Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00444.jsonl.gz/57

スイスの夏の一大文化イベント「ロカルノ国際映画祭」。第６９回となる今年は「風のように軽くふわり」をテーマに８月３日から１３日まで開催される。メインの国際コンペティション部門には、富田克也監督の「バンコクナイツ」、塩田明彦監督の「風に濡れた女」が出品される。
レッドカーペットに著名な俳優や監督が続々と登場するようなきらびやかさをロカルノ国際映画祭に求める観客がいるかもしれない。しかし同映画祭のアーティスティック・ディレクターのカルロス・チャトリアン氏は１３日の記者会見で、「ロカルノはルーツに戻ろうとしている。つまり、あまり有名ではない映画や新鋭監督に参加の余地を与えるというスピリットを大事にするということだ」と話している。
メイン会場のピアッツァ・グランデ（グランデ広場）では、カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞したケン・ローチ監督の新作「I, Daniel Blake（私、ダニエル・ブレイク）」が上映される。また、過激化するフランスの若者を取り上げた、マリー・カスティーユ・メンション・シャール監督の「Le ciel attendra（天国は待つ）」も上映予定。
国際コンペティション部門には全１７作品が出品。スイス人監督の作品も２作品エントリーしている。その一つが、アルゼンチンの独裁者に焦点を当てたスイス人ミラグロ・ムメンターラー監督の作品「La idea de un lago（アイデアの湖）」。同監督は２０１１年、「Abrir puertas y ventanas（扉と窓を開く）」でロカルノ国際映画祭金豹賞を受賞している。ムメンターラー監督を含め、この部門に出品している８作品は女性が監督を務めた。
もう一つのスイス作品が、ミヒャエル・コッホ監督の「Marija（マリジャ）」。同監督初の長編映画となるこの作品は、ドイツで清掃婦として働く若いウクライナ人女性に光を当てた物語だ。
同部門には、日本からも富田克也監督の「バンコクナイツ」、塩田明彦監督の「風に濡れた女」の２作品が出品。また、新鋭監督コンペティション部門には真利子哲也監督の「ディストラクション・ベイビーズ」が出品。
今年のロカルノ国際映画祭では、先日亡くなった米国のマイケル・チミノ監督とイランのアッバス・キアロスタミ監督の功績がたたえられる。キアロスタミ監督の最後となる作品はロカルノで世界初上映される予定。
１９６８年から現在までの金豹賞受賞作品制作国
どのような映画が作られるべきでしょうか？またどのような映画に賞を授与するべきでしょうか？ご意見をお寄せください。
（独語からの翻訳・編集 鹿島田芙美）