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2009年、健康保険料の滞納金はおよそ7億6200万フラン ( 約632億円 ) に達した。「スイス健康保険協会」の広報担当パウル・リーン氏は7月25日、同日付の日曜新聞「ゾンタークスツァイトゥング ( SonntagsZeitung ) 」によるこの報道が事実であることを認めた。
現在、約15万人が健康保険料の滞納のため、医療費の給付を受けられないでいる。2009年の滞納金額は過去最高だ。
滞納者名簿を作成
「スイス健康保険協会 ( Santésuisse ) 」によると、2008年の滞納金額は約7億1800万フラン ( 約596億円 ) だった。リーン氏は
「支払いに関するモラルがなぜ低下しているのかを突き止めるのは困難だ」
と言う。だが、一つには昨年は経済状況が悪かったことが挙げられる。
「そのため、おそらく別の方面にお金が使われたのだろう。社会的に恵まれない状況にいる人には、全国的に保険料が割引されているのだが」
現在は約40万人に督促状が出されている。
2006年以降、健康保険会社は被保険者が健康保険料を納めない場合、医療費の負担を一時停止することが可能になった。現在、およそ15万人がこの処置を受けている。病院に対する未払い金は約8000万フラン ( 約66億円 ) に達する。
健康保険法が改正されれば、健康保険料の滞納に対しては新たな処置が施されることになる。現在は州が滞納金を立て替えているが、連邦議会は今年3月、健康保険会社は立て替え金の一部を州に払い戻さなければならないと定めた。
また州は、健康保険料の滞納で医療費の給付を停止されている人々の名簿を作成することができるようになる。この名簿は給付側やゲマインデ ( 地方自治体 ) 、州が閲覧できる。名簿に載せられた場合、医療費が給付されるのは救急の場合のみとなる。
swissinfo.ch、外電