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世界で子供の肥満が急激に増えているが、スイスではその傾向はあまりみられない。
世界保健機構（WHO）が「世界肥満デー」の１１日に発表した調査他のサイトへによると、５～１９歳の肥満の青少年の数は過去４０年で１０倍に増えた。
１９７５年、世界の青少年の肥満の割合は１％未満だったが、２０１６年時点では男児の８％弱、女児の６％弱で、合計１億２４００万人に上った。さらに２億１３００万人が太り気味だった。
スイスでは男児の７％、女児の４．６％が肥満だった。隣国ドイツではそれぞれ１１％と７％、米国では２３．３％と１９．５％だった。日本は男児が５％、女児が１．７％。調査を率いたICLのマジド・エザッティ教授によると、太り過ぎの子供の数は低・中所得国で増加傾向をたどり、高所得国では増加に歯止めがかかっている。
エザッティ教授は発表文で「世界の食料市場や諸政策の影響で、健康的で栄養のある食べ物は貧しい家庭や地域にとっては高価すぎるという状況に陥っている。こうした傾向は青少年世代が肥満児として育ち、糖尿病などの疾患にかかりやすくなるとの予測に結び付く。健康的で栄養価の高い食べ物を摂る機会を家庭や学校でもっと作らなければいけない。特に貧しい家庭や地域にそうした措置が求められる。不健康な食べ物から子供を守るための規制や課税も必要だ」と指摘した。
一方で、痩せ気味・痩せ過ぎの子供は世界全体で１億９２００万人だった。
スイス人は健康的？
スイスの生活で、何が子供の肥満を抑えているのだろうか。
WHOの広報担当ポール・ガーウッド氏はスイスインフォの取材に「スイスの子どもは学校で健康的な食事をしており、運動する機会も多い。都市では安全に散歩したりサイクリングしたりできる環境が整っている。放課後に学校の校庭も開放されている」と話す。「全体的に、国民の教育水準が高く健康問題への意識が強い」とし、スイスは「子供が体重管理の必要性を学ぶ良いお手本がある」とみる。
実際、スイスの子供は歩いて通学するのが一般的で、減量が必要な子供を支援する団体もある。９月、連邦内務省とスイスの食品業界はヨーグルトと朝食用シリアルに含まれる砂糖の量を２０１８年末までに最大５％減らす自主協定に合意した。スイスの５～１９歳の子供の約１９％、幼稚園児の１６．５％が太り気味だという。
（英語からの翻訳・ムートゥ朋子）