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チューリヒ小児病院の統計によると、昨年、児童虐待のケースが増加した。また、同病院の児童保護団体および被害者相談窓口は、2008年に455件の報告や相談を受けた。前年に比べると13%の増加だ。
児童保護団体の代表ウルリヒ・リプス氏によると、昨年記録された455件のうち、165件が性的虐待だった。容疑者の43%は未成年だ。
乳児揺さぶり症候群で5年間に8人が死亡
そのほか身体的虐待を受けたケースが141件、心理的虐待を受けたケースが72件、そしてネグレクト ( 育児放棄 ) が50件となっている。
児童虐待の1つに挙げられる乳児揺さぶり症候群 ( あるいは乳児揺さぶられっ子症候群 ) については、2002年から2007年までスイス全土を対象にした調査が行われた。この期間中に乳児揺さぶり症候群の疑いを認められた乳児は合計50人。うち8人は揺さぶりが原因で死亡、11人に重い障害が、また14人に軽い障害が残った。2009年からは、スイス全土の小児病院で児童虐待のケースが記録されている。
「チューリヒ小児病院 ( Kindrspital Zürich ) 」の「児童保護団体 ( Kinderschutzgruppe ) 」は1969年に結成された。児童保護に関するスイスで最も古い団体であり、また最も多いケースを抱えるスイス最大の機関でもある。
swissinfo、外電