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カトリック教会のお祭り「カーニバル（ドイツ語でファスナハト）」が、スイス各地で始まった。古都ルツェルンでは昨日開幕した。国内最大規模のバーゼルのカーニバルは１１日に始まる。
ルツェルンでは午前5時に祭りの開始を知らせる大砲の音がとどろいた。約1万5千人が街に繰り出し、パレードや音楽、ダンス、仮装を楽しんだ。好天も祭りを盛り上げた。
「汚れた木曜日」と呼ばれる四旬節前の木曜日に開催されるルツェルンのファスナハトは、国内で2番目に大きい。最も規模が大きいのはユネスコの世界無形文化遺産に指定されたバーゼルのファスナハトで11日に始まる。
首都ベルンとバーゼルの間に位置するゾロトゥルン州でも「ファスナハト」を楽しむ人たちでにぎわった。ゾロトゥルンでは1888年から、「冬を追い払う」ため、頭に赤いスカーフを巻いた白いシャツ姿の人たちが街を練り歩く伝統行事が行われている。
四旬節は復活祭（イースター）前の40日間を指し、敬けんなカトリック教徒はこの期間中、荒野で修業したキリストをしのんで断食や節食などを行う。カーニバルはその厳しい四旬節前に、人々がパレードや仮装などでつかの間の乱痴気騒ぎを楽しむ。その時代の政治や社会を大っぴらに皮肉ったりする風刺的な役割も持つ。
カーニバルの代名詞でもあるさまざまな仮面や耳障りな音楽、あちこちで聞こえる騒音は、冬の悪霊を追い払い、春を呼び込む紀元前の儀式に由来すると考えられている。
SDA-ATS/dr(photos)&dos(text)