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スウェーデンの対戦相手ロビン・ソデルリングを破り宿願の全仏オープン優勝を果たしたスイスのテニス選手ロジャー・フェデラーは6月7日、「信じられない。声が出ない位だ」と喜びの第一声を発した。
今回の全仏オープンは11回目の挑戦。特に過去3回はスペインのラファエル・ナダルに敗れ、唯一勝てないグランドスラム戦だっただけに喜びは大きい。これでフェデラーは「生涯グランドスラム ( 4大大会全制覇 ) 」と14度目のグランドスラムタイトルを手にし、アメリカのピート・サンプラスと並んだ。
いつか自分の番が来る
3セット目の最後にソデルリングのリターンがネットにかかった瞬間、コートに膝を着き喜びに涙を流した。
「恐らく、人生で初めての最高の優勝だ。それだけにプレッシャーも一番大きかった。これで、テニス生活の最後の日まで、ゆとりを持ってプレーできるようになった。全仏オープンに勝つことはないと噂 (うわさ ) されることもなくなった」
と深い満足感を示した。
サーブを毎回決め、失敗を最大限に抑えたフェデラーは、緊張しているソデルリングを、高い技術を保持したままゆとりを持って1－6、6－7、4－6で破った。
全仏オープンでナダルに3回敗れた過去を、
「決して落胆することはなかった。確かにナダルには負け続けたが、すぐには勝てなくとも、いつか自分の番が来ると信じていた」
と話した。
また、将来への展望を
「2008年のウィンブルドンや2009年の全豪オープンでナダルに敗れたときなど、低調のときもあったが、僕は調子が悪いと返ってやる気が出てくるタイプだ。将来も記録を更新していきたい。引退はまったく考えてない」
とジュネーブの日刊紙「トリビューン・ド・ジュネーブ ( Tribune de Genève ) 」で語っている。
今後のチャレンジの1つには、サンプラスを追い越すため、15回目のグランドスラムタイトルを手にすることがある。また現在「237週間世界一」の記録を保持するフェデラーは、サンプラスの「286週間世界一」の記録を破るため、少なくとも50週間の間、世界一になる必要がある。
外電、swissinfo.ch
フェデラーの14回のグランドスラム ( 4大大会 ) 優勝
ウィンブルドン2003、全豪オープン2004、ウィンブルドン2004、全米オープン2004、ウィンブルドン2005、全米オープン2005、全豪オープン2006、ウィンブルドン2006、全米オープン2006、全豪オープン2007、ウィンブルドン2007、全米オープン2007、全米オープン2008、全仏オープン2009