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１２月５日、スイス連邦議会は７人の連邦閣僚のうち退任する２人の後任を選出する。候補は４人。うち３人は女性だ。４人の経歴・政治信条は…？
性別、出身地、言語能力、そして政党政治におけるバランス感覚。２人の閣僚が辞任を表明してから数カ月、後任候補に必要な要素について激しい議論が行われてきた。
中道右派の急進民主党のシュナイダー・アマン経済相が９月に辞意を表明した後、すぐに候補として名が挙がったのは同党のカリン・ケラー・ズッター他のサイトへ上院議員だ。
ザンクト・ガレン州出身で通訳、教師の資格を持つ。１０年以上同州の警察・司法庁を率いた後、２０１１年に全州議会（上院）議員に当選した。以来、ケラー・ズッター氏の政治能力は右派から左派まで幅広い支持を得ており、閣僚候補に挙がるのに反対する声はほぼ無かった。
１９６３年生まれ、フランス語とドイツ語を自由に操る。急進民主党内では右寄りの立場。２０１５年の調査では、帰化手続きや父親の育児休暇、政党資金の透明化といったテーマに関して保守的な見解を示している。
閣僚ポストの急進民主党枠をケラー・ズッター氏と争うのは、４人の候補のなかで黒一点のハンス・ヴィッキ他のサイトへ上院議員だ。
ニトヴァルデン準州選出のヴィッキ氏は１９６４年生まれ。やはりリベラル派に属するが、帰化や銃の所持に関してケラー・ズッター氏に比べると右派色が薄い。大手銀行UBS出身のヴィッキ氏が指名されれば、初のニトヴァルデン出身閣僚となる。
キリスト教民主党枠
カリスマ性があり国民から人気のあったドリス・ロイトハルト環境・運輸・エネルギー・通信相も年末で辞任するため、所属するキリスト教民主党も後任候補を２人挙げている。
候補は２人とも女性だ。１人はヴァレー（ヴァリス）州出身のフィオラ・アムヘルド他のサイトへ議員。２００５年に国民議会（下院）議員に当選し、慎重派・調整型の政治家として連邦レベルで評判が高い。
弁護士・裁判官の経験があり、ホットイシューに対するアムヘルド氏の見解はさまざまだ。同性カップルの権利や巨大再生エネルギー施設の建設推進といったテーマにはリベラルな一方、炭素税の導入や合法大麻には否定的だ。
もう１人の候補は、２００４年からウーリ州参事（行政府）を務めるハイディ・スクラッゲン他のサイトへ氏。ウーリ州もこれまで閣僚を輩出していない。
１９６６年に生まれ、政界に入る前は小学校の教師をしていた。自然や環境問題に関して彼女ほどの弁士はいない。アムヘルド氏と異なり、再生エネルギー施設の建設規制を１ミリたりとも緩和することを許さない。一方で、気候変動を食い止めるための炭素税の強化には諸手を挙げて賛成する。
スイスインフォが在外スイス人に関する意見を４人の候補に尋ねたところ、回答したのはスクラッゲン候補のみ。在外スイス人はスイスの「大使」であると考え、政治プロセスにおいて彼らの声が反映されるよう努めるとの決意を示した。
２０１９年総選挙をにらんだ政略
連邦閣僚が政党ではなく国の利益を追求する責務を負うにもかかわらず、５日の閣僚選は来年の総選挙をにらんだ政局を象徴するものになりそうだ。
キリスト教民主党は来年の総選挙で大きく議席を失うとの予想があり、個性のある閣僚を立てて少しでも議席を伸ばしたい考えだ。スイス建国に関わった政党であるにも関わらず、過去１０年で連邦・州の両レベルで議席を減らし続けている。ロイトハルト氏に匹敵するカリスマを探すのに必死だ。
急進民主党はそこまで切羽詰っていないようだ。１５年の総選挙で３議席増やし、州レベルでも計３４議席増やした。来年の総選挙では左派・社会民主党を超えて第２党にのし上がるのが目標だ。
誰が選ばれるにせよ、選出後には新閣僚が所信を表明する。着任するのは２０１９年１月１日だ。
（英語からの翻訳・ムートゥ朋子）