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リビアの国営通信ヤナ社によると、リビア政府はスイスの銀行に預けてある預金をすべて解約することにした。その総額はおよそ80億フラン ( 約7060億円 ) に上る。このコンテンツは 2008/10/10 09:10
また、石油会社「タモイル ( Tamoil ) 」は10月9日、リビアからの石油供給がストップしたと発表したが、ヤナ社によるとリビア外務省の担当者もこの事実を認めている。
カダフィ大佐の息子を逮捕
リビアはさらに、スイスとの経済協力はすべて中止する意向を明らかにしている。これらの措置は、「ジュネーブ州警察によるリビア外交官とビジネスマンの酷遇」に対する抗議だ。
スイスとリビアの関係は、数カ月前から緊張している。その原因は、リビアの最高指導者ムアンマル・カダフィ大佐の息子ハニバル・カダフィ氏とその妻が、7月半ばにジュネーブで身柄を一時拘束されたことにある。リビアはこのとき、すでにスイスへの石油供給を停止すると公言し、圧力をかけ始めていた。
逮捕の理由は、ハニバル・カダフィ氏とその妻が、使用人2人から傷害、強制、恐喝で告発されたためだ。ジュネーブでの訴訟手続きは9月初旬に中止となったが、事件後7月末にリビアで逮捕された2人のスイス人はまだ釈放されていない。
石油供給停止の影響を受けるのは、ヴァレー/ヴァリス州コロンベイ ( Collombey ) にあるタモイル精油所とスイス全国に320店舗あるタモイル・ガソリンスタンドだ。精油所はリビアの所有で、年間220万トンの石油を供給している。これはスイスの石油需要量全体の5分の1に当たる。
石油危機の心配はなし
「スイス石油組合 ( EV/UP ) 」のロルフ・ハルテル氏は8日、石油供給のストップは腹立たしいものの、憂慮すべき事態を招くことはないと述べた。スイスの石油供給に対する影響はまったく無いということだ。
「リビアの供給ストップの影響が現れるのは2週間から3週間後。その間に輸入業者はほかの供給先を探すことができる」
swissinfo、外電
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