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9月20日、ハンス・ルドルフ・メルツ財務相 ( 急進民主党 ) がアッペンツェル・アウサーローデンの自宅で倒れ、数分間意識を失った。メルツ財務相は地元の病院に運ばれた後、人工的に昏睡状態に置かれ、安定はしているが予断を許さない容態のまま翌21日、ヘリコプターでベルンのインゼル病院に移された。このコンテンツは 2008/09/22 10:01
メルツ財務相は同日夜、心臓バイパスの手術を受けた。執刀医は心臓病の名医と言われるティリー・カレル医師だ。同医師によると、5本のバイパスを作る手術は成功したが、予後はまだ不明とのことだ。
心配される神経系への影響
バイパスの手術自体は難しいものではなく、現在の死亡率は1%にしかならない。しかし、脳の酸素不足がどのくらい長く続いたかがはっきりと断定できないため、心臓機能停止による神経系への影響が心配される。現在、メルツ財務相は集中治療室に入っている。
メルツ財務相は最近のインタビューで元気だと発言していた。カレル医師も、メルツ財務相の全体的な健康状態は普通だと述べている。だが、心臓機能が何の前触れもなく停止することは珍しくない。
急進民主党 ( FDP/PRD ) のフルヴィオ・ペリ党首は西スイスラジオRSRに対し、
「メルツ財務相の体調は良かった。だが、金融危機で大きなストレスを抱えていた」
と述べた。
現在開会中の連邦議会で、メルツ財務相は23日に上院 ( 全州議会 ) での、また24日には下院 ( 国民議会 ) での協議に出席する予定だった。この代理はおそらくエヴェリン・ヴィトマー・シュルンプフ司法相が務めることになる。最終的な決定は、今日開かれる内閣特別会議で行われる予定だ。メルツ財務相が倒れたあと、パスカル・クシュパン大統領はニューヨークの国際連合 ( UN ) 総会への出席を取りやめた。
メルツ財務相は2003年12月に内閣閣僚に選出された。今年11月10日で66歳になる。日曜新聞「ゾンターク ( Sonntag ) 」の最近のインタビューで、今の任期が終了したら引退する意向だと述べた。任期が終了するのは2011年。輪番制により、来年は連邦大統領を務める予定だ。
通常、バイパス手術を受けた患者が集中治療室を出るのは術後2日から3日。退院は1週間から2週間後だ。その後3週間から4週間リハビリを行い、経過が良ければ6週間から8週間後には完全に復帰できる。
swissinfo、外電
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