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国連総会は昨日13日、元ポルトガル首相のアントニオ・グテーレス氏を次期第９代事務総長に任命。スイスは歓迎し、グテーレス氏の手腕に期待を込める。
スイス政府は、１３日に行われた国連総会によるアントニオ・グテーレス次期国連事務総長への任命を心から歓迎。外務省は１３日の声明で、「グテーレス氏に協力し、彼の将来の職務執行においてはサポートしたい」と述べた上で、ポルトガルの首相として、そして、２００５～１５年までの国連難民高等弁務官としての同氏の功績を称え、豊富な経験を強調した。また、「国際安全保障、国連システムの改革、国際都市ジュネーブの発展といったスイスの優先事項を、グテーレス氏と共に取り組んでいきたい」とも述べた。
仏語圏の日刊紙トリビューン・ド・ジュネーブは、「国連の仕組みと移民問題に関するグテレス氏の完璧な知識が（国連事務総長任命への支持に）有利に働いた」と述べ、同氏の元首相としての経歴が重要視され、国連難民高等弁務官としての実務が評価されたことを絶賛した。
シリア情勢が緊迫し、また、国際テロ対策において国連の国際的な制裁や働きかけが注目される中、グテーレス氏は国連総会で、こうした国際社会が直面する問題に「誠実な仲介者」として対処していく決意を示した。
ジュネーブ本部の国連難民高等弁務官事務所のメリッサ・フレミング報道官はグテーレス氏の正式な任命を受け、ツイッターで「新国連事務総長アントニオ・グテーレス氏こそが、ほとんど不可能な職務への適任者だ」と期待を述べた。
アントニオ・グテーレス氏
ポルトガルの首都リスボン生まれ。６７歳。１９７４年に社会党に入党し、１９９５～２００２年までポルトガル首相を務めた。
国連機関の行政経験が豊富で、２００５～１５年までは、緒方貞子氏が務めていた国連難民高等弁務官に就任し、世界各地の難民問題に取り組んだ。近年では、とりわけ中東やアフリカ地域の難民支援に尽力してきた。高等弁務官を務めた１０年間、日本と国連難民高等弁務官事務所との協力強化を目的として定期的に訪日。
ポルトガル語、英語、フランス語、スペイン語を話し語学に堪能で、弁舌に優れた実利的指導者としても知られる。
国連事務総長の任命にあたっては、１０月６日に安全保障理事会がグテーレス氏を勧告して１９３カ国の加盟国に提示し、１３日の国連総会で採択された。
潘基文事務総長の後任として国連事務総長に２０１７年１月に就任する。任期は５年。インフォボックス終わり