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スイスの素材を使って蒸留したウオッカが米国で販売されることになった。このコンテンツは 2004/08/04 17:25
スイス製ウオッカの名前は、クセレント（Xellent）。ルツェルン州のヴィリサウにある、ディヴィサ社で醸造される。同社はこれまで、スイス名産の蒸留酒でサクランボから作るキルシュやビンにナシの実が入ったウイリアムなどを製造していた。
蒸留酒では世界で一番売れているのがウオッカ。3,000種類あるといわれる。
スイス中央のルツェルン州、ヴィリサウ市にある蒸留酒メーカーはこれまで、伝統的なスイスの蒸留酒でサクランボから作るキルシュやビンにナシの実が入ったウイリアムなどを製造していたが、このほどウオッカを手がけた。スイスで作られ生産ラインに載せられた初めてのウオッカである。名前はクセレントという。
ウオッカといえばロシア産が有名な蒸留酒だが、クセレントはアルプスの国スイスのイメージを前面に出した。普通は原料を発酵させ、2度にわたって蒸留すると蒸留酒ができるが、クセレントは3度蒸留し丁寧に作るところがスイスらしい。また、原料にはスイスの「山ライ麦」と氷河の水を使っている。
ライ麦が隠し味
ヴィリサウには農家が17軒ある。その中の一人、オトマー・シュタイネマン氏から、ウォッカに必要な原料のライ麦を購入している。
シュタイネマン氏の1.5ヘクタールの畑は、標高700メートルにある。この畑で栽培されている「山ライ麦」は、以前は好んで栽培されたがいまはほとんど廃れてしまった珍しい種類。年間10トンのライ麦を生産する見込みである。
スイスの中小規模の農家は、他国の農業と比べ、コストが高くつくなどの理由から多角化を計るなどの工夫をしないと、存在が危うい。シュタイネマンはウオッカ用のライ麦栽培で、さらなる活路を見出すつもりでいる。
まずは米国に進出
クセレントを蒸留するディヴィサ社は、ロシアのウオッカを輸入するスイスでの総代理店でもある。一方で、スイス初の独自のウオッカを作るという案が浮上したため、同社の蒸留所では数年にわたり、ウオッカの蒸留を研究してきた。「蒸留の方法から、赤いビンのデザインまで、すべてがわれわれにとって、新しいチャレンジだった」と蒸留会社、ディヴィサ社のアンドレアス・アッフェントラーガー社長。
3度目の蒸留で、アルコール度を96.6％にまで上げる。これにアルプスの山でも代表的なティティリス山の水を加え、アルコール度をウオッカのスタンダードである40％まで下げるのがスイス製ウオッカの特徴である。この水は、標高3,000メートル付近の氷河が溶け出した水で、エンゲルベルク村付近の地下15メートルから汲み上げたもの。数百年前に氷河としてそのまま保存された、綺麗な水である。
アッフェントラーガー社長が輸出国先としてまず選んだのは、米国。「高級酒の世界最大のマーケットだから」という。すでに、米国向けには13,000本が発送された。向こう2年から3年の間で米国のウオッカ市場の2％から3％を占めるのが同社の目標である。
スイス国際放送 ジュリー・ハント 佐藤夕美 （さとうゆうみ）
補足情報
スイス初のウオッカはルツェルン州ヴィリサウ市にあるディヴィサ社が蒸留する。
ウオッカはアルコール分40％以上で無色透明の蒸留酒の一種。
ロシアが発祥の地。小麦、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀類やジャガイモを原料とする。
カクテルのベースとして使われることも多い。
クセレントはインターネットで注文できる。
1本49フラン（約4,000円）送料別。
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