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スイスの公共放送には長い歴史がある。そして今、若い世代に公共放送をどうアピールしていくか、試練の時を迎えている。
スイス公共放送協会（SRG SSR）が制作する番組の範囲は多岐にわたる。とりわけ同じ番組を四つの公用語（ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語）で制作し、さらに国際部スイスインフォのカバーする言語が英語、日本語、スペイン語など7か国語に上ることを考慮すればなおさらだ。この言語の多様性ゆえに、スイス公共放送のインタビューに応じる人物は、ドイツ語圏の局SRF、フランス語圏の局RTSなど複数局のマイクを向けられることも珍しくない。
市民ジャーナリズムやYouTubeの人気によって、ユーザーの獲得競争は熾烈を極める。その中でも課題とされるのは、動画配信サービス「Netflix」などに慣れ親しんだ若者世代にどうリーチするかという点だ。
一方、昨年３月の国民投票他のサイトへで、スイスの有権者は公共放送受信料廃止を求めるイニシアチブ（国民発議）「ノー・ビラグ」を否決した。スイス国内では一世帯につき、ビラグと呼ばれる年間365フラン（約4万円）の公共放送ラジオ・テレビ受信料の支払いが義務付けられている。
投票から1年後の4日、ベルンで初の国際公共メディア会議が開かれる。欧州各地の業界関係者が集まり、公共メディアの将来のほか、今後の政治、財政、技術的変化にどう対応していくべきかを議論する。
（英語からの翻訳・宇田薫）