- 岸田総理夫人 単独訪米 2023年4月17日、岸田裕子首相夫人はアメリカのバイデン大統領夫人のジル・バイデン夫人の招待を受けて、ホワイトハウスで会談した。 この会談では、バイデンアメリカ大統領とも挨拶をし、両夫人は、ホワイトハウスの庭で桜の木の植樹も行った。 岸田夫人は、ジル夫人に2023年5月に広島で開かれるG7広島サミットで、訪日してくれることを楽しみにしていると伝えた。 - 文化庁が京都に移転 文化庁が27日に京都府京都市へ移転し、業務を開始した。 移転は東京一極集中の是正を行い地方創生を進めるために行われた。 移転前日の26日には「文化庁京都移転祝賀の集い」が開かれ、岸田文雄総理大臣などが出席した。岸田総理は祝辞にて、京都から新しい文化振興に取り組みたいと述べた。 26日には新庁舎の公開も行われた。 新庁舎は旧京都府警本部を改修した建物と新たに建設した建物となる。 新庁舎は京都府が整備を行い、文化庁に貸し出されることになっている。 全9課のうち5課が京都へ移転する予定である。 しかし宗務課は世界平和統一家庭連合に関する問題に対応するために当面の間は東京に残ることとなる。 京都には新たに「長官戦略室」、「食文化推進本部」、「文化観光推進本部」(名称は仮称)を新設した。 - 第95回センバツ高校野球出場校決まる 毎日新聞によると3月に開催される第95回記念選抜高等学校野球大会の選考会議を開き、出場校が決まった。 これまでは各学校の校長室に電話をかけることが慣例だったが、今大会から廃止され、選考前に推薦の承諾を得る方式へと変わった。 昨年優勝の大阪桐蔭(大阪府)を始め、今大会最多出場の龍谷大平安(京都府)、35年振りの出場を果たした北陸(福井県)など36校が選出された。 抽選会は3月10日に行われる。 - 淀川の迷いくじら NHKや読売新聞オンラインによると、2023年1月9日午前に大阪府の淀川の河口に、マッコウクジラと見られるクジラが確認された。 海上保安庁は、クジラが上流に行かないよう監視を続けると発表した。 この影響で数日間、クジラに関連する商品なども発売された。 読売新聞オンラインしかし、13日に専門家の調査により、クジラが死んでいるのが確認された。 クジラは、死んでしばらくすると、ガス爆発の恐れがあり、すぐ撤去しなければならないと大阪市の松井市長が話した。 その後、クジラを海底に沈めるという案が決定された。 日経電子版18日に学術調査され、歯の採取や長さを測ったりした。 このときに、当初の長さが約8メートルと予想されていたが、その倍の約16メートルだったと発表した。 19日早朝に大阪港を出発し、同日午後に紀伊水道に30トンのおもりをつけて海に沈められた。 - 消費税増税も検討、少子化対策財源に 甘利明前幹事長 2023年1月5日夜、甘利明前自由民主党幹事長はテレビ東京のBS番組「日経ニュース プラス9」に出演し、少子化対策の財源の1つとして将来的に消費税を増税することも検討されるとの考えを示した。 2023年1月4日の年頭記者会見で、岸田文雄首相は「異次元の少子化対策に挑戦する」と発言、6日には小倉将信こども政策担当大臣に対し、今年の3月をめどに政策のたたき台を示すよう指示を出した。 岸田首相の発言は、昨年12月16日に「全世代型社会保障構築会議」が出した報告書をうけたもの。 - 札幌市議会、住民投票実施の請願を否決 札幌オリンピック招致住民投票 2030年に行われる冬季オリンピック・パラリンピック大会の招致活動を巡り、その賛否を問う住民投票の実施を求める請願が12月13日の市議会本会議で不採択にされた。 投票結果は賛成11、反対55。 与党3会派(自民党・民主市民連合・公明党)が反対した(3会派のうち、民主市民連合は旧民主党系の会派)。 請願は12月12日の招致調査特別委員会(定数22)でも不採択になっていた。 同委員会のうち、札幌市議会与党の自民党・民主市民連合・公明党の3会派が反対した。 自民・民主市民連合・公明の3会派は秋元克広札幌市長の支持母体なだけでなく、市議会の絶対多数(定数68名のうち52人)を握っている。 住民投票の実施を求める請願は、北海道大学の神原勝名誉教授(自治体学)などの大学教授や弁護士ら10人が今年の11月に提出していた。 今回の請願では、来年4月9日投開票の札幌市長選・市議会議員選と同時に住民投票を実施するよう求めていた。 - 世界人口80億人を超える 国際連合によると、15日世界人口が80億人を超えた。 また、2050年までに世界人口は100億人を超えるとされている。 