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欧州各国のガン患者数を比較したところ、スイス、イタリア、ドイツ、スウェーデンなど富裕な国ほど多く、旧ソ連邦や東欧諸国など貧しい国ほど少ない事が明らかになった。このコンテンツは 2002/06/07 09:46
科学誌「Annals of Oncology」に掲載された報告によると、富裕な国の方がガン患者が多い理由は、ガンに罹った人の生存率が高いからだ。１９７０年から９２年までの欧州１７ヶ国のガン患者３００万人（胃がん、結腸がん、直腸がん、肺がん、乳がん、子宮頚がん、子宮体がん、前立腺がん、皮膚がん、白血病、他全悪性腫瘍）のデータを比較したところ、最もガン患者が少なかったのはポーランド、エストニア、スロバキア、スロベニアだが、これは報告件数の少なさとガン患者の死亡率の高さが原因だ。これに対し、スイスなど富裕国ではガン発見率の高さと治療による生存率の高さから、ガン患者数は多いという結果になった。したがって、乳児死亡率が低く国民総生産（GDP）の高い国の方が、ガン患者数が多いという調査結果になったと研究者らはいう。調査チームの１人でジュネーブ州大学病院のジャン＝ミシェル・ルッツ医師は、「欧州内の先進国とよばれる国と後進国とよばれる国では、正反対の状態にあることが明白になった。先進諸国でガンに罹る危険が高いというわけではなく、また、後進国では早期発見ができずに全てのガン患者の生存が難しいという事でもない。」という。
全ガン患者の６１％は女性で、女性のガンの中では乳ガンが３４％を占めている事も明らかになった。これは、乳ガンの治療が進み、生存率が高くなった事を意味する。乳ガンだけではない。あらゆるガンの治療が進み、将来的にはもっと生存率が高くなると期待される。「白血病の例を見ると、昔は子供の白血病患者の生存率は極めて低かった。が、今では急性リンパ性白血病の子供の８０％は治癒されるようになった。」とルッツ医師は言う。
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