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増加する貧困層
連邦統計局 ( BFS/OFS ) が2月12日に行った発表によると、2006年にはスイスに住む20歳から59歳までの人々のうち、9%に当たる38万人 ( 総人口約740万人 ) が貧困線を下回る生活を送っていた。
2000年から2002年までの好況時、1カ月の収入が2200フラン ( 約21万円 ) を下回る貧困層は大幅に減少したが、一昨年には再び6年前のレベル ( 9.1％ ) に後戻りした。
理由は失業率の増加など
連邦統計局は、このような推移の原因は一部失業率にあるとみている。2001年に1.7%を示していた失業率は、2004年には3.9%まで上昇した。
一方、ワーキングプアと呼ばれる「働く貧困層」は、2000年の5%から2006年には4.5%まで減少した。スイスは、1週間の労働時間が36時間以上の貧困世帯をワーキングプアと定義づけている。ワーキングプアが減少した理由は、同年の健康保険料の値上がりが2000年以降最少だったためと推測される。
貧困層の収入は、貧困線として定められている月収よりも平均して21%少ない。ひとり親家庭の貧困線は2200フラン ( 約21万円 ) 、子どもが2人いる夫婦は4650フラン ( 約45万円 ) だ。貧困層の5分の1は貧困線を少し下回るだけだが、ほとんどの世帯は1カ月数百フランの赤字。そのため、貧困層のほとんどが貧困線よりさらに低い「経済的に過酷な生活の水準」を下回る生活を強いられている。
swissinfo、外電
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