Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00590.jsonl.gz/3

連邦議会の全州議会 ( 上院 ) は6月10日、F1レースを禁止する法律を再確認した。
対する国民議会 ( 下院 ) は今年3月、F1レース禁止法の解禁案を103対75の賛成で承認。しかし今回、全州議会側のF1レース禁止法を支持する態度は変わらず、ほかの議題も多いという理由もあり、深く議論することなく全会一致で禁止法を再確認した。
温暖化対策などに悪影響
F1レース禁止法の解禁案に反対を表明していた、モリッツ・ロイエンベルガー環境・運輸相は全州議会の決断を歓迎した。
F1レース禁止法は、1955年フランスで行われた「ル・マン 24時間レース」で86人の死者を出した大事故の後に制定された。この禁止法の解禁案は、国民議会議員で運輸業者のウルリッヒ・ギイゼンダナー氏によって提案され、国民議会側は2007年と2009年3月の2回にわたり承認してきた。
解禁案を支持する側は、グランプリF1レースをスイスで行うことを提案するのではないが、少なくともコースを建設し、バイクや車の新技術テストが行えることを要求している。
これに対し全州議会を中心にする反対者側は、こうしたコース建設による経済効果は疑わしい、また温暖化対策を推し進める国の政策や、道路の安全対策を考慮する政策に良い影響を与えないと主張している。
swissinfo.ch、外電