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スイスの広告は何でもエーデルワイスの模様入りだ。だが実際に山でこのふわふわの白い花に出会うのは珍しくなった。
乾燥した冷たい空気と強い紫外線にさらされるアルプスの高原。そんな過酷な気候にエーデルワイスが耐えられるのは、花びら（正確には包葉）に付いている毛のおかげだ。エーデルワイスは古くから薬や化粧品として利用されてきた。またこの花は登山、軍隊、観光の分野でよく使われるシンボルでもある。
エーデルワイスはキク科ウスユキソウ属に分類される。ヒマラヤ山脈や中国、シベリアにも自生する。エーデルワイスは「高貴な白」という意味だが、ラテン語の学名「レオントポディウム・アルピヌム」は「ライオンの足」を意味し、むしろ無骨な感じがする。しかしこの花のファンの心ない採集のせいで、スイスでは絶滅の危機にまで追い込まれた。これを受け、１９７０年代以降、エーデルワイスはスイス全土で保護指定された。
アルプスの聖歌
ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」を見た人なら、カナダ人俳優クリストファー・プラマーが演じるゲオルク・フォン・トラップ大佐がギター片手にこの可憐な花の歌を歌うシーンが思い浮かぶだろう。
エーデルワイス エーデルワイス
やさしい花よ
けがれ知らぬ 清らかな花
白い雪の中に 永久（とわ）の命
エーデルワイス エーデルワイス
ふるさとの花インフォボックス終わり
トラップ大佐は実在の人物で、ナチス・ドイツ併合時代のオーストリアで生まれた（エーデルワイスはオーストリアの国花でもある）。映画では、彼の家族がヒトラー政権を逃れるためアルプスを越えてスイスへ亡命する様子が描かれている。実際は、「トラップ室内聖歌隊」として活躍していた彼らはコンサートのスケジュールを口実に、イタリア経由でスイスに入国。その後、米国のバーモント州に移住した。
開花時期：７月～８月
大きさ・高さ：５～３０センチ
生息地：海抜１７００～３４００メートルの高山帯の石灰岩地を好む
種の保全状況：生息地であるスイスの１５州で保護指定されている
（英語からの翻訳・シュミット一恵）