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モスクワで開かれていたIOC（国際オリンピック委員会）総会最終日の１６日、会長選に先立って行われた新委員の信任投票で、昨年のスイス大統領で現在国連平和スポーツ親善大使を務めるアドルフ・オギ氏（５９）が不信任となった。理事会で推薦された候補が不信任となったのは初めてだ。このコンテンツは 2001/07/17 14:39
１６日行われた新委員の信任投票でオギ氏が不信任となった最大の原因は、国別の人数バランスにあるだろう。IOC委員１１２人中スイス人委員は５人で、イタリアに次いで多い。が、IOC内部にある２１年間IOC会長として君臨したファン・アントニオ・サマランチ前会長への拒絶も、オギ氏不信任の一因と見られる。サマランチ前会長は信任投票に先立ち、委員らに候補を承認するよう要請していて、オギ氏に関しては「国連とIOCの架け橋になるだろう」と評価していた。が、オギ氏は賛成５９、反対４６で7人の候補中ただ１人不信任となった。
不信任となったオギ氏はスイスラジオの取材に対し、「自分としては委員選出基準を満たしていると思っていたが残念だ」と述べた。スイス政府もオギ氏不信任を受け、自身がアルペン・スキー選手だったオギ氏は理想的なIOC委員候補だと思っていたが残念だとのコメントを発表した。オギ氏は昨年１２月に政界を引退するまで国防・スポーツ相の任に会ったが、引退後コフィ・アナン国連事務総長から国連平和スポーツ親善大使に任命された。
現在スイス人のIOC委員には、ゼップ・ブラッターFIFA会長、ルネ・ファセル国際ホッケー連盟会長、ジャン＝フランコ・カスパー国際スキー連盟会長、デニス・オズワルド国際ボート連盟会長、マーク・ホドラーIOC終身委員がおり、この５人の誰かが引退しない限り、今後新たなスイス人候補が委員に選出されることはないだろう。
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