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歴史的な水害に見舞われた欧州中部の河川域では、依然として中流で高い水位が続いている。スイスは、エルベ川が氾濫した独ドレスデンに砂袋６万個を送るなど、被災地生きに援助物資や義援金を送った。
エルベ川が１０mも増水し、通常の夏の水位よりも８mも高くなったドレスデンでは、消防隊など５０００人が土嚢を築き水をくみ出す作業を続けている。が、川の増水のペースが早すぎ、排水作業が追い付かないという。
スイスからの砂袋計４２万個は、ドイツの工業都市Bitterfeld、Magdeburg、Dessauにも送られた。Bitterfeldでは、洪水が化学工場群にまで及んだ場合、深刻な環境汚染が懸念される中、住民約５万人が自宅を離れ避難した。
ドナウ川、エルベ川流域を総なめにした洪水による被害は、ロシア、オーストリア、チェコでも週末までに計９０人の死者を出した。スイス赤十字は、チェコの被災者に仮設住宅を提供し、被災地域へ排水ポンプを送った。また、スイス開発局は、チェコに除湿器８０台を送り、チェコとドイツに計１２０万スイスフランの義援金を送った。スイス・ソリダリティー財団は、東欧各国の被災者に義援金５０万スイスフランを送った。
一方、スイス赤十字は、同じく深刻な水害に見舞われているインド、バングラデシュ、ネパールなどアジア諸国にも義援金５０万スイスフランを送ると発表した。
スイス洪水援助
スイス、欧州洪水被災地域に砂袋約５０万個提供
スイス赤十字、アジアの水害地域にも義援金