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スイスの銀行最大手UBSは９月１５日、投資銀行部門のトレーダーによる不正取引で約２０億ドル（約１５３０億円）を損失したと発表した。このコンテンツは 2011/09/15 18:19
これは、スイスの金融史上で最大の不正事件に当たり、この３１歳のトレーダーは、ただちにロンドンで逮捕された。
不正取引が行われた市場など詳細は明らかにされていないが、損失は自己資本の投資で起こり、顧客の資金ではないとされている。
スイスの金融監督局（Finma）の広報担当官、トビアス・マックス氏は、「この事件を知っていた。ＵＢＳは直ちに金融監督局に報告してきたからだ」と述べたが、いつ報告があったのかは、明らかにしなかった。
史上最大の不正取引の一つ
UBSのこの２０億ドルの損失は、史上最大の不正取引の一つに加えられることは間違いない。もっとも最近の例では、仏銀行大手のソシエテ・ジャネラルのトレーダー、ジェローム・ケルヴィールが２００８年に、４９億ユーロ（約５２００億円）の損失を出している。
１９９５年には、英ベアリングス銀行のトレーダー、ニック・リーソンが１３億ドル（約１０００億円）の損失を出した。
UBSは、「つぶすには大きすぎる（too big to fail）」ため、経済危機の痛手を受けた後、スイス政府から巨額のテコ入れを受けた唯一の銀行だ。また２００９年には、脱税疑惑のあるアメリカ人顧客およそ５０００人分の情報を米内国歳入庁（IRS）に引き渡した経緯もある。
さらに現在は、巨大銀行の自己資本および組織構造の規制を強化する法制度改革に関し、連邦議会で議論が行われている最中でもある。
UBSの評判にダメージ
８月末に経費削減計画の一環として３５００人の人員削減を発表したUBSにとって、今回の２０億ドルの損失は大きな痛手となる。今年の第２四半期の純利益、約１０億フラン（約８８３億円）は、前年同期比でほぼ半分にしか過ぎなかった。
しかし、恐らく最も大きなダメージは、UBSの評判だろう。すでにウェルス・マネジメント部門の信用はアメリカ人顧客の脱税ほう助で大きく失われているからだ。
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