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スイス連邦の２１世紀最初の１０年間の外交政策白書が、１６日オギ大統領とダイス外相によって発表された。連邦政府は、より積極的な国際協力への参加と、EUと国連への加盟という悲願達成へ向けて努力する方針を表明した。
スイス連邦の２１世紀最初の１０年間の外交政策白書が、１６日オギ大統領とダイス外相によって発表された。連邦政府は、より積極的な国際協力への参加と、EUと国連への加盟という悲願達成へ向けて努力する方針を表明した。
まず最優先事項に上がったのは、EU加盟問題だ。加盟交渉開始の時期は、次期政権が任期満了を迎える２００８年までに決定する。その間に、５月に承認された一連の相互通商協定で除外された項目について話し合うEUとの新たな相互交渉を開始する。前回の通商協定で除外された項目は、職業訓練、報道、環境、国内安全保障、税関など。
もう１つの最優先事項は、国連加盟だ。連邦政府は、現在の連邦議会議員達の任期中に何らかの進歩を見たいと願っており、２００２年に国民投票が行われる。アドルフ・オギ大統領は「国連は世界が集まるところで、我々は世界の一員だ。我々は国際機関で、そして世界での存在を強化したい。国連加盟はスイスの国益にかなっている。」と主張する。ジョセフ・ダイス外相も「我が国に多大な影響を与える国際機関での意思決定プロセスへの参加は、加盟なしではあり得ない。他の加盟国への責任を取らずに、国益を主張することはできない。」と、加盟支持を表明した。
新ガイドラインは、平和共存、人権の尊重、民主主義の促進、貧困撲滅、環境保護、スイスの経済的地位の強化など外交政策の根本理念を明示したもの。そのため、白書には、開発援助への出資金を２０１１年までにGDPの０.４％に上げる方針が提示された。また、東欧および地中海地域の平和建設に集中することと、国連またはOSCE（欧州安全保障協力機構）委任の平和維持活動により多くのスイス部隊を派兵することなども含まれている。さらに、海外でのスイスの経済利益促進にも、重点が置かれた。
これら全ての政策の支柱となっているのは、「スイスの独立と繁栄の確保」だ。ダイス外相は、スイスは中立政策を維持するが、１９９３年に前回の外交政策指針が発表されて以来世界は大きく変化しスイスの中立政策も変わったという。外交政策のゴールは変わっていないが、そこに到達するための手段は変わらなければ成らないとも述べた。
新外交政策白書は、「今日のグローバルな問題は、一つの国家として対処し解決できる能力の限界を遥かに超えている。スイスが国際的に貢献したいなら、他国との緊密な協力なしでは不可能だ。自己正義とサイドラインに留まっていることは、国益を危機に陥れる。」と明記している。