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ジュネーブの「セルン」が有する世界最大の素粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器」の再スタートが遅れている。このコンテンツは 2009/08/05 08:40
セルン ( 欧州合同素粒子原子核研究機構/CERN ) は、大型ハドロン衝突型加速器 ( LHC ) の試験がいつ終了するかという予測もまだ立てられないままだ。広報部の8月4日の発表によると、現在はどのエネルギーレベルで稼働できるかをテスト中だという。
再稼働は11月半ば
フランスとスイスの国境をまたいで掘られた長さ27キロ―メートルのリング状のトンネルの中では、高エネルギーの素粒子が光速に近いスピードまで加速され、いずれ衝突が起こる予定だ。だが、そうなるまでにはあと数年間を要する。
LHCは、宇宙の誕生や物質構造に関する科学的な命題を解くことを目的として造られた。約20年間という年月とおよそ39億ユーロ ( 約5300億円 ) の費用をかけて、2008年9月10日に稼働を開始した。だが、わずか9日後に冷却装置からヘリウムが漏れ、以来、運転は停止されたままだ。本来は4月に再稼働するはずだったが、技術的な問題がスタートを遅らせている。
このセルン・プロジェクトには賛否両論があり、LHCの稼働禁止を求める提訴もあった。プロジェクトに懐疑的な人は、LHCがいわゆるブラックホールを生み出して地球を丸ごと飲み込んでしまうのではないかと恐れている。
swissinfo.ch、外電
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