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バーゼルに世界中の海洋生物と淡水生物を集めた巨大水族館（Ozeanium、オツェアニウム）を建てる計画の是非が、19日の住民投票で問われる。賛成派は環境教育と自然保護に貢献すると主張するが、反対派は持続不可能なプロジェクトだと訴える。
同水族館をバーゼル市内中心部に建設する計画は、自治体が承認した。これに対し反対派がレファレンダムを提起し、必要な署名を集めて住民投票に持ち込んだ。投票は19日に国民投票と合わせて行われる。
大規模な計画
2021年に工事を開始し、2024年に開館予定。年間約70万人の来場者を見込む。
海の動植物は「持続可能な捕獲」によって入手する。クラゲとサンゴは、バーゼル動物園と他のブリーダーが提供する。バーゼル動物園はこのような大規模な計画を立ち上げて国外の注目を集め、訪問者数の停滞に歯止めをかけたい考えだ。
建設費の1億フラン（約110億円）は寄付で賄う。バーゼル動物園はすでに5700万フランが集まったとしており、そのうち500万フランはジュネーブの個人財団が拠出するとされる。水族館を財政的に自活させるのが目的で、運営費は年間480万フランを見込む。
反対派
環境保護団体のフランツ・ヴェーバー財団は、このプロジェクトが持続不可能だとして、異議を申し立てた。財団が代替策として提案するのは、仮想現実を活用したバーチャル水族館「ヴィジョン・ニモ」だ。
プロジェクトのウェブサイトでは「ヴィジョン・ニモは、旧来の大型水槽がもたらす問題を解決する。問題とは、水族館のために海洋動植物が取引されることに伴う海の搾取だ」と訴える。
ヴィジョン・ニモは、CGアニメやインタラクティブな映像投影、その他の技術を活用する。
バーゼル市政府がヴィジョン・ニモではなく水族館の建設計画を支持する決定を出すと、フランツ・ヴェーバー財団は緑の党や反対派でつくる団体「NOzeanium他のサイトへ」とレファレンダムを提起。住民投票の実施に必要とされる2倍以上の署名を集めた。
フランツ・ヴェーバー財団などは、新しい水族館のため世界中から動植物を輸入する考えに反対。「動物虐待」や「生態系の弱体化」につながる可能性がある、と主張する。
バーゼル動物園のオリビエ・パガン代表はこれに対し、水族館で生き物を見ることで、訪問者が生態系を大事にするようになると反論している。
（英語からの翻訳・宇田薫）, swissinfo.ch