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連邦国家であるスイス。国の権力は、連邦、州、自治体レベルに分かれ、立法、行政、司法の三権に明確に分立されている。
1838年までスイスは自治州の連合国家だったが、その後に連邦憲法が制定されて改革派州と保守派州の争いに終止符が打たれた。連邦憲法では連邦と州の権限が定められ、男性は投票権を獲得し、連邦議会（立法）と内閣（行政）、連邦裁判所（司法）による三権分立の原則が導入された。
権力が分散されることで、一部の個人や組織への権力集中を防ぎ、その乱用を防止できる。1人の個人が同時に2つ以上の権力の職務に就くことはできない。
スイスの連邦制では国家権力が内閣、州、自治体の間で分かれている。内閣は州の能力を超える業務や、全州で統一的な規制を必要とする業務のみを担う。
連邦内閣
連邦内閣はスイスの行政機関で首都ベルンにある。同等の権限を持つ7人の閣僚から構成され、各閣僚が1つの連邦省庁を管轄する。連邦大統領は1年ごとに交代する持ち回り制で、特に国外においてスイスの代表としての役割を果たす。
連邦内閣は、国を統治し、行政を指揮し、法律の提案し執行する。内閣内では合議制に基づいて意思決定がなされ、全閣僚は、自分の意見や所属政党の方針にそぐわないものであっても、政府全体の決定を支持する義務がある。
1959年からスイスでは4大政党が連邦内閣を構成している。いわゆる「マジック・フォーミュラ（魔法の公式） 」と呼ばれるもので、現内閣はこの分配比率に沿って、国民党（保守右派）2人、急進民主党（リベラル右派）2人、社会民主党（左派）2人、中央党1人で構成されている。だがこの構成比率は不変ではなく、連邦議会の構成や政党の編成によって時代と共に変化する。
連邦内閣は4年ごとに連邦議会が選出する。
連邦議会
連邦議会は、同等の権限を持つ全州議会（上院）と国民議会（下院）の二院から成る。両議会が国の立法機関である連邦議会を構成し、年に4回、それぞれ3週間ずつベルンで議会を開催する。
連邦議会は、法案の協議、予算の決定、国の最高機関メンバーの選出をするとともに、内閣、連邦行政、連邦裁判所を監督する。
200議席の国民議会には、各州の人口に比例した数の議員が選出される。46議席の全州議会には各州から2人、ただし準州では1人が選出される。
連邦議会議員は国民が4年ごとに選出するが、上下院の政党比率はゆっくりと変化している。通常は4大政党である国民党、急進民主党、社会民主党、中央党が過半数の議席を占めるが、近年は緑の党など環境系政党が有権者の支持を獲得し、両院で存在感を増している。
連邦裁判所
連邦裁判所はスイスにおける最高司法機関で、連邦国家の第3の権力である。個人間や州間、国民と国家間、連邦と州の間の係争で最終審を行う。また、憲法で定められた国民の権利を保証するものでもある。
現在、民事裁判所2件、公法裁判所1件、刑事裁判所1件、社会法裁判所2件の計7件から成る。連邦裁判所本部はローザンヌに所在し、2つの社会法裁判所はルツェルンにある。
連邦裁判官は連邦議会が選出し、任期は6年。
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