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約１世紀にわたりスイスで「禁断の薬草酒」とされたアブサン ( Absinth ) 。ニガヨモギを主原料とした蒸留酒のことで「緑の妖精」との異名も持つ。その酒造法はスイス西部ヌーシャテル州のヴァル・ド・トラヴェール ( Val-de-Travers ) に古くから伝わる。
１９世紀末に芸術家に愛され、ゴッホやヴェルレーヌが愛飲したことで知られるが、精神機能への影響を与える薬物だとして、スイスでは１９０８年から２００５年までアブサンの製造販売は禁止されていた。
さまざまな飲み方があるが、一般に、アブサンに好みの水量を注ぎ、専用スプーンでかき混ぜ、白濁になったお酒を飲む。アブサンをしみこませた角砂糖に火をつけ、上から水をかけてそれをアブサンと一緒にゆっくりとスプーンで混ぜて溶かしてから飲むこともある。
現在は、ジュネーブでも製酒造されている。