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ホエイプロテインと活性炭を活用し、放射性水を除染するフィルター膜がスイスで開発された。研究チームは、福島第一原子力発電所事故で発生した汚染水の処理にこの発明を活用できると期待している。
スイス連邦工科大学チューリヒ校（ETHZ）は4年前、水からウラン、金、プラチナなどの金属を除去できるフィルター膜を発表した。今月１日に科学誌「環境科学 水研究・技術外部リンク」に掲載された同大の最新論文では、さらに一歩進んで、フィルター膜で病院の排水から放射性元素を除去する方法を発表した。
室内実験では、フィルター膜がテクネチウム99m、ヨウ素123、ガリウム68など医療分野で使用される放射性核種を、水から効果的に除去できることが示された。わずか1回のろ過ステップで成功率は99.8％に達した。
また放射性ヨウ素131とルテチウム177を含んだ病院排水をサンプルとしてフィルター膜を試験したところ、両要素とも水からほぼ完全に取り除くことができた。
ETHZのラファエレ・メッツェンガ教授（食品・ソフトマテリアル工学）は29日に発表した声明外部リンクで、「この膜を使って廃棄物の量を大幅に減らし、放射性物質をコンパクトで乾燥した固体として保管することが可能になる」と述べた。
「汚染水を大幅に減らす」
ETHZは次の段階として、スイスの大病院と組んで放射性廃液をろ過する事業事業を計画している。
また福島原発事故の現場で浄化作業に携わる日本企業と、汚染水処理にこの技術を活用するべく交渉を始めている。
フィルター膜の共同開発者であるスレーナス・ボリセッティ氏は「私たちの仮説仮定が正しければ、フィルター膜で福島の汚染水を大幅に減らすことができる。放射性水を太平洋に投棄する必要がなくなる」
高放射性元素でいっぱいになったフィルターは、たとえば原発の使用済み燃料棒と同じ場所に固体として保管できる、と同氏は説明した。
ETHZによると、フィルター膜は比較的簡単に製造できる。ホエイプロテインは乳業の廃棄物で、安価で入手しやすい。活性炭成分も簡単に見つかるという。
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