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スイスでは成人スイス人の９％、居住外国人の６３％が最低限の読み書き能力しかないことが判明した。連邦文化局は識字率向上政策を政治的最優先課題として取り組む必要があるとしている。このコンテンツは 2002/06/11 08:32
連邦文化文化局のクリストフ・ライチェナウ副局長は１０日、ベルンで記者会見を行い、成人スイス人の９％、居住外国人の６３％が最低限の識字能力しかなく、さらにスイス人の３１％と居住外国人の２０％は、日常生活には不自由のない識字能力があるが新しい職に応募できるほどの能力はない事が判明したと発表、「『先進国』スイスでは人々は高い識字能力を求められる。読み書きができなければ社会への統合は困難だ。」と述べた。
読み書きができなくても損失とは決めつけられないが、自信のなさ、疎外感、職業選択の制限、失業リスクが平均よりも高いなど、社会的な不利の原因となる。NPO「読み書き」のエリザベス・デリストイス委員長は、「我々の年代は副業を持つ人が多い。読み書きは独学できる。今、読み書きができない事は、大きなハンディキャップだ。」という。
スイスでは成人の非識字問題はず長年タブー視され、高い非識字率を認識しながらも問題解決への動きがなかった。連邦文化局は、学童期に早い段階での読み書きの問題の認識、移民の子供を対象とした学校教育での読み書き指導の重要性を強調する。が、当の読み書きができない人々は、自身の抱える問題を認識していない事が多い。配偶者など家族の者が、かわりにやってくれるからだ。
識字能力に関する議論は、昨年１２月にスイスの学童・生徒の読み書き能力は世界平均以下という経済協力開発機構（OECD）の国際調査の結果が発表されてから活発になった。OECDの調査によると、スイスの１５才以下の子供２０％は最も基本的な文章も理解できないという結果が出され、スイス教育界を震撼させた。スイス人生徒の家庭の社会的レベル差、そしてスイス公用語（独、仏、伊、ロマンシュ）を母国語とする子とそうでない子の大きなギャップが表面化した結果だった。
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