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国際交渉の場、ジュネーブ：CERNで粒子ではなく人を「衝突」させる
オダイ・ダーウィッチさんは、量子コンピューターの研究のために研究者と産業界、社会をつなげる取り組みをするコンピュータサイエンティストだ。科学者だけではなく、アーティストでさえも量子技術の発展に貢献できると話す。
このコンテンツは 2022/01/05 分
ダーウィッチさんは、欧州合同原子核研究機構（CERN）の研究開発拠点「アイデアスクエア（IdeaSquare）」から生まれた取り組み、「クアンタム・フューチャーX・イニシアチブ（Quantum Future X initiative）」の発起人だ。CERNは世界最大で最高エネルギーの陽子衝突型加速器である大型ハドロンコライダー（Large Hadron Collider）で有名だが、ダーウィッチさんのチームが取り組むのは、「粒子を衝突させるのではなく、人を衝突させること」だという。
ダーウィッチさんはアーティストや量子専門家、ゲーム開発者、哲学者などを招いて、量子技術の未来像を描こうとしている。量子コンピューターの開発には、科学者や産業界だけではなく、一般の人々を巻き込むことも重要だと話す。
ジュネーブにはCERNを始め、国連欧州本部や世界保健機構（WHO）などの様々な国際機関が集まる。スイス第2の都市ジュネーブにはその他にも、約750のNGO（非政府組織）と177の在外公館がある。これらの組織では、世界各国から集まった3万2千人以上の人々が働いている。
シリーズ「国際交渉の場、ジュネーブ」では、そのような機関で働く人々を紹介していく。
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