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ミシェリン・カルミ・レ外相は4月1日、ベルリンでドイツのフランク・ヴァルター・シュタインマイヤー外相と会見し、その後、両国間で数週間にわたって続いていた「ぎくしゃくした関係」を終わらせたいと発表した。
シュタインマイヤー外相は会見後、記者会見の席で「両国はこれからも緊密な関係を保っていくつもりだ」と強調した。目標はこれまで通り、税金に関する不正行為を抑えることだ。
二重課税協定を早急に改正
シュタインマイヤー外相はさらに
「スイス連邦政府は、税金関連での情報開示について『経済協力開発機構 ( OECD ) 』のスタンダードを満たす意向を明らかにした。このことは非常に大切な政治的シグナルだ。早急に実行に移してもらいたい」
と述べた。
一方のカルミ・レ外相も、スイスは連邦政府の決定を迅速かつ真剣に実行に移すことを保証した。そして
「スイスは口に出したことはきちんと実現する。だが、厳しくなったこの指針は、スイス以外の国の金融界でも実行に移されなければならない」
と語った。
シュタインマイヤー外相は、スイスとドイツの間で結ばれている現行の二重課税協定をできるだけ早く改正しなければならないと話したが、その時期についてはまだ定められていない。
「スイスはまず、日本およびアメリカとの協定締結に取り組むつもりだ。この両国からはすでに交渉の要請があったからだ」
とカルミ・レ外相は説明する。ドイツからの要請はまだない。
「スイスは租税回避地ではない」
カルミ・レ外相はまた
「スイスは租税回避地ではないし、ブラックリストに載るべき国でもない。スイスは協力的な国だ」
と、スイスが租税回避地 ( タックスヘイブン ) と呼ばれることについて納得できない態度を示した。
スイスとドイツの関係はこの数週間、ドイツのペール・シュタインブリュック財務相の発言が原因で冷え込んでいた。シュタインブリュック財務相は複数回にわたって、スイスの税制を激しい言葉で批判した。
ベルリンで、カルミ・レ外相はこれについて
「二重課税協定は、スイスでは任意のレファレンダムにかけられるため、シュタインブリュック氏の発言はまったく非建設的だ。そんな発言をしたら、多数の国民の支持を得ることは困難になる」
と発言した。
swissinfo、外電