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地球環境を守るため、持続的開発を維持するため、欧州では脱原子力発電を決定し代替エネルギーによる発電に移行する動きが目立つ。ジュネーブ州では7月１日から、消費者が水力、原発など発電方法を選んで契約する新システムがスタートする。このコンテンツは 2002/04/24 09:05
水力や風力など再生可能な「グリーンエネルギー」によって発電された電力が供給されるのは、ジュネーブが世界初ではない。が、州内の全消費者が自分の使用する電力の発電方法を選ぶ権利を持つという制度を導入するのは、スイスではこれが初めてだ。ジュネーブ産業サービス（SIG）が7月１日から導入する新しい契約システム「SIG Vitale」は、次のような４つのオプションから消費者が１つ選んで契約する。「SIG Vitale 青」は１００％水力発電で、これを選ぶと現行の電気料金より１kwhあたり１ラッペン（１／１００スイスフラン）安くなり、４人家族では年間約３６スイスフラン節約できる。「SIG Vitale 黄」は州内の発電業者による電力を使用するオプションで、地場産業の持続に貢献する。「SIG Vitale 緑」はソーラー、風力、水力の再生可能エネルギーのコンビネーションで、料金は他より高くなるがその一部は代替エネルギー発電の開発費用に回される。「SIG Mix」は現行の水力発電と原発の組み合わせだ。現在の契約状況では、約７０％が青、黄と緑がそれぞれ１０％と、約９０％が代替エネルギー支持だ。
スイスでは３ヵ月後に電力市場自由化を問う国民投票が行われる。それに先立ちSIGでは、エネルギーと環境に関する人々の意識を高め、１００％再生可能エネルギーに向け消費者の習慣を変えて行きたいとする。原発全廃を目指すジュネーブ州政府も、持続する開発のために進んで協力している。ジュネーブ州は８６年、州法で州内の原発新設を禁止した。１６年後の現在、州で使用されている電気の２８％は原発で発電されたものだ。が、7月１日の新システム導入後は、原発の需要は大きく減ることが見込まれる。
ところで、消費者には本当に契約した通りに発電された電力が供給されるのだろうか？SIGによると、率直にいって確認方法はないという。が、SIGは、消費者の契約通りネットワークを作り、独立監査機関で契約の実践を保証するとしている。SIG Mixを選ぶ消費者がいる限り、原発の需要はわずかでも続く。が、需要が減り続け、いつの日がゼロになることを州政府もSIGも期待している。
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