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スイス陸軍は、海外で平和維持活動にあたる可能性のある兵員のための英語クラスを始めることとなった。今年は、工兵防衛隊が、コソボその他の派遣地域での言葉の問題解決のため、教育を受ける。このコンテンツは 2000/02/19 15:40
スイス陸軍は、海外で平和維持活動にあたる可能性のある兵員のための英語クラスを始めることとなった。今年は、工兵防衛隊が、コソボその他の派遣地域での言葉の問題解決のため、教育を受ける。
多国籍平和維持軍は様々な問題に直面しているが、最も困る問題の一つは、コミュニケーションだ。コソボのような紛争地域の平和維持活動に、多文化・多言語の背景を持つ兵士が一ケ所に集められた場合、兵員の生命保障のためにも、各国部隊とコミュニケーションを取らなければならない。そのためには、共通語である英語を話さなければならない。したがって、スイス兵士は、他国の平和維持部隊との連絡を指揮官に依存している。各小隊・中隊指揮官に重大な責任を負わせることとなり、指揮官不在だった場合などは危険な状況に陥ってしまう。
１９９６年に、語学スペシャリストのジャン＝ルイス・フグ氏は、工兵防衛隊の語学上の弱点を減らすため、基礎英語の授業を行うよう提案した。今月から、工兵防衛隊で、テキサス・ラクランドの米国防省語学院から招聘した米国人教師による英語の授業が開始され、彼の提案は、ようやく実現された。
メアリー・バンクロフトさんは、今年いっぱい、毎月スイス国内の工兵防衛隊基地を回り、各中隊１ヵ月１週間の授業を受け持つ。「通常、初心者が会話に十分なレベルに到達するには、３ヵ月間毎日授業を受ける必要がある。兵士らは、１年でこれと同レベルの授業を受けるプログラムを組んであるので、充分だと期待している。」授業は８０％を会話で占め、初日から英語のみ。バンクロフト教諭は、兵士らの母国語であるドイツ語系スイス語の知識は皆無。
ジャン＝ルイス・フグ氏は、年末には成績最優秀者に部隊の英語教員となるよう、薦めるつもりだ。同意者は、専門職員となり、米国の語学教師のためのプログラムに派遣される。全てが計画通り進めば、工兵防衛隊は、いつの日か自力での新兵英語教育が可能となる。そして、「バベルの塔」でのミッションに苦しむ事もなくなる。
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