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パヴェル・ボロディン前露大統領府総務部長のマネーロンダリングを調査中のベルトッサジュネーブ州首席検事は、ボロディン前総務部長が２、５００万スイスフラン預金されていたスイスの銀行口座にアクセスしたこと、またその２、５００万スイスフランが消えてしまっているという証拠を掴んだことを新聞の取材に対し語った。
１３日付けの「ノイエ チューリッヒャー・ツァイトゥン」紙上で、ベルナルド・ベルトッサ検事は、２、５００万スイスフランはどこへ行ったのか明白にするまでボロディン前露大統領府総務部長を追求すると語った。この２、５００万スイスフランは、ボロディン氏がスイスの建設会社マベテックスとメルカタの２社からクレムリン改築工事を請け負いを保証しキックバックを取ったものだと思われ、ベルトッサ検事は２、５００万スイスフランが合法的にロシアの口座に入金されたという証拠が上がるのを待っているという。
ボロディン前露大統領府総務部長は１月１７日ブッシュ大統領の就任式に出席するためニューヨークに到着したところ身柄を拘束され、スイスへの身柄引き渡しまで拘留されている。ロシア政府はスイスにボロディン氏の身柄引き渡し要求を取り下げ自発的なスイス行きという形を取りはからうよう外交圧力をかけているが、ベルトッサ検事は妥協する用意はないと明言し「ロシア側はボロディン氏をスイスに送る準備があるというが、保証はない。いずれにせよ、このようなケースに保証などない。」と語った。また、ロシア検察当局が１２月証拠不十分としてボロディン氏の調査を取り下げたことに対し、ベルトッサ検事は「ロシアは、昨日はこれは犯罪行為だと言ったかと思えば、今日は犯罪ではないという。」と述べ、ロシアに対し懐疑的であることを示した。
ロシアからは今月１日イワノフ外相がベルンを訪問、ジョセフ・ダイス・スイス外相にボロディン・ケースの早急な解決を要請、スイス連邦政府の政治的介入を望む態度を示す外交的圧力をかけてきた。が、ダイス外相は、この件は司法上の問題で政治問題ではないとし、スイス連邦政府はスイス法によって司法への政治介入は一切認められないとはねつけた。