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スイスの名物ソーセージ「セルベラ」。それは、大人から子どもまでスイス国民なら誰もが愛する食べ物だ。ちょうど建国記念日の８月１日、このソーセージに「敬意を表する」写真集が出版された。
フランス語圏であろうとドイツ語圏であろうと、スイス人なら誰もが子どものときに森でたき火をし、このソーセージを火にかざして食べた記憶を持つ。
ただし、焼くにはルールがある。ソーセージの両端に十字の切れ目を入れ、その辺りで見つけた小枝につけて火にかざすのが鉄則。そして、この十字の切れ端が四つの方向にめくれて、まるで花が開いたようになれば出来上がりだ。その姿は、本当に「美的だ」。
１９００年のパリ万国博覧会で、このソーセージはスイスの名物として紹介された。それ以降、「セルベラ」はナショナル・ソーセージとなった。
今日でも、「セルベラ」はスイスで一番売れているソーセージだ。年間１億６０００万本が消費される。つまり、スイス人１人あたり年間２０本を食べている計算だ。
この愛すべき小さなソーセージの価値や歴史など、すべてを思い起こしてもらおうと、写真集の作者は１７６ページを割いた。
（写真・ ROTH SCHMID/AS Verlag、文・Gaby Ochsenbein/swissinfo.ch）