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過去8年間で最低の失業率を誇るスイス。そんな中、ジュネーブ州だけが高失業率にあえいでいる。ジュネーブ１州の失業率が、残る国中の失業率の２倍にあたるのだ。
過去8年間で最低の失業率を誇るスイス。そんな中、ジュネーブ州だけが高失業率にあえいでいる。ジュネーブ１州の失業率が、残る国中の失業率の２倍にあたるのだ。
９日発表された２０００年の失業率は１.９％だったが、ジュネーブ州の失業率は４.４％だった。経済専門家らによると、ジュネーブ州の高い失業率は、特異な理由に拠るものではなく、いくつかの事実に基づくものだという。
一連の事実の中でも主要因となっているのは、ジュネーブはほぼ都会だけで構成されている州で、都市部は田舎にくらべ失業者が多いことが上げられる。「都市では失業に対する不名誉な感覚が少ない。」とジュネーブ経済社会評議会のジャン＝ピエール・ソレル氏は言う。しかし、ジュネーブ市の失業率が５％以上なのに対し、チューリッヒ市では２.５％、バーゼル市では１.９％と比較にならないほど低い。ローザンヌ、フリブールなど比較的都市部と見なされる所でも失業率が４％を越えていることを思えば、ソレル氏の言う通りかもしれないが（州の他の地域と総合した結果のローザンヌ州、フリブール州の失業率はもう少し低くなっているが。）。
ジュネーブ大学のイヴェス・フレッキガー教授は「労働市場は都市の方が流動的だ。人々は頻繁に転職し、また複数の仕事を掛け持ちで契約することもある。これは時間が許す限り、また適職を探すという観点からは悪い事とはいえない。」という。そして、ジュネーブ州の高失業のカギとなる主要因の１つとして、他の州に比べてジュネーブは失業者に対する法規が鷹揚であることが上げた。ジュネーブ当局は２年間の失業手当て受け取り期間が終わった人々の救済措置を施している。これらの人々は１年間の臨時の職が与えられ、その後再び失業手当てを要求することができ、合計５年間は社会保険が保証されていることになる。「失業保証期間を限定する連邦法は、人々に早急に職を見つけることを強いる。が、それ故に人々は不安定な職に就き、すぐまた失業者にもどっていまう可能性が高く、統計上の錯覚生じる。」とフレッキガー教授は言う。
ジュネーブの失業者対策制度は、２度にわたる２年間の失業手当て受け取り期間の間の１年間の臨時職で多くの低賃金労働者よりも高収入が得られるため、失業者らが本気で職を探そうとしない原因となっているとして、批判されている。
ジュネーブでの労働者の主な受け皿は、宿泊と外食産業だ。が、低賃金なのでスイス人にとっては失業手当てよりも魅力がない。そのため、これらサービスセクターの労働者の多くは外国人だ。ジュネーブは、スイスで外国人人口率が最高で約４０％を占める。多くの雇用者は、これら外国人は必要とされるスキルを持っていないと苦情をもらしている。しかし、ジュネーブが外国人失業者の受け皿となっている事は事実だ。フランスと国境を接するジュネーブは、国境の向こう側に巨大な労働者が控えており、ジュネーブの地元および国際企業に吸い上げられている。