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スイス女性閣僚、ソマルーガ氏が辞任
スイス連邦内閣の閣僚シモネッタ・ソマルーガ氏が、年内に辞任すると発表した。家族の健康問題が理由という。
ソマルーガ氏が2日、急きょ会見を開き発表した。夫（78）が脳卒中で倒れたことを受け決断したという。
同氏は左派・社会民主党所属。2010年に連邦内閣入りし、同年からは法務相、18年以降は運輸・エネルギー・環境・通信相を務める。
スイス連邦内閣は7人で構成されている。9月にはウエリ・マウラー財務相が辞任を発表したばかりだ。
連邦議会は12月7日の冬期議会で、2人の後任を選出する予定。
家庭の事情
ソマルーガ氏は、夫の健康問題が個人的に深いショックだったと明かした。
会見では、ドイツ語、フランス語、イタリア語で「以前のようには続けられないと実感した。過去12年間、政府の一員としての立場が、自分の人生において常に優先されてきた。閣僚という仕事は全身全霊を捧げることが求められる」と述べた。
同氏はまた、直接民主制と連邦制を信条とするスイスの政治システムにおいて、対話、妥協、集団的意思決定が重要だとも強調した。
左派政党所属の同氏は、難民政策の改革、男女同一賃金、社会の犠牲になっている人を救うための政策、特に「捨てられた子供たち」と呼ばれる児童労働の被害者たちの問題を強調した。
また、国内政治において少数政党の所属議員であることは必ずしも容易ではなかったが、敗北や批判に負けず努力を続けてきたと語った。
アナリストによると、ソマルーガ氏の主な政治的功績は、難民手続きの迅速化、スイス国籍法改革だ。だが、2021年の国民投票で、温室効果ガス排出抑制を目指す法律が否決されたことは、同氏が大臣を務める環境・エネルギー省にとって打撃となった。
12月に選挙
社会民主党は、ソマルーガ氏の後任として、近く2人の女性候補者を提示すると発表した。連邦議会が12月7日に決定する。
連邦議会はこの日、9月末に退任を表明したウエリ・マウラー財務相の後任も選出する予定。
7人の閣僚のうち2人が交代しても、連邦内閣の複数政党体制に大きな変化が起こることはなさそうだ。現在、連邦内閣は社会民主党と右派・国民党がそれぞれ2議席ずつ、残りの3議席は中道右派と中道派が占める。
しかし、12月の閣僚選が2023年10月の連邦議会総選挙に影響を与える可能性があるという声も上がっている。
英語からの翻訳・宇田薫
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