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スイス郵便は今年から、イマゴ(Ymago)計画をスタートした。年々利用者が減少し、06年からは100�c以上の書簡が自由化されるなど民間会社の郵便業務の参入も相次ぎ、競争は激しくなるばかり。スイス郵便の収入は将来、減少の一途をたどっていくことは明白だ。このコンテンツは 2005/06/13 15:41
リストラを余儀なくされているスイス郵便だが、公共サービス機関として生き残るため、いろいろな試みが始まっている。その一つがイマゴ計画だ。
郵便局の数が大幅に減っている。スイス郵便の統計によると、01年1月には全国に3390局あったが、04年末には2585局まで減った。これにより１億フラン（約85億円）が節約になったという。スイス郵便の目標は、2500局まで減らすことにある。これは、他の先進国と同様スイスも、2000年から04年までに書簡が31％、小包が34％、お金の支払いが8％とそれぞれ減少。利用者が大幅に減っているため、スイス郵便もリストラを強いられている。
イマゴ計画
4年間でおよそ８００局の郵便局を閉鎖したスイス郵便。別の形のサービスに代わっても、だれでも徒歩か公共交通機関を使って最高２０分以内の所に郵便局があるように郵便局網は確保するという。
今年春にスタートしたイマゴ計画とは、４つのタイプの郵便局を新しく作り「消費者の新しいニーズに応える」（スイス郵便）というもの。１年間の試験期間を経て、全国に導入するかを決める。
4つのタイプは以下のとおり。１．エージェント 小売店、駅、観光局などに郵便業務を請け負ってもらう ２．郵便業務企業 本業のほかに郵便業務を行う。エージェントとは違って、経営責任はその企業にある ３．親局と子局 地方の中小企業も顧客としてターゲットに置いた郵便局。親局は複数の子局を管理するが、お互いに協力しあう ４．書簡、小包、支払いの自動サービス機の設置。
今年は４０カ所でイマゴ計画が試験的に行われる予定である。特に注目されるのは、エージェントスタイルの郵便局。全国に先駆けてアールガウ州レメシュヴィル市に今年4月末、開設された。地元のスーパーマーケット、フォルク(Volg）が郵便業務を請け負っている。買い物ついでに郵便物も出せるのが消費者に受けているという。朝７時半から、３時間のお昼休みを除いて１８時半までの営業時間中は受け付けてくれるので、より便利になった。
フォルクの広報、ラインハルト・ヴォウルフェンスベルガー氏は「生活に欠かせない郵便局が村の外にあれば、村人は外に買い物に行ってしまう。フォルクは村を中心に営業を展開しているので、村の生活が活発になることを望んでいる」と郵便サービスを請け負った理由を語った。
スイス郵便のローレンス・ヴィドマー広報担当は「まだなんともいえない」と慎重だが、従来の郵便局がこうしたタイプのサービスに代えることで「サービスの質を落とすことなくコスト削減を狙う」と言う。
ハウスサービスでコスト削減
チューリヒ州東部のバウマ市の郵便局は、その管轄にあるシュテルネベルク村の郵便局を閉鎖した。その代わりに郵便配達人が日本の宅配のようなサービスを請け負って２年半になる。
郵便に出す書簡や小包がある家庭は、郵便受けに指定の標識を立てておくだけでよい。郵便配達人は、各家庭に郵便の配達で回るときに郵便物を受け取る。村の人たちは、郵便配達が毎日朝の何時ごろ家に来るか大体知っているので、一日中郵便配達を待つ必要はない。
不在のときはどうするか。前もって申し合わせておけば、小包を郵便受けに入れておくことも可能だ。「日中、仕事で家を留守にする人は、その人の職場の近くの郵便局を利用するので、不便はないと思う」と言うのは、バウマ郵便局のアンドレアス・ボッサルト氏。村には小学校と小さな食品店があるのみ。住民は村内ではなくバウマやチューリヒ市など大きな町に働きに行く。ハウスサービスは専業主婦や引退者がいる家庭が主な対象になっているようだ。
以前あった村の郵便局は、そもそも１日１時間しか開いておらず、不便だった。閉鎖することで郵便局は、家賃やメンテナンスが節約できた。しかも、ハウスサービスは新しいコストもかからないのがメリット。消費者に対するアンケートでも７割以上がサービスに対して好意的という結果がでた。
190世帯、住民数およそ500人のシュテルネベルクでは、毎日５個から１０個の小包と最高１００通の書簡がハウスサービスで収集されるという。ハウスサービスは現在、全国でおよそ１０００カ所でおこなわれている。
郵便の現状維持のイニシアチブは否決
04年９月の国民投票では「郵便サービスをすべての国民に」というイニシアチブの是非が問われた。結果は、50.2％の反対があり、僅差で否決された。イニシアチブは、郵便局網の確保、郵便局の赤字を連邦が保証すること、自治体が郵便局に関連する公聴会に参加できるようにすることを要求していた。
投票前、イニシアチブに反対する意見がドイツ語圏の日刊紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング上に載った。「ノスタルジー対理性」と題し「赤字経営の郵便局を維持していくことはスイス郵便全体が経営難になる元。（現在は国の財政とは独立した機関だが）今後、税金でまかなうことになるとすれば不合理」という内容だった。以前は交通の不便なアルプス山中の村にもあった郵便局を、今後も維持するべきだというのは「ノスタルジー」つまり、感情的な意見だというのだ。
経済週刊紙のハンデルスブラットは、否決の結果を踏まえ「国民は基本的に、郵便の市場開放を支持しているが、時間を掛けて段階的にすべきだと望んだ」と書いた。
最近のスイス国民は、赤字をもたらすような公共サービスの民営化や、「聖域」の市場開放に対して感情より理性が勝る意見を持つ人が多くなっているようである。
swissinfo, 佐藤夕美（さとうゆうみ）
キーワード
スイス郵便 04年業績
売上高 73億5000万フラン（前年68億8800万フラン）
利益 8億3700万フラン（同3億4900万フラン）（郵便料金の値上げのため）
従業員 4万2284人（同4万5828人）
補足情報
イマゴ計画
１．エージェント 小売店、駅、観光局などが郵便業務を請け負う
２．郵便業務企業 自己責任で郵便業務を行う。
３．親局と子局 地方の中小企業も顧客としてターゲットに置いた郵便局。
４．書簡、小包、支払いのセルフサービスを促進。
エージェント 05年は20店がエージェントとなる。10店はフォルクが請け負う。
フォルク 04年売り上げ9億4700万フラン（約815億円）／ドイツ語圏のみで620店舗／協同組合形式のスーパーマーケット。
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