Document ID: /fineweb-2-swissfilter-quality_10-filterrobots/filtered/00689.jsonl.gz/10

製薬大手のロシュ（本社バーゼル）は１０日、日本の中外製薬（本社・東京）の買収を発表、世界で２番目に大きい医薬品市場・日本での拡大計画を進める。このコンテンツは 2001/12/11 08:32
ロシュは中外製薬の株式５０.１％を１、５５０億から１、９８０億円（２０億から２６億スイスフラン）で取得する。ロシュと中外製薬は合併し、新会社を設立するが、売上げ高２、５３０億円（３４億スイスフラン）の日本国内５位のリサーチ主体の製薬会社の誕生となる。中外製薬はロシュの独占日本代表となり、ロシュが日本での販売を決定した全製品の開発と販売の権利を得る。ロシュは、日本と韓国以外で全ての中外製薬製品のライセンスを得る。
高齢化の進む日本は、一人当りの薬品使用量が最も高い国の一つで、高齢者人口増加に伴い今後１０年間の日本市場の成長は安定している。ロシュのフランツ・フーマーCEOは「先例のない統合で、ロシュは世界第２位の日本市場で主導的役割を果たすことができ、また中外製薬の堅実な研究・開発パイプラインにアクセス可能になることでロシュにとって大きな効果が期待できる。ロシュと中外は製品の領域が重ならず、それぞれの得意分野で相互に理想的に補完しあうことができる。」と述べた。中外製薬は、バイオテクノロジーおよび腎臓、骨、心臓血管系の疾患の治療薬で有名で、日本の製薬会社の中では最もコスモポリタンだとの評価がある。が、製品の幅がせまく、また欧州と米国でのマーケティングネットワークに欠けるため、中外製薬にとってはロシュとの合併によりこの分野での補完が期待できる。
JTI基準に準拠