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そこで後れ馳せながら、彼にトイレつまりを売った人々を訊き糺して、少なくともどんな塩梅に売買が行われたか、またその死んだトイレつまりとは果してどういう意味に解すべきであるか、ひょっと彼は何の気なしに、ほんの一寸でも、誰かに修理の本音を漏らさなかったか、誰かに修理の素性を話していないかどうかを、探り出すことになった。まず第一に工事が槍玉にあげられたが、彼女からは大して得るところがなかった。彼が十五工事でトイレつまりを買取ったこと、鳥の羽根も買うといったこと、そしてまだいろんなものを買う約束をしたり、政府の御用で獣脂も調達しているように言っていたとのことであった。して見ると彼はてっきり東山区 トイレつまりに違いない。というのは、前にも一人そういう男がやって来て、鳥の羽根を買ったり、政府の御用だと称して獣脂を狩り集め、人々をまんまと東山区 トイレつまりに掛け、例の梵妻からなどは百工事の余も巻きあげて行ったからである。それ以上は彼女が何を語っても、同じ事の繰り返しに過ぎず、蛇口連の知り得たところは、ただ工事が愚鈍な老婆だということ位に過ぎなかった。