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Sエアグループがスイス航空を売却するという噂が飛び交う中、２２日Sエアグループの役員会が開かれる。
Sエアグループがスイス航空を売却するという噂が飛び交う中、２２日Sエアグループの役員会が開かれる。
スイス航空売却の噂は、Sエアグループが航空産業の過当競争と原油価格急騰のあおりを受けた減益のばん回を模索しているなかで広まった。スイス航空は、最大手航空会社間の大規模提携の圧力にさらされている。Sエアグループは、スイス航空を英国航空かルフトハンザに売却するという噂を否定したが、戦略の不明確さから同社株は暴落した。
Sエアグループのベアトリス・チャンツ広報部長は、タブロイド紙「ブリック」が報じたスイス航空売却は事実無根だと否定、「スイス航空はグループの中核で、収益は下がったものの２億スイスフランの利益の見込みだ。」と語った。
クレディ・スイスのルーカス・ミュレマン議長らSエアグループ役員会は、スイス航空売却を主張し圧力をかけている。アナリストの中には、Sエアグループは欧州以外の航空会社と合併するのではないかと見ている。ジャーナリストのマルクス・ギスラー氏は「スイス航空はアメリカン航空との合併を考えているのではないか。英国航空やルフトハンザに売却されたら、スイス航空は欧州の下級パートナーになってしまう。アメリカン航空はスイス航空とすでに業務提携しており、現在アリタリアとも交渉中だ。スイス航空、アリタリアとの連携は、アメリカン航空にとって狙い通りの欧州での基盤固めになる。」と分析する。
Sエアグループのスイス航空株式売却は、最大でも４０％までになると思われる。今までSエアグループは、TAPポルトガル航空、ベルギーのサベナ航空など小規模の航空会社の株式を取得することでスイス航空の独立を保って来た。この戦略立案者は、Sエアグループ役員フィリップ・ブルギッサー氏だ。ギスラー氏は、この戦略は予想以上に困難だったという。ブルギッサー氏は、ホテル、外食、航空機整備など関連業務を設立する一方で、スイス航空を大規模国際連携から距離を保とうとしていた。が、サベナ航空の損失と仏の航空会社３部門の再編コストは、マージンを損なう結果となった。ギスラー氏は、ブルギッサー氏も今ではミュレマン氏らに同調し、スイス航空は自力で生き残れないと考えを変えたはずだという。