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ヴァリス（ヴァレー）州のニーダーヴァルトとその近くにあるビスター。この両村では、これまでに離婚したカップルがいない。その秘密を探るためこの二つの自治体を訪ねてみた（Julie Hunt, swissinfo.ch）
趣のある古風な村ニーダーヴァルト。１７世紀に建てられた立派な教会が目を引く。地元の人々は、この村で離婚のない理由には信仰と社会的責任感が大きくかかわっているという。一方、この村から２０キロほど離れたビスターの村長は、信仰が主な要因ではなく、伝統的な価値が人々の行動に影響を与えているからだと考える。また、いろいろな誘惑もほとんどない。何といっても、この村にはたった３１人しか住んでいないのだから。
スイスでは、婚姻が税制上の不利を生むにもかかわらず、毎年約４万人が結婚する。同居のときとは異なり、結婚すると夫婦の収入が合算されるため税率がはね上がることが多い。定年退職後に受け取る年金の受給額も、結婚しない人より低額だ。この「結婚ペナルティー」を撤廃しようと、キリスト教民主党がイニシアチブ（国民発議）を成立させた。その是非が問われるは２月２８日の国民投票だ。
現代の結婚につきまとう金銭面や他の負担を考えると、ビスターやニーダーヴァルトの住民が結婚式で永遠の愛を誓い、それを持続させていることは、驚くべきことだ。
次回スイスインフォは、スイスで最も離婚率が高い地域をリポートし、その理由も探りながらこのテーマを追っていく。