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江戸時代中期の１７０７年に発生した宝永地震（マグニチュード８・６）で、大坂市中の津波などの死者は２万１千人を超えたとする記録が残っていたことが９日、分かった。矢田俊文新潟大教授（中世災害史）が尾張徳川家に伝わる文書で確認した。有史で最大級の南海トラフ地震だが、被害実数が分かる史料は少なく、大坂の死者は数千～１万人、全国で計２万人との推計が通説だった。宝永地震の被害見直しを迫る史料となりそうだ。
共同通信