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今年の夏、２２のヨーロッパの都市を対象に行った調査で、ジュネーブとチューリヒのタクシーは５段階の真ん中「十分」との評価を受けた。
上位にランクされたのは、バルセロナ、ミュンヘン、ケルン、ミラノ、ベルリン、パリ、リスボンのタクシーだ。調査を行ったツーリングクラブ・スイス（TCS）によると、「非常に良い」という評価を得た都市は一つもなかった。
スイス国内ではジュネーブが１２位、チューリヒは１５位と平均的だった。最も評価が低かったのはスロベニアの首都リュブリャナ（Ljubljana）で、評価は「非常に不十分」だった。
リュブリャナでは「走行距離が短すぎる」ことを理由に、調査員が乗車拒否されたことが２回あった。乗車を断った運転手は調査員に向かって、「歩いたほうがいい」と勧めたという。
ほぼ２人に１人が寄り道
一つの都市につき、調査員は五つの異なるルートを１０回タクシーで走行。つまり、１０人のタクシー運転手の業務を調査した。その際、運転手、自動車、最短距離を走るかどうかの三つの項目を評価した。
計２２０人のタクシー運転手のうち、寄り道をしなかった運転手は１３８人しかいなかった。中には、必要な距離の２１３％も余計に走る悪質な運転手もいた。
スピード違反の最高は制限速度の時速４２キロ超。料金メーターを装備していないタクシーも多く見られた。
赤信号で走る
チューリヒでは距離を６９％「伸ばした」タクシー運転手もいたが、自動車自体は「非常に良い」、また運賃も「良い」と評価された。ただ、運転手の評価はさほど良くない。赤信号を無視したり、運転中にハンドフリーを使わないで携帯電話を使用する運転手がいたほか、本来の目的地から２００メートルも離れたところで客を降ろした運転手もいた。
また、１０人のうち９人が観光名所を紹介できなかった。だが、英語で意思疎通できる運転手は１０人に８人と多かった。
ノートブックは料金上乗せ
ジュネーブでは、タクシー運転手は平均して走行距離を２６％余計に「伸ばして」いた。運転中に電話をした運転手が２人、また乗客の手持ちのノートブックに１．５フラン（約１２５円）の追加料金を不法に要求した運転手も２人いた。そのため、運転手は「不十分」と評価され、自動車は「十分」、運賃料金は「良い」という結果になった。
ジュネーブは多くの観光客や国際組織が集まる国際色豊かな町だが、英語で会話ができない運転手が７人、またレストランや観光名所を紹介できなかった運転手は８人に上った。一方で、１０人中９人は道路事情に詳しかった。
これらの不足はあるものの、スイスのタクシー運転手は全体的に悪くはないようだ。「この二つの町の運転手は、身なりも清潔で丁寧、親切。客の要望にも応え、荷物の積み入れ、積み下ろしも手伝ってくれた」と、TCSは評価する。
swissinfo.ch、外電