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自分の家で眠るように息を引き取るのは、多くの人にとって理想の死に方かもしれない。だが現実には多くの人が自宅以外で最期を迎える。スイスでは8割が老人ホーム・介護施設か病院で人生を終える。
スイス健康調査機関（Obsan）外部リンクが2016年に65歳以上で亡くなった約4万5千人（女性が57％）を調査したところ、自宅で死亡する人は19％。老人ホーム・介護施設や病院で亡くなった人の晩年を詳しく見ると、おおむね6種類の死に方に分かれることが分かった。なかでも以下の3グループに集中している。
老人ホーム・介護施設と病院
65歳以上の人が老人ホーム・介護施設に入居する平均期間は3年弱。
亡くなった人の68％は少なくとも1回入院経験があり、平均入院日数は31日。
- 老人ホーム・介護施設のみ：高齢者の31.8％は最期の1年のうち平均325日を老人ホーム・介護施設で過ごし、入院せずに往生する。こうした人に必要な介護時間は1日152分だ。
- 自宅から入退院を繰り返す：高齢者の24.5％は最期の1年に複数回入退院を繰り返し、病院で息絶える。入院日数は平均44日。うち39％は腫瘍を抱える。
- 自宅から1回だけ入院：高齢者の13.5％は平均10日間の病院生活を送った後に没する。その87％は緊急搬送され、3人に1人は心臓発作だ。
性別による違い
死の１年前を老人ホーム・介護施設で過ごした人々は、死亡年齢がほぼ90歳と最も高い。そのうち女性が72％と圧倒的に多い。
一方、入退院を繰り返す人々は58％が男性だ。そして死亡年齢が79.3歳と、6グループのうち唯一80歳未満で命を終える。
総括するならば、女性は寿命が長いために男性よりも老人ホーム・介護施設で天寿を全うする確率が高くなるということだ。
年齢による違い
Obsanの調査では、65～79歳で亡くなった人の中では、「入退院を繰り返す」人が最も多かった。一方80歳以上で亡くなった人では、男性（27％）も女性（46％）も「老人ホーム・介護施設のみ」が最も多い。
高齢者と後期高齢者との間の違いを、Obsanは「後期高齢患者には高齢者と同じような治療を施せない場合がある」ためだと説明した。
限られた調査対象
同調査は人生の最期にどんな介護・治療を受けたかを概観するのに役立つが、Obsanは「現時点では、医師の往診や増加する緊急手術は、施設のデータに含まれていない」と説明する。
さらに「費用や生活の質、高齢者の要望、倫理的視点や治療の利便性」といった介護事業全体に関する要素は、調査対象ではなかった。
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