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ルツェルン湖畔で、６日から第１回北大西洋条約機構（NATO）の平和のためのパートナーシップ（PFP )合同演習が行われている。コンピューターを使ったシミュレーション平和維持活動は、完全な「机上の訓練」だ。
ルツェルン湖畔で、６日から第１回北大西洋条約機構（NATO）の平和のためのパートナーシップ（PFP )合同演習が行われている。コンピューターを使ったシミュレーション平和維持活動は、完全な「机上の訓練」だ。
バーチャルPKOプログラムには、「欧州の２ケ国が資源をめぐって戦闘状態に突入した」「民族紛争で大勢の難民が流出した」など、かなり現実的な危機が想定されている。
４６０人の演習参加者の１日は、朝のニュースを見ることから始まる。ACテレビのブライアン・ダウヤー・キャスターが、ノルドランドの内戦で何千人もの難民が出国したという速報を伝える。ノルドランドは架空の国で、ACテレビは演習地域内だけでの特別放送局、もちろんニュースもフィクションだ。スイス陸軍のマルティン・ジェニー中佐は「多国籍部隊の目標は、ノルドランドとスードランドを分離して、平和維持を図ることだ。」と、将校グループが地図を凝視しているセミナールームで解説してくれた。「部隊の活動期間は３０日間で、地雷、難民など様々な問題を処理する。」
１０日に終了するこの演習は、欧州各国の兵士が一同に会し、国連安保理委任下での停戦の実施や人道援助提供の訓練を行う、初の合同演習だ。シミレーションは、NATOが実際の平和維持活動で使用する基準に基づいている。PFP からの参加者にとっては、NATOの活動を実際に見る初めての機会だ。ルーマニア陸軍のアレクサンドル・テオドレスク大尉は「NATO内の諸手続きを学んだ。ここに来るまでは、平和維持活動について何も知らなかったが、欧州各国の軍人と会い多くを学んだ。ルーマニアはNATOメンバーではないが、早期加盟が実現することを希望する。」と経験を語った。
スイスもNATO加盟国ではないが、ルーマニアと違い加盟は考えていないとしながら、スイス軍のダニエル・ムッチュリ氏は「スイス人以外の軍人と会ったのは初めてだ。スイスのシステムはNATOのものとかなりの違いがあり、NATOスタンダードにあわせる必要がある。」述べた。また、スイスの参加者からは、２０ヶ国の多国籍部隊の命令系統が英語で統一されている現実に直面し、スイス人の英語力向上の必要性を痛感したという声も大きかった。
バーチャル演習プログラムのシナリオ作成者の一人、ドイツのハンス＝ヨルグ・シュミット大尉は、昨年のコソボミッションなど過去の実戦経験をもとに、できる限り現実に近くなるよう想定したという。「ボスニアでは地雷の被害が毎日２、３件あった。農民の中には地雷を掘り出して、平和維持部隊が片付けてくれるだろうと路上に放置していること人々がいた。」
演習の主眼が人道援助に置かれているため、国連難民高等弁務官事務所、赤十字国際委員会の代表もバーシャルPKOに参加した。