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スイスは欧州、G８の中で、学術論文をインターネットを介して誰でも無料で閲覧できる「オープンアクセス」が最も進んだ国であることが最新の調査でわかった。公的・民間から資金提供を受けた学術論文で無料公開されているのは全体の３９％に上る。
調査はEUの政策執行機関、欧州委員会（EC）外部リンクがまとめた。２位はクロアチア、３位はエストニアで、それぞれ国際平均の３０％を上回った。
調査は、世界最大級の文献データベース「Scopus外部リンク」の２００９～１６年の出版物を分析。このうち２２万件超がスイス国内のもので、分野は全学問に及ぶ。
スイス科学財団（SNSF）が先月３１日に出した声明外部リンクによると、同財団が資金提供した２０１１～１７年の出版物のほぼ５０％は無料公開している。あらゆる人が学術研究情報にアクセスできる「オープンサイエンス外部リンク」に向けて出されたEUのアクションプランに従い、財団は２０２０年までに自身が資金提供した刊行物全てを無料公開する予定だ。
オープンアクセスって何？
学術研究へのオープンアクセスとは、研究論文などの学術刊行物に自由にアクセスできる状態を意味する。出版物、データ、コード、その他の学術情報に自由にアクセスし、再利用できるようにすることで、科学的な生産性が向上し、不正が減り、より多くの科学的な功績が期待できるとされる。スイスは２００６年、「自然・人文科学における知識へのオープンアクセスに関するベルリン宣言外部リンク」に署名。積極的に取り組みを推進してきた。
グリーン＆ゴールドモデル
欧州委員会の調査では、オープンアクセスのルートは二つある。一つは「グリーンロード（緑色の道）」と呼ばれ、論文を出版した時点では有料だが、アーカイブ化する時点で無料公開するというもの。もう一つは「ゴールドロード（金色の道）」といい、出版と同時に全て公開する。グリーンロードの方が多数派だが、２００９～１６年にその件数は徐々に減少。ゴールドロードを採用した出版物は同期間で3倍に増えた。
スイスで無料公開されている学術出版物の２９％がグリーンロードを採用。ゴールドロードは１１％以下だ。
調査の執筆者外部リンクによれば、オープンアクセスへの移行は遅れている。資金提供元の義務的事項や学術誌の方針、研究者の意向、費用などさまざまな要因があるという。調査によれば、オープンアクセス化された出版物の割合は過去７年間で１０ポイント増加。日進月歩のオープンサイエンスがさらに発展すれば、新たな展望が開けると執筆者たちは期待している。
（英語からの翻訳・宇田薫）
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