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モーリッツ・ロイエンベルガー連邦運輸・エネルギー・環境相／大統領とクルト・ボデウィグ独交通相は、チューリッヒ・クローテン空港発着のためドイツ南部領空を飛行するスイス機の便数減少問題を話し合うため２３日ベルリンで会談した結果、スイスがフライトを３５％減らすことで合意した。スイスにとっては大幅な譲歩であり、スイス航空は大変な痛手を蒙ることになると警告している。このコンテンツは 2001/04/24 13:46
ドイツはチューリッヒ・クローテン空港発着の航空機による住民の騒音被害を理由にスイスにドイツ南西部上空を通過する便数を減らすよう要請、交渉が行き詰まったと見るや先月末に６月１日以降ドイツ領空を飛行したスイス人パイロットには罰金を科すとの見解を報道機関に流布するなど、両国関係は緊張していた。ロイエンベルガー運輸相とボデウィグ独交通相は５時間におよぶ会談の後、スイスがドイツ南西部の領空を通過するフライトを現行の１５万便から３５％減の約１０万便に減らすことで合意したと発表した。また、２２時から翌朝６時までの夜間飛行は９月１日以降禁止、週末と銀行休業日の減便は２００２年秋までに段階的に導入することで合意した。３５％削減はチューリッヒの空港当局の要望を受け入れ、４１ヵ月後から実施されることが決まった。
会談後の記者会見でロイエンベルガー運輸相は、スイスは大きな譲歩を受諾したが妥協無しでは状況は悪化する一方だっただろう、ドイツは一方的に領空通過制限を施行しスイスをドイツ法廷に引き出すことも可能だったのだと語った。しかしスイス航空は、合意はクローテン空港を使用する航空機の減少を招き、特に週末のフライト・スケジュール調整が困難になり遅延が増加するだろうと批判する。また、クローテン空港の報道官は、合意を受け入れられないと語った。ドイツ南部領空通過便を削減するには、今でも欧州１混雑しているスイス上空を飛行する便をさらに５万便増加することになり、今後の国内での討議が大変なことになるだろうとロイエンベルガー運輸相も認めている。
スイス各紙は２３日の交渉の結果をスイスの敗北としながらも、チューリッヒ州およびチューリッヒ空港当局がもっと早い時期に深刻に対処しなかったことを批判している。ジュネーブの仏語紙「ル・テンプ」は「クローテンはドイツに騒音公害を輸出できなくなった」との見出しで、スイスとクローテン空港は問題に迅速に対処しなかった傲慢さに対するツケを払うことになったと批判した。またチューリッヒの「ターゲスアンツザイガー」紙は予測されるスイスでの公害悪化について言及し、「今度は我々が汚染される。スイスはもっと早い段階でドイツの懸念に留意するべきだった。」とした。ベルンの政治紙「デル・ブント」は、合意は民営化され拡大されたばかりのクローテン空港にとって打撃だとしながら、６月には法的措置を導入するとしているドイツに対し、交渉の場でスイスには駆け引きの余地が無かったと認めた。タブロイド紙の「ブリック」はナショナリズムを鼓舞し「今やドイツ人が、スイス人のフライト・スケジュールを決定している。」とした。
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