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スイス人写真家エミール・アックリンは、１９３０～５０年にかけてチューリヒで起きた社会的、政治的出来事をカメラ越しに見つめ、労働者として生きる人々の姿を写真に収め続けた。アックリンの遺した作品は現在、チューリヒ市公文書館で来年１月１８日まで一般公開中だ。
チューリヒの路上には、教師や共産主義者に交じって写真家のエミール・アックリン（１８８９～１９７６）の姿があった。アックリンはライカ製のカメラを手に、労働者の多いアウサーシール地区で人々の日常を撮影した。平日の仕事での様子のほか、休暇の様子、５月１日のデモ行進などの政治的催しに参加したチューリヒ市民の様子もカメラに収めた。アックリンは写真を撮ることが当時の階級闘争に参加する手段になると考えた。
激動の時代
大戦中の工業化、労働者層の形成、経済的困窮から大きく影響を受けたことで、若きアックリンの作品は社会主義色を帯びるようになった。１９１７年には革命団体「要求（Forderung）」に加入。この団体による数々のデモに積極的に参加し、反戦や反軍国主義を唱えた。同年１１月の暴動で拘束され、７カ月の禁固刑判決を受けた。
出所後は教師としての職を失い、生活を一から立て直さねばならなくなった。そこで主に労働者を撮影する写真家として活動することを決心し、２９年にチューリヒ労働者写真同盟を結成。階級闘争の宣伝手段として写真を効果的に利用することを目的に掲げた。アックリンが残した写真の大半はその後１０年間で撮られたものだ。
２０１７年夏にアックリンの写真を譲り受けたチューリヒ市公文書館では、「Fotografie als Klassenkampf（階級闘争の手段としての写真）他のサイトへ」と題したアックリンの写真展が今月４日から来年１月１８日まで開催されている。
#swisshistorypics他のサイトへシリーズではモノクロ写真の時代を振り返ります。
（写真：チューリヒ市公文書館）
（独語からの翻訳・鹿島田芙美）