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スイスで働く人の有給休暇は長くなっている。過去２０年で、年間の休暇取得日数は半週間増えた。２０１２年の国民投票でスイス人は休暇の増加に反対したが、実際は民意と逆のことが起きている。
１２年３月１１日の国民投票では、全労働者に６週間の休暇を給付する案が発議されたが、反対票６６．５％で否決された。国民経済への影響に不安を抱いたからだ。経済団体は、提案が実現すれば失業者が発生し、百万フラン単位で経済損失が発生すると反対した。
スイスの法律上、休暇は年間４週間（２０日間）で、２０歳未満には５週間となっている。個々の労働契約や、雇用者が労働組合と結ぶ契約では、それ以上の有給を定めることができる。法定日数以上の休暇を定めるケースが大半で、特に５０歳以上の中高年労働者には長い休暇が与えられる傾向がある。
最も長い休暇は教職
スイス連邦統計局によると、２０１７年の平均休暇取得日数は５．１週間。調査を始めた２０年前の４．６週間からちょうど半週間増えた。
業種別に見ると、教育が６．３週間と最も長い。交通機関や金融機関、公務員、医療・福祉機関も平均より長かった。最も短いのは農林業で、４．６週間だった。
経済協力開発機構（OECD）によると、国際比較でみればスイスの休暇日数は決して少なくない。法定休暇の２０日は平均的だ。とはいえ国による差は大きく、米国には法定休暇日数が定められていない一方、英国（２８日）やフランス（２５日）のようにスイスより長い国もある。
大半は国外へ
ではスイス人は休暇をどう過ごすのか？市場調査会社イプソスらがまとめた「休暇バロメーター２０１８他のサイトへ」によると、今年の休暇でスイス国内に留まるのは約５人に1人で、大半は国外に出る。最も人気の高い旅行先はイタリアで、旅行者の４分の１が同国を目指す。スペインやフランスも人気がある。
高物価・高収入のスイスでは、夏休みの支出も多めだ。同調査によると、夏季休暇の平均予算は前年比９％増の３２３５フラン（約３６万円）で、欧州平均より３８％多い。
（独語からの翻訳・ムートゥ朋子）