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スイスのノーベル賞と呼ばれる今年の科学賞「マルセル・ブノワ賞」に、細胞内のたんぱく質研究の第一人者で連邦工科大学チューリヒ校（ETHZ）、チューリヒ大学のルドルフ・エーベルソルト教授（システム生物学）が選ばれた。このコンテンツは 2020/09/21 14:30
40歳以下が対象の「スイス・ラティス賞」は、ウクライナ出身の数学者で連邦工科大学ローザンヌ校（EPFL）のマリナ・ヴィヤゾフスカ教授（36）が受賞した。
合同授賞式は11月にベルンで行われる。
エーベルソルト氏は、細胞内に発現するたんぱく質を解析する「プロテオミクス」分野の創設者の1人。マルセル・ブノワ賞が今年で100回目を迎えるのを記念し、この分野に長年貢献してきた同氏を選んだ。
主催のマルセル・ブノワ財団は声明他のサイトへで、エーベルソルト氏は新しい質量分析法を用いて、これらのたんぱく質の観察・測定手法に「革命をもたらした」と評価。細胞が環境変化にどう反応するかを観察しやすくなり、得られた結果はがんの早期発見などに役立つという。
24次元
ヴィヤゾフスカ氏は、互いに重なりあわない球を並べて空間を満たす「球充填」の難題について、多大な成果を挙げたとして選ばれた。
「球充填」の問題は、16世紀末に英国の探検家ウォルター・ローリー卿が「船倉に最も高密度に砲弾を積み重ねる方法は」と考えたのがきっかけ。その後、多くの数学者がこの難題解明に心血を注いできた。
この問題は1998年、大規模なコンピューター計算を用い3次元空間では解決済みだった。だがヴィヤゾフスカ氏は「独創的で驚くほど単純な」計算によって、より複雑な8次元と24次元空間でも解を導き出した。
同氏の研究結果は結晶構造の分析のほか、携帯電話、宇宙探査機、インターネット接続の信号伝送におけるトラブルシューティングなど、日常の技術にすでに浸透している。
エーベルソルト氏には25万フラン（約2800万円）、ヴィヤゾフスカ氏には10万フランが賞金として贈られる。