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スイスにおけるインターネット上の犯罪は、比較的少ない。ウイルス対策ソフトの開発会社が4月21日発表したところによると、スイスのサイバー犯罪件数は2008年には世界で28位だったが2009年は35位に下がった。このコンテンツは 2010/04/22 09:21
スイスではすべての種類のサイバー犯罪が減少しているという。
アメリカがトップ
「高速インターネットが普及していることを配慮すると、スイスが35位というのは比較的良い方だ」
と、統計を発表したアメリカの「シマンテック ( Symantec ) 社」のカンディット・ヴュースト氏は評価した。
「スイスでインターネットが比較的安全であることは喜ばしい。特に金融業界はこうした犯罪のターゲットになりやすいからだ」
とヴュースト氏はスイス通信社のインタビューで答えた。全体の3分の2が金融業界で起こった犯罪だという。
シマンテックが把握している世界でのサイバー犯罪件数は、約2億4000万件と前年より倍増した。この上昇は今後も続くとみられ、ウイルス対策ソフトをインストールしているだけでは防げないという。
悪意のこもったソフトウエア「マルウェア( Malware )」製造が頻繁に起こっているのは引き続きアメリカで、全体の19%を占める。しかし、昨年より4%減少した。サイバー犯罪全体でもアメリカは23%を占める。2位には中国で8%だった。ブラジルやインドではインターネットブームで増加し、ロシア、ポーランドでも増加している。
サイトに潜むウイルスにも注意
ウイルスの種類も明らかに増加しているが、もっとも多いのは「トロイの木馬」型ウイルスだ。ボットウイルスも、知らぬ間にコンピューターに侵入しデータを盗む危険なウイルスとして挙げられるとヴュースト氏は警戒する。特にスパムメールの90%が受信者が望まない広告で占められ、そのうち85%がボットネットから送られて来ているという。
ボットウイルスは受信者が被害者になるばかりではなく、加害者になる。しかも、変種を次々と作っていく。
さらに危険なのは、サイトがウイルスに侵されている場合だ。ユーザーもこの点には気をつけるようになっているが、世界で毎日およそ1万3000件が検出されるという。犯罪に利用されるのは特に人気のあるテーマで、アイスランドの火山爆発、アメリカの映画賞オスカーなど、関連する単語をサーチエンジンに入れた場合、トップに出てきたサイトが悪質なもので、ウイルスをばらまくこともあるという。
swissinfo.ch、外電
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