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１９６９年夏、ジャパン・エキスパート・クライマーズ・クラブ（JECC）のメンバー６人（加藤滝男、今井通子、天野博文、久保進、根岸知、加藤保男）が、アイガー北壁に新ルートを開拓。そのルートは「Japaner Direttissima（日本直登ルート）」と名付けられた。「赤い壁」と呼ばれる難所を通る直登ルートは前代未聞の挑戦だった。
度重なる落石や天候の激しい変化、滑落、その挑戦はまさに苦闘の連続。しかし、隊長の加藤滝男が自らカメラに収めた写真に疲労感はない。むしろ困難な挑戦に心を躍らせるかのような明るさが感じられる。
写真はグリンデルワルト郷土資料館（Grindelwald Museum）提供、加藤滝男撮影