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10月6日土曜日、左翼の過激派を中心としたおよそ500人が首都ベルンに集まった。連邦広場へ行進して選挙活動を行おうとした中道右派の第1政党国民党 ( SVP/UDC ) を阻止するためだ。このコンテンツは 2007/10/17 08:20
ベルン市警は催涙弾などで対抗したが、左翼の暴行を止めることはできず、物的損害などの被害が出た。
覆面左翼の乱暴
この日、国民党は2週間後に迫った総選挙に向けて連邦広場まで行進し、そこで催し物を開く予定だった。しかし、これを阻止するために約500人の左翼が市街でそのルートを遮断。駆けつけた警察は催涙弾などで対抗したが、その間、一部の左翼が連邦広場に回り、準備されていた会場施設を荒らした。
この騒ぎで42人が逮捕され、21人がけがを負った。うち18人は警官。被害総額はおよそ10万フラン ( 約990万円 ) に上ると推定されている。
催し物会場を荒らされた国民党は、急遽「クマ公園」に場所を変えて集会を続行した。この集会自体を「不要な行動」だとして非難する組閣政党もあるが、今回の事件で損なわれたのは民主主義だというのが各政党代表の一致した意見だ。
「ユーロ2008」
スイスでは来年2008年にオーストリアとの共催でサッカーのヨーロッパ選手権「ユーロ2008」が開催される。スイスでは、ジュネーブやチューリヒのほかベルンでも試合が行われる。そのため、今回左翼の乱暴を止められなかったベルン市警の戦略に対して非難と懸念が寄せられている。
ベルン市警察署長のシュテファン・ヒュグリ氏は6日、国民党支持者と反国民党派がぶつかり合うことは避けられたとして、警察側を援護。しかし、その翌日、ドイツ語国営放送のニュース番組「ターゲスシャウ」で、連邦広場が野放し状態になっていたことは手落ちだったと認めた。
一方で、ユーロ2008の状況は今回とはまったく異なるものであり、また動員される人員も最高4倍に及ぶため心配は無用だと強調した。
swissinfo、外電
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