Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00459.jsonl.gz/7

現在のスイスの総人口は８００万人。そのうちの２００万人は、１９３カ国から来た外国人だ。写真家のライナー・ロドゥナーさんとロランド・シュミットさんが、各国一人ずつ人物ポートレートを撮影し、写真集「ザ・スウィッツァーズ(The Switzers）」を完成させた。
ロドゥナーさんが今回のプロジェクトを立ち上げるきっかけとなったのは、撮影旅行先のエチオピアで撮った老農夫のポートレート写真だ。ポートレートに映し出されたその瞳には、彼のこれまでの人生すべてが語られていた。被写体のすぐそばまでカメラで近づく撮影方法で、これまでにない一枚が撮れた。
その後、新聞記事で、スイスに世界のあらゆる国の人が住んでいることを知ったロドゥナーさんは、一つのアイディアを思いつく。それぞれの国から被写体として面白そうな人物を見つけ、エチオピアの老農夫のようなポートレート撮影をしよう。彼らの人生が映し出される瞳に、できるだけカメラを近づけて。
スイスにいる外国人も皆、スイスのアイデンティティーにおいて重要な役割を担っている。アイデンティティーとは常に変化し続け、その社会で暮らす人々によって作られていくものだ。この写真集では、スイスを新しい故郷とする彼らがスイスの一員として伝えたいことが反映されている。
（文・写真集「The Switzers」前文より抜粋 写真・Reiner Roduner, Roland Schmid 翻訳・大野瑠衣子）