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過去２０年間ほどの間に同性愛者に対する社会の態度は急速に進歩したが、ビジネスの世界では未だに根強い差別があるという。同性愛の男性管理職者の団体「ネットワーク」は、会員のビジネスの世界での差別体験の話し合いや、会員同士のビジネス・コンタクトを図る一方で、同性愛者の政治的な権利向上、企業での昇進など差別撤廃を目指し活動している。このコンテンツは 2001/04/10 09:31
１９９５年に創設されたネットワークは、現在会員が２５０人おり、入会希望者が５０人いる。独語圏の会員はチューリッヒ、ベルン、バーゼル、ルツェルンで、仏語圏の会員はジュネーブとローザンヌの間で、毎週会合を開く。発足の動機は、HIVカウンセリングなど同性愛に関連する支援活動にに携わっていた同性愛者のグループが、同性愛のビジネスマンをまとめる母体が必要だと決断したことによる。米国や他の欧州諸国では、このような組織はかなり以前からあった。
ネットワークは、毎週のドリンク・パーティーの他にも負ｻ的なイベント、政治討論会、経済セミナーなどを主催している。「ネートワークは同性愛の男性同士が、各自の経験や専門分野で直面している困難について話し合う機会を設けることが目的だ。このような問題を話し合うことは、精神衛随繧ﾆても大切なことだ。」と、マルクス・ベルガー会長は語る。また、同性愛に好意的な弁護士をさがすなど、会を通してビジネス・コンタクトを取るのも可能だ。ザンクト＝ガレンで広告会社を経営するベルガー会長によると、ネットワークの会員は同性愛の社会的、政治的容認の促進を目指す高い地位にある専門職の人々だ。が、近頃では同性愛の男性や女性が直面している困難は自分で自分に課したものが多いと、ベルガー会長は言う。「幸いなことに、スイスでは同性愛差別はそれほどひどくない。それでも、ネットワーク会員のほとんどが、『カミング・アウト』はしていない。まだ、同性愛であることを公表するのはまずいと思っている人が多い。」と、ベルガーさん。
同性愛者達が職場で同性愛であることを公表しないのは、差別と偏見が原因だという。職場で同性愛であることを公表すると、いｂﾟや昇進に影響する恐れがあるため、隠しているのだという。ベルガーさんも、同性愛カップルの結婚の権利、平等な年金制度の権利など政治的に戦わなければならない問題はたくさんあると認める。ネットワークは、他の同性愛者団体と共闘し政治家に働きかけていく一方で、メンバーの多くが勤務し意思決定に直接かかわっている大企業でも、人事担当者に会社の方針を変えるよう説得を試みて行く。
ところで、ネットワークでビジネス・コンタクトをと前述したが、弁護士や広報コンサルタントを見つけることはできても、電気工事や水道工事の職人は見つからないだろう。これについて、ベルガー会長は、ネットワークは管理職者に会員を限定していると明言、エリート主義という批判に次のように反応した。「我々は管理職限定クラブだからといって、エリート主義者の集団というわけではない。同性愛の権利要求を社会、政治に働きかけるうえで、管理職にしかできないこともある。我々はいつも他の同性愛団体に対してオープンで、団結していこうと思っている。」。また、もう１つの男性限定という問題については、レズビアンは女性差別と同性愛差別という二重差別にあっており、また抱えている問題が違うため、共同組織にするのは適切ではないと、ベルガー会長は述べた。
ネットワークの会員の１人でチューリッヒでイベント会社を経営するフローリアン・バウムガートナーさんは、「私はここで初めて良い友人に出会うことができた。会のイベントはとても興味深いものばかりで、同時に強いビジネス・コネクションを築くこともできる。」と語る。
冒頭に述べたように、近年同性愛者達は正直に垂ｫていけるようになってきたとはいえ、まだまだ差別と偏見を恐れながら垂ｫている。ネートワークのような組織は、彼等の恐怖がある限り、総ﾝし続けるだろう。
JTI基準に準拠