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スイスの生活費が高いことは既によく知られているが、運転免許証もその例外ではない。取得費用はおよそ３８００フラン（約４３万８千円）で、世界一高い免許証とされる。
スイスで運転免許を取得するまでの道のりは長く面倒だ。
まず、初めて運転席に座る前にまでにさまざまな検査と手続きを経なければならない。眼科か眼鏡屋での視力検査に始まり、１０時間に及ぶ救命講習を受ける必要がある。このような講習は救護訓練の普及活動をするスイス・サマリア人連盟が開講他のサイトへしているほか、義務教育課程で受けることもできる。
その後、教習所で「知覚講習」を受けることが義務付けられている。安全運転をする責任感や、環境への配慮を身につけてもらうための講習で、８時間かかる。
これらの講習を終え、州の交通局で信号や走行の優先順位の規則などを問う学科試験に合格すれば、仮免許証が発行される。
ようやく路上演習
仮免許証を携えてようやく路上へ。仮免許は２年間有効だ。教習生（１８歳以上）が路上で運転するには、２３歳以上で運転免許証を取得後３年以上経った運転免許証を携帯している人が同乗しなければならない。通常は知り合いや家族が同乗する。
法律上は、実技試験を受けるために何時間の路上演習が必要かは決められていない（オートバイは別）。だが実際は、しっかりした技能を身に付けるために多くの教習生が教習所の指導員とともに何時間か路上講習を受けている。スイスの教習所比較サイト他のサイトへによると、２０１５年の路上講習を受けた教習生のうち５７０人の受講時間は女性が平均２９時間、男性は１０時間だった。
仮免後、いつからいつまでに試験を受けなければいけないかも法律上の定めはない。教習生は十分に学習したと思えばいつでも州の交通局に行って試験を受けることができる。とはいえ、スイス事故防止事務局は同伴付きで３０００キロを走行することを推奨。換算すると１００時間を路上演習に費やすことになる。
試験に合格すれば終わりというわけではない。合格後３年間のいわゆる「見習い期間中」は、初心者ドライバーとしていかなる交通違反や飲酒運転も避けなければならない。見習い期間が１年延長され、重大な違反の場合は免許取得が最初からやり直しとなるからだ。
見習い期間が終わり、さらに２日間にわたる学科講習を受けると、ようやく制限のない運転免許証が交付される。
恐ろしい請求書
これらの講習にかかる費用は州ごとにさまざまで、スイスで運転免許証の取得にいくらかかるかを正確に把握するのは難しい。多くの試算では３４００～３８００フランと見積もられ、路上演習は２５時間前後とされている。
国の総合ポータルサイト「ch.ch」は、運転免許証の所得にどのような費用がかかるかを一覧にした。
スイス仏語圏の公共テレビ局ＲＴＳは昨年、国際比較の番組で他のサイトへスイスの運転免許証が世界で一番高いと伝えた。スイスの次に高いのが日本で、「たったの」３０００フランだとした。
このような運転免許証取得にかかる費用の高さと手続きの煩雑さから近年、若年層の間では免許取得への関心が薄れている。連邦統計局の調べ他のサイトへによれば、２０１５年の１８～２４歳の免許保有率は６１．０％と、１９９４年の７０．７％から低下した。
教習制度改正案
若い人たちに車の運転を促そうと、連邦運輸省道路局は１７年４月、運転教習制度の改正を提案した。
改正案の主なポイントは以下の通り。
- 仮免許の取得要件を１８歳→１７歳に引き下げ
- 個人講習２回の義務付け（新）
- AT車の実技試験合格者はMT車でも走行可能に
- 仮免許の有効期間を２４カ月→無期限に
- ２５歳未満の教習生は仮免許取得後に最低１年以上運転経験を積む（新）
（独語からの翻訳・ムートゥ朋子）