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スイスで老齢年金 ( AHV/AVS ) の加入が義務化されたのは1948年のこと。退職後は、国外に住んでいても年金が支払われる。このコンテンツは 2007/07/04 14:33
各人に割り当てられる年金番号は来年7月から、これまでの11桁から13桁になる。制度の根幹には変化はないものの、新番号振り当ての作業中、データが消えてしまうことはないのか。
新しい番号が配布になるのは、今回で2度目だ。前回は1971年で、それまで8〜10桁だった番号を11桁にした。理由はいずれも、1度配布した番号は2度と使わないので、番号が不足したためである。
亡くなった人が生き返るかも？
現在の番号は性別、生年月日、出身地、名前などを区別する付属番号が付いているが、1947年から配分された老齢年金番号の25%が、2人の年金加入者に同じ基本番号が配分されているという。
また、１度配布された番号は2度と使わないため、これまで配布された老齢年金番号の数は2000万件に上る。人口およそ760万人のスイスにおいて、年間およそ32万件の番号が発行され続けているのだ。亡くなった人の番号を別の人に使わないのは「どこかでその人が生きている場合を考慮して」 ( 政府発行パンフレット｢新しい老齢年金番号｣ ) 。
この結果、結婚して名前が変わった人や生年月日を間違って登録してしまった人、ごくまれなケースだが性転換した人などは、以前の番号とリンクした新しい番号を貰うことになる。2つの番号がリンクされているケースは、発行された番号の4割に上る。リンクが8つあるというケースもあるという。
新番号への移行でデータは大丈夫？
2008年に配布される新番号は、これまでの11桁から13桁になることのほか、加入者のプライバシー保護のため、無作為チョイスにより定められる。また、加入者はたった1つの番号が配布されるだけで、リンクされた番号を多く抱えることはなくなる。さらに、欧州連合 ( EU ) との人の行き来も盛んになっているため、EU諸国の老齢年金と連携しやすくなるような配慮もある。
新番号の配布作業は機械化され、2004年から4年計画で行われている。「前回の1971年は、ほとんどが手作業だったが、記入漏れなどのトラブルはなかった。そもそも、前回も今回も年金の台帳には手を加えない」と、記録が消滅してしまうことはないと太鼓判を押すのは、老齢年金番号の移行の責任者であるハンス・ハイル・ヘフリガー氏。「たとえ加入者が年金番号を紛失してしまっても、名前、生年月日、性別などで台帳と照らし合わせることができる」という。
加入者はインターネット上でも、過去の支払い記録がチェックできるようになっている。万が一記録が間違っているとしたら「雇用主の意図的な未払いが主な原因。ほぼ、違法行為に限られるだろう」とヘフリガー氏。記録漏れなどまったくありえないという返事が返ってきた。
swissinfo、 佐藤夕美 ( さとう ゆうみ )
スイスの年金制度
老齢・遺族年金 ( 略して老齢年金 、AHV/AVS) 、企業年金、任意の貯蓄の3つがある。
老齢年金の加入は、収入の有無にかかわらず18歳以上のスイスに住んでいるすべての人の義務。国外に住むスイス人は任意加入。短期間のみスイスで働く外国人などは免除される場合がある。
就業している人は所得の8.4%を雇用主と折半で支払う。自営業者は7.8%。
年間の最高受給額は5万3100フラン ( 約530万円 ) で、最低受給額は8900フラン( 約89万円 ) と定められている。
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