Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00429.jsonl.gz/39

スイス西部のジュネーブを拠点に活動するスイス・ロマンド管弦楽団が、今年で創立１００周年を迎える。創設者のエルネスト・アンセルメは卓越した指揮者であり、著名な作曲家たちとも深い親交があったことから、楽団は国際的にも名を知られていた。偉大な指揮者アンセルメの残した遺産と後継者たちを、スイス公共放送RTSの映像で振り返る。
一流の交響楽団を持つチューリヒ、バーゼル、ベルンにならい、アンセルメはスイス・ロマンド管弦楽団を創設し、１９１８～６７年の４９年間、同楽団の指揮者を務めた。英レコード会社デッカと契約してからは膨大なレパートリーを録音したことで、スイス・ロマンド管弦楽団は世界中で名声を得た。特に２０世紀のフランス、ロシアの楽曲の演奏で良く知られていた。アンセルメはラヴェルやラフマニノフ、ドビュッシーとも深い親交があり、またストラヴィンスキーの重要な作品の初演の数々も手掛けた。
レディー・ガガとの共演も？
スイス・ロマンド管弦楽団は今、国際的な名声を再び取り戻そうと努めている。現在の団員数は１１２人。ジュネーブの「ヴィクトリア・ホール」を本拠として活動しているが、建物の建設計画も進行中で、２０２３～２４年までには新しいコンサートホールが完成する予定だ。
スイス・ロマンド管弦楽団はコンサートで演奏するだけではなく、ジュネーブ大劇場（Grand Théâtre de Genève）で公演されるオペラのオーケストラも務めている。１７年１月には、英国人指揮者のジョナサン・ノットが音楽監督に就任した。先ごろ放送されたスイスのラジオ番組では、どんなスターと共演したいかという質問に、即座に「レディー・ガガ」と答えた。
ノッツが就任する前の１６年１２月には、スイス・ロマンド管弦楽団が初めて監査を受けた。１２年以降、マネジメントの交代が続いたためだ。その監査では、芸術パフォーマンスのレベルが「不十分」だと判断された。監査を担当したスティーブ・エメネゲールは、「スイス・ロマンド管弦楽団を本来のあるべきレベルに戻すのは、ノッツ氏に与えられた任務だ」と述べている。
(RTS/swissinfo.ch)