Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00176.jsonl.gz/47

連邦統計局 ( BFS /OFS ) は3月30日、2007年のスイスの医療費は前年比4.9%増の553億フラン ( 約4兆7000億円 ) に上ったと発表した。これは国内総生産 ( GDP ) の10.8%に相当する。他国との比較で医療費がこれよりも高い割合を占めているのは、アメリカとフランスのみだ。
2005年と2006年の医療費の伸びはそれぞれ2%および1.4%。統計局によると、ここ数年続いていた医療費増加の減速化は、これで一応終わりを見たということだ。
自宅介護の支援費用が大きく増加
医療費が500億フラン ( 約4兆3000億円 ) のラインを超えたのは2003年から2004年にかけてのことだ。そして、2006年には530億フラン ( 約4兆5000億円 ) 近くまで増加した。
急激に増加したのは救急処置を含む入院費用で5.8%の伸びとなった。また、高齢者や慢性疾患患者のための施設 ( 養護ホーム ) にかかる費用も5.4%と医療費全体の増加率よりも大きな伸びを示した。
さらに、自宅介護の支援を行う「シュピテックス ( Spitex ) 」にかかる費用も6.3%と平均以上の増加を見せた。一方、外来にかかる費用は3.5%の増加と全体的に安定している。
世界開発協力機構 ( OECD ) 各国との比較では、GDPに対する医療費の割合がスイスより大きい国はアメリカとフランスのみで、2006年の数字はそれぞれ15.3%と11%となっている。
swissinfo、外電