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世界最大の核融合炉の建設を目指す南仏の国際研究プロジェクト「ITER」には、約35カ国が協力している。
1985年に始まったこの長期プロジェクトは、世界最大のトカマクという磁場を利用した核融合装置の建設を目指す。太陽などの恒星のエネルギー生産と同じ原理で、大規模かつカーボンフリーのエネルギー生産源として核融合反応が利用できることを証明するために設計された。
ITERはエネルギーの生産量が消費量を上回る最初の核融合装置となる。核融合反応を長時間維持する装置としても世界初だ。さらに核融合に基づく電力の商業生産に必要な技術と材料、物理を統合化した体制をテストする最初の核融合装置となる。