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ルツェルン州エメンブリュッケのスイス人町民は、１２日に行われた同町に住むスイス国籍を申請した外国人５６人を審理する投票の結果、４８人の申請を却下した。8人のイタリア人だけは、スイス国籍取得を承認されたが、トルコ、旧共産圏ヨーロッパ出身者は全員却下された。このコンテンツは 2000/03/14 15:35
ルツェルン州エメンブリュッケのスイス人町民は、１２日に行われた同町に住むスイス国籍を申請した外国人５６人を審理する投票の結果、４８人の申請を却下した。8人のイタリア人だけは、スイス国籍取得を承認されたが、トルコ、旧共産圏ヨーロッパ出身者は全員却下された。
５６人のエメンブリュッケ住民にとって、日曜は人生で最も重要な日だった。彼等のスイス国籍申請が、２７、０００人の隣人による投票によって決定されるのだ。投票者の決断を容易にするため、自治体は５６人２３組（家族と個人）全員の収入など個人情報を記載した写真付きのパンフレットを作製、スイス人町民の自宅へ郵送した。投票の結果、４組8人のイタリア人の申請は、承認された。が、トルコ、旧ユーゴスラビア、ポーランド、ハンガリー出身の４８人は、却下された。
ローズマリー・シメン連邦外国人委員会会長は、結果はスイスの直接民主制が形ばかりのものにすぎなかった事を証明したと憂慮する。「エメンブリュッケの人々は、根本的に間違っている。物事の決定を下すには、もっと深く洞察し、理性と判断力を持たなければならない。ところが、彼等は国籍申請者に関してほとんど何も知らないまま、感情で決断を下してしまった。こんな投票は、似非民主主義以外の何物でもない。」と断じる。
スイスでは、国籍申請者の審理に関しても、地域住民はそこに居住を許される人間を決定する権利があるという考えに基づき、「直接民主制」を取っている。現在この決定は、地域当局に委ねられているが、エメンブリュッケでは、住民の直接投票にかけられた。シメン会長は、これでは外国人は地域の差別主義者に対して弱い存在となり、時には公然の人種差別の犠牲となると警告する。「エメンブリュッケの国籍申請者らは、古典的なスケープゴートだ。これらの外国人住民が、申請を却下される理由は何もなかった。これは単に不公正なだけではない。エメンブリュッケのスイス人は、彼等自身の国に尽くしていない。我々は最も必要とする人々を失っていくのだ。」
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