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虫は、近くにいると疎まれる存在だが、自然界では重要な役割を果たしている。そんな虫が今、激減している。絶滅に瀕するこの小さな生き物を守るために、何ができるだろう？昨年１１月１５日を「虫の日」に定めたスイス。政治介入を求める自然保護団体の動きも出ている。
推定では、スイスに存在する有翅昆虫の４割以上が危険にさらされているという。大量の虫が死んでゆく原因はまだ明らかにされていないが、「土地の集中的な利用や農薬の使用、園芸と農業における機械化や光汚染が、虫の生態系に悪影響を及ぼすことは既に分かっている」とジャッキエリさんは指摘。たった１本の街灯でも、光源の周りを飛び回り、消耗して毎夜息絶える昆虫が無数にいることを例に挙げた。
そう聞くと、うるさい虫や虫に刺されることを不快に思っている人も心配になるはずだ。「昆虫は私たちの生態系のかけがえのない要素だ。多くの作物や野生植物の受粉を行い、土壌の質を健全に保ち、食物連鎖の一番初めの段階に位置付けられている」（ジャッキエリさん）
虫の日
昨年１１月１５日、スイスでは人々の意識を高めるため、鳥類保護団体「バード・ライフ他のサイトへ」と虫類保護団体「インセクト・レスペクト他のサイトへ」は昆虫のための初回ナショナルデー「虫の日」を開催した。「有機栽培や季節栽培を促進し、昆虫が巣作りできる場所を提供したり、庭の地面を自然のままに残したりすれば、誰もが昆虫の保護に貢献できる」とジャッキエリさんは言う。保護を必要としているのは、人間の周りに多い蚊や他の昆虫ではなく、既に激減しているか、ひっそりと生息しているためほとんど目に触れることのない生き物だ。
署名が１万７千件以上集まれば、請願書は冬季会期中にスイス政府と議会に提出される。「国会が私たちの要求を動議として受けいれ、事態の解明に必要な資金を提供してくれることを期待している」とジャッキエリさんは述べた。
（独語からの翻訳・シュミット一恵）