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スイス連邦政府は２０１８年１月から軍の見直し計画を実施する。兵士の数を１０万人に減らし、兵役の訓練を３週間短縮する。
２０１６年の議会の決定を受けたもので、質の高い部隊を迅速に配備できるようにするのが目的。計画では、兵士の数を従来の１４万人から１０万人に減らし、有事の際には１０日以内に３万５千人の部隊を動員できる体制を整える。
さらに、兵役の訓練は原則として２１週間から１８週間に短縮し、その後の６回の補習訓練は３週間ずつとする。国民皆兵のスイスでは、一部の例外を除き全ての成人男性に兵役を義務付けている。女性は志願制。
兵士の勤務日数は年間２６０日から２４５日に減らす。また空軍の飛行場３カ所、訓練施設７カ所、射撃場など複数の施設を閉鎖する。
長期化した議論
左派政党は当初、さらに踏み込んだ人員削減を提案していた。下院の国民議会は軍の予算案を巡り紛糾、軍改革が結果的に２０１８年にずれ込む形となった。
フィリッペ・レボール軍最高司令官は１７年４月、軍の予算は５０億フランでは足りないと発言。報道陣に対し、戦車や大砲など装備の老朽化が進んでいるため、議会が承認した予算では軍を維持していくのが難しいなどと述べた。
また、同氏は有事への備えについても懸念を示した。スイスは緊急事態が発生した場合、８日以内に完全装備の兵士８千人、また１０日以内に３万５千人の動員ができる体制を整えておかなければならない。ただその体制を維持するには毎年１万８千人の新規兵士が必要で、２０１６年はかろうじてその数を満たしたという。
（英語からの翻訳・宇田薫）