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スイスのイグナツィオ・カシス外相は、欧州連合（EU）との枠組み条約の内容を大幅に減らすことで交渉を続ける方針だ。日曜紙ゾンタークス・ツァイトゥングが報じた。
同紙によると、外相は週内に枠組み条約の分割を政府に提案する意向だ。EUによるスイスへの制裁措置を回避する狙いがある。
合意できた協定は速やかに署名し、合意に至らない分野は交渉期限を５年に定める。一部の政治家たちは、賃金・労働条件の保護措置のような難題で速やかに妥結できない場合は交渉を中止するよう求めているため、外相の提案はこうした要求を抑えるうえで有効となる。
スイスとEUは０２年から、人の移動の自由を定めている。これにより、EUの労働者がスイスで働いたり、企業が進出したりできる。その逆も然りだ。
だがスイスは平均して他のEU諸国よりも賃金が高いため、EU労働者がスイスに来て働くパターンが大半で、その逆はない。
スイスの労働力を守る措置はあるが、移動の自由を定めた協定はなお政治的な懸案事項だ。
１９年にスイスとEUそれぞれで総選挙を控え、その前により幅広い枠組み協定を締結するという圧力がかかっている。
Keystone-SDA/swissinfo.ch/ds