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ベルンに世界初の実用化された本格的なソーラー発電所が出現した。２３階建ての高層住宅（９４世帯）の南面の外壁に取り付けられた全長７０mの青いパネルは、太陽熱を受けて電力をベルンの送電網に直接送り込み、年間４７、０００kWh（キロワット時、２５世帯分の年間使用量）を発電する。
ソーラー発電ビルを実現させたアトランティス・エネルギーシステムズ社によると、成否のカギを握るのは行政と財政上の問題だという。同社のマリオ・ポスナンスキー氏は「現在このシステムで発電される電力は、通常の方法で大量発電された電力より５倍ほど高くつく。だから、今後この技術を大量発電に持っていき値下げができるかどうかがカギだ。今はこのソーラー電力のために通常よりも高い電気代を払おうという人は少ないが、より多くの人が若干の高値を覚悟してくれるなら突破口は開ける。これは、行政上の問題だ。」と語る。
この高層住宅の居住者達は、４０年間の壁面使用に合意したが、いくつかの懸念も示している。住民の１人ベアト・ブラサーさんは「合意には長い年月がかかった。特に、火災や電磁波問題に対する懸念が住民の間では大きかった。」と言う。ソーラー・ルーフの場合、全発電量のうち夏場の供給が７５％で冬場の供給は２５％に落ちてしまうが、このソーラー壁は年間を通ｂﾄ同量の電力を発電・供給できる。
１４０万スイスフラン（８７万ドル）かかった試験プロジェクトは国、州、市当局が財政支援したが、それでもアトランティス社は資金難に陥り、プロジェクト要員だった社員には給与未払いのケースもあるという。「９月から給料をもらっていない人もいる。我々は、このパネルを１０月、１１月と無給で働き製造した。」と、社員の１人パウル・シュミットさん。不満を唱える社員らは、「パネルはできた。が、給料はどこだ？」と書かれた横断幕を掲げてオープニングセレモニーに現れた。経営陣は資金不足を認め、早急に解決するよう努力すると述べた。
一方、アトランティス社は、今後壁面を機能的かつ景観上美しくできるよう開発するという。