判している。
外電、swissinfo.ch