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スイスのほとんどの日刊紙がバラク・オバマ大統領の再選を祝福。しかし、同時にいかに解決すべき課題が多いかも強調する。財政問題や共和党との共存は、大きなチャレンジになる。
２００８年当時の選挙の熱気はないものの、スイスの日刊紙はそろってオバマ氏の再選に拍手を送る。「オバマ氏の再選は象徴的な意味がある。この勝利によって１９２９年以来の恐慌に終止符を打つことができるだろう」とヌーシャテル州の日刊紙レクスプレス（L’expresse）は楽観的だ。
フランス語圏の日刊紙ル・タン（Le temps）は、初めての黒人大統領が選ばれた２００８年の盛り上がりはないが、オバマ氏が当時選ばれたのは偶然ではないと言う。「オバマ氏は１９３０年代の経済危機以来の困難な中で、米国が良い方向を選択しているということを示すことができた。さらに、さまざまな民族から成る『新しい米国』の人々の声を聴くことを知っていた」
フランス語圏の大衆紙ル・マタン（Le Matin）は、「世界中を熱狂させたオバマ氏は、今回の選挙で、その狂気的支持は無くなったことを知った。しかし、まるで世界の救世者のように誕生したオバマ氏は、『普通の大統領』になっただけだ」と言う。
財政の崖
ヴォー州の日刊紙ヴァントキャトラー（24 heures）は、「オバマ氏にとってその再選を歴史に刻むときが来た。しかし、その任務は容易ではないだろう」と書く。「議会で民主党は多数派ではない。そのためオバマ氏は全能力を発揮して、問題解決を図らなくてはならないだろう。時には苦しい（共和党）との妥協も強いられるだろう」
結局、オバマ氏にとってのチャレンジは、再選前と変わらないと言うのは、ドイツ語圏の日刊紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング（NZZ）。国家の財政を建て直し、共和党の議員とうまく共存していくことに変わりはないからだ。「再選を祝っている暇はないだろう。多くの企業が現在の不安定な状況に不満の声を上げ、投資を渋っている。議会が反対しない限り、２０１３年１月から実施される巨額の増税を意味する『財政の崖』があるからだ。エコノミストたちは、この『財政の崖』が解決を見ない限り、２０１３年の第１四半期に、再び景気後退が起こると予想している」
世界経済の再構築
「巨額の負債を抱える国家財政、この米国の状況が国際舞台で引き起こす浸食作用、大統領の政策にことごとく反対する共和党の議員たちなど問題が多いため、オバマ氏が奇跡的な変革を起こせるとは思えない」と、フリブール州の日刊紙ラ・リベルテ （La Liberté）は考える。
ドイツ語圏の日刊紙ターゲス・アンツァイガー（Tages Anzeiger）は、「今我々は巨大な力を必要とする、世界経済の再構築に立ち向かっているのだ」と分析し、「現在の危機からは、社会保障に力を入れる州をもう少し増やす、ないしはもう少し増税するといった、小手先の治療法では抜け出せない。（世界経済の再構築）というチャレンジは、今までとは異なる分析を必要としている。またこの新しい世界環境の中で自分を有利に動かしていく米国の能力が問われるてもいるのだ」と書く。
初めてのグローバルな米国大統領
しかし、こうしたチャレンジに対し、ターゲス・アンツァイガーはオバマ氏の能力を高く評価している。「オバマ氏は黒人と白人の間に立ち、アフリカ、インドネシア、米国間の『妥協と協力』を体現したような人物。マルチな政策が取れる、初めてのグローバルな米国大統領だとも言える。世界的混乱の時代を米国が先導していくには最適だ」
フランス語圏の日刊紙トリビューン・ド・ジュネーブ（Tribune de Genève）も同じ考えを述べる。「米国史上初めてマルチ文化の大統領が誕生した。オバマ氏は国際的な舞台で大いに活躍してくれるだろう。大統領選の心労から解放され、世界を襲う危機に対応する政策を始めてくれるだろう。新しい政策リストには、課題が満載されている。しかしノーベル平和賞を受賞したほどの力量を持つ大統領ならうまく成し遂げられるにちがいない」
（仏語からの翻訳・編集 里信邦子）, swissinfo.ch