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経済開発協力機構によると、スイスの経済収縮は予想を上回るという。
経済開発協力機構 ( OECD ) はパリで行われた会議で6月24 日、2009年のスイス経済の収縮を0.2%から2.7%に修正すると発表した。一方「スイス経済研究所 ( KOF ) 」は、3.3%収縮すると予想している。
景気の回復も時間がかかる
景気の回復も予想より時間がかかると見られている。スイスの国内総生産 ( GDP ) は2010年に0.2%成長するとOECDは、その半年ごとに出すレポートで発表した。しかし、前回の発表では1.6%成長すると予想していた。
さらに、このレポートによると、スイスの2009年の物とサービスの輸出も14.6%減少すると見られ、2010年には1.1%マイナスになると予想されている。一方、輸入も8.4%減少し、2010年には1.4%マイナスになると見られている。
また世界的には、60年来初めての世界同時不況は各政府の資本金注入や景気安定化政策により、2010年に底をつき、その後回復し始めると予想されている。またOECDは、加盟国に中国、インド、ロシア、ブラジルを加えた経済成長をベースにし、2010年の世界経済成長を1.25%から2.3%に上方修正した。
スルツァー、1400人を解雇
OECDの発表が行われた同日、スイス国内では大型機械メーカーの「スルツァー ( Sulzer ) 」が、今年末に1400人を解雇すると発表した。これは同社の世界中の労働者の11%に当たる。
スルツァーは記者会見で、ここ数カ月以来市場での売れ行きが停滞し、その早期回復が見込まれなかったことを理由に挙げ、
「わが社は、市場の変化に対応したタイムリーな判断をした」
と述べた。
スルツァーは、今年に入り労働時間を短縮する対策を導入していた。今回発表された解雇は、主にヨーロッパとアメリカで行われる。同社の2008年末の雇用者数は1万2726人だった。
外電、swissinfo.ch