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１０月１６日は、世界の食糧問題を考えるため国連が制定した「世界食糧デー」だ。世界のどこかで飢餓に苦しむ人々がいる一方で、スイスでは何トンもの食料が捨てられている。スイスインフォは、自社の社員食堂のゴミ箱の中身を数週間にわたって追ってみた。
食品ロスの削減に努める協会 foodwaste.ch他のサイトへ によれば、スイスで生産された全食品の約３分の１は、畑から食卓に上がるまでの工程で消滅するか、無駄にされているという。これは年間２００万トンの食料に相当する。
１日の終わりにスイス公共放送協会（SRG SSR）の社員食堂他のサイトへのゴミ箱に何が入っているのか、写真家トーマス・ケルンが何週間にもわたり写真に収めた。ビルヒャー・ミューズリー、野菜、レシュティ、肉。これらは全て、ゴミ箱に捨てられていた食べ物だ。この残飯は、この後いったいどうなるのだろう？
一昔前まで、その答えはシンプルだった。レストランから出る残飯は、全て豚の餌にされていたからだ。しかし家畜伝染病を避けるため、スイスでは残飯を動物に与えることは数年前から禁止されている。そのためスイス公共放送協会の社員食堂を経営するZFV社他のサイトへは、残飯を発電に利用したり、残飯からバイオディーゼルを作ったりしている。
飲食業での食品ロスの削減に努める協会「United Against Waste他のサイトへ（共に無駄をなくそう）」の創立メンバーでもあるZFVは、スイスインフォの取材に対し、野菜の切り落としからブイヨンを取ったり、固くなったパンをパン粉にしたりして無駄を減らしていると回答。また、盛り付ける量を客に尋ねることも、無駄を減らすのに貢献しているという。
（写真・Thomas Kern, swissinfo.ch 文・Sibilla Bondolfi, swissinfo.ch 翻訳・シュミット一恵）