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依存症の対策・支援に取り組むスイスの公益財団「アディクション・スイス」が発表した最新の年間報告によると、スイスでは４人に１人が喫煙し、５人に１人が健康を害するほど過剰にアルコールを摂取しているという。同団体はまた、スイス政府が特定利益団体の保護を優先しており、問題に対する十分な取り組みをしていないとも指摘している。
下のグラフは、アルコール、たばこ、大麻の摂取に関する国際比較データで、経済協力開発機構（OECD）によれば、摂取量が最も多い国では摂取量・比率が過去最多に、最も少ない国では過去最小になっているという。
アディクション・スイスによれば、スイスでは喫煙者の半数以上が禁煙したいと考えており、また約２５万人がアルコール依存症の問題を抱えているという。
同団体の広報担当者マルクス・ムーリィ氏は、先ごろたばこの広告・宣伝禁止を定める法案がロビー団体の圧力を受けて廃案になった例を挙げ、「政治家は一部の特別利益団体を保護するために現状に甘んじていて、依存症の問題に十分に取り組んでいない」と指摘した。
２０１６年には、夜間のアルコール販売を禁止する試案が議会で討議されたが、議決に至らなかった。ちなみにスイスでは毎年約１６００人がアルコール依存症で死亡している。
大麻に関してアディクション・スイスは、規制が州ごとに異なっており、警察や司法当局による検挙や法の執行が一定していないと指摘する。２０１３年から施行されたスイスの大麻取締法では、１０グラム以下の大麻所持には１００フラン（約１万１千円）の罰金刑が科されるだけで起訴はされない。
（英語からの翻訳・由比かおり）, swissinfo.ch