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「スイスは難民認定に関しては、欧州連合 ( EU ) と足並みを揃えて行く」とエヴェリン・ヴィトマー・シュルンプフ司法相は3月24日、ジュネーブの外国人記者団に対して語った。このコンテンツは 2009/03/25 10:16
難民申請者の数は、スイスのみならずEU諸国内でも増加している。難民認定基準を高くして、受け入れ数の制限を行なう傾向のEU諸国に準じて、スイスも同じ政策を取るという。
難民、囚人受け入れなど、EUと協調
スイスは昨年1万5000件の難民申請をスイス国内で、3000件を外国のスイス大使館で受け、計1万8000件を審査した。この数は前年比で53% の増加だという。
その結果、2261人が難民として認定され、
「スイスは人口比で、受け入れ難民数が多い国の1つだ」
とヴィトマー・シュルンプフ司法相は強調し、
「難民申請者の増加はEU 諸国でも同じで、EUが受け入れ制限を行なう傾向にある以上、スイスも足並みを揃えて行く」
と説明した。
EUは現在、難民申請者をEU諸国で割り当てていく政策なども検討中で、スイスはその結果に興味を示しているという。また、難民申請処理の新しい方向として、
「難民の出身地にある大使館での対処を強化したいと考えている。それも他国との協力が重要で、例えばコンゴではベルギーと協力して実行したい」
と述べた。
グアンタナモ収容所の囚人をスイスが受け入れるか否かについては、
「各州が受け入れる意向を表明すれば、スイスは受け入れが可能だ。EU内では、フィンランド、フランス、ポルトガルが受け入れを検討すると表明した最初の国々だが、最終的な結論はまだ出ていない。スイスもこれらの国の動きを見ながら検討する」
と語った。
さらに、5月の国民投票でその是非が問われる電子パスポートは、個人情報の管理などに関して国民の間に懐疑的な意見もあるが、
「もし国民が反対すれば、EUのすべての国は電子パスポートを受け入れているので、発効されたばかりのシェンゲン協定が今後問題になる」
として、国民の賛成を強く呼びかけた。
swissinfo、里信邦子 ( さとのぶ くにこ )
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