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スイス・バーゼル大学発のバイオベンチャー企業、４−Ａｎｔｉｂｏｄｙは、副作用が少なく、治療効果の高いとされる抗体医薬品の生産へ本格的に動き出した。このコンテンツは 2004/05/03 15:25
人の体は普通、病気にかかると自然に抗体を作り出し、体の中に入った異物を攻撃するシステムがある。このシステムを利用して、抗体を人工的に作り出した医薬品を「抗体医薬品」という。
抗体医薬品は特定の細胞や細菌を狙って攻撃することができるため、治療効果が高く副作用が少ない医薬品として注目されている。スイスの医薬大手ロシュが米国で１９９８年、日本では２００１年に発売した乳がん治療の抗体医薬品が代表的だ。
ここ最近、抗体医薬品は米国で次々と実用化され、市場も急速に拡大している。ロンドンのある市場調査会社によれば、抗体医薬品の市場は昨年で2億9,600万ドル（約327億円）の規模で、２０１０年には28億ドル（約3,100億円）と10倍近くに達するという試算もある。
従来の医薬品とは開発の手法が異なるため、技術開発で先行しているのは必ずしも大手製薬会社ではない。４−Antibodyのような新興企業でもバイオ技術で強みがあれば収益を生むチャンスがある。こうしたベンチャー企業の研究開発に出資して支援するベンチャーキャピタル（VC）も世界中で増えている。
４−Ａｎｔｉｂｏｄｙ
北スイス・バーゼルを本拠地とする４−Antibodyは、免疫学の専門家であるウルフ・グラブンダー教授の研究成果をもとにスタートした。同氏はそれまで、バーゼル大学免疫学部の学部長だったが辞めて、現在は４−Antibodyの最高経営責任者(CEO)に就任している。
同社は現在、製薬会社のために抗体を使った医薬品を開発中だ。
また、同社は今年３月、バーゼルにあるBioMedinvestor社などのベンチャーキャピタルにおよそ275万フラン（約2億3,500万円）の第三者割当増資を実施した。抗体医薬品の臨床試験など、研究開発投資に充てる。
グラブンダーCEOは、資金的に潤沢な上場企業と伍していく必要があることから、多くの投資家からの出資が欠かせない、と強調する。「財布の中身が多ければ多いほど、今後の競争で断然有利だよ」と話している。
スイス国際放送 バレリー・トンプソン 安達聡子（あだちさとこ）意訳
補足情報
抗体医薬品は特定の細胞や細菌を狙って攻撃することができるため、治療効果が高く副作用が少ない医薬品として注目されている。
抗体医薬品は米国で次々と実用化され、市場も急速に拡大している。
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