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7月23日12時過ぎ、マッターホルン・ゴッタルド鉄道 ( MGB ) の氷河特急が脱線横転する事故が発生した。
横転した車内には日本人観光客のグループが乗っており、負傷者の多くが日本人観光客だった。1人が死亡し、42人が重軽傷を負った。
人気の鉄道ルート
負傷者はヘリコプターで最寄りの病院で、フィスプ (Visp) にあるヴァリス／ヴァレー州立「中央オーバーヴァリス病院 (Spital Zentral Oberwalis) 」に収容された。軽傷者は救急車でも運ばれている。
約210人を乗せた列車の事故は、ラクス (Lax) とフィーシュ (Fiesch) の間にある水道橋の近くで発生。6車両のうち、第4車両が脱線し、第5車両は横転し。第6車両は坂の上にほぼ天井が下になるように倒れた。原因は現在のところ不明。重軽傷者を病院に運ぶため、現在5機のヘリコプターと救助隊員が出動している。事故から2時間半たった現在も救出作業が続いているという。地元警察は16時過ぎ、1人が死亡し、42人が重軽傷を負ったと発表したが犠牲者の国籍など詳細は不明だが、大半が日本人観光客だった。負傷した人のうち6人は重傷だとスイス通信 (SDA) は伝えている。
登山事故などで通訳を長年にわたって務めるブルンネル・淑美さんは、現地の病院からスイスインフォの電話インタビューに答え、彼女の記憶では、氷河特急でのこのような大きな事故は初めてだという。事故のあった地点の前方は鉄道橋で、橋の上で事故が発生していたら、より被害が広まったと見られる。
現在ブリーク－アンデルマット線のベッテン (Betten) 登り口駅からオーバーヴァルト (Oberwald) 間は不通になっている。再運行の見通しは救助作業の進み具合によるという。
氷河特急は、ユネスコ世界遺産のベルニナ鉄道、ゴールデンパスと並びスイスの3大鉄道として知られ、鉄道ファンには人気があるため、観光ルートとして組み込まれることが多い。
佐藤夕美 ( さとう ゆうみ ) 、swissinfo.ch
その後の経緯
7月24日17時までの現地からの複数の報道によると、亡くなったのは64歳の日本人の女性。2人の重傷者はそれぞれローザンヌとジュネーブの病院に収容されている。
原因は現在解明中。原因の最終的な解明には、数週間かかる模様だ。連日の暑さの中、線路が膨張し曲がってしまったのではないかという見解も当初はあったが、第4車両が脱線したことから、その可能性は低いという。
ラクスからフィーシュまでの鉄道は現在不通で、バスが運行されている。夜間を通して横転した車両を撤退させ線路を整備する作業が続いており、25日には列車の運行が再開される予定。
病院に運ばれた人は40人に訂正された。日本人28人、スイス人5人、スペイン人4人、オーストリア人2人。インド人1人。1人死亡、9人重傷。現在も地元の病院などに収容されているのは23人。
けがなどがなかった約170人はその日のうちにバスでアンデルマットやサンモリッツまで運ばれた。
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