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スイス連邦議会は２０日、７人目の内閣閣僚に急進民主党のイグナツィオ・カシス党首（５６）を選出した。上下院の合同議会による２回目の投票で、２４６票のうち過半数１２５票を獲得した。
ディディエ・ブルカルテール外相の１０月末の退任を受けたもの。後継にはイザベレ・モレ上院議員（急進民主党）、ピエール・モデ元ジュネーブ市長が候補に挙がっていたが、最有力候補だったカシス氏が、党派を超えて支持を集めた。
カシス氏はイタリア語圏ティチーノ州セッサ出身。セッサは、ルガーノ近郊のイタリア国境近くに位置する人口約７００人の村。同州出身者が内閣閣僚に選ばれるのは１９９９年に退任したフラヴィオ・コッティ元外相以来、１６年振り。
カシス氏は医師出身。４６歳でティチーノ州モンタニョーラ村の議員に選ばれ政界入り。２００７年、中道右派の急進民主党候補者として下院議員に選ばれた。
投票前、健康保険会社Curafuturaで取締役を務めていることが、政策決定に影響するとして不安視する声が一部から上がっていた。また、コカインを含む薬物の合法化に関する発言や、スイスとイタリアの二重国籍所持者であることが問題視されていた。
これに対しカシス氏は８月、スイスの公共ラジオRTSのインタビューで、イタリア人の父親から受け継いだイタリア国籍を放棄すると表明した。ただ、法律上は国籍を放棄する必要はない。
（英語からの翻訳・大野瑠衣子）