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経済の高成長とともに、スイスの失業率が減少している。スイスは１９９０年代半ばに深刻な不況に見舞われたが、現在失業率は２.４％と世界の先進工業国で最低の数値の一つだ。このコンテンツは 2000/03/29 16:00
経済の高成長とともに、スイスの失業率が減少している。スイスは１９９０年代半ばに深刻な不況に見舞われたが、現在失業率は２.４％と世界の先進工業国で最低の数値の一つだ。
が、一方、失業者の大半は長期間失業したままで、再就職の機会を失っている。このような長期失業者のためのセミナーが、フリブールで開かれた。
セミナーを主宰したスイス労働者援助の会のイブ・エコール氏は、失業率の低下は長期失業者への注意をそらし、結果これらの人々が社会保証の網からもれてしまうと言う。長期失業者は、悪循環に陥っている。福祉を受ける権利を失っている上に、あまりにも長期間労働市場から離れているという理由で再就職の機会がほとんど閉ざされている。雇用側は、長期失業者の能力を高く評価しない。進歩の機会を得ていないと判断するからだ。
スイス労働者援助の会は、雇用者らに長期失業者にチャンスを与えるよう希望しているが、会社が政府奨励金を受けるべきだとは考えていない。エコール氏は、フランスの奨励金制度を例に上げ、奨励金制度は、雇用者が長期失業者を低賃金で雇い、奨励金が終わった時には解雇してしまう危険性を指摘する。
エコール氏は、むしろ会社は社会に貢献しているという評判を得るために長期失業者を雇うべきだと言う。気前のいい大企業など存在しないと、エコール氏の見解を非現実的だと指摘する声は多い。が、エコール氏は今こそ莫大な利益をさらに伸ばし続けている大企業に圧力をかける時だと信じている。
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