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近年スイスの湖の水質は向上した。が、昨年の漁獲量は過去１０年間の平均漁獲量の１０％減となったことが判明した。魚が減少したのは、湖水中の小魚類の餌となる藻類が減少しているのが原因だが、藻が減少したのは、湖水の汚染が少なすぎることによるという。このコンテンツは 2001/08/10 10:17
スイス環境局によると、昨年の漁獲量は１、７００トンで、過去１０年間の平均より１０％少なかった。また、漁業就労者達の収入も８０年代と比べて３分の１に減少していることが明らかになった。この数値は環境局がスイスの主な湖１５湖の漁獲量を調査した結果で、漁獲量が最大だったのはビール湖で湖表面積１ヘクタール当たり３３kg、ヌーシャテル湖、トゥーン湖の漁獲量も全国平均を上回った。
エーリッヒ・シュトーブ環境局漁業部長によると、湖の魚の減少は、藻の成長を促す湖水中のリン酸塩が減少したことにより、淡水魚の餌となる藻が減少したことが原因だ。この湖水中のリン酸塩減少が引き起こされたのは、７０年代に導入された河川汚染防止の厳格な環境保護法による。「１５年前、河川汚染防止規制にそうため各洗剤メーカーは家庭用洗剤のリン酸塩含有量をカットしたことにより、湖水中の化学物質は著しく減少した。が、これは一方で湖水中の栄養素が減少したことになり、魚の減少につながってしまった。」とシュトーブ氏は言う。が、環境局は、一時的な魚の減少はあるものの、近い将来再度増加傾向に転ずると見ている。ローチ、テンチ（いずれも欧州産のコイ科の魚）はますます減少しているが、他の魚はまた増えてきそうな兆しがあるという。
湖水の魚の減少について、スイス漁業組合のフリッツ・フリガー副総裁も水質の高すぎることが原因だとし、「連中は我々の湖をきれいにしすぎた。湖水から全ての物質を攫い出す必要はなかったのだ。」と述べた。が、シュトーブ氏は、河川汚染防止法を緩和する意思は全く無いという。「エコロジーの視点からして、河川汚染管理を緩和するはけにはいかない。漁業関係者らも、汚染を望んではいない。」。
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