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スイス銀行業委員会は、ナイジェリアのサニ・アバチャ元大統領一家からの入金を受け入れたとして、クレディ・スイスグループ他全６行の銀行名を公開した。このコンテンツは 2000/09/05 11:31
スイス銀行業委員会は、ナイジェリアのサニ・アバチャ元大統領一家からの入金を受け入れたとして、クレディ・スイスグループ他全６行の銀行名を公開した。
４日に公表された報告書でスイス銀行業委員会は、クレディ・スイスグループ他全６行を 不審な資金源からと思われる入金の解明と拒否という原則に著しく違反し、また組織的な過失を犯していると強く非難した。
委員会のクルト・ハウリ議長は、不審な入金によるスイス銀行の資産は、スイスの金融センターとしてのイメージを著しく損なうと、不満の意を表明した。が、委員会は、これらの銀行が犯罪を犯しているとは思われないとし、起訴には踏み切らなかった。ダニエル・ツバービューラー委員長は、６行の行名を公表するだけでも十分な制裁になると語った。
委員会の報告書で名指しされたのは、クレディ・スイスグループのクレディ・スイス・プライベートバンキング、ホフマン銀行、ロイ銀行の３行と、クレディ・アグリコール・インドスエズ、ユニオン・バンカ・プライベート、MM Warbung銀行の６行だ。
スイスは、ナイジェリア当局によるアバチャ家の不正蓄財捜査に協力するため、国内にあるアバチャ家資産６億７、０００万ドルを凍結した。アバチャ家は、スイスの他ルクセンブルグ、リヒテンシュタイン、英国、ベルギー、独、仏に口座を持っていると、ナイジェリアは主張している。
スイス銀行業委員会は、クレディ・スイス・プライベートバンキングは、１９９９年末アバチャ元大統領の２人の息子からの２億１、４００万ドル（３億６、８００万スイスフラン）相当の入金を受け入れたと公表した。これに対しクレディ・スイスのスポークスマン（匿名）は、同行は監視手続きを引き締め、アバチャ政権関連の取り引きからは手を引いたとswissinfoに語った。
スイス銀行業委員会は、アバチャ家と取り引きのあった１９行を１０ヵ月にわたり調査した結果、上記６行名の公開に踏み切った。調査対象となった１９行のうち５行は、不審な送金の解明と調査という義務を全うしており、６行は多少の違反がある。残り２行については、まだ調査中だとした。
また、委員会は、スイス銀行のアバチャ家の資産の３分の１は、最初オーストリア、英国、米国で入金されたという事実を指摘した。
カスパル・ヴィリガー蔵相は、銀行業委員会の報告書を受け、委員会が独立性を保っている事を歓迎すると語った。
ツバービューラー委員長は、銀行業委員会は違法送金による利益を押収する権限は持たない。が、銀行名をあげ、恥じをかかせ、必要とあれば制裁を勧告することはできると語った。
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