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スイスでは１２月６日はサンミクラウスの日です。
ですからこの時期は
サンミクラウスと
そのおともをする
シュムッツリさんをあちこちで見かけます。
子供達が小さかった頃
このシュムッツリさんが
なぜサンミクラウスさんと一緒に
子供達にお菓子などをプレゼントしているのかを
説明している絵本を借りて読んであげたものです
内容が素敵だったので日本語に訳しておりました
ヨーロッパのクリスマスを少しでも感じてもらえたら幸いです
Wie der Samichlaus zu seinem Schmutzli gekommen ist.
Bei Kathrin Siegenthaler
どうやってシュムッツリはサンミクラウスのところに来たのか。
１．
１２月の初めの事でした。
深い雪にどこもかしこもおおわれていました。
森のはずれにある小さな家がとてもさびしくたたずんでいました。
そこには長い間、ひとりのきこりがたったひとりで暮らしていました。
２．
きこりは長いこと村に行っていません。
彼は好んでは村に行きませんでした。
なぜなら村の人々は彼のことを変わり者（おかしなやつ）とささやくからでした。
そして子供達は彼のくせだらけのマントをバカにして笑いました。
でも彼は今日薪を運ばなければなりません。
だからそりにいっぱい積んで村への道に歩いていました。
３．
村の人々はサンミクラウスを迎える準備で大忙しだったので
この時は誰も彼のことをからかう暇もありませんでした。
家々はクリスマスに備えて奇麗に着飾ってありました。
子供達は夜が来るのを心待ちにしていました。
きこりはすっかり今日が
サンミクラウスの日だったと言う事を忘れていました。
彼は薪を運び終わるとそしてまたさびしく家路に着きました。
彼の元にはもう何年もサンミクラウスは来ていませんでした。
４．
その日の午後きこりは再び小屋にもどっていました。
突然、きこりは森の方から鈴の音が聞こえてくるのに気づきました。
すぐに窓にかけよると、それはロバにひかれたサンミクラウスが
そりにたくさんの荷物を積んで村に向かっているところでした。
すぐにきこりは戸を開けると、こう言いました。
『サンミクラウスさん、こんにちは、
私と一緒に温かいお茶を飲みませんか？』
サンミクラウスは喜んで木こりの家の温かい部屋に入って来ました。
暖炉の横にかけたサンミクラウスはとても暖まり
お茶は冷えた体をさらに温めてくれました。
日が暮れて暗くなってくるとサンミクラウスは言いました。
『親切な、お人よ。どうもありがとう。でももういかなければ。
そうしないと子供達のところに約束の時間までに行けなくなってしまうからね。』
５．
サンミクラウスはすぐに雪の中に消えて行きました。
きこりは自分の家の暖炉の薪（まき）を取りに外に出ました。
彼が森への道を見ると何かが落ちているのに気が付きました。
たくさんの落花生にみかん、りんご、レブクッヘン、
小さなプレゼントの包みでした。
彼は最初これはサンミクラウスが全部自分に
置いてくれたのかなと不思議に思いました。
６．
サンミクラウスは村への道を長く走りました。
山を下る時は心地よく
そりにかけていますが
山を登る時は彼はロバに声をかけ
重いそりをひかなければなりませでした。
『ああっ遠いなあ。大変な道だ。』
でももう今は嬉しそうな子供の顔を
思い浮かべて彼も楽しみになってきました。
さてお話の続きです。
Wie der Samichlaus zu seinem Schmutzli gekommen ist.
Bei Kathrin Siegenthaler
どうやってシュムッツリはサンミクラウスのところに来たのか。
７．
最初の家に着いたとき、
サンミクラウスはそりから降り、袋をおろそうとして、
目が点になってしまいました。なんと袋の中が空っぽです。
すぐに袋に穴があいていたのを見つけました。
来る途中のガタゴト道になった時に
袋の中の物が全部雪の上に落ちてしまったのでした。
８．
サンミクラウスはどうすればいいかわかりません。
もう遅いのでもう一度取りに帰る時間もありません。
落ちた物の上にきっと雪がおおって見えなくなっていることでしょう。
サンミクラウスは途方にくれてそりの上に腰掛けました。
そして子供達の前に何のプレゼントも持たずに
行かなければならない自分の様子を想像していました。
９．
遠くの方になんだか人の姿が見えました。
近くになった時はっきりと見えて来ました。
こんな時間に深い雪の中を誰だろう？
それはひとりの男の人でした。
大きな袋を背にしょって興奮した様子で手を振っていました。
遠くの方から彼は叫びました。
『サンミクラウス、待ってくれ！』
１０。
しばらく経ってようやくサンミクラウスは
今日の午後お茶に招待してくれた親切な
きこりだと言うことに気づきました。
きこりは彼の後を追いかけ、
雪の上に落ちている物を全部拾い、
ここまで運んで来たのでした。
サンミクラウスはきこりを抱きしめ、尋ねました。
『何とお礼を言ったらいいものか？
名前は何と言いましたっけ？』
私はルップレヒトと言います。
でも村ではシュムッツリと呼ばれています。
お前のように私を助けてくれる人を
私はずっと待っていたんだよ。
お前は私と一緒に子供達のところに
付いてきてくれないかね？
シュムッツリは嬉しくて目を輝かせました。
１１。
二人は一緒に最初の家の扉をたたきました。
大人も子供もサンミクラウスにシュムッツリが
付き添ってきたことに少し驚いていました。
そこでサンミクラウスは落としたプレゼントを
シュムッツリが拾って持って来てくれたことを話しました。
すると彼らは今までシュムッツリを
バカにしてきたことをはずかしく思いました。
１２。
その日からシュムッツリはサンミクラウスの
お伴をするようになりました。
毎年１２月の初めになると雪深い森の方から
村に向う二人を見かけることでしょう。
もちろん子供達はとても楽しみにしています。
お終い。
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