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スイスのアフガン文化専門家ら２人が、今年初めタリバン政権によって破壊されたバーミヤン仏教遺跡の石仏再建を計画している。このコンテンツは 2001/12/03 08:21
バーゼル近郊ブーベンドルフにあるアフガニスタン美術館の創設者パウル・ブッハラー氏とNew7Wonders.org創設者のベルンハルト・ウェーバー氏は、タリバンに破壊された仏教遺跡バーミヤンの巨大石仏の再建を計画している。ユネスコ・国連教育科学文化機関のアジア専門家、クリスチャン・マンハート氏は、ユネスコ条約は破壊された遺跡の再建を認めていないと指摘する。が、ユネスコは今年６月、１９９２年から９５年のクロアチア人とムスリムの内戦で破壊されたモスタルの１６世紀の橋の再建を認めた例もあり、ウェーバー氏は楽観的だ。ウェーバー氏は、バーミヤン石仏の再建は、単に物理的な遺跡の再建にとどまらず東と西の架け橋の再建を意味するという。「バーミヤンの石仏はギリシャの彫刻家によって建立された、仏像の原点の一つだ。仏像はその後インドに伝わり、シルクロードを経て中国、日本へと伝わった。」とウェーバー氏はバーミヤン遺跡の意義を語る。また、石仏再建はバーミヤンの人々にとって経済効果も期待できるとウェーバー氏はいう。「バーミヤン遺跡は地元の人々にとってたった一つの収入源だ。アフガニスタンを訪れる数少ない観光客らは全員がバーミヤン遺跡を見に行く。」。
ウェーバー氏らは、３段階から成る再建計画を立てている。まず、コンピューターによる石仏の３D画像を作製する。次に、実物の１０分の１の大きさのモデルを作成する。そして、最後に現地でオリジナルサイズの高さ５３mと３５mの２体の石仏を建立する。ウェーバー氏によると、石仏のサイズの精密な測定値なしでは全計画が失敗に終る。ウェーバー氏らは、豪グラーツ大学のロバート・コスカ教授が３０年前に測定したものを手に入れた。
石仏再建を目指し、ウェーバー氏らは www.new7wonders.org で募金を呼び掛けている。再建費用は２００万スイスフランは必要と見ており、各機関への財政援助も要請している。「大きな機関は社会の関心が高ければ寄付に応じるはずだ。すでに複数の会社から財政支援の申し出がある。」と、ウェーバー氏。
資金が集まったら、石仏再建チームはアフガニスタンの新政権からの公式招待が必要だ。これについては、ウェーバー氏は「ブラッハー氏はすでに多くのアフガン関係者らと話しており、彼等は石仏再建に意欲的だ。」と述べた。
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