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スイスのプライベートバンク、ジュリアス・ベア（本社・チューリヒ）は、仮想通貨の新興企業SEBA他のサイトへ（本社・ツーク）と提携すると発表した。
スイスではフォントーベルやファルコン、スイスクォートなどいくつかの銀行が暗号資産を手がけているが、運用資産3820億フラン（約42兆円）、創業125年の歴史を持つジュリアス・ベアの参入は特に大きな注目を集めている。プライベートバンクと仮想通貨という二つの事業をつないだのは、SEBAの会長でジュリアス・ベアの取締役でもあるアンドレアス・アムシュヴァント氏だ。ただ同氏は4月にジュリアス・ベアを退職する。
世界的に脱税・資金洗浄の取り締まりが強化されたことを背景に、スイスの銀行は暗号資産に手を出すことに消極的だった。ジュリアス・ベアが新しい金融資産にも広げるのは、リスクが許容範囲内であるとの判断があるようだ。
ジュリアス・ベアのマーケッツ部長、ペーター・ゲルラッハ氏は、記者発表で「暗号資産が投資家にとって合法で息の長い資産となると確信している」とコメントした。
ゲルラッハ氏は3月、SEBAの取締役員に指名された。ジュリアス・ベアはそれがSEBAに対する先行投資だったことを明かした。新しい提携関係は、「ジュリアス・ベアの顧客に暗号資産の分野で最先端の解決策を提供し、需要の拡大に応える」こと目的とする。SEBAが銀行業の免許を得た後、具体的にどのような提携事業を進めるのかは公表しなかった。
マルク・ベッティンガー氏はジュリアス・ベアを17年末に退職するまで1年半、暗号資産事業の開拓に関わった。同氏は、今回の提携は17年末にボリス・コラルディ氏に代わってベルンハルト・ホドラー氏が最高経営責任者（CEO）に就いたことで実現したと解説する。
ベッティンガー氏はスイスインフォに「これまでジュリアス・ベアが暗号資産に乗り出さなかったのは、コラルディ氏が常に反対していたからだ」と話す。「いまだに反対する人間も行内にはいるだろうが、暗号通貨により理解のあるホドラー氏の存在が提携を可能にした」
ベッティンガー氏は、ジュリアス・ベアが味方についたことで、SEBAが今年半ばまでに銀行免許を取得できる可能性が高まったと解説した。
スイスの暗号通貨業界からは、伝統的な銀行が流行に飛び乗ろうと躍起になっていることに懐疑的な声も聞こえる。だが参入の勢いは止まらず、複数の銀行が仮想資産サービスを展開しているほか、スイス証券取引所がブロックチェーン技術を活用した取引システムを開発中だ。
（英語からの翻訳・ムートゥ朋子）