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地球温暖化の影響で、スイスのスキー産業が危機に瀕している。温暖化で雪が減り、スキ−場が縮小されれば、今後１０年間で４０％以上の減益になると、国立科学財団は警告している。このコンテンツは 2000/10/10 08:12
地球温暖化の影響で、スイスのスキー産業が危機に瀕している。今後１０年間で４０％以上の減益になると、国立科学財団は警告している。
１０日発表された国立科学財団のレポートによると、地球温暖化の影響でスイス全土の雪線（万年雪のある最低境界線）は年々後退しており、低地のスキー場の多くは安全性が保証できなくなっているため、スキーの安全圏とされている高度基準を現行の標高１、２００mから１、５００mに上げなければならなくなる可能性が強い。となると、国内２３０カ所のスキー場のうち、安全地域とされるものは、現行の１９５カ所から１４４カ所に減少してしまうという予測を出した。
経済的な打撃はかなり深刻で、ウィンター・スポーツによる収益は約４０％、２１０億スイスフラン（１３０億ドル）の減益になると、同財団は見積もる。現在すでに存亡の危機に立たされているスキーリゾートの将来は絶望的で、また、観光協会、スキーリフト・オペレーター、ホテルなどの関連業者への影響も無視できない。
財団のレポートに対して、標高の高いリゾートのプロモーションに力を入れるべきだとする意見や、悲観的すぎると無視する意見もある。が、国立科学財団は、もっと現実的な対処をするべきだと呼び掛け、観光客がもっと自然に触れられるような所を売り込んだ方がよいと助言。たとえば、エンガディン地方を訪れる観光客の４０％は国立公園に行く事などを指摘している。