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ワールド・ワイド・ウェブ（www）が誕生して12日で30年。欧州原子力研究機構（CERN）の元職員で、創始者・発明者のティム・バーナーズ・リー氏はこの日の記者会見で、インターネットが人類にもたらした負の側面に触れ、それをどう修正していくかについて語った。
「ウェブは公共広場、図書館、診療所、小売店、学校、デザインスタジオ、事務所、映画館、銀行などあらゆる空間になった」。バーナーズ・リー氏はワールド・ワイド・ウェブ財団のホームページでこうコメント他のサイトへした。
今やhtml、http、URLといったウェブ関連の概念は広く認知されている。世界の人口の半分はオンラインでつながり、20億近いウェブサイトが存在する。だがウェブが拡大するにつれ、多くの痛みやデジタル・デバイド（情報格差）も広がってきた。
「我々は人類の残り半分をできるだけ早くオンラインでつなぐ必要がある。そうでなければ格差はどんどん広がる」。バーナーズ・リー氏は12日、スイス・ジュネーブ近郊にあるCERNで聴衆にこう強調した。
ウェブは国家ぐるみのハッキング、ネット上の嫌がらせ、ヘイトスピーチ、誤報といった機能的問題を抱え、「デジタルの思春期」だと指摘した。
「漠然としているが面白い」
英国人科学者、バーナーズ・リー氏がCERNに勤めていた30年前に「Information Management：a Proposal（情報管理案）」と題した何の変哲もない論文を提出してから、世界は大きく変わった。
論文は、ハイパーテキストを使用することによってインターネット上で情報がどれくらい簡単に転送できるかを示した。リンクを使うことで、ユーザーはウェブページ上のテキストを簡単に閲覧できる仕組みだ。
論文を読んだ上司からは「漠然としているが面白い」と返事があった。提案は実行され、残りは歴史が証明している。
30年以上にわたり、ウェブは社会を変えた。現在63歳になったバーナーズ・リー氏は、自身の発明品を修正する必要があることを認識している。同氏の築いた財団が昨年11月に定めた「ウェブのための契約書他のサイトへ」に従って、政府や企業、市民がウェブの改善に大きな役割を果たすよう呼びかける。
同契約書によると、政府は誰もがインターネットに接続し利用できるように整備し、プライバシーを尊重しなければならない。企業はインターネットを手ごろな価格にし、プライバシーを尊重し、人々と公共の利益を最優先にする技術を開発しなければならない。市民はとりわけ「市民の談話」に協力・尊重することが大切だ。
「政府や大企業は、ウェブの改善に向け為すべきことがあり、また責任ある参加者であるべきだと認識している」と同氏は述べた。「契約に署名した人は、これらの原則が本当に重要であり、自身が契約の一部になりたいと考えていることを証明する。それは他の署名者と共に、ハイテク企業にまっとうなことをさせることと規制すること、また言論の自由とヘイトスピーチの間の均衡を見出すことだ」
契約書は「変更できない」ものではなく、デジタル思春期にいる人々を「より成熟した責任ある包括的な未来」に導くのに役立つはずだという。
バーナーズ・リー氏は「ウェブが本当に善のために存在する力なのかどうか、人々が恐れ不安を感じているのは理解できる」と続けた。「だが過去30年間でウェブに起きた変化を考えると、今後30年でウェブは何もよくならないと考えるのは敗北主義であり、想像力を欠くものだ。今、より良いウェブ作りを諦めれば 、ウェブが我々を見捨てるのではなく、ウェブが我々を見捨てることになる」
（英語からの翻訳・ムートゥ朋子）