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今年はスイス最大のクロスカントリースキー大会「エンガディン・スキーマラソン」が５０回目を迎える記念の年。１１日、スイス東部・グラウビュンデン州マローヤ他のサイトへで開催される大会には１万４２００人が出場する。凍った湖の上を数珠繋ぎになって走破する選手たちの姿は、スイスのウィンタースポーツのトレードマークになった。
コースは全長４２キロメートル。最も人気のあるクロスカントリースキー大会が記念の年を迎えるだけに、出場希望者の数は膨れ上がった。だが、数が多すぎればトラブルが生じるかもしれない。頭を悩ませた主催者は結局、大会のクオリティを維持するため、参加枠を１万４２００人に制限する苦肉の策を講じた。
ゴールに向かい、数珠繋ぎになって走破する選手の列は、スポーツの「マローヤ・シュランゲ（独語でマローヤの行列）」と呼ばれた。シュランゲはドイツ語でヘビ、長蛇の列を意味する。この地方の湖の上にかかる白く長い霧が「マローヤ・シュランゲ」と言われ、様子が似ていることからそう呼ばれるようになった。
大会当日の天気予報は気温４度と春めいた暖かさになりそうだが、グラウビュンデンの山々にはまだ雪がたっぷり積もっている。記念日にぴったりの日和となりそうだ。
初のスキーマラソン大会
「エンガディン・スキーマラソン」は、美しい自然に囲まれた大規模なスポーツイベントとしては、最も素晴らしいモデルケースといえる。ここには雪に覆われた山々がある。１９６９年、数人の猛者たちが第１回大会を開催したとき、本人たちは気づいていなかっただろうが、彼らは真のパイオニアだった。
今日、こうしたマラソン関連のイベントは、各地で開かれている。主催者たちが目指すのは、単に大会を開催するだけではない。参加者に何日か、現地に滞在してもらうことも大事な目標だ。
スイスインフォは「エンガディン・スキーマラソン」の半世紀の歴史を振り返り、スイスのウィンタースポーツの軌跡をたどった。冒頭のギャラリーに掲載した写真は、地域のクロスカントリースキー大会から出発したエンガディン・スキーマラソンが、趣味のスキーヤーのみならず国外の強豪選手も参加する大会に成長するまでを映し出している。
#swisshistorypics他のサイトへは、第二次世界大戦後初の冬季五輪など、スイスの歴史を切り取ったさまざまな写真を特集する。
（独語からの翻訳・宇田薫）