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ローザンヌには、クラシック・バレエの革新者と言われ、２０世紀の振付師でも最も偉大な巨匠、モーリス・ベジャールの足跡が残る。生前のベジャールのもとで踊りの指導を受け、彼が振付をした「魔笛」を踊るバレエ団「ベジャール・バレエ・ローザンヌ」のダンサーらに、ベジャール特有のスタイルについてインタビューした。
モーリス・ベジャールの逝去から１０年。今、彼の作品がローザンヌでよみがえった。自身のダンサー人生をベジャールと共に過ごした、ベジャール・バレエ・ローザンヌの芸術監督ジル・ロマン氏は、モーツァルトのオペラ「魔笛」の台本と音楽に深い敬服の念を持ちながら、ベジャールが振付をしたバレエ作品「魔笛」の魅力を再び際立たせている。
ロマン氏は、ベジャールによる異なった「魔笛」の振付を「研究」し、この演目を再現しているという。ロマン氏は当時、バレエ作品「魔笛」の創作に立ち会っていた。そのため、今日、彼が望んでいたものを感じ、自分の目を通しながら、ベジャールの作品を伝えることができると語る。
ロマン氏によると、ベジャールはダンサーによって常に変化する幅広い振付をした。「魔笛」では、「歌の線上に延びる動きがある」と説明する。ベジャールは、彼独特の世界を創造し、時にはその才能を音楽の最高傑作に使って、自分のメッセージを伝えた。その一つが、モーツァルトのオペラ「魔笛」だった。
ダンサーの身振りは、モーツァルトの楽譜に忠実に沿った音楽の延長線上にある。例えばそれは、主題のフルート（笛）のように、不思議な現象と儀式的な象徴を統合しているのだ。
べジャール・バレエ団のダンサーたちは、歌声と感情に添いながら、観客に共感を呼び起こす振付をしたベジャールのもとでの「ユニークな仕事」について振り返る。
ベジャールは、ヨーロッパの枠を越えた振付家で、常にユニバーサルな見方を持っていた。スイスだけではなく、世界的にも名を知られたベジャールが残したものは、アジアにまで広がっている。
国際色豊かなダンサーで構成されるベジャール・バレエ団は今秋、ベジャールのアイデアや発想に大きな影響を与えた日本へと旅を続ける。
モーリス・ベジャール（１９２７－２００７）略歴
フランス人ダンサー、振付師。本名モーリス・ジャン・バーガー
１９４５年、マルセイユ・オペラ座に入団
１９５５年、エトワール・バレエ団を設立
１９６０年、２０世紀バレエ団設立
１９６０－８７年、ベルギー王立モネ劇場ディレクターに就任
１９８７年、スイスに拠点を移し、バレエ団「ベジャール・バレエ・ローザンヌ」を設立
１９９２年、ミシェル・ガスカル氏と共に若手ダンサーのためのルードラ・ベジャール・バレエ学校を創設
２００２年、若手ダンサーのためのバレエ団「カンパニーM」を設立
２００７年１１月、スイス・ローザンヌで死去
モーリス・ベジャールは１４０を超える作品の振付をした。
代表的な作品：春の祭典（１９５９）、ボレロ（１９６０）、ベートーヴェンの交響曲第９番（１９６４）、現在のためのミサ（１９６７）、火の鳥（１９７０）、レニングラードの思い出（１９８７）、ピアフ（１９８８）、中国の不思議な役人（１９９４）、ダンスの愛（２００５）、８０分世界一周（２００７）など
モーリス・ベジャール振付「魔笛」の公演
６月１４日からローザンヌで公演他のサイトへされている。
日本では、１１月１７～１９日に東京文化会館で、１１月２８日には兵庫県立芸術文化センターで公演される。
その他、ベジャール・バレエ・ローザンヌの日本公演では、「ボレロ」や「ピアフ」などの演目も予定されている。