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イタリア語圏スイスのティチーノ州にある石造りの小屋9軒が ―改装費は買い手持ちという条件で― それぞれ1フラン（約110円）で売りに出されている。これは同州ガンバローニョ市によるシアガ山岳地域の復興開発事業だ。
この地方特有の石造りの建物は、谷の反対側にあるモンティ・ディ・シアガとインデミニの歴史地区を形作っている。遠くから見れば、よく手入れされた牧草地のおかげでモンティ・ディ・シアガは打ち捨てられた土地のようには見えない。しかし、ひとたびジオーナ川を渡り、起伏の多い道を登ると、家がところどころ荒廃していることに気付く。
そのため、この伝統的な集落の価値をいかに高めるかを念頭に復興開発事業は進められてきた。
一部の建物は、ガンバローニョ市の費用で山小屋に改装し、ターマロ山やレマ山にマウンテンバイクで向かう人や登山者を呼び寄せるねらいだ。
別の9軒の小屋は、適切なスタイルに妥当な期間で改装するという条件の下、1フランという象徴的な価格で個人に売却する予定が立てられた。
興味のある買い手向けに小屋の物件状況等を確認できる報告書も用意した。ティチーノ州の日刊紙ラ・レジオーネに最初の公告が掲載されたのを皮切りに州外でも取り上げられ、見学希望の問い合わせがすでに多く寄せられている。
ただ、まだ1軒も売却には至っていない。小屋9軒の個人への売却許可などを求めるガンバローニョ市長の声明他のサイトへは委員会の監査を受け、今秋、市議会で票決される必要があるからだ。
ケーブルカーも夢ではない？
9人の買い手、あるいは9軒をひとまとめにして買い上げる1財団を見つけることは簡単ではないが、不可能ではない。モンティ・ディ・シアガからはヴェッダスカ渓谷からマッジョーレ湖まで一望することができる。また、水道も通っている。
1999年のクリーンアップ・キャンペーンによって、低木や茂みに覆われていた15ヘクタールを超える土地が整備された。それ以来、ボランティアによる年1回の手入れが続けられている。
2002年にインデミニの村議会によって却下された前回の計画と比べると、チーズ小屋は無いものの、モンティ・ディ・シアガの農業を再活性化する内容も盛り込まれている。
モンティ・ディ・シアガが復興すれば、インデミニまでケーブルカーを架ける計画も夢ではないかもしれない。
（英語からの翻訳・江藤真理）, swissinfo.ch