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連邦工科大学チューリヒ校（ETHZ）の女性教授からアカデミック・ハラスメントを受けていたとして、複数の学生が大学側に申し出ていたことが分かった。ドイツ語圏の日刊紙NZZの日曜版が２２日、報じた。
問題になっているのは、２００２年に教授の夫とともに同校の天文学研究所を立ち上げた女性教授。１０年以上にわたり、博士課程の学生たちにささいなことで深夜まで拘束したり、高圧的な態度を取ったりしてきたという。
NZZによると、複数の女子学生が、この女性教授に化粧よりも研究に時間をかけろと命じられた。学生の一人は同紙に「チューリヒ連邦工科大で過ごした時間は、私の人生の最大の暗黒期だった」と語った。
ETHZはこの女性教授と夫の二人を長期休暇扱いにしている。同校は常に世界の大学ランキング上位１０校に上る有名校。大学側は、この問題の調査が終了するまではコメントを控えるとしている。
改革の必要性
今回の事件を受け、教育関係者は教授の生徒に対する権力を制限し、トラブルの解決手段を取り決めるなどの大学改革が必要だと訴える。
ザンクト･ガレン大学のカスパー・ヒルシ氏は「博士課程の学生は、不当な扱いを受けても抵抗する余地がない。教授が高い道徳観念を備えていなければならない」と話す。
チューリヒ大学のオリアナ・シェリバウム氏は、教授は学生や研究者のキャリアに多大な影響力を行使できる立場にあると指摘。「もちろん学生の面倒をしっかり見て支援を惜しまない、良心的で親身な教授も大勢いる。だが過ちを犯した場合、教授が保身に走る恐れが大きい」と話す。
（英語からの翻訳・ムートゥ朋子）