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スイスの山岳リゾート地クラン・モンタナのスキー場で19日、スキー客数人が雪崩に巻き込まれ、1人が死亡した。救出された負傷者の他にも生き埋めになった人がいるとみて捜索活動が行われていたが、地元警察は20日、捜索活動の中断を発表した。
雪崩が発生した19日、まだ他のスキー客が雪に埋もれている可能性があると目撃者が証言していたが、ヴァレー（ヴァリス）州警察は20日、「昨日から一晩中続いた捜索は今朝中断した。他に行方不明者がいる兆候はなく、今後は状況に応じて再開する。今回の雪崩で死者1人、軽傷3人の合計4人の被害者が出た」と発表した。死亡した男性（34）はゲレンデパトロール隊員だった。
大規模な雪崩は19日午後2時20分、標高2500メートルのプレイン・モルト氷河の直下で発生し、ふもとのカンダハーにあるスキー場を襲った。
スイス・フランス語圏の公共放送RTSが雪崩の被害現場の映像を捉えた。警察の発表では、雪崩の大きさは全長840メートル、幅100メートル超。約400メートルの斜面に広がっているという。
同スキー場では来週末に女子アルペンスキーワールドカップのレースが2つ予定され、準備のために現地入りしていたヘリコプター8台と、警察および救助隊員240人以上が捜索に加わった。
ヴァレー州の地元紙ル・ヌーヴェリストは、10～12人が雪崩に巻き込まれたのではないかというニコラス・フェロー市長のコメントを掲載した。
現場に居合わせたスキー客（40）は無料日刊紙20 Min.に「大きな音がした直後、巨大な雪崩が発生した。高さが1.5～4メートルもある雪崩を見たのは生まれて初めてで、ただ圧倒された。自分も危うく雪崩に飲み込まれるところだった」と恐怖を語った。
地元の雪崩速報によると、19日の雪崩の危険性は1〜5のうちレベル2（中程度）だった。直前に気温が上がり大きな雪の塊が溶け始めたことが一因とみられる。今週はいくつかの州で学校の休みとも重なり、多くのスキー客でにぎわっていた。
雪崩の直接的な原因は不明だが、警察はスキー客か気象条件が原因とみて調べている。雪崩がリゾート地のスキー場を襲うことはまれで、ダボスの連邦雪・雪崩研究所（SLF）によると、雪崩がゲレンデを直撃した事故は1996年以来5回発生し、合計5人の死亡者が出ている。
Keystone SDA/sb