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スイス連邦鉄道（SBB）は欧州の旅客輸送で最も効率的な鉄道とされる。だが不満の声がないわけではなく、いつまで高評価が続くかは分からない。
スイスには延べ5100キロの路線網があり、うち3200キロはSBBが運行する。1902年の創業時は国営だった同社は、1999年に公開有限会社に転じた。
欧州鉄道パフォーマンスインデックス外部リンクによると、スイスの旅客鉄道は乗客数、総走行距離、発着時刻の正確さ、事故率の低さは欧州トップに立つ。だがいくつかの統計データは、乗客からも乗務員からも不満が高まっていることを示唆する。アンドレス・マイヤー最高経営責任者（CEO）は2020年末で退任が決まっており、こうした不満にどう対処するかは後任の手腕にかかってくるだろう。
毎日最大125万人がSBBの列車を利用する。1982年に同じ行き先の電車が60分間隔で毎時同時刻に運行するパターンダイヤを導入して以降、乗客数は常に増加し続けた。今年の乗客数は4億5千万人と見込まれている。
１人当たり年間走行距離は平均2451キロ。欧州で最長だ。
乗客数の増加に伴い、列車数も増えてきた。毎日1万本以上の列車が連邦鉄道の路線網を走る。うち83％は旅客列車だ。
近年はこれ以上本数を増やせない路線も出ている。スイス連邦議会は2035年までのインフラ拡充に約130億フランを投じる計画を承認した。
路線網の拡充には費用がかかり、一部は利用者に負担が向かう。ベルンからチューリヒまで約1時間、距離にして約100キロの経路の運賃は現在51フラン（約5500円）。1990年から20フラン値上がりした。
GA（ゲア）と呼ばれる一年間乗り放題（ただし一部の登山鉄道は半額負担）の「総合定期券（General Abonnement）」の価格も上昇している。過去30年で2倍になった。
9割の乗客は時刻通りに目的地に着く。だがSBBの統計は「乗客」をベースにした割合でないことには注意が必要だ。
「列車」ベースでは2割以上が3分以上遅れているとのデータもある。政治的にも圧力がかかり、SBBは遅延に対する新しい補償システムを導入する予定だ。
乗客はスイス鉄道の安全さには満足しているようだ。脱線の件数は数年前からあまり改善していないが、衝突事故は2012年以降激減している。
だが8月にスイス東部・バーデンで車掌がドアに挟まれて亡くなった事故を受け、列車の安全性が再び注目を浴びている。
近年のコスト削減計画を受け、車内サービスの質は低下するばかりだと乗務員たちは訴える。連邦議会下院の交通委員会はSBBに対し、インフラの通常運用と維持に関して気を引き締めるようくぎを刺した。
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（英語からの翻訳・ムートゥ朋子）
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