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世界最強トップエイトが年間チャンピオンの座を競う「ATPワールドツアー・ファイナル」の決勝戦は、世界ランク1位のラファエル・ナダルと2位のロジャー・フェデラーの夢の対決となった。
フェデラーは6-3、3-6、6-1でナダルを破って5度目のファイナル優勝を果たし、イワン・レンドルとピート・サンプラスの記録に並んだ。
また世界一に戻りたい
フェデラーは今年、好調に滑り出し、絶好調で締めくくった。1月に開かれた全豪オープンでは16個目のグランドスラムタイトルを獲得。その10カ月後、ロンドンで開催された2010年ATPワールドツアー・ファイナルで5度目の優勝を飾った。
今年の締めくくりとなった先週1週間、フェデラーは圧倒的な強さを見せつけ、エリート中のエリートたちを相手にどの試合でも2セットを連取して決勝戦に勝ち進んだ。最大のライバル、ナダルとの試合では第2セットを落としたものの、プレーの質が落ちることはなかった。
ATPワールドツアー・ファイナルの決勝戦で世界ランクの1位と2位が戦ったのは24年ぶりのことだ。前回の1986年の決勝戦では、チェコのイワン・ランドルとドイツのボリス・ベッカーが対戦した。
今年の決勝戦では、2008年以降フェデラーとの8回の対決のうち6回を勝利しているナダルが心理的に有利な立場にいたが、28日の夜はナダルは時折疲労の色を隠せず、勝利を譲ることになった。
フェデラーとナダルはこれまで22回対戦しており、うち18回は決勝戦で顔を合わせた。現在の戦績はフェデラーが8勝、ナダルが14勝だ。
フェデラーは試合後、スイス国営ラジオドイツ語放送でのインタビューで次のように語った。
「この1週間はずっと素晴らしいプレーをしたと思う。シーズン全体も良かった。全豪のときにも強いと感じたナダルに対して攻撃性を失うことなく戦うことができた。すごく誇りに思う。また世界ランク1位に戻りたいし、ウィンブルドンでもぜひ優勝したい」
2001年以後のATPワールドツアー・ファイナルの優勝者
2001 レイトン・ヒューイット
2002 レイトン・ヒューイット
2003 ロジャー・フェデラー
2004 ロジャー・フェデラー
2005 ダビド・ナルバンディアン
2006 ロジャー・フェデラー
2007 ロジャー・フェデラー
2008 ノバク・ジョコビッチ
2009 ニコライ・ダビデンコ
2010 ロジャー・フェデラー
swissinfo.ch、外電