特にインド、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ民主共和国、エチオピア、エジプト、フィリピン、タンザニアの8カ国では大幅に人口が増加すると見られている。 - 北海道で10月としては観測史上初の真夏日 1日午前、北海道で10月としては観測史上初の真夏日となった。 気象庁によると、「真夏日」とは日最高気温が30°C以上の日のことである。 北海道湧別町で11時06分に30.2°C、斜里町で11時08分に30.0°Cを観測するなど、フェーン現象の影響で北海道のオホーツク海側を中心に季節外れの暑さとなった。 - イプシロンロケット5号機の打ち上げが成功 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日午前9時55分16秒、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から固体燃料ロケット「イプシロン5号機」を打ち上げた。 搭載した全ての衛星を予定通りの軌道に投入し、打ち上げは成功した 。これにより、イプシロンロケットは初号機から5機連続での成功となった。 今回搭載した衛星は、小型衛星「小型実証衛星2号機」(RAISE-2、重量110kg)や、超小型衛星4機、そしてキューブサット4機の合わせて9機だ。 これらは国の「宇宙基本計画」で策定された「宇宙空間での実証機会の提供」をJAXAが「革新的衛星技術実証プログラム」の形で実現したもので、今回は同プログラム(全7回)の2回目にあたる。 RAISE-2には6個の実証テーマが詰め込まれているが、他にも様々な大学や企業が開発した超小型衛星・キューブサット、中には高専10校が共同開発した衛星も積まれていた。 - 駅員の寝坊により、乗客が始発電車に乗車できず 11月7日朝、九州新幹線新大牟田駅(福岡県大牟田市)で、駅の入り口が開かず、乗客13人が始発のさくら540号新大阪行きに乗車できないトラブルが発生した。 宿直中の駅員の寝坊が原因だという。 JR九州によると、宿直の駅員は午前5時半までに久留米駅の運輸センターに起床を報告し、5時50分ごろに駅のシャッターを開けることになっている。 しかし、当該駅員は自動起床装置と目覚ましの設定を忘れ、起床報告もなく、電話にも出なかったという。 そのため、始発で駅員が熊本駅から新大牟田駅まで向かい、当該駅員を起こしたという。 - ドイツ艦艇が20年ぶりに日本に寄港 ドイツ海軍のフリゲート艦「バイエルン」が5日、東京都江東区の東京国際クルーズターミナルに寄港した。 ドイツ海軍の艦艇としては19年ぶりの日本寄港となる。 バイエルンは、ドイツ北部の港町ウィルヘルムスハーフェンを出港し、地中海・スエズ運河を経由、インド洋を横断、インド洋東部では、海上自衛隊の護衛艦「かが」「むらさめ」との共同訓練を実施した。 その後、オーストラリアやグアムに立ち寄り、また、関東南方の海では海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」と共同訓練を実施した。 ドイツ海軍のカイアヒム・シェーンバッハ総監(海軍中将)は、9日、東京都千代田区の日本記者クラブで、バイエルンの寄港について「特定の国を意識したものではない」としながら、「人権や国際的な秩序、公正な通商を重視するという意思表明だ」と語った。 この発言の背景には、南シナ海での海洋進出を進める中国を念頭に置いていると見られる。 また、艦艇の今後に派遣計画については、「2、3年以上の期間を空けず次のフリゲート艦を派遣したい」と述べた。 日独間の連携は今年に入ってから大きく進展しており、4月には外務・防衛閣僚会合が初めて実現した。 また、ヨーロッパ諸国の艦船も日本に寄港しており、4月にはフランス海軍の艦隊「ジャンヌ・ダルク」が、9月にはイギリスの航空母艦「クイーン・エリザベス」をはじめとする空母打撃群が寄港している。 11月15日には、カナダ軍のフリゲート艦「ウィニペグ」が沖縄(ホワイトビーチ)に寄港している。 - メルカリが「小笠原海底火山噴火による軽石」の出品を禁止 フリマアプリ大手のメルカリは、小笠原諸島の海底火山の噴出物とみられる軽石の出品を8日から禁止し、削除対象にすると発表した。 理由は、軽石の成分が分からず安全性が不明であるためとしている。 8月13日に、小笠原諸島の海底火山である福徳岡ノ場が噴火し、発生した軽石が九州・沖縄を中心に多数漂着していた。 これらの一部が園芸用・観賞用としてメルカリに出品され、高いものは5個で5000円ほどや、1個が2500円で取引されたものもあるという。 - 平成生まれの国会議員が誕生 先日行われた第49回衆議院議員総選挙において、福島2区から立憲民主党・馬場雄基氏(29)が立候補し、8万5508票を得て比例代表東北ブロックで復活当選を果たした。 また、東京13区からは自由民主党・土田慎氏(31)が当選。 初の平成生まれの国会議員になった。 馬場氏は、1日未明に当選が発表された。 同日午前8時過ぎにJR郡山駅前に立ち、「いただいた8万5501票に込められた思いを、一つ一つ必ず形にする」と演説した。 - 第98回箱根駅伝予選会、明大がトップ通過 駿河台大は初出場 23日午前、第98回箱根駅伝のシード校以外の出場校である10校を決める予選会が陸上自衛隊立川駐屯地の周回コースで行われ、明治大学がトップ通過を果たした。 2位には中央大学、3位には日本体育大学が入り、7位には去年予選落ちとなった中央学院大学が2年ぶり、8位には駿河台大学が初めての箱根本戦出場を果たした。 レースは新型コロナウイルスの感染防止のため去年に引き続き立川駐屯地の周回コースで無観客で行われ、午前9時35分にスタートした。 スタートしてからすぐに留学生ランナーが先頭集団を形成し、そこに日本人のトップランナーもつく形となった。 5km地点では立教大学がトップ通過、3周目になると国士舘大学のライモイ・ヴィンセントが飛び出した。 10km地点では明治大学がトップに躍り出て、2位に大東文化大学、3位に国士舘大学となった。 15km地点で武蔵野学院大学のワンジク・チャールズ・カマウが先頭に立ち、そのまま1時間1分23秒のタイムで全体1位でゴールした。 日本人トップ争いは稀に見る大激戦となり、19km過ぎで中央学院大学の栗原啓吾が一気にトップに立ち、後ろから他の選手が迫ってくる中で最後はふらつきながらも日本人トップの全体8位、1時間02分46秒でゴールした。 2位にはわずか1秒差で明治大学の加藤大誠、3位には3秒差で専修大学の高瀬桂となった。 レースの終了後に結果発表が行われ、明治大学、中央大学、日本体育大学、山梨学院大学、神奈川大学、法政大学、中央学院大学、駿河台大学、専修大学、国士舘大学の10校が箱根駅伝本戦への出場権を獲得した。 前回出場校の拓殖大学は11位、城西大学は15位という結果に終わった。 - 全日本スピードスケート距離別選手権大会の女子500mで、小平奈緒が7連覇 22日から長野県長野市で行われている第28回全日本スピードスケート距離別選手権大会の女子500mで、小平奈緒が7年連続12回目の優勝を達成した。 決勝での展開は以下の通り。 100mのラップでは、小平が10秒43と全体をリードし、0秒07差で高木美帆を離した。 その後、フィニッシュまで2人は同じタイムで滑り続け、小平が37秒58で優勝、高木は37秒65で2位となった。 小平は、「去年よりシーズンスタートとしてはいい記録で、どんどん上げていけそうな感触だ。収穫の多いレースだった」と振り返った。 同大会1日目(22日)では他にも、男子500m決勝で森重航が34秒64(大会タイ記録)で優勝し、白熱した戦いを見せた。 - 東京ヤクルトスワローズの清水昇投手がプロ野球新記録の48ホールドを達成。 東京ヤクルトスワローズの清水昇投手(25)がプロ野球記録となる48ホールドを達成し、元中日の浅尾拓也 (現中日2軍コーチ) が2010年に記録した47ホールドを塗り替えた。 10月14日には清水投手は今季49ホールドポイント(ホールド46ホールド+勝利3勝) で最優秀救援投手受賞が確定している。 清水昇 (情報源は、注釈がなければ) 1996年10月15日東京都足立区生まれ。 帝京高校から國學院大學を経て2018年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズへ入団。 - デジタル庁が発足 5月12日に成立した「デジタル改革関連法」をうけて、1日、デジタル庁が発足し、発足式が行われた。 デジタル庁は、各府省庁に対する勧告権など強力な総合調整の権限を持ち、国の情報システムを統括・監理する役割を担う(デジタル庁設置法)。 また、デジタル庁は年内をめどに新型コロナウイルスのワクチンの接種証明のデジタル化を進め、さらに教育や医療、防災などのデジタル化に向けての各省庁にまたがるシステムの整備の進行、地方自治体の情報システムの共通化、マイナンバー制度を活用した行政サービスの向上などにも取り組む。 初代デジタル大臣は平井卓也デジタル改革担当大臣で、事務方トップのデジタル監には一橋大学名誉教授の石倉洋子氏が就任したとテレビ朝日が報じた。 また、デジタル庁のオフィスは東京都 千代田区の東京ガーデンテラス紀尾井町に設けられ、民間からおよそ200人を起用し、総勢600人体制でスタートした。 - 横浜の脱走アミメニシキヘビが天井裏で発見 神奈川県横浜市で、5月6日から行方不明であったアミメニシキヘビが22日に発見された。3.5メートルの長さがあるアミメニシキヘビは同市戸塚区名瀬町のアパートの2階で飼育されており、22日午後4時45分頃にそのアパートの天井裏において発見され、その後捕獲された。 このアミメニシキヘビは特定動物の一つであり、飼い主は2017年から市の許可を取って飼育を行っていた。この許可は強化ガラス製の水槽型ケージで飼うことを前提としていたが、ヘビの成長のため飼い主が届出を行わずに木製のケージに変更していた。 ここにかけられていた金属製の鍵が、ゲージの内側から力を受けたような形で破壊されていた。窓も開いていたことより、そこから逃げ出されたと見られていた。飼い主は逃亡に6日の午後9時頃に気づき、午後9時25分頃にヘビがいなくなった旨を警察に通報していた。 5月6日に脱走したのち、神奈川県警はのべ269人の捜査員を捜索に参加させていたが発見できず、横浜市消防局は31日まで捜索を続行するとしていたものの、21日に県警の捜索は打ち切りとなっていた。 捕獲されたアミメニシキヘビは横浜市が管理すると飼い主が表明しており、フジニュースネットワークによると、同市の野毛山動物園において保管されており、茨城県の販売業者へ譲渡及び移送が行われるとみられている。 - 青梅市の森林火災が鎮火 2021年2月23日から東京都青梅市で続いていた火災について、東京消防庁は24日、14時45分頃にほぼ消し止めたと発表した。 青梅警察署は火災の原因として、火元の住宅に在住する60代の男性がその庭で行っていたたき火を挙げている。 この火災においては、23日の13時20分頃に火元の木造住宅から出火し、さらにその20分後には火元から北西に約300m離れた寺院の「雲慶院」からも火が上がったうえ、その寺院の近隣森林にも火の手が広がった。 24日11時時点では、火災は建物については収まったが、森林において続いていた。 この火災により、JR青梅線の奥多摩駅から青梅駅までが約3時間運転見合わせを行ったため、約300人の乗客に影響が及んだ。 東京都は24日午前2時に、自衛隊に対する災害派遣要請を行った。 陸上自衛隊はこれに応じて、立川駐屯地のUH-1ヘリコプターを派遣した。 - バイデン米大統領の就任式が開催される 20日、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.において、大統領就任式が行われた。大統領にはジョー・バイデン氏が、副大統領にはカマラ・ハリス氏が就任した。 前大統領のドナルド・トランプ氏は就任式に参加しない旨を8日に発表しており、実際に参加しなかった。 バイデン大統領は、就任演説で「民主主義が勝利を収めた」と述べ、新型コロナウイルス感染症・経済・気候変動・人権問題に直面しているとして、17本の大統領令を発行することを公表した。 「星条旗」を歌唱するレディー・ガガ。 就任式には、アメリカに所在する台湾の台北経済文化代表処代表である蕭美琴氏が、1979年以降初めて正式に招待され参加した。 就任式では、レディー・ガガ氏がアメリカ合衆国の国歌「星条旗」を歌唱した。 新型コロナウイルス感染症対策のため、議会議事堂からホワイトハウスへのパレードは行われず、インターネット上で「バーチャル・パレード」が行われた。 このバーチャル・パレードではアメリカ各地で撮影された動画が放映された他、新型コロナウイルス感染症に対処する医師などを称賛する動画も流された。 また、ネイティブ・アメリカンや中国系アメリカ人がそれぞれに伝来する楽器を用いて、新政権の発足を祝った。 - ANAがA380で初日の出フライト 日本の大手航空会社である全日本空輸(ANA)は、1月1日、新年の初日の出フライトを実施した。 今回実施された、成田国際空港発着の初日の出フライトには、超大型旅客機である2階建のエアバスA380型機(登録記号JA381A)が使用された。 同社は2001年から初日の出フライトを実施しているが、A380で初日の出フライトが行われるのは今回が初めてであるという。 フライトはNH2030便として運航され、参加者226人(幼児なし)と乗員23人(パイロット2人、客室乗務員21人)を乗せて初日の出を観賞した。 午前5時26分に成田空港を出発した2030便は、午前8時46分に成田に到着した。 - はやぶさ2帰還カプセル 小惑星リュウグウ由来の粒子とガスを確認 12月14日、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、今月6日に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルから、リュウグウ由来とみられる砂粒状の粒子を採取することに成功したと発表した。 また15日にはカプセル内からリュウグウ由来の気体が確認されたと発表した。 はやぶさ2のカプセルは6日に帰還したのち、7日に簡易ガス採集が行われ、8日からJAXA相模原キャンパスでの開封作業が行われるなどの調査が続けられていた。 東京新聞によると、2021年になってから重量や有機物の存在などが判明する見通しであるとしている。 プロジェクトマネージャーである津田雄一氏は、「明らかにリュウグウで採取された砂が相当量入っていることが確認された」、「これで、はやぶさ2はサンプルリターンミッションを完全完遂できたことになります。」と発表した。 また、日本の菅義偉総理大臣は「わが国の宇宙技術の水準の高さを世界に示すとともに、多くの人々に未来への夢と希望を与えるものとなった」と述べ、17日に内閣総理大臣顕彰をはやぶさ2プロジェクトチームに与えると発表した。 - さっぽろ雪まつり 事実上の中止へ NHKや北海道文化放送によると、日本の北海道の県庁所在地である札幌市において毎年冬に行われている「さっぽろ雪まつり」の、2021年に行われる予定であった第72回が事実上の中止となることが、秋元克広札幌市長によって明らかとされた。 2019年の冬から続く新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、会場における感染拡大防止策が難しいことを理由としている。 日本経済新聞によると、さっぽろ雪まつりは1950年から開始されたイベントであり、2020年1月から2月に行われた第71回は実施された。 しかし過去10年間で最も少ない来場者数であったうえ、会場内のプレハブ小屋に勤務していたスタッフの新型コロナウイルス感染症への感染が明らかとなったことなどの新型コロナウイルス感染症の影響から、2020年6月には「大雪像」の建設を取りやめることを決定していた。 NHKによると、秋元市長は過去の雪像の映像を配信することなどを提案しており、来週中には最終的な実施形態が決定する予定である。 - イスラエルとバーレーン 国交正常化で合意 イスラエルとバーレーンが国交正常化で合意したとトランプ米大統領が発表した。 4回に渡った中東戦争などを経て敵対関係の続いたイスラエル、アラブ諸国間で国交が正常化されたのはエジプト、ヨルダン、8月に正常化したアラブ首長国連邦(UAE)に続き、4国目となるという。 合意文書の署名はアメリカの首都ワシントンDCで9月15日にイスラエル・アラブ首長国連邦間の署名と同じ日に行われる見込み。 時事通信社とNHKによれば、トランプ大統領はイスラエルのネタニヤフ首相、バーレーンのハマド国王と電話会談を行い、両国の国交正常化で合意したと9月11日に表明。 トランプ大統領はこの日を「本当に歴史的な日だ」とし、「過去72年間で、イスラエルと平和条約を結んだ国は2つだ。私たちはこの1か月で2つの合意を実現した」として自身の外交的成果を強調した。 また、トランプ大統領は「私の就任時、中東は全くの混沌状態にあった」ともしている。 仲介を行ったトランプ大統領は9月4日にもセルビア、コソボ両国にイスラエルとの関係改善を合意させ、コソボはイスラエルとの外交関係樹立を、セルビアは在イスラエル大使館をエルサレムに移転させることをそれぞれ合意させている。 また、トランプ大統領はイスラエルとアラブ首長国連邦間の国交正常化に尽力した功でノルウェーの右派議員ティブリンイエッダ氏によってノーベル平和賞に推薦された。 イスラエルと対立するイランはこの合意に反発、「この根本的な誤りは、アメリカ国内の選挙のためのものだ」、「この恥ずべき行為は、抑圧されているパレスチナの人たちの記憶に残り続けるだろう。 バーレーンの指導者は、罪を犯す政権の共犯者となった」などと批判している。 - 2020年6月21日 - 全国で部分日食 6月21日の夕方、日本全国で部分日食が起こった。 アフリカからアジアにかけて一部の地域では金環日食が起こり、日本でも部分日食が起こった。 夏至の日食は1648年以来(372年ぶり)である。 南西日本ほど大きく欠け、沖縄などでは深い部分食となった。 前回日本で日食が起こったのは2019年12月26日だった。 このときはアジアの一部地域で金環食となり、日本では部分食が起こった。 次日本で日食が起こるのは2023年4月20日で、このときオセアニアなどの一部地域では皆既食が、日本では一部地域で部分食が起こる。