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太陽光電池だけで航海する世界最大のスイス製ボート「トゥラノー・プラネットソーラー号」が２０１２年５月４日午後、世界一周の旅を終えモナコ港に到着した。
２０１０年９月２９日に同港から出発して以来、実に５８４日と２３時間３１分をかけ、５万９６００キロメートルを踏破した旅だった。
この全長３１メートル、重さ９５トンのカタマラン（双胴船）には、５３７平方メートルのソーラーパネルが屋根に取り付けられている。ヴォー州のイヴェルドン・レ・バン市 （Yverdon-les-Bains ）で、２００８年から２年かけて製作された。
乗組員は６人。その１人はこの旅を企画したスイスヌーシャテル州出身の青年ドムジャン氏 （３９）だ。
太陽光電池だけでの航海の目的は、再生可能エネルギーの潜在的可能性を高め、その研究を推進することにあった。資金面での公的なパートナーは、スイス連邦外務省 （EDA/DFAE ）。技術面でのパートナーはヴォー州の工業高等学校（HEIG-VD）。
航路は、太陽光を最大限に利用できるように選択され、モナコを出港した後ジブラルタル海峡からアメリカ東海岸のマイアミへ。その後サンフランシスコから下がってシドニーへ着き、シンガプール、アブダビなどに寄港して、最終的に再びモナコに戻るものだった。
なお、トゥラノー・プラネットソーラー号の前半の名前 「トゥラノー」は、トルキン作の『指輪物語』から取られ「太陽の力」を意味する。
(Pictures: solarplanet.com)