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サッカーのワールドカップ（W杯）が開幕を迎えた。アナリストたちはスイス代表が優勝する可能性は極めて低いと口を揃えるが、１９５４年以来となる準々決勝進出の夢は叶うだろうか？ブックメーカー、銀行、研究所がはじき出した確率をスイスインフォが評価する（ただし、賭けに負けても責任は負いません）。
まずは悪いニュースから。スイスの銀行大手UBSが計量経済学の予測ツールを用いて分析した試算他のサイトへによると、ヴラディミル・ペトコヴィッチ監督率いるスイス代表がロシア大会の優勝杯を手にする確率は１．８％で、全チーム中１０位だった。ちなみに１位はドイツ（２４．０％）、２位がブラジル（１９．８％）、３位がスペイン（１６．１％）だ。
試算は、過去５大会の成績と予選でのチームの強さや成績などの調整要素を加えた統計モデルに基づき算出した。
試算によると、スイスはグループステージを２位で通過し、トーナメント形式で行われるセカンドステージの初戦、ラウンド１６で敗退する可能性が最も高い（３９．６％）（ワールドカップの形式については囲み記事を参照）。準々決勝進出の確率は２２．９％、準決勝に進出する確率は１１．５％、準優勝の可能性は５％となっている。
ワールドカップの流れ
２０１８FIFAワールドカップ・ロシア大会で出場資格を得たのは３２チームで、４チームずつ八つのグループに分かれる。グループステージは総当り戦で行われ、勝ち点（勝利３点、引き分け１点、敗戦０点）の多い上位２チームがセカンドステージに進む。
スイスは１７日にブラジル、２２日にセルビア、２７日にコスタリカと対戦する。
セカンドステージは勝ち抜き戦。初戦のラウンド１６で勝てば準々決勝、準決勝、そして決勝に進む。
前回の２０１４年大会では、スイスはラウンド１６でアルゼンチンに１－０で敗れた。
UBSは、前回覇者のドイツが再び優勝杯を手にすると予想している。
サッカーの統計分析を専門とするスイス・ヌーシャテル州の「CIES Football Observatory」は、スイス代表の優勝の確率について同様の予測をしている。W杯出場選手の国内リーグ平均出場率と所属クラブの強さを元に算出したランキング「パワーインデックス他のサイトへ」によると、スイスは３２チーム中１０位だ。
このインデックスによれば、スイス代表の選手たちは多くの試合に出ているが、所属クラブの平均レベルによってスコアが引き下げられている。言い換えれば、試合慣れはしているが、世界トップレベルの相手との対戦経験が少ないということだ。
ラッキー？
スイス代表にとってより明るいニュースは、チューリヒに本部のある国際サッカー連盟（FIFA）のランキングだ。スイス代表は最新のFIFAランキングで６位に付けている。ただし、他のコメンテーターたちが指摘しているように、FIFAランキングは額面通りに受け取らない方がいい。親善試合を避けるスイスのようなチームが有利になるポイント制を用いているからだ。
最も信頼できるのは当てることに金銭的利害が絡むブックメーカーだ。残念ながら、ブックメーカーがスイスに寄せる期待は銀行や研究所よりも低い。
ブックメーカー比較サイトの「オッズチェッカー他のサイトへ」では現在、スイス優勝のオッズは平均１００―１（１フラン賭けてスイスが優勝すれば１００フラン返ってくる）。これはちょうど真ん中の１６位だ。このサイトでは、スイスのグループステージ突破さえ運次第だとしている。優勝候補の筆頭はブラジルとドイツで約４．５−１だ。
スイス代表はワールドカップ中に何回ゴールを決めるだろうか？スポーティング・インデックスは、３．７５〜４．２５回他のサイトへとみる。最初の得点までにかかる時間は９９〜１０５分、コーナー・キックの回数は１６．２５〜１７．２５回という。
スポーティング・インデックスの見立てによると、スイス代表はマナーの良いチームだ。イエローカード１枚を１０ポイント、レッドカード１枚を２５ポイントとすると、スイス代表は計６８〜７４ポイントにとどまると予想されている。
スイスにとっての安心材料は、すべての調査とブックメーカーがスイスを同じグループのライバル、セルビアより（大きな差はないにせよ）強いと考えていることだ。スイスがブラジルには負けるがコスタリカに勝つと仮定すると、スイス代表の夢は２２日のセルビア戦に委ねられることになる。
スイス代表はロシアでどこまで勝ち進むと思いますか？ご意見をお聞かせください。
（英語からの翻訳・西田英恵）, swissinfo.ch