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バーゼルで世界初の牛海綿状脳症（BSE）と食の安全に関する国際会議が１８日と１９日の２日間開かれている。日本、ニュージーランド、グアテマラなど３０ヶ国が出席し、狂牛病に関する社会の認識を高め、感染の拡大の阻止や予防対策について話し合う。このコンテンツは 2002/04/19 09:13
ウルリッヒ・キーム連邦獣医局長は、「多くの国で狂牛病の感染は広がり続けており、まだ発見されていないケースが多々ある。潜伏期間が長いので、今後数年のうちにさらに多くの国で感染牛の発見が報告されるだろう。」という。狂牛病として知られる牛海綿状脳症（BSE）は、プリオンと呼ばれるタンパク質粒子が原因で起きる脳の疾患で、脳がスポンジ（海綿）状になり中枢神経が犯される。感染牛の再利用で作られた肉骨粉による飼育が感染の原因とされる。が、潜伏期間が４年から６年と長いため、子牛のうちに感染を発見することが極めて困難だ。BSEに感染した牛の神経繊維がソーセージ、パテなどの加工肉食品を通してヒトの体内に入ると、BSEと同じヒトの海綿状脳症クロイツフェルト・ヤコブ病に感染する場合がある。クロイツフェルト・ヤコブ病は人格障害や痴呆、錯乱状態を示すこともあり、現在のところ治療法はなく、発病後１年ほどで死に至ることが多い。
BSE発症が最初に報告されたのは１９８０年代の英国で、欧州では感染の可能性がある肉繊維を市場から回収した。今ではBSEの原因は脳と神経繊維にあるという事が解明され、この部分を除けばリスクを減少することができることが分かっている。が、今でもこの部分を食する国や地域はあある。「反芻動物を肉骨粉で飼育しない、感染牛の再利用製品を製造しないなど、BSE予防対策を未だにとっていない国が多い。昨年の日本の件のように、BSE感染牛が発見された後で、ようやく予防対策を講じ始めるケースが多い。」とキーム連邦獣医局長は嘆く。
会議では、BSEに関する間違った風評を払拭し、感染が発見された国々でのパニック予防について討議する。「BSEの精神的影響について討議し、BSEの脅威について一般社会がどのように理解するかを見たい。また、BSE発生下の食肉市場の崩壊予防対策についても考える必要がある。さらに、BSEについて我々がどこまで知っているか、まだ知らないことは何かについて検討する。」とキーム局長は語った。
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