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7月3日から16日間にわたって開催されていた「第43回モントルー・ジャズフェスティバル」は、アメリカのミュージシャン「プリンス」の2度のコンサートで閉幕した。このコンテンツは 2009/07/20 09:05
どちらのコンサートもチケットは完売。身長157センチメートルのプリンスは、「ストラヴィンスキー・ホール」で観客を大きく沸かせた。
エキセントリックは健在
ジャズ、ファンク、ソウルを織り交ぜ、ソフトにメランコリックに歌うかと思えば、突然モーツアルトの「魔笛」に登場する「夜の女王」のごとく高い声を爆発させる。プリンスはモントルーですべてを見せ切った。
ヨーロッパでプリンスが公演を行うことはあまりない。モントルー・ジャズフェスティバルで最初にコンサートを行ったのは2007年のことだ。日刊紙「ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング ( Neue Zürcher Zeitung/NZZ ) 」の音楽評論家マルクス・ガンツ氏は
「プリンスのスイスでのコンサートに匹敵するのは、マドンナや今は亡きマイケル・ジャクソンくらいだ」
と言う。
その2人と同じく、プリンスも1958年生まれ。
「彼の音楽は要求度の高い音楽ファン向け。だが、ここ数年は少し密教的な要素が強くなって、ファンの間にネガティブな反応が出ている。何でも公開しすぎるのが良くないのではないか。アルバムに収録する曲をもっと慎重に選ぶべきだ」
とガンツ氏は指摘する。
音楽と写真の著作権を厳しく管理
若い野性的なころより少しおとなしめになったとはいえ、モントルーでのプリンスは相変わらずエキセントリックだった。声や表情に表れる表現力は抜群で、体の動きもまだまだセクシーだ。
一方、コンサートホールの入口には「写真撮影禁止」と大きく書かれ、カメラマンは立ち入りを禁止された。写すことができたのは、携帯電話を使ってのスクリーンに大きく映し出されたプリンスだけだった。
swissinfo.ch