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今やジャズ・フェスティバル抜きでレマン湖畔の町モントルーを語ることはできない。それもそのはずだ。世界的に名の知れたスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルは今年で５０周年を迎える。それを記念して６月に出版された写真集他のサイトへ「50 SUMMERS OF MUSIC（５０の音楽の夏）」ではこれまでの歴史がつづられている。
半世紀にわたり開催されてきたコンサートが残した写真、映像、録音テープの量は膨大だ。出版された本の数も計り知れない。これらの資料をもとに同写真集では、音楽ジャーナリストのアルナウド・ロベルトさんによって、約６０人のスター達が経験したフェスティバルの様子が写し出されている。同写真集に収められた１７５枚の写真の多くが未公開のものだ。
今では世界的に名の知れたモントルーのジャズ・フェスティバルは１９６７年の夏、当時は料理人で観光プロモーターだったジャズ愛好家、クロード・ノブスの手によって生まれた。
大勢の若い来場者を集める一般向けの音楽フェスティバルは他にも山ほどあるが、音楽史のなかでモントルーの右に出るイベントはない。開催費用も２８００万フラン（約２９億５千万円）と今では莫大だ。
モントルーでは絶対に見逃せない歴史的な瞬間に立ち会うことができる。例えばプリンスとサードアイガールがステージに上がった３年前の夏がそうだ。その時は誰もが踊らずにはいられないほど会場が沸いた。マイルス・デイビス、アレサ・フランクリン、Ｂ・Ｂ・キング、ニーナ・シモンスターを始めとする大スター達にとってもモントルーは創造的で無類のステージだった。
今年のモントルーも期待を裏切らない。出演者にはヴァン・モリソン、二―ル・ヤング、パティ・スミス、ＰＪハーヴェイ、ＺＺトップ、ディープ・パープルなどが名を連ねる。ちなみにディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は、７１年、モントルーで行われたフランク・ザッパのコンサート中に会場のカジノで火災が発生したときの様子を曲にしたものだ。
（文・swissinfo.ch 翻訳・説田英香）