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スイスでは約千人の子供たちが通常の学校には通わず、自宅で教育を受ける「ホームスクーリング」の下にある。そのような子供の約6割が集まるスイス西部ヴォー州では、親が自宅で子供を教える場合の規制を強化しようとする動きがある。ヴォー州でホームスクーリングを行うバイト一家を訪ねた。
スイスの教育制度は州ごとに異なる。近年、教育制度の全国的な統一を図ろうとする動きはあるものの、まだまだばらつきがあるのが現状だ。ヴォー州でホームスクーリングを受ける子供の場合は、現行法の下でも定期的に算数やフランス語（またはドイツ語）のテストに合格しなければならない。そして監査官が少なくとも年に1回は家庭を訪問し、子供たちの学力が基準を満たしているかを確認している。
ヴォー州では最近、教育法の見直しに関連して、ホームスクーリングを行う親に教育資格の保有を義務付けるべきだとの提案があった。ヴォー州政府の広報官、ジュリアン・シェクターさんは、「法改正によって、十分な基礎教育の実施を確保する形でホームスクーリングは行われなければならないという枠組みが規定されることになる」と説明した。ヴォー州のホームスクーリングに関する法改正の詳細は、今夏までに明らかになる見込みだ。
ホームスクーリングを実践するバイド一家を訪問
ヴォー州エシャランに住むバイド夫妻は、現在、4人の子供のうち3人を自宅で教えている。長男にもホームスクーリングを行ったが、既に教育を終えた。夫のジョンさんは特別支援教育の教師で、妻のソフィーさんは心理学者だ。2人共、英国籍とスイス国籍を持つ。子供たちは、クラブ活動などを通じて、同年代の子供たちとの交流を楽しんでいる。自宅で教えるようになった理由の1つは、クララさんが抱える重度の失読症（読み書きに関する学習障害）を克服する手助けをするためだった。
子供たちを学校に通わせないと決めたことをバイド夫妻は後悔していない。しかし、ソフィーさんはここしばらく自分の時間がほとんどないと認める。「私達は学校の監査で良い結果を出してきました。子供達にとって何がベストかは分かっているつもりです。合法的にできる限り、州のどのような介入にも私達は抵抗していきます」とジョンさんはスイスインフォに対して決意を語った。
その一方で、バイド夫妻は、ヴォー州ホームスクーリング協会のメンバーとして、州と連携する。同協会は、教育法の改正に関する協議に参加している。
ホームスクーリングに反対する教師たち
ドイツ語圏教職員組合（LCH他のサイトへ）広報担当のフランツィスカ・ペーターハンスさんは、いくつもの理由からホームスクーリングに反対すると話す。
「すべての家族が自宅で子供を教えるために必要な資質を備えているわけではない。そのため、ホームスクーリングは社会に不平等を生む。ホームスクーリングを受ける子供たちの多くは、家庭の外で同級生と交流する機会が少ない。だから社会性に欠ける傾向にある」。ヴォー州のようなホームスクーリングを認める州が、ホームスクーリングを行う親に教育資格を求めなければ、家庭での教育の質は著しく低下する、とペーターハンスさんは考えている。