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「写真家になるなんて考えたこともなかった」。そう語るスイス人写真家ルネ・ブリさんは、数十年にもわたり精力的に写真を撮り続けている。傘寿を迎えた今年、未公表カラー写真を集めた作品集「Impossible Reminiscences（不可能な回顧）」を出版する。
チューリヒ応用芸術大学卒業後、ドキュメンタリー映画製作者として働きだす。あるスイス人写真家から有名なプロ写真家集団「マグナム・フォト」を紹介され、彼の人生は一変した。マグナム・フォト加入後、ブリさん初のルポが米グラフ雑誌「ライフ（Life）」に掲載された。
１９５０年代、スイスの月刊文芸誌に携わったブリさんはヨーロッパや南米を旅行。ピカソ、ジャコメッティ、ル・コルビジェなどの有名芸術家を撮影した。１９６３年には、たばこをくゆらすチェ・ゲバラを撮影。この写真は世界中で有名になった。