Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00562.jsonl.gz/34

ナチスに略奪された絵画のコレクション展「Entartete Kunst（退廃芸術）他のサイトへ」が、ベルン美術館で２日、始まった。来年３月４日まで。
コレクションの所有者は昨年５月に死去したドイツ人の故コーネリウス・グルリット氏。同氏の父親はアドルフ・ヒトラー専任の美術商だった。
作品展では同氏のコレクションのうち約１６０点を展示。ほとんどの作品がナチス政権下の時代に「退廃芸術」としてドイツ国内の美術館から没収されたもの。作品展では、当時の政治的な歴史にも触れている。
グルリット氏は２０１０年、スイスからドイツ・ミュンヘンへ向かう電車の中で税関の所持品検査を受け、９千ユーロの現金を所持していたことが発覚。その後、ドイツの捜査当局がグルリット氏の自宅を捜査した際、ピカソ、ルノワール、マティスなど貴重な芸術作品が大量に見つかった。
グルリット氏の死後、所蔵品をベルン美術館に遺贈するという遺言が見つかり、大きなニュースになった。ベルン美術館は昨年１１月、ベルリンで記者会見を開き、同氏の遺言を受け入れると発表した。