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スイスに輸入された外国製の婦人服は、同じ輸入品の紳士服より高い関税がかかっている。生理用品は勃起不全の治療薬よりも高い付加価値税（VAT）がかかっている。これらのいわゆる「ピンクタックス（ピンクの税）」は、税制における性差別ではないのか？
スイス政府公認のピンクタックスの一例は、輸入衣料品に対する関税だ。衣料品の販売価格に織り込まれている関税相当分は、紳士服が価格の2.6％なのに対し、女性は4.4％を占める。
関税の格差の背景には、スイスの衣料品に対する関税は従量課税になっていることがある。昔は男性の服1着の方が女性の服1着より重かったため、1キログラム当たりの関税額が同じなら、同じ1着の服に課される関税は男性の方が高くなってしまう。1着当たりにかかる関税額が男女で不公平にならないよう、政府は1950年代に女性用・男性用で課される税額を分け、婦人服1キロ当たりの関税を男性のものより高めに設定した。
今では男女とも重さは変わらなくなったが、関税の格差はそのまま。その結果、今度は婦人服の関税に不公平が生じることになった。
スイスの価格監督官を務めるシュテファン・マイヤーハンス氏はスイスインフォに「婦人服の関税を引き下げるために努力してきた」と話す。連邦経済管轄局（SECO）他のサイトへの広報リヴィア・ヴィリ氏によると、法改正の議論は保留されたままになっている。
「現在、工業製品への輸入関税を撤廃する関税法改正案が起草されている。撤廃されれば、衣料品関税の男女差別は小さくなるはずだ」。ヴィリ氏はこれまでスイスが結んできた自由貿易協定により、輸入衣料品の大部分は無関税になっているとも話した。
軽減税率の対象外
女性が毎月購入しなければならないナプキンやタンポン、月経カップは、スイスのVATでは標準税率の7.7％がかかる。水道水や食料品、猫砂、花き、書籍、衣料品のように2.5％の軽減税率の対象とはならない。
連邦議会では生理用品も軽減税率の対象に含めるよう法改正する動きが出ている。この動きを後押ししようと、女性団体Campax他のサイトへは6月に請願書を提出した。ケニアが04年に「タンポン税」を撤廃したのに始まり、昨年はインド、今年はオーストラリアや米国の11州が続いた。イギリスでは5％と、標準税率の20％より低い税率のVATが課されている。
クリーニングの不公平
ドライクリーニングの料金表にも不公平はある。男性用のシャツはロボットでアイロンをかけられるため、女性用シャツより低い料金が設定されていることが多い。
スイスクリーニング協会他のサイトへのメラニー・ザナー常務は、女性用スカートは半自動でアイロンをかけるには小さすぎ・デリケートすぎると指摘する。複数のクリーニング店によると、丈夫な生地で、欧州サイズで40号以上の服でなければ自動アイロンは難しいという。
ザナー氏はスイスインフォに「最も安い料金が設定されているシャツは、ロボットの手でアイロンをかけている」と話した。「手作業ならもっと高いだろう。紳士服でも子供服でも」
髪一本より大きな差
シェービング用品は多くの国でピンクタックスが課されている。例えばスイスの首都ベルンで販売されている男性用カミソリ（3枚刃）の詰め替え品は3.24フラン（約356円）だが、女性用だと同等品が4.98フラン（約547円）になる。総じて、女性用カミソリは男性用より8～54％高くなっている。
スイスの消費者保護財団も、生理用品のVAT引き下げを支持している。一般的にモノ・サービスの「消費者は、一定の価格差があることに注意しなければならない」とみる。
財団のアンドレ・ベーラー政治経済部長は「単純なショートカットでも、女性は男性より高い料金になっていることが多い」と指摘した。
ユニセックス料金
しかし最近、スイス西部・ローザンヌの美容院Avant-Propos他のサイトへが、男女同価格を導入した。通常のカットなら男女問わず80フラン。ロングヘアやパーマはもっと高くなる。
男女同料金を取り入れたきっかけは、あるカップルを施術した際、女性にボーイフレンドの料金が20フラン安かった理由を尋ねられたことだ。理由を説明することができなかったため、2月に料金表を書き換えた。
（取材協力：Katy Romy他のサイトへ）
（英語からの翻訳・ムートゥ朋子）