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太陽光エネルギーだけで世界一周飛行を目指すスイスの電動飛行機「ソーラー・インパルス２」は２４日早朝、最終目的地であるアラブ首長国連邦アブダビに向けエジプト・カイロを飛び立った。アブダビ到着まで２日間昼夜にわたって飛行する予定。
操縦桿（かん）を握るのはベルトラン・ピカールさん。もう１人のパイロットのアンドレ・ボルシュベルクさんは、前回のスペイン・セビリア～エジプト・カイロ間が最後の飛行だった。
現在のコックピットのようすは下の動画でライブ中継されている。
初代のソーラー・インパルスは２０１０年、太陽光エネルギーのみを利用した飛行機として夜間飛行に初成功。１３年には米国横断飛行を成し遂げた。その後、２機目となるソーラー・インパルス２が制作され、１５年３月に世界一周飛行を目指してアブダビを飛び立った。
同機の総飛行距離は４万キロを超え、これまでに立ち寄った場所は１７カ所。１５年７月には名古屋からハワイへ向かう６４００キロの太平洋横断飛行中にバッテリーが故障。ハワイでの越冬を余儀なくされたが、修理を終えた１６年４月、世界一周を目指し飛行を再開した。
ソーラー・インパルス２の翼幅は、７２メートル。ボーイング７４７型の翼幅より少しだけ長い。機体の重さは２．３トンで、スポーツ用多目的車（SUV）１台とほぼ等しい。コックピットの広さは３．８平方メートル。１人分のスペースしかないため、パイロットたちはそのような狭い場所での睡眠方法や時間の過ごし方について訓練を受けなければならなかった。
（英語からの翻訳＆編集・大野瑠衣子）, swissinfo.ch