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5月6日、バチカンで32人の新しいスイス衛兵が宣誓式に臨んだ。総勢110人という世界最小の軍隊には、ドイツ語圏から19人、フランス語圏から10人、そしてイタリア語圏から3人が新たに加わり、ローマ法王の護衛に当たる。
隊長も新たに任命されたが、そのダニエル・アンリク氏は宣誓式が行われる前に、「将来はスイス衛兵軍に女性が投入される可能性もある」と世間を驚かせる発言をした。
特定の分野に女性を投入？
スイス衛兵軍は1506年からローマ法王の護衛を行っている。これまで衛兵に立候補できたのは、独身のカトリック教徒で、スイス軍の兵役に就いている男性だけだった。しかし、アンリク氏はイタリアのANSA通信社に対し、
「特定の分野に女性を投入することもできるかもしれない」
と、将来は女性にも門戸を開放する可能性があることを示した。
それらの女性には別棟の宿泊施設を用意しなければならないが、それも無理なことではないとアンリク氏はみている。一方、歴代の隊長は全員、女性の受け入れを拒否してきた。
宣誓の儀式は、伝統的に1527年5月6日の記念行事の中で行われている。当時、スイスの兵士は「ローマ略奪 ( Sacco di Roma ) 」の中で神聖ローマ皇帝カール5世の軍と戦い、148人が命を失った。
謁見 ( えっけん ) ホールに集まった新衛兵の32人は、ベネディクト16世とその後に続く法王に対し、忠実に、誠実に、そして立派に、また有事には命を懸けて仕えることを誓った。スイスからはジャン・フランソワ・カンマー大使とアンドレ・ブラットマン・スイス軍新総裁が出席したほか、今年はチューリヒ州政府のメンバーも賓客として招待された。
swissinfo.ch、外電