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ジュネーブ大学コンピューター・サイエンスの研究チームが、雪崩防御壁の最も効果的な設置場所をコンピューターを利用して決定する新しいプログラムを開発した。このシステムは、雪が風によってどのように運ばれ、またどのように堆積させられるかを予測するもので、ヴァリス州ヴェルビエ近郊で実際に使用された。
ジュネーブ大学コンピューター・サイエンス学部で５年間このプロジェクトに携わっているアレクサンドル・マセロット博士によると、これまで雪崩防御壁を設置する際には、先ず専門家の判断で設置場所を決めて建設し、それから冬を１、２回過ごして実際の効果を確かめてから、移動が必要と判断された場合は移動させていた。これでは、経費もかかるし、時間もかかる。「ヴェルビエでは、我々は地形を３ディメンションにコピーし、風の効果のシミュレーションを入れ、防御壁の場所をいくつか試してみた。」と、マセロット博士。今まで、液体や気体の動きのモデルは、方程式で解決しようとされてきた。が、ジュネーブ大では、雪をシンプルな法則によって相互に作用する細かい粒子としてイメージした。そして、雪の吹きだまり、雪庇などの複雑な減少を観測することに成功した。
が、マセロット博士は、このプログラムは決して万能ではないと、強調する。博士は、雪崩防御壁の有効な設置場所を決定するための新しい道具の１つが加わったにすぎないと言う。