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ヘルヴェタス（Helvetas、スイス国際協力協会）はスイス最大の援助機関である。設立50周年を迎えるにあたり事務総長と次期事務総長にインタビューした。このコンテンツは 2005/06/21 17:09
1955年の設立以来、途上国の貧しい暮らしを改善するため、10億フラン（約855億円）以上もの援助を投入してきた。しかし、ヴェルナー・ケーリンク事務総長は「これは大海の一滴でした」と語った。
ヘルヴェタスは、スイスで一番初めに作られた援助機関で、現在では４万3000人の会員と４万のスポンサーを持つ最大の援助機関となっている。今年の予算は5500万フラン（約47億円）、このうち民間からの寄付は1200万フラン（約10億円）だった。
長年ヘルヴェタスの指揮を取っていたヴェルナー・ケーリンク事務総長は、32年間続けた援助の仕事を今期で退任する。「援助が始まった時に掲げられた、貧困撲滅の目標の多くは達成できませんでした」とケーリンク事務総長は悲しげに語った。「途上国の生活レベルは過去数十年、少しも改善されていません」
「現代社会が立ち向かっている大きな貧困の問題に対して、私たちの仕事は大海の中の一滴に過ぎないかもしれません。しかし、その一滴が大きな意味を持つのです」
ヘルヴェタスによると、現在、世界では12億の人々が極貧状態（１日１ドル未満の生活）にある。このうち８億人が栄養失調に苦しみ、10億人以上が清潔な水とは無縁の生活をしている。貧困撲滅には程遠い状態だが、ケーリンク事務総長は「私たちの援助は多くの人々の生活に、大きな変化をもたらしました」と語る。
世界22カ国の農村で活発な活動
極貧の生活をしている人々のうち、３分の２は農村地域に住んでいる。ヘルヴェタスは50年前の設立当初から農村地域に焦点を当てて援助を行っており、この姿勢は今も同じだ。貧しい農村地域では不潔な水を飲んで病気になる確率も高い。８年間に渡る「新鮮な水供給プロジェクト」は、200万人の生活を変えた。ネパール、ブータン、エチオピアでは2000のつり橋を作って農村地域の生活をより便利にした。
現在行っているのは、ドミニカ共和国での家畜の専門家のアシスタントや若い農業従事者の養成、グアテマラ西部での環境保全プロジェクト、アフリカのブルキナファソでの綿花生産促進プロジェクトなどである。
対象国での生活に密着した援助と共に、ヘルヴェタスは司法、政治的自由や平等、平和などの分野についても活発な活動を行っている。
ヘルヴェタスが初めての援助を行ったのはネパールだ。そこから始まって、今では50人のスイス人が600人の現地採用職員と共に、チューリヒを本部としてアフリカ、アジア、南米など世界22カ国で活発な活動を行っている。
スイス政府は援助額削減
活動が始まってまもない頃は、ヘルヴェタスはプロジェクトの実行を本国から専門家を派遣して行っていた。しかし1980年代に入ってからは、現地政府や現地NGOなどに仕事を任せる方針に転換した。
ケーリンク事務総長の後任、メルヒヨール・レンクスフェルト次期事務総長は「この転換は、援助国の変化する状況に迅速に対応するために必要なことでした」と説明する。
レンクスフェルト次期事務総長は、最近スイス政府が行った開発援助額の削減について、「時代に逆行している」と批判している。ヘルヴェタスの援助対象国も、今後５年間で22カ国から15カ国に減らされる予定だ。
「国連は、2015年までに世界の貧困を半分にするというミレニアム開発目標を提唱し、各国に呼びかけています。これについて、スイス政府はもう少し責任を持つべきだと思います。スイスも貧困に対する戦いに積極的に参加するべきです」
swissinfo 外電 遊佐弘美（ゆさひろみ）意訳
補足情報
‐ヘルヴェタスは1955年６月18日に設立された。
‐スイスで最大の援助機関であり、最も古い歴史を持つ。過去50年間に10億フラン（約855億円）以上の援助を行った。
‐運営資金の21％は個人や国際機関から、64％は政府から出資されている。
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