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クリスマスが近づくと、子供のプレゼントは何にしようかと親はもちろん、おじいさん、おばあさんなども、みな頭を抱える。このコンテンツは 2007/12/13 15:26
今年、スイスではどのおもちゃに人気が集まっているのだろうか？また、特にクリスマス用に選ばれるものは？と考えながらジュネーブの町に出てみた
今年は特別なグッズ商品はなく、テレビゲームなども少々鳴りを潜め、バランスの取れた、いろいろなおもちゃの選択が特徴。また家族で遊べる、伝統的なボードゲーム ( 双六の要領で盤上を周回しながら遊ぶゲーム ) が人気を呼んでいる。
ソーシャルゲームが人気
ゲームボーイの2世代目で携帯型ゲームの 「DS」や、「Wii」などのテレビゲームも人気だが、 例えばWiiは399フラン( 約3万9000円 )と値が張る。さらに、家にこもって画面に向き合うゲームだけをやっているのでは困るという親の心配があるようだ。
「エレクトロニックのゲームに人気はあるが、社会性を育て、複数で遊べる伝統的な『ソーシャルゲーム』にも人気が集中している。特にクリスマスは家族や友だちと遊ぶ機会が多いので喜ばれる」
と語るのはスイスの大手デパート、マノール ( Manor ) ジュネーブ支店のおもちゃ売り場支配人、ローラン・バルダッチ氏。
ソーシャルゲームとは、犯罪捜査を行う検事になったり、土地を買い家を建てる投資家になったりと、さまざまなテーマで作られた、5～6人で行うボードゲーム。125年続くおもちゃの老舗フランツ・カール・ウエベール ( Franz Carl Weber ) が出した「今年のヒットおもちゃ10」にも、この社会性ゲームの1つ「モノポリー、スイス版」が挙がっている。
モノポリー ( Monopoly ) とは独占の意味。双六に似た盤上をさいころの目によって進み、止まった所の投資用の土地を購入し、家を建てると決める。そして、同じ所に偶然止まったプレーヤーはレンタル料を取られる。最終的には、ほかのライバルを破産させることを目的にする。
運もあるが、お金の計算や決断、交渉が必要で、社会性、コミュニケーション力を育てると親たちにも人気がある。
「特に、中産階級の親たちは熱心に社会性ゲームの種類や、目的などをいろいろ質問して買っていく。子供をきちんと教育したい、いいかげんなおもちゃを与えたくないという姿勢がある」
とバルダッチ氏は説明する。
ところで、モノポリーは長年ある社会性ゲームだが、今年は特にスイス版が出て大流行した。このスイス版では、スイスの原始3州の１つとして知られるウーリ州が一番高い土地として記入されているという。しかし遺産相続でもしない限り、１世代で１戸建ての家を持つのはほとんど不可能なスイス。こうしたゲームは本当にただの「夢」に終わるようだ。
女の子はやはり、お世話をするあそび
そのほかのおもちゃでは、紙だけで色々なものを作りだしたり、粘土、ビーズなどでの「工作おもちゃ」も安定した人気を保っているという。
女の子では、「バービー」は少々下火で、本物の赤ちゃんを小型にしたお人形が人気。また、「ペットショップ」という猫、犬などの小型の動物のに食事を与えたり、話しかけたりしてお話の世界を作り上げるおもちゃがはやっているという。いずれにせよ女の子の「世話をする遊び」のパターンは変わらない。
男の子では、リモコンの飛行機や、ロボットが車になったり、反対に車がロボットになったりするおもちゃが人気。
貧富の差がますます開いているのがおもちゃ売り場でも感じられるという。しかし、毎年12月はおもちゃ売り場の稼ぎ時であることに変わりはない。
「親はクリスマスの食事や自分たちへのプレゼント代を節約しても、子供には満足のいくプレゼントを買おうとする。なんと言ってもクリスマスは子供のためのお祭りだから」とバルダッチ氏は感慨深げに語った。
swissinfo、里信邦子 ( さとのぶ くにこ )
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