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中国の芸術家で反体制派の艾未未（アイ・ウェイウェイ）氏は、クレディ・スイス（CS）が中国で「前科」があるとして同氏の財団の銀行口座が閉鎖されたと明かした。
現在ポルトガルに住むアイ氏は、中国で最も有名な政治活動家の1人。ウェブサイトArtnetの寄稿で、今春最初にCSから口座を閉鎖すると告げられた経緯を記した。
アイ氏はロイター通信の取材に「CSは当初、前科のある人に関連するすべての銀行口座を解約する方針が新たに決まったことを私に告げた」とメールで回答。9月になる前に口座資金を移動するよう財団に要求があったという。
2008年の北京五輪のメインスタジアム（鳥の巣）の設計に携わったアイ氏は、11年に中国政府への反発を理由に81日間拘束された。だが、正式に起訴されたり有罪判決を受けたりしたことは一度もないとアイ氏は主張した。
CSは今年6月24日にアイ氏に電話をかけ、16年に立ち上げた言論の自由と芸術に関する財団の銀行口座を「できるだけ早く」閉鎖したいと述べた。閉鎖の理由として、その数日前にスイス紙に掲載されたインタビューで、スイス国民が移民規制の強化を国民投票で可決したことをアイ氏が批判したことを挙げたという。
CSは「潜在的または既存の顧客関係」については議論していないとして、アイ氏の主張についてのコメントを拒否した。
アイ氏はロイターに、口座は今閉鎖手続きの最中で、使用が大きく制限されているが、それでも財団の資金を口座から移さなければならないと話した。
中国政府との関係
クレディ・スイスなど欧米銀行の多くは、超富裕層が増え成長市場である中国を企業戦略の中心に据える。だが、中国政府との関係を維持しようとするいくつかの国にとって、地政学的問題に発展することがある。
ロイターは昨年、CSなど世界の資産管理事業が中国の新しい国家安全保障法に違反しないよう、香港の顧客が民主化運動と関係があるかどうかを調査していると報じた。
他の資産管理銀行と同じように、CSは芸術収集に精通した顧客とのスポンサーシップをセールスポイントにし、スイス国内外の多数の美術館の後援者として機能する。新進アーティストに焦点を当てた8千点以上のコレクションも構築している。
アイ氏は、これまでにドイツや香港の銀行からも同じような措置を取られたが、ともに説明はなかったと明かした。
「ご存知のとおり、これらの銀行は非常にごう慢だ」と述べ、CSが決定を覆すとはみていないと話した。
「たとえ彼らがこの決定を覆したとしても、私は中国とそのような奇妙な関係を築いている銀行と関わりたくない」
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