Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00578.jsonl.gz/23

欲しかったヘッドホンを買う、ふらっとカフェに立ち寄る、資格試験の勉強をはじめる、目についたワンピースを衝動買いする。
人の行動には、必ず何かしらの理由がある。
そして、"何かしらの理由" = "背景" は、ある瞬間の出来事のみではなく、そこまで過ごしてきた中にあったいくつかの体験によって複雑に構成されている。背景は、点ではなく線である。
この線は、点や、点と点の繋がり、点の集合など様々なものがゆるやかに繋がっている状態であるが、人は自分自身で、メタ的に線を認識することが難しい。
したがって、ある行動について「なぜそうしたの？」と問われても、点で、あるいは因果関係として間違った線を答えてしまうことが多い。
そのため、「なぜそうしたの？」を解きあかそうとする際には、観察や聞き取りによって、 "事実" の抽出を行い、それらを分解・統合しながら「なぜなのか」を、第三者が外部から推測するアプローチが有効である。
あなたの行動は、あなたが思っているよりも遥かに複雑な様々によって行動となっているのであり、昨日Amazonでポチった商品にも、購入されるまでに線が形成されていたのだ。そして、購入したという点が、また新しい何かの線となっていく...