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スイスのチューリヒとイタリアのミラノに本部を持つバルザン財団は9月6日、i PS細胞の研究者である山中伸弥教授を含む4人の研究者にバルザン賞を授与すると発表した。
バルザン賞は、自然科学と人文科学の分野で国際的な業績を上げた研究者4人に贈られる。選考の質の高さと、特に高額の賞金100万フラン ( 約8300万円 ) においてノーベル賞級だと言われる賞だ。
賞金の半額は若い研究者たちによるプロジェクトに
今年は、演劇史でドイツ人マンフレッド・ブラウネック氏、1400年から1700年のヨーロッパ史研究でイタリア人カルロ・ギンツブルク氏、数学でブラジル人ジャコブ・パリス氏、そしてi PS細胞の研究で京大の山中氏の4人が選ばれた。
山中氏は2006年、ヒトの皮膚細胞からあらゆる臓器や人体の組織になる能力を持つi PS細胞を作る方法に成功し、その業績が高く評価された。
授賞式は今年の11月19日、ローマで開催され、ジュルジオ・ナポリターノ伊大統領から授与される。
バルザン財団は、1956年にスイスのティチーノ州ルガーノ ( Lugano ) でリナ・アンジェラ・バルザン氏によって創設された。リナ・アンジェラ・バルザン氏は、イタリアのジャーナリストでイタリア新聞のオーナーの1人、エウジャニオ・バルザン氏 ( 1874 ～1953年 ) の娘。氏は第2次大戦中、ファシズムを避けティチーノ州に亡命していた。
バルザン賞の審査委員会は、スイス人の研究者2人を含む自然科学と人文科学分野での世界的に著名な研究者20人で構成されている。
なお、バルザン賞では、賞金100万フラン ( 約8300万円 ) の半額は、受賞者が推薦する若い研究者たちによるプロジェクトに使われることが義務付けられている。
外電、swissinfo.ch