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次回のサッカー欧州選手権（ユーロ2008）はスイスとオーストリアで行われる。祭典を３年後に控え、スイス当局は安全対策に忙しい。このコンテンツは 2005/06/03 10:25
安全対策の担当者は本番前に、フーリガン対策法案を成立させるべきだと強調している。
「スイスではダボス会議（世界経済フォーラム）など、重要な国際会議やサッカーの国際試合も多く、安全対策は比較的充実しています」安全対策担当のマーティン・ジゥギー氏は語る。「けれども今回の欧州選手権（ユーロ2008）はいつもと勝手が違います。なんといっても、オリンピック、ワールドカップに続いて世界で３番目に大きい国際的イベントですからね」
昨年ポルトガルで行われたユーロ2004では、１試合約３万8000人、合計100万人以上が観戦した。
フーリガン対策
スイス当局が最も恐れているのはフーリガンだ。彼らは試合を楽しむよりも騒ぎを起こして日ごろのうっぷんを晴らすことを目的にサッカー場にやってくる。つい最近もバーゼルとチューリヒのファン同士が試合後に喧嘩になって警察のお世話になった。
ジゥギー氏は「手に負えないファンはサッカー場からつまみ出してしまうほうがいいかもしれません」と語る。「安全対策局では、世界中の観光客が集まる本番の前に、事前にフーリガン対策について手を打っておいた方がいいと思っています」
対策の１つとしてブラックリストに載っている者に対しては、事前に話し合いの場を持って騒動を起こさないように厳命することも含まれている。しかし、当局はスイス人のフーリガンについてはほとんど心配していない。問題は外国からやってくる何千人ものフーリガンだ。
法改正も必要か
スイス当局は、来年ドイツで開催されるワールドカップを含め、これまでの安全対策を参考にし、共同開催されるオーストリアと協調してセキュリティプランを作成する予定だ。
ジゥギー氏によると、フーリガン対策を実施するためには法改正が必要であるが、これまで関連法案は否決され続けている。この法案が来年までに通過する可能性は絶望的だ。
スイス当局が準備万端でユーロ2008を迎えられるかどうかは意見が分かれているが、ジゥギー氏は楽観的だ。「法案さえ通ってしまえば、フーリガン情報をデータベース化できます。これはフーリガンに対抗するのに有効な道具になるでしょう」
このデータベースには国内だけではなく、騒動を起こした前歴のある外国のフーリガンの情報も入っている。このような情報はすでに国際間で共有されているため、難しいことではないのだ。
特別な処置
ジゥギー氏は、この関連法案がなるべく早く議会を通過することを願っている。「私たちはフーリガンが国内に入った時点で拘置してしまうことも考えています」。乱暴者が騒乱を起こしてからでは遅いのだ。「最も問題なのは拘置する場所が足りるかどうかということです」
新しい刑務所の建設までは考えられていないが、「監視所」のようなものを設置することは話し合われている。しかし、フーリガンをサッカー・スタジアムに入れるか入れないかを決めるのは当局ではなくスタジアムのオーナーである。「私たちはあくまでセキュリティが仕事ですから」とジゥギー氏は語る。
ユーロ2008の日程は、６月７日から同29日まで。
swissinfo, スコット・キャッパー、遊佐弘美（ゆさひろみ）意訳
補足情報
スイスでは、バーゼル、ベルン、ジュネーブ、チューリヒのスタジアムで行われる。
欧州選手権の経済効果は、スイスだけで4億7000万フラン（約405億円）。
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