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外国人にとっての天国とは、安全レベルはスイス並み、レジャーの選択肢は南アフリカ並み、教師はフィンランド人、隣人はメキシコ人。逆に外国人にとっての地獄とは、安全レベルは南アフリカ並み、レジャーの選択肢はフィンランド並み、教師はメキシコ人、隣人はスイス人だ。
これは「世界最大の外国人ネットワーク」と称するインターネーションズ（InterNations他のサイトへ）が６日に発表した、外国人が住みたい国の人気ランキング「エクスパット・インサイダー」２０１７年版によるものだ（公平のために言及するが、上記の国々はこのランキングの各カテゴリーでの１位と最下位であり、絶対的に１位または最下位だというわけではない）。
外国人の住みたい国ランキング、２０１７年のトップと最下位は？
外国人が選ぶ今年の住みたい国ランキングの１位はバーレーン。次いでコスタリカ、メキシコ、台湾、ポルトガル、ニュージーランド、マルタ、コロンビア、シンガポール、スペイン（１０位）。
下位はトルコ（５５位）、インド、カタール、ウクライナ、イタリア、サウジアラビア、ブラジル、ナイジェリア、クウェート、ギリシャ（６５位）。
ちなみにドイツは２３位、フランスは３８位、米国は４３位、英国は５４位だった。インフォボックス終わり
このランキングが初めて発表されたのは１４年。その年の総合ランキングでスイスは４位だった。その後１４位、３１位と順位を下げたが、今年は２７位にとどまった。しかし他社のランキングでスイスが度々「最も住みやすい国」の１位に選ばれている他のサイトへことを考えると、この結果は驚きに値する。
「私たちの安全・セキュリティ指数でスイスは１位だ」と、インターネーションズの創設者で共同経営者のドイツ人マルテ・ゼーック氏は語る。同氏によれば、この指数には人々が身の安全についてどう感じ、スイスがどれほど平和で政治的に安定していると思うかといった要素も含まれる。
スイスは雇用が非常に安定していると考えられており、外国人が働きやすい国部門でも上位に入った（スイスは雇用の安定指数で３位）。またヨーロッパの中心部にあるという面が高く評価されたほか、輸送インフラのスコアも特に高かった。
問題は、定住しやすいか、地元民から歓迎されていると感じられるか、友人が作りやすいかだ。「この面ではスイスの順位は非常に低い」とゼーック氏。「今年の順位は全６５カ国中６１位。過去４年間はずっと下位１０カ国の中に入っている」
他人と交わろうとしないスイス人
スイスに住む外国人がスイス人について肯定的な意見を言うことはあまりない。外国人がスイス人に抱く印象は「打ち解けにくい」（７８％）、「よそよそしい」（５７％）、「伝統を重んじる」（６４％）、「あまり活動的でない」（５４％）となっている。
現地の人と友達になりにくいと感じている外国人の割合は約１０人に７人（６８％）で、その割合は世界平均よりも３０％高い。「この点でスイスは最下位のデンマーク、スウェーデンに次いでワースト３位だ」とゼーック氏は指摘する。
地元民が全般的に親切だと答えた外国人は半数（５０％）だけで、世界平均よりも２０％低い。ある米国人回答者によると「スイスには他人に遠慮する文化がある。スイス人は親切ではあるが、他人と友達になろうとはしない」。
この点はゼーック氏自身もザンクト・ガレン大学で経済学を学んでいたときに実感した。「スイス人とはなかなか友達になれない。なぜなら彼らは自分たちの輪の中に留まっているからだ。この傾向は都会で強く、外国人には地元民と友達になって人脈を広げることが難しい」
また「ザンクト・ガレンのスイス人学生は基本的に地元の友達に会うために毎週末実家に帰っていた。大学で外国人学生とつるむ人はほとんどいなかった」と同氏は付け加える。
言葉に苦労
さらなる問題は言語だ。現地の言語を少なくとも流暢に話せる外国人は１０人中６人（６１％）おり、そのうち１１％は現地の言語を母語としている。それにもかかわらず、現地で話される言葉が方言のために苦労している外国人は多い。
