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旧ユーゴ国際戦犯法廷（ハーグ）で３日、コソボでの大量殺戮など人道に対する犯罪を問われるスロボダン・ミロシェビッチ前ユーゴ大統領の初公判が行われた。国家元首が国際戦争犯罪法廷で裁かれるのは初めてだが、前大統領は法廷の合法性を否定し起訴内容については答弁を拒否、初公判は約１０分で終った。このコンテンツは 2001/07/04 11:07
午前１０時過ぎに始まった初公判で、ミロシェビッチ前大統領は「この法廷は違法だ。国連総会の委任を受けていない。」と発言し、人道に対する犯罪に関しては答えを拒否した。さらに前大統領は「この法廷は、NATOがユーゴスラビアで行った戦争犯罪を正当化するためのものだ。」と述べ、法廷の正当性を認めないのだから弁護人の必要はないと、弁護人を拒否した。メイ裁判長（英国）は、事実上ミロシェビッチ前大統領が無罪を主張したと解釈した。
ミロシェビッチ前大統領は４月１日からベオグラードで収監されていたが、先週ようやくユーゴ政府は旧ユーゴ国際戦犯法廷へ前大統領の身柄を引き渡した。ユーゴ政府の決断の背景には、欧米がユーゴスラビア再建援助資金１０億ドルに前大統領の身柄引き渡しを条件としていたやむにやまれぬ事情があった。ハーグでのミロシェビッチ前大統領は、自殺の恐れがあるとして２４時間監視下にある。
初公判でメイ裁判長が読み上げなかった３２ページの起訴状によると、１９９９年１月から６月２０日まで、スロボダン・ミロシェビッチ、ミラン・ミルチノビッチ、ニコラ・サイノビッチ、ドラゴリュブ・オジャニク、ヴラジコ・ストイコビッチは、コソボ自治州のアルバニア系住民に対する暴力行為を計画、命令、実行または援助、煽動した。そして、９９年３月のヴェリカコルサ村、マリコルサ村での虐殺を含むユーゴスラビアおよびセルビア軍による大量殺戮の実例を上げている。およそ１０５人のアルバニア系男性住民（子供を含む）が、射殺または村に火を付けられた際に焼死したという。
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