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◆コロサイ人への手紙１章６節～１２節
1:6 この福音は、あなたがたが神の恵みを聞き、それをほんとうに理解したとき以来、あなたがたの間でも見られるとおりの勢いをもって、世界中で、実を結び広がり続けています。福音はそのようにしてあなたがたに届いたのです。
1:7 これはあなたがたが私たちと同じしもべである愛するエパフラスから学んだとおりのものです。彼は私たちに代わって仕えている忠実な、キリストの仕え人であって、
1:8 私たちに、御霊によるあなたがたの愛を知らせてくれました。
1:9 こういうわけで、私たちはそのことを聞いた日から、絶えずあなたがたのために祈り求めています。どうか、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころに関する真の知識に満たされますように。
1:10 また、主にかなった歩みをして、あらゆる点で主に喜ばれ、あらゆる善行のうちに実を結び、神を知る知識を増し加えられますように。
1:11 また、神の栄光ある権能に従い、あらゆる力をもって強くされて、忍耐と寛容を尽くし、
1:12 また、光の中にある、聖徒の相続分にあずかる資格を私たちに与えてくださった父なる神に、喜びをもって感謝をささげることができますように。
◎背景
この手紙を読むと、「祭儀主義」「律法主義」「禁欲主義」「神秘主義」などの様々な教えがコロサイの教会を混乱させ「福音の恵み」から引き離してい たことが分かります。パウロはコロサイの教会の信徒たちにこれらの誤った教えから離れ、教会の頭であるキリストにつながり「神の恵み」に立ち帰るようにと 厳しく語っています。一章の前半にパウロの祈りが書かれていますが、ここから、「恵みの福音」について学びましょう。
Ⅰ．恵みの福音
キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。（コロサイ３：１５）
１．恵みの理解
恵みとは報酬ではなく贈り物です。それも、まったくふさわしくない者、受けるに値しない者に対して一方的に与えられる非常に高価な贈り物です。
２．福音の中心メッセージ
福音の中心メッセージは「神の恵み」です。キリストの贖いによって与えられる「神の恵み」を知った（理解した、悟った）時に福音が広がっていくと聖書は教えています。この「神の恵み」とはキリストの尊い犠牲の通して信じる者に無償で与えられる永遠のいのちです。
３．福音の力（影響力）
福音の力（影響力）は「神の恵み」を理解する時に解放されます。私たちが具体的に、個人的に「神の恵み」を知る（体験的に理解する）ときに、私たちを通して福音の力が解放されていきます。別な言い方をすれば、「神の恵み」を知った人々を通して福音は広がっていくのです。
Ⅱ．パウロの祈り
１．神の御心を知る者となるように
どうか、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころに関する真の知識に満たされますように。（コロサイ１：９）
◎聖書の教える「真の知識」とはイエス・キリストを知ることであり、イエス・キリストを通して与えられる「神の恵み」を理解することです。
２．実を結ぶ者となるように
また、主にかなった歩みをして、あらゆる点で主に喜ばれ、あらゆる善行のうちに実を結び、神を知る知識を増し加えられますように。（コロサイ１：１０）
◎「主に喜ばれる歩み」「良い行い」とは
宗教的な儀式を守ること、律法の要求に答えようとすること、あるいは神秘的な体験を追及することによって神さまを喜ばせることは決してできません。 これらはみなコロサイの教会の人々が行っていたことです。パウロは、そのような彼らに「頭であるキリスト」に立ち帰り、「福音の恵み」に生きることを強く すすめています。なぜなら、神さまに喜ばれる歩みとはキリストを知り、自分の罪を認め、福音の恵みの中に生きることによってしか始まらないからです。聖書 の教える「良い行ない（善行）」とは、「私たち自身の良い行いではありません。「神の作品」である私たちのために「神さまがあらかじそなえられた良い行な い」なのです。
私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行ないに歩むように、その良い行ないをもあらかじめ備えてくださったのです。（エペソ２：１０）
３．感謝をささげる者となるように
神の栄光ある権能（POWER）に従い、あらゆる力（STRENGTH, MIGHT）をもって強く(STRONG)されて、忍耐と寛容を尽くし、また、光の中にある、聖徒の相続分にあずかる資格を私たちに与えてくださった父な る神に、喜びをもって感謝をささげることができますように。（コロサイ１：１１、１２）
①神の栄光の力
神さまはご自身の無尽蔵の力、無から有を生み出す創造的な力によって、困難の満ちた地上に置かれ ているご自分の民（私たち）を強めてくださるお方です。
②天に希望を置く信仰
聖書は私たち（クリスチャン）が地上を旅する旅人であると語っています。旅人である私たちにとって、「どこに向かって旅をしているのか」を知ることは大切なことです。なぜならそこに神さまが備えられた全ての祝福があり、私たちの最終的な希望が置かれているからです。
③父なる神を見上げる信仰
しかし、私たちにとって、それ以上に大切なことは、一方的な恵みによってそれらすべての祝福を備えてくださった愛に満ちた父なる神を見上げ感謝に満ちた生活を送ることです。子供たちにとって、素晴らしいプレゼントと、それを与えてくれるお父さんとどちらが大切でしょうか。
◎私たちが宣べ伝えるのは・・・
私たちが宣べ伝えるのは、“祝福”ではなく・・・・・すべての祝福の源であるキリストです。
私たちが宣べ伝えるのは、“奇跡”ではなく・・・・・奇跡を起こされるキリストです。
私たちが宣べ伝えるのは、“問題の解決”ではなく・・助け主なるキリストです。
私たちが宣べ伝えるのは、“癒し”ではなく・・・・・癒し主なるキリストです