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3月11日、スイス連邦議会上院の全州議会は下院の国民議会に引き続き、連邦政府が提案した総額7億フランの第2次景気てこ入れ策を承認した。
総額7億フラン( 約580億円 ) のうち大半が鉄道と道路などのインフラ整備に使われる。また政府は第3次景気てこ入れ策も6月の検討課題として審議すると発表した。
国内総生産を1.5%引き上げ
スイス政府は今年1月、9億フラン( 約750億円 ) を投資した第1次景気てこ入れに続き、第2次のてこ入れを提案し連邦議会で承認を得た。
「第2次景気てこ入れ策の総額7億フランによって国内総生産 ( GDP ) を1.5%を引き上げ、スイスはこれで景気後退に対応する」
とドリス・ロイタルト経済相は語った。
内訳は、鉄道と道路整備に3億9000万フラン( 約320億円 ) 、経済的に弱い地域のインフラ整備に1億フラン ( 約83億円 ) 、環境とエネルギー対策に9000万フラン ( 約75億円 ) 、そのほか研究費に5000万フラン( 約41億円 ) となっている。
「今回の第2次景気てこ入れ額は少なすぎる。多くの国がこれを上回る金額を景気てこ入れに投資している。」
と社会民主党 ( SP/PS ) 議員、ジャン・クロード・レンワルト氏などは批判したが、右派の国民党 （SVP/UDC）や急進民主党 ( FDP/PRD ) の議員は、政府負債を抑える方針は維持すべきだとして、この額が妥当だと支持した。
一方政府は、第3次景気てこ入れ策も6月の検討課題に挙げており、ハンス・ルドルフ・メルツ大統領は、
「財務省も経済省もスイスの景気動向を慎重に分析しながら政策を検討していく」
と語った。
swissinfo、外電