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世界経済フォーラムが毎年出している「世界競争力レポート」が9月9日発表され、スイスが昨年に続きトップの座を維持した。一方アメリカは、2位から4位に後退した。
アメリカの代わりに2位に進出したのはスウェーデン。日本も昨年より2ランク上がり、6位の座に就いた。
スイスの革新的発明や技術
世界でもトップレベルの研究機関による革新的発明や技術、アカデミー界と経済界の緊密な連携、企業が研究や開発に対する高額な出資などが、スイスを1位に評価した理由だと世界経済フォーラム ( WEF/ダボス会議 ) のエコノミストは語った。
スイスでは公的諸機関も世界で最も効率良く機能し、また透明性が高い。さらに経済の競争力も、特に金融界での質の高いインフラや実践力に支えられ発展したとレポートは述べている。
しかし、スイスの弱点は、49.4%という大学への進学率の低さで
「国の生産性を高めるための国家プランとして、高い教育を受ける若者の数を増やす必要がある」
と強調している。
スウェーデンは、昨年4位からランクを2つ上げ2位に前進したが、理由はスイスに酷似しているという。3位のシンガポールは、特に政府の効率の良い指導力、優れたインフラ、また金融界での地位の高さが理由になっている。
アメリカの政治家や経済界に対する不信感
一方、アメリカは後退を続け、今年は4位になった。市場の規模、革新的発明や技術、大学進学率、雇用の柔軟性などでは、以前と変わらない力を保持しているが、公的機関と金融機関に弱点があり
「アメリカ人は政治家や経済界に対し信頼感を失っている。特に政府はアメリカの資源を無駄に使用している」
とWEFのチーフエコノミスト、ドゥルゼニエック・ハヌズ氏は述べている。
日本はドイツの5位に次ぎ、6位に進出。また、フィンランドが7位の座を占めた。27位の中国は、インドの51位と同様に昨年より2ランク上がり、新興国の中では最も競争力が高いと評価された。
全般にレポートは「経済的競争力の軽い低下と途上国の比較的緩やかな発展が見られた」と結んでいる。
レポートは、各国のインフラ、公的機関、健康及び教育レベル、市場の規模、マクロエコノミーの環境を評価の基準にしている。
世界経済フォーラムによる「世界競争力レポート」のトップ10
1位 スイス
2位 スウェーデン
3位 シンガポール
4位 アメリカ
5位 ドイツ
6位 日本
7位 フィンランド
8位 オランダ
9位 デンマーク
10位 カナダ
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