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10月21日の総選挙で過半数に至らなかったため、チューリヒとザンクトガレン両州の決選投票が11月25日、行われた。このコンテンツは 2007/11/26 08:59
チューリヒ州では自由緑の党員 ( Grünliberale ) が国民党 ( SVP/UDC ) を大差で引き離し当選。2議席が空席だったザンクトガレン州も、急進民主党 ( FDP/ PLD ) とキリスト教民主党 ( CVP/PDC ) が国民党を破った。これにより、全州議会議員全員が出揃った。
チューリヒでは、自由緑の党のフェレナ・ディーナー元州政府閣僚と、国民党党首のウーリ・マウラー氏の一騎打ちとなり、特に注目された。
戦略勝ち
チューリヒ州では総選挙で、社会民主党のシャンタル・ガラテー氏が最高得票数を上げたものの、過半数に満たなかった。左派の各党は、ガラテー氏では中道、保守まで広く票を集めることが難しいと判断。ディーナー氏に一本化を図り、社会民主党の票も獲得することに成功した。自由緑の党はチューリヒが発祥の地。チューリヒがスイスの経済中心地であることから、経済と環境の両立を目指す。
落選したマウラー氏は、国民党党首として引退表明してまで出馬した。今回の落選には、急進民主党などの票がディーナー氏に回ったためと見られる。10月の総選挙では急進民主党と国民党が連携し、急進党が全州議会議員の議席を1席確保した。しかし常日頃、国民党は急進民主党を激しく批判していたため、今回の決戦投票では協力を得られなかった。
「急進民主党の政治方針は、相変わらずあいまい。しっかり立て直す必要がある」
と、スイスドイツ語圏のラジオ放送の選挙後のインタビューで相変わらず辛らつに急進民主党を批判した。
ザンクトガレン州では、現職のオイゲン・ダビット氏 ( 急進民主党 ) とエリカ･フォスター氏 ( キリスト教民主党 ) が引き続き州の代表として全州議会に送られることになった。従来、同州は国民党が強いのだが、現役に挑戦した国民党の33歳の若き副党首トニ・ブルンナー氏は、3位となり落選した。
総選挙では国民党の大勝利となったが、今回の決選投票では惨敗。常に対極的な主張をする国民党へ疑問の一石が投じられたようだ。
swissinfo、佐藤夕美 ( さとう ゆうみ )
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＜総選挙結果＞
国民議会と全州議会の合計議席 ( カッコ内は前回の議席数 )
国民党 69 ( 63 )
社会民主党 52 ( 61 )
急進民主党 43 ( 50 )
キリスト教民主党 46 ( 43 )
緑の党 22 ( 13 )
自由党 4 ( 4 )
自由緑の党 4 ( 0 )
福音国民党 2 ( 3 )
労働党 1 ( 2 )
連邦民主同盟 1 ( 2 )
ティチーノ州レーガ 1 ( 1 )
キリスト教社会党 1 ( 1 )
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