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スイス伝統の木製ソリが、氷や雪の上をさっそうと滑る。スイス北東部のトゥールガウ州で、１９３０年から「ダボス風ソリ（Davoser）」を作り続ける会社がある。スイスの写真・映像配信社キーストーン他のサイトへの写真家、クリスティアン・ボイトラーさんがその工房をのぞいた。
会社は同州ズルゲンにある３R他のサイトへ（元の名称はグラフ・ホルツヴァーレン）。ダボス風ソリの発祥はグラウビュンデン州ダボスだが、トゥールガウ州にある同社が長年、この業界をリードしてきた。８０年以上にわたり、スイス東部産の木材を使ってこの伝統のソリを世に送り出している。
木材は蒸気かまどで熱して曲げやすいように加工し、曲線形の滑り木を作る。使われる木材はセイヨウトネリコだが、驚くことにその工程でも丈夫さを失わない。
同社ではこのダボス風に加え、グリンデルワルト風、ベルギュン風、さらにスポーツやレジャーなど様々な用途に合わせたソリが作られている。後者はクラシックタイプとは違い、より舵を切りやすい工夫が施されている。例えば左に重心を傾けると右に向かってカーブを描く。その逆もまたしかりだ。
（独語からの翻訳・宇田薫）