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東南アジア歴訪中のルート・メツラー司法・警察相は、児童買春ツァーやインターネットでの児童ポルノ販売など、児童の性的搾取に買う側と売られる側双方で取り組む事を目指し、タイとフィリピンの当局と司法協力協定に署名した。
東南アジア歴訪中のメツラー司法・警察相は、資金洗浄、不法移民、麻薬密輸などの国際犯罪について各国の司法相と討議しているが、今回の訪問の主眼は児童買春のため東南アジアを訪れるスイス人らの犯罪と取り組む事だ。メツラー司法・警察相は、タイ当局とは双方が相手国の首都に警察官を常駐させ児童の性的搾取など諸犯罪における捜査協力体制を強化する合意を締結し、またフィリピン当局とはビデオ技術を用いて性犯罪の情報を比当局に提供する事などを示した司法協力協定に署名した。２００３年から性犯罪の被害者は、ビデオ・コンフェレンシング・テクノロジーを利用し、遠隔地から身元を保護した状態で、犯罪者を確認できるようになる。
「子供の尊厳のための国際委員会」（ローザンヌ）は、「性産業では、子供１０人は女性１００人に値する。買春にしろビデオ撮影にしろ、女性を買うより子供を買う方が安い。」という。そして、連絡警察官の駐在事務所をバンコクだけに置いても足りない、フィリピン、カンボジアなど各国に置くべきだとしている。同委員会によると、ある一国だけで児童の性的搾取に取り組むと、業界ごと他国へ移動し、そこで児童買春が増えるだけの結果に終ってしまう。国連など力のある組織が指導するグローバルなアプローチでなければ、この犯罪は無くならないという。
スイスは児童性的搾取の主な顧客国の一つだ。スイス人児童買春ツァーの行き先は、フィリピン、タイ、インド、カンボジア、最近ではベトナムが人気だ。ブラジル、コスタリカ、キューバなど中南米諸国も有名だ。国連児童基金（ユニセフ）の報告書によると、毎年約１００万人の子供達が性産業に入れられているという。現状では女の子が主だが、男の子も急増中だという。タイでは、性産業労働者の３人に１人は子供だ。