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スイスでは若いうちに自分の職業人生について大きな決断をする。14歳は早すぎるか？それとも妥当か？意見は大きく分かれる。
スイスでは、15～16歳で義務教育を終える。しかし、少なくともその2年前には今後の進路について考え始めなければならない。最終的な決断は14歳でするが、そこに至るまでの道のりは難しいこともある。
約20％の生徒が大学進学への扉を開く普通高校（ドイツ語では「ギムナジウム」、フランス語では「ジムナズ」と呼ばれる）に進む一方で、少なくとも3分の2の生徒は職業訓練を選択する。職業専門学校での授業と受け入れ企業での有給の実習を組み合わせた座学と実務を並行して行う制度の下で、250以上ある職業の中から1つを選んで職業訓練を受ける。
4人の生徒がスイスインフォに対し、14歳で自分のやりたい仕事について明確な考えを持つ難しさを語った。
ロシアの不安定な経済のせいで、ロシア人は頻繁に転職することに慣れているとスイス在住のロシア人は話す。だから、子供が職業を選択する際には柔軟性を求める傾向がロシア人にはあると1人の親はスイスインフォに対し話した。
米国や英国では、大学を出てから職業を決めることにより重きが置かれていると同国出身の親は指摘した。米英では職業訓練はそれほど知られていないため、選択肢としては考えられないかもしれない。
スイス人の中にも14歳での決断は早すぎると感じる者がいる。スイス中央部のニトヴァルデン準州は最近、一部の子供の小学校入学時期を1年遅らせる法案を提出した（現行では、学校教育の年度末にあたる6月30日までに6歳になった子供が８月から小学校に入学する）。義務教育を終える時期が遅い方が「自分の職業についてより成熟した決断ができるだろう」と同州は話す。
ニトヴァルデン準州の提案
スイスのニトヴァルデン準州では、小学校に入学する子供は、6月末までに6歳に達していなくてはならない。同州は1月、この基準日を2月に前倒しする法案を提出した。この法案によれば、約3分の1の子供が現行制度よりも1年遅く小学校に入学し、その結果1年遅く義務教育を終えることになる。
同州によれば、義務教育修了時に「進学か職業訓練かの選択をするには十分成熟していない」若者が益々増えているという。大きくなってからの方が良いだろうと同州は考える。
もし法案が承認されれば、早ければ2020年に施行される。
ドイツ語圏スイス教職員組合は、全国26州で異なる義務教育制度を統一しようとする取り組みに逆行しているとして法案に反対している。
職業選択は常に挑戦
14、5歳の若者は自分探しをする年頃だ。そのため、なおさら決めるのは難しい。
シュヴェーリ教授によると、つまるところ2つの選択肢があるが、どちらの選択肢も長所と短所を抱えている。進学すれば、生徒は職業選択を遅らせることが出来るが、社会で経験を積むことはできない。早い時期に重要な決断をすれば、社会について学んだ後に進路を変えるという選択肢を残すことができる。スイスの制度ではこのようなことが可能だ。
「職業訓練生はたくさんの新しい経験や交流をし、普通高校に通う学生よりも早く成長する。そのことが将来のキャリアを決める助けにもなる」とシュヴェーリ教授は強調する。
親からのプレッシャー
「自分の子供が何をすべきかについてとても具体的な考えを持っている親が非常に多い」と話すのは、ベルン州の就職相談情報センター長のダニエル・ロイミラーさんだ。就職相談情報センターは学校が生徒の職業選択を助ける支援をする。
親たちは自分の子供に普通高校に進学するようプレッシャーをかける。チューリヒでは、12歳から大学進学を目指す中高一貫校の入学試験が行われたところだ。この試験の難しさは有名だ。ある親によれば、チューリヒの中でも特に教育関係者や外国人居住者が多い地区では、クラスの約半数がこの試験を受けることもあるという。
スイスでは過去20年間、普通高校に進学する若者の数が増え続けている。2000年1月には8万6千人だったが、17年9月にはほぼ11万人になった。
「我々は、特に14、5歳の若者の視野を広げようとしている。親や同級生、兄や姉が話すことだけではなく、250以上もの職業から選ぶことが出来るのだということを見せようと努めている」と全国進学就職相談課長会議の議長も務めるロイミラーさんは話す。通常、保護者も会議に招かれるため、カウンセラーは家族状況を把握し、円滑なコミュニケーションを確保することができる。
会議では男女をめぐる固定概念がしばしば議題になる。性別に典型的な仕事から外れる職業を選んで悪目立ちしたくない生徒が多いからだとロイミラーさんは説明した。
職業専門学校と大学との垣根が低い教育制度
スイスには独自の教育制度があるため若年での職業選択が機能するとロイミラーさんは結論付ける。
「確かに早いが、早すぎることはないと思う。後期中等教育（日本の高校に相当）が終わった時点で、自分の選択について若者に尋ねれば、ほとんどの人が良い選択だったと答える」（ロイミラーさん）
なかなか決めることができない生徒は、1年学校に残る、1年留学して外国語を学ぶなどのいわゆる「橋渡し策」を利用することができるとロイミラーさんは指摘する。
また、職業訓練の後に取得できる資格はスイスの労働市場でよく認知されているとシュヴェーリ教授は話す。
概してスイスの教育制度は職業専門学校と大学との垣根が低い。専門性を高めたい若者には、職業訓練後に大学に進学する道がある。若い時期の職業選択が怖いのは、職業訓練を選択したものの、後になって大学で勉強したくなったらどうしようという恐れから来ることが多いとシュヴェーリ教授は指摘する。
職業マチュラ/マチュリテは、職業訓練を修了した者に応用科学大学に進学する道を提供する。応用科学大学の学生のほとんどは職業訓練を受けたことがある。国際的には極めて珍しいことだとシュヴェーリ教授は話す。隣国のドイツやオーストリアでは、応用科学大学の学生は職業訓練修了者向けではなく、通常のマチュラ/マチュリテ（大学入学資格）を持っていることが多い。
ロイミラーさんによると、ある職業訓練を受けた人が別の職業訓練を受ける横跳びは応用科学大学に進学するよりも少し難しいという。それでも、スイスで職業間の行き来が「増えるかもしれない」とロイミラーさんは示唆する。そして、進行中のイニシアチブ（国民発議）によって将来、職業間の横跳びが容易になることを期待する。
スイス人は義務教育を早く終える
スイスの生徒は、他国と比べ、一般的に早くに義務教育を終える。経済開発協力機構（OECD）の統計他のサイトへによれば、スイス人は15歳で卒業する。ドイツや英国では16歳だ。ベルギーでは18歳で卒業する一方で、ギリシャ、スロベニア、韓国では14歳で義務教育を終える。インフォボックス終わり
14～15歳で職業を選択するのは早すぎると思いますか？なぜそう思いますか？ご意見をお聞かせください。
（英語からの翻訳・江藤真理）