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モーリッツ・ロイエンベルガー運輸エネルギー環境相とクルト・ボデウィグ独交通相は、チューリッヒ・クローテン空港発着スイス機によるドイツ南部騒音公害をめぐるスイスとドイツの行き詰まった交渉の打開策を検討するため来月予定されている最終交渉を前に１４日、再度ベルンで意見調整のための会談を行ったが合意には到らなかった。このコンテンツは 2001/08/15 10:08
瑞独航空交渉問題とは、かねてからチューリッヒ空港発着の航空機によりバーデン地方の住民が蒙っている騒音公害を懸念したドイツがスイスに便数を減らすよう要請、交渉が行き詰まったと見るや今年３月末に６月１日以降ドイツ領空を飛行したスイス人パイロットには罰金を科すとの見解を報道機関に流布、一時両国関係はかなり緊張した。４月２３日、ロイエンベルガー運輸相とボデウィク独交通相がベルリンで会談した結果、スイスがドイツ南西部の領空を通過するフライトを現行の１５万便から３５％減の約１０万便に減らし、さらに２２時から翌朝６時までの夜間飛行は９月１日以降禁止、週末と銀行休業日の減便は２００２年秋までに段階的に導入することで合意した。
１４日の会談でドイツは来月ボンで予定されている最終交渉で合意に到らなかった場合には、一方的な措置を採ることを再び強調した。会談後に行われた記者会見で両運輸相は４月の会談で合意に到らなかった点での意見調整はできたが、未解決の問題が３点残っているとした。ロイエンベルガー運輸相によると、独南部の自治体および住民からの賠償金請求に関しては全く妥協点が見出せなかった。また、独南部上空を飛行するチューリッヒ空港着陸便の段階的便数削減の実行予定に関しても、両国の調整ができなかった。さらに、スイスとドイツの航空運輸協定がスイスとEUが交渉中の通商協定に矛盾していないかという問題に関しても、両国の意見は異なったままだという。
ボデウィク交通相は、来月の会談で最終合意に到らなかった場合には、ドイツはスイス機の独上空飛行許可を２００３年に８０、０００便に限定すると宣言した。これに対しアンドレ・オイアー連邦民間航空局局長は「状況を分析し両国のギャップをうめるのに十分な要素がある。相互合意に到ることが可能だと信じている。」と、楽観視している。
４月の交渉でスイスが大幅に譲歩して以来、スイス政府はチューリッヒ空港当局、地元議会、政党筋からチューリッヒ空港の競争力を危機に陥れていると批判されている。特に、ロイエンベルガー運輸相に対しては、独の要求に対して弱腰だとの非難が集中している。これに対しロイエンベルガー運輸相は、抗争激化を避けるためには一定の妥協は不可欠だと繰返している。
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