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スイスの銀行大手クレディ・スイスで別の内偵スキャンダルが発覚した。今年2月に幹部行員が「許されない」監視下に置かれていたことが分かった。
クレディ・スイス側は、ティージャン・ティアム最高執行責任者（CEO）と取締役会は2件の内偵問題については知らなかったとしている。9月に起きた内偵問題では、ピエール・オリヴィエ・ブエ最高執行責任者（COO）が引責辞任した。
クレディ・スイスは10月、ウェルスマネジメント部門の元責任者イクバル・カーン氏（UBSへ転職）に対し、9月4～17日に私立探偵を雇って尾行していたことを認め、陳謝した。
今回の被害者は、取締役会のメンバーで元人事部長のペーター・ゲルケ氏という。
ウルス・ローナー会長は23日、声明で「クレディ・スイスも公式に認めたが、ペーター・ゲルケ氏の監視は許されないこと」とコメント。 「2019年9月の外部調査で、関係者が真実を話さなかったのは重大な懸念だ」とした。
声明によると2019年2月、取締役員だったゲルケ氏は、クレディ・スイスに雇われた外部企業により数日間監視下に置かれていた。ブエ元COOが監視命令を出した。
「イクバル・カーン氏とペーター・ゲルケ氏に対する監視が銀行の評判を傷つけたことは認識している。これに伴う実施した措置は、取締役会が監視文化を強く拒否するという明確なメッセージだ」
クレディ・スイスは、ゲルケ氏に対する内偵スキャンダルが新聞で報じられたことを受け、金融規制当局の調査に全面協力すると述べた。再発を防ぐ「セーフガード」も導入したという。
クレディ・スイスは「人事決定のほか、より厳しい社内方針の実施という使命が含まれる」
swissinfo.ch/mga