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今年もスイスの長者番付が発表された。上位３００人の合計資産額は、去年より２５０億フラン（約３兆４５０億円）増えて、史上最高の５８９０億フランに達した。主に、株価上昇によるところが大きい。（SRF 10 vor 10, swissinfo.ch）
スイス経済誌「ビランツ」は１９８９年に初めてスイスの長者番付を発表した。その年の上位１００人の資産額合計は６６０億フランで、今年の上位２人の資産額合計よりも少ない。１位はスウェーデンの家具大手イケアを経営するカンプラード家（４２５億フラン）で、２位はスイスの製薬会社ロシュの大株主であるホフマン家とエーリ家（２６５億フラン）。
スイスの長者番付に載る富豪の大半はスイス人ではない。特にスイスの気候と租税環境に惹かれてやってきたドイツ人が多い。スイスには裕福な外国人を魅了する税制優遇措置がある。その廃止の是非を問う国民投票が先月３０日に行われたが、結果は否決。胸をなで下ろした富豪も多いことだろう。
今年は新しいセレブの顔ぶれも仲間入りした。スイス人モデルで、イタリアテレビの司会者でもあるミッシェル・フンツィカーさんは、１０月に伊ファッションブランド・トラサルディの後継者と結婚し、資産が２億～２億５千万フラン膨らんだ。
ドイツ人F1ドライバーのセバスチャン・ベッテルさんや、スイスのポップバンド「イエロー（Yello）」のメンバーで、同時にアーティスト、作家、映画監督、実業家、ワイン醸造者でもあるディーター・メイヤーさんもランキングに初登場した。
一方、今年最も資産額を減らしたのは、去年に引き続きロシア企業に関連する富豪。２０１３年はヴィクトル・ヴェクセリベルク氏だったが、今年はウクライナ危機の影響を受け２０億フランを失ったゲンナジー・チムチェンコ氏だった。