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スイスのカトリック系慈善団体カリタス（Caritas）によると、国内で10万人以上の子供たちが貧困の影響を受け、その数は増え続けている。同団体は行政に対し、国全体で家族手当の増額などの措置が必要だと訴える。
カリタスは2日、声明で「スイスは行動する意欲を何ら示さない。政府は、貧困との戦いを州に任せ、それが機会の不平等をもたらしている」と批判した。
10月の総選挙で刷新された新しい連邦議会に対し「国が主導権を取り、国全体で子供の貧困と戦う法的枠組みを作る」よう求めた。
カリタスの研究部門の責任者マリアン・ホシュリさんによると、国内の子供約170万人のうち、10万3000人が貧困の影響を受けている。
「言い換えれば、学校の各クラスに平均して貧しい子供が1人いる計算になる。貧困ラインをわずかに上回る子供たちも数に入れれば、1クラス3人になる」
カリタスによると、福祉を受けている人の3分の1は子供と青少年だ。
カリタス・スイスの責任者ユーゴ・ファセルさんは「子供の発達が両親の不十分な収入によって影響を受けること、またはこれらの子供たちが成長する段階で、家族の状況によりそれが妨げられることは許されない」と話す。
「働く貧困層」の子供
カリタスは、子どもの貧困と戦うための効果的な手段が存在すると強調し、4つの州における事例を挙げた。ジュネーブ、ヴォー、ゾロトゥルン、ティチーノ州では、家族への社会保障を増やし、その結果、福祉に頼る世帯数は大幅に減少したという。
スイスの子供の貧困には多くの理由がある、とカリタスは話す。子育てにかかる費用は子供1人当たり年間約7000〜1万4000フラン（約77万～155万円）で、特に低所得層の親にとっては負担が大きいという。貧困の影響を受けている子供の約70％は、フルタイムで働いても生活保護の水準以下の収入しか得られない働く貧困層「ワーキングプア」の家庭出身だという。
カリタスはまた、子供や家族に対する公共投資が欧州平均を下回っていると指摘している。
Keystone-SDA/ts