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連邦人種差別対策委員会（EKR/CFR）は、人種差別的発言や行為で訴えられたケースをインターネット上で公開することにした。
データの公開は、専門家のほか官僚、NGOなど、すべての人種差別と戦う組織や人たちに向けてなされる。
EKR/CFRは、人種や宗教的な差別をなくするため創立された10年前から、数々の対策を立ててきたが、このデータの公開プロジェクトには3年の月日が費やされ、これまでの活動の中で最大の規模だという。
不完全でもいま公開する必要
データーバンクは2002年までのもの。「直近のデータをすべてカバーするにはまだ時間がかかる。しかし、公開を伸ばすより、インプットの作業が途中でも、今オンラインしたほうが有意義だ」とドリス・アングスト委員長は、不完全のまま公開に踏み切った理由を述べた。
スイスでは1995年に人種差別防止法（刑法261bis条）が発効になり、公共の場で人や組織に対し、特定の人種や宗教を憎んだり差別するような行為や発言は取り締まりの対象となる。現在インターネットで公開されているケースは、1995年から2002年までの277件の訴えの例で、そのうち裁判になったのは212件。また110件が有罪判決となった。
有罪判決が下ったケースの20％は、ナチスによるホロコーストを否定する修正主義者、12％がネオナチによるものだった。職業で見ると官僚、政治活動家、ジャーナリストもいるがどういった人やグループが人種差別的行為をするのかという傾向は、はっきりしない。ただ、EKR/CFRは、職場での人種差別のケースが5％あり、特に問題だと見ている。
ユダヤ人の被害目立つ
1990年代にユダヤ人の被害が急増し、被害者の27％がユダヤ人と特に目立っている。そのほか被害者の人種は多様で、主に黒人やイスラム教徒が差別の対象となっている。イスラム教徒およびアラブ諸国人は、米同時多発テロが起った2001年9月11日以前には皆無だった。また、４件は白人が被害者だった。60％が差別的発言をしたケースで、暴力などの行使は比較的少ない。
個人情報保護の観点からデータ作成には、各州の裁判所および警察などの認可が必要なため、それぞれの責任者との話し合いが持たれた。「認可を受けるために大部分の時間を要したが、各方面の責任者は委員会の趣旨をすぐ理解してくれた」とアングスト委員長は明かす。
swissinfo、 外電 佐藤夕美（さとうゆうみ）意訳
キーワード
人種差別データバンク
1995〜2002年まで
訴え277件（そのうち裁判212件）をリストアップしたもの
補足情報
連邦人種差別対策委員会（EKR/CFR）
1995年設立
人種差別的行為について監視する機関。
政府の消極的な移民政策に対しても批判的意見を公表。現在、メディアを通して人種差別撲滅運動を展開している。