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6月1日には、州や地方自治体レベルでもさまざまな案件に関する住民投票が行われた。バーゼル市とチューリヒ市では、それぞれ市の顔ともなりうる大型建築物について市民の意見が問われた。このコンテンツは 2008/06/02 09:53
バーゼル市に予定されているのは、世界的に有名な建築事務所「ヘルツォーク&ド・ムーロン ( Herzog & De Meuron ) 」による新しいメッセ。そして、チューリヒ湖畔にはスペインの著名建築家ホセ・ラファエル・モネオ氏設計の新しいコングレスセンターが計画されていた。
新しいメッセ会場
バーゼルのメッセでは、毎年春に国際時計宝石展「バーゼル・ワールド」が開催されている。この会場に取って代わる新しいメッセ「メッセセンター・バーゼル2012」の建築費用は4億フラン ( 約400億円 ) 。バーゼル市民はこの案を賛成3万4201票、反対2万1464票と大差で支持した。建設に対しては市が7000万フラン ( 約70億円 ) を捻出し、3000万フラン ( 約30億円 ) を貸付金で賄うほか、州が1340万フラン ( 約13億4000万円 ) を「メッセ・スイス ( Messe Schweiz AG ) 」社に増資することになっている。
このプロジェクトに対しては、国民党 ( SVP/UDC ) と左派、および文化財保護団体が「規模が大きすぎる。街の概観に合わない」と反対していた。
古いコングレス会場
一方、金融の街チューリヒでは、湖の近くに新しいコングレスセンターを建てる計画が持ち上がっている。現在の「コングレスハウス ( Kongresshaus ) 」は1939年に建てられたもので、保護建築物に指定されている。これを取り壊し、現代的なコングレスセンターで訪問客を新たに呼び寄せようと、経済界や右派中道が中心となってこのプロジェクトを企画した。
6月1日の投票では、この新しいコングレスハウス建設に必要な敷地買収の是非が問われた。購入価格は4600万フラン ( 約46億円 ) 、さらに負債利子は最高1270万フラン ( 約12億7000万円 ) かかるという。投票の結果、この敷地購入に賛成したチューリヒ市の投票者は全体の43.2%に終わった。プロジェクト推進派は今後、各方面から支持を得られる解決策の模索を迫られる形となった。
swissinfo、外電
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