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どのようにして，ゾウは歩いているか？
ゾウは 指先 そして つま先で歩いている ゾウは いわゆる
指行性動物 訳者注：人間に喩えれば，バレリーナのように，つま先で歩いている動物のこと（牛馬などもそ う ．ゾウの足の矢状断面図を見ると，つま先立ちであることが理解できる．ちなみに, ゾウの指の骨の数は, 人間同様に 本である (外見上の爪の数と, 骨の数は一致しないことが多い) を有する.
もし, あなたが，あなたの足をゾウに踏まれた場合，ゾウの爪（つま先）で踏まれなければ (すなわち，足裏の中央や後部で踏まれれば) この軟らかいクッションのおかげで, あなたは, それほど痛くないだろう．
ゾウの足裏は，でこぼこである．そのでこ ぼこは，雪や氷の滑らかな表面で滑ることを 防止したり, 接地力（トラクション）を強め る.
ゾウの足は，どれくらい大きいか？
この写真の青い は，アジアゾウ (メス :Chhukha) の足に青い塗料を塗って, 紙を 踏ませて作った. 圧倒的な重量を持つゾウの足跡は 感動的である. アジアゾウ
が残した前足の足 跡は 幅と長さが 40 cm, 周囲の長さ1.34 m であった.
チューリッヒ動物園のオスゾウ (Maxie) が残し た前足の足跡は, 長さ約 47 cm 幅 51 cm 周囲の長さ 1,57 m であった.
足と肩高（肩の一番上部の高さ）との間には，どんな関係があるか？
経験あるゾウのハンターは，ゾウの足跡を物差しにして，そのゾウの体高と，おおよその年齢が解ると言う. 足の周囲長の 倍は，ゾウの肩高 (肩の上部の高さ＝キ甲の高さ)に相当する．
そういうわけで，Chhukha (メスゾウ) の肩高は，足の周囲長 1.34m x 2 = 2.68m に相 当するように 2.75m であった．
しかし，アジアゾウで最も高い部位は，アフリカ ゾウとは対照的に，肩の上ではなく背中である．そ して，Chhukha の背中の高さは 3m に達する．した がって, オスのアジアゾウ (Maxie) の肩高は, 3.15m と計算され (足の周囲長 1,57m x2 =3.14m), 背中の一番高い部分は, 3.3m に達すると推察できる (他 章で述べたように, Maxie は，直接飼育ではないの で，足跡からの推測値).
ゾウの足の爪は，切らなければならないか？
動物園とサーカスのゾウは，運動量が少ない．そして，自然界を歩き回り，足の裏と爪 が激しく摩耗する真の野生のゾウと比較すると，摩耗度は少ない．
まさしく，人間と同じように，ゾウの足の裏と爪は，絶え間なく伸びるので，時々，人 間が切ってやらなければならない．
サーカスのゾウたちは, 主に, 鋸屑 おがくず の上や, サーカスの舞台上を動くので, 動物園のゾウたちよりも足が摩耗しない. し たがって, より強力 (集中的)な足のケアー が必要である．
蹄ナイフ (Hoof knife) によって後足の足裏を水平 に切除しているところ
訳者注：足のケアーでは，ゾウは足を置く台（足置き台）の上に，四肢のいずれの足をも置いて，じっとしているように訓練を受けなければならない. 日本のゾウたちの多くは, この訓練を受けてい ないために, 足の疾患が発症した場合に, すぐさま治療できない場合が多い. また, 通常の訓練が十分にできているゾウであっても, ゾウは，他の動物と同様に用心深いので, いきなり刃物などを足に使うことを許さない場合が多い (すぐに，足を引っ込めてしまう) . すなわち, 通常の訓練と足の治療のための訓練は全く異なる．
どのようにして，足の爪を切るか？
牛馬用の蹄ナイフ，目の細かいヤスリ，お ろし金のようなヤスリを使って健康的で自然 な形態にしなければならない．
どのようにして，オスゾウの足の爪を切るか？
のゾウでは，どのようにして，足を処置するか？
写真のように，飼育係を防護する柵の穴から足を差し出すほど，チューリッヒ動物園の オスゾウ (Maxie) は，とてもよく訓練されている．このように，ゾウの調教師は，比較 的危険を伴わずに，ゾウの爪や足の裏を切ることができる．
普通は，オスゾウの足を切っている調教師から，オスゾウの気を散らすために，もう1 人の調教師がリンゴを与える． 理想的には，さらに，3 人目の調教師が， オスゾウと全ての状況を見張る(警戒する). 毎日実施する規則的な足のケアーの一部は，足裏と爪に埋まり込んだ小石を取り除くことである．
毎日の足のケアーと，ゾウとの直接的な接 触は，ゾウの調教師とゾウたちとの間に，極めて重要な信頼関係を築くために役立つ．こ ういった理由で，足のケアーは，1 日の作業過程に組み込むべきである．
The following may be of interest to elephant keepers and specialised veterinarians:
Veterinarian Dr. Andreas Benz – Institute of Veterinary-Anatomy, Vetsuisse Faculty of the University of Zurich – has written a doctoral thesis entitled:
“The elephanthoof: Macroscopic and microscopic morphology of defined locations under consideration of pathological changes”. (5 MB)