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「写真の一枚一枚はそれぞれの人間関係の記録、それらが一体となった写真集は時代の記録」。スイスの写真家バーバラ・ダヴァッツさんは、長期に渡って作り上げた自身の作品集をこう表現する。その写真集とタイトルを同じくする展覧会「As Time Goes By」によって、今では古典となったダヴァッツさんの作品に再び光が当てられる。
１９８２年、淡い灰色を背景に恋人、友人、親類など、様々な関係の若いペア１２組を撮影したのが始まりだった。写真家のバーバラ・ダヴァッツさんは、冷静でありながらも思いやりの眼差しで、個人、そして１組のペアとして、被写体の細部を観察してきた。
その後、ダヴァッツさんは１９８８年、１９９７年、２０１４年に同じ被写体を呼び、毎回同じやり方で撮影することで、時が経過する中で見られる変化やその連続・非連続性を写真に記録し続けた。こうして出来上がったダヴァッツさんの写真集「As Time Goes By（時の流れと共に）」は広範囲な人間関係の相関図でもある。
３世代に渡る被写体のポートレートが収められているこの写真集は、歳を重ねること、家族の成長、喪失、流行による社会の変化などを物語っている。この作品を通じてダヴァッツさんは、時間の流れを可視化し、時間が私たちにどう作用するのかを伝えてくれる。
展覧会「As Time Goes By」はヴィンタートゥール写真美術館にて、２月２７日から５月１６日まで開催される。
（文・Ester Unterfinger、swissinfo.ch）