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スイスのカトリック教会は、法律家、心理学者、神父で構成する聖職者の性犯罪対策委員会の設置を発表した。委員会は、聖職者による児童の性的虐待の予防や犯行があった際の対処などにおいて司教をサポートする。このコンテンツは 2002/03/26 10:21
ローマ法王ヨハネ＝パウロ２世は３月２１日、長年の沈黙を破り世界各地でカトリックの聖職者が犯した性犯罪について告発した。スイスでは、ザンクト＝ガレン州ワレンシュタットの６３才の神父が複数の子供達に性的ないたずらをしたと訴えられ辞職した。が、マーク・アーレン・スイス・カトリック教会スポークスマンは、教会は数カ月前に委員会の設置を決定しており、ザンクト＝ガレン事件を受けての対応ではないと次のように述べた。「法律家、心理学者などで構成する委員会は、聖職者による性犯罪が起きた場合、どのように対処するか、どのような手順を踏むか、どのような犯罪予防措置を取ったらよいかなど司教にアドバイスする。そして、司教達に児童の性的虐待問題に真剣に取り組むよう指導する。」。
アーレン氏は、現在スイスの聖職者達の間で児童虐待が実際に頻発しているという証拠はなく、「魔女狩り」に進んではいけないと警告する。「児童虐待に対する認識がなかった過去にはそのような事件も起きたかもしれないが、現在の社会情勢からもスイスではそのような事件は今後は起きないと私自身は確信している。」とアーレン氏は述べた。また、カトリック教会は、聖職者の性犯罪はその独身生活に根ざしているとの批判に対し、妻帯者の方が聖職者よりも性犯罪を犯すケースは多いと否定した。
スイス児童保護協会のフランツ・ジーグラー事務局長は、スイスでは児童の性的虐待はまだタブー視されているため、事態がどこまで深刻なのか明言できないという。が、協会への報告が増えていることは事実だ。そして、事件は教会だけで起きているわけではなく、学校、スポーツクラブ、ボーイスカウトやガールスカウトなど子供が大人の管理下にある所ではどこでも児童虐待の危険があるという。ジーグラー氏は、教会が性的虐待を隠さず透明に扱うよう主導的役割を果たしてほしいと期待する。「教会が断固とした明白な立場で児童の性的虐待に取り組み、一切の寛容さを示さないことが大切だ。もしも聖職者が児童に対する性犯罪を犯した場合は教会から破門すると明言して欲しい。」。
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