Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00533.jsonl.gz/50

9月8日にニューヨークで行われたテニス全米オープンで、スイス人テニス選手フェデラーが優勝し、5連覇を果たした。全米オープンでの連続5回の優勝は、1924年のアメリカ人ビル・チルデンが果たして以来、84年ぶりの快挙である。
決勝戦は、第1シードのラファエル・ナダルを準決勝で破ったスコットランドのアンディ・マリー ( 第6シード ) との対戦となったが、6-2、7-5、6-2でフェデラーがゲームを制した。なお、チルデンは6連覇を果たしている。
13個目のタイトル
今年フェデラーは、全仏オープン、ウインブルドンで優勝を逃したものの、アメリカで優勝し、彼のグランスラムのタイトルは13個に達した。この調子で行けば、グランスラムで14回優勝しこれまでの最高記録を保持するピート・サンプラスを越えることも夢ではない。一方、マリーは全米オープンで決勝戦まで進出したのは初めて。1936年以来、初の英国出身選手としての優勝を逃した。
試合は安定したプレーを見せるフェデラーが、6ゲームを連続して取った。2セット目も2ゲームまでフェデラーが取ったところで、ブレイクされてしまう。2セット目は明らかにマリーの調子が上がり、フェデラーに圧力がかかり、何度かポイントを取られて行った。しかしフェデラーは、6-5まで追い上げ、再び主導権を握った。3セット目は5-0とフェデラーが完全にリード。最後は4回のデュースが続いたが、フェデラーは2度目のチャンスで第3セットを決めた。所要時間は1時間51分だった。
全米オープンの決勝戦は1987年に続いて月曜日に行われた。これは、土曜日に行われたマリー対ナダルの準決勝戦が雨で日曜日まで持ち越したため。このためフェデラーはゆっくり休養を取ることができた。
厳しいシーズン
試合後フェデラーは
「よくやった。再び無敵の自分を感じた。決勝戦ではまったく思い通りに決着をつけることができた」
と語った。
今年はじめ、伝染性単核症を患ったこともあり、今シーズンはグランスラムのタイトルを１つしか取れなかった。ナダルには8月にAPランク１位を譲り、235週間続いた記録は敗れてしまった。スペインのナダルにはウインブルドンと全仏オープンに敗れ、全豪オープンではセルビアのノバク・ジョコビッチ ( 第3シード ) に敗れた。また、北京オリンピックでは早くも準々決勝でアメリカのジェームス・ブレイクに敗れたが、ダブルスではスタニラス・ワウリンカと戦い金メダルを獲得した。ポルトガルのエストリル、ドイツのハレでは優勝している。
swissinfo、外電
キーワード
＜APランキング ( 2008年8月25日 )＞ １.ラファエル・ナダル 6700 2.ロジャー・フェデラー 5930 3.ノバク・ジョコビッチ 5105
＜グランスラムタイトル＞ ピート・サンプラス14、ロジャー・フェデラー13、ビヨン・ボルク11、アンドレ・アガシ、ジミー・コナーズ、イワン・レンドル8