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スイス・ヴォー州のアヴァンシュはかつて、ローマ時代の重要な大都市だった。当時「ヘルヴェティア」と呼ばれたこの地域の首都、アヴェンティクムとして知られ、経済、精神、そして文化の中心になっていた。（RSI/swissinfo.ch）
これまでの歴史の中で、何千人という人々がスイスという国と社会の形成に貢献してきた。その人々の物語、戦い、革新的な考え、そして目立たなくとも重要な意義を持った変革が、何世代にもわたって受け継がれ、今、スイスの歴史書に記されている。そうした豊かな歴史的遺産が、スイスの至る所に残っている。人目に触れず、隠れてたたずむ遺産もあれば、誰も知らないような無名の遺産もある。
イタリア語圏のスイス公共放送RSIが制作した「スイスの七不思議シリーズ」では、スイスの文化的遺産の一部となっている歴史的な出来事や神話、伝説にゆかりのある七つの場所を厳選して紹介する。
シリーズ第5回目は、古代都市アヴェンティクムの遺跡を求めて、ヴォー州の町アヴァンシュを訪れる。かつてその全盛期には、いくつもの公衆浴場や劇場、公共広場、礼拝所などがあり、約2万人が生活していた。長さ５キロ、高さ７メートルほどもある城壁に取り囲まれ、70以上の櫓（やぐら）も備えていた。その円形闘技場は保存状態も素晴らしく、今でもオペラフェスティバルなどの開催に使用されている。
（英語からの翻訳・由比かおり）