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ベルン美術館とパウル・クレー・センターで６月１９日まで同時開催されている、中国の現代アート展「チャイニーズ・ウィスパーズ」。かつての駐中スイス大使ウーリー・シグ氏が収集した中国の現代美術作品のコレクションの中から、厳選された作品を展示している。中国を熟知するシグ氏のコレクションは、類を見ないものとして世界的に知られている。
過去１５年間に創作された作品１５０点が展示されている「チャイニーズ・ウィスパーズexternal link」では、中国の現代美術家の艾未未（アイウェイウェイ）や庄辉（Zhuang Hui）がとらえた中国の世界を垣間見ることができる。
中国の美術家たちはどのようにして東洋と西洋、伝統と発展の狭間で自身の立ち位置を形成してきたのか、またどのようにそれらの違いの橋渡しをし、グーローバルな文化体系の中でアイデンティティーを確立してきたのか。こうした美術家の試みが、この展覧会には反映されている。
作品の多くは、中国の都市計画がもたらした影響、資源の消費や政治体制に対する批判などを表現している。またそれらの美術作品は中国の現代史だけでなく、同時に、そこで暮らす人々のものの見方の記録でもある。
シグ氏が体系的に中国の現代美術作品の収集を始めたのは１９７０年代末。同氏はこの分野における第一人者といわれている。経済ジャーナリストで企業家でもあり、１９９５～９８年の間スイス大使を務めた。
同氏のコレクションには、多様なジャンルに渡る美術家約３５０人の作品があり、作品数は２２００点を超え、この種のコレクションでは世界最大とされている。
展示会「チャイニーズ・ウィスパーズ」は２０１６年６月１９日まで開催される。
（文・Thomas Stephens、swissinfo.ch)