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4月1、2日にロンドンで開かれた20カ国・地域の首脳会議 ( G20金融サミット ) で、米国の金融危機から発した世界同時不況の建て直しにIMFに1000億ドルという巨額な資金を投入することが決定された。
これに伴いスイスも、現在すでに行っている融資とは別に、さらに最高100億ドルまで出資することになりそうだ。4月5日付の日曜新聞、NZZアムゾンタークのインタビューの中で、ハンス・ルドルフ・メルツ財務相が明らかにした。
輸出国としての義務
スイスはG20が発表した租税回避地 ( タックスヘイブン ) の「グレーリスト」に掲載され、金融システムに関しては現在IMF加盟諸国と良好な関係にあるとはいいがたい。しかし、NZZアムゾンターク紙上でメルツ財務相は
「スイスはIMFの加盟国。G20は、IMFの資本金をこれまでの5000億ドルから7500億ドルに引き上げる意向である。スイスも融資しなければならない」
と語った
具体的にはスイス国立銀行 ( スイス中銀/SNB ) が期限付きの融資を行い、政府が保証する。
「スイスは輸出国であり、国際金融システムの安定は重要な課題。融資をしないのは、おろかで間違っている」
とメルツ財務相。
スイスは1992年にIMFに加盟したが、IMFへの融資については、これまで一度も政府からの国民に対する釈明は必要がなかった。しかし、今回G20によるグレーリスト掲載問題が浮上したため、メルツ財務相はスイス政府の意向を国民にはっきりと示す必要を感じた模様だ。IMFには、欧州連合 ( EU ) や日本がすでにそれぞれ1000億ドル融資する決定を行っている。
swissinfo、外電