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有名なエイプリルフール映像の一つとして知られているスイスでのスパゲッティ収穫。この映像の生みの親の一人、スイス観光局広報部長アルベルト・クンツさんにその誕生の瞬間について話を聞いた。
１９５７年４月１日、英国放送協会BBCはエイプリルフールにちなみ、テレビ番組「パノラマ」内で、スイス南部のイタリア語圏ティチーノ州で「スパゲッティが大豊作」と偽の報道を行った。映像では、ルガーノに住む農家が「スパゲッティの木」からスパゲッティを収穫する様子が紹介されている。
ナレーションを担当したのは、著名アナウンサーのリチャード・ディンブルビー氏。例年に比べて暖冬で、害虫の影響がなかったために今年は大収穫だったと真面目に報道した。
当時、イギリスで８００万人がこの映像を見ていたとされており、放送直後には自宅でスパゲッティの木を育てる方法を問い合わせる電話が数百本あったという。視聴者からの問い合わせに対してBBCは「パスタを１本、トマトソースの中に挿し、あとは育ってくれるよう願うだけだ」と答えたそうだ。
この映像は、BBCの映画プロデューサー、チャールズ・デ・イエーガーさんとロンドンのスイス観光局広報部長アルベルト・クンツさんのアイデアで生まれた。エイプリルフール用の映像をスイスで撮影することが決まり、そのアイデアを求めてイエーガーさんがクンツさんを訪ねたのが始まりだった。その日、イタリアンレストランで昼食にスパゲティボロネーゼを注文した２人。「その時に、スパゲッティを収穫する話にしようと思いついた」と、今はスイス・シュヴィーツ州プフェッフィコンで暮らすクンツさん（９３歳）は話す。
この映像は今日に至るまで最も有名なエイプリルフール映像の一つとして知られている。また、テレビで最初にエイプリルフール映像を放送したのは同番組だとも言われている。
（英語からの翻訳・説田英香）