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「新型インフルエンザ感染が確認された人の数がこの1週間で急激に増加し、前週に比べ2倍になった」と連邦保健局 が11月12日発表した。
また、「医療機関を訪れる人の数も急増し、この8日間でおよそ15人の患者が緊急集中治療を必要とした」と連邦保健局 （ BAG/OFSP ）の広報担当官、パトリック・マティス氏は述べた。
数万人が感染
マティス氏によると、スイス全土で数万人の人が新型インフルエンザH1N1型ウイルスに感染したと推測され、また、0歳から19歳までの年齢グループでの感染増加が確認された。
しかし、「パニックになる必要はない」と連邦保健局の感染課長、ヴィルジニ・マスレイ氏は語り、基本的な衛生管理の習慣、特に手洗いの徹底した励行を強調した。
「新型インフルの感染を止めることはできない。だが、流行を食い止めるよう努力し、特に重症化や感染リスクの高い人を優先して、ワクチンで保護したい」
と続けた。
スイス政府は、国民が2回接種できる量の1300万本のワクチンを発注しているが、医薬品データ移転に関し、欧州連合 ( EU )と正式な合意を行っていないため、ワクチンの入手に時間がかかっている。
また、ワクチンの接種開始は、最終的には各州の判断にかかっているため、州により異なる。例えばツーク州は他州に先駆け希望者全員に接種を行い、連邦保健局から非難された。そのほかの州では、来週から妊婦、医療関係者などの重症化や感染リスクの高い人を対象に第1段階の接種を実施する。第2段階に予定されている一般の人への接種では、フリブール州では来週から、ヴォー州は11月23日から、ヌーシャテル州では12月3日からなどとなっている。
一方世界保健機関 ( WHO ) も11月12日公式発表を行い、
「感染し重症化した段階で患者が病院に行くのでは遅すぎる。妊婦や2歳以下の子供、さらに呼吸器の疾患を持つ人では治療は早ければ早いほど良い。また一般の人でも呼吸器に問題が生じたり、3日間高熱が続く症状があれば病院に駆けつけるべきだ。新型インフルは青少年に重症の肺炎を引き起こす可能性が高い」
と、関係担当官の進藤奈邦子氏は警告した。また、タミフルなどの薬は健康でインフルエンザの症状がない人が予防用に服用すべきではないと注意も促した。
swissinfo.ch、外電