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来年の健康保険料の値上げ幅は予想されていたよりも小さい。しかし、パスカル・クシュパン厚生相は不満の色を隠せなかった。
今年春、健康保険料は最高15%まで引き上げられると予想されていたが、10月1日にクシュパン厚生相が発表したところによると、最終的な引き上げ幅は大人で平均8.7%となった。
保険料の予想は健康保険会社の役目
まもなく退任するクシュパン厚生相は記者会見で
「引き上げ幅が予想より低く抑えられたのは、連邦政府および関係者が取った対策のおかげだ」
と述べ、健康保険料の大幅引き上げの責任は健康保険会社にあるという姿勢を取った。
「医療費の変動に対する健康保険会社の予想はあまりにも不正確過ぎたことが明らかになった」
クシュパン厚生相は、医療費の動向を予測するのは健康保険会社の役目だと考えている。
「市場や料金について最もよく把握しているのは健康保険会社なのだから。連邦内務省保健局 ( BAG/OFSP ) は健康保険料を認可するが、自ら予測をするわけではない」
クシュパン厚生相によると、2003年から2007年まで、健康保険料による収入は支出された医療費よりも多かった。そのため、健康保険会社は責任準備金を増やすことができた。
「だが、昨年今年と医療費の増加に対応できるだけの健康保険料を請求してこなかったため、2008年と2009年には責任準備金が減少し、今、法律で規定されている割合まで再び増額しなければならなくなった」
と健康保険会社を非難した。
大人の健康保険料の値上げ幅が最も大きいのはオプヴァルデン州で14.6%。それにウーリ州の12.9%、グラウビュンデン州の12.3%、ベルン州の11.5%、チューリヒ州の8.9%と続く。値上げ幅が最も小さいのはヌーシャテル州の3.6%で、ティチーノ州の3.9%、ジュネーブ州の4.1%がその後に続く。
swissinfo.ch、外電