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クロス航空機が２０００年１月、チューリッヒ近郊に墜落し乗客7人、乗員３人の犠牲者を出した事故の原因は、一連の操縦士のミスによるものであったことが、スイス航空機事故調査委員会の調査の結果明らかになった。また機長が、安定剤を服用していたことも判明した。
近く公表されるスイス航空機事故調査委員会の報告書によると、事故機の機長は当時、不眠症やうつ病の治療に用いられるPhenocepanというウクライナ製の精神安定剤を服用していた。この薬は、バリウムに近い成分で、視界の曇りやめまい、方向感覚を失うなどの副作用を引き起こす。報告書は、機長の能力がどの程度この安定剤により影響されたかは述べていないが、航空安全指針では操縦士はこのような薬を服用した場合は勤務しないよう指導している。
事故調査委員会の報告書によると、２０００年１月１０日、チューリッヒ・クローテン空港発ドレスデン行のクロス航空機（ターボプロップ・サーブ３４０型機）の機長は、離陸後間もなく薬による副作用で方向感覚を失い、認識する事なく機を上下反転させ背面飛行状態においた。その後、左に旋回するべきところを右に旋回し、チューリッヒ近郊のナッセンヴィル村付近に墜落した。また、副操縦士
も、フライト・マネージメントシステムのプログラムを過った。機長、副操縦士はいずれも東欧出身で、クロス航空が人員不足に陥っていた当時採用された。報告書によると、クロス航空は新しく採用した操縦士達に航空機システムやコックピットの手順を適切に指導していなかったという。
この事故報告書は、昨年末に刊行される予定だったが、昨年１１月にもベルリン発チューリッヒ行のクロス航空３５９７便（アブロ・ジャンボリンRJ-１００型機）が墜落する事故が発生（乗員乗客２４人が死亡）、発表が遅れた。
２０００年１月クロス航空機墜落事故
２０００年１月１０日、チューリッヒ・クローテン空港発ドレスデン行のクロス航空機（ターボプロップ・サーブ３４０型機）が離陸直後に墜落、乗員・乗客計１０人が死亡した。インフォボックス終わり