現地の言語が学びやすいと考える外国人はたった２２％（世界平均は３３％）。ある米国人回答者はこう話す。「彼らが話すスイスドイツ語は標準ドイツ語とかなり違う。そのため標準ドイツ語が母語の人でも、彼らの言っていることはなかなか理解できない」
これにはゼーック氏も同調する。「スイスに暮らすドイツ人は（地元民から）多少距離を置かれていると私は感じていた。それは言葉に関係していたかもしれない。地元民にとって標準ドイツ語を話すことは割と勇気がいることだからだ。標準ドイツ語は彼らの方言とは全く違う言語なのだ」
スイス人が外国人にあまり心を開かないため、外国人の過半数（５２％）は主に他の外国人と友人関係を結んでいる。外国人同士の交流を促すインターネーションズにとっては好ましい状況かもしれない。
実際、チューリッヒ、ジュネーブ、ベルン、バーゼル、ザンクト・ガレン、ツークなどの都市には、インターネーションズのコミュニティーが多いとゼーック氏は言う。「コミュニティーの約７割が外国人。残りの３割は国際交流に関心が高く、英語が話せ、コミュニティーで外国人に接触することに意欲的な地元民だ。こうした地元民には海外在住経験がある人や、国外移住を計画している人たちもいる」
高い賃金、高いコスト
しかしスイスは外国人に閉鎖的で外食の費用が高いというマイナスな面ばかりではない。スイスに暮らす外国人はスイス経済を高く評価しており、この点に関し否定的な意見を言う人は１％だけだった（世界平均２５％）。そしてスイス経済を非常に良いと答えた人は５８％にも上った。
スイスで就労中の外国人の４分の３以上（７７％）は、母国で稼ぐよりも高い給料を得ており、４４％は母国の給料をかなり上回っている。
数字がこれを裏付けしている。外国人の５７％には１０万ドル（約１１００万円）を超える世帯年収があり（世界平均２１％）、１４％は２０万ドルかそれ以上だ（世界平均５％）。
しかし、良い面もあれば悪い面もある。スイスは生活費の指数においてワースト２位で、外国人の約４分の３（７３％）が生活費をマイナスに評価した。
「高収入を考慮に入れても生活費は非常に高い」と、あるハンガリー人回答者は不満を漏らす。外国人の大半は家賃（６７％）、医療費（５０％）、保育費（子どもを持つ回答者の７１％）の負担もマイナスに評価した。
ところがそれほどの高コストにもかかわらず、外国人のほぼ１０人に７人（６９％）がスイスでの財政状況におおむね満足しており、７８％は支出を補うのに十分または余るほどの資金があると回答。そうした理由から、スイスは個人財務部門で２６位だった。
世界的に先行きが不安定なこの時代、さらなる安全・安心を求めるならスイスが良いかもしれない。スイスは人口に占める外国人の割合（２５％）が世界的に高いにもかかわらず、回答者の９７％は安全と評価している（世界平均７９％）。
スイスは今年の調査で「身の安全」指数が特に上がり、３位になった（１６年は上位１０カ国に入らなかった）。あるケニア人は「私の子どもは複数の言語を習得しながら安全に育っていける。なんて素晴らしいことだろう」とスイスでの暮らしを賞賛した。
エクスパット・インサイダー
２０１７年版「エクスパット・インサイダー（Expat Insider）」は、インターネーションズが２月２０日から３月８日にかけてインターネット上で調査を行った。
対象者は駐在員（国外に派遣された企業社員のことで、エクスパットの典型的な意味）、様々な理由から外国で生活・仕事をしている人、インターネーションズのネットワークのメンバー、その他一般の外国人。回答者は１８８の国や地域に暮らす１万２５１９人。出身国は１６６カ国にわたる。
総合ランキングは五つの部門（生活の質、居住のしやすさ、外国人にとっての働きやすさ、家族生活、個人財務）を総合評価したもので、各部門の中にもいくつかのサブカテゴリーがある。
回答者の５６％は女性、６５％にはパートナーがおり、７４％には外国で扶養義務のある子どもがおらず、８３％は大学の学位保持者。平均年齢は４３．５歳。インフォボックス終わり
あなたはこのランキングをどう思いますか？スイスに暮らす外国人としてどのような経験をしたことがありますか？
（英語からの翻訳・鹿島田芙美）