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スイス漁業連盟(SFV/FSP)はこのほど、「よみがえる水」のイニシアチブを16万の署名を集めて提出した。これは汚染された河川を浄化することをうたったイニシアチブである。このコンテンツは 2006/07/19 15:26
90%もの河川がせき止められ、そのせいで、魚の種類が激減しているとスイスの漁師は抗議する。
スイスの魚は消滅の危機にさらされている。現行の法律では水の浄化は十分になされてないとして、スイス漁業連盟は水質改善や汚水流量規定を修正するイニシアチブを提出した。
州レベルの基金
「スイスの魚は消滅の危機にさらされています」とスイス漁業連盟会長ベルネール・ウィドメール氏は訴える。スイスに生息する魚57種類の内、8種は絶滅し、37種が消滅の危機にさらされている。
1980年来、マスの漁獲量は60%も減少した。「この国の河川には、色々な所に柵が施されており、そのため魚は産卵場所までたどり着けないのです」とウィドメール氏。さらに「水質も悪くなっていて、それが病気を引き起こします。水力発電所が人工的に増水しているのが原因です」と続ける。WWF、プロ・ナチュラ、グレイナ基金に支持された、スイス漁業連盟のイニシアチブは、こうした状況を根本的に変えることを主眼にしている。具体的には、河川の水の浄化、河岸の環境正常化、そして、そのための州レベルの基金創設をうたっている。
干あがった河川
「水を守るスイス連邦法が実施されてから12年経ちましたが、結果はかなりひどいものです」とイニシアチブを組織した委員会は指摘する。
WWFにとって、イニシアチブ「よみがえる水」は国と水力発電所経営者に対し、義務を促すものである。それは、一度使われた水の流量規定を修正することである。
一方、プロ・ナチュラのベアト・ヤンス氏は「干あがってしまった河川を元に戻すことは何十年も先送りにされてきました。魚のように人間のせいで、これ程完全に生息地を奪われ、犠牲になった生物は他にいないでしょう」と言う。
スイスの大きな川は全て、長距離に渡って流れを変えられたり、せき止められたりしている。またスイスの5分の1の河川が埋め立てられ、消滅してしまった。スイスの風景はこうして、姿を変えてしまったのである。
swissinfo、外電 里信邦子（さとのぶ くにこ）
補足情報
＜水を守るスイス連邦法＞
- 1992年から発効。
- 水力発電所や工場で使われた水の流量を規定している。
- 生態系を守るには、川に十分な水が必要。
- 河川に新しく設置される諸施設に適用される。新施設の一般的な法定使用許可は80年間有効とされる。
＜イニシアチブ＞
- 国民の発議
- スイス国民は、18カ月以内に10万人の有権者の署名を集めることにより、国民投票として発議することができる
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