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10月19日に総選挙を迎えるスイスだが、バーゼル市の国民党の選挙ポスターに米同時テロを引き起こしたとされるテロ組織「アルカイダ」の指導者、オサマ・ビンラディンの顔がスイス国旗の裏に登場し、波紋を投げかけている。
バーゼル市は一時、このポスターを公共の場に張ることを禁止したが、バーゼル警察のシルト署長は選挙前の時期にポスターを禁止することによって論争を巻き起こすのはかえって良くないと判断し1日、許可したとスイス紙ルタン（2日付）が伝えている。
何故ビンラディン？
「今こそ国旗を見せろ！」と書かれたこのポスターはスイスの国旗の上に重ねて薄く、ビンラディンの顔写真が現れている。狙いは永世中立国スイスにもテロの脅威は迫っていると示すものだ。バーゼル市の国民党代表アンジェリカ・ツァノラーリさんは「スイスにイスラム原理主義テロの脅威がないと思っている人々は間違っている。2002年9月にはスイスの原発がマークされた地図を所持していたパキスタン人2人が逮捕されたが、証拠不十分で釈放された」といい、「政府はもっとしっかりとテロ組織を監視強化をしなければいけない」と批判する（ルタン紙）。
国民党内でもびっくり
同紙は国民党の幹事長（書記長）グレゴール・ルッツ氏が「確かに、ビンラディンの顔を見た時は驚いたが、各州が我々の大きな方針から離れないのなら文句はない」と言ったコメントを載せている。スイス至上主義を掲げる国民党はこれまでも波紋を巻き起こすような選挙運動を得意としており、ザンクトガルン州のポスターは当初、黒人がスイス人衣装を着て、「我々スイス人はネグロになっている」（搾取されているという意）というスローガンが書かれたものが計画されていた。しかし、この計画は「人種差別法に引っ掛かる」と国民党党首ウーリッヒ･マウラー氏が反対し、却下された。
10月総選挙の国民党全国向けポスターは羽をむしられたスイスを象徴する鶏が嘴と足を縛られ、「これは他の政党のおかげだ」と書かれている。今回のポスター騒ぎもスイスの各種メデアは「またか」といった冷たい反応でシルト警察長も「悪趣味だと判断するのはバーゼル市民に任せる」と話している。
スイス国際放送、屋山明乃（ややまあけの）
10月の総選挙について
＜10月の総選挙について＞
−10月19日に行われる総選挙では1959年以来続いている「マジック・フォーミュラ」（魔法の法則）という4大政党による連立政権の閣僚比例配分法則が崩れる可能性がある。この法則は7つの閣僚ポストを社会民主党二人、急進党二人、キリスト教民主党二人、国民党一人というように分配してきたものだが、キリスト教民主党が低落傾向にあり、国民党が飛躍しているため40年以上続いたマジック・フォーミュラが保たれるかどうかが焦点になってくる。
−極右派政党である国民党（スイス人民党ともいう、旧農工市民党）はGfs研究所が行った2003年7月の第5回調査によると２６％の支持率があり、続いて社会民主党２３％、自由民主党１９％、キリスト教民主党は１４％となっている。