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カタールのアルジャジーラ衛星TVが先月放送したオサマ・ビンラディン氏の最新の声明を録音したとされるテープは、９５％ビンラディン氏本人のものではないとスイスの研究所が発表した。
仏公営放送France２の委託でテープを分析した連邦工科大学ローザンヌとジュネーブ大学の付属研究機関であるDalle Molle人工知能情報研究所（Dalle Molle Institute for Perceptual Artificial Intelligence, IDIAP）は、ビンラディン氏の声とされる最近の録音テープ２０本を比較・分析した結果、アルジャジーラ衛星TVが１１月１２日に放送したテープの声はビンラディン氏のものではないとの結果を発表した。IDIAPは、分析結果がエラーである確率は５％としている。
このテープの内容は、チェチェン武装勢力によるモスクワの劇場占拠事件、イエメンの仏タンカー爆破、バリ島爆破テロなど欧米を標的とした最近の攻撃を讃え、米国の同盟国、特に英、仏、独、イタリア、カナダ、オーストラリアに対して、米支援を続けるならば米国と同様、今後は攻撃の標的となると警告したものだった。米国は、テープの声を「おそらくビンラディン氏本人のものと思われる」とし、ビンラディン氏がアフガニスタンでの米軍の爆撃を生き延びた証拠であるとした。
が、スイスのテープ分析結果は、仏ニュース誌「LﾕExpress」の委託でフランスで行われた分析結果と、正反対の結果となった。LﾕExpress誌は、パリ大学言語音声研究所のベルナール・ゴイテロン音声検査部長と、中東情勢専門家で翻訳家のオリビエ・フィアニ氏の２人に、テープの分析を依頼した。結果、ゴイテロン氏は「テープは本物である限り無く高い可能性がある」との結論を出した。
swissinfoの取材に対し、ゴイテロン氏は、IDIAPで使用されたコンピューターがビンラディン氏のスピーチパターンの独特のニュアンスや使用言語など全てをピックアップできるほど緻密であったかどうか疑問だという。「オサマ・ビンラディン氏のスピーチには、独特の根強い特徴がある。コンピューターは、これらの大変重要な要素を考慮に入れない。」とゴイテロン氏は語った。