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EUはチューリッヒ大学の子会社プリオニクスで開発された、狂牛病検査を採用する決定をした。このコンテンツは 2000/04/07 15:46
EUはチューリッヒ大学の子会社プリオニクスで開発された、狂牛病検査を採用する決定をした。
スイスは１９９９年から任意抽出した牛のサンプルの狂牛病検査を実施している。プリオニクス社が開発の検査方法は、狂牛病の病原とされるたんぱく粒子プリオン分析によるものだ。
EUの２歳以上の牛４、１００万頭の１％にあたる４０万頭が狂牛病の危険性があると推測される。このうち６分の１は、狂牛病のような症状を見せ、「検死」後も生き延びた牛たちだ。
スイス連邦獣医局のハインツ・ミュラー獣医は、スイスとEUではアプローチの方法が根本的に違う。EUとちがい、スイスでは病気の牛だけでなく任意抽出した死んだ牛にも検査を行うと語る。また、プリオニクスの検査開発チームのマルクス．モザー研究員は、スイスでは獣医が中心となって狂牛病対策にあたっているが、EUでは農民に任されていると言う。牛が狂牛病のような症状を見せた場合、農民が報告することになっているのだが、もし農民が報告をしなければ狂牛病に罹った牛の肉が市場に出回ることになる。
狂牛病と人類のクロイツフェルト・ヤコブ病感染の直接的な関わりは、科学的にはまだ証明されていない。が、どちらも致命的な脳の病気「海綿状脳症」またはプリオン病とよばれるグループに属すると信じられている。
プリオニクスは現在狂牛病検査の改良に勤しんでおり、人への検査も開発中だ。モザー研究員は、狂牛病に関してはまだ研究段階だが、今の所スイスのみで行われている研究は、原因解明への大きな１歩を踏み出したと語る。