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スイス大手銀行の「クレディ・スイス ( Credit Suisse ) 」は日曜紙「NZZアム・ゾンターク ( NZZ am Sonntag ) 」紙上で、無価値となった「リーマン・ブラザーズ ( Lehman Brothers ) 」の証券を総額およそ1億フラン ( 約77億円 ) で顧客から買い戻すと発表した。このコンテンツは 2009/01/26 09:32
これらの顧客はクレディ・スイスの勧めでリーマン・ブラザーズの株を購入していた。同銀行のプライベートバンク部門を統括するヴァルター・ベルヒトルト氏によると、リーマン・ブラザーズ倒産の影響を受けたのは全顧客の0.3%に過ぎないというが、日曜紙「ゾンタークス・ツァイトゥング ( SonntagsZeitung ) 」によると、その被害者は2000人を数えるという。
マドフ事件でも損失
ベルヒルト氏はさらに、リーマン・ブラザーズとの協力体制は2008年3月に終わったと述べた。それ以前、同社は金融商品の提供者としては最高だったという。
クレディ・スイスがこれまで損害の補償を行ったのは、昨年8月末までに50万フラン ( 約3800万円 ) 以下の金額をクレディ・スイスの口座に預金しており、少なくとも投資金額全体の半分を資本金の保証が行われていたリーマン商品に投資した顧客のみ。これを不満とする顧客数百人が「保護共同体」を結成し、国に訴えていた。
クレディ・スイスの顧客は、アメリカのナスダックのバーナード・マドフ元会長の事件でも総額10億フラン ( 約770億円 ) の被害を被った。この件ではしかし、クレディ・スイスはその購入を熱心に勧めたわけではないと主張している。
UBSのボーナス
一方、公的資金の注入を受け入れたスイス最大銀行のUBSは、2008年を赤字で終えたにもかかわらず、ゾンタークス・ツァイトング紙によると行員に総額およそ20億フラン ( 約1500億円 ) のボーナスを支給する。連邦金融市場監視機関はすでにこれを承認したという。
しかし、同銀行のトップマネージャーは、下級行員よりも大幅な減額を恐れることになりそうだ。出世の階段を高く登っている行員ほど削減の割合が大きくなるからだ。
UBSは2008年分のボーナスの総額については口を閉ざしているが、ゾンタークス・ツァイトゥングの調べでは20億フラン、もともとは30億フラン ( 約2300億円 ) が予定されていたという。
UBS広報官のアンドレアス・ケルン氏は、金融監督当局 ( FINMA ) が今回のボーナス支給を承認したことを認めている。また、当局の広報官アラン・ビヒセル氏も、ゾンタークス・ツァイトゥング紙と「ゾンタークス・ブリック ( SonntagsBlick ) 」紙に対し、ボーナスは大幅に減額されたと語った。
swissinfo、外電
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