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連邦外務省 ( EDA/DFAE ) は1月22日夜、北西アフリカのマリで、スイス人2人が誘拐されたと発表した。このほかにドイツ人1人も誘拐されたもようだ。
外務省の広報担当官ラルス・クヌヒェル氏は「誘拐事件の知らせを受け、当局および家族と密な連絡を取っているところだ」と説明した。現在、事態の解明を行っているところであり、これ以外に伝えられることはないという。
車を襲撃
一方、ドイツ外務省は
「外務省とバマコ ( Bamako ) にあるドイツ大使館は、1月22日昼、マリでドイツ人1人が行方不明になったという報告を受け、その調査を行っている。事態の解明を急いでいる」
と発表したが、やはりそれ以外の背景などについては伝えられないという。
ドイツのインターネットマガジン「シュピーゲル・オンライン ( Spiegel Online ) 」の報道によると、このドイツ人の女性は、スイスの夫婦1組ともう1人のヨーロッパ人の男性とともに誘拐されたもようだが、外務省広報官の確認は得られていない。シュピーゲル・オンラインはさらに、この日の昼、ヨーロッパの観光客が乗った2台の車がマリとニジェールの国境地域で襲われたことをマリの公安当局が発表したと伝えている。うち1台は砂漠の中へ逃げ込むことができたが、ドイツ人が乗っていた残りの1台は停車させられ、観光客が誘拐されたということだ。
フィリピンでも誘拐事件
スイス人の絡む誘拐事件はフィリピンでも発生しており、1月15日、ホロ島 ( Jolo ) でスイス人、イタリア人、フィリピン人の赤十字の職員3人が誘拐された。ホロ島は、首都マニラから1000キロメートル南下したところにある。
フィリピン軍は、3人を誘拐したのはイスラム原理主義過激派「アブサヤフ」だと見ている。アブサヤフはこれまでにも、大がかりな誘拐と身代金の要求で世間を騒がせたことが何度かある。
赤十字国際委員会 ( IKRK ) の広報官によると、同委員会は16日以降、誘拐された3人と毎日電話で連絡を取っていた。だが、20日以降は連絡が取れなくなったという。犯人はフィリピン軍が行っている捜査の中止を要求しているが、軍はこの要求を受け入れず捜査を続けている。
swissinfo、外電