Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00407.jsonl.gz/9

１００年前、パウル・クレーは友人の画家アウグスト・マッケとルイ・モワイエとともにチュニジアへ旅立った。クレーの画業の転機となったその旅は、現代美術史においても重要な出来事のひとつだ。ベルンのパウル・クレー・センターで２０１４年３月１４日から６月２２日の間、作品展示数１４０点を超える、内容豊かな企画を含んだ大規模な展覧会が開催される。
２週間の旅行中に制作された作品と、旅行の影響を受けて制作された作品が、ほぼ３０年振りにベルンで一堂に会する。作品はパウル・クレー・センター所蔵のものを始め、海外の個人所蔵品やスイスの美術館のコレクションから集められた。
またパウル・クレー・センターは連邦外務省開発協力局と協力し、「旅を超えて」という名のもと、多くのイベントの開催を通じてスイスとチュニジアの異文化交流の促進も図る。チュニジアの都市ハンマメットでは「パウル・クレーの春 １００年後の今」というタイトルで、現地美術館の協力のもと、さまざまなイベントが計画されている。
パウル・クレーは、チュニジア旅行がどれだけ印象的であったかということを、日記「カイルアンの門から」に記述している。
「色彩は私を永遠に捉えた、私にはそれがわかる。この至福の時が意味するのは、私と色彩とはひとつだということ。私は、画家だということ」（訳・高橋文子/みすず書房「クレーの日記」より）
（写真：パウル・クレー・センター、文：アブデルハフィッド・アブデレリ、swissinfo.ch）