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6月3日、スイス最大の自然公園、エラ（Ela）が開園した。エラはグラウビュンデン州の中央にあるアルブラ（Albula）谷、ティーフェンカステル地方にある。
面積600平方キロメートルの公園には、スイス国内でも重要な自然の風景や動植物が生息する。自然の美しさばかりではなく「スイスを象徴する公園である」とジョセフ・ダイス経済相は、開園式で演説した。
エラ自然公園を作るにあたり、全国の21の地方自治体から6000人の専門家が集まった。地方のことは地方の手で事が進む連邦制のスイスにあって、全国からの協力を得たことはダイス経済相にとって「連邦と地方の連係プレーが成功したという重要な意味を持つ」という。
文化も自然と一体
標高3338メートルのピッツエラ山の周囲（グラウビュンデン州）、600平方キロメートルにわたるエラ自然公園は、同じグラウビュンデン州にあるスイス唯一の国立自然公園の3.5倍。グラールス州とほぼ同じ面積に広がる。
自然公園の4分の1は原生林で占められるが、苔繁殖地域、川べりの草地や乾燥した草地など10の特徴あるスイスの風景が集約されているほか、城砦や美術史上の重要な意味のある教会などが自然公園の重要な位置を占めている。「ここは、過去数十年間、経済的に振るいませんでした。（自然公園が開園することで）ここにある文化、自然遺産の価値が有効に利用されることになります」と公園の責任者は語る。自然公園がこの地方にもたらす経済効果も期待できる上、公園に指定されることで自然を保護することもでき、一石二鳥だと期待がかけられている。
中心が自然保護地域になっているこれまでの自然公園と違いエラ自然公園は、歴史的名所や人が住む地域も含んでいるのが特徴。
エラ自然公園のプロジェクト責任者のディーター・ミューラー氏によると、2008年までは十分な予算があるが、それ以降は連邦からの援助を期待しているという。
swissinfo、外電 佐藤夕美（さとうゆうみ）
補足情報
- 2005年の自然、郷土保護法の改正により、3種類の公園に分別されるようになった。
1．国立公園（自然公園の性格を持ったもの）
2．地方自然公園（風景保護を目的としたもの）
3．自然体験公園
- 下院はこの3種類の公園すべてを国が援助するよう要求している。国立公園はエンガディン（グラウビュンデン州）にあるのみ。1914年に国立公園として指定された。面積172.4キロ平方メートル。年間入園者15万人。