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スイス・ジュネーブに本部を置く赤十字国際委員会（ICRC）が、１９１７年に初めてノーベル平和賞を受賞してから１０日でちょうど１００年を迎える。一人のスイス人実業家の活動をきっかけに創設され、世界の紛争・内戦地域で人道支援に当たるICRCの歩みを振り返る。
ICRCは現在、８０カ国以上の地域で、紛争や暴力行為の被害に遭った人々に食料やシェルターの提供、離散家族の捜索、医師の派遣、就業支援などを行う。
ICRCが生まれたのは今から約１６０年前、第二次イタリア独立戦争中に同国北部で起こったソルフェリーノの戦いがきっかけだった。１８５９年、ソルフェリーノの町を通りかかったデュナンが、９千人に上る負傷者が野ざらしになっている惨劇を目の辺りにし、近隣の人たちと負傷兵の手当てに当たった。デュナンが敵味方の区別なく負傷兵を救助する赤十字運動の構想を得たのはこのときだ。この思想に４人のスイス人が賛同。１８６３年、ICRCの前身である５人委員会が結成され、のちに赤十字国際委員会となった。その後各国に赤十字社・赤新月社が設立された。
ICRCが二度の世界大戦、その後世界各地で行った活動の記録は写真や映像、文書として全て保管されている。まだ研究が進んでいないものもあり、希少な歴史的財産として注目されている。
ICRCはジュネーブ諸条約の下、紛争の最前線で救援活動に当たるが、それには常に危険が伴う。ICRCだけでなく、非政府組織（NGO）のスタッフが誘拐・殺害される事件は後を絶たない。安全対策は急務だ。
ICRCの人道支援活動資金の９４％が、各国政府、欧州連合（EU）の欧州委員会からの任意の拠出金でまかなわれる。日本政府も拠出国の上位２０カ国に入っている。２０１６年の人道支援活動資金は１６億６５７０万フラン（約１８４０億円）。ICRCのペーター・マウラー総裁は先月ジュネーブで開かれた会合で、２０１８年の人道活動資金に２０億フラン以上が必要だとして支援を訴えた。