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目を閉じてスイスについて考えたとき、まぶたに浮かぶのは何色だろうか。雪の白、ポストバスの黄色、それともゼラニウムの赤だろうか。カレン・イヒタースさんとハディ・バルカートさんが新しく出版した書籍には、ありとあらゆる色が見られる。
芸術作品でもありユニークなポートレートでもある「赤と白の間」は、スイスの色を発見する旅への案内状だ。
バルカートさんは「このプロジェクトで、スイスの定番となっているイメージを超えた表現をしたかった」と言う。
「この５年間はアメリカとスイス、そしてデンマークとスイスを行ったり来たりの日々だった。そのおかげで見慣れたものを新鮮な目で眺めることができたし、小さなことも面白いと思うようになった」
イヒタースさんも、スイスのグラフィック伝統を自分の感覚の中にうまく取り入れられたことを誇りに思うと言う。
「（スイスのグラフィック伝統が）私の作品やグラフィックアーティストの各世代に影響を与えていることは確か。私の絵がシンプルなのは、リノリウム板を彫っていたことや、ネイティブアート、日本芸術、ポピュラーアートなどの影響を受けてのことだ」